委 員 南 初 男 委 員 山 下 修
〇欠席委員
な し
〇説明のため委員会に出席した者
町長 岡 本 信 司 企画総務部長 森 昌 弘
企画政策課長 平 井 秀 明
企画政策課主幹 和 田 拓 也
広報戦略室長 宮 田 ゆ み 総務課長 角 田 泰 司
総務課副主幹 肥 爪 淳 生活安全課長兼
新型コロナウイルス対策室長
井ノ上 利 昭
生活安全課主幹兼
新型コロナウイルス対策室主幹
桝 田 二 郎 税務課長 藤 原 敏 行
税務課主幹 石 部 広 人 地域振興部長 大 嶋 武
農業環境課長 春 名 恵 介
農業環境課主幹 植 村 正 人
産業労働課長 福 田 隆
産業労働課主幹兼
まち活性化推進室長
西 角 秀 一
〇職務のため委員会に出席した事務局職員
事務局長 住 野 智 章 主幹 中 井 恵 美
主査 山 下 耕 助
午前10時00分 開会
○
福井澄榮委員長 皆様、おはようございます。全員おそろいで、ご苦労さまでございます。
先日の台風7号におきましては、町北部並びに伏見台1丁目ぐらいまで停電したということで、私は2丁目ですので、被害はなかったんですが、時々停電しますので、台風といえども、油断はできないなと思っております。今後ともいろいろ、11号、12号が押し寄せてきますので、十分気をつけて生活していきたいなと思ってますので、よろしくお願いいたします。
○岡本町長 改めまして、おはようございます。
本日は、
総務建設常任委員会を開催していただきまして、ありがとうございます。
さて、本委員会に付託されております事項は、議案第38号 令和5年度猪名川町
一般会計補正予算(第3号)中、第1条、
歳入歳出予算の補正のうち関係部分ほか、全部で5議案でございます。いずれも大変重要な案件でございますので、よろしくご審査賜りますようお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 それでは、ただいまから
総務建設常任委員会を開会いたします。
なお、本日の説明員として出席を要求いたしました奥田副町長が、所用のため、本日欠席との通知がありましたので、ご報告いたします。
本日の議事日程は、お手元に配付している日程表のとおりであります。
また、発言者については、着座でお願いしたいと思います。
なお、改めて申し上げますが、発言は挙手の上、委員長が許可した後にお願いするとともに、不穏当な発言とならないよう十分注意願います。
審査に入るに先立ち、ご報告します。
本委員会の所管となります
水道事業会計決算及び
下水道事業会計決算に係る資料の請求はありませんので、ご報告いたします。
それでは、議案第34号、議案第35号、議案第38号のうち本委員会に付託されました部分、議案第39号、議案第42号、以上5議案を一括して議題といたします。
初めに、議案第38号 令和5年度猪名川町
一般会計補正予算(第3号)、第1条、
歳入歳出予算の補正のうち関係部分を審査いたします。
説明を求めます。
○
森企画総務部長 それでは、議案第38号 令和5年度猪名川町
一般会計補正予算(第3号)につきまして、全体の概要を説明させていただきます。
まず、補正予算書の1ページをお願いいたします。今回の9月補正予算は、歳入歳出それぞれ4,626万8,000円を追加し、補正後の予算額を115億2,610万5,000円とするものでございます。
補正予算書2ページ、3ページをお願いいたします。歳入でございます。主なものは、15款国庫支出金、補正額1,361万1,000円の増額は、
デジタル田園都市国家構想推進交付金及び
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を予算化するものでございます。
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当して行う事業といたしましては、資材等高騰の影響を受けている農家の生活を支援するため、資材・
燃料等価格高騰対策支援事業補助金を歳出で増額補正しており、同額を歳入でも増額補正するものでございます。
16款県支出金、補正額721万6,000円は、
農業生産コスト低減に資する
スマート農業機器等の
導入支援補助金などを予算化しております。
20款繰越金、補正額2,335万円は、令和4年度決算剰余金の一部を予算化するものでございます。
続きまして、4ページ、5ページをお願いいたします。歳出でございます。主なものといたしまして、2款総務費、補正額2,252万7,000円は、国の
デジタル田園都市国家構想推進交付金を財源として、
マイナンバーカードを活用した
自治体DX事業等について予算化するものでございます。
3款民生費、補正額447万2,000円は、
子育て支援センターの遊具更新や、県補助事業による町内保育施設への一時支援金などについて予算化するものでございます。
5
款農林水産業費、補正額1,028万8,000円は、農業用資材等の高騰の影響を受けている農家を支援するための資材・
燃料等価格高騰対策支援事業補助金や、農業者の生産コストを低減させるための
スマート農業機器等の
導入支援補助金を予算化しております。
6款商工費、補正額428万8,000円は、2024いながわ桜まつりの開催を来年3月31日と今年度内に予定していることから、
実行委員会補助金などについて補正対応を行っておるものでございます。
以上が補正予算全体の概要となります。
以降は、担当部長から詳細な説明をさせていただきます。
まず、企画総務部に係るもの等について説明をさせていただきます。
事項別明細書の14、15ページをお願いいたします。歳入でございます。15款2項1目
総務費国庫補助金、補正額1,347万8,000円の増額でございます。説明欄、
企画政策課所管の
デジタル田園都市国家構想推進交付金773万5,000円の増額は、
マイナンバーカードを活用した
郵送DXサービス、及び住民の方にも利用可能とする公開型GISの
ソフトウェア使用料に対する国庫補助金でございます。
その下、総務課所管の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金574万3,000円の増額は、今回の9月補正において予算化いたします
農業環境課所管の資材・
燃料等価格高騰対策支援事業補助金に充当するものでございます。
次に、20款繰越金、補正額2,335万円は、令和4年度決算剰余金の一部を予算化するものでございます。
最下段、21款4項諸収入、雑入、3目滞納処分費、補正額75万円の増額は、本町が差押えをしております物件につきまして、
インターネットによる公売を行った場合、売却額に応じて一定の手数料が生じることから、必要となる手数料に対し、
インターネット公売による売却額の一部を当該手数料に充当するために予算化するものでございます。
4目雑入、補正額134万1,000円のうち
企画総務部所管については、説明欄、
生活安全課所管の
道路標示等工事負担金34万1,000円の増額は、
産業拠点地区域内の町道から
県道川西篠山線へ危険な合流を行う車両に対し、交通安全上、必要な標識等を町が設置するにあたり、実費相当分を産業拠点地区の
物流施設事業者から負担いただくものとなってございます。
続きまして、歳出でございます。16、17ページをお願いいたします。歳出で、2款1項1目一般管理費、補正額60万2,000円の増額でございますが、説明欄の
生活安全課所管の
交通安全対策費34万2,000円の増額は、先ほどと一緒でございますが、
産業拠点地区域内の町道から
県道川西篠山線へ危険な合流を行っている車両に対し、標識の設置や道路への標示を行うことにより、安全な交通を促すものでございます。
その下、同じく
生活安全課所管の防災対策費26万円の増額は、
総合防災訓練実施に伴う予行演習等について、時間外勤務手当が不足する見込みであることから、所要額を増額するものでございます。
続きまして、5目財産管理費、補正額132万3,000円の増額は、説明欄、総務課所管、管財事務費の
物件調査委託料で、昨年度末をもって閉園となった旧
松尾台幼稚園につきまして、売却を検討していることから、境界確定及び地籍の登録業務を委託するものでございます。
7目
電子計算事務費、補正額1,794万円の増額は、説明欄、
企画政策課所管の
電子計算管理事務費で、主には
情報セキュリティ対策に係る機器借上料として822万4,000円や、
マイナンバーカードを活用した
郵送DXサービス、及び住民の方にも利用可能とする公開型GISの
ソフトウェア使用料968万3,000円を計上してございます。
続きまして、2項2目賦課徴収費、補正額266万2,000円の増額は、説明欄、税務課所管の賦課徴収費で、主には町の差押物件の
インターネット公売に係る手数料や、相続人不在の町内物件について
相続財産清算人の選任を裁判所へ申し立てするために必要な予納金などを増額補正してございます。
18、19ページをお願いいたします。ページ下段、6款1項2目観光費、補正額311万円の増額は、2024いながわ桜まつりの開催が、先般実施された実行委員会におきまして、来年3月31日に開催することに決定され、今年4月に開催しました2023いながわ桜まつりと合わせて同一年度内に2回開催予定となりますことから、開催に係る
実行委員会補助金について、今回補正対応を行っております。
以上で
企画総務部所管の説明を終わりとします。
続いて、地域振興部長と交代いたします。
○
大嶋地域振興部長 失礼いたします。
それでは、
地域振興部所管部分につきましてご説明申し上げます。
事項別明細書14、15ページをお開き願います。歳入でございます。中ほどの16款2項4目
農林水産業費県補助金、1節
農業費補助金、説明欄、
農業生産コスト低減緊急対策事業補助金、補正額454万5,000円でございます。これは、地域の担い手である認定農業者に対し、
生産コスト低減に資する
スマート農業機器等の導入支援を行うために補助金を交付する財源といたしまして収入するもので、県10分の10の補助率となってございます。
次に、18、19ページをお開き願います。歳出でございます。5款1項3目農業振興費、補正額1,028万8,000円でございます。説明欄の
農業生産振興対策事業費、18節負担金、補助及び交付金、資材・
燃料等価格高騰対策支援事業補助金574万3,000円は、価格高騰による農業用肥料や資材、燃料の影響を受ける本町農業者を支援するため、昨年度に引き続き、水稲作付及び野菜等の販売農家に対して一律1万円を、認定農業者といった町農業の担い手に対しては一律2万円を交付するものでございます。事務につきましては、
経営所得安定対策の交付金事務を担う
本町地域農業再生協議会を通じて支援するもので、
新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金を財源とするものでございます。次の
農業生産コスト低減緊急対策事業補助金454万5,000円は、歳入でも説明いたしましたが、
スマート農業機器を導入する認定農業者を支援するため、
苗量アシスト機能付田植機と
自動操舵機能付トラクターの購入費の2分の1を補助するもので、全額県補助金を財源とするものでございます。
次に、6款1項1目商工業振興費、18節負担金、補助及び交付金、
商業活性化事業補助金117万8,000円でございます。これは、商工事業者の活性化、また、まちの魅力を内外に発信するため、桜まつりの開催経費の一部として商工会に補助金を交付しているものでございます。先ほどの企画総務部長の説明にもありましたが、近年の桜の開花時期から判断し、2024年の桜まつりを本年度の令和6年3月31日に開催するよう実行委員会で決定したことから、その財源として令和5年度予算に計上するものでございます。
説明は以上でございます。ご審議賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
○井戸委員 失礼します。
ページ16ページ、17ページ、歳出の部分です。一番上の
交通安全対策費のところになります。先ほど、プロロジスの町道から県道へ出てくるところの危険なところに対する対策だという説明だったんですけど、もう少し詳しくお聞かせください。
○
井ノ上生活安全課長兼
新型コロナウイルス対策室長 ご質問の
交通安全施設整備工事費の詳しい内容というところになるかと思います。
産業拠点地区から県道のほうに出る道路は2つあるかと思います、信号のある道路と信号のない道路。信号のない道路については交通渋滞等が起こっておりまして、信号が青になったときに反対車線に飛び出て右折していく車両等があるのと、あと、肝川から上がってくる道路と合流しておるので、そこの道を塞いでしまうというような事案がありまして、こちらについては、道路で交通マナーを守る看板のほうの設置をするという方向と、あと、もう一つの信号のないほうの道路につきましては、本来、右折ができないんですが、そこを右折してしまう車両が多発しておったというふうな状況がありましたので、そちらについて、地面に左折だけの矢印と、道路看板として右折禁止というふうな形のほうを事業者の負担でもって執行していただこうというふうな形で調整をしておったところでございます。ただ、信号のない交差点のところの地面に書く矢印であったりとか、道路看板の部分につきましては、道路標識に近いような形のものになるので、事業者のほうが、経理の関係であったりとか、財産管理の関係で、自ら執行しにくいというふうな要請がありましたので、そちらについて猪名川町役場のほうで工事のほうを執行させていただいて、その分の負担金を支払っていただくというふうな方向に変えるということになりました。それで、状況としては、そういった状況になります。
○井戸委員 町道から県道に出てくるとこは、要は逆行っていうのか、それを防止するという認識で間違いはないでしょうか。やっぱりここ7月か6月にも逆走でバスと衝突してる事案というのも聞いてますし、逆走も今年に入って数件あるというのを交通事業者さんのほうからも相談のほうありましたので、早急に対策していただけるように要望させていただきます。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○南委員 今のこの事案ですけども、収入が34万1,000円で、34万2,000円支出するいうことやけど、1万円の差はこれ、どういう整合性があるんか。
○
井ノ上生活安全課長兼
新型コロナウイルス対策室長 すみません、100円単位の端数について、出のほうが切り上げておりまして、入りのほうが切り捨てておるという関係から、こういった形になっておりますけど、実際は同額を収入させていただくということを考えております。
○南委員 ありがとうございます。
○
福井澄榮委員長 今、1万円っておっしゃったけど、1,000円の、はい、差ね。はい、よろしいですか。
ほかにありませんか。
○山下委員 17ページの財産管理のほうですね、松尾台幼稚園を売却するということなんですけども、これがどういう活用になっていくのか、障りのない程度で結構ですので、お聞きしたいのと、19ページの農業振興費のところの資材・燃料高騰対策ということで、これ以前も実施されてると思うんですが、農家のほうからちょっといろいろ、苦情ではないんですけれども、不足の発言がありまして、出荷してる農家でないと対象にならないとか、そういった声が幾つか聞こえてきましたが、今回も同じになるのか。出荷ができていない農家でもいろいろ価格高騰の影響を受けてると思うんですけども、そういった方面への対策は何もしないのか、その点についてお伺いします。
○角田総務課長 管財事務費のご質問にお答えさせていただきます。
これにつきましては、令和5年の3月末をもって閉園いたしました松尾台幼稚園の跡地活用というふうなことで、現在につきましては、総務課が普通財産として管理をしてございます。それまで、今後の利用というふうなことで、町内の中でも今後活用ができないかというふうな調査をした上で、今後は行政目的がないというふうなことになりましたので、管理経費等もかかっております。また、財源の確保も図っていきたいというふうなことから、本物件を民間に売却することとして考えてございます。今回の補正につきましては、旧
松尾台幼稚園の跡地の境界確定をするための業者委託の経費となってございます。あそこの地域につきましては、用途地域の市街化区域の第一種
中高層住居専用地区というふうになってございますので、できるものというふうなのは限られてきます。例えば住宅、共同住宅、兼用住宅、2階建て以下の物販店舗などがそういう制限をされてるわけなんですけども、総務課としての想定は戸建て住宅か、あるいは共同住宅、集合住宅ですね、あそこの横にはフローラというふうな低層の共同住宅がありますんで、それぐらいの想定で今のところは考えてございます。
○
春名農業環境課長 失礼いたします。
先ほどのご質問でございますけれども、今回の補助事業でございますけれども、制度的には昨年度実施のものと同様でございます。基本的には水稲を作付してJAに卸してるとか、あと、野菜を作られて、道の駅に出荷されてるとか、そういった販売農家のほうを対象ということでさせていただいております。やはり道の駅ですとか、そういったところに野菜を出荷していただくいうような形で、町の農業振興に対して関与していただいてる、関していただいてるという、そういったところで補助事業の対象とさせていただいておりまして、いわゆる自分で作ったものを自分で食べる自家消費でございますね、そういったものについては、今回も対象とはしていないというような制度設計のほうさせていただいてるとこでございます。
○山下委員 趣旨はよく分かるんです。ただ、一方では、農地を保全していくということの重要性もありまして、今、非常に高齢化が進んでいる中で、販売してもなかなか収益が上がらないということで、販売されてない農家も多数おられると。ただ、そういった方々もトラクターを使って耕したりとか、草刈りをしたりとか、いわゆる燃料高騰の影響は直撃を受けていますし、保全していくためにも、そういった費用はかかるんだということで訴えが出ています。販売されるところの振興というところで起点にされて、されているということは理解しますが、今言ってるような販売してない農家でも負担が大きくなっているので、農地保全のためにも何かしていただきたいという声はあるんですけども、そういった方面は何も今、考えてはおられないですか。
○
春名農業環境課長 失礼いたします。
委員おっしゃられること、農地を保全していくという観点からも、こういった補助を出すということ、その重要性というのは理解させていただいております。ただ、先ほど答弁さしあげていただいたとおり、現時点では販売農家に限定させると。また、水稲に関しましては、販売に限らず、水稲作付者を対象としておりますので、そういった点で自家消費という点も一定カバーはできてるのかなというふうに考えてるところではございます。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○下坊委員 先ほど、松尾台の幼稚園の問題ね、もう少し検討する余地があるんじゃないかなというのは、実は毎年、あそこで町民のマラソン大会、彫刻の道マラソンの
スタートラインということで、かなり急にあそこの入り口から直角に曲がって出ないかんということで、危険度が高いということで、再三我々も気にはしておったんですけれども、あれがもし使えるようになれば、もっと楽な、
スタートラインのあそこでけが人、滑るラインがなくなるんじゃないかなというような検討はされたんかどうか、その辺1つお伺いしたいのと、それと、桜まつりについてでありますけれども、本年度はかなり縮小されたようにも聞いております。今年はどのようにされるのか知りませんけれども、もう少し内容的なものが明確になっておるのであれば、報告願いたいと思います。
この件につきましては、この委員会等においても、商工会の皆さんと一度、そういった関係があるので、お話をしたい、こういうことを委員長に申し入れたら、この委員会ではやりますと言った結果、いまだに何もされておらない。このことは、やはりこういった桜まつりのときの問題が、我々としてはこういうようにしてほしい、イベントをこういうようにしてほしい。いわゆる桜まつりでおられる方が立ち食いばっかりされておる。これはあまりにもええ傾向ではないんです。どこなっとで座って食べるとこが作れないのか。また、イベント広場をどっかで持つことができないのか。こういうような意見交換も商工会の皆さんとしたかった。しかし、残念ながら、委員会でやると言ったけれども、委員長は何一つそういった返事がされておらないということは、非常に私たちも、私自身は残念だなと、このように思っておりますので、その桜まつりについて、今年のような縮小されるのか、それとも新たな方向で、どういう形でされようとしておるのか、もし分かれば、教えていただきたい。
○角田総務課長 1点目のご質問でございますが、旧
松尾台幼稚園の跡地の活用を検討する中で、各所管のほうにつきましては、今後、どういう利用があるか。今までの問題、それがなくなることによって、何か問題あるかというふうな調査はしてございます。ただ、先ほど言われました彫刻の
道マラソン大会では、あそこを女子の更衣室等で使ってございます。そういう部分での支障はあるというふうな意見はございましたが、コースに関しての部分の支障があるというふうには問題視されてませんので、一応庁舎の中では、庁内の部分では、そういう調査もした上で、今後、売却というふうな判断をさせてもらったというふうなことでございます。
○
平井企画政策課長 失礼します。
桜まつりにつきましては、先ほど両部長から説明がありましたとおり、8月22日に第1回目の実行委員会を開催いたしまして、開催日を近年の桜の開花状況を踏まえて今年度に開催するというところを決定したのみで、具体的な内容については今後の検討となります。ただ、反省も多数ございまして、4年ぶりの開催という中で、やはり観光とかイベントに対する期待感の中で、多くの方に来ていただき、車の渋滞とか、駐車場があふれたとか、いろんな課題がありました。委員ご指摘がありましたコロナが終息に向かう中、飲食ということもやりましたけれども、やはりマナーとか、様々な課題もあったというふうに実行委員会でも課題として上げてございますので、第2回実行委員会以降において、それらを踏まえて内容が決定していくものと考えてございます。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○下坊委員 そういったような商工会さんの問題については、我々として、委員会として一回お会いして話しましょうというて、ここで決めたんですよ。決めて、何にもつぶてなしに、これは単独で言うた問題ではありませんので、これは委員会として、そしたら、一遍やりましょうというて、ここで決めたんちゃいますか。しかし、そのことについて何ら一度も返事がない。だから、こういうとこで桜まつりについてもいろんなことを聞いていかなきゃならない。だから、その辺について委員長としてどう考えておられたのか。委員会で決まったことすらがなぜちゃんと委員長が報告できないのか、それについてはやはりこの場ではっきりとさせていただきたいなと僕は思います。
○
福井澄榮委員長 では、申し上げます。
各種団体というのは、商工会だけではありません。体育協会から、文化協会から、いろんなところの団体があるわけです。ですので、今、検討中でございます。それをどうしていくのかね、いうことです。
○下坊委員 それだったら、それできちんと委員の皆さんに報告すべきですよ。議会委員会で決まったことを、あなたはどういう方向でされるのか知りませんけども、そういう状態だったら、そういう状態でしたということは委員さんの皆さんに報告すべき、このことが欠けておるということだけ指摘しときます。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○山田副委員長 失礼します。
16ページ、17ページの、先ほども出てたんですけれども、
交通安全対策費と管財事務費のところなんですが、
交通安全対策費は、事業者から入ってきて、町で建てるっていうことだと思うんですが、その管理についても町だと思うんですけれども、町ですかっていうまず確認と、旧
松尾台幼稚園については、境界確定とかおっしゃってたんですけれども、そもそももともと決まってるもんじゃないんですかっていう、まず、その確認をさせてください。
○
井ノ上生活安全課長兼
新型コロナウイルス対策室長 交通安全対策の施設の管理ということになるかと思います。
施工については、猪名川町で施工させていただいて、その分については事業者が一旦負担していただきますけど、その後の維持管理につきましては町という形になります。
○角田総務課長 山田委員からの質問で、ここにつきましては、日生ニュータウンの開発が完了したときに移管を受けて、そのときに境界が確定されて、登記済みであるというふうなことなんですけども、そこから月日もたってございます。当時の境界確定に関する資料ですね、隣接する土地所有者などの関係者が現場に立ち会って記名押印されたもの等のちょっと確認が書類でできない、そういうものがないというふうなことで、今回改めて、土地の取引をする前に、そういう現場での立会いを経て、境界ぐいを設置して境界を確定させるということで、今回改めて業者に委託するものと考えております。
○山田副委員長 町の管理ということで、道路標識とか、県道、町道等たくさんあるんですけれども、月日がたって汚れてきてたら、もう分かりにくいものも町内ありまして、やっぱりその管理、ここだけに限らずなんですけれども、きれいにお願いできたらと思います。
さっきの幼稚園のところなんですけど、書類っていうんですかね、資料がないっていうのは、何かそういうもんなんかなってちょっとやや疑問にも感じるんですが、ないものでしたら、必要なんだったら仕方ないんですけれども、そういうもんなんですか。
○角田総務課長 ちょっとそういうものかどうかは分かりませんけども、例えば白金の集会所の横の敷地であったり、旧白金の集会所の跡地であったりというふうなことで、町の普通財産として売却した経緯もある。そこでの測量、鑑定というのは、直近に、取引をする前にやってます。ですので、それが当たり前かどうか分かりませんけども、取引をする前にやっぱりそういう相手側との紛争といいますか、そういうふうなのを防止するために、改めてさせていただきまして、地籍の更正をさせていただくというふうなことでございます。
○山田副委員長 改めてやったほうが、トラブルがないから、いいのかもしれないですけれども、書類がないのが不思議だなというふうに思ったんですが、それはそれで、通常やるんですよっていうんだったら、それはそれでいいと思います。ちょっと意見として、何かないのかなというのが不思議だったんです。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○南委員 今の副委員長の言わはる質問やけれども、いわゆる日生ニュータウンいうことで、あんだけはっきりしたいわゆる区間で、いわゆる何十年もかかってやってきて、きちっと松尾台小学校があったわけですわ。それをまた測り直すとか、それはちょっとおかしいんちゃうか、130万円も使うて。ほんなんやったら、こんなもん六中なんてむちゃくちゃやねんな、字が全然ちゃうねんから。これが普通財産やねん。六中とは違うんやから、きちっと、おまえ、松尾台なんか、日生が区分けして松尾台幼稚園として買うたとこを、それをもう一遍測り直す、130万円使うてやるって、それやったら、そしたらこれからどんどん要るで、これ。日生ニュータウンの第2期から、皆、あんなもん莫大なお金かかってくると思うよ。それ、どない考えてんのや。どない考えてんねやと、俺、言うとるわけや。
○角田総務課長 その書類が見当たらない限りは、もう一度、再度、やっぱりトラブルを避けるためにする必要があるのではないかなというふうには考えてございます。
○南委員 そしたらば、いわゆる
松尾台幼稚園のあのはっきりしたとこがそういう状況やったら、いわゆる日生のニュータウンの跡地をもうたとことか、日生の三角地とか、ほんで、六瀬中学とか、あんなん莫大なお金かかると思うよ、これから、いざ処分しよう、貸そうかというときには。これは、俺は質問外れてないと思うよ。
○
森企画総務部長 今、南委員に言っていただいた部分のいうとこも一理はあるかなと思います。ただ、今回でいうと、白金と一緒で、公の部分が今のところ民間に売る形になります。その確定がある意味、不確定なとこと、それと、いろんな経過で、昔のルールとちょっとずつ変わってるとこもあったりいうのもあります。それが今回、もろにそれが理由とは分からないと思うとこは個人的にはあるんですけども、そういうことを含めて、やっぱり民間に売る場合は、ちゃんと境界を確定しとかないと、後々、公が公のとこを使う場合は、そんなに、貸すだけとかいうんなら問題ないですけど、売却となりますと、しっかり確定をしとかないと、後々、買うた方、あるいは隣の、隣いいますか、境界の方側を含めて、話がずれてしまうことがありますので、今回は予算をいただいた形でさせてもらおうという形になっております。また、六中とか日生2期とかは、その場その場のそのときのケースによりますけども、そこがどうなるかはちょっと今日の段階では言えませんけども、今回、旧
松尾台幼稚園に関しては、境界を確定した上で、売却も含めたそういうふうな手続に入っていけたらなという形で予算要求をさせていただいてますので、ご理解のほうお願いいたします。
○南委員 このぐらいで済ませとくけどもな、いわゆるあんだけきちっとした宅地して、何遍も言うけど、幼稚園が建ったとこでそうやけれども、日生の2期なんかは、境界ははっきりして、ほんで譲渡しておかないというてやって、境界、皆、したという答弁もろうとるわけや。それやったら、皆、あんた、これから皆、もう一遍やり直さんことになってくるで、そやったら。そんで、もう1点、六中いうのは、あれ開墾地やねん。だから、昔から難しいねん、あれ。字がくちゃくちゃやねん。そういうような状況でやっとったらあかんと思う。俺は、外れてないよ、俺、これ、外れてないよ。松尾小学校のとこやから、俺、外れてないと思うよ、もう質問は。
○
森企画総務部長 なかなか、すみません、私の答えもうまいことすぱっといってないとこもあるかも分かりませんけど、ただ、六中なんかは、さっき南委員言っていただいたとおり、もう過去からの歴史という、境界がある意味、確定されてないとこがたくさんありますので、言われたように、そう簡単に民間に売却いうのは多分もうそう簡単にできるもんじゃないと思います、もうそれはもう歴史的にもうそういうふうになってますので。いろんな行為の下で六中は当時の地域の方、やはり地権者の方に、ただ寄附もあったやろうし、いろんな形でやっていただいた。ただ、歴史が長過ぎて、いろいろ開墾地のいう話もありました。なかなか決定、確定ができてない部分がほとんどですので、それについてはもう南委員が言われるとおりやと思います。ただ、旧松尾台幼稚園に関しては、白金の自治会館の跡もそうなんですけども、いわゆるトラブル、取引上ね、いわゆる民間にトラブル、民間に売る以上は、トラブル防止のために、やっぱり境界を再度、周りを確定させてもらうという形で、白金と同じような考え方で旧
松尾台幼稚園もさせてもらうという形の予算計上をさせてもらってますので、ただ、日生2期とか六瀬中学校も含めて、何でもかんでもやる、やらんということはちょっと今日は言えませんけども、今のご意見を十分踏まえた形で今後とも、経費節減も含めてになりますけれども、ちゃんとしっかりさせてもらいたいと思っております。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 それでは、議案第38号の質疑は終結します。
担当職員の入替えをお願いいたします。
次に、議案第42号 兵庫県町土地開発公社の解散についてを審査いたします。
説明を求めます。
○角田総務課長 それでは、議案第42号 兵庫県町土地開発公社の解散についてご説明を申し上げます。
まず、提案理由につきましては、兵庫県町土地開発公社の所期の目的を達成したことに伴い、兵庫県町土地開発公社理事会において解散の同意が得られたことから、兵庫県町土地開発公社定款第25条第1項及び公有地の拡大の推進に関する法律第22条第1項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
別添の参考資料をご覧ください。まず、1ページから5ページまでは、兵庫県町土地開発公社定款をつけてございます。
4ページをお願いいたします。第25条には、今回の解散に伴う関係条文でございます。1項には、公社は理事会において出席理事の4分の3以上の同意を得た上、設立団体の議決を得て、兵庫県知事の許可を受けたときに解散するとなってございます。
2項につきましては、公社を解散した場合において、債務を弁済して、なお残余財産があるとき、設立団体にこれを配分するとされてございます。
6ページをお願いいたします。設立団体及び出資金でございますが、ここでは、12町で構成しておりまして、1町の出資金は150万円でございます。
7ページをお願いいたします。残余財産の処分方法についてですが、まず、先ほど申しました(1)の出資金につきましては、解散に伴い、各町へ配分されることとなってございます。あと、(2)の剰余金でございますが、公社設立以降の各団体の事務手数料が積み上がったものの剰余金についても配分することとなってございます。本公社を脱退した旧町などに係る剰余金につきましては、現在の12町で配分することとなってございます。(3)各町への配分でございますが、出資金、また、及び剰余金につきましては5割、利用実績に基づいたものが5割となってございます。あとの5割につきましては、均等割で配分することとなってございます。
8ページお願いいたします。公社設立以降の利用実績が書いてございます。本町につきましては、一番上段にございます借入金額は総額31億6,764万7,730円となってございます。
9ページお願いいたします。このページにつきましては、各町への配分の試算となってございまして、剰余金を1,850万円と仮定されておりますが、公社の利用実績割合を5割、均等割で5割で、あと出資金150万円と合わせまして、本町の配分試算につきましては318万6,817円となってございます。
資料の説明は以上でございますが、資料にはないんですけども、兵庫県町土地開発公社の経緯についてご説明をさせていただきます。
昭和40年度後半の高度経済成長期、経済の活性化に伴い、地価が毎年上昇していた時代に、各自治体においても積極的に公共事業を推進する動きがございまして、公有地の拡大の推進に関する法律によりまして、土地開発公社に土地をまずは先行取得させ、事業実施のときに自治体が買い戻すというふうな手法で公共事業を進めるため、兵庫県より共同設置するような指導が当時ございまして、昭和48年4月1日に町内の淡路地区を除く63町で町土地開発公社として設立されたものでございます。公社を利用することで、地方公共団体は土地の先行取得、つまり、将来必要となると考えられる土地を事業施行前に、地価が上昇する前に取得できることと、財産確保のために、財源確保のために金融機関から資金を借り入れることができるようになり、安定的な公有地の取得ができるようになるものでありました。このような中で、平成10年度頃までは公社を利用して土地を先行取得する町も多く見られましたが、バブル崩壊による地価下落、金利の低下、また、各自治体においても財政的に厳しく、公共事業を積極的に推進することができない状況となりまして、公社を利用する自治体も年々減少し、平成30年度には最後の受注で、以降、公社の事業がなくなるというふうに聞いてございます。このような状況により、公社の在り方について検討することとなり、各町で構成する在り方検討会を設置した上で、意見をまとめる中で、当公社の理事会において解散に至ったというふうな、まず、そういう経緯がございます。
簡単でございますが、以上、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 それでは、議案第42号の質疑は終結します。
担当職員の入替えをお願いいたします。
次に、議案第39号 令和5年度猪名川町
水道事業会計補正予算(第1号)を審査いたします。
説明を求めます。
○倉上下水道課長 それでは、議案第39号 令和5年度猪名川町
水道事業会計補正予算(第1号)について説明させていただきます。
議案書の12ページ、13ページをお開きください。資本的収入及び支出でございます。まず、収入でございますが、第1款5項1目、節の基金取崩収入を2,300万円増額し、2億5,100万円にするものでございます。支出で説明します工事請負費を増額するにあたり、基金を取り崩すものでございます。
支出では、第1款1項2目、節の工事請負費を2,300万円増額し、1億8,960万円にするものでございます。理由としまして、柏梨田地内において昭和47年に布設された塩化ビニール管が、令和5年に入り、3回にわたり連続で漏水しております。特に3回目は、塩化ビニール管の直管部において胴割れが生じたことから、老朽化が急激に進行しているものと判断し、配水管の入替えを実施するものでございます。
以上、説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
○山下委員 柏梨田地内の胴割れ、昭和47年布設ということで、もう早急に手を打たないといけないと思うんですが、町内で同年代の管は相当数あるのか。今後もこういう入替えが多発していくのか。その点についてちょっとお尋ねしておきます。
○倉上下水道課長 水道管の法定耐用年数というのは、40年となっております。その大半が、大半、町内の約15万キロの配水管の70%が、その40年を超えてるところでございます。しかしながら、これを一度に全て入れ替えることは不可能に近く、今進めているアセットマネジメントにおいても、また、全国的に進められてるアセットマネジメントにおいても、法定耐用年数の40年では非常に困難であるということで、実質耐用年数を採用するところが多うなってきてます。これは、約60年というところでございます。ただ、そう言えども、漏水が発生する可能性は高くなってきますので、まずは優先順位をつけて、基幹管路と言われる口径200ミリ以上、これは猪名川町においてでございますけれども、それと施設、施設をつなぐ送水管、こういうような基幹管路を中心に、優先順位をつけて更新してまいりたいというように考えてます。
また、過去からの例でいきますと、塩化ビニール管は非常に過去から漏水がある路線が多く、その分については、場所を変えることなく、順次更新を既に進めてきているところでございます。
○山下委員 今回の工事も基金を取り崩して実施されるということなんですが、当初からありました水道料金を改定するということも視野に入ってると聞いております。特別企業会計の性質的には、費用の負担は公平な税金からではなく、利用者負担という形が正しい姿だと思うんですが、それも踏まえて、今後ずっと工事が続いていくと思うんですけども、この方式を基金から取り崩す方向から変えていくのか、その点、まず。基金の残額も少なくなっているので、どういう見込みで今されようとしてるのか、その点についてもお伺いいたします。
○倉上下水道課長 この関係につきましては、決算のところにも関係いたしますけれども、今現在、水をつくる給水原価って言われるものと、皆様にお配りしている供給単価っていうのがあります。これは決算書の中にも出てきますけれども、これが今、逆転してるような状況になってますので、本来ならば、基金を取り崩すことなく、これを同額、もしくは若干黒字にすることで、更新が適切な時期に可能となるというように考えております。そうすることによって、世代間の公平性も保てていけて、安定的な水道事業の運営に資することとなるというように考えております。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○下坊委員 柏梨田地内ということですけれども、大体何メーターぐらい、何キロか、何メーターか知りませんけども、入れ替えしようとされておるのか。
それと、柏梨田地内には新しい住宅がありますな。その新しい住宅は、もうその塩ビ管というのはないとは思うんですけれども、それもそのままの状態であそこを開発されたのか。そこもやるんか。その辺の規模はどのぐらいの規模でやるんか、その辺についてお尋ねします。
○倉上下水道課長 延長につきましては、198メーター間を予定しております。今回入れ替える管は、塩化ビニール管からダクタイル鋳鉄管に替える予定をしております。先ほど来、ご質問がありました、新しい開発の部分については、比較的その後にできてて、新しいのです。ですので、その部分は当面の間、このまま維持をさせていただいて、本当に古い直線部分だけを入れ替えるということに判断を今はしております。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 それでは、議案第39号の質疑は終結します。
次に、議案第34号 令和4年度猪名川町
水道事業会計決算の認定についてを審査いたします。
説明を求めます。
○曽野まちづくり部長 それでは、令和4年度猪名川町
水道事業会計決算報告書に基づきまして、まず、概況の説明ということでさせていただきます。
決算書のほう、ページ16ページをお開きをいただきたいと思います。16ページでございます。(1)概況、アの総括事項でございます。(ア)の建設改良工事につきましては、事業費1億7,363万1,508円で、杤原第2加圧ポンプ場築造工事、旭ヶ丘高区配水池送水管布設工事(第1工区)、柏原地区送水管入替え工事(第3工区)などを実施をしたところでございます。
(イ)の業務でございますけども、給水人口につきましては、令和5年3月31日現在で2万9,390人、1日平均配水量は8,556立方メートル、年間配水量は312万3,121立方メートル、年間有収水量は292万3,878立方メートルで、有収率につきましては93.6%、前年度に比べまして1.0ポイント減少したところでございます。
(ウ)の経理につきましては、課長のほうから詳細に説明をさせていただきます。
○倉上下水道課長 それでは、引き続き、詳細につきまして、主なるものを説明させていただきます。
29ページをお開き願います。令和4年度猪名川町水道事業会計収益費用明細書、収益的支出及び収入でございます。金額は税抜きとなっております。まず、収入でございます。水道事業収益、決算額6億5,426万9,491円でございます。対前年度で2,318万9,502円、3.4%の減となっております。
主な内訳でございます。まず、営業収益の給水収益でございますが、水道料金でございます。4億136万7,910円でございます。対前年度で23.2%の減少となっておりますが、これは、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、令和4年8月分から4カ月間、水道料金の減免を実施したことにより、減となりました。
次に、その他の営業収益、分担金454万円でございます。これは、水道を新規に申し込まれる方、また、増径される方から口径に応じて口径別分担金を負担いただいたものでございます。
次に、手数料ですが、1,938万2,909円でございます。主な内訳でございますが、下水道使用料を徴収する手数料として、上下水道料金を水道事業会計で一括して徴収しております。下水道会計から、その手数料として繰り入れたものでございます。
続きまして、営業外収益は2億2,767万2,418円で、次の受け取り利息2,637万3,857円は、基金利息でございます。
次に、他会計補助金としまして1億1,818万2,752円は、児童手当に係る補助金と、コロナ禍における原油高、物価高騰に伴う水道料金の減免分を国の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を一般会計から繰り入れたものでございます。
次に、長期前受金戻入7,994万2,089円でございます。会計基準に基づき、毎年、補助金等で取得した財産の減価償却見合い分を収益化しているものでございます。
次に、雑収益、その他の雑収益317万3,720円でございます。主には、水道施設の賃借料として貸しているものでございます。収入としたものでございます。
次に、30ページをお願いします。支出でございます。水道事業費用、決算額8億402万3,579円で、対前年度で639万379円、0.8%の減となっているところでございます。
内訳ですが、営業費用の原水及び浄水費が3億7,860万5,780円でございます。主なものでございますが、中ほどの委託料2,442万1,200円でございます。内容ですが、中央監視施設及び浄水施設の管理業務、水質検査や清水東水源井の膜施設の点検委託料が主なものとなっております。
次の3つ下、修繕費186万8,800円でございます。主には、浄水施設に係る突発的な修繕工事等15件分の支出でございます。
次の動力費としまして、798万3,981円を支出しております。動力費につきましては、原油高、物価高の影響を受け、対前年度で29.09%増となっております。
次に、その5つ下、受水費、県営水道の購入費でございます。3億3,245万1,936円でございます。年間の受水量が281万1,082立方メートルでございました。
次、続きまして、配水及び給水費でございます。1億3,875万7,902円でございます。主なものでございますが、中ほどの委託料8,445万9,666円は、中央監視施設などの管理業務の委託料が5,234万8,800円で、その多くを占めておりますその他検針業務、漏水調査、検定満期のメーター取替え等の業務を行ったところでございます。
次に、その3つ下、修繕費でございますが、1,624万5,350円となっております。主な内訳は、給排水施設等の突発的な修繕、これが74件ございました。あと、道路舗装復旧費、メーター修繕などを支出したところでございます。
続きまして、31ページをお願いします。目の総係費2,889万1,349円でございます。主なものでございますが、中ほどの委託料627万6,958円でございます。内容でございますが、料金徴収業務委託料が391万2,000円、電算機器保守点検等委託料が223万4,400円でございます。
次に、手数料430万1,540円は、口座振替やコンビニ収納に対する手数料でございます。
次に、減価償却費としまして2億4,237万2,012円を計上しております。また、資産減耗費、固定資産除却費としまして89万6,252円を計上しております。
次に、営業外費用の支払い利息が353万311円ございました。
収益的支出につきましては、以上でございます。
続きまして、33ページをお願いします。資本的収入及び支出でございます。まずは、資本的収入でございます。決算額2億9,815万3,000円でございます。
内訳ですが、国庫補助金2,556万1,000円は、北部施設統廃合事業に伴う補助金で、補助対象事業費の補助率3分の1でございます。
原水負担金259万2,000円は、条例の規定により、北田原地内におけるグランピング開発業者から徴収したものでございます。
次に、その他の資本的収入、基金取崩収入2億7,000万円は、資金調達の関係で基金を取り崩したものでございます。
収入は以上でございます。
続きまして、34ページをお願いします。資本的支出でございます。決算額2億655万3,472円でございます。
主な内訳でございますが、建設改良費の事務費1,737万3,711円で、主なものでございますが、委託料1,131万4,000円で、北部施設統廃合事業に伴う加圧ポンプ場と既存配水池の更新詳細設計などと、地図情報システムの更新を業務委託として実施したものでございます。
続きまして、工事費の工事請負費1億2,499万546円でございます。内訳ですが、北部施設統廃合事業に伴う送水管布設工事、杤原第2加圧ポンプ場築造建築工事等、また、柏原地内排水管入替え工事(第3工区)など、ほか4件の工事を実施したところでございます。
次に、固定資産購入費1,601万980円は、水道料金システム、セキュリティシステム更新が主なものでございます。
次に、企業債償還としまして、4,558万6,235円でございます。
最後に、投資、基金259万2,000円は、原水負担金を基金に積んだところでございます。
それと、申し訳ないですけれども、先ほど来の説明の中で、24ページをお開きください。24ページの給水原価比較表でございますが、令和4年度、中ほどの合計額のところが247.62円となっております。これは、水をつくる給水原価でございます。
これの次、1つ前のページ、22ページをお願いします。表の中ほどから下、販売供給単価の比較表でございます。令和4年度の給水収益のところの給水単価でございますが、令和4年度、137.27円となっております。ここでつくるほうの単価と供給する単価の逆転現象が今発生しておるところなので、ここの修正が今後必要で、安定的な水道事業にはここが不可欠だというように考えております。
以上、説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
○山下委員 最後にご説明のあった給水単価のところなんですけども、逆転現象を解消していく手だては、いわゆる価格を、料金を見直して、上げるということなのか。もしその場合は、大体どのぐらいに金額を見直していかないといけないのか。もし展望があれば、教えていただきたいと思います。
○倉上下水道課長 基本的には、料金の改定が必要であると考えております。4年前に報告させていただいた経営戦略においても、約30%の値上げが必要であると説明させていただいてます。ただ、この4年間において、原油高、物価高も相まりまして、今、その経営戦略の見直しを行っているところでございます。いきなり、まだはっきりした、どういうふうに、どの部分で上げるかというのははっきり決まってませんので、この場での回答は避けさせていただきたいと思います。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 それでは、議案第34号の質疑は終結いたします。
次に、議案第35号 令和4年度猪名川町
下水道事業会計決算の認定についてを審査いたします。
説明を求めます。
○曽野まちづくり部長 それでは、令和4年度猪名川町
下水道事業会計決算報告書に基づきまして、まずは、概況の説明ということでさせていただきます。
決算書のほう、ページ16ページをお開きをいただきたいと思います。(1)概況、アの総括事項、(ア)の建設改良工事でございますけども、事業費5,169万7,510円で、流域下水道の整備負担金、汚水管敷設工事などを実施をしたところでございます。
(イ)の業務でございますけども、処理区域内人口は令和5年3月31日現在で2万9,086人、1日平均配水量は8,350立方メートル、年間総処理量は304万7,737立方メートル、年間有収水量は289万5,128立方メートルとなったところでございます。
(ウ)の経理につきましては、課長のほうから詳細の説明をさせていただきます。
○倉上下水道課長 それでは、引き続き、詳細について、主なものを説明させていただきます。
26ページをお開き願います。令和4年度猪名川町水道事業会計収益費用明細書、収益的収入及び支出でございます。金額は税抜きとなっております。まず、収入でございます。下水道事業収益、決算額10億9,218万3,098円でございます。対前年度で534万3,360円、0.5%の減となっております。
主な内訳でございますが、営業収益の下水道使用料でございます。3億2,909万2,410円でございます。対前年度で880万1,140円、2.6%の減となっております。水洗化人口は2万8,761人で、387人減少しました。
次に、他会計負担金3,035万5,000円は、雨水処理費などに係ります経費を繰入れ基準に基づき、一般会計から繰り入れたものでございます。
次に、営業外収益の受け取り利息31万864円でございます。基金に対する利息収入でございます。
次に、他会計補助金3,062万6,000円でございます。これは、交付税として算入された企業債の償還利息相当額を規定に基づき、一般会計より繰り入れたものでございます。
次に、長期前受金戻入は7億39万7,930円でございます。毎年、補助金等で取得した資産の減価償却見合い分を収益化しているものでございます。
最後に、特別利益の過年度損益修正益が20万7,268円でございました。これは、過年度の流域下水道建設市町負担金の消費税に係る精算があったため、収益として受け入れたものでございます。
収益的収入につきましては、以上でございます。
続きまして、27ページをお願いします。下水道事業費用、決算額11億5,587万9,225円でございます。対前年度で3,376万1,150円、3%の増額となっております。
主な内訳でございます。まずは、営業費用の管渠費3,265万143円でございます。主なものでございますが、委託料1,674万1,546円でございます。内容でございますが、排水路の維持補修を実施しており、除草、剪定作業、また、管渠の清掃業務や人孔の目視調査などを行ったところでございます。また、猪名川台における不明水調査も実施しておるところでございます。
次に、修繕費が941万2,990円でございます。汚水管に係る突発的な修繕22件分、643万7,560円、雨水管等の修繕に係る7件分、287万3,100円でございます。
次に、中ほど、ポンプ場等費914万5,799円は、町内に39カ所のマンホールポンプの維持管理に係る費用でございます。
次に、水質管理費、委託料50万円でございます。毎月水質検査を委託しており、その結果を関係機関に報告しているところでございます。
次に、流域下水道維持管理負担金1億3,295万4,101円でございます。流域下水道として運営している原田処理場に係る維持管理費としまして、負担割合に従い、負担しているところでございます。世界的な燃料、原油費の高騰により、電気代等の負担額が増額し、対前年度で2,476万6,525円増加しております。
続きまして、総係費3,683万1,018円でございます。主な内訳でございますが、委託料1,950万1,909円でございます。下水道使用料を水道料金と合わせて徴収してますので、その手数料が主なものでございます。
次に、28ページをお願いします。減価償却費は8億8,341万7,800円を計上しております。
次に、営業外費用の支払い利息が5,784万8,102円で、支払い利息につきましては、平成29年度より減少しており、今後も毎年下がっていく傾向になります。
次に、特別損失過年度損益修正損ですが、5万4,530円ございました。
下水道事業費用につきましては、以上でございます。
次に、29ページをお願いします。資本的収入及び支出でございます。まずは、資本的収入、決算額が4億1,038万8,030円でございます。
内訳でございますが、企業債が3,310万円でございます。これは、流域下水道の建設負担相当額を借り入れておりまして、元利金が交付税へ算入されるものとなっております。
次に、基金繰入金1億5,000万円でございますが、資金の繰入れの関係で基金を取り崩したものでございます。
次に、他会計負担金としまして2億2,474万8,000円でございます。これは、交付税へ算入された企業債の償還元金分を繰入れ基準に基づき、一般会計から繰り入れたものでございます。また、産業拠点地区に係る企業会計への補填金もここに含んでおります。
次に、工事負担金の
受益者負担金ですが、6件で254万30円ございました。新規に下水を引かれる方から、使用者から負担をいただいたものでございます。
収入については以上でございます。
次に、30ページをご覧ください。資本的支出、決算額4億8,976万4,022円でございます。
主なものでございますが、建設改良費、事務費、中ほどの委託料404万6,000円は、主には下水道の地図情報システムの更新委託料でございます。
次に、工事費、工事請負費156万円は、木津東山地内において汚水管の敷設工事と、その舗装復旧工事を実施したところでございます。
次に、流域下水道整備費3,247万6,736円は、流域下水道の建設に伴う負担金として、負担割合に応じて負担したものでございます。
次に、企業債の償還が4億4,188万7,019円でございます。
以上、説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いします。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 それでは、議案第35号の質疑は終結いたします。
ただいまから暫時休憩いたしますので、執行者及び傍聴の方につきましては、ご退席願います。
午前11時31分 休憩
午前11時33分 再開
○
福井澄榮委員長 それでは、休憩を閉じ、委員会を再開いたします。
これより議案第34号 令和4年度猪名川町
水道事業会計決算の認定について、議案第35号 令和4年度猪名川町
下水道事業会計決算の認定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
それでは、討論は終結いたします。
これより議案第34号、議案第35号を一括して採決いたします。
お諮りいたします。以上2議案は、原案のとおり認定することにご異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 異議なしと認めます。
よって、議案第34号 令和4年度猪名川町
水道事業会計決算の認定について、議案第35号 令和4年度猪名川町
下水道事業会計決算の認定については、原案のとおり認定されました。
これより議案第38号 令和5年度猪名川町
一般会計補正予算(第3号)中、本委員会に付託されました部分、議案第39号 令和5年度猪名川町
水道事業会計補正予算(第1号)、議案第42号 兵庫県町土地開発公社の解散についての討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 それでは、討論は終結します。
これより議案第38号のうち本委員会に付託されました部分、議案第39号、第42号を一括して採決いたします。
お諮りいたします。以上3議案は、原案のとおり可決することにご異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 異議なしと認めます。
よって、議案第38号 令和5年度猪名川町
一般会計補正予算(第3号)中、第1条、
歳入歳出予算の補正のうち関係部分、議案第39号 令和5年度猪名川町
水道事業会計補正予算(第1号)、議案第42号 兵庫県町土地開発公社の解散については、原案のとおり可決されました。
本日の委員会は、これにて閉会いたします。
なお、本委員会の委員会審査報告については、委員長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
本日の委員会は、これにて閉会いたします。
○岡本町長 本日、この委員会に付託されておりました議案につきましては、委員の皆様方には慎重にご審査をいただき、原案のとおり認定、あるいは可決をしていただきまして、ありがとうございます。審査中にいただきましたご意見、あるいはご要望につきましては、今後の行政運営の参考とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
今後もご協力、ご支援のほどお願い申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。
○
福井澄榮委員長 10時からぶっ続けて、ただいままで委員会開催いたしまして、大変ご苦労さまでございました。
これから何かと皆さん、お忙しいとは思いますが、どうぞ熱中症にならないように、それからまた、台風の影響もありますので、十分ご自愛いただきまして、9月のまだ議会が残っておりますので、一般質問等に臨んでいただきたいと思います。どうもご苦労さまでした。
午前11時37分 閉会
本委員会会議録として署名する。
令和5年8月30日
猪名川町議会
総務建設常任委員長 福 井 澄 榮...