猪名川町議会 2023-06-23
令和 5年第415回定例会(第3号 6月23日)
令和 5年第415回
定例会(第3号 6月23日) 第415回
猪名川町議会定例会会議録(第3号)
令和5年6月23日(金曜日)午前10時 開 会
───────────────―
1
出席議員(15人)
2番 末 松 早 苗 3番 山 下 修
4番 井 戸 真 樹 5番 古 東 明 子
6番 上 林 辰 巳 7番 福 井 和 夫
8番 阪 本
ひろ子 9番 山 田 京 子
10番 加 藤 郁 子 11番 丸 山 純
12番 中 島 孝 雄 13番 池 上 哲 男
14番 福 井 澄 榮 15番 下 坊 辰 雄
16番 南 初 男
2
欠席議員(な し)
3 説明のため議場に出席した者
町 長 岡 本 信 司 副 町 長 奥 田 貢
教 育 長 中 西 正 治
企画総務部長 森 昌 弘
◎
日程追加 意見書案第1号
○
議長(
中島孝雄君) ただいま南初男君外4名から、
意見書案第1号 『
小・中学校におけるさらなる少
人数学級推進と
義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める
意見書についてが提出されました。
お諮りします。
この際、これを
日程に追加し、
議題としたいと思います。
これにご
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
中島孝雄君)
異議なしと認めます。
よって、この際、
意見書案第1号 『
小・中学校におけるさらなる少
人数学級推進と
義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める
意見書についてを
議題とすることに決しました。
意見書案第1号 『
小・中学校におけるさらなる少
人数学級推進と
義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める
意見書についてを
議題とします。
提案理由の説明を求めます。
南君。
○16番(南 初男君) それでは、ただいま
議題となりました
意見書案第1号 『
小・中学校におけるさらなる少
人数学級推進と
義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める
意見書について、提案者を代表して説明をいたします。
21年の法
改正により、小学校の学級編制標準は段階的に35人に引き下げられるものの、今後は、中学校・高等学校での早期実施も必要となってきます。加えて、きめ細かい教育活動を進めるためには、さらなる学級編制標準の引下げ、少人数学級の実現が必要となります。
学校現場では、貧困・いじめ・不登校など解決すべき課題が山積みをしております。ほかにも道徳の教科化、外国語の教科化、プログラミング教育の導入等、指導内容や指導時数は年々膨大になっています。新型コロナウイルス感染症が5類に引き下げられましたが、引き続き学校現場では心身、両面でのケアを講じていく必要があります。学校現場に求められる業務の増大は、私たちが日々、教材研究や授業準備の時間を十分に確保することを困難にしています。これを打開していくためには、教職員一人一人の持ち時間数の削減が必要であり、そのためには加配教員の増員や少数職種の配置増など教職員定数の改善が不可欠となります。教職員が時間的にも精神的にもゆとりを持って働けることが、子どもたちとのよりよい関係の構築、子どもたちの豊かな学びの保障へとつながっていきます。
一方、厳しい財政状況の中、独自財源により人的措置等を行っている自治体もありますが、自治体間の教育の格差が生じることは大きな問題であります。
義務教育費国庫負担制度については、小泉政権下の「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。国の施策として定数改善に向けた財源保障をし、子どもたちが全国のどこに住んでいても、一定水準の教育を受けられる機会を国が確保することが法令上求められています。豊かな子どもの学びを保障するための条件整備は不可欠であります。
こうした観点から、2024年度政府
予算編成において下記事項が実現できるよう、
地方自治法第99条の規定に基づき、国の関係機関に
意見書提出をお願いいたします。
記
1 中学校・高等学校での35人学級を早急に実施すること。また、さらなる少人数学級について検討すること。
2 学校の働き方改革・長時間労働是正を実現するため、加配教員の増員や少数職種の配置増など教職員の定数改善を推進すること。
3 自治体で、国の学級編制標準より引き下げた「学級編制基準の弾力的な運用」の実施ができるよう、加配の削減は行わないこと。
4 教職員未配置問題の解消に向け、必要な財政措置を講じ、人材確保に努めること。
5 新卒者の就業機会や教職員の年齢構成のバランスの確保等の観点を十分に考慮し、全ての自治体で定年引上げ期間中に教職員の安定的な新規採用ができるよう、定数加配措置をはじめとした必要な財政措置を講ずること。
6 教育の機会均等と水準の維持向上のため、地方財政を確保した上で
義務教育費国庫負担制度を堅持すること。
以上、
地方自治法第99条の規定により、
意見書を提出します。
令和5年6月23日
衆議院
議長 様
参議院
議長 様
内閣総理大臣 様
財務大臣 様
文部科学大臣 様
兵庫県川辺郡
猪名川町議会
議 長 中 島 孝 雄
提案者は、下
坊辰雄、
福井澄榮、
加藤郁子、山下修の各
議員と私であります。
各
議員には、ご賛同いただきますようお願いをいたしまして、提案説明といたします。以上。
○
議長(
中島孝雄君)
提案理由の説明は終わりました。
これより
質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
中島孝雄君) それでは、
質疑は終結します。
これより
討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
中島孝雄君) それでは、
討論は終結します。
これより
意見書案第1号を採決します。
お諮りします。
本案は、
原案のとおり決することにご
異議はございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
中島孝雄君)
異議なしと認めます。
よって、
意見書案第1号 『
小・中学校におけるさらなる少
人数学級推進と
義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める
意見書については、
原案のとおり可決されました。
────────────────
◎
日程第4
常任委員会の閉会中の
継続審査について
○
議長(
中島孝雄君)
日程第4
常任委員会の閉会中の
継続審査についてを
議題とします。
総務建設常任委員長より、
猪名川町議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付しております
継続審査の申出書のとおり、閉会中の
継続審査をしたい旨の申出があります。
お諮りします。
総務建設常任委員長より申出のとおり、閉会中の
継続審査に付すことにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
中島孝雄君)
異議なしと認めます。
よって、
総務建設常任委員長より申出のとおり、閉会中の
継続審査に付すことに決しました。
────────────────
◎
日程第5
常任委員会の閉会中の
継続調査について
○
議長(
中島孝雄君)
日程第5
常任委員会の閉会中の
継続調査についてを
議題とします。
各
常任委員会の所管事務について、それぞれの
委員長より、
猪名川町議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付にしております
継続調査の申出書のとおり、閉会中の
継続調査をしたい旨の申出があります。
お諮りします。
各
委員長より申出のとおり、それぞれ閉会中の
継続調査に付すことにご
異議はありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
中島孝雄君)
異議なしと認めます。
よって、各
委員長より申出のとおり、それぞれ閉会中の
継続調査に付すことに決しました。
────────────────
◎
日程第6
議会運営委員会の閉会中の
継続調査について
○
議長(
中島孝雄君)
日程第6
議会運営委員会の閉会中の
継続調査についてを
議題とします。
議会運営委員長より、
猪名川町議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付にしております
継続調査申出書のとおり、閉会中の
継続調査をしたい旨の申出があります。
お諮りします。
委員長より申出のとおり、閉会中の
継続調査に付すことにご
異議はありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
中島孝雄君)
異議なしと認めます。
よって、
委員長より申出のとおり、閉会中の
継続調査に付すことに決しました。
────────────────
○
議長(
中島孝雄君) 以上で本日の
日程は全て終了をいたしました。
会議を閉じます。
第415回
猪名川町議会定例会を閉会します。
午前11時32分 閉会
◎町長あいさつ
○町長(岡本信司君) 本日、第415回
議会定例会の閉会にあたり、一言お礼を申し上げます。
今期
定例会におきまして諸
議案を提案いたしましたところ、慎重なご審議をいただき、いずれの
議案におきましても
原案どおり可決、承認を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。
議案審査の過程及び一般質問におきまして賜りましたご意見やご要望等につきましては、その意を真摯に受け止め、今後十分に検討の上、町政運営の中で反映すべく努力をしてまいる所存でありますので、よろしくお願い申し上げます。
さて、本年度は、新たなにぎわいづくりの創出や今後の適正な公園
施設の維持管理のために、魅力ある公園づくりの取り組みを進めております。従来、まちの公園
施設においては、イベント開催時などを除いて、民間事業者による飲食物の販売等の営利活動を禁止しておりましたが、それを一部緩和し、6月以降の第3日曜日に限って、総合公園でキッチンカーの出店ができるよう条例を改めたところでございます。これによりまして、去る6月18日に、初めてクレープや飲料などを販売するキッチンカー1台が出店していただき、多くの来園者にご利用していただいておりました。引き続き出店希望者の募集を行い、多くの人でにぎわう、活気ある公園づくりを進めていきたいと考えております。
また、6月9日には、民間資金を活用した新たな公園整備管理手法でございますPark−PFIの導入可能性を探るべく、ふれあい公園の魅力向上に向けたサウンディング型市場調査の実施要領を公開したところでございます。今後、民間事業者との対話を通して、公募、設置監理者制度、いわゆるPark−PFIに対する導入の可能性、意見、課題、そのほかアイデア等の情報収集を行い、検討を進展させてまいりたいと考えております。
既に、各地では熱中症の報道が流れております。これから7月、8月とますます気温が上がり、熱中症など心配されるところでありますので、
議員各位におかれましては、健康にご留意の上、本町発展のためご活躍いただき、今後ともご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
閉会にあたりましてのお礼のごあいさつとさせていただきます。今回、ありがとうございました。
◎
議長あいさつ
○
議長(
中島孝雄君) 第415回
猪名川町議会定例会の閉会にあたりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
今期
定例会は、6月9日の開会以来、本日まで15日間にわたり、町政当面の諸案件を審議してまいりました。この間、
議員各位には、提案されました諸
議案に対し、それぞれ慎重な審議を賜り、
議員各位のご精励に対し深く感謝を申し上げる次第でございます。また、理事者各位には、本
定例会の会期中に
議員各位からございました各般の意見・要望などについて、十分に尊重され、今後の町政運営によりよい形で反映されますよう期待するところでございます。
町
議会といたしましても、
住民の皆様の厳正なる負託に対し、引き続き応えていかなくてはならない責務を常に認識し、今後も
議会活動に取り組んでいく所存でございます。
最後となりましたが、梅雨時期から夏本番を迎える季節となりますが、
議員各位、理事者各位におかれましては、ご自愛の上、ご健勝であられますよう祈念いたしまして、私の閉会の言葉といたします。
署 名
この
会議録の正当なることを認め署名する。
猪名川町議会議長 中 島 孝 雄
猪名川町議会副
議長 丸 山 純
猪名川町議会議員 山 下 修
猪名川町議会議員 井 戸 真 樹
猪名川町議会議員 古 東 明 子...