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令和 5年第413回定例会(第4号 3月24日)

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  1. 猪名川町議会 2023-03-24
    令和 5年第413回定例会(第4号 3月24日)


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    令和 5年第413回定例会(第4号 3月24日)           第413回猪名川町議会定例会会議録(第4号) 令和5年3月24日(金曜日)午前10時 開 議              ───────────────―   1 出席議員(15人)    2番  末 松 早 苗        3番  山 下   修    4番  井 戸 真 樹        5番  古 東 明 子    6番  上 林 辰 巳        7番  福 井 和 夫    8番  阪 本 ひろ子        9番  山 田 京 子   10番  加 藤 郁 子       11番  丸 山   純   12番  中 島 孝 雄       13番  池 上 哲 男   14番  福 井 澄 榮       15番  下 坊 辰 雄   16番  南   初 男 2 欠席議員(な し) 3 説明のため議場に出席した者  町     長  岡 本 信 司     副  町  長  奥 田   貢  教  育  長  中 西 正 治     企画総務部長   森   昌 弘
     地域振興部長   大 嶋   武     生 活 部 長  和 泉 輝 夫  まちづくり部長  真 田 保 典     教 育 部 長  曽 野 光 司  消  防  長  向 井 文 雄     企画政策課長   平 井 秀 明  総 務 課 長  小 山 泰 司 4 職務のため議場に出席した事務局職員  事 務 局 長  住 野 智 章     主     幹  中 井 恵 美  副  主  幹  池 田 知 史                  議事日程(第4号) 日程第1  議案第 2号 令和5年度猪名川町一般会計予算       議案第 3号 令和5年度猪名川町国民健康保険特別会計予算       議案第 4号 令和5年度猪名川町介護保険特別会計予算       議案第 5号 令和5年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算       議案第 6号 令和5年度猪名川町奨学金特別会計予算       議案第 7号 令和5年度猪名川町水道事業会計予算       議案第 8号 令和5年度猪名川町下水道事業会計予算 日程第2  議案第15号 猪名川町個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について       議案第16号 猪名川町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について       議案第17号 猪名川町住民投票条例検討委員会設置条例の制定について       議案第18号 猪名川町防災・減災条例の制定について       議案第21号 猪名川町都市公園条例の一部改正について 日程第3  議案第19号 猪名川町国民健康保険条例の一部改正について       議案第20号 猪名川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を              定める条例の一部改正について 日程第4  請願第 1号 高校卒業までの子どもの医療費無料化を求める請願 日程第5  議員提出議案第1号 猪名川町議会個人情報の保護に関する条例の制定につい                 て 日程第6  常任委員会の閉会中の継続調査について 日程第7  議会運営委員会の閉会中の継続調査について              ────────────────               会 議 に 付 し た 事 件 日程第1〜日程第7              ────────────────                 午前10時00分 開議 ○議長(中島孝雄君) これより第413回猪名川町議会定例会第4日の会議を開きます。  会議に入るに先立ち、お願いを申し上げます。  マスクの着脱については、現在、国の方針に基づき、個人の判断に委ねられております。そのため、本定例会におけるマスクの着脱は各個人の判断でお願いするとともに、引き続き新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止をお願い申し上げます。  なお、改めて申し上げますが、発言は挙手の上、議長が許可した後にお願いするとともに、不穏当な発言とならないよう十分注意願います。  なお、傍聴の皆様に申し上げます。傍聴人につきましては、猪名川町議会傍聴規則の規定により、傍聴人は、傍聴席において写真等を撮影し、または録音等をしてはならない。また、傍聴席において発言すること、拍手その他の方法により公然と可否を表明すること、また、携帯電話の使用等は禁止されておりますので、ご留意願います。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりでございますので、ご了承願います。  これより本日の日程に入ります。              ──────────────── ◎日程第1 議案第2号〜議案第8号 ○議長(中島孝雄君) 日程第1 議案第2号 令和5年度猪名川町一般会計予算、議案第3号 令和5年度猪名川町国民健康保険特別会計予算、議案第4号 令和5年度猪名川町介護保険特別会計予算、議案第5号 令和5年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算、議案第6号 令和5年度猪名川町奨学金特別会計予算、議案第7号 令和5年度猪名川町水道事業会計予算、議案第8号 令和5年度猪名川町下水道事業会計予算、以上7議案を一括して議題といたします。  本案は、去る2月21日の会議においてそれぞれ所管の常任委員会に審査を付託しましたが、その審査が終わり、委員会審査報告書が提出されましたので、お手元に配付しております。  初めに、総務建設常任委員長の報告を求めます。  福井澄榮君。 ○総務建設常任委員長(福井澄榮君) おはようございます。  それでは、総務建設常任委員会委員長報告をいたします。  総務建設常任委員会は、去る3月6日及び7日に委員会を開催し、本委員会に付託されました議案第2号 令和5年度猪名川町一般会計予算のうち関係部分、議案第7号 令和5年度猪名川町水道事業会計予算、議案第8号 令和5年度猪名川町下水道事業会計予算の3議案について審査しました。その審査の概要について、各委員からの質疑と執行者の答弁を中心に報告します。  初めに、議案第2号 令和5年度猪名川町一般会計予算のうち関係部分についてであります。  まず、企画総務部所管部分のうち、税務課関係部分を除く歳入についてであります。  財政調整基金残高見込みが昨年の審査時の見込みと大きく違うのはなぜか、また、新たな財源確保の取り組みはとの質疑に対して、今回はエネルギー価格や物価の高騰が大きく影響しており、収支や基金残高の見込みが変わっている。新たな財源確保としては、デジタル田園都市国家構想交付金やPark−PFIの取り組みを進めていくとの答弁がありました。  次に、企画総務部総務課所管部分についてであります。  まず、少子化の影響により職員採用が厳しくなっていくが、人材確保のための対策はとの質疑に対して、職員には地元意識を持って根づいてもらうことが非常に重要と考えているため、昨年実施して効果のあったU・I・Jターンの人材を狙った社会人募集チラシの全戸配布を行う。また、男性の育児参加に力を入れているなど、公務員としての独自の魅力を訴えていけるよう、募集方法を工夫していくとの答弁がありました。  次に、精神疾患の増加によりメンタルヘルス嘱託医を配置するとのことだが、町として新たな医師を雇う意味はとの質疑に対して、産業医は内科医で精神疾患への対応が難しいため、病気休職に入るときや復職時の相談、また人事担当や所属長に対する助言等をもらうなどに活用するものであるとの答弁がありました。  次に、企画総務部企画政策課所管部分についてであります。  まず、地図を使って住民が道路などの不具合箇所を通報するシステムについて、高齢者の多い地域もある中、スマートフォンのアプリが必要となるのか。また、通報件数の増加が考えられるが、対応できるのかとの質疑に対して、住民がなるべく簡単に通報できる仕組みを考えており、アプリではなくインターネットブラウザから送信してもらう。高齢者などへの対応は、引き続き電話や窓口で続けていく。システム導入により住民の問合せ方法は増えるものの、件数が大きく増えることは想定しておらず、むしろ管理などの面で事務の軽減が図れると考えているとの答弁がありました。  次に、「きらっと☆いながわ」の代わりに実施するSNSを活用したシティプロモーションの内容はとの質疑に対して、SNSの普及によりプロモーションの形が変わってきたことから、より多くの人に見てもらえるよう、短編でインパクトのあるものを事業者や専門家と相談しながら作成していく。年6回程度を予定しているが、詳細は今後プロポーザルなどを行って詰めていくとの答弁がありました。  次に、企画総務部生活安全課所管部分についてであります。  まず、駐輪場・駐車場運営管理費で、現在、利用者もかなり少なくなり、施設も老朽化している現状で、今後どのようにしていくのかとの質疑に対して、使用率は3割から4割程度で、電動自転車やバイクの利用が減り、当時設置した2段ラックが今のニーズに合わなくなってきている。施設の改修や活用については、施設の継続も含めて検討を進めていくとの答弁がありました。  次に、令和4年度に試験運用として計上されていた土砂災害対策システム委託料が5年度にないのは、試験運用した結果、要らないという判断かとの質疑に対して、5年度から本格運用するものであるが、県が導入しているシステムに参加するため、今後の運用に継続的な費用はかからないとの答弁がありました。  次に、地域振興部農業環境課所管部分についてであります。  まず、債務負担行為に計上されている道の駅のトイレ改築について、個室は小さい子どもを座らせる椅子を設置できる広さかとの質疑に対して、現在の道の駅のトイレは、個室の広さが約1.3平米、0.5坪で、改築後は1.8平米、0.7坪で1.4倍になる。小さい子どもを座らせる椅子を設置する余裕はあり、仕様書に盛り込んで事業を進めていくとの答弁がありました。  次に、ごみ収集について、今回2コースを追加で委託することになった経緯は、また、今後の委託の方針はとの質疑に対して、直営の作業員2人の退職により2コースを維持できなくなるため委託するもの、今後、委託を進めていくかどうかは直営の作業員が民間事業者に対して指導、監督していく必要性や、高齢者のふれあい収集事業における個人情報の取扱いの観点などから、直営の体制は一定必要であり、全て民間事業者に委託することは現時点では想定していないとの答弁がありました。  次に、地域振興部産業労働課所管部分についてであります。  まず、令和4年度からのコワーキングスペース開設支援金に加え、開設支援事業委託料とあるが、何か手法が変わるのかとの質疑に対して、4年度から開始した事業で、町広報誌など様々な媒体を使って周知した結果、3件程度の相談はあったが、申請には至らなかった。そのため、5年度は町内だけでなく、町外の団体等にも誘致を図る予算として委託金を計上しているとの答弁がありました。  次に、就職氷河期世代就労サポート事業の内容はとの質疑に対して、不本意非正規労働者や就労に至っていない長期無業者、ひきこもりなどを対象に就職支援を行うとともに、事業者の理解促進を図るもの、町内の就労相談のニーズが増大する中、町内を担当エリアとする、さんだ若者サポートステーションと連携して、個別相談窓口日生公民館で月に1回開催、就労セミナーとしてパソコン教室就労体験等を継続的に実施したいと考えているとの答弁がありました。  次に、まちづくり部の歳入部分についてであります。  道路使用料が昨年よりも約100万円増加している要因はとの質疑に対して、道路上の電柱や電話柱の増加、インターネット等の普及に伴う通信事業者による設置の増加が要因であるとの答弁がありました。  次に、まちづくり部建設課所管部分についてであります。  まず、昨年に続けて河川のしゅんせつ工事を行うとのことだが、今後も進めていくのか。また、土砂が堆積する原因はとの質疑に対して、有利な起債があるうちはしゅんせつ事業を進めていきたい。土砂の堆積は、夏場の大雨時に山からの流れの勢いで堆積することが多いと考えるとの答弁がありました。  次に、道路と公園の管理委託料で2億5,000万円かかっているが、今後も同額程度で収まるのかとの質疑に対して、緑地などでは木が大きく育っており、管理していく必要があるため、この金額で収まるかは精査していく。今年度、街路樹管理計画を策定して、計画的に街路樹の本数を減らすことも必要と考えているとの答弁がありました。  次に、まちづくり部都市政策課所管部分についてであります。  まず、公共交通ネットワークの見直しは、いつまでにどんな形で進めるのかとの質疑に対して、令和5年度中には示したいと考えている。見直しの基本的な考え方は、まず北部住民にとって必要不可欠な阪急バス杉生線を残すことに焦点を当て、それ以外のふれあいバス、チョイソコいながわやタクシーを含め、実際の利用者の声や利用実態に合わせた効率的な移動手段となるよう、南部地域を含めて考えていくとの答弁がありました。  次に、共用基盤図等空間情報整備事業で、複数の担当課にわたって地図情報を整備するとのことだが、本町の負担額と今後の更新費用はとの質疑に対して、全体として都市政策課、建設課、上下水道課企画政策課に係るもので、歳出総額は6,214万5,000円、歳入はデジタル田園都市国家構想交付金で3,107万2,000円を見込んでいる。ランニングコストは、15年間で最大約5,000万円の費用削減を見込んでいるとの答弁がありました。  議案第2号 令和5年度猪名川町一般会計予算については、予算修正動議が提出され、その内容は、債務負担行為のうち自然歩道(道の駅)公衆用トイレ改築事業を削除するというものでした。  採決に先立つ討論では、まず、修正案に反対討論として、従来から住民からの改善要求が多数出ており、また、コロナ禍で停滞していた経済活動が復活してくる中、多くの人に利用されるトイレとして現状のトイレは非常に不具合があり、一刻も早い修繕が必要と考える。トイレの詳細は、今後、予算が認められた上で議論される場であると認識しており、今回の当初予算では承認して進めるべきと考えることから、修正案に反対するとの答弁がありました。  次に、修正案に賛成討論として、道の駅の現状も視察し、トイレの不具合は認識していた。それから1年たって予算案が出てきたが、金額は約9,500万円とのこと。リフォームか新築かの議論もなく、図面は示されたものの詳細な議論もしていない。よって、債務負担行為を取り下げ、6月議会に向けて本委員会で早急に協議していくべきと考えることから、修正案に賛成であるとの答弁がありました。  その後、採決を行い、修正案は賛成多数により可決し、修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第7号 令和5年度猪名川町水道事業会計予算についてであります。  雑収益の駐車場料金について、現在何区画あってどれぐらい埋まっているのか。また、空いている場所の有効活用として自動販売機の設置などは可能かとの質疑に対して、伏見台の駐車場で18区画あり、契約は12台である。もともと近隣の商店の路上駐車を軽減するために駐車場を貸しており、商店からの要望で空けている状況であるため、自動販売機の設置も含めて検討が必要であるとの答弁がありました。  次に、議案第8号 令和5年度猪名川町下水道事業会計予算についてであります。  基金繰入金を前年度に比べて5,000万円減額しているが、今後も続くのか。また、基金を崩せなくなったときの対応はとの質疑に対して、5年前に約10%の料金改定を検討した際は、令和8年度をピークに企業債の償還が少なくなると見込んで料金改定を一旦延ばしたが、最近の電気代高騰の影響が非常に大きく、流域下水道からの負担金の割合が多くなっている。そのため、今後、料金改定や基金繰入れ状況などを検討していくとの答弁がありました。  その後、採決を行い、議案第7号及び議案第8号の2議案については、いずれも全会一致で、別紙委員会審査報告書のとおり、可決すべきものと決しました。  以上で総務建設常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(中島孝雄君) 次に、生活文教常任委員長の報告を求めます。  生活文教常任委員長。 ○生活文教常任委員長阪本ひろ子君) それでは、生活文教常任委員会委員長報告をいたします。  生活文教常任委員会は、去る3月10日、13日に委員会を開催し、本委員会に付託されました議案第2号 令和5年度猪名川町一般会計予算のうち関係部分、議案第3号 令和5年度猪名川町国民健康保険特別会計予算、議案第4号 令和5年度猪名川町介護保険特別会計予算、議案第5号 令和5年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算、議案第6号 令和5年度猪名川町奨学金特別会計予算の5議案について審査しました。その審査の概要について、各委員からの質疑と執行者の答弁を中心に報告いたします。  初めに、議案第2号 令和5年度猪名川町一般会計予算のうち関係部分についてであります。  まず、消防本部所管部分についてであります。  2市1町消防通信指令事務協議会負担金が令和4年度と比べ増額となっているが、その詳細はとの質疑に対して、令和3年度に消防指令システムを更新し、4年度は機器保証期間のため保守業務が無償だったが、5年度からは必要となるため大幅な増額となっているとの答弁がありました。  次に、消防団員は出初め式以外に年間でどういった訓練があるのか。また、少子高齢化で成り手不足と思うが、状況はとの質疑に対して、訓練内容は出初め式以外に放水訓練や水防工法訓練等を実施している。また、消防団員数の減少は、組織体制を見直し、分団の統合等を各分団長、消防団長、幹部と協議するとの答弁がありました。  次に、救急アドバイザーの活動と頻度はとの質疑に対して、救急アドバイザー消防本部で実施する救命講習会の指導者としての参加や、月1回子育て支援センターの集いの広場で指導などを行っている。また、現在はコロナ禍で回数が減っているが、平成30年度には年間29回行っているとの答弁がありました。
     次に、以前古い消防自動車オークションで売却したと思うが、最近の状況はとの質疑に対して、現在官公庁オークションの処理を管財担当で対応してもらっている。令和4年度は消防ポンプ車を約155万円で、消防団車両を約37万円で売却した。今後もできる限り歳入を増やすため、オークション等を活用していきたいとの答弁がありました。  次に、生活部住民課所管部分についてであります。  個人番号カードが普及したら町ではどのような負担軽減や効果があるかとの質疑に対して、カード利用率が今後の課題であるが、住民が住民票や印鑑証明などのコンビニ交付で役場に来なくてもできる手続が増えることで、窓口の人員削減など体制の変化が考えられるとの答弁がありました。  次に、生活部こども課所管部分についてであります。  まず、子育て支援ホームヘルパー派遣事業で、令和4年度はコロナ禍でも利用があったのか、また、状況が落ち着いてきたが、120回分の予算額で不足はないのかとの質疑に対して、現時点の実績は7人で63回の利用があった。また、120回分は過去数年の状況を見込んだ額であるとの答弁がありました。  次に、留守家庭児童育成室待機児童はいるのかとの質疑に対して、留守家庭児童育成室は5小学校の9教室で実施しているが、令和5年度は全教室で待機児童がゼロであるとの答弁がありました。  次に、ヤングケアラーアンケート調査委託料アンケート内容は。また、実態把握をしてどのようにケアにつなげていくのかとの質疑に対して、設問内容は今後、国の先行事例を踏まえ検討するが、小・中・高校と年代に合わせ、分かりやすい内容を考える。調査目的は、ヤングケアラーについて子どもたちに広く知ってもらい、学校を通じ家庭児童相談員などに相談しやすい環境をつくることである。今後も家庭児童相談員を中心に関係機関と連携を取り、積極的に事案ごとの必要な支援をしたいとの答弁がありました。  次に、家庭児童相談支援システムを導入することで、どれくらい相談員の業務負担が軽減されるのかとの質疑に対して、相談記録やその後の対応など全ての記録を統一様式でシステム化して残すことで、教育委員会等と迅速な情報共有を図り、双方協力して支援ができる。また、広域にわたる事例も、国や県とつながることで事務軽減が図れると考えているとの答弁がありました。  次に、保育園業務支援システムの詳細はとの質疑に対して、令和4年度から導入し、日頃仕事などで園児の様子を見ることができない保護者に対し、園からのお知らせや園児の様子、給食の献立などを写真や動画で配信している。また、各部屋にタブレットを配置し、園児の午睡の時間に保育士が園児を見ながら事務ができ、負担軽減になっているとの答弁がありました。  次に、私立保育所補助金で、各園は園児置き去り事案に対し、どのようなシステムを導入しようとしているのか。また、近隣で園児置き去りの事例などはあるかとの質疑に対して、1つは、降車時の確認装置で、エンジン停止後、運転者等に確認を促す警報音が鳴り、確認後、車両後部の装置を操作することで警報が止まり、その操作が行われない場合は車外向けに警報音が鳴り響くものである。もう一つは、自動感知式装置で、エンジン停止から一定期間後にセンサーで車内を感知し、置き去りにされた子どもを感知すると車外向けに警報装置が鳴り響くもので、この2点に対し補助をする。置き去り事案等の報告は受けていないとの答弁がありました。  次に、教育委員会の歳入についてであります。  まず、保護者や教員などから集める学校給食費において、小学6年生分の給食費は含まれているのかとの質疑に対して、令和5年度から段階的な給食費無償化として、6年生を対象に実施予定のため、含んでいないとの答弁がありました。  次に、埋蔵文化財緊急調査費補助金で、何か緊急に分布調査などをするのかとの質疑に対して、緊急ではないが、順次、町内対象地域埋蔵文化財分布調査を実施するための予算であるとの答弁がありました。  次に、教育委員会教育振興課所管部分についてであります。  まず、松尾台幼稚園が令和4年度で閉園となるが、5年度から六瀬幼稚園に通う園児は何人ぐらいいるのかとの質疑に対して、松尾台からの園児は3歳児6人、5歳児4人を予定しているとの答弁がありました。  次に、来年度は小学6年生の給食費無償化を予定し、今後は段階的な実施をしようとしているが、どういう計画なのかとの質疑に対して、5年生、4年生と順次拡大していく計画ではあるが、財源は今後の財政状況を勘案する必要があるため、現時点では来年度の計画までしか考えられていないとの答弁がありました。  次に、教育委員会学校教育課所管部分についてであります。  まず、教育用機器借上料におけるタブレットのリースは、現在は何年目か。また、国からの補助金はなくなったのかとの質疑に対して、タブレットは令和2年7月から5年間のリースとなっており、現在3年目である。導入時に国の補助金を活用したほか、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金をリース料に充当していたが、来年度は交付金がなくなり、町単費となるとの答弁がありました。  次に、eラーニングスーパーバイザーの配置を通じて不登校児童生徒への支援をすることで何とか登校できるようにすることを目指すのかとの質疑に対して、国からの通知に基づき、不登校児童生徒への支援は学校に登校するという結果のみの目標ではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉え、社会的に自立することを目指し支援を行っている。そのため、社会的自立を第一に考え支援を行うが、教育支援センターのSTEP等も使い、不登校児童生徒に合った支援をしていくとの答弁がありました。  次に、いのちの授業の効果はとの質疑に対して、LGBTQへの理解を深めたり、保護犬を通して命の大切さを学ぶ授業などを実施している。授業後の報告で児童生徒から命の大切さについて多くの感想が寄せられており、効果が出ていると考えているとの答弁がありました。  次に、議案第3号 令和5年度猪名川町国民健康保険特別会計予算についてであります。  まず、県繰入金2号分は、がん検診の対象経費が増えれば県繰入金が増えるのかとの質疑に対して、対象経費に対し交付されるのではなく、がん検診であれば受診率に対するインセンティブとして交付される。交付額を増やすには、受診率をどう上げていくのかを考えることになるとの答弁がありました。  次に、被保険者療養給付費が前年より減額となっている理由はとの質疑に対して、県算定の普通交付金の予定額を基に按分し、予算計上している。減額理由として、被保険者数の減少や令和3年と比べ4年3月から7月診療分までの医療費が減少したため、普通交付金の予定額が減少し、あわせて、給付費も減少したとの答弁がありました。  次に、議案第4号 令和5年度猪名川町介護保険特別会計予算についてであります。  地域での生活支援体制の状況はとの質疑に対して、生活支援体制整備事業として町社会福祉協議会に配置の生活支援コーディネーターが、令和4年度に松尾台小学校区まちづくり協議会の全世帯を対象にアンケート調査を実施した。この調査で何が不足しているか分析し、地域で共助の取り組みができないか検討している。また、アンケートで支援が可能と回答のあった人には、まちづくり協議会と連携し、生活支援コーディネーターが主体となり地域に入りたいとの答弁がありました。  次に、議案第6号 令和5年度猪名川町奨学金特別会計予算についてであります。  まず、貸付可能な年収の上限などはどうかとの質疑に対して、貸付けは世帯収入が約910万円、住民税所得割が30万4,200円以下の世帯となっているとの答弁がありました。  次に、財源の確保として寄附の募集などのPRなどはとの質疑に対して、教育目的の寄附がふるさと納税などにあり、財源の確保に努めたいと考えるが、今後も制度存続を優先に考え実施したいとの答弁がありました。  なお、議案第5号 令和5年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算についての質疑はありませんでした。  次に、討論についてであります。  議案第2号 令和5年度猪名川町一般会計予算のうち関係部分についての反対討論として、第1に、マイナンバーカードの普及に対する様々な危険性や法的問題があること。第2に、給食費の段階的無償化に対する展望を示さず、財源がないからと答弁する町長には、段階的実施の計画を持っていないと言わざるを得ないと考える。以上のことから反対であるとの討論がありました。  その後、採決を行い、議案第2号については賛成多数により、その他4議案についてはいずれも全会一致で、別紙委員会審査報告書のとおり、可決すべきものと決しました。  以上で、生活文教常任委員長委員長報告といたします。 ○議長(中島孝雄君) 委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。  丸山君。 ○11番(丸山 純君) 道の駅トイレに関することでございますが、私はこのいながわ活性化特別委員会の委員でもなく、総務建設常任委員会の委員でもございませんが、テレビで拝見したことで質問させてください。  提案者のこの修正案で、道の駅のトイレに関する修正案の提案者は下坊議員だと思います。下坊議員は提案者の理由の中で、審議が尽くされていないことを修正案の中でも言われておりますが、去年からいながわ活性化特別委員会でトイレに関する議論になった際には、総務建設常任委員会で議論すべきだと言われ、そういうふうに発言され、総務建設常任委員会で開いたときには事前審査になるからと言われ、結果として議論が十分にせずに今に至っていると私は思っております。時間があったはずでございますので、下坊議員はこの場面で議論すべきであったにもかかわらず、私はそう思ってるんですけど、下坊議員のその理由を聞きたいです。 ○議長(中島孝雄君) ただいまの質疑は修正案に関係しますので、猪名川町議会会議規則第43条の規定により、修正案の提出議員である下坊君に答弁を求めます。  下坊君。 ○15番(下坊辰雄君) 先ほど丸山議員からの質疑に対して、提案者として説明をいたします。  丸山議員が今言われましたように、委員会での審議をするべきやというて私は言ってやったということで、そのことにつきましては1月30日に委員会が開かれました。しかしながら、この委員会へ質疑を、論議をしてしまうと、丸山議員もご承知のように、債務負担行為であるということを言っておる中において審議をするということは、事前審査に当たるということはあなた自身も十分承知のことだろうと思います。このことに対しては、昨年の特別委員会が設置されたときでも、トイレの改修も道の駅全体も把握をしました。そのときからも、もうトイレは早く修理せないかんやないかという声は出ておりました。しかし、それから以降、1年間、町長のほうから何の提案もなしに、何にもなしに1月30日にこういったような、抜け駆けみたいなものが出された、審議のしようがないわけであります。  そして、その中の資料を見ますと、内容的には十分把握できない、議論もできない、事前審査に当たるために、そしたら予算でやりましょうということになりました。しかし、予算になっても同じように資料は何にも出ない。少し質問すると内容が把握をできておらない。こういう状態の中であったために、これは一旦減額し、委員会としてしっかりと議論をしようじゃありませんか、こういうことでさせていただいた。このことをご理解をいただきたい。  委員長説明の中でもありましたように、早急にこの対応は委員会でやるべきであるということははっきりしておりますので、ご理解を願いたいと思います。 ○議長(中島孝雄君) 質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、質疑は終結します。  これより議案第2号 令和5年度猪名川町一般会計予算の討論に入ります。  討論は、原案及び委員会修正案に対して一括して行います。  原案に対する討論の通告はありませんでしたので、修正案に対する討論を行います。  討論の通告がありますので、委員会修正案に反対者の山田京子君の発言を許します。  山田君。 ○9番(山田京子君) 令和5年度予算案に対する修正案、道の駅に併設する近畿自然歩道のトイレ改修のための債務負担行為を全額削除する下坊議員からの修正案に反対の立場で討論いたします。  総務建設常任委員会における予算審査の場で、提案者はさも道の駅移転が決定しているかのような事実に基づかない発言をされていました。これまで道の駅移転の是非を問う個別型住民投票条例は、議会で2度も否決され、住民が意思表示をする場はことごとく閉ざされてきました。その結果、2年前の町長選挙で道の駅移転の是非が大きな争点となったことは記憶に新しく、結果移転凍結を掲げた岡本氏が当選しました。これこそが民意であり、それをも否定することは民意を否定しているとしか言いようがありません。  岡本町長は、対立回避のため、立ち位置の違いとの表現をされていると推察しますが、昨年12月のいながわ活性化対策特別委員会において、町長は直ちに中止と言えない理由として、南田原の土地利用が明確にならない段階での中止を決定することは、農地法上の問題に発展するおそれがあるためと発言されており、事実上中止と捉えるのは私だけではないはずです。そのような推移が分かっていながら、移転を前提に議論をしようとすること自体に無理があります。  加えて、下坊議員は議論が足りていないことを理由とされていますが、そもそもいながわ活性化対策特別委員会でトイレ改修の話が議題となった際、総務建設常任委員会で議論すべきとなり、本年1月30日に委員会が開かれました。今度は事前審査になるとの理由で議論ができませんでした。予算の場に移してしっかり議論をするとの発言をしておきながら、予算審査の場になると、下坊議員は道の駅移転を前提に改修は無駄であるとの主張をすること自体が大きな錯誤であり、議論をする姿勢がみじんも感じられません。  これまで道の駅のトイレについての苦情や改修を求める声を多数お聞きしております。また、トイレのよしあしは客入り数にも関係します。道の駅利用者のみならず、自然歩道を楽しまれるハイカーの方々を思うと、トイレ改修は喫緊の課題であると認識しております。  以上のことから、下坊議員が提案している道の駅移転を前提とした修正案には到底賛同できません。議員各位におかれましては、どうか利用者の立場に立った真っ当なご判断をしていただきますようお願いいたしまして、反対討論とさせていただきます。 ○議長(中島孝雄君) 次に、委員会修正案に賛成者の南初男君の発言を許します。  南君。 ○16番(南 初男君) 私は、この委員会修正案に賛成の立場で討論をいたします。  道の駅の現状も現地で把握し、トイレについては早い段階で改修の必要性は認識しております。しかし、それを約1年、そのままでようやく今回初めて案が出てきました。しかし、それは金額が約9,500万円と高額であることが明白に示されました。その経緯を審議するにあたり、改修予定のトイレの合理的な規模や費用について、利用者の住民のニーズをどれだけ反映しているのか、資料や説明から判断がしづらいものでありました。また、根本的な問題として、私は現状のトイレをリフォームするとか新築をするとか、そういう様々な提案を、課題を議論することも大変大切であると考えております。  委員会では、一応図面は出てきましたが、詳細な比較検討をするなどの議論には至っておりません。  よって、トイレの改修が緊急な課題とは認識をしておりますが、トイレの改修の方針や考え方の詳細について直近の6月議会のほうで改めてよく審議し、早急に妥当な判断ができるよう期待を申し上げ、自然歩道(道の駅)公衆用トイレ改築に係る債務負担行為を削除する委員会修正案に賛成をします。  以上です。 ○議長(中島孝雄君) 次に、委員会修正案に反対者の山下修君の発言を許します。  山下君。 ○3番(山下 修君) 議案第2号 令和5年度猪名川町一般会計予算に対する修正動議について反対の立場で討論をいたします。  令和5年度の猪名川町一般会計予算に計上されました自然歩道(道の駅)公衆トイレについては、かねてより多くの利用者から改善の要望が強く求められています。基数が少なく、個室が狭い。屋根と壁の隙間から雨風が入り込むなど、修繕では対応し切れない課題があり、建て替えは必須と考えます。  修正動議の背景に、1億円近くの予算は高過ぎるという声もありますが、建て替えには既存トイレの撤去費用、工事期間中の仮設トイレの費用も含まれること、そして、この1年で物価高騰は急速に進み、工事費が大幅に高騰していることなどを鑑みると高いとは言えません。先送りすればもっと高くつくと私は思います。  どのような予算でどんなトイレにするのか、議論が十分でないとのことですが、昨年12月19日のいながわ活性化対策特別委員会の場では、総務建設常任委員会で議論すべきとなり、1月30日の総務建設常任委員会では議論が進まないまま時間が経過いたしました。本定例会の総務建設常任委員会においても、議論を先送りする展開となりました。議論の機会はありながら肝腎な中身の議論をしないでおいて、議論が不十分とはどういうことでしょうか。筋の通った説明をしていただきたい。  道の駅移転問題は、さきの町長選挙にて岡本町長が当選されたことで、移転は不要との町民の意思が示されたと理解しています。町民の意思が示された結果を重く受け止めなければなりません。移転中止決定は諸般の事情により先送りにはなっていますが、議会は住民の意思表示を受け、住民の望む町政に近づけることを目指して議論を尽くし、結論を出すべきです。いかなる結論にせよ、筋の通った説明責任を果たすことが求められています。  この3年間、コロナウイルス感染症により経済は傷つき、外出は制限され、外食や旅行、観光もできず我慢の連続でありました。ようやくマスクの制限が解除され、5類に変更することとなり、元の生活を取り戻そうという矢先です。道の駅周辺には民間によるグランピング施設の建設が進み、コンビニが移転、様々な要因により人々が集まる中心地になってきています。そして、今から経済活動を取り戻す、その重要な時期であります。  人が集まるとトイレの利用も当然増えます。きれいなトイレ、待たずに利用できる、せっかく猪名川に来られた方が不便な思いをされないように、そして経済活動が盛んになるよう後押しするためにも今すぐに改修する必要があります。なぜ先送りなんでしょうか。なぜ今回の予算から削除するのでしょうか。具体的な内容ならトイレ改修の予算を承認してから議論ができると考えます。工事を行い、竣工するまでに随分時間がかかります。このままいつまで放置するんでしょうか。私にはこの修正動議に筋の通った理由があるように思えません。  以上の理由から、私は今回の修正動議に反対いたします。住民の声にしっかりと耳を傾けていただきたい、皆さんの良識あるご判断をお願いいたします。  以上で反対討論を終了します。 ○議長(中島孝雄君) 以上で通告による討論は終わりました。  それでは、討論は終結します。  これより議案第2号を採決します。  本案についての総務建設常任委員会委員長報告は、修正です。  まず、委員会修正案について起立によって採決します。  委員会の修正案に賛成の方は起立願います。                 〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(中島孝雄君) 起立多数であります。  よって、議案第2号 令和5年度猪名川町一般会計予算に係る委員会修正案は、可決されました。  次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について起立によって採決します。  修正部分を除く部分を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。                 〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(中島孝雄君) 起立多数であります。  よって、修正案を除く部分は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号 令和5年度猪名川町国民健康保険特別会計予算、議案第4号 令和5年度猪名川町介護保険特別会計予算、議案第5号 令和5年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算、議案第6号 令和5年度猪名川町奨学金特別会計予算、議案第7号 令和5年度猪名川町水道事業会計予算、議案第8号 令和5年度猪名川町下水道事業会計予算、以上6議案の討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、討論は終結します。  これより議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、以上6議案を一括して採決します。  本案についての委員会審査報告は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決したということでございます。  お諮りします。  以上6議案は、委員会審査報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、議案第3号 令和5年度猪名川町国民健康保険特別会計予算、議案第4号 令和5年度猪名川町介護保険特別会計予算、議案第5号 令和5年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算、議案第6号 令和5年度猪名川町奨学金特別会計予算、議案第7号 令和5年度猪名川町水道事業会計予算、議案第8号 令和5年度猪名川町下水道事業会計予算、以上6議案は、原案のとおり可決されました。              ──────────────── ◎日程第2 議案第15号〜議案第18号、議案第21号 ○議長(中島孝雄君) 日程第2 議案第15号 猪名川町個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について、議案第16号 猪名川町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について、議案第17号 猪名川町住民投票条例検討委員会設置条例の制定について、議案第18号 猪名川町防災・減災条例の制定について、議案第21号 猪名川町都市公園条例の一部改正について、以上5議案を一括して議題といたします。  本案は、去る2月21日の会議において、総務建設常任委員会に審査を付託しましたが、その審査が終わり、委員会審査報告書が提出されましたので、お手元に配付しております。  総務建設常任委員長の報告を求めます。  総務建設常任委員長。 ○総務建設常任委員長(福井澄榮君) それでは、総務建設常任委員会委員長報告をいたします。  総務建設常任委員会は、去る3月6日及び7日に委員会を開催し、本委員会に付託されました議案第15号 猪名川町個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について、議案第16号 猪名川町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について、議案第17号 猪名川町住民投票条例検討委員会設置条例の制定について、議案第18号 猪名川町防災・減災条例の制定について、議案第21号 猪名川町都市公園条例の一部改正についての5議案について審査しました。この審査の概要について、各委員からの質疑と執行者の答弁を中心に報告をいたします。  初めに、議案第16号 猪名川町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定についてであります。  まず、審査会の委員は5人以内とのことだが、どういった人が選ばれるのか。また、委員が審議案件の関係人となる場合、どうなるのかとの質疑に対して、学識経験者など識見を有する人に委員委嘱するもので、現行既に委員である人に引き続き審議に入ってもらう。関係人の定義は難しいが、審議から外れてもらうかは審査会の中で決定していくとの答弁がありました。  次に、現行の情報公開審査会は、案件が多く時間がかかっていると聞くが、5人で順調な審査ができるのか。また、関係人が審査から外され、人数が減った場合でもしっかりと審査できるのかとの質疑に対して、5人については、他事例も含めて多いとも少ないとも考えていない。また、関係人等の状況によって、委員が欠けたとしてもこの人数で審査に不都合があるとは考えていないとの答弁がありました。  次に、議案第17号 猪名川町住民投票条例検討委員会設置条例の制定についてであります。  まず、自治基本条例を制定してから常設型の住民投票条例を制定するべきと考えるが、先行して住民投票条例を制定するのはなぜかとの質疑に対して、全国的に自治基本条例を制定せず、常設型の住民投票条例を制定している自治体もある。将来にわたって住民生活に重大な影響を及ぼすおそれのある案件に対して、直接住民が投票でその意思を示し、その総意を議会や町の意思決定に反映させられるようにあらかじめ住民投票条例を制定しておくものであるとの答弁がありました。  次に、他市町の制定事例も多い中、検討委員会を設置する理由はとの質疑に対して、住民にとって大事な条例を定めることから、広く委員を募集して意見をもらう中で、より猪名川町にふさわしい条例案とするためであるとの答弁がありました。  次に、議案第18号 猪名川町防災・減災条例の制定についてであります。  まず、住民への周知方法はとの質疑に対して、広報で条例の概要について、特に住民の責務、自主防災組織の責務、自助、公助、もしくは共助の3つを分かりやすくPRしていく。また、5月、6月には住民向けの条例説明会等も考えているとの答弁がありました。  次に、今まで公助でやっていた部分を自助、共助でお願いするということかとの質疑に対して、公助が基本となるが、大規模災害は町のみで対応するのは限界があり、災害に強いまちづくりを築いていくためには、自助、共助による取り組みの促進を図っていく必要があることから、住民の責務も明らかにしながら、お互いに協力して進めていくということであるとの答弁がありました。  次に、議案第21号 猪名川町都市公園条例の一部改正についてであります。  まず、キッチンカーの運営を許可するにあたり、異物混入や食中毒などに対する予防策はとの質疑に対して、保健所等に登録された事業者を対象にするとともに、事前の出店登録時には製造物責任保険といった保険の加入を条件としている。事故が起これば事業者で一切の責任を持ってもらうとの答弁がありました。  次に、行商においては暴力団関係が懸念されるが、どう対応するのかとの質疑に対して、都市公園内条例では、暴力団に関する行為の制限が既に明記されている。また、出店登録の際に誓約書を提出してもらうなど、十分注視して業者選定していくとの答弁がありました。  なお、議案第15号 猪名川町個人情報の保護に関する法律施行条例の制定についての質疑はありませんでした。  その後、5議案について採決を行い、全会一致で、別紙委員会審査報告書のとおり可決すべきものと決しました。  以上で総務建設常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(中島孝雄君) 委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、質疑は終結します。  これより議案第15号 猪名川町個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について、議案第16号 猪名川町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について、議案第17号 猪名川町住民投票条例検討委員会設置条例の制定について、議案第18号 猪名川町防災・減災条例の制定について、議案第21号 猪名川町都市公園条例の一部改正について、以上5議案の討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、討論は終結します。  これより議案第15号、議案第16号、議案第17号、議案第18号、議案第21号、以上5議案を一括して採決します。  本案についての委員会審査報告は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決したということでございます。  お諮りします。  以上5議案は、委員会審査報告のとおり決することにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、議案第15号 猪名川町個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について、議案第16号 猪名川町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について、議案第17号 猪名川町住民投票条例検討委員会設置条例の制定について、議案第18号 猪名川町防災・減災条例の制定について、議案第21号 猪名川町都市公園条例の一部改正について、以上5議案は、原案のとおり可決されました。              ──────────────── ◎日程第3 議案第19号、議案第20号 ○議長(中島孝雄君) 日程第3 議案第19号 猪名川町国民健康保険条例の一部改正について、議案第20号 猪名川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、以上2議案を一括して議題とします。  本案は、去る2月21日の会議において、生活文教常任委員会に審査を付託しましたが、その審査が終わり、委員会審査報告書が提出されましたので、お手元に配付しております。  生活文教常任委員長の報告を求めます。  生活文教常任委員長。 ○生活文教常任委員長阪本ひろ子君) それでは、生活文教常任委員会委員長報告をいたします。  生活文教常任委員会は、去る3月10日、13日に委員会を開催し、本委員会に付託されました議案第19号 猪名川町国民健康保条例の一部改正について、議案第20号 猪名川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての2議案の審査を行いました。  この審査の概要について、各委員からの質疑と執行者の答弁を中心に報告をいたします。  初めに、議案第19号 猪名川町国民健康保険条例の一部改正についてであります。  出産育児一時金の総額が42万円から50万円に上がるが、これは全国一律か。また、町の独自支援策は考えていないのかとの質疑に対して、健康保険法施行令の金額が変更となっており、市町村はこの法律改正に倣う形で金額を引き上げたいと考えている。町の独自支援策は現時点では考えていないが、基金の今後の使い道と絡めて、国民健康保険運営協議会で意見などを聞き検討したいとの答弁がありました。  次に、議案第20号 猪名川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。  以前、町内の送迎バス等での置き去り事故の報告はないと聞いたが、送迎バスは何台所有しているのかとの質疑に対して、こども課所管の認定こども園で6台所有しており、うち1台をアフタースクールで使用しているとの答弁がありました。  その後、2議案について採決を行い、全会一致で別紙委員会審査報告書のとおり可決すべきものと決しました。  以上で生活文教常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(中島孝雄君) 委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、質疑は終結します。  これより議案第19号 猪名川町国民健康保険条例の一部改正について、議案第20号 猪名川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、以上2議案の討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、討論は終結します。  これより議案第19号、議案第20号、以上2議案を一括して採決します。  本案についての委員会審査報告は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決したとのことでございます。  お諮りします。  以上2議案は、委員会審査報告のとおり決することにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、議案第19号 猪名川町国民健康保険条例の一部改正について、議案第20号 猪名川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、以上2議案は、原案のとおり可決されました。              ──────────────── ◎日程第4 請願第1号 ○議長(中島孝雄君) 日程第4 請願第1号 高校卒業までの子どもの医療費無料化を求める請願を議題とします。  本請願は、去る2月21日の会議において、生活文教常任委員会に審査を付託しましたが、その審査が終わり、委員会審査報告書が提出されましたので、お手元に配付しております。  生活文教常任委員長の報告を求めます。  生活文教常任委員長。 ○生活文教常任委員長阪本ひろ子君) それでは、生活文教常任委員会委員長報告をいたします。  生活文教常任委員会は、去る3月10日、13日に委員会を開催し、本委員会に付託されました請願第1号 高校卒業までの子どもの医療費無料化を求める請願の審査を行いました。  その審査の概要について報告します。  本請願に対する紹介議員の出席を求め、質疑を行った後、審査を行い、採決を行いました。  採決に先立つ討論では、反対討論として、趣旨は十分理解するが、高校卒業までだと何らかの理由で進学できない人もおり、公平に18歳までとすべきである。また、義務教育終了後に就職する人は検討課題である。今後の国の子育て支援等に注視し、事業の継続的実施が見込めるまで待つべきと考えることから、本請願に反対であるとの討論がありました。  次に、賛成討論として、本町は過去に医療費を中学卒業まで所得制限なしで無料化し、全県を牽引してきたが、現在は高校生世代まで助成を行う市町もあり、大幅に遅れている。また、現在の国の考えに期待するのは大きな見誤りである。医療費は、子育てにおいて自治体評価の要因や指標となり、町を見る視点に関わる。そこから、移住施策などにつながるため、早急に実施するべきと考えることから、本請願に賛成であるとの討論がありました。  その後、採決を行い、賛成少数で、別紙委員会審査報告のとおり、不採択とすべきものと決しました。  以上、委員長報告といたします。 ○議長(中島孝雄君) 委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、質疑は終結します。  これより請願第1号 高校卒業までの子どもの医療費無料化を求める請願の討論に入ります。  討論の通告がありますので、本請願を採択することに反対者の加藤郁子君の発言を許します。  加藤君。
    ○10番(加藤郁子君) 請願第1号 高校卒業までの子どもの医療費無料化を求める請願に対して、反対の立場で討論いたします。  請願の趣旨については十分理解をいたします。しかしながら、高校卒業までのくくりにしてしまいますと、病気など何かしらの理由により高校への進学ができない方もいらっしゃると推測されます。よって、高校卒業までを18歳までとし、公平にすべきであります。  また、義務教育終了後、職に就かれ安定した収入のある方については検討課題であると考えます。  さらに、国においては、来年度より異次元の少子化対策として様々な子育て支援策が計画されています。よって、国全体において子育て施策の一環で医療費負担軽減を目指すべきであり、いたずらに町民の税負担となる町単独施策を進めるべきではないと考えます。  今後、国の子育て支援の動向に注視しつつ、国による安定した財源確保を期待し、事業の継続的な実施を見込めるまで今は待つべきと考えます。  以上の理由により請願第1号については反対といたします。議員各位のご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(中島孝雄君) 続いて、反対者の山田京子君の発言を許可します。  山田君。 ○9番(山田京子君) 請願第1号 高校卒業までの子どもの医療費無料化を求める請願に反対の立場で討論いたします。  本請願は、多くの方に賛同されるものと思っております。私自身も可能であればとの思いであります。ただ、猪名川町の財政状況を考えますと、財政調整基金を毎年取り崩し、令和11年度にはその基金も枯渇するとの予測が出ている現状です。持続可能な財源確保の見通しが立たない現況において、高校卒業までの子どもの医療費無料化にいたずらに賛同することは無責任であると考えます。  よって、本請願に反対とさせていただきます。議員各位の良識あるご判断をお願いいたしまして、討論とさせていただきます。 ○議長(中島孝雄君) 以上で通告による討論は終わりました。  それでは、討論は終結します。  これより請願第1号を採決します。  この採決は起立によって行います。  本請願についての委員会審査報告は、不採択とすべきものと決したということでございます。  お諮りします。  請願第1号 高校卒業までの子どもの医療費無料化を求める請願を採択することに賛成の方の起立を求めます。                 〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(中島孝雄君) 起立少数であります。  よって、請願第1号 高校卒業までの子どもの医療費無料化を求める請願は、不採択とすることに決しました。              ──────────────── ◎日程第5 議員提出議案第1号 ○議長(中島孝雄君) 日程第5 議員提出議案第1号 猪名川町議会個人情報の保護に関する条例の制定についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  下坊君。 ○15番(下坊辰雄君) それでは、ただいま議題となりました議員提出議案第1号 猪名川町議会個人情報の保護に関する条例について、提案者を代表して説明をいたします。  まず、提案理由につきましては、個人情報の保護に関する法律の改正に伴い必要な事項を定めるため、本条例を制定するものであります。  なお、本附則では、施行期日を個人情報の保護に関する法律及び町条例の施行日に合わせて、令和5年4月1日とします。  提案者は、南初男、加藤郁子、福井澄榮、丸山純の各議員と私であります。  各議員には、賛同いただきますようよろしくお願いをいたしまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(中島孝雄君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、質疑は終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、討論は終結します。  これより議員提出議案第1号を採決します。  お諮りします。  本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第1号 猪名川町議会個人情報の保護に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。              ──────────────── ◎日程第6 常任委員会の閉会中の継続調査について ○議長(中島孝雄君) 日程第6 常任委員会の閉会中の継続調査についてを議題とします。  各常任委員会の所管事務について、それぞれの委員長より、猪名川町議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付しています継続調査申出書のとおり、閉会中の継続調査をしたい旨の申出があります。  お諮りします。  各委員長より申出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付すことにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、各委員長より申出のとおり、それぞれの閉会中の継続調査に付すことに決しました。              ──────────────── ◎日程第7 議会運営委員会の閉会中の継続調査について ○議長(中島孝雄君) 日程第7 議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを議題とします。  議会運営委員会委員長より、猪名川町議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付しています継続調査申出書のとおり、閉会中の継続調査をしたい旨の申出があります。  お諮りします。  委員長より申出のとおり、閉会中の継続調査に付すことにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、委員長より申出のとおり、閉会中の継続調査に付すことに決しました。              ──────────────── ○議長(中島孝雄君) 以上で本日の日程は全て終了しました。  会議を閉じます。  第413回猪名川町議会定例会を閉会します。                 午前11時25分 閉会 ◎町長あいさつ ○町長(岡本信司君) 本日、第413回議会定例会の閉会にあたり、一言お礼とごあいさつを申し上げます。  議員各位におかれまして、2月21日から本日までの32日間の長きにわたり、令和5年度一般会計予算をはじめとする諸議案につきまして慎重に審議をいただき、誠にありがとうございました。  ただ1点残念なのは、自然歩道(道の駅)公衆用トイレ改築事業に伴う債務負担行為がご承認いただけなかったことであります。住民の皆様や利用者の皆様が求められている、便器数を増やし、明るく清潔感あふれる、観光地にふさわしいトイレへの早期整備が実現できなくなったことであります。議案審議を通して賜りました数々の貴重なご意見やご提言、さらにご要望等につきましては、その意を真摯に受け止め、今後十分に検討の上、町政運営の中で反映すべく努力してまいる所存でございますので、議員各位のさらなるご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。  また、地方税法の一部改正につきましては、国会の法案成立後、直ちに施行されることが見込まれますので、地方自治法の規定に基づき、関連する猪名川町税条例及び猪名川町都市計画税条例並びに猪名川町国民健康保険税条例のそれぞれの一部改正などにつきましては、専決処分をさせていただきたいと考えております。  さて、昨年より少しずつ各地や町内でもイベントが実施されるようになりました。また、新型コロナウイルスも2類から季節性のインフルエンザと同じ5類になることが決まっています。今月13日からはマスクの着用について個人の判断に委ねられることになり、徐々にコロナウイルス感染症の発症以前の生活へ戻りつつある状況となってまいりました。  本町では、来月、4月2日には桜まつりが4年ぶりに開催されます。インフルエンザも新型コロナウイルスもなくなったわけではございません。それぞれに感染対策を実施いただくとともに、春の訪れを感じ、楽しいひとときを過ごしていただけたらと願っております。  新年度になりますと、ほかにも入学式や兵庫県議会議員選挙などが予定されております。  議員各位におかれましては、健康に十分ご留意いただき、本町発展のためにこれからもご支援、ご協力、そしてさらなるご活躍をいただきますことをご祈念申し上げ、今期定例会の閉会にあたりましてのお礼のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 ◎議長あいさつ ○議長(中島孝雄君) 第413回猪名川町議会定例会の閉会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  今期定例会は、2月21日の開会以来、本日まで32日間にわたり、新年度予算など町政当面の諸案件を審議してまいりましたが、十分な審議を経て議決に至りましたこと、議員各位をはじめ、理事者各位に対し深く感謝を申し上げます。  新年度予算は、子育てやまちづくり、移住・定住の促進や高齢者施策、デジタル社会への施策などが盛り込まれ、それらの施策実現に向け取り組んでいただきますよう強く思いますとともに、理事者各位には、今期定例会において議員各位より表明されました意見などを十分に尊重され、新年度の各施策の実施にあたっては十分に留意されますことを切に願うところでございます。  さて、世界に目を向けますと、いまだロシアによるウクライナへの軍事侵攻が行われ1年以上が経過しました。今なお両国において多くの貴い命が失われています。一刻も早い平和的解決の進展を祈念しております。  国内では、長引く新型コロナウイルス感染症において、今月13日からマスクの着脱が本人の判断に委ねられ、また、感染症上の分類が5月8日から2類相当を5類相当に引き下げられます。今後は新たな分類の中、社会経済活動の大幅な緩和に踏み出そうとしており、ウィズコロナ、アフターコロナに向けた取り組みが加速度的に進んでいくものと思います。  本町では、4月2日に4年ぶりとなりますいながわ桜まつりが開催されます。徐々に町のイベントが開催され始めることは、地域活性化においても大変喜ばしいと考えておりますと同時に、一刻も早いコロナ禍前の日常が戻ることを祈念するばかりでございます。  結びに、議員各位、理事者におかれましては、くれぐれもご自愛の上、本町のますますの発展のため、一層のご活躍をされますことを祈念申しまして、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。                   署     名
     この会議録の正当なることを認め署名する。     猪名川町議会議長   中 島 孝 雄     猪名川町議会議員   丸 山   純     猪名川町議会議員   池 上 哲 男     猪名川町議会議員   福 井 澄 榮...