猪名川町議会 2023-03-06
令和 5年総務建設常任委員会( 3月 6日)
議案第18号 猪名川町防災・減災条例の制定について
議案第21号 猪名川町都市公園条例の一部改正について
2 陳情・要望等について
(1)日本全体で解決すべき問題として、
普天間基地周辺の子どもたちを取り巻く空・水・
土の安全の保障を求める陳情
(2)道の駅用地買収に関する福田町長の
年度内先行購入TOPダウン指示についての陳情
書
〇出席委員
委 員 長 福 井 澄 榮
副委員長 山 田 京 子
委 員 井 戸 真 樹 委 員 加 藤 郁 子
委 員 下 坊 辰 雄 委 員 中 島 孝 雄
委 員 南 初 男 委 員 山 下 修
〇欠席委員
な し
〇説明のため委員会に出席した者
町長 岡 本 信 司 副町長 奥 田 貢
会計管理者兼会計課長
北 山 悦 子
企画総務部長 森 昌 弘
企画政策課長 平 井 秀 明
企画政策課主幹 橋 本 典 幸
企画政策課副主幹
出 水 良 孝 企画政策課副主幹 内 田 練 也
広報戦略室長 宮 田 ゆ み 総務課長 小 山 泰 司
総務課主幹 今 中 一 郎 総務課主幹 建 部 雄 三
総務課副主幹 肥 爪 淳 生活安全課長兼
新型コロナウイルス対策室長
井ノ上 利 昭
生活安全課主幹 竹 下 通 税務課長 藤 原 敏 行
税務課主幹 石 部 広 人 税務課主幹 宮 﨑 孝 志
地域振興部長 大 嶋 武
農業環境課長 春 名 恵 介
農業環境課クリーンセンター所長
橋 本 健
農業環境課主幹 中 野 智 宏
農業環境課主幹 植 村 正 人
農業環境課農業委員会事務局長
佐々木 規 文
産業労働課長 福 田 隆
産業労働課主幹兼
まち活性化推進室長
西 角 秀 一
地域交流課長 角 田 泰 司
地域交流課主幹 中 西 智 美
〇職務のため委員会に出席した事務局職員
事務局長 住 野 智 章 主幹 中 井 恵 美
副主幹 池 田 知 史
午前10時00分 開会
○
福井澄榮委員長 おはようございます。付託を受けました予算について、皆さん、慎重審査していただきまして、24日の議会に備えていただきたいと思いまして、よろしくお願いしたいと思います。
それで、ちょっと私ごとですが、昨日、
公民館フェスタというのを久しぶりに、3年ぶりでしたかね、再開されまして、非常に席を立つ人もなく、満席状態で、立ち見もいらっしゃいました。私、非常に感銘を受けたのは、多田駿介さん、皆さんご存じだと思うんですが、ダウン症のお子さんですけど、あの子が楽器を、非常にうまいんですね、ええって。でも、お母さんが司会されましたけど、楽譜は読めない。でも、あの演奏をできるという、美空ひばりと一緒だななんてちょっと思った次第で、非常に昨日は感激して帰った次第です。いろいろほかの展示会も見させていただきました。ありがとうございます。
○岡本町長 改めまして、おはようございます。ごあいさつにもございましたように、昨日は町長杯の
バドミントン大会、それから
公民館フェスタ、それから松尾台校区の住民運動会ということで、青空の下、楽しい1日でございました。
総務建設常任委員会を開催していただきまして、大変ありがとうございます。本日は、2月21日に開かれました第413回の議会定例会において、この委員会に付託されました令和5年度の猪名川町
一般会計予算中、
歳入歳出関係部分など、全部で8議案の審議をお願いしております。委員各位におかれましては慎重にご審議いただき、可決いただきますようよろしくお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 ただいまから
総務建設常任委員会を開会いたします。
会議に入るに先立ちまして、ご報告します。南委員より所用のため本日遅刻との通告がありましたので、ご報告します。
本日の議事日程は、お手元に配付している日程表のとおりであります。
審査に入るに先立ち、お願い申し上げます。これも言うのはもう少し、3月13日で終わりかなと思うんですが、
新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、発言は簡潔、明瞭、的確に行い、時間短縮に取り組み、また、適宜換気を行いたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
また、マスク着用により、発言者が発言しにくい、発言内容が聞き取りにくいことなどから、発言者については、大きな声で、着座でお願いしたいと思います。
なお、改めて申し上げますが、発言は挙手の上、委員長が許可した後にお願いするとともに、不穏当な発言とならないよう十分ご注意願います。
それでは、議案第2号のうち本委員会に付託されました部分、議案第7号、議案第8号、議案第15号、議案第16号、議第17号、議案第18号、議案第21号、以上8議案を一括して議題とします。
初めに、議案第2号 令和5年度猪名川町
一般会計予算中、第1条、
歳入歳出予算のうち
歳入関係部分、
歳出関係部分、第2条、繰越明許費、第3条、
債務負担行為、第4条、地方債、第5条、一時借入金、第6条、歳出予算の流用を審査します。
審査に入るに際し、予算の概要についての説明を求めます。
○
森企画総務部長 それでは、改めて、おはようございます。
最初に、私のほうから令和5年度当初予算の概要につきまして、予算の概要及び予算書で説明をさせていただきます。
まず、予算の概要の4ページをお願いいたします。令和5年度当初予算会計別の集計表となっております。一般会計では、総額は111億8,500万円で、前年度比8,700万円の増額、率にして0.8%の増となっております。
次に、その下には特別会計を順次掲載しております。
国民健康保険特別会計は、被保険者数の減少などにより予算額、減少しておりますが、
介護保険特別会計、
後期高齢者医療保険特別会計は、被保険者数の増加によりそれぞれ増加、
奨学金特別会計につきましては、貸付金の増加を見込み、こちらも予算額が若干増加しております。特別会計の合計といたしましては、65億7,512万4,000円となっております。
その下、
水道事業会計及び
下水道事業会計の2つの企業会計を合わせた令和5年度当初予算の総額としましては206億6,839万9,000円で、令和4年度当初予算と比較しますと1億2,605万4,000円の減額、率にして0.6%の減となっているものでございます。
続きまして、6ページをお願いいたします。
一般会計予算の内訳、歳入でございます。主なものを説明いたします。
表の一番上、1款の町税につきましては41億4,212万9,000円で、
産業拠点地区における固定資産税や法人町民税の税収増などから、前年度から9.7%の増となっております。
2款の地方譲与税からの各種交付金のいわゆる一般財源に関しましては、
新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に緩和していく状況や、物価高が一定継続する状況を見込んで、増加傾向となっております。
11款の地方交付税は21億2,500万円で、前年度から5億1,000万円、率にして19.4%と大幅な減を見込んでおりますが、22款町債に含まれます
臨時財政対策債が前年度から1億1,000万円減少し、これらを合わせると合計6億2,000万円の減少となっております。
15款の国庫支出金は10億1,655万7,000円で、前年度に
新型コロナウイルスワクチンの予防接種や
橋梁長寿命化事業などに係る補助金を計上していたことなどから、前年度比25.6%の減少となっております。
19款の繰入金は8億5,767万9,000円で、物価高騰や光熱費などの上昇から経常経費の増大を見込むため、前年度から3億357万9,000円の大幅な増、特にこのうち財政不足を補う
財政調整基金は過去最大の7億3,357万8,000円の取崩しとなっております。
続きまして、10ページをお願いいたします。
一般会計歳出予算の目的別の内訳でございます。主なものを説明いたします。
1款の議会費は1億5,713万1,000円で、前年度から13.5%の増となっております。主な要因は、人件費増や
議員タブレット端末の購入などでございます。
2款の総務費は12億3,853万2,000円で、前年度から2.3%の減となっております。主な要因は、昨年度、
航空写真撮影等作業委託や
役場本庁舎屋上防水工事など比較的大きな事業を行ったため、これらの完了により減少したものでございます。
3款の民生費は36億2,680万円で、前年度から横ばいとなっております。主な内容といたしましては、
訓練等給付費が前年度から1,500万円の増、また、各特別会計への繰出金も3会計の合計で2,394万5,000円の増など増加要因があるものの、
児童手当給付費が前年度から3,378万円の減少をしていることから、全体では横ばいとなったものでございます。
4款の衛生費は10億8,653万2,000円で、前年度から11.2%の減となっております。主な要因は、前年度当初で計上しておりました
新型コロナウイルスワクチン接種関連経費1億2,878万5,000円の減などでございます。
5款の農林水産業費は2億5,408万4,000円で、前年度から20.3%の減となっております。主な要因といたしましては、前年度実施の杤原地区での治山事業費4,202万円の減などでございます。
6款の商工費は9,201万9,000円で20.6%の減。主なものには、人件費の減でございます。
7款の土木費は9億8,198万5,000円で、前年度から11.7%の減となっております。主には、
橋梁長寿命化に係る事業費が、前年度に比べ大きく減少したものでございます。
8款の消防費は6億7,082万5,000円で、前年度から22.9%の増となっております。主な事業といたしましては、救助工作車の購入1億5,835万4,000円などでございます。
9款の教育費では20億8,239万3,000円で、前年度から14.0%の増となっております。主な要因といたしましては、猪名川小学校の内装改修工事、松尾台小学校の屋上外壁大規模改修工事や、文化体育館の吊
天井落下防止対策工事などによるものでございます。
11款の公債費は9億4,227万7,000円で、前年度から6.6%の増となっております。主な要因は、
臨時財政対策債の借換えに伴う一括償還を行うことによるもので、この影響を除いた実質の比較では0.1%増のほぼ横ばいとなっております。
以上が一般会計の
歳入歳出予算の内訳となり、総額で111億8,500万円となってございます。
続きまして、15ページをお願いいたします。ここでは地方債の年度末残高の推移を記載しております。下の地方債の残高のグラフを見ていただきますと、特に令和元年度以降は災害に対する復旧事業や学校施設整備など大規模事業が重なり、地方債残高は増加傾向となっております。また、地方交付税に係る財源として措置される
臨時財政対策債につきましては、国の
地方財政計画に従いまして減額を見込むことから、令和5年度末の地方債残高は84億8,300万円と見込んでおります。
続きまして、16ページをお願いいたします。
一般会計基金の年度末残高の推移を記載しております。令和4年度末の見込みといたしまして40億4,000万円、前年度から1,500万円の増加を見込んでおります。主な要因といたしましては、歳入では
産業拠点地区における税収増、地方交付税の追加交付や町有地売却が上げられ、歳出ではコロナ禍で実施できなかった事業により支出が抑制されたことなどが上げられます。また、令和5年度末の基金残高の合計は、当初予算編成時における基金繰入れ及び令和4年度決算剰余金からの法定積立て等を見込んだ額を反映し、38億2,200万円を見込んでおります。
続きまして、黄色い色の表紙の薄い冊子、令和5年度の猪名川町予算書をお願いいたします。予算書の1ページ、お願いいたします。議案第2号 令和5年度猪名川町
一般会計予算の分でございます。第1条、
歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ111億8,500万円で、その概要については、前段に説明したとおりでございます。
第2条、繰越明許費は、9ページ、第2表の繰越明許費に記載の2事業になっております。
第3条の
債務負担行為は、10ページ、第3表の
債務負担行為に記載の4事業となっております。
第4条、地方債は、11ページ、第4表の地方債に記載の19事業になっております。
また1ページにお戻りください。第5条、一時借入金の最高額は10億円、第6条、歳出予算の流用につきましては、記載のとおりとさせていただいております。
以上で予算の概要の説明とさせていただきます。ご審議のほうを賜りますようお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。
ただいまの予算の概要についての質疑は、それぞれ関係する所管部分での質疑と併せてお願いをいたします。
初めに、第1条、
歳入歳出予算のうち、議会事務局、
公平委員会事務局、
監査委員事務局の関係部分についての説明を求めます。
○
住野事務局長 それでは、議会費、
公平委員会費及び監査委員費について、
歳入歳出予算事項別明細書に基づきご説明させていただきます。いずれも一般財源で関連する歳入特定財源はございません。
まず、歳出の44ページ、45ページとなります。お開きください。1款1項1目議会費、予算額1億5,713万1,000円でございます。45ページ、説明欄、
議会運営事務費1億2,060万2,000円で、前年度に比べまして749万4,000円の増額となっております。その主なものについてご説明させていただきます。まず、1節報酬でございますが、議員報酬5,784万円は前年度より180万円の増額となっております。また、3節職員手当等についてでございますが、
議員期末手当2,306万4,000円は、前年度より123万1,000円の増額となっております。これは、令和5年9月までに議員定数1名の欠員で15名でありますけれども、9月に施行されます町議会の議員選挙から議員定数16名となるための増額となってございます。次に、4節共済費のうち議員共済会の負担金1,644万3,000円で、前年度より36万6,000円の減額となっております。この主な要因につきましては、負担金の率が100分の32.2から100分の31.5に減額となったことによるものでございます。次に、10節需用費につきましては263万8,000円で、前年度より24万9,000円の増額となっております。その要因につきましては、消耗品で65万4,000円が前年度より43万9,000円の増額となっております。これにつきましては、本年9月に町議会議員の一般選挙が予定されておりますことから、初議会等に関連する諸経費としまして増額としております。主な要因としましては、議場内の議席名札の書換え、議員章や議員防災服の購入、正副議長や全議員の写真撮影などを予定しております。次に、17節備品購入費として、機械器具費ということで415万9,000円でございます。これは、新たに機械器具費としまして、議員16名に加えまして、事務局1台の17台のタブレットを購入しまして、
ペーパーレス化に向けて迅速な情報共有、議会活動の活性化を図るものでございます。次に、18節負担金、補助及び交付金のうち政務活動費372万円で、前年度より12万円の増加となっております。これにつきましては、改選後の1名増となりますことから、月当たり2万円で半年分の増ということになってます。
次に、飛びますが、74ページ、75ページをお開き願います。2款1項9目
公平委員会費でございます。
公平委員会事務費、本年度予算12万6,000円でございます。主なものは、1節報酬としまして
公平委員会委員長及び委員報酬11万4,000円で、その他経常的な経費を計上しています。
次に、飛びまして、90ページ、91ページをお開き願います。2款6項1目監査委員費でございます。主なものとしまして、
監査委員事務費として、1節、
監査委員報酬68万円でございます。識見の監査委員さんには年40万円、議員選出の監査委員さんには28万円ということになっておりまして、その他経常的な経費を計上しております。
以上でございます。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 それでは、議会事務局、
公平委員会事務局、
監査委員事務局の関係部分についての質疑は終結します。
担当職員の入替えをお願いいたします。
次に、
企画総務部税務課の関係部分についての説明を求めます。
○
藤原税務課長 それでは、令和5年度
一般会計予算のうち税務課が所管いたします
歳入歳出予算部分につきましてご説明申し上げます。
予算説明書8ページ、9ページをお願いいたします。歳入、1款1項1目町民税個人でございます。本年度予算額15億7,650万円、前年度予算に比べ2,290万円の減額でございます。1節現年課税分15億6,900万円で、説明欄の均等割5,000万円、納税義務者は1万4,530人を見込んでおります。その下、所得割は15億1,900万円、納税義務者1万3,366人を見込んでおり、前年度予算に比べ2,200万円の減でございます。主に、納税義務者の減少及び
寄附金税額控除の増加に伴うものでございます。2節滞納繰越分750万円で、調定見込額3,000万円、徴収率25%を見込んでおります。
続きまして、2目法人でございます。予算額2億2,380万1,000円、1節現年課税分2億2,380万円、説明欄の均等割は6,360万円、その下の法人税割は1億6,020万円で、前年度予算と比べ1億34万円の増額でございます。
産業拠点地区におけるテナント企業からの税収を見込むものでございます。
次に、2項1目固定資産税でございます。予算額20億1,290万円、前年度予算に比べ2億8,530万円の増額でございます。1節現年課税分19億9,700万円、説明欄の土地に係るものが3億9,600万円で、前年度と同額でございます。その下、家屋に係るものは11億3,300万円、前年度予算に比べまして、1億1,200万円の増額でございます。これは、
産業拠点地区における物流倉庫の課税が増額となったものでございます。その下、償却資産に係るものは4億6,800万円でございます。前年度予算に比べ1億7,700万円の増額でございます。これも、
産業拠点地区におけるテナント等からの増額申告による課税が大きな要因であります。2節滞納繰越分につきましては1,590万円で、調定見込額1億3,320万円の12%を見込んでおります。
次に、2目
国有資産等所在市町村交付金及び納付金、予算額212万5,000円、1節現年課税分でございます。交付金として県より交付されるもので、白金の県営住宅に係るものでございます。
次に、3項軽自動車税、1目環境性能割、1節現年課税分、予算額583万3,000円で、280台分を見込んでおります。前年度予算に比べ28万円の減額でございます。
次に、2目種別割でございます。予算額7,157万円、前年度予算に比べ48万円の増額でございます。1節現年課税分7,120万円で、説明欄の
原動機付自転車459万3,000円は2,126台分、その下、軽自動車6,350万8,000円は7,556台分、
小型特殊自動車26万円は79台分、小型二輪車283万9,000円は478台分を見込んでおります。2節滞納繰越分につきましては37万円で、調定見込額126万1,000円の30%を見込んでおります。
4項1目町たばこ税、予算額1億5,000万円で、前年度予算と同額を見込んでおります。
次の10ページ、11ページをお願いいたします。5項1目都市計画税でございます。予算額9,940万円、前年度予算に比べ740万円の増額でございます。1節現年課税分9,870万円で、説明欄の土地に係るものが2,980万円、家屋に係るものが6,890万円でございます。2節滞納繰越分につきましては70万円で、調定見込額350万円の20%を見込んでおります。
次に、ページが飛びまして、16ページ、17ページをお願いいたします。下段になります、14款2項1目総務手数料、予算額949万6,000円でございます。1節
総務管理手数料のうち税務課に係りますものは
税務証明手数料130万円で、その下、督促手数料70万円でございます。
またページが飛びまして、28、29ページをお願いいたします。中段になります、16款3項1目
総務費委託金、予算額5,845万4,000円でございます。そのうち税務課に係りますものは、2段目、2節
徴税費委託金4,359万円でございます。説明欄の
県民税徴収事務委託金で、県民税を町民税と併せて徴収しております。その事務に係る委託金、納税義務者1人当たり3,000円の1万4,530人分でございます。
またページが飛びまして、32、33ページをお願いいたします。最下段になります、21款1項1目延滞金、予算額330万円でございます。1節延滞金は、町税の滞納に係る延滞金でございます。
次のページ、34、35ページをお願いいたします。中段をお願いいたします。4項4目雑入、予算額2億4,457万8,000円でございます。そのうち税務課に係りますものは2節雑入で、次のページ、36、37ページの中段、コピー使用料1,000円、
原付標識弁償金1,000円を計上しているものでございます。
以上が税務課所管の歳入部分でございます。
続きまして、歳出の説明をさせていただきます。
76、77ページをお願いいたします。2款2項1目税務総務費、予算額1億4,949万5,000円でございます。説明欄、
税務総務事務費7,218万8,000円でございます。主なものといたしまして、1節報酬438万7,000円は、その下、固定資産評価員報酬1名分8,000円、その下、会計年度任用職員4名分437万9,000円です。これは、申告時の繁忙期に事務補助員を雇用するもの90日分と、町税等滞納金徴収のために臨戸徴収や電話催告、預金調査などを行う徴収事務職員など2名を雇用するものでございます。少し下に下がりまして、12節委託料4,618万3,000円でございます。内訳といたしまして、電算処理委託料358万9,000円は、住民税特別徴収税額通知の電子化対応等の費用に係るものでございます。その下、固定資産税評価替電算委託料175万7,000円は、令和6年度に行う固定資産評価替えに伴います電算委託料でございます。その下、用地鑑定委託料142万8,000円は、時点修正のため例年実施している町内の標準宅地96カ所の鑑定委託料でございます。次の固定資産評価支援業務委託料1,138万2,000円は、令和6年度の評価替えに向けて土地価格批准表の見直し、路線価格の算定、公開用資料としての路線価図、地番参考図等の移動修正の業務を委託するものでございます。その下の電算保守委託料2,802万7,000円は、住民税、固定資産税、都市計画税、軽自動車税の課税及び収納処理のための税務システムの保守委託料でございます。続きまして、13節使用料及び賃借料84万5,000円は、固定資産税の関係データの保存、検索などを行うファイリングシステムの事務機借上料でございます。次の18節負担金、補助及び交付金370万9,000円でございます。主なものは、2行目の地方税共同機構負担金139万7,000円は、全国の地方公共団体で運営するeLTAXに係る負担金です。1行飛びまして、電子自治体推進協議会176万9,000円は、eLTAXデータの送受信システムを兵庫県下38市町で共同運用している運営負担金で、確定申告などの国税連携や年金特徴、電子申告、共通納税システムなどを利用するための運用費用でございます。次に、最下段、22節償還金、利子及び割引料1,310万円でございます。
次のページ、78、79ページの最上段をお願いいたします。配当割や株式譲渡割などの控除申告による還付や税額の更正による還付金1,300万円、その下、還付加算金10万円でございます。
中段に移りまして、2目賦課徴収費でございます。予算額1,384万7,000円で、主なものといたしまして、10節需用費201万円、2段目の印刷製本費180万円は、町民税の申告書の手引や記載の説明書、特別徴収のしおり、口座振替の申込書、封筒の印刷代を計上しております。次に、11節役務費1,080万8,000円で、その下、通信運搬費420万円は、各税の納税通知書、督促・催告などに要する郵送費でございます。その下、手数料660万8,000円は、口座振替に係る手数料や軽自動車検査情報提供手数料、コンビニ収納取扱手数料、クレジットカード収納手数料分や、口座振替伝送サービスについて、ISDN回線終了に伴う回線の切替え、また、新たに銀行預金照会システムに係る手数料でございます。その下、13節使用料及び賃借料46万6,000円で、そのうちソフトウエア使用料43万6,000円は家屋評価システムのリース料で、新築家屋に係ります評価額計算用電算システムの使用料でございます。次に、18節負担金、補助及び交付金46万3,000円で、そのうち2段目の軽自動車税環境性能割徴収取扱事務負担金34万8,000円は、軽自動車税環境性能割を兵庫県が徴収し、町に納入されることに伴う事務負担金でございます。
以上が税務課が所管しております歳入歳出の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほど、お願いいたします。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 それでは、
企画総務部税務課の関係部分についての質疑は終結します。
担当職員の入替えをお願いします。
次に、企画総務部所管部分のうち税務課関係部分を除く歳入についての説明を求めます。
○
森企画総務部長 それでは、引き続きまして、税務課を除く企画総務部の歳入を順次説明させていただきます。
事項別明細書の10、11ページをお願いいたします。中ほどやや上でございます、2款譲与税から次のページ、12、13ページの最下段の12款交通安全対策特別交付金までは、国の地方財政対策や県予算見込みなどを基に、それぞれの予算額を見込んでおります。コロナ禍の中で、特に12、13ページの上段の7款地方消費税交付金につきましては、現在の物価高が令和5年度においても一定継続するものとして、前年度の令和4年度当初予算から6,000万円と大きく増額を見込んでおります。
続きまして、11款地方交付税21億2,500万円、このうち、説明欄、普通交付税につきましては、制度上、町税や交付金等が増加すると財源調整として減額されることや、前年度の法人住民税の税収増に伴う交付税算定上の精算措置などから、前年度から5億1,000万円減の19億5,000万円を見込んでおります。
続きまして、14、15ページをお願いいたします。14款使用料及び手数料、1項1目総務使用料のうち、説明欄、生活安全課所管分、駐輪場使用料710万2,000円、駐車場使用料146万3,000円は、それぞれ日生中央駅前の各施設に係る使用料でございます。
16、17ページをお願いいたします。4目商工使用料のうち1節観光使用料217万6,000円は、説明欄にあります猪名川天文台使用料及び大野アルプスランドキャンプ場使用料でございます。
続きまして、18、19ページをお願いいたします。最下段、15款国庫支出金、2項1目1節総務管理費補助金のうち、説明欄、企画政策課所管分、マイナポイント事業費補助金172万6,000円は、令和4年度から実施しておりますマイナポイント事業の第二弾を令和5年度も延長実施する予定で、役場窓口における申請手続支援で利用する端末の借上料や通信料などに充当いたします。その下、デジタル田園都市国家構想推進交付金3,107万2,000円は、デジタル技術の活用により地方を活性化するための事業へ国が2分の1補助するもので、企画政策課、建設課、都市政策課及び上下水道課が共同で実施する共用基盤図等空間情報整備事業など、企業会計への繰り出しも含めた総事業費5,181万円に対し充当するものでございます。
次に、20、21ページをお願いいたします。生活安全課所管の社会資本整備総合交付金107万1,000円は、防災・減災条例の施行に伴う防災実動訓練実施に対する2分の1補助でございます。
続きまして、24、25ページをお願いいたします。16款県支出金、2項1目1節総務管理費補助金のうち、説明欄、企画政策課所管分、移住支援事業費補助金170万円は、地方創生推進交付金を県が活用し、県と共同で実施する県移住支援事業に係る補助金でございます。その下、総務課所管分、市町振興支援交付金189万円は、公共交通対策事業や有害鳥獣対策事業に係る県補助金でございます。
続きまして、26、27ページをお願いいたします。5目1節商工費補助金、地方消費者行政活性化交付金121万2,000円は、消費生活相談業務に充当する県補助金でございます。
続きまして、28、29ページをお願いいたします。3項1目1節総務管理費委託金、総務課所管の移譲事務委託金206万6,000円は、県の60事業のうち22事業を受託しており、取扱件数により額が決定されるものでございます。3節選挙費委託金、総務課所管の県議会議員選挙に係る事務委託金などでございます。
続きまして、30、31ページをお願いいたします。17款財産収入、1項1目1節土地建物貸付収入、総務課所管分としまして、普通財産貸付収入1,083万7,000円は、YMCA認定こども園や旧阿古谷小学校など土地貸付けに係るものでございます。その下の行政財産貸付収入96万3,000円でございますが、本庁舎における飲料自動販売機等の貸付収入でございます。続きまして、生活安全課所管の行政財産貸付収入30万円は、駅前情報プラザにおける自動販売機の貸付収入でございます。
続きまして、32、33ページをお願いいたします。中段より下、19款繰入金、1項1目
財政調整基金繰入金7億3,357万8,000円は、収支不足を補う財源として基金取崩しを予定しているものでございます。4目まちづくり基金繰入金1億2,409万9,000円は、学校給食センター整備、デジタル田園都市国家構想推進交付金の国庫2分の1補助裏や、公共施設の修繕などに充当するものでございます。
続きまして、34、35ページをお願いいたします。21款諸収入、4項4目2節雑入のうち主なものは、説明欄、企画政策課所管分で、広告収入130万円、これは広報紙、町ホームページの広告掲載料を予定するものでございます。デジタル基盤改革支援補助金650万円は、自治体情報システム標準化、共通化に係るシステム改修等に充当するものでございます。地方創生に向けてがんばる地域応援事業助成金150万円は、一般財団法人地域活性化センターからの補助で、観光協会が開催する観光イベントに対し10分の10補助を受けるもので、観光協会補助金に充当いたします。
続きまして、36、37ページをお願いいたします。説明欄最上段、総務課分として、市町村振興協会市町交付金2,177万9,000円は、サマージャンボあるいはハロウィンジャンボの宝くじの収益金の一部が配分されるものでございます。次に、4つ下の安全・安心のまちづくり事業助成金300万円は、令和4年度に兵庫県市町職員互助会が新設した助成制度で、防災や健康づくり、または子育て支援、いずれかの推進に資する事業への充当が認められたものでございます。1市町当たりの助成上限額が300万円となっており、令和5年度は災害備蓄品の購入や100万歩チャレンジイベント、子育て支援アプリ「母子モ」の使用料など4事業への充当を予定しております。
続きまして、40、41ページをお願いいたします。22款町債、1項1目1節総務管理債、
臨時財政対策債9,000万円は、国において地方交付税の原資の不足分の一部を地方自治体が直接借入れを行う地方債で、後年度に元利償還金の全額が地方交付税に算入されるものでございます。その下、借換分5,880万円は、平成25年度に金融機関から借り入れた
臨時財政対策債が10年目を迎え、歳出、公債費で同額を計上し、歳入で借換え分として予算化するものでございます。
以上、企画総務部に係る説明とさせていただきます。ご審議のほどを賜りますようお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
○山田副委員長 失礼します。予算書32ページの基金繰入金に関してなんですけれども、概要の中でも基金の残高見込みをつけてくださっておられまして、神戸新聞にも令和10年末には
財政調整基金が枯渇するんじゃないかという見込みもあるということで掲載されていたんですけれども、ちょうど1年前の令和4年度の審査するときに、同じような資料をいつもつけてくださっているんですが、そこの見込みと大きく開いているんじゃないかなと思うんです。令和3年度の200万円の差があって、そこからどんどんと差が開いていっているんですけれども、去年もらったやつと。その見込みの立て方っていうのか、その物差しが何か変わったのか、何でこんなに違いが出るのか確認させていただきたいのと、もう1点は、予算組みの前に町長が概要の中で、新たな財源の確保に努めることというふうなことも書いておられて、毎年毎年厳しい財政状況というのを書いているんですけれども、今年度の概要を見ると、さらに危機感を持って取り組まないといけないなと分かるんですけれども、新たな財源確保のために何か取り組んだこと、これから取り組もうとしておられること、六中とかのサウンディング調査もされてますけれども、そういった大きいものじゃなくて、小さいものでもやっぱりちょっとでも増やす努力っていうのはどんな工夫をされているのかお聞かせください。
○肥爪総務課副主幹 まず、1つ目のご質問でありました財政の収支見込みの立て方につきましては、毎年度収支の見込みをつくる上で、その年度において、次年度以降、大きな歳出であるとか大きな歳入の見込みを立てていきますので、特に今回につきましてはエネルギー価格の高騰、物価価格の高騰が大きく影響しておりますので、その面で大きく収支の見通しであったり、基金の残高の見込みが変わってきたものでございます。
次に、新たな財源確保の取り組みにつきましては、令和5年度につきましては、大きなものでいきますと、デジタル田園都市国家構想交付金であったり、あとは、お話ししていただいたかと思いますけれども、今後Park-PFIの取り組みを進めていくということで、そういったところで修繕費を町が捻出するのではなくて民間の力を借りて、そういった経常的な経費につきまして民間の力を取り入れようというものがございます。大きなものとしてはそういったものがございます。
以上でございます。
○山田副委員長 そうしましたら、この
財政調整基金の減り具合っていうのは、燃料の高騰が若干抑えられてきたとしたら、もう少し緩やかになるというふうに思っておけばいいのか、いずれにしても減っていく予測が出ている以上、もっと締まっていった方がいいと思うんですけれども、その辺の見通しなんかを少しお聞かせいただければと思います。
○肥爪総務課副主幹 先ほどおっしゃっていただきましたように、エネルギー価格、物価高騰につきましてはこちらで見込んでおって、もともと令和4年度見込んでおったより厳しくなっているところがございますので、そこが緩和されましたら、一定程度は減り具合につきましては緩和されますけれども、やはりそれが解消されましても、基金の
財政調整基金につきましては一定減少傾向、主には公共施設の修繕であったりというのもございますので、いずれにしても、そういったものが緩和されたにしろ、収支見通しは厳しいということで、行政改革につきましては取り組んでいく必要があると思ってございます。
以上でございます。
○山田副委員長 やっぱり長期的な見込みを立てたり、計画を立てるのって、やっぱりこういった指標がすごく大事になってくると思います。厳しめに見積もったほうが私は本当にいいんじゃないかなと思うので、行政改革を含めて取り組んでいただければなと思います。
新たな収入のところなんですけれども、Park-PFIなどの取り組みもお話しされたんですけれども、より一層、さっきの財源を調整するための基金が減っていくわけですから、そこを何とか使わなくていいように、さらに検討を、進められると思いますけれども、お願いしておきたいと思います。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 それでは、企画総務部所管部分のうち税務課関係部分を除く歳入についての質疑を終結します。
担当職員の入替えをお願いいたします。
次に、給与費明細書を含む企画総務部総務課の関係部分についての説明を求めます。
○小山総務課長 それでは、総務課に係ります歳出予算につきまして説明を申し上げます。説明につきましては、新規拡充する事業に係る部分を中心にさせていただきますので、ご了承願います。
それでは、事項別明細書46、47ページをお願いいたします。2款1項1目一般管理費のうち一般管理事務費、総務課分といたしまして、予算額6,737万3,000円でございます。こちらは、人事担当が所管をしております育児休業等に係る代替職員の人件費や、福利厚生に係ります負担金、採用試験、健康診断など委託料など、また、行政担当が所管をしております弁護士、訴訟関連経費、そして例規集のデータベース委託料など、こういった経常経費が主なものとなってございます。
新たに計上したものにつきましては、1節報酬の3行目、住民投票条例検討委員報酬22万4,000円でございます。常設型の住民投票条例の制定に向けまして必要な事項を検討するため、新年度に新たに設置をするもので、委員は8人以内で組織する予定でございますが、そのうち有償の委員7人分につきまして、1回当たり8,000円、会議4回分の報酬を計上するものでございます。
次の48、49ページをお願いいたします。ページ中ほど、7節報償費の2行目、産業医謝金15万1,000円は、前年度より7万2,000円の増となってございます。これは近年、精神疾患によります職員の病気休暇、休職が増加しておりますことから、新たにメンタルヘルス嘱託医を配置をするものでございます。精神科医の専門的な立場から意見を聴取し、病状の把握を適切に行うため、病気休暇の申請時や休職中、また復職時の面談、そして人事担当への状況の報告、助言などをいただくため、休職者への対応、そして職場復帰をより円滑に進めていくため、配置するものでございます。次に、少し下、10節需用費の2行目、印刷製本費26万9,000円で、前年度から11万5,000円の増で、これは職員採用に係ります職員採用の募集のチラシの印刷代、またその下、11節役務費の1行目、手数料12万円は、採用募集チラシの全戸配布に伴います手数料になってございます。公務員試験の受験希望者につきましては、以前から都市部のほうに流れる傾向が強く、本庁でも専門職を中心に受験者数の確保が大きな課題となってございます。これまでも大学への求人訪問、また合同就職説明会への参加など、募集につきましては積極的に受験生確保に努めてまいりましたが、昨年末、帰省時期に合わせて、UIJターン人材の登用を目的に社会人募集のチラシを全戸配布をいたしましたところ、受験生の応募が増え、一定の効果が得られましたことから、新年度におきましても引き続き募集チラシの全戸配布を実施しようとするものでございます。次に、12節委託料の3行目、事務作業等委託料123万2,000円は、新年度に予定をしております人材育成基本方針及び人事評価制度の改定に伴いますコンサルティング委託料でございます。その4行下、訴訟等委託料149万円、前年度から106万円の増で、現在係争中の国家賠償請求事件及び道の駅いながわ移転に関する住民訴訟に係ります弁護士の出廷日当及び裁判所に提出する文書の作成に係る諸費用でございます。
続きまして、52、53ページをお願いいたします。ページ下段、職員研修事務費、予算額450万5,000円でございます。職員研修を実施するための講師謝金や委託料、また、研修機関への負担金が主なもので、新年度は、定年引上げに伴う定年延長者や再任用職員に求められる役割への理解を深め、モチベーションの維持向上を図り、活躍していただくための(仮称)定年延長者研修や、女性のキャリアアップや管理職として活躍をしていただくことを目指す女性活躍推進研修など、時代のニーズに即した研修メニューを積極的に取り入れていきたいと考えてございます。
次に、少し飛びまして、64、65ページをお願いいたします。5目財産管理費のうち、説明欄1項目め、管財事務費、予算額6,585万4,000円でございます。こちらは、役場全体のコピー用紙、文房具などの事務用消耗品や、公用車に係ります燃料代、車検代、リース料、また、その他電話代、郵便代、複合機のリース料など、経常経費が主なものとなってございます。
特に増額となったものにつきましては、12節委託料3行目、用地鑑定委託料250万2,000円で、町有財産の跡地活用に伴います、旧六瀬中学校及び松尾台幼稚園に係ります用地鑑定委託料で、今後の有効活用に向け、土地の価格を把握するためのものでございます。その2つ下、廃棄物処理委託料31万6,000円は、学校施設を除きます町施設における不燃ごみ回収の委託料で、これまでクリーンセンター職員が直営で不燃ごみを回収しておりましたが、業務効率化のため、新たに外部委託とするものでございます。次に、13節使用料及び賃借料の2行目、事務機借上料1,450万6,000円、前年度から709万7,000円の増となってございますが、これは新年度からは新たに導入をいたします文書管理・電子決裁システムを4月から60カ月のリースで導入するもので、新年度分855万9,000円を計上したことによるものでございます。ペーパーレスを目指すため、事務費や文書保存スペースの削減はもちろん、電子決裁による事務効率の向上を目指すものでございます。続きまして、ページ下段、本庁舎管理費、予算額6,187万1,000円でございます。
次の66、67ページをお願いいたします。こちらは、役場庁舎に係ります光熱水費や冷暖房の燃料費、修繕料、本庁舎における清掃業務、宿日直業務、電話交換業務などの施設管理委託など、経常経費が主なものとなってございます。主なものといたしまして、上から3行目、10節需用費の光熱水費1,500万円、前年度から原油価格等の高騰によりまして電気調達の入札が不調となっておりますことから、前年度から479万7,000円の大幅な増となっておるものでございます。
続きまして、少し飛びますけれども、74、75ページをお願いいたします。ページ下のほう、11目
財政調整基金費、予算額350万円、またその下、12目減債基金費140万円は、いずれも利子積立金でございます。
また少し飛びますけれども、82、83ページをお願いいたします。ページ下段、4項1目選挙管理委員会費で、説明欄、選挙管理委員会事務費、予算額162万2,000円につきましては、主に選挙管理委員会委員の報酬や、次のページ、84、85ページをお願いいたします。選挙人名簿システムに係ります電算保守委託料などでございます。
次に、3目県議会議員選挙費、予算額1,144万円は、令和5年4月9日執行予定の兵庫県議会議員選挙のうち令和5年度中に発生する事務におきまして、県の委託金により執行するもので、1節報酬から17節の備品購入費まで、必要な経費を計上するものでございます。
次の86、87ページをお願いいたします。4目町議会議員選挙費、予算額2,453万円でございます。令和5年9月30日、任期満了に伴います猪名川町議会議員選挙に係る選挙執行経費で、1節報酬から18節の負担金、補助及び交付金まで、必要な経費を計上するものでございます。
次に、少し飛びますけれども、248、249ページをお願いいたします。ページ中ほどより少し下、11款1項1目、公債費の元金で、予算額9億1,935万2,000円で、説明欄にありますとおり、町債元金の償還金、またその下、2目利子、予算額2,292万5,000円は、町債利子の償還金といたしまして2,128万1,000円と一時借入金利子164万4,000円でございます。
次に、12款諸支出金、1項1目まちづくり基金費、予算額410万円で、次の250、251ページ、基金の利子積立金となってございます。
次に、2目都市計画事業基金費、予算額3,832万円で、これは
産業拠点地区における都市計画税の増収を後年度の都市計画事業に活用するため、基金として積み立てるものでございます。
次の13款予備費につきましては、例年と同様、1,000万円を計上しているものでございます。
次の252、253ページ以降につきましては、給与費明細書、また、それ以降につきましても、
債務負担行為の一覧、地方債の現在高の見込みに関する調書を掲げておりますので、こちらについてはご確認をいただけたらと思います。
以上、総務課所管の説明とさせていただけます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
○井戸委員 失礼します。46、47ページの一般管理事務費のところの、1、報酬の欄ですが、令和4年度には行政不服審査会委員報酬という項目がありましたが、今年度これがないのは、そもそもこの会がなくなったということの理解でよろしいんでしょうか。
○小山総務課長 今、井戸委員のご指摘の行政不服審査会委員ですけれども、こちらにつきましては、案件が生じた場合に開催するということになっておりまして、ここ数年、開催の実績がございません。したがいまして、仮に行政不服の案件がございましたら、その時点で補正なりということでさせていただきたいと考えてございます。
以上です。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○山下委員 49ページの職員採用試験のところの関係なんですが、最近、町のほうで、職員が不足しているので、臨時募集とか、よく見かけるようになってきました。全国的に少子化の影響で、若手の採用が厳しくなると。民間では給与を大幅に引き上げて、争奪戦が始まっています。そういった状況の中で、先ほどのご説明では、都市部の自治体ですかね、そういったところに行かれる若者が増えてるということですが、この猪名川本庁のほう、どういったことを訴求して、職員として応募したいというふうになるような呼びかけをしていくのか、そういった方々がどういう理由で都市部のほうを選択されているのか、その対策ですね、今後どういうふうにしていかれるのかということを伺いたいのが、まず1点。
それから、職員の研修、これ53ページだったと思いますが、今後デジタル化がどんどん進んでいく中で、研修メニューの中にはそういったデジタル研修のメニューがかなり増えていくのか。ちょっと外れるかもしれませんが、いろいろなデジタル関係の資格試験等もあります。そういったものを取得していくようなことを呼びかけたりっていうことも1つの手だと思いますが、そういった点についてはどうお考えなのか。
それから、公務員の副業が認められる時代になってきておりますが、そういった切り口から、他の自治体と猪名川町本庁を行き来するような職員が生まれてきて、そういったところから、さらにプラスのノウハウやスキルが入ってくるということも考えられると思うんですが、その点についてどのようにお考えなのか、ちょっと3点お伺いしたいと思います。
○小山総務課長 まず、1点目のご質問でございます、職員採用試験の関係でございます。現状、先ほどご説明させていただいたとおり、なかなか都市部のほうの公務員人気がまだかなり高いと。猪名川町、募集をいたしまして、なかなか集まらないというのがここ数年続いております。昨年、令和4年度の試験におきましても、少しちょっと苦戦をしたようなところがありまして、そういったところで、猪名川町の職員として、まず、地元意識を持っていただいて、根づいていただく方ということがやはり非常に重要であると私ども思っておりますので、そういった意味から、UIJターンというようなところも狙いましての社会人採用をやらせていただいたといったところもあります。
こういったものが非常に有効でしたので、まず、そういった地元に根づいて、これまで職員採用につきましては、今は基本的にはインターネットを見て採用募集に来られる方がほぼ大半になっております。ですので、猪名川町と関係のないところの方でももちろん採用もしてきましたし、根づいていただいている職員もたくさんおりますけども、地元意識という点では、やはり猪名川町で生まれ育った、育った方ですね、そういった方がたくさん入って、職員として貢献していただきたいという思いが非常にあります。そういったところで、まず、非常にアナログなやり方ですけれども、チラシを全戸配布したことについては非常に効果があったなという印象を持ってますので、そういったところから始めていきたいなと、そういった考えを持ってございます。
2点目の研修の、特にデジタルの関係ですけども、自治体DXの研修につきましては、令和4年度につきましても、管理職向け、また一般職向けで何度か実施をしております。ただ、研修しただけで、それが前へ進むかというとこは、全然そういうことではございません。委員ご指摘のとおり、デジタルの関係の資格等もあるのは承知しておるんですけど、ちょっとなかなかそこまで一歩ということにはまだ行けてないような、そういう状況でございます。
最後のご質問で、副業の関係です。副業につきましても、周辺の自治体さんでもちょっと副業を緩和といいますか、例えば休日に農業の手伝いを副業で認めていくとか、地域の実情に応じて、例えば地域の振興につながるような副業を取り入れていくような、そんな取り組みも始まっております。民間のほうにつきましては、副業はかなり進んでるというような情報も持っております。ただ、猪名川町といたしましても、この辺りはもう少し周辺の自治体の状況と、あと、副業につきましても、やはり基本的には公務員の職務専念というところがありますので、ちょっとそういったところの比較もしながら、バランスも取りながら、どこまでできるのか、少し調査研究をさせていただきたいなと考えております。
以上です。
○山下委員 まず、採用のところですが、地元ということで意識を持つ方をということでしたけども、1つにそういう方法もあると思うんですが、先ほど申し述べましたように、根本の分母が減っていくわけですよね。その状況の中で地元意識というふうにすると、すごくその対象者が減ってしまう。
もう今、各自治体が職員の取り合いをやっている状況で、やはり都市部へ流れていく人をいかに食い止めて引き寄せるかというのは重要やと思うんですね。そういった方々の立場から見たときに、何を魅力に感じるのかということをしっかり意識しないといけないと思うんですが、1つには、働きがいっていうところですね。猪名川町、魅力あるまちの自治体だから、行って、あそこでいろんなことをやってみたい、実現しそうだみたいに期待を持てるかとか、あるいは今、ウクライナ危機も含めて、世界情勢は非常に不安定になってきていて、民間企業はいろんなことがすぐ小回り利いてできますけども、非常に不安定な時代、いつ倒産するか分からないというリスクありますよね。だから、そういった面で公務員は非常に強いと言われてますから、そういったことが訴えられているのか。そういったところを、ちょうど就職期を迎える若者にしっかり訴求していただく必要があると思いますし、戦略を立てて取り組まないと、ただ漠然と今までのように募集かけても、来ませんでしたっていうことになりかねないので、そこはもう、ちょっと非常事態でしっかり考えていただく必要があると思います。
資格についても、具体的に、ITパスポートも含めて、そういったものを取得すれば何らかの手当が増えるのか、それも、副業を含めて、魅力に感じるような仕掛けを考えていただく必要があるんじゃないかと思います。
その辺りについてはいかがでしょうか。
○小山総務課長 まず1点目、職員採用の関係でございます。公務員人気というのは基本的にはずっと続いている状況ということではあると思うんですけれども、委員おっしゃるとおり、やはり人口減少になっておる特に地域につきましては、地元で採用というのが、じゃあ、いつまで続くかというと、なかなか難しいだろうというふうに言われております。猪名川町といたしましても、ニュータウンのほうから若い方が出ていくような状況が続いておりますので、非常にこちらも危機感を感じてやってございます。猪名川町として、町としての魅力をどう感じ取ってもらえるかというところが、やはりまちづくり全体でも非常に重要ですし、もちろん公務員になりたいという方がどういったところに魅力を感じているかといいますと、おおむね、例えば子育てがしやすいようなイメージをお持ちの方とかが非常に多いというところもあります。例えば男性の育児参加だとか、そういったところを力入れているのをもっと前に出していくようなこととか、そういった公務員として独自の魅力を訴えるような、そういうやり方も1つの方法なのかなというふうには考えてございます。こういったところを募集のときに、もう少し魅力アップするような伝え方ができたらなというふうに考えてございます。
もう1点、ITパスポートの関係とかも例でご指摘をいただきましたけれども、基本的に猪名川町としては資格手当のようなものは持っておりませんけれども、ただ、個人のスキル、個人の能力に見合った職員の配置なりということもやっておりますので、そういう職員が活躍できるような人材の登用、また人事の配置、そういったことをやっていきたいなというふうな考えは持ってございます。
以上です。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○加藤委員 49ページのところで、産業医謝金とか、メンタルヘルス委託料とか、その辺に係ってくると思うんですけれども、休職中の職員さんは増えているということで、現在何名ぐらいの方がお休みされていて、要するにお休みされる期間の制限みたいなのがあるのかないのか、あと、要するに給料の部分でどういう、出勤されている方とお休みされている方の差が何かあるのかどうか、その辺りを教えてください。
○建部総務課主幹 今、加藤委員のほうからご質問がございました、病気休暇、病気休職中の者の数についてですけれども、現状、今休んでる、分限休職に入っている者が3名ございます。今年度につきましては、病気休暇入られて復職されている方もおられますので、現状で3名の方が休職中です。期間の制限につきましては、病気休暇につきましては基本的には給料出ます、90日間出ます。90日経過しますと分限休職に入りますので、そこから1年間は給料の8割支給になります。その後、お給料のほうは止まるんですけれども、共済組合のほうの傷病手当金のほうが一定期間支給されることになっております。
以上でございます。
○
福井澄榮委員長 いいですか。
○加藤委員 期間の制限は基本ないという。要するに、お医者さんがもう出てもいいよって言ってくれるまでは休めるっていう感じですか。
○建部総務課主幹 分限休職につきましては、基本的には給料が出る期間は1年間、その後、給料止まる期間もあるんですけれども、一応復職の診断が出るまで、猪名川町ですと、主治医の先生と公立の病院の先生と2通の復職の診断が出るまでは復職できないという形になっております。期間については、基本的には病気休職、分限休職に入って3年間しかございません。
以上でございます。
○加藤委員 3年過ぎた場合はどうなるんでしょうか。
○建部総務課主幹 3年過ぎた場合は、基本的には免職等に替わっていきます。
以上でございます。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○南委員 49ページの訴訟等委託料149万円ということで、これは国家賠償と、いわゆる道の駅訴訟とのお金で、期間はいつまでかな、これ。期間がいつまでと、今までのいわゆるかかった費用。
○今中総務課主幹 まず、令和5年度分の国家賠償請求事件、また損害賠償等請求事件に関する費用を令和5年度の予算として149万円を上げております。
それと、先ほどおっしゃられました、まず、国家賠償請求事件にかかった費用ですけれども、令和4年度分の支払いはまだですので、総額は分かりませんけれども、令和3年度に支払った費用は、弁護士報酬、出廷日当、旅費等の実費弁償なども含めまして、73万8,188円となっております。
国家賠償につきましては、令和3年3月24日に提訴されまして、その後、令和5年2月24日までの12回にわたりまして公判が行われまして、令和5年2月24日に結審をいたしました。令和5年の3月24日に判決が下される予定でございます。
以上でございます。
○南委員 国家賠償は分かったんです。道の駅の訴訟の見込み149万円は入っとんのかどうか。
○今中総務課主幹 道の駅に関する損害賠償請求事件につきましても、この149万円の中に入ってございます。
以上です。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○下坊委員 47ページの住民投票条例の検討委員会という形で、基本的には住民投票条例というのは、基本条例は大事だと常々位置づけてはおるんですけれども、これのメンバーはどういうメンバーでやられるのか、ちょっとその辺をお尋ねをします。
○今中総務課主幹 この報酬の対象としております7人の内訳につきましてご説明を申し上げます。
学識経験者2名、一般公募により募集した者2名、その他町長が必要と認める3名を想定しております。残り1名につきましては、行政代表として
企画総務部長を想定しております。
以上でございます。
○下坊委員 学識が2名、一般公募して2名、その他町長が決めて3名いうの、これはなぜこういう形を取ったんですかな。なぜ一般公募やったら一般公募、任意団体からとか、いろんな角度で今までやってたのに、何でこれだけ町長が3名という形にするわけですか。その内容を、そういう取り組みというんか、そういったことに対してはどのような方向で何で町長を入れたか、町長の3名なのか、その辺の説明願います。
○今中総務課主幹 その他町長が必要と認める者3名についてですけれども、先進事例なども、全国の自治体のこの委員の選定事例なども参考にしながら、公共的団体としまして、町自治会長連絡協議会、非営利活動法人町商工会を想定をしております。
以上でございます。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○山田副委員長 3点お伺いいたします。46、47ページの住民投票条例の検討委員報酬のところなんですが、住民投票条例というのは間接民主主義を補完するもので、多くの自治体でも制定は進んでいるんですが、だからこそ事例が結構たくさんあると思うんです。でも、今回この検討委員会を設置して何を話し合っていただこうと思っているのかお伺いするのが1点と、次のページの産業医謝金で、精神疾患が今増えておるということで今説明いただいたかと思うんですけれども、精神疾患ってすごく原因を追求するのが難しいのかなと思うんですが、素人考えなんですけれども、その方、お医者さんにかかっておられると思うんですが、町として新たにお医者さんを雇うっていうんですかね、その意味合い的なことをちょっとご説明いただきたいのと、そのちょっと上の休業補償費ですか、こちらについてもう少し詳しくご説明ください。
○今中総務課主幹 まず、住民投票条例についてのご質問についてお答えを申し上げます。
所掌事務についてのご質問かと思われるんですが、条例の制定目的、住民投票に付すことができる事項、投票資格者、請求または発議要件、住民投票の形式、請求に伴う署名収集の方法、住民投票の執行及びその期日、投票の方法、住民投票に関する必要な情報の提供、成立要件、投票結果の告示及び通知、投票結果の尊重、再請求等の制限期間などについてご協議をいただく予定でございます。
○建部総務課主幹 精神疾患の関係ですけれども、新たにメタルヘルス嘱託医の方と契約させていただこうと思っております。現在、精神疾患につきましては、心理カウンセリング事業と毎月のメンタルヘルス、電話相談事業と行っております。こちらにつきましては、現状、電話相談、毎月1回2時間、時間取っていただいて実施しておるんですけれども、基本的にあまり活用がない状況です。こちらにつきましては年間7万2,000円でやっていただいておるんですけれども、来年度につきましては、その7万2,000円のメンタルヘルス、電話相談事業のほうを廃止しまして、このメンタルヘルス嘱託医として、同じ先生になりますけども、お願いしようと思っているものです。こちらは復職とか休暇、休職入るときの相談、あと、人事担当とか所属長が精神疾患への対応がなかなか、通常の産業医の先生ですと内科医になってしまいますので、その辺のちょっと助言等がなかなかいただくのが難しいので、そういった点でも活用していこうと思っておるところでございます。
2点目、休業補償費のほうですね、こちらにつきましては、労務災害で仕事を休んだ場合、4日目以降は労災支給あるんですけども、3日間の待機期間については事業主が負担するということで、給付基礎日額の6割の3日分を支給するものでございます。令和4年、今年度2月時点で2件、労災請求しております。そちらにつきましては、給付のほうをしておる状況でございます。
以上でございます。
○山田副委員長 住民投票条例の検討会なんですが、今ご説明いただいたのって条例の中身のほぼほぼ全部だと思うんですが、そもそもたたき台っていうのはあるんじゃないのかなというか、ほかの自治体でももう結構項目っていうのはほとんど決まっていると思うんです。そこの中の成立要件ですとか、数字の、どういうんですか、上限を話し合われるのかなとも思うんですが、そういったことをこの4回のうちで、この7人ですか、でお話合いをされるのか、もっと理念的な部分を話し合っていただくために設置するのか、ちょっとその辺りのことをお伺いしたいのと、次のページのメンタルヘルス嘱託ですかね、このメンタルヘルスの委託料っていうのとは関係しないということでよろしいですか。
それと、本当に要因が難しい中で、町としてこの嘱託にお願いするっていうことは、やっぱり職務上でそういうメンタル的な何かが起こったという要因が多いと思われるためにこれをされるのかどうか、その辺りをお伺いいたします。
○今中総務課主幹 まず、住民投票条例のご質問についてお答えを申し上げます。
先ほど副委員長がおっしゃられましたように、理念的なものとかを、そういったものももちろん協議はいたしますけど、基本的には各具体的な内容につきまして、各市町の先進地事例の事案なども示しながら、猪名川町にとってふさわしい条例、それぞれの項目ごとに決めていくことを、それぞれ協議いただいて、決めていく予定としております。
○小山総務課長 すみません。副委員長のご質問であります、ほかの自治体でも例がたくさんあって、大体似通った条例が出来上がってくるんじゃないかというようなイメージの中で、この4回で何を話をするんだというような、そういったご質疑だと思うんですけれども、基本的には住民投票条例の中で何を決めていくか、細かいことを言っていきますと、例えば町長に発議権が付与されるのかどうなのかだとか、あとは投票資格者に定住外国人を入れるのかどうなのか、また、請求における署名数なんかは、例えば6分の1とか8分の1とか、これも自治体によってかなり違いがあります。成立要件も、例えば2分の1にするのかだとか、そういった細かい部分につきましては、1つ1つ丁寧に、もちろん学識経験者も入りますので、そういったところを猪名川町の住民投票条例、常設の住民投票条例として定めていきたいということで、4回、そういった内容の論点をある程度定めながら、効率よく進めていきたいなというふうに考えてございます。
○建部総務課主幹 すみません。メンタルヘルス委託料なんですけれども、先ほども申しました現在行ってる心理カウンセリング事業と、メンタルヘルス、電話相談事業、こちらのほうをメンタルヘルス委託料として今年度は予算計上させていただいております。
心理カウンセリング事業とメンタルヘルス嘱託医、何が違うのかといいますと、心理カウンセリング事業につきましては、職員の健康の保持とか増進、職場復帰支援を図るための事業として行っておるんですけれども、基本的には職場内でしんどくなったとか、そういった場合に休暇に入る前に相談していただく、予防のための事業となっております。メンタルヘルス嘱託医につきましては、あくまでも休暇等、休職に入られた方の職場復帰支援のために行う相談事業、相談というか病気当該者と人事、所属長の相談相手になるものでございます。
精神疾患は基本的には職務上起こることがほとんどだと思います。山田委員おっしゃってるとおり、原因のほうが分からない方というのが大半でございます。原因追求のほうが難しいんですけれども、町としては、基本的には毎年メンタルヘルス研修のほうを実施しておるのと、定期健康診断のときにはストレスチェックのほうを実施しております。ストレスチェックにつきましても、基本的に毎年大体10%程度の職員が高ストレス者で診断出ておるんですけれども、そういった方、出られた方についても産業医への相談体制等を整備してございます。
以上でございます。
○山田副委員長 メンタルヘルスで、メンタル的なことでお休みされてる方もいらっしゃるということで、快適な職場づくりに努力していただきたいなと思います。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 それでは、給与費明細書を含む企画総務部総務課の関係部分についての質疑は終結します。
担当職員の入替えをお願いいたします。
次に、企画総務部企画政策課及び会計課の関係部分についての説明を求めます。
○北山会計管理者兼会計課長 失礼いたします。それでは、会計課に係ります歳出部分につきまして、主なものについてご説明申し上げます。
事項別明細書50、51ページをお開き願います。2款1項1目一般管理費、ページ中ほど右説明欄、一般管理事務費のうち会計課所管分130万1,000円は、会計年度任用職員1名分の報酬及び期末手当などが主なものでございます。
次に、少し飛びますが、事項別明細書62ページ、63ページをお願いいたします。ページ下段、2款1項4目会計管理費、予算額920万6,000円で、前年度比394万7,000円の増額となってございます。右説明欄、会計管理事務費の主なものは、10節需用費34万6,000円のうち印刷製本費26万8,000円は、決算書75冊、及び財務会計納付書の印刷に要する経費でございます。次に、11節役務費838万5,000円のうち指定金融機関手数料833万8,000円は、事務取扱手数料827万2,000円、口座振込錯誤などによる組戻し手数料6万6,000円でございます。指定金融機関の事務取扱手数料は、前年度から387万2,000円の増額となってございます。これは、昨今の厳しい金融環境下では、指定金融機関業務の経費負担が非常に厳しくなっており、公金関連事務に係る経費について負担するものでございます。次に、12節委託料36万4,000円は、公金収納業務に係ります電算保守委託料でございます。
以上、簡単ではございますが、会計課所管の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
次に、
企画政策課長と説明を替わります。
○平井
企画政策課長 それでは、企画政策課所管に係ります歳出予算につきまして、事項別明細書に基づき、主な内容、新規事業を中心にご説明を申し上げます。
事項別明細書46、47ページをお開きください。2款総務費、1項1目一般管理費、予算額5億7,273万1,000円で、企画政策課に係るものにつきましては、説明欄の一般管理事務費、企画政策課、予算額155万8,000円で、企画政策担当、情報管理担当及び跡地活用担当の時間外勤務を計上しております。
少し飛びますが、52、53ページをお開きください。説明欄上のほうになります。秘書事務費、予算額173万円は、町表彰や秘書業務に係る経費でございます。
少し飛びますが、60、61ページをお願いいたします。2目広報広聴費、予算額1,530万3,000円でございます。説明欄、広報事業費、予算額1,175万3,000円でございます。主なものといたしましては、7節報償費72万円は、広報特派員2名分の報償金でございます。次に、10節需用費578万7,000円のうち2行目の印刷製本費493万7,000円は、毎月1回発行しております広報いながわの印刷経費で、毎月1万2,500部の印刷を予定しているものでございます。なお、広報いながわは、令和5年1月に全面リニューアルを行ったところでございます。次に、11節役務費231万円のうち2行目の手数料213万円は、広報紙の戸別配送に係る経費で、毎月約1万1,800部を計上しているものでございます。
続きまして、次のページ、62、63ページをお願いいたします。説明欄、上のほうになります。広報メディア拡大費、予算額301万7,000円でございます。主なものといたしまして、12節委託料200万円は、シティプロモーション事業委託料は、広報動画「きらっと☆いながわ」に代わり、新年度よりSNSを活用したプロモーションを行うこととしており、著名人を活用した投稿など、訴求性と速報性をもって本町の魅力が多く伝わるように取り組んでまいります。
続きまして、その下、広聴事業費、予算額53万3,000円は、例年実施しております無料法律相談など、広聴業務に係る経費でございます。
次に、少し飛びますが、66、67ページをお願いいたします。6目企画費、予算額6,042万5,000円でございます。説明欄、中ほど、企画事務費、予算額2,788万5,000円でございます。主なものといたしましては、1節報酬140万6,000円のうち1行目の総合計画審議会委員報酬は、第6次総合計画後期基本計画の策定を令和5年度、6年度の2カ年で行うことから、審議会委員25名分の報酬でございます。次に、7節報償費1,101万7,000円のうち2行目のふるさと応援寄附金記念品費1,091万7,000円は、町外からの寄附者に対して、お礼の品として本町の特産品などをお送りし、町の特産品のPRや、財源の確保につなげようと取り組んでいるものでございます。返礼品の提供事業については、町内への経済効果にもつながることから、事業者へ積極的に働きかけを行うなど、事業者と共に町の魅力を発信してまいりたいと考えてございます。
次の68、69ページをお願いいたします。説明欄、上のほう、12節委託料745万6,000円のうち1行目の総合計画後期基本計画策定等委託料520万円は、2カ年で策定いたします第6次総合計画後期基本計画策定に係る委託料のうち1年目の経費で、2年目の経費400万円は
債務負担行為で計上してございます。次に、その下、2行目のシティプロモーション事業委託料225万6,000円は、ふるさと納税のPRを目的とし、都市圏の商業施設などで返礼品を紹介するとともに、ふるさと納税の手続などの説明も併せて行うなどのプロモーション事業の委託料105万6,000円と、移住パンフレット等策定委託料120万円でございます。次に、13節使用料及び賃借料120万8,000円のうち1行目の使用料92万4,000円は、ふるさと納税管理システム利用料などのほか、新年度に新たに取り組む移住関係人口促進のためのマッチングサービスの使用料で、自治体などが地域活動などに興味のある人を募集し、直接スカウトするもので、猪名川町に興味を持っていただいた方と地域をつなぐ新たな取り組みとして活用してまいります。次に、18節負担金、補助及び交付金257万6,000円のうち1行目の移住支援補助金240万円は、本年度と同様に東京圏からの移住を伴う就業や起業者に対する補助金100万円と、国が子育て世帯の移住、地方移住を促進するために、子育て加算を1人当たり最大100万円に増額したことから、本町においても対応するものでございます。また、お試し居住支援事業については、県の補助金を活用し、引き続き実施してまいります。
続きまして、その下、広域行政費、予算額103万4,000円でございます。主なものといたしまして、18節負担金、補助及び交付金、ひょうご北摂里山ライド実行委員会負担金30万円は、阪神北地域の魅力を活用し、サイクルツーリズムの推進を通じて地域活性化につなげることを目的に、令和3年度より開催しているひょうご北摂里山ライドの負担金で、本事業は兵庫県、阪神北地域の市町、商工会、観光協会などが連携して開催しているものでございます。
次の70、71ページをお願いいたします。7目電子計算事務費、予算額9,231万円でございます。説明欄、最下段、情報公開事務費、予算額53万円でございます。
次の72、73ページ、お願いいたします。説明欄、最上段、1節報酬28万円は、個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、これまでの審査会等を統合し設置する情報公開・個人情報保護審査会委員5名分の報酬でございます。
続きまして、その下、電子計算管理事務費、予算額8,716万円でございます。主なものといたしましては、12節委託料2,383万8,000円のうち1行目の電算処理委託料679万8,000円は、自治体情報システム標準化共通化のためのシステムの改修に係る委託料でございます。その下、電算保守委託料1,704万円は、住民情報システムの保守などに係る経費のほか、電算システム運用管理を委託しておりますヘルプデスクに係る経費でございます。次に、13節使用料及び賃借料4,876万9,000円のうち1行目の事務機借上料3,968万円は、住民情報システムのほか、町内グループウエアシステムなどを利用するためのサーバーやパソコンなどの借上料でございます。その下、ソフトウエア使用料908万9,000円は、在宅勤務システムやウェブ会議システムのほか、国のデジタル田園都市国家構想推進交付金を活用し、本年度整備した地理情報システムと連動いたしました住民通報システムの導入及びその使用料でございます。新年度においては、都市政策課、建設課及び上下水道課において、インフラ資産情報のデジタル化を行うこととしており、例えば道路や公園などで住民の方が不具合を見つけた際、このシステムを活用し、スマートフォンなどで写真や位置情報と併せて町へ情報を届けることが可能となるものでございます。
次に、ページが大きく飛びますが、168、169ページをお開きください。6款商工費、1項2目観光費、予算額2,758万2,000円でございます。説明欄、上のほう、観光高揚事業費、予算額1,043万9,000円でございます。主なものといたしまして、1節報酬164万5,000円から4節共済費31万7,000円は、主に観光振興を促進するための会計年度任用職員1名分の人件費でございます。次に、18節負担金、補助及び交付金624万円のうち主なものといたしましては、最下段、官学連携事業負担金20万円は、大学との連携事業により本町の観光振興に関する調査、研究を行うもので、新年度は昨年11月14日に包括連携協定を締結いたしました流通科学大学との連携事業により、新たな特産品の創出に向けた取り組みを行うものでございます。
次のページ、170、171ページをお願いいたします。説明欄、最上段、観光協会補助金190万円は、運営補助40万円のほか、観光協会が一般財団法人地域活性化センターの補助金を活用して取り組む星をテーマとした観光事業に係る補助150万円でございます。その下、いながわ桜まつり実行委員会補助金362万円で、本年度は4月2日の日曜日に開催を予定してございます。
続きまして、その下、大野山管理運営費、予算額1,231万1,000円でございます。主なものといたしましては、12節委託料1,124万3,000円のうち1行目の大野アルプスランド指定管理料1,040万円は、柏原生産森林組合に対する指定管理料でございます。
続きまして、その下、自然歩道管理事業費、予算額483万2,000円でございます。主なものといたしまして、10節需用費306万2,000円のうち2行目の光熱水費275万5,000円は、道の駅いながわや銀山、下阿古谷の公衆トイレに係る電気代や水道代でございます。
以上、企画政策課所管分の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。これより13時まで休憩といたします。
午前11時57分 休憩
午後 1時00分 再開
○
福井澄榮委員長 休憩を閉じ、委員会を再開いたします。
午前中説明を終わっておりますので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
○井戸委員 171ページの上の欄で、観光協会補助金のところで、昨年度より予算のほうが40万円から190万円に増額されてますが、その理由についてが1点と、2点目が、ページ戻りまして169ページ、官学連携事業負担金のところですが、昨年は関大との連携ということの名前になってましたが、これは名称変更と大学の変更という理解でよろしいでしょうか。
○宮田広報戦略室長 失礼します。
まず、1点目の観光協会の補助金についてですけれども、こちらのほうは観光協会さんが星の事業っていうのを実施される予定にされておりまして、昨年度の40万円とは別で150万円を地域活性化センターの補助金の申請をされているものになっております。そのための増額です。
あと、2点目ですけれども、官学連携事業の負担金についてですけれども、こちらは流通科学大学との連携協定のほうで、次年度につきましては観光事業の課題解決ということで、特産品を考えていこうということで、そちらの費用に充てる予定となっております。
以上です。
○
福井澄榮委員長 すみません。もう少し大きい声で。マイク、ないか。ないの、そこ。
○宮田広報戦略室長 名称変更理由。もう一回言ったほうがいいですか。
○
福井澄榮委員長 あっ、いいよ。聞こえてるから。
○宮田広報戦略室長 聞こえてますか。
○
福井澄榮委員長 今回いいです、次回から。
○宮田広報戦略室長 すみません。関西大学ではなく、今回、流通科学大学になりましたので、ちょっと名称のほうも変更させていただいております。
以上です。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○山下委員 すみません。まず、63ページの会計管理事務のところなんですが、指定金融機関手数料が負担増になっているというところなんですけども、これをもう少し詳細について、昨今、硬貨を使うと手数料が上がってるという、そういった関係なのかどうか。その辺含めてお聞きしたいのと、それから、67ページのふるさと応援寄附金記念品のところなんですけども、猪名川町のふるさと納税ですか、そういったものが増加傾向なのか、他市町に比べてどのぐらい伸びてるのか。とりわけ人気のある記念品とか、そういったものがあるのかどうか。その点について、最近の事情をちょっとお伺いしたいです。
それから、73ページの電子計算管理事務費のところで、地図を使って不具合箇所を連絡するシステムの話なんですけども、京都市さんなんかが「みっけ隊」とかいってアプリで発見するような、そういった取り組みされていますが、これはそういったものになるのか。その場合に、スマートフォンでアプリが必要になると思うんですけども、その点は具体的にどんな感じで、本町の場合、高齢者が多い地域もありますので、うまくそれが機能できるのかどうか、ちょっと心配なんですが、その点についてちょっとお伺いします。
○北山会計管理者兼会計課長 失礼します。山下委員の1点目の質問についてお答えさせていただきます。
まず、指定金融機関の事務取扱手数料の件なんですけれども、今回上がった詳細といたしまして、公金関連事務に係る試算を指定銀行のほうからしていただきまして、まず1点が、派出業務といいまして、会計課の窓口に1名人員派遣していただいてます。その人件費と、そのところに使う機械、物件費ですね。それが合わせて31万1,000円。指定金融業務といいまして、税公金の収納業務ということで、営業店の事務コストということで、これが44万1,000円、あと、事務センターで済通とかの処理をするようになっておりますので、その経費が24万9,000円、それで合計いたしますと。すみません。さっきから、申し訳ございません。1桁間違えておりまして、派出業務のほうが、すみません。人件費が311万円です。税公金の収納業務につきましてが441万円です。合計で752万円に税を掛けて827万2,000円となってございます。
○橋本
企画政策課主幹 2点目のご質問、ふるさと納税の返礼品の関係でお答えいたします。
まず、ふるさと納税の寄附額、受け入れてる額のほうですけれども、直近、令和2年度が3,076万4,000円、令和3年度が2,814万円ということで、過去2年、下がっておりまして、現在、令和4年度につきましても、決算見込みもそろそろ見えてきてるんですけれども、ちょっと2,500万円に届かないぐらいの見込みということで、ちょっと今、猪名川町としては減少傾向にあります。
それと、猪名川町の返礼品の上位というところでいいますと、直近の1年間、2022年の暦年、1月-12月でいいますと、シシ肉が一番多いです。シシ肉関係ですので、ボタン鍋セットとか、そういうのを含めてシシ肉です。2番目がお米、3番目がカブトムシ、クワガタというような形になっております。
○内田企画政策課副主幹 3点目のご質問につきましてお答えさせていただきます。
猪名川町のほうで、今年度GIS、いわゆる地図情報システムというものを構築させていただきまして、運用を進めているところでございます。今回、住民通報システムというものを、そちらの地図情報システムのいわゆる拡張機能のような形で、位置情報というものを活用して、住民の方がなるべくシームレスに、操作が簡単に通報ができるような仕組みをつくるというふうに考えております。ご質問のあったアプリでの対応となるのかっていったところにつきましては、今現状考えている仕組みとしましては、ウェブブラウザー、いわゆるインターネットブラウザーの画面によって送信をするというような対応の方針で考えております。
また、これをすることで、全ての通報がインターネットに帰属されるといいますか、変わっていくのかというところですが、そちらのほうは、もちろんご高齢の方等の対応等々必要ございますので、引き続き電話であったり、窓口の対応も続けていきながら展開していくというように考えております。
以上です。
○山下委員 すみません。返礼品のところで、今お聞きしましたらやはり農産品が多いと思うんですが、ふるさと納税見てますと、やっぱり人気の海産物とかは、そういったところはすごく人気が上がっていて、農産品もその中に入ってくると思うんですけども、通常のシシ肉とかお米っていうよりは、何か特別なものであるというふうに見えたらやっぱり上がってくると。こういったところをもうちょっと頑張ることで税収上がってくると思いますので、引き続き頑張っていただきたいんですが、流通科学大学との取り組みで、そういったとこも検討されるということなので、非常にここは期待しているところでありますので、引き続き頑張っていただきたいなと思います。
地図のGISのほうなんですが、ウェブブラウザーでどの程度のことができるのかちょっとよく分からないんですけども、実際問題、通報がすごく件数が増えるということが可能性としてはあると思うんですね。その場合に、すぐ対応ができる体制もあるのかどうかっていうのが重要になってくると思いますので、新しいシステムができますよということと、併せてそこも見ておく必要があると思うんですが、その点についてはどんな感じでお考えなんでしょうか。
○内田企画政策課副主幹 すみません。先ほどのGIS通報システムの件でございますが、町としましても、もちろんこれを導入することによって、問合せの件数が増加するというようなことも少し想定は考えてはいるんですが、基本的にはこれまで窓口、電話等々で問合せ等いただいてたものに対して、チャンネルを増やすといいますか、問い合わせする方法を1つ増やすというような観点かなと思いますので、大きく増えるというところは、今のところは想定はしておりません。ただ、当然システムを入れると町の職員の負担であったりというのも当初かかってくる部分はあるかとは思いますが、このシステムを使うことで、逆に窓口、電話対応ではなくて、このシステムの中で問合せの管理であったりとか、そういったところで事務の軽減というのも図れるかなとは考えておりますので、そういった形で進めていきたいと思っております。
以上です。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○下坊委員 1つお尋ねしたいんですけども、先ほど休憩したときにちょっとお尋ねしとったんですけれども、この
債務負担行為について、自然歩道(道の駅)公衆トイレということで、これの自然歩道という名目がつけば、企画のことだろうとは思うんですけれども、しかし、前回委員会の説明聞いとると、大嶋部長の説明で地域振興部が説明したようにも思うんですけれども、この位置づけははっきりしといてもらわないと、予算の時期ですから、どこでこの
債務負担行為についての議論ができるのか。これをまず1つ、議論できる場所を明確にしていただけませんか。
○小山総務課長 今の下坊委員のご質問にお答えいたします。
債務負担行為ということで、第3表に掲げております事項につきましては、今回、自然歩道(道の駅)公衆用トイレ改築事業ということで、地域振興部のほうの説明の中でされるというふうに聞いておりますので、今、企画政策課のほうでの説明ではなく、地域振興部のほうで説明をさせていただくという予定をしてございます。
以上です。
○下坊委員 そうしますと、ここで自然歩道という名目が書いてある。それで、もともとトイレの改修は自然歩道のトイレとして改修しますということで、委員会のときに説明を受けました。予算を上げてけば、自然歩道から離れて、後ろに括弧づけの道の駅の所管が担当するということになりますと、私の考え方じゃないんですけども、こういうことになりますと、道の駅のトイレの改修という位置づけをされるということでいいんでしょうか。そこらを明確にしといていただかないと、我々としても質疑のしようがないんです。その辺をもう少しはっきりしといていただきたいのと、やっぱり予算ですからね、回数が限られてますから、そこの辺について。
それともう一つは、大野アルプスランドについてですけれども。
○
福井澄榮委員長 ページ数を言ってくれはりますか。
○下坊委員 ちょっと待って。171ページ。資料請求をさせていただいて、かなり細かく参加されている方とか入山されている方、それからキャンプされている方、いろいろありますけども、本年度についてはこういった中において、これから先の大野山については、言うたら指定管理としては大変厳しい状況にあるなということは、執行者の方ももうご存じのとおりだと思います。それに向けての取り組みがぼちぼちされてこないかんなとは思うんです。そして、この大野山のアルプスランドの活性化をどのようにしていくのかということで、もし今年目玉としてなんかあるようであったら報告願いたいのと、もう一つは、私も代表質問でちょっと述べさせていただいたと思うんですけれども、大野アルプスランドについては、そこから杉生へ抜ける、杉生のまちへ抜ける自然歩道があります。この自然歩道の整備が全然できておらない。せっかく大野山まで行って、そして自然歩道を使って、それでまた杉生にある奥猪名健康の郷、ああいうとこへ行こうかな思うても、自然歩道がもうむちゃくちゃになっているという状況にあるわけですけれども、その辺の整備についてはどのように考えておられるのか、お尋ねをしておきます。
○小山総務課長 道の駅と括弧書きで書いておりますけれども、基本的にはまず、自然歩道の事業として設置をしたという位置づけがございますので、自然歩道という表示はさせていただいております。ただ、道の駅の敷地内にございます自然歩道の公衆用トイレということで、そういうことでございますので、道の駅の担当のほうでこちらのほうは説明をさせていただくということを伺っております。
以上です。
○平井
企画政策課長 大野山の活性化についてご質問について、お答えをいたします。
大野山の利用状況等を資料提出させていただいたわけですけれども、今年度、まず、令和3年度末に大野山将来ビジョンというのをつくらせていただいて、4年間の計画ということで定めております。過去から、委員からもご質問ございますように、大野山の運営に当たってる柏原生産森林組合の高齢化なり、今後大野山をどう維持していくかということについて、やはり高齢化ということは避けて通れないというところで、そこにそのまま負担をかけながらやっていくんではなくて、やっぱり新たな力ということで、民間活力を導入していこうということで、その将来ビジョンに掲げてまいりました。将来ビジョンの中では、令和4年度、5年度に向かって、そういった民間の力がどれだけ可能性があるかということで、調査研究するということで、今年度、大野山の指定管理に係るサウンディング調査をさせていただいて、現在様々な事業所と面談をさせていただいております。これについては、現在途中経過というところで、約20社程度の方が、ある新聞にも掲載されましたけれども、ちょうど雪があったりする中で、大野山のそういった厳しい状況も含めて現場確認いただいて、どういった活用可能性があるのかということを研究いただいております。
大野山の指定管理については、令和3年から令和7年の4年間になっております。しかしながら、やはり3年からの指定管理においても、7年度までやり続けることの負担感も地元はおっしゃっております。できることであれば、早く民間の方に替わっていただきたいというような声も聞いておりますので、町としては少し前倒しして、そういった民間の調査を行って、可能性があれば新たな指定管理者として進めてまいりたいと。でも、そのためには現行の条例を改正して、指定管理者の自主性、それが可能なような取り組みをしてまいる必要がございますので、サウンディング調査の結果から得られた内容を踏まえて、今後取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。
この民間の活力の前提ですけれども、これはあくまで地元を排除するというわけではなくて、地元の方に説明をして、外の力を借りてマネジメントをしていただいて、これまでどおり地元でできるところについては地元でやりながら、共に力を借りて大野山の活性化をしていこうというスタンスで、現在、調査研究を進めておりますので、令和5年度へとまたいでいきますけれども、この方向性が見えましたらまたご報告もさせていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○宮田広報戦略室長 すみません。もう1点の杉生のほうの自然歩道というご質問だったかと思うんですけれども、これ、西軽井沢の入り口のほうから大野山までのハイキングコースということで、企画政策課のほうで現在管理をしておるんですが、年に1回シルバー人材センターさんにお願いして草刈り等を入っていただいております。それ以外につきましては、なるべく自然な環境のまま楽しんでいただきたいということで、ある程度、一定のハイキングしていただくには支障がないような形で整備のほうは行っておりまして、この秋ですけども、私たちも実際に歩いて上がったんですけれども、快適に上がれたのかなと思っております。ただ、看板等が少しずつちょっと悪くなってきたりみたいなところはありますので、その辺はまた順次改修しながらということで、維持管理に努めていきたいと思っております。
以上です。
○下坊委員 そうしたら、まず、トイレの改修につきましては、今言われたように自然歩道の関係、絡みはあるけれども、実際担当するのは地域振興部であるという形の中で質疑を今度させていただいたらいいということで了解していいですね。
大野アルプスランドにつきましては、4年、5年の、今年は5年目でどういう方向をつけていくかいうのが結果が出てこようと思いますけれども、今、特段として、こういうことをやるいうことは今のとこは出てきておらないということでありますけれども、大野山の利用だけの問題ではなしに、それに絡んでくるのはやっぱり公共施設の関係も絡んでこようと思いますのでね、そういった点も十分把握した上において、大野山の利用をもう少し拡大して、誰でもが来やすいような環境づくりいうのをしっかりやっていただいて、そして地元の意見、しっかりと聞きながら、地元をのけものにするというような、排除するということにならないように、しっかりと地元の意見も取り入れながら、連携取りながら、そして活性化をしていくということで、ご理解しとっていいでしょうか。
○平井
企画政策課長 そのように進めてまいりたいというふうに考えてございます。
以上です。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○山田副委員長 失礼します。すみません。ごめんなさい。63ページの広報メディア拡大費なんですけれども、「きらっと☆いながわ」に代わるものということで、SNSを活用して、これは委託料で出てるんですけれども、具体的にはどんなところに委託をして、「きらっと」でしたら年間何本かって決めておられたと思うんですけれども、新たにこれをされるのは、どんなふうな頻度でとか、考えておられるのかっていうことと、「きらっと」よりも何か効果が得られると思って替えられるんだと思うんですが、どの程度の効果が得られるっていうか、効果のはかりどころですよね。どんなふうに思っておられるのか、お伺いいたします。
○宮田広報戦略室長 失礼します。「きらっと☆いながわ」なんですけれども、もう平成23年から運営してきまして、この10年間で、十二、三年ほどになりますけども、随分インターネットのほうも普及してきまして、特にSNSなんかもすごく今現在、波及してきているところですので、「きらっと☆いながわ」も10分程度っていう形で、そんなに長い動画だったわけではないんですけれども、やはり今、多くの方に見ていただけるのが、短編の動画とか縦長動画だったりとかっていう形で、少しプロモーションの形っていうのも変わってきてるのかなっていうふうに理解しております。ですので、ここはいつまでも同じことをやるということではなくて、新たな挑戦ということで、縦型ないしSNSに生かしていけるような形で、もう少し短編でインパクトのあるものをっていうことで、これはまた委託料ということですので、事業者さん等とも、また専門家の方ともご相談して、それも専門のインスタグラマーさんだったりとか、そういった方を活用できるような形で連携して、いろいろアドバイスもいただきながらやっていきたいなと思っております。ですので、年間に、そうですね、6回以上ぐらいはできたらなと思ってるんですけれども、この辺またプロポーザル等も行っていきたいとは思っておりますので、その辺また細かいところは詰めていきたいと考えております。
以上です。
○山田副委員長 「#猪名川町を知ってもらおう大作戦」ということもありまして、どんどん猪名川町のいいところが発信されたらなと思うんですけれども、そのさっきの効果のはかりどころ、例えば「きらっと」だと再生回数が分かったりするんですけれども、新たに取り組まれるところの、後になって効果をはかるときに、何をどんな指標ではかろうとされてるのか、お伺いしておきます。
○宮田広報戦略室長 失礼します。SNSでの投稿になってきますので、今でしたらインスタグラムでしたりとか、YouTubeだったりとか、その辺の戦略っていうのもまた事業者さんとの相談にはなってくるかと思うんですけれども、そこでアクセス件数等は当然出てきますし、「きらっと☆いながわ」はどちらかというと見に行かないと見れないっていうところがあるんですけども、SNSのほうは、動画を見てたら勝手に上がってくるみたいな効果もありますので、そういう意味で、動画のほうから飛び込んでいけるような形にもなっていくのかなとも思いますので、これまでとは少し違った形でのアクションになっていくのかなと思いますし、とにかく猪名川町っていう名前を出し続けていくっていう、知ってもらおう大作戦の一環ですけれども、どんどん猪名川町、猪名川町っていうのを言い続けていくっていうような形を取っていくためには、見に来てもらうYouTubeよりは、勝手に発信されていく動画っていう形を今後取っていけたらなというふうに今現在考えております。
以上です。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
それでは、企画総務部企画政策課及び会計課の関係部分についての質疑は終結します。
担当職員の入替えをお願いいたします。
次に、企画総務部生活安全課の関係部分についての説明を求めます。
○井ノ上生活安全課長兼
新型コロナウイルス対策室長 それでは、生活安全課に係ります歳出予算につきまして、ご説明いたします。新規事業や大きく変更のあった事業など、主なものを中心に説明させていただきますが、ご了承お願いします。
事項別明細書46、47ページをお願いします。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、本年度予算額5億7,273万1,000円です。このうち生活安全課所管分についてです。
少し進みまして、54、55ページをお願いします。備考欄1つ目の交通安全対策費500万4,000円で、1節報酬230万8,000円は、幼児の交通安全教室や学校等の交通安全指導を担当する指導員2名の報酬となります。12節委託料21万円は、町内自動車学校で実施しているシルバー安全運転講習会の委託料で、毎年10月に午前、午後の2部制で実施しているものです。なお、昨年度から大きく減額となっておるのは、近年毎年実施しておりました交通量調査につきまして、環境の変化が落ち着いてきたことから、来年度は実施しないものとしたものです。翌年度以降の実施方向につきましては、今後に検討していくこととしております。17節備品購入費58万4,000円は、幼児交通安全講習会、いわゆるうさちゃんクラブなのですが、こちらのほうで使用する講習会用信号機につきまして、老朽化が進んでいることから買換えを実施するものです。なお、昨年度に試験的に日生中央駅前交番の前の横断歩道に設置しました横断歩行者注意喚起灯につきましては、交通安全施設の1つとして採用するかどうかを含めまして、その評価と地域からの要望も踏まえて調整することとしております。
次に、駐輪場・駐車場運営管理費2,197万8,000円で、12節委託料2,177万8,000円は、駅前第1・第2自転車駐輪場と第1駐輪場に併設されている情報プラザ及び日生中央駅前交通広場駐車場につきまして、商工会において管理業務を指定管理委託により実施するものと、同施設に設置しているゲートシステム等の保守料となります。
次のページ、56、57ページをお願いします。備考欄の1つ目、防犯対策費2,936万7,000円です。1節報酬191万9,000円は、生活安全アドバイザー1名の報酬となります。10節需用費1,497万9,000円のうち光熱水費1,313万6,000円と、次の修繕料180万円は、防犯灯約6,200基と、防犯カメラ70基に係る電気料金と修繕料となります。13節使用料及び賃借料882万3,000円は、平成25年度に実施いたしました防犯灯の水銀灯からLEDへの置き換えによる4,781基分のリース料金となります。来年の3月3日までの契約となっておりまして、その後につきましては無償譲渡されることとなっております。18節負担金、補助及び交付金96万5,000円のうち特殊詐欺等被害防止対策機器設置補助金24万円は、特殊詐欺対策といたしまして、高齢者を対象に詐欺防止機能がついた電話機などを購入する際の補助としまして、8,000円を上限として30台分を計上しているものでございます。なお、地域が設置する防犯カメラへの補助金につきましては、来年度向けの要望がなかったことから予算は計上しておりません。
次の犯罪被害者等支援事業費32万5,000円は、本町において犯罪に巻き込まれた被害者や遺族などが平穏な生活を早期に取り戻せるよう支援を行うものです。19節扶助費30万円については、次のページ、58、59ページをお願いします。犯罪被害者等支援助成金として、家事や一時保育、転居や家賃などについて、被害者などに一定の助成を行うものとなっております。
次に防災対策費2,415万8,000円です。来年度は防災・減災条例の施行に伴い、10月にプロロジスパーク猪名川及び消防防災広場周辺におきまして、展覧型の防災訓練を実施するほか、住民向け講習会や職員向け研修会等を予定しております。7節報酬費、講師謝金10万円は、住民向け講習会や職員向け研修会の講師謝金となります。10節需用費352万7,000円のうち消耗品費291万5,000円は、防災備蓄品の計画的入替えと防災訓練に係る消耗品となっております。賄材料費20万円は、防災訓練にて自衛隊に実施いただく予定の炊き出し訓練に係るカレーライス400食分の材料費となっております。12節委託料796万9,000円と、13節使用料及び賃借料239万2,000円は、主に防災に係る各種システムの運用費用となります。また、防災訓練委託料は、防災訓練に係るテント等の会場設営を業務委託するものとなります。15節原材料費、資材購入費10万3,000円は、防災訓練の救助訓練に係る土砂購入費用となります。17節備品購入費は、防災備蓄品としまして、カセットガス式発電機を3台購入予定としており、これにより14基ある全ての防災倉庫に1台ずつ配備されることとなります。
次ページ、60、61ページをお願いします。備考欄の地域防災組織育成費193万9,000円です。7節報償費、講師謝金6万円は、地域等が主催して実施する防災訓練や講習会等におきまして、必要に応じて防災士会の会員を講師やサポート員として派遣する講師謝金となります。18節負担金、補助及び交付金107万3,000円は、地域における防災士の育成や、自治会や自主防災会、避難行動支援団体の地域防災力向上と運営促進を図ることを目的に、防災士資格取得支援補助金は、今年度1人1万円だったものを2万円に、避難行動訓練補助金は、今年度1団体実施5,000円だったものを1万円にして予算措置をしているものとなります。そのほか、緊急避難場所開設運営補助金は、1回1カ所の開設について5,000円、水防訓練支援補助金は、参加人数に応じて1団体実施上限額5万4,500円は引き続き従来どおりの計上としております。
少し進みまして、74、75ページをお願いします。2款1項10目諸費2万1,000円は、備考欄下から3つ目の自衛隊員募集事務費といたしまして、国の委託金により募集に係ります必要な経費を計上してるものでございます。
かなり進みまして、130、131ページお願いします。中段の4款の衛生費、1項保健衛生費、2目予防費、本年度予算額2億1,767万4,000円のうち生活安全課所管分についてですが、今年度の当初予算においては、
新型コロナウイルスワクチンの接種体制確保事業費が7,433万1,000円、
新型コロナウイルスワクチン接種対策費が5,445万4,000円、
新型コロナウイルス感染症療養者支援事業費8万8,000円など、合計約1億3,000万円を予算計上しておりましたが、来年度につきましては、国のワクチン接種体制の決定がずれ込みまして、現時点では無償の接種を継続する方向とはされてはいますが、詳細な実施内容とその決定及び法律改正がなされていないことから、当初予算には計上はしておらないところでございます。さきの3月補正予算にて一定額について各事業費に繰越明許費を計上しており、今年度予算を繰り越すことにより、年度当初からの契約や当面の間の事業実施をすることとし、ワクチン接種の詳細内容が判明次第、補正予算として必要なものについて予算計上することを想定しております。
かなり進みまして、170、171ページお願いします。最下段の6款商工費、1項商工費、3目消費者対策費、本年度予算額536万8,000円は、備考欄の消費者対策事業費として、本庁舎1階に設置しています消費者相談コーナーの運営費で、1節報酬333万6,000円の相談員2名の報酬など、主に人件費に係るものとなります。
以上で生活安全課所管の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
○加藤委員 55ページの駐輪場・駐車場運営管理費のところで少しお伺いしたいんですけれども、使用料としては756万円ぐらいしか入ってなくって、今現在、利用もかなり少なくって、施設も老朽化してきている現状で、今後どのようにしていこうとされているのか、その辺ちょっとお伺いしたいんですけれども。
○井ノ上生活安全課長兼
新型コロナウイルス対策室長 自転車駐輪場の今後というところで、委員ご指摘のとおり、実際に使用率のほうも3割、4割程度というところで、使用料の入りについても700万円ちょいという形になっておるところです。老朽化につきましても、当時はその設置が望まれていたと思われる2段ラックであったりとかのものが、今現在は電動自転車であったりとか、あとバイクの利用がかなり減ってきてるというところで、ちょっと今のニーズに沿ったものではなくなってきておるというところが実際のところになります。こちらにつきましては、またどのような施設改修をしていって、どのように活用していくかというところについて、施設の継続の部分も含めた内容で検討を進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
○加藤委員 本当に利用少ないみたいで、確かに住民さんも、学生さんとかが少なくなってきて、自転車やバイクを使う方も少なくはなってきてるとは思うんですけども、ある程度敷地とかもあるんで、使い勝手のいいものを造っていただいたら、改修していただいたらいいかなと思います。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○山下委員 すみません。同じ55ページのその上のところなんですが、日生中央に設置したゆずる君でしたっけ、歩行者の。あれについて、当時、効果測定をして、その先についてはその結果を受けてということだったんですが、どのような効果設定を行って、結果としてどうなったのか。その点はお伺いできますか。
○井ノ上生活安全課長兼
新型コロナウイルス対策室長 横断者注意喚起灯につきましては、今、日生中央の駅前のほうに設置させていただいたところです。去年の4月に設置させていただきました。選定にあたりましては、猪名川町の中で横断歩行者が多くて交通量も多いところで、そこに選定させていただいて設置させていただいたところです。ただ、あそこにつきましては警察のほうの指導もありまして、最初から停止率が結構高かったというところもあって、効果がどれほどあったかなというところは、測定とかについてはなかなか至っておらないというところもあります。ただ、4月早々にやらせていただいて、かなりPR効果もあって、猪名川町については交通安全に一生懸命取り組んでる団体という形でのPRは一定できたのかなというふうに思っておるところです。まだちょっとしばらくこのまま継続させていただく中で、どのような設置がいいのかというところを決めさせていただけたらなというふうに考えております。
○山下委員 いろいろ地域のほうから、あれが効果があるのであれば設置してほしいという声は実際に入ってきたりはするんですけども、その基準ですよね。どのぐらい効果があって、どういうところに設置するべきなのかっていうところが、やっぱり何か示せるように、測定なりなんなりをしっかりしておかないと根拠が示せないと思いますし、せっかく費用を投じて設置しているので、それらについては怠らないでしっかりお願いしたいなと思いますが、測定は1回だけしかしないんですか。今後はする予定なしですか。
○井ノ上生活安全課長兼
新型コロナウイルス対策室長 継続的に実施していくというところと、警察とも協力しながら、どのような検証をしていくかというところも詳細決めさせていただいた中で、どのような基準でもってこの横断灯が必要というか、設置が望ましいかというところを含めて、決めさせていただきたいなというふうに思います。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○井戸委員 59ページの防災対策費のところですが、12節の委託料のところで、令和4年度土砂災害対策システム委託料134万2,000円、これ令和4年度は試験運用ということでお話のほうを伺っておりました。令和5年度のほうに載ってないということは、試験運用をした結果、要らないという判断、やらないという判断で載ってないということなんでしょうか。
○井ノ上生活安全課長兼
新型コロナウイルス対策室長 土砂災害のシステムにつきましては、令和4年度試験運用という形をさせていただきまして、令和5年度から本格運用をします。これ、元は県が導入しておるシステムで、そちらのほうに参加するということで、最初の猪名川町の地域のいろいろな土砂の部分であったりとかのデータのほうの蓄積のほうで費用がかかる中で、今後の運用については県がトータル的にシステムのほうを委託してる中で面倒を見てもらえるということで、継続的なお金は要らないという形になっておりますので、本年度はゼロとなっております。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○下坊委員 先ほどの55ページですけども、日生の駐在所の前ですかね、横断歩道の関係。ああいう取り組みをされたということで、実際私もよくあの通りは通らせていただくんですけども、歩行者の渡る人のマナーが物すごく悪い。横断されるのかされへんのか分からへん。止まると、じゃあ向こう行きはるし、立ってはるさかい、ほんなら行くかなと思うたらぴゅっと飛び出してくると。何のためにあれをつくったのかね。極端な言い方すると、押しボタン式のやつありますやんか。ぽっと押したら何か表示で、渡りますよというような指示が出るのかどうかね。ああいうことをしないと、あそこの交差点は本当に危ないと思いますわ。だから、その辺をちょっとせっかくつくっておきながら、効果が十分あるのかなという心配してます。
それともう一つは、やっぱり日生駅前の丁字路の交差点、あのようにして、車と人が交わらない交差点。ああいう交差点をやはりパークタウンとか、それから篠山のコスモの信号とか、ああいうことをしないとね、自転車が相当のスピードで来るんですよ。そうするとつつじが丘のとこもそうやけども、やはり止まろうとしても止まれないようなときある。だから、赤信号で渡る子もやっぱりいる。そういうことになりますと、やはり何が安全なのか、何が必要なのかいうことをしっかり考えた上で、それはもう猪名川町だけじゃ単独でやれるもんじゃないのよく承知してます。しかし、猪名川町はそういう立場でやっぱり安全を第一として動かすんであれば、そういうような車と人が交差点で交わらないような方向を取ってくことが第一の安全だろうと、このように思いますけど、考えてほしいなと思います。
もう1点は、伏見台のほうから下りて県道に出る場合に、一旦停止ですね、あそこ。伏見台からずっと回ってきてね。一旦停止になるんです。猪名川町はああいう歩道から、下り坂出てったら一旦停止しなあかん。しかし、川西市の清和台のとこのいうような、同じようなパターンがあるんですよ。あそこは一旦停止ないんですよ。しかし、川西市のほうが車量が多いはずなんですよ、はっきり言ってね。だから、何でああいう川西市と猪名川町の違い、何でなっとるのかな、僕ちょっと分かりませんねんけども、その辺については、分かってる範囲で結構です。やっぱり安全対策上そうなってるんだということやったらそれで仕方ないけども、その辺について。
○井ノ上生活安全課長兼
新型コロナウイルス対策室長 まず、1点目の横断歩行者の部分のところですが、こちら横断歩行者がどのような次の行動に出るのか分かりにくいというところもありますので、その辺りについても、これから啓発のほうを進めさせていただく中で、横断の意思をはっきりしてもらうというところ、ちょっと大人が手挙げるっていうのはなかなか難しいかもしれませんけど、その辺りのほうが周知できたらなというふうに考えておりますのと、あと、車歩分離式の信号の導入というところで、こちらにつきましては、委員おっしゃったとおり、うちだけでは単独でできないもので、公安委員会との協議も含めてさせていただくところと、あと車歩分離にしますと、やはりどうしても渋滞という問題も出てくる可能性もありますので、その辺りも含めて協議する中で、できるのかどうかというところを調整させていただけたらなというふうに思っております。
最後の日生のほうから県道のほうに入るときの一時停止はあるけど、清和台のほうはないというところなんですけど、基本的には一時停止があるものだとは思っております。ただ、清和台のところについては道路形状が合流みたいな形というか、1車線が合流によって2車線になってというふうな形になっておるので、一時停止がないのかなというふうには思っております。ちょっとまだはっきりしたこと分からないので、その辺りもちょっと警察のほうに聞いて、どういうふうな理由でというのは聞いておいて、今後の参考にさせていただきたいと思います。
○
福井澄榮委員長 下坊委員に申し上げます。質疑をお願いします。課長が答えられませんのでね、清和台のほうとかは。
○下坊委員 えっ、ちょっと待って。ちょっと待って。今の、ほんなら僕の発言が不穏当やいうことか。
○
福井澄榮委員長 いや、不穏当じゃなくて、質疑をお願いします。ご意見じゃなくて。
○下坊委員 意見じゃない。聞いとるわけやん。安全対策について聞いとるわけやろ。
○
福井澄榮委員長 いやいや、この日生から下りるとこと清和台っていうのは、予算には関係ありませんので。
○下坊委員 ああそう、そういうこと言われるわけ。
○
福井澄榮委員長 横断歩道の、何ですか、あれ。信号、ボタンつけたら、ボタン押したらつくようになってますし、そういう質問だったらいいんですが。
そういうことで、ご注意申し上げます。
○下坊委員 それはあんたの所感やろ。所見で。
委員長。それはあんたの所見でそんなこと勝手に言われたらかなわんわ。
○
福井澄榮委員長 いやいや、質疑をお願いします。ここは質疑してますので。
○下坊委員 私は参考として、こういうとこがあってこうやからどうですか、安全対策上、どうですかいうて聞いとんのやから、何にも予算と絡みは何にも関係ないとか、そんなんじゃ私はないと思いますわ。
○
福井澄榮委員長 清和台の……。
○下坊委員 いや、それは例として出しとるわけですよ、1つの。ここでは一旦停止をせないかんけど、こっちはないのは何でですか、安全対策上ですかいうて聞いとるわけでしょう。
○
福井澄榮委員長 それは安全対策でも、今さっき聞かれたのは、あくまでも交番の前の歩道のことでしたので、それに特化していただきたいと思います。
○下坊委員 いやいや、私3つ聞いたんや。(「休憩」と呼ぶ者あり)
○
福井澄榮委員長 休憩。
午後 1時51分 休憩
午後 2時03分 再開
○
福井澄榮委員長 それでは、休憩を閉じ、委員会を再開いたします。
先ほど私が下坊委員の発言を中止させましたが撤回いたしますので、よろしくお願いいたします。
ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 それでは、企画総務部生活安全課の関係部分についての質疑は終結します。
担当職員の入替えをお願いいたします。ご苦労さま。1時間たったから休憩します。
休憩っていうご意見がありましたんで、10分、今からでしたら15分まで休憩します。
午後 2時03分 休憩
午後 2時12分 再開
○
福井澄榮委員長 15分までの休憩しておりましたが、休憩を閉じ、委員会を再開いたします。少し早いですが、今から再開いたします。
次に、地域振興部所管部分のうち歳入についての説明を求めます。
○大嶋地域振興部長 失礼いたします。それでは、地域振興部に係ります歳入につきまして、主なものをご説明いたします。
事項別明細書の14、15ページをお開き願います。14款1項1目総務使用料、1節総務管理使用料で、説明欄、農業環境課の行政財産使用料295万6,000円は、道の駅いながわからの土地の使用料290万3,000円が主なものでございます。
次の16、17ページをお願いいたします。最下段、14款2項2目衛生手数料のうち地域振興部に係るものは、次のページ、18、19ページをお願いいたします。2節清掃手数料で、主なものといたしまして説明欄の1項目め、ごみ処理手数料396万円は、大型ごみ、臨時ごみに係るごみ処理手数料でございます。以下、死獣処理手数料をはじめとする清掃手数料関係を予算化いたしております。
このページの最下段、15款2項1目総務費国庫補助金、1節総務管理費補助金のうち地域振興部に係りますものは、次のページ、20、21ページをお願いいたします。説明欄、地域交流課の所管する外国人受入環境整備交付金172万2,000円は、外国人生活相談窓口の運営に係る国庫補助金で、補助率は2分の1でございます。
中ほどの少し下、4目商工費国庫補助金、1節商工費補助金、説明欄、産業労働課が所管する地域就職氷河期世代支援加速化交付金34万6,000円で、30代後半から40代のいわゆる就職氷河期世代の不本意非正規雇用労働者や就労に至っていない長期休業、ひきこもりの方などを今後対象に、個別相談窓口の設置と、就労支援セミナーの実施に伴う国庫補助金で、補助率は4分の3でございます。
26、27ページをお願いいたします。16款2項4目農林水産業費県補助金、1節農業費補助金1億28万9,000円で、主なものは2行目の中山間地域等直接支払事業交付金795万2,000円で、これは農業生産条件の不利な中山間地域において、集落等単位で農用地を維持管理していくため、協定を締結し、生産活動を行う場合に一定額の補助金を交付する財源で、補助率、国が2分の1、県4分の1を合わせて、県を通じて交付されるものでございます。1つ飛びまして、農村地域防災減災事業補助金250万円は、ため池の堤体、洪水吐け、取水施設等の劣化状況を評価するため、専門技術者による18カ所のため池の健全度を判定するもので、国100%の補助率でございます。下から3行目、新規就農確保事業補助金600万円につきましては、50歳未満の認定新規就農者の経営確立を支援するために、国から最大150万円、最長3年間交付されるものでございます。その下の農業水路等長寿命化防災減災事業補助金5,350万円につきましては、木津東山下池の部分改修に係る実施設計及び工事、北野上畑池の廃止計画策定、柏原百枚池の耐震調査計画策定、笹尾東池の改修調査計画策定、また、清水姫庵池の廃止工事に伴う補助金で、全て国100%の補助率でございます。次の人・農地プラン地域計画策定推進緊急対策事業補助金823万9,000円は、法改正により集落ごとの策定が義務づけられた人・農地プラン地域計画策定に係る市町村業務を支援するためのもので、国100%の補助率でございます。
30、31ページをお願いいたします。17款1項1目財産貸付収入、1節土地建物貸付収入のうち農業環境課が所管する普通財産貸付収入320万5,000円につきましては、つつじが丘地内の町有地に設置されております太陽光発電施設に係る土地貸付収入でございます。
36、37ページをお願いいたします。21款4項4目2節雑入で、中ほど、農業環境課の上から5行目、猪名川上流広域ごみ処理施設組合給与費負担金660万8,000円につきましては、本町から組合に対する派遣職員1名分の給与費を組合から収入することを見込んだものでございます。次の農村地域防災減災事業負担金返還金は、令和3年度県営ため池事業の実施に係る負担金といたしまして、総事業費の11%分226万3,000円を支出したところ、事業が令和4年度に繰り越され、かつ入札不調により令和5年度実施に延期となったことから、既に支出した町負担金全額の返還を受けるものでございます。1行飛びまして、鳥獣被害防止総合対策交付金272万9,000円は、有害鳥獣の捕獲等に係る報酬と、捕獲後の焼却処理に係る経費に対する国交付金を、南丹・北摂広域協議会から収入するものでございます。次の兵庫県農業共済組合給与費負担金550万円は、本町から県農業共済組合に対する派遣職員1名分の給与費を組合から収入することを見込んだものでございます。次の地域脱炭素再エネ導入計画づくり支援事業補助金749万9,000円は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、公共施設等への再エネ設備の導入調査を実施する市町村を支援するもので、補助率4分の3の国交付金を地域循環共生社会連携協会を通じて収入するものでございます。その下、地域交流課の2行目、一般コミュニティ助成事業補助金240万円は、自治総合センターより自治組織によるコミュニティ活動に要する設備の整備費用に対し補助率100%で補助されるもので、パークタウン東自治会分を予算化するものでございます。
続きまして、40、41ページをお願いいたします。22款1項2目衛生債、1節清掃債、説明欄、一般廃棄物処理事業債490万円は、ごみ収集車両購入経費に充当するものでございます。
3目農林水産業債、1節農業債1,050万円のうち、説明欄、公共事業等債790万円は、上野の上池、同じく上野の大池、それと、韮谷池改修に係る県への工事負担金に充当するものでございます。2節林業債、説明欄、公共事業等債260万円は、鎌倉地内の林道
橋補修工事に係る経費に充当するものでございます。
以上、地域振興部の歳入の説明とさせていただきます。ご審議、よろしくお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 それでは、地域振興部所管部分のうち歳入についての質疑は終結します。
担当職員の入替えをお願いいたします。
次に、地域振興部農業環境課の関係部分についての説明を求めます。
○春名
農業環境課長 失礼いたします。それでは、令和5年度
一般会計予算のうち農業環境課が所管する歳出部分の主なものについてご説明のほうをさしあげます。
事項別明細書136、137ページをお開き願います。4款衛生費、1項3目環境衛生費2,008万3,000円でございます。説明欄の環境衛生推進事業費222万3,000円で、主なものについては、次の138、139ページをご覧ください。10節消耗品費は、例年5月、11月に実施しますクリーンアップ作戦に使用するごみ袋などを購入するものでございます。18節は、町内全自治会の衛生委員で構成されます環境衛生推進協議会への運営補助金126万円でございます。
事業項目2つ飛びまして、畜犬対策事業費447万円につきましては、主なものとしまして、12節畜犬対策等委託料331万9,000円は、鹿等の大型動物、また、犬猫の死体の火葬に係る費用のほか、川西・猪名川獣医師会への狂犬病予防注射済票の交付事務に係る委託料でございます。次の電算保守委託料79万2,000円は、犬の登録原簿を管理するシステムに係る保守委託料でございます。
次の合併浄化槽推進事業費1,286万5,000円につきましては、主なものは18節の2行目、浄化槽維持管理補助金1,239万8,000円で、公共下水道区域外の合併浄化槽設置世帯約130世帯を組合員として構成する猪名川町浄化槽管理組合に対する補助金でございます。
少し飛びまして、144、145ページをお開き願います。2項1目清掃総務費1億1,323万9,000円、説明欄のクリーンセンター運営費2,794万5,000円につきましては、1節報酬1,718万7,000円が主なもので、収集運搬業務等に係る会計年度任用職員7名分を計上しております。なお、前年度より会計年度任用職員が3名減となっておりますのは、ごみ収集業務委託の2コース追加によるものでございます。
次のページ、146、147ページをお開き願います。中段のごみ減量化対策費901万5,000円につきましては、7節報償費900万円が主なもので、自治会、老人会、子ども会など町内の各種団体による古新聞やアルミ缶などの再生資源集団回収に係る報償金で、1キロ当たり8円を交付するものでございます。
次に、2目塵芥処理費、予算額5億1,149万9,000円で、説明欄の塵芥処理事業費1億8,186万1,000円につきましては、主なものとして10節消耗品費507万6,000円、これはごみの収集や処理に係る経常的な経費のほか、現在、松尾台地内にて進めておりますごみ負担軽減策の拡大実施に必要となる新型ごみ収納容器の購入費75万6,000円を含んでおります。12節ごみ収集委託料1億3,101万8,000円で、前年度に比べまして4,700万円ほど増額しておりますのは、先ほど申し上げましたとおり、町内7つのごみ収集コースのうち新たに2コースを業務委託することによるものでございます。
次のページ、148、149をお開き願います。17節備品購入費の自動車購入費1,265万円につきましては、車両の老朽化によるパッカー車の計画更新によるものでございます。18節ごみ収納容器購入補助金24万円は、ごみ負担軽減策の一環として実施するもので、ごみステーション利用者が町の配付する用具以外の収納容器を購入する際の経費2分の1、上限2万円を支給するものでございます。条件といたしまして、折り畳みや移動が容易な製品であり、かつごみステーションの変更につきまして、利用者間の合意が図られていることを想定しております。令和5年度につきましては、ごみ負担軽減策のモデル地区でございます松尾台地内に限定して、試行的に実施するものでございます。
事業項目を1つ飛ばしまして、ごみ処理広域化事業費3億2,907万4,000円は、1市3町で構成する猪名川上流広域ごみ処理施設組合への負担金として、国崎クリーンセンターの施設管理経費及び施設建設費の公債費分として負担するものでございます。
次に、3目し尿処理費、予算額4,780万3,000円で、説明欄、し尿処理施設運営費3,431万7,000円につきまして、主なものは12節施設管理委託料2,178万円で、し尿処理施設の運転維持管理や最終処分場浸出水処理施設の保守点検業務に係る費用でございます。14節の維持修繕工事費659万4,000円は、し尿処理施設の定期修繕工事を実施するものでございます。
次に、150、151ページ、お開き願います。3項1目環境対策費、予算額1,831万3,000円でございます。説明欄の環境対策事業費482万1,000円の主なものとして、12節委託料の環境監視機器保守委託料385万円は、つつじが丘住宅地付近にございます新名神高速道路の大気常時観測局の維持管理や監視システムの保守に係る経費でございます。
次の環境保全事業費1,333万3,000円でございますが、次のページ、152、153ページをご覧いただきますようお願いします。前年度に比べまして1,000万円ほど増額しておりますのは、12節地域脱炭素再エネ導入計画策定業務委託料999万9,000円の措置によるものです。これは2050年カーボンニュートラルの実現に向けまして、本町の再エネポテンシャルを調査するものです。具体に申しますと、公共施設における太陽光発電設備の導入の可能性、発電量や事業採算性、また、本町の地域特性に応じました太陽光以外の再エネ導入可能性などについて、コンサル事業者への委託により調査を実施するものでございます。
次に、5款農林水産業費に入ります。農林水産業費、1項1目農業委員会費、予算額712万6,000円でございます。説明欄、農業委員会事務費712万6,000円の主なものとしまして、1節報酬508万8,000円は、農業委員会の会長報酬、年額30万円、その下、委員報酬、年額22万5,000円の13名分で292万5,000円、農地利用最適化推進委員報酬、年間22万5,000円の4名分、90万円を計上しております。10節消耗品費62万4,000円は、農業委員活動に必要となる消耗品類の購入のほか、本町が管理いたします農地台帳データを全国農業会議所が運営する農業委員会サポートシステムに反映させるための必要となるシステムを購入するものでございます。
154、155ページをご覧ください。2目農業総務費、予算額8,989万5,000円でございます。説明欄、農業総務事務費218万7,000円で、主なものとしましては、18節負担金、補助及び交付金のうち農会長会補助金112万円は、32農会へ均等割、農家戸数割により補助金を交付するものでございます。
次に、3目農業振興費、予算額6,047万4,000円で、説明欄の農業生産振興対策事業費355万3,000円につきましては、主なものとしまして、次の156、157ページをお開き願います。中段でございます。中段、18節負担金、補助金及び交付金の下から2番目、地域農業再生協議会補助金193万7,000円につきましては、農業経営所得安定対策事業を行う協議会に事務費としまして10分の10の補助金を財源とし、補助するものでございます。
次に、農村地域農政総合推進事業費943万7,000円で、主なものとして、12節委託料、人・農地プラン地域計画策定業務委託料823万9,000円は、地域における農業の将来の在り方について、関係者全ての話合いで決めていく人・農地プラン地域計画の策定について、その策定支援に係る業務を委託するため、国10分の10を補助を受けて実施するものでございます。
158、159ページをご覧いただきますようお願いします。産地形成振興対策事業費617万5,000円で、18節負担金、補助及び交付金の営農活性化補助金571万8,000円は、町の特産品でありますソバの振興、果樹のブランド化を推進するための苗木の購入助成、年間を通じた通年での農作物出荷を目的としましたパイプハウスの設置助成、北摂栗生産環境整備事業として、栗の木の剪定に要した経費の一部を補助するものでございます。
中山間地域等直接支払事業費1,056万7,000円につきましては、急傾斜地等の耕作不利地である5集落6組織に対しまして、国2分の1、県4分の1、町4分の1の負担割合により補助金を交付するものでございます。
多面的機能支払事業費1,128万2,000円につきましては、農業、農村の有する多面的機能の維持、発揮を図るための地域の共同活動に対して、国2分の1、県4分の1、町4分の1の負担割合により地域の活動に支援を行うもので、13集落14組織に対する補助金を計上しております。
次に、有害鳥獣対策推進事業費1,190万円でございます。1節報酬284万7,000円は、狩猟期間以外において有害鳥獣の駆除依頼が農会からあった際、その出動に対する鳥獣被害対策実施隊員の報酬でございます。12節有害鳥獣処理委託料255万2,000円は、駆除事業による鹿、イノシシ、アライグマの死体の焼却処分費でございます。
次のページ、160、161をご覧ください。18節負担金、補助及び交付金644万2,000円のうち主なものとしてシカ緊急捕獲拡大事業負担金420万円は、狩猟期の鹿捕獲に対して県が狩猟者に1頭7,000円の報償金を支払うもので、県下市町での捕獲頭数に占める本町分、これを案分いたしまして、負担金を県に対して支払うものでございます。電気柵設置補助金200万円は、農業者が電気柵など鳥獣の侵入防護柵の資材を購入設置する経費の2分の1、出荷農家については上限5万円、自家消費の農家については上限3万円を補助するものでございます。
次に、環境保全型農業直接支払事業費65万8,000円でございます。緑肥、堆肥を使用いたしまして、化学肥料、化学合成農薬の低減に取り組む2団体に対して支援を行うものでございます。
次に、新規就農確保事業費600万円でございます。18節負担金、補助及び交付金の新規就農確保事業補助金600万円は、認定新規就農者の経営確立を支援し、早期の安定経営につなげていくために、国10分の10の負担により市町を通じて年間最大150万円、最長3年間交付するもので、4名分を計上しております。
次に、地産地消推進事業費でございます。18節負担金、補助及び交付金、学校給食地産地消推進事業補助金50万円は、学校給食に出荷することを目的としました農産物、これを生産する農業者に対しまして、給食センターのこれまでの買取り価格から下回った場合の差額分を補償することで、学校給食への地元産の安全安心な農産物の供給、安定的な農業経営を支援し、地産地消の推進を図るものでございます。
次に、農地利活用推進事業費40万2,000円でございます。18節負担金、補助及び交付金の荒廃農地再生利用促進事業補助金40万2,000円は、農業委員会が農地パトロールなどで改善が困難な荒廃農地と判断した農地に対しまして、農地バンク制度を通じて取得、または貸借された場合の草刈り、抜根、整地などの再生利用活動に対しまして、10アール当たり5万円を交付するものです。また、再生作業後、農作物の作付を行った場合には10アール当たり1万円、町の推奨作物でありますソバを作付した場合には10アール当たり2万円を、年1回、最大で3年間交付いたします。
次に、4目農地費、予算額7,656万7,000円でございますが、次の162、163ページをお開きください。農業環境課に係りますのは、説明欄の農業用施設改良事業費6,861万3,000円でございます。主なものとして、12節委託料、ため池点検委託料250万円は、町内のため池について定期点検するものであり、令和5年度は18カ所の点検を実施いたします。実施設計委託料350万円は、東山下池の暫定整備工事に係る実施設計を実施するものでございます。測量設計委託料3,400万円は、北野地内上畑池の廃止計画策定、柏梨田地内百枚池の耐震化調査計画策定、笹尾地内東池の改修調査計画を策定するものです。14節施設整備工事費1,600万円は、清水地内姫庵池の廃止工事、木津地内東山下池の暫定整備工事を実施するものでございます。なお、ただいまご説明さしあげましたため池の点検、実施設計、整備工事、いずれも国10分の10の補助で実施するものでございます。18節負担金、補助及び交付金、県営土地改良事業負担金880万円は県営事業に対する負担金で、上野地区の大池と上池、上阿古谷地区の韮谷池の工事に係る町負担11%分の負担金でございます。次の農業用施設改良事業補助金376万円につきましては町単事業として実施するもので、地元施工により、農業用水路、ため池などの農業用施設の修繕をする場合に、その経費の2分の1、上限100万円を補助するものでございます。
次に、2項1目林業振興費、予算額2,002万2,000円でございます。前年度に比べまして3,500万円ほど減しておりますが、これは前年度に予算化し着手しました杤原地内の治山事業について、予算繰越しにより事業継続してることによるものでございます。説明欄の森林保全対策事業費930万3,000円、主なものは14節維持修繕工事費735万2,000円は、林道橋インフラ長寿命化計画に基づき町内林道橋を点検しました結果、修繕の必要があった鎌倉地内の林道橋について、令和4年度に実施設計、令和5年度には修繕工事を実施するものでございます。
次に、里山再生整備事業費1,071万9,000円でございます。164、165ページをご覧ください。主なものとしまして、12節里山再生基本構想改定委託料489万5,000円は、平成23年に策定しました里山再生基本構想につきまして、近年の自然環境の動向や林業従事者、森林ボランティアの高齢化や減少、森林環境譲与税の導入、こういった時世に即した改定を行うことにより、今後、より効果的で持続可能な里山再生事業を推し進めることを目的としまして、森林整備に造詣の深いコンサル事業者に改定作業を委託するものでございます。18節負担金、補助及び交付金のうち4行目、ペレット製造事業運営補助金139万7,000円は、木質ペレット燃料を製造する町森林組合に対する補助金でございます。その2行下の竹林資源活用助成金100万円は、竹林所有者がシルバー人材センターに依頼して実施する竹林整備について、その事業費3分の2を助成するものでございます。
以上、事項別明細に基づく説明とさせていただきますが、
債務負担行為の設定についてもご説明をさしあげます。
予算書の10ページをご覧いただきますようお願いいたします。予算書の10ページでございます。第3表、
債務負担行為です。3行目、自然歩道(道の駅)公衆用トイレ改築事業です。事業概要につきましては1月30日開催の委員会において説明をさしあげたとおりではございますが、老朽化及び構造上の問題を抱える公衆用トイレの改善を図るため、リースによるプレハブ施工のトイレ改築を実施するものでございます。
債務負担行為の期間は、契約行為が発生する令和5年度を始期、リース期間が満了する令和10年度を終期としております。
債務負担行為の限度額は、リース事業者の提示する参考見積額9,460万円としております。事業スケジュールとしましては、令和5年度の前半までに契約締結と事業着工、年度末までに工事完了、令和6年4月から供用開始を想定しております。
以上で農業環境課所管の歳出部分の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
○井戸委員 1つ目に、145ページ、クリーンセンター運営費の中の役務費、通信運搬費のところですが、これ、昨年より1.6倍ぐらいの予算になってると思いますけど、その要因についてと、あと、次のページ、147ページの塵芥処理事業費のところで、ごみ収集の委託料についてですが、今年新たに2コースを委託ということを伺いましたが、7コース中5コースが委託ということになるんでしょうか。この2点についてお答えをお願いします。
○春名
農業環境課長 失礼いたします。まず、1点目の通信運搬費が前年に比べまして若干増えておるというところでございますけれど、この要因でございますが、今年度、クリーンセンターの事務所内にインターネット環境をちょっと整えさせていただいたのです。クリーンセンター、ちょっと山奥にございまして、なかなか携帯電話の通信が届かないというようなこともございまして、万が一の非常の際のやっぱり連絡先を確保する必要があるということで、インターネット環境、Wi-Fiのほう、設置させていただきました。その通信費の分が乗って予算が増えておると、そういうふうにご理解いただければと思います。
それと、委託のコースでございます。2コースが追加となっておりますが、猪名川町でございますが、7コース、Aから始まりまして、A、B、Cと始まりましてGまで、7コースございます。今現在、このA、B、G、3コースを委託でしておるのですけれども、これが令和5年度からはCコース、つつじが丘でございます。Cがつつじが丘、それと、Eコース、主に松尾台でございますが、このCとEが新たに委託に加わるということでございます。ですので、今現在、7コースのうちのAコース、Bコース、Gコース、それが、令和5年度からA、B、C、E、Gということで、2コースが追加になるということでございます。
以上でございます。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○加藤委員 すみません。165ページの伐採木活用促進助成金というところなんですけど、これってどういう活用したら助成金が出るのかと、1件に対してどれぐらいの金額が補助されるのか教えていただけますか。
○春名
農業環境課長 失礼いたします。伐採木活用促進助成金でございますけれども、これ、どういった事業かといいますと、要は原木シイタケを進めていくために取り組みをさせていただいてる事業でございまして、町内の林家さんがシイタケ原木を切ると。そのシイタケ原木を切ったものを森林組合が買い取ります。その森林組合が買い取った原木を、また今度シイタケ農家のほうに卸していく、その際に、森林組合を通じてシイタケ農家に対して補助金を卸すと。ですので、シイタケ原木に対する補助金という形で実施をさせていただいてるものでございます。
助成金なんですけれども、1本当たり100円でございます。1本当たり100円の助成金を措置させていただいてるものでございます。
○加藤委員 では、シイタケの原木だけで、まきだとかそういうものではないということですね。
○春名
農業環境課長 こちらの事業につきましてはシイタケ原木の促進ということを意味合いとしておりますので、まきですとかそういったものの助成というものには該当しておりません。
以上でございます。
○
福井澄榮委員長 いいですか。
ほかにありませんか。
○南委員 149ページのし尿処理施設運営費3,400万円、それから、し尿処理事業費で、いわゆる業務委託で1,200万円で、この処理を130件ほどでやっとるという理解をしたんですけども、これはいわゆるあそこの処理場を槻並字姫ヶ尾の処理場を、これ130件、減らなんだらあれをいつまで、ある限りは続けていかんなんという理解でいいんかどうか、1点。
それと、161ページ、新規就農確保事業補助金600万円、4名分で年間150万円ということで、国が10分の10補助ということでありますけれども、去年3件あったけれども、リタイアということでありますけども、150万円、年間あれば、米相当作らな150万円上がらんわけですわ。しかし、何でリタイアする、そんだけ新規に入るのに条件がきついのかどうか。3名もリタイアしたということは、駄目ということは。
それと、もう1点、163ページのため池点検委託料でございますけども、18カ所ということで、東山下池とか上野上池とかありますけども、現実に、そこの上野のいわゆるため池の改修、あれ何年かかって、いつ完成するんかな。この上のいわゆる、上が上野上池の分ですよ、これ。役場の上にあるのが。だから、いつまで続く、いわゆるため池って難しいんや、漏るから、水が。だけど、相当かかっとる、あそこ。そこの上の。この上がこうやから横も前もいったんや。このままいかへんさかい。それはせないかんけども、ここ、いつまでかかるんやと。もう一点、もう仁部池やけども、あれ、3年から4年かかって、まだ今年もやる、共同化か何か、河川か何かまでやる言ってたから、それもいつまでかかるんやという、そのめどはいつ頃やと、その3点、よろしくお願いします。
○春名
農業環境課長 失礼いたします。まず1点目、し尿処理施設についての問合せでございます。し尿処理施設でございますけれども、確かにし尿収集というもので件数というのは、年々減りつつはあります。ただ、定額制、従量制というものもございまして、工事現場等で発生するし尿の回収、処理というものもございます。ですので、一定やはりし尿の収集、それと処理という業務はやはり今後も必要ではないかと考えておりまして、定期的な修繕、そういったものは継続して実施させていただいてるところでございます。
それと、2点目の新規就農の確保事業ということでございますが、今回、令和5年度、4名分の予算つけさせていただいております。150万円掛ける4名ということで600万円ということでございますけれども、この内訳ですけれども、3名が従前にもう新規就農の認定を取られた方に対する継続の分が3名分、それと、残り1名は令和5年に認定の見込みがある方ということで1名分ということで、4名分予算を取らせていただいております。認定新規就農者に関しましては、年齢が49歳以下であるというようなことですとか、また、これから初めて農業で生計を立てていくというところもございまして、なかなかどうしても経済的に不安定な部分がございます。ですので、認定を受けられた新規就農の方には、早い段階での経営確立ということを目的としまして150万円という形の助成をさせていただいてるというところでございます。
○植村
農業環境課主幹 ため池の件でございます。上野大池に関しましては、平成30年度から実施設計、次の令和元年度から工事のほうをやっとるんですけども、県のほうで事業をやっておりまして、今年度末には終わるというようなことを聞いております。ただし、どうしてもため池の事業いうのは、なかなか雨が降ると工事のほうできないとかいうこともありますんで、もしかしたらそういった気候の観点から来年度繰越しいうことも想定として考えられるということで聞いております。
それと、上野上池でございますが、上池は来年度から実施設計、これも県のほうで実施されるんですけども、令和5年度から実施設計、令和6年度から令和8年度まで3年間の改修工事という期間で予定をしております。
それと、仁部池でございますが、仁部池自体は、ため池の工事自体は今現在完了しておりまして、河川工事につきましては建設課所管の宝塚土木のほうでやっておりますので、ちょっとうちの農業環境課のほうでは、いつまでかかるとかいうのは存じておりません。
以上でございます。
○南委員 分かりました。いや、とにかくし尿処理場、これはもうやはり、いつまでもあそこ、置いとかないかんわけやな、そういう理解でせな仕方ないわけですわ。少なからず姫ヶ尾に置いとかなあかん。それはまあ、それもう置いとかなしゃあないがな、銭かかったって。いや、まあまあ、ええ。まあ、ええ。お金かかったって置いとかなしゃあない、そら。処理せなあかんから。原田まで持っていくことできひんがな。だから、それと、いわゆるあっこにまだクリーンセンターがあんねや、昔の。あれをどないするか、やっぱり見込みつけなあかんと思うよ。もう煙突、ひび入っとるで。もうそれもやっぱり見込みをつけとかなあかんと私は思いますので、その点、どうですか。
○大嶋地域振興部長 焼却炉の撤去についてご質問をいただいたところでございます。私ども、今国庫補助についても探ってはおるんですけれども、今現在、国庫補助としては人口5万人の要件っていうのと400平方キロメートルという面積要件、2つございます。ですので、猪名川町だけでは補助対象にならないという状況でございます。1市3町の中で新たな焼却施設をあの地に整備できるかとなると、ちょっと整理が厳しいなというところもありまして、私ども、広域化したがためにあの施設が残ってるということですので、そこは補助対象にするように補助制度の改正をお願いしますということで、毎年要望しておるところなんですけれども、最終的な資産形成につながらないと、撤去だけですと、資産形成につながらないということで、今のところ補助金の要綱の改正までは至っていないところですが、引き続き改正について要望していきますのと、広域の連携についても引き続き探ってまいりたいと思っております。
以上です。
○南委員 分かりました。とにかく補助対象じゃないから手つけられないと、こういうこっちゃ。ほんなら、ダイオキシンとかなってまうがな。まあ、これはええけど。冗談。
○
福井澄榮委員長 よろしいか。
○南委員 うん。いや、だから、いわゆる施設が猪名川に残るわけや、し尿処理場も。ほんで、いわゆる昔のクリーンセンターも。そういうことを言うて終わりますわ。
以上。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○山下委員 すみません、157ページの人・農地プラン地域計画策定要綱なんですけども、これ、従来に行われたみどり公社が人・農地プランというのをやってましたけども、それと何か違うのか。今回、策定業務をどんな内容で委託されて、どういう計画、それは地域である程度拘束性が出てくるのか、そういったことについて確認をしたいのが1点。
それから、159ページの有害鳥獣被害対策実施隊員報酬37名となっておりますけども、これ、いわゆる猟師さんが人数減っていっておりまして、もう確保が非常に難しくなってきてると聞いてますが、これは対象者は他市町に及んでるのか。それから、この先、ますます高齢化が進んだ後、できなくなる人増えると思うんですが、増えていったときに人数が確保できない、そのことによって有害鳥獣の対策ができないということが危惧されるんですけども、その点についてどう見込んでるのか、どう対策するのかということもちょっと確認したいです。
それから、165ページの中段より上ですけども、里山再生基本構想改定委託料、これ、今まである里山の基本構想から何か改定されると思うんですが、どういう改定をしていこうとされてるのか、内容を含めて確認をしたいと思います。
以上、3点お願いします。
○植村
農業環境課主幹 人・農地プランの計画、これまでと何が違うのかということでございますが、これまでの人・農地プランといいますのは、認定農業者、認定新規就農者、例えば農業法人のみを担い手として、それらを中心経営体ということで位置づけられて、全ての農地について集積とか集約、要はその方々に耕作していただくというような目標を掲げたものでございまして、それがこれまでの人・農地プランでございました。これらは実質化された人・農地プランということでございまして、集落内に認定農業者さんとか新規就農者さんがいない、そういった集落については、なかなか策定しづらいというところがございました。
今年度、令和4年5月に改正された農業経営基盤強化促進法によりまして、これらの担い手とは別に、集落内で農地を10年後も守っていけるような、そういった方についても担い手としてもう認めて、そういった借手がいない農地とかを、どうしてもそれらを、その方々を今回の人・農地プランで担い手として位置づけても結構ですよというようなことが、今回改正された内容でございます。
あと、目標地図というのを作ることが必須となっておりまして、これらにつきましてはそれぞれ色分けのほうをするんですけども、いわゆる担い手さんをどこの農地で耕作していただくかといったような地図を作るようなことで現在進めております。
それで、これらの計画が拘束されるのかということでございますが、この地域計画いうのは随時変更することが可能だということで、国のほうも聞いております。当然新しい方が耕作されるとか、そういうことも考えられますので、そういった場合は随時変更のほうをしていきたいと考えております。
以上です。
○春名
農業環境課長 失礼いたします。次に、2点目の質問でございます。実施隊の隊員の確保についてというご質問でございます。議員おっしゃられますとおり、実施隊の隊員、猟友会でございますけれども、やはり高齢化のほうが進んできております。どのようにして今後実施隊員を確保していくかということでございますけど、やはり新しい世代がどんどん入っていくような、そういった環境を整えていく必要があるのかなというふうに思っております。ですので、こういった狩猟免許でございますよね、狩猟免許の取得に関してのPR、広報を通じてのPRとか、そういったことを積極的に進めさせていただきまして、若い方に興味を持っていただいて狩猟免許を取得していただく、そのような方向に持っていければというふうに考えておるとこでございます。
それともう1点、里山再生基本構想についてでございます。里山再生基本構想につきましては平成23年に策定のほうをさせていただきまして、大きく総論と各論部分で分かれております。総論部分にはこういった里山を目指していこうということが書かれております。各論の部分については、実際の具体的なこういった事業、取り組んでいこうというようなことが書かれております。特にこういう具体的な事業の部分でございますね、やはりこれが10年以上経過しております。やはり時世も変わっております。森林環境譲与税というようなものも導入されました。ですので、やはりこういう時世に応じた形の新しい事業、ですから、今、既存事業で今の時世に応じないようなものはもう撤廃していくし、また新しく森林環境譲与税を有効活用できるような事業も新たに考えていく、そういったことを考えておるところでございます。コンサルの予算を取らせていただいておりますのは、やはりそういった今後の猪名川町の里山再生を効果的に持続的に再生していこうと思いますと、やはり精密な調査というものが必要になってくるのかなというふうに思っております。具体的に申し上げましたら、例えば航空写真を撮って森林資源の分布の状態を見たりとか、また、ボランティアさんに対するアンケートを取って、そのアンケートを分析するとか、そういったところでコンサルティングの事業者様のほうには力を貸していただきたいというふうに考えておるとこでございます。
以上でございます。
○山下委員 すみません、まず、人・農地プランのほうなんですけども、これ、認定農業者でない方でも集積していくということですね。基本的には、何度も申し上げてますが、中山間地域のその傾斜地のところは、耕作するだけではなくってその周辺の土地の維持管理、水場であったりとか法面であったりとか、そういった負担が非常に大きくて、結局たくさんの面積をするとなると余計に大変だということで、なかなか集積が進まない、そのことで人・農地プランの担い手がなかなか決まらなかった背景があると思うんですよね。でも、もう何か打開策がなかなか見つからない中で、もう認定者って言うてたら集まらないから認定者じゃなくてもいいという話なのであれば根本的な問題は何も変わっていなくって、要するに地域で残った人に押しつけるみたいな話になってくる可能性があるので、そこは少し私、危惧はあるんですが、これ、策定業務するときに、地域にかなり入り込んでそういった調整をちゃんとやって、見つからなかったらどうするのか、その点、どういう方針でいくのか確認したいと思います。
○植村
農業環境課主幹 見つからなかった場合なんですけども、当然、農会長であるとか自治会長、それで、地域の担い手さんとも話合いをさせていただくんですけども、どうしてもなかなか難しいところ、例えば山際であったりとかそういった、これまでも耕作放棄地ってなってるようなところにつきましては、今後検討中というような、ちょっと曖昧な形での位置づけという形になります。また農会ともお話しする必要があるんですけども、例えば集落外からの担い手さんを例えば町のほうが紹介させていただいて、その方々を集落内に取り組んでいくとか、そういったことも必要でないかと考えております。
以上です。
○山下委員 実際に私もそういうことやったことあるんですけども、通作でも15分超えてくると大変な負担なんですよ、毎日のように行かないといけないので。やっぱり現実的なことやらないとうまくいかないと思うんですよね。
もう一つは、町長の施政方針にもありましたけど、集積して解決させるんだっておっしゃいますけど、集積して1人が耕作する面積が広くなればなるほど、その方が駄目になったときに大きな穴が空くというか、そういうリスクもあるということがありますよね。ですから、継続的に本当にそういう対策で進んでいけるのか、そういう展望もお持ちなのか、その点についてはいかがな見解でしょうか。
○植村
農業環境課主幹 その方が、担い手、集落外から例えば入ってきた農家さんが、例えばどっか逃げられたとか、そういった方については、例えば農地中間管理機構という県のそういう外郭団体があるんですけども、そういったところに、農地をその機構に貸して、そこから農家さんに、担い手に貸すという、そんな制度というか事業があるんですけども、そういうところに貸し付けておけば、県のほうとも連携しまして、例えば町外からの方もそのサイトも見れたりとかしますんで、そういった町外の方、それで、町外でなかなか猪名川町に来られるのが大変だということであれば、例えば居住も含めたそういった支援のほう、町としては考えていきたいと考えております。
以上です。
○山下委員 最後に。
800万円余りの予算は執行されるので、やっぱりこれ、無駄にならないようにちゃんとしたことをやっていただきたいということだけしっかりお願いしときます。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○加藤委員 先ほど債務負担のところで道の駅のトイレの話が出てたんですけれども、前回、委員会のときにいただいた資料を見ますと、プレハブトイレの平面図というのを見させていただきますと、これ、個室がまあまあちっさいんちゃうかなと思うんですけど、現在の道の駅のトイレと新しくプレハブで造られようとしているトイレの広さというのはどんなもんなんですか。
○春名
農業環境課長 失礼いたします。トイレの改築後の広さということでございます。特にトイレの個室の広さでございますよね。今現在の道の駅のトイレですけれども、個室の広さが、大体ですけれども1.3平方メートル、0.5坪ぐらいです、今現在は。これが、改築後は1.8平方メートル、ですから0.7坪ぐらい、1.4倍ぐらいの大きさになるというものでございます。今現在の道の駅のトイレが家庭のトイレの広さぐらいしかないのですよね。これがやはり外出先でのトイレということでちょっと手狭でございますので、ここはですから、今よりも広めという形で個室のほうは、考えのほうはさせていただいております。
○加藤委員 これ、広くなったということなんですけど、ベビーキープというかな、子どもを乗せる、座らせる椅子みたいなのがお手洗いに、個室の中についてるんですけれども、そういうのをつける余裕はある広さなんですかね。
○春名
農業環境課長 失礼いたします。おっしゃられてる小さいお子さんを座らせるような椅子ですよね。それをつけるだけの余裕はあると思っておりますし、必要だとも思っております。ですので、来年度、具体な事業の計画をさせていただく際には、ちゃんとその分も仕様の中に盛り込んだ中で計画のほうは、事業のほうは進めさせていただきたいと思っております。
以上でございます。
○加藤委員 それと、これ見てると扉が内開きなんで、どこに置くのかなっていう感じなんですけれども、そこも改善できるのかどうかということと、あと、できたら男性のトイレにも1個、2個はこのベビーキープをつけていただきたいなっていうのは思っておるんですけれども、どうでしょうか。
○春名
農業環境課長 失礼いたします。今現在、皆様のほうに提示させていただいておりますこの図面でございます。実際、来年度、事業のほうに入る際には、こちらのほうから当然建物の面積ですとか外装、内装の仕上げ、あと便器、手洗いの基数、そういったことの基本的なことを仕様として定めまして、もちろん今おっしゃられてるような赤ちゃんを乗せるような椅子ですよね、そのような点はきっちり仕様の中に収めさせていただいて、そこからまた新たに各事業者様のほうから、民間事業者のことですから創意工夫を生かしていろんな詳細な図面が示されるというふうに考えております。ですので、ちょっと今この図面の中ではなかなか椅子がどこにつくのかなというのが見えづらい部分はあると思うのですが、今、加藤委員がおっしゃられました点につきましては仕様の中に盛り込むという方向で、それは考えさせていただきたいと思います。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○下坊委員 147ページと149ページなんやけども、このごみ収集については、いずれにしても民間に任せてしまおうという方向の位置づけで、今回2コース増やしたのか、その辺をはっきりしていくべきだと思うんですね。それで、同じ業者がやっぱり今回も取られてるようにも思う。ということは、猪名川町の業者さんというのは一切そういった事業には対応されておらないのか、それとも力量がないのかいうとこなんですけれども、今後の対応については、いつ頃をめどにこのごみ収集については委託していくのかいうとこについてお尋ねしときます。
それと、し尿については、去年度と今年は同じ値段が載っとるわけですけども、その前はもう少し値段はちょっと高うしたということなんですけども、いろいろ聞くとこによりますと、今工事中のトイレに仮設トイレが用意されてますね。その中で、男性用のトイレについては、ポリバケツ様のちっさいのんでトイレというのがあって、それをくみ取りに行くのに、わざわざそれをくみ取りに行くだけで伝票書いてやると。何ぼもないのに、10リッターもないのに行かないかんねんというような苦情も聞いてます。というのは、やはり最低150なのか200リッターなのか、そういう猪名川町は基準を決めて、それ以下は幾らであっても同じ値段ですよと言っていかないと、わざわざくみ取り車を1人、2人乗っていくのに10リッターを収集に行かなあかんのですよ。それはもう、経済的にも大変悪い、不良やと僕は思います。というのは、基準を設定してないからそうなってくるわけですから、その辺についてはどう考えておられるのかお尋ねしときます。
それと、今、
債務負担行為が出ましたので、ついでで出ますけれども、本来であればこの
債務負担行為をやるということについては、道の駅のトイレでおません。自然歩道のトイレでやるということで、何でこんな大きいトイレが必要なんですかいうことは、前回の委員会の中でも出とったと思います。蓋開けてみれば、所管が地域振興課である。ということは、この位置づけとして、道の駅のトイレとしての位置づけをされてこれを改修するということなのか、いつそういうような決定がされたのか、その辺について、まずお聞きしときます。
○春名
農業環境課長 失礼いたします。まず、1点目のご質問でございます。ごみ収集業務の、今回2コースを追加で委託した経緯でございますけれども、直営の作業員が退職ということで2名お辞めになられます。この猪名川町、7つのコースを収集で回っとるんですけれども、車に3人乗っておるんです。1名が正規の職員で運転手、2名が会計年度職員の方で助手という形で、3名体制で乗っておるんですけど、2名の運転手の方が今回退職でお辞めになられまして、2コースを維持することができない。そのために委託ということでさせていただいてるのが、今回2コースを追加したという経緯でございます。
今後、委託化、どう進めていくのかというような点もお伺いがございましたけれども、現時点においてですけれども、このごみ収集を全て全委託にするとか、また、民間事業者に全て委ねるということは今現時点では想定しておりません。やはりごみステーション、各地に点在するごみステーションをいかに効率よく収集で作業員が回って回収するべきかとか、また、住民の皆様方、たまにやっぱり分別誤りもございます。そういった分別誤りについては、やはり直営の作業員が、民間の委託の事業者に対して指導監督していく必要があると思いますので、やはり直営の体制というのは一定必要なのかなとも思っております。また、今現在、おひとり暮らしの高齢者の方、ふれあい収集という事業もやっておりますけれども、どうしてもこのふれあい収集の事業、家族構成ですとか、あと本人様のお体の状況ですとか、そういったところも把握せなあきません。となりますと、かなりデリケートな個人情報を取り扱うということになりますので、ですので、そういった面も考えまして、今現時点において全てもう全委託にするということは、ちょっと想定のほうはしていないところでございます。
○橋本
農業環境課クリーンセンター所長 し尿の収集運搬のことでのご質問の件についてお答えさせていただきます。
委員お尋ねの、最近、工事現場で私も聞いてますけども、小規模な仮設トイレを用意されていて、それが取扱量が、少ないということで、少なくっても行かなあかんということが収集の作業上、手間であるというようなことかとは思うんですけども、今現在、収集運搬業者に払っております委託料につきましては、そのくみ取り量が多かったからどう、少なかったからということではなしに、そこは連動させているものではございませんので、その点で手数料の下限がないからということは、特に関係はしてこないのかなというふうには考えております。
以上です。
○春名
農業環境課長 すみません。3点目のご質問でございます。自然歩道(道の駅)トイレということで表現のほうさせていただいております。こちらのトイレのほうが、経過といたしまして自然歩道のトイレであったというようなところがございまして、自然歩道という表現を使わせていただいております。実際に、過去から修繕に必要な予算というものも自然歩道関係の予算から支出しているという、そういったこともございます。ただ、現状といたしまして、道の駅の施設内に設置されてるトイレでございまして、道の駅利用者の方がお使いになられるというところもございまして、自然歩道のトイレとは言いつつも、道の駅の利用者の方もご利用されるトイレという、こういった実情も加味いたしまして、やはりこの程度の規模のトイレの改築が必要ではないかなということで、必要な予算額を
債務負担行為として計上させていただいてるところでございます。
以上でございます。
○下坊委員 今、クリーンセンターの所長の答弁で、くみ取りを任せてるから、委託してるからじゃなしに、私が先ほど言ったように、ポリ缶みたいなとこに10リッターしか入ってへんけど取りに来てくれ、わざわざ収集車で2人乗って行かないかん。行ったら、それを伝票書いて出さないかん。なぜそんな少ない量、伝票出したり、いろんなこと、最低限、1回、そうやって取りにいくときに、今言ったように150リットルとか200リットルとか、もうポリ缶がいっぱいになってますよ、最低限の基準を決めて、それ以下のもんについては同じ収集料金頂きますよというような仕方にしとかないと、委託業者は小間使になってしまいませんかということ言っとるんです。だから、そういうような、今、業者さんがようけ出てきてるから難儀してますという声も聞いとるわけです。別に今すぐ改善せえとは言いませんけれども、そういった状況がありますよ、だから基本料金を制定したらどうですかいうて僕は言うとるだけであって、それは一度考えていただいたらいいだけのことです。
それで、ごみについてはもう、今言うたように、やっぱり公の施設は、今、公で収集してる。本来なら公の部分も、事業系として見た場合は事業者がごみを収集せなならないいう1つの理屈になってくるわけですね。だから、その辺をあえてしていくと、公の1台はどうしても必要になってくる。それと、今言われたように、ふれあい収集するためにも、委託できるんかいうたら、そうじゃなしに、やはり町の職員がずっと回ってるような状況があるわけです。それを僕らも把握してます。だからこそ、今後どういう対応でされていくのかということだけは、やはり今言われたように、職員が2人辞めたから委託するんやと。それじゃあ、次の職員辞めたら、また委託増やすんかと。こういうような考え方はやめといてほしいよって、去年もそう言うたんです。だから、それは、やっぱり自然の流れの中でそういう形態つくっていかないかんのは分かりますよ。でも、やはり公の施設で必要なときは公の人が要るわけですから、その辺については、やっぱりきちんとふれあい収集も要れば、やっぱりどうしても公の施設要る、そういった部分も、公の施設も全部任せてしまうんだと。ただ、ふれあいだけ残すんだという考えになるのか。その辺はこれから先の問題ですけど、そういったものを十分考えた上で、しっかりとやっぱり考えていくべきだと僕は思いますよ。だから、思いますよりも、やはり残さないかんやつは残さないかんわけです。いうことですわ、はっきり言ってね。
それと、もう一つは、今、答弁がありましたけども、この中身を、ほんなら、これいつ議論するんですかということです。この予算の中で、徹底した議論っていうのはできないと思いますよ。この自然、トイレ改修は。今言わはったように、今現在、道の駅があるからこそ、あなたが今言ったように、それを利用される方があるから、このぐらいの規模ですよ。しかし道の駅は移転しますよということは明確になっとるわけです。ただ、今年になるか、来年になるか、再来年になるか、その年度はちょっと分かりませんよ、今のところはね。町長も、これからですわ言うてはりますさかい。しかし、移転すんのを分かっとるのにもかかわらず、まだ道の駅の人が利用するから、トイレを大きくせないかんねんいうのは、ちょっと僕は理屈が合わないと思います。そんな無駄な経費を使うよりも、今のトイレの改修をまずやるべきだと思う。最低限の費用を使って、皆さんにきれいに使うていただくように改修すべきじゃないかなと、このように思うんですけど、その考えはいかがですか。
○大嶋地域振興部長 必要最低限の経費で今のトイレを修繕だけすればいいんじゃないでしょうかというようなことでご質問いただいたところでございます。先ほど課長も申し上げましたように、当初整備したのは、自然歩道の利用者を想定して整備をしたものでございます。その後にいながわフレッシュパークの整備をし、それが道の駅の認定を受けたということで、今ですと年間60万人の皆様にご利用いただいてるということでございます。当初、自然歩道の想定でございますので、やはり基数も足りておらないような状況でございます。修繕だけでということも我々考えましたけれども、やはり基数については増やす必要があるんではなかろうかということと、構造的に外壁と屋根の間の隙間がある。そこを簡単な修繕といいますか、で対応できるかということになりますと、なかなか難しいんじゃなかろうかと。大規模にしますと、構造計算とか、そういったことも検討する必要がございますし、もともとは、先ほど申し上げましたように、自然歩道のトイレということで基数が不足するということから、改築・更新をして、この機に整備をさせていただきたいと考えておるところでございます。
以上です。
○下坊委員 説明は理解しますよ。せやけども、要するに道の駅は移転しますよというのはもう明確になっとるのにいうことは、前提、第一条件なんですよ、考え方が。ほんで、今言わはったように、自然歩道のトイレを改修するという位置づけしとるわけですやん。ほんなら、自然歩道で使われるトイレが何人おられるんですか。そんなようけ、あそこへ行かはりますかということ言うとるわけ。それはなぜかいうことは、道の駅を頭に入れてるから、道の駅、まだ残ってるさかいに、だから、それ来る人が利用すんねん。利用するさかいに、こんだけのもん入れてますねんと、こういうことでしょう。せやけども、これが世の中が大きく、来年から再来年変わって、道の駅が向こうへぽおんと移転したら、1億円かけた金、どないなりまんねん。要するに、無駄をなくして健全財政をと言うとる町長の論調からいうたら合いませんやん、はっきり言うて。
ほんで、ましてこんな1億円のトイレ、あのトイレ造ったときでも、なして高いトイレ造ったんぞいと言うたことがあるんですよ、あのトイレは。いわくつきなんですよ。そこへまた1億円ほどかけてトイレやるっていうのは、ちょっと僕は考えられないと思いますので、私はこのトイレについては、規模からいうても、改修をするべきやと。そして、1年、2年使うべきである。このことだけ言い述べておきたいと思います。
○岡本町長 ちょっと誤解をされている部分がありますので、一部修正、私のほうから発言させていただきます。
道の駅移転の議論も含めて、今後、議会の皆さんと議論させていただきたいというふうなことはお話しさせていただいておりますけども、今現時点の課題といたしまして、すぐに道の駅の移転の議論に私自身は判断できるものではないというふうに考えておりますので、やはり今の現状を踏まえますと、道の駅に絡んでかも分かりませんけども、自然歩道関係のこのトイレの充実が必要であると、私どものほうは喫緊の課題であると考えております。下坊委員の立ち位置は一定理解いたしますけれども、私自身の立ち位置は下坊委員の立ち位置とは異なりますので、また、今の現状の中で、例えばあそこの土地を埋めていく、7.5億円の予算、プラスアルファ1.5倍の費用がかかることも過去の経緯の部分で想定されている状況の中で、今、すぐに道の駅の移転という議論ができるような状態にはないと私は考えておりますので、道の駅、来年の移転ということを前提にされた、ちょっと議論の部分については、私自身の考え方と異なりますので、あらかじめその点だけお話しさせていただきます。よろしくお願いします。
○下坊委員 町長、そこまで言わはるんだったら、何で去年にこれ出しはらなかったんですか。特別委員会をつくったときに、このトイレはこんなんじゃあかんやないか、これ直さなあかんやないかいう議論もしたんですよ、そこでは。そこからもう1年たっとるんですよ。そのときにきちんとあなたの姿勢、今言わはった姿勢を出すんであれば、なぜ去年のときに、こういうふうにしましょうか、トイレこうしようかって、何で議会でもっと議論しなかったんですか。あなたの、それは都合ええ話でしょう、それは。あなた、町長自身が去年度にこのトイレの問題を、ああ、そうやな、あかんのやったら、どういうふうにしようかいう議論を何でもっと詰めて話をして、どういうふうにしようかいうことを議会に上げて、そして、議会と議論して、ほなどうしましょうかいう、しはったらええけども、何の相談もせんと、いきなりトイレだけ、やりまんねんって、今年、ぼんって出してきはって、おい、議会さんに
債務負担行為頼んますわ、はい、そうでっか、言うわけにはいきまへんよ言うとるわけです。もっときちんとした議論をせえへんたら、1億円もかけてやるトイレを、議論をもっときちんとするとこをちゃんとつくりなさいよ、そしたら。そして、きちんと話をした結果としてやらないと、この予算の中で、限られた時間と限られた回数の中での議論の中で、こういう問題出してくるっていうのは、私はいかがなものかと言いたいんです。これはあなたの姿勢なんですかということです。それだけ言うときます。
○岡本町長 今お尋ねの、下坊委員からのほうのお尋ねの件につきましては、もう既に代表質問の際に答弁させていただいたかと思いますけれども、令和3年12月のいながわ活性化対策特別委員会において、道の駅を視察していただきました。そこで改めて、議員の皆様にもトイレの老朽化、構造上の問題について確認いただいたものと認識しております。これより約1年が経過しておりますけれども、これまで有効で実現可能な改善手法の研究、有利な補助メニューの調査など、必要となる調査研究を行ってきたところでございます。あわせて、町内の会議により検討してまいりましたが、一方で、猪名川町長を被告として住民訴訟が提訴され、長期化することが想定されることから、一定の期間は南田原町有地を現状から変更することが難しくなっております。引き続き、議員の皆様と共に、移転の是非についても検討してまいりますが、結論に至るまで相当の期間が必要であると考えております。今般、自然歩道トイレの改善に係る一定の方向性、手法が固まってきたこと、また検討に相当の期間を要するため、現在の状況をこれ以上放置できないと考えたことから、今回、予算案として提案させていただいたものでございます。申し訳ないですが、代表質問との繰り返しになりますが、今、私どもの考え方はそういうことでございますので、よろしくご理解いただきますようにお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
それでは、地域振興部農業観光課の関係部分についての質疑は終結します。
担当職員の入替えをお願いいたしまして、ただいまから3時40分まで休憩といたします。
午後 3時31分 休憩
午後 3時40分 再開
○
福井澄榮委員長 それでは、休憩を閉じ、委員会を再開します。
次に、地域振興部産業労働課の関係部分についての説明を求めます。
○福田
産業労働課長 それでは、令和5年度
一般会計予算のうち産業労働課所管の歳出部分につきまして、事項別明細書に基づき主なものについてご説明させていただきます。
事項別明細書46、47ページをお開き願います。2款1項1目一般管理費、本年度予算額5億7,273万1,000円でございます。このうち産業労働課所管分といたしまして、50ページ、51ページをお願いいたします。説明欄の一般管理費405万3,000円でございます。南田原町有地の維持管理に係る経費を計上しております。主なものといたしまして、12節委託料、施設管理委託料361万6,000円は、南田原町有地の周辺農地に影響がないよう適切に維持管理するため、町有地の草刈り及びトラクターによる耕起作業などを委託するものです。年度を経るごとに草の勢いが強くなっておりますので、耕起作業につきましては、前年度から1回増やして6回を予定しており、調整水田なども検討しております。18節負担金、補助及び交付金、水利組合賦課金14万8,000円は、令和3年度から令和5年度の3年度分の南田原遺跡水利組合賦課金でございます。
次に、ページが飛びますが、164、165ページをお願いいたします。6款1項1目商工業振興費5,906万9,000円でございます。説明欄、商工業振興総務費953万1,000円をご覧ください。主なものとしまして、18節負担金、補助及び交付金935万7,000円です。
次のページ、166、167ページをお願いいたします。説明欄1行目から、商工会補助金680万円、新年互礼会補助金67万9,000円、商業活性化事業補助金117万8,000円、経営発達支援事業補助金70万円で、いずれも商工会に関する補助金となっております。商工会補助金につきましては、要望書の提出がございまして、前年度の550万円から130万円増となっております。
次の人件費を飛ばしまして、労働行政対策費56万4,000円でございますが、12節委託料、就職氷河期世代就労サポート事業委託料46万3,000円は新規事業で、就労支援関係団体と連携し、個別相談窓口設置や就労支援セミナー開催により、就職氷河期世代と言われますおおむね35歳から49歳を中心として、就職のための準備から職場定着、ステップアップまでの継続的な支援を図り、対象者に合った社会参加を促進いたします。18節負担金、補助及び交付金、県雇用開発協会負担金10万1,000円でございます。これは兵庫県雇用開発協会運営経費負担金となっており、高年齢者、障がい者、若年者、女性の雇用促進と安定等に関する事業を行い、県内産業の発展と県民の雇用安定、福祉の向上を目的としております。
続きまして、企業立地対策費449万8,000円は、
産業拠点地区の推進や企業誘致に関する事務経費として計上しております。主なものといたしまして、12節委託料、コワーキングスペース開設支援事業委託料26万4,000円は、令和4年度から実施しておりますコワーキングスペース開設支援事業について、コワーキング協同組合代表理事を務める方と連携し、事業者を対象としたセミナーなどを実施して、運営につなげられるよう誘致を促進してまいります。
次のページ、168、169ページをお願いいたします。18節負担金、補助及び交付金405万円でございます。コワーキングスペース開設支援金325万円は、令和4年度から実施しております企業拠点の創出や多様な働き方に対応するための事業で、兵庫県に随伴して補助する制度で、起業家等を対象としたコワーキングスペースを新たに開設する事業者を対象に補助し、ビジネス活動の成長拡大を引き続き支援いたします。企業立地支援奨励金80万円につきましては、町企業立地支援制度に基づき、事業者が操業開始した日から1年経過した日を含む年度から3年度間にわたり奨励金を交付するもので、町内に居住する方を常用従業員として雇用した場合に対象となり、雇用奨励金1名当たり10万円を8名分、新たに計上しております。
以上で産業労働課所管部分の説明とさせていただきます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
○井戸委員 失礼します。167から168ページにかけてのコワーキングスペースについて、ちょっと2点、セットでお伺いいたします。令和4年はコワーキングスペース開設支援金ということだけでの設定でありました。令和5年は開設支援金、プラス開設支援事業委託金というところで、2項目にわたってコワーキングスペースの件について書かれていますが、これは令和4年にコワーキングスペース、誰かやってくれる方って募集かけたときに集まらなかったから、今回手法を変えてこういう形になったのか、令和4年はどうやったのかも含めて、お答えのほうお願いします。
○福田
産業労働課長 今、井戸委員のほうから、コワーキングスペースについて、令和4年度の実情と令和5年度のこの予算の取り方、その辺についてご質問いただきました。コワーキングスペースにつきましては、先ほどもちょっとご説明させていただきましたように、令和4年度から開設支援事業のほう開始させていただいております。その時点につきましては、令和4年度の開始当初から、町の広報誌であったりとか、ホームページ、もしくは商工会の関係で会員に対して通知をしていただいたりとか、もしくは、あとはJ:COMのテレビのケーブルテレビを使わせていただいて、周知の徹底を図ってまいりました。その結果、相談という意味では何件か、3件程度の相談はあったんですけれども、実際になかなか実施するとなると、費用面が難しいところであったりとか、場所がうまいこと合わないとか、もしくは補助要件になってるセミナーの開催、起業者に対するセミナーの開催を定期的に実施するのが難しいとか、ちょっとそういうことで、実際に申請には至らなかったような状況になっております。
令和5年度につきましては、そういったことを解消するために、先ほどちょっと申し上げましたように、日本で初めて、ちょっとコワーキングスペースをつくられた方とかに相談させていただきまして、その方のつながりとかも含めまして、どちらかといいますと、令和4年度については町内の事業者さんとかについて周知とかを行ってきたんですけれども、それに加えまして、令和5年度については、町外の、いわゆるコワーキングの実施されてる関係団体であったりとか、金融機関さんとかもちょっとコワーキングフォーラムのほうでご説明をさせていただいたりもあるんですけれども、もうちょっとほかに、町外に目を向けて、コワーキングの実際の誘致を図っていきたいということで、新たな予算として委託金のほうを予算措置させていただいたような状況でございます。
以上でございます。
○井戸委員 やっぱりコワーキングスペース求められてる方っていうのは、個室を求められてる方と、大きな部屋でいろんな他業種の方との交流から新たな事業の発展とかって求められてる方の大きく2通りに分かれてるかと思うんです。特に個室で使うようなコワーキングスペースって、やっぱり、何でしょう、梅田とか、そういう繁華街とか行ったら、部屋が足りないとかっていうの、やっぱり目の当たりにしてますので、今やらへんかったら、もういつやるのっていう状態だと思います。予算も結構かけてますので、しっかりこれが成り立つようにお願いだけしておきます。
以上です。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
○山下委員 167ページの就職氷河期世代就労サポート事業についてなんですが、これは具体的にどんな場所でどんなセミナーをされるのか、それから、講師も呼ばれるのかなと思うんですけども、一方で、なかなかうまく就労ができなかった方々、まだ現役世代だと思いますので、やはりあんまり目につくようなことを嫌がられると思うんですが、そういった配慮をどんなふうに考えておられるか、ちょっとお伺いします。
○西角
産業労働課主幹兼
まち活性化推進室長 氷河期世代のサポートでございますが、不本意非正規労働者や就労に至ってない無期無業ひきこもりの方などを対象に就職支援を行うとともに、事業者に対して、それらひきこもり等の就労に対する理解促進を図ります。町内の就労相談のニーズが増大する中で、町内に就労支援機関がないため、相談者が町外へ赴いている現状を踏まえまして、町内を担当エリアとします「さんだ若者サポートステーション」のほうで連携しまして、個別相談窓口を日生中央の公民館のほうで1カ月に1回開催するのと、就労セミナー、これにつきましては、パソコン教室とか就労体験等を継続的に実施したいと考えております。
○山下委員 募集というのか、呼びかけ方法なんかも、これ広報誌か何かに出されるのか、ターゲットがある程度想定ついているのであれば、個別にアプローチという方法もあると思うんですが、その広報の仕方はどんな感じなんでしょう。
○西角
産業労働課主幹兼
まち活性化推進室長 広報いながわ、広報誌とともに、ハローワークとも協力いたしまして、先ほど言いました「さんだ若者サポートステーション」等にも連携をして、そこから広報したいと考えております。
○山下委員 ぜひ何か実を結ぶように進めていただきたいんですが、その成果を評価できるような取りまとめというか、そういったところも抜かりなく、しっかりお願いしたいと思います。
以上です。
○
福井澄榮委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 それでは、地域振興部産業労働課の関係部分についての質疑は終結します。
担当職員の入替えをお願いいたします。
それでは、地域振興部地域交流課の関係部分についての説明を求めます。
○角田地域交流課長 それでは、地域交流課が所管いたします歳出部分につきまして、主なもののみご説明をさせていただきます。
まず、事項別明細書の66、67ページをお願いいたします。2款1項6目企画費、本年度予算額6,042万5,000円でございます。このうち地域交流課所管分といたしまして、68、69ページをお願いします。説明欄の中ほどにあります国際交流事業費697万1,000円で、昨年度より265万6,000円増額となってございます。増額の主な内容につきましては、来年度、バララット市との姉妹都市提携35周年を迎えることから、事業実施いたします実行委員会の補助金が影響するものとなってございます。ここの主なものですけども、1節の報酬、会計年度任用職員報酬207万円につきましては、外国人生活支援コーディネーター1名分の報酬となってございます。下がりまして、13節使用料及び賃借料55万7,000円のうちソフトウエア使用料54万2,000円につきましては、17言語対応する多言語翻訳システムの使用料でございます。18節負担金、補助及び交付金330万円のうち国際交流協会補助金150万円につきましては、本町と姉妹都市提携をしておりますオーストラリアのバララット市と提携35年を迎え、記念事業として国際交流協会主催のウエルカムパーティー等を開催することから、通常補助100万円に50万円を増額してございます。
70、71ページお願いいたします。一番上の姉妹都市提携35周年記念事業補助金180万円、これにつきましては、姉妹都市提携35年を迎えることから、実行委員会を立ち上げ、調印式や記念事業を実施するための補助金となってございます。
続きまして、コミュニティ推進事業費851万2,000円でございます。7節報償費26万9,000円のうち講師謝金20万9,000円につきましては、地域住民に対し、まちづくりへの参画、協働を推進するために開催する教室や講座等に係る講師謝金となってございます。次に、18節負担金、補助及び交付金795万4,000円のうち地域コミュニティ活動支援事業補助金690万円につきましては、7つのまちづくり協議会への活動補助金となってございます。次の住民提案型まちづくり事業補助金50万円につきましては、参画、協働のまちづくりをさらに進めるため、町内の各分野で活動している団体、組織同士が活動に必要な情報やノウハウを共有し、新たなネットワークを構築することにより、新しい価値や魅力を創造し、相互に活性化できるよう創設した地域団体登録制度において登録されたテーマ型のコミュニティ組織の団体を対象に、自主的な活動へと促すよう補助するもので、団体の活発な事業の提案に対し、昨年度から採用枠を拡大し、1団体上限10万円を5団体ほど補助することとしてございます。次に、コミュニティ活動拠点施設整備事業補助金55万4,000円につきましては、まちづくり協議会の活動拠点であるまち協会館が整備からおおむね15年が経過し、施設の老朽化が見受けられることから、改修、修繕に対し補助するもので、令和5年はつつじが丘まち協からの事前申請があったことから予算化するものでございます。
次に、自治会活動推進事業費718万4,000円でございます。主なものにつきましては、18節負担金、補助及び交付金716万2,000円のうち自治会長連絡協議会補助金431万円につきましては、49の自治会長で構成された協議会に対し、事業費や自治会長への協議会への活動として協力いただいた調整業務に対して活動推進費として補助するものでございます。次の自治会集会所等整備事業補助金45万2,000円につきましては、西畑自治会より、自治会館を改修するための補助の事前申請があったことから予算化するものとなってございます。また、その下、自治会活動設備等整備事業助成金240万円につきましては、自治総合センターの一般コミュニティ助成事業で、コミュニティ活動に必要な設備等に助成額の100万円から250万円の範囲の中で10分の10助成されるもので、今回はパークタウン東自治会より事前申請があった240万円を予算化するものでございます。これにつきましては、総合センターより助成決定を受けた後に、本町を通しまして申請事業自治会に補助することとなってございます。
その下、いながわまつり開催費883万9,000円でございます。18節負担金、補助及び交付金853万6,000円につきましては、コロナの影響で2年中止となっておりましたが、今年度は3年ぶりに開催することができました。来年度につきましても秋に開催を予定しておりますが、祭りに係る実行委員会に対する補助金となってございます。
続きまして、ちょっと飛びますが、240、241ページをお願いいたします。最下段になりますが、9款6項1目保健体育総務費、本年度予算額615万7,000円でございます。
次のページ、242、243ページをお願いいたします。説明欄、保健体育総務事務費413万2,000円のうち1節報酬119万2,000円につきましては、各地域でスポーツ推進をしていただいておりますスポーツ推進委員16名に対する報酬となってございます。12節スポーツ教室委託料54万円につきましては、まず、子どもを対象とした野外活動講座を実施していただくため、野外活動指導者会への委託料30万円と、スポーツ振興のために、レスリングやバスケットボール、少林寺拳法など、7種目のスポーツ教室を町体育協会に委託するための経費24万円となってございます。続きまして、18節負担金、補助及び交付金175万4,000円のうち主なものにつきましては、2行目の体育協会補助金140万円についてですが、体育協会事務局の運営費やいながわスポーツ祭、スポーツ少年団への補助等に係る経費となってございます。その3段下、スポーツ活動優秀者補助金28万2,000円につきましては、スポーツ競技において優秀な成績を収めた者に、さらに成績を伸ばし、スポーツの普及につなげていただくために補助するもので、全国大会出場者分1件7,000円を36名分と、世界大会1件1万円を3名分を見込んでございます。
次に、マラソン大会事業費202万5,000円、主なものにつきましては、18節負担金、補助及び交付金176万円、彫刻の道マラソン大会実行委員会の補助金につきましては、これも本年度、3年ぶりに開催することができたマラソン大会でございますが、来年度も12月に開催する予定としているこの大会の実行委員会に対し補助するものとなってございます。
続きまして、その下の9款6項2目体育施設費、本年度予算額2,805万5,000円でございます。説明欄の屋内温水プール管理運営費657万9,000円の主なものにつきましては、10節需用費、修繕料166万円、これはB&G海洋センターの緊急修繕費100万円と、温水プールボイラーへの熱源循環経路の修繕料として66万円がプラスされてございます。次の12節委託料158万6,000円につきましては、次のページ、244、245ページをお開き願います。B&G海洋センター指定管理料となってございます。令和3年度4月から5年間の契約で、尼崎市スポーツ振興事業団とイオンディライトの共同体に指定管理料としてお支払いするものとなってございます。13節使用料及び賃借料、土地借上料321万4,000円につきましては、同施設の一部借地部分を地元自治会の所有者と土地の賃貸借契約をしている借上料となってございます。
次に、スポーツセンター管理運営費2,010万円のうち10節需用費、修繕料30万円につきましては、スポーツセンター施設の緊急修繕費となってございます。12節委託料1,980万円は、スポーツセンター等の指定管理料で、令和3年4月から5年間の契約で、尼崎市スポーツ振興事業団とイオンディライトの共同体に指定管理料としてお支払いするものとなってございます。
続きまして、つつじが丘多目的広場管理費137万6,000円の主なものにつきましては、12節委託料の施設管理委託料123万3,000円で、多目的広場の良好な日常管理をするために、グラウンド整備やトイレの清掃などの業務を委託する経費となってございます。
以上、簡単でございますが、地域交流課部分の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○
福井澄榮委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 それでは、地域振興部地域交流課の関係部分についての質疑は終結します。
お諮りします。
本日の会議はこの程度にとどめたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福井澄榮委員長 異議なしと認めます。よって、本日は、これにて閉会することに決しました。
次の委員会は3月7日、明日、午前10時から再開します。
本日はこれで閉会いたします。ご苦労さまでした。
午後 4時06分 散会
本委員会会議録として署名する。
令和5年3月6日
猪名川町議会
総務建設常任委員長 福 井 澄 榮...