猪名川町議会 > 2022-03-07 >
令和 4年総務建設常任委員会( 3月 7日)

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  1. 猪名川町議会 2022-03-07
    令和 4年総務建設常任委員会( 3月 7日)


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    令和 4年総務建設常任委員会( 3月 7日)                  総務建設常任委員会                             令和4年3月7日午前10時00分                                  本庁舎3階委員会室 〇会議に付した事件 1 付託議案審査  議案第 4号 令和4年度猪名川町一般会計予算中           第1条(歳入歳出予算)のうち歳入関係部分 歳出関係部分           第2条(債務負担行為)           第3条(地方債)           第4条(一時借入金)           第5条(歳出予算の流用)  議案第 9号 令和4年度猪名川町水道事業会計予算  議案第10号 令和4年度猪名川町下水道事業会計予算  議案第17号 猪名川町公害防止条例の制定について  議案第19号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正について  議案第20号 町道路線の変更について
    2 請願審査  道の駅事業計画に関する検証委員会結果報告会の形式について(請願) 3 陳情・要望等について  母(毛嘉萍)が中国で不法に逮捕されている件に関する要望 〇出席委員  委 員 長   福 井 澄 榮  副委員長    山 田 京 子  委    員  井 戸 真 樹      委    員  加 藤 郁 子  委    員  下 坊 辰 雄      委    員  中 島 孝 雄  委    員  山 下   修 〇欠席委員  委    員  南   初 男 〇説明のため委員会に出席した者  町長      岡 本 信 司      副町長        奥 田   貢  会計管理者兼会計課長          北 山 悦 子      企画総務部長     森   昌 弘  企画政策課長  平 井 秀 明      企画政策課主幹    橋 本 典 幸  企画政策課副主幹          出 水 良 孝      企画政策課副主幹   内 田 練 也  広報戦略室長  宮 田 ゆ み      総務課長       小 山 泰 司  総務課主幹   今 中 一 郎      総務課主幹      馬 瀬 貴 史  総務課副主幹  建 部 雄 三      総務課副主幹     肥 爪   淳  生活安全課主幹 竹 下   通      生活安全課副主幹   平 井 京 子  税務課長    藤 原 敏 行      税務課副主幹     中 井 恵 美  税務課副主幹  宮 﨑 孝 志      地域振興部長     中 元   進  農業環境課長  大 嶋   武      農業環境課主幹クリーンセンター所長                                  橋 本   健  農業環境課主幹 植 村 正 人      農業環境課農業委員会事務局長                                  佐々木 規 文  産業労働課長  福 田   隆      産業労働課主幹    小野山 富 夫  まち活性化推進室長          坂ノ上 哲 也      地域交流課長     角 田 泰 司  地域交流課主幹 中 西 智 美      住民課参事兼健康づくり室長保健センター所長兼                       新型コロナウイルス対策室主幹                                  樋 口 嘉 世  健康づくり室主幹兼  新型コロナウイルス対策室主幹          柚 木   健 〇職務のため委員会に出席した事務局職員  事務局長    岩 谷 智賀子      主査         池 田 知 史  主査      中津留   宏                 午前10時00分 開会 ○福井澄榮委員長  おはようございます。今日はご苦労さまでございます。  総務建設常任委員会に先日、付託されました令和4年度の一般会計並びに特別会計等の予算の審査を慎重にしていただきまして、執行者におかれましては的確な答弁、よろしくお願い申し上げます。 ○岡本町長  改めまして、おはようございます。総務建設常任委員会にお忙しい中、ご参集賜り、誠にありがとうございます。  さて、本日は2月22日に開催されました第409回定例会で当委員会に付託されました令和4年度の一般会計予算中、関係部分、それから令和4年度の水道事業会計予算及び公害防止条例の制定についてなど、全部で6議案をご審議いただきます。慎重にご審議をいただき、可決、ご承認を賜りますようお願い申し上げ、冒頭のごあいさつとさせていただきます。本日はよろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  それでは、ただいまから総務建設常任委員会を開会いたします。  会議に入るに先立ちまして、ご報告します。南委員より、所用のため本日欠席との通告がありましたので、ご報告いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付している日程表のとおりであります。  審査に入るに先立ち、お願い申し上げます。新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、発言は簡潔、明瞭、的確に行い、時間短縮に取り組み、また、進行状況を考慮しながら1時間に1回程度の換気を行いたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。  また、マスク着用により発言者が発言しにくい、発言内容が聞き取りにくいことなどから、発言者については着座でお願いしたいと思います。  それでは、議案第4号のうち本委員会に付託されました部分、議案第9号、議案第10号、議案第17号、議案第19号、議案第22号、以上6議案を一括して議題とします。  初めに、議案第4号 令和4年度猪名川町一般会計予算中、第1条、歳入歳出予算のうち歳入関係部分歳出関係部分、第2条、債務負担行為、第3条、地方債、第4条、一時借入金、第5条、歳出予算の流用を審査します。  審査に入るに際し、予算の概要についての説明を求めます。 ○森企画総務部長  改めまして、おはようございます。  それでは、最初に私のほうから令和4年度当初予算の概要につきまして、予算書の概要及び予算書で説明をさせていただきます。  まず、予算の概要の4ページをお願いいたします。令和4年度当初予算会計別の集計表となります。一般会計では、総額は110億9,800万円で、前年度比3億7,300万円の増額、率にしまして3.5%の増となっております。次に、その下には特別会計を順次掲載しております。国民健康保険特別会計介護保険特別会計後期高齢者医療保険特別会計奨学金特別会計の合計としましては、67億7,659万4,000円となっております。その下の水道事業会計及び下水道事業会計の2つの企業会計を合わせた令和4年度当初予算の総額といたしまして、207億9,445万3,000円で、令和3年度当初予算と比較しますと6億2,833万5,000円の増額、率にしまして3.1%の増となっているものでございます。  続きまして、6ページをお願いいたします。一般会計予算の内訳、歳入でございます。主な増減のあるもののみ説明をさせていただきます。表の一番上、1款の町税につきましては37億7,585万9,000円で、産業拠点地区における固定資産税の増収などから前年度から16.5%の増となっております。  2款の地方譲与税から10款までの各種交付金のいわゆる一般財源に関しては、新型コロナウイルス感染症の影響下にありながら、新しい生活様式などによる一定の消費や業績が落ち込んだ企業の回復を見込んで増額傾向となっております。  11款の地方交付税は26億3,500万円で、前年度から2億円、率にして8.2%と大幅な増を見込んでおりますが、22款町債に含まれております臨時財政対策債が前年度から4億5,000万減少し、これらを合わせると、差引き2億5,000万円の減少となっております。  15款の国庫支出金は13億6,679万4,000円で、橋梁長寿命化事業新型コロナウイルスワクチンの予防接種などに係る補助金などで、前年比19.6%の増額となっております。  一方、19款の繰入金では、町税や交付金の増加に伴い、基金の繰入れを抑制したため、前年度から2億1,887万円の減少となり、財政運営の安定化を図っております。  続きまして、10ページをお願いいたします。一般会計歳出予算の目的別の内訳でございます。主な増減のあるもののみ説明とさせていただきます。3款の民生費36億2,653万8,000円で、前年度から2.2%の増となっております。主な内容といたしましては、施設型給付事業や障がい福祉サービス、各特別会計への繰出金などでございます。  4款の衛生費につきましては12億2,293万円で、前年度から5.8%の増となっております。主な内容といたしましては、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業や、ごみ収集委託、がん検診費などでございます。  5款の農林水産業費は3億1,899万5,000円で、前年度比27.7%の増、土砂災害対策として新たに杤原地区で実施する治山事業やため池廃止工事など、農業用施設改良事業が大きな増加要因となっております。  7款の土木費は11億1,272万3,000円で、前年度から16.7%の増、増加要因は、橋梁長寿命化事業河川しゅんせつ事業などでございます。  8款の消防費は5億4,575万2,000円で、前年度から10.7%の減、これは前年度に宝塚市、川西市及び猪名川町の2市1町で運用する宝塚指令センター高機能消防指令システムの更新事業を完了したことから、大きく減少したものでございます。  9款の教育費では18億2,628万1,000円で、前年度から3.2%の増で、これは学校教育ICT関連事業や文化体育館の大ホールの舞台吊りもの装置改修、清陵中学校における通学バス運行委託料などでございます。  以上が一般会計の歳入歳出予算の内訳となり、総額で110億9,800万円となってございます。  続きまして、15ページをお願いいたします。ここでは、地方債の年度末残高の推移を記載しております。下の地方債残高のグラフを見ていただきますと、特に令和元年度以降は右肩上がりの推移となっていますが、これは平成30年度に発生した7月豪雨などの災害復旧事業や空調設備をはじめとした学校施設整備など大規模事業が重なり、地方債残高は増加傾向となっております。  なお、令和4年度末の地方債残高は新年度に臨時財政対策債の大幅な減額を見込むことから、86億6,900万円と見込んでおります。  続きまして、16ページをお願いいたします。一般会計基金の年度末残高の推移を記載しております。令和3年度末の見込みといたしまして、40億2,700万円、前年度から2億5,900万円の増加を見込んでおります。これは地方交付税の追加交付があったことや新型コロナウイルス関連地方創生臨時交付金が措置されたこと、コロナ禍で事業中止が多く、歳出が抑制されたことなどから、財政調整基金及び減債基金の積立てが増加したことが主な要因となってございます。  なお、令和4年度末の見込額につきましては、決算剰余金の状況によって上振れがあるものと考えております。  続いて、青色の表紙の薄い冊子の令和4年度の猪名川町予算の1ページをお願いします。議案第4号の令和4年度の猪名川町一般会計予算でございます。第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ110億9,800万円で、その概要につきましては、先ほど説明したとおりでございます。第2条、債務負担行為につきましては9ページ、第2表の債務負担行為に記載の5事業を載せております。また、第3条の地方債につきましても10ページ、第3表の地方債に記載の19事業について載せております。併せまして後ほどご照覧いただければと思います。  1ページに戻りまして、第4条、一時借入金の最高額は10億円、第5条、歳出予算の流用につきましては、記載のとおりでございます。  以上で予算の概要につきましての説明とさせていただきます。ご審議を賜りますようお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  ただいまの予算の概要についての質疑は、それぞれ関係する所管部分での質疑と併せてお願いをいたします。  初めに、第1条、歳入歳出予算のうち、議会事務局、公平委員会事務局監査委員事務局の関係部分についての説明を求めます。 ○岩谷事務局長  それでは、議会事務局に係ります歳出予算につきまして、ご説明を申し上げます。事項別明細書の44、45ページをお開き願います。  1款1項1目議会費、予算額1億3,842万4,000円でございます。いずれも一般財源で関連する歳入の特定財源はございません。  45ページ、説明欄、議会運営事務費1億1,310万8,000円で、前年度に比べましておおむね760万円の減額となってございます。その主な要因でございますが、1節報酬5,802万4,000円のうち、1行目、議員報酬5,604万円、こちらにつきましては、議員1名の欠員が生じており、前年度より360万円の減額となってございます。3節職員手当等2,241万7,000円のうち、1行目、議員期末手当2,183万3,000円、こちらにつきましては、1名欠員の議員分の支出減及び人事院勧告による支給月数0.15月分の減額改定を見込み、前年度より222万2,000円の減額となってございます。4節共済費1,738万9,000円のうち、2行目、議員共済会負担金1,680万9,000円、こちらにつきましては、負担率が100分の33.6から100分の32.2に減少したことによりまして、前年度より190万円の減額となってございます。  それでは、次のページ、46、47ページをお願いいたします。47ページの上のほう、18節負担金、補助及び交付金535万3,000円のうち、4行目、政務活動費360万円、こちらにつきましては、議員1名欠員による24万円の減額となってございます。  以上、減額の主な要因でございますが、その他の科目につきましては、精査しました結果の必要経費を計上としてございます。  次に、少しページ飛びます。74、75ページをお開き願います。74ページ、中ほどになります。2款1項9目公平委員会費、予算額13万8,000円で、75ページ、説明欄、公平委員会事務費、1節報酬といたしまして、公平委員会委員長及び委員報酬から10節需用費まで経常的経費を計上してございます。  次に、またページ飛びます。90、91ページをお開き願います。90ページの中ほどになります。2款6項1目監査委員費、予算額105万1,000円で、91ページ、説明欄、監査委員事務費、こちらにつきましても、1節報酬から18節負担金、補助及び交付金まで、経常的経費を計上してございます。  以上、議会費、公平委員会費及び監査委員費につきましてのご説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、議会事務局、公平委員会事務局監査委員事務局の関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いいたします。  それでは、次に、企画総務部税務課の関係部分についての説明を求めます。
    藤原税務課長  それでは、令和4年度一般会計予算のうち、税務課が所管いたします歳入歳出予算部分についてご説明申し上げます。  予算説明書8ページ、9ページをお願いいたします。歳入、1款1項1目町民税、個人でございます。本年度予算額15億9,940万円、前年度予算に比べ、480万円の増額でございます。1節現年課税分15億9,100万円で、説明欄の均等割には5,000万円で、納税義務者は1万4,623人を見込んでおります。その下、所得割は15億4,100万円、納税義務者1万3,453人を見込んでおり、前年度予算に比べ、700万円の増でございます。2節滞納繰越分840万円、調定見込額3,390万円、徴収率25%を見込んでおります。  続きまして、2目法人でございます。予算額1億2,749万1,000円、1節現年課税分1億2,749万円、説明欄の均等割は6,763万円、その下の法人税割は5,986万円で、前年度予算と比べ、3,786万円の増額でございます。  次に、2項1目固定資産税でございます。予算額17億2,760万円、前年度予算に比べ、4億3,460万円の増額でございます。1節現年課税分17億800万円、土地に係るものが3億9,600万円で、前年度に比べまして2,600万円の増額でございます。これは、産業拠点地区の土地に係る税額が増額の主な要因であります。その下、家屋に係るものは10億2,100万円、前年度予算に比べまして3億3,600万円の増額でございます。これは、新たな産業拠点地区における物流倉庫の課税が大きな増額となったものでございます。その下、償却資産に係るものは2億9,100万円でございます。前年度予算に比べて7,300万円の増額でございます。これも、産業拠点地区におけるテナント等への課税が大きな増額要因であります。2節滞納繰越分につきましては1,960万円で、調定見込額1億3,100万円の15%を見込んでおります。  次に、2目国有資産等所在市町村交付金及び納付金、予算額216万5,000円、1節現年課税分でございます。交付金として県より交付されるもので、白金の県営住宅85戸、猪名川高校校舎に係るものです。  次に、3項軽自動車税、1目環境性能割、1節現年課税分、予算額611万3,000円でございます。前年度予算に比べ、335万1,000円の増額でございます。税率の軽減措置の終了に伴い、増額となっております。次に、2目種別割でございます。予算額7,109万円、前年度予算に比べ、478万円の増額でございます。1節現年課税分7,070万円で、説明欄の原動機付自転車464万8,000円は2,164台分、その下、軽自動車6,317万2,000円は7,568台分、小型特殊自動車22万7,000円は67台分、小型二輪車265万3,000円は449台分を見込んでおります。2節滞納繰越分につきましては39万円で、調定見込額132万1,000円の30%を見込んでおります。  4項1目町たばこ税、予算額1億5,000万円で、前年度予算と比べ、税率改正の影響等により1,500万円の増額でございます。  次のページ、10ページ、11ページをお願いいたします。5項1目都市計画税でございます。予算額9,200万円、前年度予算に比べ、2,430万円の増額でございます。1節現年課税分9,120万円で、説明欄の土地に係るものが2,970万円、家屋に係るものが6,150万円で、これも新たに産業拠点地区における課税が始まることから大きな増額となっております。2節滞納繰越分につきましては80万円で、調定見込額340万円の25%を見込んでおります。  次に、ページが少し飛びまして、16ページ、17ページをお願いいたします。最下段になります。14款2項1目総務手数料、予算額1,024万1,000円でございます。1節総務管理手数料のうち、税務課に係りますものは税務証明手数料150万円、その下、督促手数料70万円でございます。  また、ページ飛びまして、28ページ、29ページをお願いいたします。中段になります。16款3項1目総務費委託金、予算額7,353万1,000円でございます。そのうち税務課に係りますものは2段目、2節徴税費委託金4,386万9,000円、説明欄の県民税徴収事務委託金で、県民税を町民税と併せて徴収しておりますことから、その事務に係る委託金、納税義務者1人当たり3,000円の1万4,623人分でございます。  また、次にページ飛びまして、34、35ページをお願いいたします。上段になります。21款1項1目延滞金、予算額330万円でございます。1節延滞金は、町税の滞納に係る延滞金でございます。  次に、下段をお願いいたします。4項4目雑入、予算額2億4,320万5,000円でございます。そのうち税務課に係りますものは2節雑入で、次のページ、36、37ページ、説明欄の中段、コピー使用料1,000円、原付標識弁償金1,000円を計上しているものでございます。  以上が税務課所管の歳入部分でございます。  続きまして、歳出の説明をさせていただきます。  76、77ページをお願いいたします。上段になります。2款2項1目税務総務費、予算額1億6,959万3,000円でございます。説明欄、税務総務事務費9,853万9,000円でございます。主なものといたしまして、1節報酬448万6,000円は、その下、固定資産評価員報酬1名分8,000円、その下、会計年度任用職員4名分447万8,000円で、これは確定申告時の繁忙期に事務補助員を雇用するもの90日分と、町税等滞納金徴収のために臨戸徴収や電話催告、預金調査などを行う徴収事務職員2名を雇用するものでございます。  少し下に下がりまして、12節委託料7,280万3,000円でございます。内訳といたしまして、電算処理委託料1,506万1,000円は、軽自動車関係手続の電子化、地方税共通納税システムの税目拡大、法務局連携に伴う固定資産課税台帳システム改修等に係るものでございます。その下、用地鑑定委託料829万9,000円は、固定資産の時点修正のため例年実施している町内の標準宅地97か所の鑑定委託料144万3,000円と、3年に一度実施する次期評価替えのための用地鑑定委託料が685万6,000円でございます。  次に、その下、航空写真撮影等作業委託料1,340万1,000円でございますが、固定資産税の課税客体の把握のため、町域全体を撮影するものでございます。その下の固定資産評価支援業務委託料801万5,000円は、令和3年度から3年間の長期継続契約により実施しているもので、令和6年度の評価替えに向けて価格形成要因調査、標準宅地調書の作成、検証、公開用資料としての路線価図、地番参考図等の移動等の業務を委託するものでございます。その下の電算保守委託料2,802万7,000円は、住民税、固定資産税、都市計画税、軽自動車税の課税及び収納処理のための税務システムの保守委託料でございます。  続きまして、13節使用料及び賃借料48万5,000円は、固定資産関係の課税データの保存、検索などを行うファイリングシステムの事務機借上料でございます。次の18節負担金、補助及び交付金……。 ○福井澄榮委員長  今、何て言うた。 ○藤原税務課長  あっ、失礼いたしました。84万5,000円です。失礼いたしました。ありがとうございます。84万5,000円は固定資産関係の課税データの保存、検索などを行うファイリングシステムの事務機借上料でございます。  次に、18節負担金、補助及び交付金337万4,000円でございます。主なものは、2行目の地方税共同機構負担金96万8,000円は、全国の地方公共団体で運営するeLTAXに係る負担金でございます。1行飛びまして、電子自治体推進協議会負担金191万2,000円は、eLTAXデータ送受信システムを兵庫県下38市町で共同運用している運営負担金で、確定申告などの国税連携、年金特徴、電子申告、共通納税システムなどを利用するための運用費用でございます。  次のページ、78、79ページをお願いいたします。22節償還金・利子及び割引料1,310万円は、配当割や株式譲渡割などの控除申告による還付や税額の更正に伴う還付金1,300万円、その下、還付加算金10万円でございます。  下段に移りまして、2目賦課徴収費でございます。予算額1,099万8,000円で、主なものといたしまして、10節需用費171万円、2段目の印刷製本費150万円は、町民税の申告書の手引や記載の説明書、特別徴収のしおり、口座振替の申込書、封筒等の印刷代を計上しております。次に、11節役務費817万5,000円で、その下、通信運搬費420万円は、各税の納税通知書、督促・催告などに要する郵送費でございます。その下、手数料397万5,000円は、口座振替に係る手数料や軽自動車検査データの提供手数料、コンビニ収納取扱手数料、クレジットカード収納手数料分でございます。その下、13節使用料及び賃借料48万2,000円で、そのうちソフトウエア使用料45万2,000円は家屋評価システムのリース料で、新築家屋に係ります評価額計算用の電子システムの使用料でございます。  以上、税務課の所管しております歳入歳出の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほど、お願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、企画総務部税務課の関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いいたします。  次に、企画総務部所管部分のうち、税務課関係部分を除く歳入についての説明を求めます。 ○森企画総務部長  それでは、引き続きまして、税務課を除く企画総務部の歳入を順次説明いたします。  事項別明細書の10、11ページをお願いいたします。中ほどやや上、2款地方譲与税から次の12、13ページの最下段、11款地方交付税までは、国の地方財政対策や県予算見込みなどを基に、それぞれの予算額を見込んでおり、10款の地方特例交付金を除くと全ての款で前年度から増額となっております。これは新型コロナウイルス感染症の影響下にありながら、一定の消費や業績が落ち込んだ企業の回復を見込んで増額をしておるものでございます。  続きまして、12、13ページをお願いいたします。先ほどの除くと説明をいたしました10款地方特例交付金、1項1目地方特例交付金2,400万円で、前年度から750万円の減額となっております。これは令和3年度は住民税の住宅ローン控除分の個人住民税減収補填特例交付金のほか、令和3年12月末まで自動車税環境性能割、軽自動車環境性能割がそれぞれ1%軽減される特例措置に対する減収補填交付金が含まれていたためでございます。  次に、11款地方交付税は予算の概要で説明をいたしましたので、先ほどの分ですが、割愛をさせていただきます。  続きまして、14、15ページをお願いいたします。14款使用料及び手数料、1項1目総務使用料のうち、説明欄、生活安全課所管分、駐輪場使用料711万5,000円、駐車場使用料125万7,000円は、それぞれ日生中央駅前の各施設に係る使用料でございます。  続きまして、16、17ページをお願いいたします。4目商工使用料のうち1節観光使用料188万5,000円は、猪名川天文台使用料に加え、令和4年3月から有料化しました大野アルプスランドキャンプ場使用料137万円でございます。  続きまして、18、19ページをお願いいたします。最下段、国庫支出金、1項2目1節保健衛生費負担金のうち、生活安全課所管分、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金3,569万2,000円は、予防接種事業に充当するもので、負担割合は10分の10となっております。  続きまして、20、21ページをお願いいたします。2項1目1節総務管理費補助金のうち、説明欄、総務課所管分、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億3,942万9,000円は、GIGAスクール構想などの新型コロナウイルス対策事業に充当するものでございます。項目2つ下の外国人受入環境整備交付金164万1,000円につきましては、令和4年度より企画政策課から地域交流課にて事務を行うこととなっております。  続きまして、3目1節保健衛生費補助金のうち、説明欄、生活安全課所管分、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金9,309万3,000円は、ワクチン3回目接種に必要な体制確保に対する財源として交付されるものでございます。  続きまして、24、25ページをお願いいたします。16款2項県補助金、1目1節総務管理費補助金のうち、企画政策課所管分、移住支援事業費補助金95万円は、地方創生推進交付金を県が活用し、県と共同で実施する県移住支援事業に係る補助金でございます。  続きまして、28、29ページをお願いいたします。3項1目1節総務管理費委託金、総務課所管の移譲事務委託金258万円は、県の60事業のうち23事業を受託しており、取扱件数により額が決定されるものでございます。3節の選挙費委託金、総務課所管の参議院議員選挙、県議会議員選挙に係る事務委託金でございます。  続きまして、30、31ページをお願いいたします。17款財産収入、1項1目1節土地建物貸付収入、説明欄、総務課所管分として普通財産貸付収入1,051万9,000円は、YMCA認定こども園や旧阿古谷小学校などの土地貸付けに係るものでございます。その下の行政財産貸付収入118万8,000円でございますが、本庁舎における飲料自動販売機等の貸付収入でございます。  続きまして、32、33ページをお願いいたします。中段より下でございますが、19款繰入金、1項1目財政調整基金繰入金4億27万6,000円は、収支不足を補う財源として基金取崩しを予定しているものでございます。4目のまちづくり基金繰入金1億5,382万2,000円は、学校給食センター整備や幼稚園バス購入などに充当するものでございます。  続きまして、34、35ページをお願いいたします。21款諸収入、4項4目2節雑入のうち、説明欄、主なものは、企画政策課所管分で広告収入130万円、これは広報紙、町ホームページの広告掲載料を予定するものでございます。1つ下、デジタル基盤改革支援補助金654万5,000円は、自治体の行政手続のオンライン化に係るシステム改修に充当するものでございます。  36、37ページをお願いいたします。総務課分では、説明欄、7つ目の市町村振興協会市町交付金1,434万8,000円、これはサマージャンボ、あるいはハロウィンジャンボの宝くじの収益金の一部が配分されるものでございます。次に、4つ下の安全・安心のまちづくり事業助成金300万円は、令和4年度に兵庫県市町職員互助会が新設する助成制度で、防災や健康づくり、または子育て支援、いずれかの推進に資する事業への充当が認められているものでございます。1市町当たりの助成上限額が300万円となっており、令和4年度は防災倉庫の更新及びいながわ100万歩チャレンジの2事業への充当を予定しているものでございます。  次に、少し飛びまして、40、41ページをお願いいたします。22款町債、1項1目1節総務管理債、説明欄の総務課所管分といたしまして、臨時財政対策債2億円は、国において地方交付税の原資の不足分の一部を地方自治体が直接借入れを行う地方債で、後年度に元利償還金の全額が地方交付税に算入されるものでございます。その下、自治振興事業貸付金240万円及び1つ下の一般事業債700万円は、役場本庁舎の屋上防水工事に充当するものでございます。生活安全課所管の公共事業等債60万円は、土砂災害危険度予測システムの整備に充当するものでございます。2目1節清掃債940万円のうち、総務課所管、自治振興事業貸付金240万円は、ごみ収集車両更新に充当するものでございます。  続きまして、42、43ページをお願いいたします。5目1節消防債のうち、説明欄、総務課所管、自治振興事業貸付金290万円は、消防本部庁舎空調更新に充当するものでございます。6目教育債、3節社会教育債のうち、総務課所管、自治振興事業貸付金2,090万円は、文化体育館の設備改修などに充当するものでございます。  以上、企画総務部に係る説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○山下委員  すみません、10ページの森林環境譲与税、昨年に比べて増額になっておりますけども、この税金の入ってくるその内容、どういうことになっているか、もう少し詳しく説明をいただけませんでしょうか。 ○小山総務課長  森林環境譲与税でございます。606万3,000円ということで、これは令和元年度に新設されたものでございます。私有地林、人工林の面積、また林業就業者数で、また人口等で割られているものでございます。今段階ですね、猪名川町のほうでは一旦こちらのほうは積んでいっているということで、基本的には県産だとか国内産の木材を使っていただいて、例えば遊具を新設するだとか、そういった木材関係の需要にこちらの税金を充てていきたいと、こういうふうに考えております。よろしくお願いします。 ○山下委員  すみません、人口割と森林面積割と、比率的にはどちらのウエイトが大きいんでしょうか。 ○小山総務課長  まず、私有林、人工林面積が50%、これは市町村分の一応基準の配分としましては50%で、林業就業者数が20%で、人口が30%、合計が100になっております。  以上です。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、企画総務部所管部分のうち、税務課関係部分を除く歳入についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いいたします。  それでは、次に、給与費明細書を含む企画総務部総務課の関係部分についての説明を求めます。 ○小山総務課長  それでは、総務課に係ります歳出予算につきましての説明を申し上げます。説明につきましては、新規拡充する事業に係る部分を中心にさせていただきますので、よろしくお願いします。  それでは、事項別明細書の48、49ページをお開き願いたいと思います。48、49でございます。2款1項1目一般管理費のうち、一般管理事務費、総務課分といたしまして予算額8,083万4,000円でございます。主なものは1節報酬の4行目、会計年度任用職員報酬939万6,000円で、6人分のパートタイム会計年度任用職員の報酬を、またその下、2節給料1,889万円、次の3節職員手当等1,160万1,000円のうち、地域手当から特殊勤務手当までにつきましては9人分のフルタイム会計年度任用職員の給与として、これらは主に職員の育児休業、産前産後休暇等の代替としての計上でございます。  ページ下のほう、12節委託料の1行目、電算処理委託料257万4,000円は、人事給与システムの改修費用で、本年10月の地方公務員共済組合法の改正に伴います短時間勤務職員の共済制度適用に対応するためシステム改修を行うものでございます。  次のページ、50、51ページをお願いいたします。ページ最上段、訴訟等委託料43万円は、現在、係争中の国家賠償請求事件に係ります弁護士の出廷日当及び裁判所に提出する文書の作成に係る諸費用でございます。  続きまして、52、53ページをお開き願いたいと思います。ページ下段でございます。職員研修事務費、予算額696万5,000円でございます。職員研修を実施するための講師謝金や委託料、また研修機関への負担金が主なもので、新年度につきましては育児とキャリア形成の両立に向けたマネジメントを学ぶイクボス研修や、町のプロモーション力向上のためのプレスリリース研修など、時代のニーズに即した研修メニューを積極的に取り入れたいと考えてございます。  次に、少し飛びまして、64、65ページをお願いいたします。64、65ページでございます。5目財産管理費のうち、説明欄1項目め、管財事務費、予算額5,735万円でございます。主なものといたしまして、12節委託料の1行目、施設管理委託料975万1,000円は、前年度から248万3,000円の増となってございます。4月以降の六瀬中学校に係るもので、施設管理上、最低限必要となります機械警備業務や施設管理業務を委託するため、所管となる総務課のほうで委託料を予算計上するものでございます。  その下、用地鑑定委託料100万1,000円は、白金自治会館建て替えに伴いまして、町へ移管予定の現白金自治会用地及び新たな白金自治会用地、自治会館の用地の残地として残ります町有地の用地鑑定委託料で、今後の有効活用に向け、土地の価格を把握するものでございます。また、その下、物件調査委託料39万2,000円は、新たな白金自治会館に隣接をいたします町有地のうち154平米分につきまして、自治会からの要望により自治会の駐車場用地として売却するための分筆登記調査測量委託料でございます。  続きまして、次の事業項目、本庁舎管理費、予算額6,885万5,000円でございます。主なものといたしまして、次のページ、66、67ページをお願いいたします。14節工事請負費、維持修繕工事費940万円で、本庁舎3階の屋上防水工事を実施するものでございます。  続きまして、少しページ飛びますが、74、75ページをお願いいたします。ページ下のほう、11目財政調整基金費、予算額280万円、またその下、12目減債基金費120万円は、いずれも利子積立金でございます。  また、少しページが飛びますが、84、85ページをお願いいたします。ページ下のほう、4項3目参議院議員選挙費、予算額2,118万5,000円は、令和4年7月25日、任期満了に伴います参議院議員通常選挙において、県の委託金により執行するもので、1節報酬から次のページ、86、87ページをお開きいただきまして、17節の備品購入費まで、必要な経費を計上するものでございます。  次に、4目県議会議員選挙費、予算額694万1,000円は、令和5年4月29日任期満了に伴います兵庫県議会議員選挙のうち、令和4年度中に発生する事務につきまして、県の委託金によりまして執行するもので、1節報酬から17節の備品購入費まで、必要な経費を計上するものでございます。  次に、かなり飛びますけれども、254、255ページをお願いいたします。254、255ページでございます。ページ中ほどより少し下、11款1項1目公債費の元金で予算額8億5,937万1,000円で、説明欄にありますとおり、町債元金の償還金、またその下、2目利子、予算額2,459万8,000円は、町債利子の償還金として2,295万4,000円と一時借入金利子の164万4,000円でございます。  次に、12款諸支出金、1項1目まちづくり基金費、予算額490万円で、次のページ、256、257ページをお願いいたします。基金の利子積立金でございます。次に、2目都市計画事業基金費、予算額2,384万9,000円で、これは産業拠点地区における都市計画税の増収を後年度の都市計画事業に活用するため、基金として積立てをするものでございます。  次の13款予備費につきましては、例年と同様、1,000万円を計上しているものでございます。  次の258、259ページ以降につきましては、給与費明細書と債務負担行為の一覧、そして地方債の現在高の見込みに関する調書を掲げてございますので、ご確認をいただけたらと思います。  以上、総務課所管の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○山下委員  ちょっと1点お聞きしたいんですが、53ページの職員研修事務費のところなんですけども、イクボス、プレスリリース等の研修を行うということなんですが、こちらのほうの研修で、庁舎内、いろいろデジタル化が進んでいってると思うんですけども、そういった関係の研修等は予定されているのか。どういう位置づけで計画されるのか、ちょっとその辺りについても教えていただければと思います。 ○小山総務課長  失礼いたします。今、山下委員からのご質問にありました庁舎内の研修の中で、デジタル化、おっしゃっておるのは自治体DXとか、そういった内容のことだと思います。猪名川町の職員として自治体DXが何かというようなことを含めまして、やはり一定、他の自治体でも先進的なところについては既にかなり進んでおるところもあります。猪名川町のほうにつきましては、その辺りの研修がまだちょっと着手ができていない状態ですので、次年度に向けまして、ある程度メニューを固めながら、自治体DXに関する研修を積極的にやっていこうと考えております。  以上です。 ○山下委員  税収のほうもマイナポイントとか、マイナカードの活用もどんどん進んでいったり、あるいはスマホを利用していろいろ行政サービスも始まり出してますので、早く対応を進めていきながら、多分町民のほうにも質問等がいろいろ湧いてくる時期だと思いますので、そういったことも鑑みて、早めに計画されるようにお願いしたいと思います。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○山田副委員長  失礼します。49ページの報酬の会計年度任用職員報酬から、その下の職員さんの給与ということで、会計年度任用職員の人数が昨年からは1名減っているのかなというふうに見てたんですけれども、予算の編成にあたっての基本方針の中でも、会計年度任用職員がこれまでどおりではなくて精査するというようなふうに書かれているんですけれども、実質的にその職務の内容と、それに携わる職員さんの延べ時間というんですかね、要は仕事がぐんと増えてしまうのかどうかっていうことと、また資料請求の中でも職員さんの年齢別と性別別の人数をいただいているんですけれども、介護休暇ですとか、出産休暇ですとか、昨今話題になっている更年期の体調不良なんかもありまして、その辺がカバーできていくのかっていう、できると見込んでおられるとは思うんですけれども、十分に職務に当たっていただけるのか、そういったことの考え方についてお伺いします。 ○小山総務課長  ただいま副委員長からご質問いただきました会計年度の任用の関係でございます。こちらの49ページのほうにございますのは、総務課が所管しております役場全体の育児休業、あるいは病気休暇等の代替職員になってございます。年々育児休業を取得する職員につきましては増えていっております。今回は人数的にちょっと増減なんかもあるんですけれども、全体的には育児休業は男性職員も積極的に取るということもありまして、やはり増えていっているということで、当然代替の職員はそれに伴って増えていくということになってございます。  その業務が増えるのかどうかというようなご質問でございましたけれども、基本的にはこういった育児休業等を取る職員が増えていくと、フルタイムの会計年度の職員さんにつきましても当然増えていきます。休業されてる職員の代替ですので、基本的には同じ仕事をしていただくというのが大前提ではあるんですけれども、なかなかそういうわけにはいかないというようなこともございます。ただ、その辺りにつきましては人事の配置だとか、課内の協力だとかということで、もちろんフォローはさせていただいて、業務については滞りなくできるように人事としては考えてございます。  また、育児休業で、また介護休業、これらの職員、しっかりカバーできているかということでございますけれども、こちらにつきましても基本的には育児休業、介護休業を取る職員の代替につきましては配置をするというのを基本としておりますので、この辺りについては一定カバーは十分できているというふうに考えてございます。  以上です。 ○山田副委員長  いろいろご説明いただきまして、人数の増減とか、トータルの仕事量は減らないかと思いますので、業務に差し支えのない形で、また休暇を無理なく、遠慮なく取れるような環境づくりをお願いしたいと思います。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、給与費明細書を含む企画総務部総務課の関係部分についての質疑は終結いたします。  担当職員の入替えをお願いするとともに、11時15分まで休憩いたします。15分から再開いたします。                 午前11時02分 休憩                 午前11時13分 再開 ○福井澄榮委員長  皆さんがおそろいでありますので、少し早くなりますが、休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  次に、企画総務部企画政策課及び会計課の関係部分についての説明を求めます。 ○北山会計管理者兼会計課長  失礼いたします。それでは、会計課に係ります歳出予算部分につきまして、主なものについてご説明申し上げます。  事項別明細書50、51ページをお開き願います。2款1項1目一般管理費、ページ中ほど右、説明欄、一般管理事務費のうち、会計課所管分121万9,000円は、会計年度任用職員1名分の報酬及び期末手当などが主なものでございます。  次に、少し飛びますが、事項別明細書62、63ページをお開き願います。ページの下段、2款1項4目会計管理費、予算額525万9,000円で、前年度比15万円の増額となっております。右、説明欄、会計管理事務費の主なものは、10節需用費35万1,000円のうち、印刷製本費27万1,000円は、決算書75冊の印刷に要する経費でございます。次に、11節役務費456万2,000円のうち、指定金融機関手数料449万9,000円は、事務手数料440万円、口座振込錯誤などによる組戻し、口座訂正手数料9万9,000円でございます。次に、12節委託料31万5,000円は、公金収納業務に係ります電算保守委託料でございます。
     以上、簡単ではございますが、会計課所管の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。  次に、企画政策課長と説明を替わります。 ○平井企画政策課長  それでは、企画政策課所管に係ります歳出予算につきまして、事項別明細に基づき、主な内容及び新規事業を中心にご説明を申し上げます。  事項別明細書46、47ページをお開き願います。2款総務費、1項1目一般管理費、本年度予算額5億8,884万1,000円で、企画政策課に係るものにつきましては、説明欄の一般管理事務費、企画政策課分、予算額438万8,000円でございます。主なものといたしましては、1節報酬197万1,000円から8節旅費8万7,000円までは秘書業務に係る会計年度任用職員1人分の人件費でございます。  次に、少し飛びますが、52、53ページをお願いいたします。説明欄上段、秘書事務費、予算額253万8,000円は、町表彰や秘書業務に係るものでございます。  次に、少し飛びますが、60、61ページをお願いいたします。2目広報広聴費、予算額1,791万2,000円でございます。説明欄、広報事業費、予算額1,342万8,000円でございます。主なものといたしましては、7節報償費100万5,000円のうち、1行目の報奨金96万円は、広報特派員2名分の報償金でございます。  次に、10節需用費697万5,000円のうち、2行目の印刷製本費610万5,000円は、毎月1回発行しております広報いながわの印刷経費で、毎月1万2,500部の印刷を予定しているものでございます。次に、11節役務費231万7,000円のうち、2行目の手数料214万6,000円は、広報紙の戸別配送に係る経費で、毎月約1万1,800部を計上しているものでございます。  次に、12節委託料、広報紙リニューアル業務委託料22万円は、広報いながわが本年12月号で1,000号を迎えることから、1,001号となる令和5年1月号よりデザインのリニューアルを行うため、そのデザイン業務の委託料でございます。  続きまして、次のページ、62、63ページをお願いをいたします。説明欄上段、広報メディア拡大費、予算額393万2,000円でございます。主なものといたしまして、12節委託料291万5,000円のうち、1行目の広報動画作成委託料71万5,000円は、広報動画「きらっと☆いながわ」の作成及びプロモーションに係るもので、動画については町ホームページなどインターネット上で配信を行っているものでございます。新年度は2本の動画作成を予定してございます。  次に、その下、シティプロモーション事業委託料220万円は、参加型広報動画「YouTubeコンテストINAGAWA」の実施に係る委託料で、#猪名川町を知ってもらおう大作戦の1つとして、猪名川町を題材にしたアイデアあふれる動画を募集し、コンテストを行うもので、動画を作成する人も見る人も、このコンテストを機会に猪名川町に興味を持っていただく、猪名川町を知っていただく、そのような機会を創出してまいりたいと考えてございます。  続きまして、その下、広聴事業費、予算額55万2,000円は、例年実施しております無料法律相談など、広聴業務に係る経費でございます。  次に、少し飛びますが、66、67ページをお願いをいたします。6目企画費、予算額5,564万4,000円でございます。説明欄、中ほど、企画事務費、予算額2,451万9,000円でございます。主なものといたしまして、7節報償費1,310万1,000円のうち、2行目のふるさと応援寄附金記念品費1,292万1,000円は、町外からの寄附者に対して、お礼の品として本町の特産品などをお送りし、町や特産品のPR、財源の確保につなげようと取り組んでいるものでございます。  次に、11節役務費478万6,000円のうち、2行目の広告料223万3,000円は、大手ファミリーレストランでの店内における広告掲出に係る経費で、大阪府エリアを中心に90店舗分を計上しており、店内の各テーブル上に猪名川町PRステッカーを広告し、14日間掲出するもので、移住のターゲット層であるファミリー層への告知を目指して取り組むものでございます。  次に、12節委託料、公共施設等総合管理計画改定作業委託料286万円は、平成29年3月に策定いたしました猪名川町公共施設等総合管理計画が5年を経過することや、総務省からの改定要請及び社会情勢の変化に対応するため見直しを行うものでございます。  次のページ、68、69ページをお願いいたします。説明欄、上のほうになります。18節負担金、補助及び交付金165万4,000円のうち、2行目の移住支援補助金140万円は、本年度同様に東京圏からの移住を伴う就業や起業者に対する補助金100万円と、新年度新たに実施いたします、お試し居住支援事業に係る補助金で、移住を検討されている方が町内の登録宿泊施設を利用して猪名川町での暮らしを体験する場合、1泊1人当たり4,000円を上限に宿泊費用の2分の1を補助するもので、町負担のうち、さらに2分の1の経費は県の補助金を財源として予定しているものでございます。  次に、その下、3行目、移住促進イベント負担金8万4,000円は、大阪や東京で開催される移住をテーマとしたイベントへの出展料で、移住希望者が相談に訪れる会場において、職員が出向いてPRや移住の案内を行う予定をしてございます。  続きまして、その下、広域行政費、予算額112万9,000円でございます。主なものといたしまして、18節負担金、補助及び交付金35万円のうち、2行目のひょうご北摂里山ライド実行委員会負担金30万円は、阪神北地域の魅力を生かし、サイクルツーリズムの推進を通じて地域活性化につなげることを目的に、本年度、令和3年度より開催しているひょうご北摂里山ライドの負担金で、本事業は兵庫県及び阪神北地域の市町、商工会、観光協会などが連携して開催をしており、令和3年度は県内外から約300名の参加があった事業でございます。  続きまして、その下、国際交流事業費、地域交流課、予算額431万5,000円で、本事業は令和4年度より地域交流課で担当をいたします。主なものといたしまして、1節報酬192万1,000円から4節共済費37万6,000円は、外国人支援コーディネーターに係る会計年度任用職員1人分の人件費でございます。  次のページ、70、71ページをお願いいたします。下のほうになります。7目電子計算事務費、予算額1億1,040万1,000円でございます。前年度より3,043万円の増となってございます。主なものといたしましては、自治体オンライン手続を推進するために必要となる申請管理システムの導入経費や、地理情報システム、GISの導入経費などによるものでございます。説明欄、最下段、情報公開事務費、予算額297万4,000円でございます。  次のページ、72、73ページをお願いをいたします。説明欄、上のほう、12節委託料、個人情報保護条例改正作業委託料264万円は、個人情報保護制度の見直しに伴う例規整備支援業務に係る経費でございます。  続きまして、その下、電子計算管理事務費、予算額1億333万5,000円でございます。主なものといたしまして、12節委託料4,058万4,000円のうち、1行目の電算処理委託料2,108万7,000円は、GISのシステム導入に係る委託料799万7,000円と、自治体オンライン手続推進のための申請管理システムの導入に係る委託料1,309万円でございます。その下、電算保守委託料1,949万7,000円は、住民情報システムの保守などに係る経費のほか、電算システム運用管理を委託しておりますヘルプデスクに係る経費でございます。  次に、13節使用料及び賃借料4,765万1,000円のうち、1行目の事務機借上料4,245万6,000円は、住民情報システムのほか、町内グループウエアシステムなどを利用するためのサーバーやパソコンなどの借上料でございます。その下、ソフトウエア使用料519万5,000円は、在宅勤務システムやウェブ会議システムなどに係るシステム使用料でございます。  次に、ページが大きく飛びますが、170、171ページをお開きください。ページ下のほうになります。6款商工費、1項2目観光費、予算額3,198万8,000円でございます。説明欄最下段、観光高揚事業費、予算額871万4,000円でございます。  次のページ、172、173ページをお願いをいたします。説明欄、最上段、1節報酬163万円から4節共済費33万円は、観光振興と観光協会ほか観光関係団体などとの連携強化を進めるための会計年度任用職員1名の人件費でございます。次に、18節負担金、補助及び交付金466万円は、例年同様、町が参画しております観光関係団体等への負担金及び補助金でございます。続きまして、その下、大野山管理運営費、予算額1,914万7,000円でございます。  次のページ174、175ページをお願いいたします。説明欄、上のほう、12節委託料1,111万7,000円のうち、1行目の大野アルプスランド指定管理料1,040万円は、柏原生産森林組合に対する指定管理料でございます。  次に、14節工事請負費、施設整備工事費630万円は、天文台の外壁塗装工事費でございます。  続きまして、その下、自然歩道管理事業費、予算額412万7,000円でございます。主なものといたしまして、10節需用費293万5,000円のうち、2行目の光熱水費252万1,000円は、道の駅いながわや銀山、下阿古谷の公衆トイレに係る電気代や水道代でございます。  以上、企画政策課所管分の説明とさせていただきます。ご審議のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○加藤委員  2点ほど。  まず、67ページのファミリーレストランに2週間ほど貼り紙をするというものについてなんですけれども、ちょっと部長に確認したら、QRコードなどがくっついてて、それから、そこからいろいろなところに、猪名川町の魅力があるところに飛ぶようなシステムをつくるというふうには聞いているんですけれども、まず、どういうところに飛んでいくのかっていうことと、あと、要するにそれを見てアクセスした方が猪名川町に本当に来ていただけるかどうかっていう、そういう調査みたいなのとか、カウントみたいなのができるのかどうか。また、そこからさらに猪名川町に住みたいなという相談があるのかっていう、そういう流れみたいなのはどの程度、考えておられるのかっていうところが1つ。  それと、175ページの自然歩道管理事業費のところで、これ銀山のところもずっと入ってると思うんですけれども、10年ぐらい前に私、一般質問で、歴史街道、銀山の歴史街道のところの整備はどうなってるんやみたいな話をしたんですけれども、あの辺ってちょっと崩壊、倒壊しつつあるような住居が点在してて、要するに景観上、非常によくないというのをまた最近ちょっと銀山の方からお聞きしてるんですけれども、その辺り、要するに観光客の方が今でもやっぱり歴史街道を渡って道の駅のほうに行かれる方もいらっしゃるでしょうし、あの道って南田原のほうに散歩できるような道がありますよね。そういうところに行かれる方もいらっしゃるし、実際その毎日のように散歩のルートにされてる方もいらっしゃるみたいなので、その辺りの景観であったりとか、危険性であったりっていうところの整備はどうなってるのかというところ、この2点をお願いします。 ○橋本企画政策課主幹  今、加藤委員からご質問のありましたファミリーレストランでのテーブルステッカーの広告の件でございますけれども、まず、ファミリーレストランの各テーブルにA5サイズのステッカーを掲出するというものでございまして、そこに掲出する内容につきましては、これから事業者、デザイン屋さんとも協議しながらデザインを決めていくことになります。そこに載せていくコンテンツにつきましては、A5というサイズですので、当然限られたスペースでございます。ですので、猪名川町のホームページの移住・定住であったり、あるいはシティプロモーション、あるいはYouTubeコンテストがちょうど募集の時期であれば、そちらのサイト、ページであったりというようなところで、猪名川町の知名度を上げるというのを主目的にしておりますので、それに合致するようなページのほうにリンクをさせていただくというような形を考えております。  その広告から猪名川町に来てもらう、あるいはその先、相談になるというようなところにつきましては、将来的にはそういう形に持っていけると非常にこちらとしてもうれしいお話でございますけれども、この単年度でなかなかそこまで、移住までというような形には難しいかもしれませんけれども、いわゆる移住相談の体制というのはこちら確保しておりますので、そういう中で、どこで知られましたかとかいうような形でヒアリングすることで、この広告の効果があれば、それは確認したいと思っております。  以上です。 ○宮田広報戦略室長  失礼します。2点目の歴史街道の件なんですけれども、現場のほうは私たちも確認のほうをさせていただいてまして、景観的にもちょっと危険箇所等を含め、幾らかあることは確認のほうはさせていただいております。危険箇所につきましては、今後ちょっと修繕についてもどこまでしていくのかっていうのも検討案件であるっていうことは認識しておりますので、また今後検討していきたいなと思っております。  また、倒壊しそうなお宅があるっていうことも、はい、把握しておりまして、その辺につきましては、他課との連携等も必要になってくるかと思いますので、また今後、その辺も確認していきたいと思っております。  以上です。 ○加藤委員  ファミリーレストランの広告に関してなんですけれども、例えばこれは提案なんですけれども、何かそのQRコードにアクセスした方に道の駅の割引券がくっついてくるとか、何かそういうね、ちょっとシステム的に難しいのかもしれないですけれども、そういうことをすることによって、それを見て来てくれたんだなっていうのが確認できると思うんで、そういうような方法も1つは考えられるのかなと。やっぱり来てもらって初めて魅力って、映像だけでは分かり切れない猪名川町の魅力というものを、来ていただく何かのアクセスの方法として、そういうものも考えられるのじゃないかなと思いますので、これは提案なので答弁は結構です。  あと、銀山に関しては、これもう随分前から景観等々に関してはありますし、産廃業者のトラックがどんどん走ってるっていう現状もありますし、要するに倒壊家屋だけじゃなく、そういうものもたくさんいろいろ問題があるので、1つの課で何とかなるものではないとは思うんですけれども、やっぱりその辺ちょっと連携取って、観光客の方もいらっしゃってますので、そこをやっぱりちょっと今後考えていただきたいとは思いますので、よろしくお願いします。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○山下委員  69ページなんですが、昨年もちょっと質問しておりますけども、広域行政費の中の18節ひょうご北摂里山ライド実行委員会負担金の件です。昨年実施されたと思うんですが、いわゆるその農繁期と重なって、道の混雑との接触具合がどの程度だったのかというあたりですね。それから、今年、今年度、新年度ですね、また同じ時期なのか、その辺りについてちょっとお尋ねします。 ○橋本企画政策課主幹  今、山下委員からご質問のありました、ひょうご北摂里山ライドの実施時期等についてですけれども、現時点では新年度、10月上旬を予定しております。今年度の実施にあたって、農繁期ということでコースを再検討するというようなことを今年度、年度の初めにしておりまして、いわゆる道の駅周辺の道路、県道も含めましてですね、その農繁期、季節のいい観光の時期ですので、非常に車の渋滞も発生するということは見込まれておりましたので、ルートを観光客の車通りの少ないルートに変更するというような対応で令和3年度、今年度の事業は実施させていただいております。  新年度につきましても、今年度の結果を踏まえまして、時期を検討はしておるんですけれども、他市町との関連もございまして、冬場になりますと、猪名川町もそうですけれども、三田北部になりますと、凍結のおそれもあるというようなところから、どうしても時期が秋頃というような形になっておりまして、県の事務局になります実行委員会のほうでは新年度、10月実施を今、予定で計画をしておるところです。  以上です。 ○山下委員  計画は大分前から進められてると思いますので、なかなか急に変えるのは難しいと思います。多分コースに入ってるところの地域、他市町も含めて、農村部もかなりあると思います。どこの市町村もこの時期は農繁期で、大変忙しく、あるいは交通渋滞等が発生しやすい時期であるということと、自転車に乗られる方はあまり関係ないと思うんですけどね、まちなかはそういう状況であるということですね。  冬場は凍結等があるというのはもちろんよく分かります。ただ、年度の関係もあるだろうと思うんですけど、春先なんかが比較的、桜の季節ですかね、そういった時期は、あまりまだその出荷とかが追われてくるような時期ではないということもありますので、そういったところも1つのポイントではないかなというふうに思いますので、また今後、そういうところ検討していただけたらなというふうに思います。これは提案ですので、ご答弁結構です。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○下坊委員  67ページですが、企画政策課の12委託料の公共施設等総合管理、これ、どういった内容になるのか。29年の3月ということなんですけども、ちょっとどういう内容なのか、どういう方向でやられるのかいうのと、それから、173ページ、174ページですけども、大野山の14の工事請負費、天文台の塗り替えという形だけなんですけれども、ここは大野山の関係でいいますと、まあ言うたら恋人の聖地という形の中で、今取り組んでいるわけですけども、あのときに上がったときに天文台の色がもう大分傷んできているということで、そのときにも率直に物を言わせていただいたんですけども、ただ、これ塗り替えだけなんですか。それとも大野山のその恋人の聖地の在り方いうのは、もうあれで何もしないのか。その点について、どのようなこの色合いにしていこうと考えているのか、その点について。 ○橋本企画政策課主幹  今、下坊委員からご質問のありました1点目、公共施設等総合管理計画の改定作業についてですけれども、まず、こちらについては平成29年3月に策定しまして、もう計画開始から5年が経過しようとしております。ですので、この間に社会情勢も含めまして、各公共施設の状況というのが変わっておりますので、そちらの時点修正といいますか、現状の課題に関する基本事項も含めまして、整理するものでございます。  あと、維持管理、更新等に係る経費、こちらについても見込んでいくというようなものでございます。  以上です。 ○宮田広報戦略室長  失礼します。174ページ、天文台の塗装の件なんですけれども、こちらにつきましては、20年前に竣工した段階で、景観形成協議会に色等も含めて諮られたものですので、基本的に色目のほうは同じ色目になる予定にしております。今回、特に立地的にも雨風の強いところですので、防水加工等も施す予定としております。  また、恋人の聖地になっておるということで、もちろん天文台と恋人の聖地ってセットものみたいなところもありますので、そこがよりよい雰囲気で皆さんに楽しんでいただけるように、今現在、町費ではなく県のほうの事業等で芝生を植えるような助成金が頂けるものもありますので、その辺もちょっと申請したりして、何とかいい雰囲気にできたらなということを地元の柏原生産森林組合の皆様と一緒に考えさせていただいておりますので、少しずついい形になっていけばというふうに考えております。  以上です。 ○平井企画政策課長  すみません、恋人の聖地のほうの少し補足ですけれども、これ今年度事業になりますけど、観光協会なんかと連携して、例えば2人だけで上がったときに、なかなか自分で写真を撮ることができないので、カメラを置くようなカメラスタンドみたいな、そういうものを置くことによって、誰かに頼まなくても写真が撮ることができるとか、そういうことの写真を広く拡散していただけるように、そんなことも観光協会と連携しながら今年度事業として、それは取り組んでいる状況でございます。  以上です。 ○下坊委員  公共施設の関係ですね、なんですけれども、今この庁舎もそうですけども、社会福祉会館、いろいろなところがある。もう本当に対応ができないような施設も今現状にあるわけですね。  そうした中において、この庁舎の問題にしても、やはり今後どういうふうにされていくのかいうのは私も気になるところなんで、以前に説明の中では、いわゆるいろんな修理をしてきた、塗り替えも回数した、いろんな修繕をしてきた。だからいうて、ほな、それが持てるのか、持てないのか。それ以上にまだこれをいろんなところで修繕をどんどんどんどん金をかけて、この庁舎を維持していこうとしているのか。特にそういった問題については、やはり今後きちんとした対応でやっていかないと、傷んだから修理していこう、傷んだから修理していこういうのは、そのためのあれされるとは思うんですけどね。  そやけど、もう耐用年数が、ある一定の年数が来とる場合には、それは思い切って考えていかないと、ちょびちょび、ちょびちょびの修理をしていくと、やっぱりどんどんどんどん修理代が増えてくるさかい、もうここまで投資したから、もうちょっと長年もたそうかというようなもんじゃないと思うんですね。ここらはやっぱり職員も仕事しとるわけですから、やはり耐震診断ではアウトという診断を食らった以上は、これに向けての対応というのを考えていかないといかんだろうと思うんですけどね、1つはね。その辺について、どう考えておるのか。  社会福祉会館の関係もどうなっていくのかということもやっぱり、あれほど古い建物はないだろうと思いますし、大きな地震が来たときに、あのホールでいろんなことを集会しておって、大きな地震が来たとき、大きな犠牲を払うということにもなりかねないという心配はありますので、そういった点については十分検討されると思いますけども、その辺についてお聞きしたいのと、それともう1点、大野山の関係ですけれども、やはり今、猪名川町はいろんなアピールをしていこうというようにして、いろんなところで宣伝されようとしていますけども、大野山ももっとしっかりしたアピールをして、いろんなことを取り組んでいかないと、思いつき、思いつきで場当たり的なやり方いうのは、もうやはり考えていく必要性があるだろうと思います。あれほど大野山に2億という金をかけながらですよ、阪急バスは切ってしまうわ、ふれあいバスは切ってしまうわ、公共施設関係は切ってしまう。そうした上において、お客さん、おいでなはれ、おいでなはれ言うたって、みんな車で来ないかん。ということは地元に住む人も大変迷惑なことがかかる可能性いうのは出てくるんですよ、公害的にも、騒音的もね。  そういったもので大野山全体をしっかりと考えていかないと、ただこれつけましょうか、あれは傷んだから直しましょうかいうような、ちょめちょめとしたようなことじゃなしに、本当にしっかりと考えていかないと、2億の金をかけて、その投資効果を上げるためにはどないしていくんやという真剣味が1つも出てきておらないですね、今回についても。その辺はやっぱり考えるべきじゃないかなと。金かけた以上、いろんな人に利用していただく、利用価値を生んでいく。それはキャンプいう形で1つは出ましたけども、それだけでほんなら2億の財源が十分効果的に上がるかいうたら、そうじゃないと思います。もっといろんな効果の上げ方があると思いますので、その辺について考え方をお聞きしたいなと思います。 ○平井企画政策課長  まず、公共施設の公共施設等総合管理計画についてですけれども、この本庁舎とか社会福祉会館、個別についての説明とはいきませんけれども、この計画そのものもそうですけれども、まずはやはりこの公共施設全体の総量を把握して、特にこの人口減少する中で、これまで本町のみならず、多大な公共施設に投資をしてきたと。そんな中で今後、この公共施設が猪名川町にとってどれぐらいが適正であるのか。また、老朽化していく公共施設をさらに投資していくのか、整理していくのか。そういったことをこの公共施設総合管理計画を策定する中でも整理をしていかないといけないというふうに考えてございます。  特にこの計画の中では、今後の更新費用なども算出してまいります。やっぱりそういったものが出てくる中で、今、下坊委員からもおっしゃいました、今後の将来どうするのかというところの判断材料として整理し、今後の公共施設の在り方というものをこの計画策定の中で整理する、していく、そのように考えているところでございます。  それと、大野山のアピールということで、これまで道路整備、駐車場、水道、トイレ、様々な投資をここ数年、行ってまいりました。それにはやはり大野山が本町の南北18キロ、こういった阪神間のこの地域において非常に日常を忘れられるというか、すばらしい環境を有しているからこそ、本町としても取り組んできている場所だと思っております。  観光施策においても、大野山というのが猪名川町の観光の非常にシンボル的なものであることは当然であり、今後、今、下坊委員おっしゃられた、もっと発信できる、発信していく、その辺りについては地元とも相談しながらやってまいりたいと。確かに過去にいろんなイベントの中で、地元にご迷惑をおかけしたとかいうこともございました。そんな中でも今、地元と話す中では、やはり外からの人には来てほしいという気持ちもございますので、その辺りについては、まさにじゃあどういった形であれば一番地域も、来られる方も望ましいのかということは真剣に地元、柏原生産森林組合並びに大島校区の方と話し合ってまいりたいと、そのように考えてございます。  以上です。 ○下坊委員  大野山の件につきましては、やはり私も生まれ育って大野山でずっと遊んできた一人ですから、やはりいろいろな形の中で思い出も残って、いろいろあります。そうした中で、あのようにしていろいろな形で生まれ変わってきているいうのは大変うれしいことなんですよ。  しかしながら、それに対して地域の人たちに迷惑かかるようなことでは大変困るんでね、そういった部分では、施設はええものになったな、地元の人も潤うな、地元には本当に迷惑かからんようになったなというようにしていかないと、やはりこれから先の大野山の観光というのは廃っていくだろうと思っていまして、大野山についても、森林組合の人たちが一生懸命やられているのはよう分かります。しかしながら、悲しいことには高齢化は進んできてます。若い人たちがそこへ参画していくかいうたら、なかなか来られない。そういった中でも森林組合の人たちと、やはり協議するべき問題であろうと、このように思いますので、そうした中で、いろんな発展していけるような方法をしっかりと捉えてもらいたいなと思うんです。  それで、庁舎については、この庁舎についてはやはり、今までから積立てをしてきて建て替えというような形の中で、庁舎の積立てをしてきたという経過がある中で、今年から積立てやめましたというようなことなんやけども、その意図が私には分からなかったんですよ。そして、こういう政策、こういう計画を持っていくというところでね、やはり建て替えをしていくための基金として積んできたんじゃなかったのかというふうに思うんですよ。その辺のところはいかがなんですかね。 ○小山総務課長  今、下坊委員からの庁舎の整備の関係でご質問をいただきました。おっしゃいますとおり、毎年1.5億円、今現在で10億円ですか、今年度で積立てがされるということでございます。現庁舎につきましては、昭和54年に建築されまして、もちろん新耐震の基準には合致はしておらないと。また、過去に耐震診断を行った結果につきましては、直ちに大地震で倒壊するといった、その著しい耐力の低下というのは確認はされなかったということですけれども、災害時につきましてはもちろん本部を設置してということになりますので、こちらについては第2庁舎のほうで新耐震基準を満たしておりますので、そちらで現在は対応しているといったことになっております。  ご質問をいただいておりますその庁舎の建て替え、これは広く耐震化だとか、移転だとか、そういったような広い視点で検討をしていくといったような内容にはなってくると思います。現在、10億円積み立てて、これは一旦取りやめるというか、様子を見たいなという考えを持ってます。といいますのは、ある程度、今公共施設の総合管理計画のお話も出ておりましたけれども、そういった他の町の公共施設全体の在り方とともに、含めて、例えばその機能を再編して、庁舎にまた何か新しい機能を加えてといったようなことも、もちろん議論すべきだと考えておりますので、そういった中で、一旦基金を10億ためておいて、その後、その辺りが見えてきたときに、庁舎の例えば建て替えになって、例えば30億円要りますよといったときに、果たして基金が幾らか、そして有利な起債がそのとき幾らあるか。そういったようなバランスも取りながら、そのときはまた検討をしていきたいということで、その辺りももちろん財政状況を考慮しながらということで考えていきたいと、このように考えてございます。  以上です。 ○福井澄榮委員長  いいですか。ほかにありませんか。 ○山田副委員長  失礼します。2点お伺いいたします。  63ページの広報メディア拡大費のところで、さっきのインストア広告とも若干重複するんですけれども、YouTubeでしたら再生回数とかである程度、その見た人の数が分かるんですけれども、移住・定住促進策のコーナーに飛んだりとか、ページごとのカウントっていうのが今できるような状況になっているのかっていうのが1つと、「きらっと☆いながわ」、新年度2本作成ということでお聞きしたんですけれども、これまでに2本だけでしたっけっていう質問と、73ページの一番上の情報公開審査会委員報酬なんですけれども、こちらはたしか昨年は8人だったと思うんですが、条例で規定されている中で、人数の減というようにされているとは思うんですけれども、審査会を開くような案件が増えているようにも聞いているんですが、ここを減らすという何かいきさつなんかがありましたらご説明ください。 ○宮田広報戦略室長  失礼します。63ページ、YouTubeコンテストの件で、YouTubeコンテストがページごとのアクセスが見られるのかっていうことでよろしいんですかね。 ○山田副委員長  YouTubeだと再生回数で見た数が分かるんですけども、町のホームページは、そのページごとに何アクセスあったのかっていうのが分かる状況にあるのかどうかっていうことを教えてください。 ○宮田広報戦略室長  すみません、ページごとで確認のほうはできますので、はい、アクセスされたものは確認が可能になります。  「きらっと☆いながわ」がこれまではっていうことで、これまでは、今年度は4本ありました。今回YouTubeコンテストで行政サイドからの発信ばかりではなくて、やっぱり皆さんと一緒に猪名川町をPRしていこうっていう参加型の広報動画をつくっていこうっていうところで、YouTubeコンテストを企画しておりますので、今までのものは「きらっと☆いながわ」としては2本に減らさせていただいて、YouTubeコンテストのほうで逆に皆さんからいただいた動画も猪名川町のプロモーションに使っていこうという形で考えておりますので、「きらっと☆いながわ」としては今年より2本減っている形となっております。  以上です。 ○橋本企画政策課主幹  2つ目の情報公開審査会の委員報酬の人数の件ですけれども、こちらは新年度、今、今年度から任期が始まりまして、来年度も同じメンバーでということになっておるんですけれども、その中で実人数、要はAさん、Bさん、Cさんということで、実人数を数えていった結果、6人になったということですので、具体にその会を減らしたとか、メンバーを減らしたとか、そういう形での減ではございません。  以上です。 ○山田副委員長  ホームページのページごとに確認できるということで、代表質問でも少し触れたんですが、シティプロモーションの効果の検証っていうのは、一定そこでできるんだなということが確認できたので、今年度はとても町の発信に力を入れておられるということですので、移住・定住のページにカウントがぐんと上がることを期待しています。  情報公開のところにつきましては、そうしたら実人数6人でやっていくっていうイメージなんですよね。で、この審査会を開く案件っていうのは多いと聞いているんですけれども、そもそもその情報公開の請求の量っていうんですかね、量もたくさんあるというふうに、たしか去年の予算のときにもお話が出ていたと思うんですが、そこで実際に請求しなくても、もう既に公開されているっていうニセコ町のような情報公開件数を減らしていくっていう取り組みも私は大事だと思ってるんですけれども、それと併せまして、そのオンライン化、オンラインで申請ができて、部分公開ですよとか、非公開ですよとかっていう返事ができるようにもなったらいいなっていうふうに思うんですが、現在その検討のどのような過程にあるのか、いつぐらいにできそうなのか、あるいはそういうのはちょっと難しいんだというふうにお考えなのか、お聞かせください。 ○橋本企画政策課主幹  まず、情報公開の請求の件数でございますけれども、今年度、3月の時点で、現時点で申請件数、情報公開の申請件数は95件となっております。前年度、令和2年度、これは年間12か月分で42件の申請がございましたので、この時点でもう既に倍増しておるというような状況でございます。  以上です。 ○平井企画政策課長  まず、情報公開のオンライン化についてですけれども、今、ここ数年ですね、本課、情報政策担当のほうで情報公開請求の窓口をさせていただいていると。様々なやり方があろうかと思うんですけれども、まずお問い合わせされている方の情報の特定をすることがまず必要であるということで、申請者の方と、今のところは対面する中で、申請者の方もどんな情報を要求していいのかとか、どんな情報があるのかっていうのは、なかなか来られて的確にすぐ申請できるものではありませんので、実際は対面する中で、その情報を確認して、担当課にその文書の請求を確認しているという状況でございます。  昨年度もご質問ありましたように、確かにオンライン化が進む中で、窓口に来られなくても情報公開請求ができ、公開できるようになっていくということが望ましいんですけれども、現在については今までのこの今、主幹が申し上げましたように、昨年が42から今年95、その前が27ぐらいで、ここのところ急激に増加しておりますので、オンライン化についてはこの辺りの実績を窓口対応の経験を積みながら、オンラインでも十分利用者の方のお問合せに耐えられるということになれば、そういったことに進めるのかなというふうに考えてございます。  それと今、副委員長がおっしゃったように、情報公開請求の件数が増えるというのは、やはり積極的に公開していけば、積極的にというか、請求しなくても情報があれば請求する必要もありませんので、やっぱり町の情報というのは積極的に公開、発信していく必要があると思いますので、その辺は心がけてまいりたいというふうに考えています。  それと、もう1点、少し戻りますけれども、プロモーションということで、YouTubeのアカウントもそうなんですけれども、少し議会でのそれぞれの答弁にもありましたけれども、移住・定住シティプロモーションの中で、やっぱり先進自治体を見る中で、いかに地道にというか、例えばその電車内広告であったり、駅での広告であったり、なかなかそれが実績としてどういうふうに把握されるのかっていうのは、先進自治体でも難しい状況であろうと思うんです。  しかしながら、その成功自治体の中ででは、10年程度、やはり地道に一定時期に駅でそういった告知をしていくということで、この町はこうなんだっていうのが広く浸透していくといったことも実例であるようで、私どもちょっと勉強させていただきました。そんな中で、本町は東京への転出、転入というのもありますけれども、やはり多くは兵庫県内の都市部、また大阪府内という実績がありますので、今回はこのファミリーレストランの大手ファミリーレストランであれば、そういうところに多くの店舗を有してますので、そういうところにまずは発信していきたいなと。当然その1つのやり方として、そこにQRコードをつけて、こちらへのアクセス数というのも見てまいりたいなというふうに思っております。  ファミリーレストランでの告知につきましては、大手ファミリーレストランに聞きますと、あまり自治体から直接のこういった問合せはないと。例えば選挙とか、そういったものでの告知に使われてる実例はあるけれども、こういった自治体がシティプロモーションでやるというのは少ないということで、私ども、初めてトライしていきますけれども、その辺は様々な、1年目ですけれども、効果を確認するようにしてまいりたいなというふうに思っております。  以上です。 ○福井澄榮委員長  いいですか。ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、企画総務部企画政策課及び会計課の関係部分についての質疑は終結いたします。  担当職員の入替えをお願いしますとともに、午後1時まで休憩いたします。                 午後 0時03分 休憩
                    午後 1時00分 再開 ○福井澄榮委員長  それでは、休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  次に、企画総務部生活安全課の関係部分についての説明を求めます。 ○森企画総務部長  それでは、生活安全課に係ります歳出予算につきまして、私のほうからご説明をさせていただきます。新規事業や大きく変更のあった事業など、主なものを中心に説明とさせていただきますので、ご了承お願いいたします。  それでは、事項別明細書の46、47ページをお願いいたします。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、本年度予算額5億8,884万1,000円でございます。このうち、生活安全課所管分について説明をさせていただきます。少し進みまして、54、55ページをお願いいたします。備考欄、上段の交通安全対策費959万9,000円で、12節委託料310万3,000円は、主に交通量調査委託料で、交通量の動向について、より詳細に把握するため、町内主要交差点について毎年実施しているもので、調査結果につきましては交通安全施策や各種町施策の分析資料とするものでございます。  続きまして、17節備品購入費59万円は、信号機の設置要望がある横断歩道において、各種要件等により信号機の設置が困難な横断歩道において、横断歩行者の安全確保と自動車運転者への注意喚起を促すため、横断歩道注意喚起灯を試験的に日生中央駅前交番の前の横断歩道に設置するものでございます。この横断歩道注意喚起灯は、ポールに横断歩道の標識と黄色の灯火2個と、操作スイッチを備えたもの2本を道路を挟み設置するもので、横断歩道を横断しようとする歩行者が操作スイッチに手をかざすことにより、黄色の灯火2個が交互点滅し、自動車運転者に横断歩行者の存在を知らせることにより、停車を促すものとなります。設置後にはその効果について調査検証し、令和5年度以降の設置の在り方についても検討を進めてまいりたいと考えております。  続きまして、駐輪場・駐車場運営管理費2,144万3,000円で、12節委託料2,124万3,000円は、駅前第1、第2自転車駐車場と、第1駐輪場に併設されている情報プラザ及び日生中央駅前交通広場駐車場について、商工会において管理業務を指定管理委託により実施するものと、同施設に設置しているゲートシステム等の保守料でございます。  続きまして、防犯対策費2,920万5,000円でございます。56、57ページをお願いいたします。10節需用費1,349万6,000円のうち、光熱水費1,181万円と、次の修繕料150万円は、防犯灯約6,179基、防犯カメラ70基に係る電気料金と修繕料でございます。  続きまして、18節の負担金、補助及び交付金148万5,000円のうち、4つ下の地域が設置する地域見守り防犯カメラ設置への補助金2台分、36万円、もう一つ下の特殊詐欺等被害防止対策機器設置補助金40万円は、特殊詐欺対策といたしまして、高齢者を対象に詐欺防止装置がついた電話機などを購入する際の補助として、8,000円を上限といたしまして、50台分を計上しているものでございます。  続きまして、犯罪被害者等支援事業費32万7,000円は、本町において犯罪に巻き込まれた被害者や遺族などが平穏な生活を早期に取り戻せるように支援を行うもので、19節の扶助費の犯罪被害者等支援助成費30万円は、家事や一時保育、転居や家賃などについて、被害者などに一定の助成を行うものでございます。  次に、説明欄の備考欄、最下段の防災対策費2,668万円でございます。58、59ページをお願いいたします。12節委託料862万7,000円と、13節使用料及び賃借料245万8,000円は、主に防災に係る各種システムの運用費用となります。このうち、土砂災害対策システムは土砂災害について雨量等から土砂災害警戒区域ごとの危険度を予測するシステムとなり、この予測を活用して避難勧告等について迅速、的確に発令できるように備えるもので、今年度に新規に導入したもので、来年度は試験運用期間としてデータの蓄積と評価、運用方法の検討を行い、令和5年度から本格運用できるよう考えております。  続きまして、60、61ページをお願いいたします。説明欄の地域防災組織育成費174万5,000円でございます。18節負担金、補助及び交付金52万3,000円は、地域における防災士の育成や自治会や自主防災会、避難行動支援団体の地域防災力向上と運営促進を図ることを目的に、防災士資格取得支援補助金10万円は、1人1万円の10人分、1つ下の緊急避難場所開設運営補助金10万円は、1回1か所の開設について5,000円を延べ20か所の開設分でございます。水防訓練支援補助金27万3,000円は、参加人数に応じて1団体実施上限額5万4,500円を5団体実施分、もう一つ下の避難行動訓練補助金は、5万円は1団体実施5,000円を10回、10団体実施分を予算措置しているものでございます。  少し進みまして、132、133ページをお願いいたします。中段、4款衛生費、1項2目の予防費、本年度予算額3億6,013万3,000円のうち、説明欄、生活安全課所管分についてでございますが、少しまた進みまして、138、139ページをお願いいたします。説明欄の中段の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費7,433万1,000円でございます。新型コロナウイルスワクチン接種につきましては、令和3年2月から新規の組織として新型コロナウイルス対策室を設け、実施に取り組んでいるところでございます。令和4年度につきましては、昨年12月から実施している追加接種、いわゆる3回目接種の4月以降に係る経費を計上しているもので、新型コロナウイルスワクチン接種対策費においては職員に係る経費や事務経費、接種会場運営に係る経費を計上しているものでございます。  12節の委託料5,891万5,000円は、主に日生中央サピエ2階の集団接種会場における運営業務委託料となります。  続きまして、13節使用料及び賃借料594万9,000円は、8月末までの日生中央サピエ2階の借上料となっております。  続きまして、140、141ページをお願いいたします。備考欄の1つ目、新型コロナウイルスワクチン接種対策費5,445万4,000円は、主に集団接種会場における医師、看護師、薬剤師に係る経費を計上しております。7節報償費2,376万円は、集団接種会場における医師の執務費用でございます。1日当たり3人から4人の医師が2時間から3時間、被接種者の予診を取る執務に当たっていただいております。12節委託料2,451万4,000円は、主に集団接種会場における薬剤師、看護師の業務委託料で、薬剤師にはワクチンの注射器への薬液充填、看護師は被接種者へのワクチン接種や常用薬剤の確認、被接種者の接種後待機時の見守りや緊急対応などに当たっていただいております。  次に、新型コロナウイルス感染症療養者支援事業費8万8,000円は、感染症患者が自宅などの在宅療養となった場合に、家族を含めて極力外出を控えていただけるように食料品を支給するもので、1家族に、1人当たり3日分の食料品を玄関先に置き配することで配付するものでございます。また、これに併せて、伊丹健康福祉事務所から依頼のあるパルスオキシメーター、県の在宅療養支援センターから依頼のある日用品の配付を町において実施してまいります。  かなり進みますが、174、175ページをお願いいたします。下段の6款商工費、1項3目の消費者対策費、本年度予算額536万6,000円は、備考欄の消費者対策事業費として、本庁舎1階の南の端になりますが、に設置しております消費者相談コーナーの運営費で、説明欄の1節報酬334万4,000円は、相談員2名の報酬など、主に人件費に係るものとなっております。  以上で生活安全課所管の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○山下委員  新型コロナワクチンの件なんですけども、近々12歳未満の接種も始まってくるものと思うんですが、この辺りについては、接種をしたほうがいいのか接種をしないでいこうというのか、物すごく賛否が分かれています。町のほうとして、その辺りについてどのようにアナウンスされるのか。町域見ますと、若い方は重症化しないということも言われてるんですけども、一方で高齢化してる方に間接的にうつしてしまうというケースが多発してくるということも予測されますので、そういったことに対してどうしていくのかというあたりですね、その辺りちょっとご答弁いただきたいと思います。 ○樋口住民課参事兼健康づくり室長保健センター所長新型コロナウイルス対策室主幹  ご質問いただきました小児接種の件でございますが、この新型コロナウイルスワクチンといいますのは、予防接種法の臨時接種に位置づけられております。12歳以上の成人につきましては努力義務というものが課されているわけでございますが、今回の小児接種につきましては、接種努力義務というものは課せられていない状況になっております。ご承知のとおり、このワクチンといいますのが全世界で初めて運用されるワクチンになっておりますので、様々な研究者であったり専門家がいろんな知見を集積してはいるんですけれども、どのような、今後どうなっていくかというのも分からないところがあるというのも正直なところでございます。  小児接種につきましては、猪名川町の場合、先週の土曜日、3月5日から小児接種は開始しております。ちょっと高学年、10歳以上の方と10歳未満の方にちょっと日にちを分けてご案内したりとかして、受けやすい体制は整えているわけでございますが、先ほど申しましたように予防接種法に位置づけられておりますので、受けたいと言われる方が受けたいときに受けられるような体制を整えていくということが必要となっておりますので、受けたいときに受けられる体制を整えるという姿勢でやっていきたいと考えております。  以上でございます。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○山田副委員長  すみません、失礼します。3点お伺いいたします。  55ページの交通安全対策費で、まず1点目なんですけれども、注意喚起灯を日生の横断歩道のところにつけられるということでご説明いただいてまして、大きな事故もあった箇所なのでいいことだとは思うんですけれども、今回試験的につけられるということで、何というんですかね、どのような効果があれば次年度につながっていくのかということと、こちらの設置はよく横断歩道とかは公安委員会のとかいうのがあったと思うんですけれども、こちらについてはそういった許可というのが正しいのかどうか分かんないんですけれども、どのような取扱いになってるのか、まずお伺いいたします。  2点目が57ページの犯罪被害者等支援事業費なんですが、これ使う場面がないほうがもちろんいいんですけれども、昨年度より下がっておりまして、何か算定の基準が変わったのか、どういう状況なのかということが2点目と、3点目、61ページの地域防災についてなんですけれども、避難行動要支援者を支える地域の団体をつくっていくというふうに聞いているんですが、現況と自主防災組織との関係で、資料頂いてる中では自治会員のうちに自主防災組織に入っている人の、何というんですかね、割合が高い、100%のところもあれば低いところでは40%のところもあるわけなんですけれども、地域の方が自分が自主防災組織員だという意識があんまりないように聞いています。その皆さん、地域の問題なんですけれども、行政として地域の皆さんに、皆さんが自主防災組織に入っているんだよというような意識づけをしていかないとなかなか進んでいかないんじゃないかなと思うんですけれども、何かそういった取り組みについてはどんなことをお考えかお聞かせください。 ○平井生活安全課副主幹  まず、1つ目の交通安全対策費の備品購入費のところの横断歩道の注意喚起灯の件なんですけれども、効果の測定というところは、まず横断歩道を渡ろうとする方がいたときに、ドライバーがどれだけ止まるかというところを測定するのが1つなのかなと思ってまして、民間の車の故障を修理したりするような会社がデータを出しておられたりしますので、そういったところのデータの出し方をちょっと参考にさせていただいて、どういった率で測られるのかというところを調査しながら検討していきたいなとは思っております。  あと、すみません、2つ目は横断歩道の取扱いということでよろしいでしょうか。 ○山田副委員長  注意喚起灯の設置については、町独自で勝手にといいますか、公安委員会の許可なしにできるのかどうかということ。 ○平井生活安全課副主幹  管轄の川西警察署を通じまして公安委員会のほうにご相談をさせていただいておりまして、町独自でつけれるというものではございませんので、きちんと調整、協議をした中で設置してまいるように今準備を進めております。  犯罪被害者につきましては、ご相談がないにこしたことはないというところではあるんですけれども、もし相談があったときには、こちらのほうでできる限りの支援を、経済的な金銭的な支援というところになるんですけれども、できるような形で今体制を整えております。  今年度1件相談はあったんですけれども、支給には至らないような形で今一旦終結というふうな形にはなっておるんですけれども、ご相談があったときには、例えばですけれども、家事支援ですとか、あとはお子様がいらっしゃったら一時保育の費用ですとか、そういったところが支援できるような予算を措置させていただいてるという状況です。  以上です。 ○竹下生活安全課主幹  地域防災組織育成費の避難行動要支援者名簿のことだとお聞きしましたが、これにつきましては現在42団体が立ち上がっておりまして、実際名簿の受け取りをいただいてるところでございます。  ご質問いただきましたとおり、確かに自治会の加入率というのが実際の、そうですね、対象者というのがちょっと相違があるということで、委員おっしゃったように確かに自分が対象だというところがどうしても浸透しにくいというところはあるとは思われますので、それにつきましては、広報、ホームページ、SNSは全てなんですが、それも含めて、自治会員かどうか関係なく対応します民生委員のほうでありますとか、にも会合のほうでご説明等をしまして、こういう制度があるということで対象であるということを周知していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○山田副委員長  1点目の注意喚起灯なんですけれども、ごめんなさい、ちょっと理解がまだできてなかったんですけれども、設置後にそこでどなたかが止まるかなというのを見ているということなのかということが1つと、もう一つは、これが止まる車が多かったらもう少し普及していくのかなというふうなイメージを持ってるんですけれども、例えば公安委員会に許可なりなんなりをされると思うんですけれども、県道についてはそれも町単費でされるのかどうかということも出てくると思うんです。そういった考え方なんかをお伺いしたいのと、2個目の犯罪被害者は、助成には去年至っていないということで、それよかったなと思うんですが、そしたら補助費自体は去年と同じ額でよかったですか。これ私のちょっと勘違いだったのかなと思うんですけれども。  それと、3点目の自主防災組織なんですけれども、自分自身が自主防災組織員ということをなかなか実感として自分が加入わざわざしてるという感覚があまりないので、その人たちにもやっぱり声をかけていかないといけないということで、これまでも広報やら何やら通じてやってこられたと思うんですが、何というんですかね、もし災害が起こったときに実質的には人として助けに行ったりとかされると思うんですけれども、避難行動要支援者の対象者の方を地域で守っていくんだよと、何というんですかね、一緒に逃げたりとか支援をされるのがなかなかやっぱり、特にニュータウンはなかなか、お仕事もされている中でとかいろんな状況で、なかなか難しい部分があるように聞いているんですけれども、現在42団体、42団体というのは地域支援組織じゃないですよね。 ○竹下生活安全課主幹  42団体につきましては、名簿を実際受け取っていただいてる、名簿ですね、要支援の名簿を実際受け取っていただいてる団体ということでございまして、まだ大きな住宅地ですね、大規模の、ちょっと地名上げるとあれですけど、松尾台とか伏見台とか、ああいう大規模のところについてはまだちょっと団体自体が立ち上がってないというところでして、まだまだ、そうですね、大きな住宅地といいますか、ならではのやっぱりなかなか立ち上げにくいような事情もある中では日々努力して今進めておるところでございまして、そのようなところが特に自治会の加入率も低いところであると思いますので、委員おっしゃったとおり、その辺へのアプローチというか、意識づけというのは、今後もちょっと方法をまた変えてというんですかね、いかなければならないとは考えてます。 ○森企画総務部長  山田委員の1つ目のほうに、今回の機械の設置のほうでございます。猪名川町も、兵庫県でもよそも新年度から、令和4年度から始めるとこもあるかも分かりませんけど、猪名川町としても県下では多分トップに近いという形で今回設置を日生の駅前のつけることになろうかと思っております。  検証の仕方も、初めてということもございますので、確立されたものは今のところ多分ないと思います。今担当のほうもお答えさせていただきましたけども、それも含めて警察とも相談しながら、どういう検証の仕方が一番いいのか、もちろんアンケートを取るのも1つかも分かりませんし、現場で何日か見るのも1つかも分かりません。確立したもんはちょっとまだないと思いますので、ちょっと肌感覚の部分も含めて検証という形になるんかも分かりません。ちょっと曖昧な言い方ですけど、まず1つそういうことと、あと、県道のとこにつきましても、県道ですので県、あるいはまた警察、公安とも相談しながら、何でもかんでもつけたらいいというようなとこまではまだ行っておりませんけども、やはり費用対効果といいますか、確実につけたほうがええというとこで検討もしあれば、それはまた町費の中で十分あり得るというふうに思ってます。  全体でいいますと、まず初めてのことですので、ちょっとその辺はまた皆さんとも相談しながら、地域、PTAさんとも相談しながらになると思いますんで、取りあえず1年間どんな形で皆さんが思ってもらえるようないいものになってるかどうかはちょっと確認しながら、令和5年度以降につなげられたらと思っております。ちょっと曖昧な答えにはなりますが、そういう形で進めていきたいと思っていますので、よろしくご理解のほうお願いいたします。 ○平井生活安全課副主幹  犯罪被害者の支援事業費のご質問ですけれども、昨年度、扶助費に関しては予算40万円ございまして、令和4年度は30万円という形になっております。  こちらは、令和2年度からの制度が始まっておりますけれども、実績がない中で一応というか念のためにというか、要求させていただいてるものですので、もし足りなければ予備費というか、そういう形で対応させていただくような形になりますので、令和4年度に関しては扶助費30万円という形で計上させていただいております。  以上です。 ○山田副委員長  失礼します。  注意喚起灯につきましては、今年度は1基ということで、安全につながることはすごく大事なことで必要なことだと思うんですけれども、今後について検討されるときは、もし県道であれば県に半分持っていただけるようにとか、そういったことも含めて検討していただけたらなと思います。  以上です。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○中島委員  防災に関して一言言わせていただきます。  今質問出てましたように、自主防災会の話もきっと言われて、今質問出たのは、全地域につくれとか人数が少ないとこ多いとこある、そんなこと言ってるんじゃなしに、いわゆる地域を知ってる人たちが、何かがあったときに地域の事情を知った人たちの組織で地域の防災を担おうやないかということであって、入っている方々が入っている意識もなしに、数合わせだけにいつもこうやって数字が出てるということを言ってるわけです。  これずっと出てると思いますよ。特に今回は町長も防災には力入れたいと。副長も、そういう意味から消防のほうからもそういう思いがあって町長も任命されたというふうに聞いておるんですけどね、例えば防災士会の補助金みたいなのが10万円出てますよね。1人1万円で、じゃあ10人今年やりますよって。10人つくったら、この10人に次どんなことをお願いというか、次やっぱりなった、それを受けた方もきっと何かお役に立ちたいと思ってくれてるのに、その場なんて何もないですよ。取った、10人に取らせましたと、町としては。そやけど、大事なんはこの方に活躍いただいて、いろんな場面で避難訓練とかそういう場面場面をつくって防災意識を高めていくというのかね、そのことが大事なんであって、何かその辺がいつも書いてあるだけで、防災という言葉だけ独り歩きしてるけど、本当にこんなときどうすんねんということにつながってないように思うねんね。その辺どの思いがあります。部長でも。 ○森企画総務部長  大きく2点、自主防災のメンバーも含めてと、あとは防災士のいわゆる活躍の場といいますか、資格を取っていただいた後、それだけで終わらないというようなことのご質問やと思います。  どちらにつきましても、役場としては形だけ、言い方悪いですけど、それをつくるだけが目的ではございませんので、その内容がやはりスムーズに行うことによって住民の安心とか安全にはつながっていくというふうに思ってます。  今日の段階で何をどうするいうわけに今いきませんけども、今委員お二方言われたことを肝に銘じながら、やはり自主防災も実のあるメンバーなり活動、もちろん防災士の分も人数はちょっとずつでも増えていっておりますので、その人らが活躍できるように自主性も持っていただきながらにはなりますけど、やはり役場としても何か一定連携をちゃんと取っていきながら今後も進めていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○中島委員  そういうふうにぜひともお願いはしたいとこやけども、実情だけちょっと言っときますね。資格を取る、取る方には例えばまち協から補助ね、通じて補助いただく。あるいは自主で取る方もおられる。取ったら、今度せっかく防災士として資格も取ったのに、お金出したらほったらかしなんですよ。防災士会につなげるとか、今年は誰々取りましたよと、取られましたよと、そういうつなぎが必要やと思いますね。防災士会も育てないかん。今度はスキルアップしてもらわないかんわけやから、防災士会において避難訓練がどこどこであります。ぜひこれ全員、強制まではいかんにしても、参加するのは当然であると思うし、また消防のAEDにしても、違う市町村ならAEDは消防署員がしなくても防災士会にさせるんですよ。ほんで、そういう役割を持って予算もついてるわけです、今2万円から何ぼか、1年ほど前にね。どう使うてええんか、使うとこないですよね、今やったら。もっと、どういうんですかね、関わってやってほしい。関わらないと、防災士会は育たない。どないしてええか分からへんみたいなことになってしまってるから。その辺のとこに目をやって、防災についてもっと専門家、専門の副長もおるわけですから、専門と言ったらあれですけども、総務の自主防災のほうになるのかな、今は消防じゃなしに、この関わりは。そやけど、その辺のところ縦割りじゃなしに、もっと連携取りながら、人にやらせてというか、育ててやっていただきたいと要望しときますね。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○下坊委員  交通安全の啓発というようなとこ、55ページにあります。先ほど来、横断歩道の問題、それで交通調査の問題、いろいろあるわけですけれども、今1つあるのは、松尾台の三差路の交差点は、あの交差点の信号は、車両と歩道は、歩行者等は分けてますね。猪名川町ではあっこだけですね。というのはね、今までは僕ら子ども育ててた時分、ちっさいときには、横断歩道で音が鳴ったりとかしてたんですよ。それで、音が鳴ったら、駄目よ、行ったら駄目よ、点滅するから駄目よとか、今その音も出なくなってる。ほんで、いうたら子どもが楽しみやすいような音楽を流してみたりとか、子ども多いとこはそうやったんですよ。だから、そういうような考えで本当に交通事故から子どもを守っていくためにはどうするべきか、基本的なものをしっかりと捉えていかないと、今言わはるように、今つけようかなと言うてるとこは大きな事故があったために、ましてその前は交番所ですやん。派出所でしょう。そんなとこであんな大きな事故やったわけでしょう。だから、それをつけよう。つけても、何が何やら分からんもんつけてどないしまんねんというような、今の聞いとったけども。つけたらちゃんと分かりやすく、音が出るなり、ドライバーにも分かる、歩行者も必ずそれを押して渡る、こういうようなことになっていくだろうとは思います。  そこだけかなと思うたら、いろんなとこあります、危ないとこ危険なとこ幾らでもあります、これからね、猪名川町の中も。そういったことをしっかりと猪名川町全体の中を見ながら、どうあるべきか、どういうように交通事故から子どもを守っていくかいうことを考えた中で、1つの例はこういう具合にしてやってみよう。これは結果が出た。ほんなら、次はこういうとこが危ないからこういうとこやっていこうとか、そういうことがないと、一応やってみますわいうて安易な、今聞いとったら安易な答弁の仕方では困るわけですよ。やはり、つけるということは、横断する人の命を守るんだという前提でつけていくわけでしょう。それで、歩行者もそれは大事やし、ドライバーもこれから先は、横断歩道に人がおれば、それを無視すれば歩行者妨害で罰せられるというような法律今ありますね。絶対止まりなさいよと。だから、横断歩道は必ず徐行しなさいよ、交差点も徐行しなさいよと、こうなっとるわけでしょう。だから、そういうことがだんだんだんだんもっときつうなってくると思います、これから先ね。  しかし、もう一つは、ドライバーばかりをいじめるようなことじゃなしに、歩行者もやはり横断をするんであれば左右を確認して渡っていく、こういうようなこともしなきゃならないんです。そうじゃないんです。自分は渡るときになったら、車が来ようが何しようがびゅっとやる人おられます。ようけおってですわ。そこで事故が起きるわけでしょう。ほんならドライバーが悪いんや、横断歩道の上ではねたら絶対悪いんや。ドライバーの運転者が人をはねるために乗っとるわけじゃないでしょう。歩行者がぷっと飛び出したら止まられない状態もあるわけですよ。だから、そういうようなことがあるわけですから、歩行者にもそういう指導しながら、ドライバーを指導しながら、そうして猪名川町としてやはりそういった交通事故で死亡をなくしていくためにどういう対策したらええか、その1つがこれなんじゃないんですか言うてる。そういうような信念持ってやっていただかないと、今言うちょっと曖昧な答弁じゃないのかなと思いますけど、その点どうですか。 ○森企画総務部長  私の答弁の中にはなっとるかも分かりませんが、今下坊委員が言われたとおり、猪名川町としても交通事故でいう死亡者ゼロとかね、過去からも何日間、何百日続いたというようなこともあります。やっぱり基本的にはそこが交通事故でも、けがも駄目ですけども、死亡事故がないということを猪名川町の人口規模でも本当にそういうことを思って、担当課のほうは日々、警察とも共にですけども、そういう形でやっております。  小さい子についてはうさちゃんクラブとかそういうふうなことで、ただ、委員の言うた小さい子だけやなくて大人の方、お年寄りの方も、まだまだ個人個人がもうちょっと気を持ってやっていかへんかったら結果的には大きな事故につながるよということでございます。横断歩道の使い方、新年度、4年度ですけども、そういう今回新しい日生の駅前もつくりますけど、基本的にはそういう意識は持っております。答弁の仕方が悪かったかも分かりませんけど。ただ、今後も含めて、そういう気の緩みが、例えば役場もそうですけども、一人一人が気が緩むことによってまた大きな事故になることもあり得ますのでね、気を緩めずに、行政も含めて、また住民の方にも巻き込んだ形でやっていきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○下坊委員  もう一つだけ。横断歩道が消えとるようなとこがたくさんあるんですよ。それはね、やっぱり安全管理者としてはちょっと確認して、やっぱり色が取れてしもうとるとこについては、それは銭金よりも、まずきちんと描いてあげるいうことをしてほしいなと、このように思うんですけど、そういう点検も踏まえた中でやっていただけますか。 ○平井生活安全課副主幹  横断歩道につきましては、県の公安委員会のほうで塗っていただくような形になるんですけれども、毎年交通安全施設の要望ということで、自治会とPTAのほうからは横断歩道が消えているのでここは塗ってほしいというような要望もいただいておりますので、そういったところで要望いただいているところは、川西警察の交通課の方とも現場を確認するような中で、県の公安委員会に上申していただくような形で対応はさせていただいております。  要望のない場所につきましても、ここはちょっと消えかかっているなというところがありましたら、またこちらの担当のほうでも県のほうに相談するような形は取らせていただきたいと思っておりますので、そういう形で対応していく予定でおります。  以上です。 ○下坊委員  そのとおり、公安委員会がして、公安委員会が描くんだと、それは私も認識してますからあれなんですけど、ただね、公安委員会とか警察とかいうのは昼に見て、夜見ないときがあるんですよ。ほんなら、昼に見るのと夜で見るのと全然違うんです。我々はときたま朝、早いとき走るときありますけど、ほんま横断歩道がないとこやったら、人が渡っとっても分からんときある。なぜかいうのは、やっぱりその辺のところの見る側の人間も、このぐらいやったらええやないかというんじゃなしに、これは消えとるな、危ないなと見るのと、まあまあこれは見えるやないかいうのんと全然違うと思いますから、その点については今言わはったように本当に大事に考えてもらわないと、曖昧な気持ちで言うのではないですよ。  そやけども、見とると、なかなか言うとってもしてもらえませんねんいう苦情も来ます。それは猪名川町がする問題やないから公安委員会ですよと言うても、ほんならはよ言うてえな、力かけて言うてくれたらええやないかと、こう言わはるけども、そういったような二度三度も言わないかんようなことにならないようにだけは、今言わはったようにPTAとか自治会とか、そういう要望がなかったらなかなか動きませんよ、そうじゃないんですよ。一人の意見の人でもやっぱりしてあげれることを念頭に置いていただきたいなと、このように思いますけどいかがですか。 ○森企画総務部長  私どもの立場としますと、そういう地域やPTAや受皿1つはありますけども、今委員言われたとおり、いろんな形でいろんな情報が入ってきます。それは情報入ってきた段階で優先順位をつけながら、もちろん公安にはお願いせなあかん部分はありますけども、人数が多いからそれが優先するだけじゃなくて、やはり実際危ないとか消えてるとか、そういうことが1つ大きなところになるのかなというふうに思ってますので、なるべくいろんな形でたくさんの情報を聞き取るという方向で今後進めていきたいとは思っております。  以上です。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、企画総務部生活安全課の関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いいたします。  次に、地域振興部所管部分のうち、歳入についての説明を求めます。 ○中元地域振興部長  それでは、地域振興部に係ります歳入について、主なものをご説明申し上げます。  事項別明細書14、15ページをお開き願います。14款1項1目総務使用料、1節総務管理使用料で、説明欄、農業環境課で行政財産使用料295万6,000円は、道の駅いながわからの土地の使用料290万3,000円が主なものでございます。  18、19ページをお開き願います。14款2項2目衛生手数料、2節清掃手数料で、主なものは説明欄の1項目め、ごみ処理手数料396万円は、大型ごみ、臨時ごみに係るごみの処理手数料でございます。以下、死獣処理手数料をはじめとする清掃手数料関係を予算化いたしております。  26、27ページをお開き願います。16款2項4目農林水産業費県補助金1億5,041万9,000円で、1節農業費補助金、主なものは農業委員会費補助金が417万9,000円、次の中山間地域等直接支払事業交付金763万円で、これは農業生産条件の不利な中山間地域等において、集落単位での農用地を維持管理していくため、協定を締結し、生産活動を行う場合に一定額を交付する財源でございます。1つ飛びまして、農村地域防災減災事業補助金2,800万円は、柏梨田にございます百枚池耐震診断調査、下阿古谷にございます室池改修調査計画策定に係る補助金でございます。国の財源100%充当されます。次の農山漁村地域整備交付金229万9,000円は、林道橋梁補修に伴う実施設計業務に係る補助金でございます。財源構成は国が50%、県が1%、市町が49%となります。2つ飛びまして、新規就農確保事業補助金975万円につきましては、50歳未満の認定新規就農者の経営確立を支援するために、国から最大150万円、最長5年間交付されるものでございます。その下の農業水路等長寿命化防災減災事業補助金3,750万円は、姫庵池廃止計画策定、丸尾池、湯屋向池、下阿古谷の上池の廃止工事に伴う補助金でございます。国10分の10の補助でございます。次に、2節林業費補助金、県単独補助治山事業補助金2,801万3,000円は、杤原地内治山事業に伴う補助金でございます。  30、31ページをお願いいたします。17款1項1目財産貸付収入、1節土地建物貸付収入のうち、農業環境課欄で普通財産貸付収入320万5,000円につきましては、つつじが丘地内に設置の太陽光発電施設に係ります貸付収入でございます。  次、36、37ページをお開き願います。21款4項4目2節雑入で、農業環境課欄の上から5行目、猪名川上流広域ごみ処理組合給与費負担金970万6,000円につきましては、本町から組合に対する派遣職員1名分の給与費を組合から収入することを見込んだものでございます。2つ飛びまして、鳥獣被害防止総合対策交付金274万3,000円は、有害鳥獣の捕獲と捕獲後の処理に係る経費に対する国交付金で、南丹・北摂広域協議会から収入するものでございます。次の兵庫県農業共済組合給与費負担金500万円は、本町から県農業共済組合に対する派遣職員1名分の給与費を組合から収入することを見込んだものでございます。その下、地域交流課欄で、一般コミュニティ助成事業補助金250万円は、一般財団法人自治総合センターより自治組織によるコミュニティ活動に要する設備の整備費用に対し10分の10補助されるもので、1自治会分を予算化するものでございます。  40ページ、41ページをお願いいたします。22款1項2目衛生債、1節清掃債940万円で、説明欄、農業環境課欄、一般廃棄物処理事業債700万円は、ごみ収集車両購入経費に充当するものでございます。3目農林水産業債、1節農業債、説明欄、公共事業等債380万円は、上野大池、韮谷池改修に係る県への工事負担金に充当するものでございます。2節林業債1,590万円は、説明欄、緊急自然災害防止対策事業債1,400万円は、杤原地内における治山事業に伴う経費に充当するものでございます。  42、43ページをお開き願います。最上段です。公共事業債190万円は、林道橋梁補修に伴う経費に充当するものでございます。  以上、地域振興部の歳入の説明とさせていただきます。ご審議、よろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、地域振興部所管部分のうち、歳入についての質疑は終結いたします。  担当職員の入替えをお願いいたします。  次に、地域振興部農業環境課の関係部分についての説明を求めます。 ○大嶋農業環境課長  失礼いたします。  それでは、令和4年度一般会計予算のうち、農業環境課が所管する歳出部分の主なものについてご説明申し上げます。  事項別明細書140、141ページをお願いいたします。4款衛生費、1項3目環境衛生費2,006万6,000円でございます。説明欄の環境衛生推進事業費221万7,000円で、主なものは毎年5月、11月に実施をしておりますクリーンアップ作戦に使用するごみ袋などの消耗品や、18節は町内全自治会の衛生委員で構成をされております環境衛生推進協議会への運営補助金126万円でございます。  次の142、143ページをお願いいたします。2つ目の事業項目、畜犬対策事業費475万2,000円につきましては、主なものといたしまして、12節畜犬対策等委託料356万4,000円は、鹿等の大型動物や犬、猫などの死体の火葬に係る費用のほか、川西・猪名川獣医師会への狂犬病予防注射済票等の交付事務に係る委託料でございます。次の電算処理委託料79万2,000円は、犬の登録原簿を管理するシステムに係る委託料でございます。次の合併浄化槽推進事業費1,260万6,000円につきまして、主なものは18節の2行目、浄化槽維持管理補助金1,220万8,000円で、公共下水道区域外の合併浄化槽設置世帯約130世帯を組合員として構成する猪名川町浄化槽管理組合に対する補助金でございます。  1ページ飛びまして、146、147ページをお願いいたします。2項1目清掃総務費1億4,355万6,000円、説明欄のクリーンセンター運営費3,976万円につきましては、1節報酬2,485万6,000円が主なもので、収集運搬業務等に係る会計年度任用職員10名分を計上しているものでございます。  続きまして、1ページ飛びまして150、151ページをお願いいたします。ごみ減量化対策費901万3,000円で、前年度より900万円ほど減額となっておりますが、バークチップ製造事業で使用する重機、ホイルローダーの購入に係る経費が減額となったものでございます。7節報償費900万円で、これは自治会、老人会、子ども会など、町内の各種団体による古新聞やアルミ缶などの再生資源集団回収に係る報償金で、1キログラム当たり8円を交付するものでございます。
     次に、2目塵芥処理費、予算額4億9,946万4,000円で、説明欄の塵芥処理事業費1億2,401万5,000円の主なものといたしまして、10節需用費の修繕料754万3,000円は、パッカー車等の車検やオイル交換、タイヤ交換等に係る経費でございます。12節委託料の一番下、ごみ収集委託料8,316万円は、町内の7つの収集コース中、3コースの収集委託料と瓶、資源ごみの収集に係る委託料でございます。14節工事請負費588万5,000円は、浸出水処理施設の定期修繕工事を行うものでございます。17節備品購入費の自動車購入費941万5,000円につきましては、車両の老朽化によりダンプトラックを更新するもので、ふれあい収集の件数増加にも対応できるよう、また汚泥車とも兼用で使用可能な車両を購入するものでございます。  次の152、153ページをお願いいたします。2つ目の事業項目、ごみ処理広域化事業費3億7,500万7,000円は、1市3町で構成する猪名川上流広域ごみ処理施設組合負担金として、国崎クリーンセンターに係る施設管理経費及び施設建設時の公債費分として負担するものでございます。  次に、3目し尿処理費、予算額4,841万4,000円で、説明欄、し尿処理施設運営費3,492万9,000円につきまして、主なものは12節委託料の施設管理委託料2,120万4,000円で、し尿処理施設の運転維持管理や最終処分場浸出水処理施設の保守点検業務に係る経費でございます。14節の維持修繕工事899万8,000円は、し尿処理施設の中央監視制御盤の更新等を行うものでございます。  次に、154、155ページをお願いいたします。3項1目環境対策費、予算額889万1,000円でございます。説明欄の環境対策事業費551万1,000円の主なものといたしまして、12節委託料の環境監視機器保守委託料396万円は、つつじが丘住宅地付近にあります新名神高速道路の大気常時観測局の維持管理や監視システムの保守に係る経費でございます。次の環境保全事業費314万1,000円でございます。主なものは、環境交流館の維持管理に係る経費といたしまして、12節の環境交流館指定管理料178万円で、令和2年度から5年間、環境交流館の指定管理業務を特定非営利活動法人いながわメダカコムズを指定管理者として委託するものでございます。  次に、156、157ページをお願いいたします。5款農林水産業費、1項1目農業委員会費、予算額743万5,000円でございます。説明欄、農業委員会事務費743万5,000円の主なものといたしまして、1節報酬506万4,000円は、農業委員会の会長報酬、年額30万円、その下、委員報酬、年額22万5,000円の13名分で292万5,000円、農地利用最適化推進委員報酬、年間22万5,000円の4名分で90万円などを計上してございます。12節委託料の一番下、農地情報公開システム更新作業委託料82万5,000円は、全国農業会議所が運用しております農地台帳及び農地に関する地図について、インターネットで公開するシステムに係る町内の端末における更新作業委託料で、県補助金10分の10が交付されるものでございます。  次の158、159ページをお願いいたします。2目農業総務費、予算額9,169万5,000円でございます。説明欄、農業総務事務費230万5,000円で、主なものといたしましては、18節負担金、補助及び交付金のうち農会長会補助金112万円は、32農会へ均等割、また農家戸数割により補助金を交付するものでございます。  次に、3目農業振興費、本年度予算額5,289万5,000円で、説明欄の農業生産振興対策事業費364万円につきましては、主なものとして次の160、161ページをお願いいたします。18節負担金、補助及び交付金の下から2番目、地域農業再生協議会補助金193万7,000円につきましては、農業経営所得安定対策事業を行う協議会へ事務費といたしまして、10分の10の補助金を財源として補助を行うものでございます。産地形成振興対策事業費267万1,000円で、18節負担金、補助及び交付金の営農活性化補助金227万4,000円は、町の特産品であるソバの振興、また果樹のブランド化を促進するための果樹苗木の購入助成、北摂栗生産環境整備事業として、栗の木の剪定に要した経費の一部を補助するものでございます。パイプハウス設置助成の希望農家がなかったことから、約400万円の減となっております。  次の162、163ページをお願いいたします。中山間地域等直接支払事業費1,014万3,000円につきましては、急傾斜地等の耕作不利地である5組織に対し、国2分の1、県4分の1、町4分の1の負担割合により補助金を交付するものでございます。多面的機能支払事業費1,128万2,000円につきましては、農業、農村の有する多面的機能の維持、発揮を図るための地域の協働活動に対して国2分の1、県4分の1、町4分の1の負担割合により地域の活動に支援を行うもので、13集落、14組織に対する補助金を計上してございます。次の有害鳥獣対策推進事業費1,135万2,000円でございます。1節報酬279万8,000円は、狩猟期間以外において有害鳥獣の駆除依頼が農会からあった際の出動に対する鳥獣被害対策実施隊員の報酬でございます。12節有害鳥獣処理委託料255万2,000円は、駆除事業による鹿、イノシシ、アライグマの死体の焼却処分費でございます。18節負担金、補助及び交付金のシカ緊急捕獲拡大事業負担金311万5,000円は、狩猟期の鹿捕獲に対し狩猟者に南丹・北摂広域協議会が報償金を支払うもので、本町負担分として過去3年の平均実績445頭で計上してるものでございます。  次の164、165ページをお願いいたします。電気柵設置補助金240万円は、農業者が電気柵など鳥獣の侵入防護柵の資材を購入、設置する経費の2分の1、出荷農家は上限5万円、自家消費農家には上限3万円を補助するものでございます。次に、環境保全型農業直接支払事業費67万7,000円でございます。緑肥、堆肥を使用し、化学肥料、化学合成農薬の低減に取り組む2団体に対して支援を行うものでございます。次に、新規就農確保事業費1,075万円でございます。18節負担金、補助及び交付金の新規就農確保事業補助金975万円は、50歳未満の認定新規就農者の経営確立を支援し、早期の安定経営につなげていくために、国10分の10の負担により、市町を通じて年間最大150万円、最長5年間交付するもので、7名分を計上しております。その下、農業用機械等導入支援補助金100万円は、新規就農者の農機具等の購入に対し、2分の1、上限50万円の支援を町単独で行うものでございます。  次に、地産地消推進事業費でございます。18節負担金、補助及び交付金の学校給食地産地消推進事業補助金50万円は、学校給食に出荷することを目的とした農産物を生産する農業者に対し、給食センターのこれまでの買取り価格から下回った場合の差額分を補償することで、学校給食への地元産の安全・安心な農作物の供給と安定的な農業経営を支援し、地産地消の推進を図るものでございます。次に、農地利活用推進事業費60万3,000円でございます。18節負担金、補助及び交付金の荒廃農地再生利用促進事業補助金60万3,000円は、農業委員会が農地パトロールなどで改善が困難な荒廃農地と判断した農地に対して、農地バンク制度を通じまして取得または貸借された場合の草刈り、伐根、整地などの再生利用活動に対し、10アール当たり5万円を交付いたします。また、再生作業後に農作物の作付を行った場合には10アール当たり1万円、町の推奨作物であるソバを作付した場合には10アール当たり2万円を年1回、最大3年間交付いたします。  次に、4目農地費、予算額1億1,118万1,000円でございます。次の166、167ページをお願いいたします。説明欄の農業用施設改良事業費7,822万円でございます。主なものといたしまして、12節委託料の測量設計委託料3,773万9,000円は、柏梨田地区の百枚池の耐震診断調査、また下阿古谷地区の室池の改修に係る調査設計、清水地区の姫庵池の廃止に係る計画策定などについて、国10分の10で実施するものでございます。14節施設整備工事費3,000万円は、広根地区の丸尾池、原地区の湯屋向池、下阿古谷地区の上池の廃止に係る工事費でございます。18節負担金、補助及び交付金の県営土地改良事業負担金440万円は、県営事業の負担金で、上野地区の大池、上阿古谷地区の韮谷池の工事に係る町負担分11%の負担金でございます。次の農業用施設改良事業補助金600万円につきましては、令和4年度からの新規事業で、農業用施設の修繕、老朽化に対し、地元施工により受益戸数2名以上の農業用水路、井堰、ため池などを改修する場合に、2分の1、上限100万円を補助するものでございます。  次に、2項1目林業振興費、予算額5,578万9,000円でございます。説明欄の森林保全対策事業費630万8,000円、12節委託料、実施設計委託料450万9,000円は、林道橋インフラ長寿命化計画に基づく点検の結果、鎌倉地内の林道橋を改修する必要があることから、令和5年度の改修に向け、実施設計委託を行うものでございます。次に、里山再生整備事業費746万1,000円でございます。主なものといたしまして、次の168、169ページをお願いいたします。18節負担金、補助及び交付金のうち、4行目のペレット製造事業運営補助金139万7,000円は、ペレット燃料製造に係る町森林組合に対する補助金でございます。2行下の竹林資源活用助成金250万円は、竹林伐採約1万平方メートルで、事業費の3分の2を助成するものでございます。治山事業費4,202万でございます。12節の実施設計委託料679万8,000円、14節の治山工事費3,522万2,000円につきましては、土砂災害特別警戒区域及び山腹崩壊危険地区に指定されました杤原地区について対策工事を実施するための経費で、財源として県補助金3分の2、緊急自然災害防止対策事業債を充当することとしてございます。  以上で農業環境課所管の歳出部分の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○山下委員  3点お伺いしたいと思います。  まず、昨年問題になっておりました豚熱が、今年はどうなっているのかというのが1点です。  それから、2点目としまして、166ページの林業費のところなんですけども、総務部のときにも聞いたんですが、森林環境譲与税発足してきた経緯で、国内の森林が非常に荒廃していて、豪雨災害等で大規模な土砂災害等が発生するという状況を鑑みて、林野庁が住民税に課税してその財源をつくるという動きで進んできたと思います。令和元年から各市町村に人口割、森林面積割等々で譲与税が配付されてるわけですけども、そういったものを活用して何か取り組みをされていく予定はあるのかということですね。  それから、その森林環境譲与税は、主に山から川を下って海までの水の流れに沿って災害は発生するので、その河川、大きな河川の流域という捉えで都道府県単位で取りまとめるような考え方から始まってきてるというふうに聞いています。猪名川町は猪名川の上流部にあって、森林面積は非常に多いと。その猪名川の流域でいきますと尼崎まで、人口の多い地域は下流のほうに集中するわけですけども、その環境譲与税が配置された目的からすると、河川の上流から下流までに住まわれる方がその措置によって災害から防がれるという考え方からしますと、広域の流域間での市町村の連携等もいろいろ取り組みを始めていかないといけないというふうに思うんですが、町としてそういった呼びかけをしていくお考えがあるのか等についてお尋ねしたいと思います。  3点目ですが、169ページのペレットのところについてなんですけども、もう随分年数が経過してると思いますが、あまり普及していないという話も聞いてるんですけども、他市町村のケースでいきますと、大型の施設でボイラー等でペレットを利用することで消化していってるという話も聞いています。猪名川町内でそういったボイラーを使用される施設等にそういったことの取り組みをお願いしていっておられるのかどうか、以上3点についてご質問します。 ○大嶋農業環境課長  1点目、豚熱についての取り組みのご質問をいただいたところでございます。  猪名川町内で本年度、豚熱に感染したイノシシについて、今のところ7体ということで報告をいただいております。町として特に取り組みとしてはしておりませんけれども、県におきまして猟友会がワクチンを配布をして、それで豚熱の感染を抑えていこうというような取り組みをしてるところでございます。こちらも猟友会であるとか山に入る方々に対して、これ以上感染させないように、山から出るときには消毒の徹底なりもお願いをしてるというような状況でございます。  それと2点目、森林環境譲与税ということでございます。  収入の予算については総務課のほうで計上されておりますけれども、来年度、令和4年度606万3,000円予算計上されてございます。充当の事業につきましては、再編され、新たに新設される清陵中学校の生徒用の木製ロッカー、こちらに充当していくということで聞いておるところでございます。  ちなみに今年度については、登り尾公園の木製遊具に充当し、次年度に向けて基金にも積んでおったということで、来年度その木製ロッカーの充当によって残額45万円ほどになろうかというようなところで聞いておるところでございます。  続きまして、ペレットの普及に向けた活動ということでございます。  ペレットにつきましては、ストーブの購入補助とかしてございますけれども、今年度につきましてはまきストーブ1台の申請ございましたけれども、ペレットについてはございません。私どもとしましては、大量の消費が必要ということで、委員ご質問いただいたようにボイラー等で使用していくということが効果的とは思ってございます。  そういったことから、町の暖房のボイラーをペレット燃料を使用して、森林資源を活用するということで今取り組んでおるところでございます。ほかの事業所にも広げていったらどうだということでご提案をいただきましたけれども、今町内の林家から出てくる資材の量も限られておりますので、そういったことで利用促進を図ってまいりたいとは思っておりますけれども、材がそこに追いつかないということもございますので、そういう状況を確認しながら今後進めてまいりたいと思っておるところでございます。  以上でございます。 ○山下委員  森林環境譲与税を財源に清陵中学校の木製ロッカー等々、公園の遊具というのもおっしゃっておられましたけども、どうも兵庫県の使い方が公園のほうに軸足を置いたような使われ方が多いということも聞いているんですが、全国的に見ますと、先ほど申し上げたとおり、森林の荒廃を何とか改善していこうというのが趣旨にあると。特に猪名川町の町域に存在します森林も例に漏れず非常に荒廃が進んでいまして、樹木の成長は止まっていませんので、背の高い棒みたいな、先っぽにうちわがついたような大きい木ばかり生えていて、台風が来れば倒壊する、あるいは大雨でも重さで倒れてくるというような状況があり、なおかつ、山の表面には光が落ちないので、草が生えずに大雨のたんびに土砂が流出する。そのことによって河川が土砂で埋まって、堤防との距離が低くなってきて越水しやすいと。いわゆる災害に全部つながっていくということなんですね。加えて、山林の中に生物が非常に縮小してきているというところもあって野生の害獣が農作物の被害を及ぼしてくるということですから、町内においては大きな問題だと思うんですけども、早急に手をかけていくべきテーマであると思います。  先ほどのペレット等でたくさんの材がないというお話からも、そういう作業に従事される方が少ないということだと思います。それを今後増えるという見込みがあるのかないのか。ないのであれば、どういう形でそういった問題について着手していくのか、財源も含めて、先ほど申し上げたとおり、いろんな流域関係で協力してくれということも必要ではないかと思うんですけども、そういったことについても、そうじゃない方法があるのであれば含めてどうされていくのか、もう一度お尋ねしたいと思います。 ○大嶋農業環境課長  広域での取り組みということでございますけれども、今質問いただいた趣旨とは少し違ってまいるかもしれませんが、阪神北地域で北摂里山協議会というのを立ち上げておりまして、そこでそれぞれの単独の自治体ではできないような事業、また啓発活動なども実施をしておるところでございます。  猪名川町自体、猪名川町の中で今後山を管理する方々が増えていくかということを尋ねられれば、非常に申し訳ないですけれども、今後ますます増えていくというような状況ではございません。その中でどうしていくかということでございますが、実際森林組合と意見交換する中でというところではございますけれども、実際のところ、特効薬になるようなものは見つかっておらないというような現状でございます。  災害につきましては、ほかにも治山事業等々も計上しておりますので、そういったところで対応をしていきたいと考えております。  私どもも、今のまま放置しておくということがよくないということは分かっておりますけれども、実際どのようにしていけばというところにつきましては、他団体の取り組み状況も含めて今後研究なり検討なりしてまいりたいと思っておるところでございます。 ○山下委員  実情をおっしゃっていただいたと思います。一方で、森林環境譲与税がうたっておられる背景には、山を所有されている方の中で林業等を運営されることは意思としてないというのがはっきりしてるようであれば、それらを市町村が受け取って代わりに運営しなさいというようなことも含まれているというふうに聞いております。いずれ猪名川町の業務というか、責任の配下の中に森林の扱いが入ってくると思いますので、それらをどうしていくのか。  全国の取り組みを見ていますと、さっきもご答弁にありました、まきストーブの導入等でストーブユーザーがまきに利用するということで、山の主に広葉樹を伐採して少しは進めていくと。そういった場合に、伐採に必要な道具類、チェーンソーのウエアであったりとか、そういった道具類等で2分の1の補助をしているという自治体もあるというふうに聞いておりますので、そういったことも取り組みの中に視野として入れていただけたらいいのかなというふうに思います。  あわせて、こういった問題が存在してるということも広く周知していただかないと、山の状況について知ってる人と知らない人での温度差が非常に激しくあるというふうに認識しておりますので、その点についても、広報でもいいと思うんですが、取り上げていただく必要があるのではないかというふうに思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。 ○大嶋農業環境課長  先ほどの中で、市町村が代わりに山の管理、また運営をというような制度に変わっていきつつあるということでおっしゃっていただきました。  制度としてはそうでございますし、その財源とするように森林環境譲与税が設立されたということは分かっておりますけれども、今予算計上しておる600万円という財源では到底追いつかないような状況でございます。今後、森林環境譲与税も令和6年から個人住民税の均等割、1人年1,000円ということで徴収されることになります。そのときの財源を有効に使ってまいりたいと、こう思っておるところでございます。  それと、まきストーブで山の樹木を活用するということで、私どももおっしゃいますように山を持ってる方だけでなくて、そういったまきストーブをご利用されてる方も町内の山に入っていただいて、それを資源としてお使いいただくというようなことも非常に有効的だと考えておりますので、そういったところについて制度を立ち上げまして活用が図れるように考えてまいりたいと思いますし、そういったことを今後募集する際に、猪名川町の山の現状がどうなんだといったことも伝えてまいりたいと思っておるところでございます。  以上です。 ○山下委員  SDGsから始まって、最近はウクライナのことも含めて燃料価格が高騰しているということもありますので、そういったエネルギーの見直し等々も好機ではないかというふうに思います。そういった機運をうまく利用していただいて、難題を少しでも解決していただきたいというふうに思いますので、そのように取り組み積極的に進めていただけるようにお願いしたいと思います。  以上です。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○山田副委員長  失礼します。すみません。2か所についてお伺いいたします。  1点目が141ページの環境衛生推進事業費なんですけれども、この中の環境衛生推進協議会補助金なんですが、この団体で様々環境についてお話合いをされているかとは思うんですけれども、ここの団体の名前と、猪名川町としてポスターなんかも出されていると思うんですが、そのポスターですね、内容にちょっと精査したほうがいいんじゃないかというふうにもお聞きしておりまして、そういったところの町の考え方ですね、そちらをお伺いしたいのと、151ページの塵芥処理の中の備品購入費、自動車購入費なんですが、かつて全部委託に出したらパッカー車ですとか車の代金は要らなくなるんだよというような説明を受けてたんですけれども、結構前からそういうふうに聞いてるんですが、委託に出すのがいいということではないんですけれども、全て委託に移管するおおよそのあと何年先とか、そういうのがあったらお聞かせいただきたいのと、先日の代表質問でも触れた中で、ごみ収集の在り方についてもかねてから検討されているようですけれども、なかなかやっぱり住民の負担も増えるということから、何というんですかね、結論が出にくいことなのかなというイメージを持ってるんですが、まず確認したいのが、南部のニュータウンの5自治会というふうにこの間おっしゃってたと思うんですけれども、その5自治体が共通で同じサービスなのか、それとも自治会ごとに戸別の自治会があったりとかそうじゃないところがあったりとか、そういうイメージをされているのかお聞かせください。 ○大嶋農業環境課長  1点目ですね、環境推進協議会でのポスターということでご質問をいただいたところでございます。  おっしゃってる内容が、多分猫に餌をやらないでということをおっしゃっておられるんだと思います。環境衛生推進協議会でお配りしてるのは、犬のふんを始末しましょうということと、ポイ捨てに関して自治会の要望を聞く中で要望枚数をお配りしてます。今私が申し上げた猫の餌やりをやめましょうというところにつきましては、希望のあった、希望というか相談があった自治会と協議する中で、猫の餌やりにお困りなんであれば私どものほうで作りましょうかということで、特定の自治会にお作りをしてお渡しをしたという経過がございます。  議会の一般質問の中でも、猫の餌やりについてご質問がございました。餌をやることだけが問題ということではなくて、適切な餌やりをすることによって環境問題も解決していくというようなことも伺いましたので、ただ単に餌をやるのはやめましょうということではなくて、適切な餌やりがどうなのかといったところも専門的な県の組織とかからも意見を聞く中で、ポスターをどのようにしていくのかということを考えてまいりたいと思ってございます。それが1点目。  もう一点は、車両の計上してございますけれども、この車両につきましては、先ほど私、説明の中でも申し上げましたけれども、ふれあい収集の件数が、徐々にではございますが増えてきております。それをふれあい収集にも活用できるような車両を購入していくといったことで予算計上しておるもので、全て委託にするといったような方針はまだ猪名川町としては持ってございませんので、ふれあい収集のニーズの増加に応じれるように、今老朽化しておる車両を更新するといったことで進めてまいりたいと考えておるところでございます。  それと、ごみ収集の在り方についてでございます。  本年度、特定の自治会の役員さんと意見交換を始めてございますけれども、それを5ニュータウン全て同じサービスをするのかといったことでご質問をいただいたと思いますが、まだ始まったばかりで、コロナ禍であって回数も重ねられておりませんので、意見交換し、今後もう少し多くの方とも意見交換をする中で、どのようにしていくのかということをその自治会自治会で取り組みを決めていき、それがほかの自治会にも活用できるような内容であればそのようにしてまいりたいと思ってます。いずれにしても、今方針としては決めておるものではございません。  以上でございます。 ○山田副委員長  1点目のポスターについては、ご答弁の中にあったように、ほかの議員の一般質問でもございまして、やっぱり環境問題として、より、何というんですかね、全ての人がそうだねと思える環境というのはあると思うんです。野良猫の餌については、やっぱり環境省のほうからも餌をあげないでというんではなくて、ルールを守ってあげてくださいねというようなことを出しておりますので、そういった形に沿ったポスターにしていただければなというふうに思っております。  2点目の塵芥処理については、これまで何度かやり取りをさせていただいた中で、委託に出したほうが費用がやや高いかもしれないという話があって、だったら何で委託に出すんですかというやり取りをしたことがあるんですね。そしたら、やっぱり人員の適正化計画に沿って委託に出すんですということでかつてご答弁あったと思うんですけれども、それでもやっぱり今おっしゃったのは全てを委託に出すというような結論に至っていないということなんですけれども、よしあしは別として、町の現在の考え方がそうだという認識をしておけばいいですか。 ○中元地域振興部長  今のご質問ですけど、ごみ収集の直営、委託というお話でよろしいですね。というふうにあれなんですけど、今現在、7コース、ごみ収集コースがありまして、そのうち3コースは既に委託で動いてます。残り4コースございまして、予算の中で債務負担行為の部分も目を通していただいたと思うんですけども、債務負担で5億1,000万円の債務負担行為取ってます。これは令和5年度からですね、今直営で回っとるコースのうち2コースを5年からは民間委託したいというふうなところで予算組みはなってございます。  以上です。 ○山田副委員長  ですから、さっきご答弁の中では、全てを委託に出すという結論には至っていないんですよというふうにお聞きしたんですけれども、出そうとしてるんですよというんではなくて、最終的に全部を出そうとしているのかどうか、今のご説明ではあとの2つですか、追加されるようなんですけれども、全てをしようとしているわけではないというふうに思っていたらいいんですか。 ○中元地域振興部長  直営から民間委託出すのには、様々な観点から見ていく必要はあると思います。そのうちの1つが当然予算に絡むことですんで、なるべく安い経費でごみ収集ができるような、そういったことも当然必要となってきますし、ただ、クリーンセンターの職員の中には今、労務の職員、正職員も当然いらっしゃいます。労務の正職員プラス会計年度任用職員さんもいらっしゃいますので、そういったところの人事的なところも考慮しながら、今の直営コースをそのままずっと残していくとかというようなそういったことは、今のことを考えると、物理的にはそういった直営方式で収集をすることがだんだんだんだんしんどくなってくる、そういったことが考えられます。  ですので、今あるところを令和5年から取りあえず2コースを直営コースをなくして民間のほうに委託をしていきたい。それ以降、6年、7年と続いていくと思うんですけども、それはそのときの人事的な関係でございますとか予算的なところもひっくるめた中で考えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○山田副委員長  分かりました。さっき部長もご答弁なさったように、安価であったほうがいいですねというお考えだと思うんですけれども、以前委託に出したほうがやや高いかもみたいなご答弁があった中で、そしたらそれって誰が喜ぶんかなというふうに考えていたんですが、その辺りについてもう少し考え方というか実情ですね、人員配置のこともあるんですけれども、決して全て何でも委託がいいって申し上げてるつもりはないんですけれども、どっちが安い、安価かどうかも含めて検討されたらいいと思うんですけれども、人員配置計画でしたっけ、行政が持ってはるやつとの兼ね合いも含めまして、どういったことを考えておられるのか、最終着地点をどのように見てるのかというのが聞きたかったことです。 ○小山総務課長  定員適正化計画の関係のご質問だと思いますので、こちらのほうでお答えをさせていただきたいと思います。  技能労務職員の任用の関係なんですけれども、基本的には今は退職不補充、いわゆる辞めていくと採用はしないということできております。もちろんクリーンセンターの職員ですね、技能労務職員についてもそのような取扱いで、基本的には人が減っていくといったことがまず1つ前提になっております。  先ほどから委託コースの委託の話がありますので、基本的には職員が減っていくと、それを委託に出すといったような当然の流れにはなってくるんですけども、ただ、実際にそれを技能労務職員ゼロにするのかといったような議論については、ただいまちょっと検討を、再検討というようなことで今進めております。  委託のほうが若干高いというような話もあったということですけども、恐らくその当時、民にできることは民にやらすということで国も言われておりました。ということで、これは公務員がやる仕事というよりも民に任せれるのでしたらそっちのほうでやっていってはどうかというような中で、委託のほうも全委託、選択肢としてはありということで考えておったと、そういうところがあったと思います。ただ、定員適正化計画の中で今後もその辺りは総合的に検討をしていきたいと、このように考えております。  以上です。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○下坊委員  153ページですが、このし尿の収集運搬でいうと、大方ちょっと400万ほど下がっておるのはどういう。収集する量が減ってきてるのは確かやけども、最低限車1台と予備車1台と人件の関連、これは絶対必要やと思うとるんですね。だから、ここで400万も減るということは、事業費で400万いうたらかなりの額になると思うんですよ。何でこんな減ったんか、ちょっと私も分からん。これからこういう形でなってくるのかどうかちょっとあると思うんです、1つはね。その辺について、ひとつお伺いしときたいと思います。  それと、今ずっと出てますように、収集運搬が民間委託とかいろんなん出てますけれども、私はそれよりも、まずごみ全体の問題として、今言われているように戸別収集とかいろんな収集方法も考えなければならないと言っておきながら、来年度から民間委託に下ろすというのと、それと今総務課長が言うように退職していくとあとは採用してこうへんと。要するに、今おる人辞めてもろうたら次は採用せえへん。だから、それから考えていくわいうて、そんなええかげんな言い方は、わしらから言うたらちょっと失礼やと思う。ただ、その計画が明確にあってですよ、ごみ収集の計画もこうしようとか委託をどうしようとか、全体の中含めた中での構想がどうなっとるのか知りませんけれども、まずその構想を出すべきだと思います。  以前に、今課長が言うたように、辞めていくまで待っときますねん、辞めていけば再任用で増やしていって、ほんでこれで終わりやな思うたら、ほんなら切りまひょか、切って、ほんなら全部委託しまひょうか。ほんなら、今おる職員、おまえら待っとけ、はよ辞めんの待っとんのやというような言い方になると、僕はそういうふうに今取ったんで、そういうような言い方はやっぱりするべきではないと。  それで、ましてごみの戸別収集の問題で、代表質問やらいろいろあったと思うんです。町長の考え方もあったと思う。そやけど、ごみ全体の問題を考えた中で委託にしていくのか、それともやはりこういう形でしていくのか、ほんでこういうように進めていこうとか、そういう政策を考えていって、それを出してこないと、場当たり的なやり方で、今言われたように場当たり的なやり方というのは、絶対してはならんと僕は思います。やっぱりごみの問題として、収集運搬どうしていくのか、ごみ減量化をどうしていくのか、いろんな問題全部ひっくるめた中においてごみの政策を出すべきやと僕は思うんですけども、その辺の考えは大きく捉えさせていただいたんですけど、あるんかどうか。 ○橋本農業環境課主幹クリーンセンター所長  1点目ご質問いただきました、し尿収集運搬業務委託の関係でお答えさせていただきます。  委員もおっしゃいましたように、昨年度と比べて、令和4年度で約400万円、378万ほど減額いうことでしております。これにつきましてはし尿収集ですけども、くみ取りのおうちもあれば工事現場などでの仮設便所もあります。くみ取り家庭については、何というんでしょう、高齢化等でなかなか水洗化が進まないとかいうことであったり、工事現場なんかは必ず発生するものですので、一定数は常に必要なことになっておりますけれども、年々取扱件数が減少しておりまして、現在の状況ですと午前中にほぼほぼ1回回ってくれば終わりというようなことになっております。そういう状況になっております。  これまでは、午前の収集、それと午後も待機いうことですることで昨年度までの委託料としておりましたけども、収集の件数が減少している状況を鑑みまして、次年度からは午前中のみいうことで、午後は待機も不要ということでの委託料削減ということで、業者のほうと協議をしまして決定をしておるところです。  必要な人件費の部分と、議員もおっしゃいました車両予備車も含めて2台分の維持管理いうあたりで委託料の積算をしておるところでございます。  以上でございます。 ○大嶋農業環境課長  今後のごみ収集の方針ということでございますけれども、先ほど総務課長が答弁いたしましたように、今現在、退職不補充という方針はございます。私申し上げましたように、ふれあい収集は直営というようなことも申し上げました。ニーズが増えてくるので車両を増やしていくということで申し上げたところでございますけれども、一方で災害のときどのように業務を継続していくんだといったこと、また去年、今年のコロナ禍で濃厚接触とか感染したといったことで勤務できないような状況になり、そういう状況でもごみ収集というのは継続していく必要がございますので、先ほど総務課長申し上げた今のところの方針としては退職不補充でございますけれども、今後もそれでいいのかといったところについては、我々の立場と人事の立場ございますので、庁内で協議をして今後方針を出していきたいと。おっしゃるように場当たり的でなく、将来も見据えて方針を出していきたいと考えておるところでございます。 ○下坊委員  まず、し尿の関係でいいますと、し尿の関係は代取が替わったばかりのとこなのに400万下がるという不安感があるんやね。今までの社長と違うて経営者が替わっとるはずなんだ、代取が。その中で今度こんだけ下がってんと、何でやろうという不安感はやっぱり持っとるわけですよ、そんな時期に。前の経営者のそのままのときに400万下がっとんのやったらまた別やけど、経営者替わった途端に400万下がっていうたら、何でやねんと思うのは当たり前やと思いますわ。そこらをね、そんな極端に何で下げないかんのか知りませんよ。そんだけ、今までほんなら400万ようけ払うとったとかいうことになるわけでしょう、はっきり言えば。そうじゃないでしょう。もうずっと年々年々減ってきてるけども、せやけども事業者が事業をやったときのそんなんに、やっぱりその日のときにくみ取りがあったりとか従量制があったりとかいろいろあるわけですやん。だから、絶対に置いとかないかんという、確保しとかないかんのは当たり前の話ですやな。そやのに、そういうタイミング的に町長が替わって、それで業者社長が替わって、何でやねんと、こういう捉え方されとるわけです、業者は。だから、そういうタイミングがね、悪うタイミングになってしまったなというように僕は思うとるんやけど、その400万下がった理由を明確にちゃんと説明してあげて、こうこうこうですよということを納得していただくようにだけはしといてくださいね、これだけは。私はこの場で言うときますけどね。それで結構ですけども。  それで、今のごみ問題、収集についてはね、今特に団地の人たちから、ほんまにごみ収集の当番制をどないかしようというのも、お年寄りでもこないして拝んで頼んではるんですよ。そんだけ重要な問題があるんですよ、はっきり言うて。皆さん、そんなんせえへんからいうてやね、そんなもん、ええ、年寄りや思うて言うとったのほっといたらええ、そんな問題じゃないのです。ごみ当番の問題、今必死なんですよ、お年寄りにしてもサラリーマンにしても。ほんなら、ごみの委託を全部全てしてしもうて、ごみ全部ほんなら委託に任せて、それも全部おたくらでも全部できるかどうか、そういう打診も早いことしてやらへんから、これはこれ、これはこれというもんじゃあおまへんと僕は思うてます、はっきり言うて。  だから、ごみ収集の問題にしても、委託して、私から言わせたら、猪名川町からごみを出さんようにぐらいまで徹底したもんできへんのかと思ってまんねん、私は。生ごみ収集にしても、本当に出す人たちは徹底してごみを、生ごみでも絞って出すことによって、どんだけの量がカバーできます。これは出す側の義務としてやる。その代わり、こんな部分が減りました。減るさかいに、今度民間委託してごみ当番も全部していきます。こういうような出と入りの金の計算もしながら、また住民の皆さんに負担ばかりお願いするんじゃなしに、そういうこともしながら考えていく必要性はあるのじゃないかなと。  だから、このごみ問題って簡単な問題では僕はないと思います。今、簡単そうに皆さん委託したらええとか職員が辞めてったらそうしたらええとか、そんな問題じゃないと思います。ごみ全体の問題として捉えないと、この問題は解決していかないと思いますし、それで、お年寄りでも、ほんま当番制、今泣いてはるんです。あんな重たいもん出さんと、どないぞよろしくお願いしますいうて手合わせて拝まはんのですよ。そんだけ危機感が今お年寄りの中にあるということの認識をしっかり持ってやらないと、ほんなら当番制にして、当番制ほんならうちしてあげますわ、戸別にしてあげますわ、あんた何千万出すなりなんなり、金の問題じゃないんですよ、そんなもんは。政策的にはそんなもん誰もできますやん。私やります、あんた金おくんなはれよ、誰もやることでしょう。そうじゃないでしょう。その政策を考えるのがおたくらの仕事じゃないですか言うとんです。その一人の声でも聞いてあげるということをしないといかんのちゃうかと。それでごみ全体がどうあるべきか、収集はどうあるべきか、ごみが減らすためにはどないしたらええんだとか、そういうのはセットになっておるんじゃないかなと思いますけども、急に言うてそんな答弁はでけへんと思いますけど、そういうような方針を持った施策が必要でないかと僕は思うんですが、いかがでしょうか。 ○中元地域振興部長  今、下坊委員からおっしゃいましたとおり、ごみ問題というのは猪名川町だけにこだわらず、どことも同じような問題です。ほんで、今おっしゃったみたいに例えばごみ減量化がどんどんどんどん進んで、猪名川町から持ち出す国崎クリーンセンターに持ち出すごみ量が減れば、当然国崎クリーンセンターにお支払いする負担金も下がってきます。片や、そういう一方、今私どものほうでちょっと抱えとる問題としましては、今、猪名川町というのは黒袋、黒のごみ袋でごみを皆さん出していただいておるんですけど、近隣市町どこを見ても、透明といいますか、半透明の袋でごみを出されたりしてるところにだんだん変わってきてます。それは何やというと、ごみ収集作業員が燃えるごみでごみ袋をつかんだときに、中に、ないんでしょうけど、カッターナイフが入っとったとか硬いものが入っとって手をけがしたりとか、そんなこともあるんで、ごみ収集袋自体についてもね、猪名川町は今後周りの市町と同様に、中身が見えて収集作業員が安全にごみを収集できるような、そんな取り組みも住民の皆さんと一緒にやっていかないかんなというふうにまずは考えております。  それから、ちょっと下坊委員が勘違いされてはるところあるんかも分からへんのですけど、このごみ収集の、先ほど言いました山田委員からの質問にお答えさせてもらったものは、今現在収集に回っとるコース自体を、様々な理由があるんですけども、それは今直営でやっとるやつをだんだん民間に、取りあえず2コース令和5年から動かしていきたいというふうに考えておりまして、そのこと自体については今現在の収集方法だけを見ますと住民さんの方には特段問題がなく、今のままの状態やったら当然町が直営で集めようが民間事業者が集めようが、住民さんにはそこは大きな問題にはなってくるところじゃないなとは思っております。  しかしながら、最初に言われましたごみの戸別収集の問題、それからごみステーション方式のごみ当番の軽減の問題、これはさきの代表質問でありましたけども、2年ほど前からずっとやらせていただいとるんですけど、コロナ禍で住民の方々とお話しする機会が本当になかなか持てないような状況の中で、お電話のやり取りであったりとか、そんなところでやってるんですけど、なかなか思ってる以上なところまで前に進んでいないのが現状です。これは正直なところやと思います。  しかしながら、今入らせていただいてるのは、この前もありましたけど、松尾台自治会入っておりますんでね、松尾台自治会の役員さん、自治会の方とよくお話をさせていただいて、どのような方法がいいのか、それが戸別収集は絶対駄目よとかいうふうな、そんな強硬な姿勢では当然いこうとは思ってません。正直なところの、例えばお金の問題であるとか収集時間のばらつきの問題であるとか、様々なお話を一度モデルといいますか、松尾台自治会に先行してさせていただいて、その後において各ニュータウンにそこのお話をお手本として広げていきたいなというふうに考えております。  ただ、そのときに戸別収集、例えばですけど、ニュータウンであれば戸別収集という言葉が簡単に出てくるんですけども、在来地域で本当に4トンのパッカー車自体が入れないような地域、当然そういった地域にも高齢者の方もたくさんお住まいです。ほんで、ごみステーションまでごみを運ぶことすら大変なご家庭もたくさんあるのもよく分かっております。例えばそういったところを今後、いろんな話はまだありますけど、ふれあい収集という収集方法がございますんでね、通常の毎日のごみ収集は直営コースをどんどん委託化していって、ほんでそこに直営で当たっていた職員さんであるとか、そういった方々についてはふれあい収集であるとか、例えばバークの製造もやってます。それから、先ほど課長言いましたけど、何かのときの緊急事態時のごみ収集、そういったときにも大型車両を持ってやっぱり駆けつけてもらわなくてはならない、そんなことも考えております。  だから、そういった意味で、先ほど総務課長が申し上げましたけど、退職者不補充という、もともとそんな考えがあったんやけども、それをある程度再度見直しをしていこうというようなお話もありましたので、だから実際クリーンセンター職員の正職員でなければできない、例えば緊急時、高齢者のふれあい収集、そういったところについてはできる限り町の職員が、事情をよく分かった町の職員が回るのが本来は一番いいのかなというふうに思っておりますけども、そこが予算と人事の部分の話とちょっと難しいところがありますので、今後今年度、来年度かけて順次継続して検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 ○下坊委員  今答弁るるいただいて、ご理解はしております。それで、今急に言うたからいうて、ほんなら明日からこうや、ほんなら来年からこうしよういう問題では私はないと思います、はっきり言うてね。それで、やっぱりごみという1つの問題を、出す側の住民もしっかりと考えていただく。今言わはったように、それは生ごみの中にフライパン入れたりして出してきとる人もあるわけですよ、現実には。だからパッカー車に火ついて燃やしたりとか、そんなもんあるわけですよ、いろんな問題あるわけですよ。そういうような出す側の考え方もちゃんと持たないかんし、また、私が言やあ一番ええのは、町の職員が全部収集してくれたら一番当たり前の話ですよと言いたいけれども、そういう今のご時世ではおまへんでというのはよう理解もしてます。  だからこそ、この問題を早いこと解決するためには、早いことそういったいろんな、今言わはったような、僕が言うたこと、あなたが今言うた、部長が言うたこと全部ひっくるめた中で早いことごみ問題をどう解決していくんや、その基本政策はやっぱり考えていくべきやと。そのためには、住民との話も聞きながら、コミュニケーションも図りながら、また言うたら1つの話がある程度できたら、土台的にモデル地域を設定して、その地域で一遍やってみようとか、それを踏まえてまた次の地域やってみようとか、そういういろんな手段がこれから出てくると思います。そのことを私は今なぜ言うかいうのは、やはり新たに町長が新年度予算でしっかりとそれを捉えながら、私は4年間の間でも成功さすんだという気持ちがあるんであれば、今からしっかりと踏んでいかな駄目ですよということを言うとるわけですので、急にそんなこと私せいとは言いませんけども、だからそういったような住民が困ってること、早いこと手を差し伸べてあげないかんところには差し伸べていけるような施策は考えていただきたいと、このように思いますけども。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。  それでは、地域振興部農業環境課の関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いしますとともに、3時15分まで休憩といたします。                 午後 2時59分 休憩                 午後 3時11分 再開 ○福井澄榮委員長  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  次に、地域振興部産業労働課の関係部分についての説明を求めます。 ○福田産業労働課長  それでは、令和4年度一般会計予算のうち、産業労働課所管の歳出部分につきまして、事項別明細書に基づき、主なものについてご説明いたします。  事項別明細書46、47ページをお願いいたします。46、47ページでございます。2款1項1目一般管理費、本年度予算額5億8,884万1,000円でございます。このうち産業労働課所管分といたしまして、50、51ページをお願いいたします。説明欄の11行目をご覧ください。一般管理事務費242万9,000円につきましては、12節委託料、施設管理委託料で、南田原町有地の周辺農地に影響がないよう、適切に維持管理するため、町有地の草刈り及びトラクターによる耕起作業を委託するものです。
     次に、ページが飛びますが、88、89ページをお願いいたします。88、89ページでございます。ページの中ほど下、2款5項3目経済センサス調査費9,000円でございます。説明欄、経済センサス調査費につきましては、10節需用費9,000円で、調査に係る消耗品費でございます。経済センサスは、事業所及び企業の経済活動、産業構造を明らかにし、事業所、企業を対象とする各種統計調査実施のための基礎情報として整備することを目的として、5年ごとに活動調査が実施される基幹統計でございます。令和3年度に5年ごとの活動調査を実施しましたので、4年度は調査区管理の年度となっております。  続きまして、2款5項4目就業構造基本調査費22万6,000円でございます。説明欄、就業構造基本調査費の主なものといたしまして、1節報酬14万9,000円は、調査員報酬として調査員4名に対する報酬でございます。就業構造基本調査は、国民の就業及び不就業の状態を調査し、全国及び地域別の就業構造に関する基礎調査を得ることを目的としてるもので、5年ごとに実施される基幹統計でございます。  次に、ページが飛びまして、168、169ページをお願いいたします。168、169ページでございます。6款1項1目商工業振興費7,857万2,000円でございます。説明欄、商工業振興総務費929万9,000円でございます。主なものといたしまして、18節負担金、補助及び交付金の商工会補助金550万円、続きまして、次のページ、170、171ページをお願いいたします。上段、新年互礼会補助金70万円、商業活性化事業補助金121万5,000円、経営発達支援事業補助金170万円で、いずれも商工会への補助金となっております。経営発達支援事業補助金につきましては、例年の創業支援セミナーに加え、コロナ禍での消費者ニーズを把握する需要動向調査に対して新たに補助いたします。次の人件費を飛ばしまして、労働行政対策費10万1,000円でございますが、18節負担金、補助及び交付金、県雇用開発協会負担金でございます。これは、兵庫県雇用開発協会運営経費負担金となっており、高年齢者、障がい者、若年者、女性の雇用促進と安定などに関する事業を行い、県内産業の発展と県民の雇用安定、福祉の向上を目的としております。続きまして、企業立地対策費599万円は、産業拠点地区の推進や企業誘致に関する事務経費を計上しております。主なものといたしまして、13節使用料及び賃借料の自動車借上料19万8,000円は、住民を対象としたプロロジスパーク猪名川見学ツアー2日分のバス運行費でございます。18節負担金、補助及び交付金の560万円は、コワーキングスペース開発支援金で、令和4年度に新たに予算措置するもので、企業拠点の創出や多様な働き方に対応するための事業で、兵庫県に随伴して補助する制度です。補助率は、兵庫県の4分の1と町の4分の1と合わせて対象経費の2分の1以内で、建築改修費や事務機器取得費、賃借料、人件費などを補助するものです。起業家などを対象としたコワーキングスペースを新たに開設する事業者を対象に補助し、起業家等のビジネス活動の成長拡大を支援いたします。  以上で産業労働課所管部分の説明とさせていただきます。ご審査のほど、よろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○井戸委員  失礼します。171ページにあります企業立地対策費のコワーキングスペース開設支援金についてであります。今年の目玉施策ということで上がっておりますが、これ事業者にやっていただく事業だとは思うんですけども、猪名川町としてどの辺りまで想定したスペース、例えばインターネット環境がどれぐらいなのかとか広さはどれぐらいなのか、例えばワークショップはあるのかないのか、どういったところを想定して事業者にお願いしようとされてるのかお答えください。 ○福田産業労働課長  すみません、コワーキングスペースのどのような内容で考えてるのかという質問のほうにお答えさせていただきます。  もともとコワーキングスペースにつきましては、起業される方が実際初めにいきなり事業所を持つというのはなかなか難しいという状況がありますので、そういった方が安い場所として事業所を借りていただくような形になります。それで、同じような仲間たちが1か所に集って、そこで情報共有をしたりとか共同で事業を進めれることがありましたらそれを進めていただいたりとか、そのほかにも、先ほど申し上げましたように、今のコロナ禍でリモートで在宅で働きたいけれども、なかなか家ではちょっと環境が整っていないとか、できないという方が、そちらのコワーキングスペースのほうでやっていただくような内容となっております。  コワーキングスペースにつきましてはいろんなパターンがありまして、共同で先ほど申し上げましたように机が並んでるところで皆さんそれぞれ1人1テーブルごとに並んでいただいてやるようなスペースの場合もありますし、個別にまたちょっと個別スペースみたいな区切られた場所のパターンもあります。実際にほかの他市町でも、近隣市でも実際に実施されてるところもありますけれども、それぞれその場所その場所によって特色を持ったコワーキングスペースというのを実施されておりまして、田舎のほうでしたら田舎のほうのちょっとそういった感じの古民家じゃないですけど、そういうところを使ったところもありますし、商業施設というか、そういうところの部分を使ったようなのもありますんで、猪名川町につきましては、事業者がどの程度のことを考えていただいてるのか、その内容によって、補助金も上限はありますけれども、柔軟に対応していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○井戸委員  実際にコワーキングスペースというのは最近いろんなところでも事業としてやられてますし、実際私の知り合いでも、他府県の方ではありますが、コワーキングスペースを利用していろんな業種の方と知り合って新たな事業を展開されてったというお話も聞いてます。  そこで、猪名川町でコワーキングスペースというところになると、戸建てのおうちにお住まいの方も多いので、先ほど出た在宅勤務でなかなか環境が整わないから、じゃあちょっとコワーキングスペース借りてやろうかというのんって、ちょっと話が合わないのかなと思うところもあったりはするんですけど、そうなると、ネット環境がやっぱり強くならないと、ちょっとその場所に行かないのかなというところも懸念されるのかなと思うんです。  あわせてなんですけども、猪名川町でコワーキングスペースをやるとなれば、空き家対策とかMaaSのほうと絡めてやることも想定されるのかなとは思うんですけども、その辺りというのはお考えはおありなんでしょうか。 ○福田産業労働課長  今、猪名川町の実情ですね、戸建てが多いとかということで、そういう部分の質問があったんですけれども、猪名川町におきましては、ちょっと空き家対策とかそういう部分も力入れてるところもあるんですけれども、ちょっと担当課としては、どちらかというと空き家を使ったものというよりも、空き店舗を使ったようなもののほうが猪名川町になじむんではないかなというふうに考えております。  先ほどネット環境とかいうお話もあったんですけれども、補助メニューの中にITに詳しい人を雇ったらそれの賃金等々も補助をしていきますよというもんもありますし、当然ネット環境や、当然プリンターで印刷できる環境であったりとか、そういう部分に対しての補助もありますんで、そちらのほうは事業者がメニューの中から選んでいただいて実施していただきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○井戸委員  そんなメニューの中から多分決められて、猪名川町と事業者さんとお話しされて決めることにはなろうかと思うんですけども、やっぱり猪名川町のほうもコワーキングスペースとかITの情報に風通しがよくないと、やっぱり事業者さんの言いなりになってしまって、結果として利用者さんが使いにくいとか、いまいちやなというような事業になりかねないと思うので、その辺りもしっかり情報を仕入れて、いいものにしていただけたらいいなと思います。これは意見です。  以上です。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○加藤委員  すみません、1点だけ。171ページ、同じページの使用料及び賃借料で、プロロジス見学というふうにおっしゃってたと思うんですけど、これ去年、昨年度コロナで中止になった部分がこれであるのかということと、あと、時期的なものが決まっているのかというのをちょっと教えていただけますか。 ○福田産業労働課長  今、加藤委員のほうから見学ツアーについての質問をいただきました。昨年度というか、令和3年度、今年の年度の初めですね、確かにプロロジス見学ツアーということで広報のほうで募集を組みまして、予想を超える方から申込みをいただいて、その中から苦しいながらちょっと抽せんをさせていただいて決めさせていただいて、さあやろうかとなったところでちょっとコロナの関係が悪化しまして、急遽ちょっと中止ということでさせていただきました。それで、当然これはやりたかったというのもありまして、それができなかったので来年度でまたもう一回やりたいというのも当然あったんですけれども、今年度については1日2回を実施を予定しておったんですけれども、今回予算を組ませていただいてる分につきましては、おおむね2日間ですね、1日につき2回ずつということで、合計4回の見学ツアーのほうを考えさせていただいております。  時期についてはちょっとまだ未定ですけれども、春と夏ぐらいですね、考えておりまして、幅広い方からちょっと応募をいただけたらなということで考えてますので、ちょっと時期についてもまた春とか夏とか、ちょっと流動的にまた考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○加藤委員  ということは、前回申し込んで駄目だった人が優先とかそういうんではなくて、また再度一から募集をかけて応募していただいて、コロナが落ち着いた時点で行かれるという認識でよろしいでしょうか。 ○福田産業労働課長  すみません、先ほど前回の当選者の優先枠はあるのかという形なんだと思うんですけれども、やっぱり日程が応募者の方も都合があると思いますので、新たに申込みをしていただいてのほうが公平にいいのかなというふうに今の時点では考えております。  以上でございます。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○下坊委員  51ページ、先ほど土地の管理と施設管理委託として242万9,000円というような額、去年度の場合は187万、60万ほど高いわけでありますけれども、これはどういった内容でこんだけ高うなってんのかいうのが1つ。  それと、去年度は言うたら道の駅の整備事業という名目は起こされてる中で、道の駅の整備、PFIの関係が予算上がっておったというのがあるわけです。それなんかで土地を買うてもうて、その土地も買うてるからここの場合でも187万かの施設の管理費用が出ておるわけですけれども、そのことを振り返ってどうのこうの言うわけじゃないですけども、そのことを町長は知って土地は買うてしまってる、そして議員当時にはこの施設管理費用というのは修正案を出されたというように私、見とるわけですね。今回はそれが60万ほど上がって、えらい町長になって管理せないかんいうたら60万も上がるんかなと思うたりもするんですけども、その意図はどういう意図でそんな高うなってるのか。いずれにしても、地元説明もきちんとやらないと周辺の土地とのバランス関係があるとは思うんですけども、その辺についてはどう考えておられますか。 ○坂ノ上まち活性化推進室長  下坊委員のご質問にお答えさせていただきます。  まず、今年度、令和3年度の実績で申しますと、畦畔の除草並びに耕起作業ということで、年4回を予定しておりました。しかしながら、夏場の天候の関係でありましたり、どうしても雑草の伸び具合ということもありまして、6月の時期に第1回目の特別委員会でもご指摘いただいたんですけれども、どうしてもちょっと日程的にも回数的にも厳しいということで、職員が周囲の草刈りを実施したというようなこともございました。ということで、昨年度のおおむね4回という回数ではどうしても足らないということもございまして、今年度は各作業を1回ずつ増やすような形で、年5回いうような形で増やしてる分だけの予算が増えておるというような状況でございます。  また、この件につきましては、南田原地区の地元の方々ともお話しする中で、一定ご理解をいただいた上で予算要求をさせていただいてるというような状況でございます。 ○下坊委員  ということは、地元説明に入ったということは、道の駅は中止になりましたので管理はこういうようにしますというような話で入られていっとるんか、その辺はどうなんでしょうかね。  それで、いわゆるこの場合は草刈りだけじゃなしに、やはり関係の農地との関係でいいますと、里道の管理、そして側溝の掃除、いろんな関係が出てくるものがたくさんあると思うんですね。そういった管理があるさかいにこれ増えて、今言われたように4回のとこが5回になったとかありますけども、そういう考え方が我々、私、池上議員でも言うとったんやけども、議員当時ではこうやった、町長なったらこうや、代わり映えが違うやないかいうて彼は非常に怒っとるわけですけども、買うた土地は管理しなきゃならないけれども、町長に替わってから1回増えて、それがまた金が増えるというのは、ちょっと私も納得ができないな。その間、同じ4回から5回にやらなきゃならないのは、職員が1回やったから同じ回数になったというように思うわけですけれども、その辺が地元と本当にどんな協議をされてこれが同意されとるのかというのは、ちょっとその辺についてははっきり明確に、道の駅が中止になって、中止した場合に5回の管理しますと、それで皆さんには迷惑かけないというような条件になっとんのかどうか、その辺についてどうなんです。 ○福田産業労働課長  今、下坊委員のほうから地元の説明会等々という話があったんですけれども、当初の予定では、令和4年度につきましては、道の駅が進んでおる状態でも維持管理費という形で同じように経費のほうは必要であったという形になっております。当然、地元説明云々を除いて、町として周りの周辺の農地に悪影響を及ぼさないために維持管理をさせていただくという責務がございますので、町として草刈りであったりとかトラクターで耕起のほうはさせていただくという形で行ったものでございますので、町長のほうが議員時代、町長時代ということではあったんですけれども、そういうことに関係なく、町のほうで責任を持って管理をさせていただくということでございます。  以上でございます。 ○下坊委員  ということは、とにかく土地を買うてる、管理をしなきゃならない、それでやっぱり周囲には迷惑かけたらいかんという形の中だけでこれをやったということで、中止というような方向の説明はまだしてないということで理解しときゃあええですか。 ○福田産業労働課長  地元説明会については、まだ地元自治会等の説明会はしておりませんけれども、特段中止とか凍結であるとか、そういった踏み込んだ部分については、地元のほうにはお話としては出ていないといった状況になっております。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、地域振興部産業労働課の関係部分についての質疑は終結します。  担当の職員の入替えをお願いいたします。  それでは、地域振興部地域交流課の関係部分についての説明を求めます。 ○角田地域交流課長  それでは、地域交流課が所管いたします歳出部分につきまして、主なもののみご説明をさせていただきます。  まず、事項別明細書の66、67ページをお願いいたします。2款1項6目企画費、本年度予算額5,564万4,000円でございます。このうち地域交流課所管分といたしまして、68、69ページの説明欄、最下段にありますコミュニティ推進事業費、昨年度から111万円の増額の871万8,000円でございます。主な影響の理由につきましては、新規事業として住民提案型まちづくり事業補助金とコミュニティ活動拠点施設整備事業補助金が影響したものでございます。  次のページ、70、71ページをお願いいたします。まず、説明欄、7節報償費、講師謝金18万8,000円につきましては、地域住民に対し、まちづくりに参画と協働を推進するため開催する教室や講座等に係る講師謝金となってございます。その下、18節負担金、補助及び交付金、地域コミュニティ活動支援事業補助金690万につきましては、7つのまちづくり協議会への活動補助金となってございます。1つ下にあります住民提案型まちづくり事業補助金30万円につきましては、参画と協働のまちづくりをさらに進めるために、テーマ型コミュニティ組織として町内の各分野で活動している団体、組織同士が活動に必要な情報やノウハウなどを共有し、新たなネットワークを構築することにより新しい価値や魅力を創出し、相互に活性化できるよう、令和3年度から地域団体登録制度を策定いたしましたが、令和4年度からはこの登録団体を対象に、団体の自主的な活動を促すため、全体上限を10万円の補助金とすることとしております。これは第6次総合計画の施策にあった事業の提案に対し、審査し、採択するもので団体のやる気を後押しするもので、初年度は3団体を予定してございます。次に、その1つ下、コミュニティ活動拠点施設整備事業補助金98万1,000円につきましては、整備からまちづくり協議会の拠点である会館についてはおおむね15年が経過し、施設の老朽化が見受けられることから、改修、修繕の補助制度を策定し、令和4年度からは松尾台のまちづくり協議会から申請があったことから予算化するものでございます。次に、自治会活動推進事業費786万円につきましては、前年度より約2,000万円ほど減額となってございますが、これは、昨年度あったコミュニティセンター助成事業1件の補助申請がなくなったことが影響したものでございます。主なものにつきましては、18節負担金、補助及び交付金771万2,000円のうち、2段目、自治会長連絡協議会補助金431万円は、49の自治会長で組織された協議会に対し、事業費や自治会長協議会への活動として協力いただいた調整業務に対し、活動推進費として補助するものでございます。1段下、自治会集会所等整備事業補助金88万2,000円につきましては、銀山自治会より自治会館を改修するため補助の事前申請があったもので、改修費用の補助費を予算化するものでございます。また、一段下の自治会活動設備等整備事業補助金250万円につきましては、一般財団法人自治総合センターの一般コミュニティ助成事業で、コミュニティ活動に必要な整備等に助成額100万円から250万円の範囲の中で10分の10助成されるもので、白金自治会より事前申請があった250万円を予算化するもので、自治総合センターより助成決定を受けた後、本町を通して申請自治会に補助することとなってございます。その下、いながわまつり開催費910万3,000円のうち、18節負担金、補助及び交付金880万円につきましては、ここ2年、コロナの影響で中止となっておりましたが、秋に開催を予定しているいながわまつりに係る実行委員会に対する補助金となってございます。  続きまして、ちょっと少し飛びますが、248、249ページをお願いいたします。一番上の段ですが、9款6項1目保健体育総務費、本年度予算額637万5,000円でございます。説明欄、保健体育総務事務費426万1,000円のうち、1節報酬119万2,000円につきましては、各地域でスポーツ推進をしていただいておりますスポーツ推進委員16名に対する報酬でございます。12節スポーツ教室委託料54万円につきましては、まず子どもを対象とした野外学習講座を実施していただくため、野外活動指導者会への委託料30万円と、スポーツ推進のためにレスリング、バスケットボール、少林寺拳法など7種目のスポーツ教室を町体育協会に委託するための経費24万円となってございます。続きまして、18節負担金、補助及び交付金175万4,000円でございますが、主なものといたしまして、2つ下、体育協会補助金140万円につきましては、体育協会事務局への運営費やいながわスポーツ祭、スポーツ少年団への補助等に係る経費となってございます。その3段下になりますが、スポーツ活動優秀者補助金28万2,000円につきましては、スポーツ競技におきまして優秀な成績を収めた者にさらに成績を伸ばし、スポーツの普及につなげていただくために補助するもので、全国大会出場者分1件7,000円の36名分と世界大会1件1万円の3名分を見込んでございます。次に、マラソン大会事業費211万4,000円の主なものにつきましては、18節負担金、補助及び交付金181万5,000円、彫刻の道マラソン大会実行委員会補助金につきましては、これにつきましてもここ2年、コロナの影響で中止となっておりますが、12月に開催予定しておりますマラソン大会実行委員会に補助するものとなってございます。  続きましては、その下、9款6項2目体育施設費、本年度予算額2,976万8,000円でございます。説明欄、屋内温水プール管理運営費711万8,000円の主なものとしまして、10節需用費、修繕料216万2,000円につきましては、B&Gプール施設の緊急修繕費100万円と施設内の非常照明灯不点灯の箇所が19か所ございまして、それの修繕料として約59万円と防火シャッター不作動による修繕料57万2,000円となってございます。  次のページ、250、251ページをお願いいたします。一番上の段、12節委託料158万6,000円につきましては、B&G海洋センター指定管理料で、令和3年4月から5年間の契約で、尼崎市スポーツ振興事業団とイオンディライトの共同体に指定管理料としてお支払いするものとなってございます。13節使用料及び賃借料324万6,000円のうち、その下の段、土地借上料322万4,000円につきましては、同施設の一部の借地部分を地元自治会の所有者と土地賃借契約をしている経費となってございます。次、スポーツセンター管理運営費2,140万円のうち、10節需用費、修繕料160万円につきましては、スポーツセンター施設の緊急修繕費として30万円、あと屋根のひさしの老朽化による補強修繕として130万円となってございます。12節委託料1,980万円につきましては、スポーツセンター等の指定管理料で、令和3年4月から5年間の契約で尼崎市スポーツ振興事業団とイオンディライトの共同体に指定管理料としてお支払いするものとなってございます。続きまして、つつじが丘多目的広場管理費125万円の主なものにつきましては、12節委託料の施設管理委託料112万6,000円で、多目的広場の良好な日常管理をするために、グラウンド整備やトイレの清掃などを委託する経費となってございます。  以上、簡単でございますが、地域交流課部分の説明といたします。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。 ○加藤委員  1点だけ。249ページのスポーツ推進委員というのんの名前なんですけど、以前、体育指導委員という名前で活動されていた方と同じような活動をされているのかどうかということと、あと、逆にこの方たちはどういう活動をされているのかということを教えていただけますか。 ○角田地域交流課長  加藤委員のご質問ですが、以前、体育指導委員というのがございまして、それと同じ団体で名前が変わったものでございます。これにつきましては法律に基づいてやってるものでございまして、今はスポーツ基本法という名前に以前から変更になっておりますので、それに合わせてスポーツ推進委員というふうな名前に変更したものでございます。  それと、この活動ですけども、コロナ禍の中でなかなかやっぱり地域の中でスポーツの推進というふうなのはなかなか難しいというふうなことで、活動も十分にできてない部分はあるんですけども、地域別に分けまして、各スポーツ委員がそこを所管いたしまして、そこの中で軽スポーツを中心にスポーツの推進を図っていくものでございます。  以上です。 ○加藤委員  これまち協でね、運動会するじゃないですか。そのときに、以前は体育指導委員さんが中心となっていろんな競技などを考えてくださってたんですけれども、今ちょっと、よその自治会は分かんないんですけど、白金自治会では体育指導委員がいなくなったんで、要するに自治会のほうから運動会を仕切る人を出してくれみたいな話になって、じゃあ運動会やめたらみたいな、そこまでちょっともめてることがありまして、副町長もご存じやと思うんですけれども。スポーツ推進委員というのは白金にもいらっしゃるわけですよね。その方々が要はまちづくり協議会の中に入って住民運動会をいろいろ指導というか、企画などをしていかれるということではないんですか。 ○角田地域交流課長  今の加藤委員のご質問ですけども、白金校区のことで今ご説明があったと思うんですけども、この地域まち協で例えば運動会であったりそういう部分については、ほかのまち協の中ではスポーツ推進委員がそこに加わって、スポーツ部分のアドバイスであったり、そういうふうなものをされてるとこがございます。  白金のまち協さんの中ではそのようなものがないというふうなことですけども、本来そういうふうな地域の中に入ってスポーツ推進する、運動会を盛り上げる、そういうふうなことも目的の1つになってますんで、スポーツ推進委員会、今はちょっと会議等もなかなかやっぱりできる範囲がちょっと狭まってきてますけども、それも毎月今までやってましたんで、そういう中でそういうふうなことも一度検討して、地域の中でどんどん、コロナの状況にもよりますけども、そういうふうなものも普及していただくようにまたお話はさせていただきたいと思いますんで、よろしくお願いいたします。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○下坊委員  1つは、つつじが丘のグラウンドで私たちも使わせていただくんですけれども、何か知らんけども、机やらがよく傷んどんやな、机。うちらの場合は、うちが使う場合は机をどうしても使わないと、いろんなもん置いたりしますので、足が傷んどったりとか、どこかから、あれは六瀬住民センターがなくなったときにいろんな形の中でそこからちょっとうちに回ってきたと、つつじが丘回ってったいうような記憶はあるんですけども、そのときはよかったなと思うんですけども、荒っぽいのか何か知らんけれどもすぐ潰れてしまうと。よく剥げてしまうんですね、ボンドが、上の。それで割れたりとか。それで、置き場所そのものもきちんと整理できてへんので、そういった部分。  それで、いろんな団体が使うんでね、管理者がどのように管理を、委託しとるはずですからしてくれるんかなというようには思うんですけれども、その辺についてひとつお伺いしときたいのと、もう一つは、木津のスポーツグラウンドですが、前から私でも言うてますように、ここは管理委託してると思うんですね。7月頃に1回体育協会の人たちが皆参加して奉仕活動やるということでやっております。それはいい、僕はしたらいかんとは言いません。ただね、あのグラウンドの外の斜面を草刈る場合に、危険度が物すごう伴います。私もあっこでやっとって下まで落ちましたんでね。何かあったいうたら、ごっつい根っこが、木の根っこがそのままほったらかされとって、それ知らなかったもんだから、つまずいて下まで落ちました。けれど、草刈り機を持って落ちとるからね、下手すると自分で大きなけがすると大変なことになると思うんですね。だから、その費用いうのは、そういった管理費用いうのは業者に出しておるのか出してないのか、それとも、体協がそこまでしなきゃならないのか。それはできることはしたらいいと思います。グラウンドの側溝が詰まっており、その土上げたりとかグラウンドの草をちょっと引いてほしい、隅っこのほう汚いから草を引いてほしいとか、そういったことは僕はやぶさかじゃないと思います。そやけど、法面の草刈りいうのは非常に怖い。やらないとちょっとここ分からんと思うけども、そういうとこまで体協がお手伝いしなきゃならないのか、その辺についてどうでしょうかね。 ○角田地域交流課長  下坊委員の今のご質問の中で、つつじが丘多目的広場の机のお話ということで、つつじが丘多目的広場に常設している机ではなくて、スポーツセンターで備品としてお貸ししてる机のことだと思うんですが、確かに言われるように、お貸ししてる部分で机については新しいものであったり横の木が剥げてたり、そういうふうなものもいろいろあろうかと思います。そこの備品のものについては、今指定管理をしてます管理者が適正管理をしてやってもらってるものだと思ってるんですが、一度こちらのほうも確認はさせていただきたいと思います。使える範囲の備品のお貸しをさせていただきたいというふうに思ってございます。  もう一つ、スポーツグラウンドの奉仕作業といいますか、それについては、体育協会が自ら自分とこの事業の中の一環として奉仕作業を、夏に周りの草刈り、いつもスポーツセンターを中心に活動させていただいてるんで、そこの奉仕作業をしたいというふうなことで、1つの事業として入っているものでございまして、体育協会にやってもらわないとそこの管理ができないというふうなものでもございませんので、体育協会と一応話しした上で、安全管理というようなのができない場合は、絶対やらないといけないというふうなものでもありませんので、そこら辺のほうについても体育協会と事業を詰めていく中で一旦議論はさせていただきたいなというふうに思ってございます。 ○下坊委員  基本的には、今言うたように、つつじが丘の問題だけ調べてもろうたらそれで結構だと思います。ただ、今言うたように、グラウンドについてもね、やはり奉仕活動、体協が自らやってんねん言わはるけども、僕もそれ体協に言うたことあります、ここは危ないでと。それで、もし事故が起きたときに、これ誰が責任取るんやということで、それで下手するとあの河川をすべって落ちたら斜面下へガーッと落ちてまうわけや、川の水の深いとこまで。そうすると、相当なけがをされる可能性があります。それまで体協がしなきゃならないのかね、一応体協にようその辺もしてもらって、それで体協ができる範疇、やっぱり素人さんもようけおられますんでね、草刈り機をびゅうっと持ってって、はい使うてくれなはれって、珍しい人は使わはると思うんですよ。そのことによって、曖昧なやり方をすると大けがの元になりますからね、けがになってからでは、けがを生じてからではちょっといかんので、その辺についてはやっぱり体協とよう相談した上において、奉仕活動はせえへんと言うとるわけじゃないんです。危険を伴うとこまでやらないかんのかどうか、その辺についてはよう検討して今後の対応していただきたいなと、このように思いますので、また体協と一遍話ししてください。 ○福井澄榮委員長  ほかにありませんか。 ○山田副委員長  すみません、失礼します。2か所についてお伺いいたします。  71ページの新規事業ですね、住民提案型まちづくり事業補助金なんですけれども、こちら上限10万円で3団体へということでご説明はいただいてたんですが、使途についての制限ですね、例えば人件費とか講師の謝金とかいろいろあるのかなと想像するんですけれども、何か一定制限があるのかどうかということと、単発の例えば講演会をしますよとか、そういうものに使えるのか、それとも今後買ったものを使って数年間は何かをしてくださいねとか、そういうものがあるのかどうかお伺いしたいのと、同じところで、かつてスタンプラリーというのがあったと思うんですけれども、こちら新年度についてはあるのかないのかというのをお聞きしたいのと、249ページのマラソン大会事業費なんですが、実際マラソン大会にちょっと関係することなんですが、たしか石像がたくさん猪名川町にあって、そこを走っていくみたいなマラソン大会なんですけれども、この石像、鈴木先生だったと思うんですけれども、その町内にある石像の管理というのは、公園であったりとか道路であったりとかにあるので一括管理をしているのか、それぞれの所管のところで管理をしていっているのか、管理についてだけちょっと教えてください。 ○角田地域交流課長  山田委員のご質問ですが、まず、住民提案型まちづくり事業補助金、こちらの中の経費の対象経費というふうなものでまず1つご質問いただいたものと思いますが、これにつきましては、今この提案制度の募集要項等も作成しながらやらせていただいてますけども、その中で今想定する補助対象の経費につきましては、まず報償費、講師の謝礼であったりとか消耗品であったりとか食料費、また印刷製本費であったり光熱水費、それ以外のものもあるんですけども、委託料なんかも警備であったりとかそういう会場施設の専門業務の委託なんかも入ってございます。これにつきましては、先ほど言いました募集要項の中でまとめてございます。  それと、単発でできるのかというふうな、単発事業、そういうふうなものでできるのかというふうなことなんですけども、この提案型につきましては一応いろんな条件がありまして、猪名川町の6次総計に沿った事業かというふうなこと、それに伴う公益性というふうなものも求めてございます。それと、独創性であったり継続性というようなのもこの審査基準には設けてございまして、大きく分けまして総計に合っているか、ほんで継続してやっていただける事業かというふうなことをうちの審査基準にしてますんで、講演会を1回やったからそれで採用できるかというたら、なかなか難しい部分だと思ってます。  それと、マラソン大会の彫刻、マラソン大会につきましては、彫刻を見ながら猪名川町のそういう風景を見ながらゆっくり走っていただきたいなというふうな目的で、彫刻の道というふうなことで今名前をつけておりますけども、ちょっと新設道路もできまして、彫刻の道がなかなかちょっと側道に入って見れないというふうなこともありますけども、そこに沿った公園であったりとか道路であったりとか、そういうふうな箇所に彫刻があるというふうなことで、管理につきましては、道路にありますし公園にもありますし、それぞれの管理者が管轄する部分になろうかと思ってます。  以上です。 ○福井澄榮委員長  スタンプラリーやな、もう一点な。 ○中西地域交流課主幹  あと、もう一点のスタンプラリー、来年度は開催されるかという件なんですけれども、スタンプラリーにつきまして、この2年、イベントが開催できないことからできていなかったんですけれども、スタンプラリーの中身をちょっと検証させていただいたところ、スタンプラリーの参加者は増えているんですけれども、イベントの参加者は大半のイベントでちょっと減少しているというところで、目的がスタンプラリーをすることでたくさんイベントに参加していただくというところが目的だったんですけれども、イベントの集客力の向上にはつながっているとはちょっと考えにくいということで、令和3年度をもって廃止ということで決定させていただいております。  以上でございます。 ○山田副委員長  地域提案型まちづくり事業補助金は、結構今お聞かせいただくと幅広く使えるんだなという、使途については、だなというふうに聞いてたんですが、継続性があるということでちょっと安心したんです。備品を買って、はいそれで終わりになっちゃったら、やっぱりちょっと目的から外れていくんかなと思ってたんですけれども、ぜひ地域の皆さんが自主的にいろんな活動に使っていただけるような制度になったらいいなと思っています。  スタンプラリーについては、先ほどご説明いただいたように、若干最初の目的にはつながっていないかなというふうにお聞かせいただきまして、この2年ぐらいはコロナの関係でイベントが中止だったりとか、なかなか外出抑制というんですかね、人の交流も減ってたようにも思うんですけれども、廃止が駄目とか思ってるわけじゃなくて、やっぱり今年度、交流人口を増やしていこうとされておられるので、ぜひたくさん猪名川町に来ていただけるように、何か日々の中でつなげていっていただけたらなと思います。 ○福井澄榮委員長  よろしいですか。  ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  それでは、地域振興部地域交流課の関係部分についての質疑は終結します。  お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめたいと思いますが、これにご異議はありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○福井澄榮委員長  異議なしと認めます。よって、本日はこれにて散会することに決しました。  次の委員会は、明日3月8日午前10時から再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。お疲れさまでした。                 午後 4時03分 散会 本委員会会議録として署名する。                       令和4年3月7日                 猪名川町議会                  総務建設常任委員長  福 井 澄 榮...