猪名川町議会 > 2022-02-22 >
令和 4年第409回定例会(第1号 2月22日)

  • "機能拡大"(/)
ツイート シェア
  1. 猪名川町議会 2022-02-22
    令和 4年第409回定例会(第1号 2月22日)


    取得元: 猪名川町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-08
    令和 4年第409回定例会(第1号 2月22日)           第409回猪名川町議会定例会会議録(第1号) 令和4年2月22日(火曜日)午前10時 開 会              ───────────────―   1 出席議員(15人)    2番  末 松 早 苗        3番  山 下   修    4番  井 戸 真 樹        5番  古 東 明 子    6番  上 林 辰 巳        7番  福 井 和 夫    8番  阪 本 ひろ子        9番  山 田 京 子   10番  加 藤 郁 子       11番  丸 山   純   12番  中 島 孝 雄       13番  池 上 哲 男   14番  福 井 澄 榮       15番  下 坊 辰 雄   16番  南   初 男 2 欠席議員(な し) 3 説明のため議場に出席した者  町     長  岡 本 信 司     副  町  長  奥 田   貢  教  育  長  中 西 正 治     企画総務部長   森   昌 弘
     地域振興部長   中 元   進     生 活 部 長  和 泉 輝 夫  まちづくり部長  真 田 保 典     教 育 部 長  曽 野 光 司  消防長兼消防署長事務取扱           向 井 文 雄     企画政策課長   平 井 秀 明  総 務 課 長  小 山 泰 司 4 職務のため議場に出席した事務局職員  事 務 局 長  岩 谷 智賀子     総務課主幹    今 中 一 郎  主     査  中津留   宏                  議事日程(第1号) 日程第1  会議録署名議員の指名 日程第2  会期の決定 日程第3  町長施政方針 日程第4  承認第 1号 専決処分の承認を求めることについて             (令和3年度猪名川町一般会計補正予算(第6号)) 日程第5  議案第 1号 猪名川町農業委員会委員の選任について 日程第6  議案第 2号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第7  議案第 3号 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第8  議案第 4号 令和4年度猪名川町一般会計予算       議案第 5号 令和4年度猪名川町国民健康保険特別会計予算       議案第 6号 令和4年度猪名川町介護保険特別会計予算       議案第 7号 令和4年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算       議案第 8号 令和4年度猪名川町奨学金特別会計予算       議案第 9号 令和4年度猪名川町水道事業会計予算       議案第10号 令和4年度猪名川町下水道事業会計予算 日程第9  議案第17号 猪名川町公害防止条例の制定について       議案第18号 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正に              ついて       議案第19号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正について       議案第22号 町道路線の変更について 日程第10 議案第20号 猪名川町保健センターの設置及び管理に関する条例の一部改正に              ついて       議案第21号 猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 日程第11 議案第11号 令和3年度猪名川町一般会計補正予算(第7号)       議案第12号 令和3年度猪名川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)       議案第13号 令和3年度猪名川町介護保険特別会計補正予算(第2号)       議案第14号 令和3年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1              号)       議案第15号 令和3年度猪名川町奨学金特別会計補正予算(第1号)       議案第16号 令和3年度猪名川町下水道事業会計補正予算(第1号)              ────────────────               会 議 に 付 し た 事 件 日程第1〜日程第11              ────────────────                 午前10時00分 開会 ○議長(中島孝雄君) これより第409回猪名川町議会定例会を開会いたします。              ──────────────── ○議長(中島孝雄君) おはようございます。  第409回猪名川町議会定例会の開催にあたり、一言ごあいさつを申し上げます。  本日は定例会招集されましたところ、議員各位にはご多用の中、ご出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。  また、平素より、本町の発展と住民福祉の増進のため議員活動にご精励いただいておりますことに、改めて敬意を表する次第でございます。  国内では、長引く新型コロナウイルス感染症に対する3回目のワクチン接種が全国で始まり、本町でも順次受付や接種が進められているところでございます。また、県内では、今月20日までとなっていた新型コロナウイルス対策まん延防止等重点措置が3月6日まで延長されたため、本定例会中においても換気等感染症対策を十分行いながら審議等を進めてまいりたいと存じます。  さて、猪名川町では、本町独自の魅力や個性、また特色を生かしたまちづくりを進める中で、ウィズコロナポストコロナ時代に対応する社会の構築、加速する情報化社会に向けたデジタル化推進への対応など、時代に即した新たな取り組みが求められております。  今期定例会に提案されます諸議案につきましては、後刻、新年度の町政運営に関する施政方針の説明をはじめ、令和4年度当初予算案、条例制定や改正などについて町長より説明がございます。議員各位におかれましては、提案されますこれらの諸議案に対して十分な審議をお願いするとともに、妥当な議決に至りますことを念願いたしまして、私の開会のあいさつといたします。  町長。 ○町長(岡本信司君) 皆様、おはようございます。  第409回議会定例会の開会にあたり議員各位にご出席を賜り、厚く御礼申し上げますとともに、一言ごあいさつを申し上げます。  議員各位におかれましては、平素より本町行政の発展と住民福祉の向上にご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。  さて、猪名川町は、1月24日に大塚製薬株式会社との包括連携協定を締結いたしました。この協定は、猪名川町の高齢者施策や健康施策など保健福祉関連の取り組み等に大塚製薬株式会社様がご賛同いただき、町民の健康づくりにおいて、これまで取り組んできた経緯を基に今後も継続的に連携を深めていけるよう連携協定の締結に至ったものでございます。現在、食育の推進や熱中症対策セミナー健康セミナーなどの開催を検討しております。また、新型コロナウイルスオミクロン株による第6波が収まらず、感染拡大により、まん延防止等重点措置期間が延長されました。国を挙げて現在3回目のワクチン接種を実施しております。一日も早く普通の日常生活が戻るよう、3回目のワクチン接種に町民の皆様のご理解、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。  この後、令和4年度における私のまちづくりに取り組む所信を施政方針で申し述べますが、活力あるまちづくり、また身の丈に合ったまちづくりに向け、議員各位をはじめ住民の皆様のご理解とご協力を賜り、一緒になって推進してまいりたいと存じます。  本定例会には、承認1件、人事案件3件、当初予算7件、補正予算6件、条例制定1件、条例改正4件、町道認定1件、以上23件の議案審議を賜ることになっております。議員各位におかれましては、慎重にご審議をいただき、可決、承認を賜りますようお願い申し上げ、本定例会開会にあたりましてのごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。              ──────────────── ○議長(中島孝雄君) 会議に入るに先立ち、お願いを申し上げます。  このたびの新型コロナウイルス感染症の感染予防と拡大防止のため、説明、質疑及び答弁は簡潔、明瞭、的確に行い、時間短縮に取り組みたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。また、飛沫等を可能な限り抑えるためにも、マスク着用の取り組みを徹底し、大きな声での発言をお願いいたします。  なお、傍聴の皆様にあらかじめ申し上げます。傍聴人につきましては、猪名川町議会傍聴規則の規定により、傍聴人は傍聴席において写真等を撮影し、または録音等をしてはならない。また、傍聴席において発言すること、拍手その他の方法により公然と可否を表明すること、また、携帯電話の使用等は禁止されておりますので、ご留意願います。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元へ配付しているとおりでございますので、ご了承願います。  日程に入るに先立ち、ご報告いたします。  初めに、2月14日までに受理しました請願につきましては、請願文書表をお手元に配付しておりますので、ご了承を願います。  次に、閉会中の議員派遣に係ります議員派遣結果報告書をお手元に配付しておりますので、ご了承願います。  また、議会運営委員会の報告でございますが、今期定例会の運営について協議を願い、その概要を記載したものを既に配付しておりますので、ご了承願います。  次に、地方自治法第121条の規定に基づき、議会の審議に必要な説明のためその出席を求めましたのは、説明者席の町長以下11名でございます。  以上で報告を終わります。  これより本日の日程に入ります。              ──────────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(中島孝雄君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、猪名川町議会会議規則第126条の規定により、福井澄榮君、下坊辰雄君、南初男君を指名します。              ──────────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(中島孝雄君) 日程第2 会期の決定を議題とします。  お諮りします。  今期定例会の会期は、本日から3月25日までの32日間としたいと思います。  これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、会期は、本日から3月25日までの32日間と決しました。              ──────────────── ◎日程第3 町長施政方針 ○議長(中島孝雄君) 日程第3 町長施政方針の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) 本日、第409回猪名川町議会定例会に令和4年度当初予算案並びに関連諸議案を提案するに際し、私の町政に取り組む所信を申し述べ、議員各位をはじめ住民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
     私は、昨年8月に町長に就任して以来、住民が安心して暮らせるまちづくりを目指し、人、まち、暮らしを元気にという思いを常に心に持ち、町政運営を担わせていただいております。改めて住民の皆様の幸せのために全力を尽くすことをお誓い申し上げます。  新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、まずは住民の皆様の安全・安心の確保が最も優先して取り組む課題と考え、新型コロナウイルス対策に取り組んでまいりました。本年に入り、オミクロン株による新型コロナウイルスの感染が急拡大しており、予断を許さない状況であります。最前線で対応に当たっておられる医療従事者の皆様をはじめ、感染防止対策に尽力しておられる全ての皆様に心から敬意を表するとともに、深く感謝申し上げます。  コロナ禍において、私たちの生活には以前とは異なる様々な制約が求められ、これまでと同じような生活ができないことに不自由さを感じ、当たり前の日々がかけがえのないものだったと気づかされました。国から、感染拡大を予防するため三密回避などの新しい生活様式に取り組むよう呼びかけられております。住民及び事業者の皆様に、改めてご協力をお願いいたします。  一方、働き方や暮らし方に対する価値観に大きな変化も生じてきております。例えばテレワークやオンライン会議などにより、場所にとらわれずに働くことが可能となってきました。暮らしの場所の選択肢が広がり、地方移住に対しても関心が高まってきております。日本の人口減少が急速に進む中、とりわけ15歳以下の減少が著しく、少子高齢化が進行する一方で大都市圏への人口集中が続くという社会の構造的課題は、地方の疲弊及び活力の低下を加速させています。  本町では、令和2年度よりスタートした第六次猪名川町総合計画において、目標人口3万人としている中、本年1月1日現在の人口は3万8人と、1年間で1.6%減少しています。この人口減少を食い止め、持続可能なまちづくりを実現するためには、これまで以上に移住定住施策に注力する必要があります。本町は、大阪市内まで1時間足らずの都市近郊にありながら、豊かな自然環境を有しています。さらに、充実した子育て支援や教育環境など、移住を検討されている方にとっての魅力は十分に備わっていると確信しております。しかしながら、本町の知名度は決して高くはなく、これらの魅力を伝えるためにも本町の知名度を高めることが重要であり、新たなプロモーションとして、#猪名川町を知ってもらおう大作戦と銘打った取り組みを展開してまいります。  まずは、本町の転出入の動態の大半は大阪府、兵庫県など近郊の都市部であり、移住のターゲット層である子育て世代へ訴求できる広告媒体として、ファミリーレストランを活用した広告宣伝を大阪府エリアを中心に実施してまいります。  私は常々、若者の自由な発想による意見、提案も町政に反映させていきたいと考えており、関西大学との連携協定事業の中で学生から提案いただいた内容をヒントに、広報動画によるプロモーションに取り組みます。若者から子育て世代を中心に人気のあるYouTubeに着目し、参加型広報動画YouTubeコンテストINAGAWAを開催します。動画を制作する人も見る人も、このコンテストを通じて猪名川町を知り、興味を持っていただける機会を創出してまいります。  また、町職員一人一人が本町の広報パーソンであることを常に意識し、様々な媒体を通じた情報発信を行うことが重要であると考えております。本年度は全職員を対象とした新たな取り組みとして、新聞記者を講師に招いたプレスリリース研修を実施しました。報道機関への効果的な情報提供をテーマとした学びは、職員の意識向上の一助となっております。新年度においても同様の研修を継続していくことで、全職員が積極的かつ効果的なプロモーションを行えるように取り組んでまいります。  コロナ禍による多様な働き方、暮らし方の広がりは、本町にとってチャンスでもあります。都市近郊の自然豊かなまちの魅力を知っていただくためにも、猪名川町の知名度向上に向けた積極的な取り組みを進め、移住定住をはじめ観光促進や関係人口の増加につなげてまいります。  近年、全国各地で局所的な集中豪雨により、甚大な土砂災害などの被害が発生しております。地球規模での気候変動により、本町でもいつこのような災害が発生してもおかしくない状況にあります。自然災害の被害を最小限にとどめるため、本年度から導入作業を進めております箇所別土砂災害危険度予測システムについて、新年度には検証を行い、令和5年度からの本格運用を目指してまいります。また、災害時には、行政だけではなく地域の防災力が欠かすことのできないものであります。町全体の防災力向上を図るため、町の防災に関する基本理念を定める条例の策定に取り組み、より一層の安全・安心のまちづくりを進めてまいります。  中谷中学校と六瀬中学校は、ともに昭和22年4月に開校し、令和4年3月に75年の歴史に幕を閉じます。そして、両校を再編した清陵中学校が4月に開校いたします。グローバル化や情報化が進展する中で、社会環境の変化は加速度を増し、複雑で予測困難となってきております。子どもたち自らが様々な変化に対応しながら自分自身で考え、課題を解決していく力を身につけることが学校教育に求められています。新設校である清陵中学校を含め、町内全ての学校において、子どもたちに予測困難な社会を生き抜く力が育つことを目指して取り組んでまいります。  本町の財政運営については、人口減少や少子化、超高齢社会を迎える中、さらにコロナ禍が追い打ちをかけ、厳しい局面を迎えることとなります。限られた財源を有効に活用するためには、多様化する住民ニーズに対し行政が果たす役割は何かを検証し、事務事業の範囲を見直すなど、時代に即応した効率的な行政運営が重要であると考えております。  こうしたことから、道の駅いながわ機能拡大プロジェクトについては、平成28年3月に策定された町地域創生総合戦略重点プロジェクトに位置づけられ、議会での審議も重ねながら進められてまいりましたが、南田原地区への移転・拡充計画を中止とさせていただきます。そのため、現在中止に向けて必要な手続を進めているところでございます。これは、さきの町長選挙で私が住民の皆様から託された公約の実現でもあります。今後は、万善地区に存する道の駅いながわの改修及び南田原地区の町有地の利活用について検討を進めてまいります。地域の方々をはじめ関係機関の皆様に多大なるご協力を賜ったところでございますが、ご理解をいただきたいと存じます。  新型コロナウイルスとの闘いは、まだまだ先行きが不透明と言わざるを得ない状況でありますが、住民の皆様が安心して暮らせるまちづくりを目指して、職員一丸となり取り組んでまいります。一人でも多くの方が猪名川町の元気を実感できるよう、精いっぱい尽力いたします。  それでは、令和4年度の新規事業を中心に、施策、事業について説明いたします。  人生100年時代、超スマート社会に向けて、社会が大きな転換期を迎える中、生涯学習の重要性は高まっています。  社会教育については、リバグレス猪名川の継続実施など、住民の学習機会の確保に努めてまいります。図書館については、図書館システムを活用した貸出予約や蔵書検索など、利用者の利便性向上につなげてまいります。  文化財については、デジタル技術を活用した誰もが分かりやすい史跡解説に取り組んでまいります。また、多田銀銅山における金山彦神社の境内石積みの積み直し工事など、安全対策を実施してまいります。  芸術・文化活動については、猪名川町展やコンサート、ファミリーイベントなどの自主事業を実施することで、芸術文化に親しむことができる機会や場づくりに努めてまいります。  シティプロモーションについては、都市部のファミリーレストランでの広告などを利用して本町の知名度向上を図るとともに、町内の民泊施設やホテルを活用した居住支援補助金を創設し、移住支援事業に取り組んでまいります。  観光分野においては、コロナ禍におけるマイクロツーリズムや体験型観光などの需要の高まりから、本町は、都市近郊にありながらも豊かな自然を感じることができる絶好の観光スポットとして発展する可能性を持っています。大野アルプスランドについては、キャンプ場や天文台、山頂からの美しい眺め、満天の星など、本町の貴重な観光資源があります。天文台については、令和4年4月に20周年を迎えます。20年間で約12万人もの方々にご来場いただき、今後も本町自慢の美しい星空を町内外の多くの方々に知っていただくため、関係者の皆様とともに盛り上げてまいります。さらに、本年度策定の第二次観光振興基本計画に基づき、様々な関係者と連携しながら観光客が町内各所を周遊したくなるような仕掛けづくりや、各メディア、SNSなどを活用してまちの魅力を広く発信することで、観光を通じた地域の活性化につなげてまいります。  広報いながわについては、昭和31年の発刊以来、令和4年12月号で第1000号を迎えます。改めてまちの歴史を振り返り、懐かしさあふれる記念号を発行いたします。1001号からは広報いながわのデザインを全面リニューアルし、新たなスタイルでまちの歴史を刻み続けます。  ホームページについては、検索性の向上や内容の充実に努めてまいります。さらに、いなぼうネットやSNSなど多様なツールを駆使した積極的な情報発信に取り組んでまいります。  行政デジタル化については、国が自治体手続のオンライン化を推進していることから、マイナンバーカードを導入した転入転出手続に、住民、行政の双方の負担軽減が期待できるシステムの整備に着手します。また、地理情報システムを整備し、地図情報を庁内で共有することにより様々な行政課題に対応するとともに、インターネットを通じて住民及び事業者の皆様に活用いただけるよう公開してまいります。  参画と協働のまちづくりについては、昨年度立ち上げた地域活動団体登録制度を活用し、町内で活躍されている住民団体間におけるネットワーク化を図ってまいります。これらの団体がまちづくりに参画し協働いただけるよう、引き続きまちづくり大学を開催するなど、多様な学習機会を提供してまいります。また、参画と協働の取り組みをさらにステップアップさせるため、新たに住民提案型まちづくり事業補助金を創設し、住民団体が行う主体的なまちづくり事業を応援してまいります。団体が有する先駆性、専門性、積極性などをまちづくりに生かすことで、参画の促進と多様な担い手の育成につなげてまいります。将来にわたって住民生活に重大な影響を及ぼすと考えられる案件に対し、直接住民が投票でその意思を示し、その総意を議会や町の意思決定に反映させることができる常設型の住民投票条例の制定に向けて、調査、研究を進めてまいります。  人権については、インターネットの普及に伴い、その匿名性、情報発信の容易さから、インターネットを中心に誹謗中傷などが散見される状況にあり、人権意識の向上をさらに図る必要があります。そのため、人権推進基本計画に基づき、講演会などの開催や啓発冊子の配布などの人権教育や啓発活動を推進してまいります。また、新年度には、同和問題などの差別解消に向けた(仮称)部落差別解消条例の制定に向けて、関係団体をはじめ外部有識者などによる検討委員会を設置し、必要な検討を進めてまいります。  性的少数者(LGBTQ)に対する社会的理解への普及啓発として、阪神間7市1町で協定締結しましたパートナーシップ宣誓制度を活用するなど、性の多様性を認め合い、誰もが自分らしく暮らせるような共生社会に向けた取り組みを進めてまいります。  多文化共生については、国際化が進むことで外国人の生活支援はより重要となります。外国人相談窓口を開設するなど、在住外国人が住みやすい環境づくりに努めてまいります。  子育て支援については、共働き世帯の増加や就労形態の多様化、核家族化や晩婚化など子育てをめぐる環境が変化していることから、住民ニーズを的確に捉え、子育て環境の充実や心理的不安の解消に向けて民間事業者と連携し、取り組んでまいります。また、子育て世代包括支援センターでは、妊産婦及び乳幼児並びにその保護者を対象として、妊娠期から子育て期にわたり包括的な支援をしております。新年度からは要保護児童対策地域協議会を加え、子ども家庭総合支援拠点を設置し、地域の身近な相談窓口として、支援の必要な家庭の早期発見、虐待の未然防止、再発防止に向けてきめ細やかな支援を行ってまいります。  猪名川保育園については、スマホアプリなどを活用した保育園業務システムの導入によるICT環境の整備を行い、円滑な園運営を進めてまいります。また、コロナ禍における園と保護者のつながりを強化するため、行事の動画配信などを行ってまいります。  学校教育については、教育振興基本計画の基本理念「未来(あす)を描き 未来(あす)を拓く 猪名川の教育」に基づき、夢と志を持って予測困難な未来をたくましく生き抜く人間を育てるため、幼・小・中の縦の接続、関係機関などの横の連携による質の高い教育活動を推進してまいります。  学力向上については、いなぼう学力アッププランに基づき、授業力向上や学級づくりのための教員研修などを実施し、児童生徒が自ら学び自ら表現する活動を取り入れた授業改善に取り組んでまいります。また、児童生徒1人1台のタブレット端末をより効果的に活用してわかる授業を展開するため、本年度に引き続いて学校ICT強化推進事業として教員研修などを実施し、授業におけるICT機器の効果的な活用能力、指導力の向上を図ってまいります。  体づくりについては、体力アップインストラクターを小学校、幼稚園に派遣して体力向上を図るとともに、進んで運動に親しむ子どもの育成に取り組んでまいります。  いじめ問題への対応については、いじめの認知を積極的に行い、早期発見、早期対応を組織的に行うとともに、引き続き各学校で、いのちの授業を実施してまいります。  不登校対策については、福祉的視点による支援を行うため、チーム学校の一員として各学校・園にスクールソーシャルワーカーを派遣し、また、不登校が課題となっている中学校にスクールサポーターを派遣いたします。  特別支援教育については、インクルーシブ教育システム構築の理念に基づき、障がいのある子ども一人一人の障がいの程度や特性、教育的ニーズに応じた指導や支援の充実を図り、合理的配慮の提供を行ってまいります。  グローバル化に対応した教育については、小学校の外国語の全ての授業において引き続き外国語指導助手(ALT)を配置し、ネイティブの英語になれ親しむ機会を設けることで、英語でコミュニケーションを図ろうとする態度の育成に努めてまいります。また、幼稚園へも月1回程度の派遣を続けてまいります。  教職員の働き方改革については、学校における働き方改革基本方針に基づき業務改善を推進してまいります。  中学校の部活動については、猪名川町立中学校における部活動ガイドラインに基づき運営体制を整備するとともに、全中学校に部活動指導員を配置してまいります。  町立幼稚園については、令和3年度より一時預かり保育がスタートし、保護者のニーズも高く、多くの利用がございます。令和5年度からの2園体制、3年保育の実施に向けて必要な環境を整え、保育の質の向上と多様なニーズに対応してまいります。  学校修繕については、学校施設の長寿命化計画に基づき、猪名川小学校の外壁などの改修工事を実施いたします。また、老朽化した松尾台小学校の大規模改修に向けた実施設計や、白金小学校及び猪名川中学校の多目的ホール吊り天井の耐震改修に向けた実施設計を行ってまいります。令和4年4月開校の清陵中学校については、新設校で学ぶ子どもたちのよりよい教育環境をさらに整えてまいります。  学校給食については、食育の授業の一環として、地元生産者と児童の交流活動を通じて学校で野菜を育てる授業を行うなど、子どもたちにとって野菜をより身近なものとして感じてもらえる取り組みを実施するとともに、JAと連携を図りながら地場農産物の積極的な利用を行うなど、引き続き地産地消の取り組みを進めていきます。  地域福祉については、障がいのある人や高齢者が住みやすいように、自治会や民生委員・児童委員、福祉委員をはじめ関係団体と連携し、支援を行ってまいります。生活困窮者への支援の一環として、生理用品の配布を引き続き実施いたします。  高齢者支援については、いきいきと暮らせる健康長寿のまちづくりを進めるため、高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画に基づき、地域包括ケアシステムの構築に向け取り組んでまいります。また、介護予防事業についても、いわゆるコロナフレイルの防止を念頭に置き、引き続き取り組んでまいります。また、SOSネットワーク登録事業所をはじめ、昨年3月に包括連携協定を締結しました日本郵便株式会社などとともに見守りを強化し、認知症になっても住み慣れた地域で住み続けることのできる体制づくりを進めてまいります。外出支援については、70歳以上の方を対象に、hanicaグランドパスの購入助成制度について引き続き実施してまいります。  障がい者(児)支援については、障がいのある人やその家族の多様なニーズに対応できるよう障がい者(児)相談支援体制の強化を図るとともに、必要な障がい福祉サービスの充実、確保に努めてまいります。  新年度より手話言語条例を施行いたします。ろう者を含む聴覚に障がいのある人の情報保障に努めるとともに、障がいがあっても暮らしやすいまちづくりを進めてまいります。  健康づくりについては、特定健診や各種がん検診などの受診勧奨に努めるとともに、健診結果に基づく特定保健指導などの実施率の向上を目指してまいります。また、子宮頸がんワクチン接種については、国が令和3年11月に積極的勧奨の再開を決めたことから、本町においても接種勧奨に努めてまいります。さらに、健康教室の開催などの健康増進指導やフォロー態勢の充実を図ってまいります。いながわ100万歩チャレンジ!事業については、スポーツセンター指定管理者と連携を強化する中で、より多くの方に参加いただける取り組みを展開し、運動習慣の獲得を進めてまいります。  夜間・休日診療体制については、内科、歯科及び眼科、耳鼻科の休日診療に加え、小児科では、夜間・休日の急病診療を広域連携により引き続き実施してまいります。さらに、病気やけが、育児、介護の不安などについても、医師、看護師などの専門職が24時間365日、無料で電話相談に応じるいながわ健康・医療相談ほっとライン24を引き続き実施してまいります。  国民健康保険事業については、兵庫県と協力して財政運営の安定化、広域化の推進に取り組んでまいります。また、本町における今後の国民健康保険税率について国民健康保険運営協議会に諮問し、将来を見据えた適正な税率について検討してまいります。  環境保全については、温室効果ガス排出量の削減に資する再生可能エネルギーの普及を目的に、阪神間広域の自治体と連携し、住宅用太陽光発電設備及び蓄電池設備の共同購入支援事業に取り組んでまいります。  ごみ処理については、直営及び委託で行っている現在の家庭ごみ収集の体制を見直し、令和5年度からの直営部分の一部委託化に向け必要な事務手続を開始するとともに、ごみ収集車両1台を更新します。また、高齢化や生活様式の多様化により、ごみ出しやごみ当番の負担が昨今の課題となっていることから、負担軽減策について地域の実情に合ったものとなるよう、住民の声を聞きながら引き続き検討してまいります。  空き家対策については、本年度に改訂の空家等対策計画に基づき、空き家バンク制度を拡充してまいります。新たに全国版空き家バンクを活用し、空き家バンクへの登録・利用啓発を推進することで空き家等の流通活用を図ってまいります。また、新たな危険空き家などの発生を未然に防止するため、NPO法人兵庫空き家相談センターと連携し、講演会や相談会を実施してまいります。  町道や橋梁については、各計画に基づき修繕工事を実施し、安全性の向上を図ってまいります。  公園については、照明灯の経年劣化が進んでいることから、電気使用量やCO2排出量が少ないLED灯に更新してまいります。  上水道事業については、北部地域の老朽化した施設の更新に伴う統廃合により耐震化を図るとともに、安全で安心した飲料水の供給を確保してまいります。  また、下水道事業については、老朽化した汚水管路の調査などを実施し、下水道施設の長寿命化を図ってまいります。  近年の上下水道事業を取り巻く状況は、人口減少による収益の悪化や施設の老朽化など課題は多岐にわたり、経営環境はますます厳しくなってきております。このような中、経営の効率化の努力を重ねつつ、収支の不均衡を改善し、事業経営の健全化に取り組んでまいります。  農業については、本町の基幹産業である農業の活性化を図るため、農地バンク制度や荒廃農地の再生に対する補助金などを活用し、農地の集積と耕作放棄地の拡大防止に努めてまいります。また、昨今、高齢化や後継者不足により管理が行き届かない農業用施設が増加する中、施設の修繕には多額の費用が伴うことから放置され、結果として荒廃農地が増加する要因となっております。そのため、国、県の補助対象とならない施設の修繕、更新に係る費用の一部について町単独で補助する制度を新たに創設し、農家支援に努めてまいります。  里山再生については、森林所有者の高齢化などの担い手不足により荒廃化が進んでいることから、里山環境の保全に向けて、まきやシイタケ原木の買取り、まきストーブやペレットストーブの購入助成などに引き続き取り組んでまいります。  企業立地については、産業拠点地区におけるプロロジス猪名川プロジェクトが昨年11月に完成し、新たなまち開きを迎えました。本プロジェクトでは既に多くの雇用が創出されており、今後さらに町内雇用が促進されるよう進出企業に対し支援するとともに、定住人口の増加につなげてまいります。  起業・創業支援については、起業家などが利用するコワーキングスペースを設置する事業者へ兵庫県と協調補助を行い、低コストで創業できる環境づくりを支援してまいります。  また、町商工会が実施する消費者動向調査などを支援し、ウィズコロナにおける町内事業者の活性化につなげてまいります。  防災については、避難行動要支援者の受皿となる地域支援団体の設立を促進するとともに、個別支援計画の策定を支援してまいります。土砂災害特別警戒区域、いわゆるレッドゾーンの指定を受けた地域の安全対策工事については、治山事業として杤原地区を、急傾斜地崩壊対策事業として鎌倉地区、猪渕地区などにおいて対策工事が進むよう、兵庫県と調整を行ってまいります。  また、ため池については、大規模地震や集中豪雨による堤体の決壊など下流域への被災が懸念されていることから、点検結果に基づき計画的に改修工事などを着実に進め、災害の未然防止に努めてまいります。  住宅の耐震化については、引き続き所有者の負担なしで簡易耐震診断を実施するとともに、住宅耐震化緊急促進アクションプログラムに基づき、災害に強いまちづくりを推進してまいります。  消防体制については、消防車両の更新に併せて災害時の情報収集や捜索活動に活用するため、小型無人機(ドローン)を導入してまいります。また、新たな高機能消防指令システムの稼働により消防通信指令体制を強化し、多種多様な災害に迅速かつ適切に対応してまいります。  新型コロナウイルス感染症対策については、住民の利便性、商業施設の活用などを考慮し、日生中央サピエを集団接種会場としてワクチンの3回目接種を実施しております。引き続き安全かつ安心して接種できるよう、医師会、薬剤師会などと連携を図りながら実施してまいります。  交通安全については、交通事故ゼロを目指して、横断歩道上における歩行者優先意識の啓発に努めてまいります。また、信号機のない横断歩道での安全をサポートするため、横断者注意喚起灯を試行的に設置し、その効果について検証してまいります。  公共交通については、路線バス及びふれあいバスの路線やチョイソコいながわによる新たな交通システムの再編、そのほか公共交通利用促進策などの個別交通施策を示した公共交通実施計画を策定してまいります。また、チョイソコいながわについては、新年度からネッツトヨタ神戸株式会社が事業主体となり、これまでの実証実験の検証を踏まえ、本格運行という新たなステージに移行いたします。町内交通事業者や様々な関係機関にご協力をいただきながら、引き続き官民連携事業として支援してまいります。  行政運営については、働き方改革を進めるためオンライン会議や在宅勤務などを積極的に推進するとともに、労働時間のさらなる抑制を図り、職員の心身の健康を維持することでワーク・ライフ・バランスの実現に努めてまいります。  また、文書のペーパーレス化と保存場所の省スペース化を図るとともに、行政文書の適正な管理を推進するため、令和5年度を目途に文書管理システムを導入してまいります。  ますます多様化、高度化する住民ニーズに対応するためには、職員一人一人が課題に向き合い、速やかに解決する力が求められています。そのため、一人でも多くの職員が専門的知識や解決策を学べるよう、職員研修の強化、充実を図ってまいります。  町税については、適正な課税、徴税を行い、税収の確保を図ってまいります。また、スマートフォンを活用した決済サービスに加え、eLTAXを通じた電子納付の対象税目、納付手段の拡大など、納税環境の整備に努めてまいります。  地籍調査については、新年度に現地調査を終え、令和6年度に全ての地区で更正登記が完了することとなります。その後は固定資産税算出の基礎資料などに活用してまいります。  今後の町財政については、超高齢社会の進展に伴う社会保障費のさらなる増加や老朽化した公共施設の大規模修繕が集中することから、財政運営は大きな転換期を迎えることとなります。このような状況を鑑みると、持続可能な財政運営には様々な視点による抜本的な施策の見直しが必要であります。そのため、新年度より事務事業の全庁的な見直しに着手するとともに、町財政に大きな影響を与える公共施設の適正な在り方について検討してまいります。  以上、述べました基本方針を基に編成いたしました新年度予算は、一般会計110億9,800万円、特別会計67億7,659万4,000円、企業会計29億1,985万9,000円、総額207億9,445万3,000円であります。これら予算の執行にあたりましては、より一層の住民福祉の向上とまちの発展に向け真摯に町政に取り組み、住民の皆様の負託に応えてまいります。  議員各位並びに住民の皆様のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げますとともに、新年度予算案並びに関連諸議案にご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中島孝雄君) 町長施政方針の説明は終わりました。  町長施政方針に対する代表質問は3月2日に行いますので、ご了承願います。  ただいまから11時5分まで休憩いたします。                 午前10時48分 休憩                 午前11時05分 再開 ○議長(中島孝雄君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。              ──────────────── ◎日程第4 承認第1号 ○議長(中島孝雄君) 日程第4 承認第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題とします。  専決処分に対する説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) それでは、議事を進めるにあたり、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より説明は簡潔明瞭に行い時間短縮に努めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  ただいま議題となりました承認第1号の専決処分の承認を求めることについてご説明を申し上げます。これは地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求めるものでございます。  承認第1号の専決処分ですが、これは令和3年度猪名川町一般会計補正予算として歳入歳出にそれぞれ5億5,373万9,000円を追加して、予算の総額を歳入歳出それぞれ122億4,363万9,000円とするものでございます。  詳細につきましては企画総務部長に説明をさせますので、よろしくご審議をいただきご承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中島孝雄君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(森 昌弘君) それでは、承認第1号 専決処分の承認を求めることについて説明をさせていただきます。  令和3年12月20日付で可決、成立しました国の補正予算に伴い、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、その影響により特に厳しい状況にある住民税非課税世帯等に対し1世帯当たりにつき臨時特別給付金10万円を給付するため、また、令和3年12月1日付一般会計補正予算(第4号)の専決処分において予算を編成した子育て世帯臨時特別給付金について、国の方針転換を受け、児童1人当たり10万円相当の給付のうち残りの5万円分につきましても現金給付として、既に給付決定しました5万円と合わせて年内に支給するため、一般会計補正予算(第6号)を編成し、令和3年12月21日に専決処分したことについて承認をいただくものでございます。  それでは、令和3年度一般会計補正予算(第6号)についてご説明をさせていただきます。補正予算書の1ページをお願いいたします。補正予算(第6号)は、5億5,373万9,000円を増額し、補正後の予算額を122億4,363万9,000円とするものでございます。  歳入歳出予算の内容につきまして、事項別明細により説明をいたします。14、15ページをお願いいたします。歳入でございます。15款2項2目民生費国庫補助金、補正額5億5,373万9,000円のうち、1節社会福祉費補助金、補正額3億2,000万円は、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の給付に係る費用として、歳出の給付額と同額で住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業費補助金を3億1,000万円、給付に係る事務費として住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事務費補助金1,000万円を予算化するものでございます。2節児童福祉費補助金、補正額2億3,373万9,000円も同様に、子育て世帯臨時特別給付金の給付に係る費用として、歳出の給付額と同額で子育て世帯臨時特別給付金事業費補助金を2億3,350万円、給付に係る事務費として子育て世帯臨時特別給付金事務費補助金23万9,000円を予算化したものでございます。  16、17ページをお願いいたします。歳出でございます。3款民生費、1項1目社会福祉総務費、補正額3億2,000万円は、説明欄、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金事業費で、給付金及び給付に係る事務費を予算化しておるものでございます。内訳の主なものといたしまして、11節役務費268万3,000円は、当該給付金の制度案内や給付の決定通知等を送付する郵送料及び給付に係る口座振込手数料等を予算化したものでございます。12節委託料556万7,000円は、当該給付金の給付に必要なシステム改修費等を予算化したものでございます。18節負担金、補助及び交付金3億1,000万円は、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金で、給付対象として現在のところ3,100世帯を見込んでおるものでございます。
     続きまして、2項1目児童福祉総務費、補正額2億3,373万9,000円は、説明欄、子育て世帯臨時特別給付金事業費で、先ほどと同様に給付金及び給付に係る事務費を予算化したものでございます。内訳の主なものといたしまして、11節役務費20万3,000円は、国の方針転換を受け、児童1人当たり10万円相当の給付のうち残り5万円につきましても現金給付とすることとなった案内を対象世帯に送付する郵送料を予算化したものでございます。18節負担金、補助及び交付金2億3,350万円は子育て世帯臨時特別給付金で、18歳以下の給付対象者は4,670人を見込んだものでございます。  以上が専決の補正予算(第6号)の説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(中島孝雄君) 説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、質疑は終結いたします。  これより承認第1号の討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、討論は終結します。  これより承認第1号を採決します。  お諮りします。  本件は、承認することにご異議はありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、承認第1号 専決処分の承認を求めることについては、承認することに決しました。              ──────────────── ◎日程第5 議案第1号 ○議長(中島孝雄君) 日程第5 議案第1号 猪名川町農業委員会委員の選任についてを議題とします。  地方自治法第117条の規定により、末松早苗議員の退場を求めます。                  (末松議員 退場) ○議長(中島孝雄君) 提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました議案第1号 農業委員会委員の選任についての提案理由をご説明申し上げます。  これは、猪名川町農業委員会委員の任期が令和4年3月31日をもって満了となるため、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により同意を求めるものでございます。  参考資料として経歴等を添付いたしておりますので、ご照覧をいただき、ご同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(中島孝雄君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、質疑は終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、討論は終結します。  これより議案第1号を採決します。  お諮りします。  本案は、これに同意することにご異議はありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、議案第1号 猪名川町農業委員会委員の選任については、同意することに決しました。  末松早苗議員の除斥を解きます。                  (末松議員 入場)              ──────────────── ◎日程第6 議案第2号 ○議長(中島孝雄君) 日程第6 議案第2号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました議案第2号 人権擁護委員候補者の推薦について、提案理由をご説明申し上げます。  人権擁護委員でございます肥爪啓子氏が令和4年6月30日をもって任期満了となるため、引き続き肥爪啓子氏を人権擁護委員候補者として推薦することについて、議会の意見を求めるものでございます。  参考資料として経歴等を添付いたしておりますので、ご照覧をいただき、ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(中島孝雄君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、質疑は終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、討論は終結します。  これより議案第2号を採決します。  お諮りします。  本案は、これに同意することにご異議はありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、議案第2号 人権擁護委員候補者の推薦については、同意することに決しました。              ──────────────── ◎日程第7 議案第3号 ○議長(中島孝雄君) 日程第7 議案第3号 人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました議案第3号 人権擁護委員候補者の推薦について、提案理由をご説明申し上げます。  人権擁護委員でございます安井茂氏が令和4年6月30日をもって任期満了となるため、引き続き安井茂氏を人権擁護委員候補者として推薦することについて、議会の意見を求めるものでございます。  参考資料として経歴等を添付いたしておりますので、ご照覧をいただき、ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(中島孝雄君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、質疑は終結します。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、討論は終結します。  これより議案第3号を採決します。  お諮りします。  本案は、これに同意することにご異議はありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、議案第3号 人権擁護委員候補者の推薦については、同意することに決しました。              ──────────────── ◎日程第8 議案第4号〜議案第10号
    ○議長(中島孝雄君) 日程第8 議案第4号 令和4年度猪名川町一般会計予算、議案第5号 令和4年度猪名川町国民健康保険特別会計予算、議案第6号 令和4年度猪名川町介護保険特別会計予算、議案第7号 令和4年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算、議案第8号 令和4年度猪名川町奨学金特別会計予算、議案第9号 令和4年度猪名川町水道事業会計予算、議案第10号 令和4年度猪名川町下水道事業会計予算、以上7議案を一括して議題とします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました7議案のうち5議案につきまして、順次提案理由のご説明を申し上げます。  まず、議案第4号 令和4年度猪名川町一般会計予算について説明を申し上げます。  総額は歳入歳出それぞれ110億9,800万円で、前年度と比較して3.5%、額にして3億7,300万円の増額となっています。主には、歳入では町税、地方譲与税及び各種交付金は、新型コロナウイルス感染症の影響下ではありますが、新しい生活様式などによる一定の消費や、業績が落ち込んだ企業の回復を見込み、増額いたしました。国庫支出金では、児童福祉費負担金や地方創生臨時交付金などが増額となっております。歳出では、新規事業や事業内容の拡充、施設修繕、橋梁修繕などにより、今年度予算額は増額となっております。そのほか主な施策や事業、財政状況などについては、別途提出いたしました予算の概要に記載しておりますので、ご照覧をいただきたいと存じます。  続きまして、議案第5号 令和4年度猪名川町国民健康保険特別会計予算について説明を申し上げます。  総額は歳入歳出それぞれ33億4,869万4,000円で、前年度と比較して1.8%の増、額にして6,047万2,000円の増額となっています。主には、前年度と比較して、歳入では国民健康保険税や繰入金で減額しておりますが、県支出金では8,369万円の増額となっており、歳出では総務費、国民健康保険事業費納付金、保健事業費などで減額となっていますが、保険給付費で8,088万7,000円の増額となっています。  続きまして、議案第6号 令和4年度猪名川町介護保険特別会計予算について説明を申し上げます。  総額は歳入歳出それぞれ24億8,680万8,000円で、前年度と比較して1.3%の増、額にして3,306万1,000円の増額となっています。主には、前年度と比較して、歳入では介護保険料で856万1,000円、国庫支出金で647万3,000円増額となっており、歳出では保険給付費で3,369万2,000円の増額となっています。  続きまして、議案第7号 令和4年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算についてご説明を申し上げます。  総額は歳入歳出それぞれ9億1,472万5,000円で、前年度と比較して6.8%の増、額にして5,853万4,000円の増額となっています。主には、前年度と比較して、歳入では後期高齢者医療保険料で2,114万円、繰入金で3,739万4,000円の増額となっており、歳出では後期高齢者医療広域連合納付金が5,627万6,000円の増額となっております。  続きまして、議案第8号 令和4年度猪名川町奨学金特別会計予算についてご説明を申し上げます。  総額は歳入歳出それぞれ2,636万7,000円で、前年度と比較して16.0%の減、額にして501万8,000円の減額となっています。  次の議案第9号及び第10号につきましては、まちづくり部長に説明させますので、ご審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(中島孝雄君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(真田保典君) 議案第9号 令和4年度猪名川町水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。  黄色い冊子の予算書3ページをお開きいただきたいと思います。第2条、業務につきましては、給水戸数1万2,272戸、年間配水量322万9,949立方メートルを予定してございます。第3条の水道事業の経営活動により発生する収益的収支予算、収入総額6億6,619万2,000円、支出総額8億7,594万6,000円、第4条の施設の整備拡充を図る資本的収支予算、4ページをお開きください。収入総額3億200万3,000円、支出総額3億300万4,000円、第5条、債務負担行為では、水道ビジョン策定業務、経営戦略及びアセットマネジメント計画見直し業務といたしまして、令和4年から5年度までの期間に限度額1,800万円等を計上してございます。  続きまして、議案第10号 令和4年度猪名川町下水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。  予算書の59ページをお開きいただきたいと思います。第2条、業務につきましては、水洗化人口2万8,727人、年間排水量307万5,738立方メートルを予定してございます。第3条、下水道事業の経営活動により発生する収益的収支予算、収入総額11億3,010万7,000円、支出総額12億2,674万3,000円、60ページをお開きください。第4条、施設の整備拡充を図る資本的収支予算、収入総額4億2,450万2,000円、支出総額5億1,416万6,000円等を計上してございます。  以上、議案第9号、議案第10号の説明とさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中島孝雄君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、質疑は終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっています議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第9号、議案第10号、以上7議案は、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託したいと思います。  これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、議案第9号、議案第10号、以上7議案は、それぞれの所管の常任委員会に審査を付託することに決しました。              ──────────────── ◎日程第9 議案第17号〜議案第19号、議案第22号 ○議長(中島孝雄君) 日程第9 議案第17号 猪名川町公害防止条例の制定について、議案第18号 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第19号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、議案第22号 町道路線の変更について、以上4議案を一括して議題とします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました4議案につきまして、順次提案理由のご説明を申し上げます。  まず、議案第17号 猪名川町公害防止条例の制定についてご説明を申し上げます。  これは、条例の対象となる施設やその対応を明確に規定することで、事業活動に伴って発生する公害から生活環境への悪影響を未然に防止するため、本条例を制定するものでございます。  続きまして、議案第18号 会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正についてご説明を申し上げます。  これは、コロナ克服・新時代開拓のための経済対策により、保育、幼児教育など、新型コロナウイルス感染症への対応と少子高齢化への対応が重なる最前線において働く者の処遇改善を行うため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第19号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてご説明を申し上げます。これは、令和3年8月10日に人事院が行った国家公務員に係る妊娠・出産・育児等と仕事の両立支援のために講じる措置に即し、非常勤職員に係る育児休業の取得要件の緩和及び育児休業を取得しやすい勤務環境の整備に関する措置等を講じるため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第22号 町道路線の認定について、提案理由のご説明を申し上げます。  これは、清陵中学校開校に向けた施設整備により、紫合地内の町道路線について変更するものでございます。  以上、ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(中島孝雄君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、質疑は終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第22号、以上4議案は、総務建設常任委員会に審査を付託したいと思います。  これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第22号、以上4議案は、総務建設常任委員会に審査を付託することに決しました。              ──────────────── ◎日程第10 議案第20号、議案第21号 ○議長(中島孝雄君) 日程第10 議案第20号 猪名川町保健センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第21号 猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、以上2議案を一括して議題とします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました議案第20号、第21号の2議案につきまして、順次提案理由のご説明を申し上げます。  まず、議案第20号 猪名川町保健センターの設置及び管理に関する条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。  これは令和4年度から、がん検診のうち胃がん検診に胃内視鏡検査を加え、現在実施していない基本健診を削るため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第21号 猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、提案理由のご説明を申し上げます。  これは、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律が施行されることに伴い、株式会社日本政策金融公庫及び沖縄振興開発金融公庫が行う年金等を担保とした貸付事業が廃止されることから、本条例の一部を改正するものでございます。  以上、ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(中島孝雄君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、質疑は終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっています議案第20号、議案第21号、以上2議案は、生活文教常任委員会に審査を付託したいと思います。  これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、議案第20号、議案第21号、以上2議案は、生活文教常任委員会に審査を付託することに決しました。              ──────────────── ◎日程第11 議案第11号〜議案第16号 ○議長(中島孝雄君) 日程第11 議案第11号 令和3年度猪名川町一般会計補正予算(第7号)、議案第12号 令和3年度猪名川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第13号 令和3年度猪名川町介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第14号 令和3年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)、議案第15号 令和3年度猪名川町奨学金特別会計補正予算(第1号)、議案第16号 令和3年度猪名川町下水道事業会計補正予算(第1号)、以上6議案を一括して議題とします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました議案第11号から第16号までの6議案につきまして、順次ご説明を申し上げます。  まず、議案第11号 令和3年度猪名川町一般会計補正予算(第7号)についてご説明を申し上げます。  歳入歳出にそれぞれ5億7,205万2,000円を追加し、総額を歳入歳出128億1,569万1,000円とするものでございます。歳入の主なものといたしまして、地方消費税交付金、地方交付税、国庫支出金、寄附金などの増額、歳出の主な増額としては、財政調整基金への積立てなど総務費の総務管理費で4億1,947万円、教育費の小学校費で2億2,514万6,000円、諸支出金のまちづくり基金への積立金1億2,688万円となっています。そのほか事業執行に係る入札残などの決算見込額を予算調整、減額するものでございます。  続きまして、議案第12号 令和3年度猪名川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明を申し上げます。  歳入歳出にそれぞれ2億976万2,000円を追加し、総額を歳入歳出35億9万5,000円とするものでございます。歳入の主なものといたしまして、県支出金、繰入金などの増額、歳出の主な増額としては、保険給付費での一般被保険者療養給付費として1億5,737万円、高額療養費での一般被保険者高額療養費1,400万円、諸支出金での償還金1,675万1,000円、財政調整基金費2,292万1,000円となっています。  続きまして、議案第13号 令和3年度猪名川町介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第14号 令和3年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)、議案第15号 令和3年度猪名川町奨学金特別会計補正予算(第1号)につきましては、いずれも主に決算見込額を調整するものとなっております。  次の議案第16号につきましては、まちづくり部長に説明をさせますので、ご審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(中島孝雄君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(真田保典君) 議案第16号 令和3年度猪名川町下水道事業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  議案書1ページをお開きいただきたいと思います。第2条で令和3年度下水道事業会計予算第3条の収益的収入では、支出で300万6,000円を増額し12億168万4,000円にするもので、納税予定額に応じた消費税相当分を予算措置することや、減免などによる損失分を特別損失として差額分のみを増額するものでございます。
     次に、第3条では、下水道事業会計予算第4条の資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額1億992万2,000円を、132万6,000円を減じ1億859万6,000円に改めるものでございます。主には資本的収入で964万1,000円を増額するもので、企業債では、新型コロナ感染症の緊急経済対策として流域下水道事業の整備内容の見直しによりまして負担金に対応するため890万円の増額や、工事負担金では決算見込額により74万1,000円を増額するものでございます。資本的支出では、建設改良費で流域負担金といたしまして831万5,000円を増額するものでございます。  次に、第4条では、下水道事業会計予算第6条の企業債の限度額のみの補正で、2,350万円から3,240万円に890万円を増額するものでございます。  以上、説明とさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中島孝雄君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) それでは、質疑は終結します。  お諮りします。  ただいま議題となっています議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第14号、議案第15号、議案第16号、以上6議案は、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託したいと思います。  これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第14号、議案第15号、議案第16号、以上6議案は、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託することに決しました。              ──────────────── ○議長(中島孝雄君) 以上で本日の日程は全て終了しました。  お諮りします。  明23日から3月1日の間は、議事の都合により休会としたいと思います。  これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(中島孝雄君) 異議なしと認めます。  よって、さよう決しました。  次の本会議は、3月2日午前10時から再開します。  本日は、これをもって散会いたします。                 午前11時44分 散会...