猪名川町議会 2013-10-16
平成25年生活建設常任委員会(10月16日)
委 員 安 井 和 広
議 長 西 谷 八郎治
〇欠席委員
な し
〇説明のため委員会に出席した者
町長 福 田 長 治 副町長 宮 脇 修
会計管理者兼会計課長
古 東 明 子 企画部長 松 原 弘 和
企画財政課長 曽 野 光 司
企画財政課主幹 小 山 泰 司
税務課長 平 瀬 正 夫 税務課主幹 藤 原 敏 行
税務課副主幹 橋 本 健 地域振興部長 橋 本 佳 之
産業観光課長 飯 田 勝 美
産業観光課主幹 大 嶋 武
生活部長 中 田 隆 男
住民保険課長 渡 瀬 治
住民保険課主幹 井 上 峯 子 住民保険課副主幹 藤 本 英 樹
福祉課長 福 井 和 夫 福祉課主幹 桑 田 礼 子
まちづくり部長 東 田 誠
建設営繕課長 佐々木 規 文
建設営繕課主幹 薮 内 勝 美
建設営繕課主幹 塚 原 高 史
都市環境課長 中 元 進
都市環境課主幹 宮 田 勝
新
名神高速道路対策室長
河 井 宏 明
上下水道課長 津 野 稔
上下水道課主幹 中 元 一 哉
上下水道課主幹 倉 成 功
〇職務のため委員会に出席した事務局職員
事務局長 柳 谷 勝 則 課長 山 中 清 治
副主幹 福 田 隆
午前10時00分 開会
○石井委員長 おはようございます。
昨日に続き、
生活建設常任委員会を開会いたします。
本日の議事日程は、お手元にお配りしている日程表のとおりです。
次に、
まちづくり部所管部分のうち、
歳入関係部分についての説明を求めます。
○
東田まちづくり部長 おはようございます。
それでは、平成24年度猪名川町
一般会計歳入歳出決算事項別明細書に基づきまして、
まちづくり部所管の歳入につきましてご説明をさせていただきます。
事項別明細書22、23ページから続いております。24、25ページをお開き願います。11款1項1目1節
交通安全対策特別交付金の収入済額488万4,000円は、交通反則金から割り当てられた特別交付金でございます。
続きまして、26、27ページをお開き願います。13款使用料及び手数料、1項5目土木使用料、収入済額8,214万3,628円でございます。1節住宅使用料の収入済額993万円は町営住宅32戸の家賃収入でございます。2節道路使用料の収入済額6,902万7,784円は、関電柱、大阪ガス管、NTT柱等の道路占用料でございます。昨年より増額収入となっておりますのは、
占用料金改正により増額となったものでございます。3節公園使用料の収入済額217万1,544円は、関電柱、NTT柱、
ケイ・オプティコム等の公園緑地等での占用料でございます。これも、2節道路使用料等同様、占用料金の改正により昨年より増額となっております。4節
駐車場使用料の収入済額101万4,300円は、
町営住宅住民20台分の駐車場としての使用料でございます。
続きまして、2項手数料でございます。28、29ページをお開き願います。4目土木手数料、収入済額34万6,900円でございます。1節
都市計画手数料の収入済額34万6,300円は屋外広告物の申請手数料でございます。2節
土木管理手数料の収入済額600円は町営住宅の
駐車場証明手数料300円と道路の
幅員証明手数料300円でございます。
続きまして、30、31ページをお開き願います。14
款国庫支出金、2項3目
土木費国庫補助金、収入済額2,902万7,177円でございます。内訳につきましては、1節
道路橋りょう費補助金の収入済額2,901万4,177円は、平成23年度繰り越し分の
阿古谷民田線道路防災事業の設計料と防災工事費と現年分の
阿古谷民田線道路防災事業の用地測量費と防災工事費及び橋梁の点検、計画策定に要する委託料と
トンガリ橋補修工事に対する交付金でございます。2節
都市計画費補助金の収入済額1万3,000円は、わが家の耐震診断1件分の補助金でございます。
38、39ページをお開き願います。15款県支出金、2項4目
農林水産業費県補助金、1節
農業費補助金、収入済額2,792万5,036円のうち、備考欄4行目に
地籍調査事業費補助金1,635万円は、猪名川荘苑、槻並、万善、木津、木津東山地区で実施いたしました
地籍調査事業に対する補助金でございます。
続きまして、40、41ページをお開き願います。6目
土木費県補助金、1節
都市計画費補助金、収入済額30万2,000円でございます。備考欄の
土地利用規制等対策費交付金29万6,000円は、国土法に基づく土地取引の届け出に対する受理事務、平成21年から平成23年受理件数の平均78件分の交付金でございます。下段、
簡易耐震診断推進事業補助金6,000円につきましては、わが家の耐震診断1件分の県補助金でございます。
続きまして、42、43ページをお開き願います。3項委託金、4目土木委託金、収入済額109万4,788円でございます。1節
土木管理費委託金の収入済額84万4,788円は、県事業の用地取得に対する事務委託金でございます。
44、45ページをお開き願います。2節
都市計画費委託金の収入済額25万円は、5年前に行います
都市計画基礎調査の委託金でございます。
16款財産収入、1項1目
財産貸し付け収入、1節
土地建物貸し付け収入、収入済額911万9,993円、備考欄上段、
普通財産貸し付け収入522万2,993円のうち月額25万円の2カ月分、計50万円が
再生可能エネルギー特別措置法の
成立固定買い取り制度の開始、また町有地の有効活用もあわせて
メガソーラー設置運営事業を行うこととして、
メガソーラーの設置運営を行う事業者を募集し、猪名川町つつじが丘の町有地約1万平方メートルを
メガソーラー設置運営事業者に貸し付けることとなり、
メガソーラーが設置開始された2カ月分の
貸し付け収入でございます。
17款給付金、1項1目1節一般寄附金、収入済額2,681万7,000円のうち2,507万7,000円が開発関連分でございます。内訳といたしまして、4件分の開発負担金2,329万5,000円と開発に伴う3件分の
公園整備協力金178万2,000円でございます。
続きまして、48、49ページをお開き願います。20款諸収入、4項雑入、4目2節雑入の収入済額1億2,665万4,636円ございます。
50、51ページをお開き願います。このうち、
まちづくり部所管分を説明させていただきます。備考欄下から9行目、
CATV使用料24万4,500円のうち18万8,500円が町営住宅32戸分の
CATV使用料でございます。その下段、管内図売り払い収入として10万7,500円ございます。
52、53ページをお開き願います。備考欄最上段に、
民間確認申請手数料26万400円は98件分の手数料でございます。備考欄中ほどやや下側に記載しておりますけれども、
簡易耐震診断推進事業費負担金3,000円は、
簡易耐震診断1件分の個人負担金でございます。その3行下に、
送電線路近接樹木伐採補償料42万7,947円につきましては、
関西電力株式会社より高圧電線下の町有緑地の樹木等の伐採補償料として歳入したものでございます。
続きまして、54、55ページをお開き願います。備考欄上から5行目に、
県民まちなみ緑化事業受託金として2,000円の収入がございます。中谷中学校、中庭の芝生化事業1件分の申請手数料でございます。その6行下の、
公園遊具修繕弁償金47万2,500円につきましては、
つつじが丘向山公園遊具放火事件、加害者に損害賠償請求し、歳入したものでございます。
続きまして、21款町債、1項2目土木債、1節
道路橋りょう費、収入済額1,820万円ございます。備考欄、
公共事業等債、1,510万円は
橋梁長寿命化修繕計画に基づきまして実施いたしました
トンガリ橋長寿命化修繕工事費に対する地方債の借り入れと次の緊急防災・減災事業債310万円は、平成23年度繰り越し分の
町道阿古谷民田線の道路防災の設計委託料と工事費に対する地方債の借り入れでございます。
以上、簡単ではございますけれども、歳入の説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○石井委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石井委員長 それでは、
まちづくり部所管部分のうち、
歳入関係部分についての質疑は終結いたします。
担当職員の入れかえをお願いします。
次に、
まちづくり部上下水道課の
歳出関係部分についての説明を求めます。
○
津野上下水道課長 そうしましたら、歳出の説明をさせていただきます。
事項別明細書120ページ、121ページをお開き願います。4款1項7目上下水道費でございます。19節負担金、補助及び交付金で、支出済額が733万1,000円でございます。これは、一般会計の
繰り出し基準に基づき
水道事業会計への補助金でございます。内訳でございますが、1つは広域化施設に関する整備費の地方債で、これに係ります元利償還金30分の7の693万6,000円と、もう一つは上下水道課の職員に係ります子ども手当の補助金39万5,000円、合計733万1,000円を基準に基づき一般会計から補助をいただいたものでございます。
次に、少し飛びますが、148ページ下段から次の1ページめくっていただいて150、51ページでございます。7款4項3目下水道費でございます。19節負担金、補助及び交付金、支出済額が2億5,515万1,000円でございます。これは
下水道事業会計への補助金で、
繰り出し基準に基づきまして交付税として算入されておりますものなどを、一般会計から補助をいただいたものでございます。
説明は以上でございます。
○石井委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石井委員長 それでは、
まちづくり部上下水道課の
歳出関係部分についての質疑は終結いたします。
担当職員の入れかえをお願いします。
次に、
まちづくり部建設営繕課の
歳出関係部分についての説明を求めます。
○
佐々木建設営繕課長 それでは、
建設営繕課分についてご説明させていただきます。
事項別明細書132、133ページをお開き願います。5
款農林水産業費、1項農業費、4目農地費につきましては、予算額4,492万1,000円で、繰越明許1,692万円は
産業観光課所管分の
農業施設改良事業分でございますので、
地籍調査事業といたしましての予算額は2,800万1,000円でございます。支出済額は、備考欄にありますように地籍調査分で2,759万1,978円でございます。24年度は槻並北部地区0.29平方キロメートルと万善地区0.33平方キロメートルの2地区の現地調査を実施いたしました。平成23年度決算額2,180万3,974円と比較いたしまして、578万8,004円の増額となっております。これは
調査対象面積が23年度と比較いたしまして、0.24平方キロメートルふえていることが主な要因でございます。
それでは、重立ったものを説明させていただきます。8節報償費、備考欄、報償金45万8,500円につきましては、地籍調査の現地調査の際、立会人として参加いただく
地籍調査推進委員さんにお支払いしたもので、1人1日7,000円で、延べ65.5人分でございます。11節需用費、備考欄、消耗品費68万3,333円につきましては、現地調査時に境界点に設置するくい2,000本及びびょう等の購入費でございます。12節役務費、備考欄、保険料8,861円につきましては、先ほど説明させていただきました
地籍調査推進委員さん16名分の掛金でございます。13節委託料、備考欄、
電算保守委託料、昨年度と同額の39万9,000円は、地籍調査に要する電算ソフトの保守委託料でございます。同欄、
測量設計委託料2,504万2,500円につきましては、現地測量、地図及び簿冊を作業する業務を委託したものでございます。
140、141ページをお開き願います。7款土木費でございます。予算額9億8,867万5,000円に対しまして、支出済額8億8,987万8,794円でございます。翌年度繰越額、
明許繰り越しは8,409万9,000円でございます。2項
道路橋りょう費で7,109万9,000円、3項河川費で1,300万円で、後ほど説明をさせていただきます。1項土木管理費、1目土木総務費、支出済額1億4,936万7,877円でございます。備考欄、人件費1億4,221万7,332円は、
まちづくり部長を含む建設営繕課18名に係る人件費でございます。それ以外の主なものを説明させていただきます。7節賃金302万1,975円は、
建築技術専門員賃金で、町有建築物の老朽に伴い、修繕改修等の内容が多種多様で作業量が多くなっており、他の行政での経験ある方を臨時職員として雇用させていただいたものでございます。14節使用料及び賃借料196万6,340円の主なものといたしまして、備考欄、事務機借上料160万6,500円は、土木工事に必要な
土木積算用パソコン4台分のリース料でございます。
142、143ページをお開き願います。2項
道路橋りょう費、支出済額2億4,718万8,348円でございます。1目道路維持費、支出済額1億5,099万747円で、繰越明許2,400万円は、3月補正予算で計上させていただきました国の緊急経済対策の分で、
路面性状調査やのり面点検などの委託料400万円と
舗装修繕工事2,000万円でございます。8節報償費、備考欄、報償金120万円は、自治会で取り組んでいただいております
道路等愛護活動に対し自治会にお支払いしているもので、平成24年度は36の自治会で取り組んでいただきました。11節需用費、支出済額1,740万2,290円の主なものといたしまして、備考欄2段目、光熱水費1,011万2,745円につきましては、町内793基の道路照明灯の電気代でございます。同欄最下段、修繕料645万2,428円は、町道の道路照明灯、側溝、路肩、舗装の修繕に要した費用でございます。12節役務費、上段の手数料45万4,650円は、通行に支障のある土砂等の撤去に要した費用でございます。13節委託料6,445万5,542円、備考欄上段から、
実施設計委託料357万円は、
町道阿古谷民田線落石防除設計業務で、次の
用地測量委託料94万5,000円は、同じく
町道阿古谷民田線落石対策事業に係る用地協力をいただくための
測量業務委託でございます。次の
道路等管理委託料5,994万542円は、町道の植栽管理、除草、支障樹木の伐採及び冬季の道路管理に要した費用でございます。15節工事請負費6,528万9,000円につきましては、備考欄、
交通安全施設整備工事費449万6,100円と
維持修繕工事費6,079万2,900円でございます。
交通安全施設整備工事は、自治会、PTAからの要望を精査し、町道でのカーブミラー、転落防止さく、
センターライン、路側線などの区画線を実施したものです。また、
維持修繕工事は、鎌倉1号線、笹尾10号線、万善村上線の側溝修繕などと紫合13号線通学路に伴う
道路修繕工事、差組紫合線、肝川2号線の
舗装修繕工事と
阿古谷民田線の
落石防止ロックネット工事、それと銀山地内の万善村上線での河川との
兼用護岸工事などの工事費でございます。
144、145ページをお開き願います。2目
道路新設改良費、支出済額4,856万8,551円で、繰越明許4,709万9,000円は、
都市計画道路原
広根線道路新設改良費の用地、
公有財産購入費728万3,000円と補償、補填及び賠償金3,981万6,000円でございます。12節役務費、備考欄、広告料1万6,524円は、事業地内にある所有者不明の墓石を墓地埋葬法に基づき処理するため、官報に掲載した費用でございます。13節委託料1,155万円は、新
名神高速道路事業の関連で必要な広根地内での橋梁及び町道改良に伴う実施設計分でございます。17節
公有財産購入費2,611万6,527円と22節補償、補填及び賠償金1,018万4,000円は、
都市計画道路原
広根線道路新設改良に伴う用地購入と物件補償でございます。3目
橋りょう維持費、支出済額4,762万9,050円でございます。13節委託料、
施設点検等委託料は22年度に作成した63橋の
橋梁長寿命化修繕計画に残る100橋を追加するための橋梁点検438万9,000円と、
橋梁長寿命化修繕計画を再度作成するための費用284万5,500円でございます。15節工事請負費4,002万7,050円は、
橋梁長寿命化修繕計画に基づき
猪名川パークタウンの
猪名川中学校横の
県道川西篠山線をまたいでいるトンガリ橋の修繕工事で、ケーブルのさび取り、塗装、橋面上の舗装、主げた化粧板等の塗装、目隠し板の取りかえ、転落防止柵の取りかえ等の工事費でございます。
3項河川費、1目河川維持費、支出済額3,813万5,640円で、繰越明許1,300万円は、杉生地内の護岸工事が降雨や降雪により3月末までに完了しなかったため、工事費の一部を繰り越したもので、工事は5月2日に完了をしております。
146、147ページをお開き願います。15節工事請負費3,200万円は、杉生地内の
河川護岸工事の前払いと3月末までの出来高の部分払い分でございます。工事内容は左岸、右岸のブロック積み627平方メートル、落差工2カ所、
既設ブロック積みの根継工、張芝工などでございます。17節
公有財産購入費613万5,640円は、
杉生地内河川護岸工事に必要な用地購入721平米分でございます。
4項都市計画費のうち
建設営繕課分について説明をさせていただきます。1目
都市計画総務費、備考欄下から2段目、建築営繕費91万711円が
建設営繕課分でございます。
148、149ページをお開き願います。13節委託料、備考欄上段、
建築積算システム委託料42万5,250円は、阪神間7市1町にて作成しております建築工事の設計に必要な
積算システムの業務委託料でございます。14節使用料及び賃借料、備考欄上段、事務機借上料27万3,744円のうち21万9,744円が、
建築積算システムで使用するパソコン3台のリース料でございます。2目公園費、支出済額1億2,301万967円で、備考欄にありますように
公園緑地管理費でございます。11節需用費、備考欄2段目、光熱水費727万7,778円は、町内45カ所の電気、水道、下水道料金でございます。備考欄最下段、修繕料629万7,794円は、公園の遊具、トイレ、照明灯、ベンチ等の修繕に要した費用でございます。13節委託料、備考欄、
公園管理委託料8,408万548円は、町内47公園の植栽管理、除草及び66カ所の緑地の除草、伐採等の業務を委託したものでございます。15節工事請負費、備考欄、
維持修繕工事費162万5,400円は、総合公園の
園路舗装修繕と
駐車場区画線の工事で、次の
公園緑地整備工事費2,268万円は、つつじが丘のうきうき公園、
らんらん公園、すくすく公園の3公園での
遊具等設置工事でございます。これはつつじが丘4、5丁目において、小学校低学年までの子供が多く、うきうき、すくすく公園には遊具がなく、自治会から
遊具設置要望があり、平成23年度に
ワークショップ等を開催いたしまして、提案のあった遊具等を設置したものでございます。
以上、
建設営繕課所管分の説明とさせていただきます。
○石井委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
○加藤副委員長 1つだけ教えていただきたいんですけど、149ページの
公園緑地管理料というのは、主にどういうものに使われているのか教えていただけますか。
○
佐々木建設営繕課長 公園管理委託料が主なものでございまして、公園内の植栽の管理、それと除草、それと薬剤散布等の費用でございます。それと、あと緑地等において、住宅道路に隣接しておるところで木が大きくなってきて、そういった道路、住宅に支障がある分の樹木の伐採等に要した費用でございます。
○加藤副委員長 ありがとうございます。
○石井委員長 ほかにありませんか。
○安井委員 済みません、145ページの
橋梁長寿命化で、説明でありましたようにトンガリ橋が安くあがったということだと思うんです。全体的に見ますとですね、ずっと継続事業ですんで、それから特定財源もいっぱい入ってますんで、続くんでしょうけども、前にご説明いただきましたいろんな総合的に、順番にという形で、この時点で24年、25年ぐらいで大体予定されてきたどれぐらいのとこいくんか、それともうほぼ大きな工事は終わってるのか、あと、あんまりこっち側のでいうと、橋梁の改修というのは大きなとこがちょっと、次26年度ぐらいにはどこをされるんか、わかりましたら教えていただけませんか。
○
佐々木建設営繕課長 昨年度に100橋を追加して163橋で修繕計画を見直したところでございまして、24年度は先ほど説明させていただきましたようにトンガリ橋、25年度、本年度については島の宮ノ前橋と北田原にあります
北田原山添谷口橋を予算措置させていただいて、今、順次、設計等進めておる状況でございます。来年度につきましては、仁頂寺にあります仁頂寺垣内橋と旭ヶ丘に上がる途中にありますボックス形式の橋でございますがそれを予定をしております。先ほどありましたように、一番大きな工事費がトンガリ橋、ことし予定しております宮ノ前橋で、大きなところは去年、ことしでほぼ終わって、あとは小規模な修繕かなと。ただ、経年劣化が進みますと、またその辺の状況も変わってこようかと思いますので、定期的な点検が必要と考えております。以上です。
○石井委員長 ほかにありませんか。
○宮東委員 144、145ページ。
道路新設改良費のところの原広根線の用地買収及び補償金というところなんですけれども、広根で生まれ育った私にはとりましては、大変ご苦労かけておるところでありまして、大変心苦しいところではありますけれども、この決算でお聞きするのも何かなと思うんですけども、この際、この今の進捗状況をちょっと教えていただきたいと思います。
○
佐々木建設営繕課長 先ほど説明させていただきましたように、一部繰り越しをしておりまして、引き続き地権者との交渉を進めております。まだ、若干名の方にご契約をいただいてない状況ですけども、説明をさせていただいて、ご納得いただいてから、工事に着手というふうに考えておりますので、あと数名の方との交渉を進めていきたいと考えております。
○石井委員長 ほかにありませんか。
○池上委員 132、133ページの地籍調査なんですが、24年度末、これで大体どのぐらいのパーセンテージ終わってんのか、ちょっとばくっとした数字でいいですから教えてください。
続きまして、142、143ページなんですが、これちょっと13節委託料のところで道路管理なんですが、町道あるいは県道なんかの場合は、先ほどありましたようにやっておられるんですが、個人の家のやつで、カーブミラーがそれで見えないとかそういうやつの、自治会からあるんでしょうけど、そういったときに道路管理の車なんて背が高いですよね。普通のセダンなんかで行ったら見えない、カーブミラー見えないようなことも、そういったところも含めた点検をされてるのかということをちょっとお聞きしたいんです。
3点目がその次のページ、144、45ですが、その中の委託料で、新名神に伴う調査、実施設計というふうにお聞きしたんですが、この財源ですね、どこに起因してるかというところなんですが、新名神に絡んで新名神の財源なんか、これは町の責任でやるんか、その財源がどこなのか教えてください。
最後、4点目ですが、148、9ページの全体的な公園整備計画というのを、以前私、総合公園のグラニットボールかな、あの真ん丸い球、あれが観光案内でも名所になって回っているのに、一切回ってないという、違うやないかという指摘があって質問したんですけど、その後とまって、それは公園の総合的な計画、総合公園じゃなくて公園の総合的な計画の中で示していくという答弁を2回ほどいただいてるんですが、その辺の計画。それだけじゃないですよ、総合的な公園の計画が立っておられるのかどうかお聞きします。
○
佐々木建設営繕課長 1点目の地籍調査の進捗率でございますが、現地調査につきましては、約半分ぐらいの進捗率でございます。あと手続としては国の認証を受けて、登記というふうになるんですけども、若干その分は調整が必要でおくれておるところありますが、現地調査については現在23年度よりしておりますので、現在約50%の進捗率でございます。
2点目の個人の敷地の部分が道路に出てきて、例えばカーブミラーに影響してるとか歩行者に影響してる部分については、うちなり、自治会等から連絡ありましたら、各所有者の方に切っていただきたいというお願いをしております。なかなか高齢になってきてという方もおられるんですが、何とか自分の敷地内については自分らで処理していただきたいと、通行に支障があるということで、お願いをしているところでございます。
次の新名神の関連の町道の道路の設計等の財源については、これはNEXCOとの管理者協議の中で、町が施工する部分ということで、町の財源でやっております。
それと、整備計画に上がっておりましたグラニットボール、でグラニットボール、今現在は動いております。整備計画の中で新たな公園というところまでなかなかできないんですけども、今ある施設を維持していく。例えば、危険な遊具については撤去なり、更新という考え方でおるところでございます。
以上です。
○池上委員 いや、そこをどうしたこうしたじゃなくて、公園全体の何カ所かありますよね、それの整備計画みたいなのを、計画を立てますということで聞いたように思うんです、数年前。それはもう立ってんのかどうなのか、それを聞きたかったんです。
それと、ちょっともう一点だけ、その148、9の下のほうに
公園緑地整備工事費に当たるんか、ここかどうかわからないんですが、ついでにちょっとお聞きしたいんですが、伏見台の公園にシルバーが、竹利用でチップをまいて草が生えないようにということで、2カ所ほどやってるのご存じですかね。その効果がどんなもんか、ちょっとついでにお聞きしたいんですけれど。また聞いといてください。
○
佐々木建設営繕課長 1点目の整備計画の関係ですけども、整備方針ということは作成させていただいて、基本的な方針ということで、新たな公園ということではなく、今の公園を維持していくという方針は作成ができております。
あと2点目については、ちょっと状況が把握できておりませんので、また調べておきます。済みません。
○石井委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石井委員長 それでは、
まちづくり部建設営繕課の
歳出関係部分についての質疑は終了いたします。
担当職員の入れかえをお願いします。
次に、まちづくり部都市環境課の
歳出関係部分についての説明を求めます。
○中元
都市環境課長 それでは、都市環境課所管に係ります決算につきまして、決算
事項別明細書に基づきご説明をさせていただきます。
90ページ、91ページをお開きください。2款5項6目住宅・土地統計調査費でございます。支出済額16万830円でございます。住宅・土地統計調査は平成25年度に本調査が実施されますが、平成24年度は本調査に先立ち、調査区の単位設定を行ったものでございます。主なものといたしましては、1節報酬、支出済額15万2,250円で、調査員5名分の報酬でございます。
続きまして、116、117ページをお開きください。4款1項3目環境衛生費でございます。支出済額1,687万6,053円のうち、備考欄2段目、
環境美化推進事業費5万5,650円でございます。これは次のページ、118ページ、119ページをお開きください。13節委託料、支出済額247万8,525円のうち、備考欄、機器保守点検委託料5万5,650円でございます。これは町内3カ所に設置しております不法投棄防止監視カメラの保守点検委託料でございます。
続きまして、126、127ページをお開きください。4款3項1目環境対策費で、支出済額191万1,520円でございます。備考欄、環境対策事業費55万7,260円と環境保全事業費122万7,279円、水環境保全整備事業費12万6,981円でございます。主なものといたしましては、11節需用費、支出済額35万8,803円のうち、備考欄、修繕料29万9,250円で、これは希少生物の生息域の確保や環境交流の拠点として北プール管理棟などの修繕を行ったものでございます。
次に、128、129ページをお開きください。12節役務費、支出済額42万9,510円のうち、備考欄、水質検査料41万9,160円で、これは猪名川本流10カ所、支流10カ所などの環境項目の水質検査を実施したものでございます。次に、19節負担金、補助及び交付金、支出済額70万864円で、主なものといたしましては、備考欄の雨水貯留施設設置費補助金50万円でございます。18件の申請、設置に係る補助金として支出を行っております。平成15年度よりスタートいたしました本事業で補助いたしました累計件数は150件となっております。
続きまして、136、137ページをお開きください。6款1項1目商工業振興費のうち、備考欄、緊急雇用創出事業費843万7,758円のうち、本課所管事業、不法投棄防止対策事業として223万2,908円の支出を行ったものでございます。主なものとしましては、7節賃金、支出済額342万1,274円の備考欄、臨時職員賃金200万1,014円でございます。これは不法投棄防止の監視、回収のため緊急雇用創出事業を活用し、2人の臨時職員を延べ240日雇用したものでございます。平成24年度に不法投棄物として回収したごみ量は1万2,530キロとなっております。
続きまして、146、147ページをお開き願います。7款4項1目
都市計画総務費でございます。支出済額7,565万6,141円でございます。備考欄に記載しております人件費6,712万6,499円を含む全8細目について支出を行っております。主なものといたしましては、1節報酬、支出済額18万4,000円でございます。これは都市計画審議会委員報酬でございます。都市計画審議会は16名の構成で、うち13名が報酬対象となっており、平成24年度は2回開催をいたしております。少し飛びますが、最下段、13節委託料、支出済額500万7,625円でございます。主なものといたしましては、148ページ、149ページをお開きください。備考欄最下段にあります特別指定区域指定等業務委託料424万円でございます。平成25年3月29日に指定を受けました楊津小学校区の業務委託料として204万円、また平成25年度末に指定を受けるべく進めております阿古谷地区の業務委託料として220万円を支出をいたしております。
続きまして、150ページ、151ページをお開きください。5項1目住宅管理費、支出済額136万8,821円でございます。主なものといたしましては、11節需用費87万8,821円で、備考欄、修繕料86万6,040円でございます。これは町営住宅のインターフォン、給湯器などの修繕を行ったものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○石井委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
○安井委員 127ページの一番左側の11節需用費の産業対策費の需用費で、これ私恥ずかしいんですけど、何ぼ探してもわからなかったんですけど、今説明いただいて、事前にもちょっと聞いてるんですが、要はメダカの、北プールのとこですね。これ、ちょっと質問等置いといて、これ都市環境課の一応、1計画の目玉、金額は少ないけど目玉やと思うんで、そういうのはどっかに見つかりやすいように書いていただくいうようなことは無理ですか。まあええ、結構です。
質問に移ります。私も東山、名古屋の視察も行きまして、名古屋のほうで、大体これ一番先にやられかけてたのは多分名古屋と思いますんで、猪名川町も名古屋を十分参考にされたと思うんですけども、そのときからちょっと疑問を抱いてるんですけども、要は猪名川町であの1種類しかないということは、極端に、田んぼにとかいうような水路も、別にほかのメダカと交わるということはあり得ないように思うんですけども、あくまでこの施策を猪名川町じゃなしに、名古屋に行ったときもそういう説明を物すごく受けたんですけども、現実にこういう政策をするんであれば、自分たちの住んでる田んぼの用水路にメダカがおるとか、ちっちゃな小川にメダカがおるとかいうほうが、という気持ちがあるんですけども、現状はあそこで、北プールのとこでミニ水族館というんか、あの川の魚のミニ施設みたいなものになってるとは思うんですけども、なかなか難しい問題かもしれませんけれども、固定種を守るということとは別に、矛盾するんかもしれませんけども、民田のとこに一部残っていたこのメダカをいうのを、猪名川町の田んぼやとかちっちゃな川にとかいうふうなとこまで放流というふうなのは難しいん、何かそういうふうなことは考えておられないのかどうか。現実にそこの施策はやっぱり子供たちにそういう豊かな自然を見ていただきたいのが本業ではないかなと思ったりしてるんですけども、その点ひとつご回答お願いします。
○中元
都市環境課長 今、委員のおっしゃいましたとおり、環境につきましては、水路でありますとか田んぼの用水路、そういったところにメダカが20年、30年ほど前に泳いでおったような状態に戻すのが、本来の自然環境というものであるかもわかりませんが、今、都市環境課のほうで事業を実施しておりますのは、猪名川町の環境基本計画の基本方針の中で、生物多様性を育む自然豊かなまちづくりという基本方針をもとに、メダカに着目をいたしまして平成23年12月にメダカの里構想というものを打ち立てて、今現在その事業を遂行しておるところだと思っております。
ここは、単にメダカに着目を置きまして、猪名川町のあらゆる環境、自然、そういったものを、地域の方々または小さなお子様を初め、今後守り継いでいただけるようなそういった施策、そういった情報の発信の場として、あの北プール跡地を利用して事業しておりますので、ただ単にあそこで生まれ育ったメダカを水路に放流するとか、そういったところは今考えておりませんが、あのメダカを見ていただくことによって、子供さんまたは地域の方々が自然を大切にしていきたいというふうなところに気がついていただけるといいますか、目が向いていただければ、この事業としてはそれでいいのかなというふうに考えております。
以上です。
○安井委員 それでも、子供への啓発とか、そういう意味のほうに重きを置いてるというようなことですか。レッド、危惧種が猪名川町でも何こかある。それはいろんな関係者の方と話しをさせていただいて、あの場所はいえないとかいうような形で、全体的にいうことですけども、あそこにあれがあることによって、具体的にその政策がどういうふうにいくいう啓発活動よりも、私は個人的に、しつこいかもしれませんけども、身近なとこにそういう生物がいて、それでそれを子供たちに学校教育なりいろんなところで教え込むほうがと思うんですけども、大変失礼ですけど、再度、もう一度だけ質問、基本的な考え方だけ。
○中元
都市環境課長 メダカ、猪名川町の固有のメダカが発見されたということは、それだけ自然が今までからずっと守られてきた、おった証拠だというふうに思っております。だんだんそういった環境が猪名川町内におきましても少なくなってきておりますので、そういった絶滅危惧種のメダカに着目していただく。それで、絶滅危惧種を守るためには何が必要なのか、どういった環境整備が必要なのか、そういったところを猪名川町民、皆さんで考えていただく1つの交流の拠点として、事業を進めたいと思っております。
以上です。
○石井委員長 ほかにありませんか。
○加藤副委員長 1点、137ページの不法投棄のボリュームなんですけど、1万2,540キロというのは減少傾向にあるのか、増加傾向にあるのかということを少し教えていただけますか。
○中元
都市環境課長 ごみ量につきましては、年々減少傾向に入っております。昨年、平成23年度と比較いたしますと、約3.2トン不法投棄物として回収したごみ量は減っております。
以上です。
○加藤副委員長 当然、カメラの置いてあるところとか、見回ってはるところには捨てはらへんとは思うんですけれども、大体どのようなところに主に不法投棄が多いのでしょうか。
○中元
都市環境課長 猪名川町、各、能勢に抜ける道路とか、篠山方面に抜ける道路、もしくは宝塚方面、そういった山の中といいますか、峠、そういったところに放られている場合も多数ございますし、また住宅地の中でも、空き地の中に放られているようなケース、そういった場合もございます。
以上です。
○加藤副委員長 ありがとうございました。
○石井委員長 ほかにありませんか。
○池上委員 先ほど、前任者の北プールの件なんですが、これ建設っちゅうか、整備は都市環境のほうでやられて、これ教育委員会との連携というのはどういうふうになってんのか、その辺ちょっとお聞きしたいんです。
それと、安井委員の思いも十分わかるんですけど、現状の中でいうと、庁舎と図書館に水槽を置いていろんな魚が泳いでると、あれも1つの名所になってきてるんかなというふうに思う。だから、メダカの池にドジョウを放したらどうなるかっちゅうのはわかりませんけど、猪名川のいろんな生物をちょっと大き目な水槽でいうのも1つありかなというふうな思いもあるんで、その辺教育委員会との連携どういうふうになってるのか、そういった発展的なことをどう考えておられるのか、ちょっとその辺をお聞きしてみたいなと思います。
あと先ほどの不法投棄なんですが、これ緊急雇用でやられたということがあって、減少してるというのはいろんな状況があるんでしょうが、短期集中240日、これだけ回られたら減る、ちょっと警戒するんかなという気もするんですね。これ切れたら、また行かなくなってしまう、そうするとふえるようなことにもならないかなという危惧もあるんで、この緊急雇用ということであって、財源は国からあったというわけなんですが、今後、不法投棄のパトロール、その辺の継続性というのは何か考えておられるのか、その2点お願いします。
○中元
都市環境課長 まず、1点目の教育委員会の連携ということでございますが、来年度以降、4月以降の運営形態等につきましては、今まだ模索中といいますか、検討段階でございます。そういった中で、どのような運営形態でありますとか、どういったことをするかということは大まかに決まりました段階では、環境学習の場として教育委員会に声をかけまして利用していただける、そういった施設であるんであれば、それはそれでそういったことは教育委員会とは連携をしていきたいというふうに考えております。
今、現在ですね、緊急雇用制度を活用いたしまして、平成21年度から不法投棄のパトロールをやっておりますが、それ以前につきましては猪名川町職員が各課1名なり2名ずつ出ていただきまして、月1回程度、不法投棄防止パトロールを同じような形で実施をいたしております。また、ごみの回収も、出ていただいた職員で片づけ等もしていただいております。それで、今は緊急雇用制度ができて予算がいただけました関係上、臨時職員を雇っておりますが、今後こういった財源が確保できないというような場合でありましたら、またもとのような形で町の職員に出ていただいて、パトロールなり回収はしていきたいというふうに考えております。
以上です。
○池上委員 不法投棄はわかりました。
その北プールの関係なんですが、先ほどの安井委員の質問で、大体の目的というか狙いっていうのはお聞きしたんですけれども、そうするとこれは何を、要するに、地域の人だけがそこで見るというもんなのか、観光的にもそれが生かされればというのか、教育の場なんか、何かちょっとよくわからないんですよ。だから、ビオトープというのは人工的なものであったとしても、そこに希少生物というものを守るという意味合いを込めるんであれば、そこに観光としても生かせるやろうし、教育の場としても生かせるやろうし、そういうところが連携協議あってもいいんじゃないかなというふうに思うんですね。つくり上げたから、こんなもんできましたから、どっか、何か利用しませんかみたいなんじゃなくって、一応、町の構想に基づいて、しょっちゅうそれに頻繁に会議をするとかいうことじゃなくても、多種多様な意見を聞き、一緒に練り上げていくっちゅうのも必要じゃないかと思いますけど、その辺の考え方、もう1回だけお聞きしたい。
○中元
都市環境課長 連携協議、地域の方ばかりというような考え方は毛頭ございませんでして、お子様から高齢者の方、また猪名川町の町民の方、また町外の方、そういった方々が固有種別のメダカというものに着眼していただける。着眼していただくことによって、それがどのような形で、環境というものをよくするように何をしなければならないか、そういったことに気づいていただけるような、そういった情報発信の場だというふうに思っております。ですので、地域の方だけとか観光施策とか、そういったことは今は具体的に申し上げることはちょっとできませんが、さまざまな方法を持って、環境というものを考えていただける場にしていきたいというふうに考えております。
以上です。
○池上委員 1つの案というんかあれなんですけど、道の駅にあれだけの入り込み客がある。そこに、そことの連携とか、何かせっかくその環境というのは非常に、目的はそこなんですけれど、1つの町の魅力として、発信する基地として、今後発展的に、それも駐車場も前にあるわけですし、その辺の計画を、それと総合的にやっぱり考えていただきたいなというふうに思います。これちょっと提案ですけれども。
○石井委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石井委員長 それでは、まちづくり部都市環境課の
歳出関係部分についての質疑は終結いたします。
これをもって、議案第38号のうち、本委員会に付託されました部分の質疑は終結いたします。
担当職員の入れかえをお願いしますとともに、ただいまから11時15分まで休憩いたします。
午前11時03分 休憩
午前11時15分 再開
○石井委員長 休憩を閉じて、委員会を再開いたします。
次に、議案第39号 平成24年度猪名川町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査します。
説明を求めます。
○渡瀬
住民保険課長 失礼します。それでは、
事項別明細書に基づきまして、ご説明申し上げます。
216、217ページをお開きください。歳入の部でございます。1款1項1目一般被保険者国民健康保険税でございます。収入済額6億6,747万9,368円、第1節現年課税分、収入済額6億2,604万2,514円で、前年度比0.9%の増となっております。備考欄でございますが、医療給付費分現年課税分4億6,165万3,558円、後期高齢者支援金分現年課税分1億2,450万7,031円、介護納付金分現年課税分3,988万1,925円でございます。なお、収入済額に還付未済額96万4,800円を含んでおります。続きまして、2節滞納繰越分、収入済額4,143万6,854円。備考欄でございます医療給付費分滞納繰越分3,029万3,168円、後期高齢者支援金分滞納繰越分700万173円、介護納付金分滞納繰越分414万3,513円でございます。
続きまして、2目退職被保険者等国民健康保険税でございます。収入済額1億76万1,307円、1節現年課税分、収入済額9,673万5,443円で、前年度と比べまして4.9%の減となっております。備考欄でございますが、医療給付費分現年課税分6,214万9,774円、後期高齢者支援金分現年課税分1,663万7,773円、介護納付金分現年課税分1,794万7,896円でございます。なお、こちらにおきましても収入済額に還付未済額4万4,500円を含んでございます。2節滞納繰越分、収入済額402万5,864円、備考欄でございます医療給付費分滞納繰越分267万2,382円、後期高齢者支援金分滞納繰越分66万4,936円、介護納付金分滞納繰越分68万8,546円でございます。
次の218ページ、219ページをお開きください。4款1項1目療養給付費等負担金でございます。収入済額4億7,405万7,612円、1節現年度分、備考欄でございます一般被保険者療養給付費負担金3億1,640万8,050円、後期高齢者支援金等負担金1億802万2,715円、介護納付金負担金4,962万6,847円でございます。これらにつきましては、23年度までは一般給付費のおおむね34%を交付していただいておりましたが、24年度から交付率が32%に変更され、交付されております。
続きまして、3目高額医療費共同事業負担金、収入済額1,666万461円、拠出金のおおむねは4分の1の交付いただいたものでございます。この負担金でございますが、県も同額で交付されております。
続きまして、4目特定健康診査等負担金、収入済額361万8,000円でございます。補助基準額の3分の1相当額を交付いただいたものでございます。この負担金も、県より同額が交付されております。
続きまして、2項1目財政調整交付金、収入済額9,097万2,000円でございます。次の220、221ページをお開きください。1節普通調整交付金、収入済額8,441万円でございます。続きまして、2節特別調整交付金、収入済額656万2,000円でございます。
続きまして、2目出産育児一時金補助金、収入済額5万円で、平成24年4月以降の出産については補助対象外となっておりますが、平成24年3月末までの出産に対する一時金が補助対象となっておりますので、月おくれでの一時金支給、5件に対し5万円が交付されております。
続きまして、5款1項1目療養給付費等交付金、1節現年度分、収入済額2億6,262万1,000円でございます。退職被保険者等の療養給付費等に対する交付金でございます。これにつきましては、社会保険診療報酬支払基金からの交付でございます。
続きまして、6款1項1目前期高齢者交付金でございます。収入済額7億7,093万3,305円。これにつきましては、65歳から74歳の前期高齢者の偏在による保険者間の負担の不均衡を社会保険等含む各保険者の加入者数に応じて調整した結果、本町に交付されたものでございます。
続きまして、7款県支出金でございます。この款につきましては、平成24年度からの項目の区分の整理を行っております。これまで1項4目の区分を県負担金と県補助金の2項に分け、これまでの4目を振り分けております。1項1目高額医療費共同事業負担金、収入済額1,666万461円と2目特定健康診査等負担金、収入済額361万8,000円でございますが、4款の国庫負担金と同額の決算額となっております。
続きまして、2項1目県補助金、収入済額162万円でございます。これは国保事業費補助金として国庫補助事業の健全な運営を確保することを目的として交付されております。
222、223ページをお開きください。2目財政調整交付金、収入済額1億8,293万円でございます。1節普通調整交付金、収入済額8,394万1,000円でございますが、主に一般被保険者療養給付費交付金として、県から交付されております。続きまして、2節特別調整交付金、収入済額9,898万9,000円でございます。給付負担金の交付率が34%から32%に変更になったことに伴い、特別調整交付金の交付率が1%から3%に変更になったことに伴い、増額となっております。
続きまして、8款1項1目共同事業交付金でございます。収入済額3億2,157万9,895円。備考欄でございますが、高額医療費共同事業交付金1億106万9,015円、これにつきましては昨年度よりおおよそ3,180万円の増となっております。また、次の保険財政共同安定化事業交付金2億2,051万880円、これも昨年より1,760万円ほどの増となっておりますが、どちらも要因といたしましては件数の増加によるものでございます。
続きまして、10款1項1目一般会計繰入金でございます。1節保険基盤安定繰入金、収入済額9,839万4,844円。これにつきましては、低所得世帯に係る保険税軽減のうち、一般被保険者に係る分を一般会計から繰り入れたものでございます。低所得者に係る保険税軽減分として8,069万9,355円、保険者支援分として1,729万5,489円繰り入れております。続きまして、2節出産育児一時金等繰入金、収入済額552万6,666円、出産育児一時金等を繰り入れたもので、出産育児一時金から国庫補助金を差し引いた額の3分の2を受け入れております。また、3節財政安定化支援事業繰入金、収入済額817万3,000円、保険者の責めに帰することができない特別な事情がある場合に交付されるものでございます。4節職員給与等繰入金、収入済額1,366万5,185円につきましては、おおむね歳出の総務費に相当するものを繰り入れておるものでございます。続きまして、5節その他一般会計繰入金、収入済額1,938万8,500円でございます。保険税の非自発的失業者軽減分、保険税減免分及び福祉医療はきゅう分について一般会計から繰り入れたものでございます。
224、225ページをお開きください。11款1項2目その他繰越金、収入済額2億5,069万5,426円、これにつきましては、前年度歳計剰余金の繰越金でございます。
続きまして226ページ、227ページをお開きください。歳入合計といたしまして、収入済額33億4,885万7,876円でございます。
次の228、229ページをお開きください。歳出の部でございます。1款1項1目一般管理費、支出済額990万2,444円でございます。これにつきましては、国民健康保険事務費ということで、主なものといたしまして、13節委託料の備考欄、電算処理委託料149万8,350円でございます。主に住基システムにおける国保の資格管理部分の保守委託料でございます。平成23年度において国保連合会の国保総合システム構築に係るデータ連携対応が完了したため、前年度と比べて大幅な減額となっております。また、高額療養費算定システムをリース契約に変更したことに伴い、平成24年度より予算を借上料に組み替えております。続きまして、14節使用料及び賃借料301万3,920円でございます。高額療養費算定システムの借上料となっております。
続きまして、2項1目賦課徴収費でございます。支出済額567万4,134円。主なものといたしまして、13節委託料、備考欄でございます電算処理委託料459万75円でございます。国民健康保険での賦課業務に関する電算処理委託でございます。
次の230、231ページをお開きください。2款1項1目一般被保険者療養給付費、支出済額15億3,932万3,351円で、昨年度と比較して7.5%増加しております。
続きまして、2目退職被保険者等療養給付費でございます。支出済額2億700万5,206円で、昨年度と比較して3.5%減少しております。
続きまして、3目一般被保険者療養費でございます。支出済額2,141万655円で、コルセット等の装具等の費用でございます。
続きまして232、233ページをお開きください。中ほどになります2項1目一般被保険者高額療養費、支出済額1億9,754万4,931円で、昨年と比較して21%増加しております。
続きまして、2目退職被保険者等高額療養費でございます。支出済額3,501万8,676円で、昨年度と比較しまして1.4%減少しております。
次の234、235ページをお開きください。4項1目出産育児一時金でございます。支出済額834万円でございます。これにつきましては、人数的に20人で、昨年度と比較して3名増加しております。
続きまして、5項1目葬祭費、支出済額195万円で、1件5万円で39名分でございます。
続きまして、236、237ページをお開きください。中ほどになります3款1項1目後期高齢者支援金、支出済額3億7,679万9,577円でございます。
続きまして、2ページ飛びます、240ページ、241ページをお開きください。6款1項1目介護納付金でございます。支出済額1億5,479万7,518円。24年度の概算と22年度の精算ということで納付したものでございます。
続きまして、7款1項1目高額医療費共同事業医療費拠出金でございます。支出済額6,628万8,150円、これにつきましては医療費をもとに兵庫県下に占める猪名川町の拠出率を乗じて得た額でございます。1件80万を超えるレセプトを対象としております。
続きまして、2目保険財政共同安定化事業拠出金、支出済額2億2,323万1,844円でございます。こちらにつきましても高額療養費共同事業医療費拠出金同様、医療費と被保険者数をもとに兵庫県下に占める猪名川町の拠出率を乗じて得た金額で拠出しております。レセプト30万円以上が対象でございます。
242、243ページをお開きください。中ほどより下になります8款1項1目特定健康診査等事業費、支出済額2,171万294円で、主なものにつきましては、7節賃金、支出済額263万9,680円、これにつきましては特定保健指導等に係ります保健師の賃金でございます。1名分でございます。続きまして、19節負担金、補助及び交付金、支出済額1,851万8,734円で、特定健康診査等の事業費として一般会計へ負担しているものでございます。
244、245ページをお開きください。2項1目保健衛生普及費、主なものといたしまして、13節委託料、支出済額91万488円、これは医療費通知に係る共同電算処理委託でございます。続きまして、19節負担金、補助及び交付金、支出済額357万2,900円、これにつきましては人間ドック及びがん検診等に対する助成事業で、人間ドックは35件、がん検診等は3,450件助成しております。
続きまして、9款1項3目償還金でございます。支出済額5,227万1,736円でございます。246、247ページお開きください。23節償還金、利子及び割引料でございます。過年度の補助金、交付金等について精算した結果、超過交付になっているものを国、県等に返還するものでございます。主なものといたしまして、療養給付費等負担金5,195万9,736円でございます。
続きまして、2項1目財政調整基金、支出済額1億2,798万3,458円。備考欄でございます利子積立金198万3,458円、基金積立金1億2,600万円で、基金積立金につきましては、前年度の剰余金の2分の1以上ということで積み立ててございます。
歳出の合計でございますけれども、支出済額30億6,400万1,327円でございます。
次の248、249ページをお開きください。実質収支に関する調書でございます。歳入総額33億4,885万7,876円。歳出総額30億6,400万1,327円。歳入歳出差引額2億8,485万6,549円で、実質収支額2億8,485万6,549円でございます。
次の249ページでございますけれども、財産に関する調書でございます。基金で、前年度末現在高2億1,770万9,000円、決算年度中増減高1億2,798万4,000円、決算年度末現在高3億4,569万3,000円でございます。
以上で説明とさせていただきます。
○石井委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
○安井委員 済みません、1点だけお尋ねします。235ページ、4項1目の出産育児一時金ですか、これ最初の予算からいくと30人が、今20人とおっしゃったんで、どんな計算か知らんけど、19.8人で計算してなるんですけども、やっぱりこれはちょっと多い目に初めから設定してんのか、思ったよりもやっぱり出産された方が少なかったのか、その辺のとこだけ、済みませんが、ちょっと教えていただけませんでしょうか。
○渡瀬
住民保険課長 出産一時金につきましては、単価42万円の方が18名と39万円の方が2名ということで、想定している人数よりも少なかったということでございました。
以上でございます。
○安井委員 済みません。金額の違いはわかりましたけど、私が質問したいのは、申しわけないのですが、1,260万円の当初予算ですね、それが834万円になってると。だから、30人で予算をされたんなら、まあ20人になったということで、前年度よりは何かふえたとはおっしゃいますけども、最初の予算の組み方が基本的に多少、十七、八人やけど30人ぐらいの予算組んどかなあかんと思って予算を組んでおられるのか、いや、やっぱり実際的に思ったよりも少なかったのか、そこの点だけを尋ねたいという。
○渡瀬
住民保険課長 予算につきましては、想定しておりました人数よりも実質出産された方が少なかったということでございます。
○安井委員 これ以上聞かれへんか。何かやっぱり別の問題になったら聞かれへんけど。
○石井委員長 ありますか。
○井上
住民保険課主幹 出産育児金につきましては、単価が非常に高いので、42万円の方で計算をさせていただいておるんです。なので、大体前年度が二十四、五人いらっしゃったので、その計算でさせていただいたので若干ちょっと当初よりも余りが出たという状態です。
○安井委員 済みません。基本的にやっぱり思っておられたよりも猪名川町で生まれる方が少なかったと。これ以外の質問はしませんけども、いうことですね。ありがとうございました。
○石井委員長 ほかにありませんか。
○池上委員 216、7ページのしょっぱなところの収入未済額なんですが、この中で分納誓約されてる件数とそうでない件数、わかりましたらお願いします。
ちょっと次に、次のページで中ほどの国庫負担、療養給付費等負担金のパーセントが減ったというふうにおっしゃいましたけど、資料を見てますと、退職者から国保のほうに移られた人数がかなり多かったように思うんですが、このパーセンテージ下がった理由というの、ちょっとどういうふうなことで下がってきてんのか、お聞かせください。
もう1点聞いときますけど、隣のページの222、21ページの上段の普通調整交付金がパーセントでどんなもんか、特別調整交付金のパーセントがどんなもんか、特別の場合の、どんな理由でこれが該当してるもんがあるんか、ちょっとその辺お願いします。
○平瀬税務課長 失礼いたします。1件目の分納の件数ということでございますけれども、私どものほうでは、当然この国保税もそうなんですけれども、町税も同時に徴収しておりまして、分納する場合におきましても町税と国保税と、もう要するに一括でという、ひっくるめたいう形になっておりますので、国保税だけを捉えてという部分はちょっと掌握できておりませんけれども、総額で、今700件ほど分納誓約を結んでおります。いうことで、ご理解いただけますでしょうか。
○渡瀬
住民保険課長 まず、交付金34%から32%に変わりましたのは、一応制度として変わったものでございまして、こちらの2%下がった分につきましては、県のほうの調整交付金のほうが上がっておりまして、特別交付金において1パーセントから3パーセントのほうに調整されておりまして、トータル利率としては変わっておらないということでございます。
以上でございます。
○石井委員長 いいですか。
○池上委員 一番最初の質問なんですが、これは税云々と一緒になってということなんですが、国保だけでいうと、それじゃ分納誓約なくというのはこの中でどれだけ残っていくんか、その辺が不納欠損にいく危険性もあるんじゃないかなと思いますんで、その辺がわかりましたら、それはわかりませんかね。ちょっと収入未済が不納にならないようにというか、どういう危険性を秘めているのか、ちょっとそれが知りたかったんですけど、その辺の見方がわかりましたらお願いしたいと思うんです。
それと調整交付金の件ではわかりました。
普通調整交付金と特別調整交付金の9パーセントか何パーセントか、その辺、今質問したと思ったんですが、220、221ページ。
○平瀬税務課長 申しわけないんですが、分納のできてない件数まではちょっと十分把握できておりません。
○井上
住民保険課主幹 先ほどの普通調整交付金と特別調整交付金のご質問ですが、まず普通調整交付金のほうは、療養給付費のほうの9%相当ということで交付金が参っております。特別調整交付金のほうは、非自発の減免額、それから災害の減免額、所得減の減免額の部分が対象になっております。
以上です。
○池上委員 いや、その特別の部分が災害があったんかな、その辺のこの内訳。所得減が大きいんじゃないかなと思うんですけれど、どういう事例に該当にしてというところがわかりましたら。災害はなかったように思うんですけれど、その点について、再度お聞きします。
○井上
住民保険課主幹 災害のほうは火災が1件ありまして、その分の減免が1件あります。あとは、所得減は前年度所得と今年度所得が30%以上下がった場合に対象になりまして、その方について41件の減免をしております。非自発のほうは本人のことではなくって、会社都合でおやめになられた方が雇用保険のほうと関係しまして、非自発的のことについては減免しなさいというふうなものがありますので、その申請があった分が104件ございました。
以上です。
○石井委員長 いいですか。
○池上委員 わかりました。
最後に1点お伺いしたいんですが、142、43ページのところの特定健診がちょっと減額、件数が減ったんか、そこのところお聞かせいただきますか。
それと、最後、もう1点です。この年度の最終で、積み立てというか、ふえてきておりますよね、最終ね。これページ、何ぼやったかな、249ページ、飛ばしとった。インフルエンザ等があったっちゅうこともあって、制度の改定もあったりして、国保税率の引き上げを抑制ということで、町長の英断によって一般財源を多額投入していただきました。その後、大したインフルエンザもはやらなくてまあまあ安定してきてる、積み上がってきてる、これですね。この基金残高の見方なんですが、前年の質問なんかでも当面はこれで行けるだろうというふうなことだったんですが、ちょっと国保税の引き下げに使える規模ではないのかなという気もするんですが、その辺の見方、予測、考え方についてお聞きします。
○井上
住民保険課主幹 特定健診の事業の件なんですが、特定健診自身は非常に猪名川町頑張っておりまして、県下でも第4位というぐらいの健診数を誇っておるんですが、下がっておるというのは、申しわけないです、どちらをごらんになっておっしゃっておられるのかがちょっとわからないんですが。
○池上委員 142、143ページの診査費。
○井上
住民保険課主幹 診査費の支払いが下がっていると。
○池上委員 予算との関係で。
○井上
住民保険課主幹 予算との関係で、診査費。
○池上委員 違うんかな、間違ってたら済みません。間違っとったら。
○井上
住民保険課主幹 診査費自体はもちろん予算よりも不用額はございますが、そんなに下がっておる状態ではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
失礼します。
○石井委員長 いいですか。
○池上委員 はい。
○渡瀬
住民保険課長 基金残高の関係で質問いただいたと思うんですけれども、一応、昨年度につきましては大きな繰越金がありまして、その部分基金のほうに積み上げておるんですけれども、実質、税収については横ばい、また給付費は右肩上がりに上がっているということで、その分、国保税を値下げに使ったらというようなことを意見いただいておりますけれども、今後給付費が伸びていく状況の中で、基金については、できる限り保有していくほうがいいと思っておりますので、積み立てさせていただいておるものでございます。
以上でございます。
○石井委員長 いいですか。
ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石井委員長 それでは、議案第39号の質疑は終結します。
担当職員の入れかえをお願いしますとともに、ただいまから1時まで休憩いたします。
午前11時50分 休憩
午後 1時00分 再開
○石井委員長 休憩を閉じ、委員会を再開いたします。
次に、議案第41号 平成24年度猪名川町
後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査します。
説明を求めます。
○渡瀬
住民保険課長 失礼します。それでは、
事項別明細書に基づきましてご説明させていただきます。
292ページ、293ページをお開きください。歳入の部でございます。1款1項1目後期高齢者医療保険料、1節現年度分、収入済額2億4,622万1,654円、昨年度と比べ12.6%の増額となっております。備考欄でございます特別徴収保険料1億4,089万6,708円、普通徴収保険料1億532万4,946円でございます。ふえた主な要因といたしましては、2年ごとに見直しが行われております保険料改定によるものでございます。
続きまして、2目滞納繰越分でございます。収入済額55万6,378円で、普通徴収の保険料でございます。
続きまして、3款1項1目事務費繰入金、収入済額1,621万4,000円でございます。これは事務費に対します助成で、兵庫県後期高齢者医療広域連合の共通負担総務管理費徴収費に係る繰入金でございます。共通負担金につきましては均等割10%、人口割45%、高齢者割45%となっております。
続きまして、2目保険基盤安定繰入金、収入済額2億6,813万5,000円でございます。備考欄でございます保険基盤安定繰入金4,204万7,000円、これにつきましては、保険料軽減分でございます。続きまして、療養費市町負担金2億2,608万8,000円でございます。
続きまして、4款1項1目繰越金、収入済額786万5,555円で、前年度からの繰越金でございます。
続きまして、5款諸収入、収入済額473万6,230円でございます。主なものといたしまして、次の294、295ページをお開きください。3項1目1節雑入、収入済額449万2,386円で、備考欄にございます特別対策補助金15万9,386円、これにつきましては保険料の周知、広報に対する経費と健診検査事業に係る補助金でございます。次の特定健診実施補助金433万3,000円でございます。24年度から受診者数の実績に基づく算定額の比率が改正されたために増額となっております。
歳入合計といたしまして、収入済額5億4,378万17円でございます。
続きまして、296、297ページをお開きください。歳出の部でございます。1款1項1目一般管理費、支出済額690万2,784円でございます。主なものといたしまして13節委託料、支出済額555万3,880円でございます。これにつきましては、後期高齢者医療システムの保守料と障害者ワークシェアリング委託料で、当初保険料の決定通知書の封入作業を委託したものでございます。
続きまして、2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金、支出済額5億2,203万9,147円でございます。298、299ページをお開きください。19節負担金、補助及び交付金、支出済額5億2,203万9,147円でございます。備考欄に掲げております事務費分賦金といたしまして2億5,390万4,491円、療養給付費の負担金2億2,608万7,941円、保険基盤安定負担金4,204万6,715円でございます。これにつきましては県が4分の3、町が4分の1の負担となっており、県負担金の4分の3は一般会計へ県補助金として歳入しております。
続きまして、3款1項2目償還金、支出済額95万6,894円で、一般会計への償還金でございます。前年度の事務費繰入金のうち、決算で総務費及び諸支出金分の不用額を一般会計に償還したものでございます。
歳出の合計といたしまして、支出済額5億3,065万7,671円でございます。
次のページをお開きください。支出済額300ページでございます。実質収支に関する調書でございます。歳入総額5億4,378万17円、歳出総額5億3,065万7,671円、歳入歳出差引額1,312万2,346円、実質収支額につきましても1,312万2,346円でございます。
以上でございます。
○石井委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石井委員長 それでは、議案第41号の質疑は終結します。
担当職員の入れかえをお願いします。
次に、議案第40号 平成24年度猪名川町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査します。
説明を求めます。
○福井福祉課長 失礼します。それでは、介護保険の件につきまして、歳入の部から説明をさせていただきます。よろしくお願いします。
事項別明細書の262、263ページをお開きいただきたいと思います。1款1項1目第1号被保険者保険料、収入済額4億2,703万470円、1節現年度分、収入済額4億2,575万8,470円。なお、収入未済額は298万6,270円で、91人分となっております。また、内訳としては、備考欄上側の特別徴収保険料で3億8,029万1,490円、普通徴収保険料として4,546万6,980円となっています。また、2節の普通徴収の滞納繰越分については、収入済額127万2,000円。なお、不納欠損額につきましては71万2,800円で、22名分となっております。また、収入未済額は433万5,840円は83人分となっております。
続きまして、3款1項1目介護給付費負担金でございます。収入済額2億9,671万8,680円は現年分となっており、過年分はありません。これにつきましては、歳出の保険給付費における在宅給付費に対して20%、施設給付費に対して15%という形でのルール分に基づいております。
続きまして、2項1目調整交付金、収入済額2,578万3,000円でございます。交付率としましては、保険給付に対して1.56%となっております。また、2目の地域支援事業交付金、収入済額1,192万2,795円でございます。これらにつきましては、備考欄におけます介護予防事業交付金225万6,750円につきましては、介護予防事業費に対しての25%、包括的支援事業・その他支援事業交付金966万6,045円につきましては、包括的支援事業費に対しての39.5%というルールに基づくものとなっております。3目の介護保険事業費補助金48万9,000円につきましては、平成24年度の新規事業として取り組みました認知症対策等総合支援事業費補助金で10割の補助となっております。
続きまして、4款1項1目支払基金交付金の介護給付費交付金でございます。収入済額4億9,959万7,000円となっております。次のページ、264、265ページをお開きいただきたいと思います。1節現年度分4億9,723万3,000円でございます。これにつきましては、保険給付費に対して29%ということになっております。2目の地域支援事業支援交付金、収入済額236万4,000円で、介護予防事業費等の給付に対しまして29%の交付となっております。
続きまして、5款1項1目介護給付費負担金でございます。現年度分収入済額2億6,075万5,000円でございます。これにつきましては保険給付費の在宅給付費に対して12.5%、また施設給付費に対して17.5%という形になっております。
続きまして、2項1目地域支援事業交付金、収入済額543万7,000円でございます。これにつきましては、備考欄の介護予防事業交付金101万9,000円は、介護予防事業費の12.5%、次の包括的支援事業・その他支援事業の交付金441万8,000円は、包括的事業費の19.75%というルール分に基づくものとなっております。5款2項2目介護保険料軽減交付金、収入済額1,030万6,506円でございます。これにつきましては、市町の保険財政が赤字になった場合に救済できるように県に、国、県、市町村がそれぞれ3分の1ずつ拠出して財政安定化基金が設けられています。今回、今まで県の財政安定化基金に拠出した額から既に支出された額、また今回、第5期に支出される見込まれる額を除いて、市町村が拠出した3分の1相当分を交付を受けたものとなっております。
次に、一番下の8款繰入金でございます。266、267ページをお開き願いたいと思います。8款1項1目介護給付費繰入金、収入済額2億1,812万円でございます。介護給付費の一般会計から繰入ということで、介護給付費の12.5%をルール分として繰り入れたものとなっています。2目の地域支援事業繰入金402万8,000円については、県補助金の地域支援事業交付金とほぼ同様の額を一般会計から繰り入れた形となっております。3目のその他一般会計繰入金、収入済額2,807万1,000円で、これにつきましては、介護認定事務に係る経費の繰り入れ分で、歳出におけます事務費、総務費相当分を一般会計から繰り入れたものとなっております。
続きまして、2項1目でございます。介護給付費準備基金繰入金、収入済額785万5,000円で、収入の不足を補うために現有の介護給付費準備基金の中から不足相当分を繰り入れたものとなっております。
続きまして、9款1項1目の繰越金でございます。収入済額といたしまして3,303万3,980円で、前年度からの繰越金でございます。
次のページ、268、269ページをお開き願いたいと思います。10款3項2目の返納金4万4,717円につきましては、介護保険事業所の介護給付費の不正受給が発見されたことから、本町に係る分を事業所から返納を受けたものとなっております。
収入合計といたしまして、収入済額18億2,937万2,848円となっております。
次に、270ページをお願いいたします。歳出でございますけれども、1款1項1目一般管理費、支出済額813万8,133円でございます。主なものといたしましては、13節委託料、支出済額688万3,412円につきましては、備考欄の中ほどにございます
電算保守委託料671万8,687円となっております。
続きまして、2項1目賦課徴収費77万8,990円でございます。賦課徴収費に係る事務的経費を支出したものとなっております。
続きまして、272、273ページをお開き願いたいと思います。3目介護認定審査会費でございます。主なものといたしましては、1節の報酬、支出済額452万円で、これにつきましては介護認定審査会に係る医師、保健師、社会福祉士などの委員報酬で、回数といたしましては、年間50回の審査会を開催しました。続きまして、13節委託料でございます。支出済額111万1,320円、これにつきましては、介護認定審査システムにおける保守委託料となっております。
続きまして、2目の認定調査等費、支出済額1,278万693円、認定調査費でございます。新規の認定ということで459件、内訳としましては新規が376件、区分変更が83件ありました。また、更新の方は850件という状況となっております。7節の賃金335万1,469円につきましては、調査員賃金でケアマネジャーの嘱託、臨時職員2名分となっております。
続きまして、12節役務費、支出済額622万924円、これにつきましては、手数料で主治医の意見書などでございます。トータルで年間1,325件となっております。
続きまして、下側の2款1項1目介護サービス等諸費でございます。支出済額14億7,503万7,894円となっております。次の274、275ページをお願いいたします。備考欄の上段のところになりますが、主な分類といたしまして、書いてあるとおりなんですけども、居宅介護サービス等給付費が6億681万6,091円、施設介護サービスにつきましては7億5,634万2,245円。居宅介護福祉用具購入費が238万3,979円、居宅介護住宅改修費が666万6,803円。居宅介護サービス計画費で7,155万1,124円、地域密着型介護サービス費3,127万7,652円という状況となっております。
続きまして、2目の介護予防サービス等諸費でございます。支出済額1億2,604万843円でございます。この内訳としましては備考欄にありますように、介護予防サービス費1億317万4,944円。あと大きなものといたしましては、介護予防サービス計画費が1,417万3,234となっております。
1つ飛びますけれども、4目高額介護サービス等費でございます。276、277ページをお開きください。19節でございますけれども、支出済額4,000万4,128円でございます。介護サービス給付費負担金で、所得区分により自己負担限度額を超えた方につきましての給付となっております。
続きまして、5目の特定入所者介護サービス等費、支出済額7,236万8,360円でございます。内訳としまして備考欄にありますように、特定入所者の介護サービス費7,200万5,160円。特定入所者介護予防サービス費につきましては36万3,200円で、これにつきましては特定入所、特養、または老健施設などをご利用される高齢者で所得の低い方につきまして、居住費、食費の負担限度額以上の負担分を公費で負担する制度となっております。
次に、3款1項2目財政安定化基金償還金でございます。これにつきましては、第4期の最終年度の23年度に収支を見込む中で1,000万円程度の赤字が想定されたことから、県の財政安定化基金より1,000万円を借り入れたことに伴い、3年間を償還するものとなっております。
次に278、279ページをお開きいただきたいと思います。4款1項1目介護予防事業費、支出済額559万4,313円でございます。主なものでございますけれども、13節委託料の支出済額が497万5,866円でございます。2目包括的支援事業・その他支援事業費1,558万8,237円でございます。主なものといたしましては、13節委託料1,456万6,108円、備考欄でございます包括的支援事業委託料1,435万8,401円で、これにつきましては、保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーなど4人相当分の社会福祉協議会の事業委託分となっております。特に相談でありますとか、権利擁護また介護予防のケアプランなどの作成委託料などが含まれている形となっております。
続きまして、5款1項1目介護給付費準備基金積立金でございます。支出済額1,036万506円でございます。次に、280ページ、281ページをお願いいたします。内訳といたしまして備考欄にありますように、利子積立金5万4,000円、基金積立金1,030万6,506円となっております。
また、次の6款1項1目第1号被保険者保険料還付金24万6,700円については、65歳以上被保険者に係る償還金及び還付加算金となっております。6款1項2目償還金1,933万8,047円でございます。これにつきましては、国庫支出金などの平成23年度分精算に伴います返納金となっております。
歳出の合計といたしまして、支出済額17億9,714万1,065円となっております。
次のページ、申しわけございません。282、283ページをお願いいたします。実質収支に関する調書となっております。1項で歳入総額といたしましては18億2,937万2,848円、2項歳出総額といたしまして17億9,714万1,065円。歳入歳出差し引きといたしまして3,223万1,783円。実質収支につきましても同額の3,223万1,783円となっております。
次の283ページ、財産に関する調書でございます。1、基金で、現金で介護保険給付費準備基金、前年度末現在高は全額を繰り入れたためにゼロでありましたけれども、決算年度中に250万6,000円を積み立てたことにより、決算年度末現在高としましては、250万6,000円という状況となっております。
以上で説明を終わらさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○石井委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
○安井委員 ちょっと275ページでお尋ねいたします。猪名川町の居宅介護の拡充ということでずっとやってきました。それで、難しいわ。申しわけない、よくわからないのが、介護保険の見直しで要支援のところが地方自治体、町村に移るということで、そのこと自体はもう国の制度なんで言うことがないんですが、1つのあれとして、それが進んだ場合に居宅介護に重点を移したのがいいのかどうかと、その辺のところがちょっとわかりませんので、その辺の見通しというのか、お考えをちょっとお尋ねします。
○福井福祉課長 今回の第5期介護保険事業計画をつくるときにおきましても、保険給付費をできるだけ抑制をせよということで、施設よりも在宅サービスのほうに重点を置こうということで計画をさせていただいております。今回につきましても、このご質問をいただきました居宅介護サービス等給付費につきましても、前年度に比べて約6,000万の増加をしているというふうな状況で、この在宅と施設の比較をさせていただきますと、20年ぐらいはまだ施設のほうが50%を超えていた状況になっていたんですけれども、24年度決算におきましては在宅サービスが52.8%ということで、施設よりも在宅のほうに主が移ってきているというような状況となっております。
最後、先ほどご質問にありました国が今回、要支援、要1と2を介護保険のサービスから切り離すというか、いうようなお考えがあるということなんですけど、これにつきましては、この介護サービス費の中でもう一つ介護予防費の中にも経費が出てくるんですけども、できるだけ国としては今、その背景とありますのは猪名川町も国と平均で同じ月額5,000円の保険料設定させていただいているわけなんですけど、先般、国の推計ではデータ、次期の介護保険が月額8,000円ぐらいになるんではないかと。そうしてくるのは、どうしても保険給付費を圧縮しないといけない。そういう中で、この介護予防の経費を介護保険以外のところからというお考えが出たと思っております。
しかし、この先ほどご質問いただきました在宅支援に移っているわけなんで、それに在宅というよりも介護予防よりそれに係るまだ重点を置いて、できるだけ介護保険を使っていただかないということに力を入れていくとともに、その介護予防になっている方々については、できるだけ市町村の力で何とかできないかなというのが国の考えだと思っているんですけど、その辺についてはまだ具体的に国、県を通じてどういうふうに市町村で取り組みなさいという指摘とか指示がございませんので、はっきりしたことはわからないんですけども、当初、猪名川町思ってますように、在宅に力を入れて、できるだけ、それも介護予防に力を入れて介護保険を使っていない、より健康な高齢者をふやしていこうという政策を続けていこうと思っております。
以上です。
○石井委員長 ほかにありませんか。
○久保委員 1点だけですが。介護の課題につきましては、こういった保険会計のみならず、やはり特に認知症の状態になられた方、あるいはその予防も含めて今後はこの猪名川町でも地域で支えていかなければならない、人がつながっていかなければならない課題だというふうに認識をしています。そこで、まだまだお元気な地域の高齢者の方々に率直なご意見を聞くと、介護の問題よりも本音は将来に向かっての不安材料といえば、やはり医療なんだというふうにおっしゃいます。そういう問題意識を私、持ちながら、この本年5月ですけれども、全然別の用事で川西警察署へ行く用事がありまして、川西警察の中で、こういった支え合う気持ちがこもったつながりノートというポスターを見ることがありました。これ何かなというふうに最初思ってたんですけども、よくよくそのポスターなりチラシを見ますと、ご本人と家族、そして地域の医療機関、さらには地域の介護機関が、こういったバインダー、1つのこのノートでもってつながっていく、そういうことが大事だということで、大阪大学のある先生が考案されたようなんですけども。これを川西市と猪名川町と、きんたくんといなぼうがありますけども、そして川西の医師会で連携しながらやっていこうということを初めて知りました。よくよく見ると、平成24年の11月ごろから担当のケアマネジャーを通じて、こうしたつながりノートの活用をしていくという取り組みであったようです。このポスターには2013年の2月から実際にこのノートを導入していきましょうというPRになっていました。
そこで、こうした取り組みは本当に大事だと思います、これからも。そこで今、決算の説明がありましたけども、どこに組み込まれているのかなというとこがありまして、保険給付費なのか、あるいは276ページの地域支援事業費の中なのか、その中でも包括的支援事業の中に組み込まれているのかなというふうに思うんですけども、そのあたりをまずはちょっと教えていただけませんでしょうか。24年の11月ごろからの取り組みのようですけども、よろしくお願いします。
○福井福祉課長 今、先生がおっしゃってますように、新しく猪名川町でもこのつながりノートということでさせていただきました。これにつきましては認知症、高齢者の方々について今までいろんな研修会とか開いて、いろいろまた地域包括センターでもそういった相談に応じてきたわけですけども、特に医療機関の現場からですけども、高齢の方々を見るときに、どうしても診察室で椅子に座られますと、非常にいいお答えが帰ってくると。主治医の先生診たってどこに認知症があるんかな、わからないというご意見もあった中で、そしたら実際この高齢者の方の日常のお家での様子であるとか、各サービス機関でどうした状況かわからないということで、そうしたより医療の面からフォロー、ケアをしていくことが、そうした連携をしたノートということで、このノートの中にはそれぞれご家庭の中の様子とか、また事業所での様子また具体的にどういうところがご心配になっている、どういうところを先生にお尋ねしたいかということを書いておくということになって、そして情報がより密になっていくことによって正しい、その時々に応じた高齢者の認知症のケアができるということで、これをお話ありましたように川西医師会また大阪大学の医学部の先生の指導に基づいて、ことしの2月から運用させていただきました。
予算的には、この決算書には279ページにおけます、地域支援事業におけます2目の包括的支援事業・その他支援事業の事業費の18万9,000円、ここにこのホルダーを買いました約280円程度なんですけども、それの購入費の消耗品で、それとその下に12節役務費の中の手数料として23万1,500円を計上させていいただいてますけども、これにつきまして、このつながりノートのご説明をケアマネジャーにつけて各家庭に伺って、こういう趣旨でしていただきますので、ご家族または高齢の方々にご理解と説明をしたということで、1回ご訪問いただくことに1件500円の手数料を払わさせていただきました。そうした経費となっております。これにつきましては国庫のほうで10分の10、100%補助ということになっておりまして、町の持ち出しなく、この事業を進めてるようなかたちとなっております。
済みません、ノートにつきましては、大体まとめて今年度につきましては600個、それから、つながりノートの説明につきましては463件の訪問の手数料となっております。現実的に猪名川町では現在100件ぐらいの方にこのノートを配付させていただいて、実質この2月から運用、ご家族にちょっとこうした内容で書いていただくこともありますんで、実際には50件程度、ご利用していただいている形となっております。
○久保委員 わかりました。ただ、冒頭、私言いましたけども、今後もやはり医療と介護の一層の連携というのは進めていかなければならないと思っていますし、このチラシには要支援2以上の在宅の介護サービスをご利用の方にはというくだりもあるわけですが、今後のこの猪名川町の高齢化の進展をかんがみたときに、もうそういう区分でなくて、高齢者への地域の支えということで、こうした取り組みをもうちょっとこう拡大していくような方向性も必要なのかなというふうに思っておるんですが、それは次年度予算のときにまた申させていただきますけども、現時点での方向性なり、そのあたりはいかがでしょうか。
○福井福祉課長 確かにこのノートを導入されても、どの対象の高齢者を的を絞っていいかなということで、ほかの今、要支援2の以上の方の、それも在宅の方のということで限定させていただいたわけなんですけども、そういう方々に広げると、というか初め認知症の方だけというご質問というか、そういう訪問はできませんので、一応、広い意味で要支援1は多分非常にお元気なので、ある程度、要介護ゼロよりも少しランクを下げ、ちょっと広い要支援2の方を対象とさせていただきました。これはケアマネとか大学の先生との中でも大体このあたりが一番いいんじゃないかということで、要支援2とさせていただいておりまして、次年度以降も大体このあたりをと思っておるんですけど、今後、猪名川町の認知症の方々の動向とか見ながら、またその辺は考えていきたいと思っておりますけど、今のところ大体そのあたりでと思っております。
以上です。
○久保委員 わかりました。くどいようかもわかりませんけども、ハードルを下げるような方向になればいいかなというふうに思っています。中身を見ますと、やはり個人情報の部分がもうストレートに記載がありますので、個人情報の部分については最大限の配慮を払っていかなければなりませんし、またこの11月は民生児童委員さんの改選時期でもありますよね。そういった会合で、福祉課が何か説明するようなことがあれば、こういった取り組みもご紹介していただけたらなというふうに思いますけども、それは要望として。
以上で結構です。
○石井委員長 ほかにありませんか。
○池上委員 274、5ページで、居宅に力を入れていくという、財政上はどうしてもそういう方向が望ましいかとは思うんですが、それで今回あの居宅のほうふえてますけど、施設も予算的にはふえてるということで、どっちもふえてるんかなというふうに思うんですね。それ一方で、その下の地域密着型介護予防サービスあるいは包括、後で出てくる包括支援事業費はちょっと下がってる、予算から比べてね。その辺のこの1年の流れというのか、特に包括支援とか地域密着型が活用がどうだったんかなというところをちょっとお聞きしたいのと、ご承知かと思いますけど、老老介護で両方介護認定受けてるご夫婦、高齢のご夫婦の奥さんがちょっとうとうとした間に、認知症のご主人が出ていって電車にぶつかって、何百万かの請求をされたという事例があったのをご承知かと思うんですが、限界だと思うんですね、この居宅というのは。それを周りで支えていくということは、老老介護でやっているところに地域がどれだけ協力できるかというのも大きな疑問があるところなんですが、このそういった点も含めてこの居宅施設、施設も限りがありますから、入りたくても入れないということのあるんでしょうが、今後の方向性というのはどういうふうに見ておられるんか、ちょっと漠然とした聞き方なんですけれど、狙いとしては居宅に中心を置きたいというのはわかるんですけれど、その辺のことも加味して、それじゃあ地域密着とかその予防のところにどう重点を置いていくんか、その辺の狙いというか、考えがあったらお聞かせいただきたいんですが。
○福井福祉課長 確かに理想的なことを方針ということで計画では在宅に力を入れていると言っているわけなんですけど、確かに高齢化が進むと在宅と言いながらもおっしゃられていますように無理がありまして、限界があるということで、そうなってくると施設入所というのは当然考えなければいけないと思っております。ということで猪名川町におきましても、今回、北部のふれあい大島におきましては、2階を入所施設である小規模老健ということで29人のベット数を確保させていただくとともに、1階のほうでは在宅をすすめさせていただく在宅デイケアということで通所介護の両方を合わせて運用施設を整備させていただきました。
また、先ほどご質問のありました地域密着型サービスにつきましては、確かに予算からは減っておりますけれども、これにつきましては地域密着ということで、猪名川町の方に限定したサービスということで、具体的にはJAさんの開設であきましたオアシス猪名川の利用者数に係る費用となっております。当初は余り伸びてなかったんですけども、現在、順調に利用者数も伸びておりまして、登録者数も非常に、今現在では19人の方がご利用されていると、また通所につきましても1月359回もご利用と、また泊まりのショートステイにつきましては134回ということで、順調にそうした在宅、特に地域密着型のこの小規模居宅介護多機能型というのは特養には非常に待機者が多くて入れない状況になってるんですけども、そうした方々を在宅で365日24時間介護できるということで、オアシス猪名川というのを整備させていただきましたんで、そうしたことからこの在宅でも施設と入ると同じようなフルサービスができるということの位置づけで、このオアシス猪名川を整備させていただきましたんで、今後はこういう形の事業所を活用していただきながら、在宅を、施設に入らなくても在宅で介護できるというような環境を整えていきたいと思っております。
以上です。
○石井委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石井委員長 それでは、議案第40号の質疑は終結します。
担当職員の入れかえをお願いします。
次に、議案第42号 平成24年度猪名川町
農業共済特別会計歳入歳出決算の認定についてを審査します。
説明を求めます。
○飯田
産業観光課長 失礼します。それでは、
農業共済特別会計歳入歳出決算事項別明細書によりまして説明させていただきます。
312、313ページをお願いします。まず、歳入でございます。1款農作物共済勘定収入、収入済額1,269万8,548円。1項1目水稲共済掛金、収入済額27万2円でございます。これは水稲共済掛金で、農家599戸、1万9,443アールに対します共済掛金でございます。昨年より大幅に減少しておりますのは、掛金率の改正0.929から0.5%減りました0.429%に国のほうで改正されたものでございます。
2項1目水稲交付金でございます。収入済額11万239円、これは連合会からの水稲交付金でございます。
3項1目水稲保険金、収入済額14万6,082円、水稲共済の連合会からの保険金でございます。
4項1目水稲連合会特別交付金、収入済額13万3,090円、水稲連合会の特別交付金でございまして、これは歳出のほうで無事戻金の財源にするものでございます。
6項1目繰越金でございます。前年度繰越金、収入済額1,203万9,135円となっております。
2款家畜共済勘定収入でございます。収入済額72万6,873円。1項1目家畜共済掛金6万2,656円でございますが、次のページ314、ページ315ページをお願いします。備考欄にあります家畜共済掛金で、1農家、肉用牛13頭、子牛4頭、胎児が9頭、合計26頭分の共済掛金でございます。
3項1目の繰越金でございます。収入済額61万112円、前年度からの繰り越しでございます。
4項1目家畜交付金1,473円、昨年はございませんでしたから、ことし国庫補助と保険料を見たときに保険料を上回る国庫補助があったということで、逆に家畜交付金として連合会から交付を受けたものでございます。1,473円でございます。
3款園芸施設共済勘定収入でございます。1項1目園芸施設共済掛金、収入済額38万1,436円、園芸施設共済の掛金で25戸、50棟分でございます。
2項1目園芸施設保険金、これは連合会からの保険金、3戸、3棟分の保険金として24万2,493円を受けたものでございます。
3項1目園芸施設連合会特別交付金、収入済額5万8,712円。これも連合会からの特別交付金として受けたもので、園芸施設共済の無事戻しへ充当するものでございます。
4項1目繰越金、収入済額88万8,152円。これは前年度からの繰越金でございます。
5項1目の雑入でございます。収入済額8,808円。これは優良農家加入推進の事業費助成ということで、連合会から7件分、優良農家としての助成を受けたものでございます。
4款畑作物共済勘定収入でございます。1項1目の畑作物共済掛金、次のページ316、317ページをお願いします。畑作物共済掛金はソバの共済、ソバの畑作物ということで88戸、23.63アールの引き受けに対します掛金55万3,773円収入したものでございます。
2項1目畑作物保険金、連合会からの保険金として22万6,540円、保険金の内容は、13戸、324.2アールに対します保険金でございます。
4項1目の繰越金、前年度からの繰越金6万5,938円を繰り越したものでございます。
5款業務勘定収入でございます。1項1目の事務費賦課金、収入済額57万2,148円。これは農家からの事務費賦課金でございます。
2項1目受取損害防止事業負担金でございます。収入済額68万4,250円、備考欄にあります上段、水稲共済損害防止事業費助成金、連合会から損害防止に対します助成金26万5,000円、これは上限でございますが受けたものでございます。その下、家畜共済損害防止事業費助成金、これにつきましても連合会から9,000円受けたものでございます。その下、特定外来生物被害対策事業助成金、これにつきましては県からの助成金で事業費の2分の1、12万9,000円を受けたものでございます。内容としましては、アライグマ41頭、ヌートリア2頭分の助成金でございます。その下、シカ個体群管理事業助成金、これも県からの助成金で、2分の1ということで12万6,250円をシカの捕獲の活動または捕獲に対します助成金でございます。その下、シカ緊急捕獲拡大事業補助金、これは支出とこでもまた説明させていただきますが、全体事業の13%、県の補助金として収入したものでございます。15万5,000円でございます。
3項1目一般会計繰入金でございます。収入済額1,079万476円。
次のページ318、319ページをお願いします。2目の共済繰入金でございます。収入済額21万9,420円、備考欄にありますように、農作物共済勘定へ繰り入れるもので、水稲共済の損害防止事業なり、また家畜共済勘定繰入金として家畜共済の関係の損害防止事業、それぞれ充当したものでございまして、農作物共済につきましては18万4,950円、家畜共済につきましては3万4,470円というふうになっております。
4項2目の雑入でございます。収入済額48万1,654円、備考欄にあります連合会への事務委託金33万1,654円、これは建物共済への委託金を受けたものでございます。それから、農業共済にネットワーク化情報システムの助成金、農業共済の連合会とのネットワークを行っておるもので、12万円の収入を受けたものでございます。全体事業費の25%。次が、チャレンジひょうご21の奨励金、3万円。
以上が歳入でございまして、合計2,859万9,221円となっております。
次、320、321ページをお願いします。歳出でございます。1款農作物共済勘定支出でございます。支出済額130万1,232円。
2項1目の水稲共済金でございます。支出済額58万4,328円、水稲支払共済金21戸、272アール、減収率としましては0.55%。主に獣害による被害でございます。
3項1目水稲無事戻金53万1,954円につきましては、水稲無事戻金ということで過去3年間、事故がなく、また少ない方におきまして400戸に対しまして交付したものでございます。財源としましては、水稲連合会特別交付金13万3,090円、それから特別積立金の取り崩し39万8,864円が財源として充てたものでございます。
4項1目共済繰出金18万4,950円、これにつきましては、水稲へ繰り出しを行い、損害防止事業に充てたもので18万4,950円を繰り出したものでございます。
次のページ、322、323ページをお願いします。2款家畜共済勘定支出でございます。支出済額14万9,098円。2項1目の家畜技術料、これは連合会に支払いしたものでございますが、4万8,838円、技術料として連合会のほうにお支払いしました。
3項1目の死廃共済金、今年度初めてといいますか、昨年はございませんでしたが、死廃事故が1件ございました。支出済額6万5,790円、評価額16万4,000円に対します40%、心不全というふうに聞いておりますので、その死亡の共済金でございます。
4項1目の共済繰出金、支出済額3万4,470円。繰出分ということで家畜共済の損害防止事業へ繰り越したものでございます。
次324ページ、325ページをお願いします。3款園芸施設共済勘定支出でございます。支出済額66万5,494円でございます。1款1目の園芸施設保険料、連合会のほうに保険料として支払ったもので、支出済額30万5,129円、引き受け同様25戸の50棟でございます。
2項1目の園芸施設共済金につきましては、支出済額26万9,438円。3件、3棟の共済金を支払ったものでございます。
3項1目の園芸施設無事戻金、支出済額が9万927円ということで、園芸施設共済の加入者7戸、3年間掛金の2分の1から共済金を引きました額をお支払いしたものでございます。対象者は7戸でございました。
326、327ページをお願いします。4款畑作物共済勘定支出でございます。支出済額68万2,434円、1項1目の畑作物保険料でございますが、連合会にお支払いします保険料43万722円。これはソバの保険料といいますか、連合会のほうに88戸、2,362.0アール分をお支払いしました。
2項1目の畑作物共済でございますが、共済金として支出済額25万1,712円、共済金13戸、324.2アール分の被害に対しましてお支払いしたものでございます。
5款業務勘定支出でございます。1項1目一般管理費、支出済額921万9,355円。次のページで328、329ページをお願いします。これは、産業観光課職員1名の給与、その他手当といったことで、一般管理事務費921万9,355円でございます。その中で8節報償費、支出済額57万6,000円、この報償金につきましては、農会32農会、均等割1万500円、戸数割308円というわけで、報償金をお支払いしたものでございます。その下の、一つ飛びまして、13節委託料支出済額61万8,156円。これは
電算保守委託料で農業共済システムのハード機器の保守委託料でございます。その下、14節使用料及び賃借料37万4,976円。事務機の借り上げとして電算機器のリース料でございます。19節負担金、補助及び交付金につきましては、支出済額90万6,675円、備考欄にあります3段目、損害評価会委員等研修会の負担金1,000円と、神戸地区の農業共済事業研究協議会負担金5万9,000円となっております。
2項1目損害評価費でございます。支出済額337万7,319円で、主なものとしましては、1節の報酬42万4,000円。これは損害評価会委員9名分の1日8,000円の6回開催しております。その下の報償費につきましては57万6,000円、損害評価委員の謝金ということで32農会の各3名、1人当たり6,000円ということで謝金ということでお支払いしております。一番下の14節使用料及び賃借料につきましては、1万6,000円、これにつきましては実測評価圃場の借り上げということで、16カ所借り上げたところでございます。
330ページ、331ページをお願いします。2項損害防止費でございます。支出済額232万2,639円、損害防止事業に係ります支出でございまして、主なものとしましては、13節委託料62万8,722円。これは有害鳥獣捕獲委託料としまして猪名川町の猟友会のほうに委託したもので、シカ18頭、アライグマ42頭、ヌートリア2頭を捕獲していただいたものでございます。19節負担金、補助及び交付金165万447円につきましては、備考欄にありますシカ緊急捕獲拡大事業負担金120万497円。県のほうでございますが、緊急捕獲していただいている部分の猪名川町分、平成23年度199頭平成24年は183頭捕獲したものに対します負担金でございます。その下、水稲病害虫防除事業助成金でございますが、44万9,950円。これはヘリ防除で10農会、6,635.5アールを実施したものでございます。それと広根地区の共同薬剤散布、これは889.4アールそれぞれ実施していただきました。それのアール当たり60円を交付したものでございます。
3項1目の支払事務費賦課金でございますが、支出済額15万1,274円、これは連合会のほうへ賦課金として納めたものでございます。
合計支出総額ですが、1,554万6,206円となっております。
次のページ332、333ページをお願いします。実質収支に関する調書ということで、歳入総額2,859万9,221円、支出総額1,554万6,206円、歳入歳出の差引額1,305万3,015円、実質収支も同額の1,305万3,015円というふうになっております。333ページの財産に関する調書でございますが、出資による権利農業共済基金の支出金11万7,000円、前年同様のことしも11万7,000円の現在高となっております。
以上が農業共済関係の決算でございます。
○石井委員長 説明は終わりました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
○安井委員 331ページをお尋ねします。19節の負担金、補助及び交付金と13節の委託料の件で、支出金額だけ見ますと、13節は予算よりも減っているんですけども、19節の負担金のシカの場合だけここふえてます。だからこれが多分、あじさいまつりなんかでも上のほうでというような時期やったんか、その次の年やったんかということやと思うんですけども、全体としてシカはやっぱり結構あれなんやけども、ほかのアライグマとかヌートリアは落ちついてんのか、その辺の全体的なことだけちょっとお願いできますでしょうか。
○飯田
産業観光課長 13節の委託料で、猟友会のほうに有害鳥獣捕獲委託料としてお支払いしておりますが、このシカ18頭、アライグマ41頭、ヌートリア2頭という実績ということもあるわけでございますが、なかなかシカの捕獲というのは難しいような状況も含めまして、その下の負担金、補助及び交付金でシカの緊急捕獲拡大事業、これ県のほうで事業実施していただいておるわけなんですけども、猪名川町のエリアとして199頭、これ平成23年でございます。24年には183頭というふうに捕獲をしていただいておるといった部分の、それに対応する負担金として120万円をお支払いしておるといったことも含めて、なかなかシカのはふえておるのが現状かとは思いますが、なかなか捕獲に至っていないのが現状かなと。また、イノシシも含めてそういう猟期に際しましてはイノシシの捕獲なり、猟期以外につきましても猟友会を中心にシカ、イノシシまた一般農家に貸し出してます捕獲わなを含めてアライグマ、ヌートリアといった捕獲に努めてもらっているのが現状かと思います。
○安井委員 バッファーゾーンとかいろんなことをされて努力されてるということだがなかなかシカだけは大変非常に難しい形なんですね、ちょっとかいつまんで申しわけないけど言わせていただくと。それで、まあヌートリアとかアライグマとかいうのは大分被害ということで、あれもありましたけど、やっぱり野生の命、シカの中で特に今の状況を言えば、シカが非常になかなか厄介言ったら失礼な、シカに申しわけないけども、厄介ないうことと理解してよろしんでしょうかね。ほかは何とかなっていると。
○飯田
産業観光課長 シカにつきましては、猟友会のほうにお願いはしておりますけども、各農家におきましては網柵と、その網に角がひっかっかてもがいとるといった情報も入ってきております。またネットフェンスと樹木の間に挟まれた状態であるとか、杉生新田のほうでは車にはねられて溝に落ちているとかというのを土日も含めて連絡があり、また猟友会がその対処に走っているといったこと。それからシカにつきましては、基本的に捕獲した中で埋設処理といったことで対応もしておりますが、なかなか捕獲は難しいということはもう現状かなと思います。
以上です。
○石井委員長 ほかにありませんか。
○池上委員 同じとこなんですけど、ここしかないと。鳥獣のアライグマ、ヌートリアのたぐいなんですけども、これも許可というか、申請とか何か結構手間かかるんですかね、かご、おりを借りるのに。それとも、これはもう独自でやっていいものか。一々申請しとったんじゃ、こんなもんなかなか進まんだろうなと、その辺あのシステムちょっとお聞きしたいのと、それから、それ捕獲するまでの補助はつくわけなんですが、その処理費は町持ちなのか、その辺の点ですね。もし、最初の質問ですけれど、手続上の問題とかいうのが厄介であれば、それはもうこれは北摂のほうの丹南でしたかね、農林のほうでもありましたね。そういうところと一体となって、規制緩和と言ったらあれなんですけれど、臨機応変に応じる方法、ちょっと模索したほうがいいんじゃないかな、またそういう提言していったほうがいいんじゃないか、それと、おり等についても、もうちょっと県の協力を仰ぐべきじゃないか、市長、町長それから北摂、そういうのが一体となって。その辺のアクションが要るんじゃないかなというふうに思いますので、今後そういった方向ができればなと思います。そのシステム的なことをちょっとお聞きしたんです。
それと、シカなんですが、これは以前、一般質問でずっとちらっと言ったんですけど、シカの活用しているとこもあり、肉も高級肉として売れ、高級規格として売れというものであることも一方間違いないんですね。その辺の検討を北摂のところで、別に肉を売るとかいうんじゃないんですけれど、猟友会の方々もとろうという気に、イノシシはいなぼうがあるんであんまり言うと弊害があるんで、だけど喜ばれますわね。喜べないから、天敵いないから広がっていくということもあろうかと思うんです。その辺猟友会の人たちも、これはとろうというふうな方法、策がないと、なかなかシカはそこらで放っててしまうという状況じゃないとかと思います。穴掘ってあんなもん大きいもん埋めるということは、まずないと思うんです。車で行っても大きいシカをよく見かけますし、その辺は猟友会もこのシカを捕獲しようというふうな県を挙げての政策展開に何かいかないかな。そうでない限りはシカ天国はおさまらないだろうなというふうに思いますんで、その辺のことをちょっと指摘というんか、提案というんか、何かお考えあったらちょっとお聞かせ願えたらなと思います。
○飯田
産業観光課長 まず1点目の捕獲わなの活ということでございます。今現在猪名川町のほうでは、ヌートリア、アライグマの有害鳥獣の捕獲計画というのを策定しておりまして、そういう捕獲わなの免許所持者じゃなくて、一般の農家が捕獲わなを2週間程度借りているといった形の計画をつくっております。したがいまして、その農家が捕獲わなを2週間程度そこに設置し、アライグマ、ヌートリアの捕獲に努めてもらっている現状でございます。そこに入ったアライグマ、ヌートリアにつきましては猟友会のほうで回収し、また安楽死で猪名川動物霊園のほうに焼却処分といった流れで、猟友会のほうにはその捕獲わなに入った、捕獲については1回で3,000円、また猪名川動物霊園のほうでは焼却処分として1頭4,200円といった費用を充ててるところが現状でございます。したがいまして、他方に依頼といったこともあるわけでございますが、まず猪名川町での有害鳥獣対策としてアライグマ、ヌートリアについては農家での対応といったものを今後進めていきたいなというふうに考えております。
それとシカの加工といった部分で、先般では多可町のほうに視察も行ってもらい、シカ加工による村おこしではありませんが、そういった取り組み、シカを、シカ肉のその拡大といったところでも取り組まれておるところを参考にしながら、猪名川町のそういったシカを捕獲した中での肉の消費といったものも、他方研究重ねながら進めていくということも考えていかないといけないとは考えております。
そういったことで有害鳥獣につきましては、農家の農作物の生産意欲の低下といったところを招いておりますので、まずそういった捕獲のシカも含めた捕獲の充実といったところを、猟友会とともに考えていきたいと考えております。
以上です。
○池上委員 質問の意図とちょっと違うと思います。有害鳥獣につきましては、町で当然やらないかんわけなんですが、なんせかんせその捕獲のかごの台数も限りありましょうし、その辺は町単でできる範囲かなという思いで、広域でそういったものを県に要請するなり、そういう動きをせんかったら、この北摂の山、いずれは都会のほう、芦屋あの辺にまで進出するだろう。シカやらイノシシもうあの辺、ヌートリアなんかも都会で出てますんで、そういう意味でバッファーゾーンがこの辺になるんかなという思いもあるんで、その辺は北摂やら一帯、一致して、やっぱりケージの提供なり、県に求めていくような動きが必要ではないかなという思いで、猪名川町でできる範囲って知れてるもんやと思うんですよ。しかも面積の9割山ということになったら、どこに仕掛けたって足りんわけで、その辺のアクションは必要だろうなというふうなことで今、提案させていただいたんです。
その質問事項の中でとったはいいが、その処理費までこの補助金の中であるんかどうかというその予算の流れですね。それちょっとご説明なかったんでお願いしたいのと、シカもそうなんですけど、これ猟友会の補助というか支出っていうのは、1頭幾らの、さっきヌートリアをお聞きしたんですけど、シカ1頭当たり幾らでこの12万が出てくるんか、その積算ですね、その辺をちょっと先ほど聞いてなかったんで、お聞きしたいんです。
そのシカの件も猪名川町としても視察に行きましたというような、それはそれでいいんですけど、これは単独のもんじゃなくて、シカさんは別に猪名川町に来るときに・・・来てくれるわけじゃないんで、出入り自由なんで、これはもう山続いているとこは絶対無理な話なんで、そういったその広域の組織に支援上げていかないといけないなということで、このシカの問題もそういった、地域を挙げた連携で視察に行くなり研究するなり必要じゃないかなということを今申し上げさせていただいたんで、そういったアクションが起こせればなというふうに思っています。
○飯田
産業観光課長 その南丹、北摂の有害鳥獣対策協議会に猪名川町も当然、猪名川支部として入っているわけでございます。また、国庫補助を2分の1といったところでバッファーゾーンの整備の2分の1で、また猟友会といいますか、免許の更新の2分の1補助等を受ける中で有害鳥獣対策をしておるところでございます。
それと、その下のシカ緊急捕獲拡大事業につきましては、兵庫県のほうで広域的な形で拡大事業を展開していただいておる部分の猪名川町分但費としてお支払いしているもので、なかなか猪名川町単独でシカ捕獲を行うのは困難な状況でもあります。
それと、その費用的なものでございますが、13節の委託料62万8,722円の猟友会に委託している一方、処分費も全てこの委託料の中に入っておりまして、まずアライグマ、ヌートリアにつきましては、先ほど言いました4,200円の猪名川動物霊園での焼却処分、シカにつきましては1頭当たり2,500円をお支払いする中で、18頭を捕獲していただいたという状況でございます。また、活動費として出動手当41回、3,000円を猟友会のほうにお支払いし、またシカ、イノシシの捕獲まで行かない部分の出動としまして125回、1回1,250円といった出動手当をお支払いしながら捕獲に努めていっていただいている状況でございます。
以上です。
○石井委員長 ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石井委員長 それでは、議案第42号の質疑は終結します。
担当職員の入れかえをお願いします。
続いて討論に移りますから。続けて。
これより議案第41号 平成24年度猪名川町
後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定についての討論に入ります。
反対者の発言を許します。
○池上委員 後期高齢医療の制度は、これページ数にしてもわずか、本当に項目も絞られ、この中に町の介在する余地は何にもなしというような中で徴収率はほぼ100%と。この制度はできた当初から高齢者の間では、もう高齢者をどう考えてんのやということになって、現政権がそのときに大変な思いして、その政権交代の引き金の1つにもなったということと、その後、その前政権はこれを廃止しますと言いながら存続し、またひっくり返ったと。こう政権を動かす1つの要因にもなってますし、それだけ高齢者にとって高齢者をどう大切にするかというのは、国民の思想だと思うんですけれど、その辺の思想が欠落した制度だというふうに思います。町で何をすることもできない中で、町にこの反対、賛成の意見を述べるのは合致しないかもわかりませんけど、やはりこの制度については、地方議会からも議員からも声を上げていくべきだろうし、この制度は廃止すべきだという思いで反対といたします。
○石井委員長 次に賛成者の発言を許します。
○宮東委員 猪名川町
後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算について賛成の立場で討論をいたします。先ほどもご指摘ありましたこの制度についてはまだまだ見直すところも多くはあろうかと思います。名前のことであったりとか、細かいことをいいますと切りがないんでありますが、あくまでも国が定めた制度でありまして、猪名川町議会で、これを制度に論議するという余地はないのかというふうに思います。したがって猪名川町
後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算については説明を受けたとおりでありまして、反対するものではないと、認定すべきものではないかという立場から賛成ということで討論とさせていただきます。
○石井委員長 ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石井委員長 それでは、討論は終結いたします。
これより議案第41号を採決いたします。
この採決は起立によって行います。
本案は、認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛 成 者 起 立〕
○石井委員長 起立多数であります。
よって、議案第41号 平成24年度猪名川町
後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定については、認定されました。
次に、議案第38号 平成24年度猪名川町
一般会計歳入歳出決算の認定について中関係部分、議案第39号 平成24年度猪名川町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第40号 平成24年度猪名川町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第42号 平成24年度猪名川町
農業共済特別会計歳入歳出決算の認定についての討論に入ります。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○石井委員長 それでは、討論は終結いたします。
これより議案第38号のうち本委員会に付託されました部分、議案第39号、議案第40号、議案第42号を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
以上4議案は、認定することにご異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石井委員長 異議なしと認めます。
よって、議案第38号 平成24年度猪名川町
一般会計歳入歳出決算の認定について中関係部分、議案第39号 平成24年度猪名川町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第40号 平成24年度猪名川町
介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第42号 平成24年度猪名川町
農業共済特別会計歳入歳出決算の認定については、認定されました。
以上で本委員会に付議されました事件は全て議了しました。
なお、本委員会の委員会審査報告につきましては、委員長に一任いただきたいと思いますが、ご異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○石井委員長 異議なしと認めます。
よって、さよう決しました。
本日の委員会はこれにて閉会いたします。
○福田町長 ただいま
生活建設常任委員会の中で、367回議会の中で付議されました5議案につきまして認定をいただきまして大変ありがとうございます。
きのうときょう2日間、皆さん方にいただきましたいろんなご意見、これからの猪名川町の中で生かしていけるものは生かしていくというふうな気持ちで職員一同聞いております。これからも、皆さん方と一緒になってこの猪名川町やってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
もう一つ、総務文教常任委員会でもご報告を申し上げたわけでありますけども、総務文教常任委員会の中に関係することでありますけども、猪名川町奨学金を匿名で5,000万、寄附金をいただきました。これは本人のたっての願いで匿名ということで、一切名前を出してもらっては困るということでありますので、10月3日に入金をしていただきました。これは、これからの奨学金の特別会計の中で、本当に大事に使っていきたいなというふうに思いますので、ご報告だけ申し上げたいと思います。
本日は本当にありがとうございました。
○石井委員長 委員会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げます。
付託されました5議案も2日間にわたり慎重審議していただきまして、またその間委員各位、また執行者のご協力によりまして、委員会を無事終了することができました。審査の過程での意見やまた要望、また提案につきましても、残された今年度予算の執行、加えて新年度予算編成に取り組まれる際には、十二分にその意見を生かしていただき行政推進に頑張っていただきますようよろしくお願い申し上げます。
これからは、また季節の変わり目の時期となってまいりますので、皆様にはご自愛の上、公務に、また議員活動にご精励いただきますよう申し上げ、閉会のごあいさつといたします。
本日はありがとうございました。
午後 2時25分 開会
本委員会会議録として署名する。
平成25年10月16日
猪名川町議会
生活建設常任委員長 石 井 洋 二...