たつの市議会 2012-12-26
平成24年第5回たつの市議会定例会(第4日12月26日)
環境課長 小 谷 真 也
人権推進課長 西 川 廣
地域福祉課長 石 原 徹 之
児童福祉課長 中 谷 泰 裕
健康課長 上 田 敏 彦
農林水産課長 伊 藤 裕 明
農地整備課長 髙 田 満
用地課長 中 井 一 弥
都市計画課長 田 中 寿 長
前処理場
対策課長 谷 晴 視
志ん
ぐ荘支配人 加 藤 真 司
消防本部予防課長 合 田 昌 司
消防本部警防課長 満 田 利 郎
会計課長 和 田 利 恵
たつの
市民病院事務局次長 小 川 宏
教育委員会委員長 湯 本 浩 一
教育長 苅 尾 昌 典
教育事業部長 森 川 幸 一
教育管理部参事 松 田 正 義
教育管理部参事兼
教育総務課長 内 見 博 隆
教育管理部参事兼施設課長 永 安 悟
教育事業部参事 片 岡 利 夫
教育管理部学校教育課長 糸 井 香代子
教育事業部社会教育課長 水 田 基 幸
教育事業部文化財課長 辻 本 宏 志
教育事業部人権教育推進課長 谷 口 佳 三
教育事業部体育振興課長 有 本 功
開 議 宣 告
○議長(
柳生陽一議員)
ただいまより本日の会議を開きます。
この際、ご報告申し上げます。
監査委員より、
地方自治法第199条第2項、第4項の規定による定期監査の結果報告1件が提出されており、その写しをお手元に配付いたしておりますので、ご清覧願います。
次に、本日の
出席議員数及び
地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者の職、氏名につきまして、事務局長より報告いたさせます。
○
議会事務局長(米澤幸和君)
命によりご報告申し上げます。
まず、本日の
出席議員数についてでありますが、本日ただいまの
出席議員数は24名全員であります。
次に、
地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めた者の職・氏名についてでありますが、お手元に配付いたしております名簿のとおりでありますので、ご清覧願います。
以上でございます。
○議長(
柳生陽一議員)
以上で報告を終わります。
次に、
今期定例会の
会議録署名議員については、12月5日の定例会第1日に、4番
内匠勇人議員、5番
赤木和雄議員を指名いたしておりますので、両議員、よろしくお願いいたします。
~日程第1
議会改革調査特別委員会調査中間報告について~
○議長(
柳生陽一議員)
これより日程に入ります。
日程第1、
議会改革調査特別委員会調査中間報告についてを議題といたします。
本件は、
議会改革調査特別委員会に付託中の付議事件であります本市議会の
議会改革のあり方についてを会議規則第第43条第2項の規定より、同委員会より
中間報告を行いたいとの申し出がありますので、これを許します。
松下信一郎議会改革調査特別委員長。
○
議会改革調査特別委員長(
松下信一郎議員)(登壇)
おはようございます。議長から発言の許可を得ましたので、たつの
市議会会議規則第43条第2項の規定に基づき、当委員会の付議事件であります本市議会の
議会改革のあり方に対する現時点での委員会の調査の途中経過等について、お手元に
議会改革調査特別委員会調査中間報告書をお配りしておりますので、この報告書に沿って
中間報告をさせていただきます。
初めに、委員会の開催経過及び審議状況についてでありますが、当委員会は、付議事件である本市議会の
議会改革のあり方についての協議・検討を行うため、平成22年6月28日に第1回の委員会を開催して以来、これまでに合計26回の委員会を開催し、現在も継続してほぼ毎月1回のペースで委員会を開催して、
議会改革事項の審議を続けております。
なお、当委員会で決定した
議会改革事項の取り扱いにつきましては、議員各位ご承知のとおり、最終的に
議会運営委員会で審議した上で実施の議決を経た後に、本
市議会活動の中で実践してきており、平成24年度に入ってからは、今後の
議会改革の核となるたつの
市議会基本条例の早期制定に向け、条例素案の協議を行っているところであります。
次に、今後の
議会改革調査事項の協議・検討の進め方についてでありますが、
議会基本条例案の素案については、去る9月25日に開催いたしました平成24年度第6回委員会で、全体条例の素案の作成が一応完了しており、現在、委員から各会派へ持ち帰っていただきご検討していただいているところであります。
今後の進め方といたしましては、現在作成している
議会基本条例素案について、本日の
定例会終了後に
全員協議会を開催し、条例案の具体的な内容説明及び趣旨等について説明させていただき、議員全員に条例案の内容について十分ご理解をいただく機会を得たいと考えております。
その上で、今後、理事者側とも事前に条例案の内容について十分調整を行うとともに、議員各位のご意見等を考慮しながら当委員会で引き続き条例案の詳細な部分の詰めを行いたいと考えております。
なお、前回の
中間報告においても申し上げましたが、
議会基本条例は本市の議会活動における最高規範として位置づけられるものであり、これまで明確ではなかった議会や議員の活動原則、市民と議会の関係、議会と行政の関係等を条例として議会自らが明文化し、市民の皆様に約束することにより、分権時代にふさわしい議会を目指すという意味で大変重要な条例となるものであります。議員各位におかれましても、この点を十分ご理解いただき、本市議会における
議会改革の一層の推進にご協力賜りますことをお願い申し上げまして、
議会改革調査特別委員会の
中間報告とさせていただきます。
○議長(
柳生陽一議員)
議会改革調査特別委員長の報告が終わりました。
本件については、本市議会の重要課題として鋭意検討を願っており、委員長はじめ委員の皆様には
大変ご苦労をおかけいたしますが、引き続き調査をよろしくお願いいたします。
~日程第2 議案第67号から議案第88号~
○議長(
柳生陽一議員)
次は、日程第2、議案第67号 たつの市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例選定についてから議案第88号 平成24年度たつの市前
処理場事業特別会計補正予算(第1号)までの22件を一括議題といたします。
これより各
常任委員会の審査の経過並びに結果等について、各
常任委員長の報告を求めます。
初めに、
総務文教常任委員長の報告を求めます。
楠明廣総務文教常任委員長。
○
総務文教常任委員長(楠 明廣議員)(登壇)
ただいま議題となっております22件のうち、
総務文教常任委員会に付託になりました議案第67号から議案第69号までの4件及び議案第81号中
付託関係部分から議案第88号中
付託関係部分までの8件の合計12件につきまして、
総務文教常任委員会を代表して、付託経過並びに審査の結果及び経過等をご報告申し上げます。
まず、付託経過については、去る12月5日の
今期定例会第1日の本会議において、当委員会に付託されたものであります。
次に、審査の結果でありますが、当委員会は、これらの
付託議案審査のため、去る12月11日午前10時から、議会第1委員会室におきまして委員会を開催し、教育長をはじめ
関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
その結果、当委員会に付託されました議案12件は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、審査中に委員から出されました質疑、意見等のうち、主なものについて要約してご報告申し上げます。
初めに、議案第67号 たつの市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定についてでありますが、委員から、職員の昇給については、勤務成績によって判断するとの説明であったが、通常どのような判断をしているのかとの質疑があり、当局からは、1年間の勤務実績を
成績ランク5段階で評価し、成績が標準の職員については、年間4号給、昇格することになる。また、標準を超える特に良好、または極めて良好であったと評価する職員は、全体の2から3割の程度であるとの答弁でありました。これに対して委員から、職員の評価は、直属の上司だけが評価しているのかとの質疑があり、当局からは、評価について、管理職以外の一般職員は、担当課長だけではなく、第二次評価で担当部長が評価し、さらに調整者が確認しており、3段階の評価・調整を行っているとの答弁でありました。
次に、議案第70号
西はりま消防組合の設置についてでありますが、委員から、
西はりま消防組合を設置するメリットは何かとの質疑があり、当局からは、
西はりま消防組合を設置するメリットとしては、1点目に、組織を大きくすることにより、業務の効率化が図れる。
2点目として、組織の基盤が強化でき、組織の
スケールメリットによる効果がある。これは局地的に大規模な災害があった場合には、緊急車両の保有台数が増え、迅速かつ強力な対応が可能となる。また、出動区域は、最寄りの消防署から出動し、現場到着時間の短縮が図れる。
3点目として、
デジタル無線の設置について、3市2町の負担額において、約9億4,000万円の経費節減ができる。
4点目として、応援要請することなく、消防長の指揮命令により瞬時に活動することができる。このことは、平成21年度の県西、北部の豪雨による佐用町の災害では、1市町の対応では困難であり、お互いの扶助の関係が重要であるという教訓からも言える。また、本部の建物に、
揖保川総合支所を活用することは財政的な節減になるほか、たつの市が
中心的役割を果たす意味がある、などのメリットがあるとの答弁でありました。
また、委員から、
広域化協議会では、今回脱退した赤穂市や上郡町で災害があった場合、応援協定により出動しなければならない状況にあるが、負担金を含めたテクノの消防問題をどのように考えているのか、また本市の消防力・充足率については、どのような議論があったのかとの質疑があり、当局からは、テクノの消防問題は、赤穂市、上郡町も参画していくよう働きかけていく必要がある。協議会においても、県民局長が顧問であり、その認識が十分あるものと考えている。本市においても、今後取り組むべき課題である。また、消防力の充足率については、消防庁が示す基準からいうと、緊急車両のうち、はしご車は宍粟市、佐用町にはなく、
化学消防車は相生市において1台不足しているのが現状である。
人員の充足率は、本市が60%、相生市が53%、宍粟市が50%、佐用町が58%である。この不足分を補うことは非常に財政的にも困難であり、現状の人員数によって消防力が低下しないよう効率的に活用していくことが最も重要な課題である。当面の3カ年は、署所の人員を減らさず、平成28年度以降は、本部に集約することによって余剰人員を活動部隊に充てるとの答弁でありました。
また、委員から、消防の広域化に関して特例債的な財政支援はないのかとの質疑があり、当局からは、財政支援としては、1点目として、この協議会での
運営計画作成費として500万円の
特別交付税措置。2点目として、広域化に向けた準備経費の2分の1の
特別交付税措置、3点目として、
デジタル化に向けた財政支援で、防災
対策事業債として充当率90%、
地方交付税算入率が償還金の50%という財政措置があるとの答弁でありました。
また、委員から、議員定数が各市町2名ずつの10名は、果たして適当な数字なのか、地域にあった議論をしていくためには少ないと思うが、協議会でどのような議論があったのかとの質疑があり、当局からは、議員定数については、14人、12人、10人、8人といろいろな案が出された中で、各構成市町の見解の相違もあり、一つにまとまらなかったという経緯がある。市町長会において、なるべく人数を少なくすることや各市町1人でもよいのではないかなどの見解もあったが、病欠などの場合を考えると、2名以上は必要であるなどの見解が示された。本件は、非常に重要な案件ということで、協議会で継続協議となったものであるが、最終の10月の協議会で確認された次第である。この協議の一方で、経費の負担割合についてもなかなか調整がつかず、平等割を入れていくという協議、調整の中で、議員定数の平等という考え方とにらみあわせつつ、負担割合については平等割3割、交付税割7割で了承された経緯があるとの答弁でありました。
また、これに対して委員から、議員の数が平等では
リーダーシップをどこがとるのかとの質疑があり、当局からは3市2町という広い範囲の中での話であるが、本部機能が本市にあることを考えれば、本市が
リーダーシップをとることは可能であるが、明快な答えはできないとの答弁でありました。
また、委員から、災害が広域にわたって起きた場合の
シミュレーションはしているのかとの質疑があり、当局からは、同時多発的な大災害があったときには応援協定により本部機能を発揮し、応援要請をする。
シミュレーションをについては、今後の課題として十分に検討していきたいとの答弁でありました。
また、委員から、
揖龍保健衛星施設事務組合の規約に、管理者は
事務所所在地の市、または町をもってこれに充てる。また、
会計管理者は、管理者の属する市町の
会計管理者をもってこれに充てると規約に書いてある。このような協議書なり、規約というものを今後つくることはできないのかとの質疑があり、当局からは、各市町長の意向、協議によるものであるとの答弁でありました。
また、委員から、広域化に向けて、消防の実態、規模、内容や質の向上面の報告を定期的にすべきものであると思うがどうかとの質疑があり、当局からは、現状はもとより広域化後の状況について市民にアピールし理解を深めていく。また、
専門家同士での研修を通し切磋琢磨しつつ、消防力の向上につなげたいとの答弁でありました。
議案第70号の討論では、本市にとってどれだけのメリットがあるのかの議論を重ねてきたが、なかなかメリットが見えてこないこと、また協議会の中でテクノの消防問題について明文化することができていないこと、また住民の声を届ける
事務組合議会として全体で10人という議員数は少ないのではないか、また平等割でたつの市が人口比から考えても少ない。以上のことから、
西はりま消防組合の設置について反対するとの反対討論があり、これに対して、いろいろな問題については今後解決していかなければならないが、
西はりま消防組合の設置に反対することは、構成市町がこれまで進めてきたことに対して申しわけない。
以上のことから、
西はりま消防組合の設置について賛成するとの賛成討論があり、採決の結果、挙手多数により原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
次に、議案第81号 平成24年度たつの
市一般会計補正予算(第4号)中
付託関係部分についてでありますが、
税務課所管分について、委員から、
固定資産税の還付金、
市税還付加算金を払わなければいけない原因はどこにあるのかとの質疑があり、当局からは、原因は
農業施設用地の課税誤りで、当方の明らかな課税ミスである。本来あってはならないことであり誠に申しわけないと思っている。今後は、このようなことのないように十分注意していくとの答弁でありました。
次に、
消防本部所管分について、委員から、
消防広域化準備事業の準備経費は、前回も補正が計上されたが、今回はどのような準備が必要なのかとの質疑があり、当局からは、今回補正計上している額は、消防職員の活動服等の購入費や各消防拠点、施設の看板の取り換えにかかる経費であるとの答弁でありました。
また、委員から、消防車両整備事業において、減額963万3,000円とあるが、このような消防車両を購入するのかとの質疑があり、当局からは、たつの消防署のタンク車と揖保川出張所のポンプ車2台の更新であるとの答弁でありました。
次に、学校教育課所管分について、委員から、特別支援教育設備整備事業について、教材備品はどのようなものを購入するのかとの質疑があり、当局からは、各校から希望をとって購入しようとするもので、今のところ電子黒板、特別支援教育に関する図書などが希望としてあがっているとの答弁でありました。
その他の議案につきましては、特に質疑等はありませんでした。
以上で、当委員会の審査経過及び主な質疑等を要約してご報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、当委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、
総務文教常任委員長の報告を終わります。
○議長(
柳生陽一議員)
総務文教常任委員長の報告は終わりました。
これより
総務文教常任委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柳生陽一議員)
ご発言がございませんので、次に、生活福祉
常任委員長の報告を求めます。
桑野元澄生活福祉
常任委員長。
○生活福祉
常任委員長(桑野元澄議員)(登壇)
ただいま議題となっております9件のうち、生活福祉
常任委員会に付託になりました議案第71号から議案第74号、議案第81号中
付託関係部分、議案第84号中
付託関係部分及び議案第85号中
付託関係部分の7件につきまして、生活福祉
常任委員会を代表して、付託経過並びに審査の結果及び経過等をご報告申し上げます。
まず、付託経過につきましては、先ほどの
総務文教常任委員長の報告と同様でありますので、省略をさせていただきます。
次に、審査の結果でありますが、当委員会は、これらの
付託議案審査のため、去る12月12日午前10時から、議会第1委員会室におきまして委員会を開催し、副市長をはじめ
関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
その結果、当委員会に付託されました議案7件は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、審査中に委員から出されました質疑、意見等のうち、主なものについて、要約してご報告申し上げます。
初めに、議案第71号 たつの市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する
条例制定についてでありますが、委員から、条例で規定する技術管理者の資格は、具体的にどのような資格なのかとの質疑があり、当局からは化学部門、水道部門、衛生工学部門の資格を有する技術士、またはそれ以外の技術士にあって1年以上の実務経験を有した者ら2年以上衛生管理職員の職にあった者など、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則の第17条に定められている資格を持った者であるとの答弁でありました。
また、委員から、現在、たつの市に技術管理者は何名いるのかとの質疑があり、2名であるとの答弁でもありました。
次に、議案第72号 たつの
市介護保険サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める
条例制定についてでありますが、委員から、独自基準を設けるとの説明であったが、どのような独自性があるのかとの質疑があり、当局からは、本市独自基準は3点で、1点目は、事業所指定の申請者の要件に、安全で安心な市民生活を確保するため、
暴力団及び
暴力団密接関係者を除くこと。2点目は、事業所が提供する介護サービスに関する記録の保存を、基準では2年としているところを5年とすること。3点目は、小規模特養の居室の定員が基準では1名のところを、多床室を希望する利用者のために多様な選択しを認めることとして、従前の4名以下とすることであるとの答弁でありました。
また、委員から、本会議で
暴力団であるかどうかの判断は誰がするのかという質疑に、疑わしい場合には警察に照会し確認するとの答弁でもありましたが、もう少し説明願いたいとの質疑があり、当局からは、申請者の大半は
社会福祉法人等が申請されており、その
社会福祉法人を県が監査等を行っているので、詳細な調査は必要ではないと考えているが、一般の法人である株式会社等の参入もできるようになり、市外の一般法人である株式会社等や経営状態がわからない業者が申請された場合については、警察へ調査依頼することも考えているとの答弁でありました。
また、委員から、報酬について何も記載がないが、報酬はどのようになっているのかとの質疑があり、当局からは、報酬は国の基準によることとなっており、市で報酬を決めることにはなっていないとの答弁でありました。
次に、議案第74号
社会福祉法人に関する事務の委託についてでありますが、委員から、委託することによって経費はどのようになるのかとの質疑があり、当局からは、試算であるが、県が年間約40万円で受託する予定である。市で事務を行うとなると、相当な事務量が発生するので、経費的に考えても委託するほうが非常に有利だと考えているとの答弁でありました。
次に、議案第81号 平成24年度たつの
市一般会計補正予算(第4号)中
付託関係部分についてでありますが、国保医療年金課所管分について、委員から、子ども医療費の補正について、インフルエンザの流行の影響で医療費が増加したとの説明であったが、インフルエンザだけで医療費が増加したのか、他に理由はないのかとの質疑があり、当局からは、インフルエンザが増えている要因もあるが、完全無料化になり、受診しやすくなったということで件数も増えていると考えているとの答弁でありました。これに対して、委員から、無料化で増えてきているのであれば、現年度実績で見積もりせず、その分も見込んで見積もりすればと考えるがどうかとの質疑があり、当局からは、今回の補正は、月々の一番高かった医療費をもって積算しているので、本年度は予算の範囲内でおさまると考えているとの答弁でもありました。
次に、環境課所管分について、委員から、太陽光発電システムの設備補助金1,000万円は、何件分を見込んでいるのかとの質疑があり、当局からは、約80件分であるとの答弁でありました。また、委員から、市は補助金を出し、太陽光発電を推奨しているが、国策が変わり、発電した電力を売って賄えると思い、高い設備投資をした一般家庭が損することがないように、先を見通した議論はしているのかとの質疑があり、当局からは、国を挙げて地球温暖化防止、温室効果ガス削減の観点からもクリーンエネルギーの普及に取り組んでいるところであり、市としても、補助制度で同様にクリーンエネルギーの普及に取り組んでいる。再生可能エネルギーの普及に対し、現在、太陽光発電システムだけを対象に補助しているが、他のもので一般家庭用に再生可能エネルギー、クリーンエネルギーの設備の普及が可能となれば補助していくべきだと議論しているとの答弁でありました。
次に、高年福祉課所管分について、委員から、人生80年いきいき住宅助成事業はどのような事業かとの質疑があり、当局からは、住宅の改修事業であるとの答弁でありました。これに対して、委員から、住宅改修事業は介護保険の事業ではないのかとの質疑があり、当局からは、介護保険での適用分は20万円で、それを超える分については、事業費80万円を限度として、この事業で補填するものであるとの答弁でありました。
次に、議案第85号 平成24年度たつの
市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)中
付託関係部分についてでありますが、委員から、システム関連変更等委託について、委託先はどこかとの質疑があり、当局からは、さくらケーシーエスであるとの答弁でありました。
その他の議案につきましては、特に質疑等はありませんでした。
以上で、当委員会の審査経過及び主な質疑等を要約して報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、当委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、生活福祉
常任委員長の報告を終わります。
○議長(
柳生陽一議員)
生活福祉
常任委員長の報告は終わりました。
これより生活福祉
常任委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ございませんか。
1番楠明廣議員。
○1番(楠 明廣議員)
先ほどの委員長報告の中で、
暴力団の
排除に関する一部の条例の第68号ですかね、これの報告が先ほどあったと思うんですけども、この条例は、
暴力団ということが後でわかった場合にどう対応するかということが一切報告されなかったんですけど、そういう質問はなかったんでしょうかね。
○議長(
柳生陽一議員)
桑野元澄生活福祉
常任委員長。
○生活福祉
常任委員長(桑野元澄議員)
そういうような質疑は一切ございませんでした。
○議長(
柳生陽一議員)
1番楠明廣議員。
○1番(楠 明廣議員)
問題は、後でわかったときの状況をどう改善していくかが問題でして、そういうことをまた今後、委員会の中で考えてもらいたいと思いますんでよろしくお願いします。
○議長(
柳生陽一議員)
他にご発言はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柳生陽一議員)
ご発言がございませんので、次に、経済建設
常任委員長の報告を求めます。
山本修三経済建設
常任委員長。
○経済建設
常任委員長(山本修三議員)(登壇)
ただいま議題となっております22件のうち、経済建設
常任委員会に付託になりました議案第75号から議案第80号、議案第81号中
付託関係部分及び議案第86号中
付託関係部分から議案第88号中
付託関係部分の10件につきまして、経済建設
常任委員会を代表して、付託経過並びに審査の結果及び経過等をご報告申し上げます。
まず、付託経過につきましては、先ほど
総務文教常任委員長の報告と同様でありますので、省略させていただきます。
次に、審査の結果でありますが、当委員会は、これらの
付託議案審査のため、去る12月13日午前10時から、議会第1委員会室におきまして委員会を開催し、市長をはじめ
関係部課長の出席を求め、慎重に審査を行いました。
その結果、当委員会に付託されました議案10件は、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、審査中に委員から出されました質疑、意見等のうち、主なものについて、要約してご報告申し上げます。
初めに、議案第75号 たつの市道の構造の
技術的基準等を定める
条例制定についてでありますが、委員から、歩道を有しない道路の路肩の幅員を1メートル加えることができるとあるが、どのような市道が対象になるのかとの質疑があり、当局からは、歩道を設置することが状況的に難しい場合に、車いすなどの通行を可能にするため、通常の路肩に1メートル加え、1.5メートルの路肩幅員を確保するもので、今後、新設する市道を対象に考えており、現段階で場所の特定はしていないとの答弁でありました。
次に、議案第76号 たつの
市準用河川に係る
河川管理施設等の構造の
技術的基準を定める
条例制定についてでありますが、委員から、条例の対象になる河川は市内にどれくらいあるのかとの質疑があり、当局からは、準用河川は市内に6河川あるが、そのうち対象となるのは、まだ改修が終わっていない山根川と現在施工中の揖西町の前川であるとの答弁でありました。
次に、議案第77号 たつの
市営住宅条例の一部を改正する
条例制定についてでありますが、委員から、条例改正により入居基準が緩和されることで入居希望者が増え、現在の施設では足らなくなることはないのかとの質疑があり、当局からは、これまでと同様、新しい住宅については競争倍率が高くなるが、比較的古い住宅を希望された場合は、入居できると考えているとの答弁でありました。
次に、議案第78号 たつの
市都市公園条例の一部を改正する
条例制定についてでありますが、委員から、1,000平方メートル未満の公園について、公園施設の設置基準を2%から4%に拡大しているが、市内で該当する公園は何カ所あるのかとの質疑があり、当局からは、現在、市内の都市公園は57カ所あり、そのうち1,000平方メートル未満の公園は5カ所あるとの答弁でありました。
また、委員から、高齢者や障害者が円滑に移動するために必要な特定公園施設の設置基準とは、具体的にどういう施設の設置基準なのかとの質疑があり、当局からは、便所、園路の手すり、車いす用のスロープなどを設置する基準であるとの答弁でありました。
次に、議案第79号 たつの
市下水道条例の一部を改正する
条例制定についてでありますが、委員から、条例改正をすることで、市内事業所にとってどのような影響があるのかとの質疑があり、当局からは、モリブデン化合物の排水基準を緩和しているため、該当事業所の下水道接続が可能になるとの答弁でありました。
これに対して、委員からは、該当物質の緩和措置について、数値的に大きく緩和されているが問題はないのかとの質疑があり、当局からはモリブデンの製造業者は県下で2社しかなく、該当物質の排出については、下水処理後の排出基準もあるため、放流水が瀬戸内海の水質に影響を与えることはないと考えるとの答弁でありました。
次に、議案第80号 たつの
市水道布設工事監督者及び
水道技術管理者の資格等を定める
条例制定についてでありますが、委員から、水道法が改正され、市条例を制定することになった背景は何かとの質疑があり、当局からは、地方分権に係る法律制定に伴うものの一つで、それぞれの地域で市町村の実態にあわせた形で条例を制定することになったものであるとの答弁でありました。
次に、議案第81号 平成24年度たつの
市一般会計補正予算(第4号)中
付託関係部分についてでありますが、農林水産課所管分について、委員から、青年就農給付金について、対象者が1人との説明であるが、今後、何人の対象者を見込んでいるのかとの質疑があり、当局からは、対象者は全国で2万人の予定で、兵庫県は180人を目標にしている。そのうち、本市では初年度に1名と次年度は数名を予定しているとの答弁でありました。
次に、商工観光課所管分について、委員から、労働諸費補助金について、国の施策として補助事業を行っているが、雇用
対策としての効果はあるのかとの質疑があり、当局からは、会社をリタイアされた方が再雇用されたという例もあり、幾らかは貢献できていると考えているとの答弁でありました。
次に、議案第86号 平成24年度たつの
市下水道事業特別会計補正予算(第1号)中
付託関係部分及び議案第87号 平成24年度たつの
市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)中
付託関係部分についてでありますが、特に質疑はありませんでした。
次に、議案第88号 平成24年度たつの市前
処理場事業特別会計補正予算(第1号)中
付託関係部分についてでありますが、委員から、苛性ソーダの使用料の減少に伴う需用費の減額との説明であるが、前処理場の処理量自体が全体的に落ち込んでいるのか、それともどこかの会社がやめたことによる影響かとの質疑があり、当局からは、工場数については同じであるが、処理量が全体的に減っているとの答弁でありました。これに対して、委員から、具体的にどれぐらいの落ち込みになるのかとの質疑があり、当局からは、昨年度は250万トンの処理水量であったが、今年度は235万トンから240万トン程度を見込んでいるとの答弁でありました。
以上で、当委員会の審査経過及び主な質疑等を要約してご報告申し上げましたが、議員各位におかれましては、当委員会の審査結果にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、経済建設
常任委員長の報告を終わります。
○議長(
柳生陽一議員)
経済建設
常任委員長の報告は終わりました。
これより経済建設
常任委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言ございませんか。
1番楠明廣議員。
○1番(楠 明廣議員)
議案第76号の、これ議会初日の提案理由の説明のときに、私が準用河川はたつの市内に何カ所あるのかということで質問させてもらったところ、たつの市内準用河川は旧新宮地域、御津地域、揖保川地域にはないと、準用河川はたつの市の前川ですと、1カ所やということを言われたわけですね。その当時の担当部長の答弁で。
今回、委員長報告の中で、現在工事中の山根川と前川ですと1カ所増えとんですよ。何がほんまなんか僕はわからんけど、山根川というのはたつの市内に2カ所あるんです。どちらの山根川かもわからないですけど、初日のときに質問したんですけど、それに対する何か言うていることが違うやないかというような話はなかったんですか。
○議長(
柳生陽一議員)
山本修三経済建設
常任委員長。
○経済建設
常任委員長(山本修三議員)
特にそういう質問はございませんでした。
○議長(
柳生陽一議員)
1番楠明廣議員。
○1番(楠 明廣議員)
何か市内に6カ所あるという報告を先ほどされたと思うんやけども、ほんとになかったんですか、おかしいと思われる方が1人もいなかったいうことですか。
○議長(
柳生陽一議員)
山本修三経済建設
常任委員長。
○経済建設
常任委員長(山本修三議員)
委員会の中では特にございませんでした。
○議長(
柳生陽一議員)
他にご発言はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柳生陽一議員)
ご発言がございませんので、質疑を終結して、直ちに討論に入ります。
討論は、議案第67号から議案第88号までの22件を一括で行います。
原案に反対の議員から討論の通告がありますので、発言を許します。
15番堀讓議員。
○15番(堀 讓議員)(登壇)
議案第70号
西はりま消防組合の設置について、反対の立場で討論をさせていただきます。
今年の3月議会でも、消防の広域化については質問をいたしましたが、この消防の広域化は、2006年に施行された消防組織法の改定によるもので、総務省は平成19年度中に広域化のための推進計画の策定を促し、平成24年度末をめどに実現を求めています。しかし、このことは、政府によって拘束されるものではなく、あくまで市町村の自主的な判断で行われるものであり、広域化が行われなかったとしても不利益な扱いを受けるものではないとの国会答弁があります。たつの市においては、慎重な対応を求めましたが、協議を見守ることにしました。しかし、協議内容を見る限り、たつの市及びたつの市民にとってメリットが見えてきません。当局側からも説明を受けましたが、納得できるものがありません。
また、市民の命を守り、その願いを届ける
事務組合議会が10人の議員のみで議論されることに不安と不満を感じます。人口8万人を要するたつの市が、他市町と同数の議員数であることも慣例に反します。
そして、この地域での課題であるテクノ地域の防災について、この広域化の協議とは別問題ではありますが、共通認識がなされていないこと、また文章化して残されていないことなど、今後の協議に禍根を残すと思います。
以上の理由により、この協議について再考を促したいという思いで反対といたします。
○議長(
柳生陽一議員)
以上で、討論を終結いたします。
これより表決に入ります。
都合により、分割して採決いたします。
お諮りいたします。
上程中の議案第67号から議案第69号までの3件は、
総務文教常任委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柳生陽一議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第67号から議案第69号までの3件は、
総務文教常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
この採決は、起立により行います。
上程中の議案第70号は、
総務文教常任委員長の報告のとおり原案可決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(
柳生陽一議員)
起立多数であります。
よって、議案第70号は、
総務文教常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第71号から議案第74号までの4件は、生活福祉
常任委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柳生陽一議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第71号から議案第74号までの4件は、生活福祉
常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第75号から議案第80号までの6件は、経済建設
常任委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柳生陽一議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第75号から議案第80号までの6件は、経済建設
常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第81号は、各任委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柳生陽一議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第81号は、各
常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第82号及び議案第83号の2件は、
総務文教常任委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柳生陽一議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第82号及び議案第83号の2件は、
総務文教常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第84号及び議案第85号の2件は、
総務文教常任委員長及び生活福祉
常任委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柳生陽一議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第84号及び議案第85号の2件は、
総務文教常任委員長及び生活福祉
常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
次に、お諮りいたします。
上程中の議案第86号から議案第88号までの3件は、
総務文教常任委員長及び経済建設
常任委員長の報告のとおり原案可決することに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柳生陽一議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議案第86号から議案第88号までの3件は、
総務文教常任委員長及び経済建設
常任委員長の報告のとおり原案可決されました。
~日程第2 委員会の閉会中の
継続審査等について~
○議長(
柳生陽一議員)
次は、日程第2、委員会の閉会中の
継続審査等についてを議題といたします。
お手元に配付いたしております申出書のとおり、議会運営委員長及び各
常任委員長から、委員会条例第40条の規定により、閉会中の継続審査及び調査の申し出がありました。
お諮りいたします。
議会運営委員長及び各
常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決してご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
柳生陽一議員)
ご異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長及び各
常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査とすることに決しました。
閉 会 宣 告
○議長(
柳生陽一議員)
以上で、
今期定例会に付議されました議案は、すべて議了いたしました。
これを持って平成24年第5回たつの
市議会定例会を閉会いたします。
閉 会 あ い さ つ
○議長(
柳生陽一議員)
閉会にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
今期定例会は、去る12月5日に招集されましてから本日までの22日間の会期で開催され、議員各位には、年末を控え公私ともお忙しい中を終始熱心に、かつ慎重にご審議賜り、心より厚く御礼申し上げます。
今期定例会では、平成23年度各会計決算認定をはじめ、
条例制定、条例改正、補正予算及び一部事務組合の設置等、市民生活に直結した議案について、それぞれ適切、妥当なる決定を賜りました。
また、議事運営につきましても、格別のご協力によりまして、ここに閉会の運びとなりましたことを心より厚く御礼申し上げます。
なお、理事者におかれましては、平成23年度決算審査や
今期定例会における委員会審査の中で、議員から出されました意見、要望等を尊重され、今後の市政運営に十分反映されますよう切望するものであります。
さて、ご高承のとおり、我が国の経済は、長引くデフレ不況や歴史的な円高から抜け出せない状況の中、先の衆議院議員総選挙では、自民党の圧勝により政権交代となり、景気
対策や原発問題などの多くの難題に対し、新政権による日本経済の再生に向けた取り組みがこれから進められようとしております。本市においても厳しい地方経済情勢を回復し、市民の生活に対する将来への不安を払拭するためにも、自主自立のまちづくりと徹底した行政改革を一層強力に推し進めることが重要であり、今後も一層の鋭意努力をお願いするものでございます。
なお、理事者におかれては、非常に厳しい行財政運営の中で、現在、新年度予算の編成作業に取り組んでおられることと存じますが、市議会も市民代表として、全議員一丸となって
議会改革を推進する中で分権時代にふさわしい議会となるよう、今後とも気を引き締めて議会活動に取り組んでまいる所存であります。
終わりに臨み、年の瀬を迎え、一層寒さが厳しくなりましたが、議員各位並びに理事者におかれましては、健康に十分ご留意賜り、健やかに新年をお迎えなられますこととともに、たつの市政の発展のため、なお一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。
○議長(
柳生陽一議員)
市長。
○市長(西田正則君)
平成24年第5回たつの
市議会定例会が閉会されるに当たり、一言お礼のご挨拶を申し上げます。
今期定例会は、去る12月5日に開会されましてから本日まで22日間にわたり、議員の皆様におかれましては、本会議、
常任委員会等を通しまして、終始慎重なるご審議を賜り、平成23年度各会計の決算認定をはじめ、条例案件、補正予算など、提案いたしましたすべての議案につきまして、原案のとおり可決いただきましたことに対しまして、心から厚くお礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
また、会期中には、大所高所から多角的なご意見を賜り、心よりお礼を申し上げる次第でございます。
ご指摘いただきました市の総合計画をはじめとする各種計画、防災、消防、健康、福祉、農政、町並み及び道路並びに図書館等施設の運営のあり方など、貴重なご意見につきましては、今後の市政運営に十分配慮してまいる所存でございますので、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます。
さて、先の衆議院解散総選挙を受け、本日、特別国会が召集され首班指名が行われるとのことでございますが、新聞等マスコミによりますと、早くも年明けに召集される通常国会には、来年度予算案に先立ち、本年度の大型補正予算案が提出され、2月中にも成立の見込みとの報道がされております。
また、来年度予算案の決定は、年明け以降、大幅にずれ込むのは確実で、暫定予算が必要との報道もされており、国における予算情報、さらには政策におきましても見直しされる可能性が大きく、流動的となってきており、今後、十分に注視していく必要があると考えているところでございます。
本市におきましては、現在、平成25年度予算を編成しているところでございますが、引き続き厳しい財政環境である認識のもと、これまでの各施策を改めて検証し、従来にも増して効果的な実施に配慮しつつ、引き続き安心・安全で自立したまちづくりを目指し、市民の視線に立った施策の推進に取り組んでまいる所存でございます。
また、東日本大震災の教訓を風化させることなく、改めて市民の防災意識の啓発を目的として、来年1月25日には、宮城県の南三陸町長を赤とんぼ文化ホールに迎え、防災講演会の開催を予定しているところでございます。議員の皆様におかれましても、ぜひご臨席を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。
さて、いよいよ年の瀬も押し迫ってまいりましたが、議員各位におかれましては、今後とも十分に健康にご留意いただき、ご家族ともどもお揃いで輝かしい平成25年の新春をお迎えいただきますよう祈念申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
○議長(
柳生陽一議員)
皆様、大変お疲れさまでございました。
閉 会 午前10時58分
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成24年12月26日
たつの市議会議長 柳 生 陽 一
会議録署名議員 内 匠 勇 人
会議録署名議員 赤 木 和 雄...