加東市議会 > 2022-12-01 >
12月01日-01号

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  1. 加東市議会 2022-12-01
    12月01日-01号


    取得元: 加東市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    令和 4年12月 第110回定例会  ┌───────────────────────────┐  │会議録第265号                     │  │      第110回(定例)加東市議会会議録      │  │              令和4年12月1日(第1日)│  │                  開会 午前9時30分│  └───────────────────────────┘1 議事日程  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸般の報告     (1)議案説明のため理事者の出席要求について     (2)例月出納検査結果及び定期監査結果報告について  第4 第62号議案 令和4年度加東市一般会計補正予算(第7号)  第5 第63号議案 令和4年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)  第6 第64号議案 令和4年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第2号)  第7 第65号議案 令和4年度加東市水道事業会計補正予算(第2号)  第8 第66号議案 令和4年度加東市下水道事業会計補正予算(第2号)  第9 第67号議案 令和4年度加東市病院事業会計補正予算(第2号)  第10 第68号議案 加東市事務分掌条例の一部を改正する条例制定の件  第11 第69号議案 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件  第12 第70号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定の件  第13 第71号議案 加東市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び加東市病院事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第14 議員提出第5号議案 加東市議会の議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第15 第72号議案 加東市個人情報の保護に関する法律施行条例制定の件  第16 第73号議案 加東市情報公開条例の一部を改正する条例制定の件  第17 第74号議案 加東市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第18 第75号議案 加東市良好な環境の保全に関する条例の一部を改正する条例制定の件  第19 第76号議案 加東市下水道条例及び加東市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例制定の件  第20 第77号議案 第2次加東市総合計画後期基本計画を定める件  第21 第78号議案 公の施設の指定管理者の指定の件(加東市東条福祉センター「とどろき荘」)  第22 第79号議案 公の施設の指定管理者の指定の件(加東市社会体育施設)  第23 第80号議案 市道路線の変更の件  第24 第81号議案 訴えの提起の件  第25 第82号議案 加東市立小中学校及び義務教育学校児童生徒用机椅子購入の件  第26 議会諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦の件  第27 議会諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦の件  第28 議会諮問第5号 人権擁護委員候補者の推薦の件2 会議に付した事件  議事日程どおり3 出席議員(16名)      1番  中 村 龍 治 君      2番  大久保 忠 義 君      3番  橋 本 匡 史 君      4番  松 本 美和子 君      5番  大城戸 聡 子 君      6番  小 松 志津雄 君      7番  別 府 みどり 君      8番  廣 畑 貞 一 君      9番  古 跡 和 夫 君      10番  大 畑 一千代 君      11番  高 瀬 俊 介 君      12番  長谷川 幹 雄 君      13番  岸 本 眞知子 君      14番  小 川 忠 市 君      15番  小 紫 泰 良 君      16番  藤 尾   潔 君4 欠席議員(なし)5 欠員(なし)6 説明のため出席した理事者(20名)     市長          岩 根   正 君     副市長         小 林 勝 成 君     技監          野 崎   敏 君     まちづくり政策部長   三 木 秀 仁 君     まちづくり政策部人事課長藤 原 英 樹 君     総務財政部長      肥 田 繁 樹 君     総務財政部総務財政課長 西 山 卓 良 君     総務財政部防災課長   長谷田 克 彦 君     市民協働部長      土 肥 彰 浩 君     健康福祉部長      大 西 祥 隆 君     産業振興部長      長 田   徹 君     都市整備部長      大 畑 敏 之 君     上下水道部長      小 坂 征 幸 君     会計管理者       眞 海 秀 成 君     委員会事務局長     鈴 木 敏 久 君     教育長         藤 原 哲 史 君     教育振興部長      田 中 孝 明 君     こども未来部長     広 西 英 二 君     こども未来部参事    井 上   聡 君     病院事業部事務局長   堀 田 敬 文 君7 出席事務局職員(3名)     事務局長        壷 井 初 美     次長          山 川 美智子     書記          柳 田 彩百合        ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~                午前9時30分 開会 △開会宣告 ○議長(高瀬俊介君) おはようございます。  ただいまの議員の出席数は16名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。  第110回加東市議会定例会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。  第110回加東市議会定例会の開会に当たり、一言御挨拶申し上げます。  議員各位には、年末を控え、公私誠に御多忙のところ、御出席を賜り、厚くお礼申し上げます。  本年も残すところ1か月となりました。これからますます日々寒さも増してまいります。新型コロナウイルス感染症に加え、インフルエンザ流行も懸念されるところでございます。議員各位、市長をはじめ当局の皆様、そして市民の皆様におかれましては、油断することなく、これまで以上の感染防止に努めていただきたくお願いする次第でございます。  さて、本定例会に市長より提案されました案件は、令和4年度一般会計補正予算案をはじめ、条例制定、改正、総合計画後期基本計画、指定管理者の指定、財産取得案件など24件であります。いずれも市民生活に直結する重要な案件であります。各位には御精励を賜りまして、市民の負託に応えるべく、慎重審議の上、議論を尽くしていただき、適切妥当なる結論が得られますようお願いを申し上げます。  開会に当たり、市長から挨拶の申出があります。  市長。              〔市長 岩根 正君登壇〕 ◎市長(岩根正君) 皆さん、おはようございます。  朝夕の冷え込みが厳しくなってきたなあと感じる季節になってまいりました。そうした中、本日第110回加東市議会の定例会を招集させていただきましたところ、御参集を賜り、御礼を申し上げます。  さて、2点御紹介をさせていただきます。  最初は、映画についてでございます。  木村拓哉さんと綾瀬はるかさん主演の映画で、THE LEGEND & BUTTERFLYでございます。織田信長夫妻の夫婦愛を織り交ぜた物語でございまして、朝光寺で撮影されたシーンがしっかりと登場いたします。撮影に御協力をいただきました朝光寺さんには本当に感謝している次第でございます。  この映画が来年1月下旬に公開される予定となってございます。試写を拝見しましたけれども、東映70周年記念作品だけありまして、本当に見応えのある映画だと思います。そこで、公開後の映画ファンの皆さんの来訪を期待し、また観光協会、商工会など、関係者とともに次なる映画撮影をしっかり誘致していきたいなと、こんなふうに思っている次第でございます。  2点目は、加東市応援隊についてでございます。  11月27日に純烈のコンサートがございました。純烈の皆さんは、これまでお渡しをした紅白出場の祝い酒などを基に、彼らのユーチューブなどで加東市をPRしていただいておりました。また、今回のコンサートにも本当に遠方から多くのファンの方々もお越しをいただきました。  そこで、このたび加東市応援隊として任命をさせていただきました。これからも全国様々な場所で機会を捉えて自由に加東市をPRしていただこうという趣旨でございます。これからも純烈の皆さんのますますの御活躍と、とりわけ加東市のPRを大いに期待しているところでございます。  なお、新型コロナウイルス感染症につきましては、第8波の到来とも言われております。また、同時にインフルエンザの感染拡大も予想をされているところでございます。市民の皆様には本当に長い我慢になりますが、なお気を緩めることなく、基本的な感染予防対策を続けていただきますよう切にお願いを申し上げます。  最後に、今期の定例会で私どもからお諮りをいたしますのは、補正予算6件、条例9件、計画1件、指定管理2件、さらに道路認定、訴えの提起、財産取得それぞれ1件、議会諮問3件、合わせて24件でございます。数多い案件でございますが、何とぞ御審議をいただきまして、原案どおり決定を賜りますようお願いを申し上げまして、開会に当たりましての挨拶とさせていただきます。皆さんよろしくお願いを申し上げます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(高瀬俊介君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、別府みどり君及び廣畑貞一君を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○議長(高瀬俊介君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から12月23日までの23日間にしたいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) 異議なしと認めます。  したがって、会期は本日から12月23日までの23日間に決定しました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(高瀬俊介君) 日程第3、諸般の報告を行います。  地方自治法第121条第1項の規定に基づき、説明のため本定例会に出席を求めましたのは、市長、教育長、病院事業管理者、代表監査委員、農業委員会会長及び選挙管理委員会委員長です。  次に、監査委員から例月出納検査及び定期監査結果の報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付しております。 △日程第4 第62号議案 令和4年度加東市一般会計補正予算(第7号) ○議長(高瀬俊介君) 日程第4、第62号議案 令和4年度加東市一般会計補正予算(第7号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  総務財政部長。              〔総務財政部長 肥田繁樹君登壇〕 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) 第62号議案 令和4年度加東市一般会計補正予算(第7号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の主な理由でございますが、人事院勧告に伴う勤勉手当の増額などの人件費に係る補正のほか、スクールバス車内に児童が取り残されることを防ぐための安全装置設置に係る事業費の追加や新型コロナウイルス感染症の影響などにより入院患者等が減少し、収支が悪化している病院事業会計への補助金の増額などの補正を行う必要が生じたことなどによるものでございます。  予算書の第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,137万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ245億2,996万5,000円にしようとするものでございます。  それでは、内容を第1表、歳入歳出予算補正により御説明申し上げます。  補正予算書の1ページをお開きください。  まず、歳入でございます。  第1款市税、第1項市民税6,300万円の増額は、収入見込みによる個人市民税の補正でございます。  第2項固定資産税5,000万円の増額は、主に企業の設備投資等による償却資産に係る税額の補正でございます。  第14款分担金及び負担金、第1項分担金30万円の減額は、昨年度の事業実績確定に伴う兵庫県土地改良連合会特別賦課金の補正でございます。  第2項負担金8万1,000円の増額は、入所者増に伴う助産施設入所者負担金の補正でございます。  第15款使用料及び手数料、第1項使用料40万6,000円の増額は、旧滝野庁舎の電気代高騰に伴う北はりま消防組合などからの庁舎等使用料の増額と収入見込みによる小・中学校施設使用料の減額との差引きの補正でございます。  第16款国庫支出金、第1項国庫負担金2,035万6,000円の増額は、利用者の増などに伴う自立支援給付費等国庫負担金、入所者増に伴う児童入所施設措置費等国庫負担金及び交付決定による社地域小中一貫校整備事業に係る公立学校施設整備費負担金などの増額と実績見込みによる子どものための教育・保育給付費国庫負担金などの減額との差引きの補正でございます。  第2項国庫補助金1,490万5,000円の増額は、交付限度額の追加及び事業執行見込みによる新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの増額と執行見込みによる重層的支援体制整備事業交付金などの減額との差引きの補正でございます。  第17款県支出金、第1項県負担金334万8,000円の減額は、利用者の増などに伴う自立支援給付費等県費負担金及び入所者増に伴う児童入所施設措置費等県費負担金などの増額と実績見込みによる子どものための教育・保育給付費県費負担金の減額との差引きの補正でございます。  第2項県補助金158万円の減額は、岡本地区パイプライン化事業の基準点測量の追加に係る水利施設等保全高度化事業補助金などの増額と、実績見込みによる小沢地区二番目池ため池調査設計に係る農村地域防災減災事業補助金や商店街お買い物キャンペーン事業補助金などの減額との差引きの補正でございます。  第3項県委託金333万6,000円の減額は、事業完了に伴う参議院議員通常選挙事務費交付金などの補正でございます。  第18款財産収入、第1項財産運用収入171万円の増額は、収入見込みによる財政調整基金利子及び福祉基金利子の補正でございます。  第2項財産売払収入3,384万4,000円の増額は、上滝野地区5筆の宅地を売却することに伴う土地売払収入などの補正でございます。  第20款繰入金、第2項基金繰入金2,644万1,000円の減額は、小中一貫校整備事業費の減額等に伴う公共施設整備基金繰入金及び今回の補正における歳入歳出額調整に伴う財政調整基金繰入金の減額と、福祉基金利子の収入見込みによる福祉基金繰入金の増額との差引きの補正でございます。  第22款諸収入、第6項雑入1,412万7,000円の減額は、支給見込みによる消防団員退職報償金及び交付決定によるやしろ鴨川の郷テニスコート芝張り替え工事に係るスポーツ振興くじ助成金の減額と電気代高騰による東条診療所に係る公共施設光熱水費等負担金などの増額との差引きの補正でございます。  第23款市債、第1項市債は、社地域小中一貫校整備事業に係る公立学校施設整備負担金の増額に伴う小学校施設整備事業債の増額と、小中一貫校整備事業に係る工事請負費、工事管理費の減額及びバスターミナル整備事業の事業費確定見込みに伴う合併特例事業債の減額などを差し引き、1億1,380万円を減額いたします。  次に、歳出でございます。  計上しております主な事業につきましては、別途配付をしております補足説明書にその概要をお示ししております。予算書とともに御覧いただきたいと思います。  また、このたびの補正予算のうち、人件費の内訳につきましては、説明書の52ページ、給与費明細書に記載しておりますので、御確認をお願いいたします。  それでは、歳出についてその内容を御説明申し上げます。  補正予算書の3ページにお戻りください。  第1款議会費でございますが、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の補正により38万4,000円を増額いたします。  第2款総務費、第1項総務管理費でございますが、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の増額、電気代高騰に伴う庁舎等光熱水費などの増額と執行見込みによるバスターミナル整備工事費、その他各種事業費の減額との差引きにより292万5,000円を増額いたします。  第2項徴税費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の増額と執行見込みによる電算処理業務委託料の減額との差引きにより45万4,000円を増額いたします。  第3項戸籍住民基本台帳費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の補正により95万5,000円を増額いたします。  第4項選挙費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の増額と参議院議員通常選挙完了に伴う事業費の減額との差引きにより259万3,000円を減額いたします。  第5項統計調査費は、県委託金の交付決定により就業構造基本調査及び国民生活基礎調査に係る経費3万3,000円を減額いたします。  第6項監査委員費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の補正により65万7,000円を増額いたします。  第3款民生費、第1項社会福祉費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の増額のほか、東条福祉センターとどろき荘の水風呂チラー更新工事の追加や執行見込みによる障害者自立支援等給付費及び特別会計に対する繰出金などの増額と執行見込みによるその他各種事業費の減額との差引きにより2,318万4,000円を増額いたします。  第2項児童福祉費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の増額のほか、執行見込みによる児童入所施設等措置費及び障害児保育に係る保育所運営交付金の増額と保育所等運営費その他各種事業費の減額との差引きにより6,389万1,000円を減額いたします。  第3項生活保護費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費及び執行見込みによる介護扶助費の増額と研修に係る経費の減額を差し引き、137万1,000円を増額いたします。  第4款衛生費、第1項保健衛生費は、新型コロナウイルス感染症の影響により病院事業会計の収支が悪化し、その減収分の補填による病院事業会計補助金を増額するほか、人事院勧告及び実績見込みによる人件費や未熟児養育医療費などの増額と各種事業の執行見込みによる事業費の減額などを差し引き、2億2,937万5,000円を増額いたします。  第2項清掃費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の増額と北播衛生事務組合負担金などの減額との差引きにより714万6,000円を減額いたします。  第5款労働費、第1項労働諸費674万8,000円の減額は、執行見込みによる人材確保事業支援補助金のほか、説明会開催に係る経費の補正でございます。  第6款農林水産業費、第1項農業費でございますが、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の増額のほか、岡本地区パイプライン化事業の基準点測量の追加に伴う水利施設等保全高度化事業の増額と各種事業の執行見込みによる事業費の減額などを差し引き、219万7,000円を増額いたします。  第2項林業費は、事業完了に伴い、花と緑のまつり開催補助金を27万7,000円減額いたします。  第7款、第1項商工費でございますが、人事院勧告及び実績見込みに伴う人件費、申請件数増に伴う創業者支援補助金、「滝野温泉ぽかぽ」川の湯サウナ等改修工事に係る休業補償として指定管理委託料の増額のほか、加東アート館周辺のトリックアート設置に係る事業費の追加と中止した加東市秋のフェスティバル実行委員会補助金や実績見込みによる原油価格等高騰緊急経済対策事業委託料ほか、各種事業費の減額等を差し引き、3,948万円を減額いたします。  第8款土木費、第1項土木管理費でございますが、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の補正により137万5,000円を増額いたします。  第2項道路橋梁費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費及び電気代高騰に伴う道路照明に係る光熱水費の増額と執行見込みによる調査委託料の減額との差引きにより60万9,000円を増額いたします。  第3項河川費は、田んぼダム堰板購入の完了により2万6,000円を減額いたします。  第4項都市計画費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の増額のほか、電気代高騰に伴う公園施設の光熱水費及び修繕料の増額並びにいきいき広場公園、千鳥川桜堤公園に係る修繕工事の追加により329万8,000円を増額いたします。  5ページをお開きください。  第5項住宅費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の増額と執行見込みによる市営住宅施設管理委託料などの減額との差引きにより90万4,000円を減額いたします。  第9款、第1項消防費でございますが、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の増額と消防団員退職報償金の減額のほか、総合防災訓練の事業完了に伴う事業費など、各種事業の執行見込みによる事業費の減額等を差し引き、1,361万7,000円を減額いたします。  第10款教育費、第1項教育総務費でございますが、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の増額やスクールバス内での児童取り残しを防止するための安全装置設置に係る備品購入費の追加などと執行見込みによる東条地域、社地域及び滝野地域小中一貫校整備事業費の減額を差し引き、9,126万5,000円を減額いたします。  第2項小学校費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費及び電気代高騰に伴う光熱水費の増額のほか、滝野東小学校の特別支援教室改修等に係る事業費などの追加と執行見込みによる就学援助費や各事業の減額を差し引き、432万6,000円を増額いたします。  第3項中学校費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費及び電気代高騰に伴う光熱水費の増額と執行見込みによる就学援助費や各事業の減額を差し引き、632万7,000円を減額いたします。  第5項社会教育費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費の増額と執行見込みによる各事業の減額を差し引き、39万6,000円を減額いたします。  第6項保健体育費は、人事院勧告及び実績見込みによる人件費及び東条第一体育館の空調設備導入に係る設計監理委託料の増額と執行見込みによる各事業の減額を差し引き、1,703万7,000円を減額いたします。  次に、債務負担行為の補正でございます。  補足説明書の5ページに追加及び変更の理由をお示ししております。予算書と共に御覧いただきたいと思います。  予算書の7ページをお開きください。  第2表のとおり、東条福祉センター「とどろき荘」の管理運営事業及び社会体育施設の管理運営事業を追加し、滝野交流保養館の管理運営事業を変更いたします。  次に、地方債の補正でございますが、8ページを御覧ください。  第3表のとおり、執行見込みによる事業費の変更などにより、2事業において限度額を変更いたします。  以上、第62号議案 令和4年度加東市一般会計補正予算(第7号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  小紫君。 ◆15番(小紫泰良君) 補足説明書の2ページなんですけれども、児童がスクールバス車内に取り残されることを防止するため、スクールバス5台に安全装置を設置しますということでございますけれども、どのような安全装置なのかお伺いしたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 国におきましてガイドラインを年内に作成するということになっておりますので、そのガイドラインに沿う形でもって機種選定を行いたいと考えております。 ○議長(高瀬俊介君) 小紫君。 ◆15番(小紫泰良君) ということは、まだ決まっていないということで、そうしましたらガイドラインができた段階で機種選定を行うということなんですが、どのようなタイムスケジュールになるんでしょうか。
    ○議長(高瀬俊介君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 小中学校のスクールバスにおいても、国から支援があるという方向で、国でも現在補正予算計上されておりますが、その補助の概要が決まりましたら早急に実施したいと考えております。 ○議長(高瀬俊介君) 小紫君。 ◆15番(小紫泰良君) 安全装置以外で、実際には児童が降車された後の点検の徹底が一番重要であるとは思ったりするんですけれども、現在その安全装置がついていないわけなんですけれども、安全のためにどのような指導をされているんでしょうか。 ○議長(高瀬俊介君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 現在、スクールバスの利用につきましては、スクールバスの利用者名簿によりまして、乗車また降車の人数の確認をその都度させていただいております。  また、運行終了後には忘れ物を含めバス車内の確認、点検を実施しているところでございます。 ○議長(高瀬俊介君) 小紫君。 ◆15番(小紫泰良君) 今スクールバス5台ですけれども、加東市内ではこども園とかも含めまして子どもたちを乗せているバスというのはほかにあるんでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(高瀬俊介君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) 私立になると思います。現在、運行しているところはないと確認しております。 ○議長(高瀬俊介君) 大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) 事項別明細書の36ページ、37ページ、原油価格等高騰緊急経済対策事業の減額ですけれども、執行見込みによる減ということですが、先日新聞にチラシが折り込まれて期限も延長されたというところで、ここで既に減額するというのは少し早いんじゃないんでしょうかね。せっかく申請してくださいよというチラシが入ったのに減額というのはどういうことなのか。今の申請状況も含めてお答えいただけたらなと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(長田徹君) まず、今、最新のつかんでおります情報が、いわゆる法人が197、それと個人、いわゆる個人事業主が111、農業関係で個人農業者、認定農業者含めまして16、あとは医療福祉関係41ということで365団体、人の7,650万円強の現在申請等ございます。  今回、その後いろいろな周知方法ということで市のホームページ、ケーブルテレビ、そして11月4日には代表区長会でその旨を再度報告させていただきまして、11月9日に区長様、または農会長様にこの申請延長の旨、通知もさせていただいているところです。  その中で、もともとの延長をさせていただくという話になりますと、まだまだその原油の高騰であったりというところで落ちてくるというところが見込めないという話だったり、農家においてはちょうどその申請時期が繁忙期に入って少しその書類の整理ができない、そういった意見も聞いてございます。  そういうところから、まずは1月から9月までを対象月にしておったんですが、1月から12月までを対象月ということで、要は1年間としましょうということでするんであれば、申請もすんなりいくんではないのかなという思いからさせてもらっております。それぞれその後いろいろな区長、農会長からの地区内への周知によりまして、何件かいろいろなところからも申請の相談であったりということもお聞きをしております。  併せて、商工会とも随時連携をさせていただいておりまして、そういう中でも後1億5,000万円程度と記憶しておるんですが、そこまではやはりちょっと伸びないのではないかということで、まずは12月で切るというところの試算をさせていただいて、その分を減額させていただいたというところでございます。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 少し今のに関連してお伺いするんですが、対象期間が12月までに延びましたよね。そしたら、例えば今まで申請された方で、あのチラシを見られて、要は12月までやったら、今までは9月までで申請していたけれど、10月から12月やったらかなり金額が違ってくるのにという、これやったら早く出したほうが損やないかという声もいただいたんですよ。  これ減額するぐらいやったらそういう方に例えば再計算して、12月まで延長しているんですから、それやったら差額が生じるんやったら差額を支給する考えはないんですか。 ○議長(高瀬俊介君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(長田徹君) すみません。少し説明が抜けておりました。  今差額支給という考え方も持ってございます。今は50万円を上限ということにしとるんですが、届出をしていただいた中で、365件中294件の方がまだ上限に達していないという状況でございます。そういった皆様につきましては差額支給ができます旨を申請書と共に送付をさせていただくと、その金額も含まれているという状況でございます。 ○議長(高瀬俊介君) 小川君。 ◆14番(小川忠市君) 衛生費で、病院事業会計に2億2,800万円の補助金が支出されておりますが、まずこれに至った経緯を御説明ください。 ○議長(高瀬俊介君) 市長。 ◎市長(岩根正君) 病院につきましては、非常に経営面も含めて、医療行為を大変頑張っていただいているところでございますが、皆さん御承知のとおり、新型コロナウイルス感染症の関係がございまして、患者数の減少、これは病院の受診控えなども含まれているかと思います。また、医療の診療報酬なども先般改定もございました。  そういった経緯から、病院の経営につきまして赤字が生じているというところでございます。この赤字は病院自体の経営努力の外、いわゆる新型コロナウイルス感染症の影響ということで、しっかり今は病院を支える時期だという考えをいたしまして、その経営を支援するために2億円の支援をするということで決めたものでございます。あくまで今市民病院の医療活動を支えて、そして経営、さらに新型コロナウイルス感染症が収まりましたら、またしっかりと経営をしていただくということでの支援でございます。 ○議長(高瀬俊介君) 小川君。 ◆14番(小川忠市君) 状況については先般の産業厚生常任委員会で報告ございまして、事情は分かっております。  先般のその報告は4月から9月までの半年分、6か月間の状況でした。今これを2億円という補助金を出しておれば、このあと残りの半年間、年度末まではこれで追加の補助金を出さなくても運営ができるという病院事業会計からの報告もあったんでしょうか。 ○議長(高瀬俊介君) 市長。 ◎市長(岩根正君) まず、現時点で判明した数字をしっかりと押さえておきたいということでございます。この後、また第8波の動きが少しございますし、この新型コロナウイルス感染症感染拡大の状況によって、どこまでその経営の状況が、今の状態が続いていくかということが実はなかなか予測ができません。  したがいまして、現時点で一定の支援をまず入れまして、その後の状況をさらに経過を見ていくということになろうかと考えてございます。  この新型コロナウイルス感染症等の状況が続いている限り、私はしっかりと病院を支えていくべきタイミングだと考えてございまして、まずそこから、分かるところからまず手をつけているという状況でございます。 ○議長(高瀬俊介君) 小川君。 ◆14番(小川忠市君) そうしたら、これ質疑なんで考え方とか思いとかというのはちょっと今は差し控えますけれども、市長の考え方としては、また3月末に補正もあり得るという考え方で我々は認識しておけばいいですか。 ○議長(高瀬俊介君) 市長。 ◎市長(岩根正君) いわゆる合理的な中での赤字が生じていると、それは合理的というのは例えば新型コロナウイルス感染症の影響とか、そういったものである限りにおいて、その点についてはしっかりと市が支えるべき状況下にあると考えてございます。  また、来年度につきましてもどの程度の影響が続くかということによりましては、その影響下のある範囲までは考えたいと考えております。  なぜかと申しますと、この新型コロナウイルス感染症の直前までは市民病院の経営改善はもう随分進んでおりました。そうした実績を下に、現在の状況につきましてはあくまでそうした外的要因であろうと考えてございますので、しっかりと支えてまいりたいと、このように考えてございます。 ○議長(高瀬俊介君) 大城戸君。 ◆5番(大城戸聡子君) 補足説明書の3ページなんですが、小中一貫校整備事業のところで、社地域小中一貫校整備事業において、工事により発生した残土を滝野中学校周辺に仮置きするためということとありますが、こちらの残土を滝野地域小中一貫校整備事業に使われるということをお伺いしております。  この残土に関して、衛生面、安全面等の土の質はチェック済みなんでしょうか。 ○議長(高瀬俊介君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) まず、この残土の使用目的ですが、将来小中一貫校の敷地を拡大します。そのために使用する土ということで御理解いただきたいと思います。  現在、カセ池の土地のところに土を置いております。こちらにつきましては、土質調査済み、この土をこちらに持ってきて活用するということであります。 ○議長(高瀬俊介君) 別府君。 ◆7番(別府みどり君) 事項別明細書の37ページの商工総務費、創業者支援補助金の増額について伺いたいと思います。153万3,000円の分なんですけれども、申請件数が増ということだったんですけれども、どれぐらい増えて、その要因をどのように捉えておられますか。 ○議長(高瀬俊介君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(長田徹君) 当初2件分ということで予算計上させていただいておりました。現在、5件の方、内訳で言いますと飲食店が4者、介護タクシーが1者ということで、5件の方が手を挙げていただいております。  最近、少し話がずれるかも分からないんですけれども、創業塾も昨年から比べますと2倍になっておるという状況もございます。  したがいまして、かなりいろいろなことで起業したいという方がいらっしゃるという現状を把握しておりますので、次年度以降もそういったところで支援をさせていただくことができるんではないかなと考えてございます。 ○議長(高瀬俊介君) 別府君。 ◆7番(別府みどり君) 分かりました。  この創業者支援補助金は、ここ数年非常に少ない数字だったときもあったかと思いますので、そういった創業を考えている方にこういった制度が届くように広報活動もお願いしたいと思っております。  それから、続きまして41ページの土木費の部分なんですけれども、公園等維持管理事業の、御説明にありました修繕料、いきいき広場公園のあずまやの修理の分が87万4,000円の分ですかね、千鳥川桜堤公園も含めて出ているんですけれども、このいきいき広場公園の修繕のこの内容をもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。 ○議長(高瀬俊介君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) いきいき広場公園でございますが、いきいき広場公園にありますあずまやの屋根が劣化しておりまして、雨漏りがしてございます。このまま放置しておくにはちょっと危険というところで、今年度緊急に修繕しようとするものでございます。 ○議長(高瀬俊介君) 別府君。 ◆7番(別府みどり君) 屋根の劣化ということでしたので、柱の部分かなとは思っていたんですけれども、現在も子どもたちはその公園、あずまやの下で普通に放課後というか、公園で遊ぶ形で過ごしておりますけれども、現在、使う部分には危険性などはないということで判断してよろしいのでしょうか。もし危険なようでしたら、すぐにでも使用を止めることも必要なのではないかなと思いますが、そこまでではないということですか。 ○議長(高瀬俊介君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 直ちに屋根が落ちてくるという状態ではないと認識しておりまして、修繕までの間は利用していただくことは可能と考えております。 ○議長(高瀬俊介君) 廣畑君。 ◆8番(廣畑貞一君) 私からお尋ねしますが、事項別明細書の21ページ、民生費の中で社会福祉費、この部分で重層的支援体制整備事業がなぜこう減額されているのか、もう少し詳しく教えていただけばありがたいなと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(高瀬俊介君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) この委託料のまずアウトリーチを通じた継続的支援事業委託料251万7,000円は、今年度当初から相談記録のシステムを使用するということで計画しておりましたが、開発業者の遅れによりましてそれが使用できないということが発生しましたので、その分の減額となってございます。  それから、参加支援事業委託料166万8,000円の減額については、福祉まつりの一部に使用するということで計画しておりましたが、福祉まつりが中止となりましたので、その福祉まつりの運営の関係で166万8,000円を減額したという内容になってございます。 ○議長(高瀬俊介君) 廣畑君。 ◆8番(廣畑貞一君) 今この支援事業の委託料の減額について説明をいただいたわけなんですが、システムの遅れがあるということなんですが、この遅れが生じた中で、今この支援事業を待っている人たちに手を差し伸べることも遅れるということですか。 ○議長(高瀬俊介君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) これは昨年度の準備段階からエクセルなどを使って管理をしてございます。そのエクセル管理という形で今支援は既にスタートしてございまして、9月末の支援のアウトリーチの件数ですが、23件という形で、実際にアウトリーチがスタートしてございます。 ○議長(高瀬俊介君) 廣畑君。 ◆8番(廣畑貞一君) 今アウトリーチ、23件の相談業務になるということで、これも以前に私一般質問をさせていただいたときにアウトリーチということで、待つんじゃなくて出かけて、そして的確に相談を受ける、そして次の手だてを打つということがアウトリーチなんですが、この23件は全てそのような方向で予算の中で話を進められて遅れがないということなんですね。 ○議長(高瀬俊介君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) まずはアウトリーチ、出ていっているところについては、やはり社会とのつながりがこれまでからなかなか持てていない方というのが主な内容になってございます。ですから、その方のところに社会福祉協議会の職員が出向いたりして、まずはその社会福祉協議会の職員とその方との関係性をつくるというのがまず第一歩になっております。その関係性ができた段階で次の参加支援みたいな事業にも移るんですけれども、自宅以外のところへ出ていって社会とのつながりをつくるという動きをしようとしてございまして、今のところはまだ関係性をつくるといったところが主なというか、件数的には多い状況になってございます。 ○議長(高瀬俊介君) 小松君。 ◆6番(小松志津雄君) 補足説明書の4ページの体育施設管理事業のところで、東条第一体育館においての空調設備導入に伴う実施設計業務と耐震・長寿命化工事実施設計に係るとのことなんですけれど、これの工事期間と計画を教えていただきたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) まず、東条第一体育館につきましては、耐震基準ができる前の建物でございますので、それも含めた、耐震工事も含めました長寿命化工事を来年度実施すべく、現在実施設計をしております。  それに加えまして、空調設備の工事も来年度併せて行おうとするもので、その実施設計費用を計上させていただいているところでございますが、具体的な工事期間につきましては、現在実施設計中ですので、それが完了しましたら改めてお示しをさせていただきたいと思いますが、今のところはまだ期間的には未定ということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 小松君。 ◆6番(小松志津雄君) まだ未定ということで、現在第一体育館を使用されている方々にはまだ何も告知はされてないということで、その工事期間中は使用はできないということですね。それについて、今使用されている方の意見とか告知とかをされる予定とかはございますか。 ○議長(高瀬俊介君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) もちろんその詳しい日程が決まりましたら、現在定期的に使用されている団体の方についてはその内容も含めましてお知らせをさせていただきます。  一応使用されている団体の方がほかの体育館に回っていただけるかという調整につきましても、併せて、今も含めてなんですけれども、どこのどの時間だったらどこの体育館が空いているということも今ちょっと調べているところです。 ○議長(高瀬俊介君) 小川君。 ◆14番(小川忠市君) 先ほどのちょっと病院の件ですけれども、市長は今はそういう支えるということで、それよりも……。そら考え方でしょうけれども。補助金じゃなくって貸付金的な考えはなかったんですか。今は非常にコロナで売上げが下がって、入院患者等の実績が下がっているのでそれを支えるというのは分かります。  ただ、補助金となれば、もうそれで、病院事業は特別利益で計上しますよね。じゃなくて、貸付金、要はまた今後コロナが収まった後に事業が回復すれば返していただくみたいな、そういう繰り出しの仕方というのは考えられなかったんですか。 ○議長(高瀬俊介君) 市長。 ◎市長(岩根正君) 結論から申し上げますと、その点については考えておりません。今回の件につきましては、あくまで病院の経営努力とは関係がないというか、その努力の範囲では収まらない外的な要因であると考えてございまして、その件を全て病院の経営責任の中の負債と考えるには少し無理があるかなあと考えた次第でございます。そういった意味で、支えるべきという考え方で現在の形をさせていただいたというところでございます。 ○議長(高瀬俊介君) 小川君。 ◆14番(小川忠市君) また一般質問でしっかりと議論を交わしたいと思います。  それから、補足説明書の1ページに福祉センター管理運営事業がありまして、令和5年度に予定していた更新工事を早めるということで、これは非常にいいことだと思います。  今、いろいろな部品の調達が非常に難しくなってたり、入らなかったりということで、もし来年度に予定されている更新事業とかがあれば早め早めに部品等の調達をしとけば来年度のその事業がスムーズとまではいきませんが、今年度にその来年度の予算、こういうとどろき荘みたいな形で前もって事業を早めるというようにほかの事業もするべきだと思いますが、予算編成上、そういう考えはございませんか。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部総務財政課長。 ◎総務財政部総務財政課長(西山卓良君) 来年度の予算査定を始めておりまして、来年度予定をしておる事業の中で今年度早期に着手したほうが効果的なものにつきましては、その査定の中でそういった調整をさせていただいているところであります。  ですから、今後そういった事業、3月の議会になろうかと思いますけれども、工期が短くて済むものについては、そういったところで調整をしていきたいなと思っております。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 事項別明細書37ページの新しい観光推進事業なんですが、加東アート館のところに大きなトリックアートを設置するという話があって、これ産業厚生常任委員会でもお話があって、多分「脱!役所感」とかという「拠点化」ということも書いてありました。  ただ、私が思いますのは、この「脱!役所感」と言いながら、加東アート館ができたときに2階に役所の施設を誘致したのは市役所で、誘致というか、来てますよね、役所を呼んで。また、例えば昔のTCC局舎のところは今倉庫になったりしてますよね。  イメージ的な話も1つありますが、物すごく懸念するのは、やはり空いているところで拡張でき得るところをどんどんどんどん潰していると思うんですよ。施設自体は拡張できる施設が、スペースなくなっていると思うんですけれども、そういうことで、例えば本当に拠点化みたいなことができるのか。これ単に例えば集客が減っているから大きい絵を置いて少し集客を図ろうみたいな発想やったら、これ何で600万円かけるんだということにもなると思いますし、トリックアートが26点でARが10点ですかね。多分ARの数をもって日本最大級とおっしゃっていると思うんですが、本当にそういうことで拠点化が図られるのか、アートのまちということで思うんです。  そういうことからすると、例えばさっきの「脱!役所感」も含めて、市役所のやっていることに一貫性があるのか、施設の拡張も含めて、将来的な伸びしろみたいなものがあるのかということをしっかり考えてやっておられるのかということをお尋ねしたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 市長。 ◎市長(岩根正君) 一体感を持ってとか、その拡張性があるかということについては、間違いなくありますよという言い方はしにくいのかもしれませんが、私どもとしては一定ちゃんとあるよと考えている次第でございます。  これどういうことかと言いますと、もともと旧滝野庁舎を改修して1階に加東アート館を造るときの考え方としては、できればあの建物、3階までを集客施設に変えていくという発想で着手をいたしました。ところが、そのときの発想は2階は空いてました。それは拡張用スペースですね。それから3階は消防指令センターがございますけれども、その時点では数年後に移転をするということがございましたので、そういう話で3階までの分をワンセット、あの建物を集客施設に変えようという発想がベースにございました。  ところが、途中で兵庫県からこども家庭センターの場所を探している、加東市に適切な場所がないかというお話がございまして、その誘致をしようということがございました。そのときの話は、実は明石の兵庫県中央こども家庭センターの分室を造るということでしたので、旧滝野庁舎を希望されたんですが、いやいや福祉センターが空いているのでそちらを使いましょうと、福祉の拠点にしていきましょうよと、こういう話で進めておりました。  ところが、その協議を進めているときの年を明けたときに、もともとは阪神間のこども家庭センターを先に造って、その後に加東市に北播磨の分室を造るという、こういう話があったのが知事協議でひっくり返りまして、加東市の北播磨を先にすると、こういう話になりました。それから、分室だという話だったものが、独立事務所にしますと、こういう話になって、面積ががんと必要になりました。その時点で、加東市が持っている施設の中で使えるその面積の分というのが、実は旧滝野庁舎の分しかもうなかったというところでございます。それで、加東市は誘致を諦めるかどうかも考えたんですが、やはり加東市にあったほうがいいなと思いまして誘致をしたと。その結果、旧滝野庁舎の2階が埋まってしまうと、そういうのが経緯でございます。  その経緯を受けまして、じゃあどうするかと。垂直にすると1階と3階だけを集客施設に、そんなことあり得ませんので、そこで少し考え方を変えまして、垂直ではなくて水平に展開をしようということを考えた次第でございます。  どういうことかと言いますと、加東アート館は旧滝野庁舎の1階と、それから旧TCC局舎の今倉庫にしているのが大体5年ぐらいで空くという想定をしていますので、あと二、三年ということになりました。それから、その手前の今兵庫県土地開発公社に入っていただいているところ、ここを有効活用しようかということでございます。あわせて、施設的にはそれを考えましたけれども、同時に集客、いろいろな形での集客が行われているエリア、つまり地域交流センターのイベント、それからギャラリー「伝」の展示会、そういったものを全部1階ベースで動かせますので、そこでいろいろなイベントのときに、例えば多少玄関、階段のところでも時間を潰せるものを置く、「伝」でなかなか人が来ていただけないので、こういう形で呼び込んで、そのまま無料で入っていただく展示会もそこに並べるといった形で、全部水平にもう人を動かそうという発想で現在考えてございます。  だから、加東アート館だけで拠点化というのは、実質御指摘のとおり難しいかと思いますので、そういった平行移動といいますかね、そこで進めていきたいと考えてございます。  たまたまその結果、少しよかったのは、よかったと言っていいのかどうかなんですが、垂直で考えていますと3階が空くと考えておりましたが、消防指令センターももうしばらく、10年程度だと思いますけれど、もうしばらくそこにいて、将来的にまた移っていくということですが、いる期間が少し延びましたので、垂直で扱うよりはやはり1階ベースで動かすほうがいいかなと思っている次第でございます。  そういう意味で、加東アート館、それからイベント、そして展示、さらにその間に少し遊んでいただく目の前の広場、そういったもののセットで拠点化を進めていきたいなと。さらに、後ろの播磨中央公園との連携もさらに考えたいなと、こんな次第でございます。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 今の説明やったら、旧TCCの局舎は将来的に空けていくんですかね。私もちょっとしばらく休んでいましたので、書道の何か物の倉庫にするみたいな話も聞いた記憶がするが、勘違いですかね。 ○議長(高瀬俊介君) 市長。 ◎市長(岩根正君) すみません。私が話を聞いておきながら少し勘違いした部分ございまして、発言を少し訂正させていただかないといけなくなりました。  一番奥の部屋、これにつきまして、榎倉先生のいろいろな作品を頂いてございます。それを、かなり多いものですから、その作品の管理をきちんとする意味で、エアコン設備のありました旧TCCの局舎の一番奥のところに保管をして、そこに置いておくということがございます。その報告、私も受けておりましたが、今すみません、頭から飛んでおりまして間違えた答弁をしてしまいました。その点につきましては、おわびかたがた訂正をさせていただきます。  ただ、その前の兵庫県土地開発公社のところについては、これから空くはずでございます。そういった意味で、そこらあたりの有効利用を考えたいと思っております。  また、榎倉先生の分も倉庫として置いておくのか、場合によっては人が見に入れるのかというところもございますので、そういった工夫、これからも少し考えてはみたいと思っております。  いずれにしましても、当初考えていました垂直化ではなくて、1階ベースの水平化でいろいろな物をかみ合わせて集客を図りたいと、こういう次第でございます。 ○議長(高瀬俊介君) ただいま市長から発言の訂正の申出がありました。議長において許可いたします。  藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) そういうことで、分かりました。私はだからそういうことからすると、例えば、別に書道の貴重なものについて保存しておくことは非常に悪いことではないと思いますし、兵庫県のこども家庭センターが来られていることもいいと思います。  場所の話を考えているので、例えば今後学校の適正化なんかをして、空くところがあれば適宜移転するとかして、やはり加東アート館として、やはり結構規模とか展示点数というのは今後の集客にも気になるところですから、そういうものが拡張の余地がある形で進めていかないと、やはり大きな看板、これ600万円何ぼ投資しただけになってしまうと思います。  質問としてはこれ最後にするんですが、やはり当初は新型コロナウイルス感染症の影響はもちろんありますけれども、3万人目標とされていたと思います。もちろん非常な影響があって2万人を下回って、それでも結構普通の美術館からすると多いほうだと、頑張っておられるほうだという話も聞きますけれども、やはりそういう目標を下回っているという現状に対して、これからどのようなことの対策を考えていくのかということを聞いて、最後の質問にしたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 市長。 ◎市長(岩根正君) やはり新型コロナウイルス感染症の関係で人を動かすなという政策を行政として進めてきたことについて、やはりその影響が一番大きいと思います。したがいまして、ポストコロナに向けていかにアピールをしていくかというところが1つ勝負やと思っています。  そういう意味で、対外的なPRをしっかりするところがまず1つ、要するにいいものだということをしっかり知っていただくということがまず一番やと思います。なぜかといいますと、先日も兵庫教育大学附属中学校の生徒40名ぐらいと話す機会があったときに、3分の2以上の生徒さんが結構行ったりしているということで、結構評価が高かったということがございました。そういう意味では、しっかりとアピールするのが一番。  2番目は、やはりもう少しいろいろな場所で展示をしていくということが大事かなということで、まちなかに少しばらまいていくということもやはり続けてみたいと思っております。これは誘因というんですね。無料でその場でやれるものということですね。  そういった組合せをしてみたいと思っていますし、さらにはインフルエンサーを含めて、様々な形で見ていただく、あるいはイベントにその移動用のものを持っていって見ていただく。あるいは、先ほど純烈の話をさせていただきましたけれども、実は純烈の3Dのパーツもございます。そういったものをいろいろな形で組合せをしまして、しっかりとアピールをし、また呼び込みのための手順を踏んでいきたいと考えてございます。  目標を下回っているのは事実でございますので、少し交流人口を増やしてポストコロナにつきましては、しっかりとそういう形で取り組んでいきたいと考えてございます。 ○議長(高瀬俊介君) 長谷川君。 ◆12番(長谷川幹雄君) 事項別明細書41ページの非常備消防費の件なんですけれど、この減額の詳細をちょっとお聞きしたいんですが。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部防災課長。 ◎総務財政部防災課長(長谷田克彦君) 41ページの非常備消防費の減額でございますが、退職消防団員の退職報償金の減額でございます。当初予算としては数字が把握できませんので、過去3年間の実績から当初予算の計上をさせていただきましたが、退団者の方々の34名分になりますが、それの確定がされました。  それから、今の時点でまだ年度末までに緊急でやむを得ず退団をされるケース等も考えまして、一応1人当たり平均で50万円の5名分、余裕を見まして最終的な精査をさせていただいたということでございます。 ○議長(高瀬俊介君) 廣畑君。 ◆8番(廣畑貞一君) 事項別明細書の35ページですね。農林水産業費、農業費、この部分で、私ちょっと分からないものですのでお尋ねすることなんですが、水利施設等保全高度化事業で岡本地区にパイプラインを敷くということで600万円補正を計上されていますが、もう少し詳しく教えていただければありがたいなと思うんですが、どうですか。 ○議長(高瀬俊介君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(長田徹君) ここの部分でございます。岡本地区だけではないんですけれども、圃場整備が昭和56年に入ってございます。その中で、その基準点となる座標があるんですが、それらが震災等々によって今ずれとるということが発見されました。  したがいまして、再度その基準点を正確に測るという作業が出てまいりましたので、その分を追加させていただいたということでございます。これについては国庫補助100%でございます。 ○議長(高瀬俊介君) 橋本君。 ◆3番(橋本匡史君) 事項別明細書の28ページ、児童運営費について少しお聞かせください。  保育所運営事業の扶助費7,526万2,000円ということで、保育所等運営費がかなり大きく減額されている状況ですけれども、これについて教えていただいてよろしいでしょうか。 ○議長(高瀬俊介君) こども未来部長。 ◎こども未来部長(広西英二君) こちらの運営費につきましては、私立の園に対しての運営費でありまして、そもそも当初予算でいきますと約14億円になります。園児の数とかいろいろな条件で決まってきまして、当初見込みよりは現時点では少なくなるということでの12月補正で、まずは減額させていただいております。  また、今後の見込みも考えておるんですけれども、日々園児数は変わっていきますんで、現時点での減額ということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) ほかにありますか。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許します。              (「なし」の声あり)
    ○議長(高瀬俊介君) 次に、賛成者の発言を許します。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから第62号議案 令和4年度加東市一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。                午前10時46分 休憩                ─────────                午前11時00分 開議 ○議長(高瀬俊介君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 △日程第5 第63号議案 令和4年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) ○議長(高瀬俊介君) 日程第5、第63号議案 令和4年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  市民協働部長。              〔市民協働部長 土肥彰浩君登壇〕 ◎市民協働部長(土肥彰浩君) 第63号議案 令和4年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案理由でございますが、人事院勧告に伴う人件費の増額に係る補正のほか、会計検査院の指摘による補助対象の運用基準の明確化に伴い、自主点検の上、過年度精算を行う国民健康保険特定健康診査・保健指導国庫負担金等の返還金などの補正の必要が生じたことによるものでございます。  予算書の第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ197万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億1,145万3,000円にしようとするものでございます。  それでは、内容につきまして、第1表、歳入歳出予算補正により御説明いたします。  補正予算書の1ページを御覧ください。  まず、歳入でございます。  第4款国庫支出金、第2項国庫補助金1万4,000円の増額は、保険証送付時にマイナンバーカード取得促進のためのパンフレットを同封したことによる郵送料の増加分に係る補助金の増額でございます。  第10款繰入金、第1項他会計繰入金133万5,000円の増額は、職員給与費等繰入金の増額及び財政安定化支援事業繰入金の確定などによる増額で、同款、第2項基金繰入金62万9,000円の増額は、このたびの補正予算における歳入不足を補うため、財政調整基金で調整するものでございます。  次に、歳出でございます。  計上しております事業につきましては、別途配付しております補足説明書にその概要をお示ししております。予算書と共に御覧いただきたいと思います。  それでは、歳出につきまして、その内容を御説明いたします。  補正予算書の1ページにお戻りください。  第1款総務費、第1項総務管理費38万7,000円の増額は、人事院勧告に伴う人件費の増額に伴うものでございます。  第9款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金等159万1,000円の増額は新型コロナウイルス感染症の影響による令和2年度の国民健康保険税の減免額の減額に伴う国庫支出金の返納金、補助対象の運用基準の明確化に伴い、国民健康保険特定健康診査・保健指導国庫負担金等の平成29年度から令和2年度までの精算に伴う返納金のほか、特別調整交付金の令和3年度の精算による返納金などの増額によるものでございます。  以上、第63号議案 令和4年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから第63号議案 令和4年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第6 第64号議案 令和4年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第2号) ○議長(高瀬俊介君) 日程第6、第64号議案 令和4年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  健康福祉部長。              〔健康福祉部長 大西祥隆君登壇〕 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 第64号議案 令和4年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第2号)について、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の理由でございますが、主なものとして、人事院勧告に伴う総務費及び地域支援事業費の給料、職員手当等及び共済費の増額と令和4年度上半期の実績による保険給付費の増額により補正しようとするものでございます。  第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,365万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ37億4,014万8,000円にしようとするものでございます。  それでは、内容について、第1表、歳入歳出予算補正により説明いたします。  1ページをお開きください。  まず、歳入でございますが、第4款国庫支出金、第1項国庫負担金195万円の増額は、保険給付費の特定入所者介護サービス費の増額によるものでございます。  同款、第2項国庫補助金76万2,000円の増額は、保険給付費の実績見込みによる調整交付金の増額及び地域支援事業費の人件費の増に伴う補正によるものでございます。  第5款県支出金、第1項県負担金227万5,000円の増額は、国庫負担金と同様に保険給付費の実績見込みによるものでございます。  同款、第3項、県補助金2万3,000円の増額は、地域支援事業費の人件費の増に伴う補正でございます。  第6款支払基金交付金、第1項支払基金交付金353万9,000円の増額は、保険給付費の実績見込みによる増額及び地域支援事業費の人件費の増に伴う補正でございます。  第7款財産収入、第1項財産運用収入9,000円の増額は、実績見込みによる補正でございます。  第8款繰入金、第1項一般会計繰入金212万9,000円の増額は、保険給付費の増額、総務費の人件費に係る職員給与費等繰入金の増額及び地域支援事業費の人件費に係る地域支援事業繰入金の増額による補正でございます。  同款、第2項基金繰入金296万4,000円の増額は、歳入不足分を介護給付費準備基金で調整するものでございます。  次に、歳出でございます。  第1款総務費、第1項総務管理費62万9,000円の増額は、人事院勧告に伴う職員の給料、職員手当等及び共済費の増額によるものでございます。  同款、第3項介護認定審査会費14万8,000円の減額は、パートタイム会計年度任用職員の異動に伴う報酬、職員手当等及び旅費の増減によるものでございます。  第2款保険給付費、第5項特定入所者介護サービス等費1,300万円の増額は、特定入所者介護サービス費の実績見込みにより増額するものでございます。  第4款地域支援事業費、第2項包括的支援事業・任意事業費5万3,000円の増額は、人事院勧告に伴う職員手当等及び共済費の増額によるものでございます。  同款、第5項一般介護予防事業費10万8,000円の増額は、人事院勧告に伴う職員手当等及び共済費の増によるものでございます。  第6款基金積立金、第1項基金積立金9,000円の増額は、実績見込みにより増額するものでございます。  以上、第64号議案 令和4年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから第64号議案 令和4年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第7 第65号議案 令和4年度加東市水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(高瀬俊介君) 日程第7、第65号議案 令和4年度加東市水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  上下水道部長。              〔上下水道部長 小坂征幸君登壇〕 ◎上下水道部長(小坂征幸君) 第65号議案 令和4年度加東市水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の主な理由でございますが、人事院勧告を踏まえた給与改定及び制度改正に伴うもののほか、社会保険料等の算出に係る標準報酬月額の定時決定により人件費を補正するものでございます。  議案書の第2条、業務の予定量の補正は、建設改良事業を15億1,250万8,000円とするものでございます。  次に、第3条、収益的支出の補正は、水道事業費用を54万9,000円増額し、総額を15億8,800万4,000円にするものでございます。  次に、第4条、資本的支出の補正は、予算の第4条、本文括弧書き中、「不足する額9億3,301万5,000円は、建設改良積立金2億3,876万6,000円、過年度分損益勘定留保資金5億6,431万6,000円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1億2,993万3,000円で補填する」に改め、資本的支出を16万1,000円増額し、総額を15億5,260万円にするものでございます。  次に、第5条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費を70万5,000円増額し、総額を4,882万4,000円にするものでございます。  内容につきまして、1ページ補正予算実施計画を御覧ください。  収益的支出でございます。  支出、第1款水道事業費用、第1項営業費用54万9,000円の増額は、人事院勧告等に伴う人件費の補正でございます。  次に、資本的支出でございます。  支出、第1款資本的支出、第1項建設改良費16万1,000円の増額は、人事院勧告等に伴う人件費の補正でございます。  以上、第65号議案 令和4年度加東市水道事業会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから第65号議案 令和4年度加東市水道事業会計補正予算(第2号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第8 第66号議案 令和4年度加東市下水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(高瀬俊介君) 日程第8、第66号議案 令和4年度加東市下水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  上下水道部長。              〔上下水道部長 小坂征幸君登壇〕 ◎上下水道部長(小坂征幸君) 第66号議案 令和4年度加東市下水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の主な理由でございますが、人事院勧告を踏まえた給与改定及び制度改正に伴うもののほか、社会保険料等の算出に係る標準報酬月額の定時決定及び兵庫県最低賃金の引き上げにより人件費を補正するものでございます。  議案書の第2条、業務の予定量の補正は、建設改良事業を3億7,440万3,000円とするものでございます。  次に、第3条、収益的支出の補正は、下水道事業費用を70万8,000円増額し、総額を19億1,946万4,000円にするものでございます。  次に、第4条、資本的支出の補正は、予算の第4条本文括弧書き中、「不足する額6億164万7,000円は、過年度分損益勘定留保資金1億7,277万4,000円、当年度分損益勘定留保資金4億2,887万3,000円で補填する」に改め、資本的支出を25万5,000円増額し、総額を16億3,131万3,000円にするものでございます。  次に、第5条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費を95万3,000円増額し、総額を5,517万1,000円にするものでございます。  内容につきまして、1ページ、補正予算実施計画を御覧ください。  収益的支出でございます。  支出、第1款下水道事業費用、第1項営業費用70万8,000円の増額は、人事院勧告及び兵庫県最低賃金の引上げ等による人件費の補正でございます。  次に、資本的支出でございます。  支出、第1款資本的支出、第1項建設改良費25万5,000円の増額は、人事院勧告等に伴う人件費の補正でございます。  以上、第66号議案 令和4年度加東市下水道事業会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから第66号議案 令和4年度加東市下水道事業会計補正予算(第2号)を採決いたします。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第9 第67号議案 令和4年度加東市病院事業会計補正予算(第2号) ○議長(高瀬俊介君) 日程第9、第67号議案 令和4年度加東市病院事業会計補正予算(第2号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  病院事業部事務局長。              〔病院事業部事務局長 堀田敬文君登壇〕 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) 第67号議案 令和4年度加東市病院事業会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由並びにその内容について御説明いたします。  提案の主な理由ですが、新型コロナウイルス感染症の影響による収益の減額及び減収に伴う一般会計繰入金の増額、また新型コロナウイルスワクチン接種の実績による公衆衛生活動収益及び県補助金の増額、人事院勧告等に伴う職員の人件費の増額などにより関係費目を補正するものでございます。  第2条、業務の予定量の補正ですが、病院事業の年間患者数の入院を3万2,850人、1日平均患者数の入院を90人とし、介護老人保健施設事業の年間利用者数の入所を1万6,060人、通所を2,430人、1日平均利用者数の入所を44人、通所を10人とし、訪問看護事業の年間利用者数の介護保険を5,346人、医療保険を2,916人、1日平均利用者数の介護保険を22人、医療保険を12人とするものでございます。  第3条、収益的収入及び支出の補正は、収益的収入の既決予定額から3,412万9,000円を減額し、病院事業収益を26億6,409万2,000円とし、収益的支出の既決予定額から1,139万4,000円を増額し、病院事業費用を26億9,871万5,000円にするものでございます。  第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費について既決予定額から1,639万2,000円を増額し、17億5,181万5,000円とするものでございます。  第5条、他会計からの補助金等の補正は、予算第9条中、「5億2,761万9,000円」を「7億5,603万5,000円」に改めるものでございます。  第6条、たな卸資産購入限度額の補正は、予算第10条中、限度額を「3億124万4,000円」に改めるものでございます。  それでは、その内容につきまして、補正予算(第2号)の実施計画により御説明申し上げます。  1ページを御覧ください。  収益的収入及び支出でございます。  収入、第1款病院事業収益、第1項医業・介護サービス収益2億6,976万9,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症の影響による入院患者の減、介護老人保健施設収益及び訪問看護収益の減及び公衆衛生活動収益の増によるものでございます。  同じく、第2項医業・介護サービス外収益3,564万円の増額は、県補助金として新型コロナウイルスワクチン個別接種促進支援事業支援金等及び介護老人保健施設事業、訪問看護事業の運営補助としての一般会計繰入金でございます。  同じく、第3項特別利益2億円の増額は、新型コロナウイルス感染症による収益の減少に係る一般会計からの運営補助でございます。  2ページを御覧ください。  支出、第1款病院事業費用、第1項医業・介護サービス費用1,139万4,000円の増額は、人事院勧告及び看護師等の処遇改善、また材料費の減については入院患者の減によるものでございます。  以上、第67号議案 令和4年度加東市病院事業会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 先ほど一般会計でもありましたけれども、今回新型コロナウイルス感染症の影響ということを言われたんですけれども、もうコロナの影響も長期化してますよね。例えば、患者数が減っているといったって民間の医療機関にしても、医療機関に限らず、介護の施設にしてもコロナの影響で減っているところもあるとは思うんですけれど、だからといって収益が減ったから行政から補填するなどということはないですよね。去年もやはりこういうことがあったと思います。  私は、その中で加東市民病院が特に果たしている役割、特にやはり公立病院としてここはやらなければいけないからこの分で赤字が出るんだということで多分去年はまだ外にテントがあったりとか、いろいろな対策をしてますということで、その費用とか、そういうことでは特別な赤字だということは分かるんですけれども、やはり収益が減っていますといったって状況は同じなんです。  そして、産業厚生常任委員会でも経営状況の説明があったと思うんですが、院長先生がコロナが終わったらまた頑張るんだみたいなことをおっしゃっていたと思うんですけれども、民間のいろいろな経営者でコロナが終わったら頑張ろうなんて思っていたら潰れますよね。コロナっていつ終わるか分からないですから。当然これは私が勝手に言っていることじゃなくて、もう世間で、偉い教授とかもコロナがいつ終息するか、影響なんかいつ終息するか分からないという話もある中で、いつまでこういうことを続けていくんだという話があると思うんですよ。  その中で、どうして加東市民病院だけコロナで患者が減ったからその分の収益を補填するという発想になるのか。そして、例えば老人保健施設も含めて、そういうことができ得るのかということが私には全く理解ができないのですが、そのあたりの説明を再度お願いしたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 市長。 ◎市長(岩根正君) 市民病院が経営効率だけを考えて運営されますと、私は著しく支障が生じると考えております。  例えば、今予防接種を続けていただいておりますけれど、ノババックスの予防接種なんかも続けていただいております。これ市民病院だけですね。これ非常に人数が少なくて、本来病院の経営効率からいきますと、赤字になるのでやめたほうがいいという話になります。それを今市民病院で引き受けていただいている。つまり、経営効率の悪いものについても1つ引き受けてもらっている。  それから、これは私の知り合いのお医者さんから聞きましたけれど、ちょうど新型コロナウイルス感染症が始まった頃の話になりますけれど、とある病院では検査の数を増やせ、こういう話がございました。これ何かというと、1つは少し手が空くので患者の状況をしっかり見ようという意味の検査を増やすという意味もあるのかもしれませんが、私には患者の単価を膨らませろ、経営上の問題であると考えられての検査もあり得るんではないかという推測をいたしました。  本当に経営だけを考えるんであれば、そういった形で患者の単価を上げる手もございます。でも、それは市民病院でやっていただく医療ではございません。しっかりと新型コロナウイルス感染症対策、あるいはそのための役割を担いながら、同時に通常の市民の方の様々な病気に対応する、医療行為をするということを続けていく必要があると考えてございます。  そういった意味で、今病院の合理的な経営の外にある、これが私は新型コロナウイルス感染症の関係だと申し上げているわけですが、それは病院の責任ではないと考えてございまして、それまでも含んで経営の採算を合わせろというのは、今は私は無理だと思います。  その意味で、その分については市がしばし支えるべき、そんな考え方を持っているところでございます。今は市が病院側を支えるべき時期だと、そんなふうに考えている次第でございます。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 私も前の説明を聞いていて実はやむを得んなと、やはり公立病院だからやむを得んなと思える理由は、そのワクチンの種類を多くそろえて、例えば、もうそろそろ打切りという話もあるんですかね、今から1回目のワクチンを打ちに行きますという方が来られても、そのような方にも対応しなければいけないから置いとかないかんと、そういうのは特殊要因として分かるんですよ。  でも、それにしてもこの2億4,000万円何がしのどれぐらいですかということを、個別に出さなくてもいいですよ、こんな巨額の金額にならないですよね。やはりそれは一般の患者が減ったというところが多い。そういう部分はやはり理由に含めるべきものと、やむを得んなと思えるべきものと、思えないものというのはやはりあるということです。  特に、前の産業厚生常任委員会なんかでは、1つは常勤医師が退職された分の収益の減があるという話もされてましたよね、今回は言われてませんけれど。でも、常勤医師の退職と言われたけれど、常勤医師は定年退職ですよね。そういう部分について、それは経営努力の範疇じゃないんですか。それはやはり、医師の後任を探すのは非常に難しいのは分かりますけれど、それを理由に、いや定年退職をされた医師が、医師が減っているから収益が減っていますと言われても、それはどうなのかなと私は非常に思うんですけれども、そういう部分について、本当に今から出している2億数千万円のお金ですかね、これが全てその経営努力の範疇の外にあるものなのか。私は本当に納得できている理由というのは、ワクチンの複数の少数のものも置いとかなあかんというぐらいは、それはやはり病院として非常に特殊な配慮をせなあかんのやなと納得できるんですけれども、特に病院のこと、そして老人保健施設なんか、じゃあ何が特殊な要因やという気がするんですよ。  ですから、今質問を最後にまとめますけれども、老人保健施設のこともしかりですけれども、例えば病院の常勤医師の退職の話もありました。そういうことも含めて、全てが経営努力の範疇の外と言い切れるんですかね。 ○議長(高瀬俊介君) 病院事業部事務局長。 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) ドクターの定年は5年前、68歳で定年は来ているんですけれども、嘱託とか継続という形で72歳まで頑張っていただいていました。  平成30年で1名辞めたドクター、年間1億5,300万円で、令和元年度で1億235万円、令和2年度で8,680万円で、令和3年度、1,980万円という形で、途中からは嘱託で、あと時間も1日勤務じゃなしに午前9時から午後3時とかそういう形で、やはりもう70歳を過ぎて高齢でだんだん退いていかれたということで、後任については当然医局にも相談はしているという形で、医局の絡みもあるのであちこちには声はかけられないんですけれども、一般の民間の企業を通じて紹介をお願いしていたんですけれども、やはり応募はあります、何名か応募はずっとあるんですけれども、やはり給与面で民間と比べると公立は安いなという形で採用に至らないという結果がずっと続いておりまして、努力はしております。やはり収入の根源というのはドクターになるので、努力をおろそかにしているわけではありません。  また、職員にとってもやはり最大限、患者に寄り添うという気持ちは忘れないで、取りあえずは取り組んでおります。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) これで最後にしますけれども、かなり前から病院の経営は全部適用ということになっておりますよね。この状況にあっても給与の改定を含めてやっておられますよね。そういうことからすると、全部適用という考え方からして、今回の方針は妥当なんですかね。 ○議長(高瀬俊介君) 病院事業部事務局長。 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) よく言う全部適用という形ですけれども、やはり企業の立場に立って運営できるようにという形で全部適用というのは採用しております。  ただ、前も言っているとおりに地方公営企業という形になっておるんで、最小限の経費で最大の効果を上げるようにという形はやはり忘れてはならないという形で立って考えて運営はしております。 ○議長(高瀬俊介君) 廣畑君。 ◆8番(廣畑貞一君) 今藤尾議員が質問されていることを包括するという偉そうなことを言うわけやないんですが、この赤字補正がずっと続いている中で産業厚生常任委員会の中でも話があったわけなんですが、今最大の効果を上げるという局長の話の下に、産業厚生常任委員会の中で「金を落としても信用を落とさない」という院長の言葉がありました。金を落としても信用は落とさない。まさに地域医療を支えていくのに行政サービスとしてその言葉は重きものかなと思うわけなんですが、企業会計として、金を落としても信用を落とさないということに私はどうも引っかかるんですが、そこら市長が今るる説明されたことなんですが、その言葉について市長はどうお考えかお答え願いたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 市長。 ◎市長(岩根正君) ぴたっとしたお答えになるかどうか分かりませんけれど、院長、病院管理者がおっしゃった信用を落とさない、これ私は病院にとって一番大事なことだと思ってます。私たちは病院に行くときに、ちょっとあそこなあ、心配やなあという話になりますと、それは行けないですよね。やはり市民の方々が何かあったときには、あそこに行ったら大丈夫なんやという、その思いが続くということが大事です。そのためには何やというたら、結局信用です。そこやと思っています。  金を落としてもと言いながら、信用を落とさないという、要するに金もうけよりは信用を大事にするよと、こうおっしゃっているという意味でいけば、私はそれが大正解だと思います。  今やはりこの新型コロナウイルス感染症が広がっている中で、病院に行ったらひょっとしたらかかるかもしれんというリスクだってあるわけですね。でも、あそこの病院は大丈夫やと。だから心配やから、ちょっと体調悪いから診てもらうとか、こういった信用もまた大事です。あそこのお医者さんはちゃんと診てくれるよだけじゃなくて、今行っても大丈夫だよという信用というのは非常に大事なことだと思ってます。  その意味で、私は金岡院長が言われたお話としては、まさにそのとおりだと、だから今はみんなが病院に行くことさえ控え始めた状況なんで、今こそそれが必要なんだと考えております。 ○議長(高瀬俊介君) 廣畑君。 ◆8番(廣畑貞一君) 今説明いただいたので大体納得できているわけなんですが、あくまでも経営ですので、そして地域の医療を確保していくということで、サービスをするということで、市の支援はこれは大事なことなんですが、大事なことなんですが、民間企業的な捉え方をすれば、金を落として信用は得られるのかということを私も耳にしているわけなんですが、信用とお金、若干の赤字は出ます、今の時期ですから。でも、コロナがいつ終息するか分からない状態でありながら、こういう赤字が続いて市が補填していく、支援をしていく、大事なことなんですが、これが続くのは当たり前のことで金を落としても信用を落とさないと私は捉えているんですが、市長は今言われたこと、そのとおりだと捉えられていますか。もう少し経営的に頑張ってほしいなという捉え方は市長はお考えでないですか。 ○議長(高瀬俊介君) 市長。 ◎市長(岩根正君) 今の経営がその状況に合わせて何もせず赤字が出ていますかということなんですよね。私は、そうではないと思っています。何でか。新型コロナウイルス感染症が始まる前は、経営が随分改善をして、たしか黒字までなった途端にコロナが来たと、そうだったと思っております。  そういう意味からいけば、病院自体は非常に頑張って経営改善を進めてきた、それがこの2年余りのところでその経営の方針が変わっていると私は思いません、取組も。続けている。それでも病院の経営努力の外で新型コロナウイルス感染症が広がって、病院行くのをちょっと控えようかとか、入院するよりもちょっと家で悪いままやけれど療養しようかとか、そういう形のケースも生じておりますし、そういったことで現時点での病院の経営というのは決してよくはない、したがって赤字も生じた、こういうことだと思います。これは病院の経営努力の外やと私は思ってます。だから、その分については市はしっかりと支援をしますと。  これいつまで続くねん、このままずっと行くでと、こういう話になったとしても、この状況が続く限り、病院の経営が、例えば管理者が全部適用だから全面的に任されているわけですけれど、それでもその中で病院の責任の外で起こっている部分が続く限りにおいては支援をすべき、それが市民病院であると私は思っております。もちろん全部適用ですから、民間的な要素をしっかりいただいて、しっかりとした経営をしていただく必要がございます。それはしっかりと見ていきたいと思いますけれど、現下の状況を考える限り、それは違うんじゃないか。  現に、あまり言いたくはございませんが、他の公立病院について見ても、そういった経営と比べてみても加東市民病院はしっかり頑張っているほうだと私は思っております。  ただ、病棟の関係などもあって、ちょっと正確な名前を忘れましたが、診療報酬というか、医療報酬ですね、そういったものの改定なんかもいろいろシフトしたりしていますんで、改定されたりしてますんで、そういった影響も多少受けているという側面もございます。  そういった意味で、私はこの状況が続く限り、もちろんこの状況というのは病院の管理者が全部適用を意識して合理的な経営を進めていく範囲の外の要因によるものについてはしっかりと市が引き続き支えるべきと考えております。  以上でございます。 ○議長(高瀬俊介君) ほかにありますか。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  反対者の発言を許します。  藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 反対の立場で討論したいと思います。  今いろいろなコロナの影響のことで、例えば経営努力の外であるという話もありましたけれども、もう民間の病院などもコロナの影響を受けながら、そういう影響を経営努力でやはり改善されていると思うんです。そういうところを全部経営努力の外だからといって民間の病院とか、病院に限らず、店舗なんかもそうですけれど、全て救済をするなんていうことはあり得ないわけです。私がやはり今回説明を聞いている範囲では、本当に経営努力の外にあると思われるのは、今回の説明の中ではワクチンの種類を多く置いておかなければいけない、そういう部分に関しては納得できますけれど、それ以外の要因については、例えば今日特に詳しく説明で触れられていませんでしたけれども、老人保健施設がそうしたら民間の老人保健施設と比べて特段に公立の老人保健施設だからといってどうして赤字の補填をしなければいけないのかとか、そういう理由は私は全く分かりません。コロナの影響で、今ニューノーマルという言葉ももちろんずっとございますし、この状況でやはり何とか乗り切っていくという姿勢、多分民間の企業なんかも含めてされていると思います。これがいろいろなところでコロナの影響がよくなったら状態もよくなるだろうという発想で経営ができていくとは私は思いませんので、今の状態でやはりきっちり経営していただくことが最善であると思いますので、今回の2億円の赤字の補填、こういうことには反対をいたします。  以上です。 ○議長(高瀬俊介君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) ほかに討論はございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから第67号議案 令和4年度加東市病院事業会計補正予算(第2号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(高瀬俊介君) 起立多数。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第10 第68号議案 加東市事務分掌条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第10、第68号議案 加東市事務分掌条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  副市長。              〔副市長 小林勝成君登壇〕 ◎副市長(小林勝成君) それでは、第68号議案 加東市事務分掌条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  改正の要旨を御覧ください。  まず、(1)改正理由でございます。  新しい社会の流れを踏まえつつ、効率的かつ効果的な行政サービスを提供するために所要の改正を行うものでございます。  次に、(2)改正内容でございます。  「秘書室」の名称を「秘書広報課」に改めるとともに、各部等の事務分掌の一部を変更するものでございます。  なお、この条例は令和5年4月1日から施行いたします。  以上、第68号議案 加東市事務分掌条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  小川君。 ◆14番(小川忠市君) 改正理由に新しい社会の流れを踏まえつつ云々とあるんですけれども、効率的かつ効果的に行政サービスを提供するために所要の改正を行う、新しい社会の流れを踏まえつつ、効率的かつ効果的にと、もう少し詳しく、どういうことで今回のこの条例の改正案を上げられたのか、もう少し具体的に説明をお願いします。 ○議長(高瀬俊介君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(三木秀仁君) 今回後して出てまいります第2次加東市総合計画後期基本計画の策定の部分等ございます。それに連動する形の中で、施策と組織の連動というところで改正を行っておるものでございます。  例えば、新たな取組としましては、デジタル推進課という形の中で、これまでやっておりました、庁内の主に情報管理を含めて国の構想理念を念頭にまちづくり政策部において所管をしていくという形がございます。 ○議長(高瀬俊介君) 小川君。 ◆14番(小川忠市君) このケーブルテレビを秘書広報課に持っていった理由は。 ○議長(高瀬俊介君) 副市長。 ◎副市長(小林勝成君) 秘書広報課という名称を御覧いただきますと、やはり広報、PR、そういった部分につきまして、市内向けのPRにつきましてケーブルテレビと広報、広報広聴を一緒にしてそこに一括してまとめたということでございます。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 小さなことを聞くかもしれませんが、デジタル推進課をまちづくり政策部に。市役所の中でどのあたりにここを置くかって決めておられますか。  なぜこういうことを聞くかというと、私、今でも市役所の中の配置で、例えば人事課が総務財政部のゾーンにあって、防災課が、機器の関係で仕方がないのかもしれませんが、手前にあるのが非常に違和感があるんです。そのデジタル推進課というのはどこに配置されて、その部分まで部長が責任を持って統括されるのかというのを、そのあたりの見解を伺いたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(三木秀仁君) まだ正式に確実に決定しておるということではございませんけれども、庁内の部分については現在ございます1階のところに情報管理の部分、庁内関係の部分についてはそこに配置をするとともに、ちょっと施設的なところもあるんですけれども、ケーブルテレビ施設の中にデジタル推進課の一部、DXの推進関係の部分についてはそちらに配置することも今念頭に検討をしておるところでございます。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) これを聞いたのは、人員体制なんかもあると思うんですが、そういうばらばらなですね、例えば、結局は今の情報管理の延長で物事を捉えておられるんじゃないかという気もするんですね。やはりデジタルのまちづくりなどを含め、デジタル田園都市構想という話もあるけれども、そういう形で抜本的に変えていくのか、やはり情報管理の延長線、今市役所の1階にあるのを承知していますけれども、そういうものの延長線で物事を考えられておられるのかなという点でお尋ねしたんですけれども、やはり4階と1階、フロア離れますよね、ケーブルテレビもありますけれど。そういう形でしっかりとした推進体制が取れるのか、併せて伺いたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 副市長。 ◎副市長(小林勝成君) 今の構想の中ではしっかりと内部向けと地方創生の部分が入ってくる外向け、それについては係を分けて推進していきたいと考えてございます。 ○議長(高瀬俊介君) ほかにありますか。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから第68号議案 加東市事務分掌条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  ここで昼食のため暫時休憩いたします。                午前11時54分 休憩                ─────────                午後1時30分 開議 ○議長(高瀬俊介君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 △日程第11 第69号議案 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第11、第69号議案 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  まちづくり政策部長。              〔まちづくり政策部長 三木秀仁君登壇〕 ◎まちづくり政策部長(三木秀仁君) 第69号議案 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件につきまして、制定理由並びにその内容を御説明申し上げます。  要旨を御覧ください。  まず、制定の理由でございますが、地方公務員法の一部を改正する法律の施行により、職員の定年年齢が段階的に引き上げられるとともに、管理監督職上限年齢、いわゆる役職定年について及び定年前再任用短時間勤務の制度が設けられることを受け、本市においてもそれに準じた措置を講じるため、関係する13の条例において法改正の趣旨を踏まえた所要の整備を行うものでございます。  次に、その内容ですが、(1)第1条において、加東市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正し、管理監督職上限年齢制の規定に伴い、管理監督職上限年齢を延長された職員については公益的法人等への派遣ができないものとすることを規定しております。  次に、(2)第2条において、加東市職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正し、降給の種類と事由について、管理監督職上限年齢制が適用される場合及びそれ以外の場合についての定義を明確化しております。  (3)第3条においては、加東市職員の定年等に関する条例の一部を改正し、定年年齢を65歳に改めるとともに、管理監督職上限年齢について定めております。  さらに、再任用短時間勤務制に代わる定年前再任用短時間勤務制について定めております。  (4)第4条においては、加東市職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正し、60歳を超える職員の給料月額を規定することに伴い、この場合の減給の効果について定めております。  (5)第5条においては、加東市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正では、法改正に伴う文言整理でございます。  (6)第6条においては、加東市職員の育児休業等に関する条例の一部改正では、管理監督職上限年齢が延長された職員については育児休業及び育児短時間勤務をすることができない職員として規定をしております。  (7)第7条においては、加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正し、60歳を超える職員の給料月額及び諸手当について定めております。  (8)第8条、加東市職員の特殊勤務手当支給条例、(9)第9条、加東市企業職員の給与の種類及び基準に関する条例及び(10)第10条、加東市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正し、法改正に伴う条ずれを改めております。  次に、(11)第11条、加東市一般職の任期付職員の採用等に関する条例及び(12)第12条、加東市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正し、法改正に伴う文言整理を行っております。  最後に、(13)第13条においては、加東市職員の再任用に関する条例を廃止しております。  なお、施行期日は令和5年4月1日からといたします。  以上、第69号議案 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  松本君。 ◆4番(松本美和子君) すみません。これについてなんですけれども、労使合意はされておられますでしょうか。該当される方や職員の方の希望は反映されているのでしょうか、お聞かせください。 ○議長(高瀬俊介君) まちづくり政策部人事課長。 ◎まちづくり政策部人事課長(藤原英樹君) 合意についてはできております。希望につきましては、原則これは国の法律に準じた形でしておりますので、その辺については職員の希望というのは特に聞いて反映させたものではございません。 ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第69号議案につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) 異議なしと認めます。  したがって、第69号議案は総務文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。 △日程第12 第70号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第12、第70号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  まちづくり政策部長。              〔まちづくり政策部長 三木秀仁君登壇〕 ◎まちづくり政策部長(三木秀仁君) 第70号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定の件につきまして、改正理由並びにその内容を御説明申し上げます。  要旨を御覧ください。  まず、改正の理由でございますが、令和4年における人事院と兵庫県人事委員会の勧告を踏まえ、加東市の一般職の職員、任期付職員及び会計年度任用職員においても、国の行政職俸給表の平均改定率0.3%と同水準で改定するとともに、勤勉手当等を0.1月分引き上げるため、それぞれの条例の一部を改正するものでございます。  次に、その改正内容でございます。  第1条関係及び第2条関係で、加東市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正を行います。  (1)第1条関係においては、一般職の職員の給料表を国家公務員の給与の平均改定率0.3%に準じて引き上げ、給料表の改定を行うとともに、令和4年12月期支給分の勤勉手当の支給月数を1.05月に、また再任用職員にあっては0.5月に改正いたします。  この改正につきましては、公布の日から施行し、本年4月1日に遡及して適用いたします。  次に、(2)第2条関係においては、第1条で改正いたしました勤勉手当について、令和5年度以降の支給月数を1.0月に、また再任用職員にあっては0.475月に改正いたします。  この改正につきましては、令和5年4月1日から施行いたします。  次に、第3条関係及び第4条関係で、加東市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正を行います。  (3)第3条関係においては、任期付職員のうち、特定任期付職員の給料表の1号給を1,000円引き上げ、37万6,000円に改正するとともに、令和4年12月の期末手当支給月数を1.675月に引き上げる改正をいたします。  この改正につきましては、公布の日から施行し、本年4月1日に遡及して適用をいたします。  次に、(4)第4条関係においては、第3条で改正しました特定任期付職員の期末手当について、令和5年度以降の支給月数を1.65月に改正いたします。  この改正につきましては、令和5年4月1日から施行いたします。  次に、(5)第5条関係では、加東市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正において、会計年度任用職員の給料表の改定を行います。  この改正につきましては、令和5年4月1日から施行いたします。  これらの改正に係る市財政への影響につきましては、年間2,255万7,000円の支出増となります。  以上、第70号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり)
    ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから第70号議案 加東市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第13 第71号議案 加東市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び加東市病院事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第13、第71号議案 加東市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び加東市病院事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  まちづくり政策部長。              〔まちづくり政策部長 三木秀仁君登壇〕 ◎まちづくり政策部長(三木秀仁君) 第71号議案 加東市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び加東市病院事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、改正理由並びにその内容を御説明申し上げます。  要旨を御覧ください。  まず、改正の理由でございますが、人事院と兵庫県人事委員会の勧告を踏まえ、一般職の職員の勤勉手当を改定することに鑑み、常勤の特別職及び病院事業管理者の期末手当につきましても同様の改正を行うものでございます。  次に、その改正内容でございます。  (1)第1条関係では常勤の特別職の、(3)第3条関係では病院事業管理者の令和4年12月期支給分の期末手当の支給月数を0.1月引き上げ、2.25月に改正いたします。  この改正につきましては、公布の日から施行いたします。  次に、(2)第2条関係では常勤の特別職の、(4)第4条関係では病院事業管理者の令和5年度以降の期末手当の支給月数を2.2月分に改正いたします。  この改正につきましては、令和5年4月1日から施行いたします。  これらの改正に係る市財政への影響については、年間35万3,000円の支出増となります。  以上、第71号議案 加東市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び加東市病院事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから第71号議案 加東市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例及び加東市病院事業管理者の給与に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第14 議員提出第5号議案 加東市議会の議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第14、議員提出第5号議案 加東市議会の議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  議会運営委員会委員長 小川忠市君に趣旨説明を求めます。  14番小川忠一君。              〔14番 小川忠市君登壇〕 ◆14番(小川忠市君) それでは、議員提出第5号議案 加東市議会の議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、その改正理由並びに内容を御説明申し上げます。  要旨を御覧ください。  まず、改正の理由でございますが、人事院及び兵庫県人事委員会が民間の支給割合との均衡を図るため、勤勉手当を引き上げる勧告を行ったことを受け、加東市においても当該勧告を踏まえた一般職の職員の勤勉手当及び特別職の職員の期末手当を改定することに鑑み、加東市議会の議員の期末手当について、所要の改正を行うものであります。  次に、その改正の内容でございますが、第1条で令和4年度に支給する12月期の期末手当の支給月数を2.25月とすることとし、第2条では令和5年度以降に支給する6月期及び12月期の期末手当の支給月数をそれぞれ2.2月とすることとしております。  この条例改正による市財政への影響ですが、年間40万2,000円の支出増となります。  なお、この条例の施行期日は、第1条関係は公布の日から、第2条におきましては令和5年4月1日となります。  以上、議員提出第5号議案 加東市議会の議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。何とぞ原案のとおり決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから議員提出第5号議案 加東市議会の議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第15 第72号議案 加東市個人情報の保護に関する法律施行条例制定の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第15、第72号議案 加東市個人情報の保護に関する法律施行条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  総務財政部長。              〔総務財政部長 肥田繁樹君登壇〕 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) 第72号議案 加東市個人情報の保護に関する法律施行条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  要旨を御覧ください。  まず、制定理由でございますが、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律により個人情報の保護に関する法律が改正され、令和5年4月1日から個人情報の保護に関する法律の規定が地方公共団体に適用されることとなったことに伴い、必要な事項を定めるものでございます。  次に、制定の内容でございますが、まず個人情報の保護に関する法律の施行に関して、第3条に個人情報ファイルの保有等に関する事前届出について、第4条に個人情報ファイル簿の記載事項について、第10条に審査会への諮問について、第11条に市長による内部調整についてを定めております。  第5条に開示請求に係る手数料と写しの作成及び送付に係る実費相当額を徴収することと、それらを免除できる規定を定めております。  保有個人情報の開示、訂正、利用停止の決定等の期限につきましては、現行の期限を維持するため、個人情報の保護に関する法律で定める期限より短い期限を第6条から第9条までに定めております。  附則第2条に加東市個人情報保護条例を廃止することを、附則第3条から附則第5条までに経過措置を定めております。  加東市個人情報保護条例の廃止、個人情報の保護に関する法律の改正、この条例の制定に伴う関係条例の一部改正として、附則第6条に加東市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の一部改正を、附則第7条に加東市行政不服審査法施行条例の一部改正を定めております。  また、市民負担への影響としましては、保有個人情報の開示請求を行った方に手数料として地方公共団体等行政文書1件につき300円負担いただきます。ただし、経済的困難の理由があるとき、または本人通知制度による通知に係る開示請求を行うときは手数料を免除いたします。  なお、施行期日は令和5年4月1日でございます。  以上、第72号議案 加東市個人情報の保護に関する法律施行条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) 何点かお聞かせください。  まず、今回は国が地方公共団体等も対象とした法律に改正したということなんですが、加東市としてこの法律の規定を上回る規定というのはできないのか、条例を独自に定めることはできないということになっておるのかどうか。  総務省のホームページだと思うんですが、見ておりますと、法律の範囲内とはなっておるんですけれども、必要最小限の独自の保護措置を許容すると、ただしその場合には個人情報保護委員会に届出をするということになっておると、書いてあるんですが、必要最小限の独自の保護措置というのは講じられると私は読み取ったんですけれども、それで間違いないのかどうか。保護条例、法律を上回る、あるいは法律よりも厳しい条例と申しますか、市民の個人情報を守るんだという条例というものを制定することはできないのかどうか。できるのかできないのか、そのあたりを教えてください。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部総務財政課長。 ◎総務財政部総務財政課長(西山卓良君) 今回の条例制定に関しましては、まずは国の法律に沿った内容としてございます。特段加東市として特に国の基準、国の求めている以上の保護措置を講じるというところがございませんので、国の法律のとおりということで制定をさせていただきたいと思っております。 ○議長(高瀬俊介君) 大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) 私が聞いたのは、そういうことが可能なのかどうかということだけをお聞かせいただきたいです。今の市の考え方で、法律の範囲内で法律の規定どおりでいいとか悪いとかじゃなしにね。可能なのかどうかということをお聞かせください。 ○議長(高瀬俊介君) 暫時休憩します。                午後1時56分 休憩                ─────────                午後2時00分 開議 ○議長(高瀬俊介君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  総務財政部長。 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) 先ほどの御質問でございますが、国において要配慮個人情報について定められた項目がございますが、それに記載されていない内容について、特に必要なものである場合は条例において要配慮個人情報として市で定めることができることになっております。 ○議長(高瀬俊介君) 大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) そしたら、また要配慮個人情報、そのあたりについて私も確認を取っていきたいと思います。  それから、この今回の措置については、要は地方公共団体間、あるいは地方公共団体と国との間の情報の共有、個人情報の共有、こういったことをしていくのに支障があるというお話があったと思うんですけれども、そういうことになりますと、やはり、例えば加東市の個人情報保護条例よりも厳しい厳格な措置を講じている自治体もあれば、もっと緩やかな自治体もある、そうしたところがあって、情報のやり取り、共有ができないから今回は平準化と申しますか、国で一つの法律をつくると。それで情報のやり取り、情報の共有ができやすいようにということの趣旨だと思うんですけれども、そういったことになりますと、もっと厳しい厳格な条例をつくっておったところの自治体からすれば、今私が先ほど申しました法律の範囲よりも厳しい部分を残したいというところもあるとは思うんですよね。  そういったことについては、先ほども御答弁いただきましたけれども、特にそういう必要性は感じないと、思っていないということでよかったですかね、確認です。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) 先ほど要配慮個人情報のお話をさせていただきましたけれども、今回例えば開示決定の期間におきましては、従来の加東市の条例におきましては30日以内ということになっておったんですけれども、国に関しては15日以内ということになっております。これにつきましては、国に合わせるのではなく、従来どおり、加東市の30日を適用するという形で、より市の実情に合った形で適用しておるところもございます。先ほどの私、開示請求があった日から30日以内と15日以内のお話をさせていただきましたけれども、従来国が30日で市が15日と、ちょっと逆にお答えしておりました。 ○議長(高瀬俊介君) 大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) その部分もちょっと私よう分からへんのですけれど。要は、例えば個人情報、自己の情報の開示請求があった場合、これ私が見ている範囲では法律は「遅滞なく」となっているんじゃなかったですかね。個人情報保護法の第30条あたりだったかな。そういったところで、いろいろなところで開示請求であり、訂正請求、それから利用の停止請求、このあたりがずっと「遅滞なく」という表現になっていたと私は思っているんですが、そうじゃなかったですか。  個人情報の保護に関する法律の第33条開示請求のところ、そちらも確認いただけたらありがたいんですけれども、第33条第2項では「遅滞なく、当該保有個人データを開示しなければならない」と、遅滞なくとなっておるんですよ。そのほかのところでもたくさん遅滞なく、遅滞なくとなっておるんです。そこの部分が、加東市の場合は「15日」という規定がなされておるんですが、それでその「15日」よりも「遅滞なく」のほうが遅いという、そういう理解をされておるんでしょうか。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部総務財政課長。 ◎総務財政部総務財政課長(西山卓良君) 個人情報の保護法に関しましては、第33条につきましては、個人情報取扱事業者の規定となってございます。地方公共団体の適用になりますのは、改正個人情報保護法の第83条第1項ということで、こちらに規定がなされておるということでございます。  改正後の令和5年4月1日改正の条文を見ていただかないといけないと思うんですけれども、そちらでは第83条第1項で開示の期限等については規定がなされておるということになります。 ○議長(高瀬俊介君) 大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) 了解しました。  それと、今回改正後の個人情報保護法と現行の加東市個人情報保護条例について、例えば個人情報の収集の仕方であったり、登録の仕方、あるいは活用の仕方ですね、利用の仕方、第三者と申しますか、目的外の利用をする場合の措置であったり、そういった個人情報の取扱いの上で、今の条例と、今度は国の法律で個人情報の取扱いをされていくわけですから、国の法律に合わせた事務処理がされていくわけですよね。  そういったところで、現行の個人情報保護条例と今後の法律とでいろいろな部分で相違点とかはないんですか。もしあれば、どこが変わってきますよというところは整理されておるのかどうか、それがされていないと個人情報を職員の皆さんは毎日扱うわけですよね。そういうあたりのところはきちっと整理されていて職員の皆さんにきちっと周知しないと、これは仕事にならへんと思うんですよね。そういったところについてはどういうお考えなのか、既にもう整理はされておるのか、ここがこう変わりますよというのが既に整理されているのかどうか、そのあたり教えてください。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部総務財政課長。 ◎総務財政部総務財政課長(西山卓良君) 特に大きく変わるところといたしましては、個人情報ファイル簿の管理というところになろうかと思います。今回の法律に沿ったものにつきましては、保有している個人情報千人未満のものは個人情報ファイル簿の公表対象から除外されるということになりますけれども、従前の条例とはそのあたりが大きく変わってくるところかなと思っております。除外規定があるということになります。 ○議長(高瀬俊介君) 大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) 実際の事務をされていく上ではそんなに大きく変わりはないと、職員への周知もそんなに大変なことではないと理解したらよろしいでしょうか。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部総務財政課長。 ◎総務財政部総務財政課長(西山卓良君) この条例の施行に当たりましては、再度職員に対して説明会なりを開催いたしまして、事務に支障がないようにしてまいる予定にしております。 ○議長(高瀬俊介君) 大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) すみません、何回も申し訳ないです。  それで、手数料の300円なんですよ。自分の情報が市役所の中でどんなふうに登録されておるか、どんなふうに利用されておるか、どこへ提供されておるか、こういったことを、自分の情報を、自己の情報を見せてほしいと、開示してほしいというのに300円払わないかんと、有料になるというのは、私にはどうしても解せないんですよ、納得がいかないんですよ。それについてはどうお考えなんでしょうかね。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) それに関しましては、一応こちらの考えといたしましては3点ございます。  まず、改正後の法の第89条第2項に規定されておりますところに、「地方公共団体の機関に対し開示請求をする者は、条例で定めるところにより、実費の範囲内において条例で定める額の手数料を納めなければならない」と規定されております。  ただ、これにつきましては、地方公共団体が条例で手数料を無料にする旨を定めることが認められてはおりますので必ずしも頂くものではないところではございますが、実際こちらで改めて考えましたところ、当然それだけの職員の労力に対してそれだけの応分のものを頂くということは必要だという考えの下、今回300円を徴収する形にしております。  また、先ほども申しましたとおり、開示請求に関しては、内容にもよりますが、非常に職員の労力が割かれておるということ、それとあとそれに対する費用を税金で全て賄うことになりますので、実際に利用しない方との負担の公平性的なものを考慮しまして、今回300円を徴収するという形でさせていただいたところでございます。 ○議長(高瀬俊介君) 大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) 労力は300円では絶対無理なんですよね。場合によっては数万円かかっているかも分からないですよね。開示請求から開示決定まで15日間、この期間を有しておるということも、それなりの労力が要るからということで15日間を見ておられると思うんですよね、決裁の日数とかも入れてね。そうしたらですよ、正味じゃなかったって10時間ぐらいかかったとすれば、職員の人件費、例えば最低労働賃金1,000円としたって1万円要るわけですよね。300円なんかじゃ済みませんよね。それはだから労力が要る、手間がかかるんだから負担をしてもらいますよは、それは理由にならないと思うんですがどうですか。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) 言われますとおり、確かに実際かかる労力は300円では収まるところではございません。  ただ、先ほど申しました改正個人情報保護法第89条第2項に「実費の範囲内」ということで定めております。これによりますと、実費の範囲ということで実費をそのままいきますと、言われるとおり非常に高額な額になりますが、その辺につきましては政策的配慮により利用しやすい金額にできるということで、実費を勘案するということになっておりますので、範囲内においてとして規定されておるところですので、範囲内において実際に利用者が使いやすい金額にするという形で考えたところ、実際国が300円の手数料を取っておること、それと県内の市、近隣の市においても、西脇市とか加西市とか、取っておるところにつきましても300円の手数料を取っておるというところから300円が適切であると判断いたしました。 ○議長(高瀬俊介君) 大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) 総務文教常任委員会でもしっかりとそのあたり説明をお願いしたいなと思うんですけれども、次の情報公開条例にも関わってくることなんですけれど、もちろん情報公開条例では最近になって有料化された自治体もあれば無料化されている自治体もいろいろあるんですよね。無料化されている自治体はなぜ無料化するんだということを見たりしますと、やはり情報公開と申しますか、市民との参画と協働と申しますか、そういったところで悪いイメージを与えてしまうとか、そういった考えもあって無料化にしていっているという自治体もあるわけですよ。私ももちろんそのとおりだと思うんですよね。情報公開に消極的というよりも、後ろ向きになってるんですよね、今回。これまでわざわざ無料だったものを有料にするわけですから。  そういったところの考えからいきますと、それプラス、市民それぞれの自己の情報ですから、それを見るのになぜお金を払わないといけないんだという、そういうことになると思うんですけれども、再度そのあたり、そういう配慮と申しますか、無料のままでいこうじゃないかという考えは全くなかったんでしょうかね。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) 今回300円の設定をするに当たりまして、所得の少ない方に対しては免除、もしくは本人通知制度に係るものについては免除という形で、そういったところには配慮をしてございますので、そういったところで対応できるものと考えて、今回このような形にさせていただいております。 ○議長(高瀬俊介君) 大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) そしたら、最後聞きます。  情報開示について、今回のこの有料化というのは後ろ向きだと思われますか、前向きだと思われますか、それだけお答えください。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) 後ろ向きだとは考えておりません。あえて情報を出さないというのではなく、実際にかかる必要な手数料は取るべきだという判断の下で、情報自体を出さないという考えで、そういったもので後ろ向きにしておることではございません。 ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第72号議案につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) 異議なしと認めます。  したがって、第72号議案は総務文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。 △日程第16 第73号議案 加東市情報公開条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第16、第73号議案 加東市情報公開条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  総務財政部長。              〔総務財政部長 肥田繁樹君登壇〕 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) 第73号議案 加東市情報公開条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  要旨を御覧ください。  まず、改正理由でございますが、公文書の開示請求を受けた場合、開示請求書の受付、請求のあった公文書の特定、不開示情報の確認、公文書の閲覧や写しの交付などの事務を行っており、それらの事務に市職員の時間と労力を要しております。そのことを踏まえ、公文書の開示請求を行う方に開示請求に対応する事務に係る費用の負担を求めるため、手数料を徴収する改正を行うものでございます。  次に、改正の内容ですが、第18条の改正により開示請求に係る手数料を定めるとともに、手数料並びに公文書の写しの作成及び送付に要する費用を免除できる規定を定めております。  また、市民負担への影響としましては、公文書の開示請求を行った方に手数料として公文書1件につき300円負担いただきます。  ただし、経済的困難の理由があるときは手数料を免除いたします。  なお、写しの作成及び送付に係る費用については、これまでと同様に実費相当額を徴収いたします。  なお、施行期日は令和5年4月1日でございます。  以上、第73号議案 加東市情報公開条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  小川君。 ◆14番(小川忠市君) これも後して総務文教常任委員会に付託されるということでしょうけれども、これの情報開示、これまでは0円、手数料なしだったんですが、先ほどの第72号議案に合わせるという形でこの条例改正を今回上程されたということでしょうか。その必要はなぜですか。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部総務財政課長。 ◎総務財政部総務財政課長(西山卓良君) 今回、先ほどの第72号議案、こちらで手数料の規定をさせていただきました。こちらの両方の事務ですけれども、開示請求に関しましては個人情報であるか、行政文書かの違いだけでありまして、実際に職員が関わる業務の内容というのはほぼ変わりはございません。  ですから、同じ業務をするに当たって、片方で手数料を徴収し、片方で手数料を徴収しないということは整合性が取れないと、市として一貫性がないということで、同じ業務に関しては同じ額の手数料を徴収するということで今回提案をさせていただいておるということです。 ○議長(高瀬俊介君) 松本君。 ◆4番(松本美和子君) 公文書の開示請求についてなんですけれども、個人の利益だけではなくって、例えば公共の利益の観点から公文書の開示請求というのを行うこともあると思うんです。  例えばですけれども、行政の監視やチェックということで公文書開示請求ということがされることもあると思います。そういう場合は、個人のためではなくって、加東市の市民の方のためということで開示請求されるわけです。ですので、いたずらに、例えば業務を妨害するように何度も開示請求をしてこられる方があったりするのかということをちょっとお尋ねしたいんですけれども、同じ方がずっと開示請求をしてきて、本当に業務に支障を来しているということが現状あるのでしょうか。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) その妨害というところになりますと、そこまで言われる内容のことはないと思っております。  ただ、特定の方がかなりの枚数のものを請求されると、そういったことはございますが、明らかに妨害行為ということで請求されてくるというのは、今のところこちらでは認めてはおりません。 ○議長(高瀬俊介君) 松本君。 ◆4番(松本美和子君) それであれば、例えば年間に何件以上の場合は料金を徴収するとかという方法もあるのではないかと思うんです。  先ほど大畑議員からも話がありましたけれども、公文書の開示請求というのはとても公益性の高いものですので、いたずらに1件につき300円の料金を徴収するというルールを設けてしまうと、行政監視の観点だったり、みんなのために開示請求するという方にすごく個人的に経済的な負担がかかるということが考えられます。  先ほど戸籍の不正取得等防止で登録されている方等は300円を取らないというお話もありました。経済的困難その他特別の理由があると実施機関が認めるときは実施機関が定めるところによりこれを免除することができるとありますけれども、例えば生活保護を受けているとかそういう場合だと経済的困難であるという状況が非常に客観的にも証明しやすいかと思いますけれども、生活保護は受けてないけれども経済的困難な状況にあるという場合、今コロナの影響とかでも非常に多いと思うんですけれども、客観的に見て経済的困難ということを判断するというのは、この実施機関が認めるというのは、基準というか、ルールというか、明確なものはあるんでしょうか。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部総務財政課長。 ◎総務財政部総務財政課長(西山卓良君) まず、経済的な困窮の状況といいますのは、先ほどおっしゃられたとおり、生活保護を受給されている方というのを念頭に置いております。  また、生活保護を受けられている方と同等の経済状況にある方についても免除の対象にすべきかなとは思っております。そのあたりは福祉の担当部局なりと情報をいただきながらという判断になろうかと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 松本君。 ◆4番(松本美和子君) そういうことであるならば、先ほども申しましたけれども、公益通報であったりだとか、行政を監視するという市民の利益を守るという点から、300円のルールというのはよく考えてからにしていただきたいと思います。神戸市だったりだとか、取らないということをずっと続けているところもありますので、加東市としてどちらを優先するのかというのをよく検討していただきたいと思います。  以上です。 ○議長(高瀬俊介君) それは意見ですね。 ◆4番(松本美和子君) 300円を取るというルールを明確にしないと取ることができないのではないですかということです。 ○議長(高瀬俊介君) 松本君。意見をおっしゃってるんですよね。取れないようにするということで。 ◆4番(松本美和子君) いや、300円を取るなら300円を取るところのきちんとした実施機関が、経済的困難その他特別な理由があるということを実施機関がきちんと示すべきというところを決めていただかないと。  ですので、「開示請求に係る公文書1件につき300円とする。ただし経済的困難その他特別の理由があると実施機関が認めるときは、実施機関が定めるところにより、これを免除することができる」とありますので、このルールをきちんと明確化して答えていただきたいです。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部総務財政課長。 ◎総務財政部総務財政課長(西山卓良君) 先ほど申しましたとおり、まずは生活保護を受けられている方というのが当たります。また、生活保護を受けられている方と経済状況が同程度であると認められる場合と想定をしております。 ○議長(高瀬俊介君) 松本君。 ◆4番(松本美和子君) しつこいようですけれども、生活保護と同等であるということをどのように客観的に判断できるのかということをお尋ねしています。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部総務財政課長。 ◎総務財政部総務財政課長(西山卓良君) そこにつきましては個別の判断となってまいりますので、一律でこういう基準というのはなかなか線が引きにくいところであるということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 実際、実務というか、例えば私が市役所の窓口とか行って、何か話合いとかしている過程とかでも資料を出してもらったりして、「この資料をコピー焼いてくれませんか」みたいなことを言うと、ほんならそのままコピー焼いてくれる場合もあったりとか、場合によったら「情報公開の手続をしてください」と言われる場合もあったりするんです。  市民の方なんかでも同じようなことってあると思うんですよ。だから、こういうふうに300円まで仮に取るとすると、市役所の方が市民の方からいろいろお話しする機会とかがあって、「ちょっとこれコピー焼いてくれてないか」と言ったときにどういう取扱いをするのかって、本当にルール化って今できているのかと非常に気になるんですよ。  私も実は、窓口で話していて、「この紙をコピーしてくれませんか」と言ったときに、コピーの実費代ぐらいはもちろん払いますけれども、要は「情報公開の手続をしてください」と言われたときに、公になっている、公にするべき情報だから、これ本当に条例の規定に基づく、条例の規定としてこれは情報公開の手続を踏むべきものなのかなって疑問に思ったこともあるんです。  ただ、特に情報公開というのは全ての窓口に対応されている方が専門で日々それをやってるわけじゃないですよね。日々の業務の一環で、例えば教育委員会だったら教育委員会の実務をされている中で、情報公開の申請が出てくるわけですから、対応をそこで決めなければいけないって、非常に複雑なんですが、その度に統一的な行動というのは取れるんでしょうかね。  これ300円まで取るとなると、その辺の判断の基準が間違うと非常に大変になると思うんですが、そのあたりの見解をお願いしたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部総務財政課長。 ◎総務財政部総務財政課長(西山卓良君) まず、この対象となる文書ですけれども、一般的にホームページとかで公開している情報につきましては、こういった手続なしに実費でコピーをさせていただいているというのが現状です。公にしてない情報につきまして開示請求をされた場合に対してこういう手数料を頂く、申請をいただくということにしております。  また、統一的な対応ですけれども、令和3年3月に加東市情報公開条例解釈運用の手引きというのを作成いたしまして、全職員向けに研修をしております。そういったところで、開示請求が多い部署とそうでない部署がありますけれども、職員に関しましてはこういった申請、請求があった場合に、どう対応するのかというところは、毎年研修なりを行って、職員のスキルアップに努めているというところであります。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) では、例えば、ホームページなどで公になってない情報であって、いろいろな民間団体との協働なんかの過程において、まだいろいろな公になってない資料が出てくることはあると思うんですよ。もちろんその会議として、会議の参加者に提供するものは別ですよ。そういうときに、そしたらちょっと追加でこの資料をコピー焼いてくれませんかみたいな話になったときは、公になってなければ300円出して情報公開の手続を踏んでくださいという話になっていくんですかね。個々の委員とかの話の中で、こういう資料が見たいんですけれどといって、それが今オープンになっているか、なっていないかということで判断するとおっしゃっていたんですけれど、私はそんなこと、恐らく全職員が統一した行動って取れないと思いますよ。ちょっとコピー焼いてくれませんかと言われるのが一番多いと思いますけれど、そういうことに対して統一的な取扱いはできますか。  それともう一点、あえて言うならば、例えば私は多分議員だからということで議員活動だからという面において配慮されているのかもしれませんが、やはりそういう面において公になっていない情報、これを見せてくださいとか、オープンにしてくださいということはあると思います。  そういうときにも、同じ対応になるわけですよね。議員活動で特段議員に対する情報提供を除くみたいなことが書いていないということでしたら。そういう同じ対応というのは公にされているかされていないかで統一的な線引きはできるんですね。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) 公にされている情報につきましては、例えば各担当課におきましては、当然各担当課の事務は把握しておるので、それは今公表しておるものかどうかというのは当然判断がつくものと思っております。  ただ、今言われました議員に対して出すもの、そういったところにつきまして、言われたから出すみたいなところについても言われておりましたが、基本的に取扱いとしては今回定めたことと同様の取扱いなので、全てその基準に合わせた状態で対応するということになります。 ○議長(高瀬俊介君) 大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) まず、皆さん方が日々されている仕事が、業務というのが一体何のためにされとるかというのは十分理解できてへんのちゃうかなと私は思ってしまうんですよ、答弁聞いていましたらね。  「協働のまちづくり」とか「参画と協働」とかってあなたたち言われていますよね。市民の皆様方に参画してくださいといったときに、市民に何も情報を与えずに参画してもらって一体何になるんですかね。それが「参画と協働」とか「協働のまちづくり」なんて言いませんよね。皆さん方は、それを標榜されとるはずなんですよ。  そういうことをしていこうと思ったら、開示請求じゃなしにもっともっと情報を提供する、あるいはもっと情報を公開する、これが一番大事だと私は思います。それができていないから、しっかりできていないから、不十分だから市民は開示請求をしないと仕方がないんですよ。そうは思われませんかね。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部長。
    ◎総務財政部長(肥田繁樹君) 情報公開が全くできていないとはこちらでは考えておりません。やはり中の内容、個人情報的なものを含めまして、できるものとできてないものにつきましては、当然判別をして出せるものは極力出す形で今取り組んではおります。  ですので、今回300円いただくということにはなりますが、それによってそれを阻害するという形にはならないとこちらでは考えております。 ○議長(高瀬俊介君) 大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) ですから、先ほど言いましたように、基本的な仕事のスタンスですよ、これは。私はそう思いますよ。これ随分後退ですわ、その時点からいったらね。何も300円取っても何の利益にも私はならないと思うんですがね。  情報公開の施行状況、これ出てますけれども、請求件数、令和3年4月から令和4年3月31日までだったら、請求件数22件で決定件数が34件とか、この程度じゃないですか。令和元年だったか、そのあたりが80件ぐらいあったかな、何でこんな出とるんだろうと思ったりもしたんですけれど、それであっても私は、元来市が持っている情報というのは市民のものやと私は思っていますよ。そうじゃなしに、皆さん方は、いやいやこんなん市民関係ない、私らのものなんだというスタンスでいるのか、基本的には全部市民のものですよというスタンスに立つか、それによってこれ大きく異なってくるんですよ。だから、300円という金額じゃないんですよ、問題になるのはね。何で「参画と協働」とか「協働のまちづくり」とか「情報の共有」とか「市民と情報共有しましょう」と言いながら、このスタンスは私は間違いやと思いますけれども、再度お聞きします。これで、いやいや加東市はこれで正しいんだと、そういう考え方ですね。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) 今回につきましては、基本的に国の法改正に基づいて全て統一するところから始まってはおりますが、加東市の今の取組といたしましては、このままで間違いではないという形でこちらは進めてはおります。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) ちょっと例として1つ言いますけれども、例えば今回議案で出てくる体育施設の指定管理みたいなものがあって、私は時々その情報公開の請求をするのはこういうものの企画提案書を見せてほしいということで情報公開の請求をすることがあります。恐らく、これから長きにわたって指定管理者として請け負われる団体がどういう思い、どういう経営方針でやっていくのか知りたいというのは知る権利として普通だと思うんですよ。  プレゼンテーションのとき、これは著作権などの関係があるからホームページなどでオープンにはしていないと思うんですけれども、情報公開の請求があれば出しますよということを条件にして多分募集とかしていると思うんですよ、選ばれた場合はね。そういうことを、例えばこう300円取ってしまうと、本来多分市民の方が知って当たり前だと思うんですが、私はそこでオープンにしてほしいという思いは持っていますけれども、情報公開の請求があれば出しますよ、手続踏んでくださいというやり方をすることが300円取ると非常にハードルを若干ですけれど上げていることになると思うんですよ。  だから、請求をしていただければ出しますよって、なかなかそういう点では、今言ったように市民の方がどういう体育館の運営をするのかということについて知るということに対してハードルを上げるということになると思うんですが、その点に対してどう考えられますか。知る権利のハードルを上げていると思われませんか。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) 権利のハードルを上げているとは思っておりません。 ○議長(高瀬俊介君) 大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) 最後、もう一回だけしつこいようですけれど聞きます。  これ税務証明だったり住民票だったり印鑑証明と同じだという考えはないですよね。まさかと思って聞くんですけれども。  もっと言えばですよ、先ほど松本議員がおっしゃったように、この公文書の開示請求、情報開示請求自体が市民のまちづくりへの参画なんですよ。そういう捉え方をしないと全く次元が違うことになってしまいますよ。どうですかね、再度。この情報を請求する行為自体が市民参画なんですよ。私はそう思いますけれども、考え方、お聞かせください。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) 言われております、例えば所得証明であるとか印鑑証明、あれと同じものだとは考えてはおりません。 ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第73号議案につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) 異議なしと認めます。  したがって、第73号議案は総務文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。 △日程第17 第74号議案 加東市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第17、第74号議案 加東市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  総務財政部長。              〔総務財政部長 肥田繁樹君登壇〕 ◎総務財政部長(肥田繁樹君) 第74号議案 加東市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  要旨を御覧ください。  まず、改正理由でございますが、デジタル社会の実現に向け、情報通信の技術を活用した行政の推進を図るため、改正された情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律に基づき、オンラインによる申請を行うために必要となる事項について、所要の改正を行うものでございます。  次に、改正の内容ですが、題名関係、条例の題名を「加東市情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例」に改めます。  次に、第2条関係、定義のうち、市の機関に関する記述を具体的に列挙するよう改めます。  第3条関係、申請等をオンラインで行う際は、手数料をオンラインにより納付することができる規定を定めます。  第3条及び第4条関係では、オンラインによる申請等、または処分通知等を行うことが困難または著しく不適当と認められる部分がある場合は、その部分以外の部分のみについてオンラインによる申請等、または処分通知等を行うことができる規定を加えます。  第7条関係、対面確認が必須であるもの、事業所に備付けの書面を利用する必要があるなどオンライン化が適当でない、または独自にオンライン化の規定を設けている手続等については除外する規定を加えます。  第8条関係、オンラインによる申請を行う際に添付書類が必要な場合、市の機関が入手または参照できる書面等について、添付を省略できる規定を加えます。  第9条関係、市長はオンラインによる申請を利用するための能力または利用の機会における格差の是正を図るために必要な施策を講ずる規定を加えます。  全体を通して、法の趣旨を鑑み、所要の文言整理を行います。  なお、この条例は公布の日から施行いたします。  以上、第74号議案 加東市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 条例をつくられるのはいいと思うんですけれど、私本当にやる気があるのかどうかというところはあると思うんですが、例えばこういう条例をつくりながら、私、保育園とかの入園の申請、そういうものはオンラインでできないんですかと言うたら、市役所は対面でお話しさせていただくことに意義があると言って、国が推奨しているぴったりサービスといって、えらく市役所はマイナンバーカードを推奨している割にはマイナンバーでできる手続の一覧の中にあるにもかかわらず、加東市にはペケが入っている状況やと思うんですよ。  そういうものについて、こういう条例をつくる限りにおいては、やる気があるんですかね。それとも、今までの姿勢は変わらないんですか、条例だけつくって。 ○議長(高瀬俊介君) 総務財政部総務財政課長。 ◎総務財政部総務財政課長(西山卓良君) 今回の条例改正につきましては、今加東市が進めておりますDX推進の準備といいますか、下準備ということで今回整理をさせていただいてます。この条例改正によりまして手続がオンラインでできるよう、またオンラインで手数料等の決済ができるよう、こういった準備を進めるということで、まずこの条例を改正させていただいておるということでまず御理解をいただきたいと思います。  また、先ほど個別のお話につきましては少し答弁を差し控えさせていただきますけれども、市としてはDXの推進ということでデジタル化によって業務の効率化が図られる分についてはどんどん積極的に取り組んでいくつもりでおりますので、その点は御理解をいただきたいと思っております。  以上です。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 個別の話は差し控えるって、担当の部もおられると思うんですけれどね。あともう一点言うならば、例えば私が市役所の中で一つの、これ行政手続じゃないですけれど、公共施設の利用に関してもここの手数料の納付ができないからということで、電子で市役所のコンピューターで申し込んでも、もう一回窓口に来て手続しないと借りられませんわね。非常に私はばかげたことだと思うんですよ。要は、電子予約のシステムをつくって、この日に公民館が空いてますと予約して、公民館なり文化会館なりを予約して、予約したけれどそれは使えないんですよ。そこの公民館なり福祉センターに行って、しかも開いている時間に行って契約しないといけないというね。  だから、また個別の答弁は控えますというけれど、実際そういうものは本当にやる気がね……。それは基盤整備やとおっしゃいますけれど、市役所としてやる気がないのにこんな条例だけつくっても私は意味がないと思うんです。  改めて、同じ答弁になるかもしれませんけれども、本当にそういうものについて具体的に私は長年もう公共施設に関してはもう五、六年どころかもっと言ってると思うんですけれど、改善していく気はあるんですか。結局個別の状態が改善しないと全く一緒ですよね。 ○議長(高瀬俊介君) 副市長。 ◎副市長(小林勝成君) 基本的にそういった電子化につきまして、大きくかじを切っていかなければいけない時期であります。以前からそういう御指摘もあったかも分かりませんけれども、4月からさきの事務分掌条例でもありました、デジタル推進課を設置しまして、外向け、内向けの係を分けてそういうデジタル化に向けて突き進もうとしております。  そういった中で、個別の案件、どれをしていくのかということを選別していかなければいけない。そういった中で、どんどん積極的に推進していきたいと考えております。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 最後、これももう個別のということで、私個人のことで言うと、この前選挙に出ましたけれども、住民票を紙で出してくれと、言われますよね。私300円当然払って住民票を取ってやるわけですけれども、これって(6)番に書いてある「市の機関が入手し、又は参照できる書面等について、添付を省略できる規定を加える」とあると思うんですけれども、そういうことからすると、何で市が持っているものをわざわざ添付しろと言われるのか非常に疑問なんです。県議会議員選挙だと、これは住基ネットで確認することに同意すれば住民票の添付って要らないんですね。  これ一例として挙げましたけれども、市役所としてこういう統一した見解というのはこれから、今の時点で持っているかどうかは別ですけれど、私は市民の方に市役所が持っている情報に対して添付してくださいって、それおかしいと思うんですよ。市役所の内部で確認できる情報で、しかもさっきの場合有料でしたけれども、そういうことはやはりやるべきではないと、市役所の中で確認できるものは改めて「住民票をつけてください」とか、「何々証明書をつけてください」とかということをやめていくべきだと思うんですが、そのことについて答弁を求めたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 副市長。 ◎副市長(小林勝成君) 基本的にそういった内部で持っておる部分につきましては、所管が違う部署をまたいで情報を共有するというのは法律的に規制がある場合もございます。そういったものも含めまして、やはり市民サービスの向上という観点からそういう視点は非常に重要かなと思っておりますので、そういったことも視野に入れながら今後進めていきたいと思っております。 ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております第74号議案につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) 異議なしと認めます。  したがって、第74号議案は総務文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。 △日程第18 第75号議案 加東市良好な環境の保全に関する条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第18、第75号議案 加東市良好な環境の保全に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  市民協働部長。              〔市民協働部長 土肥彰浩君登壇〕 ◎市民協働部長(土肥彰浩君) 第75号議案 加東市良好な環境の保全に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、改正理由並びにその内容を御説明申し上げます。  それでは、改正の要旨により御説明を申し上げます。  改正の理由でございますが、10キロワット以上かつ5,000平方メートル以上の太陽光発電施設につきまして、市条例の「加東市良好な環境の保全に関する条例」と県条例「太陽光発電施設等と地域環境との調和に関する条例」に基づく届出の重複を解消することによりまして、太陽光発電施設等の設置者の負担を軽減するよう所要の改正を行うものでございます。  次に、その内容でございますが、第2条におきましては、発電設備設置事業の例外に県条例の適用がある事業を加え、また第2条、第91条及び第92条におきましては、所要の文言整理を行うものでございます。  なお、この条例の施行期日は公布の日から施行いたします。  以上、第75号議案 加東市良好な環境の保全に関する条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) この条例の太陽光の部分というのは、一時期別荘地などの開発で別荘地の家の近くにパネルが貼られるということの意見も受けて加東市で条例を定めた経緯があったと思うんですが、こんなふうに県条例との手続が重複している部分について除くということで、例えば今まで「近隣への説明であったりとかということが必要です」と言っていた部分があると思うんですけれど、そういう部分について、実際、実体的に緩和されるということなんでしょうかね。手続だけが簡素化するということなのか、実際一部の施設については今までの規制よりも建てやすくなるみたいな話が出てくるのか、そのあたりについて説明をいただきたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(土肥彰浩君) 現在の形の中で、手続が変わるということではないのですが、実際のところ今重複になっております関係で市にも条例に基づく手続、さらに県についても同じような手続をという形で重複をしている部分がございます。  ですので、市条例の中で10キロワット以上、県の条例の中で5,000平方メートル以上ということになりますので、それを両方かつ超えるものにつきましては、県への条例という形のものでするという形で統一をするという形になります。  ただ、内容については当然こちらの県条例につきましても届出書類については経由進達がございますので、私どもの市に届出を頂戴し、書類審査を行い、県へ進達を行う中で、また改めて県から意見照会も行われる中、内容については何も変わらないといったほうがいいでしょうか、同じ形で進めていく中で、同じ書類を、例えば2部提出するのを1部で済む形と考えていただけたらよろしいかと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 大畑君。 ◆10番(大畑一千代君) ほとんど同じ内容なんですけれど、要は一番地域の方々が気になるのは、いつの間にか知らない間に5,000平米を超える大きなものが今度造られていくことにならないかということなんですよね。  ですから、今だったら300平米、400平米のものでも地元説明会をして、その会議録をつけたりして申請することになっていますよね。そういった地元説明会がしっかりとこれまでどおりなされるのかどうか。それはどうなんですか。私も県条例を確認してきたらよかったんですけれども、そのあたりはどうなってるんですか。それがなかったら住民の方は何かいつの間にか大きなものができよるということになりかねませんよね、これ。もっと小さいものはきちっと説明するのに大きなものが説明がない。こういうことにならないんでしょうね、その確認だけ。 ○議長(高瀬俊介君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(土肥彰浩君) この分について、今一番気になさっているところが地元説明の分だと思います。  その中で、県条例の中にも近隣関係者の説明というのは当然ございますし、私どもで今までやっております近隣、区長をはじめ、地域住民の方への御説明というのは変わらずやっていただくというところの中で、私ども市としての意見もつけていくということでは変わりないと考えてございます。 ○議長(高瀬俊介君) 小川君。 ◆14番(小川忠市君) もう少し明確に「何も変わりません」ということをおっしゃってくださいよ。でないと、今の答弁ではちょっと市民の方、不安に思われますよ。何ら、ただ2枚出すところを1枚出すだけなので「今の状態と全く変わりません」ということを一言おっしゃったらそれで納得するんですけれどね。 ○議長(高瀬俊介君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(土肥彰浩君) 小川議員に代わりに言っていただいて申し訳ございません。ありがとうございます。  おっしゃいましたとおり、内容については何も変わりませんのでよろしくお願いをいたします。 ○議長(高瀬俊介君) ほかにありますか。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから第75号議案 加東市良好な環境の保全に関する条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。                午後2時58分 休憩                ─────────                午後3時15分 開議 ○議長(高瀬俊介君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。 △日程第19 第76号議案 加東市下水道条例及び加東市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第19、第76号議案 加東市下水道条例及び加東市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例制定の件を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  上下水道部長。              〔上下水道部長 小坂征幸君登壇〕 ◎上下水道部長(小坂征幸君) 第76号議案 加東市下水道条例及び加東市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  改正の要旨を御覧ください。  まず、改正の理由でございますが、将来に向けて効果的かつ効率的な下水道事業の運営を図ることを目的とした下水処理場統合整備事業の実施に当たり、農業集落排水事業により整備した下水道を公共下水道へ接続することに伴い、関係条例の規定について所要の改正を行うものでございます。  次に、改正の内容でございますが、第1条関係、加東市下水道条例の一部改正は、新たに公共下水道の終末処理場「せせらぎ東条」の処理区域となる区域を加えるものでございます。  第2条関係、加東市生活排水処理施設条例の一部改正は、下水処理場統合に伴い、汚水処理機能を廃止する施設の名称等を削ることでございます。  なお、この条例の施行日は、令和5年4月1日といたします。  以上、第76号議案 加東市下水道条例及び加東市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから第76号議案 加東市下水道条例及び加東市生活排水処理施設条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第20 第77号議案 第2次加東市総合計画後期基本計画を定める件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第20、第77号議案 第2次加東市総合計画後期基本計画を定める件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  副市長。              〔副市長 小林勝成君登壇〕 ◎副市長(小林勝成君) それでは、第77号議案 第2次加東市総合計画後期基本計画を定める件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  まず、提案理由でございます。  第2次加東市総合計画前期基本計画の計画期間が令和4年度をもって満了することから、新しい社会の流れを踏まえつつ、活力ある輝くまちをつくるため、令和5年度からを計画期間とする後期基本計画の策定に当たり、加東市議会の議決すべき事件に関する条例第2条第1号の規定により議決を求めるものでございます。  次に、提案内容について御説明申し上げます。  別紙「第2次加東市総合計画後期基本計画(案)」を御覧ください。  1ページから3ページ、第1章では、「総合計画の体系と個別計画との関係性」として後期基本計画に関係する個別計画を分野別施策ごとに示しております。  4ページから9ページ、第2章では、「重点戦略」として人口減少、少子化に対応し、まちの活力を維持、発展させていくために分野別施策を連携させながら重点的に取り組む施策を示しています。また、重点戦略として取り組む施策については、第3次加東市総合戦略に位置づけることとしております。  10ページからの第3章、「分野別施策」では、令和5年度から5年間で取り組む施策を政策、施策、主要施策で体系化し、主要施策ごとに「将来あるべき姿」、「協働の取組」、計画の進捗を図るための「まちづくり指標」に加え、各主要施策に主に関連するSDGsのゴールを示しております。  また、分野別施策につきましては、前期基本計画に引き続き、庁内組織と連携させることとしております。  88ページ、89ページ、第4章、「計画実現に向けた分野横断的施策」では、「協働のまちづくり」と「行政経営」として行財政改革やSDGs、広域連携等の推進について示しております。  最後になりますが、90ページ、第5章、「進捗管理の方法」では、PDCAサイクルに基づく進行管理について示しております。  以上、第77号議案 第2次加東市総合計画後期基本計画を定める件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 私は多分審査が付託される委員会の委員長なので委員会の場で聞けないので、ちょっとこの場で細かいことも含め、確認させていただきたいと思います。  まず、総合戦略についてなんですけれども、これは国や県が地方創生というプランの下に推進しているもので、例えば兵庫県でも2020年から2024年間を計画期間として兵庫の地域創生のプランというものを立てられていると思います。そして、第1期のものでも、恐らく2015年から2019年までの指標ということで、2015年に策定した目標が2019年にどれだけ達成できたかという進捗確認されていると思う。今回の兵庫県のも計画期間が2020年から2024年ということですから、2020年に策定したものに対して2024年の達成状況の報告というのを求められていると思うんですよ。  加東市に関しては、多分2回目ぐらいからですかね、その計画期間を違う形で総合計画と連動させるということでされていると思うんですが、私はこれ根本的に考え方がやはり総合戦略の捉え方が違うと思うんですね。そのことはるる、もちろんこうやって定められている以上、加東市としては総合計画として連動させていると言われると思うんですが、非常に気になるのは、国と兵庫県が法律上の立てつけ上、2020年から2024年、そして2020年の目標に対しての2024年の達成状況の報告を求めているとなるのに、国や県に対してどういった形で報告しているのか。例えば、このような計画期間で定めて、2024年に2020年に定めた計画に対する達成状況の報告というものを求められたとき、答えられるんですかね。私は地方創生に関しては計画期間を連動させないと本来の趣旨が違ってくると思うんですが、そのあたりについて見解をいただきたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(三木秀仁君) 連動の部分でございます。市の最上位計画となる総合計画とは課題が共通をしておりますので、取組につきましても包含されておるということでございます。  期間を合わせ一体化することで相互の関係性や整合性が明確になるとともに、職員をはじめ、市民、地域事業者等にとって理解しやすく、推進の効率性や実効性の向上が期待されるという面を持っておると思います。  総合戦略の策定におきましては、重要な基礎となります直近の国勢調査の結果を反映すべきというところで、人口ビジョンの改訂時期に併せて作成するということが適切であると判断をしてございます。  なお、第2次総合戦略策定の際には、総合計画と計画期間を合わせることについて、国の了承を得ておるという状況もございます。  また、国のQ&Aにおきましても、切れ目が生じないのであれば各団体の実情に応じた計画期間を設定することも了とされておるということで、一体化を機に、計画期間を変更している事例もあるというところでございます。  報告という点でございますけれども、国から2024年の達成状況の報告自体は今の段階求められてはおりませんが、兵庫県の地域創生戦略には県、市町の統合指標というものが設定をされてございます。それに関する実績の報告については毎年度行っておるという状況でございます。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) ちょっと個別のこと6点ぐらいですかね、お伺いしたいと思うんですが、38ページのこれ男女共同参画について指標が設定されていると思うんですが、これは当然前期計画からの引き続きだと思うんですが、令和3年度の実績はそもそも計測されていないと思うんですね、まちづくり推進市民会議の資料を見ましたけれども。そして、その前期計画で令和4年度に目標としていた数値がそのまま令和9年度にスライドしているという、わけが分からないのですが、それどういう理由でこういうことになっているんですか。もともと令和4年度に目標だったら今計測しておかなければいけないと思いますし、本来令和4年度にあるべき目標をそのままスライドさせているというのはどういうことなんでしょうか。 ○議長(高瀬俊介君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(土肥彰浩君) まず、まちづくり指標にあります「男女の地位が平等になっていると感じる市民の割合」、それからまた「男は外で働き、女は家庭を守るべきと思わない市民の割合」というものですけれども、実は本年男女共同参画プランの改訂に向けて、10月に男女共同参画に関する市民意識調査というのを実施してございます。それが現在まだデータの入力分析中であるということになりまして、指標になる数値が出ていないということの中で、すみません、空欄という形にさせていただいてございます。  また、令和4年度に目標としてました数値がそのまま令和9年度にスライドしているという件につきましては、国で行っております、ちょっと古いですけれども、例えば男女平等の関係につきましては令和元年度で21.2%、先ほどの「男は外で女は家庭で」という部分については平成28年度ですが54.3%となってございまして、世論調査の結果を照らし合わせましてもやはりなかなか現状的に難しいというところもありまして、令和4年度の目標値を踏襲をしたということで、このように載せさせていただいているというのが現実でございます。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 今年、10月調査まだ集計中やと思うんですけれど、そもそもその前期計画で達成できたかどうかも分からないし、そうだから国の状況を見てということでしたけれども、何か踏襲と言うといいことのように思いますけれど、前期にやるべき目標を踏襲するということは進歩がないということやと思うんですよ。だから、そういう点でやはりもう少し危機感を持っていただきたいなと思います。  それから、36ページで、「懇談会等で市政に参加する市民の割合」というのがこれよく意味が分からないんですが、昔は市長が出席されて市民の人と広く語り合うみたいなまちづくり懇談会をやっておりました。それは途中からやめてしまいましたけれども、こういう懇談会に出席する割合を増やすということであればそういうものを増やすんですかね。併せて、このページ「まちづくりへの参加機会の拡大に満足する市民の割合」を増やすというのは、そもそもこれの意味が分からなくて、例えば私が一市民の立場でアンケートを受けたら、「まちづくりへの参加機会の拡大に満足していますか」と聞かれても答えようがないと思います。要は、そんなこと満足するかどうかって、市役所含めてまちづくりへの参加機会を増やさなければいけないのに、満足してますかと聞かれても困ると思うんですが。市役所として仮にこういうことであればどのような取組を進めていくのか、懇談会と併せて答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 市民協働部長。 ◎市民協働部長(土肥彰浩君) まず1点目、懇談会の件でございますが、市民が市政に参加できる会合であるということで、等ということでやっておりますが、例えば各種審議会等の公募委員の応募でありましたり、各種計画策定等のワークショップへの参画といったものを含めてという意味で「懇談会等」という表現をさせていただいていると思っております。  また、まちづくりの参加機会の拡大の関係でございますが、私どもとしましても市民のまちづくりへの参加、参画の機会の確保というのはやはり意識醸成が重要であるということからも、市民の皆さんが市政に関して関心を持っていただく取組を行うというのは必要であるとは考えてございます。  その関係で、その情報発信も含めてですが、媒体として広報かとうであったり、ホームページであったり、ケーブルテレビなんかで情報発信を行うということで、市民の理解を、関心を持ってもらうということの中で、満足度ということがいいのかどうか分かりませんけれども、そこら辺を含めて、割合を増やしていくという努力をしていきたいということで、そのまま残させていただいているという状況でございます。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 審議会の委員とかで参画されると言っていただいたんですけれど、そういうのを懇談会と言うんですかね。私はそういうことからすると、やはり懇談会と書いている以上、何か積極的にまちについて話し合うみたいな機会を設けるということを想定したんですけれど。何か私はさっきの情報公開で手数料で300円を取る話もありましたけれども、市政に対して関心を持っていただきたいとか、意見を言っていただきたいとこういう場では答弁がありながら、何かいろいろ口を挟まれたくないとか、要らないことを探られたくないみたいなところを時々感じることがあるんですよ。  例えば先ほどちょっと言いましたけれど、昔やっていた市政に関する懇談会みたいなものを市が積極的に開いていく考えはないんですかね。まちづくりに対して市民の意見を広く懇談していくみたいな考えはないんですか。 ○議長(高瀬俊介君) 副市長。 ◎副市長(小林勝成君) 基本的に懇談会、いろいろ種類があろうかと思います。広く市民の方に参加していただいて説明会も踏まえた上で意見を聞くというもの、あとは地域に深く入っていって地域の課題を洗い出していくという方法があります。  まずは私も市長も変わりました。そういう中で、地域の課題をいま一度じっくり探っていきたいなと、そういう仕掛けをしていきたいと思っております。今年度は無理にしても、次年度計画していきたいなと考えております。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) そういうことで地域の課題を探るということで、よくこういうことは区長を通じてという話になってくると思うんです。私は決して区長とお話しすることを否定するんではないんですけれど、そうすると例えば区長以外の方が話できないのかみたいな話になってくるので、やはりオープンな場の設定というのも必要だと思いますので、その辺はよろしくお願いします。  それから、75ページですね。  産業団地の整備計画で、これも令和9年度に計画を立てるということになってると思うんです。これは本来前期基本計画では令和4年度に計画策定というか、基本計画を策定するということになっておったと思うんですよ。実は、山本議員が9月議会で一般質問されていることに対する市長の答弁もお聞きしましたけれども、今は正念場ということをおっしゃったけれども、これは単に、私からすると令和4年度にやるべきものであったものが、しかも令和9年度ですよ、令和9年度まで先送りされているというのはちょっと私は解せんのですけれど、このあたりについてきっちり見解を求めたいと思います。やはり令和4年度に本当にやるべきものができなかったと、遅れておると。そういうものを断固やり抜くんだという決意が、令和9年度「有」という目標設定を見て何か全然決意が感じられないんですが、そのあたりについて見解をいただきたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(三木秀仁君) 私から1点お答えさせていただきます。  令和3年2月の総務文教常任委員会におきまして、その時点での現状、遅れているため、目標変更はやむを得ず、次期計画──今回の計画ですね──策定をする中で目標を立てていきたいという旨、回答をさせていただいたと記憶してございます。  現在の状況を踏まえまして、今回の計画においては令和9年度に整備計画作成の目標を設定してございます。この計画は、具体的な整備内容を定めるもので、基本計画よりも進んだものを想定してございます。  現在は、関係機関等との協議を進めていくための推進構想といった部分の作成に取り組んでおり、その協議が進めば令和7年度頃に整備方針を定める基本計画を策定できればと考えておるというところでございます。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) この件について、こういうことを言うと失礼じゃないかと言われるかもしれませんが、タケノコみたいな気がするんです。何か基本計画があって、構想があって、整備方針、何か実際本当に中身のものがいつ出てくるんやみたいなね。  今の御答弁であれば、私はこれをつくって、これをつくってという話をずっと聞いていて、いつになったらと思うんですが、令和9年度には具体的な整備計画ということでおっしゃったと思うんです。そこを期待したい、期待するというか、これが可決されればそういう方向でいくとは思うんですが。1点、これ確認なんですけれど、やはりここまで遅れておるといいますけれども、具体的に3つほど場所がありましたよね。いろいろな候補地がある中で、あのときも指摘したんですけれども、わざわざ農業振興地域の場所を選んで、わざわざ転用がしにくい場所を選んで推進しようとしたのは市役所ですよね。そのときにそれを議会の中でも指摘がある中でやっているんですから、やはりそれが理由で遅れておるというのは、私はちょっと納得できないんですよ。  やはりこれ以上遅れるようであれば、9月議会のときもやり取りがありましたけれども、ほかの場所も別に土地がないわけではないのですから、やはり市役所としてこれ遅れておるんですけれど、遅れておるというのであれば、やはり先ほどの経緯があって、わざわざ農業振興地域・区域除外の難しい地域を想定してやっているという自覚を持ってやっていただかなければいけないと思うんですが、その考えについて再度整理していただきたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 市長。 ◎市長(岩根正君) 遅れているやないかと、何でや、場所の選定がおかしいんではないか。これ工業団地というのは、私兵庫県の企業立地課長もいたしましたけれど、場所が全てです。これをしくじりますと全然売れないんですよ。今3か所ございます。農業振興地域の影響を、ほぼ受けないだろうという場所もあります、3か所の中で。そこがよいか、そこはまだ全くインフラのないところですので、当然山地ですからね。整備コストは恐らく、細かい計算はしておりませんけれど、加東市の負担は大きく違います。さらに、その土地が売れるか、これは相当苦労すると私は考えております。  そういった意味で、急ぐからそこにするねんと決めるのは簡単なんですけれど、それやると工業団地も早く整備できますけれど、あとで苦労すると私は考えております。その意味で、やはり最適な場所をまず一番候補として考えて、その条件整備をやってみて、それであかんかったらそこへ行こうかということがございます。  現在、その水面下足がかりの部分ですね、これを進めております。感触としては悪くはないんですが、やはり勝負は農業振興地域制度であり、農地の関係の制限が多少ございまして、これを今どうできるかということを幾つかの者と協議を実は内々継続して進めているというところでございます。  ただし、これが決定的にいけるなあといういい答えは現時点ではやはり持っていません。ただ、その条件が一番いいと思うのでそこでできないか、それができなければ2番目の候補地も多分無理です。最後の山地のところへ行くしかない、こういうことがございますので、そのときには加東市は大きな負担を覚悟しないといけない。  それから、現在小中一貫校整備を続けておりますので、それが終わった後に実際の着手という財政の均一化を図るためにそういった視点も必要かと思いますので、それに向けて間に合わせるべく準備を今していると、どっかの時点で諦めないといけないかもしれませんが、候補地3つのうちのそれぞれについて幾つかの調整を現在内々進めさせていただいているというところでございます。  ただし、これは非常に様々な状況がございまして、全てオープンにして皆さんの前でこんな状況です、こんな条件ですというわけにはまだいかないので、もう少しまとまりましたらきちっと御報告をさせていただきたいと思っています。  その意味で、遅れているやないかという分につきまして、私の中では遅れているという発想は今ないと。どうやって小中一貫校整備が終わった後、着手する段階ぐらいに間に合わせられるかという視点で考えてございます。  以上でございます。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) その点については、また総務文教常任委員会で審議があると思います。  最後ですが、53ページです。福祉の件で支援ネットワーク云々というのがあるんですけれど、私協議体ができていないんじゃないかと、特に私は社小学校区の住民ですからそういうことをるる言ってきましたけれども、例えば支援ネットワークみたいなものを、書いていますけれど、そんなものあるんですかね、本当に。専門職は参加するよう努めなければいけないって、一応私も選挙のとき書きましたが社会福祉士で専門職の片割れやとは思うんですが、そういうものに参加しましょうと言われたこともないし、何か参加する義務があるんじゃないかと思うんですが、そういうものは本当にあるんですか。 ○議長(高瀬俊介君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 支援ネットワーク、53ページの①番の「高齢者を地域で支える仕組みづくりの推進」の文頭にある名称とかを指されているものとしてお答えいたします。  まず、支援ネットワークということで何かの会議という形式のものはございません。ここで指しておる支援ネットワーク機能といいますのは、地域、例えば民生委員であったり、区長であったり、地域のいろいろな方を見守っておられる方とか、専門職、今議員おっしゃいましたように、そういう専門の知識のある方の目をお借りする形でのネットワークという意味合いをここでは表現してございます。  そういった方からの情報を地域包括支援センターに集まりやすい状況でいろいろな方の情報が集まってくれば、そこからまたいろいろな相談、それから関係機関との連携というのができるものという形でこの計画は記載をしてございます。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) もちろん個別の名前が支援ネットワークということではないと思うんでそれは分かるんですけれど、例えば今重層的支援体制みたいなことも話もある、ちょっと私が見落としやったら申し訳ないんですが、ここではあまり詳しく触れていないですよね、この総合計画では。しかも、私はるる協議体の件に関しては一体どうなっているんやということをかなり言ってきたと思うんです。やはり協議体というものは、私の思う支援ネットワークのイメージというのは協議体がまずしっかりないといけないと思うし、あるべきものですよね、当然、介護保険の計画からすると。それがきっちりした形で動いているのかと。今の形やったら、地域包括支援センターがあって、そこに話をつないでもらえればみたいな話で、やはりちょっと違うと思うんですね。新たなものをつくっていかないと、今の形で個別の方が、いろいろな目が地域包括支援センターに情報が集まって、それに対応するというたら、以前の地域包括支援センターができたときに、もう本当、第2期、第3期ぐらいの介護保険事業計画のイメージだと思いますよ、今の話だと。支援ネットワークというものを、その名前は別にして、さっきも協議体とか重層的云々というものに関して、イメージして積極的につくっていく必要があるんじゃないかと思うんですが、そのあたりについて再度答弁をいただきたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 少し整理をさせていただきたいと思うんですけれども、まずここの記載については情報の集まるという機能を指してございます。それから、今おっしゃったように、中学校区であるような、その地域ごとの課題を検討するというところについては、現在第2層──第1層というのは加東市全体、第2層というのがその中学校区──というところで、特に今加東市の社会福祉協議会の職員が非常によく動いてくれていて、地域に出向いて地域の情報を把握して、またその中で地域の課題というのも得ながら、地域独自の問題を掘り起こして、それに向けての課題というのを会議、それはもう会議形式です、会議形式の中で、関係者の方が集まって協議し、またほかの中学校区の情報も入れながら、いいところを取り込んでいくというところで動いてございます。  ですから、1つはそういう協議体というものは実際に動いていて、いろいろな形で今活動もスタートして、いい形のものもできてございます。というのと、ここで言うネットワークというのは少し違うということで御理解いただければありがたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 大久保君。 ◆2番(大久保忠義君) 資料で、後期基本計画、それと序論のデータを見比べておりますと不一致が多数ございまして、そのデータの信憑性についていかがなのかなと思って質問させていただきます。  例えば、後期基本計画の59ページのところで、「雇用の確保の取組に対する満足度」、令和4年度データで68.8%というデータがございます。これを序論の14ページを見ますと、29番、雇用の確保の満足度、37.4、偏差値一覧ですね、序論の14ページです、表になっている分です。  あともう一件ですけれども、例えばですけれども、多分多数あると思うんですけれども、後期基本計画の63ページ、「道路の整備に対する満足度」及びその次の「公園の整備に対する満足度」75.7%というデータになっていますけれども、序論の14ページで30番と31番、それぞれ54.0、54.3というデータの不一致があるんですけれども、共に令和4年度のデータだと思われますが、どうしてこのような不一致が発生するのか、出どころは同じなのか、違うデータなのか、また違うデータであればどうしてこんなに数字が大きく離れてしまうのか、それに対してお伺いします。 ○議長(高瀬俊介君) ここで暫時休憩いたします。                午後3時49分 休憩                ─────────                午後3時50分 開議 ○議長(高瀬俊介君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(三木秀仁君) 御指摘いただいた部分ですけれども、まちづくり指標それぞれの部分については“パーセント“でお示しをしているところでございます。例えば、満足度であれば満足、大変満足、それから普通であるとかといったところを積み上げたところになろうかと思います。それが“パーセンテージ“で表示してございます。  序論14ページについては、全体的なものを見るための“偏差値“という形でお示しをしておるものでございます。  以上です。 ○議長(高瀬俊介君) 大久保君。
    ◆2番(大久保忠義君) 再質問させていただきます。  偏差値というのはある程度は分かってたんですけれども、それにしてもあまりにも開きが大きいなあというのが明らかだと思うんです。幾ら偏差にしたとしても、こんなに数値が開いてしまうというのはデータの取り方に何か問題があるのかと思われて仕方がないんですけれども、最後それだけ答弁いただきたいと思います。 ○議長(高瀬俊介君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(三木秀仁君) 元のデータにつきましては同じものを活用した中でお示しをしておるという形になってきておりますので、その部分については機械的に行う部分ですので、これが正確なものであるという認識でございます。 ○議長(高瀬俊介君) 松本君。 ◆4番(松本美和子君) 47ページに協働の取組ということで市の取組「①子育てに関する相談体制の充実〔総合戦略〕」とあります。ここに「ひとり親家庭も含めた育児不安の解消や孤立化の防止に向け、相談支援体制の充実に取り組みます。また、DVや児童虐待なども含め、子育てに関するあらゆる相談内容に対応できるよう、加東こども家庭センターなどの専門機関との連携強化を図るとともに、相談員の資質向上に取り組みます」とありますけれども、この「相談員」というのはこども家庭相談員のことでしょうか。人数等も教えてください。 ○議長(高瀬俊介君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) ここで言う「相談員」というのは、加東こども家庭センター、それから独り親家庭を担当しております母子・父子自立支援員などの相談員のことを指してございます。  相談体制の充実というところにつきましては、今国がこども家庭庁を来年4月から設置しようとしてございまして、その中でも生まれた子どもから連携した相談体制の支援というのをうたわれておりまして、それに向けて現在体制を整備したいという形を考えてございますので、そのような表現にしてございます。  あと、相談員の今の人数でございますが、家庭児童相談員が2名、母子・父子自立支援員が1名という状況になってございます。 ○議長(高瀬俊介君) 松本君。 ◆4番(松本美和子君) その方は一般職員でしょうか、非正規ですか。 ○議長(高瀬俊介君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 会計年度任用職員でございます。 ○議長(高瀬俊介君) 松本君。 ◆4番(松本美和子君) 大変悲しいことですけれども、加東市では2歳のお孫さんを子育てに悩まれたおばあちゃんが鬱になられて入水自殺を図ろうとされた結果、2歳のお孫さんが亡くなられてということがありましたよね。 ○議長(高瀬俊介君) 松本君、ちょっと議案と離れてますから、それは却下します。 ◆4番(松本美和子君) では、お聞きします。  このような体制で児童虐待の防止を防げるとお考えですか、お聞かせください。 ○議長(高瀬俊介君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 先ほどの答弁とも重なりますが、こども家庭庁で想定されております相談体制に向けて、充実──いわゆる充実というのは人員増になります──というのを図っていきたいと考えてございます。 ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております第77号議案につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) 異議なしと認めます。  したがって、第77号議案は総務文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。 △日程第21 第78号議案 公の施設の指定管理者の指定の件(加東市東条福祉センター「とどろき荘」) ○議長(高瀬俊介君) 日程第21、第78号議案 公の施設の指定管理者の指定の件(加東市東条福祉センター「とどろき荘」)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  健康福祉部長。              〔健康福祉部長 大西祥隆君登壇〕 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 第78号議案 公の施設の指定管理者の指定の件(加東市東条福祉センター「とどろき荘」)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の理由でございますが、加東市東条福祉センター「とどろき荘」の次期指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議決を求めるものでございます。  なお、議案に添付しております説明資料には申請の状況、審査の結果を、参考資料には審査の概要として選考の経過、選定方法、審査項目及び配点などを記載させていただいておりますので、併せて御覧いただきたいと思います。  当該施設の指定管理者に指定する団体は、社会福祉法人加東市社会福祉協議会で、指定期間は令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間でございます。  以上、第78号議案 公の施設の指定管理者の指定の件(加東市東条福祉センター「とどろき荘」)につきましての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております第78号議案につきましては、産業厚生常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) 異議なしと認めます。  したがって、第78号議案につきましては産業厚生常任委員会に審査を付託することに決定しました。 △日程第22 第79号議案 公の施設の指定管理者の指定の件(加東市社会体育施設) ○議長(高瀬俊介君) 日程第22、第79号議案 公の施設の指定管理者の指定の件(加東市社会体育施設)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  教育振興部長。              〔教育振興部長 田中孝明君登壇〕 ◎教育振興部長(田中孝明君) 第79号議案 公の施設の指定管理者の指定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の理由でございますが、加東市社会体育施設の指定管理者を指定することについて、地方自治法第244条の2第6項の規定により議決を求めるものでございます。  対象施設につきましては、議案に記載しております加東市社会体育施設14施設でございます。  なお、議案に添付しております説明資料には申請の状況及び審査結果を、参考資料には審査の概要として選考の経過、選定方法、審査項目及び配点などを記載させていただいておりますので、併せて御覧ください。  当該施設の指定管理者に指定する団体は、SANスポーツマネジメント加東、代表者シンコースポーツ兵庫株式会社で、指定期間は令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5年間でございます。  以上、第79号議案 公の施設の指定管理者の指定の件につきましての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  松本君。 ◆4番(松本美和子君) 指定の期間が令和5年4月1日から令和10年3月31日までと大変長い期間にわたるんですけれども、例えばずっと登録団体等で使われているグループの方とか市民の方が今後も優先的に借りられるのかということだったりだとか。  といいますのが、例えば市民の方とか登録団体の方は3か月前に借りられるけれども、市外の方は1か月前であるとかということで、市民の方が優先的にきちんと使える内容になっているんでしょうか、お聞かせください。 ○議長(高瀬俊介君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 指定管理者から提案を受けている部分、それからこちらが募集要項等でお願いをしている部分を総合してお答え申し上げます。  まず、指定管理者にお願いしてますのは、多くの市民の方が参加できるスポーツ教室等をたくさんやってくださいということをお願いしています。その関係で、登録団体、予約を入れる優先順位が、そのほうが上位に来て、登録団体が下位に来るという状況が起こります。ですので、登録団体が指定管理者の自主事業、いわゆる教室等によって使えないという場合がないとは限りませんが、それを除いて、市内の登録団体の優先順位は変えないようにお願いをしておりますので、大きな影響はないと考えております。 ○議長(高瀬俊介君) 松本君。 ◆4番(松本美和子君) とても危惧されるのが、大イベントをやると、それはとってもいいことかもしれないんですけれども、それが市内の方優先ではなくって、例えば都市部等でこういうグラウンドとかがない方がたくさん来ると、市民の方、例えば小学生の方とか中学生の方、サッカーだったりだとか、野球だったりとか、テニスとか、ふだん使っている方が使えなくなるということがあるのではないかと思って先ほどお聞きしたんですけれども、スポーツ教室とかをされるということであればそちらが優先されてしまうということであると、例えば業者ですので、もうけるためにスポーツ教室を年間ぐらいでずっと入れてしまうということになると、市民の方がせっかく近くにいろいろいい施設があるのに使えなくなるということが今非常に分かってびっくりしているんですけれども、それでいいんですか。 ○議長(高瀬俊介君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 私の説明の仕方が少し悪かったのかもしれませんが、市民の登録団体の方々は今までどおりできるだけ使っていただきたい、その考え方はそのとおりです。それで、市民の方で体育施設を利用されていない市民の方というのはたくさんおられます。それらの方に、スポーツに触れていただく機会をできるだけ多く提供したい、それから今度質の高い、例えば競技力の向上のための講習会等も望んでおられる市民の方もおられます。そういう方にも対応できる教室を設けたいということでございまして、お金を優先して市外の方にたくさん来ていただいて、市内の方が使いにくくなることにはならないように指定管理者と十分協議してまいります。 ○議長(高瀬俊介君) 松本君。 ◆4番(松本美和子君) 十分協議するのではなくて、先ほどの小川議員が言われたように、従来どおり登録されている方は何も関係ない、従来どおりですと、従来どおり使えるということであれば不安は残らないんですけれども、指定管理者との間で、今から詰めていくんですか。もう一度確認なんですけれど、今ずっと、例えば毎週土曜日使っていますと、登録されている方はもうそのとおりで大丈夫ということでしょうか。 ○議長(高瀬俊介君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) すみません、何度も申し上げます。指定管理者がこの者であるということをもって具体的な話をすることにつきましては、指定が決定した後と考えております。ですので、まだ指定管理者として決定してない段階からそのような具体的な話の中身を詰めた話はできていないのが現状でございます。  それから、うまく言えないのですが、市民の方々にスポーツに触れていただく機会ということを優先したいと考えておりますので、これまでの登録団体がこれまでどおり使えることを確約することはできないと思っています。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 修繕とかの責任がどこまで及ぶかという話をちょっとしたいと思うんですけれども、以前、スカイピアのトレーニングルームの器械なんかで、例えば「故障のため使えません」と貼り紙が結構長期間してあって、私が聞くと予算がないとかと言われて、どうしたらいいのかなと時々思うことあるんですけれども。こういうことは民間にお任せすると、そういう長期間にわたって故障ですから使えませんみたいなことはなくなっていくのか。ちゃんとその責任というのは明確になるのか。  やはり私も今回ほかのことも含めて、市の施設に「危険です」とか貼り紙してしばらく放置しているの、本当に解せんのですよ。危険やったら直したらいいのにと思うんですけれども。今後こういうことで、例えばジムの器械なんかでそういうことはない形で責任問題は明確になっていくんでしょうか。 ○議長(高瀬俊介君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 当然その募集の中でリスク分担ということについては明記しておりますので、そのリスク分担の中で責任の所在というのは明確になってまいります。 ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  お諮りします。  ただいま議題となっております第79号議案につきましては、総務文教常任委員会に審査を付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) 異議なしと認めます。  したがって、第79号議案につきましては総務文教常任委員会に審査を付託することに決定しました。 △日程第23 第80号議案 市道路線の変更の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第23、第80号議案 市道路線の変更の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) それでは、第80号議案 市道路線の変更の件につきまして、提案理由並びにその内容について御説明申し上げます。  提案の主な理由でございますが、道路法第10条第2項の規定により、市道路線を変更することにつきまして、同条第3項において準用する同法第8条第2項の規定により議決を求めるものでございます。  変更する路線は、路線番号4076、下滝野南1号線及び路線番号4077、下滝野南2号線でございます。  これらの路線は、加古川の改修事業により新設された区間の認定及び河川区域内となった区間を市道から除外するものでございます。  説明資料の1を御覧ください。  変更する路線の位置を示した図面でございます。  4076、下滝野南1号線は終点の変更、4077、下滝野南2号線は起点を変更いたします。  次に、説明資料2を御覧ください。  変更する路線の区域、延長、幅員をお示しいたしております。  以上、第80号議案 市道路線の変更の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから第80号議案 市道路線の変更の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第24 第81号議案 訴えの提起の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第24、第81号議案 訴えの提起の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  都市整備部長。              〔都市整備部長 大畑敏之君登壇〕 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 第81号議案 訴えの提起の件につきまして、提案理由並びにその内容について御説明申し上げます。  説明資料を御覧ください。  相手方は、擁壁等を設置することで、別紙測量図のとおり、法定外公共物及び市道の一部を不法占有しております。訴訟の相手方は議案のとおりで、不法占有されている場所は加東市福吉地内の里道の一部及び市道福吉中央線の一部です。  市が4度にわたり撤去命令を行ったのにもかかわらず、相手方は擁壁等の撤去及び原状回復を履行しない状況でございます。  法定外公共物及び市道の適正な利用を図るため、当該擁壁等の撤去及び原状回復並びに明渡しを求める訴えを提起したいので、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議決を求めるものでございます。  以上、第81号議案 訴えの提起の件についての御説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これより質疑に入りますが、質疑に入る前に申し上げます。  議案においては、被告の住所、氏名が記載されておりますが、一般に公開する議案には個人情報は開示されておりませんので、発言の際には御注意ください。  では、これから質疑を行います。  藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) 2点質問させていただきたいんですけれども、1点は、この類似したお話って私結構聞くことがあるんです。里道にはみ出しているとかですね。私も、もう大分前ですけれども、一度相談を受けて、市に道にはみ出しているという話があるんですけれどもという話でるる言ったんですけれども、その場合は実際家の一部がはみ出していたんですね。そしたら、そのときの対応は、さすがに家の一部を切るわけにはいかないからということで、多分再度建築するときに何か見直して引いてもらいますわみたいな対応をしていたと思うんです。  そのときの個別の案件をどうこうというわけではないんですが、こういうことをしていくと、例えば同じように里道なり市道なりにはみ出している案件全てに対応しないと不公平な対応ということになりますよね。占有があるのであれば、例えばある方には訴えはしないと、明渡しは求めてない。このケースに関してはやるということで不公平だと思うんですが、実は最近厳しくなったという話も私はちょっと耳にすることもあるんです、最近よく言われるということもあると思うんですが。要は里道なり市道なりにこういうものがあった場合はもう撤去を求めていくと、訴訟も含めてやっていくという方針でよいわけですね。要は、なかなか今の状態で特に家の一部を撤去する、潰してもらうのは無理だからしばらく様子を見ましょうみたいな対応になることはないですね。 ○議長(高瀬俊介君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 案件によっていろいろ対応は変わってくるというのか、分かれてくるのかとは思います。今回につきましては、明らかにこれまで道路の形態であったところに10センチメートル、20センチメートルとかという範囲ではなくて、大幅にはみ出した状態で設置されたということで、地区の中でもかなり問題視されておりまして、市といたしましては対応をしていくということにしたものでございますので、過去から地区によってもいろいろあると思うんですけれども、そこら辺につきましては、個別の対応で考えさせていただきたいとは思っております。 ○議長(高瀬俊介君) 藤尾君。 ◆16番(藤尾潔君) ここでるる説明もあったかと思うんですが、相手方は恐らくは市の主張している境界が間違っていると主張されていると思うんですが、市としては当然聞く耳持たないみたいな形ではなくて、当然その方の主張なんかにも──別に言い分を聞けということではなくて──要は正当に理由づけをして、訴訟もするわけですから、相手方の言い分が失当であると、つまり正当な論拠を持って説明できるという状態で臨まれるのか。  そして、今ケース・バイ・ケースということでしたけれども、これ家と家の間の道で通行が多くて、通行をたくさんされてやはり支障が生じているものなのか。2つの質問について答えていただければと思います。 ○議長(高瀬俊介君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 当然我々の主張が正しいということをまず明確にする必要がございましたので、測量等含めて、きっちり境界を確定いたしまして、それを基に訴訟をする、提起するというところになってございます。  もともと里道ですので、車が通行できる幅はないんですけれども、それをまださらに狭められるということで、歩行することすらままならないという幅員になってございますので、大変支障が出ているというところで提起をするものということになってございます。 ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから第81号議案 訴えの提起の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第25 第82号議案 加東市立小中学校及び義務教育学校児童生徒用机椅子購入の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第25、第82号議案 加東市立小中学校及び義務教育学校児童生徒用机椅子購入の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  教育振興部長。              〔教育振興部長 田中孝明君登壇〕 ◎教育振興部長(田中孝明君) 第82号議案 加東市立小中学校及び義務教育学校児童生徒用机椅子購入の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の理由でございますが、加東市立小中学校及び義務教育学校の児童生徒用机椅子を購入することについて、加東市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議決を求めるものでございます。  その内容でございますが、購入する財産は加東市立小中学校及び義務教育学校児童生徒用机椅子990台でございます。  契約の方法は制限付一般競争入札。購入予定金額は2,890万8,000円。契約をしようとする相手方は加東市社1738番地80、有限会社ぶんぐよしだ、代表取締役吉田伊佐見でございます。  この机椅子の購入につきましては、令和4年度加東市一般会計予算債務負担行為で、事項は小学校児童用机椅子更新事業及び中学校生徒用机椅子更新事業でございます。  次に、説明資料1を御覧ください。  購入の目的は、児童生徒の学習環境の改善を図るため、現行JIS規格の机椅子に更新するものでございます。  納入場所は加東市社1550番地、加東市立社小学校ほか9校。納入期限は令和5年4月5日。契約内容は加東市立小中学校及び義務教育学校児童生徒用机椅子990台の購入でございます。  次に、説明資料2により入札の経過及び開札結果を説明いたします。  入札公告年月日は令和4年10月19日、入札年月日は令和4年11月8日から令和4年11月9日まで、開札年月日は令和4年11月10日、開札場所は加東市役所501会議室でございます。  入札参加者は1者で、開札の結果、2,628万円で入札しました有限会社ぶんぐよしだを落札者として決定したものでございます。  なお、入札金額は消費税抜きの金額でございます。  説明資料3には、令和5年度加東市立小中学校及び義務教育学校児童生徒用机椅子購入の仕様書を添付しております。  以上、第82号議案 加東市立小中学校及び義務教育学校児童生徒用机椅子購入の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(高瀬俊介君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  小川君。 ◆14番(小川忠市君) これは議会からの指摘もあってもうJIS規格に入れ替えるということで、大変これはそのとおりで特に反対する理由はないんですけれども、確認ですけれども、仕様書の中で、ちょっとページがないんですけれど一番最後、裏表紙じゃなくってその手前の、そこに(4)で、要は新しく入れ替える机と古い机椅子は業者が処分することになっているんですが、もうそれは業者任せということで廃棄処分するのか、例えば使えるかどうか分かりませんがリサイクル的なもので使えるんかどうかというのは、もうそれは業者任せということでよろしいですか。 ○議長(高瀬俊介君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 処分の方法につきましては、業者任せということでございます。  ただ、その処分する机椅子につきましては、学校間で傷んでいる机等があれば優先的に入れ替えて、できるだけその状態の悪いものから処分していくようにする努力はしております。 ○議長(高瀬俊介君) ほかにありますか。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。              (「なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) これで討論を終わります。  これから第82号議案 加東市立小中学校及び義務教育学校児童生徒用机椅子購入の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第26 議会諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第26、議会諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦の件を議題とします。  提出者の説明を求めます。  市長。              〔市長 岩根 正君登壇〕 ◎市長(岩根正君) 議会諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦の件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  現在、人権擁護委員としてご尽力をいただいております大槻ゆかり氏は、令和5年3月31日をもって任期満了となりますが、適任者でございますので、引き続き人権擁護委員として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。  大槻氏の略歴を添付いたしておりますので、お目通し賜りたく存じます。  人事の案件でございますので、何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  以上、議会諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦の件につきましての説明とさせていただきます。 ○議長(高瀬俊介君) 提出者の説明が終わりました。  人事の案件ですので、質疑、討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略します。  これから採決を行います。  日程第26、議会諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦の件について、適任であることを答申することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は適任であると答申することに決定しました。 △日程第27 議会諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第27、議会諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦の件を議題とします。  提出者の説明を求めます。  市長。              〔市長 岩根 正君登壇〕 ◎市長(岩根正君) 議会諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦の件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  現在、人権擁護委員として御尽力をいただいております澤野祥二氏は、令和5年3月31日をもって任期満了となりますが、適任者でございますので、引き続き人権擁護委員として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。  澤野氏の略歴を添付いたしておりますので、お目通し賜りたく存じます。  人事の案件でございますので、何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  以上、議会諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦の件につきましての説明とさせていただきます。 ○議長(高瀬俊介君) 提出者の説明が終わりました。  人事の案件ですので、質疑、討論を省略したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略します。  これから採決を行います。  日程第27、議会諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦の件について、適任であることを答申することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は適任であると答申することに決定しました。 △日程第28 議会諮問第5号 人権擁護委員候補者の推薦の件 ○議長(高瀬俊介君) 日程第28、議会諮問第5号 人権擁護委員候補者の推薦の件を議題とします。  提出者の説明を求めます。  市長。              〔市長 岩根 正君登壇〕 ◎市長(岩根正君) 議会諮問第5号 人権擁護委員候補者の推薦の件につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  現在、人権擁護委員として御尽力をいただいております大西拓也氏は、令和5年6月30日をもって任期満了となりますが、適任者でございますので、引き続き人権擁護委員として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。  大西氏の略歴を添付いたしておりますので、お目通し賜りたく存じます。  人事の案件でございますので、何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  以上、議会諮問第5号 人権擁護委員候補者の推薦の件につきましての説明とさせていただきます。 ○議長(高瀬俊介君) 提出者の説明が終わりました。  人事の案件ですので、質疑、討論を省略したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略いたします。  これから採決を行います。  日程第28、議会諮問第5号 人権擁護委員候補者の推薦の件について、適任であることを答申することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(高瀬俊介君) 起立全員。  したがって、本案は適任であると答申することに決定しました。 △休会宣告 ○議長(高瀬俊介君) これで本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りします。  12月2日から12月14日までの13日間は休会としたいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(高瀬俊介君) 異議なしと認めます。  したがって、12月2日から12月14日までの13日間は休会とすることに決定しました。  2日目の本会議は12月15日午前9時30分に再開します。  なお、開議通知につきましては、本日の出席議員にはいたしませんので、御了承願います。  議事日程は、当日配付いたします。  本日はこれで散会します。どうもお疲れさまでした。                午後4時33分 散会...