加東市議会 > 2022-03-18 >
03月18日-03号

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  1. 加東市議会 2022-03-18
    03月18日-03号


    取得元: 加東市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    令和 4年 3月 第105回定例会  ┌───────────────────────────┐  │会議録第254号                     │  │      第105回(定例)加東市議会会議録      │  │              令和4年3月18日(第3日)│  │                  開会 午前9時30分│  └───────────────────────────┘1 議事日程  第1 一般質問2 会議に付した事件  議事日程どおり3 出席議員(16名)      1番  北 原   豊 君      2番  別 府 みどり 君      3番  鷹 尾 直 人 君      4番  廣 畑 貞 一 君      5番  古 跡 和 夫 君      6番  大 畑 一千代 君      7番  高 瀬 俊 介 君      8番  長谷川 幹 雄 君      9番  石 井 雅 彦 君      10番  岸 本 眞知子 君      11番  小 川 忠 市 君      12番  小 紫 泰 良 君      13番  藤 尾   潔 君      14番  桑 村 繁 則 君      15番  山 本 通 廣 君      16番  井 上 茂 和 君4 欠席議員(なし)5 欠員(なし)6 説明のため出席した理事者(19名)     市長          安 田 正 義 君     技監          高 瀬   徹 君     まちづくり政策部長   小 林 勝 成 君     まちづくり政策部人事課長藤 原 英 樹 君     総務財政部長      服 部 紹 吾 君     総務財政部総務財政課長 西 山 卓 良 君     総務財政部防災課長   三 木 秀 仁 君     市民協働部長      土 肥 彰 浩 君     健康福祉部長      大 西 祥 隆 君     産業振興部長      小 坂 征 幸 君     都市整備部長      大 畑 敏 之 君     上下水道部長      眞 海 秀 成 君     会計管理者       壷 井 初 美 君     教育長         藤 本 謙 造 君     教育振興部長      田 中 孝 明 君     こども未来部長     広 西 英 二 君     こども未来部参事    後 藤 浩 美 君     こども未来部参事    神 田 英 昭 君     病院事業部事務局長   堀 田 敬 文 君7 出席事務局職員(3名)     事務局長        肥 田 繁 樹     次長          山 川 美智子     書記          松 本 裕 介        ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~                午前9時30分 開議 △開議宣告 ○議長(小川忠市君) 皆様、おはようございます。  ただいまの議員の出席数は16名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。  これより本日の会議を開きます。 △日程第1 一般質問 ○議長(小川忠市君) 日程第1、一般質問を行います。  議員は登壇の上、通告書に従い御質問をお願いします。  念のため申し上げます。  一般質問につきましては、質問、答弁、再質問、再答弁、全て含めまして1人60分以内としておりますのでよろしくお願いします。また、会議規則第55条第1項には、発言は全て簡明にするものとし、議題外に渡り、またその範囲を超えてはならないと規定しておりますので、併せて遵守をお願いいたします。  なお、質問席での質問が終わりましたら自席に戻る際は答弁書をお持ちください。  それでは、通告順により8番長谷川幹雄君の発言を許します。  8番長谷川幹雄君。              〔8番 長谷川幹雄君登壇〕 ◆8番(長谷川幹雄君) おはようございます。  議長の許可を得ましたので、8番長谷川幹雄が通告により一般質問をさせていただきます。2項目について質問をさせていただきますのでどうかよろしくお願いいたします。  1項目め、廻渕の川池の改修工事における関係課の連携についてであります。  各課において事業を進める中で担当課が重なる場合、連携を持って取組を進めていくことで事業費の削減等につながっていくことと考えます。  そこで質問させていただきます。現在、廻渕の川池の改修工事を県の事業でされておりますが、池の改修工事に伴って道路整備を進めれば事業費も安価でできると思いますが、県の担当者に確認しますと「道路整備は事業の中に含まれておりません」と言われました。観光地への安全な道路整備は長年の課題として上がっておりましたが、各課においてこの事業に対して検討はされたのか伺います。  2項目め、市内一律運賃制度の進捗状況を再度確認するでありますが、12月定例会でも確認いたしましたが、その後の取組はどのように進んでいるのか具体的に答弁をお願いします。市内の方々に確認しますと内容を知らない方が多くおられますし、定期路線バスが少ないのにどう考えてこの事業を進めているのかと問い詰められました。事業を進める以上は住民目線に立って進めるべきでしょうと。それよりも近隣市町で進めているコミュニティーバスデマンドバス等をなぜ推進しないのか。高齢者や免許返納者に対して移動手段の確保は喫緊の課題であるはずだが、数少ないバスのためにバスターミナルは本当に必要なのかとも言われております。市で一番の課題が公共交通であるのは間違いないのになぜなのかと。  加東市の公共交通網形成計画を机上の空論ではなく、現実のネットワークの充実を図り、住みよいまち加東市を目指して推進していただくことを切望して一般質問といたします。 ○議長(小川忠市君) 8番長谷川幹雄君の質問が終わりました。  理事者の答弁を求めます。  都市整備部長。              〔都市整備部長 大畑敏之君登壇〕 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 8番長谷川議員の1項目め、廻渕の川池の改修工事における関係課の連携についての御質問にお答え申し上げます。  まず、廻渕のため池改修工事に併せて道路整備の検討はしたのかどうかでございますが、ため池の改修が県営事業で採択されたのが令和元年6月でございます。その後の実施設計の前に道路を管理しております土木課とため池担当の農地整備課とで協議し、当時策定中でありました加東市道路整備基本計画ではここ10年間で整備を行う対象路線ではなく長期的に取り組む路線としたことから、ため池単独で施工するという協議を行っております。  なお、ため池改修の内容からは後に道路の拡幅工事を施工しましてもため池の余水吐や取水施設が道路際にありませんので手戻りの工事は発生いたしません。  以上、長谷川議員の1項目めの御質問のお答えとさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) まちづくり政策部長。              〔まちづくり政策部長 小林勝成君登壇〕 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) それでは、8番長谷川議員の2項目めの御質問にお答え申し上げます。  まず、市内一律運賃制度の進捗状況でございます。  4月から運用開始ということに向けましてこの制度を広く知っていただくためホームページでの制度周知、広報かとう3月号と併せたPRチラシの配布やバス通学をされている学生がおられる学校、そこへPRチラシを配布いたしております。  このほか、市内公共施設や路線バスをはじめとするバス車内でのPRポスターの掲示、そして広報かとう4月号への掲載なども予定しております。  また、路線バスの一律運賃制度を利用する際に必要となるNicoPaカード、これは神姫バスのICカードでございますが、これを市民が購入しやすくなるよう市内の販売場所の充実に取り組んでおります。  3月1日からは神姫バス社案内所以外に加東市役所での購入が可能になったほか、4月1日からはイオン社店に御協力いただき、同店舗内のサービスカウンターにおいてNicoPaカードの販売を開始いただく予定にしております。  このように市内一律運賃制度の運用開始に向けた取組を進めておりますが、運用開始後も引き続き情報周知を行うとともに、交通事業者に路線バスの充実を要望するなど、市内一律運賃制度の利用促進に取り組むことで地域公共交通の利用促進につなげてまいります。  次に、コミュニティーバスデマンドバス等の推進についてでございます。  新たな移動手段の導入に当たっては既存の地域公共交通への影響が生じないよう引き続き地域や交通事業者と十分な協議、調整を行い自家用有償旅客運送、いわゆる自主運行バス、乗合タクシー、スクールバスの活用など幅広い選択肢の中から定時定路線型だけでなくデマンド型の運行も含め地域の実情に応じた移動手段の導入に取り組んでまいります。  そして、鉄道や高速バス、路線バスの幹線ネットワークとの連携を図りながらバスターミナルを拠点とした地域公共交通ネットワークの形成を目指してまいります。  以上、長谷川議員の2項目めの御質問に対するお答えとさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 理事者の答弁が終わりました。  再質問ございますか。  長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) すいません、そしたら1項目めの池の改修から話をさせていただきたいと思います。  確かに所管が違いますし事業も違いますんで同時進行って無理かなと思うんですけれども、先ほど言われました道路整備基本計画の中でこう書かれておるんですよ。「廻渕から朝光寺へ繋がる市道。現道はS字カーブとなっている箇所があると。現道を拡幅することで交通安全に寄与するとともに新たな観光を呼び込めるほか、朝光寺へ至る利便性の高い道路となることが見込まれている」って書かれとんですよ。これが今言われました10年以内には含まれてませんのでやれませんみたいな話がありましたよね。  ということは、あの池は今改修されて道路の反対側を削って拡幅されて、多分水量とか問題ないと思うんですけれど、あれは結局今削っとるところはまたコンクリートで固めて同じS字カーブのまま今後10年間は放置されるという形になるんですか。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 長谷川議員が言われてる削ってるというのは池の奥側の分譲地側のことを言われてるのかと思うんですけれども、そちらにつきましてはちょっと……。 ○議長(小川忠市君) どうしましょう、質問の確認をされますか。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) それにつきまして、道路側としましてはその把握をしていないというところでございますので。 ○議長(小川忠市君) 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) 私の質問が悪かったなと思うんですけれども、S字のカーブ側です。もともとあったところを削って絶壁みたいになってますね、実際ね。あそこをそのままコンクリートで固めるか何かして原状復帰されて、S字のカーブのまま10年間置かれるかということなんですよ。  今削ってますから、仮に何らかの形で削れば道が真っすぐになると思うんですよ。あれをそのまままたコンクリートで固めるか何かして真っすぐ建てあげてS字カーブのまま置くかということを確認しとんですよ。反対側ではないんですよ、道側です。 ○議長(小川忠市君) 分かりましたか。  都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) このたび削った道路の上側の今ネットが張ってある岸壁、崖のことを言われてるかと思うんですけれども、そこを実際道路改良をするとなった場合にどちらに広げるのかというのはその時点で検討することになろうかと思います。  だから、今現在あのままやからコンクリートで固めるとかというのも今現在は考えてはおりません。
    ○議長(小川忠市君) 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) 今そのまま削られて絶壁みたいになってますよね、実際に。なってますよね。あれ多分そのまま真っすぐつけるとS字がなくなると思うんですわ。見たときにちょうどあそこに絶壁みたいなところにコンクリートなりを固めて、池を。反対側は今きちっとコンクリートになってるんですけれど、道側はこの前見たときはまだなってなかったんですよ。  ということは、S字に沿ってコンクリートを固めんのんか、それとも真っすぐしてコンクリートを打って今後拡幅するために置くのんかってことを確認しとんですわ。今まではS字のカーブのままでコンクリートになってましたんで、排水吐がありましたから、なってたと思うんですけれど、あれがなくなってますよね、今現在。あそこをほんなら今後、あれはどういう形で池の改修を行うんですか。 ○議長(小川忠市君) 暫時休憩です。                午前9時43分 休憩                ─────────                午前9時44分 開議 ○議長(小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  産業振興部長。 ◎産業振興部長(小坂征幸君) 今おっしゃってるのは、すいません、堤体と道路の継ぎ目のところですね。そこにつきましては、影響範囲のところ、今計画してますのは池側に入るところは最終的には張りブロックがありますので、池側は。道との間は堤体が突き当たります。あと段差があるところ、数量的には3メートルという短い区間ではございますが、小型の擁壁を入れまして根固めをすると。相対的には池の堤が道路に突き当たって、必要なところには擁壁は入れますが、そのままで残せるところについては今のままと、触ってないところは今のままという形になります。 ○議長(小川忠市君) 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) 何か聞いとってもよく分からないところがあったりするんですけれど、ほんまにS字カーブになってて、今ユンボとかが入って削られて、排水吐がなくなってるんですよ。それで見ますと、そのまま仮にコンクリートをS字のところを真っすぐして道を拡幅できる形で池を改修しておけば、今後道を拡幅するときにもそのまま道を広げれば済むかなという思いで今一般質問させていただいたんですけれど。  削っとる割には固めるのが何か短いように思ったんです、今、聞いてますと。それで、今後また市がやる市道やと思うんですけれど、形になったときにまたそのコンクリートを壊して拡幅するのんか、いや、そのまま今の現状の池の改修のままで行くと道を真っすぐに拡幅するだけで拡張できるという計画なのかというのをお聞きしとんです。  今の話では何か3メートルほどでみたいな話やったんで、そんな短い距離かなと思ったんですけれど。違いますか、僕の言ってるの。 ○議長(小川忠市君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(小坂征幸君) すいません、ちょっと私の説明が悪かったんですけれど、基本的には影響があって壊したところは直すというのが基本ですから。すいません、私、小型擁壁の話、3メートル程度というのを3メートル60センチという、私も県から頂いた設計書を基に今御説明させてもろうとるんですけれど、その隣には階段工が1メートルつきます。これは今まだ工事途中ですんで月末、またこれは工期が5月まで見てありますので、制波工の張りブロック以外は本年度または一部繰越しですけれど、完成するというところで、影響範囲について整備するというのが池の考え方でございますので、それ以上に道路側について手を加えるというところの池の工事はいたしません。 ○議長(小川忠市君) 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) 分かりました。  観光地であったりとか、今車が渋滞して大変やって言われとる中で10年間はやれませんという話を聞くと、ほんならいつになったらあれがきちっとした道になって渋滞が解消されるんかなという思いがあったんで今回取り上げさせていただきました。  所管が違いますからなかなかすり合わせというのは大変かなと思うんですけれど、この計画に上がってる以上は速やかな対応でやっていただきたいと思いますんでよろしくお願いいたします。  2項目めへ行かせてもらいます、すいません。  今、部長から言われましたPRでというのを聞いたんですけれども、これ案内入ってましたわ、確かに、見ました。見たんですけれど、小児用と普通や徳用やって書いてあるんですけれど、これバスで仮にチャージした場合に普通、あるいは徳用のどちらかを選んでくださいみたいに書いてあるんですよ。  これって普通やったらこれ書いてるの見ますと、朝9時半から16時の間に降車する場合において徳用1というのね、徳用の場合は書いてあるんですよ。ほいで、その時間以外は適用されませんみたいに書いてあるんですけれど、これって徳用と普通とどういう分け方をして書いてあるのか分からないんですよ。  その時間外やったらどういう使い方をして、これ2つに分ける必要があるのかなと思うんですよ。ましてや、小児用なんかの場合は神姫バスの社案内所でしか受け付けてない。なぜかというと、これって向こうで印字されるんですよ、小児用とか障害者用とかといって。そのときにあそこでないと印字されないのか、市役所でも、イオンでもできるみたいに書いとるんですけれど、そこでもそれはできるんですか、できないんですか。 ○議長(小川忠市君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 基本的に2つ目の御質問の小児用の件でございますが、今のところ社案内所での販売のみとなってございます。ただ、これにつきましてはやはり制度的な部分で販売するときの仕分とかそこら辺がございますので、これはまだまだ継続的に協議していく必要があるのかなと思います。市民の皆様の購入する選択肢が広がるという意味でもこれは継続的に協議していかなければいけないと私どもも思ってございます。  それと、徳用と一般用でございます。時間帯、御覧のとおりなんですけれども、これにつきましても4月の広報には掲載するんですが、今後3月に配ったチラシで終わりというわけじゃなくて、より分かりやすい状態にした上で、市民目線に立った上でどういう書き方をすれば御理解いただけるのかということを、それが最も重要なことでございますので、そういうことで周知はしていきたいと思ってございます。 ○議長(小川忠市君) 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) 話はよく分かるんですよ。これ皆さん見て納得されるかと思うんですよ。ほんで、神姫バスのホームページを見ますと、登録すると印字されるんですよ、名前が。なぜかというと、これなくしたときに今度発行するのがお安く発行できるみたいに書いてあったんですよ。  だったら、もしそれを紛失したときに自分の名前が入ってますから分かりますし、ほいで手続も簡易にできるということで印字されとると思うんですよ。そういうのも書いていただかないと、そしたら今まで使ってたNicoPaカードはそのまま使えて徳用になるんか、ならへんのかというのもあるんですよ。  ほんで、何でこのバスに普通かあるいは徳用のどちらかをお選びいただきチャージ金額を申してくださいって書いてあるんですけれど、これ徳用だけであかんのですか。普通というのはどういう意味で使われるんですか。 ○議長(小川忠市君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 徳用というのはお得なNicoPaカードになりますので、そういった選択肢もあるよということで書いてございます。ただ、先ほども申し上げました市民目線に立って分かりやすいチラシづくりということも考えてございます。  そういうときにもまた長谷川議員のアイデアとかそういうこともお聞きしながら作成していきたいと思います。まずは市民がどういうふうに記載したら分かりやすいチラシ、または記載内容になるか、そういうことに視点を置いてつくっていきたいと思いますのでまたよろしくお願いいたします。 ○議長(小川忠市君) 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) もうこれ見ますと3月31日までやったら徳用のやつがプレミア30%となっとんですけれど、これ超えると25%になるって書いてありますよね。ということは、できたら3月31日までに皆さんされたら、25%になる前に30%でやると多少なりポイントがついてみたいなと思うんですけれど、ここら辺もしっかりと、前に12月のときに言われとんですよ、地域であるとか、そこへ出向いてそういったことをやっていきたいと、そう考えてございますみたいに言われとって、今実際にこれやり出すと3月の広報にこんなして載って、まして分かりにくい。皆さんこれで納得されてないんですよね、まず。僕が見ても分からなかったんで調べたらこういう状態やったんで。それで、普通と徳用でどうなんやみたいな形やったんで、ほんなら皆さん多分徳用を選ばれると思うんですよ、普通的に考えても。  ましてやあそこ、神姫バスの社案内所まで行かないと小児であったりとか障害者の方はこれに対応しないということですね、今現在の状態ですと。それをやるのが4月1日ですよね。4月にまたこれ出してといって、それで間に合うって、だから12月にも言いましたよね。もう期間がないんで早急に対応してくださいよって話をさせていただきました。  それが3月に広報でぽっと出てきて、ましてや見て分からない。ほんまにこれ住民の皆さんの目線に立って、この均一料金はええんですよ、ほんまにええことで進めるべきやと思って、今までもずっと。ほかの議員も言うてました、何年かかっとんのやって言われてたんですけれど、やることは着実にやられとんですけれど、つながりがいまいちできてないんでもう皆さん、やいやい言われてる思うんですよ。  ということで、ほんまにこれ分かりやすく、市や市役所へ来たときでも紛失したとき用にちょっとした端末機を置くなりしていただいて、打ち込んだら名前が入って、誰さんが使ってるって分かる機能ができるように神姫バスさんに要請してくださいよ。できないんであればそこ1か所では、行かれない人も結構おられますんで、そういう対応も考えていただきたいと思うんですけれどいかがでしょう。 ○議長(小川忠市君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 貴重な御意見ありがとうございます。  ただ、システム上の関係もあってすぐにはできないとは神姫バスと確認はしてございます。  ただ、市民の皆様、今もずっと言うておりますけれども、我々が目指すものは10人の市民の皆さんが同じ解釈ができる文章づくりというのを目指しておりますが、なかなか制度的に複雑なものについてはやはり見る人、見る人にとっては違ってくる内容である場合もございます。  そういうことも含めまして、今後資料を作成する上に当たりましてはそういうことも十分気をつけながらやっていきたいと思ってございますが、そういうことで今まで12月議会のときに答弁をいたしました早急にPRはしていきたいということも言うております。  そういった中でPRチラシをつくったり、当然学校の学生さんがよく使われますので対象の社高校であったり、兵庫教育大学附属小学校であったり、そこには同じように早期の段階でチラシを配布した上で定期の券もございますので、そこら辺は早急に対応したと思ってございますが、今後引き続きPR活動なり続けるとともに、販売場所、そこで売るNicoPaの種類とかそういうことも継続的に神姫バスとは協議を継続していく所存でございます。 ○議長(小川忠市君) 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) あまりしつこく言ってもあれなんですけれど、2月4日に市長と担当部署とで社高校とのオンラインタウンミーティングを開催されてますね、確かに。これホームページに載ってました。「10年後、20年後に住みよいまちにするために」ということで話をされとんですけれど、その中の提案後の中に「乗合タクシーの走るルートを滝野地域や東条地域にも拡大する」ということで提案されてまして、そのときに市長から、「乗合タクシーについては現在社市街地内のみ運行であるが、市内全体への運行ルート拡大、ルート見直し、ダイヤ改正等については検討していきたい」と答弁されとんです。  そういう面においては、本来今現状でも何か結構時間かかって1台で回してますみたいな話の中で、本当に持続可能な加東市内を乗合タクシーなりが運行できるのかなというのを皆さん待ち望んでおられるんですよ、拡大されるのを。  ほいで、滝野地域なんかでもそうなんですけれど、山側の人なんかはワクチン打ちに行くにも行きにくいと、移動する手段がなくて私らどないしたらいいんやと。福祉タクシー券もらっとんでって、1回行ったら終わりますみたいな話をされてますんで、地域公共交通網形成計画の中で、先ほども言いましたけれども、机上の空論やなしに現実に立った取組を、今年度、この市長の施政方針でも話されてますけれど、ほんまに加東市で一番遅れてるのが公共交通ですから、専属のチームでもつくってぜひやっていただきたいんですよ。  これって、今年検討しますんでって、来年になったらまた検討しますで終わる話ではなくて、もう今年中に計画を立ち上げていただいて、ほんなら実証実験みたいな形で進める形というのができないんですか。 ○議長(小川忠市君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 基本的に高校生の提案いただいたときにもそういった趣旨の答弁はさせていただいてございます。私どももやはり今まで目指しておりますのがネットワークの形成ということで昨日も答弁させていただきましたけれども、そういった中で1台の乗合タクシーで市内をぐるぐる回るとかというんじゃなくて、理想的な部分については滝野地域やったら滝野地域で乗合タクシーを回した上で、乗合タクシーだけではないんですけれども、バス停までつないでバス停からどこかへ行っていただく、そういうのがネットワークの形成になってまいります。  そういうことで、そういった既存のバス路線と維持、拡充しながらそういったことをやっていくと。当然昼間の、今のバス事業者の厳しい経営状況を見ますと、やはり減便ということも起こり得る可能性が非常に大きいと思います。そのターゲットになってくるのがやはり昼間の利用が少ない時間帯ではないのだろうかという予測もしております。  そういった中で出てくるのがスクールバスの空き時間の活用とかそういうことも視野に入れながら業務を取り組んでおります。決して机上の空論ではないということは御理解いただきたいと思ってございます。  以前、今の現行計画の地域公共交通網形成計画、それについてもやるべきことはやってきた、実現もしてきたと思ってございますので、今後策定いたします地域公共交通計画、これについても決して机上の空論ではなくて実現していくという意気込みでやってございますので御理解いただきたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 長谷川君。 ◆8番(長谷川幹雄君) 最後にします。  この前、地域公共交通協議会でしたか、行かせていただきました、傍聴に。ほとんど委員が発言しないんですよ。ということは、やはり行政が主導権を握って、きちっとこういう形でやりますんで御協力お願いしますみたいな対応をしていただかないとなかなかこの話は進まないと思いますので、ぜひとも主導権を握っていただいて行政がしっかりと働いていただきたいと思いますんでよろしくお願いします。  以上、終わります。 ○議長(小川忠市君) これで8番長谷川幹雄君の一般質問を終わります。  次に、2番別府みどり君の発言を許します。  2番別府みどり君。              〔2番 別府みどり君登壇〕 ◆2番(別府みどり君) それでは、2番別府みどりが通告に従いまして、2項目にわたり一般質問を行います。  1項目め、GIGAスクール構想について、2項目め、オンライン授業についてでございます。  まず、GIGAスクール構想についてです。  GIGAスクール構想とは1人1台端末、高速インターネット回線の整備、クラウドの活用により多様な子どもたちを誰一人取り残すことのない、公正に個別最適化された学びを全国の学校現場で持続的に実現させることとしています。  国の進める令和6年度からのデジタル教科書に対応すること、また社会の変化に伴いSociety5.0社会を生き抜く子どもたちに情報活用能力をつけるためにも今後の学びの場に多様化への取組は必須と考えます。しかし、新たな取組への抵抗感やICTの活用に否定的な考えがあることも否めないところかと思います。  そこで、教員、児童・生徒、保護者、行政が何のためにICTを使うのか、その意図を理解し、目的や目標の共有ができていることが重要ではないかと思いますが、ICT教育に関するロードマップやGIGAスクール構想に関するガイドラインなどで明文化し、運用ルール、支援体制を含む方向性を関係者で共有する取組についてどのようにお考えでしょうか。  また、2年前の定例会、令和2年3月の際、1人1台パソコンを活用した教育の推進に当たり、教育長は3つの課題があると発言されていました。1つ目に教員のICT活用指導力の向上、2つ目にICT活用の効果を高めるためのソフトの選定、3つ目に活用事例の共有による日常的なICT活用の推進です。運用から2年が経過し各課題は解決されたのか、また次なる課題と捉えていることは何かお聞かせください。  2項目め、オンライン授業についてです。  コロナ禍の臨時休校措置などによって学校の状況は大きな変化を伴いました。教育現場において早急にオンライン授業などの対応が必要となったのではないかと思われます。オンラインを活用し、いつでも、どこでも学べる教育は理想ではないかとは思いますが、次の7点について確認させてください。  1点目、休校措置などでオンライン授業を実施した実証研究、つまり次に生かす取組はなされているのでしょうか。  2点目、情報モラル教育はどのように行っておられますか。子どもたちがトラブルに巻き込まれる事例はなかったのでしょうか。  3点目、教員用端末の整備の状況はどのようになっていますでしょうか。  4点目、オンライン授業に参加した場合の出席の扱いについては明確化できていますでしょうか。  5点目、端末管理設備について、充電に関してはどのように対応されていますか。充電し忘れで授業に影響することはないのでしょうか。  6点目、通信速度は確保されていますか。1台当たりの速度を教えてください。  7点目、児童・生徒の卒業時、入学時のアカウント処理についてはどのように対応されているかお聞かせください。  以上、複数の質問となりますが、御答弁のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(小川忠市君) こども未来部後藤参事。              〔こども未来部参事 後藤浩美君登壇〕 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) 2番別府議員の御質問にお答え申し上げます。  1項目めのGIGAスクール構想でございます。  まず、1点目の運用ルール、支援体制を含む方向性を共有する取組については、GIGAスクール構想の目的は公正に個別最適化された学びを実現させること、児童・生徒の情報活用能力を育成することにあり、その目的を児童・生徒、教員、保護者、行政が共通理解を図り取組を進めることが重要です。  本市教育委員会では情報活用能力育成指針を作成しています。小学校1年生から中学校3年生の9年間を3つのステージに分け、それぞれのステージで育成する情報活用能力を教員同士が把握し、目指す子ども像を共有しています。  さらに、情報活用能力育成指針を基にしたより詳細な加東市小中学校情報教育指導計画を市内情報教育担当者が中心となって作成しています。指導計画の中にはICT機器の活用、プログラミング教育、情報モラル、情報セキュリティーの指導事項があり、それぞれの学習内容が学年と時期、教科と単元に分けて明記されています。教員はこの指導計画を基に学習指導を行い、児童・生徒の情報活用能力の育成を目指しているところです。  また、令和2年度に端末が配備された際には加東市教育委員会から各学校へ運用ルールや情報モラル、情報セキュリティー、健康の4つの項目に関する留意点と端末使用の目的が記された文書、「パソコンを楽しく便利に安全に使うために」を送付し周知を図りました。各学校においては児童・生徒へ指導するとともに、各家庭へ文書を配布し目的や目標の共有を図りました。  児童・生徒を指導する教員の支援体制については、各校に週一、二回派遣しているICT支援員による授業支援とICTを活用した授業研修を実施しました。今年度は主体的、対話的で深い学びに向けたICT機器活用研修を計3回実施し、市内教員延べ215名が参加しました。また、ICT活用事例集を作成し成果や課題を共有し今後の取組に生かしていくこととしています。  続いて、2点目の御質問ですが、1つ目の課題、教員のICT活用指導力の向上と3つ目の活用事例の共有に関しましては、ICT支援員による日常的な授業支援や授業研修、令和2年度に作成しました活用事例集の共有により教員の指導力向上と日常的な活用の推進について研究しながら実践を積み重ねているところです。  現場の教員からはICT機器を活用した事例についてもっと知りたいという意見を多くいただいておりましたので、本年度は主体的、対話的で深い学びに向けたICT機器活用研修の中で教員のICT指導力の向上と活用事例の共有という2つの課題解決を図りました。  1週間のうち4日以上ICT機器を活用して授業を行った教員が72.1%いると報告を受けていますので、ICT機器の日々の活用について手応えを感じているところです。  2つ目の課題、効果を高めるためのソフトの選定についてですが、ICTは日進月歩で進化しており毎日のように新しいソフトが生まれている状況でございます。現在、個別学習用アプリ「ドリルパーク」、授業支援アプリ「オクリンク」、「グーグルワークスペース」、新聞製作アプリ「ことまど」、プログラミングアプリ「スクラッチ」、「コロックル」を導入しています。  多種多様なソフトの中でICT活用の効果を高められるソフトについて試行運用を行い、子どもたちの学びに最適なものについて選定を進めているところです。そのような状況ですので、今現在も、これからも課題解決が終了するということはありませんが、今後もICT効果をより高めるソフトについて研究を進めてまいります。  次の課題といたしましては、今後も日々進化していくICTに合わせてICTをツールとして効果的に活用する指導力の向上を図り日常的な活用を推進すること、ICT活用の効果を高めるための環境整備やソフトを更新していくことの2点であると考えております。  続きまして、2項目め、オンライン授業についての御質問にお答え申し上げます。  まず、1点目についてですが、現在新型コロナウイルス感染により臨時休業となった場合、オンライン授業を実施しております。まず、臨時休業に備えて平常時に1人1台端末を家庭に持ち帰り家庭と学校がつながるテスト確認を行いました。端末操作の仕方が分からない、家庭のWi-Fiに接続できない等の課題には再度指導や対応を行い環境を整えました。オンライン授業を行う中で出てきた課題につきましては、ICT支援員の支援を受けながら教員同士でよりよい方法を研究しながら進めています。  また、教育委員会においても教員のICT機器活用アンケートで課題を把握し、本市のICT支援員と課題を共有して各校での指導の支援体制を整え、より効果的なオンライン授業について提案を行っております。  次に、2点目、情報モラル教育については加東市情報教育年間指導計画の項目、情報モラル・セキュリティーにのっとり指導を行っています。年間指導計画には情報モラル教育を行う教科及びその時期と内容を明記しており、発達段階に応じた指導を行っているところです。  子どもたちがトラブルに巻き込まれた事例についてですが、人が不快に感じる言葉を書き込んだ事例がございました。書き込んだ本人は悪意はなく冗談のつもりだったのですが、受け手や周りの人の立場に立った心地よいコミュニケーションについて指導し、保護者とも情報共有を行いました。今後も発達段階に応じたよりよい情報モラル教育の在り方について研究し、トラブルが起きた際には早期から適切に対処、指導してまいります。  3点目ですが、校務用端末、教育用端末をそれぞれ1台ずつ教員に整備しています。校務用端末はウィンドウズ端末を整備しています。教育用端末は教員にウィンドウズ端末、児童・生徒にクロームブック端末を整備しており、また各校の教員の研究用にクロームブック端末を整備しております。  4点目、臨時休業または出席停止等によりやむを得ず学校に登校できない児童・生徒については、指導要録上の出欠の取扱いにおいて登校できなかった日数は出席すべき日数から減じ、欠席日数として記録しないこととなっています。  その上で同時双方向型のオンラインを活用した学習指導、または課題の配信、提出、教師による質疑応答及び児童・生徒同士の意見交換をオンラインを活用して実施した学習指導を行ったと学校長が認める場合は特例の授業として指導要録に日数を記録することとしています。  5点目、端末管理整備についての充電に関してですが、現在充電は学校の端末保管庫の充電器を端末に差して充電を行っています。学校から帰る際には端末保管庫に収納しますが、その際児童・生徒には充電器をしっかり差すことを指導しています。  長期間家庭で使用する場合は端末保管庫から充電器を取り外し家庭へ持ち帰らせるようにしています。来年度は家庭用の充電器を全児童・生徒に配布し利便性を高めます。  6点目、通信速度についてですが、1台当たりの帯域制限を5メガに設けてありますので通信速度2メガを十分確保できています。  7点目については、小学校入学時に初回授業に間に合うように児童へ1人ずつアカウントを発行します。中学校へ入学する際には小学校で使用していたアカウントをそのまま持ち上がり使用します。中学校卒業時にはアカウントを無効化し、その後使用できないようにいたします。  以上、別府議員の御質問に対するお答えとさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 理事者の答弁が終わりました。  何か再質問ございますか。  別府議員。 ◆2番(別府みどり君) ありがとうございました。  まず、1人1台端末の配備につきましては近隣の市町よりも早く体制を整えていただいたことに感謝申し上げたいと思います。  それで、GIGAスクール構想に関する1項目めのことなんですけれども、先ほどの答弁の中で情報活用能力の育成指針をつくられていること、それからパソコンを楽しく便利に安全に使うためにという文書で告知などはあったとお伺いしたんですけれども、その目標までの計画表であったりとか、その指標というのをどのように共有しているかということをお伺いしたかったんですけれども。  例えば、こちらは相模原市のGIGAスクール構想に関するハンドブックです。この中には非常に分かりやすく児童・生徒の目標値、こういった生徒像を目指していくというところまで落とし込んであり明確なビジョンが目指す姿として表してあります。  そして、川崎市の川崎GIGAスクール構想、こちらにもできるようになることを明確化してあります。  また、横浜市では横浜市におけるGIGAスクール構想について今後のスケジュールを明文化して共通理解を図っているという非常に参考になる他市事例があるんですけれども、その中では効果的な進め方がこういった指針をつくることによってできているとあります。  また、保護者、そして教育現場においてもこういった一つのまとまった指標があることで何かあったときにこれを見て対応する、そして3か月後、また半年後にはこういうところを目指しているんだなということがみんなで共通理解ができるということは非常に有利かとは思いますけれども、そういったところに関するお考えというのは再度もう一度お聞きしてもよろしいでしょうか。必要性はどのようにお考えですか。 ○議長(小川忠市君) こども未来部後藤参事。 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) 議員おっしゃるとおり、目指す子ども像であったり、それから目指したい資質能力について教員間では十分に共有はしております。おっしゃるとおり保護者の方々と共有するということは大事なことであろうかと思います。今後、共有の方向で進めてまいりたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) ありがとうございます。  こちら、他市事例にもホームページからも見れるようになっていたりとかそういうこともあります。ぜひ今後このような形で進めていただければ非常にありがたいなと思います。  それで、次なんですけれども、関連するんですが、2項目めのオンライン授業についてなんですけれども、やはりこのコロナ禍の中、オンライン授業、非常に頻回行っていただいていると思っております。  まず、1点目の実証研究についてなんですけれども、やはりオンライン授業をすることによっていいことも悪いこともあったのではないかなと思います。また、うまくできなかったことなどもあったと思うんですけれども、そういったことを先生方の中で共有する仕組みがないと、例えば1つの授業の中でこういった問題が起きたということが次に同じことが起きたときにまたそれ一からの対応となってしまいますので、そういった共有ができているのかということは今後の取組には非常に重要と思うんですけれども、教員間でのその連絡体制みたいなものは構築されているんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) こども未来部後藤参事。 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) オンライン授業をすることで教育を止めないで授業を実施できるということがございました。ただ、やっていく中でやはりいろいろと課題が出てきております。子どもたちの集中力が続かないとか、どこを焦点化すればいいのかとか、黒板に書く字の大きさであるとか、いろいろなところ、細かいところも含めてですけれども課題がございます。  各校でそれぞれの課題を出し合いながら解決を図っている一方で、教育委員会でもアンケート等によってそういう課題を把握しまして、それをまたこちらからも発信する。必要な、例えば視点を焦点化するためのカメラとか、こういうのが要るよとかということも把握してその対応について検討していくということもございますので、学校内で、それから教育委員会からも共有が図れるようにしてまいります。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) 今学校の中では何かそのトラブルあったときや効果的な活用ができたときなどにこういうふうに使えば効果的だったとか、そういう情報交換ができているとは思うんですけれども、せっかくICTを活用する、推進するという体制ですので、学校と学校を結ぶ取組もあったほうがよいのではないかなと思います。  例えば、先生間、教員の皆さんで共有するスプレッドシートがあったり、スレッドがあったりすると即時にそういったものが情報交換ができるのではないかなと思います。そういったことも少し今後検討していただけたらなと思います。  少し児童・生徒に視点を当てて再質問を行いたいなと思うんですけれども、この1点目のオンライン授業を実施した実証研究の中に含まれた再質問とさせていただきたいんですが、その分析をどのようになさっているのかということをお伺いしたいと思います。  例えば、グーグルミートに入れなかった児童・生徒もあろうかと思います。オンライン授業に参加できない状況をどのようにチェックして、どのようにフォローされているのか、取り残されている児童がいないのかということをお伺いしたいです。 ○議長(小川忠市君) こども未来部後藤参事。 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) 家庭でオンラインをしてるときに古いWi-Fiを使用している場合にグーグルミートの使用時に画面が固まってしまうというな事例が実際にございました。再起動をし直すと対応ができるということであるとか、あるいはどうしてもうまくいかないときには教員が家庭に走ったりということも実際にあったと事例を聞いております。何とかそれぞれの家庭でも活用ができていると捉えております。  うまくつながらない子どもに対しては別途個別に教員が対応するということで、そのときそのときで何が起こるか分からないというのがこういう機器ではございますので、個別に取り残すことがないように丁寧に対応してまいっております。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) もうちょうど1年前になりますか、一般質問のお答えで参事から環境が整っていない児童・生徒が9名いらっしゃるというお答えがあったかと思います。今後対応していくという答弁だったかなと記憶してございますけれども、その方々はもう環境は整っている状況でしょうか。 ○議長(小川忠市君) こども未来部後藤参事。 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) 今現在、小学校の1家庭1人がWi-Fiがつながっていないという状況ですけれども、現在業者に申請をしているということです。臨時休業等でつながらないその児童については個別にプリント学習等で対応をしております。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) まず、GIGAスクール構想の理念から申し上げますと、誰一人取り残されないというのがGIGAスクール構想の一番の真髄ですので、それがICTが使えない状況にある子どもがいるというのはこのGIGAスクール構想と逆行している状況ではないのでしょうか。取り残されてる子どもがいるのではないかなと感じておりますけれども、それはプリント学習以外でも対応できる方法があったのではないかと思います。その点については早急に対応していただきたいと思います。  やはり全員が使えることはなかなか難しいとは思うんですけれども、1年前に9名だった児童・生徒がやはりまだ使えない状況にあるというのは納得いかないところがあるかなと思うんですけれども、なかなか難しい状況なんでしょうか。ほかに対策はありませんでしたでしょうか。 ○議長(小川忠市君) こども未来部後藤参事。 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) その児童については個別というか、学校においても個別に対応している児童でございます。家庭とのやり取りの中でも個別に別途丁寧に対応していると聞いております。今業者に申請をしているということですので、間もなく整備が整うことと思っております。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) 個別のことですのでここまでにしたいと思います。  2点目の情報モラル教育の件なんですけれども、先ほども情報モラル教育については情報モラルセキュリティー、これも計画をつくっていただいてこれにのっとっての指導を行っていただいているということでした。研修会も非常に多くしていただいているので子どもたちがタブレットを使うときのルールであったりとか、そういったことは浸透しているのではないかなと思います。これは他市もセキュリティーポリシーのガイドラインなどもつくられていたので、こういったものが同じもの、加東市にもあるのだなと安心はしております。  しかし、警察庁での令和元年度の犯罪情勢によりますと、中学生のSNSを起因とする被害が過去最多で、前年度から36%増加と出ております。つまり端末を使うこと以外の情報モラル教育というのも必要になってこようかと思うんですけれども、端末でありますと学校で使っているので学校の中で把握できますけれども、学校で起きていなくてもこの情報モラルに関することで児童・生徒がトラブルに巻き込まれる可能性というのはもう避けて通れない社会になっているのかと思いますけれども、この辺はどのように把握しようとされているのか、また民間の力を使う自治体もありますけれども、そういったところはどのようにお考えかお尋ねします。 ◆2番(別府みどり君) こども未来部後藤参事。 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) 実際いろいろなことができる世の中になってきておりますので、その分子どもたちに及ぶ危険というのも大きくなってるのは事実でございます。ネット見守り隊において定期的に監視を行って、ネットパトロールを行っております。それから、子どもたちへの情報モラル教室等の実施をしながら、こういう危険性があるよということを具体的に指導しているところでございます。  ただ、家庭の生活の中で行うことがやはり一番多い部分ではございますので、保護者の方々への啓発、それから学習と御協力というところがやはり大きいかと思っております。このコロナの影響の中で保護者への研修が十分に行えない状況がこの2年間続いてきておりますので、何とかそのあたりもしっかりと研修を行いながら、家庭と連携をしながら子どもたちが正しく判断できるそういう力をつけていってやりたいなと思っております。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) 先ほどおっしゃったように、保護者の研修もコロナでできていない状況ですので、保護者さんへのお知らせであったりとか、注意喚起というのも大変必要になってこようかと思います。  また、保護者さんが少し、保護者さんより、児童・生徒が端末の扱いに慣れているところもありますので、そういったところも少し詳しくお知らせいただければいいのかなと思っております。  また、こういったSNSによる被害、非常に最近増えておりますし、そういったものに簡単に手を出してしまいやすい社会にもなっています。こういったところは後々にならないように、また新学期が始まりますので新学期早々にでも注意喚起をしていただきたいなと思います。  次に、3点目の教員用の端末なんですけれども、先ほども校務用と教育用端末が別という答弁がありました。それによる影響というのはないのでしょうか。先生方の御意見などはどのようになっていますか。 ○議長(小川忠市君) こども未来部後藤参事。 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) 校務用と教育用というのは、校務用の中にはかなりいろいろな個人情報がございますので、分けておかないとセキュリティー上やはり問題があるということでございます。教育用のパソコンをもって指導をすることで不具合があるということは聞いておりません。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) すいません、ちょっと質問が間違っておりました。  先生方の教育用の端末と児童・生徒の使う端末が違うことでの影響はないですかとお聞きしたかったんです。すいません。 ○議長(小川忠市君) こども未来部後藤参事。 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) 教員が教育用のパソコンとしてウィンドウズ端末を持っていて、子どもたちがクロームブックを持っているということで、更新等の関係で今そういうふうになってるんですけれども、ウィンドウズの端末にクロームのブラウザをインストールして活用しておりますので、操作上に問題が起きることはございません。  ただ、子どもたちにその操作方法を指導する際に様式が違うのでここを押してどうこうというそういう細かな指示をする必要があるときには研修用として予備のクロームブックを複数台持っておりますのでそれを活用しながら指導ができるということでございます。  次回の更新の際にはクロームブックを全教員に整備をすると聞いております。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) 先ほどの次回の更新時期というのは5年後ということで判断してよろしいですか。5年後ですかね。 ○議長(小川忠市君) 何年度だけ答弁をいただきましょうか。 ◆2番(別府みどり君) はい。何年度でしょうか。 ○議長(小川忠市君) 更新時期の年度を答弁してください。  こども未来部後藤参事。 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) 令和6年度と聞いております。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) それでは、令和6年度には端末の更新が来るということですので、またその更新までのそういった計画なども必要かなと思うんですけれども、その更新のタイミングに合わせたICTの活用計画みたいなものは、先ほど御答弁いただいた情報活用能力の育成指針などの中に組み込まれているのでしょうか。 ○議長(小川忠市君) こども未来部後藤参事。 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) このウィンドウズ端末とクロームブックとのその関係によるこの支障については子どもたちがそのクロームブックの端末を使えるようになれば支障がないと聞いております。それに伴う何か大きな手だてということが必要であるとは聞いておりません。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) 分かりました。  端末の更新ですので、その更新のタイミングでいろいろな周辺のことを計画立てたものがやはり必要ではないかなと思ったんですけれども、そういうことではないということで理解したいなと思います。  4点目に関しましては、欠席日数として記録しないこと、承知いたしました。  5点目の充電に関してなんですけれども、充電に関する充電方法に関してはお答えいただいたんですけれども、結果充電してなくて授業に影響するということはあったのでしょうか、なかったのでしょうか。 ○議長(小川忠市君) こども未来部後藤参事。 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) 教科書を忘れたとかというのと同じように、今現在は学校の端末保管庫に入れる際にきちっと差しなさいという指導で充電ができるようにとしております。今後、家庭へ持って帰って家庭で充電するということも出てくるかもしれませんけれども、それについてもほかの教具、教材をきちんと整えるのと同じように自分で責任を持ってやれるように子どもたちを指導していかないといけないと思っております。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) 分かりました。  6点目なんですけれども、通信速度については1台当たり5メガbpsですか。国の基準2メガを超えているので問題ないという御答弁でした。確保できているということなんですけれども、ということは全員が使う状態、先日も卒業式に行かせていただいたんですけれども、在校生は教室で見ていたかと思うんですが、問題なく使えていたのでしょうか。ああいうときに、以前、そういった状況が教室で少し見にくい、声が拾いにくいということがあったという点を決算特別委員会のときにお話しさせていただき解消されていると思うんですけれども、そのトラブルがあるときにICTの支援員の方がいらっしゃればすぐに対応できると思うんですが、そういった行事のときには支援員の方はやはり常駐されている状況ですか。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) まず、その通信速度の確保の件ですが、通信速度につきましては十分余裕を持っておりますので、全員が一斉に使ったとしても2メガを確保できる形でもって運用できる通信網を設定しています。  それからもう一点、通信トラブルの件、以前に報告をさせていただいたんですが、原因を突き詰めていきますと、皆が同じ時刻にOSのアップデートをしていたということが分かりましたので、それについては時間をずらすように設定をすることで現在は解消されております。  そのICT支援員なんですが、そのハード部分につきましては市で2名、業者に委託して市役所に来ていただいております。何か問題が起こればすぐに現場に向かうという体制を取れておるんですが、なかなか学校に常駐するということはできていませんが、今後行事等において待機をしておいてほしいという依頼がございましたらそれに対応できる形では考えていきたいと考えております。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) ぜひとも特別な行事があるときですとかそういったときに皆が参加できる状況であればいいんですけれども、そういったときにオンラインをしないといけない状況にある、つまりコロナの影響があるときには特別な行事であるからゆえに児童・生徒たちには聞いてほしい言葉もあり、状況を見てほしいところもあろうかと思います。  ですので、そういったところにはやはりどうしても人数が多い学校になりますとやはりトラブルもそれだけ多く発生するのではないかなと思いますので、ICT支援員さんの配置につきましては今後そういったところも含めて検討していただきたいと思います。  それでは、最後の項目です。アカウントの問題なんですけれども、先ほど中学校卒業時にはアカウントを無効化し、その後、使用できないようにします。つまり1人の生徒が持っているアカウントというのはもう使えなくなるということなんだろうなと思うんですけれども、そのアカウントの無効化というのはどなたがされるんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 市の教育総務課の職員が行います。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) それでは、端末の中に入っている情報とか、そういったものも児童・生徒、また保護者、家庭、それから先生たちは何も触らずアカウントの無効化でそれがいろいろな個人情報の問題とかもクリアできるということでよろしいですか。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) アカウントを無効化することでクロームブック自体が起動できなくなるといいますか、サインインをできなくなりますので、それでもってクリアできております。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) ほかには、例えばほかのスクールガイドラインなどを拝見しますと、生徒が行うもの、学校が行うもの、そして市で行うもの、それはそういった作業が必要というガイドラインがあるところもありますけれども、それが加東市と違うのは、その端末の情報管理のシステムが私がガイドラインを見せていただいた市とは違っているからという解釈でいいんでしょうか。  つまり、集中管理をしているか、学校で持っているかということの違いということですよね。市で、教育委員会で一括管理する体制なのでクロームブックのアカウントを削除したらそれで事が済むということでよろしいですか。 ○議長(小川忠市君) 答弁してくださいよ。  教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) そういうことでございます。一部、ウィンドウズ端末につきましてはパソコン自体に残るものもございますので、言葉足らずだったんですけれども、それについては別途処理する必要が出てまいる場合もございます。 ○議長(小川忠市君) よろしいですか。  別府君。 ◆2番(別府みどり君) 分かりました。そういったことも保護者はなかなか情報がないがゆえに分からないところもございます。これ大丈夫なのかな、個人情報が入っているままという声もありますし、またいろいろな情報を入力しますので、そういった情報はどうなるんだろうなという声もお伺いいたします。そういったところに不安を覚えてる前に対応をしていただけたら、こういうふうに手だていたしますのでというお知らせなり何なりがあったほうが安心してICTが使えるのかなとは思います。  それで、最後にしたいなと思うんですけれども、やはり先ほどもお話しさせていただいたアカウントの問題、そういったものも全て含めまして、やはり一つの指針となるもの、今後検討していただくという御答弁をいただいているんですけれども、そういったものを中心に教育委員会であったり、そして保護者であったり、児童・生徒であったり、また教員の皆さんであったり、そういったところが一つになってICTに向かえるのではないかなと思います。  なかなかやはり世代もありますし、ICTが苦手と思われる方もいらっしゃいますし、また子どもたちのほうが得意なゆえに対応しづらいところもあろうかと思いますけれども、やはりどういったものを目指していくのかという計画は必要かなと思いますので、短期的なところ、それから中・長期的なところ、そして長期的に考える目線でもこのICTのことについて一つのこのガイドラインみたいなもの、指標のようなもの、目標値が設定されたもの、こういったものがあると非常に皆が安心して取り組めるのではないかなと思います。また、ほかの市も参考にしていただきながら進めていただきたいなと思います。  最後の質問なんですけれども、先ほどおっしゃっていただいていたそのガイドラインの作成ですかね。ガイドラインではないのかもしれないですが、加東市におけるICTの支援に関する指標、いつぐらいに作成される予定でしょうか。 ○議長(小川忠市君) こども未来部後藤参事。 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) このICT教育については本当に新しい教育課題ということで、学校の先生方、経験のない中で一生懸命試行錯誤しながら取り組んできてまいっております。  今年度8月の教員の調査で1週間のうち4日もしくは5日、ICT機器を活用していると言ってた教員が34.5%ございました。それが2月には72.1%にまで増えております。学校へ出向いたときに同年代の教員が頑張ってやってるでって、時間かかって大変なんやけれどなって言いながら笑って話をしてくれたりしております。  子どもたちも収集した情報を整理して発表資料を作成することが得意だと答える児童・生徒が昨年度25.6%であったのが28%、恐らくやや得意ということを加えるともっと大きくなると思うんですけれども、得意だと言い切れる生徒も増えてきているという状況でございます。  活用事例集についても調べ学習から情報の収集、それから表現、発表資料、それから個別学習、意見共有、共同編集という本当に今国から示されているこのICT活用をして行おうとしていることに取り組んだという事例が集まってきております。うまくいった事例を提出しているんですけれども、昨年度、今年度合わせて88事例集まってきて共有をしようとしているところです。  議員御指摘のそれぞれのときのいろいろな指針であったり、それから指示であったり、アカウントの削除のそういう指示だったりというのもそのとき、そのときにしてるんですけれども、実際こちら、教育委員会も目いっぱいでやってきてうまく整理ができてないなというのは思っているところでございます。そういう今までやってきたことをきちっと整理をして保護者の方々とも、子どもたちとも共有ができる形を来年度取り組んでまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(小川忠市君) よろしいですか。  別府君。 ◆2番(別府みどり君) 先ほどの答弁の中で、手いっぱいですのでうまくいかないと参事もおっしゃっていたんですけれども、私が思うには指標がないからゆえにうまくいかないんだと思います。一つ一つの問題がありまして、それを一つにまとめて方向性をつけていかないと、うまくいってない要因が私はそこにあると思って今回一般質問をさせていただきました。  やはり一つの指標があることでそういった各問題にも取り組めるのではないかなと思いますので、やはりそういったものを来年度しっかりとつくっていただきたいなとは思います。  以上です。 ○議長(小川忠市君) 指標をつくるか、つくらないかの質問に対して答弁してください。指標をつくるか、つくらないんですかという質問が2回、今来たので、それに対する答弁をしてください。  こども未来部後藤参事。
    こども未来部参事(後藤浩美君) 推進についてうまくいっていないとは思っておりません。順調にやるべきこと、それから学校での教育実践等を見ておりましたら十分な推進をしていけているかなと思っております。  その指針等につきましてはないわけではございませんので、つくっておりますので、それを共有できる形で作成して共有してまいります。 ○議長(小川忠市君) あるんですね。別府議員の質問は指針をつくったほうがいろいろな問題のクリアもできるんじゃないですかと。指針とかをつくる必要があるんじゃないですかということですが、それに対する答弁をちょっと的確にしていただけませんか。  こども未来部後藤参事。 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) スケジュールをいつまでにこういうことをします、いつまでにこういうことができるようにしますというところが十分ではないとは思っております。  ただ、こういう子ども像を目指しますというところに関して進んでいっている、それに対するそういう活用をしながら事例が積み重ねられているというのは実際のところです。  大事なのは個別最適化された学習と、それから授業における共同的な学びのその中でICTを効果的に活用するということです。それについて教員が目標を共有しながら取り組めているというのは実際のところでございます。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) さきにお伝えさせていただきましたこの相模原GIGAスクールハンドブック、そして川崎市のGIGAスクール構想の取組について、これは川崎市の総合教育会議で行われたものです。つまり教育長と市長が同じ場での会議だと思います。この資料につきましてはこの資料を持ってお話しさせていただきたい旨お伝えしていたかと思いますけれども、これ御覧いただいてますか。これを御覧いただいて加東市の取組と違うところがあったかと思うんですけれども、こういったものがあれば方向性が前に進むとは思われなかったのでしょうか。  今の御答弁だとつくられないということですよね。しかし、これまでの効果的な事例の中ではこういったものをつくることによってそれまで手探りでしようとしていたものが前に進むようになったと、明確化できるようになったという効果が明確に出ていますよね。  そういったところでこれをつくる必要性がない、先ほども私がうまくいってないというのは各関係する方の中での共有というのが、やはりこういったものをつくることによって一つになるのではないかということをお話しさせていただいているんですけれども、これを御覧になられてどのように思われたんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) こども未来部後藤参事。 ◎こども未来部参事(後藤浩美君) この中にある部分で加東市にも実際にもうつくっていますというのはございます。活用事例集であったり、それから年間指導計画であったり、それからタブレットの活用についての約束事であったりというところについてはつくってきております。  ここにある相模GIGAプランという、何年度にこんなことができるようにという、そういうこの部分について十分に明確化して今現在できておりませんけれども、ここにある令和5年度にこんなことができるという目標についてはもう既にある程度到達しているというか、もうやりかけているというのが本市の状況ではございます。  今後どんなことをどんなふうにしていくかということを明確化するということは大事なことだと思いますので、どこまで何年度にこれをということが明確化できるかということについては今後研究、検討してまいります。その中でお示しできればと思っております。 ○議長(小川忠市君) これで2番別府みどり君の一般質問を終わります。  ここで休憩を取ります。                午前10時54分 休憩                ─────────                午前11時10分 開議 ○議長(小川忠市君) それでは、休憩を閉じ、会議を再開します。  次に、6番大畑一千代君の発言を許します。  6番大畑君。              〔6番 大畑一千代君登壇〕 ◆6番(大畑一千代君) それでは、6番大畑一千代が3項目にわたりまして一般質問をさせていただきます。  まず、1項目めでございます。市街化区域内農地等の宅地化促進についてお尋ねをいたします。  このことにつきましては平成26年12月議会、私が市議会議員になって初めて行った一般質問の項目でもありますが、再度お尋ねをいたします。  前回の質問は社地域内の具体的な場所も示しながら、「区画整理の対象にならなかったり、無道路地や道路があっても農道で建築要件が満たされず40年以上にわたり農地や山林のまま手つかずのところが散見される。」、「農地とはいえ、市街化区域である以上、固定資産税や都市計画税も相当負担になっている、税金だけいただき続けていいのか。」、「土地区画整理ができない、適さない場合には市が土地を買収して開発していくことも考えなければならないのではないか。」、このようなことを申し上げました。  これに対し、「今後は都市的未利用地の状況、人口の推移などの検証を行い、国、県の動向を注視しつつ、関係者、地権者の意向やニーズを把握し、直接買収も一つの検討項目として新たな土地利用の可能性について検討をしたい。」、このように申されました。  また、「市街地の中心部に空洞が生じる土地利用にならないよう諸施策を講じ、良好な市街地形成を図ってまいりたい。」との答弁をいただきました。  あれから7年が経過し、建築が可能なところには、アパートが多いんですが、宅地化が進んできました。ただ、気になりますのは道路要件が満たされないからか太陽光発電のパネルが設置されたところもあります。市街化区域でありますから、先ほど申しましたように固定資産税、都市計画税の負担も大きいわけでございますから土地の所有者を責めるつもりは全くございませんが、戸建て住宅が建築されればよかったのにと思います。そして、今後も、何も手を打たなかったらこういうケースが増えてくるのではないかと危惧いたします。  社地域内で気になるところを具体的に申し上げますと、社字横尾、若ケ谷、道池の周辺でございます。それから、防ノ下、それから梶原地内の西畑、木梨の中原、川南山、社中学校の東側でございます。こういったところが気になります。既に虫食い状態になっているところもありますが、前回にも申しましたように、市がディベロッパーになって土地開発基金なども利用して土地を取得し、宅地開発し、戸建て住宅に分譲するなどして良好な市街地を形成すべきではないでしょうか。お考えをお尋ねいたします。  次に、2項目め、下川等河川環境の整備についてでございます。  令和3年2月9日の総務文教常任委員会資料では、「やしろショッピングパークBio周辺は交通や交流の要衝であり、本市の顔「まちの拠点」としてにぎわいや活力の維持、発展を図る。」とされております。私はここを流れる下川を親水公園的に整備し憩いの場にもしていかなければならない重要な施設であると思っておりますが、資料には「兵庫県河川下川環境整備要望」としか書かれてございません。どのような整備を県に対し要望したのか、今後されようとしているのかお聞かせください。  また、加東市が河川管理者に代わって工事を実施することも可能と思いますが、そのような考えはないかお尋ねをいたします。  下川以外にも千鳥川の桜堤から播磨看護専門学校辺りまでの間も環境整備してはどうかと思いますが、いかがお考えかお尋ねをいたします。  次に、3項目め、三草山登山道の整備についてお尋ねをいたします。  特に畑コースの登山道の7合目付近が非常に荒れております。見ていただいたら分かると思うんですが、あのようにV字型に堀り込んでおります。これは三草コースなんですが。ストックの白いテープ、あれは20センチ間隔で貼ってございます。あのように荒れておりまして非常に歩きにくい状況になってございます。  積雪時や凍りついているときなど、特に下山時は大変危険な状況になっております。滑って転んでしまい足を骨折したということも聞いております。このような特に危険な箇所だけでも土のうなどで足の踏み場をつくるべきと思います。  例えば、自衛隊にお願いしてヘリコプターで1トン土のう、フレコンを頂上付近に運んでもらい、あとはボランティアを募って7キロ、8キロの土のうを作って危険な箇所を整備、修繕していくことを考えていくべきではないでしょうか。  私も近年度々畑コース、三草コースを登っておりますが、三草コースの登山口に駐車場やトイレが整備されたためか、あるいは畑コースが荒れているためか、三草コースを登られる方が大変多くなっています。休日には駐車場がいっぱいで周辺の空き地にまで駐車されている状況でございます。  片や、畑コースの駐車場は空きがある状況です。畑からの登山口にトイレがないのも原因の一つかもしれません。朝光寺のトイレを利用するようにとの表示がありますが、駐車場まで来てしまってからでは遅い、畑地内の分岐、登山口と朝光寺に分かれる三差路に分かりやすく、よく見えるように朝光寺のトイレを利用するようにとのサインを設置すべきと思いますがいかがでしょうか。  それから、昭和池周回コースと鹿野コースの分岐地点に「山桜と椿の径」という表示があります、案内看板があります。その道がどこにつながっているのか分かりません。また、その分岐から鹿野の駐車場への途中に「古墳へ」の看板がありますが、これもどこに行くのか分かりません。  また、鹿野コースの頂上へつながる登山道の分岐地点の案内看板が、見当たらなかったんです。見落としたのかもしれませんがどうなっているのか、そのあたりの、先ほど申しました「山桜と椿の径」の管理であったり、サインの管理、そういったもの、どうなっているのかお聞きしたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(小川忠市君) 6番大畑一千代君の質問が終わりました。  理事者の答弁を求めます。  市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、大畑議員の御質問にお答え申し上げます。  私からは1項目めにつきましてお答え申し上げ、他の項目についてはそれぞれ所管からお答えを申し上げます。  市街化区域内の開発につきまして、大畑議員の平成26年12月議会の一般質問で、その答弁の中で市による直接買収についても一つの検討項目として新たな土地利用の可能性について検討していきたいとお答え申し上げております。  これまでの土地利用の状況は農地を含め民間開発による分譲宅地や共同住宅、店舗等の開発が継続的に行われており、今年度は議員御指摘のエリア内での土地の開発協議も行っておりますので民間開発による市街化区域内の宅地化が順調に進んでいると認識してございます。  したがって、これまでの開発協議や開発許可手続の状況から、今後も民間による市街化区域内の開発行為が見込まれるため、引き続き民間開発による土地利用を図っていく考え、土地利用を期待したいと、こういうふうに思っておるところでございます。  また、これまでも民間開発の協議の際には開発の影響による残地の土地利用の空洞化が生じないよう、接道の確保等の指導を適切に行い、開発可能な土地の維持が図れておりますので、今市が直接宅地開発をしなければならないといったそういう状況にはないのではないか、これは大畑議員と少しスピード感が違うと言われるかもしれませんけれども、私はそのように捉えております。  以上、大畑議員の御質問に対するお答えとさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。              〔都市整備部長 大畑敏之君登壇〕 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 6番大畑議員の2項目め、下川等河川環境の整備についての御質問にお答え申し上げます。  河川は治水、利水の役割だけでなく、潤いのある水辺空間や多様な生物の生息、生育空間として捉えられるようになりました。また、地域の風土と文化を形成する重要な要素としてその個性を生かした川づくりが求められており、それぞれの地域、川の形状に合った河川環境整備工法を選定していくことも重要であると考えております。  令和3年2月9日の総務文教常任委員会の資料で「兵庫県河川下川環境整備要望」と記載されている件でございますが、やしろショッピングパークBio南側の開発に絡み周辺道路を含む誘導施設の整備として下川の河川整備について河川管理者である県の加東土木事務所、河川砂防課と協議を行っております。その内容につきましては、堆積土砂の撤去と川底の草刈りについての要望を行っております。  また、社会基盤整備プログラムへの位置づけについての事前協議を行いました。下川については川幅が狭く、堤外水路による農業用水の取水施設としての利用もされています。親水的な整備をする場合、護岸の勾配を緩やかにし水辺に下りられる構造にする必要がありますが、現在の川幅での施工は困難であり現実的ではありません。  現在、下川の両側の道路には桜が植えられております。一部車両の通行は規制しており自転車、歩行者の専用道路として供用しております。派手さはないものの季節外れに咲く桜が好きと言われる方もおられます。そうしたことを勘案し、下川につきましては桜並木の整備、ベンチ、階段等、散策路としての整備が可能かを検討し、くつろぎ、癒やしの空間を提供したいと考えております。  次に、千鳥川につきましては、これも兵庫県が管理する河川でございますが、桜堤公園も同様に桜の咲く春先だけではなく朝夕にウオーキングをされている方もたくさんいらっしゃいます。千鳥川は市内を流れる河川の中でも親水性や潤いのある水辺空間として重要な河川と認識をしております。  議員御質問の桜堤公園の下流から播磨看護専門学校付近については年2回の草刈りを行っていますが、葛、マメフジのことでございますが、これの繁茂により美観が損なわれており何らかの対策が必要であることは認識しております。環境整備につきましては親水施設の整備も含め管理者である県と協議をしてまいります。  以上、6番大畑議員の2項目めのお答えとさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 産業振興部長。              〔産業振興部長 小坂征幸君登壇〕 ◎産業振興部長(小坂征幸君) 6番大畑議員の3項目め、三草山登山道の整備についての御質問にお答え申し上げます。  1点目でございますが、御指摘の畑コースにつきましては既に確認しており、深く掘れてしまっている箇所については登山客が多くなる5月までに土のうによる補修を実施いたします。  自衛隊の皆様につきましては、これまでに訓練場所の提供を打診いただき日頃の訓練の一環として登山道を整備いただいたことがございます。今後も自衛隊から打診をいただいた際や整備協力をお願いできる機会には登山道整備の協力を要請してまいります。  なお、本市におきましては登山者に骨折された方がおられるとの情報を把握しており、安全な登山を呼びかける看板を設置したほか、各コースを実際に登り登山道を塞ぐ木の撤去や、転んだ際にけがをしそうな木の枝や石の撤去を実施しております。  今後、ほかのコースにつきましても登山道が大きく荒れ、通行に支障が出るようになった場合は対処することといたします。  2点目、トイレへの誘導についてですが、畑コースのトイレとしております朝光寺トイレへの誘導については、朝光寺方面へ行く市道から畑コースの登山口へ向かうT字路において現在設置している看板に追加する形でトイレの案内看板を設置いたします。  なお、三草コースへの人気の集中ですが、同コースは三草山登山の代表的なコースとして新聞、雑誌に取り上げられることが多く、また本市や加東市観光協会が発行しているパンフレットなどでも中心的に取り上げておりますので、各コースの中でも特に人気の高いコースとなっています。  そのような中、2月には新聞紙上で山城とともにハイキングコースが取り上げられたため代表的なコースとしている三草コースへの集中がより強まったことも考えられます。  3点目ですが、登山道にある看板には本市が整備したものもありますが、多くは登山愛好家の皆さんが御自身で設置されたものです。御質問にあります「山桜と椿の径」の看板や「古墳へ」の看板につきましても現地調査の結果、本市の設置したものではなく、愛好家の方が設置された看板であることが確認できました。  こうした看板は好意で設置されたものでございますが、設置した当初の場所から移動されていたり、向きが変わっていたりということもあり、結果として道に迷う、また危険なポイントに入ってしまうという場合もございます。そうしたことから、現地に赴いた際に道に迷うおそれがあるものや危険が考えられる看板については撤去していきます。  今後も継続して現地に赴き登山道を適切な状態に保つよう努めます。また、本市が設置する各登山コースの案内看板、またコース内の名所に誘導する看板につきましては増設も視野に入れ今後とも設置箇所の調査研究を進めてまいります。  以上、大畑議員の3項目めの御質問に対するお答えとさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 理事者の答弁が終わりました。  再質問ございますか。  大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) まず、1点目からなんですけれども、今現在も民間開発の打診があったりということがあるようでございますが、それでもやはり残ってしまいそうなところもあるとは思うんですよ。そういったことについては、最後に市長が申されましたように、もう少し市も積極的に考えてスピードアップしていかないといけない部分があるんではないかと思うんですけれども。  開発状況、あるいは民間の開発業者からの申請の状況とか、アプローチの状況とか、そういったものを見ながらどうしてもここは残りそうだなという部分についてはぜひとも市が何らかの関わりを持っていかないといけないんじゃないかなと思うんですけれども、そういう検討の余地はあるのかどうかというのをまずお聞きしたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 市が直接というのはなかなか難しいところがあろうかと思うんですけれども、開発業者が開発の申請をした段階で一度に出てきませんので時間差があります。周りも見ながら進入が不可能になる状態にならないように、もしなるようであればそこは開発業者と協議をしましてその土地を含められるのかどうかということもございますが、進入できないということになりますとそれも開発業者にとっては不利なことになりますので、そのような状態にならないように指導を続けてまいりたいと考えております。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 申しておりますのは、1つは土地開発基金の活用ということを申し上げておるんですけれども、やはりそういったことを市が直接というのはやはり抵抗があるんでしょうか。せっかく3億6,000万円近くの土地開発基金がありますよね。もう少し活用をできないのかなと思ったりするんですけれども、市が直接というのには抵抗があるということなんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) お金があるからとかというところではなくて、実は総務省からも通達が、平成23年なんですけれども出ておりまして、公共団体の財政負担のリスクをあらかじめ厳格に判断しなさいよと、開発、宅地造成をする場合などは注意しなさいよという通知が出ております。  地方公共団体が直接するのではなくて第三セクターであるとか、やるのであれば法人格を別にして事業を実施しなさいということも言われておりますので、そこは慎重にならざるを得ないのかなとは考えております。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 分かりました。そしたら、できるだけ、思いますのはやはり市街化区域の土地でございますんで宅地化が進むようにしてもらいたいな、そして、市街化区域自体の拡大というのはまだまだ非常に難しいんだろうと思うんですよ。人口減少の中で、東播都市計画の中で加東市の市街化区域を拡大するというのは非常に難しいと思いますんで、できるだけ今ある市街化区域の土地、これを有効に活用していただくようにぜひ考えていただきたい、そういう方向で事業を進めてもらいたい、このように思います。  それから、2番目の下川の河川環境の整備なんですけれども、まず今聞いておりましたら社会基盤整備プログラムへの位置づけ、そういった事前協議を行っておりますよということなんですが、この内容というのはお教えいただけるんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 協議の中では具体的にどうこうするということではなくて、もし仮に県が整備するとなれば整備プログラムに記載する必要があるよねということを協議をいたしております。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) そういうことでございまして、今まだなかなか具体的な方向には進んでいないということだと思いますんで、積極的に市からもどういうふうにしたいんだとかという提案もされながら、県へもアプローチしてもらいたいなと思うんですけれど。  そういった中で、現在の川幅での施工が困難ということであったり、現実的ではない。しかし、階段はつけられるということなんでしょうか。階段は、川の中へ下りられる階段とかはつけるということなんでしょうか。そして、散策路としての整備が可能なのか、そういったことについてもう少しお聞かせ願えませんか。  現在の川幅ではそういった親水的な公園としての整備が困難だというお話があったと思うんですけれども、そのあたりはどうなんでしょうか。川幅が狭いといったって、見ていただいたら分かりますように、もちろん堤外水路があったりしますけれど、例えばですよ、これもっと河床を掘り下げていただいて水がもっとたまるようにする。河床を堀り過ぎたらブロックが積んでありますからブロックの根が浮いてしまうおそれがあると思ったりもするんですよ。そうしましたら、そこを根継ぎのコンクリートをもう少し幅を持って根継ぎコンクリートをすれば、そこは歩けるようになったりするんじゃないかなと私勝手に思ったりするんですけれど。  そして、深くして水が深くたまるようになればこういったように雑草が繁茂することも相当抑えられるであろうし、この川が深くなればそこにニシキゴイとかそんなものも放したらいいんやないかなと思ったりもするんですけれどもいかがでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 河川の整備の方法、親水的な整備の方法というのはいろいろな方法があろうかと思います。階段につきましては、今も川の中に井堰がありますので、そこへ下りれる階段もあったりしますので、同じタイプの階段であればつけられるのかなと思ったりもします。そうすると川の中には入れる。  根継ぎでもして深場をつくってというお話でございますが、これも河川というのは本来越水を防ぐという施設でございますので、そこらあたりに支障がないかというところは管理者と十分協議をしていかなければ実現できないのかなと思います。  可能な限り、どのようなテーマといいますか、どうしたいのかというのを明確にしながら県と協議を続けてまいりたいと考えております。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 初めに申しましたように、あそこはもう加東市の拠点、まちの拠点、顔になるということでございますから、本当に美しい環境に整備していただきたいと。でないと、拠点の整備はどんどん進んだとしても、ショッピングパークBioとの間の河川に草がぼうぼうであったら、これは加東市の顔とは言えないんではないかなと、そんな顔じゃないですよね、加東市は。もっときれいな顔だと思いますので、そういったことについて努力をお願いしたいと、このように思います。  千鳥川についても部分的には、あれは梶原の村がされてるのかどうか、ちょっと芝生を植えたりとかもありますよね。ですから、そういった形で整備したりすれば、マメフジというんですか、ああいうのも抑えながら環境がよくなるんじゃないかなと。せっかく市街化区域の中のあれだけ大きな川でございますんで、人がたくさん見て通るというところもございますし、せっかく桜堤はきれいになっておる、そこからのせめて明治橋まで、県道までの区間、あの辺りだけでもきれいにすれば、小元団地側は桜も植えてあったりしますし、非常に景観がよくなるんじゃないかなと思いますので、ぜひとも取り組んでもらいたいな、こんなふうに思いますのでよろしくお願いします。  それで、三草山の登山道なんですけれど、ありがとうございます。もう既に5月までには畑コースを整備するということでしょうか。畑コースですよね。言っておりますように、登山道の7合目、8合目、あの辺りを重点的に整備されるということでよろしいでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(小坂征幸君) おっしゃるとおり、写真撮られてるV字型になっているところです。実は、例えば畑コースでおけがをされた後には、実はちょっと触ったりはしてるんです。ただ、土のうじゃなくて地形を整えることをやっておりますので、またその後、梅雨どきの雨とかによってまたV字が広がったとは考えられます。  今のところ大畑議員もおっしゃってる土のうというのが一番有効な手段であると考えておりますので、相対的にまた点検させていただいて、大きく危ないと判断したところについてはそういった土のう対応という形で整備したいと考えております。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) それから、三草コースについてもV字で掘れておる部分もございます。それから、これは比較的下が掘れておるんです。途中はもう岩場が多いんですけれど、岩場の辺りなんでコンクリートの擬木でステップというんですか、それがしてあったと思うんですけれども、それがもう多分雨で浮いてしまって駄目になって撤去なさったのかなと思ったりもするんですけれど、擬木がたくさん登山道脇に積んであったりするんですよね。  ですから、今さらもう一度擬木を使ってということはできないと思いますし、適切ではないかなと思うんですけれども、そういった部分についてもまた現地を見ていただいて、もしもその擬木を使いながら整備していただけるんであれば整備していただいたらどうかなと思うんですけれども、三草コースのことについてはどんなふうにお考えなんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(小坂征幸君) お答えさせてもらったように、最後にお答えしたようにもう全般的な話で、やはり危険な箇所については自然な形で登りたいという要望があることも事実なんですよ。ですから、土のうなんかが一番いいと思います。  ですから、畑コースのほかのコースも擬木で階段とかつけてるんですけれども、やはり掘れてきて浮いてくるという現象はほかのところも起きてます。ですから、裾に、畑コースなんかでしたら1段低いところに土のうを並べて段差を低くするとかという工夫もしてるんですけれど、相対的にどういった形が一番登りやすいか、安全かというのも検討した上で修繕方法については考えていきたいと考えております。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) ありがとうございます。  あと今は鹿野コースが下りられないという表示になっていて、ため池の改修がありますから。でも、ため池の部分というのは本当に一番最後の部分ですよね。鹿野から行ったら本当にかかりの部分だけで、「山桜と椿の径」のところからはずっと通れますし、周回コースから10分、15分で駐車場まで行っちゃいますよね、歩けば。  ですから、例えば三草コースを登って鹿野コースへ下りて、この昭和池周回コースへ出てきてというコースも考えられると思うんですよ、十分に。そんなに時間かからないですから。だから、そういう案内とかもできるんじゃないかなと思うんですよ。非常にいいコースだと私は思いますけれど、昭和池周回コースも含め、三草コース、鹿野コース、昭和池の周りを回ってまた元のところへ帰ってくるとか。  今案内されておるのは登ったコースを下りてくださいという表示がしてあると思うんですよ。それもちょっといかがなものかなと思ったりもするんです。それで、私も登るときは、今はもう畑コースから登って三草コースへ下りて、それでそこからぐるっと上三草から下久米、上久米を通って畑コースへ戻るという、そんなこともやったりしてるんですけれど、非常に面白いコースだと思いますし、ぜひともそういった案内をしてもらったらどうかなと思ったり。  標準のコースタイム、こういうのもどこかに表示されたほうがいいのかなと思ったりもします。主なコースについては距離は出てるんですけれど、コースタイムなんかは出てない、表示がないんですけれど。そういったことも考えてもらったらなという、そんなふうに思いますがいかがでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(小坂征幸君) まず、池の工事の問題については、この辺はやはり工事中のリスクを下げるという意味で、あれ県営の工事でございましたので県とも話合いの上で一旦コースは塞ぐということはさせてもらってます。これは池の工事が完成すればもちろん周遊していただけるということになりますので、今のところはちょっと止める状況でしたらどうかなとは考えているところです。  ただ、周遊自体が確かにいろいろな枝分かれ、三草古道とか炭焼窯跡古道とかいろいろコースも分かれてますし、回り方によっては上がって下りるというだけじゃなくて、個人の工夫によってはいろいろなコースが組み合わせられることができるというのはおっしゃるとおりでございます。  そういった中で、今既に、例えば鹿野コース、畑コースということで分岐点にはできるだけ看板を立てるようにはしてるわけなんですけれども、そういった新たな周遊のニーズに応えるためにこういった角には看板を立てたほうがいいんじゃないかなというところがございましたら、今後ちょっと現地へもう一回赴きまして、調査研究の上で、これも答弁にも書かせてもらいましたけれど、増設するべきかどうかというのをもう一度じっくり考えて検討してまいりたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) それから、これも朝光寺のトイレへの誘導についても、案内看板を設置するということでございます。これでよく分かりやすくなるかな。ですから、廻渕から朝光寺を向いて走っていって、今、朝光寺こちら、三草山登山道、畑コースこちらとかという大きな表示がありますよね、その辺りにつけないと見えないんですよ。  今は登山道からT字路に来たところに朝光寺のトイレこちらとなってますから、廻渕から来た場合には全然見えないですから、この大きな看板の横、あるいは下辺りに朝光寺のトイレこちらという、それで朝光寺の吉祥院の前にもトイレの表示はあるんですけれど、あれもちょっと小さいんじゃないかなと私思ったりするんですよ。  ですから、そのあたりサインと申しますか、そういう看板をきちっともう少し分かりやすく大きくされたほうが親切なんじゃないかなと思いますので、そのあたりはいかがでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(小坂征幸君) 今おっしゃったとおり、登山口から帰り道に突き当たったら、右へ行ったらトイレへ行ける看板が立ってます。実は、今検討してる中では、実はうちの中では今立ってる左側の路肩の看板につけようかなという考え方も持ってたんですよ。  ただ、今議員おっしゃってた朝光寺、登山口という大きな看板があるのも事実でございます。ですから、どこに設置すれば登山客の方に見やすいかをちょっと今御意見いただいたんで再検討いたしまして、できるだけまずは登っていただく前にまずはトイレを済ませて、それから登山していただくと持っていくようにちょっと工夫はしてみたいと考えます。              (6番大畑一千代君「終わります」と呼ぶ) ○議長(小川忠市君) これで6番大畑一千代君の一般質問を終わります。  ここで昼食のため休憩を取ります。                午前11時48分 休憩                ─────────                午後1時30分 開議 ○議長(小川忠市君) それでは、休憩を閉じ、会議を再開します。  一般質問、次に3番鷹尾直人君の発言を許します。  3番鷹尾直人君。              〔3番 鷹尾直人君登壇〕 ◆3番(鷹尾直人君) それでは、質問通告に従いまして、3月議会の一般質問をいたします。  紹介議員となった請願2件の処理の経過及び結果の報告について。  報告の手続及び内容について全く納得できないので今回一般質問をいたします。ですので、出された結論について私は質問をしているわけではございませんので留意してください。  まず、スクールバスの通学方法の再検討に関する請願についてお尋ねいたします。  東条学園は今年1月から1年生から9年生までの子どもたちで新しい校舎での学園生活が始まりました。  これに伴い徒歩通学の子どもたちの中には日の出を待つこともなく歩道のない危険な通学路をこれまでよりも時間をかけて通っています。また、スクールバスを利用する子どもたちで通学時は学校と反対方向に歩いてバス乗り場まで行き、下校時は自宅を通過して降車場所まで行き、そこから来た道を歩いて引き返して家に帰るという通学をしている子どもたちもいます。  このような光景を見られた市民や保護者の中からも考えられないという声を私も聞いていますし、教育委員会にも声が入っていると思います。こういったことは校舎が移る前からも予想されましたし、それよりも全国で歩道のない危険な通学路などを通学する子どもたちが事故に遭うといった事象も数件発生したことなどから、市民の方からはスクールバスの通学方法の再検討に関する請願が議会に提出されていたが請願はどうなったということも聞かれます。  請願は12月22日付で教育委員会から議長宛てに請願の処理経過及び結果が報告されました。結果報告は、通学方法については教育委員会で決定した基準どおり通学する。乗降場所については追加する予定はないとのことでした。  そして、議会として引き続き請願者の願意の実現に努めていくために、2月4日に開催した総務文教常任委員会で、教育委員会事務局から定例教育委員会で「教育委員会としてはこの請願の対応について開校準備委員会、その他でいろいろ検討をし、決めてきたことをまだ実施もしていない段階で変更することはできない。」と申し上げ、委員からは「その方針で行ったらいいんじゃないか。」ということは確認した上で最終的には文書の中身、一言一句までは見てもらっていませんが結果報告をしたとのことでした。  そこで、お尋ねいたします。  1つ目、教育委員の方にお尋ねしますが、報告に至った経過処理について事務局の説明どおりですか。  2つ目、教育委員の方にお尋ねいたしますが、今回の請願処理経過は手続として問題ないとお考えですか。  この2点につきましては地方自治法で説明者という中では教育委員という方は議長から議場に入っていただくということはできないということでしたが、私としては教育委員の方に直接事実関係をお尋ねしたいと、そういう思いの中で質問をいたしました。答弁はどうなってるか分かりませんが。  3つ目、                                                                                                                                                                    4つ目、地理的条件により危険箇所を通る地区の児童全てに対応することは不可能とのことだが、これでは請願者の方は納得できないと思います。なぜ不可能なのか、その理由が書いてない。理由を説明してください。  次に、加東市山田錦等酒造好適米営農継続支援交付金の請願についてお尋ねいたします。  長年にわたり山田錦を耕作されてきて、令和2年に新型コロナウイルス感染症の流行により山田錦の需要減が見込まれることから食用米を耕作したことにより交付金が支給されなかったことから請願が議会に提出され、9月議会で採択されました。そして、11月24日付で議長宛てに請願の処理経過及び結果が報告されたのは御承知のところです。  そこで、お尋ねいたします。  1つ目、交付金支給の対象とならない理由を、減収を補填するものではないので交付金の対象とすることはできないとのことですが、請願者の願意をどう理解しているのですか、お答えください。  2つ目、1月7日に開催された産業厚生常任委員会において、私が委員外議員として委員長に発言の許可を取って行った質問に対し、市長から「今、委員外議員の発言なんですが、御意見はおっしゃったらいいと思うんですが、そのことに対し我々が答えることはないと思っているんですがいかがでしょうか。」と発言し、私の質問を打ち切られたのですが、市長がこの発言をされた意図をお答えください。  次に、通学路の決定と管理についてお尋ねいたします。  12月2日開催の総務文教常任委員会において東条学園新校舎の通学路及び通学方法について所管事務調査を行いましたが、このときに新しく通学路として利用する道路等について説明がありました。  そこで、お尋ねいたします。  1つ目、掎鹿谷の地域で管理されている道路を通学路と決定したのはどこですか。  2つ目、この道路の未舗装部分が舗装されましたが、どこが工事をしたのですか。  3つ目、私道を通学路として利用する場合の維持管理はどこがするのですか。  以上、お答えください。再質問を留保いたします。 ○議長(小川忠市君) ちょっと暫時休憩します。                午後1時37分 休憩                ─────────                午後1時38分 開議 ○議長(小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開します。  鷹尾議員。 ◆3番(鷹尾直人君) 大変失礼いたしました。私の原稿はちょっと古い原稿を読んでしまったようでございまして、申し訳ございません。先ほどの1項目めの紹介議員となった請願2件の処理の経過及び結果の報告についての3項目めについて取消しをさせていただき、もう一度質問をさせていただきたいと思いますがいかがでしょうか。 ○議長(小川忠市君) ただいま鷹尾議員から発言取消しの申出がありました。これについて皆さん、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認め、取消しをさせていただきます。  それでは、改めて3点目の御質問をお願いします。登壇の上お願いします。              〔3番 鷹尾直人君登壇〕 ◆3番(鷹尾直人君) 誠に申し訳ございません。  それでは、3項目めの質問をいたします。  2月の総務文教常任委員会で請願の対応を審議したとのことであったので議事録を請求し2月24日付でこの請願の教育委員会での議事録要約版が提出されました。11月の定例教育委員会で協議されているのなら会議次第、また公表している当日の会議録にも記録があるべきと思いますがなぜないのか、請願をどのように受け止めておられるのかお答えください。  以上でございます。誠に申し訳ございませんでした。よろしくお願いいたします。 ○議長(小川忠市君) それでは、3番鷹尾直人君の質問が終わりました。  理事者の答弁を求めます。  市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、鷹尾議員の御質問にお答えいたします。  私からは1項目めの2点目のうち、本年1月7日の産業厚生常任委員会での私の発言についてお答えを申し上げます。そのほかのことについてはそれぞれ所管部署からお答えを申し上げます。  質問をいただきましてから加東市議会ホームページに公開されております質問に関する本年1月7日の産業厚生常任委員会の映像を当時のことを思い起こしながら数回閲覧いたしました。映像は全体で58分15秒と表示されております。  映像と記憶によりますと、53分22秒に傍聴席におられた鷹尾議員が発言許可を求められました。委員長は委員会に諮られ、「では許可いたします。」とされました。そして、マイクの受渡し等を経て50秒間、鷹尾議員が発言されております。  その発言の最後の部分で、「まず理事者側の方、今回の請願者の願意は何なのかお答えください。」と言われました。間を置きまして、私が挙手をして委員長に発言許可を求めました。委員長からの「はい、市長。」との発言許可を得て。私は「委員外議員の発言なんですが御意見はおっしゃったらいいと思うんですけれども、そのことに対して我々がお答えするということはこれはないと思っておるんですがいかがでしょうか。」と発言いたしました。  鷹尾議員の質問の中で「市長からはこれこれと発言し──これこれというのは先ほど申し上げたところでございますが──発言し、私──鷹尾議員──の発言を打ち切られたのですが。」と言われました。私、安田が鷹尾議員の発言を打ち切ったと言われておるのか、市長があんな発言をするから委員会から発言を打ち切られてしまったじゃないかということを言われておられるのか、どちらにしましても再度鷹尾議員の発言許可を求めての挙手があったからだと思いますが、委員長の「はい、鷹尾議員。」との発言許可を得られて、鷹尾議員は55分10秒から57分47秒まで2分37秒の間、2度目の発言をされておりましたが、鷹尾議員の発言中に委員会の委員から「意見として聞いとってください。」ということを委員長に向かって発言されております。  そして、委員長から「はい、意見としてお聞きしておきます。」との発言があり、続けて「それではこれで請願第3-1号に対する処理の経過及び結果の報告について調査を終わります。ここで理事者退席のため暫時休憩いたします。」とされ、鷹尾議員が最初に発言を求められた53分22秒時点から4分53秒後の58分15秒で映像は終了となっております。  申すまでもなく、委員会において私に委員あるいは委員外議員の発言を打ち切る権限はございません。私の発言の意図はということでございますが、委員長に先ほどの発言のとおりお尋ねをしたものでございます。  以上、私からの答弁とさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 産業振興部長。              〔産業振興部長 小坂征幸君登壇〕 ◎産業振興部長(小坂征幸君) 3番鷹尾議員の1項目めの2点目、加東市山田錦等酒造好適米営農継続支援交付金に係る御質問の1つ目についてお答え申し上げます。  御質問の請願者の願意をどう理解しているかでございますが、請願者の願いの趣旨は売上げが半減した上に見捨てられた耕作者が救済され、加東市山田錦等酒造好適米営農継続支援金交付金と同等のものを交付していただきたいということだと理解しています。  今回のコロナ禍のように多くの農業者に減収等の大きな影響が出る場合、一般的に行政が対象者に支援金等を交付して支援する手法としては2つの方法が考えられます。1つは収入や所得が減少した人に減収分を補填する方法と、もう一つは支援する時点で作付を継続している人に支援し産地を支援していく方法です。  今回、本市においては後者の産地を支援する方法を採用しました。請願書に売上げが半減したと記載されている中で、2つある方法のもう一つである減収補填ではないということをお伝えしたかったので、「請願に対する処理の経過及び結果の報告について」にそのように記載いたしました。  以上、鷹尾議員の1項目めの2点目のうち、願意をどう理解しているかの御質問に対するお答えとさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 教育長。              〔教育長 藤本謙造君登壇〕 ◎教育長(藤本謙造君) それでは、3番鷹尾議員の1項目め、紹介議員となった請願2件の処理の経過及び結果の報告についての1つ目、スクールバスに関する請願についての1点目と2点目、教育委員への御質問について、教育長である私からお答え申し上げます。  まず1点目、請願の処理経過について事務局の説明どおりですかという御質問ですが、2月4日の総務文教常任委員会でも申し上げたとおり、11月26日の定例教育委員会で協議を行っています。この際には事務局からの提案、そして承認という形ではなく、教育委員一人一人から意見を伺い協議をいたしております。  その上で安全、安心な通学という願意は理解できるが、スクールバスの運行は学校が一つになることで生じる遠距離通学者の負担をどう軽減するかを主眼に開校準備委員会で協議検討いただき、通学の基本方針、通学方法を決めてきた経緯があり、現時点では変更すべきでないとすることが最終的にまとまったということでございます。  さらに、今後請願が採択され市議会から結果の報告を求められた際には開校準備委員会で協議いただき教育委員会で決定した現在の基準どおりとして回答することで了承いただいております。  2点目、今回の請願の処理経過は手続として問題ないと考えているのかについてですが、議員がおっしゃられているとおり、請願に関することについては教育委員会の事務委任規則により教育長に委任されていない事項でございます。  このため先ほど申し上げましたとおり教育委員一人一人から意見を伺い対応方針を決定し、報告することについても了承を得ていることから、手続としては問題ないと考えております。  今申し上げた2点につきましては教育委員の皆さんに確認した上での答弁でございます。しかし、今回の対応につきましては非公開とすべき内容が含まれていたとはいえ協議案件として上げなかったことや、議事の全てを非公開とし要約筆記にとどめていたことにつきましては議員の御指摘のとおり審議した事実とその内容をお知らせできないこととなり、その点については反省しているところでございます。  このため2月の定例教育委員会において協議の内容を公開できてない現在の状況を教育委員に説明し、協議事項議事記録(要約版)(案)を確認いただきました。また、11月の意見を思い出していただきながらそれぞれの委員から発言していただいた内容を協議事項記録とともに2月の議事録として公開することについて了承いただきました。  今後におきましてはこのようなことがないよう努めてまいります。申し訳ございませんでした。  以上、鷹尾議員の1項目めの1つ目の1点目と2点目の御質問のお答えとさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。              〔教育振興部長 田中孝明君登壇〕 ◎教育振興部長(田中孝明君) 3番鷹尾議員の1項目めの1つ目、スクールバスに関する請願についての3点目と4点目の質問にお答え申し上げます。  まず3点目、請願について定例教育委員会で協議されているなら会議次第や議事録にも記録があるべきではないかとの御質問ですが、先ほど教育長からの答弁と重複をいたしますが、議員の質問にございますように非公開で協議するに際しましても定例教育委員会の協議案件として次第に掲載した上で扱うべきで、審議内容についても公開できる範囲で公開することを協議すべきであったと思っております。  また、請願をどのように受け止めているのかということでございますが、子どもの安全を確保したいという請願者の願意は十分に受け取っております。その思いは教育委員会はもとより学校でも共有しております。安全な通学路とするためには保護者や見守り隊をはじめ、地域の方々の御協力は絶対必要なものであり、今後も家庭や地域との協働の取組として学校と連携しながら安全対策に取り組んでまいりたいと考えています。  次に4点目、地理的条件により危険箇所を通る地区の全ての児童に対応することが不可能な理由についてでございます。  通学の安全確保は大変重要な共通の課題であると認識しております。危険箇所を通る地区の児童全てをスクールバスの乗車対象とする場合、同様の条件となる児童については市内全校でスクールバスを整備しなければならないことになります。  請願書にございます地理的条件により安全、安心して通学できない地区の地理的条件とは、「歩道が未整備」、「急勾配の坂道」、「人けの少ない道路」でございました。ある学校では学校周辺の道路に歩道がなく児童全員が歩道のない道路を通学しています。また、大半の学校で交通量の少ない道を通学路に指定することで交通事故の防止に努めておりますが、こうした道には歩道がありません。  以上のことから、地理的条件に当てはまる対象児童は大多数となることが予想されます。大多数の児童をスクールバスで対応しようとした場合、乗降できる駐車場、車両やドライバーの確保をはじめ、児童の安全確保を含めた学校周辺の交通整理など、全てに対応することはできないため不可能とお答えをさせていただきました。  なお、通学路の安全対策は従来から学校による通学指導や、保護者や地域の皆様に御協力いただいている見守り活動、また通学路安全プログラムによる立て看板や防犯カメラ、防犯灯、白線の引き直しなど、ソフト、ハード面の両面から地域を含め関係機関が一丸となって安全確保に取り組んでおります。  以上、鷹尾議員の1項目めの1つ目の3点目と4点目の御質問の答えとさせていただきます。  引き続きまして、2項目め、通学路の決定と管理についての御質問にお答え申し上げます。  まず、1点目でございます。  通学路の決定に関しましては学校とPTAが協議し、学校長が決定し、教育委員会が報告を受けております。  次に、2点目、この道路の未舗装部分が舗装されたがどこが工事をしたのかについてでございますが、この道路は多面的機能支払交付金を活用し掎鹿谷地区が令和2年度に工事実施計画を作成され、令和2年度から令和3年度にかけて工事を実施されています。  土地の所有名義は加東市となっておりますが、実際の所有権は地区であり、維持管理は地区が行うものとして覚書を交わしている道路でございます。  次に、3点目、私道を通学路として利用する場合の維持管理はどこがするのかの御質問についてでございます。  通常、道路の維持管理は道路管理者が行います。私道に関しましては別途覚書や取決めをしない限りは土地所有者が維持管理をすることとなります。  なお、このたび御質問いただいております掎鹿谷の道路につきましては地区が管理をされている公衆用道路であることを申し添えます。  以上、鷹尾議員の2項目めの質問のお答えとさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 理事者の答弁が終わりました。  再質問ございますか。  3番鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 大変失礼をいたしました。  それでは、順序が変わりますが、通学路の掎鹿谷地区が管理されてるという通学路の決定と管理の部分ですけれど、これからちょっとお尋ねしますが、これ今申されてましたように掎鹿谷が舗装されたということなんですよ。本来は、これやはり使うということですんで、今回大畑地区をやられますよね、教育委員会が。私はあれが筋やと思うんですよ、あれがね。  ただ、これ、私、区長さんに会いに行ったんですよ。ほんで、「市にお願いしてますから市がやってくれると思いますよ。」と言ったら、「いや、もううちやりましたよ。」と。私も工事やってるのを見ましたんで。「これどこがされたんですか。」って言ったら、「掎鹿谷地区がしました。」とおっしゃったんで、私が逆に「誠に迷惑かけましたな。」って謝ったんですけれど。  区長さんがおっしゃるには、「子どもが安全に通るために、掎鹿谷地区がいいですよと言うとる限りは安全を確保するためには舗装せないかんかったやろう。だから舗装したんです。」とおっしゃったんですよ。  だけれど、私はあれ今後は、あのときほかの議員も市でやったらええがなっておっしゃってましたよね。私はそれが筋やと思うんです。だから、今後こういったところについてはやはり市で対応していただきたいと、このように思うんですけれどいかがですか。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 通学路の舗装ということですので教育委員会から、私からお答えをさせていただきます。  通学路の舗装をさせていただく件につきましてはケース・バイ・ケースと考えております。来年度、大畑地区の公民館について舗装するための事業費を計上させていただいておりますが、これにつきましてはその舗装をするためというよりは、坂道の勾配を緩くする、今現在、公民館に入る坂道にスクールバスが停車をして、坂道で児童が乗降しておる状況でございます。これについて議会からも、危ないんじゃないかという御意見をいただきまして、これについては教育委員会の中でも協議をさせていただきました。  その中で、やはり安全に乗降するには坂道の下、平らなところで乗り降りをしないといけないだろうという判断をさせていただきまして、必要な範囲の中で坂道の勾配を変えて必要最小限の部分について舗装をさせていただいて、安全に乗り降りできるようにしたいということで地元の区長さんに御相談を申し上げ、それについては役員さんにも、村でも了解をいただいたという認識でおります。  今度、それを通学路全てについて、舗装がないと危ないじゃないかという認識については少しそういう認識を持っていないところもございますので、通学路全てを市が舗装するということは考えておりません。 ○議長(小川忠市君) 3番鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) もう手短に答えてください。  じゃあ、お尋ねしますけれど、市道5078号線、これどこか分かります?あのときに舗装されてないところがありますでしょって私言いましたよね。その前から常々に通学路となったら新しいところぐらいは教育委員会も見に行くべきでしょという話もしましたよね。あそこだけじゃなかったんですよ、私行ってるんやけれど。保育園に行くあの直前のところ、十五、六メートルですわ。あれ舗装してあるところと地道のところ、ぎりぎりのところが穴ぼこが空いてきとんですよ。多分今日やったら水たまりができてると思いますわ。そういうところを子どもが通っていっとんですよ。あれが市道5078号線ですよ。あれ市道ですよ。それをほったらかしですよ。  ほんで、9月補正、通学路の補正予算を取ってくれはりましたよね。私はあれはしてくれはると思ったんですよ。教育委員会、何も言わんかったんだと思いますけれど、まだずっと天神バイパスが開通してからまだずっと未舗装のままですわ。  今、私道がケース・バイ・ケースとおっしゃいました。それは全てのところがという話になればそうかもしれませんけれど、一部が舗装されてないところとかそういうところを通る場合やったら、私は市が舗装したってかまへんと思いますし、ましてやこれ市道ですよ。それが舗装されてない。そこを新しく通学路として使います。にもかかわらずほったらかしたまま、こんなんどないなんですか、これ。  これは土木課ちゃいますよ。これ通学路として、だから自分らが見たら、教育委員会、気がつくでしょ。気がつきはったら土木課にしてくださいというてお願いするのが筋やないですか。僅か十五、六メートルといえば、多分20万円までやと思いますわ。私も多面的機能支払交付金事業で区長してるときに舗装させていただきましたんで大体分かりますけれど。  そんなん、こんなん一言お願いされたらええんですよ。これ何でしないんですか。もうそれだけ答えてください。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) その分については土木課と協議をさせていただきまして、令和4年度の予算で舗装対応するということで調整済みでございます。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 調整済みだったらいいですけれど、普通は1月、子どもたちが通るまでにしてもらわんとあかんと思います。これはお願いしときます。  それと、私道を使う場合、これやはり表面管理は市がせんと、通学路として使うんでしょ。けがしました、何かありました、穴ぼこ空きました、穴ぼこ空いたらそのたびに地元が舗装せなあかんじゃないですか。表面管理ぐらいだったらレミファルトで穴埋めできるものがあるじゃないですか。この辺はよう検討してください。もう今日結論もらってたら時間がないんで、もうそれだけお願いしときますわ。  元へ戻っていきますけれど、スクールバスですけれど、これ教育長も先ほど手続の問題、そういったところということをおっしゃっていただいたんで私はあれですけれど、やはり何が言いたいかというと、先ほども申しましたけれど、これ要約版頂いてますよね。ここにどう書いてあるかといったら、11月26日金曜日の教育委員会終了後、3時45分から5時30分まで、市役所3階302会議室、スクールバスの通学方法の再検討に関する請願についてとこういうことですよね。  普通、この請願の審議ということになると慎重が上でも慎重にすべきものじゃないですか。その辺がお分かりになって今後こういうことはないと思いますけれど、でもやはりこういう問題は閉会後なんてもってのほかやと思いますよ。議会軽視も甚だしいと私は思います。  議会よりも請願者、市民の方に対して、こんなん胸張って皆さん答えられます?この請願に対してこう返しますわって胸張って返されへんでしょ。  なぜかというと、これ11月30日に本会議で審議したわけですよ。それにもなってない。だから、請願審議というと、もうこれ釈迦に説法ですけれど、本会議でも「どういった意見もありました」でしょ?総務文教常任委員会ではこういう意見がありました。本会議でもこういう意見がありました。そういう意見の中で採択されました。ということも、これ教育委員の皆さんにしっかり説明していただいて、教育委員の皆さんが一人一人、今回ここへ書かれてますけれども、御意見をおっしゃってというのは分かります。  ただ、先ほどの質問でも言いました。一言一句云々という話なんですけれど、これ普通、請願審議される場合、こういう報告を議会にしますよというと、これ文案まで示すべきですよね。これ、私だから今日は教育委員、ほんまは出てこられるんやったら出てきていただいてそういうことも、教育委員ですから知っておられると思いますけれど、そういう認識はないんだったらそこらをしっかりとしていただきたいということもあったものであえて教育委員にお尋ねしますとさせてもろうたんですけれど。  これやはり教育委員もそのあたり、私やったら11月やられたら、「いや、これはちゃうでしょ。」と言いますし、文案もなしにこんなもの協議していいんですかと。これ委任したらあかんことを委任してるじゃないですか、逆に。それをお分かりになっていただいてますんでこれ以上は言いませんけれども、やはり請願に対しては正面から向き合ったってくださいよ。  ほいで、なおかつ先ほども言っていただきました、子どもの命に関わることだということですよ。そこらあたりを今後も対応することを答弁いただきましたので、この分についてはそれで置きますけれども、そこだけはしっかりしといてください。  ほんで、このできない理由、この辺も、これ教育委員会事務局がお考えになった理由だと思うんですよ。これを果たして教育委員もほんまにそのとおりやとお認めになるのか、そこらあたりも私は知りたかったわけですわ。  地理的条件に当てはまる対象児童は大多数となることが予想されますということなんですけれど、これ本来ならばね恐らく四~五年先までの子どもの数というのは大体把握できると思うんですよ。東条学園は大体もう見えてますわ。今より増えないと思います、私は。社地域小中一貫校、これから令和7年に開校ですよね。じゃあ、令和7年の開校時に社の児童・生徒の数はどうなるのか。  なおかつ、今おっしゃっておられる危ない場所を通ってくる子どもさんがどれぐらいいらっしゃるのかということもやはりきちっと数字で出して、滝野地域小中一貫校の場合も令和9年ですよね。恐らく令和9年になれば今の数よりも僕は少なくなるんじゃないかと思います。分かりませんけれど。逆に私は多くなってほしいんですよ。ですけれど、少子化の中ですから非常に難しい、厳しいかなと思いますが、そういったことをやはりきちっと教育委員会事務局としてはですよ資料作られて、それを教育委員にお示しして、この文案についてはこういう資料がありますから、想定がこうできますと、そうやって、教育委員会としてはこういうことにしましたという結果報告を議長に出されるというのがこれ一般的なやり方だと思います。これもほんまに釈迦に説法ですよ。私はそうしてきました。  だから、そういうふうに今後はきちっと受け止めて、私たちの考えはこうです、胸を張って返していただける対応をやりますと言うてはるんで念押ししたらいかんか知りませんけれど、もう一回念押しだけさせてください。 ○議長(小川忠市君) 教育長。 ◎教育長(藤本謙造君) 先ほど御意見いただきましたことを受けまして、しっかりとやってまいりたいと思います。  1つ申し添えますと、今回請願、嘆願等出ておりますが、その際に歩道のない場所ということにつきましては教育委員共々私ども一緒にその場所をしっかりと見させていただいた上でどうすることができるかなということを含めて協議をしていることを申し添えたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) あのね、今ちょっと教育長から出ましたけれど、次私言おうと思ってたんですけれど、これ嘆願書が出ますよね、要望書、嘆願書。これもやはり一緒なんですよ。これはもう一切されてないでしょう?教育委員会にお諮りにならずに事務局でお返しされてますでしょう、回答は。これ規則に沿ったやり方じゃないんですよ。  ここに書いてあるのは、請願、陳情、訴訟及び審査請求に関することは教育委員会は教育長には委任できないということなんですよ。それを皆さんは教育委員会事務局だけでされてる。やはりこのあたりはしっかり反省していただかないと、もう市民の方はそういったことは一切お分かりになっていないと思います。  でも、やはり行政、手続としては皆さんが決められたルールじゃないですか。そのルールをやはりしっかりと守って市民の方に返していただかないと私は駄目やと思います。  だから、今皆さんは請願、請願って私が言うたら請願だけやと思いはるやろうと思いますけれど、そうじゃなくて、そこに書いてますとおり、請願、陳情、訴訟及び審査請求に関することは、これは委任できないんだからしっかりと教育委員会で議案として上げていただいて、教育委員会としてそれぞれの要望をなさった方なり、議会にお返しいただくということだけは今後守っていただきたいなと思います。  今度、山田錦なんですけれど、先ほど願意については本市において後者の産地を支援する2つ……「コロナ禍に多くの農業者の減収等の大きな影響が出る場合、一般的に行政が対象者に支援金等を交付して支援する手法とは2つの方法が考えられます。」ということでしたね。1つは収入や所得が減少した人に減収分を補填する。もう一つは支援する時点で作付を継続しとる人に支援し産地を支援していく方法ですということがあって、今回については減収補填ではないということをお伝えしたかったとお答えになったんですけれど、そうじゃなくて、これ減収補填してくださいなんか一つも書いてないですよ。  読みましょうか、これ。何をしてくださいって書いてあるか。「令和2年度のみ山田錦の栽培を中止し食用米に転換した者への交付金支給をお願いします」と書いてあるんです。理由の中に、本来は山田錦を生産するところ、山田錦の減産に協力するため食用米に品種転換した結果、売上金額は半減した上に、5月24日付で山田錦の耕作者に送付されました加東市山田錦等酒造好適米営農継続支援交付金は令和2年度営農計画書、要は細目書を根拠に云々と、これはこういうこともあるんですよと言うてはるだけですよ。減収を補填してくださいなんて何も言うてはらへんわけですよ。でしょ?  してほしいのは、同じように交付金の支給をお願いしますと。令和2年だけ山田錦つくっとらへんたんやと。食用米に変えたんやと。そういった人に交付金の支給をお願いしますとおっしゃっとるわけですよ。  なのに、返ってきた報告書は減収補填するものじゃないって。これ私、資料請求、教育委員会の分も資料請求をさせていただきまして、決裁いただきましたよ。これ担当課だけやのうて、そのほかのところも決裁されてますよね。本来やったら決裁見てはるんやから、この決裁を見てどうも感じられないんですかって一人一人聞きたいんやけれど、そんなことしたところで仕方がないんでしませんけれども、やはり願意に対して正面から向き合ってくださいよ。こんなもの願意は、もう一回聞きましょか、これ減収補填と言うてはるかどうか、答えてもらえますか。 ○議長(小川忠市君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(小坂征幸君) 確かにさっき読まれた請願の内容の中で、交付金に代わるものということで私も先ほどの回答の中には同等のものという書き方をさせていただいたんですけれども、何かしら市で請願書の中にも減収、かなり減収している、また請願者の方にお出会いした中でもかなり収入が落ちたということもお伺いした中で、市の中で交付金ということを書かれてるんですけれど、何かできることがないかという検討はしたのは事実でございます。  そういった中で、やはり交付金に代わるもの、また今回の交付金についても支給ができなく、また減収の補填もできなかったという結果の中での回答でございます。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) やはりこれ、私ちゃんとお返ししましたよ、請願者の方に。こんなこと何も言うとらへんがなっておっしゃってますよ。だからこの前、先ほど市長から答弁いただきました、産業厚生常任委員会で、それは委員外議員ですけれど、そこのところの質問を産業厚生常任委員会の委員からしていただけなかったので、私はそこをきちっと押さえておきたいなということでお尋ねしたわけですよ。  請願というと、これ議会が市長に、この山田錦はですよ、請願はこう来てます、願意はこうです。議会もそれを認めます。だから、できるだけその請願者の方の意に沿うことで一度検討してくださいという話じゃないですか。  ただ、結論を市側がどう出しはるか、それはもう出された結論に対してはそれはもうそれで受け入れるということですよ、請願者の方も我々も。  ただ、おっしゃってる願意に沿った答えが返ってきてたら、理由づけが、これは納得されますよ。私はそれ初めに紹介議員になるときに言うてますから。それを議会が認めた。だから、私は産業厚生常任委員会の所属じゃないけれども、議員がそれは議会として認めたということは一人一人がそう受け止めないけないじゃないですか。どういうものであろうがもう議会としてそれを市にお願いしてるということですから、やはり議員も一人一人が受け止めて、返ってきた報告書が請願者の願意に合うてるかどうかということを見て、それに対しておかしかったらおかしい、それは言うべきやと私は思ってます。  願意をどう理解してるかということは今言いましたように、請願者の方もそういうふうにおっしゃってるし。ただ、私はこの前の産業厚生常任委員会の中で事務局の方が、要は説明された報告を聞くと、こういう書き方をしなくても皆さんの考え方をきちっと書いていただいてこうですとおっしゃったら、それは納得されるかせえへんかは別ですよ。でも、願意に合った答えが返ってきてるということの受け止めはできたと思ってるのが1つ。  だから、この辺、もう一度あのときの答弁、部長と課長がしていただきましたよね、課長がしてくれはったんかな。あれをもう一回読み返していただいて、書き方としてはこういう書き方があるということをしっかりと反省をしていただきたいなと思うのが1つと。  おっしゃってるのは、今回、令和4年度予算で食用米についても令和4年度は1反当たり2,500円、という話を要求されてますよね。山田錦については引き続き1反当たり5,000円ですよね。要は、ああいうことを市としても考えておられるんやったら、だから答えのときに、こうこうこういう理由でこの内容についてはできませんと。でも、こういうことについては継続して市は検討しますとかという、やはり相手の立場に立って、考えておられたんだったら、今回、今言いましたように、山田錦も食用米も両方、金額は違いますけれど予算要求されてるじゃないですか。  だったら、そういう検討はやりますとかということを一言でも書いてくれてたら私かてもっと納得できんねんけれどなということをおっしゃってたんですよ。そのあたりはどうですか。お答えください。 ○議長(小川忠市君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(小坂征幸君) 同じ話になってしまうんですけれど、減収の点につきましては交付金に代わる、交付金と同じものということでありましたけれども、市としては多方面といったらおかしいんですけれど、いろいろな視点から考えて何かしら請願に対するできることはないかというのを検討したことは事実でございます。  ですから、市の検討結果のところを書きましたので少しおっしゃってる交付金を同じものをというところからはずれたかも分かりません。ただ、いろいろな検討をした中での減収も1つ出せたらなというところも踏まえて考えたところの一つでございます。  あと、最後の令和4年度の分ですけれど、確かにこの頃、既に準備はしかけておりました、正直なところ。ただ、あくまで各部署での担当レベルの話でございますので、公に令和4年度にできるとか、そういうところはなかなか公表できないというところでちょっとふわっとした書き方になっとんですけれど、一番最後の2行なんですけれど、なお引き続きの以降、これはもう正直なところ令和4年度の今回の分も幾分考えた上での回答でございます。  ですから、この時点ではやはりきちっと市の中で市の方針として5,000円、2,500円の単価もそうですし、出すというところまで決裁上も決まっておりませんでしたので書けなかったというところでございます。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) よく分かります。これがなぜ私も言ったかといいますと、これ11月24日付で来てますから、予算なんて11月入ったら大体要求していきますよね。1次査定が12月頭ぐらいで入ってくるということですよ。  ただ、この案件が初めからストレートで上がっていくかどうかというのもそれは分かりません。それはもう市長判断やと思います、これは。今回の食用米と山田錦、交付金を出すという判断をされたのは市長の政策決定やと思いますわ。  ただ、この時点だったら、今部長おっしゃったように、ある程度見えてるんでもう少し、市民の方がこれ見られたって何にも分からへんわけですよ。だから、もう少し市民の方が、いや、具体的に書かなあかんこと違いますよ。もう少し分かる内容で出してもらってたらなって。これやったらもう全然願意にないことで否定されるわ、今後どうするというのは……これだけれど「日本酒販売の促進を含めた」という話がやはりぱっと来るじゃないですか。日本酒の販売会ということになりますよね。だから、こういう書きぶりをもう少し、そのまま出すことはできなくても、含みを持った書き方をもう少し考えていただけたら、これは請願者の方も御理解いただけたなと。  ただ、今やり取りしてて。今部長のそういう御発言もありましたし、予算そのものも今回つけておられますから、そういったところはしっかりと受け止めていただけるとは思いますけれど、そういうところも含めて今後市ももう少し請願に対する対応の仕方も勉強していただきたいなと思います。  最後に、市長に対して、今市長のどういう思いであのときに発言されたのかということ。誠に人によったら失礼なことを聞いとるなとお思いになるかもしれませんけれども、私はあえてこれを書かせていただきましたのは、市長も市の職員のときから入れたら本当に半世紀、行政に携わってこられた方です。ですから、それは私も重々理解しておりますし、そういった議会の中のことは議事整理権というものは委員会においては委員長、こういう議会においては議長がお持ちだということも十分御承知の上でおられるというのも私、思ってます。  ですから、こういう質問をしたのは非常に逆に言うたら失礼かなとは思いますが、改めてそういうところをしっかりと私どもも受け止めておかないかんというか、認識しておかないかん問題だということと、やはり市長、そうおっしゃっても私どもは市長が重いんですよ、発言は。市長はそうでなくても、私どもは受け止め方は非常に重く受け止めるということを私は感じました。ですんで、あえて二元代表制、きちっとやはりこれからはそれぞれの、市長の先ほどの答弁をいただきますと、それぞれの立場、十分にわきまえとるでということを私は感じております。  そういう中で、行政は行政として、議会の運営については議会がしっかりと議事整理権を発揮して、お互いに問題に対して協議、議論を交わして市民が住みよいまち、住み続けたいまちをお互いにつくっていく必要があるんだろうなと。そういうことをきちっと我々も認識せないかんやろうなということで、誠に失礼だったかもしれませんけれど、あえて質問をさせていただいたというところなんです。お答えもそういうお答えをいただいてますし、我々はそういう認識の中で今後議会活動を続けていきたいなと思っております。  以上で私の3月の一般質問を終わらせていただきますが、質問の当初に当たりまして、誠に失礼な質問を2度も繰り返してしまいました。これは言い訳がましいんですが、当日、今もらった教育委員会から答弁をいただいたものですから、ちょっと修正したもので古いのを読んでしまいました。ここでおわびを申し上げます。  以上で終わります。 ○議長(小川忠市君) これで3番鷹尾直人君の一般質問を終わります。  ここで休憩を取ります。                午後2時30分 休憩                ─────────                午後2時45分 開議 ○議長(小川忠市君) それでは、休憩を閉じまして、会議を再開します。  一般質問、次に、13番藤尾 潔君の発言を許します。  13番藤尾君。              〔13番 藤尾 潔君登壇〕 ◆13番(藤尾潔君) 藤尾 潔が通告に基づきまして2点、一般質問させていただきます。  1点目は兵庫県の空き家等の活用の促進に関する特例の条例についてです。  兵庫県では「空家等活用促進特別区域の指定等による空家等の活用の促進に関する条例」を制定して空き家問題に取り組もうとされています。この条例では市町が空き家等活用促進特別区域を制定して空き家の管理者に活用計画の届出を求める一方で、市街化調整区域における規制の緩和や狭隘道路に面する土地の建築制限が緩和されるものとなっています。  これからの条例ではありますけれども、市としてこの条例への見解を求めるとともに、この条例の活用についての見解を伺いたいと思います。  2点目です。コロナウイルス罹患後の行動の啓発についてです。  この通告自体は3月1日にしておりますけれども、現在、今日まん延防止が解除ということだったと思うんですが、実は9月もこのような状況で、ただ気になりますのは9月のときというのはかなりもう私が議会で質問をしたときに感染者がほぼいない状態だったんですけれども、今回は感染される方がかなりいらっしゃる状況で解除になってます。  そのようなことから、やはりこの発熱等の症状が見られる方もおられる中で、市のホームページではワクチンの情報も公開されてますし、予防の情報、マスクとか、うがいとか、そういう情報は公開されているんですけれども、発熱になった場合に医療機関の受診の方法とかその後の対応についてもホームページ等で分かりやすく解説すべきではないかと思いますが見解を伺います。  また、外国人の罹患者も増えて医療機関で意思疎通が難しいケースもあると聞きます。各言語に対応したカードの配布など、サポートの在り方を考えるべきではないかと思いますが市の見解を伺います。  以上で1回目の一般質問を終わります。 ○議長(小川忠市君) 藤尾 潔君の質問が終わりました。  理事者の答弁を求めます。  都市整備部長。              〔都市整備部長 大畑敏之君登壇〕 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 13番藤尾議員の1項目め、兵庫県の空き家等の活用の促進に関する特例条例についての御質問にお答え申し上げます。本条例は空き家等を有効活用することにより管理不全空き家の発生を予防するとともに、空き家等を地方回帰の受皿として流通・活用することにより移住・定住及び交流の促進並びに地域の活性化に寄与することを目的に制定予定で、本年4月から施行される見込みでございます。  具体的には、空き家を活用して移住促進や地域活性化に取り組みたいという地域を「空家等活用促進特別区域」、いわゆる特区に指定するものですが、指定に当たっては地域の理解を得るとともにその地域の特性に応じた空き家等活用方針を定める必要があり、単純に指定できるものではないと捉えております。  特区に指定されますと、例えば市街化調整区域内に線引き前からある建築物を除却した後の更地にその土地を購入した第三者が住宅等を新築できるといった規制緩和が行われます。また、空き家所有者は空き家情報の市への届出や、市はその情報を連携する団体に提供し、連携する団体は空き家所有者へ空き家バンクへの登録サポートや空き家活用の働きかけを行います。  さらに、どこを特区に指定するかといったことも重要な課題でして、全市域を指定するのか、限定的に指定するのか、限定的に指定するなら市街化区域なのか、市街化調整区域なのか、小学校区単位なのか、集落単位なのかといったことも市だけではなく地域や関係者と議論し調整する必要があります。  空き家は地域にとっても、市にとっても大きな課題、社会問題となっており、この条例制定は空き家の様々な課題解決に向けて大変有効な手法の一つと捉えておりますが、特区の指定についてはまだまだ不透明な部分が多く、様々な調整もありますので引き続き調査・研究してまいります。  以上、藤尾議員の1項目めの御質問に対するお答えとさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。  そこ、静粛に願えませんか。15番、16番、静粛に願います。  すいません、どうぞ。              〔健康福祉部長 大西祥隆君登壇〕 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 13番藤尾議員の2項目め、コロナウイルス罹患後の行動の啓発についての御質問にお答え申し上げます。  医療機関の受診方法などを市ホームページ等で分かりやすく解説することについては以前から市ホームページや広報かとうで周知をしてきたところでございます。受診後の対応については新型コロナウイルス感染症が感染症法に基づく指定感染症に分類されており、本市を含む北播磨5市1町の場合、加東健康福祉事務所が対応されております。  患者数の多寡によって県の対応に変化がありますが、陽性者には個別に連絡を入れ健康観察などを実施する一方、濃厚接触者に該当する人に対しては陽性者から濃厚接触者に連絡し御自身で健康管理を行う必要があることを周知していると確認しております。このため県ホームページとのリンクを新たに追加いたしております。  2つ目、外国人罹患者へのサポートの在り方につきましては、本市では新型コロナワクチン接種に関する情報につきましては多言語表示シートなどを市内15の個別接種医療機関に配布させていただきましたが、通常の診療で使用されるカードとなると翻訳が必要な症状が多岐にわたることや医療専門用語の翻訳となるため、診療科ごと、また病歴や病状経過、具体的な症状など診察時に必要な内容に対応したカードの作成は困難と考えております。  小野市加東市医師会に確認したところ、各医院から外国人対応についての相談はなく約9割の方には同伴者がありポケトークやスマホアプリで対応されており、また日本医師会では電話による通訳サービスがあり、ポケトークなどで対応できない場合はそのサービスを活用しているとの回答を得ております。  一方、総合計画に係るアンケート調査では、外国人の方の医療に関する心配などが高い状況でしたので、本市としましては今後医療機関との連絡会などにおいて外国人の受診時の困り事や対応方法について情報共有、意見交換を行い、きめ細やかな対応に努めてまいります。  以上、藤尾議員の2項目めの御質問に対するお答えとさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 理事者の答弁が終わりました。  再質問ございますか。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 1点目なんですけれども、この条例は4月からということでこれからの条例なんで今後説明会なんかもあると思うんですけれども、御答弁いただいたように特区に指定──指定するにはうちから申請しなければいけないんですけれども──指定されると非常にメリットもある反面、届出とかその所有者に対する規制も多い条例になっていると思います。  ただ、これはもちろんメリットだけを受けるわけにいかないので、パッケージで全部やらなくてはいけないと思うんですけれども、特に私が気になっているのは今回は接道の要件の緩和があったと思います、入り口の。これ市街化区域であっても、市街化調整区域であっても、接道の要件で再建築不可の物件が奥にある家って結構あって、そこでもうそのまま荒れてるとか、古いまま住まわれてるおうちって結構あると思うんですけれども、そういう点を解決するにはこの条例を使うしかないと思うんです。  そういう点から、やはりいろいろなここにお示しいただいているように条件はいろいろあると思うんですが前向きに考えていただいて、こういうものの緩和に取り組んでいく。もう一つは市街化調整区域で、今でも要は地縁者の住宅区域の指定を特別指定区域でやってますけれども、今回はいろいろな多用途に使える。  だから、事業を地縁者の方、地縁者の方に限らずか。いろいろな事業を展開できる形での緩和なんかもありますので、市街化調整区域の活力という意味でも前向きなメリットはあると思うので、活用に向けて制定後は研究を進めていただきたいと思うんですが、もう一度見解を伺いたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 条例を読む範囲ではメリットが結構ございますので、先ほど申されました市街化区域内の狭隘道路の件につきましても旧の市街地でも結構あるかと思いますので、そこらあたりはその地区の方にも十分この条例のことを周知いたしまして「活用したい、できる」ということであれば進めていくようにはしたいとは考えております。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) いろいろとやっていきたいところなんですけれども、この条例、多分これからの条例なので、未知数なところがあるのであれなんですが、今後ともまた研究を進めていただければと思います。  2点目のコロナウイルスのお話なんですが、ちょっと私気になりますのは、熱が出た場合、県の発熱外来センターに電話してくださいということでまず頭にくると思うんですけれども、要は発熱の受診機関というのは今でも市内で指定されてますよね。そういうところは公開してはいけないんですか。  市によっては市内の発熱外来の受診機関の一覧みたいなところで載っているところがあるんですよ。結局は、例えばセンターに照会しても、必要な場合はここが発熱外来の機関ですからこちらへ行ってくださいということを言われてそちらと連絡取ってくださいということになると思うんですけれど、発熱外来の機関を公開することはできないんでしょうか。
    ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 直接市で公開となりますと、随時データが更新されておりますので、その点考慮いたしまして、現在市としては県のホームページにリンクする形で情報にたどり着く手段を取ってございます。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 実はこのホームページ、3月7日に更新されてんのは見て、県のそこに直接リンクを張って、今までやったら相談してくださいってリンクを張っていただいたって、僕もその方法はちょっと確認できてなかったんですけれども。たどり着くということよりも、たどり着けるんだったら熱が出た場合に、以前は必ずそこのセンターを通してでないと受診ができなかったですよね、検査とか。今は違いますよね。だから、その発熱のトリアージの指定を受けている機関、検査とかの機関はこちらですというのは公開できないんですか。  そうすると、例えば私が熱が出た場合に、もちろんセンターに電話したら済むこと、それか今言われたようにホームページをたどっていって調べればいいんですけれども、直接例えばここの病院では発熱の検査の外来をやっておられますとか、医院によっては、かかりつけの方だけですよとかあると思うんですが、それは結局公開されている情報なのですから市で「現在発熱外来をされているのはこの機関です。」ということをお示しすることはできないんですか。そのほうが分かりやすいと思うんですけれども。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 先ほども申し上げたように、県の情報が随時更新されてございます。更新したという情報を市役所に逐一報告を受けてる状況ではございませんので、データの最新性ということを考えて現在リンクという形を取ってございます。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) ちょっと余計な仕事を言うのかもしれませんけれど、市民の方のことを思えばそういうものを調べて、あと例えばもう一点申し上げると、県で12月ぐらいに無料のPCRと抗体検査をしますという情報もあったと思うんですけれど、あれも例えば場所とか、市のホームページには直接は載ってなかったですよね。  ああいうものも含めて、どこに行ったら検査ができるのかとか、随時更新されるからそこへリンク張ってますって分かるんですけれど、市役所のホームページに行って、更新されてたらそこを触れば見やすいと思うんですけれども。全体になると、全体は確かに情報は分かるんですけれども、探すのが加東市の分どこだと。  私も抗原検査のとき、やってるところ、ウエルシアさんでやっておられるの見ましたけれど、あれを探すときでもやっておられるところって一覧がざっと出てきて、そこで加東市はどこで、上中地区と東条地域のウエルシアさんで何時から何時って県の一覧の中で出てくるんです。それよりは市の職員が見てここへ行けば抗原検査やっておられますとか、場合によっては直接情報をやり取りできるんだったら現在PCRは品切れやから、抗原検査しかできてません、順番待ちですとか、何かそういう情報があれば非常にいいと思うんですけれど、ちょっとやはりかなり負担になることを申し上げてますかね。やっておられる市もありますよ、そういうことで。  今回私も何度か質問してきて難しいのは、今回市がやること、県がやることということが分かれていて、連携を取っておられて何かやってると思うんですけれど。我々市民にしたらそういうことはあまり関係ないですよね。病気になったらどうなんや、熱になったらどこの病院へ行きたいか知ってると。それはどこの病院に行けばいいか知りたいという話ですよね。そこで、今の話だったら市役所は県のホームページに情報が載ってますから今回リンク張りましたと、それで本当にいいんでしょうか。  PCR検査の話も、要は県の受診のところにリンク張ってますじゃなくて直接市のホームページを見たらここで検査やってますよということをお示ししたほうがいいんじゃないでしょうか。そういうことが分かりやすいという、市、県ということにこだわらずということを言ってるんですけれど、そういうお考えはないですか。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 今議員の御質問の中でも少し言葉として出てまいりましたが、そのPCR検査にしてもいっとき本当になくなって、そこでもしにくいという情報、それはたまたまうちの職員が県に行ったときに情報を仕入れたというところでございまして、そういう逐一やはり変わる情報というところで、主体的に発信しているところに最終的な、加東市が主体的に責任を持って発信できるところと、県として発信するところというのはやはりそれを情報が遅れるということが逆に市民の方への不利益になるという形の考えもございまして、今申し上げたリンクという一番的確な情報であるということで対応しているところでございます。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 今はリンクを張っていただいてますけれど、例えば私は年末の検査をやったときというのは市民の方からも問合せをいただいたんですけれど、市のホームページには結局何も書いてなかったですよね。そこも私、県のところを探して、ここでやってますよとお話しさせていただいたんですけれど。それはやはりもう少し工夫ができるのではないかと思います。  もう一点、検査とか病院にかかるということもある、罹患後の対応ということですから、こういうかかるということもあると思うんですけれど、もう一つは市民の方が漠然ともしかかったらどうなるんだろうということを知りたいって思う方もいらっしゃると思うんです。  例えば、私が今んところそういう症状は全くないですけれども、仮に熱が出ましたと、外来にかかりましたと、あなたは陽性ですといった場合には、何か漠然としたことはみんな知っておられますよね、何週間後はどこどこに行かな、そういうことをきっちりここの説明、陽性の方はこうなりますとか、濃厚接触者になった場合はどうなりますということをしっかりと何かで説明できるページみたいなものもあったほうがいいと思うんです。  これはなぜ申し上げているかというと、市内でも結構数では感染者の方とか濃厚接触者の方、増えましたよね。意外とあなたは濃厚接触者ですって言われてからどうなんのと。例えば何日間家出れない、仕事行けないということをそれから分かってうろうろされるということもあると思うんで。例えば、もう病気になってしまったらこうですと。例えば、軽症の方は、軽症になったら療養施設に送っていってもらえますか、帰りは公共交通機関で帰れませんとか何かそういうことまで、明石市なんかは保健所設置市ですけれど書いてますんでね。  そういうことがあるとかかった後にどうなるのかなという漠然とした不安をもう少し整理しないと、結構そのようなお声をいただきました。濃厚接触者になった方が、なってから実際私はいつ仕事に行けるのかということを調べたとか、そういうこともやはり大事だと思うので、そういうことも県のリンクになるかもしれませんけれど、お知らせしていく必要ってあるの思いませんか。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) そういうところのお知らせも必要という形を認識しまして、今回リンクを張らせていただいておるところです。  それとあと、何回も同じ回答になってしまうんですけれども、県のホームページにも今回のオミクロン株の影響で県の対応も何日とかというのがその都度変わってるという状況もございますので、そこは県自身も対応がそれぞれで変わっているということは御理解いただきたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) その点は今のところは見解がちょっとあれですけれども、できれば私はリンクを張って、もう少し例えば今の書き方でも「県の発熱のこちらへ御相談してください」じゃなくて、例えば「発熱の医療機関とか検査の方法とかはこちらに書いてあります」ということを一言添えていただければなと思う。要は、こちらを御覧くださいだけじゃなくて。せめてそのぐらいはしていただければなと思います。ちょっと更新後のやつをもう一回深く読んでないので書いてあるかもしれませんが。  それとこれが最後になると思うんですが、外国人の対応です。これ要は医師会に確認をされて、医師会には医院から外国人対応の相談はなくということだと、それは分かるんですけれど、多分各病院が外国人の対応に困ったら医師会に相談してくださいということにはなってないですよね。  だから、私は多分結構数が来られてやはり困っているというお話を聞きますので、ここにも書いてありますけれども、意見交換をしっかりしてきめ細かい対応に努めていきますって書かれてる、今後は直接もう少しその辺を調べてというか、意見交換をしていただきたいなと思います。本当に外国人対応で困られてないのか。  今回ちょっと伺う範囲では、外国人の方の罹患者もかなり多くて、そういう方は集団というか、結構同じ集団の方が来られるからいっときに来られて大変な事例もあると、対応に困るということも聞いてますので、答弁としては今はそういうことで認識してないって書いてますけれども私はあると思いますし、そういうことできめ細かな対応ってしていただきたいと思う。再度そういうことで対応いただけるかどうかお尋ねしたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 先ほどの答弁でもございましたように、医師会と協議する場というのを年間に数回ございます。そういった機会を捉えて協議、調整していきたいと考えてございます。 ○議長(小川忠市君) よろしいですか。  これで13番藤尾 潔君の一般質問を終わります。 △休会宣告 ○議長(小川忠市君) これで本日の日程は全て終了しました。  お諮りします。  3月19日から3月23日までの5日間は休会としたいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認めます。  したがいまして、3月19日から23日までの5日間は休会とすることに決定しました。  4日目の本会議は、3月24日午前9時30分に再開します。  議事日程は当日配付します。  なお、開議通知につきましては、本日の出席議員にはいたしませんので御了承願います。  本日はこれで散会します。どうもお疲れさまでした。                午後3時09分 散会...