加東市議会 > 2021-09-01 >
09月01日-01号

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  1. 加東市議会 2021-09-01
    09月01日-01号


    取得元: 加東市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    令和 3年 9月 第102回定例会  ┌───────────────────────────┐  │会議録第241号                     │  │      第102回(定例)加東市議会会議録      │  │              令和3年9月1日(第1日)│  │                  開会 午前9時30分│  └───────────────────────────┘1 議事日程  第1 会議録署名議員の指名  第2 会期の決定  第3 諸般の報告     (1)議案説明のため理事者の出席要求について     (2)例月出納検査結果報告について  第4 第55号議案 令和3年度加東市一般会計補正予算(第7号)  第5 第56号議案 令和3年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)  第6 第57号議案 令和3年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)  第7 第58号議案 令和3年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第1号)  第8 第59号議案 令和3年度加東市水道事業会計補正予算(第2号)  第9 第60号議案 令和3年度加東市下水道事業会計補正予算(第1号)  第10 第61号議案 令和3年度加東市病院事業会計補正予算(第1号)  第11 認定第1、2、3、4、5、6、7号 一括上程  第12 報告第8号 令和2年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告の件  第13 報告第9号 放棄した私債権の報告の件  第14 第62号議案 加東市税条例の一部を改正する条例制定の件  第15 第63号議案 加東市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件  第16 第64号議案 加東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件  第17 第65号議案 加東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件  第18 第66号議案 兵庫県市町交通災害共済組合の解散の件  第19 第67号議案 兵庫県市町交通災害共済組合の解散に伴う財産処分の件  第20 第68号議案 兵庫県市町交通災害共済組合規約の一部変更の件  第21 第69号議案 北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園規約の一部変更の件  第22 第70号議案 加東市社地域小中一貫校カセ池造成工事請負契約締結の件  第23 議会諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦の件  第24 請願第3-1号 加東市山田錦等酒造好適米営農継続支援交付金に関する請願  第25 第71号議案 加東市立東条学園小中学校一般備品購入の件2 会議に付した事件  議事日程どおり3 出席議員(16名)      1番  北 原   豊 君      2番  別 府 みどり 君      3番  鷹 尾 直 人 君      4番  廣 畑 貞 一 君      5番  古 跡 和 夫 君      6番  大 畑 一千代 君      7番  高 瀬 俊 介 君      8番  長谷川 幹 雄 君      9番  石 井 雅 彦 君      10番  岸 本 眞知子 君      11番  小 川 忠 市 君      12番  小 紫 泰 良 君      13番  藤 尾   潔 君      14番  桑 村 繁 則 君      15番  山 本 通 廣 君      16番  井 上 茂 和 君4 欠席議員(なし)5 欠員(なし)6 説明のため出席した理事者(21名)     市長          安 田 正 義 君     副市長         岩 根   正 君     技監          高 瀬   徹 君     まちづくり政策部長   小 林 勝 成 君     まちづくり政策部人事課長藤 原 英 樹 君     総務財政部長      服 部 紹 吾 君     総務財政部総務財政課長 西 山 卓 良 君     総務財政部防災課長   三 木 秀 仁 君     市民協働部長      土 肥 彰 浩 君     健康福祉部長      大 西 祥 隆 君     産業振興部長      小 坂 征 幸 君     都市整備部長      大 畑 敏 之 君     上下水道部長      眞 海 秀 成 君     会計管理者       壷 井 初 美 君     代表監査委員      高 橋   優 君     委員会事務局長     鈴 木 敏 久 君     教育長         藤 本 謙 造 君     教育振興部長      田 中 孝 明 君     こども未来部長     広 西 英 二 君     こども未来部参事    後 藤 浩 美 君     病院事業部事務局長   堀 田 敬 文 君7 出席事務局職員(3名)     事務局長        肥 田 繁 樹     次長          山 川 美智子     書記          松 本 裕 介        ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~                午前9時30分 開会 △開会宣告 ○議長(小川忠市君) 皆様、おはようございます。  ただいまの議員の出席数は16名です。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。  第102回加東市議会定例会を開催します。  これより本日の会議を開きます。  開会に当たりまして一言御挨拶申し上げます。  全議員御健勝にて御参集賜り、本日ここに第102回加東市議会定例会が開会できますことは市政のため誠に御同慶にたえません。  新型コロナウイルス感染症は全く終息する気配が見えず、現在兵庫県には第4回目の緊急事態宣言が発出されている状態でございます。特にこの加東健康福祉事務所管内の感染者数はほかの管内と比較して突出しており、大変多い状況でございます。新型コロナウイルス感染症はこの我々の身近に迫っていることに改めて認識し、さらに徹底した感染防止に努めなければならないと思っているところでございます。  また、今日は9月1日ということで市内の小・中学校も始業式で2学期が始まりますが、全国的な傾向として子どもたちの感染者が増えております。学校の現場では感染防止対策を万全に期していただきたいと思っております。  さて、本定例会初日に市長より提案されました案件は、令和3年度一般会計補正予算、令和2年度決算認定など27件でございます。また、議会へ提出されました1件の請願審査も行うほか、最終日には追加の案件2件が上程される予定でございます。いずれの議案も市民生活に大変直結する重要な案件でございます。議員各位には御精励を賜りまして、住民の負託に応えるべく、慎重かつ十分な審議を尽くされた上で適切妥当なる結論が得られますようお願い申し上げ、開会の挨拶とさせていただきます。  開会に当たりまして、市長から挨拶の申出があります。  市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) おはようございます。  9月1日を迎えました。98年前、1923年、大正12年9月1日、関東大震災が発生した日でございます。その後、このことをきっかけに1960年に9月1日を防災の日とするということで制定をされてございます。最終的なこの決め手になったのはその前の年の伊勢湾台風であったと、こんなことが言われてございます。  6月1日から10月末までの5か月間にわたる出水期の今真っただ中にございます。そういう中において、7月3日には熱海市で土石流が発生し、死者26名、行方不明者がまだ1人という、こんな大惨事が発生をいたしました。  これほど甚大ではございませんけれども、加東市におきましても7月7日から8日のこの梅雨前線、これにおきまして農地13か所と農業施設、用水路あるいは農道でございますが、5か所、こういったところが被害を受けたというところでございます。また、8月9日の台風9号、このときにつきましても道路への倒木7か所等をはじめ、11件の被害が発生したというところでございます。あとこの9月、10月の2か月、何とか無事に乗り切りたいという、そんな思いを持っております。  それから、議長からも新型コロナウイルス感染症の感染拡大についてのお話がございました。特徴的なこととしまして、先月8月、一月だけで県内のほとんどの保健所管内で累計感染者の3割以上、1か月だけで3割以上という、こういう状態になってございます。多いところでは45%を超えたと、こんな状況でございます。我々のこの北播磨5市1町におきましては31.6%、兵庫県全体で32.8%、こんな状況でございます。  また、兵庫県全体におきましては、1日の新規感染者が1,000人を超える日が10日、8月だけで10日、8月だけでというのか、それまではなかったわけございますが、8月に入って一気にそういう状況になったところでございます。  そして、よくこの感染の状況を伝えるときに人口10万人当たりの感染者数という、こんなことを言われてございます。その数値は議員方も御承知かと思いますが、ざっくりと人口全体に占める割合といいますか、そんなことを見てみました。兵庫県全体ではざっくりと80人に1人の方がこれまでに感染されておると。北播磨におきましてはざっくり130人に1人の割合という、こんな状況でございます。  そういう状況の中におきまして、ワクチンの接種状況でございます。昨日8月31日現在でございますが、加東市市民全体の12歳以上、3万6,193人を対象にしたものでございますが、1回目が1万9,324人、53.4%、2回目接種済みが1万6,182人、44.7%、合計で3万5,506回の接種があったというところでございます。  そして、ワクチンの配分状況でございます。8月24日までに37箱、4万2,900回分が加東市に配分をされてございます。3万6,193人全員の方が2回接種を受けるとなりますとまだ25箱が必要というところでございます。  9月27日の週に配分されるであろうものも含めまして、今何とかめどが立っておりますのがあと全部で9箱ございます。ということは、それでもまだ16箱が不足するという、こんな状況でございます。  しっかりとここのところは配分をいただいたものについてはできるだけ早期に接種を行えるようにということで今取組を進めております。何とぞ御理解をいただきたいと、このように思います。  それから、7月から始まっておりますワンチーム商品券の購入状況、これについても御報告を申し上げますが、7月23日から利用が始まって40日が経過をいたしてございます。速報値でございますが、一部集計に至っていないものもございますが、8月末時点で1万9,265セット、これが購入をされておるという状況でございます。昨年は7月1日に始まりまして、7、8、9の3か月で80%の方が購入をされたという実績がございます。前半で一気に購入される傾向、これについてはやはり昨年同様ではないかなという、そんなことを今見ております。  この事業につきましては御承知のとおりコロナ禍が続く中、地元事業所の売上げ、また家計への助けになればとの思いで実施をしてございます。今年度は1月末までの利用期間でございます。何とぞお買い求めいただいて御利用をいただきたいと、こんなふうに思います。  それから、これは社高校の生活科学科の件でございますが、非常にこれまでからも様々な場面で頑張ってくれておりますが、このたびご当地!絶品うまいもん甲子園の近畿エリア選抜大会におきてまして上位2チームに選ばれたということでございます。そして、11月27日に東京で開催される予定の決勝大会に出場するということになったところでございます。しっかりとプレゼン等をして、また好成績をぜひ収めていただきたいと、そんなことを期待しておるところでございます。  そして、今期定例会、第102回加東市議会定例会におきましてお諮りする案件、一般会計の補正予算をはじめ、令和2年度の決算認定、それから条例改正等々ございます。何とぞ御審議をいただきまして原案のとおり決定、そしてまた認定等賜りますようにお願いを申し上げまして、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) それでは、日程に入ります。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(小川忠市君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、鷹尾直人君及び廣畑貞一君を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○議長(小川忠市君) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。  お諮りいたします。  本定例会の会期は、本日から9月28日までの28日間にしたいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認めます。  したがいまして、会期は本日から9月28日までの28日間に決定いたしました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(小川忠市君) 日程第3、諸般の報告を行います。  地方自治法第121条第1項の規定に基づき、本日説明のために本定例会に出席を求めましたのは、市長、教育長、病院事業管理者、代表監査委員、農業委員会会長選挙管理委員会委員長公平委員会委員長及び固定資産評価審査委員会委員長であります。  次に、監査委員から例月出納検査結果報告書が提出されましたので、その写しをお手元に配付しております。  これで諸般の報告を終わります。 △日程第4 第55号議案 令和3年度加東市一般会計補正予算(第7号) ○議長(小川忠市君) 日程第4、第55号議案 令和3年度加東市一般会計補正予算(第7号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  総務財政部長。              〔総務財政部長 服部紹吾君登壇〕 ◎総務財政部長(服部紹吾君) それでは、第55号議案 令和3年度加東市一般会計補正予算(第7号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の主な理由でございますが、ふるさと納税が引き続き好調であることから、寄附金及び返礼品等に係る経費を増額するほか、東条グラウンドに係る用地購入費の追加や、安全で快適な道路環境を維持するため市道の区画線の引き直し等に係る事業費、また人事異動等に伴う人件費の補正を行う必要が生じたことなどによるものでございます。  予算書の第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億961万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ258億3,373万1,000円にしようとするものでございます。  それでは、内容を第1表、歳入歳出予算補正、第2表、債務負担行為補正及び第3表、地方債補正により御説明申し上げます。  補正予算書の1ページをお開きください。  まず、歳入でございます。  第1款市税、第3項軽自動車税は、令和3年度税制改正により軽自動車税環境性能割の臨時的軽減措置が令和3年12月末まで延長されたことによりまして459万5,000円を減額いたします。  第16款国庫支出金、第1項国庫負担金は、子どものための教育保育給付費国庫負担金等の過年度精算などで2,425万4,000円を増額いたします。  第2項国庫補助金は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の増額のほか、ワクチン個別接種業務に従事する会計年度任用職員の増員及び職員の時間外勤務手当に係る新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金や追加配分のありました社会資本整備総合交付金の増額と、生活困窮者就労準備支援事業費等補助金の減額との差引きで2,751万1,000円を増額いたします。  第3項国庫委託金18万6,000円の増額は、重点市町指定に伴う自衛隊員募集事務委託金の補正でございます。  第17款県支出金、第1項県負担金1,116万7,000円の増額は、子どものための教育・保育給付費県費負担金などの過年度精算分の補正でございます。  第2項県補助金553万円の減額は、補助制度の変更による団体営ため池等整備事業に係る農村地域防災・減災事業補助金の組替えによる減額と、農業水路等長寿命化防災事業補助金を追加するほか、強い農業担い手づくり総合支援交付金及び農業経営スマート化促進事業補助金の追加による増額などと、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止した事業に係るひょうご地域創生交付金の減額及び交付決定等によるスクール・サポート・スタッフ配置事業補助金学習指導員配置事業補助金などの減額との差引きの補正でございます。  第3項県委託金5,000円の減額は、補充学習等推進事業委託金の減額と、ひょうご不登校対策事業委託金の追加との差引きの補正でございます。  第18款財産収入、第1項財産運用収入53万8,000円の増額は、株式会社夢街人とうじょうの令和2年度決算による出資配当金及びさくら保育園用地に係る借地料の補正でございます。  第2項財産売払収入は、7月に売却いたしましたさくら保育園用地の額確定に伴い、土地売払収入111万3,000円を減額いたします。  第19款寄附金、第1項寄附金6億円の増額は、ふるさと納税の年間寄附額見込みによる一般寄附金の補正でございます。  第20款繰入金、第2項基金繰入金4億933万4,000円の減額は、今回の補正における歳入歳出額調整に伴う財政調整基金繰入金の補正でございます。  第21款繰越金、第1項繰越金2億822万円の増額は、令和2年度決算に伴う補正でございます。  第22款諸収入、第6項雑入1億761万1,000円の増額は、兵庫県市町交通災害共済組合の解散に伴う分配金のほか、後期高齢者医療療養給付費の過年度精算金などの増額補正と、派遣職員給与負担金等の減額との差引きによる補正でございます。  第23款市債、第1項市債5,070万円の増額は、市道社貝原線整備に係る社会資本整備総合交付金(防災・安全)の追加配分に伴う一般公共事業債、道路整備及びやしろ国際学習塾空調設備改修工事に係る工事費の増額に伴う公共施設等適正管理推進事業債(長寿命化事業)の補正でございます。  次に、歳出でございます。  計上しております主な事業につきましては、別途配付しております補足説明書にその概要をお示ししております。予算書とともに御覧いただきたいと思います。  また、このたびの補正予算のうち人件費の内訳につきましては、説明書の52ページ、給与費明細書に記載しておりますので御確認をお願いいたします。  それでは、歳出について、その内容を御説明申し上げます。  補正予算書の3ページにお戻りください。  第1款議会費でございますが、人事異動等による人件費の増額、市民アンケート実施に係る経費及び議会だよりのフルカラー印刷への変更に伴う印刷製本費の増などで176万8,000円を増額いたします。  第2款総務費、第1項総務管理費は、ふるさと納税の年間寄附額の増加見込みに伴う推進事業委託料等、また旧滝野庁舎の裏側駐車場の漏水及び1階防火シャッターの修繕に係る修繕費、バスターミナル整備事業での埋蔵文化財調査委託料及び新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている路線バス事業者の支援に係る地域公共交通感染症拡大防止対策事業補助金の追加などの増額と人事異動等による人件費の減額との差引きで3億939万4,000円を増額いたします。  第2項徴税費は、人事異動等による人件費の補正などにより146万3,000円を減額いたします。  第3項戸籍住民基本台帳費は、法改正に伴うマイナンバーカードの海外継続利用に対応するための戸籍の付票システムとの連携等に係るシステム改修費の増により165万円を増額いたします。  第4項選挙費は、人事異動による人件費の補正により16万8,000円を増額いたします。  第6項監査委員費は、人事異動等による人件費の補正により231万3,000円を減額いたします。  第3款民生費、第1項社会福祉費は、東条福祉センターとどろき荘の女子浴室入り口扉及び源泉送水ポンプの修繕料の増額や、訪問看護療養費が福祉医療費助成の対象となることに伴う電算システム改修費及び令和2年度の精算に係る国県支出金、返納金などの追加及び特別会計に対する繰出金の増額と人事異動等による人件費等の減額などの差引きにより974万9,000円を増額いたします。  第2項児童福祉費は、人事異動等による人件費は減額となりますが、アフタースクール及び児童館の新型コロナウイルス感染症対策に係る備品購入費を増額するほか、令和2年度の生産に係る返納金の追加などにより1,418万1,000円を増額いたします。  第3項生活保護費は、令和2年度の精算に係る返納金の追加及び人事異動等による人件費等の増額により2,179万1,000円を増額いたします。  第4款衛生費、第1項保健衛生費は、新たにがん患者のウィッグ等の購入費用を助成するがん患者アピアランスサポート助成金及び令和2年度の精算に係る返納金を追加するほか、人事異動に伴い新型コロナワクチン接種に係る人件費の増額と新型コロナウイルス感染症拡大の影響による各事業の中止等による減額等を差引きし2,671万円を増額いたします。  第2項清掃費は、人事異動等による人件費のほか、組合基金の活用により建設経費に係る北播衛生事務組合負担金の補正により2,474万3,000円を減額いたします。  第6款農林水産業費、第1項農業費は、ため池ハザードマップ作成について補助金の追加配分による4池の調査設計委託料を増額し、併せて当初予算の入札残を有効活用しハザードマップ作成の年度内完了を目指します。  また。農業法人等の農業機械購入補助のため強い農業・担い手づくり総合支援交付金農業経営スマート化促進事業補助金の追加と、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により来年度に再延期となったSAKE selection兵庫開催実行委員会負担金及び人事異動等による人件費の減額を差引きし、413万2,000円を増額いたします。  第2項林業費332万円の減額は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により中止した花と緑のまつりの開催補助金の補正でございます。  第7款商工費は人事異動等による人件費の減額のほか、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止した加東市夏まつりの実行委員会の補助金及び加東市花まつり鮎まつりの事業費確定に伴う実行委員会補助金の減額などで3,771万7,000円を減額いたします。  第8款土木費、第1項土木管理費は、人事異動等による人件費の補正により533万円を増額いたします。  第2項道路橋梁費は、通学路など緊急性の高い箇所の市道の区画線の引き直し及び防護柵設置に係る工事費の増額と、市道社貝原線歩道整備に係る工事請負費の追加、人事異動等による人件費の増額によりまして8,142万7,000円を増額いたします。  第4項都市計画費526万7,000円の増額は、ひろのが丘公園複合遊具更新及び平池公園のり面修繕工事による工事費の増額と人事異動等による人件費の減額との差引きによる補正でございます。  第5項住宅費は、過年度精算による返納金の追加及び人事異動等による人件費の補正により70万6,000円を増額いたします。  第9款消防費でございますが、人事異動等による人件費の増額と新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止した消防団の操法大会などに伴う経費の減額との差引きで132万9,000円を増額いたします。  5ページを御覧ください。  第10款教育費、第1項教育総務費は、人事異動等による人件費の増額などにより1,332万4,000円を増額いたします。  第2項小学校費は、人事異動等による人件費の補正により430万8,000円を減額いたします。  第3項中学校費は、人事異動等による人件費の補正により494万8,000円を増額いたします。  第5項社会教育費は、入札不調となったやしろ国際学習塾空調設備改修工事の設計額を精算したことによる工事請負費の増額と、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で事業内容を変更した人権ジュニアリーダー学級に係ります開催経費及び人事異動等による人件費の減額との差引きで4,042万3,000円を増額いたします。  第6項保健体育費は、東条グラウンドに係る土地購入費の追加と開催方法の変更に伴う東京2020オリンピック聖火リレー加東市実行委員会補助金や人事異動等による人件費の減額との差引きで1億3,997万7,000円を増額いたします。  第11款災害復旧費、第2項公共土木施設災害復旧費は、本年7月7日の豪雨により被災した市道2路線の道路のり面復旧工事で120万円を追加いたします。  次に、債務負担行為の補正でございます。  7ページをお開きください。  第2号のとおり、個人住民税及び固定資産税当初課税通知封入封緘業務を追加いたします。  次に、地方債の補正でございます。  8ページを御覧ください。  第3表のとおり、道路整備事業は社会資本整備総合交付金(防災・安全)の追加配分による市道社貝原線歩道整備工事の追加に伴い、補正後の限度額を7,630万円に変更いたします。  公共施設等適正管理推進事業は、やしろ国際学習塾空調設備改修工事の増額に伴い補正後の限度額を2億4,680万円に変更いたします。  以上、第55号議案 令和3年度加東市一般会計補正予算(第7号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑のある方はページ数を指定して質疑してください。  質疑ございますか。  別府君。 ◆2番(別府みどり君) それでは、第3款民生費の社会福祉総務費、事項別明細書の21ページでございます。  重層的支援体制整備移行準備事業の中の御説明の中で相談員の方、2名がフルタイムからパートタイムへということ、人件費が減額ということをお聞きしたと思うんですけれども、この影響はないんでしょうか。事業への影響はございませんか。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 事業への大きな影響というのはございません。 ○議長(小川忠市君) 別府君。
    ◆2番(別府みどり君) 分かりました。  それと、31ページの健康増進事業、がん患者アピアランスサポート助成金についてです。これは資料1にもあるかと思うんですけれども、例えば1年前にがんになられて手術をされて、その外見を非常に気にされている方がいらっしゃったとして、その方がこの補正具などの助成を受けれるというこの事業をどのようにして知ることができるのでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) まず医療機関とかへの周知、それからあと広報紙への周知を予定してございます。今おっしゃったように、この対象事業につきましては令和3年4月1日以降に購入した方という形なりますので、それ以前の方についてはこのサポート事業の対象外にはなってしまいますが、周知としては先ほど申し上げた医療機関、それから広報、ホームページというところで周知を図っていきたいと考えてございます。 ○議長(小川忠市君) 別府君。 ◆2番(別府みどり君) 分かりました。  確かにこの事業自体、対象となるのは4月1日からなんですけれども、以前に手術をされて通院されておられる方は病院の先生にこういったものがあるよという形で分かるということなんでしょうか。  今現在でも通院されている方、術後の通院をされている方で非常に困っておられる方もいらっしゃると思うんです。しかし、今の広報とか、今部長がおっしゃった方法だけではやはりこういうことがあるよということをお伝え、届かないのではないかなと思うんですけれども、やはりケアマネさんとかそういったところにもこういうことがあるので困っておられる方がおられたらお伝えしていただく形を取っていただくのがいいのではないかなと思うんですけれども、その点についてはいかがですか。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 今、広報、それからホームページという代表的なことを申し上げました。あとケアマネさんという方になってくるとそれは高齢の方を対象とされているという認識になると思います。もちろんそういった市民の方をサポートされている方への周知という形は機会を見て行っていきたいと考えております。 ○議長(小川忠市君) ほかに。  小紫君。 ◆12番(小紫泰良君) 先ほど別府議員から補正予算説明書の21ページで重層的支援体制整備移行準備事業、そこの職員手当のところのフルタイムからパートタイム、業務的には問題ないということだったんですけれども、それ以外にも15ページの一番上の段、フルタイム会計年度任用職員からパートタイム会計年度任用職員、43ページにも同じことがあるんですが、これはフルタイムの方が見つからなくてパートタイムになっているのか、何か全てがフルタイムからパートタイムへ移ってる、全てがじゃなくて移ってるのが目立つんですけれども、これはどういう理由でそういうことになっているんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 会計年度任用職員につきましてはその職務によってフルタイム、パートタイムに分けてございます。極端に言いますと、専門的な知識、免許が要る方につきましてはフルタイム、事務補助的な方につきましてはパートタイムという形を取っております。  今回のこういった補正につきましては任用形態が事務補助的な方でございましたのでこういう形態になってございます。ただ、仕事の内容につきましてはその事務補助的な部分ということで今事業的には影響はないものと考えてございます。 ○議長(小川忠市君) 小紫君。 ◆12番(小紫泰良君) ということは、やはり専門的な方ということですのでフルタイムで募集をかけたのが、見つからなくて事務補助的な方ですが問題はなかったという理解でよかったですか。 ○議長(小川忠市君) まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) 例えば、保健師さんの資格を持ってる方という募集をしたけれども応募がなかって、事務的な部分も補っていただく方ということでそういうふうになっているケースもございます。 ○議長(小川忠市君) 小紫君。 ◆12番(小紫泰良君) 承知いたしました。  あと補足説明書の2ページです。  新型コロナウイルスワクチン接種事業を優先するため加東サンサンチャレンジなど一部の事業を縮小しますということだったんですけれども、加東サンサンチャレンジは生活習慣病予防で非常にいい事業だとは思っているんですけれども、どの程度縮小されるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) まず、加東サンサンチャレンジですが、既にサンサンチャレンジのサポートをしていただく事業所の応募というのはもう既にスタートしてございました。その関係で、その事業所には来ていただいた方に体重を記入するグラフとかの配布は引き続きお願いしたいと考えてございます。  ただ、今回縮小といいますのが、開校式であったりとか、最終の報告会、それから集まっての講演といった形のこれから発生する集まっていただく内容については、今回は中止をさせていただきたいという形で一部縮小という形で考えてございます。 ○議長(小川忠市君) 小紫君。 ◆12番(小紫泰良君) 健康課の皆さんには、本当に新型コロナウイルスのワクチン接種事業で御苦労いただいてるかと思うんですけれども、このコロナが仮に落ち着いたとしましたら加東サンサンチャレンジなどは以前の形に戻すという理解でよろしいんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) コロナといいますか、今のワクチン接種の事業について一段落という形なればこの加東サンサンチャレンジについてはこれまでから長く実施してきている事業でございます。特にこれまでからも年末年始の体重の増えやすい時期に実施するということで取り組んできてございまして、それなりの成果も出ている事業ですので、落ち着きましたらこれについては同じ形、若干スタイルは変わるかもしれませんが、実施は考えてございます。 ○議長(小川忠市君) 小紫君。 ◆12番(小紫泰良君) 承知いたしました。  あと加東サンサンチャレンジのところなんですが、加東サンサンチャレンジなど一部の事業を縮小しますということは加東サンサンチャレンジ以外にもどのような事業の縮小をお考えなんでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) それ以外の事業といたしましては、教室関係を縮小ということを考えてございます。元気応援塾という事業の集まっていただく部分、それからヘルスアップ教室といったものの一部について今回は実施見送りという形を考えてございます。 ○議長(小川忠市君) ほかに。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 先ほどの21ページの重層的支援体制整備移行準備事業のところのフルタイムからパートタイムに切り替えたところの話なのですが、先ほど大西部長の説明と小林部長の説明があったと思うんですけれども、そういうことになればその切り替えるといったことに対して、例えば専門的な方が必要でなくなって事務補助の方で対応できるというのか、それは分からないです。その辺をもう少し、今、小林部長が説明された方向に従ってそういうほうで整理したのか、説明をお願いできませんか。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) フルタイムの専門職的な人が入ればもちろんそれでやる予定にしてはございましたが、今申し上げたようにパートタイムの方の応募だけになってしまいましたので、その部分、一部ほかの職員への業務振替みたいなことも含めて対応しているというところでございます。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 確保できなかったので、今来られている方は、じゃあその専門的な資格を持ちでない方なんですね。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) そのとおりでございます。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) ほかでもそういう形でその専門的な方が確保できなかったから切り替えたけれども、ほかの方のサポートなどで全体的に事業に支障が出ないようにするということになっていくんだと思うんですが、そういうことでよろしくお願いします。  ただ、何かそういうことやったら初めからそうしときゃいいんちゃうかみたいなことも思わないでもないんですが、そういうことでお願いしたいと思います。  あと、ページ数が38ページ、9ページやったかな。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君、ちょっと補足説明があるので、答弁が。  まちづくり政策部長。 ◎まちづくり政策部長(小林勝成君) いろいろな任用形態、募集形態があるんですけれども、今回の御質問の件につきましてはパートタイムの方であっても資格は持っていらっしゃいます。ただ、本人の希望によってパートタイムになったということはこのケースでございます。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) それと38ページから39ページの交通安全で区画線の引き直しと防護柵の設置ということで非常に大量なことを行われていると思うんですけれども、この時期にこのような大量の区画線の引き直しを行われるようになった経緯について説明をお願いしたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 失礼いたします。  この時期に区画線を大量に引き直すということなんですけれども、6月に千葉県でありました通学中の列に車が突っ込むという事故を受けまして、市道の通学路を中心に緊急に点検をいたしまして、今すぐできる対策は何かないのかというところで検討いたしましたところ、区画線が消えてるところがまだまだありますので、通学路を中心にこのたび区画線を引き直すということにいたしました。路肩を歩く児童の少しでも安全確保になればというところで計画をいたしております。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 今回資料を見せていただくと、通学路以外の分もかなり入っていると思うんです。赤のところが通学路ということで。そういうことになると、千葉の事故の結果を受けてということであれば、通学路が中心にということにならないんですかね。これ以外のところも大量にということは理由はどういうことなのでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) まずは通学路というところで洗い出しをいたしまして、それ以外にも2車線であります道路ですとか、比較的速度の速い道路を中心にというところで通学路プラスというところで計画をいたしております。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 我々としては、例えば区画線なんかの話でも、以前からこういうところが残ってないようにということでもっと前倒しというか、ある意味こういうことがないようにということで言っていて。  ということは、今年の3月の時点では残ってたわけですよね。それが非常に気になるんですが、今言いたいことは、今回着手されるのは非常によいことだと思いますので、今回この通学路以外のところも着手されるというところで、まずそしたら通学路に関して点検の上でこういう対策が必要なところというのはもう終わったというか、もちろんなかなかすぐに対応が困難なところがあると思うんですけれども、できる部分はやった上でほかの部分のところに手を広げているという解釈でよいのでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 現時点で通学路に対してできるところというところを今回計画にさせていただいております。それ以外のことももちろん対策すればよいなというのはございますが、それは今回以後で対応していきたいと考えております。 ○議長(小川忠市君) ほかによろしいですか。  大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 何点かお聞きしますが、補足資料のこの資料No.2、No.3の農業関係の補助の関係でお聞きしたいと思います。  そもそもこの今の時期に、これ全部県費、県の補助事業なんですけれど、全額そうなんですけれど、今これが上がってきたというのは何か農業の集落営農組織であるとかそういったところからこういう事業をしたいんだがという話があって、そして県のメニューとか探してみたらこういうものがあったと、県と交渉して補助金がついたということなのか、なぜ今の時期に上がってきた理由といいますか、そのあたりのまず説明をいただきたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(小坂征幸君) まず、資料No.2の強い農業・担い手づくり総合支援事業、こちらの照会は今年の2月下旬頃に国から県を通してきております。そういった中で、ここに書いております助成対象者に該当しそうな方々に御案内をさせていただいて、御要望のあったところを上げさせてもらいました。  ただ、この強い農業・担い手づくり総合支援交付金に関しましてはポイント制となっておりまして、申請を上げたところが全てつくというわけではありませんで、申請を上げた中からまた国・県で審査をされて通ったところのみが交付を受けられるという事業でございます。それで今回の補正となりました。  また、農業経営スマート化促進事業、これにつきましても市に県から募集といいますか、こういう事業がございますという今年の分の案内があったのが5月付近です。そこからまた、農業経営スマート化促進事業はここに書いておりますとおり、前年度に法人化されたか、また今年中に法人化する予定という方に限られた方にはなるんですが、そういった方に県から市へ案内があった時点で該当されそうな方には御案内させていただいて、募集があった方の申請をさせていただいて、ほぼ交付されるかなという形に整えましたので、現段階で補正させていただいたというところでございます。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 資料No.2のその強い農業・担い手づくり総合支援事業なんですけれども、これにつきましては実質化された人・農地プランとなっておりますよね。そこで中心経営体に位置づけされた方等ということで、助成対象者も出とるんですけれど、これまでから人・農地プランについてはいろいろな集落の中で取組があったとは思うんですが、ここへ来てこの実質化されたということになりますと、これまで実質化じゃない、ただ単に形式だけが整った、あるいは農会長さんとかが、そういう言い方は悪いかも分かりませんけれども、作文された、要は各農家にアンケートとか、将来展望とか、そういうことを聞いて回ったりはせずに、役員さんだけでつくっていったというものもあると思うんですよ、そういう人・農地プランも。  各農業新聞なんか見てますといろいろな農業委員会でありますとか、各市町が実質化に向けた取組を進められておるという記事を幾つも出てたりするんですけれども、加東市の場合、人・農地プランが出来上がっている、形だけでもでき出来上がっている集落と申しますか、それが幾つあって、そのうち実質化されているのは幾つなのか、そういうその数をまずお聞きしたいんですよ。 ○議長(小川忠市君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(小坂征幸君) まず、これまでからおっしゃってる実質化されてないという言い方をしたらいいのか、これまでからの古い人・農地プランについては26地区ございます。新しく実質化された人・農地プランが15地区ということで、人・農地プランとしては実質化、実質化されてない両方含めますと41地区という作成、地区数になっております。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) この実質化をこれまでから26地区のところについては実質化されてない、あるいはまだ全然この取組がされてないという集落もあるわけですから、人・農地プランの実質化された人・農地プランの作成について、市としてどういうふうに各農会と申しますか、そういうところを指導されてきたのか、そのあたりをお聞かせください。 ○議長(小川忠市君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(小坂征幸君) まず実質化された人・農地プランは今後、そればかりをつくってないところも進めていく形になるんですが、農会長会で主に推進させてもらっております。農会長会でどこの地区とも高齢者の方が増えてきて、どうしても農地を引き受けてくれるところがないという問題、課題があるところが市に相談に来られて、ほいじゃあ実質化したものをつくりましょうという流れの中で毎年何地区かずつ実質化された人・農地プランを作成しているという状況ございます。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) こういう助成制度ができてきますと、やはり各農家、各地区の取組の状況によっては幾ら一生懸命農業をしようとしましても補助が受けられる、受けられない、助成が受けられる、受けられないというのが出てくるわけですから、しっかりとそのあたりも、こういう事業も紹介しながら実質化へ向けた人・農地プランの作成に向けた取組をもっと強力に進めてもらいたいなと、このように思います。  それはお願いしておいて、これは県の考え方なんですけれど、例えばこの農業経営スマート化促進事業の中で乾燥調製用機械というのが上がってるんですけれど、これというのはもう本来は、旧町ごとに農協がライスセンターをつくってますよね。そこで全部大きな国なり、県なりの補助金を昭和50年代でしょうか、投入されて、その当時の町も関わって農協のライスセンターというのができてますよね、これ。  今になってこれをやると、法人化されたそういったところあたりでこれをやると何か国なり、県からといったら補助の二重投資をしよるという形に私は受け止めるんですよ。相当大きな金額になってくるんじゃないかな思うんですよ、大きな法人になってきたら。それは国なり県はもうそれは仕方がないと、それも昔から農協に補助はした、大きなライスセンターができているけれども、ここへ来てまたこういうのをしていく、そのあたりについてどないというんですか、県とか国とかの考え方、あるいは市の考え方というのはどうなんでしょうか。  もうそれは国のお金だから、県のお金だから、地域の農業法人が助かってくれるんだったらもうそれでいいじゃないのということなのか。何か私にしたら経費の二重投資のようにも受け止められんことはないんですが。 ○議長(小川忠市君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(小坂征幸君) まず対象となる農業機械の一覧に関しまして、おっしゃるとおり乾燥機が入ってまして、考え方としてこちらに県のこれが補助要綱の概要の一部の抜き取りになりますので、もし申請があれば審議はしないといけないとは考えます。  ただ、今回のスマート化促進事業の中で特に計画を立てる段階で購入する機械によって、例えばその農業経営状況がどう改善されるかということを機械に関しての目標とかを立てないといけないというところになります。  もちろんコストの関係で今までどおりに営農組織に出して乾燥させたほうがコストが安いとかいろいろなところの議論が出てくると思いますので、その辺で乾燥機自体の補助金を出して必然かどうかという議論は一度はしないといけないかなとは考えております。 ○議長(小川忠市君) 一旦よろしいか。  ほかにございます。  山本君。 ◆15番(山本通廣君) ページ48、49で、補足説明書の3ページの一番下になりまして、体育施設管理事業のことなんですが、東条グラウンドの用地を取得するということでございますけれども、これの購入単価、平米当たり幾らになってますか。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 現在、補正予算を上げさせていただいてる段階で地権者さんにも内諾を得ておりますが、きっちりした金額というのは、幾らで行きますという最終通知はさせていただいてない状況ですので、単価につきましては答弁は差し控えさせていただきたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) 内諾というたらもう単価出とんじゃないですか。それと、こういうものの購入の場合に、例えば賃借権の割合とか、どういう取扱いで交渉されておりますか、そしたら、どうなってますか。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) まず、単価につきましては仮契約が終わった段階で、また本契約の財産取得の議案を上程させていただくことになる予定ですので、そのときにまたお知らせをさせていただきたいと考えます。  それから、借地権の関係ですが、東条グラウンドにつきましては全て自作地ということになっておりますので、登記名義人さんに用地買収費用をお支払いするということになって借地権というのは出てきません。 ○議長(小川忠市君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) ちょっとそれおかしいのとちゃいます。貸し借りがあるということは賃借権もしくは借地権の関係があってこそこれ貸借が継続してきたわけですよね。そして、今度はそれを買うとなれば、そのときに当然借地権とか、あるいは賃借権の割合というのが出てきまして、そこで価格が決定するわけなんですよ。そんなことになってないんですか。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) すいません、確認なんですが、今おっしゃられているのは市が借りていた土地ですので市がその持分が幾らか発生しているんではないかということでよろしいですか。 ○議長(小川忠市君) 質問反問ですね。そういう確認ですね。              (15番山本通廣君「割合を聞いとる」と呼ぶ) ◎教育振興部長(田中孝明君) それにつきましては残存小作地と言われる農地以外につきましては、そういう権利は発生しないという認識でおります。 ○議長(小川忠市君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) 賃貸借がありますと貸主に対価払ってるわけですやんか。それで、今度はその土地を買うということについては当然借りてるほうにすれば借地権とか賃借権が発生しとるわけなんですよ。交渉の中でそれは当然当事者なり出てくるわけで、それを無視してするならそれはそういうことがあるんでしょうけれど、行政が購入する以上、そういうことは無視するわけにいかないんで、その借地権、あるいは賃借権割合をきちっと考えて、それで価格を決定するということが正しいやり方だと思いますけれど、そういうことはしないということなんですね。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 購入につきましてはその土地の適正な価格で購入をさせていただくということで話を進めております。 ○議長(小川忠市君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) それで適正価格の話を今しとるわけなんですよ。だから、そういうことをちゃんとしていただかないと、高い買物になると思うんであえて言っとるわけですけれど。よく考えてやってください。もういいです。 ○議長(小川忠市君) よろしいですか。  ほかに。  古跡君。 ◆5番(古跡和夫君) 資料の19ページの一番下の生活困窮者自立支援事業の関係ですけれども、具体的にどういう仕事をしているのかということと、どの程度の人数、こういう事業に市民の方に対して何人ぐらいこういうことをやってはるのか、その辺のところをお伺いしたいです。 ○議長(小川忠市君) 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 生活困窮者自立支援事業の今回のフルタイム会計年度任用職員の減額の関係で言いますと、2名のパートタイム会計年度任用職員でこの分を今やっているところでございます。あと1人、正職員がこの生活困窮者の自立支援事業に従事しているという状況でございます。 ○議長(小川忠市君) 古跡君。 ◆5番(古跡和夫君) 今この事業の対象になっている市民は何人ぐらいですか。 ○議長(小川忠市君) 生活困窮者等に該当する市民の数ということですか。それ答弁できますか。  健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 申し訳ございません。今実際の相談の件数というのは資料がございません。昨年度の実績で言いますと、社会福祉協議会と社会福祉課で生活困窮者に関する相談というのは711人の相談を受けてると。その前の年からが130人程度でしたから、昨年度については非常に多くなっており、今年度についても昨年ほどではないですが、ある程度相談を受けてるという状況でございます。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長より答弁の修正がございます。  教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) すいません。先ほど山本議員から賃借権のお話をいただきまして、こちら全然考慮しておりませんという答弁を申し上げたんですが、すいません、誤っております。  この分につきましては、土地鑑定で単価を鑑定士さんに出していただくんですが、その中で借地を何年しておるからということも考慮いただく中で単価を算出していただいておりますので、その部分につきまして訂正をさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 考慮してるということですね。  発言の訂正ですので、議長で処置をしておきます。  ほかにございますか。  鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 先ほどの交通安全施設の整備の関係ですけれども、八街市でああいう本当に悲惨な事故があったということで、すぐに動いていただいたというのは非常にありがたいというか、いいことだと私も思っておりますが。  この資料の中で1か所、防護柵設置と書いてございますが、これはどこなんですか。まずその場所を教えていただけますか。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。
    ◎都市整備部長(大畑敏之君) 山国地内の口ノ森池という池があるんですけれども、その近くでございます。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) これの調査というのは、これは通学路交通安全プログラムかな、あれとは別ですか。別に市の職員がやられたということでいいんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 市で調査した結果でございます。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) これは今現在通学路になっているところを全て見ていただいて、そういった中で八街市のようにガードレールも何もないという場所ですよね、あれは。加東市において歩道でそういうところというのはあるのか、ないのかという確認をいただいたのと。あとやはりここはガードレールが要るだろうということはもう今おっしゃったところ以外はなかったと理解したらいいんですか。  それとも今後そういうところについては整備していこうと考えていただいているのか、そこをお聞かせください。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 歩道がなくて路肩が狭い、通学路になっているというところで、もちろん防護柵があれば安全なんですけれども、なかなかそのスペースがないというところは通学路では結構まだございます。  そういうところに防護柵をつけるとなりますと用地取得等が必要になる、道路を広げていかないといけないということもありますので、そこらあたりは慎重に判断をしていきたいと考えております。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) それと新学期が今日から始まったわけですけれども、今年県の草刈りが全然されてないですよね。県道ですからこれは市に言っても仕方がない話ですけれども、通学路の中で子どもたちが歩くところの市道、今私どもはできるだけそういうところは自分の家の近くだったら自分で刈って子どもたちが行きやすいようにということで恐らく協力いただいてるところが多いとは思うんですが、やはりニュータウン的なところがありますよね。そういったところの方というのはそれはなかなかできてない。そういったところの草刈りとかそういったことに市で取り組むということもここに入ってないように思うんだけれども、そういう視点はなかったのか、あったのか、どうですか。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 市道におきましてはそのような通学路で草が生えてというのは毎年のようにございまして、そこにつきましては、今回とは別で毎年そういう維持費を確保しておりますので、その中で対応しております。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 案外と草が結構茂ってるなというところは今言いましたように、農地のところなんかは草刈り機を持ってはるから大体協力いただいてるんですけれども、ニュータウン的なところでは草が道路に、先ほどおっしゃったように路側が狭くてというところがあったように思います。そういったところも十分、本当に八街市のようなことがないように加東市はやらないかんなと思ってますんで、またその辺よろしくお願いしたいと思います。  それから、先ほどのグラウンドの件が出てましたね、東条グラウンド。これ本当に職員の皆さんも努力され、地権者の皆さんも御協力いただいてここまで来たと思うんです。この御苦労は本当によかったなと思ってるんですが。これ実施計画にはこの用地費というのは上がってないんですけれども、この辺の考え方というのはどうなんでしょう、教えていただけますか。 ○議長(小川忠市君) 3か年の実施計画というところですね。  教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 用地買収、このような長期間借地をしていたところを買収する場合につきましては、地権者との合意は、協議がいつ整うか不確定な状況にあるという中で、用地の取得が見込まれるようになった時点で予算を計上させていただくという考え方でもってさせていただいてますので、いつ用地買収ができるかまだ確定をしていない、3か年を作成する際等には上げさせていただいてないということでございます。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) それで資金計画立てれます?私は立てられないと思うんですよ。きついこと言いますけれど、これ二、三年前からずっとそういう経緯ですよね。先ほど私言いましたように、これ本当に職員の皆さんも努力いただいたし、地権者の皆さんもお互いにお互いをと、これ地権者7人ほどいらっしゃったと思いますけれども、そういう中でお互いが協力しようやということをしていただきながらこれやられたものですよね。  ただ、見通しがないからとかということでいくと、もうそんなんこういう用地買収に絡むものは3か年の実施計画では金額は上げないという、これ担当部長から説明いただけますか。 ○議長(小川忠市君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(服部紹吾君) すいません、資金計画の関係でございますけれども、もちろん3か年計画というものを中心に考えておるんですけれども、それとは別に施設に関しましては公共施設適正配置計画というものがございます。御承知のとおりそちらで年次計画というところで相当するものについては費用を上げていってもらっておりますので、そういったものも考慮しながら財政計画というものについては算定をしておるという状況でございます。 ○議長(小川忠市君) よろしいですか。一旦。  市長。 ◎市長(安田正義君) 鷹尾議員の県道の話。県道の草刈りが全然されてないというのは、それは路線とするとどこかございましたでしょうか。私の認識では今相当数の路線で県道は多分路肩から1メートルぐらいですか、刈り取りがかなりの路線で今やっていただいておると思ってます。もしまだのところがあるとすれば一度お知らせをぜひいただきたい。  これは県で、私どもと県との関係でそんな話が、何も言ってくれんかったのかとなってもいけませんので、これはあえて申し上げさせていただきました。 ○議長(小川忠市君) 鷹尾君。 ◆3番(鷹尾直人君) 市長にそうおっしゃっていただいたんで言いますが、小野藍本線。私んところの路線ですけれど、いつも7月の頭ぐらいには刈っていただく、今年雨が非常に多かったですよね、7月に。その関係かなと思ったんですけれど、今年まだ一回もお見えになってないんで、そういう意味でも子どもがあそこ通っていきますんで私も気がついたら刈り込み入れたりするんですが、あれもずっと西戸まで続いてますので、ちょっとほかはどうか知りません。今確かに西脇三田線の上久米辺りとか、あの辺りずっと刈っておられるの見とるんですけれど、ちょっと来られないところもあったものですから、言わせてもらいました。またその辺よろしくお願いします。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 質問に入る前に一言、もう議長の宣告があった後なんで構わないんですが、先ほど発言の訂正がありましたよね。これ加東市議会会議規則第65条で、これは議員についてですけれども、これ準用して職員もこれ何度か僕お話ししたことあると思うんですけれども。議員についての規則ですけれども第65条です。「発言した議員は、その会期中に限り、議会の許可を得て発言を取消し、または議長の許可を得て発言の訂正をすることができる。ただし、発言の訂正は、字句に限るものとし、発言の趣旨を変更することはできない。」と、これが加東市議会会議規則なんですよ。  そういう中で、一番初めに、要は「その借地権を考慮しておりません。」という話での発言を、「借地権を考慮しております。」というのは、私は趣旨の訂正に該当すると思うんですよ。だから、本来私はできないことだと思うんです。ただ、議長の宣告に対して従わなければいけないというのが議員なので、あと事務局を含めて調整されたらいいと思うんですけれども。  これは要は本来そんなことは取り違えるわけがないので、要は借地権の設定みたいなものを、したのか、していないのか、取り違えるわけがないので趣旨を訂正してはいけないということが書いてありますよね。その緊張感を当局だけに求めてるんではありません。議員も、私も最近委員会ではかなり怒ってますけれども、すぐ何か言うと取り消しますという議員がいるのでね。取り消せないんですよ、発言の趣旨は。字句の訂正なんですよ。言った場合は全文撤回を委員会や本会議の許可を得てやるんですよ。  ですから、そういうことですから、安易に、本当に趣旨の違う発言というのはできないということをお互いにまず認識し、私もしてるかもしれませんけれども。まずそういうことがないようにと緊張感を持ってやっていただきたい。もう訂正しますなんてそんな簡単に言えるものじゃないということをお互いやっていただきたいというのが私の思いです。  取りあえず今回に対しては議長の采配に委ねますけれども、確認はします。もう一言言っておくと、皆さん、例えば職員の皆さんも発言を撤回しますとか、取り消しますと言われた際に会議録がどうなるかって御覧になったことがありますか。議会事務局を経験されてないと分からないかもしれませんけれど、そこで横線が入ったりして、しかもそれ閲覧用のものは横線が入って残りますけれども、記録用の会議録って残りますからね、原文のまま。そんな簡単なものじゃないというのは私も本当にお互い認識していただきたいと思います。私を含めて自戒したいと思いますけれども。  質問に入りたいと思います。  47ページの文化会館の工事、これは多分空調工事の見積りがかなり違ったということで金額が大き過ぎますよね、この理由というか、なぜここまで金額が乖離したのかということについてその説明を求めたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) 国際学習塾の工事につきましては工事費の大きなウエートを占めますものが空調工事、いわゆるエアコンの更新工事になります。それで、この空調の更新とか購入につきましては非常に、メーカーからは定価に近い金額での見積りしか出てきません。それで、実勢価格を今回委託している設計事務所や聞ける事業者として入札に参加しないであろうと思われる業者さん等から聞き取りをさせていただいて実勢価格を判断するということになるんですが、今回もうちょっと遡りますと、前年度、体育屋内運動場の空調設備の設置工事をさせていただきました。そのときにほとんどが最低制限価格を下回って失格という事態も発生をしておる状況でした。  実勢価格は、通常の時期よりもコロナ禍で少々上がっていきよるよという情報は確かに得ていたんですが、それでも大丈夫だろうという判断でもってできるだけ早い時期に、年度始めの早い時期に実施すれば大丈夫じゃないかということで4月21日でもって公告をさせていただく。市の令和3年度になってから公告をする一番早い入札にかけさせていただいたんですが、そこで価格が、かなり入札されたほとんどの業者さんとの価格がかなり乖離をしていたという状況がありました。  その後の話になるんですが、6月に、これは今ある業者さんから営業用のエアコンについては半導体が不足してますので一部機種については、これ事業用とか店舗用なんですけれども、生産を中止しますという通知も出ております。恐らくその私どもはつかんでなかったんですが、入札に参加された業者さんの……。 ○議長(小川忠市君) 部長、答弁は質疑に対して端的にお願いできませんか。藤尾議員の質問は分かってますよね、それに対しての答弁だけお願いします。 ◎教育振興部長(田中孝明君) という状況でしたので、こちら側がその価格の設定とそれから情報収集というのが十分にできていなかったということでございます。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 私ももう少し説明を聞きたかったんですけれども。今の理由でしたら、1つは半導体の不足で業務用のエアコンが不足してるというのが一つあると思いました。  もう一点は、去年は非常に安く入札できたので、恐らく予定価格というか、メーカーの価格よりも多分かなり低い設定をしたんだということが理由だと思うんですけれども、低い設定をしたからある程度定価に近い金額になってしまったという理由は分からないでもないんですが。半導体のことが理由なのでしたら、例えば時期を待つということはできないのか、世界的に不足してるわけですから、そのようなことは考えられなかったのですか。 ○議長(小川忠市君) 教育振興部長。 ◎教育振興部長(田中孝明君) そのことも考えました。今コロナ禍でいつの時期になればこういう状況が収まるか、それから価格の高騰が収まって元の状態に戻っていく、先行きがなかなか不透明な中で先延ばしをするということは考えれませんでした。  もう少し付け加えさせてください。  なお、国際学習塾につきましては今年度空調設備の改修工事をするということで使用を申し込まれてる団体さんにはその旨を周知させていただいてまして、もしかして利用ができないことになりますよということについても了承をいただいてます。それが次年度になりますとまたその協議を一からしないといけないことになるので何とか今年度実施したいということでございます。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) あと41ページの公園費で整備費が上がってますけれど、もう少し具体的に説明をお願いできますでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 公園費ですが、例年行っております社会資本整備総合交付金によります公園長寿命化工事、遊具の更新を主にやってるんですけれども、この交付金が追加されましたことによりまして、遊具の更新につきましてはひろのが丘にある公園とあと平池公園で池の水内際なんですけれども、水で侵食されまして遊歩道の際まで路肩が落ちているというところがございまして、そこの修繕工事を計上いたしております。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 議案とは関係ないんで余計なことかもしれませんけれども、滝野地域の香りの樹公園の草刈りをやったほうがいいと思います。  最後に1つ確認なんですが、これ我々に、主要事業の補足説明書をつけていただいてますよね。いつも言うんですけれど、これに載せる、載せないの基準というのは一体何なのかということを尋ねるんですよ。  一番小っちゃいのって、これ新規事業だからかもしれません、がん患者さんのアピアランスサポートということで13万円ですか。13万円の事業が載っていると。金額の変更かもしれませんが、先ほどのやしろ国際学習塾の四千何万円とか、ひろのが丘の公園のところ、二千何万円ですよね。そういうものはないですよね。  だから、統一した基準を持って、何かこういうものは上げましょうとかということを考えられないんですか。それはもう原課に判断を委ねて、何か大事そうなのは載せてくださいって言ってるだけなんですか。 ○議長(小川忠市君) 総務財政部総務財政課長。 ◎総務財政部総務財政課長(西山卓良君) こちらの補足説明書に記載してます主な事業につきましては、主に新規事業でありますとか、当初予算にのってない事業につきまして計上をさせていただいているということでございます。  また、金額の大きなもの等につきましては計上させていただいておるんですけれども、基本的には当初予算に計上していない新規事業というところで追加をさせていただいておるという形です。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 一言だけ申し上げておきますが、そういうことやったら、例えば今の公園の費用なんかは新規事業というか、今までないわけですよね。白線の話だってこんだけ追加で書いてあるわけやから、だから公園のことはこれ新規、追加ですよね。だから、そこは載ってないっておかしいと思いますので、その辺をもう少し、特に金額が大きいもの気になりますので、また徹底していただきたいと思います。  そういうことで、何か方針を決めて、金額を大きいものについては分かるようにしていただく考えはないでしょうか、これいつも言っていますけれども。 ○議長(小川忠市君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(服部紹吾君) 失礼いたします。  補足説明書の記載内容につきましては、先ほど議員も言われてますとおり改善の余地はあるのかなと思っておりますが、基本的に今の考えといたしましては今総務財政課長が申し上げましたとおり、新規事業であるとか、そういったものをお知らせするといいますか、内容を説明するということを中心に考えさせていただいておるというところでございます。  内容について精査が要るのかという御指摘もございますけれども、なかなかどれを取ってどれを外すということが際限がないのかなという思いもしますので、そのあたりは漏れがある、なしというのも個人の考え方もございましょうかと思いますので、少し工夫をさせていただくということですぐに結果が出る、出ないというところもあろうかと思います。御了承いただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 私の先ほどの続きなんですけれど、資料No.2とNo.3の農業の担い手の関係なんですが、補助金の関係なんですが、これ資料No.2の強い農業・担い手づくり総合支援交付金も資料No.3の農業経営スマート化促進事業補助金もこれ重複して受けられるのか。対象者は同じ形になるとは思いますんで、法人化されとる、されてないというのは法人化のことがありますけれども、中心経営体の方が法人化ということもありますし、これ重複するのか、重複で可能なのかということと。  それ以外にも市の支援事業とか、補助金事業とかいっぱいありますよね。 ○議長(小川忠市君) それだけ、まずそこから行きましょうか、重複するか、しないかだけ。 ◆6番(大畑一千代君) いや、そういったものもひっくるめてこの事業が重複して受けられるのか、いろいろな補助とか、利子補給とかそういったものが受けられるのか、そのあたりの考え方をお聞きしたいと。 ○議長(小川忠市君) 失礼。  産業振興部長。 ◎産業振興部長(小坂征幸君) まず、No.2とNo.3の補助、それと今おっしゃってた市単独事業の補助、それぞれにおいて同一の機材については取れません。ただし、これまでもなかったし、今後もどうなるか分かりませんが、それぞれに対して、機械に対して経営改善の施策といいますか事業計画をつくらないといけませんので、厳しいと思いますが、大きな目標を持ってされる農家さん、農業者さんがいらっしゃったら今のこの強い農業・担い手づくり総合支援交付金農業経営スマート化促進事業補助金、また市単独事業の補助、それぞれを違う機械で同一年度に取るということは可能ではございます。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) ありがとうございました。  それから、この債務負担行為で固定資産税、それから住民税の納付書の封緘作業というのが上がってるんですけれど、これは今までは電算システム会社に全部お願いしておったものを、電算システム会社がもうしませんよということで新たな業者をするということなんですか。なぜそうなったのか、まずそのあたりを聞かせてください。 ○議長(小川忠市君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(服部紹吾君) こちらの業務につきましては、先ほど議員おっしゃられるとおり、電算システム会社が封入封緘まで行って業務を受託いただいておったところでございます。ただ、ちょっと会社の事情というところもあるとは思うんですけれども、封入封緘についてはもうちょっと受けれないという話を電算システム会社が急に申し入れてまいりました。  その関係もございまして、封入封緘についてはもう受けれないのであればこちらで別の手だてを考えないといけないという判断をさせていただきましたので、今回こういった債務負担行為を上げさせていただきまして、早いうちから業者を選定していって来年度に向けた準備を進めたいという考えでさせていただいております。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 一方的にこれまでやってたものをしませんよというて、はい、そうですかでいいんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(服部紹吾君) すいません、言葉足らずで申し訳ございません。実は、昨年度からこういった話を業者が持ち出してきておりました。急遽そういうことを言ってこられてもこちらも対応が非常に困るということで、何とか今年度につきましては業者にそのまま業務を継続していただいたんですけれども、そういった中でやはり来年度についてはよく考えてほしいというところもありました。  その中で部内といいますか、庁舎内でいろいろ議論、検討もさせていただいたんですけれども、受けれないというところについてはもう幾ら言っても受けてくれないという、なかなか方針が変わらないというところもございますんで、じゃあ違う手だてを考えるべきであろうというところで方向を転換させていただいたものでございます。 ○議長(小川忠市君) 大畑君。 ◆6番(大畑一千代君) 今度また新たに専門業者を探しますということですよね、業者を。専門業者というのが、封入封緘作業の専門業者というのがどの程度あるんか分かりませんけれど、これ業者委託しないと駄目なんですか。  あるいはパートを雇うとか、それのほうが私は安いとは思うんですが。業者委託したらどうしても、向こうも利益上げないといけないから。人件費プラス利益ということになろうと思いますので高くつくんじゃないんですか。やはり専門業者じゃないと駄目なんですか。 ○議長(小川忠市君) 総務財政部長。 ◎総務財政部長(服部紹吾君) 過去には直営というんですか、市の職員で、旧町の時代だと思うんですけれども、されてた経緯があるということは承知しております。  ただ、市になって納税義務者の数も非常に多くなっておりますし、業務の効率化というところを考えていくと、やはり業者に委託するほうがいのではないかなという考えはございます。  言われてますとおり、パートさんといいますか、アルバイトさんを雇ってそのときだけその作業に集中するといいましても、そこに指導をするであるとか、付きっきりで職員も配置しておかないといけないというところもありますんで、そういったものも考えますとやはり業者に指示をしてやっていただくほうが効率的であるという思いはございます。 ○議長(小川忠市君) ほかにございますか。  よろしいですか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論につきましては、会議規則第53条の規定に基づき行ってください。  では、まず原案に反対者の発言を許します。  ありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。  ありませんか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第55号議案 令和3年度加東市一般会計補正予算(第7号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。  ここで休憩をします。                午前11時05分 休憩                ─────────                午前11時20分 開議 ○議長(小川忠市君) それでは、休憩を閉じまして、会議を再開いたします。 △日程第5 第56号議案 令和3年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(小川忠市君) 日程第5、第56号議案 令和3年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  市民協働部長。              〔市民協働部長 土肥彰浩君登壇〕 ◎市民協働部長(土肥彰浩君) 失礼します。  それでは、第56号議案 令和3年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明を申し上げます。  提案理由でございますが、令和2年度決算に伴う前年度繰越金、令和2年度普通交付金等の確定に伴う返納金等により補正の必要が生じたことによるものでございます。  予算書の第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,312万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ42億3,933万8,000円にしようとするものでございます。  それでは、内容につきまして、第1表、歳入歳出予算補正及び第2表、債務負担行為により御説明をいたします。  補正予算書の1ページを御覧ください。  まず、歳入でございます。  第10款繰入金、第1項他会計繰入金178万5,000円の増額は、人件費の補正に伴います一般会計からの繰入金の増額で、同款第2項基金繰入金317万6,000円の増額は、このたびの補正予算における歳入不足を補うため財政調整基金から繰り入れるものでございます。  第11款繰越金、第1項繰越金1,816万4,000円の増額は、令和2年度決算に伴います繰越金の補正でございます。  次に、歳出でございます。  第1款総務費、第1項総務管理費178万5,000円の増額は、人事異動に伴う人件費の増によるものでございます。  第9款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金等2,134万円の増額は、前年度国庫支出金、普通交付金及び特別交付金の精算に伴う返納金等が生じたことによるものでございます。  次に、第2条、債務負担行為でございます。  予算書3ページをお開きください。  第2表のとおり、令和4年度国民健康保険税当初課税通知封入封緘業務につきまして、令和3年度中に業者決定を行うため29万1,000円を債務負担行為に追加をいたします。  以上、第56号議案 令和3年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いをいたします。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  まず、原案に反対者の討論を許可します。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 次に、原案に賛成者の発言を許可します。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第56号議案 令和3年度加東市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがいまして、本案は原案のとおり可決しました。 △日程第6 第57号議案 令和3年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) ○議長(小川忠市君) 日程第6、第57号議案 令和3年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  市民協働部長。              〔市民協働部長 土肥彰浩君登壇〕 ◎市民協働部長(土肥彰浩君) それでは、第57号議案 令和3年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案理由でございますが、令和2年度決算に伴う前年度繰越金の増額により、後期高齢者医療広域連合への納付金の補正の必要が生じたことによるものでございます。  予算書の第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,562万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億7,443万7,000円にしようとするものでございます。  それでは、その内容につきまして御説明をいたします。  補正予算書1ページ、第1表、歳入歳出予算補正を御覧ください。  歳入では、第5款繰越金、第1項繰越金は、令和2年度決算による繰越金で1,562万7,000円増額いたします。  次に、歳出では第2款後期高齢者医療広域連合納付金、第1項後期高齢者医療広域連合納付金を歳入と同額の1,562万7,000円増額いたします。  以上、第57号議案 令和3年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いをいたします。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第57号議案 令和3年度加東市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第7 第58号議案 令和3年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第1号) ○議長(小川忠市君) 日程第7、第58号議案 令和3年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  健康福祉部長。              〔健康福祉部長 大西祥隆君登壇〕 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 第58号議案 令和3年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の理由でございますが、職員の人事異動やフルタイム会計年度任用職員の異動に伴う人件費に係る補正及び令和2年度の介護給付費及び地域支援事業費の確定により国庫支出金、県支出金及び支払基金交付金の額が確定したことによる精算行為により増額するものでございます。  予算書の第1条でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,091万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ38億994万7,000円とするものでございます。  それでは、内容について、第1表、歳入歳出補正予算により御説明いたします。  1ページをお開きください。  まず、歳入でございますが、第4款国庫支出金、第2項国庫補助金90万2,000円の減額につきましては、地域支援事業費の人件費の補正に伴うものでございます。  第5款県支出金、第3項県補助金45万1,000円の減額は、地域支援事業費の人件費の補正に伴うものでございます。  第6款支払基金交付金、第1項支払基金交付金137万円の増額は、令和2年度介護給付費交付金の精算による追加交付及び地域支援事業費の人件費の補正に伴うものでございます。  第8款繰入金、第1項一般会計繰入金7万1,000円の減額は、主に総務費の一般管理費に係る人件費の増額及び地域支援事業費の人件費の増減によるもので、同款第2項基金繰入金631万円の減額は、今回の補正における歳入歳出の調整により介護給付費準備基金繰入金を減額するものでございます。  また、第9款繰越金、第1項繰越金4,727万9,000円の増額は、令和2年度決算に伴う繰越金でございます。  次に、歳出でございます。  第1款総務費、第1項総務管理費81万5,000円の増額は、人事異動に伴う人件費の増減によるものでございます。  同款第3項介護認定審査会費43万5,000円の減額は、人事異動に伴う人件費の減額によるものです。  第4款地域支援事業費、第2項包括的支援事業・任意事業235万3,000円の減額、第4項介護予防生活支援サービス事業費1万1,000円の増額、第5項一般介護予防事業費4,000円の増額は、人事異動に伴う人件費の補正でございます。  第8款諸支出金、第1項償還金及び還付加算金4,287万3,000円の増額は、令和2年度の介護給付費及び地域支援事業費の確定により国庫支出金、県支出金及び支払基金交付金の額が確定したため、その精算による返納金を補正するものでございます。  以上、第58号議案 令和3年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第1号)についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第58号議案 令和3年度加東市介護保険保険事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第8 第59号議案 令和3年度加東市水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(小川忠市君) 日程第8、第59号議案 令和3年度加東市水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  上下水道部長。              〔上下水道部長 眞海秀成君登壇〕 ◎上下水道部長(眞海秀成君) 第59号議案 令和3年度加東市水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の主な理由でございますが、人事異動に伴う人件費のほか、過年度漏水減免の増加により過年度水道料金を還付するため補正するものでございます。  議案書の第2条、収益的支出の補正は、水道事業費用を734万2,000円増額し、総額を14億6,815万2,000円にするものでございます。  次に、第3条資本的支出の補正は、予算の第4条本文括弧書き中、「不足する額12億101万8,000円は建設改良積立金5億6,266万7,000円、過年度分損益勘定留保資金4億6,935万3,000円及び当年度分消費税及び地方消費税、資本的収支調整額1億6,899万8,000円で補填する」に改め、資本的支出を22万9,000円増額し、総額を19億3,170万5,000円にするものでございます。  次に、第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費を606万8,000円増額し、総額を6,466万7,000円にするものでございます。  内容につきまして、1ページ、補正予算実施計画書を御覧ください。  収益的支出でございます。  第1款水道事業費用、第1項営業費用584万2,000円の増額は、人事異動に伴う人件費の補正でございます。  第3項特別損失は、漏水減免により過年度水道料金を還付するため過年度損益修正損を150万円増額いたします。  次に、資本的支出でございます。  第1款資本的支出、第1項建設改良費22万9,000円の増額は、法定福利費の補正でございます。  以上、第59号議案 令和3年度加東市水道事業会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただけますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。よろしいですか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第59号議案 令和3年度加東市水道事業会計補正予算(第2号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員)
    ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって本案は原案のとおり可決されました。 △日程第9 第60号議案 令和3年度加東市下水道事業会計補正予算(第1号) ○議長(小川忠市君) 日程第9、第60号議案 令和3年度加東市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  上下水道部長。              〔上下水道部長 眞海秀成君登壇〕 ◎上下水道部長(眞海秀成君) 第60号議案 令和3年度加東市下水道事業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の主な理由でございますが、人事異動に伴い人件費を補正するものでございます。  議案書の第2条、収益的支出の補正は、下水道事業費用を1,014万2,000円増額し、総額を20億1,327万2,000円にするものでございます。  次に、第3条、資本的支出の補正は、予算の第4条本文括弧書き中、「不足する額6億2,154万3,000円は、当年度分損益勘定留保資金6億2,154万3,000円で補填する」に改め、資本的支出を94万2,000円増額し、総額を16億9,446万6,000円にするものでございます。  次に、第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費を1,107万3,000円増額し、総額を6,367万1,000円にするものでございます。  内容につきまして、1ページ、補正予算実施計画書を御覧ください。  収益的支出でございます。  第1款下水道事業費用、第1項営業費用1,014万2,000円の増額は、人事異動に伴う人件費の補正でございます。  次に、資本的支出でございます。  第1款資本的支出、第1項建設改良費は、人事異動に伴う人件費の補正により94万1,000円を増額するものでございます。  以上、第60号議案 令和3年度加東市下水道事業会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第60号議案 令和3年度加東市下水道事業会計補正予算(第1号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第10 第61号議案 令和3年度加東市病院事業会計補正予算(第1号) ○議長(小川忠市君) 日程第10、第61号議案 令和3年度加東市病院事業会計補正予算(第1号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  病院事業部事務局長。              〔病院事業部事務局長 堀田敬文君登壇〕 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) 第61号議案 令和3年度加東市病院事業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由並びにその内容について御説明申し上げます。  提案の主な理由ですが、国庫補助金の交付決定による増額、職員の異動等に伴う給与費の増減等により関係費目を補正するものでございます。  第2条、収益的収入及び支出の補正は、収益的収入の既決予定額に230万2,000円を追加し、病院事業収益を26億6,769万9,000円とし、収益的支出の既決予定額から1,149万9,000円を減額し、病院事業費用を27億2,528万6,000円にするものでございます。  第3条、資本的収入及び支出の補正は、資本的収入の既決予定額に500万円を追加し1億6,896万8,000円とし、資本的支出の既決予定額に500万円を追加し2億6,784万7,000円とするものでございます。  第4条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費について既決予定額から1,953万5,000円を減額し17億9,420万9,000円とするものでございます。  それでは、その内容につきまして補正予算(第1号)実施計画により御説明申し上げます。  1ページを御覧ください。  収益的収入及び支出でございます。  収入。第1款病院事業収益、第2項医業・介護サービス外収益200万2,000円の増額は、オンライン資格確認等の導入による国庫補助金でございます。  第3項特別利益30万円の増額は、寄附金による補正でございます。  支出。第1款病院事業費用、第1項医業・介護サービス費用1,149万9,000円の減額は、職員の育児休業及び異動に伴う人件費の減と医療機器修繕による増との差引きによるものでございます。  2ページを御覧ください。  資本的収入及び支出でございます。  収入。第1款資本的収入、第3項寄附金500万円の増額は、市民からの寄附による補正でございます。  支出。第1款資本的支出、第1項建設改良費500万円の増額は、寄附金を活用しての機械備品等の購入でございます。  以上、第61号議案 令和3年度加東市病院事業会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 寄附をいただいてありがたいことで、備品の500万円ということで上がってるんですが、これ何か特定の機械を買うということなのか、あるいは例えば各診療科などから要望があった、継続的に不足しているものを買うのか、どういう感じで備品を購入されるんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 病院事業部事務局長。 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) 寄附者の方の意向は病院の患者さんに役に立つようにということでいただいておりますので、機械備品で病棟のものの購入を考えております。今ちょっと内部と協議中です。 ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) このオンライン資格確認というのをもう少し詳しく説明いただけないでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) マイナンバーカードと一緒になった分の健康保険証の分なんですけれども、昨年度、本来なら交付決定がなされる分だと思うんですけれども、入金が4月以降になってるので4月以降の補正にしております。 ○議長(小川忠市君) よろしいですか。  北原君。 ◆1番(北原豊君) 2ページですけれど、医師は異動によるということで700万円ほど減ってしまってるんですけれど、これはもうよその病院に行ってしまうとか、また異動される、加東市からはお医者さんが減ってしまうということなんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 病院事業事務局長。 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) 1名退職という形で退職していただいて、今会計年度任用職員という形で任用替えはしてるんですけれど、1名定年です。 ○議長(小川忠市君) 北原君。 ◆1番(北原豊君) その分の増員というのはもう4月段階でできているわけでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 病院事務局長。 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) 実質的には会計年度任用職員で来ていただいとるんですけれども、正規職員としての一応定年という形になってます。 ○議長(小川忠市君) よろしいですか。  ほかに。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第61号議案 令和3年度加東市病院事業会計補正予算(第1号)を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小川忠市君) 起立多数。  したがいまして、本案は原案のとおり可決されました。  ここで昼食のため休憩をいたします。                午前11時51分 休憩                ─────────                午後1時30分 開議 ○議長(小川忠市君) それでは、休憩を閉じ、会議を再開いたします。 △日程第11 認定第1号 から認定第7号 一括上程 ○議長(小川忠市君) 日程第11、認定第1号から認定第7号を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  副市長。              〔副市長 岩根 正君登壇〕 ◎副市長(岩根正君) それでは、令和2年度各会計の決算認定の件につきまして、その概要を御説明申し上げ提案説明とさせていただきます。  認定第1号から認定第4号につきましては地方自治法第233条第3項の規定、認定第5号から認定第7号につきましては地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見を付して提案をさせていただくものでございます。  それでは、加東市歳入歳出決算書の2枚目、令和2年度加東市歳入歳出決算会計別一覧表とともに別途配付をしております令和2年度決算概要の報告を御覧ください。  まず、一般会計でございます。  歳入総額249億6,713万646円、歳出総額242億6,151万8,529円で、差引き残額7億561万2,117円となり、このうち3億1,000万円を財政調整基金に繰り入れることとし、次年度への繰越額を3億9,561万2,117円としております。  歳入の主要財源であります市税つきましては、納税義務者数の増に伴い個人市民税が増加したものの、企業収益の減により法人市民税が減となり、市税全体では前年度より3,022万4,000円の減となりました。  地方交付税につきましては、普通交付税において地域社会再生事業費の追加や歳入公債費の増などによる基準財政需要額の増が令和2年度が最終年度となる合併優遇措置の段階的縮減などの減額を上回ったことにより増額となったことなどで、対前年度比1億7,851万3,000円の増、地方債につきましては学校教育施設等整備事業債の増などによりまして、対前年度比5,410万円の増となっております。  また、国庫支出金は特別定額給付金給付事業費補助金や新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などにより前年度比51億6,331万8,000円の増、県支出金につきましては河高下滝野線付け替え工事受託事業委託金、商店街お買物券ポイントシール事業補助金などで対前年度比8,005万3,000円の増、その他ではふるさと納税の増による寄附金の増などにより、対前年度比9億1,177万2,000円の増となっております。  歳出では、補助費等が特別定額給付金給付事業などにより前年度に比べ41億100万4,000円の増、扶助費につきましては子育て世帯への臨時特別給付金給付事業などにより前年度に比べ1億8,114万9,000円の増となっております。  また、人件費は会計年度任用職員制度の導入などにより前年度に比べ6億6,661万3,000円の増、投資的経費は東条地域小中一貫校整備事業などにより前年度に比べ1億9,641万6,000円の増、物件費につきましてもふるさと納税推進事業委託料の増などにより前年度に比べ4億6,914万4,000円の増となっております。  次に、国民健康保険特別会計でございます。  歳入総額40億2,832万2,149円、歳出総額39億9,115万6,895円で、差引き残額は3,716万5,254円、このうち1,900万円を国民健康保険財政調整基金に繰り入れることとし、次年度への繰越額を1,816万5,254円としております。  事業概要でございますが、令和2年度末の被保険者数は7,575人で総人口の18.85%となっております。昨年度から28人増加しており、被保険者数は微増で保険給付費は微減となりましたが、依然厳しい運営状況が続いております。  歳入における国民健康保険税の収納状況につきましては、現年課税分の収納率は93.77%、滞納繰越分は15.98%で現年課税、滞納繰越しを合わせた収納率は77.35%となり、昨年度より0.57ポイント改善をいたしております。  歳出では、保険給付費は昨年度と比べ約1%減少し27億1,832万4,666円となり、これは歳出全体の68.11%を占めております。  また、広域化により兵庫県に納付いたしました国民健康保険事業費納付金は11億4,976万6,956円でした。  次に、後期高齢者医療特別会計でございます。  歳入総額5億4,684万9,415円、歳出総額5億3,122万1,566円で、差引き残額1,562万7,849円となっております。  歳入の普通徴収保険料の現年度分収納率は99.20%で、昨年度より0.09ポイント減少しております。  また、保険基盤安定繰入金につきましては、保険料軽減対象者3,605人に対して1億362万2,275円を繰り入れております。この繰入金につきましては4分の3を県が、4分の1を市が負担することとなっております。  歳出における後期高齢者医療広域連合への納付金は5億3,031万7,190円で、その主なものとして保険料等負担分が5億1,553万597円、過年度保険料等負担金が1,478万6,593円でございます。  次に、介護保険保険事業特別会計でございます。  歳入総額35億3,560万4,125円、歳出総額34億3,932万4,118円で、差引き残額9,628万7円となり、このうち4,900万円を介護保険給付費準備基金に繰り入れることとし、次年度への繰越額を4,728万7円といたしております。  歳入につきましては、国県支出金、支払基金交付金、これら負担金が全体の約62.2%を占め、前年度に比べ1.4%、2,970万4,076円の増となっております。  介護保険料につきましては、7億5,191万899円、前年度に比べ率にして0.8%、572万609円の減となっておりますが、第1段階から第3段階の介護保険料が軽減されたことによるものでございます。  歳出では、保険給付費が32億1,845万5,003円、前年度に比べ1,339万7,046円、0.4%減少いたしております。これは要支援、要介護認定者は増加しておりますが、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響もあり地域密着型サービス給付費負担金、施設介護サービス給付費負担金等の減額によるものでございます。  また、地域支援事業費は1億660万9,934円で前年度に比べ318万8,105円、3.1%の増となっており、これは主に介護予防ケアマネジメント事業及び権利擁護事業の人件費の増額によるものでございます。  次に、水道事業会計でございます。  加東市企業会計決算書8ページ、事業報告書を御覧ください。  初めに、給水の状況でございますが、給水人口は前年度から11人減少し3万9,751人、加入件数は300件増加し2万993件、年間有収水量は6万520立方メートル増加し509万4,884立方メートル、年間配水量は7万9,507立方メートル増加し563万8,318立方メートル、有収率は90.4%となりました。  次に、建設改良工事でございますが、広沢浄水場更新工事を進めるとともに、丹波篠山市との市境に応援給水連絡管を整備し、有事における応援給水体制を整えております。  収益的収入は消費税抜きで11億34万2,366円となり、そのうち給水収益は7億5,005万4,861円で、新型コロナウイルス感染症拡大による市民及び事業者への影響を踏まえ、水道料金を6か月間減免いたしましたことなどにより前年度から3億3,117万4,279円減少しております。  また、収益的支出は消費税抜きで10億5,979万2,713円となり、前年度と比較して8,666万7,024円減少し、差引き当年度純利益は4,054万9,653円となっております。  資本的収入及び支出では、収支差引き不足する額4億1,191万7,207円は、建設改良積立金、過年度分損益勘定留保資金などで補填をいたしております。  次に、下水道事業会計でございます。  37ページでございます。  処理状況でございますが、排水区域内処理人口は3万8,895人、水洗化人口は3万6,740人で前年度から48人増加いたしております。  年間総処理水量は447万5,005立方メートル、年間有収水量は404万1,891立方メートル、有収率は90.3%となりました。  次に、建設改良工事でございますが、農業集落排水事業等により整備した上久米、下久米地区、秋津地区及び少分谷地区の下水道を公共下水道に接続する工事を行ったほか、せせらぎ東条の電気設備及びマンホールポンプ場の機器更新工事を行っております。  次に、経理状況でございます。  収益的収入は消費税抜きで16億1,499万6,065円、そのうち下水道使用料は8億747万3,272円で前年度と比較して967万4,012円増加しております。  また、収益的支出は消費税抜きで16億8,070万4,426円となり、前年度と比較して5,819万6,805円減少し、差引き当年度純損失は6,570万8,361円、累積欠損金は16億7,572万5,543円となっております。  資本的収入及び支出では、収支差引き不足する額5億5,150万4,936円は、当年度分損益勘定留保資金で補填をしております。  次に、病院事業会計でございます。  102ページの事業報告書を御覧ください。102ページでございます。  病院事業にありましては新型コロナウイルス感染症の感染拡大による入退院停止等の影響に伴い利用状況及び収益的収支は前年度を大きく下回る結果となりましたが、救急体制の確保と地域の医療機関、介護施設等との共同による在宅復帰、在宅介護の支援を積極的に行うなど、地域包括ケアシステムの中核を担う病院として地域医療・介護の充実に努めました。  利用状況につきましては、病院事業では延べ入院患者数が前年度に比べ5,932人減の3万4,132人となりました。これは1日平均で93.5人、病床利用率は67.3%という状況でございます。また、延べ外来患者数は前年度に比べ4,320人減の3万7,114人、1日平均では152.7人となっております。  介護老人保健施設事業では、長期及び短期の延べ入所者数が前年度に比べ1,041人減の1万5,441人となり、利用率では84.6%、また延べ通所者数では前年度に比べ756人減の2,250人となり、人数利用率で61.7%、時間利用率で37.0%となりました。  訪問介護事業では、延べ利用者数が前年度に比べ57人減の1,249人、延べ訪問回数が前年度に比べ564回減の7,826回となりました。  次に、経理状況でございますが、収益的収入は消費税抜きで25億253万6,517円、収益的支出は消費税抜きで26億730万3,360円となり、この結果、当年度純損失は1億476万6,843円、累積欠損金は20億2,374万5,205円となっております。  資本的収入及び支出につきましては、収支差引き不足する額1億620万3,978円は、当年度分消費税、地方消費税、資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補填をしております。  以上、各会計の決算概要の説明とさせていただきます。御審議いただきまして適切な決定を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  続きまして、認定第1号から認定第7号について決算審査における監査報告を求めます。  高橋代表監査委員、よろしくお願いします。              〔代表監査委員 高橋 優君登壇〕 ◎代表監査委員(高橋優君) ただいま議長から御指名がございましたので、監査委員を代表いたしまして令和2年度一般会計、特別会計、公営企業会計の決算審査の結果を報告いたします。  審査に当たりまして、私たちは市長から提出された各書類が地方自治法、地方公営企業法、加東市例規及び関係諸法令に準拠して適正に作成されているかどうか、予算が適正かつ効果的で効率的に執行されているかどうかに主眼を置き、関係者の説明を聴取し、関係諸帳簿並びにその他証書類との照合等、通常実施すべき審査の手続を行いました。  決算審査意見書は監査委員3名の合議により決定し、令和3年8月25日に市長に提出いたしました。  まず、地方自治法第233条第2項の規定により、審査に付されました令和2年度加東市一般会計及び特別会計歳入歳出決算書並びに同法第241条第5項の規定による審査に付されました基金の運用状況を示す書類について審査を実施した結果を御報告申し上げます。  令和2年度加東市一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見書を御覧ください。  審査の概要でございますが、意見書1ページに記載しているとおり、審査の対象は令和2年度加東市歳入歳出決算のうち、一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計及び介護保険保険事業特別会計、附属書類は令和2年度加東市各会計別歳入歳出別決算事項別明細書、令和2年度加東市各会計別実質収支に関する調書、令和2年度加東市財産に関する調書及び令和2年度加東市基金の運用状況を示す書類でございます。  審査の期間は、令和3年7月26日から令和3年8月4日までの8日間でございます。  審査の結果、審査に付された各会計の歳入歳出決算書、同決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、地方自治法、加東市例規及び関係諸法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿並びにその他証書類と照合した結果、誤りのないものと認められ、予算の執行及び関連する事務の処理は全ての重要な点において適正に行われていると認められました。  また、基金の運用状況を示す書類について審査の結果、計数は誤りのないものと認められ、その運用は所期の目的に沿ってなされており、関連する事務の処理を全ての重要な点において適正に行われていると認められました。  続きまして、地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付されました令和2年度水道事業会計、下水道事業会計、病院事業会計について審査を実施した結果を御報告いたします。  令和2年度加東市水道事業会計決算審査意見書、令和2年度加東市下水道事業会計決算審査意見書及び令和2年度加東市病院事業会計決算審査意見書を御覧ください。  令和3年6月28日に実施いたしました審査の結果、審査に付された各事業会計の決算報告書、財務諸表、事業報告書及び附属明細書はいずれも関係諸法令に準拠して作成されており、経営成績及び財政状態の全ての重要な点において適正に表示しているものと認められました。  検査の結果の詳細につきましてはそれぞれの意見書を御覧いただきたいと思います。  以上、令和2年度決算審査の報告とさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) これから認定第1号から認定第7号についての質疑を行います。  質疑ございますか。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 監査委員も来られておりますので1点だけ全体的なところなんですけれども、様々な分野、いろいろな各部に対して意見とかということを表明されていると思うんです。そういうものに対して、例えば対応が取れるもの、取れないものがあると思うんですけれども、各部から、例えばその意見に対してこういう対応しましたとか、こういう部分についてはできておりませんみたいなフィードバックというか、そういうものは監査委員でお受けになられているのか。また、そういうものに対してやり取りされることはあるんでしょうか。その点をお尋ねしたいと思います。 ○議長(小川忠市君) 委員会事務局長。 ◎委員会事務局長(鈴木敏久君) すいません、フィードバックの関係でございますが、現在意見書がまとまりまして、当然議案としてお配りはしてるんですが、また各部署にそれぞれもう少し細かく意見というか、フィードバックしていただきたい事項をまとめて各課に照会をして、どうしても期間がある程度要ると思いますんで、大体年度末前ぐらいにはなってしまうんですが、まとめてそれまでの期間にフィードバックの答え、理事者側の意見をいただく、当然監査委員にも見てもらう予定でございます。 ○議長(小川忠市君) よろしいか。  北原君。 ◆1番(北原豊君) 監査委員様にお聞きしたいんですけれど、各小・中学校にあるパソコンのメンテナンスで年2,500万円ぐらい払っているんですけれど、メンテナンスに来られた回数は50回と、1回当たり50万円という高額な額になってますけれど、その点は日報とかで確認されたんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 委員会事務局長。 ◎委員会事務局長(鈴木敏久君) 日報を見たかというところなんですが、そこまでの提出は求めてないんですけれど、全般的な委託料の中で契約行為でありますとか、中身でありますとか、そういうことは審査の中で審査しているところでございます。 ○議長(小川忠市君) 個別のことはあまり、この全体のことについて総論的な質問で。よろしいか。  北原君。 ◆1番(北原豊君) 1回当たり50万円やったらさらのパソコンやさらのプリンターを置いていく……。 ○議長(小川忠市君) 北原君。今の事務局長の答えが全てでございます。却下します。  これで質疑を終わります。  12番小紫泰良君。 ◆12番(小紫泰良君) 決算特別委員会設置に関する動議を提出いたします。  ただいま上程中の令和2年度決算認定に係る認定第1号から認定第7号については、議長を除く15名の委員で構成する決算特別委員会を設置し、これに付託し審査されることを望みます。              (「賛成」と呼ぶ者あり) ○議長(小川忠市君) ただいま12番小紫泰良君から、認定第1号から認定第7号につきましては、議長を除く15名の委員で構成する決算特別委員会を設置し、これに審査を付託するとの動議が提出されました。  この動議は1名以上の賛成者がありましたので成立いたしました。  お諮りします。  本動議のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがいまして、認定第1号から認定第7号につきましては、議長を除く15名の委員で構成する決算特別委員会を設置し、これに審査を付託することに決定をいたしました。  次に、決算特別委員会の委員長及び副委員長の互選を行います。  委員長、副委員長は議会委員会条例第9条第2項の規定により委員会において互選することとなっております。  委員は第1委員会室で委員長及び副委員長の互選を行い、委員長はその結果を事務局長に報告してください。  ここで委員長、副委員長互選のため暫時休憩いたします。                午後2時03分 休憩                ─────────                午後2時13分 開議 ○議長(小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  決算特別委員会の委員長及び副委員長の互選が終わりましたので、議会事務局長より報告させます。  議会事務局長。 ◎議会事務局長(肥田繁樹君) それでは、議長の命により決算特別委員会の委員長及び副委員長を報告いたします。  委員長は石井雅彦議員、副委員長は鷹尾直人議員。  以上でございます。 ○議長(小川忠市君) 報告が終わりました。  認定第1号から認定第7号につきましては決算特別委員会で審査をお願いいたします。 △日程第12 報告第8号 令和2年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告の件 ○議長(小川忠市君) 日程第12、報告第8号 令和2年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告の件を議題といたします。  趣旨説明を求めます。  副市長。              〔副市長 岩根 正君登壇〕 ◎副市長(岩根正君) 報告第8号 令和2年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告の件につきまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により監査委員の意見を付して報告いたします。  まず、1の健全化判断比率につきましては、表の①から④の4つの比率でございます。  ①実質赤字比率は一般会計等を対象とした赤字額の標準財政規模に対する比率でございます。令和2年度決算において実質赤字は発生しておりませんので該当はいたしておりません。  次に、②連結実質赤字比率は公営企業会計を含む全会計を対象とした実質赤字額及び資金不足額の標準財政規模に対する比率でございます。令和2年度全ての会計を合わせた連結実質収支は黒字となりましたので該当はいたしておりません。  次に、③実質公債費比率は一般会計等が負担する地方債の元利償還金などの標準財政規模に対する比率でございます。令和2年度決算に基づき算定した比率は5.1%となり、昨年度と比べ0.4ポイント上昇いたしました。  次に、④将来負担比率は一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率であり、これらの負債が将来財政を圧迫する可能性が高いかどうかを示す指標でございます。前年度に引き続き本年度も将来負担額よりも充当可能財源等が多いことから将来負担比率は算定されませんのでこの比率の該当はございません。  以上、4つの健全化判断比率のいずれの指標につきましても表にあります早期健全化基準を下回りました。  続きまして、2の資金不足比率でございます。  この比率は公営企業ごとの資金不足額の事業の規模に対する比率でございまして、経営健全化基準の20%以上になった場合、経営健全化計画を定めることとなっております。令和2年度公営企業会計の決算におきまして該当はございません。  以上、報告第8号 令和2年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告の件の説明とさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 趣旨説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 質疑を終わります。  これで報告第8号 令和2年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率の報告の件を終わります。 △日程第13 報告第9号 放棄した私債権の報告の件 ○議長(小川忠市君) 日程第13、報告第9号 放棄した私債権の報告の件を議題といたします。  趣旨説明を求めます。  総務財政部長。              〔総務財政部長 服部紹吾君登壇〕 ◎総務財政部長(服部紹吾君) それでは、報告第9号 放棄した私債権の報告の件について御説明申し上げます。  加東市私債権管理条例第14条の規定により、放棄いたしました市の私債権について、同条例第15条の規定により御報告いたします。  添付いたしております加東市私債権権管理条例に基づく債権放棄調書を御覧ください。  表の一番下にありますとおり、放棄いたしました私債権は全体で303件、259万1,387円でございます。  その内訳でございますが、有線放送使用料は放棄した件数が14件、額は2万4,800円、放棄いたしました理由は同条例第11条に基づく徴収停止を行い、その後状況の変化がないままに相当期間経過したことによるものでございます。  市営住宅使用料は、放棄した件数が53件、額は33万3,650円、放棄いたしました理由は行方不明等によるものでございます。水道料金は、放棄した件数が226件、額は175万1,617円、放棄いたしました理由は行方不明等によるものでございます。病院診療費は、放棄した件数が10件で額は48万1,320円、放棄いたしました理由は行方不明等によるものでございます。  以上、報告第9号 放棄した私債権の報告の件についての御説明とさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) 今回見せていただいた中でほとんどが何か行方不明ということだと思うんですけれども、行方不明って、これ住民票とかでも追うことはもう無理な状況なのか、また例えば国内、国外というと国外の方なんかも、その辺の状況、行方不明ということについてもう少し説明をお願いできればなと思います。 ○議長(小川忠市君) 各会計ごとにいきますか。まとめていきますか。まず市営住宅使用料。よろしいか。  都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 行方不明等ということになってございますが、これ本人が死亡されまして、その相続人も全員が相続放棄したということで回収できる見込みがないため放棄したものでございます。 ○議長(小川忠市君) 水道料金。  上下水道部長。 ◎上下水道部長(眞海秀成君) 住民票による調査ができる方については調査はしております。あとは外国人の方もいらっしゃいまして、追うことができなくなったという状況でございます。 ○議長(小川忠市君) 病院診療費。  病院事業管理事務局長。 ◎病院事業部事務局長(堀田敬文君) 10件、5名という形になっております。死亡2名、あと居所不明は税ではない分なんですが、取りあえず追えれるところは追わえて裁判かけれるまではやってます。そして、これは平成24年ぐらいから平成29年の間の案件なんですけれども、取りあえず居所不明というのはほとんど死亡とあと住民票で追えない状況です。 ○議長(小川忠市君) よろしいですか。  山本君。 ◆15番(山本通廣君) ちょっとこの市営住宅使用料のところで33万3,650円なんですが、件数が53件ということなんですけれど、これ1件当たり非常に少ない額になるんですが、これどういう形でこういう場合が起きるんでしょうか。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 1件当たりは家賃が1万数千円というところでございまして、入居されたのが平成5年というところで、死亡されたのが平成15年なんですけれども、その間に53件、支払ったり、払われなかったりというのがございまして、平成15年に死亡されたという経緯でございます。 ○議長(小川忠市君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) これ一般的な話をしますと、多少これ1件当たりの滞納が少ないんで、例えば数万円の保証金とか敷金的なものを取ってすると、これ全部ゼロなんじゃないかと思うんですけれど、その辺の契約書の内容はどうなってますか。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 保証金などをいただいてはおりません。 ○議長(小川忠市君) いただいてはいない。敷金等で精算できるんじゃないかというそういう趣旨の質問だったと思うんですがよろしいですか。  都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 敷金では額がかなり不足をするという状態ではございます。 ○議長(小川忠市君) 山本君。 ◆15番(山本通廣君) 幾ら、契約時に幾ら取っておられるんですか、そしたら。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 3万7,500円でございます。 ○議長(小川忠市君) よろしいですか。  ほかにございますか。よろしいですか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これで報告第9号 放棄した私債権の報告の件を終わります。 △日程第14 第62号議案 加東市税条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小川忠市君) 日程第14、第62号議案 加東市税条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  総務財政部長。              〔総務財政部長 服部紹吾君登壇〕 ◎総務財政部長(服部紹吾君) 第62号議案 加東市税条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  改正の要旨を御覧ください。  まず、改正の理由でございますが、令和3年度の税制改正により地方税法等の一部を改正する法律が令和3年3月31日に公布されたことに伴い、加東市税条例の規定について所要の改正を行うものでございます。  次に、改正の内容でございます。  1番、個人の市民税の均等割の非課税の範囲及び所得割の非課税の範囲に係る扶養親族について見直しをするものでございます。扶養親族を年齢16歳未満の者及び控除対象扶養親族に限定する改正となります。  次に、2番、特定一般用薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例について、適用期限を令和4年度から令和9年度まで5年延長するものでございます。  次に、施行期日でございます。  施行期日は令和6年1月1日。ただし、附則第6条の改正につきましては令和4年1月1日でございます。  以上、第62号議案 加東市税条例の一部を改正する条例制定の件についての御説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第62号議案 加東市税条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第15 第63号議案 加東市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小川忠市君) 日程第15、第63号議案 加東市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  都市整備部長。              〔都市整備部長 大畑敏之君登壇〕 ◎都市整備部長(大畑敏之君) それでは、第63号議案 加東市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  要旨を御覧ください。  改正の理由でございますが、高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律の一部を改正する法律が施行され、移動等円滑化のために必要な道路の構造及び旅客特定車両停留施設を使用した役務の提供の方法に関する基準を定める省令に旅客特定車両停留施設に関する規定が追加されたことに伴い所要の改正を行うものでございます。  改正の内容でございますが、(1)第2条、第2条の2及び改正後の第30条から44条関係では、高齢者、障害者等の移動等円滑化を促進する観点から、道路移動等円滑化基準適合義務の対象に旅客特定車両停留施設を加えます。  次に、(2)目次、第3条から第6条、第12条及び第28条関係では、所要の文言整理を行います。  なお、この条例は公布の日から施行いたします。  以上、第63号議案 加東市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) この条例をつくったときにも聞いたんですけれども、例えばこれ道路には歩道を設けるものとするとか、有効幅員はきちっと確保しましょうということを書いてあるわけですけれども、理念的な条例やからということで置いてるのかもしれないが、市役所は、例えばこういうものを守っていこうという気があるのかということなんですよ。歩道のないところなんか山ほどありますし、幅員が減らされてても普通ですよね。まず、これを原則として市の今管理してる道路にも広げていこうという心がけはあるんですか。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) 市道につきましては総延長で550キロ近くございますので、全てにおいて歩道をつけるというのは現実的には無理なところがございます。必要なところにつきまして計画するに当たりまして、昨年重点的に整備する基準といいますか、その路線を選定したところでございまして、まずそこらを中心に整備を進めていきたいとは思っております。
    ○議長(小川忠市君) 藤尾君。 ◆13番(藤尾潔君) もちろん例えば用地買収とかで無理なところがあるというのは分かるんですけれども、私が前から多分言っていることだと思うんですが、気になることは、例えばある程度土地の幅がそこそこあるところでも2車線、自動車のための、まず真ん中から自動車の路線を2つ引きますよね。そして、端っこの、要は余ったところに路側帯なり歩道を設けようという発想があるんじゃないかと思うんですよ。だから、そういうところでもちゃんとまず歩道はしっかり確保せないかんのやという、そういう心がけがあるのかということを聞きたいんですよ。  私の住んでるところでも、例えば2車線道路をもう1車線にして両側の歩道を広げていただいたところがあると思います。だから、まず真ん中から一番いいところを自動車が取って歩道が結局狭くてもいいんだという発想になってないかということが私が非常に懸念してることで、そういうところであればもう最近は、これ国でもいろいろ推奨というか、何かモデルケースをされてますけれども、まず真ん中から車道を取るんじゃなくて、歩道をきっちりこういうふうに歩くところを確保していきましょうという発想で市役所が物事を今後進めていかれるかどうかという、こういう条例を施行するわけですから、歩道の円滑な確保を考えられますかということを尋ねています。 ○議長(小川忠市君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長(大畑敏之君) まず、車両を優先をするのか、歩行者を優先するのかという話になってくるんですけれども、道路の車両の円滑化を図ると車道を広げんといかんということになってきますし、もう歩行者が多い所ですと歩道を整備しなければならないというところになってまいりますので、そこらあたりは道路によっていろいろ整備の形態というのは変わってこようかと思います。地域の事情によってそれは選択して進めてまいりたいと考えております。 ○議長(小川忠市君) 市長。 ◎市長(安田正義君) これまで本市に限らず全国の全ての自治体と言っても過言ではないと思うんですが、まずはやはり自動車社会といいますか、そういうことに重きを置いた道路整備がなされてきたというのは、これはもう間違いないことだと思っております。  その中で、歩行者の安全を確保するというの、これは当然我々としてやっていかなければならないところでございます。しかし、現実にもう既に道路があるわけでございまして、その道路について新たにその歩道を整備する、非常に重要なことでございますけれども、先ほど議員がおっしゃいましたように、例えばその用地を新たに取得しなければそれがかなわないという場所、そういったところも当然あるわけでございます、それがなしに今現在の状況の中でそれが可能であればそれはやはりこういった条例に基づいた中で一定の整備は当然図っていく、その姿勢を持つのは当然のことだとは思っております。 ○議長(小川忠市君) ほかにございますか。  よろしいか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  まず、原案に反対者の討論を許可します。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 次に、賛成者の討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第63号議案 加東市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第16 第64号議案 加東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小川忠市君) 日程第16、第64号議案 加東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  こども未来部長。              〔こども未来部長 広西英二君登壇〕 ◎こども未来部長(広西英二君) それでは、第64号議案 加東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  改正の要旨を御覧ください。  まず、改正の理由でございますが、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども子育て支援施設等の運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。  次に、改正の内容でございますが、特定地域型保育事業者が確保することとされている連携協力を行う施設または事業所に国家戦略特別区域小規模保育事業を行う事業所を加えるとともに、規定及び文言の整理を行うものです。  なお、この条例は公布の日から施行いたします。  以上、第64号議案 加東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。  よろしいですか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第64号議案 加東市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第17 第65号議案 加東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件 ○議長(小川忠市君) 日程第17、第65号議案 加東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  こども未来部長。              〔こども未来部長 広西英二君登壇〕 ◎こども未来部長(広西英二君) それでは、第65号議案 加東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  改正の要旨を御覧ください。  まず、改正の理由でございますが、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。  次に、改正の内容でございますが、まず(1)家庭的保育事業者等の業務負担軽減等を図る観点から、家庭的保育事業者等における諸記録の作成、保存等について、原則として書面に書いて電磁的な対応を認めるものでございます。  次に、(2)家庭的保育事業者等が確保することとされている連携協力を行う施設または事業所に国家戦略特別区域小規模保育事業を行う事業所を加え、また所要の文言整理を行うものでございます。  なお、この条例は公布の日から施行いたします。  以上、第65号議案 加東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件の御説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第65号議案 加東市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  ここで休憩します。                午後2時44分 休憩                ─────────                午後3時00分 開議 ○議長(小川忠市君) 休憩を閉じ、会議を再開します。 △日程第18 第66号議案 兵庫県市町交通災害共済組合の解散の件 ○議長(小川忠市君) 日程第18、第66号議案 兵庫県市町交通災害共済組合の解散の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  防災課長。              〔総務財政部防災課長 三木秀仁君登壇〕 ◎総務財政部防災課長(三木秀仁君) 第66号議案 兵庫県市町交通災害共済組合の解散の件について、提案理由を御説明申し上げます。  議案書を御覧ください。  令和4年3月31日をもって兵庫県市町交通災害共済組合を解散することについて、地方自治法第288条の規定により組合を組織する地方公共団体と協議する必要が生じたため、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  以上、第66号議案 兵庫県市町交通災害共済組合の解散の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第66号議案 兵庫県市町交通災害共済組合の解散の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第19 第67号議案 兵庫県市町交通災害共済組合の解散に伴う財産処分の件 ○議長(小川忠市君) 日程第19、第67号議案 兵庫県市町交通災害共済組合の解散に伴う財産処分の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  防災課長。              〔総務財政部防災課長 三木秀仁君登壇〕 ◎総務財政部防災課長(三木秀仁君) 第67号議案 兵庫県市町交通災害共済組合の解散に伴う財産処分の件について、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  議案書を御覧ください。  令和4年3月31日をもって兵庫県市町交通災害共済組合を解散することに伴う組合の財産処分について、地方自治法第289条の規定により組合を組織する地方公共団体と協議する必要が生じたため、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、その内容でございますが、1つ目の設立基金の分配につきましては、設立基金残額8億2,695万3,490円の3割相当分を組合を組織する19市町に均等に、また7割相当分を平成20年度から平成29年度までの各市町の累積加入人員の割合により分配されるもので、本市には合計5,289万5,942円が分配されるものでございます。  また、2つ目の令和4年3月末における歳計現金については19市町に均等に分配されるものであります。  以上、第67号議案 兵庫県市町交通災害共済組合の解散に伴う財産処分の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。よろしいか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第67号議案 兵庫県市町交通災害共済組合の解散に伴う財産処分の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第20 第68号議案 兵庫県市町交通災害共済組合規約の一部変更の件 ○議長(小川忠市君) 日程第20、第68号議案 兵庫県市町交通災害共済組合規約の一部変更の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  防災課長。              〔総務財政部防災課長 三木秀仁君登壇〕 ◎総務財政部防災課長(三木秀仁君) 第68号議案 兵庫県市町交通災害共済組合規約の一部変更の件について、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  要旨を御覧ください。  まず、協議理由でございますが、令和4年3月31日をもって兵庫県市町交通災害共済組合を解散することに伴い、兵庫県市町交通災害共済組合規約の一部を変更することについて、地方自治法第286条第1項の規定により組合を組織する地方公共団体と協議する必要が生じたため、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  次に、その内容でございますが、兵庫県市町交通災害共済組合が解散した場合における事務の承継先及び決算審査の実施について定めるため組合規約を変更するもので、事務の承継先を佐用町とし、決算審査については佐用町の監査委員が行い、その意見をつけて佐用町議会の認定に付すことを規定するものでございます。  なお、この規約の施行期日は兵庫県知事の許可のあった日からといたします。  以上、第68号議案 兵庫県市町交通災害共済組合規約の一部変更の件についての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論ございますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第68号議案 兵庫県市町交通災害共済組合規約の一部変更の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第21 第69号議案 北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園規約の一部変更の件 ○議長(小川忠市君) 日程第21、第69号議案 北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園規約の一部変更の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  健康福祉部長。              〔健康福祉部長 大西祥隆君登壇〕 ◎健康福祉部長(大西祥隆君) 第69号議案 北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園規約の一部変更の件について、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  要旨を御覧ください。  提案理由でございますが、令和4年3月31日をもって小野市が北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園を脱退することに伴い、規約の一部を変更することを組合を組織する地方公共団体と協議することについて、地方自治法第290条の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。  協議内容でございますが、小野市が脱退することに伴い、北播磨こども発達センター事務組合わかあゆ園の構成団体、組合議会の議員の定数及び副管理者の人数を変更することでございます。  なお、施行期日は令和4年4月1日でございます。  以上で第69号議案 北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園規約の一部変更の件の説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ありますか。よろしいですか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  討論ありますか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第69号議案 北播磨こども発達支援センター事務組合わかあゆ園規約の一部変更の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第22 第70号議案 加東市社地域小中一貫校カセ池造成工事請負契約締結の件 ○議長(小川忠市君) 日程第22、第70号議案 加東市社地域小中一貫校カセ池造成工事請負契約締結の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  こども未来部長。              〔こども未来部長 広西英二君登壇〕 ◎こども未来部長(広西英二君) それでは、第70号議案 加東市社地域小中一貫校カセ池造成工事請負契約締結の件につきまして、提案理由並びにその内容を御説明申し上げます。  提案の理由でございますが、加東市社地域小中一貫校カセ池造成工事請負契約を締結することについて、加東市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  その内容でございますが、契約の目的は、加東市社地域小中一貫校カセ池造成工事で、契約の方法は、制限付一般競争入札でございます。契約しようとする金額は1億2,624万7,000円、契約しようとする相手方は加東市河高1014番地、株式会社大功組、代表取締役大久保貴光でございます。支出予算科目は、令和3年度加東市一般会計予算、(款)教育費、(項)教育総務費、(目)小中一貫校整備費でございます。  次に、添付しております説明資料1を御覧ください。  施工場所は、加東市木梨1134番地69、カセ池ほか、工期は、契約締結日の翌日から令和4年3月25日までとしております。  工事内容は、整地1万801平方メートル、地盤改良1万358立方メートル、小型重力式擁壁造成49.3メートル、ブロック積み擁壁造成142.7メートル、U型側溝敷設365.5メートル、ほか関連工事一式でございます。  説明資料2を御覧ください。  入札の経過でございますが、入札公告年月日は令和3年7月7日、入札年月日は令和3年7月27日から令和3年7月28日まで。開札年月日は令和3年7月29日。開札場所は社公民館研修室でございます。  この入札につきましては予定価格が1億円以上の建設工事であるため、低入札価格調査制度を適用して入札を行いました。入札参加者は14者で、うち2者が不着、開札の結果、予定価格の制限範囲内でかつ失格判断基準価格以上の価額をもって入札した者のうち、最低価格1億1,477万円で入札しました株式会社大功組を最低価格入札者とし、当該契約内容に適合した履行がされるかどうかの審査を行い、その結果、8月10日に落札者として決定したものでございます。  なお、入札金額は消費税抜きの金額でございます。  説明資料3には加東市社地域小中一貫校カセ池造成工事造成完成図を掲載させていただいております。  以上、第70号議案 加東市社地域小中一貫校カセ池造成工事請負契約締結の件につきましての説明とさせていただきます。御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(小川忠市君) 提案理由の説明が終わりました。  これから質疑を行います。  質疑ございますか。  北原君。 ◆1番(北原豊君) 8月26日の資料によりますと、今のままの設計だと普通教室が奥行き8.0、間口が8.0やったら一番後ろの座席の空きが30センチになってしまうんですけれど……。 ○議長(小川忠市君) 北原君、8月26日って何の資料ですか。 ◆1番(北原豊君) いや、総務文教常任委員会資料ですけれど。同じ教室の広さなんで。              (「カセ池の話や」と呼ぶ者あり)  いやいやいや、そやから、これだけで収まるのかどうか、もし教室を7.4掛ける10とか……。 ○議長(小川忠市君) 北原君、これはカセ池の造成工事の……              (1番北原 豊君「いやいや、埋めるのは」と呼ぶ)  黙って聞きなさい、私の話を。  座りなさい、着席。  この議案はカセ池造成工事請負契約の議案なので、教室とか全く関係ございません。却下します。  ほかに。よろしいか。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで質疑を終わります。  これから討論を行います。  まず、原案に反対者の発言を許可します。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 次に、賛成者の発言を許可します。              (「なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) これで討論を終わります。  これから第70号議案 加東市社地域小中一貫校カセ池造成工事請負契約締結の件を採決します。  本案について原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。              (起 立 多 数) ○議長(小川忠市君) 起立多数。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  日程第23、第71号議案 加東市立東条学園小中学校一般備品購入の件につきましては、本日最後の日程にしたいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認めます。  したがいまして、日程の順序を変更し、当日の日程第24及び第25を繰り上げて審議します。 △日程第23 議会諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦の件 ○議長(小川忠市君) 日程第23、議会諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦の件を議題とします。  提出者の説明を求めます。  市長。              〔市長 安田正義君登壇〕 ◎市長(安田正義君) それでは、議会諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦の件につきまして御説明を申し上げます。  現在、人権擁護委員として御尽力いただいております神崎壽福氏から、令和4年3月末日の任期満了をもって退任したいとの申出がございました。意思堅固でございます。  つきましては、新たに加古智惠子氏を人権擁護委員に推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。  加古氏の略歴につきましては別紙に添付をいたしておりますのでお目通しをいただきたいと存じます。  人事の案件でございますので何とぞ満堂の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  以上、議会諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦の件の説明とさせていただきます。 ○議長(小川忠市君) 提出者の説明が終わりました。  人事の案件ですので質疑、討論を省略したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認め、質疑、討論を省略します。  これから採決を行います。  議会諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦の件について、適任であることを答申することに賛成の方は起立願います。              (起 立 全 員) ○議長(小川忠市君) 起立全員。  したがって、本案は適任であると答申することに決定いたしました。 △日程第24 請願第3-1号 加東市山田錦等酒造好適米営農継続支援交付金に関する請願 ○議長(小川忠市君) 日程第24、請願第3-1号 加東市山田錦等酒造好適米営農継続支援交付金に関する請願の写しを配付しております。  この請願につきましては、会議規則第142条の規定に基づき産業厚生常任委員会に審査を付託します。 △延会宣告 ○議長(小川忠市君) 日程第25、第71号議案 加東市立東条学園小中学校一般備品購入の件につきましては、明日開催の総務文教常任委員会において審議に必要な事項の調査が行われる予定となっております。  つきましては、本日開催の議会運営委員会におきまして、定例会の開催の日程を決定し、次回開催日に総務文教常任委員会での調査結果を踏まえ、第71号議案の審議を行いたいと思いますので、本日の会議はこれで延会したいと思います。御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○議長(小川忠市君) 異議なしと認めます。  したがいまして、本日はこれで延会することに決定いたしました。  本日はこれで延会します。お疲れさまでした。                午後3時22分 延会...