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平成21年第26回定例会(第7日12月18日)

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  1. 淡路市議会 2009-12-18
    平成21年第26回定例会(第7日12月18日)


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    最終取得日: 2021-07-27
    平成21年第26回定例会(第7日12月18日)            第26回淡路市議会定例会会議録(第7号) 平成21年12月18日(金曜日)       平成21年12月18日 午前10時開会     第 1.議案第126号 淡路市集会所等の設置及び管理に関する条例制定の件       議案第127号 淡路市総合事務所及び出張所設置条例の一部を改正する条               例制定の件       議案第131号 淡路市立学校設置条例の一部を改正する条例制定の件       議案第132号 淡路市公民館条例の一部を改正する条例制定の件       議案第133号 淡路市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の件       議案第134号 淡路市非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部               を改正する条例制定の件       議案第137号 (仮称)淡路市立配食センター備品等の取得の件       議案第138号 (仮称)淡路市立配食センター配送車の取得の件       第案第139号 公の施設(淡路市立陶芸館)の指定管理者の指定に関する               件       議案第151号 淡路広域水道企業団規約の変更の件                            〔総務文教常任委員会報告
      第 2.議案第129号 淡路市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正               する条例制定の件       議案第130号 淡路市保健センターの設置及び管理に関する条例の一部を               改正する条例制定の件       議案第135号 淡路市霊柩自動車使用条例を廃止する条例制定の件                              〔民生常任委員会報告〕   第 3.議案第136号 淡路市立岩屋保養センターの設置及び管理に関する条例を               廃止する条例制定の件       議案第140号 まちづくり交付金事業(大谷・生穂新島地区)道路・橋梁               整備工事委託変更契約の締結の件       議案第141号 公の施設(松帆アンカレイジパーク)の指定管理者の指定               に関する件       議案第142号 公の施設(岩屋ハーバーパーキング)の指定管理者の指定               に関する件       議案第143号 字の区域の変更の件(東桃川地区山田地区)       議案第144号 市営土地改良事業東桃川地区)計画の変更の件                            〔産業建設常任委員会報告〕   第 4.議案第145号 平成21年度淡路市一般会計補正予算(第4号)       議案第146号 平成21年度淡路市国民健康保険特別会計補正予算(第3               号)       議案第147号 平成21年度淡路市介護保険特別会計補正予算(第2号)       議案第148号 平成21年度淡路市簡易水道事業特別会計補正予算(第2               号)       議案第149号 平成21年度淡路市水道事業会計補正予算(第1号)                          〔補正予算審査特別委員会報告〕   第 5.産業建設常任委員会の閉会中の継続審査の件   第 6.常任委員会並びに議会運営委員会の閉会中の継続調査の件   第 7.産業建設常任委員会及び議会広報聴調査特別委員会委員派遣承認要求 1.会議に付した事件   日程第 1.議案第126号 淡路市集会所等の設置及び管理に関する条例制定の件         議案第127号 淡路市総合事務所及び出張所設置条例の一部を改正す                 る条例制定の件         議案第131号 淡路市立学校設置条例の一部を改正する条例制定の件         議案第132号 淡路市公民館条例の一部を改正する条例制定の件         議案第133号 淡路市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の                 件         議案第134号 淡路市非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の                 一部を改正する条例制定の件         議案第137号 (仮称)淡路市立配食センター備品等の取得の件         議案第138号 (仮称)淡路市立配食センター配送車の取得の件         議案第139号 公の施設(淡路市立陶芸館)の指定管理者の指定に関                 する件         議案第151号 淡路広域水道企業団規約の変更の件                            〔総務文教常任委員会報告〕   日程第 2.議案第129号 淡路市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を                 改正する条例制定の件         議案第130号 淡路市保健センターの設置及び管理に関する条例の一                 部を改正する条例制定の件         議案第135号 淡路市霊柩自動車使用条例を廃止する条例制定の件                              〔民生常任委員会報告〕   日程第 3.議案第136号 淡路市立岩屋保養センターの設置及び管理に関する条                 例を廃止する条例制定の件         議案第140号 まちづくり交付金事業(大谷・生穂新島地区)道路・                 橋梁整備工事委託変更契約の締結の件         議案第141号 公の施設(松帆アンカレイジパーク)の指定管理者の                 指定に関する件         議案第142号 公の施設(岩屋ハーバーパーキング)の指定管理者の                 指定に関する件         議案第143号 字の区域の変更の件(東桃川地区山田地区)         議案第144号 市営土地改良事業東桃川地区)計画の変更の件                            〔産業建設常任委員会報告〕   日程第 4.議案第145号 平成21年度淡路市一般会計補正予算(第4号)         議案第146号 平成21年度淡路市国民健康保険特別会計補正予算(                 第3号)         議案第147号 平成21年度淡路市介護保険特別会計補正予算(第2                 号)         議案第148号 平成21年度淡路市簡易水道事業特別会計補正予算(                 第2号)         議案第149号 平成21年度淡路市水道事業会計補正予算(第1号)                          〔補正予算審査特別委員会報告〕   日程追加  議会運営委員会の委員の補充選任の件   日程第 5.産業建設常任委員会の閉会中の継続審査の件   日程第 6.常任委員会並びに議会運営委員会の閉会中の継続調査の件   日程第 7.産業建設常任委員会及び議会広報聴調査特別委員会委員派遣承認要         求 1.会議に出席した議員(19名)    1番 鎌 塚   聡        2番 太 田 善 雄    3番 西 濱 益 代        4番 田 中 孝 始    5番 土 井 晴 夫        6番 五 条 正 仁    7番 奥 野 幸 男        8番 田 村 伊久男    9番 佐 藤 裕 子       10番 岬   光 彦   11番 新 阜 長 富       12番 戸 田 雄 士   14番 蓮 池 久 志       15番 出 雲 容 子   16番 竹 中 史 雄       17番 池 本 道 治   18番 岡 田 勝 一       19番 松 本 英 志   20番 籾 谷   宏 1.会議に欠席した議員(1名)   13番 田 尾   成 1.会議に遅刻した議員(なし) 1.会議に出席した事務局員の職氏名    事務局長      魚 崎 一 郎    副課長兼調査係長  加 地 研 一    主幹兼議事係長   森 脇 弘 子    総務係長      岡 山 正 道
    1.会議に出席した説明員の職氏名    市長        門   康 彦    副市長       冨 岡 篤太郎    理事        宮 本 眞 介    総務部長      長 濱 泰 之    行政改革推進部長  宮 本   肇    企画部長      黒 地 禎 三    危機管理部長    池  尾  猛    市民生活部長    新 居 茂 夫    健康福祉部長    土 井   清    産業振興部長    岡 原 辰 生    都市整備部長    井 出   信    下水道部長     深 山 四 郎    水道事業部長    梶 原 史 雄    津名総合事務所長  竹 中 司 朗    岩屋総合事務所長  船 橋 敏 祝    北淡総合事務所長  竹 澤 好 生    一宮総合事務所長  新 開 正 章    東浦総合事務所長  五 條 正 光    財政課長      山 名   実    会計管理者     森 脇 正 年    教育長       森   和 重    教育次長      瀧   宗 生    教育次長学校教育課長              田 中 一 平                開 会 午前10時00分               …………………………………… ○議長(松本英志)  皆さん、おはようございます。  本日は、休会明けの会議が再開されましたところ、議員各位並びに門 市長をはじめ幹部職員の皆様には、大変ご多忙のところを定刻にご参集いただき、誠にありがとうございます。  ただいまから、平成21年第26回淡路市議会定例会第7日目の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしておりますとおりでございます。これによりご了承願います。  日程に先立ち、ご報告申し上げます。  地方自治法第180条の規定に基づき、委任専決処分をしたものについて、報告第22号として報告書が提出されましたので、報告いたします。  以上であります。  それでは、直ちに日程に入ります。  ◎日程第1.議案第126号、議案第127号、議案第131号から第134号まで        議案第137号から議案第139号まで、議案第151号 10件一括議題 ○議長(松本英志)  日程第1、議案第126号、議案第127号、及び議案第131号から第134号まで、及び議案第137号から議案第139号まで、並びに議案第151号、以上10件を一括議題といたします。  この際、報告申し上げます。  総務文教常任委員会に付託いたしましたこれら10件につきましては、審査の結果、議案第127号、議案第133号、議案第137号、議案第151号まで、以上4件については、多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、また、議案第126号、議案第131号、議案第132号、議案第134号、議案第138号、議案第139号、以上6件については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決した旨、委員長から文書をもって議長あて報告書が提出されておりますので、これにてご了承願います。  本案について、委員長の報告を求めます。  総務文教常任委員会委員長、籾谷 宏君。 ○総務文教常任委員長(籾谷 宏) (登壇)  それでは、皆さん、おはようございます。  委員会審査報告を、ただいまからご報告いたします。  平成21年11月20日及び12月10日に、本委員会に付託されました下記案件につきまして、議案10件につきまして、午前10時から午後8時15分まで、慎重審議した結果、下記のとおり決定しましたので、会議規則第104条の規定によりご報告いたします。  議案第126号 淡路市集会所等の設置及び管理に関する条例制定の件、全会一致、原案どおり可決されました。  議案第127号 淡路市総合事務所及び出張所設置条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、多数をもって、原案どおり可決されました。  議案第131号 淡路市立学校設置条例の一部を改正する条例制定の件につきまして、全会一致で、原案どおり可決されました。  議案第132号 淡路市公民館条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、全会一致で、原案どおり可決されました。  議案第133号 淡路市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、多数をもって、原案どおり可決されました。  議案第134号 淡路市非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、全会一致で原案どおり可決されました。  議案第137号 (仮称)淡路市立配食センター備品等の取得の件につきまして、多数をもって、原案どおり可決されました。  議案第138号 (仮称)淡路市立配食センター配送車の取得の件につきまして、全会一致で、原案どおり可決されました。  議案第139号 公の施設(淡路市立陶芸館)の指定管理者の指定の件につきましては、全会一致で、原案どおり可決されました。  議案第151号 淡路広域水道企業団規約の変更の件につきまして、多数をもって、原案どおり可決されました。  以上で、委員長報告を終わります。 ○議長(松本英志)  委員長報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  念のため申し上げます。  委員長報告に対する質疑及び委員長の答弁は、それぞれ自席でお願いいたします。  なお、連続して3回まで、時間は、答弁を含め10分以内であります。  それでは、発言を許可いたします。  質疑はありませんか。  18番、岡田勝一君。 ○18番(岡田勝一)  議案第138号について、お尋ねしたいと思います。  配送車の購入でありますけれども、6台購入するというふうな話だったと思うんですが、この車について、今現在、市民課では、廃食油を集めて燃料に、岩屋で加工をしております。ここの給食センターにおいても、てんぷら等を揚げていきますので、廃食油が必ず発生いたします。これを再利用して、この車の燃料として利用することができる車の購入なのかどうかをお尋ねいたします。 ○議長(松本英志)  総務文教常任委員会委員長、籾谷 宏君。 ○総務文教常任委員長(籾谷 宏)  ただいまのご意見でございますけれども、そういう委員会での質疑はありませんでした。 ○議長(松本英志)  18番、岡田勝一君。 ○18番(岡田勝一)  せっかく淡路市が進めておるようなことが、この車に対して、普通のガソリンで走る車なのか、あるいは再生油を利用できる車なのかの審議がなかったということは、委員長、なぜこれを全員で可決したのか、その理由を教えてください。 ○議長(松本英志)  総務文教常任委員会委員長、籾谷 宏君。 ○総務文教常任委員長(籾谷 宏)  今の質問でございますけれども、そういう中での聞き取りはなかったんでございますけれども、今後、また担当者と検討を重ねて、また委員会でするつもりでございます。  以上です。 ○議長(松本英志)  岡田勝一君。 ○18番(岡田勝一)  今日、これが通ってしまいますと、この車を契約でよろしいということになったんであれば、そういうことまで審議に踏み込んでやってもらうのが当然だと思うんですよね。やっておるんだと、私は解釈しとるんです。だから、委員長に問いよるわけなんです。 ○議長(松本英志)  総務文教常任委員長、今のご意見については、今後の委員会がございましたら、また審議の方、一度、したってくださいねえ。  ほかに質疑はありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  質疑も終わったようでありますので、これを終結いたします。  これより、討論に入ります。  討論は、議事の都合により、分離して行います。  念のため申し上げます。  討論は、登壇の上、1人10分以内で発言願います。  また、冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。  それでは、最初に、議案第126号 淡路市集会所等の設置及び管理に関する条例制定の件であります。  反対討論から許可いたします。  討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第127号 淡路市総合事務所及び出張所設置条例の一部を改正する条例制定の件であります。  反対討論から許可いたします。  1番、鎌塚 聡君。 ○1番(鎌塚 聡) (登壇)  1番、日本共産党の鎌塚 聡です。議案第127号 淡路市総合事務所及び出張所設置条例の一部を改正する条例制定の件について、委員長報告では賛成とのことでしたが、原案には賛同できませんので、反対の立場で討論いたします。  今回の議案は、現在の総合事務所地方自治法155条第1項に基づき、出張所に変える条例改正です。
     各地域総合事務所が、地域事務所と名称が変わる、つまり、総合が削除されるだけかのように見えますが、自治法上は出張所になり、内容が大きく変更されます。地方自治法175条では、出張所の長の位置づけは含まれておらず、条例が改正されてしまえば、市の職員でなくても事務所長となることが可能です。委員会の質疑の中でも、このことは明らかにされております。  また、出張所になった場合には、窓口業務を主に行う1課体制で、職員も10名前後の計画もありました。この間、課の本庁集約により、総合事務所の職員も年々減少しました。それでも、今までは、合併前の約束だから、現地解決ができる総合事務所は地域の拠点なんだという安心感がありました。出張所となり、さらに職員が減れば、その安心感すら奪われます。  合併後、市民から、一部地域だけが栄えていく、こんなはずではなかった、合併してまちがさびれていっているなど、地域の中心が衰退することに多くの不満の声が上がっております。まちの発展からも、この条例改正は許すわけにはいきません。市長は、住民に対する説明責任を果たしているとの見解であり、サービス低下を招かないような対策と、職員のレベルアップで質を落とさないと、いくら議会に説明しても、地域の将来に関わる問題なのに、地域には何の説明もなされておりません。  一宮、岩屋、北淡の地域審議会の答申におきましても、総合事務所のあり方については、現地解決で対応できるよう、機能の充実を求めているではありませんか。今後のまちづくりに大きく関わる総合事務所のあり方を出張所に変えることは、合併前の役場を総合事務所とし、現地解決型でいく、サービスは高い方に、負担は低い方に、この約束を踏みにじるものです。  この議案を通過させることは、合併に失望した市民に追い打ちをかけるようなものです。このような議案には賛同できないことを申し上げ、討論といたします。 ○議長(松本英志)  次に、賛成討論を許可します。  15番、出雲容子君。 ○15番(出雲容子) (登壇)  15番、緑風会、出雲容子です。私は、議案第127号 淡路市総合事務所及び出張所設置条例の一部を改正する条例制定の件に対しまして、賛成の立場から討論を行います。  執行部からの今回の改正理由の説明では、阪神・淡路大震災の復旧・復興のために、悪化した財政の健全化を図り、身の丈に合った行政体にするため、淡路市新行財政改革推進方策に基づき、着実な行政改革を進め、平成26年度には、職員数を496人に減らし、中長期的には、さらに類似団体の水準である400人程度の体制にする必要性から、そのような人員体制の中においても地域に必要な行政サービスを提供し、円滑な行政執行を確保するためには、現在の総合事務所体制を維持することは困難であり、早急に組織再編を行うため、まずは、平成22年度に、五つの総合事務所を出張所としての機能に整理をしたいとの説明でした。  また、私の一般質問機構改革についての提言に対しましても、行政サービスの低下を抑制するため、職員OBサポート隊の活用や、即時性の必要な苦情等の処理に適切に対処するための地域振興係を設け、安易な本庁への振りを行わず、縦割り的な組織運営の弊害を排除する取り組みを進めるという趣旨の答弁がありました。  さらに、市民サービスへの課題を解決するための接遇研修も併せて執行しながら、市民サービスの質を低下させず、丁寧な職員対応を確保したいとの答弁もありました。  また、審議では、総合事務所の縮小に伴う対処策として、町内会、社会福祉協議会等との連携を確保し、補完的措置の確保を求める意見もありましたが、この点については、地域コミュニティの再生にも寄与するものであり、今後、地域の実態に照らし、執行機関には検討をいただきたいことを申し添えます。  いずれにしましても、市民に支えられての揺るぎない改革が必要であり、所期の目的である財政の健全化を進め、持続性のある身の丈に合った市政運営を進めるためには、本件の改正条例が必要と認められます。  以上の理由により、賛成討論といたします。 ○議長(松本英志)  ほかに、討論はありませんか。  賛成討論ですね、16番、竹中史雄君。 ○16番(竹中史雄) (登壇)  16番、竹中史雄でございます。賛成の立場から討論いたします。  もともと、合併を選んだのは、一つの核を作っていくと、その結果において、旧5町のうちの4町は縮減していくというのが前提であります。現地解決型イコール総合事務所やというようなことを思っておられる方もおるやに、今、伺いましたが、それは、もともと支所であるという話でありますから、当然その支所は、本庁のいわゆる一機能ということになっていくのが自明の理であります。そういうことにおいて、平成17年4月1日に、淡路市は発足したと、こういうことであります。  本件の提案は、もともと支所におった職員を本庁に引き上げると、こういう話であります。しかしながら、引き上げた職員をどういうように使っていくかということの答弁は全くなかったということであります。その引き上げた職員が、先ほど、出雲議員がおっしゃったように、職員が余っておるのであります。だから、その職員が、辞めていっていただくと問題は解決するのでありますが、辞めないのであります。したがいまして、本庁に引き上げた職員は、シルバー補助部隊とか、社協の補助部隊とか、そういうようなとこでいわゆる補助するという部隊に再編して、現地解決に向かっていくというようなことをやるということが提案であれば、私もなるほどなというふうに納得したんでありますけど、そういう話は今から詰めると、こういう話でありました。  しかしながら、シルバーさんであっても、社協さんであっても、仕事をした対価を金でいただいているんですね。だから、現地に引き上げた職員さんが地元に出ていって、そういう仕事に就けば、当然対価がいただける、収入が入ってくるということです。淡路市の収入ですね。それでもって、自分たちおのおのの給料を賄うと、そういうようなことで組織再編は図られるということを期待いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(松本英志)  ほかに、討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論も終わったようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(松本英志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第131号 淡路市立学校設置条例の一部を改正する条例制定の件であります。  反対討論から許可いたします。  討論はありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第132号 淡路市公民館条例の一部を改正する条例制定の件であります。  反対討論から許可いたします。  討論もありませんね。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第133号 淡路市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の件であります。  反対討論から許可いたします。  1番、鎌塚 聡君。 ○1番(鎌塚 聡) (登壇)  1番、日本共産党の鎌塚 聡です。議案第133号 淡路市立図書館設置条例の一部を改正する条例制定の件について、委員長報告は賛成ということでしたが、反対の立場で討論いたします。  まず、図書館は、図書館法第1条において、図書館の設置及び運営の健全な発達を図り、国民の教育と文化の発展に寄与することを目的とするということや、淡路市の図書館設置条例第3条でも、図書館法の精神を生かす事項の実施がうたわれております。  図書館の全館、全室をネットワークで結び、検索予約システムの強化で、地元の図書館でより多くの本の貸し出し、返却ができることは、市民サービスの向上となり、必要であることは、言うまでもありません。  しかし、この条例改正は、一宮、北淡図書館を、図書館法の図書館としてではなく、社会教育法の公民館の一部業務として扱われる図書室とすることになり、法律的にも位置づけを変えてしまいます。そうなると、これまでの専任の職員の仕事を、将来的には、公民館の職員が兼務することが可能です。今ある図書館のサービス、本来の図書館という、地域の方々が立ち寄れる場をつくったり、本の配置などの工夫や空間的な雰囲気づくりなどの文化的な面は無視されます。  システムだけを充実させることで、本の貸し出し業務だけ、まさに図書室という名の書庫だけで事足りるということにもつながります。新行財政改革推進方策では、図書館は、淡路市で1館体制にすると打ち出しておりますので、この条例改正が淡路市1館に向けての引き金です。車を運転できる我々は、地域にない図書館に行き、利用することは可能ですが、交通弱者、特に子どもの場合は、地域に図書館がなくて、文化的な教育を受けることが奪われてしまいます。図書館という文化的な居場所を地域に充実させていくことこそが、サービスがよくなるということです。  このように、法律上の位置づけを変えるだけでなく、地域の文化的な発展を阻害する条例改正案には賛同できないことを申し上げ、私の反対討論といたします。 ○議長(松本英志)  次に、賛成討論を許可します。  10番、岬 光彦君。 ○10番(岬 光彦) (登壇)  10番、緑風会、岬でございます。私は、賛成の立場から討論をしたいと思います。  淡路市新行政改革推進方策に基づき、市内の図書館、図書室を、現在の4館1室体制から2館3室体制に再編する条例改正案ではございますが、淡路市の図書館の課題は、30万点を超す蔵書が一体として運用されていない点であったところにあります。今回、条例改正と並行して、市内の4図書館1図書室において、図書の基本情報であるマークを統一して、図書館管理システムと情報システムの統合化に向けて作業を進めており、22年4月からは、全館全室がネットワークで結ばれると説明を受けました。  いつでも、どこでも、図書館資料の検索及び予約ができ、近くの図書館で貸し出し、返却ができるようになる図書館システムの一本化は、合併時からの念願でありました。これまで、岩屋、北淡一宮では、施設の大きさ、図書館システムの不備等により、津名、東浦と同様な図書館サービスが享受できませんでした。今回の条例改正により、北淡及び一宮は、図書館から公民館図書室に変わりますが、小規模施設のハンディキャップを逆手にとり、小回りのきく運営、特色ある図書構成に努めることや、図書館システムの活用により、よいよい図書館サービスの充実が図られ、相乗効果として図書館活動の向上に寄与することにもなりますので、賛成の立場からの討論とさせていただきます。  どうもありがとうございました。 ○議長(松本英志)  次に、反対討論を許可します。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論なしと認めます。  よって、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(松本英志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第134号 淡路市非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例制定の件であります。  反対討論から許可いたします。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第137号 (仮称)淡路市立配食センター備品等の取得の件であります。  反対討論から許可いたします。  9番、佐藤裕子君。 ○9番(佐藤裕子) (登壇)  9番、日本共産党、佐藤裕子でございます。議案第137号 (仮称)淡路市立配食センター備品等の取得の件について、反対の立場から討論を行います。  本議案は、配食センター稼働に必要となる食器、トレイ、厨房器具等151品目、個数にして2万4,140個を調達するための指名競争入札による契約相手方の選定議案であります。  前回、9月にも、配食センターの備品購入費が上程されましたが、前回の議案は、配食センターの厨房設置型の備品購入に関わるもので、その際、地元業者が入札に入れていない状況を懸念した委員会に対し、執行部から、次回の食器、厨房器具等の入札に関しては、地元業者が参加できるように配慮するとの説明がありました。しかしながら、やはり今回の指名競争入札も、前回と同じ、大手の給食メーカー3社で入札が行われ、地元業者は辞退せざるを得ない状況に置かれています。  その大きな要因は、151品目をすべて1社で契約する中身としたことで、特に、食器類は、メーカー指定をしたために、指定されたメーカーの食器総数2万1,000個を特価で落とせる業者が限定され、地元業者は太刀打ちできない結果となったことにあります。  どうしても食器のメーカーを指定したいのであれば、食器以外の厨房器具を別契約とするべきではなかったでしょうか。これが、辞退せざるを得なかった地元小業者の生の声です。  地元業者が潤えない開札結果を見せられるとき、私たち議員は落胆せざるを得ません。大きな買い物だから、大量購入をして1円でも安く購入したいことばかりに考えが走り、その購入の原資になっている税金が、地元市民の生業(なりわい)から生じていることに配慮が欠けているのではないでしょうか。  地元業者への配慮に欠ける今回の入札には納得しかねることを申し述べ、反対の討論といたします。 ○議長(松本英志)  次に、賛成討論を許可します。  10番、岬 光彦君。 ○10番(岬 光彦) (登壇)  10番、緑風会、岬でございます。賛成の立場から討論させていただきます。  本議案における備品は、来年4月から、平時は学校給食用施設として、災害緊急時には被災者への炊き出し施設として稼働する配食センターの備品で、子どもたちが給食を食べる際に使う食器、トレイが大半を占めています。  今議会の初日、11月24日に、議員全員が、津名中学校で給食を食べました。給食は非常においしかったというのが評判でした。しかし、食器がアルマイト食器で、見た目が悪いだけでなく、あちこちがへこんでいましたし、熱いものを入れると、手で持てないと聞いています。問題の食器であります。子どもたちは、毎日、給食をこんな食器で食べていたのかと思うと、もっと早く食器を新しくしてあげればいいなと、つくづく感じました。  学校の先生や子どもたちからは、新しい給食センターになると、食器、トレイが新しくなるので楽しみにしていると聞いています。食器の種類についても、学校で実際に食べてもらって、アンケートをとった結果により、安心・安全な樹脂食器に決めています。アルマイト食器から新しい食器にしてあげることで、子どもたちが給食をこれまでよりおいしく、楽しく、行儀よく食べることができ、食育にもつながります。
     よって、本議案に対して賛成いたしますので、各議員の賛同をお願いいたします。 ○議長(松本英志)  次に、反対討論を許可いたします。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  ほかに討論はありませんか。  16番、竹中史雄君。 ○16番(竹中史雄)  16番、竹中史雄であります。賛成の立場から討論いたします。  淡路市は、品物を買うときには、安くていいものを欲しいんです。当然であります。そのためには、大量に買うというのが前提条件であります。  総務文教常任委員会では、地元業者さんが、分割発注ということであれば、応札ができたんじゃないかというような発言は、委員の方からありました。しかし、それに対して、その地元業者が、いわゆる分割発注、そのした分に対して、大手のメーカーよりも、納入業者よりも安く品物を納められるんやという話は、執行部からは全くなかったということであります。  したがいまして、その地元業者は、分割発注して、自分とこがこの3社よりも安く提供できるという素材を、その断ったときに、執行部の教育委員会の方に、この分とこの分はうちはどこにも負けないよと、安く入れられるんやということを申し出ておれば、当然、それは分割発注の道もできただろうし、当然その業者さんは、その結果において、地元業者が落札するというようなことの結果が出たと思います。  しかしながら、本委員会では、そういう話は全くなかったということでありますから、その業者は、分割発注というふうなことを言うたかも知れませんけれども、他の業者よりも安く入れられるということは、淡路市には申し出ておらなかったというのが事実でありますから、賛成した次第であります。  だから、この討論を、私は、賛成の立場から討論するにつきましては、当然、その分が担保できておらなかったということで、本議案に賛成するものであります。 ○議長(松本英志)  ほかに討論はありませんねえ。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論も終わったようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(松本英志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第138号 (仮称)淡路市立配食センター配送車の取得の件であります。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第139号 公の施設(淡路市立陶芸館)の指定管理者の指定に関する件であります。  討論はありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第151号 淡路広域水道企業団規約の変更の件であります。  反対討論から許可いたします。  8番、田村伊久男君。 ○8番(田村伊久男) (登壇)  8番、日本共産党、田村伊久男でございます。議案第151号 淡路広域水道企業団規約の変更の件につきましては、先ほど、委員長の報告のあったところでありますが、この議案に賛同することができませんので、反対の立場から討論を行わせていただきます。  本議案は、本市、洲本市及び南あわじ市に係る水道事業を統合して、平成22年4月から、淡路広域水道企業団において処理するための規約の変更の議案でございます。しかし、規約の変更とはいえ、淡路広域水道企業団が、これまでの用水供給事業から水道事業に大きく変わることから、これまで、3市において協議が重ねられ、当初は、平成17年4月に統合する予定が、5年間、延長されてまいりました。  今回の統合について、ほかの2市では、急転直下で統合が決まったと報告されており、協議は難航した模様でありますが、最後に合意できた要因は、水道料金と簡易水道の取り扱いではなかったかと考えるわけでございます。淡路市が、統合のためにこの二つの問題で、他の2市に対して大幅に譲歩をした。これが急転直下の中身ではないかと考えております。  議案審査の中で、執行部は、規約の変更だからと、水道事業に係る経営指標や事業計画、収支計画の資料の提出をしませんでした。しかし、水道事業統合の3市の協議は、統合後の広域水道企業団の経営内容そのものでありますから、各議会で審査する際に、これらを提出しないという態度は不当なものであると考えます。  したがって、本市議会における審査は尽くされたとは言い難く、この点が反対理由の第1点であります。  第2点は、水道料金の問題であります。今回の統合に合わせた水道料金の統一で、口径20ミリの料金が配慮された点はあるものの、洲本市と南あわじ市は料金の値下げ、淡路市月20トン使用する家庭で、4,200円から4305円に引き上げられました。市民にとっては、昨年に続く水道料金の値上げとなるわけで、国保と合わせて毎年のように値上げが続くのが問題ではないかと思うわけであります。  さらに、今回、これまでの淡路市の水道料金体系とは変更され、極度な累進料金が採用されたことから、一般家庭以外の商工業者などの水道料金の負担も大変な状況になってまいりました。とりわけ、地場産業であるのり養殖については、1ヵ月平均で20万円程度、1シーズンに直せば100万円という負担増になるわけで、淡路市内の漁業振興協議会をはじめ全漁業協同組合からも、料金据え置きの要望書が提出されているところであります。  執行部は、産業支援策、つまり補助金でカバーすると言われておりますが、のり養殖は、淡路市内でも100形態近くあるわけであり、水道料金の値上げをカバーするとすれば、毎年1億円もの財源が淡路市に必要となってまいります。  しかし、具体的な支援策も示されない、そういう委員会審査でもありましたし、これで納得するわけにはまいりません。  第3点は、水道事業に対する3市の公平な負担の問題であります。もともと淡路市は、広域水道の出資金及び受水費の50%以上を負担するという不平等な状況が続いてまいりました。今回の統合に当たっても、簡易水道は、淡路市に残したままというのは不可解は点であります。もともと、水道事業統合の基本方針でも、簡易水道については、水道事業経営統合時に、上水道事業に統合するとされていたものであり、今回の措置は大きな疑問が残ります。  執行部の説明では、簡易水道については補助金もあることから、淡路市に残し、改良が済めば広域水道に引き継ぐとのことでありましたが、南あわじ市議会の報告を拝見いたしますと、簡易水道の改良事業などを、淡路市の負担で行うというふうにされているわけであります。統合と言いながら、簡易水道事業のリスクを淡路市にかぶせるという、これまでの水道事業同様、統合に際しても3市のまさに不平等条約ともいうべきものになっていることを危惧するところであります。  これが、3市の協議が急転直下で決まった大きな理由ではないでしょうか。  最後に、これまでも、水道料金値上げなど市民の負担につながるような水道事業の統合は行うべきではないということを、私どもは主張させていただいてまいりました。しかし、執行部は、国や県との約束があると、そういうことを言いながら統合を進めてまいりました。  しかし、市民の側から見るならば、淡路市発足から、先ほども鎌塚議員が総合事務所の問題で述べたとおり、市民の側から見れば、約束は破られてばかりであります。合併すればサービスは高くなり、負担は低くなると言われてきました。真っ赤な嘘ではなかったでしょうか。合併しても、旧の役場の機能はそのままで、総合事務所として残すから、不便になることも、地域がさびれることもないと言われてきました。これも、今、完璧に約束が破られようとしております。  水道の統合が遅れたとしても、国や県のペナルティがあるわけでも何でもなく、まして、今は政権交代が行われ、過去の官僚支配など大きく変わりつつあります。国や県に約束を守ることよりも、淡路市には、まず市民との約束を守ってほしいということを申し上げ、反対討論といたします。ありがとうございました。 ○議長(松本英志)  次に、賛成討論を許可します。  賛成討論、ありませんか。  16番、竹中史雄君。 ○16番(竹中史雄) (登壇)  16番、竹中史雄でございます。賛成の立場から討論いたします。  一部の産業擁護のため、大筋を曲げることは決してあってはなりません。一部の産業擁護のために、補助金をやらんかと言った方もおかしな話であります。道理に合った話ではないと言わざるを得ません。  今、我が国の国民、県民、市民は、安心・安全な食を求めて購買する風潮があります。中国産や韓国産ののり価格に押されて、台所事情が苦しいのはよく分かりますが、中国産ののりは、安全面で特に注意が要るのも事実であります。消費者に対しては、安全・安心を買うてくれと、商品ブランドに独自の付加価値をつける自助努力をし続けることをお願いいたしまして、ここは道理を通すのが正論であると申し上げておかなければなりません。  また、付託された総務文教常任委員会におきましては、水道事業統合に伴う基本協定書(案)、それに付随した別紙1、水道料金(案)の提出を求めたということで紛糾いたしました。それは、出す、出さんというほどの紛糾でありました。最後には、それを、執行部の方は出してきまして、審査をいたしました。その審査の結果、今の委員長報告のとおりであります。  したがいまして、我々は、水道料金というのは、一部の業者さんは、今、そのマーケットの10%を占めておられるかも知れませんけれども、その他の市民は、90%を負担しているという事実を忘れてはなりません。したがいまして、この議案は、賛成して、次のステップというのは、淡路市は、この水道事業、職員を削減する、経費を削減する、すべてやってきたという事実があります。  したがいまして、3市がここで一本になって、次はお願いするのは、県に対して、本土導水の分を何とかまけてくれと、下げてくれというお願いをするという時期にきているのも事実でありますから、当然、本議案は、賛成して粛々とこの事業を進めていくということをお願いいたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(松本英志)  ほかに討論はありませんか。  西濱益代君。 ○3番(西濱益代) (登壇)  3番、西濱です。議案第151号 淡路広域水道企業団規約の変更の件に関して、賛成の立場から討論をいたします。  もとより、今回上程されております淡路広域水道企業団の規約変更は、行政合併により、4年間順延されておりました淡路広域水道を一元化するという、そのための規約改正でありまして、かつての淡路1市10町が、本土導水の条件として受け入れた水道一元化の約束を果たしていく組織整備のための案件であります。  温暖で暮らしやすい淡路でありますけれども、県内の約半分の1万3,000もあるため池を有することを見ても、いかに先人達が水の確保に大いなる英知を積み重ね、苦労を重ねてきたかということがうかがい知れるところであります。  事実、明石海峡大橋の開通と同時に供用された本土導水の実現までは、島内各地で、たび重なる渇水、断水という状況がありました。市民の日常生活への影響はもとより、観光業をはじめとして、各種産業、地元産業に多大な影響を与えてまいりました。上下水道の社会基盤整備など、生活水準の向上、そして企業誘致、人口定住化促進、観光客の増加など、水需要の増加が見込まれ、1市10町によって、淡路広域水道企業団が設立されたのは、今から30年も前の話であります。以来、島内の三つのダムと合わせて、四国、徳島からの導水の交渉をしてきましたけれども難航し、昭和60年12月、明石海峡大橋の事業化に伴って、淡路全域の水道事業を一元化することを前提として、本土導水へと踏み切ってきた歴史があります。平成11年の架橋開通、本土導水の実現以来現在に至るまで、淡路島が渇水、断水に悩まされることはなくなりました。  確かに、計画時の需要量の予測は、ときの経緯とともに変化をし、社会情勢の変化によって生じた差異が生まれ、それが水道料金に反映され、現在の私たちが担うべき負担となってくることは否めません。  水道事業を維持・存続するためとはいえ、料金値上げに関して、もろ手を挙げて賛成する島民、市民が多数を占めるとは思いませんが、渇水、断水から免れるために、過去にした事業誘致の際の約束を反故にし、それを当然のことと解するほど、淡路島民、淡路市民が無責任で、信義に反することを潔しとはしないと、なお一層そのことを思うのであります。  蛇口をひねれば水が出てくる。それが当然、当たり前というその過不足のない当たり前の条件、社会基盤を保全していくために、1市10町が選択した決断は、よくも悪しくも、現在、3市が引き継いでおり、その責任を果たし、水道事業の円滑な運営を果たしていかなければなりません。  よって、全島水道一元化に向けた淡路広域水道企業団の規約の変更に賛意を明らかにし、本議案に対しての議員各位のご賛同を得ることを念じて、賛成の討論といたします。 ○議長(松本英志)  ほかに討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論も終わったようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(松本英志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  ここで、暫時休憩をいたします。再開は、午前11時15分といたします。  なお、議員各位に申し上げます。  この後、直ちに議員控室にご参集のほど、よろしくお願いをいたします。               休憩 午前10時55分              …………………………………               再開 午前11時15分 ○議長(松本英志)  ただいまから、会議を再開します。   ◎日程第2.議案第129号、議案第130号、議案第135号 3件一括議題 ○議長(松本英志)  次に、日程第2、議案第129号及び議案第130号、議案第135号、以上3件を一括議題といたします。  この際、ご報告申し上げます。  民生常任委員会に付託いたしましたこれら3件につきましては、審査の結果、議案第135号については、多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、また、議案第129号及び議案第130号については、全会一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長あて報告書が提出されておりますので、これによりご了承願います。  本案について、委員長の報告を求めます。  民生常任委員会委員長、戸田雄士君。 ○民生常任委員長(戸田雄士) (登壇)  民生常任委員会の報告をいたします。  本年11月26日、本委員会に付託されました下記案件につきまして、慎重審査の結果、12月15日の委員会におきまして、下記のとおり決定いたしましたので、会議規則第104条の規定により報告いたします。  議案第129号 淡路市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件、これにつきましては、来年の2月に完成予定の北淡保育所の名称及び定員に関する条例であります。地域の子育て拠点となり、また、旧北淡地区での、最終的に1ヵ所の保育所となるため、地域名を採用しております。  質問に関しましては、現在の調理師及び保育士の採用について、また延長保育、一時保育等についての質問がありましたが、全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しております。  次に、議案第130号 淡路市保健センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件でありますが、これは、旧淡路町岩屋公民館廃止に伴い、公民館利用を岩屋保健福祉センターに移すことにより、他の地区の保健センター及び岩屋保健センターの利用料を改正する条例であります。
     これにつきましては、市民への広報等、料金の設定についての質問がありましたが、全員賛成で、原案のとおり可決すべきものと決しております。  次に、議案第135号 淡路市霊柩自動車使用条例を廃止する条例制定の件でありますが、これは、旧津名町、旧淡路町地域で、市所有の霊柩車事業を廃止する条例であります。現在は、2台とも、それぞれ民間の業者に委託して運営しておりますが、旧津名町の車両は、老朽化して廃車の予定であり、旧淡路町の車両は、かつて社協が運営しておりましたが、現在、やすらぎ会へと変わり、民間業者が使用、来年度中には、地域の特殊性を考慮して、売却を予定しております。  これにつきましては、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しております。  以上、民生常任委員会の報告といたします。 ○議長(松本英志)  委員長報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  質問はありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  質疑もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、討論に入ります。  討論は、議事の都合により分離して行います。  議案第129号 淡路市立保育所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件であります。  反対討論はありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第130号 淡路市保健センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定の件であります。  討論はありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第135号 淡路市霊柩自動車使用条例を廃止する条例制定の件であります。  反対討論から許可いたします。  討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(松本英志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  ◎日程第3.議案第136号、議案第140号から議案第144号まで 6件一括議題 ○議長(松本英志)  続いて、日程第3、議案第136号、議案第140号から議案第144号まで、以上6件を一括議題といたします。  この際、ご報告申し上げます。  産業建設常任委員会に付託いたしましたこれら6件の審査の結果につきましては、いずれ全会一致をもって、それぞれ原案のとおり可決すべきものと決定した旨、委員長から文書をもって議長あて報告書が提出されておりますので、これにてご了承願います。  本案について、委員長の報告を求めます。  産業建設常任委員会委員長、田村伊久男君。 ○産業建設常任委員長(田村伊久男) (登壇)  産業建設常任委員会委員長、田村伊久男でございます。委員会の審査報告を行わせていただきたいと思います。  11月26日付で本委員会に付託されました議案6件につきましては、委員会の中で慎重審査の結果、12月16日の委員会におきまして、以下、報告させていただきますとおり決定をいたしましたので、ご報告を申し上げたいと思います。  まず、議案第136号につきましては、岩屋の保養センターの設置及び管理に関する条例の廃止の件でありますけれども、この施設につきましては、5月から、非常に危険だということで、休館の態勢に入っておりました。その後、解体の見込み、あるいは修繕、両面からの内容が、執行部の方で検討されましたが、今回、この施設の廃止ということでの条例制定をするというのであります。  全会一致で、原案のとおり可決するべきものと決しました。  議案第140号につきましては、大谷・生穂新島地区まちづくり交付金事業の道路橋梁整備工事委託変更契約の締結であります。  本来、20年度の繰越明許の予算の今回の減額ということで、若干そういった点はございましたが、委員会の中で議論の結果、原案のとおり可決するべきものということで、全会一致で確認をさせていただいております。  議案第141号 公の施設(松帆アンカレイジパーク)の指定管理者の指定に関する件につきましては、今現在、委託をしている淡路観光開発公社に対して、指定管理という形に変わっていくわけでありまして、収支の関係で、委員の皆さんからいろんな疑問点が出されまして、そういった点、執行部の方にも答えていただく中で、全会一致で、原案のとおり可決するべきものということで決しております。  議案第142号 公の施設(岩屋ハーバーパーキング)の指定管理者の指定に関する件につきましては、これまでに引き続きまして、漁業協同組合のほうに指定管理を行うものでありまして、全会一致をもちまして、可決をすべきものと、そういう決定をいたしました。  議案第143号 字の区域の変更の件(東桃川地区山田地区)につきましては、東桃川及び山田地区のほ場整備の結果、必要が生じたものでありまして、全会一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しております。  議案第144号 市営土地改良事業東桃川地区)の計画の変更の件につきましては、ほ場整備の実施に伴う面積及び事業費の変更でありまして、審査の結果、原案のとおり可決すべきものと、全会一致で可決をしております。  あと1件については、後ほどの議案として挙げさせていただいておりますので、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(松本英志)  委員長報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  それでは、発言を許可いたします。  質疑はありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  質疑もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、討論に入ります。  討論は、議事の都合により分離して行います。  まず最初に、議案第136号 淡路市立岩屋保養センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例制定の件であります。  討論はありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第140号 まちづくり交付金事業(大谷・生穂新島地区)道路橋梁整備工事委託変更契約の締結の件であります。  討論はありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第141号 公の施設(松帆アンカレイジパーク)の指定管理者の指定に関する件であります。  討論はありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第142号 公の施設(岩屋ハーバーパーキング)の指定管理者の指定に関する件であります。  討論はありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。
     次に、議案第143号 字の区域の変更の件(東桃川地区山田地区)であります。  討論はありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第144号 市営土地改良事業東桃川地区)計画の変更の件であります。  討論はありますか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論もないようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。      ◎日程第4.議案第145号から議案第149号まで 5件一括議題 ○議長(松本英志)  次に、日程第4、議案第145号から議案第149号まで、5件を一括議題といたします。  ご報告申し上げます。  補正予算審査特別委員会に付託いたしましたこれら5件につきましては、審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した旨、委員長から文書をもって議長あてに報告書が提出されておりますので、ご了承願います。  お諮りいたします。  委員長の報告につきましては、会議規則第40条第3項の規定により、省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  異議なしと認めます。  よって、さように決しました。  次に、討論に入ります。  この際、お諮りいたします。  ただいま上程中の議案のうち、補正予算審査特別委員会において、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しております議案第145号 平成21年度淡路市一般会計補正予算(第4号)については、議事の都合により先議いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  異議なしと認めます。  よって、さように決します。  それでは、議案第145号 平成21年度淡路市一般会計補正予算(第4号)に対する討論を行います。  討論に際しましては、冒頭に賛否を明らかにしてから理由を述べてください。  それでは、反対討論から許可いたします。  8番、田村伊久男君。 ○8番(田村伊久男) (登壇)  8番、日本共産党、田村伊久男でございます。議案第145号 平成21年度淡路市一般会計補正予算(第4号)につきまして、ただいま報告のあったところでありますが、賛成することができませんので、反対討論をいたします。  本議案は、人事異動に伴う調整や事業費の精査によって、歳入歳出に1億4,000万円余りを追加する議案でありますが、次の2点について賛同することができませんので、理由を述べ、討論を行います。  第1点は、津名総合事務所の修繕工事費3,000万円についてであります。お聞きいたしますと、教育委員会の一部を、津名総合事務所に配置をしていくための、そのための施設の修繕費で、新年度においても、さらに2,000万円の予算で防水工事を行うとの説明でございました。  各総合事務所の出張所化の一極集中によって、職員が市役所に入りきらないとしても、多額の経費をかけてまで、津名の総合事務所に置いておく必要があるのかという点を指摘させていただきたいと思います。  例えば、現状でも、水道事業部は東浦にあり、産業振興部の一部も一宮総合事務所にございます。財政が厳しいと言いながら、使える施設が市内にあるにもかかわらず、多額の経費をかけて修繕工事までを行う必要などあるはずがないと思うわけであります。例えば、5,000万円もかけると言われるのならば、立派なプレハブが建設できることを指摘させていただいておきたいと思います。  第2点は、農業振興費の米飯給食地産地消推進事業の補助金であります。これは、山田営農組合が、給食用の米を納入することになったことに対する米の選別機購入の補助金であり、110万円余りが予算化されております。  これは、本来、地域農業を守る地産地消という観点からは、補助金というこういう制度をつくること自体は、私自身も重要なことであるというふうに考えております。しかし、同種の補助金として、県の集落営農組織育成加速化事業補助金というものがあり、県費が3分の1の補助が行われております。ところが、淡路市のこれに対する随伴補助はございませんでして、この制度も、本年度限りで、県も終了するということで、淡路市も、今、制度の存続を求めているところであります。  しかし、今回の補助金が、山田地区だけに限定して支給されるものなのか、それとも、今後、県の補助金がなくなった場合にも、同様に淡路市が補助制度を維持するのか、この点が重要であります。しかし、現時点での審査の中では、明らかにされるには至っておらず、今のままでは、米飯の納入の過程も、補助金設置の経過も、山田のためにやったとしか映らないわけでありまして、すべての農家が納得できるような、一定の制度として整備する必要があることを申し上げたいと思います。  以上、討論といたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(松本英志)  次に、賛成討論を許可します。  6番、五条正仁君。 ○6番(五条正仁) (登壇)  6番、創政会、五条正仁です。私は、議案第145号 平成21年度淡路市一般会計補正予算(第4号)について、賛成の立場で討論させていただきます。  今回の補正予算は、歳入歳出に1億4,350万円余り追加するもので、人事異動等に伴う人件費の補正、既決予算事業の事業費確定及び決算見込みに伴う補正が大半を占めておりますが、新型インフルエンザ対策経費や、本年の台風襲来による災害復旧費も含まれております。  まず、現在、猛威を振るっている新型インフルエンザの対策経費では、生活保護世帯及び市民税非課税世帯の予防接種費用を全額免除する事業として4,920万円が計上されております。これは、国と県を合わせて75%の補助金があり、予防接種の低所得者に対する実費負担免除の考え方からも必要であると考えます。  また、休日診療所用に、タミフルなどの医薬材料の購入経費、小中学校施設をはじめとする公共施設のインフルエンザ対策用品の購入経費に、190万円余りの予算計上についても、市民にとって必要な補正予算となっています。  台風18号関連では、公共土木施設災害復旧事業として、16件で800万円、消防団の出動経費等で870万円余り計上されており、台風襲来時の市民や施設への安全確認、被災した市道の復旧工事費など、市民の安全・安心につながる事業であり、予算措置の必要があると考えます。  そのほか、約400万円のイノブタ駆除委託料の増額、市内8漁業組合への環境生態系保全活動支援事業、これは、海産の耕運事業ですが、220万円余りを計上して、市の重要な基幹産業である農漁業の振興育成に必要な補正予算となっております。  よって、議案第145号 一般会計補正予算(第4号)につきましては、安全・安心なまちづくりや、1次産業の振興につながるものと確信し、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(松本英志)  次に、反対討論を許可します。  討論はありませんか。  16番、竹中史雄君。 ○16番(竹中史雄) (登壇)  16番、竹中史雄でございます。賛成の立場から討論いたします。  我々は、一体誰が本市の富を生み出すのかを、常々問い続けなければなりません。新市出発後4年、高速道路の無料化が喫緊の政治課題となり、本市の国調人口が、その間、3,000人余りも減少している実態であります。日本の人口は、50年先、8,000万人程度に落ち着くのではとの予想があります。うち、老人と子どもは、各2,000万人程度、労働人口は、4,000万人くらいになります。現在の労働人口が2,500万円でありますので、今後50年で、労働人口が2,500万人減り、雇用問題は自然解決するとの予測であります。  借金は、我慢して働いて返すしかないのであります。30年から40年かけて作った借金は、同じ年数をかけて返すしかないのであります。本市の基準財政需要額は、170億円でありますので、本市は、170億の予算でやっていくしかないのであります。5年後には、交付税の漸減が始まり、その6年後には、20億円減らされるということでありますので、10年後には、150億円でやっていくところまで、本市は追い込まれているのであります。  返済するには、予算策定方式を、従前の積み上げ予算をやめて、戦略予算に変える必要があります。こういう戦略が必要だから、それに予算をつけるということを優先すべきなのであります。従前の積み上げ予算方式では、いかに無駄を削る努力をしようとも、根本のところは何も解決しない局面であることは、自明の理であります。  戦略予算とは、予算に優先順位をつけて、上から順に採用し、170億で切る。それで、プライマリーバランスをとり、借金の増加をやめ、あとは成長戦略が実るまで我慢するしかないのであります。今は、贅沢をやめて、これをやる気力があるなしの局面であります。  自分で考えなければ、誰も考えてくれず、ただ滅んでいく。本市を滅ぼすだけであります。本市が変身できるかどうかは、市長が予算編成システムを変えれるかどうかの1点にかかっております。  また、堺屋太一氏は、明治維新は身分によって役職を占める武士の身分を廃止することから始まったと言われ、21世紀の改革も、身分、資格によって、国家の役職を占める官僚幹部公務員制度の廃止から始めなければならないと述べられております。公務員制度の改革の要点の第一は、公務員を身分から職業にすることであると、喝破されておられます。  これに対し、正反対なことをしているのが、岩屋事務所の公金横領事件であります。公金につき、自分らが悪いことをしとると自覚しているからこそ、すべてを黒塗りにして、公開したのであります。それに対し、堂々とよう出さん、誰も何らの責任もとらん、何よりの証拠であります。このような体たらくを再三見るにつけ、市長の改革とは口先だけではと、市民は心配しております。  いずれにしても、新年度予算策定においては、改革のスピードをもっと上げる。実効ある果実を実らせる、そのような予算策定をお願いいたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(松本英志)  ほかに、討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  討論も終わったようでありますので、これを終結いたします。  これより、表決に入ります。  本案を、委員長報告のとおり可決することに賛成の諸君は、起立願います。                  (起立多数) ○議長(松本英志)  起立多数であります。  よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、ただいま上程中の議案のうち、補正予算審査特別委員会において、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております案件は、議案第146号から議案第149号までの、以上4件であります。  この際、お諮りいたします。  これら4件については、討論を省略し、一括して採決いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  異議なしと認めます。  よって、さように決します。  それでは、議案第146号から議案第149号までの4件については、委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  異議なしと認めます。  よって、これら4件は、すべて原案のとおり可決されました。  ここで、お諮りいたします。  議会運営委員会の委員の補充選任の件を、本日の日程に追加し、直ちに議題にしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  異議なしと認めます。  よって、さように決します。          ◎日程追加 議会運営委員会の委員の補充選任の件 ○議長(松本英志)  議会運営委員会の委員の補充選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、土井晴夫議員、田中孝始議員を、議会運営委員に指名いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  異議なしと認めます。  よって、本件は、さように決しました。
           ◎日程第5.産業建設常任委員会の閉会中の継続審査の件 ○議長(松本英志)  次に、日程第5、産業建設常任委員会の閉会中の継続審査の件を議題といたします。  ご報告申し上げます。  産業建設常任委員長から、目下、委員会において審査中の事件については、会議規則第105条の規定によって、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  産業建設委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに賛成の諸君の起立を求めます。                  (起立全員) ○議長(松本英志)  起立全員であります。  よって、さように決しました。    ◎日程第6.常任委員会並びに議会運営委員会の閉会中の継続調査に関する件 ○議長(松本英志)  続いて、日程第6、常任委員会並びに議会運営委員会の閉会中の継続調査に関する件を議題といたします。  常任委員会及び議会運営委員会の所管事務等について、それぞれの委員長から、会議規則第105条の規定により、お手元に配付いたしておりますとおり、閉会中、継続調査をしたい旨の申し出がありました。  お諮りいたします。  各常任委員長及び議会運営委員長より申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決して、ご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  異議なしと認めます。  よって、さように決しました。  ◎日程第7.産業建設常任委員会及び議会広報聴調査特別委員会委員派遣承認要求の件 ○議長(松本英志)  続いて、日程第7、産業建設常任委員会及び議会広報聴調査特別委員会委員派遣承認要求の件を議題といたします。  ここで、報告いたします。  議員各位には、既にご承知いただいておることと存じますが、前回の定例会において、議会広報聴調査特別委員会の委員派遣について承認したところでありますが、その後、諸般の事情により、延期する旨委員会で決定しておりました。  ついては、当委員会から、改めて委員派遣の申し出がありますので、他の委員会の委員派遣と併せて、ご審議いただきますようお願いいたします。  以上であります。  それでは、産業建設常任委員会及び議会広報聴調査特別委員会の所管について、それぞれの委員長から、会議規則第100条の規定により、閉会中、管外において事務調査を実施したい旨、委員長から文書をもって議長あて要求書が提出されております。  つきましては、産業建設常任委員長及び議会広報広聴調査特別委員長の要求どおり承認したいと思いますが、これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  異議なしと認めます。  よって、さように決しました。  以上で、本日の日程は終わりました。  この際、申し上げます。  今期定例会の会議録の調製につきましては、議長において、後刻、録音等を精査し、しかるべく措置をしたいと存じますので、ご了承願います。  お諮りいたします。  今期定例会に付議された案件はすべて議了いたしましたので、閉会いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(松本英志)  異議なしと認めます。  よって、平成21年第26回淡路市議会定例会は、これをもって閉会いたします。  閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  今期定例会は、去る11月24日の招集日以来、本日まで25日間にわたる会期でございましたが、その間に審議されました案件は、新規条例、改正条例、廃止条例、事件決議など、いずれも重要な案件でございました。  議員各位の真摯なるご審議により、すべて滞りなく議了することができましたことは、市政のため誠にご同慶にたえません。ここに、議員各位のご精励とご協力に対し、心より厚く御礼を申し上げる次第でございます。  また、門 市長はじめ幹部職員の皆様の議会審議に寄せられました真摯なる態度に深く敬意を表しますとともに、審議の過程で議員各位から述べられた意見等につきましては、今後の市政執行に十分反映していただきますようお願いいたします。  終わりになりましたが、議員各位並びに門 市長をはじめ当局の皆さまには、何とぞご自愛のをいただき、ご健勝にて希望に満ちた輝かしい新春を迎えられ、市政発展のため、今後ともなお一層のご精励を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつとさせていただきます。  大変ありがとうございました。  続きまして、門 市長からごあいさつがございます。  市長、門 康彦君。 ○市長(門 康彦) (登壇)  第26回淡路市議会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  今次定例会は、去る11月24日に開会し、以来、本日までの25日間にわたり、提案いたしておりました条例制定をはじめ事件決議、補正予算など、当面する重要案件につきましてご審議を賜りました。市政進展のため、誠にご同慶にたえない次第であります。  審議の過程におきまして、議員各位から賜りましたご意見、ご提案につきましては、検討いたしまして、今後の市政運営に遺憾なきよう万全を期してまいります。  今、日本は、敗戦後、経験したことのない混乱期を迎えていると言われています。このような波は、必ず遅れて私たちの現場に到達します。そのことに備えるために、執行権と議決権は、これまで以上の説明責任と結果責任を明確にしなければなりません。  全体を運営するときは、一部の特定利益にこだわり、市益をそこなうことは避けなければなりません。刑事訴訟法239条、地方自治法92条の2項、同法135条の趣旨に身を律し、基礎的自治体、住民と直接接する現場として、慎重に対処し、責務を果たしたいと考えています。  引き続き、身の丈に合った市政運営に向け、三つの目標を設定いたしました。  一つは、淡路市の明るい未来、あらゆる活性化の実現を目指す。二つは、淡路市の安全・安心、夢のあるセーフティネットの構築を進める。三つ目は、行政の不効率の是正を推進して、小さな市役所を目指す。  具体的な政策としては、一つは、持続可能な行財政の確立をする。二つは、目標、数値、スケジュールなどの公表を行う。三つ目は、市民とともに地域の運営の推進をする。  そして、最終の目標としては、将来の世代に誇れるまちづくりの推進を目指し、目標達成に向け、議員をはじめ市民の皆さまのご理解とご協力の下、職員とともに取り組んでまいりたいと考えておりますので、格別のご指導、ご支援のほど、重ねてお願いを申し上げます。  今年も、残すところ、あとわずかとなりました。ここに来まして、朝夕の冷え込みは格別の感がいたします。議員各位には、健康に十分ご自愛をいただきますとともに、市政進展にご支援・ご協力あらんことを心から念願し、また、報道機関のご協力にも感謝を申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。 ○議長(松本英志)  以上をもちまして終了いたします。  皆さん、長時間にわたり大変苦労さまでした。               閉 会 午前11時55分...