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平成22年産業建設常任委員会(12月21日)
平成22年民生常任委員会(12月21日)

  • "注意喚起文書"(/)
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  1. 丹波市議会 2010-12-21
    平成22年産業建設常任委員会(12月21日)


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    平成22年産業建設常任委員会(12月21日)                  産業建設常任委員会会議録 1.日時   平成22年12月21日(火)午前9時00分~午後5時26分 2.場所   議事堂第3委員会室 3.出席委員   委員長       瀬 川   至    副委員長      堀   幸 一   委員        坂 谷 高 義    委員        広 瀬 憲 一   委員        垣 内 廣 明    委員        荻 野 拓 司   委員        足 立   修    議長        足 立 正 典 4.欠席委員   なし 5.議会職員   書記        荻 野 隆 幸    書記        兒 玉 史 絵 6.説明のために出席した者の職氏名   市長        辻   重五郎    副市長       永 井 隆 夫    総務部   総務部長      竹 安 收 三    産業経済部
      産業経済部長    近 藤 俊 幸    農林振興課長    芦 田 正 吾   副課長兼農政係長  細 見   勝    振興係長      一 色 郁 雄   新産業創造課長   足 立   宰    副課長兼企業誘致係長                                  岡 本 晃 三   商工振興係長    足 立   勲    観光振興課長    芦 田 善 也   観光振興係長    高 階 健 司    地域振興課長    柳 田 秀 樹   農業委員会事務局長 根 木 浩 三    農林整備課長    高 見 広 幸   農林土木係長    藤 原 喜 美   建設部長      大 隅 保 夫    建設課長      駒 谷   誠   下水道課長     杉 原 賢 一    管理課長      荒 木 耕 作   都市住宅課長    荻 野 一 郎    都市整備係長    高 田 延 重   住宅係長      浅 場 泰 則    水道部   水道部長      藤 本 利 一    業務課長      林   伸 幸   工務課長      山 本 雅 彦 7.傍聴者   3人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり 9.会議の経過                 開議 午前9時00分 ○委員長(瀬川至君) 委員の皆さん、当局の皆さん、おはようございます。  ただいまから産業建設常任委員会を開催いたします。  本日の委員会は、この後、議長並びに市長よりごあいさつをいただいた後、付託を受けております議案審議のための現地調査を行う予定でありますので、よろしくお願いいたします。それでは議長よりごあいさつをいただきたいと思います。  議長。 ○議長(足立正典君) 皆さん、おはようございます。  きょうは産業建設常任委員会ということで大変お世話になります。  特に、後期の部分で新たにメンバーが入れかわっております。そうした中で、市民のインフラ整備は非常に大事な部分、産業建設常任委員会にお世話になることになっておりますけれども、市民の皆さん方が安心して暮らしていただける丹波市づくりに大きく寄与できるようによろしく御審議いただきますようお願いいたしまして、初めのあいさつとさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) 続きまして、市長よりごあいさつをいただきたいと思います。  市長。 ○市長(辻重五郎君) おはようございます。  このたび、瀬川委員長初め、また堀副委員長、それぞれ各委員の皆さん方には大変産業建設常任委員会お世話になりますが、よろしくお願いしたいと思います。  景気のほうも低迷いたしまして、なかなか回復の兆しが見えないというところでございまして、全国的にはかなり上向きの面もあるようでございますが、当丹波市においてはなかなかそういった恩恵をこうむらないというところでございます。特に、産業建設常任委員会の委員の皆さん方には今後市政につきまして、そういった経済面も抱えていただいて、いろいろと課題も山積する中で、取り組みをお世話いただきたい。御指導を賜りたいといったところでございます。  これから2年間、皆さん方のメンバーでいろいろとお世話になりますけれども、よろしく御指導のほどお願いいたしまして、最初に当たりましてのごあいさつとかえさせていただきます。  また、きょう現地調査が終わりまして、お帰りいただいた後、関係課長等を紹介させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) 次に、産業建設常任委員の選任がえがありましたので、所管部長より自己紹介をお願いいたします。  産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 産業経済部長の近藤でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) 建設部長。 ○建設部長(大隅保夫君) 建設部長の大隅です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) 水道部長。 ○水道部長(藤本利一君) 水道部長の藤本でございます。どうぞよろしくお願いします。 ○委員長(瀬川至君) 総務部長。 ○総務部長(竹安收三君) 総務部長の竹安でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) それでは、配付しております行程により現地調査を実施いたします。北側駐車場に車を用意しておりますので、よろしくお願いいたします。  暫時休憩いたします。                 休憩 午前9時04分                ───────────                 再開 午後1時00分 ○委員長(瀬川至君) 再開いたします。  先ほどは委員の皆様、また産業経済部の皆さん、現地調査大変御苦労さまでした。やはり産業経済部は私自身、現場を見ながら審議をする部分が多いと思っております。そうした中で、やはり市民の要望も数多くございます。水道に関しては安心な水が飲めるように、また建設においては子供たちが通学路、買い物の道路、産業経済部においては農業問題、林業の問題、いろいろと多くの課題を抱えておりますけど、市民のためになるよう、皆様方の力を発揮していただきまして、本当に暮らしがよい丹波市になるようよろしくお願い申し上げまして、最初のごあいさつとさせていただきます。  なお、市長におかれましては、民生常任委員会に出席のため欠席をされております。副市長に出席をいただいておりますので、副市長より一言ごあいさつをお願いします。  副市長。 ○副市長(永井隆夫君) 午前中、現地調査で本当に御苦労さまでございました。また、所用で午前中の欠席、非常に申しわけなく思ってございます。市長が最初に申しましたように、また今後、産業建設常任委員会の皆様におかれましては、2年間お世話になりますが、よろしくお願いいたします。  きょうは各担当課長がまいっておりますので、順次各部長から自己紹介ということでさせますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) 次に、今般産業建設常任委員会の委員がえがありましたので、所管部長、課長につきましては自己紹介をお願いいたします。  まず、産業経済部、お願いします。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 産業経済部長、近藤でございます。午前中は御苦労さまでございました。  それでは産業経済部5課1局ございます。そういった中で、それぞれ課長、局長より順次紹介をさせます。 ○農林振興課長芦田正吾君) 農林振興課でお世話になっております芦田正吾と申します。どうかよろしくお願いいたします。 ○観光振興課長芦田善也君) 観光振興課長の芦田善也と申します。よろしくお願いいたします。 ○新産業創造課長(足立宰君) 新産業創造課長の足立と申します。よろしくお願いいたします。 ○農林整備課長(高見広幸君) 農林整備課長の高見広幸でございます。よろしくお願いいたします。 ○地域振興課長(柳田秀樹君) 産業経済部地域振興課の柳田でございます。よろしくお願いいたします。 ○農業委員会事務局長(根木浩三君) 農業委員会事務局長の根木でございます。よろしくお願いいたします。 ○新産業創造課副課長兼企業誘致係長(岡本晃三君) 新産業創造課副課長の岡本です。よろしくお願いいたします。 ○農林振興課副課長兼農政係長(細見勝君) 農林振興課副課長兼農政係長の細見勝でございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) 次に、建設部お願いいたします。  建設部長。 ○建設部長(大隅保夫君) 建設部は4課ございます。順次自己紹介させます。よろしくお願いいたします。 ○都市住宅課長(荻野一郎君) 都市住宅課長の荻野一郎と申します。よろしくお願いいたします。 ○下水道課長(杉原賢一君) 下水道課長の杉原賢一と申します。よろしくお願いいたします。 ○管理課長(荒木耕作君) 管理課長の荒木耕作でございます。よろしくお願いいたします。 ○建設課長(駒谷誠君) 建設課長の駒谷誠です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) 次に水道部、お願いします。  水道部長。 ○水道部長(藤本利一君) 水道部は2課ございます。それぞれ自己紹介をさせますので、よろしくお願いいたします。 ○業務課長(林伸幸君) 水道部業務課長の林でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○工務課長(山本雅彦君) 水道部工務課工務課長の山本雅彦です。よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) ありがとうございました。  以上で紹介を終わります。  暫時休憩いたします。ここで本日の議事に関係のない職員の方は退席をしていただいて結構です。                 休憩 午後1時05分                ───────────                 再開 午後1時06分 ○委員長(瀬川至君) 再開します。  各付託議案の審査のため担当職員の出席につきましては許可をしております。  発言の際は、所属職名を述べてから発言してください。なお、各委員の質疑、市当局の説明、答弁などの発言につきましては、着席のまま行っていただいて結構です。  それでは、議事に入ります。  日程第2、付託を受けております議案の審査に入ります。  なお、議案の採決に当たって、討論を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) 異議なしと認め、討論を省略いたします。  まず、最初に、議案第127号「丹波市立道の駅丹波おばあちゃんの里に係る指定管理者の指定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 補足説明ではございませんが、お手元に議案に当たりましての附属の説明書をつけております。本件につきましては、資料の1ページからでございます。なお、1枚ものでございますが、過去平成18年から22年度までのそれぞれの指定管理料を参考につけております。よろしく御審議をお願いしたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) それでは質疑を行います。質疑はございませんか。
     広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) 議案127号できょう現地視察させていただいて感じたことなんですけど、それについて2点、一つは、前々から要望のあったレストラン及び食堂についてなんですが、間に合わせであの前にプレハブ式の格好で建てておるんですが、余りにもみっともない。それと景観を崩してしまう。玄関のそのための三角屋根で前を透明でしたのが隠れてしまって、どこかの何の小屋だという感じになってしまっている。あれはいただけんなと思ったので、あれで食堂ができていると思ったら大間違いだと思う。あれはただ臨時にしたのじゃないかなと思うんですが。逆に言ったら、反対側の県とも関係あるところで、それは許可とったらいいと思うんですが、あそこへそっくりこっちへ持っていくのならわかるのですが、あそこではちょっといただけないなと思って見ていたんです。ああいうのは環境景観的に問題だなと思うのですがそれが1点。  もう一点は、更新するについて条件は何ら変わっていないのか、今回と前回。管理料は金額は一緒ですが。一緒じゃない年々上がってきている。この年々上がってきて予定としては21、22年は一緒なんだけど、これは何で上がっていったんですか。今回は一緒で23年度予定はどういうように考えるか。そこら辺のこと。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) まず1点目のレストランの今の入り口にある食堂、レストランでございます。これにつきましては、今のところ会社のほうで臨時でされているわけでございます。そういった中で、レストランの建設につきましては、従来から要望等は聞いておるところでございます。そういった中では、現在につきましてもそういった整理をしている段階でございます。会社とも協議をしながら整理をしていく状況でございまして、そういった中で、それぞれ議会、また市民の皆様方にできるだけ御理解ができるような方向が整いましたら、具体的に進めてまいりたいといったところでございます。  2点目の更新の条件が変わっていないかという御質問と指定管理料でございますが、当初、18年度につきましては、スタートの段階でございまして、そういった中で実際やっていく中でいろいろと課題があったりした中で、それを19年度に整理させていただいたといった中で、また21年度につきましては新たに遊具の点検というのが生じてまいりましたので、それもあわせて増加をしたといった状況でございます。  なお、今後の指定管理料につきましては、まず指定管理者というのを御承認をいただいた中で具体的にそこと協議を進めてまいりたいというところでございまして、現在の状況では現在の指定管理料を超えないような格好でお話を進めていきたいといったところでございます。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) 最初のあそこのつくったときの設計家の立場からいったら、ああいう建物は景観を崩している状況にあると思います。もしつくるなら、ガラス張りできちっとした景観でいいものをつくるならわかるけども、しかし玄関のあそこにつくるのは問題、いわゆる邪道です。今の話だけでは、今の審議中なんだという話ですが、その審議中の話は、その話の内容はどうなっているのか。新たな話があるのかどうか。どういうようにしようという話が出ているのか、計画を聞きたい。  継続する契約とは変わらないで、一応額が変わってきたということで、来年度予想としてはこれは変化ないです。上がっていく予想はないです。この金額305万、5万という端は何だ。消費税か。来年度、23年度はどういう状況で上がってくる予定か。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) ただいまの1点目の現在のところレストランにつきましては、会社等の要望の中で協議中でございます。そういった中で、どういう協議かということでございますが、現在、それぞれ第三セクターという中で、丹波市が52.5%の出資をした会社に指定管理をしていただいておるといったような状況でございます。そういった中では、新たなレストランを建設するということになってきますと、それぞれいろんな課題も発生することも考えられるかもしれませんので、そういったことも含めながら本来のあるべき姿というのを会社のほうと協議を進めていく中で、具体的に条件等が整理ができましたら御説明をしていきたいといったところでございます。  2点目の5万円の端ということではない、それぞれ一応基礎になる数値を持った中で、そういった金額の契約をさせていただいているというところでございます。今後につきましては、そういった中身も再度、点検をしながら現在を超えることのないような格好で話を進めてまいりたいといったところでございます。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) その額については、それを超えない程度で話をしたいということでわかった。今ももう一つわからないのは、あの波板で張ったような建物、あれは何とかしないといけないと思うんやけど、話がつかない間、何年でもあれはいくわけやな。あれはもう少し考えてしないと、暗いね。あれがあるおかげで中の本当はガラス張りで全面が三角の屋根があって見えているところをふさいでしまっているから、暗い感じがするのと入りづらい。環境衛生的にもあれは問題がある。あれは保健所から許可が出ているのか、あんな状況で。どういうように今後、協議していきたいというか、協議中という話だけど、それはいつまでにするの。だらだら3年たってもできていなかったら、3年もあそこに建物、掘っ立て小屋みたいなところで皆さんに来ていただいて食事してもらうのか。ちょっとあれは何とかしないといけない。そういう案を全く考えていないのか。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 現在の建物につきましては、営業につきましては保健所の許可をいただいておるといった中で営業をされております。そういった中で、あそこにつきましては、ごらんのとおりで外に農作物等が販売されておりまして、そういった中において、それも中に入れて販売をしていってほしいという要望も聞いております。そういったレストランという要望、そこらも含めましてそれぞれ従来から御指摘等もいただいておる中で、議員の皆様方、また市民の皆様方にできるだけ御理解ができるような整理ができないかといったところで、今協議をさせていただいております。そういった中で、その協議が整いましたら、具体的に進めてまいりたいといったところでございます。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) 部長がおっしゃる品行方正な答弁はわかるんだけど、そうじゃなくて例えば、あの入り口、今のやつは農産物が並んでおったやろ。風が吹いたら土も飛ぶ。だけど、こっちはがら空き。例えば、ここらでするとテント張って、いろんな団体の人がうどんとかぜんざいとかしてもらう、そんなんとは違うんだから。あれは常備だ。常備にしてはあれは整っていない。たまにそういうお祭りとかイベントがあって、テントでこしらえるような感じのものならいざ知らず。あそこは常備やっていくわけだから、農産物は農産物で前に並べて売っているんだから。風が吹いたら土も飛んでくる。そういう戸がない。戸のないようながら空きの施設をこしらえて、何ともなしで済んでいたら、それは大間違い。ましてや52%も市が出しているんやろ。何かあったときには問題だ。市が責任を問われる。どう考えてもあんな窓のない戸の閉まらない食堂なんていうのは危なくて仕方ない。だから少なくとももう少し考えていかないと、緊急に考えないと、あんな戸なしのやつはだめだ、全く。これからは農産物を前のフロントで売らないと。向こう側でやりますと。これから玄関のほうには並べませんというなら別だけど、並べて売っているのだから。窓あいたようながらがらのところはすぐそこに何メートルか先にがらがらの戸の開いたのは、僕はあんなのだとは知らなかった。ちゃんと戸のあるものだと思っていた。きょう見て初めてびっくりした。抽象的にそういう今後話の中でどうのこうのではなくて、きちっとしておかないといけないと思う。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) あそこにつきましては、会社のほうがレストランの要望をされていく中で、そういった飲食についてもやっていきたいという中で、簡易な格好で建てていただいたといったところでございます。そういったところにつきましては、もちろん衛生的な面、そういったものについて、大変こちらも心配するし、向こうにつきましても十分配慮されていて実施されているところでございますが、しかしながら、あれが本当にそのままでいいのかと言われると、それはそれとしまして、何らかの問題があるかもしれません。そういった中で、そういうことも含めまして、基本的な整理を協議中でございますので、そこらが整いましたら、できるだけ早い段階で御説明をさせていただきたいといったところでございますので、何とぞ御理解を賜りたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) いつごろまでに話をつけることになっているのか。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) それにつきましては、市の思い、また会社の思い、またそれぞれの地域等の思い等もあると思います。そういったところでできるだけ早い段階で、方向性を出させていただきまして、説明をしたいというところで、いつまでということにつきましては、ここでははっきりとは申せませんが、できるだけ早い段階で、御説明ができる状態になればといったところで、こちらも協議を進めているところでございます。 ○委員長(瀬川至君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 一つだけ聞いておきたいんですが、会社側があの食堂というていいのか、簡易食堂というのか、あの場所につくりたい、こういう構造でつくりたいと言われたときに当然丹波市のほうにも相談があったわけですね。その中であれでいいという回答をされたからあの会社はつくられておるのですね。そこだけ確認だけ。 ○委員長(瀬川至君) 農林振興課長。 ○農林振興課長芦田正吾君) 先ほどの件でございますけれども、あそこは一応会社の中では位置づけといたしまして、イートインという形で運営をされておりまして、実質あそこに扉をつけたということで、一つの部屋というのか、店舗にしてしまいますと、別の許可が要るというふうに詳しいことはわかりませんが、伺っておりまして、現在のところは簡易のタイプで許可を得られておるということで、市のほうもそれに相談を一緒に乗りまして、急場しのぎといったらあれですが、一時しのいでおるという状況でございまして、御理解のほうをお願いしたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) 加工施設なんですけども、現在会社が各部会への使用を許可するという形で書いてありますけども、どんな状況になっているのか説明してください。 ○委員長(瀬川至君) 農林振興課長。 ○農林振興課長芦田正吾君) 現在の加工でございますけれども、漬物の出荷ですとか、みそとか、いろいろな形で使われているわけでございますが、漬物の出荷につきましては、9月ごろには全国の8者14店舗に出荷ということで、出荷数量約5,400袋、約1.1トンを全国規模で出荷をされたりしておられます。また黒豆ですとか、大納言小豆等の利用も含めまして、加工品といたしましては、あそこの主力でありますパンを製造したりとかいった形で活用がなされておるところでございまして、実質、みそのところについては、年じゅうという活用ではないのですけれども、シーズンにはあそこを使って、みその加工に活用してもらっておるという状況でございます。  簡単ですけれども、以上でございます。 ○委員長(瀬川至君) 荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) そういうことを聞いたのではないんだけども、補助金を入れて当初の目的があった中で、やはり使っておる施設、パンとか使っておられますね。あとはみそとか言っても、年間の中でどうしても計画どおり使われているのかどうか。その中で補助金とか云々、そういうあたりの中で問題は、前にちらっと聞いたことがあるのですけども、既に今の時点ではないのですかという思いで、ちょっとお聞きしました。 ○委員長(瀬川至君) 農林振興課長。 ○農林振興課長芦田正吾君) あの事業につきましては、経営構造対策事業で設置がされておりまして、駐車場側にありますのが直売所、そしてその奥が加工所という形になっておりまして、まず直売所でございますけれども、あちらにつきましては、先ほど部長も言いましたけれども、本来あそこの中で農産物を販売していくというのが本来の筋であるわけでございますけれども、主力のパンの販売、またほかの土産物、食料品の販売がウエートが大きくなりまして、農産物が中に入り切らないという状況の中で、農産物が外に追い出されているという格好になっておりまして、その辺については会社、生産者の方、そして市とこちらのほうで協議をしまして、どういうふうにすべきかということはなかなか結論が出ないわけでございますが、いろいろと協議をしているということで、補助事業上は余りよろしくないということで話は県のほうからも指導されております。  それと、奥の加工所でございますが、そちらのほうにつきましては、一定の数字は見えておるわけでございますが、ただあの全体の中で小豆の取り扱い量が当初の目的にまだ達していないということで、その小豆の取り扱い量を何とかふやしていくということで、年に3回か4回程度でございますが、県、またはみどり公社等を含めまして、どういうふうにやっていくのかということで、いろいろと協議をさせていただいております。  それともう一点、おばあちゃんの里で取り扱っておる品物について、地元では旧の春日地域においての認定農業者、担い手の方がどれぐらいあそこに物を納めておられているかということで、春日地域においては若干担い手の数が少ない状況になっておりまして、それも認定農業者できるだけなっていただくように、掘り起こしをしておる最中ではございますけれども、そこの数量が若干足らないということで、指導をいただいておるような状況でございます。近々そういった三者会議なんかも開く予定にいたしております。  以上でございます。 ○委員長(瀬川至君) 荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) いろいろな説明をいただきました。例えば、よく会計検査なんか来るじゃないですか。といったときに、当初はみそで予定していたけれども、その予定どおり、例えば施設が使われていなかったとか、それを例えばほかに、パンあたりが忙しいからこうするとかいうあたり、あるのかないのかわからんけども、とにかくそういう当初漬物やいっぱいいろいろと計画が上がっていたのだけど、そのとおりになっていない云々ということで問題はないのですかということをお聞きしたんですが。 ○委員長(瀬川至君) 農林振興課長。 ○農林振興課長芦田正吾君) 今言われましたほかの目的外使用といいますか、そういった状況は実際に活用がされていないといったことはございません。 ○委員長(瀬川至君) ほかに質問ございませんか。  堀委員。 ○委員(堀幸一君) 今、もろもろ聞かせていただいたんですけど、産建は4年ほど中が抜けておりますので、ちょっと状況がわからないのですが、ちまたではずっと聞いておるわけです。今、広瀬議員からレストランの話もあって、あれでは仕方がないという感じはします。しかし簡易で許可をとっておられるということだから、それはそれでいいと思いますが、景観上はもう一つだなという感じはするんですけど。あの会社からレストランに対する要望というのは聞いているのですが、正式文書なんかは見させてもらったことはないですが、黒井のまちを見るときに、そこで食堂やらレストランをしたら、また1軒つぶれないかという感じもしないでもない。閉まっているところがちょこちょこ見かけますので、それはそれとして、市としてはまだ協議中だとか、内部ではどういう格好になるのか、会社は聞いている範囲内だから間違っているかもわかりませんが、市で建ててほしいというようなことを聞いておるという話を聞かせてもらったんですが、それが事実なのか、それとも昨今の状況で、市としてはそういうことはどうするかという話を協議中ということになったのか、それともそこでお断りされているのか、自前でやってくれというのが基本じゃないかと私は思いますが、どうなっているかということ。  それから今聞いた経営対策事業で、補助事業をされてやっているのですが、市が52.5%、資金を出しているのだけど、これは連結決算で云々ということがありますので、赤字になったときにどうするんだ。問題が起きたときはどうなるんだといったら、市に大きい責任がついて回るんだということも聞かないでもないんですが、そういう関係できちっと詰められているのか、こうですということがはっきり言えるのかどうか。市としてはこういうようにしたいと、会社はどういう受け皿でどういう返答が帰ってきているのやというようなことを今の段階で言えるのか、言えなかったらまた後日で結構ですので、中途半端なの聞いてまたいろいろ流れてもぐあい悪いと思いますので、市が半数以上で経営責任を問われるような形になっているわけです。そういう関係についてのことが言える範囲内で結構ですので、お願いします。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) レストランの件でございますが、前の広瀬議員からも御質問がありました。そういった中で、現在協議中であるというところでございます。そこであり方なんですが、新たな投資をすることによって、レストランを建設すると、そこはもちろん収益性が出てくる件でございます。それは収益性が出る一方、またいろんな面も出てくるということも考えが全くないというわけではございません。そういった中で、現在そこを指定管理しております、春日ふるさと振興株式会社につきましては、先ほど申しましたように、市が52.5%の出資をしております。そういった中では、非常にこれは心配なところも十分あるわけでございます。そういったところも一定の中で、整理をさせていただきまして、そういったところで会社とも話が整いましたら、具体的に話を進めてまいりたい。  また、先ほどの商店の話もございます。といいますのは、そういったところも地域というのはそういった中で、そういったところを配慮しながら考えていかないとといったところでございます。そういった条件が整う中で、市がそれを進めていくということになってこようかなと、そこが一番たくさんのできるだけ御理解が得られる状況になってくるのかなといったところで、現在協議を進めてまいりますので、もうしばらく具体的になるまで今の段階でははっきりとしたことが申せませんが、そういった状況でございます。 ○委員長(瀬川至君) 坂谷委員。 ○委員(坂谷高義君) 先ほどからも広瀬議員なり堀議員がおっしゃっておるレストランの話ですけど、堀議員が言われたんですけど、部長の話は答弁を聞いておったら52%の市が出資している会社であるから、レストランを要望が出ているか出ていないか知りませんのやけど、ふるさと振興株式会社が出たときに、よほど慎重に事を運ぶということをおっしゃられているんです。というのは、僕もそれは大事だと思います。今も堀委員の話があったように、僕はもと商工会長としての立場で、いろいろな面から見たときに、その市の経営するそういうものによって、既存の市島地域の中にも阪神間から呼んでくるレストランもありますし、春日町内にもあると思いますが、そういうところがありますので、そういう52.5%を持っているという市の経営である以上、そういうようなところがぶつかる点があろうかと思うので、やはり慎重に部長がおっしゃっているように、事を進めていただきたいと思いますが、それにしても今も広瀬委員がおっしゃったように、きょうも行ったときに、ああいうところを解消できるのも、早くしないといけないと思いますので、どうぞそういうことをきっちり議論しながらスピーディにお願いしたいと思います。意見を言っておきます。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 今の御質問のとおり、そういう考えの中で、市としましても慎重に協議を進めておるところでございます。そういった中で、一定の条件が整った段階で、具体的に進めてまいりたいと考えております。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) もうちょっと具体的に聞きたいのだけど、例えば、何年か前の産建委員会だったと思うけども、同じような話が出て、構造上そういう場所はないという決定の話だった。あのときには、加工所はどうだろうとか、いっぱい出たけど、結局それは無理だと。そこではできないという話があって、レストランは話はあったけども、立ち消えみたいな格好になっていて、ないから苦肉の策であんなところにつくられていると思う。現実に今の玄関のあんなところにつくっている以外に、場所があるのか。あった上で話を今審議中で、どうしよう、こうしようという話、やめとこうか、しようかというのはあるけど、場所自身がないのと違うのか。だから、ないのに審議中も何もない。それだったらできない。いや、加工所をつぶす話も出ているのだとか、今の売店を何か移動させてそこにするんだとか、いろいろな話ならわかりますけど、しかしあれもその補助対象を受けてつくっているから変えられない。そんなところを勝手に変えて食堂にしたりできない。だから、そういう方法が審議している中に出ているのかということだ。これは、そこら辺のことをはっきりわからないと、審議していても場所がないのにできない。それが1点。  もう一点、課長が垣内委員のときに答弁した、こっちが聞いているときに言わないで、垣内委員のときにおっしゃったんだけども、戸をつけられない理由はそういう許可を取っているからだ。そんな中途半端はだめだ。あれは、戸もつけないで簡易的なものをつくるというのは、一定期間の間だけですよ。常駐的なやつでは許可が出ないです。常駐的にやるということになったら戸をつけてちゃんとやらないと、許可が出ない。あれはああいうようながらんがらんのものをつくるのは、一定の常時じゃなくて、期間までするという範疇の中での話ででないと、あんなの何年もずっとあんなものできますと、許可出してくれといっても許可はなかなかおりないはずだ。そこらへんのことをどう考えておられるのかと思ったので、その2点、もう一遍確認したいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 私から1点目の場所等の件につきましてお答えさせていただきます。  今会社のほうからは、もちろん要望がありますのは、新たに今の場所ではなくて、新規で場所は横とか、そういったところに建ててほしいという要望でございます。そういった中で、そういう点も踏まえまして、現在協議中でございます。ただし、それを進めていく上では、私も前も申しましたように、それぞれの課題とか問題なんかをできるだけ解消していった上で、会社の思い等を検討していきたいといったところでございます。だから、今あるところを充実するとか、少なくとも加工所をつぶしてするようなことはできません。そういった中での建設の考え方でございます。 ○委員長(瀬川至君) 農林振興課長。 ○農林振興課長芦田正吾君) 2点目でございますけれども、私も勉強不足でございまして、今現在どういう許可が出ておるのかという詳細まで把握していないわけでございますけれども、先ほども部長が申しておりますように、それぞれのいろんな案件につきまして、具体の整理ができた段階で、また御提案なり話を進めさせていただくということでございますので、極力今の現状、イートインの状況は、短い運営、短い期間の中で何らかの方向を示していきたいというふうに考えております。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) これは5年間、春日のおばあちゃんの里は、初めは非常に心配しましたけれども、非常に成果はあったと思います。今後、また5年間それはまたそれで指定管理をしていったらいいんですけど、あそこに高速が無料化になって、丹波市の観光客が入ってくるという形の中で、あの位置をどういうふうに地域の振興、春日を中心にして丹波市全体の振興としてどういうふうに考えていくかということを考えたときに、先ほど部長が言いましたように、52.5%という一つの何とかいい方向で考えたい。その辺はずるずる伸ばしておくわけにいかないから、早急に解決をつけてもらって、例えば、今農産物等に白菜や大根であるとか新しいもの、地場のものというようなものについて、非常に消費者の要求が高くなっています。買い物もたくさん来ています。例えば、和歌山の紀の川の農協が経営している直売所があります。ああいうことを考えてみると、丹波市が地域の活性化を含めてやるのだったら、もっと思い切って、農産物の直売所が狭いのだったら広げるとかいうような戦略をつくるべきだし、今後の戦略なしに、ただ今52.5%の話やらレストランがどうかと、そんな話は二の次にして、やはり丹波市全体がもっともっと活性化するような絵をかく必要があると思います。そこでやっているのは、例えば、紀の川の例でしたら、部長や課長が言うたように、認定農業者でなしに、普通の農家、2反とか3反とか、あるいは高齢者の農家は野菜を持っていって、要するに病院へ行くよりも自分で野菜をつくって、その小さなお金もうけをするというような活性化をしています。だから認定農業者なんか相手にしている場合ではないと思う。その人らは運ぶ手段がないから、何か丹波市でつくった物が集まるようなすべはつくらないといけませんよ。  そういうことも含めて、産業経済部は戦略を練るべきだと思う。今後5年間、指定管理にしていく中で、いろいろとしていったらいいと思います。52.5%はむしろ逆に三セクであるがために、いい意味もあるけど、逆にこれからは不自由な面があるという思いもあるから、できるだけ民間の資本というか、出資をもっと普通の人から農家の人やらいろんな人からもっと小さくていい。1万円ずつでもいいから、出資をたくさん募って、市のものを持ちかえってもらうとか、あるいはもっと、今5,000万を1億にしても構わないから、資金調達をして、そしてそういう戦略を書いてもっともっと地域の農産物を集めたり、観光客が集まったりするような、もっとコンサル使ったり、いろいろな方法があるのではないかと思うんだけど、そういうことなしには、今単に指定管理をして、こっちは今、指定管理料が300万ほどの中で済んでいるわという思いだけではなしに、あそこをやっていただきたいと思うのですが、どうですか。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 確かにおばあちゃんの里につきましては、農業振興、またインターの活性化といった中で、旧町の中で整備されてきたといった状況だと思います。しかしながら、丹波市は大変広いエリアでございまして、またそれぞれ氷上にもインターがあり、青垣にもインターがございます。そういった中で、それぞれがそれぞれの顔を出して、農業振興、観光振興といったところを担っていただいておると思っております。  しかしながら、その反面、核となる大きな施設というのはないといった状況でございます。そういったところは、戦略的な考え方を持って整理をしていかないけないというところはあるわけでございますが、なかなか地域の中で難しい問題もございます。ただ今後につきましては、そういったところも視野に入れながら、整理をして進めてまいりたいというところでございますので、何とぞよろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) 305万円という指定管理料は高どまりしている。一番高いところへきて。あそこはどういう感じでやっているのか。直営でやっているわけではない。どこかシルバーかどこかへ委託をしているのだと思うのだけど、だんだん下がってもいいんだけど、遊具施設があるために、遊具も必要なんだろうけど、いろんな管理料がふえてきているんだけど、例えば、有料だったら自分のところの店に、経営するところに必要なものでしたら、自分のところがしたらいいと思う。点検などを。要らなかったらとっぱらったらいいんだし。そういうあそこ自身にもっと努力させることも、小さなことをして、もう少し下げていくようなことを考えなかったら、全然同じ金額を上げていくというのはどういうことだと思う。そういう交渉はしていないんですか。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 御指摘のとおり、指定管理料というのは、収益性が伴うもの、また収益性が伴わないもの、そういった中での考えの中でそれぞれ指定管理料というのが発生してくるのではないかと思っております。今回のおばあちゃんの里につきましては、遺跡公園、1ヘクタール以上の広い面積のエリアといった中に、芝の手入れであったり、木の選定、掃除、遊具の点検といったあくまでも収益性を伴わないものばかりの管理に発生する費用でございます。ただ、委員御指摘のように、指定管理者というのが御承認いただきますと、そこともうちょっと詰めて、内容をそれぞれ精査しながら、指定管理料を決めていきたいというところで、現在を上回るというところは考えておりません。もうちょっとこういうところはこうならないかというところも煮詰めてまいりまして、できるだけ安価な格好で、努力をしてまいりたいと思っております。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) この5年間に、あそこの施設、指定管理の部分で、この指定管理料以外に改修したということは、直接いろいろな形で補助なり委託なり、そういう事業はあったのか。そして、今後あの施設について改修とかいろんなことは発生する見込みはあるのか。 ○委員長(瀬川至君) 農林振興課長。 ○農林振興課長芦田正吾君) 今までに、あそこができましてからは、大きな改修とか、そういったことは何もいたしておりません。確かに躯体にかかわるような部分でしたら若干している部分もありますけれども、例えば、外の街路灯が車がぶつかって壊してしまったとか、そういう修理もいたしております。ただ、それについては会社のほうで費用を負担していただきまして、市のほうからは費用を負担していないというようなことでございまして、大きな改修とか、そういったことは全くいたしておりません。 ○委員長(瀬川至君) ほかに質疑がないようでしたら、質疑を終結してよろしいですか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) 採決を行います。  お諮りいたします。  ただいまの議案第127号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○委員長(瀬川至君) 挙手全員です。  したがって、議案第127号「丹波市立道の駅おばあちゃんの里に係る指定管理者の指定について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。 ○委員長(瀬川至君) 暫時休憩いたします。                 休憩 午後1時51分                ───────────                 再開 午後1時51分 ○委員長(瀬川至君) 再開します。  ただいま民生常任委員会の中で、救急駐在所の件について議題となっております。副市長に出席を求められておりますので、そちらのほうに出席されるということで、委員の皆さん、御理解よろしいですか。  暫時休憩いたします。                 休憩 午後1時51分                ───────────                 再開 午後2時07分 ○委員長(瀬川至君) 再開します。  次に、議案第128号「丹波市悠遊の森に係る指定管理者について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  産業経済部長
    産業経済部長近藤俊幸君) お手元にお配りの資料7ページからが補足の説明でございます。よろしく御審議をお願いしたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) それでは質疑を行います。質疑はございませんか。  荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) 手元に指定管理料ということで、18年から22年度の資料をいただいています。その2番目の丹波悠遊の森については、この5年間の中で毎年ずっと数字が変わっていますね、指定料が。どんな根拠の中でどういう形でこういう数字が出てきたのかというあたり、ひとつお聞きしたいと思います。  それと、きょういただいた資料なので十分全部は把握していないけども、これの皆さんも13ページを開いてください。一番下のところの当期純利益、全部は見る時間はないので、一番下をずっと見てみると、22年度までは400万ほどありますね、19年度は。20年度は380万、240万、100万ほど。22年度までは大体の数字だと思うんです。23年度からがばっと減って8万2,000円という数字が出ていますけれども、こういう数字が出てくるということは、やっぱりこういうものについて検証して、例えばこれが指定管理料にはね返るとか云々とか、何か検証があってしかるべきだと思うんです。  それとあわせて、もともとこの施設というのは、そんな形でだんだん指定管理料も下がりよりますし、当期純利益も極端にずっと後が下がるような方向で来ているけれども、その辺の解釈、この施設に対する。どんな見方をされているのかお聞きしたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) ただいまの御質問でございますが、指定管理をしていくための基本的な考え方を先に申したいと思います。  従来ほとんどの施設でございますが、旧町から整備をされてこられました。そういった施設といいますのは、いわゆる地域のかかわりの中で整備がされてきた施設がたくさんあるわけでございます。特に、地域づくりであったり、まちづくりといった形でこの施設が整備をされてきたと認識をしております。  そういった中では、その施設の初めの投資というのは大変なお金がかかっておると私どもは認識しておりまして、それらを受託する側につきましては、それぞれ地域の活性化を図っていただいて、自分たちはそれによって自分たちの生活を高めていただくといった観点が基本的にはあるといった中では、やはり最大限努力をしていっていただきたいという中で、指定管理料はお願いしていくわけでございます。  この施設につきましても、丹波悠遊の森協会さんが指定管理を受けておるわけでございますが、そういった流れの中でそれぞれ努力をしていっていただく中で、指定管理者料も減っていっておるというふうに解釈をしております。  なお、この最後の当期純利益のことでございますが、これにつきましても、市の直営と指定管理との市の負担が大変大きく減っておるという状況の中で、民間活力による経費の節減が十分されてきたといったところでございます。その中で、純利益につきましては、今後の一層の利用拡大であったり、また収益の増につながるような施設の整備といったものにも投資をしていきたいというところも聞いておりまして、やはり努力、それぞれの会社の努力の成果である、結果であるといったところで思っております。そういうことによりまして、今後も住民サービスの向上を図っていただくことによりまして、今後における市の負担がさらに軽減されていくというふうに解釈しておりますので、御理解をよろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) 今の部長の答弁いただいて、確かに指定管理料をたくさん出したらいいということではないし、だんだん会社の経営の努力があらわれて、それが下がっていくということがこの数字で出ているのだというふうに説明していただいたということでよろしいのでしょうか。  そして、先ほど言ったように、計画だからそんなものなかなか全部詰まらない部分があるのですが、極端にこれだけ落ちているのも例えば、経費の節減だとか何だかんだでカバーされて、こんな形で数字が出てきておるというふうに理解させていただいてよろしいのでしょうか。ぱっと見て、すぐ分析も何もできませんけども。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 私としましては、こういった収支計画の中で感じているのは、やはりそういった民間の経営努力もあって、市が直営でやっていた分と比べますと、大変減っておるという中で、さらに経営努力がされて、こういった結果につながっておるというところで理解をしておるところでございます。今後につきましても、それを継続していっていただきたいといった中で、今回、指定管理者ということで御承認をいただきましたら、再度内部につきましても十分協議をしてまいりたいと考えております。 ○委員長(瀬川至君) ほかに質疑はありますか。  足立委員。 ○委員(足立修君) これは当初からいうと、もっともっと指定管理料を減らすという計画やったと思うんやけど、減っていません。仕方ない点もあるのかもしれないけど、例えばその収支計画の一番上の施設の使用料、これまでの実績が880万ぐらいのやつが27年度に1,600万まで上がっている。こんなことはほんまにできますか。これは帳じりを合わせるための数値じゃないですか。何を根拠にこれだけの収益が上がると見込んであるのか。 ○建設部長(大隅保夫君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 事業計画の中にもうたわれているわけでございますが、今後の新たな経営の計画という中では1点目では、遊休地を利用した貸し農園制度が地域の中も一体となった、そういった取り組みをしていくことによって、人をもうちょっとふやしていこうといったこと。また日帰りの食事プランであったり、シーズンオフの宿泊のプラン、地元農家からの野菜仕入れ、必要な分だけを仕入れていくといった経営努力、またクリスマス、忘年会、新年会等の季節イベント等の実施によって営業活動を強化していく、そういったところの今後の新たな戦略、また充実した取り組みによりまして、ここまでふやしていきたいといったような格好で会社のほうとしても計画を出されているといったところで理解をしております。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) 理解はできましたか。今どんな時代かわかりますやろ。大体右肩下がりです。売り上げなんていうのはなかなか、売り上げを現状維持させるのもなかなかです、普通の経営体は。これはその部分の倍になっているのですよ。受けておられる会社の人が大変やと思うんです、こんな計画を出して。今後5年間実行していこうと思ったら、それを背負っていかないかん。市と話をしながら毎年毎年。だからもっと無理のない計画、ほんまに赤字がいくなら赤字という数字を出さなかったら、余りむちゃくちゃな計画出したら、ほんまに会社はえらいことになりますよ。確かに私たちの説明については、部長が言われるように、こういうふうにできて、いろんな地場野菜とか観光客をふやすとかいうことは机上のプランとしてはできるけど、数値として実際に経営しているのはそんな簡単なことではない。公務員と違うのだから。公務員は税金が入ってきて、大体見通しどおりの数値が出るかもしれないけど、この民間の会社なんかそんなことできません。これは大分無理があるのと違うかと思うんやけど、無理がないと言われるのやったら、それでもいいのやけど、ほかの議員の人もどない思ってかしらんけど、この収支計画を。 ○委員長(瀬川至君) 観光振興課長。 ○観光振興課長芦田善也君) 先ほどの今後の5年間の計画の適正化がどうなのかという御指摘でございますが、こちらのほうともこれまでの協議の中で、いろいろと議論というのですか、協議をしております内容としましては、一番上、御指摘の施設使用料につきまして、880万から1,200万というふうな22年度と23年度を比べましても増加をしております。これの増加理由の考え方としまして、こちらが確認しておりますのは、これまで当施設につきましては、上の使用料といいますのは、コテージの使用料のことなんですが、ここの施設の使用につきましては、食事についてはレストランで食べるということを前提にした利用というふうな取り扱いで来られておりました。  そこで、コテージの施設の使用だけでは使用ができないというこれまでの取り扱いだったわけでございますが、そういうことで予約をされない、予約につながらないといったケースも多々あったようにお聞きしております。  そこで、来期指定が通りますと、委託が可能になった来年度におきましては、今の計画としましてコテージのみの利用も可能とするような取り扱いにしたいと、そのことによって使用料の増加を図っていきたいというふうに聞いております。その2段目のレストラン収入でございますが、1段目が伸びている反面、22年度と23年度の差といいますのは、計画としまして260万程度減になっておるわけでございます。それは先ほどの反対の理由でございまして、コテージの利用が延びる分、レストランの収入が一時期減額をするというような考え方が、この数字の考え方のようにお聞きをしております。  それともう一点、これまでの剰余金の中での残高を活用されまして、今後、再度指定がかなった段階におきましては、集客を延ばすような施設の改善等も行っていきたいという計画も若干お聞きしているわけでございます。例えば、レストラン室内の拡張を図りたいんだというようなこと、それから先ほど申し上げましたコテージにつきましては、現在食事はレストランでとるという建前でございますので、コテージのみの利用のときにおいても、若干の炊飯設備の機材なんかも購入をして、レストランで食べなくてもコテージだけのところで食事が整えられるというようなことにおきましても、環境整備も図っていきたいということの大まかな2点をお聞きしておるわけでございます。あくまでも今後5年間の計画というようなことで、考え方と計画でございます。  以上でございます。 ○委員長(瀬川至君) ほかに質疑はございませんか。  堀委員。 ○委員(堀幸一君) 今聞かせていただいたり、見たり、収支計画書といって、これは施設使用料が上がる分、指定管理料ががんと落としたのは、つじつま合わせをしたのじゃないかと思うんですけど、実際、横の集落で見ている限り、これはちょっと無理じゃないかというのが実態ですので、十分これでいけるのかなという確認だけ、指定管理については問題ないと思いますけど、指定管理料がこの3月に予算措置をされるということになりますので、ことしはまだ予測が立っていませんので、若干100万ほどの黒字になっておると。来年は8万2,000円という形で、つじつま合わせがしてあるのじゃないかという予測というか、推測をするんですけど。  それと、あそこで世話になっておる役員さんというのは、私らの年代なんです、はっきり言って。言うたら、働き盛りの人でないと、隠居仕事やというような形が一番怖いのじゃないかと思うんです。やっぱり収益が上がることによって地域もよくなるという話だけど、今課長から聞いたような話からすると、ちょっとこの計画は無理されてないかと思うんですけど、若干、コテージの使用料云々ということで、変更されるということですけど、若干推移を見なかったら、赤字になって責任とってやめますという話になってきたら、丸抱えも市がしないといけないという形になってくるので、悪い言い方をすれば、市としては現状維持で無理でない程度にやってもろて、つぶさないようにだけお願いしたいと要望しておきます。  以上です。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 御指摘のとおり、指定管理料が計画では順次下がってくるという計画でございます。これにつきましては、下協議の段階で会社と話等はしておると思われます。この辺につきましては、もちろん会社のほうから出てきておる書類ではございますが、再度、指定管理料につきましては、年次で契約をしていくという格好でございます。  そういった中で、中身につきましては、本日指定管理者がはっきりと御承認いただきました段階では、再度点検等はしていきたいといったところで、その金額につきましては、新年度の予算のほうでまだ御審議を賜りたいといったところでございます。 ○委員長(瀬川至君) ほかにありませんか。  広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) 今の話だったら、これはまず5カ年収支計画はだれが書いたのと聞こうと思っていたら、向こうの協会が出してくるやつだと。これについては市も確認したということで、計画としてはそういう委託料については年次計画で年ごとやということやのに、5年先まで金額が入っておるわけです。毎年契約していかないといけない、そのときの状況に応じて。ところがこれも年に入れてしまっている。お互い確認しているわけです。これは矛盾した話で、そのときの経済状況と協会の経営との状況を考えてみて、年次計画でその年、その年に委託料を大体決めていくことになる。予算査定があって、来年度だったらこの12月、11月で決めていくということになると思うんだけど、既にもうお互いが確認し合って、この数字を5年先まで出している。ということは、これに沿ってやるということです。でなかったら、こんな計画はあってないようなものだから。ましてやこんなところに委託料をきっちりとこんな金額を書き入れるということ自体が問題になってくるから、これはお互いに確認したことだということだったから、これはどういうことなのか。そうしたら5年契約になっているの。年次計画になっているの。だからそこら辺のこの数字がひとり歩きする。協会が維持管理していただきたいのは山々だけど、今も話が出ていたけど、いずれそういう状況の中で、景気が悪くなってだんだんいったら、閉めてしまわないと仕方ない状況が起きるかもしれないし。  だからこのとおりにいくのかどうか。この金額が何のためにこんな金額が書いてあるのか。ちょっとわからない。それを説明していただきたい。 ○委員長(瀬川至君) 観光振興課長。 ○観光振興課長芦田善也君) この5カ年の収支計画につきましては、議案として提案させていただく前に一連の手続を条例で定めておる内容に基づきまして、庁舎内の一定の手続を経るわけでございますけれども、そこに指定管理者予定者から申請をしていただくわけでございます。その申請の中身の一つの一資料としまして、今後5カ年間の収支計画を求めるわけでございます。これは5カ年間がいいのか、次年度のみの計画でいいのかはいろいろな御意見があると思うのですが、一応5カ年間という計画で議会に御提案しようというところで、今後5年間、もし議決行為がなされて、指定管理として受託をされた場合についてはどのような計画で、どのような施設運営をされますかという計画を申請を出していただくわけでございます。その出された申請の中身の資料につきまして、この計画はどのような考え方でなっていますかという事前のヒアリング、聞き取りをやるわけでございます。その中で、先ほど答弁させていただきましたように指定管理予定者からお聞きをしました数字の考え方を聞き取らせていただいたわけでございます。あくまでも議決を経ますと、管理料につきましては、年度協定で決めてまいりますので、当初収支計画に記載されておった内容としましても、やはり状況の変化等あるわけでございます。その都度、その都度、年度協定によりまして、もちろん予算でございますので、議会の議決後、年度協定で決定をしていくということは建前でございます。  以上でございます。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) だからそれを聞いている。当然、委託料やら年度年度で査定して年度で次につけていかんなん。ところが今の話ではこれはお約束で5年先まで、一番最後は760万で話をつけてきているわけや。両方が計画の中で一応オーケーやから出してきているから、だめなら出てきてない、計画が。これは向こうから提案されていると言われたやろ、今、協会のほうから。それを市が確認しただけのことや。だからこれでだめだと言って突き返していない。これはいいからこのまま議会にも報告されているから、そういう状況やから、だから年度と一年ごとに委託料を契約し直すことになっておるけれども、既に5年先までは値段が決まっている。これは条例の中で、どのようになっておる、こういうことについて。例えば、ほかの指定管理もあるから、委託料を払っているやつの分。これは年次ごとに計画を、次年度にその計画を立てて次の年度の初頭に委託料を決めるということになってきているのか。いやいや、5年計画で立てていくようになっているのか、それぞれの指定管理を払っておられるところの丹波市が払っているところの計画については、こういう形態をとっとるわけか。条例に沿ってやらないといけないから、あるいは条例の中に入っている規則に従ってやらないといけないから、それはどうなっているの。年次的にやるんやないんか。5年計画で立てておいて、協会から出してもらって、それに沿ってやるというようなことにはならないと思う。 ○委員長(瀬川至君) 観光振興課長。 ○観光振興課長芦田善也君) 議案の中におきましても、指定管理を行わせようとする公の施設と予定となります団体と、それから指定の期間ということで今回の議案でございますと、来年の4月から28年の3月末までというようなことで、そのような議案の中身でございます。そこで、議案を提案させていただく前段の手続としまして、指定の申請をしていただくわけでございますけども、そこに添付されております今後5カ年間、もし受けた場合についての現段階における考え方、どのような考え方でどのような事業を展開していくのか。またそれにその事業等に今の段階で考えられる収入なり支出の内容はどういうことなのかということの資料が今回、提出させていただきます資料でございます。これは、あくまでも今後、5年間の指定管理料を縛る資料では決してございません。債務負担行為というものでも決してありませんので、あくまで議決をしていただいて、指定管理業者が決定をしますと、そこでの協定の中に、あくまでも指定管理料といいますのは、年度協定で定めるというようなことにしておるわけでございまして、その都度、予算の中で決めていくということでございます。  今回、提出させていただいておりますのは、あくまでも指定の申請に添付されております現段階における今後の計画ということで、御理解いただきたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) この5年間の計画もあてにならないけど見てもらうのに出しておるというだけのようにとったらいいわけか。この値段でこれが上限で、この範囲内で委託料をお願いしますよというて、向こうが言うてきている。こっちが言ってたんじゃなくて、協会が出されている書類やから、将来の5年間にわたってこの金額で見積もりして計算して出してこられているから、これ内でいいということやね。そんなやつを協会が本来出してこられたら、えらい気の毒なと思うんやけど。これは、実はそうじゃないんです、一応予定だけなんですということは、あくまでもあてにならない予定やな。これはそこらへんをはっきりしておかないと、ほかの例えば委託管理をお願いしているところにも皆こういう計画を出してもらっているのか。ここだけ特別なのか。すべて出してもらっているのか。今どうなってる。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 指定管理といいますのは、原則は公募でございます。しかしながら、特例という措置がございまして、今回につきましては、特例でいっているわけでございます。そういった中では、必要書類として、こういった事業計画、また収支計画といったものも出していただいて、その中で市の内部はどうかというような協議をするわけでございます。そういった中では、これから先5年間の指定管理料に明記されておるということでございますが、一応そういった中で収支を考えていく上では、やはりそれも必要になってこようというところで、出してもらってるわけですが、基本的にはこういった格好で進めてまいりたいといったところでございます。  ただし、これはあくまでも確約するものではございません。あくまでも目安として考えておるところでございます。なお、この施設につきましては、御存じのように収益性が伴う施設があります。そういった中では、やはりそこは十分利用していただいて、収益も一方では上げていただきたいといった中で、こういった計画になっておるというふうに理解をしております。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) そんなことは聞きよるのやないのやけど、課長、とりあえず全委託管理にしているところについて、収益関係のあるところについては5年計画を全部出してもらってるんですね。委託管理もこのぐらいやと書いたやつを向こうから出してもらって、それを参考にどこもしているんやね。例えば、おばあちゃんの里ひとつにしても、それでも出してもろとるんやね、5年契約を。管理に幾らといってちゃんと委託料も払って書いてあると。  そうしたら、これは22年までのいただいてる。最初に、おばあちゃんの里と聞いたときに、将来はどうなっとるのと聞いたら、あるんやったら5年計画見せんかいな、こっちから聞かなくても。言うてからせんと、そっちからちょっと丁寧に見せてください。だから5年計画があるんだったらみんな出してください。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 提出させていただいております資料に議案ごとにページ数を打った資料があるんですが、そこに各指定管理予定者から出てきております事業計画の抜粋をつけておりまして、その中に今後の収支計画書というのが、あくまでもこれはさきも申し上げましたように、計画書の中の収支計画でございますので、確約をするものではないのですが、資料としてはここに全部お出ししております。 ○委員(荻野拓司君) 堀委員。 ○委員(堀幸一君) 今の話ですけど、5年やけど。これは指定管理、きょう出ております5件、ほかのやつは全部並んでおるんです。これだけが将来計画にがががっと下がってきてる。それと今さっき言ったように、私らの目線のそれ以上の年配の人が役員になっておられる、はっきり言って。役員名簿を見てもらったらいいと思いますけれど、そんなんで赤字で、これでいかれるんやなという話でしぼったら、私らは取締役をさせてもらってるけど、やめますという話になってきたら、市、直営になるやろうという話になるから、これが数字はひとり歩きします。これ議会全部出したらこれはだっと広がっていきます。  この悠遊の森だけこういう計画で承認しておられるんやったら、ほかのいろいろ経済行為やってきている施設もあるわけです。それらもこういう形で下がっていくんかという形が一般的にはとられるわけです。これはいかがなものか、はっきりいうと現在1,800万が5年後には760万、半分以下になると。そんな計画が実際できるのか。きょう見せてもらったあの施設で。建築した当時から見てますから、無理やという形で、この計画で承知されておるのやったらいかがなものかということを思いますけど、市としてどう思われていますか。ちょっと再度お伺いしたい。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 確かに年度ごとに減ってきておる計画ではございます。そういった中で、これはあくまでも会社の中で営業努力等によって、ここまではいけるという理解のもとで進めておるところでございます。ただあくまでもこれは目安というのですか、計画でございますので、また年度ごとに収支等を確認して、また対応はしていきたいと思いますが、あくまでもこれは原則としてはこういった格好で進んできていただきたいというのが市の思いでございます。 ○委員長(瀬川至君) 堀委員。 ○委員(堀幸一君) 絵にかいたもちにならないようにということで、これははっきり言って危険やなと。何遍でも言いますけど、私はこれは無理やないかということを指摘しておきます。  以上です。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) さっき聞いたんやけど、ほかのも書いてあると言ったけど、ほかのを見たって書いてあるというたって、現在の数字をずらっと書いてあるだけや。こんなん正確なもんやない。ただ指定管理、今もらってるやつをそのまま5年先ももらってますという金額をちゃっと並べて書いてあるだけや。ただここだけきっちり書いてある。この悠遊の森の協会だけまじめに書いて出してきておられる。だんだん減っても構わないいうて書いておられる。協会が構わないと書いておられるから構わないけど、これだけでよいと言ってのに、それ以上上げる必要はないのやからそれで構わないけど、やっぱり同じ出してもらうなら、端数があって当たり前で、ずっとこれから先も指定管理で出している金額を市が出している金額は、同じ金額でずっと書いてあるというのやったら、5年計画といってもそんなん出してもらわなくても一緒。だからさっき話を聞いたらおかしい。ここら辺の話というたら整合性が合わない。だから、もうちょっと気にかかるけど、この場合は協会自身が少なくても構わないというて言いよってんやからそれでええ。だんだんふえていっておったら、これ何でやと聞きたいけど減っていっとるんやから、それは自分ところに自信があるからそれはいいんだけど、今回そういうことがあるから皆、整合性があるようにだけしてもらったらいいと思うんやけど。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) ただいまの御質問でございますが、今回6件の指定管理の議案を上げております。そういった中ではこの施設につきましては、収益性が伴う施設という解釈をしております。そのほかの施設につきましては、維持的な収益性が余りないといった施設でございます。そことの違いというのはどうしても出てこようかというふうに思っております。そういった中では、冒頭にも言いましたように、地域の中で、地域の活性化をしていくといった視点の中では、努力をしていっていただきたいというのが市の考えでございますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) これは私は、採決をするということはよろしいことや、議会が。この数字は、私らは普通に見ても、この下のほうの半分ぐらい、22年度が27年度に比べて5年たったら半分ぐらいになっているのがいっぱいあるのです。営業外収益の半分になっている。指定管理委託料も半分になっている。片一方は使用料が1,000万ほど上がっている。こんなことが本当に可能なのか。それを議会が、おまえら何を見とったんやと言われる数字を、もっとよう見なかったのかというおそれが多分にあるのやないかと思います。 ○委員長(瀬川至君) あくまでも今回は指定管理者ということで、この指定管理料については、今度23年度の予算の中で審議をしていただくという立場になっていますので、特例として引き続き、悠遊の森を指定管理者としてお願いしたいということで、今回提案になっておりますので。あくまでも今言われた質疑の中で、ほかのところと指定管理料が違う、ここは集客をするところの売り上げの中で経営努力をさせていただきたいという答弁でしたので、そのように理解をしていただきまして、採決に入りたいと思います。  ほかに質疑がないようですので、採決に入らせていただきます。  お諮りいたします。  議案第128号について、原案のとおり決することに賛成の委員の挙手をお願いいたします。                  (賛成者挙手) ○委員長(瀬川至君) 挙手多数です。  したがって、議案第128号「丹波市立丹波悠遊の森に係る指定管理者の指定について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第129号「丹波市立ふれあい交流施設に係る指定管理者の指定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) お手元の資料14ページからこの件に関しての補足説明をつけておりますので、よろしく御審議を賜りたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 質疑を行います。質疑はございませんか。  荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) 19ページを見てください。あわせて次のところに踏み込むつもりはないんやけど参考に、16ページ見てください。19ページはさんなんのやけどさんなんのも収支計画があるので、その指定管理料の委託料ということで、まず16ページですけど、165万。さんなんの場合は220万円ということになっているんですけど、こういう基準というのはどこがどう違うのか。特に、ひかみの場合は喫茶店か民間に貸しておられる収入があるから、その分を指定料で安くしておるというふうに理解したらいいのか、その辺について見解を聞きたいのと、自己資金で端数がたくさん出ているけど130円や490円と、こういう計画は妥当なんですか。 ○委員長(瀬川至君) 観光振興課長。 ○観光振興課長芦田善也君) これもあくまでも指定管理予定者からの今後5年間の収支の計画でございまして、ただ、さきも1点御指摘がありましたように、次のさんなん観光案内所とひかみ観光案内所の修理におきます違いは、ひかみの場合はテナントが入居しておりますので、そこからのテナント料が財源として大きくかかわってまいります。それと自己資金と書いております。これはきょうも見ていただきましたように、若干の物品を販売したりしている関係がございますので、それの売り上げ代金、手数料ということでございます。165万という5年間がございます。これも基本的には、過去これまでの収支と考え方としては変っていないわけでございます。ただ1点、ひかみにおきまして、既に配付させていただいております資料によりますと、ことしは165万、200万という数字が上がっておるわけでございますけれども、これは昨年度の石生駅のロータリーの整備をされました折に、きょうも見ていただきましたが、トイレが中にありましたのが外へ出た関係で、トイレの管理が離れておりますので、その分を差し引いた金額、そこに支出しておりました経費分を除いた分として、今後この程度の金額が必要であるというような考え方で、指定管理予定者からの内容となっております。  以上でございます。 ○委員長(瀬川至君) 荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) わかりました。そういうことで、さんなんのときには、少しだけお聞きしたいと思います。自己資金の端数は人件費の数字に合わせたというようなことですね。 ○委員長(瀬川至君) ほかにありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) ないようですので、質疑を終結いたします。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第129号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手を願います。                  (賛成者挙手)
    ○委員長(瀬川至君) 挙手全員です。  したがって、議案第129号「丹波市立ふれあい交流施設に係る指定管理者の指定について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第130号「丹波市立さんなん観光案内所に係る指定管理者の指定について」を議題といたします。  当局の補足説明はございませんか。  産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) この件につきましては、資料17ページから補足説明をつけておりますので、よろしく御審議を賜りたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 質疑を行います。質疑はございませんか。  荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) 先ほどの続きですけども、さんなんの場合は、きょう施設を見たんですけども、これも民間のどなたかに努力して入ってもらうような形で営業収入が入るような形にすれば、本来の指定管理委託料が220万円から、ひかみのような形で下がる方向にいくのじゃないかと単純に思ったのですけども、そういうことが可能かどうか。またそういう努力はされないんですか。 ○委員長(瀬川至君) 観光振興課長。 ○観光振興課長芦田善也君) さんなん観光案内所の場所におきましては、あそこはJRの用地に立地をしておりまして、余り申し上げにくいのですが、表立って商売というのができないような仕組みになっております。今は観光案内をする傍ら、横のほうで物販をさせていただいておるということなんですけども、あそこに正式な商売をしようと思えば、かなりの土地代というのですか、使用料を払ってかからないといけないというようなことがあったりするわけでございます。  以上でございます。 ○委員長(瀬川至君) ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) ないようですので、質疑を終結いたします。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第130号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○委員長(瀬川至君) 挙手全員です。  したがって、議案第130号「丹波市立さんなん観光案内所に係る指定管理者の指定について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第131号「丹波市立ウッディプラザ山の駅に係る指定管理者の指定について」を議題といたします。  当局の補足説明をお願いします。  産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) お手元の資料の20ページから、この件についての補足説明資料をつけておりますので、御審議をよろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 質疑を行います。質疑はございませんか。  足立委員。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) 前に初めて指定管理に出すときも問題になったんですけど、地代が、要するに市が110万円払っているということで、払ってるのかを今ちょっと確認します。 ○委員長(瀬川至君) 観光振興課長。 ○観光振興課長芦田善也君) 支出をいたしております。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) 結局商工会が受けて、その指定管理料は払っていない。商工会がその収益はテナント料や何かで賄っているということなんだけど、これはその110万円、例えば商工会と交渉してもらうとか、あるいは商工会自身がこういう営業をするのではなしに、本来するのだったら観光協会であるとか、まちづくり柏原が自分のところの地域の課題として取り組んだらいいことであって、商工会がそういういろいろなことに手出しをしていくということはどうなんでしょうか。僕はむしろまちづくり柏原ならまちづくり柏原に頼んで、それで1,000万円ほど補助金を、まちづくり柏原に出しています。そういうことをできるだけ下げていくという方向にしていかないと、片一方では行革をいろいろなことをして、片一方でどこで金を使っているのかわからないような金の使い方になる。できるだけ節約していこうと思ったら、そういう知恵は市としては働かすべきではないでしょうか。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) ただいまの御質問でございますが、この施設につきましては、御承知のとおり従来から商工会が管理の運営を行っている施設でございます。そういった中では、商工会におきましても、観光振興、また商業振興の推進を図っていくという中で、団体でございますので、観光協会、またまちづくり柏原といった、そういうところがいいんやないかということではございますが、従来からそういった観光、また商業の振興を図っておられる商工会に一番効果的であるという判断の中で、そこに指定管理をお願いする予定にしておるところでございます。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) 例えば、差し引き、あそこで直営の部分やらテナント料で入ってくる場合で、幾らの収益があるのですか。 ○委員長(瀬川至君) 観光振興課長。 ○観光振興課長芦田善也君) 24ページに今後5カ年間の絵がかいてあるわけでございますけれども、下から二つ目の管理事務費という数字が17万円上がっておるわけでございます。これが商工会の管理に必要となる事務費ということで理解をしております。  以上でございます。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) これは先ほどの110万円は市が地代を払っている。結果的に市としてはあそこで丹波市という名前が売れているのかもしれませんけど、差し引きちょんちょんになってもよろしいし、その110万円もらうか何かの形で、そうしないと商工会自身が経営努力しないのじゃないですか。今までと同じように5年間やってきた。今後5年間も同じような形でやってくださいという条件では。先ほどの悠遊の森にしてみても、これだけ厳しいことを言っていて、これは厳しいですよ。1,800万円から700万円まで最終的に指定管理料が下がっていくのやから。片一方は架空的な数字だけど、売り上げは1,000万円ほど伸ばしていくと。そんな経営はできませんよ。片一方は商工会はぬくぬくと地代を市に税金で払ってもらいながら全部もらっているわけですから。やはりもっともっと問題を投げかけていくべきではないですか。  それと基本的に、柏原のことはまちづくり柏原に、観光協会がしたほうがいいと思います。商工会が口出しせんでもいいと思います。それは今までが柏原の商工会がやっていたからそうなんですけど、合併したんですから。そういう交渉をすべきです。 ○委員長(瀬川至君) 観光振興課長。 ○観光振興課長芦田善也君) 御指摘がございましたように、あそこは柏原駅といいますか、丹波市にとりましては、電車のすべての特急がとまります表玄関でございますし、あそこでいろいろな事業を展開していただくというのは、丹波市の活性化にとっても大分大事な部署というふうに認識はしております。  そこで、今回の議案として提案させていただくに際しましても、商工会とこの事業計画書の中身のやりとりをお聞き取りをさせていただいたわけでございますけども、特に今後の丹波市にとっての活力に結びつきますような事業としましては、資料の21ページにこれまでの取り組みにはなかったような事業を数点計画をしていただいておるわけでございます。  一番目のポツにしましては、3行目の後段から、次年度よりというところに販売促進費で小型の冷蔵ストッカー等を購入していただいたりして、冷蔵が必要な特産物についてもどんどんふやしていくんだというようなこと。  それから二つ目のポツの3行目、2行目の終わりから、季節ごとに丹波の味覚、ワゴンセールなどのPRもしていくんだということ。  それから3点目は、ちょうど山の駅が来年の9月で丸20年を迎える節目の年になっておるようなこともお聞きしております。そこで商工会、指定管理を受けていただくことになりますと、その辺のこともイベント企画していくんだということもお聞きしておるわけでございまして、先ほど申しました表玄関の立地を生かすとともに、活気が出るような事業展開を今の指定管理予定者としても今後、やっていくという計画をお聞きしておるわけでございます。  以上でございます。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) 引き続きやることについては構わないと思うんですけど、しかし商工会は今これだけ農産物のことやら、それから商業のこと、シャッター通りとか、いろいろな市全体の産業施策を助けてもらわないといかん。市全体の活性化を図るべき仕事があって、これは本来観光協会がしても構わないし、まちづくり柏原がしても構わない仕事です。やっぱり仕事を集中させるべきだと思います。市のほうが結局いろいろな仕事を与えることによって、商工会の力自身が分散しているように思います。それは私の意見ですから、意見としてだけ申し上げます。 ○委員長(瀬川至君) ほかに質疑ございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) ないようですので、質疑を終結いたします。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第131号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○委員長(瀬川至君) 挙手全員です。  したがって、議案第131号「丹波市立ウッディプラザ山の駅に係る指定管理者の指定について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第132号「丹波市立大杉ダム自然公園に係る指定管理者の指定について」を議題といたします。  当局の補足説明を求めます。  産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) お手元の資料の25ページから、この議案につきましての補足の説明資料をつけておりますので、よろしく御審議をお願いしたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 質疑を行います。質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) 質疑はありませんので、質疑を終結いたします。  採決を行います。  お諮りいたします。  議案第132号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○委員長(瀬川至君) 挙手全員です。  したがって、議案第132号「丹波市立大杉ダム自然公園に係る指定管理者の指定について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。 ○委員長(瀬川至君) ここで暫時休憩いたします。                 休憩 午後3時00分                ───────────                 再開 午後3時11分 ○委員長(瀬川至君) 再開します。  次に、議案第133号「平成22年度丹波市一般会計補正予算(第5号)」の所管部分についてを議題といたします。  所管部ごとに補正内容について、歳入歳出一括で説明を求めます。なお、お手元にお配りしております分割付託一覧に産業建設常任委員会の所管項目を上げておりますが、漏れているところがありましたら、あわせて説明をお願いいたします。産業経済部、お願いします。  産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) それではお手元の平成22年度一般会計補正予算(第5号)の資料をお開きください。  産業経済部所管の主なものを御説明申し上げます。  まず、歳入からですが、12ページをお開きください。  12款1項3目農林水産業費分担金、1節農業費分担金で、ため池等整備事業分担金220万の増額ですが、国の経済危機対応地域活性化予備費によりまして、新たに予算がつき県営事業で、市島地域の与戸新池の改修工事を実施するための受益者分担金でございます。  次に、17ページをお開きください。  15款2項5目1節農業費補助金でございます。中山間地域等直接支払交付金17万1,000円の増額ですが、1地区が新たに実施されることによるものでございます。  次に、農業委員会交付金20万1,000円の増額となっておりますが、交付金の確定によるものでございます。次に、同じページの2節林業費補助金では、緊急防災林整備事業補助金281万1,000円の増額ですが、これは県民みどり税活用事業で、造林事業などで伐採した間伐材を利用した簡易土どめ工等を設置して、防災機能の強化を図るものでございます。県の割り当て事業量の増額によるものでございます。  次に、同じページで、10目災害復旧でございますが、2節農林水産事業施設災害復旧事業費県補助金で470万6,000円を増額しております。これは昨年度実施しました災害復旧事業に係る精算分でございます。本年度に一部を受け入れている分でございます。これですべて補助金については精算ができたという格好でございます。  次に、23ページをお開きください。  21款1項4目の農林水産業債では、市島地域の与戸新池の改修工事を実施するための市債420万を計上しております。  続きまして、歳出に移ります。  39ページをお開きください。  6款1項3目の農業振興費で、中山間地域等直接支払交付金23万円を増額し、新規に実施されるところに交付をいたします。同じく、5目農地費では、市単独土地改良事業補助金を510万増額し、老朽化した農業用施設などの改修補助を行います。  また、ため池等整備事業負担金630万を増額しまして、市島地域の与戸新池の改修工事に係る市の負担分を計上し、またため池防護柵等設置事業補助金300万を増額し、ため池の安全対策を進めてまいります。  次に、40ページをお開きください。  2項2目の林業振興費では、県民みどり税活用事業で、273万円を増額しまして、緊急防災林整備事業を実施してまいります。  最後ですが、41ページをお開きください。  7款1項2目商工業振興費では、中小企業経営改善資金利子補給金としまして109万円を増額し、また商業店舗等設備支援事業補助金1,000万円を増額し、市内中小企業の設備投資を支援してまいります。
     大変簡単ではございますが、産業経済部の主な補正内容の説明を終わらせていただきます。 ○委員長(瀬川至君) 次に、建設部お願いします。  建設部長。 ○建設部長(大隅保夫君) それでは建設部所管の今回の補正の概要につきまして、御説明申し上げます。  建設部所管の予算の主な補正要因は2点ございます。1点は、継続事業の早期完了を図るために、事業推進を図ること。もう一点につきましては、事業の精査に伴う所要額の補正をお願いするものでございます。  それでは、予算書の5ページをお開きください。  第2表繰越明許費でございます。8款土木費河川改良事業でございます。この事業につきましては山南町のJR加古川線StationName久下村久下村駅構内を横断します。天神川改築工事の請負費でございます。この久下村駅の天神川につきましては、久下村駅構内で約34メートルが未改修で残っております。このうち、鉄軌道の下を横断します約15メートルはJR西日本に委託して施行いたしております。残ります19メートルにつきましては、鉄軌道から離れておりますので、今回丹波市で補正をお願いして、丹波市で施工する枠組みで事業を行ってまいります。  このたび、このJRに委託しております区間の完成のめどがついてまいりましたので、引き続き丹波市で施工します区間につきまして、次期出水期までに工事のお願いをするものでございます。  次に、6ページをお開きください。  第3表債務負担行為補正、県営住宅取得費でございます。これは平成12年6月に旧青垣町と旧春日町が兵庫県との間で交換しました覚書に基づきまして、二つの県営住宅を兵庫県から丹波市に事業主体の変更、所管がえを行うものでございます。対象となります県営住宅につきましては、その概要を本日お配りしております資料、産業建設常任委員会説明資料の丹波市建設部と書いております資料の一番後ろ4ページに、その住宅の概要を載せておりますので、後ほどごらんをいただきたいと思います。  青垣町佐治地域の青垣佐治鉄筋団地1棟、これは20室ございます。とその附属施設。それともう一棟は春日町中山地内の春日中山鉄筋団地の21室でございます。とその附属施設でございます。  覚書の事業主体の変更を23年度で有償で行うことから、今回債務負担行為をお願いするものでございます。  事項別明細によりまして、その他補正の内容につきまして、歳入から順次御説明を申し上げます。  まず、14ページをお開きください。  14款国庫支出金、5目土木費国庫補助金は1,440万5,000円を増額するものです。1節道路橋梁補助金で、社会資本整備総合交付金、これは従前は道路整備国庫補助金でございました。これが予算割り当てが1,259万5,000円減額となりますが、同じ道路整備に充当します地域連携推進事業費補助金として新たに3,000万円の予算割り当てを受けることができましたので、補正をお願いするものでございます。対象事業といたしましては、特15号線佐野橋の改築事業でございます。  次に、18ページをお開きください。  15款県支出金、6目土木費委託金は1,474万8,000円を増額するものです。主なものは2節道路橋梁費委託金で、特15号線佐野橋かけかえ事業の事業費増額に伴いまして、河川管理者、兵庫県からの委託金が1,457万円増額となることによるものでございます。  続きまして、歳出の御説明を申し上げます。42ページをお開きください。  8款土木費、1目土木総務費は170万円の増額です。内容は法定外公共物、いわゆる赤線、青線ですが、これの整備補助金を170万円増額いたしまして、地域からあります要望におこたえをさせていただこうとするものでございます。  次に、43ページをお開きください。  3目道路新設改良費は7,287万円を増額するものです。小事業の0012国庫交付金等道路整備事業は、特15号線佐野橋及び和田小新屋線、小新屋橋改築事業の推進を図るため、9,757万円を増額するものです。同じく0015辺地対策道路整備事業及び0072プロジェクト関連事業は、地元調整及び事業内容の精査によりまして、それぞれ減額するものといたしております。  次に、44ページをお開きください。  3項河川費の2目河川維持費でございます。次期出水までに河川の堆積土砂の撤去や護岸の修繕等を要します緊急度の高い箇所につきまして、工事請負費1,000万円の増額をお願いするものでございます。  同じく、3目河川改良費は、4,500万円を減額するものです。これは氷上町の谷村地内で白山谷川の改修工事を行っておりますが、兵庫県のほうで加古川改修と連携して、内水対策として実施しております。この事業で、兵庫県が白山谷川合流点に排水機場を新しく設置していただくことになっております。丹波市は、この合流点の樋門と白山谷川の堤防を築堤する枠組みで事業を行っております。  このたび、兵庫県に担っていただきます排水機場の工事が年度内の発注が見込めないことが判明しましたので、一体的に整備します丹波市の事業を減額させていただくものでございます。  最後に、45ページをお開きください。  4項都市計画費、1目都市計画総務費は、388万5,000円を増額するものです。増額しますのは、指定道路抽出業務委託料です。ここで言います指定道路は、建築基準法第42条第2項に定められた道路です。都市計画区域内の建築物の敷地は建築基準法の適用を受けますので、幅員4メートル以上の道路に接することが基本となります。幅員1.8メートル以上、4メートル未満の道路につきましては、あらかじめ2項道路の指定を受けることによりまして、建築基準法の道路とみなすことができます。  今後、都市計画区域の見直しを行うには、この指定道路の現状をあらかじめ把握して、指定道路調書等を作成しておくことが必要であることから、今回その準備作業として、指定道路の抽出作業を行おうとするものでございます。  以上が補正予算の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) 次に水道部、お願いします。  水道部長。 ○水道部長(藤本利一君) 水道部の関係で歳入の補正予算はございません。  歳出でございますが、36ページをお開きいただきたいと思います。  4款の衛生費、1項保健衛生費の1目保健衛生総務費でございます。水道事業会計繰出金でございます。299万3,000円の減額補正の主なものでございますが、起債の補償金免除の繰上償還を行っております。それに伴う一般会計負担分の精算を行おうとするものでございます。  以上でございます。 ○委員長(瀬川至君) 以上で説明が終わりました。  まず、所管にかかわる歳入全般について質疑を行います。なお、歳入につきましては、歳出予算と関連がありますので、歳出のときに質疑を受けることもできます。  質疑はありませんか。  足立委員。 ○委員(足立修君) 県営住宅の債務負担行為の金額は幾らほどになって、家賃については市営になると変化していくのか、どういう形なんですか。 ○委員長(瀬川至君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(荻野一郎君) まず、金額の件ですけれども、現在、補正予算書の6ページの債務負担行為のところには県営住宅事業主体変更に伴う取得費用としております。これにつきましては、現在、詳しい価格については今後県のほうから提示されるということで、こういうような形で限度額ということで、こういう文章表現にさせていただいております。  それともう一点、家賃の件ですけども、一般的な基準から見ますと、減免措置とかそういった措置を受けられている方というのはケースを除けば一般的にはそうして若干家賃が安くなるという傾向にございます。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) だから結局、今金額はわからないというわけですね。県との交渉によって。僕らは全然見当がつかないけど、およその部分、これは結局4月1日から市になるのですね。これはいつ出すんですか。 ○委員長(瀬川至君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(荻野一郎君) まず、買い取りの予算ですけども、それは平成23年度の予算で計上したいと思っております。現在のところ住宅の引き渡し予定としては23年度末というふうになっています。 ○委員長(瀬川至君) ほかに質疑はないですか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) ちょっと聞き取りにくかったので申しわけないんですけど、繰越明許で、久下村駅の構内冠水の対策で、JRの軌道部分はできたと言われたのですか。今度丹波市が管轄する部分について、継続してやっていくという話でしたか。ちょっとわかりにくかったので申しわけないですけど。 ○委員長(瀬川至君) 建設部長。 ○建設部長(大隅保夫君) 大変聞き取りにくくて申しわけございませんでした。JRに委託しております区間につきましては、工期が平成23年3月31日完成でございます。これを合丁場になりますので、これを待って、次に市の部分の工事をいたす計画といたしておりましたが、JR等の協議の結果、来年の2月ごろにはおおむねJRの作業も済んでくるだろうということをお聞きしまして、今回丹波市の発注を引き続き行いたいということでございます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) ほかにありませんか。  足立委員。 ○委員(足立修君) この直接の補正予算は関係あるといえば関係あるのやけど、1月10日で一応総務のほうへ今回の経済対策の要求を出すという話が、前にいつでしたか出たのですけど、その説明というのはどこかであるんですか。こういうのをしたいというのが。出てきてみないとわからないということですか、建設部にしても、産業経済部にしてみても。 ○委員長(瀬川至君) 建設部長。 ○建設部長(大隅保夫君) 今建設部のことでお聞きになりましたので、建設部としましては今回地域活性化の国の交付金の内容、方針に基づきまして、財政課のほうに建設事業の予算要求を行っております。現在、内部で査定等の作業に入っているということでございます。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) あれの報告があったのは、1月上旬までに各地方自治体から上げておかなかったらという話があって、もう1月上旬といったら目の前なんだけど、それまでに普通交付税の1億5,000万を退けた交付金、2億5,000万ほど、それの予定は組んでおかないと財務がおられないからどうもできないけども、産業関係やからここの所管でもあるわけや。もしそういう事業をつくっていこうとしたら。次年度残しとか、繰り越しているやつについて、もしできるなら早く経済効果を発揮するためにも今の足立修委員の話じゃないけど早くやっておかないといけない。そういう計画は既に各部で検討して出していっているのか。 ○委員長(瀬川至君) 今、広瀬委員なり足立委員から出ました問題につきまして、暫時休憩しまして、財務部長に要請をしたいと思います。  暫時休憩します。                 休憩 午後3時32分                ───────────                 再開 午後3時35分 ○委員長(瀬川至君) 再開します。  建設部長。 ○建設部長(大隅保夫君) 建設部を例えに説明させていただきますと、建設部のほうとしましては、要求内容を取りまとめまして、財政のほうに提出しておる。財政のほうで編成作業、国のほうへの申請も必要でございましょうし、補正予算としての取りまとめも必要でございますので、その作業に現在当たっておるということでございます。建設部としましては、引き続いて社会資本整備の予算要求をさせていただいているということです。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 今、財政のほうに提出をしております。そういった中では査定中でございます。当部としましては、地域課題、また今しておかなければならないといったものにつきまして、要求をしておる状況でございます。 ○委員長(瀬川至君) 水道部長。 ○水道部長(藤本利一君) 水道部のほうの地域活性化交付金事業につきましては、従来からこういった事業があるたびに課題になっております老朽管の更新工事を上げております。今回につきましても課題になっております箇所の更新ということで、約2キロの更新をするということで今要求をしているところです。  以上です。 ○委員長(瀬川至君) 委員の皆さん、よろしいですか。  市長。 ○市長(辻重五郎君) 今、各部長が申しましたように、財務で今それを取りまとめようということで、私のところはまだ来ていませんけれども、したがってそれが上がりましたら、皆さんにお諮りをして、中身が出てくると思いますけども、2億数千万円の予算になると思います。合計全部で4億5,000万ほどですか、2回か3回に分けて。まだ内容は私も全然わからないです。でき次第。 ○委員長(瀬川至君) わかりました。委員の皆さん、よろしいですか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 今2億5,000万と言われたんですか。それの想定がもうちょっと早くできないものですか。というのは、想定で組んでおいて、つかなかったらつかなかったで落としたらいいと思うんです。本来なら、今の補正で想定で組まれておって上げられて、増減があれば3月でまた切るとか、ふやすとかいう処置ができると思うのですが、私はそういうことは想定できなかったら、前もって上げといてやらないと、また臨時議会とか、そういう無駄なことが起こってくるのではないかと思うんですけど。何もつかなかったらつかなかったで落としたらいいんですから。ある程度の想定がつくんなら、前もってやられるほうがいいのじゃないかと思うんですけど。 ○委員長(瀬川至君) 市長。 ○市長(辻重五郎君) その言われる前もってというのは、何に使うかということではなくて。 ○委員長(瀬川至君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 何に使うかということも、全体の金額が想定つくのなら、もちろん何に使うかという想定は各部で立ててもらわないけませんけども、別につかなかったらつかなかったで落としたて問題ないわけですから。極力無駄なことは省かれるほうがええんじゃないかと私は思いますけど。今後ですけど。 ○委員長(瀬川至君) 今、垣内委員が言われたように、また参考にしていただいて、できるだけ委員会も独自の調査も我々ありますし、そういったことが早目にわかれば委員も精査しやすいところがありますので、よろしくお願いします。  足立委員。 ○委員(足立修君) 付託の時間もなしにということがあるわけですね。特に、経済の活性化と言いながら、本当に地域の経済というのはなかなか活性化していない。議会の産建委員会には責任があるから、こういうことは違うんだ、こういうことは違うんだと、それは違う、こうしたらいいということは事前に言わなかったら、一たん提案されてしまってからそれを修正することはできない。やっぱり委員会に付託してもらって、委員会の中でもっと場所をつくるとかいうことがなかったら、意見を聞くということがなかったら仕方ない。今の場合だったら、臨時議会で一発で恐らくいくと思う、今の感じからいったら。そういう議会のあり方ではなかなかよくならんと思うんです。 ○委員長(瀬川至君) 質疑がないようですので、歳入の質疑を終了し、歳出に入ります。  歳出のほうで何か御意見ありますか。  坂谷委員。 ○委員(坂谷高義君) 41ページの商工費の2目の商工業振興費というところで、1,000万円の増額をされております。これは本年当初予算に1,000万円がありまして、それが9月補正で1,000万円ありました。そして今度の補正で1,000万円追加されたということであります。この背景について、部長、御説明をお願いします。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) この件につきましては、今議員御指摘のとおり、当初予算で1,000万、9月補正で1,000万、今回新たに1,000万という補正でございます。12月10日現在で59件、1,978万7,000円といった補助を行っておりまして、年度末までにはさらなる利用が見込まれるのではないかといったところで、今回補正をさせていただいたところでございます。そういった中では、この事業につきましては、設備投資の支援といった中では感じ取られるのは、市内の中小企業の状況がある程度の回復傾向もあるのかなといったようなところも見ているわけです。それは慎重な考え方を持たないといけないとは思いますけど、これがふえていっているというのは、そういった設備投資の支援という格好もふえてきていることは、一方ではそういったところが伺えるのではないかと認識をしております。 ○委員長(瀬川至君) 坂谷委員。 ○委員(坂谷高義君) 本当に、まだまだ冷え込んでいるところがありまして、我々商工業者としても、ひしひしとこの12月でも感じております。ちょっと日差しがテレビなんかで見ておると上向いているような感じを忘年会をしても、去年のランクよりちょっと上のランクで皆やっているのやというようなことをよく言っておりますのでありますけれども、我々の丹波市の中ではなかなか冷え込んでしまっておりますので、こういうことはありがたいことでありますし、これも23年度も継続して振興費をお願いしたいと思うのですが、お考えはどうですか。 ○委員長(瀬川至君) 産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) そういった景気のほうとしましては、まだ一定の水準までは達していないというようなところも見受けられますので、来年度につきましても引き続き継続していきたいといった考えで取り組んでおります。 ○委員長(瀬川至君) 坂谷委員。 ○委員(坂谷高義君) よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) 今の関連ですけど、今まで出た、これはどういう条件なんですか。件数はどれぐらいの件数がいっておって、地域別に柏原でどれぐらいの件数があったとか、そういうことはわかりますか。 ○委員長(瀬川至君) 新産業創造課長
    ○新産業創造課長(足立宰君) 今、委員御質問の件でございますけれども、今の支援事業の補助金でございます。件数につきましては、先ほど部長が申し上げましたけれども、もう少し新しい数字で12月15日現在で61件ございます。金額といたしましては、1,980万円という形が現在の状況でございます。ただ、これの地域別の内訳というのは今データとしては把握をしてございません。 ○委員長(瀬川至君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 45ページの都市計画ですけども、指定道路抽出業務委託料ですけど、これは丹波市一円のことですか。 ○委員長(瀬川至君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(荻野一郎君) 現在予定しておりますのは、丹波市一円といいましても、都市計画区域外を除いた丹波市一円を考えております。 ○委員長(瀬川至君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 除いたということは、これから都市計画を考えられる区域ですね。私はちょっと疑問に思うんですけど、この作業をやられて、やる前に地元の説明して了解を得ておかないと、無駄じゃないかと思うんです。ある程度の地元のめどが立った中でこういうことをされるのならいいですよ。全く入る意思がないところに金をかけてみても、これは無駄の話にならないかと、そういうように思うのですが、そこらはどうですか。 ○委員長(瀬川至君) 建設部長。 ○建設部長(大隅保夫君) これは都市計画区域内の拡大、新たに都市計画区域を指定しようというための事前の調査にも当たるわけですが、今回の調査内容につきましては、地図上で市道の台帳、それから農道台帳、そういったものをもとに机上での抽出作業を予定しております。現地に入りますのは、予定は本年度はいたしておりません。そういった資料がどの地域にどういった道があるかというのを抽出して把握しておくというところまで本年度行いたいと思っております。この都市計画区域の拡大ということが今後、一つの大きな課題になってくるわけですが、都市計画区域の決定を拡大を受けましても、現地調査も含めますとすぐに作業を始めても数年かかると思われますので、順次、こういった抽出作業から初めて準備を進めていきたいと思っております。 ○委員長(瀬川至君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 図面上で調査されようが、現地に入られようが、私はならば並行して地域の説明なりをやってあげないと、急がれておるのならなおのこと、そういう説明を繰り返していかないと、抽出して調査をしましたよ、だけど地元はノーですよと言われたら何もならないことですので、その点、地元の説明を並行してやられるほうがいいのじゃないかと思います。 ○委員長(瀬川至君) ほかに質疑はありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) 質疑がないようですので、質疑を終わらせていただきます。  以上で、所管に係る一般会計補正予算審査を終結いたします。  お諮りいたします。  議案第133号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○委員長(瀬川至君) 挙手全員です。  したがって、議案第133号「平成22年度丹波市立一般会計補正予算(第5号)」の所管部分については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第136号「平成22年度丹波市立下水道特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  当局の補足説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(大隅保夫君) 議案第136号「平成22年度丹波市立下水道特別会計補正予算(第2号)」につきまして御説明申し上げます。  今回の主な補正の要因としましては、国の社会資本整備総合交付金の増額に伴いまして、氷上中央浄化センターの改築工事等の事業促進を図るものでございます。  歳入の主なものは7ページ、3款国庫支出金、1目下水道事業費国庫補助金につきまして、氷上中央浄化センター改築工事等の事業推進を図るため、1,310万円増額するものでございます。あわせまして、11ページ、9款市債、1目下水道事業債を2,140万円増額する内容でございます。  歳出につきましては、12ページでございますが、1款公共下水道費、1目公共下水道建設費におきまして、氷上中央浄化センター改築事業の推進を図るため、2,240万円を増額するものでございます。  同じく2目特定環境保全公共下水道建設費につきましては、集中管理装置設置事業等の推進を図るため、1,630万円を増額する内容といたしております。  以上で、説明とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) 質疑を行います。質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) ないようですので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  議案第136号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○委員長(瀬川至君) 挙手全員です。  したがって、議案第136号「平成22年度丹波市立下水道特別会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第137号「平成22年度丹波市農業共済特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  当局の補足説明を求めます。  産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) それでは、「平成22年度丹波市農業共済特別会計補正予算(第2号)」をお開きいただきたいと思います。  4ページでございますが、農作物の共済勘定で、平成22年産の麦におきまして、生育期間全般にわたりまして、降雨が多く成育が不良となりました。そのために、大きな減収となりましたため、麦の共済金の増額補正を行うものでございます。歳入、歳出とも、392万1,000円を増額しております。  なお、内容としましては、生産者組合8営農組合中、7営農組合に対しまして、共済金を支払いするものでございます。  以上、大変簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) 質疑を行います。質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  議案第137号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○委員長(瀬川至君) 挙手全員です。  したがって、議案第137号「平成22年度丹波市農業共済特別会計補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、議案第138号「平成22年度丹波市水道事業会計補正予算(第4号)」を議題といたします。  当局の補足説明を求めます。  水道部長。 ○水道部長(藤本利一君) それでは、議案第138号「平成22年度丹波市水道事業会計補正予算(第4号)」について説明をさせていただきます。  水道事業会計補正予算の3ページをお開きいただきたいと思います。収益的収支におきましては、分担金、あるいは受取利息など上半期の実績による増額でございます。また、一般会計からの繰入金の精算などで1,168万5,000円を増額補正するものでございます。  支出のほうでは、修繕費の追加補正では事務所の改造費と棚卸資産の減耗費等の補正ということで、増額の補正を予定しております。  5ページの資本的収入の分でございますが、先ほどの一般会計の繰入金の精算による減でございます。  以上でございます。  それと、本会議の中でそれぞれ議員さんのほうより質問がございました。1点目は、有価証券の利息の運用についてでございます。もう一点は、棚卸資産の減耗費についてでございましたが、その点について担当課長のほうへ若干補足説明を申し上げますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 業務課長。 ○業務課長(林伸幸君) 資金運用の基本的な考え方といいますか、有価証券の利息についての御説明を申し上げたいと思います。お手元のほうには資料はございませんので、概略だけ説明させていただきます。  平成22年度の水道部の資金運用につきましては、現在定期預金と有価証券というもので運用させていただいております。このうち、有価証券の運用益につきましては、250万を水道料金収入以外の営業外収入として歳入補正を行ったものでございます。運用しました有価証券につきましては、10年ものの兵庫県の公募公債額面1億円を1本、それから20年利付国債額面1億円を2本、5年の大阪府公募公債額面1億円を1本の合計4本でありまして、約200日間、平均1.4%の利率で運用したところでございます。  これによりまして、平成22年の12月2日現在で収入した額が予算書のところに記載をしております298万2,930円というふうになってございます。この一部の250万円を今回補正をしようとしたものでございます。  このうち、兵庫県の公募公債と20年の国債の2本につきましては、既に8月に売却をしております。よって、現在において20年の利付国債額面1億円を1本と、それから5年の大阪府の公募公債額面1億円を1本、それから10年の大阪市公募公債の額面2億円を1本を約1.1%の利回りで運用している、そういう状況でございます。  以上でございます。 ○委員長(瀬川至君) 工務課長。 ○工務課長(山本雅彦君) 私のほうからは、棚卸資産の補正について説明をさせていただきます。  4ページをごらんください。  水道事業費の資産減耗費、棚卸資産減耗費について、今回当初予算100万円に補正をして、160万円を増額させていただいております。本会議において、その減耗する資産リストも提出資料として提出させていただいておりますので、この経過について御説明をいたします。  棚卸は会計規定第55条により毎事業年度末に行うこととしており、またその天災その他事由により消滅した場合、またその他必要と認められる場合は、随時実施することとなっております。通常は、毎年3月事業年度末に行っております。今回におきましては、合併当時から緊急時に対応するため、旧町から多額の貯蔵品を各市町に保管しておりました。またそのことは管理も難しいことや使用しない在庫が多く存在していることとなっており、過剰在庫のリスクの軽減、盗難などの抑制などの効果を含めて、積極的に棚卸の実施をするようにと決算監査などで指摘がございます。それによりまして、この夏より順次メーンの倉庫、柏原母坪浄水場に一括管理するために各市町から集積作業を行いまして、あわせて今年度の予算100万円以内で10月に棚卸の実施を行っております。  しかし、不用なもの、劣化したものやほかに機能が充実していないもの、利用見込みのないもの等を含めて今年度中に除却したい貯蔵品がまだあることから今回160万円の補正を行い、除却したいと考えておりますので、御理解ください。なお、今回資料提供させていただいたリストは71品目で349個だったと思います。丹波市では、現在在庫を管理している貯蔵品は約470種類で金額は約1,430万円となっております。  これで棚卸資産の補正の説明を終わらせていただきます。 ○委員長(瀬川至君) 暫時休憩します。                 休憩 午後3時59分                ───────────                 再開 午後3時59分 ○委員長(瀬川至君) 再開します。  質疑を受けます。質疑はございませんか。  足立委員。 ○委員(足立修君) 国債の運用、債券の運用は水道部の判断であって、どこが判断して買ったり売ったりしているんですか。それともう一つは、10月から民間委託の契約の話があったんだけど、それはどういう状況になりましたか。 ○委員長(瀬川至君) 業務課長。 ○業務課長(林伸幸君) 資産運用の判断につきましては、1億円以上のもので期間が1年以上のものというものは固定資産という分類になりまして、この運用につきましては、市長決裁まで、そこで決裁をしていただきまして購入をするという形をとっております。ただし、生ものですから、日々変化をしておりますので、その決裁の期間中にまた変化をするので、途中でその予定が中止になるおそれもあります。そういった状況で運営をさせていただいております。  それから、委託の状況につきましては後ほど詳しく御説明をさせていただきますので、よろしくお願いします。 ○委員長(瀬川至君) ほかに質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  議案第138号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手を願います。                  (賛成者挙手) ○委員長(瀬川至君) 挙手全員です。  したがって、議案第138号「平成22年度丹波市水道事業会計補正予算(第4号)」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、付託議案の審査を終わります。  ただいまの審査結果につきましては、24日の本会議において報告をすることとなりますが、審査の報告につきましては、正副委員長に一任していただくことに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) 御異議ないようですので、正副委員長で作成させていただきます。  産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) 先ほどの店舗の地区別の件数がわかりましたので、報告させていただいてもよろしいですか。 ○委員長(瀬川至君) 新産業創造課長
    ○新産業創造課長(足立宰君) 先ほど足立委員から御質問がありました商業店舗の設備支援事業補助金ですが、各地域ごとの件数、口頭で御報告させていただきます。  氷上が24件、春日が5件、柏原が12件、山南が16件、市島が2件、青垣が2件、合計で61件でございます。 ○委員長(瀬川至君) 暫時休憩します。                 休憩 午後4時02分                ───────────                 再開 午後4時15分 ○委員長(瀬川至君) 再開します。  日程第3、所管事務調査に入ります。  当局より高病原性鳥インフルエンザについて外4件について報告をしたい旨、申し出がありましたので、ただいまから報告を受けたいと思います。  初めに、高病原性鳥インフルエンザについてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) それでは、お手元の高病原性鳥インフルエンザの現状と取り組みにつきまして、御報告させていただきます。  まず、産業経済部としましては、口蹄疫が前にございました。今回につきましては、鳥インフルということで、11月29日に島根県の安来市において発見をされました。それからついこの間ですが、12月19日には鳥取県の米子市内の野鳥、また富山県の高岡市の動物園でのコハクチョウ、そういったところから検出されております。そういった中で、県の取り組み、また市の取り組みにつきまして、御説明を農林振興課長より報告を申し上げます。 ○委員長(瀬川至君) 農林振興課長。 ○農林振興課長芦田正吾君) 11月29日に島根県の安来市において発生をいたしました高病原性鳥インフルエンザでございますけれども、11月30日には当該農場の採卵鶏、約2万1,000羽につきまして殺処分、また卵につきましても焼却処分ということで実施がなされてきたところでございまして、半径10キロ以内が移動制限区域に指定されました。この処理が12月5日にはすべて終了いたしましたので、これから21日間何事もなかったら防疫の措置が解かれるということで、移動制限区域が予定では12月27日に解除という形で、現在のところは進んでおります。  ただ、先ほども部長が申しましたように、ほかの地域におきまして、いろいろと高病原性鳥インフルエンザが発生をいたしておりまして、予断を許さない状況となっておるわけでございますが、まず丹波市におきましては、12月3日に、この対策本部の設置の準備会を開催いたしました。  その中で検討をしてまいった事項につきましては、掲げております1番から次ページの8番まででございますが、平成16年に京都府におきまして発生いたしました高病原性鳥インフルエンザにつきましては、このときに約24万羽の鳥が処分された状況でございまして、そのときのマニュアルをもとに精査をいたして、今回に至っております。  ちょっとはしょった説明をさせていただきますが、次のページをめくっていただきまして、3ページを見てください。  もとへ戻るわけでございますが、この高病原性鳥インフルエンザと申しますのは、鳥類がインフルエンザウイルスに感染して起こる病気でございまして、死亡率の非常に高い状態、またはウイルスが変化して死亡率が高くなったという状況につきましては、高病原性鳥インフルエンザということで定義がなされておりまして、一般に言う鳥インフルエンザとはまた別の区分で定義がなされております。対象家禽につきましては、ここに掲げておる鳥が家畜伝染病の予防法に定義づけられております。  なお、このウイルスに感染した場合でございますけれども、外国におきましては、生きた鳥との接触によって人に感染した事例が報告されておるわけでございますが、実際卵ですとか、肉を食べることによりまして、インフルエンザウイルスが人に感染するということは、今までは報告がなされておりません。  そして、またあっち行き、こっち行きいたしますけれども、2ページに戻っていただきますと、市のほうのこれらに対しての取り組みでございますが、この準備会をいたしましてから、12月4日につきましては、防災行政無線で注意喚起を行っていったり、また12月7日には、消毒剤を農協と一体となりまして、費用は半分ずつ負担をいたしまして、共同で配付をしてきたところでございます。  また、関係する市内の小学校や幼稚園にも同じように、防疫の消毒剤を配付いたしております。市内の愛玩用といたしまして飼っておられる農家が137戸あるわけでございますが、こちらにおきましても、平成16年のデータをもとに、愛玩農家をしぼり出しておりますので、それを精査するために、注意喚起文書を発送するとともに、再度調査を行ってきたところでございます。  また、ここには掲げておりませんが、12月20日発行の広報におきましても、注意喚起、またそれぞれの農場での立入禁止、立入制限への協力のお願いの広報を載せさせていただいておるところでございます。    それと、今後でございますが、同じようにこれらにつきましては、啓発活動を行っていくわけでございますが、とりわけ市内の100羽以上飼っておられます養鶏農家につきましては、非常に危険性が高いということでございますので、年内、和田山の家畜保健衛生所が12月7日に市内の巡回調査をしたわけでございますけれども、引き続き現在、第2回目の巡回調査をいたしておりまして、これで年内には確実に遮断をできるといいますか、鳥なんかが接触できないような形の防鳥ネットなどを張るような形で実施をするというような予定にいたしておりまして、これは和田山の家畜保健衛生所、それからもちろん農家、市と協力して実施していくということで本日も確認してきたところでございます。  それとこの参考の左側でございますが、疫学の調査チームの検討結果が発表されたところによりますと、渡り鳥などの野鳥を介して感染してきた可能性が高いということで発表がなされておりまして、こういった場合につきましては、どこで発生してもおかしくない状況であるということで、非常に心配をしておるという状況でございます。  続きまして、最後の4ページをごらんください。  現在の死亡の野鳥、または衰弱した野鳥につきまして、調査でございますけれども、県民局、それから市とが協力して市民から通報があった場合等につきましては、その野鳥等を回収をしていって、そして県の機関へ運んでいくというような流れになっております。現在、この表の中でございますけれども、警戒レベル1、2、3とございます。現在のところレベル2で推移いたしておりまして、同一地域における10羽以上の大量死、または高病原性鳥インフルエンザの感染を疑わせる場合というようなことで定義づけがされておりまして、同一地域で10羽以上が死んでおる、または高リスク種といいまして、一番下に掲げておりますけれども、コウノトリ目、スズメ目などの鳥が1羽でも死んでおった場合についてはとりあえず、情報提供をいただきまして、市または県のほうで回収をして検査を行っていくというような状況で、ただいま推移をしておる状況でございます。簡単ではございますが、鳥インフルエンザにつきましての状況でございます。  それと、1点でございますけれども、口蹄疫につきましての部分につきましても若干ちょっとだけ報告だけさせていただきたいと思います。  口蹄疫につきましては、宮崎県におきまして、ことし発生したわけでございますが、韓国におきましても6月に口蹄疫が終息をいたしまして、この9月に正常国ということで復帰をしておったわけでございますけれども、またこの11月26日に韓国で発生をしたということで、現在どんどん広がっておるような状況でございます。  こういったこともございまして、畜産農家へは注意喚起の文書等を出させていただいておるわけでございますが、宮崎県の発生以降、予定でいきますと日本も23年2月には正常国への復帰が予定されておるという状況でございまして、今後も引き続き主要農家等への啓発活動を行っていくという状況で現在推移しておりますので、御報告させていただきます。  以上でございます。 ○委員長(瀬川至君) 説明が終わりました。  質疑を行います。質疑はございませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  次に、大型小売店舗出店についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  産業経済部長。 ○産業経済部長近藤俊幸君) お手元の資料で、産業経済部と建設部の書いている資料をお開き願いたいと思います。  それでは、大型小売店舗出店について、最近の状況等を新産業創造課長より報告を申し上げます。 ○委員長(瀬川至君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(足立宰君) 当該案件につきましては、8月27日の当常任委員会で報告をさせていただいております。そこから大きな展開があったというわけではございませんけれども、継続審議事項ということで位置づけられておるものでございますし、この際、簡単に概要を説明をさせていただきたいと思います。  資料ですが、1ページをお願いします。  1の現況でございます。オリックス不動産株式会社が、ことし2月4日の競売によって落札をいたしました氷上工業団地内の工業跡地で計画をしている商業施設でございますが、県の大規模集客施設の立地に係る都市機能の調和に関する条例、この条例による手続といたしまして基本計画書が先日、兵庫県に提出をされました。  今後、関係機関との協議を重ねて地元への説明を行った後、大規模小売店舗立地法や開発許可等の申請を提出される見込みということになってございます。  開発事業者等につきましては、オリックス不動産株式会社が事業主でございます。名称としては、この事業主が使っているのは、(仮称)氷上町複合商業施設開発事業ということになっております。面積につきましては、約4.5ヘクタールという土地になってございます。  その後、関係の法令、また今後の手続等の進め方につきまして、開発についての指導許可を行いますのは、所管が建設部ということになっておりますので、都市住宅課長のほうから説明を申し上げます。 ○委員長(瀬川至君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(荻野一郎君) まず、3番の説明に入る前に、2ページの条例について概要を先に説明させていただきたいと思います。2ページをごらんください。  大規模集客施設の立地に係る都市機能の調和に関する条例というのが県条例でございます。大規模な物品販売を初めとしまして、大規模集客施設の立地は新たな交通渋滞を発生させるなど、都市機能に与える影響が非常に大きなものとなっています。また、一たん建築工事が始まりますと、施設の配置変更等が難しく、関係行政機関との調整が不十分なまま立地するケースがあったりします。  そのため、兵庫県では立地計画の早期の段階で事業者と知事が協議を行いまして、知事が関係行政機関の意見を総合的に調整した上で、事業者に対し必要な対策について、知事が意見を通知する手続を定め、もって地域社会の健全な発展に寄与することを目的として、この条例が制定されました。  施行日は、平成17年の10月1日でございます。この条例に基づきまして、事業者が周辺に及ぼす影響を行う調査というのがありまして、その調査の中身につきましては、ここにありますような駐車場に関する調査、これの必要駐車台数の算定であるとか、そういったことになります。  次に、周辺の道路交通への影響に関する調査、交通量の現況調査であるとか、そういった、ここに書いてあるようなことを調査することになります。そのほか、道路以外の公共施設の影響に関する調査であるとか、景観形成に関する調査ということで、このメーンとしましては、主に周辺道路の交通量の変化であるとか、そういったことを中心に調査をして、その結果を踏まえて基本計画書を作成するということになっております。  ちなみに、この届け出の対象の施設としましては、物品販売業を営む店舗であるとか、飲食店等での建築物で、その用途に供する部分が床面積の合計が1,000平米を超えるものとなっております。手続の流れとしましては、次の3ページでございます。ここに条例の手続フローがありますように、知事、つまり担当の県でいいましたら、県のまちづくり局というふうになるわけですけれども、基本計画書の提出があったときは、関係行政機関等の意見を聞くとともに、提出があった日から3カ月以内に事業者に意見がある場合には、知事意見書というのを事業者に送付します。意見がない場合には、その旨を事業者に通知することになっております。  知事は、この知事意見書を作成し、また意見がない旨を通知しようとするときは、あらかじめ大規模小売店舗等立地審議会での意見を聞くというふうになっております。  知事が意見書を送付した、意見があるということで送付した意見があるということで、送付した場合は、事業者はそれに対して対策書を提出して、以後同様のフローにあるような手続を繰り返していくというふうになっております。  そして、この条例の一連の手続後、大規模小売店舗立地法の届け出あるとか、あるいは建築確認申請等、こういった関係の法令の手続が行われることになります。なお、大規模小売店舗立地法につきましては、地域住民の方が意見書を提出できるというふうになっております。  この条例というのは、先ほども言いましたが、周辺地域における道路交通その他の都市機能との調和を図ることを目的としておりまして、審査の対象というのが道路交通が主体で、ほかにも河川とか、下水道対策等の調査を想定しておりまして、立地規制を目的とする商業調整的なことは、この条例では行うことができません。  続きまして、1ページに戻りまして、3番のその他関係法令法規等について説明をいたします。  なお、この表につきましては、要綱レベルのものについては、省略をしております。  この大規模集客条例の一連の手続後は、これらの法令に基づいて各種申請をしてもらうことになります。ちなみに、法令といいますと、先ほども言いました大規模小売店舗立地法であるとか、都市計画法でしたら29条、32条、40条、42条、それらの条文ごとに内容が違ってくるわけですが、こういった手続を踏んでもらうことになります。  そのほかに、緑豊かな地域環境の形成に関する条例、これは通称緑条例と言っているやつですけれども、こういったことでも申請を出してもらっております。  ほかに、景観の形成に関する条例であるとか、隣の表になりますけれども、建築基準法、道路法の第24条と第95条の2であるとか、あるいは市の福祉のまちづくり条例、そして県でありますけれども、屋外広告物条例、浄化槽法とか、水道事業給水条例といったもろもろの法令について、書類を出していただいて、クリアをしていただくという格好になります。  なお、この大規模集客施設条例の基本計画書を提出するにおきましては、都市計画法であるとか、道路法とか、あるいは汚水処理等の法令に関することについては、連動しまして、個別の協議を行っているところでございます。  最後になりましたけれども、一番最後のページ、ここに地図、図面をつけておりますけれども、この事業計画地というところが該当地でございます。  以上でございます。 ○委員長(瀬川至君) 説明が終わりました。  質疑を行います。質疑はございませんか。  広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) 今の説明で、今後の計画なんですけど、日程的なものはこちらにはわかっていないのでしょうか。 ○委員長(瀬川至君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(荻野一郎君) 日程的なものですけれども、1ページのところで基本計画書が兵庫県に出されたというのが、先ほど、この間と課長が説明しましたが、12月10日に県に提出されております。その後、3カ月以内にこういったやりとりをするというふうになっておるということで、詳細についてはまだ正式なことは県からは聞いておりません。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) これが12月10日に出されて3カ月以内ということは、遅くとも3月10日には県の提出したやつの具体が、そこの業者に出てくるということですね。 ○委員長(瀬川至君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(荻野一郎君) 基本的にはこの流れに従って進められると聞いております。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) 今、12月10日に県に出されているわけですね。市のほうへは、今いろんな関与していく、この3カ月間にはないということで、市のほうはどういう関与をしなければならないことができておるのですか。 ○委員長(瀬川至君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(荻野一郎君) 先ほどの説明の中でもさせていただいたのですが、関係行政機関への意見聴取というのが、ここにも3ページに出てきているのですけども、今後県のほうから市に対して意見聴取がされるということでございます。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) 担当としては、建設部としてというのか、丹波市としてという意見なのか、どういう意見なのか知りませんが、どういう手続、やり方をするのですか。 ○委員長(瀬川至君) 建設部長。 ○建設部長(大隅保夫君) 先ほど説明申し上げましたとおり、県のほうへ提出されたばかりでございまして、一般的には現時点でそれを県に提出された計画書は非公開ということになっております。市のほうへはこれから県の意見聴取を踏まえまして、意見を述べていくわけですが、今回の計画につきましては、先ほど課長が言いましたように、都市機能への影響ということ、特に道路、交通への影響といったものが中心になってまいりますので、そういったものについての意見を申し上げていくということになってまいります。  あとそれぞれの法律に基づく届け出、それからそういったものの協議という基本条例での合意というのが前提になってまいりますので、まずは基本計画についての協議ということになってくると思います。詳細につきましては、現時点ではわからないということで御理解いただきたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) 建設部は当面の間、そういう交通の規制やらインフラ的なことはやっていくにしても、例えば産業経済部がどこかでかかわりがあるとか、そういう時点が来るんですか。 ○委員長(瀬川至君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(足立宰君) そもそもその場所というのが氷上の工業団地の中での商業施設の立地ということになっております。という観点で、実はこれは前々からできるだけあそこは企業さん、工場に誘致をしたいんだということで、活用方法というのを考え直していただけないかというお話は以前からしております。ただ、規制をかけるというような法的根拠は全くございませんので、お願い要望ということになっておりますが、結果として商業施設としての利用ということで、今度基本計画書が提出をされたということになっております。  今後なのですが、今後県からの意見紹介というのが、先ほどの手順のとおりまいります。そこからの返答という形では、今の交通だとか、環境だとかという部分に限っての返答を市からは返すということになりますが、その後、例えば今の既存の商業施設への影響だとか、周りの工業団地の交通量は当然ふえますから、そこの交通の影響だとかいう部分については、意見も返しながら調整もしながらということで、今後我々のほうで進めていきたいと考えております。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) このフローからいくと、3月10日、それからもう2カ月、その次は速やかにという流れから見たら、半年か、あるいは1年もかからないうちに結論が出てくる、1年どころかもっと短いのかな、そういう状況なんですか。 ○委員長(瀬川至君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(荻野一郎君) このサイクルですけども、基本的には意見が出たら知事のほうから事業者に対して意見書を出す。それに対して対策書をつくる。それをまた県に出す。また市町村に対して、関係行政機関について意見聴取する。こういうやりとりが繰り返されることになるので、その機関というのは、こういった対策がやりとりされるのが終了するまでというふうに理解していただけたらと思っております。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) 2点についてお尋ねするんですが、1点は、もう一遍基本的に聞くけど、工業団地というものは生産できるもの、するものが入れるということにしていたんですが、あそこの部分については倒産して売買されたという状況の中で、その枠から外れてしまったということですね。いや、そうじゃないんや、あそこはどういう転売されようがどうしようが、工業団地の中だと。生産できる企業じゃないとだめなんだということが当てはまらないような状況が今あるみたいですけれども、本来なら転売しようがどないしようが、あの中は工業団地内の中ということで、本来は生産するべき企業が入るということが基本だと思うんですけど、それはもう外れてしまっているということをもう一遍確認しておく。  もう一点は、今の状況から判断して、この間も商工会から陳情が出たりしていましたけど、あのときには、そういったときはどうなんやというたら、担当課長が協議したりしながらという話もあったけど、協議しようが何しようが今さらあかんわけで、何をわいわい言おうと、もう県の許可を出して事業が始まっていったら、関係チェックできるのは、今出ているように道路関係とか、そういう関係だけです。商売上はやっていいわけだから、歯どめがきかない。そこら辺は商工会から出ているような陳情も含めて、市としてはどういうようにお考えになっているか。今さら言おうがどうしようが、だめなんだということですね。 ○委員長(瀬川至君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(足立宰君) 今、広瀬委員から2点御質問をいただきました。まず1点目ですが、工業団地内に商業施設が来ることに関してですが、委員御指摘のように、もともとは工業団地ということで、あそこで生産活動をする企業、そこにしか土地を売却しませんよという形で整備をした土地でございます。当該土地につきましても、昭和62年にヒョウゴファー協同組合のほうが進出をして、平成19年の工場閉鎖まで期間はありますが、生産活動は続いていたという土地でございます。そこから経営関係という部分で転売をされてということで、今民間企業の所有地ということになっておりますので、そこへの利用制限というのは、今難しいということになっております。
     都市計画の区域には当然なっておりますけれども、用途指定、そこを工業ゾーンにする、商業施設を集約する土地にするというような利用計画というのが、土地の用途利用を定めておりませんので、そこの部分で規制をかけるというのは難しいということになっております。また県の産業集積促進地区にも指定はされておりますが、この指定はそこの地域に生産活動する企業が来れば、こういう補助金が受けられますよというような指定でございますので、特にこれで規制をかけるというのはなかなか難しい、法的には規制をかけるのが難しいという状況になっておるというのが現状でございます。  それと2点目の商工会からの要望にもありましたその後の部分でございますが、今回は、大規模集客条例に基づく基本計画書が提出をされて、それに対する対応ということで先ほど説明がありましたが、今後も大規模小売店舗立地法だとかいうような形の手続もございます。その中で、住民の意見を聞くというような機会も出てまいりますので、この先も何も言えないんだという状況ではないと思います。  それと市といたしましては、今の段階で、最終的にそこに立地をするのかどうかというのはわかりませんけれども、それ以上に今の丹波市内の商業自体が非常に疲弊をしているという部分もございます。商店街の皆さん方、各商店についてもなかなか経営が難しいという部分もございます。そこら辺でそういう経営を市としては支援をするという補助金の拡充だとか、そういう部分について、今来年度の当初予算ということで考えて予算要求をしているというところでございます。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) 前段の話はわかった。後の話は、何もできないことではございませんと、何ができるの。例えば、そういう陳情を出されて、景気のいいときならもっと購買をふやしていくのに、どんどん店が入ってきて、だっとふやしていった活性化につながっていくわけなんやけど、疲弊した段階でそれをやると逆比例を起こしてしまって、なお一層非常に不況困難になって開発できなくなってくる。だからそういう状況があるときに、今商工会が出しているように、今やられたら大変なことが起きるといって出しておられるけど、できないわけではございませんと、そういう意味に話として何ができるか。今言うているように、各団体に補助を出したり、支援したり、そういう格好はできる。それは企業来ようが来ようまいがするのだけど、じゃなくて今、来ようとしている大型店舗に対しての心配事についての何ができるかといったら、差しとめができたらするわけか。そんなこと一切できへんでは、やりよったらすくすくと企業は進んで、そこで個人の土地やから、個人の土地に何しようと勝手だから。進んでいくということなんだ。店舗ができることについて、何かができることではないと思うのだけど、どうか。 ○委員長(瀬川至君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(足立宰君) 先ほど私が申し上げたのは、住民への説明会とかという部分について、開発業者側が開催をします。その中で住民の皆さん方から直接意見を返す。また市としても意見を返すということはできるということでございまして、特にそれに強制力があるとかということではございません。 ○委員長(瀬川至君) 都市住宅課長。 ○都市住宅課長(荻野一郎君) ちょっと私の先ほどの発言の中で、足立委員さんの質問の中で、こういった機関の件で、繰り返し対策書を出してやるという件につきまして、無制限に回数があるように言いましたが、それについて再度県に確認したいと思いますので、先ほどの発言については訂正させていただきます。 ○委員長(瀬川至君) 了解しました。  足立委員。 ○委員(足立修君) 丹波市が企業立地のいろんな政策で、固定資産税の軽減を初めいろんなことをやっていますね。あれは工場に対してやるのか、それとも商業施設に対しても、そういう企業誘致のいろいろな軽減措置というのが適用はされるわけですか。 ○委員長(瀬川至君) 新産業創造課長。 ○新産業創造課長(足立宰君) 今、委員御質問の企業誘致促進補助金、この間ワタミに適応した分だと思いますが、これに関しては工場、生産活動をするものということで、限定をしておりますので、今回のケースに関しては対象にはなりません。 ○委員長(瀬川至君) 足立委員。 ○委員(足立修君) 要するにさまざまな丹波市の補助金は、それはすべて適用にならないということですね。わかりました。 ○委員長(瀬川至君) よろしいですか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  次に、加古川水系高谷川床上浸水対策特別緊急整備事業の整備状況についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  建設部長。 ○建設部長(大隅保夫君) 建設部から平成16年10月の台風23号で甚大な浸水被害を受けました高谷流域の対策として、兵庫県のほうで加古川水系高谷川床上浸水対策特別緊急整備事業に取り組んでいただいております。河川整備後もなお家屋震災被害の発生します内水によります家屋浸水被害につきましては、丹波市のほうで兵庫県と連携して内水対策に取り組んでおる区域でございます。その整備状況につきまして、管理課長から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) 管理課長。 ○管理課長(荒木耕作君) それでは、加古川の整備状況、床上浸水対策特別緊急事業につきまして、御説明をさせていただきます。お配りしております産業建設委員会資料ということで、建設部の4ページ物でございますが、そちらをお願いします。  ただいま部長が申しましたように、平成16年10月の台風23号の被害を受けまして、稲継大橋付近から錦橋の区間約2.2キロにつきましては、兵庫県が平成19年度に床上浸水対策特別緊急事業の採択を受けまして、高谷川の治水対策として行います背割堤の整備に着手をされているところでございます。現在、工事中でございまして、平成23年度の完成を目指して進められているところでございます。  資料の1ページをお開きください。  柏原川の合流付近から篠山川合流付近までの主な工事箇所を示しております。今、説明しております事業につきましては、図面の右上の部分でございます。  2ページをごらんください。  床上浸水対策特別緊急事業の主な工事箇所につきまして御説明申し上げます。まず、加古川右岸堤防の引き堤工事、新堤工事でございますが、これが延長1,600メートルほどございます。図面の赤い色の部分でございます。それから柏原川と加古川を分離します背割堤工事、図面で黄色の部分でございます。これは現在の加古川と柏原川の合流点を背割堤を設置しまして下流に約1キロメートル下げるものでございます。これによりまして、洪水時に加古川の推移上昇によります柏原川への影響を小さくしまして、柏原川並びに高谷川の水の流れをよくしまして、水位を下げ、浸水被害を軽減しようとするものでございます。  このためにこの区間におきましては、柏原川相当の川幅約60メートルでございますが、これが右岸側に広く圃場のほうに入るような図面になっております。引き堤工事につきましては、既に完了しておりまして、背割堤につきましても平成23年度からの工事が予定されております。  図面の下をごらんください。河川の断面図でございます。点線で示しておりますのが現在の現況の状況でございまして、今御説明申し上げましたように、柏原川と加古川を分離します背割堤、黄色い部分でございます。これを設置いたします。この分、分離しますことによって加古川の断面を確保するために、赤い部分、堤防の部分でございますが、引き堤を行っております。川幅としまして、先ほど申しましたように約60メートル全体としまして広がった格好になっております。  続きまして、図面の左側、丸で囲んでおります2カ所付近でございます。中河原橋付近では、引き堤に関連いたしまして、中河原川の堤防工事、それから中河原小橋の移設工事、それから甲南樋門の改築工事が行われ、既に完了をいたしております。  また甲南川付近につきましては、内水排除のために排水機場の設置が行われます。本年度23年度より工事着手の予定でございます。  次に、図面中央の丸印のところでございます。稲畑佐野地域への農地へのかんがい取水をしております見田井堰でございます。これも河川改修工事に伴いまして、改築の必要がございます。23年度より井堰の改築工事に着手される予定でございます。  1ページへお戻りください。  この事業とあわせまして、下流部につきましては、県の河川事業によりまして、佐野・夫婦橋付近の排水樋門の改築工事、河床の掘削工事、堤防の強化、かさ上げ等の工事が行われております。今後も山南地域の篠山川合流付近の護岸工事、氷上地域の谷村におきます白山谷川付近には排水機場の設置も計画をされております。排水機場につきましては、先ほど説明いたしました甲南川と白山谷川の2機でございますが、県のほうでつくっていただきまして、市のほうへ移管されることになっております。  また、丹波市におきましても、関連しまして、河積を阻害しております市道の特15号線佐野橋のかけかえ工事、内水対策としまして、白山谷川、朝坂川の築堤護岸工事等を行っております。  それから、最後に、現在の事業の進捗状況でございますが、兵庫県にお伺いをしましたところ、22年9月現在で全体の計画は31億円ほどでございますが、約57%ほどということを伺っております。ただ、9月以降も先ほど申しました井堰の工事ですとか、排水機場の工事のほうが発注になっておりますので、今現在ではもう少し上がっているものと思っております。  それから、下流部分の河川工事につきましても、ほぼ同額の全体予算だというようなことを聞いております。進捗状況もほぼ60%前後であるというようなことをお伺いいたしております。  それから、最後に3ページでございますが、全体の年度の予定でございます。これをつけておりますので、参考にごらんいただきたいと思います。また、パンフレットを兵庫県がつくっておりますものでございますけれども、ごらんになっていただければありがたいと思います。  以上、簡単ではございますが、説明を終わらせていただきます。 ○委員長(瀬川至君) 説明が終わりました。  質疑を行います。  質疑はございますか。  垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 以前にもちょっと言わせてもらったことがあると思うのですが、確かに床上浸水対策ということで、対象外という話をされていましたが、その後調査するという話なんですが、福田川のかすみはその後どうなりましたか。金にしたら知れたものですね。築堤30メートルほどしたらかすみがなくなるという話なのに、そこらの対策はもう床上浸水対策やから関係ないという話なんですか。 ○委員長(瀬川至君) 建設部長。 ○建設部長(大隅保夫君) 兵庫県の河川整備計画の中で、今垣内議員の御指摘がありました箇所の締め切り、それが計画されていないという状況なんです。そういったことで、家屋浸水被害のところは霞提は順次河川のほうも締め切って行っておりますが、当該箇所については現在、そういった計画がないようにお伺いしておるところです。  以上です。 ○委員長(瀬川至君) 垣内委員。 ○委員(垣内廣明君) 県のほうはあったらやっておると思います。ないんだと思います。ただ、丹波市としてどう考えられておるかということだと思うのです。上でかすみつぶしてやったら、下に影響するのは間違いない話ですから、そこらを丹波市ができないなら県のほうへ要望していくとかいうことやと思うんですけど、どうですか。 ○委員長(瀬川至君) 建設部長。 ○建設部長(大隅保夫君) 霞提は1級河川、加古川の堤防、連続提として締め切る必要がある箇所やと思うんです。そういうことで、兵庫県の加古川河川整備計画には位置づけられていないということでございますので、丹波市としましては、きょうお伺いした御意見、兵庫県には伝えさせていただきたいと思いますが、河川管理者の判断で、そういうことで御理解をしていただく必要があると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○委員長(瀬川至君) ほかにありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  暫時休憩します。                 休憩 午後5時01分                ───────────                 再開 午後5時02分 ○委員長(瀬川至君) 再開します。  次に、水道施設統合整備事業の進捗についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  水道部長。 ○水道部長(藤本利一君) 水道施設の統合整備事業につきましては、これまで産建委員会の中で進捗状況について御説明を申し上げてきたところでございますが、委員さんがおかわりになっているということで、簡単に現在の進捗状況について担当課長より御説明申し上げます。 ○委員長(瀬川至君) 工務課長。 ○工務課長(山本雅彦君) それでは私のほうから、水道施設統合整備事業の進捗状況について御説明申し上げます。  資料をごらんください。  まず初めに、統合整備事業の基本的な考え方としてと認可変更の概要について御説明させていただきます。資料1ページをごらんください。  基本的な考えといたしましては、2点挙げております。一つ目は、簡易水道事業を上水道事業に移行して統合すること。二つ目は、合併特例債を活用するため、着手にめどが立ったところから順次地域ブロックごとに事業の認可変更を受けて整備に着手することとしております。  地域ブロックといたしましては、①としまして、山南地域を一つとする山南上水道事業、新規水源を確保する予定にしております。②といたしましては、柏原・氷上・青垣・春日地域を一つの上水道事業として氷上・青垣地域で新水源を確保し、地域内を賄うとともに春日地域へ水融通を図る。中央浄水場事業としております。最後に、三つ目として、市島地域を一つの浄水場事業として新規水源を確保して、市島地域の水融通を図る市島浄水場事業としております。  1ページ中ほどから下をごらんください。  三つのブロックの現状と計画、または認可変更や創設認可を受けた日時等を掲載しておりますので、お目通しをください。  2ページをごらんください。  各それぞれの上水道事業計画事業費、計画人口、計画給水量を示しており、水道ビジョン策定時及び山南中央上水道事業の認可変更時、そして、この4月に市島浄水場事業の創設認可を受けたときとの変化を示しております。水道ビジョン策定時では175億というような金額が出ておりましたが、その後、人口や工法の見直しなどで142億まで縮小しております。  なお、市島浄水場事業の創設認可では、さらに8億円を縮小し、134億円となる見込みとしております。また、市島南部簡易水道事業は合併前からの引き継ぎ事業でありましたが、一部平成20年度に繰り越しをしておりますが、平成19年度に完了しており、その額を除くと総事業費は110億円となります。  そして、平成23度末までの事業費では、総額52億3,000万円であり、統合整備事業の進捗率は全体で約44%となっております。  それでは、各浄水場の進捗状況について御説明をいたします。  資料3ページをごらんください。  図面左上の管路フロー図をごらんください。  山南浄水場事業の計画平面図でございます。赤字と赤い矢印が新しく整備する施設や管路であります。平面図をごらんください。図面左下の小川第2水源、図面中央付近赤いハッチ部分の山南浄水場、その少し上の赤の円筒形が新金屋配水池であり、赤、青、緑の線がその施設をつなぐ導水管で施工年度で分けております。  赤線で黒い旗上げは21年度年度までに完了している工事、赤い旗上げは21年度中に発注し、現在、施工中の工事、青線での旗上げは今年度発注済み、または発注予定の工事、緑線での旗あげは23年度以降に施工予定の工事であります。  現在、山南浄水場の機械電気計測設置工事を初め、関連工事を施工中であります。今後、残りの青色の旗あげをしている工事も随時発注予定にしております。  次に、4ページをごらんください。  中央上水道事業でございます。左上のフロー図をごらんください。  氷上中央浄水場系統図であります。赤で塗っている施設と赤い矢印の管路は新設、グレーで塗っている施設が改良する施設であります。氷上中央浄水場系統からは天王坂配水地より大嶋配水池へ送水します。  次に、図面右下のフロー図をごらんください。  氷上南浄水場系統図であります。着色の説明は先ほどと同じであります。新設する第4配水池、既存の第3配水池で氷上東地区を配水しながら春日の船城地区へも配水をいたします。平面図をごらんください。  氷上中央及び氷上南関連の計画平面図であります。同じく赤い線は平成21年度に完了した管路と青色が今年度の管路であり、箇所と旗あげを黄色のぼかしで囲んでおります。緑色の色は23年度以降に予定の工事であります。氷上中央浄水場工事、また関連工事として本庁舎周辺での管路工事3件、そして図面少し下の犬岡橋、犬岡小橋の雨水管渠等が施工中であります。  図面下の氷上沼貫地区では、氷上浄水場とあわせて関連工事を施工中であります。  5ページをごらんください。  中央浄水場事業の青垣地域の計画平面図であります。図面下のフロー図をごらんください。色の説明は先ほどと同じでございます。青垣水源の新設と西芦田浄水場の拡張工事を計画し、氷上北地区を賄います平面図をごらんください。  同じく赤い管路は21年度完了した工事、青色が今年度施工中、また発注予定の工事で、緑色が23年度以降の工事の予定となります。現在、図面左上の西芦田浄水場拡張工事とあわせて関連工事で施工中が6件、今後発注予定が2件となっております。  最後に、市島浄水場統合整備事業でありますが、資料はございませんが、平成22年4月1日に四つの簡易水道事業と一つの飲料水供給施設を統合し、新しく市島浄水場事業として創設認可を受けました。そして、22年度より事業に着手しておりますが、22年度予算は実施設計、測量と管路の一部を施工する予定であります。  基本的な考え方は樽井区に新水源を設置し、既存の竹田地区の友政浄水場と吉見地区の上垣浄水場で戸平を除く市島地域を賄い、既存の渓流取水を廃止する計画としております。現在、実施設計と関連する測量を発注しておりますが、今後、具体的な計画ができましたら、順次説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で、三つの浄水場事業の進捗状況について説明を終わらせていただきます。 ○委員長(瀬川至君) 説明が終わりました。質疑はございますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) 質疑がないようですので、次に移らせていただきます。
     次に、水道料金など徴収業務委託契約の締結についてを議題といたします。  当局の説明を求めます。  水道部長。 ○水道部長(藤本利一君) さきの9月議会で債務負担行為をいただきました水道料金等の徴収業務の委託につきまして、業者が決定をし、契約いたしましたので、担当課長よりその状況について御報告申し上げます。 ○委員長(瀬川至君) 業務課長。 ○業務課長(林伸幸君) 同じく水道部の産建資料の6ページをごらんください。こちらのほうに水道料金等の徴収業務委託契約の締結について御説明を申し上げます。委託場所につきましては、履行場所は、柏原町の水道部庁舎内でございます。期間は来年の23年4月から26年3月までの3年間ということでございまして、契約金額は3年間で税込みで1億6,643万5,500円ということになってございます。契約の相手方につきましては、既に本年度からメーター検針と開閉栓業務で委託をしておりますフジ地中情報株式会社となっております。  契約業務につきましては、既に委託をしている検針開閉栓に加えまして、ごらんの滞納整理、調定、下水の関連業務ほかごらんのとおりの業務を委託する予定としております。  次、7ページでございます。  請負業者の概要についてでございますが、本社は東京にございまして、営業年数が38年、資本金1億という会社でございます。社員数につきましては、644名となっておりますが、正規社員は299名で残りが短時間労働者ということになっておりますが、これは契約社員で占められておりまして、これが365名ということでございます。  それからその下の欄でございますが、同業種の受託実績で平成22年度の主なものでございます。今回、丹波市が委託をしようとしている業務内容とほぼ同じ実績を一覧で示しております。北は宮城県から南は福岡、熊本に至るまで全国的に展開している、そういう会社でございまして、近畿におきましては大阪の門真市のほうで実績を有しております。  それから8ページでございます。  業者の選定方法につきましては、御存じのとおり公募型のプロポーザルという方式で決定をさせていただいております。市は発注仕様書をつくりまして、それに対しまして提案限度額も提示をした上で、業者からそれぞれ委託項目についての独自の提案と見積額の提示を受け、それを選定委員の方で選定をするといった方法で決定をさせていただいております。  参加の要件を満たした3業者を下のほうに書いておりますが、フジ地中情報、第一環境、OECアクアフオーコという3者が応募をしてきまして、この3者から提案を11月25日にプレゼンテーションで行っております。その結果、上位2社がごらんのとおり評点が非常に拮抗している状況でございましたが、上位2者の中で現在、フジ地中情報株式会社というところが受託候補者となったわけでございます。  既に、12月10日現在におきまして、契約を締結をしておりまして、業務の実施につきましては、来年の4月1日ということでございますが、数多くの事務引き継ぎがございますので、残りの3カ月余りで十分な引き継ぎを完了しようとしております。引き継ぎをする経費につきましては、業者負担ということでございます。  なお、先ほど御説明をいたしました社員数664名は644名と説明をいたしまして、664名でございます。訂正をいたします。失礼いたしました。  以上でございます。 ○委員長(瀬川至君) 説明が終わりました。  質疑を行います。質疑はございますか。  広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) 先ほどの補正を聞いておいたらよかったんですが、ここで聞いても変わらないので聞きますが、委託場所なんです。丹波市柏原町水道部庁舎内とありますけども、どういう配置になっているのか、民間と市との区分けはどのようになっているのか、ちょっと知りたいので、そこに図面があればいただきたいです。  それで、例えば通常、日曜祭日とか、そういった業務の関係を聞いた。区分けがどうなっていくかということですけど、庁舎内やから民間が出入りができる。戸口も全然別で部屋が一つの中であっても、戸口が民間とが別になっていたらいいんだけど、一たん入るのが一緒になっていたりするとややこしいので、そういうことはきちっとできておるのか。 ○委員長(瀬川至君) 業務課長。 ○業務課長(林伸幸君) 前回の産建委員会でアフター・ビフォーということで、前後の図面をお渡しさせていただいたと思います。ここでは当然のことながら、セキュリティの問題が土日祝日、あるいは夜間ありますので、それぞれ個別に入室の出入り口を設定をして管理をするという形をとっております。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) そういうことで、市との接触というのはないわけやね。入り口も別になってしまったら。 ○委員長(瀬川至君) 業務課長。 ○業務課長(林伸幸君) 通常の勤務時間帯におきましては、丹波市の職員と水道部の職員と業者とは当然コンタクトがとれる体制をとっております。ですから、いろいろな中身につきましての話し合いがそこで行われるはずです。ところが土日祝日とか夜間、こういった場合にそれぞれが単独で作業をする段階においては、その作業エリアをセキュリティできちんと区別をさせていただいているという状況でございます。 ○委員長(瀬川至君) 広瀬委員。 ○委員(広瀬憲一君) 前に視察したときに、入り口が一緒で入ったら壁はこうあるんやけども、がらんどうに行けた。ああいうのはよくないなと思って見てきたんやけど、ああではないということですね。 ○委員長(瀬川至君) 業務課長。 ○業務課長(林伸幸君) ですから、何遍申し上げますが、通常の時間帯については共用の入り口で共用します。お客さんもそちらから入ってこられますので、ただし時間外とか夜間についてはきちっとエリアを分けているという状況でございます。 ○委員長(瀬川至君) ほかにありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。  先ほどの丹波市移管予定県営住宅の概要について、足立委員からもう一遍質問を。  足立委員。 ○委員(足立修君) 駐車場について前から聞いておるんです。台数が21台、21戸あって21台、20戸で20台、だけどこういうところへ入る人は若い人です。夫婦が皆働いたりとしていると、全部が全部とは言わないけど、大体1台、2台持っています。駐車場を何とか確保してほしいと、青垣の段階から県営住宅で聞いたんです。今回、市のほうに来年度から移管されるということに当たって、その辺の配慮をしてほしいという要望が出ているんです。その辺のところは県のときにできたら協議もしてほしいし、もし県でそれは市のほうで考えてほしいというのだったら、市として対策をしていかないと、子育ての支援だとか、若い人の定着だといっても、一家に一台でやれといったらこんなことはできない。普通の若い人も。その辺の配慮をする気があるのか。今現状をどういうように考えておるのかお聞きしたいのです。これはまたの機会もいいんだけど。21戸で21台だったら足らないと思う。そういう質問なんやけど。 ○委員長(瀬川至君) 建設部長。 ○建設部長(大隅保夫君) きょうはお手元に添付させていただいております概要の駐車場台数21ということでございます。この物件、県のほうから市のほうへ移管を受けるわけですが、これから兵庫県のほうと話し合いさせていただきます。今、委員御指摘のような課題が入居者から出ているのかも踏まえてお聞きしたいと思っております。これからの兵庫県の協議の中で明らかにしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長(瀬川至君) ほかに質疑がないようですので、その他で、当局より何か報告はありますか。                (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) ないようでしたら、これで終了させていただきます。  以上で、所管事務調査について終了いたします。  次に、日程第4、閉会中の継続審査事項についてを議題といたします。  事務局、資料配付をお願いします。  暫時休憩します。                 休憩 午後5時24分                ───────────                 再開 午後5時24分 ○委員長(瀬川至君) 再開します。  閉会中の継続審査事項として、大型小売店舗出店に関する事項、水道施設統合整備事業に関する事項、指定管理施設に関する事項の3件を上げておりますが、削除するもの、追加を必要とするものについて、御意見をお聞かせください。  荻野委員。 ○委員(荻野拓司君) 先ほど出ました大型小売店舗出店に関する事項は、具体的にイメージがどういうことなのか。 ○委員長(瀬川至君) イメージとしては、先ほどオリックスの問題がありました。それについて今後3カ月で県のほうから3月ぐらいに申請がおりるといったことを兼ねて、産業建設委員会で審議をしたいと思っております。また、こちらとしても、もしそういう中で調査ができることがあればしたいと考えております。  お諮りいたします。  大型小売店舗出店に関する事項、水道施設統合整備事業に関する事項、指定管理に関する事項、この3件を閉会中の継続審査事項にすることに御異議ございませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長(瀬川至君) 御異議なしと認めます。  提案いたしました3件を閉会中の継続調査事項とすることに決しました。  本日の議事はすべて終了いたしました。  本日の産業建設常任委員会を閉会といたします。  御苦労さまでございました。  副委員長よりごあいさつをお願いいたします。 ○副委員長(堀幸一君) 皆さん、きょうは午前9時から長時間おつき合い願いましてありがとうございました。指定管理の現地調査、それから補正予算、その他もろもろの審議をしていただいたわけでございます。今後ともよろしくお願いいたします。  以上で終わらせていただきます。御苦労さまでした。                 閉会 午後5時26分...