丹波市議会 2008-12-22
平成20年民生常任委員会(12月22日)
平成20年
民生常任委員会(12月22日)
民生常任委員会会議録
1.日時
平成20年12月22日(月)午前9時30分〜午後4時08分
2.場所
議事堂第2委員会室
3.出席委員
委員長 荻 野 拓 司 副委員長 田 坂 幸 恵
委員 木 戸 せつみ 委員 林 時 彦
委員 足 立 正 典 委員 堀 幸 一
委員 大 木 滝 夫 委員 田 口 勝 彦
4.欠席委員
なし
5.議会職員
書記 荻 野 隆 幸 書記 和 久 邦 子
6.説明のために出席した者の職氏名
生活部
部長 福 田 宏 市民課長 川 ア 元
生活安全課長 拝 野 茂
人権啓発センター所長
矢 野 晴 久
地域振興課長 根 木 浩 三
環境部
部長 山 本 寿 朗 環境政策課長 林 伸 幸
環境整備課長 谷 田 豊 明 環境整備課副課長 津 田 正 夫
施設管理課長 高 見 善 隆
氷上多可衛生事務組合事務局長
小 南 慎 一
福祉部
部長 篠 倉 和 弘 生活支援課長 由 良 廣 之
こども福祉課長 田 淵 愼 介護福祉課長 大 森 友 子
介護保険課介護予防係長 介護保険課介護保険係長
大 槻 成 樹 松 田 真 澄
社会福祉課長 足 立 孝 司
社会福祉課福祉総務係長
吉 見 和 幸
健康部
部長 宮 崎 葉 子 国保・医療課長 高 橋 保
健康課長 金 子 方 子
国保診療所事務長 目賀多 茂
地域医療課地域医療係長
西 山 茂 己
消防本部
消防長 久 下 悟 次長 藤 井 明
総務課長 池 上 善 裕 予防課長 婦 木 康 彦
消防課長 大 石 欣 司
7.傍聴者
4人
8.審査事項
別紙委員会資料のとおり
9.会議の経過
開会 午前9時30分
○委員長(荻野拓司君) おはようございます。委員の皆さん、当局の皆様、ご苦労さんでございます。
ただいまから、
民生常任委員会を開催させていただきます。
なお、11月の選挙を踏まえ、また、その後の改選を踏まえ、私たち8人が民生常任委員を担当することになりました。どうぞ、何かと皆さんにはお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
それじゃあ本日、各部の担当課長、係長も出席しておりますので、ご了承皆さんにはいただきたいと思います。
初めに議長より、ごあいさついただきます。
議長。
○議長(田口勝彦君) 皆さん、おはようございます。
民生常任委員会、第1回目の審議の本日になっております。私も民生の委員ではありますけれども、今回からお断りをしておきたいのは、一応、今回第1回目ということでごあいさつをさせていただておりますけれども、次回からは、もうそういうことをなしにして進めていただきたいということで、委員長さんとも了解を取っておりますので、そういう点ご了承願いたいと思います。
後になりましたが、委員の皆さん、大変ご苦労さんでございます、早朝より。
民生常任委員会、本当に今丹波市の課題がたくさんある中での所管の委員会であります。いろいろな意見を出していただきまして、本当に丹波市のために努力を願いたいと思います。また辻市長以下、行政の皆さん、大変お世話になりますけれども、よろしくお願いを申し上げます。
私も民生の中で、今、所管の中で少子化対策といいますか、の問題がいろいろと総務の方で議論をされておりますけれども、ひとつの今回の2期目スタートの
民生常任委員会としましては、今後の丹波市の少子化対策について、課題をもって研修なり進めていただいて、委員長さんの下で素晴らしい政策提案でもできるような会議になればなと思っております。そういう点、ご理解いただきまして、ご協力よろしくお願い申し上げます。委員会があまり活発になると、本会議が形骸化するというような心配もあるわけですけども、委員会は委員会、本会議は本会議というようにきちっと棲み分けをして、素晴らしい議論ができて、当局との取り組みがひとつになってできるように期待しておりますので、どうか今後ともよろしくお願い申し上げまして、冒頭のあいさつとさせていただきます。
ありがとうございました。ご苦労さんでございます。
○委員長(荻野拓司君) それでは続きまして、市長よりごあいさついただきます。
市長。
○市長(辻重五郎君) おはようございます。
本日は荻野委員長、また田坂副委員長をもとに、委員の皆さん方、
民生常任委員会第1回目を開催いただきまして、誠にありがとうございます。
ただいまも議長さんの方からお話ございましたが、非常に課題山積といった委員会だろうと思います。特に重要な命のプロジェクトと私呼んでおりますが、こういったごみの問題、医療の問題も当委員会で差し当たって、ご審議をいただかなならない課題も昨今あるわけでございまして、大変市民にとりましては重要な課題ばかりでございまして、たくさんの案件をお世話になると思いますが、ひとつよろしくお願いしたいと思います。今日は皆、担当の者が来ておりますので、それぞれご紹介をさせていただきたいとこのように思います。
よろしくお願いいたします。
○委員長(荻野拓司君) ありがとうございました。
それでは市当局の紹介ということで、各部長なり課長みえておりますので、担当部長様より担当課長の紹介をお願いしたいと思います。
まず生活部長より、お願いいたします。
○生活部長(福田宏君) 生活部の福田でございます。
それでは生活部の課長が出席をさせていただいておりますので、自己紹介をさせますので、よろしくお願いいたします。
○市民課長(川ア元君) 市民課の課長をしております川アです。
○
人権啓発センター所長(矢野晴久君) おはようございます。
人権啓発センターの矢野でございます。どうぞよろしくお願いしたいます。
○地域振興課長(根木浩三君)
生活部地域振興課課長、根木浩三でございます。よろしくお願いいたします。
○生活安全課(拝野茂君) おはようございます。
生活部生活安全課の拝野でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(荻野拓司君) 次に環境部長より、お願いいたします。
○環境部長(山本寿朗君) おはようございます。環境部長の山本です。
それでは、環境部の課長を紹介させていただきます。
○環境整備課長(谷田豊明君) 環境整備課長の谷田と申します。よろしくお願いいたします。
○環境政策課長(林信幸君) 環境政策課長の林でございます。
○施設管理課長(高見善隆君)
施設管理課課長、高見善隆でございます。よろしくお願いいたします。
○
氷上多可衛生事務組合事務局長(小南慎一君) おはようございます。
氷上多可衛生事務組合事務局長の小南でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長(荻野拓司君) 次に福祉部長、お願いいたします。
○福祉部長(篠倉和弘君) おはようございます。福祉部長の篠倉でございます。よろしくお願いします。
それでは福祉部の課長を自己紹介させますので、よろしくお願いします。
○生活支援課長(由良廣之君) おはようございます。生活支援課長の由良と申します。よろしくお願いいたします。
○
社会福祉課長(足立孝司君) おはようございます。
社会福祉課長の足立孝司といいます。よろしくお願いします。
○介護保険課長(大森友子君) おはようございます。介護保険課長の大森友子です。
○
こども福祉課長(田淵愼君) おはようございます。児童福祉を担当しております、
こども福祉課長の田淵愼でございます。よろしくお願いします。
○委員長(荻野拓司君) 次に健康部長、お願いいたします。
○健康部長(宮崎葉子君) おはようございます。健康部長の宮崎葉子です。10月より地域医療課長も兼務をいたしております。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは健康部所管の課長より、それぞれ自己紹介をさせていただきます。
○国保・医療課(高橋保君) おはようございます。国保・医療課の課長をさせてもらっております、高橋保と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
○
国保診療所事務長(目賀多茂君) おはようございます。
国保診療所事務長の目賀多です。
○健康課長(金川方子君) おはようございます。健康課長の金川方子です。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(荻野拓司君) それでは次に消防長、お願いいたします。
○消防長(久下悟君) 消防長の久下です。
自己紹介をさせていただきますけど、消防本部を兼ねとりますんで、兼任のことにつきましては割愛させていただきます。
○消防本部次長(藤井明君) おはようございます。次長、所長を兼務しております藤井でございます。よろしくお願いいたします。
○消防課長(大石欣司君) お疲れさまです。
火災地域防災等の消防業務関係を担当しております、消防課の大石でございます。いろいろお世話になります。よろしくお願いします。
○予防課長(婦木康彦君) おはようございます。
消防本部予防課長をしております、婦木と申します。よろしくお願いします。
○総務課長(池上善裕君) おはようございます。総務課長の池上善裕です。よろしくお願いします。
○委員長(荻野拓司君) 以上で、
民生常任委員会所管の担当課長の紹介を終わります。
どうもありがとうございました。
ほか、出席していただいておる方の紹介。
それではせっかくの機会ですので、係長の紹介も併せてお願いしたいと思います。
○健康部長(宮崎葉子君) 地域医療課の西山係長が出席させていただいております。
○
地域医療課係長(西山茂己君) 西山です。よろしくお願いします。
○委員長(荻野拓司君) よろしくお願いいたします。
後の部署はどうですか。それぞれの部署から。
○福祉部長(篠倉和弘君) 福祉部から係長。
○
社会福祉課係長(吉見和幸君)
社会福祉課福祉総務係長を拝命しております、吉見和幸といいます。よろしくお願いします。
○
介護保険課係長(大槻成樹君)
介護保険課予防係長を仰せつかっております、大槻成樹です。よろしくお願いいたします。
○
介護保険課係長(松田真澄君) おはようございます。
介護保険課介護保険係長の松田真澄です。よろしくお願いいたします。
○委員長(荻野拓司君) 環境部長。
○環境部長(山本寿朗君) 副課長です。
○環境整備課副課長(津田正夫君) 環境整備課の副課長の津田です。
○委員長(荻野拓司君) 以上ですか。
それでは一応課長なり、係長の紹介をこれで終わります。ありがとうございました。
それでは暫時休憩に入ります。
休憩 午前9時40分
───────────
再開 午前9時40分
○委員長(荻野拓司君) 再開いたします。
それでは議事に入ります。
なお、私こういう立場でするのは初めてで慣れませんので、十分その進行ができるかどうか、ちょっと不安な部分もありますが、どうぞ皆さんのご協力で進めていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは議事に入ります。
付託を受けております案件の審査に入ります。
なお、議案の採決にあたって討論を省略したいと思いますが、皆さんご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) 異議なしと認め、討論は省略いたします。
それでは、まず同意第24号及び第25号の「人権擁護委員の候補者の推薦について」を一括議題といたします。
当局の補足説明はございませんでしょうか。
それではないということで、質疑を行います。
皆さん方、質疑がありましたらどうぞよろしくお願いいたします。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) それでは、質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
議案ごとに採決を行います。
お諮りいたします。
まず同意24号について、原案のとおり同意することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○委員長(荻野拓司君) 挙手全員でございます。
したがって、同意第24号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、原案どおり同意すべきものと決しました。
それでは次に、同意第25号について、原案のとおり同意することに賛成の委員は挙手お願いいたします。
(賛成者挙手)
○委員長(荻野拓司君) 挙手全員でございます。
したがって、同意第25号「人権擁護委員の候補者の推薦について」は、原案のとおり同意すべきものと決しました。
それでは次に、議案第126号「
丹波市立春日自動車教習所の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」を議題といたします。
当局からの補足説明は、ございませんか。
それではないようですので、皆さん方から質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
議案第126号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○委員長(荻野拓司君) 挙手全員でございます。
したがって、議案第126号「
丹波市立春日自動車教習所の廃止に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第127号「
丹波市立福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
当局の補足説明はございませんか。
ないということで、それでは皆さんの方から質疑を行います。
質疑はございませんでしょうか。
足立委員。
○委員(足立正典君) この件について、どういうんですか、定休日いうんですか、それを月曜日から日曜日に変えるということですけども。これは
社会福祉協議会の勤務体制に合わせてというふうにうたわれていますけども、逆に言うたら市民サイドの、利用者側のニーズというのはどういうんですか、日曜日が比較的多いん違うかなというふうに感じるんですけども、そこら辺の調査いうんですか、それをされた結果での移行でしょうか。それだけちょっとお聞きします。
○福祉部長(篠倉和弘君) 足立正典委員さんの質問でございますが、日曜日については、平成19年度の利用状況を精査いたしまして、日曜日に66件の1年間に利用がありました。そのうち48件につきましては囲碁クラブの利用ということで、大半が囲碁クラブの利用ということでございます。それで後、山南地域についてではございますが、今度、公民館の関係が日曜日開館をしておりますので、そういう部分については、そちらの方の利用ということも考えられますので。月曜日が今度は逆に、公民館が休館日になりますので、そういう意味ではうまいこといくのではないかなという形で、山南地域については調整がついておりますので、ご報告申し上げたいと思います。
以上です。
○委員長(荻野拓司君) ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) それでは質疑がほかにないようでございますので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
議案第127号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○委員長(荻野拓司君) 挙手全員でございます。
したがって、議案第127号「丹波市
福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第128号「丹波市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
当局からの補足説明はございませんか。
それでは、皆さん方から質疑を受けます。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
議案第128号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○委員長(荻野拓司君) 挙手全員です。
したがって、議案第128号「丹波市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第131号「丹波市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
当局からの補足説明はございませんか。
ないようです。
それでは、皆さん方からの質疑を受けたいと思います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
議案第131号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○委員長(荻野拓司君) 挙手全員でございます。
したがって、議案第131号「丹波市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
それでは次に、議案第137号「平成20年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)の所管部分について」を議題といたします。
ここで所管部ごとに、補正内容について説明を求めます。
なお、お手元にお配りしております議案第137号平成20年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)分割付託一覧に、
民生常任委員会の所管項目をあげておりますが、漏れているところがありましたら、あわせて説明をお願いいたします。
それでは生活部の所管部分から、最初お願いいたします。
福田部長。
○生活部長(福田宏君) それでは、生活部所管の
一般会計補正予算につきまして、ご説明を申し上げます。
まず27ページをお開き下さい。歳入の18款繰入金、1項
特別会計繰入金では、
自動車教習所特別会計繰入金といたしまして、4,386万円を追加いたしております。これは、
自動車教習所特別会計につきましては廃止に向け、清算すべく補正をお願いをしており、特別会計の清算によります余剰金を繰り出しをいたしまして、一般会計に繰り入れるものでございます。
次に31ページをお開き下さい。雑入の7節、国県ほか交付金の
民間防火組織等の
防火防災普及啓発推進事業補助金の11万円の減額につきましては、備品購入の入札残によりまして、補助金を減額するものでございます。
次に歳出でございますが、36ページをお開き下さい。総務費、
交通安全対策費の工事費80万円の追加でございますが、ロードミラーを4基増設をするものでございます。その下の災害対策費の防災対策事業では、防災講演会の講師謝金が、これが無料となりましたので、10万円の減額をさせていただくものでございまして、
自主防災組織育成事業補助金では自治会からの要望が増加をいたしましたので、37万2,000円追加をするものでございます。また、その下の防災訓練事業では、先ほど歳入のところでご説明を申し上げました入札残ということで、この関係で備品購入の入札残による減額ということでございます。
次に40ページをお開き下さい。民生費、
社会福祉総務費の一番下の40ページの下の段の防犯事業、防犯推進事業でございますが、防犯灯の球替え等の修繕のために10万3,000円追加をするものでございます。
以上が、一般会計の生活部の所管に関する補正予算の説明とさせていただきます。
○委員長(荻野拓司君) それでは質疑は後にしまして、一応説明の方を先にいたします。
それでは次に、環境部の所管部分についてお願いいたします。
環境部長。
○環境部長(山本寿朗君) それでは今回、一般会計補正(3号)の環境部の関連の補正予算の概要について、主だった部分を説明させていただきます。
まず歳入ですけれども、19ページをお開き下さい。歳入関係ですが、衛生費の国庫補助金で、清掃費補助金の
循環型社会形成推進交付金で1,130万9,000円を減額しておりますが、これにつきましては調査業務の入札減による交付金の減額であります。
続きまして歳出でありますが、26ページをお開き下さい。
環境保全対策費の備品購入費で65万を増額させていただいております。これにつきましては不法投棄対策といたしまして、監視カメラ2台分の更新。すんません。ページがちょっと違ごとります。48ページであります。すんません、48ページをお開き下さい。その中で
環境保全対策費の備品購入費で65万を増額させていただいております。これにつきましては、現在手持ちの監視カメラ1台分の電気代と、また2台分の新規購入分、併せて3台分の購入費であります。
次に、斎場管理費でありますが、これにつきましては工事費141万2,000円を増額させていただいております。これにつきましては大師山斎場、氷上斎場の隣に関連の施設があるわけですけれども、そこの遊歩道の水路の工事費を計上させていただいております。
次に50ページをお開き下さい。
一般廃棄物処理施設建設工事で、
工事費土地購入費等1億5,120万を増額させていただいております。工事費につきましては、進入道路整備に伴います水路の敷設工事分であります。また土地購入費につきましては、用地の進入路及び建設用地の用地買収費であります。また補償金につきまして、1,520万を計上させていただいておりますが、その進入道路、また建設予定地内にあります物件補償費の計上をさせていただいております。
続きまして50ページから51ページにかけまして、施設共通事業で1,450万の増額補正をお願いしておりますが、これは
氷上クリーンセンターの
バグフィルターの交換に伴う工事費として計上させていただいております。
同じく51ページの
氷上多可衛生事務組合の運営事業で、111万7,000円の負担金の増額を計上させていただいておりますが、これは
事務組合関係職員の退職金にかかる負担分で、退職金の取扱いにつきましては、これまで関係市町で協議し、丹波市に移管された事務組合職員の退職手当について、
事務組合在職期間相当分をそれぞれ市町の負担割合に応じて負担することで協議が整ったことによる丹波市負担分であります。
同じページの浄化槽管理費ですけれども、浄化槽管理費に伴う予算のうち、需用費で消毒薬品等の消耗品32万8,000円と原材料費でブロア等の補修資材、補修用資材30万円を減額させていただいております。
以上、主だったとこ、環境部の補正予算の概要説明とさせていただきます。
以上です。
○委員長(荻野拓司君) お手元に資料いただいてますけど、これあたりどう。
○環境部長(山本寿朗君) 今、委員長の方からお手元の方に、地図を配布させていただいております。これについて若干説明なりさせていただきます。
この前の本会議の中で、西本議員さんの方から質問がありましたときに、進入路延長530メートル、また建設予定地3.9ヘクタールという説明をさせていただきました。どの部分だということで、今回補正にもかかわりますんで、その地図を提示させていただいて、ご理解を得ようということで。地図的には進入路530メートルは県道から一番直近の施設に到達する一番直近の分、530メートル、それと今、地元同意がいただいている部分ということで3.9ヘクタールを計上させていただいております。
それと2期目ということで、初めての議員さんもおられるんで、ここで若干お時間をいただいて、これまでの経過を説明させていただきます。
一般廃棄物処理施設整備事業につきましては、ご承知のように氷上郡6町が合併にあたり協定事項となっていた案件でございます。その合併後、速やかに事業に着手し、平成23年度の稼働を目指すということでございましたので、平成17年6月1日に諮問機関として一般廃棄物処理施設整備計画策定委員会を設置し、用地選定及び処理方式について諮問をいたしました。策定委員会では、新しい丹波市の廃棄物処理施設整備を資源循環型社会の構築を基本理念として進めるべきものとした上で、用地選定については平成17年12月14日にまちづくり公募の答申をいただき、処理方式については、平成18年8月25日に炭化方式の答申をいただきました。市ではこの答申を尊重し、用地選定をまちづくり公募で進めてまいったわけでございます。公募の締め切りでは4自治会から応募があり建設委員会を設置し、主にまちづくりの考え方を中心に選定作業を進め、平成19年2月28日に野上野自治会が適切との答申をいただきました。答申以降、隣接区から反対運動が起こされ、市も野上野自治会、また隣接の三者会議を持ちながら調整を行ってきましたが、最終的に隣接地から市議会に請願が出され、議会審議を経て、昨年12月26日の本会議で請願の採択がなされました。請願採択以降、市も隣接自治会と再度調整をしてまいったわけでございますが、最終的に調整が不調となり、野上野自治会にこの旨報告し、再度、野上野自治会内で検討をお願いしたいという意向を伝え、野上野自治会でも用地の再選定に取りかかられ、自治会内の概ねの合意が整ったとして、本年6月30日に用地変更の申請を受け、7月3日に市として変更を受けさせていただいたところでございます。その後、用地が確定したことから、測量業務、環境アセスといった事務事業を進めているところでございます。一方の処理方式でございますが、先ほど触れましたように、平成19年8月25日に策定委員会から答申をいただき、その後環境部で現地視察、また大学教授等の専門家の面談等、安全、安心のための調査を行い、平成19年9月26日の議員全員協議会で調査のまとめの報告をさせていただきました。その際に議員各位からも、専門家による調査も行うべきということではないかというご意見もいただく中で、改めて廃棄物処理の専門機関であります財団法人日本環境衛生センターに答申及び調査報告書の内容の精査を委託し、今日に至っております。近々、委託先の日環センターから調査報告書の方が出されると思いますので、報告書が出され次第、議員皆様にもご説明したいと考えております。
議員の皆様におかれましては、この間の事情をご理解をいただき、今後、丹波市新ごみ処理建設事業が順調に進捗しますよう、格別のご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げ、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。
以上です。
○委員長(荻野拓司君) 環境部長の方からは、補正とあわせてごみ処理場の一応今までの経過とあわせて、説明していただきました。事前の中でも、
民生常任委員会にもこの部分について説明できるところがあればしていただきたいと旨を申し出まして、説明していただいたわけですけれども。1月には特別委員会もできます。そんなところで皆さんと協議を図っていく部分があろうかと思うんですけども、後の中で、また今の状況の中で聞きたいこというんか、質問等ありましたらあわせてお願いしたいと思います。
それでは次いきます。
健康部の所管部分について、次、お願いいたします。
宮崎部長。
○健康部長(宮崎葉子君) それでは健康部の主な補正について、ご説明をさせていただきます。
まず歳入から、19ページの14款国庫支出金でございますけれども、衛生費の国庫補助金の中で、地域活性化緊急安全実現総合対策交付金400万円でございます。これにつきましては、地域医療対策の備品購入費に充当をしているものでございます。
続きまして21ページの県支出金の民生費県負担金、後期高齢者医療保険の基盤安定負担金につきましては、負担額の確定に伴いまして1,323万6,000円の増額をさせていただいております。
24ページの財産収入の利子及び配当金の地域医療緊急対策事業基金利子4万円につきましては、利息見込額に伴いまして増額をいたしております。
26ページの寄付金でございますけれども、衛生費寄付金の地域医療対策寄付金につきましては、ふるさと寄付金額207万5,000円の増額をいたしております。
28ページの繰入金でございますけれども、地域医療緊急対策事業基金繰入金につきましては、地域小児科医療確保対策事業の負担金の見込額減額に伴いまして、900万円の減額を行っております。
30ページの諸収入でございますけれども、後期高齢者医療健康診査等受託事業収入につきましては、集団検診の実績確定に伴いまして、26万9,000円の減額を行っております。これにつきましては、すべてが対象となっております。
続きまして歳出にまいります。40ページでございますけれども、
社会福祉総務費の中の国民健康保険特別会計繰出金の増額でございます。これにつきましては、地方交付税算入額の確定、また出産育児一時金の繰入金の増額に伴いまして、1,370万円の増額を行っております。
42ページの老人福祉費の125番の老人保健特別会計繰出金でございますけれども、これにつきましては医療費見込の減額並びに支払基金、国庫負担また県負担の減額に伴いまして、不足額の1,302万4,000円の繰り入れの増額を行っております。
43ページの後期高齢者医療特別会計繰出金でございますけれども、納付額の証明書発行機能の追加システム費用として55万2,000円の増額、また保険基盤の安定繰入金が確定しましたことに伴いまして、繰出金1,764万8,000円の増額を行っております。
47ページの保健衛生総務費でございますけれども、国民健康保険特別会計繰出金でございますけれども、これにつきましては診療所直診勘定の中での医療機器の更新にかかります入札減として、403万1,000円の繰出金を減額いたしております。予防費の後期高齢者医療健康診査事業につきましては、集団健康診査の実績確定に伴いまして144万3,000円の減額を行っております。
48ページの保健施設費の保健施設管理事業につきましては、青垣保健センターの緊急の補修に伴いまして91万1,000円の増額を行っております。
9番の地域医療対策費につきましては、地域医療対策事業の中でホームページ作成委託料として、今回、医療系サイトに市内の公立公的医療機関の情報、また市の地域医療対策を掲載広報することによりまして、勤務医師の招聘を図ることを目的として、予算の委託料を49万4,000円計上させていただいております。これにつきましては、4月の医師の異動の時期に間に合うような形で補正予算をさせていただきました。21年度につきましても、引き続き債務負担の補正をさせていただいております。
備品購入費につきましては、AEDの使用方法取得のための講習会機材として、消防署に設置します備品並びに公共施設のAEDの追加設置を行うこととして、588万2,000円を増額いたしております。
続きまして、負担金補助の地域医療、地域小児科医療の確保対策事業負担金につきましては、上半期実績と今後の見込みを伴いまして900万円の減額をいたしております。
積立金につきましては、地域医療緊急対策事業基金として207万5,000円の増額を行っております。
49ページに続きましては、基金の見込として4万円の増額を行っております。
大変簡単ではございますが、健康部の補正予算の概要でございます。
○委員長(荻野拓司君) ありがとうございます。
それでは次に、福祉部の所管部分について、お願いいたします。
福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) それでは、福祉部所管の概略説明をさせていただきたいと思います。
まず、歳入の方で説明をさせていただきます。
15ページをお開き下さい。そこの民生費負担金の
社会福祉総務費の541万4,000円の減額につきましては、養護老人ホームへの入所者数の減少によるものでございます。また、その下の児童福祉費の負担金の大きなものにつきましては、保育所運営費負担金、これは入園園児数の減少に伴うものでございます。
それでは次に、18ページをお開きいただきたいと思います。国庫負担金のうちの目の1目の民生費国庫負担金の主な内容でございます。これは児童手当の支給件数の増減によるものの収入見込の補正でございます。また保育所運営費負担金の1,566万4,000円の減額につきましては、入園児童数の減少によるものでございます。その下の母子生活支援負担金の減額につきましては、実績見込の減によるものでございます。
次に、19ページの国庫補助金のうちの2目民生費国庫補助金でございます。この主なものにつきましては、地域介護福祉空間整備事業等の交付金でございます。これは1,200万円の減額につきましては、当初2カ所の小規模多機能施設の整備をしていただく予定にしておりましたが、1つの事業所の取り下げによります補助金の減でございます。
その次の21ページの県負担金の1目民生費の負担金でございます。そのうち2節の児童福祉費負担金につきましては、先ほど国庫負担金の原因の中で説明させていただいたとおりの県費につきましても、所要の予算措置をさせていただいております。
次に、22ページの県補助金、2目の民生費県補助金の主なものについて、ご説明をさせていただきます。1節の社会福祉補助金のうち、市町ボランティア活動支援補助金でございますが、これは従来、県の方から市の方へ振り込みがあったわけですけども、今回から社協へ、市の社協へ直接この補助金が入るということになりましたもので、この分、減額をさせていただいております。それと2節の児童福祉費の補助金の主なものにつきましては、アフタースクールの関係なんですけども、放課後児童費の補助金の増額につきましては、アフタースクール6件分の委託等によるものでございます。また放課後クラブの分につきましては、障害児の受け入れの拡大の補助金の増額でございます。
続きまして県委託金、23ページをお開きいただきたいと思います。これにつきましては、県委託金でそれぞれの社会福祉費統計事務委託金等の追加という形で予算計上させていただいております。
次に、26ページをお開き下さい。そこの寄付金の分でございますが、民生費寄付金につきましては、愛育基金の関係する寄付金を10万円いただきましたので、予算計上させていただいております。
歳入の最後ですが、31ページにつきまして雑入でございますが、8節の実費負担金につきましては、児童クラブ共済保険料の利用者負担金、あるいは13節の雑入の子育て支援の手当資金の返還という形の予算計上をさせていただいております。
次に、歳出の方の説明をさせていたいだきたいと思います。
40ページをお開きを願いたいと思います。そこの
社会福祉総務費の分につきましては、車検等の調整をさせていただいた3万6,000円という形になっております。それと、その次の社会福祉団体等の補助金の分につきましては、歳入で説明させていただきましたとおり、市から社協へ直接この補助金が入りますもので、社協に対する補助金につきましては、この150万を減額をさせていただいております。
次に41ページの福祉センターの運営費の187万6,000円の増の主な内容につきましては、福祉センターのさんなん荘の改修工事が終わりまして、社協に委託を今回、止めておったわけですけども、1月から社協に指定委託料ということで107万2,000円、あるいは特殊建造物の検査ということで、27万9,000円というような内訳で補助させていただきまして、合計187万6,000円という部分でございます。
その次の、引き続きまして、障害者の身障者共済扶養共済金の増額でございますが、これは料金の改定がありましたために、今回35万円の増額をさせていただいております。その下の認定審査会の償還金2万円の分については、19年度実績の確定に伴います返還という形で予算計上させていただいております。
その次の地域生活支援事業の委託金の主な内容についてでございますが、減額でございますが、これにつきましては香良病院の支援事業の開始時期が、当初8月に予定いたしておりましたが、11月に委託を開始いたしましたので、その102万9,000円の減額、もしくはその下の日中一時支援事業等の70万の増につきましては、これは実績の増によります70万円の追加でございます。また、その下の地域活動支援センター、あるいは障害者小規模作業所等の減額についてはございますが、これはNPO法人かたくりが支援センターにつきまして、当初4月から予定をいたしておりましたけども、5月にちょっとずれ込んだ、あるいはきらめきワーク等が10月より就労支援B型に移行したことによります減額という形であげております。
続きまして、42ページの老人福祉総務費の分でございます。ここに1,200万円の大きな減額につきましては先ほど歳入で述べましたとおり、小規模多機能の事業所の当初2カ所思とったわけですけども、1カ所辞退がありまして、その金額を減額をさせていただいております。その下の老人保護措置費の3,097万5,000円の減額につきましては、当初思っておりました入所者が減になった分についての減額補正でございます。その次の繰出金の34万円の減額につきましては、また特別会計の方で説明いたしますが、事務費の部分で減額という形になっております。それと、次に高齢者生活支援事業の305万8,000円の増額につきましては、本会議でご質問があったわけなんですけれども、20年度の実績見込の増額と平成21年度事業見直しに伴います移行経費の計上をいたしておりまして、おでかけサポートの部分につきましては20年度、運行時間とか、運行距離が増えまして235万5,000円を増額し、また21年度から新たに進めます移行経費として70万3,000円を計上いたしておりまして、合計305万8,000円の増額となっております。それと、その下の老人福祉センターの15万6,000円につきましては、先ほどと同じ特殊建造物の検査の委託料ということで15万6,000円を計上させていただいております。
それとちょっとページが飛んで恐縮ですが、44ページでございます。児童福祉費の中の児童福祉総務の部分でございます。一番上の職員人件費については、10月に異動がございました職員の人件費の計上をさせていただいております。その次の児童福祉総務費の役務費等の増額でございますが、これにつきましては次世代の育成アンケートの郵送料の増額ということで、23万7,000円計上させていただいております。その下の積立金につきましては、寄付金が10万円ございましたので、今回10万円積み立てるということでございます。その次の児童手当の支給事業1,209万円の増額につきましては、児童手当のそれぞれの支給件数が増加したものについてでございます。
それと次のページの45ページ、子育て支給事業の増額でございますが、この主なものにつきましては、3チャイルドすこやか手当を支給いたしておりますが、支給者増に伴います360万の増額と、償還金割引及び利子ということでございますが、これは19年度の事業が終結しまして、423万5,000円を返還するということで予算計上をいたしております。その次の母子生活支援施設措置費でございますが、これは先ほど歳入のときにもありましたように、実績に伴います減でございます。その次の保育所総務費の99万円の減額につきましては、定員変更による減額ということでございます。また次の延長保育促進事業の1,470万の減額につきましては、実績見込に伴います減であります。
それと次の46ページの休日保育事業につきましても、実績に伴います減でございます。それと保育所運営費の扶助費の8,114万4,000円の大きな減額につきましては、利用者の減といいますか、入所園児数の減少による減額でございます。また次の病児保育、病児病後児の事業の16万7,000円の増額につきましては、これは新規事業という形で16万7,000円を計上させていただいております。
最後になりましたが、次にアフタースクール関係につきましては、特に賃金につきましては、それぞれアフタースクールの利用者等に対応するための職員対応の賃金を組ませていただいております。そして、一番最後の150万の増額につきましては、久下のアフタースクールの備品購入費の計上をさせていただいております。
以上です。
○委員長(荻野拓司君) 消防本部の所管部分について、お願いいたします。
消防長。
○消防長(久下悟君) 補正予算書ページ順に説明させていただきます。
2ページ、3ページ、歳入のところであります。16款財産収入、第1項財産運用収入の中に基金利子、いわゆる消防防災施設等の整備基金の利子が入っております。21款市債に消防詰所4棟、そして救急駐在所の土地購入費が入っております。詳細については、後で説明いたします。
5ページ、歳出でございます。第9款、補正額3,856万4,000円、詳細については後で説明させていただきます。
8ページ、非常備防災整備事業一般単独合併特例債というところであります。詰所4棟につきましては、合併特例債で3棟、辺地債で1棟で、そして救急駐在所が合併特例債ということから、詰所3棟、救急駐在所土地購入の関係で限度額をあげております。
続きまして11ページ、歳出につきましては後で、第9款消防費、今言いました3,856万4,000円、内訳につきまして後で説明しますが、ポンプ操法大会の減額、4棟の詰所、救急駐在所の土地購入費、基金の積み立てということで、3,856万4,000円であります。
続きまして23ページ、第16款の財産収入で、利子2目の利子及び配当金というところで、消防防災施設等整備基金利子51万1,000円。
続きまして32ページ、第21款市債、1項の、そして6目消防債で今言いました非常備消防整備事業で4棟の事業費、そして救急駐在所の土地購入費の関係で市債をあげております、3,270万。
続きまして64ページ、歳出であります。すいません、63ページ。2目の非常備消防費につきますポンプ操法大会につきましては、事業が終了しましたので、44万7,000円を減額いたしております。
続きまして工事請負費の中で、1,900万あげております。これにつきましては、消防詰所4棟につきまして、原油等の値上がりによりまして原材料が上がりました。その関係で、入札が打てないような状況になっておりまして、今現在は外溝を除いた中で入札を打つと、そして補正をいただきまして外溝をするという考え方にしておりまして1,900万。救急駐在所につきまして土地購入1,950万、今さっき言いました基金利子につきましては、一般会計で積み立てとなっておりますので、積立金51万1,000円であります。
以上であります。
○委員長(荻野拓司君) 非常にたくさんの項目に渡ったわけですけども、補足説明の方は終わりました。
質疑に移りたいわけですけども、ここでちょっと暫時休憩をとって、とりたいと思いますが。
45分から再開させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
休憩 午前10時30分
───────────
再開 午前10時45分
○委員長(荻野拓司君) 最初にお断りをいたしておきたいと思うんですけども、ちょうど今日、産業建設常任委員会がちょうど一緒にありまして、40分から始まっておるようでございます。その中で市長が先ほど退席しましたのとあわせて、技監も指定管理あたりのことについて報告せんなんということで、この席から退席されております。その部分許可しておりますので、どうぞご了承下さい。
それでは再開いたします。
先ほど補正予算について、るる説明していただきました。本会議の中ではなかなか所管のところは聞けないということで、初めての説明ということであったかと思うのですけども、いろいろ皆さん方の方からは質問たくさんあろうかと思うんです。今日の予定を見ると、非常にたくさんの資料をいただいております。後の報告も含めると極めてたくさんの部分をあわせもっております。その中で、1日でやらんなんということで、うまいこといくんかなという思いをしもって進めておりますが、質問される方も要領よく、その辺お願いしたいなと、こんなふうに思っております。特に補正の金額とあわせて、環境部の方からはいろいろと多少、今の状況等についても説明いただきました。そういうことも併せて今、ただいま説明受けた部分について、今から質疑に入っていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
それではどこからいうことではないんですけども、全体を併せて、一応収入、支出、あるいは所管のいうか部分、全体の中から質疑を受けたいと思いますので、どうぞご了承下さい。よろしくお願いいたします。
それではどなたからでも結構ですけども、質問のある方は挙手して言うて下さい。
林委員。
○委員(林時彦君) 環境部長にお尋ねいたします。
本会議でもありましたけども、買収の見通しにおいては3月年度内にいける予定ということで聞いておりましたけども、私の方いろいろ見てみまして、なかなかしんどいとこあるのではないかと思っております。再度聞きます。
それから、日環センターの報告がもう少し近々に来るという先ほどの説明でしたけども、以前聞いてたのは、もっともっと早く報告が来て、この年内ぐらいにはそれに対しての市長の決断とか、そういうのが聞けるのではないかというふうに思ってたんですけども、それも近々に報告が帰ってくるという、今の先ほどの報告でしたので、いつ頃帰ってくるか、もう三月ほどたってますので、そういう返事を聞いておられるのかということ。
それから処理方式の決定なんかも、今のところその炭化方式で一応始まったということで先ほどの報告でしたけども、最近の情勢とか、いろいろ考えた中で、もう買収着工がもう目の前に来ているのに、その辺が、まだ検討中ばかりではなかなか前へ行かないのではないかなと。工事着手はもう完成から考えても、もう最悪、最低いつ頃にはというとこまで来ておると思うんですけども、そこら辺のお考えをお願いいたします。
○委員長(荻野拓司君) 環境部長。
○環境部長(山本寿朗君) 4点ほどあったかと思いますが、まず、この前、本会議の方で答弁させていただきました3月までの執行という部分では、これについては、今、予算をいただいている当初予算含めまして、今回の補正含めまして、やはり3月までの執行、これは我々が事務担当する分としては、やはりやっていかなければならないという決意のもとでお答えさせていただいたということであります。
それと日環センターの報告ですけれども、これにつきましては9月段階の議会でも、一応それまでということで6月にお答えさせていただいて、それ以降、工期的には9月末の工期だったんですけれども、若干調査部分、先生方の協議の中で増やしていただきたいとか、また、こちらからもこういった資料を検討していただきたいという部分含めまして、日環センターの方と協議させていただきました。その中で、今の契約工期というものは1月末までもっております。その中での近々という言葉を使わさせていただいております。今、4回の委員さん方、協議されておりまして、ほぼ、まとめの段階に入っているという報告は受けております。その辺について、まだ、こちらからも報告書を中間といいますか、いただいてませんので、そういった言葉でご理解をいただきたいというふうに思っております。
工事着手につきましては、これは先ほど用地の説明とも併せまして、工事の方につきましては、やはり用地買収が進み次第着手ということで考えていって、今、目標でありますところの23年4月稼働につきましては、これはやはり我々事務サイドといたしましては目標としてあげてますので、これに向けて全力投球で頑張りたいなというふうに思っております。
以上です。
○委員長(荻野拓司君) 林委員。
○委員(林時彦君) 今の返事ですけども、23年4月稼働に向けて全力投球で頑張るという返事ではなくて、今もう現在になりますと、その辺に稼働しないと、もうだめだということなんで、努力目標ではなくて確実にいけるようにお願いいたします。
○委員長(荻野拓司君) 環境部長。
○環境部長(山本寿朗君) 確かに言われるとおり努力目標ではなく、やっていくということです。頑張ります。
以上です。
○委員長(荻野拓司君) ほかにございませんでしょうか。
田口委員。
○委員(田口勝彦君) 今に関連して、お聞きしたいと思います。
まず用地費、面積が倍ほどになってます。当初の面積から比べますと。そういう点がどういう話になっていっとるのか、やはり施設が増えるのか、また処理方式によってこういうことになってきとるのか、そういう点。
また進入路につきましても、変更願っておると思うのですけども、そういう流れの中というのは、どういう状態でこういうことになっていきよるのか、もう少しここの委員会で説明をいただきたいなと思うのですけども。どんどん増えていくのは本当に必要な面積がいるからということなのか、ほんなら当初はどういう考え方やったんかというような、その点をはっきりお答えいただきたいと思います。
○委員長(荻野拓司君) 環境部長。
○環境部長(山本寿朗君) まず面積の関係ですけれども、非常に当初から倍ほどになっているのではないかというご質問かと思います。面積につきましては、丹波市一般廃棄物処理施設建設にかかる地域活性化交付金交付規則の第3条第4号で、2ヘクタール程度の用地を確保できる自治会ということで、応募要件にさせていただいておる経過から、これにつきましては当初、処理施設とリサイクルセンターを一体的に整備するために最低2ヘクタールの用地は必要であるということから、この数字を提示させていただいたということであります。今回この野上野の自治会で同意をまとめられた面積につきましては、3.9ヘクタールということで、この前の本会議でも、そういうふうに説明させていただいた経過がございます。それについては、一応具体的な土地利用計画につきましては、今後の施設の配置等、基本計画を策定する中で、議会また委員会等にも説明させていただいて、ご理解を得たいという考えでおります。現時点では予定地の地理的な条件、また周辺の環境整備、さらには今回の施設整備が廃棄物処理施設の従来の良くないものというイメージを払拭し、地域との参画と協働による事例として、全国に発信できるようなことも目指しておる中で、このような結果的に面積になったというご理解を賜りたいと思っております。取得する用地面積につきましては、1平米、0.1平米も無駄なく環境整備等に費やし、地元のまちづくりにも貢献できるようなものにしたいという考えでおります。
以上であります。
それと、進入道路につきましては、当初350メーターを計上しておりまして、これにつきまして、今回530メーターということで、これにつきましてはやはり県道からの進入ということで、極力整備区間を抑えるという意味合いもありまして、地図にも提示させていただいておりますように、一番近々で接続するという考えをもって、前回の9月の時に道路認定いただきました約800メーターの、790メーターでしたか、分のうち530メーターを整備すると。うちの進入路で整備するという考え方でおりますので、この件についてもご理解を賜りたいと思っております。
以上であります。
○委員(大木滝夫君) 委員長、ちょっとよろしいですか。
○委員長(荻野拓司君) 関連ですか。
○委員(大木滝夫君) 関連やなしにね、この問題は設立委員会ができとるさかい、あまり中まで入るんはあれやないですか。民生の委員会やったらほんましたいと思うねんけど、設立委員会できた状況ですんで。
○委員長(荻野拓司君) 一応予算が。
○委員(大木滝夫君) よろしいか。ここの委員会では私も分からへんのやけど。
○委員長(荻野拓司君) そうですね。今、大木委員の方から、一応そういう今意見出ました。確かに1月に特別委員会が発足するということですので、あまり中身的にはどうかなという思いはあります。ただ予算の今、審議の中で関連する部分ということで聞くということで、その部分でご了承下さい。
田口委員。
○委員(田口勝彦君) 今の説明聞いてまして、基本的に当初の候補では2ヘクタール的な面積で大体処理ができるということで進んできたと。今回の補正で1億1,800万ですか、それで倍になると。今の説明では無駄な用地は買いませんよと。全体に循環型で、また地域にも配慮した施設を作って、その周辺地域を整備するという意味やと思うんですけど。そういうものが表に全然見えてこない中で、用地だけはこういうように買いますと。これは地元の希望もあるのかも分かりませんけど。その辺をきっちりもって、限られた予算の中で作っていくわけですから、その辺がどんどん、どんどん増えていくと、これはこういう施設やから仕方がないのやと、予算的にはもう仕方がないねやという理解もできるんですけど。やっぱりその辺ができてしもたときに、そんな大きな部分で、あと公園になるのかどうか知りませんけど、そういうなんがほんまにこんな大きなものが必要やったのかというような議論にならんように。というのは、きちっとしたものが全然見えてきてないんです、今のとこ。ご承知のように特別委員会でも方式の問題なんかのメリット・デメリットの面も、これからやられると思うんですが、やっぱりこの予算の中でこれを、きちっとこれだけの大きな予算ですので、説明ができたり、ある程度理解ができるような説明がないと、今の状態では無駄な土地は買いませんということしか分からへんのですけど。それで本当にこれだけの予算を付けられとるということで、我々が理解できるのかどうか、もうちょっと明確にもらえませんか。
○委員長(荻野拓司君) 環境部長。
○環境部長(山本寿朗君) 確かにもっと詳しく計画図等があって、斜面の法切りがどんだけとか、また盛り土部分がどういうふうになるとか、工法的な部分も含めまして説明させていただいたら本当によろしいんですけれども、これにつきましては一応公募という形の中で、やはり同意が得られるという部分がありまして、やはり切りちゃんこにしたような中での、やはり同意いうのは、なかなか難しいという部分もありまして。そういった計画図のもとに行うというのも手法ではありますが、こういった中での手法なので、ご理解いただきたいという部分。ほんでこれ自体、先ほども申し上げますように、2ヘクタールが4ヘクタール近こうなったとしても、これについては皆さんに理解できる施設づくり、また土地利用という部分を含めまして、十二分に説明させていただいて、基本計画をもとにご説明をさせていただいて、ご理解を得ようという部分でありますんで、今の段階でこの3.9ヘクタールがどうのこうのというのは、ちょっとお答え的には無理かも分かりませんので、ご理解いただきたいというふうに思っております。
以上です。
○委員長(荻野拓司君) 田口委員。
○委員(田口勝彦君) ということは、地元からこの用地を確保するために動いた結果、これだけの部分は買収してもらわんと橋りょうができないと、そういうような意味合いに、はっきりとっといたらええ分けですね。行政がこれだけどうしても必要やから買収するのやないのやと。やはり周辺の配慮も考えたり、いろいろすると、これだけの用地を買わな、地元との協議の中でそうなったんやということで理解しといたらええんですか。
○委員長(荻野拓司君) 環境部長。
○環境部長(山本寿朗君) 地元という意味合いも、それは幾分か含まれますけれども、うちとしてはやはり2ヘクタール程度と、以上という部分も2ヘクタールないとということで、これについては近隣、福知山とか、篠山とか、いろいろなとこの敷地面積等見る中で、やはり2ヘクタール以上の確保はいるという部分も調査しながら、やはり地元をまとめていただくという部分でのご理解で同意を得たという部分で、推進していっておるという分もありますので、これについては確かに処理施設が何ぼ、リサイクルが何ぼいうのがはっきり示せればよろしいんですけれども、それで建屋の方は決まると思うんです。その残りを、やはり残った部分については、環境整備で執り行っていくという考えを持っておりますので、その分だけで、やはり最低2ヘクタール以上はいるだろうという部分、これ以上の確保については、それは地元同意がいる部分でのことなので、ご理解いただきたいなという部分です。
以上です。
○委員長(荻野拓司君) それでは、ほかの方からの質問を受けたいと思います。
堀委員。
○委員(堀幸一君) この廃棄物処理とは関係ないのですけど、先日の議会で話がありました認定こども園に伴う担当部の変更ということで、総務付託になったわけですけども、その経過を報告できれば、ここで報告していただきたいと、そういうふうに思いますけど。それによって、もうここでは審議ができませんので、経過だけは説明を受けときたいと。特に私が懸念しますのは教育委員会で広範囲な、審議の中にも意見で言うたわけです。事務処理を持つ中で、またここ保育、幼稚園の関係の一番難しいとこ、少子化が進む中で、どのように対応されるのかというようなことを言うたんですけど、答えがやりますということではあったんですけど、経過だけを報告していただけたらありがたいなと思います。
○委員長(荻野拓司君) この前の総務での。
○委員(堀幸一君) 予算と直接関係はないかも分かりませんけど、関連しますので。
○委員長(荻野拓司君) それなら副市長、どうぞ。
○副市長(吉住康之君) 今、堀委員さんの方からご質問がありました関係でありますが、過日の本会議の中でいろいろとご質疑をいただきました。そうした部分の中で提案をさせていただいとる部分からいいますと、そうしたことについては問題なく進めてまいりたいというようなことの中で、議論をさせていただいとるわけでありますが。ただ市長部局の方に、その事務が条例上なくなるのではないかというようなご指摘がございました。そうした部分、市長の方の答弁も当日申し上げた形の中から申し上げますと、若干矛盾をする点もあろうというふうに思いますんで、そうした部分を再度、協議をさせていただくというようなことで、過日の総務常任委員会の中では審議をいただかなくて保留をいただいておるというようなことでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
○委員長(荻野拓司君) 堀委員。
○委員(堀幸一君) 今、副市長から聞かせていただいたんですけど、その件の関係につきましては継続審議ということで、理解させていただいたらよろしいんですね。
○委員長(荻野拓司君) 実はこの委員会の中でも、一応その報告を、総務常任委員会等の報告を踏まえた報告をしてもらおうと思ったんですけども、まとまらなかった、総務常任委員会の中では一応、まだ継続いうのか、まとまらなかったというて聞いてますので、今日のところについてはこの部分からは触れない。どうぞ。
○委員(大木滝夫君) そしたら、その総務の委員会では審査をされたわけではないんですね。当局の方が取り下げられたわけ。そしたら、まだ民生に、もっとることになるのではないんですかいね、違うんですかいね、それどうです、議長。
○委員長(荻野拓司君) ほんならちょっと、副市長の方から、総務常任委員会にかけられて、その中でどういうようなことになったんか、その辺について触れていただいたらとこう思います。
○副市長(吉住康之君) 若干ちょっと言いにくいような部分がございますが、過日、ご提案を申し上げておる条例改正案については、そのまま現在、提案のままの状態でございます。その後、市当局内部で市長がご答弁申し上げたことについて、内部調整をいたしておりますので、過日の総務常任委員会の中では、そのことについては再度、内部で調整をいたして議長さんを通じて、議会の方へその回答を申し上げたいというようなことで申し上げておりまして、前回のご提案申し上げておる条例改正案については、議論をするということなく、そのまま今現在の中ではおいていただいておるというようなことでございますので、ひとつご理解を賜りたいと思います。
○委員長(荻野拓司君) 今、副市長より説明を受けましたので、そういうことで了解いただきたいと思います。
ほんなら、ほかの方、それについてはそれなら外して、ほかのことでまだ質問ありましたら、お受けしたいと思います。
副委員長。
○副委員長(田坂幸恵君) 1点だけ、46ページのアフタースクール事業についてお聞きをいたします。
崇広の、今、体育館でミーティンテグルームといいます体育館の、そこで行われてるんですけども、福祉課としまして確か、私は一般質問させていただいたときに、今年度中にある程度経過といいますか、検討していくというお答えをいただいたと思うんです。それはどういうふうに、今、経過なっているのか、ちょっとお聞きいたします。
○委員長(荻野拓司君) 福祉部長、どうぞ。
○福祉部長(篠倉和弘君) 今、田坂委員さんのアフタースクールの件でございます。9月の一般質問の中でも、崇広小学校のアフタースクールの問題については検討するということで、今、21年度の予算の計上の中でも、今、議論をしておる部分でございます。その部分につきましては、候補を2つの方法で、今、検討いたしておることでございますので、まだ検討中であるという答えしか言えないのですけども。もう少しこども福祉課の課長の方から、その部分については答弁させてたいと思いますので、よろしくお願いします。
○委員長(荻野拓司君)
こども福祉課長、どうぞ。
○
こども福祉課長(田淵愼君)
こども福祉課長でございます。
今、部長の方からお答えをいたしましたとおり、再々にわたり崇広アフタースクールの環境の問題については、議員さんの方からご指摘を賜っております。来年度のアフタースクール、崇広のアフタースクールの運営場所について、るる今、選考をしておるところでございます。来年度予算に関連いたしますので、詳細についてはまだ申し上げられない部分がございますが、1つは現在、旧柏原保育園の改修をして利用する。それからもう1つは木の根センター、ここが旧柏原町時代に児童館として設置された経緯がございますので、木の根センターの児童館部分を有効活用するという方法、これにつきましては送迎の問題がありますので、保護者理解が必要かというふうに思っておりますが。この2点について、今、保護者の理解が得られるように部内で検討しておるいう最中でございますので、ご理解賜りたいというふうに思います。
○委員長(荻野拓司君) 副委員長。
○副委員長(田坂幸恵君) 今の答弁をいただいたのですけども、大体目標といいますか、行政としたら4月に大体その、2カ所のうちどちらかをもっていきたいという、無理かも分かりませんけど、大体そういうふうな方向で、大体いきたいという考えなんですね。4月1日は難しいかも分かりませんけど、その努力をしていくということですね。
○委員長(荻野拓司君)
こども福祉課長。
○
こども福祉課長(田淵愼君) 当然、旧柏原保育園の改修ということになりますと、工事に数カ月が要すると思いますので、そういう方向になりますと、4月というのは難しいというふうに思います。それから木の根センターでの実施ということになりますと、これはやっぱり保護者の理解、今の場所から変わるということでございますので、保護者の理解を得る必要がございます。保護者理解が得られた状況ですと、木の根センターの場合はそのまま施設が利用できますので、そういうことも可能になろうというふうに思いますが。ただ、これにつきましても、保護者理解ということが大前提になってまいりますので、今、4月からということはちょっとお約束ができませんが、鋭意そういう方向で努力をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○副委員長(田坂幸恵君) 私がお聞きしたのは、4月までに大体決まる、方向が決まるいうことです。だから4月1日から開始というのを、ちょっとそこら辺を分かっていただきたいと思います。
○委員長(荻野拓司君) 答弁ありますか。
こども福祉課長。
○
こども福祉課長(田淵愼君) その方向で、4月には方向性だけははっきりしてまいりたいと思っております。
○委員長(荻野拓司君) それでは、後のほかの質問については止めます。
足立委員。
○委員(足立正典君) 3点ほどだけ、確認とお聞きしたいと思います。
まず1点目は、今、説明聞きよったら45ページの3チャイルドすこやか事業ありますわね。委員会やさかい細かいことまで聞きますけども、これ360万の増額になっていますけども、これ補助金何ぼやったいなあれ、1件当たり1万円やね、これ相当な数になりますわね。この分が実際見込みができなんだか、できなんだがためにこういうふうになっとるのかということと、見込み違いがあったんかということと。
それと、今、こども園とかいろいろ言われてますけども、保育所の入所数がかなり減ってきて、減額されてますわね。そこら辺のいきさつ、なぜ、減ってきとるんかという部分と。
それから、この説明ありましたね、環境部長。その中で気になる点が1つあるんです。申しますのは、施設の整備地の用地購入をされています、エリア書いてますわね。その奥に熊野神社があって、山との間に、まだ農地が残っていますわね。袋小路になったような状況の中で残しておられますけども、地域の中で、この部分についての話し合いはしっかりとされとるんか。後になってから、こんなとこ袋小路で残されてしょうがないさかいに、市の方で何とか責任持てよということは絶対にないということだけ、ここで確認しときたいと思います。
○委員長(荻野拓司君) それでは、それぞれの部長からお願いします。
福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) 3チャイルドの件と、もう一つの児童、保育所の負担金の減額という部分で、入園数がどういうような形になったかということでございますので、担当課長の方からそれぞれ答弁させたいと思いますので、よろしくお願いします。
○委員長(荻野拓司君)
こども福祉課長。
○
こども福祉課長(田淵愼君) 足立委員さんの方から、2点についてご質問がございました。
1点目の3チャイルド子育て支援手当の増額の部分でございますが、当初、私ども月平均330数名ということで当初予算要求をしておりましたが、それは丹波市にとってはありがたいことでございますが、360人程度の月平均、これは平均でございますが、ならしますと、そういう状況になっております。相対的に子どもさんの数は減っておりますが、その3人目のお子さんが当初の見込みよりも月平均で約30人、年にしますと360人という形で増えてきておるということで、360万円という増額をさせていただくということになっております。
それから保育所の方でございますが、今現在、保育所におきましては中心部で非常に子どもさんが多い、周辺部で非常に子どもさんの数が減っているという極端な現象が生じております。当初は月大体1,473人で見込んでおりました。ですが、実際の入所人員としましては、現在1,420人、月平均にしますと50人程度が減少したと。年に直しますと、600人という減少幅になっております。600の年間に通しますと、高額ではございますが、こういう減額補正ということになってまいった状況でございます。
以上でございます。
○委員長(荻野拓司君) 環境部長。
○環境部長(山本寿朗君) 熊野神社横の谷合いのことにつきまして、担当課長の方よりご説明させていただきます。
○委員長(荻野拓司君) 環境整備課長。
○環境整備課長(谷田豊明君) 足立委員さんのご質問ですが、熊野神社の南側というんでか、建設施設整備地の東側の方ですが。この部分につきまして、当然、委員さんおっしゃるように残っていくような形で今、なっておりますが、このことについては、野上野のまちづくりの、これから協議会が作られまして、野上野の自治会としての1つの課題やろなと。これはここだけに限らず、全体的にまちづくり協議会の中で今後のまちづくりを、野上野自治会のまちづくりを進めていくわけですが、その中の1つの課題として位置づけて取り上げていきたいということでございますので、そういったところでここの利用につきましても、今後、また協議をされていくというふうに理解しておりますので。市がこれどうのこうのということでもないので、まちづくりの地元としてどう対応していくのかというところで、対応していただく予定になっております。
以上でございます。
○委員長(荻野拓司君) 足立委員。
○委員(足立正典君) 先ほどお聞きした中で、3チャイルドは良い方向に進んどるさかい良いなと思いますけども、逆にその中心部での保育事業がかなり切迫しとるんやないかなと。待ちはないんですか、ということもまずお聞きしておきます。
それと、今ありました、まちづくり協議会ですか、その中でのこれからの課題となっとるということでございますけれども、そのまちづくり協議会が、どういうふうな状況で私たちが進んでおるかということが全然分からないです。そういったものにつきましても、できたらせめて委員会の中だけで示していただきたいなというふうに思います。その分については、先ほどあった建設委員会とは、また違う部分やと思いますので、その分はこの委員会の中で十分協議していきたいなというふうに思いますし、どういう方向で進んでおるのか。当然こういった中にも市がお手伝いせんなん部分が出てくるかも分かりませんわな、将来的には。向こうに任せとるいうものの、ある程度お手伝いをして、理解を求めていかんなんものがあるというふうに思いますので、そこら辺をお示しいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
○委員長(荻野拓司君) 今現在のその状況も踏まえて、少し回答できる分ありましたら、どうぞ。
こども福祉課長。
○こども福祉課(田淵愼君) 保育所の待機児童のご質問でございますが、待機児童が全くないという状況ではございませんが、待てる状況にある方で、今どうしても入れない、例えば第1希望で、この保育園というふうにご指定をされておる場合で、第2希望だったら入れますよ、第3希望だったら入れますよというあっせんは常にしておるわけですが、第1希望がやっぱり良いということで、1カ月、2カ月なら待てるという状況の中で待っていただいておる保護者の方はございます。できれば第2希望の方を、例えば柏原でしたら、柏原西でしたら入れますよというふうな形であっせんはさせていただいておるわけでございますが、まだ大丈夫だと。柏原保育園の空きを待っているというような状況で待っておられる方はございます。ですから、国が決めておる待機児童というものはございませんが、そういう形で待っておられる保護者があります。
○委員長(荻野拓司君) 環境整備課長。
○環境整備課長(谷田豊明君) ただいまの野上野自治会のまちづくりの進捗状況のことでございますが、これは当初よりまちづくりにつきましては、野上野自治会が中心になって計画も含めまして進めていくと。市の立場といいますのは、それを支援していく、いうたらそういう立場でございます。今の段階でまちづくりの支援のためのコンサルに発注しまして、現在コンサルの方は現況調査をしておるようなところでございます。現況調査を踏まえまして、当初申請の中で、野上野自治会から出されました計画、これ本当の思いでございます、野上野自治会の。そういったものをみながら、今後、進めていくようになろうかと思います。今のところ地元の野上野自治会の方では、まちづくりの推進母体、これがまちづくり協議会になるわけですが、協議会の設置に向けまして規約の整備、あるいは組織体制、そういったものを今、案として、原案として今策定して、後地元の自治会の住民の皆さんの合意がいりますので、今その合意を形成をしていこうというところで、今、進んでおるような状況でございまして、具体的に、今こういう形でまちづくりが進んでますよということではないんですが、今のところ地元合意に向けて、地元のまちづくり協議会の設置に向けて進んでおるというところでございます。
以上でございます。
○委員長(荻野拓司君) 後、ほかの方で。
田口委員。
○委員(田口勝彦君) 63ページの消防施設費の関係なんですけども、先の本会議でも出てまして、春日に駐在所を新設するというようなことで、その辺の調整について消防長からの答弁もありましたけれども。これは新聞なんかには具体的なことを書いておるわけですけども、その辺がきちっと調整ができておるのか、そして春日にということであれば、一定の決定は、決定まではいってなかったとしても、候補用地は予算も出てきてますので大体決められておるんではないかなと思うんですけども、質問の中にも調整が地元の区長さんなり、そういうとこと調整もできとんのかと、市島等では調整ができとるのかという質問もあったと思うのですが。その辺を、これ合併前からこういう駐在所の問題については、合併協議会でも議論した中なんですけども、やはりエリアを全体のエリアを見て、そら10分以内にひととこで賄うという、山東地区だけで賄ういうことは難しいというのは我々も理解できるんですけども、やはり最善の場所を模索して、やっぱりそれでやっていくというのが、これ一番大事な救急駐在所のことやと思うんですけども。その辺、これでは昼は市島支所でそのまま機能し、夜は春日にできるとこからというような、具体的なことも新聞に出とんですけど、その辺が市島地区なんかでは、これ見られたときに、そういうような話がどこまでどうやったんやというようなことになると思うんですけど。その辺はきちっと地域との調整はされとるんですかいね。ここで言えるのかどうか分かりませんけども。ここまで具体的に出とること思うと、思いがあると思うんですけど。
○委員長(荻野拓司君) 関連して、ちょっとよろしいでしょうか。
私の立場から言うのはちょっと何ですけども、ちょっと関連がありますので、併せてお聞きしたいと思います。
先日の本会議の中でも議員の方から質問があったかと思うんですけども、この新聞の報道されることによって、あたかもこれが決まったかのような形であると。地元の合意はというたときに、もう4回ぐらいの会合の中で合意形成が図ったように聞いたんです、のような答弁でお聞きしたわけですけども、必ずしも地元はそんな思いではないというか。図られたかも分からんけども、ほなここでうんぬんと、場所はここには書いてないのですけども、必ずしも地元の合意というところには至っていないような意見がこの新聞等の中でも、出てからも出ました。また新たな土地とか、建物いうことを考えた場合に、今ある土地とか、建物を有効利用というようなことも、やっぱりある程度考えていかんなんという部分だと思うんです。だから今、田口委員の方からもありましたけども、これにもう少し本会議のところで説明も受けたわけですけども、もう少しこの辺について説明していただき、また具体的にそういう、そうですね説明いただきたいなとこんなふうに思います。
消防長。
○消防長(久下悟君) 舌足らずの説明になるのかも分かりませんが、よろしくお願いいたします。
55年から丹波市の消防本部、いわゆる広域消防ができまして、最初できたときに各町に10分以内でというような状況で消防を、救急駐在をつくっていくという消防本部は出来上がりました。しかし、そういう中で道路アクセスが一番いい場所を昭和54年に探されました。ということで、柏原・氷上については、消防署で管轄するということで、それにつきまして物理的に遠方にあるところにつきましては、12キロ、15キロにあるところにつきましては、消防費の負担金を返すと、還付調整金を返すということで、財政と物理的なことを均衡を図ってまいりました。そういう中で平成10年から、山南・青垣・市島については、昼間救急駐在制を導入いたしました。そして平成16年11月合併、丹波市になるということで還付調整金の返す場所がないという状況の中で、それであれば春日が昼間駐在ができてないということで、18年の4月に春日駐在所を設置いたしました。そういう中で24時間体制、4カ所、いわゆる青垣・春日・山南・市島という話できました。しかし、丹波市あけてみましたら、いろいろな諸条件が揃いませんでしたという状況の中で、山南については昼間体制を19年の4月から24時間体制にいきました。それと山東地区ということで、春日・市島を1つにする駐在所ということをご理解を求めてまいりました。再三の議会の答弁、そして行政懇話会等で理解を求めてきたと。平成22年には山東地区、いわゆる春日・市島を1つとした救急駐在所、とにかくつくらせて下さいと。というのは、今まで氷上郡の広域行政事務組合の時に、均衡化ということでいろいろ案が潰れてきました。とにかく22年度の山東地区を1つにしたものをつくらせていただきたいと、事務としてやらせていただきたいということを再三懇話会、行政懇談会、そして議会の方で答弁させていただきまして、形成はできたということで、こちらは事務を粛々と進めていくという考え方でおります。そして、その中でいずれについても、市島・春日の1カ所で24時間体制をするという考え方でいくということでありまして、その中で一番適正なところ、市島も大きい、春日も大きいと、そして24時間体制ということになりましたら、現在の市島の救急駐在所の場所は変えなくて、市島地区を10分間以内で包括できる。春日につきましては、春日地区10分以下以内で現在のところでも包括できるんですが、24時間体制につきましては、そのような状況の中で見ていくという考え方いたしまして、やはり竹田・前山地区、それと大路地区が地図上で見ていただいたら90度に曲がっております。1カ所ということについては非常に無理がありまして、そういう中でいろいろ計算した結果、昼間、うちの運用上です、運用上、昼間市島の方に行かせていただいて、夜16時間を春日の方に行かせていただきたいという考え方で、今、動いております。というのは、救急の件数、出動比率が昼と夜と一緒なんです。1対1、イーブンなんです。ということは、基本的には2地域の均衡を図れるという中で、竹田地区、前山地区に10分、春日地域の駐在からは3,000は超えると。市島の駐在からは大路地区が3,000超えるというようなことで、均衡が図れる2カ所が設置できるのではなかろうかという考え方で、今、事務として行わさせていただくということ。それにつきましては、消防の公益ということもあったりいたしますので、とにかく22年度で運用は開始したいということを、ご理解もらってるという状況で動いてるという考え方でいたしております。
以上であります。
○委員長(荻野拓司君) 田口委員、どうぞ。
○委員(田口勝彦君) 意味が分かりにくいんですが、昼と夜の出動件数は1対1やと、同じような件数があると。ほんなら春日に夜行ったときは、市島はちょっと包括できない部分は仕方がないというように理解せえということですか。昼は市島の駐在所に置くと。ほんなら春日の大路地区なんかはちょっと無理やと。昼の場合は春日が無理で、夜の場合は市島の一部の地域が無理やと。これは今の地形からいうと解消ができないと。2つ置けば一番ええのやけども、それはなかなかすぐにはできないと、そういうように理解するんですか。
それとやっぱり、そういうことが、ほな地区懇談会とかいろいろなとこで説明ができとるんかどうかというのが、そういう中で、一定の理解をしていただいておるというように理解したらええんかどうかということも、お聞きしときたいと思うんです。
それとやっぱり、もうちまたでは、このごみ処理施設のところにできるというような話まで出るんですけど。それはちまたの話やから、それはそれとして、やっぱりそういうとこであれば、今の言われた、消防長が言われたようなことが解決できるんかどうか。ただ単に施設をご無理いうとる、その中でほんならこういう施設をもってきますからというようなことで、後でこじつけるようなことでは、この救急駐在所の問題はやっぱり分けて考えんと、大切な命につながる問題ですので、その辺をやっぱり明確にしといてもらわんと、何かその辺で話が進んでしまったんやということで、後から地域の人にこじつけをせんなんようなことだけはないように、そこら思うんですけども、いかがですか。
○委員長(荻野拓司君) 消防長。
○消防長(久下悟君) 場所につきましては基本的に春日地域で、今現在、昔お話したと思うのですが、いわゆる公有地ですね、そことあまり変わらないようなところを候補地としておりますので、今言うてます24時間体制、市島地域、春日地域24時間体制人口比72パーセントということについては変わりませんというご理解をもらいたいと思います。
そして、その懇談会、懇話会について、そういう詳細まで説明したのかという話なんですけど、いずれにしても山東地区、市島・春日を1つとするということについては、どの説明しようが同じなんで、とにかく24時間体制で72パーセントさせていただきたいと。そうしないと、山南地区でも12パーセントぐらいが10分以内を超えている、氷上地域でも4パーセントを超えてるというような状況で、非常に問題が大きくなっていきますんで、そのようなあたりで22年ということだけ1回やらせていただきたいと。後の方は、またいろいろなことがあると思いますが、72パーセントの24時間体制ということでお願いしたいと。用地につきましては、現在の考えているところでは、昔考えてるのと変わりませんので、支障ないと考えております。
以上であります。
○委員長(荻野拓司君) 関連いうことで、質問ではないけど。
確かに今、地元の意見の中では、野上野の方でごみ処理ができると、施設ができると、それとの抱き合わせのような形でという部分については非常に不安というか、危惧とか、あるいはいろいろと思いがあるようでございます。そんなところをできあがって、建設が進んでいってから、結果的にその部分だけが見えていかんように十分説明していただきたいと思うんですけども。
それと、具体的に以前聞いたんかも分かりませんけども、場所をほんならどこやいうたときに、今どこいうて決まっておるのですね。その辺もし、そこをお願いしたいなと。
○消防長(久下悟君) 場所については、選定という言葉でなくて、候補地を決めておりますが、地権者の交渉等で支障が出ることを懸念してということで、ご理解いただきたいと思います。
○委員長(荻野拓司君) 田口委員。
○委員(田口勝彦君) 大体答弁はよう分かりました。ただ、やっぱり早いことせないかんいうことは事実なんですよ、これ山東地区でやるということは。合併の時にも国領から棚原周辺の、どこかあの辺のアクセス道路のええとこをというような話まで具体的に出たこともありますので。やっぱり100パーセント、カバーができなくても、ひとつきちっとスタート22年にするのやったらするということで、動いていただくということは大事なことやと理解しとるんですけども。その辺が、それぞれの思いがありますので、その辺の配慮はしっかりやってもらわんと。やはり何とか早くしようということが、ちょっとしたことで崩れてしまうと、やっぱり迷惑かけますので、皆さんそれぞれ早くその体制をして欲しいと、24時間体制をクリアして欲しいという思いが、もう皆さんにありますので。できるだけそういう部分と、それから用地の問題でも言える部分と言えない部分もよく分かるんですけども。しかし、いろんな話が先に出てしまうと、これはやっぱりやりにくいなと思いますので、それはどこで出よんのかも分かりませんけども、そういう点もしっかり配慮して取り組んでいただきたいなとは思うのですが。やはり地域との理解も、やっぱりその説得も、やはり行政も、その説得も、やっぱりそれが必要でありますので。そんなこと言うたって、ええことしたげるのやさかい辛抱しとくんなはれというわけにはいかん部分もありますので、その辺も、肝に命じて取り組んでいただきたいなと思っておりますので、その辺どうですか。
○委員長(荻野拓司君) 消防長。
○消防長(久下悟君) 紆余曲折して、いろいろなことが変わりまして、いろいろな問題とリンクしかけまして、現在、この状況が一番いいと、増員をしてきております。職員は待機しておりますというような状況の中で、平成22年は運用開始ということはしていかなくてはならないという中で、自治振興会の代表等には一旦は説明だけさせていただいたりしました。了解しないと、説明を受けましたというようなことで。こちらとしては事務として粛々とやらせてもらう、もう状況下にありますということで、ご理解いただいております。
よろしくお願いします。
○委員長(荻野拓司君) ほんならほか。いろいろと質問していただいたら、ほかはどうですか。
ほかに質疑ございませんか。
足立委員、どうぞ。
○委員(足立正典君) 今の話聞いとったらね、最初は各地域それぞれ了解していただいた上で粛々と進めていきよると。一番最後にはそうやなかったわね。お聞きしただけにしときますと、自治会はそういうように言われましたので。そこら辺、やっぱり地域の中でしっかりと理解を求めた上で、こういう事業を進めていただきたい。当然、良いことしよるんやさかいに、当然、理解は得られやすいと思いますので。そこら辺の手抜かりのないようにだけはしていただきたいなというふうに思いますので、そこら辺だけ再度確認しときます。
○委員長(荻野拓司君) 消防長。
○消防長(久下悟君) 平成19年の重点施策を行政懇談会で配らせていただきました。その中で山東地区、いわゆる市島・春日を1つにしますよという説明をしてきました。それで了解致し方ない状況であるという話の中で、それで事務を進めております。今言いましたのは、位置がこうであればこうなりますよということに対して、24時間ということを要望してきた市島としては、なかなか飲みにくいということやったんです。説明は分かりました、新たなやろうとしとってや事務に対する説明は分かりましたと。しかし、了解ということについて、24時間を2カ所を1カ所にする了解は、最後まで得られないでっしゃろということなんです。しかし事務的には1カ所で、今のところは致し方ないでしょうという考え方の説明をさせていただいて、了解という言葉はいきませんので、させていただいたような状況です。とにかく2カ所を1カ所にするということについての、こうしかなりませんという説明をさせていただいたということで了解、誠に申し訳ないですけど。
○委員(足立正典君) 分かりました。
○委員長(荻野拓司君) それでは、このことの質問はいいですね。
後のところの中で、質問がございましたらどうぞして下さい。
大木委員。
○委員(大木滝夫君) 51ページで、工事請負費ですわ、1,450万、これは
氷上クリーンセンターのどっか機械が傷んでその更新と、新しいものに替えると、そういうことですか。そしたらその後2年、それこそ今のことなんやけど、騙し騙し使うんか、新しいものに替えるのか。また例えば山南は別にして、氷上と春日と市島3カ所あるさかい、もしどうしてもその老朽化して使えんようになったら、どこかほかへ搬入をするようなことを考えられんか。そういうことはもうあくまでも3カ所では、3カ所でやっていくと。高こついても新しい機械を入れていくと、こういう観点、後2年間の考えを。
○委員長(荻野拓司君) 環境整備課長。
○環境整備課長(谷田豊明君) まず1点目の
バグフィルターの交換の件でございますが、これは
バグフィルターも消耗して、実は新年度の方も考えておったんですが、ご存知のとおり実はプラスチック、容器プラスチックの関係なのですが、汚れがひどいと、引き取りがなかなかできないと。これ容利協会の方から言われておりまして。その関係でもうやむを得ないということで、汚れが取れない部分については可燃ごみとしてお願いしますというてきた経過がございます、今年度。その関係で若干そのごみ質が、カロリーが上がりまして、その関係もあって、実は新年度までちょっともたないやろということで、今回、補正で何とかお願いしますということであげさせていただいております。大体
バグフィルターにつきましては、3年程度が消耗期間でございまして、何とか今回取り替えることで、あと施設整備までつなげていきたいなという思いでおります。
それと他の2施設、春日・市島もございますが、この施設につきましても、これまでも23年ということが事業としてあがっておりますので、できるだけ投資を少なくして、しかも、なおかつ周辺住民の方にご迷惑かからないように、安全にしていくんやというところで職員も心がけまして、そういった運営を今させていただいておるというような状況でございます。
それと後、引き続き、先ほどのご質問でひょっとして遅れた場合のことですか。そのことにつきましては、何とか地元の方も、ご理解をいただくなり、あるいは方法的にはほかの方法もあろうかと思いますので、何とかできるだけ経費が少なく済む方法で、何とか検討していきたいと思ておりますが。何よりも23年稼働を進めるということが大前提でございますので、その上に立って、今、事務を進めておりまして、そういう中で万が一の場合には、できるだけ経費が少ない方法を取っていきたいということを今の段階では考えておるというところでございまして。具体的にこうやということについては、ちょっと今のところは言えませんが、そういう方向で進めていきたいということで考えております。
○委員長(荻野拓司君) 大木委員。
○委員(大木滝夫君) 今言われたとおりで、そら地元のことがありますし、それから、もし排出なんかの基準がオーバーしたら、もうどうしても大きな金使こうてせんなんことはせんなんと思うんですけども、できるだけ、もう先が見えとるんやさかい、できるだけお金のいらん方法を考えていただきたいなと、そういうふうに思っております。
○委員長(荻野拓司君) 答弁ありますか。
どうぞ、環境整備課長。
○環境整備課長(谷田豊明君) できるだけそういう方向で、機材につきましてもよく十分検討しながら運営を、維持管理していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
○委員長(荻野拓司君) この質問はよろしいですね。
あと、ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) それではほかに質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
議案第137号「平成20年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)」の所管部分については、原案のとおり可決することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○委員長(荻野拓司君) 挙手全員です。
議案第137号「平成20年度丹波市
一般会計補正予算(第3号)」の所管部分については、原案のとおり可決すべきものと決しました。
それではできるだけ後の部分も考えて、先進ませていただきたいと思います。
次に、議案第138号「平成20年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)」を議題といたします。
当局からの補足説明はございませんか。
質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
議案第138号につきまして、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○委員長(荻野拓司君) 挙手全員でございます。
したがって、議案第138号「平成20年度丹波市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第3号)」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第139号「平成20年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定補正予算(第2号)」を議題といたします。
当局の補足説明はございませんか。
皆さん方の質疑をお受けいたしたいと思います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
議案第139号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○委員長(荻野拓司君) 挙手全員です。
したがって、議案第139号「平成20年度丹波市国民健康保険特別会計直診勘定補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第140号「平成20年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第2号)」を議題といたします。
当局の補足説明はございませんか。
質疑、皆さん方の質疑をお受けしたいと思います。
質疑はございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
議案第140号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○委員長(荻野拓司君) 挙手全員でございます。
したがって、議案第140号「平成20年度丹波市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第2号)」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第141号「平成20年度丹波市老人保健特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。
当局の補足説明はございませんか。
それでは皆さん方の方から、質疑があればお受けいたします。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
議案第141号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○委員長(荻野拓司君) 挙手全員でございます。
したがって、議案第141号「平成20年度丹波市老人保健特別会計補正予算(第3号)」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第142号「平成20年度丹波市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
当局の補足説明はございませんか。
それでは、皆さん方からの質疑を行います。
質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
議案第142号について、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○委員長(荻野拓司君) 挙手全員です。
したがって、議案第142号「平成20年度丹波市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第145号「平成20年度丹波市
自動車教習所特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。
当局の補足説明はございませんか。
生活部長。
○生活部長(福田宏君) ご提案いただいております、
自動車教習所特別会計補正予算(第2号)でございますが、まず、この教習所の補正予算につきましては、平成20年度をもって本特別会計を廃止をいたしますので、清算に向けて補正をするものでございます。
まず歳入では、6ページの使用料及び手数料で授業料の減額、7ページでは手数料の減額を行いまして、9ページでは春日自動車教習所の基金を取り崩しまして、4,180万円を繰り入れ、増額をするものでございます。10ページの雑入では主なものといたしましては、高齢者講習手数料の減額を行いまして、トータル差引きまして2,743万8,000円を増額をするものでございます。
歳出につきましては、11ページから12ページご覧をいただきたいと思うわけでございますが、総務費の一般管理費で人件費、また一般管理事業につきまして、清算のための減額ということでご理解を賜りたいと思います。また28節の繰出金でございますが、この特別会計の収支を最終的にゼロとするために、剰余金を見込みまして、4,386万円を一般会計の方に繰り出すということで、増額の補正をいたしておるものでございます。13ページ以降は清算のために減額をするものでございますので、よろしくご審議を賜りたいと存じます。
以上でございます。
○委員長(荻野拓司君) それでは、今、担当部長の方から補足説明をいただきました。
皆さんの方から質疑をお受けしたいと思います。
皆さんの方から質疑がございましたら、どうぞお願いいたします。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) それでは質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
議案145号については、原案のとおり決することに賛成の委員は挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
○委員長(荻野拓司君) 挙手全員であります。
したがって、議案第145号「平成20年度丹波市
自動車教習所特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で、付託議案の審査をすべて終わります。
どうもありがとうございました。
それでは、ちょうど12時、お昼になっておりますので、後所管事務調査いうことで、これもいろいろと当局の方から出していただいております。この部分について午後、説明をしていただき、後質疑を受けたいとこういう日程で進めますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは暫時休憩ということで、1時から再開させていただきます。
休憩 午前11時57分
───────────
再開 午後1時00分
○委員長(荻野拓司君) 午後1時ということで、再開させていただきます。
日程第2ということで、所管事務調査の事項についてということで、それぞれの部署から大変多くの当面する大事な課題をあげていただいております。それぞれの部分について説明していただき、十分納得いうか、理解していただくということで質疑いただいたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは所管ごとに説明していただくということで、そんな進め方でさせていただきます。
なお、健康部の部長、あと所用いうか、ほかの会議が入っておりますので、最初に健康部の方から説明していただきますので、皆さんお聞きいただいて後質疑の方、よろしくお願いいたします。
それでは健康部長、よろしくお願いいたします。
○健康部長(宮崎葉子君) それでは最初に、国保青垣診療所におけます院外処方の導入について、状況報告をさせていただきます。
この近年、医療を取り巻きます環境につきましては、高齢社会の進展、あるいは生活習慣病の増加、医療技術の進化、新薬や後発医薬品の情報などによりまして、大きく変化をしておりまして、医薬品の正しい使用が求められているところでございます。国保青垣診療所では医薬品の処方につきまして、院外処方導入の検討と調整を図ってまいりましたが、より安全な診療ができる提供できる環境を整えてまいりたいというふうに考えております。
まず医薬品の状況でございますけれども、効能が強く、正しい使い方をしないと副作用を発生させる恐れが高い医薬品が増加いたしております。また高齢者によります複数医療機関の受診と、それによります重複投薬等の発生が危ぶまれるところでございます。また生活習慣病患者の増加に伴いまして、長期の服薬によります他剤との総合作用の発生等も考えられます。
2番目の院外処方導入のメリットでございますけれども、医師と薬剤師の役割を明確にしますことで、患者の健康に対して、それぞれ専門的な立場からアドバイスできる医薬分業等がすることができるというふうに考えております。医薬品の状況等もこのような中で解決ができるものというふうに考えられます。また診療所では、院内での待ち時間が長ごうございますけれども、そういうことが解消でするということでございます。また診療所の経営面では、度重なります診療報酬のマイナス会計に伴います
薬価差益が減少しておりますし、医薬品の在庫管理や購入業務等の改善を図った中で、経営の安定と効率化を図ることができると思います。
3番目の調剤薬局にかかる調整でございますけれども、院外処方の導入にあたっては、院内での投薬ができなくなることへの不便さを削減するために、地域内での薬の応需体制につきまして、丹波市の薬剤師会等に支援と協力を求めてきましたところ、近隣で複数の調剤薬局が、処方箋の受け入れ体制を計画されることとなりました。そういった中で診療が終わり次第、少しの移動していただくことで、薬をもらっていただくことができるようになります。
今後の予定といたしましては外来患者の方々に対しまして、来年度からの移行についての周知を図ってまいりたいと思います。また丹波市薬剤師会との調整もそれぞれ行っていく方向でございます。
移行時期にいたしましては平成21年、来年度4月から実施することで進めておるところでございます。
以上、院外処方の導入にかかわる状況報告とさせていただきます。
また青垣診療所の医師確保につきましては、議員の皆様方にも大変ご心配をおかけいたしておりましたけれども、今回、定年延長の議案を上程させていただいております。そういった中で、今後、常勤医師としてご勤務いただく医師につきましては、現在、洲本市の国保五色診療所に勤務されております、年齢は60歳の方で、勤務時期は来年21年の2月を予定しておるところでございます。専門診療科目は内科でございまして、お名前は森幸三先生とおっしゃいます。医師住宅に居住いただく予定でございますので、宅直につきましても一週間交替で行っていただくいう方向になります。診療体制につきましても、7月までの従前の体制に戻してまいりたいというふうに考えております。
併せて、医師確保の状況報告とさせていただきます。
○委員長(荻野拓司君) もう1件、どうぞ。
○健康部長(宮崎葉子君) もう1件の山南地域の健康診査会場の変更でございます。これについて、ご説明をさせていただきたいと存じます。
現況の市の健診体制でございますけれども、山南地域のみ2会場で実施しておりますが、他の5地域では1会場で実施しておるという状況でございます。また、この1会場で地域ごとに実施する場合には、自由時間枠が十分確保でき、また日程調整がしやすいんですけれども、山南住民センターでは人数も、受診者数も、かなり多ございますので、自由時間枠が確保できていないという状況でございます。また近隣地区、和田地域を含む以外は、送迎バスの運行を行っておるところでございます。
2番の山南地域の健診、今後についてでございますけれども、会場について丹波市合併後も和田地域につきましては、農協和田支店を利用して検診を実施しておりましたけれども、農協の閉店に伴いまして、平成19年度から健診会場を検討いたしました結果、和田出張所、現在の和田地域づくりセンターで実施することとなり、19年、20年と2年間、和田地域づくりセンターで実施しておるところでございます。
また、この健診の状況と課題でございますけれども、山南住民センターで2日間健診を実施しておるんですけども、3地域の方々を対象としておりますために、予約状況が満員であります。指定日時等に受診できない方々のための、自由時間枠等を設けることができないというような状況でございます。和田地域づくりセンターにつきましては、健診会場として大変狭もうございまして、十分なスペースを確保することができないというような状況でございます。また2階も利用しなければなりませんけれども、エレベーターもなく、急な階段でございますので、高齢者には危険であるというふうに心配しておるところでございます。雨天の場合につきましても、屋外でバス健診を受けていただくときに待合する場所がないというようなところで、環境的にも他の会場より悪い状況の中で実施をしておるところでございます。こういったことを解消していきたいという方向づけでございますので、この21年度から健診方法につきまして、この山南地域の健診会場を、安全で安心して受診できる山南の住民センター1会場で4日間実施した中で、自由時間枠等も設けていきたいというふうに考えております。
また和田地域づくりセンターから健診会場まで、新たに送迎バスを運行していく方向でございます。それぞれ地域の方々には、会場が遠方となるためにご不便をお掛けすることと存じますけれども、今後ご理解、ご協力を賜りたく、関係者の皆様にお願いにまいるというふうに考えております。市の健診をより多くの方々に受診いただけるように、また健診がスムーズにできる体制を今後も整えていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(荻野拓司君) ただいま担当部長から、2件の部分についての報告がございました。
1件は青垣の診療所について。院外処方いうことで、その病院の外に薬局を設けるという部分の院外処方の導入について。それから山南地域の健康診査会場については、2カ所を1カ所にして実施していきたいという旨の説明であったかと思います。
今、お聞きしました説明の中で、皆さんから質問を受けたいと思います。
どうぞ、ある方はどうぞよろしくお願いします。
堀委員。
○委員(堀幸一君) お聞きします。青垣診療所の件なんです。院外処方、これは時代の流れだろうと思うのですけども。今は薬剤師さんはおってないのですか。
○委員長(荻野拓司君) 健康部長。
○健康部長(宮崎葉子君) 今、青垣診療所には、薬剤師はおりませんので、医師がおるということで調剤をしておるところでございます。
○委員長(荻野拓司君) ほかの方、よろしいですか。
木戸委員。
○委員(木戸せつみ君) 山南地域の健康診査会場の変更についてなんですけれども、理由なんかは理解するところなんですが、人数から見ましても、青垣の住民センターに匹敵するぐらいの方が、今まで和田地域で受けておりましたので、その説明責任をしっかり果たしていただきたい。そして、それをただ自治会長会だけでは、本当に自治会長さんというのは一番現役で、車も乗り回したり、元気な方ですので、理解される部分も多いと思いますが、ふるさと和田振興会には老人会とか、いろんな若いお母さんの会とか、いろんな会が集まっておりますので、その両方へきっちり説明をして、そして、そこの了解を得ていただきたいということを思うのですが、いかがですか。
○委員長(荻野拓司君) 健康部長。
○健康部長(宮崎葉子君) 地域の方々には、十分そういった中でご理解を賜りますように、説明に行かせていただいてご理解賜るように、よろしくお願いしていきたいと思っております。
○委員長(荻野拓司君) よろしいですか。
ほかにございませんか。
大木委員。
○委員(大木滝夫君) また、その青垣の診療所のことなんですけど、新しい先生がこられるいうことで。診察の体制がどのようになるのか、看護婦さんがまた大勢いるようになるのか。そやなかったら、その交替で勤務してやさかいに、看護婦さんとかそういう体制は変わらへんのですか。
○委員長(荻野拓司君) 健康部長。
○健康部長(宮崎葉子君) 現在もそれぞれ臨時医師とか、日赤、柏原病院等からも来ていただいて、十分な医師確保の中で診療体制を行っておりますので、先生方のそれぞれの時間帯等は変わってまいりますけれども、看護師等は今までどおりの人数で確保した中で診療体制を行っておりますので、このまま状況で進めるものというふうに考えております。
○委員長(荻野拓司君) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) ほんなら一応、ほかに質疑がないようなんで、この健康部からの説明、質疑を終わります。
それではここで健康部長なり、担当課長かな、退席の申し出がありましたので、これを許可いたします。
(健康部退席)
○委員長(荻野拓司君) それでは再開いたします。
次に、丹波市柏原地域崇広小学校区ユニバーサル社会づくり実践モデル地区協議会設置要綱について、この部分と丹波市就労支援プログラム実施要綱について、それから3番目に丹波市地域福祉計画の策定状況について、それから丹波市老人福祉センターの改修工事について、これが同じ部署ですので、一括説明求めます。
どうぞよろしくお願いいたします。
福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) 今、4件提案をさせていただいとります。
これにつきましては、社会福祉課が所管をしておりますので、それぞれの項目につきまして、社会福祉課長の方からご説明をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
○委員長(荻野拓司君) 社会福祉課長。
○社会福祉課長(足立孝司君) お手元にお配りしてます資料に基づき順次説明させていただきたいと思います。
ページをめくっていただきましたら、ユニバーサル社会づくり実践モデル地区の協議会設置要綱から老人福祉センターの改修工事、一番最後には12月の定例議会の上程関係、これは先ほど部長より説明ございましたが、順を追って2ページ目の方から、ご説明申し上げます。
丹波市の柏原地区崇広小学校区ユニバーサル社会づくり実践モデル地区の協議会を設置いたしまして、その要綱をのせております。
事業の内容といたしましては、高齢者や障害等のある人なども含めた全ての人が生活しやすいユニバーサル社会の実践を図りますために、中心市街地化づくりに向けたまちづくりが進められております。柏原地域崇広小学校区を市が県に申請いたしまして、今年3月に県にユニバーサル社会づくり実践地区ということに指定を受けました。このたび地域の代表の方々、有識者、県、市の職員で協議会を立ち上げまして、今後、啓発運動などのソフト面やバリアフリー化などのハード面から、誰もが住みやすい、暮らしやすいまちを目指すための基礎プランの作成を行ってまいります。プランは毎年検証を加えながら、啓発運動やワークショップを通じて、ユニバーサル社会の周知を行い、住民意識の醸成を図っていきます。県下では篠山市、明石市、豊岡市など15地区の指定を受けておりまして、住民の参画と協働で暮らしやすいまちづくりが進められております。
(1)でございますが、プランの策定につきましては5年間で作ることになります。協議会では学識経験者として、立命館大学の教授の高田先生に入っていただきまして、一緒にプランを策定していきます。5年間の策定期間につきまして、20年、21年、22年、23年、24年ということで計画を立て、審議していきます。
協議会のメンバーは20名でございまして、代表は北山敏彦様いうことでございます。協議としましては、第1回目に12月1日協議会立ち上げまして、12月16日にワークショップを開催しました。
3ページ目でございますが、これはユニバーサルモデル地区の設置要綱でございます。設置は崇広小学校区をモデル地区とするということにしております。第2条につきましては、所掌事務と事業プランの策定に関すること、調整、検証に関すること、その他事業プランの推進に関することというふうなことです。4条の設置期間及び任期でございますが、先ほど申しましたように5年間ということで、平成25年3月31日までとするということです。第7条におきましては、協議会の事務局は福祉部の社会福祉課において処理をします。
それから4ページでございます。丹波市就労支援プログラム実施要綱についてということで、背景でございますが、今まで福祉部でも生活支援の担当者が、それぞれ個々にかかわり就労支援を行ってまいりましても、一般的な求職活動は限界がある場合が多くございました。その対応が必ずしも十分できていないいうようにございましたので、この度、福祉部に就労支援専門員、これは地域福祉係長兼務でございますが、専門員を配置いたしまして、より細かく就労支援を数多くを行うことになります。就労支援の内容につきましてはハローワークへの確実なつなぎ、個別の面接指導、また就職に向けた指導、生活改善等などを続けまして、支援の方を考えております。また受け入れ機関につきましては、助成金として費用の一部を負担するというふうにしております。丹波市の就労支援プログラム実施要綱でございます。第2条には、就労支援の適格者ということで、疾病とか障害、年齢を勘案して就労ができることと、市または関係機関に行う各種就労支援施策の活用の適否。生活及び経済の状況についても十分勘案いたしまして、第3条で認定会議を開きまして認定します。この認定会議につきましては福祉部長以下、福祉部の課長全員が入っております。
それから5ページでございますが、庶務としまして第6条でございますが、庶務につきましては、福祉部の社会福祉課において処理をいたします。第7条につきましては、就労支援の専門員ということで配置いたします。第8条では、就労支援プログラムということで、就労に対します支援の対策、就労支援適格者の支援、実施関係の企業に対します支援からなっています。6ページにおきましても書いてますように、家族に対する支援も行っていこうというというふうに思っております。それから第9条につきましては、特例就労支援の適格者雇用助成金ということで、この認められた企業につきまして、7日以上雇用した場合には別表、7ページにあげてますように開始の日から1年未満の場合は最低賃金かける就労時間かける3分の2を助成をします。それから雇用開始から1年以上2年未満の場合は、最低賃金かける就労時間かける3分の1を助成するようになっております。それから6ページでございますが、第14条には助成金の返還ということで、不正があった場合、これにつきましては返還を命じることができるとしています。
それから8ページでございます。丹波市の地域福祉計画の策定状況ということで、1に地域福祉計画の概要でございます。地域福祉計画は近年の少子高齢化、家族、地域との関係が変化している中で、生活の拠点である地域に根ざして、お互いを思いやり、助け合い、その人らしく自立した生活が送れるように、仕組みをつくるために計画するものであります。平成12年6月に社会福祉事業法が社会福祉法に改正されまして、平成15年4月から地域の福祉サービスの利用促進・住民の福祉活動の参加促進など、地域福祉に関する計画をするとが義務づけられました。これまで行政から住民への一方的な福祉がありましたが、そうではなく地域住民が協力して助け合い、地域のいろいろな課題への参加、行政・地域福祉の業者等の協働によりまして取り組んでいただくというものでございます。なお、計画の年数につきましては、平成21年から25年までというふうにしております。策定の目的につきましても、社会福祉法の107条に基づく計画でございます。
3、策定の体制を書いております。丹波市の地域福祉計画策定委員会におきまして、現在メンバー17人で会長にはボランティア協会会長の堀紀子様に就任していただいています。その下に書いてあります丹波市の地域福祉計画策定推進会議というのがございまして、これは市の職員、それと社協の職員によりまして構成されます。
9ページに策定の現在の状況を書いております。住民アンケートということでございますが、平成19年9月に2,000人を対象にアンケートを取りました。それから2番目に地区座談会の実施ということで、平成19年の12月から今年の6月まで各小学校区4回回りまして、延24回開催をしております。それから福祉団体・企業のアンケート調査は、福祉団体13団体、企業23社に行いました。現在の福祉計画のプランによりまして、9月に策定委員会を開催しました。
それから10ページでございます。丹波市の老人福祉センターの改修工事であります。老人福祉センターにつきましては氷上健康福祉センター、三尾荘、ふなき荘、春日部荘の4施設がございますが、このうち氷上健康福祉センターを除く、3施設につきましては市が進めております地域づくり事業の拠点施設として、ふなき荘、春日部荘にあっては平成19年10月より、それから三尾荘におきましては平成20年10月から指定管理者になっていただいて、地元自治協議会に管理していただいています。(2)のところに、それぞれの施設の概要等ございますが、三尾荘につきましての改修工事は小畠建設株式会社が1,995万円で請負をしております。工事の期間につきましては、12月4日から21年3月の3日まで。工事の概要につきましては、屋根の葺き替え、大広間の床をフローリングにすること、それから電灯・放送設備の改修、外壁等の補修をするものです。それからふなき荘でございますが、これは昭和57年に建てております。株式会社ヤマカが924万で現在工事を請負っております。工期は10月16日から1月の13日。それから各工事の内容でございますが、屋根の葺き替え、大広間の床をフローリングにすること、それから電灯工事設置のこと、玄関・外構の改修です。春日部荘でございますが、これは昭和60年度に建っておりまして、今度の改修につきましては平成21年度に関して改修する予定としております。工事の概要でございますが、屋根の葺き替え、それからトイレの改修、電灯工事、それから外壁等の補修でございます。
11ページにつきましては、午前中ご審議いただいた内容の補正予算の概要等についてでございます。
以上、簡単でございますが報告させていただきます。
○委員長(荻野拓司君) ただいま福祉部から、4点の項目についての報告がございました。
1つずつ順番に質疑を受けたいと思いますので、最初は丹波市柏原地域崇広小学校区ユニバーサル社会づくり実践モデル地区協議会設置要綱についての説明をただいまいただきましたが、この部分から皆さん方の質疑を受けていきたいと思います。
どうぞ質疑のある方は。
掘委員。
○委員(堀幸一君) 崇広小学校区でこういう協議会ができるということで、今、初めて聞いたんですけど、これは市長が進める地域づくり事業と、どのようにかかわり方をされるんか。似たような事業やないかと思うのですけど。考え方、お願いします。
○委員長(荻野拓司君) 説明、お願いします。
○社会福祉課長(足立孝司君) 地域づくり事業につきましては、地域の活性化を図るような事業でございます。これにつきましては、ここに書いておりますけど、高齢者や障害のある方々が一緒になって、生活しやすい環境をつくるというものでございます。例えば、道を歩いておって、この辺に段差があり、不自由を感じる。そういうハンディもありますけども、地域の住民の中におられる方とかが、買い物に行かれ、時には一緒に行くなど地域の中でもそういうふうにして、健常者も障害者も高齢者も一緒に住みやすいまちをつくるというのが、ユニバーサル社会です。ハード面に限らず、ソフト面を重視し、誰もが暮らしやすいまちづくりのプランを作成し、啓発活動やワークショップを通じて住民に周知し、住民意識の醸成を図っていきます。
○委員長(荻野拓司君) 堀委員。
○委員(堀幸一君) 理想だろうと思うんですけど、そういうもんからはじめていかなんでら、なかなかいかんと思います。会長さんは自治協議会の会長さんであるというようなことから、ふっと思て質問したんですけど。こういうものは一緒ににたりはちごうというたら語弊があるかも分かりませんけど、いわゆる地域づくりの一環やないかはんと思うんですけど、そこら辺が、今、説明もうたんですけど、どうかなと思うんですけど。
それと、これ県の申請して指定を受けたということですさかいに、県から何ぼ補助金がきて、市は何ぼ、必ず予算がついて回るだろうと思うんですけど。委員委嘱したら必ず報酬もあるやろしというようなことで、そこら辺がどうなっておるのですか。
○委員長(荻野拓司君) 社会福祉課長。
○社会福祉課長(足立孝司君) 補助金関係でございますが、これは策定委員会に関する部分は2分の1です。それからまた地域の民間施設の改修工事では、補助基本額が150万円でその2分の1を県と市で助成します。
○委員長(荻野拓司君) どうですか。
足立委員。
○委員(足立正典君) この事業につきまして、今回モデル地域となってますわね。このユニバーサル社会づくりいうのは、ずっと以前から進められてきとると思うんです。そういった中で、モデル地域として何を求めていくんか。実際、目新しいものに取り組んでいくんか。当然、ほかの地域でもいろいろ取り組まれた中で、なおかつ含むそれに何を上乗せしていくんか、そこら辺が分かってたら教えていただきたいというふうに思います。
○委員長(荻野拓司君) 社会福祉課長。
○社会福祉課長(足立孝司君) これはモデル地区になっておりますが、現在の地域福祉についての新しい取り組みとひとつとなっております。それにボランティアの担当をつけてどういうことができるかというとこら辺は、かなりむずかしくなっております。特にここに書いておりますように、住民意識の醸成を図っていくとございますが、地域福祉で隣近所でどういうことができるか、そういう面を掘り起こして考えていただきます。
○委員(足立正典君) 今、お話を聞いとって、ソフト面を充実していかれるんかなと。ハード面についてはもう、ありとあらゆるところで整備されつつありますし、整備も進んでおりますので、そういう部分はこれから取り組んでいかれるんかなと思いますんで、当然、良いことだと思いますけども、1つの地域だけに限らずに、全体的にやっぱり市内全体的にこれを普及していくべきやというふうに考えるんです。そこら辺は並行しながら進めていただきたいなというふうに思います。やっぱりこういった情報を、できるだけ多くの皆さんが知り得られるように、対策いうのもこれから必要になってくるのやないかなと思いますので、そこら辺のところもひとつどのようにお考えかお聞きしたいというふうに思います。
○委員長(荻野拓司君) 福祉部長、どうぞ。
○福祉部長(篠倉和弘君) 今、担当課長から説明があったとおり、この部分についてはモデル事業ということで、崇広小学校に今、限って5年間やってみるということなんです。ただ先ほどもありましたように、地域福祉計画につきましても、住民それぞれの福祉に対する考え方とかいうのを聞かせていただく中で、計画も作っていきたいというふうに思ってますので、また、この部分について検証が当然されると思いますので、他地域の部分についても順次進めていきたいと。ユニバーサル社会というのは、すべての人が暮らしやすいという部分でございますので、その視点に立ちまして、各市内、各地域にも、この部分の検証がありました中で、ずっとつないでいきたいというように思っておりますので、よろしくお願いします。
○委員長(荻野拓司君) 副委員長、どうぞ。
○副委員長(田坂幸恵君) 1点だけお聞きしたいのですけど、このユニバーサル社会づくりで先ほど答弁の中で、人が集える、隣近所のみんながお付き合いといいますか、そういうような点も言われたと思うんです。そしたらこれはその町並み、柏原町のまちの中なんですけど、そういうふうな空き店舗なんかを利用して、そういうなのも人が集えるようなユニバーサル社会、誰でもが親しくされ、そういうようなことも一応考えておられるのか、それとはまた全然違う方向でこれをされるのか。
○委員長(荻野拓司君) 福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) 今、それぞれ柏原の崇広小学校の中で、委員20名でワークショップを開かせていただいとります。当然そのワークショップの中で、地域のそういう空き店舗の活用でありますとか、あるいは道路の事情とか、そういう部分ではいろいろなご意見が出てきますので、そこできちっとした議論をしていただきまして、できるだけそういうような部分について、反映ができるようにもっていきたいというふうに思っております。
○委員長(荻野拓司君) 田坂委員。
○副委員長(田坂幸恵君) ぜひそういうふうにしていただかないと、皆が集える場所も必要だと思いますので、それはぜひお願いしたいと思います。
○委員長(荻野拓司君) ほかにございませんか。
ちょっとだけほんなら聞かせて欲しいんですけど、説明の中では非常に崇高なところを目指した事業だと思います。いう中で、今、県下では篠山とか、明石とか、豊岡、15地域が指定されておるということで、まずはその辺の中でどういう、それを参考にしもって、ある程度こういうものを目指すやいうようなことが非常に明確ではないと、なかなかほんでもこういうものを皆さんに示していっても、なかなか言葉自身もなかなかとっつきにくいし、いう部分があろうかと思うんです。この中でも、やっぱしいろいろと実践協議会をつくるということは分かるのだけども、そんならそれを誰がどう運営して、どうしてこれを主体的にどうするんだいうあたりが、誰がとか、どうするんだとかいうあたりが、なかなか見えないのですけども。今言いましたように、県下のそういう優れたところではどんなことの、例えば具体的に取り組んどったって、ここでは大体どういうあたりのところが取り組まれるんかいうあたりを、もうちょっと説明していただいたらうれしいなと思うんです。
それと、もうずっと前から、柏原は中心市街化活性化事業ですか、これに取り組んでおられて、その先行きがどうなったのか、それも十分分からへんのやけども、その辺とのほんまの絡みの中で、それに組み込んでこうやるんやということを、もっと連携的に言うていただいたら分かるんだけど、なかなかこれだけを取り上げてどうだこうだ言われても、何か分かりにくいなと、こういうふうに思たのですけども、いかがでしょうか。
福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) 今、委員長からのご質問の件ですけども、県下で15地域が指定されております。それぞれ進んでおるとこもあるというふうに聞いていますので、この辺の横の連携につきましては、県なり各市にお問い合わせをしまして、どういうような取り組みをされておるかについては研究も、今後していきたいというふうに思っています。
それと、柏原の中心市街の部分のあれなんですけども、それとは十分に調整もしながら、特に今回、柏原駅を中心にした崇広小学校、その辺の部分も含めまして、この部分に焦点を当てて取り組んでいきたいと、こういうふうに思ってますので、当然、中心市街化の部分についての横の調整もさせていただきたいと思っております。
○委員長(荻野拓司君) 誰が、どこで、どういうあたりの主体が、ちょっともうひとつ見えにくいと言うたんやけど、分かりますか。
福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) 今、社会福祉課長の方から3ページ等で、その組織の部分の説明をしていただいたと思うんですけども、組織的には第3条に書いてありますとおり、20名の委員さんを委嘱しまして、いろいろな地域の方々に入っていただきまして協議をしていただいとると。それでそれと立命館大学の先生に座長を務めていただきまして、それぞれその専門的なアドバイスを受けながら、5年間でいろいろなことを考えていきたいというふうに思っております。それで、今先ほど課長から言いましたように、それぞれの住んでおられる委員の方々からワークショップを開きまして、地域の課題をそれぞれ見つけていただくというような手法をとっておりますので、できるだけ地域の意見を吸い上げるという方向で検討してまいりたいと思っております。
○委員長(荻野拓司君) それぐらいにおいときましょか。
ほんなら、ほかにこのユニバーサル社会の事業について、ご質問ありませんか。
大木委員。
○委員(大木滝夫君) 拾たようになるかもしれんのやけど、今、足立委員さんの質問に対して部長が、もうちょっとうまいこといったら、他のとこにもこれを進めたいいうて言うたったんやけど。これそうやけど県のモデルが当たらんとできひんのやさかいに、ついでにそこまでやっていくというおつもりですか。
○委員長(荻野拓司君) 福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) これは県の戦略というんですか、このユニバーサル社会をつくっていくために、丹波市、15の市町村の中で1つ当たったということで。この分で十分5年間いろいろな形で検証しまして、その分の成果、効果は他の地域にも波及をさせていただきたいという形で答弁させていただきました。
○委員長(荻野拓司君) それでは2番目に報告いただきました、丹波市就労支援プログラム実施要綱についてということについて、皆さんの質問等お受けしたいと思います。
よろしいですか。
大木委員。
○委員(大木滝夫君) 認定会議の委員は、次に掲げるものにすると、行政の内部ばっかりです。認定会議は委員の要請により会長が召集すると。ということは、この福祉部長以下のこの委員しか抱き合わせはできへんいうことやね。ということは、例えば行政やなしに福祉団体の方が、こうして開いて欲しいと言われたようなときには、でけへんということですか。
○委員長(荻野拓司君) 福祉部長、どうぞ。
○福祉部長(篠倉和弘君) ここに書いておりますのは、福祉部内で今回、丹波市の就労支援プログラムというのを策定させていただいた経過というのは、福祉部で障害者の部分でありますとか、高齢者、母子、いろいろなご相談を受けるわけなんです。そして今、大木委員が言われるとおり、例えばほかの団体から、当然その担当課に母子でしたらこども福祉課とか、あるいは障害者やったら生活支援課にご相談がありますので、それぞれの要件をお聞きして、その相談を受けた方々に対して、では各担当課で検討して、こういう方策があるのなら、こういう形の会議をして、少しでも就労に結び付くような形にさせていただくということでございます。
それで今回、なんで社会福祉部の中にこういうのを設けたといいますのは、例えば生活保護の申請を受けたりしますんですけども、なかなか働いてくださいよと言うても、そしてまたハローワーク等へ行って、仕事探して下さいよと言った中では、なかなか就労に結び付きませんので、もう一段こちらの方がかかわって、その人にあった就労の見つけ方というのをサポートしていくいうのが、今回の趣旨でございます。
○委員長(荻野拓司君) 大木委員。
○委員(大木滝夫君) これまでからそういうこと、取り組みを、もちろんしてもろとる思ておるんです。それは形になったいうことかもしれへんのやけど。余計頑張ってもらわんなんとは思うんです。ただ、ハローワークだけやなしに、これまでから言うてもうとったかもしれんけど、直接企業へも、もっとこれまで以上に、より以上に困難と思うんですけど、責任が大変重とうなったのやないかと思っとるんです。分かりました。結構です。
○委員長(荻野拓司君) 足立委員。
○委員(足立正典君) 就労支援専門員ですか、これ今、実態はどうなっとります。当然、12月1日から要綱も働きよるさかいに、どういうような配置になっとるか。
それとそれの働き、この下にも書いてありますけども、特にそういうふうなもので問題点がないのか、そこのとこだけお聞きします。実態だけ先に。
○委員長(荻野拓司君) 社会福祉課長。
○社会福祉課長(足立孝司君) それでは就労支援専門員につきましては、社会福祉総務の係長の兼務ということです。現在認定会議では1名を対策者として認定しています。係長1名で100%では当たれないが、がんばって支援していきたいと思っております。
○委員長(荻野拓司君) 足立委員。
○委員(足立正典君) 今、1名ということをお聞きしたのですけども、当然こういった就労支援必要とされる方はどのぐらいおられて、実際その1名の人数で足りるのかなというとこをお聞きしたいのですけども。大体どのぐらいを予測されていますか、今現在。
○委員長(荻野拓司君) 社会福祉課長。
○
社会福祉課長(足立孝司君) 現在3、4名くらいです。これはあくまでも自分でハローワーク行ったりとか、自分で仕事を探すという方は入らないです。先に福祉部長の話にもありましたように、例えば生活保護ですと、20代でも生活保護を出す方があります。そういう方々にも生活面から支援をしていきます。
○委員長(荻野拓司君) それぞれの人に合った相談ということもおっしゃいました。ということで、言葉としてはそれぞれの人に合うたような相談をされ、なおかつ人数がそんなようけおられない、係長が一応兼務ということの中で現在1名ですか。この人らに目標がどうやとかいうのはなかなか言えへんのかも分かりませんけど、なかなかこういうような形で回答が難しいですね。本当にそういうふうに思いました。もし何かコメントあったら。
福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) 福祉部としましてはそういう方々に対しまして、非常にサポートをしていくという部分が難しいわけですけども、それぞれ主幹課の担当課で相談業務もさせていただいております。十分にそれぞれの主幹課で、例えば生活保護でしたら、ケースワーカーでいろいろな検討をして、そして、今いう就労支援専門員につないでいくという会議もさせていただいておりますので。個々具体的なものを、すべて一から兼務しとる係長が全部把握するいうとこからの出発ではなしに、前段階でそれぞれの主幹課の担当者できちっとしたフォローアップをした後に、じゃあ就労に向けてどうやっていくんかという部分での対応をさせていただくいうことで、ご理解お願いします。
○委員長(荻野拓司君) なかなか大変ですけども、それではそれよろしくお願いします。
その次、丹波市地域福祉計画の策定状況についてということで、先ほど説明いただきましたが、この部分について質問を受けたいと思います。
よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) また、ほんなら策定の状況を踏まえまして、また説明いただくことがあろうかと思います。
では次、丹波市老人福祉センターの改修工事についてということで、この部分について質問を受けたいと思います。
質疑ございませんか。
田口委員、どうぞ。
○委員(田口勝彦君) 田口です。この老人福祉センターと市島なんかにあるコミセン言うんですかいね、各地区にありますね。あれなんかとは、またこれ違った意味で機能するわけですけど、と思うんですけど。指定管理というのは、やっぱりこれ実情におうたやり方なんでしょうか。市島はどうなっておるのですか。あれ多分、もう地元管理になっておるのではないですかいね。その辺の違いというんか、それはほんなら拠点、各地域づくりでの拠点ではないんですね。これはまた全然別個として扱われる部分ですかいね。拠点なのですか。
○委員長(荻野拓司君)
社会福祉課長、どうぞ。
○
社会福祉課長(足立孝司君) その件ですけれど老人福祉センターという位置づけですけども、コミセンのような利用をされています。この内容と言いましたら、先ほども言いましたけれども、今までの施設の管理に関しては老人福祉センターという位置づけでございますので、行政が管理していました3つの施設につきまして、今までずっと行政が管理してきましたが、実際は地域づくりについてでも使っておりますので、実態踏まえて、指定管理をお願いしたところです。
○委員長(荻野拓司君) 田口委員。
○委員(田口勝彦君) そしたら基本的にはその地域づくりの拠点として使用していくと。指定管理料とか、そういうもんはもうこれ説明があったんですかいね。ええかげんなことで申し訳ないんやけど。流れが分かったら、この3つ出ていますので、3つの内容が分かったら、ここで教えてもらえませんか、分かりましたら。
○委員長(荻野拓司君)
社会福祉課長。
○
社会福祉課長(足立孝司君) 指定管理料につきましては、支払っておりません。維持管理経費は地域づくり事業の補助金がございますので、それを活用していただきます。
○委員長(荻野拓司君) ほかの方どうですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) ほかに質問がないようですので、この部分については質疑を終わります。
次に、久下アフタースクール建築工事請負契約の締結について、それと丹波市高等技能訓練促進費交付事業実施要綱の改正について、病児保育サポート事業の実施についてを一括で説明を求めます。どうぞお願いします。
福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) 今、3件の、久下アフタースクールから病児保育のことにつきましてはこども福祉課で主管をしておりますので、主管課の課長からそれぞれ説明をさせていただきます。
○委員長(荻野拓司君)
こども福祉課長。
○
こども福祉課長(田淵愼君) こども福祉課の田淵でございます。今日の
民生常任委員会報告資料、こども福祉課というものを事前に配布させていただいておりますので、この資料に基づきまして説明を申し上げます。
まず、1点目でございますが、久下のアフタースクール建築工事請負契約の締結についてでございます。これにつきましては当初予算で予算化をしておりますので、議決いただいたところでございます。工事番号が丹こ福工第3号で、工事名が久下アフタースクール建築工事。場所については山南町長野地内でございます。契約日は平成20年11月25日。工期は平成20年11月26日から翌平成21年3月16日までの111日間で、契約金額6,615万円、うち消費税額315万円。請負者は丹波市氷上町稲継の290番地、株式会社西田土木代表取締役、西田憲明でございます。工事の概要としましては、久下アフタースクール建築工事が鉄骨平屋建、272平米及び旧ながの保育園の解体撤去工事と旧こばと保育園の解体撤去工事及び跡地整備を組んでおります。なお、8ページ以降に平面図、立面図、それから行程表について資料を添付させていただいておりますのでご覧ください。
続きまして第2番目、丹波市高等技能訓練促進費交付金交付事業実施要綱の改正についてでございます。
これは国の法区分が改正に伴うものでございまして、2点の主な改正要旨がございます。1点目はその訓練促進費の支給にあたりまして、所得に応じた段階を設定したということでございます。市民税が非課税の者につきましては従来どおり月額10万3,000円。それ以外の者については半額の5万1,500円ということでございます。また、もう1点につきましては訓練が終了したときに一時金を交付するという形で、交付額につきましては同じように、市民税非課税の者は5万円、それ以外の者は半額の2万5,000円という形になっております。施行は平成21年4月1日からということで、資料につきましては新旧対照表を3ページから6ページにつけてそろえさせて、付けさせていただいております。なお、この高等技能訓練促進費につきましては、先ほど社会福祉課から提案がありました丹波市就労支援プログラムの中でも、こういった形で母子家庭に高等技能を身に付けていただくことによって、就労につなげていきたいという主旨のものでございます。
続きまして、病児保育サポート事業の実施についてでございます。
本年4月から病児保育事業を山南地域のみつみ保育園で実施をいたしております。経緯としましては、この病児保育施設での利用をさらに拡大させるために、そのサポート事業の実施を推進させます。それは実質、県の事業でございます。事業の内容としましては、病児が発生した場合に保育士がその病児に付き添ってかかりつけ医等へ参ると。後々、病児保育施設への送迎ですとか、保護者への連絡等々にかかわる費用を補助するものということで、これは保育士の時間当たり単価を換算して、1件につき2,782円を補助するものでございます。
裏面に次のページ、2ページに対応の例をあげさせていただいておりますのでご説明を申し上げます。
例えば、保育園で通園中に発熱等が発生した場合、その時点で保護者にまず連絡をします。保護者がお迎えにいきますと、返答があるのと、お迎えが来ますということであれば、今後、一切の費用等は発生しませんので終了いたします。ただし、保護者にとりましては就労中ということが多うございますので、今、手が離せませんというお答えでしたら、その熱を出したお子さんを連れて、今からそしたら病院に行きますよということの確認をします。それで病児に保育士が付き添って、かかりつけ医等に受診をいたします。その際、受診料等の診察料は付き添い保育士が立て替えることになります。診断結果の聞き取りを行いまして、お医者さんの方から「このくらいでしたら保育所に帰って保育されても問題ないです。」ということであれば、保護者に連絡して保育園に連れ帰ります。お医者さんの診察が、これやったらやっぱり、看護師がいる病児保育施設で保育することが妥当です、という診断があった場合については、当該保育園でなしに、病児保育を実施している保育施設へ連れて行くことになります。もちろん保護者の了解がなければいけませんので、その時点で病児保育施設へお連れしますという保護者の了解をもらうわけでございます。病児保育施設への手続きを行って、利用料の立て替えを行います。夕方、保護者は仕事が終わったのち、病児保育施設へお迎えに行かれるということになります。その後で保護者はお医者さんでの診察料の立て替え金等を保育園に支払うという一連の作業になります。おおむねこういった作業が続くのは2時間程度かかるだろうということで、先ほど申し上げました時間単価等を計算して、2,782円という数字を出してきております。これにつきましては今日、ご可決いただきました病児保育施設の補正案で16万7,000円を計上させていただいておるところでございます。
以上でございます。
○委員長(荻野拓司君) ただいま、一応当局の方から説明いただきました。この部分について皆さん方からの質問をお受けしたいと思います。
最初に、久下アフタースクール建築工事請負契約の締結についてという部分から質問ありましたら、よろしくお願いいたします。
どうですか。
掘委員、どうぞ。
○委員(堀幸一君) この久下アフタースクールやけど、定員がどのぐらい予定されとておるのですか。
○委員長(荻野拓司君)
こども福祉課長、どうぞ。
○
こども福祉課長(田淵愼君) 現在、久下のアフタースクールでは、おおむね30名程度が久下のアフタースクールを利用しております。ただ、今後、増加をする見込みでもございますので、将来において久下以外の地域もここに集約することも想定をいたしておりますので、60人は十分確保できる部屋を用意をいたしておるところでございます。
○委員長(荻野拓司君) よろしいですか。
○委員(堀幸一君) よろしいです。
○委員長(荻野拓司君) あとはよろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) それでは、その次の丹波市高等技能訓練促進費交付事業実施要綱の改正について、この部分について質問ありましたら、どうぞ。
よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) それでは、その次の病児保育サポート事業の実施についてという部分で質問ありましたら、どうぞお願いします。
○委員長(荻野拓司君) 田口委員、どうぞ言ってください。
○委員(田口勝彦君) ちょっと全然、意味が理解しかねるんで、単純なことを聞きますけども、子どもを保育で預かっとって、病気になったら、保育士さんが責任がありますよという意味でこれ理解するんですか。ほんでその保育士さんが、これずっと見ると病院にかかった費用なんかも立て替えたり、それと利用料の立て替えなんかも書いてあるんですけど、そういうことが意味が分からないのと、その病児保育施設は市内ではどこにあるんか、その辺まで全然分からへんのですけども。詳しい説明をいただけませんやろか。
○委員長(荻野拓司君) それでは
こども福祉課長の方からお願いします。
○
こども福祉課長(田淵愼君) 本来、保育園で病児が発生したときは、私どもが良いと思われるのは、まず最初に説明させていただいたお母さん、お父さんがお迎えになられて、家でその病気のお子さんを看護されるというのが一番よろしいと思っておりますし、本来的な責任は保護者にあるというのが原則だと思います。ただし、実際にお勤めをされているお父さん、お母さんがラインで仕事をされておるときに、急に病気になったからといって、そのラインを止めてまで保育園にお迎えされるということが本当に難しい状況があることも事実でございますので、そういう場合に限り、この制度を利用していただきたいという考えのことでございます。ですから、こういう制度を作りますと、保護者の方どんどんとその利用幅を拡大されるいうことは、本来あるべき姿ではないということは重々保育園とも打ち合わせをしながら、そういう意味では、やっぱりお母さんがお迎えされるということですよということも指導しながら、こういう制度は利用していきたいというふうに思っております。
それから、現在そういう保育施設がありますのは山南のみつみ保育園1施設だけでございます。ですから、このサポート事業を利用するにしても、やはり山南地域でないと、この病児保育のサポート事業は難しゅうございます。例えば、みつみ保育園に竹田保育園からこの制度をするようなことは物理的に不可能でございますので、今この病児保育サポート事業として対応が可能なのは、実際にされているみつみ保育園さんと和田にあります、やわらぎ保育園さん程度しか利用可能な保育園はないのではないかということで、本来の補正予算にあげさせていただいておる16万7,000円につきましても、この2園を対象としたぐらいの範囲でと考えておるところです。
立て替えにつきましては、当然、病院へ行ったときの立て替え分は保育園でお支払いをしていただかんなんし、この病児保育施設も使用、普通の園と違う園で診てもらわれるということで、その際には2,000円程度の病児保育の利用料がかかりますので、それらを立て替えて、その付いてまわった保育士が立て替えるということになります。ですから、その利用、病院へ行きますよっていうときも、今から病児保育施設へ行きますっていうときも、保護者にまず連絡して、確認をとった上で行くということを先ほどの流れの中で確認させてもらうということになってまいります。
○委員長(荻野拓司君) 田口委員、どうぞ。
○委員(田口勝彦君) 今の現在の状況では、そういうアフタースクールのときなんかもよく預かり保育も、当時できたときにもよう言いよったんですけども、やっぱりそれを本当に基本的には親がみるというのが基本なので、そういう部分を拡大にならんようにというような話も、以前にはしたことがあるのですけども。これもなかなか突発的なことがあるし、難しい問題やなと思うのですが、これ本当にこの事業が、一部の今でしたら一部の地域ということですけども、これがあるんやないかということで、なかなか両方に理解をしてもらういうのは、なかなか並大抵やないかなと思たりするのですけでも。やっぱりこの辺の説明はやっぱりしっかりしていただいて、あまり拡大になっていかないように、いう部分もお願いしたいなとは思うのですが、いかがでしょうか。なかなか難しいですか。
○委員長(荻野拓司君)
こども福祉課長。
○
こども福祉課長(田淵愼君) 今、田口委員さんがおっしゃるとおり、福祉の施策を拡充することで本来の福祉等が隠れてしまういう部分も確かにあろうかと思います。ですからこういった病児保育サポート事業におきましても、アフタースクール事業に関しましても、非常に利用者が増えていると。この実態はやっぱり的確に把握した中で、そういう利用を促しているというところがあると、やはり今申し上げたような、どうしても迎えに行けないというような人もあるわけですので、そういった人という意味で、こういう制度を利用するいうことを保育園なり保護者の方にもお知らせさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくご理解をお願いしたいと思います。
○委員長(荻野拓司君) 田坂委員。
○委員(田坂幸恵君) この時間が、大体の説明の中で最初から最後までやったら2時間ぐらいかかるっていう説明ありました。この2時間って、かなりの時間を要すると思うんですよ。ほんで何か、すごく思いますのは、先ほど田口委員が言われてましたけど、もう、重症言うたらおかしいんですけど、かなりこう悪い場合も、絶対親に引き取りに来てもらえるように、それも強調して言わないと、もしも何かあった場合っていうのを、すごく何か思ったりもするんです。それと、その病院っていうところにはもう大体委託って言うんですか、ここやったらもうどこ、その近くの病院に絶対連れていかれているとは思うのですけども、そういうなんが一体どういうふうにされているのかなと思ってみたりもするんですけど。
○委員長(荻野拓司君) 課長。
○
こども福祉課長(田淵愼君) 2時間と申し上げましたのは、診察をしていただく時間を含めての時間です。その病児保育サポート事業を実施する病児保育施設と該当保育園との距離は、おおむね30分というふうに規定をいたしております。ですから、今、熱のあるお子さんを1時間連れまわすというようなことは本来あるべき姿ではありませんので、病児保育施設と該当の保育園との時間は30分というふうに。そして、診察を含めて往復で2時間というふうに想定をさせていただいております。ですからこの点、病気の状況に応じては、重篤な場合についてはそういったいとまがございませんので、もちろん病院へ直行して、お医者さんの判断で、これはもう即入院であるとかいうような場合はこの制度は利用できません。保護者のお迎えをお願いするという形を取らざるを得ないというふうに思っております。
お医者さんにつきましては保育園にこれまでかかりつけ医が、嘱託医がおります。ですから、その嘱託医か、もしくはお母さんに連絡したときに、私のこの子はここ、ここの病院がかかりつけ医ですと言われたところへ連れて行くと。嘱託医、もしくはかかりつけ医という形で対応をさせていただきたいと思っております。
○委員長(荻野拓司君) 足立委員。
○委員(足立正典君) 1点だけ。程度ありますわね。確かに今言われたように重篤な症状いうのは分かりますけども、その時の見落としという問題が、あとになって責任問題として出てこないかなというように思うんです。もし私が家族の人が、お母さんがみてたらこんなことはなかったのに、というようなことを後で言われたときに、保育園として、これなかなかたまったものではありません。当然、責任問題がついてまいりますので、そこら辺の問題解決をぐあいよういくようになっとるのかなと心配しますけども。そこら辺はどういうように考えておられますか。
○委員長(荻野拓司君)
こども福祉課長。
○
こども福祉課長(田淵愼君) この事業につきましては、あらかじめ保護者にこういうサポート事業の説明をいたしまして、登録する制度と言いますか、私はこのサポート事業に登録して、利用させていただいているという事前承認を求めることとしたいと思っております。その際にこのサポート事業を利用することで万が一何かのことがあった場合については、その責任について保護者の責任であるというようなもので、その保護者サイドに求めるというようなことを考えております。当然、医療機関の医療ミスとかそういうようなことについては問題外ですけど、そういったことで事前承認という形でこの事業を進めたいというふうに考えております。
以上でございます。
○委員長(荻野拓司君) どうですか、どうぞ、副委員長。
○委員(田坂幸恵君) もう1件だけお聞きするんですけど、今このみつみ保育園ができてます。ほかの5町はこれがありませんよね、今のところ。今後その県の補助とかいろいろあるのですけども、今後これをどういうふうにもっていかれるのか。5町の場合は子どもたちが風邪ひいたりして、急に悪くなっても連れて、お母さん迎えにきたりされると思うんですよ。それはどういうふうにされてるのか。それはもう認定こども園と一緒に連携されていかれるのか、お聞きしたい。
○委員長(荻野拓司君)
こども福祉課長。
○
こども福祉課長(田淵愼君) やはりこの病児保育を推進していく必要はあろうかというように思っておりますが、現在、22の保育園がある中で全ての園にこの病児保育施設を適用するには財政的にも、また県の方も許可をいただけないような状況がございますので、おおむね旧町に1施設程度は今後、病児保育の施設をつくって、今、言ったサポート事業でその周辺の保育園をカバーするというような形が望ましい形ではないかというふうに思っております。これも、今、副委員長が申されたとおり、認定こども園という制度で集約していく中でも、この病児保育施設については検討してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
○委員長(荻野拓司君) 林委員、どうぞ。
○委員(林時彦君) 私、保育園によう子ども連れていってまわったことがあるんですけども、保育士さんそんなに余分というか、大勢おられないようで、何とか組に一人ずつぐらいで。とてもこの2時間ぐらい連れて歩く余分な保育士さんは見当たらなかったように思うんですけど。そこら辺はどうですか。
○委員長(荻野拓司君) 担当課長。
○
こども福祉課長(田淵愼君) 林委員さんのおっしゃるとおりでございまして、この1時間、1件2,782円というのが担当の、担任している保育士が連れていっておる間に、替わりに入る保育士の費用を保育園に補助するという考え方でございますので、当然、その3歳児で一人で20人の子どもをみていて、その子に熱が出たら、その子に保育士がついてまわりますので、その保育士の替わりに代替職員が入れる。そういう制度を確保するために、この2時間の保育士費用を保育園に補助金としてお支払いするという制度でございます。
○委員長(荻野拓司君) ほかにどうですか。
委員長の方から1点聞いてよろしいでしょうか。前の部分になるのですが、アフタースクールの部分についてよろしいですか。久下アフタースクール。
アフタースクールについてはこういう形で随時整備されていく、いきよるわけです。先の計画もあるようやし、いう中で、このアフタースクールについてはその施設についてはこういういろいろと整備されていくわけですけど、中身についていうか、内容についてはどういうような整備になっていくのですか。私もよう一般質問の中で、従来の青垣とか、市島でやっとるようなわりと民間に任せっきりのような状況になっておるのか今はちょっと分かりませんけど。そういうような状況から一方ではこういう形で整備もし、ある程度これに合うたような内容で整えていく必要があると思うのですけれども、アフタースクールいうんはどういう形で整備、その中身、施設と併せて中身はどういうような形で、お願いします。
こども福祉課長。
○
こども福祉課長(田淵愼君) アフタースクールの運営につきましては、この前、全員協議会の方にも今後のアフタースクールの計画についてご説明をさせていただいたとおりです。小学校区にすべてアフタースクールがあることがベストだとは思いますが、今後の用地の獲得等も含めて、統合をしなければいけないところは統合するというような計画を持っております。ただ運営主体につきましては、今後、委託方針に順次切り替えていくということも申し上げておりましたとおり、社会福祉法人そういった各社会福祉法人がその事業を十分運営ができ、第二種社会福祉事業として該当しておりますので、できましたら今後はそういう法人サイドに委託して運営をしていきたい。ただし、責任そのものについては丹波市が担っていくという形に切り替えていきたいというふうに考えております。
○委員長(荻野拓司君) 例えばカリキュラムとか、やる中身等についてはある程度整理されていくような考え方はあるのですか。それともそれぞれの園である程度自由にというかそんなような感じなのですか。
○
こども福祉課長(田淵愼君) 丹波市のアフタースクールにつきましては、丹波市アフタースクールガイドラインというものを作っておりまして、そのガイドラインに沿って委託したところについても、一応やっていただきたいというふうには考えております。ただし、人数ですとか、その地域性ですとかいろいろありますので、それにしばりくくるということではなしに、各アフタースクールの良いところはそのまま残していっていただきたいというふうには考えております。ですから、帰ってきて3時から4時までは必ず宿題の時間ってとこがありますが、決めてしまうのでなしに、そのアフタースクール、アフタースクールの運営、運用方法でやっていただいたら結構かなというふうに思います。ただ、この頃アフタースクールにも障害のあるお子さんが増えてきたりというようなこともございまして、専門性を問われるような場合も出てきております。ですからできるだけ、このアフタースクールの事業についても、専門性を持った、それぞれ配置できるようなそういう施策は今後必要になってくるのではないかなというふうに考えておるところでございます。
○委員長(荻野拓司君) ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) よろしいか。
それでは一応、これで質疑は終わりたいと思います。
それでは暫時休憩ということで、再開は2時半いうことにしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
休憩 午後2時15分
───────────
再開 午後2時30分
○委員長(荻野拓司君) 時間になりましたので再開させていただきたいと思います。
それでは次の一応説明に当局の方からお願いしたいと思います。
あと、私たちが非常に関心あるお出かけサポートであるとか、介護保険のこと等について、また資料をいただいてますので、その辺は十分説明していただいたらとこんなふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。
そんなことでそれでは次に、重度障害者等移送サービス事業の実施について、療育センター(仮称)、春日保健センター改修工事について、オストメイト対応トイレ整備工事について、これを一括して説明を求めます。
よろしくお願いいたします。
福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) 今現在の重度障害者移送サービス、これにつきましてはお出かけサポート、いろいろと議論をしていただきまして、来年度からこういう形で集約をしていきたいという説明になろうかと思います。これにつきまして、療育センター、オストメイト等につきまして、生活支援課長の方から説明をさせていただきますのでよろしくお願いします。
○委員長(荻野拓司君) これどうですか、部長、今の障害者等移送サービス事業の実施いうのと、あとの福祉バスこれ絡むで一緒やないんかいな。
○福祉部長(篠倉和弘君) 絡みますけど、どうしましょ。
○委員長(荻野拓司君) その辺りをまとめて、また説明していただいたらと思って、ほんならこの療育センター、春日保育センターの改修について、オストメイト対応トイレの整備についてあたりから説明してもろたらと思うんですけど。
○福祉部長(篠倉和弘君) まず療育センターとオストメイトの対応工事の説明について、それとあと。
○委員長(荻野拓司君) あと移送サービスの分は一括して。
○福祉部長(篠倉和弘君) そのようにまとめて説明させていただきます。あと介護保険課とも関連しますので、まず療育センターについてとオストメイト、それと高齢者の福祉施策の事業について、この3つにつきまして、担当の生活支援課長と介護保険課長の方から説明させます。
○委員長(荻野拓司君) どうぞお願いします。
生活支援課長。
○生活支援課長(由良廣之君) 生活支援課長、由良です。それでは最初に春日保健センターの改修工事と、オストメイトトイレ対応の整備の工事の状況につきましてご報告をさせていただきたいと思います。
春日保健センターにつきましては、ただいま改修工事をさせていただいておりまして、来年4月から仮称療育センターということで障害のある子どもの総合相談窓口というような形、それから、ただいま実施をしております児童デイサービスでの事業の再編、そういったところ。それから、また療育体制の地域のネットワークづくりというようなことを役割としまして、4月からオープンもする予定にさせていただいております。春日保健センターの改修につきましては、10月31日の日に入札をさせていただきました。落札業者につきましては、丹波市春日町黒井の荻野建設株式会社が請け負いをお世話になっております。契約金額につきましては税込みまして、3,717万円で契約をさせていただいております。工期につきましては11月7日から年を明けまして21年の2月10日までということで、96日間を予定しております。工事の概況といたしまして、その後ろに1階平面図、2階平面図ということで建物の療育センターの施設の内容を付けさせていただいておりますが、1階には相談室兼診察室が2部屋、それから奥の方に機能訓練室が1部屋。それからプレイルームが2部屋、事務室、ロッカー室、便所、シャワー室、脱衣室、収納庫、そういったものを設置をしたいというふうに考えております。2階につきましては、機能訓練室が2部屋、プレイルームが1つ、それから保護者の方等との交流ができますようにランチルーム兼交流室。ランチルームにつきましては、飲み込む力の弱いこどももおりますので、そういった子に合うような食事の提供とか、そういったような栄養面に関します指導もできるような形で簡単なキッチンを用意をしたいというふうに思っております。それから多目的ホールといたしましてはそれぞれの多種多様な使い方ができるように、研修会でありますとか、保護者の交流会、そういったもので利用させていただきたいというふうに思っております。それから便所、ロッカー室、収納庫等を設置したいというふうに思っております。当初の内容としましては、現在ある施設の外装を療育センターの事業に併せました部屋数の確保。それから全面的とよいんですけども、改装して快適な生活空間を作るというのでございます。工事の状況につきましては、少し前の写真になりますが、12月の中頃の写真です。解体と撤去作業が完了をいたしておりまして、年内に建具等の立て込み、それから1月に入りますと壁等の改装というふうに入っていくように、行程を進めていきたいというふうに思っております。
続きまして、別紙の3でございますが、オストメイト対応のトイレ整備工事ということでご報告をさせていただきたいと思います。
オストメイトにつきましては市内で直腸障害でありますとか、膀胱障害、機能障害の方が大体100名未満、そういった方々が蓄便袋であったり、蓄尿袋というものを身に付けて生活をされております。そういった袋に便とか、尿がたまりますので、その袋を取り変えていただく必要があるんですけども、そういった取り換えをしてもらうための便宜を図るということで、それぞれ市内の工事箇所を書かせていただいておりますが、柏原公民館、氷上公民館、山南住民センター、ライフピアいちじま、この中の身体障害者用トイレの中にそういった袋を衛生的に洗っていただいたり、取り付けをしていただいておる体の部所の洗浄ができるような形で、こちらにこの水洗桶と言うんですか、シャワー付きの水洗桶をそれぞれ設置をさせていただきました。箇所数としては柏原公民館に身体障害者用トイレが男性用女性用2カ所ございますので、全体で箇所数につきましては4カ所ですが、設置場所といたしましては5カ所ということで設置をさせていただきました。入札につきましては10月10日に実施をさせていただきまして、落札業者につきましては春日町野上野の株式会社杉本設備さんにお世話になっております。契約金額につきましては332万8,500円でございます。工期につきましては10月16日から12月14日で60日間ということで工事は完了しておりまして、25日に工事検査の予定をさせていただいておりまして、それを終わりますと、手直しがありましたら手直しをして、できるだけ早い時期に供用開始というふうにさせていただきたいというふうに思っております。完成写真ということで、それぞれのオストメイト対応の設備につきまして完成写真を付けさせていただいておりますので、お目通しをいただきたいというふうに思います。
以上です。
○委員長(荻野拓司君) ありがとうございました。
それでは先ほど2点の部分、保健センター改修工事についてとオストメイト対応トイレ整備工事について、とりあえずこの2点について、今、説明いただきましたので質問等ありましたらお願いしたいと思います。
大木委員。
○委員(大木滝夫君) これ柏原、氷上、山南、市島となっていますけど、青垣住民センターと春日とは、それはもうできとるんですか。
○委員長(荻野拓司君) 生活支援課長。
○生活支援課長(由良廣之君) 大木委員さんのご質問ですが、青垣の住民センターは設備が整っております。また春日の公民館につきましてはただいま改築の工事をしておりますので、その中でオストメイト対応トイレを整備をしていただくということで調整をさせていただいております。
以上です。
○委員長(荻野拓司君) 副委員長。
○委員(田坂幸恵君) オストメイトトイレについてお聞きしたいのですけども、これは公共施設なんですけども、行政が、やっぱり一般のところ、マーケットとかいろんなあります。そういうようなところに付ける場合に補助とか、そんなのは考えられないのですか。これはやはり公共施設ということで市がされているのですけど、一般のところ、トイレとかいった場合に、そういうのは一切考えられないのかお聞きしたいんです。
○委員長(荻野拓司君) 生活支援課長。
○生活支援課長(由良廣之君) オストメイト対応のトイレの整備、委員さんがおっしゃいましたとおり、当然どの施設にもあって当たり前というのか、ユニバーサルな社会ということが言えるかなというふうに思っておりますが、現在のところ福祉のまちづくり条例の中で、施設の規模によっては、必置の義務が課されている建物もあるように伺っております。当然たくさん集客をされるようなお店も大型店舗もございます。そういったところにぜひオストメイトトイレというものを今後付けていただきたいなというのは、私たちの思いを持っておるのですけども。市の施設で先駆けて設置をすることによりまして、そういった気運を民間の中といいますか、地域の中で盛り上げていただけたらなと。そういう気運を高めていただくということも非常に大事なことかなというふうに思っております。特に今の時点で民間が施設整備をされたものに対しての助成ということにつきましては、そういう要綱もないのが現状でありますが、特に民間ですので営業目的ということもございますので、そういったところに市の税を投資するということにつきましても、十分研究をせないかんのかなというふうにも思いますので、そういったご意見を聞かせていただく中で、今後の検討と言いますか、そういったできるだけ民間の中でも普及をしてもらえるような方法を検討をさせていただきたいなというふうに思います。
○委員長(荻野拓司君) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) なかったら、一応この質疑を終わりたいと思います。
次に、重度障害者等移送サービス事業の実施について、この部分については21年度から今までのお出かけサポートがこういう名前になるんです。こういう名前になるので今までのお出かけサポートの部分と絡むと思うんです。それと高齢者移動支援事業、この次第から言うたら下から2段目の福祉タクシーや福祉バスの事業の部分が絡むと思いますんで、それを一括してお出かけサポートなり、従来の高齢者支援のお出かけサポートであったり、高齢者福祉の部分でのお出かけサポートがどういう形でどうなるのかいうあたりについて説明いただいたらと思いますんで、併せてよろしくお願いしたいと思います。
生活支援課長。
○生活支援課長(由良廣之君) それでは私の方から重度障害者等移送サービス事業につきましてご説明をさせていただきたいというふうに思います。
先ほど部長が申し上げましたが、現行のお出かけサポート事業につきましては、交通弱者と言われます方々を含む移送サービスとしまして実施をしてきておりました。そういった中で道路運送法やら労働者派遣法、そういった中での問題点が指摘をされておりました。また市内にも民間の移送事業者、そういった存在もございますので、そういった存在を勘案する中で、福祉施策として適用で持続可能な事業というものを検討をしてまいりました。その事業につきましてご説明をさせていただきたいと思います。
まず別紙の1、A4の横版のものを見ていただきたいと思いますが、移送サービスに応えるための行政の役割部分ということで、ご理解をいただきたいということでこの資料を付けさせていただきました。横軸に身体状況、それから縦軸に利用の目的というふうに書かせていただいております。市内の中には公共交通、JR、路線バス、タクシーなど、そういったものがありますし、また民間で行っていただいておりますタクシー、それからNPO等の福祉有償運送、福祉タクシー会社、営業の許可を取ってやっておられる方、そういった部分がございます。そういった中で行政が果たさないかん部分と言いますか、公助という部分で考えたときにどうなるのかなというところであります。福祉部として考えさせていただきましたのが、右下の枠囲みをしているとこですが、公共交通機関を単独で利用することができない移動制約者、外出頻度が多いなどの特別の利用の必要なものがあって経済的にも支援が必要な方と。この方につきまして福祉策として移送サービスの検討をさせていただきました。
次に、2ページですが、丹波市の現在の事業内容というものを左側にまとめております。外出支援サービス事業、お出かけサポートですが、この事業が今現在の利用登録者が約1,150名の方に登録をしていただいております。それと、お出かけサポートの事業拡大という考え方で、市外の病院へ通院をされている方にタクシー券の支給をさせていただいておりました。この交付者数が約150名です。それから福祉タクシー、バス事業ということで、利用範囲につきましては特別の制限がないということで外出機会の創出でありますとか、閉じこもり予防のために使っていただくという事業で、交付者数が約2,300人いらっしゃいます。それと、介護保険特別会計の中では介護保険市町特別給付事業といたしまして、介護移送費の支給事業があります。移送手段の便宜を図るためのサービスとしては、現状は4つの事業で成り立っておりました。こういった中でお出かけサポート事業実施上の問題点といたしまして、まず法的な部分として2つ指摘をされておりました。1つといたしましては道路運送法上の問題ということで、事務手数料が輸送の対価、有償と見なされるために道路運送法に抵触をするということであります。したがいまして、市町村の福祉有償の登録が必要になりますという形での問題であります。2つ目といたしましては、労働者派遣法上の問題としまして、お出かけサポートの運転員として、タクシー会社から80名の方が登録を社協さんの方にしていただいておる現状があります。社協さんとそれからタクシー会社との間で労働者派遣契約が締結がされていない状況でありましたので、このことが労働者派遣法に触れるという指摘を受けておりました。それから制度上の課題ということで3番と4番目に書かしていただいておりますが、福祉施策としての支援範囲の再検討ということで、市内の福祉移送サービスにおきましては道路運送法の一般乗用旅客自動車運送事業の許可を受け、福祉タクシー事業を運営されている事業者が、合併時1事業者であったものが現在6事業者に増加しておる状況があります。市の福祉施策による支援する範囲、公助が必要なものも見直しが必要となってきているという現状があるというふうに認識をしておりました。
それから2点目としましては、重度者、それから障害特性の配慮や公平性のある制度への転換ということで、現在では単に交通手段を持たない方を対象とした移送サービスとなっております。そういった中で、より身体的制限のある高齢者やら重度の障害者への支援に重点を置いた仕組みを検討する必要があるというふうに考えております。そういったところから丹波市の方針といたしまして、単独では公共交通を利用することが困難である介護保険の要介護認定者やら、身体障害者等が増加傾向で推移している状況があります。こういった移動制約者の移動ニーズに対応するために引き続き福祉移送サービスを継続して実施をする必要があるという判断をいたしております。平成21年4月より利用者対象の要件等を見直しさせていただきまして、新たな制度として実施をさせていただきたいというふうに思っております。
それから労働者派遣法の問題の点でございますが、受託事業者により運転員を確保するための運営改善を図りたいというふうに思っておりまして、運行業務の安全性確保のために、福祉有償運送事業の取り扱いに準じ、国土交通大臣認定の講習会を開催し、運転員の養成を行いたいというふうに考えております。今申し上げました考え方に基づきまして、移送サービスの事業を実施する中で、高齢者、障害者それぞれ実施している福祉タクシー事業と通院支援タクシー券の緊急交付事業を見直して、両事業を一本化するというふうにしたいと思っております。
それから3ページの方に入らせていただきまして、新たな福祉サービス展開における基本的な考え方というところで、利用対象者につきましてはJR、路線バス、タクシー、そういった一般公共交通機関を単独で利用することが困難な移動制約者に対しましてサービスの提供をさせていただきたいというふうに思っております。その対象者としましては要介護認定者、それから障害者手帳所持者のうち、重度と判断される方というふうにさせていただきたいというふうに思っております。料金のことですが、福祉施策、低所得者を対象として経済的支援が必要な方を対象にするという考え方でございますので、利用料につきましては無料ということにさせていただきたいというふうに思っております。利用料が無料になってまいりますと、道路運送法で言いますいわゆる福祉有償運送ということには当たりませんので、登録が不要ということになってまいります。現在、先ほど申しましたように、民間でタクシー事業を実施していただいている事業者が6事業者存在されておりまして、今後の中核的な福祉移送の担い手として認識をさせていただいておりますが、それらのサービス事業に支援を行っていくこと、それから交通弱者の手段としての一般公共交通整備の状況も見させていただきながら、福祉移送施策を再度検討するべきではないかなというふうに考えております。現在の民間の事業者さんだけでは無理であり、行政が当面の間、移動制約者の移送につきまして支援していきたいというふうに考えております。利用登録者数及び実利用者数見込みということで右側にあげさせていただいておりますが、高齢者につきましては400で、それから障害者につきましては300名ということで、合計して700名程度の利用登録者数の見込みを立てております。これはあくまでも事業の推計でございまして、実際の登録を開始した時点で、変更するということになります。その下に平成21年度から丹波市が実施する福祉移送サービスの概要、右側に変更後ということで書かせていただいておりますが、こちらをご覧いただきたいと思います。事業の名称につきましては、重度障害者等移送サービス事業というふうな名称にさせていただきたいというふうに思っております。運送の区域につきましては現行どおり丹波市内。移送の内容につきましては高齢者につきましては同じであります通院送迎。障害者につきましては通院送迎及び生活必需行動全般ということで、特に若年障害の若い方の障害のある方の社会参加の配慮させていただきました。そういったことに最も配慮をしたいというふうに通院と、それから生活必需行動全般ということで送迎の目的を拡大したいというふうに考えております。高齢者につきましては年齢が40歳以上の介護保険の認定者の方で、世帯構成は特にありません。これまでですと、自動車の有しない世帯ということが要件になっておりましたが、そういった要件がありましたんですけども、この要件につきましてはなくなります。それから施設入所者及び施設でありますとか、病院に入っておられないこと。それから身体的な要因としては1人では移動がしにくいというランクであります介護保険の要介護認定、要介護3以上の方を高齢者を対象といたしたいというふうに考えております。それから低所得者を対象ということで、住民税の本人非課税という方を移送サービスの対象者としたいと考えております。障害者につきましては、身体障害者につきましては手帳所持者の1級から4級の方で、その中で手帳の中で1種ということで、1種の方につきましては、介護者が必要ですよという身体の状況になっていらっしゃいまして、そういった方につきましてサービスの対象にしていきたいと考えております。療育につきましては18歳以上の手帳Aの方という方が、Aの所持者が身体障害者手帳の1種に該当いたしますので、Aの方を対象にさせていただきます。精神につきましては18歳以上の方で、手帳につきましては1から3級まであるのですけれども、精神の場合は、病状により状況が変わるということがありますので、手帳の級につきまして重度という概念がないというふうに解釈をいたしておりまして、精神につきましては手帳所持者ということにしております。それからそれまでは普通自動車税、それから軽自動車税の減免を受けていらっしゃる方は対象外ということにさせていただいておりますが、必ずしも減免を受けておられる方の状況が送迎ができる方がある方ということにはつながりませんので、この要件を撤廃をさせていただきたいというふうに思います。障害者の方につきましても施設でありますとか、病院への入所、入院をされていないこと。また住民税も本人非課税であるこということにつきましては、高齢者と同じでございます。それから運行車両につきましては現在の委託させていただくことになろうかと思います状況で、車は全部で19台。それから、たぶん1月中旬以降募集をさせていただいておりますが、運転員の登録をしていただきたいというふうに考えております。それから利用者負担につきましては無料。それから運営方法につきましては、これまでどおりの丹波市の
社会福祉協議会に委託をして、福祉移送サービスの実施をしていきたいというふうに思っております。
○委員長(荻野拓司君) 担当課長の方から一応事業の概略について説明いただきました。
引き続いて、介護保険課長。
○介護保険課長(大森友子君) 介護保険課長の大森です。よろしくお願いいたします。
私たちの方からは高齢者移動支援事業(福祉タクシー(バス)事業)についてご説明させていただきたいと思います。
平成21年度からおでかけサポート事業が新たに福祉移動支援施策に移行することに伴いまして、福祉タクシー事業の交付対象等の料金等の見直しを行い、事業を実施したい、行いたいと考えておりまして、これまでの福祉タクシー、バス事業、通院支援タクシー券緊急交付事業、それから介護移送事業を統合して、福祉施策として利用対象者要件及び交付金額改正等の見直しを行い、福祉タクシー事業を実施していくものです。福祉タクシー事業は高齢者が利用するタクシー、またはバスの運賃を一部助成することによりまして、高齢者の外出の機会の拡大と社会参加を図り、閉じこもりや心身機能の低下等を予防することに福祉として実施してまいりましたが、今後は事業を見ていただきまして、利用対象者の要件としては70歳以上の方で、その方自身が運転できない方、そして施設入所者また医療機関入院者でない方、そして住民税非課税世帯に属する方という考え方を持っております。それにより、これまで昼間など1人で過ごす時間の長い高齢者の方にも、この要件を満たしておれば対象者になるという考え方を持っております。
また障害者福祉タクシー業務につきましては、新たな重度障害者等移送サービスを実施することにおきまして、この事業の該当者を見込んでおりますので、目的を比較的限定しない移送手段の確保が今後できてまいりますので、高齢者、障害者等すべて、すぐに実現化を図る可能性をもっております。
なお、通院支援タクシー券緊急交付事業につきましては平成19年9月から3年間の時限措置として、市外の総合病院等に通院せざるを得ない方を対象に、市外通院タクシー券を交付しておりましたが、対象者の方がおでかけサポート利用者登録者であるということから、高齢者福祉タクシー事業に統合をさせていただきたいと思います。
また介護保険事業の中で市町村特別事業として介護移送サービスを実施しておりましたが、このサービスが医療機関への通院、介護保険通所系サービス事業所への送迎や介護保険の事業所である通所の時の移動手段をもたない方を前提に、月額1万円を限度に費用を実施しておりましたが、この事業の今回、この事業が丹波市任意の事業となっております。そのようなことも含めて、このサービスは後ほど介護保険のところでも説明させていただきますが、第1号被保険者のほとんどが財源となっております。第4期の介護保険料の見直しを行っている中で引き上げの1つの要因にもなっておりますことから、このサービスを受けるために介護認定をこの事業を受けるためだけの認定者というのも事実増えているという実態がございます。そういったことなどから、21年度からは介護保険サービスを中止させていただきたいという思いをもっております。本来、事業を見直しをすることによりまして、受給対象者は2,630人を見込んでおります。それも基準の期間もございますので、実際やってみますと、増加するのではないかと思いますが、数時上ではこの数字をあげております。そして交付金額につきましても、現在のところ500円かける36枚の考え方をもっております。
以上、高齢者福祉施策事業につきまして、説明とさせていただきます。
○委員長(荻野拓司君) ありがとうございました。
特にお出かけサポート事業については、ずっとそのあり方で問われておりまして、そのいろいろと今まで委員の中からも発言あったかと思うんです。その中で今まとめて今後の方向について説明いただきました。要約すればタクシーの部分を1つの部分に要約するいうのと、その対象者が今まで単に高齢者と言うのではなしに、移動制約者、移動することが困難な移動制約者、いわゆる要介護認定者とか、障害者云々というあたりに限定したような形で事業になっていくということで、かなり限定されていくいうような方向の説明を受けたかと思うんです。いう中で、なかなかぱっと説明聞いて、なかなか理解しにくい部分もあるんですけども。この際、皆さん方から質問を受けたいと思います。
副委員長。
○副委員長(田坂幸恵君) 1点だけお聞きしたいのですけど、この今、説明あった部分以外で対象に外れる方もいてるのではないかなと思うんです。今まで対象あって、今度外れる方もおられると思うのですけど、そういうな方たちにはどういうふうにされていかれるのか、大変な状況になると思うんです。
○委員長(荻野拓司君) 関連でよろしいですか。
おでかけサポートいう形で今まで進んできて、障害者とかやなしに一定の70歳以上とかいう部分で利用されておる方が外れていくと思うんです。言うたときに、これは副市長に聞いたらいいんか分かりませんけども、ほかの部署、企画あたりが進めておる事業との絡みがあると思うんです。そのいわゆる移動手段を確保するという意味での。そんなところの考え方も併せて、どういう形で今後、市としては考えられるんか。福祉だけではなしに、福祉いうか、こういうもう制限言うんか、一定の制限のある方は、今、説明聞いたんやけど、そうやない足いうか、その交通の手段のないところの部分をどうするのかというその考え方を説明していただきたいと思います。
福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) 1点目の田坂委員さんの部分でございます。当然、今現在おでかけサポートで高齢者、俗に言う1人暮らしでありますとか、高齢夫婦で健常者、この部分は対応できなくなるのは事実でございます。これはるる説明させてもろとりますとおり、今回の道路運送車車両法の問題でありますとか、労働者派遣の今やっておる問題にも返ってくるわけですけども、200円の事務手数料はこれは有償の対価であると。この部分について外す場合には無料という形でしかないわけで、今回無料という形でさせていただきました。
それと、今現在おでかけサポートが始まって以来、利用者の拡大をその時々にやってきた結果が、今、委託をさせてもうております社協に対しましても、非常にその運転手の手配ができないとか、その中でタクシーの運転手80名を登録しまして、運転手の時間の隙間でハンドルを握っていただくという部分が労働者派遣法に抵触するという指摘等がありました。それと陸運局等ともいろいろと調整をする中で、市として福祉という部分で重点を置く場合の福祉有償というくくりですから、当然、利用者の限定はしてくださいという話でした。それで福祉という部分で陸運局等のご見解を聞きましたところ、低所得者であり、かつ自分で運転することができなく、そういういろいろな身体的な状況を持った方という形に絞ってもらわないと、福祉という名前でやる部分についてはそういうしばりがありますよということでございまして、今、荻野委員長から言われました、ではその健常者の部分はどないするのかという話なんです。これはいろいろと部内会議でも、企画部とも調整をいたしまして、ここの、先ほど課長の方から説明しました、この多様な市民のニーズというこの半枚分があると思うんです。これにつきましては市内にも公共交通、JR、路線バス、タクシー等がございます。だから健常者の方々については、やはりそういう部分に利用していただく方策という形で考えてもらわなければならないという部分と。それと、今現在NPO等の部分でありますとか、あるいは福祉タクシーの営業許可を取っておられる業者が今現在市内に6業者ございます。そして、またタクシー業者、あるいはいろいろな路線バス等の考え方も見まして、こういうことを市がやるというのは非常に民業圧迫という部分がございますので、当然、福祉にある程度、的を絞った中で対象者を限定してもらわないと、民業圧迫であるというようなご批判も公共交通会議の中では出ておりまして、そういう部分を斟酌しまして、現在こういう形のご提案をさせていただいておるということで、特に健常者のお年寄りらの問題をどないするんかという部分は、非常に課題として残っておるというのは現状でございます。
○委員長(荻野拓司君) どうぞ、副委員長。
○副委員長(田坂幸恵君) そしたら、これかなり改革というか、市としては考えておられると思うんです。いろんな今、言われているよう内容でも。結果的には今までこういろんなことを市民から言われているのは、若夫婦と一緒に住んでてもお勤めされてて、で、お昼1人とか、独居とかなった場合、今までやったら、その今もですけども、全然行くことができないと。そして病院代よりタクシー代の方が高いとかいろいろあるんです、今、現実的に。だから結局、この中でも閉じこもりとかいろいろありますよね、お昼は結局、もう家におるっていう状況の。外に出ていく手段を、やっぱりすごく考えていただかないと大変な状況になるんではないかなって。いろんなあらゆる施策を考えられても、そういうような方たちをどうするかっていうのが市としての重要な課題だと思うんですけど。
○委員長(荻野拓司君) 福祉部長、どうぞ。
○福祉部長(篠倉和弘君) 今の問題につきましては介護保険でありますとか、あるいは社協へ委託をしております生きがいデイサービス、あるいは社協が実施しておられますふれあいサロン等の事業の推進を、できるだけ図りまして、高齢者の方が閉じこもりという部分は、そちらの施策の方でできるだけ外へ行っていただくという施策は進めたいと思います。ただ、今言われますのはその交通手段を持たないお年寄りが、例えば買い物に行きたいとか、あるいは家の若夫婦に頼むのが日中いないという部分については、今回、世帯要件は今度撤廃しましたので、今いう日中独居の方については本人が住民税非課税というような部分の人については救えると。課税になっておる方については経済的にはある程度余裕があるので、タクシーを頼めば、非常に高額にはなるかも分かりませんけれども、自分の経済的な部分については自分で対応してもらわないと、すべてを市がそこまでみるという部分では、予算がいくらたっても足らないという状況でございます。
○委員長(荻野拓司君) どうぞ、副委員長。
○副委員長(田坂幸恵君) 今言われている高額所得があれば、ある程度は自分で負担っていう部分、それも言われてるのとは分からないことはないんです、もちろん。だけど、やはり一番市民の方が困っているのはそこの部分があるんですよ、高額でもいろいろあるではないですか、段階が。すれすれの方と本当に高い方と。だから、もうちょっとそこら辺を市として、福祉のそういうふうなことを考えてもらえたりとか、やはりいろんな方法で1回考えていただきたいなというのを思うんです。あるところではやはり、その病院とか行く場合、朝、子どもたちがその一緒にバスに乗って行ったりして、その子どもを降ろし、ときにやはり高齢者の方も病院といろんな買い物をしたり、いろんな方法があると思うんです。だから今後、やっぱりされているところもありますので、全国的では。だからそういうようなことも1回考えてもらえたらなっていうのを思うんです。
○委員長(荻野拓司君) 福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) 今ご指摘のとおり全国的にこの問題につきましては、公共交通が路線バス等の非常に撤退というのは全国的に今起きている問題でございます。丹波市内においても、今、神姫バスに補助をしまして、何とか現行路線を維持して施策を打っておりますが、これも相手先の状況によりましては撤退というような話が出てくるかも分かりません。それにつきましては、過日も長野県の安曇野市の方へ福祉部と企画部、あるいは社協等へ出張をさせていただきまして、安曇野市の今、その路線バス等の撤退した中での公共交通のあり方という部分の研究も今させておりますのでそういう。また、あと所得要件も非常に線をある程度で切ったときに、その線上で非常にその所得も課税者でも、本当の均等割りがかかっておる課税者と、何十万とかいう税金がかかっておるという部分の階層と、非常に襟わけという部分については、今後も事情に応じて検討してまいりたいと思います。
○委員長(荻野拓司君) ほか、いろいろと皆さん関心というかある部分があると思いますがいかがでしょうか。
過日も安曇野だったかな行かれたり、そこで研修もされてきたようなんですけども、大体どういう形でどの辺を目標にいうのか、なかなかこういうあり方いうのはなかなか難しいかも分かりませんけど、どんな姿勢でおってんでしょうね。確かにもう高齢者になって、家の離れたところとか、やっぱりもう山合いのあたり行ったら、もう行きようがないというのがもう現状やと思うんです。だからもうほんまにそんなような部分を抱えるわけですけど、それをほんならいちいちどうする言うても難しい問題ではありますけども、それでもそんなことも含めての公共交通のあり方云々だと思うのですけど。その辺、市としてはどう思とってんですか。
副市長。
○副市長(吉住康之君) いろいろ福祉部長の方からご答弁申し上げましたけども、特に今現在では公共交通っていう神姫バス、あるいはまたJRの機関がございます。そうした中でどうしていくんかというような部分で、極端に言いましたら、神姫バスあるいはまたこうした福祉タクシーの利用も含めて、相当な金額が支出をされております。ただ中身につきましてはバスが走っておる地域、あるいはまたJRがつないでおる地域いうようなものがございまして、そうした部分の中で今すぐどうするかということの調整については、非常に難しいものがあるというふうに思っております。特に先ほど申し上げました安曇野なんかの地域につきましてはそういう、もう公共バス等が撤退をしておるというようなことも聞かしていただいておりますし。今現在、何ができるんかというようなことで、21年度どうしていこかというような部分の中で議論を今、進めておりますが、特に今現在では鴨庄のやられておるような方向のことを、バス路線のない地域等についてはやっていけたらというようなこと。これも地域の理解がなければ進められないというようなこともございますので、そういうような計画の中で議論をしておるような状況でございます。どちらにいたしましても非常に重要な問題であるということは認識はいたしておりますが、非常に対応が、非常に難しいなというような状態でございますんで、また、ご意見を賜れば非常にうれしいなというふうに思います。
○委員長(荻野拓司君) 今、地域の中でやはり対応せんなん部分があると思うし、鴨庄の部分もよう取り上げていただいてます。いう中で、前山も最近になってやっぱりやらんなんいうことで、アンケート等もし、そういう準備が進んでおるようです。そしたらそういうことになると、市島のことばっかり言うてますけど、美和もそういう方向で何か考えておるような話も聞きますし、そういうなんをやっぱり7つほど、何かそういう地域あるんですか、いわゆる過疎地域。そういうあたりをもっと支援していただいて、少しでもそういう形が見えるような形で網らできるように頑張っていただき、頑張るいうて、ほんまは地域が頑張らんなんのやけども、市もやっぱし何らかの形で、実際、鴨庄30万円ほどいただいてますけど、なかなかそういう、もう少しほんでもそういうのも含めて頑張っていただきたいなと思っていますけど。
○副市長(吉住康之君) 金額的にはその微妙なことは申し上げられないわけですけども、何か8カ所ほどそのバス路線がない地域って言いますか、そういう部分が、校区があるようでございますんで。そうした部分に対するそのモデル事業といいますか、テスト事業といいますか、そうした部分で、何とか21年度から出発ができないかなというふうなことでございます。先ほども申し上げましたように、これが恒久的にできるのかということになりますと、それぞれ高齢化が進捗いたしておりますので、地域で全部を抱えていくっていうようなことが可能かどうかっていうようなことも、これからも問題であろうというふうに思っておりますが。当面はやはり、できることをテストしていきたいというような思いの中で議論を進めておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○委員(足立正典君) 今、お聞きしとって感じたことなんですけども、これ一番最後のページですか、高齢者福祉タクシー。1万8,000円も、月に1万8,000円ですか。中心地域、いわゆる病院に近いところにお住まいされてる方とか、その公共交通が使える方。ここにもありますように、利用対象者は一般公共交通機関を単独で利用するとこが困難な移動制約者って書いてありますわ。使いたくてもそれがなかったら、タクシーは別そして、なかったらそれはもう困難ですわ、はっきり言うたら。そういうように私らは理解しておるんです。そういった中で、その今もお聞きしたのは月に1万8,000円ですか、言うたんは。どうしても公共交通機関のないところはタクシーを利用しなければなりませんし、そうなりますと、ここに該当されない方は、通院されてる方なんかは、要介護3とかいうそんなもんなかなかもらえませんわ。通院者にわりかし健常な方は。そういった方はやっぱり一般でタクシーを利用していかないかん。そうなりますと、私たちの地域でしたら、その公共交通が走っているところまで行くのんだけでも片道に何千円ってかかるんですよ。週に2回も3回も病院に行かんなんと言われますと、到底これではできませんし、そこら辺のところもね、うまく考えてあげていただいて、そのおでかけサポート等なんかでもうまく利用できたらええんやけども、それも今度、これ利用対象外になってしまいますわ、この状況で言うたら。そうなりますと、いきなり負担が重くのしかかってくる。いうだんたら、もう今まで週に1回か2回行っていたのを月に1回にせなしょうないか、2回にせなしょうないかというように、医院にも、病院にももうかかれない状況が生じてくるのやないかなという心配するんです。今言われたように、確かにその地域の中で移動手段を考えていったらええやないかと。確かに言われるとおりですけど、なかなかそれが今日言うて、明日できるもんではありませんし、それができる間は、何とか今の状況を維持してもらえないかな、お出かけサポートでも。何とかそういう、ほんとうに公共交通が入っていない地域。どうしてもやむを得ん地域については、何とかそういう部分を少しの間、猶予をしていただけないかなというように思うんですけれども。それはもう絶対に無理ですか。
○委員長(荻野拓司君) 福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) タクシー券の1万8,000円、従来は1万4,600円ですか。そういう形で一律配布してました。ほんでこの件につきましては、今、丹波市内非常に広大な地域でございまして、公共交通が走っておるとこと走ってないとこ。いろんなこれ委員さんが指摘させるとおりの事象が起きているのは事実です。私どもとしてはタクシー券で公共交通が走っているとこまで行っていただいて、そこから公共交通に乗り換えてもうて病院等へ行っていただくと。周辺部と中心部と、この1万8,000円でどうやという議論はもう確かに前から聞いています。この件についてもいろいろと頭の痛い中で、こういう結果でしかできないということで理解していただきたいなというふうに思いますし。
それと、公共交通の企画部の今言う公共交通の走ってない地域どないするんだと。ほんで今言う25校区の中で8校区、ああいう鴨庄方式を企画としては進めていこうとしとるわけですけども。あとのほな17校区がではどうするんやと。路線バスの便数が徐々に減って、朝夕何かしかこうないと。私どももバスの状況を見とりましたら、ほとんど乗降客が乗ってないようなバスが走っとるという現実もあります。それで先ほど副市長からもご答弁があったとおり、バスの補助金というのは4千何がしとか、で、タクシー事業3千何がし。あとお出かけサポート4,000万とか、合計で1億2,000万ほどこういう部分では支出もしておるわけですけども、やはりきちっとした企画の部分でそういう、例えば篠山がやっておるようなコミュニティバスを走らすとか、そういう部分をしてもらわないと、福祉でカバーできるのは、もうここまでが精一杯ではないかなというふうに思っております。
○委員長(荻野拓司君) 足立委員、どうぞ。
○委員(足立正典君) だから福祉でそれを、実現するまでの間、つなぎで何とかやってもらえへんかと言われるのが、ほんまにこの周辺部にこう住まいしておられる住民の方の切ない思いなんですよ。そこら辺のところをしっかり考えていただいて。確かに今言われたように、私も言いましたように、その公共交通の近いところに住まいされている方は、別にこんだけの枚数もなかってもよいし、ほとんどいらないんですよ。そうした方も一律に出されるのでなくして、傾斜配分いうのも考えられてもええと思うんです。それは作業的にはなかなか大変かも分かりませんけど、そういうことをすることによって、市民の方はやっていただいておるな、やっぱり恩恵をこうむれるなというような状況が目に見えますので、そこら辺まで温かみのある福祉施策を、今、十分やっていただいておるから言いにくいですけども、していただいたら、なおさらありがたいなというふうに思います。それと特に私もそう思いますけども、何でそれ言うかいうたら、主に目が行くのは高齢者ばっかりいきますはね。子どもたちもやっぱりかなり不自由するんです。そういう周辺部に住まいしている子が。確かにその図書館、学校から帰ってから図書館でも行って調べたいな、土日にでも行って調べたいな思てもなかなか行く機会もありませんし。親が勤めていたらなおさら行けないという状況もありますので。そういうことも含めての、さっき言ったその公共交通がうまくできるまでは何とか本施策の方で、そういうような部分も網らしてもろたらええなというように思いますので、何とかそこら辺とこまでも。何とかおでかけサポートだけでも、もう少しの間、何とか無理言えないかなと。いきなり切ってしまうのやなくして。せめてそういうの、片っぽの方の目鼻が立つぐらいまでは、とにかくこばっていただけないかなというように思いますけども、それは強く思ておるんです。
○委員長(荻野拓司君) 福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) 今のタクシー券の傾斜配分の点についても、今後は検討していかなければならないことになるかも分かりません。それと、今、先、所得制限と同じなんですが、そのどこの地域で線引きをするかによって、この線を入れたとこのこっち側とこっち側で、雲泥の差が出てくる場合も出てきますので、そういう部分も非常に難しい部分はありますが、そういう部分についても委員さんご指摘されましたとおり、また今後、検討もしてまいりたいというように思います。
それと、おでかけサポートのできるだけ何とかできないかという部分なのですが、こちらも陸運局と精力的に、今お願いをしまして、やっとここまでこぎつけたという状況です。4月から不十分ではありますけれども、そういう部分でさせていただいて、もしいろいろな市民の方々からご意見をいただきましたら、陸運局と今後についても対応していきたい。その対応先、委託先の社協の体制も、また考えていかなければならないというようなことで、陸運局からの話では、市が全部やるということになれば、民間業者が何を言うちゃってもできるんやということを陸運局は言うんですけども。ただ民間事業者との兼ね合いとか、いろんな難しい問題がございますので、その点にも十分配慮しまして、今後、4月以降この方法でやってみていろいろなご意見をいただく中で順次協議していきたいと、検討したいというように思っていますので、ご理解をお願いします。
○委員長(荻野拓司君) もう1点だけすみません。
タクシー券は何ぼ枚数しても1万8,000円です。やっぱり枚数ある程度しても限られとるし、大部分やっぱりタクシーをやっぱり利用せざるを得んような状況があると思うんです。そんな中で有償運送、有償運送言うんですかな、民間で多分3つか4つ今してます。あれの要件いうのはやっぱし、もう少し緩和いうか、それは協議会いうのがあって、そこでいろいろと協議されているような要件があるのは、よう聞いておるのやけども。その中で今までやったらセダンでもよいとか、何かそういう車両もうけんとあかんとか。せやけど民間の中で言うたとき、早う言うたらタクシー代、半額ぐらいでやって運ぶというような部分で、今、4つほどは立ち上げておってんやけど、それもひとつ伸ばしていくいうか、そういう方向もやっぱり今後の方向やと思うのですけど。
福祉部長。
○福祉部長(篠倉和弘君) 今の件につきましては、4月以降、民間タクシー業者あるいはNPOと精力的に話し合いもしていくという中で理解をいただいております。ただ、今、NPOでやっておられる部分についてはタクシー料金の半額という料金設定になっておりまして、1人前にいただくタクシーでも営業が難しいのに、タクシー料金の半額でやっておる業者という部分については非常に経営が難しいというふうに聞いとります。長崎ではその福祉の部分で、福祉という限定された人ではなしに一般の人も乗ってもらうというような事案が発生しまして、それはもう国土交通省の方から、それはだめですというような形のいろいろな件もありますので、今後はその民間事業者の育成という部分についても、今後はいろいろとその業者さんたちとも話し合いをしていきたいというように思っております。
○委員長(荻野拓司君) タクシーもやっぱり高いというか、やっぱりなかなか金額が張るので、なかなか乗らへんけども、半額程度やったら、その頻度がやっぱり今まで乗らへん人が乗るとかいうて、その回数が多少増えたら、同じぐらいにならへんかいなとかいろいろと思うんですけど。そんなことで、また、そういう方向で、そんな方向もあらへんかいなと思たんです。とにかく、例えば市島の奥の方から柏原まで行ったら、もうそれで1万円やとかいうようなことになったら乗りませんやん、はっきり言うて。それが半額でも1回、2回がそういうのまでいかへんだ場合にいくかもしれんし、そんなことで。
福祉部長、どうぞ。
○福祉部長(篠倉和弘君) 今のタクシーについては、それぞれからそういう地域の方々に配布しておりまして、そして私どもが聞くには、1枚のタクシー券を上手に利用して、こういう券を持っておられる方が話し合われまして、1人で乗っていくのではなしに、5人まで乗るとかいうことで運用をしていただいておる事案もあるというふうに聞いておりますので、券を渡す場合についてはそういう隣近所というのですか、貰っておられる方々が知恵を出していただいた利用をしていただくようなことも、説明させていただきたいというように思っておりますので、よろしくお願いします。
○委員長(荻野拓司君) それではいろいろ課題あると思うのですけど、一応皆さんもう1回目を通していただいて、それぞれまた、今後の部分でご検討もしていただきたいと思います。
ほかに何かありますか。
堀委員。
○委員(堀幸一君) よい機会でございますので1点だけ聞きたいと思いますが、過日、新聞に載っておりました青垣の合併浄化槽の関係が。
○委員長(荻野拓司君) あとでまた、その他で。今は今、提案してもろとる部分です。
それでは一応よろしいでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(荻野拓司君) おでかけの件は。
ほんならその次、介護はあるんやけども、高齢者福祉施策事業、これが1つ残っとって、そのあと介護について説明いただきたいと思うので、まず高齢者福祉施策事業についていうのを説明いただきたいなと思います。
介護保険課長。
○介護保険課長(大森友子君) 漫画的な資料をお配りしてると思うのですけども、これを見ていただきたいと思います。高齢者の施策で見直しの内容及び方向性の概要について説明させていただきます。21年度より事業を見直すという施策を考えておりますので、その方向性を報告させていただきます。
今までは緊急通報体制等整備事業についての見直しでございます。この緊急通報体制というのは一人暮らしの高齢者等が急病、また災害などのときの緊急事態が生じた場合に、その専用機器の緊急ボタンかペンダントのボタンを押すだけで消防署に連絡できる体制をとっております。これまで一人暮らしの高齢者のうち、そういう方たちを対象にこの緊急通報装置と申しておりますが、これを貸与することによって、高齢者の安全確保に努めているところでございます。現在522人の方に貸与をしているところでございます。しかしながら、一人暮らしの高齢者世帯や、また高齢者のみの世帯、また先ほども出ておりましたが昼間など、一人で暮らす時間の長い高齢者など、地域や家族から目が届きにくい高齢者が毎年増加する傾向のある中で、高齢者の安全確保が求められているところでございます。また消防署に設置しておりますこの装置の受信機も更新を老朽化のため、今、検討せざるを得ない事態になっているところでございます。これらのことを受けまして、来年度からは一人暮らしや高齢者の方で日常生活に不安のある方を広く対象として、希望者に対して新たな緊急通報体制という形で右側ですけども、家庭用の電話機を有効に利用することで安全、安心の確保に努めてまいりたいと考えております。この家庭用の押しボタン式の電話機を利用することによって、専用番号を登録するだけで緊急通報の運用が可能になる体制になってきます。一度に変わるという形は無理ですので、徐々にこの形に更新をしてまいりたいと考えております。また、この新たな改正をしていく中で、今まで近隣協力者ということでお世話になっていた方たちも、確認をもう一度、実際にこの高齢者のみの協力者の方が転出されたり亡くなっていたりするなど、実際にございますので、確認もしていきたいと考えております。
次に、この下の欄を見ていただきたいのですが、老人日常生活用具等の給付事業についての見直しでございます。この事業はこれまでの給付関係としては電磁調理器、火災警報器、自動消火器でありまして、用具別に該当者要件が異なっておりました。用具については新たに下の段で、短縮ダイヤル機能付電話機ということで、先ほどご説明させていただきました緊急通報関係のために、押しボタン式の電話機がまだお持ちでない高齢者家庭等もございますので、これについても新たに取り組んでまいりたいと思っております。それで対象者要件として見直させていただきまして、福祉施策として低所得者の経済的負担の軽減を図るということから、生活用具を給付ということをこれまでしておりましたが、購入時の補助に改めて、軽減をしてまいりたいと考えております。対象者要件といたしましては、65歳以上の方で、要介護認定者で市民税非課税世帯で施設入所また医療機関の入所者でない方で、一人暮らし高齢者、高齢者世帯または寝たきりの高齢者世帯といった状況をもってしたいと考えております。この中で火災警報器につきましては消防法の改正によりまして、一般家庭への住宅用火災警報器の設置が義務づけられておりまして、丹波市の火災予防条例でも、遅くとも平成23年5月31日までを期限として、設置の完了期日がされておりますので、そのことについても記載をしてまいりたいと考えております。これまでもこの日常生活用具の給付事業につきましては、18年度、19年度電磁調理器のみの申請がございまして対応しているわけなんですが、今後におきましてはこの火災警報器のこと、また緊急通報の体制の整備等の進行によりまして、来年21年度については予算計上をさせていただいております。簡単ですが、高齢者のことについて説明させていただきました。
引き続きまして、丹波市の高齢者保健福祉計画、第4期介護保険事業計画についてということで、パンフレットについてお伝えさせていただきますが、その中で本日申し上げるのは第1号被保険者の保険料の試算状況について、今の状況についてご説明させていただきたいと思います。
介護保険を実施するために市町村は、3年ごとに介護保険事業計画を策定してまいります。平成12年のこの制度のスタートからこれまでの実績と今後の介護サービスに対する需要などを踏まえて、平成21年度からの新たな計画の策定作業を現在、進めているところでございます。計画には必要な介護サービスの見込み量やサービスを確保する方策を考えてまいりますが、給付と負担の関係がのっておりますが、65歳の介護保険料、第1号保険料は、被保険者が利用するこの介護保険のサービスの水準を反映した金額になってまいります。したがいまして、介護保険料というものはこの介護サービスの利用見込量に応じたものになりますので、サービス量が増加すれば保険料が上がるし、利用料が下がれば下がるというものでございます。第4期の保険料につきましては第3期に比べまして、給付費が増えると見込まれる要件がいくつかございます。1点目は今後、高齢化が進み要介護認定者が増加することで介護保険サービスの利用量が増えることということで、四角の中に囲んでおります要介護認定者の増加ということで、19年10月現在2,871人でしたが、23年の10月の推計で3,420人となっていますが、3,216人の誤りでございます。申し訳ございません。23年の10月の推計では3,216人で利用見込みを立てております。また地域密着サービスということで、この介護保険パンフレットの見開きのところに18年度制度改正によります地域密着型サービスということで右のところに、まん中のところに四角に書かれてる分でございますが、住みなれた地域で生活をされるために地域密着型サービスというのが制度改正によりまして18年度に創設されました。3つのサービスがございますが、丹波市では左一番上の小規模多機能型居宅介護、またすぐ下におりまして認知症対応型通所介護、それからこれらの認知症デイサービスとか言う部分でございます。それと右上のところ認知症対応型共同生活介護グループホームというものを施設として、18年度以降対策はできております。その中で認知症対応型通所介護、認知症デイサービスですが、これにつきましてこの21、22、23年の3カ年の中で1カ所、また小規模多機能型居宅介護、20年度には現在1カ所整備をしています。21年度に新たに施設がオープンするという形で現在進められておりますが、3年間で3カ所、それから認知症対応型共同生活グループホームということで4カ所、今現在ございますが、もう1カ所を3年間の中で整備を計画しており、その施設を利用する方は増えるということが分かってまいります。また第1号被保険者の総給付費に対する負担率ということで、負担率が国県市、また第1号被保険者、第2号被保険者によって成り立っているわけなのですが、それまで第3期は19%が第1号被保険者の負担率でございましたが、第4期は20%に改正されることが予定されております。これらのことは保険料を上昇させる要因となってまいります。また、これらの給付費が増えると見込まれる要因として勘案してまいりますと、21年度から3年間の利用見込量から介護保険サービスにかかる費用を推計いたして、保険料試算のもとになるわけなのですが、その総給付費は第3期では約120億円でしたのが、これから3年間しまして約133億に増えることが推計されます。これらから導き出される第4期の介護保険料の基準額は、おおむね月額4,000円程度になる見込みを立てております。第3期では、介護給付費準備基金というものがございまして、1億5,000万円を取り崩して保険料を下げておりましたが、第4期では繰入金にも補正をさせていただいて5,836万2,000円取りくずしておりまして、今、残高が1,576万円ほどでございます。そうしますと4期へ繰り入れる基金はないことになってまいります。そういうことで推計によればということで、第4期の保険料の基準額は4,000円程度という見込みでございます。また21年度に予定されている介護報酬の改定でございますが、新聞報道等に載っていますが、平均3%上昇ということを今、予定されてきておるわけなのですが、これは介護従事者の処遇改善が図られ、基本的には保険料の急激な上昇にかかる半額相当は緊急特別対策として国費の充当が予定されておりますが、その具体的な単価等については、まだ情報も入ってきておりません。これらは介護報酬の改定は、保険料の算定にも影響を及ぼすことになります。現在のところは前提程度で申し上げますが、今後、介護報酬等の改正の内容が確定いたしましたら、再度計算を行いたいと思っております。
それから第4期の保険料の段階といたしまして、収入に応じた負担とするため保険料の体系を設定しておりますが、第3期のときには税制改正に伴う介護保険料の激変緩和措置を20年度まで行っておりましたが、第3期で終了することを受けまして、第4期におきましては、保険料の負担段階第4段階というところで、皆さんの公的年金の収入金額及び合計所得金額の合計額が80万円以下の被保険者について、保険料の軽減措置を講じることができるようになりました。これについて丹波市では、ここの時点を、負担割合を1.00から0.88に軽減したいと思っております。
以上、現在の保険料試算状況を報告させていただきましたが、今後もう一度、介護報酬の改定の見直し等、国からのこと、それからまた給付費等の見直しを行いまして、最終的な保険料を算出してまいりますが、今の現在のところではそのような状況になっております。それと先ほどのとこで申し上げましたが、市町村特別事業ということで移送サービスのほかに、介助の介護用おむつの給付というものを行っておりましたが、これはサービス利用をされた分を保険料でまかなっておりますので、それをすることによって、逆に保険料が上がってまいりますので、4期につきましては移送サービスは福祉タクシーに統合さしていただき、それから、おむつの給付につきましてはサービス事業の地域支援事業の中で、今まではおむつの部分は100%の負担でしたが、地域支援事業になりますと20%のご負担を頂かなければいけないのですが、やはり地域支援事業の中で考えてまいりたいと思っています。そして今までは領収書を添付していただいて償還払いという形をとっておりましたが、やはりそのどういう形のおむつがいいのかということ、また安否確認等も踏まえて現金の支給という形で、それぞれ必要な方ということで、元気な方で在宅を支援していくという中で、ある程度受け入れを考えていることでございますが、おむつの交換とか介護用品というか、その部分についてどういうものがあるかという検討しておりますが、そういう形で安否確認も含めて、そういう事業の展開をしてまいりたいと思っております。今現在のところはそのような状況で介護保険の事業計画等を策定しております。そしてまた、今、運営協議会でこれらのことを報告させていただき、一応の今の現時点ではご理解をいただいておるところなのですが、今後もまた、この事業の見直し等の中で、もう一度ご意見を賜りたいと思っております。そうした中で、また現在のように報告させていただきたいと考えておりますし、また高齢者福祉施策の中でいろんな取り組みについてパブリックコメントを年度内末ぐらいからさせていただいて、市民の方にも多数の高齢者の福祉施策等についてご意見を賜りながら、この計画を策定してまいりまして、施策に反映させていきたいという考えを持っております。本日のところは、今、研究中ということで、これが決定したということではなくて、このような状況で進んでいるということを報告させていただきます。
○委員長(荻野拓司君) 担当の課長から説明いただきました。聞いとって思たのですけども、ひとつはこっちのこの電話、これ。高齢者施策見直し内容及び方向の概要いうことで、一人暮らしとかの人にはやっぱりこういうのがあったらええなと思たんですけど、この資料の中では要件があります。無条件ではなしに要件があります。それと負担いうのがなかなか触れてないので何か分かりやすい資料があったらいいなと思たんですけども。要件いります65歳以上であるとか、一定の障害であるとか。だから無条件にこういうような形で移行するわけではないし、その中で負担がどうだこうだいうあたりが、概要いうたって全然分からなかったから。
それと、もう1つは介護保険、皆さん方も一応こういうパンフレット、これが一番新しいパンフレットのようなので、今一度その概要説明いうことで見といてもうたら、もう一度この介護保険とはどういうものだという内容が分かりにくいのですけども、分かるのではないかと思うのです。いう中で、先ほど4,000円になる根拠をということでいろいろと要件が、まだ不確実なところも含めて、まだはっきりはせんけども、最終的には4,000円ぐらいに上げたいんだというような思いの中で報告いただいたかと思うんです。いつ頃これは大体、そやけど1回決まったらもう4期、1期は4年間かな、ずっといくのでしょ、このまま、3年間。だからいろんな要素が煮詰まった段階の中で、大体ほんでも根拠をどれぐらいのですね。今はほんで概要いうことで聞いたいうことでよろしいですね。ということで、現状の報告を受けたいうことでご理解していただいて、その上で何か質問あったらしていただいたらと思うんですけど。
林委員。
○委員(林時彦君) 高齢者施策見直し内容のところですけど、専用機器が今度なんか見直しもせんなんようなことで、家庭用電話機の有効利用ということを言われましたけれども。私のことで恐縮ですけど、うちの母親もペンダントをぶら下げております。それではどうもこっちから、これは私には連絡つきませんので、電話機をミドリ行って買って来まして、それこそ短縮装置の付いたもので人形の絵が3つありまして、緑やったら私、青やったら弟、こういうふうに決めて、3つの人形が付いてる電話機を買ってきて与えたんですけども、なかなかその操作ができないと。八十五、六になっておんですけども。よい考えではあると思うんですけど、私の母親はそういうことで操作ができませんでしたので、質問を今日やめたんですけども、そういうことを実際に、そういう年齢の方に、また独居老人の方に操作等を一度してもらっていけるということを確認されてから、変えられた方がいいのではないかと思っております。私の実感として言います。それと簡単な短縮装置で簡単みたいに見えるけどそうでした。
それと、もう1つ先ほど委員長の方も申しましたけども、旧方式からこういうふうに補助に改めるということで、どのくらいの補助かいうようなことも触れられてなかったんですけども。大体決まってて半額とか、それ決まってるんだったらそれ言ってもらったらうれしいと思います。
以上でお願いします。
○委員長(荻野拓司君) 介護保険課長。
○介護保険課長(大森友子君) 林委員のご質問で操作ができないときの対応ということ、実際のところそういったご質問いただいたりしています。後ろの民生委員さんとのかかわりとか、やはり行政としてもそうですが、お電話するのは、やはり不審者だと思われないようなそういうような対応も必要ですので、そういったことも含めて、今後どのような対応をしていくか考えていきたいと思います。ありがとうございます。
それから予算額等のことでちゃんと入れてなくて申しわけございませんでした。申し上げます。電磁調理器では2万円でございます。それから火災警報器では8,000円を限度。それから自動消火器では2万円の補助。それから緊急ボタン付きでの短縮電話機の場合は2万円を限度としております。補助金限度額を設けさせていただいて、それから要綱等の整備をしてまいりたいと思っております。これを限度として、これ以上についてはご自身でご負担いただきたいというふうに考えております。その中で火災報知機、また電話機の関係で、翌21年度はここの部分の予算額が、昨年より多くなっている給付になっているということと考えております。
○委員長(荻野拓司君) 一応それでは、今、介護保険の方向だけ一応聞いていろいろと、やっぱり給付されるいうか、そのいろんなサービス受ける部分が広がってきとる部分だけやっぱし、非常に財政的に厳しい部分を説明いただきました。もう少しまた、改めてまた、どういう施設がどう増えてどうやいうあたりも含めて、また改めて聞かしてまたこの委員会ででも聞かせていただけたらとこんなふうに思っています。
一応、当局からの説明いうのか、報告事項としてあげていただいたのは全部、一応説明終わりました。
ほかに質疑がございませんかということで、堀さん、ほかに。
堀委員さん。
○委員(堀幸一君) 早くとちって中途で発言しました。合併浄化槽の過日の青垣の取り組みについて組合は直営をやると。市が今まで委託を受けとったということについてどのように地元から聞かれとるか。それから、今受けて市はそれで対応して合併浄化槽の維持管理されておるのですけど、そういうことが内容に仮に決定した場合、職員余るわけです。民間になりますので、そういう場合の対応と含めて、どのように考えられるとか、まだ具体的に聞いとれへんさかいに、今後の課題やということになるのかも分かりませんが、今の現状の把握と、分かって方針が出ておれば、ここで聞いておきたいと思います。
○委員長(荻野拓司君) 環境部長。
○環境部長(山本寿朗君) 合併浄化槽管理組合のことだと思いますが、この前に合併浄化槽管理組合の方がインタビューに行って新聞社が書かれたという、僕の方は一切来てない話なんです。そういった中でああいう記事を載せられたという部分については、そうであろうと。組合長の考え方がそうであろうと。来年4月に向けて、総会に向けての動きというのは、やはり委託から直営へという動きだということであります。うちの方もそれにつきましては、施設管理課という課をもって対応してますので、今日午前中であれば来ておったのですけども、今日、今いてないので連絡もつきませんけども、そういった現状の中で、やはり4月総会に向けての動きがこの間の新聞だということでご理解いただきたいなということと、もう1つは職員のことなんですけれども、これについてはやはり、僕は言うてええのかどうかは分かりませんけども、やはりこういった行政改革の中で、まして600人体制という部分もありながら、やはりそういう職員がそこでなくなったら、また、どっかへ行っていただいて、ほかの業種に就くとかいう部分はあるかと思いますが、それなりの職員は配置計画をもって対応していくと。うちの方としてはそういうふうに考えていきたいなというふうに思っておりますけども。
以上です。
○委員長(荻野拓司君) 堀委員。
○委員(堀幸一君) ありがとうございました。担当部としてはそういう答弁になるのだろうと思います。何にも聞いとれへんさかい、今は何にも言えへんという話でございますが、副市長さんおられますんで、聞かれとるかも分かりませんし、いやこれからのことやということになるだろうと思うけど。新聞発表した以上、やっぱりあかなんだというような話ではなしに、なぜそういうことに直営にするのだというのは、やっぱり委託費が高いというようなことで、自分らの自前でやるんだというような話もあったのですけど。今後の課題やいうことになれば、もうそう言うてもろたら結構です。
○委員長(荻野拓司君) 副市長の方からありましたらお願いします。
副市長。
○副市長(吉住康之君) 現在のところ詳しくは聞いておりません。はっきり申し上げまして。ただ職員でありますので、希望があればそういう形の中で退職というような方向もあろうと思いますが、現在のところ詳しく聞いておりませんけども、職員でありますので、職員の考え方の中で対応していかなければならないと。確かに600人体制云々の話もございますが、なかなかそうした部分では難しい問題があろうというふうに思います。これはもう浄化槽だけではございません。特にこども園の関係になりましたら幼稚園教諭の問題もございますし、そうした部分の中で、全体としての職員としての身分についてはある一定の部分がございますので、本人の希望と言いますか、そうした部分の中で対応していかざるを得ないというふうに判断を、今の現在のところはいたしております。
○消防長(久下悟君) すいません、貴重な時間いただきまして。
民生常任委員会の委員さんも代わられておりますので、救急業務と消防広域化と消防団の活性化の方針だけ伝えときたいと思いますんでよろしくお願いいたします。
救急業務につきましては平成18年が大体4分の1、25%が管外であった。平成19年が3分の1管外。平成20年が約2分の1管外という状況の中で、平成18年の春日救急駐在所、平成19年の山南24時間体制と運用開始ということで、救命率に対する現場到着時間、各地から現場到着につきましては1.1分、現在、短縮になりました。
次に、社会復帰率の到着から出発、出発から病院到着という中で医師が都会に偏重にしていると。第4次の医療法の改正に、16年の改正による研修医制度によりまして、到着から、現場到着から出発までにつきまして病院選定の関係上、2.8分増加しております。続きまして、現場出発から病院到着につきましては病院の遠隔化から4.7分増しておりまして、トータル確知から帰所まで14.3分、平均でかかっておりますという状況をご理解願いたいと思います。
そして消防の広域化につきまして、平成16年の18年の6月に消防組織法が改正になりまして30万消防ということで、組織を30、30よりまして、兵庫県は消防広域化が必要であるという県であるということを言いまして、現在、推進計画、消防広域化の推進計画を平成19年度に出すという話が延びておりまして、現在も延びております。24日の日に臨時市長、県と市長懇話会がある中で、道州制と消防広域化が話される予定だったのですが、1月の定例のとこへ延ばすと。消防広域化につきましては推進計画、まだ出せない状況です。一旦お話いたしました三田から篠山・丹波につきましての、今現在、推進計画案を県の方まとめよるので、それも分からない状況でありますということ。
丹波市の消防団の活性化方針につきましては、お渡しした資料とお渡ししたとおりですが、23年の4月、27年の4月に向かって消防の活性化を行いますよという中で、7年後に990人ぐらい少なくなるという活性化を進めますと。それに基づきます、今12月10日に役員の改正がありまして、それに向かって今期の役員が進んでいっておりますので、ご理解願いたいと思います。
以上です。
○委員長(荻野拓司君) 林委員、どうぞ。
○委員(林時彦君) 今の数字、メモしましたけど間違いないと思います。メモしてお願いします。
○委員長(荻野拓司君) そうですね、改めてまたこの民生新しくなっていますし、改めて今の状況を聞かせていただく機会があったらと、こんふうに思いますのでよろしくお願いします。
特に緊急の部分については皆さん、やっぱりどういう状況かいう部分を踏まえておきたいと思いますのでどうぞ。会期中に、どうぞ。
○消防長(久下悟君) 今、健康部長が言っております会議のときにその席上で使っておる資料を言いましたので、24日にお渡しいたします。
○委員長(荻野拓司君) それでは本日の議事はすべて終了いたしました。
これで
民生常任委員会本日の部分、今日が初めてであったわけですけども、いろいろと熱心に議論いうんか、質疑等をしていただいてありがとうございました。
これで閉会といたします。
副委員長の方から閉会のごあいさつを申し上げます。
○副委員長(田坂幸恵君) ご苦労様でした。朝早くからもう本当に1日っていう感じでしたけども、まだ民生におきましてもいろいろ問題も山積しておりますので、またよろしくお願いいたします。
本当に今日はご苦労様でした。
閉会 午後4時08分
丹波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。
平成20年12月22日
民生常任委員会 委員長...