○議長(
衣笠利則君) 答弁を求めます。
市長西村君。
◎市長(
西村和平君) 1日の日に
意見交換会といいますか、少し人柄にも触れていただける機会をつくっていただいたことに本当に感謝申し上げます。私のほうも、今提案しております兼松氏とはいろんな機会にこの5年間、場所を同じくしてまいったところでございまして、中でも
報酬審議会の委員長をこの2期の間にそれぞれ1回ずつ主宰といいますかね、委員長として采配を振るっていただきました。大変本当に安定した委員の皆さんの意見をまとめる能力の高い方だなということを感じるところでございまして、その後兼松さんのいろいろキャリアをお聞きしますと、
教育行政の真っただ中におられた方であるということが私も認識したところでございまして、
教育行政にしっかりかかわってこられて、そして退任後も地域で区長さんもされておられますし、老人会の役員もしておられますし、また
ふるさと創造会議の
下里地区の
立ち上げに当たっては大変大きな役割を果たされたと思ってます。 少し他の地域と違ったような、
立ち上げに当たっての大事な
取り組みの中核を担われたというふうに私自身はそういう認識をしておりまして、今
教育行政に求められる全ての要素をお持ちであるというふうに思って最適任と判断したところでございます。 以上です。
○議長(
衣笠利則君) 丸岡君。
◆2番(
丸岡弘満君) この7月の18日に、3年の
任期満了をもってこの
高橋教育長は退任をされるというわけでありますが、これまでの業績をかんがみますと、また再度引き続き教育長をお願いをするというのは、大方の見方ではないか、私もそういう評価をしているわけでありますが、今回は新しく候補者、兼松氏のお名前が上がっているわけでありますが、市長、行政側はこの
高橋教育長への引き続きの再任のお願いをされたかのどうかの確認をします。
○議長(
衣笠利則君)
市長西村君。
◎市長(
西村和平君)
高橋教育長とは、私は昭和54年に
加西市役所に入りました。そして2年後56年に入ってこられて、もうほとんどの期間この役所の中で、3年前には教育長ということで少し違う立場で一緒に仕事をしてきたわけでございます。そして、この3年間本当にすばらしい役割を果たしていただきました。中でも、27年に
教育委員会制度、地教行法の改正も含めて、私自身は大きく
教育行政にかかわる制度が変わったと思っております。そういうタイミングで行政の中で、しっかり仕事をしてきた人物に委ねようということでお願いしたわけでありますが、ご存じのとおり大変この間困難な課題も目の前にありました。 中でも
認定こども園、公立の保育所、幼稚園、幼児園の集約化というのは非常に困難な課題であったと思っております。それは私にとってもそうですが、教育長にとってもそうでありました。そういう困難な課題をしっかり前へ進めていただいたと。まだ反対の意見があることも承知しておりますので、全て賛成の中で進んでないことはわかっておりますが、しっかり今前へ進んでおることは間違いないと。これは共通の認識であると思っておりますので、これはいちいち私と教育長が課題について意見をそのときそのときに交わさなくても、
意見交換を交わさなくても前へ進んでいく一応の関係があったということで進んできたと思っておりますし、この退任に当たりましても、ここはどういう言い方をしたらいいのか非常に難しいんですが、
人物評価にかかわるようなことは差し控えたいと思うんですが、いいとか悪いとかどっちにしてもですよ。あうんの呼吸ということで、今回の結論に至ったというふうにご理解いただきたいなと思っております。 以上です。
○議長(
衣笠利則君) 丸岡君。
◆2番(
丸岡弘満君) 再度確認したいんですが、退任の理由と言いますか、これは
任期満了でこのままご活躍いただいたので、再度のこれをお願いをわざわざしなかったのか、引き続きのお願いをしていなかったということでよろしいでしょうか。
○議長(
衣笠利則君)
市長西村君。
◎市長(
西村和平君) ・・とおり、あうんの呼吸ということでご理解いただきたいなと思っております。 以上です。
○議長(
衣笠利則君) 丸岡君。
◆2番(
丸岡弘満君) それでは現在
教育委員会としては、先ほども市長のお話の中にもありましたが、非常に大きな事業、プロジェクトが進行中でありますが、この時期にこの
教育行政のトップが交代することによって、事業がとまったり、またこの悪影響が出ないのかどうかということを確認をさせていただきたいと思います。
○議長(
衣笠利則君)
市長西村君。
◎市長(
西村和平君)
地方教育行政につきまして、非常に加西市だけではなくて安定的な
教育行政が私は行われておるというふうに思っておりまして、それはやはり
教育委員会という制度が
全国共通の日本が進んでいく方向をしっかり指し示して、それを地域として取り組んでおるということに尽きると思っておりまして、教育長という存在も決して小さいと思いませんし、大変大きな存在でありますが、
教育委員会は
地方--私市長の権限とこれは別の権限を行使していただいておりますので、その委員会という権限の中でしっかり引き継いでいきますし、また教育長を補助する職員というのはしっかり存在しておりますので、そういう懸念されることのないように私のほうも心を配っていきたいと思っております。 また、新
教育委員会制度の中で、私が
総合教育大綱を定め、新
総合教育会議を主宰するという中で、やはり市民の皆さんの率直ないろんな思いが、
教育行政に反映されるということが私の役割として大変大きくなってきたというふうに思っておりますので、私自身も
教育行政については教育長にお任せですよと、あるいは
教育委員会にお任せですよという気は全くありませんし、一緒になって考えて進めていくということで懸念されるようなことがないように、頑張ってまいりたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(
衣笠利則君) 丸岡君。
◆2番(
丸岡弘満君) 先日の議会とのこの面談におきましては所信といいますか、重点、思いは大きく3つあるということでありました。1つは生きる力の育成、そして2つは
地域コミュニティに根差す教育、そして3つ目は
教育委員会、職員や現場の先生の研修や指導力の向上の期待と言われておったように思います。 特に、2つ目の
地域コミュニティに根差す教育とは、地域との連携、お互いの協力体制が築けないと大変この難しい問題でもあり、これまでも学校、家庭、地域の連携、融合の必要性が全国的にも叫ばれてきたわけでありますが、残念ながらなかなかこういう地域との
コミュニティの根差す教育っていうのは、全国的にも進んでいない状況である大変困難なものでもあります。 しかし、今回この兼松氏はこれまで区長経験や老人会での役員等いろんなところでご活躍をされているということを聞いております。今後、地域と
教育現場の連携について、
行政サイドとして兼松氏の手腕はどのように発揮していただけるとお考えなのか、またその考え、しっかりとそれを支え歩調を合わせた体制をとることはできるのかということを確認をしておきます。
○議長(
衣笠利則君)
市長西村君。
◎市長(
西村和平君) 私、1日の会議に参加しておりませんので、今兼松さんのお考えを、大きな柱を今初めてお聞きしたところでございますが、私と全く違うところございません。 そして、2番目の地域との関連といいますかというところについて、今本当に一番大事な
日本全国どこも大事なことだと思っております。前
教育長--前という今言い方はいかんのですね。今の教育長も、まさしく
地域創生の本当に大事な教育は役割を担うんだということをおっしゃっておりました。そのことをしっかり引き継いでいただける、そういう私は
教育方針だと思っておりまして、先ほども言いましたように、だといってお任せですよという気は私はもう全くありませんので、丁寧にご議論をしながら、正式な会議は
総合教育会議もそんなに頻繁に開いておりませんが、必要であればどんどん開いていく思いでございますので、うまいこといっていない全国的な状況を考えますと、やはりこの加西でそういうモデルを示せるような
取り組みができればいいなと思っております。私自身もしっかり頑張ってまいりたいと思います。 以上です。
○議長(
衣笠利則君) ほかに。9番黒田君。
◆9番(
黒田秀一君) 私から一応何点か質問させていただきます。今同僚の議員から言われましたので割愛しますけども、今度の教育長が下里いうことで、どうも地域に偏っていないかと思うんですけども、その点問題ないんですか。一つお尋ねします。
○議長(
衣笠利則君)
市長西村君。
◎市長(
西村和平君)
黒田議員の問題意識、非常にそういう地域性ということ、強いということは今までの
教育長選任に当たって常に発言されておりますので認識しておりますし、私自身も地域性は尊重すべきだと、これ尊重する必要ないと言ったときは多分1回もないと思っておりまして、そういう考えはしっかりベースには置いておりますが、やはりそのたった1人の教育長でありますので、適任者というところを最優先に考えさせていただきました。 そして、市が発足して50年、29年度が50年の1年間でありましたが、50年前を振り返ってみますと旧北条町、旧泉町、旧加西町の3町が合併して加西市はできておりまして、3町という枠組みにおいては、旧北条町という枠組みであるという認識もしておりまして、北条という地域が非常に大きな、また加西市にとって大事な地域でありますので、そういうことをないがしろにする気は全くありませんし尊重したいんでありますが、まず適任者ということでこういう判断をさせていただきました。 以上です。
○議長(
衣笠利則君) 黒田君。
◆9番(
黒田秀一君) わかりました。 続いて、今、市長の答弁の中に
報酬審議会の委員長ということで1点お尋ねいたしますけども、
報酬審議会というのは特別職の報酬を決める委員会でありまして、委員長を兼松さんはされていたと。ただ、その当時は教育長という内定はされていたんですか。ちょっとお尋ねします。
○議長(
衣笠利則君)
市長西村君。
◎市長(
西村和平君) 全くそんな考えはございません。
報酬審議会委員の選任に当たりましては、当時26年に
報酬審議会を開いていただいております。その前、長らく本当に
報酬審議会は開かれていなかったわけでありまして、その間に一般職の給料は本当に随分引き下がっておりました。そういう中で、やはり自分の任期の間に1回は
報酬審議会を開いて、これは市民が報酬は決めますので、そういう機会をしっかりつくらないということはいけないということで考えました。 その当時、
教育関係者であることはお聞きしましたが、多分
ふるさと創造会議の
立ち上げにかかわって私のほうは強く認識しました。しっかり根拠に基づいて物事を進めていこうという考えをお持ちであるということを感じましたので、この報酬ということを決める際に、やっぱり委員長の役割は非常に大きいですので、大変ふさわしい人だなという思いで当時は思いました。 そして、1回目の
報酬審議会-私の開いた中の1回目の
報酬審議会は5%引き下げという結論でありまして、私は
現状維持であったんですが、ここはやはり議会と対等の関係の中で今行政が進んでおりますので、私もそれならということで
報酬審議会の答申の意見とは合っておりませんが、私としては議会のほうに私も一緒に5%下げるという提案をさせていただきました。そして、そのやはり議論を引き継いだ形で、今回29年に、私の任期の中間年に開かしていただきましたが、1回目の議論もしっかり踏まえていただいておる方に委員長をやっていただきたいという思いで、引き続き兼松さんに委員の就任をお願いして、そして委員会の中で委員長ということでまた決まりました。 そして、今回の議論はこれ
報酬審議会の議論の議事録は外に出してないんやね。出してますか。委員の名前は入っておりませんが、議事録は出ておると思いますが、私としては前回引き下げた分を戻していただいたらという思い、そのことも言っておりますが、最終的には委員の皆さんの議論の中でそれをとりまとめられて
現状維持ということになったわけでありまして、そういう運営も含めて私はいいなというふうに思いましたので、今回の教育長の選任に当たってもそういう、どこがいいと言われたらちょっと困るんですけど、そこは突っ込まないでいただきたいんですが、いいなと私は思いましたので、教育長ということの候補の中に私の中に入ってきたということであります。 以上です。
○議長(
衣笠利則君) 黒田君。
◆9番(
黒田秀一君) 今の
報酬審議会の委員長であられたわけなんですけれども、その出身が委員長が、まあ言うたら自分の報酬を決めるんですね。特別職の報酬を決めるんですから、その教育長に就任するということは何も問題ないことなんですか。
○議長(
衣笠利則君)
市長西村君。
◎市長(
西村和平君) 当時は教育長になっていただこうということで委員にはなっていただいておりませんので、何ら問題ないものと思っております。 以上です。
○議長(
衣笠利則君) 黒田君。
◆9番(
黒田秀一君) それから、今、
高橋教育長がそこにいらっしゃいますけども、任期が7月18日までいうことを聞いておりますけども、ということはこの6月議会はずっと
高橋教育長はそこにいらっしゃるわけですか。それともこの
人事案件、もしかしてその最終日でもよかったん違うんですかな、これ。どういうことなんですか。もう7月でやめられるのにそこにいらして答弁を今もするわけですか。ちょっとお尋ねします。
○議長(
衣笠利則君)
市長西村君。
◎市長(
西村和平君) いや、もう当然7月18日までは職務を精いっぱいやっていただく、私としてはいただきたいし当然やると思いますし、この6月議会の答弁もしっかりされるものと思っております。 以上です。
○議長(
衣笠利則君) 黒田君。
◆9番(
黒田秀一君) だから最終日の21日でもよかったん違うかということです。
○議長(
衣笠利則君)
市長西村君。
◎市長(
西村和平君) 最終日ということも選択肢の中にはないことはないですが、私としては決めたことはできるだけ早く議会に可能なできるだけ早い時期にお諮りして、ご審議いただくのがいいという考えを持っておりますので、初日に間に合うように提案をさせていただきました。 以上です。
○議長(
衣笠利則君) ほかにごさいませんか。1番深田君。
◆1番(
深田真史君) 1点だけお聞きしたいんですが、西村市政始まって、このたびの教育長の選任ということで兼松候補者が出ておりますが、このたびで4人目ということになります。過去を振り返ってみますと、永田教育長は2年2カ月、それから松本教育長は1年8カ月、このたびの現在の
高橋教育長は3年という格好できたわけですけども、その教育っていうのはやはり長い目で見てやっていかないといけないということは当然のことだと思います。その上で、やはりこの7年ほどでこんなに教育長が変わると。当然議会も同意しておるわけですけども、そのことによって教育の加西市としての目指す方向性ですとか今後の事業実施、それから30年度の予算執行については影響がないということで考えてよろしいのか、その点いかがでしょうか。
○議長(
衣笠利則君)
市長西村君。
◎市長(
西村和平君) 先ほども申し上げましたが、大変強い大きなリーダーですので影響が全くないというふうには考えませんが、ないようしていくのが我々行政の側の任務であると思っております。 また、4人目の選任、任命の同意をいただくという提案をすることになったわけでありますが、そこは短く任命しようという気は全く私のほうではありませんので、おっしゃったように安定して長くということも、長ければいいというふうには思っておりませんが、そういう考えもあることは当然私のほうも認識しておりますし、そういうことを否定するのでは全くありませんが、今回も任期の満了ということで、今の現教育長も含めて選択肢の中に入れて、私なりの判断をさせていただいて、今提案させていただいておるということであります。教育への影響がないように、しっかり頑張って後の体制を整えてまいりたいというふうに思っております。 以上です。
○議長(
衣笠利則君) ほかにごさいませんか。(なし) ほかに質疑もないようですので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま上程中の議案第52号につきましては、
会議規則第37条第3項の規定に従いまして委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
衣笠利則君) 異議なしと認めます。 よって、さように決定いたしました。
△討論・採決
○議長(
衣笠利則君) 続いて討論に移ります。ご意見のある方ございませんか。(なし) ほかにご意見もないようですので、討論を終結いたします。 先ほど討論が終わりました。討議はございませんか。(なし) 討議はないようですので議員間討議も終わります。
◆9番(
黒田秀一君) 退席します。 (
黒田議員 退席)
○議長(
衣笠利則君) これより採決を行います。お諮りいたします。議案第52号は原案どおり同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
衣笠利則君) 異議なしと認めます。 よって、議案第52号は原案どおり同意することに決定いたしました。 暫時休憩をとります。 (
黒田議員 着席) 10時33分 休憩 10時34分 再開
○議長(
衣笠利則君) それでは、休憩を解きまして本会議を続けます。
△
人事案件上程
○議長(
衣笠利則君) 次は、日程第5、議案第53号から議案第56号までの4件を一括議題といたします。 それでは、直ちに
提案理由の説明を求めます。
市長西村君、登壇の上どうぞ。
△
提案説明
◎市長(
西村和平君) =登壇=先ほどは、教育長の任命につきましてご同意いただきましてありがとうございました。 議案第53号は、
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてであります。
教育委員会委員の内藤堯雄氏が本年7月21日をもって
任期満了となりますので、新たに楠田初美氏を委員に任命いたしたく、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により議会の同意をお願いするものでございます。 議案第54号は、
損害評価会委員の委嘱につき同意を求めることについてであります。
損害評価会委員のうち学識経験を有する古田智彦氏が退任されるため、新たに山盛典子氏を委員に委嘱いたしたく、加西市農業共済条例の規定により議会の同意をお願いするものでございます。 議案第55号は、
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについてであります。
公平委員会委員の菅野敏彦氏が本年6月19日をもって
任期満了となりますが、引き続き同氏を委員に選任いたしたく、地方公務員法の規定により議会の同意をお願いするものでございます。 議案第56号は、
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてであります。
固定資産評価審査委員会委員の中井良信氏が本年6月19日をもって
任期満了となりますが、引き続き同氏を委員に選任いたしたく地方税法の規定により議会の同意をお願いするものでございます。 以上、4議案につきましてよろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
衣笠利則君) 以上で市長の
提案説明が終わりました。
△質疑・討論・採決
○議長(
衣笠利則君) これより質疑を行います。ご質疑のある方ございませんか。(なし) ほかにご質疑もないようですので質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま上程中の
人事案件4件につきましては、
会議規則第37条第3項の規定に従いまして委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
衣笠利則君) 異議なしと認めます。 よって、さように決定いたしました。 続いて討論に移ります。ご意見のある方ございませんか。(なし) ご意見もないようですので、討論を終結いたします。 これより1件ずつ採決を行います。まず、議案第53号
教育委員会委員の任命について同意を求めることについての採決を行います。 お諮りいたします。議案第53号は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
衣笠利則君) 異議なしと認めます。 よって、議案第53号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、議案第54号
損害評価会委員の委嘱につき同意を求めることについての採決を行います。 お諮りいたします。議案第54号は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
衣笠利則君) 異議なしと認めます。 よって、議案第54号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 次に、議案第55号
公平委員会委員の選任につき同意を求めることについての採決を行います。 お諮りいたします。議案第55号は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
衣笠利則君) 異議なしと認めます。 よって、議案第55号は原案のとおり同意することに決定いたしました。 最後に、議案第56号
固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについての採決を行います。 お諮りいたします。議案第56号は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
衣笠利則君) 異議なしと認めます。 よって、議案第56号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
△議案一括上程
○議長(
衣笠利則君) 次は、日程第6、報告第1号及び議案第57号から議案第66号までの11件を一括議題といたします。
△
提案説明
○議長(
衣笠利則君) それでは、直ちに
提案理由の説明を求めます。
市長西村君、登壇の上どうぞ。
◎市長(
西村和平君) =登壇=先ほど
人事案件全てについてご同意をいただきました。ありがとうございました。 次に、
人事案件を除く議案についてご説明申し上げます。報告第1号は加西市税条例の一部を改正する条例の制定の専決処分について承認をお願いするものでございます。本件は、地方税法等の一部を改正する法律が本年3月31日に公布され、4月1日から施行されたことに伴い、加西市税条例の改正を行う必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がありませんでしたので、地方自治法の規定により専決処分し議会の承認をお願いするものでございます。内容につきましては
総務部長より説明をさせます。 次に、議案第57号は
加西市立コミュニティ供用施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は、青野ヶ原演習場等周辺設置助成事業鶉野地区により新たに
鶉野中地区コミュニティ供用施設を設置するため所要の改正を行うものでございます。内容につきましては、
ふるさと創造部長より説明をさせます。 議案第58号は、加西市副
市長定数条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は、加西市の副市長の定数について市政の運営状況や今後の方向性、そして4年間の結果を受け定数を1人とする改正を行うものでございます。 議案第59号は、加西市税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は、生産性向上特別措置法が公布されたことに伴い、本条例の一部を改正する必要が生じたため所要の改正を行うものでございます。 以上2議案の内容につきましては
総務部長より説明をさせます。 議案第60号は、加西市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は、介護保険法施行令等の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、本条例の一部を改正する必要が生じたため所要の改正を行うものでございます。 議案第61号は、加西市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の制定についてであります。本条例は地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴い、指定居宅介護支援の事業の人員及び運営に関する基準を定めるものでございます。 以上、2議案の内容につきましては
健康福祉部長より説明をさせます。 議案第62号は、
乳牛育成センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定についてであります。本条例は、
乳牛育成センターの施設の解体撤去及び借地の賃貸借契約の満了により当該センターを廃止するものでございます。 議案第63号は、加西市
地方活力向上地域における
固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は、所得税法等の一部を改正する法律等が施行されたことに伴い本条例の一部を改正する必要が生じたため、所要の改正を行うものでございます。 以上、2議案の内容につきましては
地域振興部長より説明をさせます。 議案第64号は、加西市
地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。本条例は、市街化調整区域内において新たな
地区計画として鶉野飛行場跡地東部産業拠点地区ほか2地区の都市計画決定を予定していることから、当該規定を追加するものでございます。内容につきましては
都市整備部長より説明をさせます。 議案第65号は、
指定管理者の指定についてであります。本件は、
鶉野中地区コミュニティ供用施設の
指定管理者の指定に当たり、地方自治法の規定により議会の議決をお願いするものでございます。内容につきましては、
ふるさと創造部長より説明をさせます。 議案第66号は、平成30年度
一般会計補正予算(第1号)についてであります。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ1,606万7,000円を減額することについて議会の議決をお願いするものでございます。内容につきましては、
総務部長より説明をさせます。 以上、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
衣笠利則君) 以上で市長の
提案説明が終わりました。 続いて、担当部長の補足説明を求めます。まず、報告案件について。報告第1号について、
総務部長山本君。
◎
総務部長(山本和孝君) 失礼いたします。それでは、報告第1号専決処分させていただいたものについての承認を求めることについてということで、加西市税条例の一部改正についてその改正の主な内容についてご説明申し上げます。 まず1点目は、納税環境整備の一環として納期限の延長の特例の適用がある場合における法人市民税の延滞金について、申告した後に減額更正がされ、その後さらに増額の修正があった場合に、修正申告書の提出により納付すべき税額のうち延長後の納期限前に納付がされていた場合は、その納付がされていた期間を控除して算定をするということに改正されております。従来は、延長後の納期限の翌日から除算期間、いわゆる延滞金の計算における期間を除外する期間が算定されていましたので、このたびの改正により延長後の納期限前に納付があった場合は除算期間が拡大されることになり、納税者にとってはメリットとなります。 続いて、第2点目としましては、土地に係る
固定資産税及び都市計画税に係る負担調整措置について、引き続き3年間現行制度を継続するものでございます。急激な税負担の増加を緩和するためにも設けられた負担調整措置について、平成30年度の評価がえによる今年度以後3年間に適用する課税標準額について、引き続き同様の負担調整措置が適用されることとされたものでございます。 また、3点目として法律の改正にあわせて文言の修正や引用条文の条ずれ等の修正を行っているという点が3点目でございます。 以上、改正の内容について、まことに簡単ではございますが説明させていただきました。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
衣笠利則君) 続いて、条例関係について、議案第57号については
ふるさと創造部長森井君。
◎
ふるさと創造部長(森井和喜君) 議案第57号
加西市立コミュニティ供用施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の13、14ページ審議資料の3ページをご参照願いたいと思います。本条例につきましては、国等の補助金を活用して建設され、地域住民の集会施設として使用されます市立
コミュニティ供用施設について定めるものでありますが、このたび青野ヶ原演習場等周辺設置助成事業によりまして新たに
鶉野中地区コミュニティ供用施設を設置するため所要の改正を行うとするものでございます。 簡単ですが
提案説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
衣笠利則君) 続いて、議案第58号及び議案第59号の両議案については、
総務部長山本君、お願いします。
◎
総務部長(山本和孝君) 失礼いたします。議案第58号加西市副
市長定数条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の15ページ、16ページ、審議資料の4ページをご参照願います。本条例は、加西市における地方創生人口増対策の強力な推進を行うため、国の地方創成人材支援制度を活用して副市長級で国家公務員の派遣を受けると、そういった目的で平成27年6月議会において副市長の定数を2人とする条例改正をご承認いただいたところでございます。しかしながら、現時点において国からの派遣が実現しておりません。また、この間1人副市長体制のもとで加西版地方創成戦略の策定、そして各種の人口増、定住促進対策そういったものに取り組んでまいったところでございます。現在の市政運営の状況や今後の方向性にかんがみてその定数を1人に改正するというものでございます。 以上、まことに簡単ですが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第59号加西市税条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の17ページと18ページ、審議資料の4ページをご参照願います。地方税法の改正により中小事業者等が生産性向上特別措置法の施行の日から平成33年3月31日までの間に同法に規定する認定先端設備等導入計画に従って取得した先端設備等に対して課税する課する
固定資産税の課税標準については、新たに
固定資産税が課されることとなった年度から3年度の間、その価額に0以上2分の1以下の範囲内において市町村の条例で定める割合を乗じて得た額と規定されたところでございます。このたびの本条例の改正につきましては、設備の老朽化や人手不足、さらには働き方改革の対応等、厳しい環境の中にある市内中小事業者等に対して生産性向上に資する設備投資を積極的に支援するため、その特例割合を0とし、当該機械設備等にかかる固定資産について全額免除しようとするものでございます。 以上、改正の内容についてご説明申し上げます。まことに簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
衣笠利則君) 次に、議案第60号及び議案第61号について、
健康福祉部長奥隅君。
◎
健康福祉部長(
奥隅一博君) それでは、議案第60号並びに議案第61号について提案させていただきます。まず、議案第60号加西市
介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の19ページ、20ページ、審議資料の4ページをお願いいたします。このたび介護保険法施行令等の一部を改正する政令が公布され、平成30年8月1日から施行されることに伴い、加西市
介護保険条例に引用しております条文に条ずれが生じたことから所要の改正を行うものでございます。具体的な改正箇所は当該条例第6条第1項第6号において、引用条文を令第38条第4項から令第22条第2項へ変更するものでございます。 次に、議案第61号加西市
指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の20ページから23ページ、審議資料の4ページをお願いします。このたびの改正は、平成26年法律第83号地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律により、平成30年4月1日より指定居宅介護支援事業所の指定権限が県から市へ移管されることに伴い、その基準条例を定めるものでございます。なお、基準につきましては、平成11年厚生省令第38条に基づいておりますが、審議資料4ページの概要に記載しておりますような一部の項目につきましては、ご利用される方の選択、意向の尊重、より質の高いサービスの確保、安全性の担保等の観点から、兵庫県が独自基準として定める県条例に準じて独自の基準として定めるものでございます。 以上、まことに簡単でございますが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
○議長(
衣笠利則君) 続いて、議案第62号及び議案第63号について、
地域振興部長河原君。
◎
地域振興部長(
河原浩申君) それでは、議案第62号、63号につきまして
提案説明をさせていただきます。まず、議案第62号
乳牛育成センターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定についてご説明申し上げます。議案書の24ページから25ページ、審議資料の4ページをご参照願います。今回廃止する条例につきましては、加西市における酪農事業の振興と農業経営の向上安定に寄与するため農業構造改革事業といたしまして、
乳牛育成センターを設置し、同センターの業務を東播酪農農業協同組合に委託しておりましたが、平成28年度に県単一酪農組合の設立に当たりまして、当
乳牛育成センターの事業が廃止となりました。その後、牛舎の撤去工事を行ってまいりましたが、平成30年3月29日に撤去工事が完了し、また同年3月31日をもちまして土地の賃貸借契約も終了いたしましたので、本条例を廃止するというものでございます。 続きまして、議案第63号加西市
地方活力向上地域における
固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましてご説明を申し上げます。議案書の26ページから27ページ、審議資料の5ページを参照ください。当条例は、地域再生法に基づく地方への企業誘致優遇策の一つといたしまして、東京23区にあります企業の本社機能の誘致及び地方にある企業の本社機能の拡充を促進するために、
固定資産税の不均一課税による税優遇を行うための条例でございますが、その一部を改正しようとするものでございます。所得税法等の一部を改正する法律及び地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律第25条の地方公共団体等を定める省令及び地域再生法第17条の6の地方公共団体等を定める省令の一部を改正する省令の施行に伴いまして、条文中に引用する制度の計画名、事業名の変更及び課税の特例の適用期間が2年間延長になったということで所要の改正を行うものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(
衣笠利則君) 続きまして、議案第64号ついて、
都市整備部長西岡君。
◎
都市整備部長(西岡義信君) 失礼いたします。それでは、議案第64号加西市
地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明をいたします。議案書28ページから31ページ、審議資料の5ページをご参照ください。加西市では市街化調整区域における課題の解決や地域の実情に応じたまちづくりの実現に向け、都市計画法の規定に基づく
地区計画制度を活用し、土地利用の規制の緩和また誘導を進めているところでございます。現在、本条例で市内4カ所の
地区計画区域における開発建築のルールを定めているところでございます。 今回、そのうちの下宮木
町南部産業集積地区を鶉野飛行場跡地東部産業拠点地区として名称及び区域の変更を行います。また、新たに鶉野上町産業集積地区と東高室次世代へのまちづくり産業立地促進地区の
地区計画決定を本年6月に予定をしているところでございます。これら3地区の区域内における建築物の用途、敷地面積、壁面の位置、建築物の高さ等の基準について本条例に追加する必要が生じたことから、条例の一部を改正するものでございます。 以上、簡単ではございますが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
衣笠利則君) 続いて、事件決議関係に移ります。議案第65号について、
ふるさと創造部長森井君。
◎
ふるさと創造部長(森井和喜君) 議案第65号
指定管理者の指定についてにつきましてご説明申し上げます。議案書の32ページ、審議資料の6ページをご参照願います。
加西市立コミュニティ供用施設の設置に伴い、新たに鶉野中町を
指定管理者として指定し、管理運営を依頼することにつきまして地方自治法第244条の2第6項の規定によりまして議会の議決をお願いするものでございます。なお、指定期間でございますが既に他の
コミュニティ供用施設につきましては、平成28年4月から5年間の契約が締結されており、次回の更新時期を合わせるため平成30年7月1日より平成33年3月31日までの2年9カ月を
指定管理者として指定するものでございます。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
衣笠利則君) 続いて、
補正予算案に移ります。議案第66号平成30年度加西市
一般会計補正予算(第1号)について
総務部長山本君。
◎
総務部長(山本和孝君) 失礼いたします。議案第66号平成30年度加西市
一般会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。補正予算書とあわせて審議資料の6ページを一緒にご参照ください。お願いいたします。それでは、まず補正予算書の1ページをお願いいたします。まず第1条の歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ1,606万7,000円を減額し、予算の総額を201億3,393万3,000円とするものでございます。 次に、歳入の補正についてご説明申し上げます。予算書の10ページ、11ページをお願いいたします。まず75款繰入金5項基金繰入金10目財政調整基金繰入金1,856万7,000円の減額は、後ほどご説明申し上げます歳出予算の一般管理費と研修費の減額に伴い、財源の減額、基金からの繰入金を減額するものでございます。 続きまして、85款諸収入90項雑入90目雑入の250万円の増額は、一般財団法人自治総合センターの
コミュニティ助成事業補助金を受け入れるものでございます。 続きまして、歳出の補正についてご説明申し上げます。12ページ13ページをお願いいたします。10款総務費5項総務管理費3目一般管理費1,827万円の減額と同じく15目研修費29万7,000円の減額は、副市長の定数を1人とする条例改正にあわせて、平成30年度当初予算に計上しておりました地方創生人材支援事業を活用して増員しようとしておりました副市長の1名分について、その赴任旅費や人件費などを減額するものでございます。 同じく、21目企画費250万円の増額は自治総合センターの
コミュニティ助成事業補助金を活用して、市内自治会の化粧屋台の修繕を行うものでございます。 以上、まことに簡単ですが説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
衣笠利則君) 以上で議案説明を終わります。
△休会・散会
○議長(
衣笠利則君) 本日予定いたしておりました日程が全部終わりました。 お諮りいたします。明5日から11日までは、議案熟読のため本会議を休会いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
衣笠利則君) 異議なしと認めます。 よって、さように決定いたしました。 次の本会議は、6月12日午前10時より開会いたしまして、議案に対する質疑並びに市政全般にわたっての一般質問を行います。なお、発言通告につきましては、質疑、一般質問ともに明後日6月6日水曜日の午後3時までにお願いをいたします。 本日は、これにて散会といたします。ご苦労さまでした。 11時07分 散会...