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03月05日-02号

  • "松岡信生議員"(/)
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  1. 三田市議会 2019-03-05
    03月05日-02号


    取得元: 三田市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-21
    平成31年第350回( 3月)定例会          第350回三田市議会定例会会議録(第2日)                                  平成31年3月5日                                  午前10時00分開議               議  事  日  程        日程第1  議案第1号から議案第4号まで              及び議案第15号        日程第2  請願        日程第3  委員会提出議案第6号      会議に出席した議員(21名)  1番  中 田   哲              2番  小 杉 崇 浩  3番  白 井 和 弥              4番  小 山 裕 久  5番  幸 田 安 司              6番  佐々木 智 文  7番  多 宮 健 二              8番  大 西 雅 子  9番  長 尾 明 憲             10番  佐 貫 尚 子 11番  森 本 政 直             12番  田 中 一 良 13番  長谷川 美 樹             14番  北 本 節 代 15番  美 藤 和 広             16番  檜 田   充 17番  福 田 秀 章             18番  松 岡 信 生 19番  平 野 菅 子             20番  國 永 紀 子 21番  厚 地 弘 行      会議に欠席した議員       な  し      会議に関係した事務局職員(4名) 議会事務局長  寺 田 昭 裕         議会事務局次長  中   孝 夫 議事総務課長  畑   義 憲         議事総務課係長  井 筒 良 和      説明のため出席した者(20名)       市長            森     哲  男       副市長           入  江     貢       教育長           鹿  嶽  昌  功       理事            赤  松  和  則       技監            椋  田  健  治       危機管理監         浮  田     恵       市参事病院副院長(病院事務局長)                     米  田  義  正       経営管理部長        東  野     完       市民生活部長        入  江  正  浩       健康福祉部長        高  見  智  也       健康福祉部参事       田  中     稔       地域振興部長        龍  見  秀  之       地域振興部参事       仲     隆  司       上下水道部長        岩  越  博  幸       消防長           仲  田     悟       学校教育部長        岡  崎  正  文       行政委員会事務局長     本  田  嘉  昭       会計管理者         北  畑     進       地域戦略室長秘書広報担当)井  上  浩  行       総務課長          井  上  久  敏 △開議宣告議長厚地弘行) おはようございます。 ただいまから本日の会議を開きます。 これより日程に入ります。 △日程第1 ○議長厚地弘行) 日程第1、議案第1号から議案第4号まで及び議案第15号の平成30年度関係議案5件を一括議題といたします。 先に各委員会に付託いたしました平成30年度関係議案につきましては、各委員長から審査の結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した旨、文書をもって報告がありました。 よって、これが写しをお手元に配付しておきましたので、ご確認願います。 ここで、予算決算常任委員会委員長より委員長報告申し出がありますので、発言を許可いたします。 予算決算常任委員会委員長檜田議員                〔予算決算常任委員長 檜田 充議員 登壇〕 ◆予算決算常任委員長檜田充議員) 議長発言許可をいただきましたので、予算決算常任委員会での審査結果及び経過につきましてご報告を申し上げます。 今期定例会提案をされました議案のうち、議案第1号「平成30年度三田一般会計補正予算(第7号)」、議案第2号「平成30年度三田国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」、議案第3号「平成30年度三田介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」、議案第4号「平成30年度三田後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」の計4件の補正予算案が本委員会に付託されました。 補正予算案4件の審査についてでありますが、2月21日、22日、25日の3日間で、経営政策福祉教育生活地域の各分科会を開催し、詳細な議案審査を行い、25日の全体会で表決を行いました。 議案第1号「平成30年度三田一般会計補正予算(第7号)」のうちプレミアム付商品券発行事業費歳出補正額480万7,000円について、全体会の討論において委員から次のような意見がありました。 本プレミアム付商品券発行は、消費税増税に関連するものであるが、消費税増税平成31年10月実施がまだ最終決定されておらず、また今回の消費税増税市民生活悪影響を与えることが明らかであるにもかかわらず、国が消費税増税10月実施前提として粛々と事業を進めることに違和感を覚える。また、前回のプレミアム付商品券地域経済への効果がはっきりしない中で、今回の商品券についてもいっときばらまきにしかならず、経済対策としても増税負担緩和策としても増税による負担増の比にならないと考える。よって、今回の事業費全額国費で賄われ、市に負担はないにしても、消費税増税そのもの市民に大きな負担を強いるものである以上、議案第1号に賛成できないとの意見がありました。 また、別の委員からは、予定されている消費税増税については、幼児教育無償化高等教育奨学金等、使途が明示されており、財源なくしてこれら政策実施することはできず、消費税増税は必要であると考える。この消費税増税に伴うプレミアム付商品券発行は、増税影響が大きい低額所得者や幼い子どもがいる世帯が買い物しやすくするもので、景気対策としても、また消費税引き上げ時の痛税感を和らげる手段の一つとしても有効な政策として効果が期待できることから議案第1号に賛成するとの意見がありました。 この議案第1号を採決した結果については、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決し、また議案第2号から議案第4号については、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決したことを報告いたします。 以上で予算決算常任委員会審査経過並びに結果についてのご報告を終わらせていただきます。 ○議長厚地弘行) 委員長報告は終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。              (「発言者なし」) ○議長厚地弘行) ご発言がなければ、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論本案5件を一括して行います。 討論通告がありますので、発言を許可いたします。 9番 長尾議員                〔9番 長尾明憲議員 登壇〕 ◆9番(長尾明憲議員) 議長発言許可を得ましたので、私は議案第1号「三田一般会計補正予算(第7号)」について反対立場討論を行います。 反対するのは、一連の補正予算のうち歳出補正商工振興費プレミアム付商品券発行事業費についてです。なお、その他の一般会計補正予算には賛成立場を表明して討論に入ります。 このたびの補正予算は480万7,000円、消費税10%への増税対策として行われるプレミアム付商品券事務費として計上されます。しかし、そもそもの消費税増税自体がその根拠を失っています。安倍政権賃金上昇などを「景気回復」の根拠にして消費税増税を決めましたが、この間発覚した毎月勤労統計調査の偽装などから、今は景気が回復した状況ではなかったことが明らかになっています。根拠のない増税であり、景気増税できる状況ではありません。 また、消費税増税は閣議決定されましたが、今年10月の実施については「延期か」という話もある中で最終決定していないと認識をしています。しかも今回の増税は、経済対策が必要なほど市民生活悪影響を与えるという点が明らかです。その中で国が予算づけをして10月実施前提で粛々と進めようとすることに違和感を覚えます。その上、今回の増税案は至るところから批判の声も出ています。増税を推進する立場からも「今増税すべきではない」といった声もあります。 では、増税せずにどうやって幼児教育無償化社会保障財源をつくり出すのかという議論もありますが、例えば必要以上に増大する防衛費の見直しや大企業や大金持ちへの減税をやめ、本来の負担能力に応じた税金を払っていただく仕組みをつくっていくこと、大企業がため込んでいる内部留保の活用など、こうしたことで消費税増税でなくとも社会保障財源もつくり出すことが可能です。増税をしながらその対策としてお金を使うことも本末転倒で矛盾しています。対策が必要な増税をするべきではなく、増税をしないことこそ何よりもの経済対策でしょう。 今回の補正予算プレミアム付商品券事務費ということですが、前回行ったプレミアム付商品券もどれだけ地域経済効果があったのか、はっきりしたものはありません。用途についても現状では制限がかかるかどうかも未定の状態です。三田市の地域経済に寄与できるものにはならないのではないでしょうか。 低所得者対策とも言われていますが、消費税自体が低所得であればあるほど負担の大きい税制度です。増税しないことが一番ではないでしょうか。仮に増税対策として行うにしても、プレミアム付商品券は来年3月までの半年間でいっときばらまきにしかならず、経済効果負担緩和についても到底増税の比になるものではありません。 その他軽減税率なども対策として考えられていますが、3月1日に総務省が出した効果試算では、低所得者層ほど恩恵が低いことが明らかになりました。逆進性の強い消費税増税で最も家計負担が増えるのが低所得者層であることは明白です。 今回の補正予算は、全額国費で市に負担はないとはいえ、増税そのもの市民に大きな負担を強いるものであることは明らかです。三田市への負担も相当大きなものとなります。本来であれば自治体市民生活を守るために国に対しても増税中止を求めるべきではないでしょうか。 これらの理由からプレミアム付商品券事務費を含んだ三田一般会計補正予算については賛成ができません。議員皆様のご賛同をよろしくお願いをして討論を終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長厚地弘行) 次は、5番 幸田議員                〔5番 幸田安司議員 登壇〕 ◆5番(幸田安司議員) 議長発言許可をいただきましたので、私は会派盟政会を代表いたしまして、今議会提案されました議案第1号「平成30年度三田一般会計補正予算(第7号)」について賛成立場を明らかにして討論を行います。 議案第1号の一般会計補正予算のうちプレミアム付商品券発行事業費についてでありますが、当該事業は本年10月に消費税率が現行の8%から10%に2%引き上げる予定であり、引き上げ後に予測される消費の落ち込みを緩和し、経済影響を及ぼさないように国の予算措置により全国の各自治体実施されるものであります。 三田市においても国制度に基づき、消費税率引き上げが低所得者子育て世帯消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えするため、低所得者子育て世帯主向けプレミアム付商品券発行することとなります。 プレミアム付商品券を使用できるのは2019年10月から2020年3月までの半年間を予定しており、1人当たり最大2万5,000円分の商品券を2万円で購入することができ、購入者は基本的に有効期限内に使用すると考えられることから、消費税引き上げ後の景気刺激効果は大きく、また原則として発行自治体内の小売店に限られるため、三田市におきましても地元消費の拡大と地域活性化も期待できると考えます。 三田市以外の兵庫県下40市町においても、プレミアム付商品券発行事業実施に向けて現在準備を進めているところであることから、三田市も国制度に基づき事務を進めていくことが有効であると考えます。 以上のことから議案第1号「平成30年度三田一般会計補正予算(第7号)」につきまして賛同するものであります。議員皆様におかれましては、私の意見賛同していただきますようお願いを申し上げ、賛成討論を終わります。ありがとうございました。(拍手) ○議長厚地弘行) 以上で通告に基づく討論は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 表決については、議事の都合により分離して採決いたします。 まず、議案第1号「平成30年度三田一般会計補正予算(第7号)」を採決いたします。 本案起立によって採決いたします。 お諮りいたします。 本案に対する予算決算常任委員会委員長報告可決であります。 本案委員長報告のとおり決することに賛成議員はご起立願います。              (起立多数) ○議長厚地弘行) 起立多数であります。 よって、本案原案のとおり可決されました。 次は、議案第2号から議案第4号まで及び議案第15号を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 本案4件に対する委員長報告はいずれも可決であります。 本案委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長厚地弘行) ご異議なしと認めます。 よって、本案4件はいずれも原案のとおり可決することに決しました。 △日程第2 ○議長厚地弘行) 次は、日程第2、請願であります。 委員会審査を付託いたしました請願議題といたします。 この際、ご報告申し上げます。 先に福祉教育常任委員会に付託いたしました請願1件につきましては、当該常任委員会委員長から審査の結果、閉会中の継続審査に付されたいとの申し出がありました。 よって、これが写しをお手元に配付しておりますので、ご確認願います。 ここで、福祉教育常任委員会委員長より委員長報告申し出がありますので、発言を許可いたします。 福祉教育常任委員会委員長松岡議員                〔福祉教育常任委員長 松岡信生議員 登壇〕 ◆福祉教育常任委員長松岡信生議員) 議長発言許可をいただきましたので、福祉教育常任委員会における請願第6号の審査結果につきましてご報告を申し上げます。 今定例会に提出された請願につきまして、去る2月20日に、請願第6号「「後期高齢者窓口負担原則1割の継続を求める」意見書採択を求める請願書」1件が当委員会に付託をされました。 そして、去る2月22日に委員会を開催し、請願審査を行いましたので、その審査内容につきましてご報告申し上げます。 請願第6号は、経済的な理由で必要な受診ができない高齢者が増えている中、原則1割負担である75歳以上の患者窓口負担を2割に引き上げることで、高齢者が必要な医療受診できず、疾病を悪化させることを開業医師歯科医師の団体として懸念することから、国等に提出する当該趣旨意見書を採択してほしいという旨のものであります。 この審査にあたっては、請願者から口頭による趣旨説明の希望があったため、当委員会を休憩し、請願者から請願趣旨等内容説明を受けました。その後、委員会を再開し、当局からの国の動向兵庫後期高齢者医療広域連合議会定例会状況等説明質疑等審査に入りました。 質疑終了後の自由討議において委員からは、健康維持をするための予防医療が必要であり、そのためには医者にかかりやすい状況にすることが重要である。この請願内容については、他の自治体でも採決されており、国も検討を始めた状況で方針等決まってからでは遅いため、自治体として声を上げることが必要との意見がありました。 一方、他の委員からは、当局説明にあったように、国においても内閣府の経済財政諮問会議関係省庁で協議されている今の段階で判断することは困難である。国の動向等、今後継続して見きわめる必要があることから、請願第6号は継続審査としたい旨の動議が提出されました。 採決の結果、皆様のお手元にございます請願審査報告書のとおり、賛成多数のため継続審査とすべきものと決しました。 以上で福祉教育常任委員会請願第6号の審査結果につきましての報告を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長厚地弘行) 委員長報告は終わりました。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。              (「発言者なし」) ○議長厚地弘行) ご発言がなければ、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論通告がありますので、発言を許可いたします。 20番 國永議員                〔20番 國永紀子議員 登壇〕 ◆20番(國永紀子議員) 議長発言許可を得ましたので、請願第6号「「後期高齢者窓口負担原則1割の継続を求める」意見書採択を求める請願書」の継続審査に対する反対討論を行います。 今議会に、三田市内を中心として開業医師歯科医師の会で構成されている兵庫保険医協会北摂丹波支部から後期高齢者窓口負担を2割に引き上げないでと願う請願が出されております。 現在、後期高齢者医療費窓口負担原則1割となっています。2割ということは負担が倍増することになります。この間、保険医協会県下医療機関5,316軒を対象に実施した「2015年受診実態調査」では、8割の医療機関が2割に引き上げることは「受診の抑制につながる」と回答されています。このことは、地域で住民と密接にかかわって診療されている開業医が見た現実ではないでしょうか。 市内に住むMさんは月4万5,000円の年金暮らし。「今1割負担でも、歯医者さんにかかると、次の治療お金は幾らぐらいかかりますかと聞いてしまう。高額な金額だと治療を諦めざるを得ないときもある。高齢になって体はあちこち悪くなり、医者通いも増えてくるのに、年金は下がるばかり、これ以上の医療費負担が倍になるのは本当に困ります」と訴えておられます。 これ以上の窓口負担引き上げは、高齢者が必要な医療を受けられず病気を悪化させることになり、ひいては医療費の高騰につながりかねません。財務省は、財政制度等審議会財政制度分科会で「後期高齢者自己負担について2割負担とすべき」との提案を行っています。決まってしまう前に三田市議会として請願者の意思をしっかり受けとめて、当請願継続審議ではなく、今議会で採択し、医療関係者高齢者の声を国に届ける必要があると考えます。議員皆様のご賛同をよろしくお願いを申し上げまして討論を終わります。(拍手
    議長厚地弘行) 以上で通告に基づく討論は終わりましたので、これをもって討論を終結いたします。 これより表決に入ります。 請願第6号「「後期高齢者窓口負担原則1割の継続を求める」意見書採択を求める請願書」についてを採決いたします。 本請願起立によって採決いたします。 本請願に対する福祉教育常任委員会委員長報告継続審査であります。 お諮りいたします。 本請願につきましては、委員長申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに賛成議員はご起立願います。              (起立多数) ○議長厚地弘行) 起立多数であります。 よって、本請願閉会中の継続審査に付することに決しました。 △日程第3 ○議長厚地弘行) 次は、日程第3、委員会提出議案第6号「三田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 ただいま議題となっております本案につきましては、この際、議事順序を省略して直ちに表決に入りたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長厚地弘行) ご異議なしと認めます。 よって、さように決しました。 これより表決に入ります。 お諮りいたします。 本案原案のとおり決することにご異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長厚地弘行) ご異議なしと認めます。 よって、本案原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は終わりました。 次の本会議は、明日3月6日午前10時に再開し、一般質問を行います。 本日はこれをもって散会いたします。                           午前10時28分 散会...