○議長(
秋田修一) それでは、討論を終結し、採決に入ります。 お諮りいたします。 これら2件については、
委員長報告のとおり原案を可とすることに決してご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
秋田修一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第43号及び第47号の以上2件は原案のとおり可決されました。
△日程第4
○議長(
秋田修一) 次に、日程第4 議案第44号 川西市
病院事業の設置等に関する条例及び川西市
キセラ川西プラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び 議案第45号 川西市
病院事業の使用に関する条例の一部を改正する条例の制定について以上2件を
一括議題といたします。 これら2件については、
建設公企常任委員会に審査を付託しておりますので、委員会における審査の経過と結果について、委員長より報告を求めます。 18番
大矢根秀明建設公企常任委員長。
◆
建設公企常任委員長(
大矢根秀明) (登壇)おはようございます。 それでは、ただいま上程されました議案第44号及び第45号の以上2議案につきまして、当
建設公企常任委員会における審査の経過と結果についてご報告をいたします。 これらの案件につきましては、去る18日に委員会を開催しております。 なお、各議案の審査の経過及び結果につきましては、お手元に配付しております
委員会報告書のとおりですので、私からは表決に際して委員から特に意見が付された案件、賛否が分かれた案件についてご報告いたします。 まず、議案第44号 川西市
病院事業の設置等に関する条例及び川西市
キセラ川西プラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 本案につきましては、報告書のとおり質疑が行われた後、意見を伺いましたところ、本案では、これまで議決事項として条例に規定していた
診療科目を規則に委任する内容が含まれており、この点に対して市は、本改正の施行は新
病院開設予定の2年後となり、
診療科目をそのときの医師確保の状況や
近隣病院を考慮して柔軟に決定するためと説明しているが、議会のチェックも経ないまま
診療科目が変更されることは、今後も着実に
公的病院としての責任を果たす上で大きな懸念材料となりかねないため、本案に対して反対すると述べられ、 別の委員からは、 これまでの経過においても、市の約束した内容がほごとなる例があったと認識しており、今回の
診療科目の取り扱いについてもそうした不安が払拭できないことから、本案に反対すると述べられております。 最後に、挙手により採決いたしましたところ、賛成者多数をもって、原案のとおり可とすることに決しております。 次に、議案第45号 川西市
病院事業の使用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 本案につきましては、報告書のとおり質疑が行われた後、意見を伺いましたところ、本案が病診分離の方針に基づく国の
制度改正に伴うものとはいえ、
新型コロナウイルス感染症の収束がいまだ見通せず、市民が苦しい思いで過ごしている中で負担が増大することについては到底納得できないため、本案には賛成できないと述べられ、 挙手により採決いたしましたところ、賛成者多数をもって、原案のとおり可とすることに決しております。 以上で、
建設公企常任委員会の報告を終わります。
○議長(
秋田修一) これより、報告についての質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
秋田修一) それでは、質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許します。 13番
吉岡健次議員。
◆13番(
吉岡健次) (登壇)
日本共産党議員団の
吉岡健次です。 議案第44号 川西市
病院事業の設置等に関する条例及び川西市
キセラ川西プラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、
日本共産党議員団を代表して反対の立場から討論します。 本条例案の主な内容は大きく二つの条例の変更であり、一つ目が、川西市
病院事業の設置等に関する条例の第3条にある名称「市立
川西病院」を「
川西市立総合医療センター」とし、位置を「東畦野5丁目21番1号」から「火打1丁目地内」に改め、第4条の
診療科目を、これまで11科目を明記していたものを規則で定めると変更し、病床数を250床から405床に変更するものです。 まず、
当該設置場所は
浸水想定地域に指定されており、市の中核となる
救急病院をこの場所に設置するということに対して、
日本共産党議員団はこれまで反対の立場を貫いており、今条例については賛成することはできません。 さらに、病床数405床は、現在の市立
川西病院の250床と
協立病院の313床を合算すると163床削減することになり、
新型コロナ禍で病床数が不足する問題が全国に広がる中、新しい
生活様式の模索も始まった今日において見直しも立ちどまりもせず、旧来の計画を進めることは尋常でないと厳しく指摘せざるを得ません。
公立病院は
川西市民の命を守るとりでの役割を果たすものであり、今のタイミングで旧来の計画を進めることに強く反対します。 そして、今回の条例では
診療科目についても大きな変更が生じます。これまで条例で11診療科を定めていたものを取り除き、別途、規則で定めるとしています。第4条第1項中に、「小児、周産期、救急等の
政策医療を確実に実施し」とあるものの、これまで
川西病院で行ってきた11
診療科目、内科、外科、
緩和ケア外科、小児科、整形外科、産婦人科、
放射線科耳鼻咽喉科、眼科、泌尿器科、麻酔科が医師の確保状況や
指定管理者の経営状況によってやめることができるようになります。 事前に議会、市民に知らせるとも言っていましたが、議決することなく、規則で決めましたと言って、市民も議会も納得しない中でも変更できるものではありませんか。今回の改定では、到底、
公的病院の役割を果たすことができるものではありません。医学の進歩や医師の確保など変更を想定するのであれば、これまで実施してきた基幹となる
診療科目は条例にしっかり明記しておき、その他
診療科目を規則で定めるとすべきではないでしょうか。
病院経営は民間でも厳しい状況にある中で、今回のような変更は到底認めることができず、反対します。 もう一つの変更が、川西市
キセラ川西プラザの設置及び管理に関する条例の駐車場の使用料に関するところに、
川西市立総合医療センターを追加するものです。 405床を要する病院の敷地内に患者が利用できる駐車場が一つもなく、
キセラ川西プラザ、
総合体育館、弓道場、
市民温水プール等の施設と駐車場を共用するものでありますが、全部合わせても376台であり、その数には病院から遠い位置の駐車場もあります。 また、この間
キセラ川西プラザ福祉棟の利用者から、身障者が優先利用できるようにしてほしいとしていた場所もその中にカウントしているではありませんか。 それぞれの駐車場は行事や季節によって利用量が異なり、
病院利用者が使用できる場合もあるでしょう。大型の
総合病院で、しかも駅から離れた場所に設置するのであれば、病院に隣接した場所に
病院専用の病床数に見合う駐車場が必須となります。現駐車場に
総合医療センターを追加すること自体は否とするものではありませんが、根本的となる
病院駐車場の確保に真剣に取り組むことを強く求めるものです。 以上をもって、議案第44号の
反対討論といたします。
議員各位のご賛同をよろしくお願いします。 続いて、議案第45号 川西市
病院事業の使用に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議員団を代表して反対の立場から討論します。 本条例案は、
保険医療機関及び
保険医療養担当規則第5条第3項第2号の
厚生労働大臣の定める額に沿い市立
川西病院における診療時
選定療養費を1人1回2,000円から4,546円、消費税10%を加算すると5,000円とし、さらに再診時
選定療養費を追加して1人1回2,273円、消費税10%を加算すると2,500円に改定するものです。この改定により患者の負担が大幅に増すことになります。 今回の
条例改正の背景は、
安倍政権による
診療報酬改定において大病院の外来は紹介患者を中心とし、一般的な外来受診は
かかりつけ医に相談することを基本とするシステムを普及、定着させるための
保険医療機関及び
保険医療養担当規則の改正が行われたことによるものです。 市立
川西病院は外来でもよく利用されており、近年患者が減っているものの、2019年度の1日平均で約350人、年間で8万4,000人の方が通院しています。
かかりつけ医、
地域医療との連携は努力されていますが、まだまだ不十分でもあり、この病院を頼ってくる外来患者が多い中、国の規則だということで一方的に紹介状なしの患者に対して初診時に5,000円も徴収することは、
川西病院への受診を控えることになり、市民の受診の権利を奪うことにもつながりかねません。 さらに診療所による
紹介状発行の初診時
選定療養費も引き上げられており、これでは重症化する恐れがあり、
かかりつけ医の診療所による紹介があっても、あるいは直接市立
川西病院に行く場合でもお金がなく医療を受けることをためらってより重症化につながることになりかねません。 さらに、現在
新型コロナウイルス感染症の猛威により、命も暮らしも営業も脅かされる状況にある中で、医療にかかりにくくなるような市民への負担増は絶対に許されるものではありません。 また、再診時
選定療養費についてですが、まずは開業医の地域配置がまだ不十分な中でスタートするものですが、病院はもとより地域の開業医に周知し、利用する患者にも見やすい場所にわかりやすく明示することの徹底を図ること、紹介状を交付する際には、ほかの病院、開業医との調整はもちろん、患者との合意もしっかり図ることを徹底するべきです。 今回の改正が
安倍政権による全国一律的な規約改正及び一連の
診療報酬改正によるものとはいえ、市立
川西病院と市民にとって不利益となる要素が大きく、市民の受診権を奪うことにつながることから、本
条例改正案には反対します。
議員各位のご賛同をよろしくお願いします。
○議長(
秋田修一) 5番
山下隆志議員。
◆5番(
山下隆志) (登壇)今回上程されました、議案第44号 川西市
病院事業の設置等に関する条例及び川西市
キセラ川西プラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対し、私、
山下隆志は反対の立場から討論を行います。 2019年2月に策定された(仮称)
市立総合医療センター基本構想では、市民全体の利便性と
スタッフ確保の観点から、市の中心部である
キセラ川西内に新病院を設置する一方で、
市北部住民の
医療ニーズに対応するため、現市立
川西病院敷地内に
北部診療所を整備することとされておりました。
キセラ川西センターと
北部診療所は、公設民営の形で、いずれも
医療法人協和会が
指定管理者として運営を担い、
キセラ川西センターと
北部診療所が一体的、連続的に市内全体の
医療ニーズに対応することが期待されていたところです。 しかしながら、去る6月18日の
市立病院整備調査特別委員会において、
医療法人晴風園から猪名川町にて運営中の
今井病院を市立
川西病院の跡地に移転することが提案され、2019年末から現在に至るまで約半年間にわたり関係者間で協議が進められ、2020年末までに北部医療体制をどのようにするか方向性を決めることが説明されました。この提案を受けた場合、市北部に新たに病院が整備されるメリットはあるものの、経済合理性を追求する民設民営の病院では小児医療や周産期医療などの
政策医療の提供は難しいと危惧します。 今回、
医療法人協和会と
医療法人晴風園が
地域医療連携推進法人を立ち上げることで、
指定管理者である
医療法人協和会も北部の
地域医療に関与されることがあるようですが、当該
地域医療連携推進法人が
キセラ川西センターとどのように連携して、市北部に医療提供されるのかという点においては未知数な部分が多く、(仮称)川西
市立総合医療センター基本構想で期待されていた
キセラ川西センターと
北部診療所が一体となった北部地域の医療体制が構築できるのか疑問視しております。そもそも論として、(仮称)川西
市立総合医療センター基本構想では、
指定管理者である
医療法人協和会が
キセラ川西センターと
北部診療所一体的に運営する計画であったところ、そのうちの
北部診療所のみを切り離して新たな代替案が浮上してきた中で、
キセラ川西センターのみを単独で計画どおりに進めることに違和感がございますから、(仮称)川西
市立総合医療センター基本構想のとおりに、川西市
病院事業の設置等に関する条例及び川西市
キセラ川西プラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてには賛成いたしかねますゆえに、冒頭に述べましたとおり反対申し上げます。
議員各位のご賛同をお願い申し上げます。 以上です。
○議長(
秋田修一) 以上で、通告による討論は終わりました。 他に討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
秋田修一) それでは、討論を終結し、採決に入ります。 まず、議題のうち、議案第44号 川西市
病院事業の設置等に関する条例及び川西市
キセラ川西プラザの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを起立により採決いたします。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案は、
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
秋田修一) 起立多数であります。 よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第45号 川西市
病院事業の使用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを起立により採決いたします。 本案に対する
委員長報告は可決であります。 本案は、
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
秋田修一) 起立多数であります。 よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。
△日程第5
○議長(
秋田修一) 次に、日程第5 議案第46号 令和2年度川西市
一般会計補正予算(第3回)を議題といたします。 本案については、各常任委員会に審査を分割付託しておりますので、それぞれの常任委員会における審査の経過と結果について、順次各委員長より報告を求めます。 まず、
総務生活常任委員長、報告を願います。 6番 福西
勝総務生活常任委員長。
◆
総務生活常任委員長(福西勝) (登壇)それでは、ただいま上程されました議案第46号 令和2年度川西市
一般会計補正予算(第3回)のうち、当
総務生活常任委員会に分割付託されました部分についてご報告させていただきます。 本案は、今後の事業の進捗や国・県の
制度改正にあわせて、この時期に補正が必要となる費用の追加のほか、さきの5月臨時会で審議いたしました補正予算案に引き続き、
新型コロナウイルス感染症対策に係る経費の計上が主な内容となっておりまして、具体的には、外出自粛により落ち込んだ消費を喚起するため、市内商店街等で利用できるお買い物券等の発行事業や、運動不足解消のためのスポーツクラブ等を活用した健康づくり応援事業、学校園所や公共施設等の再開に係る感染症対策のための経費などが含まれております。 このうち、本常任委員会に分割付託されました部分につきまして、去る16日に開催した委員会において慎重に審査いたしました結果、お手元に配付しております
委員会報告書に記載のとおり全委員の賛成をもって、原案を可とすることに決しております。 以上で、
総務生活常任委員会の報告を終わります。
○議長(
秋田修一) 次に、
厚生文教常任委員長、報告を願います。 19番
江見輝男厚生文教常任委員長。
◆
厚生文教常任委員長(
江見輝男) (登壇)それでは、ただいま上程されました議案第46号 令和2年度川西市
一般会計補正予算(第3回)のうち、当
厚生文教常任委員会に分割付託されました部分について、ご報告いたします。 本補正につきましては、去る17日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付しております
委員会報告書に記載のとおり、全委員の賛成をもって、原案を可とすることに決しております。 以上で、
厚生文教常任委員会の報告を終わります。
○議長(
秋田修一) 以上で、各常任委員長の報告は終わりました。 これより、報告についての質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
秋田修一) それでは質疑を終結いたします。 これより討論に入るわけでありますが、ただいまのところ通告はありません。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
秋田修一) それでは、討論を終結し、採決に入ります。 お諮りいたします。 本案は、
委員長報告のとおり原案を可とすることに決してご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
秋田修一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
△日程第6
○議長(
秋田修一) 次に、日程第6 議案第48号 令和2年度川西市
一般会計補正予算(第4回)を議題といたします。 本案については、
厚生文教常任委員会に審査を付託しておりますので、委員会における審査の経過と結果について委員長より報告を求めます。 19番
江見輝男厚生文教常任委員長。
◆
厚生文教常任委員長(
江見輝男) (登壇)それでは、ただいま上程されました議案第48号 令和2年度川西市
一般会計補正予算(第4回)につきまして、当
厚生文教常任委員会における審査の経過と結果をご報告いたします。 本案は、令和2年6月12日に成立した国の第2次補正予算に伴い、
新型コロナウイルス感染症対策事業として、早期実施が必要な事業に係る費用を計上するため追加提出されたもので、具体的には、低所得のひとり親世帯に対する経済的支援のほか、学校園所の再開に伴い必要となる経費等が主な内容となっており、その財源は全額が国県支出金3億3,265万1,000円により賄われるものでありまして、去る23日に開催した委員会において慎重に審査いたしました結果、お手元に配付しております
委員会報告書に記載のとおり、全委員の賛成をもって、原案を可とすることに決しております。 以上で、
厚生文教常任委員会の報告を終わります。
○議長(
秋田修一) これより、報告についての質疑に入ります質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
秋田修一) それでは、質疑を終結いたします。 これより、討論に入るわけでありますが、ただいまのところ通告はありません。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
秋田修一) それでは、討論を終結し、採決に入ります。 お諮りいたします。 本案については、
委員長報告のとおり原案を可とすることに決してご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
秋田修一) ご異議なしと認めます。 よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。
△日程第7
○議長(
秋田修一) 次に、日程第7
意見書案第3号
小・中学校における少
人数学級の実現と
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書及び 請願第2号 『
小・中学校における少
人数学級の実現と
義務教育費国庫負担制度の堅持』を求める請願書以上2件を
一括議題といたします。 まず、
意見書案第3号について、この際、お諮りいたします。 本案の提案説明は
意見書案の朗読をもってこれにかえ、議事順序を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
秋田修一) ご異議なしと認め、そのように決します。 書記に
意見書案を朗読させます。 書記。
◎書記[議会事務局主事] 朗読いたします。-----------------------------------
小・中学校における少
人数学級の実現と
義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書
新型コロナウイルス感染症の終息がいまだ見通せない中で、全国一斉に長期臨時休業が要請されるなど、学校現場では、感染症対策はもとより子どもたちの学びと育ちの保障や心のケアに懸命に取り組んでいます。 かねてから学校では、新学習指導要領の全面実施や貧困・いじめ・不登校といった課題への対応に追われている状況にあり、加えて、今後は学級を複数に分けて教育活動を行うなどの感染症対策が求められることから、これまで以上に少
人数学級の着実な推進は必要不可欠となっています。
義務教育費国庫負担制度については、「三位一体改革」の名のもと、国の負担割合が2分の1から3分の1に引き下げられました。自治体によっては厳しい財政状況の中で独自財源による定数措置を行っていますが、これによる自治体間の教育格差が懸念されるところです。子どもたちは、全国どこに住んでいても等しく教育を受ける権利を有しており、国による財源保障など、豊かな学びの実現に向けた条件整備は不可欠です。 以上のことから、当市議会は、国が令和3年度の予算編成に当たり、下記の項目を実現されるようここに強く要望します。 記 1.
新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない状況の中、新学習指導要領が全面実施されることを踏まえ、子どもたちの教育環境改善に向けて、計画的な教職員定数改善と少
人数学級の着実な推進を図ること。 2.教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、
義務教育費国庫負担制度を堅持すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。令和2年6月26日 衆議院議長 + 参議院議長 | 内閣総理大臣|あて 財務大臣 | 文部科学大臣+ 川西市議会議長
秋田修一----------------------------------- 以上であります。
○議長(
秋田修一) 朗読は終わりました。 この際、お諮りいたします。 本案は、議事順序を省略して直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
秋田修一) ご異議なしと認め、その様に決します。 お諮りいたします。 本案については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議あり」の声あり)
○議長(
秋田修一) ご異議がありますので、起立により採決いたします。 本案を可とすることに賛成の議員の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○議長(
秋田修一) 起立多数であります。 よって、
意見書案第3号は原案のとおり可決されました。 次に請願第2号でありますが、本請願につきましては、さきに同趣旨の
意見書案が可決されましたので、これをみなし採択といたします。 以上で、本日の日程は全部終了し、今期定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。 閉会に当たり、市長からご挨拶をお受けいたします。 市長。
◎市長(
越田謙治郎) (登壇)閉会に当たりまして、一言お礼のご挨拶を申し上げます。 去る6月4日、今期定例市議会が開かれましてから議員の皆様方におかれましては、本日閉会に至りますまでの23日間にわたり、本会議、常任委員会にてご精励を賜り、慎重にご審議をいただきました結果、提出いたしました議案全てについて原案のとおり可決・承認をいただき、まことにありがとうございました。 議案審議の過程及び一般質問において賜りましたご意見、ご提案等につきましては、今後十分に検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
新型コロナウイルス感染症対策に関しましては、市としても迅速な対応が求められている中で、今期定例会におきましては、補正予算を追加提出させていただきましたが、議員の皆様には、議会日程等にご配慮を賜りまして重ねてお礼を申し上げます。 この補正予算を初め、先ほど可決していただきました議案等を実行に移し、今後はポストコロナに対応すべく、休止していた文化・芸術活動の促進を初め、スポーツクラブ等を活用した市民の健康づくりを応援するとともに、消費を喚起するためのお買い物券の発行や障害者の訪問リハビリに対する支援を行ってまいりたいと考えております。 また、これまで子育て世代の皆様から多くのご意見をいただきました学校園所の再開でありますが、皆さんが期待と不安を抱かれる中、学校等の再開を支援するため、感染症対策と学習補償等にも努めてまいる考えでございます。 さて、今期定例市議会が閉会されました後、わずかな期間で第4回臨時市議会を招集し、川西市としての第5次の補正予算案などをご審議いただく予定でございます。議員の皆様には一層のご支援とご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単ではございますが、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。 どうもありがとうございました。
○議長(
秋田修一) それでは閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 今期定例会は6月4日に招集され、
新型コロナウイルス感染症への対応のため、議員報酬及び市長・副市長の給与減額に係る
条例改正案を初め、国の2次補正予算に伴う事業費追加など23日間にわたり、多くの重要案件を審議いたしました。 また、今期は各会派のご協力により、一般質問の実施人数を少人数に絞り込んだほか、議場では5月臨時会に引き続き、間隔をあけて着席するといった感染症対策を講じるなど、さまざまな面で異例の開催となりましたが、ここに滞りなく議了し、ただいま閉会を宣言できますことはまことに喜ばしい限りであります。
議員各位のご精励と理事者の皆様のご協力に対しまして心からお礼を申し上げます。 さて、本年は大雨の季節だけでなく、新型コロナウイルス第2波の到来も気になるところでありますが、7月には国の補正予算への対応に係る臨時市議会の開催が予定されております。
議員各位におかれましては、この上ともご自愛くださるようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。
○議長(
秋田修一) これをもって、令和2年第3回市議会定例会を閉会いたします。 どうもご苦労さまでした。
△閉会 午前10時50分 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和2年6月26日 川西市議会議長
秋田修一 第1日
会議録署名議員 中曽千鶴子 同 小山敏明 第2日
会議録署名議員 山下隆志 同 多久和桂子 第3日
会議録署名議員 福西 勝 同
江見輝男 第4日
会議録署名議員 松隈紀文 同
大矢根秀明...