議案第1号、第20号~第22
号一括上程、
委員長報告、質疑、討論、表決。
議案第2号、第3号、第8号~第12号、第15号~第18
号一括上程、
委員長報告、質疑、討論、表決。
議案第13号上程、
委員長報告、質疑、討論、表決。
議案第14号上程、
委員長報告、質疑、討論、表決。
議案第23号上程、
委員長報告、質疑、討論、表決。
議案第24号~第32
号一括上程、
委員長報告、質疑、討論、表決。
請願第1号~第3
号一括上程、
委員長報告、質疑、討論、表決。
意見書案第1号、請願第4
号一括上程、提案説明、質疑、討論、表決。
意見書案第2号上程、提案説明、質疑、討論、表決。
委員会提出議案第1号上程、提案説明、表決。
閉会 応招議員 大塚寿夫 安田忠司 土谷一郎 北上哲仁 黒田美智 江見輝男
住田由之輔 平岡 譲
宮坂満貴子 大矢根秀明 小西佑佳子 岩田秀雄 倉谷八千子 志水隆司 上馬 勇 津田加代子 吉田 進 小山敏明 前田 貢 土田 忠 西山博大 多久和桂子 吉富幸夫 久保義孝 宮路尊士 中礼思無哉 松田恭男 梶田忠勝
越田謙治郎 安田末廣 (30名) 審議結果
議案番号審議案件提出年月日議決年月日議決結果
付託委員会委員会名審査年月日 会期の決定22.2.2322.2.23
決定--同意案1
固定資産評価審査委員会委員の選任について〃〃原案同意
(
全員賛成)--諮問1
人権擁護委員候補者の推薦について〃〃〃
(〃)--〃2
人権擁護委員候補者の推薦について〃〃〃
(〃)--〃3
人権擁護委員候補者の推薦について〃〃〃
(〃)--1損害賠償の額を定めることについて〃22.3.26原案可決
(〃)文教公企22.3.82川西市
農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価を定めることについて〃〃〃
(〃)厚生経済22.3.93農作物(水稲)
共済特別積立金の取崩しについて〃〃〃
(〃)〃〃4川西市
事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について〃〃〃
(〃)総務22.3.55川西市
延滞金徴収条例の一部を改正する条例の制定について〃〃原案可決
(賛成多数)〃〃6川西市
個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について〃〃原案可決
(全員賛成)〃〃7川西市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について〃〃原案可決
(賛成多数)〃〃8川西市
農業共済条例の一部を改正する条例の制定について〃〃原案可決
(全員賛成)厚生経済22.3.99川西市
福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について〃〃〃
(〃)〃〃10川西市付属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について〃〃〃
(〃)〃〃11川西市
留守家庭児童育成クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について〃〃〃
(〃)〃〃12川西市保育の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定について〃〃〃
(〃)〃〃13川西市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について〃〃〃
(〃)建設22.3.1014平成21年度川西市
一般会計補正予算(第6回)
第1表 歳入の全部。歳出第2款総務費のうち第1項
総務管理費第8目
文化振興費、第9目
市民参画費、第11目
スポーツ振興費及び第3項
戸籍住民基本台帳費を除く全部。第9款消防費。第12款公債費。
第2表
繰越明許費補正
第3表
債務負担行為補正
第4表
地方債補正〃〃〃
(〃)総務22.3.5 第1表 歳出第10
款教育費文教公企22.3.8 第1表 歳出第2款総務費のうち第1項
総務管理費第8目
文化振興費、第9目
市民参画費、第11目
スポーツ振興費及び第3項
戸籍住民基本台帳費。第3款民生費。第4款衛生費。第5款労働費。厚生経済22.3.9 第1表 歳出第8
款土木費建設22.3.1015平成21年度川西市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4回)〃〃〃
(〃)厚生経済22.3.916平成21年度川西市
老人保健事業特別会計補正予算(第2回)〃〃〃
(〃)〃〃17平成21年度川西市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2回)〃〃〃
(〃)〃〃18平成21年度川西市
農業共済事業特別会計補正予算(第3回)〃〃〃
(〃)〃〃19平成21年度川西市
用地先行取得事業特別会計補正予算(第1回)〃〃〃
(〃)総務22.3.520平成21年度川西市
水道事業会計補正予算(第2回)〃〃〃
(賛成多数)文教公企22.3.821平成21年度川西市
病院事業会計補正予算(第3回)〃〃〃
(〃)〃〃22平成21年度川西市
下水道事業会計補正予算(第2回)〃〃〃
(〃)〃〃23平成22年度川西市
一般会計予算〃〃〃
(〃)一
予般算会特計委22.3.1
11
12
1524平成22年度川西市
国民健康保険事業特別会計予算〃〃〃
(〃)特別・
公企会計予算特委22.3.16
1725平成22年度川西市
老人保健事業特別会計予算〃〃〃
(全員賛成)26平成22年度川西市
後期高齢者医療事業特別会計予算〃〃〃
(賛成多数)27平成22年度川西市
農業共済事業特別会計予算〃〃〃
(全員賛成)28平成22年度川西市
介護保険事業特別会計予算〃〃〃
(〃)29平成22年度川西市
用地先行取得事業特別会計予算〃〃〃
(〃)30平成22年度川西市
水道事業会計予算〃〃〃
(〃)31平成22年度川西市
病院事業会計予算〃〃〃
(〃)32平成22年度川西市
下水道事業会計予算〃〃〃
(〃)請願1
後期高齢者医療制度をただちに廃止することを求める
意見書採択を求める請願22.3.122.3.26不採択
(賛成少数)厚生経済22.3.9〃2保険でよりよい歯科医療の実現の
意見書採択を求める請願〃〃〃
(〃)〃〃〃3「選択的
夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対する
意見書提出を求める請願〃〃〃
(〃)〃〃意見書案1
人工内耳装用者への支援を求める意見書22.3.26〃原案可決
(
全員賛成)--請願4人工内耳の
補助制度認定を求める請願書〃〃採択
(〃)--意見書案2
介護保険制度の抜本的な基盤整備を求める意見書〃〃原案否決
(
賛成少数)--委員会提出1
川西市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例の制定について〃〃原案可決
(
全員賛成)-- 第1日
会議録◯出席議員 1番 大塚寿夫 16番 安田忠司 2番 土谷一郎 17番 北上哲仁 3番 黒田美智 18番 江見輝男 4番
住田由之輔 19番 平岡 譲 5番
宮坂満貴子 20番
大矢根秀明 6番
小西佑佳子 21番 岩田秀雄 7番 倉谷八千子 22番 志水隆司 8番 上馬 勇 23番 津田加代子 9番 吉田 進 24番 小山敏明 10番 前田 貢 26番 多久和桂子 11番 西山博大 27番 久保義孝 12番 吉富幸夫 28番 中礼思無哉 13番 宮路尊士 29番 梶田忠勝 14番 松田恭男 30番 安田末廣 15番
越田謙治郎 (29名)
◯欠席議員 25番 土田 忠 (1名)◯説明のため出席を求めた者
役職氏名役職氏名市長大塩民生市民生活部長多田仁三副市長水田賢一
健康福祉部長今北延行副
市長的場実夫こども部長後藤哲雄教育委員会委員長松榮 徹土木部長中西 勉教育長益満
良一まちづくり部長菅原康雄水道事業管理者西 勝也美化推進部長芝 達夫病院事業管理者原田一孝会計管理者篠木満司選挙管理委員会
委員長井上武彦教育振興部長牛尾 巧代表監査委員塩川芳則水道局長田崎幸治企画財政部長角田幸雄川西病院事務長岩井 健総務部長益本正隆消防長今西慶春◯欠席者 なし
◯事務局職員 事務局長 竹中文博
議事調査課主査 田中俊浩 事務局次長 山田博文
議事調査課主査 福丸幸紀
議事調査課長 小林由男
議事調査課主査 森 博邦
議事調査課主査 今井洋之◯議事日程・
付議事件日程番号議案番号付議事件1
会議録署名議員の指名2 会期の決定3同意案1
固定資産評価審査委員会委員の選任について4諮問1
人権擁護委員候補者の推薦について〃2
人権擁護委員候補者の推薦について〃3
人権擁護委員候補者の推薦について51損害賠償の額を定めることについて2川西市
農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価を定めることについて3農作物(水稲)
共済特別積立金の取崩しについて4川西市
事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について5川西市
延滞金徴収条例の一部を改正する条例の制定について6川西市
個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について7川西市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について8川西市
農業共済条例の一部を改正する条例の制定について9川西市
福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について10川西市付属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について11川西市
留守家庭児童育成クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について12川西市保育の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定について13川西市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について14平成21年度川西市
一般会計補正予算(第6回)15平成21年度川西市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4回)16平成21年度川西市
老人保健事業特別会計補正予算(第2回)17平成21年度川西市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2回)18平成21年度川西市
農業共済事業特別会計補正予算(第3回)19平成21年度川西市
用地先行取得事業特別会計補正予算(第1回)20平成21年度川西市
水道事業会計補正予算(第2回)21平成21年度川西市
病院事業会計補正予算(第3回)22平成21年度川西市
下水道事業会計補正予算(第2回)23平成22年度川西市
一般会計予算24平成22年度川西市
国民健康保険事業特別会計予算25平成22年度川西市
老人保健事業特別会計予算26平成22年度川西市
後期高齢者医療事業特別会計予算27平成22年度川西市
農業共済事業特別会計予算28平成22年度川西市
介護保険事業特別会計予算29平成22年度川西市
用地先行取得事業特別会計予算30平成22年度川西市
水道事業会計予算31平成22年度川西市
病院事業会計予算32平成22年度川西市
下水道事業会計予算◯会議の顛末
△開会 午前10時00分
○議長(安田忠司) 皆さん、おはようございます。 ただいまより、平成22年第1回
川西市議会定例会を開会いたします。 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 立春も過ぎまして、ようやく春の息吹を感じるきょうこのごろですが、議員各位には元気にご参集いただき、第1回
市議会定例会が開会に至りましたことは、まことに喜ばしい限りであります。 さて、
今期定例会は、平成22年度の各会計予算を初め多くの重要案件を審議する極めて重要な議会であります。議員各位には、時節柄何かとご多忙と存じますが、ご精励を賜りましてご審議を尽くされますようにお願い申し上げまして、開会のごあいさつといたします。 市長。
◎市長(大塩民生) (登壇)おはようございます。 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 本日、第1回
定例市議会を招集いたしましたところ、議員の皆様にはお元気でご出席いただきまして、まことにありがとうございます。
今期定例市議会は、平成22年度の当初予算を定めていただく重要な議会であります。また、本日上程をいたします案件は、この新年度予算10会計を初め、
固定資産評価審査委員会委員の選任についての人事案件1件、
人権擁護委員候補者の推薦についての諮問案件3件、損害賠償の額を定めることについてなどの事件決議3件、川西市
事務分掌条例の一部を改正する条例の制定についてなどの条例案件10件及び平成21年度川西市
一般会計補正予算などの
補正予算案件9件の合計36件であります。 以上、提出いたします案件はいずれも重要な案件でありますので、慎重にご審議の上、可決いただきますようお願いをいたしまして、簡単でございますけれども、開会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(安田忠司) まず、本日の議員の出欠をご報告いたします。 ただいまの出席者は29名であります。 欠席の届け出のあった者、土田 忠議員であります。
△開議 午前10時03分
○議長(安田忠司) これより、本日の会議を開きます。 本日の議事日程並びに議案の取り扱いにつきましては、あらかじめ配付しております印刷物により、ご了承願います。 まず、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定により、理事者の出席を求めておりますので、ご報告いたします。 次に、議会の権限に属する軽易な事項で市長が専決処分することができる事項の指定第1項の規定に基づく専決処分の報告書が提出され、その写しをお手元に配付しておりますので、ご了承願います。 また、本日までに受理いたしました陳情書につきましては、その写しをお手元に配付しておりますので、ご了承願います。 これより、日程に入ります。
△日程第1
○議長(安田忠司) 日程第1
会議録署名議員の指名 を行います。 会議規則第78条の規定により、議長において4番
住田由之輔議員、26番 多
久和桂子議員を指名いたします。
△日程第2
○議長(安田忠司) 次に、日程第2 会期の決定 を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から3月26日までの32日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(安田忠司) ご異議なしと認めます。 よって、会期は32日間と決定いたしました。
△日程第3
○議長(安田忠司) 次に、日程第3 同意案第1号
固定資産評価審査委員会委員の選任について を議題といたします。 この際、お諮りいたします。 本案については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(安田忠司) ご異議なしと認めます。 よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。 市長より提案理由の説明を求めます。 市長。
◎市長(大塩民生) (登壇)ただいま上程をされました同意案第1号
固定資産評価審査委員会委員の選任について説明をいたします。 本市の
固定資産評価審査委員会委員は、3名で任期は3年であります。 現在、委員として満村和宏氏、小林健二氏、上原紀代子氏の3名でありますが、このうち小林健二氏の任期が来る3月7日で満了いたしますので、その後任について種々検討いたしました結果、小林健二氏は平成19年3月就任以来、深い識見を持って熱心に職務に当たられ、
固定資産評価審査委員会委員として適任者であると考え、同氏を再び選任いたしたく提案しようとするものであります。 なお、同氏の経歴につきましては、
議案書裏面の参考のとおりでありますので、何とぞよろしくご同意賜りますようお願いをいたします。
○議長(安田忠司) 提案理由の説明は終わりました。 これより、説明についての質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(安田忠司) それでは、質疑を終結し、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(安田忠司) それでは、討論を終結し、採決に入ります。 お諮りいたします。 同意案第1号については、これを同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(安田忠司) ご異議なしと認めます。 よって、同意案第1号は、原案のとおり同意されました。
△日程第4
○議長(安田忠司) 次に、日程第4 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について ないし 諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦について 以上3件を一括議題といたします。 この際、お諮りいたします。 これら3件については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(安田忠司) ご異議なしと認めます。 よって、これら3件については、委員会の付託を省略することに決しました。 市長より提案理由の説明を求めます。 市長。
◎市長(大塩民生) (登壇)ただいま一括上程されました諮問第1号から諮問第3号までにつきまして、説明をいたします。 まず、諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦について説明をいたします。 本市から推薦の
人権擁護委員は12名で、任期は3年でありますが、このうち武村雅樹氏の任期が来る3月31日で満了いたします。その後任について種々検討いたしました結果、加藤仁哉氏は人格、識見も高く、
多田地区人権啓発推進委員会委員長を初め、川西市
人権教育協議会の常任理事として地域の人権啓発に活躍され、また消防団関係にも長く携わられ、地域の発展に寄与されていますので、
人権擁護委員として適任であると考え、同氏を
人権擁護委員候補者として新たに推薦いたしたく提案しようとするものであります。 なお、同氏の経歴につきましては、
議案書裏面の参考のとおりでありますので、何とぞよろしくご同意賜りますようお願いを申し上げます。 次に、諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦について説明をいたします。 本市から推薦の
人権擁護委員は12名で、任期は3年であります。このうち、作田勝男氏の任期が来る3月31日で満了いたします。その後任について種々検討いたしました結果、末澤雅子氏は人格、識見も高く、現在、
家庭裁判所調停委員として活動されるとともに、地域の
人権啓発推進委員会を初め、川西市
建築審査会や
社会教育委員等幅広く活躍されていますので、
人権擁護委員として適任であると考え、同氏を
人権擁護委員候補者として新たに推薦をいたしたく提案しようとするものであります。 なお、同氏の経歴につきましては、
議案書裏面の参考のとおりでありますので、何とぞよろしくご同意賜りますようお願いをいたします。 次に、諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦について説明をいたします。 本市から推薦の
人権擁護委員は12名で、任期は3年でありますが、このうち大田佳美氏の任期が来る3月31日で満了いたします。その後任について種々検討いたしました結果、大田佳美氏は人格、識見も高く、平成19年4月に
人権擁護委員に就任以来、その職務を積極的に遂行され、地域の信望も厚いことから、同氏を
人権擁護委員候補者として再び推薦いたしたく提案しようとするものであります。 なお、同氏の経歴につきましては、
議案書裏面の参考のとおりでありますので、何とぞよろしくご同意賜りますようお願いをいたします。
○議長(安田忠司) 説明は終わりました。 これより、説明についての質疑に入ります。 質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(安田忠司) それでは、質疑を終結し、討論に入ります。 討論はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(安田忠司) それでは、討論を終結し、採決に入ります。 まず、諮問第1号についてであります。 お諮りいたします。 本案は、同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(安田忠司) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第1号は、これを同意することに決しました。 次に、諮問第2号についてであります。 お諮りいたします。 本案は、同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(安田忠司) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第2号は、これを同意することに決しました。 次に、諮問第3号についてであります。 お諮りいたします。 本案は、同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(安田忠司) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第3号は、これを同意することに決しました。
△日程第5
○議長(安田忠司) 次に、日程第5 議案第1号 損害賠償の額を定めることについて ないし 議案第32号 平成22年度川西市
下水道事業会計予算 以上32件を一括議題といたします。 これより、上程議案に対する市長の説明を求めます。 市長。
◎市長(大塩民生) (登壇)平成22年度の予算案及び各議案を提案するに当たり、市政運営に対する私の所信と予算の大綱を申し述べます。 「光陰如箭 日月如梭」。市長就任から3年有余の年月が流れ、1期
目締めくくりの年を迎えました。思い起こせば、市政を託された最初の施政方針で、私は「たゆまぬ変革 あくなき挑戦」を胸に、「みんなでつくろう ときめく川西の未来」をまちづくりの基本理念として「
川西改革プラン2006」で市民の皆様にお約束をした諸事業を着実に計画化し、果敢に実行することを表明いたしました。 また、市役所が文字どおり「市民の役に立つところ」になるよう、四つの柱から成る市役所改革に挑戦することを明らかにいたしました。この間、所信の貫徹を常に念頭に置き、目標の達成に向けてひたすら走り続けてまいりました。その結果、新たな施策や事業の実施はもとより、第4次
総合計画後期基本計画「笑顔・ときめき川西プラン」を初め、行財政改革推進計画や主要な部門別計画の策定など本市の中・長期的なビジョンを樹立するとともに、市役所の構造改革も一定の成果を上げることができました。これもひとえに市民や議員の皆さんの温かいご理解とご協力のたまものであると深く感謝をいたしております。改めて厚く御礼を申し上げるところでございます。 一方で、就任後予想をはるかに超えました社会経済情勢の変化の影響も受け、本市の行財政環境は非常に厳しい状況下に置かれております。公約の最重要課題であります財政再建につきましては、早期の収支均衡を目指し、引き続き全身全霊取り組む所存でございます。 同時に、ふるさと川西の再生も私が果たさなければならない大切な使命であります。社会が危機に陥るとき、人間は将来の夢や希望まで喪失し、何も手だてを講じなければ負の連鎖に陥ることは必定であります。本市を取り巻く現下の諸状況も決して安穏としたものではないということは十分承知をいたしております。 しかしながら、私は、このようなときこそネガティブな議論に終始するのではなく、常にポジティブな思考を持ち、アクティブな行動を起こすことによって道を切り開いていくことが必要であり、リーダーたる者の責任であると認識をいたしております。今後ともこのような気概を持って市民の元気、そして川西の元気を力強く創出してまいりたいと決意を新たにいたしております。 さて、昨年米国では建国200有余年にして初の黒人大統領が誕生し、我が国においては憲政史上実質的には初となる本格的な政権交代が行われました。また、冷戦崩壊から20年の時を経て、欧州連合(EU)は大統領を選出するまでに政治統合を進めるとともに、世界の重要課題の議論の場も「G8」から「G20」に移行いたしました。まさに、内外における政治主体の大転換であります。 視点を転じますと、リーマン・ショックの一気呵成の波及、新型インフルエンザの世界的大流行、あるいは環境・食糧問題、テロ対策など国際的課題に対し、世界が協調した対応を行うことが不可避であるという現実を私たちは目の当たりにいたしました。 昨年の世相をあらわす漢字に「新」が選ばれました。私は、こうした世界の大きな政治変動とグローバル化の潮流の中で新たな地平を希求する国民の気持ちを照射したものではないかと考えております。 折しも、司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」がドラマ化をされ、話題を呼んでおります。封建の世界から目覚めたばかりの日本の若者が欧米的近代国家という一筋の雲を目指して、夢と希望を持って坂を駆け上った一途さに対する憧憬と、坂を上り切った後の新たな展望への期待が、国民的関心を集めている背景にあるのではないでしょうか。 現状を見れば、我が国においてはバブル経済の崩壊から約20年が経過し、少子・高齢化の進展と人口減少、さらにはデフレギャップという構造的な問題を抱えており、景気回復や雇用の確保、医療・介護など多くの分野にわたって国民の不安感が高まっております。また、国際的強調がこれまでにも増して求められる状況であります。 こうした中で、喫緊の課題は、国際社会における我が国の立ち位置を明確に示した上で、自国の平和と繁栄、安全・安心社会を構築するための中・長期的な国家戦略を描くことであり、国政に課された大きな責任であると考えております。自治体を預かる立場といたしましても、時流を的確に見きわめながら、市民の質の高い暮らしに向けた確かな道筋を指し示す必要があると強く認識をいたしております。 それでは、今後のまちづくりを進めていく上での基本的な考え方について所信を述べさせていただきます。 20世紀の急激な工業化、都市化、そしてこれらによりもたらされた社会的分業化は、地域とかかわりを持たない住民を生み出すとともに、社会的連帯のよりどころを喪失させ、かつて地域が有していた住民の互恵性や信頼性を基調とした人と人とのつながりや絆、いわゆる社会関係資本の著しい減退化をもたらしました。本市におきましても自治会活動を支える皆様方の懸命な努力にもかかわらず加入率は減少傾向にあり、大きな課題となっております。 私は、川西に生まれ、川西の自然に親しみ、その恵みと実りを感謝しながら生きてまいりました。現在のように決して物の豊かな生活ではありませんでしたが、そこには連帯や思いやり、よき伝統や文化が厳然と存在をしており、共同体の中で生かされているという確かな実感がございました。 そもそも、まちは市民の共有空間であり、共通の財産であります。また、多様な思いを持つ多数の人々が生活を営む場でもあります。こうしたまちの秩序を維持するためには、市民の自発性に支えられるやわらかなルールや仕組みから公権力により担保された強固なものまで、状況に応じてさまざまな制度が必要とされていますが、その実効性を高めるためには、制度を支える市民相互の信頼関係の形成、すなわち失われつつある社会関係資本をいま一度再構築することが不可欠であると考えております。 また、住みよいまちは決して自然に与えられるものではなく、人間によってつくられるものであり、しかも他のだれでもない市民みずからの営みによって達成されるべき目標であります。住みよさや快適さなど「都市のつくり」のよさは、そこに暮らす市民のまちづくりの努力の結果にほかならないのであります。このような市民やコミュニティ、自治会やNPO、企業や大学、行政など多様な主体のパートナーシップによる、いわば「協治」の実現こそがこれからのまちづくりに求められる姿勢であり、都市政策の要諦であると認識をいたしております。 従来、「官」がつくり上げてきた単一の公に対して、福祉や環境、まちづくりなど特定の問題に関心を持ち、目的を共有する市民が自発的に活動を行ってつむぎ出す公は、その思いの数だけ存在をいたします。幾つもの公をつくり出す活動は、人・物・情報のネットワークの輪を広げ、そのことがひいてはまちの活力を高めることにつながります。どのようなものが社会的に解決すべき公の問題なのか、だれがどのように担うのかについては、地域の事情によって異なるでしょう。 しかしながら、確かに申せることは、こうした市民の活動が活発であればあるほど、住みやすく、また個性豊かなまちであり、今生活をしている人が住み続けたいと思い、子供たちにも誇り得るようなまちを、さらには新たに人々を引きつけ、住んでみたいと思うまちを創造していくことにつながるということであります。 「どうしたの?その一言がうれしいな」 「青少年ふれあいデー」の取り組みの一環として行った川柳コンクールに寄せられた作品で、詠み人は市内の小学校6年生であります。子供たちが犠牲になる凶悪・卑劣な犯罪が頻発し、地域における善意の声かけさえままならない状況の中で、大人からの何気ない一言が作者の心に響き、みんなから愛され、大切にされているという実感を抱いたのでありましょう。 今求められるのは、高邁な理念や冗長な言葉ではなく、極めて身近なところから具体的な行動を起こすことであり、そのことが大人から子供へ、さらには子供から次の世代へと地域の連帯を継承する大きな力になるということを、改めてこの作品から確信することができました。 今後とも、「川西ならではの公の形」を市民の皆さんとともに創造し、「元気で潤いのあるオンリーワンのまちづくり」の実現に向け、全力を尽くしてまいります。 以上、申し述べましたまちづくりを推進するためには、これまで進めてまいりました市役所改革の歩みを緩めることなく、さらに加速させることが必要であり、経営という観点から照らせば、「官」であれ「民」であれ同様の理念と行動原理が求められる。私の一貫した考えであります。経営とは、ありたい理想を描き、その実現に向かって現在の問題を克服していくプロセスであり、道そのものを創造していくプロセスが経営の本質であります。そこに「官」も「民」も違いはないと考えております。 民間企業はすべて競争をいたしております。競争に負ければ市場から淘汰をされるという厳しい現実を前提として、業種や規模の大小を問わず必死にイノベーションにいそしんでおります。経済学者のシュンペーターの言葉をかりれば、競争がなければイノベーションは起こらず、イノベーションが起こらなければ技術の進化や社会の発展もありません。 とりわけ、多様かつ高度なサービスを求める消費者は、企業に対して柔軟性や順応性、あるいは高品質の製品やサービスを求め、かつ情報社会や知識社会の進展は消費者を情報の受け手から送り手へと変化させ、企業に対する評価情報は瞬時に消費者間で共有化されるという状況にあります。企業にとっては、非常に厳しい経営環境の中にあると言えるでしょう。 行政組織も同様に、このような社会に存在しているという事実を真正面から受けとめ、常にみずからの使命を厳しく問いたださなければなりません。また、多様な主体による協治の実現に向け、適切なコーディネートを行うなど、積極的な役割を果たすことも必要であります。 今後とも変化の激しい、また、変化そのものが常態化をする社会の中で、私は、あらゆる変化を脅威ととらえるのではなく、機会ととらえ、積極的に革新を生み出す組織、変化をリードできる組織へと川西市役所を変革してまいりたいと考えております。 新年度の予算編成に当たり、事務事業の見直しはもとより、人件費の抑制や財源の確保など、当初定めた行財政改革推進計画をさらに強化した取り組みを進め、財政収支の均衡に向けて、現段階における最善の努力を尽くしたところであります。しかしながら、前年度当初予算と比較して約10億円の市税減収が見込まれる中で、臨時財政対策債の措置等によってそれをカバーしたものの、結果として基金からなお8億8000万円を繰り入れての編成となりました。 今後の景気動向や国等の政策いかんによっては、以前先行きが不透明であり、決して楽観視できない状況にあることから、引き続き行財政改革を強力に展開し、財政規律の確保に向け全力で取り組んでまいりたいと考えております。 こうしたまことに厳しい環境下にあっても、後期基本計画に掲げる諸施策については、優先順位をつけつつ着実な達成を目指すことが私に与えられた責任であります。 このような基本認識のもと新年度の予算編成におきましては、特に後期基本計画の重点施策に位置づけた次の3点に力点を置いて配分を行いました。 その1は、「次代を担う子供たちが健やかに育つ環境づくり」であります。 中国の古典「管子」に次の一節があります。「一年の計は穀を樹うるに如くは莫し 十年の計は木を樹うるに如くは莫し 終身の計は人を樹うるに如くは莫し」 1年の計画を立てるならその年に収穫できる穀物を、10年の計画を立てるなら木を植えるのがよい。生涯の計画を立てるならば、人材を育成することが必要であるという意であります。 教育はまさしく人格の完成と平和で民主的な国家及び社会の形成者を育成するという目的を有しており、決してゆるがせにすることができない営みであります。 しかしながら、我が国の社会においては、「いのち」を余りにも軽んずる事件や、いじめ・虐待など、「徳」を大きく逸脱する言動が日常化するなど、非常に憂慮すべき事態に陥っております。その背景にはさまざまな要因があり、しかも重層化していると認識はしておりますが、個人の美徳や高徳をとうとぶ日本人らしさの喪失が人格の形成に大きく影響を及ぼしていることは事実であり、改めて教育の意義と重要性を問い直す必要があるのではないかと考えております。 このような社会のゆがみを、その重大さゆえに社会構成の基本単位である家族・家庭はもとより、地域社会、学校が一体となって是正すべき事柄であり、行政としても積極的な対応を図らなければなりません。同時に変化の激しい時代を生き抜く知力や体力をバランスよくはぐくみ、一人一人が志を持ち、それぞれの可能性を開花させていく創造的な取り組みを進めることもまた必要であります。 川西の子供たちの、たくましく健やかな成長を支援するために、新年度におきましては全国学力・学習状況調査が抽出方式に変更になりますが、学力と生活状況、さらにその両者の相関を継続的に把握・検証し改善を図る必要があることから、すべての小・中学校において本市独自の調査を行い、学校・家庭・地域における学びの協働を推進してまいります。また、小学校の米飯給食の実施回数を拡大し、栄養のバランスに配慮しつつ、教育現場における食育を実践してまいります。 さらに、乳幼児等医療補助事業について助成の対象範囲を拡大し、子育てしやすい環境整備を図ってまいりますとともに、新たに設置される民間保育所2園に対する支援を行い、待機児童の解消に向けた取り組みを進めてまいります。 その2は、「市民の笑顔と元気がみなぎるまちづくり」であります。 「東京への一極集中を排除し、国土の均衡ある発展を図るとともに、国民が等しくゆとりと豊かな実感をできる社会を実現していくために、地方公共団体の果たすべき役割に国民の強い期待が寄せられており、地方分権の一層の推進を望む声が大きな流れとなっている。このような国民の期待にこたえ、21世紀にふさわしい地方自治を確立することが現下の急務である。」 平成5年、今日の地方分権推進の嚆矢となった衆参両院の国会決議の要旨であります。21世紀の国づくりを中央集権から地方分権へと大きくかじを切った転換点と言えましょう。自来、さまざまな法制度の改革を経て、いまだ十分とは言えないものの、国から地方へのいわゆる政府間の分権化は着実に進んでおり、新政権においてもさらなる推進が図られることを期待するところであります。 しかしながら、真に求められるのは、1700余り存在する市町村において、各自治体の個性と特色を発揮しながら、それぞれにおける自治をしっかりと確立することであり、私が川西らしさやオンリーワンにこだわるゆえんであります。 繰り返し申して上げておりますように、川西には優れた人材や歴史、文化、自然など、まちづくりの源泉となる資源が豊富にあります。大切なことは、これらを有効に活用し、川西のさらなる発展にいかにつなげていくかということであります。もはや、規模を競う時代ではなく知恵を競う時代であります。地域の個性を生かしたまちづくりの活動が自治体の盛衰を決すると申しても過言ではないと考えております。 新年度におきましては、本市はもとより、全国川西サミットや姉妹都市など、本市とゆかりのある自治体の特産品等の販売を通して、起業家の育成を目的とする団体の取り組みに対し、支援を行ってまいります。また、中・北部ゾーンにおける新たな観光ルートを開発し、地元商業者の皆さんとも連携を図りながら、地域の活性化を図ってまいります。さらに、関係団体や企業、大学と連携して、本市の農産物等を活用した特産品を開発し、新たな地域ブランドの創出を図るとともに、川西の元気いっぱいキャラクター「きんたくん」を活用し、川西市を全国へアピールするさまざまな取り組みを進めてまいります。 その3は、「市民とともに築く未来に向けたまちづくり」であります。 「北京の蝶」という理論があります。「北京では一匹の蝶が羽ばたく。それを見ていた別の蝶がきれいだと感じ、自分も羽ばたく。さらに、別の蝶も反応して羽ばたき、この動きが連鎖反応的に拡大し、瞬く間に遠く離れたニューヨークの蝶の羽ばたきにまで結びつく」というものであります。 「きれい」と感ずるのが気づきであります。気づきは共感に、共感は共鳴につながり、みずからも羽ばたく。この羽ばたきが行動であります。最初はわずかな動きでも、それが気づき、共感、共鳴につながり、連鎖行動として大きく拡大するという比喩でございますが、私は行政組織の経営あるいはまちづくりにも同様の原理が求められているのではないかと考えております。 すなわち、組織力・地域力を高めるためには、まずは、だれかが行動を起こすことが必要であり、そのことが周りの人々に気づきを促し、さらに周囲の人々を巻き込んで、最終的には、大きなうねりにつながるという姿であります。 さらに必要なことは、組織や地域の構成員の間で、ビジョンや目的あるいは責任を共有し、チームワークを良好に保つことであります。いかに個々に優れた能力を持つ選手を集めても、団結がなければ強いチームにはなりません。反対に、卓越した選手が存在しなくともチームワークのよさがあれば、大きな成果につなげることも可能であります。 私は、このような基本に立って、引き続き市役所改革を進めるとともに、市民の皆さんと知恵を出し合い、汗をかき合って、チーム川西の輝かしい未来を築き上げてまいりたいと考えております。 新年度におきましては、協働のまちづくりの基本的な理念を定めた「(仮称)市民参加条例」の制定を目指すとともに、初めての試みとして、「公開事業レビュー」を実施し、事務事業等のあり方等について、市民の客観的な視点からオープンな議論を深めてまいります。また、平成25年度からの次期総合計画策定に向けて市民意識調査を実施し、本市の現状と課題を把握する中で、将来のまちづくりの方向性等について検討を進めてまいります。 それでは、後期基本計画「笑顔・ときめき 川西プラン」の施策体系に沿って、平成22年度の主要施策を説明いたします。 まず、「健康福祉」についてであります。 「健康」につきましては、がんの早期発見と健康意識の普及・啓発を図るため、引き続き特定年に達した女性に、子宮頸がん及び乳がん検診の無料クーポン券等を配布するなど、検診受診率の向上に努めてまいります。 また、障害者の保健の向上と福祉の増進を図るため、障害者施策全般に係る国・県の動向も見きわめながら、中度の障害を持つ低所得者の医療費のうち、入院費用について助成を行ってまいります。 さらに、新型インフルエンザ対策として、休日の内科診療を行う応急診療所に、タミフルを初めとする医薬品や検査キット等を配備してまいります。 市立川西病院につきましては、「事業経営改革プラン」を着実に推進するため、引き続き医師の確保に努めるとともに、新たに院長直轄組織を設置してまいります。 「地域福祉」につきましては、多様化する福祉ニーズに対応する人材育成を図るため、国の重点分野雇用創造事業を活用して、失業者が働きながら介護の資格を取れる事業の実施を、民間の介護施設等に委託をしてまいります。 「高齢者支援」につきましては、地域における介護施設等の整備を促進するため、小規模多機能型居宅介護施設2カ所及びグループホーム1カ所に対し補助を行ってまいります。また、消防法の改正により、スプリンクラー設置が義務づけされた一定規模のグループホーム2カ所に対して補助を行ってまいります。 「障がい者支援」につきましては、障害者自立支援法に代わる総合的な制度が新たに創設されるまでの間、低所得の障害者が利用する補装具や障害福祉サービスにかかる負担を無料化いたします。また、作業所などの障害者福祉施設の活動の活性化を図り、通所者の就労、創作活動への意欲向上や社会参加を促進するため、市役所庁舎内において、障害者福祉施設が行うクッキーやアクセサリーなど、自主生産品の販売を支援してまいります。 「子育て支援」につきましては、国が創設する制度に基づき、世帯の所得にかかわらず、中学校終了までの児童に対し子ども手当を支給するとともに、ひとり親家庭の生活の安定と自立を支援するため、児童扶養手当の支給対象を父子家庭まで拡大してまいります。 また、妊婦が安心して出産できるよう引き続き、妊婦健康診査への助成を行うなど、妊婦の健康管理の充実や経済的負担の軽減を図ってまいります。 さらに、地域における子育て支援の充実を図るため、拠点となる川西南・川西中央・多田各保育所に地域子育て支援保育士を配置し、子育て交流の場の提供や子育てに関する相談、情報提供などを行ってまいります。 放課後における児童の健全育成を図るため、
留守家庭児童育成クラブのうち、北陵小学校内に設置しているクラブ室を増築するとともに、大規模クラブの分割化に伴い、施設及び運営体制の充実を図ってまいります。 「安心こども基金」における「地域子育て創生事業」を活用し、社会福祉協議会におけるボランティアバンク整備補助、保育所整備予定地に隣接する公園遊具の増設・新型インフルエンザの予防対策等に対して、予算として保育所や公立幼稚園等へ空気清浄機の配備、緊急情報などを公立保育所等の保護者に迅速に連絡するシステムの整備などを行ってまいります。 「低所得者福祉」につきましては、生活保護の適正実施と自立支援を図るため、就労指導員を増員するとともに母子世帯への加算を継続してまいります。 続きまして、「教育文化」について説明をいたします。 「学校教育」につきましては、平成23年度から小学校に外国語活動が本格的に導入されるに先立ち、本市独自の取り組みとして進めてきた小学校5・6年生を対象とする英語の授業について、ネイティブ講師の活用をふやすなど、授業内容の充実を図ってまいります。 また、昨年に幼児教育問題審議会から出された答申に基づき、南部地域における公立幼稚園の再編整備や3歳児保育の実施など、公立幼稚園の活性化に向けた検討を進め、地域特性に応じた幼児教育環境の充実を図ってまいります。 児童・生徒の安全につきましては、学校や家庭、地域、行政の連携のもとで、「こどもをまもる110番のおうち」や学校安全協力員を引き続き充実してまいります。 また、緑台小学校の耐震補強工事や中学校の耐震補強設計を進めるなど、安全・安心な学校環境の整備に努めてまいります。 「青少年」につきましては、昨年より始めました「青少年ふれあいデー」をより一層活発なものにするため、地域における啓発活動を積極的に支援し、家族の絆や地域とのつながりを深めてまいります。 また、順次、整備を進めてきた放課後子ども教室を、新たに3小学校区に設置し、全小学校区において、子どもたちが地域社会の中で、心豊かで健やかにはぐくまれる環境づくりに努めてまいります。 「生涯学習・文化」につきましては、中央公民館及び文化会館のアスベスト除去工事を引き続き実施するとともに、川西南・多田・清和台・東谷の各公民館において一部のトイレを洋式化し、安全性と利便性を向上してまいります。 また、中央図書館において、視覚障害や読児障害などを持つ方々が読書に親しめる環境を整備するなど、国民読書年に当たり、あらゆる人々の読書をより一層支援してまいります。 さらに、北陵地区の中学校建設予定地を暫定的にグラウンドとして使用するための整備を引き続き進め、地域コミュニティにおけるスポーツ活動等の場として有効活用を図ってまいります。 続きまして、「環境共生」について説明をいたします。 「環境保全」につきましては、安全かつ快適な環境を保全するため、川西能勢口駅周辺の防止モデル区域において、路上喫煙やポイ捨て防止の啓発活動を、引き続き実施してまいります。 また、市が率先して環境負荷の低減に取り組むため、一事業者かつ一消費者としての立場から策定している環境率先行動計画を改定いたします。 さらに、公共下水道整備について、新田や東多田等の地域における雨水環境を整備し、降雨時の浸水被害の軽減を図るとともに、赤松や石道等の地域において汚水整備を進め、生活環境の改善を図ってまいります。 「省資源・リサイクル」につきましては、環境に優しいまちづくりの推進を図るため、昨年のクリーンセンターの本格稼動に合わせて変更したごみ新分別区分について、広報誌や出前講座等で効果的に啓発を行い、市民への定着を図ってまいります。また、市民から、「ごみ減量チャレンジモニター」を引き続き募り、ごみ減量への活動を推進してまいります。 「公園・みどり」につきましては、子供たちを初め、だれもが安全で安心して利用できるよう、老朽化による遊具を撤去し、撤去した公園に新たな遊具を設置するとともに、地域の実情等に応じて公園の施設改良や遊具の修繕を進めてまいります。 さらに、市花りんどうを身近なものにするため、引き続きリンドウの育成や自生地の保存に努めてまいります。 「上水道」につきましては、地震等の災害に備え、伸縮可とう管の設置工事を実施するとともに、危機管理の強化として、大阪府池田市と相互連絡間布設工事等を進め、安全で安心な水道水の安定供給を図ってまいります。 続きまして、「快適安全」について説明をいたします。 「都市計画」につきましては、人口の減少や高齢化、自動車交通量などの動向を踏まえた計画的なまちづくりを進めるため、引き続き、都市計画道路網の見直しを行ってまいります。また、地域における住民主体のまちづくり活動に対して、アドバイザーやコンサルタントの派遣、活動助成などの支援を継続してまいります。 「市街地整備」につきましては、中央北地区において、まちの活性化を図るための都市基盤整備や民間活力による大規模な土地利用の転換を進めるため、土地区画整理事業の実施に向けた都市計画の変更や事業認可手続、火打前処理場用地等に係る有効利用の検討や皮革汚水管路を含めた土壌汚染調査を行ってまいります。さらに、権利者の合意形成を促進するため、「川西中央北地区まちづくり協議会」への支援を行うなど、事業の着実な推進へ向けた取り組みを行ってまいります。 また、市営住宅使用料の収納率の向上を図るため、過年度の滞納分について弁護士法人等へ徴収を委託するなど、徴収体制を強化してまいります。 南部の空港周辺地域につきましては、移転補償地跡地の有効利用を図るため、その一部を道路敷地として確保するとともに、良好な市街地の環境整備に向け、引き続き、関係者等との合意形成に努めてまいります。 「交通体系」につきましては、鉄道事業者が行う鼓滝駅及び多田駅のバリアフリー整備を支援するため、国や県と協調して、補助を行うとともに、鼓滝駅前の歩道改良もあわせて行ってまいります。 放置自転車等の対策につきましては、川西能勢口駅周辺における歩道への駐輪施設の整備を促進するとともに、老朽化した平野駐輪場の代替施設として、平野バスターミナル近接地への移設を進めてまいります。 また、降雨時の雨水を速やかに排除するため、鼓が滝3丁目及び東畦野山手地内などの市道に側溝を整備するとともに、鼓が滝及び東多田地内の市道49号、南花屋敷地内の市道769号、東多田地内の市道259号、新田地内の市道269号の改良等を行い、安全で円滑な交通を確保してまいります。 新名神高速道路の整備につきましては、県道川西インター線の整備に合わせ、これに接続する都市計画道路矢問畦野線整備のための測量を行ってまいります。 「消防・防災」につきましては、各種災害への迅速かつ円滑な対応を図るため、圧縮空気泡消火装置などの最新鋭機能を有する災害対策特殊水槽付き消防ポンプ車を購入してまいります。 また、宝塚市・猪名川町との消防通信指令業務の共同運用につきましては、平成23年4月の運用開始を目指し、2市1町で協議・調整を行いながら、宝塚市消防本部内への消防指令センター整備に向けた取り組みを進めてまいります。 出在家町地内で国が整備を進める河川防災ステーションに、水防活動の拠点となる「(仮称)水防センター」を建設し、防災体制の強化に努めてまいります。 急傾斜地対策につきましては、県と連携し、一庫及び東畦野山手地内の崩壊危険箇所の対策工事を行うなど、土砂災害の未然防止に努めてまいります。 「生活安全」につきましては、地域活動団体へのAED(自動体外式除細動器)の購入助成を継続してまいります。 また、消費者をめぐる多様で深刻な被害を適切かつ迅速に救済するため、弁護士との連携による相談業務の強化を図ってまいります。さらに、消費者パワーアップセミナーや消費者検定を実施するなど、トラブルや被害の未然、拡大防止に向けた啓発に努めてまいります。 続きまして、「産業活力」について説明をいたします。 「産業」につきましては、中心市街地の活性化を図るため、引き続き、「(仮称)川西市中心市街地活性化基本計画」の認定手続を進めるとともに、関係団体等と連携をしながら、まちのにぎわい創出に向けた取り組みを進めてまいります。 また、有害鳥獣による農作物等の被害が深刻な状況にあるため、「川西市鳥獣被害防止計画」に基づき防護さくの設置等を支援してまいります。 「労働」につきましては、昨今の経済不況に起因する就職難や雇用トラブル等に対応するため、キャリアカウンセリングや労働相談等を引き続き実施するとともに、国・県等関係機関と連携して、タイムリーな雇用情報の提供に努めてまいります。 「観光」につきましては、夏の夜空を彩る猪名川花火大会において、「きんたくん」をイメージする花火を新たに登場させるなど、内容の充実を図ってまいります。 また、千葉県旧・佐原市との姉妹都市提携が20周年を迎えることを契機として、現香取市と改めて友好親善の提携を結ぶなど、より一層の交流促進を図ってまいります。 最後に、「自治体経営」について説明をいたします。 「共感・共生のまちづくり」につきましては、男女共同参画センター及び市民活動センターを指定管理者による管理に移行し、民間事業者のノウハウによる効率的な運営を図り、サービスのより一層の向上を目指してまいります。 効果的・効率的・総合的な行政運営につきましては、行政経営品質向上プログラムの本格的な運用を図り、組織の存在意義とあるべき姿を明確にしながら、その実現に邁進する市役所を目指してまいります。 また、組織の効率的な運営を図り、サービスのより一層の向上を目指し、川西市社会福祉協議会と川西市社会福祉事業団、川西市体育・スポーツ振興事業団と川西市文化財団の組織統合に向け、それぞれの法人とともに検討を進めてまいります。 以上のような施策の基本方針に基づき、市民と協働して「ときめく川西の未来」を築くため、平成22年度当初予算案を 一般会計 440億円 特別会計 290億3568万9000円 企業会計 151億82万7000円 総額 881億3651万6000円 で編成をいたしました。 これをもちまして、平成22年度の市政運営の基本方針についての説明といたします。 引き続き、上程をされました案件につきまして説明をいたします。 まず、議案第1号 損害賠償の額を定めることについて説明をいたします。 本案は、市立川西病院における医療行為に関する損害賠償の額について、双方の合意が成立したため、損害賠償の額を定めるにつき、地方自治法第96条第1項第13号の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。 このたびの損害賠償につきましては、食事の際、看護師が介助をしなかった事実から責任を認め、その額を2700万円としようとするものであります。 次に、議案第2号 川西市
農業共済事業事務費の賦課総額及び賦課単価を定めることについて説明をいたします。 本案は、平成22年度の農業共済事業に必要な事務費を加入者に賦課するにつき、その賦課単価を、水稲共済割、10アール当たり170円、均等割、1戸当たり50円とし、事務費の賦課総額を13万1600円にしようとするもので、加入引受面積68.95ヘクタール、加入戸数290戸を予定しております。 次に、議案第3号 農作物(水稲)
共済特別積立金の取崩しについて説明をいたします。 本案は、平成22年度農作物(水稲)共済損害防止事業の実施に伴い、川西市
農業共済条例の規定により、当該積立金22万8000円以内の額を取り崩し、予算の範囲内で平成22年度農作物(水稲)共済加入者を対象に水稲共済損害防止事業を実施しようとするもので、面積は68.95ヘクタールで、兵庫県農業共済組合連合会からの負担金10万円と合わせて、10アール当たり476円の補助を予定しております。 次に、議案第4号 川西市
事務分掌条例の一部を改正する条例の制定について説明をいたします。 本案は、本市における中心市街地活性化施策をより総合的に展開する必要があるので、条例の一部を改正しようとするものであります。 改正しようとする内容は、まちづくり部の分掌する事務のうち、「中心市街地活性化に関する事項」を削り、規定の整備をしようとするものであります。 なお、この条例は、平成22年4月1日から施行しようとするものであります。 次に、議案第5号 川西市
延滞金徴収条例の一部を改正する条例の制定について説明をいたします。 本案は、納付者の公平性の確保及び適正な債権の回収に係る規定の整備を図るため、条例の一部を改正しようとするものであります。 改正しようとする内容は、新たに督促、督促手数料及び滞納処分の規定を定めるとともに、延滞金の割合を市税における延滞金の割合と同一とするため、延滞金の規定に所要の改正を行い、また市税と同じく延滞金の割合の特例措置を新たに規定し、これらの改正内容に合わせて条例の題名を「川西市税外収入金に係る督促手数料及び延滞金の徴収等に関する条例」に改正しようとするものであります。 なお、この条例は、規則に定める日から施行しようとするものでありますが、付則において関係する「川西市道路占用料徴収条例」及び「川西市
農業共済条例」をあわせて改正するとともに、必要な経過措置を定めております。 次に、議案第6号 川西市
個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について説明をいたします。 本案は、個人情報を取り扱う公の施設の管理に係る法人その他の団体で、本市が指定するものに罰則を適用するため、条例の一部を改正しようとするものであります。 改正しようとする主な内容は、本市の公の施設の管理を指定管理者が行うに当たり、指定管理者が講ずべき個人情報の適切な取り扱いについて一層の充実を図るもので、当該指定管理業務に従事している職員もしくは従事していた職員について、受託者と同様の罰則規定を適用するため、所要の改正を行おうとするものであります。 なお、この条例は、平成22年4月1日から施行しようとするものでありますが、付則において、必要な経過措置を定めております。 次に、議案第7号 川西市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明をいたします。 本案は、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律の制定並びに平成21年8月の人事院勧告及びこれに対する国の措置を踏まえ、本市一般職の職員の時間外勤務手当の支給割合等の改定を行うとともに、地域手当支給率の改定等を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。 改正しようとする主な内容は、日曜日またはこれに相当する日における勤務を除き、時間外勤務が1カ月について60時間を超える場合、その60時間を超えて勤務した全時間に係る時間外勤務手当の支給割合を「100分の150」に引き上げる規定及び当該引き上げ分にかわる時間外代休時間を指定した場合における、時間外勤務手当の支給に係る規定を、新たに設けようとするものであります。 また、地域手当支給率につきましては、国の示す基準の6%の支給率に準じ見直しを行うとともに、一般職の給料月額の特例措置の期間を「平成23年3月31日」から「平成22年3月31日」に改めようとするものであります。 なお、この条例は、平成22年4月1日から施行しようとするものであります。 次に、議案第8号 川西市
農業共済条例の一部を改正する条例の制定について説明をいたします。 本案は、保険法の制定等に伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。 改正しようとする主な内容は、保険法が農業共済事業にも適用されることから、共済契約に係るルールの明確化を図るため、規定の整備を図るとともに、家畜共済の共済目的に乳牛の子及び胎児を追加するなど、その他規定の整備を図ろうとするものであります。 なお、この条例は、平成22年4月1日から施行しようとするものでありますが、付則において、必要な経過措置を定めております。 次に、議案第9号 川西市
福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明をいたします。 本案は、
福祉医療費助成制度の拡充を図るため、条例の一部を改正しようとするものであります。 改正しようとする主な内容は、一定の所得基準に係る1歳及び2歳児の通院にかかる医療費の無料及び身体障害者等のうち、障害の程度が中度に該当する者に対する入院に係る助成する医療費は、被保険者証等負担額の3分の1とすることなどを新たに定めようとするものであります。 なお、この条例は、平成22年7月1日から施行しようとするものでありますが、付則において、必要な経過措置を定めております。 次に、議案第10号 川西市付属機関に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明をいたします。 本案は、市長の付属機関として、食育推進計画策定及びその推進についての調査審議を担任させるため、川西市食育推進会議を設置するに当たり、条例の一部を改正しようとするものであります。 なお、この条例は、平成22年4月1日から施行しようとするものであります。 次に、議案第11号 川西市
留守家庭児童育成クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明をいたします。 本案は、川西市
留守家庭児童育成クラブを新たに設置するため、条例の一部を改正しようとするもので、改正しようとする内容は、条例の別表中児童育成クラブの名称等に二つのクラブを追加しようとするものであります。 なお、この条例は、平成22年4月1日から施行しようとするものであります。 次に、議案第12号 川西市保育の実施に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明をいたします。 本案は、児童福祉法等の一部を改正する法律の制定に伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。 改正しようとする内容は、「家庭的保育事業による保育」が新たに法制化されたことにより、現行の「保育所における保育」と区分する必要が生じるため、字句の改正をしようとするものであります。 なお、この条例は、平成22年4月1日から施行しようとするものであります。 次に、議案第13号 川西市地区計画の地区内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明をいたします。 本案は、阪神間都市計画阪急日生ニュータウン(川西市)地区計画、阪神間都市計画大和団地東地区地区計画及び阪神間都市計画清和台地区地区計画の区域内の適正な都市機能と健全な都市環境を確保するため、条例の一部を改正しようとするものであります。 改正しようとする内容は、都市計画決定等により、条例別表第1の地区整備計画の区域及び別表第2の地区計画区域内の制限について「大和団地東地区地区整備計画区域」及び「清和台地区地区整備計画区域」の二つの区域を追加し、また、条例別表第2の2「阪急日生ニュータウン(川西市)地区整備計画区域」の計画地区の区分に1地区を追加し、地区計画の区域内における建築物の敷地、構造及び用途を制限しようとするものであります。 なお、この条例は、平成22年4月1日から施行しようとするものであります。 次に、議案第14号 平成21年度川西市
一般会計補正予算について説明をいたします。 今回の補正は第6回で、国の緊急経済対策に係る事業の追加、並びに決算見込み額による歳入歳出予算の補正が主な内容でありまして、まず、国の緊急経済対策に係る事業の主なものにつきましては、「地域活性化・きめ細かな臨時交付金」を活用いたしまして、教育施設の耐震化を促進するとともに、公共施設や道路等の維持補修、米飯給食の完全実施に向けた学校給食室の改修や防災ステーション内に(仮称)水防センターを整備するほか、「地域活性化・公共投資臨時交付金」を活用いたしまして、多田駅・鼓滝駅のバリアフリー対策を実施するとともに、鼓滝駅のバリアフリー化に合わせて駅周辺の歩道を整備しようとするものでありまして、このほか、緑台小学校の耐震対策工事もあわせ、22年度予定しておりました事業を前倒しして、今回の補正予算に計上いたしたものであります。 また、決算見込額に基づく補正では、景気の悪化に伴う市税収入の減額と、それに伴う減収補てん債の発行を行いますとともに、猪名川上流広域ごみ処理施設組合への負担金並びに下水道事業に対する補助金等の減額のほか、市立川西病院に対する補助金の追加などを行っております。 これらの内容によりまして、第1条で、歳入歳出予算からそれぞれ3億6649万2000円を減額し、予算額を461億6363万8000円にしようとするものであります。 次に、第2条で、繰越明許費の補正を行おうとするものであります。 国の第2次補正予算の関連から、22年度計画事業を前倒しして予算計上するものを含めまして、今年度中の完了が見込めない教育施設耐震化事業など29件について、繰越明許費の設定を行おうとするものであります。 次に、第3条で、債務負担行為の補正を行おうとするものであります。 平成21年度に地方債証券の共同発行を行うことに伴い、地方財政法の規定に基づく連帯債務を兵庫県等他団体との間で設定するほか、21年9月定例会で可決をしていただきました緑台小学校耐震対策事業等に要する経費に関しまして、22年度で事業を実施する予定で債務負担行為を設定しておりましたが、21年度の国庫補助事業として採択をされたため、限度額を変更しようとするものであります。 次に、第4条で、地方債の補正を行おうとするものであります。
留守家庭児童育成クラブ整備事業費など5件の追加及び交通施設バリアフリー化整備支援事業費など7件の変更を行いまして、起債の限度額を60億3291万7000円にしようとするものであります。 次に、議案第15号 平成21年度川西市
国民健康保険事業特別会計補正予算について説明をいたします。 今回の補正は第4回で、財政調整交付金の減額や一般会計からの繰入金を追加するほか、コールセンター管理運営に係る業務委託料の減額などが主な内容でありまして、第1条で、歳入歳出予算からそれぞれ1231万円を減額し、予算額を156億3202万1000円にしようとするものであります。 次に、議案第16号 平成21年度川西市
老人保健事業特別会計補正予算について説明をいたします。 今回の補正は第2回で、給付実績等に基づく医療給付費の追加がその内容でありまして、第1条で、歳入歳出予算に、それぞれ363万1000円を追加し、予算額を6605万7000円にしようとするものであります。 次に、議案第17号 平成21年度川西市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算について説明をいたします。 今回の補正は第2回で、後期高齢者医療広域連合への納付金の追加とこれに係る一般会計繰入金及び繰越金の追加がその内容でありまして、第1条で歳入歳出予算にそれぞれ2044万2000円を追加し、予算額を17億5129万3000円にしようとするものであります。 次に、議案第18号 平成21年度川西市
農業共済事業特別会計補正予算について説明をいたします。 今回の補正は第3回で、決算見込み額に基づく水稲共済金などの補正が主な内容となっておりまして、第1条で歳入歳出予算から、それぞれ23万9000円を減額し、予算額を2211万1000円にしようとするものであります。 次に、議案第19号 平成21年度川西市
用地先行取得事業特別会計補正予算について説明をいたします。 今回の補正は第1回で、不動産売払収入の追加とこれに係る減債基金積立金の追加がその主な内容でありまして、第1条で歳入歳出予算に、それぞれ5億7872万3000円を追加し、予算額を34億1348万6000円にしようとするものであります。 次に、議案第20号 平成21年度川西市
水道事業会計補正予算について説明をいたします。 今回の補正は第2回で、その主な内容は、給水収益の減額と、人件費並びに消費税及び地方消費税の減額であります。 まず、第2条業務の予定量の補正で、給水世帯数を266世帯増の6万6556世帯に、給水人口を754人増の16万954人に、また年間配水量を5万6930立方メートル減の1656万7845立方メートルに、1日平均配水量を156立方メートル減の4万5391立方メートルに改めようとするものであります。 次に、第3条収益的収入及び支出の補正で、水道事業収益を4245万4000円減額し、35億7846万8000円に、また水道事業費用を1689万円減額し、35億1751万2000円にしようとするものであります。 次に、第4条資本的支出の補正で、資本的支出を461万7000円増額し、5億9229万3000円にしようとするものであります。したがいまして、収支差し引きで不足となる3億3108万円につきましては、当年度分消費税及び地方税資本的収支調整額2175万8000円、減債積立金2000万円、過年度分損益勘定留保資金2億8932万2000円で補てんしようとするものであります。 次に、第5条議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正で、職員給与費を1026万7000円減額し、5億8993万9000円にしようとするものであります。 次に、議案第21号 平成21年度川西市
病院事業会計補正予算について説明をいたします。 今回の補正は第3回で、医療行為に係る損害賠償金の追加と、これに伴う保険金収入の同額追加及び平成21年度決算見込みに基づく収入・支出予算の補正が主な内容となっております。 まず、第2条収益的収入及び支出の補正におきましては、収入で病院事業収益を4億4249万8000円減額し、42億9432万3000円にしようとするもので、これは入院収益の減等に伴う医業収益5億1639万9000円の減額及び損害賠償金に係る保険金収入、一般会計からの補助金等の増に伴う医業外収益7390万1000円の追加であります。 一方、支出では病院事業費用を1億2437万4000円減額し、47億7350万7000円にしようとするもので、これは給与費、薬品費、委託料の減に伴う医業費用1億5137万4000円の減額及び損害賠償請求の和解に伴う損害賠償金の増に伴う医業外費用2700万円の追加であります。 次に、第3条議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正におきましては、職員給与費の減額に伴いまして1億2597万4000円減額し、27億7027万2000円にしようとするものであります。 次に、第4条他会計からの補助金におきましては、一般会計からの繰入金額の総額で、繰入金額を4490万1000円追加し、9億6490万1000円にしようとするものであります。 次に、議案第22号 平成21年度川西市
下水道事業会計補正予算について説明をいたします。 今回の補正は第2回で、企業債償還金と支払利息の減額、それに伴う一般会計からの負担金と補助金の減額、また公共下水道整備費等の減額、それに伴う企業債及び国庫補助金の減額及び猪名川流域下水道維持管理費負担金の減額、流域下水道維持管理費の精算還付による特別利益の追加、消費税及び地方消費税の追加並びに下水道事業に属する職員人件費の補正等であります。 まず、第2条業務の予定量の補正におきましては、主な建設改良事業の管渠及びポンプ場等整備事業を5714万4000円減額し、3億6570万6000円に、また流域下水道整備事業を681万4000円減額し、1億3732万4000円にしようとするものであります。 次に、第3条収益的収入及び支出の補正につきましては、収入を1053万円減額し、28億8231万円にしようとするもので、これは主に資本費平準化債元金償還金分を4条の資本的収入に置きかえることによる雨水処理負担金の減額によるものであります。 また、支出を2149万8000円減額し、26億5584万1000円にしようとするもので、これは企業債の支払利息の減額、流域下水道維持管理費負担金の減額、消費税及び地方消費税の追加等であります。 次に、第4条資本的収入及び支出の補正におきましては、収入を6377万9000円減額し、12億3783万7000円にしようとするもので、これは建設改良事業費の減額による企業債及び国庫補助金並びに一般会計からの補助金の減額、資本費平準化債元金償還金分を3条の収益的収入から置きかえたことによる一般会計からの負担金の追加によるものであります。 また、支出を8680万3000円減額し、21億6738万3000円にしようとするものであり、これは公共下水道整備費の減額、資本費平準化債等の企業債償還金及び猪名川流域下水道原田処理場内整備費負担金等の減額並びに人件費の減額であります。これにより、収支差し引きで不足する額9億2954万6000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、繰越財源、減債積立金、過年度及び当年度分損益勘定留保資金、繰越利益剰余金処分額で補てんしようとするものであります。 次に、第5条企業債の補正におきましては、企業債を6310万円減額し、限度額を9億700万円にしようとするものであります。 次に、第6条議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費を322万5000円減額し、2億9257万3000円にしようとするものであります。 次に、第7条他会計からの補助金におきましては、一般会計からこの会計へ補助を受ける金額を2586万1000円減額とし、11億978万8000円にしようとするものであります。 以上、議案第1号から第32号までにつきまして、一括して説明をいたしましたが、添付資料などをご参考の上、何とぞよろしくご審議賜りますようお願いをいたします。
○議長(安田忠司) 以上で本日の日程はすべて終わりました。 この際、お諮りいたします。 議案熟読のため、2月28日まで休会したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(安田忠司) ご異議なしと認め、そのように決します。 次の本会議は3月1日、午前10時より再開いたします。 それでは、本日はこれで散会いたします。 どうもご苦労さまでした。
△散会 午前11時21分...