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  1. 加古川市議会 2020-12-15
    令和 2年第6回定例会(第4号12月15日)


    取得元: 加古川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 2年第6回定例会(第4号12月15日)            令和2年第6回加古川市議会(定例会)議事日程                            (第4号)                               令和2年12月15日                               午前9時30分 開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 諸 報 告  (1) 議員出席状況  (2) そ の 他 第 3 請 願     ・請願第 7号 日本政府核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書の提出を             求める請願書 第 4 議案第118号 加古川市総合計画を定めること 第 5 議案第130号 加古川市地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく職務             権限の特例に関する条例を定めること 第 6 議案第132号 加古川市事務分掌条例の一部を改正する条例を定めること 第 7 議案第137号 加古川市延滞金徴収条例等の一部を改正する条例を定めること 第 8 議案第148号 指定管理者指定のこと 第 9 議案第138号 加古川市医療の助成に関する条例の一部を改正する条例を定める
                こと 第10 議案第139号 地方独立行政法人加古川市民病院機構第3期中期目標を定めるこ             と 第11 議案第147号 指定管理者指定のこと 第12 議案第149号 高砂市と加古川市との間における緊急通報システム事務の事務委             託の廃止に関する協議について 第13 議案第150号 稲美町と加古川市との間における緊急通報システム事務の事務委             託の廃止に関する協議について 第14 議案第151号 播磨町と加古川市との間における緊急通報システム事務の事務委             託の廃止に関する協議について 第15 議案第131号 加古川市ウォーキングセンターの設置及び管理に関する条例を廃             止する条例を定めること 第16 議案第140号 市道路線認定のこと 第17 議案第141号 市道路線廃止のこと 第18 議案第142号 指定管理者指定のこと 第19 議案第143号 指定管理者指定のこと 第20 議案第144号 指定管理者指定のこと 第21 議案第145号 指定管理者指定のこと 第22 議案第146号 指定管理者指定のこと 第23 議案第120号 令和2年度加古川市一般会計補正予算(第7回) 第24 議案第126号 令和2年度加古川市学校給食費管理事業特別会計補正予算(第1             回) 第25 議案第121号 令和2年度加古川市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3回) 第26 議案第122号 令和2年度加古川市後期高齢医療事業特別会計補正予算(第2             回) 第27 議案第123号 令和2年度加古川市介護保険事業特別会計補正予算(第2回) 第28 議案第124号 令和2年度加古川市夜間急病医療事業特別会計補正予算(第2回) 第29 議案第125号 令和2年度加古川市緊急通報システム事業特別会計補正予算(第             2回) 第30 議案第127号 令和2年度加古川市公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第             1回) 第31 議案第128号 令和2年度加古川市水道事業会計補正予算(第4回) 第32 議案第129号 令和2年度加古川市下水道事業会計補正予算(第1回) 第33 議案第155号 令和2年度加古川市一般会計補正予算(第8回) 第34 議案第152号 浜の宮幼稚園園舎改修工事請負変更契約締結のこと 第35 議案第153号 神吉中津線橋梁下部工事(その1)請負変更契約締結のこと 第36 議案第154号 大型提示装置(ディスプレイ一体型電子黒板等売買契約締結の             こと [日程追加] 議案第155号 令和2年度加古川市一般会計補正予算(第8回) 意見書案第3号 防災・減災、国土強靭化の継続・拡充を求める意見書 意見書案第4号 不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書                 会議に出席した議員(30名)         1番  岸 本 建 樹       17番  柘 植 厚 人         2番  立 花 俊 治       18番  落 合   誠         3番  岡 田 妙 子       19番  山 本 一 郎         5番  山 本 賢 吾       20番  渡 辺 征 爾         6番  中 村 亮 太       21番  村 上 孝 義         7番  桃 井 祥 子       22番  西 村 雅 文         8番  白 石 信 一       23番  松 本 裕 之         9番  大 野 恭 平       24番  玉 川 英 樹        10番  織 田 正 樹       25番  木 谷 万 里        11番  藤 原 繁 樹       26番  小 林 直 樹        12番  井 上 恭 子       27番  相 良 大 悟        13番  谷   真 康       28番  森 田 俊 和        14番  稲 次   誠       29番  原 田 幸 廣        15番  高 木 英 里       30番  井 上 隆 司        16番  鍔 木 良 子       31番  神 吉 耕 藏                 会議に欠席した議員(1名)         4番  野 村 明 広                 議事に関係した事務局職員     議会事務局長 石 見 安 平   議会事務局次長  二 川 裕 之     議事総務課長 河 村 孝 弘   議事総務課副課長 松 田 千 夏                 会議に出席した委員及び職員   ┌────────────┬───────┬─────────────┬───────┐   │    職  名    │ 氏  名  │    職  名     │ 氏  名  │   ├────────────┼───────┼─────────────┼───────┤   │市長          │岡 田 康 裕│副市長          │川 西 三 良│   ├────────────┼───────┼─────────────┼───────┤   │副市長         │守 安 邦 弘│上下水道事業管理者    │井 手 秀 司│   ├────────────┼───────┼─────────────┼───────┤   │企画部長        │井ノ口 淳 一│総務部長         │平 田 喜 昭│   ├────────────┼───────┼─────────────┼───────┤   │税務部長        │北 村   順│市民部長         │田 中 康 人│   ├────────────┼───────┼─────────────┼───────┤   │協働推進部長      │稲 垣 雅 則│産業経済部長       │小 野 享 平│   ├────────────┼───────┼─────────────┼───────┤   │環境部長        │川 上 雄 司│福祉部長         │井 部 浩 司│   ├────────────┼───────┼─────────────┼───────┤   │こども部長       │玉 野 彰 一│建設部長         │東 保 弘 一│   ├────────────┼───────┼─────────────┼───────┤   │都市計画部長      │中 田 直 文│会計管理者        │阿 部 利 也│   ├────────────┼───────┼─────────────┼───────┤   │上下水道局長      │谷 川 敏 康│消防長          │君 野 正 則│   ├────────────┼───────┼─────────────┼───────┤   │教育長         │小 南 克 己│教育総務部長       │高 井 正 人│   ├────────────┼───────┼─────────────┼───────┤
      │教育指導部長      │山 本 照 久│代表監査委員       │藤 田 隆 司│   └────────────┴───────┴─────────────┴───────┘                  開         議                                (午前 9時30分) ○議長(木谷万里)   ただいまから、令和2年第6回加古川市議会定例会を再開します。  これより、本日の会議を開きます。  直ちに日程に入ります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(木谷万里)   日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、井上隆司議員及び神吉耕藏議員を指名します。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第2 諸報告 ○議長(木谷万里)   日程第2、諸報告を行います。  事務局から議員出席状況等を報告します。 ○議事総務課副課長(松田千夏)   議員出席状況を報告します。議員定数31名、現在数31名、本日の出席現在数は30名であります。  なお、野村議員から体調不良のため欠席の届出がありました。  以上で、報告を終わります。 ○議長(木谷万里)   事務局からの報告は終わりました。  以上で、諸報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第3 請願第7号 ○議長(木谷万里)   日程第3、請願を議題とします。  これより、総務教育常任委員会に付託中の請願第7号について委員長の報告を求めます。  総務教育常任委員長。 ○総務教育常任委員長桃井祥子) (登壇)   審査の結果を報告いたします。  請願第7号、本件は、日本政府核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書の提出を求める請願であります。  委員から「唯一の被爆国である我が国が核兵器禁止条約に批准しないことは、国内外の強い失望と批判を招くと考えられる」との採択を求める意見や、「本条約には核保有国及び核を保有していない先進国などが批准しておらず、その実効力は不透明である。中国や北朝鮮の動向を踏まえた我が国の安全保障を考えると、条約に批准せず国際社会での役割を果たすという現実的な政府の対応に賛同する」との不採択を求める意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成少数で不採択と決定いたしました。  以上、報告いたします。 ○議長(木谷万里)   委員長の報告は終わりました。  これより、請願第7号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。  落合議員。 ○(落合誠議員)   請願第7号について意見を申し述べ、態度表明いたします。  平成30年第1回定例会で、当時所属しておりました議会改革推進の会で態度表明しましたように、同様ではありますが再度意見を申し述べます。  我が国は、先の大戦での原爆投下により、多くの尊い人命を失った世界で唯一の被爆国であることはご存じのとおりであります。本市は、ヒロシマ・アピールに賛同し、昭和57年3月29日、決議により核兵器廃絶都市宣言を行いました。また、平成22年3月1日付で核兵器の廃絶と世界恒久平和の実現を目指す平和首長会議に加盟し、同会議は世界に核兵器の非人道性を訴え、活動を活発に展開されています。さらに、本市のホームページ上では、原水爆禁止加古川市協議会の核兵器禁止条約早期締結等を求める市民署名活動が掲載されており、このような本市の状況を総合的に勘案し、本請願に賛成する旨申し上げ、態度表明といたします。 ○議長(木谷万里)   稲次議員。 ○(稲次誠議員)   当請願に対しまして、かこがわ市民クラブを代表し意見を申し上げ、態度表明をいたします。  3年前に条約が採択され、要件であった50か国の批准により、来年から発効することが決まり、国際的にも核兵器廃絶に向けた新たな機会となります。また、核の惨禍を二度と繰り返さないための最も確かな保障は、核兵器のない世界を実現することであります。さらには、そこに至る道のりにおいても核兵器の使用はあってはならず、請願にあります核兵器廃絶への願いを持つことは十分理解できるものであります。  一方で、条約にはアメリカ・中国・ロシアなどの核兵器保有国及び日本と同様に北朝鮮の核開発の脅威にさらされている韓国も参加していません。こうした状況において、日本は唯一の被爆国として、核拡散防止条約を基盤に進める中で、同盟関係にあるアメリカの核の傘が近隣諸国の核の脅威から日本国民の命を守る上で、最も根幹にある防衛力・抑止力となっていることも事実であります。この核の傘が機能してきたことにより、非核三原則を持ち続けられたという、両者は一対の存在でもあります。  核軍縮を進めるに当たり、諸国間の関係を不安定なものにし、逆に核兵器の使用の危険性が高まることは避け、諸国間の安定的な関係の下で進められる必要があります。現実として、中国や北朝鮮などが核兵器を保有している状況で、日本が核兵器禁止条約に参加してしまえば、アメリカの核の傘からも抜ける必要があり、日本が北朝鮮などによる核の脅威にさらされる、さらには、現在の国際社会が保っている安全保障上のバランスを崩し、逆に不安定な状況をつくり出すことも懸念されます。こうした不安定な状況が想定される核兵器保有国が参加しない枠組みでは、核兵器禁止や廃絶を唱えても実効性が難しく、今後も核の脅威について現実的かつ実践的な核軍縮のための議論と措置を着実に積み上げていくことが重要であると考えます。  以上のことから、当請願内容については賛同できない旨を申し上げ、態度表明といたします。 ○議長(木谷万里)   鍔木議員。 ○(鍔木良子議員)   請願7号に対して、態度表明をさせていただきます。  理念として、核兵器の廃絶を望んでいますが、国連安全保障理事会常任理事国にあって、核保有国であるアメリカ・ロシア・イギリス・フランス・中国の5か国は、条約は互いの均衡の上に成り立っている安全保障情勢を考慮しておらず、核軍縮は段階的に進めるべきだと反対の姿勢を示しています。残念なことに、核兵器は国防の手だてとして大きな役割を担っている現実があります。我が国の安全保障の基本は日米安保体制によって成り立っており、直ちに法的な拘束力を持って核兵器の使用や保有を禁止するということになると、核の傘の下にいる我が国としては、国防に万全を期することが難しくなるということ、法的拘束力を持った枠組みをつくることで、単純に核保有国を批判する姿勢になれば、保有国と非保有国の溝を深め合い、実質的な核軍縮の健全な対話が先に進まないことも考えられます。我が国は、核廃絶を長期的な目標に捉えているわけですが、階段は一歩ずつ進んでいくものであり、一足飛びには実現せず、核保有国同士の対話から進んでいくものと考えます。日本政府が条約に批准しないのは、このような高度な政治判断に基づいたものであると考えます。  よって、本請願の願意は理解できますが、地方議会の情報の範囲で軽々に態度表明できないことから、反対をいたします。 ○議長(木谷万里)   岸本議員。 ○(岸本建樹議員)   請願第7号、日本政府核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書の提出を求める請願書に対し、紹介議員として日本共産党加古川市議会議員団を代表して討論いたします。  2017年7月5日、日本共産党志位和夫委員長は、午後から国連本部で開かれた会議に出席。同日、同本部内でセルジオ・ドゥアルテ元国連軍縮問題担当上級代表、キューバのベニテス・ベルソン軍縮大使と相次いで会談し、核兵器禁止条約の最終案の内容について意見交換するとともに、大詰めの段階にある国連会議の成功、禁止条約を力に核兵器全面廃絶に進むことなどで協力していくことを話し合いました。そして、7月7日核兵器禁止条約国連加盟193か国の63%に当たる122か国が賛成、棄権1、反対1で採択されました。人類史上初核兵器禁止条約の採択は、日本の被爆をはじめ核兵器のない世界を求める世界各国と、市民社会の多年にわたる共同の取組が結実した、文字どおり歴史的な壮挙となりました。  採択された条約は、国際社会の英知を結集し、必要な要素が盛り込まれ、前文で核兵器の非人道性を厳しく告発し、国連憲章・国際法・国際人道法に照らして、その違法性を明確にする太い論理が述べられております。条約は、核兵器の法的禁止の内容として、核兵器の開発、実験、生産、製造、取得、所有、貯蔵、使用、使用の威嚇、締約国の領土と管轄地域への核兵器の配置・導入・配備の許可などを明記し、核兵器の使用の威嚇の禁止が新たに明記されました。これは核抑止力論、核兵器による威嚇に依存した安全保障論を否定したものとして、大きな意義を持つもので、これらは核兵器に悪の烙印を押し、それを全面的に違法化するものとなりました。  条約には核兵器の完全廃絶に向けた枠組みが明記され、核保有国条約参加の道として、一つ目に核兵器を廃絶した上で条約に参加する道とともに、二つ目に条約に参加した上で核兵器を速やかに廃棄する道が規定されました。核兵器完全廃絶には、核保有国とその同盟国の条約参加がもとより不可欠です。条約はそれに門戸を広く開いています。条約は核兵器の使用または実験によって影響を受けた個人に対する支援を、差別なく十分に提供することを核兵器によって被害を受けたことのある締約国の責任として明記しています。日本政府が唯一の戦争被爆国の政府であるにもかかわらず、歴史的な核兵器禁止条約に背を向ける態度を取っていることは、内外の強い失望と批判を招いています。  今年10月25日、ついに批准国が50か国に達し、条約の規定によって90日後の2021年1月22日に発効することに決まりました。このような理由で請願事項の唯一の戦争被爆国である日本政府に、速やかに核兵器禁止条約に署名、批准することを求める意見書を、加古川市議会として上げることに賛成するものです。 ○議長(木谷万里)   小林議員。 ○(小林直樹議員)   請願第7号、日本政府核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書の提出を求める請願書について、公明党議員団を代表して反対の立場で意見を申し上げ、態度表明いたします。  核兵器禁止条約は、核兵器を違法化する初めての規範であり、核兵器のない世界へ大きな一歩となることは間違いありません。我々公明党は、同条約について我が国の被爆の皆様の声が国際的な法規範として結実したものとして高く評価しております。条約の発効が核兵器は違法とする国際社会の機運を高め、核軍縮の進展を後押しすることを期待しております。そして、具体的に核廃絶に向け、国内外に働きかけをしております。10月21日、公明党山口那津男代表から茂木外相に対して、核兵器禁止条約については条約発効後、締約国で開催される会合に日本がオブザーバーとして参加することなど、三つの柱で緊急提案をしたところです。  さて、日本が条約に批准することに関してですが、2017年7月に国連総会で採択された核兵器禁止条約は、核保有国などが条約交渉に参加しなかったため、実質的な核兵器廃絶につながるめどが立っていません。それどころか、核保有国と同条約を批准した非核保有国の溝は深まっています。その溝を埋め、核軍縮の実質的な進展のために、賢人会議が立ち上げられ、2017年11月から5回開催し、意見交換・議論をされました。昨年10月に提出されたレポートによりますと、対話の在り方について、「議論における礼節を実践しなければならない。多様な見解の尊重は、全ての当事者が核の危険を低減するために協力し得る共通の基盤を共同で探求することを促進する」と訴えています。つまり、核保有国非核保有国、相互の信頼関係を築くための対話をどう進めていくのか、多様な考えを持つが礼節を持って他者を尊重し、直面する課題に真摯に向き合って静かに対話を進めることが必要であるということです。その両者の間を取り持ち、橋渡し役を積極的に担う責務が唯一の被爆国である日本にありますし、日本が担うべきです。その日本が条約を批准してしまうと、その責務が果たせなくなります。  そして、請願事項に「すみやかに」とありますが、北朝鮮の核問題等、現在の国際情勢から鑑みて請願の趣旨に一定の理解はできるものの、今は批准するタイミングではないと考えます。ある著名人の論文に、問題の本質は、核保有国非核保有国との対立にあるのではなく、核兵器の脅威と人類の生存の権利の対立にある、とありました。核廃絶には、確かに長い時間がかかるかもしれません。しかし、対話自体も信頼関係構築のプロセスであり、それが核軍縮の共通基盤をつくることになります。強固な基盤の構築は、遠回りのようでありますが必要不可欠であり、結局は核なき世界に近づく道のりへとつながっていくものと確信しております。  以上のことから、本請願に対しまして不採択といたします。 ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、請願第7号を採決します。  本請願を採択することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(木谷万里)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成少数です。  したがって、本請願は不採択とすることに決定しました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第4 議案第118号 〜 日程第22 議案第146号 ○議長(木谷万里)   日程第4、議案第118号から日程第22、議案第146号までの19件を一括議題とします。  本19件について、各常任委員長から順次報告を求めます。  まず、総務教育常任委員長の報告を求めます。  総務教育常任委員長
    総務教育常任委員長桃井祥子) (登壇)   審査の結果を報告いたします。  議案第118号、本案は、令和3年度を初年度とした今後6年間のまちづくりの方針となる新たな総合計画を定めようとするものであります。  その主な内容は、まちづくりの基本理念を「ひと・まち・自然を大切にし ともにささえ はぐくむまちづくり」とし、目指すべき将来の都市像を「夢と希望を描き 幸せを実感できるまち 加古川」とすることなどであります。次期総合計画の特徴をただしたのに対し、理事から「ひとを大切にするというコンセプトを将来の都市像やまちづくりの基本目標に反映し、まちの活性化に向けて市民・事業とともに取り組んでいこうとする内容となっている」との答弁がありました。  他の委員から、新たなまちづくりの方針を市民に伝えていく取組についてただしたのに対し、理事から「広報やホームページでの周知に加え、市長のオープンミーティングや担当部局による出前講座等の機会を生かし、より丁寧な説明を行っていきたい」との答弁がありました。委員から「人口減少についての原因分析や今後の打開策の考察がなされていないため、本計画には反対する」「ひとを大切にするというコンセプトを念頭に、新しい総合計画を推進されたい」「計画策定後の周知をしっかりと行い、基本理念、基本目標に向かって、行政・市民・事業が一体となってまちづくりを進められたい」との意見、要望がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第130号、本案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく職務権限の特例に関する条例の新規制定で、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第23条第1項の規定により教育委員会が所管する事務のうち、学校における体育に関することを除くスポーツに関する事務、文化財の保護に関することを除く文化に関する事務を市長が管理し、執行しようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第132号、本案は、事務分掌条例の一部改正で令和3年度に実施する機構改革に伴い、部の設置及び廃止を行おうとするものであります。  その内容は、新たに防災部を設置すること、市民協働部及び健康医療部を設置し、市民部及び協働推進部を廃止することであります。防災部の新設による有事の際の体制をただしたのに対し、理事から「自然災害及び危機管理事案が発生した際のトップマネジメントが迅速かつ的確に行えるよう、対策本部の副本部長に防災部長を充て、防災部が中心となり、一元化された指揮命令系統の下で対応することを検討している」との答弁がありました。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第137号、本案は、延滞金徴収条例など4条例の一部改正で地方税法の改正に準じて延滞金の割合等の特例に関する規定の整備を図るため、引用する法律の用語を改めようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第148号、本案は、尾上公民館の指定管理者として、尾上公民館運営管理委員会を指定しようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  以上、報告いたします。 ○議長(木谷万里)   次に、福祉環境常任委員長の報告を求めます。  福祉環境常任委員長。 ○福祉環境常任委員長(山本賢吾) (登壇)   審査の結果を報告します。  議案第138号、本案は、医療の助成に関する条例の一部改正で、こども医療費助成制度に係る申請手続を見直そうとするものであります。  その内容は、乳幼児として医療費助成の受給認定を受けているが、引き続きこどもとして医療費助成の受給認定を受けようとする場合に、申請書の提出を不要とするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第139号、本案は、地方独立行政法人加古川市民病院機構第3期中期目標を定めるため、地方独立行政法人法第25条第3項の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。  委員から「加古川市民病院について、地方独立行政法人ではなく加古川市立病院として運営することを求めることから、本案には賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第147号、本案は、夜間急病センターの指定管理者として、公益財団法人東播臨海救急医療協会を指定しようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第149号、本案は、高砂市と加古川市との間における緊急通報システム事務の事務委託を廃止することについて協議するため、地方自治法第252条の14第3項の規定において準用する同法第252条の2の2第3項本文の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第150号、本案は、稲美町と加古川市との間における緊急通報システム事務の事務委託を廃止することについて協議するため、地方自治法第252条の14第3項の規定において準用する同法第252条の2の2第3項本文の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第151号、本案は、播磨町と加古川市との間における緊急通報システム事務の事務委託を廃止することについて協議するため、地方自治法第252条の14第3項の規定において準用する同法第252条の2の2第3項本文の規定により、議会の議決を求めようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  以上、報告いたします。 ○議長(木谷万里)   次に、建設経済常任委員長の報告を求めます。  建設経済常任委員長。 ○建設経済常任委員長(白石信一) (登壇)   審査の結果を報告します。  議案第131号、本案は、ウォーキングセンターについて、見土呂フルーツパークの一部として一体的に再整備することから、本条例を廃止しようとするものであります。見土呂フルーツパーク再整備におけるウォーキングセンターの位置づけをただしたのに対し、理事から「ウォーキングセンターは、見土呂フルーツパーク全体の中の一つの施設として位置づけ、現在のウォーキングセンターの設置目的にとらわれず、新たなコンセプトに沿った魅力ある施設を目指すものである」との答弁がありました。  委員から「見土呂フルーツパークの一部として再整備されることにより、指定管理者が市外の大手事業に変更されると考える。事業による収益が市外に流出することが懸念されるため、本案には反対である」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第140号、本案は、本町37号線など31路線、総延長2,898.4メートルを新たに市道路線として認定しようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第141号、本案は、西之山水足線など13路線、総延長1,674.0メートルの市道路線を廃止しようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第142号、本案は、勤労会館の指定管理者として、一般社団法人加古川労働福祉協議会を指定しようとするものであります。指定の期間が1年である理由についてただしたのに対し、理事から「勤労会館は、建築後40年以上経過しており、設備等の劣化が見られることから、市役所周辺施設等再編計画において、解体撤去の方向性が示されている。令和4年度以降については、当該施設の管理指定管理者に行わせる見通しが立っていないためである」との答弁がありました。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第143号、本案は、地域産業振興センターの指定管理者として、地域産業振興センター運営協議会を指定しようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第144号、本案は、しろやま農業研修センターの指定管理者として、しろやま農業研修センター管理運営協議会を指定しようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第145号、本案は、農村環境改善センターの指定管理者として、農村環境改善センター運営協議会を指定しようとするものであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第146号、本案は、見土呂フルーツパークの指定管理者として、農事組合法人みとろ生産組合を指定しようとするものであります。  委員から「再整備による指定管理者が市外の大手事業に変更されると考える。再整備を見込んで指定の期間を令和3年10月15日までとする本案には反対である」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  以上、報告いたします。 ○議長(木谷万里)   各常任委員長の報告は終わりました。  これより、議案第118号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。  落合議員。 ○(落合誠議員)   議案第118号、加古川市総合計画を定めることについて、賛成の立場で、特に重要と考える点について意見を申し述べ、態度表明いたします。  まず、心豊かに暮らせるまちについてのうちで、子育て支援策は大変重要であり、単年度の施策でなく長期のスパンで結婚・出産・子育て・教育へと結びつけていくことが大変重要であると考えます。そこで、以前から要望しています出会い・結婚・妊娠・出産・子育てへの切れ目のない支援策として、加古川流ネウボラを総合的に取り入れた長期的な施策となるように要望します。また、教育面では、地域それぞれの特色を生かした学校・家庭・地域、そして企業が一体となった切れ目のない教育体制と柔軟な支援の在り方で、より未来輝く子どもたちに育ててほしいと願います。また、人権をより尊重し、最近耳にするようになったコロナに対する偏見をなくす取組の一つであるシトラスリボン活動や、新たな取組にも積極的に参画できるような計画にしていただきたいです。  次に、二つ目の安心して暮らせるまちについてですが、障害のある方、高齢、子育て中の方、外国籍の方、どんな方でもそれぞれの地域で共に支え合い、共に協力できる地域がより必要な時代となっており、地域のコミュニティー力や地域医療の充実、そして何よりも災害時に共に協力して乗り越えていくつながりが必要であり、長期的なスパンでの計画や施策が重要と認識しています。今年発行された総合防災マップを活用し、生かせるような地域の在り方を進めていただきたいです。さらに、見守りカメラや見守りサービスをはじめとした市民の安心安全なまちづくりに活用できるものとしていただきますよう、お願いいたします。そして、コロナ禍の中、今までの働き方と大きく違ってきており、テレワークや時差通勤など大きな変化のときだと思われます。そこで、さらなる働き方改革を提唱し、企業にも労働にもメリットがあり、育児や介護をしながらでも生き生きと働ける環境整備に役立てる計画としていただきたい。  次に、三つ目の活力とにぎわいのあるまちづくりですが、今回の新型コロナの影響は、農業・水産業・工業・商業をはじめとする、あらゆることに影響があったものと感じております。今後は長期的なチャンスと捉えて、変化を恐れずピンチはチャンスと位置づけて、斬新な発想も含めた活力ある加古川となるような計画とし、より柔軟な施策を確立し、充実した支援を強く要望します。  次に、四つ目の快適なまちについてですが、都心、副都心であるJR加古川駅、東加古川駅、そして山陽電鉄別府駅などの周辺の整備をより充実したものとし、市民が買物などで行くなら神戸や姫路、明石に行かなくても加古川で十分と思えるようなまちに、長期的なスパンで計画をしていってください。また、市内の移動手段として、公共交通はさらなる高齢化社会には最重要事項と考えていますので、地域ごとにさらなる充実をお願いします。そして、それぞれの地域での生活環境では、今後さらに増加するであろう空き家などによるトラブルが懸念されます。先進地を参考にして、より管理が徹底でき、流通促進になるような制度や施策をお願いします。  次に、五つ目のうるおいのあるまちについてですが、地球温暖化や環境によりよいことを行うことは、将来の子や孫、そしてその先の世代に引き継ぐこととして重要と考えます。自然環境をよりよくし、生活によりよいものやよりよいことを取り入れる政策をお願いします。また、ごみ減量などのさらなる進化により、市民の協力により財政面もより負担を軽減させるような計画にしていただきたい。  最後に、まちづくりの進め方についてですが、より多くの方に参画いただき、多様なニーズに対応し、長期的なビジョンの中で待ちの行政じゃなく、能動的に行動できる行政として失敗を恐れず、コロナ禍の中で変化を恐れずに積極的に行動し、先進的な取組を知恵と勇気を発揮して行動できる行政を目指していただき、社会情勢の変化等にもスピーディーに対応できる計画を要望し、賛成といたします。 ○議長(木谷万里)   岸本議員。 ○(岸本建樹議員)   議案第118号、加古川市総合計画を定めることに対し、日本共産党加古川市議会議員団として態度表明いたします。  総合計画は、今後長期にわたり市民の幸せのために行政として市民サービスを充実させる施策をつくるものと考えます。1968年に長期基本計画を策定して以来続く計画づくりで、いつまでも住み続けたいウェルネス都市加古川の実現に向け、総合基本計画を策定してきたことには理解いたします。  今回の総合計画に対し述べさせていただきます。本市の現状を捉える部分で、人口減少、非正規労働の増加等の言葉はありますが、なぜ人口減少が生じたのか、なぜこのままでは今後も減少になるのか。その分析と打開策等の考察が見られません。1990年代から約30年間にわたる新自由主義の下で、小さな政府をつくるための施策が行われていること、規制緩和と外部委託の増加、福祉と行政サービスを切り下げる施策が続けられていることの問題点が解明されていません。計画では、心豊かに暮らせるまち、安心して暮らせるまち、活力とにぎわいのあるまち、快適なまち、うるおいのあるまちを掲げてありますが、具体的に今後何をどうするのか、実施することで市民の願いにいかに応えるのか明らかではありません。  文章には、社会全体で結婚・出産・子育てを応援する機運を醸成し、ライフサイクルを通じて切れ目ない支援体制を構築することが必要とありますが、何をいつまでにどのようにするのか、具体性に乏しいものと言えます。さらに、ICT、スマート自治体などの言葉が使われていますが、住民が具体的に何を使ってどのように生活に生かすのか、その施策で何が変わるのかが、見えないです。広域的なまちづくりの推進では、姫路市を中心とする連携中枢都市圏と公共施設の統廃合等が組み込まれた方向性があります。今回の総合計画について支持できるものではありません。市民生活を根底から分析し、具体的に今後6年間で実行する施策を明らかにする総合計画を求め、本議案に対し反対いたします。 ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第118号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(木谷万里)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第130号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第130号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第132号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第132号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
                     [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第137号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第137号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第148号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第148号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第138号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第138号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第139号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第139号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(木谷万里)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第147号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第147号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第149号から議案第151号までの3件について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第149号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第150号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第151号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第131号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。  立花議員。 ○(立花俊治議員)   日本共産党加古川市議会議員団を代表して、加古川市ウォーキングセンターの設置及び管理に関する条例を廃止することについて、反対の立場で態度表明します。  私たちは、本来地方自治体の自治事務として福祉の向上のために市直営で運営すべきものと考えています。ところが新自由主義的手法が国の方針として導入され、2003年9月施行の地方自治法の一部改正によって、第244条の2で指定管理者制度が実施されるようになりました。日本共産党としては各種の提案がされても、本社が市外で収益が市外に流出してしまうかどうか、地域経済が疲弊するかどうか、公契約条例がない中で民間企業の利益、株主の配当、内部留保といった直営では発生しない経費がそこで働く労働を非正規化し、低賃金を余儀なくされてしまうかどうか、こうしたメルクマールで是々非々の態度を取ってきました。  私もウォーキングセンターは何度も利用してきましたが、指定管理者の選定に当たっては地域の団体であり賛成してまいりました。無料の部屋が利用できて、重宝していたところです。ところが、このたびの提案は、指定管理者を加古川見土呂フルーツパークと統合して、さらに農事組合法人みとろ生産組合から、市外の大手業者に変更することを前提に計画されていることから、反対とします。 ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第131号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(木谷万里)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第140号及び議案第141号の2件について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第140号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第141号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第142号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第142号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第143号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。
     これより、議案第143号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第144号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第144号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第145号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第145号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第146号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。  立花議員。 ○(立花俊治議員)   議案第146号、指定管理者指定について、日本共産党加古川市議会議員団として態度表明します。  議案第131号の態度表明で、指定管理者制度について、基本は市直営で行うこと、指定管理者の委託先は地域経済活性化のために、市内の業者でと発言させていただきましたが、この間の理事からの説明から判断しますと、指定期間を2021年10月15日と区切っていること、指定管理者を農事組合法人みとろ生産組合から市外の大手ディベロッパーに変更しようとしていることから、反対といたします。 ○議長(木谷万里)   玉川議員。 ○(玉川英樹議員)   議案第146号に対しまして、志政加古川を代表して賛成の立場で意見を述べ、態度表明させていただきます。  本案は、見土呂フルーツパークの指定管理を令和3年4月1日から同年10月15日まで、みとろ生産組合に指定するものです。10月16日からは市の魅力ある新たな観光拠点として、見土呂フルーツパークを再整備することとしています。見土呂フルーツパークは、自然あふれる魅力ある農業体験施設とし、交流人口を増やすことや農業を通じた地域の活性化、市民のふるさと意識の高揚など、継続的にみとろ生産組合がその役割を果たしてきたものだと考えます。  平成28年3月に策定しました加古川市観光まちづくり戦略の中で、みとろ地区周辺を含む北部エリアを重点エリアの一つに位置づけ、多角的な視点から観光の振興を目指すことが有意であるとされました。今後は従来型の公園のイメージにとらわれることなく、新たな民間事業ならではのアイデアを生かして、上質な観光まちづくりの拠点の形成を図ること、市内外の住民の新たな交流の場、家族連れや大人だけでも楽しめるにぎわいの場として、地域全体の活性化に貢献するため、再整備することが求められています。  このような経緯から、議案第146号において、みとろ生産組合さんがこれまで培われたノウハウや知識等は今後も非常に重要であり、連携が重要です。さらに、隣接するみとろ観光果樹園と相乗効果や、連携も必要です。指定管理の期限が終了しても、地元の皆さんと連携し、周辺の施設も含め、今ある資源を生かすことを考え、進めていただくことを要望し、本議案に賛成いたします。 ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第146号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(木谷万里)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第23 議案第120号 〜 日程第32 議案第129号 ○議長(木谷万里)   日程第23、議案第120号から日程第32、議案第129号までの10件を一括議題とします。  本10件について、各常任委員長から順次報告を求めます。  まず、総務教育常任委員長の報告を求めます。  総務教育常任委員長。 ○総務教育常任委員長桃井祥子) (登壇)   審査の結果を報告いたします。  議案第120号、本案は、一般会計補正予算(第7回)のことのうち、本委員会付託部分であります。  総務費のうち、徴税費における税務一般事務事業のキャッシュレス決済等導入業務委託料3,984万5,000円について、積算内容をただしたのに対し、理事から「市民部及び税務部が発行する各種証明書等の手数料の収納に係るPOSレジ及び自動釣銭釣札機に約3,450万円、キャッシュレス決済端末に約265万円、システム構築費用として約270万円を見込んでいる」との答弁がありました。  委員から「職員と任期付職員の期末手当の引下げに係る予算が含まれているため、本案には賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第126号、本案は、学校給食費管理事業特別会計補正予算(第1回)のことであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  以上、報告いたします。 ○議長(木谷万里)   次に、福祉環境常任委員長の報告を求めます。  福祉環境常任委員長。 ○福祉環境常任委員長(山本賢吾) (登壇)   審査の結果を報告いたします。  議案第120号、本案は、一般会計補正予算(第7回)のことのうち、本委員会の付託部分であります。  総務費のうち、戸籍住民基本台帳費における戸籍事務事業の備品購入費41万7,000円について内容をただしたのに対し、理事から「死亡に伴う諸手続について、遺族の時間的・精神的負担を軽減するため、申請書の一括作成等を行う窓口である(仮称)おくやみコーナーの開設に必要となる備品を購入するものである」との答弁がありました。  民生費のうち、社会福祉費における生活困窮自立支援事業の一時生活支援事業委託料124万2,000円について増額理由をただしたのに対し、理事から「ホームレス対策として、11月末時点で対象21名に対し、866泊分を提供しており、当初予算に対して約90%の執行率となっている。今回、年間合計1,115泊分の提供を見込んで増額補正をするものである」との答弁がありました。  衛生費のうち、清掃費における資源物収集事業の紙・衣類収集及び運搬業務委託料298万3,000円について、衣類の排出自粛を周知したにもかかわらず、増額補正を行う理由をただしたのに対し、理事から「衣類の排出自粛によって排出量は一時的に減少したものの、コロナ禍において在宅時間が増加したことや、資源物集団回収が減少したことから、紙及び衣類が大量に排出されており、年間総量として当初の1.35倍に増加することを見込んでいるためである」との答弁がありました。  委員から「職員給与の引下げが含まれていることから、本案には賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第121号、本案は、国民健康保険事業特別会計補正予算(第3回)のことであります。  委員から「職員給与の引下げに関連する内容が含まれていることから、本案には賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第122号、本案は、後期高齢医療事業特別会計補正予算(第2回)のことであります。  委員から「職員給与の引下げに関連する内容が含まれていることから、本案には賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第123号、本案は、介護保険事業特別会計補正予算(第2回)のことであります。  委員から「職員給与の引下げに関連する内容が含まれていることから、本案に賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第124号、本案は、夜間急病医療事業特別会計補正予算(第2回)のことであります。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定しました。  次に、議案第125号、本案は、緊急通報システム事業特別会計補正予算(第2回)のことであります。  委員から「職員給与の引下げに関連する内容が含まれていることから、本案には賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  以上、報告いたします。 ○議長(木谷万里)   次に、建設経済常任委員長の報告を求めます。  建設経済常任委員長。 ○建設経済常任委員長(白石信一) (登壇)   審査の結果を報告します。  議案第120号、本案は、一般会計補正予算(第7回)のことのうち、本委員会の付託部分であります。  農林水産業費のうち、農業費における農業振興事業の農地集積協力金1,014万1,000円の増額の理由をただしたのに対し、理事から「農業委員会のサポート体制の強化により、農地集積協力金の交付要件となる人・農地プランの策定が完了する地域が増加し、当初の予定件数を大幅に上回ったためである」との答弁がありました。  土木費のうち、都市計画費における総合交通政策事業の公共交通事業感染症対策緊急支援補助金193万1,000円の内容をただしたのに対し、理事から「新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、公共交通の利用が減少する中、減便せずに運行を継続しているバス事業に対し、利用が減ったことによる減収分について、県と市が4分の1ずつの割合で補助するものである」との答弁がありました。  委員から「職員の期末手当を引き下げることが含まれていることから、本案には賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第127号、本案は、公設地方卸売市場事業特別会計補正予算(第1回)のことであります。  委員から「職員の期末手当を引き下げることが含まれていることから、本案には賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第128号、本案は、水道事業会計補正予算(第4回)のことであります。  委員から「職員の期末手当を引き下げることが含まれていることから、本案には賛成できない」との意見がありました。
     委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  次に、議案第129号、本案は、下水道事業会計補正予算(第1回)のことであります。  委員から「職員の期末手当を引き下げることが含まれていることから、本案には賛成できない」との意見がありました。  委員会は、審査の結果、賛成多数で原案可決と決定しました。  以上、報告いたします。 ○議長(木谷万里)   各常任委員長の報告は終わりました。  これより、議案第120号について、各委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。  岸本議員。 ○(岸本建樹議員)   議案第120号、令和2年度加古川市一般会計補正予算(第7回)に対し、日本共産党加古川市議会議員団として賛成できない旨、討論いたします。  新型コロナ感染症対策として、日本共産党はPCR検査、感染保護・追跡の抜本的強化と、医療機関への減収補填などを求めてきました。その結果、社会的検査に乗り出す自治体が増えています。本市においても、医療機関と高齢施設への社会的検査の実施を求めます。今回の補正において、国庫補助金22億400万円の歳入と引換えに、基金繰入金20億400万円の減額が行われています。国庫補助金のほとんどを基金へ戻す補正ではなく、国庫補助金を医療機関と高齢施設への社会的検査等に活用することを求めます。  債務負担行為として、両荘地区小中一貫校に係る委託料の補正が組み込まれています。少人数学級が叫ばれている下での統合計画には賛成できません。  そして、人事院勧告に伴う人件費の引下げが組み込まれています。民間労働の賃金が低いことをもって、人事院勧告がされました。1990年代からの新自由主義の横行の結果、国内の労働環境は正規労働が非正規労働へ置き換えられ、その実態として賃金抑制が行われ、低賃金・長時間労働が広まりました。多くの労働は低賃金となり、経済的に余裕がなくなり、少子化現象を生み出す要因となっています。今行うべきは、新自由主義からの脱却です。そして、労働が安心して暮らせるように賃金を引き上げることが必要です。コロナ禍の下、国内の経済を支えるためにも、労働の所得を引き上げ、市民が安心して暮らせる環境を整えることを求め、本補正予算には賛成できません。なお、市議会議員の議員報酬並びに市長等特別職の職員の給与に関しては、市民の所得の低い状況の下、引下げを行うことには賛成をいたします。 ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第120号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(木谷万里)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第126号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第126号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第121号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。  高木議員。 ○(高木英里議員)   議案第121号、令和2年度加古川市国民健康保険事業特別会計補正予算について、日本共産党加古川市議会議員団を代表いたしまして、態度表明いたします。  一般会計補正予算でも岸本議員が述べましたけれども、この国保の補正予算でも同じことが言えます。この間の経済の落ち込みや市民生活の苦しさについては、このコロナ禍だけが原因ではないと考えます。それ以前から、消費税増税や非正規雇用の拡大などで国民の所得が奪われてきました。公務員も非正規化がどんどん進められています。住民の生活を守る仕事を担う職員の労働条件を守ることが必要と考えることから、この議案につきましては反対といたします。  さらには、議案第122号、後期高齢医療事業特別会計、議案第123号、介護保険事業特別会計、そして議案第125号の緊急通報システム事業特別会計につきましても、同様の理由で反対とさせていただきます。 ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第121号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対ボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(木谷万里)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第122号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第122号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(木谷万里)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第123号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第123号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(木谷万里)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第124号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第124号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第125号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第125号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(木谷万里)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第127号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。  立花議員。 ○(立花俊治議員)   議案第127号に対して、反対の立場で討論に参加します。なお、議案第128号、第129号についても同趣旨の立場で併せて態度表明とさせていただきますので、よろしくお願いします。  本補正予算には、市職員の期末手当0.05か月分を引き下げる内容が中心になっています。問題の第一は、国の人事院勧告で直近1年間のボーナスの支給割合が民間のほうが国家公務員の支給月数を下回ったとされています。本来、人事院勧告はストライキ権と団体協約締結権を剥奪されている公務員の労働条件を擁護するために、5%以上下がった場合に勧告して、国民や市民のために頑張っている公務員の労働条件を守るという制度設計の下に、この制度が発足しています。しかし、最近の賃金抑制制度として悪用され、新聞報道によれば加古川市の場合、前年同期と比べて平均支給額の落ち込み幅は2.7%と報じられています。  第二に、今年の夏季一時金の状況は新型コロナウイルス感染症の影響で、本来国が災害と同様の対応で補填すべきものを放置したために、民間企業や、特に医療機関では一時金が減額されており、新型コロナウイルス感染拡大という事業所や働く人の困難な状況が考慮されていません。賃金はあくまで労働力の再生産費です。また、公務員が国民の安全安心を確保するために、新型コロナウイルス感染対策等、日々全力で職務に邁進し、厳しい勤務環境の中で頑張っておられます。公務員労働の一時金を削減することには、反対です。  また、コロナを経て求められる内需主導型への経済転換にも背を向けるものであり、次にコロナ禍で公務員の賃金水準を下げれば、地域の事業所における賃金引下げにも影響が及び、コロナ禍で疲弊している地域経済にも影響することになります。よって、一般職の職員等の期末手当の引下げには反対であり、本議案には賛成しかねます。 ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第127号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(木谷万里)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第128号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第128号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成ボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票]
    ○議長(木谷万里)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第129号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第129号を採決します。  本案を原案のとおり決定することに、賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。                [電子採決システムにより投票] ○議長(木谷万里)   押し忘れなしと認め、表決を終了します。  賛成多数です。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第33 議案第155号 ○議長(木谷万里)   日程第33、議案第155号を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  企画部長。 ○企画部長(井ノ口淳一)   議案第155号についての提案理由の説明を申し上げます。  冊子番号9、令和2年度一般会計補正予算をご覧ください。1ページをお願いいたします。  議案第155号、令和2年度加古川市一般会計補正予算(第8回)のことです。  歳入歳出予算の補正といたしまして、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ8,079万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を1,238億5,018万円とするものです。  次に、2ページをお願いいたします。  歳入につきましては、国庫支出金で国庫補助金として、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費補助金を追加し、またその事務費補助金を減額したことにより、歳入合計では8,079万4,000円の増額補正となっています。  歳出につきましては、民生費で児童福祉費として、低所得のひとり親世帯への給付費を追加し、給付に要する事務費を減額したことにより、歳出合計で同額の8,079万4,000円の増額補正となっております。  なお、参考といたしまして、3ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書等を添付いたしております。  以上で、議案第155号についての提案理由の説明を終わります。 ○議長(木谷万里)   提案理由の説明は終わりました。  これより、議案第155号について、質疑に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑を終了します。  ただいま質疑が終わりました議案第155号につきましては、お手元に配付しております追加議案目次及び取扱表のとおり、所管の常任委員会に付託し、休憩中に審査を願うことにします。  つきましては、委員会審査の結果を委員会終了後、速やかに議長宛て報告くださるよう、お願いいたします。  しばらくの間、休憩します。  休憩中に付託案件審査のため、福祉環境常任委員長から委員会を開催したい旨の申出がありますので、委員の方は11時5分に第3委員会室にお集まりください。  その後、会派代表会を開催しますので、代表の方は協議会室にお集まりください。開催時間につきましては、追ってお知らせいたします。  また、議会運営委員長から議会運営委員会を開催したい旨の申出がありますので、会派代表会終了後、委員の方は協議会室にお集まりください。開催時間につきましては、追ってお知らせをいたします。  なお、議会運営委員会終了後、本会議を再開します。再開時間につきましては、追ってお知らせをいたします。                 (休憩 午前10時52分)                 (再開 午後 1時00分) ○議長(木谷万里)   休憩前に引き続き、会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程第34 議案第152号 〜 日程第36 議案第154号 ○議長(木谷万里)   日程第34、議案第152号から日程第36、議案第154号までの3件を一括議題とします。  これより、総務教育常任委員会に付託中の本3件について、委員長の報告を求めます。  総務教育常任委員長。 ○総務教育常任委員長桃井祥子) (登壇)   審査の結果を報告いたします。  議案第152号、本案は、浜の宮幼稚園園舎改修工事請負変更契約締結のことで、既に議決を経て施工中の本工事において、園舎の内装及び外装の劣化が想定より進んでいたため、改修工事の範囲を変更する必要が生じたこと等により、工期・請負金額及び契約保証金の変更を行おうとするものであります。  当初契約の際に、劣化が確認できなかった理由をただしたのに対し、理事から「劣化については、天井、壁等の内側にある構造体に生じていたため、改修工事に着手する前には確認できなかった」との答弁がありました。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第153号、本案は、神吉中津線橋梁下部工事(その1)請負変更契約締結のことで、既に議決を経て施工中の本工事において、コンプレッサーの使用に伴い発生する騒音が、夜間における騒音環境基準値を超えることが判明したため、防音ハウスを設置する必要が生じたこと等により、請負金額及び契約保証金の変更を行おうとするものであります。  当初契約の際に、コンプレッサーの使用に伴う騒音の発生を予測できなかった理由をただしたのに対し、理事から「騒音の発生源となるコンプレッサーの設置場所については、受注業者が電力の引込み位置を電力会社と協議した上で決定する必要があるため、当初設計段階では具体的な騒音値を予想するためのシミュレーションを行うことができなかった」との答弁がありました。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  次に、議案第154号、本案は、大型提示装置(ディスプレイ一体型電子黒板等売買契約締結のことで、GIGAスクール構想の一環として、市内の小中養護学校に整備する大型提示装置814台について、指名競争入札を実施した結果、株式会社六甲商会加古川支店と1億9,251万1,000円で売買契約を締結しようとするものであります。  入札において、6が辞退している現状を受け、分割発注を行わなかった理由をただしたのに対し、理事から「教員が異動した際の機器操作に係る負担を軽減することなどの運用上の観点及び大量発注によるコストダウンが図れることから、全ての学校に同一機種が導入できるように一括発注を行ったものである」との答弁がありました。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  以上、報告いたします。 ○議長(木谷万里)   委員長の報告は終わりました。  これより、議案第152号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第152号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第153号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第153号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第154号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。                   [「なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第154号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程追加 議案第155号 ○議長(木谷万里)   ただいま福祉環境常任委員長より、議案第155号について、委員会審査報告が提出されました。この際、本案を日程に追加し、議題にしたいと思います。  これにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。
     したがって、以上のように決定しました。  これより、議案第155号を議題とします。  本案に関し、福祉環境常任委員長から報告を求めます。  福祉環境常任委員長。 ○福祉環境常任委員長(山本賢吾) (登壇)   審査の結果を報告します。  議案第155号、本案は、一般会計補正予算(第8回)のことであります。  委員から「本案で実施する事業は国庫負担によるものであるが、今後、市単独での支援も実施していただきたい」との要望がありました。  委員会は、審査の結果、全会一致で原案可決と決定いたしました。  以上、報告いたします。 ○議長(木谷万里)   委員長の報告は終わりました。  これより、議案第155号について、委員長報告に対する質疑と併せ、討論に入ります。  岸本議員。 ○(岸本建樹議員)   議案第155号、令和2年度加古川市一般会計補正予算(第8回)について、日本共産党加古川市議会議員団として、賛成の立場で討論いたします。  低所得のひとり親世帯への臨時特別給付金として補正予算を追加することに対し、コロナ禍などで収入の厳しい家庭への支援は当初より求めるところで、今回の給付の追加に賛成いたします。そして、新たに該当する家庭に対し、漏れのないよう市のほうから案内の通知をすることを求めます。近隣の市では、子育て世帯や高齢に対し、支援金を交付する施策が行われています。本市においても、国費100%の交付金だけでなく、さらに基金を活用した交付金などの施策を求めます。 ○議長(木谷万里)   質疑、討論を終了します。  これより、議案第155号を採決します。  本案を原案のとおり、決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――    ◎日程追加 意見書案第3号、意見書案第4号 ○議長(木谷万里)   ただいま、岸本建樹議員ほかから意見書案第3号、防災・減災、国土強靭化の継続・拡充を求める意見書、及び意見書案第4号、不妊治療への保険適用の拡大を求める意見書が提出されました。  この際、本2件を日程に追加し、議題にしたいと思います。  これにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、以上のように決定しました。  これより、意見書案第3号を議題とします。  本案については、意見書案の朗読、会議規則第36条第3項の規定による提案理由の説明及び委員会の付託、並びに質疑、討論を省略することとしたいと思います。  これにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、以上のように決定しました。  これより、意見書案第3号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、意見書案第4号を議題とします。  本案については、意見書案の朗読、会議規則第36条第3項の規定による提案理由の説明及び委員会の付託、並びに質疑、討論を省略することとしたいと思います。  これにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、以上のように決定しました。  これより、意見書案第4号を採決します。  本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、本案は原案のとおり可決されました。  お諮りします。  ただいま可決しました本2件の意見書の字句の修正並びにその取扱いについては、議長にご一任いただきたいと思います。  これにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、以上のように決定しました。  次に、各常任委員長及び議会運営委員長から、所管の事務について、会議規則第103条の規定により、お手元へ配付しております申出書のとおり、閉会中の継続審査の申出があります。  お諮りします。  各委員長の申出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ございませんか。                  [「異議なし」の声あり] ○議長(木谷万里)   ご異議なしと認めます。  したがって、以上のように決定しました。  以上で、今期定例会の会議に付議された事件は全て議了しました。  閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  今期定例会は、去る11月26日に召集されてから、本日まで20日間にわたり、令和2年度一般会計補正予算、条例の制定など市政の当面する重要な案件の審議をいただきました。この間、私ごとですが、12月2日までの定例会を欠席することとなり、皆様に大変ご迷惑をおかけしましたことを、この場をお借りしておわび申し上げます。また、議員各位におかれましては、このような状況ではございましたが、終始ご熱心にご審議賜り、議会運営にご協力いただきましたことに厚くお礼申し上げます。  また、理事におかれましても、ご協力ありがとうございました。審議の過程で表明された議員の意見や要望事項については、市政運営に十分反映され、より一層市民福祉の向上のため、さらなるご尽力をお願いします。  なお、市長より挨拶したい旨の申出がありますので、承ることにします。  市長。 ○市長(岡田康裕)   令和2年第6回定例市議会の閉会に当たりまして、自席からではございますがご挨拶を申し上げます。  議員の皆様方には、今回の定例会におきまして、補正予算をはじめとする各議案をご審議いただき、ご同意を賜りました。誠にありがとうございました。お寄せいただきましたご意見、ご提言を十分に尊重させていただき、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。  年が明けますと、当初予算案等のご審議をいただく3月議会も近づいてまいります。新型コロナウイルス感染症により、ライフスタイルや働き方が急激な変化を余儀なくされる中、市民のニーズや課題も刻一刻と変わっていく状況にございます。これらの新しい流れに柔軟に対応していくとともに、このたび議決をいただきました加古川市総合計画に基づき、「夢と希望を描き 幸せを実感できるまち 加古川」の実現に邁進してまいります。引き続き、ご指導、ご鞭撻のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。  結びになりますが、年の瀬を迎え、これから先、寒さも厳しくなってまいります。健康には十分ご留意いただき、令和3年の新春をご家族おそろいでご健勝にて迎えられますよう、ご祈念申し上げ、閉会の挨拶とさせていただきます。  このたびは本当にありがとうございました。 ○議長(木谷万里)   市長の挨拶は終わりました。  今年もあと僅かとなりました。新型コロナウイルス感染症は、現在も拡大が続いております。議員各位並びに理事の皆様方におかれましては、健康にご留意いただき、健やかに新春を迎えられますことをご祈念申し上げます。  以上をもちまして、令和2年第6回加古川市議会定例会を閉会します。  お疲れさまでした。                             (午後 1時15分 閉会)  地方自治法第123条第2項の規定により署名する  令和  年  月  日   加古川市議会議長   会議録署名議員
       同...