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  1. 加古川市議会 2020-09-08
    令和 2年福祉環境常任委員会( 9月 8日)


    取得元: 加古川市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-01
    令和 2年福祉環境常任委員会( 9月 8日)              福祉環境常任委員会 会議録   <開催日時・場所> 日時:令和2年9月8日(火)   開会 9時31分                  閉会 11時36分 場所:第4委員会室議事日程> 1 決算審査における資料の追加要求について 2 付託案件審査 ・議案第111号 損害賠償の額を定めること及び和解のこと ・議案第108号 加古川印鑑条例の一部を改正する条例を定めること ・議案第110号 加古川手数料条例の一部を改正する条例を定めること ・議案第97号 令和2年度加古川一般会計補正予算(第5回)のことのうち本委員会        付託部分 ・議案第100号 令和2年度加古川介護保険事業特別会計補正予算(第1回) ・議案第102号 令和2年度加古川夜間急病医療事業特別会計補正予算(第1回) ・議案第103号 令和2年度加古川歯科保健センター事業特別会計補正予算(第1回)
    ・議案第104号 令和2年度加古川緊急通報システム事業特別会計補正予算(第1回) ・議案第98号 令和2年度加古川国民健康保険事業特別会計補正予算(第2回) ・議案第99号 令和2年度加古川後期高齢医療事業特別会計補正予算(第1回) 3 所管事務調査 【市民部】 ・マイナンバー法に規定する特定個人情報保護評価の再実施におけるパブリックコメント  の実施結果について 【福祉部】 ・加古川成年後見支援センターの開設について 【環境部】 ・専決処分の報告について ・「第3次加古川環境基本計画(案)」に係るパブリックコメントの実施について ・ごみ処理広域化進捗状況について ・災害廃棄物等の処理に関する基本協定の締結について <委員出席状況> 1 出席した委員   委員長  山本賢吾   副委員長 鍔木良子   委員   織田正樹  井上恭子  高木英里  渡辺征爾        玉川英樹  相良大悟  井上隆司 2 欠席した委員   委員   野村明広 <会議録> ○山本賢吾委員長   おはようございます。福祉環境常任委員会を開会いたします。なお、野村委員より体調不良のため欠席の届出がありましたのでご報告いたします。それでは、お手元の日程表に基づき本日の議事を進めてまいります。初めに本委員会の所管事務質問事項の聴取を行います。あらかじめ委員から質問したい旨の申出はございませんでしたが、急を要する事情により質問したい委員がおられましたら、挙手をお願いいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   質問事項の聴取は以上といたします。    ◎決算審査における資料の追加要求について ○山本賢吾委員長   続きまして、9月15日に開催を予定しております、本委員会における決算審査についてでございますが、お手元に資料をお配りしております。通常の日程表と、審査を行う事業の一覧表を用意しておりますので、よろしくお願いいたします。また、決算審査追加資料についてですが、例年依頼しております資料については既にお配りしておりますが、追加の要望がございましたらこの場でお受けいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   資料の追加要求については以上といたします。理事入替えのため、しばらくの間、休憩します。                (休憩 9時33分)                (再開 9時34分)    ◎議案第111号 損害賠償の額を定めること及び和解のこと ○山本賢吾委員長   再開いたします。付託案件審査を行います。初めに、議案第111号、損害賠償の額を定めること及び和解のことを議題といたします。冊子番号14の25ページ、26ページをご参照願います。質疑と併せてご意見等をお伺いいたします。 ○高木英里委員   提案理由の説明によると、実際の収集実績と乖離していたということですが、今までこういったことはあったのですか。あと、今回は実際の量が多かったという話ですが、逆のパターンの場合は今までどのようにされていたのか、そのあたりについてお聞かせください。 ○大崎環境第1課副課長   これまでに社会情勢の変化によって収集量が増減したことは、ほぼなかったと聞いているのですが、現在はコロナの関係で、家庭で排出される衣類の量が増えており、例年の倍程度に増加していますので、現在そのあたりについて事業と相談しています。それから、逆のパターンというのはどういうことでしょうか。 ○高木英里委員   今回は、缶類の量について、市が想定している量よりも多かったということですよね。逆に、市が想定している量よりも少なかった場合、それは委託契約の関係で、そのままの金額で進めてしまうということですか。 ○大崎環境第1課副課長   逆の場合については、契約の範囲内ということになりますので、その差がよほど大きくなければ、そのままという形になります。 ○高木英里委員   多少はそういったこともあると思いますが、今回の件は5年間の委託契約です。その間の1年間だけがかなり乖離していたのか、それとも5年間にわたって恒常的に乖離していたのか、そのあたりの事情がよく分からないので教えてください。 ○大崎環境第1課副課長   原告側の申出としましては、缶全体の重さの合計はそれほど変わっていないのですが、比率が変わっていまして、もともとスチール缶が多かったところアルミ缶が増えており、アルミは軽いので、同じ重さなのに缶の量が物すごく増えているということがありました。要因として、契約前の平成26年に、缶コーヒー業界の申合せで、コーヒーなどの缶がスチール缶からアルミ缶に変更になったことが考えられます。缶の中にはミルクなどが入っており、ボツリヌス菌が増殖することがあります。スチール缶は菌が発生すると膨張するので、飲むときに分かるのですが、アルミ缶は中にガスが充填してあって膨らまないことから、ずっとスチール缶が使われていました。しかし、最近は菌の増殖を防ぐ技術や安全性が向上したということで、平成26年8月に申合せ事項が変更され、多くのメーカーがアルミ缶に変更したといういきさつがありました。そういった要因の下にアルミ缶が増え続けているという状況です。 ○高木英里委員   今まではそういう事情があったということですね。これからはコロナの関係もあるので、ごみの量は予測しにくいかもしれませんが、今までの算定方法ではなくて、その状況に合わせた方法で進めていくと考えてよろしいですか。 ○大崎環境第1課副課長   この契約ですが、相手方の人員の確保や、トラックなどの減価償却も必要なので、3年間や5年間の長期継続契約という形を取っています。その3年間や5年間については、やはり原則として契約金額は固定になると思うのですが、ただ今後はコロナの情勢もありますので、収集量が大幅に増減するようなことが見受けられましたら、例えば契約の方法についても、別の方法を検討する可能性はあると考えています。 ○山本賢吾委員長   質疑、ご意見等を終結いたします。採決いたします。議案第111号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   ご異議なしと認めます。よって、本案は全会一致原案可決と決定いたしました。理事入替えのため、しばらくの間、休憩します。                (休憩 9時41分)                (再開 9時42分)    ◎議案第108号 加古川印鑑条例の一部を改正する条例を定めること ○山本賢吾委員長   再開いたします。議案第108号、加古川印鑑条例の一部を改正する条例を定めることを議題とします。冊子番号14の5ページから13ページまでをご参照願います。質疑と併せてご意見等をお伺いいたします。 ○織田正樹委員   印鑑登録できないのうち、成年被後見人を、意思能力を有しないに改めるということですが、どのように変わるのか、もう少し具体的にお聞かせいただけますか。 ○福浦市民課副課長   平成28年に、成年後見制度の利用の促進に関する法律が制定されたのを受けて、国において様々な関係法律が改正されています。その目的は、成年被後見人について、成年被後見人という理由だけで一律に様々な制度の対象外とするのではなくて、心身の故障等の状況を個別、実質的に審査して、制度ごとに必要な能力の有無を判断するというものです。こういった法律の趣旨に合わせて、このたび条例において成年被後見人という表記を、意思能力を有しないという表記に改正しています。 ○織田正樹委員   意思能力を有しないという判断の基準ですが、市の担当の方がそれぞれ統一した基準で判断できるのでしょうか。それから、上位法の文言は今お聞きしたのですが、もう少し具体的な例などがあればお聞かせください。 ○福浦市民課副課長   このたびの改正について、国から事務処理要領の改正の質疑応答集が出ています。印鑑登録に関しては、例えば成年被後見人が後見人を伴って市役所に来て、その成年被後見人が窓口で印鑑登録をするという意思表示をした場合は登録できるという内容の通知が出ています。 ○山本賢吾委員長   質疑、ご意見等を終結いたします。採決します。議案第108号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   ご異議なしと認めます。したがって、本案は全会一致原案可決と決定いたしました。    ◎議案第110号 加古川手数料条例の一部を改正する条例を定めること ○山本賢吾委員長   次に、議案第110号、加古川手数料条例の一部を改正する条例を定めることを議題とします。冊子番号14の21ページから24ページまでをご参照願います。質疑と併せてご意見等をお伺いいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   質疑、ご意見等を終結いたします。採決します。議案第110号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり)
    山本賢吾委員長   ご異議なしと認めます。したがって、本案は全会一致原案可決と決定いたしました。    ◎議案第97号 令和2年度加古川一般会計補正予算(第5回)のことのうち本委員会付託部分山本賢吾委員長   次に、議案第97号、令和2年度加古川一般会計補正予算(第5回)のことのうち本委員会付託部分を議題といたします。本案につきましては、関係する部ごとに審査を行い、最後に一括してご意見等をお伺いします。ただいまから市民部の審査を行います。まず歳出、2款、総務費のうち所管部分、1項、総務管理費のうち目17、市民センター費冊子番号11の39ページと40ページ、次に3項、戸籍住民基本台帳費冊子番号11の41ページから44ページまでについてご質問をお受けいたします。 ○井上隆司委員   40ページの、市民センター費加古川コミュニティ助成事業補助金ですが、これはもともと当初予算には計上されておらず、このたびの補正予算に計上されています。これは毎年、このような形で補正予算として上がってくると思うのですが、毎年補正予算で上げる理由を教えてください。それから、この助成事業の内容はどういうもので、これまでどのような使われ方をしてきたのか教えてください。 ○石坂加古川市民センター副所長   まず1点目の補正の理由についてですが、コミュニティ助成事業については、各団体からの申請時期が毎年10月頃になっており、それから市、県の調整を経て、翌年の3月末に一般財団法人自治総合センターにおいて事業採択という流れになっています。この事業採択を受けて、県から市へ補助金の交付決定がなされるのですが、その時期が4月上旬になります。事業採択の確約がない状態で当初予算に計上することは困難であるため、毎年補正予算で対応しています。次に2点目の助成事業の内容についてですが、自治総合センターコミュニティ助成事業実施要綱を定めており、宝くじの社会貢献広報事業ということで、宝くじの収益金を財源として、地域活動地域コミュニティの充実、強化を図る事業に対しての助成が行われます。この助成事業は、自治総合センターで決定された団体に対して、加古川コミュニティ助成事業事務取扱要綱及び加古川補助金等交付規則に基づいて補助金を交付するというものです。令和2年度の助成については7団体から申請があり、そのうち上西条町内会に対して助成が決定しています。 ○井上隆司委員   事業の流れは分かったのですが、これまでの補助の実績といいますか、どういうところに補助金が使われているのかが知りたいです。決算の報告では、祭りの屋台などがよく出てくるので、そういうものに特化した補助事業なのかと思えてしまいます。地域活動というのは祭り関係しかないのか、ほかに使えるような事業があったのか、それも含めて教えてください。 ○石坂加古川市民センター副所長   今年度の上西条町内会については、祭りのはっぴの新調に対して補助金が出ていますが、昨年度の見土呂町内会については、町内会の放送設備の更新等について補助金が出ています。ただ、過去の実績を見ますと、やはり祭り関係が非常に多いように感じられます。 ○山本賢吾委員長   この部分についての審査を終了いたします。次に、民生費について審査を行います。1項、社会福祉費国民健康保険事業特別会計操出事業、目8、人権施策推進費、目11、障害福祉費のうち高齢重度障害医療費助成事業(県)、2項、老人福祉費、目1、老人福祉総務費のうち高齢期移行助成事業、3項、児童福祉費、目1、児童福祉総務費のうちこども医療費助成事業、目3、母子父子福祉費のうち母子家庭等医療費助成事業についてのご質問をお受けいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   この件についての質疑を終結いたします。次に、歳入、16款、国庫支出金のうち所管部分、22款、諸収入のうちの所管部分について質疑を行います。冊子番号11の27ページ、28ページ、31ページ、32ページの該当部分をご参照願います。ご質問をお受けいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   この件についての質疑を終結いたします。理事入替えのため、しばらくの間、休憩します。                (休憩 9時54分)                (再開 9時56分) ○山本賢吾委員長   再開いたします。環境部の審査を行います。4款、衛生費、2項、清掃費について質疑を行います。ご質問等をお受けします。 ○井上恭子委員   54ページの塵芥収集事業についてですが、コロナ禍で、ごみの中にマスク等が入っていて、ごみ収集を担当されている方の感染リスクが非常に高いと思います。委託業者を含め、どのような対策を取っているのかということと、コロナの感染リスク等に対する手当などはあるのかを教えてください。 ○大崎環境第1課副課長   コロナの関係で、ティッシュペーパーやマスクなどがごみとして廃棄されているという現状がありますので、一般市民の方に対しては当初から、ごみの捨て方についてホームページ等で周知を行っているところです。パッカー車には当初から全てアルコールの除菌スプレーを積載するとともに、担当にはマスクや手袋を必ず着用するように周知していますし、マスクなどは不足しておりますので、前倒しで購入して在庫切れしないようにしているところです。委託業者に対しても、委託業務並びに一般廃棄物処理許可の業務も行っていますので、許可している事業系ごみ収集の業者全てに、コロナ対策の国からの通知やマニュアル等の現物を配付し、注意喚起を行っているところです。次に手当については、もともと条例で定めている汚物取扱業務手当を支給しており、現在のところコロナに対する手当は支給していません。 ○相良大悟委員   マスクをしているということですが、この夏の暑い中で、熱中症対策などはどうだったのか聞かせてもらえますか。 ○大崎環境第1課副課長   現在、熱中症にならないように十分な換気を行いながら、冷房を効かせて作業をしているのですが、特に今の時期は暑いので、車のエアコンの調子が悪い場合は早急に修繕を行うなどの対応をしています。緊急事態宣言が出ていた時期については、できるだけ密にならないように収集作業を早めて、なるべく午前中に終わらせる対策などを取っていました。 ○相良大悟委員   資源物収集事業の関係ですが、このコロナ禍で、衣類の収集について現状はどうなっていますか。 ○大崎環境第1課副課長   衣類については新聞等でも報道されていましたが、収集される量が例年の倍以上に増加したことにより、海外に輸出するための倉庫がいっぱいになってしまったということで、市民の皆様にはなるべく衣類の排出を抑制していただくようにお伝えしているところです。繊維リサイクル協会から聞いている状況によりますと、現在、海外のリサイクル業者の流通網は動きつつある状況ではありますが、日本に設置している倉庫はまだいっぱいの状態ですので、もうしばらくすれば、それが減ってくることによって流通し出すのではないかと見込んでいます。 ○相良大悟委員   非常に判断しにくいかもしれませんが、見通しとしてはどのように考えられているのか聞かせていただけますか。 ○大崎環境第1課副課長   やはり市民の皆さんは、衣替えの時期に衣類を整理して排出されると思いますので、冬物から夏物に替わったときに大量に排出された衣類の影響が、ここに出ていると考えています。現在は、少し手元に置いていただいている状況だと思います。また来年の、冬から夏にかけての衣替えのタイミングで大量に排出されると思うのですが、それまでの間については、しばらく排出量は抑制されるのではないかと考えています。 ○相良大悟委員   その抑制というは排出する側の話で、今後、倉庫にたまっている衣類をリサイクルに出すことはできるという見通しですか。 ○橘環境第1課長   業者側に確認したところ、流通が再開し、たまっている衣類がはけて通常どおりに戻るまで、当初は数か月の見込みと聞いていたのですが、最近の話では、年内を一つのめどにしていると聞いています。あと紙類についても、コロナの影響で大量に出てきていますので、先ほどの損害賠償の件とは違いますが、衣類、紙、そのあたりも含めて変更契約を検討する必要があるのではと考えています。 ○玉川英樹委員   冊子番号11の54ページ、合併浄化槽設置補助事業について確認します。現在の進捗状況補正理由をお願いします。 ○松本環境第2課尾上処理工場担当副課長   補正理由ですが、今年度の設置件数が当初予算措置の際に見積もっていた設置件数よりも多く、年度末には予算が足りなくなると予測していますので、増額補正をしています。具体的な件数ですが、当初予算の際には1年間で157基の設置を見積もっていましたが、今年度の8月末現在で119基であり、昨年度の8月末現在の88基と比較して31基増えています。次に現在の進捗状況ですが、事業が開始された平成27年度から令和2年度までの間に1,112基が設置されています。この事業は令和7年度まで続ける予定ですが、今後もおおむね年間150件程度のペースで増えていくと予測しています。 ○玉川英樹委員   増えている理由の分析はされているのでしょうか。もう一つ、この補助事業の中で、設置された浄化槽に対して年間2万円の補助があると思います。これについて、当初は10年間の補助ということでしたが、今はどのようになっていますか。 ○松本環境第2課尾上処理工場担当副課長   増えている原因について、はっきりとしたことは言えないのですが、昨年度、設置業者が各家庭にセールスで回られたとのことです。もう一つは、設置された方からご近所に口コミで伝わることが多かったと聞いています。次に維持管理補助についてですが、加古川浄化槽維持管理費補助金交付要綱の中で、10年間で毎年2万円ずつ補助ということになっています。その要綱の中で、7年を経過した後で要綱の規定について検討を行うと定めていますので、7年経過後に補助制度について再度検討する予定としています。 ○玉川英樹委員   7年経過後ということで、今は6年目ですね。次に進捗について、現在1,112基ということですが、当初の目標としては約2,900基でしょうか。市として、市街化調整区域や下水道未普及地域に対する考え方はいろいろとあると思いますが、現時点での考え方についてお聞かせください。 ○松本環境第2課尾上処理工場担当副課長   進捗についてですが、当初は2,400基の合併浄化槽を設置する計画をしており、平成27年度から令和2年度までの間に1,112基が設置されています。6年間で約半数程度の設置を行っていますので、おおむね市の計画どおりに進んでいると考えています。 ○渡辺征爾委員   2,400基のうち1,112基の設置で、約半数程度の進捗ということですが、ここで頭打ちになることも考えられます。残りの約半数についても補助対象期間内に設置できるように、何か手だてを講じられたのでしょうか。 ○松本環境第2課尾上処理工場担当副課長   現在、対象となる家庭を設置業者が一通り回っていると聞いています。ただ、やはり一人住まいの方もおられますし、補助が出るといっても全額ではありませんので、全ての家庭について合併浄化槽に転換というのは少し難しいのではないかと考えています。 ○渡辺征爾委員   そうすると、ある程度の家庭は業者が回られて設置されるとしても、いろいろな家庭の事情があるので、必ずしも全件の設置を求めていくものではなく、現状に沿った設置と補助という考え方で進めているということでよろしいでしょうか。 ○松本環境第2課尾上処理工場担当副課長   設置業者の勧誘以外にも、口コミなどで聞かれて、やはり自分も設置したいという方もおられますので、市としても徐々に設置を求めたいということで、広報等で随時周知しています。ただ、全件の設置は少し難しいのではないかと考えています。 ○石田環境第2課長   なかなか全件というのは難しいですが、できるだけ合併浄化槽の普及を進めていきたいという観点で、広報かこわやホームページによる周知を行っています。さらに、兵庫県の指定検査機関である兵庫県水質保全センター関係業者とも連携し、パンフレットやチラシ等の配布を行っており、今後も対象地域の住民への周知を図っていきたいと考えています。 ○井上隆司委員   計画では2,400基ということですが、それは対象地域ではどれぐらいの割合ですか。対象地域を全て浄化槽に転換した場合の数字なのか、それとも、全体の件数はもっと多いけれど、そのうちの何割かという数字なのか、どちらか教えてください。次に、維持管理補助についてですが、これは浄化槽をいつ設置しても10年間の補助ですか。平成27年から10年間ではなく、設置してから10年間は補助されるということでよろしいですか。 ○松本環境第2課尾上処理工場担当副課長   区域内の世帯数は4,600世帯を見積もっており、そのうちの2,400世帯について合併浄化槽に転換するという計画になっています。維持管理補助については、先ほどおっしゃったように設置してから10年間補助することになっています。 ○井上隆司委員   4,600世帯のうち2,400世帯ということは半分以上ですが、2,400世帯の転換が終わったら、それ以上は推進しないということですか。 ○松本環境第2課尾上処理工場担当副課長   設置補助の補助対象期間は11年間となっていますが、維持管理補助と同様に、今後どうするかについて検討していく予定にしています。 ○川上環境部長   設置補助についてですが、平成27年度の前年度に公共下水道区域の見直しを行った際、下水道の建設はおおむね10年間での完成を目指すということで、浄化槽の対象区域についても、その10年間という期間に合わせて補助が始まったと認識しています。現在は補助が始まって6年目ですが、昨年度の補助件数は私どもが予定していたよりもかなり少なく、1年間で137基しかなかったということもあり、令和2年度の補助件数は157基を見込んでいましたが、今年8月末の時点で申請がかなり増えてきたので、年度末までに恐らく200基以上の申請があるだろうということで、今回の補正をお願いしています。通常、こういった補助の制度については、開始当初は皆さんが注目されるため件数が多く、また補助対象期間の終わりに近づいてきたら件数が増えていく傾向にあると聞いていますので、そのあたりを考えると、現時点での補助件数の累計は私どもが予定している件数にほぼ近く、順調に進んでいるものと考えています。次に、4,600世帯のうち2,400世帯という数字ですが、例えばお年寄りの2人世帯や単独世帯など、お金を出してまで水洗化は望まないという世帯もあることから、最終的な浄化槽への転換率を七十数%と見込んだ上で設定したものです。ただ、これも制度が終わるまでまだ期間がありますので、その中で皆さんの意見を聞きながら、必要があれば見直していきたいと考えていますし、維持管理補助についても、要綱中に、7年を経過した段階で社会経済情勢等を勘案し、補助制度について検討すると明記していますので、その段階で検討していきたいと考えています。 ○山本賢吾委員長   この件についての質疑を終結いたします。次に歳入、16款、国庫支出金のうち所管部分、債務負担行為の補正のうち所管部分について質疑を行います。歳入については冊子番号11の27ページ、28ページの該当部分、債務負担行為の補正については冊子番号11の5ページ、71ページの該当部分をご参照願います。ご質問をお受けいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   この件についての質疑を終結いたします。理事入替えのため、しばらくの間、休憩します。                (休憩 10時19分)                (再開 10時22分) ○山本賢吾委員長   再開いたします。こども部の審査を行います。歳出、3款、民生費、1項、社会福祉費、目1、社会福祉総務費のうち女性問題相談事業、3項、児童福祉費、目1、児童福祉総務費のうち、こども医療費助成事業を除く部分、目2、児童措置費、目3、母子父子福祉費のうち母子・父子自立支援事業、目4、保育園費についての審査を行います。ご質問をお受けします。 ○織田正樹委員   48ページの、こども政策課の子ども・子育て応援図書カード配布事業についてですが、図書カードの渡し方と、目標としている効果についてお伺いします。 ○笠原こども政策課副課長   図書カードの渡し方についてですが、住民基本台帳に基づき、各世帯に簡易書留による郵送で送付します。事業の効果についてですが、コロナ禍で家にいることが多い子どもに対して読書の機会を創出することと、外出を控えていただくことによって、コロナ感染症の拡大防止に資することを目的としています。 ○織田正樹委員   ゼロ歳の子どもから配付するということですが、このあたりの年齢の子どもは図書カード3,000円分をもらって、どのように活用していくのでしょうか。 ○笠原こども政策課副課長   対象は10月1日時点で生まれている子どもで、ゼロ歳の子どもや、まだ本を読めない子どもも含まれるのですが、ブックスタートという意味もありまして、保護が子どもに本を読み聞かせ、声を聞かせることも効果があると聞いています。保護に対しての意識づけと、子どもに対して本に親しんでもらう意味もあって、ゼロ歳の子どもも対象にしています。
    山本賢吾委員長   この件についての質疑を終結いたします。次に、4款、衛生費、1項、保健衛生費、目2、予防費のうち予防接種事業、保健推進事業を除く部分について審査を行います。ご質問をお受けします。 ○井上恭子委員   52ページの妊婦応援タクシー料金助成事業について、500円券を20枚つづりということですが、例えばタクシー料金が740円で、2枚の券を使ったとすれば、お釣りは出るのでしょうか。 ○里中育児保健課子育て世代包括支援担当副課長   タクシー助成券の使用方法ですが、500円ごとに使用する形になっていまして、例えば料金が700円の場合は1枚の助成券を使い、残りの部分は支払うという形で、お釣りが出ないように使用する形になっています。使用枚数の制限はないので、料金が1,500円でしたら3枚使用できますし、もっと高い場合は500円刻みで枚数制限なしに使えるようになっています。 ○織田正樹委員   これは妊婦健診や出産の際に医療機関への移動に使っていただくということですが、そのほかのときには使用しないというような制限はできるのでしょうか。 ○里中育児保健課子育て世代包括支援担当副課長   本事業の目的は妊婦の感染リスクを軽減するためで、妊婦健診や出産時の医療機関への移動などに使っていただくということです。妊婦健診には必ず行かれるので、そのときにお使いいただけたらと思うのですが、それ以外のときにもお使いいただけるように考えています。 ○渡辺征爾委員   これは複数の妊婦に配布しますので、妊婦間で融通される方がいらっしゃるかもしれません。自分はこれだけしか使わないので残りは誰かにあげるとか、そういう融通は可能なのでしょうか。 ○里中育児保健課子育て世代包括支援担当副課長   助成券に氏名が記載されますので、乗車するときに母子手帳の表紙を提示し、運転手に確認いただいた上で乗車いただこうと考えています。妊婦本人もしくはその妊娠で生まれた子どもに使用いただくことを考えています。 ○渡辺征爾委員   分かりました。それと、高砂市や稲美町などの近隣市町に里帰りしている妊婦について、例えば稲美町から加古川市の病院に行くときも助成券は使用できるのでしょうか。 ○里中育児保健課子育て世代包括支援担当副課長   この助成券は、乗車もしくは降車のどちらかが加古川市内ということで考えています。 ○相良大悟委員   乗車か降車のどちらかということは、稲美町から乗車して加古川市の病院で降車するときには使用できるということで間違いないですか。 ○里中育児保健課子育て世代包括支援担当副課長   はい、使用できます。 ○渡辺征爾委員   近隣市町以外、例えば加西市などから乗車しても加古川市に降車すれば使用でき、逆に加古川市から乗車して加西市や姫路市などに降車しても使用できるということでよろしいですか。 ○里中育児保健課子育て世代包括支援担当副課長   そのとおりです。 ○山本賢吾委員長   この件についての質疑を終結いたします。次に、歳入、22款、諸収入のうち所管部分、23款、市債のうち所管部分について審査を行います。ご質問をお受けします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   この件についての質疑を終結いたします。理事入替えのため、しばらくの間、休憩します。                (休憩 10時32分)                (再開 10時34分) ○山本賢吾委員長   再開します。福祉部の審査を行います。歳出、3款、民生費、1項、社会福祉費、目1、社会福祉総務費のうち生活困窮自立支援事業、目11、障害福祉費のうち障害施策に要する一般的経費、2項、老人福祉費、目1、老人福祉総務費のうち高齢期移行助成事業を除く部分、4項、生活保護費の審査を行います。ご質問をお受けいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   この件についての質疑を終結いたします。次に、4款、衛生費、1項、保健衛生費、目1、衛生総務費、目2、予防費のうち予防接種事業、保健推進事業の審査を行います。ご質問をお受けいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   この件についての質疑を終結いたします。次に、歳入、16款、国庫支出金のうち所管部分、22款、諸収入のうち所管部分冊子番号11の27ページから34ページまでの該当部分について審査を行います。ご質問をお受けいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   この件についての質疑を終結いたします。理事入替えのため、しばらくの間、休憩します。                (休憩 10時36分)                (再開 10時37分) ○山本賢吾委員長   再開いたします。議案第97号、一般会計補正予算のうち本委員会付託部分について、ご意見等をお伺いいたします。 ○高木英里委員   議案第97号、令和2年度加古川一般会計補正予算のことのうち本委員会付託部分につきまして、日本共産党加古川市議会議員団を代表いたしまして態度表明いたします。今回の補正予算には個人番号カード等関連事務事業が含まれております。マイナンバーに個人情報をひもづけし利用を拡大することについては、プライバシーの侵害や情報漏えい等の危険があることなどから、当初より反対しておりましたので、この予算につきましても反対とさせていただきます。 ○山本賢吾委員長   ご意見等を終結いたします。反対意見がございましたので、挙手により採決いたします。議案第97号のことのうち本委員会付託部分について、原案のとおり可決することに賛成の方は挙手願います。                 (賛成挙手) ○山本賢吾委員長   挙手多数です。よって、本案は賛成多数で原案可決と決定いたしました。理事入替えのため、しばらくの間、休憩いたします。                (休憩 10時39分)                (再開 10時53分)    ◎議案第100号 令和2年度加古川介護保険事業特別会計補正予算(第1回) ○山本賢吾委員長   再開します。議案第100号、令和2年度加古川介護保険事業特別会計補正予算(第1回)を議題とします。冊子番号11の10ページ、11ページ、94ページから102ページまでをご参照願います。質疑と併せてご意見等をお伺いいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   質疑、ご意見等を終結します。採決します。議案第100号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   ご異議なしと認めます。よって、本案は全会一致原案可決と決定いたしました。    ◎議案第102号 令和2年度加古川夜間急病医療事業特別会計補正予算(第1回) ○山本賢吾委員長   次に、議案第102号、令和2年度加古川夜間急病医療事業特別会計補正予算(第1回)を議題とします。冊子番号11の14ページ、15ページ、108ページから112ページまでをご参照願います。質疑と併せてご意見等をお伺いいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   質疑、ご意見等を終結します。採決します。議案第102号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   ご異議なしと認めます。よって、本案は全会一致原案可決と決定いたしました。    ◎議案第103号 令和2年度加古川歯科保健センター事業特別会計補正予算(第1回) ○山本賢吾委員長   次に、議案第103号、令和2年度加古川歯科保健センター事業特別会計補正予算(第1回)を議題とします。冊子番号11の16ページ、17ページ、113ページから117ページまでをご参照願います。質疑と併せてご意見等をお伺いいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   質疑、ご意見等を終結します。採決します。議案第103号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   ご異議なしと認めます。よって、本案は全会一致原案可決と決定いたしました。
       ◎議案第104号 令和2年度加古川緊急通報システム事業特別会計補正予算(第1回) ○山本賢吾委員長   次に、議案第104号、令和2年度加古川緊急通報システム事業特別会計補正予算(第1回)を議題とします。冊子番号11の18ページ、19ページ、118ページから122ページまでをご参照願います。質疑と併せてご意見等をお伺いいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   質疑、ご意見等を終結します。採決します。議案第104号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   ご異議なしと認めます。よって、本案は全会一致原案可決と決定いたしました。理事入替えのため、しばらくの間、休憩します。                (休憩 10時55分)                (再開 10時57分)    ◎議案第98号 令和2年度加古川国民健康保険事業特別会計補正予算(第2回) ○山本賢吾委員長   再開します。議案第98号、令和2年度加古川国民健康保険事業特別会計補正予算(第2回)を議題とします。冊子番号11の6ページ、7ページ、73ページから86ページまでをご参照願います。質疑と併せてご意見等をお伺いいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   質疑、ご意見等を終結します。採決します。議案第98号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   ご異議なしと認めます。よって、本案は全会一致原案可決と決定いたしました。    ◎議案第99号 令和2年度加古川後期高齢医療事業特別会計補正予算(第1回) ○山本賢吾委員長   次に、議案第99号、令和2年度加古川後期高齢医療事業特別会計補正予算(第1回)を議題とします。冊子番号11の8ページ、9ページ、87ページから93ページまでをご参照願います。質疑と併せてご意見等をお伺いいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   質疑、ご意見等を終結します。採決します。議案第99号について、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   ご異議なしと認めます。よって、本案は全会一致原案可決と決定いたしました。    ◎所管事務調査 マイナンバー法に規定する特定個人情報保護評価の再実施におけるパブリックコメントの実施結果について ○山本賢吾委員長   続いて、所管事務調査を行います。市民部から、マイナンバー法に規定する特定個人情報保護評価の再実施におけるパブリックコメントの実施結果について報告願います。 ○田中市民部長   マイナンバー法に関するパブリックコメントの実施結果につきまして、担当課よりご報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○福浦市民課副課長   (資料により報告) ○山本賢吾委員長   理事からの報告は終わりました。ただいまの報告について、ご質問等をお受けいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   この件についてのご質問等を終結します。理事入替えのため、しばらくの間、休憩します。                (休憩 11時01分)                (再開 11時03分)    ◎所管事務調査 加古川成年後見支援センターの開設について ○山本賢吾委員長   再開いたします。福祉部から、加古川成年後見支援センターの開設について報告願います。 ○井部福祉部長   福祉部から、加古川成年後見支援センターの開設についてご報告させていただきます。これについては4月から開設に向けて事務を進めてまいりましたが、10月1日にオープンできる運びとなりましたので、ご報告させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○山田高齢・地域福祉課副課長   (資料により報告) ○山本賢吾委員長   理事からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けいたします。 ○渡辺征爾委員   業務内容の、制度の普及・啓発が非常に大事だと思います。市民や関係機関に向けた講演会、研修会等の開催とあるのですが、具体的にどのような講演会をされるのか、ある程度内容が決まっているのか教えてください。 ○山田高齢・地域福祉課副課長   講演会、研修会等をどのような形で開催するのか、コロナ禍もあって今のところはまだ固まっていません。業務委託先の加古川市社会福祉協議会は、専門職、特にケアマネジャーを相手とした研修会等を開催したいと考えていますが、具体的な日程等はまだ決定していません。 ○渡辺征爾委員   分かりました。次に、相談支援についてですが、制度の仕組みや利用するための手続などに関する相談ということなので、市民の方が相談に行かれることを想定していると思いますが、人に見られたくない、聞かれたくないという方もいらっしゃると思います。こういった相談をするときに、例えば個室とか、プライバシーが保たれるような対応はされているのでしょうか。 ○山田高齢・地域福祉課副課長   成年後見支援センターは総合福祉会館の1階、障がい基幹相談支援センターの隣に開設する予定です。そこには個別のブースを設けており、今も基幹相談支援センターが使用することがあるのですが、成年後見支援センターについても、そこで相談を行う形を予定しています。また、会議室の使用等により個人情報に配慮することを予定しています。 ○渡辺征爾委員   最後に、専門職による相談ですが、例えば1人につき1回限りといった制限はあるのでしょうか。 ○山田高齢・地域福祉課副課長   制限はありません。相談の内容によって、1回で解決するものとしないものがありますので、解決しないものについては再度の相談も考えられます。 ○織田正樹委員   専門職による相談ですが、弁護士、司法書士、社会福祉士の方はどのような相談体制でしょうか。常駐なのか、それとも予約があった場合にセンターに来られるのでしょうか。 ○山田高齢・地域福祉課副課長   社会福祉協議会から弁護士会、司法書士会、社会福祉士会へ委託をしており、毎週水曜日に2時間の枠を設け、当番制という形で来ていただき、相談を受ける体制を取っています。 ○織田正樹委員   予約のない場合も、その2時間は専門職の方が来られているということですか。 ○山田高齢・地域福祉課副課長   専門職の方でも、当日に初めて相談内容を聞いても適切な回答は難しいため、原則として、事前にセンターに問合せをいただき、予約を取っていただく形を取りたいと考えています。 ○織田正樹委員   専門職の方への報酬等は、当初から委託料に含まれているということでよろしいですか。 ○山田高齢・地域福祉課副課長   はい、委託料の中に含まれています。 ○相良大悟委員   予約制であれば割り振りができて大丈夫だと思うのですが、基幹相談支援センターと併せて部屋を使うということで、部屋数は足りるのでしょうか。 ○山田高齢・地域福祉課副課長   基幹相談支援センターで使っているブースを成年後見支援センターでも使うのですが、どちらも委託先は同じ社会福祉協議会ですので、例えば専門職による相談については総合福祉会館にある別の会議室を使うなど、お互いに支障がないように配慮したいと考えています。 ○山本賢吾委員長   この件についてのご質問等を終結します。理事入替えのため、しばらくの間、休憩します。                (休憩 11時12分)                (再開 11時14分)
       ◎所管事務調査 専決処分の報告について     所管事務調査 「第3次加古川環境基本計画(案)」に係るパブリックコメントの実施について ○山本賢吾委員長   再開いたします。環境部から4件のうち2件、専決処分の報告についてと、「第3次加古川環境基本計画(案)」に係るパブリックコメントの実施についてご報告願います。 ○川上環境部長   環境部から、専決処分の報告について以下4件について、各担当課から報告させますので、よろしくお願いいたします。 ○大崎環境第1課副課長   (資料により報告) ○藤本環境政策課副課長   (資料により報告) ○山本賢吾委員長   ただいま報告がありました2件について、ご質問等をお受けいたします。               (「なし」の声あり) ○山本賢吾委員長   この件についてのご質問等を終結します。    ◎所管事務調査 ごみ処理広域化進捗状況について     所管事務調査 災害廃棄物等の処理に関する基本協定の締結について ○山本賢吾委員長   次に、ごみ処理広域化進捗状況についてと、災害廃棄物等の処理に関する基本協定の締結についてご報告願います。 ○藤本環境政策課副課長   (資料により報告) ○小山ごみ減量推進課副課長   (資料により報告) ○山本賢吾委員長   理事からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けいたします。 ○渡辺征爾委員   災害廃棄物等の協定内容で、災害廃棄物等の撤去、収集・運搬、処分等ということですが、これは、市が設けた収集場所から処分場へ運搬するという内容でしょうか。それとも、その収集場所へごみを運搬する作業も含まれるのでしょうか。 ○小山ごみ減量推進課副課長   まず、収集場所については災害の規模によって変わってくると思います。災害の規模によってごみの量が違いますので、例えば、被害に遭われた方が自身で持って行く場合は近い場所になると思いますし、あとは国から、大量の廃棄物を集める仮置場を検討するように通知が来ていますが、これについては県の策定した災害廃棄物処理計画に準じて検討していきたいと思います。ご質問の収集・運搬についてですが、例えば、各町内や各小学校区内に廃棄物の置場をつくった場合、そこからクリーンセンターやリサイクルセンター等に運ぶことを想定しています。もしくは、かなり甚大な災害になって、廃棄物の仮置場をつくった場合、そこから市外、県外の廃棄物処理施設に持って行く場合もありますが、これについては収集・運搬ではなく処分等に当たると考えています。 ○渡辺征爾委員   最近は広域にわたる水害なども起こっているので、今後は災害ごみについて近隣市町にある施設等と協定を結んで、そこに持って行くことも想定されるのですが、そういった場合に、加古川市で収集した災害ごみを加古川市外に運搬することも、この協定には含まれるという認識でよろしいですか。 ○小山ごみ減量推進課副課長   どれだけの量の廃棄物が出るかによって、加古川市内の施設で処分できるかどうかは変わりますが、市のクリーンセンターやリサイクルセンターで処分できない場合については、市外、県外の処分施設に持って行きます。今回は協定を2と締結しており、最終的な処分施設は大栄環境株式会社が持っているのですが、その処分施設は加古川市外にありますので、大栄環境に処理を依頼する場合については、市外に持って行っての処分という形になります。もう1加古川清掃事業協同組合については、主に市内での収集運搬を想定した協定となっています。 ○井上恭子委員   今回、二つの事業の名前が出ていますが、事業の選定はどのような方法で行われたのかと、今後、同業者から協定を締結したいという申出があった場合は締結ができるのか教えてください。 ○小山ごみ減量推進課副課長   まず大栄環境株式会社についてですが、大栄環境は廃棄物の処理を行っている会社です。今は全国でかなり大きい災害が起こっていますが、大栄環境がグループ会社全体で災害廃棄物の処理を行っているという実績があります。加古川市も、大栄環境のグループ会社に剪定枝の資源化処理の業務委託をしている関係で、今回、大栄環境と締結を行った次第です。加古川清掃事業協同組合については、市内の一般廃棄物の収集運搬を行っている許可業者で構成された組織であり、市内の地域等をよく把握しているという理由で選定しています。今回は最終的な処分を得意とする事業、収集運搬を得意とする事業との協定になりましたので、今後、ほかの事業からの申出があった場合は、どういった分野を得意としているか確認しながら検討していきたいと思います。 ○井上恭子委員   阪神淡路大震災のときにも問題になっていたのですが、廃材の中に、例えばアスベストや石膏ボードなどが混入するということがありました。そういうものの処理はこの事業が確実にされるということでよろしいですか。 ○小山ごみ減量推進課副課長   アスベストは飛散が非常に懸念されるものですので、まずは収集の際に飛散しないようにすることが重要と思います。最終的な処分については、市で対応し切れない量が出た場合には大栄環境に協力を求めることになりますが、ほかの事業に依頼することになった場合でも、アスベストが飛散して2次被害が起こることがないように考えていきたいと思います。 ○山本賢吾委員長   この件についてのご質問等を終結します。以上で、本日予定しておりました議事は全て終了いたしました。これで、本日の福祉環境常任委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。...