加古川市議会 2018-01-18
平成30年福祉環境常任委員会( 1月18日)
○
木谷万里委員 では、宝湯を利用されていた方はどうなるのですか。廃業されるので仕方がないのですが、その方たちは、先ほど調査されたということですけれども、どれぐらいの方が入浴設備がなかったのですか。
○大崎高齢者・地域福祉課副課長 宝湯につきましても、お風呂がない方の利用者が7名いらっしゃいました。こちらの方につきましては、宝湯が廃業してしまいましたので、現在もし入るとすれば、離れているのですけれども千代の湯のほうに行っていただく必要があるかもわからないのですけれども、入浴施設の廃業というものはこれまでもございましたし、現在は1カ所ということですけれども、制度が始まった平成6年ごろは、数はわからないのですけれども数軒の銭湯があった状況からしまして、時代的にも仕方がないと考えております。
○
木谷万里委員 廃止を高齢者・地域福祉課として決めてから、宝湯さんが廃業されたのですか。どちらが先だったのですか。今はもう廃業されているということですか。
○大崎高齢者・地域福祉課副課長 高齢者・地域福祉課のほうで要綱の廃止をすることを、行革実行プランの中で進めておりました。決定いたしまして、そのことを11月に担当者が宝湯に電話でお伝えさせてもらったところ、電話した前日に保健所に廃業届を提出したと聞きました。ちょうど宝湯が廃業したというタイミングではあるのですけれども、先に廃止を決定したということになっております。
○
小林直樹委員 周知の方法ですが、関係事業所にポスター掲示と、あと
ホームページ、広報かこがわにて掲載するということですが、例えば、利用される方が決まっているので、お風呂場に来られたときに事業者から声をかけてもらうとか、あと、利用者はわかっているので、直接、廃止しますという案内を送るとか、そういうお考えはないですか。
○大崎高齢者・地域福祉課副課長 現在、千代の湯の利用者の方が対象になっておりまして、こちらは大体90名ぐらいの方が利用されているわけですけれども、ポスターを張らせていただいておりますので、利用者に対しては見たときに確認いただけるとは考えています。直接利用者に対して郵送等でお知らせするというのは、例えば臨時給付金のように、対象者がもともと決まっている方でしたら、出してきていない方に督促というような形で周知をすることはできるのですけれども、こちらは、利用者にダイレクトメール等を送っても、それ以外の方も本来対象ですし全ての周知には至らないということになりますので、現在、個別の郵送での周知は考えておりません。千代の湯の従業員の方から声かけということにつきましては、また相談して、周知できるようでありましたら、千代の湯のほうからも利用者にお声かけしてもらうように一度確認してみたいと思います。
○
高木英里委員 先ほどお風呂なしの方が12名いるということで、あとの方はお風呂があるので特に影響はないだろうというような答弁があったのですけれども、12名の方はお風呂がなくなってしまうので、本当にすぐさま困ると思います。それから、銭湯に来る理由としては、お風呂がないからということもあるかもしれませんけれど、それだけではなく、やはりそこでのおつき合いとか、交流など、高齢者にとっては特に社交場としての役割も果たしているのではないかなと思います。確かに人数は少ないですけれども、少ないからこそ周知して、もっと利用してもらえるようにしていくことが本当は必要なのではないでしょうか。いきなりこうやって切るというのは、特にこの12名の方は本当にすぐさま毎日の生活に影響してくるわけですから、こういうお風呂ない方に対してのそういう援助はどのように考えておられるのでしょうか。
○大崎高齢者・地域福祉課副課長 まず、今回この制度がなくなって12名の方に影響が出るわけですけれども、この12名の方は、1回100円の補助はなくなるのですが、お風呂そのものがなくなってしまうわけではありませんので、自己負担がかかるのですけれども、その中で対応していただくしかないのかなと考えております。また、お風呂を中心としたコミュニティーの形成というのは確かにあると思いますので、お風呂を中心としたような関係づくりというようなことにつきましては、今後の地域包括ケアシステムを考えていく中で、調査研究などもしていかないといけないのかなと思います。こちら今回制度を廃止するということになったわけですが、いきなりということではなくて、平成25年ごろから廃止に向けた検討というのはその都度行われてきました。やはりどうしてもお風呂がない方ということを1つの対象とした場合に、影響が大きいという判断がございましたので、ずっと見送ってきたという経緯がございます。今回は、市の行革実行プランの中で進めてきた中で、平成29年度でもって結論づけるということを以前より計画しておりましたので、このタイミングで廃止の決定をしたものでございます。
○
高木英里委員 もちろん市の中では以前からそのように検討されていた経緯があるとは思うのですが、利用者にとったら3月31日ということで、やはりいきなりですし、確かに利用料を払えれば、別に千代の湯がなくなるわけではないですから、利用はできますけれど、ひとり暮らしで高齢者で、しかもお風呂がないという状況は、やはり年金も本当に少ない中でやっておられる中で、生活もそれほど余裕があるというわけではない方だと思いますので、たとえ100円でも、月に半分ほど利用できるというのは、大きいと思います。そういった中で、お風呂だけではないですけれども、高齢者の福祉とかそういう観点で、私はやはりこれはまだ必要だと考えています。
○
松本裕之委員長 この件についての質問等はこれで終結いたします。
◎
所管事務調査 社会福祉法人博由社及び
ハピネスさつまに対する勧告等について
○
松本裕之委員長 社会福祉法人博由社及び
ハピネスさつまに対する勧告等について報告願います。
○
田井福祉部長 社会福祉法人博由社及び
ハピネスさつまに対しまして、県が特別監査を実施しました。その勧告が出されましたので、その概要につきまして資料に基づきまして報告させますので、よろしくお願いします。
○加藤障がい者支援課副課長 (資料により報告)
○
松本裕之委員長 理事者からの報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。
○
小林直樹委員 県の勧告ですので、市のほうでお答えできる部分が限られるとは思うのですけれども、まず、勧告の概要の中で、「多発する異常事態を踏まえて、事案発生時に在任した理事の責任を明らかにして、体制の刷新を検討すること」とありますが、理事に関しては、事件発生後、6月17日にかわっています。ということは、今の理事はそのままなのですか。また、そのとき在任した理事は今どんな立場にいるのですか。責任を明らかにして体制を変更するということは、結局やめさせるということなのか、また違う施設に行かせるのか、その辺を、お答えできる範囲でいいですが、お願いします。
○加藤障がい者支援課副課長 恐らく理事については全て、総入れかえになるのかなということで考えております。あと、どのような方が理事になっているのかということですけれども、理事は今法人のほうで6人いらっしゃいまして、医師が3名、関係の法人職員が2名、会社役員が1名といったような内容となっております。
○
小林直樹委員 運営体制の抜本的な変更ということで、抜本的と言われているので、どこまで運営体制を変えていかれるのかと危惧している部分があります。理事だけをかえればいいのか、また、以前から、例えば平成25年に虐待が起きた、そのときに関係した方も、事務局を含めて中にいらっしゃるはずなんですが、そういう方もかえていかないと、根本的には博由社の虐待に対する考え方、体質というのは変わらないと思います。これは市がどうこう言える部分ではないのですけれども、そういう抜本的な、どこまで変えていくのかということをお答えできるのでしたらお願いします。
○神戸障がい者支援課長 こちらのほうについては、理事会というのは法人の最終の意思決定機関という形になりますので、理事がかわれば法人の体制は基本的には変わっていくのだろうという考えです。先ほどのご質問で、6月に理事がかわったという話がありましたけれども、そのときは、以前の理事長は理事のままで残ったままという形で、理事会の編成自体は余り変わってないという状況でしたが、今回については大幅に変わるだろうということで聞いております。また、事務局の体制の話もありましたけれども、そちらのほうにつきましては、また理事会が変わられて、法人の体制の中で新しい職員の雇用であるとかという問題もありますし、それによって考えられることだというふうに思っております。
○
小林直樹委員 わかりました。あと、結構厳しい内容ですけれども、勧告、提言を受けて報告書が提出されるのですけれども、しっかりと守られているかという監視や管理組織ということで県からそういう人は配置されるのですか。
○
田井福祉部長 ただいまのご質問でございますが、私が県の部長から聞いている話ですが、今のところ理事長については県のOBを配置するということで、具体的には、1月の末に評議員会があって、そこで決定されるということです。そういった中で、県が積極的にそのような形で監視するということで、県のOBをあるいは理事長に据える方向で今考えているとのことです。
○
松本裕之委員長 この件についてのご質問等はこれで終結いたします。
◎
所管事務調査 第8期加古川市
高齢者福祉計画及び第7期加古川市
介護保険事業計画(素案)に関する
パブリックコメントの実施結果について
○
松本裕之委員長 第8期加古川市
高齢者福祉計画及び第7期加古川市
介護保険事業計画素案に関する
パブリックコメントの実施結果について報告願います。
○
田井福祉部長 第8期加古川市
高齢者福祉計画及び第7期加古川市
介護保険事業計画素案に関する
パブリックコメントを実施しました。その概要につきまして報告させますので、よろしくお願いいたします。
○笠原介護保険課副課長 (資料により報告)
○
松本裕之委員長 理事者からの報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。
○
木谷万里委員 この計画案を見させていただいたのですけれども、実施期間が11月29日からとなっていまして、先ほどの入浴助成の件で、ご答弁では行革実行プランで平成29年度中に終わるというような発言があったと思うのですけれども、この計画の書きぶりがそんなふうには読めなかったので、意見として出させてもらったのですが、これから公開されると思うのですけれども、そのことについてどういった返事をされるのか、お聞かせいただけたらと思います。
○稲岡高齢者・地域福祉課長
パブリックコメントの案の中では、今後も検討という内容で、廃止ということについて触れておりませんでしたけれども、その
パブリックコメントの計画を出した後に、正式にというような形で全部の周知が整いましたので、今回廃止という形で文面を変えて、また計画を変更する予定として、早急に委員会のほうに上げていきたいと思っております。
○
松本裕之委員長 この件についてのご質問等はこれで終結いたします。
◎
所管事務調査 東播臨海広域行政協議会夜間急病等対策部会の
経過報告について
○
松本裕之委員長 東播臨海広域行政協議会夜間急病等対策部会の
経過報告について報告願います。
○
田井福祉部長 東播臨海広域行政協議会夜間急病等対策部会の経過につきまして報告させますので、よろしくお願いします。
○
稲岡健康課副課長
東播臨海広域行政協議会夜間急病等対策部会の
経過報告について、口頭にて説明をさせていただきます。まず、10月6日に開催されました東播臨海広域行政協議会の審議会におきまして、夜間急病センターの移転、休日昼間の定点化及び場所についての方向性が示されたところでございます。その後、11月、12月、1月に
東播臨海広域行政協議会夜間急病等対策部会を開催いたしました。その検討内容につきましては、まず、建設のめどにつきましては、平成33年度中の開設を目指して準備を進めていくということで合意に至っております。また、今後関係機関と調整を行いまして、施設の概要等について検討してまいりたいと思っております。
○
松本裕之委員長 理事者からの報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。
(「なし」の声あり)
○
松本裕之委員長 この件についてのご質問等はこれで終結いたします。理事者入れかえのため、しばらく休憩いたします。
(休憩 10時40分)
(再開 10時49分)
◎
所管事務調査 第1回市議会(定例会)
上程予定案件
①加古川市
汚染土壌処理業の
許可申請等手数料条例の一部を改正する条例について
②地区集会所の
地元町内会への
無償譲渡について
○
松本裕之委員長 再開いたします。環境部より報告9件のうち、初めに第1回
市議会定例会上程予定案件について報告願います。
○藤田環境部長 本日、環境部のほうからは、第1回
市議会定例会上程予定案件を含めまして9件を予定しております。よろしくお願いします。
○新濵環境政策課長 加古川市
汚染土壌処理業の
許可申請等手数料条例の一部を改正する条例についてご説明します。本案は、土壌汚染対策法の一部を改正する法律が平成29年5月19日に公布されたことに伴い、所要の措置を講ずるため、本市
汚染土壌処理業の
許可申請等手数料条例の一部を改正しようとするものです。改正の内容についてですが、土壌汚染対策法の一部を改正する法律により、
汚染土壌処理業者について、譲渡及び譲受、合併及び分割、相続等が新たに規定されたことに伴い、これらの申請がなされた場合の手数料を定めようとするものです。この改正の施行日は、平成30年4月1日としております。
○松本リサイクルセンター副所長 地区集会所の
地元町内会への
無償譲渡についての説明をさせていただきます。本案は、リサイクルセンター建設に伴う地元補償事業により設置された平荘町磐地区集会所施設である寺谷公会堂を磐東町内会に譲与するため、
地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。このたび譲与する物件は、平成元年に設置され、当時は町内会等の地縁団体に法人格は認められなかったことから、市有財産のまま磐東町内会が維持管理、運営を行ってまいりました。その後、
地方自治法が改正になり、地縁団体に法人格が認められたことから、地縁団体名義でも登記ができるようになったので、今回、物件の表示及び保存登記をし、本来の形にするため、町内会に譲与するものです。なお、今回譲与する寺谷公会堂は、木造瓦ぶき平家建て、平成元年10月31日に建築され、床面積は204.22平方メートルです。また、建物敷地平荘町磐字町田1020番地1、地目宅地、地積413.61平方メートルについては、引き続き地区集会所用地として無償貸し付けの手続を行う予定です。
○
松本裕之委員長 ただいま報告がありました2件につきましては、第1回
市議会定例会上程予定案件のため、本日は報告のみにとどめさせていただきます。
◎
所管事務調査 関西熱化学(株)加古川工場における
燃焼放散及び火災について
○
松本裕之委員長 関西熱化学株式会社加古川工場における
燃焼放散及び火災について報告願います。
○新濵環境政策課長 (資料により報告)
○
松本裕之委員長 理事者からの報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。
(「なし」の声あり)
○
松本裕之委員長 この件についてのご質問等はこれで終結いたします。
◎
所管事務調査 (株)神戸製鋼所加古川製鉄所の
降下ばいじん自主管理目標値未達成の原因と対策に関する報告について
○
松本裕之委員長 株式会社神戸製鋼所加古川製鉄所の
降下ばいじん自主管理目標値未達成の原因と対策に関する報告について報告願います。
○新濵環境政策課長 (資料により報告)
○
松本裕之委員長 理事者からの報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。
○
村上孝義委員 確認させてほしいのですけれども、大気安定度が不安定なときに近場に落ちるということですけれども、この辺の不安定なときと中立なときに、それぞれどのような形で落ちてくるのかということをお聞かせください。また、先ほどの説明では、飛散する降下ばいじん量がふえたのではなくて、大気安定度による影響が大きいことから、近場で基準の3トンをオーバーしたということでしたが、量がふえたのではなくて、大気不安定で近場に落ちたということでいいのかということを確認したいと思います。
○新濵環境政策課長 降下ばいじんの量の増減といいますと、恐らく一定量飛んでいるというところで、それがどの位置に落ちるのかということが大きく影響していると考えております。それから、2点目の大気安定度中立というということですけれども、大気安定度が不安定なときは上昇気流が発生いたしまして、大気が乱れ、結局上下動の影響を受けて、近場に沈降するものが多いということになっております。
○
松本裕之委員長 この件についてのご質問等はこれで終結いたします。
◎
所管事務調査 スズメバチ駆除にかかる
補助事業の実績について
○
松本裕之委員長 スズメバチ駆除にかかる
補助事業の実績について報告願います。
○松尾環境政策課副課長 (資料により報告)
○
松本裕之委員長 理事者からの報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。
(「なし」の声あり)
○
松本裕之委員長 この件についてのご質問等はこれで終結いたします。
◎
所管事務調査 粗大ごみ戸別有料収集事業の
実施状況について
○
松本裕之委員長 粗大ごみ戸別有料収集事業の
実施状況について報告願います。
○松本環境第1課副課長 (資料により報告)
○
松本裕之委員長 理事者からの報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。
○
小澤敬子委員 粗大ごみの申し込み件数が10月、11月、12月と記載されているのですけれども、その件数と世帯別の収集件数の数字と違いがあるのですけれども、申し込み時期とかもあるのかなと思うのですけれども、そのことについてお尋ねします。それと、ごみの分別と出し方の問い合わせが多数寄せられているのですけれども、どのような内容の問い合わせがあったのかお聞かせください。
○松本環境第1課副課長 1点目の申し込み件数と収集件数の違いということですけれども、収集申し込みは、申し込みがあって最短で中2日で収集ができるようになっておりますのでその部分での差と、あと収集される方の申し込み点数がいろいろございますので、件数と違っております。あともう1点の問い合わせの対応ですが、10月、11月はまだ粗大ごみの戸別有料収集が始まったばかりですので、どんな形で申し込んだらいいんですかという内容が多かったと思います。その後、この分については粗大ごみに当たるんですかというような質問が多かったと聞いております。
○
小澤敬子委員 なかなか周知の徹底ができてなかったのかなというか、市民の方が意識が薄かったのかなと思います。粗大ごみの戸別有料収集が始まってこの3カ月間で、例えば収集に来るときのお約束の時間がずれたり、例えば持ち去りとか、何かトラブル等がありましたらお聞かせください。
○松本環境第1課副課長 収集時間のほうは指定しておらず、その日のうちに収集するということになっておりますので、特に時間になってないので来てないとかいうようなトラブルはございませんでした。また、その後持ち去りがあったというようなお話も聞いておりませんので、今のところ順調に動いていると思います。
○
小澤敬子委員 あと、狭い道などに出す場合、どのように対応されているのかということと、たんすやベッド類など大型の粗大ごみを道に出した場合、歩行者の邪魔になったようなケースがないか、また、例えば視覚障がい者の方などがそこを通られるに当たって危険がないのか、その点も考慮されて指定場所を決めているのか、お聞かせください。
○松本環境第1課副課長 狭い道などに出す場合についてですが、基本は2トントラックで収集するのですけれども、狭い場合になりましたら、軽のダンプ、また、さらに細いところでしたら徒歩で収集するといった対応をしております。また、ベッドとか大型のものを道に排出するというのはやはり困難というところがありますので、自宅の敷地の中の駐車場といったところに排出されるように受け付けの段階でお願いしていますので、大きなものが道に出ているというのは今のところございませんでした。
○
小澤敬子委員 そうすると、駐車場がない場合、大型の場合は従来のステーションなどに出すような形になるのでしょうか。
○松本環境第1課副課長 全く出す場所がない場合でありましたら、今までのステーションに排出するということになります。
○稲次誠委員 2点お伺いします。この件数で言いますと、徐々にふえてきて、周知されてきているのかなと思うのですけれども、12月の受付応答件数が1,138件ですが、これは何名体制で受け付け等の対応をされているのかお尋ねします。その中で、12月でしたら大体1日平均57件で、時間も対応に5時間強かかっているのかなと思いますが、電話がつながらないというようなことは起こってないのかということで、今後、対応などを拡充していくつもりがあるのかないのかお尋ねします。もう1点、事前排出で収集をまとめてされたので、一旦は量が減っており、その後、徐々にふえてきているわけですけれども、以前、市としてもオークションなどで有効に活用していけないかということがあったと思うのですけれども、戸別収集することで、実際に2,800点集められた中で、そういうことに有効に活用できそうなものがあったのですか。その効果はどのように見られたのですか。
○松本環境第1課副課長 1点目の受け付けの体制については、現在のところは3名で受け付けをしております。ただ、休み明けの日はやはり電話が多くありますので、その場合は1人追加して4名体制にしており、できるだけ皆様にお待たせする時間が少なくなるよう考えております。2点目のリユースができるような品物があるかということについては、10月から開始しておりまして、かなり数は少ないのですけれども、今のところリサイクルセンターでたんすを2点保管しております。
○稲次誠委員 リユースでたんすを2点保管しているというのは、今後何かしらの形で活用していこうということですか。
○松本リサイクルセンター副所長 リサイクルセンターで2点保管しているたんすについては、今後展示し、市民の方に活用していただけるような形で検討中でございます。
○
木谷万里委員 10月から12月の粗大ごみの収集量が54.1トンで、10月から12月の処理量が168.2トンとなっています。この差が114トンほどあるのですけれども、その内容といいますか、粗大ごみとして処理された方法といいますか、それについて教えてください。
○松本環境第1課副課長 処理量については、リサイクルセンターの処理量でして、収集の分と自己搬入されたものがありますので、この分で差が出ています。
○
木谷万里委員 それでは、例年の自己搬入とほぼ同じような多さなのか、それとも戸別有料収集が始まってからふえたのか、そのあたりも教えてください。
○藤田環境部長 戸別有料収集が始まってまだ3カ月ですので、詳細な内容をまだ分析できておりませんので、その辺また半年、1年ぐらい実績を積みまして、また詳しく報告させていただきますので、よろしくお願いします。
○
木谷万里委員 傾向だけでも教えていただけたらと思います。
○高見環境第1課長 持ち込みの量自体は、戸別有料収集始まる前後でそう大きな変動はありません。平均すると大体40点前後です。戸別有料収集開始前も開始後も大きな変動なく続いているのが現状です。
○
村上孝義委員 先ほどの説明で効果はあったということですけれども、前にもたしか、戸別収集を有料ですると大体8割ぐらい減るというようなことをお聞きしたかと思うのですけれども、それでいくと、ほぼその数字に近いような状態が出ていますので、非常に効果があったのかなと思いますけれども、当初予測に対しての判断をどのようにされておられるかということをお尋ねします。あわせて、もう1点、先ほどの稲次委員の質問にも関連するのですが、申し込みの電話をしようと思って、昼休みにかけたのですけれども、3日連続で込み合っていてかからなくて、4日目にやっとつながったというような状態が昼休みにあるようです。そういうことで、市民の皆さんに迷惑をかけているのではないかなということがあるのですけれども、その辺の実態調査もしていただいて、先ほど4名にふやしてと言われていましたけれども、その辺の対策について考えがあればお聞きしたいと思います。もう1点、例えば2分割あるいは3分割できるたんすがありますよね。これについて、例えば180までの高さがあるものであれば、普通にそのままで出せば600円で済むのですが、3分割にすると900円になってしまいます。その辺の出し方についての徹底が少し不明確なのかなと思いますけれども、その辺の考え方についてお聞きしたいと思います。
○高見環境第1課長 始まって3カ月で、効果ははっきり出ているかと思うのですけれども、特に12月は思ったほど数字も伸びていないというようなことで、もう少し様子を見たいと考えています。それから、受付が込み合っている状況については、先日も受託業者と打ち合わせをいたしまして、それぞれの数字を出していただいて、確かにお昼休みの時間帯には若干応答率が下がっていましたので、その辺は業者とも相談して、改善に向けて対応を考えてほしいということで協議しています。また、今後そのような事態がありましたら、随時業者と打ち合わせを進めて、できるだけスムーズに受け付け、申し込みができるように改善していきたいと考えています。次に、出し方については非常に難しい問題ですけれども、我々としては、利用の形が一体であれば、それは1点と考えています。ただ、出すときに分割しないと出しにくいということもあると思います。基本的には利用の形態が同じような形であれば、たとえ分割であったとしてもそれは1点として計算していきたいと考えています。
○
松本裕之委員長 この件についてのご質問等はこれで終結いたします。
◎
所管事務調査 車両火災事故について
○
松本裕之委員長 車両火災事故について報告願います。
○松本環境第1課副課長 (資料により報告)
○
松本裕之委員長 理事者からの報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。
○稲次誠委員 町内会への説明というのは、これは火災に至っていなくても、ボンベやライターなど適切でないものが捨てられている場合、毎回行われているのですか。それと、月にどのぐらいこういったことがあるのかお尋ねします。また、排出されているごみの確認を十分に行うという部分についは、前のときも確認したと思いますが、写真を見てみると袋に入ったものが本当に多くあります。マナーの問題ということは大前提ですけれども、ライターなどは袋の中に隠れてしまいやすいと思うので、そういったところをどのように対応されているのかということについてお伺いします。
○高見環境第1課長 町内会への特別な依頼というのは、こういう事故が発生した場合に出しています。今回もその日に町内会長へ、該当するステーションから出たと思われるごみの中からこういう事故が起こりましたということで、町内会の出し方の徹底を再度お願いし、回覧などが必要であれば原案を用意しますということで説明しています。次に、事故の発生頻度ですけれども、平成25年ですかね、ライターなどを公民館に集めるようになってからかなり減ってきて、大体年に1件から2件となっています。これは当然ゼロを目指しているのですけれども、年間で1件から2件、残念ながら発生しているのが現状です。それから、写真を見ていただくと、確かに袋に入っているということで、当然我々も事故が起こるたびに運転者、作業員のほうにはそういう注意をしているのですが、出すほうは悪いとわかっているのかはわかりませんが、中へ包んだような形で、なかなか発見しづらいというのが現状です。なかなかその辺が徹底できないということで、今回、保健衛生協議会のチラシを配るのですけれども、その裏面には、原則燃やせないごみは袋に入れずに、かごに袋から出して入れてくださいということが徹底できないということで、協力をお願いしますということと、今後場合によっては収集せずに帰りますということで、少しきつい目の文章を入れて、今後も町内のほうには出し方のマナーの向上については協力をお願いしていきたいと考えています。
○稲次誠委員 年に1件か2件というのは、火災発生が年に1件か2件ということですか。
○高見環境第1課長 火災事故というのが年に2件ほどです。
○稲次誠委員 私が言いたいのは、火災発生に至らないように、日ごろから収集されるとき、排出されているごみの確認という部分についてです。スプレー缶やライターというのはたまに出てくると思うのですが、その際に、町内会や保健衛生協議会の委員の方に周知をして、都度その町内会に徹底を図っていかないとだめなのではないかなということです。未然に防ごうと思うと、そこが必要なのではないかなと思うのですけれども、その点についてお願いします。
○高見環境第1課長 確かに、事故が大きくなる前に、事前にそういう不適切な物が出てきた場合収集しない、と同時に町内会のほうにもこのステーションに不適切物が出ていましたということで、事前に、事故になる前に注意していくようには、今後も検討して、現場のほうから悪質によく出ているところがありましたら、とりあえず報告していただくようには検討していきたいと考えています。
○
小澤敬子委員 使い捨てライターは、回収ボックスが限られた場所にあるのですけれども、そこまで使い捨てライターを持っていくということで捨てづらいということかと思います。マナーの問題ですけれども、わからないようにして隠して忍ばせるというか、書けば書くほどそういうふうになっていくのかなと思うのですけれども、例えば回収ボックスの数をふやすとか、何かアイデアを考えていただきたいなと思うのですけれども、もっと具体的に対策のところで、いつもこのように報告されるのですけれども、何かお考えはあるのか、もう一度改めて確認します。
○高見環境第1課長 現在、本庁、美化センターや公民館、市民センターを中心に約20カ所あるのですけれども、できるだけ身近なところということで、特に市の施設としてもう少しふやせないかどうか検討していきたいと考えています。それから、徹底については、袋に入れずに出すということも徹底していくということで、今回いきなり残していくと町内のほうも大変なので、とりあえずこういう形で、今回配付する保健衛生協議会のチラシの中で、前ふりではないですけれども、今後そういうことでだんだん厳しくしていき、場合によっては収集しないというようなこともありますよということで、その辺周知のほうをもう少し厳しく徹底していけたらなと思います。
○
小林直樹委員 今、対策に関して質疑があったのですけれども、稲次委員や小澤委員もおっしゃっていたのですけれども、対策としては、周知、また町内会の説明とか、あとは収集時の確認などがあるのですけれども、火災を防ぐためには、まずは周知ですね。チラシを配るということですが、本当に住民の皆さんに見ていただけているのか、見られてない方が出されると思うので、広報を通じてそういう周知をしていただきたい。2つ目に、各町内会でごみの出し方がいろいろ違うんですね。町内会によってはその日に朝から立ち当番でどんなものが出されるのか確認する町内もあれば、前の晩から出して、そのまま収集するまで誰も来ない状況もある中で、統一するのは難しいのかもしれませんけれども、具体的になくすためにはまず出す段階で気をつけないといけないと思うのですが、その辺、市の考えはありますか。
○福本環境部次長 ステーションのほうは町内会、保健衛生協議会の方々に管理いただいておりますので、今後またそういった場で、こういった火災がなくなっておりませんので、そのあたりの徹底と、その辺のお願いをしていかないといけないと考えております。今後そういった場で協力をさらに徹底していきたいと考えております。
○
小林直樹委員 協力していただける町内会が少しでもふえれば、火災はなくなっていくと思います。あと、収集時に確認を十分に行い積み込みをしていくのですが、ガラスや刃物というのは、袋に入れたり、新聞に包んでいますが、そういうものは排除して収集しているのですか。ビニールや紙袋を一緒に放り込んで収集しているのですか。
○高見環境第1課長 出すときにガラスが危ないからということで包んであったりしていると思うのですけれども、そういうものは収集しています。
○
小林直樹委員 先ほど稲次委員から、写真で見ると燃えるものが入っているとありましたが、2人、3人の人数で積み込む中で、積み込むときにどこまで徹底できるかわからないのですけれども、毎日大変な作業の中で、小さなライター1個を見つけたり、ボンベに穴があいてないとか、そういうことをどこまで徹底できるのかなと疑問には思いますが、今後火災が起こらないように、その徹底をもう一度具体的に教えていただけますか。
○高見環境第1課長 写真を見ると袋がいっぱい入っているので、まず、不燃物なのにこういうものが入っている、積み込むこと自体がどうかというところですが、現状ではなかなか徹底できないところですが、ただ、これを全て残していったり、また、全て袋を破っていくというのは実際問題として難しいと考えます。先ほどと繰り返しになりますけれども、今後も町内会の協力を得まして、出し方のマナーの徹底というところを進めていくしかないと考えています。
○
小林直樹委員 しつこく聞きます。あと、先ほどライターは回収ボックス、市の施設にということで、増設を考えているという前向きの答弁いただいたのですが、具体的にはどういう施設があるのですか。
○藤田環境部長 具体的なお話が続いているのですけれども、そもそもライターの出し方としては、ガスを抜いた状態で出してくださいというのが大前提でございます。それがなかなか守られないので、拠点回収を開始したという経緯がございます。ですから、ライターを利用される方は、使い捨てライターを捨てる場合にはガスを抜いた状態で出していただくという、もともとの周知も図りながら、検討したいと思います。また具体的な場所については今後、市の施設でありますとか、地区集会所、いろいろ案はあるのですけれども、それは今後の検討課題と考えておりますので、よろしくお願いします。
○
松本裕之委員長 それでは、この件についてのご質問等はこれで終結いたします。
◎
所管事務調査 一般廃棄物処理基本計画改定にかかる
パブリックコメントの実施結果について
○
松本裕之委員長 一般廃棄物処理基本計画改定にかかる
パブリックコメントの実施結果について報告願います。
○生田ごみ減量推進課副課長 (資料により報告)
○
松本裕之委員長 理事者からの報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。
(「なし」の声あり)
○
松本裕之委員長 この件についてのご質問等はこれで終結いたします。
◎
所管事務調査 新
クリーンセンターごみピット火災について
○
松本裕之委員長 新
クリーンセンターごみピット火災について報告願います。
○吉田クリーンセンター所長 (資料により報告)
○
松本裕之委員長 理事者からの報告は終わりました。ご質問等をお受けいたします。
(「なし」の声あり)
○
松本裕之委員長 この件についてのご質問等はこれで終結いたします。以上で、本日予定しておりました議事は全て終了いたしました。ここで、お諮りいたします。次回、2月16日の定例となります
常任委員会は、急を要する案件が発生しない限り開催いたしませんが、このことについてご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
松本裕之委員長 ご異議なしということで、それでは、そのようにさせていただきます。これで、本日の
福祉環境常任委員会を閉会します。お疲れさまでした。...