次に、2ページの中段、
重点施策3つ目の
浸水対策について
説明いたします。
金岡川改築については、前期5か年が尼崎市が実施することになっている庄下川改築工事が完了していないため、金岡川改築工事に着手できず、
事業費は
計画値より1億1000万円の減となりました。
後期5か年は、
令和6
年度に実施、詳細設計、
令和7
年度に
工事費の一部を計上したことにより、
事業費は
計画値より3億6000万円の減となる
見込みです。
雨水幹線等整備
事業については、前期5か年が梅ノ木地区
雨水管渠蓄蔵工事を実施しており、実
施設計の結果、
事業費は
計画値より1億3129万4000円の減となりました。
後期5か年は船原地区及び鈴原地区の整備を予定しており、
事業費は
計画値より760万円の減となる
見込みです。
貯留施設整備については、前期5か年が
平成28
年度に実施した
雨水整備計画の
見直しに伴う超過降雨対策整備方針の変更により、阪急
伊丹駅周辺地区及び瑞穂・広畑地区の
雨水調整池築造工事を実施しており、
事業費は
計画値より4億346万6000円の減となる
見込みです。
後期5か年は、瑞ケ丘2号
雨水調整池から昆陽池への導水
管整備をもって超過降雨対策整備が完了することから、
事業費は
計画値より8億9690万円の減となる
見込みです。
続きまして、2ページ下段からの2、
財源試算の
説明に移らせていただきます。
まず、2の1の下
水道使用料については、計
画策定時は
節水機器の普及や
企業の
効率的水使用の
徹底等により、
平成27
年度に約25億円あった使用料収入が
令和7
年度には約23億円となり、2億円程度減少するものと見込んでおりましたが、
計画開始から5年間経過し、試算し直した結果、
令和7
年度の
計画値が約23億円から24億円と約1億円上振れ、
減少傾向がより緩やかになると見込んでおります。
なお、
令和2
年度については、
新型コロナ感染症に伴う減免により、
決算見込みが一時的に減少し、22億7000万円程度になると見込んでおります。
続きまして、裏面の3ページを御覧ください。2の2の
企業債については、
ストックマネジメント計画の
策定や
雨水整備計画の
見直し等により大幅に
事業内容を変更したことにより、
企業債発行額が前期5か年は13億9470万円の減、
後期5か年は6億2630万円の減となりました。ただし、
計画期間中は毎
年度約20億円を超える
企業債の償還が見込まれているため、原則
起債対象事業に対する
企業債の
発行割合は100%充当で見込んでおります。
企業債残高の
見通しにつきましては、グラフのとおりですが、
計画最終年度となる
令和7
年度末の
企業債残高は当初
計画値より約12億円減少、
平成27
年度と比較して約172億円減少し、約190億円になるものと見込んでおります。
続きまして、3ページ下段の2の3、
一般会計繰入金(汚水)及び4ページ上段の2の4、
国庫補助金についてですが、それぞれ現行の
繰出金についての通知や
補助基準に基づき
計画を
見直ししております。
最後に、4ページ中段の3、投資・
財政計画(
収支計画)についてですが、これまで
説明してきました
投資試算や
財源試算などを反映させたものが投資・
財政計画となります。まず、
1つ目の黒丸の
収益的収支(汚水)及び
当年度純損益の
見通しについては、当初
計画では使用料収入は減少するものの、支払い利息の
減少等により、毎
年度約3億円の純利益を確保すると見込んでおりましたが、使用料収入の上振れに加え、
企業債発行額の減に伴う支払利息の減等により、
当年度純利益は
計画値より増となりました。
後期5か年についても、当初
計画より上振れる
見込みとなっております。
なお、
令和2
年度については、
新型コロナ感染症に伴う下
水道使用料の基本使用料の減免により、純利益は一時的に減少する
見込みとなっております。
次に、
2つ目の黒丸の
自己資金(
補てん財源残高)の
見通しについては、当初
計画では、
令和元
年度からの4年間については一時的な資金不足が発生するため、他会計借入金を充当する
見込みでしたが、
平成28
年度からの3か年で
当年度純利益が約4億円上振れしたことにより、資金不足は解消されました。さらに
令和7
年度以降は
減価焼却費が
企業債償還金を上回るため、
自己資金の増加を見込んでおります。
後期5か年につきましても、前期5か年に引き続き、現行の使用料体系、使用料水準を維持しながら
安定経営に努めてまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
これで
伊丹市
下水道事業経営戦略の
中間見直し(案)の概要についての
説明を終わらせていただきます。
○
戸田龍起 委員長 説明は終わりました。
ただいまの
説明について、
質問等がございましたら、どうぞ。
◆安藤なの香
委員 2点ほど確認させていただきたいと思います。
資料1ページの③
管渠更生工事の実施のところで、
後期の
計画が17.5キロメートルから10キロメートルに減っている、この理由としては何が上げられるのでしょうか。
◎
上下水道局 当初、3.5キロメートルを年間予定してたんですが、
管調査を実施した結果、それほど傷んでないということで、年間2キロに変更したことにより、17.5キロメートルから10キロメートルに変更になりました。
◆安藤なの香
委員 傷んでなかったというところで、実施のキロメートル数が変わったっていうことですね。はい、分かりました。ありがとうございます。
続いてなんですが、2ページの上段にあります
ポンプ場の
長寿命化対策、
ポンプ場の
更新計画のところなんですが、右側の図で3つの地区が追加されているのかなと思うんですけれども、その理由を教えてください。
◎
上下水道局 経営戦略策定時当初は、各
施設ごとに長寿命化
計画というのがあったんですが、国の制度が
平成28
年度に
ストックマネジメント計画に変更になりまして、
ストックマネジメント計画といいますと、下
水道施設、ストックを全て一体化で優先度をつけて改築していきなさいよという国の制度になりまして、もともと3
施設、三平、北河原、渕の
ポンプ場は入ってなかったんですけど、それら全ての
施設を一体として優先順位をつけて改築していきなさいという国の指針に変更になりましたんで、追加しております。
◆安藤なの香
委員 国の制度や方針が変わったというところで、理解させていただきました。ありがとうございます。以上です。
○
戸田龍起 委員長 ほかにございませんか。───よろしいですか。
ございませんので、それでは、この案件については終了いたします。
ここで暫時休憩をいたします。
〇休 憩
〇再 開
○
戸田龍起 委員長 休憩を解いて会議を続けます。
──────── ◇ ────────
「
伊丹市
都市計画マスタープラン」(案)の
パブリックコメントの実施について
○
戸田龍起 委員長 次に、
伊丹市
都市計画マスタープラン(案)の
パブリックコメントの実施について
説明をお願いします。
◎都市活力部
伊丹市
都市計画マスタープランの
パブリックコメントの実施につきまして御
説明させていただきます。
資料はA3のもので、
伊丹市
都市計画マスタープラン(案)の
パブリックコメントの実施と書かれた1枚物、それと、A3サイズで2枚をホチキス止めしております
概要版、それと、A3サイズ、ホチキス止めしております
都市計画マスタープラン(案)の本編でございます。
1枚物の資料を御覧ください。初めに、
都市計画マスタープランでございますが、市が定める個々の
都市計画の方針となるものでございまして、市の総合
計画や兵庫県が
策定いたします
都市計画区域マスタープランに即して定めるものとされてございます。本市では、
平成9年に
都市計画マスタープランを
策定以降、上位
計画の改定や
社会情勢の変化などを受けまして、
平成16年、
平成23年と2回改定を行ってきております。今回が3回目の改定となります。
パブリックコメントの実施につきましては、先週の月曜日、2月22日付で議員の皆様に配付させていただいたところでございますが、3月8日から4月6日の30日間、
パブリックコメントの募集を行います。
それでは、
計画案について御
説明いたします。
A3サイズの
概要版を御覧ください。
都市計画マスタープランは、9章立てとしてございます。このうち2ページ目の第4章までを第1部、全体構想といたしまして、昨年9月11日の
都市企業常任委員協議会で
中間報告させていただいております。3ページの第5章から第7章を第2部、地域別構想、第8章、第9章を第3部の都市づくりの推進方策として、今回取りまとめたものでございます。
1ページにお戻りください。
中間報告させていただいたものから少し表現や体裁を整えてはおりますが、内容についての変更は行ってございません。第2章、目指すべき都市像に記載しておりますとおり、今後迎える人口減少と市域における人口偏在への対応、公共
施設・公共インフラの老朽化と
更新、周辺市と差別化する都市魅力の充実・強化、公民連携・地域自治に向けた仕組みづくりとの課題認識の下、
伊丹らしい暮らしやすさや魅力を育み、持続させていくまちを都市づくりの目標に掲げております。
都市づくりの目標の実現に向け、成熟社会に対応した都市構造、適正・合理的で持続可能な土地利用、資源をいかした魅力ある都市空間・環境を市民・
事業者が主役となった公民連携の下、進めていくものとしてございます。
都市構造では、都市機能が集積する拠点としての都市核、日常の暮らしの持続性を支える地域拠点、都市の骨格となる都市軸、自然的環境等を保全し、潤いある魅力を増進するための拠点となる自然アメニティー核、水とみどりがネットワークする自然アメニティー軸による都市構造の確立を図ることとしております。
土地利用では、都市の持続的発展の見地から、適正かつ合理的で持続可能な土地利用を進めていく必要があり、住宅地、商業・業務地、工業地、自然・緑地・農地を位置づけ、それぞれの土地利用の目標に向け、充実を図ることとしてございます。
都市空間・環境では、貴重な自然的資源や歴史的資源などが残されており、これらの地域資源や環境を次世代に引き継いでいくとともに、まちづくりの中で生かしながら、都市の個性や魅力づくりを進めていきます。
2ページ目を御覧ください。第3章、ターゲット別都市づくり方針では、課題解決型の都市づくり方針ではなく、
伊丹市の持つ強みを発揮して、機会を捉えた都市づくりを進めるという観点から、横断的な視点で子ども・子育て家庭にやさしい都市づくり、歩いて暮らせる都市づくり、産業が元気な都市づくりの3つのターゲットを設定し、それぞれの方向性を記載してございます。
第4章、部門別都市づくり方針では、都市づくりに関連する部門ごとにその方向性を示したもので、ターゲット別都市づくり方針とともに連動しながら、都市基盤、都市交通、自然・みどり、環境都市づくり、都市景観形成、市街地整備・誘導、都市防災の各分野において着実に都市整備・誘導を図っていくこととしてございます。
3ページを御覧ください。ここからが
中間報告以降の内容になります。第5章で、地域別構想の
考え方を記載しております。これまで本市の
都市計画マスタープランでは、市域を3地域に分け、それぞれの地域別方針を示すとともに、特定の都市機能が集積する特徴ある区域をゾーンとしてゾーン別方針を示してきました。本市においては、面的な都市基盤整備はおおむね完了しており、全域が市街地で、連続して形成されておりますことから、比較的コンパクトな市域をあえて地理的に分割して、それぞれのまちづくりの方針を示す必要はないと考え、これまで地域別方針で記載していた内容につきましては、必要なものを全体構想の土地利用の方針、あるいは都市機能の集積に着目したゾーン別方針に位置づけることとしております。また、
平成30年3月に市民による主体的なまちづくりを推進することを目的に、地域自治組織の設立等に関する条例が制定され、小学校区単位でのまちづくりが制度化しましたことから、
都市計画マスタープランの地域別方針として、地域自治組織が
策定する地域ビジョンと連携した都市づくりを行うこととしております。
第6章、地域別都市づくり方針では、地域ビジョン
策定のプロセスにおける連携としまして、地域ビジョン
策定に当たっての
都市計画に関係する情報提供、助言を行うことや、地域ビジョン
策定過程で上げられる地域課題の都市づくり面でのフィードバックすることなどを記載しており、地域の都市づくりに関連する活動に対する各種支援策として都市基盤整備における意見交換の場づくり、協働による維持・管理や場所の活用、建物などのルールづくり、まちづくり活動の支援、
都市計画の提案制度を記載してございます。
第7章、ゾーン別都市づくり方針では、商業、業務、都市交通、歴史文化
施設などの機能が集積しております中心市街地をにぎわい交流ゾーンとして「4極・2軸から面に広げ、歴史・文化に親しみながら暮らし・活動が楽しめる 歩いて楽しいまちなかづくり」を目指すこととしております。行政、福祉サービスなどの機能が集積しております市役所周辺を市民ふれあいゾーンとして、「市役所の再整備を契機とした行政・福祉サービス拠点の充実・強化と、自然的環境を活用した健康で快適な都市づくり」を目指すこととしております。生産、流通
施設、さらに猪名川、
伊丹スカイパークなど、憩いの空間が集積している猪名川・空港周辺をいきいき生産ゾーンとして、「空港に隣接し猪名川の自然アメニティ空間やレクリエーション拠点を活用した住工共存とうるおいある都市づくり」を目指すこととしております。
次に、第8章、都市づくりの推進方策では、これからの安定した成熟社会の時代においては、都市づくりの主役が行政から市民、
事業者へ移りつつあること、あるいは既存
施設の利活用など、合理的で効率的な
事業の推進が求められていることから、都市づくりへの理解の促進と関心を持つ機会の拡大、公民連携の都市づくり、総合的・統合的マネジメントによる都市づくりを推進していくこととしております。
最後に、第9章、進捗の評価と
都市計画マスタープランの
見直しでは、
都市計画マスタープランに基づく取組が伸長しているかどうかについて、ターゲット別都市づくり方針などの状況を把握することとしております。また、
都市計画マスタープランの目標年次は8年後の
令和10年、2028年としておりますが、上位
計画であります総合
計画や
都市計画区域マスタープランの変更、あるいは社会経済情勢の変化などにより、必要が生じれば、
見直しを行うこととしております。
○
戸田龍起 委員長 説明は終わりました。
ただいまの
説明について、
質問等がございましたら、どうぞ。
◆北原速男
委員 説明ありがとうございました。
1点ちょっと確認なんですが、こちらの資料もいいですか。この22ページなんですけどもね、ここに都市核という、1項目にありまして、で、ちょうど真ん中辺りですけども、阪急
伊丹駅からJR
伊丹駅にかけての中心市街地のことについて触れられています。で、市役所、それから警察署、保健所等の行政サービス
施設っていうふうにも書かれてますけども、整備・誘導を図りますと。ここに兵庫県の阪神北県民局と阪神南センターでしたっけ、あれの統合がほぼ決まって、あと2年後でしたかね、そのもう整備されるということも聞いておりますので、ここのところが漏れたのかな、あえて触れなかったのかなということを思ったりもしましたけども、そこのところはまだ決まってないから、書いてないということなんでしょうか。
◎都市活力部 御指摘のとおり、阪神北県民局と南センターが統合して、こちらで建物建てられるということで聞いております。それにつきましては、本編89ページに、ゾーン別の方針で表現は若干させていただいておりまして。これの四角2つ書いておりますが、下のほうに特記させていただいてるところでございます。
◆北原速男
委員 なるほど、分かりました。ありがとうございました。そこのところで当然、どちらかといえば、この阪神間で
伊丹がある意味では中心的な位置づけになろうかというふうに思っております。ただ、そこのところはこれからの取組次第だと思いますので、何かが兵庫県との連携ですね、これを警察なんかはもう機密に道路とか信号とかの関係でされておりますけども、具体的な、これからですけども、県との関係でね、
伊丹だけではなくて、その周辺も含めたところを
伊丹市が担うような、そういう取組も必要かなと思うんですけども、このことについては、もちろんこの段階では盛り込めないと思うんですけども、これからの話合いとか、あるいは、逆に県からアクションとか、そういう動きっていうのは今現時点ではあるんでしょうか。
◎都市活力部 機能そのものが
伊丹庁舎に集約されるということについては、新聞報道等でもなされてるとおりかと思います。具体的に建物を建ててということになりますので、その辺りの建物の協議なんかは順次進めさせていただいてるところでございます。
◆北原速男
委員 分かりました。ありがとうございます。この部局がどちらかといえば政策になるのかなというふうなことを思いながら、今、聞いたんですけども、また今後とも連携をしていただきながら、よりよい
伊丹をつくっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆吉井健二
委員 空き家対策でちょっとお話ししたいんですけども、やはり空き家がとことことあるんです。そういうところでちょっと周りの人とか、それから、ごみとかの関係で、どうしても空き家のところの方がやはり、どういう形の中でその人たちに危惧したらいいのか、周りの人も困ってるとこもありますし、ごみについては、特に皆さん、ぴりぴりしてるとこなんですけども、空き家対策、ちょこっと広報にも書いてあるんですけど、なかなか前へ進んでないような感じなんですけども、どういう対策されて、税金のこともあるでしょうけども、どういう対策されてるか、お伺いします。
◎都市活力部 空き家対策につきましては、空家等
整備計画の中で、
委員おっしゃるとおり、徐々にではありますが、
伊丹市、空き家の件数は増えていってるところではございます。ただ、周辺市に比べましても、まだまだ流通があるというところもございますので、今後はその流通をできるだけ促進する方法を検討しておりまして、できるだけ空き家を発生させないという方向でを検討を進めているとこでございます。
◎大西俊己 都市活力部長 補足で
説明させていただきますけれども、過日、空家等対策
計画を
策定いたしまして、
パブリックコメントを実施いたしまして、その結果に関しまして、議長の許可をいただく中で、皆さんのほうにも配付という形で通知させていただいたことと思います。主な内容といたしましては、その
計画策定につきましては、空き家になってからどうだというふうなことを対応する前に、空き家になる前の対策として、将来的に相続でありますとかということを示したものを家族全体で情報を共有しようじゃないかということで、空き家のプランというふうな、おうちのプランでしたかね、そういうのをつくって、皆さんで共有しようということで進めてまいりたいということでございますので、お手元のほうにまた資料が届いてるかと思いますので、また御覧いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
◆吉井健二
委員 空き家といえば、もう何年も本当に住んでない方がおられますし、隣の方も高齢になってくると、やはりどうなるんやろうという形の中、そして、あとは、ごみを捨てられる場所にもなってしまうという、こういった悪循環やっぱり湧くわけですね。だけど、私もごみステーションのことについてちょっと話もしたんですけども。結局は市としては、そこをごみステーションの買手がほしいと言うてるんですね。例えば結構屋根もあって、ただ人が住んでないだけなんですよ、そこ。だけど、いろんなものが入ってくる、鳥も含めてですけども。そういうところあれば、空き家というのは、今言われるとおり、早いこと処分じゃなくて、やっぱり所有者と話ししながら、どういう形を取ったら一番いいんでしょうかということをやはり市のほうからでも打診してもらうことができないんかなということで、ごみの係のほうでも言うたんですけど、なかなかそこまではいかへんということも聞いてますんで、その対策として何かええのがあるかなといって、今お伺いします。
◎都市活力部 空き家に関して、おっしゃるとおり、地域のごみが集まってきたり、あることに対して近隣の方に迷惑かけるということでも御相談を受けたりすることは多々ございます。ただ、空き家についても、昨今、近隣との関係が希薄になってるというところが一つの原因と考えておりまして、やっぱり近隣のネットワーク、近所の方でみんな、見守りながら、空き家が発生したら、すぐにその対応を相談いただくというふうな、そういうネットワークづくりというのも空き家対策の一つと考えておりますので、今後、空き家を発生させない、空き家が発生しても、すぐに対応できる、そのような啓発を進めていってまいりたいと考えております。
◆吉井健二
委員 本当におっしゃるとおりなんですけど、なかなかやっぱり、空き家だからね、私たちがいないですよね。ふだんいないんで、ほんで、市のほうに言うたら、違う、もう空き家に対しては手は出せないということしか返事返ってこなかったんで、ごみステーションについても、本当に空き家という、隣の人ももう高齢化なんですね。隣の人ももう高齢化されて、なかなか空き家、その隣との連絡も何もなしですといって、そのぐらい知らないんですよ、どこ行かれたんも分からないという。だから、知られてんのは、やっぱり市が空き家からどこの地域へ行かれたかという、そういう情報ぐらいも個人情報としては出せないものなのか。地域にとっては空き家として便利さを使うということもありますし、逆に言えば、犯罪にも使われる可能性もあるし、だから、そういうところは地域の人たちが見るということも大事かなと思ってるんですけどね。だから、早くやはり空き家対策としては、やはり空き家を出られた方に対して、やはりこういうことも、不便なこともありますけども、やはり地域から考えると、犯罪にもつながる可能性もあるんで、小さいかもしれませんけども、そういうとこも含めて、何か方法ないかなと思って今日は質問させていただきました。
◆
竹村和人 委員 3ページの第7章、ゾーン別都市づくり方針というところで3つ、今、御紹介していただきました。1のにぎわい交流ゾーン、中心市街地なんだけど、特に大きく何か変わるものっていうのを何か考えてはるんですか。何かつくるとか、今、既にこういう形でなってるようには思うんですけど、何か特別何考えておられるようなものがあるんでしたら、教えていただけますか。
◎都市活力部 新たに何かしていくというのは、
都市計画マスタープランそのものが
都市計画の基本的な方針ということになりますので、具体的な
事業をこの中で落とし込むというものではございませんので、表現はしておりませんが、
都市計画審議会からも、まちづくりについては連続して進んでいるので、これまでのものを引き継いでやっていくということを初めの目標の中でも書かせていただいておりますとおり、そういう方向性で書かせていただいております。
今回、この中で特に変わったといいますのは、歩いて楽しいまちなかづくりということで、そういう景観面もそうですし、今、電線無電柱化の工事なんかをしてる路線もございますので、そういうものを含めまして、歩いて楽しいまちづくりの方向性を進めていきたいとは考えております。
◆
竹村和人 委員 分かりました。そういう形でやるということですね。
◎都市活力部 はい。
◆
竹村和人 委員 3番のいきいき生産ゾーン(猪名川・空港周辺)っていうところのこの猪名川の河川敷も、そういう形で前から引き継いで今回も載せたという形で理解していいんですかね。
◎都市活力部 おっしゃっていただいてるとおりでございます。
◆
竹村和人 委員 分かりました。結構川沿いって、このあたりは川の土手とかもいろいろあるんですけど、なかなか何かきれいな感じでもなく何もないというような感じもするんですけど、何かイメージ的には武庫川のように、何か自転車レーンができたりとか、歩いて進めるような、そういう形ではないんですよね、これね。
◎都市活力部 このゾーン、エリアそのものにつきましては、基本的に流通
施設でありますとか、製造
事業者が建てるところでございまして、引き続きそういう工業系用途地域を活用しながら、また、比較的農地も多く残っておりまして、生産緑地の指定も受けておりますことから、生産緑地の維持も図っていきたいということで、生産というところで、そういう製造業系の生産と農業の生産、緑地の生産というものをかけまして、いきいき生産ゾーンとしてまちづくりを進めていきたいということで書かせていただいてるところでございます。
◆
竹村和人 委員 分かりました。そういうことですよね。了解しました。
○
戸田龍起 委員長 ほかにございませんか。───ございませんね。
それでは、これをもちまして散会といたします。
以 上
伊丹市議会
委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。
令和 年 月 日
都市企業常任委員協議会
委員長 戸 田 龍 起...