• "高橋議員"(/)
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  1. 伊丹市議会 2020-11-25
    令和2年第5回臨時会−11月25日-01号


    取得元: 伊丹市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-18
    令和2年第5回臨時会−11月25日-01号令和2年第5回臨時会 第1日 令和2年11月25日(水曜日)午前10時00分 開会会議に出席した議員(28名)        1番  鈴 木 久美子        15番  篠 原 光 宏        2番  花 田 康次郎        16番  竹 村 和 人        3番  土 井 秀 勝        17番  齊 藤 真 治        4番  佐 竹 璃 保        18番  山 薗 有 理        5番  大津留   求        19番  保 田 憲 司        6番  高 橋 有 子        20番  戸 田 龍 起        7番  岸 田 真佐人        21番  杉     一        8番  安 藤 なの香        22番  高 塚 伴 子        9番  小 西 彦 治        23番  加 藤 光 博       10番  永 松 敏 彦        24番  久 村 真知子       11番  里 見 孝 枝        25番  上 原 秀 樹       12番  川井田 清 香        26番  北 原 速 男       13番  佐 藤 良 憲        27番  吉 井 健 二       14番  山 本 恭 子        28番  新 内 竜一郎
    会議に出席しなかった議員       な   し 〇職務のため出席した事務局職員職氏名     局長       谷 澤 伸 二     議事課主査    阪 井   敬     次長       佐 藤 文 裕     議事課主査    永 野 洋 司     議事課長     仲宗根   香     議事課主任    岩 崎 裕 子     議事課主査    村 上 愛 子 〇説明のため出席した者の職氏名   ┌────────────────────────┬──────────────┐   │  市長                     │    藤 原 保 幸    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  市長                   │    行 澤 睦 雄    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  理事                    │              │   │  地域医療体制整備推進班長          │    坂 本 孝 二    │   │  伊丹病院統合病院整備推進班長       │              │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  市長付参事                 │    米 倉 康 明    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  市長付参事                 │    桝 村 義 則    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  総合政策部長                │    桝 村 一 弘    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  総務部長                  │    堀 口 明 伸    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  財政基盤部長                │    天 野 純之介    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  市民自治部長                │    下 笠 正 樹    │   │  教育長付参事                │              │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  健康福祉部長                │    大 橋 吉 英    │   │  特別定額給付金事業推進班長         │              │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  福祉事務所長                │    松 尾 勝 浩    │   │  特別定額給付金事業推進班参事        │              │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  都市活力部長                │    大 西 俊 己    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  都市交通部長                │    森 脇 義 和    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  会計管理者                 │    松 浦   実    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  上下水道事業管理者             │    柳 田 尊 正    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  自動車運送事業管理者            │    増 田   平    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  病院事業管理者               │    中 田 精 三    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  病院事務局長                │    田 中 久 雄    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  モーターボート競走事業管理者        │    奥 本   正    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  消防長                   │    福 井 浩 次    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  教育長                   │    木 下   誠    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  教育委員会事務局教育総務部長        │    馬 場 一 憲    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  教育委員会事務局学校教育部長        │    早 崎   潤    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  教育委員会事務局こども未来部長       │    大 野 浩 史    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  教育委員会事務局生涯学習部長        │    村 田 正 則    │   ├────────────────────────┼──────────────┤   │  代表監査委員                │    寺 田 茂 晴    │   └────────────────────────┴──────────────┘ 〇本日の議事日程   1          会期決定   2          会議録署名議員指名   3          諸般報告   4 報告第 24 号  地方自治法第179条の規定による専決処分報告について   5 議案第121号  一般職職員給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について     議案第122号  みやのまえ文化郷整備工事請負契約を締結することについて   6 議案第121号  一般職職員給与に関する条例等の一部を改正する条例制定について   7 議案第122号  みやのまえ文化郷整備工事請負契約を締結することについて 〇本日の会議に付した事件    議事日程に同じ △「開会」 ○議長佐藤良憲) ただいまから令和2年第5回伊丹市議会臨時会開会いたします。  開会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。  本日、臨時市議会が招集されましたところ、議員皆様におかれましては、おそろいでお集まりいただき、ここに開会をすることができました。皆様の御精励に対しまして心から敬意を表する次第でございます。  さて、今期臨時会に提出されます案件は、条例改正契約案件でございますが、議員皆様におかれましては、提出されました諸案件につきまして慎重に御審議の上、それぞれ御決定をいただきますようお願い申し上げまして、開会の御挨拶といたします。 △「開議」 ○議長佐藤良憲) それでは、これより本日の会議を開きます。  初めに、議員出欠席について申しますが、本日は全員出席であります。  では、これより日程に入ります。 △「会期決定」 ○議長佐藤良憲) 日程第1、会期決定についてお諮りいたします。  今期臨時会会期は、本日1日と定めたいと思いますが、御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。  よって、今期臨時会会期は、本日1日と決定いたしました。
    △「会議録署名議員指名」 ○議長佐藤良憲) 次に、日程第2、会議録署名議員指名を行います。  今期議会会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において、9番 小西彦治議員、19番 保田憲司議員指名いたします。 △「諸般報告」 ○議長佐藤良憲) 次に、日程第3、諸般報告でありますが、まず、地方自治法第121条の規定により、説明のため当議場に出席を求めた者の職氏名につきましては、一覧表として配付しております。  次に、市長から地方自治法第180条第2項の規定による専決処分報告が提出され、その写しを配付しております。  なお、その他の事項につきましても印刷物として配付しておりますので、御了承をお願いいたします。 △「報告第24号」 ○議長佐藤良憲) 次に、日程第4、報告第24号を議題といたします。  当局説明を求めます。────藤原市長。 ◎市長藤原保幸) (登壇)本日、第5回臨時市議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙の折にもかかわりませず、御参集賜り厚く御礼を申し上げます。  それでは、ただいま上程になりました報告第24号、地方自治法第179条の規定による専決処分報告について御説明申し上げます。  まず、専決第22号、損害賠償の額を定めることについてでありますが、本件は、平成30年10月18日に発生いたしました小学校校外学習中の事故に係る損害賠償でありまして、本年10月26日に示談が成立し、その処置に緊急を要しましたので、同日、専決処分をもって処置いたしたものであります。  次に、専決第23号、和解を成立させること及び損害賠償の額を定めることについてでありますが、本件は、令和2年8月25日に発生いたしましたオークションで落札された消防局保有の車両の備品の取り外し作業中に起きた破損事故に係る損害賠償でありまして、本年10月28日に和解を成立させるとともに、損害賠償の額を定めたもので、その処置に緊急を要しましたので、同日、専決処分をもって処置いたしたものであります。  以上、簡単に御説明申し上げましたが、あらかじめお配りしております専決第22号、教育長補足説明及び専決第23号、副市長補足説明をそれぞれ御高覧の上、よろしく御承認くださいますようお願い申し上げます。 ○議長佐藤良憲) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。  通告に基づき、6番 高橋有子議員発言を許します。────高橋議員 ◆6番(高橋有子) (登壇)ただいま議長から発言許可をいただきましたので、報告第24号中、専決第22号に対する質疑をさせていただきます。  損害賠償の額を定めることについてです。小学校環境体験学習中に公園内にて発生した事故とのことです。数人の児童が昼食時間中に枝を投げ合って遊んでおりましたが、教員がこれらの児童に対して適切な指導を行っていなかったと報告がありました。先生1人に対して35人もの子供たちがいます。また、ふだんとは異なり、広い野外のことです。お弁当も広がって食べていたことでしょう。1人の先生が見える範囲が限られていると思います。適切な指導とはどのような指導のことをいうのでしょうか、教えてください。  また、報告では、教員は目の状態を確認した際、その異常に気づかず、事前に定められた緊急連絡体制に従った適切な対応を行わなかったことで対応が遅れ、後遺障害を負わせたとありました。救急処置及び救急体制に関することが職務内容である養護教諭が確認しなかった理由はなぜでしょうか。  また、報告では、今後かかる事故のないよう、学校活動における安全管理の再徹底を図ってまいる所存でございますとありました。学校活動における安全管理の再徹底とは具体的に何でしょうか。  今回の教訓は一体何だったのか、事故発生時の適切な対応とは何なのか、今後の事故防止のための安全管理安全教育にどのように生かすことができるのか、どのように子供たち安全確保取組徹底していくことができるのか、具体的に教えてください。  以上で1回目の質問を終わります。 ○議長佐藤良憲) 教育委員会事務局早崎学校教育部長。 ◎教育委員会事務局学校教育部長早崎潤) (登壇)私から報告第24号のうち、専決第22号、損害賠償の額を定めることについてに関する数点の御質問にお答えをいたします。  学校教員には、学校管理下において、児童生徒が安全な環境で安心して生活ができるよう、安全配慮義務が課せられております。  まず、議員質問の適切な指導とはどのようなものをいうのかについてでございますが、ここで申し上げました適切な指導とは、事前に石や枝などを投げないように指導することや、当日に児童活動の様子に注意を払い、必要に応じて注意指導を行うことなどです。また、緊急事態が発生した場合、事前に決めておいたそれぞれの教員役割分担関係機関等への連絡などを計画どおり実践することでございます。  次に、救急処置及び救急体制に関することが職務内容である養護教諭が確認しなかった理由は何かについてでございますが、同日は、他の学年が学校で授業が実施されていることから、大多数の子供たち健康管理に関する対応があったため、当該学年への同行は行っておりませんでした。  最後に、学校活動における安全管理の再徹底は、具体的に何かについてでございますが、多くの成長途上である子供が在籍する学校や幼稚園、保育所においては危機管理は最も重要な取組でございます。そのようなことから、毎年定期的に校園長保育所長が一堂に会する年度当初の校園長所長会で、前年度までに起きた具体的な事故の例を提示しながら、危機管理徹底を図ってまいりました。また、それぞれの学校園において、管理職から全教職員危機管理に関するリスクマネジメント、いわゆる事故を未然に防ぐための措置を講じることや、クライシスマネジメント、いわゆる発生した事故の被害を最小限に抑える対応について周知を図ってまいりました。しかし、今回このような事故が起きたことについては、その学校において、一人一人の教員危機管理についての周知徹底ができていなかったということであり、毎年人事異動によりメンバーも替わることもございますし、繰り返し繰り返しリスクマネジメント、そしてクライシスマネジメント重要性周知してまいりたいと考えております。 ○議長佐藤良憲) 高橋議員 ◆6番(高橋有子) (登壇)御答弁をいただきましたが、これから一問一答とさせていただきます。  まず、今回に限らず、このような場合、けがを負わせてしまった児童けがを負った児童、また、その保護者に対する心のケアはどうされるのでしょうか、教えてください。 ○議長佐藤良憲) 早崎学校教育部長。 ◎教育委員会事務局学校教育部長早崎潤) (登壇議員質問けがを負わせてしまった児童けがを負った児童、また、その保護者に対する心のケア、これはどのようにされたかについてですが、当該事案に係る児童及び保護者の心のケアを行うため、当該学校教員にのみ、その対応を任せるのではなく、市教育委員会も一緒になり、これまでの事例に基づく対応の相談や日本スポーツ振興センター災害共済給付制度の手続など、関係機関等とも連携を図りながら、保護者の不安や悩みに寄り添い、対応を進めてまいりました。 ○議長佐藤良憲) 高橋議員 ◆6番(高橋有子) (登壇教育委員会が積極的に関係部署関係機関等連携を図り、子供たちを支援することが大切です。今回の件を含めて、大きなけがの場合、子供に関わる方々、例えば地域やPTAといったコミュニティ・スクールの方々、そして、児童館機能を持つ場や民間の就学前施設民間児童発達支援施設といったようなところで働く方々情報共有はどのようにされているのでしょうか、教えてください。 ○議長佐藤良憲) 早崎学校教育部長。 ◎教育委員会事務局学校教育部長早崎潤) (登壇議員質問子供に関わる方々情報共有はどのように行われるのかについてでございますが、公立の学校園保育所につきましては、校園長所長会等を通じて、定期的に具体的な事故の例を提示しながら、同様の事故けが等再発防止のため、危機管理徹底を図ってまいりました。地域保護者等に対しましては、大きな事故などについては、注意喚起を促す文書を発出したり、学校を通じて学校運営協議会等周知を図ってまいりました。また、その他の教育保育施設におきましては、危機管理はそれぞれの管理者において徹底すべきことではございますが、大きな事故については、必要に応じて情報を提供しております。今後も引き続き、このような方法で繰り返し危機管理について周知徹底を図ってまいります。 ○議長佐藤良憲) 高橋議員 ◆6番(高橋有子) (登壇)以上で質問を終わります。 ○議長佐藤良憲) 通告による質疑は終わりました。  それでは、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第36条第3項の規定により委員会付託を省略することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。  よって、本件につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  続いて、討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。本件は、これを承認することに決して御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。  よって、本件は承認することに決しました。 △「議案第121号、122号」 ○議長佐藤良憲) 次に、日程第5、議案第121号、122号の両案を議題といたします。  当局説明を求めます。────藤原市長。 ◎市長藤原保幸) (登壇議案第121号及び122号が一括して上程になりましたので、提案理由を御説明申し上げます。  まず、議案第121号、一般職職員給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてでありますが、本案は、本年度の国及び近隣都市における給与改定状況等を考慮して、一般職給与改定等を行おうとするものであります。  次に、議案第122号、みやのまえ文化郷整備工事請負契約を締結することについてですが、本案は、みやのまえ文化の郷を整備する目的で、施設の増築及び大規模改修を行う工事につきまして、契約金額11億5975万2000円で立建設株式会社請負契約を締結しようとするものであります。  以上、簡単に御説明申し上げましたが、これら両案は、あらかじめお配りしております副市長補足説明を御高覧の上、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長佐藤良憲) 説明が終わりましたので、質疑に入ります。  通告に基づき、25番 上原秀樹議員発言を許します。────上原議員。 ◆25番(上原秀樹) (登壇)ただいま議長より発言許可を得ましたので、私は日本共産党議員団を代表いたしまして、提案されました議案のうち、議案第121号、一般職職員給与に関する条例等の一部を改正する条例制定に対しまして質疑を行います。  本条例改正案は、一般職職員の12月期の期末手当支給割合を現行1.3月分を1.25月分に改定し、来年度以降の6月期及び12月期の支給割合をそれぞれ1.275月分に改定することで、年間0.05月分を引き下げようとするものです。市長等及び議員期末手当も同様の引下げとするものです。この改定は、説明で、本年度の国及び近隣都市における給与改定状況を考慮しとされているとおり、国の人事院勧告に従ったものとなっています。そこで、以下の点をお聞きいたします。  第1に、国の人事院勧告に対する考え方をお聞きをいたします。人事院勧告によりますと、本年度新型コロナウイルス感染拡大に考慮し、調査の時期を遅らせたとされ、その調査によりますと、民間事業所における昨年8月から本年7月までの直近1年間支給割合が、国家公務員支給月数を下回ったことから、年間4.45月分に引き下げたとされています。今年の夏季一時金の状況といえば、新型コロナウイルス感染影響で、民間企業では前年比2.04%の減額となったことや、3割の医療機関で一時金が減額されています。新型コロナウイルス感染拡大という事業所や働く人の困難な状況はどう考慮されて、人事院勧告がその結論を得たとお考えでしょうか。また、人事院総裁談話では、新型コロナウイルス感染対策等の中、公務員が国民の安全・安心を確保するために、日々全力で職務に邁進されていることに敬意を表しています。厳しい勤務環境の中で頑張っておられる公務員に対して、敬意を表する一方で、一時金を減額することに対してどのようにお考えでしょうか。  第2に、昨年、一昨年、給与改定では、市長等及び議員を除いて、いずれも勤勉手当のみの改定で、0.05月分が増額されています。これは過去6年間とも勤勉手当増額改定です。今年の減額期末手当支給割合改定にしたのはどんな理由があるのでしょうか。  第3に、コロナ禍公務員賃金水準を下げれば、地域事業所における賃金引下げにも影響が及ぶことにもなります。また、今回の引下げコロナ禍で疲弊している地域経済へも影響すると危惧をいたしますが、その影響をどうお考えでしょうか。  以上、1回目の質疑といたします。 ○議長佐藤良憲) 堀口総務部長。 ◎総務部長堀口明伸) (登壇議案第121号、一般職職員給与に関する条例等の一部を改正する条例制定に関する質疑にお答えいたします。  まず、人事院勧告は、新型コロナウイルス感染拡大という事業所や働く人の困難な状況は考慮しているのかについてでございますが、本年の人事院による職種別民間給与実態調査は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大影響を考慮し、実地によらない方法でも調査が可能な特別給等を月例給に先行して実施し、ボーナスについて0.05月分の引下げを10月7日に勧告し、その後、10月28日に月例給について改定は行わないとしました。勧告に当たっての職員給与に関する報告において、本年の給与改定を取り巻く諸情勢として、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による経済への影響についての言及はあるものの、勧告はあくまで官民の給与の比較に基づくもので、例年と同様に民間部門を調査した結果を分析し、公務との比較によりなされたものと認識しております。  次に、厳しい勤務環境の中で頑張っている公務員の一時金を減額することに対する考えについてでございますが、新型コロナウイルス対応職員が力を尽くす中、期末手当減額改定に心情面で様々な捉え方はあるとは思いますが、職員給与は生計費並びに国及び他の地方公共団体の職員並びに民間事業の従事者の給与その他の事情を考慮して定めなければならないと地方公務員法に規定されているところであり、人事院勧告を踏まえた職員給与改定が必要であると考えております。  次に、一時金の減額を期間手当の支給割合改定としている理由についてでございますが、人事院説明によれば、実施した調査において、冬季賞与の考課査定分、すなわち公務における勤勉手当相当分が民間部門では公務と比べて高く配分されていることから、今回の勧告において、民間の考課査定分の実情に近づけるべく、引下げ分を期末手当に反映させたというもので、これによりまして、相対的に勤勉手当の割合を引き上げたものと認識しております。  最後に、今回の引下げ地域経済への影響についてでございますが、今回の人事院勧告内容実施時における国の行政職俸給表(一)適用職員の平均年間給与への影響はマイナス2万1000円、率にしてマイナス0.3%とされており、地方公務員についても同程度の影響が生じると見込んでおります。この改定地域経済に及ぼす影響について推しはかることはできませんが、国による様々な経済対策、本市独自の対策など、状況を注視しながら適切に講じる必要があるものと考えております。 ○議長佐藤良憲) 上原議員。 ◆25番(上原秀樹) 自席から一言申し上げます。この後、引き続き総務政策常任委員会がありますので、引き続き先ほどの答弁に基づいて質疑を続けていきます。以上で、本会議での質疑は終わります。 ○議長佐藤良憲) 通告による質疑は終わりました。  それでは、質疑を終結いたします。  ただいま議題に供しております議案第121号につきましては、配付しております議案付託表のとおり、総務政策常任委員会に付託いたします。  続いて、お諮りいたします。議案第122号につきましては、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。よって、本案につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  ここで、議案第121号の審査のため、総務政策常任委員会を開催いたしますので、しばらく休憩いたします。 〇午前10時26分 休  憩 〇午前11時45分 再  開 ○議長佐藤良憲) 休憩を解いて会議を続けます。 △「議案第121号」 ○議長佐藤良憲) 次に、日程第6、先ほど総務政策常任委員会に付託しました議案第121号を議題といたします。  お諮りいたします。本案につきましては、会議規則第38条第3項の規定により、委員長の口頭による報告を省略することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。  よって、委員長の口頭による報告は省略することに決しました。  なお、委員会の審査結果につきましては、お手元に配付しております報告のとおり、議案第121号につきましては、賛成者多数で原案どおり可とすべきものと決しました。  それでは、この報告に対する質疑に入ります。  質疑のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、質疑を終結して討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。  24番 久村真知子議員。 ◆24番(久村真知子) (登壇)ただいま議長発言許可をいただきましたので、私は、日本共産党議員団を代表いたしまして、議案第121号、一般職職員給与に関する条例等の一部を改正する条例制定に対する反対討論を行います。  本条例改正は、一般職職員の12月期の期末手当支給割合を現行1.3月分を1.25月分に改定し、来年度以降の6月期及び12月期の支給割合をそれぞれ1.275月分に改定することで、年間0.05月分を引き下げようとするものです。市長等及び議員期末手当も同様の引下げとするものです。
     問題の第1は、国の人事院勧告では、民間事業所における昨年8月から本年7月までの直近1年間支給割合国家公務員支給月数を下回ったことから、年間4.45月分に引き下げたとされています。しかし、今年の夏季一時金の状況は、新型コロナウイルス感染影響で、民間企業医療機関では一時金が減額されており、新型コロナウイルス感染拡大という、事業所や働く人の困難な状況が考慮されたとは言えません。また、新型コロナウイルス感染対策等の中、公務員が国民の安全・安心を確保するために日々全力で職務に邁進し、厳しい勤務環境の中で頑張っておられる公務員の一時金を減額することには理解できません。  第2に、過去6年間とも勤勉手当増額改定でありながら、今回の減額期末手当支給割合改定にしたことは、成績主義的な性格を持つ勤勉手当の割合を高め、そのことによって、一時金の生活給としての性格を薄めることで、今後成績主義を強化することにつながります。  第3に、コロナ禍公務員賃金水準を下げれば、地域事業所における賃金引下げにも影響が及び、コロナ禍で疲弊している地域経済へも影響することにもなります。  よって、本議案における第3条から第6条、すなわち市長等及び議員に関する改定には賛成するものの、一般職職員等の期末手当等の引下げには反対であり、本議案に反対とするものであります。議員各位の御賛同、よろしくお願いいたします。 ○議長佐藤良憲) ほかにございませんか。────それでは、討論を終結して表決に入ります。  本案は、起立採決を行います。  本案は、委員長報告のとおり、原案を可とすることに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立)  起立多数であります。  よって、本案は、原案どおり可決することに決しました。 △「議案第122号」 ○議長佐藤良憲) 次に、日程第7、議案第122号を議題といたします。  本案につきましては、既に質疑が終わっておりますので、直ちに討論に入ります。  御意見のある方はどうぞ。────ございませんか。  それでは、討論を終結して表決に入ります。  お諮りいたします。本案を原案どおり決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声起こる)  御異議なしと認めます。  よって、本案は、原案どおり可決することに決しました。 △「挨拶」 ○議長佐藤良憲) 以上をもちまして本日の日程は終わり、今期臨時会を閉会することになりましたが、閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今期臨時会は、本日1日でございましたが、議員皆様には円滑なる議会運営のため、御協力をいただき、心から感謝を申し上げます。  間もなく12月定例会も予定されておりますので、議員並びに市長をはじめ、当局皆様方におかれましては、健康に御留意いただき、市民福祉のさらなる向上と市政の発展に御尽力いただきますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。  次に、市長より御挨拶がございます。────藤原市長。 ◎市長藤原保幸) (登壇)第5回市議会臨時会が閉会されるに当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  今期臨時会におきまして、議員各位におかれましては、慎重に御審議を賜り、御提案申し上げておりました条例改正及び契約案件等につきまして、ここに滞りなく議了いただき、厚く御礼申し上げます。  さて、間もなく来月3日には定例会を招集させていただきますが、議員各位におかれましては、時節柄、くれぐれも御自愛いただきますとともに、健康には十分に御留意いただき、ますます御健勝にて御活躍いただきますよう御祈念申し上げまして、簡単ではございますが、閉会の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長佐藤良憲) これをもちまして令和2年第5回伊丹市議会臨時会を閉会いたします。 〇午前11時52分 閉  会  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和  年  月  日     議  長  佐 藤 良 憲     署名議員  小 西 彦 治     署名議員  保 田 憲 司...