明石市議会 > 2021-03-05 >
令和 3年総務常任委員会( 3月 5日)

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  1. 明石市議会 2021-03-05
    令和 3年総務常任委員会( 3月 5日)


    取得元: 明石市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-29
    令和 3年総務常任委員会( 3月 5日)                           総務常任委員会記録                         令和3年3月5日(金)                         於   大会議室     ----------------------------------- 〇出席委員(7人)   尾倉あき子委員長             筒泉寿一副委員長   竹内きよ子委員   大西洋紀委員     三好宏委員   辰巳浩司委員    佐々木敏委員 〇欠席委員   な  し 〇出席説明員   宮脇副市長  藤本代表監査委員  木下理事(総合安全対策担当)   横田政策局長  高橋政策部長  吉田広報部長   前野参与(シティプロデューサー)  島瀬総務局長   松岡総合安全対策部長  箕作財務部長  上園消防局長   石田監査事務局長  今井選挙管理委員会事務局長   ほか所管各局の室長・次長・課長
    〇議事  (1) 総務局、消防局関係   ① 付託された議案の審査      議案(4件)      議案第20号 令和2年度明石市一般会計補正予算(第12号)             〔分割付託分〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3      議案第8号 明石市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を             改正する条例制定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8      議案第9号 明石市職員の給与に関する条例等の一部を改正             する条例制定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9      議案第30号 包括外部監査契約のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12   ② 報告事項(5件)    ア AIとSNSを活用した情報収集体制の構築について・・・・・・・・・・・・・・13    イ 災害時等における要配慮者等への情報一斉配信システムの導入      について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18    ウ 指定管理施設における指定管理期間の延長について・・・・・・・・・・・・・・・・20    エ 行政手続きにおける押印の見直しについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22    オ 2021年度(令和3年度)組織改正案について・・・・・・・・・・・・・・・・・・23   ③ その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25  (2) 政策局、会計室、監査委員、選挙管理委員会関係   ① 付託された議案の審査      議案(4件)      議案第20号 令和2年度明石市一般会計補正予算(第12号)             〔分割付託分〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26      議案第 2号 明石市企業版ふるさと納税地方創生基金条例             制定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・29      議案第 3号 明石にじいろ基金条例制定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・31      議案第29号 指定管理者の指定に係る議決事項一部変更の             こと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33   ② 報告事項(7件)    ア 日本標準時制定135周年記念事業の実施について・・・・・・・・・・・・・・・・35    イ あかしSDGsパートナーズ(登録・認証)制度の創設について・・・・37    ウ (仮称)あかしインクルーシブ条例の検討状況について・・・・・・・・・・・・39    エ LGBTQ+/SOGIE施策の取組状況について・・・・・・・・・・・・・・・・43    オ 「本のまち明石」のさらなる推進について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50    カ 第2期明石市中心市街地活性化基本計画の総括について・・・・・・・・・・・・52    キ 大久保北部遊休地の利活用に向けた取組について・・・・・・・・・・・・・・・・・・56   ③ その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62  (3) 当初予算関係   ① 付託された議案の審査      議案(2件)      議案第32号 令和3年度明石市一般会計予算〔分割付託分〕・・・・・・62      議案第35号 令和3年度明石市財産区特別会計予算・・・・・・・・・・・・・・77                            午前9時59分 開会 ○尾倉あき子委員長  おはようございます。  ただいまより、総務常任委員会を開会します。  委員会は、本日と3月17日の2日間です。  本日は、当初予算以外の議案は採決まで行い、当初予算議案については説明のみを受けます。また、報告案件は本日行います。次回の3月17日は、当初予算議案の質疑と採決、その他の項を行う予定です。  それでは、総務局、消防局関係の付託された議案の審査に入ります。  議案は4件です。  議案第20号、令和2年度明石市一般会計補正予算(第12号)〔分割付託分〕を議題に供します。  議案の説明を求めます。  箕作財務部長兼財務室長。 ○箕作財務部長兼財務室長  財務部長兼財務室長の箕作でございます。  議案第20号、令和2年度明石市一般会計補正予算(第12号)〔分割付託分〕につきまして、御説明申し上げます。  議案書、一般の1ページをお願いいたします。  歳入歳出予算の補正、第1条でございます。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ25億2,711万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,494億6,544万3,000円にしようとするものでございます。  歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書により、当委員会に付託された事項のうち、総務局、消防局及び議会局所管分につきまして、後ほど説明させていただきます。  第2条、繰越明許費でございますが、繰越明許費の追加につきましては、第2表、繰越明許費によりますが、当委員会のうち総務局、消防局所管に付託された事項はございません。  第3条、地方債の補正でございますが、地方債の追加及び変更につきましては、第3表、地方債補正により、後ほど説明させていただきます。  11ページをお願いいたします。  第3表、地方債補正でございます。追加分の減収補てん債につきましては、普通交付税の基準財政収入額として算定された法人市民税、地方消費税交付金等の収入額と実際の収入見込額との差額を補填するために発行できる市債でございます。その乖離している額の見込みに基づき借入れをしようとするものでございます。なお、その償還額につきましては、後年度の普通交付税で措置がされます。次の猶予特例債でございます。コロナの影響により市税等の納税が困難な方への徴収猶予により生じる一時的な減収に対応するために創設された地方債でございます。徴収猶予額に基づき借入れしようとするものでございまして、納税が猶予される1年間につきまして市債の借入れを予定しております。なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、令和2年度当初予算のときと同じ内容でございます。  次に、変更分につきましては、庁舎整備事業をはじめ、記載の17事業の変更分でございまして、それぞれの事業費の補正などに伴い、その財源となる市債について変更しようとするものなどでございます。各事業で増減はございますが、全体で14億9,390万4,000円を減額しようとするもので、起債の方法、利率、償還の方法に変更はございません。  続きまして、歳入歳出補正予算事項別明細書により、当委員会に付託された事項につきまして説明させていただきます。  14ページ、15ページをお願いいたします。  歳入でございます。  1款 市税、1項 市民税、1目 法人、1節 現年課税分につきましては、新型コロナウイルスの影響による事業収益の減少などにより、法人税割を減額するものでございます。  2項、1目 固定資産税、1節 現年課税分、及び3項、1目 都市計画税、1節 現年課税分につきましては、納税が困難な方への徴収猶予による減収に伴いまして減額するものでございます。  16、17ページをお願いいたします。  2款、1項、1目、1節 地方消費税交付金につきましては、県から交付される見込額の減により減額するものでございます。  18、19ページをお願いいたします。  3款、1項、1目、1節 地方特例交付金につきましては、住宅借入金等特別控除の実施に伴う個人市民税の減収分がこの交付金により補填されるものでございますが、国からの交付額の確定により増額するものでございます。  20ページ、21ページをお願いいたします。  4款、1項、1目、1節 地方交付税でございますが、普通交付税につきましては、交付額の決定により減額するものでございます。  24ページ、25ページをお願いいたします。  6款 使用料及び手数料、1項 使用料、1目、1節 総務使用料でございますが、庁舎前駐車場使用料につきましては、市民会館等利用の減少によりまして、収入見込みに伴い減額するものでございます。  26、27ページをお願いします。  7款 国庫支出金、2項 国庫補助金、1目 総務費国庫補助金、1節 総務管理費補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、国の3次補正予算に基づく交付見込額約11億7,000万円から前回の補正予算(第11号)並びに新年度予算で活用いたします額を差し引いた約6億円を計上するものでございます。  38、39ページをお願いいたします。  8款 県支出金、3項 委託金、1目 総務費委託金、1節 統計調査費委託金でございますが、国勢調査委託金の精算により減額をしようとするものでございます。  次の40ページ、41ページをお願いいたします。  9款 財産収入、1項 財産運用収入、1目 財産貸付収入、1節 土地建物貸付収入でございますが、収入見込みに伴い減額するものでございます。  42ページ、43ページをお願いいたします。  10款、1項 寄附金、3目、1節 消防費寄附金でございますが、消防団施設整備事業費寄附金につきましては、詰所整備工事費を令和3年度へ見送ったことにより減額するものでございます。  44、45ページをお願いいたします。  11款 繰入金、1項 基金繰入金、1目、1節 財政基金繰入金、及び2目、1節 減債基金繰入金につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用や歳出予算事業費の減額などに伴いまして、基金からの繰入金を減額しようとするものでございます。  46、47ページをお願いいたします。  12款 諸収入、2項、1目、1節 雑入でございますが、1項目めの派遣職員給与費等負担金につきましては、企業会計からの退職手当分担金を増額するものなどでございます。2項目めの庁舎維持管理分担金につきましては、市民会館冷暖房使用の減少により減額するものでございます。下から2項目めの行政財産使用料につきましては、公園内保育所の設置に伴う目的外使用の増加により増額するものでございます。その他雑入につきましては、収入見込みに伴い減額するものでございます。  52ページ、53ページをお願いいたします。  13款、1項 市債、7目、1節 消防債でございますが、防災基盤整備事業債の消防団施設整備事業につきましては、詰所整備に係る市債を減額するものでございます。  54、55ページをお願いいたします。  9目、1節 減収補てん債、並びに11目、1節 猶予特例債につきましては、先ほど地方債補正のところで説明いたしたとおりでございます。  1つ戻りまして、10目、1節 臨時財政対策債につきましては、普通交付税の決定にあわせて起債可能額が決定されるため、それに基づき減額するものでございます。  56、57ページをお願いいたします。  歳出でございます。  1款、1項、1目 議会費でございますが、議員報酬等につきましては、人事院勧告に伴い、職員手当などの減額を行おうとするものでございます。職員費につきましては、人員構成の変動により増額するものでございます。議会運営事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、会議等の中止に伴い旅費などを減額するものでございます。  58、59ページをお願いいたします。  2款 総務費、1項 総務管理費、1目 一般管理費でございますが、職員費につきましては、人員構成の変動などにより職員費を増額するとともに、勧奨退職による退職手当などの増額を行うものなどでございます。
     2目 人事管理費でございますが、職員安全衛生事業につきましては、健康診断に係る委託料などを減額しようとするものなどでございます。  3目 研修厚生費でございますが、能力開発支援事業につきましては、職員研修の実施に係る委託料などを減額するものでございます。  60ページ、61ページをお願いいたします。  5目 財産管理費でございます。庁舎維持管理事業につきましては、光熱水費等、需用費などを、また、市有財産管理事業につきましては、不動産鑑定手数料に係る役務費などを執行見込みにより減額するものでございます。  62、63ページをお願いいたします。  13目 諸費でございます。国県補助金精算等償還金につきましては、前年度に交付された障害者医療費などに対する国庫負担金等の精算に伴い、償還金を増額するものでございます。  64、65ページをお願いします。  2項 徴税費、1目 税務総務費でございますが、職員費につきましては、人員構成の変動などにより減額するものでございます。  5項 統計調査費、1目 統計調査総務費でございますが、職員費につきましては、人員構成の変動などによる増額でございます。  2目 基幹統計調査費でございますが、国勢調査事業につきましては、調査員報酬などを事業費の確定にあわせて減額するものでございます。  98、99ページをお願いいたします。  8款、1項 消防費、1目 常備消防費でございますが、職員費につきましては、人員構成の変動などにより、また、消防局運営事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により会議等の中止に伴う旅費を、また、職員採用・安全衛生・研修事業につきましては、研修等の中止に伴い負担金を、警防活動事業につきましては、ガソリン代等燃料費を、消防通信施設維持管理事業につきましては、電話などの通信料を、救急高度化事業につきましては、救急資機材管理業務などの委託料を、また、消防署施設維持管理事業につきましては、光熱費に係る需用費を執行見込みに伴い減額するものでございます。  2目 非常備消防費でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、消防操法大会の中止により委託料などを減額するものでございます。  3目 消防施設費でございますが、消防施設整備事業につきましては、設備改修に係る委託料を入札残に伴い減額するものでございます。消防団施設整備事業につきましては、新型コロナウイルスの影響により、詰所整備工事費を令和3年度に見送ったことにより減額するものでございます。  4目 水防費でございますが、職員費につきましては、台風被害などによる時間外手当の減額でございます。また、水防・水難救助事務事業につきましても、水防訓練会場設営などに係る委託料を減額するものでございます。  5目 災害対策費でございますが、災害対策一般事務事業につきましては、防災訓練会場設営などに係る委託料を減額するものでございます。  112ページ、113ページをお願いいたします。  10款、1項 公債費、1目 利子でございます。長期債利子につきましては、令和元年度発行の長期債に係る借入利息の減少などにより減額するものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  総務管理費につきましては、資料の黄色の範囲内で質疑を行っていただきますようお願いします。  それでは、御質疑、御意見はございますか。  ないようですので、質疑を終結します。  採決は、入替え後の同項にて行います。  次に移ります。  議案第8号、明石市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例制定のことを議題に供します。  議案の説明を求めます。  藤原職員担当課長。 ○藤原職員担当課長  職員担当課長の藤原でございます。  議案第8号、明石市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例案につきまして、御説明いたします。  お手元の総務常任委員会資料を御覧ください。  1の改正理由でございますが、全国的に行政手続における押印廃止に向けた取組が行われており、本市においても国や県の規程に基づき押印が義務づけられているもの以外は押印を原則廃止し、行政手続の簡素化を進めているところです。この方針に基づき、職員が入庁時に提出している職員の服務の宣誓に係る宣誓書の押印欄を廃止することにつき、条例の一部を改正しようとするものでございます。  2の関係法令としては、地方公務員法第31条において、職員は条例の定めるところにより服務の宣誓をしなければならないと定められております。今回の改正内容は、右下に現行様式を記載しておりますが、印の部分を削除するものであります。  3の施行期日としては、公布の日を予定しております。  なお、押印の廃止に向けた全庁的な取組につきましては、この後、報告事項の中で総務課長より御報告させていただきます。  説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質疑、御意見はございますか。  ないようですので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第8号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾倉あき子委員長  御異議なしと認め、議案第8号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第9号、明石市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定のことを議題に供します。  議案の説明を求めます。  河野給与・厚生担当課長。 ○河野給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長の河野でございます。  議案第9号、明石市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定のことにつきまして、御説明いたします。  お手元の総務常任委員会資料を御覧ください。  1、改正理由でございますが、国家公務員の取扱いに準じて、管理職の職員が災害への対処、その他の臨時または緊急の必要により週休日等に勤務した場合に支給する管理職員特別勤務手当を新設するとともに、平成27年1月に抑制された昇給号数を若年層の一般職の職員を中心に復元するほか、所要の整備を図ることにつき、条例の一部を改正しようとするものでございます。  2、改正内容でございますが、まず、(1)管理職員特別勤務手当の新設について、御説明いたします。本市においては、現在、管理職の職員が災害対応等により時間外勤務や休日勤務をした場合、本市独自の取扱いとして管理職手当の加給を行っているところです。この取扱いにおきましては、管理職であれば役職にかかわらず勤務1時間当たり3,471円を支給してきたところですが、制度上、一月当たりの支給額に役職に応じた上限額があり、上限額を勤務1時間当たりの支給額で割ると、下の表の左側に記載のとおり、局長級にあっては0.1時間分、課長級にあっても8.1時間分となっていたところです。一方で、国においては、下の表の右側に記載のとおり、週休日、休日や平日深夜に勤務を行った場合、上限を設けず、勤務1回につき役職に応じた管理職員特別勤務手当を支給しているところです。  このたび、新型コロナ対応のため管理職職員が休日勤務を行っている状況や、近年の水防活動の増加及び県内他市や中核市の支給状況を踏まえ、より職責、勤務実績に応じた手当支給とするため、管理職手当の加給に替えて、国家公務員の取扱いに準じ管理職員特別勤務手当を新設するものでございます。  2ページを御覧ください。  (2)平成27年1月に抑制された昇給号数の復元でございますが、平成26年人事院勧告に基づく給与制度の総合的見直しの一環としまして、平成27年1月に全職員を対象に実施した1号級の昇給抑制について、国家公務員の取扱いに準じ、若年層の一般職の職員を中心に復元するものでございまして、復元の内容、対象者数及び所要額につきましては、下の表に記載のとおりでございます。  (3)中学校1年生への35人学級の導入に伴う規定整備につきましては、明石市立学校職員の給与等に関する条例を適用する職員に、中学校1年生への35人学級の導入に伴い、市が採用する中学校の教諭または講師を追加するものでございます。  (4)その他につきましては、上記改正に伴う規定整備等を行うものでございます。  3、改正する条例は、記載のとおり、(1)から(7)の7条例でございます。  4、施行期日につきましては、令和3年4月1日でございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾倉あき子委員長  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございますか。  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  1点質問させていただきたいのですけど、(3)の中学校1年生の35人学級の規定整備について一般質問をさせていただいたときに、対象が7校で11人の教師の増員とお聞きしたのですが、それが正しいかどうかの確認と、あと、高丘小中一貫教育校は全く別の扱いになるのでしょうか。 ○尾倉あき子委員長  河野給与・厚生担当課長。 ○河野給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長の河野でございます。  中学校1年生35人学級のために必要な教諭の人数につきましては、一般質問において御答弁させていただいたとおりでございます。  高丘小中一貫制度の導入に伴う教員の増でございますが、臨時教員3名が追加で必要になると教育委員会からは聞いております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  ほかに御質疑、御意見はございますか。  大西委員。 ○大西洋紀委員  今、竹内委員が質問されたところで、(3)の中学校の教諭・講師なんですけど、これは一律で明石市が直接雇うということなので、県から派遣される県職員との給与の差というのはあるのだろうと思うのですけど、どちらが上という聞き方がいいのかどうか分からないですけど、その辺はどんな感じですか。 ○尾倉あき子委員長  河野給与・厚生担当課長。 ○河野給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長の河野でございます。  小中学校の正規の教諭につきましては、県費職員でございまして、処遇は同一となっております。市費で雇います臨時講師、臨時教諭につきましては、県におけます臨時教諭、臨時講師と同一の処遇となっております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  大西委員。 ○大西洋紀委員  ということは、一緒だと考えたらいいのですか。 ○尾倉あき子委員長  河野給与・厚生担当課長。 ○河野給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長の河野でございます。  臨時講師、臨時教諭として採用された方につきましては、処遇は同一でございます。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  大西委員。 ○大西洋紀委員  順番が前後したのですけど、(2)の昇給号数の復元というところがあるのですけれども、平成27年1月に全職員マイナス1号級となったのですが、今回、国家公務員の取扱いに準じ、若年層の一般職の職員を中心にとあるのですけれども、これは管理職は、ないのですか。 ○尾倉あき子委員長  河野給与・厚生担当課長。 ○河野給与・厚生担当課長  給与・厚生担当課長の河野でございます。  対象となる職員につきましては、38歳未満の職員となっておりまして、管理職員につきましては、対象となる者はいないと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  中原職員室長。 ○中原職員室長  職員室長の中原でございます。  取扱いは、国家公務員と同じ取扱いで管理職は除いております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  ほかに御質疑、御意見はございますか。  それでは、質疑を終結します。  採決に入ります。  おはかりします。  議案第9号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾倉あき子委員長  御異議なしと認め、議案第9号は原案どおり承認いたしました。
     次に移ります。  議案第30号、包括外部監査契約のことを議題に供します。  議案の説明を求めます。  辻総務課長。 ○辻総務課長  総務課長の辻でございます。  議案第30号、包括外部監査契約のことにつきまして、お手元の委員会資料に基づき説明させていただきます。  議案第30号関連資料、包括外部監査契約についてをお開き願います。  1の包括外部監査についてでございますが、包括外部監査とは、市の財務や経営に係る事務の執行につきまして、外部の専門的知識を有する外部監査人が主体となって、特定のテーマを決めて監査を行うものでございます。地方自治法の規定により、中核市は毎年度、議会の議決を経て外部監査人と契約を結び、監査を行う必要がございます。  2の契約の相手方についてでございますが、外部監査契約を締結できる者として、弁護士・公認会計士・税理士等の有資格者であることが地方自治法に規定されております。また、連続して4回、同一の者と契約してはならないとの規定もございます。そこで、財務管理などに優れた識見を有する方を選定する観点から、日本公認会計士協会兵庫会に複数の候補者の推薦を依頼し、その候補者について書類審査及び面接を行いました。その結果、下の表に記載の福井剛氏をこのたびの契約の相手方として提案させていただくものでございます。福井氏は、RSM清和監査法人に所属しておりまして、これまで西宮市や奈良県などの包括外部監査人の補助者として、尼崎市では包括外部監査人としての実績がございます。また、監査の実施体制といたしましては、補助者を含めて6名を予定しておりまして、他市の外部監査を行った経験がある方も多く、十分な実績を持っているところでございます。  3の契約の期間及び金額についてでございますが、(1)の契約期間は、令和3年4月1日から令和4年3月31日までの1年間でございます。(2)契約金額につきましては、全国の中核市の平均額を目安に、1,200万円を上限としております。これまでは上限を1,300万円としていましたが、全国の中核市の平均額が低下してきていることから、100万円の減額をしております。  次の2ページをお願いいたします。  4の監査委員意見についてでございますが、当該契約案につきまして、監査委員より異議なしとの意見を頂いております。  5の今後の予定でございますが、議決を頂きましたら、4月に契約を締結し、監査のテーマを選定の上、外部監査を実施し、令和4年3月には議会に監査の結果報告書を提出させていただくという流れを予定しております。  説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾倉あき子委員長  議案の説明は終わりました。  御質疑、御意見はございますか。  ないようですので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第30号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾倉あき子委員長  御異議なしと認め、議案第30号は原案どおり承認いたしました。  次に、報告事項が5件ございます。  報告事項ア、AIとSNSを活用した情報収集体制の構築について、説明を求めます。  上田安全管理担当課長。 ○上田安全管理担当課長  安全管理担当課長の上田でございます。  報告事項ア、AIとSNSを活用した情報収集体制の構築について、委員会資料に基づき御報告申し上げます。  1の趣旨・目的ですが、総合安全対策室では、火災や市施設等での事故、交通事故、海での事故など、様々な事件・事故、台風や豪雨といった自然災害などにつきまして、関係課や関係機関と連携して対応に当たっております。このような危機事案発生時には、現地の状況を迅速かつ正確に把握することが重要となります。そのため、このたび情報収集手段として重要性が高まっているAIとSNSを活用した情報収集システムを導入しようとするものです。  2の導入するシステムの特徴を御説明いたします。現在、スマートフォンの普及に伴いまして、ツイッターやユーチューブなどのSNS上には、一般のユーザーによって身の周りで行った様々な出来事が投稿されています。このシステムでは、それらの情報から国内外で発生している事故や事件、災害等の情報を収集することができます。そして、収集した災害情報等から、AIによる自動判別と24時間体制の専門チームの情報分析によりまして、誤った情報等を除去し、有用な情報のみが抽出されます。それらの情報を発生場所や時期、災害等の累計などの別で必要な情報を抽出することも可能となっております。さらには、事案発生時には、自動配信メールにより即時知らせてくれる機能も備えております。  3の導入するメリットといたしましては、先ほども御説明させていただいたとおり、自動配信メールにより事案発生にいち早く気づくことができます。また、画像や動画といった映像で確認することができるため、どのような事件・事故がどのような規模で発生しているのかを迅速かつ正確に把握し、発生当初から適切な対応を行うことができます。地震などの大規模災害が発生した際には、市内のどこで何が起こっているのか大量の情報を瞬時に収集し、分析することも可能となります。  さらに、明石だけでなく、全国の情報が入手できるため、例えば、他市で大規模災害が発生した場合には、画像や動画で現地の状況を確認し、災害派遣の必要性や支援の内容などを判断することができます。このシステムを導入することにより、現在よりもさらに迅速で適正な危機事案対応、災害対応に生かしていきたいと考えております。  4の予算につきましては、記載のとおりでございます。  以上で報告を終了いたします。よろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質問、御意見はございますか。  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  何点か質問させていただきたいと思います。  先日、大久保の松陰のほうで大きな火災がございまして、残念ながらお亡くなりになった方がいらっしゃいます。予算的にも、このAIやSNSを活用した情報収集システムは、かなり安価になっています。今後こういうことをどんどん活用していくような市であっていただきたいと思います。  専門チームなのですが、市の職員で構成されているのでしょうか、もう少し詳しく教えていただけますでしょうか。 ○尾倉あき子委員長  上田安全管理担当課長。 ○上田安全管理担当課長  安全管理担当課長の上田でございます。  ここで言う専門チームといいますのは、こちらのシステムを開発している民間会社が持っているチームになります。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  その情報なのですけど、市民が閲覧できるものなんでしょうか。 ○尾倉あき子委員長  上田安全管理担当課長。 ○上田安全管理担当課長  安全管理担当課長の上田でございます。  このシステムは、総合安全対策室の職員が利用するものになります。具体的には、インターネット上で専用のIDとパスワードでログインすることになりますので、利用は職員に限られるものになります。  市民の方への情報発信といいますのは、総合安全対策室の対応の中で、必要なことにつきましては市から発信させていただくという形になります。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  市民のSNS投稿を基に情報収集されるということで理解してよろしいのでしょうか。有効な情報を分別するシステムということなのですが、情報の信憑性などは大丈夫なのでしょうか。 ○尾倉あき子委員長  上田安全管理担当課長。 ○上田安全管理担当課長  安全管理担当課長の上田でございます。  確かに一般のユーザーが投稿するものですので、様々な情報があふれています。ですので、本システムを利用することで、例えば、過去の情報を二重で上げていたというところから、誤った情報とか、故意に間違った情報を上げているようなものを取り除いて、しかも迅速にそれを知らせてくれるというシステムになっておりますので、その辺りは、より有効なシステムになっているということでございます。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  阪神・淡路大震災から26年、もう少ししたら東日本大震災から10年になります。いつ何時、震災のほうが起こるか分かり得ない状況ですので、このツールは大変いいと思いますので、よりよい情報発信をお願いしたいと思います。 ○尾倉あき子委員長  木下理事。 ○木下理事(総合安全対策担当)  総合安全対策担当理事の木下でございます。  全体構想をもう少し御説明させていただきます。  新庁舎における災害対策本部で、どういうふうに情報を収集し、共有し、対応するかといったことを念頭に置きながら、今、総合安全対策室のほうで進めていますのは、総合安全対策室の中にミニオペレーションルームというのをつくっております。そこは、大きな液晶画面でZOOMを使った会議が他市ともできますし、民間業者や関係機関ともできる体制をつくって、何かあったときにはすぐに関係機関等とZOOM、もしくは、その他のテレビ会議システムを使ってテレビ会議ができるような形のシステムを持っています。  あと、市のほうで昨年度からスマートフォンを情報収集用で購入いたしまして、今、LINEによるグループ通話やビデオ通話とかというのが非常に華やかになっていますが、現在、市で購入したスマートフォンは約50台持っております。それを現地に派遣する市の職員が持ちまして、グループ通話をしたりとか、あるいは、総合安全対策室のほうに本部メンバーがおりますので、ミニオペレーションルームのところで実際に送られてくる映像を見ながら、同時にそこがどうなっているかとか、こうしてくれとか言えるようなシステムを構築しております。  ですから、松陰での火災もそうですし、暴風雨が非常に激しかったときに人丸小学校の電柱が倒れたというような事案があったりとか、そのほかの事案においても、現地にいる職員から実際の現場の映像を見せてもらって、私たちが現場に指示する形を取って、極めて迅速に判断して、情報収集をして共有しているというような形を、今、構築段階ではあるのですけれども、そういった形を取ることによって次の市の災害対策本部のオペレーションルームに生かせるのかなというようなことで、いろいろ試行錯誤している段階です。  このシステムにつきましても、全世界の情報が集まる中で、ある項目を選択すると、明石市の情報が出たり、兵庫県の情報が出たり、他県で発生した事案でツイッターとかフェイスブックに投稿されたものが集約され、かなり正確な情報が集まってきますので、本当に有力な機能であるなと思っています。情報に関しては、私たちにとって1分1秒を争うもので、できるだけ正確につかみたいですし、早く判断して早く対応したいというところで、そのようなことを今、一生懸命考えてやっておりますので、また、委員のほうでも何か、こんなことがあるよとか、他市ではこんなのをやっているよというのがありましたら、どんどん言っていただきましたら、もっとバージョンアップできるかなと思っております。現状、そういうようなところでございますので、視察の御依頼を頂ければ、こういうようになっていますというのは御紹介できますので、よろしくお願いします。 ○尾倉あき子委員長  ほかに御質問、御意見はございますか。  佐々木委員。 ○佐々木敏委員  日常的にあったら大変なんですけれども、災害とか火災とかを含めて、日常的にあるものでもないと思います。このシステムは、私も非常にいいと思っているのですが、日常的にどう使うかというところで、私としては、犯罪の未然防止に使えないかなと思っております。どういうことかといいますと、コロナになってから、高齢者の方がおうちにいて、いろいろな犯罪に巻き込まれているということが新聞紙面でも書かれております。例えば、還付金詐欺とか、銀行のキャッシュカードを盗まれるとか、また、悪質商法絡みでは、表には出てこないけど多くの方が被害に遭っているという現実がございます。そういうことをSNSで市民の方に発信していただいて、素早く情報を、例えば、市のホームページ等で発信することによって犯罪防止が図られるのではないかと私は思っております。  特に今、悪質商法で、明石市内をにぎわせているのが、物干し販売業者、2本1,000円ということで回っております。私もしょっちゅうお会いしております。これは、2本1,000円で市民の方を釣って、2本10万円の物干しざおを売るという、これが今、明石を回っていますよと。2本1,000円と言って、私は悪質業者ですと言っているのと一緒なのですよね。こういうことが聞こえたらSNSで発信すると、みんなに注意喚起できるし、引っかからなくて済むのと違うかと。そういう詐欺の電話についても、こういうのがあったと、そうしたら気をつけなあかんなということになると思うのですが、犯罪抑止にも使うという意味では、いかがですか。 ○尾倉あき子委員長  上田安全管理担当課長。 ○上田安全管理担当課長  今想定しているシステムの中では、犯罪に関するものを抽出するというのは、機能的には備わっていないところがあります。といいますのは、犯罪の中で、誤情報であるとか、悪質な業者というのが、犯罪性があるのか、悪質なというのがどこまでなのかというのは、なかなか判別がつきにくいところもありまして、ただ、そういう部分につきましては、市民の方からも総合安全対策室に電話等で御相談がある中で、消費生活センターや警察と連携しながら、防犯ネットやホームページを使いまして、入った情報につきましては、既に注意喚起はさせていただいているところです。また、犯罪についても、そのようなSNS等の中から情報を入手してという対応ができるのかどうかにつきましては、また、先進的なところも含めて研究してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  佐々木委員。 ○佐々木敏委員  使い方は、いろいろ難しいと思うのですけれども、特に緊急性のあるものについては、素早く市民に情報が伝わるようなことができればなと思っております。  最近、朝霧で話題になっておりますのが、真夜中にセーラー服を来た男性が奇声を上げて走っていると、これが現実にあるのです。冗談みたいな話ですけれども、夜中に会社からお帰りになる女性が非常に怖がっております。もちろん警察にも通報しておりますけれども、そういう方が出たということがSNSなんかでどんどん今、出ていますので、こういう問題についても、犯罪を未然に防ぐという意味からしても、もし、そういう収集がしっかりできて、これは大変だというものは、市からいろいろ発信できるようにしていただいたらどうかなと思います。  これは意見でございます。  以上です。 ○尾倉あき子委員長  ほかに御質問、御意見はございますか。  それでは、次に移ります。  報告事項イ、災害時等における要配慮者等への情報一斉配信システムの導入について、説明を求めます。  河谷総合安全対策室長兼地域防災担当課長。 ○河谷総合安全対策室長兼地域防災担当課長  総合安全対策室長兼地域防災担当課長の河谷でございます。  報告事項イ、災害時等における要配慮者等への情報一斉配信システムの導入について、委員会資料に基づき御報告申し上げます。  1の事業の目的でございますが、風水害などにより避難情報を出す際は、防災ネットあかしやホームページ、テレビの文字情報等で情報提供を行いますが、高齢者や障害者など情報の入手が困難な災害時要配慮者に対して電話により情報発信を行い、円滑な避難につなげるものでございます。  2の事業の概要ですが、イメージ図に記載のように、避難準備情報や避難勧告等、避難情報を出す際に文字で打った情報を音声情報に変換し、あらかじめ登録した人の固定電話や携帯電話に発信いたします。1分間の内容であれば、30分で1,800人に伝達ができます。  なお、回答機能がございますので、例えば、メッセージの最後に内容を確認できた場合は電話機の1のボタンを押してくださいと発信すると、電話を受けた人が1のボタンを押すことで市は内容を確認できたかを把握することができます。また、聴覚障害者には、メール等での配信も可能となっております。  3の対象者については、令和3年度は、まず、モデル地域として明石川流域の浸水想定地域内の要配慮者約1,800人のうち配信を希望する人を対象として運用しますが、課題等を検証し、次年度以降は、対象地域の拡大を検討してまいります。  4の開始時期につきましては、7月頃を予定しておりますが、できるだけ早く運用したいと考えております。  5の予算については、記載のとおりでございます。  以上で報告を終了します。よろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質問、御意見はございますか。  大西委員。 ○大西洋紀委員  新しいシステムの導入ということで、いろいろなことに総合安全対策室は御努力頂いていますけれども、今の説明の中で、令和3年度については、当面立ち上げで、明石川流域の要配慮者約1,800人、そのうちの希望者ということなのですけど、これが仮に1,800人全員が登録して、先ほど課長からの説明にもありましたけど、1分の内容だったら30分で1,800人に行き渡るという話なのですが、プロに言うのも失礼なのですけど、一番最初に入った人と30分後に入る人といったら、30分の差というのは、緊急の意味合いのシステムにしたら、ちょっとしんどい話なのかなと感じています。これは立ち上げなので、いずれはもう少し御努力されるのだろうと思うのですけれども、30分の差というのは、緊急事態のときには合理的ではないなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○尾倉あき子委員長  河谷総合安全対策室長兼地域防災担当課長。 ○河谷総合安全対策室長兼地域防災担当課長  総合安全対策室長兼地域防災担当課長の河谷でございます。  委員おっしゃいましたとおり、1,800人全員が登録したと仮定しますと、1分の内容であれば30分かかります。このシステムはインターネット配信とは違いますので、どうしてもタイムラグができてしまいます。30分が早いか遅いかというようなことですけれども、これについては、災害の状況や時間的な経緯によっても異なってくると思っております。ただ、避難情報につきましては、避難準備・高齢者等避難開始、避難勧告等を段階的に出していきますし、避難時間に余裕を見て出していきます。仮に、本当に避難を急ぐような状況であれば、1分の内容を30秒の簡潔な内容にすると半分の時間に短縮できますので、そのような形で対応したいと思っております。  以上です。 ○尾倉あき子委員長  大西委員。 ○大西洋紀委員  立ち上げなので、これからいろいろな工夫をしていただいたらいいかなと思うのですけれども、対象の方が要配慮者ということは、やはり通常でも行動にお時間がかかる方が対象かなと思いますので、確かに時間短縮されることによって短くなるのは当然と思うのですが、この間も言いましたけれども、何もなくてよかったなというようなことであったら、もうそれはそれでいいと思うので、あったらいけないのですけれども、水害というのはあっという間ですから、30分の差というのは大きいと思いますので、この辺はもちろん念頭にはあると思うのですけれども、いろいろな工夫して、来年度以降、また違ったシステム構築をお願いしたいなと思います。
    ○尾倉あき子委員長  ほかにございますか。  それでは、次に移ります。  報告事項ウ、指定管理施設における指定管理期間の延長について、説明を求めます。  小西参事(公共施設担当)兼公共施設担当課長。 ○小西参事(公共施設担当)兼公共施設担当課長  公共施設担当参事兼公共施設担当課長の小西でございます。  私から、指定管理施設における指定管理期間の延長について、委員会資料に基づき報告させていただきます。  1の基本方針でございますが、新型コロナウイルス感染拡大のため、2021年度に実施予定でありました以下の指定管理施設の選定事務を取りやめ、現行の指定管理者との契約を以下の期間まで、原則1年でございますが、延長したいと考えております。  2の対象指定管理施設及び指定管理者でございますが、1つ目の勤労福祉会館及び中高年齢労働者福祉センターにつきましては、日本環境マネジメント株式会社が指定管理者となっており、現指定期間は2018年4月1日から2022年3月31日までとなっております。方針といたしましては、指定管理期間を1年間延長し、2023年3月31日までとするものでございます。  2つ目の総合福祉センターでございますが、社会福祉法人明石市社会福祉協議会が指定管理者となっておりまして、現指定期間は2016年4月1日から2022年3月31日までとなっております。これも1年間延長の方針でございます。  3つ目の生涯学習センター及びあかし男女共同参画センターでございますが、一般社団法人明石コミュニティ創造協会が指定管理者となっておりまして、現指定期間は2017年4月1日から2022年3月31日までとなっております。これも1年間延長の方針でございます。  4つ目のふれあいプラザあかし西でございますが、ハートフルしんきが指定管理者となっておりまして、現指定期間は2017年4月1日から2022年3月31日までとなっております。これも1年間延長の方針でございます。  5つ目の木の根学園でございますが、社会福祉法人明桜会が指定管理者となっておりまして、現指定期間は2017年4月1日から2022年3月31日までとなっております。これも1年間延長の方針でございます。  6つ目の高齢者ふれあいの里でございますが、SDHS・NTTファシリティーズ共同事業体が指定管理者となっておりまして、現指定期間は2019年4月1日から2022年3月31日までとなっております。これも1年間延長の方針でございます。  7つ目の石ヶ谷公園、明石海浜公園、魚住北公園でございますが、しんきパーク&スポーツマネジメント共同事業体が指定管理者となっておりまして、現指定期間は2017年4月1日から2022年3月31日までとなっております。これも1年延長の方針でございます。  8つ目のあかし市民図書館、西部図書館でございますが、TRC・長谷工・神戸新聞グループが指定管理者となっておりまして、現指定期間は2015年4月1日から2022年3月31日までとなっております。方針といたしましては、事業者選定に期間を要するため、指定管理期間を2年間延長し、2024年3月31日までとするものでございます。  裏面を御覧頂きたいと思います。  3の今後のスケジュールでございますが、施設担当課から指定管理者に指定管理期間延長の方針を打診し、了承を得た後、施設担当課から指定管理期間延長の議案を6月議会に上程いたしまして、議決を頂きたいと考えております。  なお、あかし市民図書館及び西部図書館につきましては、昨年の12月議会において既に報告をさせていただいております。そして、今回3月議会に議案を提出させていただいているところでございます。  また、表には載せておりませんが、知的障害児通園療育施設である、あおぞら園につきましても、2022年3月31日で指定管理期間が完了しますが、現在、市直営の施設となっております、ゆりかご園と一括した指定管理者制度を導入するため、別途協議をしていくこととしております。ゆりかご園につきましては、昨年12月議会に方針を報告させていただいております。今回の3月議会で、指定管理者制度導入のためのゆりかご園条例の改正議案を提出させていただいております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質問、御意見はございますか。  ないようですので、次に移ります。  報告事項エ、行政手続きにおける押印の見直しについて説明を求めます。  辻総務課長。 ○辻総務課長  総務課長の辻でございます。  報告事項のエ、行政手続きにおける押印の見直しについて、お手元の委員会資料に基づき御説明いたします。  これまで、市民や事業者の方々が市に対して申請や届出などの手続を行う際に、法令等に基づき、また、慣例的に押印を求めてきたところですが、市民サービスの向上等を図るため、内閣府が発出した地方公共団体における押印廃止マニュアルも踏まえまして、押印の見直しを行うものでございます。  1の押印見直しの方針でございますが、市民や事業者からの申請書などのほか、職員による内部手続も対象といたしまして、法令等に基づき押印が必要な場合などを除きまして、原則として押印を廃止いたします。  なお、国の法令等で押印が義務づけられているものにつきましては、国においても、今、廃止に向けて取り組んでいるところでありまして、国の動向に応じて順次見直しを行ってまいりたいと考えております。  2の取組の経緯でございますが、昨年10月に庁内の調査を実施いたしまして、押印を求めている手続の洗い出しなどを行いました。12月には内閣府が地方公共団体における押印見直しマニュアルを発出しまして、これを踏まえて、この2月に庁内の再調査を実施いたしまして、押印廃止の可否等の整理をいたしました。  3の押印見直しの結果でございますが、表の左側は、市民・事業者等が市に対して行う手続と、市内部で行う手続に区分しております。一番下の欄になりますが、その両方の手続の合計として、全体でおよそ3,500件の押印を求めている手続がございました。そのうち、国・県の法令等に基づく手続が合計で約1,100件、市の条例・規則等に基づく手続が合計で約2,400件弱ございました。市の条例・規則等に基づく手続につきまして、押印廃止の可否について整理したところ、廃止できるものが約2,000件、85%、廃止不可のものが約340件で15%程度となっております。この廃止不可の手続がどういうものかにつきましては、①地方自治法により押印が義務づけられている契約書等、②入札書などの入札関係書類や代金の請求書のような会計関係書類など、事前に登録をしている印鑑との照合を必要とするもの、③その他、厳格な本人確認や証明を求める手続、また、重大な権利義務に係る手続などでございまして、例えば、土地の境界協定の申請書など、後々、紛争が生じるおそれがあると各課が判断するものは押印を廃止しないこととしております。  なお、表に記載の件数につきましては、各課から提出のあったものを集計したものでございまして、現在、総務課において精査を進めておりますことから、若干の数字の変更が生じる可能性がありますので、よろしくお願いいたします。  4の見直しの時期等でございますが、令和3年4月1日としております。今回、押印廃止を不可とした手続につきまして、他市の動向も確認しながら、引き続き検討を行ってまいります。  報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質問、御意見はございますか。  それでは、次に移ります。  報告事項オ、2021年度(令和3年度)組織改正案について説明を求めます。  辻総務課長。 ○辻総務課長  総務課長の辻でございます。  報告事項のオ、2021年度(令和3年度)の組織改正案につきまして、お手元の委員会資料に基づき御説明いたします。  内容説明の前に、事前の説明から資料の訂正をさせていただいた箇所がございますので、説明をさせていただきます。1ページの2の改正の概要でございますが、米印の改正後の組織の規模のところで、改正後、11局40室74課177係としております。事前の説明では、課の数を76課としておりました。誤りでございまして、資料のとおり74課が正しい数字でございます。また、その右側の括弧内につきまして、2室減、2課減、2係減とございますけれども、このうちの真ん中の2課減という記載が抜けておりましたので、追加をしております。  3ページをお願いいたします。  この表の一番下に組織の規模の記載がございまして、表の左側、改正案のところですが、先ほどの説明と同様の訂正をしております。また、その下の市長事務部局の7局37室57課127係の、57課のところも事前説明では59課としておりましたが、これも誤りでございます。申し訳ございませんが、訂正をお願いいたします。  それでは、資料の内容の説明に入らせていただきます。1ページをお開きください。  1の基本的な考え方でございますが、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、市民の命と健康を守ることを最優先に取り組んでいくため、全庁的な組織体制については、現行の組織体制を基本としつつ、SDGsの理念を反映した誰一人取り残さない持続可能なまちづくりをより一層効率的・効果的に進めていくため、必要な体制整備を図るものでございます。  2の改正の概要につきましては、先ほど説明をさせていただいたとおりでございます。  3の各局の組織改正の概要でございますが、詳細につきましては、3ページの組織改正総括表により説明をさせていただきます。  表の左側の欄が改正後の組織の案でございます。はじめに市民生活局ですが、文化振興課とスポーツ振興課をそれぞれ担当制に変更し、文化振興担当、スポーツ振興担当といたします。これは文化・スポーツ室内の人材を有効に活用するために改正を行うものでございます。また、現行の文化振興課の学芸係と文化財係につきましては、係の再編を行いまして、歴史文化財係に統合するものでございます。  次に感染対策局でございますが、安全統括室と広報相談室を統合し、感染対策統括室といたします。これは、より連携を強化して、新型コロナウイルス感染対策の効果的な推進を図るものでございます。また、ひきこもり相談支援課を相談支援課に名称変更し、ひきこもりのほか、健康推進課で行っている精神保健、自殺予防などの事務を移管し、総合的に支援を行える体制といたします。  こども局でございますが、放課後児童クラブ担当を廃止いたします。これは、放課後児童クラブの入退所や施設整備などの運営に関する業務をこども財団に移管するためでございます。運営以外の一部業務は、企画担当に統合して実施をいたします。また、待機児童対策室を廃止し、こども育成室内に待機児童対策担当を配置いたします。これは、待機児童数が減少する見込みとなり、それに伴うものでございます。  都市局でございますが、現行の区画整理課におきまして係の再編を行い、指導係を換地係に統合いたします。組織改正の概要は以上でございます。  1ページにお戻りください。3、各局の組織改正の概要におきまして、組織改正を伴わない事務の移管や人員配置についての記載が一部ございますので、御説明いたします。  (2)福祉局におきまして、地域総合支援担当で行っている地域での居場所づくりや地域活動への支援の事務などを一体的に推進するため、共生社会づくり担当のほうに事務を移管いたします。  2ページを御覧ください。  (5)教育委員会におきまして、GIGAスクール構想の推進などに当たりまして、あかし教育研修センターに既存の研修担当課長に加えまして、新たに情報化推進担当課長を配置し、情報通信環境の整備・運用など、教育現場でのデジタル化の推進、効果的な活用に取り組みます。  なお、市民サービス向上のためのデジタル化推進につきましては、市長部局(総務局)にICT担当職員の配置を予定いたしております。  4の改正の手続でございますが、事務分掌規則の改正を行い、4月1日に組織改正を行う予定でございます。  報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質問、御意見はございますか。  ないようですので、報告5件を聞いたことを御確認願います。  その他の項ですが、次回に行うということでよろしくお願いします。  それでは、理事者入替えのため暫時休憩いたします。  再開は11時25分といたします。                              午前11時13分 休憩                            ―――――――――――――                              午前11時25分 再開 ○尾倉あき子委員長  それでは、総務常任委員会を再開します。  政策局、会計室、監査委員、選挙管理委員会関係に付託された議案の審査に入ります。議案は4件です。  議案第20号、令和2年度明石市一般会計補正予算(第12号)〔分割付託分〕を議題に供します。  議案の説明を求めます。  山田SDGs推進室長。 ○山田SDGs推進室長  SDGs推進室長の山田でございます。  議案第20号、令和2年度明石市一般会計補正予算(第12号)〔分割付託分〕につきまして、当委員会に付託された事項のうち、政策局、会計室、監査委員、選挙管理委員会所管分につきまして御説明申し上げます。  議案書、一般の10ページをお願いいたします。  第2表、繰越明許費でございます。  1款 総務費、1項 総務管理費、シティセールス事業につきましては、オリンピック聖火リレーの延期に伴い警備業務委託を年度内に完了することができない見込みであるため、繰越明許費を設定しようとするものでございます。  5款、1項 商工費、天文科学館施設維持管理事業でございますが、プラネタリウム投影機オーバーホール業務委託につきまして、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりドイツ人技師が入国できず、年度内に完了することができない見込みであるため、繰越明許費を設定しようとするものでございます。  歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書で説明させていただきます。  24ページ、25ページをお願いいたします。  歳入でございます。  6款 使用料及び手数料、1項 使用料、3目 商工使用料でございますが、市民広場使用料につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による使用減に伴い減額しようとするものでございます。天文科学館使用料につきましては、新型コロナウイルス感染拡大に起因し入館者数が減少したため、減額しようとするものでございます。  26ページ、27ページをお願いいたします。  7款 国庫支出金、2項 国庫補助金、1目 総務費国庫補助金でございますが、地方創生推進交付金につきましては、明石港旧灯台の復元や周辺整備、明石産水産物のブランド化など、豊かな海づくりの取組に対して交付決定を受けたため、追加しようとするものでございます。バリアフリー環境整備事業費補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で事業が延期となったため、減額しようとするものでございます。  34ページ、35ページをお願いいたします。  8款 県支出金、2項 県補助金、1目 総務費県補助金でございますが、ひょうご地域創生交付金につきましては、ゼロ歳児の見守り事業や天文科学館のプラネタリウム投影機のオーバーホールなどに対して交付決定を受けたため、追加しようとするものでございます。  42ページ、43ページをお願いいたします。  10款 1項 寄附金、1目 総務費寄附金でございますが、ふるさと納税寄附金につきましては、当初予定よりも寄附額の増加が見込まれるため、増額しようとするものでございます。企業版ふるさと納税寄附金につきましては、企業版ふるさと納税制度の導入による寄附に対応するため、追加しようとするものでございます。あかし被害者基金寄附金につきましては、個人からの寄附の申し出があったため、増額しようとするものでございます。  50ページ、51ページをお願いいたします。  13款 1項 市債、5目 商工債でございますが、天文科学館施設整備事業債につきましては、施設整備に係る備品及び作業の追加等に伴う設計変更により、事業債を増額しようとするものでございます。  58ページ、59ページをお願いします。  歳出でございます。  2款 総務費、1項 総務管理費、1目 一般管理費でございますが、秘書事務事業につきましては、出張回数が見込みを下回ったため、旅費及び使用料を減額しようとするものでございます。犯罪被害者等支援事業につきましては、個人からの寄附の申出があったため、積立金を増額しようとするものでございます。  4目 文書広報費でございますが、広報刊行物発行事業につきましては、広報紙の新聞折り込み部数減少により、委託費などを減額しようとするものでございます。シティセールス事業につきましては、オリンピック聖火リレーの延期等に伴い、委託料を減額しようとするものでございます。ふるさと納税促進事業につきましては、ふるさと納税寄附金の増加に伴い返礼品等に要する経費が増加するため、委託料などを増額しようとするものでございます。また、企業版ふるさと納税地方創生基金に寄附金を積み立てるため、積立金を追加しようとするものでございます。  60ページ、61ページをお願いいたします。  6目 企画費でございますが、企画・調査事務事業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により高齢者等の移動支援のあり方検討会やホストタウン交流事業を令和3年度に延期したため、報償費及び旅費を減額しようとするものです。ユニバーサルデザインのまちづくり事業につきましては、同感染症の影響で事業が実施できなかったため、報酬及び委託料を減額しようとするものです。JT跡地等活用事業につきましては、公共公益施設用地の活用に関して、同感染症の影響により具体的な検討を延期したことに伴い、委託料を減額しようとするものでございます。  88ページ、89ページをお願いいたします。  6款、1項 商工費、3目 観光費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による事業中止などにより、委託料等を減額しようとするものでございます。
     4目 天文科学館費でございますが、天文科学館施設維持管理事業につきましては、来館者が減少したため、光熱水費の減額及び受付、清掃、警備業務委託の入札残による委託料の減額をしようとするものございます。プラネタリウム・展示事業につきましては、同感染症拡大に起因して講演会などを中止したため、報償費を減額しようとするものでございます。  90ページ、91ページをお願いいたします。  7款 土木費、1項 土木管理費、4目 海岸海域整備事業対策費でございますが、大蔵海岸民活施設用地管理事業につきましては、民活施設用地リース料の執行残を減額しようとするものでございます。  108ページ、109ページをお願いいたします。  9款 教育費、7項 社会教育費、1目 社会教育総務費でございますが、本のまち明石推進事業につきましては、あかし保育絵本士養成講座の中止などにより、減額しようとするものでございます。  2目 図書館費でございますが、図書館運営事業につきましては、ブックセカンドの絵本購入実績が当初見込みを下回ることとなったため、需用費を減額しようとするものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。総務管理費につきましては、資料の青色の範囲内で質疑を行っていただきますようお願いします。  御質疑、御意見はございますか。  ないようですので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第20号〔分割付託分〕は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾倉あき子委員長  御異議なしと認め、議案第20号〔分割付託分〕は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第2号、明石市企業版ふるさと納税地方創生基金条例制定のことを議題に供します。  議案の説明を求めます。  藤田シティセールス課長。 ○藤田シティセールス課長  シティセールス課長の藤田でございます。  議案第2号、明石市企業版ふるさと納税地方創生基金条例制定のことにつきまして、資料に基づき説明させていただきます。  1の条例制定の目的ですが、昨年9月に案内させていただきました企業版ふるさと納税につきましては、国の認定を受けて11月に制度の導入を図ったところです。同制度は、本市の地方創生に向けた、まち・ひと・しごと創生総合戦略の取組に対し民間資金の活用を図るためのものでございまして、今年度はその第一弾として、信金中央金庫より3か年計画の事業として、本のまち推進事業に対し1,000万円の寄附金を受領しました。  企業版ふるさと納税による寄附金は、基金を設置して積み立てる場合を除き、寄附のあった当該年度内に寄附金全額を事業費に充てること、また、寄附額が総事業費を超えないなどの要件が定められております。そこで、企業版ふるさと納税の受け皿として新たに基金を創設し、このたびの寄附金の取扱いも含め、企業版ふるさと納税の有効活用と円滑な制度運営を図ろうとするものでございます。  2の条例の概要については、他の基金と同様に(1)の基金の設置目的や、(2)の基金の積立額、(3)の基金の処分などについて規定したものでございます。  参考までに、基金の使途の例といたしましては、本市の総合戦略に掲げる事業として記載の4つの事業を柱としております。  (4)の施行日は公布の日でございます。  裏面を御覧ください。  3の寄附金の基金活用でございますが、信金中央金庫の創立70周年記念である地域創生応援スキーム、SCBふるさと応援団から、2月24日に1,000万円の寄附を頂きました。信金の創立70周年記念事業は、交付後3年間という複数年度事業であることから、今回、基金を設立し、活用を図ります。また、その寄附金の受領に関しましては、3月補正で予算措置を行う予定でございます。  なお、下記のイメージ図は、基金を活用した際の事業の推進を表したものでございまして、寄附金額は、本年度中にまちなか図書館事業に一部を充当し、年度末に990万円の執行残と市からの繰入金10万円とを合わせて、基金に1,000万円を積み立てる予定でございます。本格的な事業は令和3年度以降となり、基金を取り崩して実施してまいります。  説明は以上でございます。御審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質疑、御意見はございますか。  三好委員。 ○三好宏委員  国の制度上、繰り越しできないので基金を設置するというようなところで、多分、全国でそうしてるところが多いのかなと思ってます。第1弾というところで非常にありがたい話で、今後も第2弾、第3弾っていうようなところに、ぜひ、つなげていただきたいと思うんですが、行政としてどういったPRをして、第2弾、第3弾を狙いにいくのかというか、それを取り込むような形っていうのは、現在どう考えてるのかをお願いします。 ○尾倉あき子委員長  藤田シティセールス課長。 ○藤田シティセールス課長  シティセールス課長の藤田でございます。  企業版ふるさと納税について、市はどのようにPRするかといったことを言われてるんだと思うんですが、企業版ふるさと納税の他市の状況を見ますと、企業の周年事業の一環であったり、また、企業の趣旨に合った事業等に関しまして、市長や副市長などが行うトップセールスによるもののほか、ポータルサイトの活用とか、寄附金のPR方法は様々ございます。本市におきましても、そうした部分に関して、ふるさと納税で培った企業とのつながりを活用して、今後、具体的な事業を基に説明や案内をすることが効果的であると考えております。したがいまして、市のホームページの記載はもとより、具体的な事業を案内するための準備を担当課と連携して行っていきたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  三好委員。 ○三好宏委員  ぜひ、市内の商工会議所等と、きちっと連携をしていただきたいというところと、国内には、明石にゆかりのある企業もたくさんあろうかと思います。特に周年っていう1つの区切りっていうのがこういうことをされやすいタイミングなのかなって思いますので、ちょっと大きなところを調べた上で、積極的にアプローチをかけていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○尾倉あき子委員長  御質疑、御意見ございますか。  ないようですので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第2号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾倉あき子委員長  御異議なしと認め、議案第2号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第3号、明石にじいろ基金条例制定のことを議題に供します。議案の説明を求めます。  中島SDGs推進室課長。 ○中島SDGs推進室課長  SDGs推進室課長の中島でございます。  議案第3号に関連し、明石にじいろ基金につきまして、お手元の資料により御説明いたします。  1、制定の目的でございますが、LGBTQ+が抱える困難は、医療、教育、居住などをはじめとした幅広い分野に関連しており、その解消を目指す取組は、市民、医療・教育関係者、事業者などの理解を広げ、まちづくりの一環として、市民、行政、事業者らが一体となって継続的に進めていく必要があります。そこで、市が様々な活動主体と連携し、支援を頂きながら、SOGIEについての理解の促進などに関する施策を進めていくため、基金を設置しようとするものでございます。  2、条例及び基金の概要でございます。  積立金額については、①市民、各種団体又は事業者が基金への積立てを指定した寄附金額、②使途を限定しないSOGIEの理解促進及び性的少数者への支援に関する寄附金額その他市長が適当と認める寄附金額、③一般会計歳入歳出予算で定める積立額のこれらを基金に積立てをすることを定めようとするものです。基金の処分につきましては、設置の目的を達成するために必要があると認められる場合に限り、予算に計上して処分することができることを定めようとするものです。条例では、その他基金について必要な事項を定めることとしております。  3、施行予定期日につきましては、公布の日としております。  4、基金の使途につきましては、まち全体のSOGIEに関する理解や機運を高めるための啓発や、LGBTQ+の抱える困難の解消に資する施策の財源に活用したいと考えております。例えば、官民連携した啓発イベント、市民向け啓発講演会、ワークショップの開催、また、医療機関・民間事業者向け研修の実施、啓発グッズや研修用素材の作成などに活用し、頂いた寄附金額の執行残は、年度末に基金へ積み立て、使途の明確化を計ってまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質疑、御意見はございますか。  三好委員。 ○三好宏委員  積立額っていうところです。新年度に一般会計から100万円ほどを予定してるのかなと思うんですが、毎年100万円、一定額を積み立てるような考え方なんでしょうか。 ○尾倉あき子委員長  中島SDGs推進室課長。 ○中島SDGs推進室課長  SDGs推進室課長の中島でございます。  御指摘の一般会計予算から基金への積立額でございますが、新年度予算については、100万円を積立額として提示しているところでございます。ただ、同額を継続してというところではございませんでして、行政の役割として、取組を始めた現時点においては公費からの積立てを、将来的には、例えば、支援団体の育成状況や、それら団体、また、まち全体の自発的な活動の状況に応じて、行政としての必要な支援を行ってまいりたいと考えておりまして、その状況に応じて必要な額を判断してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  ほかに御質疑、御意見ございますか。  ないようですので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第3号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾倉あき子委員長  御異議なしと認め、議案第3号は原案どおり承認しました。  次に移ります。  議案第29号、指定管理者の指定に係る議決事項一部変更のことを議題に供します。  議案の説明を求めます。  名村本のまち推進室課長。 ○名村本のまち推進室課長  本のまち推進室課長の名村でございます。  私から、議案第29号、指定管理者の指定に係る議決事項一部変更のことにつきまして、委員会資料に基づき御説明させていただきます。  本件につきましては、令和2年12月議会の総務常任委員会におきまして御報告をさせていただきました明石市立図書館の指定管理期間の延長に係る議案となっております。  1の目的でございますが、令和3年度末に指定期間の満了を迎えます明石市立図書館につきまして、指定期間を変更いたしまして、現指定管理者による管理運営を継続させようとするものでございます。  2の指定管理者に管理を行わせる施設でございますが、あかし市民図書館と明石市立西部図書館の2館となっておりまして、3の指定管理者はTRC・長谷工・神戸新聞グループでございます。  4の指定期間の変更でございますが、平成27年4月1日から令和4年3月31日までの指定期間を2年間延長いたしまして、令和6年3月31日までにしたいと考えております。  5の変更の理由でございますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けまして、令和3年度に予定しておりました明石市立図書館の次期指定管理者の選定業務を延期することに伴いまして、現指定管理者の指定管理期間を2年間延長しようとするものでございます。  以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質疑、御意見はございますか。  三好委員。 ○三好宏委員  先ほども市の指定管理施設の指定期間の全体的な延長についての説明があったかと思います。2年延長するということで、来年3月末で1つの区切りがあって、さらに2年ということは、今から言えば3年後っていうようなところになろうかと思います。  指定管理者を選定するのに2年ぐらい時間がかかるっていうような説明が先ほどあったんですけど、トータルで言えば、来年で7年、それから2年延長ということは合計9年というようなところで、幾らいい評価をしているようなところであったとしても、9年っていうのは少し長過ぎるんじゃないかなと。やはり期限を設けて、いい意味で切磋琢磨して、ほかの業者と競い合って、よりいいものを作り出すっていうようなプラスもあろうかと思いますし、長いこと続けることによるデメリットもあろうかと思います。担当課としては、その辺りどう考えるのか、お聞かせいただけますか。 ○尾倉あき子委員長  名村本のまち推進室課長。 ○名村本のまち推進室課長  本のまち推進室課長でございます。  議員御指摘のとおり、長期間の指定管理となりますと、どうしてもサービスの停滞やマンネリ化などを招くおそれがありますので、そういったものをなくして、よりよいものとして競争性などを考えますと、本来なら長期の指定管理を避けるべきところはございます。  ただ、今回は、新型コロナウイルス感染拡大の影響もございまして、コロナ禍での施設運営をより安全で安定したものとしていきたいということと、先ほども御説明させていただいたと思うんですけれども、事務的に2年ほどの期間がかかってしまうというところがございますので、今回このような形でさせていただいております。後ほど説明させていただきますけれども、2年延長に向けまして、図書館の開館時間の延長など、新たな取組も積極的に指定管理者に行っていただくことで、そういったところでサービスの向上等に取り組んでいきたいと思いますので、御理解頂きたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子委員長  三好委員。 ○三好宏委員  12月にも報告があった案件ですし、議案としては反対するつもりはありませんけど、今、おっしゃったように、しっかりと見守ってあげて、よりいい運営ができるような形にもっていっていただきたいなと思います。  以上です。 ○尾倉あき子委員長  ほかにございますか。  ないようですので、質疑を終結します。
     それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第29号は、原案どおり承認することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾倉あき子委員長  御異議なしと認め、議案第29号は原案どおり承認しました。  次に、報告事項が7件ございます。  報告事項ア、日本標準時制定135周年記念事業の実施について、説明を求めます。  井上天文科学館長。 ○井上天文科学館長  天文科学館長の井上でございます。  日本標準時制定135周年記念事業の実施について、報告いたします。  天文科学館では、日本標準時制定135周年を記念いたしまして、以下のとおり事業を実施していきたいと考えております。  令和2年度の取組について、天文科学館は、1960年6月10日に開館しまして、2020年には開館60周年となり、開館記念日である時の記念日は100周年を迎えております。  本年度につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、当初予定しておりました集客イベントに代えて全国天文台子午線リレーや夕焼けパンダ見てみ隊などのオンライン企画や山陽電鉄とのコラボイベントなど、新しい取組を柔軟に工夫して行ってきたところでございます。  日本標準時制定135周年記念事業につきまして、2ページ目の年表で経緯を御説明したいと思います。  2ページ目を御覧ください。  2021年が今年になるわけですけども、1886年7月、日本標準時が制定されております。このときをもちまして、東経135度子午線上の時刻が日本標準時となっております。この年から数えて今年が135周年となります。また、これは偶然ですけども、西暦671年に天智天皇が漏刻で時を知らせております。これが時の記念日の由来となっておりまして、今年は、そこから1,350周年という節目の年となっております。  1ページ目を御覧ください。  日本標準時制定135周年記念事業につきまして、令和3年度にこの年を迎えることから、時のまちとして、コロナ禍にあっても、本年度の取組で得たノウハウを生かし、市民に明るい話題を提供し、まちの愛着を高めるとともに、明石市の魅力を全国に発信しようとするものでございます。  事業内容につきましては、プラネタリウムの投影、特別展、講演会、シゴセンジャー・シゴセンオーによる子供向けイベントの実施、オリジナルグッズの製作、ユーチューブチャンネルを利用したオンラインイベントの実施、天文科学館サテライトによる情報発信のほか、ホームページのリニューアルを行いまして分かりやすい情報発信をしていきたいと考えております。  実施時期につきましては、主に6月から7月、ホームページにつきましては、年度内を目標に行っていきたいと考えております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質問、御意見はございますか。  辰巳委員。 ○辰巳浩司委員  昨年、天文科学館ができて60周年ということで、当委員会で委員長の御配慮もあって視察をさせていただきました。改めて、同館のポテンシャルが高いなということを実感させていただきました。  コロナ禍において、来館者数の減少や集客イベントの中止、長寿日本一のプラネタリウムのオーバーホールの延期など、苦労もあったと理解をしております。  今回の報告では、来年度が日本標準時制定135周年ということで、単に周年イベントをやって終わりでなく、館としてSDGsの考えといいますか、持続可能な取組が必要ではないかと考えています。施設をより多くの人に長く使っていただくために、新たな活用方法が必要になってくると考えています。例えば、駅前の図書館のように、天文科学館内にカフェなどをつくってはどうかなと考えています。来館者にゆっくりしてもらうことが必要になってくると考えています。  また、新たな観光スポットとして人が集まるような仕掛けづくりをしてはどうかと考えていますが、お考えをお聞かせください。 ○尾倉あき子委員長  井上天文科学館長。 ○井上天文科学館長  天文科学館長でございます。  先ほど御案内頂きました長寿日本一のプラネタリウムですけども、それも含めまして、当館は明石のたからものでございますので、維持管理をしっかり行っていくことが大事であると考えております。また、プラネタリウムだけでなく、建物も国の登録有形文化財に指定されておりまして、非常に高い評価を受けております。こうした、たからものをしっかり後世に残していきたいと考えております。震災以降、耐震工事は実施しておりますが、空調設備や電気設備などの老朽化は進んでおりまして、長期的な整備計画を立て、効率よく整備していく必要があると考えています。  委員御指摘の飲食スペースについては、利用者からも声を頂いております。御提案頂いたアイデアも含めまして、建物の構造上の問題や制約もありますけども、実現可能性について検討していきたいと考えております。  イベントの実施についてなんですが、周年事業といいますのは、過去を振り返り、未来に思いをはせるまたとない貴重な機会と考えております。委員御指摘のとおり、単発のものにならないように、広報課やシティセールス課とこれまで以上に連携しまして、加えて観光協会や各種メディアとも連携を取りながら、時のまち明石を全国に発信できるようにしていきたいと考えております。  今後も御理解、御協力をよろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子委員長  辰巳委員。 ○辰巳浩司委員  昨年、天文科学館でイベントがあったんですが、お昼御飯に本当困るんです。北側に柿本神社があって、そのときは、たまたまそこをお借りして飲食したことがあるんです。周辺に飲食するところが本当にないので、なかなか構造上難しいところもあると思うのですが、今後、調査研究されて、よりよい館になればいいなと思っております。 ○尾倉あき子委員長  井上天文科学館長。 ○井上天文科学館長  天文科学館長です。  委員言われましたように、飲食スペースというのは課題と考えておりまして、例えば、イベント時にキッチンカーですとか、そういったところを含めまして、今後、検討していきたいと思います。 ○尾倉あき子委員長  ほかにございますか。  それでは、次に移ります。  報告事項イ、あかしSDGsパートナーズ(登録・認証)制度の創設について説明を求めます。  森岡SDGs推進室課長。 ○森岡SDGs推進室課長  SDGs推進室課長の森岡でございます。  報告事項イ、あかしSDGsパートナーズ(登録・認証)制度の創設について、委員会資料に基づき御説明申し上げます。  本市は、SDGsの取組が評価され、昨年7月にはSDGs未来安心都市に選定されました。SDGsの推進には、事業者や市民団体等とのパートナーシップが必要不可欠であることから、コープこうべと包括連携協定を締結するなど、企業との連携を図りながら、地域課題の解決に向けて取り組んでいるところです。  他方、国においては、SDGsに関する官民連携の取組を促進する手法として、本制度の創設が推奨されており、今後、さらに増加が見込まれるところです。ついては、より一層の官民連携の取組を推進するため、2021年度から新たに、登録・認証制度として、あかしSDGsパートナーズ制度を創設するものです。  1、制度概要でございます。  本制度の目的は、SDGsの達成に向けた事業者、市民団体、学校等による具体的な取組及び官民連携を促進し、SDGsに関する取組の見える化を図るとともに、研修や交流による情報共有を通じたおのおのの活動の活性化を図ろうとするものでございます。対象は、市内でSDGsの達成に向けて取り組んでいる、または取り組む意欲のある市内事業者・市民団体等でございます。  2、2021年度の主な事業は3点でございます。  1点目は、団体等の登録でございます。登録を希望する市内事業者・市民団体等からの申請に基づき会員登録を行い、会員情報を市ホームページに掲載するものです。  2点目は、表彰制度でございます。SDGsの取組に関して、先進的な取組をしている事業者・団体等を表彰し、市内のSDGsに関する取組を促進いたします。  3点目は、事業者・市民団体等への研修でございます。SDGsのパートナーシップを体感できるカードゲームを活用した研修と、SDGsの取組を推進する意義と方策についての講演会を予定しております。  次のページを御覧ください。  3、スケジュールでございます。2021年4月から登録会員を募集し、8月に会員情報等を市ホームページに掲載します。9月には事業者・市民団体等への研修と表彰に併せて、追加で会員を募集させていただきます。11月には2回目の研修を開催し、年度末には登録会員から実績報告と次年度計画の提出をしていただく予定です。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質問、御意見はございますか。  それでは、次に移ります。  報告事項ウ、(仮称)あかしインクルーシブ条例の検討状況について説明を求めます。  西山SDGs推進室課長。 ○西山SDGs推進室課長  SDGs推進室課長の西山でございます。  報告事項のウ、(仮称)あかしインクルーシブ条例の検討状況につきまして、委員会資料に基づき御説明申し上げます。  本市が目指す誰一人取り残さないやさしいまちづくりに向けた、包括的指針となる標記条例につきましては、コロナ禍の状況を踏まえ、より慎重かつ丁寧に検討を進めるため、来年度の条例提案を予定しています。今年度は、委員が集合する条例検討会の開催に代えて、委員と事務局による個別の意見交換を行いましたので、御報告いたします。あわせて、当事者参画モデル事業などの取組につきましても、御報告いたします。  1、条例検討委員との個別意見交換につきまして、(1)実施日でございますが、10月から12月に、各委員個別に御意見を伺い、その意見を集約して、2月に座長、部会長等と意見交換を行いました。(2)実施方法につきましては、訪問来庁による対面が13名、ZOOMが11名となっております。(3)議題内容としましては、コロナ禍の影響と条例案への反映、当事者参画制度など、市の取組について主に御意見を頂いております。(4)主な意見につきましては、資料1にまとめておりますが、ここにおきましては、点線枠囲いに抜粋しております御意見(抜粋)と条例への反映方針について説明いたします。  1つ目は、コロナのような想定外の事態による新たな差別を許さない市の決意を示すべきという御意見です。市が目指すインクルーシブ社会が、コロナ感染者や医療従事者への不当な差別なども決して許さない、そういった差別されない社会だと示してまいります。  2つ目は、災害時の要配慮者支援について、災害に限定することで、法的に災害ではないコロナなどが支援の対象外になるのではないかという御懸念でありまして、災害と同程度の市民の安全が脅かされる場合も適切に対応する旨、追記を検討してまいります。  3つ目は、インクルーシブの理念が一般の人にはまだ分かりにくいという御指摘です。一案にはなりますが、条例名を誰も取り残さないインクルーシブなまちづくり条例とするなど条例本体の分かりやすさを追及していくとともに、逐条解説や取組事例を示したパンフレットなどを作成し、継続的な啓発活動を行っていきたいと考えております。  4点目は、条例が障害者だけのものだと誤解されないようにしてほしいという御意見です。この条例は、障害者だけではなく、例えば、健常者が骨折した場合や、離婚でひとり親になった場合など、誰もが支援の対象になり得ることをしっかりと示していきたいと考えております。  2、条例策定スケジュールでございます。  コロナの状況にもよりますが、8月から10月の条例検討会で条例素案を決定した後、議会への条例素案の報告、パブリックコメントなどを経て、12月または3月議会に条例案を提案させていただき、2022年4月からの施行を目指してまいりたいと考えております。  2ページ、お願いいたします。  3、(仮称)ユニバーサルアドバイザー制度のモデル実施でございます。  (1)制度の概要ですが、施設整備や研修等の実施に当たりまして、検討の段階から複数の当事者と一緒に現地視察や対話を行うことで、当事者目線に立った使いやすく効果的な施設改修や制度の設計を目指す制度です。2020年度は、モデル的に2件実施いたしました。  1件目は、魚の棚商店街の魚の駅トイレの改修です。学識2名、車椅子ユーザー4名に参画頂き、トイレ蓋の撤去、便器の位置の変更に加え、当初予定していなかったオストメイトや、折り畳みベットの機能を追加しております。  2件目は、林崎松江海岸駅から総合福祉センターの動線上にある貴崎1号緑地につきまして、緑地内で段差がある休憩スペースを車椅子の方でも利用できるよう、スロープの設置について御意見を頂きました。現地確認では、上の写真にあります入り口の植栽で車椅子が入りにくいということが分かりまして、当初は予定していなかった植栽の撤去なども行っております。  (2)課題や今後の方針ですが、今回は、感染症対策として、現地視察の人数を最小限に抑え、写真やメールで情報共有を行いました。障害当事者からは、写真ではなくて、リアルタイムで現地確認や質疑応答ができるテレビ電話、ZOOM等の活用をしてほしいと、意見交換の質を高める工夫が必要との御意見を頂きました。この取組を持続可能な制度とするため、来年度もモデル事業を継続し、IT機器の活用や民間事業者が利用した場合のインセンティブなども検討してまいりたいと考えています。  3ページ、お願いいたします。  4、ユニバーサルデザインのまちづくりの取組でございます。  本市では、誰もが安全で安心して移動できるように、駅舎のバリアフリー化をはじめ、ホームドアの整備、あかし案内所の設置など、ユニバーサルデザインのまちづくりに取り組んでいます。今年度は、ユニバーサルデザインのまちづくり重点モデル地区実行計画に基づき、国や警察をはじめ、交通事業者の協力を得ながら、明石駅周辺のバリア解消に取り組んでおります。  ①の休憩用ベンチにつきましては、体力の衰えや、服薬の影響で疲れやすい高齢者や精神の障害をお持ちの方の声を受けて設置いたしました。また、②のシェルター屋根につきましては、台風で倒れた樹木の撤去を受け改修を行ったものです。③は、車椅子のまま乗降できるユニバーサルデザインタクシーの導入で、昨年度は7台、今年度8台の導入を支援し、総台数は2年前の7台から22台に増加しています。④のエスコートゾーンは、道路を安全に横断できるよう、横断歩道上に突起体を設置するもので、3月末までに2か所の設置を予定しております。来年度以降も、継続的にバリア、課題の解消に取り組み、全市的なユニバーサルなまちづくりにつなげてまいりたいと考えております。  説明は以上です。よろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質問、御意見はございますか。  佐々木委員。 ○佐々木敏委員  条例というのは、表題が一番大事だと思います。表題をお聞きして、イメージが湧くというのが一番大事で、そういう意味では、インクルーシブというのは、何にもイメージが湧きません。ふだんからインクルーシブいう言葉を使っている人は、市民の中にほとんどいないと思います。ですから、委員会資料の御意見の中にありますけど、理念が一般の人にはまだ分かりにくいというより、全然分からへんと思います。誰も取り残さないインクルーシブなまちづくり条例とするなどと書いていますけど、この中で一番分からへんのがインクルーシブなんですね。誰も取り残さないまちづくり条例でも僕はええと思うんです。それを聞いただけでイメージが湧いて、どんな条例なんかというのがある程度頭の中で整理ができるというほうが、私は条例の名前としてはいいんではないかと思います。  最近、私だけかもしれませんけれども、日本語を大切にしていないというか、何でも英語に変えたほうがかっこええとか考える人がいると思いますけど、ここは日本の自治体でございまして、条例は明石市の法律でございます。ですから、そういう意味では、英語は可能な限り使うべきではないというふうに思いますけど、いかがでしょうか。 ○尾倉あき子委員長  西山SDGs推進室課長。 ○西山SDGs推進室課長  SDGs推進室課長の西山でございます。  委員御指摘のインクルーシブの言葉が分かりにくい、また最近、英語を利用することが多いんですが、そういったことではなく、日本語でもう少し分かりやすい表現にしてはどうかという御提案だと理解しております。  この御指摘の点、インクルーシブが分かりにくいというのは、条例検討会の中でも常々議題に上がっていることでございます。このたびの個別意見交換につきましても、各委員がインクルーシブというのをどういうふうに捉えておられるのか、また、置き換える場合はどういう言葉がふさわしいのかというような意見交換もさせていただきまして、頂いた意見としましては、誰も取り残さない、分けない、安心・安全と、それぞれによって訳し方が違う言葉になっております。ただ、委員総意というか、最終的な委員の意見としましては、このインクルーシブというのは、障害者権利条約でありますとか、今、本市が進めておりますSDGsの中にも出てくる言葉でございますので、インクルーシブという言葉をこの条例で皆さんに分かっていただくようにしたいという意見が一番多うございました。  本市としましては、インクルーシブという言葉を大切にして、それが皆さんに分かっていただけるような方向性で、パンフレットなどでしっかり啓発に努めて、高齢者の方などにも御理解頂けるように取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  佐々木委員。 ○佐々木敏委員  ある意味、そうかなとも思いますけれども、そうであるならば、あらゆる機会を通じて、インクルーシブが社会に浸透、特に明石市の中で浸透するようにしていただけたらと思います。  我々、議員の中でもインクルーシブというのはあんまり使いませんし、浸透していません。この条例ができて、我々が条例を引用したいときに、最初に表題と言いますけれども、恐らく、インとかアウトとかいう言葉は頭に残るんですが、クルーシブはあんまり残らないと思います。ですから、あのイン何とか条例の中にこれがあったやろと、こういう言い方になっちゃうと思うんですよね。ですから、それはあんまり我々にとっても望ましいことではないんで、やはり、使うなら使うで、しっかり浸透できるように、広報紙とか、そういうものを使っていただいて、頑張っていただけたらと思います。  これは意見でございます。 ○尾倉あき子委員長  ほかに御質問ございますか。  ないようですので、次に移ります。  報告事項エ、LGBTQ+/SOGIE施策の取組状況について説明を求めます。
     中島SDGs推進室課長。 ○中島SDGs推進室課長  SDGs推進室課長の中島でございます。  私から、報告事項エ、LGBTQ+/SOGIE施策の取組状況につきまして、順次御報告いたします。  1の明石市パートナーシップ・ファミリーシップ制度についてでございます。SOGIEを問わず、互いを人生のパートナーや家族、大切な人として尊重し、継続的に協力し合う関係であることの届出があったことを証明する制度として、令和3年1月8日に施行をしております。  1点目でございます。届出様式の選択制とございますとおり、届け出る様式につきまして、届出者の多様な思いやニーズに寄り添えるよう、効力は同じであるものの、名称が異なる6種類の様式を用意いたしております。  2点目の届出の状況でございます。2月末時点で10件の届出を受理し、届出受理証明書を交付しております。  3点目の医療機関との連携協定につきましては、このパートナーシップ・ファミリーシップ制度の検討において意見交換を重ねてまいった3つの医療機関と制度のスタート後も連携や理解、取組を互いに進め合い、誰もが安心して医療機関を利用できる環境づくりを目指した連携協定を昨年の12月25日に締結いたしました。  4点目の市職員の休暇・福利厚生制度への適用でございます。婚姻関係等に基づき利用ができる休暇制度や互助会の結婚祝金につきまして、同性パートナーを有する職員が利用できるよう、4月から対象を拡大いたします。  次に2の性別記載欄の見直しにつきましては、市が受領・発行する申請書、アンケート、通知書などの様式で、性別記載欄を設けているものについて、国・県の規定で定められているものや業務上必要なものを除いては、原則として性別記載欄を削除することとし、順次進めております。表にありますとおり、市で使用している性別記載欄のある様式は、国・県が様式を定めているものが240件、市の定める様式が373件、合計613件でございます。このうち、市が定める様式につきまして、廃止できるか否かを検討の結果、225件が削除可能であることが分かり、順次対応を行っております。  2ページを御覧ください。  3、啓発の取組でございますが、パートナーシップ・ファミリーシップ制度施行を契機としまして、市と市民、関係団体、事業者が共に継続して取組を進める機運を高めるため、LGBTQ+フレンドリープロジェクトをスタートしました。  (1)にございますとおり、1月9日にキックオフイベントを市民広場で開催いたしました。基調講演、LGBTQ+当事者の方々によるクロストークの後、参加者により、誰もが安心して暮らすことができるまちを目指すメッセージを表明したにじいろ宣言で締めくくったイベントには、約150名の方々に御参加を頂きました。  また、(2)のにじいろキャンペーンとしまして、1月8日から2月末までの2か月間、性の多様性のシンボルカラーである6色レインボーでまちなかを装飾するほか、パネル展示や連携企画、スタンプラリーなどを民間事業者の方々とも連携しながらキャンペーンを実施いたしました。  資料掲載の写真は、商業施設、商店街、事業所にお配りしたポスター、ミニフラッグ、ステッカーを掲示した様子の一部を掲載しているところでございます。  3ページをお願いいたします。  4、研修の実施につきまして、今年度、1点目の市職員研修、2点目の学校教職員向け研修、3点目の児童・生徒向け出前講座、4点目の医療機関への研修用DVDの配付、5点目のその他、地域で活動されていらっしゃる団体や民間事業者への研修などを順次行っているところでございます。  5、相談支援といたしましては、今年度の7月に開設した専門相談窓口、明石にじいろ相談には、2月末時点で93件の相談が寄せられているところでございます。  6、今後の取組でございますが、これまでの取組を基盤とし、今後も官民連携の下、さらなる充実を図ってまいりたいと考えております。特に、相談支援については、人知れず独りで悩まれている方を相談窓口につなぐため、より一層の周知を図るとともに、研修・啓発の取組をさらに進め、まち全体にSOGIEに関する理解を広め、LGBTQ+も安心して暮らすことができるありのままが当たり前のまちを目指した施策を進めてまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。よろしくお願いします。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質問、御意見はございますか。  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  何点か質問や意見をさせていただきたいと思います。  キックオフイベントに参加させていただきました。行政の皆さん、職員の皆さんとか、司会などをされたり、コロナ禍の中で大変配慮をされて、ブルボンヌさん、その進行もすごく優しい雰囲気で、本当に明石市民にとっては、大盛況だったと思います。職員の皆さん、本当にお疲れさまでございました。その後、ウィズあかしにおいて、小さなイベントやセミナーとかがたくさん行われているので、私たちも参加する機会が幾つかありました。その中でも、結構、当事者の方も来られていて、交流会とかの中で、すごく意見をしやすい雰囲気もあり、そういうこともどんどん進めていただけたらと思います。ウィズあかしのトイレに行きましたら、小さいメッセージ、優しいメッセージが目に留まって、本当にそういうちょっとしたことでも、悩んでいるというか、自分独りで抱えておられる当事者の方たちがいらっしゃったら、明石って本当に当事者の方にとっては、すごく相談しやすい市であることを改めて実感しております。そのような中でパートナーシップ・ファミリーシップ制度なんですが、全国でも、明石市はこの施策でかなり注目されていると思っております。  今後の見通しとか、改善点とか、このままでずっとやるというようなこととか、そういうことについて、もう少し詳しく教えていただけたらと思います。 ○尾倉あき子委員長  中島SDGs推進室課長。 ○中島SDGs推進室課長  SDGs推進室課長の中島でございます。  今、委員御質問のパートナーシップ・ファミリーシップ制度の今後の見通し、改善点等でございますけれども、先ほど御説明のとおり、1月8日に制度をスタートし、現時点で10件の届出を頂いているところでございます。その届出に来られた方の手続に実際に対応する中で、本当に多様な方々からの届出を頂いて、改めてその多様性といいますか、思っているイメージだけではなく、年齢問わず御利用頂いているというところで、ちょっと驚きと喜びがあり、ただ、認識を改めないとなというところも多々ございます。  制度を今スタートしたところで、今後、より周知を図ってまいりたいと思っておりますが、実際に頂く声なども今後の制度検討に生かしてまいりたいと考えております。スタートを切る、これでこのまま固定というものではなく、実際のお声を頂きながら、できる対応というのは随時取ってまいりたいと考えているところでございます。 ○尾倉あき子委員長  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  官民連携した啓発イベントの実施とか、あと、市民向けの啓発、講演会、ワークショップなどの開催など、本当にすごくたくさんいろいろされているなって感心するんですが、当事者の方の一番の悩みっていうのは、民間事業者の理解が最も必要かなと思うんですね。実際、仕事を選ばずにというか、自分のなりたい仕事に就けるというのはまだまだ難しいことだと思っております。差別や偏見とか、見えない敵との戦いというんですか、雇用のこととか企業への就労について研修などを強く進めていただきたいと思ってるんですね。そういったことへのお考えを少しお聞かせ願えますでしょうか。 ○尾倉あき子委員長  中島SDGs推進室課長。 ○中島SDGs推進室課長  SDGs推進室課長の中島でございます。  委員御指摘のとおり、当事者の方が仕事をされる上での課題といたしまして、大きくは2つ、1点目として、会社に入るための選考のハードルがあり、2点目として、入社した会社で働き続けることができるかという環境整備というハードルがあろうかと思います。  1点目の採用選考につきましては、昨年、ニュースなどでも、履歴書において性別欄のないものが出てきたといったニュースもございましたし、本市の採用申込書においても性別欄を削除しているところでございまして、受けるという機会自体は開かれつつあるかなと思っておりますが、実際受けられた面接で採用されるかという点では、別のハードルがあろうかと思います。この点は、いわゆるSOGIEにかかわらず、御自身の能力や適正によって採用されるべきというところの認識を広く民間事業者の方々にも広げていく必要があろうかと思っております。  2点目の働き続けることができる環境を整えるというところも、やはりこれも、各事業者様の御理解を広げていく必要があろうかと思っております。今年度、私ども研修等出前講座を順次行っておりますが、この3月に民間事業者2社に対して研修を行う予定をしております。そのうちの1つにつきましては、我々の相談窓口に当事者の方も働きやすい職場環境を考えたいという御相談から、今回の研修につながったという経緯がございます。この3月に順次行っていきたいと思っておりまして、この2社への研修を1つのモデルといたしまして、先ほど申しました2つの課題に関しては、いわゆる労働行政の関係機関であったり、商工会議所をはじめとした商工関係の皆様との連携も不可欠になってこようかと思いますので、今後、そういった機関との連携も含めた展開を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  いろいろな活動をされて、また、本当に当事者に寄り添った支援をしていただきたいと思っておりますが、私、派手なことはやらなくてもいいかなと思ってるんです。とにかく、見えないもの、本当に当事者にとって、苦しみを少しでも和らげていく、そういうことがすごく大事なことだと思っておりますし、ある意味、明石は、このパートナーシップ・ファミリーシップ制度によって、先ほども言いましたけど、すごく注目はされているんですが、それによって当事者の方が苦しまれることがないようにやっていただきたいと思っております。  意見とさせていただきます。 ○尾倉あき子委員長  ほかに御質問、御意見はございますか。  大西委員。 ○大西洋紀委員  1の(3)の医療機関との連携協定ということで、市民病院、医療センター、ふくやま病院さんと、大手と言われる3病院と連携協定されたということなんですけれども、これを読んで、あんまりぴんとこんかったんですけど、私、勝手に想像するんですけど、例えば、パートナーシップ・ファミリーシップ制度をつくったことによって、通常ならできなかったことができるようになったという意味で、個人的に思ったんですけど、例えば、手術をするときに、普通は子供であったら親権者とか、夫婦やったら配偶者の方とか、そういう方の、たしかサインが要ったと思います。本人が重症であればあるほど、特にそうだと思いますし、それから麻酔なんかで事故があったときのこともあるから、そういう意味合いのことかなって、この表現だけじゃ分からないんですけど、そういう何も全部じゃない、これもその1つですよね。何か事例みたいなんがあったら、もうちょっと分かりやすかったんですけど、いかがでしょうか。 ○尾倉あき子委員長  中島SDGs推進室課長。 ○中島SDGs推進室課長  SDGs推進室課長の中島でございます。  医療機関との連携協定につきまして、今、委員御質問の点でございますけれども、医療機関の場面における当事者の方が抱えている課題としましては、委員おっしゃる、いわゆる同意といった面も大きな1つでございます。これまで、親族が同意をするとされていたものにつきまして、例えば、パートナー関係でそれができるだろうかという御不安というのも大きな点でございます。ほかに、具体例としましては、受付で本人のお名前をフルネームで呼ばれることに関して、やはり性自認に違和感を感じていらっしゃる方は、すごく抵抗を感じて、なので病院に行けないといったケースであったり、緊急時であれば、ICUで治療を受けるパートナーの立会いに入室できるだろうか、面会できるだろうかといった御不安などもよく聞いているところでございます。  このたびの3つの医療機関と結んだ連携協定につきましては、なかなかそういった課題について、病院としても、周知であったり、そもそも整えないといけないものも多くございまして、この協定をもってすぐにそれらの課題がクリアされるという内容を具体的に定めるものではございませんでして、今後、市と病院とで連携をして、目指す方向性を共有し、お互い困ったことがあれば一緒に考えましょうという包括的な協定を結んでいるものでございます。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  大西委員。 ○大西洋紀委員  目指すところはあったようなんで、それはよかったのかな思ったんですけど、それがそこまで病院側からオーケーよという返事が来たんじゃないなというお返事であったように思ったんですけども。私、命って大切やなっていうのをずっと一般質問なんかでも言ってるんですけども、せっかくこういういい制度ができたんであれば、本当に提携をした3つの病院も含めて、開業医でそういうことは、なかなかないのかなと思ったりするんですけども、やっぱり手術を伴う、麻酔を使う、そういう医療機関に対しては、この3つに限らず、どんどんお声がけしていって、本当に出来上がった制度でまさに命がやっぱり一番やと、私、常に命、命って言っていますけど、一番大事なので、例えば、交通事故が起こって、本人しかいない場合は緊急手術しますけども、それ以外の場合は、御家族を呼んでということが多いと思うんです。そのときに、せっかくつくったこれが生かされなければ、意味がないとまでは言いませんけれども、やっぱりこの辺は最優先で、担当部署として、今後、もっと力を入れてやっていただきたいなと思いますが、先ほどは弱気やったんですけど、もっと頑張って上の方にもアピールして、どないですか、局長。 ○尾倉あき子委員長  横田政策局長。 ○横田政策局長  政策局長の横田でございます。  委員のおっしゃった意見は本当に必要な取組やと思いますので、そこは引き続き積極的に各医療機関等に働きかけて、実効性のあるものにしてまいりたいと考えております。 ○尾倉あき子委員長  ほかによろしいでしょうか。  筒泉副委員長。 ○筒泉寿一副委員長  このパートナーシップ・ファミリーシップ制度、すごくいい取組だと感じます。当事者の方が表に出るきっかけを、イベントをされたりもそうなんですけど、どうしてもイベントに足を運べなかったりとかっていう方も結構おられると思うんですね。その中で例えば、何か出会えるようなきっかけをオンライン上でつくったり、そういった発言ができるようなきっかけっていうのを、もう少し出会いやすいじゃないですけども、どうしても独りで抱え込んでしまうと思うんですね。海外とかやったら、当たり前のようにそういった当事者の方がオープンにできる環境があると思うんですけども、どうしても日本って、色眼鏡で見てしまったりとか、そういった目で見てしまうと思うんですね。  そういうことにもっと一歩踏み出せるような、本当に竹内委員と同じで、簡単なきっかけっていうのを、アプリじゃないですけど、オンラインを通じて、そういった考えっていうのは、市としてはございますでしょうか。 ○尾倉あき子委員長  中島SDGs推進室課長。 ○中島SDGs推進室課長  SDGs推進室課長の中島でございます。  先ほど、委員がおっしゃった当事者の方が表に出るきっかけづくり、そこへのオンラインの活用などについて、御意見、御提案を頂きました。ありがとうございます。おっしゃるとおり、先日のイベントに行きたくても行けなかったという当事者の方もいらっしゃるのかなと思っているところでございます。そういったなかなか外へ出られない、でも誰かと交流したいといった思いにつきまして、ウィズあかしと市が連携したイベントなどもございましたけれども、やはり、その当事者の方の交流の場であったり、居場所づくりといったところの必要性については感じているところでございます。その実施主体として、行政が自らというより、やはり、何がしかの市民団体、または中間組織といったものとの連携というのが望ましいのかなとも考えているところでございます。コロナ禍の状況でもございますので、先ほど頂きましたオンラインの活用なども含めて、今後、検討してまいりたいと思っております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  筒泉副委員長。 ○筒泉寿一副委員長  ぜひともそういった環境を検討していただけたらなと思いますので、そこを通じて足を運ぶようなきっかけができたら一番いいなって思うんで、もっともっと当事者の方が身軽に参加できる環境というのを率先してつくっていただけたらなと思います。  意見とさせていただきます。 ○尾倉あき子委員長  ほかにございますか。  それでは、次に移ります。  報告事項オ、本のまち明石のさらなる推進について説明を求めます。  名村本のまち推進室課長。 ○名村本のまち推進室課長  本のまち推進室課長の名村でございます。  私から、報告事項のオ、「本のまち明石」のさらなる推進につきまして、委員会資料に基づき御説明させていただきます。  令和3年度に本のまち明石のさらなる推進を目指しまして、明石市立図書館での市民サービスの向上を図るとともに、企業版ふるさと納税を活用した官民連携の取組に関する事業を実施しようとするものでございます。  1の取組み内容でございますが、(1)あかし市民図書館の開館時間の延長につきましては、現在の午前10時からの開館時間を全日30分早めまして、本年4月1日から午前9時半からの開館にしようとするものでございます。  (2)読書バリアフリーの推進につきましては、1点目に現状の視覚障害者等への図書の無料での郵送(宅配)サービスに加えまして、福祉施設等への図書の無料での郵送(宅配)サービスの拡大にも取り組もうとするものでございます。  2点目に、市立西部図書館内にあります視聴覚エリアを改修いたしまして、新たに読書バリアフリーコーナーを設置しようとするものでございます。  (3)まちなか図書館の設置につきましては、信金中央金庫からの企業版ふるさと納税を活用いたしまして、日新信用金庫の市内の本店、支店の各店舗内などに図書や本棚を設置いたしまして、市内の各所に小さな図書館、まちなか図書館を設置いたしまして、いつでも、どこでも、誰でも、手を伸ばせば本に手が届くまちをさらに推進しようとするものでございます。  これらの3つの事業につきましては、現在の明石市立図書館の指定管理者へ委託することなどによりまして、実施を予定しております。  令和3年度の総事業費につきましては、1,120万3,000円を予定しております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質問、御意見はございますか。  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  何点か質問させていただきます。  1の(1)あかし市民図書館の開館時間の延長について、他市では割と早い時間に閉館するとかいうようなことを聞いたんですが、開館時間を9時半と30分早めているんですが、その必要性っていうんですか、なぜなんでしょうか、お聞きします。 ○尾倉あき子委員長  名村本のまち推進室課長。 ○名村本のまち推進室課長  本のまち推進室課長の名村でございます。  委員御指摘の点ですけれども、現在、あかし市民図書館の開館前に利用者の方が並ばれている状況がございまして、要望の中で開館時間を少しでも早められないかというお声を頂いております。また、あかし市民図書館の時間帯別の利用者状況を見ますと、朝の開館時間帯の利用者数が多くなっておりますので、少しでも早く御利用頂けるような形で、利用者サービスの向上と利便性の向上を目指しまして、今年の4月1日から9時半からの開館とさせていただくことでお願いをしたいと思います。 ○尾倉あき子委員長  竹内委員。 ○竹内きよ子委員  市民にとっては大変ありがたいと思っております。仕事が終わってからでも、仕事の前とかでもちょっと行けたりとか気軽にできて、ぜひ周知徹底をしていただきたいのですが、いつ行っても本を見られるような環境にしているということを市民の方にどう周知されるのか、お聞きしたいと思います。 ○尾倉あき子委員長  名村本のまち推進室課長。 ○名村本のまち推進室課長  本のまち推進室課長の名村でございます。  開館時間の延長につきましては、先ほど申しましたけど、市民の皆様の利便性の向上とサービスの向上を図ることを目的に実施いたしますので、十分に周知していきたいと思っております。あかし市民図書館では、館内でのチラシの掲示等によって啓発をするとともに、ホームページ、機関紙を発行しておりますので、そちらのほうでの周知を、また、市のほうでも、市のホームページや広報あかしでの周知を図っていって、御利用頂けるようにしていきたいと思っております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  ほかに御質問、御意見はございますか。  それでは、次に移ります。  報告事項カ、第2期明石市中心市街地活性化基本計画の総括について、説明を求めます。 ○尾倉あき子委員長  山口プロジェクト推進室長。 ○山口プロジェクト推進室長  プロジェクト推進室長の山口でございます。  報告事項カ、第2期明石市中心市街地活性化基本計画の総括について御報告いたします。  委員会資料をお願いいたします。  本市では、まちの顔となる中心市街地の魅力とにぎわいの向上を図るため、第2期明石市中心市街地活性化基本計画を2016年3月に策定いたしました。本計画に基づきまして、明石駅前南地区の再開発事業を核事業とする48の活性化事業を設定し、官民協働で中心市街地の活性化に取り組んできたところでございます。このたび、本年度末をもって計画期間が終了となることから、経済波及効果、本計画の総括などについて御報告いたします。
     1、数値目標の達成状況でございます。  ①都市福利施設利用者数につきましては、パピオスあかし内の総合窓口、こども広場、図書館の利用者数を合計したもので、本年度は、12月までの速報値を年換算した推計値でございますが、コロナの影響を受けたものの、90万2,800人となっており、再開発事業完了後、4年連続で目標値の90万人を上回っております。  ②歩行者・自転車通行量につきましては、国道2号南側の6地点の通行量を合計したもので、本年度はコロナの影響を受けながらも1万8,002人と、基準値である2015年度の数値を上回っております。なお、昨年度は、目標値の2万人を上回っております。  ③新規出店者数につきましては、国道2号南側の7つの通りに面した店舗を調査したもので、本年度は29店舗ございました。計画期間5年間の平均は22となっており、目標値12を大きく上回っております。  なお、これらの数値目標の達成状況につきましては、資料5ページ目以降に内訳など詳細の資料をおつけしておりますので、併せて御参照ください。  2ページをお願いいたします。  2、本計画策定後のまちの変化・経済波及効果でございますが、(1)の中心市街地内の人口につきましては、2015年から2021年まで12%増加しており、世帯数につきましても、13%増加しております。  (2)の税収でございますが、個人市民税につきましては、2015年度から2020年度まで16%増加、固定資産税につきましても7%増加しておりまして、人口・世帯数とも合わせて、全市の平均よりも増加率は上回っているところでございます。  (3)の地価につきましては、国道2号沿いのらぽす西側の地点で26%上昇し、その他の地点につきましても上昇が見られます。  (4)の経済波及効果につきましては、中心市街地活性化に関する事業に伴い、市内の経済活動を拡大させる経済効果として、建設段階と運営段階の2段階に分けて算出いたしました。建設段階のイニシャル効果につきましては、パピオスあかしの整備などに伴う短期的な経済効果としまして約700億円、運営段階のランニング効果につきましては、パピオスあかし整備後、来街者及び新規出店の増加に伴う継続的かつ中長期的な経済効果で年平均約109億円となりました。  3ページをお願いいたします。  3、今後の本計画及び中心市街地活性化協議会でございますが、本計画につきましては、核事業であります再開発事業が終了し、先ほど御説明いたしました数値目標を上回ったことから、本年度末で終了いたします。また、協議会につきましては、本計画が終了となることを踏まえ委員の同意を得たことから、本年度末で解散いたします。協議会の各委員の主な意見につきましては、下の枠囲みの中に記載しております。1点目といたしまして、中心市街地活性化については、来街者が増加し、にぎわいが生まれており、全国的に見ても成功事例と評価できるとの意見を頂きました。4点目といたしまして、明石港周辺については、県と市が一体的に開発を行い、魅力ある南の拠点を整備してほしいとの御意見、また、5点目、当協議会に代わる情報共有の場を年一、二回確保したほうがいいとの意見も頂いたところでございます。  4、総括でございます。  本計画につきましては、第1期計画の重点目標でありました、便利で暮らしやすいまち、一歩足を伸ばして楽しめるまちを引き継ぎ、再開発などのハード事業に加えまして、B-1グランプリin明石をはじめとする市制施行100周年記念事業など多くのソフト事業を官民協働で取り組んでまいりました。  4ページをお願いいたします。  その結果、4年目に全ての数値目標を上回ることができ、人口、税収及び地価につきましても増加、上昇し、経済波及効果も大きく得られるなど中心市街地のにぎわいや魅力が向上していることから、重点目標につきましても達成することができたと考えております。  5、今後の取組につきましては、市内全域の均衡ある発展に向けて、本計画に代わる新たな計画として、立地適正化計画について、上位計画などとの整合を図りながら策定に向けた取組を進めてまいります。その取組の中で、市役所新庁舎の整備や明石港東外港地区の再開発などの動向を踏まえながら、中心市街地の南の拠点である明石港周辺の利活用など、中心市街地のさらなる活性化に向けた検討を行ってまいります。  説明は以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質問、御意見はございますか。  辰巳委員。 ○辰巳浩司委員  総括を受けて、いろいろな数値を見せてもらうと、本当にすばらしい事業であったなと思っております。関係者の方々、本当にお疲れさまでございました。ありがとうございました。  質問なんですが、明石港周辺利活用計画は今後策定すると聞いておるんですが、積み残している事業や継続事業については、どのようになっているかをお聞かせ願えますか。 ○尾倉あき子委員長  山口プロジェクト推進室長。 ○山口プロジェクト推進室長  プロジェクト推進室長の山口でございます。  中心市街地活性化基本計画において、いわゆる積み残しとなっている事業の今後の取組につきましては、現在、中心市街地活性化基本計画第2期計画に定められております事業が全部で48事業ございまして、完了しているものはそのうち19事業、残りの29事業につきましては、実施中、または未実施となっている状況でございまして、先ほど御質問にありました明石港周辺利活用計画につきましても、まだ完了していないということになっております。この事業も含めまして、これらの事業につきましては、それぞれ中心市街地活性化基本計画におきまして事業主体が定まっておりますので、その計画終了後は、それぞれの事業主体が経済状況等を踏まえながら取り組んでいくことになっております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  辰巳委員。 ○辰巳浩司委員  明石港周辺利活用計画なんですが、委員会資料を見ますと、立地適正化計画に反映されると。聞くところによりますと、2年かかるということなんですが、ただ、市の新庁舎、それから県の東外港の開発等ですね、その計画が進んでいる状態の中でこの2年を待って、受け身の計画で本当にいいのか。もっと早くつくるべきと前から言ってるんですけど、その辺はどうですか。 ○尾倉あき子委員長  山口プロジェクト推進室長。 ○山口プロジェクト推進室長  プロジェクト推進室長でございます。  立地適正化計画と併せた明石港周辺利活用計画の策定についてのスケジュールでございますけども、先ほど、委員の御質問にありましたように、立地適正化計画の策定につきましては、具体的なスケジュールはこれからになりますけども、他市の事例等を見ますと、大体2年程度かかっているところが多い状況でございます。  明石港周辺におきましては、先ほど御質問にありました明石港東外港地区再開発を進めておりますけども、これは、現在、県と市が適時情報交換しながら連携して取組を進めているところでございまして、現在、新型コロナウイルス感染症の影響にもよりまして、予定されております全国豊かな海づくり大会が1年延期され、2022年度開催予定になりまして、具体的な実際の事業着手はその後という形になっております。あわせて、利活用の検討を予定しております市役所庁舎の敷地の一部につきましても、実際に事業に着手できるのは、現庁舎の解体が完了してから、令和7年度以降というふうになっております。  そのようなスケジュールでございますので、現在はコロナの影響によりまして積極的に事業を進めることが困難な状況ではございますが、今後につきましては、先ほど申し上げました、双方の事業スケジュールを踏まえながら、引き続き県のほうと連携をしながら、検討を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  辰巳委員。 ○辰巳浩司委員  コロナの影響というのも理解するところなんですが、私は早く利活用計画をつくるべきだと考えております。明石駅前の再開発で得たノウハウを何とか海のほうに、港のほうに生かしていただきたいと思いまして、これは意見とさせていただきます。 ○尾倉あき子委員長  ほかにございますか。  筒泉副委員長。 ○筒泉寿一副委員長  この数値目標の達成状況に関してなんですけど、歩行者と自転車の項で、歩行者と自転車とを別々に分けた数値はあるんですかね。 ○尾倉あき子委員長  山口プロジェクト推進室長。 ○山口プロジェクト推進室長  プロジェクト推進室長の山口でございます。  歩行者・自転車通行量の内訳といたしましては、調査時期が10月の土曜日、日曜日と月曜日になっておりまして、恐らく調査におきましては、自転車何台、歩行者何人というようなことでカウントした合計にはなっておるとは思いますが、その報告の内容が歩行者と自転車の合計ということになっておりますので、現時点では内訳については持ち合わせておりません。申し訳ございません。 ○尾倉あき子委員長  筒泉副委員長。 ○筒泉寿一副委員長  やはりこの明石というのは、歩行者もそうですけど、他都市から自転車で観光に来られたりとかというのも非常に見受けられるので、そこの数値はこれから非常に参考になっていくんではないかなと思います。歩行者だけではなくて、自転車を推進したりとか、エコロジーというところに関しても、SDGsの環境というところもそうですし、それがまた経済効果っていう形にもなると思うんで、これからでいいと思うんですけれども、そういった歩行者と自転車っていう種別で、ちゃんと明確にしていった方がいいのではないかというのを、意見としてお伝えさせていただきます。 ○尾倉あき子委員長  ほかによろしいですか。  それでは、次に移ります。  報告事項キ、大久保北部遊休地の利活用に向けた取組について、説明を求めます。  種本プロジェクト推進室課長。 ○種本プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長の種本でございます。  私から、報告事項キ、大久保北部遊休地の利活用に向けた取組について御報告いたします。  大久保北部遊休地の利活用に向けた取組につきましては、これまでも市の長期的な課題として有効な利活用方策を検討してきたところでございます。  現在、NEXCO西日本におきまして、神戸西バイパス延伸に伴う第二神明道路への接続事業が進められておりまして、大久保北部遊休地を含めた周辺地域のさらなる発展の可能性が出てきております。そのような中、NEXCO西日本から、工事で発生する土砂の受入れについて提案がありましたので、御報告いたします。  1の神戸西バイパス延伸事業の現状につきましては、神戸市西区の永井谷ジャンクションから第二神明道路までの延伸事業としまして、NEXCO西日本により、令和6年度の供用に向けて進められております。同事業における明石市の関連事業といたしまして、NEXCO西日本により側道の整備や公園墓地橋の架け替えが計画されており、併せて工事用の迂回路の整備も計画されておるところでございます。なお、この側道や迂回路につきましては、工事完了後も引き続き市道として供用する予定でございます。  2のNEXCO西日本からの土砂受入れの提案でございますが、(1)の提案内容といたしましては、①事業により発生する土砂を受け入れてほしいということと、②の令和4年度からの受入れの希望についてお聞きしております。  (2)の概要図でございますが、図面の中ほどに水平方向にグレーに着色した線が第二神明道路でございまして、その右側、ピンクの点線で表示しておりますのが、神戸西バイパスが第二神明道路へ接続する箇所でございます。図面下の緑に着色した明石北わんぱく広場の南側から北側の石ヶ谷墓園までのアクセス道路、墓園道路を水色で着色しております。この墓園道路が第二神明道路をまたぐ箇所というのが丸で囲っております公園墓地橋でございまして、第二神明道路の拡幅により橋の架け替えが必要となっており、工事期間中の墓園へのアクセス確保のため現在の道路の西側に縦に青の点線で表示しております工事用南北道路が整備される予定でございます。また、第二神明道路の南側真ん中辺りの一部に青の点線で表示しておりますのが、神戸西バイパス延伸事業に合わせ整備を予定している第二神明道路の側道でございます。図面中央と左上にあります、ピンク色で着色している範囲が市の所有地でございまして、今回、土砂の受入れの提案を受けている箇所につきまして黒の点線で囲っております。  次のページをお願いします。  (3)の提案への今後の対応でございますが、NEXCO西日本としましては、事業の円滑な推進のため、本市遊休地への土砂搬入について強い希望を持っております。本市としましては、このたびの提案を受けまして、下の表にございますとおり、長期的課題である遊休地の利活用につきまして、スマートインターチェンジやアクセス道路の整備を含めた大久保北部エリア全体の活性化等の事業効果や、市街化調整区域における開発手法や生態系への配慮など、課題を十分に整理した上で土砂受入れの可否などにつきまして検討を進めてまいりたいと考えております。  説明は以上でございます。よろしくお願いします。 ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  御質問、御意見はございますか。  三好委員。 ○三好宏委員  自民党真誠会としてもいろんな提案を以前からさせていただいてまして、12月議会も代表質問でこのテーマでお話をさせていただいております。いよいよかなと思ってます。  令和6年度末に供用開始というようなところで、もう3年、4年ぐらいしかないのかなと思うと、大久保北部のエリアの市が所有している土地ですけど、これの利活用っていうところが、やっぱり行政が計画して、予算を組んで実行する、それで完成までというとやっぱり3年、4年かかりますよね。となると、もういいぐらいのタイミングに来ているのかなと思います。  どんな形で、いつ、そういう計画が出てくるのかっていうようなところの今現在の考えをお伺いしたいと思います。 ○尾倉あき子委員長  種本プロジェクト推進室課長。 ○種本プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長の種本でございます。  委員御質問のNEXCO西日本の事業の完了まで三、四年しかないということで、大変時間がないという中、今後の進め方のめどでございますけれども、このたびは、NEXCO西日本からの土砂の受入れに対する報告でございまして、まずは土の受入れをするかしないかも、今、決めていない状況でございまして、これから案がまとまりましたら、議会をはじめ地域の皆様も含めて、御報告させていただきたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  三好委員。 ○三好宏委員  そこは逃げたらあかんの違うかなと。以前から話していて、こういうことは想定できたわけですから、内容が違うっていう話でなくて、効果も課題も出ているわけですから、ここからより具体的なところに落とし込んでいくというのが政策局としてやらなければならないことではないのかなと、そういうふうに思ってますけど、いかがですか。 ○尾倉あき子委員長  種本プロジェクト推進室課長。 ○種本プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長でございます。  委員御指摘のとおり、非常に時間がないということで、今回の御報告はさせていただいたんですが、先ほどの御質問にもありましたとおり、計画策定してから予算確保など、行政のほう、非常に手続に時間がかかるところでございます。  また、今回の利活用に向けて、スマートインターチェンジ等を計画しますが、他市の事例を見ましても、スマートインターチェンジについて非常に時間がかかっておりまして、そこの時間短縮については努力していきたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  三好委員。 ○三好宏委員  12月議会の市長の答弁では、大きなチャンスだと、有効な土地だというようなところも表明していましたし、スピード感を持って対応するというようなコメントもあったかと思います。そこはぜひ実現していただきたいと思いますが、いかがですか。 ○尾倉あき子委員長  宮脇副市長。 ○宮脇副市長  副市長の宮脇でございます。  本件のこれからの市の姿勢についての御質問かと思っております。  この大久保北部の遊休地、数十年前に、当時でも10億円を超える金額であったかと思います。取得をしたまま、自然とはいえ、市民の方が足も踏み入れられないような空間でそのままになってきておりました。  市としては、これは本当に大きな課題であるし、市民の皆様には申し訳ない使い方であるなと認識をしておったところでございます。そうした中、近年、議会のほうからも北部の活用について様々な御提案を受ける中、スマートインターチェンジについて要件緩和等もされたことから、その御提案も踏まえてこの地区の活性化が市としての重大なテーマであるというふうになってきたところでございます。  そうした中で、どうしていくか検討を進める中で、1つ大きな要素としてNEXCO西日本から土砂の受入れの提案を頂いたところであります。この受入れの提案に関して、本当に当時、予定していなかったことが、昨年、急にといいますか、NEXCOも切羽詰まった中での提案であったかと思いますが、かなり強い御提案を頂いております。これがやっぱり1つ大きな契機であろうかなと思っております。幸い、側道もできますし、地元の方の御協力も得て迂回道路も恒久的な市道として使用できる。これもNEXCOが整備してくれる。加えて土砂を受け入れることによって大久保北部の土地が活用できる。スマートインターチェンジ及びアクセス道路の整備も現実的なものになる。これはしっかりスピード感を持って進めていかなければならない。  まずは土砂を受け入れて、今後どう活用してどうしていくか、早急に今、詰めているところでございます。ただ、時間があまりない中でありますので、今、積極的にNEXCOとの調整を行っているところでございまして、NEXCOも土砂の搬入等の基本的な設計等をやっておるところでございますので、これは早急に詰めていきたい。本当にこの機会を逃せば後はないというようなつもりで今させていただいておるところでございます。ついては、事業化していくためには、NEXCOとしっかり詰めていく、しっかり絵を描いていく。しかも絵も市民の皆様に御理解頂ける絵でなければならない。  ついては、ここに課題として挙げていますけど、自然環境等との調和をどう図っていくか。これも課題として解決していかなければならないと思っております。メリットと課題とをしっかり、今、整理させていただいて、NEXCOと詰めさせていただいているところですので、本当にこの機会を逃せば後はないというつもりで、スピード感を持って、担当も、私どももさせていただいてますので、引き続き、しっかりそれぞれのタイミングでは議会にも御説明させていただきますけども、しっかりと本当にこの機会を逃さないよう、かつ、本当に市民の皆様にも御納得頂けるような絵を描かせていただいておるところですので、よろしくお願いいたします。 ○尾倉あき子委員長  三好委員。 ○三好宏委員  では、その計画を楽しみにしときたいと思います。また、しっかり議論はしたいと思います。  それと併せて、NEXCOとの協議の中でサービスエリアの件もあろうかと思います。臨海部の高速道路で、大阪から西側にあるサービスエリアであまり大きなものがないというのが現状だと思いますので、せっかくですから、明石のサービスエリアの駐車スペースも広げて、レストランも充実させたようなものをぜひつくってほしいなと。そこは民間ですから、NEXCOとの協議の中で市としてしっかりと申し入れをしていただきたいなと思います。例えば、新名神の宝塚北サービスエリアは相当有名にもなりましたし、来場者数も多いというふうに思っています。イコール経済効果があるということですから、ぜひ、そういうことも踏まえた上でしっかりとした交渉をしていただきたいなと思いますが、いかがですか。 ○尾倉あき子委員長  宮脇副市長。 ○宮脇副市長  副市長の宮脇でございます。  NEXCOにとっても、工事現場からすぐ行ったところで土砂が処分できるというか、残土が埋め立てられるという非常に大きなメリットがございます。そのメリットをNEXCOに受けていただきつつ、しっかりと市にとってのメリットも出して交渉をする中、本当にまちづくりの中でサービスエリアについても課題になっていますので、頭出し等もさせていただきよるところです。ただ、NEXCOという大きな組織がどう判断して、どう動くかは、まだまだこれからの部分があるかと思いますが、市にとってはもちろんそうした要望も頭に入れて、NEXCOと今後調整を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  ほかにございますか。  大西委員。 ○大西洋紀委員  今、副市長からるる話ありましたが、時間がないのも事実だし、効果もあれば課題もある、当然のことなんですけども。  恐らく、今、副市長が言われたように、NEXCOさんからしたら、表現がいいのかどうか分からないですが、アメとムチみたいな感じで、その分、お願いをというのは、急なお話なんやろうと思いますけれども、今回の報告については、とりあえずその土砂の受入れを、このバイパスについてのこの話そのものは、明石としてはどんどんどんどん進めてもらいたい、あるいは大久保北の長期的な課題としても相乗効果があるという意味でいうのはずっと言ってきたわけですが。  このうちの明石になぜ強い希望を出してきたのかというのが一番の問題じゃないかなと。そのほかのところはどうだったんだという話を聞かれとるなら教えてほしいんです。どうしても言えないなら仕方ないんですけども。さっき表現が悪かったですけども、いいこともあれば悪いことも受けてもらわなあかんよというのは世の中の常かも分からないんですけども、近隣の他都市について、この場合、インターチェンジによって恩恵を受けるところもあるんだから、狭い土地でありながら明石に持ってくるいうのは、横持ち費用も安く上がるしというようなこともあるんだろうけども、その辺の何らかのNEXCOさんのその思いというのを聞いてはるんかな。その辺がちょっと見えないと、はい、そうですかっていうわけに行かないんかなと私は思うんですけども、何か答えられますか。 ○尾倉あき子委員長  種本プロジェクト推進室課長。 ○種本プロジェクト推進室課長  プロジェクト推進室課長の種本でございます。
     ただいまの委員御質問の土砂の受入れについて、なぜNEXCOが明石市に搬入したいかというところでございますが、NEXCO西日本自体は、明石市に限ったことではございませんでして、神戸市とか周辺の自治体、それから、国等が行っております公共事業での土の受入れについて打診をしております。  その中で二、三か所、他市もしくは国の事業で受入れの可能性もあるということはお聞きしておりますが、やはり明石市のあの場所が最も近くて搬入の距離も近いと。先ほど委員の御質問にもありましたように、費用的なこともNEXCOでは考えられておりまして、運搬距離が短いということで経済的だというところもございまして、明石市への強い希望をお持ちでいるということをお聞きしております。  以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  大西委員。 ○大西洋紀委員  前段で申しましたけども、この計画そのものは、うちの会派としても反対するものではないんですけども、この急な持っていき方というのはあまりにも唐突だったなと思ってます。そういう話があろうかとは思いましたけれどもね、マスコミもにぎわしてびっくりしたところなんですけども。  コスト面とか、今、課長おっしゃいましたけど、それじゃそれで、明石は明石で仮に受け入れるとしたら、その分、どんどんこっちも条件を出していって、それは交渉術だと思いますんでね。その辺、近隣住民が一定いますけど、近隣住民とか、それから生態系のこともあるし、いろんな問題があると思いますので、その辺は、やっぱりお互い持ちつ持たれつでね。あと、時間がないというのは一番問題ですよね。計画が見えてきて、直前になって急にこの土砂だけ取ってよという、こういうやり方はいかがかなと思います。ただ、そういうふうに進めるのであれば、それなりに明石がもっと強気でいってもらわなあかんのじゃないかなと思ってます。まあ、慎重に御検討頂けたらなと思います。 ○尾倉あき子委員長  ほかにございますか。  ないようですので、質問を終わります。  報告事項7件を聞いたことを御確認ください。  その他の項ですが、次回に行います。  理事者入替えのため、暫時休憩をいたします。  再開は午後2時20分です。                              午後 1時23分 休憩                            ―――――――――――――                              午後 2時19分 再開 ○尾倉あき子委員長  それでは、総務常任委員会を再開します。  当初予算関係の付託された議案の審査です。  議案は2件です。  議案第32号、令和3年度明石市一般会計予算〔分割付託分〕を議題に供します。  議案の説明を求めます。  箕作財務部長兼財務室長。 ○箕作財務部長兼財務室長  財務部長兼財務室長の箕作でございます。  議案第32号、令和3年度明石市一般会計予算〔分割付託分〕につきまして御説明させていただきます。  私からは、当委員会に付託された事項のうち、本文並びに歳入につきまして説明させていただきます。  議案書の一般1ページをお願いいたします。  第1条、歳入歳出予算でございますが、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,195億1,277万5,000円にしようとするものでございます。  なお、歳入歳出予算のうち、当委員会に付託された事項につきましては、歳入歳出予算事項別明細書によりまして後ほど説明させていただきます。  第2条、債務負担行為でございます。債務負担行為の設定のうち、当委員会に付託された事項につきましては、第2表、債務負担行為によりまして後ほど説明させていただきます。  第3条、地方債でございます。第3表、地方債によりまして、これも後ほど説明させていただきます。  第4条、一時借入金につきましては、一時借入金の借入れの最高額を50億円と定めようとするものでございます。  第5条、歳出予算の流用につきましては、人件費に限り同一款内で各項の流用ができますよう、お願いするものでございます。  9ページをお願いいたします。  第2表、債務負担行為でございます。一番下の新中崎分署棟設計業務委託につきましては、新中崎分署棟を整備するための設計委託料を、令和3年度及び令和4年度の2か年で契約を行う必要があるため、令和4年度負担分について、記載のとおりの期間及び限度額で債務負担行為を設定するものでございます。  10ページをお願いいたします。  第3表、地方債でございます。記載の26事業につきまして地方債を起債しようとするものでございます。限度額合計で130億7,650万円を予定しております。主なものにつきまして、説明させていただきます。  1項目めの西明石活性化プロジェクト事業につきましては、西明石駅南側、六甲バター工場跡地などにおける駅前広場などの整備のための測量調査などに係る市債でございます。1つ飛びまして、コミュニティ文化施設整備事業につきましては、生涯学習センターの子午線ホール音響設備改修などに係る起債でございます。市民会館施設整備事業につきましては、市民会館の設備等改修などに係る起債でございます。1つ飛びまして、庁舎整備事業につきましては、市役所新庁舎整備に係る実施設計などの起債でございます。社会福祉施設整備事業につきましては、待機児童対策として新規に開設予定の私立保育所・こども園などの整備費の助成、並びに高齢者福祉施設整備などに係る市債でございます。1つ飛びまして、清掃施設整備事業につきましては、明石クリーンセンター焼却施設、破砕選別施設の保全工事費などに係る市債でございます。6つ下の海岸整備事業につきましては、明石港西外港防潮堤周辺整備事業などに係る市債でございます。道路整備事業につきましては、江井ヶ島松陰新田線をはじめ、市内各地域の市道の改修、整備に係る市債でございます。交通安全施設整備事業につきましては、西明石の南畑踏切に係る歩道橋設置をはじめ、市内通学路安全対策工事費、市内各所の橋りょう点検委託、補修工事費、歩道整備事業費などに係る市債でございます。都市計画事業につきましては、大久保駅前土地区画整理事業費、JR駅ホーム安全対策事業費、山手環状線街路整備事業費などに係る市債でございます。公園整備事業につきましては、17号池公園整備事業費、公園灯のLED化などに係る市債でございます。消防施設整備事業につきましては、消防車両の更新、新中崎分署棟整備事業費などに係る市債でございます。義務教育施設整備事業につきましては、小中学校の施設改修工事費などに係る市債でございます。1つ飛びまして、幼稚園施設整備事業につきましては、園舎外壁改修等整備事業に係る起債でございます。社会教育施設整備事業につきましては、埋蔵文化財収蔵庫整備事業費などに係る市債でございます。学校給食施設整備事業につきましては、沢池小給食室整備費などに係る市債でございます。臨時財政対策債につきましては、普通交付税の振替措置として発行が認められる市債でございます。  なお、それぞれの限度額、起債の方法、利率、償還の方法につきましては、記載のとおりでございます。  続きまして、歳入歳出予算事項別明細書により、当委員会に付託されました事項について説明させていただきます。  16ページ、17ページをお願いいたします。  歳入でございます。  1款 市税につきましては、総額で417億5,660万円を見込んでおりまして、対前年度比で21億8,230万円の減少、マイナス5.0%となっております。  各税目の主なものにつきまして説明させていただきます。  1項 市民税、1目 個人につきましては、給与所得の減少による所得割の減などにより、対前年度比で7億2,900万円の減少、マイナス4.3%を見込んでおります。  2目 法人につきましては、法人税割で事業収益の減少、並びに税率の引き下げによる減などにより、対前年度比で11億4,300万円の減少、マイナス40.7%を見込んでおります。  2項、1目 固定資産税につきましては、事業収入が減少した中小企業に対する軽減措置による減などによりまして、対前年度比で2億5,700万円の減少、マイナス1.5%を見込んでおります。  20ページ、21ページをお願いいたします。  7項、1目 都市計画税でございますが、固定資産税と同様に、事業収入が減少した中小企業に対する軽減措置などによる減により5,300万円の減少、マイナス1.5%を見込んでおります。  22ページ、23ページをお願いいたします。  2款 地方譲与税から34ページ、35ページの8款 自動車税環境性能割交付金までにつきましては、令和2年度収入見込みを基準に地方財政計画及び県税徴収見込みなどを参考に積算しております。  36、37ページをお願いいたします。  9款、1項、1目 地方特例交付金につきましては、住宅借入金等特別控除の実施に伴う個人市民税の減収分がこの交付金により補填されております。3,800万円の増加、プラス1.1%を見込んでおります。  2款、1目 新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金でございますが、市税の固定資産税及び都市計画税における中小企業への軽減措置に係る国の財源措置でございます。  38、39ページをお願いいたします。  10款、1項、1目 地方交付税でございます。対前年度比で12億円の増、プラス1.0%を見込んでおります。内訳といたしましては、普通交付税が人口の増加に伴う基準財政需要額の増によりまして12億円の増加の117億円を、また、特別交付税は前年度と同額の4億円を見込んでおります。  44、45ページをお願いいたします。  13款 使用料及び手数料、1項 使用料、1目、1節 総務使用料のうち、庁舎前駐車場使用料につきましては、記載の額を見込んでおります。  5目、1節 商工使用料の市民広場使用料につきましては、市民広場の利用料収入に係る使用料でございます。天文科学館使用料につきましては、天文科学館の観覧料、駐車場利用などに係る使用料でございます。  7目 教育使用料でございますが、次の46、47ページをお願いいたします。4節 社会教育使用料でございますが、図書館使用料につきましては、西部図書館会議室の貸室料などに係る使用料でございます。  2項 手数料、1目、1節 総務手数料のうち、市税証明手数料、市税督促手数料及び車の臨時運行許可手数料につきましては、それぞれの発行などに係る手数料でございます。  5目、1節 消防手数料でございます。危険物製造所等許可手数料につきましては、設置許可申請などの手数料となっております。  50ページ、51ページをお願いいたします。  14款 国庫支出金のうち、2項 国庫補助金、1目 総務費国庫補助金、1節 総務管理費補助金でございますが、社会保障・税番号制度システム整備費補助金につきましては、自治体間で共同利用されている中間サーバー等の運用経費に対する補助金でございます。説明欄一番下の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金につきましては、令和2年度交付決定分のうち、国の繰越手続を経て、令和3年度のあかし生活・地域経済応援キャンペーン事業などに活用するものでございます。  62ページ、63ページをお願いいたします。  15款 県支出金、2項 県補助金、1目 総務費県補助金、1節 総務管理費補助金のうち、消費者行政活性化事業補助金につきましては、消費者教育、消費者啓発に係る事務費に対する補助金でございます。次の兵庫県市町振興支援交付金につきましては、コミュニティバスの運行経費などに基づき交付されるものでございます。  68、69ページをお願いいたします。  7目 消防費県補助金、1節 消防施設整備費補助金でございますが、石油貯蔵施設立地対策等交付金につきましては、石油貯蔵施設の隣接市町に交付されるものでございまして、消防署の資機材の更新などの財源となっております。  70ページ、71ページをお願いいたします。  3項 委託金、1目 総務費委託金でございます。1節 選挙費委託金でございますが、衆議院議員及び兵庫県知事の任期満了に伴う選挙執行経費、在外選挙人の名簿登録事務に係る委託金でございます。2節 徴税費委託金でございますが、県民税の徴収事務に対する交付金でございます。3節 統計調査費委託金でございますが、経済センサスなど記載の各種統計調査事務に対する委託金でございます。  72、73ページをお願いいたします。  6目、1節 消防費委託金でございますが、液化石油ガス設備工事届の受理などの危険物取扱県移譲事務に対する交付金でございます。  74、75ページをお願いいたします。  16款 財産収入、1項 財産運用収入、1目 財産貸付収入、1節 土地建物貸付収入のうち、説明欄記載の土地貸付収入でございますが、旧土地開発公社から代物弁済を受けた土地を活用した土地貸付収入のほか兵庫県水産会館の敷地料など、32件の土地貸付収入でございます。1つ飛びまして、大蔵海岸民活施設用地貸付収入につきましては、民活施設用地4区画の貸付収入でございます。  2目 基金運用収入、1節 利子及び配当金のうち、1項目めの財政基金積立金利子から7項目めの庁舎建設基金積立金利子までにつきましては、各基金の運用利子でございます。  2項 財産売払収入、1目 不動産売払収入、1節 土地建物売払収入でございますが、旧里道や水路などの用途廃止分の処分による収入でございます。  2目、1節 物品売払収入につきましては、不要物品の売払収入を計上しております。  76、77ページをお願いいたします。  17款、1項 寄附金、1目 総務費寄附金、1節 総務管理費寄附金でございますが、地域活動(財産区)補助事業費寄附金につきましては、自治会の備品購入、修繕費などに対する各財産区からの寄附金でございます。次のふるさと納税寄附金につきましては、前年度から1億1,000万円増を見込んでおります。明石にじいろ基金寄附金につきましては、LGBTQ+/SOGIE施策推進に関する寄附金でございます。  4目、1節 消防費寄附金でございますが、消防団施設整備事業費寄附金につきましては、詰所整備に対する財産区からの寄附金でございます。  78、79ページをお願いいたします。  18款 繰入金、1項 基金繰入金、1目、1節 財政基金繰入金につきましては、対前年度比で1億円増の25億円を計上しております。  2目、1節 減債基金繰入金につきましては、対前年度比で8,000万円減の4億1,000万円を計上いたしております。  なお、特別会計等財政健全化基金を含めました3基金の取崩し額につきましては、新型コロナウイルス感染症対策経費などの増加がございますが、前年度とほぼ同額の29億1,000万円となっております。  4目、1節 大蔵海岸民活施設用地管理基金繰入金につきましては、事務費相当額を繰り入れるものでございます。  5目、1節 企業版ふるさと納税地方創生基金繰入金につきましては、まちなか図書館設置に伴う図書等購入経費相当分を繰り入れるものでございます。  2項、1目、1節 財産区繰入金につきましては、大久保町大窪の中池の土地処分などに伴う事務費相当分を繰り入れるものでございます。  80ページ、81ページをお願いいたします。  19款 諸収入、1項 延滞金、加算金及び過料、1目、1節 延滞金につきましては、市税の延滞金収入でございます。  2項、1目 市預金利子、1節 預金利子でございますが、金融機関預金利子につきましては、歳計現金の運用利息でございます。  3項 貸付金元利収入、8目、1節 犯罪被害者貸付金元金収入でございますが、犯罪被害者への支援として貸付けを行っている貸付金の返還金収入でございます。  4項 雑入、1目、1節 滞納処分費につきましては、市税の滞納処分に係る収入でございます。  2目、1節 雑入でございますが、説明欄1つ目の情報処理事務等負担金につきましては、国民健康保険や介護保険事業特別会計などからの負担金収入でございます。次の派遣職員給与費等負担金につきましては、兵庫県等への派遣職員の給与費負担金収入でございます。健康診断助成金につきましては、職員の健康診断に係る兵庫県市町村職員共済組合からの助成金収入でございます。契約事務に係る水道局負担金及び庁舎維持管理分担金につきましては、水道事業会計などからの負担金収入でございます。市町村振興協会交付金につきましては、サマージャンボ宝くじやハロウィンジャンボ宝くじなどの収益金の配分金でございます。  82、83ページをお願いいたします。  説明欄の下から4項目めでございますが、消防団員等公務災害補償等共済基金収入につきましては、消防団員の退職報償金に対する共済基金からの収入でございます。広告料収入につきましては、庁舎内の自動販売機設置やモニター広告などに係る収入でございます。行政財産使用料につきましては、市内の各施設などにおきまして、電柱、食堂、喫茶などの使用を許可したものに係る使用料収入でございます。その他雑入につきましては、光熱水費負担金や物品販売収入でございます。  84、85ページをお願いいたします。  20款、1項 市債、1目、1節 総務債でございます。説明欄記載の西明石活性化プロジェクト事業債でございますが、駅前広場などの整備のための測量調査などに係る市債でございます。地域防犯事業債につきましては、市管理施設への防犯カメラ設置に係る市債でございます。市民センター施設整備事業債でございますが、市有施設包括管理業務委託で実施の施設改修に係る市債でございます。  86、87ページをお願いいたします。  7目、1節 消防債でございます。消防施設整備事業債につきましては、消防ポンプ自動車、高規格救急車の更新費及び新中崎分署棟の整備や消火栓の整備に係る市債でございます。防災基盤整備事業債の消防団施設整備事業につきましては、消防団詰所の整備及び消防団車両の更新に係る市債でございます。  8目 教育債、6節 社会教育債のうち、図書館施設整備事業債でございますが、図書館システムの機器更新に係ります市債でございます。  9目、1節 臨時財政対策債につきましては、普通交付税の振替財源として発行が認められている市債でして、対前年度比で23億円増を見込んでおります。この償還額は後年度の普通交付税で措置されております。  以上で、歳入の説明を終わらせていただきます。
    ○尾倉あき子委員長  西海議会局次長。 ○西海議会局次長  議会局次長の西海でございます。  引き続きまして、歳出について御説明申し上げます。  一般の88ページ、89ページをお願いいたします。  1款、1項、1目 議会費でございますが、これは、議会運営に要する経費でございます。主な内容といたしましては、議員報酬や議会局職員の給与のほか、議会運営事業につきましては、各議長会等への出席旅費や負担金、政務活動費、市議会だよりの発行に要する経費のほか国際交流事業などでございます。また、本会議・委員会等運営事業につきましては、本会議・委員会の記録作成や会議録検索システムの運用、タブレット端末の利用料、各委員会の行政視察などに要する経費でございます。  以上で、1款 議会費の説明を終わらせていただきます。 ○尾倉あき子委員長  久保井総務管理室長兼法務担当課長。 ○久保井総務管理室長兼法務担当課長  総務管理室長兼法務担当課長の久保井でございます。  引き続き、私からは、2款 総務費のうち、1項 総務管理費、及び2項 徴税費につきまして、当委員会に付託されております事項を御説明申し上げます。  90ページ、91ページをお願いいたします。  1項 総務管理費、1目 一般管理費でございますが、主なものといたしまして、一般管理事務事業につきましては、平成30年度より実施しております包括外部監査に係る委託料のほか、全庁に関わる庶務事務を行う経費でございます。安全管理事務事業につきましては、市管理施設等の安全対策の検証や職員の安全意識の向上に関する研修のほか、暴力団排除及び不当要求行為防止などに要する経費でございます。地域防犯事務事業につきましては、市民向けの防犯講座の実施や明石防犯協会への活動支援、並びに市管理施設等への防犯カメラの設置などに要する経費、電子計算処理システム管理運営事業につきましては、電子計算処理に係る総合的・統一的なシステムの管理運用経費、並びに社会保障・税番号制度に対応するための経費、情報化基盤整備事業につきましては、パソコンやネットワーク等の更新、維持管理、セキュリティ対策など情報通信基盤の適正な管理・運用に要する経費でございます。工事検査事務事業につきましては、工事の完成時や中間時における検査の実施など、公共事業の品質確保に要する経費でございます。地域活動(財産区)補助事業につきましては、財産区からの指定寄附による自治会館等の修繕や備品購入等に対する地元自治会への補助でございます。財政健全化推進事業につきましては、事務事業の見直しや公有財産の有効活用等の推進に向けての市議会、市民等との意見交換に要する経費でございます。秘書事務事業につきましては、庁内外との連絡・調整など秘書事務一般に要する経費、市政功労等表彰事業につきましては、市政への功労者等に対し、その功績に感謝と敬意を表するため、市制記念日に実施する表彰式の開催に要する経費でございます。犯罪被害者等支援事業につきましては、全ての市民が安心して暮らせるまちづくりを進めていくため、支援金の支給などの犯罪被害者等に対する支援及び将来のセーフティーネット施策の推進に要する経費でございます。  92ページ、93ページをお願いします。  2目 人事管理費でございますが、人事管理事務事業につきましては、人材育成型人事制度に基づいた職員採用試験や昇格試験の実施など、職員の人事管理に要する経費、職員安全衛生事業につきましては、定期健康診断やメンタルヘルス対策など、職員の健康管理や職場の安全確保等に要する経費でございます。  3目 研修厚生費でございますが、主なものといたしまして、能力開発支援事業につきましては、新規採用職員研修をはじめとする階層別研修のほか、外部機関への派遣研修など、職員研修に要する経費、職員厚生事業につきましては、職員の健康増進や福祉の向上を図るための職員の福利厚生に要する経費でございます。  4目 文書広報費でございますが、主なものといたしまして、文書管理事務事業につきましては、タブレット端末等の利用料、市民への文書の郵送や市民センター等との逓送などに要する経費、法制事務事業につきましては、訴訟等に係る弁護士への報償や例規類集の編さんなどに要する経費でございます。広報刊行物発行事業につきましては、広報あかしの発行などによる市政情報の提供に要する経費、広報番組放送事業につきましては、明石ケーブルテレビによる市政情報の提供に要する経費、ホームページ管理運営事業につきましては、市のホームページなどによる市政情報の提供に要する経費でございます。シティセールス事業につきましては、東京2020オリンピック・パラリンピック聖火リレー関連、及び日本標準時子午線制定135周年記念イベントの事業経費や市の魅力や特色ある施策を市内外に広くPRするために要する経費でございます。ふるさと納税促進事業につきましては、寄附の促進に向けた取組に要する経費でございます。市民相談事業につきましては、弁護士による法律相談など各種の相談業務をはじめ無戸籍者支援及び離婚等の子供の養育支援などの取組に要する経費でございます。行政オンブズマン事業につきましては、市民からの苦情を公正・中立的な立場で適切に処理するためオンブズマンへの報酬など、行政オンブズマン制度の運用に要する経費でございます。  94、95ページをお願いいたします。  5目 財政管理費でございますが、予算編成など財政運営の事務や、電子入札システムの運用など契約の事務に要する経費でございます。  6目 会計管理費でございますが、円滑で適正、かつ効率的な会計事務処理を推進するため、出納事務及び決算書作成など会計室の事務に要する経費でございます。  7目 財産管理費でございますが、主なものといたしまして、庁舎維持管理事業につきましては、施設の補修や設備等の保守点検など庁舎の維持管理に要する経費、市有施設包括管理事業につきましては、小中学校や市民センターなどの施設の設備点検や清掃、修繕等の業務に関して複数施設分を一括して発注する経費でございます。市有財産管理事業につきましては、市有地の測量など市有財産の維持管理や売却に要する経費、財政基金積立金から庁舎建設基金積立金までにつきましては、それぞれ記載の基金の運用益の積立てを行うものでございます。  96ページ、97ページをお願いします。  8目 企画費でございますが、主なものといたしまして、企画・調査事務事業につきましては、工場緑地の在り方や高齢者等の移動支援の在り方など、市の重要施策の企画・調査・研究等に要する経費、広域行政事務事業につきましては、県内市町との連携や都市間交流を推進するために要する経費でございます。インクルーシブ施策推進事業につきましては、誰一人取り残されることなく、全ての人が大切にされるインクルーシブ社会を実現するため、条例制定に向けた取組に要する経費でございます。LGBTQ+/SOGIE施策推進事業につきましては、SOGIEに関する理解促進のための啓発事業に要する経費や明石にじいろ基金への積立てに要する経費でございます。都市開発一般事務事業につきましては、持続可能なまちづくりに向け、市内各地域の資源や特性を踏まえた計画などの検討に要する経費、西明石活性化プロジェクト事業につきましては、旧国鉄清算事業団用地等の活用に関する検討のための経費でございます。  98ページ、99ページをお願いします。  11目 男女共同参画・生活対策費でございますが、計量事務事業につきましては、特定計量器の定期検査等に係る経費、消費生活対策事業につきましては、消費生活に係る啓発、教育事業及び相談業務等に要する経費でございます。  102ページ、103ページをお願いします。  17目 公平委員会費でございますが、これは、公正な任命権行使の保障と職員の権利利益の保護のために設置された公平委員会の運営に要する経費でございます。  104ページ、105ページをお願いいたします。  18目 諸費でございますが、これは、国県補助金精算等の償還金でございます。  続きまして、2項 徴税費につきまして御説明申し上げます。  1目 税務総務費でございますが、税務事務事業につきましては、固定資産評価審査委員会の運営に要する経費でございます。  2目 賦課徴収費でございますが、市税賦課徴収事務事業につきましては、市県民税課税業務、固定資産評価業務など市税の賦課及び収納に関する業務委託、市税過誤納金の還付・充当などに要する経費でございます。  1項 総務管理費、及び2項 徴税費の説明は、以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  今井選挙管理委員会事務局長兼課長。 ○今井選挙管理委員会事務局長兼課長  選挙管理委員会事務局長兼課長の今井でございます。  続きまして、2款 総務費のうち、4項 選挙費につきまして御説明させていただきます。  一般の106ページ、107ページを御参照願います。  1目 選挙管理委員会費につきましては、選挙管理委員の報酬や旅費、その他選挙管理委員会の運営に要する経費でございます。  108、109ページをお願いいたします。  2目 選挙啓発費につきましては、選挙啓発紙しろばら明石の発行など、明るい選挙推進事業に要する経費でございます。  3目 衆議院議員選挙費でございますが、令和3年10月21日任期満了に伴います衆議院議員の選挙の管理執行に係る経費でございまして、主なものとして、投票所の入場券の作成やポスター掲示場の設置に係る業務の委託料などでございます。  4目 兵庫県知事選挙費でございますが、令和3年7月31日任期満了に伴います兵庫県知事選挙の管理、執行に係る経費でございまして、主なものとして、投票所の入場券の作成、ポスター掲示場の設置に係る業務委託などでございます。  以上で、4項 選挙費についての説明を終わらせていただきます。 ○尾倉あき子委員長  久保井総務管理室長兼法務担当課長。 ○久保井総務管理室長兼法務担当課長  総務管理室長兼法務担当課長の久保井でございます。  引き続きまして、5項 統計調査費につきまして御説明申し上げます。  110ページ、111ページをお願いいたします。  1目 統計調査総務費でございますが、市勢統計調査等に要する経費でございます。  2目 基幹統計調査費でございますが、説明欄の上から5つ目の経済センサス事業など、各種統計調査に要する経費でございます。  5項 統計調査費の説明は、以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  石田監査事務局長兼課長。 ○石田監査事務局長兼課長  監査事務局長兼課長の石田でございます。  それでは、監査委員費について御説明申し上げます。  112ページ、113ページをお願いいたします。  2款 総務費、6項、1目 監査委員費につきましては、監査事務及び職員給与費に要する経費でございます。監査事務事業につきましては、地方自治法等の法令に基づき各種監査・審査等を行うもので、主な内容として、非常勤の監査委員3名分の報酬、各種研修会への参加旅費、事務用消耗品費などでございます。  2款 総務費の説明は、以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  山田SDGs推進室長兼課長。 ○山田SDGs推進室長兼課長  SDGs推進室長兼課長の山田でございます。  続きまして、6款 商工費と7款 土木費につきまして御説明申し上げます。  158ページ、159ページをお願いいたします。  6款、1項 商工費、5目 観光費でございますが、観光協会支援事業につきましては、明石観光協会の運営事業に対する支援に要する経費でございます。あかし市民広場管理運営事業につきましては、あかし市民広場の管理運営に要する経費でございます。あかし案内所管理運営事業につきましては、あかし案内所の管理運営に要する経費でございます。  6目 天文科学館費でございますが、天文科学館運営事業につきましては、日本標準時制定135周年を記念したオリジナルグッズやホームページリニューアルに要する経費でございます。天文科学館施設維持管理事業につきましては、施設の修繕など、施設の維持管理に要する経費でございます。プラネタリウム・展示事業につきましては、時に関する記念講演会や特別展の開催などに要する経費でございます。  162、163ページをお願いいたします。  7款 土木費、1項 土木管理費、4目 海岸海域整備事業対策費でございますが、大蔵海岸民活施設用地管理事業につきましては、民活施設用地のリース料などに要する経費でございます。  7款 土木費の説明は以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  河谷総合安全対策室長兼地域防災担当課長。 ○河谷総合安全対策室長兼地域防災担当課長  総合安全対策室長兼地域防災担当課長の河谷でございます。  引き続きまして、8款 消防費について御説明申し上げます。  一般の178ページ、179ページを御参照願います。  8款、1項 消防費、1目 常備消防費でございますが、消防局及び消防署が執行する消防・救急・救助業務及び消防庁舎の維持管理などに要する経費でございます。  179ページの説明欄6行目、消防局施設維持管理事業につきましては、消防庁舎及び防災センターの光熱水費、施設設備の保守点検など、施設の維持管理に要する経費でございます。職員採用・安全衛生・研修事業につきましては、消防職員の採用及び定期健康診断、防火服の更新、消防学校等の入校負担金などに要する経費でございます。1つ飛びまして、消防車両維持管理事業につきましては、消防車両の定期点検などに要する経費でございます。消防通信施設維持管理事業につきましては、高機能消防司令センターのシステム保守料、通信機器修繕料や電話通話料などに要する経費でございます。1つ飛びまして、救急高度化事業につきましては、救急救命士の養成のほか、高度救急用資機材の整備などに要する経費でございます。2つ飛びまして、消防署施設維持管理事業につきましては、消防署のほか、朝霧から二見までの6か所の消防分署に係る光熱水費、修繕料など、施設の維持管理に要する経費でございます。  2目 非常備消防費でございます、消防団8分団50班の運営及び団活動に要する経費でございます。説明欄の上から3行目の消防団活動事業につきましては、消防団員の年報酬、出動報酬、退職報償金のほか、消防団車両の定期点検などに要する経費でございます。  180ページ、181ページを御参照願います。  3目 消防施設費でございますが、消防活動体制の充実、強化に向けた消防施設の整備に要する経費でございます。説明欄の上から5行目の、消防団施設整備事業につきましては、消防団詰所の修繕や金ヶ崎班の小型動力ポンプ付積載車の更新などに要する経費でございます。消防車両整備事業につきましては、常備消防が使用する消防ポンプ自動車1台及び高規格救急車1台の更新に要する経費でございます。  4目 水防費でございますが、水防活動及び水難救助に要する経費でございます。  182ページ、183ページを御参照願います。  5目 災害対策費でございますが、備蓄物資や食料品の更新などの購入などに要する経費でございます。  以上で、8款 消防費に係る説明を終わらせていただきます。 ○尾倉あき子委員長  山田SDGs推進室長兼課長。 ○山田SDGs推進室長兼課長  SDGs推進室長兼課長の山田でございます。  続きまして、9款 教育費につきまして御説明申し上げます。  194、195ページをお願いいたします。  9款 教育費、7項 社会教育費、1目 社会教育総務費でございますが、本のまち明石推進事業につきましては、(仮称)明石まちなか図書館の実施など、本のまちづくりの推進に要する経費でございます。  196ページ、197ページをお願いいたします。  2目 図書館費でございますが、図書館運営事業につきましては、TRC・長谷工・神戸新聞グループを指定管理者とした図書館の管理運営に要する経費などでございます。  9款 教育費の説明は、以上でございます。 ○尾倉あき子委員長  箕作財務部長。 ○箕作財務部長兼財務室長  財務部長兼財務室長の箕作でございます。  引き続きまして、10款 公債費から12款 予備費までにつきまして御説明させていただきます。  202ページ、203ページをお願いいたします。  10款、1項 公債費、1目 元金でございますが、1項目めの長期債元金償還金につきましては、市債の償還元金でございまして、前年度との比較では、市税等の猶予特例債や臨時財政対策債の償還が増加したことなどにより、8億8,000万円の増となっております。  2目 利子でございますが、1項目めの長期債利子、並びに2項目めの起債前借及び一時借入金利子につきましては、市債の償還利子などでございます。前年度の比較では、借入利率の低下などにより7,800万円の減少となっております。  204、205ページをお願いいたします。  11款 諸支出金、1項 公営企業費、1目 水道事業費につきましては、水道事業会計への繰出金でございまして、独り暮らし高齢者に対する水道料金の減免などに係るもの、並びに消火栓の新設や維持、補修に対する繰出金でございます。  2目 下水道事業費につきましては、下水道事業会計への繰出金でございまして、雨水処理経費に係るものや、独り暮らし高齢者に対する下水道料金の減免などに係るものに対する繰出金でございます。  206ページをお願いいたします。  12款、1項、1目 予備費でございますが、前年度と同額の1億円を計上しております。  以上で、議案第32号、令和3年度明石市一般会計予算〔分割付託分〕のうち、当委員会に付託された事項の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます ○尾倉あき子委員長  説明は終わりました。  質疑及び採決は、次回行います。  次に移ります。  議案第35号、令和3年度明石市財産区特別会計予算を議題に供します。
     議案の説明を求めます。  小西参事兼公有財産担当課長。 ○小西参事(公共施設担当)兼公有財産担当課長  参事兼公有財産担当課長の小西でございます。  議案第35号、令和3年度明石市財産区特別会計予算につきまして御説明申し上げます。  議案書、財の1ページをお願いいたします。  第1条、歳入歳出予算の総額でございますが、歳入歳出をそれぞれ64億1,422万5,000円としようとするものでございます。第2項、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、次ページからの第1表 歳入歳出予算によります。  具体的な内容につきましては、事項別明細書、及び別にお配りしております総務常任委員会資料により御説明させていただきます。  歳入でございますが、事項別明細書の財の22、23ページをお願いいたします。  1款 相生町外14ケ町村財産区収入から、財産区は28款までありますが、28款 船町財産区収入まで、それぞれ各財産区の歳入のほとんどは前年度からの繰越金でございます。そのほか財産区によっても違いますが、歳入の主なものといたしましては、土地貸付収入や財産区立会館の使用料、預金利息等がございます。  具体的な例といたしまして、財の24、25ページをお願いいたします。  24ページの2款 大蔵谷村財産区収入でございますが、1項 使用料及び手数料は、電柱の設置等に伴う土地使用料でございます。  2項 財産収入は、土地の貸付けや売払いに係る収入でございます。  3項 繰越金は、前年度からの繰越金でございます。  4項 諸収入は、預金利子でございます。  先ほど申しましたとおり、財産区収入のほとんどは、各財産区おおむね共通いたしておりますが、1項 使用料及び手数料と2項 財産収入のない財産区もございます。  歳出でございますが、例といたしまして、財の80、81ページを御覧ください。  左側のページ、80ページの2款 大蔵谷村財産区費でございますが、1項 総務費、1目 一般管理費は、主に財産区管理会の運営に要する経費でございます。  2目 財産管理費は、ため池等、財産区が持っております財産の管理運営に要する経費でございます。  2項 諸支出金、1目 諸費は、一般会計への寄附等に要する経費でございます。  これらにつきましても、歳入と同様に各財産区におおむね共通するものでございます。  続きまして、主な各財産区の歳入歳出予算につきまして、委員会資料、令和3年度明石市財産区特別会計予算説明資料により説明させていただきます。  1の歳入でございますが、各財産区に共通する前年度繰越金以外の歳入といたしましては、9款 西脇村財産区のほか、4つの財産区収入がございます。これは、財産区が持っております財産を処分することで生じる土地売払収入でございます。  次に、2の歳出でございますが、内容の欄に記載しておりますとおり、財産区から市の一般会計への指定寄附が主なものとなっております。指定寄附につきましては、自治会集会所の修繕や防犯カメラなどの備品購入のほか、消防団詰所新築に係る地元負担金など、地元自治会への寄附金でございます。  そのほか、財産区が持っております土地処分に伴う一般会計への繰出金や水利補償金、財産区立会館の耐震診断等に係る経費、財産区有土地の工事に係る経費などがございます。  主な財産区ごとの内容につきましては、記載のとおりでございます。  最後に、事項別明細書にお戻りいただきたいと思います。  財の134ページ、135ページをお願いいたします。  29款 予備費でございますが、各財産区の歳入から歳出を引いた額でございまして、合計額は56億5,253万円となっております。  以上が令和3年度明石市財産区特別会計予算の内容でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾倉あき子委員長  議案の説明は終わりました。  質疑及び採決は、次回行います。  次に挨拶ですが、挨拶も次回行います。  以上で、総務常任委員会を閉会します。  次回の委員会は、3月17日、水曜日、午前10時から行いますので、よろしくお願い申し上げます。  お疲れさまでした。                           午後3時15分 閉会  以上は、本委員会の記録であることを証するため、明石市議会委員会条例第20条の規定により押印する。                        総務常任委員会                        委員長  尾 倉 あき子...