明石市議会 > 2019-03-15 >
平成31年生活文化常任委員会( 3月15日)

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  1. 明石市議会 2019-03-15
    平成31年生活文化常任委員会( 3月15日)


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    平成31年生活文化常任委員会( 3月15日)                            生活文化常任委員会記録                          平成31年3月15日(金)                          於   大会議室     ----------------------------------- 〇出席委員(7人)   辰 巳 委員長             国 出 副委員長   北 川 委 員   宮 坂 委 員   辻 本 委  員   深 山 委 員   坂 口 委 員 〇欠席委員   な  し 〇出席説明員   和田副市長  永野市民生活局長  石角環境部長   吉川農業委員会事務局長  ほか市民生活局の次長・室長・課長 〇議事  (1) 市民生活局(文化・スポーツ室産業振興室、環境室)、農業委員    会関係
      ① 付託された議案の審査      議案(3件)      議案第23号 平成31年度明石市一般会計予算分割付託分〕・・・・ 3      議案第28号 平成31年度明石市農業共済事業特別会計予算・・・・・・18      議案第29号 平成31年度明石市地方卸売市場事業特別会計             予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18   ② その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19  (2) 市民生活局市民生活室市民協働推進室あかし総合窓口・市民    センター)関係   ① 付託された議案の審査      議案(4件)      議案第23号 平成31年度明石市一般会計予算分割付託分〕・・・・20      議案第24号 平成31年度明石市葬祭事業特別会計予算・・・・・・・・・・26      議案第25号 平成31年度明石市国民健康保険事業特別会計             予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27      議案第31号 平成31年度明石市後期高齢者医療事業特別会             計予算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34   ② その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34  (3) 閉会中の所管事務調査事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34                            午前9時57分 開会 ○辰巳委員長  それでは、生活文化常任委員会を開会します。  議事に入ります。  市民生活局、文化・スポーツ室産業振興室、環境室、農業委員会関係の付託された議案の審査に入ります。  議案は3件でございます。  まず最初に、議案第23号、平成31年度明石市一般会計予算分割付託分〕を議題に供します。  説明は受けていますので、質疑に入りたいと思います。よろしくお願いします。  ご質疑、ご意見はございませんか。  辻本委員。 ○辻本委員  ごみ収集運搬委託事業についてお聞きしたいと思います。  事業説明シートを拝見いたしますと、収集運搬業務の一部を新たに民間に委託したこと等による増ということで、前年度比で若干の予算の増額が見られるんですが、このあたりについてお聞きしたいと思います。 ○辰巳委員長  澤田収集業務管理担当課長。 ○澤田収集業務管理担当課長  収集業務管理担当課長の澤田でございます。  委員ご指摘の点でございますが、これは退職が予定されている職員の減に伴いまして新規委託を行わせていただく予定になっております。それに加えまして、今年10月より消費税の増税が予定されております。この約半年分の消費税の増税も加味されております。それと、若干、公共事業の労務単価も上がっておりまして、それを予算設計上、計上させていただきました。それが財務室のほうで若干認められた分がありまして、その分が上乗せされているということでございます。よろしくお願いいたします。 ○辰巳委員長  辻本委員。 ○辻本委員  退職者の関係でふえた部分もあるというところが今、説明の中でございましたけれども、事項別明細書の147ページ、ごみ収集運搬事業のところです。ごみ収集運搬事業ごみ収集運搬委託事業。委託事業のところの予算のほうがかなり多くなっているという状況ですけれども、今後も民間委託の拡大の方向ということで理解していいですか。 ○辰巳委員長  澤田収集業務管理担当課長。 ○澤田収集業務管理担当課長  収集業務管理担当課長の澤田でございます。  年々、退職者によりまして減少しております分はずっと続きまして、委託を続けておりますが、今後、どういった人員が減少していくかどうかということもかなり絡みまして、関係部署との協議、また、人員配置も大きく絡んでくることでございますので、将来の委託につきましては、その辺の関係部署との協議が必要になってくるかと思っております。  今までも既に一斉清掃の収集運搬であるとか、小動物につきましても、できるところは委託を進めてまいっておりますが、人材がまだ確保できる段階は、収集運搬、直営も続けながら、今後の人員配置を見ながら協議してまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。 ○辰巳委員長  辻本委員。 ○辻本委員  退職者不補充で行って、このままずっと行きますと、いずれあれですか、直営での収集事業はできなくなる時期というのは来るんでしょうか。 ○辰巳委員長  澤田収集業務管理担当課長。 ○澤田収集業務管理担当課長  収集業務管理担当課長でございます。  ご指摘のとおり、このまま補充もなく退職者が続きましたら、人員が減ってまいりますので、どこまで直営の収集が可能かというところでございますが、その辺も含めまして、じゃあ全部委託するのかどうか、その方針も絡んでまいります。直営をどこまで残すことが、メリットがあるのか、デメリットがあるのか。その辺の検討も必要になってまいります。  昨今の災害の件も含めまして、自力で収集運搬できる力を持つことも是か非か。そのあたりも検討をする必要がございますので、今の段階では収集できなくなるかどうかというのは、人数からいいますと、ゼロになっていく方向でいきますと、それは、おっしゃるとおり直営での収集ができなくなりますが、それがいいのかどうか、またご判断いただかないといけない時期がやってまいるのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ○辰巳委員長  辻本委員。 ○辻本委員  今も少しお話ありましたけれども、災害が発生したときの対応というところを考えると、やっぱり一定程度、直営でできるような体力を持っておかなければならないだろうなというふうに思いますし、もう阪神大震災から大分たってしまいまして、当時、いろいろと分野にかかわった職員の皆さんともお話しする中で、いろいろと貴重な経験もされているというふうに思いますし、その辺の検証もしっかりとしながら、直営体制もしっかりと残せるようにしていただきたいなというふうに思うところでございます。  次、一般の157ページ、プレミアム付商品券事業についてお聞きいたします。  これは消費税の税率引き上げを前提としたものだろうなというふうに思うところなんですけれども、これ税率の引き上げが中止された場合にはどうなるんでしょうか。 ○辰巳委員長  上田産業振興室長産業政策課長。 ○上田産業振興室長産業政策課長  産業振興室長産業政策課長、上田でございます。  議員ご指摘のとおり、プレミアム付商品券の事業につきましては、消費税の増税があって、それに伴って低所得者の方、あるいは子育て世帯の方が経済的な負担を受けるだろうと。それに対しての対処であるということで、目的が明確に位置づけられております。議員ご指摘のように消費税が上がらないということになれば、この目的が根幹から揺らいでしまうということにはなります。  これを決定していくのは国の判断でございますので、我々としましては、そういう状況になった場合も国の指示を仰ぎたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○辰巳委員長  辻本委員。 ○辻本委員  市でどうこうするということはできないものなんだろうなというふうに思うところでありますが、消費税の税率引き上げについては、先日の新聞報道などでも世論は中止を求める声が今どんどんふえている状況でありますので、増税をして、景気対策の一環として、あるいは子育て世代に対する応援、低所得者に対する生活支援というような意味合いもあるようなんですけれども、景気対策でありますとか、そういう支援が必要であれば、もうそもそも消費税の引き上げは行わなければ一番てっとり早いんじゃないかなというふうに思うところでありますので、ここは我々としても、ちょっと慎重に考えていきたいなというふうに思っているところであります。  それと、次、一般の155ページになるんでしょうか。水産業振興費にかかわる部分だろうと思うんですけれども、春の風物詩とも言えますイカナゴ漁が、もう不漁で大変厳しい状況にあると。去年はタコが不漁だったということで、漁業関係者の方にお聞きしますと、いや、もう今に始まったことじゃないと。もうここ最近ずっともう大変な状況が続いているというふうにお聞きしているところであります。  ある漁協の幹部の方に聞きますと、いろいろとやるのはいいんだけれども、何もしないよりもやったほうがいいのは当然なんだけれども、例えば、畑に種をまくのであれば実もなるかもしれないけれども、アスファルトに一生懸命種をまいているような状態だと。つまり、漁場がかつてのような力がなくなっていると。海がそういう力を持ってないというところでありまして、もう根本部分を改善していかなければならんのちゃうかと。そういうお声もあります。  例えば、ノリの問題なんかでいいますと、色落ちに関して、海はきれいにはなっているんだけれども、きれいな海ではなくて、豊かな海が必要なんやというお声もありまして、それぞれ漁業関係者の方のお話をいろいろお聞きしますと、必要な施策というのは、もっともっとほかの部分にあるんちゃうかなというふうに思うところであります。今回、予算計上されております、例えば、栽培漁業推進事業などで、カレイ、ヒラメ、メバルなどの放流というところが上がってまして、こういうのも非常に重要だと思うんですけれども、今後の水産振興、漁業を根本部分から支援をしていくという意味で、市としてどういう方向性を持たれているのか、お聞きしておきたいと思います。 ○辰巳委員長  福井農水産課長。 ○福井農水産課長  農水産課長の福井でございます。  ただいま議員ご指摘のように、明石を代表するタコ、イカナゴが減ってきているというのは、新聞報道などでもあるように、これは事実でございます。  市としましても、これらに対して何らかの対策をするという必要性については十分、強く感じているところです。  その中で、まず、豊かな海づくりという部分で考えていきますと、海自体の栄養が減ってきているということもございまして、下水道室との連携をとって、栄養塩の管理運転を行っていったりとか、あと、農業者の方、ため池管理者や地元の自治会さんなんかも巻き込んで、ため池のかいぼりとか、ため池の水の一斉放流をして、池にたまっている栄養分そのものを海へ流していって、まず、海の生息環境そのものをよくしていこうというふうな取り組みを、ここ数年、かなり強く力を入れて実施しているところです。  それに合わせまして、まず、海の中で海底耕うんなんかもしまして、土の中にある二枚貝が生息する環境をよくして、タコが主として食べるエサになる二枚貝をふやしたりというような取り組み、あと、漁礁の設置をして、魚の住む環境をよくするというような、海の環境そのものをよくするような取り組みというのを強く今推進しているところでございます。  あと、タコ、イカナゴにつきまして、タコにつきましては、タコつぼの導入というのを例年ずっとやってはおるんですけれども、来年度におきましては、さらに平年度よりもさらに多くのタコつぼを投入できるような予算要求もさせていただいているところでございまして、あと、漁協さんと協力して、とったタコが卵を持ってたら、そのタコについては放流をするというような取り組みについても漁協さんと協力して行っていってます。  イカナゴにつきましては、次の年のイカナゴの漁に対して影響が出ないように、イカナゴの漁の期間を短くするとか、漁をする時期を減らす。とる大きさを規制するというような形で、次の年につながっていくような漁にしていくというような取り組みについても漁業組合さんなんかと協力して強く進めているところです。  効果として、もう来年、再来年すぐに出るかということになると、ちょっと難しいところあるかとは思うんですけれども、こういう取り組みを、地道ではありますが、長年続けていくことによって豊かな海を取り戻していくという取り組みにつなげていきたいと考えています。よろしくお願いします。 ○辰巳委員長  辻本委員。 ○辻本委員  イカナゴは、きのう漁師さんと話していましたら、紀伊水道ではたくさんとれるとか、高砂沖ではとれると。今までとれていたところにいないと。高砂沖のイカナゴというのはどう違うのか、もう一つ我々にはよくわからないんですけれども、形がちょっと違うというようなことも言われておりまして。それと今まで漁師さんが長年、もう何十年も続けてきたけれども、経験したことがないようなことがよく起こっていると。例えば、網を上げたらとんでもない泥ばっかり上がってくるとか、砂地やったはずのところでそういう現象が起こっているとか。いろんな要素があって、そういう問題が起こってきているんだろうなというふうに思います。そういう点では、ノリの問題で下水道室とも連携をとってるというお話もありましたけれども、いろんなところと連携をとっていただいて、どういう問題が発生しているのか、魚のまちとか、漁業のまちというふうに明石市もPRをするところがあると思うんですけれども、そういうPRをするんであればこそ、そういう深いところもしっかりと市としてかかわっていけるようにしていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○辰巳委員長  ほかにございませんか。  宮坂委員。 ○宮坂委員  文化・スポーツ室で1項目と環境室で1項目お聞きしたいと思います。  事項別明細書のページ順でいうと環境室のほうなんですけれども、基本的には147ページの一般廃棄物処理施設整備基金についての質問なんですけれども、一般廃棄物処理施設整備基金について議論をしようと思えば、その前提として、この新施設の整備計画について確認も必要かなと思いますので、まずは前段として149ページの(仮)新明石クリーンセンター建設事業に関連しての話なんですけれども、予算事業説明シートを見ますと、2019年度から3カ年かけまして、基本設計ほか業務委託の実施ということで、ここからかんがみますと、2021年度ごろにその設計ができ上がって、2022年ごろに早ければ着工とかそういうようなスケジュール感になるのかなと推察できるんですけれども、まずはその点について確認をしたいと思います。 ○辰巳委員長  田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長。 ○田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長  環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長の田中でございます。  ご指摘のシートの2020年ごろ、順調にいけばというご指摘かと思うんですけれども。現在、循環型社会形成推進地域計画におきまして、国に届出をしてまして、承認いただいているのは、昨年度から5年間の事業計画の内容を国に承認いただいている状態です。  順調にいけば、ご指摘のようなタイミングで発注、工事までたどり着くかとは思うんですが、現在行っております生活環境影響調査において周辺の自治会のご理解を賜ることが最も重要であると考えておりますので、まずは生活環境影響調査の結果をもって周辺自治会にご理解をいただくと。来年度予定しております基本計画において、さまざまな計画をすることによって、もう少しタイミングが見えてくるかと思います。  以上でございます。 ○辰巳委員長  宮坂委員。 ○宮坂委員  生活環境影響調査の状況によって後ろにずれ込むということもあり得るというような形も理解をさせていただきましたけれども、ただ、3年、4年、5年といった、そういう数年、具体的に何年ということは言えないながらも、一定のそう遠くない時期に着工というような形も見えてきつつある状況かと思うんですけれども、そうなった際に、冒頭申し上げました一般廃棄物処理施設整備基金のほうにかかわってくるんですけれども、そうした一定の近づいてきているという状況の中で、このたびの平成31年度当初予算段階での見込みの残額が8億1,500万円ほどと承知をしておりますけれども、こちらにつきましては、当初、この一般廃棄物処理施設整備基金の条例をこしらえた際に、その事前の生活文化常任委員会理事者説明の中で、平成32年ごろには10億円ぐらい積み立てたいというような趣旨の当時の理事者の発言もあったんですけれども、それから言うと少し積み立てが鈍いといいますか、ちょっと想定とは違ってきているのかなというような理解をするんですが、その点についてのご認識はどうでしょう。 ○辰巳委員長  田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長。 ○田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長  環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長の田中でございます。  委員のご指摘の積立額につきましては、若干当初の目標よりも下回っているというところではございます。その原因につきましては、一般廃棄物処理整備基金への積み立てにつきましては、ごみ発電による余剰電力の売却益が主な財源でございます。平成28年度以降の電力の市場流通価格が下落しておることから、当時の見込みから若干下がっているというところが原因ではないかと推測しております。  以上でございます。 ○辰巳委員長  宮坂委員。 ○宮坂委員  そういう要素もありながらということは一定は理解をしました。  今後なんですけれども、そういう価格変動とか、そういう状況もありながら、そうは言っても、やっぱりちゃんと新施設は建てていかないといけないですし、それに向けての適切な蓄えもしていかなければならない状況かと認識をしてます。  新施設の具体的な事業費については、まだ、まさにこれからの話だろうとは思うんですけれども、これも過去の生活文化常任委員会の議事録の中で一定、200億円とか、そういった数字も出てきておりまして、仮に概算で200億円と仮定した際に、3分の1については国から、循環型社会形成推進交付金だと思いますけれども出ると。で、残りの3分の2のうち9割については起債の充当ができて、それについては交付税措置もあるということだと理解をしてるんですけれども、そうなった際に、仮に200億円として、3分の1を国から出してもらって、残り133億円のうちの9割は起債としたら、残りの1割、約13億3,300万円とか、そういった数字も仮に200億円ということを前提とするならば見えてこようかと思うんですけれども、やはり、そのあたりの具体的な額として視野に入れておく必要があるんじゃないかなと思うんですが、認識をお伺いしたいと思います。 ○辰巳委員長  田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長。 ○田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長  環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長の田中でございます。  新ごみ処理施設の建設事業におきましては、今ご指摘の市費が必要な時期につきましては、建設工事の竣工時には最も必要であると認識しております。竣工時までに、より一層の積み立てを目指す一方で、短期間に一般財源からの多額の支出がないような基金の積み立て方法でありますとか、基金の切り崩し方法ですね。また、より有利な補助金制度なり、新たな助成制度についても今後の検討課題であると認識しております。  以上でございます。 ○辰巳委員長  宮坂委員。 ○宮坂委員  最もお金が必要になってくるのが竣工時期ということで、これは仮定のことになってしまうんですけれども、2022年着工を目指してという状況の中で、そうなった場合、竣工についてはどういった年度的なイメージは、もしお答えできるなら。 ○辰巳委員長  田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長
    田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長  環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長でございます。  竣工時期なんですが、現在の明石クリーンセンターでありますとか、他都市の事例におきましても、一般的には事業開始からおおむね供用開始まで10年ぐらいを要するということで、昨年度の委員会でもご報告させていただいております。  それからしますと、本事業につきましては、今年度から事業を開始しておりますので、そのタイミングでいきますと、おおむね9年後には供用開始ぐらいのタイミングになってこようかと。早ければ、そのタイミングかなと思っております。  以上でございます。 ○辰巳委員長  宮坂委員。 ○宮坂委員  わかりました。  先ほど、1つ前のご答弁で、さまざまなことを検討をされるということですので、この一般廃棄物処理施設整備基金につきましては、9月の本会議の中でも少し言及もしたところなんですけれども、私の認識として、やはり積極的な積み立てが必要だと、そこは意思として持っておりますので、必要な取り組み、検討といいますか、引き続き進めていただきたいなと思っておりますんでよろしくお願いいたします。  続きまして、文化・スポーツ室のほうで、一般の195ページです。  文化財保護調査・啓発事業ということなんですけれども、先般、2月27日に文化財審議会、本年度2回目の文化財審議会が行われまして、当日は本会議の一般質問日と重なっておりましたので傍聴はできませんでしたけれども、新たな市の指定文化財の指定に向けた文化財審議会から教育委員会への答申ということで、一定の方向性が審議会において確認されたと承知をしております。具体的には、魚住町にございます寺山古墳ということになろうかと思いますが、3月20日の教育委員会議における決定を経て、寺山古墳は市の指定文化財に指定される運びというか見込みであると、そういった状況かと認識をしております。  予算審議の場でありますので、予算にかかわることでいいますと、この文化財保護調査啓発事業の事業費の中に、このたび新たに市の指定文化財となる寺山古墳に関連した予算が盛り込まれているとお聞きをしておりますが、まず、ちょっとその中身についてお伺いしたいと思います。 ○辰巳委員長  稲原文化財担当課長。 ○稲原文化財担当課長  文化財担当課長、稲原でございます。  議員ご指摘の寺山古墳に関しまして、このたび、この3月20日の教育委員会で議決がなされれば、この案件が市の指定文化財へ指定されることになりますけれども、この後につきましては、来年度の文化財保護調査・啓発事業の中で、指定された寺山古墳の石室並びに出土品につきまして、より多くの方々に知っていただこうということで、まず、現地に看板を設置させていただきたいと思っております。  それにつきましては、現在も現地に看板を設置しておりますけれども、より具体的に、その中身がわかるようなもの、写真もつけまして、近くには錦が丘小学校もございますので、子どもたちにもわかりやすいような看板設置ということで25万円計上させていただいております。  もう1つは、この指定された中身につきまして、より詳しく知っていただくように、寺山古墳の報告書を作成したいと思っております。これにつきましては、2010年から3カ年かけまして現地の調査をしておりますので、それの調査したときの状況写真とか、あと調査によって出てきました遺物、それから石室の中身につきまして、具体的に、よりわかりやすいものを、図面、写真をつけた報告書を刊行していきたいというふうに考えているところでございます。 ○辰巳委員長  宮坂委員。 ○宮坂委員  看板の設置と報告書の作成ということで、看板につきまして、今、ご答弁もありましたとおり、既に立ってはいるんだけれども、より具体的にということで、私も現在立っている看板については、ちょっと余りにも簡易過ぎるかなというような認識を持っておりましたし、先ごろの文化財審議会のほうでも、有識者の委員から今の看板ではだめだろうというようなご発言もあったということも承知をしておりますので、看板というような形で啓発につなげていただくというのは一歩前進かなと理解をしております。  そもそも、この寺山古墳につきましては、昨年5月に地域のほうからも市の指定文化財への早期の指定についてという形で要望書も出ておりまして、この年度内の指定に何とか、もちろん教育委員会議の議決を経なければなりませんけれども、大きな方向性とすれば年度内にできそうだということで、その点については、この間の関係の皆様のご尽力については敬意を表したいと思います。  一方で、今後の展望なんですけれども、一歩前進という形で先ほども少し発言をさせていただきましたけれども、あわせて要望書の中では、出土品が地域の方々が直接といいますか、目に触れるようにというようなことも要望書の中には盛り込まれておりまして、今回の指定というものも契機に、まずは看板及び報告書が1つの契機にはなるんですけれども、次の展開、さらなる地域の要望も踏まえた今後の展開についてお考えがあればお伺いしたいと思います。 ○辰巳委員長  稲原文化財担当課長。 ○稲原文化財担当課長  文化財担当課長でございます。  ご指摘のとおり、現在は寺山古墳の重要性にかんがみまして、市の指定文化財に指定しようというふうな段階でございます。より広く知っていただくために看板、報告書等で啓発を行っていく所存ではございますけれども、確かに現地のほうは、寺山古墳の石室を現在は地下に埋めて保存しているという状況でございます。ただ、これにつきましても、将来性をかんがみまして、現地の石室も土台をつくって、あければ上から見えるようなガラスのケースを設置してというふうなところまでは検討しているところでございますので、将来に向けまして、また公開のほうの手段を検討してまいりたいというふうには思っておりますけれども、現在のところは、できましたら、この看板の中で地下にそういうふうな石室が埋まってますよというのを視覚的にも見せるような形で検討していきたいというふうには考えているところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○辰巳委員長  北川委員。 ○北川委員  少し、私も2、3、質問させていただきたいことがあるんですけれども。まず、事項別明細書で81ページでしょうか。まず、メガソーラー発電収入なんですね。本市もやはり、CO2削減、再生可能エネルギー、点々ということで取り組んで、民間活力も使って頑張っているのはわかるんですが、この規模がやはり、もうちょっと頑張っていただきたいなと思うんですけれども、今後の見通し、これは新年度に際しまして、今後、どういうふうに進めようとされておられるのか、ちょっとビジョンも教えていただきたいなと思うんです。 ○辰巳委員長  田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長。 ○田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長  環境総務課長の田中でございます。  メガソーラーの今後の事業展開かと思いますが、今年度、南二見のほうで一部、ソーラー発電を民間事業と共同でさせていただいております。今後につきましては、そのような利用できそうな土地があれば、環境総務課として新たな設置も目指していくというところでございます。  以上でございます。 ○辰巳委員長  北川委員。 ○北川委員  わかりました。ぜひこれはどんどん前に向かって頑張っていただきたいんですね。ただ、残念ながら、国の管轄にあるとはいえ、やはり、電力会社がいわゆる売電価格のかたがたで、既に設置されてらっしゃる方々、大変、今、困ってらっしゃる方もおると思うんですが、はね返す意味で、明石市が中心になって勢いよく頑張っていただきたいと思うんです。  提案なんですが、先ほど新しい大きな土地ということで、人工島でありますとか、例えば、この前テレビで、NHKの番組見てましたら、畑、作物があるところに併設して、大体3割ぐらいやったと思うんですけど、ソーラーを張っておったりしました。やはり、明石はこれから春キャベツですとか、また、イチゴなどたくさん名産がありますから、お百姓さんにも、もし堆肥を置くか、まくかもしれませんけど、環境に優しい、子どもさんにも愛され、点々という、そのいろんなパッケージの中でご賛同いただけるような、やっぱりPRなり、また教育委員会とも連携していただいて、子どもたちにもこの再生可能エネルギーが地球環境の中では点々と、そういうことも環境室が主導になって頑張っていただきたいと思うんです。ぜひ、金額的には、これが何か右肩に下がっているようなことを感じることはあるので言いたいこともあるんですが、それは差し控えまして、明るい未来のために頑張るという意味で、もっともっと活力を入れて頑張っていただきたいと。副市長さん、いかがですか、その点は。 ○辰巳委員長  和田副市長。 ○和田副市長  副市長の和田でございます。  委員おっしゃるとおり、環境室を中心に自然環境を守っていこうとか、やさしい社会を明石からということで、そういう方針でまちづくりを進めておりますので、そういった自然に優しい環境づくりの一環として、これは考えていくことが必要かなとは思っております。 ○辰巳委員長  北川委員。 ○北川委員  よくわかりました。ぜひ頑張っていただきたいと思います。  続きまして、99ページでしょうか。  文化博物館運営事業なんですね。やはり、また苦言かもしれんのですが、頑張っていただきたいという意味でちょっと申し上げたいと思います。  2週間ほど前でしょうか。私、ちょっと用事がありまして、自転車で、土曜日だったと思うんです、学校も休みの日。こうぶらっと上ノ丸のほうに行きまして、用事が済んで帰りしな前を通らせていただいたんですが、お昼過ぎだったんですが、ちょっと人の様子がやはり少ないんですね。中にはたくさんいらっしゃったかもしれませんよ。  例えば、よく映画なんかで、これはフィクションかもしれませんけど、ナイトミュージアムという自然博物館がもう大フィーバーするようなきっかけというのは、わくわくする、子どもさんが集まるような、そういうテーマやったと思うんですけども、この私たちの博物館、明石には、例えば、明石原人が昔のお話であったり、明石ゾウ、最近もマンモスも永久凍土からのDNAの採取でこうされておりますけども、そういったロマンを語りながら、子どもたちにもどんどん休日にお母さん、お父さんと来ていただいて、明石のことのみならず、やっぱり歴史の中の明石の原人の何か縄文の1万年前とか、そういう現代社会とは関係のないところの教養の場にしていただくような努力を求めたいと思うんですが、後ほど質問しますけども、まず1点目、新年度に対しまして、新しい事業展開がどのようにされるのかをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○辰巳委員長  野瀬文化振興課長。 ○野瀬文化振興課長兼あかしふるさと図書館長  文化振興課長の野瀬でございます。  新年度の文化博物館の事業展開のお尋ねということで回答させていただきます。  新年度に関しましては、指定管理者のほうで計画を立てておりまして、特別展、あるいは企画展など、そういうふうなものの内容のほうをそれぞれ決めているところでございます。  また、新年度に関しましては、明石市制100周年、あるいは明石城築城400周年というふうな、そういう節目の年でありますので、明石城の公園協会のほうですとか、あとは天文科学館などとのコラボということで、またいろいろと事業を計画しているというところでございます。  以上でございます。 ○辰巳委員長  北川委員。 ○北川委員  よくわかりました。  今、記念事業も含めて、どんどんと多くの方が寄り添っていただけるように、あくまでも本市は公設民営でしてますけども、糸と針が逆になったらあかんわけです。我々がぐっとこう引っ張る意味ちゃいますけども、指定管理を受けてくださった方に問題提起ちゃいますけど、こういうふうなあれでと、こう注文をつける意味ちゃいますけども提案をして、それを形にしていただくようにしていただきたいので今、言ってるんですね。  最後に、これに関しては意見だけというか、ご参考までに。私、思うんですけども、今、エジプトなんかでも新しいツタンカーメンにも関係する方のあれが出てきたりとかしておるんですが、明石でも子どもを中心に探検隊チームみたいな、サークルみたいなそういう教室を開いて、一緒に海辺かもしれませんけど、こんこんと金づちを持ってやるような、そういった実体験でケーブルテレビでも放映していただいたり、ちびっ子隊をつくるとか、そういう夢と可能性を求めるような、きのうの夕刊を見てましても、恐竜のスピノサウルスより大きい恐竜の化石の歯の一部が日本でも見つかったといってなってますから、どんどんどんどんとやっぱりこう、この面に関しましてはノルマの達成とかそんなんありませんけども、明石としてこういう青少年育成にも取り組んでいる。また、高齢者の方にもこういう今までの文化を見ていただいて満喫していただく。その全てのことを、指定管理を受けている方に、どんどん提言していただきたいと思いますので、これは意見でございます。  次、その関連で、天文科学館なんですね。先ほどお話ありましたみたいに、本市の東経135度、日本の標準時、点々ということで、もう一番の自慢は、あの天文科学館だと私は思うんですが、最近、シゴセンジャーですか。やはり頑張っておられます。さらなる展開をしていただきたいので、超低額予算かもしれませんけれども、女の人には恐縮ですけれども、男の子にとりましたら、小学校のときといったら仮面ライダーが大好きで、やっぱり強力な敵が出てこなかったらあかんわけですよ。ウルトラマンもそうです。ガンダムもそうです。シゴセンジャーはいいんですけども、やはり、想像かもしれませんが、館長さん中心にそういった劇場型ちゃいますけども、わくわくしていただいて、夜空の天文、また、はやぶさの世界一の技術、こういったところも含めて頑張っていただきたいんですが、新年度の新しい事業展開はいかがなんでしょうか。 ○辰巳委員長  井上天文科学館長。 ○井上天文科学館長  天文科学館館長の井上でございます。  委員からお話ありましたシゴセンジャーについては、2005年以来、事業展開しておりまして、子どもたちにも大変人気を呼んでるところでございます。今後の天文科学館の展開についてですけども、2020年が天文科学館開館60周年を迎えます。また、その年は時の記念日が制定されまして100周年の年でもございます。それに向けまして、明石から時の話題を発信できるような形で新年度も計画を立てているところでございます。 ○辰巳委員長  北川委員。 ○北川委員  わかりました。計画は確実に進めていただくと。これはまた意見なんですけど、例えば、参考までにユーチューブってあると思うんです。あるユーチューバーの方がおっしゃってました。何ぼ頑張っても伸びませんと、視聴回数。これを伸ばそうと思ったら、子どもの力が要るんですというふうな表現をされてました。例えば、天文科学館と子どもたち、やっぱりお家に帰ってタブレット見たりしますから、プラネタリウムの一部がそれで夜空を見れるソフトありますよね。あれがこう明石市版でできるようにしたりとか、はたまた、わくわくするような星座のギリシア神話ですか、ペルセウスが出てきて、ペガサスがこう飛んでいって、こうやってるような。私はそれ、小さいときはそれを見て、やっぱり何かいいなと思って、何遍も連れていってもらい、夢を感じました。夜空に明石の未来を感じられるような天文科学館にしていっていただきたいということを願って意見にさせていただきます。  以上です。 ○辰巳委員長  ほかにございませんか。  国出副委員長。 ○国出副委員長  1点だけ、質問ということをさせていただきたいと思います。  一般の157ページの中段にございますが、ブランド化事業というやつでございまして、明石鯛とか明石ダコ、この件に関しましては、例年ずっと私も本会議でいろいろと質問をさせていただきまして、今回もまた予算計上されておるわけなんですけれども、これ私自身がずっと一貫して、ぜひ世界に明石のブランドを広めていただきたい。こんな思いで、上田室長ともども、いろいろと協議をさせていただいた経過があるんですけども、来年度の展望等についてぜひお伺いしておきたいと思います。 ○辰巳委員長  上田産業振興室長産業政策課長。 ○上田産業振興室長産業政策課長  産業振興室長でございます。  いつも応援いただきまして、ありがとうございます。  ブランド化事業につきましてですが、この予算の中には、海外販路の分と、それと大方は国内向けの分も計上させております。まず、その点を申し述べておきたいと思います。  海外販路につきましては、従来からマレーシア、それからタイ王国、それからシンガポールというふうに展開を広げてきております。今、一番成績が上がっておりますのはタイ王国でありまして、きちっとした取引、要は持続性のある経常的な取引が1,000万円を超えておりますので、まずまず順調でございます。シンガポールに関しましては、兵庫県が強く推進しておりまして、兵庫県の依頼に応じまして明石市も協力して展開を進めているといったようなところでございます。  来年度は、また新たに研究をさらに進めていきたいと考えております。今までは、新鮮な魚をそのまま活け締めして、氷に詰めて送ってたんですけれども、それでの取引だったんですが、来年度はアルコール凍結といいまして、冷凍して解凍しても鮮度がほとんど損なわれない、そういう新技術がありますので、それをついせんだっても西区のそういう会社と研究をしてきたところでございます。商社の方に食べていただいても、これなら全然グレードが落ちてないねということで確認されておりますので、こういったものを船便で送ることによって価格を下げて、さらなる販路の拡大をしたいということを現在進めているところでございます。  このあたりは、業者さんにしっかり頑張ってもらってということで、市の予算はほとんど使わずに、うちの予算に計上しております部分は、我々が現地へ行ってブランド力を高めていくという啓発活動の旅費として計上しているのみというところでございます。  それから、国内に向けましては、タコの半夏生のイベントであったり、あるいはノリキャンペーンといったところでブランド化を進めているところであります。いずれも漁協、それから魚の棚を中心とした商店街のご協力をいただいて進めているところです。特にノリに関しましては、5つの漁協がそれぞれ違ったノリをつくってますんで、これを一括にして、1つのパッケージにして食べ比べの商品を新たに開発したところでございます。これが非常に好評ですので、こういったものの販路拡大も進めていって、ノリのブランド化を進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○辰巳委員長  国出副委員長。 ○国出副委員長  ぜひ、これ意見ですけれども、明石といえばという、その上に代名詞がつくようなすばらしいブランドをぜひぜひ、今後とも展開していっていただきたい。これ意見として申し上げておきます。  以上です。 ○辰巳委員長  ほかにございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  採決は入れかえ後の同項で行いますので、よろしくお願いします。  次に移ります。  議案第28号、平成31年度明石市農業共済事業特別会計予算を議題に供します。  説明は前回終わっていますので、質疑に入りたいと思います。  ご質疑、ご意見はございませんか。いいですか。  ないようでございますので、質疑を終結したいと思います。  採決に入ります。  おはかりします。  議案第28号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○辰巳委員長  ご異議なしと認め、議案第28号は、原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第29号、平成31年度明石市地方卸売市場事業特別会計予算を議題に供します。  説明は前回終わってますので、質疑に入りたいと思います。  ご質疑、ご意見はございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第29号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○辰巳委員長  ご異議なしと認め、議案第29号は、原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  その他の項に入ります。  環境総務課長から報告があるということでよろしくお願いいたします。  田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長
    田中環境総務課長兼新ごみ処理施設建設準備担当課長  環境総務課長の田中でございます。  (仮称)明石市の大切にしたい生きものリストの作成事務、進捗状況についてご報告いたします。(仮称)明石市の大切にしたい生きものリストにつきましては、明石市に生息、生育する動植物のうち絶滅の危機にある種について、生物多様性あかし戦略に基づき、現在作成を進めております。  来週3月22日の明石市環境審議会で最終の報告をする予定でございます。その後、委員の皆様には速やかに配付させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○辰巳委員長  何かご意見ございますか。  ないようですので、その他の項を終結したいと思います。  年度末の委員会でございますので、私から一言ご挨拶を申し上げたいと思います。  本当に1年間お疲れさまでございました。前半の出席理事者の方で本年度退職される方がいらっしゃいます。松本クリーンセンター所長さん、本当に長年お疲れさまでございました。いろいろご苦労あったと思うんですけど、人生100歳時代と言われてますんで、これからもお体をご自愛していただいて、また、市政のことも気にかけていただいて、また、地域の活動なんかにも参加されて、ますます活躍をしていただくように心より念じております。  本当にいろいろお疲れさまでございました。ありがとうございます。  それでは、理事者入れかえのため、暫時休憩したいと思います。  再開は11時5分とさせていただきます。よろしくお願いいたします。                          午前10時48分 休憩                          ―――――――――――――                          午前11時01分 再開 ○辰巳委員長  それでは、生活文化常任委員会を再開します。  議事に入る前に、理事者の欠席について報告を求めます。  永野市民生活局長。 ○永野市民生活局長  市民生活局長の永野でございます。  理事者の欠席者についてご報告をさせていただきます。  河谷長寿医療課長及び前沢人権推進課長でございますが、体調不良のため欠席をさせていただいております。よろしくお願い申し上げます。 ○辰巳委員長  それでは議事に入りたいと思います。  まず、市民生活室市民協働推進室あかし総合窓口・市民センター関係の審査に入りたいと思います。  付託された議案は4件でございます。  まず、議案第23号、平成31年度明石市一般会計予算分割付託分〕を議題に供します。  説明は、前回の委員会で受けてますので質疑に入りたいと思います。  ご質疑、ご意見はございませんか。  坂口委員。 ○坂口委員  一般の97ページで、上段にコミュニティ活動推進事業というのがあるんですけど、予算事業説明シートを見させていただきました。自治会加入が目標値74%ということで、私が議員になったとき、12年前ですか、90%というのをよく覚えているんで、明石はすばらしいなと、さすがやなと、コミュニティーの醸成が図られているなと思いながら、まあ毎年加入率が下がってきて、目標を74%として何とかして頑張っていきたいということで、事業説明シートをつくっていただいておるんですけど。この辺のところなんですが、まず自治会加入率が下がり続けているような状況なんですけど、市として、今の認識と今後の見通しなんかはどない考えているんでしょうかね。お願いします。 ○辰巳委員長  堂上コミュニティ推進課長。 ○堂上コミュニティ推進課長  コミュニティ推進課長の堂上でございます。  今、ご指摘いただいた自治会加入率ですけれども、確かに平成の初めのころは90%ぐらいございまして、この30年で少しずつ減少してまいりまして、今、74%程度になっているというような状況でございます。  まちづくりをやっていく中で、災害のこととか、環境、福祉、子育て、いろいろなまちづくりをやっていく中で、自治会というのは、非常に役割としては大きいものというふうには考えております。そのために自治会の加入率が下がっている現状というのは、やはりまちづくりを進めている上での大きな課題だとは考えております。  ただ、自治会の加入率、全国的に多くの地区で下がっているというような共通課題となっておりまして、特に都市部におきましては非常に下がっているというようなことをいろいろなところから聞いております。  そのため、何かをやって急激に加入率が大幅に上昇するというのは、今、非常に難しい状況になっているのかなというふうには認識しております。ただ、だからといって、そのまま置いておくというわけにはいかないと思いますので、連合まちづくり協議会とか、校区のまちづくり協議会なんかとも連携しながら、引き続き加入者をふやす取り組みというのは継続していきたいというふうに考えております。  また、自治会が今、こういう状況になってきていると。地域の状況が少し変わってきているというふうなところから、地域における新しい共助の形というのは、まちづくり協議会なんかを中心に少し考えていく必要があるというふうにも考えております。  以上です。 ○辰巳委員長  坂口委員。 ○坂口委員  ちょうどインドの方、インド料理を経営されてる方なんですよね。大阪から明石に来られて、明石の人は親切やと。そんな話を聞かせていただいて、本当に感激した覚えがあるんですよ。やっぱり古くからの人に対する親切さというのが、明石には独特のものがあるんかなというふうに思ったんですけども、まあまあ地域関係、地域の人間関係の希薄さとか、核家族の進展とか、共働きとかいうことで、なかなか自治会活動が確立ができない背景というようなものが時代の移り変わりとしてわかるんですけれども、大体、加入率が減少している一番の要因というのはどんな認識で考えておられるんですか。 ○辰巳委員長  堂上コミュニティ推進課長。 ○堂上コミュニティ推進課長  コミュニティ推進課長でございます。  加入率、これというふうな1つだけの要因ではないかというふうには考えております。いろいろな要因が複合的に重なっていると思います。  今、委員が言われたように、世帯構成が昔と違って、共働きの世帯がふえてきたりとか、あと高齢者だけの世帯というのも非常にふえてきまして、やはり加入すると役員の負担が担えないというようなところで、加入を少し嫌われる世帯というのがふえてきているというようなところ。また、自治会長の方も1年交代で変わられる自治会が非常に多くなってまいりました。そんな中で、やはり、とりあえず自治会長になって1年間、行事をこなすだけで精いっぱいというところで、なかなか未加入とか未結成のところまで手が回らないというようなところもふえてきているというふうに感じております。  また、最近多いのが、やはりマンションです。特に分譲マンションなんかが建ったときに、最近では、もう管理組合のみの結成で自治会を結成しないというようなマンションが非常に多くなってきております。その自治会のやってるようなことを一部、管理組合なんかでやられてるというようなところが非常に多くなってきておりますので、このあたりのところが絡み合って、なかなか加入率が上がらないといいますか、少し下がっていってるというような状況になってるかというふうに考えております。  以上です。 ○辰巳委員長  坂口委員。 ○坂口委員  加入率をふやすという、地域の方々に理解いただく1つの手法として、共助、災害時の共助ですね。大きい災害が起こったときは隣近所で助け合うと。こういうことが、日々、生活しておる方々からいうと切実な課題、問題というような形で捉まえて、この共助、災害時の共助なんかも求められるんですよと。要援護者の方も助けていただける可能性が高いんですよというふうなことで、かなりそういった面での理解というのが進んだかなと思うんですけど、これはちょっといい形でのふやすための使われ方というのですか、使い方と、共助ですね。災害時の共助は、求められるのは自治会に加入しているからですよというようなこともいえるかと思うんですけど、そのほかに何かいろんな手だてで加入者をふやしていくということだとは思うんですけれども、そのほかに何か、加入者をふやす手だて、取り組みとして、今やられてる取り組みでも結構なんですけども、どんなものがありますか。 ○辰巳委員長  堂上コミュニティ推進課長。 ○堂上コミュニティ推進課長  コミュニティ推進課長です。  今現在やってる取り組みといたしましては、市民課などの窓口で、転入者への自治会への加入のチラシを配るとか。あと、平成25年に宅建協会と協定を結びましたので、その協定に基づいて年に1回研修会にも行かせていただいてお願いもしているんですけれども、買われた方とか引っ越しされる方に自治会への加入の案内をしていただくというようなこともしております。  あと、それぞれの未加入のところへの働きかけというのは、中心的には各自治会で頑張っていただくところもございますので、そのあたりのノウハウが、なかなかわからないというようなお声もございましたので、加入促進のマニュアルというものをつくらせていただいて、毎年改定した上で、全自治会長にお配りをさせていただいております。  あと、地区開発などで未結成の地区ができたとき、もしくは新しくマンションが建ったようなとき、地域の自治会と一緒に、結成に向けての取り組みとか、実際に入っていって結成をしているというようなところをやらせていただいております。  あと、直接的な加入者をふやす取り組みではございませんけれども、先ほどの要因の中の1つに、やっぱりなかなか1年交代で自治会の運営で精いっぱいというようなところもございますので、そういう会長さんが相談できたりとか、運営が少しでも楽になるようにということで、各校区での自治会長の研修会というのを毎年春に全校区で開かせていただいております。それとともに全体の新会長の研修会というのを毎年5月末ごろにやらせていただいております。  以上です。 ○辰巳委員長  坂口委員。 ○坂口委員  コミュニティーの醸成が図られている地域というのは、明石も1つ、それはセールスポイントになっているかなと。私はそういう位置づけで明石を見ています。都会人になりきれない明石人、これが大好きなんです。そういった意味では、やっぱり74%、もうこれ以上下がるのは非常につらいんですね。やっぱり明石はコミュニティーが醸成されている地域、そういうセールスポイントは、必ずやっぱり忘れずに取り組んでいただきたいなと思うんです。  連合まちづくり協議会があるということで、いろいろと校区の問題等、話し合える場があるということなんですけど、その中で、連合から校区のまちづくり協議会におろしていただいて、校区のまちづくり協議会から各単位自治会におろしていただいて、未加入者がおって困るんやというようなところをひとつ、モデル地区みたいなもので、これは校区のまちづくり協議会の会長さんの判断が大きいと思いますけど、また、それと単位の自治会長さんのやる気というのですか、そういった問題意識、これが大事かと思うんですけど、下から一遍1つでいいんで、加入率を上げるための手だてをひとつ、プロジェクトチームじゃないんですけども、そういった取り組みをしていただくことによって、また何か新しい加入率アップの方策が見つけられれば幸いかと思うんですけど、そういった取り組みというのはどうでしょうかね。ちょっと認識を伺いたいんですけど。 ○辰巳委員長  堂上コミュニティ推進課長。 ○堂上コミュニティ推進課長  コミュニティ推進課長でございます。  今、ご提案いただきましたモデル地区をというお話でございます。  今、この自治会の問題というのは、連合まちづくり協議会の中に自治会部会というようなものをつくっておりまして、そこで月1回、会合が開かれておりますので、そこの中と、そこの委員さんたちと市のほうで一緒に毎月お話をいろいろ検討させていただいているというような形をとらせていただいています。  今、ご提案いただいたものについて、実際には、各自治会さんのほうで一緒にやろうというところをお声がけいただくような部分もあり、お声がけをいただくところもあると思いますので、そこの自治会部会に一度ご提案のほうはさせていただく中で、どういう形ができるかというのも含めて検討していきたいと思います。  以上です。 ○辰巳委員長  ほかにございませんか。  宮坂委員。 ○宮坂委員  一般の105ページ、戸籍事務事業です。  このたびの天皇陛下の退位に伴います10連休にも絡んでくるんですけれども、5月1日から新元号になるということと、加えまして、5月1日が大安も重なるということで、新聞報道におきまして、その5月1日、新元号のその記念すべき日と退位が重なるこの日に婚姻届というような形の提出が非常にふえるだろうと。本来であれば、5月1日は10連休の中のいわゆる休日に当たるので、本市においては、従前であれば、警備員室における対応ということになろうかと思うんですが、他市におきましても、なかなかこの警備員室の対応では難しいだろうというような形で、市の職員の方が出てこられたりとか、あるいはその特設コーナーの開設とか、そうした検討といいますか、方策をとられている自治体をお見受けするところなんですが、これ一定、当然予算にもかかわってこようかと思いますので、本市における、この5月1日の戸籍事務の対応について、現時点で考えていることがあったらお伺いしたいと思います。 ○辰巳委員長  中野市民課長。 ○中野市民課長  市民課長の中野です。  元号改正の5月1日につきましては、委員ご指摘のように大安に当たります。そのことから、通常よりも多くの方が婚姻届を出されるということは、こちらのほうでも予想はしております。通常、先ほど委員ご指摘のように、休日につきましては、時間外窓口として警備員室で預かるようにというふうな形をとっておりますが、5月1日につきましては、相当数の方が来られるというふうに予想はしますので、混雑のないよう職員を増員するという形で混雑緩和に努めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○辰巳委員長  宮坂委員。 ○宮坂委員  職員を増員して対応されるということなんですけれども、その場合の場所、受付場所はどのように考えておられますか。 ○辰巳委員長  中野市民課長。 ○中野市民課長  市民課長です。  場所につきましては、やはり、場所を移動しますと、いろいろ広報等もかかりますので、警備員室近辺、もしくはわかるところで、基本的には、場所は変えずに職員増員で対応していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○辰巳委員長  宮坂委員。 ○宮坂委員  同じ件で、あかし総合窓口のほうで何か考えておられることがもしございましたら。 ○辰巳委員長  箕作あかし総合窓口課長。 ○箕作あかし総合窓口課長  あかし総合窓口課長、箕作でございます。  5月1日は即位の日ということで、祝日のため、総合窓口は通常どおり開庁の予定をしているんですけども、婚姻届についても通常以上にたくさんの方が来られると予想しておりますので、混乱のない対応をしたいと考えております。  以上です。 ○辰巳委員長  ほかにございませんか。  辻本委員。 ○辻本委員  質問ではありません。意見申し上げまして、態度表明をしたいと思います。  入れかえ前のところで、プレミアム付商品券など消費税の増税を前提とした予算がございましたので、本議案については反対をしたいと思います。 ○辰巳委員長  他にないようでございますので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第23号〔分割付託分〕は、原案どおり承認することに賛成する方はご起立お願いいたします。                  〔起立多数〕 ○辰巳委員長  起立多数。  よって、議案第23号〔分割付託分〕は、原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第24号、平成31年度明石市葬祭事業特別会計予算を議題に供します。  説明は前回行っておりますので、質疑に入りたいと思います。  ご質疑、ご意見はございませんか。  辻本委員。 ○辻本委員  前回の委員会で斎場の指定管理者制度導入についての議案が審議されましたけれども、この新年度の予算案の中で指定管理者制度導入にかかわる部分といえば、どこになるんでしょうか。 ○辰巳委員長  合田次長兼斎場管理センター所長。 ○合田市民生活局次長(斎場担当)兼斎場管理センター所長  斎場担当次長の合田でございます。
     事項別明細書でご説明をさせていただきます。  葬の15ページをお開きください。  1款、1項 葬祭事業費、1目の総務費になります。斎場の管理センター運営事業の予算の中におきまして、指定管理者の候補者の選定委員会にかかります予算といたしまして、委員の報償費及び職員の委員への相談に係ります旅費、会議に係りますペットボトル等の食料費といたしまして、約35万円を計上させていただいております。 ○辰巳委員長  辻本委員。 ○辻本委員  少額とはいうものの、指定管理者制度導入に向けての予算が組まれておりますので、本議案について反対をしたいと思います。 ○辰巳委員長  ほかにございませんか。  北川委員。 ○北川委員  私も前回のときに9号に関しまして、指定管理に関する斎場のあり方に異を唱えさせていただき、反対をさせていただいたんですが、きょうはちょっと質問はもうあれやと思いますが、態度表明だけ申し上げさせていただけたらと思います。  全般的な斎場に関しては、市民の皆さんにとっても大事な、もう本当に最後の場所でいらっしゃいますから頑張っていただきたいということでもあるのですけれども、やはりメッセージとしては、指定管理、明石市がある以上は、やっぱりここは出していただきたくなかったという気持ちがあって、9号も反対させていただきました。  私も悩んだんですが、この新年度の説明シートを見て、確かにその他の項目でちょろっと指定管理者選定委員会報酬、コピー使用料ほか59万8,000円ですか、こうあったんで、金額は全体のことから考えればということもあるんですが、大きな節目でもありますので、もう今回は、全体の事業は進めていただきたい中で、このことに関してはちょっと縦に振るわけにはいきませんので、貫かせていただき、反対をさせていただきたいと思います。 ○辰巳委員長  ほかにございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第24号は、原案どおり承認することにご賛成の方はご起立お願いします。                  〔起立多数〕 ○辰巳委員長  起立多数。  よって、議案第24号は、原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第25号、平成31年度明石市国民健康保険事業特別会計予算を議題に供します。  説明は前回に終わっていますので、質疑に入りたいと思います。  ご質疑、ご意見はございませんか。  宮坂委員。 ○宮坂委員  歳入と歳出両方に関連するんですけれども、歳入でいうと国の17ページの保険給付費等交付金(特別交付金)、歳出でいうと、国の39ページの保健衛生普及事業になろうかと思います。  かいつまんで言いますと、保険者努力支援制度に基づくジェネリック医薬品の啓発推進という項目になろうかと思います。  歳入でいいますと、この交付金の中に保険者努力支援制度に伴います部分が約1億1,500万円ほど入ってるということで事前にお伺いをしておりますが、保険者努力支援制度につきましては、このたびの平成31年度の評価指標から、このジェネリック医薬品の普及の部分の配点が非常に多くなっておりまして、国のほうで8割というような数値目標も掲げておりますし、市のデータヘルス計画の中でも、このジェネリックの普及ということはうたっているところだろうかと思うんですけれども、こういった保険者努力支援制度の中でも非常に配点が多くなっているということも踏まえながら、あるいは国が示す8割ということも踏まえながら、市としての、まずはこのジェネリックの普及に向けた、9月の決算のときでもご答弁いただいた部分はあるんですけれども、改めてこのたびの当初予算に絡めながら、現状認識といいますか、まずはお伺いしたいと思います。 ○辰巳委員長  高浜医療費適正化担当課長。 ○高浜医療費適正化担当課長  医療費適正化担当課長の高浜でございます。  保険者努力支援制度は、各保険者におけるジェネリック医薬品の推進や生活習慣病などの予防などの取り組みを、指標に基づきまして保険者が獲得した点数と被保険者数に応じた財政支援が行われる制度でございます。  なお、今年度より開始したジェネリックシールの配付、これを11月の保険証の一斉交付の際に同封させていただいたものですけれども、また、市内の保険医療機関や保険薬局への協力依頼などの効果もありまして、12月におけるジェネリック医薬品の使用割合は73.9%というところまで向上しているところです。今後も2020年9月までに80%という政府の目標達成に向けて、普及啓発に努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○辰巳委員長  宮坂委員。 ○宮坂委員  直近の数字では73.9%で、2020年9月までに80%に、市としても高めていきたいという趣旨のご答弁だったかと思うんですけれども、その方向性については賛意を示すものであります。方向性とすれば、その方向で当然進めていくべきものだろうと理解をしているんですけれども、ただ、このジェネリック医薬品についての普及啓発を進めていく中で、やはり1つだけ、方向性は先ほどの方向性としながらも押さえていかなければならないポイントとして、このジェネリック医薬品というものについての、正しい理解をお一人お一人の市民の皆様方にしていただきながら、理解をしていただいた上で、そのご本人の意思等に基づいて切りかえなりをしていただくということが肝要かなと思っております。  先発医薬品と主成分は同じでありますけれども、主成分は同じだけれども全ての成分が同じとは限らないというようなことも認識をしておりますし、合う人、合わない人という、そうしたこともあろうかと思いますので、そういった医療関係の皆様方からも、そういった、何といいますか、ジェネリックに対しての一定の問題提起も承っているところでございますので、方向性として当然、その推奨という方向は理解をしながらも、ただ、それに合わせての正しい知識といいますか、皆様方に理解をしていただくための取り組みというものも重要になってこようかと思いますが、これについてのご見解をお伺いしたいと思います。 ○辰巳委員長  高浜医療費適正化担当課長。 ○高浜医療費適正化担当課長  医療費適正化担当課長でございます。  ジェネリック医薬品は、新薬と同じ主成分で製造をされており、同等の効果を持つ安全・安心な薬として厚生労働省が承認し、その活用を推進しているものでございます。  本市におきましても、医療費適正化への効果や保険者努力支援制度による財政支援が期待でき、また、市民の経済的な負担の軽減につながるということから、ジェネリック医薬品の普及啓発に努めているというところでございます。  しかしながら、市民が普及に対する不安を抱かれる場合、また、治療内容によっては服用が適さない場合なども想定されますので、今年度、送付いたしましたジェネリック医薬品希望シールにおきましても、お試し調剤のご利用でありますとか、不明点に関する医師、薬剤師へのご相談に関するご案内を掲載しております。  今後も市民の安全・安心、そして健康維持・増進を最優先といたしまして、丁寧な案内をしっかりと行った上で、普及啓発に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ○辰巳委員長  ほかにございませんか。  辻本委員。 ○辻本委員  自治体の国保は、今、大変保険料が高いということで全国的にも大きな課題となっているところであります。  でありますので、全国知事会などは、国に対して1兆円規模の財政出動を求める要望も出すなど、今、保険料引き下げを求める声は、市民のみならず自治体をも動かしているという状況であります。  我々、日本共産党の市会議員団として、昨年の秋に市民アンケートを実施させていただきましたけれども、その中でも一番たくさん寄せられた声といいますのが、この国民健康保険料の引き下げを求めるものでありました。でありますので、私ども日本共産党は、この国保の保険料を大きく引き下げることを求めていきたいというふうに思うところでございます。  そこでお聞きいたしますけれども、この自治体が運営する国民健康保険でありますけれども、1960年ごろの国保の加入者の状況を見てみますと、大体、農林水産業、明石では林業は余りないかなとは思いますけれども、そういう方々と自営業の方々が圧倒的多数を占めておられました。  現在の明石の国保の加入者の状況、所得区分別の内訳としてはどういうような状況があらわれているでしょうか。 ○辰巳委員長  前田市民生活室長兼国民健康保険課長。 ○前田市民生活室長兼国民健康保険課長  市民生活室長兼国民健康保険課長の前田でございます。  1960年代ということで、そのあたり、農林水産業とか自営業の方が合計では約7割を占めておりましたが、現在では2割以下になっておりまして、現在では年金所得者の方、それと所得のない方が合わせて約6割というふうに変動しております。  以上です。 ○辰巳委員長  辻本委員。 ○辻本委員  一定所得がある方というよりも、所得が低い方、もしくは所得がそもそもない方が多数を占めているという状況かと思われますけれども、その状況の中で、本市の国保の加入世帯の平均所得は、どれほどのものでしょうか。 ○辰巳委員長  前田市民生活室長兼国民健康保険課長。 ○前田市民生活室長兼国民健康保険課長  市民生活室長兼国民健康保険課長でございます。  本市の国保の加入者の平均所得は、約110万円になっております。 ○辰巳委員長  辻本委員。 ○辻本委員  これは、1990年代は大体270万円を超えるぐらいの所得、平均所得でありまして、つい最近、2015年、16年ごろまでは130万円代でありましたが、そこから、またさらに平均所得が下がってるという状況かというふうに思われます。  先日、お聞きしましたところ、その所得階層別の世帯数というのを、数字を見せていただいたんですけれども、国保の加入世帯が、大体、約3万9,000世帯あると。その中で所得がゼロの世帯というのは、約1万5,000世帯、率にして39%、約4割の世帯が所得ゼロであるということのようであります。  これ100万円以下で見てみますと、さらに割合が大きくなりまして66%でありますので、まさに今、国保は、低所得の方、所得がない方でほぼ運営をしているというような保険制度であるということがいえると思います。  国民健康保険の事業そのものは、国保法に書かれてありますように、社会保障でありますので、ここは厳しい生活実態にかんがみて、保険料を引き下げるために、市としても一般会計からの繰り出し、国保の会計から見ると繰り入れをふやすなどして、保険料が高くならないように十分対応すべきというふうに思いますけれども、現時点での保険料の高さに関する認識についてお聞きしておきたいと思います。 ○辰巳委員長  前田市民生活室長兼国民健康保険課長。 ○前田市民生活室長兼国民健康保険課長  市民生活室長兼国民健康保険課長でございます。  委員ご指摘のとおり、国民健康保険の加入世帯については所得の低い方が多いということで、その保険料の負担はかなり重たいものがあるというふうには認識しております。そのために、その所得に応じて平等割、均等割を7割、5割、2割の軽減措置というのが設けられておりまして、加入者の約6割の方は、その軽減措置を受けておられるというような状況でございます。 ○辰巳委員長  辻本委員。 ○辻本委員  ほかの保険制度と比べますと、やっぱり非常に負担が大きいところがもう顕著にあらわれておりまして、例えば、年収400万円で4人世帯で、一般的にモデルケースで見てみますと、明石市の国民健康保険料は、39万7,000円ぐらいになるんかなというふうに思います。約40万円。  一方、兵庫県の協会けんぽは、同じく400万円4人世帯で見てみますと、20万2,000円。半額以下ということになってまいります。でありますので、同じ収入であっても、これだけの負担の差が出てくると。年金生活の方も、夫の年金230万円、妻50万円のモデルケースで見てみると、明石市の国保の場合は15万4,000円ほどの保険料になってまいります。  これ、本当に高いというふうに思うんですが、これは、明石市のこの保険料は、県内他都市と比べてどうなんでしょうかね。高いんでしょうかね、安いんでしょうかね。 ○辰巳委員長  前田市民生活室長兼国民健康保険課長。 ○前田市民生活室長兼国民健康保険課長  市民生活室長兼国民健康保険課長でございます。  県下で見ますと、29市中で見ますと、明石の保険料は安いほうから10番目から11番目程度だったかと認識しております。 ○辰巳委員長  辻本委員。 ○辻本委員  それが高いんか安いんかというところなんですけれども。これ、同じ年収400万円4人世帯で試算をした場合に、例えば、お隣の神戸市のほうが1万円安いんです。姫路市と比べるとどうでしょうね、1万5,000円ぐらい安いんですかね。西宮市も明石市より安い。洲本市も明石市より安いと。相生市は3万円ぐらい安いですね。加古川市も1万円ぐらい安いと。だから、近隣とか、例えば中核市ということで見てみても明石市は安くないと。神戸市と比べても神戸市より高いという状況でありますし、これは一般会計からの繰入金、保険加入者1人当たりの繰入金で見てみますと、西宮市なんかは大体2万円を超えるぐらいの繰入金があるんですけれども、明石市でいいますとどれぐらいになるんですかね。 ○辰巳委員長  前田市民生活室長兼国民健康保険課長。 ○前田市民生活室長兼国民健康保険課長  市民生活室長兼国民健康保険課長でございます。  一般会計からの繰り入れでございますが、すみません、ちょっと詳しい金額が手元にございませんが、法定内の繰り入れと法定外の繰り入れ、合わせた金額で見ますと、1人当たりの一般会計からの繰り入れは29市中、多いほうから5番目で、法定外繰入で見ますと多い方から10番目という現状でございます。 ○辰巳委員長  辻本委員。 ○辻本委員  他の市より保険料が高い状況でありますし、実態として保険料が高くて、市民からももっと負担を引き下げてほしいという声がありますから、やはり、その声に応えて、保険料を引き下げるために一般会計からの繰入金を増額するなどして対応すべきと考えますがいかがでしょうか。 ○辰巳委員長  前田市民生活室長兼国民健康保険課長。 ○前田市民生活室長兼国民健康保険課長  市民生活室長兼国民健康保険課長でございます。  一般会計からの繰り入れでございますが、これにつきましては、国が国費を国保財政に投入にすると。それを拡充していくということで、そのかわり、その法定外繰入を減らしていくようにということで、全国の自治体の財政部局に段階的な解消を要請しているという状況がございますので、法定外繰入をふやしていくということは難しい状況かと考えております。  ただ、その一般会計繰入の前に、まずはその先ほども質問にございました保険者努力支援による交付金の確保でありますとか、徴収率の向上、また、今、繰越金がございますので、その活用ということをまず考えるべきではないかなというふうに考えております。 ○辰巳委員長  辻本委員。 ○辻本委員  じゃあ、それをやったら幾らか保険料下がるんですか。 ○辰巳委員長  前田市民生活室長兼国民健康保険課長。 ○前田市民生活室長兼国民健康保険課長  市民生活室長兼国民健康保険課長でございます。  次年度、31年度の保険料につきましては、この5月に前年中の所得が確定してからでないと、その保険料率の決定ができませんので、幾らになるかということはちょっと今、申し上げられませんが、できるだけ保険料が上がらないようにというふうには考えておりますので、30年と比べて、上昇するようなことがないように、その対応についても、先ほど申しました繰越金の活用なども検討してまいりたいというふうに考えております。 ○辰巳委員長  辻本委員。 ○辻本委員  上がらないのは当然なんですけども、上がらないということではなしに、引き下げることはできるかというところなんですが、いかがですか。 ○辰巳委員長  前田市民生活室長兼国民健康保険課長。 ○前田市民生活室長兼国民健康保険課長  市民生活室長兼国民健康保険課長でございます。  平成30年度に国保制度改革がございまして、その際に加入者の約8割の世帯の保険料が引き下がったということはあるんですけれども、31年度についてどうかと言われますと、ちょっとそこのところは、まだ今の段階ではお答えできないという状況でございます。 ○辰巳委員長  辻本委員。 ○辻本委員  先ほども申し上げましたように、市民の皆さんからは保険料を引き下げてほしいという声が、もうたくさん寄せられておりまして、この加入者の実態を見てみましても、本当にこの低所得者の方がたくさんいらっしゃいます。もうこれ、所得150万円以下で見てみますと、もう8割近い方になってくるような状況でございますから、まさにもう低所得の方のための保険制度というところになっていると思います。でありますので、思い切った財政措置をしないと、保険料は上がっていくだろうし、今でも高いわけですから、これしっかりと引き下げをすべきと思います。これはもう一般会計からの繰り入れを行うこと。それで対応していただかないと、私としては納得できませんので、現時点ではわからないということであれば、この議案には同意できません。 ○辰巳委員長  ほかにございませんか。  ないようですので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第25号は、原案どおり承認することにご賛成の方はご起立お願いいたします。                  〔起立多数〕 ○辰巳委員長  起立多数。
     よって、議案第25号は、原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第31号、平成31年度明石市後期高齢者医療事業特別会計予算を議題に供します。  説明は前回終わっておりますので、質疑に入りたいと思います。  ご質疑、ご意見はございませんか。  ないようでございますので、質疑を終結します。  それでは、採決に入ります。  おはかりします。  議案第31号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○辰巳委員長  ご異議なしと認め、議案第31号は、原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  その他の項ですが、事前に申し出を受けておりませんので、その他の項を終結したいと思います。  閉会中の所管事務調査事項に移ります。  (1)戸籍及び住民基本台帳について  (2)国民健康保険及び後期高齢者医療保険について  (3)葬祭事業について  (4)コミュニティ及び人権推進について  (5)男女共同参画及び生涯学習について  (6)文化芸術、国際交流及びスポーツについて  (7)商工業及び農水産業について  (8)天文科学館について  (9)環境衛生及び環境保全について  (10)動物愛護について  以上10項目について、閉会中もなおよく慎重に調査検討いたしたいので、議長に閉会中の継続審査として申し出ることにご異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○辰巳委員長  ご異議なしと認め、申し出ることといたします。  それでは、年度末の委員会でございますので、正副委員長より挨拶をしたいと思います。  皆さん、どうも1年間ありがとうございました。  まず最初に、後半の出席者の中で退職される職員の方がいらっしゃいます。永野局長、本当に長い間お疲れさまでございました。何か、お若いお若いとお見受けしておったんですけど、もう退職と聞いて本当びっくりしております。長年の経験を生かして、ますます明石市、まだまだ頑張っていかなあかんと思ってますので、何とかご尽力をいただきたいと思います。それと、もう本当に健康に留意されて元気でお暮らしすることをお祈りしたいと思います。  それと、委員会のほうに移りますが、本年度4月から中核市に移行しました。数多くの業務がふえたと思うんですけど、職員の皆さん、本当に1年間ご苦労さまでございました。委員会のほうも、市民に密着する本当に身近な議案もたくさんあったんですけど、副委員長のサポートもいただきながら、議員の皆さんと一緒に、本当にすばらしい、中身の濃い議論ができたと思っております。これからもこういう市民サービスをもっともっと向上して、すばらしい明石市になっていくように頑張っていきたいと思いますので、皆さんよろしくお願いします。  1年間、どうもありがとうございました。  それでは続きまして、市理事者を代表して和田副市長よりご挨拶をいただきたいと思います。  和田副市長。 ○和田副市長  副市長の和田でございます。  本年度最後の生活文化常任委員会ということで、一言お礼のご挨拶を申し上げます。  辰巳委員長、国出副委員長を初め、委員の皆様には、この1年間、議案の審議などを通しまして、さまざまなご意見、ご提言をいただいてまいりました。感謝を申し上げる次第でございます。  この委員会では、コミュニティーや健康づくり、文化・スポーツ、環境、産業、観光振興など、本当に市民生活に身近で、市民生活の皆様の関心も高い分野につきましてご審議をいただいてまいりました。  特に今年度は、中核市の運営がスタートした年であり、生活文化常任委員会におはかりする議案も多くありましたが、いろいろなご意見をいただく中で、市政の推進に努め、一定の成果も生まれてきたのではないかと思っております。  理事者といたしましては、これまでいただきました委員の皆様のご意見、ご議論を真摯に受けとめ、行政施策に反映してまいりたいと思っております。今後もご指導を仰ぎながら、市民の皆様の生活の向上に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。  ありがとうございました。 ○辰巳委員長  ありがとうございます。  以上で、生活文化常任委員会を閉会します。  どうもありがとうございました。                          午前11時50分 閉会  以上は、本委員会の記録であることを証するため、明石市議会委員会条例第20条の規定により押印する。                        生活文化常任委員会                        委員長  辰 巳 浩 司...