令和6年4月1日から
試行導入される
積算疑義申立て制度について、試験的な実施であることから
土木工事と
舗装工事に限定しているのだと思うが、
都市局としてはどのように考えているのか。
◎答
契約課からは、過去の入札において入札後に
積算誤りに関する問合せがあり、結果として入札を中止した事案があったことを受け、このたびの
疑義申立て制度を
試行導入することになったとの説明を受けている。
また、
土木工事や
舗装工事は件数が多く、問合せも
土木工事に関するものが多いことから、
試行導入の対象を
土木工事と
舗装工事とし、
運用状況を踏まえて対象とする工事の
拡大等を検討していくと聞いている。
◆問
試行実施ではあるが、「あの工事は申立てできるのに、この工事はできないのはなぜなのか。」といった意見が出てくるのではないか。
◎答
そのような意見があることを想定した上で
試行導入に臨み、
運用状況を踏まえて今後の
対象工事の
拡大等について財政局と相談し、よりよい制度となるよう努めたい。
◆問
議案第48号について、
都市開発整備事業会計を廃止した後の残余金を幾らぐらいと見込んでおり、具体的にどのようなことに活用しようと考えているのか。
◎答
決算を締めないと正確な金額は算出できないが、概算で約48億円と想定しており、新たに基金を設置し、
播磨臨海地域道路にアクセスするための道路の
整備費用などに活用していきたいと考えている。
今後、具体的な使途について財政課と相談し、令和6年第3回
定例会での
決算審査終了後、
当該基金の設置を提案したいと思っている。
◆問
かなり大きな金額であるため、様々な事業の財源としての活用が考えられる。
使途をしっかりと検討し、有効活用されたいがどうか。
◎答
これまでに先人が宅地や墓地の
開発等の
都市基盤整備により積み上げたものであるため、今後の本市の発展の基盤となる
播磨臨海地域道路の
アクセス道路整備等の
都市基盤整備に使えるよう、しっかりと検討していきたい。
◆問
播磨臨海地域道路整備促進大会では、市が中心となり
地元自治会の
動員要請などを行ったため、
地元住民からすると
事業主体が国や兵庫県であるということは理解しにくく、市から説明がなければ不安を覚えてしまう。
今後は国や県と連携しつつ、市としても説明してもらいたいがどうか。
◎答
当初は我々も
説明会に参加しており、市民から整備を推進してほしいといった好意的な意見を聞く一方、町内に大きな道路が開通することへの不安の声も聞いていた。
市は直接住民と接する身近な自治体であるので、そのような声も受け止めて国や県にしっかりと伝え、今後も本事業が前進していけるようにしたい。
また、国と連携した
地域住民への
説明会についても、実施していきたいと考えている。
◆問
道の駅や
播磨臨海地域道路の整備といった
大型事業が控える中、
国土交通省出身の志々田副市長が退任するということだが、
都市局としてはどのように思っているのか。
◎答
国土交通省との
橋渡し役としての志々田副市長の功績は大きいと思う。
国や県と連携し、
大型事業にしっかりと取り組んでいくのは我々の使命であると思っているので、今後も頑張っていきたい。
◆問
地域住民からすると、
国土交通省から人が送り込まれないということは、国が
播磨臨海地域道路の整備を地方で対応してほしいと思っている表れかと疑ってしまうので、そのような不安を解消できるよう、より一層、県や
東京事務所と交流し、事業の状況をよく確認した上で
地域住民に示してもらいたい。
私の地元には、
播磨臨海地域道路の
整備そのものには反対しないが、当初想定していたルートと現在示されているルートが異なっていることに対して不信感を抱く地区があり、
総論賛成各論反対のような形になってしまっている。
情報が錯綜したことを重く受け止め、事業が停滞してしまわないようにされたいがどうか。
◎答
現状では、令和6年夏頃を目標に2回目の
説明会を実施しようと考えている。また、
都市計画に関する公聴会や
環境影響評価の
説明会などの機会を捉え、国や県と連携して
地域住民に丁寧に説明していきたいと思っている。
本事業をここまで進めることができたのは、先人の努力のたまものであると思っており、今後も本事業が前進できるよう頑張りたい。
都市局終了 10時22分
【
予算決算委員会建設分科会(
都市局)の審査】
建設局 11時12分
前回の
委員長報告に対する回答
・
公園愛護会との
委託契約における委託料を引き上げることは、時代に即した
事業見直しの1つであると考えられることから、資金面で厳しい状況にある
公園愛護会の継続的な活動の手助けとなるよう、しっかりと取り組まれたいことについて
公園愛護会への
委託契約における委託料については、道具代や飲物代、事務費を勘案して算出しているところであるが、近年の
物価高騰により必要な経費さえ賄い切れない状況となっているため、
道具代等の
価格見直しを行い、令和7年度に向け、委託料の引上げを検討したいと考えている。
付託議案説明
・議案第51号
市道路線の認定及び廃止について
報告事項説明
・令和7年度
指定管理者制度更新(導入)
予定施設について
・姫路市
放置自転車対策事業に関する
条例施行規則の改正について
・姫路市
都市計画道路整備プログラムの改訂について(
中間報告)
・姫路市
都市公園整備プログラムの
進捗状況について
質疑・質問 11時31分
◆問
都市計画道路整備プログラムの改訂に係る
中間報告において、道路の一部が
整備済みで、延伸部が整備中、その先は今後
整備予定とされている
都市計画道路がある。
以前、
地元自治会から、かなり前に立ち退いているのに道路が未整備であると聞いたが、
自治会が言う区間の工事は行われるのか。
◎答
現行の
プログラムで設定している範囲は整備が完了している。
今後
整備予定の
都市計画道路については、市全体の
都市計画道路の整備の進捗を踏まえて施工時期を考える路線として位置づけている。
◆問
土地を収用しておきながら
整備予定としているのか。それとも、収用している部分は整備が完了しているということか。
◎答
地元から要望されている部分については既に完了している。
◆問
放置自転車対策事業について、
原因者負担の原則により
手数料を引き上げることは十分理解できるが、実態として、
放置自転車の台数はどのように推移しているのか。
◎答
ピーク時である平成24年頃は1日当たり約2,000台であったが、
放置禁止区域の指定などを行った結果、5年前は1日当たり約250台となり、令和4年度は1日当たり約180台まで減少した。
また、令和5年に
山陽電鉄亀山駅に
駐輪場を整備し、周辺を
自転車等放置禁止区域に指定したところ、そこにあった
放置自転車がかなり減少した。
このように、全体的に
放置自転車の台数は減少してきているが、台数の減少に伴い、移送や保管に係る
手数料収入も減少してきている。
また、経費が増加していることもあり、このたび
手数料を見直すこととなった。
◆要望
最近、
自転車の事故に関する報道が増えている。
コロナ禍の影響により減少していた
自転車利用者数が回復してきていると思われるので、引き続き
放置自転車対策にしっかりと取り組まれたい。
◆問
地元連合自治会は、兵庫県
社会基盤整備プログラムに組み込まれることを前提に、兵庫県に対して国道250号の4車線化を要望している。
そのような中、先日、知事が来姫し、現場の状況を視察したが、同
プログラムに組み込まれる見込みはあるのか。
◎答
現地において、知事は「国道250号の混雑はかなり切迫しており、
渋滞緩和が重要であることを認識している。」と述べていた。
我々としては、必ず4車線化し、
渋滞緩和につなげていきたいという決意を述べたものであると捉えている。
◆問
地元から要望を続け、市長からもかなり積極的に要望したことで、やっと県の理解を得られたという実感がある。
現状の2車線を拡幅するためには、
緩衝緑地の活用が想定される。
緑地面積の問題もあると思われるが、
緩衝緑地を削減することに対する
建設局の見解を聞かせてもらいたい。
◎答
まだ国道250号の南側と北側のどちらに拡幅するのかも決まっていない段階であるが、まずは
緩衝緑地という
公共用地がある南側の拡幅を検討することが想定される。
公園の
管理者の立場としては、
都市公園を削減するのであれば、その
代替地についても併せて検討する必要があるが、拡幅については、今後、兵庫県と前向きに協議したいと考えている。
◆問
北側には工場群があるため、収用に要する費用を考慮すると、南側へ拡幅するしかない。
そのため、今から
都市公園の
代替地についても検討してもらいたいがどうか。
◎答
南側に拡幅する可能性がかなり高いと思われるので、県と密に協議しながら進めていきたい。
◆問
都市局によると、令和6年度に約2,000万円の予算を用いて
播磨臨海地域道路のインターチェンジにアクセスするための道路の
予備設計を進めるとのことであった。
当該アクセス道路も大事だが、まずは令和12年度の
臨港道路の開設に向けた
接続道路の整備が重要であるため、
都市局としっかりと連携して対応されたいがどうか。
◎答
市の事業である
市道広畑60号線の4車線化に際しては、
都市局はもとより、県や国とも密に協議しながら進めたい。
◆要望
ぶれることなく、今からしっかりと協議してもらいたい。
◆問
現行の
都市計画道路整備プログラムでは、市の南西部全体の
渋滞対策を含めた様々な検討が行われており、
広畑幹線・
鹿谷田線の
市道英賀169号線から
中門線については、現在、橋脚を整備しているところである。
広畑幹線の
夢前川以西が4車線になると、現状2車線で
後期着手予定路線である
鹿谷田線の
英賀宮線から
英賀保線が混雑してしまうので、そちらについても整備が必要と思われるが、どのように考えているのか。
◎答