姫路市議会 2023-12-19
令和5年第4回定例会−12月19日-05号
令和5年第4回
定例会−12月19日-05
号令和5年第4回
定例会
出 席 議 員 (45人)
1番 高 見 千 咲 24番 重 田 一 政
2番 仁 野 央 子 25番 井 川 一 善
3番 阿 野 れい子 26番 石 堂 大 輔
4番 前 川 藤 枝 27番 川 島 淳 良
5番 山 口 悟 28番 有 馬 剛 朗
6番 常 盤 真 功 29番 三 輪 敏 之
7番 井 上 太 良 30番 阿 山 正 人
8番 下 林 崇 史 31番 東 影 昭
9番 小 田 響 子 32番 三 浦 充 博
10番 塚 本 進 介 33番 竹 中 由 佳
11番 西 村 しのぶ 34番 坂 本 学
12番 嶋 谷 秀 樹 35番 松 岡 廣 幸
13番 神 頭 敬 介 36番 妻 鹿 幸 二
14番 金 内 義 和 37番 大 西 陽 介
15番 牧 野 圭 輔 38番 萩 原 唯 典
16番 谷 川 真由美 39番 杉 本 博 昭
17番 岡 部 敦 吏 40番 八 木 隆次郎
18番 三 和 衛 41番 蔭 山 敏 明
19番 竹 尾 浩 司 42番 西 本 眞 造
20番 駒 田 かすみ 43番 宮 下 和 也
21番 中 西 祥 子 44番 宮 本 吉 秀
22番 白 井 義 一 45番 竹 中 隆 一
23番 石 見 和 之
───────────────────────────────
事 務 局 職 員 出 席 者
事務局長 上 田 憲 和
次長 三 木 慎 一
議事課長 岡 田 大 作
議事係長 四 海 雅 文
係長 榎 本 玲 子
主任 森 祐 輔
主任 井 手 真 綾
主任 樋 口 祐 葵
───────────────────────────────
会議に出席した市長、職員及び委員
市長 清 元 秀 泰
副市長 和 田 達 也
副市長 佐 野 直 人
副市長 志々田 武 幸
代表監査委員 三 輪 徹
教育長 西 田 耕太郎
医監 北 窓 隆 子
防災審議監 名 村 哲 哉
上下水道事業管理者 稙 田 敏 勝
政策局長 井 上 泰 利
総務局長 坂 田 基 秀
財政局長 石 田 義 郎
市民局長 沖 塩 宏 明
農林水産環境局長 福 田 宏二郎
健康福祉局長 峯 野 仁 志
こども未来局長 白 川 小百合
観光経済局長 大 前 晋
都市局長 加 藤 賢一郎
建設局長 柳 本 秀 一
会計管理者 三 河 美 徳
デジタル戦略本部副
本部長 原 田 学
消防局長 松 本 佳 久
───────────────────────────────
議 事 日 程
第5日(12月19日(火)) 午前10時開議
〇開 議
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 諸 報 告
日程第3
議案撤回の件(議案第157号)
日程第4 議案第136号〜議案第156号及び議案第158号〜議案第213号
日程第5 議案第214号、議案第215号及び議案第220号
日程第6 議案第216号〜議案第219号及び諮問第2号〜諮問第13号
日程第7
議員提出議案第5号
日程第8
議員派遣の件
日程第9 閉会中継続調査申出の件
〇閉 会
〇
議長挨拶
〇
市長挨拶
───────────────────────────────
議 事 順 序
1 開 議
2
会議録署名議員の指名
3 諸 報 告
4
議案撤回の件(議案第157号)
(1) 上 程
(2) 採 決
5 議案第136号〜議案第156号及び議案第158号〜議案第213号
(1) 一括上程
(2)
委員長報告
(3) 質 疑
(4) 討 論
(5) 採 決
6 議案第214号、議案第215号及び議案第220号
並びに議案第216号〜議案第219号及び諮問第2号〜諮問第13号
(1) 一括上程
(2) 提案理由説明
(3) 質 疑(議案第214号、議案第215号及び議案第220号)
(4) 討 論(議案第214号、議案第215号及び議案第220号)
(5) 採 決
7
議員提出議案第5号
(1) 上 程
(2) 提案理由説明
(3) 質 疑
(4) 討 論
(5) 採 決
8
議員派遣の件
9 閉会中継続調査申出の件
(1) 一括上程
(2) 採 決
10 閉 会
11
議長挨拶
12
市長挨拶
午前9時56分開議
○
三輪敏之 議長
おはようございます。
ただいまから本日の会議を開きます。
これより日程に入ります。
本日の日程は、お手元に配付しております
議事日程に記載のとおりであります。
──────────────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名
○
三輪敏之 議長
まず日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第79条の規定により、
仁 野 央 子 議員
東 影 昭 議員
坂 本 学 議員
を指名します。
──────────────────────
△日程第2
諸報告
○
三輪敏之 議長
次に日程第2、諸報告であります。
お手元に配付のとおり、
監査委員から監査の結果について報告がありました。
次に、12月15日までに受け付けました陳情は、お手元に配付の
陳情文書表のとおりであります。
以上で諸報告を終わります。
──────────────────────
△日程第3
議案撤回の件
○
三輪敏之 議長
次に日程第3、
議案撤回の件を議題とします。
市長から、議案第157号、姫路市
社会福祉審議会条例の一部を改正する条例について、
厚生委員会の
議案審査における委員の意見を踏まえ、
条例案の一部について再度検討することとしたため撤回したいとの申出があり、
厚生委員会において撤回を承認すべきものと決定した旨、
委員長から報告がありました。
お諮りします。
議案第157号については、
委員長報告のとおり撤回を承認することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、撤回は承認されました。
──────────────────────
△日程第4
議案第136号〜議案第156号及び
議案第158号〜議案第213号
○
三輪敏之 議長
次に日程第4、議案第136号から議案第156号まで、及び議案第158号から議案第213号までをまとめて議題とします。
これより、
委員会の審査結果について、
委員長の
口頭報告を求めます。
登壇の上、ご報告願います。
文教・
子育て委員会委員長 石見和之議員。
◎
石見和之 文教・
子育て委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、12月7日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の
皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、議案第208号、姫路市
附属機関設置条例の一部を改正する条例についてであります。
本議案は、
いじめ防止対策推進法に基づき、
市立学校における
いじめ重大事態について
学校等が行った調査結果に対する調査を行わせるための姫路市いじめ問題再
調査委員会を、市長の
附属機関として設置しようとするものであります。
委員会において、いじめ問題再
調査委員会は、
学校等が実施した調査結果について再調査を行うものであることから、同
委員会の委員は
学校等に対して
中立性・
公平性が担保されなければならないが、委員の人選についてはどのように行おうと考えているのか。
また、同
委員会の
立上げから答申までにどれぐらいの期間を要すると考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、委員については、
弁護士会等の
職能団体からの推薦により選任したいと考えている。
期間については、他都市では調査の終了までにおよそ2年かかった事例もあることから、現時点において明確に答えることは難しいものの、速やかに人選に取りかかり、選任した委員と相談しながら進めていきたいと考えている、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
当該いじめ事案を
いじめ重大事態と判断してから既に1年が経過しており、同
委員会の
立上げが遅かったという印象は否めない。時間が経つほどに当事者の記憶が薄れ、調査に支障を来しかねないことから、可及的速やかに進められるよう、同
委員会の運営においては
スピード感を持ってしっかりと対応されたいことを要望いたしました。
第2点は、不
登校児童生徒への支援についてであります。
文部科学省が実施した令和4年度
児童生徒の
問題行動・不
登校等生徒指導上の諸課題に関する調査において、本市の
公立学校不
登校児童生徒数が全
児童生徒数に占める割合は、
小学校、
中学校ともに兵庫県及び全国の平均を上回る結果となっております。
委員会において、本市の不
登校児童生徒の割合が高い理由についてどのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、本市には、
フリースクール等の不登校の
支援施設が多いことなどから、本市の不
登校児童生徒の割合が高くなっているのではないかと考えている、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、年々、不
登校児童生徒数が増加している中、本来、
子どもたちが
義務教育において修得すべきことを身につけないまま卒業することを懸念することから、引き続き
子どもたちが学校に通えるよう支援に取り組むとともに、不
登校児童生徒に対しては
義務教育の期間内にできるだけ多くの学びが得られるよう、
適応教室の増設や不
登校特例校の
設置等、新たな試みについても検討されたいことを要望いたしました。
第3点は、
小学校外国語活動支援事業の
見直しについてであります。
本事業は、
外国語指導補助員の派遣により、
小学校教員が行う英語の授業が円滑に進むよう支援するとともに、同教員の
英語指導力の
向上等を図るものであります。
このたびの
事業見直しにおいて、令和6年度から本事業を廃止して、
地域人材等を活用して
学習支援を行う
ひょうご
がんばり学びタイムの
事業費の枠内で、同様の支援を
希望制で実施するよう見直そうとするものであります。
委員会において、本事業を廃止してもこれまでと同様に英語の
授業支援を行うことができるのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、現在、兵庫県が推進している
兵庫型学習システムにより、26人の
英語専科教員が36校に配置されており、教員全体の
英語指導力が向上している。
ただし、
新規採用の教員については、英語の授業に困難を覚える場合もあると考えられることから、
ひょうご
がんばり学びタイムにより
外国語指導補助員であった人材を派遣して支援したいと考えている、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、今後も充実した
英語教育が行われるよう、引き続きしっかりと支援されたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の
皆さんにおかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げて、報告を終わります。
○
三輪敏之 議長
厚生委員会委員長 中西祥子議員。
◎
中西祥子 厚生委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、12月7日及び12日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。
また、13日には、姫路市
国民健康保険条例の一部を改正する条例について、及び姫路市
社会福祉審議会条例の一部を改正する条例について
委員会を開催し、
健康福祉局から説明を受けました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆様の審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、
市民局における
使用料・
手数料改定への対応についてであります。
委員会において、近年の
物価高騰に配慮し、
運営コストに対する
利用者の
負担割合という視点で
料金等を算出し、適正な
料金体系となるよう、令和6年度に各
使用料・手数料の改定を行おうとしているが、どのようにして市民へ周知を図ろうと考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、生涯学習大学校や
好古学園大学校では、校舎内に本改定の通知を掲示した上で、両校の
ホームページでもお知らせするほか、令和6年度の
募集要項に記載するなど、様々な手法により丁寧に周知を図っていきたいと考えている。また、公民館や
市民会館等他の施設についても、
本市ホームページでしっかりと周知を行っていきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
料金改定に当たっては、市民から十分な理解が得られるよう、その
必要性や内容についてきめ細やかな周知に努められたいことを要望いたしました。
第2点は、
市民会館の今後の
在り方についてであります。
委員会において、令和3年度にアクリエひめじが開館したが、
施設老朽化により令和6年度末で
勤労市民会館が閉鎖されるなど、
公共施設に対するニーズが変化する中で、
市民会館の今後の
在り方についてどのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、アクリエひめじは、播磨の
文化芸術の拠点として多彩な催事に対応している施設である一方、
市民会館は、
市民団体が文化や音楽のために幅広く利用できる施設であり、それぞれコンセプトが異なっている。
そのため、アクリエひめじが
市民会館の代わりとなるわけではないものの、
人口減少や
少子高齢化の
進行等により
公共施設の
利用需要の変化が予想されることから、今後、施設の特性や
維持管理・
更新等に係る状況を踏まえ、
市民会館の
在り方について検討を深めていきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、求められる
行政サービス水準を維持しつつ、持続可能な
施設運営に向けて、必要とされる
公共施設の
方向性とその
在り方について十分に検討されたいことを要望いたしました。
第3点は、姫路市
障害福祉推進計画(第7期)の策定についてであります。
委員会において、令和3年に
障害者差別解消法が改正され、令和6年4月1日から施行されることに伴い、
事業者による障害のある人への
合理的配慮の提供が義務化されるが、
事業者が
障害者差別の解消に向けて適切に対応できるよう、姫路市
障害福祉推進計画をどのように策定しようと考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、今後実施を予定している同計画のパブリック・
コメント手続における様々な意見を考慮して、
事業者が
合理的配慮の提供について自主的に取り組むことができるよう、具体的な
行動指針を盛り込んだ計画を策定したいと考えている、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
共生社会の実現に向けた様々な取組を
事業者が適切に実施できるよう、
法改正の趣旨の啓発にしっかりと取り組まれたいことを要望いたしました。
以上が主たる内容でありますが、その他の
要望事項といたしまして、1つに、
男女共同参画推進センターにおいて、あいめっせ
登録団体連絡会が主催するあいめっせフェスティバルが、近年にぎわいに欠けてきていることから、新たに
男女共同参画推進の取組に関する
検討会を開催するなど、
女性活躍社会の
機運醸成により一層努められたいことを。
2つに、
介護保険課作成のパンフレット「いつも笑顔で
介護保険」について、
複数部数を求める
事業者に対しても、現在、窓口では1部のみの配付としていることから、一層の
制度周知に向けた効果的な
配付方法について検討されたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の皆様におかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
三輪敏之 議長
経済観光委員会委員長 山口
悟議員。
◎
山口悟 経済観光委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、12月7日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の
皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、議案第204号、姫路市
仁色ふるさと農園に係る
指定管理者の指定に係る
議決更正についてであります。
本議案は、令和5年1月に現
指定管理者の
仁色地域営農生産組合から、
組合員の
高齢化により、次回の更新については1年間であれば何とか受託できるものの5年間は困難である旨の申出があったことを受けて、
運営手法も含めた施設の
在り方を検討する時間が必要となったことから、
指定期間を1年間延長して令和7年3月31日までとしようとするものであります。
委員会において、
職員数の削減により事務の
合理化が求められている中で、
指定管理者制度により民間に委ねていた
施設管理業務を市が直接行うことは現実的でないと考えるが、新たな
管理者のめどは立っているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
当該施設の
管理者の選定に当たっては、これまでの非公募から新たに公募とした場合においても応募はあると見込んではいるものの、施設の
在り方等を検討する中でどのような
管理体制がふさわしいのか慎重に検討していきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、手軽に農業が体験できる
貸し農園の需要は高まっていることから、新たな
管理者の確保に向けて、地域も巻き込みながらしっかりと取り組まれたいことを要望いたしました。
第2点は、新
美化センター建設候補地選定後の対応についてであります。
委員会において、今後のスケジュールでは
自治会役員への説明や
住民説明会が予定されており、
合意形成過程においては
当該地域から様々な要望が出てくると思われるが、どのように対応しようと考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、新
美化センターは
市民生活にとって必要不可欠な施設であることから、
当該地域の
活性化はもとより、市域全体にもよい影響をもたらすように
地域住民との
意見交換を重ねていきたいと考えている。また、その内容については、地域に不利益を与えるおそれのあるものを除き公開していきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
当該地域住民の声を聞きながら市民全体の理解も求めていく非常に難しい調整になると思われるが、丁寧に対応されたいことを要望いたしました。
第3点は、
観光再始動事業についてであります。
委員会において、インバウンドの超
富裕層向けに、
姫路城や書写山
圓教寺を貸し切った特別な
体験等を組み合わせた従来の2泊3日の
旅行プランでは
購入希望者が現れなかったため、各
コンテンツに分割して販売するとのことであるが、どのような内容で販売しようとしているのか。
また、
購入希望者が現れなかった原因をどのように分析しているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
姫路城では、
姫路藩お抱え能楽師の江崎氏による
能楽鑑賞、
姫路城研究者の解説による
ナイトツアー、書写山
圓教寺では三つの堂での百人の僧侶による
天台声明の鑑賞、常行堂での座禅や
写経等の体験、
和太鼓奏者陽介氏の演奏、
壽量院での
精進料理の合計6
コンテンツを選択して購入できるような
販売形態を考えている。
また、超
富裕層が
宿泊施設に求めているのが、1棟または
ワンフロア貸切りでの利用であったこと、2泊3日のパッケージとしたことでプランの自由度がなくなったこと、本市らしさのアピールが十分できなかったことが、
購入希望者が現れなかった原因と考えている、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
MICE誘致の際にも本市の
宿泊施設に関する課題は指摘しており、改善の必要があると感じている。
今後、本市の魅力を生かせるような町家を改修した
宿泊施設の整備や、
特別感のある食事や
日本酒等を提供していくことで、超
富裕層にも十分にアピールできるものと考えていることから、様々なアイデアを盛り込みながらしっかりと取り組まれたいことを要望いたしました。
以上が主たる内容でありますが、その他の
要望事項といたしまして、
市民文化祭については
参加団体の十分な理解は得られていないとのことであるが、本市の芸術や文化の発展に対する思いは各団体も同様と思われる。(仮称)
姫路芸術祭の
開催検討に当たっては、その思いを大切にして丁寧な協議を重ね、よりよいものとなるよう努められたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の
皆さんにおかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
三輪敏之 議長
建設委員会委員長 大西陽介議員。
◎
大西陽介 建設委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、12月8日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆様の審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、新
浄水場建設事業についてであります。
当該事業は、令和3年8月に設計・施工・
維持管理を一括して行う
DBM方式で実施することを予定していた
甲山浄水場更新事業が入札不調となったことを受け、施設の
維持管理業務を切り離し、設計・施工を一括して行う
DB方式によって
浄水場本体施設を建設しようとするもので、令和6年度中に
落札者が決定される予定であります。
委員会において、入札の実施に当たり、昨今の
原材料費等の急激な高騰にどのように対応しようと考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、入札の実施に当たっては、前回の入札不調の原因をしっかりと分析した上で
要求水準書を作成するとともに、適正な
資機材費や
人件費等を反映した
予定価格にしたいと考えている、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
予定価格の積算に際しては最新の
実勢単価を採用し、再度の入札不調を招くことにならないよう十分に注意されたいことを要望いたしました。
第2点は、
市有霊苑の
永代使用料の
還付割合の
見直しについてであります。
霊苑1区画の平均的な
永代使用料は約100万円で、3年を超えて使用していた区画を原状に復して返還した際には、墓石等の撤去費用に充ててもらうため、納付済である
永代使用料の50%を使用者に還付することとしていたところ、令和7年度以降の新規貸付分より
還付割合を20%に見直そうとするものであります。
委員会において、
永代使用料を全く還付しない自治体がある中で、
見直し後の
還付割合を20%に設定したのはどのような理由によるものなのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、このたびの
見直しは、今後墓じまいが進み、返還される区画の増加が予想されることから、霊苑事業の永続性を担保するため
還付割合を引き下げるものである。
一方で、全く還付しないこととすると、不要となったにもかかわらず墓石等を撤去せず放置するなど、使用を許可された区画の管理を怠る者が現れるのではないかという懸念があったことから、20%を留保する方針としたものである、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、
還付割合の
見直しについて市民に周知する際は、当該趣旨を丁寧に説明するとともに、使用を許可された区画の適正な
維持管理についてもしっかりと説明されたいことを要望いたしました。
第3点は、公園愛護会との委託契約についてであります。
本市は公園の清掃や除草等に関する委託契約を公園愛護会と締結しており、当該契約における委託料は、公園愛護会が清掃や除草を行う際に必要となる道具の購入にかかる費用や契約などの事務手続にかかる費用を勘案して算出しております。
委員会において、本
定例会では様々な
公共施設の
使用料を引き上げる議案が提出されているが、近年の
物価高騰による
運営コストの増加を
使用料引上げの理由とするのであれば、公園の清掃に必要となる道具の購入に際し、
物価高騰の影響を受けていることを理由に、公園愛護会の委託料についても引き上げることはできないのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、公園愛護会の活動はボランティアに近い形で行われているものの、現行の委託料では活動に必要な経費さえ賄い切れないといった声が多く届いていることから、委託料の引上げについて今後検討したい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、公園愛護会との委託契約における委託料を引き上げることは、時代に即した
事業見直しの1つであると考えられることから、資金面で厳しい状況にある公園愛護会の継続的な活動の手助けとなるよう、しっかりと取り組まれたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の皆様におかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
三輪敏之 議長
予算決算委員
会委員長 常盤真功議員。
◎常盤真功 予算決算委員
会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、12月6日に関係局から説明を受け、7日及び8日に各分科会を開催し、さらに13日には各分科会からの報告を受け、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について、概要をご報告するとともに、本
委員会としての要望を申し上げますので、議員の
皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
議案第136号、令和5年度姫路市一般会計補正予算(第4回)について申し上げます。
厚生分科会関係については、老人福祉施設等感染拡大防止支援
事業費についてであります。
同事業は、新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けた要介護・要支援認定者に介護サービスを提供する事業所に対し、必要な感染拡大防止対策経費を支援しようとするものであります。
分科会において、
当該事業は、国が令和5年度末まで支援を継続すると決定したことを受けて全額県補助金で実施するものであるが、令和6年度も継続して実施するような考えはあるのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、引き続き新型コロナウイルス感染症の危険度が高いと判断した場合、何らかの支援を行う必要があると考えている、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、国や県の動向を踏まえ、必要とされる財政支援などについて適切に対応されたいことを要望いたします。
経済観光分科会関係については、中小企業活力創造
事業費及び
姫路城周辺イベント開催経費についてであります。
本補正予算は、例年多くの来場者が見込まれ、桜の開花時期に合わせて開催されているひめじぐるめらんど及び
姫路城観桜会について、近年の桜の開花時期の早まりに対応するために、令和6年3月末に開催できるよう、中小企業活力創造
事業費400万円及び
姫路城周辺イベント開催経費1,280万円を増額補正するとともに、桜の開花時期が遅れた場合には例年どおり4月上旬に開催できるよう、繰越明許費補正により翌年度に繰り越そうとするものであります。
分科会において、桜の開花時期に合わせたイベント開催を想定しているとのことであるが、円滑に実施することは可能なのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、開催時期の決定は両イベントの実行
委員会で最終的に決定されることになるが、開催準備にはかなりの時間を要するため、開花時期の予想が相当遅くならない限りは、3月末でのイベント開催を想定して準備を進めていきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、市民、観光客及び旅行会社等の多くは例年どおりの4月開催を見込んでいると思われることから、開催時期の変更については
ホームページやSNS等も活用しながら、できる限り早期にしっかりと周知を図られたいことを要望いたします。
以上のとおりであります。
議員の
皆さんにおかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○
三輪敏之 議長
総務委員
会委員長 三和 衛議員。
◎三和衛 総務委員
会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本
委員会に付託されました議案について、12月8日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決または同意すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の
皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、総合教育監の設置についてであります。
本組織改正は、市民が安心して生涯にわたって生き生きと暮らすことができる活力ある姫路を創造するため、本市における高等教育や生涯現役の推進に係る施策のほか、子育て支援などの関連する分野における総合的な教育施策の推進を目的とし、政策局、
市民局、こども未来局及びその他市長が定める関係事務を統括するために設置しようとするものであります。
委員会において、当該組織改正に伴い、副市長の下に新たに総合教育監を設置し、所管の異なる複数の局を統括させることの
必要性及びその意義について、どのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、近年、社会情勢が大きく変わり、時代に即した人づくりへの期待が高まる中で、高等教育や生涯現役、さらには少子化対策や子育て支援など、複数分野にまたがる施策を統括的に考え、これらを迅速かつ高度に推進していくことが重要課題であるとの観点から、このたびの組織改正に取り組んだものである、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、新たな役職の設置に係る費用対効果の観点も念頭に置きながら、市民にとって、将来にわたり具体的な恩恵がもたらされるよう、総合的かつ先進的な教育施策への取組に努められたいことを要望いたしました。
第2点は、指定金融機関業務に係る手数料についてであります。
本市では、三井住友銀行を指定金融機関として公金を扱っており、従来、市からの支払いに係る振込手数料については無料としていたところ、令和6年10月から銀行間の送金時にかかる内国為替制度運用費が公金の支出にも適用されることとなり、このたび総務省からの要請及び当該銀行からの申出を受け、年間総額で約6,700万円を指定金融機関業務に係る手数料として算出し、新年度に予算化していきたいとのことであります。
委員会において、令和6年度から当該手数料に係る財政負担が大幅に増える状況の中で、全庁的に手数料を抑制していくための対応についてどのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、手数料を負担することはやむを得ないものと認識しているが、今後も指定金融機関との協議を継続するとともに、他都市の動向を注視しながら決定したい。また、経費負担においては、可能な限り件数の集約を行うなど削減方法等を考えていきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、年間6,700万円規模の金額ともなると、いろいろな事業に有効活用できる貴重な財源であることから、将来的な手数料の値上がりなども考慮し、しっかりと創意工夫を重ねながら当該経費の節減に努められたいことを要望いたしました。
第3点は、リモート相談窓口の開設についてであります。
本窓口は、市役所窓口のオンライン化の一環として、本庁への移動が負担となっている市民へのサービス向上を目的とし、出先機関と市役所本庁を専用回線で結ぶことで、出先機関においてオンライン相談や電子申請を可能とするもので、令和5年12月から保育所入所関係手続を対象として、広畑支所、白浜支所、安室サービスセンターの3か所に設置するものであります。
委員会において、当該窓口の設置箇所はどのような基準で選ばれたものであるのか。
また、対象となる手続について、高齢の方や体の不自由な方への展開なども検討しているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、デジタルを活用した子育て支援策としてリモート相談窓口を設置するもので、まずは保育所入所関係の手続を扱うこととし、子育て世代の多い地区から3か所を選定したものである。
また、サービスの利用状況等を踏まえ、高齢者や体の不自由な方への展開も含め、設置場所や対象手続の拡充を検討していきたい、とのことでありました。
本
委員会といたしましては、新たな取組の成果が上がるよう、関係部局と連携を図るとともに、しっかりと市民に周知されたいことを要望いたしました。
以上が主たる内容でありますが、その他の
要望事項といたしまして、テレビ放送委託の
事業見直しについて、姫路市民の正確な視聴率調査ができず、広報効果が分かりにくいことが課題となっていることから、今後、視聴行動をモニタリングする仕組みを導入することで費用対効果を高めるとともに、さらなる内容の充実を図り、よりよい広報手法に取り組まれたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の
皆さんにおかれましては、本
委員会の決定にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、報告を終わります。
○
三輪敏之 議長
以上で
委員長の
口頭報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご発言がありませんので、質疑を終了します。
これより討論に入ります。
発言の通告に基づき指名します。
9番 小田響子議員。
◆小田響子 議員
日本共産党議員団を代表して、反対の立場で討論を行います。
まず議案第139号、姫路市立公民館条例の一部を改正する条例について、議案第141号、姫路市
男女共同参画推進センター条例の一部を改正する条例について、議案第142号、姫路市霊きゅう自動車
使用料条例の一部を改正する条例について、議案第143号、姫路市立斎場条例の一部を改正する条例について、議案第144号、姫路市霊苑条例の一部を改正する条例について、議案第145号、姫路市名古山霊苑仏舎利塔条例の一部を改正する条例について、議案第146号、姫路市名古山霊苑納骨堂条例の一部を改正する条例について、議案第147号、姫路市
市民会館条例の一部を改正する条例について、議案第148号、姫路市地区市民センター条例の一部を改正する条例について、議案第149号、姫路市花の北市民広場条例の一部を改正する条例について、議案第150号、姫路市立生涯学習大学校条例の一部を改正する条例について、議案第151号、姫路市立
好古学園大学校条例の一部を改正する条例について、議案第152号、姫路市環境ふれあいセンター条例の一部を改正する条例について、議案第153号、姫路市立網干健康増進センター条例の一部を改正する条例について、議案第154号、姫路市夢さき夢のさと条例の一部を改正する条例について、議案第155号、姫路市はやしだ交流センター条例の一部を改正する条例について、議案第158号、姫路市すこやかセンター条例の一部を改正する条例について、議案第159号、姫路市社会福祉事業施設条例の一部を改正する条例について、議案第160号、姫路市立診療所条例の一部を改正する条例について、議案第161号、姫路市休日・夜間急病センター条例の一部を改正する条例について、議案第162号、姫路市立夢前福祉センター条例の一部を改正する条例について、議案第163号、姫路市保健所
使用料及び手数料徴収条例の一部を改正する条例について、議案第164号、姫路市宿泊型児童館条例の一部を改正する条例について、議案第166号、姫路市書写山観光施設条例の一部を改正する条例について、議案第167号、姫路市立美術館条例の一部を改正する条例について、議案第168号、姫路文学館条例の一部を改正する条例について、議案第169号、姫路市書写の里・美術工芸館条例の一部を改正する条例について、議案第170号、姫路キャスパホール条例の一部を改正する条例について、議案第171号、姫路市民プラザ条例の一部を改正する条例について、議案第172号、姫路市国際交流センター条例の一部を改正する条例について、議案第173号、姫路市立動物園条例の一部を改正する条例について、議案第174号、姫路みなとドーム条例の一部を改正する条例について、議案第175号、姫路駅北にぎわい交流広場条例の一部を改正する条例について、議案第176号、姫路市体育施設条例の一部を改正する条例について、議案第177号、姫路市立手柄山温室植物園条例の一部を改正する条例について、議案第178号、姫路市平和資料館条例の一部を改正する条例について、議案第179号、姫路市立水族館条例の一部を改正する条例について、議案第180号、姫路市立公園条例の一部を改正する条例について、議案第182号、姫路市立野外活動センター条例の一部を改正する条例について、議案第183号、姫路市青少年センター条例の一部を改正する条例について、議案第184号、姫路科学館条例の一部を改正する条例について、及び議案第185号、姫路市立図書館併設ホール条例の一部を改正する条例について、以上42件をまとめて討論します。
これらの議案は、近年の
物価高騰による
運営コストの増加に伴い、
利用者負担の適正化等を図るため、
公共施設の
使用料・手数料を引き上げようとするものです。
しかし、
物価高騰で暮らしが大変になっているのは市民です。
物価高騰は、食料品や生活用品、電気・ガスなどの光熱費、ガソリンなどの燃料費と、あらゆる分野に及んでいます。また、30年に及ぶコストカット型経済が推し進められた結果、日本は賃金の上がらない国になってしまい、自民党政治の責任が問われています。
そのような中で、姫路市は143施設の
使用料・手数料の値上げをしようとしています。
今回の
料金改定により、市は約2億円の増収を見込んでいます。しかし、市民が
物価高騰で苦しんでいるときに、市民の暮らしを支えるべき自治体が約2億円もの負担を市民に押しつけることは認められません。
また、今回の値上げは、過去最大の負担増を市民に押しつけるものです。2016年の
見直しでは26件が対象で、影響額は4,727万5,000円でした。
今回の対象となるのは、各地の公民館68施設、市民センター13施設、水族館などの文化施設やスポーツ施設など、
市民生活に密接する施設ばかりです。値上げをすることで、市民の利用が抑制されるおそれがあります。
よって、議案第139号、議案第141号から議案第155号、議案第158号から議案第164号、議案第166号から議案第180号、及び議案第182号から議案第185号まで、42件に反対します。
続いて議案第211号、特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例について、及び議案第212号、姫路市議会の議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例について、併せて討論します。
この2つの議案は、一般職の職員の給与改定を踏まえ、市長、副市長、
教育長などの特別職で常勤のもの、及び市議会議員の期末手当の年間支給日数をそれぞれ0.1月引き上げようとするものです。
しかし、姫路市の市長、市議会議員の期末手当は西播磨5市6町の中で最も高く、また中核市の中でも高額で、以前から高過ぎるという声が寄せられています。
尼崎市などでは、市民の給料がなかなか上がらず
物価高騰による支出が増える中、市民に寄り添えないとして、特別職及び議員の期末手当引上げを見送っています。
その上、姫路市は143もの
公共施設の
使用料・手数料の負担増を市民に押しつけようとしています。
また、自民党派閥のパーティー券をめぐる裏金疑惑による「政治とカネ」の問題で、国民は強い政治不信を抱いています。
このような中で、特別職及び市議会議員の期末手当を引き上げようとすることは、市民の理解は到底得られないものと考えます。
よって、議案第211号及び議案第212号に反対します。
以上で討論を終わります。
○
三輪敏之 議長
37番
大西陽介議員。
◆
大西陽介 議員
姫路市議会、日本維新の会を代表して、議案第211号、特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例について、及び議案第212号、姫路市議会の議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例についてに対し、反対の立場で討論いたします。
この2議案については、人事院勧告に基づき、市長、副市長、
教育長と市議会議員の期末手当を引き上げるというものです。
現在、ロシアによるウクライナ侵攻や為替変動等により原油価格及び物価の高騰が続き、
市民生活は大変厳しい状況です。
なお、厚生労働省の毎月勤労統計調査によれば、働く人1人当たりの実質賃金は18か月連続で前年比マイナスとなっております。
また、本
定例会においては、本市の複数の
公共施設において、
運営コストの増加に伴う
使用料の引上げや、行財政改革の観点から全庁的な
事業見直しが議論され、今後
市民生活に影響を及ぼすことは明らかです。
このような状況のさなかに、景気の影響を受けることがない安定した環境下にある常勤の特別職、並びに私たち市議会議員の期末手当の支給額を上げることについて、市民の理解を得ることができるとは到底思えません。
言うまでもなく、我々議員報酬の原資は市民の皆様に納めていただいた貴重な税金であり、期末手当を引き上げるのであれば、市民の負担軽減や市民サービスの向上に充てるべきではないでしょうか。
よって、日本維新の会としては、議案第211号及び議案第212号に対し断固反対いたします。
ぜひ、政党や会派を超えた超党派で、議員の皆様のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、日本維新の会を代表して反対討論を終わります。
○
三輪敏之 議長
以上でご発言が終わりましたので、討論を終了します。
これより採決に入ります。
まず、議案第136号から議案第138号まで、議案第140号、議案第156号、議案第165号、議案第181号、議案第186号から議案第208号まで、議案第210号及び議案第213号、以上32件をまとめて採決します。
本件は、
委員長報告のとおり可決または同意することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決または同意されました。
次に、議案第209号を採決します。
本件は、
委員長報告のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
三輪敏之 議長
ありがとうございます。起立多数であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に、議案第139号、議案第141号、議案第142号、議案第144号から議案第155号まで、議案第158号から議案第164号まで、議案第166号から議案第180号まで、及び議案第182号から議案第185号まで、以上41件をまとめて採決します。
本件は、
委員長報告のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
三輪敏之 議長
ありがとうございます。起立多数であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に、議案第143号を採決します。
本件は、
委員長報告のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
三輪敏之 議長
ありがとうございます。起立多数であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に、議案第211号及び議案第212号、以上2件をまとめて採決します。
本件は、
委員長報告のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
三輪敏之 議長
ありがとうございます。起立多数であります。
よって本件は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第5
議案第214号、議案第215号及び議案第220号
△日程第6
議案第216号〜議案第219号及び
諮問第2号〜諮問第13号
○
三輪敏之 議長
次に日程第5、議案第214号、議案第215号及び議案第220号並びに日程第6、議案第216号から議案第219号まで及び諮問第2号から諮問第13号までをまとめて議題とします。
これより理事者に提案理由の説明を求めます。
和田副市長。
◎和田達也 副市長 (登壇)
ただいま上程されました議案のご説明を申し上げます。
議案第214号、令和5年度姫路市一般会計補正予算(第6回)につきましては、歳入歳出予算の補正は47億8,500万円の増額でございまして、補正後の予算規模は2,382億2,029万9,000円となっております。
それでは、歳出からご説明いたします。
民生費につきましては、国の補正予算に伴う補助
事業費の増により、価格高騰生活支援給付金給付
事業費に47億8,500万円を計上いたしております。
次に、歳入につきましてご説明申し上げます。
国庫支出金につきましては、歳出でご説明いたしました国の補助事業の財源として交付される新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を計上いたしております。
議案第215号、姫路市
国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、国民健康保険法施行令が改正され、出産被保険者の産前産後期間に係る保険料の減額制度が創設されたことに伴い、出産被保険者の産前産後期間に係る所得割及び均等割を減額するための規定を設けるとともに、保険料の減免申請についてやむを得ない事情がある場合に、別の申請期限を定めることができるようにする等の規定整備をするほか、必要な規定整理をしようとするものでございます。
議案第216号、教育
委員会委員の任命につきましては、教育
委員会委員である山下裕史氏の任期が今月26日をもって満了いたしますので、適任と認める同氏を再任しようとするものでございます。
議案第217号、公平
委員会委員の選任につきましては、公平
委員会委員である立花隆介氏の任期が今月26日をもって満了いたしますので、適任と認める同氏を再任しようとするものでございます。
議案第218号及び議案第219号は、いずれも今月26日をもって任期満了となる固定資産評価審査
委員会委員の選任についてでございます。
議案第218号は、寳角勝利氏の任期満了に伴い、適任と認める同氏を再任しようとするものでございます。
議案第219号は、森崇志氏の任期満了に伴い、その後任として適任と認める横山彬氏を選任しようとするものでございます。
議案第220号、姫路市
社会福祉審議会条例の一部を改正する条例につきましては、姫路市社会福祉審議会において、身体障害、知的障害及び精神障害の3つの障害を一体とした障害者福祉施策を検討することができるよう、同審議会の所掌事務から除かれていた精神障害者福祉に関する事項を所掌事務に追加するとともに、専門分科会の名称を所掌事務に合わせて障害者福祉専門分科会と改める等、所掌事務の追加に伴う規定整備をするほか、必要な規定整理をしようとするものでございます。
諮問第2号から諮問第13号までは、いずれも人権擁護委員の候補者を推薦しようとするものでございます。
諮問第2号から諮問第12号までは、来年3月31日をもって任期満了となる委員を候補者として再推薦しようとするものでございます。
諮問第2号は小池千鶴氏を、諮問第3号は岩下久志氏を、諮問第4号は齋藤壽子氏を、諮問第5号は久保千代子氏を、諮問第6号は中塚恵介氏を、諮問第7号は西影裕一氏を、諮問第8号は北川浩一氏を、諮問第9号は石田秀和氏を、諮問第10号は鵜山雅之氏を、諮問第11号は田口純子氏を、諮問第12号は廣澤英徹氏をそれぞれ適任と認め、再推薦しようとするものでございます。
諮問第13号は、来年3月31日をもって任期満了となる神谷みや子氏の後任として則定惠子氏を適任と認め、候補者として推薦しようとするものでございます。
以上、簡単ではございますが、議案の説明を終わります。
何とぞよろしくご審議いただきまして、原案にご議決賜りますようお願い申し上げます。
○
三輪敏之 議長
以上で提案理由の説明は終わりました。
これより日程第5、議案第214号、議案第215号及び議案第220号について質疑に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご発言がありませんので、質疑を終了します。
この際お諮りします。
本件については、
委員会付託を省略したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより討論に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご発言がありませんので、討論を終了します。
これより採決に入ります。
議案第214号、議案第215号及び議案第220号、以上3件をまとめて採決します。
本件は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に日程第6、議案第216号から議案第219号まで、及び諮問第2号から諮問第13号までについて、この際お諮りします。
本件については、議事の順序を省略し、これより直ちに採決に入りたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより採決に入ります。
まず議案第216号、教育
委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
三輪敏之 議長
ありがとうございます。起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第217号、公平
委員会委員の選任についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
三輪敏之 議長
ありがとうございます。起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に、議案第218号及び議案第219号、固定資産評価審査
委員会委員の選任について、以上2件をまとめて採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
三輪敏之 議長
ありがとうございます。起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に、諮問第2号から諮問第13号まで、人権擁護委員候補者の推薦について、以上12件をまとめて採決します。
本件は、原案のとおり可決することに賛成の
皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○
三輪敏之 議長
ありがとうございます。起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第7
議員提出議案第5号
○
三輪敏之 議長
次に日程第7、
議員提出議案第5号を議題とします。
これより提出者に提案理由の説明を求めます。
ご登壇の上、ご発言願います。
21番
中西祥子議員。
◎
中西祥子 議員 (登壇)
ただいま上程されました
議員提出議案第5号、生涯を通じた国民皆歯科健診の実現を求める意見書について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
現在、我が国では法的根拠に基づく歯科健診として、母子保健法に基づく健診、学校保健安全法に基づく健診が行われ、該当年齢の国民は歯科健診を受診しています。
一方、成人期では健康増進法に基づく40、50、60、70歳の歯周疾患検診、高齢者医療確保法に基づく後期高齢者歯科健診が行われていますが、その受診率は極めて低くなっております。
また、事業所における歯科健診は歯科特殊健康診断として、有害業務に従事する労働者に義務づけされているのみであります。
近年、歯と口腔の健康は、心身にわたる全身の健康の保持・増進にとって極めて重要な要素であることが明らかとなっており、健康寿命の延伸やQOLの向上のためにはライフステージに応じた切れ目のない歯科健診の実施が必要であります。
人生100年時代を迎える中において口腔ケアは健康寿命の重要な鍵であり、過剰な医療費の抑制という点からも、ライフステージに応じて継続的に歯科健診の実施が必要であります。
こうした中、国において令和5年6月16日に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針2023には、生涯を通じた歯科健診、いわゆる国民皆歯科健診に向けた取組の推進等、歯科保健医療提供体制の構築と強化に取り組む旨が記載されています。
また、令和6年度から適用される、健康増進法に基づく国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基本的な方針、いわゆる健康日本21(第3次)の実施計画では、「歯周病を有する者の減少」、「よく噛んで食べることのできる者の増加」とともに「歯科検診の受診者の増加」が歯・口腔の健康の目標として掲げられ、「過去1年間に歯科検診を受診した者の割合」を令和14年度には95%にすることが指標として明記されました。
よって、国においては、国民皆歯科健診の実現に向けた具体的な検討を早急に進めるとともに、下記の事項につき措置されるよう強く要望するものであります。
記
1 早期に国民皆歯科健診の実現に向けた
法改正を行うこと。
2 国民皆歯科健診の制度設計等に関する具体的な検討を進めるに当たっては、地方自治体をはじめ関係者の意見を十分に酌み取ること。
3 国民皆歯科健診の実施に際し、国において十分な財政措置を講じること。
4 国民に対して歯と口腔の健康づくり及び歯科健診の重要性についての啓発や健診受診後の定期的な歯科受診の勧奨を行うなど、歯科疾患の発症や再発、重症化予防のための総合的な取組を推進すること。
以上のとおりであります。
議員各位におかれましては、本議案にご賛同賜りますようよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○
三輪敏之 議長
以上で、提案理由の説明は終わりました。
これより本件に対する質疑に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご発言がありませんので、質疑を終了します。
この際お諮りします。
本件については、
委員会付託を省略したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより討論に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご発言がありませんので、討論を終了します。
これより採決に入ります。
議員提出議案第5号、生涯を通じた国民皆歯科健診の実現を求める意見書についてを採決します。
本件は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第8
議員派遣の件
○
三輪敏之 議長
次に日程第8、
議員派遣の件を議題とします。
お諮りします。
本件については、お手元に配付のとおり派遣することにしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、お手元に配付のとおり本市議会議員を派遣することに決しました。
なお、この際お諮りします。
ただいま議決した事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任を願いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、
議員派遣の内容に変更が生じる場合には、議長に一任することに決しました。
──────────────────────
△日程第9
閉会中継続調査申出の件
○
三輪敏之 議長
次に日程第9、閉会中継続調査申出の件を議題とします。
お手元に配付の閉会中継続調査事項一覧表のとおり、各
委員会から閉会中継続調査の申出がありました。
お諮りします。
本申出のとおり、閉会中も引き続き継続調査を行うことにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
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○
三輪敏之 議長
以上で本日の日程は終了しました。
お諮りします。
本
定例会に提出されました案件は全て審議が終了しましたので、閉会したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、令和5年第4回姫路市議会
定例会は、これで閉会します。
午前11時06分閉会
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△
議長挨拶
○
三輪敏之 議長
閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
議員の皆様には、去る11月24日の招集以来、本日までの26日間の会期中を通じて熱心にご審議いただき、本日無事閉会することができました。
ここに議員の皆様のご協力に対して心からお礼を申し上げます。
今後とも皆様におかれましては、議会の
活性化と円滑な議会運営にご協力を賜わりますようお願い申し上げます。
いよいよ本年も余すところあと僅かになり、寒さも一段と厳しさを増してきますが、皆様におかれましては、健やかによき新春をお迎えくださいますよう心から祈念いたしまして、簡単ながら閉会のご挨拶といたします。
どうもありがとうございました。
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△
市長挨拶
◎清元秀泰 市長 (登壇)
閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
議員の皆様方には、11月24日の開会以来、本会議並びに各
委員会におきまして、令和5年度姫路市一般会計補正予算をはじめ、条例の改正などの議案について、終始、熱心かつ慎重にご審議をいただき、いずれも原案にご賛同を賜りました。厚く御礼を申し上げます。
本会議並びに
委員会の審議過程においていただきました数々のご提案、ご要望につきましては、その趣旨に十分配慮し、可能な限り市政に反映してまいります。
今
定例会でご議決いただいた国の経済対策に関わる補正予算につきましては、低所得者世帯に対する価格高騰生活支援給付金の支給を速やかに行うなど、市民の皆様に将来にわたり安心して生活していただけるよう、市政を推進してまいります。
本年も余すところ僅かとなり、間もなく新年を迎えることとなりますが、議員の皆様におかれましては、健やかによき新年を迎えられることを祈念いたしますとともに、今後とも市政の推進と
市民生活の向上に一層のご理解、ご支援をいただきますようお願い申し上げます。
最後に、報道関係の皆様方のご協力に感謝申し上げ、閉会の挨拶といたします。
ありがとうございました。
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地方自治法第123条第2項により署名する。
姫路市議会議長 三 輪 敏 之
会議録署名議員 仁 野 央 子
同 東 影 昭
同 坂 本 学...