姫路市議会 2023-12-07
令和5年12月7日経済観光委員会−12月07日-01号
◎答
文化国際交流財団の
補助制度であるが、今までは予算に限りがあり、補助対象上限額まで交付ができない場合があった。
今後はより多くの団体に上限額まで助成できるよう予算額の増額を考えている。
◆問
書写山
ロープウェイのワイヤー交換について、安全索道株式会社との一者
随意契約となっている。
3億から3億5,000万円の相当高額な発注予定額となっているが、他都市との比較はしているのか。
◎答
ロープウェイのワイヤー交換という特殊な工事であり、安全性を最大限確保するため、設置業者から見積りをもらい、精査している状況である。
今後、しっかりと金額の妥当性を判断していきたい。
◆問
専門的な内容と思うが庁内できちんと精査できるのか。
◎答
他都市を参考に精査し、できるだけ経費節減に努めたい。
◆要望
安全性には十分に配慮しながら、業者の言いなりにならないようにしてもらいたい。
◆問
姉妹都市・姉妹城の提携を結ぶことは、
市民にどのようなメリットがあるのか。
◎答
姉妹都市・姉妹城とは、青少年交流
事業における相互受入れなどを行っており、今後、経済面でも各国の特産品等の相互流通等に期待している。
特に
ウェールズとは、観光・文化・スポーツ交流に加え、経済面での交流もあり、今後のよい事例になればと考えている。
◆問
観光再始動
事業において、パッケージツアーの購入希望者が現れなかった原因をどのように分析しているのか。
◎答
超富裕層が
宿泊施設に求めているのが、一棟またはワンフロア貸切りでの利用であったこと、2泊3日のパッケージとしたことでプランの自由度がなくなったこと、本市らしさのアピールが十分できなかったことなどが原因と考えている。
◆問
購入者の報告を楽しみにしていたが残念である。
本市に魅力がなかったものではないと考えてよいのか。
◎答
そのように考えている。
◆問
現在の入込客数について、
姫路城のグランドオープン後と比較してどのような状況か。
◎答
グランドオープン後は約280万人であった。
今年度は11月22日に100万人を超えたところであり、最終的に130万人程度になればと考えている。
◆要望
MICE誘致の際にも本市の
宿泊施設に関する課題は指摘しており、改善の必要があると感じている。
例えば、本市の魅力を生かせるような町家を改修した
宿泊施設を整えていくことや腕利きの料理人が調理した家島の魚や厳選した日本酒等の特別感のある食を提供していくことで超富裕層にも十分にアピールできるものと考えている。様々なアイデアを盛り込みながらしっかりと取り組まれたい。
◆問
アクリエひめじでは、オープニングシリーズにおいてすばらしい
アーティストたちの公演が行われてきたが、今後のスケジュールを見ると、少し盛り上がりに欠けるように感じるがどうか。
◎答
オープニングシリーズでは
文化国際交流財団は主にクラシックバレエを、
指定管理者は様々な
アーティストを誘致してきた。
今後もまだ発表はしていないが、
有名アーティストの公演が控えている。
◆問
公演した
アーティストのアクリエひめじに対する意見や再度公演したいという声があるのか聞かせてもらいたい。
◎答
アーティストの評判はとてもよく、特に音のよさに定評がある。
今後は、さらによくなるのではとの声も聞いており、何度も公演を行っている
アーティストや毎年のツアーに組み込んだ
アーティストもいる。
アクリエひめじはコンベンション利用もあり、スケジュールの都合がつかないという課題はあるものの、プロモーターから駅からのアクセスのよさからチケット販売が大阪や神戸よりよいとの声を聞いている。
◆要望
公開できない部分もあると思うが、有名な
アーティストの好意的な感想を外部へ発信できれば反響は大きいと思う。これからもぜひ頑張ってもらいたい。
◆問
先日、コシノミチコ氏のレザーファッションショーが開催され、その中で
姫路レザーとしてブランド価値を確立させていくことは、非常に効果的であるとの話があった。
ゴルフクラブや手延べそうめんなど様々な地場産業があるが、それらが斜陽産業とならないようなブランディングについての思いを聞かせてもらいたい。
◎答
本市は観光だけでなく、ものづくりのまちでもあり、地域に根差した地場産業には様々なものがある。
特に素材産業である皮革は、加工されて流通するため、どこの皮革か分からないところがあるが、本市の皮革は世界の一流のブランドにも使用されている。
そのようなことを公開できる範囲でPRしていくことや、地域の優れた品質のものを地域で消費していくような取組も必要と考えている。
◆意見
スーツなどメーカーブランドのタグと生地メーカーのタグが両方付いているものもある。
皮革だけでなく酒や肉でもブランディングはとても大切であると考えている。
生産者のモチベーションの向上にもつながるような取組に期待している。
◆問
姫路城世界遺産登録30周年
記念式典の中で大阪・関西万博
関係者の講演が予定されているが、講演者は決定しているのか。
◎答
現在、協議中である。
◆問
プレミアム付き商品券について、紙タイプの商品券の申込みをインターネットに限定したことで、高齢者には難しく、そのサポートにコールセンターを設置する必要が生じている。
広報ひめじに申込書を添付するなど何か工夫はできないのか。
◎答
コールセンターを充実させ、本年度からは、出張申請受付も実施している。
説明会は、昨年は18回開催、95人の参加があったが、今年は、
説明会に合わせ出張申請受付を実施したことで21回開催、1,618人が参加している。
また、はがき申込みも可能とした場合、そのデータ化作業にかなりの時間と費用を要することや、はがきとインターネットの両方で申し込む人もおり、その照合作業も必要となる。
次回のプレミアム付き商品券
事業があるならば、紙とデジタルどちらがよいのか、または両方がよいのかを総合的に検討したいと考えている。
◆問
商品券の抽選に全く当たらなかった人はいるのか。
◎答
デジタル商品券、紙タイプ商品券ともに、1セット申込者は全員当選としている。
2、3セット申込者について、デジタル商品券は、希望どおりか1セット減らして割り当てている。
紙タイプ商品券は、最大2セットまで割り当てている。
◆問
当選者の約95%が購入しているのか。
◎答
そのとおりである。
◆問
アクリエひめじの駐車場について、夜間の照明が暗く、転倒しそうになったとの声を聞くが、どのような状態なのか。
◎答
明るさを抑えて建物と調和した照明にしているが、利用者の目線で判断する必要があるため、今後の課題としたい。
◆問
駐車場の精算機が新500円硬貨に対応していないが、今後改善はされるのか。
◎答
現在1階に設置している精算機は対応していないが、間もなく2階に増設する事前精算機は新500円硬貨に対応し、QRコード決済にも対応しているので、今後利用者に周知していきたい。
◆問
大手前通りのイルミネーションについて、11月23日の夜に訪れた際に、ごみ収集の時間と重なったのか、駐輪場に降りる階段付近に多くのごみ袋が並んでおり、きれいなイルミネーションを見た後なので、少し残念に感じた。
ライトアップ期間中だけでも、もう少し目立たないようにはできないのか。
◎答
イルミネーション期間中は、警備員を常駐させており、警備員が気づけば移動させているが、遅い時間になると対応ができない。今後、関係機関等と協力しながら対応していきたい。
◆要望
姫路観光コンベンションビューローの
ホームページ「ひめのみち」のイルミネーションを紹介している画面の最後にごみ袋が1個写っているのが非常に残念なので確認してもらいたい。
観光経済局終了 15時11分
【予算決算委員会経済観光分科会(
観光経済局)の審査】
意見取りまとめ 15時34分
(1)付託
議案審査について
・
議案第152号〜
議案第156号、
議案第166号〜
議案第179号、
議案第189号〜
議案第191号、
議案第194号〜
議案第200号、
議案第204号〜
議案第207号、以上33件については、いずれも全会一致で可決すべきものと決定。
(2)閉会中継続調査について
・別紙のとおり閉会中も継続調査すべきものと決定。
(3)
委員長報告について
・正副委員長に一任することに決定。
意見取りまとめ終了 15時46分
閉会 15時46分
【予算決算委員会経済観光分科会の意見取りまとめ】...