姫路市議会 2023-06-26
令和5年第2回定例会−06月26日-04号
令和5年第2回定例会−06月26日-04号令和5年第2回定例会
出 席 議 員 (44人)
1番 高 見 千 咲 23番 石 見 和 之
2番 仁 野 央 子 24番 重 田 一 政
3番 阿 野 れい子 25番 井 川 一 善
4番 前 川 藤 枝 26番 石 堂 大 輔
5番 山 口 悟 27番 川 島 淳 良
6番 常 盤 真 功 28番 有 馬 剛 朗
7番 井 上 太 良 29番 三 輪 敏 之
8番 下 林 崇 史 30番 阿 山 正 人
9番 小 田 響 子 32番 三 浦 充 博
10番 塚 本 進 介 33番 竹 中 由 佳
11番 西 村 しのぶ 34番 坂 本 学
12番 嶋 谷 秀 樹 35番 松 岡 廣 幸
13番 神 頭 敬 介 36番 妻 鹿 幸 二
14番 金 内 義 和 37番 大 西 陽 介
15番 牧 野 圭 輔 38番 萩 原 唯 典
16番 谷 川 真由美 39番 杉 本 博 昭
17番 岡 部 敦 吏 40番 八 木 隆次郎
18番 三 和 衛 41番 蔭 山 敏 明
19番 竹 尾 浩 司 42番 西 本 眞 造
20番 駒 田 かすみ 43番 宮 下 和 也
21番 中 西 祥 子 44番 宮 本 吉 秀
22番 白 井 義 一 45番 竹 中 隆 一
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欠 席 議 員 (1人)
31番 東 影 昭
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事 務 局 職 員 出 席 者
事務局長 上 田 憲 和
次長 三 木 慎 一
議事課長 岡 田 大 作
議事係長 川 嶋 秀 一
主任 榎 本 玲 子
主任 森 祐 輔
主任 井 手 真 綾
主任 赤 鹿 裕 之
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会議に出席した市長、職員及び委員
市長 清 元 秀 泰
副市長 和 田 達 也
副市長 佐 野 直 人
副市長 志々田 武 幸
代表監査委員 甲 良 佳 司
教育長 西 田 耕太郎
医監 北 窓 隆 子
防災審議監兼危機管理担当理事 名 村 哲 哉
上下水道事業管理者 稙 田 敏 勝
政策局長 井 上 泰 利
総務局長 坂 田 基 秀
財政局長 石 田 義 郎
市民局長 沖 塩 宏 明
環境局長 福 田 宏二郎
健康福祉局長 岡 本 裕
こども未来局長 白 川 小百合
観光スポーツ局長 大 前 晋
産業局長 柳 田 栄 作
都市局長 加 藤 賢一郎
建設局長 柳 本 秀 一
会計管理者 三 河 美 徳
消防局長 松 本 佳 久
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議 事 日 程
第4日(6月26日(月)) 午前10時開議
〇開 議
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 諸 報 告
日程第3 議案第53号〜議案第80号
日程第4 請願第1号
日程第5 閉会中継続審査申出の件(請願)
日程第6 議案第81号〜議案第101号
日程第7
議員提出議案第3号及び
議員提出議案第4号
日程第8 議員派遣の件
日程第9 閉会中継続調査申出の件
〇閉 会
〇議長挨拶
〇市長挨拶
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議 事 順 序
1 開 議
2
会議録署名議員の指名
3 諸 報 告
4 議案第53号〜議案第80号
(1) 一括上程
(2) 委員長報告
(3) 質 疑
(4) 討 論
(5) 採 決
5 請願第1号
(1) 上 程
(2) 質 疑
(3) 討 論
(4) 採 決
6 閉会中継続審査申出の件(請願)
(1) 上 程
(2) 採 決
7 議案81号〜議案第101号
(1) 一括上程
(2) 提案理由説明
(3) 採 決
8
議員提出議案第3号及び
議員提出議案第4号
(1) 一括上程
(2) 提案理由説明
(3) 質 疑
(4) 討 論
(5) 採 決
9 議員派遣の件
10 閉会中継続調査申出の件
(1) 一括上程
(2) 採 決
11 閉 会
12 議長挨拶
13 市長挨拶
午前9時57分開議
○三輪敏之 議長
おはようございます。
ただいまから本日の会議を開きます。
東影 昭議員から欠席の届出がありましたので、ご報告します。
これより日程に入ります。
本日の日程は、お手元に配付しております議事日程に記載のとおりであります。
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△日程第1
会議録署名議員の指名
○三輪敏之 議長
まず日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、
前 川 藤 枝 議員
岡 部 敦 吏 議員
神 頭 敬 介 議員
を指名します。
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△日程第2
諸報告
○三輪敏之 議長
次に日程第2、諸報告であります。
お手元に配付のとおり、監査委員から監査の結果について報告がありました。
次に、6月22日までに受け付けました陳情は、お手元に配付の陳情文書表のとおりであります。
以上で諸報告を終わります。
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△日程第3
議案第53号〜議案第80号
○三輪敏之 議長
次に日程第3、議案第53号から議案第80号までをまとめて議題とします。
これより、委員会の審査結果について、委員長の口頭報告を求めます。
登壇の上、ご報告願います。
文教・
子育て委員会委員長 石見和之議員。
◎石見和之 文教・
子育て委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本委員会に付託されました議案について、6月14日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決または同意すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、議案第61号、姫路市駅前すくすくひろば条例の一部を改正する条例についてであります。
本議案は、駅前すくすくひろばの休館日について、月曜日、火曜日、及び国民の祝日に関する法律に規定する休日を廃止し、12月29日から翌年1月3日までとしようとするものであります。
委員会において、同ひろばの開館日を増やすに当たり、職員の増員が必要になると思われるが、人員体制については、どのように考えているのか。
また、それに伴う人件費は、どれぐらい必要になるのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、職員については、これまで4人であったところを2人増やし、6人体制にしようとしている。
また、予算については、約580万円の増額となり、6人分の人件費として、年間で1,580万円程度かかる見込みである、とのことでありました。
本委員会といたしましては、同ひろばは、姫路駅前の商業施設内にある利便性の高い施設であり、開館日が増えることにより、さらに利用しやすくなることから、人員体制の強化だけでなく、子育て等に関する相談業務の充実や利用者のニーズに合わせた設備の導入を図るなど、よりよい
子育て支援施設となるよう努められたいことを要望いたしました。
第2点は、若年層の
出会い支援事業についてであります。
同事業は、少子化の要因の1つである未婚化・晩婚化の進行に歯止めをかけるため、(仮称)体験型出逢い
イベントin家島諸島などを実施しようとするものであります。
委員会において、同イベントについて、参加人数を30人程度としているが、どのような考えで決定したのか。
また、応募多数の場合には、居住地や勤務先、年齢等を考慮の上、参加者を決定するとのことであるが、どのように選定しようと考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、同事業は、本市初の試みであり、参加人数が多すぎると運営に支障を来すおそれがあることから30人程度が適切と考えたものである。
また、参加者の選定方法については、
実施事業者が決定した後に、事業者とともに検討したいと考えている、とのことでありました。
本委員会といたしましては、いまだ、
新型コロナウイルスの影響もある中、就職により遠方から姫路市へ来た若者も含め、出会いの機会が少なくなっていると思われることから、
地元企業等にもしっかりと同イベントの周知をされたいことを要望いたしました。
第3点は、
姫路市立高等学校の再編についてであります。
今後のスケジュールとして、市立3校を統合して、姫路高校の校地に設置する新設校については、令和8年度入学者から生徒募集を開始し、現在の市立3校については、令和7年度入学者まで募集を行い、在校生は、卒業まで入学した高校に通学する予定と示されております。
委員会において、受検生は、3校の募集停止により、下級生が入学しないことによる部活動や
学校行事等にかかる制約に不安を覚えると思われるが、どのような対策を取ろうと考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、3校の教員と協議しながら、部活動については、合同チームの結成等を検討するほか、学校行事については、3校あるいは新設校も含めた4校共同で大規模に開催することなどを検討しており、記憶に残る学校生活を送れるようにしたいと考えている、とのことでありました。
本委員会といたしましては、受検生やその保護者に
市立高等学校の再編内容を分かりやすく説明し、不安の解消に努めるとともに、最後の生徒が卒業するまでしっかりと支援されたいことを。
また、新設校の開校に向けては、しっかりと準備を進められたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○三輪敏之 議長
厚生委員
会委員長 中西祥子議員。
◎中西祥子 厚生委員
会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本委員会に付託されました議案について、6月14日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決または同意すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆様の審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、議案第60号、姫路市
手数料徴収条例及び姫路市
戸籍手数料等徴収条例の一部を改正する条例についてであります。
本議案は、電気・ガス・食料品等の価格高騰の影響を受けている市民の負担を軽減するとともに、窓口の混雑緩和を図るため、
コンビニ等の多
機能端末機による証明書等の
交付手数料を、令和5年9月1日から令和6年3月31日までの間、1通につき50円減額しようとするものであります。
委員会において、当該措置については、令和6年度以降も継続して実施するような考えはあるのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、当該措置は、令和5年度
地方創生臨時交付金により実施するものであるため、令和6年度以降は当該措置を継続せず、令和5年8月末時点の手数料に戻すことを考えている。
なお、現在、70%以上の市民が
マイナンバーカードを所持していることを踏まえ、市役所窓口より手数料が安く、利便性の高い
コンビニ等での証明書等の交付について当該期間中に集中的に推進したいと考えている、とのことでありました。
本委員会といたしましては、
マイナンバーカードを使用した
コンビニ等での
証明書等交付を、市民により一層利用してもらえるように、当該措置の周知にしっかりと取り組まれたいことを。
また、
マイナンバーカードに対して根強くある不信感を払拭できるよう、
マイナンバーカードの使用における安全性についてもあわせて周知を図られたいことを要望いたしました。
第2点は、議案第66号、
市川美化センター排ガス処理設備等整備工事請負契約の締結についてであります。
委員会において、今回、7億950万円で請負契約を締結しようとしているが、令和14年度の新
美化センター稼働開始までの間、
市川美化センターにおいて毎年度どれくらいの
定期補修費を想定しているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
ごみ焼却施設については、あらかじめ故障箇所を想定することが困難ではあるものの、本契約に含まれる
触媒反応塔定期整備工事のように、毎年度実施する必要が生じるものもあり、
市川美化センターの
ごみ処理能力を維持するためには、金額の多寡はあるものの、毎年度、本契約に近い規模の
定期補修費が必要になると想定している、とのことでありました。
本委員会といたしましては、
市川美化センターについて、新
美化センターが新設されるまでの間、適正かつ安定した処理機能が発揮し続けられるよう計画的に取り組まれたいことを。
また、新
美化センターについて、
人口減少社会による
ごみ発生量の減少や
ごみ減量化の目標を踏まえて、しっかりと
施設整備計画の策定に努められたいことを要望いたしました。
第3点は、
高齢者等世帯に対する
ごみ出し支援事業(ふれあい収集)の利用要件の改正についてであります。
同事業は、高齢化の進行に伴い
ごみ出し困難事例が増加していることや、
ごみ出し支援事業に対する国の
財政支援制度が創設されたことを受け、令和2年10月から試験的に実施しているものであり、これまでの実施状況を踏まえ、高齢者の利用要件のうち、要介護度2から5を要介護度1から5に緩和し、対象者の拡充を図ろうとするものであります。
委員会において、本改正により、同事業の利用者数については、今後、どれくらい増加することを見込んでいるのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、現在、年間50人程度が新たに利用を開始しているが、本改正を行うことで、さらに20%程度の利用者が増加すると見込んでいる、とのことでありました。
本委員会といたしましては、同事業を真に必要としている市民が利用できるよう、同事業の実施内容や
当該利用要件の改正内容についてしっかりと周知に努められたいことを要望いたしました。
第4点は、あなたとつくる健康長寿の姫路(まち)
市民アンケートの実施についてであります。
同
アンケートは、より幅広く、より効果的で効率的な健康長寿につながる施策を検討するため、高齢者等の現在及び将来への不安や目指す姿を把握し、より長く自立した生活を継続するために望まれる取組について調査しようとするものであります。
委員会において、同
アンケートの回答方法については、どのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、
アンケートの実施に当たっては、対象者の自宅へ調査票を郵送し、回答を記入後に郵便で返送してもらうことを考えているが、パソコンや携帯電話での回答方法についても検討していきたい、とのことでありました。
本委員会といたしましては、
パソコン等を用いた
電子アンケートの手法も活用するとともに、高齢者だけでなく若い世代など幅広い年齢層から意見を収集されたいことを。
また、同
アンケートで得られた意見や明らかになった今後の課題を確実に施策に反映し遂行できるよう、しっかりと結果分析にも取り組まれたいことを要望いたしました。
以上が主たる内容でありますが、その他の要望事項といたしまして、小児の
救急医療電話相談について、電話相談時に、看護師等に対して保護者が子どもの病気やけがの症状を音声のみで正確に伝えることは困難であると思われることから、情報量の多いビデオ通話を使ったツール等の導入を検討されたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の皆様におかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○三輪敏之 議長
経済観光委員会委員長 山口 悟議員。
◎山口悟
経済観光委員会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本委員会に付託されました議案について、6月14日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決または同意すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、議案第67号、
姫路市立姫路球場ナイター照明設備新設及び
スコアボード改修等工事請負契約の締結についてであります。
本議案は、プロ野球の開催が可能となる照度に対応した
ナイター照明を6基、
LED照明232台を新設し、
スコアボードを
パブリックビューイング等、野球以外の用途にも使用できるよう
LEDモニターに更新するほか、室内練習場の改修を行おうとするものであります。
委員会において、同工事は、12億120万円もの費用を投じるものであり、市民の期待も大きいと思われるが、今後どのように活用していこうと考えているのか。
また、姫路球場の芝生は、
阪神甲子園球場の
グラウンド整備を担う
園芸事業者の指導を受け、地方球場では有数の状態を誇っていたが、近年はその状態が悪くなっており、
ナイター利用が始まると芝生を休ませる時間がなくなるため、さらに状態が悪化することを危惧するが、どのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、工事完了後は、プロ野球だけでなく、大規模な
社会人野球の大会も開催可能となることから、様々な大会の開催に向けて誘致活動に取り組みたいと考えている。
また、芝状態の悪化は認識しており、姫路球場の
指定管理者である
一般財団法人まちづくり振興機構とともに
当該園芸事業者にも相談しながら対応策を検討していきたい、とのことでありました。
本委員会といたしましては、工事の完了を待つのではなく、早期に誘致活動を行うことで、市民の期待に応えられるようしっかりと取り組まれるとともに、芝生の適正な管理にも努められたいことを要望いたしました。
第2点は、農水産物の
ブランド化推進事業についてであります。
委員会において、本市は豊富な農水産物に恵まれているものの、様々なものがあるがゆえに姫路産とは十分に認識されないまま消費されているところがあると思われるが、認知度を向上させるためどのような取組を行っているのか。
また、生産に携わる人たちを市が顕彰することで、生産者も含めた本市の農水産物のPRも効果的であると思うが、どのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、姫路産であることを分かりやすく伝えるために、姫そだちという
ブランドマークの表示や、話題となりやすい旬の時期を捉えた広報活動に取り組んでいる。
また、姫路産の農水産物とあわせて生産者についても認知してもらえるよう、顕彰など生産者の励みとなるような仕組みについて検討していきたい、とのことでありました。
本委員会といたしましては、生産者の働く意欲を高めるためにも、姫路産であることをイメージできるような効果的なネーミングをつけるなど創意工夫を凝らしながら、認知度の向上に向けてしっかりと取り組まれたいことを要望いたしました。
以上が主たる内容でありますが、その他の要望事項といたしまして、1つに、
平成中村座姫路城公演やアクリエひめじでの
オーケストラ公演のように、国内外から著名なアーティストを招聘した際にも十分満足してもらえるような
市内宿泊施設の充実に向けてしっかりと支援されたいことを。
2つに、アクリエひめじ駐車場の混雑解消に向けては、来館者が快適に利用できるよう、事前精算機の利用促進や
警察協議等も行いながら、出庫時間の短縮に努められたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○三輪敏之 議長
建設委員
会委員長 大西陽介議員。
◎大西陽介 建設委員
会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本委員会に付託されました議案について、6月15日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決または同意すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について概要をご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、議案第64号、姫路市
老朽危険空家等の対策に関する条例の一部を改正する条例についてであります。
本議案は、
特定老朽危険空家等に関する勧告の事実を公表し、現地標識を設置する際に所有者等に対して付与している弁明の機会を削除することにより、勧告から行政代執行までの期間を短縮するとともに、市長が行った命令に対し正当な理由なく措置を講じない場合には、氏名・住所を公表する規定を新たに設けることにより、所有者等による早期の自主的措置を促進することなどを目的として条例改正を行おうとするものであります。
委員会において、
老朽危険空き家が
住宅地区改良法に定める不良住宅に該当し、今後、人の居住の用に供される見込みがないと認められる場合に、
固定資産税等の
住宅用地特例適用を解除するよう見直す自治体もあるが、本市においても実施する予定はあるのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、今国会において、
空家等対策の推進に関する
特別措置法の改正が行われており、これまでは特定空き家のみ
住宅用地特例適用を解除できていたものが、今後は
管理不全空き家についても同特例適用を解除することが可能となることから、関係部局と具体的な実施方法や開始時期について協議を行う予定である、とのことでありました。
本委員会といたしましては、空き家の所有者の約3割が空き家のままにしておく意向を持っているとの調査結果が国土交通省より示されており、空き家が放置されると近隣住民の安全を脅かしかねないことから、しっかりと対応されたいことを要望いたしました。
第2点は、議案第79号、
損害賠償請求事件に係る和解についてであります。
本議案は、
白浜市場線東ルート新設事業の中止により、
移転準備等に要した費用について損害を被ったとする原告から、本市に対して損害賠償金及び遅延損害金の支払いを求める訴訟が提起され、12回の弁論準備手続を重ねた結果、解決金として4,700万円を支払う和解案が裁判所から提示されたことを受け、同案を受入れしようとするものであります。
委員会において、このたび裁判所から示された和解案について、市としてはどのように受け止めているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、事業の継続を信じた原告が中止によって損失を被った場合は、その損失を補償すべきであるという認識であり、その上で、同案については、原告と市の双方の主張内容に照らして裁判所が公正中立な立場で判断し、勧告されたものである以上、本和解案を尊重し受け入れたいと考えている、とのことでありました。
本委員会といたしましては、当該裁判の原告は事業の中止に伴い損害を受けた被害者であることを考慮すれば、裁判所が示す和解案を受け入れることは理解できるものの、同事業は議会に報告もなく、予算を流用して進めた背景を鑑みると、事業の進め方に問題があったと言わざるを得ない。
また、通常、作成例の少ない課長公印を押印した当該移転に係る念書を作成していることに加え、結果的に解決金として4,700万円もの税金を支出する事態を招いたことから、市全体として事業の進め方を深く反省するとともに、今後、同様の事案が起こらないよう徹底されたいことを要望いたしました。
第3点は、大手前地下駐車場の管理についてであります。
委員会において、大手前地下駐車場の一部の区画や階段で漏水等が発生し、長年にわたり利用できない状態になっている箇所が散見されるが、どのような状況であるのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、雨漏りや漏水が発生する箇所については受け皿や排水管を設置するなどの対策を取っているが、建設当初より同駐車場付近は地下水位が高く、抜本的な解決策が見出せていない状態である。
また、魚町・塩町方面に向かう階段については、今月より排水溝に不具合が発生し、床面が濡れて滑りやすい状況になっているため、原因を調査し、早急に対応したいと考えている、とのことでありました。
本委員会といたしましては、漏水についての対策を取っているとはいえ抜本的な解決には至っていないことから、早急に管理状況を改善するとともに、定期駐車券を持つ利用者が満車のため駐車できない事態がないよう対応されたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の皆様におかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○三輪敏之 議長
予算決算委員
会委員長 常盤真功議員。
◎常盤真功 予算決算委員
会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本委員会に付託されました議案について、6月13日に関係局から説明を受け、14日及び15日に各分科会を開催し、さらに20日には各分科会からの報告を受け、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、原案を可決すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について、概要をご報告するとともに、本委員会としての要望を申し上げますので、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
議案第53号、令和5年度姫路市一般会計補正予算(第2回)について申し上げます。
総務分科会関係について、第1点は、交通安全啓発推進事業費についてであります。
同事業費は、道路交通法の改正により、令和5年4月1日から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されたことに伴い、着用率の低い高校生や高齢者に対して、着用促進を図るため、購入助成に係る広報用チラシ等の作成経費として10万円を、また購入費用の一部を助成するための経費として200万円を増額補正しようとするものであります。
分科会において、自転車用ヘルメットの購入助成に当たり、基準日の設定や既に購入している人への対応についてはどのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、当該補助制度については、改正法が施行された令和5年4月1日以降にヘルメットを購入した人を対象にしたいと考えており、領収書など代金の支払いが完了していることを証明できる書類等を添付して、申請してもらうことを考えている、とのことでありました。
本委員会といたしましては、これまでの本市における補助制度において、期日を遡及した例はあまり見受けられず、このたびの基準日の設定により、今後、他の補助事業への影響が懸念される部分もあると思われることから、十分考慮した上で本制度設計を行われたいことを要望いたします。
第2点は、第75款、第15項、基金繰入金についてであります。
分科会において、本補正予算では、9億1,131万3,000円を財政調整基金に繰り入れようとしているが、同基金の適正規模については、どのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、同基金の適正な残高については、一般的に標準財政規模の10%から20%と言われており、それを目途に維持していきたいと考えている。
なお、令和2年度にコロナ禍による減収補填として8億円を取り崩したものの、令和3年度に税収が回復したことから10億円を積み立てており、現在においては、標準財政規模の10%を上回る状況となっている、とのことでありました。
文教・子育て分科会関係については、児童育成費中、福祉施設等物価高騰特別対策給付金事業についてであります。
本事業は、物価高騰の影響により、電気料金等の負担が増加している私立の保育所や認定こども園、放課後児童クラブ及び届出保育施設に対して、安定的にサービスを提供できるよう、届出保育施設には一律21万円を、その他の施設においては、定員が10人未満の施設は一律12万円とし、10人の施設には12万円に3万円を加算し、以後、10人増すごとにさらに3万円を加算した金額を支給しようとするものであります。
分科会において、施設を利用している児童数ではなく定員から給付額を算出すると、現在、保育に使用されていない部屋の電気料金に当たる金額も給付額に含まれることになると思われるが、どのように考えているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、各施設については、定員に応じた広さとなっており、利用実態にかかわらず、空調設備等を使用していることから、定員を基に給付額を算出しようとするものである。
また、保育所等においては、定員に近い児童数を受け入れている施設が多く、保育室等はほぼ使用されていると考えている、とのことでありました。
本委員会といたしましては、早急に支援するため、施設に対して、物価高騰の影響が確認できる資料の提出を求めない給付金方式とすることは理解できるものの、実態に応じた支援も必要であると思われることから、日頃から、各施設としっかり連携して、状況を把握しておくように努められたいことを要望いたします。
厚生分科会関係については、心身障害者福祉費及び老人福祉費中、福祉施設等物価高騰特別対策給付金事業についてであります。
本事業は、高齢者福祉、介護保険サービス及び障害福祉施設等におけるエネルギー・食料品等の価格高騰の影響による負担を軽減することで、サービスの安定的な提供を維持するため、市内にある1,718か所の当該施設等に対し、総額2億4,840万円の給付金を支給しようとするものであります。
分科会において、サービスの提供形態による施設ごとの給付額についてはどのように算定しているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、当該一部施設における価格高騰の影響に係る聞き取りや光熱費の支払実績調査を踏まえて、本市で独自に給付額を算定している、とのことでありました。
本委員会といたしましては、本事業は急激な物価高騰に後追いする形で実施するものであることから、当該施設等の実情を十分に踏まえて迅速に対応されたいことを要望いたします。
経済観光分科会関係について、第1点は、観光庁観光再始動事業についてであります。
本事業は、観光需要の回復や地域活性化に向けたインバウンドの誘客に資するコンテンツ造成について検証する観光庁の公募事業に採択され、観光庁からの受託事業として実施しようとするものであります。
その内容は、インバウンドの超富裕層をターゲットに、姫路城や好古園を夜間貸切りにして行う伝統芸能の鑑賞等の特別な体験や、書写山圓教寺の非公開のお堂等を貸切りで行う修行体験、100人の僧侶による天台声明の鑑賞、精進料理等を組み合わせた2泊3日の旅行プランとなっております。
分科会において、1回1組限定で、1人当たり1,000万円での販売を考えているとのことであるが、1組当たりの上限人数、開催回数はどの程度を見込んでいるのか。
また、非常に高額な旅行プランとなっているが、参加者の見通しは立っているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、1組当たりの上限人数は、宿泊施設のスイートルームの収容人数から最大4人、開催回数は最大2回を考えている。
また、参加者の見通しについては、令和4年にタイでAPEC首脳会議と併せて開催された日タイ観光セミナーにおいて一定の手応えを感じており、超富裕層向けの旅行プランを提供する事業者等のアドバイスを得ながら確実に実施していきたいと考えている、とのことでありました。
第2点は、プレミアム付き商品券事業についてであります。
本事業は、物価高騰による市民生活への影響を緩和するとともに、地域経済の活性化を図るため、デジタルと紙タイプのプレミアム付き商品券を発行しようとするものであります。
分科会において、デジタルタイプの商品券については、令和4年度に新たに導入した際、印刷や郵送等の経費は要しないものの、現時点ではノウハウが不十分なため事業費のコストダウンが十分に図れないとの説明があった。
また、本補正予算においても繰り越し分と合わせると、プレミアム分の7億5,000万円に対して事務費が2億6,000万円と非常に大きな金額になっているが、経費の削減は図ることができているのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、デジタルタイプのほうが事務費を削減できるものの、デジタルタイプにおいても各店舗への振込み手数料やコールセンターの運営費などに一定の経費が必要となるものである、とのことでありました。
本委員会といたしましては、できるだけ事務費を削減しプレミアム分に回せるよう努められたいことを要望いたします。
建設分科会関係については、幹線道路新設改良事業費についてであります。
本補正予算は、
白浜市場線東ルート新設事業の中止に伴う
損害賠償請求事件に係る和解に要する費用について、弁護士への委任費用として報酬費434万5,000円、及び和解解決金として補償補填及び賠償金4,700万円、合計5,134万5,000円を予算措置しようとするものであります。
分科会において、本補正予算は、損害賠償に関する費用であり、具体的な事業を実施するものではないが、幹線道路新設改良事業費として計上することに問題はないのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、財政局とも事前に協議を行っており、当該事業の中止に伴う費用を予算措置するものであるため、同費目で計上することに問題はないと考えている、とのことでありました。
以上のとおりであります。
議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○三輪敏之 議長
総務委員
会委員長 三和 衛議員。
◎三和衛 総務委員
会委員長 (登壇)
ご報告申し上げます。
本委員会に付託されました議案について、6月15日に委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、お手元に配付の
委員会審査報告書のとおり、いずれも原案を可決すべきものと決定いたしました。
以下、審査の過程において論議されました事項について、概要をご報告申し上げ、議員の皆さんの審議のご参考にしていただきたいと思います。
第1点は、動産の購入に伴う車両の利活用についてであります。
今定例会には、動産の購入に関する議案が4件提出されており、普通消防ポンプ自動車や高規格救急車など、全部で9台の車両更新が予定されております。
委員会において、更新車両の中には、走行距離が少なく、装備機能にも使用上の問題がないものもあると思われるが、各自治会の自主防災組織に払い下げるようなことは考えていないのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、更新後の古い車両に関しては、基本的には売却により処分されるが、救急車については、まだ使用が可能であると判断された場合には、予備車両として引き続き使用することになる。
なお、地元への払い下げに関しては、車両の保管場所の確保や維持管理面での負担など課題はあるものの、一部の車種においては検討の余地はあると思われる、とのことでありました。
本委員会といたしましては、他都市での取組状況等を調査・研究するとともに、地元の意向なども確認しながら、有効に利活用できるような手法について検討されたいことを要望いたしました。
第2点は、市議会議員の要望等への対応についてであります。
本市では、議員による不当要求行為の再発防止を図るため、市議会議員からの要望等に係る職員の対応に関する基本方針を策定するとともに、令和5年4月1日より同基本方針に基づき、職員の公正な職務の遂行を図っております。
委員会において、市の施設を見学に訪れた際、議員が当該施設の説明を職員に求めたところ、要望等に該当するため記録作成の対象になるとのことであったが、要望をするわけでもなく、単に説明を求める場合であっても要望等の要件を満たすと判断されてしまうものなのか。
また、道路の陥没やグレーチングのがたつきなど、急を要する内容であったとしても、複数人対応等の対象となるのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、「要望等」とは、「職員以外の者が職員に対して行う当該職員の職務に関する要望、提言、提案、意見、苦情、依頼その他職員の作為又は不作為を求める一切の行為をいう」と条例で規定されていることから、議員が職員に説明を求める行為は要望等に該当し、原則として、事前予約、複数人対応の対象となるものである。
しかしながら、急を要する内容の要望等や、簡易な内容で、ただちに対応が完結するような問合せ等については、面談ではなく電話による対応も可能であるなど、内容によっては例外として取り扱うべきものがあるとの認識は持っている。
なお、この取組は、本年4月から始めたばかりで、様々な意見が寄せられていることから、今後、姫路市要望等庁内審議会において課題を整理し、運用について必要な見直し等を行うとともに、職員間で認識が異なることがないよう研修なども実施しながら、しっかりと取り組んでいきたい、とのことでありました。
本委員会といたしましては、要望等の取扱いに関しては、取組開始後まだ間もないことから、職員側にも戸惑いや不慣れな部分があることは理解するものの、当該取組により、不当要求行為に対して全職員が統一的な対応を行うとともに、毅然とした態度で臨むことができるようしっかりと取り組まれたいことを要望いたしました。
第3点は、本市における地方創生に向けた取組についてであります。
委員会において、地方創生交付金対象事業のうちウィズコロナ時代のニューノーマルな雇用促進パッケージプラン、及び「SDGs×グリーン」グローカル人材育成事業については、それぞれ20歳から39歳まで、また、15歳から29歳までの転出超過数を目標値の指標の1つとし、その実績値を基に事業評価を行っているが、本市の課題として、進学や就職等を契機に若者が大都市圏へ流出している実態がある中、それぞれの事業を進める上でもう少し年齢層を絞った詳細な分析が必要ではないのか、との質問がなされました。
当局の答弁によりますと、毎年公表している本市統計データの5歳階級別の数値により直近の状況を分析した結果、おおむねゼロ歳から29歳は転入超過に、30歳から39歳については転出超過ではあるものの、1年前よりも数値は改善している。
また、その要因について、民間の不動産・住宅情報サイトによると、姫路市は4年ぶりに近畿圏の「買って住みたい街」ランキングの1位に返り咲いたとの情報があり、姫路駅周辺におけるマンションの継続的な分譲や、テレワーク等の多様な働き方による職住近接に対するニーズの変化などによるものと分析されている、とのことでありました。
本委員会といたしましては、固定化した指標に基づく経年変化を継続的に見ることも大切なことではあるが、民間事業者による多面的な分析結果についても引き続き情報収集を行いながら、姫路駅周辺だけではなく、周辺地域も含め市域全体でバランスの取れた、地方創生に向けた取組を推進されたいことを要望いたしました。
以上が主たる内容ではありますが、その他の要望事項といたしまして、本市においては、技術系職員の人材が不足している現状が見受けられることから、引き続き、採用に向けて鋭意取り組まれたいことを要望いたしました。
以上のとおりであります。
議員の皆さんにおかれましては、本委員会の決定にご賛同賜りますようお願いを申し上げまして、報告を終わります。
○三輪敏之 議長
以上で委員長の口頭報告は終わりました。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご発言がありませんので、質疑を終了します。
これより討論に入ります。
発言の通告に基づき指名します。
16番 谷川真由美議員。
◆谷川真由美 議員
日本共産党議員団を代表して、討論を行います。
議案第53号、令和5年度姫路市一般会計補正予算(第2回)及び議案第79号、
損害賠償請求事件に係る和解について反対します。
この2つの議案は関連していますので、併せて討論を行います。
まず、議案第53号、令和5年度姫路市一般会計補正予算(第2回)に反対します。
この補正予算には、物価高騰の影響による負担軽減を目的とする、地域公共交通機関や高等教育機関、福祉施設等への給付金の支給や子育て応援臨時給付金など市民生活を応援する予算も計上されており、これらについては評価します。
しかし、その中には、市単独事業費、幹線道路新設改良事業費として報償費434万5,000円と補償補填及び賠償金4,700万円、合計5,134万5,000円が計上されています。
これについては、認めることはできません。
また、議案第79号は、本市が
白浜市場線東ルート新設事業を中止したことに起因する本市に対する
損害賠償請求事件について和解しようとするもので、解決金として原告の金属加工会社に4,700万円支払うということは認められません。
本市がこの事業を中止した直接の理由は、
新型コロナウイルス感染症拡大による減収によるものとしています。
しかし、そもそも白浜市場線東ルートの整備に関することは、結果的には不当要求行為とは認定されませんでしたが、調査対象27事案の1つでした。
また、本市は2021年に白浜市場線東ルートの設計と金属加工会社の移転先となる土地整備で、既に2億6,000万円支出しています。これらを含め、これまで松岡議員による不当要求事案等によって、過剰なまでの複合遊具の設置や、いまだに使用されていない危険な相撲場、必要以上に華美な橋や松原八幡神社のトイレかと思われている豪華すぎる公園トイレなど、市民の税金が湯水のごとく使われてきました。
その上、このたびの和解金です。全て市民の税金です。
今、コロナは収束しつつありますが、これまでの影響、そして電気ガス料金の値上げ、相次ぐ食料品の値上げなど、物価高騰が市民生活を直撃しています。このような時に、市場の白浜移転整備を盾に地元連合自治会や松岡議員による過度な要求に絡む事案の和解によって、本来必要のない市民の大切な税金が使われることは容認できません。
また、当時の市長、副市長や幹部職員が憲法第15条第2項「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」との規定を遵守し、過度な要求には毅然とした対応を取っていたならば、市民の大切な税金を無駄に支出する必要はなかったと考えます。
以上の理由により、議案第53号及び議案第79号に反対します。
議員皆様方のご賛同をお願いいたしまして、討論を終わります。
○三輪敏之 議長
以上でご発言が終わりましたので、討論を終了します。
これより採決に入ります。
まず、議案第54号から議案第78号まで、及び議案第80号、以上26件をまとめて採決します。
本件は、委員長報告のとおり可決または同意することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって本件は原案のとおり可決または同意されました。
次に、議案第53号及び議案第79号、以上2件をまとめて採決します。
本件は、委員長報告のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
起立多数であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
──────────────────────
△日程第4
請願第1号
○三輪敏之 議長
次に日程第4、委員会審査の終了しました請願第1号を議題とします。
所管の文教・
子育て委員会の委員長からお手元に配付のとおり審査結果の報告書が提出されております。
お諮りします。
本件に対する委員長の口頭報告は省略したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご発言がありませんので、質疑を終了します。
これより討論に入ります。
発言の通告がありませんので、討論を終了します。
これより採決に入ります。
請願第1号、義務教育費国庫負担制度の堅持、および負担率「二分の一」への復元と、三〇人以下学級の実現をはじめとする豊かな教育の保障を求めることについてを採決します。
本件は委員長報告のとおり採択し、本要望書を関係先へ送付することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本件は採択し、要望書を関係先へ送付することに決しました。
──────────────────────
△日程第5
閉会中継続審査申出の件(請願)
○三輪敏之 議長
次に日程第5、閉会中継続審査申出の件を議題とします。
お諮りします。
請願第2号については、引き続き閉会中の継続審査に付することにしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
─────────────────────
△日程第6
議案第81号〜議案第101号
○三輪敏之 議長
次に日程第6、議案第81号から議案第101号までをまとめて議題とします。
これより理事者に提案理由の説明を求めます。
和田副市長。
◎和田達也 副市長 (登壇)
ただいま上程されました追加議案のご説明を申し上げます。
議案第81号及び議案第82号は、いずれも監査委員の選任についてでございます。
議案第81号は、芝野 稔委員の任期が、今月30日をもって満了いたしますので、同委員として実績のある同氏を再任しようとするものでございます。
議案第82号は、甲良佳司委員の任期が、同じく今月30日をもって満了いたしますので、その後任として適任と認める三輪 徹氏を選任しようとするものでございます。
議案第83号から議案第101号までは、いずれも本年7月31日をもって任期が満了いたします農業委員会委員の任命についてでございます。
農業に関する識見を有し、農地等の利用の最適化の推進に関する事項その他の農業委員会の所掌に属する事項に関し、その職務を適切に行うことができる者として、議案第83号は田靡仁志氏を、議案第84号は岡本富博氏を、議案第85号は橋本静枝氏を、議案第86号は青田 誠氏を、議案第87号は飯塚祐樹氏をそれぞれ再任し、議案第88号は竹内己良氏を、議案第89号は森下光春氏を、議案第90号は小林 隆氏を、議案第91号は沼田靜雄氏を、議案第92号は嘉ノ海敏明氏を、議案第93号は竹内光明氏を、議案第94号は嶋田秀文氏を、議案第95号は福永信幸氏を、議案第96号は青田俊則氏を、議案第97号は大西正紀氏を、議案第98号は後藤明彦氏を、議案第99号は小林弘行氏を、議案第100号は船引政則氏を、議案第101号は吉田勝博氏をそれぞれ任命しようとするものでございます。
以上で議案の説明を終わります。
何とぞよろしくご審議いただきまして、原案にご議決賜りますようお願い申し上げます。
○三輪敏之 議長
以上で提案理由の説明は終わりました。
この際お諮りします。
本件については、議事の順序を省略し、これより直ちに採決に入りたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより採決に入ります。
まず議案第81号、監査委員の選任についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第82号、監査委員の選任についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第83号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第84号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第85号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第86号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第87号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第88号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第89号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第90号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第91号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第92号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第93号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第94号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第95号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第96号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第97号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第98号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第99号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第100号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
次に議案第101号、農業委員会委員の任命についてを採決します。
本件は、原案に同意することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(起 立)
○三輪敏之 議長
ご着席ください。
起立総員であります。
よって、本件は原案のとおり同意されました。
─────────────────────
△日程第7
議員提出議案第3号及び
議員提出議案第4号
○三輪敏之 議長
次に日程第7、
議員提出議案第3号及び
議員提出議案第4号をまとめて議題とします。
これより提出者に提案理由の説明を求めます。
登壇の上、ご発言願います。
19番 竹尾浩司議員。
◎竹尾浩司 議員 (登壇)
ただいま上程されました
議員提出議案第3号、及び
議員提出議案第4号について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
まず、
議員提出議案第3号、姫路市議会議員の請負の状況の公表に関する条例についてであります。
地方自治法の改正により、議員個人による請負に関する規制が緩和され、一会計年度の取引額が一定の額を超えない場合は、規制の対象外とされました。
しかしながら、本規制の目的である議会運営の公正、事務執行の適正が損なわれることがないよう、議員個人による請負の状況の透明性を確保するため、本条例を制定しようとするものであります。
本条例案については、議会運営委員会において審査を行い、その結果、お手元に配付しております「姫路市議会議員の請負の状況の公表に関する条例(案)」のとおり、提案するに至ったものであります。
以下、本条例案の概要をご説明いたします。
本条例は、本市議会議員が、本市に対し請負をする者またはその支配人である場合における請負の状況を公表すること等により、請負の状況の透明性を確保し、もって議会運営の公正及び事務執行の適正を図ることを目的とするものであります。
第2条では、前会計年度中に市に対し請負をした者等である議員は、毎年一定の期間に、前会計年度において支払を受けた請負の状況を議長に報告しなければならないこと、報告に訂正がある場合は議長に届け出なければならないことを定めております。
第3条では、議長は、議員からの報告の一覧を作成し、公表しなければならないことを定めております。
第4条では、議員からの報告等は、報告期限の日を含む年度の翌年度から起算して5年度間保存しなければならないこと、何人も、報告等の閲覧または写しの交付を請求することができることを定めております。
なお、写しの交付を受ける者は、写しの作成及び送付に要する費用を負担しなければならないこととしております。
次に、
議員提出議案第4号、姫路市議会委員会条例の一部を改正する条例についてであります。
本改正は、本日原案可決されました議案第56号、姫路市事務分掌条例の一部改正に伴い、総務委員会、厚生委員会及び
経済観光委員会の所管事項について見直しを行うものであります。
すなわち、本条例の第2条第2項第1号、総務委員会の所管にデジタル戦略室を加え、同項第3号、厚生委員会の所管から環境局を削り、同項第4号、
経済観光委員会の所管から観光スポーツ局及び産業局を削り、農林水産環境局及び観光経済局を加えようとするものであります。
なお、本改正条例は令和5年7月1日から施行するものとし、経過措置として、この条例の施行の際、改正前の常任委員会に付議されている事件は、改正後に当該事件を所管することとなる常任委員会に付議された事件とみなすものであります。
以上のとおりであります。
議員各位におかれましては、本議案にご賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。
○三輪敏之 議長
以上で提案理由の説明は終わりました。
これより本件に対する質疑に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご発言がありませんので、質疑を終了します。
この際お諮りします。
本件については、委員会付託を省略したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
これより討論に入ります。
ご発言はございませんか。
(「なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご発言がありませんので、討論を終了します。
これより採決に入ります。
議員提出議案第3号、姫路市議会議員の請負の状況の公表に関する条例について、及び
議員提出議案第4号姫路市議会委員会条例の一部を改正する条例について、以上2件をまとめて採決します。
本件は、原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
─────────────────────
△日程第8
議員派遣の件
○三輪敏之 議長
次に日程第8、議員派遣の件を議題とします。
お諮りします。
本件については、お手元に配付のとおり派遣することにしたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、お手元に配付のとおり本市議会議員を派遣することに決しました。
なお、この際お諮りします。
ただいま議決した事項について、諸般の事情により変更する場合には、議長に一任をお願いしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、議員派遣の内容に変更が生じる場合には、議長に一任することに決しました。
──────────────────────
△日程第9
閉会中継続調査申出の件
○三輪敏之 議長
次に日程第9、閉会中継続調査申出の件を議題とします。
お手元に配付の閉会中継続調査事項一覧表のとおり、各委員会から閉会中継続調査の申出がありました。
お諮りします。
本申出のとおり、閉会中も引き続き継続調査を行うことにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
以上で本日の日程は終了しました。
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△退任
代表監査委員挨拶
○三輪敏之 議長
この際、今期をもって退任されます甲良
代表監査委員からご挨拶を受けることにします。
甲良
代表監査委員。
◎甲良佳司
代表監査委員 (登壇)
このたび、
代表監査委員を退任するに当たり、挨拶の機会をいただき誠にありがとうございます。
近年、監査制度の充実・強化、監査の透明性の向上が求められる中、4年間の任期中には、定例的な監査に加え、監査基準の改正・公表、内部統制評価の審査、コロナ禍でのオンラインによる監査委員会の開催などの新たな取組、また姫路市で初めての議会請求監査の実施などを何とかこなすことができました。これもひとえに、一緒に仕事をさせていただいた、識見の芝野監査委員、議選の監査委員の方々、監査事務局職員のおかげであると思っています。
この場をお借りして、深く感謝申し上げます。
私個人としては、昭和56年度に入庁以来、所属した全ての職場において上司・先輩・同僚・後輩に恵まれたおかげで今日を迎えられたと思っています。
市役所人生の中で半分を占める財政分野へは、平成8年度に異動しました。この年は、姫路市が中核市に移行した年で、普通交付税の不交付団体から交付団体になった年でもあります。
予算編成において、毎年のように、今年は財政が厳しいと言われ続けていましたが、その時々の適切な事業の見直しや行革の取組によって健全財政を維持しながら、必要な事業は推進できてきたのではないかと感じています。
これからも清元市長のリーダーシップの下、職員が一丸となり、また議員、監査委員がそれぞれの役割を果たすことで、財務事務の品質、信頼性の向上を図り、財政の健全性を維持しつつ、少子高齢化など様々な課題を乗り越え、さらに姫路市が発展していくことを願っています。
最後に、皆様のご健勝、ご活躍をお祈り申し上げ、退任のご挨拶とさせていただきます。
長い間、本当にありがとうございました。
(拍 手)
○三輪敏之 議長
以上でご挨拶は終わりました。
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○三輪敏之 議長
お諮りします。
本定例会に提出されました案件は全て審議が終了しましたので、閉会したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○三輪敏之 議長
ご異議なしと認めます。
よって、令和5年第2回姫路市議会定例会は、これで閉会します。
午前11時15分閉会
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△議長挨拶
○三輪敏之 議長
閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
今定例会には、令和5年度姫路市一般会計補正予算や条例の改正など、多くの重要案件が提出されましたが、議員の皆様には、6月2日の開会以来、本日までの25日間の会期中を通じて熱心にご審議をいただき、本日無事閉会することができました。
ここに、厚くお礼を申し上げますとともに、今後とも議会の活性化と円滑な議会運営にご協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ながら閉会のご挨拶といたします。
どうもありがとうございました。
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△市長挨拶
◎清元秀泰 市長 (登壇)
閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
議員の皆様方には、6月2日の開会以来、本会議並びに各委員会におきまして、令和5年度姫路市一般会計補正予算を初め、条例の改正、契約の締結などの議案について、終始、熱心かつ慎重にご審議いただき、いずれも原案にご賛同を賜りました。
厚く御礼を申し上げます。
今定例会におきましても、本会議並びに各委員会の審議過程において、姫路城の世界遺産登録30周年記念事業を初めとする様々な施策について、数々のご意見、ご提案をいただきました。そのご趣旨に十分配慮しながら、可能な限り市政に反映してまいりたいと考えております。
開会のご挨拶でも申しましたように、私は、コロナ禍からの反転攻勢を仕掛けていくため、観光面や産業面を初め、政策面として、人口減少から都市機能の維持が困難な地域においても、その特性を生かした施策を展開することで、市民の皆様のLIFEを守り、支えるとともに、活力ある姫路を創造できるよう、これからも全力で市政に取り組んでまいる所存であります。
議員の皆様方におかれましては、今後とも、市政の推進と市民福祉の向上に一層のご理解、ご支援をいただきますよう、お願い申し上げます。
最後に、報道関係の皆様方のご協力に感謝申し上げ、閉会の挨拶といたします。
ありがとうございました。
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地方自治法第123条第2項により署名する。
姫路市議会議長 三 輪 敏 之
会議録署名議員 前 川 藤 枝
同 岡 部 敦 吏
同 神 頭 敬 介...