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  1. 姫路市議会 2021-09-17
    令和3年9月17日文教・子育て委員会−09月17日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-11
    令和3年9月17日文教・子育て委員会−09月17日-01号令和3年9月17日文教・子育て委員会 令和3年9月17日(金曜日) 文教・子育て委員会 本庁舎10階大会議室 出席議員  坂本 学、小林由朗、山口 悟、常盤真功、  有馬剛朗、酒上太造、村原守泰、竹中由佳、  伊藤大典 開会                9時55分 こども未来局            9時55分 前回の委員長報告に対する回答 ・現在、本市は少子化の進行によって就学前教育保育施設の統合再編等の取組を行わざるを得ない状況になっていると考えられることから、今後の少子化対策の推進に当たっては、本市独自の効果的な事業を検討されたいことについて  今年度より、経済的な不安によって結婚をちゅうちょしている未婚者を後押しすることを目的に、結婚に伴う新生活に要する費用の一部を市が負担する結婚新生活支援事業のほか、妊産婦が外出時の移動手段としてタクシーを利用する場合に、その費用の一部を助成することで、妊産婦の移動の負担及び経済的負担を軽減し、妊娠期からの子育て支援を行うことを目的としている妊産婦タクシー利用料金助成事業を開始した。  今後については、少子化問題は多岐にわたるため、少子化対策室を中心に全庁横断的な連携を図り、出生数の増加につながるよう、出会い、結婚、妊娠・出産、子育ての各フェーズに応じた総合的な少子化対策を進めていきたいと考えている。 付託議案説明 ・議案第99号 姫路市駅前すくすくひろば条例につ いて ・議案第102号 姫路市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 報告事項説明 ・令和4年度置塩幼稚園の園児募集について
    キャッシュレス決済等の実施について 質疑・質問            10時06分 ◆問   議案第99号、姫路市駅前すくすくひろば条例について、ピオレ姫路の6階に設置するすくすくひろばをどのような方法で周知していくのか。 ◎答   本市の広報媒体を使って周知をするほか、ピオレ姫路のSNSでも広報してもらうよう依頼している。 ◆問   キャッシュレス決済等の実施について、9月から「LINE Pay」と「Pay Pay」によって保育料や副食費、放課後児童クラブの負担金、延長負担金等の支払いができるようになるとのことだが、支払いにかかる手数料等は市が負担するのか。 ◎答   キャッシュレス決済の導入によって発生する、月額基本料と1件当たり取扱手数料については、市の費用負担によって収納していきたいと考えている。 ◆問   どれぐらいの人がキャッシュレス決済を利用する見込みなのか。 ◎答   保育所については、市立保育所の3歳未満児の保育料について約850人、3歳以上の副食費について約2,125人、延長保育料について1か月当たり約200人、預かり保育料について約50人がそれぞれキャッシュレス決済の対象となるほか、私立保育所の3歳未満児の保育料についても約700人が該当するが、キャッシュレス決済の利用は希望によるため、実際の利用人数を見なければ分からない。  また、放課後児童クラブについては、他課の実績を参考として、現在納付書で負担金を支払っている1万5,000人のうち1万1,000人と、同じく納付書で傷害保険料を支払っている5,600人のうち4,000人がキャッシュレス決済を利用すると見込んでいる。 ◆要望   他の自治体において、保育園の送迎バスに園児が取り残されて死亡したという報道があったが、本市で同じことが起きないよう、園児が送迎バスを降りた後に車内の見回りを徹底するよう周知してもらいたい。 ◆問   不適切な保育や給付金の不正受給で問題となったわんずまざー保育園と同じ、地方裁量型認定こども園をできるだけなくしていく方針だったと思うが、現在、本市に残っている地方裁量型認定こども園3園に対してどのように対応するのか。 ◎答   わんずまざー保育園の事件を受けて、県は基本的に地方裁量型認定こども園をなくしていくという方針となり、本市においても同様の方針で取り組んでいる。  本市の地方裁量型認定こども園3園については、保育所認可を受けた上で、保育所型認定こども園や保育所として運営を行うための協議を行っている。 ◆問   保育所認可はいつ頃受ける予定なのか。 ◎答   令和5年3月末までに3園全てに保育所認可を取ってもらった上で、認可保育所へ移行することを目指している。 ◆問   ヤングケアラーの問題について、現在こども未来局は健康福祉局や教育委員会と連携して対応の検討を進めており、18歳以下のヤングケアラーについてはこども家庭総合支援室が調整の中心的役割を担い、18歳以上のヤングケアラーは姫路市総合福祉会館の福祉つながる窓口で相談を受けることになったと聞いている。  県の実態調査で、兵庫県全体でヤングケアラーの該当者が254人いることが分かったとの新聞報道があったが、本市のヤングケアラーの実態は把握しているのか。 ◎答   本市が要保護児童対策地域協議会の対象児童のうちヤングケアラーとして報告したのは11人であり、約940人の対象児童の1.1%程度となっている。 ◆問   各自治体で兄弟や両親の世話をするため学校に行けないヤングケアラーに代わって、家族の世話を保護司や福祉士が代理で行うという支援を国が進めていく予定だという報道を見たが、本市ではヤングケアラーをどのように支援していくのか。 ◎答   国は令和4年度から3年間、ヤングケアラーについての啓発に集中的に取り組み、社会的認知度を上げることに力を入れると聞いている。  本市も国の啓発事業に協力して、全ての人がヤングケアラーに対する知識を持って子どもたちに接することができるように努めていきたいと考えている。  教育委員会、健康福祉局と共同で立ち上げたヤングケアラーの検討会議でマニュアルを作成し、それを活用した研修等の実施も検討したいと考えている。 ◆要望   市が積極的に関わりを持って、ヤングケアラーを支援してもらいたい。 ◆問   すくすくひろばはどれぐらいの面積があるのか。 ◎答   同ひろばは176平米あり、機能の1つである地域子育て支援拠点事業が必要とする40平米を満たしており、他の子育て支援拠点と比較しても広くなっている。 ◆問   同ひろばは1日当たりどれぐらいの人数が利用する見込みなのか。 ◎答   年間1万人が利用すると見込んでおり、すくすくひろばと同じピオレ姫路の6階にあるピオレホールでイベントが開催されると、見込みより増えていくと考えている。 ◆問   同ひろばの利用者がピオレ姫路の提携駐車場を利用した場合、駐車料金の割引はあるのか。 ◎答   同ひろばはJR姫路駅前にあるため、車より電車やバスを使って来る人が多いと考えている。ピオレ姫路には独自の駐車場がないので、車で来た人には一般の有料駐車場を使ってもらうこととなる。  同ひろばを利用した際の特典については検討していないので、今後ピオレ姫路と協議していきたいと考えている。 ◆問   近隣にある姫路市すこやかセンター内の地域子育て支援拠点であるすこやかひろばと、すくすくひろばの違いは何か。 ◎答   JR姫路駅前にある同ひろばと違い、姫路市すこやかセンターには独自の駐車場があるため、車に乗る人の利用が多いと考えている。  また、地域子育て支援拠点事業利用者支援事業は両方の拠点で行うが、すくすくひろばではピオレ姫路との共同事業や、市内の大学、専門学校等と合同で行う子育てイベント、少子化対策に係る事業展開等も行っていきたいと考えている。 ◆要望   保護者同士のつながりをつくるためにも大切な場所だと思うので、同ひろばに多くの人が集まるような取組の実施について検討してもらいたい。 ◆問   令和4年度置塩幼稚園の園児募集に関して、同幼稚園では園児減少が続いた結果、令和3年度末での閉園を検討することになったとのことだが、本市で同じように園児が少なく、園児の数が1桁の幼稚園はどれぐらいあるのか。 ◎答   現在休園している置塩幼稚園を除き、3園で1桁台となっている。 ◆問   園児が少なくなっている理由を分析しているのか。 ◎答   近隣の保育所やこども園、私立の幼稚園の利用が多い場所で園児が少なくなっていると考えている。 ◆問   園児が少ない幼稚園で、園児を増やすための取組や、その取組のPRを行っているところはないのか。 ◎答   市立幼稚園は同じ内容のカリキュラムで対応しており、どの園でも同じ教育を受けられるということも市立幼稚園の利点であると考えているため、園独自の取組は難しいと考えている。 ◆要望   園で働いている教員の声を聞き取って、幼稚園の今後の在り方に反映させるようにしてもらいたい。 ◆問   議案第102号、姫路市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、保育所等の運営者が作成する資料や、保護者との間の手続等に関するもので書面等によることが規定されているもの等のデジタル化を可能とするとのことだが、デジタル化されたデータを保育所等で共有する際のセキュリティの問題にはどのように対応するのか。 ◎答   行政も含めたペーパーレス化の流れの中での改正だと考えているが、保育所等で扱う個人情報の保護など、多くの課題が出てくると予想されるので、慎重に対応したいと考えている。 ◆問   姫路市就学前教育・保育施設の在り方方針において、園児の数が一定数に満たない市立幼稚園については、近隣の就学前施設との統合を行うこととしているが、何らかの理由で維持しなければいけない市立幼稚園については、市が税金を投入してでも維持をしていくという考えはあるのか。 ◎答   園児の数が減った就学前教育・保育施設を一律に廃園・統合するわけではなく、子どもが教育・保育を受ける権利を保障するため、周辺に私立幼稚園や保育所、こども園があるかといった状況を勘案した上で対応を検討することになると考えている。 ◆要望   子どもが教育・保育を受ける権利を保障するという市の責務を果たすことができるよう、通園する園児の数だけではなく、地域にとって必要なものを把握し、長期的な視点に立って市就学前教育・保育施設の在り方について検討を続けてもらいたい。 ◆問   キャッシュレス決済等の実施について、令和4年度からは放課後児童クラブ傷害保険料キャッシュレス決済の対象科目とする予定であるとのことだが、現在、同保険料は口座振替ができず、金融機関の窓口で納付する必要があるため、保護者は仕事を休まなければならない場合がある。  同保険料について、いつでもどこでも納付できるような取組は考えていないのか。 ◎答   放課後児童クラブの傷害保険料は年1回の納付であるが、保護者が仕事を休まなければいけないという点は大きな課題だと認識しており、キャッシュレス決済の導入と合わせて開始するコンビニでの納付によって、休日夜間でも納付できるようになることで、利便性を高められると考えている。  口座振替を実施する場合、システム改修などが必要となるため、今後、コンビニでの納付の普及度合いを見ながら、口座振替の実施について検討していきたいと考えている。 ◆要望   仕事で時間をつくることができない人を支援できるよう、引き続き使いやすい納付のシステムづくりについて検討してもらいたい。 ◆問   コロナ禍で就学前教育・保育施設の運営にはどのような影響が出ているのか。 ◎答   5歳以下の子どもはマスクをつけることが難しく、園の中で様々な制約が発生している。  例えば、夏場のプール遊びでは飛沫感染が危惧されるため、簡単な水遊びや、体に少しだけ水をかけるような遊びになっている。  また、運動会などの催事については、昨年度に引き続き、催事ごとで区切って、保護者に限定的に来てもらう形で開催したいと考えている。  なお、園における新型コロナウイルス感染症の感染状況については、1つの園で複数の園児や職員が感染したというケースはあったが、いずれも園内ではなく、市内や家族間での感染であった。 ◆要望   引き続き、園での感染症対策に取り組んでもらいたい。
    ◆問   就学前教育・保育施設に抗原検査キットを配布する予定はあるのか。 ◎答   厚生労働省から必要な抗原検査キットの数について照会があり、今後抗原検査キットが配布される予定だと聞いているので、市でも各園に配布できるよう準備を進めているところである。 ◆問   すくすくひろばについて、月曜日と火曜日、国民の祝日を休館日に設定しているのはなぜなのか。 ◎答   近隣の地域子育て支援拠点であるすこやかひろばと休館日が重ならないようにすくすくひろばの休館日を設定しており、すこやかひろばが休館となる土日はすくすくひろばを開館するようにしている。  また、国民の祝日については、配置を予定している職員数での開館が難しかったため休館日としているが、祝日の開館については課題であると認識している。 ◆問   地域の子育て支援の拠点として、月曜日と火曜日を続けて休館日とすることに問題はないのか。 ◎答   これから同ひろばに人員を配置していく中で、どれぐらいのことができるのかという不安があることに加えて、会計年度任用職員を中心に運営しようと考えており、市役所が閉庁しているときには不測の事態に対応できない可能性があるため、開館する日を少なくしている。  同ひろばは駅前の商業施設内という利便性の高い場所にあるため、利用状況等を見ながら、祝日の開館や、休館日をなくすことについて検討していきたいと考えている。 ◆要望   できるだけ早くすくすくひろばの開館日を増やすことについて検討するとともに、廃園となった幼稚園などを、地域の子育ての支援拠点として活用することも併せて検討してもらいたい。 ◆問   姫路市就学前教育・保育施設の在り方方針において、近隣の就学前施設と統合再編を行う対象としている施設はどこなのか。 ◎答   令和3年7月に同在り方方針を策定したところであり、今年度中を目途に実施計画を策定する予定なので、これから統合再編の対象となる施設を検討していくこととなる。 ◆問   コロナ禍によって保育園の待機児童の数に変動はあったのか。 ◎答   令和3年度の待機児童は98人であり、令和2年度の122人から減少している。  コロナ禍により、保護者が就労を控えていることが待機児童の解消に結びついているのかどうか、今後検証していきたいと考えている。 ◆問   現在、姫路市ではゼロ歳から2歳児までの保育料を負担しなければならない人と、無償の人に分かれているが、全員の保育料を無償化することは検討しているのか。 ◎答   保育料の無償化については、国でどのような考え方をするかということが大きいと考えている。  本市の保育料は、所得に応じた応能負担であるため、保育料が非常に安い人と、非常に高い人の負担感の違いはあると思うが、市単独で全員の保育料を無償化することになるとかなりの経費がかかるため、国の動向を見守って判断したいと考えている。 ◆要望   コロナ禍の影響によって給与が減っている状況で、どのように子育てしやすい環境をつくり、子どもの数を増やしていくのか真剣に考え、国の動向に追随するのではなく、保育料を市が半額負担する、一律で無償化するといったことを検討してもらいたい。 ◆問   すくすくひろばにおいて、新型コロナウイルス感染症の感染を防止するため、リモートで子育て等に関する相談を受けることや、他の地域子育て支援拠点と交流するといった取組は考えているのか。 ◎答   新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、各地域の子育て支援拠点の受入れ人数を減らしており、今後リモートで相談を受ける環境の整備についても検討しなければならないと考えている。  ただ、子どもの育ちのためには対面で触れ合うことに意味があるので、対面での触れ合う機会は残しつつ、リモートで対応できる部分はリモートで行うといったことを検討したいと考えている。 ◆要望   コロナ禍で地域の子育て支援拠点に行くことをちゅうちょする人もいると思うので、利用希望者がリモートによる交流や相談を選択できるように、リモート環境の整備を進めることを検討してもらいたい。 ◆問   置塩幼稚園の令和3年度末での閉園について検討するとのことで、今後保育園や幼稚園が減少していくのではないかと思うが、一方で新しく保育園や幼稚園を始めたいという届出はあるのか。 ◎答   幼稚園については、許可権者が県であるため、本市では幼稚園を新しく始めたいという届出については把握していない。  保育所及びこども園については、市が募集をかけて選考するという流れになっており、待機児童が多い場所で募集をかけているところである。  本市では、認可外保育施設のうち設置届出のあった施設を届出保育施設と呼んでおり、届出保育施設は新たに始めることが可能で、年間数園程度増えてきていると把握している。 ◆要望   認可外保育園を始めたいが、手続が分からないという人の話を聞いたので、新しく保育園や幼稚園を始める人をサポートして、子どもたちのために保育園や幼稚園を充実させてもらいたい。 こども未来局終了         10時58分 【予算決算委員会文教子育て分科会こども未来局)の審査】 休憩               11時42分 再開               13時03分 教育委員会            13時03分 前回の委員長報告に対する回答 ・白浜小学校の相撲場について、現状では同相撲場の使用に関して議論できないことから、本委員会に対して具体的な対策を提示できるよう検討されたいことについて  今後の使用に関する具体的な対策については、より多くの市民が利用できるような対応を検討していきたいと考えている。 ・市立学校における渡り廊下の整備について、整備が可能である勝原小学校についてはできる限り早急に検討を始められたいこと。  また、校舎と体育館をつなぐ渡り廊下に屋根がない学校も見受けられることから、早急に改善を図られたいことについて  勝原小学校の歩道橋への屋根設置については、令和4年度整備に向けて検討を進めている。  また、校舎と体育館をつなぐ渡り廊下に屋根がない学校については、大規模改修、長寿命化改修等での対応を検討していく。 ・学習者用端末が破損した際の対策について、保険料の支払いが保護者の負担になり得ることも考えられることから、修理費用の一部負担を保護者に求め、それを積み立てておくなど、保険への加入以外の方法についても併せて検討されたいことについて  費用負担の在り方については、できるだけ保護者に過重な負担をかけないよう配慮していきたいと考えている。 ・小中学校へのウォータークーラーの設置に当たっては、本市を複数の地区に分割し、令和3年7月上旬から中旬にかけて1校に1台を順次設置していく予定とのことであるが、これからさらに気温が高い季節を迎えることから、1日でも早くウォータークーラーを設置されたいことについて  各校の設置場所により、給排水の方法や配管作業等の検討に時間を要し、当初の計画より遅れているが、69校については発注済みであり、現在順次設置作業を進めているところである。  残る35校については、各校が希望する場所では配管作業が困難であるため、配管方法や設置場所を再度検討している状況である。 付託議案説明 ・議案第104号 姫路市立学校給食センター条例の一部を改正する条例について ・議案第110号 専決処分の承認について(姫路市立広畑小学校給食室改築及び校舎大規模改修外工事請負契約締結に係る専決処分の承認) 報告事項説明 ・第1回及び第2回姫路市立高等学校在り方審議会について ・令和3年度全国学力・学習状況調査の結果について ・公会計化後の学校給食費について 質疑・質問            13時30分 ◆問   議案104号、姫路市立学校給食センター条例の一部を改正する条例に関して、令和3年10月に南部学校給食センターが竣工するが、同給食センターは何食分の給食をつくる機能があるのか。 ◎答   北部学校給食センターと同じ8,000食の調理能力があり、生徒、教職員、同センター職員の食数を合わせて1日当たり7,700食調理する予定である。 ◆要望   南部エリアの中学校への給食提供が遅れているので、できるだけ早く市内全ての中学校に給食を提供できるように、南部学校給食センターの給食実施の体制をしっかりと整備してもらいたい。 ◆問   公会計化後の学校給食費について、給食の食数の管理等は公会計化後も引き続き学校で行うとのことだが、各学校で担当者を決めて、担当者が毎日食数の管理を行うのか。 ◎答   学校給食の食数の管理は、令和2年度に導入した学校徴収金システムを利用して行う。  基本的には全ての児童・生徒が給食を食べるという当初設定をするため、食べない予定の児童・生徒を管理することとなり、学校行事のため学校全体で給食が不必要となる場合などに、同システムに担当の先生が入力するという形になる。  また、アレルギー対応については、学校のアレルギー対応委員会で対象となる児童・生徒を把握し、同システムに入力することで、入力された情報を教育委員会や各学校給食センターが共有し、その情報に基づいた数量の給食を調理する予定である。 ◆問   学校給食の食材について、教育委員会報告第1号によると、令和2年度、学校給食における姫路市産野菜の使用割合の目標値を60%としていたが、実績では28.8%しか達成できていなかった。  この結果を受けて、本市の学校給食における地産地消の割合をどのように高めていこうと考えているのか。 ◎答   本市の学校給食における姫路市産野菜の使用割合は、保健所が所管するひめじ食育推進プランの中で、姫路市産を使用するよう位置づけられている、レンコン、シュンギク、トマト、チンゲンサイ、コマツナ、ミズナ、ネギ、ホウレンソウの8品目の野菜についての数字である。  この8品目の野菜は姫路市で採れる数が年々減少している状況ではあるが、8品目以外の野菜で、例えば白菜は91.4%、ワケギは73.5%姫路市産を使用しているので、8品目の内容を見直すことを検討している。  また、現在本市の学校給食の食材のうち、青果については中央卸売市場の仲卸業者である青果組合が一括して調達しており、姫路市産、次に兵庫県産という優先順位を指定して集荷してもらっているが、大量消費になるので、全てを姫路市産または兵庫県産にすることは難しく、姫路市産であっても使いづらい野菜もあるため、令和2年度は28.8%という実績となっている。 ◆要望   子どもたちが食を通じて地元に対する理解を深めることができるよう、地元の農家がつくる野菜が入っている給食の割合を増やしてもらいたい。 ◆問   コロナ禍が教職員にもたらす影響について、2020年、県では25人の教職員が精神疾患等により長期療養しているという報道があったが、現在、本市ではコロナ禍の影響による精神疾患等で90日以上の長期療養をしている教職員はいるのか。 ◎答   本市では2人の教職員がコロナ禍で精神的に不安定となり、長期療養していると認識している。
     8月末現在、本市の小学校において病気休暇を取っている教職員のうち精神疾患が9人、一般の病気が10人となっており、病気により休職している教職員のうち精神疾患が1人、一般の病気が2人である。  中学校においては、病気休暇を取っている教職員のうち精神疾患が1人、一般の病気が1人、病気により休職している教職員のうち精神疾患が1人、一般の病気が1人となっており、病気休暇と休職している教職員の数は例年と変わりはないと認識している。  ただ、大きな事故ではないが、注意不足による交通事故や公務災害の数が増えていることから、コロナ禍で神経をすり減らしている教職員が多いのではないかと考えている。  また、2学期以降、育休・産休を取っている女性の教職員が小学校だけで10人程度いるほか、他都市で妊婦が新型コロナウイルスに感染して子どもが命を落としたという事例などを受け、不安に感じて病気休暇を取りたいという相談をする女性の教職員も増えてきている。 ◆要望   コロナ禍でも行事を予定し、延期となった場合は代替案を考えるといった対応に追われながら、懸命に働いている全ての教職員をフォローする体制を整えてもらいたい。 ◆問   新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、9月8日から9月12日まで学級閉鎖していた姫路市立琴丘高校について、9月13日からの再開後、問題は発生していないのか。 ◎答   まず、琴丘高校の学級閉鎖に至った経緯として、9月3日に生徒1人が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、9月6日には先に感染が確認された生徒と同じクラスで、ふだんから仲が良かった生徒の感染が確認された。さらに、同クラス内に1人ずつ体調不良者と欠席者がいたため、感染がクラス内で拡大することを心配して学級閉鎖とした。  学級閉鎖を行った5日間、同クラスにおいて体調が悪くなった生徒がいないか毎日確認を行い、全く感染経路が違う感染者は出たものの、最初に感染した生徒から感染したとはっきり確認できる感染者はおらず、他の生徒については体調の変化がなかったため、予定どおり9月13日に再開した。  再開後も同クラスの生徒の体調を確認しているが、特に体調が悪くなる生徒は出てきていない。 ◆問   令和3年度全国学力・学習状況調査の結果について、同調査結果を学校現場でどのように活用しているのか。 ◎答   教育委員会は同調査結果によって本市の子どもたちの動向を把握し、授業改善等の施策に生かしている。  学校においては、同調査には大きく2つの意味があり、1つは教科に関する調査で、令和3年度は小学校と中学校で国語、算数・数学の2教科について調査を行い、各学校で調査結果を分析し、子どもたちの得意分野や課題を見つけて、授業改善に生かしている。  また、児童生徒質問紙調査に学校は注目しており、調査結果から、学習意欲や生活習慣、家庭環境などといった、子どもたちの状況を捉えることを重視している。 ◆問   同調査結果は学校ごとにまとめられているのか。 ◎答   同調査結果の詳細を業者が確認し、各学校に提供する予定である。 ◆問   本市小学校における近年の傾向として、質問紙調査の「読書は好きですか。」という質問に対して、肯定的な回答をする児童の割合が国や県よりも低くなっているが、読書活動を推進するための取組は行っているのか。 ◎答   児童の読書に対する関心の低さは国語の教科の課題であるため、各学校に学校司書を配置して読書活動を推進し、児童の調べものに役立つ本について助言を行うほか、図書室を利用する児童を増やすため、図書の時間や図書委員の活動を充実させることで、読書が好きな子どもを増やそうとしている。 ◆要望   同調査結果をしっかりと分析し、子どもたちの成長につながるよう、授業改善等に生かしてもらいたい。 ◆問   公会計化後の学校給食費について、公会計化によって教職員の負担が軽減されるとのことだが、具体的に教職員の業務時間をどれぐらい削減することができるのか。 ◎答   学校によって違ってくるが、国の「学校給食費徴収・管理に関するガイドライン」の中では、1校当たり年間190時間の業務時間削減が見込まれるという事例を挙げている。 ◆要望   学校給食費徴収業務の時間を削減することで、教職員が子どもたちと接する時間を増やすことができるよう、公会計化を進めてもらいたい。 ◆問   第1回及び第2回姫路市立高等学校在り方審議会に関して、本市では中学校の成績によって進学できる高校が決まり、行きたい高校があっても成績によっては進学できないこともあると思うが、「姫路市立高等学校の在り方に関するアンケート」には、中学校の成績と進学に関する設問がなかった。  進学する高校について中学校の時点で判断するのではなく、小学生の頃から市内にどのような高校があるか理解し、希望する高校へ進学するために勉強をしていくといったことが大切になるのではないのか。 ◎答   基本的には成績で進学する高校は決まってくるが、市立高等学校在り方審議会には、市立高等学校がよいという認識を持っている委員もいるので、市立高等学校に対する意見を把握するためにアンケートを実施したものである。  今後、審議会の委員から出された意見を基に、市立高校ならではの特色についても議論を進めていきたいと考えている。  また、市立高等学校と近隣の小学校の間で小高連携事業を実施しており、姫路高校は城西小学校と、飾磨高校は妻鹿小学校と連携して、高校生が小学生に様々なことを教えて、自分たちの高校の魅力を小学生に発信することで、小学生に「この高校はすごい。」という思いを持ってもらえるように取り組んでいる。 ◆要望   市立高等学校にもっと生徒を集めたいという思いがあるのであれば、進学できる生徒の成績の範囲を広げることや、どのような学科・コースが望まれているのかということについても、今後の審議会の議論の中で検討してもらいたい。 ◆問   本市において、市立高等学校はどのような存在であるべきだと考えているのか。 ◎答   市立の3高校では、姫路高校には探究科学コースがあるほか音楽ホールのパルナソスホールを有しており、琴丘高校には英語の専科があって、飾磨高校には健康福祉コースがあるなど、それぞれ力を入れている分野があり、それを生かしながら、さらに、例えばICTに注力するといったような特色を出していくことについて、第3回の在り方審議会で議論していきたいと考えている。 ◆要望   審議会での議論を活発にして、より高いレベルの特色を出すことを考えてもらいたい。 ◆問   南部学校給食センターについて、令和4年1月から順次南部エリア12校の中学校に給食の提供を開始するとのことだが、各中学校で給食を受け入れる準備は進んでいるのか。 ◎答   南部学校給食センターの開業に当たって、受配校での環境整備を進めており、給食を届けるに当たって支障が出るような設備の学校については、夏休み期間を中心に準備工事を行い、給食の提供開始までには改善される予定となっている。  また、受配校の先生を対象として学校説明会を開催して、アレルギーへの対応や、給食が始まった際の生徒の動き、食数の管理や報告について順次説明を行っているところである。 ◆要望   北部学校給食センターは課題がある中で給食の提供を開始したので、同じことを繰り返さないよう、受配校としっかりと連携して南部エリアでの給食の提供を始めてもらいたい。 ◆問   令和3年度全国学力・学習状況調査の結果について、学校質問紙調査を通じて国や県より高い水準にあると分かった指導計画や授業改善の水準をさらに高めるための取組の実施や、各学校の課題を把握することはできているのか。 ◎答   学校質問紙について、本市では小小連携、小中連携の数値が国や県よりも高くなっており、数値をより高めていくため、令和3年度はそれぞれの中学校ブロックで、地域の特性を生かしたブランドカリキュラムによって、地域に応じた目指すべき子ども像を確立することを検討している。  同じく高い水準にあるICTを活用した授業については、指導主事が各学校で行っている先進的な取組を取り上げて、教職員が見ることができる掲示板で紹介し、広めていくことでさらに数値を高めていくことを考えている。  また、同学校質問紙には全国学力・学習状況調査で管理職が中心となって答えているが、学校の課題については12月から1月にかけて行う教職員の意識調査を通じて把握しており、それぞれの学校で課題があると思われることを質問項目の中に入れ、その調査結果を見て、各学校の課題を改善するためにはどのような施策が必要か、教育委員会において検討している。 ◆要望   調査の結果を受けた管理職と先生が、同じ目標と課題に対する意識を持って学校を運営していけるよう、調査結果をしっかりと共有してもらいたい。 ◆問   不当要求議員が関わる事業の真相を究明する特別委員会で、糸引小学校の東門を利用する児童の増加に伴う同小学校東門通路拡幅の要望を受けて、通路を拡幅したことに関して、通学路の整備についての教育委員会の考え方を説明してもらいたい。 ◎答   小学校の通学路について、まず年度当初に全ての小学校の通学路の危険箇所について点検し、報告を受けてから、道路関係部局と危機管理室、姫路市管内の3警察署、教育委員会で対策会議を実施する。  その後、各学校と自治会を交えて全ての危険箇所で合同立会を実施し、その結果を受けて、危険箇所にハード面で対策を行うか、ソフト面で対策を行うか決定して、年内に施行するという流れになる。  年度途中に通学路の交通量が増えた、または工事によって危険になった場合など、年度当初に報告がなくても、地域や学校から要望があれば、1年を通して点検を行って対策を検討することとしている。 ◆問   新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について、ワクチンの接種は任意とされている一方で、国から受験生が速やかにワクチンを接種できるように通知が出されているが、本市では学校で一斉にワクチン接種を推進するような取組は考えているのか。 ◎答   ワクチン接種はあくまで任意であるため、学校全体でワクチン接種を推進するような取組は考えていないが、県ではワクチン接種への理解を深めるために学校へ医師等を派遣する予定だと聞いているので、本市でもワクチン接種への理解を深める必要があれば、学校医と相談の上でそうした取組の実施も検討したいと考えている。 ◆問   第1回及び第2回姫路市立高等学校の在り方審議会を通じて、各市立高校のコースを充実させ、存続させていきたいという意見があることは理解したが、財政面を考慮すると、市立高校の数を減らすということも検討しなければいけないと思う。  3回目と4回目の在り方審議会では、活力と特色のある市立高等学校づくりについて審議し、第5回では答申の審議に入るというスケジュールとなっているが、審議回数が残り少ない中で、市立高校を県へ移管する、市立高校にある3つのコースをICTなど時代に沿ったものに変えていくといった内容を審議する予定はあるのか。 ◎答   現在審議会が進行中であるため答えにくいが、本市の市立高校のコースを仮にICTに特化したものにするとしても、現状のままでは財政的に難しい。  市立高校の特色を強く出していく場合は、それに伴って市立高校の規模を絞らざるを得ないので、今後の審議会でその点も審議することになるのではないかと考えている。 ◆問   令和3年度全国学力・学習状況調査の結果について、児童生徒質問紙の「国語の勉強は好きですか。」という質問に肯定的な回答をした児童の割合が、国の58.4%に対して本市では53.5%となっており、約5%の差があることから、本市では国語力に課題があるのではないかと思う。  また、本市の近年の傾向として、国語力と関連が強いと思われる読書活動についても、読書が好きな小学生の割合が国や県より低いという結果が出ているが、国語の教科への対策と、読書量を増やすための取組は行っているのか。 ◎答   国語の教科は本市の小学校の課題であると考えており、国語の教科への対策として、古典・名文暗唱ノートを使って、古典的な日本のすばらしい言葉を視写するという学習を取り入れている。  また、朝の学習時間を活用して、教職員を含めた全校生徒が静かに読書をする時間を取り入れている学校もある。 ◆要望   児童の読書時間を増やすためには、読書を習慣づけることが非常に効果的であると思われることから、朝の学習時間等に読書の時間を設ける取組を、多くの学校で取り入れてもらいたい。 ◆問   公会計化後の学校給食費について、公会計化によって学校給食費の未納率は下がる見込みなのか。 ◎答   現在、児童手当から滞納している学校給食費を徴収しており、学校給食費の未納率は大きく下がっている。公会計化後も引き続き児童手当からの徴収を継続したいと考えている。  学校給食費の未納は現在も発生しているが、教職員の努力で未納はほとんどなくなっており、全国的に見ても未納率は低くなっている。  公会計化後の未納率は予測できないが、少なくとも現状を維持できるように学校給食費を徴収していきたいと考えている。 ◆問   教職員の負担を軽減するため、就学援助事業を教育委員会に移管することは検討しているのか。 ◎答   就学援助の事務は公会計になっているが、現金の取扱いを教職員に依頼しており、負担となっていることは理解しているため、学校給食費の公会計化と合わせて、就学援助についてもよりよい在り方について検討していきたいと考えている。 ◆問   白浜小学校の相撲場の使い方を検討するとのことだが、いつまでに検討しようと考えているのか。
    ◎答   本来の予算を大きく上回る費用で同相撲場を整備しているので、市民の理解を得られるような形で、できるだけ多くの市民に活用してもらえるような使い方にしたいと考えているが、不当要求議員が関わる事業の真相を究明する特別委員会で審査中の内容であるため、その審査結果を受けて検討していきたいと考えている。 ◆要望   特別委員会の審査と並行して同相撲場の使い方について検討を進めるべきだと思う。  同相撲場は非常に使いづらい状況にあるので、本当に必要でないならば撤去するという選択肢も含めて、役立つ使い方ができるように、できるだけ早く検討して結論を出してもらいたい。 ○委員長   白浜小学校の相撲場については、不当要求議員が関わる事業の真相を究明する特別委員会で審査している内容だが、特別委員会では主に問題点を指摘することを中心としているので、本委員会において同相撲場の使い方等を審査していくということを教育委員会に認識してもらいたい。 ◆問   南部学校給食センターの職員の配置について説明してもらいたい。 ◎答   現在、事務職員1人、県の栄養士1人、市の栄養士1人の計3人で開業準備を行っている。  県の栄養士の定数が3人であるため、開業後は市の栄養士と合わせて計4人の栄養士の体制となる。  また、人事当局には所長と事務職員1人を要望し、北部学校給食センターと同じ体制にしていきたいと考えている。 ◆問   南部学校給食センター整備の総費用を説明してもらいたい。 ◎答   DBO方式の契約であり、建設費と10年間の維持管理費等を含めて総費用が約59億2,000万円である。 ◆問   南部学校給食センターから一番遠い大的中学校まで何分で給食を届けられるのか。 ◎答   約35分で届けられると見込んでいる。 ◆問   令和3年度全国学力・学習状況調査の結果について、1年に1回、小学校と中学校の最高学年のみを対象として行う同調査では子どもたちの本当の状況が分からないと思う。  他の自治体では、1か月に1回程度子どもたちにテストを行って課題を見つけ、授業の方針に取り入れるというシステムがあったが、本市でも、近隣の自治体と連携して、同様のシステムづくりを検討すべきではないのか。 ◎答   同調査は国の指導によって、悉皆で行っているものである。  本市では国語が課題であるため、国語の教諭を県の検討会に派遣してよりよい指導方法を学んでもらい、発表してもらうという形で対策は行っているが、広域で課題を見つけるシステムづくりを行うことは難しいと考えている。 ◆要望   子どもたち全員に1か月に1回程度の頻度で同じ試験を受けてもらうことで子どもたちの状況を把握し、教職員が子どもたちをどのように指導していくかという指針となるシステムづくりを検討してもらいたい。 ◆問   市立高等学校の在り方審議会について、本市の市立高校には独自性があって、それぞれの役割があることは理解するが、少子化が進む中、県に移管することも検討しなければいけないのではないのか。 ◎答   本市の市立高校はそれぞれ特色ある取組によって、生徒たちの力をつけるために努力しているが、時代の変化とともに、ICTやSTEAM教育も進んで、財政面での投資が必要になると考えている。  本市の市立高校は3校あるが、財政面を考えた場合、市立高校の良さや特色を残していくためには、市立高校の数を減らしていくことも検討しなければならないのではないかと考えている。 ◆要望   高校では1学年6クラスが必要だという考え方をしていると思うが、学年という単位で考えず、単位制を導入するといった、柔軟な学校の在り方についても検討してもらいたい。 ◆問   白浜小学校の相撲場について、できるだけ多くの市民に活用してもらいたいという答弁があったが、安全面で問題がある同相撲場をどのように活用してもらおうと考えているのか。 ◎答   同相撲場の安全面について、柱の間隔が狭いという指摘を受けているが、斜めに立っていた従前の相撲場の柱と比べると、若干間隔は広くなっている。  ただ、柱が垂直に立っていることから、ぶつかったときは危険だという指摘も受けたため、柱を防護ラバーで巻き、土俵の下にもマットを敷くことで安全対策ができると考えている。 ◆要望   相撲経験者であれば同相撲場のような造りの相撲場を造ることはないと思うので、設計を行うに当たってなぜ相撲連盟等の専門家に相談しなかったのか疑問に思う。  柱の間隔が広くなっているとしても危険性はあるし、防護ラバーを巻いても万が一けがをした場合、誰が責任を取るのかという問題にも発展すると思う。  既に完成している同相撲場を使えるようにするため、どのように変更していくべきか、撤去するべきなのかということも含めて検討してもらいたい。 ◆問   学校給食費の徴収に関して、既にクレジットカードによる支払いやコンビニ収納には対応していると思うが、市税と口座振込の依頼書を統一することはできないか。 ◎答   金融機関と協議しているが、市税の口座振込の依頼書と統一することは難しく、依頼書はそれぞれ発行することとなる。 ◆要望   納付書の統一を検討している自治体もあると聞くので、保護者の利便性向上のため、本市でも統一を検討してもらいたい。 ◆問   南部学校給食センターの食材調達について、登録している事業者が既にいると思うが、地産地消を推進するため、地元の新鮮な野菜を安定的に供給できる小売業者を新たに登録することはできるのか。 ◎答   南部学校給食センターの食材調達に係る事業者は公募するので、新しく参入できる事業者があれば、条件はあるが登録できる仕組みを考えている。 ◆要望   南部学校給食センターの開業に当たって様々な課題があると思うが、安定的に同給食センターを操業し、北部学校給食センターと同じく安全な給食を実施できるよう準備を万全にしてもらいたい。 ◆問   文部科学省が、5月1日時点で産休や病気療養等の要因により不足している教職員の数を調査したとのことだが、本市では教職員の不足により、教頭が担任を代替しているようなことはあるのか。 ◎答   令和3年度は5月1日時点の学級数が確定した段階では、学級担任を含めて不足は出ていなかった。  その後、初任者研修に係る代替の先生が必要となったことや、中学校の教科担任制において、特定の教科の先生が足りず、教科外の授業を行ったことはあったが、クラス担任に不足はなかった。 ◆要望   突発的に教員が不足することがあり得るので、不足をカバーする非常勤の講師も必要になると思う。  教職員は非常に多忙であるということから、敬遠されているということも聞いているので、教職の道を目指す人が陸続と現れるように、教職員の働き方改革をより一層進めてもらいたい。 ◆問   令和3年度全国学力・学習状況調査の結果について、児童生徒質問紙のうち「家で、自分で計画を立てて勉強していますか。」という質問事項に対して、肯定的な回答をした中学生の割合が令和元年度と比較して約17%増えているが、コロナ禍により家庭学習をする習慣が身についたことが理由だと分析しているのか。 ◎答   本市のみならず、国と県においても同質問事項に肯定的な回答をした中学生の割合は上昇しており、コロナ禍によって、自分たちで学習する自学が定着したことによる結果だと分析している。  また、新しい学習指導要領では「探究的な学習」という自分で調べる学習が重視されており、小学校と中学校で、自分で調べる学習の土壌ができてきたことも、数値の上昇につながったのではないかと考えている。 ◆問   保護者に対して、家庭での学習を推奨するような取組は行ったのか。 ◎答   学校では自分で学習する自学ノートを作成するとともに、小学校と中学校では、最低でも自分の年齢掛ける5分は自学するように取り組んでいる。  また、各学校の学校通信等を通じて、自ら学ぶ力が今後不可欠だということを様々な形で啓発している。 ◆問   学校給食に関連して、単独校調理場方式の小学校に配置されている栄養教諭は何人いるのか。 ◎答   単独校調理場方式を実施している小学校の栄養教諭は、臨時の栄養管理士を含めて32人である。  各小学校に1人ずつ栄養教諭を配置することが大事だと思うが、栄養教諭も県費負担の教員となるため、県に要望を続けているところである。 ◆要望   子どもたちがきちんとした食事を取って、育っていくことを学校はもっと真剣に考えるべきだと思うので、栄養教諭がいる小学校といない小学校で差が生じないよう、まずは市単独で栄養教諭を配置し、最終的に県費負担の栄養教諭を配置してもらうことを検討してもらいたい。 ◆要望   本市の図書館司書が40代後半以上の人しかいない状況で、採用もしておらず、要求もしていなかったということには問題があると思うので、図書館には館長以下、本に対する意識が高い人を配置してもらいたい。  また、学校教育で子どもたちの想像力を広げる大切な役割を担っている各学校の図書室においても司書教諭の配置を進めてもらいたい。 ◆問   第1回及び第2回姫路市立高等学校の在り方審議会について、これまでの審議会では、市立高校が生徒のために頑張っており、よい学校であるという話はあったが、市立高校を維持するために年間でどれぐらいのお金が必要となるといった財政面の話が少なかったように思う。  統廃合ありきの審議会ではないことは理解しているが、本市の財政は相当厳しく、市長も今後公共施設の削減を進めるという方針なので、市税を投入して市立高校を維持する場合、どれぐらいの費用対効果があるのか、具体的な数字を出して議論するべきではないのか。 ◎答   第2回の審議会で本市の財政状況について説明している。  今後、市立高校の在り方を検討するに当たって、市立高校の運営に要する経費については当然議論するべきことなので、第3回以降の審議会においてもしっかりと議論していきたいと考えている。 ◆要望   審議会の委員に費用対効果についてしっかり説明するとともに、行財政改革を進めていかなければならないという認識を持って、市立高等学校の在り方について審議を進めてもらいたい。 教育委員会終了          15時03分 【予算決算委員会文教子育て分科会教育委員会)の審査】 意見取りまとめ          15時49分 (1) 付託議案審査について ・議案第99号、議案第102号、議案第104号及び議案第110号、以上4件については、いずれも全会一致で可決または承認すべきものと決定。
    (2) 付託請願審査について ・請願第8号及び請願第16号、以上2件についてはいずれも賛成多数で継続審査すべきものと決定。 (3) 閉会中継続調査について ・別紙のとおり、閉会中も継続調査すべきものと決定。 (4) 委員長報告について ・正副委員長に一任することに決定。 意見取りまとめ終了        16時04分 【予算決算委員会文教子育て分科会の意見取りまとめ】 協議事項             16時07分 ・行政視察について  新型コロナウイルス感染症の状況を見て、当面の間は見合わせることに決定。 閉会               16時08分...