• "指定管理者制度更新"(/)
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  1. 姫路市議会 2021-03-16
    令和3年3月16日建設委員会−03月16日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和3年3月16日建設委員会−03月16日-01号令和3年3月16日建設委員会 令和3年3月16日(火曜日) 建設委員会 第5委員会室 出席議員  常盤真功、東影昭、阿山正人宮下和也、  井川一善、金内義和妻鹿幸二 欠席議員  大西陽介 開会                9時54分 協議事項              9時54分 ・新姫路市中央卸売市場西ルート及び東ルート浜手緑地白浜地区、新恋の浜橋、東部析水苑グラウンド現地視察について 建設委員会の審査に先立ち、現地視察を実施することに決定。 現地視察             10時00分 ・新姫路市中央卸売市場西ルート及び東ルート浜手緑地白浜地区、新恋の浜橋、東部析水苑グラウンド 現地視察終了           11時30分 休憩               11時30分 再開               12時55分
    都市局              12時55分 前回の委員長報告に対する回答 ・市営住宅維持管理にかかる経費が本市財政にとって大きな負担とならないよう、10年、20年先の将来のことをしっかり見据えて住宅計画の見直しを行い、市営住宅の集約化を一層進められたいことについて  姫路市住宅計画については、平成28年に策定し、令和3年がその中間年に当たることから、現在見直しに向けた調査を実施しているところである。  少子高齢化人口減少社会が進展する将来を見据えた市営住宅ストックの活用は重要な課題の1つであると考えており、中間見直しでは、社会情勢市営住宅を取り巻く環境などを十分に考慮しながら、必要戸数等を検討し、集約化を進めていきたいと考えている。 付託議案説明 ・議案第30号 キャスパ地下駐車場条例の一部を改正する条例について ・議案第31号 姫路市都市景観条例の一部を改正する条例について ・議案第32号 姫路市建築確認申請手数料等徴収条例の一部を改正する条例について 報告事項説明 ・都市局における令和4年度の指定管理者制度更新予定施設について ・姫路市総合交通計画の策定について ・福崎町・姫路市連携コミュニティバス本格運行について 質疑・質問            13時22分 ◆問   議案第31号、姫路市都市景観条例の一部を改正する条例に関して、世界遺産バッファゾーン内の建築物等の高さなどについて規制の変更を行うとのことだが、同条例は建設局の姫路市無電柱化推進計画と連動しているのか。 ◎答   本市では、バッファゾーンも含めて、景観を重視して姫路城周りの無電柱化を進めてきた。  バッファゾーン内の西側では無電柱化できていない路線があるが、野里方面に向かう城東線については、県が無電柱化を進める予定となっている。 ◆要望   バッファゾーン内で大手前通りの整備が進む一方で、姫路城北側では電柱と電線が残っていて景観上問題があるほか、シロトピア記念公園付近の県道なども改修されないままで転倒する危険もある。  建設局と連携して、姫路城を取り巻く道路の整備についても検討してもらいたい。 ◆要望   姫路市総合交通計画の策定に関して、バスが安全に運行できるよう、安全対策を含めた計画にしてもらいたい。 ◆問   姫路市総合交通計画の策定に係るパブリックコメントを3月24日から4月23日間に実施するとのことだが、パブリックコメントでは5〜10件程度の意見しか集まらないと思う。  地域住民がどのようなことで困っており、どのような公共交通を必要としているか、パブリックコメント以外の方法で地域の生の声を直接聞く取組は行わないのか。 ◎答   地域住民の意見を直接聞くことの重要性は認識しており、現在、地域公共交通を優先的に導入すべき地域については、自治会単位コミュニティバスデマンドバスの説明会を実施するとともに意見交換を行っており、自治会の人だけではなく、実際にコミュニティバスの利用を希望している人にも参加してもらって意見を交換するように努めている。  また、市街地についても出前講座等を活用して地域住民の意見を吸い上げているほか、ボランティア輸送に関心のある自治会に出向いて意見交換を行っている。 ◆要望   子育てをしている世代や高齢者、さらには子どもたちも含めたワークショップ等を開催し、地域ごとにどのような公共交通が必要か幅広い世代から意見を集めるための取組について、2025年の同計画の改定も視野に入れて検討してもらいたい。 ◆問   本格運行が始まる福崎町・姫路市連携のコミュニティバス「ふくひめ号」(以下「ふくひめ号」という)について、スマホ決済PayPayを導入するとのことだが、PayPay以外の決済サービスは導入しないのか。 ◎答   現時点で使えるのはPayPayのみだが、今後使えるサービスを増やしてくことを検討している。 ◆問   議案第30号、キャスパ地下駐車場条例の一部を改正する条例について、前回駐車場指定管理に関するプロポーザルを行ったのはいつなのか。 ◎答   平成28年度にプロポーザルを行い、平成29年度から指定管理を継続している。 ◆問   令和3年度中に新たにプロポーザルを行い、令和4年度から新しい指定管理を行うということか。 ◎答   そのとおりである。 ◆問   同条例の改正により、利用料金制から、市が指定管理料指定管理者に支払い、市が駐車料金を収入する方式に改めるとのことだが、現在どれぐらいの利用料金収入があるのか。 ◎答   令和3年度の予算として、歳入見込みで約6,850万円を計上している。  例年同程度の利用料金が入ってきているが、新型コロナウイルス感染症の影響で、若干減収になると考えている。 ◆問   新型コロナウイルス感染症の影響で、同駐車場の指定管理者もかなりの打撃を受けていると考えているが、利用料金制を改めることについては指定管理者から提案があったのか、それとも市からの提案したのか。 ◎答   建設局が所管する大手前地下駐車場の収支は大きく悪化した。キャスパ地下駐車場については一時的に収支が悪化したが、駅前にあるため収支が回復しており、利用料金制を改めることについては市から提案した。 ◆要望   今後、新たな指定管理者の公募に当たって、既存の事業者ありきではなく、より良い条件を出した事業者を選定してもらいたい。 ◆問   旧ヤマトヤシキの解体が始まるという新聞報道を見たが、地権者の土地にヤマトヤシキの設備があったため、調整が難航したと聞いたが、調整は無事に完了したのか。 ◎答   3月末に契約を行い、4月から工事を開始する予定で、地元の関係者に説明を始めていると聞いている。  元々の地権者は将来的に現地に残るという形で調整して、工事に取りかかると聞いている。 ◆要望   今後、当該地区の再開発を進めるに当たって、極端に高い建物や派手な建物が建って、地権者が困ることがないようしっかりと指導してもらいたい。 ◆問   キャスパ地下駐車場に関して、姫路駅北周辺のコインパーキング料金設定が30分で110円であるのに対して、キャスパ地下駐車場は60分で400円と高めになっているが、市は同地下駐車場料金設定をどのように考えているのか。 ◎答   同地下駐車場は、再開発ビルの駐車場としてスタートした経緯があり、キャスパの利用者以外で駐車場がいっぱいになってしまうような利用形態は好ましくないと考えている。  同地下駐車場は駅に近く、雨降りのときなどは特に利用者が増えるので、周辺の駐車場料金は勘案しつつ、全く同じ料金にせず、かつ、利用者が増えるような料金設定指定管理者にお願いしていきたいと考えている。 ◆要望   新たな指定管理者を選定する際には、同地下駐車場利用者サービス向上につながるような仕組みづくりを併せて検討してもらいたい。 ◆問   姫路市総合交通計画の策定に関して、同交通計画の施策の概要にある「バス路線網の維持」と「小規模需要を支える公共交通の整備」が非常に大切になる。  また、病院へ通院している交通弱者や、(仮称)はりま姫路総合医療センターに通院する人も想定して、駅と連動したコミュニティバスループバスを導入することや、郊外の基幹病院へ通院するための公共交通機関の整備について検討しているのか。 ◎答   (仮称)はりま姫路総合医療センターの開院に向けて、神姫バスと同医療センターを通るバスのルートの整備に向けて協議を行っているところである。  また、郊外の基幹病院につながるバスルートについては今後も絶対に維持していかなければならないという認識でいる。  ただ、基幹病院についてはコミュニティバス等の直通便ではなく、まず路線バスを維持するということを最大の目標として取り組んでいる。 ◆要望   郊外の基幹病院でも50床程度の病床を持つ病院もあるため、健康福祉局と連携して、交通弱者を助けることができるような総合交通計画を策定してもらいたい。 ◆意見   総合交通計画の策定に関して、骨格となるネットワークを提示しているが、市町村合併して15年となる今でも夢前町と安富町、香寺町をつなぐ公共交通がない。  近くに商業施設がないため、福崎町などで買物をしている北部の住民が姫路市内で買物ができるように公共交通網を整備するべきだと考える。 ◆問   ふくひめ号について、1日平均39人の利用があったとのことだが、停留所は福崎町内が多い。  姫路市内に停留所を増やすことはできなかったのか。 ◎答   ふくひめ号については、JR溝口駅から福崎町へ通勤する人の利用を想定したコミュニティバスであり、当初は香寺高校の前に停留所をつくることも考えたが、通勤する人より先に高校生が使って乗りにくくなる可能性があるため取りやめた。  また、後発で船津町を回るルートのバス停を設置した際、商業施設がなく通過するだけの場所は自治会単位でバス停を設けたため、図面上では停留所が少なくなっているのが現状である。  今後、同コミュニティバス本格運行が始まるため、利用形態を見ながら、新しい停留所ができることで利用頻度が高まるのであれば、停留所の設置についても検討したいと考えているので、いろいろな意見を聞かせてもらいたいと考えている。 ◆問   令和元年度に実施したふくひめ号の実証実験における、姫路市内福崎町内乗車比率について説明してもらいたい。 ◎答   具体的な数字は把握できていないが、福崎町と協議した際は、ほとんどの福崎町民は使っていないとのことであった。  利用者の9割程度が姫路市民、もしくは姫路市を経由して他の地域から工業団地へ通勤している人の利用だと分析している。 ◆問   ふくひめ号に対する補助金は、本市と福崎町でどのように負担しているのか。 ◎答   補助金については本市と福崎町で1対1となっており、人数当たりの持ち出しは姫路市のほうが少なくなっている。 ◆要望   補助金も税金である以上は、同コミュニティバスの利用者に福崎町に通勤する人がどれぐらいいるのかといったことをしっかりと調査してもらいたい。 ◆問 
     旧ヤマトヤシキ跡地の再開発に向けた建物の建築は、令和3年の秋頃から始まるということか。 ◎答   解体の申請が出てきたばかりで、新たな建築物については何も決まっていない。 ◆問   既存の建物のエレベーターのみを改修するような特殊な工事を行う場合、設計段階で民間の事業者に協力を求めて助言を受け、図面を作成してもらうことがあるが、協力した事業者が実際の入札に参加できなかったという声を聞いた。  事業者が行政に協力する際は基本的に無報酬だが、協力した事業者には労力が発生しているので、報酬について検討すべきであると思う。  また、設計段階コンサルタント業者に発注している場合は、行政が間に入らずに、コンサルタント業者と事業者で協議するべきだと考えるがどうか。 ◎答   設計前の段階でコンサルタント業者とも契約していない場合、事業者には無報酬で協力してもらうということになるが、市がコンサルタント業者と契約している場合は、コンサルタント業者から民間の事業者に見積りを依頼し、それに係る経費が発生すると解釈している。 ◆要望   市にノウハウを提供した民間事業者が入札に参加できないということは、協力した事業者にとって納得できないことだと思う。  市がコンサルタント業者と契約している場合は、市は間に入らず、全てコンサルタント業者を通じて話をするよう徹底していくことを検討してもらいたい。 ◆問   白浜小学校の相撲場について、文教・子育て委員会で、工事検討業務委託の段階で相撲協会の規定に準ずるという仕様になったため、同相撲場の土俵に荒木田土を使うことになったと聞いているという答弁があった。  また、同相撲場の設計の詳細は教育委員会学校施設課が所管しているが、工事については都市局営繕課業務委託の取りまとめを行っているため、同相撲場に荒木田土を使った理由を学校施設課では把握しておらず、灘中学校の相撲場にも同じ荒木田土が使われている理由についても把握していないとのことで、教育委員会が関知しないところで荒木田土が搬入されたということであった。  さらに、荒木田土の搬送に係る費用や、灘中学校白浜小学校荒木田土を搬入した回数についても都市局が所管していることなので分からないとの答弁があった。  相撲協会では場所ごと荒木田土を関東から取り寄せているということだが、荒木田土を同相撲場で使用することになった理由を都市局で把握しているのか。 ◎答   業務委託教育委員会が同相撲場の基本設計を出しており、基本設計の中で同相撲場を神明造り国技館風に造るということが決まっていた。  その後、教育委員会工事検討業務委託を出した後に学校施設課と営繕課で協議しているが、基本計画の段階で相撲協会に準じた相撲場を造るというイメージになっていたため、営繕課は土俵に荒木田土を使うという認識で動いていた。  荒木田土の金額や、灘中学校白浜小学校に何回搬送したのかということは把握していない。 ◆問   同相撲場については、約2,500万円程度の予算で造るはずのものが、6,000万円を超える予算がかかっており、過剰なものを造っている。  また、同相撲場に使用する荒木田土の金額が分からなかったために入札を辞退した事業者がいたという話も聞いたが、どのように金額を積算したのか。  基本設計の段階で荒木田土を使うことが決まっているなら、当然教育委員会でも金額を把握しているはずだが、なぜ営繕課が全てやったことになっているのか、併せて説明してもらいたい。 ◎答   都市局営繕課は、基本的には各所管課が予算を計上して、建築したいと決めたものを精査した上で受けるという形を取っており、技術的な面で分からないところがあれば意見を述べるようにしている。  同相撲場については、木造の神明造りで、相撲協会の規定に準ずるという基本設計に基づいて見積りを行い、金額を出したものだと認識している。  営繕課から教育委員会に対して、同相撲場の建築に係る予算に妥当性があると説明できるようにしてほしいと伝えるとともに、設計変更やグレードを上げることは一切できないということを確認した上で、建築したものである。 ◆要望   同相撲場建築の経緯については、文教・子育て委員会での教育委員会の答弁と、本委員会での都市局の答弁のどちらが正しいのかはっきりさせる必要がある。  市民から負託を受けた議員として、疑義のある状態で予算を通すことはできない。  基本設計の段階で同相撲場の土俵に荒木田土を使うということが決まっていたということなら、誰が基本計画を作成し、担当者はどのような打合せを行って発注を進めたのか、経緯が分かる資料を提出してもらいたい。  都市局営繕課の権威に関わることだと思うので、しっかり対応してもらいたい。  (委員会終了後、委員に資料配付) ◆問   文教・子育て委員会において、白浜小学校渡り廊下整備方針の決定についても、教育委員会は関知しておらず、都市局の建築指導課が進めたものだという答弁があった。  同渡り廊下については普通ではあり得ないようなものができているが、建築指導課が同渡り廊下の建築を進めたのか。 ◎答   建築指導課白浜小学校と同じ仕様の渡り廊下建築審査会にかけた事例として、姫路中央病院石川病院渡り廊下の2つがある。  白浜小学校渡り廊下については平成29年に建築審査会にかけて許可したもので、本来道路上を占有する屋根のかかった建築物は認めないという方針であったが、平成20年代の後半には本当に必要だと認められるものについては許可するという流れとなっていたところに、教育委員会から白浜小学校渡り廊下について建築審査会で審議してもらいたいという相談があったものである。  石川病院は平成24年に、姫路中央病院は平成15年に許可しており、当時は道路上の建築物をやむを得ず認めたという経緯があったが、その後、屋根をかけた歩道橋を道路附属物として扱うべきか、それとも建築物と扱うべきか議論があり、白浜小学校渡り廊下については小学校をつなぐものであったため、建築物として取り扱った。  また、文教・子育て委員会で、勝原小学校の歩道橋についても屋根つきにしてもらいたいという要望があったにもかかわらず、なぜ対応しなかったのかという質問も出たと聞いているが、同歩道橋については、屋根なしの歩道橋で道路附属物という取扱いであったため、建築指導課で判断したものではないと考えている。 ◆問   白浜小学校渡り廊下に屋根だけではなく、壁までつけた筒状にすることも許可したのか。 ◎答   子どもたちの安全を守るため、構造上保つのであれば許可している。 ◆問   各地域の小学校から白浜小学校と同じ仕様の渡り廊下の建築を要望した場合、安全性が認められたら許可するということか。 ◎答   都市局としては、公衆衛生と経済性、安全性が確認できたら許可する方向で対応したい。 ◆意見   白浜小学校の相撲場に関して、なぜ土俵に荒木田土を使ったのか、整備していく上でのランニングコストを踏まえて、設計する上での根拠を示すべきだと考える。  同相撲場は屋外にあるため雨風で風化し、骨材がむき出しになるため、真砂土で土俵を整備した場合、骨材がむき出しになったらまた土を入れる必要があるということも考えられるので、荒木田土そのものが悪いと考えるのではなく、なぜ荒木田土を使ったのかという根拠を整理するべきである。 ○委員長   委員からの質問のとおり、文教・子育て委員会学校施設課の答弁では、白浜小学校の相撲場と体育館の渡り廊下について関知していないところがあるということだったので、相撲場については営繕課、渡り廊下については建築指導課がそれぞれ教育委員会とどのような協議を行ったのか、経緯をまとめて資料として提出してもらいたい。 ◆要望   同相撲場の土俵に荒木田土を使うことにはどのようなメリットがあって、誰が採用することに決めたかがはっきり分かり、荒木田土を使うことに明確な理由があるのであれば問題はない。  それが分からないので、渡り廊下のことも含めて、どのようなやりとりの結果建築されたものなのか明確にしてもらいたい。  (委員会終了後、委員に資料配付) ◆問   白浜市場線東ルートの整備について、白浜に新市場が整備されることで、新市場東側の1日当たりの交通量が約2,000台増加して約1万8,700台、新市場西側の交通量が約5,000台増加して約2万5,700台、姫路東ランプ交差点の交通量が約1,200台増加して約2万1,800台になるとのことだったが、これは都市局の交通量調査に基づくデータなのか。 ◎答   本会議の答弁にあった交通量のデータは産業局が出したものであり、地元説明会でも同データを使って説明しているため、都市局でも都市計画決定の際に活用している。 ◆問   新市場の整備により、新市場周辺の交通量が増加するとのことだが、本日行った現地視察でも白浜市場線東ルート整備予定地周辺の交通量が多いとは感じなかった。  東ルート交通渋滞を緩和するために必要だということなら、姫路市全域と比較してどれだけ交通量が多いのかという納得のいく根拠を示してもらわなければ、東ルートの整備にも賛成することができない。  都市局として、新市場周辺の交通量をどのように考えているのか。 ◎答   都市計画決定の際、白浜市場線西ルートで増加する交通量に対応できるという形で説明しており、産業局の資料を見ても、国道250号の交通容量2万8,800台で対応できると考えている。 ◆問   姫路市全体の交通量調査を行うことはできるのか。 ◎答   新型コロナウイルス感染症がある程度収束に向かい、通常の交通量に戻ってから、令和3年度中に姫路市全体の交通量調査を実施したいと考えている。  現時点で白浜地区と他地区の交通量を比較するための資料としては、平成27年に交通センサスに基づく本市全体の交通量が分かる図面に、産業局で交通配分して得たデータを加えたものを提示することができる。 ◆要望   白浜地区と本市全体の交通量を比較することができる資料を提供してもらいたい。  (委員会終了後、委員に資料配付) ◆問   新市場の整備により交通量が増加して、国道250号や白浜85号線周辺の振動が激しくなることを白浜市場線東ルート整備の根拠として挙げているが、都市局は、新市場周辺地域の振動について調査したのか。 ◎答   都市局では振動の調査はしていないが、白浜85号線の傍らには住宅街があるため、新市場を活用する自動車が白浜85号線を通って、住宅街に影響を与えることがないように、公安協議の上で白浜市場線西ルートを決定したという経緯がある。 ◆問   振動や騒音を調査するような制度はないのか。 ◎答   騒音の調査は環境局の所管となる。振動を調査する制度についてはすぐに答えることができず、申し訳ない。 ◆意見   白浜市場線東ルートを整備するための根拠を出してもらいたいという思いがある。  姫路市の貴重な税金を使って整備する道路なので、はっきりとした根拠がないと整備に賛成することはできない。 ◆要望   白浜小学校の相撲場は土俵の横に大きな柱が4本あって、子どもがぶつかると大けがをするような造りになっており、地域の住民がそのような相撲場を小学校に造ってほしいと要望することはないと思う。  文教・子育て委員会での教育委員会の答弁と都市局の答弁にも違いがあり、市の統制が取れておらず、信頼関係が失われてしまっている。  市の誰かがおかしいと言ったら止まっていたことを強引に進めさせた上司に一番の責任があると思うが、経緯が分かるように全てのことを正直に話してもらいたい。 都市局終了            14時36分 【予算決算委員会建設分科会(都市局)の審査】 休憩               15時10分 再開               15時19分
    建設局              15時19分 前回の委員長報告に対する回答 ・歩行者利便増進制度(通称:ほこみち制度)について、同制度の活用に当たっては、設置する事業者の果たす役割が非常に大きくなっていると思うことから、事業者の公募を行う際には、産業局とも連携を図りながら、実施意欲のある事業者を選定することで、大手前通り等の活性化につなげられたいことについて  ほこみち制度ついては、来年度、公募占有指針を策定する予定であり、その策定を進める中で、産業局をはじめ、都市局、観光スポーツ局と一層連携を図り、大手前通りを含む中心市街地の活性化につなげていく。 ・手柄山温室植物園について、ここ数年入場者数が減少していることから、利用者を増やすための努力をしっかりと行われたいことについて  手柄山温室植物園では、昨年度より新たな来園者の獲得を目指し、インスタグラムを開設した。今年度からは、植物園のさらなる魅力に触れてもらうために、植物、自然、季節等をテーマにした作品を公募、展示する一般作品展を実施している。また、バスの車体広告も開始した。  今後はサクラソウ展や温室ナイトツアーの初開催を予定しており、また、季節ごとに工夫した華やかな植栽を行い、入園者に一層楽しんでもらえるようにするなど、展示内容や広報を充実させ、入園者数の増加に努めていく。  付託議案説明 ・議案第33号 姫路市道路附属物自動車駐車場条例の一部を改正する条例について ・議案第34号 姫路市道路附属物自転車等駐車場条例の一部を改正する条例について ・議案第35号 姫路市附属機関設置条例の一部を改正する条例について ・議案第42号 市道路線の認定及び廃止について 報告事項説明 ・建設局における令和4年度の指定管理者制度更新予定施設について ・姫路市無電柱化推進計画の策定について ・姫路市自転車活用推進計画(案)について 質疑・質問            15時44分 ◆問   姫路市自転車活用推進計画(案)に関して、兵庫県内でも姫路市が最も交通事故が多いという統計が出ており、特に高校生が多く事故に遭っており、通学時間帯の午前7時〜9時、そして夕方の事故が多いとのことである。  特に城北地区内では約4,000人の児童生徒が通学している。通学路の安全対策は広域的に考える必要があるので、市が自ら自転車の交通安全対策を事業化していく考えはないのか。 ◎答   城北地区の自転車の数の多さは認識している。  自転車の安全対策として、道路の改良と交通規制の強化の2点が挙げられるが、同地区においてどのような仕組みで交通安全対策を行っていくのかについては、道路整備の検討や、警察と交通規制について協議した上で、地元住民の意見を聞きたいと考えている。 ◆要望   城北地区は本市で一番の文教地区であり、自転車を利用する高校生や歩行者が多いということを認識した上で、自転車の交通安全対策を事業化してもらいたい。 ◆問   姫路市自転車活用推進計画の策定に当たっては、地域の住民の意見をしっかりと聞き取った上で計画を策定してもらいたいと思うが、地域と協力してより安全な計画を策定する体制はできているのか。 ◎答   同計画(案)に記載している、「はしる」、「とめる」、「まもる」という3つの基本方針が全て整備されてはじめて交通安全がかなえられると考えている。  事業の中で、交通安全対策事業と交差点改良、植樹の伐採等を組み合わせながら、自転車ネットワークの整備を進め、バランスの良いまちづくりに努めていきたいと考えている。 ◆問   令和元年5月に大津市で発生した園児の死亡事故を受けて、国が「園児子供等が日常的に移動する経路の安全確保に関する地方公共団体(道路管理者)の取組状況」を出しており、最も多く対策しているのが兵庫県で、1,361件であった。  兵庫県の取組の中で、緊急安全点検に先行した点検が行われた市町村数は、県内では38の市区町村であったが、本市でも先行した点検を行ったのか。 ◎答   令和元年度に本市では通学路を中心に約690か所の緊急点検を行った。  大津市の事故を受けて、未就学児の散歩経路等が対象に加わるということで、通学路を「未就学児の散歩経路等」という呼称に変更し、要望のあった施設との立会いを実施した。  主に防護柵の設置を中心に検討し、防護柵の設置要望があった箇所については全件終了した。  また、側溝の蓋掛けについても地元と調整の上で継続して行っていきたいと考えている。 ◆問   姫路市無電柱化推進計画の策定について、5年間で1.3キロメートルの無電柱化を目指すという整備目標を出しているが、これは努力して達成できる数字なのか。 ◎答   電線共同溝方式で無電柱化を行う場合、1メートル当たり数十万円の費用が必要となるため、通常の道路改良事業と併せて国庫補助事業として実施していくと、1.3キロメートルが達成可能な数字だと考えている。 ◆問   同計画に記載されている、緊急輸送道路の無電柱化推進は国の事業となるのか。 ◎答   緊急輸送道路は主に国道、県道が指定されているが、その中でも手柄山周辺に市が所管する道路がある。  緊急輸送道路は、広域的に災害時に必要な道路となるため、市が所管する緊急輸送道路について重点的な整備を実施していくという方針で、同計画に盛り込んでいる。 ◆問   国から緊急輸送道路の無電柱化に関する方針は示されているのか。 ◎答   従来から広域的な幹線道路の無電柱化については国と県が力を入れている。  市においても、国の無電柱化を進めていくという基本方針に沿って整備を実施していく道路については、重点的に補助を受けられることが制度化されたので、必要となる同計画の策定に至ったものである。 ◆要望   緊急輸送道路の無電柱化は市民の防災と安全につながることなので、継続して整備に取り組んでもらいたい。 ◆問   議案第33号、姫路市道路附属物自動車駐車場条例の一部を改正する条例について、これまで指定管理で市に納付されていた金額はどれぐらいあったのか。 ◎答   収入に関わらず固定納付金として月額90万円、固定納付金を差し引いた料金収入の41%を変動納付金として指定管理者から市に納付してもらっていた。  平成29年度の実績が2,606万円、平成30年度の実績が1,910万円、令和元年度の実績が2,120万円となっている。 ◆問   新型コロナウイルス感染症の影響を受けても、収支が大きく落ち込んでいないキャスパ地下駐車場と、大手前地下駐車場を一体で管理するといった方法は検討したのか。 ◎答   キャスパ地下駐車場は再開発ビルにある一般的な駐車場だが、大手前地下駐車場は道路下にある道路区域内の道路附属物駐車場となっているため、管理と条例が別々になっており、5年前に一体管理について検討したものの、時期尚早として見送りとなっていた。  令和3年度の指定管理者選定に向けて、キャスパ地下駐車場だけではなく、イーグレ地下駐車場、鉄道駅周辺整備室が所管する東姫路駅の駐車場などを一括で管理し、条例を一本化することを検討したが、各駐車場の活用方法を検討する中で、今回も見送ることとなった。  当面は、予期しない収支悪化が発生した場合にも安定的に経営ができるように、使用料制とすることで対応したいと考えている。 ◆要望   行政のルール上であっても経営感覚を持って運営することができるよう、同地下駐車場の運営方法について都市局ともしっかり協議してもらいたい。 ◆問   議案第34号、姫路市道路附属物自転車等駐車場条例の一部を改正する条例に関して、大手前地下駐輪場の管理はどこが行っているのか。 ◎答   駐輪場の建設や管理を行う公益財団法人自転車駐車場整備センターと、管理を専門とした株式会社駐輪サービスが共同事業体で管理している。 ◆問   駐輪場の経営は厳しい状態にあるのか。 ◎答   これまで駐輪場は十分な利益を出していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で利用が減ったことにより、1,000万円程度の減少になると考えている。 ◆要望   収支状況をしっかりと見極めながら運営を継続してもらいたい。 ◆問   姫路市自転車活用推進計画(案)について、自転車保険加入義務の周知及び加入促進を行うとあるが、スマートフォンを見ながら運転すると危険であることや片手運転が違反に当たることを表示した上で、自転車による交通事故と損害賠償の事例を挙げて、率先して自転車保険に加入するよう促す内容にするべきではないのか。 ◎答   周知を徹底することができるよう検討していきたい。 ◆問   白浜市場線東ルートの整備に関連して、現在も白浜85号線で騒音と振動についての苦情があり、舗装の継ぎ目を直してほしいという声を聞いている。  騒音と振動を抑えるため、国道250号から白浜155号線の間で、白浜85号線を一方通行にして交通量を減らすことはできないのか。 ◎答   白浜85号線は非常に幅員が広く、国道250号の交差点には右折レーンが設けられており、警察と協議したところ、幅員が広い道路で交通規制を行うことは難しいと聞いている。 ◆意見   国道250号から白浜85号線を通って新市場へ向かう車は必ず増えるので、騒音や振動をなくすためには、白浜85号線を北向きの一方通行にする、新恋の浜橋につながる白浜2号線を拡幅して車が通り抜けられるようにするといったことを考えるべきだと思う。 ◆問   白浜市場線東ルートの整備は、産業局が主体として行っている新市場整備の附帯工事に当たるものと考えているが、市側で当該道路を整備するように指示しているのは誰なのか。 ◎答   市場移転に関する窓口は産業局であるが、白浜地区に新市場を整備することは本市の意思決定であり、それに伴って周辺の条件整理を地元と協議した結果、白浜市場線西ルート及び東ルートを整備するという方針を市が決定したと認識している。 ◆問   白浜85号線を一方通行にすることが難しいということを、東ルート整備の理由にしていないか。 ◎答   白浜市場線東ルートは道路建設部単体で整備するものではなく、新市場移転に関連する地元対策であると捉えている。  東ルート整備の必要性と白浜85号線を一方通行にするという案について検討するためには、新市場を整備する産業局との調整が必要となる。 ◆要望   産業局と協議して進めていくということは分かるが、白浜85号線の周辺に住む住民が振動と騒音で困っているので、同道路の舗装を低騒音の舗装に直すといったことも自治会と議論してもらいたい。 ◆問 
     新市場の整備によって、新市場の東側で1日当たりの交通量が2,000台増えて1万8,700台、西側で5,000台増えて2万5,700台となるため、白浜市場線東ルートを整備するとのことだが、国道250号で新市場周辺交通容量から見て、想定どおりに交通量が増加しても渋滞は発生せず、スムーズに通行できることとなる。  本市全体の渋滞状況が示されておらず、東ルートと本市全体の渋滞状況を比較することができない状態で、交通量が増えることを理由に東ルートを整備することには納得できない。  また、騒音や振動についても、法律に基づいた数値的な根拠を示してもらわなければ、東ルートの整備事業に賛成することはできない。  交通量が増加することで発生する渋滞や騒音、振動について、数値的な根拠を示してもらいたいがどうか。 ◎答   渋滞や騒音、振動に関する数値等の根拠は持っていないが、新市場の整備によって交通量は増加すると考えている。  産業局が新市場の移転再整備を円滑に進めるための地元対策として、東ルートを整備することになったと考えている。 ◆要望   地元の要求全てにそのまま従うのではなく、東ルート付近の住宅地で振動が発生しないように対策する方法はほかにも検討できると思う。  市の方針で東ルートを整備することになったことは理解するが、数値的な根拠は出すべきである。  議会では東ルートの整備に関して疑問を持つ声が多く出ているので、東ルートの整備以外の対策方法がないのか検討してもらいたい。 ◆問   新市場は迷惑施設ではなく、周辺地域を発展させる施設だと思うので、地元は新市場の整備に協力するものではないかと考える。  地元から要望を受けて東ルートを整備するとのことだが、建設局はどのような思いで同整備事業を進めてきたのか。 ◎答   平成27年頃に中央卸売市場の移転場所等について方針が決定し、建設局として市の一大プロジェクトを成功させたいという思いで、前向きに取り組んできた。 ◆問   白浜市場線西ルートを整備し、西側から新市場に進入するという方針を定めているにもかかわらず、なぜ東側の交通量を緩和するための東ルートを整備するのか疑問に感じる。  市の大きな事業を進めるため、他の地域の事業を止めて東ルートを整備しても、一部の地域の福祉が向上するだけで、姫路市全体の福祉の向上にはならない。  東ルート整備事業に係る約19億円の予算を確保するに当たって、財政局とどのような協議を行ったか疑問があり、市と議会の信頼関係がなくなってしまっている。  建設局の職員は、地元のために東ルートの整備が本当に必要な事業だと思って取り組んでいるのか。 ◎答   新市場の南側が海で進入ルートが北側にしかないことに加えて、新市場が整備された後、現在想定している以上に交通量が増加したときに困らないように東ルートの整備を進めている。 ◆問   新恋の浜橋の整備について、様々な要望を受けて入札が3か月程度遅れたにもかかわらず、工期の終期は同じであった。  これは、同橋の渡り初め式を前提として、工期をそれまでに収めるためであったと聞いたが、工事を担当した事業者にとっても大きな負担だったと思う。  誰の要望でそのような工期としたのか。 ◎答   当初、地元に説明していた完成時期から6か月遅れとなる中で、地元の理解が得られなくなり、事業者にとって負担の大きい工期となった。 ◆問   同地区の工事に関して、なぜそのような強い圧力がかかるのか。 ◎答   白浜市場線東ルートに関して言うと、当初は極力新市場の開場までに工事を間に合わせるという話だったものが、新市場の開場までに工事を間に合わせるという話に変わっていったと考えている。 ◆問   平成27年8月17日に中央卸売市場の移転が決定し、10月には地元要望が出てきている。  その後、平成30年に白浜市場線東ルートの整備が決定したが、平成30年にこの決定を行ったのは誰か。 ◎答   平成27年10月1日に新市場につながる東西のアクセス道路整備と、公園の整備について要望があったと認識している。  同年10月30日に、アクセス道路の整備について、新市場の西側と東側、新市場周辺の整備について検討し、進めていくという回答を産業局から行っている。 ◆意見   新市場整備のための地元対策として白浜市場線東ルートの整備等を進めることについては、上司の命令を受けてこれまで進めていると思うので、部下の職員に責任があるわけではないと考えている。  現在、本市の職員の統制が取れておらず、議会との信頼関係もなくなっているので、副市長に建設分科会に出席してもらい、はっきりとした答弁をしてもらいたいと思う。  東ルートについては、新市場が開場し、実際に交通量が増加して困る人がいる場合に検討するべきであり、交通量の増加が想定されることを理由として、約19億円もの予算をかけて道路を整備することはやり過ぎであると考える。 ◆問   白浜149号線と白浜150号線、白浜317号線、白浜318号線の交差点の形状について、地元の住民は納得しているのか。 ◎答   納得している。 ◆問   白浜市場線東ルートの整備に関連して、片側2車線の白浜221号線を、片側1車線に狭めることについて協議していると聞いているが、白浜221号線をそのまま残し、新市場に関連する車両が同道路を通って左折し、白浜150号線を通って帰ってもらうことで交通量を分散させることができるのではないかと考える。  また、住宅地に近い白浜85号線と白浜150号線の交差部分から南側が広いが、そこを狭くして意図的に交通量を減らし、工業地帯を通る白浜221号線の交通量を増やすことで、地元の住民への影響も少なくするといった交通量の分散方法を検討することができるのではないのか。 ◎答   指摘のあった対策も方法の1つとしてあると考えており、白浜市場線東ルートの整備について協議している警察も同じ考えを持っている。  市としては東ルートの整備を進める立場として協議を重ねている。 ◆問   白浜市場線東ルートについて平成27年10月30日に市から地元自治会に対して回答を行い、平成30年8月20日の経営会議にて整備ルートを決定し、令和元年7月16日に地元説明を行っているが、東ルートの決定について議会に報告がなかったのはなぜか。 ◎答   産業局が中心となって、新市場の東西のアクセス道路と周辺道路の整備計画を立て、建設局では、平成27年から新市場の周辺道路と白浜市場線西ルートを整備し、次は白浜市場線東ルートを整備するという認識でおり、議会に報告せずに整備を進めているという思いはなかった。  白浜市場線西ルートの整備に当たっては、議案として議会に説明をしたが、白浜市場線東ルートの整備について事前に議会に説明をしなかったことについてはお詫びしたい。  今後、東ルートの整備事業については、議会に丁寧に説明しながら進めていきたいと考えている。 ◆問   約19億円もの予算を投じて整備する道路なので、経営会議で東ルートを決定するまでに別のルート案について検討していると思う。  議会には検討内容について報告はなかったが、経営会議の中で別のルート案は出されなかったのか。 ◎答   経営会議で出たルート案の1つとして、白浜150号線から、7〜8メートルの幅員がある白浜202号線を結ぶものがあった。  また、白浜150号線をまっすぐ東に延長し、南北を走る幹第53号線を南に延長して、2つの道路を直線でつなげるという案、この案と比較して白浜150号線をやや北側に向ける案が出され、これらのルート案と現在の白浜市場線東ルートを含めた4つの案について、道路線形や経済性、早期実現性などを総合的に評価した。  検討の結果、白浜150号線と白浜202号線とつなぐ案は時速20キロ程度を制限速度として設計しなければならないことから、アクセス道路に向かないと判断した。  白浜150号線と幹第53号線をつなげる案については、整備による沿道への影響が大きくなってしまうことから、現在の白浜市場線東ルートが経営会議で認められることとなった。 ◆問   建設局は設計と工事の容易さを主たる要因と考え、整備に係る費用についてはその後の決定事項として考えていたということか。 ◎答   あくまで総合的にルート案を評価した。  経済性のみならず、道路線形や、整備に当たって地元の合意が得られるかといった点などを踏まえた上で、道路建設課として、平成30年8月に経営会議に現在の白浜市場線東ルートを提案したものである。 ◆問   東ルートを整備する際に、民間事業者の敷地を通っていくことになるが、どのルート案でも移転補償を含めた整備費用は変わらないのか。 ◎答   整備費用は大きく変わらないと思う。  ただ、東ルートは都市計画道路ではないので、法的な拘束力がなく、土地の所有者にお願いをして整備を進めることとなるため、道路整備後に残った土地を利用できる形で整備することも検討しなければならなかった。 ◆問   新市場へのアクセス道路の整備に伴って、信号機はどれぐらい設置するのか。 ◎答   国道250号及び白浜150号線が白浜市場線西ルートと接する2か所の交差点に信号機を新たに設置する。  また、警察からは、白浜221号線と白浜150号線の交差点の信号機は撤去すると伝えられている。 ◆問   白浜221号線を北に延長することは考えなかったのか。 ◎答   ルート案として出ていたが、住宅地に不特定多数の車が進入する懸念があるため、その案はなくなったと聞いている。 ◆意見   新市場を利用する一般車両に対して、住宅地への進入を禁止するといった条件をしっかりと周知することで、白浜221号線を延長する案は実現できたのではないかと思う。 建設局終了            17時00分 散会               17時00分 【予算決算委員会建設分科会(建設局)の審査】...