• "契約候補者選定委員会委員"(/)
ツイート シェア
  1. 姫路市議会 2021-03-12
    令和3年3月12日経済観光委員会−03月12日-01号


    取得元: 姫路市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-14
    令和3年3月12日経済観光委員会−03月12日-01号令和3年3月12日経済観光委員会 令和3年3月12日(金曜日) 経済観光委員会 第4委員会室 出席議員  今里朱美白井義一八木隆次郎西本眞造、  三和 衛、梅木百樹、汐田浩二谷川真由美、  竹中由佳松岡廣幸 開会                 9時27分 現地視察               9時27分 ・中央卸売市場移転先及び再整備事業に関連する用地 現地視察終了            10時20分 産業局               10時33分 前回の委員長報告に対する回答 ・新市場については、本市の生鮮食料品等流通拠点として、できるだけ早く開場し、市民に新鮮で安全な食材を安定して提供していけるよう、賑わい施設整備とあわせてしっかり取り組まれたいことについて  新市場整備工事については、1月に起工式を行い、令和4年度末の開場に向け施設整備に取り組んでいる。  また、新市場播磨地域における生鮮食料品等流通拠点としての役割を果たすべく、場内事業者と一体となり、コールドチェーン等機能強化された施設を想定し、集荷力販売力強化への取組を一層進めていく。  賑わい施設については、本年1月21日の選定委員会の審議を経て、2月5日に公告した。資格を満たした参加事業者から7月末まで提案を募集し、8月の選定委員会を経て、9月を目途に優先交渉権者を決定する予定である。 ・(仮称)「道の駅姫路整備基本構想素案については、構想から供用開始までに相当の期間を要するものとなっているが、県と市、行政間の事務手続により遅れが生じることのないよう、しっかりと連携しながら少しでも早く供用開始できるよう努められたいことについて
     現在、兵庫県をはじめ関係機関とは随時コミュニケーションを図り、道の駅開駅に向けた様々なアドバイスを受けているところである。  今後、申請等事務手続が本格化する際に、不要な遅れが生じないよう、引き続き、情報共有など連携に努めていく。 ・姫路北駅前広場区域のデジタルサイネージについて、同区域は、屋外広告物条例規制対象区域内であり、通常ならば設置できないものであり、本来であれば、事前に都市局と十分協議し、適正な事務手続を経て掲出すべきである。今後、再発防止に努めるとともに社会実験の効果をしっかりと検証した上で、姫路北駅前広場にぎわい創出に生かされたいことについて  関係法令の確認を怠り、必要な手続を行っていなかった本件については、令和2年12月の当委員会で指摘を受けた後、産業局が「事務処理ミス等報告書」を作成し、総務局に提出している。  その取扱いについては、年4回開催される倫理監督者会議において、事案の発生日概要等について報告され、情報共有がなされることとなっている。  再発防止策については、事業計画段階から留意すべき関係法令、規制を洗い出し、所管の部局または関係機関に照会し、確認することを徹底する。  これら確認内容を、事業実施決裁に記載し、チェックすることをルール化した。今回のような事案が発生することのないように努めていく。  また、このたび社会実験効果検証のため、昨年12月10日から25日まで、現地での聞き取り及びウェブによるアンケート調査を実施し、158人から回答を得た。その結果、約9割の人が「駅前のクリスマスイルミネーションにぎわいにつながっている。」、「来年も駅前でクリスマスイルミネーションが行われたら見に来たい。」と回答した。そのほかにも「撮影スポットとしてインスタグラムやツイッターでもよく見た。」、「恒例にしてほしい。」、「マッピングが暗い。」、「商店街や大手前通りなど広がりをもって実施してほしい。」等の意見が得られた。  アンケート結果については、都市局と共有しており、2月12日の景観・広告物審議会でも結果報告がされたと聞いている。  アンケート結果には、改善のヒントとなる自由意見もあったことから、次年度以降のクリスマスイルミネーションについて、実施内容や周知・PR策を検討する上で生かしていく。  さらに、駅前広場や大手前通りを中心に都市の魅力を高めるソフト事業を着実に進めていくことで、中心市街地にぎわいを創出していきたい 付託議案説明 ・議案第40号 土地の処分について(中央卸売市場場外施設用地の処分) 報告事項説明 ・令和4年度の指定管理者制度更新予定施設について ・姫路経済振興ビジョン最終案】について ・「(仮称)道の駅姫路整備基本構想最終案】について ・中央卸売市場移転整備事業進捗状況について ・姫路緊急経済対策進捗状況産業局)について 質疑・質問               11時10分 ◆問   本日、現地視察を行った東部析水苑グラウンド整備について、本会議の答弁では、下水道局建設局産業局3局(以下、「3局」という。)で協議して方針を決定したとのことであったが、どのような経緯で方針決定したのか説明してもらいたい。 ◎答   市場移転に伴うアクセス道路新設工事等の影響により、緑地公園の利用が制限されることとなったため、代替のグラウンドとして、当該地域において以前から要望のあった、東部析水苑の西側でグラウンド整備を行うこととした。  しかし、当該グラウンドを本格的に整備することは、非常に時間と経費がかかるため、3局で協議し、建設局真砂土を購入しそれを技能労務職員が重機を使用して整地するという方針を決定した。 ◆問   協議には実際に作業を行う現場職員も参加したのか。 ◎答   技能労務職員道路整備等の現場で重機を使用するときは、突発的な事故を避けるため、ほとんどをベテラン技能労務職員が行うため、若い職員が経験する機会が非常に少ない。  当該グラウンド整備は、広い場所でベテラン職員の指導を受けながら実際の作業が経験できる機会であると判断し方針を決定した。 ◆問   上から突然の指示があり、前日にいきなりグラウンド整備の作業を指示されたという話も聞くが、一体どのようになっているのか。 ◎答   当時の担当部長から技能労務職員に説明し協力を求めたと聞いている。 ◆問   私が聞いている内容と違うが、なぜか。 ◎答   技能労務職員には作業場所作業内容を伝える必要があり、当時の担当部長から説明したと認識している。 ◆問   技能労務職員の話では、議員から当該グラウンド整備について要望があったときに、一度は断ったが、上からの指示で突然整備することになったとのことである。局長が指示を出したのか。 ◎答   整備方針は、3局が協議して作成し、副市長に報告し決定したものである。 ◆問   現場の担当職員まで話が伝わっていないのではないか。 ◎答   先ほどの答弁のとおり協力を求めたと記憶している。 ◆問   産業局から建設局当該グラウンド整備方法について要望したのか。 ◎答   3局で整備期間経費等を協議した結果である。 ◆問   建設局が主体的に関わっていたということなのか。 ◎答   3局で協議した結果である。 ◆問   現場の職員とそごが生じている。先ほども言ったが、当該グラウンド整備について、現場職員は議員からの要望を一度断っているが、上からの命令があったとのことである。一体どのようになっているのか。 ◎答   すべての職員の意見を聞いていないが、研修として有効であるという話を当時は聞いていた。 ◆問   技能労務職員だけではなく、公園整備課においても上からの命令で実施することになったと聞いている。  繰り返しになるが、建設局長として指示を出したのか。 ◎答   3局で方針を決め、予算措置もされたので、その方針に基づいて事業をするという意味での指示は出している。 ◆問   現場の職員は、上からの命令でやらざるを得なかったと感じたようだが、元建設局長として、どのように思っているのか。 ◎答   市場移転事業を推進する中で、建設局周辺対策のうち道路・公園に関する部分を担うということで、事業推進に向けて最大限協力するという姿勢で取り組んでいた。 ◆問   本会議の建設局長の答弁では、グラウンド整備には約2か月間で518人が関わっている。  多くの職員が動員された中で、他の事業に影響は出なかったのか。 ◎答   当時のことを確認したが、延べ518人、単純に計算すると50日程度を要している。1日に8人から10人の職員が対象であるが、技能労務職員はそれ以上にいるため、何とか現場を動かしながら、研修も受けてもらうという形で対応ができたと記憶している。 ◆問   当該グラウンド整備を積算した場合どの程度の工事費になるのか。 ◎答   正確に算出はしていないが、4,000万円から5,000万円程度と聞いている。 ◆問   なぜ、このような変則的な手法によりグラウンド整備を実施したのか。 ◎答   経費のことや研修の機会の確保も要因ではあるが、大きな要因は整備期間である。  工事設計し実施するとなると1年以上の期間を要する可能性がある。周辺道路や緑地内の工事でグラウンド使用が制限される中で、代替グラウンドがない期間が長くなることは避けたかった。 ◆問   できるだけ早く代替グラウンド整備したかったということか。 ◎答   そのとおりである。 ◆問   グラウンド土地使用に関して、目的外使用として、 下水道局が一時的な使用を許可しているが、一時的とはどの程度の期間なのか。 ◎答   新市場アクセス道路工事により、浜手緑地内の多目的グラウンドテニスコート利用が制限されている。その代替措置としての一時的使用なので、浜手緑地整備が完了した際には、改めてどのような形で今後利用するのか協議すべきであると考えている。 ◆問   それらの工事が完了した際には、一時的な使用ではなくなると理解すればよいのか。 ◎答   地元住民に説明する必要はあるが、代替グラウンドという考え方からすれば、そのとおりである。 ◆問   下水道局が申請を許可するときに、工事の影響を受ける地元4地区(以下「4地区」という。)のために、グラウンドの面数を4面とするように産業局と調整したのは事実か。 ◎答   そのとおりである。 ◆問   本日の現地視察で確認したときには、4面利用ができるような形ではなかった。
     また使用許可は、連合自治会に出ているが、連合自治会スポーツクラブ21白浜に運営を任せている。このような状態は適切なのか。 ◎答   管理は連合自治会に依頼しているが、連合自治会スポーツクラブ21白浜の協議により、連合自治会が責任を持ち、運営を任せているのならば問題はないと思っている。 ◆問   下水道局に対する申請では、4地区利用する旨の記載があるが、虚偽ではないのか。 ◎答   4面利用ができる面積はあると考えており、4面を常時使える状態にしておくという考え方もあると思うが、利用は2面が多いと理解している。 ◆問   使用許可を受けた連合自治会が4地区のためにどのように使うかを考え、しっかりと管理しなければならないのではないのか。 ◎答   管理すべき団体にしっかり管理してもらう。それについて問題があるのであれば、市としても指導することが必要である。 ◆問   連合自治会の責任にしてほしくはないが、利用形態が間違っているのであれば、しっかりと指導してもらいたいが、どうか。 ◎答   まずは使用許可申請について、4面使用を前提とした形で、許可をしているのか確認をしたい。 ◆問   スポーツクラブ21白浜が、会員に順番に使用させているのではないか。  本日の現地視察時にはなかったが、兵庫飾磨クラブという硬式の少年野球チームが看板を立てて使用しているとの情報がある。  地域住民グラウンドゴルフ利用するなど、4地区の住民のために使われているのなら、私は何も言わない。市としてきちんとした対応をしてもらいたいが、どうか。 ◎答   使用の状況を確認したい。 ◆問   当該グラウンドに設置するバックネット卸売市場事業特別会計予算を流用して購入している。  本会議答弁でも、予算流用は、経費の必要性妥当性を適切に判断し、必要最小限とすべきとのことであった。なぜ、当該予算バックネットを購入する必要があったのか。 ◎答   公園の遊具整備暫定グラウンド整備については、建設局予算計上している。  バックネットについては、平成31年4月に地元から要望があったが、その年度の予算は既に確定しており、余っているバックネットもなかったため、市場事業の移転に伴う地域対策経費としての予算を流用したものである。予算執行の前には、財政局に相談し、産業局の責任で実施したものである。 ◆問   産業局特別会計で流用ができるのであれば、なぜ建設局公園整備費でその対応ができないのか。 ◎答   中央卸売市場移転整備事業には、道路や公園など様々な事業が関連するが、事業所管課予算で対応していく役割分担になっている。  バックネット公園整備課予算で対応したかったが、要望された時期が4月であり、公園整備課の本来の予算を執行していない中で予算流用して対応することは財政執行上問題があった。  そのため、特別会計地域対策として対応したものであるが、常時行うものではないということはしっかり認識している。 ◆問   財政規律が乱れているのではないか。  中央卸売市場移転整備事業に伴って、地元要望により支出した金額の一覧表を提出してもらいたい。 ◎答   (委員会中に資料を配付) ◆問   バックネット購入先はどのように選定したのか。 ◎答   白浜校区地元業者2社から見積りを取得した中で金額の安価な業者を選定している。 ◆問   地元要望という名目で様々な不適切な財政支出がされているが、市場迷惑施設として考えて様々な対応をしているのか。 ◎答   市場迷惑施設とは考えていない。  しかし、地域住民からは多くの車両の出入りによる生活環境への影響を心配する声がある。中央卸売市場移転整備事業は、国の補助金がなければ成り立たない事業であり、地域住民の理解が得られない事業であるならば、補助金の採択はないと考えている。  そのため、地域生活環境対策はできるだけ実現する形で取り組んでいる。 ◆問   現在、手柄にある中央卸売市場では、地域住民と良好な関係を築いており、決して邪魔者扱いはしていない。なぜそこまでの対応をするのか分からない。  産業局は、これから道の駅の整備も控えているが、地元の要望は全て受け入れていく姿勢なのか。 ◎答   現市場姫路バイパスからの距離も近く、交通結節点としての機能は十分整っていると考えている。一方、新市場移転先用地においては、一定の道路整備環境整備を実施する必要があると考えている。 ◆要望   中央卸売市場移転整備事業に伴う地元対策には行き過ぎたものを感じる。行政として節度のある対応をしてもらいたい。 ◆問   東部析水苑グラウンドについて、地域や議員からの要望整備に至るまでの時系列となった資料を提供してもらいたい。 ○委員長   それで何を明らかにしようとしているのか。 ◆委員   グラウンド整備された流れを確認するためである。 ○委員長   口頭であった要望も含めるとなると資料作成にかなりの時間を要すると思うので、要望書等の文書があるものでよいか。 ◆委員   (了承) ◎答   (委員会中に資料を配付) 休憩               11時58分 再開               13時00分 ○委員長   本日の議事進行については、当委員会に付託された議案や報告事項について優先して質問を受け、その他の事項については、その後に質問してもらいたいが、それでよいか。 ◆委員   (了承) ◆問   議案40号の土地の処分について、当初は、中央卸売市場場外施設用地として場内事業者3者(以下「3者」という。)が出光興産から直接購入する予定であったと思うが、本市が当該土地を購入し、土壌汚染対策を実施してから売却するのであれば、その対策費用売却予定価格の算定の際に考慮すべきであると思うが、どうか。 ◎答   売却予定価格は、当該土地の現在の不動産鑑定による金額であり、公有財産運用委員会において承認されたものである。  なお、当該土地取得額土壌汚染対策費を上乗せした合計額は、約2億8,230万円であるが、本議案での売却予定価格は、約3億230万円である。  そのため、2,000万円程度売却予定価格のほうが高くなっている。 ◆問   市場用地全体の土壌汚染対策費は高額であったが、当該土地に関しては、土壌汚染対策はあまり必要でなかったと理解すればよいのか。 ◎答   そのとおりである。土壌汚染対策費は、ほとんど発生していない。  なお、土壌汚染対策として当該土地で実施したのは、盛土の移動業務だけあり、この盛土からは、ベンゼンは出なかったが、自然に由来するヒ素等の物質は含まれているため、市場本体用地に移動し飛散しないよう対応する方針である。 ◆問   中央卸売市場場外施設用地は、賑わい施設用地と併せて3者が購入し、一体的な整備がされる予定であったが、3者の辞退により、賑わい施設については、公募型プロポーザル方式整備運営事業者を募集することになっている。  当初の計画とずれが生じているが今後整備される冷蔵施設水産関連施設整備において、3者にはどのような対応を求めていくのか。 ◎答   冷蔵施設については、コールドチェーンによる品質管理を効率的に行っていくため、市場本体隣接地に建設することは、当初から変わっていない。水産加工場についても、3者は当初より単なる市場に連結した水産加工場としてではなく、来場者が見て楽しめる要素を盛り込むことを計画しており、それは現在も変わっていない。  賑わい施設公募型プロポーザルとなったため、具体的な計画が見えてきた段階で、前向きにいろいろなことを考えていきたいと聞いている。 ◆要望   当初計画のとおり、一体的な整備ができるように3者にしっかりとした対応を求めてもらいたい。 ◆問   指定管理者制度更新予定施設として、非公募で2施設を更新するとの報告がある。  はやしだ交流センターについては、包括外部監査において調理実習室利用が低調である等の指摘があるが、地域に密着した施設ということは理解するものの、非公募で更新するのならばこのような指摘にはしっかり対応してもらいたいが、どのように考えているのか。 ◎答   はやしだ交流センターは、昨年に開園した林田チャレンジ農園と併せて、林田地区交流拠点として自治会を中心に一体的な運営が行われている。  しかしながら、包括外部監査において、施設の一部の利用が低調すぎるとの指摘があり、特に料理教室として利用されていない問題は十分に認識している。  現在は、新たな料理メニューを考えるなど施設利用につながる魅力づくりに力を入れている。
    要望   包括外部監査の意見を踏まえて、しっかりと施設管理ができるよう取り組んでもらいたい。 ◆問   ひとり親世帯への地場産品提供に係るアンケート結果では、半数以上から好意的な意見があるとのことであるが、2,614世帯が対象になっている中で、回答があったのは823世帯、回答率は31.5%である。  回答がなかった多くの世帯は、好意的でなかった可能性もあるので、しっかりと考察する必要があると思うが、どうか。 ◎答   地場産品を配達した職員からは、手渡し時に感謝されたとの声を聞く一方で、現金のほうが良かったとの声もある。  施策というものは、目的があるとはいえ、サービスを受ける人の思いを考えた上で実施する必要があると感じている。  半数が好意的だったと単純には考えておらず、コロナ禍においては、今後もこのような事業を行っていく必要があると考えているため、今回の課題も含めてしっかり検証していきたい。 ◆要望   他局と連携した事業ではあるが、産業局が中心となったものなので、主体となって、事業結果を協議して今後につなげてもらいたい。 ◆問   姫路飲食店を応援しよう!プロジェクトについて、緊急事態宣言の発出により、チケットを買ったものの利用できない人も多くいると思う。  そのような人たちへの対応は各店舗任せなのか。 ◎答   令和3年1月末までの使用期限が近づいている中で、12月から対象店舗に2度メールを送付し、各店舗がどのような対応ができるのか調査した。  その中でテイクアウト等の対応をしたいので、購入者に連絡してもらいたいという店舗の意向が多数あり、事務局で対応している。  なお、店舗によっては使用期間を延長しているのでそれについても伝えている。 ◆要望   しっかりと事業成果を精査して今後の取組につなげられたい。 ◆問   議案第40号について、土壌汚染対策に要した経費は平米当たりどの程度なのか。 ◎答   平米当たり7,600円程度である。 ◆問   先ほどの説明では、市場用地全体の土壌汚染対策費は高額だが、今回の議案の土地に関しては、土壌汚染対策はあまり必要ではなかったとのことである。  当該土地を本市が一括購入し、市場本体用地と併せて土壌汚染対策を実施したのであれば、当該土地に対しても、土壌汚染対策の経費を案分した1平米当たりの額を加えるべきではないのか。 ◎答   本来は民間事業者が購入するべき土地であり、その売却に当たっては、当該土地の現在の不動産鑑定額によるものが適正であると考えている。 ◆問   本市が当該土地を一括購入し、市場本体用地と併せて土壌汚染対策を実施したのであれば、一体的に考えるべきではないのか。 ◎答   繰り返しとなるが、当該土地は、当初は民間事業者が購入するべきものであったが、土壌汚染対策のため、本市が購入したものである。  そこに、市場本体用地に要した土壌汚染対策費を全て平均して、上乗せすることは、売り主の理屈としてはあるのかもしれないが、市と民間事業者役割分担から考えれば、そこまですることは考えにくい。 ◆問   それならば当初計画のように、賑わい施設用地を3者に購入してもらいたい。  土壌汚染対策は、市場全体で一体的に考えないといけないのではないのか。応分の負担は負ってもらうべきだと思うが、どうか。 ◎答   3者は新市場を活性化していこうとしっかりと考えている。賑わい施設用地の購入の辞退についても十分認識し、今後に向けて頑張っていこうとしている。  応分の負担という意見ではあるが、不動産鑑定額でもって売却をしたいというのが、市の考え方である。 ◆意見   私は認められない。 ◆問   当該土地売却予定価格平米当たり、2万9,100円から3万2,900円であるが、公募している姫路中央卸売市場場外用地にぎわい創出事業との整合性は取れているのか。 ◎答   賑わい施設用地については、平米当たり、3万4,400円である。それぞれの金額は不動産鑑定によるものであるが、土地の場所、形状等により鑑定額が異なる。  賑わい施設用地は、2つの道に面する角地である立地条件等から少し高い鑑定額となっている。 ◆問   賑わい施設用地は、売却または貸付けのいずれか、応募者の提案によるとのことだが、貸付期間の長さによって提案の評価が変わってくるのか。 ◎答   賑わい施設は、市場関係者だけでなく市民や観光客利用する重要な施設であり、貸付期間は15年からの設定としているが、できるだけ安定して長期間の運営をしてもらいたいため、提案内容にもよるが期間が長くなることは評価で有利になると考えている。 ◆問   賑わい拠点施設用地契約候補者選定委員会委員として、白浜地区連合自治会の会長と副会長を選定している。同じ組織からなぜ2人を選定しているのか。 ◎答   賑わい施設地域の雇用創出や日常の買物の場としての期待がある一方、地域外から流入する車両の騒音や振動等の問題がある。  そのため、地域の実情を知っている人に審査してもらう必要があると判断し、地域の広域的な視点から白浜地区連合自治会の会長、流入車両等の影響を直接受ける灘の松原自治会の会長を選定している。  なお、灘の松原自治会の会長は、白浜地区連合自治会の副会長を兼ねているため、同一組織から2人を選定したような形となっている。 ◆問   2人も地域の利益を代弁する人を選定するのではなく、姫路市の市場なので、姫路連合自治会の会長など姫路市全体から選定することはできないのか。 ◎答   そういう考え方も十分あると思うが、守秘義務等の委員としての制約を設けて透明性を確保している。  また地域にも地域の代表者が決めた業者であるとしっかり説明したいと考えて選定している。 ◆問   変更はできないのか。 ◎答   既に公表している内容であり、困難である。 ◆問   姫路経済振興ビジョンの目標値について、工場立地件数やマザー工場に係る工場立地促進制度の事業指定件数は、現状値と目標値が全く同じであるが、現状で十分ということなのか。 ◎答   企業を誘致する土地が限られており、民間の土地を活用しながら、誘致を図っている。  コロナ禍の以前には、非常に多くの企業を誘致しており、現状値は非常にハードルの高い数字であるため、目標値も同じ値としている。 ◆問   林田チャレンジ農園について、新たに農業を始めようとする人を支援するための農園区画であると思うが、「家族ぐるみでの健康的な余暇活動の普及を図るという姫路市市民農園条例の設置目的にその旨の記載を加えてはどうか。」との包括外部監査の指摘があるが、林田チャレンジ農園の実態はどうなのか。 ◎答   本格的な農業にチャレンジできる区画は6区画であるが、その経験を生かして新たに農地を購入して頑張りたいという人の話も聞いており、一定の効果は出ていると思う。  1年で就農できる人もいれば、2、3年かかる人もいる。新たな農業の担い手になってもらうには、どのような指導が効果的なのか検討しているところである。 ◆問   中央卸売市場移転整備事業について、地域住民の理解が得られない事業であるならば、国の補助金の採択はないとの答弁があったが、地元住民の理解が国の補助採択の条件となっているのか。 ◎答   地元住民から反対されているところでの施設整備は考えられないので、そのような答弁となったが、補助採択の条件というものではない。 ◆問   新市場の白浜移転については、本会議や百条委員会等で様々な疑義が生じている。  平成27年9月に白浜地区への新市場の移転が決まり、同年10月には、灘の松原自治会からアクセス道路の新設や浜手緑地施設整備等の要望書の提出があった。  地元対策としての一定の整備は必要だとは思うが、地元の要望は何でも聞くという姿勢なのか。 ◎答   どのような形で事業を進めるか、常に庁内で協議し、産業局だけの判断ではなく、副市長を含めて協議し決定したものである。 ◆要望   必要な事業は行うべきだが、議会や市民の理解が得られる形で実施してもらいたい。何でも地元優先という考え方はやめてもらいたい。 ◆問   ひとり親世帯への地場産品支援について、「職員がタクシーに乗って運搬することはぜいたくだ。」という意見があったが、独り親世帯へ送付する文書にタクシー業者の支援もしていることは記載していなかったのか。 ◎答   記載していなかった。  今後、このような事業を実施するときは、事業の趣旨をしっかりと伝えていく必要があると感じている。 ◆要望   今後、このような機会があれば、きちんと趣旨を説明してもらいたい。  また、明石市は本市より早く独り親世帯への支援をしている。支援時期は大切なので、しっかり対応してもらいたい。 ◆問   道の駅について、黄色を基調としたPR冊子を作成しているが、道の駅のテーマカラーなのか。 ◎答   目立つように黄色で作成している。
     市民の夢や播磨の豊かな実りのものにしたいというイメージで選んではいるが、テーマカラーではない。 ◆意見   賑わい拠点施設用地契約候補者選定委員会委員について、特定地域から2人も委員が選任されるのは、私としては認められないことを強く言っておきたい。 ◆問   議案第40号について、この3区画は当初3者が購入する予定だったものと全く同じ土地なのか。 ◎答   当初は現在の場所ではなかった。土壌汚染の問題があり、市場本体の位置検討の中で、場外施設用地の位置も変更になっているが、土壌汚染対策の概要が決定した時点からは変更はない。 ◆問   土地売却後の建設工事のスケジュールはどのようになっているのか。 ◎答   事業者側の事前準備が進んでいるので、本市場の開設に併せて工事は進んでいくものと考えている。 ◆問   3者以外に場外施設を必要とする計画はないのか。 ◎答   当初、青果の仲卸業者がパッケージをする場所を探していたが、土壌汚染の問題があったため、土地の購入を見送っている。  また卸売業者から仲卸業者が荷を引いたときの、荷を置く場所が不足しており、両者の協議では市場施設に隣接したスペースを活用して整備する方針である。 ◆問   全国の3割程度の道の駅が赤字のため行政が税金で補填するという形をとっているが、本市においても地域要望を反映しただけでは集客ができる施設とはならない。  何かキラーコンテンツを作るなど経営感覚持って取り組む必要があるが、どのように考えているのか。 ◎答   本会議質問でもあったが宿泊施設を併設するとしても企業は簡単には進出してくれない。  また、地域の人が欲しいものだけを作っても道の駅としての機能は発揮できない。あの場所に求められる機能を令和3年度に基本計画を策定する中でしっかりと考えていきたい。 ◆問   独り親世帯は、コロナ以前から半数が貧困線を下回る相対的貧困で苦しんでおり支援の必要があると思うが、地場産品提供について、次回の実施予定はないのか。 ◎答   生産者支援として実施したものであるが、特定の業種だけを支援していくことはできないため、令和3年度はプレミアム商品券という形で幅広く支援をしていきたいと考えている。 ◆問   議案第40号の土地について転売禁止条項はあるのか。 ◎答   10年間は転売を禁止としている。 ◆問   3者が整備する冷蔵施設等の建物はどのようなものなのか。 ◎答   冷蔵施設については、本体市場の実施設計が固まったときに市場への動線を考えて検討がされているので、かなり準備は進んでいる。 ◆要望   公募型プロポーザル方式により募集する賑わい施設は、冷蔵施設等と隣接するため、建物のバランスに配慮して一体的なものとなるように建設する建物の概要は適宜公表する等の対応を3者に求めてもらいたい。 ◆問   土地売却予定価格の減額要因として上水道なしとあるが、土地の前面道路に水道管は入っているのか。 ◎答   前面道路に水道管は入っていない。  水道管を引き込む必要があるため、減額要素としている。 ◆問   3者は自費で工事をする必要があるということか。 ◎答   そのとおりである。 ◆問   令和3年度予算に白浜市場線東ルート(以下、「東ルート」という。)に関わる予算は計上されているのか。 ◎答   建設局の所管事項とはなるが、令和3年度の予算には計上されていない。 ◆問   東ルートは、経営会議で事業が決定されたと聞くが、建設委員会経済観光委員会でほとんど議論がされないまま、地元と行政間の協議で話が進んでいる。  事業を決定した平成26年、27年に実施した交通量調査も適切に実施されたものか分からない。  交通量について、本会議答弁では市場関係者の車両数は1日当たり約3,300台、賑わい施設への来場車両数は姫路まえどれ市場を参考に1日当たり約1,480台、姫路天然ガス発電所への車両数は1日当たり約180台として、交通シミュレーションをした中で必要とのことであった。  しかし、平成26年、27年当時は、このようなシミュレーションから東ルートの必要性を判断していない。  西ルートだけで十分に対応できるのに、なぜ東ルートが必要なのか、説明してもらいたい。 ◎答   市場関係者や工事関係車両は、全て西ルートから入るという条件で関係者の協力は得ている。市場への車両は全て西から来ると想定したいが、姫路バイパス利用して賑わい施設に来る一般車両は、西ルートに誘導がしにくい。賑わい施設に来る一般車両を生活道路に侵入させないためには、東ルートが必要であると考えている。 ◆問   東ルートには、現在約8億7,000万円の予算を投じており、完成にはさらに橋梁や移転補償に10数億円を要すると聞くが、それだけの予算を投じる必要が東ルートにはあるのか。  令和3年度の予算を計上していないなら、当面の間は状況を見て、新市場の開場後の西ルートだけでは対応できないと分かった段階で、東ルートの工事を進めていくのが筋ではないのか。 ◎答   平成26年、27年の計画当初から地元要望に対して整備をしていくと回答しており、当初の約束は守っていくものであると考え、庁内で調整し副市長に確認して進めている。 ◆問   地域で車両の振動・騒音の苦情があるのは分かるが、振動・騒音の対策には、まず国道250号での対策が必要ではないか。そこが何も対策がされていないのに、安易に東ルートを建設し、巨額の税金を投じることに、市民は納得しないと思う。事業を中止するのではなく、様子を見てはと思うが、どうか。 ◎答   国道250号を管理している兵庫県と協議をしているが、下水道のマンホール改修等の対応にとどまっている。  周辺の市道については、路線の拡幅や路盤の整備などで工夫をしているところである。今後の整備に向けて、この場で回答することは難しいが、市としては議会へ繰り返し説明をしていくことが必要だと思う。 ◆問   都市計画審議会のデータでは、国道250号の4車線の容量が1日当たり2万8,800台だが、現在の交通量は、西行き2万583台、東行き1万6,540台である。  賑わい施設が建設され、仮に車両が25%増加したとしても、西行きは3,000台ほど余裕があり、東行きはさらに余裕があるので、容量が足りないから東ルートが必要だという理由にはならないが、どうか。 ○委員長   産業局として単独で答弁することは困難だと思うので、中央卸売市場移転整備事業に関する大切な意見とさせてもらう。 ◆問   過去の市と地元自治会の協議において、新市場への指定管理者制度の導入や新市場に入る業者の自治会加入についての議論があったようだが、どのような話が自治会からあったのか、市としてどのような対応をしようとしているのか、説明してもらいたい。 ◎答   これまで灘の松原自治会から自治会に入会してもらいたいとの話はあった。また、指定管理制度については、市が開設者として離れてしまうことは困ると聞いている。本市としても指定管理者制度も1つの案ではあるが、開設当初においてそのような考えはないと説明している。 ◆問   自治会への入会金は幾らと聞いているのか。 ◎答   自治会の会員となり、清掃や祭りに協力してもらいたいということは聞いているが、入会金については聞いていない。 ◆問   適度な付き合いは必要だと思うが、それが過剰なものとなることを危惧しているが、どうか。 ◎答   将来的に自治会に加入してもらいたいという話は聞いたが、具体的なことは全く聞いていない。 ◆問   東ルートの関係で地元説明会に清元市長が出席したと聞いたが、事実なのか。 ◎答   事実である。  令和3年1月24日の起工式後のスケジュールや市場周辺対策事業についての説明に行った際に、新聞報道であった東ルートの整備についての質問があった。  それについて、「令和3年度の予算は計上せず先送りとなる。」、「市として必要性は認識しているので、今後も取り組みたい。」と答えたが、予算が見送りになった経緯も含めて市長自らが説明に行ったものである。 ◆問   局長の説明では不十分であり、市長の口から説明を聞きたいと地域住民から要望があったのか。 ◎答   出席者から令和3年度予算が見送りになった経緯について、「どこで判断したのか。」という質問があったため、私自身が予算査定の中で決定したことを説明したが、「最終的な決定者から説明を聞きたい。」という要望があった。  同席している自治会長に、「要望自治会としての総意なのか。」と尋ねたところ、「自治会としての総意である。」とのことであり、市長に相談したところ、「決定者は自分であるから説明に行く。」と言われたのが経緯である。 ◆問   経緯は分かるが、市長自らが行くことには疑問がある。市長が足を運ぶことで地元は納得したのか。 ◎答   市長に説明に行ってもらったことについて、私としてはじくじたる思いがある。  結果としては、令和3年度の予算の見送りは理解され、令和4年度以降の整備についても「議会の理解がないと進められないが努力します。」との回答で説明会は終了した。その際に、市長の説明内容についての文書の求めがあったため、それを渡している。
    ◆問   東ルートの建設は、ガス管や水道管の関係で大変な工事であると聞くが、どうなのか。 ◎答   ガス管については、中村川の西側に太い管が入っているので、それを補強する形で整備する必要があると聞いている。 ◆問   建設が決定するまでの経緯が非常に不明確に感じるが、どのように決定されたのか。 ◎答   平成26年、27年に地元から東ルートの建設を求める要望書が提出された中で、建設の方針を決定し計画が進んでいると理解している。 ◆問   自治会費が高額な地区もあるが、事前に確認しないと新市場に入る事業者とトラブルになるのではないのか。 ◎答   説明会の場で自治会への加入の話は聞いたが、それ以降は具体的な話はなく、市では把握していない。 ◆問   自治会費が幾らなのかは確認すれば分かるのではないのか。 ◎答   新市場に入る事業者と自治会との取決めのことであり、開設者がその間に立つことは考えていない。 ◆問   市長が東ルートについて地元で行った説明について、文章で欲しいとのことであったが、議会の理解が得られたらというのはとても大切な文言なので必ず入れてもらいたいが、どうか。 ◎答   議会の理解がなければ、予算というものは成立しないということをはっきりと説明している。  その中で早期整備ができるよう努力するとも伝えている。市長が決定すれば、何でもできるというような説明はしていない。 ◆問   東部析水苑グラウンドは、浜手緑地の多目的グラウンド使用できなくなるための代替グラウンドとのことだが、市民は誰でも使うことができるのか。 ◎答   地元が管理し、地元住民を優先して利用させているかと思うが、空いているときは利用可能だと思う。 ◆問   この代替グラウンドは、全日本少年硬式野球連盟に入っている兵庫飾磨クラブというチームの専用グラウンドのようになっている実態があると聞く。誰でも自由に使えるような状態ではないと思うが、そのような状態は把握しているのか。 ◎答   詳細に把握していないので、今後、どのように利用されているのか確認したい。 ◆問   新市場に関連する整備事業が完了し、浜手緑地の多目的グラウンド使用できるようになれば、代替グラウンドはどうするのか。 ◎答   下水道局としての暫定の利用許可がいつまでなのか確認をする必要があるが、浜手緑地整備が完了した後は、誰がどのような形で管理していくのか検討する必要がある。 ◆問   本会議や情報公開請求で明らかになった地域要望には、行き過ぎたものがあると感じる。  地域の住民にとって本当に必要な対応はすべきであると思うが、市全体のバランスを考え、無理な要望には毅然とした態度を取ってもらいたいが、その決意を聞かせてもらいたい。 ◎答   新市場移転に関連する様々な事業産業局単独では行えず、関係局の協力を得なければならないものである。それを十分に認識した上で、地域住民や市議会への説明責任を果たし、しっかりと事業に取り組んでいきたい。 産業局終了            15時16分 休憩               15時16分 再開               15時29分 【予算決算委員会経済観光分科会(産業局)の審査】 農業委員会事務局         16時40分 質問               16時40分  質問なし 農業委員会事務局終了       16時41分 散会               16時41分 【予算決算委員会経済観光分科会(農業委員会事務局)の審査】...