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平成30年11月6日文教・子育て委員会−11月06日-01号

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  1. 姫路市議会 2018-11-06
    平成30年11月6日文教・子育て委員会−11月06日-01号


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    平成30年11月6日文教子育て委員会−11月06日-01号平成30年11月6日文教子育て委員会 平成30年11月6日(火曜日) 文教子育て委員会 第2委員会室 出席議員  松岡廣幸竹尾浩司川島淳良山崎陽介、  萩原唯典宮本吉秀今里朱美谷川真由美、  牧野圭輔 開会               9時57分 説明               9時58分 ・姫路市立小中学校空調設備導入支援業務委託契約の締結について 質問              10時04分 ◆問   公募型プロポーザルによる随意契約について、応募者は1社だったのかなど、内容をもう少し説明してほしい。 ◎答   公募型プロポーザルとは、業務委託条件等公告して参加希望者提案を求め、提出された提案書審査して受託者を選定する方式である。  空調設備導入支援業務委託応募したのは1社のみであったが、審査の結果受託候補者と選定されたため、業者と協議の上契約を締結した。 ◆問   整備スケジュール案は、設計施工が2019年4月から2020年の3月までとなっている。来年の夏までに空調設備整備が間に合う学校もあるということか。
    ◎答   2020年3月までに事業を完成させることが第一になる。来年の夏までに幾らかでも設置できるか業務委託の中で精査しているところである。 ◆問   今、開催されている臨時国会において、全国公立小・中学校幼稚園特別支援学校普通教室対象エアコン設置するための費用として約822億円の補正予算が計上されている。国への補助申請締め切りは10月31日であり、既に申請していると思うが、姫路市は教室体育館等どのような範囲で、幾つくらいの数の申請をしたのか。 ◎答   小・中学校普通教室及び特別支援学級幼稚園保育室、さらに音楽室図書室等の一部の特別教室空調設備設置費用について補助要望を行っている。  設置見込み教室数は、小学校が1,482教室、中学校が629教室幼稚園保育室遊戯室を合わせて141室、合計2,252教室である。ただし、これは現時点での見込みの数であり、業務委託の中で精査している最中であるため、これを上限として教室数は変わる可能性がある。 ◆要望   今説明した内訳を資料でもらいたい。(委員会終了後に資料配付) ◆問   国の通知によると、締め切り時点申請が漏れていたら補助対象にならないということなので、最大で申請したけれども、減らされる場合もあるということか。 ◎答   冷房設備対応臨時特例交付金は、全国すべての公立小・中学校等普通教室空調設備整備するための予算を確保したということであるため、普通教室については補助が出る可能性が高いが、特別教室については、普通教室補助した後に予算が余ればもらえるのではないかと予測している。内示が出てみなければ、どれだけ補助がもらえるのかわからない。 ◆問   来年の夏にエアコンが稼働する学校幾つかはあるが、すべての小・中学校普通教室幼稚園保育室エアコンが稼働するのは2020年の夏という認識でよいか。 ◎答   そのとおりである。  ただし、工程的に非常に厳しいので、来年の夏までに多くを整備するのは困難である。 ◆問   資料に記載されているこれまでの取り組みについて、9月の定例会のときにこのような流れで行うと説明はあったのか。 ◎答   空調設備導入支援業務委託に9月中に着手すると報告していた。 ◆問   これだけ具体的なスケジュールが決まっていたのなら、9月の定例会説明してしかるべきではなかったのか。 ◎答   空調設備整備については、事業をできるだけ早く進めるために、必要な手続を可能な限り切り詰めて行っている。9月の定例会では、まだスケジュール見通しが立たず、説明することができなかった。そのため、委員会において9月27日から11月6日までの取り組み経過説明している。 ◆問   プロポーザルにおいて、公告をしてから受け付けの締め切りまで2週間程度だったが、これは一般的な期間なのか。 ◎答   業務委託を非常にタイトなスケジュールで進めているため、公募期間も短いほうである。もう少し長くとるのが一般的だと思う。 ◆問   通常公告期間よりも短かったために1社しか提案がなかったのだとしたら、締め切りを早めたことに意味があったのか疑問に思う。どのような効果があったのか。 ◎答   ことしの猛暑によって、国において子どもたちに安全な教育環境を提供するため、来年の夏までにすべての普通教室空調設備整備するという方針を出している。姫路市としても来年の夏までにはできないが、来年度中にはすべての学校エアコン設置したいと考えている。  過去の本会議で答弁していたとおり、空調設備導入には通常2年から3年かかる。1年で整備するとなると、かなり急いで事業を進めなければならず、見積もり期間も短いかもしれないが、詰められるところを詰めて頑張っている。 ◆要望   全部が事後報告になっている。前もって議会に報告してもらいたい。 ◆問   来年の夏に幾らかエアコンを稼働できるとなると、優先順位をつけて設置していかなければならない。どこから整備していこうと考えているのか。 ◎答   小さい子どもを優先したいので、幼稚園から整備したいと考えている。ただし、36園ある幼稚園のうち、来年の夏までにどこまで整備できるかについては、今後精査していきたい。 ◆要望   幼稚園小学校の低学年を優先して導入してもらいたい。 ◆問   国の補助要望締め切りと、当初の予定よりも業務委託スケジュールを若干早く進めていることはリンクしているのか。 ◎答   臨時交付金の詳細が明らかになり、補助を得るためにも業務委託契約等をできるだけ前倒しで行ったので、関連している部分はある。 ◆問   空調設備整備に約50億円もの費用がかかるということだが、国からの補助もある。実際の姫路市の負担は幾らくらいになるのか。 ◎答   補助基準額は実際の整備費用の6割程度であり、補助率が3分の1なので、申請したすべてに補助がついたとすると、全事業費の5分の1前後が国の補助金になると予測している。ただ、国の補助がどの範囲につくかによって変わるので、内示が出なければ正確な金額は答えられない。  残りの費用についても、今回の臨時交付金については、通常より有利な起債になっている。 ◆問   業務委託契約とは違う質問になるかもしれないが、空調設備がついた後にかかる電気代維持管理費は、市が負担しなければならないのか。整備後の市の負担が小さくなるように事業を進めているのか。 ◎答   今も職員室等一部の部屋にエアコンはついているが、電気代はすべて市で支払いをしている。普通教室等エアコン使用するとかなり電気代がふえることになるが、それについても市で負担することになると考えている。 ◆問   年間にどれくらいかかるのか、大体の見通しは立っているのか。 ◎答   光熱費についても精査しているが、ガス方式電気方式のどちらで整備するかによって変わるので、まだわからない。見通しが立てば予算措置等対応をしていきたい。 ◆問   授業で使っている教室に、どのようにしてエアコンの機器をつけるのか。今後設計施工プロポーザル審査の中で、夏休み中に行うなどいろいろ検討するのだろうが、教育委員会としてはどのようなイメージを描いているのか。 ◎答   まず子どものいない夏休み時期に集中して、特に室内機について設置を進める。室外機については子どものいる平日等でも、安全に注意した上で工事を進めることができるのではないかと検討している。  ただ、夏休みと冬休みの期間だけでは、2,000を超える教室設置することができない可能性もある。その場合は、子どものいない土日にも工事せざるを得ないと考えている。 ◆問   国もエアコン設置を急ぐ方針で、姫路市も早急に整備することになりよかったと思っているが、整備に必要な機材業者は十分に確保できる見込みはあるのか。 ◎答   全国で一斉に整備されるので、メーカーの供給体制が追いつかなかったり、近隣市との施工業者の取り合いが生じる可能性もある。どこまで確保できるのか業務委託の中で調査した上で、検討しているところである。 ◆問   電気方式、ガス方式それぞれにメリット、デメリットがあるのだろうが、整備方式はどのように決定するのか。 ◎答   整備方式の決定が業務委託中の調査に必要なので、早急に話を詰めている段階である。 ◆要望   ランニングコストにもかかわってくるので、しっかりと精査して、それぞれの学校に適した方式整備を進めてもらいたい。  先日、会派行政視察で行った久留米市は、平成25〜26年に地域の元気臨時交付金を使って、姫路市でいう学校施設課職員が寝ずに頑張って整備したという話だった。姫路市もしっかり取り組んでもらいたい。  もう1点、久留米市は、当初は一律28度設定で朝何時にエアコンを入れて、といった運用マニュアルをつくっていたが、学校教室の位置、日の当たりやすさで大分違うので、ある程度学校裁量に任せる部分も必要という話があった。  使用の時期についても、基本的には夏期を想定していたが、昨年は冬が非常に寒かったため使用した例があったとのことであった。  運用マニュアルの作成は来年以降になると思うが、他都市事例等を現段階からしっかり調査して、適したマニュアルをつくってもらいたい。 ◆問   業務委託契約した明豊ファシリティワークス株式会社は、どのような業態の業者なのか。同様の契約をしているところは姫路市以外にもあるのか。 ◎答   明豊ファシリティワークス株式会社は、本社が東京にある、発注支援施工マネジメントなどの業務を行うコンサルティング会社である。  実績としては、柏市におけるリース方式での約1,500教室空調設備導入支援や、現在、姫路市と並行して千葉県の市原市や千葉市でもコンサルティング業務を行っていることが挙げられる。  千葉市においては、姫路市よりも多い3,000教室弱くらいの規模のコンサルティングなので、大きな事業実績がある会社であると認識している。 ◆問   なぜプロポーザル地元業者からの応募がなかったのか。 ◎答   もちろん市としては複数から提案書を出してもらって、内容を比較検討して決定したかったが、結果的には1社のみの応募となってしまった。 ◆問   業務委託の後は、どのように事業を進めていくのか教えてほしい。 ◎答   大きな事業になるので、事業者の選定の仕方について精査しているところである。 ◆要望   今後のスケジュールについて、随時説明してもらいたい。 ◆問   補正予算を組むということだが、委託業務に係る費用も含むのか。整備費用予算措置についても詳しく説明してもらいたい。 ◎答   補正予算全額繰り越し平成31年度で整備する予定である。 ◆問 
     空調設備を早く取りつけるのはよいけれども、事業を急ぐということや、機材の生産も間に合うかどうかもわからない状況にあることから、後からこれではいけなかったということにならないか心配している。そのあたりはどのように考えているのか。 ◎答   懸念については新聞等でも報道されているが、機材が調達できないから期限までに工事が終わらなかったということが起こらないように、できるだけ市場調査を徹底してリスクがないように事業を進めていきたいと考えている。 ◆要望   エアコン整備された後の話になるが、体育等屋外でする授業を午前中に行うなど、急激な気温の変化から子どもたちが体調を崩すことがないように、学校授業のあり方も考えてもらいたい。  一斉に整備できず稼働に時間差が生じるようなら、皆が納得するような配慮をしてもらいたい。 ◆問   来年の夏がことしのような猛暑になるかはわからないが、夏までにエアコン設置されないところについては、子どもたちの安全を守るために、何らかの対策を考えておかなければならないと思う。予算措置も含め、どのようにしようと考えているのか。 ◎答   今のところ、エアコン導入までの過渡期に特別な対応をしようとは考えていない。ソフト面で工夫して、熱中症による被害が出ないようにしたい。 ◆問   学校長裁量の中、ソフト対策だけで乗り切れればよいが、スポットクーラーを置く等のハード対策も最低限とった上で、事故や問題が起こらないように取り組むべきではないのか。 ◎答   検討する必要はあると思うが、今のところできていない。対策についてこれから研究していきたい。 ◆問   他都市では、エアコン設置した後、夏休み等長期休暇を短縮して授業時間を確保するといった取り組みをしているところがある。姫路市でも同様の取り組みについて考えているのか。 ◎答   今のところ授業時間数は確保できているが、災害等により授業時間がとれないこともあり得るので、エアコン使用によるコスト増加等も考慮しながら検討していきたい。 ◆問   委員長として確認したい。  間違いなく来年度1年間で空調設備設置はできると理解してよいか。  私は建築業者なので、建築に携わった人間の常識からしたら、まずエアコン供給体制やその確保から考えていかなければならないのに、今から施工業者を選んでエアコンを発注するようなことで本当に間に合うのか疑問に思う。全国の自治体で一斉に空調設置しようとしているのに、これまでどおりのやり方を踏襲していて、もしも来年度中にやり切れなければ、平成32年度の予算措置にもかかわってくる。学校施設課で責任を持ってやり遂げられるということでよいか。 ◎答   教育委員会としては、いろいろな将来のリスクを踏まえた上で、来年度中には完全に空調設置事業をやり切るように事業計画を詰めていきたい。 ◆意見   委員長として発言するということは、委員会全体の意見を取りまとめて、委員会を代表しての発言になる。先ほどの意見は、委員会代表者としての発言ではなく、委員としての質問個人的意見である。 ○委員長   委員長としてという発言で、委員会の進行を遅滞、また混乱させたことをお詫びする。 ◆問   来年3月までコンサル会社とさまざまなことについて精査して、平成31年4月以降に工事を発注するというスケジュールで間に合うのか少し不安に思うが、どのように考えているのか。 ◎答   近隣加古川市や高砂市はリース方式で、高砂市は来年の夏に間に合うように整備する。加古川市は姫路市と同じく、再来年の夏に間に合うように整備を進めている。姫路市においては、リース方式は国の補助がつかないために非常に難しく、設計施工一括方式リースに近いスケジュール整備ができると考えており、その方式を中心に今検討を詰めているところである。  委員長が不安を持つのはわかるが、教育委員会として、国の補助を得て来年度中に設置し終えるように最大限の努力をしていきたいと考えている。 ◆要望   市民が注視している内容であり、また本会議でもかなりの質問が各会派から出たものである。教育委員会は万全の体制で臨み、確実に来年度中にやり遂げるようにしてもらいたい。 教育委員会終了         11時09分 閉会              11時09分...