姫路市議会 2017-09-04
平成29年第3回定例会−09月04日-01号
平成29年第3回定例会−09月04日-01号平成29年第3回定例会
出 席 議 員 ( 45人)
1番 松 浦 國 泰 24番 汐 田 浩 二
2番 塚 本 進 介 25番 井 川 一 善
3番 白 井 義 一 26番 宮 本 吉 秀
4番 中 西 祥 子 27番 西 本 眞 造
5番 常 盤 真 功 28番 宮 下 和 也
6番 竹 尾 浩 司 29番 三 輪 敏 之
7番 井 上 太 良 30番 阿 山 正 人
8番 三 和 衛 31番 川 西 忠 信
9番 妻 鹿 幸 二 32番 梅 木 百 樹
10番 三 木 和 成 33番 坂 本 学
11番 苦 瓜 一 成 34番 伊 藤 大 典
12番 大 西 陽 介 35番 谷 川 真由美
13番 酒 上 太 造 37番 細 野 開 廣
14番 森 由紀子 38番 今 里 朱 美
15番 牧 野 圭 輔 39番 西 田 啓 一
16番 松 岡 廣 幸 40番 杉 本 博 昭
17番 東 影 昭 41番 八 木 隆次郎
18番 萩 原 唯 典 42番 蔭 山 敏 明
19番 駒 田 かすみ 43番 山 崎 陽 介
20番 石 堂 大 輔 44番 木 村 達 夫
21番 有 馬 剛 朗 45番 八 木 高 明
22番 川 島 淳 良 46番 竹 中 隆 一
23番 重 田 一 政
───────────────────────────────
欠 員 (2人)
───────────────────────────────
事 務 局 職 員 出 席 者
事務局長 和 田 達 也
次長 樫 本 公 彦
議事課長 上 田 憲 和
議事係長 竹 田 敏 朗
係長 川 嶋 秀 一
主任 浦 上 博 史
主事 中 村 昇 平
主事 赤 鹿 裕 之
───────────────────────────────
会議に出席した市長、職員及び委員
市長 石 見 利 勝
副市長 内 海 將 博
副市長 黒 川 優
代表監査委員 中 澤 賢 悟
教育長 中 杉 隆 夫
医監 河 原 啓 二
防災審議監 中 村 寛
水道事業管理者 長 井 元 典
市長公室長 北 川 俊 文
総務局長 舟 引 隆 文
財政局長 山 田 堅 一
市民局長 志 水 秀 明
環境局長 生 駒 清 之
健康福祉局長 甲 良 佳 司
観光交流局長 釣 雅 典
産業局長 高 馬 豊 勝
都市局長 隈 田 絹 夫
建設局長 佐 野 直 人
下水道局長 井 上 博 晶
会計管理者 八 木 優
消防局長 山 岡 史 郎
都市拠点整備本部副本部長 森 典
───────────────────────────────
議 事 日 程
第1日(9月4日(月)) 午前10時開会
〇
市長あいさつ
〇
議長あいさつ
〇開 会
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 諸 報 告
日程第4 議案第125号〜議案第151号及び報告第19号〜報告第35号
〇散 会
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議 事 順 序
1
市長あいさつ
2
議長あいさつ
3 追悼の辞
4 開 会
5
会議録署名議員の指名
6 会期の決定
7 諸 報 告
8 議案第125号〜議案第151号及び報告第19号〜報告第35号
(1) 一括上程
(2)
提案理由説明
9 散 会
△
市長あいさつ
◎石見利勝 市長 (登壇)
開会に先立ち、一言ご
あいさつを申し上げます。
本日、平成29年第3回
姫路市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には、ご参集いただきありがとうございます。
今定例会には、平成28年度の各会計の
決算認定を初め、
補正予算や条例の制定など、合わせて44件の案件を提出いたしております。
議員の皆様方におかれましては、よろしくご審議いただき、原案にご理解とご賛同を賜りますようお願い申し上げます。
以上、簡単でございますが、開会の
あいさつといたします。
よろしくお願いいたします。
──────────────────────
△
議長あいさつ
○
川西忠信 議長
開会に先立ちまして、一言ご
あいさつを申し上げます。
本日ここに、平成29年第3回
姫路市議会定例会が招集されましたところ、議員の皆様には、ご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。
本日提案されます案件は、平成28年度の各
会計決算認定の件を初め、
補正予算や条例の制定など、合わせて44件であります。
いずれも重要な案件でありますので、慎重にご審議いただきますようよろしくお願い申し上げ、簡単ではございますが、開会のご
あいさつとします。
──────────────────────
○
川西忠信 議長
この際、開会に先立ちまして、去る6月20日、不幸にしてご逝去されました故今栄進一議員のご冥福を祈り、
木村達夫議員から追悼の辞をお願いします。
登壇の上、お願いします。
皆様、ご起立をお願いします。
◆木村達夫 議員 (登壇)
△追悼の辞
平成29年9月、
姫路市議会第3回
定例会初日の冒頭に当たり、去る6月20日にご逝去されました今栄進一議員に、謹んで追悼の言葉をささげます。
今栄議員、あなたが亡くなられてから、はや2カ月が過ぎました。私は、いまだ信じられず、あのにこやかな笑顔で、その扉を開けて入って来られるような、そんな気がしてなりません。しかし今、あなたの席には花が手向けられ、お姿を拝見することができません。改めて、その存在の大きさと深い悲しみを感じております。
あなたは、平成7年の初当選から、6期22年、
姫路市議会議員として、副議長を初め、
監査委員や
常任委員会・
特別委員会の委員長など、数々の要職を歴任されました。
「地に根をはり、地に実をかえす」
あなたは、この熱き思いを胸に、姫路市の発展と
住民福祉の向上のために、
文字どおり寝食を忘れ、誠意を尽くしてご活躍されました。そのご功績は万人の認めるところであり、とこしえに、姫路市史、
姫路市議会史の上にとどめられるものと確信いたします。
今栄議員、あなたは温厚篤実にして、みずから信ずるところかたく、いかなる障害といえども恐れることなく、敢然として初志を貫かれました。また、人を入れること大海のごとき寛容さは、多くの人々の尊敬と信頼を得ておりました。
姫路市政がこれから大きく飛躍しようとする時に、あなたを失ったことは本当に大きな損失であり、悔やまれてなりません。
私ごとではありますが、あなたとは会派は違っても、初当選以来、同期の間柄であり、また、同じ網干地域の仲間として親しくしていただき、多くのことを教えていただきました。本当にありがとうございました。
これからは、残された私たちが力を合わせ、あなたの遺志を引き継いで、本市のさらなる発展に力を尽くしてまいることをお誓い申し上げます。
今栄議員、これからは天上より私どもを温かく見守っていただき、あなたがこよなく愛した「
ふるさと姫路」の発展にご加護あらんことを切にお願い申し上げます。
ここに、私
たち議員一同、あなたのご生前のご遺徳をしのび、そのご功績をたたえて、追悼の言葉といたします。
今栄議員、どうぞ安らかにお眠りください。
平成29年9月4日
姫路市議会議員代表 木村 達夫
○
川西忠信 議長
ただいま、
木村達夫議員から述べられました追悼の辞を、本
姫路市議会は、ここに謹んで故今栄進一議員にささげます。
ご遺族の皆様が退席されます。皆様、ご遺族をお見送りください。
(遺族退席)
○
川西忠信 議長
ご着席ください。
──────────────────────
午前10時05分開会
○
川西忠信 議長
ただいまから、平成29年第3回
姫路市議会定例会を開会します。
これより本日の会議を開きます。
これより日程に入ります。
本日の日程は、お手元に配付しております議事日程に記載のとおりであります。
──────────────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名
○
川西忠信 議長
まず日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、
松 浦 國 泰 議員
常 盤 真 功 議員
妻 鹿 幸 二 議員
を指名します。
──────────────────────
△日程第2
会期の決定
○
川西忠信 議長
次に日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。
今定例会の会期は、本日から10月4日までの31日間としたいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
川西忠信 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
──────────────────────
△日程第3
諸 報 告
○
川西忠信 議長
次に日程第3、諸報告であります。
お手元に配付のとおり、
監査委員から監査の結果について、また、
教育委員会委員長から
教育委員会報告がありました。
次に、8月28日までに受け付けました陳情は、お手元に配付の
陳情文書表のとおりであります。
以上で諸報告を終わります。
──────────────────────
△日程第4
議案第125号〜議案第151号及び
報告第19号〜報告第35号
○
川西忠信 議長
次に日程第4、議案第125号から議案第151号まで及び報告第19号から報告第35号までをまとめて議題とします。
これより理事者に提案理由の説明を求めます。
まず、議案第125号から議案第135号までについて、
黒川副市長。
◎黒川優 副市長 (登壇)
ただいま上程されました議案のご説明を申し上げます。
まず、議案第125号から議案第132号までの
決算認定議案についてご説明を申し上げます。
議案第125号は、平成28年度姫路市
一般会計の
決算認定を、議案第126号から議案第132号までは、
卸売市場事業特別会計 以下7つの
特別会計の
決算認定を、それぞれお願いするものでございます。
地方自治法及び同法施行令の規定により、「
事項別明細書」、「
実質収支に関する調書」、「財産に関する調書」、「平成28年度
主要施策報告書」並びに「平成28年度
基金運用状況報告書」を添付をいたしております。
議案第133号から議案第135号までは、平成28年度姫路市
水道事業会計、
都市開発整備事業会計及び
下水道事業会計の3つの
公営企業会計決算について認定をお願いするものでございます。
なお、決算及び
基金運用状況につきましては、法令の定めるところに基づき、
監査委員の審査に付し、その意見書の提出がありましたので、あわせて提出をいたしております。
それでは、各
会計決算の概要についてご説明申し上げます。
まず、議案第125号、平成28年度姫路市
一般会計につきましては、
歳入決算額2,151億522万2,610円、
歳出決算額2,078億3,386万4,911円で、差し引き、
形式収支では72億7,135万7,699円の黒字となり、翌年度へ繰り越すべき財源17億810万8,496円を除きますと、
実質収支は55億6,324万9,203円の黒字となりました。
決算額を前年度と比較いたしますと、歳入が0.4%の減、歳出が0.6%の減となっております。
平成28年度姫路市
歳入歳出決算書の2ページ、3ページをお開きください。
歳入について、款別に予算現額に対する増減を中心にご説明申し上げます。
まず、第10款、市税の
収入済額は964億5,824万900円で、予算現額に対し12億5,824万900円の増収となっております。
不納欠損額2億8,253万2,787円は、納税力の喪失などにより
不納欠損処理をいたしたものでございます。
収入未済額37億8,630万1,006円は29年度へ
繰り越し、引き続き徴収に努めてまいります。
第15款、
地方譲与税は
収入済額14億1,208万1,972円で、予算現額に対しまして1億308万1,972円の増収、第17款、
利子割交付金は1億301万1,000円で、2,798万9,000円の減収、第19款、
配当割交付金は4億1,100万1,000円で、2億6,999万9,000円の減収、第21款、
株式等譲渡所得割交付金は2億5,818万4,000円で、2億9,481万6,000円の減収、第23款、
地方消費税交付金は89億9,530万5,000円で、5億8,469万5,000円の減収、第25款、
ゴルフ場利用税交付金は6,004万2,398円で、895万7,602円の減収、第27款、
自動車取得税交付金は3億6,374万7,000円で、1億1,874万7,000円の増収、第30款、
国有提供施設等所在市
助成交付金は714万5,000円で、24万5,000円の増収、第33款、
地方特例交付金は3億7,723万3,000円で、2,823万3,000円の増収となっております。
次に4ページ、5ページに移りまして、第35款、
地方交付税は、
収入済額145億9,878万3,000円で、予算現額に対しまして18億9,878万3,000円の増収となっております。
第40款、
交通安全対策特別交付金は1億466万円で、166万円の増収、第45款、分担金及び負担金は19億9,469万3,444円で、1億6,686万5,341円の減収となり、
不納欠損額657万1,833円、
収入未済額2,319万8,743円は保育料などでございます。
第50款、使用料及び手数料は55億2,415万9,671円で、2億4,172万3,329円の減収となり、
不納欠損額1,709万5,380円、
収入未済額8,600万7,693円は
市営住宅使用料などでございます。
第55款、
国庫支出金は354億350万3,181円で、52億8,281万543円の減収となり、
収入未済額32億4,288万9,249円は
臨時福祉給付金等における事業の翌年度への
繰り越しによるものでございます。
第60款、
県支出金は147億9,578万1,876円で、6億864万124円の減収、
収入未済額3億567万5,197円は
児童福祉施設等整備助成事業などにおける事業の翌年度への
繰り越しによるものでございます。
第65款、財産収入は6億6,520万2,766円で、1億2,197万8,234円の減収、第70款、寄附金は6,319万9,137円で、2,917万5,863円の減収、第75款、繰入金は3億1,956万2,834円で、15億613万9,166円の減収、
収入未済額1億6,000万円は
イベントゾーン整備事業における事業の翌年度への
繰り越しによるものでございます。
第80款、繰越金は69億9,250万5,200円で、310円の増収となっております。この繰越金は、平成27年度決算における
歳入歳出差引額等でございます。
第85款、諸収入は
収入済額87億9,158万231円で、1億1,838万2,231円の増収となっております。
不納欠損額は7,047万4,569円、
収入未済額6億1,532万6,754円は
住宅建設等資金貸付金元利収入などでございます。
次に6ページ、7ページに移りまして、第90款、市債は174億560万円で、141億3,750万円の減収となっております。
以上、
一般会計の
歳入合計は2,151億522万2,610円で、予算現額に対し執行率は91.6%となっております。
これを前年度と比較いたしますと、
歳入合計で8億7,240万602円の減、執行率は2.1ポイントの減となっております。
8ページ、9ページをお開きください。
歳出につきまして、目的別にご説明を申し上げます。
第10款、議会費は
支出済額10億1,469万160円で、
議員費用弁償の
見直し等により5,206万2,840円の不用額が生じております。
第15款、総務費は155億5,103万5,017円で、翌
年度繰越額3億3,250万5,000円は、財産管理諸経費や社会保障・
税番号制度事業費でございます。不用額16億1,276万7,835円は、
夢前ケーブルネットワーク整備事業費等の入札残や、
各種事業の
対象者等が見込みを下回ったことなどによるものでございます。
第20款、民生費は817億9,231万3,206円で、翌
年度繰越額16億5,482万8,000円は、
臨時福祉給付金給付事業費や
児童福祉施設等整備助成事業費などでございます。不用額34億5,418万1,422円は、
各種事業の対象者や、
国民健康保険、
介護保険事業の
特別会計への繰出金が見込みを下回ったことなどによるものでございます。
第25款、衛生費は138億8,475万8,361円で、翌
年度繰越額3億1,950万1,469円は、墓地及び
火葬場整備事業費などでございます。不用額9億9,006万2,634円は、
各種事業の
対象者等が見込みを下回ったことや、
経費節減などによるものでございます。
第30款、労働費は2億3,061万3,088円で、不用額1,548万1,912円は、
各種事業の
対象者等が見込みを下回ったことや
経費節減などによるものでございます。
第35款、
農林水産業費は62億3,226万8,803円で、翌
年度繰越額1億654万6,280円は、
農村地域防災減災事業費などでございます。不用額5億5,815万9,424円は、
各種事業の事業量の減や入札残などによるものでございます。
次に10ページ、11ページに移りまして、第40款、商工費は65億3,831万3,805円で、不用額4億5,558万9,396円は、
工場立地奨励事業の申請が見込みを下回ったことなどによるものでございます。
第45款、土木費は205億9,233万9,050円で、翌
年度繰越額35億4,888万1,995円は、
阿保土地区画整理事業費や
都市交通システム整備事業費などでございます。不用額38億7,912万7,552円は、
地方街路整備事業、JR網干駅前
土地区画整理事業等における
国庫補助内示額の減に伴う事業量の減などによるものでございます。
第50款、消防費は67億9,723万6,177円で、翌
年度繰越額4,236万7,000円は、
庁舎整備事業費でございます。不用額1億9,603万2,358円は、入札残や
経費節減などによるものでございます。
第55款、教育費は210億1,895万330円で、翌
年度繰越額63億9,690万8,160円は、
学校給食整備推進経費や
校舎整備事業費などでございます。不用額16億9,803万1,830円は、
小・中学校校舎整備事業などの入札残や
各種事業の
経費節減などによるものでございます。
第60款、
災害復旧費は3,371万66円で、不用額243万4,934円は、
道路橋りょう災害復旧費の事業量の減などによるものでございます。
次に12ページ、13ページに移りまして、第65款、公債費は
支出済額211億8,945万9,034円で、不用額2億81万1,966円は、
市債借入額の減や利率が見込みを下回ったことなどによるものでございます。
第70款、諸支出金は129億5,817万7,814円で、不用額13億3,697万5,186円は、
下水道事業会計や
水道事業会計への繰出金が見込みを下回ったことなどによるものでございます。
最後に、第95款、予備費の不用額は1億7,201万6,295円となっております。これは、当初予算額2億円に対して、2,798万3,705円を充用したことによるものでございます。
以上、
一般会計の
歳出合計は2,078億3,386万4,911円で、予算現額に対し執行率は88.5%となり、
繰り越しを含めた場合の執行率は93.8%となっております。
これは、前年度と比較をいたしますと2.2ポイントの減、
繰り越しを含めた場合には0.1ポイントの増となっております。
続きまして、15ページ以降の平成28年度
特別会計決算についてご説明申し上げます。
特別会計7会計の合計は、
歳入決算額1,169億1,486万1,760円、
歳出決算額1,123億9,981万8,696円となり、
形式収支、
実質収支とも45億1,504万3,064円の黒字となりました。
予算現額に対する執行率は、歳入が95.8%、歳出が92.1%となっており、これを前年度と比較いたしますと、歳入で3.0ポイントの減、歳出で3.3ポイントの減となっております。
会計別の
実質収支では、4会計が黒字、3会計が収支ゼロとなっております。
それでは、各会計につきましてご説明を申し上げます。
15ページからの議案第126号、平成28年度姫路市
卸売市場事業特別会計につきましては、
歳入決算額13億820万6,564円に対し、
歳出決算額10億5,560万7,403円となり、
実質収支で2億5,259万9,161円の黒字となっております。
21ページからの議案第127号、平成28年度姫路市
母子父子寡婦福祉資金貸付事業特別会計は、
歳入決算額1億1,404万8,315円に対し、
歳出決算額4,924万1,221円で、6,480万7,094円の黒字となっております。
27ページからの議案第128号、平成28年度姫路市
国民健康保険事業特別会計は、まず、
事業勘定につきましては、
歳入決算額692億4,605万4,346円に対し、
歳出決算額653億4,489万271円で、39億116万4, 075円の黒字となっております。
次に、
直営診療施設勘定は、
歳入決算額2億3,835万1,313円に対し、
歳出決算額1億2,650万9,296円で、1億1,184万2,017円の黒字となっております。
38ページからの議案第129号、平成28年度姫路市
介護保険事業特別会計は、歳入、歳出とも391億8,340万2,578円の決算額となっております。
44ページからの議案第130号、平成28年度姫路市
後期高齢者医療事業特別会計は、
歳入決算額66億2,175万2,939円に対し、
歳出決算額64億3,712万2,222円で、1億8,463万717円の黒字となっております。
50ページからの議案第131号、平成28年度姫路市
奨学学術振興事業特別会計は、歳入、歳出とも2,588万1,571円の決算額となっております。
最後に、56ページからの議案第132号、平成28年度姫路市
財政健全化調整特別会計は、歳入、歳出とも1億7,716万4,134円の決算額となっております。
以上、平成28年度
一般会計並びに各
特別会計の
歳入歳出決算の概要についてご説明を申し上げました。
なお、平成28年度各
公営企業会計決算の概要につきましては、議案第133号の平成28年度姫路市
水道事業会計決算は
水道事業管理者から、議案第134号の平成28年度姫路市
都市開発整備事業会計決算は都市局長から、議案第135号の平成28年度姫路市
下水道事業会計決算は
下水道局長から、それぞれご説明申し上げます。
何とぞよろしくご審議をいただきまして、平成28年度各
会計決算を認定賜りますようお願いを申し上げます。
○
川西忠信 議長
長井
水道事業管理者。
◎長井元典
水道事業管理者 (登壇)
私からは、議案第133号、平成28年度姫路市
水道事業会計決算の概要についてご説明申し上げます。
姫路市
公営企業会計決算書の2ページをご覧ください。
まず、事業の概況のうち給水状況でございますが、平成28年度末の給水人口は53万6,936人で、普及率は 99.6%、年間総給水量は6,192万4,921立方メートルで、前年度より0.5%の減少、年間総有収水量は5,565万290立方メートルで、前年度より0.3%減少した結果、有収率は89.9%となり、前年度より0.2ポイント向上しております。
次に、建設改良事業のうち浄水場整備工事では、甲山浄水場汚泥脱水機ベルトコンベア改良工事、兼田浄水場濁度計更新他工事などを実施し、配水管整備工事では、市内各所で延べ1万7,365メートルの布設工事などを実施いたしました。
次に、財政状況でございますが、収益的収支の総収益は107億6,782万8,000円で、料金改定の影響などにより前年度に比べ9億4,320万2,000円の増収、総費用は90億9,853万5,000円で、前年度より4,819万1,000円増加し、その結果、16億6,929万3,000円の純利益を計上しております。
資本的収支については、企業債、工事負担金等14億5,663万3,000円を財源として、建設改良などに47億9,882万9,000円を支出し、不足額の33億4,219万6,000円は内部留保資金などで補てんしております。
以上が決算の概況でございます。
続きまして、決算報告書についてご説明申し上げます。
9ページ、10ページをご覧ください。
決算報告書は消費税込みで表記しております。
初めに、収益的収入及び支出のうち収入でございますが、第1款、水道事業収益、予算額116億3,428万6,000円に対し、決算額115億3,819万4,439円、予算額に比べ 9,609万1,561円の減、執行率は99.2%で、収入減の主な内容は、受託工事収益の減によるものでございます。
次に、支出でございますが、第1款、水道事業費用、予算額101億7,902万1,000円に対し、決算額96億1,612万6,196円、執行率は94.5%で、不用額5億6,289万4,804円の主な内容は、受託工事にかかる工事関係費の減などによるものでございます。
次に11ページ、12ページをお願いします。
まず、資本的収入及び支出のうち収入でございますが、第1款、資本的収入、当初予算額23億1,670万5,000円に、前年度からの繰越額1,868万3,000円を加えた予算額合計23億3,538万8,000円に対し、決算額は14億5,663万3,430円で、予算額に比べ8億7,875万4,570円の減、執行率は62.4%で、収入減の主な内容は、企業債及び工事負担金の減によるものでございます。
次に、支出でございますが、第1款、資本的支出、当初予算額62億9,413万円に、前年度からの繰越額9億3,210万6,000円を加えた予算額合計72億2,623万6,000円に対し、決算額47億9,882万8,798円、執行率は66.4%で、翌年度への繰越額8億2,500万円を除いた不用額16億240万7,202円の主な内容は、購入予定債権の公募枠の減による投資有価証券購入費の未執行及び建設改良費の入札残などによるものでございます。
なお、欄外に記載しておりますように、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額33億4,219万5,368円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、繰越工事資金及び過年度分損益勘定留保資金で補てんしております。
次に13ページ、14ページの損益計算書をご覧ください。
14ページ下から3行目に記載のとおり、当年度純利益は16億6,929万2,629円となり、前年度繰越利益剰余金はございませんので、当年度未処分利益剰余金も同額でございます。
次に17ページをご覧ください。
水道事業剰余金処分計算書(案)でございますが、未処分利益剰余金16億6,929万2,629円のうち、非現金収入である長期前受金戻入相当額の9億2,231万7,169円を資本金に組み入れ、残額の7億4,697万5,460円は、今後予定している基幹施設の改良等の資金とするため、建設改良積立金に積み立てることとしております。
以上で、平成28年度姫路市
水道事業会計決算の説明を終わらせていただきます。
今後も、姫路市水道事業経営戦略に基づく取り組みを着実に進め、安定供給と健全経営に努める所存でございます。
議員各位におかれましては、一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、添付しております財務諸表等をご参照の上、ご審議いただき、本決算を認定賜りますようお願い申し上げます。
以上でございます。
○
川西忠信 議長
隈田都市局長
◎隈田絹夫 都市局長 (登壇)
私からは、議案第134号、平成28年度姫路市
都市開発整備事業会計決算の概要につきましてご説明申し上げます。
姫路市
公営企業会計決算書の42ページをご覧ください。
初めに、事業の概況につきましてご説明申し上げます。
まず、総括事項でございますが、都市開発事業として、名古山霊苑、姫路西霊苑及び片山霊園の貸し付けを実施いたしました。
また、姫路西霊苑第2期工事は、前年度に引き続き造成工事を行いました。
次に、都市整備事業として、コアゾーンAブロック及びCブロックの一部の土地の引き渡しを行いました。
続きまして、営業活動ですが、霊苑事業では、名古山霊苑30区画、姫路西霊苑10区画、片山霊園21区画の貸し付けを行いました。
姫路駅周辺都市開発整備事業では、コアゾーンAブロック及びCブロックの一部の引き渡しを行いました。
次に、財政状況ですが、収益的収支につきましては、 総収益22億7,413万3,000円となり、これに対する総費用は21億155万3,000円で、1億7,258万円の純利益を計上することとなりました。
一方、資本的収支については、新たな財源を外部に求めることなく建設改良費に1億7,452万7,000円を支出し、不足額1億7,452万7,000円は内部留保資金で補てんいたしました。
以上が決算の概況でございます。
続きまして、決算報告書についてご説明申し上げます。
47、48ページをご覧ください。
収益的収入及び支出につきましてご説明いたします。
まず、収入についてでございますが、第1款、都市開発事業収益は、名古山霊苑、姫路西霊苑及び片山霊園の墓地貸付収入、また第2款、都市整備事業収益は、コアゾーンAブロック及びCブロックの一部の土地売却収入が主な内容でございます。
収入総額は、予算額24億5,069万2,000円に対し、決算額は22億7,413万2,823円で、執行率は92.8%となっております。なお、収入減の主な理由といたしましては、コアゾーンCブロックの一部の土地売却の延期によるものでございます。
次に、支出についてでございますが、第1款、都市開発事業費用は、姫路西霊苑及び片山霊園の墓地貸し付けに係る土地売却原価、また、第2款、都市整備事業費用は、コアゾーンAブロック及びCブロックの一部の土地売却原価が主な内容でございます。
支出総額は、予算額23億3,453万1,000円に対し、決算額は21億155万2,792円で、執行率は90%となっております。なお、2億3,297万8,208円の不用額が生じておりますが、その主な理由は、コアゾーンCブロックの一部の土地売却の延期に伴う土地売却原価の減少によるものでございます。
続きまして、49、50ページの資本的収入及び支出につきましてご説明いたします。
収入につきましては、該当するものはございませんので記載しておりません。
次に、支出でございますが、第1款、都市開発事業資本的支出は、霊苑事業及び住宅地事業に係る建設改良費でございます。
支出総額は、予算額3億2,295万1,462円に対し、決算額は1億7,452万7,276円で、翌年度への繰越額2,033万3,037円を除き、不用額は1億2,809万1,149円となり、執行率は54%となっております。不用額の主な内容といたしましては、造成工事費の執行残によるものでございます。
なお、欄外に記載しておりますとおり、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額につきましては、内部留保資金で補てんいたしました。
次に55ページをお開きください。
平成28年度姫路市都市開発整備事業欠損金処理計算書(案)でございますが、これは資本金74億742万6,439円のうち19億4,321万7,447円を取り崩し、未処理欠損金19億4,321万7,447円を補てんするものでございます。
以上で、平成28年度姫路市
都市開発整備事業会計決算の説明を終わらせていただきますが、今後とも、姫路西霊苑第2期造成工事や余剰地の分譲等を着実に遂行し、資産の有効活用に努めてまいる所存でございます。
議員各位におかれましては、本事業に対しまして、さらなるご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、添付の財務諸表等をご参照の上、本決算をご認定賜りますようお願い申し上げます。
○
川西忠信 議長
井上
下水道局長
◎井上博晶
下水道局長 (登壇)
私からは、議案第135号、平成28年度姫路市
下水道事業会計決算の概要につきましてご説明申し上げます。
67ページをお開きください。
初めに、事業の概況をご説明申し上げます。
姫路市下水道事業は、浸水防除、生活環境の改善及び公共用水域の水質保全のため、下水道施設の整備とその適正維持に努めてまいりました。
また、当事業年度から、姫路市下水道事業経営戦略に基づき、収入増加、経費削減等の経営健全化の取り組みを強力に進めております。
さらに、多額の資金が必要となる老朽化対策、雨水排水対策事業等の投資事業についても、計画的かつ効率的に進めております。
次に、処理状況でございますが、平成28年度末の処理区域内人口は52万3,781人、普及率は97.2%で、前年度より0.2ポイント増加しました。
総処理水量は9,742万872立方メートルで、前年度から5.0%減少しました。
次に、建設改良事業でございますが、管渠工事は、管渠新設工事として岩屋準幹線(1工区)他下水道工事などを、また管渠の老朽化対策として東雲町二丁目地内外下水道管更生工事などを実施いたしました。
ポンプ場工事では、浸水対策事業として天川第二ポンプ場No.4、5ポンプ整備工事などを実施しました。
処理場工事では、中部処理場第5系列最終沈澱池改築工事などを実施しました。
次に、財政状況でございますが、収益的収支の総収益と総費用はともに195億5,004万6,000円となり、収支は均衡しました。
前年度と比較して、総収益、総費用ともに7億5,807万2,000円の減少でございました。
資本的収支につきましては、企業債、国庫補助金等85億7,317万6,000円を財源として、建設改良費、企業債償還金など152億4,084万6,000円を支出し、不足額の66億6,767万円は内部留保資金などで補てんしております。
以上が決算の概況でございます。
続きまして、決算報告書についてご説明申し上げます。
80ページ、81ページをお開きください。
決算報告書の決算額は予算額と対比するため、消費税込みの表示としております。
初めに、収益的収入及び支出のうち収入でございますが、第1款、下水道事業収益は、予算額199億346万3,000円に対し、決算額184億2,682万3,703円、予算額に比べ14億7,663万9,297円の減、執行率は92.6%、第2款、コミュニティ・プラント事業収益は、予算額10億2,928万5,000円に対し、決算額9億1,569万8,182円、予算額に比べ1億1,358万6,818円の減、執行率は89.0%、第3款、集落排水事業収益は、予算額9億5,674万2,000円に対し、決算額8億8,107万7,249円、予算額に比べ7,566万4,751円の減、執行率は92.1%となっております。収入減の主な内容は、他会計負担金、補助金の減によるものでございます。
次に82ページ、83ページをお開きください。
支出でございますが、第1款、下水道事業費用は、予算額194億3,580万3,000円に対し、決算額181億9,170万7,856円、執行率は93.6%、不用額は12億4,409万5,144円、第2款、コミュニティ・プラント事業費用は、予算額10億2,242万9,000円に対し、決算額9億1,375万5,438円、執行率は89.4%、不用額は1億867万3,562円、第3款、集落排水事業費用は、予算額9億5,250万6,000円に対し、決算額8億7,927万1,246円、執行率は92.3%、不用額は7,323万4,754円でございます。不用額発生の主な内容は、処理場費等の維持管理経費の減によるものでございます。
なお、欄外に記載してますとおり、第3款第3項特別損失、すなわち集落排水事業費用の特別損失の決算額は、地方公営企業法施行令第18条第5項ただし書による予算超過支出額24万6,294円を含んでおります。
次に84ページ、85ページをお開きください。
資本的収入及び支出のうち収入でございますが、第1款、下水道事業資本的収入は、予算額111億9,200万4,000円に対し、決算額82億6,456万8,071円、予算額に比べ29億2,743万5,929円の減、執行率は73.8%、第2款、コミュニティ・プラント事業資本的収入は、予算額1億7,716万8,000円に対し、決算額1億4,714万8,845円、予算額に比べ3,001万9,155円の減、執行率は83.1%、第3款、集落排水事業資本的収入は、予算額1億6,095万5,000円に対し、決算額1億6,145万8,810円、予算額に比べ50万3,810円の増、執行率は100.3%となっております。
下水道事業の収入減の主な内容は、企業債の発行の減及び国庫補助金の減によるもの、コミュニティ・プラント事業の収入減は、他会計出資金及び受益者分担金の減によるもの、集落排水事業の収入増の主な内容は、他会計出資金の増によるものでございます。
次に86ページ、87ページをお開きください。
支出でございますが、第1款、下水道事業資本的支出は、前年度からの繰越額15億4,999万1,000円を加えた予算額176億4,296万5,000円に対し、決算額144億338万9,723円、執行率は81.6%、翌
年度繰越額17億3,994万3,000円を除いた不用額は14億9,963万2,277円でございます。
第2款、コミュニティ・プラント事業資本的支出は、前年度からの繰越額1,405万8,000円を加えた予算額4億4,781万4,000円に対し、決算額4億244万6,718円、執行率は89.9%、翌
年度繰越額224万6,000円を除いた不用額は4,312万1,282円でございます。
第3款、集落排水事業資本的支出は、前年度からの繰越額1,558万8,000円を加えた予算額4億4,354万5,000円に対し、決算額4億3,500万9,631円、執行率は98.1%、翌
年度繰越額69万2,000円を除いた不用額は784万3,369円でございます。
不用額発生の主な内容は、国庫補助金の内示減などによる建設改良費の執行減によるものでございます。
なお、欄外に記載しておりますとおり、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、引継金、減債積立金、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補てんしております。
次に91ページをお開きください。
88ページから91ページまでが損益計算書でございますが、91ページの上から1行目に記載のとおり、当年度純利益はゼロ円となり、これに前年度繰越利益剰余金1億9,011万275円及びその他未処分利益剰余金変動額3,000万円を合わせた結果、当年度未処分利益剰余金は2億2,011万275円となっております。
次に94ページをお開きください。
平成28年度姫路市下水道事業剰余金処分計算書(案)でございますが、当年度未処分利益剰余金2億2,011万275円のうち、減債積立金の取り崩しによって生じた3,000万円は資本金に組み入れ、残る未処分利益剰余金1億9,011万275円は翌年度に
繰り越しいたします。
以上で、28年度
下水道事業会計決算の説明を終わらせていただきますが、今後も、施設の効率的な維持管理や適切な事業選択により、経営基盤の強化に向け一層の努力をする所存でございますので、議員各位におかれましては、本事業に対する、さらなるご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げるとともに、添付しております財務諸表等をご参照の上、本決算を認定賜りますようお願い申し上げます。
以上でございます。
○
川西忠信 議長
次に、議案第136号から議案第151号まで及び報告第19号から報告第35号までについて、
内海副市長。
◎内海將博 副市長 (登壇)
引き続きまして、議案第136号からご説明申し上げます。
議案第136号、平成29年度姫路市
一般会計補正予算についてご説明申し上げます。
歳入歳出予算の補正は3億2,000万円の増額で、補正後の予算規模は2,140億4,700万円となります。
それでは、
事項別明細書に従いまして、歳出からご説明申し上げます。
教育費に、
学校給食整備推進経費として3億2,000万円を計上いたしております。
次に、歳入についてご説明申し上げます。
市債は、歳出でご説明申し上げました事業費の財源として、制度に基づき計上いたしたものでございます。
繰越金につきましては、今回の補正に係る所要一般財源を補正しようとするものでございます。
続きまして、一般議案のご説明を申し上げます。
議案第137号、姫路市立ぼうぜ医院条例につきましては、姫路市立ぼうぜ医院を新たに設置することに伴い、その設置及び管理に関し必要な事項を定め、同医院の管理を指定管理者に行わせることができることとするとともに、指定管理者に管理を行わせる場合においては、同医院の利用に係る料金を当該指定管理者の収入として収受させようとするものでございます。
議案第138号、姫路市駐車施設附置条例の一部を改正する条例につきましては、都心部への自動車の流入を抑制し、既存駐車場の有効活用を図ることにより、徒歩と公共交通を中心として快適に動けるまちづくりを推進するため、市長がやむを得ないと認める場合に建築物から離れた場所に駐車施設を附置することができる特例措置に関し、姫路駅周辺の一定の区域において建築物の敷地と駐車施設との距離の上限を緩和するとともに、幅2.5メートル以上、奥行き5.5メートル以上の大きさの駐車ますの設置割合を引き上げるほか、附置義務台数の算定方法等について必要な改正をしようとするものでございます。
議案第139号、姫路市建築確認申請手数料等徴収条例の一部を改正する条例につきましては、住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律の改正により、高齢者、低額所得者、子育て世帯等の住宅確保要配慮者の入居を受け入れることとしている賃貸住宅を賃貸する事業に係る登録制度が創設されたことに伴い、当該登録の申請に係る審査手数料及び登録事項の変更の届出に係る審査手数料を定めようとするものでございます。
議案第140号、姫路市自然休養村管理センター条例を廃止する条例につきましては、本年度末をもって姫路市自然休養村管理センターを廃止しようとするものでございます。
議案第141号、姫路市朝日山荘条例を廃止する条例につきましては、本年度末をもって姫路市朝日山荘を廃止しようとするものでございます。
議案第142号から議案第144号までは、いずれも契約の締結についてでございます。
議案第142号は、姫路駅南駅前広場整備工事について、契約金額7億8,840万円をもって株式会社神崎組と、議案第143号は、姫路市立白浜小学校屋内運動場新築(建築)工事について、契約金額4億4,722万8,000円をもって株式会社坪田工務店と、議案第144号は、姫路市立姫路高等学校音楽ホール大規模改修工事について、契約金額10億6,272万円をもって神崎・宮本共同企業体と、それぞれ契約しようとするものでございます。
議案第145号、損害賠償額の決定につきましては、相手方が市道を自動車で走行中、はね上がったマンホールぶたに接触し、負傷したもので、損害賠償額を265万3,757円と決定しようとするものでございます。
議案第146号、町及び字の区域の変更につきましては、姫路市垣内津市場土地区画整理事業の施行に伴い、網干区津市場ほか4町の町の区域及び網干区津市場字深田ほか7つの字の区域を変更しようとするものでございます。
議案第147号、市道路線の認定及び廃止につきましては、36路線を市道として認定するとともに、7路線を路線認定がえ等により廃止しようとするものでございます。
議案第148号から議案第150号までは、公営企業会計における剰余金の処分又は資本金の額の減少について、地方公営企業法の規定に基づき議会の議決を得ようとするものでございます。
議案第148号、平成28年度姫路市
下水道事業会計剰余金の処分につきましては、下水道事業における平成28年度末の未処分利益剰余金のうち3,000万円を資本金に組み入れようとするものでございます。
議案第149号、平成28年度姫路市
水道事業会計剰余金の処分につきましては、水道事業における平成28年度末の未処分利益剰余金16億6,929万2,629円のうち、7億4,697万5,460円を建設改良積立金に積み立て、9億2,231万7,169円を資本金に組み入れようとするものでございます。
議案第150号、平成28年度姫路市
都市開発整備事業会計資本金の額の減少につきましては、都市開発整備事業における資本金のうち、19億4,321万7,447円を取り崩し、未処理欠損金を補てんしようとするものでございます。
議案第151号、議決更正につきましては、本年3月27日に議案第63号にて議決を得、同年6月22日に議案第100号にて契約金額変更の議決を得ております白浜の宮駅自由通路整備工事請負契約につきまして、契約金額を1,448万3,409円増額しようとするものでございます。
報告第19号、健全化判断比率及び資金不足比率の報告につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、平成28年度決算に基づく健全化判断比率として、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4指標と、公営企業会計の資金不足比率について、それぞれ、
監査委員の審査に付した上で議会にご報告するものでございます。
報告第20号から報告第27号までは、本市が資本金、基本金その他これらに準ずるものの4分の1以上を出資している一般財団法人姫路市まちづくり振興機構ほか6法人並びに本市及び同機構が合わせて資本金の2分の1以上を出資している姫路ウォーターフロント株式会社の収支決算及び事業計画等の経営状況を説明する書類を提出するものでございます。
報告第28号から報告第34号までは、いずれも専決処分の報告についてでございまして、市長の専決処分事項に関する条例の規定に基づき、法律上、市の義務に属する損害賠償額の決定または支払督促の申し立てに係る訴えの提起につき専決処分をいたしましたので、そのご報告をするものでございます。
報告第35号、姫路市債権管理条例に基づく債権の放棄の報告につきましては、平成28年度におきまして、姫路市債権管理条例の規定に基づき1万2,779件、1億1,740万166円の債権を放棄いたしましたので、そのご報告するものでございます。
以上で議案の説明を終わります。
何とぞご審議いただきまして、原案にご議決賜りますようお願い申し上げます。
○
川西忠信 議長
提案理由の説明は終わりました。
以上で本日の日程は終了しました。
お諮りします。
明日5日から10日までの6日間は議案調査等のため休会したいと思います。
これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
○
川西忠信 議長
ご異議なしと認めます。
よって、そのように決しました。
次の本会議は、9月11日午前10時から再開します。
本日はこれで散会します。
どうもありがとうございました。
午前11時07分散会
──────────────────────
地方自治法第123条第2項により署名する。
姫路市議会議長 川 西 忠 信
会議録署名議員 松 浦 國 泰
同 常 盤 真 功
同 妻 鹿 幸 二...