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平成30年度予算審査特別委員会(第4号) 名簿 2018-03-13
平成30年度予算審査特別委員会(第4号) 本文 2018-03-13

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  1. 音更町議会 2018-03-13
    平成30年度予算審査特別委員会(第4号) 本文 2018-03-13


    取得元: 音更町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  会議の経過 開議(午前 9時30分) ◯副委員長(坂本夏樹君)  おはようございます。  本日、大野委員長が所用のため遅参します。委員長にかわりまして私が議事進行を務めさせていただきます。よろしくお願いします。  報告します。ただいまの出席委員は18名で、定足数に達しております。  これから本日の委員会を開会します。  山本委員。 2 ◯委員(山本忠淑君)  建設に入る前にちょっとお願いありまして、あすの歳入の説明のときに財政課に質問するに当たりまして資料を用意していただきたいということで、お諮りいただきたいと思います。内容につきましては、交付税の算定の試算をされた基礎になるいわゆる基準財政需要額・収入額、それから後年度交付税措置をされるという公債費の30年度、その中にどういう内容の、どれだけの数値がそこに試算されているかということ。それから、自主財源の税がふえるということで試算をされて、そのために交付税が減るということでありますけれども、その辺の数値についても、説明をいただくに当たって理解できるような、そう複雑なということではありませんけれども、主な内容の資料を、できれば前年度と比較できるものについては比較できる数値で資料を用意していただきたいと思いますので、お諮りいただきます。 3 ◯副委員長(坂本夏樹君)  お諮りします。  ただいま山本委員から交付税算定に関する件についての資料要求がありました。  本委員会として要求することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 4 ◯副委員長(坂本夏樹君)  異議なしと認めます。ただいまの資料については要求することに決定しました。  山本委員、普通交付税についての算定ということでよろしいでしょうか。 5 ◯委員(山本忠淑君)  はい。
    6 ◯副委員長(坂本夏樹君)  第7款建設費を議題とします。  説明を求めます。  鈴木建設水道部長。 7 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  おはようございます。それでは、第7款建設費について御説明申し上げます。予算書の61ページをお開き願います。なお、予算資料の22ページ、23ページに普通建設事業の状況を掲載しておりますので、あわせて御参照をいただきたいと存じます。  1項1目都市計画費でございます。都市計画審議会費につきましては、都市計画審議会委員12名分の報酬、費用弁償でございます。  スマートインターチェンジ検討作成委託料につきましては、現在採択を目指しております国の準備段階調査や関係機関との協議に必要な資料、主に事業効果算出等に係る資料等を作成するものでございます。  都市計画マスタープラン等検討委託料につきましては、上位計画であります次期第6期音更町総合計画の策定に合わせ、平成32年度の都市計画マスタープランも計画策定を予定しております。その前段階の調査といたしまして、町の現況把握、課題の整理を行うものでございます。  その他負担金につきましては、平成32年度にこれは北海道が見直しをする都市計画区域マスタープラン策定に必要な1市3町、帯広圏域での例えば将来工業フレーム等算定資料等に係る本町負担分を負担するものでございます。  次に、2目都市整備費でございます。物流団地通街路整備事業費につきましては、改良・舗装工事700メートル、境界ぐい埋設を実施するものでございます。  62ページでございます。次に、2項土木費、1目道路橋梁管理費でございます。日額臨時職につきましては、道路維持作業員3名分でございます。  道路橋梁応急補修費につきましては、市街地約260キロメートル、農村部約790キロメートル、合わせて1,050キロメートルの町道の維持管理費でありまして、道路橋梁等の応急補修、道路清掃、路肩やのり面の草刈り、街路樹及び植樹ます管理、橋梁長寿命化点検などの委託費でございます。  舗装長寿命化修繕工事費につきましては、既設舗装道路のオーバーレイなどによる舗装補修9路線、歩道補修3路線を実施するものでございます。  道路砂利敷き委託料につきましては、地区配車2,800立方メートル、特別配車800立方メートル、帯広管理事務所の協力によりますネクスコ切削材利用アスファルト廃材5,400立法メートルを利用した防じん処理を予定したところでございます。  雪道安全対策費につきましては、国見通ほか3カ所のロードヒーティング電気料路面凍結防止剤、焼き砂などでございます。  除雪対策費につきましては、車道978キロメートル、歩道156キロメートルの除雪作業の委託料でございます。  道路台帳整備委託料につきましては、路線の区域変更等により道路台帳を整備するものでございます。  道路草刈交付金につきましては、道路河川愛護会への交付金で、実施する10組合に対して交付するものでございます。  63ページでございます。2目公園管理費でございます。日額臨時職につきましては、公園管理作業員2名分で、公園の開設期間におけます4月から11月までの8カ月間の賃金でございます。  公園緑地管理費につきましては、公園及び緑地108カ所の維持管理及び再整備に伴う経費でございます。このうち管理委託料につきましては、公園緑地の樹木剪定、草刈り、花時計の花壇管理、水洗トイレなど公園内施設の管理などの委託料でございます。  公園再整備費につきましては、共栄つつじ公園ほか8公園の遊具の改築更新、緑陽台コスモス公園トイレ水洗化工事、十勝が丘公園プロムナードの改修工事及び花時計、ステージの改修に係る実施設計を行うものでございます。  3目河川管理費でございます。樋門樋管管理費につきましては、町内にある北海道及び音更町が所管いたします樋門、樋管のうち84基の管理に伴う経費でございます。  普通河川維持管理費につきましては、フレメム川ほか1河川の護岸補修等、普通河川の維持補修のための経費でございます。  次に、4目道路橋梁整備費でございます。道路橋梁改良工事費につきましては、改良・舗装17路線の住宅地内道路再整備のほか、排水整備1路線、歩道整備3路線などを実施するものでございます。  64ページでございます。宝来東4号道路整備費につきましては、改良・舗装260メートルを実施するものでございます。  橋梁長寿命化修繕事業費につきましては、共牧橋ほか2橋の支承、伸縮装置などの修繕工事及び上然別橋ほか8橋の修繕設計委託を実施するものでございます。  下音更西3線道路整備につきましては、今後の魅力発信施設土地利用展開を視野に、関連する道路の用地確定測量、道路構造物設計を行うものでございます。  5目地籍調査管理費でございます。地籍調査推進委員会費につきましては、推進委員7名分の報酬及び費用弁償でございます。  地籍調査事業費につきましては、地籍調査事業として、着手から3年目になります共栄台地区0.16平方キロメートル、また、1年目として北蘭北地区0.13平方キロメートルの調査事業を実施するものでございます。  地籍関連調査といたしまして、北蘭北地区内の土地家屋現況調査、また、過年度地区の数値情報の異動修正や地籍図複図補正等を実施するものでございます。  65ページ、3項建築住宅費につきましては、後ほど庁舎改修技術担当部長より御説明いたします。  66ページをお開き願います。4項1目上下水道費でございます。個別排水処理事業特別会計繰出金及び簡易水道事業特別会計繰出金につきましては、各会計におきます経費の一部をそれぞれ繰り出しするものでございます。  御審査のほどよろしくお願いいたします。 8 ◯副委員長(坂本夏樹君)  引き続き説明を求めます。  岩舘建設水道部庁舎改修技術担当部長。 9 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長建築住宅課長(岩舘和昌君)  それでは、65ページにお戻りいただきたいと存じます。3項建築住宅費、1目建築指導費につきましては、耐震改修促進事業といたしまして、昭和56年以前に建設した木造戸建て住宅を対象に、耐震診断及び耐震改修に補助をするものでございます。  やさしい住宅改修費補助は、高齢者や障がい者が住む既存の住宅の利便性の向上を図るための改修工事に対する補助で、対象工事費の3分の1、20万円を上限に補助するものであります。  特殊建築物定期調査業務につきましては、建築基準法第12条の規定に基づく定期調査でありまして、本年度は役場庁舎、町営プール、図書館の調査を実施いたします。  空き家対策事業につきましては、空き家等対策計画に基づき、空き家の解体、空き家の有効活用について補助制度を創設いたします。そのまま放置することにより近隣に影響を及ぼす特定空き家や老朽化の著しい危険な空き家を解体する場合に、解体撤去費に要する費用の5分の4で、50万円を上限に補助するものであります。また、居住を目的に空き家を購入する場合に、購入費の3分の1で上限50万円を補助する制度を創設いたします。購入者が妊娠中である者を含め18歳以下の子を扶養する子育て世帯、結婚してから5年以内の夫婦で、いずれもが50歳以下の場合には10万円を、町外からの転入の場合にはさらに10万円を加算して補助するもので、空き家を活用して定住促進を図るものでございます。  2目住宅管理費につきましては、住宅委員会費は、住宅委員の報酬及び費用弁償であります。  公営住宅修繕料は、退去に伴う修繕、一般修繕のほか、木野団地の屋上防水、外壁塗装改修を行うこととしております。  住宅管理委託は、3団地6基のエレベーター保守点検、14団地の消防設備点検、自治会に対する管理補助業務委託等であります。  公営住宅用地借地料は、木野団地6,755.97平方メートルの国有地の借地料であります。  高齢者向け優良賃貸住宅家賃対策補助金は、高齢者向け優良賃貸住宅福住苑12戸の家賃低廉化に対する補助金であります。  子育て世帯向け民間賃貸住宅家賃補助は、官民一体となって子育て世帯の住まいについて支援する制度で、公営住宅を補完する住宅として、公営住宅の申し込み基準内にある子育て世帯に対して、子育て世帯向け住宅として町に登録した民間賃貸住宅をあっせんし、家賃の3分の1、上限1万5千円を最長60カ月、仲介手数料の4分の3で上限5万円を補助するものであります。26年度からこれまでに33件に補助をしており、その後住宅取得や住み替えなどで補助が終了した9件を除き、現在24件に対して補助を実施しております。  平成30年度からは、対象をこれまで中学生以下の子が同居する親子世帯としていたものを、妊娠中を含め18歳以下の子を扶養する親子世帯、配偶者を得てから5年以内で、夫婦ともに50歳未満の世帯まで拡大して実施いたします。  また、新たな制度として住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給に関する法律の改正により、高齢者、障がい者など住宅確保要配慮者の入居を拒まない住宅として北海道に登録し、入居者を住宅確保要配慮者に限定する住宅で、低所得の高齢者、障がい者が入居する際に、家賃及び家賃債務保証料を低減する賃貸人に対する補助を創設いたします。家賃減額に対する補助は家賃の2分の1で上限2万円を、債務保証料減額に対しては6万円を上限に補助するもので、管理開始から10年間の補助を行うものでございます。  66ページでございます。3目住宅建設費、柳町団地建て替え事業につきましては、第1工区、木造2階建て6棟24戸の買い取りを行うとともに、第2工区の事業者選定のためのプロポーザルを実施いたします。  以上、7款建設費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 10 ◯副委員長(坂本夏樹君)  説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ありませんか。  榎本委員。 11 ◯委員(榎本 基君)  7款の道路橋梁管理費の1目で質問いたしますのでよろしくお願いします。ここに日額臨時職員、道路維持作業員3名と書いてありますけれども、車は、まだらというか黄色い車に線の入った車、よく町で見かけますけれども、これは何台所有しているのかということと、まずそこのところをお聞かせください。  それから、公園の再整備の件なんですが、緑陽台のトイレを水洗にするということで載っていますけれども、あとどのぐらい水洗にしなければならないトイレがあるのかお知らせ願えればというふうに思います。  以上です。 12 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬土木課長。 13 ◯土木課長(高瀬忠行君)  まず1点目の道路維持作業車についてでございます。道路維持作業車はダンプトラック1台を所有しております。それ以外には、道路パトロール車として4輪駆動式の道路パトロール車1台、都合2台で道路の巡回を行っているところでございます。  それから2点目の公園のトイレの水洗化についてでございますけれども、平成22年度より街区公園のトイレの水洗化を実施しておりますけれども、平成29年度で累計12公園の水洗化が完了しておりまして、平成30年度、緑陽台コスモス公園、残りにつきましては17公園を計画の中では予定しております。  以上でございます。 14 ◯副委員長(坂本夏樹君)  榎本委員。 15 ◯委員(榎本 基君)  道路の件ですけれども、雪降って1週間ぐらいたちますけれども、まだ道路によっては車自体がすれ違えないとか、非常に私もこの間相当危険な思いしましたけれども、という道路があるんです。この間除雪車が入ったので、私の家の前に立っていますと、きれいにはねていってくれました。底まできれいにはねていって、見かけはすごくよくなったんです。ああこれはよくなったなと思って見ていましたが、次の日、この陽気なものですからぐじゃぐじゃになって、またわだちができるんです。見た目はきれいにはねていくんだけれども、そして、その車は相当丁寧にやっていったのも事実です、私が見ていたせいではないと思うんですけれども。私は家族に、除雪車来たら見ていたらいいよと言うんです。そうしたら、見ていたら丁寧にやってくれますので。相当丁寧にやってくれました。それは間違いないです。  ただ、氷は取れないんです。氷まではがしていけないんです。上はきれいになるんだけれども、こういう天気になったらまたわだちができるという状況ですので、ぜひ対策を考えていただきたいというのと、道路のパトロールは、夏に穴ぼこがあるとか、あそこは草生え過ぎているとかという監視はしているみたいなんだけれども、どうも冬場の巡回をして、交差点の見づらいところとか、雪が積んであって見づらいところだとか、そういう監視もぜひしていただいて、わだちの大きさだとか有無をやっていただいて安全で安心な道路をぜひつくっていただきたいというか、していただければなというふうに思いますので、きょうあたりも暖かいと思いますので、またわだちになっているんでないかと思うので、確かにバスの通る、いわゆる宅内道路でもいわゆる幹線と言われている道路は相当広がってきていますけれども、まだやっぱり、特に、南北は結構お日さんが入っていいんですけれども、東西というのは、人の家の陰とかなんかで悪いところがありますので、ぜひ配慮できればなというふうに思います。  それから、トイレの件ですけれども、水洗化で進むのは大変結構なことですけれども、まだ17カ所あるということですので、1年に1個ずつやっていったら17年かかるという計算になりますので、ぜひ早く水洗化の作業に取りかかっていただきたいなと思うのと、もう一つ、何カ所か冬場使えるトイレはありますけれども、何とか工夫されて冬場も使えるトイレをぜひ考えていただきたいなと。実は冬でも結構歩いている人多いんです。それで、冬場、むつみ公園のトイレとか国道の、高速道路の下のトイレとか使えるようなところは、僕は入ったことないのであれですけれども、あるんでないかと思うんですが、健康志向で冬場散歩している方が結構いますので、何とか工夫して冬場水洗トイレを使えるようにできればなというふうに思いますので、何とか一工夫していただけないかなということを要望して終わりたいと思います。  以上です。 16 ◯副委員長(坂本夏樹君)  鈴木建設水道部長。 17 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  まず1点目、除雪の部分でございます。委員御指摘のとおり、今回雨が降りまして、しばれが抜けてしまって、わだちといいますか、非常に走行に御迷惑をおかけしているという状況であるのは確かだと思います。今回の雨の部分につきましては、実は先ほど委員から御指摘ありました、通常は間口除雪は宅内していないところなんですが、今回は間口も、時間がかかるんですが、ある程度重い雪なものですから間口も排除させていただきました。通常は間口までは宅内はやってございません。かき分けでございますが、重いということもございましてそういう対応をしたところではございます。  ただ、さりとてやはり全てを氷の下まで取り切れている路線、特に今御指摘いただきました東西線につきましては、職員のほうも悪い状況は東西線に集中しているというのは押さえておりまして、各除雪車に乗るオペレーターの多少その技術といいますか、そういう部分もあることは確かかとは思いますが、極力通行、通勤等に支障ないような状態をパトロール、それから、御苦情をいただいたときには現地を確認して対応するように努めてまいりたいと考えてございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  また、トイレの件につきましては、今健康で散歩されている方がたくさんいて、何カ所かそういう途中に使えるトイレがあればという御要望でございますので、まず仮に、予算の部分もあるとは思うんですが、もしあけるとすればどの辺がいいのかというのを担当のほうで少し研究させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 18 ◯副委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  加藤委員。 19 ◯委員(加藤治夫君)  鈴蘭公園の北2線道路の上のほうのすずらん公園の部分なんですけれども、帯広から十勝大橋を渡って最初に音更町に入るところなんですけれども、どうものっぺらぼうで、せっかく音更というところに入るんですから、あそこをもう少し、南のり面のほうに、低木でもいいですけれども、何かそういう木を植えたらいかがかなと、このように思うんです。ということは、崖崩れのことも考慮してあそこに、大きい木じゃ眺望を邪魔にしますから、低い木でもよろしいですけれども、どうなのかな。何かのっぺらぼうになっている。あそこに歓迎音更町とあれすればいいのかなとは思いますけれども、ただ、そうじゃなくて、木も何も生えていない、ちょっと寂しいなと、このように思うんですけれども、それを何とかしていただけないかなと、こう思うんですけれども。 20 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬土木課長。 21 ◯土木課長(高瀬忠行君)  木野市街のすずらん公園通北2線、北海道が管轄しております道道になりますけれども、そちらとすずらん公園南斜面ののり面の緑化についてのお話しだと思いますけれども、道道ののり面の部分がございまして、そちらは切り土のり面という、ちょっと専門用語になるんですけれども、そののり面保護をするために積みブロックというブロックを道路の下のほうには積んであると思います。そのさらに上ののり面の部分についてなんですけれども、そちらについても、これもちょっと専門用語になってしまうんですけれども、鋼製のり枠というものでのり面が崩れないような仕掛けをしております。  先ほどお話しした積みブロックの前面については、道道で整備したときに低木、低い木を植えている箇所もございます。そののり面、積みブロックの上ののり面の緑化については、道路管理者である北海道帯広建設管理部さんのほうとも協議していく案件になろうかと思いますが、検討していきたいと考えます。  以上です。 22 ◯副委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  鴨川委員。 23 ◯委員(鴨川清助君)  私のほうからは新規の空き家対策事業についてお伺いしたいというふうに思います。今回この中身で、老朽化危険空き家についての解体、そしてまた空き家活用定住の促進事業ということで、二つの中身で622万何がしというのが計上されているんですけれども、これは市街化に特化したものであるのかどうかということをまずお聞きしたいというふうに思います。 24 ◯副委員長(坂本夏樹君)  岩舘部長。 25 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長建築住宅課長(岩舘和昌君)  空き家の解体のほうの補助につきましてまずお話しいたします。解体費の補助につきましては老朽危険空き家等除却事業というようなことでやろうとしておりまして、これにつきましては、まず空家特措法で言う特定空き家に該当するというのが一つでございます。  それと、住宅地区改良法によります不良度の高いものというような観点での不良老朽危険空き家というような定義をしてまいりますが、このときに、町内全てということではございませんでして、市街化区域内、それから市街化調整区域のうち都市計画法34条第11条に基づく指定、開進地区ですとか住宅が建てられるというふうになった、指定された区域、それから住宅が連檐している区域ということで、その他都市計画区域外で言えば駒場地区ですとかそういった住宅が連檐している区域で、老朽している危険な空き家に対しての解体費の補助というところでございます。  それから、定住促進のための空き家活用につきましては、空き家活用定住促進事業というような名称でやろうとしておりまして、これにつきましては、町内の物件を購入していただいてそこに入居するということを条件としておりますので、これにつきましては地区は限定しておりません。
     以上でございます。 26 ◯副委員長(坂本夏樹君)  鴨川委員。 27 ◯委員(鴨川清助君)  内容といいますか、これを取り組んだ根拠も今示していただきました。いろんな中身で自分も思うわけですけれども、農村部にもこういった空き家であったり老朽化して景観上も悪い、またいろんな意味で、昨日もいろんな中身で、キツネであったりいろんな野獣が住みついたりというようなことで、農村部においてもそういったものを処理したほうがいいんでないかという部分があって、ここで論議するのが妥当なのかどうかは別としながらも、空き家対策の中で農村の部分で使いたいという人も、農村部で空き家に住んでみたい、ちょっとした菜園をつくれる程度のスペースがあったりというようなこともあって、そういうニーズもあるように思うんですけれども、そういった中で、自分たちも実は7年前に老朽化、廃屋の調査をした経緯があって、議会でもそういったことに対して論議をしていただいた部分があるんですけれども、当時、その部分においては、市街化の空き家はどうするんだと、その辺の部分もあって、農村部の廃屋の部分については取り組めないというようなことだったように記憶しているんです。  実際今言っていること、自分がやらなかったこと、やり残したことを今蒸し返しているのかなというようなことを思われるかもしれないですけれども、いろんな中身ではそういういろんなニーズもあるし、そういったこともあるので、どこかの機会で農村部においてもそういったことを上手に使える事業というものを見つけていただけないかなというふうに要望して終わります。 28 ◯副委員長(坂本夏樹君)  岩舘部長。 29 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長建築住宅課長(岩舘和昌君)  まず、農村部での空き家ということでございまして、委員のほうで、先ほど御発言の中で、農村部にも住んでみたいというようなことの御発言ございましたけれども、それはこの定住のほうの補助を使っていただければというところでございます。また、解体につきましては、まずはこの空家対策特別措置法に該当するといいますか、周辺に悪影響を及ぼす、隣近所で危険が及ぶというようなものをまず最初に、最初にといいますか、まずそこから手がけていきたいというところでございますので、農村部については今の段階では考えておりませんが、将来的にはまた議論すべきお話なのかというところでございます。ということで、早急にそれができるということにはちょっとならないのかなというところでございます。 30 ◯副委員長(坂本夏樹君)  小野町長。 31 ◯町長(小野信次君)  農村の中における空き家ということで、今鴨川委員さんのほうから、過去に農業委員会としても空き家対策ということで上げたというお話しありました。これは、非常に難しいというよりも、それが農用宅地なのかというもあるだろうし、それでむしろ、これは本当にその土地の異動であったり売買であったり、あるいは賃貸もあると思うんですけれども、そういう中で、その附帯施設も含めて農地の異動のときなどに、その時点でもうしっかり考えていっていただければありがたいなというふうには思っておりますし、でないと、下地は所有者が仮に異動していて、した場合に、そこにも対象にならないかという話になる場合あると思うので、土地を異動している場合にいろんな条件があると思いますし、そういった中で今、これから知恵を出し合ってということではそのとおりだと思いますけれども、ぜひそんなことの中で、農地の場合特に所有者が異動するという条件もありますから、その中での施設であったりそういったものを、じゃ前に持っていた人はそこをどう処理していくのかということもあわせて、これからそういうことも含めて、関連する団体等も含めて知恵を出し合っていければいいかなというふうに思うんですけれども、ぜひ、そこら辺詳しい鴨川さんですので、よろしくお願いいたします。 32 ◯副委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  大浦委員。 33 ◯委員(大浦正志君)  除雪費の関係でございますけれども、1億5千万ということで当初予算組まれております。雪は自然災害ということで予測できないことで、毎年補正ということで対応していることかと思います。それで、先ほど榎本委員のほうからもございましたけれども、毎年なんですけれども、春先になると湿った雪ということで、今回も雨と両方ということで、結構町民のほうからもいろいろ私も苦情をといいますか、受けていますし、町のほうにもあったかと思います。そういった中で、いろいろと町としても一生懸命対応したと思います。  その中で、今回の大雪というか湿った雪で、ほかにもっと改善の対応というのはとれなかったのか。今回の教訓を生かして今、一応今回対応を考えているかと思いますけれども、またこのような気象条件になったらこのようなことが発生するのか、その辺について何らかの検討を考えているのかというのが1点と、それと雨の関係でございますけれども、今回雨ということで、結構雨水ますのほうが場所がわからなくて、皆さん穴を掘って探したり、そんなこともありました。車も結構水につかってトラブルが起きたという話も聞いております。  この辺も、夏になると自分の家の近くの雨水ますってわかるんですけれども、なかなか雪降ってわからない、その辺の対策も、それと、春先になると、毎年しばれ上がるといいますかそういった中で、その付近が盛り上がって、全町的には改修はできませんけれども、ひどいところだけ直しているんですけれども、その辺の対策をもう少し全町的にパトロールして、予算をつけていただいて悪いところを直していただけないかということでございます。その辺の、今回の大雪警報ということだったので、事前にある程度天気予報、気象情報で流れたので対応はとれたかと思いますけれども、もう少し早目の対応をとるなり、雪が重かったということもあってスムーズにはできなかったのかなと思いますけれども、その辺今後の対応についてどのようにお考えなのか、お尋ねしたいと思います。 34 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬土木課長。 35 ◯土木課長(高瀬忠行君)  まず1点目の冬場から春先にかけての路面状況の対策についてでございますけれども、今回の場合は、まず説明させていただきますと、3月1日に47センチの大雪がございました。3月8日におきましては、夜19時から降り始めて、夜中の24時までに降雪量が11センチございました。その後、時間雨量4ミリを超える雨が続いたという経緯がございます。特に8日の雪から雨に変わるという情報は、前日というか7日の夕方に帯広測候所から情報を得ておりまして、土木課職員によってますののみ口をあけるというような作業をさせていただいておりました。  しかしながら、先ほど言った大雪と、それから降雨前に降った雪の影響で、せっかくあけていた鉄製の格子状のますのふた、それが解けた雪が目詰まりを起こして、そのおかげで道路の冠水が随所に発生していたという経緯がございます。ちょっと今の段階では、その事象は把握したんですけれども、対策をどのようにとったらいいのかということに関しては、これからまた検討していかなければならない事案だったというふうに考えております。  また、雨水ますの位置でございます。位置に関しましては、職員も個々に場所を把握はしていないものですから、最近であれば、昔は道路台帳からですとか図面を調べてますの位置を把握していたんですけれども、今はスマートフォンで、ストリートビューでますの位置を確認しながらますあけをしている状況でございますので、地域の方々、皆さんスマートフォン持っているとは限らないとは思いますけれども、そういう方法もあるというような情報を提供させていただきたいというふうに考えております。  それから、住宅地の取りつけというか出入り口の凍上の影響についてでございますけれども、そちらにつきましては、また住宅地内道路再整備事業、再整備工事の中で都度路盤の入れ替えですとかそういったものに対応させていただいておりますし、それ以外の部分では、また道路維持管理のほうで、お客さんというか町民の方からのクレームに対応しながら適材適所で対応をしているところでございまして、今後またさらに、何か特別な方法があるのかないのかということは検証、検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 36 ◯副委員長(坂本夏樹君)  大浦委員。 37 ◯委員(大浦正志君)  答弁ありがとうございました。いろいろこれからもまだ、先ほど言ったように宅内の中がざくざくだったり、あります。町民からいろいろな声があるかと思いますけれども、いろいろな対応を考えていらっしゃるということなので、なかなかいい対策はないのかもしれませんけれども、引き続き、雪が解けてしまうとまた全て忘れてしまうような気もしますので、ぜひ、こういった気象条件が今後とも発生するかと思いますので、迅速な、適切な対応をお願いしたいと思います。  以上でございます。 38 ◯副委員長(坂本夏樹君)  鈴木部長。 39 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  今後の対応ということで、今、今後ももっとさらに対応を速くという御要望、御指摘いただきました。それで、私のほうからは、もちろんそういう対応をとらせていただきたいというふうに考えますが、実は今回も、たしか雨の部分につきましては、先ほど課長から、8日の日ですか、11センチはあったんですが、降水量でいきますと駒場で60ミリぐらい降っています。ですから、これが雪だと恐らく60センチぐらいというふうに考えてございますが、不幸中、雨も雨で困った部分はあるんですが、その部分は一つ押さえております。  あと担当のほうで、これから所管委員会等でも今回の雪の御報告は今週末する予定にはなっておりますが、実はあのときに、まず防災との対応で職員は全部待機させて、雨が降り続くようであれば3階の職員では、当然建設水道部では対応できませんので全庁的な対応、それから土のうにつきましても当日200袋ぐらい用意しまして、消防との連携のもと何カ所か積んでおります。それから土木業者さんのほうにも水中ポンプ、私聞いていますのは、3カ所ほどどうしても排水しなければならない箇所がございまして、このような対応も現在とっているところではございますが、やはり迅速な対応という部分につきましては、苦情や御要望の電話をまずとることが最優先、そして現地を確認、それからの対応という部分もございますので、若干時間かかる部分はございますが、今後も町民、住民の皆様には丁寧かつ迅速な対応をとってまいりたいというふうに担当としては考えておりますので、御理解よろしくお願いいたします。 40 ◯副委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  高瀬委員。 41 ◯委員(高瀬博文君)  先ほど空き家について質問がありましたけれども、私も、音更町空き家対策計画の概要版ですか、これについて質問させていただきたいと思います。空き家対策事業費600万ちょっとついたということで、ちょっと楽しみだなと思って見るんですけれども、計画の中で、有効活用という部分で、空き家であったり、除去後の跡地をコミュニティ活動等を進める上での地域の資源として捉えるという一文があるんですけれども、民地で、取り壊した後地域のコミュニティとして資源と考えるという考え方ってどこから出てきたのかなという感じがするんです。宅地ですから、できれば次の世代のために家を建てるなり。そのあいても空間だ、そういう感じを持っていたんですけれども、地域の資源として捉えて、さらには地域交流のサロンとか花壇まで踏み込んで検討しますということなんですけれども、現状としてそういうことがまず起こり得るのかどうかというか、そういうことがどういうところからこういう議論になってきたかということをまずお聞かせをいただきたい。  それと、問題は、今後特定空き家をどうしていくかと。今、農村部を除いて町場のほうで10戸ですか、というデータがあるわけですけれども、これは法に基づく助言、指導、勧告と、必要な措置ということなんですけれども、ここの助言、指導、勧告という、どういう形でそういう形にしていくかということと、この後、本当に手がつけようがなくなった場合行政としてどういう考え方をしていくかと、ここの2点をまずお伺いしたいと思います。 42 ◯副委員長(坂本夏樹君)  岩舘部長。 43 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長建築住宅課長(岩舘和昌君)  まず、空き家の有効活用というようなことで計画書のほうでは書かせていただきました。その中で、空き家を地域の資源として考えるというようなことの表現もさせていただきまして、それは空き家になったもの、使わないということであっても所有がもちろんございます。そういったことで、御本人が使わないのであれば地域で使わせていただけないかというようなことが協議会の中での話し合いの中で出てまいりまして、そういった中では空き家を地域のサロンとして使うことは今後考えられないだろうかと。それが今回の補助制度とは直接の結びつきはないわけではありますけれども、今後の計画の中ではそういったことも視野に入れて考えていきたいというようなことが協議会の中でのお話でありました。  また、解体後につきましては、そこを地域で使う公園であったり雪捨て場であったり、地域が有効に活用できるものとしてその所有者に提供していただけないかというようなことも協議会の中での話がございました。また、それにつきましては、国交省のほうで条件に合えば補助制度もあると。これは空き家の公園にしたりといった場合の話なんですけれども。そういったこともありまして、将来的にこんなことも考えられるんじゃないのかなというようなことで計画書のほうに載せさせていただいております。  それから、特定空き家につきましては、法に基づく助言、指導ということでありますが、これは、まずは迷惑をかけないようにしてくださいというような、特定空き家に指定されましたという通知と同時に、迷惑かけないような適正な管理をしてくださいということがまず第一だと思います。それによって、助言、指導によっても改善されなくて、なおかつ周りに迷惑をかける度合いが大きくなってくる、それがそのまま放置していくことが行政としても問題だというようなことになりますと勧告というような、指導から勧告に変わってまいります。その勧告を受けた後には固定資産税の住宅用地の特例が外れるということになりますので、数年前にこの委員会の中で、住宅用地の特例が外れたときの税額がどれくらい上がるのかというような資料も示させていただきましたけれども、そんなことも通知して、除却なり適切な管理に努めていただきたいというところにまず行きます。  それでもなおかつ改善がされないということになりますと、町が直接解体をして、解体した費用を所有者に請求するというようなところまでいくわけですけれども、そこに至るまでには指導、助言から勧告、それから命令といった手続を踏んでいくということになろうかと思います。ただ、それが、指導、助言から何カ月後に勧告する、あるいは勧告が終わってもなかなか直らないといった場合に、すぐ命令になったり、あるいは町が代執行したりというようなことに発展するかということになりますと、それは町の税金を使ってやるわけですから、その辺は慎重にやっていかなければならないということで、指導を十分にしていきたいというふうに考えているところでございます。 44 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬委員。 45 ◯委員(高瀬博文君)  おおむね理解しようとするわけですけれども、町が勧告の後手順を踏んで、法的には解体して解体費用を請求できるということは法的に認められているということですね。先般重堂委員が一般質問をされている中で略式代執行という言葉使われていましたけれども、これがこれに当たるのかどうかお答えをいただきたいと思います。 46 ◯副委員長(坂本夏樹君)  岩舘部長。 47 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長建築住宅課長(岩舘和昌君)  略式代執行が町がやる手段だということでございます。 48 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬委員。 49 ◯委員(高瀬博文君)  これはやはり、条例で手順をきちんと踏んででもこれをきちっとやる形をつくらなければいけないと思うんです。それが請求できるという部分があります。これ、通常であれば、その請求するべき金額を抵当権なりかけるというような、抵当かけて、もしかその土地が、宅地が売れたらそこから優先的に引かせていただきますとか、そこまでやっぱり条例的なものをつくっていただいて、そしてその上で、除去後更地になっていますよと。そしてそれは抵当権をつけますし、地域の除雪の排雪の場所に町として有効に使わせていただきますと。そこまですれば除去費をある程度町民の方、理解してくれると思うんです。  そういう形をぜひ組み立てていただいて、周りに影響の及ぼすようなところはきちっと町で責任持って除去していきますと。手順は踏んでという事実はありますけれども。その辺の考え方について再度お伺いしたいのと、あと、農村部は、廃屋が起きた場合、農地化すればまた違った形で補助制度もつくれると思いますし、現況の中で環境保全会というのが農村の環境保全という部分で非常に大きなウエートを占めているので、前例がないとすれば、町のほうで、地域の環境保全会での取り組みの中でそういうものを取り壊していけると。環境を戻せるとか、そういう考え方もあろうかと。先ほど町長から答弁もありましたけれども、ひとつ前向きな中でそういう考え方もあるんじゃないかと思うんですけれども、これについてどのようにお考えかお伺いしたいと思います。 50 ◯副委員長(坂本夏樹君)  岩舘部長。 51 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長建築住宅課長(岩舘和昌君)  まず特定空き家の指導、それから町の略式代執行の手続の関係でありますが、これにつきましては、先ほど言いましたように、まずは指導を徹底していくというのがまず第一であろうということで考えますけれども、実際にその代執行をしようとするに至るまでは、町の中で十分検討した上で条例なり手続の方法を踏んでいかなければならないことだろうというふうに考えております。  これにつきましては、早急にといいますか、該当するような物件が今すぐにここで目に見えているというところではございませんけれども、数としてはありますので、これが、今すぐ隣近所で倒れそうになってきていて迷惑を受けている、すぐにどうにかしなければならないという物件を町で把握しているわけではございません。なんですけれども、いずれそういったことも考えられるだろうということもありますので、これについては慎重に考えていかなければならないと思いますし、条例化についても検討してまいりたいというふうに考えております。  それから、農村部の空き家の対策につきましては、空家特措法でいう特定空き家に該当しないというところも中には出てくるかと思います。そんなことからいいますと、別な観点からの補助制度ですとか、あるいはその対策についての検討は、これは全庁的にまた考える必要があるのかなというところであります。 52 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬委員。 53 ◯委員(高瀬博文君)  宅地、中古の住宅に定住していただくという考え方も非常に強いと思うんです。それで、もう一歩進むと、更地化したほうが宅地が流動化しやすくて、次の世代の家が建ちやすいというふうに私は感覚的に思っているんですけれども、その辺は町としては意向、そういうイメージ、私はイメージなんですけれども、そういうものがイメージであるのか、それとも違うのか、その辺お答えいただきたいのと、もう一点は、前から何度も議論していますけれども、宅地を壊すと、固定資産税が更地だとすごく上がるよと。そうしたら今まで、あったほうがいいんですと。調べたらそうでもないんですけれども、実際にはそういうことも起こり得ている場所もある、地価の高いところに関しては。そういう部分に関しては、更地にしたときと中古物件があったときの差額分を、除去部分に関しての固定資産税の補助金ですか、相当分補助金、免除といったら二重的な発想になりますから、税の法則からちょっとまずいと思うので、そこに対して、3年間か5年間その差額に対して補助金出します、ですからぜひ自分で除去していただいて更地にしてくださいと。そうしますとすごく次の世代の回転がよくなりますと。そういうイメージを持つような宅地政策であってほしいんですけれども、この辺についてどうお考えでしょうか。 54 ◯副委員長(坂本夏樹君)  岩舘部長。 55 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長建築住宅課長(岩舘和昌君)  その解体して更地にしたほうが土地が流動する、不動産流通するというのは、私もそのとおりだと思います。今回のこの補助制度の中でも、解体する場合に、危険な空き家だけを解体して、敷地の中にほかのものが残っていてというようなことを補助の対象とはしないように、対象とする空き家の解体については、その敷地にある中のもの全てを解体して不動産流通ができるものというような条件をつけさせていただいております。そういったことで不動産流通するような物件をふやしたいといいますか、その更地化することによってそのような方向に持っていきたいというように考えております。  また、固定資産税の上昇分を補助あるいは免除したらとか、いろんな方法あるかと思います。実際に調べた中ではそういった事例の町も、北海道内ではありませんでしたけれども、本州方面では若干ですけれども確認はさせていただいております。今回空き家につきましてその辺の検討といいますか、内部での話し合いはさせていただいたところではありますが、今回はまずは解体することを促そうということでありまして、それから空き家の所有者に対する情報提供として、解体することによって本当に土地の税金がどれだけ上がるのかと。報道では6倍になるというような報道をされていまして、大きくなるという印象をお持ちの方いっぱいいらっしゃるんですけれども、実は家屋分の税額が下がるということ、それから土地についても、更地になったとしても課税標準額は評価額の70%に負担調整しているというようなことから、上がったとしても3.何倍までしか上がらないですし、逆に土地の安いところでいけば税額が下がるというような場合もありますので、その辺は正確な情報提供をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。 56 ◯副委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありますか。 休憩(午前10時36分) 57 ◯副委員長(坂本夏樹君)  それでは、1時間程度たちましたので休憩をしたいと思います。10分程度といたします。 再開(午前10時46分) 58 ◯副委員長(坂本夏樹君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑ありませんか。  堀江委員。 59 ◯委員(堀江美夫君)  スマートインターチェンジの資料作成委託料について伺います。平成28年度から200万、29年度500万と。30年度に300万と1千万円近くの作成資料ということになっておりますが、検討資料、毎年資料を作成するということなんですが、これは毎年その内容が変化するのでしょうか。経済効果等も資料として出すということですけれども、経済効果が年々そんなに変わるのかどうか、その辺がちょっと疑問なので、その辺の作成資料の内容について伺いたいと思います。 60 ◯副委員長(坂本夏樹君)  下口谷都市計画課長。 61 ◯都市計画課長(下口谷 茂君)  スマートインターチェンジの検討資料作成業務につきまして30年度につきましては300万円の予算計上をさせていただいています。委員さんから言われましたように、28年、29年につきましても同様の名称で検討委託業務を出しておりますけれども、その内容につきましては、28年度につきましては直結型インターチェンジとかサービスエリアからのインターチェンジですとか、その辺を検討を行いまして、それにより、直結型を中心にしてインターチェンジの構造及び整備方法のほか、概算額ですとか協議資料の作成を行っております。そのほか交通量推計も行っております。  29年度につきましては、概算額とか構造的な面は検討がおおむね終わったものですから、整備効果におけるストック効果ですとか、スマートインターチェンジができることによって地域にどのような効果が得られるかというような面を重点的に検討しております。  30年度につきましては、毎年度国の準備段階調査というものがありまして、その採択の結果を受けて、採択箇所の傾向ですとかその辺を研究して不足部分の、うちの検討に不足している部分をさらに磨き上げをするというような作業を見込んでいるところでございます。30年度につきましては、そのほかにも、国が数年に一度OD調査というものを、交通量調査の起終点調査と言われるものなんですけれども、それを受けてスマートインターチェンジの乗りおりの出入り交通量を推計し直すといった、そういう作業を見込んでおります。  以上でございます。
    62 ◯副委員長(坂本夏樹君)  堀江委員。 63 ◯委員(堀江美夫君)  1千万近い金額が投入されておりますが、設備のほうはネクスコのほうというようなことで理解はしているんですけれども、長流枝のほうで仮にインターチェンジができたとしますと、当然効果があるのは、釧路方面から来た人が十勝川温泉へ行ったりするには近いだろうということは想定できますが、道央圏とかから来る人たちにとっては、温泉のほうだけじゃないとは思いますけれども、温泉へ行くについては、町内を走るわけですからそれなりの経済効果はあると思うんですけれども、長流枝のほうでつくるよりはということで、ちょっと若干疑義を感じるところがあります。  それで、観光協会等もメロディーラインを一生懸命やろうということでいろんなことをやっていらっしゃるということも考えますと、果たしてこのまま金額、今年度ですけれども、来年度もきっとかかるということを考えますと、きっと結構な金額になるんじゃないかと想像するわけです。認可されるについても結構箇所が、私の知っている、過去聞いた情報というか知り得る範囲で、道内なのか国内なのか、数カ所ということを考えると非常に厳しいんじゃないかなというふうに想像はするんです。前向きな検討するということは大事なんですけれども。それで、現状でどのような見通しなのか、その辺だけお伺いしたいと思います。 64 ◯副委員長(坂本夏樹君)  鈴木部長。 65 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  堀江委員のほうから、調査、毎年予算を計上させていただいておりますので、その内容についての、もう少しわかりやすくというお話かと思います。26年に、長流枝のパーキングエリアから5キロほど広域農道寄りに移動して、先ほど課長から言いました直結型といいまして、国の制度も変わりまして、PA利用型のほうが当然工事費は安いというのが一般的なんですが、国全体が制度を改正して、直結型も可となったと。私どもの町、それから十勝圏域にとっても、広域農道に近いほうが出入り交通量の双方向の確認もできておりますし、効果が高いというのは国のほうからも御評価をいただいているところでございます。それと、ネクスコからは出入りの交通量の採算性、赤字になっては、ネクスコさん民間の企業なものですから、その辺の検証もなされているところでございます。  より具体的にということになりますと、先ほど課長からもいろいろ資料、効果資料という言葉が非常に広いものですから、私のほうからもう少し具体的にということで言いますと、まず国道241号線、今安全対策やっている部分でございますが、こちらの渋滞発生率の緩和、それから、観光方面になりますが、広域観光周遊ルート、釧路、網走、知床方面、道東周遊観光というのは新聞、外国人等の話でもされております。その周遊観光の出入り口として、回り方は時計回り、反時計回りあるんですが、私どもの今の計画位置が非常にいいであろうと。十勝川温泉、それから帯広空港の民営化も今取りざたされておりますので、空港は千歳だけじゃなくて、十勝空港への出入りも今の計画位置のほうが圧倒的に有利だろうという検証もなされております。  また、身近なところでいきますと、花火大会で大渋滞を毎年、十勝川の。こういった交通渋滞緩和、あと物流では、御承知のとおり苫小牧の、JAさんなんかからも聞き取りをやっておりまして、例えば網走・北見方面からも農作物を、苫小牧から一極集中で今輸送されているわけなんですが、これらを旭川ルートからの回避は、雪の少ない道東南側のルートを回すときの物流での出入り口としての効果、それから医療、防災、救急車ですとか医療系が、帯広にも重要な医療施設がございますから、そういう部分への輸送体系上、町中を回避して病院に行けると。それから、災害時の防災物資がなされたときに、出入り口がなければ、音更だけじゃなくて、こういった効果も、こういった多方面の効果を国のほうと一緒にお示しして、残念ながら新制度以降、北海道ではまだ1カ所も採択はございません。ただし、毎年、この三、四年、本州では10カ所程度ずつ採択になっていますので、この辺は、出入り交通量だけではなかなか本州の高速道路とは太刀打ちできない部分はありますが、こういった物流、医療、それから交通緩和、観光などの要素をしっかり国にお示しした中で採択を目指していくための資料づくりと御理解いただければと存じます。  以上でございます。 66 ◯副委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  平山委員。 67 ◯委員(平山 隆君)  1点お伺いいたします。先ほど部長の説明の中で、道路砂利敷き委託料の中で、ネクスコから廃材として出るアスファルト廃材、これの活用についてお聞きしたいと思うんですけれども、先ほど30年度についての立米数で説明あったかと思うんですけれども、道路の幅員によっても違うと思うんですけれども、これが延長にすると大体何メートルぐらいになるのか、そしてこの工法についていつから行っているのか、さらにはこれに対する効果、あるいはそれから、その後の管理の状況についてもお聞きしたいと思います。 68 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬課長。 69 ◯土木課長(高瀬忠行君)  道路砂利敷き委託業務の中におけますネクスコ廃材、東日本道路株式会社のアスファルト廃材の件でございます。今年度予定している延長というか、委員おっしゃるとおり、幅員ですとか敷く厚さによって延長増減はあるんですけれども、おおむね10キロ程度はできるのではなかろうかというふうには今試算しているところではございます。  それから、いつからというお話でございますが、こちらは平成25年度から試験的に敷設をさせていただいております。  それから、効果についてでございますけれども、従前切り込み砂利という砂利を敷いていたところですけれども、このアスファルト廃材を敷くことによって粉じん、防じん、そういったものが非常に軽減されているということで、農村部におきましてはかなり好評を得ているというふうに考えてございます。  また、今後の管理についてでございますけれども、そらちにつきましては、また同様にネクスコのこのアスファルト切削材が発生するのを前提にはなりますけれども、同じように補充をしながら対応していくということになろうかと考えております。  以上です。 70 ◯副委員長(坂本夏樹君)  平山委員。 71 ◯委員(平山 隆君)  農村部から非常に好評を得ているということであります。私も何年か前に実は、四、五キロぐらいだと思いますけれども、防じん処理やった後の近くの方からやはり要望があった経緯もあったものですから。  それで、今好評であるということでありますけれども、地域の要望状況やなんかについてはどうなっているのか。砂利敷きにかわる結局防じん処理ということであろうと思うんですけれども、それに対するもろもろの整備順位みたいのが設けているのかも含めてこの際お聞きしたいと思います。 72 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬課長。 73 ◯土木課長(高瀬忠行君)  先ほどのネクスコのアスファルト廃材の敷設に関しての要望ですとか優先順位についてでございますけれども、現在のところ、各行政区ですとか連合町内会から要望が上がってきている中で、要望の中ではアスファルト舗装をという要望があるんですけれども、いかんせん全ての道路を舗装化することができないものですから、こういうアスファルトの廃材を敷設することによって防じん対策になるんですよということで、こちらでどうでしょうかというようなお話をさせていただきながら対応をしておりまして、今のところ毎年前年度に受けた要望は対応し切れているという状況でございます。ですので、特に優先順位というのは今のところはとっておりません。  以上です。 74 ◯副委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  重堂委員。 75 ◯委員(重堂 登君)  町道についての質問であります。市街地で住宅が張りついていないようなところは、道路予定地があっても、道路と町は認定しなかったらそこは道路ではありませんよということなんです。そういうところが町内にまだどれくらいあるのかお聞きしたいのと、もう一つは、駒場なんですが、小学校のちょうど前のほう、長さにして50メートルぐらいの道が、道路予定地です。それ2本、道路と認定されていません。ということは、住宅がまだ張りついていないから。そこは町内会あたりからも、草が生えたり、環境的にということで要望は出ているんですが、道路ではないと。そこはけもの道ですということなんです。  駒場のそういうところも、砂利を敷いたりして車が通れるようにしたりしたほうがいいのかなとは私も思っています。ただ、道路でないものですから、アカザなんかが人間の背丈ぐらいに生えたり、大変環境的にも悪いものですから、そういうのの対策なり見通しはどのようなものなのかをお聞きしたいんです。  以上です。 76 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬課長。 77 ◯土木課長(高瀬忠行君)  道路敷地、道路の認定にかかわるお話でございます。町内において道路予定地という表現の用地というものは今のところないというふうに把握はしておりますけれども、委員さんおっしゃるとおり、道路とおぼしき土地、町有地があるというのも事実でございまして、ただし町道としての、道路としての認定をしていない以上、町としては整備をしたり管理をするということは基本的にはできないというふうに考えてございまして、同様に未整備のところがあるかというと、今のところはないという現状把握でございます。  以上です。 78 ◯副委員長(坂本夏樹君)  重堂委員。 79 ◯委員(重堂 登君)  市街地の中で、けもの道と言われるか、そういうところ、駒場でも50メートルぐらいのところ二つあるんですけれども、そこは可能性としてはどうなんでしょうか。そこに住宅が張りつけば道路と認定される形になるのかどうか。それから、また別の言葉で言えば、道路がなければ住宅は建てられないことになるんですが、そこらの絡みを教えてください。 80 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬課長。 81 ◯土木課長(高瀬忠行君)  住宅が張りつく張りつかないという話でございますけれども、まず、その委員おっしゃる駒場地区につきましては市街化区域になってございませんものですから、住宅を建てる上での接道義務というのはないというところだと思います。その部分について道路の整備を予定、道路を整備するのかという部分に関しては、今の段階では予定はないというお話になると思います。  以上です。 82 ◯副委員長(坂本夏樹君)  重堂委員。 83 ◯委員(重堂 登君)  そうしたら、その土地で住宅を建てようとしても、道路がないので住宅建設自身が許可されないという理解でよろしいんでしょうか。 84 ◯副委員長(坂本夏樹君)  岩舘部長。 85 ◯建設水道部庁舎改修技術担当部長建築住宅課長(岩舘和昌君)  建築確認のお話でありますので私のほうからお話ししたいと思いますけれども、一般住宅のお話でありますと、住宅を建設するときには接道義務といって道路に接していなければ建たないというのは皆さん御存じかと思いますが、これは都市計画区域内での規制でありまして、駒場につきましては都市計画区域外でありますのでその規定が適用されません。ということで、道路がないということであっても住宅が建設できないかというと、それは建設できるということになります。 86 ◯副委員長(坂本夏樹君)  重堂委員、よろしいですか。  それでは、ほかに質疑ありませんか。  山本委員。 87 ◯委員(山本忠淑君)  1点聞きたいんですが、音更下音更西3線の道路整備費に2,300万計上されております。先ほどの説明で、魅力発信基地にかかわるということで道路整備。これは当然のことでありますが、まず、どこからどこまでということの確認と、それから、魅力発信基地が許可になって具体的に始まるとすれば、その時点でこの道路は整備されていなければ私は非常に混乱するという心配をするわけですけれども、その辺の考え方ももって今年度のこの予算の計上なのかどうかと、それから、構造物設計ということについては、明渠か排水路の橋のようなものがあるところだと思うんですが、それも含めての設計なのか、この点について御説明いただきたいと思います。 88 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬課長。 89 ◯土木課長(高瀬忠行君)  音更下音更西3線道路の整備についての御質問でございます。まず区間についてでございますけれども、帯広北バイパスを起点としまして高速道路の南側の町道1号道路までの区間を整備する予定で計上させていただいております。  それから年次につきましては、本年、30年度に計上しています調査設計ですとか設計を行って、31年度、32年度2カ年程度でできればというふうに考えておりますが、いずれにしても、この路線につきましては国の補助である社会資本整備総合交付金を財源として整備していくことを考えておりますので、その交付金の交付率に左右される部分も幾ばくかあるかと考えてございます。  それから、構造物設計の件につきましては、委員おっしゃるとおりの、北バイパス、北にあります明渠排水路にかかる新緑橋という橋梁でございますけれども、こちらを今後、橋梁長寿命化の流れもありますので、できることであればボックスカルバート、函渠工です。箱の溝の函渠工という構造に変更できないかという検討ですとか、できるとすればそれに関する安定計算、構造計算、応力計算、種々の計算、そういったことまでを委託業務として発注しようとするものでございます。  以上でございます。 90 ◯副委員長(坂本夏樹君)  山本委員。 91 ◯委員(山本忠淑君)  ありがとうございます。なかなか今まで整備の機会の持てない、現状は柳月さんに入るのに大型バスが1日に50台も通る道でありますから、本当に1年も早く整備することが本町観光も含めて非常に重要な道路だというふうに思っております。  それで、今まで補助対象になる事業がなかなか見当たらなかったというか可能性がなかったということでありましたが、今、その社会資本整備の関連の事業ということで補助対象を考えておられるということでありますが、積極的にその方向で検討いただいて、今31年、32年ということですから、ぜひ1カ月も早く仕上がるように努力していただきたいという思いなんですが、魅力発信基地の今法的なことだとかいろんな努力を懸命に30年度はされるわけでありますけれども、そのことの方向づけといいますか、見通しがきちっとできた計画ができ上がることとこの道路の整備とは連動するものかどうか、その辺についてお聞きしたいんですけれども。 92 ◯副委員長(坂本夏樹君)  鈴木部長。 93 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  魅力発信拠点との関連でございますが、私の説明の中でも、今山本委員おっしゃったとおり、この案件につきましては、主に経済部のほうで施設の部分を中心に議論しているところですが、私ども建設水道部も、委員御承知のとおり、あのエリアは、今高瀬課長が説明しました西3線道路、これも、現道はございますが、今の幅員と歩道とございません。ですので、もう少し重車両、それからおっしゃったとおりバス等の出入りを考慮したときに、今橋梁の話もさせていただきましたが、この辺の構造は早く当然整備すべきかという判断のもと道路事業として計上させていただいたところでございます。  また、魅力発信拠点絡みに関しましては、私ども所管のほうでは、例えば下水道の関係の処理、これらもどういった処理がいいのか、将来も考えながら今検討しているところでございますし、また、魅力発信エリア内を今度東西に抜ける道路も計画しておりまして、号線の位置で言いますと北9線から若干ずれるかもしれませんが、その中を東西に抜ける道路も重要なあの敷地内の道路でございます。あと公園的な部分、緑地的な部分もございますので、これは経済部だけじゃなくて、建設水道部もその辺をいろんな事業を、有利な事業を探しながら今同時進行でいろいろ計画を動かしているところでございますので、委員御要望のとおり、できるだけ早く、そして町の負担少ないような手法を探しながら計画を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 94 ◯副委員長(坂本夏樹君)  山本委員。 95 ◯委員(山本忠淑君)  部長のほうから、適切な見通しを持ちながら取り組むということで、安心するところでありますけれども、今話ありましたように東西の道路も当然必要になってまいりますので、その辺の道路の整備も、これは来年度あたりにまた設計とか、魅力発信基地全体の設計の事業としてその東西の道路については検討していくのか、設計していくのかということについてもちょっと説明いただきたいと思いますことと、それから、あれだけの車の出入りするところでありますから、工事中の迂回路というのは、柳月さんについてはバイパスから入れるような道路もありますけれども、工業団地から出入りする車がどうしてもあるんですけれども、その辺のことについては、工事中は不便を来すけれどもという期間を、相当期間かかると思うんですけれども、その辺のことの調査といいますか、も含めていわゆる考えがあるのかどうかお聞きしたいんですけれども。 96 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高木副町長。 97 ◯副町長(高木 収君)  今の音更西3線道路の整備の関連でございますけれども、魅力発信施設を整備していくと。そういった中で、南北の軸になる道路でございますので、効果、幅員等を含めてきちっと整備をしたいと。ただ、財源的なものもありますので、整備年次については今明確には申せませんけれども、もちろん魅力発信の施設が展開されたときには重要な道路ですから、そこには間に合うような形で整備をしたいというふうに考えています。  その魅力発信施設の中のさらに東西に通る道路のつけ替えですとかそういったことも、ことしの用地のいろんな測量ですとか、計上させていただいている予算の中でそういった検討もしながらやっていくようになります。  西3線のところで言えば、迂回路の話まで御心配いただいたわけなんですけれども、そういったことは、今工事をやっていく段階で、私たちも今のお話を十分参考にさせていただきながら、交通が渋滞することなく、うまく通るような形でできればとは思いますけれども、全く不便がないかといったら、それは一定期間は当然あると思いますけれども、その辺は地先の方とも十分、大きな事業者さんもいますので、その辺を考慮してお話し合いをさせてもらいながら、極力影響のないような形を考えて取り組んでまいりたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。 98 ◯副委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  守屋委員。
    99 ◯委員(守屋いつ子さん)  1点ですけれども、公園の再整備といいましょうか、公園遊具の関係です。これも遊具、老朽化で、計画的にいろいろ取り替えていくとかするということで計画はされているというふうに思いますけれども、この公園の中に置く遊具の話、件ですが、これについては何度か質問もさせていただいておりますけれども、ここに置く遊具、予算の関係もありますけれども、この選定は、そこに隣接、そこを使用する町内会等の、そういう意見などはどの程度反映させているのか、そこをお伺いしたいと思います。 100 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬課長。 101 ◯土木課長(高瀬忠行君)  公園再整備工事における遊戯施設、遊具の選定についてでございますけれども、基本的に従前ある施設を更新するのが当然ベースでございますけれども、近隣の町内会の方々、役員の方々との御意見を伺いながら、極力沿う形になるように整備しているところでございます。実例を挙げますと、平成30年度、共栄つつじ公園におきましては、緑街町内会の役員の方々の御意見を伺って、健康遊具、そういったものも30年度に設置するような流れになっております。  以上です。 102 ◯副委員長(坂本夏樹君)  守屋委員。 103 ◯委員(守屋いつ子さん)  ぜひ、せっかく、結構高価ですよね。そういう点では、十分そこのかかわる町内会等の中に課題として出していただいて、そこで十分検討していただいて、それから設置するようにしたほうがいいかと思います。一見知らないうちに遊具、古いの取り壊されて新しいのができていたという、そういう事例もちょっとありますので、ぜひ町内会におろして検討を十分していただきたいということを要望しておきます。 104 ◯副委員長(坂本夏樹君)  要望として取り扱いいたします。  ほかに。  加藤委員。 105 ◯委員(加藤治夫君)  私道から、というのは、国道を挟んで木野大通西2丁目、東2丁目の中に、たしか木野村さんの私道だと思うんですけれども、皆川ビルの前の道路、それからモダ石油の南側がその道路なんですけれども、近年というか、非常に国道から裏道へ入ると。東通に入る、それからまた朝は東通から国道に抜ける。そうすると、十勝大橋のすぐ北側の信号が、どうしても渋滞するということで、そこを駆け抜けていく車が非常に多いんですけれども、そんな中で、あそこに、皆川ビルの所有者から、非常に危険だから一時停止のそれをつくってほしいと、こう要望されたんですけれども、なかなか正式の町道でなかったら一時停止つけれないのかなと思うんですけれども、あそこの道路はどうなっているんでしょうか。ちなみに私所管なんですけれども。そこの皆川ビルの、それは木野村さんの私道は町道になかなか。もちろん所有者がいることでございますから。そんな中で非常に危険な道路になっておるんでございますが。 106 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬課長。 107 ◯土木課長(高瀬忠行君)  委員のおっしゃられた木野大通東2丁目地先の私道についてのお話でございます。一時停止標識、規制標識に関しましては公安委員会の所管になります。ですけれども、いずれにいたしましても、私道、公道でない部分への規制標識の設置というのは恐らく難しいのではなかろうかなというふうに解しております。以上です。おっしゃられる道路に関しましては町道としては認定しておりません。  以上です。 108 ◯副委員長(坂本夏樹君)  加藤委員。 109 ◯委員(加藤治夫君)  それはもちろん所有者が、私道ですからあるんですけれども、4間4歩でなかったら町道にならんということなんでしょうか。あそこは現在、4間道路かなと思うんですけれども。 110 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬課長。 111 ◯土木課長(高瀬忠行君)  町道認定するに当たっての要件として道路の幅員が4間、7.27メートルでは足りないのかということでございますけれども、住宅地、団地の造成ですとかそういった場合には8メートル最低限確保してほしいという、新設の道路についてはそういう要件を持たせていただいておりますけれども、委員おっしゃるその4間の部分におきましては、従前から公の方が行き来しておるという……公の道路として位置づけられるものであれば、幅員に大きく縛られるものではないのかなというふうには考えております。  以上です。 112 ◯副委員長(坂本夏樹君)  加藤委員。 113 ◯委員(加藤治夫君)  所有者がいることでございますからあれですけれども、町は、地主と交渉して町道とする意向はないのでしょうか。 114 ◯副委員長(坂本夏樹君)  高瀬課長。 115 ◯土木課長(高瀬忠行君)  委員おっしゃる皆川ビル北側の私道に関しましては、今のところ、現在道路管理者としては、近接して交差点ができてしまうことになりますので、できることであれば、公道としては認めるというか、認定はしたくないというふうに今のところ考えてございます。  以上です。 116 ◯副委員長(坂本夏樹君)  加藤委員。 117 ◯委員(加藤治夫君)  実は昭和50年度くらいかに始まった木野東区画整理事業において、旧地主が道路用地として計画して、また使っていたところが、いわゆる皆川ビルの東側のところに家が建ってしまったもので、それにつながるアクセスする道路がなくなって、そのときにとんでもない、国道にアクセスしない計画を当時の区画整理でしたもので、これはおかしいんじゃないかということで道路をずらしてもらった経緯があるんです。それが皆川ビルのいわゆる北側の道路にアクセス、そこを通れば国道につながるということで、若干クランクするんですけれども、それだったらまだ使い勝手がいいんでないかということで、区画整理のときにそれを計画をずらしてもらった経緯があって、そういう意味じゃ、やっぱり皆川ビルの北側の私道を正式に町道にしてほしいなと。さっき言ったように非常に迂回する車が多い中で、一時停止も取りつけられないというんであれば非常に危険なもので、それを、町はそこを町道にしてほしいということを要望する次第でございます。 118 ◯副委員長(坂本夏樹君)  鈴木部長。 119 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  今加藤委員から、接道、町道認定の御要望のお話と考えます。今手元に資料ないんですけれども、担当のほうからは、当時木野の区画整理、かなり古いんでしょうけれども、そのときのいきさつ、経緯、それと今、担当課長言ったのは、東街路の交差点とすぐ近接するものですから、現状としては公安上もいろいろ、接道の規制とか安全上の話もされることは事実でございます。私どもとしても、もう一度過去の経過、区画整理との経過を調べさせていただきまして、またその旨委員に御報告させていただきたいなとこの件に関しては思います。  以上でございます。 120 ◯副委員長(坂本夏樹君)  ほかに質疑ありませんか。  ほかに質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午前11時33分) 121 ◯副委員長(坂本夏樹君)  説明員入れ替えのため休憩します。 再開(午前11時35分) 122 ◯副委員長(坂本夏樹君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  第8款教育費を議題とします。  説明を求めます。  福地教育部長。 123 ◯教育部長(福地 隆君)  それでは、第8款教育費の予算につきまして御説明を申し上げます。予算書の67ページをお開き願います。  1項教育総務費、1目教育委員会費でございますが、教育委員4名の報酬など教育委員に要する費用であります。  2目総務管理費でございますが、除雪委託につきましては、市街地小学校8校、中学校5校の13校分に係る委託料、除雪作業交付金につきましては、複式5校及び旧豊田小学校に対します交付金であります。  教職員研修交付金につきましては、教職員の校内研修、道内研修3回への支援であります。  教職員健康対策費につきましては、教職員健康診断業務委託料が主なものでございます。  教育の日推進事業につきましては、「おとふけ教育を考える日」の趣旨、理念等の周知と地域全体で本町教育の充実発展を図る取り組みとして教育を考える日記念フェスタを継続実施するため、引き続き実行委員会に対する交付金であります。  なお、教育費の予算計上ではありませんが、35人を超える学級を有する小学校に対し、町費により臨時教諭を本年度は9名配置し、少人数学級等の指導によるきめ細やかな教育を推進してまいります。  3目教育振興費であります。日額嘱託職員5名分の賃金と、心の教室相談員1名分に係る賃金等であります。  学習支援員につきましては、町内の小中学校に在籍する児童生徒で、学習活動や学校生活に困り感を持つなど、特別な支援を必要とする児童生徒の学習支援のため、小学校7校に23名、中学校4校に9名の、合わせて11校に32名を配置しようとするものであります。  複式支援員につきましては、複式校における授業の支援や安全面を考慮し、引き続き2名を配置しようとするものであります。  生活介助員委託につきましては、特別支援学級に在籍する重度肢体不自由児童等の食事や排せつなどの生活介助のため、訪問介護事業所に委託し、小学校7校に介助員を派遣してまいります。  学校保健費につきましては、学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の報酬と、児童生徒の健康診断等に要する費用が主なものでございます。  スクールバス運行費につきましては、12路線の運行業務委託料等でございます。  スクールバス購入費につきましては、平成8年度に購入した豊田線の大型バス1台が使用年数の経過により損耗が進んでいることから、中型バスに更新しようとするものであります。  学校給食関係費につきましては、小中学校の給食調理業務の委託費が主なものでありますが、本年度から食育、環境教育の推進を図ることを目的として、学校給食で発生する調理残渣や食べ残し残渣を回収し、肥料などに再生した上学校農園などで再利用し、その生産物を給食や調理実習などで使用するという学校教育スリーR促進事業をモデル事業として実施いたします。  68ページであります。外国青年招致事業につきましては、英語指導助手1名に係る報酬が主なものであります。  奨学資金につきましては、平成27年度から支給人員を110名程度に拡充し、公立高校で月額6,500円、私立高校で月額1万円を限度に支給することとしております。  児童生徒各種大会参加交付金につきましては、引き続き各種大会に参加する児童生徒を支援してまいります。  総合的な学習の時間支援事業交付金につきましては、創意工夫を生かした特色ある教育活動に資するため、学級数、児童数割により各学校に交付してまいります。  就学援助費につきましては、経済的に困窮している世帯に対し、経済的負担を軽減するために実施しておりますが、生活保護基準の引き下げによる影響がないように、引き続き平成25年8月の改正前の基準額により算定することとしております。また、認定基準倍率を生活保護基準の1.5倍未満とし、援助率を20.75%、867名分を見込んだところであります。  また、いわゆる入学準備金の入学年度開始前支給につきまして、平成31年度に入学する小学生、中学生を対象として実施いたします。  学校教育活動関係費につきましては、小学校が平成32年度からの英語の教科化に向けた移行期間となることから、引き続き外部英語講師派遣につきましては、小学校5・6年生を対象として年間15時間の派遣を実施し、さらに小学校3・4年生に年間6時間の派遣を実施いたします。  また、昨年度に引き続き、北海道教育委員会が行う小学校外国語活動巡回指導教員研修事業を活用し、豊富な経験と高い専門性を有する中学校の教員を派遣し、研修などを通して小学校教員の指導力と英語力の向上を図り、授業改善を進めることとしており、本年度は小学校5校に中学校教員を派遣いたします。  また、児童生徒の心理状況や学級集団での満足度などを分析できるハイパーQUアンケートにつきましては、小学3年生、5年生、中学全学年を対象として実施し、いじめや不登校の未然防止と早期発見、早期解消に取り組むこととしております。  教育用コンピューター関係費につきましては、小中学校のコンピューターの更新を計画的に進めてきたところでありますが、本年度は東士狩小学校、東士幌小学校及び木野東小学校の機器更新を予定しているほか、備荒資金の償還金、教員用コンピューターのリース料等が主なものでございます。  4目施設管理費でありますが、学校施設及び教員住宅管理費につきましては、施設修繕費から、69ページでありますけれども、旧豊田小学校木製コンビネーション遊具解体工事までの事業を予定しております。  また、教員住宅の管理費につきましては、浴室ほか改修工事を2戸、温水ボイラー更新工事を5戸、屋根塗装工事を5戸及び解体工事を4戸予定しております。  次に、2項小学校費、1目学校管理費でありますが、日額臨時職は学校事務補助8名に係る賃金であります。  そのほか、学校図書購入費、学校備品購入費、学校用消耗品費のほか、水泳プール関係委託につきましては、小学校13校のプール関係委託料であります。  学校評議員活動関係費につきましては、各小学校における教育活動、運営状況について学校関係者評価を実施し、教育水準の向上に努めるため、全小学校に継続して配置しようとするものでございます。  学校管理費につきましては、学校施設の管理に要する費用を計上しております。また、本年度から学校における伝統文化体験事業といたしまして、日本の伝統文化である落語のおもしろさや楽しさを実感することにより日本語の理解を深め、想像力を育むため、小学4年生から6年生を対象に寄席を実施いたします。  また、蔵書の効率的な管理と整備を行うため、市街地小学校の図書室に蔵書管理システムを導入いたしますが、本年度は下音更小学校ほか3校、駒場小学校、木野東小学校、鈴蘭小学校の予定をしております。  70ページであります。2目学校建設費でありますが、遊具再整備事業につきましては、平成29年度に実施した点検の結果をもとに、本年度から平成33年度までの4年計画で遊具の補修、修繕等を実施いたします。  小学校整備費につきましては、音更小学校校舎屋上防水改修設計委託業務、鈴蘭小学校屋内運動場外壁及び屋根塗装改修設計委託業務、音更小学校校舎トップライト改修工事、音更小学校校舎外壁塗装改修工事を行うほか、網戸整備事業につきましては、本年度の下音更小学校ほか4校をもって事業が完了いたします。  水泳プール再整備事業につきましては、下士幌小学校水泳プール管理棟改修設計委託業務、下士幌小学校水泳プール水槽シート更新工事、音更小学校水泳プール水槽塗装工事及び東士幌小学校水泳プールろ過機ろ材更新工事を予定しております。  水銀灯改修事業につきましては、平成32年12月31日以降水銀灯の製造等が禁止となることから、年次計画でLED照明に改修していくための調査設計業務を実施いたします。  木野東小学校大規模改修事業につきましては、平成26年度から計画的に改修を実施しておりましたが、本年度をもって終了いたします。本年度は職員室の内部改修建築主体工事、同じく電気設備工事、71ページでありますが、工事監理委託と職員室の改修に伴う校務用パソコンの臨時移設業務を予定しております。
     柳町小学校大規模改修事業でありますが、昭和51年に建築され、築41年が経過した柳町小学校を大規模改修するため、今年度実施設計委託を実施いたします。  小学校設備更新事業につきましては、西中音更小学校の暖房設備改修設計委託業務及び浄化槽更新工事を行うこととしております。  次に、3項中学校費、1目学校管理費でありますが、学校事務補助5名に係る賃金のほか、学校図書購入費、学校備品購入費、学校用消耗品等、5校に係る費用を計上しております。  学校評議員活動関係費につきましては、駒場中学校を除く中学校4校に配置することとしております。  学校管理費につきましては、学校施設の管理に要する費用を計上いたしております。  コミュニティスクール事業につきましては、駒場中学校における学校運営協議会に係る委員の報酬や費用弁償等などであります。  2目学校建設費でありますが、中学校整備費につきましては、緑南中学校屋外トイレ改築設計委託業務、72ページでありますが、昨年台風の被害を受けた共栄中学校のり面復旧ほか工事及び屋内運動外壁塗装ほか改修工事を行うこととしております。  水銀灯改修事業につきましては、小学校と同様に調査設計業務を実施いたします。  防火シャッター改修工事につきましては、本年度の下音更中学校の改修工事で事業が完了いたします。  次に、4項社会教育費、1目社会教育総務費でありますが、社会教育委員、生涯学習推進協議会委員それぞれ10名、文化財保護審議会委員7名に要する費用であります。  生涯学習活動費につきましては、帯広大谷短期大学、音更高校との共同連携事業を通じて学習支援するもので、OOJCオープンカレッジ、高校開放講座、生涯学習まちづくりセミナーなどの事業に要する費用及び非常勤嘱託生涯学習推進員に係る報酬及び費用弁償であります。  社会教育事業活動費につきましては、高齢者学級、高齢者大学・大学院、幼児家庭教育学級、女性ライフスクール講座開設等に要する費用であります。  芸術文化大会参加補助につきましては、芸術文化活動の普及、奨励を図るため、町内在住の小中高校生及び一般の方の活動において、個人及び団体での全道大会、全国大会、国際大会参加に対し、引き続き支援を行ってまいります。  音更高校パートナーシップ事業交付金につきましては、29年度からの事業でありますが、音更高校教育振興会を対象として、生涯学習の観点から音更高校へ引き続き支援するものであります。  73ページであります。2目青少年育成費でありますが、成人式開催費につきましては、式への参加者記念品として記念の集合写真代が主なものであります。  青少年事業活動費につきましては、子ども体験学習講座や夏休み、冬休みの熟年先生講座等に要する費用であります。  青少年対策費につきましては、地区指導員巡視活動等に要する費用等であります。  放課後子ども教室事業費につきましては、28年度から、児童と地域住民が交流しながら、児童の自主性、社会性、創造性などを養い、子供の居場所づくりを進めるもので、引き続き音更、下音更、駒場、柳町の4小学校で実施し、今後の取り組みに向けて必要となる地域ボランティアの養成を図ることとしており、それらに要する経費であります。  なお、こども会世話人会補助金につきましては、本年度計上しておりません。御承知のとおり、竹の子こども会を構成する単位こども会の休会、会員の減少が続き、29年度には全町での組織率が30%台まで落ち込み、今後のあり方について2カ年かけて世話人会で検討を続けてまいりましたが、今後を見通しても会の存続は大変厳しいものがあり、子供たちのためにも解散やむなしとの結論に至り、29年度いっぱいをもって竹の子こども会は解散することとなったところであります。  今後、それぞれ各町内会のこども会またはこども会的な団体として各地域で活動を継続していただくこととなり、また、これまで竹の子こども会として行ってきた事業の主なものにつきましては、今後教育委員会主催の少年事業として、広く全町の小学生を対象に引き続き実施することとしております。  3目社会教育施設管理費でありますが、地区公民館管理費につきましては、地区公民館の施設管理に係る燃料費、光熱水費、地区公民館管理交付金に要する費用であります。  改善センター管理費でありますが、施設管理の燃料費、光熱水費、施設清掃等委託料などが主なものであります。  集団研修施設管理費でありますが、施設管理の燃料費、光熱水費、施設清掃等委託料などが主なものであります。  4目文化センター費でありますが、文化事業費につきましては、中学1、2年生を対象とした札幌交響楽団による音楽鑑賞会の実施と、小学4年生から6年生を対象とした劇団による演劇鑑賞会の実施に係る費用であります。  文化事業協会補助金につきましては、文化事業協会への運営、事業に対する補助であります。  また、文化協会補助金につきましては、文化協会への運営、事業に対する補助であります。  74ページであります。文化センター改修事業費につきましては、北側駐車場区画線工事、正面玄関の軒天改修工事及び階段手すり設置工事であります。  文化センター管理費につきましては、燃料費、光熱水費、舞台設備機器操作委託料、清掃、警備等委託料などの施設管理費であります。  5目図書館費でありますが、図書等購入費につきましては、約5,200冊の図書及び50本のビデオ、DVDの購入を予定しております。  図書館管理費につきましては、新規事業として、利用者のニーズに応じた図書館サービスの充実と業務の効率化を図るため、図書館情報システムを更新するための初期導入費用及びシステム使用料に係る費用であります。また、燃料費や光熱水費、清掃設備管理委託費など施設管理費であります。  図書館活動費につきましては、絵本作家講演会、工作教室、芸術鑑賞講座、文学講座や読書感想文コンクール等に要する費用のほか、10カ月児健診及び2歳児健診時に絵本をプレゼントするブックスタート事業の費用と、新入学児童の健診時にお勧めの本をプレゼントするリーディングスタート事業における費用であります。  75ページであります。次に5項社会体育費、1目社会体育総務費でありますが、スポーツ振興対策費につきましては、各種スポーツ教室、大会開催やスポーツ賞等表彰等に要する費用のほか、本年度本格オープンする音更町サッカー場に係るオープンセレモニー等記念事業に要する費用であります。  スケートリンク造成事業交付金につきましては、全小学校13校に対する造成交付金であります。  スポーツ大会参加補助金につきましては、引き続き全国・全道大会への参加者を支援してまいります。  2目体育施設費でありますが、屋外運動施設管理費につきましては、野球場、ソフトボール場、テニスコート、サッカー場などの管理に要する費用のほか、本年度希望が丘野球場のスコアボード内のカウント表示機をSBO方式からBSO方式へ改修することとしております。  76ページであります。軽スポーツセンター管理費につきましては、鈴蘭及び宝来の2施設の管理に要する費用であります。  町営パークゴルフ場管理費につきましては、ひばりが丘緑地、駒場北緑地の2パークゴルフ場のほか、昨年度台風被害の復旧工事が終了し、芝の養生を行っている音更川リバーパーク、十勝川温泉アクアパーク、すずらん河川緑地の3パークゴルフ場に係る管理費であり、これら3パークゴルフ場につきましては本年度中の再開を目指して準備を進めております。  なお、柳町河川緑地パークゴルフ場につきましては、河川管理者である国による復旧状況を見ながら今後の施設整備の方向性について検討を行ってまいります。  総合体育館管理費及び温水プール管理費につきましては、指定管理者への委託料が主なものであります。  パークゴルフ場管理運営交付金につきましては、地域パークゴルフ場4カ所の運営交付金でありますが、このうち木野東パークゴルフ場につきましては、台風による被災の復旧経費等519万円を計上しており、被災前の36ホールのコースから18ホールのコースへ縮小し、31年春以降の再開を目指すものであります。  町営リンク等造成交付金につきましては、町営カーリングリンクの造成に係る交付金であります。  以上、教育費の説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 124 ◯副委員長(坂本夏樹君)  説明が終わりましたので質疑を行います。質疑ありませんか。  久野委員。 125 ◯委員(久野由美さん)  学校給食関係費についてお伺いをいたします。学校給食の実施に伴い発生する食物残渣廃棄物のスリーR促進モデル事業の実施についてでありますが、迅速な動きでモデル事業実現の運びとなり、大変に感謝をしております。ありがとうございます。具体的な取り組み内容と事業計画スケジュール、また、事業は町、それから教育委員会、学校関係者、関係事業者との協力のもと実施されるもので、関係事業者さんの御協力が不可欠であります。現時点で公表できるものがあればお示しをいただきたいと思います。  それともう一点、就学援助費、入学準備金の入学年度開始前支給の実施、これもあわせて御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございます。何月に支給されるのか、また、中学校、小学校と同時支給というふうに先ほど御説明でありましたけれども、この周知する月とそれから手続についてお伺いをしたいと思います。  それからもう一点、避難所としての学校ということで、9日に既に通告してありましたので質問させていただきます。文科省の調査によれば、避難所に指定されている全国の公立学校、全体の92%を占めるそうであります。災害時の避難拠点として学校の役割は重要と考えます。2017年度補正予算で学校施設の防災・減災対策を強化するための手厚い予算が組まれております。音更町では早期に非構造部材の点検整備等が既に行われ、完了しているというふうに認識しておりますが、そのほかの点でお伺いをしたいと思います。  熊本地震では、避難所で最も不便を感じたのはトイレだそうであります。避難所には高齢者が多く避難をしてきますし、また、避難所生活が長期化すればするほどこのトイレの問題は大変であるというふうに伺っております。トイレの洋式化も本町では取り組んでいると認識はしておりますけれども、その洋式化を初めとして、車椅子でも対応できるバリアフリートイレの整備と設置について。  また、今回の予算で緑南中学校屋外トイレ改修計画が予算化されております。屋外トイレの改築等必要になってくるというふうに思いますが、マンホールトイレ設置計画とあわせてトイレ改修計画をお持ちであればお示しをいただきたいと思います。答弁は午後からで結構です。 休憩(午前11時59分) 126 ◯副委員長(坂本夏樹君)  それでは、ここで昼食のため休憩といたします。  再開を午後1時とします。 再開(午後 0時59分) 127 ◯委員長(大野晴美さん)  1時ちょっと前ですけれども、皆さんおそろいなので委員会を開きたいと思います。再開いたします。  福地教育部長。 128 ◯教育部長(福地 隆君)  それでは、私のほうから、2点目に御質問のありました就学援助の入学年度開始前支給の件について先に御答弁させていただきます。平成31年度の新入学児童生徒に向けました学用品費等のいわゆる入学年度開始前支給の周知と認定支給の時期等についてでございます。現在制度設計の最終的な詰めの段階で検討しているところでございますけれども、小学校の新入学児童につきましては、10月の新入学時健診等の機会を利用いたしまして周知と申請手続を進めてまいりたいというふうに考えております。  支給時期につきましては、できれば年内、12月中に支給ということを目指して検討を行っているところでありまして、中学校の新入学生についても同様の時期に支給ができるように進めてまいりたいというふうに考えております。ただ、支給が早まることによって申請漏れ、なかなか周知が徹底し切れなくて申請が漏れる方が出ることも予想されますので、そういった方をフォローするために、年明けですとか年度開始後ですとかという形でおっつけ認定して支給ができるように今細部の詰めを行っているところであります。いずれにいたしましても12月中の支給ということで考えております。  以上でございます。1点目と3点目につきましては学校教育課長のほうから答弁させていただきます。 129 ◯委員長(大野晴美さん)  草浦学校教育課長。 130 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  それでは、1点目のスリーR促進事業の件につきまして私のほうから御答弁させていただきます。まずスリーR促進事業につきましては、庁舎内でも環境保全課、それから産業連携課、農政課等と協議しながら事業の内容について詰めてきたところでございます。その中で、事業協力者といたしましてJAおとふけと調整がとれました。JAおとふけのバイオマスプラントを活用した事業を行う予定となっております。  事業内容といたしましては、給食調理残渣と食べ残し残渣につきまして、JAおとふけのバイオガスプラントのほうに運び込み、そこで液肥をつくるような形になります。その液肥をふれあい農園のほうの畑に肥料として使用し、そこでできた作物につきまして調理実習等で使用し、食品ロス削減と、それから循環することを勉強していただこうというふうに考えております。また、実施校につきましては、ふれあい農園を活用している音更小学校ということで現在考えているところでございます。また、現在環境省の担当者とも連絡をとりながら補助事業についても申請について確認しているところであり、実際の補助事業申請者となる町の窓口である環境保全課と連携しながら進めているところでございます。  続きましてトイレの洋式化についてでございます。トイレの洋式化につきましては、学校全体の中では57%ということになっております。小学校が53%、中学校65%で、全体で57%でございます。  それから、車椅子のバリアフリートイレということでございますが、町内14校の学校において特別支援学級等がある学校については随時対応するというようなことで進めてきているところでございます。  それから、マンホールトイレの導入につきましては新築されました音更中学校では既に導入されているところでありますが、今年度の緑南中学校の設計の中で検討していきたいというふうに考えているところでございます。  それから、トイレの改築計画と、それからトイレの洋式化につきましては、財政上の問題もあるところでございますが、避難所ということもありますので、防災担当等と相談しながら検討していきたいと考えております。  以上です。 131 ◯委員長(大野晴美さん)  久野委員。 132 ◯委員(久野由美さん)  では学校給食関係で、スリーR事業でありますけれども、JAおとふけさんのバイオガスプラントのほうを利用させていただけるということで御答弁いただきました。流れも十分に把握したところでありますけれども、児童生徒にスリーRの理解を高めるための授業も同時進行で必要かなというふうに思っておりますが、それはどのような取り組みをされていくのか。  それから、今は音小1校で取り組むということでありました。学校それぞれの特色ですとか特徴も多々あるんだというふうに認識をしておりますけれども、今後音小以外でどのような展開をされていくのか、その点もさらにお伺いをしたいところであります。  それから就学援助についてでありますが、12月には支給をということで、また随時その後も認定、支給を続けていくということでありますが、以前から検討課題でありました懸案事項と申しますか、転出入について、こういったことも十分に議論されて検討されたんだというふうに思っておりますが、特別の基準等を設定されてのクリアだったのか、その点もお伺いをしたいと思います。  それから、避難所の防災環境についてでありますけれども、洋式化、またバリアフリートイレということも検討ということでお伺いをいたしたところでありますが、緑南中学校の屋外トイレの改修、これも含めてですが、実際には屋外トイレ、かなり、設置はされているんですが、やはり使い勝手が悪いといいますか、共栄中のトイレ等にしましても、ほぼ使うのをちょっとためらうぐらいのところでありまして、くみ取り式でありますし、常に部活動で使っているんですが、かなり汚れてしまっている状況にもあります。  以前に教育委員会のほうにこの学校の外にあるトイレについても資料要求をして、いただいたことがあるんですけれども、音小のトイレはふだんはシャッターがおりている状態。こういったことの管理体制の見直しですとか、それから、先ほど公園のトイレの水洗化の話も出ておりました。学校のトイレの、屋外トイレの水洗化計画、こういったこともあわせて御答弁いただきたいと思います。  それから、防災・減災対策を初めとした学校施設の整備に957億円ということで、今回公立学校でも662億円整備費が国の予算で見られました。防災諸費で質疑をいたしましたけれども、暑さをしのぐための扇風機の整備ですとか、それからWi-Fi環境の整備、こういったことも今回の補正予算には十分に盛り込まれた内容であります。補正予算を活用して避難所としての学校の機能強化といった点について、特化して防災・減災対策、学校の避難所としての捉え方、また、こういった補正予算を活用しての機能強化、この点についても見解をお伺いしたいと思います。 133 ◯委員長(大野晴美さん)  草浦課長。 134 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  それでは私のほうから、まずスリーR促進事業に係る音更小学校以外への波及についてでございますが、来年度1校でまずモデル事業としてやらせていただいた中で、課題等を踏まえながら引き続き拡大していくような形で進めていければなというふうに考えております。  それから、子供たちへの授業については栄養教諭のほうから指導していただくような形にしようと思っておりますが、補助事業のほうで採択されるということになれば、その財源がございますので、そこの中で教材を作成してやっていこうと考えております。  私のほうからは以上です。 135 ◯委員長(大野晴美さん)  福地部長。 136 ◯教育部長(福地 隆君)  私のほうからは、就学援助の懸案でありました転出入があった場合の対応等についてでございます。まだ決定というところまでいっていないところで、まだ制度設計の途中ではございますが、基本的な考えとしては、支給してしまった後に転出される方については特に返還を求めないでいこうということと、あと転入されてくる方については、以前の市町村で支給を受けているかどうか確認をとった上で決定をしたいというような形で考えております。  それから、学校の外トイレの関係でございます。外トイレにつきましては、先ほど音更小学校のシャッター云々という話がございましたけれども、基本的には校長の管理下にある施設ということで、学校長の判断ということになります。シャッターが閉まっていて施錠されている、されていない学校とか、あけっ放しになっている学校といろいろ地域によっても違いはあるんですけれども、若干学校長としては、地域に不審者が出るというような不審者情報等の関係もありまして、なかなか、それぞれ対応がまちまちになっているというような状況もございます。それから、一部には、シャッターをあけておいたところトイレに石を詰められてというようないたずらに遭って、それ以降もうシャッターを閉めているですとか、ちょっと若干その地域性があるのかなというような状況でございますが、その辺につきましては、今後また、ある程度統一したような対応がとれないかということも話し合いの中では校長とも話はしていきたいというふうに考えております。  それから、水洗化の関係でございますけれども、現在のところ計画は持っていないところでございますけれども、避難所との関係で一部市街地での整備が可能かどうかということも含めて防災担当のほうとも検討を進めていきたいというふうに考えております。  あと学校におけます公衆無線LANのWi-Fiの関係でございます。防災の環境整備ということでございますけれども、学校教育の観点からは、新学習指導要領の実施を見据えた中で、平成30年度以降の学校教育におけるICT環境の整備というのも求められているところであります。この中には当然Wi-Fi環境の整備というものも含まれているところであります。  このことから、教育委員会といたしましては、国により示されております緊防債を活用した例と、それから公衆無線LAN環境整備支援事業を活用した場合の例と両面から検討しているところでありますけれども、本町においては市街地から農村部まで学校数が多いというようなこともありますし、また、Wi-Fiの環境の整備と同時に児童生徒用のタブレットも整備しなければならないというような学校教育上のこともありまして、なかなか多額の費用が発生すると。必要であるということと、これには一定の年数も要するのではないかというふうに今考えているところでございまして、想定されるというようなところでございます。  ただ、学校につきましては、先ほどから出ているとおり、避難所という側面もございますので、そのことを踏まえて、Wi-Fi環境の整備につきましては防災担当のほうとも連携して検討は進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 137 ◯委員長(大野晴美さん)
     久野委員。 138 ◯委員(久野由美さん)  スリーR事業については、ちょっと私のほうが拙速過ぎました。実際に30年度からモデル事業で開始するのに、その後はどうするんだというふうな質問をしてしまいましたけれども、ぜひとも音小での実績、モデル事業を踏まえて次年度に生かしていただきたいというふうに思います。  それから、就学援助の関係は了解をいたしました。また、防災、減災に努めた、その学校施設についてでありますけれども、30年度以降の環境整備等、Wi-Fi環境の整備等も含めて協議、今後も積極的に進めていただきたいと思います。  それと、もう一点だけ最後に発言を許していただけるのでありましたら、平成27年の12月定例会で、臨時休校の連絡の遅さということで意見を述べさせていただいたんですが、児童、それから親御さん、それから急な休校で学童の体制の不備ができた時点で子供さんが大変な思いをしたということで質問させていただきました。今回、3月1日の大雪警報に先立って早期に判断していただいたということで、前日に、3月1日は午前中で休校というふうな連絡を前日のうちに回していただいたということで、この点についてお礼の言葉を実は関係者の方からいただきました。その点も、多分教育委員会のほうにはそういったお礼の連絡等は入らない環境にいるんだと思いますので、私のほうから感謝を申し上げたいと思います。  以上です。 139 ◯委員長(大野晴美さん)  ほかに質疑ありませんか。  神長委員。 140 ◯委員(神長基子さん)  まず1点は学習支援員の部分です。今年度見込みとして必要とされている人数、数についてまずお伺いをいたします。  それから、スクールバスの部分なんですけれども、今回は購入費ということで豊田線のほうの更新ということなんですけれども、この中型バスに関しては、ノンステップバスなども今一般の路線バスではふえてきていますけれども、そういった対応になっているのかどうかお伺いをいたします。  あと図書館のほうなんですけれども、情報システムを今回導入するということで御説明いただきましたが、この導入による効果としてどのようなことを見込まれているのか、もう少し詳しく御説明をいただきたいと思います。  あわせて、図書館活動費ということで、前年度よりも増額になっておりますが、この部分での計画がどのように拡充されているのかについても御説明いただきたいと思います。 141 ◯委員長(大野晴美さん)  草浦課長。 142 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  1点目の学習支援員についてでございますが、学校から要望が上がっている学習支援を必要とする児童数のことではないかと思うんですが、それにつきましては、小学校から中学校までの11校で341人ということになってございます。  それから、スクールバスのノンステップバスの対応についてでございますが、今回買います豊田線中型バスにつきましてはノンステップバスというタイプがなくて、ノンステップバスは観光バス、観光型バスのほうにはあるんですけれども、スクールバスで使用……。済みません、失礼しました。路線型バスのほうにはあるんですけれども、教育委員会で購入している観光型バスのほうにはノンステップバスというものがないというようなことになってございます。  以上でございます。 143 ◯委員長(大野晴美さん)  白戸図書館長。 144 ◯文化センター館長兼図書館長(白戸智明君)  図書館の御質問でございます。30年度につきましては、主要事業としまして図書館システムの更新ということで計上させていただいておりますが、この図書館システムにつきましては、既存のシステムが10年を経過したということでございまして、システムの不調も出ていたりしまして、サーバー機の故障など起きた場合の修繕等の期間もありますので、今回ハードウエア、ソフトウエア、それに係る諸経費の初期導入費とシステムの使用料ということで上げさせていただいております。  これにつきましてのメリットでございますが、業務の効率化がまず1点でございます。それとあわせて利用者サービスの向上ということになりますが、まず利用者サービスの向上の中では、利用者が図書館におけるウェブ上の利用の部分で、自分の過去に借りた本もしくは現在借りている本、それから予約中の本が何かということを管理できるような形で、読書記録みたいな形ができるような形になっております。また、郷土資料等のデータベースを作成しまして、ウェブ上でも閲覧ができるような形で今回考えております。  また、百科事典などのジャパンナレッジなどの参考資料、こういうものもシステム上で閲覧が可能になるような形で、館内のインターネット端末を利用して調べ物や調査研究なども行えるような形を考えております。  また、業務の効率化でございますが、従来図書館のほうにサーバー機を設置しておりましたが、これからについてはサーバー機からの解放ということで、それにかかわる日々の点検業務だとか作業業務がなくなりますので、その点、司書職員の業務の軽減が図られるということがございます。また、貸し出、返却の集約が図られまして、事務の効率化も図られるということになっております。このような形で、業務の効率化もかなりサーバー機の関係に関して、サーバー機を管理する業者に一括管理していただくということでございますので、日々の作業業務、これらが効率化が図られて、ほかの業務に専念できるということがございますので、この辺の効率化が十分図られると、そういうような点が今回のシステムのほうのメリットということで考えております。以上でございます。  もう一つ御質問ありました。申しわけございません。予算のほうで昨年度と比較してふえているというところの部分につきましては、この図書館システムの更新に伴う費用の分がふえているという形でございますので、大方ほかの部分については前年並みでございますのでよろしくお願いいたします。 145 ◯委員長(大野晴美さん)  神長委員。 146 ◯委員(神長基子さん)  では、まず学習支援員の部分なんですけれども、小学校、中学校合わせて支援員を必要としている児童生徒さんの数は341人と。ここからまだ変動は出てくるとは思うんですけれども、実際今回2名増員になって学習支援員が32名ということなんですが、支援を必要としている児童生徒さんの中には、ほぼマンツーマンでの対応を必要としている生徒さんもいらっしゃると思うんです。そうなると、単純に何人に対して支援員が1人とか2人とか、そういう計算にもなってこないのかなと思っております。教育委員会のほうではこのマンツーマンで支援を必要としている生徒の数というのは押さえておられるんでしょうか、その点についてをまずお伺いいたします。  それがもし不足しているのであれば、その分は担任の先生の授業の進行等に影響が出てくるとは思うんですけれども、その場合の体制をどういうふうにとるのかというところまで想定しているのかどうか、その点のお考えを聞かせていただきたいと思います。  それから、バスなんですけれども、教育委員会のほうで所有しているバスはノンステップバス、いわゆるバリアフリー対応といいますか、そういった対応のものはないということで、今回更新するバスもそのようなタイプではないということなんですけれども、通常の通学以外で、社会見学ですとか校外での学習等にバスを使用する際に、この車椅子の生徒さんというのは、今現状としては介助を受けながら何とか乗り降りができているのかなと思うんですが、その点について、今学校それぞれの校舎の中で、例えば乗り降りできるような機械とか、階段のところに設置したりというところは進んできているとは思うんですけれども、バスでのそういった対応というのは計画としてお持ちなのかどうか、その点についてお伺いをいたします。  図書館については先ほどの説明でわかりました。 147 ◯委員長(大野晴美さん)  草浦課長。 148 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  学習支援員の関係で特別な支援を要する生徒の中でマンツーマンの児童生徒数の把握をしているのかというお話でございますが、基本的に学習支援員の中では、今お話ししました341人という児童生徒につきましては、普通学級に在籍した中で特別な支援を要する生徒ということになってございまして、マンツーマンで対応をするような児童生徒さんにつきましては、基本的には特別支援学級のほうに在籍していただいているような状況になっております。その中では、特別支援の担任の先生が複数協力しながら、連携しながら見ていただいている部分と、それから、肢体不自由ですとかそういうお子さんにつきましては、町から介助員という方を派遣しておりまして、その介助員が給食の介護ですとか排せつの介護等を行っているようなことになってございます。  それから、バスのバリアフリーの関係につきましては、社会見学の際、車椅子の生徒はどういう介助を受けているかということになってございますが、これにつきましては、スクールバスに乗るのはなかなか介助の先生がいないと難しいところもあって、例えば車椅子のお子さんですと、町の公用車を使用しながら先生が運転して行っていただいているような場合もございます。対応しております。大きいバス、ワゴン車とかを活用しながらその場所まで行っていただいているような場合もあります。  現在のところ、スクールバスの中に車椅子用の座席を設けるというようなことをちょっと一度検討したことはあるんですが、改修のための費用と、それから座席数が大きく減ってしまうということから、ちょっと対応できない状況でいるところではございます。  以上です。 149 ◯委員長(大野晴美さん)  神長委員。 150 ◯委員(神長基子さん)  学習支援員の部分については、そもそも学習支援員というのは、特別支援学級のところと通常の授業を行き来するような生徒さんが、通常の学級のところで支援を必要とするというような……。 151 ◯委員長(大野晴美さん)  草浦課長。 152 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  学習支援員に関しては、特別支援学級に在籍しているお子さんではなくて、普通学級に在籍しているお子さんの中で、勉強に関してちょっとおくれているとかわからないといったときに支援する職種になっておりますので、特別支援学級に在籍するお子さんは担当しておりません。 153 ◯委員長(大野晴美さん)  神長委員。 154 ◯委員(神長基子さん)  どちらに在籍しているかというところでちょっと違っているんですけれども、通常の学級のほうに在籍している児童生徒さんが支援を必要とするという場合に学習支援員さんがつきますよね。ちょっと認識が違うというか、私が直接ある学校さんに聞いたところによりますと、その支援員さんが対応している中でも、程度によってはほぼマンツーマンでないと難しい子も実際はいるんだと。そういう中ではやっぱりまだまだ増員が必要なんだというふうなこともお聞きしていたんです。そういう状況ですと、32名、今回2名増員されたということで、1人でも多くというふうに私も思っていたものですから、この増員については今回本当によかったなというか、というふうにも思いながらも、まだまだ抜本的な改善というところには持っていけないのかなと。  先ほどお聞きしたことの中に、そういう場合に、不足分といいますか、学習支援員さんはまだまだ足りないと。その足りない部分をカバーするためには、それぞれの学校で校内委員会というか、そういうのが設置する必要があるのかなというふうにも考えておりまして、その辺の考え方についても先ほど伺ったんですが、今御答弁をいただけなかったようですので、再度その点についてお伺いいたします。  バスについては、費用面等で難しいということで、わかりました。 155 ◯委員長(大野晴美さん)  草浦課長。 156 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  済みません、校内委員会というものがちょっと不明なんですけれども、普通学級に在籍するお子さんに関しては、100%マンツーマンで付き添って介助するというお子さんは、そこまでの子になると特別支援学級に在籍しているのかなというふうに思っているんですけれども、例えば特別支援学級に在籍をとる場合には、校内の中で協力支援委員会というのを会議をして、その中で、このお子さんを普通学級に置いたほうがその子のためになるのか、それとも特別支援学級に置いたほうが、在籍したほうがその子のためになるのかという検討をしていただくような、そういう委員会はあるんですが、学習支援員さんがちょっと手足りないので校内の誰かをその子に向けるというようなことでは、もしかすると校内の事務分掌の中でそういう会議があるのかもしれないんですが、公にそういう会議をしながらやりなさいというふうにはなっていないところです。  あと、一応先ほど言った支援が必要な児童生徒に関しては、学校のほうからこういういろんな、50項目ぐらいある、こういう状況だったらこのお子さんは支援が必要だというようなことになるよというような状況を記載して、そこのどこに当てはまるかということを確認しながら集計をとって希望をとっていることになっておりますので、100%その子にマンツーマンでいなければならないという状況のお子さんが普通学級のほうにいるというふうには考えていないところであります。  以上です。 157 ◯委員長(大野晴美さん)  ほかに質疑ありませんか。  上野委員。 158 ◯委員(上野美幸さん)  3点質問します。学校備品購入についてという項目のところで、小学校、中学校と学校備品についての予算がついています。私が持っているのは前年度と比較して見させていただいているんですけれども、この予算についての上限というのはあるのかということと、何を優先に備品を購入しているのか、そして、この備品の詳細を大ざっぱというか、大きく分けていただいてもよろしいので、ぜひお伺いしたいなと思います。  2点目なんですが、2点目は生涯学習にかかわることで、ママさん講座という活動を生涯学習のほうで行っていると思います。これは、町の取り組みにより、子育て支援センターや子供たちの健診などで出会った未就学児を持つ、乳幼児を持つお母様たちが積極的にこの生涯学習のママさん講座のほうに参加しているようです。私も様子を見させていただいたんですが、本当に子供を持ったお母さんたちが無料の託児を利用してリフレッシュしたり、子育てについて勉強したり、そういうことで出会いが広がっているようです。  その中で、講師依頼にとても苦戦しているんだというお話をちょっと聞いたことがあり、この講師料に伴い、職員の方もすごく奮闘して頑張っておられていて、この講師料で講師の範囲を狭めているようなこともお聞きしています。この講師料の見直し及び講師募集の仕方についてということで、これからどのようなお考えを持っているのかということを質問させていただきたいと思います。  あと3点目、最後なんですけれども、スポーツ大会参加補助金についてということで、前年度とことしも見せてもらって、同じ額になっておりました。昨年と同じなんですけれども、どういうことを基準にされているのかということと、もしこの基準にしているものがあれば、毎回どういう見直しを行いながらこの予算を出しているのかということを質問させていただきたいと思います。 159 ◯委員長(大野晴美さん)  草浦課長。 160 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  私のほうから、まず学校備品についてお話しさせていただきます。学校備品、まず何を根拠にしているかということ……備品のまず分類といたしましては、学校に配分、それぞれの学校に人数割ですとか学級数割で配分しているものが学校配分ということで、学校の中の裁量で使える備品というものが一つあります。それから図書備品、学校図書の中に本を買う備品、それから教材教具の備品、それからあと事務とか施設のための備品、それから保健備品、それから給食備品というような分けになっております。  こちらにつきましては、学校配分につきましては、先ほど御説明したとおりで、毎年配分が枠が決まっているんですけれども、そのほかの教材教具ですとか事務、施設、あと保健、給食備品につきましては毎年学校からの要望をとっております。その学校要望を全部いただいた中で、全体的な中で、それぞれの担当で一番緊急度が高いものから財政サイドに要望していきまして、その中で予算をつけているところなので、上限というものは特になくて、ただ、財源の問題がありますので全部つくということはもちろんないんですけれども、その中で毎年緊急度に合わせながら予算を要望、要求しているところです。  それから、あと大会参加補助金につきましては、毎年700万円ということで定額の予算を要求しているところなんですが、毎年度大体超えるんですけれども、予算を超えた場合につきましては毎年補正で対応させていただいているところで、各学校については、この分については必ず交付金が出るような形になっております。  以上です。 161 ◯委員長(大野晴美さん)  佐藤生涯学習課長。 162 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)  上野委員も講師になっていただいたりしていたことがある部分の幼児家庭教育学級の講師の謝礼のことで今お話をいただいております。講師謝礼の中で幼児家庭教育学級の部分につきましては、年間10回程度で5万2千円程度の枠組みをつくっているんですけれども、講師謝礼、ほかの講座もございまして、全体の枠としてはもうちょっと大きな金額がありますので、その中である程度弾力的に運用はできることになっております。  講師謝礼については教育委員会の中で規定を持ってございまして、町内の講師の方につきましては6千円、それから町外で十勝の近隣町村の講師についても6千円の方というふうな枠組みが基本的な線かなと。それ以外に町の職員が出向いて保健師さんなりがやったりする場合は、業務で行っておりますので、無料で講師が行っているということがありますので、10回の中で全て謝礼を使用しているという現状にはない形であります。  委員おっしゃられた中で、いろいろな今の若い世代のお母さんに好感が持てるというかうけるというか講座を企画するのに、今私どもの担当者の中でいろいろ頭を悩ませて苦労しているという部分はあろうかと思うんですが、金額的な部分の中でというふうには現状では私ども捉えていない部分はあります。  以上でございます。 163 ◯委員長(大野晴美さん)  吉田スポーツ課長。 164 ◯スポーツ課長(吉田 寛君)  学校教育以外のスポーツ大会参加補助に関しましても、平成30年度はこれだけのが出る予定であるというわけではないです。例年の実績からこのぐらいは出るだろうというのがありまして、足りなければ補正させてもらっているという状況にあります。  以上です。 165 ◯委員長(大野晴美さん)  上野委員。 166 ◯委員(上野美幸さん)  学校備品について今聞きました。ありがとうございます。その中で、多分学校の整備費も今これからいろいろかかってくる中で、備品の話というのもまたいろいろとかかってくるとは思うんですけれども、その中で私が一番気にしていることと、ちょっと声として捉えたことがあるので質問させていただきます。楽器の消耗が激しいということで、近くの小学校なりというところでお話等、保護者の方、リサーチを受けながらと、あと久野議員にもちょっと聞きながらということでいろいろリサーチさせていただいたんですけれども、その楽器の消耗が物すごく激しいということで声が出ているということです。  その中で、楽器に対しての修理費だったり、購入といっても、楽器も高いものですので、購入費だったりということをどう捉えているのかということと、先ほども話の中にありました、日本語の理解を深めたいということで落語をするということでお話が教育委員会のほうからありました。学習実施要綱がこれから変わってきます。今年度から幼稚園から始まるということで、小学校、中学校に対しては、今実際先行実施ということで、30年度から始まるということで、多分こういう取り組みもどんどんと教育委員会のほうで考えてされているのだなということで、私はすごく関心が持てました。  その中で、楽器というのも一つの音楽という教科に対しての大切な学習備品だと私は考えています。もしくは小学校に至ることになると、いろいろな場面で子供たちがいろいろな演奏をしたりとかということもありますし、あと中学生になると吹奏楽部という学部もありまして、楽器は学習においてはとても重要な備品ではないかということに私は思っています。  その中で、修理費と購入費についてこれから考える余地は、予算はあるのかということの質問と、一番高額になっているものが多分ピアノだと思うんですけれども、各学校にあるピアノの状態や調律はどのように行っているのかということもぜひお聞きしたいなと思います。  あと生涯学習のママさん講座については、本当に尽力されていて、たくさんのお母様たちが参加しているということで、本当に楽しい場になっているなということ、音更町の取り組みはすばらしいなというふうに私も講師をさせていただいて本当に感じております。私もぜひいろいろな協力をしていきたいなとは思っているんですが、家に子育てと家庭との両立をしながらいると、やっぱり外の世界もすごく見たいというお母さんたちがいて、本当に職員の方が外の外部講師さんたちにもいろいろ声をかけながらというところがあったんですが、やはりそこのところで少し折り合いがつかないときもちょっとあるようですので、ぜひその辺のリサーチと取り組みについて要望したいと思います。  あとスポーツ参加費の補助金についてなんですけれども、私は今手元に音更町スポーツ競技大会参加補助金交付要綱というものがあるんですけれども、これに伴って金額とかも出されているということでよろしいのかということをもう一つは質問させていただきます。 167 ◯委員長(大野晴美さん)  吉田スポーツ課長。
    168 ◯スポーツ課長(吉田 寛君)  スポーツ競技大会参加補助に関しましては、要綱に載せておりますが、全道大会であれば8千円、全国大会であれば3万円という形で出させてもらっております。  以上です。 169 ◯委員長(大野晴美さん)  佐藤生涯学習課長。 170 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)  今上野委員からお話しありましたママの講座の講師の関係でございますけれども、委員おっしゃられているような形で、うちの担当の者がいろいろ苦慮しているという実態、委員を通して教えていただいたというような格好もございますので、内部でよく話し合いをしながら、担当者の負担にならないような形で、いろいろいい講師の方お願いするような形で講座のほうを進めてまいりたいと思いますので、委員のほうからも御評価いただいておりますので、若いお母さん方のためになるような学習の内容ということで進めていきたいと思います。ありがとうございます。 171 ◯委員長(大野晴美さん)  草浦学校教育課長。 172 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  楽器の件でございます。楽器の件につきましては、中学校につきましては備品購入費として毎年80万円が5校で順番になってついているところなんですけれども、あと修繕費につきましては、教育委員会のほうの予算のほうから修繕を出しているところなんですが、小学校につきましては、ちょっと学校によっていろいろ違うんですが、周年事業の中で、その記念事業の中で楽器を購入している場合とかがありまして、そういう場合に教育委員会として教育委員会の物でないものについて修繕するというところができないというようなお話がずっとありまして、今はっきりどこの学校がどうということが把握できていないものですから、その辺については各学校に確認しながら検討させていただきたいと思います。 173 ◯委員長(大野晴美さん)  草浦課長。 174 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  済みません、ピアノの調律につきましては毎年実施しております。 175 ◯委員長(大野晴美さん)  上野委員。 176 ◯委員(上野美幸さん)  備品について、ピアノの対応については、楽器の対応については今わかりました。ぜひ、音楽という授業がある以上必要な備品だと思いますので、気にかけていただければと思いますのでよろしくお願いします。  ママさん講座については大変よくわかりました。ありがとうございます。  スポーツ大会の参加の補助金についてなんですが、ここでどのぐらいの見直しがあるのかなということで見ていると、1年で見直しがあったり2年で見直しがあったりとかするんですが、これはどういうことを基準に見直し、予算もあるとは思うんですけれども、どういうことを基準にというか、要望とかがあって見直しているのか、それとも予算に応じて、補正はかけますけれども、応じているのかという話と、あと、なぜそのようなことを聞くかといいますと、質問するかといいますと、補助金についてなんですが、多くの声が寄せられていて、地域の行き先によっては割引率が高かったりなかったりというような高額になる場合の補助の配慮はあるのかということとか、あと、ひとり親家庭や高額旅費に対しての配慮というか要綱みたいなものはあればいいのかなというふうに私、これは自分の中の考えなんですけれども、兄弟で同じ例えば部活をしているとかということになれば、一緒に行くことになって、2人ないし多いところで3人で一緒に地方のほうに行って全道大会、全国大会って参加することがあるのですが、この中で要綱として、決まりとしてやってしまうと予算のほうも大きくなっていくとは思うんですけれども、その対応というかニーズに応じたようなことはできないのかなということで質問させていただきたいと思います。 177 ◯委員長(大野晴美さん)  草浦課長。 178 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  小中学校各種大会参加補助要綱につきましては平成18年に施行されておりまして、その後に、平成28年の改正につきましては、帯同する引率者の数を、複数の場所で行うときとか、あと男女一緒に行く場合、1人、1人でも男女一緒だと会場が別ですとか、あと人数が10人以上とかといった場合に、なかなか1人の先生では指導というか、まとめ切れないということのお話がありまして、道のほうの補助金と見合わせながら町のほうでその分を1名増員したようなことの改正でございます。  それから、高額の関係の補助につきましては、この参加要綱につきましては一定の基準の中で町の補助金としてやらせていただいているところですので、その部分についてはなかなか考えていないところなんですが、就学援助費の中ではクラブ活動費ということで補助しているところでございますので、それと大会参加の費用とはちょっと見合わない部分はあるんですが、御理解いただきたいと思います。 179 ◯委員長(大野晴美さん)  吉田スポーツ課長。 180 ◯スポーツ課長(吉田 寛君)  スポーツ競技大会参加補助金のほうにつきましても何回か要綱の変えているところはあります。基本的には文言整理だったりとかもあります。あと、いろんな大会要望ありまして、大会を広げていっているというところもあったりします。あと、町内の団体だけだったところを、町外の団体にいる町内の人でもいいですよということで参加者の出れる範囲を広げていっております。そういうところもありますし、あとそういう広げたところと、あと回数を全道大会、全国大会2回ずつにそれは限定させてくださいということにさせてもらってはいるところもあります。  高額になる場合の補助というところなんですけれども、こちらにつきましても、基本的にはこの大会参加する費用の一部を補助するという考えであります。1人幾ら、形はさせてほしいなというところでは、一律幾らという形にさせてほしいなというふうには思っているところであります。  以上です。 181 ◯委員長(大野晴美さん)  上野委員。 182 ◯委員(上野美幸さん)  わかりました。一応予算的には厳しいということ、一律で決まっているということで今お話をいただきました。それは十分にわかりました。  今学習要綱も変わり、生きる力から、これからは新しい時代に必要となる資質、能力の育成ということで学習指導要綱が変わっていきます。その中で子供たちが、学習面でも書いてあるんですけれども、多様性を尊重する態度と互いのよさを生かして協働する力、持続可能な社会づくりに向けた態度、リーダーシップやチームワーク、感性、優しさや思いやりなど人間性に関するものを大切にしていくというふうになっています。その中で、努力すればいろいろなことがステップアップしていく、そしていろいろな人と出会い、地域を通していろいろな経験をしてリーダーシップをとっていける子供たちになるということで私はこの学習要綱の改定を理解しております。その中で、一定の決まりはわかるんですが、少しでも幅があるようであれば、いま一度子供たちの育成に対して考えていただければいいなというふうに要望いたします。  あともう一つ最後に、川上敦子さんという方が音更町に在住しております。その方が自前で音更町で音楽を、ピアニストなんですけれども、カーネギーホールや日本全国を周りまして音楽活動を行っています。その彼女が1年に1度ほど、自分の生まれ育った音更の子供たちにということでピアノをボランティアで披露しているんですけれども、彼女の要望もあり、ここでお伝えさせていただきたいなと思ったんですが、彼女はここの音更をすごく大切に思っていて、自分の音楽を子供たちに届けたいという願いがあります。彼女がピアノを弾くということで、ボランティアにはなるんですけれども、ピアノの調律料がかかるそうです。そういうことも踏まえまして、子供たちに本物の音を伝えていくということで、それが一つの経験となり、子供たちの成長、経験が私は成長になると思っていますので、その経験をぜひさせていただきたいなということと、一気に何校もということはできないと思うんですけれども、何年かけてもいいので1年に1回ぐらいそういう披露する場をつくっていただければいいなと思って、これも要望としてお願いしたいと思います。  以上です。 183 ◯委員長(大野晴美さん)  教育長。 184 ◯教育長(宮原達史君)  いろいろお話しいただきましたけれども、まず川上敦子さんの件ですけれども、ことしも音更小学校でコンサートをやっていただきました。ピアノにつきましては、調律料、もちろん御本人の負担ではなくて、学校のほうで配分予算でできたと思います。ただ、あれぐらいの方になりますと調律師の方も指定されていまして、なかなかうまく金額が、予算が組めるかどうかというのは今後も検討しながら進めてまいりたいと思います。  それから、新学習指導要領の改訂につきましては、お話のとおり新しくなりまして、小学校、特に執行方針で触れさせていただきましたのは、外国語活動が広がったということで、30年度と31年度が移行期間、そして32年度が本格実施ということで、非常に授業時数が窮屈になってきているんです、実は。正式な教科がふえていまして、小学校においての授業時数がふえてまいりまして、実はふるさと教育とかいろんな地域とのかかわりとかそういう時間も設けれれば一番いいんですけれども、これは32年度の本格実施に向けてどういった時間を時数でふやしていくか。例えば、今全国的に出ているのは、朝学習15分ずつ、3日間で45分つくるとかいろんなことは出てきていますので、あと7時間目をつくるとか。そういうこともありますので、そういうものを移行期間のうちに少し見きわめながらその後の本格実施に向けて備えていきたいと考えております。  移行期間の1年目となる来月からの平成30年度につきましては、一応音更町内の小学校はどういう時数にするかというのは各学校決めてはあるんですけれども、2年間同じではなくて、2年間の移行期間のうち2年目、また改善点があれば変えていってもいいということになっていますので、その辺は校長会を通じて各学校と連携しながら進めてまいりたいと考えております。  以上です。 185 ◯委員長(大野晴美さん)  ほかに質疑ありませんか。 休憩(午後 1時59分) 186 ◯委員長(大野晴美さん)  それでは、1時間たちますので、10分程度休憩といたします。 再開(午後 2時08分) 187 ◯委員長(大野晴美さん)  委員会を再開いたします。  松浦委員。 188 ◯委員(松浦波雄君)  要望を2点と確認3点いたします。まず最初に放課後子ども教室でございますが、昨年に続きことしも4校ということであります。去年も見させてもらったんですけれども、子供たちの居場所づくり、それと学年を越えたコミュニケーション、きずなの育成ということで、これは非常にいい事業だなとは思うんですが、役場の職員さんの大変さ、それをもって4校からなかなか拡大できないのかなというように思うんですけれども、これは対象の学校をふやす予定があるのか、ふやすとすればどのようにふやそうとしているのか教えてください。  二つ目はこども会ですけれども、組織率が30%台になって、保護者の役員のなり手もいないと。解散やむなしということであります。うちの町内会においても、単位町内会においてもまさしくそれで、役員のなり手不足、役員がいないということでもう解散してしまっているんですが、何とか町内会の子供たち、これを集めることできないかということで、町内会でケーキづくり体験というのをやったんです。子供たち、それぞれのお母さんたちも集まって非常に楽しくできたんですけれども、こども会としてしまうとなかなか組織するのが難しい。そこで、例えば町内会で子供を集めての活動、こういうものに対して助成してもらうことはできないのかというのが要望の2点目であります。  確認の3点につきましては、最初はまず、来年度寄席をやるということでございますが、小学校の1年生から6年生までの幅の広い年代に対してどのようにやるのか、そしてどのぐらいの単位、こま数やるのか教えてください。  あと、先般校長会の校長先生が、コンピューターが古くて困っているんだと。それと、テレビもまだブラウン管テレビなんだという、そういう要望が、意見があったんですけれども、現状として本当に実際どうなのかというのも教えてください。  3点目は、先ほどの答弁で、スポーツ大会のところをちょっと聞き間違えたかもしれませんが、この参加の助成について、町内の団体で町外の子供が参加している場合、その町外の子供に対しても助成があるというふうに聞こえたんですけれども、それは今言ったことが正しいのかどうか。  以上、お願いします。 189 ◯委員長(大野晴美さん)  吉田スポーツ課長。 190 ◯スポーツ課長(吉田 寛君)  スポーツ大会参加補助に関してなんですけれども、町外の団体に所属している町内の子供が参加する場合ということになりますのでよろしくお願いします。  以上です。 191 ◯委員長(大野晴美さん)  福地部長。 192 ◯教育部長(福地 隆君)  1点目の放課後子ども教室の関係でございます。今、委員さんのほうからお話がありましたとおり、今4校で実施をしておりますけれども、1年目より2年目ということで29年度大変参加者が多くなりまして、それに対する職員の負担というのも大変大きくなっているところでございます。  負担が大きくなるのは、これはやれる範囲で構わないわけなんですけれども、子供たちの安全を確保するということがかなり厳しい状況になってきているというようなことがありまして、今行っている市街地校で残っているところはさらに児童数の多い学校が残っていると。木野東、鈴蘭のようなところが残っているものですから、こうなってきますと、今の参加率、登録率から申し上げますと、もう鈴蘭小学校でも200人を超えて、木野東小学校でも300人を超えるんではないかというようなことも想定されますが、1年生から6年生までのこの子供たちを体育館に一斉に入れるということになるともう収集がつかなく、事実上不可能という形になりますので、こういったことにつきまして、場所が足りないということと、あとはマンパワーが足りないというようなことがございます。  課題としてはそういったことかなというふうに思っておりますが、まず人が足りないことに関しましては、ことしの予算でも、本年度の予算組んでいるんですけれども、ボランティアの育成ということで、こちらのほうを進めていきたいということで考えております。  それからもう一つは、この二つのほかに、先ほどからお話が出ております新学習指導要領の実施というのが入ってきまして、30年度から移行期間ということで授業時数がふえてくるわけなんですが、また2年後には本格実施ということでさらにふえるというようなことになってきますと、今、1週間の中で1日ある5時間目の授業を利用して体育館に入っていっているような状況なんですが、この残っている週に1回の5時間授業が6時間になる可能性もありますし、2年後には7時間授業というのももしかしたら出てくるかもしれないと。そんなこともありますので、学校現場のほうでの受け入れがどのようなことになるのかというところも見ながら慎重に進めていきたいというふうに考えているところです。放課後子ども教室につきましては以上でございます。  2点目につきましては生涯学習課長のほうから答弁いたします。 193 ◯委員長(大野晴美さん)  佐藤生涯学習課長。 194 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)  御要望の中でありました、町内の中で子供たちを集めた活動に対して何か助成を考えていないかということでございますけれども、現在、御説明させていただきましたように、竹の子こども会的には解散ということで進んでおりますが、各町内の中にこども会的グループが存在しておりまして、その中で例えば自主的な運営を行っておられますので、そこには町内会のほうから補助金がおりたり、自主的な廃品回収とかで資金造成事業などもやっておられておりまして、その中で、竹の子こども会は解散しても、自分たちの活動の中で内容を見直したりしながら運営していくことは可能ですというようなことも役員会の中で聞き取りとかもさせていただいたような状態でございます。申しわけありません。それで、町内会と一体的な活動ということの中で……。失礼しました。ここで一旦切る。申しわけありません。 195 ◯委員長(大野晴美さん)  渡辺企画財政部長。 196 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)  済みません、町内会の子供に対する取り組みに対してこれから支援が考えられないかということでありまして、今の町内会単位で既に、私のところもやっていますけれども、子供を対象としていろんなことをしている町内会は今あります。それで、費用的な支援となれば、今の潤いと思いやりの中に地域ぐるみの青少年育成といったものとか、あと、複数町内会になりますが、運動会、スポーツ大会とかというイベント的なものもあります。その潤いの中には定額補助もあれば、2分の1を町内会費として払ってもらうというものもありますので、まずは町内会でこういった事業をするというのがまず大前提があります。そういうのを踏まえてこの制度の中で、子供を主役として町内会が取り組むのであれば、それはこの潤いの趣旨にぴったり当てはまることでありますので、それは担当の広報広聴課のほうと相談させていただきながら進めたいと思います。  ただ、これがあちこちから相当数が上がって予算がどうなんだというのものもありますので、その辺は全体を見ながら運営をしていきたいという考えでございます。 197 ◯委員長(大野晴美さん)  草浦学校教育課長。 198 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  初めに、小学校伝統文化体験事業について御説明させていただきます。先ほど部長からも御説明ありましたように、町内小学校の小学校4年生から6年生を対象に実施しようとするものでありますが、昨年度寄附がありまして、その寄附により3校が既に体験をしているところであります。残りの10校につきまして、教育委員会といたしまして2年間で10校の体験をするということで、平成30年度につきましては会場校を2校設定して、そこに小規模校を合流して体験するということで、31年度にも一応3校について同じような形で進めていきたいというふうに考えております。  それから、テレビとパソコンの状況でございますが、パソコンにつきましては、児童用パソコンにつきましては計画的に更新を進めているところなんですが、現在児童用につきましては7年に1回の更新というような形になっております。それから校務用、学校の先生が使っているパソコンにつきましては、シンクラといいましてパソコンのがわの古さとかは余り関係なくなっているので、そういうような使い方をしているところなんですけれども、ただ、子供たちが使って更新したときのパソコンを保管しておいて、例えば先生たちのパソコンが壊れたときにはそのパソコンを使用するというような形になっております。  それから、テレビにつきましては、やはり大変古くなっておりまして、BSになったときにアンテナをつけて使用していたところなんですけれども、だんだんそのアンテナも壊れてきて、アンテナが今なくなってきているような状況になっておりまして、一応学校の状況はいろいろ確認したところなんですけれども……。済みません、地デジでした。大変申しわけありません。失礼いたしました。そういうような状態で、今各学校に実物投影機を整備しているところなんですが、実物投影機のモニターを55インチとか何インチとかって学校の希望によって整備しているところなので、現在は、もしテレビを見る機会があったらそのモニターを使っていくような形になっています。  あとテレビに関しては放送設備との調整もありまして、テレビだけデジタルにしても、放送設備が古いアナログのものだと校内放送ができないというようなことがありまして、今度放送設備を取り替えるには何百万もするというようなことがあって、なかなか整備をするための調査と計画を立てるのにちょっと時間がかかっている状態になっておりますので、現在のところそのような状況でございます。  以上です。 199 ◯委員長(大野晴美さん)  松浦委員。 200 ◯委員(松浦波雄君)  放課後子ども教室に関連するボランティアの育成、これについては、30年度に育成しようというふうな計画だというのは確認いたしました。大体どれぐらいの目標人数というのを予定されているんでしょうか。そして、そのボランティアになるためには、希望者だけでいいのか、それとも何かこういう資格を持っていてくださいと、そういう人なんでしょうか。 201 ◯委員長(大野晴美さん)  佐藤生涯学習課長。 202 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)
     現状今年度については4名程度のボランティアの方ということでしたので、新年度につきましてはこの倍の8名から10名ぐらいをボランティアの方として何とか獲得させていただきたいなと考えてございます。  それともう一点ですけれども、子供さんと長く接する活動でありますので、ボランティアの皆さんには年に2回研修を受けていただくというようなことでお願いしておりまして、現場でいろいろ起こることに対してどんな形で臨んだらいいかというようなことを、今年度もう既にやっている状態でありますけれども、そういう形でボランティアの皆さんにも研修をしていただくという形でお願いしております。  以上でございます。 203 ◯委員長(大野晴美さん)  松浦委員。 204 ◯委員(松浦波雄君)  最初に言いました放課後子ども教室というのはやはり有意義な内容だとは私は思っております。大変難しいところはあるかもしれませんが、それが拡大できるように、恐らくそのままでやればボランティアを育成しなければいけないんでしょうけれども、そこは頑張っていただきたいなというふうに思っております。  こども会につきましては、本当にこれはやむを得ないというか、こういう状況で、役員のなり手がいなくてどんどん潰れていっているという状況でございます。ぜひ、先ほど潤い事業のほうもありましたが、これからそういう面も活用しながらとはなるとは思うんですけれども、いろんな形にこだわらずに、子供たちのコミュニケーションがとれるような場で町とも、行政ともかかわっていただければというふうに思います。  以上です。 205 ◯委員長(大野晴美さん)  ほかに質疑ありませんか。  加藤委員。 206 ◯委員(加藤治夫君)  これはたまたま私が体験したことなんですけれども、生涯学習で高齢者大学に入っていまして、3回生、4回生になると発表をしなければならないということで、たまたま郷土の歴史ということを学んだんですけれども、そうしたときに、郷土資料館の展示物のときに、小学生の児童、4年生くらいの児童が各学校から来まして、それの説明役に回ったんですけれども、子供たち、児童たちも実際に使ったこともないし、昔の洗濯板だとかたらい、そういうものをこうやって洗濯したんだということを説明したら驚いていたんですけれども、そんな中で、後で孫のような年代の子供たちからお礼の手紙が来たと。やっぱりこういうのは、実際に高齢者大学に学んでいる人たちも、こういうことを通して非常にやりがいがあるし、自分たちも郷土の歴史ということを勉強する意欲にもなるかなと思うので、そこをもう少し充実していただけたらなと、こう思う次第ですけれども。 207 ◯委員長(大野晴美さん)  佐藤生涯学習課長。 208 ◯生涯学習課長(佐藤直樹君)  今、高齢者大学の方によります郷土資料室の解説というようなことで、加藤委員も対応していただきましてありがとうございました。こちらの活動、大学を卒業した方が一定程度の人数おられまして、それを体験した皆さんがその後もグループをつくっていただいて、継続的に、大体主に毎年冬場なんですけれども、子供たちがスクールバスに乗って9校から10校ぐらいやってきます。一定の年代のふるさとを学ぶ時期が来ますとやってきまして、その中で継続的にそのグループの皆さんが対応していただいております。委員おっしゃったように、我々の年代が説明するよりも、実際にそういうものを使って育った世代の皆さんが語ることによって、全くリアルなというか臨場感がその説明の中で出てきますものですから、我々も大変ありがたい状況で、高齢者大学の皆さんも社会に貢献する形をここでつくってくれているので、まだまだ頑張ってやりたいというようなこともおっしゃっていただいているものですから、こういう形で引き続きそういう関係性を続けていきたいと考えております。  以上でございます。 209 ◯委員長(大野晴美さん)  ほかに質疑ありませんか。  大浦委員。 210 ◯委員(大浦正志君)  1件だけ質問いたします。小中学校のインターネットの環境の状況について説明お願いします。つまり、今各町内の小中学校でインターネットを使えるかどうかということと、その使える回線の状況がどうなっているかということを質問いたします。 211 ◯委員長(大野晴美さん)  草浦課長。 212 ◯学校教育課長(草浦富美さん)  町内の小中学校は、インターネットは全てつながっている状況ではあります、児童用パソコンのところと、あと校務用パソコンのほう。ただ、その環境が余りよくはないので、例えば子供たちが一斉に使ったりとか、校務のほうと子供たちが一斉に使ったりするとなかなかつながりづらいというような状況とかも発生はしているんですが、各学校とも全部インターネットは見れる状況になっています。あと、役場と同じくフィルタリングがかなり厳しいので、先生たちが見たいものが見れないというようなお話はあるんですが、その部分につきましては町と同じような基準の中でフィルタリング、規制をかけているところでございます。  以上です。 213 ◯委員長(大野晴美さん)  大浦委員。 214 ◯委員(大浦正志君)  多分町内の五つの中学校に関してはかなり環境は整っているのと、あと市街というか市街地のところはなっているんですけれども、恐らく僻地といいますか、のところはなかなか環境が整っていないというふうに思うんです。先ほど、今後国のほうとICTの関係で進めるということなんですが、もう少しその見込みとしては、農村地帯に住んでいるとなかなかそういった意味でハンディキャップというのはどうもねということを思いますので、その辺見通しとして、学校の先生もシンクラとかクライアントの関係でデータを道教委に送るような仕組みになっているかと思うんですけれども、そういったことを含めて見通しといいますか、農村の小学校でも対応できるようなというのは、今後見通しとしてはどんな状況なんでしょうか。 215 ◯委員長(大野晴美さん)  福地部長。 216 ◯教育部長(福地 隆君)  農村部の学校におけますインターネットの基盤整備といいますか環境整備ということでございますけれども、今ADSLの学校ですとか、また町の通信、企画のほうでやった通信回線使っている学校ですとかというのがありますが、基本的に、これを改善するということになりますと、光回線がまだ農村部入っていないということがありますので、その辺が改善されないとなかなかスピードアップするような形のものについてはちょっと見通しが立たないというような現状があるというふうに考えております。  以上です。 217 ◯委員長(大野晴美さん)  大浦委員。 218 ◯委員(大浦正志君)  先ほど国のほうもそのほうにウエートといいますか、農村までとは言わなかったけれども、そういった中の中でも全く見通しが今のところないということなんでしょうか。 219 ◯委員長(大野晴美さん)  福地部長。 220 ◯教育部長(福地 隆君)  今国のほうで、新学習指導要領に向けた環境整備ということの中でICTのWi-Fi環境ですとかそういったことの整備ということでございますけれども、これに関しましてはあくまでもWi-Fiのアクセスポイントですとかそういったものを整備して、校内で使えるような形のものの整備というところで考えておりますので、農村部のほうまで光回線を引くですとかそういったことについてはまた別な視点で進めていかなければならないものだというふうに考えております。  以上でございます。 221 ◯委員長(大野晴美さん)  ほかに質疑ありませんか。  堀江委員。 222 ◯委員(堀江美夫君)  簡単に。教育の日の推進事業費で教育を考える日のフェスタというのが毎年やって、参加させていただいておりますけれども、講師の方が一番最後に講演させていただいて、非常に有効だとは思うんですが、その前に各学校というか団体の発表があるものですから、それが終わると親御さんが一斉に帰られたりするということが数多く見られるんですが、最後まで聞いて、その講演を聞いてこそ初めて教育ということで非常にいい経験をすると思うんですが、あの講演を先にするとか、その辺の考えなんかはどう、そうするべきだと思うんですが、何とか参加者が全員皆さん聞いていただくようなシステムのほうが本当はいいんじゃないかなと思うんですけれども、その辺の見解だけ伺いたいと思います。 223 ◯委員長(大野晴美さん)  福地部長。 224 ◯教育部長(福地 隆君)  教育を考える日記念フェスタの中身といいますか、その実施の順番とかそういった工夫をすることによって、出演者と、またその保護者とか関係者の方が先に帰ってしまうのを何とか食いとめられないかというようなことでございますけれども、その件に関しましては、実行委員会のほうでこの事業をやっているんですけれども、その実行委員さんの中でも毎年反省事項として、何とかできないだろうかということで非常に頭を悩ませているところではあります。ただ、それぞれこのイベントに対して何らかの形でかかわると。かかわりを持つということだけでも一定の意味はあるのかなということからすれば、参加をする、これも毎年ではなくて、何年かに1遍回ってくる学校として参加をすると。ことし自分たちは何やろうかというようなことを考えて参加して、そこに保護者なり関係者がそれを応援に見に来ると。聞きに来るというような形でかかわるというのも、最高の形ではないんですけれども、一定の効果はあるのかなというふうに考えております。どうしてもステージの転換とかそういったものの関係上今の形でしかやれないような状況に今なってしまっているんですけれども、また次回の30年度のこのフェスタに関しましては、始まる段階での実行委員会でそういったことも考えながら事業の中身の組み立てについては進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 225 ◯委員長(大野晴美さん)  ほかに質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。 休憩(午後 2時36分) 226 ◯委員長(大野晴美さん)  説明員入れ替えのため休憩いたします。 再開(午後 2時38分) 227 ◯委員長(大野晴美さん)  休憩前に引き続き会議を開きます。  第9款公債費を議題とします。  説明を求めます。  渡辺企画財政部長。 228 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)  それでは、9款公債費について御説明をいたします。予算書の76ページ下段になります。  9款1項公債費、1目元金につきましては長期債償還元金でございます。なお、ここで96ページをごらんいただきたいと存じます。96ページは地方債に関する調書でありますが、この表の一番右下に記載をしております216億6,555万3千円が30年度末の見込み額となっているものでございます。  次に76ページに戻りまして2目の利子でございます。これにつきましては長期債償還利子と一時借入金利子でございます。  以上、9款公債費の説明とさせていただきます。御審査のほどをよろしくお願いいたします。 229 ◯委員長(大野晴美さん)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  第10款諸支出金を議題とします。  説明を求めます。  鈴木建設水道部長。 230 ◯建設水道部長(鈴木康之君)  それでは77ページをお開き願います。10款1項1目諸支出金でございます。十勝中部広域水道企業団負担金及び出資金につきましては、1市4町2村で構成されます広域水道企業団の企業債償還に係る利息及び元金の本町負担分であります。  下水道事業出資金、負担金及び補助金でありますが、出資金及び負担金につきましては下水道事業に対する義務的負担金で、企業債元金償還に対するものを出資金、それ以外のものを負担金としております。補助金につきましては、現金収支の不足に対する補助でございます。  以上、説明とさせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 231 ◯委員長(大野晴美さん)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  第11款職員費及び議案第20号音更町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例案、議案第21号職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案の件を議題とします。  説明を求めます。  岸本総務部長。 232 ◯総務部長(岸本 保君)  それでは初めに、議案第20号音更町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例案について御説明いたします。議案書の7ページをお開き願います。  この議案につきましては、町長、副町長及び教育長の平成30年度における期末手当に係る加算割合を引き下げようとするものでありますが、この引き下げ措置につきましては平成17年度から毎年度実施しており、平成30年度も引き続き実施しようとするものであります。なお、新旧対照表を別冊参考資料の9ページに掲載しておりますので、あわせて御参照願います。  それでは、音更町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例。  音更町長等の給与等に関する条例(昭和37年音更町条例第4号)の一部を次のように改正する。  附則に次の1項を加える。  平成30年度における期末手当に関する特例。
     第21項、平成30年度に限り、第4条第2項中「100分の20」とあるのは「100分の10」とする。  附則でありますが、この条例は平成30年4月1日から施行する。  なお、この改正により減額となる期末手当の年額につきましては、町長等3名分で約96万円となるところであります。  続きまして議案第21号職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案について御説明いたします。議案書の8ページをお開き願います。初めに、別冊の参考資料で御説明いたします。参考資料の10ページをお開き願います。  まず1の改正理由でありますが、時間外勤務手当及び休日勤務手当に係る勤務1時間当たりの給与額の算定基礎に寒冷地手当を加えるために条例を改正しようとするものであります。  次に、2の改正の内容であります。勤務1時間当たりの給与額に係る算定基礎の変更で、関係条項につきましては第9条第2項であります。改正の内容といたしましては、労働基準法の規定に基づき、時間外勤務手当及び休日勤務手当に係る勤務1時間当たりの給与額の算定基礎に寒冷地手当を加えるものであります。なお、時間外手当等の勤務1時間当たりの給与額の算定基礎に寒冷地手当を加えた単価が適用されるのは、寒冷地手当を支給する11月から3月の期間となります。  3の施行期日等でございます。(1)の施行期日につきましては、平成30年4月1日から施行しようとするものであります。(2)の経過措置につきましては、改正後の職員の給与に関する条例の規定は、施行の日以後に行う時間外手当及び休日勤務手当の支給の対象となる勤務(以下「時間外勤務等」という。)について適用し、同日前に行った時間外勤務手当等の支給の対象となる勤務については、なお従前の例によるものであります。  なお、新旧対照表を11ページに記載しておりますので、あわせて御参照願います。  それでは、議案書にお戻りいただきまして、8ページでございます。  職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。  職員の給与に関する条例(昭和32年音更町条例第7号)の一部を次のように改正する。  第9条第2項中「及びこれに対する地域手当の月額」を「、これに対する地域手当の月額及び寒冷地手当の額」に改める。  附則でありますが、施行期日。1、この条例は、平成30年4月1日から施行する。  経過措置。2、改正後の職員の給与に関する条例の規定は、この条例の施行の日以後に行う時間外勤務手当及び休日勤務手当の支給の対象となる勤務(以下「時間外勤務等」という。)について適用し、同日前に行った時間外勤務等については、なお従前の例による。  なお、この条例による影響額につきましては、平成28年11月から平成29年3月に実施した時間外勤務手当の支給実績から試算をいたしますと、全会計で年間約340万円程度になるというところでございます。  以上、条例2本について説明させていただきました。  続きまして予算案について御説明いたします。予算書の77ページをお開き願います。  11款職員費、1項職員給与費、1目職員給与費であります。一般会計の職員給与費といたしまして、説明欄に記載のとおり、特別職が3名、一般職247名、月額臨時職85名分の人件費を計上しております。  なお、この一般会計以外の特別会計や事業会計も含めた全職員の職員給与費につきましては25億5,353万8千円で、前年度と比較いたしまして2,943万6千円の減となりますが、この主な要因といたしまして、給与改定等により給料及び勤勉手当が増となっておりますが、退職手当組合事前納付金、それと住居手当が減となることによるものであります。  給与費の明細につきましては次の78ページから80ページにかけて掲載しておりますので、御参照願いたいと存じます。  以上、説明とさせていただきます。御審査をよろしくお願いいたします。 233 ◯委員長(大野晴美さん)  説明が終わりましたので、質疑を行います。  質疑ありませんか。  神長委員。 234 ◯委員(神長基子さん)  議案の第21号の職員の給与の条例案の部分なんですけれども、まずこの改正理由といいますか、が、内容の中に労働基準法の規定に基づきとありますが、このタイミングでこうなるということの理由はどのようになっているのか。これまで加えられていなかった理由等もあわせてお示しください。 235 ◯委員長(大野晴美さん)  岸本総務部長。 236 ◯総務部長(岸本 保君)  なぜこのタイミングでこの改正なのかという御質問だと思います。道内の自治体ほとんどは、このいわゆる時間外手当の単価の算出に当たりまして、国家公務員に準じて算定基礎額に寒冷地手当を含めていなかったということでございます。国家公務員については労働基準法の適用がなく、国は今後も寒冷地手当を参入するかということはまだ未定というふうに聞いております。地方公務員の場合はこの労働基準法の適用を受けるということになります。  今般、ある県の給与条例を準用する独立行政法人に対して労働基準監督署から、寒冷地手当を時間外勤務手当の単価に含めていないことが労働基準法違反になるという是正勧告を受けたということを受けまして、これを受けて総務省から各地方公共団体に対して適切に対応するようにというような通知が実は平成29年の2月1日に出されております。  本町といたしましてもその後検討をさせていただきまして、算入しなければならないということは明らかであったんでございますけれども、北海道、これは道も算入していなかったということで、あるいは北海道近隣、あるいは近隣の市町村等の状況等も踏まえまして今回、平成30年度からこの寒冷地手当を時間外手当の単価の計算に算入するということで今回条例の改正をお願いするというものでございます。  以上です。 237 ◯委員長(大野晴美さん)  神長委員。 238 ◯委員(神長基子さん)  総務省のほうから昨年の2月にそういった情報提供があったということなんですが、私調べましたところ、管内の別な町村ですけれども、その後すぐ、29年の3月の段階で議会の中で寒冷地手当を含めた中で算定するというふうに変えている、そういったように迅速に対応しているところもあったようでございます。音更の場合はここまで約1年検討されたということなんですけれども、ちなみにその管内のところによりますと、寒冷地手当のほかにも、住居手当というのもこの算定基礎の中に含めていくというようなことで決められたところもあったようです。ただし、その住居手当については持ち家の手当のみということで伺っております。  音更の場合は、この条例とちょっと違いますけれども、職員費の82ページ、職員手当の内訳というのがありまして、先ほど説明でもありましたけれども、住居手当、大きく今回支給額が変更になるというのは、持ち家の手当というのが要はなくなるということです。本来であれば、昨年のその29年の3月にもし対応ができていれば、1年間は勧奨も、また影響額ももっと大きかったんではないかなというふうに思うんです。それで算定基礎の中で含まれれば職員のほうの手当としても十分にあったのではないかなと思うんですけれども、この部分についてはどのように検討されてきたのかというところで御説明いただきたいと思います。 239 ◯委員長(大野晴美さん)  岸本部長。 240 ◯総務部長(岸本 保君)  確かに、平成29年の2月ですから、通知が。すぐに対応しなかったのはなぜかということだと思います。住居手当、持ち家手当、これがなくなるタイミングがちょうど今年度いっぱいでなくなると。それが理由ではありませんけれども、先ほども申し上げましたけれども、北海道ですとか帯広市も含めてこの近隣がまだ、ほかの、近隣以外は一部すぐにこの寒冷地手当を入れたというところもあるんですけれども、ちょっとその様子を見ていたというのが実態かなというふうに思っております。たまたま住宅の持ち家手当が平成29年度いっぱいで音更の場合なくなりますので、寒冷地手当だけを今回入れるというようなことでございます。  中には住居手当、また持ち家手当のある自治体もあります。そういうところが、まだそれも含めて寒冷地手当を算入するかしないか、まだ決めかねているところもあるように聞いておりますので、音更町としては、できるだけ早い段階で是正すべきところは是正しようとは思っていたんですけれども、帯広を含めたこの近隣の状況を見ていたというのが実態でございます。  以上です。 241 ◯委員長(大野晴美さん)  ほかに質疑ありませんか。  質疑がなければ、本款及び議案第20号、議案第21号に対する質疑を終わります。  第12款予備費を議題とします。  説明を求めます。  渡辺企画財政部長。 242 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)  それでは12款予備費について御説明をいたします。予算書は77ページの下段になります。  12款1項1目予備費につきましては、前年度と同額の500万円を計上しているところでございます。  以上で御説明とさせていただきます。御審査のほどをよろしくお願いいたします。 243 ◯委員長(大野晴美さん)  説明が終わりましたので、質疑を受けます。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 244 ◯委員長(大野晴美さん)  質疑がなければ、本款に対する質疑を終わります。  以上で、本日の日程は終了しました。  あす14日は午前9時30分から開きます。  本日はこれで散会いたします。  お疲れさまでした。 散会(午後 2時57分) Copyright © Otofuke Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...