倶知安町議会 > 2016-09-05 >
09月05日-01号

  • "賃金引き上げ"(/)
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  1. 倶知安町議会 2016-09-05
    09月05日-01号


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    平成28年 第3回 定例会( 9月)          平成28年第3回倶知安町議会定例会              会議録(第1号)                     平成28年9月5日(月曜日)-----------------------------------●出席議員  1番  小川不朽君    2番  笠原啓仁君  3番  坂井美穂君    4番  門田 淳君  5番  古谷眞司君    6番  木村聖子君  7番  原田芳男君    8番  作井繁樹君  9番  鈴木保昭君   10番  山田 勉君 11番  田中義人君   12番  榊 政信君 13番  阿部和則君   14番  盛多勝美君 15番  森下義照君   16番  三島喜吉君●欠席議員 なし●地方自治法第121条第1項の規定により出席を求めた者 倶知安町長               西江栄二君 倶知安町教育委員会教育長        田中洋子君 倶知安町農業委員会会長         大橋章夫君 倶知安町選挙管理委員会委員長      旭 晴美君 倶知安町代表監査委員          佐藤嘉己君●説明員  副町長       窪田 栄君   会計管理者     大内 基君  総合政策課長    文字一志君   企画振興室長    柳沢利宏君  総務課長      福家直人君   総務課参事     赤木裕二君  総務課主幹     多田敏之君   税務課長      初山真一郎君  納税対策室長    宮谷内真哉君  住民環境課長    菅原康二君  環境対策室長    沼田昭宏君   福祉医療課長    川南冬樹君  福祉医療課長            田原良英君   幼保再編準備室長  黒田 智君  (医療担当)  少子高齢化対策室長 坂本孝範君   保健医療室長    合田恵子君  福祉医療課主幹   奥村由紀恵君  みなみ保育所長   佐々木勇二君  倶知安保育所長   山岸優子君   農林課長      福家朋裕君  観光課長      浅上 勲君   まちづくり新幹線課長                              熊谷義宏君  まちづくり新幹線課参事       まちづくり新幹線課主幹            佐竹利治君             小西慎一君  建設課長      菅原雅仁君   建設課主幹     田村昌一君  豪雪対策室長    上木直道君   水道課長      中村公一君  水道課主幹     辻村康広君   学校教育課長    中村孝弘君  社会教育課長    福坂正幸君   学校教育課主幹   久佐賀輝子君  学校教育課主幹   小西慎一君   学校給食センター所長                              木村直樹君  総合体育館長    藤井政利君   風土館長      岡崎 毅君  農業委員会事務局長 大島隆史君   選挙管理委員会書記長                              福家直人君  監査委員室長    石川美子君●職務のため出席した議会事務局職員  事務局長      大島 曜君   議事係長      亀岡直哉君  庶務係長      石川美子君●議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 会期の決定について 日程第3 陳情第3号 新たな倶知安統合保育所(仮称)に関する陳情書 日程第4 行政報告 日程第5 教育行政報告 日程第6 報告第1号 平成27年度虻田郡倶知安町健全化判断比率の報告について      報告第2号 平成27年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計決算に係る資金不足比率の報告について      報告第3号 平成27年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計決算に係る資金不足比率の報告について      報告第4号 平成27年度倶知安町水道事業会計決算に係る資金不足比率の報告について 日程第7 報告第5号 平成27年度倶知安町土地開発基金運用状況報告について 日程第8 認定第1号 平成27年度虻田郡倶知安町一般会計歳入歳出決算認定について      認定第2号 平成27年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について      認定第3号 平成27年度虻田郡倶知安町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について      認定第4号 平成27年度虻田郡倶知安町介護保険サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について      認定第5号 平成27年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について      認定第6号 平成27年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について      認定第7号 平成27年度倶知安町水道事業会計決算認定について 日程第9 議案第1号 平成28年度虻田郡倶知安町一般会計補正予算(第7号)      議案第3号 平成28年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第10 議案第2号 平成28年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)                         開会 午前9時31分 △開会宣告 ○議長(鈴木保昭君) それでは、ただいまから、平成28年第3回倶知安町議会定例会を開会いたします。 上着を脱ぐことを許可いたします。----------------------------------- △開議宣告 ○議長(鈴木保昭君) これから、本日の会議を開きます。----------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(鈴木保昭君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第125条の規定によって、笠原啓仁君、坂井美穂君、山田勉君及び森下義照君を指名します。----------------------------------- △日程第2 会期の決定 ○議長(鈴木保昭君) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 お諮りします。 本定例会の会期は、本日から9月15日までの11日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、会期は、本日から9月15日までの11日間に決定をいたしました。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(鈴木保昭君) 諸般の報告を事務局長からいたさせます。 ◎事務局長(大島曜君) 諸報告を申し上げます。 まず第1に、今定例会に町長から別冊配付のとおり、認定第1号から認定第7号及び報告第1号から報告第5号並びに議案第1号から議案第5号の提出がありましたので、御報告申し上げます。 次に、町長及び教育委員会から行政報告の提出がありましたので、お手元に配付いたしておきました。 次に、今定例会に陳情第3号の提出がありましたので、その写しをお手元に配付いたしておきました。 次に、平成28年第2回定例会報告後の議会活動につきましては、お手元に配付した議会活動報告書のとおりであります。 次に、今定例会に出席を求めた者及び議案説明のため出席通知のありました者の職、氏名を一覧表にしてお手元に配付いたしておきました。 以上でございます。----------------------------------- △日程第3 陳情第3号 ○議長(鈴木保昭君) 日程第3 陳情の委員会付託を行います。 本日まで受理した陳情は、お手元に配付した写しのとおり、陳情第3号は統合保育所に関する特別委員会に付託することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、陳情第3号は、統合保育所に関する特別委員会に付託されました。----------------------------------- △日程第4 行政報告 ○議長(鈴木保昭君) 日程第4 行政報告を行います。 これを許します。 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) おはようございます。 平成28年第3回定例議会の行政報告をさせていただきます。 冒頭、8月に北海道に四つの台風が来て、大きな甚大な被害をもたらしました。その中で亡くなられた方もいるということで、御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様方にお見舞い申し上げます。1日も早い復旧、復興を願っているところでございます。 それでは、初めに、平成28年第3回倶知安町議会定例会の開会に当たり、6月定例会以降の重立った事務事業の執行状況及びその概要について行政報告をさせていただきます。 なお、報告対象期間につきましては、平成28年5月16日から平成28年8月15日までの3カ月間の状況報告とし、会議等の開催状況及び事業概要については資料1に、各種工事委託業務の発注状況については資料2に、また、理事者の会議等への出席動向については資料3として、12ページ以降に取りまとめいたしました。 住民環境課関連。 1、ニセコひらふ安全センターについて。 外国人観光客の飛躍的な増加に伴い、ニセコひらふ地区を取り巻く環境も一変し、交通事故や盗難、飲食店の深夜営業に伴う騒音や振動、泥酔者によるトラブル等の事件・事故が増加し、防犯体制の確立が喫緊の課題であるとして、平成18年11月にニセコひらふパトロール隊を結成、翌年11月にはニセコひらふセイコーマート隣接建物を無償賃貸する中で、倶知安観光協会が運営による民間交番・ニセコひらふ安全センターを開設、さらに平成20年から臨時交番として北海道警察の冬期間常勤も行われ、今日まで事件・事故の減少と治安面で非常に大きな抑止力として成果を上げてきました。 これまで、場所の提供で建築物オーナー様より相応の御協力をいただいておりましたが、ことし5月、利用期間10年を一つの節目として賃貸借の継続を取りやめる申し出がありました。本町としても、さまざまな要因からこれ以上の継続は困難と判断し、新たな物件を早急に確保することが必要となりました。 地域の防犯体制及び臨時交番の機能維持のために、民間利用施設では秘密の保持や管理保安上の問題から確保できないことから、観光中核施設完成までの間、プレハブより堅牢で地域の景観にも配慮し、一時的使用が可能な建物を借り上げることにしました。 このため、基本3年間利用条件となっているため、債務負担行為を含め、総額1,003万5,000円を補正予算に計上いたしました。 福祉医療課関連。 1、放課後児童クラブの状況について。 放課後児童クラブの拡充につきましては、平成28年第2回定例町議会において陳情が採択され、これを受けて町としての方策を立てましたので御報告いたします。 登録児童数の拡充に向けては、場所及び支援員の確保の課題について、関連部署及び倶知安小学校、西小学校、東小学校の3校と協議・検討してまいりました。 まず、場所の確保についてですが、現在の児童クラブ室以外の固定の空き教室確保につきましては、さまざまな制約があり難しいとの結論が出ましたが、各学校において補助教室であれば確保していただけることとなりました。 次に、支援員の確保については、現在パート職員等の募集を常時行っておりますが、3校全て3年生までを受け入れるだけの確保に至っておらず、当面、1校の児童クラブについて拡充できる体制が整ったことから、8月2日から待機児童数の多い西小学校の放課後児童クラブから受け入れを拡充することとし、新たに3年生7名、2年生1名、1年生2名の計10名の受け入れをいたしました。 今後も残る2校の児童の受け入れについて、引き続き支援員の募集等を行い、拡充をしてまいりたいと考えております。 二つ目に、年金生活者等支援臨時給付金高齢者向け)事業について。 年金生活者等支援臨時給付金高齢者向け)につきましては、国の補正予算に伴い、一億総活躍社会の実現に向け、賃金引き上げの恩恵が及びにくい所得の低い高齢者を支援し、平成28年前半の個人消費の下支えにも資することを目的として、4月以降、町広報や町ホームページにおいて制度の周知を図ったほか、資格要件等を満たすと思われる世帯に向けた通知により、円滑な申請に向けて努めてまいりました。 支給対象者の要件といたしましては、平成27年1月1日現在で倶知安町に住民登録があり、平成27年臨時福祉給付金対象者のうち平成27年度住民税非課税、課税者に扶養されていないなどの資格要件等を満たすと思われる65歳以上の方、昭和27年4月1日までに生まれた方となっておりまして、該当すると思われる1,676名、予算上は2,000名に対し申請勧奨通知をいたしました。 4月1日より7月1日の3カ月間、申請受け付けを実施し、実績としては1,573名の申請に対して1,534名に支給決定、39名が非該当となり、総額4,602万円、1人当たり3万円を支給いたしました。 今後、8月2日に閣議決定された、未来への投資を実現する経済対策において、簡素な給付措置について平成31年9月までの2年半分を一括して措置することとされておりますので、詳細な通知等がありましたら御報告させていただきます。 3、統合保育所に関することについて。 第2回町議会定例会以降の統合保育所開設に向けた事務事業等進捗状況等につきまして御報告いたします。 前回の定例会におきまして、保護者向けまたは住民向けの説明会に関する御質問・御要望等をいただき、これを受けて、まずは保育所、幼稚園に通われている保護者向けの説明会を7月13日に開催いたしました。 当日は、保護者、関係者を含め80名ほどが出席され、質疑応答を含め約3時間に及びました。 町側からの説明といたしましては、建設計画までの経緯、現在の保育所及び幼稚園の利用状況等を踏まえた再編後の統合保育所認定こども園のあり方、施設利用の流れなどについて説明いたしましたが、保護者側からの質疑は、説明会開催のおくれた理由や、施設への送迎を含めた保護者の負担、積極的な情報公開、3歳児以上の受け皿についてなど、さまざまな御意見をいただきました。 今般、9月の町広報紙に統合保育所に関する特集記事を組み、町が抱えている課題や状況、官民協働による子育て支援策、来年度の入所申し込みなどについてお知らせしているところです。 以後、随時、町広報紙、ホームページ等を通じて統合保育所開設に関すること、認定こども園・幼稚園に関することなど住民への情報提供に努め、保護者や住民への不安解消に努めてまいります。 これ以降のスケジュールといたしましては、施設入所に関する細微な基準、ルールづくり等を多様な意見等を踏まえた中で早急に取り進めてまいります。 また、9月29日には住民向けの説明会を開催する予定で準備を進めておりますので、御理解、御協力をお願いいたします。 農林課関連。 1、町内の主要作物の作況状況等について。 本年は、積雪が例年より少なく、平均気温もプラスの日が続いたことにより融雪も順調に進み、気象台が発表した積雪ゼロは昨年より6日早い4月14日となりました。しかしながら、4月下旬から5月上旬にかけて長雨と低温の影響により圃場が乾かず、耕起作業が進まぬ状況が続き、作物の生育も全般的におくれていました。 8月15日現在の生育状況ですが、バレイショについては、塊茎肥大期の高温・干ばつの影響により、思うように肥大が進まず、全体的に小玉傾向となることが懸念されております。秋まき小麦の収穫作業は終了し、過去最高の収穫量となった昨年より下回ったものの、過去2番目の収量であったとお聞きしております。 今後、好天に恵まれ、収穫作業が順調に進み、豊穣の秋を迎えることを願っているところであります。 次に、まちづくり新幹線課関連。 1、北海道新幹線倶知安駅の高架化について。 北海道新幹線の新函館北斗-札幌間については、平成24年6月の事業認可を受け事業中となっておりますが、倶知安駅については掘り割り式(半地下)の構造となっていることから、事業主体である鉄道・運輸機構に対し、高架化についての要望を行ってまいりました。 鉄道・運輸機構では、町、北海道の要望を受け、構造変更の手続を行っているとお聞きしておりましたが、このたび、倶知安駅周辺の高架化について国の認可がなされ、7月22日付で公表されたところです。 なお、今後は高架化に係る詳細設計、用地測量等が見込まれ、屋根形式についても雪対策委員会の議論を経て提示されるものと想定しております。 また、平成26年度から設置している新幹線まちづくり検討委員会については、7月15日に本年度から改選された委員への委嘱を行い、学識者枠での委員である北海道大学大学院・岸准教授から新幹線開業とまちづくりに関する話題提供をいただきました。 8月25日には、今年度の第1回目となる委員会を開催し、新駅、駅前広場、駅前通りの機能やつながりなどについて議論したところです。 今後は、駅周辺のゾーニング、駐車場、道路ネットワーク、今後の課題整理等についても年度内の議論を予定しておりますので、皆さんの御協力をお願いいたします。 二つ目に、北海道新幹線二ツ森トンネル(鹿子)工事について。 8月24日午後7時から公民館において、事業主体である鉄道・運輸機構と受注者である熊谷・大本・橋本川島・和工JVの主催で、沿線住民及び沿線営農者を対象とした、北海道新幹線二ツ森トンネル(鹿子)工事についての説明会が開催され、工事概要について説明されました。 工事延長、工事箇所や工法の内容を含む工事概要の説明や工期、掘削土の運搬経路、搬出箇所についての説明があったとお聞きしております。 また、営農者からは、道路の使用形態、冬期の除雪等についての質疑があり、地域ごとの意見交換会を経た後、工事計画を立案した上で、再度、工事説明会を開催してもらいたいとの意見が出たため、受注者からは年内に意見交換会工事説明会を実施する旨の回答があったとのことです。 これまでも掘削土の搬入場所や運搬経路選定工事説明会周知範囲等について、町としても助言してまいりました。 掘削土の搬入場所については、1カ所の町有地で搬入可能な場所を選択したところ、町営花園育成牧場の傾斜がきつく放牧が困難な場所や、谷状地形を埋め立てることにより放牧地としての利用拡大が図られることから、当該地が適当であると判断したところです。 酪農組合には現地で説明し、御意見をいただくとともに、牧場運営委員会を開催し十分な説明を行い、御理解を得たところです。 運搬路の選定、工事説明会周知範囲等についても、町道の破損時補修の要望、周知範囲の拡大についても協議してきており、他地域よりも幅広い関係者に周知していただいたところです。 工事の施工方法や住民説明会については受注者の責務ですが、営農者や通学者を含む住民に与える不利益を最小限とできるよう、町としてかかわっていくことが重要であると考えております。 工事により必要となる追加除雪や安全施設についても、原因者の負担として実施していただくなど、今後も新幹線事業に積極的にかかわってまいりたいと考えておりますので、皆様の御協力をお願いいたします。 三つ目に、プレミアム商品券事業補助について。 プレミアム商品券発行事業につきましては、以前からの先着順方式から、昨年度より5,000円単位での販売に変更するなど、広く町民に行き渡る工夫のもと、応募方式に変更したところであります。 その結果として、応募希望者全員に商品券が配布可能となり、高い評価と成功裏に事業が完了した旨を商店連合会からお聞きしているところであります。 このたび、本年度第1回目の商品券販売状況としましては、当初の想定以上の多数の応募があり、協議の上、調整の措置として、高額の購入希望者については、応募希望額の20%減額で御理解をいただくこととして、より多くの皆様に購入していただけれるよう対応し、販売を終了することができました。 しかしながら、第1回目の結果において、プレミアム分として92万円の予算不足が生じることとなり、さらに本年11月予定の第2回目の販売規模にあっても、同様の状況が生じるものと懸念がされるところであります。 昨年度は、本町を含め全国的に国の施策による消費喚起事業として大々的に商品券発行事業が行われ、広く町民にも周知されたものと考えております。 本年度におきましては、昨年度からの影響も考慮するとともに、プレミアム商品券事業は、町民の方々の生活支援及び今後の冬期に向けた消費拡大にも結びつき、地元商店街の活性化の一助として大変有意義な事業であると考えており、このたび300万円の増額補正を提案いたしました。 建設課関連。 1、建設工事等施策執行状況について。 平成28年度倶知安町発注工事情報(工事金額130万円以上)で公表している工事の8月15日現在の発注状況は、附帯工事3件を除く工事件数46件中31件で、67.4%、金額(予算額)ベースでは57%の執行率となっております。 建設課所管の8月15日現在の工事発注状況は、附帯工事3件を除く14件中、発注済みが9件であります。未発注の5件につきましては、9月初旬までに2件、9月中旬ごろに3件を発注する予定であり、附帯工事3件につきましても、随時発注する予定で準備を取り進めているところであります。 また、今季の除排雪に向けましては、労務単価、機械経費の上昇を踏まえまして、除排雪業務委託費の増額補正を提案することといたしました。 二つ目に、双葉ダム関連事業について。 農林水産省との管理委託協定に基づき、本町が管理を行っている双葉ダムにつきましては、平成26年度、平成27年度に取水施設のふぐあいに対する修繕等を実施してきましたが、本年度、新たに発生したふぐあいと対策について報告いたします。また、今後における抜本的対策としての事業化についても、あわせて御報告いたします。 本年、新たに取水管放流ゲートと主バルブまでの管内部において、放流時に起こる減圧を正常な気圧に保つための給気用空気管の逆支弁のふぐあいによる漏水と主バルブからの微量の漏水が確認され、空気管の改修と主バルブのオーバーホールが必要なことが判明いたしました。この修繕に当たっては、多額の経費がかかることから、小樽開発建設部農業開発課と協議の上、本年度中に国営施設応急対策事業として実施することで進めております。 なお、経費につきましては、本年度実施の原因究明等調査は100%国費負担、修繕につきましては、次期国営かんがい排水事業、中後志地区の事業費として計上されることとなりましたので、御報告いたします。 次に、今後における抜本的な対策としての事業化について御報告いたします。 双葉ダムにつきましては、直轄かんがい排水事業双葉地区(昭和43年から平成元年)により造成され、現在に至っております。 平成15年度には、施設の老朽化等に対応するため、国営造成土地改良施設整備事業双葉地区の実施により、双葉ダム堤体のアスファルトフェーシング、管理機器及び幹線用水路の改修整備が5カ年で実施されております。 しかしながら、当初整備から40年以上が経過し、さらなる施設の老朽化が進んでいること、営農形態が水稲主体から畑作経営に移行しており、それに対応した用水手当てがされていないことや、水稲については、代かき期間の短縮、深水かんがい等の近年の営農に対応した用水が確保されていないこと、また、複数の取水施設を利用した水利用形態のため、維持管理に苦慮していることなどが課題としてありました。 これらの解消策として、用排水施設の改修や取水施設の統廃合を行い、地域の用水需要に応じた再編を行うため、平成28年度より国営かんがい排水事業中後志地区の事業化に向け、地区の現状把握を行い、技術的、経済的妥当性を検討の上、事業計画を策定する国営土地改良事業地区調査中後志地区として平成30年度をめどとして進められているところです。 地区調査の終了後、10年間をめどとして取水塔の全面改修、頭首工の改修、幹線用水路の改修・補修等の実施が予定されているところであります。 以上、6月定例町議会以降における諸般についての行政報告といたしますが、追加して行政報告を、別紙がありますので、報告させていただきます。 平成28年8月30日から8月31日未明にかけて台風10号の影響による被害状況の概要について行政報告いたします。 8月30日夜、暴風域を伴いながら北海道南部に接近、翌31日未明にかけて通過し、日本海側は暴風雨、太平洋側は豪雨となり、既に報道されているとおり甚大な被害が生じております。 幸い当町は雨量が少なく、24時間の降水量は倶知安測候所においては19ミリでした。しかしながら、風の状況については、30日23時30分における10分間平均風速は14.8メートル、最大瞬間風速は23時20分に31.6メートルの暴風雨を計測いたしました。 この暴風雨の影響により、通行どめが比羅夫駅から比羅夫橋までの区間のほか3路線、停電が山田・樺山方面などで340戸、家屋などの屋根剥離、車庫倒壊などが4件、倒木被害は町道で36本、旭ケ丘公園内で3本、学校、保育所ほかで13本、比羅夫共同墓地で6本、電線に倒れたものが2本、合計60本、農業関係では全町的にスイートコーン及びそばが半倒伏、ほか町内の一部でデントコーンが半倒伏、小豆などが一部半倒伏となりましたが、収穫に影響がないものと捉えております。そのほか、ビニールハウスの倒壊が1件、倉庫の全壊などが5件の被害状況となりました。詳細については、添付資料をごらん願います。 なお、これらの被害状況の中で倒木本数が60本に及ぶことから、その倒木処理について所要の経費がまとまり次第、本定例会において追加補正を御提案させていただきますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 以上であります。 ○議長(鈴木保昭君) これから、質疑を行います。質疑ありませんか。 原田芳男君。
    ◆7番(原田芳男君) 済みません、双葉ダムの関係についてお聞きしておきたいと思います。 ダムの取水の関係にかかわっては、本年度中に工事をするということで報告がありました。 この経費については、今、調査を始める中後志地区に上程するということなのですが、そこで確認しておきたいというか、きっちりしておかなければならないことが一つありまして、前回、水門の関係で工事をやった分について、組合員の間からは、説明もなく切符だけ送りつけるのかと。人の懐に手を入れて取る気かというような叱責を受けました。この関係はどういうふうに進めていくのかというのが1点です。 それから2点目は、中後志地区の関係については3年間の調査が行われ、その後、事業ということになるのですが、やはりどれぐらいかかるのかというのを明らかにしておく必要があると思うのです。倶知安町の分については10アール当たりどれぐらいかかるのかということが大事で、それを明らかにしなければならないということが一つ。 それから、工事にかかる前提として、同意書に印鑑をもらわなければならない。それで、参加組合員の対象地積については全て同意書に印鑑をもらわなければならないということがあります。これはたしか80%だったと思うのですが、それを下回ると工事ができないということになっています。そうなると、この工事費を新しい事業に計上するということになっているのですが、そこで不採択というか、同意が得られなかったということになった場合、この工事費はどういうことになるのかなということです。 この2点についてお答えいただきたいと思います。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) これについては、担当のほうから詳細の御報告をさせていただきます。 よろしくお願いします。 ○議長(鈴木保昭君) 建設課長。 ◎建設課長(菅原雅仁君) まず、事業の説明につきましては、受益者の団体である土地改良区と協議の上、受益者のほうに説明を図っていきたいというふうに考えております。 また、事業費、いわゆる受益者負担でございますけれども、現在においては双葉地区、次期事業でございますけれども、総額80億円ということで予定をされております。ただ、あくまでもまだ概算段階でございます。 それから、受益地につきましては、今の地区調査で確定させると。その後、倶知安町、京極町、それから共和町、この中でどのような負担割合にするかという協議が進められますので、現在においては今幾らかという形で御説明することができない状況でございます。また、今の負担割合の中で計算することも、概数としては可能かもしれませんけれども、数字がひとり歩きするとちょっとまだ困るということでございますので、地区調査を進めて、お知らせできる段階で情報は提供していきたいというふうに思います。 また、次期事業の同意に関してでございます。同意についても、おっしゃるとおり同意が集まらなければ、次期の事業についてはできないということでございますけれども、ちょっと現在の緊急対応につきましては、その辺確認をしていなかったところでございますが、緊急対策につきましても実際は緊急対策ということで、双葉地区につきましては。次期事業があったので次期事業に乗せたということでございますけれども、緊急対応につきましては、改築事業等がある場合、それについても国営事業の対象として、国営事業として実施するというのが事業の枠組みで原則でございますけれども、また、北海道開発局小樽開発建設部のほうに確認をしてお答えしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(鈴木保昭君) 原田芳男君。 ◆7番(原田芳男君) わかりました。 それで、行政報告でも言っているように、管理者は町なのですよね、ダム管理者については。そこら辺、やはり町は責任を持って、例えば必要があるのであればこういう説明会をやるとか、それから関連団体にもこうしてほしいとかということをきちっとやっぱりやっていかなければだめだと思うので、遺漏なきように進めていただきたいというふうに思います。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) できるだけ受益者の方にも、既存の今の受益者関係の皆さん方を含めて、できるだけ情報を開示して状況については御報告をさせていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 榊政信君。 ◆12番(榊政信君) 第5次倶知安町総合計画の後期基本計画の平成27年度分の実施計画の各課における自己評価の報告が担当課からありました。これについては、今回の行政報告にコメントがありませんでしたので、もし町長のほうから何かありましたら報告をいただければと思います。次期の定例会は12月になってしまうので、そうしますと行政報告としましてはちょっと賞味期限が切れてしまいますので、現段階で町長のほうで何かありましたら報告をしていただきたいと思います。 もう1点、追加で台風10号の被害の報告がございました。台風の被害につきましては、本町分だと認識いたしますけれども、道ですとか国のほうの担当分での被害についてはどのようなものであったのかも、もしわかりましたら報告願いたいのですけれども。 新聞では、羊蹄山の避難小屋の解体工事で解体中のプレハブですとか機材類が飛散したですとか、半月湖周辺の倒木が多数あったというような報道がありましたので、その辺についても把握しているところがありましたら御説明願いたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) 8月15日現在までの行政報告で、ちょっと第5次総合計画についての取りまとめの報告がちょっと整理されていませんでした。今月末にようやく総合計画についての事業評価を取りまとめをしたというところで、ちょっと行政報告に間に合わなかったということでありますけれども、これについては各議員の皆さん方にお配りをしているところと説明をされて、総務委員会での説明だけというふうになっております。また、これにつきましては、それぞれ所管委員会等も含めて報告しながら、これについては取り進めてまいりたいというふうに思っております。 それから、台風10号の国、道の状況でありますけれども、まだ北海道の今回の状況による報告の集約がちょっと私どもの手元にありませんけれども、半月湖の倒木、それから倒木により電線が外れているということで、下側の駐車場から上に上がっていく登山道については通行どめをかけていると、町のほうでも確認をして、今はそういう状況であります。 それから、羊蹄山の避難小屋につきましては、今、解体工事が行われておりますけれども、榊議員の言われたとおり、工事関係のプレハブ等が風に飛ばされて飛散して、何とかそれについては回収して片づけをしたという話をしておりますけれども、それについては情報は私のところでちょっと聞いてはおりますけれども、それ以外に国、道における、町内でのどこかあった箇所については、情報がまだ出おりませんので、集まり次第、御報告をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(鈴木保昭君) 榊政信君。 ◆12番(榊政信君) 今の総合計画の関係なのですけれども、担当課のほうからは報告書をいただきまして、若干の説明を受けて委員会で審議するところなのですけれども、町長にも報告書自体は上がっていると思いますので、それを見ていただいた感想を聞ければいいなと思って質問させていただいたのですけれども、具体的なことは委員会のほうでやるのですけれども、受けた最初の町長としてのコメントをいただければと思いまして、いただければお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) 私の手元に入ったのは先週の木曜日か金曜日ごろでありまして、ちょっと隅々まで目を通していないということで、今後、ちょっと目を通して、事業の進捗状況を含めて整理をしていきたいなというふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 作井繁樹君。 ◆8番(作井繁樹君) 新幹線の関係だったのですが、1番の高架化の中で中段のあたり、屋根形式についても雪対策委員会の議論を経て提示されるものと想定しておりますという表現なのですが、これは雪対策委員会で自発的に議論をしていただくという意味合いなのか、何らかの諮問をきちんと町長がされるということなのか、ちょっとその辺確認したいのですが。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長、できるだけ詳細に説明してください。 ◎町長(西江栄二君) この雪対策委員会につきましては、国の今の鉄道・運輸機構の中で、今後の豪雪地帯における雪の、トンネル以外の見える部分について対応策をどうするかということで検討していまして、その中においては、一つは屋根方式で屋根をかけて対応するのかどうかというもの、もしくはロードヒーティングをして雪を解かす方式で、電気で解かすのかと、数パターン考えられていまして、いろいろな手法をもって、今、鉄道・運輸機構の中で検討しているところであります。 それを踏まえて、結果が町のほうに報告されるものというふうに思っていますので、町としてはせっかく羊蹄・ニセコエリアが見える中で、屋根がついて壁ができるようなトンネルになる、壁になるのはちょっと困るなという話も一部では出ておりますので、これらについても町としての考え方も含めて、鉄道・運輸機構とは詰めていかなければならないなというふうに思っております。 まだ内容については、全くどんな形式になるか鉄道・運輸機構でも示されておりませんので、それらを踏まえて、今後、その状況を加味しながら、町側からも提案をしなければならないなというふうに思っております。 以上であります。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 笠原啓仁君。 ◆2番(笠原啓仁君) 簡単に。 統合保育所の関係なのですが、これは私の不勉強かもしれませんけれども、ここにもありました7月13日に開催した住民説明会で、その後に開催をされました統合保育所特別委員会で配付されたのですが、物すごい一生懸命つくっていただいた会議録なのですが、間を置かず町のホームページで公開をするということだったのですが、僕、その当初は結構確認していたのですが、なかなか公開されていなかったのですけれども、今公開されているかどうか。今現在、全部公開しているのかどうか。僕が確認した時点では、まだ公開されていなかったのですけれども、それですね。 それからもう一つ、9月29日にさらに住民説明会を開催するということなのですが、これは29日1回のみの住民説明会なのか、別な日にもまた2回目、3回目を考えていますよということなのか、そこですね。 それから、行政報告の中には具体的には触れられていないのですが、6月の定例議会で、私、公の施設での禁煙問題を質問したのですが、その答弁で町長は全面禁煙しますと、その中身については職員にも周知徹底していきたいという答弁で終わっていたのですが、その後、どのような形で全面禁煙をしたのか。その内容ですとか、ちょっとわからないものですから、果たして本当に全面禁煙しているものかどうか、そこをどのようにして、また職員に対しては周知徹底をしているのか、その経過について簡単に御報告願います。 それから最後に、会議等への出席動向の中の37ページの下から2番目、泊発電所の安全確認協定に関する連絡会、札幌市で開催されたということなのですが、これの安全確認協定に関する連絡会の構成と、この日に行われた連絡会はどのような内容の会議が行われたのか、簡単に報告をお願いします。 以上。 ○議長(鈴木保昭君) 最後の質問を別にして、内容的に行政報告からなるべく離脱しないように。書いていないことを質問するというのは、一般質問等で機会がありますので、その中でやっていただきたいと思いますけれども。今質問されたことについては、もう質問されましたので、答えていただきたいと思います。以後、よろしくお願いいたします。 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) 統合保育所についての御質問でありますけれども、7月13日に説明会が終わった後、特別委員会の会議録についてホームページに掲載するということは、担当のほうからちょっと御説明します。 また、9月29日についての以降どうするのかについても、担当から述べさせます。 それから、保健福祉会館の全面禁煙につきましては、総務課から職員宛てに通知を出して全面禁煙の周知等行っております。 ただ、本庁舎については、住民の御利用もあるということで、玄関外にたばこを吸うところの配置はしている状況にあります。 詳細については、総務課長のほうから説明させます。 それから、会議の7月27日の泊発電所の安全確認に関する連絡会についても、担当のほうから御説明させますので、よろしくお願いします。 ○議長(鈴木保昭君) 福祉医療課長。 ◎福祉医療課長(川南冬樹君) それでは、笠原議員からの統合保育所に関する御質問についてお答えしたいと思います。 まず、7月13日に保護者説明会があり、広報紙、それからホームページでアップするというような説明がされていると思います。ホームページに関しましては、先週、町長決裁までようやくおりたというような形になりますので、今週中にはアップするというような形で対応していきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。 それから、9月29日に開催されます住民説明会以降、いわゆる何回やるのだというような御質問だと思うのですけれども、とりあえず制度的な説明を含めた中で、29日に説明会をする予定でおりますけれども、それ以降については、周知が十分ではないというような判断がされれば、改めてそれについては検討してまいりたいということでありますけれども、現段階におきましては29日の説明会で御理解いただきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(鈴木保昭君) 総務課長。 ◎総務課長(福家直人君) ただいまの御質問の中の公共施設の全面禁煙の関係でございます。 こちらは6月の質疑を踏まえまして、町長答弁の中で公共施設について全面禁煙を徹底するという答弁でございます。それを踏まえまして、議会終了後、まず課長会議の中でそのようなことの周知徹底を図っております。さらに、それに基づきまして通達ということで、町長名での職員への通達文書を発しまして、全職員へ全面禁煙の旨、通達をしております。 ただ、庁舎につきまして、これは一般の町民の方も出入りしていただく施設ということがございます。それらの観点から、庁舎におきましては、玄関脇に灰皿を設置しておくといった取り扱いで、庁舎内においては全面禁煙を周知したところでございます。 以上であります。 ○議長(鈴木保昭君) 総務課参事。 ◎総務課参事(赤木裕二君) 泊発電所の安全確認協定に関する連絡会の委員構成につきましては、立地4町村を除く市町村長16名、北海道電力、北海道の委員構成となっております。 内容につきましては、環境放射線の測定結果などについて、立入調査の結果について、発電所の運転状況について、この3点でございました。 以上であります。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに。 笠原啓仁君。 ◆2番(笠原啓仁君) 議長、済みません。行政報告に直接関連しない質問ということで、たばこのことだと思うのですが、これは一般質問でしようかなと思ったのだけれども、今聞いて大体理解できれば一般質問はしなくてもいいなと思ったので、済みませんでした。 それで、たばこの件なのですけれども、ということは、来客者が来るので灰皿まで撤去できないという御答弁だったのですが、したがって、その灰皿はあくまでも来客者用の灰皿なのですよということで、そういう認識でよろしいでしょうか。 ○議長(鈴木保昭君) 総務課長。 ◎総務課長(福家直人君) 職員の禁煙に関係しての関係でございますけれども、灰皿の設置、これは基本的に一般町民の方ということでございますが、ただ、職員に限定して捉えた場合については、職員においても勤務時間外、この時間帯においては一般町民とみなして喫煙することは可能であると、そういう捉えをしています。 ○議長(鈴木保昭君) 笠原啓仁君。 ◆2番(笠原啓仁君) 勤務時間外であれば職員も一般客と同じ扱いをしますよということは、逆に言うと勤務時間中はだめですよということなのでしょうか。 ○議長(鈴木保昭君) 総務課長。 ◎総務課長(福家直人君) ただいまの御質問、御指摘のとおり、職員については勤務時間中については禁煙と、これは鉄則でございます。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 門田淳君。 ◆4番(門田淳君) 済みません、行政報告の台風被害についてちょっと一つ質問させてください。 今回、追加補正が出るということなのですけれども、今回の台風の被害で、この地域は大雨の被害はなかったのですけれども、北海道で大雨の大きな被害が出ました。その中で、今後災害対策本部とか各被害が出た地域でボランティアセンターなどが立ち上がっていくのですけれども、倶知安町の職員もそういうところに一度派遣をしたり、この地域でも大雨の被害が起こった後の行政の対応の力が出ると思うので、そういったところも今後検討とかされるのでしょうか、されないのでしょうか。質問です。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) 今回、台風10号の被害を含め、今、道東と道央関係に大きな被害をもたらしておりますけれども、この大雨対策についても、下流よりも上流での雨が降ったときにも、倶知安でも例えば喜茂別、京極で大雨が降った場合については、倶知安が降っていなくても増水をして、もしかすると氾濫する可能性は十分にあると。この判断というのが、避難勧告をいつ出せばいいのかということも含めて、非常に議論がされているということで、これらについては危機管理を含めて、その対応策というのはもっと早目に準備をして整えて、いざというときの対策ということで、そういう対策本部を設ける必要があるということで、それらも含めて今後そこについては十分本町としても考えていかなければならないというふうに思っております。 それから、派遣につきましては、倶知安町単独で行ってこいというわけにいかないので、受け入れ先とも協議しながら、もし現状が受け入れできるなら派遣してみて、今後の本町の災害における対策としても講じられるのかなと思っておりますので、それについては今後ちょっと検討して対応してまいりたいと思っています。よろしくお願いします。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) これで、質疑を終わります。 これで、行政報告を終わります。----------------------------------- △日程第5 教育行政報告 ○議長(鈴木保昭君) 日程第5 教育行政報告を行います。 これを許します。 田中教育長。 ◎教育長(田中洋子君) それでは、教育行政報告を申し上げます。 初めに。 平成28年第3回倶知安町定例町議会の開会に当たり、6月定例会以降における教育行政の重立った事務事業の執行状況及びその概要について御報告をさせていただきます。 最初に、学校教育関連についてです。 1点目、町内小中学生の各種大会の出場結果についてです。 町内小中学校では、6月から8月にかけて小学生の陸上大会、中体連の後志・全道などの各種大会が開催されました。 小学生の陸上では、北海道大会出場標準記録を突破した町内各小学校の児童11名とリレー1チームが、7月17日、18日に旭川市で開催された第34回北海道小学生陸上競技大会に出場し、ジャベリックボール投げで東小学校6年女子が準優勝、ほかに2名が入賞という立派な成績をおさめました。 ジャベリックボール投げで準優勝した児童は、8月6日に函館市で開催されました東日本都道府県小学生交流大会に駒を進め、そこでも準優勝という立派な成績でした。 また、中体連では、団体種目の女子ソフトボールを初め、個人ではバドミントン、水泳、陸上、卓球の各競技で全道大会出場を果たしました。 結果では、バドミントン男子シングルスが1回戦を勝利しましたが、続く2回戦で敗退、ほかの個人種目も残念ながら予選あるいは1回戦での敗退となりました。 女子ソフトボールは地元倶知安町で全道大会が開催され、多くの応援もありましたが、残念ながら1回戦で今大会準優勝チームである七飯・八雲野田生中学校チームと対戦し、敗退という結果でした。 また、男子バレーボールでは、余市東中、岩内第二中との合同チームとして、倶中から2名が全道大会に出場しましたが、予選ブロックで敗退となり、全道初勝利とはなりませんでした。 2点目、小中高英語連携事業についてです。 昨年度に引き続いて実施する小中高英語連携事業では、5月24日に第1回の英語連携協議会を開催し、今年度の活動について協議を行い、中学、高校教員による小中学校への乗り入れ授業とイングリッシュ・デイ・キャンプ等の実施を決定いたしました。 前期の活動として、6月と7月に町内2校の高校教員及び中学校教員が小学校で乗り入れ授業を行ったほか、8月10日には地方創生先行型交付金を活用した事業として、町内の小中高の児童生徒25名が参加してイングリッシュ・サマー・デイ・キャンプを実施いたしました。 当日は倶知安農高のキャンパスを会場に、倶知安高校、倶知安農高、倶知安中学校の英語科の先生方とALTを初め、農高生30名にもサポートをいただきながら、英語による自己紹介や農場内で英語表現を学ぶウオークラリーを行い、お昼には異年齢で構成されたグーループごとにカレーライスをつくり、午後からは農場見学で学んだことについてまとめを行い、グループごとに英語でプレゼンテーションを行い終了したところです。 3点目、児童生徒の通学路における安全対策についてです。 児童生徒の通学路における安全確保につきましては、平成27年7月に策定した倶知安町通学路交通安全プログラムに基づき、関係機関が連携して、通学路の定期的な合同点検の実施や対策の改善・充実の取り組みを実施しておりますが、本年は7月25日に第1回の倶知安町通学路安全推進会議を開催いたしました。 推進会議では、昨年度実施した合同点検箇所の対応状況について確認し、今年度で追加となった箇所を含め、11カ所について各関係機関での対応について協議を行いましたが、今後は危険箇所を現地で合同点検するとともに、さらなる安全対策の充実に向けた協議などを進めることとしております。 4点目、新学校給食センターについてです。 新学校給食センターの建設工事につきましては、計画どおり進捗しており、建物外観については、ほぼでき上がっております。現在は内部施工とともに大型備品の搬入が行われており、10月末の完成に向け順調に進んでいるところです。 また、給食調理業務の委託につきましては、来年度の稼働に向け、公募プロポーザルによる業者の選考を進めており、7月20日に公募公告、8月2日で参加表明書の提出を締め切ったところ、4事業者からの参加表明があり、8月8日のプロポーザル審査会で参加資格等を確認した上で、正式に提案者として決定したところです。 今後は、9月20日に提案者からのプレゼンテーションを実施する予定となっており、9月末ころをめどに事業者を選定したいと考えております。 次に、社会教育関係についてです。 公民館では昨年度に引き続き、地方創生加速化交付金を活用した「ことばでつながるまちづくり事業」として、町民向け英語研修を開催しています。 今年度は、日常的に使われる一般初級英語にフォーカスし、聞く、話すといった会話を中心としたプログラムにより、英語に対する言葉の壁の緩和を目的として、昼間と夜間の2コースに分け、それぞれ定員20名の参加により、7月1日から10月14日までの毎週金曜日、全15回の予定で実施しているところです。 青年教育では、北海道新幹線や高速道路の延伸をきっかけに未来を見据えたまちづくりの機運が高まりつつある今、まちづくりは人づくりの観点から、倶知安青年会議所との共催により、次世代につなぐ新たなまちづくりフォーラムと題し、本町の基幹産業である農業を切り口に、学識経験者の基調講演と高校生を含めた異業種間の青年によるパネルディスカッションの2部構成で開催したところです。 フォーラムの第2弾として、9月10日に地域活性の創出をテーマに開催されますので、多くの皆様の御参加をいただければと思います。 小川原脩記念美術館では、6月に今年度の重点事業である小川原脩作品「納屋」の修復業務に着手しております。「納屋」は小川原脩の初期作品群の中でも最大の代表作で、1933年、東京美術学校(現在の東京藝術大学)在学中に制作され、当時の官展である第14回帝展に入選した大変貴重な作品です。 修復業務は来年3月末までの契約期間となっておりますが、現在の進捗状況では、年内には修復作業が完了できそうとの連絡を受けております。修復が完了した際には、できる限り早く皆さんにごらんいただけるよう、展示期間の調整を図りたいと考えております。 また、より多くの子どもたちが小川原脩作品に触れ、美術館に興味を持ってもらうことを目的として、夏休みと冬休みの小中高生の入館料の無料化を実施したところであります。 倶知安風土館では、今年度の春から実現に向け協議を続けてきた、酪農学園大学との事業連携として、倶知安町周辺をフィールドワークとする2、3年生の学外実習の受け入れを8月より始めたところであります。 総合体育館では、各種スポーツ教室を開催いたしましたが、特に各小学校の運動会前に実施した、小学校1、2年生対象の「もう少しで運動会!でももっと早く走りたいなーと思う1・2年生集まれ!」では、定員を大きく超える申し込みがあったため、スポーツ推進委員、スポーツ指導員の協力のもと、本来1回の開催であったところを、1回目3日間、2日目2日間の日程で急遽2回の開催とし、延べ165名の子どもたちの参加をいただいたところであります。 結びに。 以上、第2回定例町議会以降の教育行政の主な事業について御報告申し上げましたが、事務事業の詳細につきましては、以下に掲載しております資料を御参照いただきたいと思います。 これで、教育行政報告を終わります。 ○議長(鈴木保昭君) これから、質疑を行います。質疑ありませんか。 原田芳男君。 ◆7番(原田芳男君) バレーボールが三つの学校、統合で出たけれども、なかなか勝てなかったという報告がありました。残念だなとは思っております。 そこでお聞きしておきたいのですが、たしか倶知安中学校と東陵中学校の統合のときに我々のところに出された資料の中に、統合しないとクラブ活動とかそういったことにも支障を来すということが書いてあったはずなのですけれども、そこら辺との兼ね合いはどういうことになっているのでしょうか。倶知安中学校単独校ではそこに参加できなかったのか、クラブ活動がちゃんとやられていないのかどうなのか、そこら辺についてお知らせください。 それからもう一つ、通学路の安全点検の関係、これは本当に大事なことだと思います。そこで、郡部のバスの関係についてお聞きしておきたいのですが、当初から北部のバス通については1時間以上、東小学校まで行くのにかかると。中には、車酔いがひどくて大変授業にならないという子どもも中にはいたということを聞いています。 当然、本当は2系統にすべき地区ではないか。1時間以上かかるといったら、無理して倶知安でなくても、余市まで通っても十分に通える距離、時間ですよね。そういう通学、幾らバスとはいえ、そんなに時間を要するというのは非常識でないかなというふうに思っているのです。そういう北のほうを2系統にすべきではないかというふうに思いますが、いかがでしょうか。 この2点について。 ○議長(鈴木保昭君) 教育長。 ◎教育長(田中洋子君) ただいまの原田議員からの1点目、部活動の状況についてでございます。 現在、倶知安中学校、運動部が八つ、それから文化部が三つということで各部活動行っているところです。その中でも部活動の状況をちょっと学校にも確認をいたしましたところ、どうしても人気のある部に部員が集中してしまうというような状況もあるようです。このあたりのバランスにつきましては、あくまで子どもたちの希望によって部活動が編成されておりますので、なかなかちょっとバランスというのがうまくとれていないというのが実態であろうかなとは考えております。 ただ、今回、男子のバレーボール部が後志管内の余市、岩内との合同チームで出場したところでございますが、部活動としてはバレー部男子・女子ともに活動しているところでありまして、ただ、単独チームでの編成ができなかったことから、今回の大会におきましては合同でのチームを編成した上で出場したという経緯がございました。 それから、通学路の安全のバス通学に関する部分でございますが、北部のバスにつきましては、現在1時間程度の時間の中で、北部の奥の大和のあたりから子どもたちを乗車させながら各学校に届けているという状況となっております。 ただいま原田議員のほうから2系統に分けるべきではという御提案もあったところなのですけれども、そのあたりの状況につきましては、子どもたちの実態、それから今後の子どもたちの推移なども見守りながら、教育委員会といたしましても検討していきたいというふうには考えているところです。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) 原田芳男君。 ◆7番(原田芳男君) バスの関係については、また別の機会にということでしたいと思います。 問題はクラブ活動の関係、中学校を統合するときの最大の理由だったのですよね。今のままでは、単独校ではクラブ活動だとかそういうことができないと。だから、代表でそれぞれ各町村から出てやるということであれば、別に倶知安中学校と東陵中学校、両方でクラブ活動をやってもいいのだし、統合したのがいいとか悪いとかはまた別の次元の話として、その理由としてなぜそのようなことを持ち出したのか、そこが私は理解できないのです。 現実的にそうなっているわけでしょう。本当であれば、倶知安中学校単独で出ればいい話なわけだから、何のために統合したのかということにはつながっているわけですよね。なぜそんなことを理由に我々に提示したのか、その理由をお聞かせ願いたいと思うのですよ、私は。 ○議長(鈴木保昭君) 田中教育長。 ◎教育長(田中洋子君) ただいまの部活動に関します部分の再質問でございます。 議員おっしゃるように、確かに統合のときの理由の一つといたしましては、部活動の充実という観点もあったわけでございます。ただ、統合後、それぞれの学校の中で適切な部活動、何部を配置したらいいのかというあたりの検討の中で、現在のような運動部八つ、文化部三つというような構成で部活動が行われているところなのですが、先ほども申し上げましたとおり、子どもたちの希望によってそれぞれの部活動が行われております中で、人気が多い部分といたしましては、例えばサッカー部、バドミントン部などがございまして、それぞれ50名近い部員を抱えた中での活動というふうにも聞いております。 その中で、たまたま現在は男子のバレーボールを希望する子どもたちが少なかったということで現在のような状況にはなっておりますが、そのあたりにつきましては、また今後、充実できるよう、ちょっと学校との協議なども行っていきたいとは考えております。 ただ、基本的には子どもたちの希望によって編成されているということも、御理解いただければというふうに考えております。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) 原田芳男君。 ◆7番(原田芳男君) ひっかかったのは、なぜそれを統合の理由にしたのかというのを聞きたかったのです。 だって、希望でね、クラブ活動は本来的にそうあるべきだと思いますから、人数が少なければ今みたいに幾つかの学校と合同でやればいい。だから、それを統合の理由にする理屈がわからない。現実にそうなっているわけだし、そこのところ、なぜそれを理由にしたのかをお聞きしているのです。 現実そうでないわけでしょう。ということは、早く言えば虚偽の説明であったということにもつながっていくわけですよね。ちゃんとそこは特に教育に関することですから、これはやっぱりきちっとしておかなければならないことだと思うのです。そこのところを聞きたい。現状はどうだとかこうだとかということもあるけれども、なぜ理由にしたのかということを聞きたいのです。 ○議長(鈴木保昭君) 具体的に答弁いただければと思います。 教育長。 ◎教育長(田中洋子君) ただいまの原田議員の再々質問でございます。 確かに部活動が充実できるというのは、統合のときの理由の一つにはなっておりました。統合当時はそのような形で部活動が編成され、それぞれ活動していたところとなっておりますが、統合から4年目を迎えた中で、現在の子どもたちの希望の中で、今回、男子バレーボールが単独でのチーム編成ができなかったという状況になっております。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 笠原啓仁君。 ◆2番(笠原啓仁君) 今の原田議員のように、何々すべきだというふうになると、自分の主義主張になりますので、それは一般質問の場で私もいろいろありますのでやらせていただきまして、この場では純粋に行政報告に対する質疑ということでやらせていただきます。 それで、通学路の安全確保なのですが、ことしも7月25日に推進会議を開いたということなのですが、11カ所指定した通学路なのですが、その中に西小学校の西側になるのですか、橋、あれも通学路だと思うのですが、あれは非常に危険だという利用者の保護者からもありますし、周辺の町民の皆さんからもかなり声が上がっていると思うのですが、あそこも11カ所の中に入っていましたでしょうか。もし入っているとしたら、今回また11カ所の箇所について関係機関で対応について協議したということがありますので、どんな対応協議をしたのか、それが1点。 それから、詳細は資料を見てくれということなので、7ページ、1、教育委員の活動の④、第14回教育委員会で平成28年度の準要保護児童・生徒の認定状況ということなので、今わかれば簡単に認定した状況、具体的な数について御報告願います。 以上2点。 ○議長(鈴木保昭君) 教育長。 ◎教育長(田中洋子君) ただいまの笠原議員からの御質問にありました子どもたちの通学路における安全対策というところで、西小学校の南側になるのでしょうか、西側になるのでしょうか、橋の状況でございます。これにつきましては、平成27年度に各学校から上げられました危険箇所の中の1カ所ということで、これまでも対応しているところでございます。 これらにつきまして、これまで関係機関が集まった協議の中では、実態といたしましては、二、三十名の子どもがあの橋を通って通学をしてくるという現状になっておりまして、特に朝の時間帯などはスピードを出してそこを通行する車が多いということから、学校としても何か安全対策を講じることはできないかということで、危険箇所に挙げられているところです。 現地で対応について協議も昨年度から継続して行っているところなのですけれども、その中では現実問題、橋のかけかえなどについては、今、早急に対応できるような状況にはなっておりませんので、何とか歩道を設置することはできないのかというようなお話も出たところです。ただ、これらにつきましても、なかなか土地の確保でありますとか、経費の問題などから早急には対応できないということで、現在のところはパトカーによる巡回の強化、それから看板などを設置することによって目視での抑制効果につながるような対策ができないか、それから道幅を少しでも広くするためにということで、冬期間の除雪につきましては、建設課のほうでも非常に子どもたちにということで優先的に対応してくださっておりまして、除雪の対応等によって子どもたちの安全対策を講じているというのが現状となっております。 それから、要保護、準要保護の状況につきましては、担当課長のほうから説明をさせたいと思います。 ○議長(鈴木保昭君) 担当課長。 ◎学校教育課長(中村孝弘君) それでは、私のほうから要保護、準要保護の認定状況について御報告をさせていただきます。 今年度の認定状況につきましては、小中合わせまして248件の申請がございました。 その中で諸審査を行った結果、非認定として所得オーバーという方がおられまして、その方々5名を除く243名の認定を行っております。内訳としましては、要保護14名、準要保護229名です。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) 笠原啓仁君。 ◆2番(笠原啓仁君) わかりました。 通学路の件は、今の教育長の説明を伺いまして、ここから私の今度は主張になるのですが、その主張や提案はこの場にはふさわしくないので別の機会でやらせていただきますが、あそこは本当に今言ったように、特に冬場は非常に危険なところで、言うまでもないことなのですが、街場から山に通う従業員の方がすごい今ふえていますよね。それらの方の多くがあそこを利用するということもありますし、さらにあそこは除排雪のダンプも行き来していますよね、あの橋のすぐそば。そういう意味では、非常に危険だという認識は教育委員会も私もしていますので、その対策については別の機会に私も提案をさせていただきます。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。 小川不朽君。 ◆1番(小川不朽君) 同じく児童生徒の通学路における安全対策について質問いたしますが、今年度で追加となった箇所を含め11カ所ということでありますけれども、今年度追加で11カ所ということで、今年度はまだ半ばでありますけれども、北海道新幹線の工事というのが加速化して、町内に事業所などもできつつあるということや、また、トンネル工事の交通量の問題なのですけれども、今年度まだ半ばであるのですが、そういった中で、さらにそういったような点検箇所というのがかなりふえそうな感じなのですけれども、そういうようなことは予想されているかどうかちょっと質問したいと思います。 ○議長(鈴木保昭君) 教育長。 ◎教育長(田中洋子君) ただいまの小川議員の通学路における安全対策に関しての御質問でございました。 この11カ所、昨年10カ所で、今年度につきまして、また新たに各学校から通学路における危険な箇所として1カ所が追加になりまして、現在11カ所について関係者が集まって協議を行い、安全対策、何か講ずることができないかということで対応をとっているところでございますが、新幹線の工事に絡んでという部分では、先ほどの町長の行政報告にもありましたとおり、今、業者、それから鉄道・運輸機構によりまして、町内の関係者を対象といたしました説明会などが行われているところです。 また、今後も説明会等が行われるということでお聞きをしておりますので、その際には学校関係者、それから地域の方々、また保護者の皆様にもお話をぜひお聞きいただいた中で、対策が必要となるような状況があれば、教育委員会としてもそれらを含め、また、安全対策を講じていかなければならないとは考えているところです。 以上です。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) これで、質疑を終わります。 これで、教育行政報告を終わります。 この際、暫時休憩をいたします。 午前中で終了予定といたしたいと思いますので、以後、協力をお願いいたします。     午前10時53分 休憩-----------------------------------     午前11時04分 再開 ○議長(鈴木保昭君) 休憩前に引き続き、会議を再開します。----------------------------------- △日程第6 報告第1号から報告第4号まで ○議長(鈴木保昭君) 日程第6 報告第1号平成27年度虻田郡倶知安町健全化判断比率の報告について、報告第2号平成27年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計決算に係る資金不足比率の報告について、報告第3号平成27年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計決算に係る資金不足比率の報告について及び報告第4号平成27年度倶知安町水道事業会計決算に係る資金不足比率の報告についてを一括議題といたします。 本件について、提案理由の説明を求めます。 まず、報告第1号、多田総務課主幹。 ◎総務課主幹(多田敏之君) それでは、御説明させていただきます。 報告第1号平成27年度虻田郡倶知安町健全化判断比率の報告について。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成27年度虻田郡倶知安町健全化判断比率を監査委員の意見をつけて報告する。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 裏面をごらんいただきたいと思います。 健全化判断比率報告書といたしまして、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成27年度決算に基づき平成28年度に公表する虻田郡倶知安町健全化判断比率を次のとおり報告します。 実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、数値が出てまいりませんでしたので、ハイフン表示としてございます。 また、実質公債費比率につきましては、7.9%であります。昨年度報告数値から1.4%改善の数値となっております。 次に、将来負担比率につきましては、50.6%であります。昨年度報告しました数値から8.3%改善している状況となってございます。 また、表の括弧書きにつきましては、早期健全化基準を示してございます。 なお、平成27年度の倶知安町財政健全化審査意見書につきましては、次のページ、また、その裏面に記載のとおりでございます。 また、財政健全化判断比率の算出の資料につきましては、4ページ以降の総括表1から4に記載のとおりとなってございますので、説明は省略させていただきます。 以上でございます。 ○議長(鈴木保昭君) 次に、報告第2号、中村水道課長。 ◎水道課長(中村公一君) それでは、報告第2号について御説明いたします。 平成27年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計決算に係る資金不足比率の報告について。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成27年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計の資金不足比率を監査委員の意見をつけて報告する。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 裏面をごらん願います。 資金不足比率報告書。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成27年度決算に基づき平成28年度に公表する虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計の資金不足比率を次のとおり報告します。 特別会計の名称としまして、倶知安町公共下水道事業特別会計。資金不足比率についてですが、数値が算定されておりませんので、該当がないため、ハイフンの表記となっております。 また、次のページに監査委員からの意見書及び最終ページには資金不足比率等に関する算定様式を資料として添付しております。内容につきましては、記載のとおりでございますので、説明は省略いたします。 よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) 次に、報告第3号、熊谷まちづくり新幹線課長。 ◎まちづくり新幹線課長(熊谷義宏君) 続きまして、報告第3号平成27年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計決算に係る資金不足比率の報告について。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成27年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計の資金不足比率を監査委員の意見をつけて報告する。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 裏面をごらんください。 資金不足比率報告書。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成27年度決算に基づき平成28度に公表する虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計の資金不足比率を次のとおり報告します。 記といたしまして、特別会計の名称、倶知安町地方卸売市場事業特別会計。資金不足比率につきましては、平成27年度決算に当たり資金不足は生じておりませんので、ハイフン表示としてございます。 以上でございます。 なお、2ページ、3ページにつきましては、監査委員の審査意見書につきましては記載のとおりの内容となってございます。また、4ページの資金不足比率等に関する算定様式につきましては、記載のとおりの内容でございますので、説明につきましては省略をさせていただきます。 報告第3号につきましては、以上でございます。 ○議長(鈴木保昭君) 報告第4号、辻村水道課主幹。 ◎水道課主幹(辻村康広君) 報告第4号平成27年度倶知安町水道事業会計決算に係る資金不足比率の報告について。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成27年度倶知安町水道事業会計の資金不足比率を監査委員の意見をつけて報告する。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 裏面をごらんいただきたいと思います。 資金不足比率報告書。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成27年度決算に基づき平成28年度に公表する倶知安町水道事業会計の資金不足比率を次のとおり報告します。 記といたしまして、特別会計の名称、倶知安町水道事業会計。資金不足比率については、数値が算定されておりませんので、該当がないため、ハイフンの表記となってございます。 なお、次ページには、監査委員からの意見書及び最終ページには資金不足比率等に関する算定様式を資料として添付してございます。内容につきましては、記載のとおりとなりますので、説明を省略させていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(鈴木保昭君) これから、一括して質疑を行います。質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 質疑なしと認めます。これで、質疑を終わります。 これで、報告第1号、報告第2号、報告第3号及び報告第4号を終わります。----------------------------------- △日程第7 報告第5号 ○議長(鈴木保昭君) 日程第7 報告第5号平成27年度倶知安町土地開発基金運用状況報告についてを議題といたします。 本件について説明を求めます。 福家総務課長。 ◎総務課長(福家直人君) それでは、説明をさせていただきます。 報告第5号平成27年度倶知安町土地開発基金運用状況報告について。 平成27年度倶知安町土地開発基金運用状況を地方自治法第241条第5項の規定により、監査委員の意見書を付して報告する。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 それでは、裏面をお開きいただきたいと思います。 土地開発基金運用状況調書でございます。 中段のところで、平成27年度中の基金の増減につきまして記載をしてございます。預金利子のみ2万4,491円の増となってございます。 下段のところには、基金の総額といたしまして、27年度末、合計3億1,294万5,515円でございます。内訳につきましては、公用地として面積が2万7,177.23平方メートル、価格1億9,244万8,155円。それと現金として1億2,049万7,360円でございます。 次のページにつきましては、土地開発基金運用状況調書としまして、公用地の面積及び価格の内訳を記載してございます。 下段の表におきまして、多目的広場、旭ケ丘ほか6件、合計7件についての記載でございます。昨年度報告からの変更はございません。 なお、平成27年度の倶知安町土地開発基金運用状況審査意見書につきましては、裏面に添付のとおりとなってございます。説明につきましては、省略をさせていただきたいと思います。 以上で、報告第5号の報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) これから、質疑を行います。質疑ありませんか。 阿部和則君。 ◆13番(阿部和則君) 一般的に町が保有している土地を売った場合には、雑入で大体今まで処理されていると思っていましたけれども、この土地開発基金運用会社というのか、公社というのか、わかりませんけれども、ここで売れると言ったら変ですけれども、ここで売却できる土地というのはどういうものになるのですか。限定されるのですか。この2ページの下にある土地保有分とは、あくまでもこの物件のみが売れる対象になるという意味なのですか。その辺ちょっと教えていただきたいと思いますけれども。 ○議長(鈴木保昭君) 総務課長。 ◎総務課長(福家直人君) ただいまの御質問でございますけれども、こちらの報告内容につきまして、倶知安町の土地開発基金として保有している財産についての一覧でございます。 それで、2ページのところには公用地として、この内容といたしましては3ページのところ、6件の土地、それから土地のほかに現金を保有しているということでございます。 それで、ただいま売れる物件としてはということですけれども、開発基金として保有している土地としてはここに記載の7件の土地でございますので、売る物件としてはこの表の土地保有分、この7件が開発基金として売る物件といった内容になります。 以上でございます。 ○議長(鈴木保昭君) 阿部和則君。 ◆13番(阿部和則君) 売るほうはわかったのですけれども、例えば取得するといった場合には、例えば民有地であろうと何であろうと、その使用目的がはっきりしている分については、いかなる土地であっても取得できるという解釈でよろしいですか。 ○議長(鈴木保昭君) 総務課長。 ◎総務課長(福家直人君) 土地の取得の関係でございます。 こちらは、土地開発基金の条例において、条例の設置のところで記載がございますが、公用もしくは公共用に供する土地または公共の利益のために取得する必要のある土地をあらかじめ取得するということでございますので、一旦取得をした中で、それ以降に公用もしくは公共用なりに使う見通しがある、そういった見通しの中で、この基金として取得をするといったところになろうというふうに考えます。 以上でございます。 ○議長(鈴木保昭君) 阿部和則君。 ◆13番(阿部和則君) 今、公共のために使用する目的でもって取得するという答弁をいただきましたけれども、使用するという曖昧な表現ですけれども、きちっとコンクリートといいますか、決まっていなくてもいいという解釈でよろしいですか。例えば、何年何年にそれを町民向けに分譲するという、そこの団地がありましたけれども。 例えば、今、駅前の再開発をやっていますけれども、ある程度まとまった土地を町として取得しておいて、それを将来の再開発の拠点にするとか何とかという構想のもとに、とりあえずどっかこっかから、民間の民有地でも何でもいいのですけれども、まとまった土地を取得しておくというようなことは可能なのですか。 この辺のレベルの将来の公共の使用という範囲内に入るかどうか、その辺お聞かせください。 ○議長(鈴木保昭君) 総務課長。
    ◎総務課長(福家直人君) ただいまの御質問でございます。 この条例での規定、先ほど答弁させていただいたものでございますが、その辺の考え方ということになろうかと思います。 最終的には、今まさに限りなく100%の計画があるからここで取得するというケースもあろうかと思いますが、ただ、若干先を見通した中での使い道、そういったものが町、あるいは広く住民の方々のおおむねの賛同なりをいただいた方向性が一定程度見えた中では、それによって、例えばこれから土地価格が急上昇するような情勢だとかそういうものを避けて、比較的安価に取得ができるような見通しですとか、そういうもろもろの状況を踏まえた中で、早くに取得することがより町全体に対して利益をもたらす、そういったような見通しの場合には、それはもちろん最終的に理事者、あるいはそれを議会の御理解をいただくということも当然手続的にはあろうかと思いますが、その辺の合意がなされた上では、先行しての取得というのは手続的には可能な方向性というふうに考えております。 以上であります。 ○議長(鈴木保昭君) 副町長、何か補足ないですか。いいですか、今の答弁で。 副町長。 ◎副町長(窪田栄君) これから倶知安の場合は、この15年の間にさまざまな要件が、恐らく開発というスタンスの中で多く出てくるかと思います。 まず、土地開発基金そのものは、あくまで公共用地の先行取得という主体になって、公共用の目的を達成するために座金として基金に現金がありますので、一般会計上でわざわざ基金を準備しなくても買えるという仕組みです。 もし仮に土地販売を前提にしたまちづくりのために寄与するのであれば、土地開発公社というのがございまして、そこに公共用地の拡大という主たる役目もありますので、そこを活用してそこに取得してもらって、後々、そこからそれぞれの目的に従って販売をしていくというような手法がベストなのかなという思いをしております。 この土地開発基金以外で、公共用地の先行取得会計というのが過去にもありまして、それも土地の取得の手段として活用した事実がございまして、土地開発基金については、あくまで限られた、ここの土地の取得の保有分の名称がそれぞれ多目的広場等々ありまして、麓華苑のところももともとは土地開発基金で買ったのですけれども、一般会計から土地代を拠出して一般会計のほうに戻したという制度になっておりますので、御理解のほどをよろしくお願いします。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) これで、質疑を終わります。 これで、報告第5号を終わります。----------------------------------- △日程第8 認定第1号から認定第7号まで ○議長(鈴木保昭君) 日程第8 認定第1号平成27年度虻田郡倶知安町一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号平成27年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号平成27年度虻田郡倶知安町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号平成27年度虻田郡倶知安町介護保険サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号平成27年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号平成27年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について及び認定第7号平成27年度倶知安町水道事業会計決算認定についてを一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 西江栄二町長。 ◎町長(西江栄二君) それでは、私のほうから提案させていただきます。 認定第1号平成27年度虻田郡倶知安町一般会計歳入歳出決算認定について。 平成27年度虻田郡倶知安町一般会計歳入歳出決算を地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付する。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 認定第2号平成27年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について。 平成27年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算を地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付する。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 認定第3号平成27年度虻田郡倶知安町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について。 平成27年度虻田郡倶知安町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算を地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付する。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 認定第4号平成27年度虻田郡倶知安町介護保険サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について。 平成27年度虻田郡倶知安町介護保険サービス事業特別会計歳入歳出決算を地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付する。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 認定第5号平成27年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について。 平成27年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算を地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付する。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 認定第6号平成27年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について。 平成27年度虻田郡倶知安町地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算を地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付する。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 認定第7号平成27年度倶知安町水道事業会計決算認定について。 平成27年度倶知安町水道事業会計決算を地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見書をつけて議会の認定に付する。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(鈴木保昭君) これから、一括して質疑を行います。質疑ありませんか。 原田芳男君。 ◆7番(原田芳男君) それでは、一括して質疑をさせていただきます。 今回の予算にかかわっては、27年3月の定例会で理由を示して町長に反対の討論をしたところです。今回の決算は、その意見を踏まえてどのように運営されてきたかということが問われる大事な決算ということになっています。 その予算の討論の中で、私は、町長の姿勢として町民目線と言うけれども、町民目線に欠ける姿勢だということを強調いたしました。 中学校までの医療費の無料化というのが非常に喜ばれているという点は私も評価するのですが、ただ、福祉ハイヤーの問題とか、それから介護保険の引き上げの問題、そういった問題、住民の暮らしを守るという点でどうなのかという点で非常に疑問に思っているところです。 教育委員会にあっては、フッ化洗口の父母の不安を顧みず実施した点だとか、なおかつエリアマネージメント条例については、全く機能しないものだということを再三にわたって指摘をし、討論でも申し上げました。 現実的に町長の行政報告でそれは無理だということが表明されたわけですが、これらについても委託料の予算を組んでいるのです。だめだということがわかていながら、なぜ予算を組むのかという点を指摘いたしました。こういったことが再三の指摘にもかかわらず実行されてきたと、このことについてやはり町長は反省すべきではないかというふうに思っているところです。 住民の要望をどうかなえていくのかというのが町の政治に期待されるところでありますから、その点での町長の決算にかかわってのお考えをまずお伺いしておきたいと思います。 ○議長(鈴木保昭君) 西江町長。 ◎町長(西江栄二君) 原田議員の全般的な御質問だというふうに思っております。 3月の議会で28年度の予算について反対討論をされて、その主な目線は住民の要望を踏まえた、そういう予算をすべきではないかということであろうかなというふうに思っております。 平成28年度につきましては、一般財源等いろいろな限られた財源の中で最大限有効に活用する観点から、引き続き歳出の全般を十分精査した中で、緊急を要する施策等を勘案しながら予算を積み上げてきているということであります。 平成27年度の一般会計、初めて町長になって1年目の年で、さまざま前任町長から引き継いだ予算も含めて取り組みをしてきている中で、とりわけ何と言っても、やっぱり健全財政をする中で、それぞれの事務事業を選択して予算化をしているということであります。 医療費の無料化等実施もしておりますけれども、それぞれの分野の中で我慢しなければならない分野についてはそういうところもあろうかと思いますけれども、全般的にそれらの予算については一通りの健全財政の中でしっかり予算が執行されたのではないかなというふうに思っております。 今後ともいろいろな面でのこれから公共関連の維持補修も含めて、相当多くの老朽化している道路を含め、ある中において、今後とも適切な運営をしていかなければならないというふうに思っておりますので、また、それに加え、その時々によってさまざまな災害等を含めて緊急性あるいは重要性が高いものについては、さらにその時々に応じて対応していきたいというふうに思っておりますので。 いろいろな要望、100あるから100全部できる状況にありませんので、そこは選択した中で進めてまいりたいと思いますので、また、議員各位のいろいろな御意見を踏まえながら進めてまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 質疑なしと認めます。これで、質疑を終わります。-----------------------------------特別委員会の設置 ○議長(鈴木保昭君) お諮りします。 ただいま議題となっています認定第1号から認定第7号については、8人の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、認定第1号から認定第7号については、8人の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定をいたします。----------------------------------- △特別委員の選任 ○議長(鈴木保昭君) お諮りします。 ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第4項の規定により、議長において、小川不朽君、坂井美穂君、門田淳君、木村聖子君、山田勉君、田中義人君、榊政信君及び盛多勝美君の以上8名を指名したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名いたしました8人の議員を決算審査特別委員会の委員に選任することに決定をいたしました。 この際、暫時休憩をいたします。     午前11時33分 休憩-----------------------------------     午前11時40分 再開 ○議長(鈴木保昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。----------------------------------- △諸般の報告 ○議長(鈴木保昭君) 諸般の報告を事務局長からいたさせます。 ◎事務局長(大島曜君) 諸報告を申し上げます。 先ほど設置されました決算審査特別委員会の委員長に盛多勝美委員、副委員長に小川不朽委員がそれぞれ選出されました。 以上でございます。----------------------------------- △日程第9 議案第1号及び議案第3号 ○議長(鈴木保昭君) 日程第9 議案第1号平成28年度虻田郡倶知安町一般会計補正予算(第7号)及び議案第3号平成28年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 議案第1号、福家総務課長。 ◎総務課長(福家直人君) それでは、御説明させていただきます。 議案第1号平成28年度虻田郡倶知安町一般会計補正予算(第7号)。 平成28年度虻田郡倶知安町の一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億4,400万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ95億1,511万8,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」による。 債務負担行為の補正。 第2条、債務負担行為の追加は「第2表 債務負担行為補正」による。 地方債の補正。 第3条、地方債の変更は「第3表 地方債補正」による。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 それでは、歳出のほうから御説明いたします。14ページをお開きいただきたいと思います。 3、歳出。 2款総務費1項総務管理費5目財産管理費、補正額103万7,000円、補正後の額8,613万3,000円。13節委託料といたしまして、旧東陵中学校除雪業務委託料103万7,000円の計上でございます。 6目財政調整基金費、補正額1億4,600万円、補正後の額1億4,610万2,000円。25節積立金といたしまして、財政健全化金積立金1億4,600万円でございます。平成27年度決算額確定に伴いましての積み立てになります。 10目自治振興費、補正額505万8,000円、補正後の額5,013万7,000円。14節使用料及び賃借料といたしまして、ニセコひらふ安全センター建物借上料62万3,000円でございます。15節工事請負費、同じく安全センターの建物基礎工事443万5,000円でございます。こちら14節につきましては、28年12月から29年3月までの4カ月間の建物借り上げ料でございます。 続いて、14目事務改善費、補正額180万円、補正後の額7,024万9,000円。19節負担金・補助及び交付金といたしまして、総合行政システム運用費負担金180万円でございますが、こちら新会計制度への対応といたしまして、企業会計に倣った財務諸表作成に係る計上でございます。 16目諸費、補正額81万2,000円、補正後の額1,191万2,000円。23節償還金・利子及び割引料といたしまして、社会福祉費負担金精算に係る返還金81万2,000円の計上となります。 1項合計、補正額1億5,470万7,000円、補正後の額8億2,051万5,000円。 2款合計、補正額1億5,470万7,000円、補正後の額10億5万8,000円でございます。 続いて16ページ。 3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費、補正額104万8,000円、補正後の額3億3,016万3,000円。2の福祉分といたしまして、8節報償費、民生委員退任記念品ほかといたしまして12万1,000円。それから介護保険分といたしまして、19節負担金・補助及び交付金、地域介護・福祉空間整備推進事業費補助金といたしまして92万7,000円。こちら介護従事者の負担軽減に資する介護ロボット腰補助用マッスルスーツの購入に係る補助でございます。 8目地域会館費、補正額20万4,000円、補正後の額334万7,000円。18節備品購入費といたしまして、暖房機購入20万4,000円。こちら設置は樺山寿の家への設置でございます。 2項児童福祉費1目児童福祉総務費、補正額4,747万4000円、補正後の額5億9,434万3,000円。9節旅費といたしまして、普通旅費7万円の計上。19節負担金・補助及び交付金といたしまして、子ども・子育て施設型給付費に係り4,740万4,000円の計上となります。 2目児童館費、補正額6万円、補正後の額3,323万3,000円。12節役務費といたしまして、手数料6万円の計上でございます。 6目倶知安保育所費、補正額はゼロでございます。補正後の額3,282万6,000円。こちらは財源変更に係る補正でございます。 2項合計、補正額4,753万4,000円、補正後の額11億9,326万5,000円。 3款合計、補正額4,878万6,000円、補正後の額24億7,526万3,000円でございます。 6款農林水産業費1項農業費6目農地費、補正額109万9,000円、補正後の額8,755万1,000円。11節需用費におきまして、消耗品費1万1,000円の計上。19節負担金・補助及び交付金、道営農村地域防災減災事業大和地区に係りましての負担金108万8,000万円の計上となります。 1項合計、補正額109万9,000円、補正後の額2億2,989万7,000円。 6款合計、補正額109万9,000円、補正後の額2億6,705万8,000円でございます。 7款商工費1項商工費2目商工振興費、補正額300万円でございます。補正後の額4,094万7,000円。19節負担金・補助及び交付金におきまして、プレミアム商品券発行事業補助金といたしまして300万円の計上となります。 1項合計、補正額300万円、補正後の額8,774万5,000円。 7款合計、補正額300万円、補正後の額1億9,380万7,000円でございます。 8款土木費2項道路橋りょう費4目除雪対策費、補正額1,913万5,000円、補正後の額4億1,859万5,000円。11節需用費といたしまして、除雪ドーザーの修繕料として531万円の計上となります。13節委託料、除雪業務委託料及び排雪業務委託料合わせまして1,382万5,000円の計上となります。 2項合計、補正額1,913万5,000円、補正後の額7億3,669万1,000円。 4項都市計画費2目公共下水道事業費、補正額183万1,000円、補正後の額2億9,472万1,000円。28節繰出金といたしまして、公共下水道事業特別会計繰出金183万1,000円でございます。 3目公園費、補正額70万2,000円、補正後の額6,912万3,000円。11節需用費といたしまして、光熱水費の15万円につきまして消耗品費への振替でございます。18節備品購入費といたしまして、公園施設管理用備品購入70万2,000円でございますが、どんぐり公園ほか5公園に設置する屋外用ソーラー電波時計の購入でございます。 8項住宅費1目住宅管理費、補正額850万円、補正後の額2億5,736万2,000円。11節需用費といたしまして、修繕料、町営住宅の修繕600万円の計上となります。13節委託料、南6条団地屋根雪下ろし業務委託料として250万円の計上でございます。 5項合計、補正額850万円、補正後の額2億5,736万2,000円。 8款合計、補正額3,016万8,000円、補正後の額15億2,253万円でございます。 10款教育費2項小学校費1目学校管理費、補正額24万3,000円、補正後の額8,596万2,000円。13節委託料といたしまして、特殊建築物定期報告調査業務委託料として、3年に1回実施すべきものとして小学校3校に係る委託料24万3,000円の計上となります。 2項合計、補正額24万3,000円、補正後の額1億6,189万9,000円。 3項中学校費1目学校管理費、補正額8万1,000円、補正後の額3,356万1,000円。13節委託料特殊建築物定期報告調査業務委託料でございます。8万1,000円の計上です。 3項合計、補正額8万1,000円、補正後の額7,838万2,000円。 5項保健体育費4目体育施設費、補正額432万円、補正後の額3,330万7,000円。水泳プール管理費といたしまして、15節工事請負費、暖房配管修繕工事として432万円の計上でございます。 5目町技普及振興費、補正額160万1,000円、補正後の額2,214万円。11節修繕料におきまして圧雪車定期点検に伴う修繕160万1,000円の計上でございます。 5項合計、補正額592万1,000円、補正後の額15億1,454万7,000円。 10款合計、補正額624万5,000円、補正後の額20億3,842万円でございます。 歳出につきましては以上でございます。 続いて、歳入、8ページをごらんいただきたいと思います。 8ページ、2、歳入。 1款町税1項町民税1目個人、補正額3,400万円、補正後の額7億2,416万円。1節現年課税分といたしまして3,400万円の計上となります。 1項合計、補正額3,400万円、補正後の額9億983万9,000円。 2項固定資産税1目固定資産税、補正額3,500万円、補正後の額10億3,124万1,000円。1節現年課税分といたしまして3,500万円の計上となります。 2項合計、補正額3,500万円、補正後の額10億4,864万6,000円。 1款合計、補正額6,900万円、補正後の額22億5,243万9,000円。 10款地方特例交付金1項1目地方特例交付金、補正額50万8,000円、補正後の額550万8,000円。1節地方特例交付金、こちらは本年度の算定終了によりまして50万8,000円の計上となります。 1項合計、10款合計、ともに補正額50万8,000円、補正後の額550万8,000円。 11款地方交付税1項1目地方交付税、補正額2,785万円、補正後の額23億7,885万円。1節地方交付税、普通地方交付税におきまして算定終了に伴いまして2,785万円の計上となります。 1項合計、11款合計、ともに補正額2,785万円、補正後の額23億7,885万円でございます。 13款分担金及び負担金1項分担金1目農林水産業費分担金、補正額34万円、補正後の額234万円。1節農業費分担金といたしまして、道営農村地域防災減災事業受益者分担金として34万円の計上となります。 1項合計、補正額34万円、補正後の額234万円。 2項負担金1目民生費負担金、補正額96万円、補正後の額6,771万3,000円。1節児童福祉費負担金、保育所広域入所経費町村負担金といたしまして96万円の計上となります。 2項合計、補正額96万円、補正後の額7,691万3,000円。 13款合計、補正額130万円、補正後の額7,925万3,000円でございます。 15款国庫支出金1項国庫負担金1目民生費国庫負担金、補正額2,443万円、補正後の額4億789万5,000円。1節子どものための教育・保育給付費国庫負担金といたしまして2,443万円計上となります。 1項合計、補正額2,443万円、補正後の額4億789万5,000円。 2項国庫補助金2目民生費国庫補助金、補正額92万7,000円、補正後の額2億8,848万6,000円でございます。3節介護福祉費補助金、地域介護・福祉空間整備推進交付金92万7,000円。先ほど歳出の介護ロボット導入に伴う補助、全額こちらは歳入国庫補助となってございます。 2項合計、補正額92万7,000円、補正後の額5億1,485万3,000円。 3項委託金4目農林水産業費委託金、補正額39万9,000円、補正後の額39万9,000円。1節農地費委託金といたしまして、国営かんがい排水事業倶知安工区所有状況等調査業務委託金といたしまして39万9,000円の計上です。 3項合計、補正額39万9,000円、補正後の額2,268万5,000円。 15款合計、補正額2,575万6,000円、補正後の額9億4,543万3,000円でございます。 16款道支出金1項道負担金1目民生費道負担金、補正額1,578万6,000円、補正後の額2億4,399万4,000円。8節子どもための教育・保育給費道費負担金といたしまして1,578万6,000円の計上となります。 1項合計、補正額1,578万6,000円、補正後の額2億4,399万4,000円。 16款合計、補正額1,578万6,000円、補正後の額5億706万6,000円でございます。 19款繰入金1項基金繰入金1目財政健全化基金繰入金、補正額500万円の減、補正後の額4億1,100円。1節財政健全化基金繰入金といたしまして、今回他の歳入が見込まれたため500万円の減額となって計上となります。 1項合計、補正額500万円の減、補正後の額6億8,830万8,000円。 19款合計、補正額500万円の減、補正後の額6億9,486万1,000円。 20款繰越金1項1目繰越金、補正額1億4,842万1,000円、補正後の額2億4,886万7,000円。1節前年度繰越金といたしまして、1億4,842万1,000円の計上となります。 1項合計、20款合計、ともに補正額1億4,842万1,000円、補正後の額2億4,886万7,000円でございます。 22款町債1項町債6目臨時財政対策債、補正額3,961万6,000円の減、補正後の額2億4,038万4,000円。1節臨時財政対策債といたしまして、算定終了によりまして3,961万6,000円の減の計上でございます。 1項合計、22款合計、ともに補正額3,961万6,000円の減、補正後の額14億2,678万4,000円となります。 以上で、歳入のほうが終了でございます。 続いて、4ページのほうをごらんいただきたいと思います。 4ページ、第2表でございます。債務負担行為補正でありまして、事項といたしましてニセコひらふ安全センター建物借上(平成28年度事業)、期間につきましては平成29年度から平成31年度まで、限度額につきましては497万7,000円、月額の15万5,520円掛ける32カ月分の計上となってございます。 続いて5ページ、第3表地方債補正でございます。 起債の目的でございます。 臨時財政対策債、補正前限度額として2億8,000万円につきまして、補正後限度額2億4,038万4,000円とするものでございます。 なお、起債の方法、利率及び償還の方法につきましては、従前同様で変わらずでございます。 合計といたしまして、補正前限度額14億6,640万円につきまして、補正後の限度額合計14億2,678万4,000円とするものでございます。 なお、24ページの債務負担行為の前年度末までの支出額並びに当該年度以降の支出予定額などに関する調書及び25ページの地方債の各年度末におけます現在高に関する調書につきましては記載のとおりとなっておりますので、説明を省略をさせていただきます。 以上で、議案第1号の説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) この際、暫時休憩をいたします。13時30分から再開です。     午前11時59分 休憩-----------------------------------     午後1時31分 再開 ○議長(鈴木保昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 日程第9の議事を継続いたします。 議案第3号の説明を求めます。 中村水道課長。 ◎水道課長(中村公一君) それでは、今回の補正内容でございますが、下水道事業の高資本費対策に係る地方交付税措置について、平成29年度から経営戦略の策定が要件化され、平成28年度中の策定が求められたため、策定業務委託料を計上するものでございます。 それでは、議案第3号平成28年度虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)。 平成28年度虻田郡倶知安町の公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ366万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ8億7,315万9,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 それでは、歳出から説明いたしますので、5ページをお開きください。 3、歳出。 1款1項公共下水道事業費1目公共下水道管理費、補正額366万2,000円、補正後の額1億7,682万8,000円。13節委託料、経営戦略策定業務委託料としまして366万2,000円の計上となります。 1項合計、1款合計、ともに補正額366万2,000円、補正後の額4億2,527万5,000円。 以上、歳出です。 次に、歳入を説明いたします。4ページをお開きください。 2、歳入。 4款1項繰入金1目一般会計繰入金、補正額183万1,000円、補正後の額2億9,472万1,000円。1節一般会計繰入金183万1,000円。 1項合計、4款合計、ともに補正額183万1,000円、補正後の額2億9,472万1,000円。 5款1項繰越金1目繰越金、補正額183万1,000円、補正後の額184万1,000円。1節前年度繰越金183万1,000円でございます。 1項合計、5款合計、ともに補正額183万1,000円、補正後の額184万1,000円。 以上、歳入でございます。 なお、2ページの第1表歳入歳出予算補正、歳入歳出、3ページの事項別明細書、総括、歳入歳出については再計のため、説明は省略をいたします。 以上、よろしく御審議のほどお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) これから、一括して質疑を行います。質疑ありませんか。 田中義人君。 ◆11番(田中義人君) まず、議案第1号の補正予算案の23ページです。 町技普及振興費で修繕料、これは圧雪車の定期点検ということで160万円計上がございます。たしか圧雪車は、ことしというか、前シーズンの冬も調子が悪くなって、1回外注に出してやったような時期もあったというふうに記憶しております。この圧雪車は、年式が結構古くなっているのではないかなと、そういうような報告も受けた記憶があるのですが、現在、この圧雪車の年式と、今回160万円かけますけれども、今後の見通し、更新等も含めて検討する時期に来ているのではないかというところも含めて、ちょっと御答弁いただきたいのですが。 ○議長(鈴木保昭君) 総合体育館長。 ◎総合体育館長(藤井政利君) 圧雪車につきましては、平成6年に購入して22年経過してございます。 それで、毎年修繕をかけていますけれども、ことしにつきましてはキャタピラーというか、タイヤ部分のゴムの交換といいますか、劣化がかなりひどいということで、主にそちらの部分。あと、機械との接続部分もかなり劣化しているということで、その辺も修繕いたします。 それで、22年経過ということで今後の対応ですけれども、大体同等の購入費でいきますと4,000万円近い1台当たり経費がかかるということで、予算の関係もございますけれども、今後どのようにしていくか協議をしながら取り進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(鈴木保昭君) 田中義人君。 ◆11番(田中義人君) ありがとうございました。 もう既に22年たっているということで、普通、通常のスキー場ではもう完全に使わなくなっているぐらいの年式ではないかなというふうに感じます。保管についても、駐車場のところで一部にブルーシートをかけての保管ということで、なかなか今後も長く使うという状況は厳しいのかなと思いますので、今回160万円ということですけれども、今後の更新、予算要求をしながら進めていく時期ではないかなと。 特に、これからオリンピック招致をしながらこの町の町技も普及していこうという、今はお立場の考えのところだと思うので、今後の更新等の関係についてお考えがあれば、こちらもちょっと御答弁いただければと思います。 ○議長(鈴木保昭君) 町長。 ◎町長(西江栄二君) 旭ケ丘のスキー場の圧雪車でございますけれども、この間でも圧雪車の更新に向けてどういうふうにしていくかということで、補助メニューをいろいろ探している中では、なかなか補助メニューがないということで、単独においての購入と、今のところそういう状況になっています。 そういう中でいろいろな事務事業をしている中で、圧雪車を単費で購入するのは難しいという現段階に至っているところでありますけれども、その手法については、今後、スキー場の運営方式も含め、さまざまな観点から少し議論する中で、この圧雪車について購入してするのか、しないのかを含めて、少し議論が必要かなと思っています。 今後、これについては、早目に方針を出していきたいというふうに思っていますので、もうしばらく検討させていただいて、早目に方向を出したいと思いますので、もうしばらくお待ちいただきたいと思います。 よろしくお願いします。 ○議長(鈴木保昭君) ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) これで、質疑を終わります。 これから、議案第1号の討論を行います。討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 討論なしと認めます。これで、討論を終わります。 これから、議案第1号平成28年度虻田郡倶知安町一般会計補正予算(第7号)を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第1号は、原案のとおり可決されました。 これから、議案第3号の討論を行います。討論ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 討論なしと認めます。これで、討論を終わります。 これから、議案第3号平成28年虻田郡倶知安町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第3号は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △日程第10 議案第2号 ○議長(鈴木保昭君) 日程第10 議案第2号平成28年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 川南福祉医療課長。 ◎福祉医療課長(川南冬樹君) それでは、私のほうから議案第2号の説明をさせていただきます。 上着を脱いだ状態で説明させていただくことをお許しください。 議案第2号平成28年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)。 平成28年度虻田郡倶知安町の国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ59万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億7,561万3,000円とする。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」による。 平成28年9月5日提出、倶知安町長。 それでは、事項別明細書の歳出から御説明申し上げますので、5ページをお開きいただきたいと思います。 3、歳出。 1款総務費1項総務管理費1目一般管理費、補正額59万4,000円、補正後の額2,957万1,000円。19節負担金・補助及び交付金、システム改修費負担金といたしまして59万4,000円の計上でございますけれども、皆様御存じかと思いますけれども、平成30年度より国民健康保険につきましては都道府県化されることに伴い、道が各自治体から納付金を集めて運営するというような形になります。納付金を算定する上で、今年度、試算ということで200項目にわたる基礎数値の提出を本町における基幹システムで報告するには仕様が合っていないということで、システムの改修が必要となるということで、システム改修費の計上という形になってございます。 1項合計、補正額59万4,000円、補正後の額5億7,713万5,000円。 1款合計、補正額59万4,000円、補正後の額5億8,250万8,000円。 歳出については、以上でございます。 続きまして、歳入、4ページをごらんいただきたいと思います。 2、歳入。 6款国庫支出金1項国庫補助金1目国民健康保険事業補助金、補正額59万4,000円。1節国民健康保険事業補助金、説明といたしまして、国民健康保険制度関係業務準備事業費補助金59万4,000円。歳出と同額という形で国庫の全額補助というような形になってございます。 1項合計、6款合計、ともに補正額59万4,000円、補正後の額59万4,000円。 歳入につきましては、以上でございます。 なお、2ページの第1表歳入歳出予算補正、歳入歳出及び3ページ事項別明細の1、総括、歳入歳出につきましては、ただいま御説明申し上げましたことの再計となっておりますので、説明については省略させていただきます。 御審議のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(鈴木保昭君) これから、質疑を行います。質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 質疑なしと認めます。これで、質疑を終わります。 これから、議案第2号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 討論なしと認めます。これで、討論を終わります。 これから、議案第2号平成28年度虻田郡倶知安町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第2号は、原案のとおり可決されました。----------------------------------- △休会の議決 ○議長(鈴木保昭君) お諮りします。 議事の都合により、9月6日から9月11日までの6日間、休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(鈴木保昭君) 異議なしと認めます。 したがって、9月6日から9月11日までの6日間、休会とすることに決定いたしました。----------------------------------- △散会宣告 ○議長(鈴木保昭君) 以上で、本日の日程は、全部終了いたしました。 これにて、散会をいたします。                         散会 午後1時45分 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                        平成  年  月  日  議長  署名議員  署名議員  署名議員  署名議員...