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平成30年総務文教常任委員会( 6月18日)
平成30年第3回予算特別委員会( 6月18日総務文教分科会)

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  1. 府中市議会 2018-06-18
    平成30年第3回予算特別委員会( 6月18日総務文教分科会)


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    最終取得日: 2023-06-02
    平成30年第3回予算特別委員会( 6月18日総務文教分科会)               平成30年第3回府中市議会定例会            予算特別委員会総務文教分科会会議録  平成30年6月18日午前10時51分、予算特別委員会総務文教分科会を第一委員会室において開会した。 1 出席委員   主査   三藤 毅         副主査  福田 勉   分科員  丸山茂美         分科員  橘髙尚裕   分科員  加納孝彦         分科員  土井基司   分科員  岡田隆行 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   総務部長     粟根誠司    教育部長     石川裕洋   企画財政課長   豊田弘治    教委総務課長   大和庄二郎   学校教育課長   門田雄治    生涯学習課長   谷口達也 1 事務局及び書記   事務局長     赤利充彦    主任主事     小川愛美 1 本日の会議に付した事件   議案第58号 平成30年度府中市一般会計補正予算(第2号)について            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
                   午前10時51分 開会 ○主査(三藤毅君) ただいまから予算特別委員会総務文教分科会を開催いたします。  これより議事に入ります。  予算特別委員会に付託されました議案第58号「平成30年度府中市一般会計補正予算(第2号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。 ○総務部長粟根誠司君) ございません。 ○主査(三藤毅君) これより本分科会審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑は、款または項の番号順に行い、原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いします。  なお、歳入のうち本分科会審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いします。  まず、歳入について質疑のある方は、順次御発言を願います。  土井分科員。 ○分科員土井基司君) 歳入の13ページに、学校教育課雑入というのがあります。具体的な充当事業がちょっとよくわからないので、歳入のところで質問をさせていただきますけれども、6月といいますか、補正予算の性格上、緊急性等があるものをということからいくと、この歳入で1万8,000円という雑入を計上された背景といいますか、理由はいかなるものなのかをお教えください。 ○主査(三藤毅君) 門田学校教育課長。 ○学校教育課長門田雄治君) これは、山・海・島長期宿泊体験学習に係る経費となっております。  まず説明いたしますと、これまではこの体験学習に係る経費は、修学旅行と同様に保護者負担で進めてきたものでございます。したがって、市の予算対象ではなかったものですけれども、広島県教育委員会が、子供たち長期宿泊体験の効果、これをもって全県で推進したいという意向のもとに、自治体への補助金交付制度を昨年度末に整備されました。  実際、利用する施設によっては、専属の指導員が配置されていない青少年育成施設などもございますので、そのような場合の教職員の業務負担の軽減、また、保護者費用負担の軽減を図るための事業として、県が整備されました。  補助金が交付される対象は、体験活動専門指導員、あるいは看護師、また、体験活動支援員介助員などに対する報酬と旅費に限られておりますけれども、通常3泊4日行いますけれども、4日間にわたって全額補助されるものではなくて、5分の3といった補助率が県のほうで決められており、また、補助の上限額も定められておりますことから、5分の2の経費及び超過分経費については、これまでどおり保護者負担とする仕組みになっております。この保護者負担にかかわる経費を雑入として1万8,000円計上したというところでございます。  これについて、6月補正になったいきさつは、3月末にこの制度が整えられて、4月から取り組みますかという申請応募要領が届きまして、府中市の場合、早ければ6月末から長期宿泊体験学習に参加する学校などもありますので、この6月補正に上げさせていただいたといういきさつでございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、歳出の10款教育費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  岡田分科員。 ○分科員岡田隆行君) 岡田でございます。私は、18ページから19ページの学校管理費のところで質問させていただきます。  エアコンの設置に向けての設計業務委託料が、小学校が1,360万円、中学校が640万円となっております。その算定根拠をお示し願いたいと思います。  合わせて2,000万円となっております。これは、新聞報道でもそうなっておりましたけれども、市民感覚からしても、ちょっと高額のように受け取られます。実際、これは入札の関係もあったんだろうと思うんですけども、その辺の経過も含めてお話をしてくださればいいと思うんですが、どうでしょうか。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) 業務設計委託料算定根拠ということでございます。この委託料につきましては、市内の各学校施設については、40年代、あるいは50年代に建設されたものも数多くある中で、学校施設の状況については、各学校によって非常に躯体の状況等が異なっております。そういった中で、安全に安定した施設利用をしていくために、受電設備キューピクルと、変電機器ですね、そういった受電の機器等も設置をする必要がある学校等もございます。  そういったところも現段階では最大限の予算を見込む中で、現在の業務委託料を計上させていただいております。新聞報道等でもございましたが、総事業費について約5億8,000万円というような数字も報道されております。これについても、現段階では、これから設計業務等をする中で、詳細な積算等も行っていくということで、あくまでもそういったいろんな躯体の施設等もある中で、最大限の予算ということで計上させていただいております。  業務委託料については、現在見込んでおります総工事費の5億8,000万円の約3.5%余りを計上させていただいているところでございます。 ○主査(三藤毅君) 岡田分科員。 ○分科員岡田隆行君) とすると、だから、最大限の予算を組むということは、これよりも安くなる可能性は十分あるということになりますかね。そうなると、ちょっと業者の関係が、私、まだ十分わからないんですけれども、いわゆるエアコンを販売する会社がございますよね。あと、設計業者があって、エアコン販売業者、あるいは設置業者と一緒かもしれませんが、そのあたり関係等もちょっとお示し願いたいと思うんですけど、よろしいですかね。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) 今回の設計業務委託につきましては、これから議会の予算の承認をいただきましたら、入札等々の手続に入っていくわけですが、設計業務委託事業者と工事の施工委託は別々の入札で行う予定でございます。  先ほども申し上げましたが、今後、設計業務において詳細な設計、あるいは積算を行う中で、工事費については新年度、平成31年度の当初予算に計上していく予定でございます。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) 今、エアコン設置に関しての議論がされているので、まずエアコンのほうから入らせていただくんですけれども、何点か通告をさせていただいておりますが、このエアコンについては、大分前から議員の中では、エアコンのほうがいいんじゃないかという議論もあったように記憶をしております。  その中で、たしか3年前だったかと思うんですけれども、記憶に間違いがある可能性はあるんですけど、府中学園については、そういった保護者からの要望を受けて、エコスクールを推進している等の理由によって、グリーンカーテンであったりとか、夜間の冷却空気を校内に取り入れる循環設備であったりとか、時期をずらして天井扇を設置したりとかということで、8,000万円を超える金額じゃなかったかと思うんですけれども、そういった取り組みをされてきたわけです。そこの方針を転換されて、今度は市長の意向とはいえ、エアコン設置をするということを行政として打ち出される。そのときに、やはりそこの部分はどうだったのかということはやらないといけない、内部でもされないといけないと思いますし、議員、委員会としても整理をしておかないといけないというところもあるので、ここの総括についてされているのであれば、お示しをいただきたいと思います。  次に質問しているものも全く同じだと思うんですけれども、そこのあたり、総括された内容についてお伺いをしたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) それでは、府中学園空間創造事業ということで、この事業につきましては、平成25年、26年度の事業ということで、府中学園屋内快適空間創造事業という事業内容で、先ほど議員にも御紹介いただきましたが、窓へのひさし、あるいは外づけの日よけのルーバー及びグリーンカーテン、さらに天井扇及びナイトパージシステムといいまして、換気設備制御システム等々の整備を行っております。  この整備を行った時期でございますが、当時、現在もですけれども、温暖化、また、東日本大震災後の電力不足、そういった電気使用量抑制のための政策が依然、求められていたと認識をいたしております。同時に、文科省による環境を考慮した学校施設エコスクール推進等も、この震災後、さらに必要性が高まった時期でもあり、環境を考慮しました学校施設の整備ということで、当時、取り組んだものと認識をしております。  総括ということなんで、効果等々についても若干、説明をさせていただきます。  換気設備制御システムナイトパージというシステムでございますが、これにつきましては、夜間外気等の換気によりまして、校舎の使用開始時の校舎内の温度を昼間の温度と比較して、約4度程度低下できる、また、ひさし、日よけルーバー及びグリーンカーテン設置等で、日中の直射日光等を遮るということで、約2度程度の温度上昇を抑えることができた。さらに天井扇の設置ということで、体感等を下げることができたということで、一定程度の効果はあったものと認識をいたしております。  そういった中で、この施設におきましては、昨今の夏の高温、あるいは冬季の低温ということで、夏場につきましては外気が35度以上になる日もある中、室内温度が30度を超える状態ということで、児童・生徒の健康管理を第一に考えると、喫緊に対策、環境整備が必要となっているところでございます。  また、本年4月1日より学校保健安全法により規定されております学校環境衛生基準が、約半世紀ぶりに教室の温度について改正をされております。この改正内容につきましては、今までが10度以上30度以下という表現から、17度以上28度以下が望ましいというような改正等も行われていることでございます。子供たちを取り巻く環境の変化に合わせた基準の見直しとなっております。  こうした基準等々への対応としましても、エアコン整備は必要不可欠ということで、そういった状況等も踏まえる中で、このたび全校の普通教室等へのエアコン整備の事業に着手するというところでございます。 ○主査(三藤毅君) 加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) いろいろと変わってきたんですけれども、今、ナイトパージについては、一定程度の効果がある中での、さらに法律の改正に伴うものをクリアするためには、やはり必要であろうかという説明なんだろうと思うんですけれども、この残った施設、例えば、グリーンカーテンはやめるのかとか、ひさしとか日よけとかというのはそのままついていると思うんですけども、このナイトパージ設備自体は併用していくのか、もう廃棄するわけにはいかないんだろうと思うんですけれども、残った状態で使わないという判断になるのか、そのあたり教えてください。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) 換気設備制御システムナイトパージの今後の利用ということでございますが、これにつきましては、暑さ対策ということで、引き続き利用していきたいと考えております。 ○主査(三藤毅君) 加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) ナイトパージについては、確かにもう設置をしてあるもので、教室内の空気を一定下げる効果があるんであれば、昼間の電力の消費も抑えられるという認識で、そこは共用できるかと思いますので、利用いただければいいと思うんですけれども、今後、教育――小学生にしても中学生にしても、大変忙しゅうございます。平日でも、小学校中学年ぐらいになってくると、半分以上の平日で6時間目まで授業があったりとか、6時間目まで授業をするので学校の先生も、やっぱりそれから次の日の授業の準備であったりとか、学校運営そのものの協議を平日やろうと思っても、先日も勉強会の中で議論がありましたけれども、なかなか教職員の方の働き方を改善していくのは難しい状況になります。  ただ、私がずっと思っていたエアコンが全学校に設置をされるということは、この夏の暑い時期、今、7月の終わりぐらいから1カ月少しの期間、夏休みをとって、その暑い時期、学校を運営していないという状況が続いていますけれども、例えば8月だけに夏休みを限定して、7月いっぱいは授業をすることで、6時間授業をなくせるかもしれないとか、それにはいろいろな条件をクリアしないといけないかもしれないですけれども、子供たちは5時間目までの授業で抑えてあげることによって、自主学習の時間とか部活動の時間とかといったようなことを育んでいただける時間にも回せるし、学校の先生の日々のタイムスケジュールが少し緩和できていく可能性が出てきたということは、個人的には大変うれしいところがありますので、ぜひ進めていく上で、早急に迅速な対応で行っていただきたいんですけれども、今後、このエアコンを設置するようになって、これから設計をする段階なのであれなんですけれども、最終、全学校に取りつけが終わる時期というのをどのあたりに設定をされているのか、教えていただけますか。 ○主査(三藤毅君) 大和教委総務課長。 ○教委総務課長大和庄二郎君) 全校への設置完了の時期の予定ということでございます。先ほど来言っておりますが、今年度については設計業務を出して、平成31年度の当初予算案事業費を盛り込みたいと考えております。これは、また3月議会等で事業については御審議をいただくことになろうかと思います。そういったことを踏まえる中で、当初予算可決後は、4月早々に事業者入札公告等が行われると予定をいたしております。  事業者等の選定の方法等については、現段階ではまだ詳細が決まっておりませんので、この場での御答弁は差し控えたいと思いますけども、6月末、7月ぐらいからの工事に入れるんではなかろうかと。そういった中で、新聞報道等でもありましたように、平成31年中には全校普通教室等へのエアコンの整備は完了する予定ということで、今後、準備を進めたいと考えております。 ○主査(三藤毅君) 加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) 工事の目標を聞いたのは、いいよって認めていつできるのかわかんない状態で、やはり目標を持って、この期間までに必ずやっていただきたいと思うので、言わせていただきました。  エアコンについては、私はそのあたりでよろしいかと思うんですけれども、ちょっと10款教育費の17ページに返らせていただくんですけれども、ここで、府中市教育PR事業委託料というのが出されております。この具体的な内容について、少し御説明いただきたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 石川教育部長。 ○教育部長石川裕洋君) それでは、PR事業予算要求に至った経過、それから内容ですね、そのあたりを御説明したいと思っております。  まず、現在の社会情勢といたしましては、御承知のとおり、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、地方創生とはいいながら、首都圏に向かって、ヒト・モノ・カネ・情報が、現在も依然、集中が進んでおります。さらに、多くの外国人の方が首都圏へ来られていることは、とりもなおさず、国内外から首都圏が注目されている時期であると思っております。  したがって、首都圏と府中市をつなぐアンテナショップの意味は重要であると捉えております。この時期こそ、首都圏におきまして、府中市の認知度を上げることが将来の販路拡大、移住・定住、観光、府中市に興味を持っていただける方の増加につながる可能性があると考えております。  さらに、ことし1月、都内のアンテナショップアンケートがございました。これは、平成28年度までに出店された72店舗でございますが、まず、開設目的というところで、1番に自治体のPR、次に特産品のPR、販路拡大地域情報発信と続いております。また、その結果として、運営効果についてもアンケート結果の中で、1番が特産品知名度アップ、次に、自治体知名度アップ販路拡大地域情報となっております。さらに、移住への取り組みを行っている店舗が72店舗中、既に38店舗あるということでございます。  府中市におきましては、昨年度にアンテナショップを開設しておりますが、市としての活用が昨年なかったことにつきましては、議会におきまして、利用促進を指摘していただいたと記憶しております。このような中で、教育委員会といたしましては、これまで府中市のイメージとして、ものづくりのまち、製造業のまちのイメージをPRしてきておりますが、ものづくり人づくりとも言われております。日本一の教育都市を目指す府中市におきましては、その先進性も広くPRし、府中市の持つ産業のイメージだけでなく、教育・子育ての充実したまちというイメージをPRするためのものでございます。  具体的には、セミナー方式をとって、これまでの移住・定住セミナー参加者、あるいは教育に興味のある方などを招き、府中市の特徴の一つである小中一貫教育、あるいはコミュニティスクールなどの府中市教育を紹介することで、首都圏において府中市の認知度を上げていくというものでございます。これは、長い目で見れば、移住・定住、あるいは観光、府中市を応援してくださる方の増加につながるものと思っております。 ○主査(三藤毅君) 加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) 随分夢のある御答弁をおっしゃっていただいて、ぜひそうなることを期待したいとは思うんですけれども、その中で、アンテナショップNEKIを活用して、例えば、府中市でいうと、企画財政課が行うセミナーもあります。今回、教育委員会としてされる取り組みPR事業については、今後どういうふうに課の連携をとられて、今回、連携をされるのかどうかとあわせて、今後の府中市としての取り組み方を教えていただきたいと思います。 ○主査(三藤毅君) 石川教育部長。 ○教育部長石川裕洋君) まさに今回、市長の施政方針の中でも、連携がキーワードと言われておりますが、今回のこのPR事業につきましても、首都圏でのセミナー経験を持っております企画財政課ノウハウ、あるいは情報を御協力いただきたいとも思っております。  このことにかかわらず、今、議員言われましたとおり、複数の課において、当然、連携したほうが効率がいい事業の内容もあると思っておりますので、例えば子育てについては女性こども課であるとか、それから、産業については産業振興課であるとか、ノウハウを持ったところと連携をしながら、今後、これらのPR事業は進めていくものであると思っております。 ○主査(三藤毅君) 加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) ただ、定期的に、例えば1カ月に1回、2カ月に1回行うその1日、2日の事業となると、やはり周知にもお金を使うし、人の集まりも少ないということも考えられます。継続してやっていくことで人がふえていく場合もあれば、だんだん減っていく場合もある、そのPRの方法として、一定、確かに広報していくというのは重要なんだろうと思うんですけれども、これは提案になろうかとは思うんですけれども、そういったものを複合的に連携したPRビデオのようなものをNEKIにある大画面のスクリーンで、例えば、カープ戦がないときにはそれを流しているとか、子供たちの笑顔を映している――要は、府中市というのがどういうところで、こんな子供たちがいて、笑顔で遊んでいる、学んでいるとか、産業でものづくりをしているというふうな、どこかの課だけでつくるビデオというんじゃなくて、府中市全体を他市へ売り込んでいくビデオをつくってはどうかと思うんです。そのあたりも、それを教育委員会としてお願いをするというわけにはいかないとは思うんですけれども、そういったのもぜひ取り組んでいただきたいと、企画財政課長もおられるので、要望しておくということにさせていただきます。  これは東京のアンテナショップの広報ということなんですけれども、勉強会でも近隣への周知が欠けているという質問があったかと思います。なぜそうなるのかといいますと、要は、地元の人、近隣の人は知っているんではなくて、対象者自体がその近隣にないということです。お父さん、お母さんは残っているんだけれども、子供がいないので、どんな教育をされているのかつかめない状況になっていると。だから、市内の人が府中市がどんな教育をしているのかを、ほとんどの人は知らない。コミュニティスクールにかかわっていると、いろいろと情報は入ってくるかもしれないですけれども、回覧板で見るだけのコミュニティスクール、やっぱり素通りしてしまうところもあったりとかして、市外、遠くへ発信するものも含めて、近隣に対しては、もっともっとPRしていかないといけないと思うんですけれども、そのあたりは今後どのようにお考えになられているんでしょうか。 ○主査(三藤毅君) 石川教育部長。 ○教育部長石川裕洋君) まさにおっしゃる意味も十分理解しております。府中市教育のPRの場としては、毎年実施しております学びフェスタ、これは近隣地域の方が多くおいでいただいて、ごらんになることで、府中市教育を感じていただく場として、毎年実施しておりますが、今年度、県からの依頼で、県の主催で教育の日フォーラムを併催することとなりました。  これは、日本一の教育県を目指す広島県が府中市で行いたいと表明されたということでありまして、県内におきましても、府中市教育は評価されていると非常にうれしく思っております。こういう場を通じて、府中で行うわけですから、近隣市町にPRを行っていきたいと思っております。  また、府中市が毎年、各学園単位で行っております小中一貫教育研究大会におきましても、近隣の市町の先生方が来て、見ていただく場になっているわけでございますが、これは、呼びかけ自体は広く全国に情報発信する中で、近い先生方が多く来られることからすれば、十分、PRにつながっているものであろうと思っております。  また、府中市におきましては、先ほど議員紹介していただきましたコミュニティスクールというのもあります。コミュニティスクールは、言われるとおり、実際にお子さんが学校に通ってない方もかかわるということから、非常に大きな意味を持ったものと思っております。このコミュニティスクールの発信が、ひいては府中市教育のPRにつながっていくものとも理解しております。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  土井分科員。 ○分科員土井基司君) ただいまお話になっております教育PR事業委託料でありますけども、これは、先ほどの質問とは違って、一般財源ということで、単独の経費なんですけども、なぜこのタイミングで提案されたかについてお聞かせください。 ○主査(三藤毅君) 石川教育部長。 ○教育部長石川裕洋君) 6月議会でどうして提案したかということでございますが、皆さん御承知のとおり、4月の市長選におきまして、小野市長の選挙公約の中に、府中市のアンテナショップNEKI最大限に活用する、また、施政方針においても同様の内容が示されております。これは、学校のエアコンの補正も同様でございますが、選挙後、政策の具現化を図るための最初の定例会が6月議会でありますので、6月議会に補正予算としたものでございます。 ○主査(三藤毅君) 土井分科員。 ○分科員土井基司君) 新市長の政策実現のための第一歩、NEKIの活用ということで、先ほど加納議員からもいろいろありましたけども、せっかく小川町、都営新宿線の沿線にありますので、東京の府中市と府中市が二つあるというのが全国的に一番アピールポイントだと思いますので、その辺を活用いただいて、NEKIをもっと有名に――私も知り合いの東京近辺在住の人にはいろいろ紹介しているんですけど、行ってよかったとなかなか言ってもらえない、そういうところがありますので、活用をよろしくお願いいたします。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。  加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) それでは、私が通告している質問の、予算書18ページの教育費4項の、今回防犯カメラの更新と新設をされるとお伺いをしております。  説明会でもあったと思うんですけれども、こういうのはどこにどういったものがあるのかは、市民の皆さんが知らないといけない。知っていると、そこの前だけでやらなければいいということにもなりかねんわけですけれども、提示してもいいものであれば、具体的な場所等、教えていただければと思います。 ○主査(三藤毅君) 谷口生涯学習課長。 ○生涯学習課長谷口達也君) 防犯カメラの更新・新設ということでございますが、今回の件につきましては、府中市生涯学習センターの防犯カメラの更新と新設でございます。現在、生涯学習センターには、館内に防犯カメラが4台設置してございます。内訳を申しますと、1階に1台、2階に2台、3階に1台でございますが、館内の4台については、まず新しいカメラに更新をいたします。このタイミングで、新たに外側、外向きに3台のカメラを設置する計画としております。  外側のカメラについては、生涯学習センター表側に2台、それから、裏側に1台設置する予定にしております。なお、裏側の1台につきましては、現在整備中で、7月から利用可能になります、であいの広場全体が、夜でも鮮明に撮影ができるように、解像度が高い広角のカメラを設置する予定でございます。 ○主査(三藤毅君) 加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) 今回は、TAMにあるものということだったわけですけれども、この防犯カメラについては、今後は多分、リースを採用されていくんだろうと思うんですが、大体、リースというのは5年なのか10年なのか、その後、10年たった後はどうなるのか、そのあたりを教えていただければと思います。 ○主査(三藤毅君) 谷口生涯学習課長。 ○生涯学習課長谷口達也君) 議員御指摘のとおり、今回はリースでございますが、リース期間につきましては、物件の耐用年数などを考慮いたしまして、5年としております。  そのリース期間終了後がどうなるかでございますが、5年の基本リース期間が終了したときに、機器の状態を見なければいけないと思うのですが、機器の損耗が激しい場合には、そこからまた新たにリース契約を結んでいくことになります。  また、機器が継続利用可能な状況であれば、再リースを行うようになると想定しております。
    ○主査(三藤毅君) 加納分科員。 ○分科員加納孝彦君) ということであれば、新しくつくればつくるほど、ずっとリースのお金もかかっていくことになろうかと思うんですけれども、今、全体として市内の防犯カメラは――それはよそですね、全体はね。ここで聞くのはやめます。  今後、教育関係の場所でふやそうとされているものがあれば御紹介いただければと思います。 ○主査(三藤毅君) 谷口生涯学習課長。 ○生涯学習課長谷口達也君) 生涯学習課が一番公共施設というのをたくさん所管していると思うんですが、今後の予定については、生涯学習課が所管する施設においては、現時点では具体的には持っておりません。  ただ、今回の防犯カメラの更新・新設につきましては、生涯学習センターが駅であるとか道の駅など、中心市街地に立地しておるということで、幅広い年代の方が不特定多数利用されていること、また、府中駅周辺に防犯カメラの台数が少ないということで、府中警察署のほうから、強い設置要望があったということも今回、取り組んだ理由の一つになっております。  したがいまして、今後、新たに施設の改修や新築が発生した際に、施設の利用状況でございますとか、立地条件などを精査いたしまして、必要な場合には改めて検討していきたいと考えております。 ○主査(三藤毅君) ほかにありませんか。               〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、債務負担行為の補正について、質疑のある方は順次御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) 続いて、地方債の補正について、質疑のある方は順次御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(三藤毅君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(三藤毅君) 以上で、予算特別委員会に付託された案件の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成については御一任願います。  以上で予算特別委員会総務文教分科会を散会いたします。                午前11時30分 散会...