広島市議会 1985-12-13 昭和60年第 6回12月定例会-12月13日-02号
本来,同和問題の解決は,一般地区と同和地区住民の間にある垣根を取り払って国民的融合を達成することであります。国民的合意を基礎にするものでもあります。一部の見解や理論を一方的に押しつけて成り立つものでもありません。有形,無形の拘束,圧力のもとに一部の見解が押しつけられ,これが学校運営の基本指針になるとすれば,まさに重大であります。
本来,同和問題の解決は,一般地区と同和地区住民の間にある垣根を取り払って国民的融合を達成することであります。国民的合意を基礎にするものでもあります。一部の見解や理論を一方的に押しつけて成り立つものでもありません。有形,無形の拘束,圧力のもとに一部の見解が押しつけられ,これが学校運営の基本指針になるとすれば,まさに重大であります。
これは,同和地区住民の自立自助を促すものではなく,逆に,行政依存,利権化を進めるものとなります。 今日,基本法制定を唱えて永久法の成立を図る動きがありますが,まさにこれと軌を一にするものであり,一般地区住民の合意を得られないもの,同和問題の解決とは全く無縁のものであります。このゆがみを今後徹底的に是正されることを求めるものであります。このことを条件に決算に賛成するものであります。