神石高原町議会 2016-03-02
03月02日-01号
平成28年第 1回 3月定例会 平成28年第1回
神石高原町議会定例議会会議録(第1号)1.
招集年月日 平成28年3月2日1. 招集の場所
神石高原町議会議場1. 開 会 3月2日 午前10時00分宣告(第1日)1. 応招 議員 1番 赤 木 俊 二 2番 横 山 素 子 4番 横 尾 正 文 5番 橋 本 輝 久 6番 久保田 龍 泉 7番 小 川 清 治 8番 寄 定 秀 幸 9番 丸 山 達 夫 10番 木野山 孝 志 11番 村 上 克 朗 12番 片 山 元八郎 13番 松 本 彰 夫 14番 藤 田 晃 己1. 不応招議員 な し1. 出席 議員 応招議員に同じ1. 欠席 議員 な し1.
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長 牧 野 雄 光 副町長 垰 本 昌 則 教育長 馬屋原 健 治
会計管理者 柏 床 亦 之 総務課長 入 江 嘉 則
まちづくり推進課長 小 坂 依 文 住民課長 岡 崎 謙 建設課長 国 重 修 示 産業課長 瀬 尾 明 彦 福祉課長 米 山 文 子 保健課長 榊 原 良 彰
環境衛生課長 横 山 邦 正
学校教育課長 石 田 金 寛 生涯学習課長 片 岡 富美江1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名 事務局長 藤 井 義 弘 書記 平 田 美 穂1. 議事日程 内容は
別紙日程書のとおり1.
会議録署名議員 第12番 片 山 元八郎 第13番 松 本 彰 夫 午前10時00分 開会
○議長(藤田) 皆さん,改めましておはようございます。 本日より3月定例会を開会するわけでございますが,議会は言論の府であります。十分議論を尽くしていただいて,適正な判断をお願いするものでございます。 横尾議員から遅刻の申し入れが出ております。ほかは全員出席でございます。 ただいまから平成28年第1回
神石高原町議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。(説明員を報告) ここで町長より発言の申し入れがありましたので,これを許可します。
◎町長(牧野) 皆さんおはようございます。 3月定例議会が今日,3月2日から開会になります。期間は17日間,18日で終わりということでございます。 提案いたします議案としては,条例改正はじめ,
最終補正予算,28年度一般会計及び8
特別会計予算並びに
病院事業会計予算等々でございまして,全議案83号に及ぶものでございます。何とぞ慎重審議の上,適切なるご決定をいただきたいというふうに思います。 もう一つ,一般質問についてちょっと触れてみたいと思うんですが,先般の2月24日に,
議会運営委員会に私も同席をさせていただきました。その席上で,一般質問について13項目にわたって注意事項というようなことを書いてございます。その中で,私が関係するのだけ朗読して自覚を持ちたいというふうに思っておりますので,あえて朗読をいたします。 質問及び答弁時間は,議員1人につき60分以内とする。それから,質問は全て発言席で行い,一問一答方式とする。町長,教育長の答弁は,各項目ごとに初回のみ答弁席とするということであります。 それから,12番として,以下の点に留意して一般質問を行ってください。 1つは,大所高所から政策を
建設的立場から論議するものであることと単なる制度や事務的な見解をただすだけのものでないこと,議案の審議により,ただせるものは議案審議で行うこと。こういうふうになっておりますから,一般質問で答弁を求められても,補正予算あるいは一般会計,新年度の予算についてはそこでただすんですからという意味だろうと思いますが,そういうふうに単なる制度や事務的な見解をただすだけのものではないこと。よく議員さんから国・県の補助金等々についてもお問いがございますが,これは一般質問の項目でないということがこれに記述してあるというふうに思いますので。なぜそういうことを申し上げるかといいますと,
ケーブルテレビで一般質問は放映されます。住民の皆さんから,比較的,比較的,余り人気がよくない。このことは,町長に対しても議長に対しても住民の皆さんから意見としてあるわけでございます。それは私としては謙虚に,住民の皆さんから見られても,なるほどなと,一般質問のそれだけ質の高いものをお互い,答弁者はもちろんでございますが,質問者も含めてそういうふうにやっていきたいというふうに思っておりますのであえて申し上げておりますが,よろしくお願い申し上げます。 以上,簡単でございますが,開会に当たっての挨拶といたします。
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○議長(藤田) 日程第1,
会議録署名議員の指名について,私から指名いたします。 12番片山議員,13松本議員を指名いたします。
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○議長(藤田) 日程第2,会期の決定についてをお諮りいたします。 本定例会の会期は,本日から3月22日までの21日間といたしたいと思いますが,これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(藤田) ご異議なしと認めます。よって,本定例会の会期は本日から3月22日までの21日間と決します。
議会広報活動として,赤木,横山両議員に写真撮影を許可します。
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○議長(藤田) 日程第3,議案第1
号神石高原町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 皆さんおはようございます。よろしくお願いいたします。 議案第1号案件の提案理由を申し上げます。 昨年8月に人事院から
国家公務員の給与等に関する勧告がなされました。その趣旨を尊重し,本町においても
国家公務員に準じて平成28年度からの給料表等の改定及び勤勉手当の改正を行うとともに,
地方公務員法一般職の職員の給与に関する法律の一部改正及び
地方公務員法及び
地方独立行政法人法の一部を改正する法律による整備を行うため,この条例案を提出するものでございます。 詳細の説明はございません。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(藤田) 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第1号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第4,議案第2
号神石高原町
過疎地域自立促進計画の策定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第2号案件の提案理由を申し上げます。
過疎地域自立促進特別措置法の一部を改正する法律(平成24年法律第39号)が施行されたことにより,
過疎地域自立促進特別措置法(平成12年法律第15号)の執行期限が平成33年3月31日まで5年間延長されたため,法の定めにより
神石高原町
過疎地域自立促進計画の策定について提案するものでございます。 詳細の説明はございません。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(藤田) 質疑を求めます。
◆6番(久保田) この計画書の中の
木質バイオマス事業につきましてお伺いをいたしますが,事業費が,これ計画ですからあれですが,8千万円事業費が上がっておりまして,29年度からということに計画ではなっております。これは一応過疎計画ということで上げとかにゃいけんのんだろうとは思うんですが,これは時の町長,時の議会,この判断で変更ということができるんでしょうか。というのが,今定例会の一般質問に提案をしておりますが,この
木質バイオマス,採算性の問題から本当につくっていいのかどうか,もう少し私は検討が必要だと思っておりますので質問を出しておるわけでございますけれども,この計画は,これは一応上げとかにゃいけんのんだろうと思うんですが,そこら辺はどうなんですか。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 議員ご質問の件でございますが,この過疎計画に上げている事業は,一応参考資料として年度別のものを計画を上げさせていただいております。当然事業の実施に当たっては十分な審議も必要であろうと思いますし,当然それぞれの年度の予算に計上するものでございますので,その時点においてまたご審議をいただけるもの,また提案するほうもそういったものを出すものであるというふうに思っております。一応5年間の計画をつくらなければなりませんので,こちらの方には計上をさせていただいております。
◆6番(久保田) 一応計画を上げて,もうせにゃいけんというわけじゃないですよね。
◎
まちづくり推進課長(小坂)
木質バイオマスについては,採算性であり投資効果等々も必要であると思いますので,この計画に上げているから必ずする事業というものではないと考えております。
◆11番(村上) 今の過疎のこの自立計画の中に載ってない路線があるんですけれどもが,こうした場合においては
長期総合計画の中から,合併前から,油木町のほうといたしましても路線で貝原林道の部分と貝原から油木に上がってくる道路を前々から要望を地元からしておったわけですが,そうした路線が載ってないわけですが,過疎ではなしに
長期総合計画のほうでやっていただけるんでしょうか,そういう面についてのお伺いをいたします。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 今回ご提案しておりますこの過疎計画の中の事業につきましては,財政的に有利な面もございます。過疎債というものを充当する事業に該当するものであろうというものを載せさせていただいております。いろいろな道路関係の路線の事業もございますけれども,そういった部分については来年度計画する
長期総合計画,またそれ以外のところでも年度年度で
事業担当課との協議の中で進めていくものになろうというふうに考えております。
○議長(藤田) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第2号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) お諮りします。 日程第5,議案第3号平成27年度
神石高原町
一般会計補正予算(第4号)から日程第12,議案第10号平成27年度
神石高原町
病院事業会計補正予算(第2号)までは関連がありますので,一括議題としたいと思いますが,これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(藤田) ご異議ないものと認め,日程第5,議案第3号から日程第12,議案第10号は一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第3号案件から議案第10号案件までの提案理由を申し上げます。 平成27年度
神石高原町
一般会計補正予算(第4号)の主な内容は次のとおりでございます。
補正予算額2億9,890万2千円,補正後の予算現計が106億1,529万9千円になるものでございます。 議会費,
補正予算額19万6千円,補正後予算現計9,136万6千円,
職員人件費19万6千円を追加補正をしております。 続いて,総務費でございます。
補正予算額1億356万1千円,補正後予算現計19億5,458万9千円でございます。
生活交通機関確保事業2,099万円,源流の
里維持再生事業1,908万円,
普通財産管理経費1,057万9千円をそれぞれ減額補正をいたしてございます。
協働支援センター運営経費554万円,
情報セキュリティー強化対策事業1,157万8千円,
地方創生加速化交付金事業7,064万円,協働の
まちづくり支援事業9,433万5千円,これらを追加補正をしてございます。 続いて,民生費でございます。
補正予算額2,982万2千円,補正後予算現計18億5,542万5千円となるものでございます。
後期高齢者医療特別会計繰り出し経費3,440万1千円,
保育所運営経費617万6千円,
児童扶養手当給付事業333万円をそれぞれ減額補正をし,
国民健康保険特別会計繰り出し経費1,136万1千円,
年金生活者臨時福祉給付金給付事業6,718万2千円を追加補正してございます。 衛生費でございます。
補正予算額,減額の3,049万1千円,補正後予算現計10億6,708万6千円となるものでございます。
病院事業会計補助経費2,005万1千円,
看護師就職支度金貸付事業750万円をそれぞれ減額し,
簡易水道事業特別会計繰り出し経費546万7千円を追加補正をしてございます。
農林水産業費,
補正予算額,8,231万9千円を減額し,補正後予算現計8億9,547万2千円となるものでございます。
担い手経営発展チャレンジ事業1,981万9千円,中山間地域直接支払事業が1,869万5千円,林業再
構築プロジェクト事業が1,202万4千円でございます。
農村地域防災減災事業1,006万8千円をそれぞれ減額補正し,
有害鳥獣駆除対策事業228万円を追加補正してございます。 商工費でございます。
補正予算額799万7千円を減額し,補正後予算現計1億9,241万2千円となるものでございます。内訳として,
職員人件費191万円,
観光団体等育成事業181万円,
雇用促進奨励助成事業160万円,
商工観光施設管理経費154万5千円をそれぞれ減額補正をしております。 土木費でございます。
補正予算額8,684万9千円を減額し,補正後予算現計6億1,808万3千円となるものでございます。
社会資本整備総合交付金事業8,063万3千円と単独町
費町道整備事業329万2千円をそれぞれ減額補正しています。 消防費でございます。減額の1,306万6千円で,補正予算現計4億8,506万6千円となるものでございます。
消防施設整備事業843万7千円,非
常備消防一般管理経費200万円,
常備消防経費166万9千円をそれぞれ減額補正をしております。 続いて,教育費でございます。
補正予算額161万円,補正後予算現計7億6,162万7千円となるものでございます。
小学校校舎施設管理経費として593万6千円を減額し,
社会教育施設管理運営経費297万3千円と小・中・
高校教育支援事業515万円を追加補正しております。
災害復旧事業費でございます。
補正予算額,減額の1,316万7千円で,補正後予算現計が4,423万2千円となるものでございます。現
年発生道路橋梁災害復旧事業900万7千円,現
年発生農地及び
農業用施設災害補助復旧事業415万円,現
年発生林道施設災害復旧事業1万円をそれぞれ減額しております。 続いて,公債費でございます。
補正予算額881万6千円を減額し,補正後予算現計14億5,045万4千円となるものでございます。
長期債利子償還経費960万6千円を減額補正しております。 諸支出金でございます。
補正予算額4億641万8千円で,補正後予算現計が11億5,948万7千円となるものでございます。
財政調整基金積立経費4億637万8千円を追加補正をしております。 以上の
補正財源の主なものを申し上げます。 町債として6,740万円,県支出金として6,337万1千円,繰入金3,908万9千円をそれぞれ減額補正し,財産収入1,338万6千円,
自動車取得税交付金1,488万6千円,町税1,672万円,
地方消費税交付金2,058万4千円,
国庫支出金4,329万円,寄附金1億500万円,繰越金2億3,922万7千円をそれぞれ追加補正いたしてございます。 あわせて,
繰越明許費として,
情報セキュリティー強化対策事業1,157万8千円,
普通財産管理経費8,510万4千円,
地方創生加速化交付金事業7,064万円,
温泉資源活用検討事業2,178万円,
協働支援センター運営経費554万円,社会保障・
税番号制度運営経費291万1千円,
年金生活者臨時福祉給付事業6,718万2千円,
保育所運営事務経費113万4千円,
消防施設整備事業810万円を
繰越明許費として計上いたしてございます。 続いて,議案第4号案件の提案理由を申し上げます。 平成27年度
神石高原町
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の主な内容は次のとおりでございます。 まず,事業勘定として,
補正予算額3,656万5千円,補正後予算現計13億3,209万3千円。
診療施設勘定,
補正予算額5万円,補正後予算現計385万円。 事業勘定のうち,総務費でございます。
補正予算額17万2千円,補正後予算現計2,978万2千円,
職員人件費17万2千円を追加補正しております。
保険給付費でございます。
補正財予算額3,307万6千円,補正後予算現計8億942万5千円,内訳として,一般被
保険者高額療養経費932万円と一般被
保険者療養給付経費2,298万円を追加補正しております。
共同事業拠出金でございますが,
補正予算額526万7千円,補正後予算現計2億7,066万7千円でございます。内訳として,
高額医療費拠出金77万9千円,
保険財政共同安定化事業拠出金448万8千円。
保険事業費でございます。
補正予算額,減額の200万円,補正後予算現計1,316万2千円,内訳として,
特定健康診査等事業経費,減額の200万円でございます。 諸支出金,
補正予算額5万円,補正後予算現計1,787万5千円,
直営診療施設勘定繰出金として5万円を追加補正しております。 これらの主な
補正財源でございますが,
共同事業交付金が3,785万2千円の減額でございます。
国庫支出金2,646万7千円と繰越金4,634万9千円を追加補正しております。
診療施設勘定でございます。総務費として,
補正予算額5万円,補正後予算現計324万円,
施設一般管理経費5万円を追加補正をしております。 主な
補正財源は,繰入金5万円でございます。 続いて,第5号案件の提案理由を申し上げます。 平成27年度
神石高原町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)の主な内容は次のとおりでございます。
補正予算額,減額の5,005万円,補正後予算現計3億6,231万円でございます。
後期高齢者医療広域連合納付金として,
補正予算額,減額の5,005万円,補正後予算現計3億5,036万9千円。内訳として,
後期高齢者医療広域連合納付経費,減額の5,005万円でございます。 主な
補正財源として,繰入金3,440万1千円,
後期高齢者医療保険料1,564万9千円をそれぞれ減額補正をしております。 次に,議案第6号案件でございます。 平成27年度
神石高原町
介護保険特別会計補正予算(第3号)の主な内容は次のとおりでございます。
保険事業勘定として,
補正予算額230万3千円。補正後予算現計19億1,047万2千円となるものでございます。
保険事業勘定のうち,総務費でございます。
補正予算額50万2千円,補正後予算現計5,959万円,内訳として,
職員人件費50万2千円を追加補正しております。
地域支援事業費,
補正予算額,減額の405万9千円でございます。補正後予算現計が6,110万1千円で,内訳として,2次
予防事業費,減額300万円,1次
予防事業費,減額の100万円でございます。
基金積立金,
補正予算額676万6千円,補正後予算現計1,710万4千円となるものでございます。内訳として,
介護給付費準備基金積立金676万6千円を追加補正しております。 諸支出金でございます。
補正予算額90万6千円の減額でございます。補正後予算現計が2,055万7千円となるものでございます。主なものは,
一般会計繰出金,減額の90万6千円でございます。 これらの主な
補正財源として,
支払基金交付金277万円と繰入金250万2千円をそれぞれ減額をしております。
国庫支出金214万4千円と保険料405万7千円を追加補正してございます。 次に,議案第7号案件の提案理由を申し上げます。 平成27年度
神石高原町
簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)の主な内容は次のとおりでございます。
補正予算額410万3千円,補正後予算現計2億5,837万5千円となるものでございます。 総務費として,
補正予算額28万7千円,補正後予算現計1,842万3千円,内訳として,
職員人件費28万7千円を増額しております。 施設費でございます。
補正予算額381万6千円,補正後予算現計1億4,104万1千円で,補正の主な内容は,
施設維持管理経費165万1千円と水道未
普及地域解消事業24万6千円をそれぞれ減額補正し,
生活基盤近代化事業571万3千円を追加補正しております。 これらの
補正財源として,諸収入191万4千円を減額し,繰入金546万7千円を追加補正しております。 次に,議案第8号案件の提案理由を申し上げます。 平成27年度
神石高原町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の主な内容は次のとおりでございます。
補正予算額10万円,補正後予算現計2億6,338万4千円。 総務費として,
補正予算額13万3千円,補正後予算現計1,030万7千円,
職員人件費13万3千円を追加補正しております。 施設費でございます。
補正予算額,減額の3万3千円,補正後予算現計が8,150万1千円となるものでございます。内訳として,
施設維持管理経費3万3千円を減額しております。
補正財源として,分担金及び負担金を10万円追加補正しております。 次に,議案第9号案件の提案理由を申し上げます。 平成27年度
神石高原町
総合開発事業特別会計補正予算(第3号)の主な内容は次のとおりでございます。
補正予算額215万1千円,補正後予算現計3,181万6千円。 総務費として,
補正予算額212万4千円,補正後予算現計1,018万4千円,
財産管理経費19万2千円を減額し,
事業推進経費231万6千円を追加補正しております。 事業費として,
補正予算額2万2千円,補正後予算現計2,152万2千円となるものでございます。
井関地区総合開発整備事業を2万2千円追加補正しております。 主な
補正財源でございますが,財産収入として2万円,繰入金213万5千円を追加補正をしております。 議案第10号案件の提案理由を申し上げます。 平成27年度
神石高原町
病院事業会計補正予算(第2号)の主な内容は次のとおりでございます。
収益的収入及び支出,収入でございます。
補正予定額が1,752万8千円の減額,補正後予算現計が2億7,371万5千円となるものでございます。 次に,支出でございますが,
補正予定額1,752万8千円の減額,補正後予定額計が2億7,360万5千円となるものでございます。
収益的収入及び支出の部でございますが,
病院事業費用として,
補正予算額1,752万8千円の減額でございます。補正後予算現計が2億7,360万5千円となるものでございます。経費として1,752万8千円の減額としております。
補正財源は,
病院事業収益を充てておりまして1,752万8千円の減額でございます。 以上,第3号案件から第10号案件までの提案理由を申し上げました。 補足の説明はございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑は一問一答方式により行います。質疑時間は,質疑及び答弁を含め,1議員30分を限度といたします。 日程第5,議案第3号平成27年度
神石高原町
一般会計補正予算(第4号)について質疑を求めます。
◆6番(久保田) 15ページ,お願いします。 協働支援センターの運営経費でございますが,説明のところで,協働支援センターの体制整備のための軽微な改修工事,施設整備,備品購入ということでございますが,この4地区は今現在,場所についてもう決まっておるのかどうかお伺いします。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 4地区全ての場所が決定しておるわけではございません。今現在でございますけれども,まだ検討中の地区もございます。確定するまで,自治振興会長,地区支部の方と役場のほうで現在協議をしているところでございます。
○議長(藤田) ほかに質疑はありませんか。
◆12番(片山) 昨日の調整会議でもお聞きしたわけですが,納得できなかったので再度質問いたします。 10ページの10,
温泉資源活用検討事業,補正の予算で2,600万円が組まれて,管路布設等はついてなかったと私は思いますが,それはそれとして,今回これを継続,繰越事業とされておるということで,自噴量,これが不足ということは,これは前から私指摘しとったとおりなんですけれどもが,そういうことを繰り越して,また県の審査結果が出てくるのが6月というふうに昨日言われたと思うんですけれどもが,あやふやだというか,先々どういうふうにこれを本当活用していくのかという明確な見通しもないままにこれを継続していく,仕切り直しが妥当で,全額減額補正が適当ではないかと私は思うんですけれどもが,なぜこれを繰越事業とされたか,それをお聞きします。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 昨年の9月に補正予算で議決をいただきましたこの事業でございますけれども,ボーリングの工事をさせていただいております。その現在の結果のところで,自噴量というのは見込みがないんではないかという段階に今ございます。ということで,動力を使った揚水をする必要があろうということもございますし,また水質の検査等も実施をしております。この結果が出るのが3月の下旬ということになっております。 工事につきましては,繰り越しということでご提案をさせていただいておりますが,この水質検査等々の結果によっては,もしかすればこの工事はできないということになるかもしれないというふうに考えておりますが,一応議決をいただきました工事につきましては執行したいというふうに考えておりますので,繰り越しという形でご提案をさせていただいております。よろしくお願いいたします。
◆12番(片山) 2,600万円に加えて一般財源,貴重な町の独自財源から130万円も増額して補正する,その意味がいま一つわからない。6月の県の審査結果によっては断念するかもしれない,しかしやっていくという。旧井関小学校までは管路を布設するということのようですけれどもが,くどいようですけどもが,もう一度だけ,なぜこれをそういうふうにするかということをお聞きします。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 今の場所のところでは水をくみにいくといいますか,温泉をくみにいくとかというところの利便性の問題もありますので,一応最低限の利便性,もし三和温泉ということで温泉の成分があれば,くみにいきやすい場所ということであれば,国道の近くということもあってこの管路工事ということになっております。一応議決をいただいたものでございますし,また結果を見て補正予算ということにもならないと思っておりますので,今回の3月補正で計上させていただき,繰越事業としてのご提案をさせていただいておるものです。
○議長(藤田) ほかに質疑はありませんか。
◆11番(村上) 14ページのまちづくり課の18の部分でございますけどもが,地方創生の加速化交付金の中の包括的移住支援体制構築事業でございますが,この部分で3,900万円予算化されて繰り越しになってる事業だと思うんですが,この中の全体的な予算の委託料を3,773万円と上げてあるんですが,きのうの説明ではその合計数字が合わんのですけども,数字的にも。内訳を,きのう説明受けた部分についても計画立案経費が,コンサルタントに委託が674万円ということがありましたり,それから包括の支援協議会の設立経費で10万円,これは需用費ですが,そうした委託,また就農の情報とかそうした情報発信の経費としても委託料を,このホームページを構築するということで504万9千円上げておられますし,それの印刷費用を54万円,それからこれは次の産業課に関連する部分と説明ございました人材育成農業研修費のトマト栽培研修費に390万円,それからインターンシップの研修費の補助金に192万円。この部分の582万円は産業課の予算の中とはマッチするわけですが,あともう一つの短期就農移住モニターツアーの企画,こうした経費のNPO法人に業務委託を707万円組んでございますが,この総トータルが2,531万9千円にしかならんわけですが,そこら辺とこの仕様書の説明書へ出とる3,900万円という数字が合いませんし,そこら辺の整合性をご説明願います。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 昨日ご説明をさせていただきましたこの
地方創生加速化交付金事業でございます。昨日の説明では,国のほうに申請をしたものを使ってご説明をさせていただきました。予算のほうとの数字の整合性が合わないということでございますけれども,まちづくり推進課のほうで所管しているもの,そして産業課のほうで予算づけしたもの等もございます。数字の整合性のところはもう一回確認をしなければいけませんけれども,一応国へ出したもので積み上げたものをここに予算計上させていただいたものでございます。 内容につきましては,昨日ご説明しましたように全体的な計画の立案,それから移住包括支援協議会,仮称でございますけれども,定住相談等々ができるような形のもの,当然
空き家の関係もこの中に含まれていくように,話ができる民間の方も交えた方で組織をつくりたいというふうに考えております。 いろいろ計画を立てておりますけれども,国のほうに申請はさせていただいておりますが,この申請が,交付金がもらえるかどうかという結果につきましては3月の末でないとわからないということもございます。今回3月の補正予算にも上げさせていただきましたし,繰り越しということでもご提案をさせていただいておりますが,この金額全てが実施できるものというものでは今ないというふうに考えております。交付金が採択されなかった場合には,とはいえこの一般財源であろうというふうに考えておりますので,その辺のところもお含みおきいただき,ご理解をいただきたいというふうに思います。
◆11番(村上) この説明書の横に3,139万1千円というふうに28年度はございますんで,そこら辺の金額がこの調書には3,900万円というふうに載ってございますので,そこら辺の数字が合わないというふうに申し上げたわけですが,いずれにしてもこのコンサルタントに渡す金額的なもの,またNPO法人に業務委託をされる行事におきましてもソフト的な事業でございますものですが,確実にそうしたものを設立したり計画書をつくったりする事業でソフト的な事業でしょうけれどもが,そうした面がハード面につながる事業になっていかなくてはならないと思うんですけれどもが,この産業課なりまちづくりからの職員の数が減るということで,そうした部分をコンサルなりNPO法人に委託をするということですが,そこら辺の委託をすれば物が済むということではなしに,各担当の方がそうした面の委託内容の人数の中に入られ,また地域の方が委員の中に入られた,実のあるそうした自立促進ができるかどうかの部分についての内容をお伺いします。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 委託料としてコンサルタント会社等々のものも入れておりますけれども,議員がご指摘のとおり,この計画をつくったり実施に当たっては,地方創生の中の一番スタートする目玉ということになります。きちんとした執行体制も要りますし,当然役場だけで考えてできるものではございませんので,民間の方,地域の方といういろいろな団体も含めて話をしながらつくり上げていき,実のある実施ができるようにするように考えております。
○議長(藤田) ほかに。
◆5番(橋本) 7ページの消防デジタル無線事業ですけども,消防団に対しての無線機器の備品だろうと思いますが,来月28年4月から供用開始と記憶しておりますが,デジタルになりまして庁内100%カバーできるもんじゃないと思います。多分80%ぐらいじゃったかなと思いますけども,その辺のカバーできないとこ等々の処置といいますか,対応はどう考えておられるのかをお聞きしたいと思います。
◎総務課長(入江) アナログからデジタル化の事業でございますけれども,カバー率もアナログに比べれば世帯率で69.1から79%,言われたように今8割と言われましたけども,面積も同様に77.8%まで上がると。ただし,カバーできないところがございますので,それは今団員のほうに携帯メールが入ってますけれども,そういうものでカバーをしていくしかないのかなというふうに思ってます。有事のときはそれ以外の無線がございますので,ちっちゃい無線,それを使いながらそれをカバーしていくということになると思います。
◆5番(橋本) それと,旧無線装置の撤去,繰り越しと書いてありますが,これは28年度で全部撤去するんですか。そのカバーできないところ等々はアナログでも十分通用しとったわけでありますけども,その辺は残せるか,それとも全撤去かをお聞きしたいと思います。
◎総務課長(入江) 基本的にアナログとデジタルを併用して運用することは経費的な部分もあってできませんので,28年度中に全部撤去を予定してます。
◆5番(橋本) それと,14ページの19番,集落支援員が25名から17名という,減少しておりますが,これは地域に集落支援員が必要ないのかどうなのか,その辺の事情はどうなんでしょうか。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 集落支援員につきましては,27年度当初予算では25名の予算を見込んでおりました。自治振興会等々にも置かれるかどうかという要望を聞いた中で,要望があったのが16地区と,それから常勤のという形での1名ということでございました。結果として17名ということでございましたので,今回減額補正をさせていただいております。
◆5番(橋本) 集落支援員さんの活動状況,活動報告,また地域でのそういった実績といいますか,そういう報告書等のものはまちづくり推進課のほうで把握,精査もされておるということでよろしいですか。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 昨年の11月でなかったかというふうに思いますが,集落支援員の方にもお集まりをいただき,活動の内容についても話を伺ったところであります。各自治振興会,それぞれで取り組みの内容は異なっております。一律の活動ということにはなっておりませんが,ある自治振興会においては具体的な振興会の中の計画づくり,携わっている方,それからあとは見守りというか安否確認のほうをやられている方,あとは集落が遠いとこのつなぎ役として活動をされている方等々もございます。一律にこの仕事ということにはなりませんが,年度末におきましては活動結果等々についてもご報告をまとめたのをいただくということにしております。
○議長(藤田) ほかに質疑はありませんか。
◆2番(横山) 34ページの52番ですけれども,先般も総務文教常任委員会のほうでご説明をいただいたんですが,今年すごい想定外の寒波が来まして,凍結で水道管が破裂したりして生徒の皆さんにも影響がいろいろあったようなんですが,修繕されたということですけれども,その修繕の経過と,これからもう二度とこういうことがないようにちゃんと修繕されているのかどうか,そのあたりを確認の意味も含めて質問したいと思います。
◎
学校教育課長(石田) 1月二十数日の大寒波によりまして凍結は発生をいたしました。高原中学校のほうの水道施設がいろいろ凍結をしたということで,当面の応急措置をしております。いろいろ業者とも協議をした結果,このたび補正によりまして対策を完全にするということであります。 学校のほうには,経験も踏まえて日常の点検をしながら凍結防止に当たっていただくように指示をしておりますので,同じようなことはこれからは発生はしないかなと思っておりますけどが,学校のほうでも十分に留意されて,その対策をとっていただくように指導をしております。
◆2番(横山) しっかり修繕をしてもらって,大寒波ですから想像ができないとはいいましても,二度とこういうことが起こらないようにこれから管理のほうをしっかりお願いしたいと思います。
◆10番(木野山) 1点だけお聞きをいたします。 13ページの16番,定住促進対策事業で結婚祝い金と仲人報償金等の報償費が73万5千円の減額というふうになっております。人口減に伴う対策で非常に大きい課題として取り組んではおられるわけでございますが,見込みの結婚の数と,それに差異があったためにこれが減額になったということだと思うんですけれども,一般質問等でもお聞きしようかなと思ってるんですが,出会いから結婚,出産まで一貫をした支援という部分で定住促進にやりたいというふうに町長も書かれておりますが,実績のところで今年町内で結婚をされた見込みの数が少なかったということなんだろうというふうに思うんですが,そういう活動,その対策について減額をするという状況について,どういうふうに分析をされてどのように考えられておるかということをお聞きをいたします。本年度の実績が減額ということなんで,この状況をどのように把握されてるか,その点についてお聞きをしたいというふうに思います。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 結婚の定住祝い金のほうは,当初15組を予定しておりました。また,仲人報償金につきましては5人の方を見込んでおりました。結果といたしましては,仲人報償金については3件でございます。また,結婚につきましては17件の申請があったところであります。ただ,申請をされてない方もいらっしゃるのではないかとも思いますが,このあたりにつきましては把握はしかねております。 新年度予算におきましても,結婚をしていただき子育てをし,というところまで手厚くという形にはなりますけれども,そういった事業を考えております。いろいろな情報発信もしながら,こういったことが着実に進めていけるようにしたいというふうには考えております。
◆10番(木野山) 15組というのは見込みで,17組結婚されたんですか。 間違いないんですか。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 済みません,この報償費の中には子育て支援の小学校の入学祝い金等もございます。そういったものも含めて,今回は総額として減額の補正をさせていただいたという結果でございます。
◆10番(木野山) わかりました。結婚の祝い金と報償費だけ書いてあるんで,結婚の活動,いわゆるブライダルの部分の活動で見込みが減っとったんかなと思ったんですが,入学とかいろんな分も含めて全ての報償費用にしとるわけですね。それなら理由わかるんですけど。 そういった部分の反省を踏まえて,今年は大幅に見直すというふうに町長も書かれておりますんで,どのように反省でどのように今年は取り組まれるのかなと思ったんです。これはまた後日お聞きをいたしますが,減額というようなことがあるので,幾らかの分析をされて,反省点もあろうかと思いますので,その辺はまた改めてお聞きをいたします。 以上。
○議長(藤田) ほかに質疑はありませんか。
◆7番(小川) 13ページ,17の枠ですが,繰り越しで地区まちづくり計画の策定業務,昨日の説明では業務委託をされるように聞きました。もととなる部分ですが,31自治振興会の地域づくり計画書というものがあると思いますが,そういった部分も業者のほうへつないで,また地域とのそういった連携をとってやられると思うんですが,そういった形になるんですか。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 今回の地方創生の加速化交付金事業として,生活の拠点づくり推進事業として協働支援センターの5年ぐらいを見込んだ計画づくりのほうのお手伝いをいただこうというふうに考えております。議員がおっしゃられるように,全ての自治振興会が計画をつくってるわけではございませんけれども,そういったものも加味しながら一緒に計画づくりに取り組んでいただかなければ,それぞれの地区のあり方であるとかどういうことをするかというふうなのはできないというふうに考えておりますので,当然そういったそれぞれの自治振興会が持っている計画,これも踏まえた上で考えていくべきものと考えております。
◆7番(小川) 全てができてはいないというように今お聞きしましたが,31のうち地域の計画が出とるのが大体どのくらい出とるんですか。5年を目安に計画をされるということですが,また今出とる分に,計画に足していかんと,この辺は今の部分では足らない部分が出てくるんかと思いますが,その見直しでまた地域からそういった計画を出していただくようなことになるんですか。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 現在自治振興会としてそういう計画をつくられているのは,24自治振興会だというふうに今は考えております。ただ,これから協働支援センターとしてこの事業で地区ごとの計画を立てていただきますけれども,新たに自治振興会全部が計画をつくらなければいけない,残りの7自治振興会になろうかと思いますが,そこまでは思ってはおりません。ただ,その計画ができていない自治振興会については,それなりの事情というものもあるんだろうというふうには推察をいたします。しかし,この協働支援センターにおいて,そういった計画もできないところも含めた中でその地区をどうするか,どのように考えていくかという話し合いをしていただきたいというふうに考えております。
○議長(藤田) ほかに質疑はありませんか。
◆8番(寄定) 18ページの25番の
年金生活者臨時福祉給付金給付事業についてお伺いしたいと思います。 国の制度でありますけどが,3万円,2,134人というかなりの方へ給付ということでございますが,これはいつ支給されるのか,またはどういう方法でされるのか,スケジュール等をお伺いしたいと思います。
◎福祉課長(米山) 繰越事業にしておりますが,受け付け期間を4月1日から7月1日まで行いたいと思ってます。申請書のほうの発送を4月1日に行う予定でおります。支給につきましては,随時申請書がまとまり次第支払いをするという形をとろうと思っております。
◆8番(寄定) では,伺いましたが,今まで申請漏れとか給付できなかったというようなことがあったのが,そういったことのないようにとか,あるいはこれに対する注意事項等がございましたら。
◎福祉課長(米山) 申請漏れというか,申請をされない方はいらっしゃいます。こちらの把握も確実な数字での把握ではありませんので,低所得者で課税者の扶養にとられておられる方っていうのが把握し切れないところがありますので,あとは申請に基づきその辺はチェックをさせていただいて審査をしております,支給しております。ですから,申請をされない方にはそれなりの主張もございますので,そういう方は未申請の方もいらっしゃいます。 支給方法ですが,口座振り込みを主とします。
○議長(藤田) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第3号は原案のとおり可決することに決しました。 ここで休憩とします。 再開は11時15分とします。(午前11時05分)
○議長(藤田) 再開いたします。(午前11時15分) 日程第6,議案第4号平成27年度
神石高原町
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第4号は原案のとおり可決することに決しました。 次に,日程第7,議案第5号平成27年度
神石高原町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第5号は原案のとおり可決することに決しました。 次に,日程第8,議案第6号平成27年度
神石高原町
介護保険特別会計補正予算(第3号)について質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第6号は原案のとおり可決することに決しました。 次に,日程第9,議案第7号平成27年度
神石高原町
簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)について質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第7号は原案のとおり可決することに決しました。 次に,日程第10,議案第8号平成27年度
神石高原町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第8号は原案のとおり可決することに決しました。 次に,日程第11,議案第9号平成27年度
神石高原町
総合開発事業特別会計補正予算(第3号)について質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第9号は原案のとおり可決することに決しました。 次に,日程第12,議案第10号平成27年度
神石高原町
病院事業会計補正予算(第2号)について質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第10号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第13,議案第11号工事請負契約の締結についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第11号案件の提案理由を申し上げます。
神石高原町旧油木中学校校舎・寄宿舎等解体工事について,平成28年2月22日に入札を執行し,平成28年2月23日に請負仮契約を締結したので,条例の定めにより提案するものでございます。 詳細野説明はございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第11号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第14,議案第12
号神石高原町税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第12号案件の提案理由を申し上げます。 地方税法施行規則の一部を改正する政令,平成26年総務省令第96号,平成27年総務省令第85号の一部が改正されたことに伴い,
神石高原町税条例の一部を改正する条例を平成27年12月28日に専決処分したので,法令の定めにより報告し,承認を求めるものでございます。 詳細の説明を住民課長からいたします。よろしくご審議のほどお願いいたします。
◎住民課長(岡崎) 〔詳細について説明〕
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第12号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第15,議案第13
号神石高原町行政不服審査関係手数料条例の制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第13号案件の提案理由を申し上げます。 平成26年6月に行政不服審査法関連3法──行政不服審査法,行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律及び行政手続法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い,不服申し立てに関し処分庁等から審査庁に提出された書類等について写しの交付が可能となったため,この条例案を提出するものでございます。 詳細につきましては,総務課長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
◎総務課長(入江) 〔詳細について説明〕
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第13号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第16,議案第14号行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第14号案件の提案理由を申し上げます。 平成26年6月,国会において行政不服審査法関連3法──行政不服審査法,行政不服審査法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律及び行政手続法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い,関連する個人情報保護条例,情報公開条例,行政手続条例,固定資産評価審査委員会条例,職員の給与に関する条例,町税等の滞納者に対する行政サービス等の制限措置に関する条例,後期高齢者医療に関する条例の一部を改正するため,この条例案を提出するものでございます。 詳細につきましては,総務課長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
◎総務課長(入江) 〔詳細について説明〕
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第14号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第17,議案第15号町有施設の管理に伴う関係条例の整備についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第15号案件の提案理由を申し上げます。 指定管理者による管理に係る指定管理者を指定するもの及び読みかえ条文の整備等を行う必要があるため,この条例案を提案するものでございます。 詳細の説明はございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第15号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第18,議案第16
号神石高原町人と自然が輝くまちづくり条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第16号案件の提案理由を申し上げます。 今後,本格的な人口減少,少子・高齢化社会を迎える中で豊かで魅力ある地域社会を実現するため,多様な主体がみずからの持つ力を発揮し,互いに連携することが必要であり,この実現のため,おおむね旧町村単位,地区と呼びますけれども,これのまちづくりを支える仕組みである地区共同体,協働支援センターを条例に規定するとともに,協働のまちづくりの推進のための基本的な支援策等を定めるためにこの条例案を提案するものでございます。 詳細の説明はございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第16号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第19,議案第17
号神石高原町協働によるまちづくり推進条例の制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第17号案件の提案理由を申し上げます。
神石高原町人と自然が輝くまちづくり条例に基づき,協働のまちづくりの推進方策,その他必要な事項を定めるため,この条例案を提案するものでございます。 詳細の説明はございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第17号は原案のとおり可決することに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(藤田) 日程第20,議案第18
号神石高原町星の里交流センター設置及び管理条例の制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第18号案件の提案理由を申し上げます。
神石高原町星の里交流センターの建設に伴い,施設の適切な利用を図るため,この条例案を提案するものでございます。 詳細の説明はございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第18号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第21,議案第19
号神石高原町議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第19号案件の提案理由を申し上げます。 平成28年1月18日,
神石高原町特別職報酬等審議会会長から町長へ提出された答申に基づき,議員報酬を改定することについて,この条例案を提案するものでございます。 詳細の説明はございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第19号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第22,議案第20
号神石高原町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第20号案件の提案理由を申し上げます。
神石高原町議会議員報酬の報酬額改定に準拠し,教育委員会委員,農業委員会会長,農業委員会会長職務代理者,農業委員会委員,監査委員のうち識見及び監査委員議会選出の報酬の額を改定すること,及び地区協働支援センター支援のため集落支援員を新たに配置し,協働のまちづくりの推進を図るためにこの条例案を提案するものでございます。 補足の説明はございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第20号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第23,議案第21
号神石高原町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第21号案件の提案理由を申し上げます。 平成28年1月18日,
神石高原町特別職報酬等審議会会長から町長へ提出された答申に基づき,町長及び副町長の給料月額を改定することについて,この条例案を提案するものでございます。 詳細の説明はございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第21号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第24,議案第22
号神石高原町教育委員会教育長の給与,勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第22号案件の提案理由を申し上げます。 平成28年1月18日,
神石高原町特別職報酬等審議会会長から町長へ提出された答申に基づき,教育長の給料月額を改定することについて,この条例案を提案するものでございます。 詳細の説明はございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第22号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第25,議案第23
号神石高原町嘱託員の設置並びに報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第23号案件の提案理由を申し上げます。 農地の有効利用を図ることを目的に,新たに農業委員会の事務を補佐する農地相談員を設置するため,この条例案を提案するものでございます。 詳細につきましては,総務課長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
◎総務課長(入江) 〔詳細について説明〕
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第23号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第26,議案第24
号神石高原町国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第24号案件の提案理由を申し上げます。 本町における国民健康保険事業の基盤を安定させ,円滑な事業運営を行うため,この条例案を提案するものでございます。 詳細の説明はございません。よろしくご審議のほどお願いいたします。
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第24号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第27,議案第25
号神石高原町協働のまちづくり事業基金条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第25号案件の提案理由を申し上げます。
神石高原町協働のまちづくり事業基金利子を協働のまちづくり事業に直接財源充当していたが,利子を歳入予算として計上し,同額を当該基金への積立金として歳出予算に計上するよう事務処理に変更し,また予算の範囲内で基金造成ができるように改正するため,この条例案を提案するものでございます。 詳細につきましては,総務課長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
◎総務課長(入江) 〔詳細について説明〕
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第25号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第28,議案第26
号神石高原町仙養ヶ原森林公園設置及び管理条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第26号案件の提案理由を申し上げます。 仙養ヶ原森林公園整備等事業の実施により,施設名称及び利用料金等を改正し,
神石高原町仙養ヶ原芸術家村設置及び管理条例を廃止するため,この条例案を提案するものでございます。 詳細につきましては,
まちづくり推進課長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 〔詳細について説明〕
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。
◆11番(村上) 前々から仙養ヶ原の芸術家村というのは設置をされておりまして,当初この問題についても質問したことがありますけどが,その時点ではこの部分は存続するんだというようなことになっておりましたが,今までの芸術家村の人たちがそこで芸術をしておるわけですけれどもが,今回その改正案の中に月1万円ということでありますし,また3条の使用料については月額4千円というふうに改正されておりますけれどもが,今まではそうしたことは芸術家村の方に対してはなかったんではないかと思うんですが,そうした面をなぜ取り組めておるのかについての説明をお伺いします。
◎
まちづくり推進課長(小坂) ただいま議員がご質問されたものにつきましては,前の芸術家村の条例のほうにあったものを,そのまま変更はいたしておりません。同じように計上させていただいております。
◆11番(村上) このアトリエサイトの利用というのは,今のいう芸術家村の区画のことではないわけですか。
◎
まちづくり推進課長(小坂) ご質問のとおりでございます。そのとおり,アトリエサイトは今までのところでございます。
◆11番(村上) それでは,そのとこの部分について1区画当たり1万円というのは前もありましたか,そういうお金が。
◎
まちづくり推進課長(小坂) はい,ございました。
◆11番(村上) 今までそうした部分で3件ぐらいの方がおられるのが,前納してそういうふうなものを納めてたということでしょうか。
◎
まちづくり推進課長(小坂) はい,納めていただいております。
○議長(藤田) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第26号は原案のとおり可決することに決しました。 ここで休憩とします。 再開は13時15分とします。(午後0時01分)
○議長(藤田) 再開いたします。(午後1時15分)
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○議長(藤田) 日程第29,議案第27
号神石高原町工場等設置奨励条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第27号案件の提案理由を申し上げます。 工場等設置奨励金の交付対象となる指定の基準を緩和し,積極的な設備等の投資拡大を図るため,この条例案を提案するものでございます。 詳細につきましては,
まちづくり推進課長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 〔詳細について説明〕
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。
◆12番(片山) 議案第27号案件の提案理由の中で積極的な設備等の投資拡大を図るということがあるわけですが,既存の工場,具体的に言いますとカイハラ株式会社というんですけれどもが,誘致したときの条件という中に,今これ要請書,それから回答書等を取り寄せて見ておるわけなんですけれどもが,カイハラのほうは,これは設備投資を図るのではないかということを漏れ承っておるわけなんですけれどもが,具体的には三和工場に染色の部分をというようなことで以前にもお聞きしたことがありますけれどもが,その誘致の条件の中に工場用水というのがあって,染色ということになるとどうしても工場用水が必要なので,この上流の砂防ダム,これを用途変更といいますか,修正を加えるとして,この提案の理由にもあるように設備等の投資拡大を図ることにつながっていくんかどうかということをお聞きします。
◎
まちづくり推進課長(小坂) カイハラの会社でございますけども,この工場等設置奨励,現在のところカイハラさんのほうから新たな設備投資等々のことでご利用いただいていることはないというふうに認識はしております。また今後,こういうふうな形でこの制度をご利用したいとご相談がありましたら,ご相談に応じていきたいというふうに考えます。
○議長(藤田) ほかに質疑はありませんか。
◆10番(木野山) ちょっとお聞きをしますけれども,こういう条件の基準の緩和によりまして,町内の企業のどれくらいが該当になるかなという,資格があるような会社がどれぐらいになりますか。もう雇用条件がないんでしたら,固定資産の総額500万円以上というたらかなりの件数になろうと思うんですけど。課税標準でなしに,ほんまに投下資産ということになってますんで,かなりの企業が該当になるんじゃないですか。
◎
まちづくり推進課長(小坂) この4月1日から改正する制度であります。どれぐらいの事業所が新たに投下資産をかけられるかというところは調査等々もしておりませんが,できるだけ有効に活用していただいて,雇用の確保をしていただくように努力をしていただきたいというふうに考えております。
○議長(藤田) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第27号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第30,議案第28
号神石高原町スコラ高原森林総合利用促進施設設置及び管理条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第28号案件の提案理由を申し上げます。
神石高原町スコラ高原森林総合利用促進施設設置及び管理条例の施設のうち,キャンプ場及び研修施設──山びこ荘でございますが,これの利用廃止に伴い,この条例案を提案するものでございます。 詳細につきましては,
まちづくり推進課長からご説明申し上げます,よろしくご審議のほどお願いいたします。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 〔詳細について説明〕
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。
◆11番(村上) このキャンプ場に今ドッグランの施設ができようるというふうにお聞きしとるんですが,この場合の場所でしょうか,キャンプ場が。今までこのキャンプ場というのが廃止になる,その部分も含まれておるんでしょうか。
◎
まちづくり推進課長(小坂) このキャンプ場としてあった土地でございますが,これは株式会社帝釈峡スコラの前身であります地元の方が組織された会社がございました。この当時から,地元の方の土地,私有地を会社とその地元の方が賃貸借契約を結び,キャンプ場としてスタートをさせておられたところであります。議員ご指摘のとおり,現在このキャンプ場,私有地でございますけれども,そこを使って施設等々を建設をされておられるところであります。 なお,その建設等事業推進に当たりましては,株式会社帝釈峡スコラが窓口となり,地元の土地の所有者の方と調整をされておられます。
◆11番(村上) 所有者が切れるということになって,後のそうした施設ができる分については個人的な貸借でなりましょうが,そうした場合の今の使用料部分について町行政はどうにもならんようになるんですか,それともそうした面で行政の立ち入る管理体制なりの指導なりクレームがもし起きたときには,行政はどういうふうな立場で行われるのかについてお伺いします。
◎
まちづくり推進課長(小坂) キャンプ場の廃止はさせていただきます。そして,私有地であるというところもございますし,株式会社帝釈峡スコラとその土地の方の賃貸借という契約にはなっております。ですが,トイレにつきましては森林セラピー道路があるということもございますので,そういうあたりについては町としてはかかわっていくことになろうと思いますし,いずれにしても株式会社帝釈峡スコラのほうからるるご相談があった場合には,町としても対応をするものと考えております。
◆6番(久保田) 株式会社帝釈峡スコラと山びこ荘とキャンプ場,これを廃止ということなんですが,今までは管理委託料につきまして,ここは含まれた分が今まで支払いがあったんですか。それと,やまびこ荘の,これは廃止になるんですが,土地は多分町だろうと思うんですが,そこの確認をお願いします。
◎
まちづくり推進課長(小坂) キャンプ場,またやまびこ荘も含めて指定管理委託料として入っております。しかしながら,キャンプ所といたしましても,トイレであるとかの浄化槽等に係る費用,それから山びこ荘につきましてはほとんど使用がなされていませんでしたので,わずかな電気料等というふうな形になろうかというふうに思っております。 それから,山びこ荘の土地でございますが,山びこ荘の下の土地は町有地であったと認識しております。
◆6番(久保田) 森林セラピーが去年指定されまして,あの辺コースになっとると思うんです。今犬の小屋というちゃいけんのでしょうけども,つくっておりますよね,キャンプ場のとこへ。それで,あそこはコースへ入っとるんじゃないんですか。そうすると,入っとるんなら犬のところをセラピーじゃというて歩くわけにいかんでしょう。コースの変更を当然されにゃいけんのじゃないんですか。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 今のキャンプ場のところから展望台が先にあるわけですけれども,そういったところも森林セラピーロードというところになっておりますし,またスコラ周辺一帯の遊歩道,これも森林セラピーロードということになっております。そういう森林セラピーロードということにもなっているということは,犬舎等々を建設されている団体にも説明をしながら,合意を得ているというふうに株式会社帝釈峡スコラのほうからはお聞きをしております。
◆6番(久保田) 山びこ荘を廃止ということなんですが,廃止をされて帝釈峡スコラが管理委託,今はされとってんですよね。それから手が離れるということなんですか。あとの利用の活用方法はあるんでしょうか。
◎
まちづくり推進課長(小坂) 株式会社帝釈峡スコラとも協議をしまして,今回山びこ荘については条例からは廃止をし,町の普通財産として所有するという形になります。 今後の利用につきましては,この施設を利用して何かしたいという方がいらっしゃったりすれば,その都度また協議をすることになるというふうに考えております。
○議長(藤田) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第28号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第31,議案第29
号神石高原町簡易水道設置条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。
◎副町長(垰本) 議案第29号案件の提案理由を申し上げます。
神石高原町,油木,近田・花済地区簡易水道の給水範囲に安田の一部を追加するため,この条例案を提案するものでございます。 詳細につきましては,
環境衛生課長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
◎
環境衛生課長(横山) 〔詳細について説明〕
○議長(藤田) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 質疑を終結し,討論を求めます。 (「なし」の声あり)
○議長(藤田) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(藤田) 起立多数であります。よって,議案第29号は原案のとおり可決することに決しました。
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○議長(藤田) 日程第32,平成28年度予算について,牧野町長から平成28年度
神石高原町施政方針について説明を求めます。
◎町長(牧野) それでは,施政方針を申し上げます。 下に書いておりますが,若者と女性が主役となり持続可能で住み易い農村社会の実現に向けチャレンジする予算,これはサブタイトルとしております。 平成28年度予算について。 平成28年度
神石高原町一般会計及び特別会計並びに事業会計当初予算案を提出するに当たり,その概要と最近の諸情勢の報告及び町政運営に対する所信を申し述べ,議員各位並びに町民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと思います。 本年度の予算概要説明を行う前に,最近の国内外における政治,経済情勢について所見を申し述べます。 安倍内閣は,政権発足以来,3本の矢を基本とする経済政策を一体的推進し,取り組みを進めてきました。その対策は顕著に効果をあらわし,昨年から円安が定着し,好調な企業実績と訪日外国人旅行者の増加等による影響により,株価も上昇し,国内景気は穏やかな回復基調を見せ始めてきました。しかし,年明けから中国の株価下落,欧州での大手金融機関の経営不振,さらには資源国経済の減速による原油価格の低迷などが引き金となり,回復傾向にあった米国経済の先行きにも陰りが見え始めるなど,国際市場は先行き不安定な状況となっております。国内においても不安定な国際情勢の影響を受け,回復基調にあったマーケットも円高株安に転じています。日銀は,こうした状況を打破するため,金融緩和策としてマイナス金利政策の導入に踏み切りました。株価は一旦上昇しましたが,その後は乱高下を繰り返し,依然株安傾向が続いております。主要金融機関においては,長期金利のみならず普通口座においても利率の引き下げを発表するなど,市場への影響が拡大しております。また,国内におきましては,今年伊勢志摩サミットや参議院議員選挙が予定されております。国政選挙では,安倍内閣の新・3本の矢の検証や一億総活躍社会の実現,消費税率の改正や憲法改正が大きな争点と言われております。さらに,地方に目を向けますと,人口減少や少子・高齢化に加え,グローバル化やTPP対応,地域経済の縮小など,地方固有の課題が山積しております。 政府は,昨年12月の補正予算において総額3兆5,030億円の経済対策を決めまして。今後,国と地方が策定したまち・ひと・しごと総合戦略の実現に向け,従来の取り組みの延長戦にならない大胆な政策を実行することにより,いかに人口減少を食いとめ活力を取り戻すか,まさに地方の政策力,行動力が示されることとなります。 さて,本町は合併後,この間信頼と合意,創造と改革を基本理念に掲げ,限られた財源を選択と集中により重点的に投下し,町民の皆様との協働による特色あるまちづくりを進めてきました。いよいよ本年度からは協働支援センターの設立,稼働により,大きな一歩を踏み出すことになります。合併時より提唱している3つの過剰の解消については,行財政改革大綱や集中改革プラン,定員適正化計画,公債費負担適正化計画等を着実に実行することで大きな成果を上げています。特に債務については,財政健全化の指標である実質公債費比率が平成26年度決算において10.1%となり,最も数値の高かった平成20年度の21.9%から大幅な改善を図ることができました。これは合併以来進めてきた財政健全化に向けた取り組みの成果であり,住民はもとより,議員各位や職員のご理解とご協力のたまものと改めて感謝申し上げます。 今後の財政状況についてでございますが,主たる財源である普通交付税の合併算定がえが平成26年度で終了し,昨年度より段階的に縮減が始まりました。昨年度の交付額は前年度より約1億円の減少となり,今後一本算定となる平成32年度までの間縮減し,さらに厳しい財政運営が予想されます。予算編成に当たっては,歳入に見合う歳出を基本とし,標準財政規模に近づけるよう,引き続き行財政改革を推進し,経常経費の見直しや債務残高の縮小,基金積み立て等による持続可能なまちづくりの実現に向け取り組みます。 詳細については後ほど触れますが,平成28年度の予算は合併後12年目となり,私としても集大成となる予算と考えております。これまで継続的に取り組んできた各種事業の課題や成果を分析し,健全な町政運営を踏まえ,未来へ向け,切れ目なく引き継ぐことが私に課せられた責務であると考えています。これから進める新たな協働のまちづくりを深化させ,地方創生を図ることを最優先目標に掲げ,職員はもとより町民が一丸となり,知恵を出し合い,地域力のさらなる向上と新たな町政の創造に取り組みます。とりわけ,日本創成会議が発表した消滅の可能性がある市町村は全国の半数にもなり,特に子どもを出産する女性の9割強を占める若年女性(20歳から39歳)の確保が最も重要な課題であると考えます。本町においては,若者が夢と希望を持ち,安心して子育てができる住環境の実現と雇用の創出による働く場所の確保を最重要課題として取り組みを進めます。町民一人一人が改革心や変革心を抱き,思いを共有し,住民意識のさらなる高揚を図ることが諸課題の解決につながるものと考え,今年度予算を編成してまいりました。 ここで,当初予算の概要を述べる前に,若干国・県の予算状況について触れておきます。 国の予算規模は,一般会計の総額96兆7,218億円で,前年度を3,799億円,率にして0.4%を上回る予算となっております。とりわけ,一億総活躍社会の実現に向け希望出生率1.8,介護離職ゼロに結びつく子育て支援や介護サービス等の充実を図るほか,教育費の負担軽減等を進めることとしています。また,本年度より地方創生に本格的に取り組むため,新たに地方創生推進交付金(新型交付金)1千億円を創設し,まち・ひと・しごと創生事業1兆円と合わせ,景気回復が遅れる地方の経済好循環の実現に向けた予算編成となっております。とりわけ,高齢化等で膨らむ社会保障費は4,412億円増加し,社会保障関連経費の伸びを抑制し,持続可能な社会保障制度の確立に向け,診療報酬適正化等の改革を進めることとしています。防衛費については,中期防衛力整備計画に沿い,南西地域の防衛体制の強化等を図るため1.5%増加し,5兆円を超える予算となっております。このほか,老朽化する公共施設等の対策経費を充実させる一方,公共事業や中小企業,農業,教育関連は横ばい,もしくは前年度以下となっております。地方交付税交付金等については,地方税収の伸びを反映し,地方税,地方交付税等,地方の一般財源の総額を,前年度より2,547億円少ない15兆2,811億円としております。また,新規国債の発行額を34.4兆円と前年度を2.4兆円減額し,公債依存度は35.6%とリーマン・ショック以前の水準まで回復しており,財政健全化を図る予算となっております。 次に,県の当初予算についてですが,一般会計総額1兆56億3千万円で,前年度に比べ58億70万円増え,3年連続の増額予算で11年ぶりに1兆円を超える予算となっております。新年度予算は,防災・減災対策と地方創生,平和構築・国際交流の3つを大きな柱とし,総額326億5,300万円を配分しています。湯崎知事は,昨年改定した総合計画「ひろしま未来チャレンジビジョン」を踏まえ,新たなスタートを切る節目の予算となり,県民が仕事や暮らしの希望を諦めず,欲張りに追求できる新たなチャレンジをスタートしたいとしております。特に地方創生については114億7,100万円を配分し,英語による教育などを通じ,国際社会で活躍する人材を中高一貫教育で育てるグローバルリーダー育成校の設計を行うこととしております。また,土砂災害の被災地復旧など防災・減災対策には209億2,600万円を計上し,防災・治山ダムの整備を進め,災害死ゼロを目指す「みんなで減災」県民総ぐるみ運動を行う予定であります。 歳入につきましては,製造業を中止とした企業実績の堅調ぶりを反映し,法人二税が増加するなど県税が2.7%増の3,483億6,800万円,借金である県債の発行額は,県立学校の耐震化終了などに伴い12.1%の減,1,224億4,800万円となります。県債の発行残高は過去最高の2兆3,363億円で,県民1人当たり82万7千円となり,依然厳しい財政状況が続く見通しでございます。 さて,本町の一般会計当初予算についてですが,本町においても国・県同様地方創生を本格的に進めるため,新年度予算は昨年度の国の補正予算である地方創生加速化交付金による事業──繰越事業でございますが,補正額7,064万円と合わせ,
神石高原町まち・ひと・しごと創生総合戦略の確実な実行に取り組みます。とりわけ本年度は少子・高齢化対策に重点を置き,人口減少に歯どめをかけ,住みよい地域づくりを実現させるためにこれまで行ってきた定住促進対策事業を大幅に見直し,成果が見える事業へ転換することといたしました。特に将来を担う子育て世代への支援策として,出会いから結婚,出産,子育て,教育までの切れ目のない支援を行うこととします。また,本町の基幹産業である農業の発展に向け,新規就農者に対する支援の拡充や研修施設の整備,工場等設置や雇用奨励を強化し,地元への就業の機会を創出させる施策や仕組みづくりにより,総合戦略の確実なる実行と成果の創出に向け取り組みます。 それでは,本年度の一般会計について概要を説明申し上げます。 予算総額は95億7千万円で,前年度に比べ,額にして2億3千万円,率にして2.5%増の積極的予算となりました。性質別歳出の対前年度比を見ると,義務的経費9,417万円,2.7%の減,投資的経費8,365万円,6.9%の減,その他の経費4億782万円,8.8%の増となっております。 義務的経費については,人件費4,772万円,3.1%の減,扶助費2,586万円,4.9%の増,公債費7,232万円,5.2%の減と扶助費以外が大きく減少しており,特に職員の退職に伴う人件費の減と起債抑制,繰上償還の効果が数字にあらわれています。 投資的経費については,来見小学校の大規模改修,消防デジタル無線の整備,町道高蓋日別線改良工事等が完了し,本年度は豊松小学校の校舎等改修工事,仁吾川ビレッジの施設改修,町立油木体育館等の改修工事を行いますが,普通建設事業は前年度より8,365万円,6.9%減少しております。 また,その他の経費については経常経費の抑制に努める一方で,まち・ひと・しごと創生総合戦略等の実行に伴い,補助費を中心に全項目増額予算となっております。特に物件費については,本年4月より行う豊松小学校給食調理場の民間委託や図書館の指定管理委託に伴い,前年度より9,446万円,5.7%増加しております。 補助費等についても,定住促進事業の拡充,協働支援センター運営費補助,ふるさと応援奨励事業におけるNPO法人に対する寄附金の大幅な増加に伴い,前年度より2億1,444万円,15.4%増加しております。 積立金については,過疎ソフト債を活用したかがやきネット,小・中・高校教育基金の積み立てが終了し,新たに医療従事者確保に向けた基金積み立てを始め,公共施設総合管理基金の積立額の増加により,前年度より5,129万円,11.5%増加しております。 貸付金については,町立病院へ勤務する医師や看護師等の確保を目的とした奨学金等の貸し付けに要する予算を計上し,前年度より1,230万円,78.3%増加しております。 繰出金については,簡易水道事業において,昨年度より行っている油木市場地区水道管布設がえ工事に加え,新たに安田上地区簡易水道施設整備に着手するため,前年度より2,298万円増加しております。 それでは,本年度の各種最重要施策について説明申し上げます。 私たちは,昨年度作成したまち・ひと・しごと創生総合戦略(チャレンジプラン2019)に掲げる各種事業の確実な実行に向け,スピード感を持ち取り組む決意であります。全ての町民が夢と希望を持ち,潤いのある豊かで安心して暮らせるまちづくりに全力で取り組みます。本年度の各種事業の執行に当たっては,今から始める新たなまちづくりの創造に向け,本年度も「挑戦のまち
神石高原町」をスローガンに掲げます。また,今後進める地方創生の取り組みに若者や女性の活躍を期待するため,「若者や女性が主役となり,持続可能にして,住み易い農村社会の実現」をサブスローガンといたします。先ほど申し上げたとおりであります。全ての町民が活躍できる社会の実現と地域力を回復させる取り組みを強化し,次に掲げる各種重要施策の実現に取り組みます。 本年度の最重要施策について申し上げます。 まず,1番目として生活基盤の整備,これは簡易水道施設整備,安田上地区で。 2番目として,雇用の創出及び商工業の発展,具体的には起業家支援,中小企業の育成,企業誘致等でございます。 3番目として,地域資源の活用。これは農業の第6次産業化推進,養蜂,ナマズ支援,畜産振興,神石牛ブランド化,トマト研修施設整備,有害鳥獣駆除対策の強化,森林セラピー,観光開発等でございます。定住者確保といたしまして,定住促進対策の充実強化。 5番目として,地域活性化支援。これは協働のまちづくり,協働支援センターの確立,宿泊型体験施設の整備,これは豊松仁吾川ビレッジ改修でございます。 次に,6番目として教育環境等の整備充実,子どもの教育支援,教育環境整備,これは豊松小学校の改修でございます。それから,油木屋内グラウンドの整備,県立油木高校支援。 7番目として,子育て対策の充実。学校給食の無償化,幼稚園,保育料の実質無償化,これは第2子以降を無償化いたします。そして,いずみ保育所の整備,設計をいたします。このいずみ保育所については,合併後,木造建築というのは名を静めておりましたが,国としても国内産の木材を利用した建築は相当出ておりますので,木造建築といたしたいと,そのような設計を整備いたします。 8番目として,高齢者の健康寿命の増進,9番目として備後圏域連携中枢都市の推進。 それでは,①から⑨までの最重要施策について,新町の基本理念に基づく新町建設の目標であります5項目の柱に沿ってご説明申し上げます。 まず,1点目として,高原の特徴を生かした快適で魅力に満ちたまちづくりでございますが,いよいよ本年度より町内31の自治振興会が主体的に地域課題の解決と自治活動の推進に取り組む体制,拠点づくりがスタートします。協働支援センターを立ち上げ,センター長や事務局長を配置し,住民が自主的かつ主体的に参画するまちづくりを支援し,さらなる地域力の維持強化に取り組みます。また,外部人材を活用した支援として,引き続き地域おこし協力隊員や集落支援員を配置し,各地区の維持再生に取り組みます。本年度は,今後進めるまちづくりの基礎的計画である
長期総合計画,これは平成29年度から平成38年度までを策定し,長期展望を持つ計画的,効率的な行政運営の指針づくりを行います。 安心・安全なまちづくりとしましては,豊松方面隊の消防指揮車及び神石方面隊の積載車,深安消防署安田出張所の消防ポンプ自動車の更新と耐震性防火水槽の設置を行います。また,地元消防団活動に対する支援として,老朽化したヘルメットの更新やヘッドライト等の配備を行い,消防団活動の安全対策を充実させます。引き続き,自主防災組織を中心とした災害に強いまちづくりの推進に取り組みます。 地球温暖化対策の取り組みについては,本年度もエコ化推進補助事業を行い,普及促進を図ります。また,本年度より不可燃物集積庫の改修に対する補助を新たに設け,環境に優しいまちづくりを推進します。 簡易水道事業については,本年度も引き続き油木市場地区水道管布設がえ工事を行うとともに,新たに安田上地区簡易水道施設整備に着手し,2カ年の完了を目指します。また,飲料水確保対策として,阿下地区飲料水の濁度解消対策工事を行い,飲料水の安定供給と生活基盤の改善を図ります。 安定促進団地星の里いせきは,好調な販売状況となっており,平成27年度末の契約率は76%,これは83区画中63区画に達しております。本団地では現在総勢170人の方が生活しておられ,昨年新たに整備した集会施設星の里交流センターを拠点に,今後地域内の交流の促進と自治振興活動のさらなる発展を期待するところであります。本年度は新たに6区画の販売目標を掲げ,
空き家バンク制度とあわせた定住者の確保に取り組みます。本団地においては,今後秋までに集中的な販売活動を行い,本年度末をもって販売を終了する予定であります。このほか,転入者等の受け入れ環境の整備として,昨年度より小畠住宅の建てかえを進めており,本年度は6戸の住宅建設を行います。 少子・高齢化に歯どめをかける取り組みとしては,前段で少し申しましたが,この間取り組んできた定住促進事業の見直しにより,出会いから結婚,出産,子育て,教育まで,包括的に切れ目のない支援を行います。具体的な支援内容については後ほど各項目の事業概要の中で申し述べますが,本対策は総合戦略に掲げる最重要課題とし,計画期間として定める平成31年度までの特別強化事業として取り組みます。出会いから結婚までの取り組みとして,引き続きブライダル関連事業としてブライダルセンターを運営し,若い男女の出会いの機会を創出します。また,結婚し定住された方に対するお祝い金を拡充し,段階的に手厚い支援を行います。このほか,国の補正予算である地方創生加速化交付金を活用し,新年度予算とあわせて一体的に取り組みます。 今回の補正予算(繰り越し)に計上した主なる事業は,星の里いせきの好調な販売実績から新たな定住者を確保するため,第2定住団地の整備に向け候補地の調査や移住,定住者向けの相談に対応するため,窓口の設置,移住モニターツアーの開催や,各地区が今後進めるまちづくりに対する計画策定等に係る経費を予算化し,自主的,主体的に行うまちづくりに向けた体制づくりを進めます。 2番目として,保健・医療・福祉が充実した安心して暮らせるまちづくりでは,引き続き町立病院の運営を充実させる取り組みを推進します。 とりわけ,更新期を迎えた医療機器の充実が必要であり,本年度は超音波診断装置,人工呼吸器等の更新を行い,医療サービスの向上に努めます。また,町立病院で勤務する医師や看護師等の確保策として,医療従事者奨学金,看護師就職支度金貸与事業の活用を促し,広く人材の確保に取り組みます。 住民の健康づくりに関しては,子どもや高齢者に対するインフルエンザ予防接種や妊婦健診を,引き続き個人負担なしで行い,町民の健康維持に支援します。また,子ども医療や不妊治療費の助成を継続し行い,少子化対策や子育て支援に取り組みます。とりわけ若者世代に対する子育て支援については,本年度より1歳の誕生月にお祝い金として20万円,小・中学校入学祝い金として各10万円を支給いたします。このほか,第2子以降の保護者を対象に,保育所や幼稚園,託児所への預け入れに係る費用を助成し,実質無償化する制度を新たに創設し,子育て世帯の保護者負担を軽減し,安心して子育てができる環境づくりを強化いたします。こうした手厚い支援により,定住者の確保と特殊合計出生率2.1を目指します。 認知症対策については,認知症予防事業を継続し,認知症サポーター養成講座やカフェの開設などを継続し,介護福祉の関係機関が連携した生活支援を行い,きめ細かな保健福祉サービスの提供に努めます。 このほか,町内の住民や福祉施設で働く方を対象に,介護技術の取得を目的とした研修費補助を拡充し,研修を受講しやすい環境を整え,介護人材不足の解消と介護や認知症に対する理解を広めます。 それから,3番目として,自然と歴史を生かした教育・文化のまちづくりでは,合併後,この間小・中学校の適正配置を進め,中学校2校,小学校5校体制となりました。現在,児童・生徒は最新の教育環境の中で日々充実した学校生活を送っています。引き続き,21世紀に活躍する人材の育成に取り組みます。 本年度の教育環境整備については,豊松小学校の改修工事を行います。トイレや壁面,グラウンド等の改修を行い,教育環境の改善に取り組みます。 現在,学校再編に伴い通学範囲が広がり,スクールバスの広域運行が顕著となっております。本年度は老朽化した三和小・中学校のスクールバスを更新し,通学時における児童・生徒の安全確保に努めます。 また,本年度より新たに子育て支援として学校給食の実質無償化を行い,保育料等の無償化とあわせ段階的に手厚い支援を行い,子育て世代の負担を軽減します。学校給食については,4月から豊松学校給食共同調理場の調理業務を民間委託いたします。新たな受託業者と連携し,食育を推進し,充実した学校給食の提供に努めます。 教養の町読書推進事業についても継続し行い,心豊かで活力ある教養のまちづくりを推進いたします。 広島県において指定された中高一貫教育については,連携型入試が行われ,地元中学校からの入学生の増加が見込まれるところでございます。引き続き県立油木高校と連携し,教師の相互派遣,英語スピーチコンテスト,学力向上対策など積極的な教育連携に取り組みます。 油木高校に対する支援といたしましては,本年度も農業体験研修や養蜂,オーストラリアへの語学研修,県立農業技術大学校入学者へ支援を行います。とりわけ,本年度より英語検定受験料の一部全額助成への拡充に加え,新たに漢字検定受験料の半額助成を行います。このほか,はやぶさ塾やサテラインを継続し,油木高校の教育の推進と魅力づくりに取り組みます。 社会体育の推進といたしましては,町立油木体育館天井の耐震改修工事を行い,安心・安全な体育施設の整備を行います。あわせて,旧油木中学校体育館の屋内グラウンド化工事を行い,雨天や冬期時における運動機会の確保を図り,町民の体力向上と健康づくりに生かします。 次に,4点目の地域資源を生かした活力ある産業と交流のまちづくりでございますが,地域資源を活用した魅力ある産業の育成は,人口減少に歯どめをかけ,地域活性化を図る取り組みとして最も重要な課題であります。潤いのある豊かで安心した暮らしを営む社会の実現に向け,地域社会を担う個性豊かで多様な人材を確保し,魅力ある就業の機会を創出するための施策が今求められています。こうした考えのもと,本年度も引き続き新たな特産品の開発や6次産業化の推進等,
神石高原ブランドの確立,情報の発信等を行い,地方創生事業に取り組みます。 産直市場については,来客者に配慮した店舗整備に努め,サービスの向上と販路拡大に取り組みます。このほか,高齢化する農業者と後継者不足に対処し,新たな農業の担い手の確保と育成を図るため新規就農者支援事業を継続し取り組みます。とりわけ本年4月より認定される新規就農者については,2年目からの就農支援金を1年目と同額の10万円を支給し,就農者に対する支援を強化いたします。 また,本年度より耕作放棄地を再生活用し,トマト生産農家の新しい担い手を育成するため,研修施設を今後2年間で整備いたします。トマトのブランドを生かし,もうかる農業の実現と生産規模の拡大に向け,新たな入植者の確保が必要であるとともに,新規就農者を指導する体制づくりが求められております。こうしたことから,本年度補正予算において地方創生加速化交付金を活用し,研修生に対する指導に係る費用を予算化し,ハードとソフト両面の環境整備に努めます。 町内における農業生産団体に対する支援については,本年度も町内産飼料米の需要に対応し,WCS用稲の生産拡大を図るとともに町内の農業生産法人の育成を行うため,機械導入費を助成し,地域営農体制の強化と農業生産団体の育成を図り,営農意欲の向上と基幹産業である農業の活性化及び雇用の創出に取り組みます。 有害鳥獣駆除対策としては,従来の取り組みに加え,特に深刻化する猿の被害を防止するため,昨年度より行う追っ払い業務に係る費用を手厚くし,体制の強化を図ります。また,イノシシの被害を防ぐために電気柵等の更新費用も補助対象に拡充し,農作物の被害の防止と生産者支援に取り組みます。 林業関係については,引き続きひろしまの森づくりや林道整備など,山林の保全と再生に努めます。特に,本年度は単独県費林道整備事業の採択を受け,五反畑線の舗装工事を行い,森林施業の推進につなげます。 商工業の振興では,雇用に係る町内企業の支援として雇用促進奨励助成や,昨年話題となった新規学卒者雇用奨励助成事業を展開し,雇用の確保に取り組みます。また,このほか店舗のリニューアル,
空き家購入及び貸借による開業支援を継続し,新規開業の機会を支援いたします。町内の中小企業支援として,金融機関からの新規借入者に対する利子補給事業を継続し,地元企業の育成支援に取り組みます。また,工場等設置奨励事業については,これまでの制度を緩和し,投下固定資産総額500万円以上の企業を対象に奨励金を支給いたします。6次産業化の取り組みとしては,神石牛ブランドを普及するための支援や,油木高校とリンクしたナマズの養殖に対する地域支援を拡充し,生産振興と普及促進を図ります。また,農業後継者の確保対策として,就農を目指す油木高校卒業生で広島県立農業技術大学校へ進学した生徒を対象に,卒業後の町内での就農を支援し,定住対策につなげます。 観光では,森林セラピーの促進と利用者の増加に取り組むとともに,本町の恵まれた自然環境を町内外へ広める取り組みとして,他の市町共同によるテレビ広告放送を行い,本町の魅力を広くPRします。PFI事業として整備を進めた仙養ヶ原森林公園の観光事業に対する支援を引き続き行い,自然と命のとうとさを体験する公園として,町内の他の観光資源と連携を図り,観光客の誘致に取り組みます。 5番目の交通・情報通信基盤の整った一体感あふれるまちづくりでは,本町の情報通信サービスの基盤であるかがやきネットについては,本年度告知システム放送設備の更新を行い,引き続き安定したサービスの提供に努めます。 道路対策としては,継続路線の早期完了に取り組みます。とりわけ,前年度に町道高蓋日別線の改良工事が完了し,本年度新たに町道上組城江線の改良に着手いたします。インフラ対策としては,道路法の改正に伴い,本年度から本町で管理する全ての橋梁とトンネルの点検が義務化され,今後5年間で計画的な点検を行い,予防保全に取り組みます。 道路維持対策については,引き続き自治振興会を対象に,認定町道等の草刈りや支障木伐採,除雪作業に対する支援を行い,協働によるまちづくりへの意識を醸成いたします。また,とりわけ本年度は道路の維持補修に要する予算を増額し,地域要望に応え,安全な道路管理に努めます。 このほか,地域公共交通については,本年度も町内の高齢者,障害者等の主な移動手段であるバスやタクシーのあり方に関し,地域公共交通網形成計画に係る利用状況の検証を行い,住民の利便性のさらなる向上と生活交通の確保に取り組みます。 続いて,これらの財源である歳入の概要について述べさせていただきます。 本町の主たる自主財源である町税については,長引く景気の低迷による企業の設備投資の減少を受け,固定資産税等の減少により,総額9億3,683万円と前年度より588万円の減を見込んでおります。地方譲与税や各種交付金は,基本的に県からの交付見込み額を計上しております。 総務省の予算資料によると,地方財政対策については,地方の安定的な財政運営に必要な地方の一般財源の総額を,前年度の水準を下回らないよう同水準を確保するとしており,通常収支における一般財源の総額を,前年度を0.1兆円上回る61.7兆円を確保しています。これにより,各種交付金については総体的に圧縮される中,
地方消費税交付金については前年度より1,640万円多い1億8,662万円,
自動車取得税交付金については前年度より900万円増加し,4,970万円を見込んでいます。とりわけ,歳入の大半を占める地方交付税については,国の予算額0.3%の減少を受け,前年度より1億円の減少を見込み,50億6千万円を計上しております。普通交付税は,交付税制度の抜本的な改革が叫ばれる中,地域経済活性化の取り組みに必要な新たな財政需要を反映させるため,算定方法の見直しが行われ,自治体の情報システムの構築や高齢者の生活支援など,地域の重点課題に対する新たな需要に対応する重点課題対応分──仮称でございますが──の創設や業務委託等歳出の効率化を推進するための算定,トップランナー方式が新たに追加されます。このほか,人口減少特別対策事業費,地域元気創造事業費は前年度同額を維持し,臨時費目である地域経済・雇用対策費については算定額が減少し,本年度の予算は前年度より1億円少ない48億円を予算計上しています。なお,特別交付税については,地方創生関連事業に要する経費の算定の増加を見込み前年度ベースを維持し,2億6千万円を予算計上しております。 分担金・負担金は,本年度より第2子以降の保育料の実質無償化等に伴い,全体で1,849万円の減収を見込み,財産収入については,特に基金を活用した債権の購入に伴う利子収入が大幅に増加し,全体で5,620万円を予算化しております。 国の補助金については,国・県補助基準による算定額を見込んでいます。前年度と比較すると,マイナンバーに係るシステム整備等の終了,社会資本整備町道高蓋上下線の道路改良工事費の減少,来見小学校の大規模改修工事の完了に伴い,前年度より1,827万円少ない5億593万円を見込んでおります。 県からの補助金については,県道三和油木線改良工事費の増加,本年度新たに交付される未来の地域づくり応援交付金,参議院選挙等増加要因もありますが,来見堆肥センター改修工事や林業再構築プロジェクトの事業量の減少,ため池農道橋調査等の完了に伴い,全体では前年度より1,414万円減少し,6億7,414万円を予算化しております。 寄附金については,昨年度ふるさと応援寄附金が当初の予想を大きく超え,約4億円を見込んでおります。そのほとんどがNPO法人に対するものですが,本年度の当初予算では3億円を予算計上しています。 繰入金については,本年度計画している豊松小学校校舎の改修工事,新たな定住対策として行う幼稚園や保育料,給食費等の実質無償化に伴う財源として財政調整基金から繰り入れ,前年度より1億3,207万円多い4億2,833万円を予算化しております。 地方債については,過疎・辺地対策事業債を中心に,交付税算定上最も有利となる事業に限定して充当し,本年度は安田上地区簡易水道施設整備工事,豊松小学校校舎改修工事,町立油木体育館天井耐震化工事等を計画しており,前年度比3.9%,3,630万円減少し,総額8億9,800万円の借り入れを計画しております。 歳入見込みの結果,本年度の歳入財源の内訳は,自主財源比率が20.4%,依存財源比率が79.6%となりました。引き続き,債務の解消,公債費の抑制に努めなければならないと考えております。 以上が一般会計当初予算の概要であります。 その他の会計については,医療費・介護保険の所要見込み額,簡水,集排に係る維持管理経費等として,8特別会計42億4,790万円と病院事業会計3億3,197万円の合計額45億7,987万円を,一般会計と合わせて総額141億4,987万円となりました。 冒頭申し上げましたが,平成28年度予算は,地方創生をスローガンに顕在化するさまざまな課題に向き合い,地域力を回復させ,活力を取り戻す取り組みを全力で進め,新たなまちづくりの創造に挑戦していかなければなりません。今後も加速する少子・高齢化と過疎化に対処するため,安心・安全な住みよいまちづくりの実現に向け,人と人とが支え合うシステムの構築やコミュニティーづくりを協働という大きなテーマの中で実践することが改めて重要であると考えます。本予算が町の将来につながり,明るい未来を創造することができるものとなるよう強く願っております。引き続き,信頼と合意,創造と改革の基本理念のもと,県内で一番住みやすい町,誰もが住んでみたい町の理想郷づくりの実現に向け取り組みます。町民の皆様には格段のご理解とご支援を賜りますよう心より申し上げる所存でございます。 以上が平成28年度当初予算の概要でございますが,議員各位におかれましては活発なる議論をいただき,適正なるご議決を賜りますようよろしくお願い申し上げ,施政方針といたします。 風邪のためにがらがら声でせきをして,大変申しわけありません。終わります。
○議長(藤田) ここで休憩とします。 再開は14時40分とします。(午後2時30分)
○議長(藤田) 再開いたします。(午後2時40分) 続きまして,馬屋原教育長から平成28年度
神石高原町教育行政方針について説明を求めます。
◎教育長(馬屋原) それでは,平成28年度
神石高原町教育行政方針を述べさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 平成28年第1回
神石高原町議会定例会が開催されるに当たり,教育行政方針について所信の一端を申し述べ,ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 学校教育においては,グローバル化の進む社会を生き抜くために,必要な資質,能力の育成を目指した主体的な学びを促す教育活動を積極的に推進していきます。神石高原町で学んだ子どもたちが将来社会の中で活躍し,
神石高原町で学んでよかったと本当に自信と誇りを持って言える子どもたちを育てていきたいと思います。そのためには,教職員や児童・生徒一人一人が郷土の歴史,伝統文化への理解と愛情を持ち,自分の夢や目標をしっかり確立するとともに,自律し,失敗を恐れず果敢に挑戦することが重要です。つまり,学校には子どもたちがみずからの夢や目標に向け挑戦し,学び続け,成長し続けるように学校全体で支え続けることが求められます。 また,社会教育では,人と人とがつながる環境づくりや,周りの人や環境と主体的にかかわり合いながら,誰もがいつでもどこでも生涯学び続ける喜びを実感できることを目指し,その実現のために教育環境の整備など,関係部局や関係機関,団体との連携を図りながら教育行政を推進してまいります。 以下,教育行政推進の基本姿勢と主な施策について申し上げます。 初めに,学校教育の充実について5点申し上げます。 第1点目は,確かな学力の向上であります。児童・生徒が将来にわたってたくましく生きていくためには,確かな学力をしっかりと身につけることが必要となります。児童・生徒の学力調査結果の状況としては,知識を問う問題については一定の伸びを示していますが,習得した基礎的,基本的な知識,技能を活用する力の定着は十分とは言えない状況です。今後求められるのは,習得した知識,技能を活用して課題解決に向けて主体的に学習に取り組む力であり,主体的な学びを促す教育活動を積極的に推進してまいります。主体的に学ぶためには,みずからの考えを理論的に説得力を持った言葉で表現する力や,情報を正確に理解し,的確にまとめて発信する力が求められます。そこで,言葉の教育の推進を図り,言語活動を全ての教科等における授業改善の重要な視点と位置づけ取り組んでまいります。あわせて,今年度も引き続き学校図書館司書を配置し,学校図書館の充実及び効率的な運営を図り,読書活動を充実させてまいります。 外国語教育では,小学校においては音声や基本的な表現になれ親しみ,将来実践的にコミュニケ-ション能力育成の素地を養うために,また中学校においては,授業の大半を英語で行うなど教師や生徒の英語使用度を高め,英語による活動を充実させるために指導方法の工夫改善を図ります。そのために,2名のALTを引き続き中学校に配置し,小学校もあわせて日常的に英語に接する機会の拡充を図ります。また,中高生の英語検定受検へも助成を継続,充実するなど,英語教育の充実に努めてまいります。 特別支援教育では,長期的な視点に立ち教育的支援を行うため,関係諸機関との連携によるさまざまな側面からの取り組みを行い,児童・生徒の個別の指導計画や個別の教育支援計画を活用した,より効果的な支援を展開します。また,小学校への学習支援員の配置とともに,教職員の授業力の向上が図れるよう取り組みを進めてまいります。 複式教育では,平成28年度も豊松小学校,神石小学校,そして来見小学校が複式学級導入の対象校となることが推測されます。一人一人に応じたきめ細かな指導による学習指導方法の改善や,複式学級の利点を生かした指導の充実改善を図ります。そして,複式学級支援として非常勤講師の措置など,課題解消に向け取り組みを進めてまいります。 第2点目は,豊かな心や健やかな体を育成する教育の推進であります。 子どもたちがお互いに尊重しながら相互に支え合い,心身ともに健やかに育つためには,思いやりの心や人として守るべきルールやマナー等をはじめ,健康でたくましい心と体を育むことが大切であります。豊かな心の育成では,道徳の時間をかなめとして,自然体験や社会体験など学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育の充実を図ります。そのために,道徳教育の基盤として人間関係を築く力を育成するとともに,学校環境の充実に努めてまいります。また,福祉,人権教育の充実を図りながら,自分も人も大切にする心,豊かな感性や感謝の気持ち,思いやりの心などの育成に努めてまいります。 いじめや不登校,問題行動などの対策では,各学校において組織的な生徒指導体制を充実させ,迅速かつ適切に対応していくとともに,スクールカウンセラーによる教育相談,課題のある児童・生徒に対応するケース会議の開催など,未然防止や早期発見,早期解決に努めてまいります。また,近年携帯電話やIT機器を介したさまざまな問題が起きています。携帯電話やIT機器の指導に当たっては,学校と家庭が十分連携することが重要であり,危険性を十分認識させるよう情報モラル教育を充実させてまいります。 健やかな体の育成については,体力の向上は健康維持のほか,意欲や気力といった精神面の充実に大きくかかわり,生きる力の重要な要素となります。体力・運動能力調査結果においては,運動能力は男女とも向上傾向を示してはいますが,まだ十分とは言えません。体育・保健体育科授業での発達の段階に応じた指導とともに,中学校における部活動の充実,小学校での日常的な体力づくりなど,体を動かす楽しさや喜びを実感し,生涯にわたって積極的にスポーツに親しむことができる意欲や能力などの育成を図ってまいります。 健康・安全では,保健体育科や家庭科をはじめ,特別活動や総合的な学習の時間などで,薬物乱用防止教室,交通安全教室,防犯・災害安全教室などを実施しています。児童・生徒一人一人が自己の健康や安全について考え,実践できる力の育成に努めてまいります。 食育では,基本的な生活習慣を確立するため,保護者との連携体制を整え,栄養教諭や学校栄養職員を中心とした食に関する指導の充実を図ります。地域食材を活用した学校給食の充実を図るとともに,安全衛生管理の徹底を図ります。また,食物アレルギー対策については,学校給食における食物アレルギー対応実施要綱を作成し,安全で安心な昼食の提供に努めてまいります。 第3点目は,信頼される学校づくりの推進についてであります。 地域に開かれ,信頼される学校を実現するためには,各校の教育理念や教育方針に基づき,学校長を中心に教職員が一体となり,児童・生徒や保護者,地域の実情に応じて主体的に創意工夫のある教育活動を展開することが重要です。このことを受け,各学校では情報発信に努めるとともに,学校評議員や学校関係者評価委員会の意見を学校経営に反映し,加えて授業や学校行事を積極的に公開するなど,開かれた学校づくりに努めてまいります。また,教職員の資質向上につきましては,教育公務員としての自覚や使命感とともに,各種主任の機能化を図り,校内研修を充実させ,人材育成を図ります。さらに,各教科等の教育内容や指導方法等の充実を図るため,町教育研究会を支援すると同時に,教職経験に応じた研修をはじめ,授業力向上や不祥事防止に向けた研修を充実させてまいります。 第4点目は,教育環境の整備についてであります。 子どもたちの学ぶ意欲を高め,学校生活に夢と潤い与え,たくましく生きる力を育む教育活動を支えるためには,時代の要請に応える安全で快適な教育環境の整備が必要であります。本年度は,豊松小学校校舎及びグラウンドの改修を実施してまいります。また,町内の校舎自体の耐震化は終了しましたので,昨年度は学校の非構造部材の耐震化に向け調査を実施しました。国の予算等を勘案しながら,耐震化を計画的に実施し,安心して学習活動ができるよう努めてまいります。 第5点目は,連携型中高一貫教育についてであります。 持続可能な中等教育システムの構築のため,本格スタートし3年目を迎えました。教科指導の連携による指導法の研究や,部活動,生徒会活動,学校行事等の生徒間交流による豊かな人間関係づくりや学校生活の充実に努めています。引き続き,教科,教科外連携を通して町の未来を開く生徒の育成に努めてまいります。また,連携型中高一貫教育を推進していく上で中心的な役割を担う油木高校のさらなる活性化や魅力化の一環として,はやぶさ塾の開設や海外研修等につきましても引き続き精力的に取り組みを進め,町内唯一の県立油木高校のさらなる魅力化に努めてまいります。 次に,社会教育の充実について申し上げます。 第1点目は,生涯学習・社会教育の振興であります。 人口減少,少子・高齢化等,より複雑化していく社会情勢の変化に伴い,新たな課題も生まれ,求められる学習内容も多様化,高度化してきています。趣味,教養に関する学習機会の提供のみならず,今日的な社会や地域の課題に関する学習機会の提供や情報発信に努めるなど,生涯学習の推進を図ります。また,人々が生涯の各時期にいかなる課題に直面し,問題解決のためにどのような学習を必要とするかを明らかにし,それぞれの時期に対応した学習機会の提供に努めてまいります。そして,関係部署と連携し,いつでもどこでも誰でもが学ぶことができる環境づくりを進めてまいります。さらに,生涯学習・社会教育を推進する人材の育成,確保のため,職員の専門性向上に向けた研修の実施や,公民館を拠点とした学校,家庭,地域との連携推進に努めてまいります。特に,本町では読書活動を通した教養のまちづくりを推進するため,ブックスタート事業や読書感想文コンクールなどの読書習慣定着に向けた取り組みや,気軽に本に親しめるブック・クロッシングの充実等,乳幼児から高齢者まで本と親しみ,教養を高める環境づくりに努めております。これらの取り組みをより充実させつつ,シルトピアカレッジ図書館の運営の刷新を図るため,指定管理を導入し,魅力ある図書館運営と住民サービスの向上を目指します。また,図書館情報システムを活用した広域的図書利用の推進,本の読み聞かせの会や関係機関との連携等,読書活動の推進や図書利用の向上に努めてまいります。 次に,人権教育の推進については,社会教育の基底に位置づけて,地域の状況に即した住民学習を生涯学習として計画的に推進し,町民の人権尊重への意識高揚に努めてまいります。 第2点目は,芸術・文化の振興であります。 芸術・文化活動の推進については,
神石高原町文化連盟の活動支援を行うとともに,小・中学校巡回演奏会等,質の高い芸術・文化の体験,鑑賞ができる機会の提供や,文化・芸術の拠点としての施設の管理運営に努めてまいります。 文化財保護については,現在古文書の目録作成や分類作業を行っており,今後町民の皆様が閲覧できるよう,引き続き整備を進めてまいります。また,町内の国,県の有形,無形文化財等,町内外へ発信するとともに,まなびネットJ-OX事業による体験学習や帝釈峡遺跡群の発掘調査については,引き続き実施してまいります。 第3点目は,生涯スポーツの推進であります。 生涯スポーツの推進については,
神石高原町体育協会への支援やスポーツ少年団の育成を行うとともに,スポーツ推進委員を中心として,町民のライフステージにあわせたニュースポーツの導入・普及に努めてまいります。特に近年課題が見られる子どもの体力を重視し,スポーツ教室やトップアスリートに学ぶ事業など,スポーツに親しみを持ちながら体力や技術の向上を図る事業を展開してまいります。 以上,新年度の教育行政方針の概要を申し上げました。
神石高原町が今後発展し続けていくためには,町民一人一人がふるさとへの愛情や誇りを持って学び,その成果を実感することが大切であります。そのために,教育委員会では現状を的確に捉え,未来を見据えながら教育行政を推進してまいる所存であります。皆様方のご理解,ご支援,ご指導を心からお願いを申し上げ,新年度教育行政方針といたします。
○議長(藤田) 説明が終わりました。
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○議長(藤田) お諮りします。 日程第33,議案第30号平成28年度
神石高原町一般会計予算から日程第42,議案第39号平成28年度
神石高原町
病院事業会計予算までは関連がありますので,一括議題としたいと思いますが,これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(藤田) ご異議ないものと認め,日程第33,議案第30号から日程第42,議案第39号は一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 暫時休憩とします。(午後2時58分)
○議長(藤田) 再開いたします。(午後2時58分)
◎副町長(垰本) 大変失礼をいたしました。 28年度の予算書の各会計ごとのかがみで,総括だけを申し上げます。 予算書の2ページでございます。 一般会計歳入歳出予算,総額が歳入歳出ともに95億7千万円となるものでございます。 第2表の債務負担行為,第3表の地方債等は,ご一読をお願いしたいと思います。 それでは,続いて議案第31号案件でございますけれども,226,227ページをお開きください。 国民健康保険会計特別予算の事業勘定でございます。歳入歳出ともに12億7千万円となるものでございます。 続いて,後期高齢者医療
特別会計予算でございます。 予算書の280,281ページでございます。歳入歳出ともに3億8,350万円となるものでございます。 次に,介護保険
特別会計予算書でございます。 予算書の302ページ,303ページでございます。歳入歳出ともに19億円でございます。 続いて,簡易水道
特別会計予算でございますけれども,予算書の354ページ,355ページにございます。歳入歳出ともに3億8,720万円となるものでございます。 なお,356ページにございます地方債につきましては,記載しておるとおりでございます。 続いて,飲料水供給施設事業
特別会計予算でございますが,予算書の384,385ページでございまして,歳入歳出とも3,520万円となるものでございます。 次に,集落排水事業の
特別会計予算でございます。 予算書の404,405ページをお開きください。歳入歳出とも2億4,670万円となるものでございます。 それから,総合開発事業特別会計でございますけれども,430ページ,431ページをお開きいただきたいと思います。歳入歳出ともに590万円となるものでございます。 続いて,分収育林事業
特別会計予算でございます。 予算書の446,447ページでございます。歳入歳出ともに10万円でございます。 それから,
病院事業会計予算でございますが,予算書の463ページをお開きをいただきたいと思います。 第3条で,
収益的収入及び支出の予定額は次のとおり定めるということで,収入,第1款
病院事業収益3億1,771万円,第1項医業収益130万円,第2項医業外収益3億1,641万円でございます。 支出の部でございますが,第1款
病院事業費用3億1,760万円,第1項医業費用3億1,215万円,第2項医業外費用45万円,第3項予備費500万円。 収入的支出及び支出の予定額は次のとおり定めるということで,第4条でございます。 収入,第1款病院事業資本的収入1,426万円,第1項他会計補助金1,426万円,支出で,病院事業資本的支出が1,426万円,第1項建設改良費1,426万円とし,一時借入金の額は1億円と定めるものでございます。 以上が本28年度の一般会計外8特別会計,1事業会計の概要でございます。ご審議の上,よろしくご議決をいただきたいと思います。
○議長(藤田) 説明が終わりました。 お諮りします。 日程第33,議案第30号平成28年度
神石高原町一般会計予算から日程第42,議案第39号平成28年度
神石高原町
病院事業会計予算までの10議案は,13人の委員で構成する予算特別委員会に審議を付託したいと思いますが,これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(藤田) ご異議ないものと認め,予算特別委員会へ付託することに決定いたしました。 委員は委員会条例第8条の規定により,お手元にお配りした名簿どおり指名したいと思いますが,これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(藤田) ご異議なしと認めます。よって,委員はお手元にお配りした名簿のとおり選任することに決定いたしました。 暫時休憩とします。(午後3時08分)
○議長(藤田) 再開いたします。(午後3時08分) 予算特別委員会委員長から,予算特別委員会委員長に5番橋本議員,副委員長に4番横尾議員が選任された旨の報告がありましたので,お知らせいたします。 お諮りいたします。 議事の中途ですが,以上で本日の会議を閉じ,延会としたいと思いますが,これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(藤田) 異議なしと認めます。よって,本日はこれにて延会といたします。 3月8日午前10時までに本議場にご参集ください。 午後3時09分 延会...