• "チェック体制"(/)
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  1. 神石高原町議会 2014-09-09
    09月09日-01号


    取得元: 神石高原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-01
    平成26年第 3回 9月定例会       平成26年第3回神石高原町議会定例議会会議録(第1号)1. 招集年月日 平成26年9月9日1. 招集の場所 神石高原町議会議場1. 開   会 9月9日 午前10時00分宣告(第1日)1. 応招 議員  1番 赤 木 俊 二         2番 横 山 素 子          3番 妹 尾 幸太郎         4番 横 尾 正 文          5番 橋 本 輝 久         6番 久保田 龍 泉          7番 寄 定 秀 幸         8番 丸 山 達 夫          9番 松 本 彰 夫        10番 村 上 克 朗         11番 藤 田 晃 己        12番 片 山 元八郎         13番 小 川 清 治        14番 木野山 孝 志1. 不応招議員  な   し1. 出席 議員  応招議員に同じ1. 欠席 議員  な   し1. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長      牧 野 雄 光     副町長     垰 本 昌 則   教育長     佐 竹 秀 朗     会計管理者   片 岡 富美江   総務課長    前 原 隆 博     まちづくり推進課長                               入 江 嘉 則   住民課長    新 田 政 史     建設課長    国 重 修 示   産業課長    柏 床 亦 之     福祉課長    米 山 文 子   保健課長    榊 原 良 彰     環境衛生課長  横 山 邦 正   学校教育課長  石 田 金 寛     生涯学習課長  山 本 尚 良   代表監査委員  岡 崎 武 志1. 本会議に職務のため出席した者の職氏名   事務局長    藤 井 義 弘     書記      湯 谷 美 穂1. 議事日程   内容は別紙日程書のとおり1. 会議録署名議員   第 9 番  松 本 彰 夫         第10番  村 上 克 朗            午前10時00分 開会 ○議長(木野山) 改めましておはようございます。 本日より9月定例会でございます。ご存じのように9月定例会は決算の審査が中心になろうかと思います。どうか闊達な議論をお願いを申し上げまして,開会をいたします。 ただいまから平成26年第3回神石高原町議会定例会を開催いたします。 全員出席でございます。 直ちに本日の会議を開きます。(説明員を報告) ここで町長より発言を求められておりますので,これを許可します。 ◎町長(牧野) 皆さんおはようございます。 本日から定例議会でございますが,よろしくお願い申し上げます。 議長から許可を受けましたので,2件ばかり発言をいたします。 8月の広島市における土砂災害と寄附金の受納について報告2件を行います。 去る8月19日深夜から20日未明にかけまして,広島市を中心に局地的豪雨となり,安佐南区,安佐北区で発生した土砂災害により被災された方々に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。 この災害で被災されました方々に対し,町といたしまして広島市長を通じて災害見舞金30万円を送りました。なお,予算につきましては,予備費で対応しています。 現在,広島市土砂災害義援金として神石高原町民に呼びかけをし,役場本庁並びに支所で募金の受け付けを行っており,9月5日現在で50万5,896円の募金をいただいております。町社協及び日本赤十字社を通じ,被災者へ届けたいと思っております。 また,被災地への職員派遣につきましては,広島市から要請があった場合に対応したいと考えております。 次に,寄附の申し出の件でございますが,神石高原町小畠の横山太様から8月25日に一般寄附金として現金100万円を納付していただきました。心から感謝申し上げ,有効に活用させていただきたいと思います。 以上,2件の報告でございます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(木野山) 日程第1,会議録署名議員の指名について,私から指名いたします。 9番松本議員,10番村上議員を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(木野山) 日程第2,会期の決定についてお諮りをいたします。 本定例会の会期は,本日から9月25日までの17日間といたしたいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(木野山) ご異議なしと認めます。よって,本定例会の会期は本日から9月25日までの17日間と決します。 議会広報活動として,赤木,横山両議員に写真撮影を許可いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(木野山) お諮りいたします。 日程第3,報告第10号平成25年度決算に基づく健全化判断比率についてと日程第4,報告第11号平成25年度決算に基づく資金不足比率については関連があります。よって,一括して報告することにしたいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(木野山) ご異議なしと認めます。よって,日程第3,報告第10号と日程第4,報告第11号を一括して報告することに決します。 報告要旨の説明を求めます。 ◎副町長(垰本) 皆さんおはようございます。 報告第10号と報告第11号の報告要旨を申し上げます。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律(平成19年法律第94号)第3条第1項及び第22条第1項に基づき,平成25年度決算に基づく実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率,将来負担比率及び各公営企業の資金不足比率を報告するものでございます。 詳細につきましては,総務課長からご説明申し上げますので,よろしくご審議のほどお願いいたします。 ◎総務課長(前原) 〔詳細について説明〕 ○議長(木野山) 日程第3,報告第10号及び日程第4,報告第11号の説明が終わりました。 日程第3,報告第10号について質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 質疑を終結いたします。 以上で報告第10号は議了いたしました。 次に,日程第4,報告第11号について質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 質疑を終結いたします。 以上で報告第11号は議了いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(木野山) 続きまして,日程第5,報告第12号平成25年度教育委員会に関する事務の点検・評価について,報告要旨の説明を求めます。 ◎副町長(垰本) 報告第12号案件につきまして報告要旨を申し上げます。 地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31年法律第162号)第27条の規定に基づき,平成25年度教育委員会に関する事務の点検・評価について報告するものでございます。 詳細につきましては,教育長のほうからご説明申し上げますので,よろしくご審議のほどお願いいたします。 ◎教育長(佐竹) おはようございます。 それでは,平成25年度神石高原教育委員会の事務の管理,執行について点検評価を行いましたので,説明をさせていただきます。 この点検評価は,法令の定めにより平成20年度から実施しております。教育委員会の開催状況や審議事項,また重立った事業について4段階の評価指標を設定し評価するとともに,外部有識者の意見もいただいております。 この点検評価を通して教育行政のさらなる推進に努めてまいる所存であります。 なお,詳細な事項につきましては学校教育課長,生涯学習課長から説明をさせていただきますので,よろしくお願いいたします。 ◎学校教育課長(石田) 〔詳細について説明〕 ◎生涯学習課長(山本) 〔詳細について説明〕 ○議長(木野山) 説明が終わりました。 日程第5,報告第12号について質疑を求めます。 ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 質疑を終結いたします。 以上で報告第12号は議了いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(木野山) 日程第6,議案第112号神石高原家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてから日程第8,議案第114号神石高原放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてまでは関連がありますので,一括議題としたいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(木野山) ご異議ないものと認め,日程第6,議案第112号から日程第8,議案第114号は一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(垰本) 議案第112号から議案第114号案件について提案理由を申し上げます。 平成24年8月に成立した子ども・子育て支援法認定こども園法の一部改正,子ども・子育て支援法及び認定こども園法の一部改正法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律のいわゆる子ども・子育て関連3法に基づき必要な基準について条例で定めることとされたことにより,この条例案を提案するものでございます。 詳細につきましては,福祉課長から説明申し上げますので,よろしくご審議のほどお願いいたします。 ◎福祉課長(米山) 〔詳細について説明〕 ○議長(木野山) 説明が終わりました。 日程第6,議案第112号神石高原家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について質疑を求めます。 ◆12番(片山) 平成24年8月に法律が制定して,それに準拠した形で今回条例案が提案されとるわけですが,国の法律に基づいて我が町の子ども育てのことがどういうふうに変わるのかということです。教えてください。 ◎福祉課長(米山) 当町の場合,議案第112号関係で言いますと,認可外保育所としましては,認可外の託児所,それから油木に事業所内保育所がございます。これらにつきまして新しい制度に基づく給付を受けるという形の申請をされるということを希望されましたら,ただいま提案しました基準に沿って,認可基準でございますので,市町が基準に沿っておるかどうかを審査することになります。 それから,議案第113号関係でございますが,今保育所,認可をされておる保育所は公立保育所が5つと学校教育法に基づく幼稚園がございますが,公立の保育所につきましては,この議案第113号に定める確認という作業は自動的に平成27年4月から施行されますが,確認されたものとされます。私立の幼稚園につきましては,新しい制度に基づく申請をされる希望をされれば,この基準に沿って確認作業を市町が行うことになります。私立の幼稚園につきましては,申請は27年4月からでなくても構いませんので,申請をしたいと希望されるときからでいいことになっております。 子どもたちですが,保護者の基本的な手続などにつきましては,従前と変わりはないんでございますけれども,新たに子ども一人一人に保育の必要に応じた認定証というのが交付されるようになります。幼稚園が必要な子どもさんは1号認定と,3歳以上で保育が必要な場合は2号認定と,それから3歳未満で保育が必要な場合は3号認定というそれぞれ認定証を交付することになります。 利用者負担の保育料については,国が27年度の予算で変更していくようになっています。国が定める水準を限度として市町が定めることとなっておりますので,それに合わせて定めていこうと思っております。 現在は,国の考えといたしましては,所得税法に基づいて所得額によって階層区分というのを決めておりますが,今度は市町村民税所得割額に応じた階層区分に変更されるということですので,変更にはなると思いますが,できるだけ努めて大幅な変更がないように定めていこうと考えております。 議案第114号関係の放課後児童健全育成事業につきましては,現状と変わるものは特にはないんですが,基準を市町で……。 ○議長(木野山) 112号だけです。 ◎福祉課長(米山) 済みません,そうですね。はい,済みません。失礼しました。 以上です。 ○議長(木野山) ほかに質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(木野山) 起立多数であります。よって,議案第112号は原案のとおり可決することに決しました。 次に,日程第7,議案第113号神石高原特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(木野山) 起立多数であります。よって,議案第113号は原案のとおり可決することに決しました。 次に,日程第8,議案第114号神石高原放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について質疑を求めます。 ◆9番(松本) 先ほど課長がちょっと答弁しかけられましたが,現在のままで大体基準に合っているというふうに理解をしてもいいと思うんですが,具体的にこの事業について施設あるいは人員の配置については,全てこの新しい基準に合致しているわけですか。 ◎福祉課長(米山) 現在の施設基準というのは決まりが定められた厳しいものがなく,それを現状の形を基準がきっちりと定めていくというものになりますので,今の状態で定員等について基準に該当してないものはありません。指導員のところの資格要件等について教員の免許が要るとか,そういうこともありますが,それも経過措置等ありますので,研修等を行っていただいて基準をクリアしていくようになるかと思っております。 以上です。 ◆9番(松本) 例えば施設でいきますと,1人当たりの面積とか消火器の設置とか非常口の設置とかありますが,これらは全ての施設でクリアしているのかどうかという点と,それから支援員の資格について,これから研修をしていくということですが,保育士の資格とか社会福祉士の資格,学校教育法の資格とかというのは,今出ておられる人を研修しても,これは取れないのではないかと思いますが,こういったのは全て今出ておられる人がこの資格を持っておられる人なんでしょうか。 ◎福祉課長(米山) 現在資格の有無につきましては,全ての人がそういう資格を持っておるわけではございません。今行っていただいているのはシルバー人材センターでお願いしておりますが,運営について。資格を持っておられる方もおられます。現在,確認をしておるところですと,研修が現在運営をしておられるところというか,しておるものがプラスの研修を受けるような形の研修があるように聞いております。そこで新規に保育士の資格を取るとか,教員の資格を取るとか,そういうものではない指導の研修内容になっているようでございます。 設備の大きさですけれども,今,三和館につきまして利用者が大変多くなっておりまして,利用登録人員からすると,規模は足りておらないのですけれども,日常の運営の中では一度に全員が来るわけではないので,日々の中では基準には今のところは達しておると思います。 ◆9番(松本) そうすると,資格に関することでは,60ページの3号へ書いてありますいずれかに該当するものであってというふうにありますが,これを取らなくても,今の研修を受ければ可能なということなんでしょうか。 それと,この規則はどこか書いてありましたが,最低の基準を示してあって,これを上回るように努力しなければならないというふうになっておりますが,どういう点についてこの基準以上に有効な,より有意義な放課後児童保育を目指しておられるのか伺います。 ○議長(木野山) ここで休憩します。(午前10時44分) ○議長(木野山) 再開いたします。(午前10時47分) ◎福祉課長(米山) 済みません。資格につきましては,議案説明書の資料の一番最後の17ページのところの一番下のところに書いてあるんですけれども,小さい文字なのですけれども,都道府県知事が行う研修を終了の予定者を含みますということで,こういう研修を受けた者であれば大丈夫だということで,資格を持っている者と補助員と一緒に運営することが可能になっていますので,全員が持っていなければいけないというものではないということになります。 基準以上の運営ということですが,それにつきましてはシルバーのほうに委託しておりますが,中身についてはそれ以上のことの指導をきちんとしていきたいと思っております。 ○議長(木野山) ほかに質疑はありませんか。 ◆12番(片山) 松本議員の質問に関連ですが,先ほどの60ページのところ,この条文どおり理解すりゃあ,保育士の資格を有する者,社会福祉士の資格を有する者,学校教育法云々と,こうある,そんなのはシルバーでやられとる方の中には恐らくおられんと思うんですが。ただ,今福祉課長が逃げ道を言われたから,ああ,ああ,それで折り合いがつくんかと思ったんです。 こういうことはやっぱり広島県が福祉事務所を移譲したでしょう,権限をね。そういうふうにもう任せるけえ,ええようにやってくれえと言やあえんじゃけど,こういうものをつくりゃあ,ややこしゅうなるんじゃないか思うから,さっき何号議案じゃったかな,そこで聞いたんですよ,ようなるんか悪うなるんかということを。これじゃあ,悪うなるような気がします。いいんですか,大丈夫,抜け道はあるんじゃな。 ○議長(木野山) 答弁が要りますか,今の質問。 要ります,はい。 ◎福祉課長(米山) 抜け道という形ではないんですけれども,補助員と指導員と支援員という形で運営するということになっていますので,人数のところの基準も何人以上で指導するという形になってます。それに準じた形で運営をしていただくように指導をしていきたいと思います。悪くなるようにはならないと思っております。 ○議長(木野山) ほかに質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(木野山) 起立多数であります。よって,議案第114号は原案のとおり可決することに決しました。 ここで休憩といたします。 再開は11時ちょうどといたします。(午前10時50分) ○議長(木野山) 再開いたします。(午前10時59分)            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(木野山) 日程第9,議案第115号神石高原いじめ問題調査委員会設置条例の制定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(垰本) 議案第115号案件の提案理由を申し上げます。 広島県が本年3月19日に広島県いじめ防止基本方針を策定したことを受け,神石高原いじめ問題調査委員会設置条例案を提案するものでございます。 詳細につきましては,学校教育課長のほうからご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ◎学校教育課長(石田) 〔詳細について説明〕 ○議長(木野山) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 ◆9番(松本) これはこの条例は使われないほうがいいと思うんですが,一番大事なのはやっぱり防止基本条例ですか,これをどのように実践していくかだろうと思うんですが,この中で具体的にこの重大事態が発生した事案とありますが,この重大というのはどのようなことを示しておられるのかという点と,先ほどの説明の中で重大な事案が発生したら,教育委員会へ報告ということですが,言いかえれば少々のことは報告しなくてもいいということなんでしょうか。 ◎学校教育課長(石田) 重大事案につきましては,先ほどの提案説明資料の8ページをごらんいただきたいと思いますが,重大事態とは次に掲げる場合を示すということで,いじめによりまして学校に在籍する児童の生命,心身に,または財産に重大な被害が生じた疑いがあるとき,あると認めた場合とか,それからいじめにより当該学校に在籍する児童等が相当の期間,学校を欠席することを余儀なくされている疑いがある場合は重大事態ということで判断をするということになります。 それから,小さい事案までは報告しなくていいかというふうなことでありますけど,現在,小さい事案も発生をした場合は学校から報告を受けております。その報告を受けた内容によりまして,調査を開始しなければならない場合は教育委員会が中心となって調査に入ってまいります。 以上です。 ◆9番(松本) 重大な事案が発生したというのは,こうなったときには大変なことになっているわけですから,こうなる前に小さなことだと思っても,それが重大な事案に発生していくというのが今までも例もありますが,そういった点の把握とかについてはどのように対応をされているのですか。 ◎学校教育課長(石田) 先ほど触れましたように,小さい事案も校長から報告を受けた内容につきましては,再度詳細な動きを聞き取りをいたします。それによって教育長の判断によって現場のほうに出向くなり,学校に出向くなり,いろんな形で内容把握に努めております。 以上です。 ○議長(木野山) ほかに質疑はありませんか。 ◆12番(片山) 4ページのところで,いじめの早期発見,いじめへの早期対応,これに尽きると思うんです。それで,今回課長は大津事件云々のことを言われましたが,広島県がようやくこういった方針を決めたという,遅きに失するというふうに思うんです。けれどもが,このいじめの定義のところが3ページ,書いてあるでしょう,とてもわかりにくい。それで,学校の教員の間ではそのいじめへの対応についてのマニュアルというものが,いじめたほうの側のケアというものも要りますよとか,いじめられたほうだけじゃなくて,加害,私はこれ完全に間違うとると思うんですけれどもが,これは被害者,これを救済せにゃあいけんのに,加害者のほうは徹底的にこれはもうやっつけにゃあいけんというふうに思うんです。この人間社会でいじめが根絶ということを考えても難しいと思います。 だが,今言ったように3番のいじめの早期発見とそれからいじめの早期対応ですが,学校教育現場への指導というのはどういうふうにマニュアルを考えられておりますか。加害のほうへも,心の深い闇がありますからとかというような対応ですか,どうですか。 ◎教育長(佐竹) 学校への指導でありますけれども,いじめ防止対策に係るマニュアル教育委員会で作成して,学校全てに配布をいたしております。 また,いじめの早期発見というようなことにつきましても,学校におきましてはアンケート調査,それから面談ということを徹底的に今行っております。 それとあと一点,被害者,加害者の関係でありますが,学校においても,これ該当児童・生徒に対して,両面にわたって指導またケアをしていくという形で取り組んでいるところであります。特に加害者について,これは保護者を含めて,この取り組みに当たっているという状況でございます。 以上です。 ◆12番(片山) 今の答弁では加害のほうにも,何で何々ちゃん,意地悪するの,いじめるのというようなことを保護者及び当該児童に対して言われると,学校の教員が。それは間違いだということですが,だから教育長の答弁だったら両方というふうに言われたから,加害のほうも被害のほうもかと思うんですけれどもが,そこのところの比重は全然違うと思うんです,どうですか。 ◎教育長(佐竹) その受けたほう,それから行ったほう,やはりこれは心のダメージというのは被害を受けたほうが相当大きいというふうに思いますけれども,やはりいじめをしたほうの今後のあり方について,それは保護者を含めて児童・生徒に対して学校から十分な指導を行っていくという取り組み,これは徹底して今行っていると。で,被害者,加害者,これは対児童・生徒だけではなく,家庭も含めて今取り組んでいただいているという状況でございます。 ◆12番(片山) もう3回目なんで,これ最後ですが。 いじめたほうの側にも言い分があるようなこと,すなわちいじめられる側にもいじめられる要因があるんではないかという捉え方をする保護者がおって,誰々ちゃん,うちの子どもがあんた方の子どもをいじめたのは,あんた方の子どもにも原因があるんじゃろうというような保護者が実際におるわけです。それは間違いだということを私は申し上げておるわけなんです。それもう,これ以上は言いません。 終わり。 ○議長(木野山) 答弁要りますか。            (片山議員「要りません」の声あり) ほかに質疑はありませんか。 ◆7番(寄定) この条例ができたということはいいことだと思うんですが,私いろいろと経験から,やはり学校がいじめに対して隠蔽体質というのが拭えないものがあるというふうに思うわけです。それに対してこの条例がどのようにそういう隠蔽体質の改善に役立つとこがあるのかということをまず伺いたいと。 ◎学校教育課長(石田) 学校からの報告につきましては,逐次そういう事案が発生をした場合は報告を受けておりますが,地域住民からもそういうふうなことが入ってきますと,それなりに対象の学校とかに実態の把握をしに行っております。 事案の重さといいますか,そこら辺の判断になるかと思いますけどが,今回の調査委員会の設置は重大事案といいますか,そういうふうなことがこの調査委員会を設置をしてまいるもとになっておりますので,ここに至るまでの経過につきましては,教育委員会なりで判断をして保護者なり,それから学校なりと十分内容を調査をし,その中で一番最善な方法でその防止といいますか,それを調査をし,カバーをしていくというふうな体制をつくっております。 学校のほうも毎月,校長面談とか,それから不定期でありますけどが,教頭面談とか,そういうふうな形で常に情報交換といいますか,そういうふうなことをしておりますので,発生をした場合はすぐに教育委員会としても対応ができると思っております。 以上です。 ◆7番(寄定) 学校がきちっと報告すればいいんですけど,なるべく表に出さないようにしたいという体質が拭えないと,さっきも言ようりますけど。それに対してアンケートとか面談とかのこういったことで掌握されるんだと思うんですが,この条例によりますと。それはどういうふうにチェックといいますか,公開はされるんですか。学校からの報告内容,その中身についてのチェック体制はどのように教育委員会はされるのでしょうか,伺います。 ◎教育長(佐竹) 学校からの報告でありますけれども,これについてはいじめの関係とか不登校,それから暴力行為とか,いろんな項目について,これは毎月教育委員会のほうに提出をしていただいております。特にいじめという判断がなかなかこれは単なる言い争いだとか,そういうふうなことで上がってないような部分もあるかもわかりませんけれども,できる限り小さいことから上げてくるようにということで,これは教育委員会のほうに学校から出てまいりまして,教育委員会も県に報告をしているという流れを今とっております。 ◆7番(寄定) そういうふうにきちっと厳格に掌握していただきたいと思います。 以前,数年前にですが,保護者からの相談を受けて学校へ問い合わせたら,逆に保護者あるいはそういった不登校の子どもがいじめられているということがあったわけですが,学校へ問い合わせると,教頭は,なぜそのことを言うたんかというて,逆に生徒を厳しく叱るというような事態で,こういう町にはおれないということで町外へ出ていかれました。そういうことがありますので,隠蔽体質を改善していくということが大切だと思います。 それで最後にもう一点,子どもの子育て支援のネットワークがありますけどが,この各種委員から構成される子育て支援ネットワークの体制ですが,こことの連携というのはどのように具体的にされるのか,伺いたいと思います。 ◎教育長(佐竹) 子育て支援ネットワークとの連携ですが,国におきましては,いじめ問題対策連絡協議会というものを設置しなさいというものが,これは任意でございますけれども,こういうふうなものが示されております。県におきましても,新たな連絡協議会を設置することなく,広島県相談機関ネットワークを有効活用して,関係機関との連携を図っていきたいと。 本町におきましても福祉課所管でございますけれども,神石高原町の子育て支援ネットワーク,これにはきょうの中にもありますけれども,元警察官の方とか,それから相談所,それからお医者さんもおられるという大きな組織でございますけれども,そちらのほうと現在の学校の状況とかいじめの状況はどうなのか,そういうふうなところを協議する中で今後のあり方について検討していただくということで,現在福祉課または教育委員会でこの有効活用,ネットワークの有効活用を図っていこうということで現在その要綱の内容も若干整理をしながらこれから進めていこうという取り組みをいたしております。 以上です。 ○議長(木野山) ほかに質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(木野山) 起立多数であります。よって,議案第115号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(木野山) 次に,日程第10,議案第116号母子及び寡婦福祉法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(垰本) 議案第116号案件の提案理由を申し上げます。 母子及び寡婦福祉法(昭和39年法律第129号)の一部を改正する法律が公布され,平成26年10月1日から施行されることに伴い,関係条例の整理を行うため,この条例案を提案するものであります。 詳細につきましては,福祉課長及び建設課長のほうからご説明を申し上げます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ◎福祉課長(米山) 〔詳細について説明〕 ◎建設課長(国重) 〔詳細について説明〕 ○議長(木野山) 説明が終わりました。 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(木野山) 起立多数であります。よって,議案第116号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(木野山) 次に,日程第11,議案第117号神石高原町乳幼児医療費支給条例の一部を改正する条例についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。 ◎副町長(垰本) 議案第117号案件の提案理由を申し上げます。 広島県福祉医療費公費負担事業費補助金交付要綱(昭和54年6月16日制定)の一部改正により,乳幼児医療費助成対象の所得審査に係る事項が変更になったため,この条例案を提案するものでございます。 詳細につきましては,福祉課長からご説明申し上げます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ◎福祉課長(米山) 〔詳細について説明〕 ○議長(木野山) 説明が終わりました。 質疑を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(木野山) 起立多数であります。よって,議案第117号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(木野山) 次に,日程第12,議案第118号神石高原町新規就農者及び担い手農業者育成特別措置条例の廃止についてを議題といたします。 提案理由の説明を願います。 ◎副町長(垰本) 議案第118号案件の提案理由を申し上げます。 合併時に豊松村新規就農者及び担い手農業者育成特別措置条例を引き継いだ神石高原町新規就農者及び担い手農業者育成特別措置条例が必要なくなったので廃止するため,この条例案を提案するものでございます。 詳細につきましては,産業課長からご説明申し上げますので,よろしくご審議のほどお願いいたします。 ◎産業課長(柏床) 〔詳細について説明〕 ○議長(木野山) 説明が終わりました。 質疑を求めます。 ありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 質疑を終結し,討論を求めます。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) 討論を終結し,採決します。 本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。            〔起立多数〕 ○議長(木野山) 起立多数であります。よって,議案第118号は原案のとおり可決することに決しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(木野山) お諮りします。 日程第13,議案第119号平成25年度神石高原町一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第22,議案第128号平成25年度神石高原町病院事業会計剰余金の処分及び決算認定についてまでは関連がありますので,一括議題としたいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(木野山) ご異議ないものと認め,日程第13,議案第119号から日程第22,議案第128号までは一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 ◎町長(牧野) それでは,議案第119号案件から議案第128号案件の提案理由の説明申し上げます。 平成25年度神石高原町一般会計歳入歳出決算及び平成25年度神石高原町国民健康保険特別会計外7特別会計並びに神石高原町病院事業会計の決算認定議案上程に当たり提案理由を申し上げます。 まず,国の状況でございますが,一昨年末に誕生いたしました第2次安倍内閣は現在順調とも言える政権運営を行っていると思います。得意な外交では積極的な外遊を繰り返し,着々と実績を積み上げ,内政においても経済政策であるアベノミクスは一定の成果を上げており,最大の山場になると見られた消費税増税も無難に乗り切ったと言えます。また,安倍首相は今月3日,自民党役員人事と内閣改造を行い,今秋予定されておる消費税率の引き上げや中韓両国との関係改善,集団的自衛権の法整備,来春予定されている統一地方選挙に向けた挙党態勢の強化を図ります。政府は2015年度予算の大枠となる概算要求基準の中で,来年度は特に人口減少対策や地方活性化などを重要課題に掲げ,予算を重点配分するとし,その財源に公共事業など裁量的経費を削減する方針を盛り込みました。年額約30兆円という巨額の赤字を抱え,国と地方の基礎的財政収支を20年度までに黒字化する目標を掲げていますが,脆弱な財政基盤では,機動的な経済政策は行えず,日本経済の本格再生,これ望めませんと言っておりますが,ちょっとそれは言い過ぎだろうと思いまして,極めて深刻な状況下にあるというふうに訂正をお願いします。 それから次ですが,経済成長と財政健全化を両立するめり張りのきいた予算編成が求められており,これらの国の財政施策が本町へ与える影響について,引き続き注視していく必要があります。 こうした中,本町において平成25年度一般会計当初予算92億5千万円及び平成24年度からの繰越予算13億4,344万円で予算執行をスタートいたしました。また,年度中途で統合中学校建設事業約2億3,400万円,町道の緊急安全対策推進維持補修約4,900万円,6月から9月の間に発生した豪雨災害に伴う災害復旧工事約1億6千万円,過疎対策事業を活用した廃校舎,焼却場の解体等約1億7千万円,長期債元利繰上償還約1億7,400万円,協働のまちづくり事業基金造成11億円などの予算化を行いました。これらにより,最終予算額は130億2,954万円となり,翌年度へ繰り越す3億1,028万円,事故繰越1億4,016万円を差し引きますと,総額122億5,418万円の歳出決算で終えることができました。 平成25年度では,昨年度より進めてきました神石高原中学校建設事業として校舎及び寄宿舎,附帯施設としてグラウンドの整備を行い,一部繰り越しになるなど課題が残りましたが,本年春に開校することができました。合併からこの間進めてきた学校統合事業も終了し,耐震化率も100%となり,児童・生徒の適正数の確保と教育環境の整備充実を図ることができました。また,町道の改良工事につきましては,4路線を繰越事業にするなど一部課題を残しましたが,新年度早期着手に取り組んでいるところでございます。 平成26年度は,合併から10年を迎えるに当たり,これまで取り組んできましたふるさとふれあい事業,人と自然が輝く事業などの見直しを行い,新たに協働のまちづくり事業に取り組み,町民との協働のまちづくりを通じ,誰もが住んでみたい町の実現に努めてまいりたいと考えております。 さて,本町の財政状況でございますが,財政健全化法に基づく4つの健全化判断比率,いわゆる実質赤字比率連結実質赤字比率実質公債費比率,将来負担比率と病院事業などの4企業会計における資金不足比率の5つの指標につきましては,さきに提出させていただいておりますが,実質公債費比率は平成25年度においても繰上償還を行ったことなどから11.5%と1.5ポイント改善いたしました。将来負担比率はマイナスとなっており,県内でもトップクラスの数値となっております。比率の算出上,将来負担額を充当可能財源が上回っておりますが,普通交付税における合併算定がえ措置の終了を控え,この数値に慢心することなく,引き続き財政健全化に努めていくことが肝要であると考えております。 ここで原稿にはありませんが,参考までに1つ申し上げます。 最近では,経常経費比率というのが余り言われないというんですが,今までの4つは,財政健全化の目安となることですが,経常経費比率というのは,全体の予算額をどういうふうに使っているかということでありまして,極めて重要な指数だと思います。あえて申し上げます。 経常経費比率が76.6%に改善しました。このことは24.4%は投資的経費あるいは人事的経費に回す財源,これは合併後80%を割ったのは初めての快挙と言えると思いますが,これもいろいろと理由がありますが,それは申しません。 以上が一般会計決算の概要でありますが,その他の特別会計決算につきましても後段に決算状況を付しておりますとおり,全会計においても本年度も形式収支が黒字決算で終えることができました。これも議員,住民の皆さんのご理解,ご協力と職員一丸となって緻密な取り組みによるところであり,この場をかり心より感謝申し上げます。 今後も国の財政政策の動向や普通交付税における合併算定がえ措置の終了,自主財源の確保など,厳しい財政運営が予想されます。引き続き持続可能なまちづくりの実現に向け町政運営に邁進する所存でございます。 以上,私の総括に当たって思いの一端を述べるとともに,今後の行財政運営に対してもさらなる町民各位の温かいご理解,ご協力をお願い申し上げ,平成25年度神石高原町一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに病院事業会計決算認定の提案理由とさせていただきます。 なお,決算内容につきましては,決算書並びに主要施策の成果に関する報告書及びその他決算資料をご参照いただきますよう,あわせてお願い申し上げます。 終わりになりましたが,岡崎,寄定両監査委員におかれては,猛暑のもとでの現地監査や膨大な書類審査につきましても,短期間において慎重かつ詳細な決算監査をしていただきましたことに対し,ここで改めて敬意と感謝を申し上げるところでございます。監査意見書にありますご指摘,ご意見につきましても今後の行財政運営に反映させるよう引き続き努力してまいりたいと考えております。まことにありがとうございました。 また,議員各位におかれましても何とぞ慎重審議の上,ご承認いただきますようよろしくお願い申し上げまして,提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(木野山) ここで監査委員から平成25年度神石高原町一般会計外8特別会計歳入歳出決算及び病院事業会計決算審査意見書が提出されておりますので,代表監査委員から審査結果について説明を求めます。 ◎代表監査委員(岡崎) それでは,平成25年度神石高原町各種会計決算審査意見書について概略の説明をさせていただきます。 まず,意見書の2ページから主な点について述べさせていただきます。 第2の会計別決算の状況でございますが,決算規模及び決算収支といたしまして,平成25年度神石高原町一般会計に平成25年度神石高原町国民健康保険特別会計外7特別会計を加えた決算額は次のようになっております。平成25年度の神石高原町病院事業会計は除いております。 歳入総額が168億4,971万7千円,歳出総額が161億2,621万3千円となっておりまして,形式収支及び実質収支については全会計黒字決算となっております。形式収支の前年度比較では,率にして14.3,実質収支では率にして20.2%の減となっております。また,単年度収支では,介護保険特別会計,農業集落排水事業特別会計及び総合開発事業特別会計が単年度決算では黒字決算でありますが,一般会計外5特別会計では単年度会計では赤字決算となっております。 次に,一般会計歳入歳出決算状況でございますが,3ページに決算書に載っております。 歳入の状況でございますが,歳入決算額は128億6,060万円であります。収入済額の前年度比較では,額にして12億3,375万6千円,率にして10.6%の増加となっております。この主な増加の要因は,町債の発行で12億9,120万円,国庫支出金が3億4,753万5千円,寄附金等が増加しております。一方,減少しとる費目といたしましては,県支出金が1億4,589万円,地方交付税が1億508万1千円等が減少してきております。 なお,歳入に占める構成比で見てみますと,地方交付税が歳入総額の中の46.1%,町債が19.9%,国庫支出金が7.8,町税が7.7,県支出金が7.6と,こういうふうになっておりまして,この科目で収入の89.1%を占めております。それで,歳入に占める自主財源率はどうかということで見てみますと,15.5%で,前年度より自主財源率は2.8ポイント減少しております。 次に,ちょっと飛びまして,8ページの一般会計の歳出状況でございますが,支出済額は122億5,418万4千円で,予算額に対する執行率は97.4%であります。翌年度繰越額は4億5,045万円となっております。不用額は3億2,491万5千円であります。 歳出総額の前年度比較では,額にして12億8,590万円,率にして11.7%の増となっております。この主な要因は,統合中学校建設事業費,協働のまちづくり事業基金の積み立てで,財政調整基金積み立て,減債基金積み立て等の増によるものでございます。 歳出の主な点について,あとは見ていただきたいというふうに思っております。 次に,特別会計についてはちょっと省かせていただきまして,21ページをお開きいただきたいと思います。 税及び使用料等の滞納繰越額の状況でございますが,平成25年度の決算時における滞納者は333人,滞納額は2,945万6,728円となっております。これを前年度に比較してみますと,額にして570万3,783円,率にして24%の増となっております。滞納者が前年より52人増となっておりまして,町税の滞納額は平成21年,平成22年,23年においては年々減少してきておりましたが,24年度と25年度と,ここに来て増加に転じておるというようなことになっております。今後,この滞納者の減少という減に結びつけるためにも,今後より一層納税者への納税意識の高揚を図るとともに,きめ細かな個別対応が必要であるというふうに思っております。 町税の不納欠損処理額は86万6,806円で,前年度より8万3,920円の増となっております。これは時効による不納欠損処理というふうに処理されておりました。 そういったところを踏まえて,次に決算書の29ページ,決算意見でございます。これはちょっと読ませていただきますが。 平成25年度予算大綱で述べられた施政方針の若者が夢と希望を持ち,安心して子育てができる環境づくりの実現に向け,雇用の創出と働く場所の確保を最重要課題と位置づけて多様な施策に取り組まれ,おおむね所期の目的は達成された。町政運営の課題克服に向けて定住対策,起業家支援,過疎高齢者対策,子育て支援,農林業振興対策,観光開発,保健・医療・福祉対策,教育環境整備の充実に取り組まれたが,起業家支援,農林業振興対策,観光開発などについては,今後も引き続き取り組みを推進されるべきであります。 また,高齢者対策としての人と人とが支え合えるシステムづくりや保健・医療・福祉の連携による地域包括ケアシステムの構築等が重要と思われます。 教育環境整備の充実につきましては,統合中学校の建築,スクールバスの購入等による教育環境整備がなされました。人口減少社会への対応として,少子化対策や定住対策の推進とあわせて,住民の理解を得ながら協働のまちづくり推進が今後の町政運営の課題であるというふうに思っております。 実質公債費比率は,昨年度は13%でありましたが,それより1.5ポイント改善して11.5%となりました。財政健全化計画に基づき,行財政改革を推進され,着実に財政健全化が図られていることは大いに評価できます。合併以来の集大成として若者が夢と希望を持ち,安心して子育てができる環境づくりを目指し,よりきめ細やかな予算編成の事務事業がおおむね計画どおり執行され,一般会計及び各特別会計とも黒字決算となったことは,町長を初め職員の意欲と努力の成果であり,高く評価するものであります。 審査に付された各会計歳入歳出決算書,同事項別明細書,実質収支に関する調書及び財産に関する調書は関係法令に準拠して作成されており,その計数は関係諸帳簿,その他証書類と照合した結果,正確に処理されているものと認めました。 次に,指摘事項といたしまして,1,税等の収納率,滞納処理についてでありますが,税の収納率,滞納処理に関しては,先ほども説明しましたが,平成21年度から関係職員の努力により好転してきていましたが,平成25年度の収納率は前年度より減で,収納額が前年度より増となっております。ただ,前年度より増となっておりますというふうに言っておりますが,本町の収納率は極めて高く,25年度の収納率は98.5%で,県内市町村のこの収納率の状況を比較して見てみますと,本町は前年に引き続き収納率は第1位というふうになっております。 次に,消費増税の影響による景気の停滞,今後の経済動向の悪化による新規滞納者の増と,滞納者の固定化も危惧される,税等の徴収は行政の根幹をなす極めて重要な業務であることを認識され,引き続き収納率向上と滞納額減に努められたい。 2,財政状況。財政状況は健全化が着実に推進されているが,来るべき地方交付税の減額に備え,引き続き経常経費の抑制,無駄の排除,節約の徹底を期されたい。 3,繰越明許費。繰越明許費に関しては,繰越明許費総額3億1,028万8千円となっている。やむを得ない事情もあったとは推察されるが,本来総合的な計画による予算化が必要であり,安易な明許繰り越しは避けるべきであると指摘したい。 なお,統合中学校建設に関しては,事故繰越により約2カ月の工期延長となった。平成24年度監査意見書において,本件について慎重かつ迅速に対応されたいと指摘したにもかかわらず,このような結果に至ったことは残念である。今後,建築及び建設工事等に関しては,工程管理等の指導強化体制が望まれます。 4,基金管理。基金管理は適正になされております。平成25年度末の基金総額は92億3,114万円余りで,この年度内に増加した基金は24億2,219万円余りというふうになっております。この基金の運用については,社会経済状況の急激な変化に対応したペイオフの対応を視野に入れ,引き続き安全,有利な運用を検討,対応されたい。 以上が一般会計と特別会計に対する決算意見でございます。 続きまして,次のページの平成25年度神石高原町病院事業会計決算及び基金運用状況審査意見書でございます。 それで,これも次のページ,32ページの後段に行かせてもらいまして,第3の決算意見というところから説明させていただきます。 保健・医療・福祉が充実した安心して暮らせるまちづくりを目指し町立病院を運営している病院事業会計決算は5年次目となる。審査に付された決算書及び附属書類は,いずれも計数が正確に処理されていた。また,事業運営については,運営の基本原則の趣旨に従って行われており,おおむね適正と認めた。本町にとって町民が安心して暮らせるために極めて重要な病院事業である。そのために指定管理者と連携を強化し,引き続き医師の確保と医療の充実,介護等の連携強化に努められたい。 なお,耐震調査結果を踏まえた病院のあり方の検討と対応が必要であるというふうに考えております。 以上,平成25年度の決算審査意見とさせていただきます。 終わります。 ○議長(木野山) 以上で平成25年度神石高原町一般会計外8特別会計歳入歳出決算及び病院事業会計決算審査意見書の説明を終わります。 審査意見書につきまして質疑はありませんか。            (「なし」の声あり) ○議長(木野山) ないようですので,質疑を終結します。 お諮りします。 ただいま議題となっております日程第13から日程第22までについては,14人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し,これに付託することにしたいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(木野山) ご異議ないものと認め,日程第13,議案第119号平成25年度神石高原町一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第22,議案第128号平成25年度神石高原町病院事業会計剰余金の処分及び決算認定についてまでの10議案については,14人の委員をもって構成する決算特別委員会へ付託することに決定いたしました。 委員は委員会条例第8条の規定により,お手元にお配りした名簿どおり指名したいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(木野山) ご異議なしと認めます。よって,委員はお手元にお配りした名簿のとおり選任することに決定いたしました。 ここで暫時休憩といたします。(午前11時59分) ○議長(木野山) 再開いたします。(午後0時00分) 決算特別委員会委員長から,決算特別委員会委員長に11番藤田議員,副委員長に4番横尾議員が選任された旨の報告がありましたので,お知らせをいたします。 お諮りいたします。 議事の中途ですが,以上で本日の会議を閉じ,延会としたいと思いますが,これにご異議ありませんか。            (「異議なし」の声あり) ○議長(木野山) ご異議なしと認めます。よって,本日はこれにて延会といたします。 9月17日午前10時までに本議場にご参集ください。            午後0時00分 延会...