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06月26日-03号

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  1. 庄原市議会 2007-06-26
    06月26日-03号


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    平成19年  6月 定例会(第4回)          平成19年第4回庄原市議会定例会会議録(第3号)平成19年6月26日(火曜日) 午前10時00分 再開出席議員(33名)      1番 横路政之      2番 林 高正      3番 中原 巧      4番 田中五郎      5番 岡村信吉      6番 冨原豊幸      7番 名越峯壽      8番 赤木忠徳      9番 垣内秀孝     10番 溝口致哲     11番 西村和正     12番 竹内光義     13番 秋山 愿     14番 藤山明春     15番 谷口 勇     16番 藤木邦明     17番 門脇俊照     18番 市川基矩     19番 早瀬孝示     20番 小谷鶴義     21番 宇江田豊彦    22番 野崎幸雄     23番 佐々木信行    24番 八谷文策     25番 谷口隆明     26番 和田満福     27番 横山邦和     28番 堀井秀昭     29番 原田顕三     30番 加島英俊     31番 谷口琢磨     32番 平山俊憲     33番 松浦 昇---------------------------------------説明のため出席した者の職氏名     市長      滝口季彦     副市長     國光拓自     会計管理者   若林隆志     総務部長    伊藤 篤     地域振興部長  中本 淳     市民生活部長  名越千幸     環境建設部長  畠田憲一     水道局長    東 登美夫     西城支所長   井下原 昇    東城支所長   村田元治     口和支所長   長里 均     高野支所長   坂本 進     比和支所長   進藤眞基     総領支所長   永田修治     総務課長    堀江 勝     財政課長    矢吹有司     税務課長    光永幹夫     企画課長    石原敏彦     農林振興課長  小笠原洋行    社会福祉課長  大庭俊造     女性児童課   八谷則保     教育長     福永恭司     教育次長    三吉和宏---------------------------------------職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名     事務局長    吉政久司     書記      三浦貴代子---------------------------------------議事日程 日程第1 会議録署名議員の指名について 日程第2 議案第98号 庄原市税条例の一部を改正する条例 日程第3 議案第99号 庄原市保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例 日程第4 議案第100号 庄原市へき地保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例 日程第5 議案第101号 庄原市老人集会所設置及び管理条例の一部を改正する条例 日程第6 議案第104号 財産の無償譲渡について 日程第7 議案第107号 平成19年度庄原市一般会計補正予算(第1号) 日程第8 議案第108号 平成19年度庄原市住宅資金特別会計補正予算(第1号)---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------     午前10時00分 開議 ○八谷文策議長 これより平成19年第4回庄原市議会定例会を再開します。 ただいまの出席議員32名であります。よって直ちに本日の会議を開きます。 日程に入るに先立って、事務局長から諸般の報告をさせます。 ◎吉政久司議会事務局長 諸般の報告をいたします。原田顕三議員から遅参届が出ております。以上です。 ○八谷文策議長 これより日程に入ります。--------------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名について ○八谷文策議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議規則第81条の規定により、議長において27番、横山邦和議員、28番、堀井秀昭議員をそれぞれ指名いたします。--------------------------------------- △日程第2 議案第98号 庄原市税条例の一部を改正する条例 ○八谷文策議長 日程第2、議案第98号、庄原市税条例の一部を改正する条例を議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。税務課長。 ◎光永幹夫税務課長 失礼します。ご上程いただきました議案第98号、庄原市税条例の一部を改正する条例案についてご説明申し上げます。議案の5ページをお開きください。本議案は、平成19年度地方税法の一部改正が行われたことに伴う改正でございまして、その一部につきましては、本年4月1日から適用する必要がありましたため、地方自治法第179条第1項の規定により、本年3月30日に専決処分をさせていただいたところであります。今回の主な改正内容は、信託法の改正に伴う規定の整備でございます。それでは参考資料新旧対照表でご説明申し上げます。参考資料の1ページをお開きください。まず第23条、市民税納税義務者等でございます。信託法の改正に伴い、多様な信託累計が可能となることに対応して税制上の対応が必要となったもので、地方税法の改正が行われ、新たに第5号、法人課税信託を定め条文の整備を行うものでございます。信託段階で法人課税される信託の範囲が拡大し、これらを法人課税信託として整理されたもので、法人課税信託引き受けを行う個人について、市民税納税義務者として法人税割を課すというものでございます。この場合、法人市民税均等割は課さないというものでございます。また、法人課税信託引き受けを行う人格なき社団等につきまして、法人とみなすというものでございます。法人課税信託受託法人にかかる均等割の取り扱いについてでございますが、受託法人のみではとらえず、納税義務者全体の事務所、事業所でとらえるというものでございます。なお、この改正条例が施行されたときの市税の影響は当面ないものと思っております。次に条例第3条第2項、均等割の税率であります。下段表中の左欄、法人等の区分の1、法人税法、括弧内の法律番号を削除するものでございます。次に2ページをご覧ください。中段、附則第17条の2第3項でございます。住宅税制の見直しが行われたもので、租税特別措置法の改正により特例条文の一本化が行われ、条項の整備を行うものでございます。次に附則第19条の2でございます。証券取引法金融商品取引法に改正されたことなどを受けまして、引用する法律名、条項の改正や用語の変更に伴う規定の整備を行うものでございます。3ページをご覧ください。附則についてご説明申し上げます。改正条例施行期日を第1条で規定しております。この条例は、平成20年4月1日から施行するというものでございます。ただしということで次の2号を定めております。第1号におきましては、第23条及び第31条第2項の改正規定の施行日を規定しております。信託法の施行の日としており、信託法の公布の日、18年12月15日でございますが、これから起算して1年6カ月を超えない範囲内において政令で定める日からとしております。第2号におきまして、附則第19条の2第1項の改正規定の施行日を規定しております。証券取引法等の一部を改正する法律の施行の日としており、この法律の公布の日、18年6月14日でございますが、これから起算して1年6カ月を超えない範囲内において政令で定める日からとしております。以上、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、ご議決賜りますようお願いいたします。 ○八谷文策議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八谷文策議長 なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。本案は、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○八谷文策議長 異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八谷文策議長 なしと認め、討論を終結します。 これより議案第98号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに賛成議員の挙手を求めます。     〔挙手 「全員」〕 ○八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第98号は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第3 議案第99号 庄原市保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例 △日程第4 議案第100号 庄原市へき地保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例 ○八谷文策議長 日程第3、議案第99号、庄原市保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例及び日程第4、議案第100号、庄原市へき地保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例を一括議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。女性児童課長。 ◎八谷則保女性児童課長 失礼いたします。女性児童課長の八谷でございます。議案集7ページをお開きいただきたいと思います。ご上程いただきました議案第99号、庄原市保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例案から説明をさせていただきます。本条例改正案は、平成18年度の所得にかかる所得税定率減税の縮減による国の保育所徴収基準額表の改正に伴い、庄原市の保育料徴収基準額表の一部を変更するため、所要の改正を行うものでございます。改正の内容といたしましては、市が保育料徴収基準額表で定める所得税額を国の改定率の1.125倍にあわせ改めるもの。また多子軽減拡大を図るための改正として、2人以上の同時入所保育料軽減方法を年齢が高い順とすること。また、幼稚園を利用している児童も算定対象人数に含め、2人目以降の保育料の軽減を拡大するものでございます。なお、今回の改正による影響は、所得税額の改正によるものは、D1階層からD12階層までのもので、階層が下がるものについての影響と保育料軽減方法を年齢の高い順とすることにより、D6階層からD12階層に属するものについて影響があります。市が独自の軽減を行っております第4種を含む場合は、これまで市が行っておるとおりでございますので、影響はありません。今回の改正に伴う影響額といたしましては、保育料では912万7,000円、3.37%の減が見込まれます。定率減税の縮減の影響といたしましては、児童数では198件、保育料については595万2,000円の減。同時入所軽減方法の逆転による影響は、児童数では84件、保育料では328万8,000円の減が見込まれます。この平成19年度は、所得税住民税定率減税の廃止により来年度も改正が見込まれ、今年度とあわせかなり歳入減が見込まれるため、保育料の見直しが必要となってまいります。それでは議案参考資料4ページをお開きください。新旧対照表でご説明いたします。庄原市保育所設置及び管理条例の別表第2、別表第3の改正でございまして、別表第2は、D1階層からD12階層まで基準額を3,000円を3,400円に、1万円を1万1,300円に、2万円を2万2,500円に、4万円を4万5,000円に、6万円を7万2,000円に、9万円を10万1,300円に、12万円を13万5,000円に、16万円を18万円に、22万円を24万7,500円に、30万円を33万7,500円に、40万8,000円を45万9,000円に改正するものです。別表第3は、保育料による軽減を年齢順による軽減に改めるもので、表の整理として、1、私的契約入所、2、同一世帯から2人以上の児童の同時入所、3、第4子以降の児童の入所に分けております。5ページ中段をご覧いただきたいと思います。1の私的契約入所につきましては、字句の整理を行っております。2、同一世帯から2人以上の児童の同時入所は、同一世帯から同時入所した2人以上の児童を同一世帯から保育所及び幼稚園同時入所した2人以上の児童のうち、保育所に入所した児童に改め、BからD5階層に属する世帯とD6からD12階層に属する世帯で定めていたものを、年齢の高い順にアとして最も年齢が高い児童を別表第2に定める額とし、イとしてア以外の児童のうち最も年齢が高い児童を別表第2に定める額の2分の1の額とし、ウとして上記以外の児童を無料とするよう改めるものです。6ページをお開きいただきたいと思います。第4子以降の児童の入所は、市独自の制度として多子軽減を図っているもので、このたびの改正では表の整理とこれまでどおり軽減を行うよう字句の整理を行っております。附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行し、改正後、庄原市保育所設置及び管理条例の規定は、平成19年4月1日から適用するものとしております。2といたしまして、改正後の条例規定は、平成19年度分の保育料から適用するものでございます。以上、簡単でございますがご説明いたしました。ご審議の上、ご可決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 次に議案集11ページをお開きいただきたいと思います。議案第100号、庄原市へき地保育所設置及び管理条例の一部を改正する条例案につきましてご説明を申し上げます。本条例改正案は、議案第99号でご説明いたしましたとおり、国の保育所徴収基準額表の改正に伴い、庄原市へき地保育所使用料徴収基準額表の一部を変更するため、所要の改正を行うものでございます。改正の内容といたしましては、先ほど議案第99号の説明と同様でございます。議案の参考資料8ページをお開きください。新旧対照表でございます。庄原市へき地保育所設置及び管理条例の別表第2、第3の改正でございまして、別表第2は、D1階層からD12階層まで基準額を改正するもので、3,000円を3,400円に、1万円を1万1,300円に、2万円を2万2,500円に、4万円を4万5,000円に、6万4,000円を7万2,000円に、9万円を10万1,300円に、12万円を13万5,000円に、16万円を18万円に、22万円を24万7,500円に、30万円を33万7,500円に、40万8,000円を45万9,000円に改正するものでございます。9ページをご覧ください。別表第3につきましても議案第99号と同様でございますが、使用料による軽減を年齢順による軽減に改めるもので、表の整理として私的契約入所、同一世帯から2人以上の児童の同時入所、3といたしまして第4子以降の児童の入所に分けております。2の同一世帯から2人以上の同時入所につきましても、同一世帯から保育所及び幼稚園同時入所した2人以上の児童のうち保育所に入所した児童に改め、BからD5階層に属する世帯とD6からD12階層に属する世帯で定めていたものを年齢の高い順にアとして最も年齢が高い児童を別表第2に定める額とし、イとしてア以外の児童のうち最も年齢が高い児童を別表第2に定める額の2分の1の額とし、ウとして上記以外の児童を無料とするよう改めるものでございます。1枚はぐっていただきまして10ページでございます。第4子以降の児童の入所につきましても、市独自の制度として多子軽減を図っているものでございまして、このたびの改正におきましても表の整理とこれまでどおりの軽減を行うよう字句の整理を行うものでございます。附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行し、改正後の庄原市へき地保育所設置及び管理条例の規定は、平成19年4月1日から適用するものでございます。改正後の条例の規定は、平成19年度の使用料から適用するものでございます。なお、今回の改正による影響は、使用料では定率減税の縮減の影響として4件、11万3,000円、1.55%の減が見込まれております。これにつきましても同様に今回の改正により階層が上がるものはおりません。平成19年度は、また所得税定率減税の廃止により来年度の改正が見込まれるため、歳入減が見込まれますので、保育料と同様に使用料の見直しが必要となっております。以上、簡単にご説明いたしました。ご審議の上、ご可決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○八谷文策議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○八谷文策議長 谷口議員谷口隆明議員
    ◆25番(谷口隆明議員) はい。ちょっと確認の意味でお伺いしたいと思うんですが、1つは保育所幼稚園と同時の場合、多子軽減が拡大されるわけですが、そうした例が具体的にあるのかどうかということと、それからもう1点は、多子軽減によって全体では先ほどありましたように84人の児童で328万8,000円の軽減になるということなんですが、これまでD6からD12であった階層の方は、年齢が最も高い方、すなわち保育料が安い方を全額無料ということになりますので、そうしますとD6からD12の階層についてはその限りでは負担が増えるんではないかと思えるんですが、その辺についてどういうようになっているのか、説明をしていただきたいと思います。 ○八谷文策議長 答弁。女性児童課長。 ◎八谷則保女性児童課長 議員ご質問の幼稚園との関係で影響があるかということでございますが、現在、幼稚園に入園しておりまして保育所に入っている児童はいません。ですからこういう事例は現在ありません。 次にD6からD12階層についてのご質問でございました。D6からD12階層につきましては、先ほども説明しましたように、保育料の低い方を軽減し、次に保育料の低い方を軽減するという順番になっておりました。これが年齢の高い順ということになりますと、改正後は。すいません。D6からD12階層について、これまで年齢が低い方が、低い方というのは保育料が高い方が全額いただきまして、そしてその次に年齢が。すいません。訂正をいたします。はい。D6からD12階層につきまして改正までは保育料の最も高い児童が全額、高い児童というのは3歳未満児がいる場合に高いことになります。ということは年齢の低い子どもが全額、そして次に高い児童ということになりますと、3歳以上児の場合、半額というふうになっておりました。これが今回、年齢の高い児童が、今回の改正によりまして高い児童が全額ということになりまして、半額であったものが全額になりますが、次に全額であったものが半額になるということで、全額と半額が高い児童と低い児童、入れかわりましても家庭においてその負担が増えることはございません。同一世帯の場合、3歳以上児が2人いる場合は同額でございますので問題ございませんが、3歳以上児と未満児がいる場合はその全額と半額の対象児童が入れかわった場合、今回、世帯においては減額になっているという状況でございます。 ○八谷文策議長 谷口隆明議員。 ◆25番(谷口隆明議員) はい。私の方が全額というのをその全額無料と全額いただくというのを考えておったようなので。わかりました。 ○八谷文策議長 おわかりいただけましたか。はい、他にありませんか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○八谷文策議長 中原議員。 ◆3番(中原巧議員) 3番、中原でございます。国の基準保育料の変更に伴って改正をされるわけでございますので、反対をするという意識は全くございませんけれども、そうびっくりするほどの金額じゃございませんけども、歳入が減額をしますね。歳入財源が減額になってくると思うわけですが、これはいわゆる住民税定率減税が廃止をされて、住民税が増えることによって相殺をされるのか、あるいは国、県の方からですね、特別な財源の補てんがあるのかということについてお聞かせをいただければと思います。 ○八谷文策議長 答弁。女性児童課長。 ◎八谷則保女性児童課長 議員ご質問の歳入減に伴う住民税との関わりでございます。保育料の国からの交付金につきましては一定の基準で交付されておりますので、これは措置した人数により交付されているということで、交付額に変更はございません。しかし、定率減税廃止によるものにつきましては、住民税等の増額ということもございますが、現在そういう税源移譲、あるいは定率減税廃止に伴います所得税住民税の変更によりまして、私の方で指導いただいたものにつきましては、所得割のところが増額をしておるというところで、歳入の方でいくらかは入ってくるだろうというふうには考えております。以上でございます。 ○八谷文策議長 よろしいですか。藤木議員。 ◆16番(藤木邦明議員) 議長。昨日、教育民生調査会があって、その保育料の今回の改正について参考資料が配られたようなんですが、非常に重要な案件でもあるので、こういう資料についてはやはり全議員に議案の説明資料として配布されるべきだと私は思います。そこでこの資料の中で割合として10分の10というのがあるんですが、これは100%保育料をいただくというものなのか。10分の10の100%減額をするということなのか。どうもこのわかりにくいんで、その点、1点説明をいただきたいと思います。 それから第4子以降の複数入所の場合に減額というのがあるわけですが、実際に該当例がどの程度あるのかという問題ですね。私は、第4子がおられる家庭については、同時入所でなくも減額してあげてもいいような、むしろその人口増に貢献をいただいている世帯だというふうにも思うわけですが、その実情をどうつかんでおいでになるのか、お答えいただきたいと思います。 ○八谷文策議長 答弁。女性児童課長。 ◎八谷則保女性児童課長 議員ご質問の資料につきましては、議員全員の方に配布をさせていただくように考えさせていただきたいと思います。資料の中で10分の10というふうに明記しておりますのは、これは全額支払っていただくということでございます。 そして第4子でございますが、庄原市の独自の取り組みといたしまして、第4子につきましては、これまでも10分の2ということで取り組みをしておりますので、1人であっても軽減をしておるという状況でございます。その児数が何人いるかということにつきましては、具体的に何人ということは今、把握をしておりませんが、対象児はいらっしゃいます。 ○八谷文策議長 他にありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八谷文策議長 なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。議題の各案は、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○八谷文策議長 異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八谷文策議長 なしと認め、討論を終結します。 これより採決を行います。まず議案第99号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに賛成議員の挙手をお願いします。     〔挙手 「全員」〕 ○八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第99号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第100号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに賛成議員の挙手を求めます。     〔挙手 「全員」〕 ○八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第100号は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第5 議案第101号 庄原市老人集会所設置及び管理条例の一部を改正する条例 △日程第6 議案第104号 財産の無償譲渡について ○八谷文策議長 日程第5、議案第101号、庄原市老人集会所設置及び管理条例の一部を改正する条例及び日程第6、議案第104号、財産の無償譲渡の件を一括議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。社会福祉課長。 ◎大庭俊造社会福祉課長 ご上程いただきました議案第101号、庄原市老人集会所設置及び管理条例の一部を改正する条例案からご説明申し上げます。議案集15ページでございます。老人集会所の地元移管という方針にしたがいまして、まだ移管ができていない集会所につきまして地元協議を進め、協議が整い次第、直近の議会へお諮りをしまして地元への移管を行っているところでございますが、このたび地元移管ができていない18集会所のうち、川北町の大重老人集会所と上原町の上原老人集会所の2つの集会所につきまして協議が整いましたので、地元へ無償譲渡するために条例から削除させていただこうとするものでございます。なお、参考資料の12ページに条例案新旧対照表をお示ししておりますが、説明の方は省略をさせていただきます。説明は以上でございます。ご審議の上、ご可決賜りますよう、お願いいたします。 次にご上程いただきました議案第104号、財産の無償譲渡についてご説明申し上げます。議案集21ページでございます。この議案は、先ほどの議案第101号でご説明させていただきました庄原市老人集会所設置及び管理条例から削除させていただこうとする大重老人集会所と上原老人集会所につきまして無償譲渡により地元管理の集会所とするため、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。財産の表示並びに相手方につきましては、ご覧いただくとおりでございます。なお、集会所の敷地につきましては、現在、市が土地所有者から土地使用承諾書をいただき、使用させていただいておるところでございますが、集会所を地元へ譲渡後におきましても引き続き使用できることがそれぞれの土地所有者と集会所管理者との間で確認されておりますことを申し添えさせていただきます。説明は以上でございます。ご審議の上、ご可決賜りますよう、お願いいたします。 ○八谷文策議長 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八谷文策議長 なしと認め、質疑を終結します。 お諮りします。議題の各案は、委員会付託を省略したいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○八谷文策議長 異議なしと認めます。よって委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。討論ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○八谷文策議長 なしと認め、討論を終結します。 これより採決を行います。まず議案101号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに賛成議員の挙手を求めます。     〔挙手 「全員」〕 ○八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第101号は、原案のとおり可決されました。 次に議案第104号を採決します。お諮りします。本案は、これを原案のとおり決するに賛成議員の挙手を求めます。     〔挙手 「全員」〕 ○八谷文策議長 挙手全員であります。よって議案第104号は、原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △日程第7 議案第107号 平成19年度庄原市一般会計補正予算(第1号) △日程第8 議案第108号 平成19年度庄原市住宅資金特別会計補正予算(第1号) ○八谷文策議長 日程第7、議案第107号、平成19年度庄原市一般会計補正予算及び日程第8、議案第108号、平成19年度庄原市住宅資金特別会計補正予算までを一括議題とします。 市長から提案理由の説明を求めます。議案第107号については、財政課長。 ◎矢吹有司財政課長 ご上程いただきました議案第107号、平成19年度庄原市一般会計補正予算第1号について別冊により説明いたします。歳入歳出予算の補正は、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億5,458万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ286億8,458万5,000円とするものでございます。補正をお願いいたします主なものを申し上げますと、歳入ではひろしまの森づくり県民税の創設に伴います県からの補助金、交付金でございます。歳出では歳入同様ひろしまの森づくり事業経費が主なものでございます。あわせてその他、市単独費補助金の農林施設整備事業補助金及び生活道整備補助金につきましても追加をお願いするなどいたしております。次に地方債の補正につきましては、第2条、地方債の変更は、第2表、地方債補正によるものでございます。それでは第1表、歳入歳出予算補正から説明いたしますので、2ページ、3ページをお開きください。まず2ページの歳入では、13款使用料及び手数料から下段21款市債まで、総額1億5,485万5,000円を追加いたすものでございます。3ページの歳出は、2款総務費から10款教育費まで、歳入同様1億5,458万5,000円を追加いたすものでございます。次のページをお開きください。第2表、地方債補正でございます。変更いたしますのは、除雪機械整備事業につきまして420万円減額し、補正後の限度額を3,100万円といたしております。このものは、昨年度購入いたしました東城地域配備のロータリー式除雪機2台の格納庫を建設するよう予定いたしておりましたが、安価で借り上げできるめどがつきましたので、建設をとりやめるものでございます。合計では補正前の額33億1,700万円を補正後33億1,280万円に変更するものでございます。次に5ページからは事項別明細書でございますが、省略させていただきますので、8ページ、9ページをお開きください。8ページ、歳入でございます。13款使用料及び手数料、1項、2目民生使用料は、右のページに説明欄ございますが、あけぼの荘の使用料。4目農林水産使用料は、右のページ、まほろばの里使用料、それぞれ新たに計上いたしております。両施設とも予算編成時には指定管理を予定いたしておりましたが、直営に変更をいたしましたので、合計といたしまして142万5,000円の追加となるものでございます。15款県支出金、2項、2目民生費補助金でございますが、地域福祉計画策定経費に対する県からの交付金でございます。4目農林水産業費補助金は、右のページにございますひろしまの森づくり事業補助金6,760万円、同交付金が3,610万円でございます。6目土木費補助金につきましては、高野地域上里原頓原線に対する単県補助金の減額によるものでございます。合計では1億319万5,000円の追加をいたしております。次に3項委託金につきましては、5目商工費、7目教育費、それぞれ説明欄に記述のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。合計では512万4,000円の追加となっております。16款財産収入、1項、1目財産貸付収入につきましては、普通財産の建物貸付収入28万2,000円でございます。18款繰入金、1項、5目公共施設整備基金は、施設修繕経費に充当いたすため195万8,000円を繰り入れるものでございます。19款、1項、1目繰越金でございますが、3,362万3,000円を追加し、補正後の額を1億8,362万3,000円といたすものでございます。なお18年度の決算による繰越金の額は、4億4,490万円程度の見込みでございますが、そのうち2億4,000万円を財政調整基金へ積み立てますので、その残額は2億490万円程度となります。今回の補正後におきましては、約2,130万円が今後の補正可能額となろうかと思います。次のページをお開きください。20款諸収入、5項、5目雑入の主なものを申し上げますと、災害共済金でございまして、雪害による雨漏りが判明いたしました庄原地域の共同作業所、教育集会所、そして落雷被害のありました口和地域の堆肥センターの修繕等々に伴うものでございます。合計では1,317万8,000円の追加をいたしております。21款、1項、6目市債、土木債につきましては、第2表、地方債補正で説明いたしました除雪機の格納庫の建設を中止したことによる420万円の減額でございます。 それでは次のページをお開きください。歳出でございます。2款総務費、1項総務管理費は、合計で421万円の追加をいたしております。その主なものを申し上げますと、6目財産管理費におきまして右のページ、説明欄に記載いたしておりますが、財産管理事業では普通財産を売却処分するにあたっての不動産鑑定手数料を100万円、そして工事請負費の200万円でございますが、普通財産として貸付けております共同作業所が雨漏りいたしておりますので、修繕するものでございます。庁舎管理事業では、高野支所の空調設備の修繕経費などでございます。次に3款民生費、1項社会福祉費は、総額542万1,000円の追加をいたしておりますが、その主なものを申し上げますと、1目社会福祉総務費における右のページ、説明欄ですが、社会福祉総務事業では、地域福祉計画の策定経費を新たに計上いたしております。その下13番、比和あけぼの荘管理運営事業では、次のページにもございますが、当初予算では指定管理を予定し、委託料のみ計上いたしておりましたが、直営管理に変更となりましたので費目の組み替えをいたしたものでございます。14ページ、15ページでございます。2項児童福祉費、2目保育所費におきましては、これも説明欄をご覧いただければですが、保育所管理運営事業では、保育料システムの改修業務委託料などでございます。先ほどご議決いただきました保育料の変更に伴いまして保育料システムの変更をいたすものでございます。その下、七塚保育所管理運営事業及び田森保育所管理運営事業では、臨時職員賃金の追加でございます。3歳未満児の入所児童数の増や職員の病気休暇によるものでございます。次に3目へき地保育所費では、永末へき地保育所管理運営事業におきまして、臨時職員の配置の必要性がなくなり、減額をいたしております。2項児童福祉費の総額571万1,000円の追加となったものでございます。次のページをお開きください。4款衛生費、1項、6目斎場費368万円の追加を行っております。口和支所斎場の台車の修繕経費でございます。6款農林水産業費、1項、4目畜産振興費は346万7,000円の追加を行っております。東城及び口和の堆肥センターの設備機器の修繕経費でございます。2項、1目耕地総務費368万3,000円の追加でございますが、市単独補助金の農林施設整備事業補助金の追加でございます。当初予算は440万円を計上いたしておりましたが、5月末が申請受付の締切でございまして当初予算を大幅に上回る申請がございましたので、所要額を追加するものでございます。次に2目農業基盤整備事業1,425万5,000円の追加でございますが、これは県費補助事業の小規模農業基盤整備事業のうち、土地改良区の施行主体分の水路、農道舗装、溜池などに対して当初予算措置分を上回る補助採択がございましたので、土地改良区補助金を追加するものでございます。3項林業費に対する主なものは、2目の林業振興費1億471万5,000円を追加いたしております。右のページをご覧ください。分収造林事業では、西城地域における緑資源機構との分収契約によるもので、機構からの分担金により施工するものでございます。その下、ひろしまの森づくり事業は、県民税を財源として新たに事業化するものでございます。これにつきましては、詳しくは後ほど担当課長から説明をいたします。次のページをお開きください。7款商工費、1項、3目観光交流費91万8,000円の追加でございます。県立自然公園の利用動向調査委託料及び道後山高原荘の浄化槽などの修繕経費を計上いたしております。4目企業立地対策費の66万3,000円は、旅費を今後の所要額見込みにより追加いたしております。8款土木費、2項道路橋梁費は、総額388万8,000円の減額をいたしております。2目道路維持費では、市単独費補助金の生活道整備補助金を460万5,000円追加いたしております。当初予算では240万円を計上いたしておりましたが、5月末の申請締切までに当初予算を大幅に上回る申請がございましたので、所要額を追加いたしております。また除雪事業では、東城地域配備のロータリー式除雪機2台の格納庫を建設する予定でおりましたが、取り止めましたので借上料に変更いたしております。4目道路新設改良費では、高野地域の上里原頓原線に対する県費補助金の減額に伴い、所要額を調整いたしております。10款教育費、2項小学校費の2目教育振興費は、593万5,000円を追加いたしております。学校適正配置に伴い、複式学級から単式学級への移行に備えるための県費負担による加配教員が予定されておりますが、予定より少なかったため3名分の非常勤講師の賃金を追加いたしております。後19ページ以降、粟田小学校から21ページ、八幡小学校、内堀小学校、帝釈小学校、それから23ページまで高野小学校、それぞれ小学校教育振興事業がございます。これは、県教委が文部科学省の委託を受け、推進校を選定し、モデルとなる体験活動に取り組む豊かな体験活動推進事業の推進校として以上の5校が選定されました。それぞれの所要額を計上いたしたものが先ほど申し上げました23ページ上段までございます。次に22ページ、23ページでございますが、5項社会教育費は、912万7,000円の追加をいたしておりますが、その主なものは、5目の文化財保護費におきまして高規格道路江府三次線にかかる県からの埋蔵文化財の受託事業費の増でございます。次のページをご覧ください。8目研修集会施設管理費では、庄原地域の上重行及び別作集会所におきまして一昨年の雪害により屋根に被害があるのが判明いたしました。その修繕工事費を計上いたしたものでございます。それでは次のページをお開きください。26ページは給与費明細書、27ページは地方債に関する調書でございます。以上で私からの説明は終わりますが、引き続きひろしまの森づくり事業につきましては、農林振興課長が説明いたします。 ○八谷文策議長 農林振興課長。 ◎小笠原洋行農林振興課長 農林振興課長の小笠原でございます。ご上程いただいています議案第107号、平成19年度庄原市一般会計補正予算にかかりますひろしまの森づくり事業について、補正予算の内容について詳細にご説明をさせていただきます。なお冒頭、議員の皆様方にひろしまの森づくり事業の説明が大変遅くなりましたことを深くお詫びを申し上げる次第でございます。それでは本日、お手元にお配りさせていただいております平成19年6月一般会計補正予算参考資料、ひろしまの森づくり事業に基づきましてご説明をさせていただきます。まず1ページをお開きください。1ページにつきましては、広島県が実施しますひろしまの森づくり事業の概要を記載をさせていただいております。まず1番のねらいとして、環境に貢献する森林を県民全体で守り育てる本事業のねらいを述べております。なお、ひろしまの森づくりの森づくり県民税を財源として本事業は本年度から平成23年度まで5年間実施をされる事業でございます。2では、事業の概要を記載をさせていただいております。現状と課題の欄では、人工林につきましては、県内で14万ヘクタールの杉、ヒノキの人工林がございます。しかし、これらの人工林につきまして間伐の遅れなど手入れがされない森林が増加し、災害などが多発する要因の1つとなっており、この面積が6万ヘクタールあります。里山林につきましては、森林放置の増加や松くい虫被害により災害の多発や鳥獣被害の拡大の要因になっている面積が35万ヘクタールございます。これらのうち人工林につきましては、手入れがなされている森林8万ヘクタールにつきまして、林業経営の成り立つ森林として、例えば低コスト林業団地等、既存の補助事業により整備を、育林をしていくということでございます。また、手入れがされていない人工林、放置されている里山林について、環境に貢献する森林としてひろしまの森づくり事業に計画的に地域のアイディアと多様な住民、組織、団体の参画により実施することとなっております。なお人工林につきましては、15年以上手入れがされず放置され、緊急に間伐の必要性がある16年生から60年生の森林6万ヘクタールうち5,000ヘクタールを本事業の対象にするという内容でございます。3で予算額等について記載をさせていただいております。区分欄でございますけれども、ひろしまの森づくり事業につきましては、大きくは補助金事業、交付金事業、県の実施事業の3つに分類がされております。補助事業につきましては、人工林対策としてひろしまの森再生事業を実施をしていくということで、平成19年度県全体では2億9,000万円が予算化をされております。なお括弧書きで20年度以降の平年ベースの事業費についてもあわせて併記をさせていただいています。人工林対策につきましては、20年度以降4億円ということでございます。19年につきまして2億9,000万のうち、庄原市の現在配分が予定されております金額は6,760万円ということで、県全体の予算額に対して23.3%が庄原市へ配分がされる予定でございます。また交付金事業としましては、やすらぎの里山活用、木のぬくもり発見、うるおいのまちづくり、特認事業、以上、大きくは4つの事業メニューがそれぞれございます。県全体ではこの交付金事業に2億6,400万円を19年度予算化しております。平年ベースでは3億5,000万ということでございます。この2億6,400万のうち、庄原市へは3,610万円が交付をされる予定でございます。交付率が13.7%という数値になっております。特認事業については、特に市、町がこの森づくり事業の中で実施をすると、この事業そのものが有効に活用できる事業につきまして県と協議をして実施をするというメニューでございますけれども、これについて19年度は県全体で2,600万円、平年ベースで5,000万の予算が見込まれておるところであります。この事業につきましては、現在、県と事前の調整をしておりまして、庄原市の配分額については未定ということでございます。さらに県が独自に実施をします県民意識の醸成等に使うひろしまの森づくりにつきましては、19年度が900万円、平年ベースが1,000万ということで、合計県全体では平成19年度5億8,900万、平年ベースで8億1,000万の予算が想定をされております。なお19年度につきましては、庄原市で総額で1億370万円の配分が予定されており、配分率は17.6%ということになっております。なお、財源について少し補足をさせていただきます。庄原市の個人にかかるこの県民税の納税額は、原則1人年額500円ということでございます。税制改正に伴う老年者の激変緩和措置によりまして、平成19年度はこの老年者の方については3分の1の軽減措置がございますので、1人当たり300円ということになっております。このことをもとに推計をさせていただきますと、庄原市個人にかかるひろしま森づくり県民税は904万円程度を現在見込んでおるところであります。なお20年度からの平年ベースでは、この老年者控除の激減緩和措置がなくなりますんで、940万円程度を見込んでおるところであります。なお、法人税にかかる法人等にかかります森づくり県民税につきましては、庄原市にかかる均等割額のデータが分析をされたものが県の備北地域事務所の税務局にないということで、県全体では平成19年度500万円程度を見込んでおるということでございます。なおこの500万と申しますのは、森づくり県民税につきましては適用が平成19年4月1日以降に開始する事業年度分から納税をするということでありますので、確定申告が来年度になります。20年度から実際には法人については納税が行われてくる。19年度は、中間申告をされた事業者についてのみ納税ということになりますので、一応500万円程度が今現在、見込まれておるということでございます。続きまして2ページをお開きいただきたいと思います。2ページでは、庄原市が実施しますひろしまの森づくり事業の推進フロー図を掲載をしております。丸で順番をそれぞれ記載しております。順番に沿ってご説明を申し上げたいと思います。まず1番で、事業計画の立案ということでございますけれども、事業計画につきましては、森林所有者、森林組合、森林活動団体等、広範な事業要望を取りまとめて農林振興課の方で事業計画の作成をさせていただきます。この作成した事業計画案につきましては、②で庁内へ組織検討会議を設けまして、7月上旬を目途に地域振興部、教育委員会、環境建設部の多様な視点からの意見をいただきまして、③番の庄原市森づくり事業推進協議会へ諮りたいというふうに考えております。この森づくり事業推進協議会につきましては、森林組合の森林情報や知識の反映、さらには森林活動団体等の意見、そして何よりも納税者でございます市民から見た事業への意見をいただきまして、ここで最終的に事業計画の調整をさせていただき、④のところへございます広島県森づくり事業推進協議会の方へ計画申請をさせていただき、この県の推進協議会で計画承認をいただき、⑥番の8月中旬にはそれぞれ事業実施主体に対して補助金の交付決定ができる予定で現在取り組んでおるとこであります。それぞれ事業主体が大体平成20年の2月、もしく3月上旬にそれぞれ事業を完了していただき、その事業の成果について改めて⑦の庄原市森づくり事業推進協議会において事業の検証を毎年度行っていきたいというふうに考えておるとこでございます。続いて3ページをお開きください。3ページでは、庄原市が実施しますひろしま森づくり事業の実施基本方針の柱を掲載をしております。冒頭少しご説明申し上げましたように、例えば人工林であっても整備が必要と見込まれる面積の約8.3%程度しかこの事業で整備ができないということがございますので、基本的な方針を持ってこの事業の整備に取り組む必要があるということで、4つの大きな柱を立てて推進をしてまいりたいと考えております。1番には、美しい里山の再生を図るということでございます。2点目には、多様な住民、組織、団体の参加を促す。そして3番、ここが一番重要だと考えますけれども、そうは言いつつもすべてのそういう放置森林等が整備できるわけでないということでございますんで、成果が見えるモデル事業の実施を中心に取り組んでいきたいというふうに考えております。とりわけ、例えば国道であるとか、県道から市民や県民が整備の成果を見ることができる、そういうところをモデル事業としてぜひとも実施していきたいというふうに考えておるとこでございます。さらに4番で、林業経営にかかる事業については既存の、例えば低コスト林業団地等の事業を活用していただいて整備を図っていく。この4つの大きな基本方針に沿って庄原市はひろしまの森づくり事業を推進してまいりたいというふうに考えております。それでは4ページをお開きください。4ページで人工林にかかります補助金事業、環境貢献林整備事業でございますけれども、これについて19年度補正予算を計上させていただいた内訳を記載をさせていただいております。補助金事業につきましては、作業区分の欄へ掲載しておりますようにさまざまな事業がございます。1つは、人工林健全化でございます。人工林健全化につきましては、人工林の本数比で30%の強度の間伐をかけていくということで、事業量的には120ヘクタール程度を見込んでおるところであります。これに対する事業費が3,859万1,000円、補助額が3,739万1,000円となっておりますが、この人工林健全化、そしてその次にございます針広混交林化、これにつきましては森林所有者から1ヘクタール当たり1万円の負担金をいただくようになっております。そういうことで事業費と補助額に差違が生じております。同様にその下の針広混交林化、これについても針葉樹林を40%、人工林健全化よりもさらに高い率で間伐をかけてまいります。間伐した後に天然林、要は広葉樹がそこに生えてくるということで森林を保全するということでありますが、これについて15.6ヘクタールを一応今見込んでおるところであります。事業費的には767万5,000円で、消費者負担額がヘクタール1万円ということで15万6,000円、補助額が751万9,000円という見込みを立てております。そしてその次の被害木の処理でございます。これについては、平成16年度の台風18号、23号で大変人工林は大きな被害を受けました。これについては、既に県の単独の補助事業で平成18年度まで被害木の伐倒整理が行われたところでございますけれども、まだ県内には大変多くの、市内にも大変多くの被害木による跡地が見受けられます。これらについて整備をするということで、平成19年度24.5ヘクタール程度を見込み、これの事業費が1,198万円。これについては所有者の負担はなしに、1,198万円が補助額ということになります。それから簡易な作業路の開設でございますが、これは上記3つの事業による作業を施行する上で必要と認められる、例えば高性能の林業機械等を利用する場合に作業路が必要であろうということで2,500メートル程度を見込んでおります。事業費は435万円。さらに簡易な木製構造物の設置ということであります。例えば人工林にしても針広混交林化にしましても強度の間伐をかけるということで、例えば大雨等によって二次災害等も想定をされます。さらに被害木についてはほぼ皆伐状態となりますので、これらについて間伐をした、もしくは被害木を伐倒したその木を活用して二次災害が防止できるように土留の工事等を行うものでございまして、3,500メートル、560万円を現在見込んでおるところであります。そういうことで補助金の森林整備にかかる合計額が、事業費で6,819万6,000円、補助額で6,684万円、所有者の負担がヘクタール当たり1万円で135万6,000円を見込んでおるところであります。さらに事業費の推進調査ということで、これらの人工林等の健全化を図る上では、例えば庄原市へ所有者がいらっしゃらないというような方も対象になられる可能性があるということで、これらの方との折衝費用として76万円を現在みとるところでございます。以上、森林整備と事業推進費、事業推進調査の経費、補助金額で6,760万円を計上させていただいております。なお欄外へ米印で記載しておりますが、この事業を実施する上でもう1つ大きな課題がございます。と言いますのが、間伐材については、この環境貢献林整備事業では搬出をする費用が組んでございません。ということでございますので、この間伐材を今後多様な方向から有効活用を図る検討をしてまいる必要があるということが1つ大きな課題として掲載をさせていただきます。もう1枚はぐっていただいて5ページでございます。5ページは、これは交付金事業ということで、主には里山林整備事業等が行われる事業でございます。交付金でございますので、この事業は100%交付金で事業が実施される。山林所有者等の負担は原則ないという事業でございます。1番へ里山林整備事業という項目がございまして、その下へ括弧書きでそれぞれの事業メニューを記載をしております。この里山林整備事業につきましては、交付金、庄原市19年度3,610万円、現在予定がされておりますけれども、この2分の1以上が里山林整備事業へ使われる必要があるというのが県の要望でございます。放置林整備につきましては、これについては里山林で特に放置がされておるということで、非常に住環境に影響を与えておるというようなところを集中的に20ヘクタール余りを整備をしたいというふうに考えております。また松くい虫の被害跡地整備でございますが、特に今年度、松くい虫の被害が非常に広がっております。そういうこともございまして、松くい虫については1本1本抜き取りという形で伐採をしていきますんで、これは170立方メートルを現在見込んでおります。それから竹林の繁茂が非常に集落の住環境等に悪影響を与えておる。さらには国道、県道、市道、特に市道のですね、交通の支障になるようなところにございますんで、その辺の竹林の繁茂防止。さらにはバッファゾーンということで有害鳥獣と農地等の緩衝帯としてバッファゾーンを設けたいということで、それぞれ放置林整備で1,665万円、松くい虫被害跡地整備で255万円、竹林等の繁茂の防止で302万円、バッファゾーンの整備で820万円の合計3,022万円を予定させていただいております。さらに里山保全活用活動支援事業、それから3番の森林林業体験支援事業、4番の間伐材利用対策事業、5番の環境緑化支援事業、これらはいずれもソフト事業でございます。それぞれ85万円、355万8,000円、124万円、5万円を計上させていただいているところであります。最後に6番の事業推進費としまして、庄原市が設置します森づくり推進協議会の開催費用として18万2,000円、合計ソフト事業で588万円の交付金事業、総合計3,610万円を計上させていただいておるところでございます。さらに特認事業につきましては、木材製材事業及び木質バイオマス関連事業の事業としての成立可能性を調査するということで、委託事業で300万円について現在、県と調整中でございます。またこの交付金事業で、先ほど申し上げましたように里山林整備で出てきます間伐材等の利用についても同様に検討してまいりたいというふうに考えております。以上、ご審議の上、ご議決いただきますようお願いを申し上げ、説明にかえさせていただきます。 ○八谷文策議長 議案第108号については、税務課長。 ◎光永幹夫税務課長 失礼します。別冊になっております。ご準備いただきたいと思います。ご上程いただきました議案第108号、平成19年度庄原市住宅資金特別会計補正予算でございます。住宅資金特別会計の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ453万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2,707万8,000円とするものでございます。歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によるところでございます。めくっていただきまして第1表、歳入歳出予算補正でございます。歳入では、4款諸収入、2項貸付金元利収入の補正前の額1,715万6,000円を補正額453万円で、補正後2,168万6,000円とするものでございます。3ページでございます。歳出では、2款公債費、1項公債費の補正前の額2,102万2,000円を補正額453万円で、補正後2,555万2,000円とするものでございます。5ページから7ページは省略させていただきます。8ページをお開きください。歳入の内容でございます。4款諸収入、2項貸付金元利収入、1目住宅新築資金等貸付金元利収入で、補正前の額1,715万6,000円で補正額453万円とし、補正後の額2,168万6,000円とするもので、補正額453万円は住宅資金元金の繰上償還でございます。次に歳出の内容でございます。10ページをお開きください。2款公債費、1項公債費、1目元金、23節償還金、利子及び割引料で、補正前の額1,639万4,000円で補正額453万円とし、補正後の額2,092万4,000円とするものでございます。補正額は、長期債の繰上償還金でございます。12ページに地方債の調書を添付しております。説明は以上でございます。ご審議の上、ご議決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○八谷文策議長 議題の各案は、この程度にとどめ、質疑は後日にしたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○八谷文策議長 異議なしと認めます。よってさよう決定をいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○八谷文策議長 異議なしと認めます。よって本日は、これにて延会することに決定しました。次の本会議は、6月29日、午前10時から再開いたします。ご参集をお願いします。ありがとうございました。     午前11時11分 延会---------------------------------------   地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。       庄原市議会議長       庄原市議会議員       庄原市議会議員       会議録調製者       庄原市議会事務局長...