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平成29年建設常任委員会(3月 9日)
平成29年第1回予算特別委員会(3月 9日建設分科会)

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  1. 府中市議会 2017-03-09
    平成29年第1回予算特別委員会(3月 9日建設分科会)


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    平成29年第1回予算特別委員会(3月 9日建設分科会)               平成29年第1回府中市議会定例会             予算特別委員会建設分科会会議録  平成29年3月9日午前11時40分、予算特別委員会建設分科会を第一委員会室において開会した。 1 出席委員   主査   居神光男         副主査  髙山詳次   分科員  加藤吉秀         分科員  橘髙尚裕   分科員  加納孝彦         分科員  小川敏男 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   建設産業部長   若井紳壮    監理課長     赤利充彦   まちづくり課長  切原秀隆    整備保全課長   河毛茂利   上水下水道課長  新谷重良    産業振興課長農委事務局長                             杉島賢治   環境整備課長   伊吹公雄    上下支所長    池田弘昭 1 事務局及び書記   事務局長     武田英三    係長       山路英利 1 本日の会議に付した事件   議案第1号 平成29年度府中市一般会計予算について
              ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前11時40分 開会 ○主査(居神光男君) ただいまから予算特別委員会建設分科会を開会いたします。  これより議事に入ります。  予算特別委員会に付託されました、議案第1号「平成29年度府中市一般会計予算について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  若井建設産業部長。 ○建設産業部長若井紳壮君) 特にございません。 ○主査(居神光男君) これより、議案第1号中、本分科会の審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑は、款または項の番号順に行い、原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いいたします。  なお、歳入のうち、本分科会の審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いをいたします。  まず、2款総務費の1項総務管理費、6目企画費、008細目交通対策に要する経費と、これに関する歳入について、質疑のある方は順次、御発言を願います。  髙山副主査。 ○副主査(髙山詳次君) 97ページの008細目交通対策に要する経費として、生活路線バス等補助金の市がかかわっておられる取り組みの内容について、詳細をお願いします。 ○主査(居神光男君) 切原まちづくり課長。 ○まちづくり課長切原秀隆君) バスの利用者につきましては、年々利用者が減っているという状況がございます。その中で、まずは利便性を確保するということが大切かと思います。今年度行いましたものにつきましては、道の駅と府中市民病院グランドオープンに合わせまして、まず、ぐるっとバスの乗り入れというのをやっております。  それから、市内を走っているバス路線をなるべく道の駅を経由するようにということと、府中上下間のバスについては、府中市側の発着点を道の駅に統合したということがございます。  府中市では初めてでございますけど、バスロケーションシステムを道の駅と市民病院に設置し、バスの利用の仕方、利便性はそれで上がったと思っております。  そのほかのものとしては、例えば、ぐるっとバスにつきまして、去年暮れのクリスマスのときに広谷保育所の園児にバスの飾りつけをしていただきました。そのときに通常ぐるっとバスは日曜日、祝日は運行しておりませんが、そのときは特別に運行いたしまして、園児の保護者の方に乗っていただいておるとかそういったこともやってまいりました。  今後につきましては、今までバスに乗ったことがないというお子様が結構多いと聞きますので、特に小さいお子さんを中心に、乗り方教室のような取り組みをしていこうと思っています。 ○主査(居神光男君) 髙山副主査。 ○副主査(髙山詳次君) 私自身もなかなかバスに乗るという機会もございませんけども、先ほどありましたように利用者の確保に向けて、これからもずっと取り組んでいかなければならないと思います。先ほど保育所を含めて取り組みがありましたけども、今後そういうことを含めたほかの広がりといいますか、取り組みは何かありますでしょうか。 ○主査(居神光男君) 切原まちづくり課長。 ○まちづくり課長切原秀隆君) 先ほど申し上げたこととは別に、今、公共交通の計画がありまして、それに沿って事業をしているという状況でございます。路線の編成といいますか、昨年10月にバス会社路線バスの一部のバス路線につきまして、廃止減便ということがありました。今後もバス会社と話をいたしまして、今のバス路線の再編というのが必要になってこようと思います。  どういった形態になるかというのは、今の段階で具体的に申し上げることはできませんが、例えば市内を走っている路線につきましては、便数も少なくて利用者も少ないので、デマンドタクシーのようなものに切りかえるとか、それからバス会社が運行する部分、例えば複数の自治体にまたがるものとか、やや長距離を走っている路線は、バス路線路線ごとのすみ分けといいますか、そういった取り組みというのは、今後、必要になろうかと思っています。 ○主査(居神光男君) 髙山副主査。 ○副主査(髙山詳次君) 今ありましたデマンドタクシーの利用ですかね、その路線といいますか、現状と今後ふやす見込み等ありましたらお願いします。 ○主査(居神光男君) 切原まちづくり課長。 ○まちづくり課長切原秀隆君) 一番近いもので申し上げますと、来月4月1日に諸田と下川辺間、諸田と中国バス府中営業所を結ぶ系統がありますが、この2系統を廃止しまして、ここについてはデマンドタクシーを導入するということで町内会の方々と協議が進んでいるということがございます。  このバス路線につきましては、明郷学園の生徒が使われていますので、生徒につきましては通学タクシーを運行すると。それから、生徒以外の一般の御利用者の方についてはデマンドタクシーを運行するという二本立てといいますか、そういう運行形態になります。  そのほかのバス路線については、平成29年度以降、ほかの自治体にまたがる路線もあったりしますので、いろんな方々と協議をしながら進めてまいりたいと思っています。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。  加藤分科員。 ○分科員(加藤吉秀君) 髙山分科員と同じ項目ですが、予算を6,300万円も使ってやるわけですよね。私は旧市内の元町というところに住んでいるんですが、例えば府中学園の隣に元町のハローズというスーパーがあるんですけども、以前はハローズの前にぐるっとバスの停留所があったんですけども、今はひがき眼科の前になりました。地元の人たちから、今までハローズですごい使い勝手がよかったし、使う人も結構な人数もいたと聞きました。何であそこにしてくれないのかと要望があって、それはバス路線の関係で難しいという答えはしたんです。今のデータで言えば1日45人ぐらいしか乗ってない、これから長期計画で100人を目指すとか、110名を目指すとかいう説明がありました。結局、私はニーズに合う細やかなぐるっとバスにするのが先だと思うんですよね。  これから、ぐるっとバスとかほかのバスというのは、道の駅が交通結節点ということで、郊外からもあそこに人を集めようという。あの位置から800メートルぐらいは歩いて行くといういろんな都市計画について、都市計画審議会とかでも話されています。でも、本当に集めようと思ったら、一歩外の郊外の人だと思うんですね。そうすると、今デマンドとかいろいろ出ましたけども、府中市の郊外の人たちが道の駅や中心地に出て来られるようにシフトしていかないと、極端に言えば、私は、道の駅とか歩いてにぎわうまちづくりとかということを言っていても、近所の人にはあんまりバスがなくてもいいと思うんですよ。そういう人よりも、例えば、父石、僧殿、篠根、河南、本山、ああいうところに頻繁に小さいワゴンでもいいですから、そういうのを使って、郊外の人を集めるようにしないと、今あんだけ立派な中型バスに1日45人しか乗らないような稼働率ということなので、もうちょっと発想の転換をしていただけませんかね。  それは、私たち創生会でも希望していたと思うんですけど、本当に利用したい人というのは誰かということ。遠くのお年寄りの人たちが府中の町中へ、道の駅へ、中心地へ来ようという施策をしていただきたいと思うんです。元町のハローズの停留所も含めて今の意見についてどう思われるか。 ○主査(居神光男君) 切原まちづくり課長。 ○まちづくり課長切原秀隆君) 最初のハローズのバス停につきましては、もともと我々が想定していたルートは朝日上通り線です。工事が完了したのでそこにバスを通すということです。工事期間中の振りかえの関係でハローズから若干東の通りを通って行くという道路事情によってそういったことをやっておりましたが、今回、朝日上通りが全通したということと道の駅がオープンするということを考えまして、朝日上通り線を通るということにしました。おっしゃるように、スーパーを御利用の方には御不便をおかけしておりますが、そういった事情があるということも御理解いただきたいと思います。  それから、ぐるっとバスにつきましては、今は片側一方通行の運転をしておりますが、当初の試験運行では両周り運行をしておりまして、その試験運行の結果を見て今の一方通行運転になっています。アンケートをしたところ、両周りの御要望もありますし、それから中須方面、出口方面、三室橋方面にも延伸してほしいという御要望をいただいておりますので、これはぐるっとバスだけで考えるのではなくて、今おっしゃるように公共交通の全体のあり方の中でバス路線の組みかえが必要かと思っています。  今、広域を走るバスとしては、福山府中間のバスで府中市に入ってからは、通称バス道を走っていますが、バス路線自体のルートの見直しも合わせてできればいいかなと、要は、バスとか、デマンドとか、そういうくくりで考えるのではなくて、広く移動手段ということの中で、ほかの制度、例えばお出かけタクシーチケットですとか、福祉の送迎タクシーとか、そういった広く公共交通移動手段の代替になるようなものを総合的に次の計画の中に取り入れていきたいと思っております。 ○主査(居神光男君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 質疑通告をしてなかったんですけど、きのう、テレビで県議会の委員会を放映していましたけど、その交通対策のことで、いい例として府中市が取り上げられていました。交通体系の中に道の駅を含めて結節点にしておると。さらに道の駅と府中駅をつなぐ構想を立てておると、こういうふうに府中市は評価されているんじゃなと思ったんです。そういう意味で今皆さんがおっしゃっているように、議会報告会コンパクトシティについていろいろ質問が出て、周辺部は切り捨てられているというふうに思われている方もおられると。そして、そのことを聞いたら、コンパクトシティの中で周辺部をどうするかというのはなかなか説明ができないんだということだったんですが、今これを見るとここで説明できますよね、周辺部をどうしようかということがね。もう少し周辺部の上下と道の駅とか、さっきも言った諸田から道の駅とか、協和から道の駅とか、下川辺から道の駅とか、その辺はどう考えておられるのかお願いします。 ○主査(居神光男君) 切原まちづくり課長。 ○まちづくり課長切原秀隆君) コンパクトシティということに限らず、先ほど申しました移動手段というやや大きい視点の中で考える必要があるということです。コンパクトシティというときに、公共交通は、市の中心部があって、その周辺の方がそこへ来ていただいて用事ができるようにと、そういったまちづくりを目指していますので、移動手段として自分で交通手段をお持ちの方はいいんですが、自分で交通手段をお持ちでない方々に対しての特に公共交通移動手段のあり方というのは非常に大事な要素かと思います。  今、具体的なところをおっしゃいましたけれども、なかなか一緒にはできないんですが、地域の方々の御要望があれば、もちろんそうした方向で話を進めますし、平成30年度に新しい公共交通の網計画をつくることにしているんですが、その前段階の新年度から事前の研究といいましょうか、そういったことを始める予定にしています。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(居神光男君) 続いて、4款衛生費の1項保健衛生費のうち、8目環境衛生費、(004細目公衆浴場施設改善事業に要する経費を除く)及び11目公害対策費から13目環境保全費まで並びに2項清掃費とこれに関する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 167ページの汚泥脱水機等撤去更新工事費というのは、汚泥脱水機だけの予算なんですかね。施設の機器は含まないということなんですか、ちょっとお願いします。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) 今回の出口川排水処理施設内の脱水機は、主に脱水機本体の設備とその周辺設備になります搬送ポンプ並びに接続されております配管、配線の更新を予定しております。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 165ページの11目公害対策費で、河川水水質分析委託料自動車騒音常時監視業務委託料というのが、昨年度の予算に対して自動車騒音常時監視業務委託料については、ほぼ倍増という形になっているんですけど、この2項目について、どういう理由で何が追加されたのか、お伺いしたいと思います。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) まず、河川水水質分析委託料の増額の理由でありますが、行縢町の新下田川の水質検査を追加したための増額となっております。これにつきましては、昨年8月に発生しました三和養鶏場からの鶏糞流出によります水質の経過観察を行うため計上させていただいております。回数につきましては、2カ月に1回、年6回としております。  続いて、自動車騒音常時監視業務委託料の増額の理由でありますが、自動車騒音の状況を把握するため、面的評価支援システムというものがあります。このシステムデータ更新費用と合わせてシステムで使用しております電子地図更新費用が増額の理由となっております。この更新は、5年に一度行われます道路交通センサスが来年度発表されることに伴いまして、データ更新が必要となるため行うものであります。また、そのタイミングに合わせて電子地図の更新も行う予定としております。 ○主査(居神光男君) 昼食のため休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~               午後0時1分  休憩               午後1時1分  再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(居神光男君) 再開いたします。  質疑のある方は順次、御発言を願います。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 休憩を挟んでしまったのでちょっと後戻りするんですけど、先ほど保健衛生費公害対策費河川水水質分析委託料の増額について、行縢町の昨年の汚水に対する監視ということなんですが、これは年6回なんですけど、期間的にはずっとやるのか。何年ぐらいをめどにされているのかだけ、お伺いしてよろしいですか。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) 今回の新下田川での水質検査は、新年度以降で当面の間と考えております。というのも、水質事故はそれ以降今のところ起こっておりませんが、まだ抜本的に三和養鶏場の鶏糞の処理のめどが立っておりませんので、当面の間というふうな形で検査を行おうと考えております。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 住民の方にしてみたら深刻な問題だろうと思いますし、また、これから夏場を迎えるに当たっては、また、においとか出るのかなと思ったりもするんで、このあたりはしっかりと安全が担保されるまではやっていただきたいと思うわけです。  続いて、歳出4款保健衛生費、13目清掃費で環境基本計画策定委託料というのが新たに加えられているんですが、この計画策定とは、どういったものになるのか教えていただければと思います。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) 環境基本計画は、平成14年3月に策定しまして、平成17年3月に旧上下町との合併により改訂版を策定しておるところであります。平成13年6月に府中市の環境基本条例が制定されました。目的としましては、「現在及び将来の市民の健康で文化的な生活の確保に資することを目的とする。」として制定されております。  この基本計画は、基本条例の第9条「市長は、良好な環境の保全と創造のための施策を、総合的かつ計画的に推進するための計画を策定しなければならない。」に基づき策定したものであります。  計画期間は、平成14年から10年間としておりましたが、このたびは第2次計画というふうになります。近年、地球温暖化野生生物種の減少など地球規模の環境問題が深刻化しております。今回の環境基本計画には、それらを加えるとともに、環境問題の現況と課題を明らかにし、目標を掲げて、市の役割、事業者の役割、市民の役割などを示したものになると想定しております。また環境の保全とともに、ごみの減量化、リサイクルの推進による資源循環型社会の構築も大きな柱になるものと考えております。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 今回の計画が第2次ということですけど、大まかに言うと、先ほど紹介していただいた具体的な例を追加して見直すという形じゃなくて、改めて第2次計画としてつくる委託料ということで理解してよろしいですか。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) 今回の第2次計画見直しとともに全面的にやりかえるという形を考えております。 ○主査(居神光男君) 加藤分科員。 ○分科員(加藤吉秀君) 関連しまして、神石高原町の養鶏場からの汚染水を分析するんですが、金額はさておいて委託料が177万円かかるわけです。発生源というのはもう明らかにわかっているわけですよね。そしたら、そういう経費を、例えば養鶏業者なり神石高原町に請求するのかどうか、それをお聞きしたいのと。  あと、最初に質問があった汚泥脱水機等撤去更新費用が1億4,499万円のうち、例えば県から幾らとか、交付割合をアバウトでいいですから教えていただければと思います。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) まず、三和養鶏場に対する対策は、府中市と広島県と神石高原町の三者で合同の対策会議を行っております。その中で、基本的には事業所が鶏糞を処理するのが原則になります。そういった形で、さまざま指導なり、助言なりというのを今の三者と連携して、できるだけ早く鶏糞を処理するように業者に対して指導を行っております。本来は事業所自体が責任を持ってその鶏糞を処理するのが基本となります。  続いて、出口川湧水処理施設の脱水機の更新でありますが、事業費の半分は県に補助をいただいてする事業としております。 ○主査(居神光男君) 加藤分科員。 ○分科員(加藤吉秀君) 県と神石高原町と府中市はわかるんです。私が言うのは、養鶏業者は大規模な企業ではないんですから、経営規模も大体想像がつきます。基本的には、午前中にあったリバースの処理と一緒でね、やってみたものも行政が処分費用から何からみんな出して、結局はそれだけの能力がないから、もうそれで終わりみたいな感じにどうもなるような気がしてならないんです。発生源の責任は明確にちゃんと示していただいて、府中市としての被害状況は発生源のもとにちゃんと知らせて責任をとってもらうようにお願いいたします。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) 今、御指摘いただいたように、府中市としても当然事業所に対しましては、第一に流出防止で二度と鶏糞を流さないということとともに鶏糞の処理を早急にするということでの要望なり、住民のそういった切実な思いというのは伝えております。今後、引き続き府中市としても連携をとりながら、事業者に対しても早期の問題解決に向けて努力するように要請してまいります。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。  髙山副主査。 ○副主査(髙山詳次君) 出口川の脱水機の件でございますけども、これの経緯といいますか、年間の脱水量に変動があるのかどうか。  それから、この脱水機の更新というのは初めてなのかどうか、また経緯も含めて、今後の見通し、そこら辺のことをお願いします。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) 脱水機の更新につきましては、今回が初めてだと思います。湧水処理施設自体が、平成29年度でもう30年目を迎えようとしております。その中で脱水機につきましては毎年オーバーホールしていた状況でありますが、かなり老朽化が激しいということで、平成29年度で予算計上させていただいております。  汚泥の年間処理量につきましては、平成26年度で約68トン、平成27年度が約62トン、今年度28年度の見込みとしましては約50トンと見込んでおります。  今年度、処理量が減った理由として考えられますのが、平成27年から原水処理するときの薬剤の使用量を見直しました。そういった効果が今出てきているのではないかと思っております。今後の見通しとしましては、今年度の約50トン程度の量になるものと考えております。 ○主査(居神光男君) 髙山副主査。 ○副主査(髙山詳次君) それで、この汚泥処理ですけども、先ほど聞いたのは年間の変動ですよね。汚泥物に搾らないといかんものが出てくるという変動があるのか、ないのか。それから、これは未来永劫ずっと続く作業になるかどうかということも含めて。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長
    環境整備課長伊吹公雄君) 汚泥量の変動につきましては、雨量の多い少ないによって湧水量自体も変わってきます。その辺の因果関係ははっきりしたものがなかなかつかみ切れておりませんが、処理水自体の変動というのは大きくありません。  一つ大きな変動の要因としましては、30年前の最初と比べまして、カドミなどの原水の濃度が低下しております。年々、重金属等の濃度が低下しております。そういったことも関係して、汚泥自体の量は当初と比べれば減っております。当然、これから先どうなるかということは、年々、濃度自体が減ってきておりますが、それにゼロになるということはあり得ませんので、これから相当長い期間まだ処理自体は続けていかなければならないと考えております。 ○主査(居神光男君) 髙山副主査。 ○副主査(髙山詳次君) ついでにお尋ねしますけども、その汚泥の最終的な処理は埋め立てですかね、その処分先はどちらでしょうか。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) 汚泥の処分先につきましては、最終処分として埋め立て処分をしております。場所につきましては、広島市出島の広島県環境保全公社のほうへ持っていって埋め立て処分をしております。 ○主査(居神光男君) 髙山副主査。 ○副主査(髙山詳次君) これで終わろうと思ったんですけど、最終処分についての項目はどれに当たるんでしょうか。それから、処分が毎年60トンぐらい、単価も含めてお願いします。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) 処分の委託料につきましては、予算書165ページの出口川湧水対策事業に要する経費の中の汚泥処分業務委託料247万6,000円になっております。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。  小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 平成26年度の決算の主要な施策の成果に関する説明書では、じん芥処理費が5億8,369万円ということになっとるんですけれど、それで5億8,369万円の内訳で委託料が2億6,119万8,000円となっとるんですが、今年度の予算では、じん芥処理に要する経費で3億5,889万5,000円と施設管理経費で1億1,748万8,000円ということなので、じん芥処理費が幾らなのかというのがよくわからないんです。決算のようにじん芥処理費が幾らで、それの内訳で委託料が幾らになるかというのを教えてほしいんです。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) じん芥処理に要する経費3億5,889万5,000円、それと先ほど言われた施設管理費1億1,748万8,000円、合計が4億7,638万3,000円となっております。その中で、委託料として、ごみ処理に伴う委託料は2億1,438万3,000円となります。RDF施設に関しては6,189万3,000円、北部クリーンステーションの委託料として159万5,000円、この合計が2億7,787万1,000円となります。 ○主査(居神光男君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) ちょっとメモできなかったんですが、平成26年度決算でじん芥処理費が5億8,369万円なのに新年度では4億円で済むということなんですか。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) そのとおりです。 ○主査(居神光男君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 少なくなる理由はなんですか。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) 平成26年度は決算、今回の比較は予算です。一つ考えられる理由としましては、新年度当初予算では、消耗品費、修繕料合わせて6,400万円計上させていただいておりますが、決算につきましては、修繕料自体も今までの実績でほぼ年間1億円近くの修繕料がかかっております。そういったこともありまして、予算と決算との違いでその辺の差が出ているのではないかと思います。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 関連になるんですけど、先ほど説明があった消耗品費と修繕料というのは、昨年の予算に比べて見ると1,900万円増となっております。補正予算等で年間通じて1億円ぐらいはかかっているという答弁を今いただいたんですけど、それにしても昨年との差額というのはどういうことで出てきたのか、教えていただければ。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) 先ほど説明させていただきましたように、やはり年間1億円ぐらいの修繕料がかかっております。平成28年度当初の予算につきましては3,500万円の予算でありましたが、補正で4,000万円、さらにRDF施設で使う灯油代とか電気代の流用というような形でなんとか賄っているという状況です。  新年度につきましては6,400万円で今年度からいうとふえておりますが、内容としましては、やはり定期的に行う修繕、主要な設備となります乾燥機とか圧縮成形機の定期整備が主なものとなります。それ以外としましては、3年に1回の交換が必要な無停電電源装置の更新でありますとか、計量器の老朽化に伴うパソコン等の更新というのがあります。大半はやはり定期的にそれだけの整備費用、修繕料がかかるというところであります。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) それでは、次に移らせていただくんですが、175ページになるんですが、4款衛生費、2項清掃費、4目し尿処理費、002施設管理経費のうち、保守点検業務委託料というのが昨年に比べてほぼ倍増という形になっているんですけど、この倍増している理由について教えていただきたいと思います。 ○主査(居神光男君) 伊吹環境整備課長。 ○環境整備課長伊吹公雄君) この委託料につきましては、環境センターの委託料となっております。環境センターの計量設備点検整備を行うための委託料が前年度と比べて増額になっておりますが、これは計量器の法定検査が2年に一度行われることに伴い隔年で予算を上げさせていただくということで、ほぼ倍増という形になっております。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(居神光男君) 続いて、5款労働費とこれに関する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。                〔質疑する者なし〕 ○主査(居神光男君) 続いて、6款農林水産業費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  加藤分科員。 ○分科員(加藤吉秀君) 181ページから183ページですけども、1項農業費、3目農業振興対策費について質問させていただきます。  これに野生鳥獣捕獲報償金等々ありますが、上下と府中の猟友会で80万円ずつ計160万円あります。あと、猟友会の中の捕獲隊に40人分の保険料とかがあります。  聞きたいのは、猟友会に聞くと、府中の猟友会の会計は、猟友会に払っているんだけれども、捕獲隊に鳥獣被害の捕獲1頭につき4,000円ですかね、要するに猟友会と捕獲隊の会計が二つあるみたいなことを聞いたんですが、行政としたら猟友会一本にするべきではないかと思うんですが、そのところをどうお考えか。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) 先ほどの報償金の件になろうと思います。1頭4,000円で、今、取りまとめをしておりまして、これから支払っていくという流れになります。府中の猟友会につきましては、猟友会長から捕獲隊の方の実績と猟友会の組織の分とまとめて市へ報告を受けております。その数字に基づきまして、猟友会にお支払いをするようになっていきます。 ○主査(居神光男君) 加藤分科員。 ○分科員(加藤吉秀君) 要するに、窓口は猟友会の会長で、組織が一つということではっきりしていますよね。それはわかります。  それで、12月議会の一般質問でもちょっとさせていただいたんですけども、何しろ今、鳥獣被害の特にイノシシ被害がすごくて、これから多くなることはあっても、減ることはない状況だと思うんですね。そういう中で、イノシシの捕獲ということを効率よくやっていこうと思えば、市としてもいろんな対策といいますか、ここには補助事業として狩猟免許更新取得補助金とか、いろいろされていますけども、とりあえず、私が猟友会に対してお聞きしたのは、猟友会自体が組織としてのガバナンスといいますかね、統治能力がすごく欠けているように感じるんですね。行政のほうで補助金を80万円ずつ上下と府中に計160万円も出しているわけですから、もう少し行政のほうでこういうふうにしてもらわなきゃいけないとか、例えば捕獲頭数を上げてくれとかいうふうな要望をする気はありませんか。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) 捕獲頭数につきましては、毎年3月に開催しております府中市有害鳥獣対策協議会の中で来年度目標を定めて実行していただいております。毎年おおむねその目標を上回る程度の実績は達成していただいております。今後とも駆除する必要を考えれば、猟友会だけで全部のイノシシを駆除するのは到底困難なことかと思いますので、例えば地域の協力としては、箱わなを設置したらえさのやりとりを地域の方に御協力を願って猟友会と地域の人が一緒にイノシシの被害が少なくするような取り組みを進めていきたいと考えております。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 1目農業委員会費で、人件費になるのかどうかお伺いします。このたび、農業委員会の委員定員の改定が途中でなされるんであろうと思うんですが、予算書では、農業委員会委員の報酬として19人のまま上げられているんですけど、このあたりはどういう処理をされているのか教えてください。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) 新しい農業委員会体制が始まるのが7月20日からとなっております。7月19日までは現行の農業委員体制19名というのが残って活動していただくことになりますので、予算書上は19名となっております。7月20日からは9名になります。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 7月から9名という形になるんですけど、昨年の予算書でいくと20人で480万円という予算になっていて、今回は途中から9人になるにもかかわらず475万4,000円という形になっているんですが、これは報償費の値上げによるものでバランスがとれるんですか。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) 20名が19名になっている原因は、農業委員1名が体調不良で11月末をもって辞任をされております。その分が1名減という数字で上がっております。  (「途中から9人になるのに総額が変わってないんじゃないですか」と呼ぶ者あり) ○産業振興課長(杉島賢治君) それは大丈夫です。  委員報酬につきましては、現在は2万円で3カ月と19日分が19名で、新体制後は2万5,000円で8カ月と12日の分ということで、積み上げたらこの額にたまたまなったということでございます。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) そういうことで理解しましょう。  続いて、下のほう、002一般事務経費の中の農地台帳システム整備委託料が随分増額されているみたいなんですが、これも何かあるんでしょうか。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) このシステム委託料につきましては、新年度より農地台帳システムが全国統一システムに移行することになります。そのために府中市の住基、固定資産税システムにある必要なデータを抜く作業があります。それと合わせまして農地情報システムと住基、固定資産税のデータを突合していく必要がございますので、これのシステムの改修費として計上しております。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 185ページの5目地域農政対策費です。園芸作物条件整備事業補助金の227万4,000円と書いてあるんですけど、左側の県支出金では227万3,000円という予算があるんですけど、これはイコールになるわけではないんですか。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) この事業費は227万3,700円を予定しております。全額が県費ということでございますが、歳出は切り上げて、歳入は切り下げているため数字が違うということです。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 切り上げ、切り下げの誤差ということですね。  続いて、187ページ7目土地改良費の中の小規模農業基盤整備工事費はどういったものなのかということと、水路改良工事費について、詳しく教えていただきたいと思います。 ○主査(居神光男君) 河毛整備保全課長。 ○整備保全課長(河毛茂利君) 小規模農業基盤整備工事費でございますが、平成29年度に実施するものは、県単独補助事業のため池緊急整備事業でございます。鷹ノ巣池と竹田池の2カ所を整備します。  この事業は、豪雨などで災害が懸念されるため池の整備を行って、防災対策と施設管理の向上、農業用水の安定確保を図るものです。  水路改良工事費でございますが、これは土地改良施設維持管理適正化事業というもので上下町小堀にある上下川の早田頭首工の整備を行います。この事業は、施設機能保持及び耐用年数の確保を図るため、農業水利施設の整備補修を行うものです。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 191ページの2項林業費ですけど、019ひろしまの森づくり事業に要する経費のうち、事業推進調査委託料はどういったものなのか教えていただきたい。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) この委託料につきましては、ひろしまの森づくり事業の中の人工林健全化を実施する地域の測量調査業務として35万160円と里山林整備事業を実施する区域の測量調査業務として60万円を予定しております。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(居神光男君) 続いて、7款商工費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  加藤分科員。 ○分科員(加藤吉秀君) 193ページ3目観光費についてお伺いしたいんです。広島県は銀座にTAUという物産館がありますし、今度は府中商工会議所が国の援助で神田小川町に府中市のアンテナショップをつくり、そこで府中焼きなんかもするように聞いています。  この前の予算総括質疑の中で、府中市もそこを利用してもう少しPRすれば経費削減にもなるしということを言わせてもらったんですけども、この予算の中に国の補助金でつくる新しい府中のアンテナショップの関連予算がないんだけど、これはもう商工会議所に任せて、府中市行政は、はいどうぞみたいなことなんですかね。そこのところをよろしくお願いします。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) 予算としましては193ページの地域特産品等の販路開拓支援事業負担金として221万5,000円を計上をしています。国の補助対象で大半はいけるんですけど、補助対象外の項目が出てくるんで、当初予算としてはこれだけを予定しております。 ○主査(居神光男君) 加藤分科員。 ○分科員(加藤吉秀君) それでは、ここへ予算計上されている221万5,000円をそっちへ全額振り分けるということですか。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) はい。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 1項商工費の2目の商工業振興に要する経費の総額1,000万円程度が減額をされています。中でも昨年あったブランド化推進事業と見本市等出店事業補助金が廃止されているのかなと思うんですけど、これについて教えていただきたい。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) 先ほどの事業につきましては、廃止ということではございません。予算編成をするに当たりやむなく予算が確保できなかったということでございます。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 廃止ではないけれど、予算が確保できなかったということはあるということですよね。それは要望が出てきたときに補正をされるということでしょうか。
    ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) そのときにつきましては、財政等々と協議をしながら判断をしていきたいと考えます。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 昨年度もそういったのがあったのかなと思うんですけど、一般会計予算の200億円を切るための苦肉の策のような気がしていけないんですけど、やるべきことはちゃんと出していただきたい。これは建設委員会で言ってもしょうがないことだろうとは思うんですが、わかりやすくしてほしいと思います。  続いて、同じく3目の193ページの地域産品等の販路開拓支援事業負担金について、どういったものなのか教えていただきたいと思います。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) これ先ほど申し上げましたように、東京アンテナショップの負担金でございます。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 195ページ3目の上下町町並み現況調査委託事業の内容について伺うのと。魅力ある観光地づくり事業負担金が補助金というふうに変更されているんですけど、これの中身について教えていただきたいと思います。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) 最初の上下町町並み現況調査委託事業につきましては、平成26年から平成28年で実施をしました魅力ある観光地づくり事業の内容を検証し、今後の活動課題である空き店舗等の状況をデータ化することによりまして、今後、取り組む方向性を明確にし、効率的な事務運営と事業展開を目的として調査を行うものでございます。  それから魅力ある観光地づくり補助金につきましては、広島県市町村振興協会の助成金を財源として活用し実施するものでございます。昨年までは広島県の魅力ある観光地づくり事業の予算でございますので、財源が変わったということで補助金に切りかえております。これまで県の魅力ある観光地づくり事業として実施し、去年までは、この事業におきましては上下まちづくり協議会が実施する事業へ負担金として支援をしておりましたが、今年度は広島県市町村振興協会の助成金を活用しまして、次の事業を行います。町並みの景観形成事業としまして100万円、それから白壁の町並みのにぎわい創出補助事業として50万円、それから特産品開発補助として50万円の合計200万円を補助をいたします。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 聞いていてもよくわからないんで申しわけないんですけど、白壁観光環境整備事業補助金については150万円ですけど、これは一緒ではないですかね。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) 白壁観光環境整備事業補助金につきましては、上下町商工会が実施をします白壁観光駐車場用の用地取得と、それに係る整備に要する経費の一部を補助いたします。場所につきましては、末広の裏がおわかりですかね、あの川沿いのちょっと空き地なんですが、現在も駐車場として活用しております。それを商工会が取得して観光用の駐車場にするということになります。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 197ページ010道の駅施設整備事業経費ですけど、この中の道の駅アドバイザー報償費というものと印刷製本費と広告料について、どんなものに充てられるのか教えていただければと思います。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) アドバイザーの報償費につきましては、計画当初からかかわっていただいておりました「萩しーまーと」駅長の中澤さかなさんに引き続きアドバイザーとして御指導を仰ごうと考えております。  それから、印刷製本費につきましては、道の駅のパンフレット制作費として計上しております。それから広告料につきましては、道の駅旅案内中国版への掲載費で春号、夏号、秋号、冬号の掲載を予定しております。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) この広告料というのは、新聞等じゃなくてそういった情報誌への掲載費用4回ということで理解しておきます。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。  小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) ちょっと補正のほうともダブるんですけど、一般質問の中で、平成28年度の6カ月間は予算として年間売上額が6,700万円。それで、2月末が6,900万円だという答弁だったと思うんです。ですから、もう1カ月残っておっても予算オーバーしとるという。要は売上額をオーバーしとるということですよね。  ただ、内訳になると飲食物、地場産品、農産物、その他事業、自動販売機と五つの内訳になっとるんですが、そこの中身がわかればどこが好調で、どこに問題があるんじゃないかということがわかるんじゃないかなと思うんですけど、2月末まで年間売上額の内訳がわかるでしょうか。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) 産直市につきましては、10月から2月が3,642万1,000円です。物販のアンテナショップでございますが、1,905万9,000円、レストランが1,106万1,000円、合計で6,919万1,000円、自販機のほうは集計していませんので、一応これに入っておるということで御理解ください。 ○主査(居神光男君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 農産物のほうが3,000万円の予算で3,642万円だということですよね。それで、地場産品のほうが1,090万円で1,905万円ということで、飲食物というのがレストランじゃないかなと思うんですが、これが1,910万円の予算の見込みで1,106万円ということなので、飲食物が目標に達してないということでいいんですかね、 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) 当初の事業計画に対する目標値に届いてないということで間違いございません。 ○主査(居神光男君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) そうすると、新年度に向けて予算が計画されていまして、レストランが4,284万円ということになっていますけれど、平成28年度でレストランがなかなか目標に達しないということになれば、具体的にはどういうことを新年度では取り組もうと思われているかをお聞きします。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) レストランにおきましては、3月2日から新メニューの開発を行って集客に努めるように心がけております。 ○主査(居神光男君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) もう少し簡単に言えば、どうしてレストランのお客さんが少ないと思われているのか、もう一度お聞きしたいと思います。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) レストランの売り上げにつきましては、やはり産直にお客さんが来て、そのままレストランへ入るというパターンが多うございます。1月、2月に入りまして、産直へのお客様の数が減っております。これに比例してレストランのほうも落ちている状況でございます。暖かくなるにつれましていろんな仕掛けをして人を呼び込むように考えていきたいと思います。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。  加藤分科員。 ○分科員(加藤吉秀君) 今、課長の答弁を聞いていると、指定管理者がそういうことをしなきゃだめなのね、行政は道の駅ができたら産業振興課はもう解散じゃないけども、人員は減らしたわけでしょう。指定管理者の天満屋ハピーマートが、どこまでそういうことをやってくれるか指定管理者の声が全然聞こえてこんのですよ。課長と部下の人が一生懸命やっているが、産直市からレストランへと言っても毎日行ってやるわけじゃないでしょう。だから、ずっと行政ではなしに、そこの考えを変えて、指定管理者がこうするとかということが見えないと。もしレストランの売り上げが上がらなかったら課長が責任とるわけですか。そんなもんじゃないでしよう。指定管理者にしたんなら指定管理者に任せて、もうちょっとこういう経営努力をしてくださいとか、こういうふうにしくださいとかというようなのが必要で、いつまでたっても行政が主体でしていたんじゃ、本来の指定管理にならないでしょうと私は思うんですけども、そこのところはどう思いますか。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) 私どもと指定管理者の関係は、加藤分科員が言われるとおりの関係を保っております。我々に入る要望を指定管理者のほうへ伝えて、経営改善をするようにいろいろと連絡会議を持ったり、調整をしております。あくまでも指定管理者の主体性に任して運営するという基本的な考えは変えておりません。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。  小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 要らんことを言うようですけど、先ほどの道の駅アドバイザーの「萩しーまーと」と言われたんですが、「萩しーまーと」は魚を売るということですよね。魚を売ってお客さんが自分で好きな魚を買って、またつくってもらって、海が見えるところで人と食事ができるとかね、ちょっときれいな店が二つぐらいありました。ああいうのは、レストランとしてはやると思うんですよ、萩なんかの場合はね。府中市の場合は、レストランとしてはやるのかなというのが最初から心配だったんですけれど、それよりは、レストランに余り力を入れんほうがええんじゃないかと思うんですが、どんなんですかね。やっぱり「萩しーまーと」と比べてもレストランの目的というのがかなり違うと思うんですけど、どうでしょうか。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) なかなかこうする、ああするというのは難しいんですけど、指定管理者と一緒に成長するように頑張っていきたいと思いますので、見守ってください。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(居神光男君) 続いて、8款土木費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  橘髙分科員。 ○分科員(橘髙尚裕君) 215ページ8款5項の狭あい道路整備等推進事業に要する経費ですが、何カ所あり、工事内容はどうなのか。また優先順位は要望に対してなのかをお伺いいたします。 ○主査(居神光男君) 切原まちづくり課長。 ○まちづくり課長切原秀隆君) 狭あい道路につきましては、平成29年度に工事をする箇所は目崎町にある狭あい道路1カ所でございます。  それから、今、地元から御要望いただいているのが10カ所程度あります。狭あい道路は、一般的に防災上、緊急車両が入りにくいですとか、建物が建ちにくいとか、そういう状況がございますが、それぞれの地域事情におきまして、それを解消したら、どれだけの効果が見込まれるかということを我々のほうで判断しまして、順序づけをして順次事業をやっていきます。  平成29年度の工事は1カ所ですが、そのほかに測量業務として4件から5件できればいいかなというふうに現在は思っています。その測量が終わったものを、その次の30年度に工事をするという、そういう測量業務をして次の年度に工事をするという流れでいこうと思っております。 ○主査(居神光男君) 橘髙分科員。 ○分科員(橘髙尚裕君) 一つの工事が4年ぐらいかかると思うんですが、どのようにして狭あい道路を把握されているのかお伺いします。町内からの要望もあるし、まちづくり課で調べられて、どこの場所かわかると思うんですが、それについてちょっと。 ○主査(居神光男君) 切原まちづくり課長。 ○まちづくり課長切原秀隆君) 平成29年度の目崎町の事業は、市のほうで状況把握して事業をするというものでございます。それから、地域要望が、先ほど10カ所程度あると申し上げました。これは地元の皆様方からの要望によるものでございます。 ○主査(居神光男君) 橘髙分科員。 ○分科員(橘髙尚裕君) よくわかりました。次の質問なんですが、同じく215ページの都市再生整備事業に要する経費の中で、まちなか立地支援事業補助金がありますが、どのような補助なのかを伺います。また、配分の仕方と申請かどうか、また、対象外とはどのような事業なのかをお伺いいたします。 ○主査(居神光男君) 杉島産業振興課長。 ○産業振興課長(杉島賢治君) この事業につきましては、午前中、御審議いただきましたまちなか活性化支援制度の事業でございます。補助対象外と書いてありますのは、都市再生整備事業の経費のうち交付金の対象外という意味で書いております。どのようにするかということにつきましては、申請については産業振興課が受け付けをいたします。それから、まちづくり課と連携をして、審査し、事業が円滑にいくように進めております。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。  加藤分科員。 ○分科員(加藤吉秀君) 211ページの003桜が丘販売促進事業に要する経費6,186万2,000円の件ですけども、これは私たち会派の創生会も含めて、建設委員会でもこの売り方を抜本的に見直してもらいたいというようなことなんですけども、相変わらずことしの予算も6,000万円のうち4,000万円ぐらいが補助金ですよね。建ててもらう方への新築支援補助金、定住促進補助金、子育て支援補助金とか、合計すると6,000万円のうちの4,000万円ぐらいがそれになります。  例えば、一番下の複数区画購入補助金というのが200万円ありますけども、複数を買われる方は、ことし12区画か13区画売れている。年間22区画を売るという目標を立てて10年計画で完売しようということなんですが、私の知り合いで何人か複数買っていらっしゃる方がいらっしゃるんですけども、この200万円を計上するのに複数買う人を何戸ぐらい予定しているのかを具体的に聞きたいんです。いずれにしろ、1区画にこれだけの補助金を出すと坪単価がかなり安くなりますけども、毎年同じようにこの補助金を出して、来年以降も22区画、ことしも含めて本当にこれで売れると思ってこの予算を計上しているのかということも含めて聞きたいと思います。 ○主査(居神光男君) 赤利監理課長。 ○監理課長(赤利充彦君) 今の御質問の複数区画購入補助金の件につきましては、既に桜が丘にお住まいの方がもう1区画買われるとか、一度に2区画をお買いになるという方に対する補助金でございまして、2区画目の10%を補助するというものでございます。  ですから、大体600数十万円の区画を買われまして、その1割の60万円程度ということでございますので、この200万円というのは、大体3件分ぐらいですので二、三件あればということで掲示をしておるものでございます。  それから、この桜が丘販売促進事業に要する経費6,186万円ということでございますが、私どもとしては、皆様からいろいろと御指摘、御心配をいただいておるわけでございますけども、現状で引き続き売り続けたいと。確かに22区画売れるかというふうなことを言われると、ちょっとそこまで追いつかないことがあるかもしれませんけれども、現状でそのまま売り続けていきたいという思いがございまして、今年度も、同様な予算組みをお願いしたところでございます。  ちょっと説明いたしますと、今現在は、平成22年度以降に販売方式を見直し補助金つけましてから18区画、12区画、22区画、21区画、11区画、12区画、ことしが今の予定で12区画ということで、継続的に10区画以上を売ってきておるわけでございます。この一定程度の販売が続いている状況の中で、今、御指摘いただいております抜本的な見直しということを行っていきますと、私どもとしては、桜が丘に対してあらぬ風評被害も出るやに心配するところでございます。ひょっとしたら、今買わずにもうちょっと待ったらまた安くなるんじゃないのかなとかいうふうなことで、他市町ではそういう風評被害で売れていないというような状況がございます。  ですから、私どもとしまして、今のままでもう少し頑張っていきたい。平成31年10月には消費税の引き上げというものが予定されております。確かに前回の8%の引き上げ時点でも随分とダメージを受けております。それまでは、何としても今の状況の中で、一定程度の販売を続けていきたいということを思っておりますので、ぜひ御支援、御指導をいただきたいと思っております。 ○主査(居神光男君) 加藤分科員。 ○分科員(加藤吉秀君) そういうことで、今までと変わらないということであります。私の言い方がちょっと強いかもわからないが、もうたたき売ってでも早く処分したほうが府中市のためになるんじゃないかと思っています。地価が下がるどうのこうのなんて、これはもう資本主義の日本の社会では、世の趨勢で下がるときは下がると、バブルで、坪が何十万という時代もありましたけども、それもしょうがないと思うんですね。風評被害というのもありますけども、それを気にしていたら、22区画で10年で完売というのは、もう今半分しか多分売れないと思うんですよ。消費税が10%になったりしたら、例えばまた10区画しか売れない、10区画切る。今課長が発表されたように20区画以上売れたのが何回かぐらいのもんなんですよね。ということは、このままでは10年で完売する予定が半分だとしたら単純に20年かかっちゃう、20年ずっと毎年こんな6,000万円も出してたんじゃね、どっちがどうかわからないと。本当に真剣に考えてもらいたいということだけお願いして質問は終わります。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。  小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 私も桜が丘団地販売促進事業ですけど、2月末現在で12区画売れたということになると、357区画中、販売は176区画ということで49%ということですよね。単純に言えばもう半分残っている状態ということになると思うんです。そういう中で、建設委員会に桜が丘団地販売促進事業ということで説明があったんですが、結局、12区画分で7,600万円の収入があったと。予算に上がっていますように販売促進事業に要する経費は6,186万円ですので、500万円ぐらいの差しかないということで、なかなか採算からいったらどうなんかなということだと思うんです。質問は、一つは平成29年度の販売促進予算が6,186万2,000円ですけれど、平成27年は3,914万円の予算になっていますけれど、なぜ半分ぐらいになっとるのかお聞きしたいと思うんです。 ○主査(居神光男君) 赤利監理課長。 ○監理課長(赤利充彦君) ただいま御質問いただいた内容ですが、平成27年度の当初予算、確かに3,914万1,000円ということでございます。それから、平成28年度当初予算は8,492万8,000円ということ。ことしは6,186万2,000円と随分と額に変動があるわけでございますけれども、平成27年度予算につきましては、その前年度の平成26年度予算の3月補正におきまして、国の経済対策に係る補正予算を受けまして、2,920万円を前倒しで補正予算につけておるところでございます。  これは、転入促進、定住促進、子育て支援の補助金等々を前倒しでつけたもので、すぐに繰り越したものですから、平成27年度当初が少なくなっているということでございます。今、申しました2,920万円を平成27年度に加算いたしますと6,834万1,000円となり、大体6,000万円を超える程度で、ことしと同じ程度かなと。それから、本年度の予算につきましては8,492万円でございますが、そのうちコミュニティセンターの関係の工事費等が2,180万円ございますので、この額を除きますと6,312万8,000円ということになります。徐々に減ってはおりますが、3年間の経費といたしましては、大体、同程度ということで計上しておるところでございます。 ○主査(居神光男君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) もう一つ、建設委員会で説明された中で、計画策定以降10年間の必要経費が利子返還補助金、イベント経費、人件費等は収支上2億円強となっているということなんですが、平成22年度の決算の販売促進に要する経費は686万円で、どこからが2億円を超えるのかよくわからないですけれど、平成22年度の決算686万円、平成23年度の1,200万円、平成24年度の2,792万円、平成25年度2,937万円、平成26年の3,682万円、平成27年が今6,834万円と言われたんですけど、こういう合計の結果が2億円を超えるということなんですかね。 ○主査(居神光男君) 赤利監理課長。 ○監理課長(赤利充彦君) 平成22年度以前につきましては、補助金等は全くございませんでしたので、随分と予算的には少なかったと思います。平成22年度以降につきましては、今、分科員のほうから御紹介いただいたような予算措置になっておりますので、その額を全部足せば今までの桜が丘に対する経費ということになるかと思います。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。  加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 199ページ土木費1項の002土木総務に要する経費の中に、光熱水費というのがあるんですけど、昨年の予算では30万円だったものが約450万円ということになっているんですけど、どうしてこうなったのか教えていただきたいと思います。 ○主査(居神光男君) 河毛整備保全課長。 ○整備保全課長(河毛茂利君) 昨年までは、街路灯の電気料金は総務課のほうで支払いをされておりました。街路灯は道路施設であるということで、平成29年度より整備保全課のほうで支払いすることになりまして、光熱水費が400万円ほど増加になっております。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 移管により所管課がかわったということですね。  次に、205ページ2項道路橋梁費の012社会資本整備総合交付金事業に要する経費のうち、測量調査業務委託料という名前で1億円を超える予算が計上されてるんですけど、この内訳について教えていただきたいと思います。 ○主査(居神光男君) 切原まちづくり課長。 ○まちづくり課長切原秀隆君) 金額の比較的大きいものを御紹介いたします。市道名で阿字久佐1号の設計業務が3,000万円。それから新市駅の一つ西の中須大踏切でございますが、実質は工事費なんですけど、踏切内の歩道部分の拡幅改良工事が委託料で4,700万円、これは平成30年度までの債務負担行為として、平成29年度当初予算にお願いしているものでございます。それから、跨線橋梁の法定点検として3,500万円。それから芦田川にかかっています父石町の前原橋のかけかえに伴う負担金が500万円。こういったものが主なものとなっております。委託料という予算科目の名称ではございますが、実質工事の負担として工事費に相当するものも含まれているということでございます。
    ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 測量調査業務という仰々しい名前がつくと、なかなかそこに想像がいかない部分がありまして、もう少し具体というか、工事費なら工事費、設計料なら設計料という形で上げられないのかなと個人的には思うわけですが、この中には複数の業務が含まれているということで理解いたします。  続いて、207ページ3項水路費の単独事業に要する経費のうち、水路新設改良工事が800万円というふうに出ているんですけど、ここの具体的な場所を教えていただきたい。 ○主査(居神光男君) 切原まちづくり課長。 ○まちづくり課長切原秀隆君) 水路2カ所の工事でございます。1カ所は、栗柄町の水路でございまして、その水路の上を市道が通っておりまして、水路天井のコンクリート部分にクラックがきているので補修するというのが一つ。  それからもう一つは中須町の暗渠になっております水路で2年前の夏場の豪雨のときに、排水処理ができなかったということで、周辺に幾らか水たまりができてしまったことで、それを改善する工事でございます。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 209ページ都市計画費1目の都市計画図作成委託料3,000万円出ているんですけど、内容的はどういったものになるのか教えていただきたいと思います。 ○主査(居神光男君) 切原まちづくり課長。 ○まちづくり課長切原秀隆君) 都市計画図というものをつくっていますが、平成26年度に国土地理院が飛行機を飛ばして航空写真を撮影していただいています。そのときの写真データをもとにして最新の都市計画図をつくるために、その写真データを都市計画図に変換するためのデータ変換の作業といったものが主なものでございます。それをもとにしてできた都市計画図の何枚か印刷をするというものでございます。 ○主査(居神光男君) 加納分科員。 ○分科員(加納孝彦君) 都市計画図が、平成26年度のときの最新のものになるということでございますね。  続いて、215ページ都市計画費の7目の老朽危険建築物除却促進事業補助金は、空き家対策という理解でよろしいのかということと。もし、そうであれば150万円の補助金は、年間で何件分ぐらいの除却に対する補助を考えられているのか教えていただきたいと思います。 ○主査(居神光男君) 切原まちづくり課長。 ○まちづくり課長切原秀隆君) 委員がおっしゃるように、これは空き家を含めた老朽住宅の解体の補助金でございます。1軒当たり補助率3分の1で上限額30万円掛ける保険分ということで予算をお願いするものでございます。  空き家の計画を今策定中でございます。自主的にされる除却はもちろん結構なんですけれども、この計画で我々は補助金として準備したいと思っているのが10軒程度ということでございます。平成29年度が空き家の対策の計画をつくって、最初に計画を動かす初年度ということで、募集し補助金の審査を受け付けるのが年度中途からということで、たちまち5軒分の計上ということにしております。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。  髙山副主査。 ○副主査(髙山詳次君) 同じページで、がけ地近接等危険住宅移転事業補助金の内容、地区、対象の件数はどれくらいか具体的にお願いします。 ○主査(居神光男君) 切原まちづくり課長。 ○まちづくり課長切原秀隆君) この対象となる地域は広島県が指定する地域ということになりますが、具体的には、俗にレッドゾーンと言っていますが、土砂災害特別警戒区域と急傾斜地崩壊危険区域にある建物、崖地の崩壊とか地滑り等で建物が被害を受けると想定されるような地域の建物を解体する費用、それから解体した後に住みかえをしていただく移転の費用、こちらは、例えば金融機関から借入金があります場合は利子相当額ということで利子補給を想定していまして3件程度を予定しています。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(居神光男君) 続いて、11款災害復旧費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言願います。  小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 災害復旧費で、昨年の6月と8月、9月も入るのかなとは思うんですけど、昨年の災害で平成28年度の工事費と新年度でやられる工事費の割合はどのぐらいなるのかお願いします。 ○主査(居神光男君) 河毛整備保全課長。 ○整備保全課長(河毛茂利君) 土木災害復旧費の予算ベースでは平成28年度が54%、平成29年度に繰り越しする予算としては46%となります。契約する工事の件数でいきますと、復旧率としては平成28年度に契約できているものが85%、平成29年度になって契約するものが15%となっています。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(居神光男君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。  10分間休憩いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~               午後2時22分  休憩               午後2時31分  再開           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(居神光男君) 再開いたします。  次に、議案第27号「平成28年度府中市一般会計補正予算(第5号)について」の件を議題といたします。  補足があれば、提案者からの説明を求めます。  若井建設産業部長。 ○建設産業部長若井紳壮君) 特にございません。 ○主査(居神光男君) これより議案第27号中、本分科会の審査区分となっている部分に対する質疑を行います。  質疑は、款または項の番号順に行い、原則として後戻りはしませんので、よろしくお願いいたします。  なお、歳入のうち本分科会の審査区分となっている歳出と関連のあるものについては、歳出のところであわせて質疑を行っていただくようお願いいたします。  まず、第4款衛生費の1項保健衛生費のうち、11目公害対策費及び12目出口川雨水対策費並びに2項清掃費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(居神光男君) 続いて、6款農林水産業費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(居神光男君) 続いて、7款商工費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  ありませんか。                〔質疑する者なし〕 ○主査(居神光男君) 続いて、8款土木費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) もう一度、桜が丘団地のことです。今回の開発公社健全化補助金が6,945万円ということですが、先ほども言いましたけど、12区画販売をして7,600万円の収入で経費は約6,700万円ということで、採算が合うのかなと思うんです。しかし、反対に言えば、こんなときに12区画もよく売れるなとつくづく思うし、そういう努力もされておると思うんですが、それじゃあ、なぜ売れるのかということをもう少し説明してほしいというふうに思うんです。  結局、補助金の種類がふえたことが、土地の値段を下げるような効果になっておると私は思うんですけれど、それで、買われた方がどういう評価をして購入しようと思ったのか、それをどういうふうに聞いておられるかをお聞きしたいと思うんです。  補助金が多いので買うのか、安価な値段だから買われるのか、場所がいいから買われるのか、景観がいいので買われるのか、販売されて買われた方がどういうふうなことを思われているか聞いておられれば教えてほしいと思います。 ○主査(居神光男君) 赤利監理課長。 ○監理課長(赤利充彦君) 桜が丘の魅力という点でございますけども、私どもが調査しましたところは、桜が丘を御購入いただき、そこに入っていただいた方は、やはり第一番の魅力としては価格ということをおっしゃっております。それは、補助金によって随分と補填されるので、他の例えば鵜飼町、高木町、中須町、それから駅家町等の土地と比べましても、単価が安くて済むとそういうふうなことをおっしゃっている方が多ございます。  それから、実際に入られてからでございますけれども、やはり一定程度の御満足をいただいておりまして、お友達の方とか、御親戚の方にいいところよというふうにお勧めいただいている方が多いというふうに聞いています。フェアのときなんかにお越しいただいている方に聞いてみますと、そこに入ってよかったということをおっしゃっている方がいらっしゃいます。  そういう意味で、私たちとしましても、販売戦略として、やはり安価であるというところを第一番の魅力として営業活動を市内、市外に渡って続けておるところでございます。 ○主査(居神光男君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 魅力というのは、やはり土地の値段だと思うんです。それと、今言われた、入ってからもよかったというのは具体的にどういうところが入ってからよかったんですか。 ○主査(居神光男君) 赤利監理課長。 ○監理課長(赤利充彦君) やはり新しい住宅地ですので、地域が明るくてきれいであるということもございますし、それから、まだまだ全部建ってないところがございますので、今のところは閑静でいいですよというようなこともおっしゃっている方もいらっしゃいます。あとは、小学校と中学校は府中学園となるわけでございますけども、そこに行くのにも子供たちは結構たくさんいらっしゃいますので、そういう面で寂しさは余りないというふうなことをおっしゃっている方もいらっしゃいます。 ○主査(居神光男君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 今、府中町とか出口町でも空き家を壊して空き地ができまして、そこに結構家を建てられるということなんです。それでモデルハウスも建てられてあるんですけども、結構モデルハウスが売れないんで、どうしてかと聞くと、若い人は、周りに子供の友達がおらないから買わないんだということを言われるんで、結局そういうことが家を購入される判断なのかなと。値段もあるし、子供の友達がおるかどうかということもあると思うんです。そういうことからして、今言われたような魅力をわかりやすくと言っていただいて、販売戦略がつくれないものかなと思うんですが、これは補正ですけども、新年度ではどのぐらいの見込みを思われておるんでしょうか。 ○主査(居神光男君) 赤利監理課長。 ○監理課長(赤利充彦君) 平成28年度の状況をお伝えいたしますと、今現在、お申し込みをいただいているのが21名でございます。21名中、契約まで至っているのが16組。それから決済が済みましたのが3月1日現在で12区画、これにつきましては、3月末までに2区画程度の決済が済むと推測しております。それに基づきまして、補助金の申請枠も減るようになると思っております。  それと、新年度につきましては、今年度の21区画のうち14区画が決済になりますと7区画は新年度のほうに回っていくわけでございますので、これを糧に14区画以上、20区画にできるだけ近づけたい。目標は22区画なんですけども、できる限り20区画に近づけていきたいと、平成31年10月の消費税アップまでには、もっともっと頑張って、ぜひ20区画に近づける数字を出していきたいと考えております。 ○主査(居神光男君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) ちょっとしつこいようですが、もともとこの桜が丘団地を開発し販売に至った理由は、府中市は昼間の人口のほうが多いので、そういう方に府中で働いて府中に家を建ててもらおうというのが一つの目的だったと思うんです。  先日、北広島町へ行きましたけど、北広島町も昼間の人口が多いということで、積極的に働きかけをして毎年30名ぐらい人口がふえているということでした。昼間に府中に来て働いておられる方に対して、どういうふうな取り組みをされようと思っているのか、これもお聞きしたいんです。 ○主査(居神光男君) 赤利監理課長。 ○監理課長(赤利充彦君) 桜が丘販売につきましては、理事会等でもお話をして、各企業のほうにパンフレットとかをお持ちしまして、従業員の方で、もし家が必要な方がいらっしゃったら御紹介くださいというような活動も続けております。  現実的には、なかなかいらっしゃらないわけでございますけども、今委員がおっしゃいますように、昼間の人口が多いということは、よそから通われている方が多いということになってまいります。じゃあ、なぜよそから通っていらっしゃるのかという分析もやっておりますが、市内に住むということになると、やはり福山に遠いという御意見もいただいておるところでございます。  そういう中で、桜が丘につきましては、委員からも、以前、御指摘をいただいたことがございますが、子育てに関して、できればもっと取り組みをふやしていきたいと考えております。どのようなことができるかというのは、まだまだこれからのことですけども、例えば保育所へいらっしゃる子供さん方が、もし桜が丘にお住まいであれば、必ずや小学校・中学校は府中学園ということになると思います。府中学園へ行きたいという方も結構いらっしゃるとお聞きしておりますので、そういう方々を取り込んでいけるような桜が丘の魅力アップの作戦を考えていきたいと思っております。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(居神光男君) 続いて、11款災害復旧費とこれに関連する歳入について、質疑のある方は順次御発言を願います。  小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 先ほど平成28年度と平成29年度の災害復旧費のことをお聞きしたんですけれど、これをお聞きした理由は、実は災害が起こった後のことじゃなくて、災害が起こらないような取り組みというのは予算的にはどういうところへ配慮されておるのか、お聞きしたいと思うんです。 ○主査(居神光男君) 河毛整備保全課長。 ○整備保全課長(河毛茂利君) 防災対策としましては、今やっている事業といたしましては、県営事業なので、治山事業で堰堤とか、法面の工事とか、あとは急傾斜工事になります。県営事業で急傾斜の地域指定された警戒区域などは急傾斜事業をやっているところがあります。 ○主査(居神光男君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) 昨年ちょっと特徴的というとおかしいけど、人家で山が崩れて人が埋まったというようなことがありましたよね、やっぱりああいうところは県の事業ということになるんでしょうか。 ○主査(居神光男君) 河毛整備保全課長。 ○整備保全課長(河毛茂利君) 6月の災害で被災され人的被害があった場所がありましたけれども、それをやっているのは急傾斜事業で県の事業でございます。 ○主査(居神光男君) 小川分科員。 ○分科員(小川敏男君) ですから、防災事業というのは、市と県が協力し合ってそういう予算を組まれるということになるんですかね。 ○主査(居神光男君) 河毛整備保全課長。 ○整備保全課長(河毛茂利君) 先ほど、急傾斜事業とか治山事業とか申し上げましたけども、そういったものは市と県と協議を行う中で整備計画というものを立てまして、その計画の中で位置づけを行って計画にのっとって事業を進めていきます。 ○主査(居神光男君) ほかにありませんか。              〔ほかに質疑する者なし〕 ○主査(居神光男君) なければ、本案に対する質疑はこれにて終了いたします。           ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○主査(居神光男君) 以上で予算特別委員会に付託された案件の本分科会における審査は終了いたしました。  分科会報告の作成については御一任願います。  以上で予算特別委員会建設分科会を散会いたします。
                   午後2時47分 散会...