尾道市議会 > 2019-03-19 >
03月19日-05号

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  1. 尾道市議会 2019-03-19
    03月19日-05号


    取得元: 尾道市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    平成31年第1回 2月定例会              平成31年3月19日(火曜日)  ────────────────── * ──────────────────                 議事日程第5号           (平成31年3月19日 午後1時30分開議)第1 議案第127号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについて   議案第128号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについて   議案第129号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについて   議案第130号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについて   議案第131号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについて   議案第132号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについて          (以上6案一括上程、提案理由の説明、委員会の付託省略予定)第2 議案第 18号 平成31年度尾道市一般会計予算   議案第 19号 平成31年度尾道市港湾事業特別会計予算   議案第 20号 平成31年度尾道市国民健康保険事業特別会計予算   議案第 21号 平成31年度尾道市千光寺山索道事業特別会計予算   議案第 22号 平成31年度尾道市駐車場事業特別会計予算   議案第 23号 平成31年度尾道市夜間救急診療所事業特別会計予算   議案第 24号 平成31年度尾道市介護保険事業特別会計予算   議案第 25号 平成31年度尾道市漁業集落排水事業特別会計予算   議案第 26号 平成31年度尾道市農業集落排水事業特別会計予算   議案第 27号 平成31年度尾道市渡船事業特別会計予算   議案第 28号 平成31年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計予算   議案第 29号 平成31年度尾道市水道事業会計予算   議案第 30号 平成31年度尾道市下水道事業会計予算   議案第 31号 平成31年度尾道市病院事業会計予算   議案第 32号 甲世衛生組合の共同処理する事務の変更及び甲世衛生組合規約の変更について   議案第 33号 公共下水道の汚泥の処理に関する事務の事務委託に関する規約の変更について   議案第 34号 尾道市百島町定期輸送車の運行及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 35号 しまなみ交流館設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 36号 尾道市因島市民会館設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 37号 尾道市瀬戸田市民会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案   議案第 38号 尾道市民センターむかいしま文化ホール設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 39号 おのみち文学の館設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 40号 おのみち映画資料館設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 41号 おのみち歴史博物館設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 42号 尾道市御調文化会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案   議案第 43号 爽籟軒庭園設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 44号 本因坊秀策囲碁記念館設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 45号 尾道市税条例の一部を改正する条例案   議案第 46号 尾道市債権管理条例案   議案第 47号 サンボル尾道設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 48号 尾道市自転車等の放置の防止に関する条例の一部を改正する条例案   議案第 49号 尾道市営専用駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 50号 尾道市営駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 51号 尾道市庁舎駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 52号 尾道市市民会館設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 53号 尾道市御調町防災行政無線局の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案   議案第 54号 非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案   議案第 55号 尾道市営墓園・墓地条例の一部を改正する条例案   議案第 56号 尾道市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案   議案第 57号 尾道市国民健康保険条例の一部を改正する条例案   議案第 58号 尾道市福祉保健施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 59号 尾道市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例案   議案第 60号 尾道ふくしむら老人福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 61号 尾道市向島中央老人福祉会館設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 62号 尾道市介護保険条例等の一部を改正する条例案   議案第 63号 尾道市保育所(園)設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 64号 尾道市因島総合福祉保健センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 65号 尾道市ゲートボール場設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 66号 尾道市漁業集落排水処理施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 67号 尾道商業会議所記念館設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 68号 尾道市農村環境改善センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 69号 向島洋らんセンター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 70号 尾道市市民農園設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 71号 千光寺公園条例の一部を改正する条例案   議案第 72号 尾道市千光寺山索道事業施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 73号 尾道市道の駅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案   議案第 74号 尾道市向島町立花自然活用村施設設置及び管理運営条例の一部を改正する条例案   議案第 75号 尾道市長江口観光バス駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 76号 尾道市営千光寺公園南斜面専用駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 77号 尾道市港湾施設管理条例の一部を改正する条例案   議案第 78号 尾道市児童遊園地設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 79号 尾道市公共下水道条例の一部を改正する条例案   議案第 80号 尾道市御調町公共下水道条例の一部を改正する条例案   議案第 81号 尾道市汚水処理施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 82号 尾道市営単市住宅設置及び管理条例及び尾道市営住宅設置、整備及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 83号 尾道市因島細島ハウス設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 84号 尾道市因島定期輸送車の運行及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 85号 因島アメニティ公園条例の一部を改正する条例案   議案第 86号 尾道市因島野外ステージ設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 87号 尾道市因島レストハウス条例の一部を改正する条例案   議案第 88号 因島水軍城設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 89号 因島アメニティプール設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 90号 尾道市因島フラワーセンター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 91号 尾道市奥山ダム畑地かんがい施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 92号 因島漁船等巻揚施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 93号 尾道市港湾ビル設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 94号 尾道ふれあいの里設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 95号 みつぎいこい会館設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 96号 尾道市みつぎいきいきセンター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 97号 生口島開発総合センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案   議案第 98号 尾道市瀬戸田サンセットビーチ設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第 99号 尾道市瀬戸田町農業集落排水施設使用料条例の一部を改正する条例案   議案第100号 尾道市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例案   議案第101号 尾道市立学校施設等使用条例の一部を改正する条例案   議案第102号 尾道市学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例案   議案第103号 芸予文化情報センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第104号 おのみち生涯学習センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第105号 尾道市長者原スポーツセンター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第106号 尾道市市民スポーツ広場設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第107号 尾道市テニスコート設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第108号 尾道市御調体育センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第109号 尾道市御調ソフトボール球場設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第110号 尾道市御調グラウンド・ゴルフ場設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第111号 尾道市マリン・ユース・センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第112号 尾道市向島運動公園条例の一部を改正する条例案   議案第113号 尾道市瀬戸田町B&G海洋センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第114号 尾道市因島運動公園条例の一部を改正する条例案   議案第115号 尾道市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例案   議案第116号 尾道市勤労者体育センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第117号 尾道市因島椋の里ゆうあいランド設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第118号 尾道市因島体育センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第119号 尾道市立美術館設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第120号 平山郁夫美術館設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第121号 尾道市立圓鍔勝三彫刻記念公園設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第122号 尾道市水道給水条例等の一部を改正する条例案   議案第123号 尾道市水道事業布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例案   議案第124号 尾道市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例案   議案第125号 尾道市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案   議案第126号 尾道市手数料条例の一部を改正する条例案          (以上109案一括上程、予算特別委員長報告)第3 建第1号議案 尾道市議会委員会条例の一部を改正する条例案          (委員会の付託省略予定)第4 建第2号議案 統計不正問題の真相究明と信頼回復を求める意見書(案)   建第3号議案 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を含めた総合的な支援を求める意見書(案)   建第4号議案 食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みの促進を求める意見書(案)          (以上3案一括上程、委員会の付託省略予定)                                     以 上  ────────────────── * ──────────────────本日の会議に付した事件日程第1 議案第127号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについて     議案第128号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについて     議案第129号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについて     議案第130号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについて     議案第131号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについて     議案第132号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについて日程第2 議案第 18号 平成31年度尾道市一般会計予算     議案第 19号 平成31年度尾道市港湾事業特別会計予算     議案第 20号 平成31年度尾道市国民健康保険事業特別会計予算     議案第 21号 平成31年度尾道市千光寺山索道事業特別会計予算     議案第 22号 平成31年度尾道市駐車場事業特別会計予算     議案第 23号 平成31年度尾道市夜間救急診療所事業特別会計予算     議案第 24号 平成31年度尾道市介護保険事業特別会計予算     議案第 25号 平成31年度尾道市漁業集落排水事業特別会計予算     議案第 26号 平成31年度尾道市農業集落排水事業特別会計予算     議案第 27号 平成31年度尾道市渡船事業特別会計予算     議案第 28号 平成31年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計予算     議案第 29号 平成31年度尾道市水道事業会計予算     議案第 30号 平成31年度尾道市下水道事業会計予算     議案第 31号 平成31年度尾道市病院事業会計予算     議案第 32号 甲世衛生組合の共同処理する事務の変更及び甲世衛生組合規約の変更について     議案第 33号 公共下水道の汚泥の処理に関する事務の事務委託に関する規約の変更について     議案第 34号 尾道市百島町定期輸送車の運行及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 35号 しまなみ交流館設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 36号 尾道市因島市民会館設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 37号 尾道市瀬戸田市民会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案     議案第 38号 尾道市民センターむかいしま文化ホール設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 39号 おのみち文学の館設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 40号 おのみち映画資料館設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 41号 おのみち歴史博物館設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 42号 尾道市御調文化会館設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案     議案第 43号 爽籟軒庭園設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 44号 本因坊秀策囲碁記念館設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 45号 尾道市税条例の一部を改正する条例案     議案第 46号 尾道市債権管理条例案     議案第 47号 サンボル尾道設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 48号 尾道市自転車等の放置の防止に関する条例の一部を改正する条例案     議案第 49号 尾道市営専用駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 50号 尾道市営駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 51号 尾道市庁舎駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 52号 尾道市市民会館設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 53号 尾道市御調町防災行政無線局の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案     議案第 54号 非常勤の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例案     議案第 55号 尾道市営墓園・墓地条例の一部を改正する条例案     議案第 56号 尾道市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案     議案第 57号 尾道市国民健康保険条例の一部を改正する条例案     議案第 58号 尾道市福祉保健施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 59号 尾道市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例案     議案第 60号 尾道ふくしむら老人福祉センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 61号 尾道市向島中央老人福祉会館設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 62号 尾道市介護保険条例等の一部を改正する条例案     議案第 63号 尾道市保育所(園)設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 64号 尾道市因島総合福祉保健センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 65号 尾道市ゲートボール場設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 66号 尾道市漁業集落排水処理施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 67号 尾道商業会議所記念館設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 68号 尾道市農村環境改善センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 69号 向島洋らんセンター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 70号 尾道市市民農園設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 71号 千光寺公園条例の一部を改正する条例案     議案第 72号 尾道市千光寺山索道事業施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 73号 尾道市道の駅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案     議案第 74号 尾道市向島町立花自然活用村施設設置及び管理運営条例の一部を改正する条例案     議案第 75号 尾道市長江口観光バス駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 76号 尾道市営千光寺公園南斜面専用駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 77号 尾道市港湾施設管理条例の一部を改正する条例案     議案第 78号 尾道市児童遊園地設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 79号 尾道市公共下水道条例の一部を改正する条例案     議案第 80号 尾道市御調町公共下水道条例の一部を改正する条例案     議案第 81号 尾道市汚水処理施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 82号 尾道市営単市住宅設置及び管理条例及び尾道市営住宅設置、整備及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 83号 尾道市因島細島ハウス設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 84号 尾道市因島定期輸送車の運行及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 85号 因島アメニティ公園条例の一部を改正する条例案     議案第 86号 尾道市因島野外ステージ設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 87号 尾道市因島レストハウス条例の一部を改正する条例案     議案第 88号 因島水軍城設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 89号 因島アメニティプール設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 90号 尾道市因島フラワーセンター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 91号 尾道市奥山ダム畑地かんがい施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 92号 因島漁船等巻揚施設設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 93号 尾道市港湾ビル設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 94号 尾道ふれあいの里設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 95号 みつぎいこい会館設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 96号 尾道市みつぎいきいきセンター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 97号 生口島開発総合センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例案     議案第 98号 尾道市瀬戸田サンセットビーチ設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第 99号 尾道市瀬戸田町農業集落排水施設使用料条例の一部を改正する条例案     議案第100号 尾道市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例案     議案第101号 尾道市立学校施設等使用条例の一部を改正する条例案     議案第102号 尾道市学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例案     議案第103号 芸予文化情報センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第104号 おのみち生涯学習センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第105号 尾道市長者原スポーツセンター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第106号 尾道市市民スポーツ広場設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第107号 尾道市テニスコート設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第108号 尾道市御調体育センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第109号 尾道市御調ソフトボール球場設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第110号 尾道市御調グラウンド・ゴルフ場設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第111号 尾道市マリン・ユース・センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第112号 尾道市向島運動公園条例の一部を改正する条例案     議案第113号 尾道市瀬戸田町B&G海洋センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第114号 尾道市因島運動公園条例の一部を改正する条例案     議案第115号 尾道市勤労青少年ホーム条例の一部を改正する条例案     議案第116号 尾道市勤労者体育センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第117号 尾道市因島椋の里ゆうあいランド設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第118号 尾道市因島体育センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第119号 尾道市立美術館設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第120号 平山郁夫美術館設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第121号 尾道市立圓鍔勝三彫刻記念公園設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第122号 尾道市水道給水条例等の一部を改正する条例案     議案第123号 尾道市水道事業布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例案     議案第124号 尾道市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例案     議案第125号 尾道市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例案     議案第126号 尾道市手数料条例の一部を改正する条例案日程第3 建第1号議案 尾道市議会委員会条例の一部を改正する条例案日程第4 建第2号議案 統計不正問題の真相究明と信頼回復を求める意見書(案)     建第3号議案 妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を含めた総合的な支援を求める意見書(案)     建第4号議案 食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みの促進を求める意見書(案)  ────────────────── * ──────────────────出席議員(28名)    1番 二 宮   仁            2番 柿 本 和 彦    3番 宮 地 寛 行            4番 星 野 光 男    5番 大 崎 延 次            6番 岡 野 斉 也    7番 城 間 和 行            8番 加 納 康 平    9番 岡 野 長 寿           10番 石 森 啓 司   11番 高 本 訓 司           12番 吉 和   宏   13番 山 根 信 行           14番 宇根本   茂   15番 巻 幡 伸 一           16番 田 頭 敬 康   17番 山 戸 重 治           18番 福 原 謙 二   19番 魚 谷   悟           20番 前 田 孝 人   21番 佐 藤 志 行           22番 吉 田 尚 徳   23番 藤 本 友 行           24番 新 田 賢 慈   25番 飯 田 照 男           26番 檀 上 正 光   27番 荒 川 京 子           29番 杉 原 孝一郎欠席議員(なし)  ────────────────── * ──────────────────説明のため出席した者   市長      平 谷 祐 宏       副市長     冨 永 嘉 文   副市長     澤 田 昌 文       教育長     佐 藤 昌 弘   企画財政部長  戸 成 宏 三       総務部長    宮 本   寛   参事(庁舎整備担当)兼総務部総務課長事務取扱市民生活部長  森 田 隆 博           中 津 康 徳   福祉保健部長兼福祉事務所長         参事(少子化対策担当)           檀 上 由 造               村 上 宏 昭   産業部長    岡 田 正 弘       建設部長    山 根 広 史   都市部長    實 井 公 子       参事(下水道経営戦略担当)                                 槙 山 博 之   因島総合支所長 吉 村 雅 司       御調支所長   高 原 茂 嘉   向島支所長   三 阪 詠 美       瀬戸田支所長  田 坂   昇   教育総務部長  松 尾   寛       学校教育部長  杉 原 妙 子   水道局長    村 上   眞       病院管理部長  松 谷 勝 也   市民病院事務部長永 田 一 郎       公立みつぎ総合病院事務部長                                 近 藤 茂 之   消防局長    井 上 建 次       財政課長    中 山 泰 則  ────────────────── * ──────────────────事務局出席者   事務局長    佐 藤 顕 治       事務局次長   原 田 政 晴   事務局次長補佐兼議事調査係長        主査      小 林 巨 樹           新 谷 真 子   議事調査係主任 森 本 祥 子  ────────────────── * ──────────────────                午後1時30分 開議 ○議長(吉田尚徳) ただいま出席議員28名であります。 定足数に達しておりますから、これより本日の会議を開きます。  ────────────────── * ────────────────── △議事日程 ○議長(吉田尚徳) 本日の議事日程は、お手元に印刷、配付のとおりであります。  ────────────────── * ────────────────── △会議録署名議員の指名 ○議長(吉田尚徳) 本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において29番杉原議員及び1番二宮議員を指名いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第1 議案第127号~議案第132号 ○議長(吉田尚徳) これより日程に入ります。 日程第1、議案第127号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについてから議案第132号同じくまで、以上の6案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 平谷市長。 ◎市長(平谷祐宏) (登壇)皆さんこんにちは。 ただいま上程をいただきました議案第127号から議案第132号までの6議案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 これらの6議案は、いずれも人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについてでございまして、友野正信氏、川ノ上明子氏、坂井功一氏、柏原幸子氏、渡邉康雄氏及び空中眞知子氏の6名の方々を人権擁護委員に推薦したいと考え、人権擁護委員法第6条第3項の規定によりまして、議会の意見をお聞きするものでございます。 6名の方々の経歴につきましては、それぞれお手元に経歴書を配付いたしておりますので、ごらんいただきたいと思いますが、これらの方々は人権擁護委員として適任と考えますので、御審議の上、推薦の御同意を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉田尚徳) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております6案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉田尚徳) 御異議なしと認め、そのように取り計らい、これより討論に入ります。 討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第127号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を聞くことについてから議案第132号同じくまで、以上の6案を一括採決いたします。 6案はこれに同意することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉田尚徳) 御異議なしと認め、よって6案はこれに同意することに決しました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第2 議案第18号~議案第126号 ○議長(吉田尚徳) 次に、日程第2、議案第18号平成31年度尾道市一般会計予算から議案第126号尾道市手数料条例の一部を改正する条例案まで、以上の109案を一括議題といたします。 予算特別委員長の報告を求めます。 27番、荒川予算特別委員長。 ◆予算特別委員長(荒川京子) [27番](登壇)ただいま一括議題に供されました議案につきまして、予算特別委員会における審査の経過並びにその結果を御報告いたします。 初日の3月11日は、審査の都合により、平成31年度一般会計予算中、第1条歳入歳出予算の歳入全部、歳出の第1款議会費及び第2款総務費と関連議案並びに第4条地方債、第5条一時借入金の審査を行いました。 まず、予算全般の審査においては、委員より、総体説明で言う「尾道オリジナルのまちづくりへ効果的な投資を行い」とは、具体的には当初予算案のどこへ反映されているのかただしたのに対し、理事者より、特徴的なものとして、都市再生整備計画事業、まちなか文化交流施設整備事業、尾道文化プログラム事業、SAVOR JAPAN活動推進支援事業、地域資源活用推進支援事業、海と山のアート回廊2020、尾道子育て応援スタイルがあると答弁がありました。 これに対し、同委員より、加速する人口流出に対応するには独創性に欠けているのではないかとただしたのに対し、理事者より、尾道オリジナルはもともとあるまちの資源を磨き、生かしていくという趣旨であり、若年層流出の緩和策を重点課題として、総合戦略を見直しながら効果的な施策に取り組みたいと答弁がありました。 次に、委員より、過去12年間の財政指標から、財政の弾力性と将来の財政見通しについてただしたのに対し、理事者より、経常収支比率はおおむね90%台で推移し、弾力性は厳しいものがあるが、交付税算入のない市債を減らして有利な起債を選択し、公債費の質の改善を図っていると答弁がありました。 これに対し、同委員より、財政健全化一本やりから防災・減災のまちづくりへと求められるものが変化している。地域のコミュニティー組織が高齢化している中では協働のまちづくりは難しく、防災・減災、復旧のための職員体制の充実だけでも取り組むべきではないかただしたのに対し、理事者より、市民が安全・安心に暮らせるまちづくりは行政の責務であり、限られた財源と人材を生かしながら今後も努力していくと答弁がありました。 次に、委員より、新年度から3年間で74億円の災害復旧関連事業を執行することで、一般行政施策におくれが出るのではないかただしたのに対し、理事者より、市民に直接かかわるものは延期することなく実施したい、先送りしていく事業で周知が必要なものは年度初めの広報紙等で説明をしていくと答弁がありました。 次に、一般会計歳入の審査においては、市税関係で、委員より、車両が進入できない地域にも都市計画税を一律に課税するのは不公平なので、減免等の救済策を考えるべきではないかただしたのに対し、理事者より、都市計画区域は都市計画事業の実施によって利便性が向上するほか、開発行為に対する法規制が緩やかなことから、資産価値が高まるという利点がある。車両の進入できない地域は、課税の対象となる評価額を低くしていると答弁がありました。 次に、地方譲与税関係で、委員より、森林環境譲与税の概要をただしたのに対し、理事者より、整備される予定のない民間所有の森林の保全事業を行うための費用が譲与税として配分されるが、財源となる森林環境税の課税は震災復興特別税が終了する2024年から実施される予定であると答弁がありました。 次に、地方特例交付金関係で、委員より、来年度は子ども・子育て支援臨時交付金が幼児教育・保育無償化の財源となるが、2020年度以降はどうなるかただしたのに対し、理事者より、地方消費税交付金を財源に充てて、不足する部分は地方交付税の算定に含まれると答弁がありました。 これに対し、同委員より、国が決めた無償化による費用であり、地方交付税への算入ではなく、全額補填を国に求めるべきではないかただしたのに対し、理事者より、国と全国市長会を含む地方六団体で決定された方針に基づき、国が財源を確保しているものと認識していると答弁がありました。 次に、使用料及び手数料関係で、委員より、消費税増税に基づいて使用料等を増額する条例の改正案を提出した背景をただしたのに対し、理事者より、消費税の適正な転嫁をするよう国から通知があったと答弁がありました。 次に、国庫支出金関係で、委員より、国民年金事務費委託金にかかわり、4月から始まる産前産後期の国民年金保険料免除の周知方法をただしたのに対し、理事者より、日本年金機構が各関係機関に周知するほか、市では、母子手帳と一緒にチラシの配布、年金窓口でのチラシの配布、広報紙への掲載等をしていると答弁がありました。 次に、寄附金関係で、委員より、ふるさと納税をより推進していくために返礼品の内容等の取り組みについてただしたのに対し、理事者より、返礼品の上位はかんきつ類が占めており、今後も尾道ブランドを生かして、季節ごとにフルーツを提供できるようにしていきたいと答弁がありました。 これに対し、同委員より、市外の方からの本市への寄附よりも市内の方の本市以外への寄附の方が多い現状では、増収を図る仕掛けが必要ではないかただしたのに対し、理事者より、農産品に加え、季節ごとの海産品を提供するほか、体験型商品の開発を進めていきたいと答弁がありました。 次に、一般会計歳出の審査において、総務費関係で、委員より、職員教育の内容をただしたのに対し、理事者より、多様化する行政ニーズの中で課題解決能力の重要性はますます高まっており、人材育成基本方針に沿ってさまざまな研修を実施し、職員教育に取り組んでいると答弁がありました。 次に、委員より、災害発生時に小学校を活用するに当たり、体育館や多目的教室ではなく、エアコンが整備された普通教室を避難所に指定してはどうかとただしたのに対し、理事者より、避難所のあり方について、教育委員会とも協議しながら検討していきたいと答弁がありました。 次に、委員より、瀬戸田高校活性化事業の内容をただしたのに対し、理事者より、瀬戸田未来塾の開催や瀬戸田高校活性化委員会の広報紙発行など、瀬戸田高校の統廃合回避の取り組みを支援するものであると答弁がありました。 そのほか、委員より、地方交付税算定替の影響、消費税増税によるふえる額と国への納付、市債の償還予定、ふるさと納税担当課の情報共有と返礼品の研究、先進地への視察、新尾道市史の販売価格及び販売方法、職員採用試験の内容と人材育成方針、自主防災組織の活動と保険適用、組織率向上と地域活性化の取り組み、コミュニティー振興費が前年度に比べ1.5倍にふえた要因について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 続いて、2日目の委員会では、前日に引き続き、一般会計予算歳出の第2款総務費から第6款農林水産業費までと関連議案の審査を行いました。 まず、総務費関係で、委員より、うちらの防災マップ作成事業について、従来の事業との違いをただしたのに対し、理事者より、住民が防災アドバイザーの指導のもと、町内会や自主防災組織単位で作成するものであり、作成したマップを市が印刷して、地域の各家庭に配布できるようしたことであると答弁がありました。 これに対し、同委員より、防災アドバイザーの主導で作成することのみが目的とならないようにするための市の考えをただしたのに対し、理事者より、作成過程が住民の防災意識の向上につながり、防災アドバイザーの専門的知見をかりながら、住民が主体となり作成するよう工夫していきたいと答弁がありました。 関連して、他の委員より、避難所は防災マップに全て反映されているかただしたのに対し、理事者より、避難所や箇所数は少しずつ変わってきており、ホームページにはその都度最新のものを更新している。各家庭に配布する防災マップは、作成時点において正しいものを記載すると答弁がありました。 次に、委員より、みつぎ乗り合いタクシーについて、事業開始から約6カ月経過したが、利用状況と路線設定をどのように行ったかただしたのに対し、理事者より、126日の運行で利用者数が449人、1日平均3.56人である。路線の設定については、御調町内を三つのエリアに分けていると答弁がありました。 次に、委員より、Pay-easy口座振替受け付けサービスの導入の効果をただしたのに対し、理事者より、手続の簡素化による市民サービスの向上、口座振替率向上による安定した財源の確保、督促状の発送数減による経費削減及び事務の効率化などの効果があると答弁がありました。 その他、避難所での生活レベルの保持、災害応急資材や備蓄物資、防災行政無線設備等移設の概要、防災情報伝達方法、自主防災組織を機能させ、効果が上がるよう工夫すること、Pay-easy口座振替受け付けサービスの導入理由、ふるさと振興基金積立金の目的及び充当事業、ふるさと振興基金を子供医療費助成制度拡充に充当すること、地域振興基金積立金の概要及び使用目的、市民会館の耐震診断結果と今後の方向性、みつぎ乗り合いタクシーの課題とその対策、公立大学法人尾道市立大学運営費交付金が減額になった要因、御調支所及び因島総合支所の新庁舎建設工事の進捗率と開庁予定について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、民生費関係で、委員より、新たに配置する児童虐待対応専門員及び児童虐待スーパーバイザーの概要をただしたのに対し、理事者より、児童虐待対応専門員は常勤で、主に相談業務や児童相談所及び保健センターなど関係機関との連携調整を行う。児童虐待スーパーバイザーは非常勤で、児童虐待の個別ケースについて、保護者が精神障害や鬱、発達障害などを抱えているような場合に、担当職員が専門的な知識、経験に基づくアドバイスを迅速に受けるために、必要に応じて要請するものであると答弁がありました。 次に、委員より、改元に伴う10連休の中、保育施設の対応をただしたのに対し、理事者より、初日の土曜日は通常どおり保育を行い、その他の日は休日保育を公立、私立を含めて市内1カ所の保育所で行う予定であると答弁がありました。 その他、児童虐待に対応する市の職員数、児童虐待防止条例制定の考え、地域ごとの休日保育、西藤放課後児童クラブ整備事業の概要、御調中央小学校におけるクラブ運営、ひとり親家庭の子供の学習支援事業の目的、臨時保育士の処遇改善、心身障害者優待乗車証等の内容、地域密着型サービス施設整備事業の概要、居住系介護施設の建設予定の有無、子供医療費助成事業費の増加要因、一時保育制度の充実、御調地区へ認定こども園を早期に設置することについて質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、衛生費に入り、委員より、こころのサポート事業にかかわり、事業を始める前と比較して自殺者の推移をただしたのに対し、理事者より、平成28年と平成29年が38人で、本年は暫定値ではあるが22人に減少していると答弁がありました。 これに対し、同委員より、事業の今後の展開をただしたのに対し、理事者より、全国的に前例のない事業で、本年度の評価を検証しながら関係機関との連携を一層深め、新年度においてもこの事業を熟成させていきたいと答弁がありました。 そのほか、10連休中の燃やせるごみ、し尿収集の方針、燃やせるごみの収集日が中6日あくことへの懸念について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、農林水産業費関係で、委員より、森林経営管理事業の概要と今後の事業の見通しをただしたのに対し、理事者より、人工林が荒れないよう管理していくために行う事業で、300ヘクタールの杉、ヒノキの森林を対象に、年間30ヘクタール分の所有者に対して意向調査を行い、管理委託の意向があれば経営管理を再委託し、保育間伐等森林の保護を行っていくと答弁がありました。 その他、森林に対する市の認識、イノシシ等農業被害対策事業費が減った要因、イノシシ被害防止のための市の体制強化、イノシシ被害に総合的な対策を講ずることについて質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 続いて、3日目の委員会では、前日に引き続き、一般会計予算歳出の第7款商工費から第14款予備費までと関連議案、第2条繰越明許費、第3条債務負担行為及び第6条歳出予算の流用の審査を行いました。 まず、商工費関係で、委員より、観光施設管理委託に関し、市から補助金を受けているシルバー人材センターや高齢者就労事業団が業務委託の一般競争入札に参加することは制度としてなじまないという国の通達があるが、新年度はどうするのかただしたのに対し、理事者より、新年度は既に一般競争入札により入札が済んでおり、今後は業務内容によって随意契約も選択できるよう研究していきたいと答弁がありました。 次に、委員より、インバウンド観光客数の推計にかかわる基礎データについてただしたのに対し、理事者より、インバウンド観光客は空港を利用し入ってくるため、実数を捕捉しやすく、推計は平成26年からの伸び率を予想して出していると答弁がありました。 これに対して、同委員より、市独自の基準による観光客数統計を出すことはしないのかとただしたのに対し、理事者より、入り込み観光客の実態把握というのは非常に難しく、基本的には県と市でデータの推計方法を統一していくことが行政のあり方と認識している。これまでの推計方法に加え、Wi-Fiのアクセスポイントを利用するなど適切な推計方法を関係部署と協議していきたいと答弁がありました。 次に、委員より、駐車場不足解消策として、駅前港湾駐車場の増築は可能かただしたのに対し、理事者より、港湾地域については、現在県が検討会を立ち上げ、駐車場を含めたウォーターフロントのあり方を関係団体と協議していると聞いていると答弁がありました。 そのほか、千光寺公園緑地整備管理委託の内容、千光寺公園頂上展望台のリニューアル工事のスケジュール、千光寺公園整備は本市の将来を見据えた総合的な整備とすること、観光施設とは何か、シルバー人材センターと高齢者就労事業団についての市の認識、海事都市推進事業の内容、10連休中の駐車場対策、しまなみ海道自転車道の整備、本通り商店街の事業継承について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、土木費関係で、委員より、急傾斜地対策事業推進、個人負担金の軽減もしくは廃止についてただしたのに対し、理事者より、事業の実施により安全・安心が向上するだけでなく、日照率や建築可能面積などでも利点があるため、受益者に一定の負担を求めている。国や県へは防災予算の拡充を要望していきたいと答弁がありました。 次に、委員より、空き家バンクの事業概要と定着数についてただしたのに対し、理事者より、平成21年10月から始まった委託事業であり、事業エリアの物件所有者が登録した空き家の情報を市と受託したNPO法人が連携して移住希望者に紹介する事業である。また、定着数については、平成29年3月末時点で、市外からこの事業を利用して移住してきた世帯のうち、把握できている29世帯中、居住者は13世帯、市内転居は3世帯、市外転居は13世帯であると答弁がありました。 そのほか、大規模盛土造成地変動予測調査事業の目的及び調査結果を慎重に公表すること、大規模建築物耐震改修補助事業の概要及び対象建築物、災害を起こさないための防災施策と再発防止への取り組み、積極的な空き家利用促進への市の関与について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、教育費関係で、委員より、尾道文化プログラム活動支援事業の概要についてただしたのに対し、理事者より、2020年東京オリンピック・パラリンピック文化プログラムの尾道版で、個々の寺社で行われている落語やライブ等の催し物を一元化し、情報発信する。また、観光協会とタイアップして新たな体験プログラムやイベントのスタートアップを補助するものであると答弁がありました。 関連して、他の委員より、この事業は文化財保護法の改正とかかわりがあるかどうかただしたのに対し、理事者より、法改正との直接のかかわりはないが、多数の文化財を保護、活用できるよう考えていきたいと答弁がありました。 そのほか、文化財の保存、浦崎小学校給食調理場改修工事のスケジュールと今後の給食調理事業の方向性、デリバリー給食に対する市の認識、教職員の教育条件改善施策と35人学級の実現へ向けて、不足する教職員を市独自で雇用した場合に係る費用、少人数学級の実現、教職員未配置の課題、授業こま数増加に伴う教員の負担増、教員の定数改善、まちなか文化交流施設の取得価格について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 続いて、4日目の委員会では、議案第19号から議案第28号までの各特別会計予算10案と関連議案並びに議案第29号から議案第31号までの各企業会計予算3案と関連議案の審査を行いました。 まず、港湾事業特別会計予算の審査に入り、委員より、歳入の係船料について、係船数の見込みとその船種をただしたのに対し、理事者より、係船する船種は海外への売船やドック待ちの係船が多く、平成29年度実績では438隻の係船があり、平成30年度も同程度を見込んでおり、当初予算も前年度並みで計上したと答弁がありました。 その他、係船に伴う騒音について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、国民健康保険事業特別会計予算の審査に入り、委員より、出産育児一時金が大幅に減額されている理由をただしたのに対し、理事者より、平成28年10月から社会保険適用の拡大により国民健康保険から社会保険に移行した被保険者のうち、特に20代から40代前半の女性が約8%減少したためであると答弁がありました。 次に、委員より、歳入の保険料の滞納繰越分を算定した際の収入率の妥当性についてただしたのに対し、理事者より、保険料には医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分とがあり、滞納繰越分は現年度分と比較して困難な案件が多くある。平成29年度実績でも医療給付費分は27.3%、後期高齢者支援金分は27.53%、介護納付金分は25.08%で、これに過去の実績を勘案して収入率を決定していると答弁がありました。 その他、特定健診の受診率向上対策、特定健診の受診率と保険者努力支援制度補助金、保険料が前年度より減額となっている要因、国民健康保険の県単位化後の保険料の仕組み、一般会計繰入金の内容について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、夜間救急診療所事業特別会計予算の審査に入り、委員より、診療所事業収入の増額要因をただしたのに対し、理事者より、本年度の当初予算では1,570万円を計上していたが、決算ではインフルエンザ等の患者数の増により1,700万円ほどになる見込みであり、新年度予算の算定に当たっては、本年度の各月の診療収入の額を積算するとともに、インフルエンザ等の影響も考慮して算出したと答弁がありました。 その他、医師、看護師、薬剤師の過不足、患者数の見込みと患者が病状により2次救急病院に転送される数、5年経過後の施設を含めた体制の更新、一般会計からの繰入金が交付税措置された額について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、介護保険事業特別会計予算の審査に入り、委員より、保険料が前年度より減額され、繰入金が増額された要因についてただしたのに対し、理事者より、保険料については消費税が10%になる関係で低所得者の軽減措置の拡大が予定されているため減額しており、繰入金はその軽減に伴う不足分を補うための繰り入れであると答弁がありました。 その他、保険給付費を増額した要因、基金の残高、本年度末の収支見込みについて質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、後期高齢者医療保険事業特別会計予算の審査に入り、委員より、保険料を上昇させている軽減特例措置の廃止の要因をただしたのに対し、理事者より、平成20年度から後期高齢者医療保険制度が創設され、従前被扶養者であれば保険料がかからなかった方も保険料がかかるようになったため、特例として軽減されていた措置が段階的に見直されている。平成31年度は、前年度9割軽減の方が8割軽減になるので、全体としての保険料は一人当たり平均して900円の負担増となると答弁がありました。 これに対し、同委員より、前年度9割軽減されていた方が8割軽減になって、その方より年金収入の多い前年度8.5割軽減の方の軽減措置が新年度も変わらないのであれば、保険料が逆転し、低所得者層にはより過大な負担になるのではないかとただしたのに対し、理事者より、保険料は逆転するが、前年度9割軽減の所得層の方には年金生活者支援給付金が支給されるため、負担増とはならないと答弁がありました。 その他、軽減措置の段階的見直しに対する市民への周知、保険料の特別徴収と普通徴収の違い、介護保険料の軽減、軽減措置の見直しに対する市独自の救済措置の法的な可能性について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、水道事業会計予算の審査に入り、委員より、三原市で計画されている産業廃棄物の安定型最終処分場が本市の主な水源である沼田川に影響を与えるのではないかとただしたのに対し、理事者より、本市が給水を受けている県の本郷取水場は、最終処分場の影響が懸念されている小原川が沼田川と合流する地点より1キロメートル上流にあるため、本市には影響がないものと考えていると答弁がありました。 その他、県が進めている本郷取水場の水没対策、新たに導入する給水車の仕様と既存の給水車の活用、椋梨ダムの放流等の運用管理、給水戸数がふえ、事業収益が減少している要因、給水戸数の動向と住民基本台帳との整合性について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、下水道事業会計予算の審査に入り、委員より、企業会計へ移行したことによる経営戦略ついて、基本的な理念と方針についてただしたのに対し、理事者より、公共下水道事業と特定環境保全公共下水道事業は以前から企業会計への移行を求められており、公営企業として効率化や経営の健全化も求められるが、本来の目的は公共の福祉の増進であり、市民の安全で安心な暮らしに寄与するための事業も引き続き行っていきたいと答弁がありました。 その他、地方公営企業法の全部適用とした意図、事業管理者の権限について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、病院事業会計予算の審査に入り、委員より、経営改善のため、人間ドックに観光をセットした海外向けのプランを検討してはどうかとただしたのに対し、理事者より、本年度の収支では一定の改善が見込まれ、新年度では少額でも黒字を計上している。まず、これを着実に継続させることが重要と考えており、委員の意見は意見として参考にしながら、まずは足元を固めることに注力したいと答弁がありました。 次に、委員より、市民病院における入院収益の増額と給与費の減額要因をただしたのに対し、理事者より、地域包括ケア病棟をつくるなど病棟の効率化や、ICUをHCUへ転換したことなどが収益改善を見込んでいる主な要因である。また、費用における給与費の減は、職員数の減と支払いを伴わない育児休業職員を含んだ額であると答弁がありました。 その他、瀬戸田診療所の外来患者数及び入院患者数について、瀬戸田診療所の受水槽の設置と断水時の対応能力、瀬戸田診療所での透析治療の検討、費用における消費税増税の影響、新改革プランと地域医療構想、市民病院における実質収支、新改革プラン策定スケジュール、市民病院の建てかえ、市民病院とみつぎ総合病院を比較しての医師数と患者数の関係性について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 以上が審査の概要でありますが、採決の結果、議案第18号、議案第28号、議案第34号から議案第44号まで、議案第47号から議案第53号まで、議案第55号、議案第56号、議案第58号、議案第60号、議案第61号、議案第63号から議案第77号まで、議案第79号から議案第81号まで、議案第83号から議案第99号まで、議案第101号、議案第103号から議案第122号まで、議案第124号及び議案第126号、以上の83案は賛成多数で、これらを除く残りの26案についてはいずれも全会一致で原案のとおり可決するべきものと決定した次第であります。 以上で予算特別委員長の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(吉田尚徳) 予算特別委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 予算特別委員長の報告に対し質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 9番、岡野長寿議員。 ◆9番(岡野長寿) (登壇)皆さんこんにちは。日本共産党、岡野長寿でございます。 共産党の市議会議員団を代表して、議案に対する討論を行います。 反対する議案は、議案第18号平成31年度尾道市一般会計予算、議案第28号平成31年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第63号尾道市保育所(園)設置及び管理条例の一部を改正する条例案、その他消費税増税関連の議案、議案第34号尾道市百島町定期輸送車の運行及び管理条例の一部を改正する条例案など80議案、議案番号では、第34号から第44号、第47号から第53号、第55号、第56号、第58号、第60号、第61号、第64号から第77号、第79号から第81号、第83号から第99号、第101号、第103号から第122号、第124号ないし第126号です。その他26議案には賛成します。 新年度の予算審議は、安倍政権が国民に消費税増税、憲法改悪など重大な攻撃をかけてくる中で行われました。経済が下降局面に入る中で、増税を本当に実施していいのか。トランプ大統領の言うままに戦闘機を爆買いし、国民につけ回しをするような政治でいいのかが今問われています。 このような中、市政に求められるのは、市民の暮らし第一という観点から、増税による市民の負担増を緩和し、未来に生きる子供たちの健やかな成長のために、さらなる子育て支援や教育への予算措置をすること、また活力ある尾道市のために、広くなった市域を結ぶ海の道、陸の道整備への投資を怠ってはならないこと、災害による被害からの回復に努め、それを未然に防止する手だてをでき得る限りとっていくことではないでしょうか。 しかるに、提案された予算案などは、国の言いなりに増税を市民に転嫁し、75歳以上の後期高齢者医療保険料の値上げなど、高齢者いじめをするものとなっています。これを黙認するような市議会であっていいのかが私たち市議会議員に問われているのではないでしょうか。 日本共産党市会議員団は、尾道市の基金総額が10年前の約2倍にふえていることを指摘し、財源措置も含めて子供医療費助成制度を18歳まで広げることや中学校給食を改善すること、教職員を増員して子供の学習条件を改善すること、国民健康保険料の引き下げ、特養ホームの増設、しまなみ海道料金軽減やフェリー航路の復活など具体的に提案しましたが、学校給食において親子方式をモデルケースとして広げていくことなど一部改善の表明はあったものの、基本的には市民の期待に応え得るものとはなっていません。 それでは、反対する議案ごとに理由を述べます。 まず、議案第18号平成31年度尾道市一般会計予算です。 一般会計予算は、新年度市が行う各分野の予算が全て集約された予算であり、そこに計上された予算が全て悪いというものではもちろんありません。私たちが求め、前進してきた子供の医療費助成の中学卒業までの制度や市独自の高齢者優待乗車制度などがあります。 一方、本庁舎を初めとした建設費40億円の予算が計上されています。本庁舎について言えば、これまで述べてきたように、液状化することが明らかな場所に防災拠点として本庁舎を新築することには大きな問題があります。南側の護岸が地震で崩れるようなことになれば、北側の道路は液状化で通行不能になるばかりでなく、新庁舎周辺の地盤そのものが海へ流出してしまい、近づけない状況になります。また、電気、水道などのインフラがダメージを受け、防災拠点の役割が果たせなくなることも予想されます。このような問題があるにもかかわらず計画どおり進める予算になっていること、また昨年7月に豪雨災害に見舞われ、そのことを踏まえた予算であるべきですが、災害の被害そのものをなくそうとする姿勢が見えないことです。 市長は、総体説明で、災害復旧予算は74億円を見込んでいると言いましたが、災害の発生を防止する急傾斜対策事業はこれまでの延長線上にとどまっています。しかも、本会議や予算特別委員会の質疑で明らかになったように、事業のハードルになっている高額な住民負担金を三原市や府中市のように廃止すべきとの求めに応えようとする姿勢はありませんでした。これで本当に豪雨災害をなくそうとしているのか、疑問です。 中学校給食についても、多くの中学校で実施されているデリバリー給食は、生徒の注文率は16%程度であるにもかかわらず、抜本的に改めようとしていないことです。 総体質問で、先ほど述べました浦崎中学校の給食を浦崎小学校でつくって、再来年10月から実施するための施設の設計費が計上され、親子方式のモデル事業として広げていくことが明らかになり、そのことは評価しますが、5年前、議会で請願採択となった自校または共同調理場方式での中学校給食を早期にとの姿勢は見えず、破綻したといっていいデリバリー給食に依存する姿勢です。 イベントよりも市民生活の暮らしにしっかり目を向け、耳を傾け、地方自治法が述べているように住民福祉の増進に重点を置くべきであり、反対します。 次に、議案第28号平成31年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計予算について、反対する理由について述べます。 平成29年度に所得割軽減が5割軽減から2割軽減へと改悪されただけでなく、平成30年度には所得割2割軽減も廃止され、収入の少ない所得金額50万円、この階層でも3万21円から3万7,642円に保険料負担が値上げになりました。そして、新年度予算では、前年の均等割の値上げに加え、所得0円で年金収入しかない80万円以下の階層の均等割9割軽減が8割軽減に改悪され、4,500円が9,100円に値上げされました。他の委員から、各種保険料は滞納になっている問題解決の必要性を指摘する議論がありましたが、問題は、収入が少なく、保険料値上げに対応できないような方々にまで課税が強化されてきているということを看過すべきではありません。よって、反対します。 次に、議案第63号尾道市保育所(園)設置及び管理条例の一部を改正する条例案に反対する理由について述べます。 公立の向島認定こども園を民営化する議案第63号は、公立と私立の割合をこれまでの了解事項となっていた50対50を30対70に改悪するもので、公立の比率を低下させることに拍車をかけることになり、自治体の保育責任を曖昧にするおそれ大です。よって、反対します。 最後に、10月からの消費税増税に関連した議案に反対する理由ですが、消費税増税で市民の負担がふえ、暮らしに悪影響を与えることから、私どもは増税に反対です。市は、この増税分を市民が利用する公共施設の利用料やサービス料に転嫁し、値上げしようとするものです。予算委員会の質疑で明らかになったように、この80議案の値上げによる増収分は660万円で、市民に寄り添う立場なら議案として提出しないことも可能です。提出すべきではありません。しかも、この金額が集まったとしても、国に納めないということですから、便乗値上げとのそしりを免れません。よって、反対します。 以上、日本共産党市議会議員団としての討論とします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(吉田尚徳) 24番、新田議員。 ◆24番(新田賢慈) (登壇)創生会の新田賢慈でございます。 創生会を代表して討論を行います。 まず初めに、議案に対する態度でありますが、平成31年度一般会計予算を初め、提案をされました全ての議案に賛成をいたします。 日本経済及び県内の経済状況は穏やかな回復がされております。尾道市の平成31年度予算額は、一般会計では649億5,000万円で、対前年度比1.9%で12億2,000万円の増額になっています。特別会計では、10会計の合計が358億2,368万円で、国民健康保険事業、介護保険事業等の増額がありますが、公共下水道事業特別会計及び特定環境保全公共下水道事業へ移行するため、対前年度比6.9%、26億5,619万円の減額となっております。企業会計では、3企業合わせて248億9,049万円となり、耐前年度比19.3%、40億2,867万円の増額になっています。全会計の合計は1,256億6,418万円で、対前年度比2.1%、25億9,248万円の増額となっています。 歳入では、主なものは、市政全体で前年度比1.0%の減、約181億4,700万円、地方交付税は、普通交付税が4.1%増、特別交付税が11.8%の増、合わせて5.1%増の145億2,000万円見込まれています。 さて、予算を見てみますと、平成30年7月に発生した豪雨では、本市でも人的、物的な甚大な被害が生じ、災害復旧・復興に要する総事業費は約74億円が見込まれています。平成31年度予算では、企業会計を含む32億1,000万円が予算化されています。全面復旧にはまだ日数を要する状況にありますが、被災された方々が日常生活に一日も早く戻れるよう、施設の早期復旧・復興を進め、さらに観光需要の回復なども進められています。 また、本庁舎を初めとする庁舎整備事業や尾道市クリーンセンター整備事業、向島中学校改築事業、(仮称)尾道認定こども園整備事業、地域医療、子育て、教育環境の整備拡充、交流人口の拡大などの予算が組まれております。また、尾道港開港850年を契機に、海と港を核としたまちづくりにも取り組まれています。人口減少と少子・高齢化の進む中、健康で快適に暮らすための健康・福祉・医療・介護の充実への事業も取り組まれています。バランスのとれた予算編成であると思います。 次に、公立病院の運営についてでございますが、私は、市民病院は経営が安定していることも大事であるが、市民に必要とされる病院、市民に愛される病院であることが同様に重要なことであると思います。そのためには、効率化や合理化ばかりを追求するのではなく、市民や患者に寄り添った、心のこもった対応にも心がけていただきたいと思います。 次に、市民病院の建てかえについてでございますが、答弁では、院長を中心とした市民病院の果たすべき役割や患者数の推計などから、病院の機能や適正な規模など市民病院のあり方について内部での検討を行ったが、具体的な内容や時期等をお示しできる段階ではないが、今後は具体的な計画づくりを行うための体制や手法などを検討していくと答弁がありましたが、早期に建てかえを行っていただきたいと思います。 これで討論を終わります。 ○議長(吉田尚徳) 11番、高本議員。
    ◆11番(高本訓司) (登壇)皆さんこんにちは。平成会の高本訓司でございます。 平成会を代表いたしまして討論を行います。 まず、議案に対する態度ですが、新年度各会計予算及び関連議案等109案全てに賛成をいたします。 次に、若干の所感を申し上げますが、新年度予算は昨年7月の集中豪雨の影響による復旧・復興が主になっておりますが、3年という短期間での復旧になりますが、最優先課題として取り組んでいただきたいと思います。 あわせて、新市建設計画やほかの新事業実施もあり、財政的には大変な時期となりますが、健全な財政運営に努めていただきたいと思います。 終わりになりますが、3月末で退職される職員の皆さん、長い間御苦労さまでした。今後の健康に留意され、尾道市のため御尽力をいただきますようお願いして、平成会の討論を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○議長(吉田尚徳) 26番、檀上議員。 ◆26番(檀上正光) (登壇)皆さん御苦労さまでございます。 市民連合を代表いたしまして討論を行います。 まず、議案に対する態度でありますが、平成31年度尾道市一般会計予算案を初めとする109議案については、全て賛成をいたします。 新年度予算にかかわる私の総体質問に対して、市長からは、尾道クリエイト850、復旧・復興から未来に向けたまちづくりをキャッチフレーズに掲げ、尾道港開港850年を契機として、尾道の魅力を最大限生かした独創的なまちづくりを進め、そのスタートの年にしたいとの答弁がありました。そして、第4期の黄金時代に差しかかりつつあるとの答弁もありました。過去最大規模の予算によって新年度が尾道の第4期黄金時代のスタートにふさわしい年となることを期待しておきます。 次に、若干の意見を述べておきます。 10月から消費税が8%から10%に引き上げられます。消費税導入後30年が経過しますが、消費税導入の理由として、かつては財政再建や安定税収の確保が言われ、近ごろになり社会保障の拡充を理由に税率が引き上げられてきました。しかし、実際には保険料と自己負担の引き上げが続いてきたところであり、社会保障の拡充に疑問を持つものであります。つまり、税収総額がほぼ同じの消費税導入の1989年度と2016年度を比べると、法人税と所得税は合計12.4兆円の減収、消費税は14兆円の増収となっています。そして、消費税収は、法人税と所得税の減税による減収の穴埋めに回り、社会保障の拡充には回っていない勘定となっているというものであります。 本会議でも述べましたが、今求められているのは逆進性の高い消費税増税を言う前に、応能負担原則に基づく不公平税制の是正こそが先決なのであります。消費するのに罰ゲームを受けているような感覚を受ける消費税が税率以上の消費引き締めの効果、消費不況を生じさせることは否めないのではないかという声もあり、懸念を持つのであります。 よって、今議会に提案されています予算案や条例改正案の中に消費税の増税に関するものがあり、本来なら反対すべきものでありますが、消費税込みの歳出予算や法律を廃止する以外、消費税増税を無視できないことから、やむなく認めざるを得ないというものであります。 また、新年度の地方財政計画において、今まで交付税算定に反映されていたトップランナー方式に着目した減額が行われなかったことや、昨年注目されていた地方自治体の基金残高も議論されていないことについては、引き続き注視することとともに、これらが今後も反映されることのないよう要望活動を続けるべきであります。そして、何よりも交付税率の比率を引き上げる活動にも力を入れ、財源の確保に努めるべきであります。 また、近年、大きな災害が続き、今後も集中豪雨、大型台風、南海トラフ大地震などの大災害が起こる確率も高くなっているようであります。その対策、つまり防災・減災の取り組みも重要であります。その中でも、マンパワーについては、我が会派の議員が今までも、そして今回も指摘したとおり、災害現場での対応ができる専門職や技術職員の確保を強く求めておきます。 加えて、今議会における予算特別委員会で、我が会派の議員が歳入を初め歳出での総務、民生、商工、土木、教育費などの各款、項、目、各特別会計や各企業会計など全般にわたって質問し、意見、提言を行ってきましたが、予算の執行に当たっては、これらの意見、提言を十分に生かされますよう求めておきます。 結びに、今年度をもって退職されます職員の皆さん、長い間大変御苦労さまでございました。3月末で公職から離れることとなりますが、今後は皆さんそれぞれの特技や趣味などを生かされ、さらに御活躍されますよう期待をいたしております。 以上をもちまして市民連合を代表しての討論といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(吉田尚徳) 18番、福原議員。 ◆18番(福原謙二) (登壇)公明党を代表しまして討論を行います。 まず初めに、今議会に上程されました平成31年度予算を含む全議案には賛成をいたします。 新年度は、あらゆる意味におきまして新たなる起点となる年になります。尾道市も開港850年、しまなみ海道20周年と佳節を迎えます。尾道丸は、答弁にもありましたように、貴重な開港850年前からの歴史を誇りとして、尾道クリエイトを旗印に、船体を修理しながら尾道オリジナルをかじとして、多くの積み荷を換金し、基金運用を的確に行い、荒波にも打ちかって安全航海をし、第4期黄金時代をつくっていただきたいと思います。防災・減災・復興を政治の中心にして、まずは被災前の状態に復旧することにとどまらず、創造的なまちづくりを目指して全力で復旧・復興に取り組んでいただきたいと思います。 今後、南海トラフ大地震を想定内に置いて、全ての施策展開を、また一番重要な課題は、市民一人一人にいかに正しい危機意識、防災意識を持ってもらうかだと思います。そのためにも地域に寄り添い、住民参加の取り組みを前進させてください。 今回も多く議論されましたが、少子・高齢化、人口減少が喫緊の課題の中、本年10月からの消費税が10%になる予定ですが、これはお年寄りにも、若者も、子供も安心できる、必要な人に必要な施策が行き渡る全世代型社会保障制度構築に必要だと考えています。臨時特例措置として軽減税率導入や所得の少ない方、子育て世代等への対策などが準備されています。消費税10%とともに幼児教育・保育の無償化など多くの施策展開がされ、手続上に変更点も多くあると思いますが、市ホームページ、広報紙、FM、ケーブルテレビ、携帯などへの周知を徹底していただきたいし、窓口におきましても丁寧な対応をお願いをいたします。 教育行政におきましては、ことし市内の中学校がはえある県教育奨励賞を受賞したことは、大きな励みになりました。この受賞は、尾道市の教育行政が痛ましい過去から多くの課題を模索しながら難関を乗り越えてきた一つの節目であると思います。これから未来に向かって子供たちが尾道で学んでよかったと成長していくことを願っています。一つお願いしたいのは、この節目からそれぞれの小・中学校の校長を中心に、基本は大事にしながら発想豊かに独自性を出す方向性も大事にしていただきたいと考えます。 最後になりますが、今期で議員を勇退される先輩議員の皆様におかれましては、常日ごろ御指導いただきましてまことにありがとうございます。また、市役所を退職されます職員の皆様、大変にお疲れさまでした。日夜業務に精励されてこられましたことに感謝と敬意を表するものであります。これからもそれぞれの地域で今までの経験を生かして貢献されることを望みます。お元気で新たな人生の道を歩まれますよう御祈念をいたしまして、公明党としての討論を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○議長(吉田尚徳) 20番、前田議員。 ◆20番(前田孝人) (登壇)皆さんこんにちは。尾道未来クラブの前田孝人です。 会派を代表して討論を行います。 まず、議案に対する態度でありますが、平成31年度予算と関連する議案全てに賛成をいたします。 その上で、若干の意見を述べたいと思います。 今議会の総体質問で、私は、尾道市の都市力、平谷市政の12年間の検証、子供の虐待問題、小・中学校の教室を避難場所にしてはどうか、また市民病院の経営について、市長の考えを求めたものです。しかし、私的に見ると、全く納得のいく回答ではありませんでした。総体質問の中で、3期12年の平谷市長からは二、三十年先の尾道市の将来像、すなわちビジョンが全く見えてこないと指摘をしました。そうです、職員も議員も、ましてや市民もであります。つまり、尾道丸という船は、航行はしているが、平谷船長が走れと言うから走っているだけで、職員、議員、市民には目的地がどこの港なのか全くわかりません。市長は、目的の港に向かう尾道丸の船長であるはずですが、船長の役割は、目的の港をはっきりと示し、それに向かう最善の航路を示す。その上で、船員、乗組員を指揮して、安全な航海を行うことであると思います。尾道市の人口は、2040年には10万人、また2060年には7万5,000人と言われています。そのときの尾道の姿はどうなんでしょう。そのころの市税収入は、地方交付税は、また高齢化率は、生産年齢人口などなど、近未来の尾道の姿を示されたことがあったでしょうか。しかし、平谷市政では、5年先までの財政予測しかやりません。5年程度の予測で将来に向けての持続的に発展するまちづくりができますか。将来ビジョンのない中では、私は不可能と申し上げておきます。 ところで、総体説明の中に、尾道の持つ地域資源や交通の要衝としての拠点性、人材をフル活用し、尾道オリジナルのまちづくりのため、持続可能な行財政運営を推進することを基本方針とするとあります。しかし、予算委員会での杉原委員とのやりとり、尾道オリジナル事業は何があるのかという質問に対する答弁で、その事業の中の一つに尾道城の取り壊しを上げられました。これには驚くとともに、思わず笑ってしまいました。この答弁こそ本予算の内容を象徴していると思った瞬間でありました。つまり、皆さん方は尾道オリジナルと意気込んでアドバルーンを上げておられますが、それと呼ぶにふさわしい事業は見当たらないということが明らかになりました。一つの例ですが、尾道城の取り壊しが尾道オリジナルの事業ですか。実態を伴わない持続可能な行財政運営方針、平成31年度予算編成が整合性のないことを改めて考えさせられました。 また、深刻な人口流出対策や未来志向の新たな産業の育成や誘致など、尾道市の将来にとって欠かせない基本的な予算がどこにも見当たりません。総体質問でも指摘をしましたが、単に総花的な予算編成にすぎないことを残念に思っております。 また、市民病院については、新年度は一般会計からの基準外の繰り入れは予定せず、90万円の黒字を計画しておられます。このことについては総体質問でも触れましたが、関係者の努力に一定の評価をするものであります。ただ、来年の年度末に補正で数億円規模の基準外の繰り入れという提案にはならないことを強く求めておくものであります。 また、問題は、医業収支の段階で3億円のマイナスだということです。経営改善を追求するとなれば、医業収支の段階で黒字を計上することが求められます。関係部署、関係職員のより一層の努力を期待するものであります。 また、動き始めた病院の建設論議、これについては我が会派は以前から指摘をしてきた経過があります。ただ、現在は、新公立病院改革プランにより、まさに病院事業改革に取り組んでおられる最中であります。この点を十分精査をする中で、病院建てかえの論議を進めるべきであるということを強く指摘をしておきます。 このたびの新年度予算は、昨年7月の豪雨災害の復旧費や市民生活や学校施設関連など緊急を要する予算が多くあり、賛成するものでありますが、予算成立と同時に今議会の総体質問や審議を通じて指摘された諸課題に早急に取り組み、市民の負託に応えるよう申し上げて、尾道未来クラブを代表しての討論といたします。 終わります。 ○議長(吉田尚徳) これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議題のうち、まず議案第18号、議案第28号、議案第34号から議案第44号まで、議案第47号から議案第53号まで、議案第55号、議案第56号、議案第58号、議案第60号、議案第61号、議案第63号から議案第77号まで、議案第79号から議案第81号まで、議案第83号から議案第99号まで、議案第101号、議案第103号から議案第122号まで、議案第124号及び議案第126号、以上の83案を採決いたします。 83案に対する予算特別委員長の報告はいずれも可決であります。 83案は予算特別委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛成者起立〕 ○議長(吉田尚徳) 起立多数であります。よって、83案は予算特別委員長の報告のとおり可決されました。 次に、ただいま議決されました83案を除く26案を一括採決いたします。 26案に対する予算特別委員長の報告はいずれも可決であります。 26案は予算特別委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉田尚徳) 御異議なしと認めます。よって、26案は予算特別委員長の報告のとおり可決されました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第3 建第1号議案 ○議長(吉田尚徳) 次に、日程第3、建第1号議案尾道市議会委員会条例の一部を改正する条例案を議題といたします。 提出者の説明を求めます。 3番、宮地議員。 ◆3番(宮地寛行) (登壇)ただいま議題に供されました建第1号議案尾道市議会委員会条例の一部を改正する条例案につきまして、別紙のとおり地方自治法第112条及び会議規則第14条の規定により提出いたします。 本案の提案理由につきましては、議員の定数が減少することに伴い、総務委員会の委員の定数を改めるため、及び上下水道局の設置に伴い条例改正するものであります。何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉田尚徳) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本案についても委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉田尚徳) 御異議なしと認め、そのように取り計らい、これより討論に入ります。 討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって討論を終結いたします。 これより建第1号議案尾道市議会委員会条例の一部を改正する条例案を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉田尚徳) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第4 建第2号議案~建第4号議案 ○議長(吉田尚徳) 次に、日程第4、建第2号議案統計不正問題の真相究明と信頼回復を求める意見書(案)から建第4号議案食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みの促進を求める意見書(案)まで、以上の3案を一括議題といたします。 提出者の説明を求めます。 17番、山戸議員。 ◆17番(山戸重治) (登壇)皆さんこんにちは。市民連合会派の山戸重治です。 ただいま議題とされました建第2号議案統計不正問題の真相究明と信頼回復を求める意見書(案)につきましては、会議規則第14条第1項の規定により提出をいたします。 なお、提案理由の説明につきましては、案文の朗読をもってかえさせていただきます。   統計不正問題の真相究明と信頼回復を求める意見書(案) 国の基幹統計である「毎月勤労統計調査」で10年以上にわたって不正が行われてきたことが発覚しました。全数調査するべき東京都分を平成16年以降、約3分の1の抽出調査しか行っておらず、平成30年にはこれを正しく装うようなデータ改変まで行われていました。 こうした不正をすべて秘密裏に行い、さらに過去の基礎資料を破棄してしまった結果、データを補正し再集計することが不可能となりました。まさに統計法違反であります。 最優先されるべき雇用保険や労災保険などの追加給付のめどは一部しか立っていません。過小給付の是正が労使負担の雇用・労災保険の特別会計から捻出されることは、役所のミスのツケ回しにほかなりません。また、勤労統計の不正は、多くの統計データに影響が波及し、とりわけ平成30年の実質賃金は大幅なマイナスであったことが判明しました。 「消えた給付金」「賃金偽装」は断じて容認できません。さらに、ねつ造された賃金統計をもとに当初予算案や消費税増税対策が策定され、日銀の金融政策や年金支給額、公共料金など国民生活のあらゆる分野に問題が波及しています。 国の基幹統計53のうち約4割に問題があったことも明らかになっています。厚生労働省は、毎月勤労統計調査だけでなく「賃金構造基本統計」に関しても不適切な調査を放置してきました。総務省が所管する「小売物価統計調査」においても、大阪府で店舗訪問が行われず、過去の価格が報告され続けるという不適切な業務実態が明らかになりました。 データ改変を秘密裏に始めた平成30年は、森友・加計問題における公文書の改ざん、裁量労働制をめぐる不正データ、障害者雇用の水増し、失踪外国人技能実習生をめぐるデータねつ造など、前代未聞の不祥事が繰り返されました。行政への監視機能を強め、信頼できる行政・政治を取り戻さなければなりません。 よって、政府及び国会におかれましては、統計不正の事実解明と再発防止、信頼回復に向け、下記の事項について誠実に対応されるよう強く要望します。 1 毎月勤労統計調査の不正問題の真相究明を図るため、独立した第三者機関による徹底した検証を行い、政府の責任で公的統計の総点検を行うこと。 2 統計不正の再発防止と信頼回復のため、10年間で半減した統計職員の増員を初め、必要な施策と財源措置を抜本的に拡充すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成31年3月19日                             尾 道 市 議 会  関係行政庁及び国会あて 各議員の皆様におかれましては、御審議の上、御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(吉田尚徳) 18番、福原議員。 ◆18番(福原謙二) (登壇)公明党の福原です。よろしくお願いいたします。 それでは、ただいま議題とされました建第3号議案妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を含めた総合的な支援を求める意見書(案)及び建第4号議案食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みの促進を求める意見書(案)につきましては、会議規則第14条第1項の規定により提出をいたします。 なお、提案理由の説明につきましては、案文の朗読をもってかえさせていただきます。   妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を含めた総合的な支援を求める意見書(案) 妊婦は診断が難しい疾患や合併症に見舞われる頻度が高く、胎児の発育に悪影響を与える医薬品もあり、診療には特別な注意が必要とされます。中には、妊婦の外来診療について積極的でない医療機関が存在していたことから、妊娠の継続や胎児に配慮した適切な診療を評価するため、平成30年度診療報酬改定において妊婦加算が新設されました。 しかし、妊婦加算について、関係者に十分な説明がないまま実施されたことや、投薬を伴わないコンタクトレンズの処方に加算するなど、運用上の問題が指摘されています。加えて、妊婦が安心して外来診療を受けられる体制が整備されないまま、妊婦であるというだけで一律に加算されることについては、少子化対策の観点からも問題があります。 こうした指摘を受け、厚生労働省は昨年12月に平成31年1月1日からの妊婦加算の凍結を告示するとともに、改めて、中央社会保険医療協議会で、妊婦が安心できる医療提供体制の充実や健康管理の推進を含めた総合的な支援を議論することとしました。 よって、政府におかれましては、妊婦が安心して医療を受けられる体制の構築のために、下記の事項に取り組まれるよう強く要望します。 1 医療現場において、妊婦が安心して外来診療を受けられるよう、特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて、医師の教育や研修の体制を整備すること。 2 保健や予防の観点を含め、妊婦自身が、特有の合併症や疾患、投薬の注意などについて、予め知識を得ることができるようにすること。 3 妊婦加算の見直しに当たっては、妊婦が加算分を自己負担することの影響にも十分配慮しつつ、開かれた国民的議論を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成31年3月19日                             尾 道 市 議 会  関係行政庁あて 続いて。   食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みの促進を求める意見書(案) まだ食べることができる食品が、生産、製造、販売、消費の各段階で廃棄されている、いわゆる食品ロスの削減は、今や我が国において喫緊の課題と言えます。国内で発生する食品ロスの量は年間646万トン(平成27年度)と推計されており、これは国連の世界食糧計画(WFP)が発展途上国に食糧を援助する量の約2倍に上ります。政府は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」に沿い、家庭での食品ロスの量を平成42年(2030年)度までに半減させることを目指していますが、事業者を含め国民各層の食品ロスに対する取り組みや意識啓発は、今や必要不可欠です。 食品ロスを削減していくためには、国民一人一人が各々の立場において主体的にこの課題に取り組み、社会全体として対応していくよう、食べ物を無駄にしない意識の醸成とその定着を図っていくことが重要です。 また、まだ食べることができる食品については、廃棄することなく、貧困、災害等により必要な食べ物を十分に入手することができない人に提供するなど、できるだけ食品として活用していくことが重要です。 よって、政府および国会におかれましては、国、地方公共団体、事業者、消費者等が一体となって食品ロス削減に向けての取り組みを進めるため、下記の事項について真摯に取り組まれるよう強く要望します。 1 国、地方公共団体、事業者、消費者等の多様な主体が連携し、食品ロスの削減を総合的に推進するため、法律の制定を含めたより一層の取り組みを実施すること。 2 商慣習の見直し等による食品事業者の廃棄抑制や消費者への普及・啓発、学校等における食育・環境教育の実施など、食品ロス削減に向けての国民運動をこれまで以上に強化すること。 3 賞味期限内の未利用食品や備蓄品等を必要とする人に届けるフードバンクなどの取り組みをさらに支援すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  平成31年3月19日                             尾 道 市 議 会  関係行政庁及び国会あて 各議員の皆様には、御審議の上、御賛同をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(吉田尚徳) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております3案についても委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉田尚徳) 御異議なしと認め、そのように取り計らい、これより討論に入ります。 討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議題のうち、まず建第2号議案統計不正問題の真相究明と信頼回復を求める意見書(案)を採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛成者起立〕 ○議長(吉田尚徳) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、建第3号議案妊婦が安心できる医療提供体制の充実と健康管理の推進を含めた総合的な支援を求める意見書(案)及び建第4号議案食品ロス削減に向けてのさらなる取り組みの促進を求める意見書(案)を採決いたします。 2案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉田尚徳) 御異議なしと認めます。よって、2案は原案のとおり可決されました。  ────────────────── * ────────────────── ○議長(吉田尚徳) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 これをもって本日の会議を散会すると同時に、会期は本日までとなっておりますので、今期定例会を閉会いたします。                午後3時14分 閉会  ────────────────── * ──────────────────   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     尾 道 市 議 会 議 長     尾 道 市 議 会 議 員     尾 道 市 議 会 議 員...