尾道市議会 > 2012-12-04 >
12月04日-01号

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  1. 尾道市議会 2012-12-04
    12月04日-01号


    取得元: 尾道市議会公式サイト
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    平成24年第5回12月定例会              平成24年12月4日(火曜日)  ────────────────── * ──────────────────                 議事日程第15号           (平成24年12月4日 午後1時30分開議)第1 会期決定について第2 議案第111号 決算認定について(平成23年度尾道市水道事業会計)   議案第112号 決算認定について(平成23年度尾道市病院事業会計)   議案第137号 決算認定について(平成23年度尾道市一般会計)   議案第138号 決算認定について(平成23年度尾道市港湾事業特別会計)   議案第139号 決算認定について(平成23年度尾道市国民健康保険事業特別会計)   議案第140号 決算認定について(平成23年度尾道市千光寺山索道事業特別会計)   議案第141号 決算認定について(平成23年度尾道市駐車場事業特別会計)   議案第142号 決算認定について(平成23年度尾道市夜間救急診療所事業特別会計)   議案第143号 決算認定について(平成23年度尾道市公共下水道事業特別会計)   議案第144号 決算認定について(平成23年度尾道市介護保険事業特別会計)   議案第145号 決算認定について(平成23年度尾道市尾道大学事業特別会計)   議案第146号 決算認定について(平成23年度尾道市漁業集落排水事業特別会計)   議案第147号 決算認定について(平成23年度尾道市救護施設事業特別会計)   議案第148号 決算認定について(平成23年度尾道市特定環境保全公共下水道事業特別会計)   議案第149号 決算認定について(平成23年度尾道市農業集落排水事業特別会計)   議案第150号 決算認定について(平成23年度尾道市渡船事業特別会計)   議案第151号 決算認定について(平成23年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計)          (以上17案一括上程決算特別委員長報告)第3 報告第 34号 専決処分の報告について   報告第 35号 専決処分の報告について   報告第 36号 専決処分の報告について   報告第 37号 専決処分の報告について          (以上4件一括上程、報告)第4 報告第 38号 専決処分報告及びこれが承認を求めることについて          (委員会の付託省略予定)第5 議案第152号 平成24年度尾道市一般会計補正予算(第4号)   議案第153号 平成24年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第2号)   議案第154号 平成24年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)   議案第155号 平成24年度尾道市千光寺山索道事業特別会計補正予算(第1号)   議案第156号 平成24年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   議案第157号 平成24年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)   議案第158号 町の区域の変更(編入)について   議案第159号 和解に応じることについて   議案第160号 尾道市特殊勤務手当条例及び消防特殊勤務手当条例の一部を改正する条例案   議案第161号 尾道市手数料条例の一部を改正する条例案   議案第162号 尾道市手数料条例及び尾道市消防手数料条例の一部を改正する条例案   議案第163号 尾道市保育所(園)設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第164号 尾道市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案   議案第165号 尾道市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第166号 尾道市営駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第167号 尾道市立学校設置条例の一部を改正する条例案   議案第168号 尾道市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例案   議案第169号 尾道市学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例案   議案第170号 尾道市立学校施設等使用条例の一部を改正する条例案   議案第171号 尾道市防災会議条例の一部を改正する条例案   議案第172号 尾道市指定地域密着型サービス事業者の指定の申請者に関する事項並びに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例案   議案第173号 尾道市指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定の申請者に関する事項並びに指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例案   議案第174号 平成24年度尾道市一般会計補正予算(第5号)   議案第175号 平成24年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第3号)   議案第176号 平成24年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)   議案第177号 平成24年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)   議案第178号 平成24年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)   議案第179号 平成24年度尾道市救護施設事業特別会計補正予算(第2号)   議案第180号 平成24年度尾道市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   議案第181号 平成24年度尾道市渡船事業特別会計補正予算(第2号)   議案第182号 平成24年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)   議案第183号 尾道市営駐車場設置及び管理条例及び尾道市庁舎南駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案          (以上32案一括上程、提案理由の説明)                                    以 上  ────────────────── * ──────────────────本日の会議に付した事件日程第1 会期決定について日程第2 議案第111号 決算認定について(平成23年度尾道市水道事業会計)     議案第112号 決算認定について(平成23年度尾道市病院事業会計)     議案第137号 決算認定について(平成23年度尾道市一般会計)     議案第138号 決算認定について(平成23年度尾道市港湾事業特別会計)     議案第139号 決算認定について(平成23年度尾道市国民健康保険事業特別会計)     議案第140号 決算認定について(平成23年度尾道市千光寺山索道事業特別会計)     議案第141号 決算認定について(平成23年度尾道市駐車場事業特別会計)     議案第142号 決算認定について (平成23年度尾道市夜間救急診療所事業特別会計)     議案第143号 決算認定について(平成23年度尾道市公共下水道事業特別会計)     議案第144号 決算認定について(平成23年度尾道市介護保険事業特別会計)     議案第145号 決算認定について(平成23年度尾道市尾道大学事業特別会計)     議案第146号 決算認定について(平成23年度尾道市漁業集落排水事業特別会計)     議案第147号 決算認定について(平成23年度尾道市救護施設事業特別会計)     議案第148号 決算認定について(平成23年度尾道市特定環境保全公共下水道事業特別会計)     議案第149号 決算認定について(平成23年度尾道市農業集落排水事業特別会計)     議案第150号 決算認定について(平成23年度尾道市渡船事業特別会計)     議案第151号 決算認定について(平成23年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計)日程第3 報告第 34号 専決処分の報告について     報告第 35号 専決処分の報告について     報告第 36号 専決処分の報告について     報告第 37号 専決処分の報告について日程第4 報告第 38号 専決処分報告及びこれが承認を求めることについて日程第5 議案第152号 平成24年度尾道市一般会計補正予算(第4号)     議案第153号 平成24年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第2号)     議案第154号 平成24年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)     議案第155号 平成24年度尾道市千光寺山索道事業特別会計補正予算(第1号)     議案第156号 平成24年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)     議案第157号 平成24年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)     議案第158号 町の区域の変更(編入)について     議案第159号 和解に応じることについて     議案第160号 尾道市特殊勤務手当条例及び消防特殊勤務手当条例の一部を改正する条例案     議案第161号 尾道市手数料条例の一部を改正する条例案     議案第162号 尾道市手数料条例及び尾道市消防手数料条例の一部を改正する条例案     議案第163号 尾道市保育所(園)設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第164号 尾道市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案     議案第165号 尾道市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第166号 尾道市営駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第167号 尾道市立学校設置条例の一部を改正する条例案     議案第168号 尾道市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例案     議案第169号 尾道市学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例案     議案第170号 尾道市立学校施設等使用条例の一部を改正する条例案     議案第171号 尾道市防災会議条例の一部を改正する条例案     議案第172号 尾道市指定地域密着型サービス事業者の指定の申請者に関する事項並びに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例案     議案第173号 尾道市指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定の申請者に関する事項並びに指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例案     議案第174号 平成24年度尾道市一般会計補正予算(第5号)     議案第175号 平成24年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第3号)     議案第176号 平成24年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)     議案第177号 平成24年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)     議案第178号 平成24年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)     議案第179号 平成24年度尾道市救護施設事業特別会計補正予算(第2号)     議案第180号 平成24年度尾道市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)     議案第181号 平成24年度尾道市渡船事業特別会計補正予算(第2号)     議案第182号 平成24年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)     議案第183号 尾道市営駐車場設置及び管理条例及び尾道市庁舎南駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案日程第6 議案第183号 尾道市営駐車場設置及び管理条例及び尾道市庁舎南駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案  ────────────────── * ──────────────────出席議員(32名)    1番 宮 地 寛 行            2番 吉 和   宏    3番 柿 本 和 彦            4番 田 頭 敬 康    5番 金 山 吉 隆            6番 内 海 龍 吉    7番 村 上 泰 通            8番 宇根本   茂    9番 二 宮   仁           10番 檀 上 正 光   11番 三 木 郁 子           12番 山 戸 重 治   13番 吉 田 尚 徳           14番 高 本 訓 司   15番 巻 幡 伸 一           16番 山 根 信 行   17番 新 田 隆 雄           18番 飯 田 照 男   19番 新 田 賢 慈           20番 福 原 謙 二   21番 前 田 孝 人           22番 岡 野 長 寿   23番 村 上 弘 二           24番 城 間 和 行   25番 松 谷 成 人           26番 佐 藤 志 行   27番 杉 原 孝一郎           28番 藤 本 友 行   29番 加 納 康 平           30番 荒 川 京 子   31番 魚 谷   悟           32番 寺 本 真 一欠席議員(なし)  ────────────────── * ──────────────────説明のため出席した者   市長      平 谷 祐 宏       副市長     加 納   彰   副市長     郷 力 和 晴       教育長     半 田 光 行   会計管理者   相 原   満       企画財務部長  島 田 康 教   総務部長    澤 田 昌 文       市民生活部長  大 崎 多久司   福祉保健部長  田 房 宏 友       産業部長    岡 田 豊 明   建設部長    槙 山 博 之       都市部長    川 崎   誠   因島総合支所長 東 風 光 高       御調支所長   亀 川 正 晴   向島支所長   和 田 明 美       瀬戸田支所長  槇 原 雅 樹   教育総務部長  佐 藤 昌 弘       学校教育部長  宮 里 浩 寧   水道局長    井 上   寛       病院管理部長  黒 田 英 治   消防局長    神 原 冨士雄       財務課長    松 尾   寛   総務課長    戸 成 宏 三  ────────────────── * ──────────────────事務局出席者   事務局長    中 司 善 章       事務局次長   村 上 慶 弘   事務局次長補佐議事調査係長        議事調査係主任 三 木   直           加 來 正 和   議事調査係主任 谷 川 瑞 佳  ────────────────── * ──────────────────                午後1時30分 開会 ○議長(檀上正光) 皆さんこんにちは。御苦労さまでございます。 ただいま出席議員32名であります。 定足数に達しておりますから、これより平成24年第5回尾道市議会定例会を開会いたします。  ────────────────── * ────────────────── △諸般の報告 ○議長(檀上正光) この際、諸般の報告をいたします。 今期定例会までに受理した請願は、お手元に印刷、配付の請願文書表のとおりであります。この請願については、産業建設委員会に付託いたします。 今期定例会までに受理した陳情、要望は、お手元に印刷、配付の陳情書・要望書一覧表のとおり、浦崎町区長会会長桑田定信氏外9名より浦崎町の生活環境の改善・改良・整備を促進し、快適な住みよいまちづくりを着実に実施することを求める要望書が、公益社団法人尾道シルバー人材センター理事長浜原広光氏よりシルバー人材センター事業に対する特段の支援を求める要望書が、尾道市農業委員会会長片山博氏より農業の担い手の確保・育成など平成25年度の尾道市農業施策5項目の実現を求める陳情書が、尾道市職員労働組合執行委員長山田英司氏より地方財政確立地域公共サービスの充実を図るため、政府等へ要望を行うなど特段の取り組みを求める要望書が、国民大運動広島県実行委員会代表川后和幸氏より住民の命と暮らしを守る公務・公共サービスの拡充を求める意見書採択を求める陳情書が、広島県労働者福祉協議会会長伊丹幸男氏外2名より中国労働金庫に対する平成25年度預託金の継続・増額を求める陳情書が、尾道地区旅客船協会会長弓場丞氏より尾道大橋の無料化後、公共交通の一翼を担う港内渡船の航路維持のための支援措置を求める要望書がそれぞれ提出されております。 さきの平成24年第4回尾道市議会臨時会で報告された報告第33号平成23年度各会計における主要な施策の成果等に関する報告について、理事者より訂正文が提出されております。 今期定例会の説明員として、市長、副市長及び教育長のほか関係部課長に対して地方自治法第121条の規定により出席を求めましたので、報告いたします。  ────────────────── * ──────────────────                午後1時33分 開議 ○議長(檀上正光) これより本日の会議を開きます。  ────────────────── * ────────────────── △議事日程 ○議長(檀上正光) 本日の議事日程は、お手元に印刷、配付のとおりであります。  ────────────────── * ────────────────── △会議録署名議員の指名 ○議長(檀上正光) 本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において30番荒川議員及び31番魚谷議員を指名いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第1 会期決定について ○議長(檀上正光) これより日程に入ります。 日程第1、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から18日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(檀上正光) 御異議なしと認めます。よって、会期は15日間と決定いたしました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第2 議案第111号・議案第112号・議案第137号~議案第151号 ○議長(檀上正光) 次に、日程第2、議案第111号決算認定について(平成23年度尾道市水道事業会計)及び議案第112号決算認定について(平成23年度尾道市病院事業会計)、議案第137号決算認定について(平成23年度尾道市一般会計)から議案第151号決算認定について(平成23年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計)まで、以上の17案を一括議題といたします。 決算特別委員長の報告を求めます。 21番、前田決算特別委員長。 ◆決算特別委員長(前田孝人) [21番](登壇)皆さんこんにちは。 ただいま一括議題に供されました平成23年度各会計の決算認定について、委員会における審査の経過並びにその結果を簡単に御報告申し上げます。 御案内のとおり、企業会計決算認定2議案は、9月定例会の初日であります9月4日の本会議に上程されました。この審査のため、委員17人をもって構成する決算特別委員会が設置され、同日正副委員長の互選を行い、私前田が委員長に、新田隆雄委員が副委員長に選任されました。また、10月2日に臨時会が招集され、一般会計及び特別会計等決算認定15議案が上程されました。これにより、17議案全てが本委員会の議会閉会中の継続審査に付されたところであります。 委員会では、10月3日に証憑書類の閲覧を行い、10月15日から17日までの3日間、委員会を開会し、恵谷代表監査委員にも出席を求め、慎重かつ熱心に審査を行いました。 初日の10月15日は、まず代表監査委員に対する質疑を行い、委員より、決算審査意見書の国の動向を注視しての経済施策の検討とは、国、県との連携を待つのみではなく、市として必要な公共事業は実施すべきと理解してよいかただしたのに対し、代表監査委員より、尾道市の財政状況は、財政力指数経常収支比率健全化判断比率の三つの指標から厳しいと言わざるを得ず、継続的に大規模な公共事業はできないと答弁がありました。 次に、委員より、前年度決算と比べ、数値がよくなっている要因をただしたのに対し、代表監査委員より、市債の抑制、借入利率の低下、退職金の減など不確定要素によるものと答弁がありました。 そのほか、不用額についての意見、人件費の削減、市立市民病院の今後の経営の見通しについてそれぞれ質疑があり、代表監査委員よりそれぞれ答弁がありました。 次に、尾道市一般会計決算の審査に入り、まず決算全般について、委員より、経常収支比率が悪化した要因についてただしたのに対し、理事者より、市税、地方交付税の減少が主なものであると答弁がありました。 次に、委員より、市税が減少しているにもかかわらず、地方交付税臨時財政対策債も減少している、この要因についてただしたのに対し、理事者より、地方交付税の算定に当たり、国の見込みと本市の状況が乖離していたことが大きな要因であるが、これはその後3年かけて調整する制度となっていると答弁がありました。 次に、委員より、平成23年度は繰上償還がなかったが、高金利の起債を完済したのかただしたのに対し、理事者より、高金利の地方債の繰上償還はほぼ終わっていると答弁がありました。 そのほか、国勢調査の人口規模に合わせた予算編成の必要性、市税と地方交付税臨時財政対策債の推移、農林水産業費の減少に対する今後の見込みについてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、一般会計歳入の審査においては、まず市税関係で、委員より、均等割のみ課税する世帯の推移をただしたのに対し、理事者より、ほぼ同じような数字で推移していると答弁がありました。 次に、委員より、市たばこ税が増収となった要因についてただしたのに対し、理事者より、本数では9.2%の減少であるが、平成22年10月の値上げにより、税額としては11.6%の増収となったと答弁がありました。 次に、分担金及び負担金関係で、委員より、保育料の基準額の改定を行ったが、これにより公立保育所の入所者数はふえたのかただしたのに対し、理事者より、入所率は74.2%で、前年度比3.7%増加したと答弁がありました。 これに対して、同委員より、待機児童がいるのに26%のあきがあるのはなぜかとただしたのに対し、職員の人員不足による影響は否定できないと答弁がありました。 そのほか、特別土地保有税滞納繰り越しの内容及び処理方法、市民の負担軽減のための公共料金抑制の必要性、公有財産の売却実績及び利活用方針についてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、一般会計歳出の審査においては、まず総務費関係で、委員より、市内文化施設備品購入費にばらつきがあることについてどのように評価しているのかただしたのに対し、理事者より、施設の維持管理には、備品購入費のみではなく、修繕費等も必要であり、全体的に対応していると答弁がありました。 次に、委員より、持ち家のある職員への住宅手当について、対象者数及び支給総額についてただしたのに対し、理事者より、平成24年10月現在で、一般会計及び企業会計職員1,252名のうち482名、年間で1,900万円であると答弁がありました。 これに対し、同委員より、厳しい財政状況の中、1,900万円というのは大きい数字であり、来年度から廃止をすべきではないかとただしたのに対し、理事者より、社会情勢、職員の受給状況等を勘案し、検討していきたいと答弁がありました。 次に、委員より、基幹系電算システムの再構築の事業費並びに災害等に対する安全性をどこまで見込んだシステムかただしたのに対し、理事者より、平成22年度から平成24年度では、6億円の債務負担行為を起こし、決算年度では2億9,085万円である。安全性については、広島市のデータセンターにシステムを構築しており、災害時、庁舎が全壊してもデータは守られる。また、広島-尾道間の光ファイバーが切断されると不通となるため、尾道でのバックアップも検討していると答弁がありました。 次に、委員より、県の新たな生活航路対策の補助金交付基準についてただしたのに対し、理事者より、離島航路補助対象外の航路もしくは架橋で結ばれた地域の経済活動の維持に不可欠な航路が対象であると答弁がありました。 次に、委員より、金山赤崎航路へ補助金が支出されていることについての認識をただしたのに対し、架橋に伴い、公営を廃止することになり、平成5年から補助を条件に民間の業者が運航している航路であると答弁がありました。 次に、委員より、各種委員会委員の定数を今後どのように見直しをするのかただしたのに対し、理事者より、多くの部署にそれぞれ委員会があり、委員がいる。活動内容も職責も違い、それぞれ活動内容等、点検、見直しをしていくことは必要であるが、一括で論じることはできないと答弁がありました。 次に、委員より、改定した人材育成基本方針の職員に求められる基本的能力を高める研修プログラムについてただしたのに対し、理事者より、それぞれの立場により求められる能力が違うため、目的、対象者別に研修を計画している。また、OJTを活用し、組織として人を育てる方向に変わっていると答弁がありました。 次に、委員より、エフエムおのみちの可聴エリア拡大の進捗状況についてただしたのに対し、理事者より、因島、生口島の南部地域及び御調町北部地域においてエリア拡大の調査を行っており、その結果を踏まえて、エリア拡大に努めたいと答弁がありました。 次に、委員より、尾道松江線全線開通後、通過地点にならないために、新たな戦略が必要ではないかただしたのに対し、理事者より、全線開通は悲願であるが、それに伴い一般道の通行量は半減する。危機意識を持って、沿線市町と連携し、地域活性化に取り組んでいきたいと答弁がありました。 そのほか、因島市民会館のパソコンの老朽化への対応、市民提案事業補助金を支給した団体及びその後の活動、職員の資質向上に向けた研修及び意識改革につながる研修の取り組み、職員の狩猟免許取得研修の検討、危機管理研修の必要性に対する認識、しまなみ海道料金の見直しや尾道大橋無料化により影響を受ける航路への対応策、公立大学法人化評価委員会委員の選出方法・協議内容、臨時職員への一時金支給の検討及び近隣市町との比較についてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 続いて、2日目の10月16日の委員会では、引き続き一般会計決算の審査を行いました。 まず、民生費関係で、委員より、生活福祉資金貸付制度の貸付件数と滞納の状況についてただしたのに対し、理事者より、142件の貸し付けがあり、返済がおくれぎみなものも含めて、滞納は70件であると答弁がありました。 これに対し、同委員より、生活保護と生活福祉資金貸付制度のどちらの要件にも該当しない人はどこへ相談すればよいのかただしたのに対し、理事者より、関係機関で連携を密にとり、それぞれの制度を案内した上で、どの要件にも該当しない人は生活保護の窓口で相談を受けることにしたいと答弁がありました。 次に、委員より、いきいきサロンの設置数と運営主体についてただしたのに対し、理事者より、43カ所あり、町内会等が指定管理者となって運営されていると答弁がありました。 これに対し、同委員より、町内会等が支出しているいきいきサロン運営費用を市が負担して、その分地域のコミュニティー活動に使ってもらえるようにするべきではないかとただしたのに対し、理事者より、地域の人が優先的に利用する施設の運営費用はその地域で賄っていただきたいと答弁がありました。 次に、委員より、ねこのて手帳の活用状況と利用者の声並びに更新時期についてただしたのに対し、理事者より、2,000部作成して、民生委員や介護事業所等に配布し、外出困難な方に必要な情報を案内いただいており、利用者の方からは、買い物の宅配サービスが利用できることを知って安心しているという声が寄せられている。また、内容の変更については1年を考えていると答弁がありました。 次に、委員より、ファミリー・サポート・センターの登録活動件数が倍増している理由をただしたのに対し、理事者より、おのみちファミリー・サポート・センターの移転により利便性が向上し、提供会員の自宅ではなく、センター内での活動を希望する方がふえたことが倍増の一因と考えていると答弁がありました。 次に、委員より、ホームヘルパー等の介護職員が吸引・吸たん行為を習得するための研修に時間がかかり、研修費用も高いことについてどのように考えているのかただしたのに対し、理事者より、研修施設の整備や研修費用への補助制度を設ける責任は基本的には国にあると認識していると答弁がありました。 次に、委員より、病児・病後児保育施設の利用状況をただしたのに対し、理事者より、入院するほどではないが集団保育には支障があるという程度の病気の乳幼児が、長くても二、三日の利用という状況で、月平均の利用者数は27.5人であるとの答弁がありました。 次に、衛生費関係で、委員より、しまなみ・やまなみ自然学校事業の財源と具体的な事業内容、成果についてただしたのに対し、理事者より、一般財源により、山間部と島嶼部の子どもが相互に訪問して、自然環境に応じた体験学習をした結果、身近な環境保全の大切さや、海の豊かさと山の豊かさが有機的につながっていることを学んだと答弁がありました。 次に、委員より、子宮頸がん、ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチンの接種率についてただしたのに対し、理事者より、子宮頸がん79.6%、ヒブ50.5%、小児用肺炎球菌68.2%であると答弁がありました。 次に、労働費関係で、委員より、就業支援事業の成果と参加者・参加企業の印象についてただしたのに対し、理事者より、101名の就労、内定につながっている。参加者と参加企業のやりとりまでは把握していないが、参加者は企業への理解を深めてもらえていると思うと答弁がありました。 次に、農林水産業費関係で、委員より、農業振興費について、ソフト面を充実して振興を図るのが本来ではないかとただしたのに対し、理事者より、消費を拡大して尾道のブランド力をつけていくことがソフト面で最も大切という認識で今後も取り組みを進めていくと答弁がありました。 次に、土木費関係で、委員より、平成22年度、平成23年度の維持修繕課の調査件数、工事実施件数をただしたのに対し、理事者より、平成22年度は、調査2,151件、実施1,616件、平成23年度は、調査2,744件、実施1,877件であると答弁がありました。 次に、消防費関係で、委員より、CAFS装置を装備した消防ポンプ自動車の性能と導入効果についてただしたのに対し、理事者より、600リットルの水を積載し、消火泡圧縮吐出装置により水と消火薬剤を混合した消火泡を放出するもので、建物火災2件、林野火災1件、その他火災1件について、短時間で延焼を阻止し、初期消火に威力を発揮しているほか、消防隊員の活動負荷の軽減と安全性の向上にも効果があったと答弁がありました。 そのほか、児童虐待防止緊急強化対策事業の内容、精神障害者保健福祉手帳の所持者数が減少傾向にある理由と在宅医療移行状況、敬老優待乗車証によるタクシー利用の条件と利用状況、シルバー人材センターが生産販売している土壌改良剤の肥料取締法における位置づけ、保育所の全クラス数及び臨時保育士が担任しているクラス数、保育士の正規職員数、臨時職員数、生活保護受給者のうち稼働年齢層の人数と就労支援の状況、動物愛護法の改正内容、動物愛護の取り組みにおける市の役割、野犬の苦情が多い地域と野犬頭数の増減傾向、乳幼児健康診査と赤ちゃん訪問事業で乳児の数が違う理由、福祉職場の正確な情報発信による就労支援・雇用対策事業の費用対効果に関する自己評価、農林水産業を観光に結びつける施策、スローフードまちづくり事業の内容、認定農業者の認定後の状況、漁業後継者育成、漁業所得に対する認識、わな免許取得費用、捕獲免許更新費用助成制度の評価と今後の方針、千光寺公園清掃委託事業従事者の年齢層と委託先、観光パンフレットの一本化、土木関係の修繕未実施箇所の概要と処理方針、都市計画道路長江線工事の進捗状況についてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 続いて、3日目の10月17日の委員会では、引き続き一般会計決算、各特別会計決算及び各企業会計決算の審査を行いました。 まず、教育費関係で、委員より、小・中学校PTAからの改修要望に対する決算年度での対応件数についてただしたのに対し、理事者より、小学校49件に対し5件、中学校37件に対して7件に対応していると答弁がありました。 関連して、ほかの委員より、補正予算を組みながら、大きな不用額を出した理由をただしたのに対し、理事者より、年度が変わってから繰越予算で契約したものについては補正による減額ができないため、多額の不用額が出ていると答弁がありました。 次に、委員より、放課後子ども教室の実施状況についてただしたのに対し、理事者より、決算年度では9教室で526人の児童が活動しており、増加傾向であると答弁がありました。 これに対し、同委員より、放課後子ども教室の今後の取り組みについてただしたのに対し、理事者より、今後はもう3教室ふやす方向で調整を行っていると答弁がありました。 次に、委員より、美術館の特別展「ゆめのかたち」と「写楽」を比較して、写楽の入館数が少なかった理由をただしたのに対し、理事者より、開催時期によるものであると答弁がありました。 そのほか、第1回女流秀策杯の開催内容、事業費、決算年度での公民館活動事業の総括、特別支援教育支援員の人数、業務内容及び増員の検討についてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、尾道市特別会計決算の審査に入り、まず特別会計全般について、委員より、公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業、漁業集落排水事業、農業集落排水事業といった名称が類似する会計は一つにまとめてはどうかとただしたのに対し、理事者より、独立採算制をとっているものは困難であるが、メリット・デメリットを精査した上で研究したいと答弁がありました。 次に、国民健康保険事業特別会計決算の審査に入り、委員より、ジェネリック医薬品の利用の呼びかけを行った成果についてただしたのに対し、理事者より、昨年12月より国保加入者に対して通知を送った結果、決算年度においては約270万円余りの効果が出たと答弁がありました。 そのほか、平成23年度末での基金残高、保険給付費に係る高額医療費が増加した理由についてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、千光寺山索道事業特別会計決算の審査に入り、委員より、業務委託の評価についてただしたのに対し、理事者より、ガイド業務もあわせて委託した結果、業務がスムーズになり、人件費も削減された。また、ロープウエーを利用する旅行プランを扱うなど、利用者の増加につながっていると答弁がありました。 次に、水道事業会計決算の審査に入り、委員より、老朽管の布設がえが進んでいない理由をただしたのに対し、理事者より、御調地区での拡張工事及び老朽施設の更新を行っているため、工事が思うように進んでいないと答弁がありました。 これに対して、同委員より、老朽管の10年、20年後の更新計画についてただしたのに対し、理事者より、アセットマネジメントを行う中で、重要路線等から計画的に更新計画を立てたいと答弁がありました。 次に、委員より、御調東部地区浄水場拡張工事に伴う給水申請件数の当初計画との比較についてただしたのに対し、理事者より、計画では約80%を予定していたが、実際の申し込みは73.2%であると答弁がありました。 これに対して、同委員より、給水戸数拡大に向けての取り組みについてただしたのに対し、理事者より、広報やチラシの配布を行った。さらに、水道の安定性及び安全性をPRしていきたいと答弁がありました。 そのほか、決算年度における老朽管に対する布設がえの更新率、御調東部地区浄水場拡張工事の地元業者への発注割合についてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 次に、病院事業会計決算の審査に入り、委員より、市民病院が平成22年度決算と比較して減収になった理由をただしたのに対し、理事者より、外来患者数の減少による外来の収入が少なくなったことが主な要因であると答弁がありました。 これに対し、同委員より、給与費の増加も減収の要因になっているのではないかとただしたのに対し、理事者より、退職給与引当金部分の影響が大きいと考えていると答弁がありました。 次に、委員より、みつぎ総合病院の建設改良工事にかかわる基本実施設計の内容についてただしたのに対し、理事者より、現在のリハビリに関する病床の一部を回復期リハビリ病棟へ移行させ、人材研修センターに係る機能もあわせて病院の中へ設ける予定であると答弁がありました。 これに対して、同委員より、人材研修センターの研修内容についてただしたのに対し、理事者より、主にリハビリスタッフへの研修を行い、急性期リハビリ、回復期リハビリ、慢性期リハビリ等の専門的な研修を行う予定であると答弁がありました。 そのほか、みつぎ総合病院のジェネリック医薬品の使用割合、市民病院でのジェネリック医薬品使用の申請方法、みつぎ総合病院の増改築に係る総事業費についてそれぞれ質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 審査終了後、採決に入り、議案第137号平成23年度尾道市一般会計決算、議案第139号平成23年度尾道市国民健康保険事業特別会計決算及び議案第145号平成23年度尾道市尾道大学事業特別会計決算の3案は賛成多数で、これらを除く残り14案についてはいずれも全会一致で認定すべきものと決した次第であります。 以上、決算特別委員長の報告とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ○議長(檀上正光) 決算特別委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 決算特別委員長の報告に対し質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 31番、魚谷議員。 ◆31番(魚谷悟) (登壇)ただいま上程されています議案につきまして、日本共産党市議会議員団を代表して討論を行います。 最初に、議案に対する態度ですが、議案第137号一般会計、議案第139号国民健康保険事業特別会計、議案第145号尾道大学事業特別会計の三つの決算認定には反対をいたします。他の14の決算認定には賛成いたします。 以下、反対の理由を述べます。 議案第137号一般会計ですが、決算年度中多くの事業が行われており、この中で問われているのは、政治姿勢がどうかということであります。決算年度中は、家庭保育園の補助金の増額、あるいは外灯の電灯取りかえ費の全額市負担や太陽光発電への補助制度などは大いに評価するところであります。しかし、要介護者の切実な要望である介護施設の充実や所得の低い要介護者のための紙おむつなどの補助制度の新設についても実施をされておりません。また、不況の中で、市内業者のための市として独自にできる住宅リフォーム助成制度の実施も行われておりません。教育行政でも、決算審査の中で明らかになったように、学校やPTAが望んでいる学校設備の補修などの要望にも応え切れていないなど、切実な市民要望に応えている決算となっていないので、反対をいたします。 議案第139号国民健康保険事業特別会計についてですが、市民の収入が減っている中で、一定の積立金がありながら、加入者の負担を軽減するものになっていない決算でしたので、反対をいたします。 議案第149号尾道大学事業特別会計決算ですが、市民的には十分合意が得られていないと思われる20億円のE棟建設のための積立金を3億円も行っている決算であり、賛成できないことを述べて、討論といたします。 ○議長(檀上正光) 24番、城間議員。 ◆24番(城間和行) (登壇)それでは、市民連合会派を代表して討論を行います。 まず、議案に対する態度でありますが、上程されました議案第137号一般会計決算、2事業会計、14特別会計から成る全17議案に賛成をいたします。 決算を認定する上で、若干の意見を申し添えておきます。 まず、決算委員会の質疑において我が会派の委員から出された意見、提言を初め全質疑を真摯に検討され、今後の政策や予算に反映されることを改めて求めておきます。 さて、決算年度は、東日本大震災、タイの洪水、円高、世界経済の減速といった内外の厳しい経済環境がここ尾道にもグローバルな影響を及ぼしていたことが改めて明らかになりました。 一般会計決算を自主財源と依存財源別で見れば、自主財源部分、前年度比3億4,261万円、率にして1.7%増加の260億7,322万5,000円、依存部分、5億6,687万2,000円、率にして1.8%減の314億3,915万円と、その割合は幾らか改善を示しているように見えますが、これは繰越金が12億5,110万3,000円、前年度比で178.8%と大幅増額したためであると監査意見書においても指摘されておったところであります。自主財源の34.1%を占める市税は、全体で3億5,303万円の減となっていますが、その減少原因の多くが、法人・個人いずれも減額となった市民税によるものでありました。 市内経済、市民生活を端的にあらわすことになるこの数値の悪化については、昨年もこの場で私は言及しています。昨年は、法人部分が増加、個人のそれが減少というアンバランスを指摘しておりましたが、今決算においてはいずれもが減額を示しており、今さらながらに市内経済の厳しい現実が浮き彫りになりました。 決算年度、本市の財政状況は、財政力指数経常収支比率など依然厳しい中、実質公債費比率、将来負担比率は改善され、財政規律に努められたことは、この部分において評価されてしかるべきであります。「その上で」と申し添えておきたいと思います。地方小都市の市民生活の現実は、国や県の動向を見きわめながら経済対策を検討、実施していくという従来の行政姿勢では消極的に過ぎると、もはや言わねばならないところに来ています。市民の経済活動を最も熟知する基礎自治体独自による経済対策が小なりとも強く待たれているところであります。そして、厳しい財政状況下での経済対策は言うまでもなく、費用対効果の検証とともに、官製ワーキングプアを生まないためのチェックも必要であります。経済対策として投資した税金が税収に反映、直結されなければならないのです。丁寧な検証を求めたいと思います。 きょう衆議院選挙が公示されました。私は、昨年この場においても、今後もしばらくは新自由主義的政策と社会民主主義的政策を2本の軸として、行きつ戻りつ、合従連衡が繰り返されると想像するがと述べた上で、基礎自治体の責務として、政治の不安定期に一喜一憂することのない財政再建と生活重視の事業展開を求めました。今私は、さらにその思いをここで強くしておるところであります。財政再建に向けたあくなき対話と説明、そして市民全員があすに希望を描ける事業の実施であります。今時決算委員会での審査がさらに安定感ある新年度予算の土台となりますことを最後に再度求めまして、市民連合を代表しての討論といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(檀上正光) 2番、吉和議員。
    ◆2番(吉和宏) (登壇)誠友会を代表いたしまして討論をいたします。 市長は、平成23年度総体説明において、「住民の皆様にとって頼もしい市役所とはどういった存在であるべきかを考え予算編成を行った」と述べられました。この総体説明がなされた後、東日本大震災が発生をいたしました。被災地の住民の方々は、それこそたくましい支援を願ってこられただろうと思いますと、偶然の言葉の一致に不思議さを感じたものでした。 我が尾道市においては、その予算が執行された後、市民の皆さんは市役所にたくましさを感じられたでしょうか。立ち位置や考え方によって見方は千差万別でありましょうから、評価はさまざまあると思いますが、代表監査委員も指摘されておりますように、市税や地方交付税の減少により、財政力指数経常収支比率の悪化は見られるものの、前年度繰越金の大幅な増額に助けられた面もあって、健全化判断比率の対前年度比における数値の改善や市債の減少、財政調整基金の増加など、たくましいというより堅実な財政運営だったと我々は考えました。 その中で、具体的な施策として、医師確保奨学金事業の開始やねこのて手帳事業の開始、主に低所得者を対象にした保育料の減額など、医療や福祉、子育てなど、市民の安心・安全に配慮した施策に意を用いるなど、平成23年6月に行われた市民満足度調査で、今後5年間の政策目標の取り組みの重要性に対する評価で重要度が高いとの結果が出た市民ニーズに、十分とは言えないまでも応える結果になったのではないかと考え、評価できる点だと考えました。 以上のような考えから、誠友会は議案第137号平成23年度一般会計決算を初め全17議案に賛成をいたします。 しかし、3日間の決算特別委員会では、各委員からさまざまな意見が出されたとおり、来年度以降に向けての課題もまた多いと言わざるを得ません。その一つが、投資的経費の少なさでありましょう。私は、今まで一貫して、市内経済にしっかりと目を向け、配慮するよう意見を述べてまいりましたが、今回の決算特別委員会では、今までこの点について余り言及してこられなかった会派の委員からも、代表監査委員に対する質疑や土木費の質疑の中で、私どもと同様の趣旨で意見が述べられました。先ほど触れました市民アンケートにおいても、今後のまちづくりの上で重要と思われる施策として、健康、福祉に次いで、雇用の場の確保、創出、地域の産業の活性化が上げられております。各都市それぞれ事情が違うことはもちろん理解をしておりますが、類似都市との比較においても、県内他市との比較においても額が少ないという状況を見れば、国や県の補助メニューをしっかりと調べて、有利な財源を徹底的に活用するなど、もっと知恵を出し、市内経済の活性化に資する事業をふやす余地があるであろうと考えております。たくましいというより堅実な財政運営だったとの考えにはこのような点も含まれているのだということも申し述べておきます。 ちなみに、先日視察をいたしました高知県梼原町の職員さんは、何か有利な財源はないかと国のホームページなどに毎日目を凝らしているとのことでありました。 また、私が指摘をいたしました1,900万円にも上る持ち家のある職員への住宅手当の支給など、歳出削減に向けての取り組みは不十分ではないかとの考えも持っております。この問題については、決算特別委員会において意見を述べましたので、重複は避けますが、財政の厳しさを強調するのであれば、打てるべき手は全て打つということに全力を傾注することが市民目線にかなった行財政運営でありましょう。 最後に、議会の申し出により、決算特別委員会が10月終わりから約半月早く開催をされるようになりましたが、根底にある決算特別委員会での意見や要望を次年度予算に反映させるためであるという議会の意思をいま一度申し上げておきます。 以上で誠友会を代表しての討論といたします。 ○議長(檀上正光) これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議題のうち、まず議案第137号決算認定について(平成23年度尾道市一般会計)、議案第139号決算認定について(平成23年度尾道市国民健康保険事業特別会計)及び議案第145号決算認定について(平成23年度尾道市尾道大学事業特別会計)、以上の3案を一括採決いたします。 3案に対する決算特別委員長の報告はいずれも認定すべきものであるとの決定であります。 3案は決算特別委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛成者起立〕 ○議長(檀上正光) 起立多数であります。よって、3案は決算特別委員長の報告のとおり認定することに決しました。 次に、ただいま議決されました議案第137号、議案第139号及び議案第145号を除く14案を一括採決いたします。 14案に対する決算特別委員長の報告はいずれも認定すべきものであるとの決定であります。 14案は決算特別委員長の報告のとおり認定することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(檀上正光) 御異議なしと認めます。よって、14案は決算特別委員長の報告のとおり認定することに決しました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第3 報告第34号~報告第37号 ○議長(檀上正光) 次に、日程第3、報告第34号専決処分の報告についてから報告第37号同じくまで、以上の4件を一括議題といたします。 補足報告があればこれを願います。 澤田総務部長。 ◎総務部長(澤田昌文) それでは、議案集2の1ページ、報告第34号から7ページ、報告第37号までの4件の専決処分の報告につきまして補足説明を申し上げます。 これらの報告は、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したものを同条第2項の規定によりまして報告するものでございます。 報告第34号及び報告第35号の2件の報告は、いずれも損害賠償の額を定めることにつきまして専決処分したものでございます。 まず、報告第34号は、10月9日に専決処分したものでございますが、その内容は、平成24年6月13日午前7時40分ごろ、尾道市向島町におきまして、向島中学校の生徒がサッカー部の早朝練習中に蹴ったボールがフェンスを越え、走行していた相手方の軽乗用自動車に当たり、当該車両を損傷したものでございます。 損害賠償の相手方は記載のとおりで、損害賠償の額は9万4,038円でございます。 次に、報告第35号は、11月19日に専決処分したものでございますが、その内容は、平成24年11月5日午前10時23分ごろ、尾道市吉和町におきまして、市民生活部の職員がじんかい収集車で後進した際、停車していた相手方の普通乗用自動車に接触し、当該車両を損傷したものでございます。 損害賠償の相手方は記載のとおりで、損害賠償の額は34万7,000円でございます。 次に、報告第36号は、和解し、損害賠償の額を定めることにつきまして、10月15日に専決処分したものでございます。 和解の相手方は記載のとおりで、和解の原因といたしましては、平成24年9月24日午前9時55分ごろ、尾道市神田町におきまして、市民生活部の職員がじんかい収集車で後進した際、停車していた相手方の軽貨物自動車に接触し、当該車両を損傷したものでございます。 和解の内容は、双方の過失割合を、尾道市80%、相手方20%とし、相手方の車両損害額12万9,224円につきまして、過失割合により10万3,379円の賠償義務を尾道市が負うものでございます。 また、双方とも、本件事故に関しまして、今後一切の請求、異議の申し立て等をしないとするものでございます。 なお、報告第34号から報告第36号までの3件の事故の位置図と状況図を議案説明書1の1ページから6ページまでにそれぞれお示しをいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、報告第37号は、尾道市災害対策本部条例の一部改正について、11月6日に専決処分したものでございますが、内容は、災害対策基本法の一部改正に伴いまして引用条項を改めたものでございます。 この条例改正の新旧対照表を議案説明書1の7ページにお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上、補足説明とさせていただきます。 ○議長(檀上正光) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第4 報告第38号 ○議長(檀上正光) 次に、日程第4、報告第38号専決処分報告及びこれが承認を求めることについてを議題といたします。 補足報告があればこれを願います。 島田企画財務部長。 ◎企画財務部長(島田康教) それでは、報告第38号につきまして御説明申し上げます。 この報告は、地方自治法第179条第1項の規定によりまして、11月16日に専決処分をしたものでございまして、同条第3項の規定により御報告し、御承認をお願いするものでございます。 議案集2の10ページをお願いします。 報告第38号平成24年度尾道市一般会計補正予算(第3号)でございますが、専決処分書の1ページの第1条にございますとおり、歳入歳出予算に6,711万8,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ565億4,682万円とするものでございます。 補正の内容といたしましては、7ページにございますとおり、衆議院議員選挙を行うに当たり、その実施及び啓発のための経費の予算について、緊急を要したため専決処分としたものでございます。 歳入は、6ページにございますとおり、県支出金を充てております。 以上、簡単な説明ではございますが、よろしく御審議の上、御承認賜りますようにお願い申し上げます。 ○議長(檀上正光) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております本案については、会議規則第37条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(檀上正光) 御異議なしと認め、そのように取り計らい、これより討論に入ります。 討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 報告第38号専決処分報告及びこれが承認を求めることについてを採決いたします。 本案は承認することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(檀上正光) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認することに決しました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第5 議案第152号~議案第183号 ○議長(檀上正光) 次に、日程第5、議案第152号平成24年度尾道市一般会計補正予算(第4号)から議案第183号尾道市営駐車場設置及び管理条例及び尾道市庁舎南駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案まで、以上の32案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 平谷市長。 ◎市長(平谷祐宏) (登壇)皆さんこんにちは。 議員の皆様方には、年の瀬に総選挙が加わりまして、例年にも増してお忙しい中を12月定例会に御参集いただきまして、ありがとうございます。 また、先ほどは平成23年度各会計の決算を御認定いただきまして、厚くお礼を申し上げます。 先月の16日には、国の文化審議会において、本市と今治市の境にございます瓢箪島を登録記念物(名勝地)として登録するよう答申されました。県をまたいでの登録記念物という意義も大きく、姉妹都市の関係もあり、喜ばしいことと思っております。 さて、国政でございますが、同じく16日に衆議院が解散となり、今月16日に衆議院議員選挙が行われますが、解散前に、平成27年度までは特例公債の発行を認めることを含む特例公債法案が可決されたことについては安堵しているところでございます。 選挙後、どのような枠組みの政権になるにしても、経済の活性化に向けた来年度予算編成あるいは補正予算の編成などについて、安定した政権によるスピード感を持った対応を期待するものであり、その過程におきましては、地方経済や地方財政への十分な配慮をお願いするものでございます。 それでは、補正予算案を初め諸案件を提案するに当たりまして、総体的な説明を申し上げます。 まず、補正予算案でございます。 一般会計におきまして、福祉関係では、障害者自立支援給付費、障害児通所給付費等の扶助費の追加などを計上しております。 保健関係では、予防接種委託料や子宮頸がん等予防接種委託料などを追加いたしております。 また、教育関係では、小学校の修繕や幼稚園就園奨励費などを追加いたしております。 このほか、今日の経済情勢を受け、本市独自の経済対策として、道路維持改良などの事業をお願いしておりますほか、因島消防署建設用地の造成詳細設計委託料の追加などを計上しております。 なお、繰越明許費につきましては、通学路安全対策事業ほか20件の追加を計上しており、債務負担行為につきましては、2件の追加と1件の変更をお願いしております。 また、本年度の給与費等の見込みが立ちましたので、各費目における増減調整をお願いしております。 次に、特別会計につきまして、それぞれの会計における前年度剰余金の処理などをお願いしております。 また、特別会計におきましても、本年度の給与費等の見込みが立ちましたので、港湾事業特別会計など八つの特別会計で給与費等の増減調整をお願いしております。 このほか、和解に応じることについての議案や手数料条例の一部を改正する条例案などの御審議をお願いしております。 なお、市営駐車場にかかわる条例改正案につきましては、長期にわたる料金適用の誤りが判明したことによりお願いしているものでございます。市民の皆様に心よりおわびを申し上げます。 議案の詳細につきましては、それぞれ担当から説明させますので、よろしく御審議の上、御承認を賜りますようお願いを申し上げまして、総体的な説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(檀上正光) 島田企画財務部長。 ◎企画財務部長(島田康教) それでは、議案第152号から議案第157号までの一般会計及び5特別会計の補正予算案と議案第174号から議案第182号までの一般会計及び8特別会計の補正予算案の概要につきまして御説明申し上げます。 議案集1をお願いいたします。 1ページの議案第152号平成24年度尾道市一般会計補正予算(第4号)でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ12億5,337万7,000円を追加し、予算の総額を578億19万7,000円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費の補正でございますが、5ページにございます第2表繰越明許費補正のとおり、総務費では通学路安全対策事業、民生費ではすぱーく因島整備事業、農林水産業費ではため池緊急整備事業、6ページにかけての土木費では天女ヶ浜新開線道路修繕事業外15件、教育費では、東尾道市民スポーツ広場整備事業、災害復旧費では、農業用施設災害復旧事業の計21件について追加をお願いしております。 第3条は、債務負担行為の補正でございますが、7ページにございます第3表債務負担行為補正のとおり、2件の追加と1件の変更をお願いしております。 第4条は、地方債の補正でございますが、8ページにございます第4表地方債補正のとおり、道路整備事業の変更をお願いしております。 それでは、16ページの歳出から御説明申し上げます。 議会費では、議会だより印刷委託料の追加をお願いしております。 総務費、総務管理費、一般管理費では、臨時職員増加等に伴う社会保険料の追加や、寄附を受けまして、瀬戸田市民会館への備品購入費のほか、前年度決算剰余金の一部について、財政調整基金への積み立てをお願いしております。 財産管理費では因島総合支所の修繕料の追加を、企画費では、寄附を受け、ふるさと振興基金への積立金をお願いしております。 また、徴税費、徴税総務費では、過誤納金還付金を、交通安全対策費では、通学路安全対策のための工事請負費の追加をお願いしております。 17ページの民生費、社会福祉費、障害者福祉費では、障害者自立支援事業に係る備品購入費、補助金及び扶助費の追加や、前年度の事業費確定による精算に伴う国庫負担金返還金を、老人福祉費では、ふれあいの里の修繕料及びすぱーく因島整備工事や介護保険事業特別会計への繰出金の追加をお願いしております。 次の児童福祉費、児童福祉総務費では、放課後児童クラブの運営に係る修繕料、役務費、補助金の追加や、いんのしま子育て支援センターの備品購入費などをお願いしております。 18ページの母子福祉費では、母子生活支援施設措置委託料の追加や前年度の事業費確定による国県負担金などの返還金を、保育所費では、臨時保育士募集のための経費の追加を、子ども手当給付費では、前年度の事業費確定による国県負担金の返還金を、障害児福祉費では、障害児通所給付事業などに係る委託料、補助金、扶助費の追加をお願いしております。 次の人権推進事業費、隣保館費では、ふれあい館などの修繕料の追加などをお願いしております。 19ページの生活保護費では、前年度の事業費確定による国庫負担金などの返還金をお願いしております。 次に、衛生費、保健衛生費、予防接種費では、予防接種に係る委託料の追加を、斎場費では、燃料費の追加をお願いしております。 清掃費、清掃総務費では、甲世衛生組合への負担金の減額を、し尿収集費では、臨時職員賃金の追加を、塵芥処理場費では、燃料費、修繕料を、し尿処理場費では、光熱水費、修繕料の追加をお願いしております。 次の労働費、労働諸費、勤労青少年ホーム費では、因島勤労青少年ホームの修繕料の追加をお願いしております。 20ページの農林水産業費、農林業費、農業振興費では、新規就農者育成交付金事業の事務費や因島フラワーセンターの光熱水費、対象地区の増などに伴います中山間地域等直接支払事業補助金の追加などを、農地費では、農村環境改善センターの修繕料や農道・農業用施設に係る工事請負費の追加を、林業振興費では、林道整備工事や森林・林業体験活動支援事業補助金の追加をお願いしております。 次の水産業費、水産振興費では、漁船の巻揚施設の修繕料をお願いしております。 21ページの商工費、観光費では、因島水軍城の空調や向島町干汐の公衆便所などの修繕料、クロスロードみつぎの電気代に係る共益費の追加や千光寺山索道事業特別会計への繰出金の減額をお願いしております。 次の土木費、道路橋りょう費、道路維持費では測量設計の委託料や工事請負費の追加などを、道路新設改良費では、道路改良工事の追加をお願いしております。 港湾費、港湾管理費では、光熱水費、修繕料などの追加を、海フェスタ開催事業費では、実行委員会解散に伴います負担金の減額や事務費の減額をお願いしております。 22ページの都市計画費、公園管理費では、都市公園等樹木剪定に係る委託料を、公園建設費では、公園へのフェンス設置に係る工事請負費を、都市下水路費では、公共下水道事業特別会計への繰出金の追加をお願いしております。 次の外灯費では、町内会等で行う防犯灯設置に対する補助金の追加を、排水路費では、ポンプ場の修繕料や、排水路の維持補修のための工事請負費の追加をお願いしております。 次の住宅費、住宅管理費では、工事請負費の追加を、公営住宅建設費では、国の交付金の見込み確定に伴う事業費の減額をお願いしております。 23ページの河川費、河川維持改良費では、工事請負費の追加を、急傾斜対策事業費では、県移譲事務交付金に係る事業の増減調整をお願いしております。 また、消防費、常備消防費では、自動車交通事故について和解が成立したことに伴う解決金を、非常備消防費では、ガス発電機などの備品購入費を、消防施設費では、因島消防署建設用地に係る調査設計等委託料の追加をお願いしております。 次の教育費、教育総務費、事務局費では、特別支援教育支援員に係る賃金を、21世紀の学校づくり推進費では、武道指導支援講師などの非常勤講師報酬や、生口島の小・中学校統合のための需用費及び閉校記念行事実行委員会への補助金の追加をお願いしております。 24ページの小学校費、小学校管理費では、寄附を受けての日比崎小学校体育館の放送設備の修繕料のほか、臨時職員賃金や給食関係の消耗品、施設改修のための修繕料や原材料費の追加を、中学校費、中学校管理費では、光熱水費及び施設改修のための修繕料や原材料費の追加をお願いしております。 次の高等学校費、高等学校管理費では、消耗品費や修繕料の追加を、25ページにかけての幼稚園費では、障害児加配対応などによる臨時職員賃金や私立幼稚園就園奨励費の追加のほか、吉和幼稚園、向島中央幼稚園の閉園に係る経費をお願いしております。 また、社会教育費、社会教育総務費では、椋の里ゆうあいランドなどの修繕料を、公民館費では、栗原公民館などの修繕料を、図書館費では、寄附を受けての図書の購入費を、文化振興費では、寄附を受けての消耗品費及び備品購入費の追加や修理の延期に伴う文化財保存修理補助金の減額などをお願いしております。 次の保健体育費、保健体育総務費では、長者原スポーツセンターなどの修繕料や東尾道市民スポーツ広場整備工事の追加を、給食施設費では、臨時職員賃金や燃料費、修繕料の追加などをお願いしております。 以上、歳出の概要を御説明申し上げましたが、これに要する財源といたしましては、11ページから15ページにございますとおり、市税、分担金及び負担金の追加、国庫支出金の増減調整、県支出金、寄附金、特別会計繰入金、繰越金及び市債の追加、基金繰入金の減額及び、諸収入の増減調整をお願いしております。 なお、市民税につきましては、個人市民税を2億7,800万円追加するものでございます。 続きまして、31ページをお願いします。 議案第153号平成24年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ491万2,000円を追加し、予算の総額を1億8,069万1,000円とするものでございます。 37ページの歳出をごらんください。 港湾費、運営費、総務費では、前年度剰余金県納付金及び一般会計繰出金を、施設管理費では、光熱水費の追加をお願いしております。 この財源といたしましては、36ページにございますとおり、前年度繰越金及び雑入として西御所地区港湾上屋2号別棟のコインロッカーとシャワールームの使用料の追加をお願いしております。 続きまして、39ページをお願いします。 議案第154号平成24年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億247万9,000円を追加し、予算の総額を170億8,716万3,000円とするものでございます。 45ページの歳出をごらんください。 基金積立金では、財政調整基金への積立金を、諸支出金、償還金及び還付加算金、一般被保険者保険料税還付金では、過誤納金還付金の追加をお願いしております。 この財源といたしまして、44ページにございますとおり、前年度繰越金の追加をお願いしております。 続きまして、47ページをお願いします。 議案第155号平成24年度尾道市千光寺山索道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、財源の組み替えを行ったもので、総額には変更はございません。 52ページの歳入をごらんください。 一般会計繰入金を減額し、前年度繰越金を増額しております。 続きまして、55ページをお願いします。 議案第156号平成24年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,328万1,000円を追加し、予算の総額を18億1,407万8,000円とするものでございます。 第2条は、繰越明許費の補正でございますが、58ページにございます第2表繰越明許費補正のとおり、2件の追加をお願いしております。 それでは、62ページの歳出をお願いします。 公共下水道費、事業費、管理費では、ポンプ場や水路に係る工事請負費などの維持補修経費のほか、消費税をお願いしており、建設費では、管渠築造工事などの工事請負費の追加をお願いしております。 この財源といたしまして、61ページにございますとおり、一般会計繰入金の追加をお願いしております。 続きまして、63ページをお願いします。 議案第157号平成24年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,103万5,000円を追加し、予算の総額を149億3,564万8,000円とするものでございます。 69ページの歳出でございますが、総務費、介護認定審査会費、認定調査費では、要介護認定審査会支援システム等改修委託料を、基金積立金では、介護給付費準備基金積立金を、諸支出金では、事業費精算による調整交付金返還金をお願いしております。 この財源といたしまして、68ページにございます、財政安定化基金支出金及び一般会計繰入金の追加をお願いしております。 続きまして、議案第174号から議案第182号までの補正予算案の概要について御説明申し上げます。 議案集3をお願いいたします。 1ページの議案第174号平成24年度尾道市一般会計補正予算(第5号)でございますが、歳出の組み替えを行うもので、歳入歳出予算の総額に変更はございません。 補正の内容は、各所属における給与費等の年間の見込み額の変更により、それぞれ増減調整をお願いするものでございます。 歳出は、5ページから26ページにかけて、それぞれの費目における給与費等の増減額を掲げております。 なお、給与費等の減額相当分9,509万3,000円につきましては、6ページの総務費、総務管理費、一般管理費において職員退職手当基金積立金の追加をお願いしております。 続きまして、特別会計でございますが、いずれも各所属における給与費等の年間の見込み額の変更により、それぞれ増減調整をお願いするものでございます。 それでは、31ページをお願いします。 まず、議案第175号平成24年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ7万9,000円を減額し、予算の総額を1億8,061万2,000円とするものでございます。 歳入は、36ページにございますとおり、港湾収入、使用料で調整いたしております。 次に、39ページ、議案第176号平成24年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ4万7,000円を減額し、予算の総額を170億8,711万6,000円とするものでございます。 歳入は、44ページにございますとおり、一般会計繰入金を減額して調整いたしております。 次に、47ページ、議案第177号平成24年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ32万9,000円を追加し、予算の総額を18億1,440万7,000円とするものでございます。 歳入は、52ページにございますとおり、一般会計繰入金を追加して調整いたしております。 次に、55ページ、議案第178号平成24年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)でございますが、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ523万7,000円を追加し、予算の総額を149億4,088万5,000円とするものでございます。 歳入は、60ページにございますとおり、国県支出金、基金繰入金の減額と一般会計繰入金の増減調整をお願いしております。 次に、65ページ、議案第179号平成24年度尾道市救護施設事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ38万4,000円を減額して、予算の総額を2億5,028万7,000円とするものでございます。 歳入は、70ページにございますとおり、分担金及び負担金を減額して調整いたしております。 次に、73ページ、議案第180号平成24年度尾道市特定環境保全公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ2万4,000円を減額し、予算の総額を1億8,992万円とするものでございます。 歳入は、78ページにございますとおり、一般会計繰入金を減額して調整いたしております。 次に、81ページ、議案第181号平成24年度尾道市渡船事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ12万3,000円を減額して、予算の総額を3,301万7,000円とするものでございます。 歳入は、86ページにございますとおり、一般会計繰入金を減額して調整いたしております。 最後に、89ページ、議案第182号平成24年度尾道市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)でございますが、歳入歳出予算の総額からそれぞれ57万5,000円を減額して、予算の総額を21億363万6,000円とするものでございます。 歳入は、94ページにございますとおり、一般会計繰入金を減額して調整いたしております。 以上、議案第152号から議案第157号までの補正予算案及び議案第174号から議案第182号までの補正予算案について概要を説明させていただきました。 御審議の上、御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(檀上正光) 澤田総務部長。 ◎総務部長(澤田昌文) 続きまして、議案第158号から議案第173号まで及び議案第183号の17議案につきまして提案説明を申し上げます。 まず、議案集2の11ページ、議案第158号の町の区域の変更(編入)についてでございますが、本案は、国有海浜地の埋め立てによる土地を百島町の区域に編入しようとするものでございます。 議案説明書1の8ページに位置図をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、12ページ、議案第159号の和解に応じることについてでございますが、本案は、平成5年に発生いたしました、当時の因島市瀬戸田町消防組合の救急自動車と相手方との間で生じた交通事故に関し、訴訟上の和解に応じようとするものでございます。 次に、14ページ、議案第160号の尾道市特殊勤務手当条例及び消防特殊勤務手当条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、12月29日から翌年の1月3日までの期間に勤務した職員に支給する年末年始勤務手当を廃止するための条例改正でございます。 次に、16ページ、議案第161号の尾道市手数料条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、都市の低炭素化の促進に関する法律の制定に伴い、低炭素建築物新築等計画認定申請に係る手数料の額を定めるための条例改正でございます。 次に、25ページ、議案第162号の尾道市手数料条例及び尾道市消防手数料条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、受益者負担の適正化を図るべく手数料の額を改めるための条例改正でございます。 次に、27ページ、議案第163号の尾道市保育所(園)設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、のぞみが丘保育所及び北久保保育所の定数を改め、長江保育所、歌島中央保育所及び歌島西部保育所を廃止し、並びに向島認定こども園を設置するための条例改正でございます。 次に、29ページ、議案第164号の尾道市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、液状一般廃棄物の収集処理に要する諸経費の増加に伴い、関係する手数料の額を改めるとともに、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部改正に伴い、市が設置する一般廃棄物処理施設に置く技術管理者の資格基準を環境省令で定める基準を参酌して定めるための条例改正でございます。 次に、32ページ、議案第165号の尾道市営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、公営住宅法の一部改正に伴い、公営住宅等の整備基準を国土交通省令で定める基準を参酌して定めるための条例改正でございます。 次に、36ページ、議案第166号の尾道市営駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、道路法の一部改正に伴い、道路附属物駐車場の利用に関する標識に明示する事項等を定めるための条例改正でございます。 次に、38ページ、議案第167号の尾道市立学校設置条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、東生口小学校及び南小学校を瀬戸田小学校に統合し廃止するため、並びに生口中学校を瀬戸田中学校に統合し廃止するための条例改正でございます。 次に、40ページ、議案第168号の尾道市立幼稚園設置条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、吉和幼稚園及び向島中央幼稚園を廃止するための条例改正でございます。 次に、42ページ、議案第169号の尾道市学校給食共同調理場設置条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、向島中央幼稚園及び東生口小学校を廃止することに伴い、向島学校給食共同調理場及び因島学校給食共同調理場の対象範囲を改めるための条例改正でございます。 次に、43ページ、議案第170号の尾道市立学校施設等使用条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、廃止することとする東生口小学校及び南小学校並びに生口中学校を旧学校施設として、その使用料を定めるための条例改正でございます。 次に、45ページ、議案第171号の尾道市防災会議条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、災害対策基本法の一部改正に伴い、尾道市防災会議の所掌事務及び委員の構成を改めるための条例改正でございます。 次に、47ページ、議案第172号の尾道市指定地域密着型サービス事業者の指定の申請者に関する事項並びに指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例案でございますが、本案は、介護保険法の一部改正に伴い、指定地域密着型サービス事業者の指定に関する基準を厚生労働省令で定める基準を参酌して定めるための条例制定でございます。 次に、165ページ、議案第173号の尾道市指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定の申請者に関する事項並びに指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例案でございますが、本案も、介護保険法の一部改正に伴い、指定地域密着型介護予防サービス事業者の指定に関する基準及び指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を厚生労働省令で定める基準を参酌して定めるための条例制定でございます。 なお、議案第160号、議案第162号、議案第163号から議案第165号まで及び議案第169号から議案第171号までにつきまして、議案説明書1の9ページから23ページまでに新旧対照表を、議案第172号及び議案第173号につきまして、議案説明書1の24ページ及び25ページに要点をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 続きまして、議案第183号の尾道市営駐車場設置及び管理条例及び尾道市庁舎南駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、市営駐車場の料金設定の時間区分を改めるため、及び表記をより明確にするための条例改正でございます。 なお、議案説明書2の1ページから4ページまでに新旧対照表をお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上、17議案につきましての提案説明とさせていただきます。御審議をいただきまして、御決定を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(檀上正光) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 32番、寺本議員。 ◆32番(寺本真一) 私は、議案第152号の一般会計補正予算について聞いてみたいと思います。 今回の補正予算の歳入面での最大の特徴は、前年度からの繰越金が10億3,300万円歳入として入ってきたと。それと、これは当初予算では見込んでいなかった個人市民税が思わぬふえて、これがやはり2億7,800万円入ってきたと。こういう、言ってみれば当初予算段階では考えていなかった歳入があったと。これに対して、さまざまな年度中途で必要な事業をやっていくわけですけれども、それと同時に、それを受けて、やはり歳入では、財政調整基金を10億6,900万円、これをこの補正予算前では取り崩すと、財政調整基金を10億6,900万円取り崩して使うというふうにしておったものを、今言ったような歳入があったために、取り崩し額を2億7,200万円減じたということです。一方で、歳出ではどういうことが行われているかというと、さっきあったようなさまざまな事業をやるということは、これはいいんですけれども、もう一つ、やはりこの総務費で、財政調整基金に5億2,000万円新たに積み立てると、こうなってるわけですね。 私が聞きたいのは、2億7,200万円取り崩す予定であったものを減じたということと、新たに5億2,000万円積み立てるということになるわけですから、単純に計算しても8億円、8億円新たに、結果的にはですよ、財政調整基金は8億円の積み増しになると。積み増しという言い方が悪ければ、この補正予算前と比べれば財政調整基金が8億円ふえるということになろうかと思うんですが、その点についての確認と、その結果、財政調整基金の現在高は一体幾らになるのか、これを当初予算段階と比べてどうなのか、この点について聞かせてください。 ○議長(檀上正光) 島田企画財務部長。 ◎企画財務部長(島田康教) お尋ねの財政調整基金8億円増という内訳についてでございますが、これは前年度から10億円何がしか繰り越しております。これの2分の1は財政調整基金へという決まり事がありますので、その半額以上の5億2,000万円については今回積み立てをお願いしております。 当初の段階で、財政調整基金5億円ほど取り崩すということで予算組みのほうさせていただいておりますし、9月でも4億円程度、これを取り崩すということで、9億円ほど取り崩す予定にさせてもらっております。今回、将来の部分を見据えた中では、余り財政調整基金に依存しない予算編成、我々も必要だというふうに思っておりますので、今回取り崩しの部分を2億7,000万円ほど減額させていただいたということでございます。 それと、平成23年度決算との比較ということでございますが、平成23年度決算の財政調整基金につきましては、35億9,400万円となっております。平成24年、今回12月で補正お願いしとるわけでありますが、予算ベースでいきますと34億5,300万円ということで、差し引き1億4,100万円の減ということにはなっております。 ○議長(檀上正光) 32番、寺本議員。 ◆32番(寺本真一) いや、私は当初予算編成段階での財政調整基金残高と比べてどうなのかということを聞いたんですよ。 いずれにしても、この財政調整基金が、今回の補正予算を組む段階と、前と比べれば、これ8億円積み増しになってることは、これは間違いないですよね、誰が考えてもね。2億7,000万円取り崩すべきものを取り崩さなかったと、新たに5億2,000万円積み立てたということですから。その当初予算段階と比べてどうなのかということはあと答えてくださいね。 私は、やはりこの財政調整基金が三十数億円あるということと、それからもう一方で、今回の議案の中で私どもが問題だというふうに思いましたのが、これは補正予算ではありませんけれども、条例改正として、来年度から各種公共料金、手数料ですね、200円の手数料を300円に引き上げるということが議案として今回出されてるわけですね。今回の補正予算で8億円の財政調整基金を積み増しをしたわけだけれども、この各種手数料の100円の値上げによって、一体あなた方はどれほどの増収を見込んでいるのか、これもあわせてちょっと聞いておきたいと思います。 ○議長(檀上正光) 島田企画財務部長。 ◎企画財務部長(島田康教) 財政調整基金の当初との比較ということでございますが、ちょっと手元のほうへ詳しい数字はないわけですが、当初の段階で5億円ほど取り崩して予算編成をしております。決算との見込みで1億4,000万円ということですので、ざっと言って、3億6,000万円の増という形にはなろうかと思います。 手数料条例、今回お願いしとるわけですが、この改定によりまして収入増となる総額については、約1,300万円程度というふうに見込んでおります。 ○議長(檀上正光) 32番、寺本議員。 ◆32番(寺本真一) 1,300万円の収入増になると。市民から見れば、100円とはいえども値上げがめじろ押しになってるということですよね。 それで、今年度私が厳しく批判をして反対をしましたけれども、介護保険料がざっと平均で年間1万円上がったと。それからまた、国保料も平均でざっと1万円上がったと。2万円平均で上がってるわけですね。もちろん後期高齢者保険料も、これは六千数百円ですか、これも上がってると。一方では、国の政策で年金が、4月支給分から0.3%、〔発言の取消しにつき削除〕                                                   国の政策で収入が減ってるわけね、減ってるわけ。そこへ持ってきて、今言ったような、尾道市が二つの保険料で平均で合計2万円の負担を押しつけたと。そういう負担増がめじろ押し、収入減の上に負担増がめじろ押しということになってる。そして、今衆議院解散して、総選挙が戦われてますけども、解散間際の、いわばどさくさ国会で、民主党と自民党と公明党が賛成して、来年の10月から3回に分けて年金が2.5%も削減されると、こういうことがもうはっきり決まってるわけですよ。 そういうことで、今言ったように、あなた方は年度当初予想していなかったような法人市民税の増額と、それから繰越剰余金の10億円が入ってきて、それをちゃっかり財政調整基金に積み立てていってるが、片一方、市民のほうは、どんどんどんどん収入が減る、負担増を押しつけられるという中にあって、せめて私は、1,300万円ぐらいの値上げは抑えようかと、これはちょっと我慢しようやないかと、送ろうじゃないかという論議は、市のあなた方の中で、理事者の中で一つも起きんかったんですか。私は政治姿勢の問題だと思いますよ。あなた方は市民の暮らしぶりをどう見てるんだということが、これ端的にあらわれてますよ。1,300万円ふえたって、市の財政に全く影響はないでしょう。あえて全くと言いましょうよ、これは。それなら、せめてこれぐらいの、これの値上げぐらいは見送ろうじゃないかという論議は誰からも出んかったんですか、あなた方から。 ということと、どこが発想したんですか、この値上げは。どういう理由で。この二つ聞かせてくださいや。おかしいわ、こりゃ。 ○議長(檀上正光) 澤田総務部長。 ◎総務部長(澤田昌文) 2点のお尋ねです。 手数料の値上げにつきましては、従前から事務事業の見直しの中でも議論が続き、それから平成23年から平成25年までにかけての第5次の行財政改革大綱の中でも、受益者負担を適正化していかなければいけないというふうな方針を立ててまいりました。その間、先ほどの財政論議という観点ではなくて、あくまで手数料でございますから、それぞれの受益者がそれに応じてその部分を御負担いただくのがどれが適正なのかという観点を中心に、庁内の議論は進めてまいったというふうに承知しております。 結果、これは御質問にはなかった部分なんですけども、県内の各市でも、通常300円のところが大部分でございますし、私どものほうがそれぞれの手数料が実際に幾らぐらいかかってるのかというのを試算をしても、どれも300円を超えておるのが実情でございます。そういった中で、何とぞ300円について、100円確かにアップになるんでございますけども、御理解を賜りたいと存じます。 ○議長(檀上正光) 31番、魚谷議員。 ◆31番(魚谷悟) 私は、上程されています議案第164号の尾道市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例案について何点かお尋ねしたいと思います。 今、市民の暮らしぶり、いわゆる収入減という問題が、これは決算委員会の中での特徴の一つでもあったと思うんですね。そういった中で、この議案もいわゆる値上げをする議案だというふうになってると思うんです。決算審査の中でも、やはり市民の収入が減っているということについてはほぼ共通の認識になったと思うんですね。これは、個人市民税が大きく落ち込んでいると。その中で、市としてできるものの大きな一つに、やはり市の公共料金を、やはり今のままを据え置くとか上げないとか、こういうのは市の決断でできるわけで、そういった観点からこの議案についてお伺いしたいと思いますが。 その第1は、先ほど寺本議員が行ったと同じような趣旨になりますが、一定の負担を求めることになるんですけども、そういう中で、このし尿の処理にかかわる問題だと思いますけれども、これは、液状一般廃棄物というのは。これは、一定の収入があれば、今の時代ですから、衛生面からいうても、大体合併浄化槽とか、あるいは公共下水道につないだりするわけですけれども、そういう負担がなかなかできないというところがくみ取り式というふうになっていて、そのくみ取り料金にかかわる問題なんで、いわゆる所得の比較的低い人がその対象になってると思うんですけれども、全体としては収入が減る、さらに市民の階層の中では、所得の階層の中では低い人がこの値上げの負担をこうむると、新たな負担を求められるということになると思うんですが、そういうことについての検討はされたのかどうか。どのように考えておられるかというのが第1点です。 それから、第2点目は、恐らく値上げの幅を一定の試算をしますと、約20%弱ということになると思うんです。なぜかという提案理由の中に諸経費の増加というふうになっておりますけれども、このことについてもう少し詳しく答えていただきたい。 それから、市内のし尿の収集状況については、いわゆる直営とか、あるいは許可業者などがあると思うんですが、これの形態は一体どのようになっているかということについて3番目にお答えいただきたい。 最後には、結局、利用者の側からすると、一体、年間の処理量がある程度統計で出てると思いますんで、年間の処理量から推察して、市民の負担、いわゆる利用者の側から見ると幾らの負担増になるのかと、試算されるのかと、この4点についてまずお答えください。 ○議長(檀上正光) 大崎市民生活部長。 ◎市民生活部長(大崎多久司) ただいま一般廃棄物、特にし尿の収集の手数料ということでお尋ねをいただいたわけですけども、し尿のくみ取りをされてる家庭が必ずしも所得の低い方とは限らない。その地理的条件とか、例えば下水道のいかないところとか、いろいろ事情があるんで、必ずしもその所得の比較的低い方の家庭だけがし尿のくみ取りをされてるということはちょっと想定はできない、断定はできないんではなかろうかと思っております。 それと、その経費についてでございますが、し尿のくみ取りをしていただいてる業者の方の、例えば軽油の値段、原因ですけども、軽油の値段の高騰もあり、あるいはバキュームカー等の値上がり、そういったもの、そういう値上がり等もございまして、これまで長い期間その改定を行っておりませんので、そういうところを見直しをして、経費を一応見積もってはいます。 それから、収集形態についての御質問でございますが、直営、それから委託、それと許可という三つの形態でやっております。直営は因島島内で行っております。委託につきましては百島島内、それ以外は許可業者の方に収集をお願いをしております。 それから、この値上げについて、市民の方にどの程度の御負担がふえるかということの御質問でございますが、今試算をしておるところ、年間3,432円程度、1世帯当たり負担をお願いするようになるんではないかというふうに考えております。 ○議長(檀上正光) 31番、魚谷議員。 ◆31番(魚谷悟) 市民全体についてちょっと、掛ければいいんですが、世帯数がちょっとわかりませんので、市民全体ではどの程度の負担額になるかということについて改めてお答えいただきたいと思うんですが。 許可業者、ほとんどの地域が、因島を除いては許可業者というふうに今の答えで推察できますけれども、ここで改めて、そもそも論といいますか、この液状廃棄物も含めまして廃棄物については、国の法律で、廃棄物の処理及び清掃に関する法律というものによって市の役割についても規定をされていると思うんですよ。ですから、いわゆる許可業者が、これは許可業者っていうのは、私の理解では、本来その中で、法律の中で定められている市の責任でやらなければならないものを一定の業者に許可業者としてやっていただいてるというものだというふうに理解をしてるんですが、その国の法律の中では、市町村、尾道市ですね、尾道市の義務についてどのように規定をしており、どのように認識をされているかということについてお答えいただきたいと思うんです。 というのは、先ほど言いましたように、民間の業者ですけれども、これはこの法律に基づいた、市が本来やるべきものを許可業者としてその民間の業者に許可をしてやっていただいてるというのが私は理解なんで、そういうものであるとすると、問題の立て方がまた変わってくると思いますんで、その辺の認識をまず伺っておきたいと思いますね。二つ答えてください。 ○議長(檀上正光) 大崎市民生活部長。 ◎市民生活部長(大崎多久司) 市内の市民の皆さんの負担の増は幾らかということでございますが、し尿のくみ取り全体で1億2,000万円程度を想定しております。 それから、市の役割ということでございますけども、廃棄物の処理及び清掃に関する法律というのがございまして、その4条に、廃棄物の収集処理は、市町村の責任であるというふうなことが明記をされております。 ○議長(檀上正光) 31番、魚谷議員。 ◆31番(魚谷悟) そうですよね。ですから、本来市の責任でこれは行うもんである。6条の2の中にも、「市町村は、一般廃棄物処理計画に従って、その区分における一般廃棄物を生活環境の保全上支障がないうちに収集し、これを運搬し及び処分しなければならない」というふうに、これは市町村の義務としてうたってるわけですよね。ですから、今提案の理由であった業者の経費がかさんでいるといった中では、これは、この間の経緯を見ますと、今部長答えられたように、さまざまな、燃料も含めて、収集する車の価格も上がっています。ところが一方では、水洗化が進んだり、あるいは公共下水道の普及がいきますと、これはくみ取りの量というのは減ってくる傾向になるということになってくるわけですから、上下で業者の経営は困難になるということは想定できるわけですね。それをどうするかといったときに、先ほど部長も答えられたように、これは本来市の責任で行わなければならないといったことを考えますと、これを、経費がかさんでいるから、業者も大変だから、これは当然なんですけれども、今の状況考えますと、しかしそれをまるっきり利用者の側に負担をしてもらうというのは私はいかがかと思うんです。本来それは市の責任で行うべきであって、その問題は、さまざまな検討をして、やはり私は、本来的に市に責任があるわけですから、市が行うべきではないかというふうに私自身は思っております。今の点についてはいかがですか、お考えを聞かせてください。 ○議長(檀上正光) 大崎市民生活部長。 ◎市民生活部長(大崎多久司) 市の責任でその一般廃棄物の処理を行うに当たって、それぞれ市民サービスに相当する受益者の方の負担もお願いするということがあります。そして、このし尿の収集も都市生活において非常に必要不可欠な内容ですから、これを維持していくために、この制度を維持していくためにも、やはり一定の御負担をお願いをしなければならないものと考えております。 ○議長(檀上正光) これをもって質疑を終わり、32案はそれぞれ所管委員会に付託いたします。 なお、本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 議案審査のため、暫時休憩いたします。                午後3時25分 休憩  ────────────────── * ──────────────────                午後7時5分 再開 ○議長(檀上正光) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ────────────────── * ────────────────── △日程の追加 ○議長(檀上正光) この際、日程の追加についてをお諮りいたします。 休憩中、総務委員長から先刻付託しました議案第183号に対する委員会審査報告書が提出されましたので、日程第6として議案第183号尾道市営駐車場設置及び管理条例及び尾道市庁舎南駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案を追加いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(檀上正光) 御異議なしと認め、そのように決しました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第6 議案第183号 ○議長(檀上正光) 次に、日程第6、総務委員長の報告を求めます。 29番、加納総務委員長。 ◆総務委員長(加納康平) [29番](登壇)皆さん大変お疲れでございます。 総務委員会が付託を受けました案件につきまして、委員会における審査の経過並びにその結果を簡単に御報告を申し上げます。 本日は、審査の都合上、付託案件中、議案第183号尾道市営駐車場設置及び管理条例及び尾道市庁舎南駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案の1案についてのみ審査いたしました。 審査では、まず委員より、本来は条例に合わすのが行政のやり方ではないのか、誤った運用に条例を合わすというのはおかしいという意見はなかったのかただしたのに対し、理事者より、条例に合わせるのが基本だと考えているが、今回は誤った状態が非常に長きにわたり運用され、市民に定着しているため、今回の条例改正を提案していると答弁がありました。 これに対し、同委員より、市民に対して謝罪広告を出すなり、記者会見をするなりし、公式に謝罪すべきではないかとただしたのに対し、理事者より、重く受けとめ、報道への対応については検討したいと答弁がありました。 次に、委員より、業者に料金設定プログラムを作成させ、テストをしていると思うが、どういったテストを行っているのかただしたのに対し、理事者より、本来設定すべきプログラムと相違していたことが確認できていない。また、その後点検していないことも大きな原因であり、反省していると答弁がありました。 その他、委員、委員外議員より、条例上同じ料金設定になっている他の駐車場の料金徴収の状況、市民に不公平な扱いが生じたという認識の有無、四つの駐車場の自動精算機の設定の誤りによる過少徴収の金額、各駐車場における看板の料金表示方法について質疑、意見、要望があり、理事者よりそれぞれ答弁がありました。 以上、審査の概要を申し上げましたが、本委員会が付託を受けた議案につきましては、審査の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、総務委員長の報告といたします。御清聴ありがとうございました。 ○議長(檀上正光) 総務委員長の報告は終わりました。 これより質疑に入ります。 委員長の報告に対し質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 討論はありませんか。 32番、寺本議員。 ◆32番(寺本真一) (登壇)ただいま上程されました議案第183号につきまして、日本共産党議員団を代表して討論を行います。 まず、議案に対する態度でありますけれども、この議案に私どもは賛成できない、反対であるということをまず明確にしておきたいと思います。 そもそも今回の条例改正というのは、尾道市が設置及び管理をしております駐車場について、条例どおり料金徴収が行われていなかった、それを、実態を条例に合わせて正すのではなくて、むしろ実態に合わせて条例を改正しようというためのものであります。 私どもが今回の質疑を通じて最大の問題だと思いましたのは、そもそも市が設置、管理しております、運営しております駐車場の中には、料金徴収の仕方に大きく二つのタイプがあるわけであります。その一つは、民間の駐車場同様、最初から有料で料金を徴収する、もう一方は、さまざまなことの判断から、最初の30分もしくは20分は無料とし、その後初期料金を徴収する、こういうタイプのものであります。 今回市がミスをしましたのは、この最初30分は無料で、その後の30分は初期料金を徴収し、1時間1秒後、1時間を過ぎたらさらに追加料金が発生するという条例について、設定の仕方が、最初の30分は同じように無料にしておるけれども、初期料金を徴収する時間が1時間で、結果的には、入庫後1時間30分1秒後から追加料金が発生すると、こういう設定をしたというものであります。質疑の中で、それによって市が徴収不足をした金額は3,600万円になるであろうということが明らかにされました。 私どもは、こういうミスが起こったこと、その原因を今さら追及しようという立場ではありませんし、今回それを訂正をするということはやむを得なかった措置だと思っています。 ただ問題は、その訂正の仕方であります。市が最初の30分もしくは20分を無料にしている駐車場は全部で7カ所ございます。そのうち、今回は4カ所について、先ほど紹介したようなミス設定をしておったわけでありますが、今回条例を改正しようとするのは、その4カ所の駐車場についてのみ、誤った徴収の仕方に条例を合わせようと、こういうものであります。 私どもは、尾道市が設置管理する駐車場に二つのタイプがあるその理由は、先ほど申しましたように、それなりの理由があって、最初の30分もしくは20分を無料にすると、こうしておったわけであります。そういう最初の一定時間無料と最初から有料のタイプ。今回の条例改正によって、当初私どもは、全ての最初の一定時間無料の駐車場も、ミス徴収をした、そういう駐車場の徴収の仕方に条例を合わせるものと思っておりましたけれども、質疑の中で、ミスをしておった4カ所については条例を実態に合わせるけれども、その残りの3カ所については条例どおりの徴収をするというわけであります。こういうことになりますと、最初の一定時間有料にした駐車場の中に、新たに今度は二つのタイプが発生することになるわけであります。なぜそのような分け方をするのか。もともと二つのタイプに分けておった理念が、今度は三つのタイプになるわけでありますけども、それはあくまでもミスをした駐車場についてのみ条例を改正をするからであります。本来であれば、理念からいえば、残りの3カ所についても、同じように初期の無料、その後の1時間を初期料金にするというふうにすべきであります。それをせずに、ミスをしたところだけ訂正をすると、条例を合わせるというのは、当初の理念もどこかに吹き飛んだ全くの行政の御都合主義と言わなければなりません。 そういう立場から、この議案は認めるわけにはいかない、このことを日本共産党議員団として明確にしておきたいと思います。 以上で討論といたします。 ○議長(檀上正光) 11番、三木議員。 ◆11番(三木郁子) (登壇)議案第183号尾道市営駐車場設置及び管理条例及び尾道市庁舎南駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案について、市民連合会派を代表いたしまして賛成の立場で討論を行います。 まず、この駐車場4カ所につきまして、条例違反で長く今日まで来たということについては、当然ゆゆしき問題でありますし、今後二度とこういうことがあってはならないということは大前提であります。がしかし、今回の4カ所について、市民の実態を見たときに、通勤者、特に因島中央駐車場におきましては、買い物客、通勤者、そして長崎駐車場に関しましては、病院への通院をする多くの市民、もちろん通勤者もあります、こういう利用者の多くの実態を見るときに、私ども市民連合会派といたしましては、広く認知されている現状、そして多くの利用者の生活の市民利益を最優先に考えたときに、今回の条例案に、長きに続いた条例違反に苦言を申し添えて、賛成の立場をとらさせていただきました。 以上、市民利益最優先の立場を基底に、市民連合を代表しての賛成討論といたします。 ○議長(檀上正光) これをもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 議案第183号尾道市営駐車場設置及び管理条例及び尾道市庁舎南駐車場設置及び管理条例の一部を改正する条例案についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                〔賛成者起立〕 ○議長(檀上正光) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。御苦労さまでございました。                午後7時20分 散会  ────────────────── * ──────────────────   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     尾 道 市 議 会 議 長     尾 道 市 議 会 議 員     尾 道 市 議 会 議 員...