尾道市議会 > 2010-09-10 >
09月10日-01号

  • "漏水調査"(/)
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  1. 尾道市議会 2010-09-10
    09月10日-01号


    取得元: 尾道市議会公式サイト
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    平成22年第5回 9月定例会              平成22年9月10日(金曜日)  ────────────────── * ──────────────────                 議事日程第13号           (平成22年9月10日 午後1時30分開議)第1 会期決定について第2 報告第 29号 健全化判断比率の報告について   報告第 30号 資金不足比率の報告について          (以上2件一括上程、報告)第3 報告第 31号 専決処分の報告について   報告第 32号 専決処分の報告について   報告第 33号 専決処分の報告について   報告第 34号 専決処分の報告について          (以上4件一括上程、報告)第4 報告第 27号 平成21年度尾道市水道事業会計決算の状況報告について   報告第 28号 平成21年度尾道市病院事業会計決算の状況報告について   議案第102号 決算認定について(平成21年度尾道市水道事業会計)   議案第103号 決算認定について(平成21年度尾道市病院事業会計)          (以上4件一括上程、説明)第5 決算特別委員会の設置及び委員の選任について第6 議案第104号 平成22年度尾道市一般会計補正予算(第2号)   議案第105号 平成22年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)   議案第106号 平成22年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)   議案第107号 平成22年度尾道市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)   議案第108号 平成22年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   議案第109号 平成22年度尾道市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)   議案第110号 平成22年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)   議案第111号 平成22年度尾道市尾道大学事業特別会計補正予算(第2号)   議案第112号 平成22年度尾道市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)   議案第113号 平成22年度尾道市病院事業会計補正予算(第1号)   議案第114号 尾道市過疎地域自立促進計画の策定について   議案第115号 新たに生じた土地の確認及び町の区域の変更(編入)について   議案第116号 市道路線の認定について   議案第117号 市道路線の認定について   議案第118号 公の施設の区域外設置に関する福山市との協議について   議案第119号 民事調停の申立てについて   議案第120号 財産の取得について   議案第121号 財産の取得について   議案第122号 尾道市火災予防条例の一部を改正する条例案   議案第123号 尾道市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例案   議案第124号 尾道市ゲートボール場設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第125号 芸予文化情報センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第126号 しまなみ交流館設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第127号 尾道市瀬戸田サンセットビーチ設置及び管理条例の一部を改正する条例案   議案第128号 向島洋らんセンター設置及び管理条例の一部を改正する条例案          (以上25案一括上程、提案理由の説明)                                    以 上  ────────────────── * ──────────────────本日の会議に付した事件日程第1 会期決定について日程第2 報告第 29号 健全化判断比率の報告について     報告第 30号 資金不足比率の報告について日程第3 報告第 31号 専決処分の報告について     報告第 32号 専決処分の報告について     報告第 33号 専決処分の報告について     報告第 34号 専決処分の報告について日程第4 報告第 27号 平成21年度尾道市水道事業会計決算の状況報告について     報告第 28号 平成21年度尾道市病院事業会計決算の状況報告について     議案第102号 決算認定について(平成21年度尾道市水道事業会計)     議案第103号 決算認定について(平成21年度尾道市病院事業会計)日程第5 決算特別委員会の設置及び委員の選任について日程第6 議案第104号 平成22年度尾道市一般会計補正予算(第2号)     議案第105号 平成22年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)     議案第106号 平成22年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)     議案第107号 平成22年度尾道市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)     議案第108号 平成22年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)     議案第109号 平成22年度尾道市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)     議案第110号 平成22年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)     議案第111号 平成22年度尾道市尾道大学事業特別会計補正予算(第2号)     議案第112号 平成22年度尾道市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)     議案第113号 平成22年度尾道市病院事業会計補正予算(第1号)     議案第114号 尾道市過疎地域自立促進計画の策定について     議案第115号 新たに生じた土地の確認及び町の区域の変更(編入)について     議案第116号 市道路線の認定について     議案第117号 市道路線の認定について     議案第118号 公の施設の区域外設置に関する福山市との協議について     議案第119号 民事調停の申立てについて     議案第120号 財産の取得について     議案第121号 財産の取得について     議案第122号 尾道市火災予防条例の一部を改正する条例案     議案第123号 尾道市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例案     議案第124号 尾道市ゲートボール場設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第125号 芸予文化情報センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第126号 しまなみ交流館設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第127号 尾道市瀬戸田サンセットビーチ設置及び管理条例の一部を改正する条例案     議案第128号 向島洋らんセンター設置及び管理条例の一部を改正する条例案  ────────────────── * ──────────────────出席議員(33名)    1番 岡 野 孝 志            2番 宮 地 寛 行    3番 佐々木 智 朗            4番 内 海 龍 吉    5番 吉 和   宏            6番 吉 田 尚 徳    7番 飯 田 照 男            8番 村 上 弘 二    9番 岡 野 長 寿           10番 福 原 謙 二   11番 三 木 郁 子           12番 山 戸 重 治   13番 山 根 信 行           14番 新 田 隆 雄   15番 杉 原 孝一郎           16番 高 本 訓 司   17番 新 田 賢 慈           18番 山 中 善 和   19番 佐 藤 志 行           20番 村 上 泰 通   21番 魚 谷   悟           22番 加 納 康 平   23番 城 間 和 行           24番 檀 上 正 光   25番 三 浦 幸 広           27番 松 谷 成 人   28番 井 上 文 伸           29番 藤 本 友 行   30番 宇円田 良 孝           31番 神 田 誠 規   32番 田 頭 弘 美           33番 寺 本 真 一   34番 荒 川 京 子欠席議員(なし)  ────────────────── * ──────────────────説明のため出席した者   市長      平 谷 祐 宏       副市長     加 納   彰   副市長     郷 力 和 晴       教育長     半 田 光 行   会計管理者   相 原   満       参事(行財政改革担当)                                 中 司 善 章   企画部長    花 谷 慶 孝       財務部長    島 田 康 教   総務部長    突 沖   貢       市民生活部長  井 上 俊 郎   福祉保健部長  吉 廣 勝 昭       産業部長    澤 田 昌 文   建設部長    黒 飛 照 喜       都市部長    岩 井   誠   因島総合支所長 松 浦 正 美       瀬戸田支所長  杉 野 英 雄   御調支所長   亀 川 正 晴       向島支所長   村 上   敏   尾道大学事務局長川 西 浩 氣       教育総務部長  佐 藤 昌 弘   学校教育部長  西 田 俊 徳       水道局長    渡 邉 秀 宣   市民病院事務部長黒 田 英 治       消防局長    神 原 冨士雄   財務課長    大 崎 多久司       総務課長    川 崎   誠  ────────────────── * ──────────────────事務局出席者   事務局長    岡 田 豊 明       事務局次長   村 上 慶 弘   議事調査係長  西 原 利 昭       議事調査係主任 三 木   直   議事調査係主事 藤 原 靖 子  ────────────────── * ──────────────────                午後1時30分 開会 ○議長(松谷成人) ただいま出席議員33名であります。 定足数に達しておりますから、これより平成22年第5回尾道市議会定例会を開会いたします。  ────────────────── * ────────────────── △諸般の報告 ○議長(松谷成人) この際、諸般の報告をいたします。 今期定例会までに受理した陳情、要望は、お手元に印刷、配付の陳情書・要望書一覧表のとおり、尾道地区旅客船協会会長弓場丞氏より旅客航路の維持及び利用促進施策を求める陳情書が、尾道渡船株式会社代表取締役宮本隆幸氏外2名より尾道港内渡船への助成を求める要望が、広島県尾道南高等学校同窓会長高橋一義氏外1名より広島県尾道南高等学校への介助員配置等を求める要望書が、全日本海員組合組合長代理中四国地方支部長鴨頭明人氏外1名よりフェリー・旅客船の存続、港町活性化を実現させる政策の推進を求める陳情書がそれぞれ提出されております。 今期定例会の説明員として、市長、副市長及び教育長のほか関係部課長に対し、地方自治法第121条の規定により出席を求めましたので、報告いたします。  ────────────────── * ──────────────────                午後1時31分 開議 ○議長(松谷成人) これより本日の会議を開きます。  ────────────────── * ────────────────── △議事日程 ○議長(松谷成人) 本日の議事日程は、お手元に印刷、配付のとおりであります。  ────────────────── * ────────────────── △会議録署名議員の指名 ○議長(松谷成人) 本日の会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において11番三木議員及び12番山戸議員を指名いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第1 会期決定について ○議長(松谷成人) これより日程に入ります。 日程第1、会期決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日から22日までの13日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松谷成人) 御異議なしと認めます。よって、会期は13日間と決定いたしました。  ────────────────── * ────────────────── △日程第2 報告第29号・報告第30号 ○議長(松谷成人) 次に、日程第2、報告第29号健全化判断比率の報告について及び報告第30号資金不足比率の報告について、以上の2件を一括議題といたします。 補足報告があればこれを願います。 島田財務部長。 ◎財務部長(島田康教) それでは、報告第29号から報告第30号までの2報告につきまして御説明申し上げます。 これらの報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条の第1項及び第22条第1項の規定によりまして、監査委員の意見書をつけて御報告するものでございます。 まず、議案集2の1ページ、報告第29号健全化判断比率でございますが、次の1ページにございますように、実質赤字比率連結実質赤字比率とも赤字額なしでございます。実質赤字比率は、一般会計等にかかわるものでございます。連結実質赤字比率は、さらに公営企業会計をも含めたすべての会計に係るものでございます。 また、実質公債費比率につきましては、12.5%となっており、早期健全化基準の25%を下回っております。これは、一般会計等の公債費及び公債費に準じた経費に対する指標となっております。 次に、将来負担比率につきましても、106.8%でございますから、早期健全化基準350%を下回っております。これは、地方債残高を初め公営企業債等への繰入見込み額、さらには一部事務組合及び第三セクターに対する実質的な負債なども加算した将来の負担の度合いをあらわす指標となっております。 以下のページには算定資料を添付しております。 続きまして、2ページ、報告第30号資金不足比率でございますが、報告書の1ページにございますように、地方公営企業法適用水道事業会計及び病院事業会計に加え、法不適用企業会計であります千光寺山索道事業特別会計ほか5会計を掲載しております。いずれも不足額はございません。 次ページは、算定資料を掲載しております。 いずれの報告書にも監査委員の意見書をつけております。 以上、簡単な説明ではございますが、御報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長(松谷成人) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。  ────────────────── * ────────────────── △日程第3 報告第31号~報告第34号 ○議長(松谷成人) 次に、日程第3、報告第31号専決処分の報告についてから報告第34号同じくまで、以上の4件を一括議題といたします。 補足報告があれば、これを願います。 突沖総務部長。 ◎総務部長(突沖貢) それでは、議案集2の3ページ、報告第31号から10ページ、報告第34号までの4件の専決処分の報告につきまして補足説明を申し上げます。 これらの報告は、いずれも地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したものを、同条第2項の規定によりまして報告するものでございます。 まず、報告第31号は、損害賠償の額を定めることにつきまして、7月2日に専決処分したものでございますが、その内容は、平成22年6月7日午後5時ごろ、尾道市長江三丁目の長江中学校において、野球部の生徒がバッティング練習中、打球がネットを超え、相手方のガレージの屋根に当たり、当該屋根を損傷したものでございます。 損害賠償の相手方は記載のとおりで、損害賠償の額は2万7,300円でございます。 次に、報告第32号も、同じく7月2日に専決処分したものでございますが、その内容は、平成22年6月11日午後5時ごろ、尾道市美ノ郷町の美木中学校において、野球部の生徒がバッティング練習中、打球がネットを超え、相手方宅の屋根がわらに当たり、当該屋根がわらを損傷したものでございます。 損害賠償の相手方は記載のとおりで、損害賠償の額は1万500円でございます。 次に、報告第33号は、8月27日に専決処分したものでございますが、その内容は、平成22年8月13日午後0時10分ごろ、尾道市久保一丁目の尾道市営久保駐車場内において、相手方が普通乗用自動車を駐車する際、駐車区画内の二つの車どめのうち一つが外れて後方に動いていたため、相手方車両が駐車区画の奥に設置している消防器具と接触し、当該車両を損傷したものでございます。 損害賠償の相手方は記載のとおりで、損害賠償の額は6万4,302円でございます。 次に、報告第34号は、和解し、損害賠償の額を定めることにつきまして、7月30日に専決処分したものでございます。 和解の原因といたしましては、平成22年6月22日午前9時30分ごろ、尾道市瀬戸田町の尾道市立市民病院附属瀬戸田診療所駐車場内におきまして、福祉保健部因島福祉課の職員が軽貨物自動車で駐車する際、反対側の駐車区画から後進してきた相手方の軽乗用自動車と接触し、双方の車両を損傷したものでございます。 和解の内容は、双方の過失割合を尾道市20%、相手方80%とし、相手方の車両損害額4万9,938円につきまして、過失割合により9,987円の賠償義務を尾道市が負うものでございます。また、双方とも、本件事故に関しましては、今後一切の請求、異議の申し立てなどをしないとするものでございます。 なお、これら4件の事故の位置図と状況図を議案説明書の1ページから8ページまでにそれぞれお示しをいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上、補足説明とさせていただきます。 ○議長(松谷成人) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終結いたします。  ────────────────── * ──────────────────
    △日程第4 報告第27号・報告第28号・議案第102号・議案第103号 ○議長(松谷成人) 次に、日程第4、報告第27号平成21年度尾道市水道事業会計決算の状況報告について及び報告第28号平成21年度尾道市病院事業会計決算の状況報告について、議案第102号決算認定について(平成21年度尾道市水道事業会計)及び議案第103号決算認定について(平成21年度尾道市病院事業会計)、以上の4件を一括議題といたします。 それぞれ説明を求めます。 渡邉水道局長。 ◎水道局長(渡邉秀宣) それでは、報告第27号平成21年度尾道市水道事業会計決算の状況報告及び議案第102号決算認定につきましてあわせて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、平成21年度尾道市水道事業決算書の10ページをごらんください。 まず、概況の総括事項でございますが、平成21年度の水道事業は、新市建設計画に計上され実施中の御調東部上水道拡張事業において、4月1日から市地区など一部地区への給水を開始いたしました。水需要は、雇用情勢が悪化し、景気の下ぶれが懸念される状況にあって、大口需要家の一部に回復の兆しが見られるものの、景気変動に左右される業務用を中心に低迷しているほか、老朽施設の更新、改良事業に加え、御調東部上水道拡張事業の進捗、配水管理センター更新工事などで資金需要が増大する厳しい経営環境にありました。 こうした中にあって、公的資金補償金免除の繰上償還や建設改良積立金を取り崩して企業債の借り入れ抑制に努めるなど、コスト意識に徹した経営の安定化に努めてまいりました。 次に、業務の概況でございますが、前年度と比較して、給水戸数は207戸、0.3%増加の5万9,970戸、給水人口は760人、0.5%減少の13万8,785人、普及率は92.2%となっております。 また、年間配水量は2万846立方メートル、0.1%増量の1,524万8,566立方メートル、年間有収水量は7,590立方メートル、0.1%増量の1,439万5,196立方メートルで、有収率は94.4%となっており、引き続き老朽管の計画的な更新、漏水調査業務委託の効果で高い水準を維持しています。 次に、平成21年度に施行した主な事業でございますが、整備建設事業として、防地浄水場において市内全域への送配水を一元管理する配水管理センター更新工事を、債務負担行為を設定して2カ年計画で実施していますが、平成21年度は遠方監視装置の工場製作までを事業費2億6,376万円で施行いたしました。 また、建設改良事業のうち、安定的に給水ができる地震などの災害に強い水道の整備といたしまして、導水管施設では、栗原貯水池から長江浄水場間の導水管451.97メートルの布設がえを事業費4,424万5,950円で施行いたしました。 送水管施設の整備としては、谷水ポンプ場から竜王配水池間の送水管551メートルの布設がえを事業費1,868万6,850円で施行いたしました。 また、配水池施設の整備として、平成20年度予算繰り越し防地ポンプ場築造工事や老朽化した田熊第1配水池の改築工事のほか、緊急時の二次災害防止及び給水拠点確保のため、田熊第1配水池、江奥第2配水池に緊急遮断弁の設置等を事業費4億7,843万5,438円で施行いたしました。 さらに、配水管施設の整備として、給水区域内の円滑な給水確保及び水道管路の漏水や欠損事故等の対応のため、6,890.58メートルの配水管の新設、布設がえ等を事業費3億9,644万2,200円で施行いたしました。 また、安全で安心できる生活を支える水道の整備といたしまして、三軒家町地内など527カ所の鉛製給水管の取りかえや舗装復旧工事を事業費4,208万1,900円で施行いたしました。 そのほか、水源地施設では、久山田貯水池北支流整備工事等を事業費645万150円で施行いたしました。 拡張建設事業では、新市建設計画に計上された御調東部上水道拡張事業を平成19年度から平成23年度までの5カ年の継続事業として実施しておりますが、平成21年度は第3期工事として、国守配水池電気計装設備、配水管2万3,700.49メートルの布設等を事業費6億5,483万3,550円で施行いたしました。 次に、決算についてでございますが、収益的収支の事業収益では、前年度と比較して給水収益は減少しましたが、広島県企業局からの受託建設工事の増による受託管理収益が増加したことなどにより、6億1,535万3,716円、14.9%の増収となりました。一方、事業費用では、職員給与費、支払い利息などの減少がありましたが、御調東部地区への一部給水開始に伴う減価償却費の増加及び受託管理費の増加などにより、5億8,671万8,087円、16.0%の費用増となりました。その結果、事業収益47億3,143万5,350円に対し、事業費用42億5,742万1,354円で、差し引き4億7,401万3,996円の純利益を計上しております。 この純利益に、前年度繰越利益剰余金を加え、当年度未処分利益剰余金は4億7,769万522円となりましたが、このうち7,000万円を減債積立金に、4億円を建設改良積立金として処分する予定としております。 次に、資本的収支でございますが、収入が7億3,202万3,659円に対し、支出は24億5,311万8,143円となりました。この資本的収支不足額17億2,109万4,484円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額7,357万6,563円、減債積立金3億円、建設改良積立金7億円、過年度分損益勘定留保資金5億5,693万2,675円、当年度分損益勘定留保資金9,058万5,246円で補てんをしております。 以上、簡単ではございますが、平成21年度の水道事業会計決算の概要を御説明申し上げました。何とぞ御審議の上、御認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(松谷成人) 黒田市民病院事務部長。 ◎市民病院事務部長(黒田英治) 続きまして、報告第28号平成21年度尾道市病院事業会計決算の状況報告及び議案第103号の決算認定につきましてあわせて御説明申し上げます。 恐れ入りますが、議案第103号のつづり、12ページをお開き願います。 まず、概況の総括事項でございますが、市民病院では、設備保全事業として、電気中央監視装置などの無停電電源装置などを更新し、施設の維持管理に努めました。また、総合的ながん治療体制の充実に向けて、放射線治療装置を最新式に更新し、あわせてこれに伴う改修工事も行いました。そして、継続的に高度な医療の提供を行うため、医療機器や検査機器のさらなる充実を図っております。 また、平成21年4月に本市が広島県より移管を受けた県立瀬戸田病院を病床数19床の市民病院附属瀬戸田診療所として開設しました。 次に、公立みつぎ総合病院では、地域包括ケアシステムの構築により、救急医療及び疾病の治療から地域住民の健康づくり、介護予防、リハビリテーション、在宅ケア、さらに介護・福祉までシームレスなサービス提供をしてまいりました。また、腹部エコーの更新など医療機器や検査機器の充実も図りました。 13ページから14ページの表に、両病院の内訳を含めて業務概要をお示ししておりますので、ごらんください。 まず、業務量でございますが、年間患者数は、入院が18万1,497人、外来が33万7,367人、合計51万8,864人となっております。 次に、決算でございますが、収益的収入のうち事業収益は140億3,320万4,765円、事業費用は135億6,527万7,424円で、差し引き4億6,792万7,341円の純利益を計上することができました。この結果、平成21年度末の未処分利益剰余金は19億2,800万5,890円となっております。この剰余金の処分につきましては、減債積立金に4,000万円を処分する予定でございます。残ります18億8,800万5,890円は、翌年度へ繰り越す予定といたしております。 続きまして、資本的収支でございますが、資本的収入5億7,771万4,524円に対して、資本的支出12億3,090万6,866円で、資本的収入のうち、前年度財源への充当額1億6,000万円を除く、差し引き8億1,319万2,342円の不足を生じております。この不足する額は、減債積立金1億7,900万円、過年度分損益勘定留保資金1億7,402万1,481円、当年度分損益勘定留保資金4億5,439万349円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額578万512円で補てんすることとしております。 以上、簡単ではございますが、平成21年度尾道市病院事業会計の決算概要を御説明させていただきました。今後、両病院とも、地域住民の医療ニーズ、介護や保健・福祉ニーズにこたえながら、引き続き効率的な運営を心がけ、健全経営に努めながら、地域の中核病院としての役割を果たしたいと考えております。御審議の上、御認定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(松谷成人) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 これをもって質疑を終わり、議案第102号及び議案第103号の2案の付託については、別途考慮いたしたいと思います。  ────────────────── * ────────────────── △日程第5 決算特別委員会の設置及び委員の選任について ○議長(松谷成人) 次に、日程第5、決算特別委員会の設置及び委員の選任についてを議題といたします。 お諮りいたします。 議案第102号及び議案第103号の2案については、議長及び議会選出監査委員を除く31人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松谷成人) 御異議なしと認め、そのように決しました。 続いて、お諮りいたします。 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、議長において、お手元に印刷、配付の決算特別委員会委員名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(松谷成人) 御異議なしと認めます。よって、お手元の決算特別委員会委員名簿のとおり、決算特別委員に選任することに決しました。  ──────────────────────────────────────                決算特別委員会委員名簿                  岡 野 孝 志                  宮 地 寛 行                  佐々木 智 朗                  内 海 龍 吉                  吉 和   宏                  吉 田 尚 徳                  飯 田 照 男                  岡 野 長 寿                  福 原 謙 二                  三 木 郁 子                  山 戸 重 治                  山 根 信 行                  新 田 隆 雄                  杉 原 孝一郎                  高 本 訓 司                  新 田 賢 慈                  山 中 善 和                  佐 藤 志 行                  村 上 泰 通                  魚 谷   悟                  加 納 康 平                  城 間 和 行                  檀 上 正 光                  三 浦 幸 広                  井 上 文 伸                  藤 本 友 行                  宇円田 良 孝                  神 田 誠 規                  田 頭 弘 美                  寺 本 真 一                  荒 川 京 子  ────────────────── * ────────────────── △日程第6 議案第104号~議案第128号 ○議長(松谷成人) 次に、日程第6、議案第104号平成22年度尾道市一般会計補正予算(第2号)から議案第128号向島洋らんセンター設置及び管理条例の一部を改正する条例案まで、以上の25案を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 平谷市長。 ◎市長(平谷祐宏) (登壇)皆さんこんにちは。 議員の皆様におかれましては、大変お忙しい中を9月定例議会に御参集され、厚くお礼を申し上げます。 さて、去る7月11日に参議院議員選挙が執行され、与・野党の勢力が逆転するねじれ国会と呼ばれる状態となっております。円相場が不安定な動きを見せる中で、国内外で景気の動向が不透明な時期であり、企業業績の落ち込みや雇用情勢の悪化に対する懸念など、景気を下押しする要因が増す中で、これらの課題に対し、しっかりとした対応をお願いしたいものと考えております。 また、7月14日から16日にかけて、広島県内各地で集中豪雨が発生し、とりわけ庄原市、呉市、世羅町などに甚大な被害をもたらしております。被災された方々に対しまして衷心よりお見舞いを申し上げます。 さて、本市の当面する課題でございますが、8月1に長崎市より海フェスタのフラッグを引き継ぎ、いよいよ尾道市での開催に向けての機運が高まってきており、尾道らしい海の祭りにしてまいりたいと考えております。 また、9月27日から待望の「てっぱん」の放送が開始されます。ぜひ、尾道「てっぱん」推進協議会とともに尾道のまちづくりの活性化につながるよう取り組んでまいりたいと考えております。 一方、尾道松江線の尾道-世羅間の開通記念行事が10月末に予定されております。マラソン、サイクリング、ウオーキングなど多彩な催しが企画されております。今後も、全線開通に向けて関係機関への要望活動を行ってまいります。 それでは、補正予算を初め諸案件を提案するに当たりまして、総体的な御説明を申し上げます。 このたびの補正の主なものは、去る7月中旬の豪雨により発生した災害の復旧に要する経費や景気対策として施設の小修繕や維持補修に取り組むとともに、緊急雇用対策基金事業などの雇用の機会を拡大する事業の追加を計上しております。 長年懸案となっておりました向島中央小学校の建設に向け、進入路の確保のための用地費及び測量設計委託料を計上しております。 あわせて、認定こども園整備のための設計業務を予算計上するとともに、債務負担行為を追加計上しております。 また、社会福祉費、児童福祉費など、前年度事業の積算に伴う国、県への返還金もお願いしております。 このほか、百島に新たに開設する診療所に対する補助金や新型インフルエンザ対策及び各種施設の指定管理者を定めるための債務負担行為の追加などを計上しております。 また、特別会計では、尾道大学のE棟建設に向け、基金の積立金7億円を計上しております。 次に、平成21年度の水道事業、病院事業の2事業会計決算につきましては、先ほど決算状況の報告を申し上げ、その認定についてお願いをしております。 このほか、向島中央小学校用地にかかわる調停申し立て及び尾道市瀬戸田サンセットビーチ設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例など、合わせて27件の議案を提案しております。よろしく御審議の上、承認、認定を賜りますようお願い申し上げます。 なお、御提案申し上げております諸案件の詳細につきましては、それぞれ担当から説明をさせます。 また、平成21年度の一般会計の決算見込みでございますが、実質収支で2億5,684万2,000円の剰余金が見込まれるところとなっております。前年度に比べ、市税や地方交付税の減額の影響などにより経常収支比率は微増したものの、健全化判断比率の各指標は一定の改善をしております。 また、財政調整基金残高は約30億円となり、市債残高は前年度比約12億円減少しております。 しかしながら、先般お示ししましたとおり、ここ5年間の財政推計では、約58億円の財源不足を見込んでおります。昨年の同時期に行った推計よりは改善しておりますが、さらに平成27年度以降に予定されている地方交付税の一本算定の影響などの要因もあって、本市の財政状況は依然として厳しい状況だと認識しております。引き続き、議員各位はもとより、市民の皆様方の御支援、御協力をお願い申し上げまして、総体的な説明とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(松谷成人) 島田財務部長。 ◎財務部長(島田康教) それでは、議案第104号から議案第112号までの平成22年度一般会計並びに8特別会計の補正予算の概要につきまして御説明申し上げます。 議案集1をお願いいたします。 1ページの議案第104号平成22年度尾道市一般会計補正予算(第2号)でございますが、第1条は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ16億3,858万4,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ552億8,052万8,000円とするものでございます。 第2条は、債務負担行為の補正でございますが、5ページの第2表債務負担行為補正のとおり、(仮称)向島認定こども園設計業務及び尾道市向島福祉支援センター管理運営業務ほか8件の指定管理に係る追加をお願いしております。 第3条は、地方債の補正でございますが、6ページの第3表地方債補正のとおり、災害復旧事業の追加と臨時財政対策債の変更をお願いしております。 続きまして、14ページの歳出から御説明いたします。 総務費、総務管理費の一般管理費では、コンビニ収納等の取扱件数が増加したことに伴い、手数料の追加をお願いしております。また、電算処理システム開発等委託料の追加やサンボル尾道のトイレ改修のため工事請負費の追加や、庁舎改修に伴う備品購入費の追加をお願いしております。このほか、地上デジタル放送の難視聴地域解消に向け、電波遮へい対策補助金の追加などをお願いしております。 文書広報費では、ホームページ作成の簡易化を図るため、委託料の追加をお願いしております。 企画費では、空き家情報提供事業に広島県市町村振興協会助成金を充てるため、財源の組み替えをお願いしております。 徴税費、徴税総務費では、口座振替手数料の追加や未還付データの処理に係るシステム改修及び徴収体系の最適化支援委託料などの追加をお願いしております。 15ページの民生費、社会福祉費、社会福祉総務費では、国民健康保険事業特別会計への繰出金の追加をお願いし、老人福祉費では、いきいきサロンの改修などのため修繕料を追加し、(仮称)いきいきサロン筒湯調査設計委託料及び生活・介護支援サポーター養成事業委託料の追加をお願いしております。また、国県補助金返還金、寄附金を財源とした地域福祉基金への積立金の追加及び介護保険事業特別会計への繰出金の追加などをお願いしております。 ふくしむら管理費では、多目的広場出入り口の排水路の補修をするため、修繕料の追加をお願いしております。 老人医療助成費では、県補助金返還金の追加をお願いし、総合福祉センター費では、外壁改修等のため、設計委託料及び工事請負費の追加をお願いしております。 16ページの児童福祉費、児童福祉総務費では、安心こども基金(地域創生事業)として、備品購入費や補助金などの追加をお願いしております。 保育所費では、(仮称)向島認定こども園調査設計委託料及び保育所改修費などの追加をお願いしております。 衛生費、保健衛生費、母子保健費の5歳児相談事業では、相談希望者の増加に伴い、医師会への委託料の追加をお願いしております。 予防接種費では、10月から開始する予定の新型インフルエンザの予防接種委託料及び扶助費の追加をお願いしております。 環境衛生費では、住宅用太陽光発電システムに対する補助金の追加をお願いしております。 17ページ、老人保健費では、広域連合補助金返還金の追加及び老人保健事業特別会計への繰出金の追加をお願いしております。 医療対策費では、普通交付税の確定に伴う両病院事業への負担金の追加及び百島に新たに開設する診療所の環境整備支援のため、補助金の追加をお願いしております。 また、成人保健費では、女性特有のがん検診推進事業国庫補助金返還金の追加をお願いしております。 労働費、労働諸費、勤労青少年ホーム費では、勤労青少年ホームのボイラー補修などに係る修繕料の追加をお願いしております。 雇用創出基金事業費では、雇用人員の増加に伴い、委託料の追加をお願いし、18ページにかけての緊急雇用対策基金事業費では、10事業を実施し、23人の雇用をするための経費の追加をお願いしております。 農林水産業費、農林業費、農業振興費では、補助対象地域などの増加により、中山間地域等直接支払事業及び中核的担い手農家等育成事業の補助金の追加をお願いし、畜産業費では、口蹄疫の予防の消石灰を購入するため需用費の追加をお願いしております。 農地費では、災害関連の経費の追加やため池整備を行う小規模農業基盤整備事業に係る経費の追加及び農業集落排水事業特別会計繰出金の追加をお願いしております。 19ページにかけての林業振興費では、イノシシ等農業被害対策費として、需用費、委託料、備品購入費等の追加、因島大橋記念公園遊具撤去のための工事請負費及び林道整備に係る経費の追加をお願いしております。 商工費、商工業振興費では、尾道駅前本町一番街のアーケード改修に対する補助金の追加をお願いしております。 観光費では、「てっぱん」推進協議会への負担金の追加及び来訪者へのおもてなしを行う因島白滝公園保勝会への補助金の追加をお願いしております。 20ページの土木費、土木管理費、土木総務費では、尾道松江線開通記念事業実行委員会への負担金の追加をお願いしております。 道路橋りょう費、道路橋りょう総務費では、道路台帳整備委託料の追加をお願いし、道路維持費では、機械借り上げ料や経済対策に係る工事請負費の追加などをお願いしております。 道路新設改良費では、山波24号線の事業費の追加などをお願いしております。 21ページの都市計画費、都市下水路費では、公共下水道事業特別会計への繰出金の減額をお願いしております。 排水路費では、栗原町竹屋団地内の排水路工事費の追加をお願いしております。 河川費の河川維持改良費では、県移譲事務の減少などにより、減額しております。 急傾斜対策事業費は、事業促進のため、工事請負費の追加をお願いしております。 次に、教育費、教育総務費、大学費では、尾道大学事業特別会計への繰出金の追加をお願いしております。 22ページにかけての小学校費、小学校管理費では、向東小学校南館屋上防水修繕等のための追加や向島中央小学校建設に向け、進入路の調査設計委託料、用地購入費等の追加をお願いしております。 中学校費、中学校管理費では、御調中学校テニスコート法面復旧工事等の追加をお願いしております。 幼稚園費では、臨時職員賃金の追加及び吉和幼稚園屋根防水修繕のため、修繕料の追加をお願いしております。 23ページ、社会教育費、社会教育総務費では、生涯学習センターのベランダなどの改修のため修繕料の追加、公民館費での修繕料等の追加は、いずれも経済対策の一環として各施設の小修繕の追加をお願いしております。 図書館費では、寄附金を財源として、図書購入のため、備品購入費の追加をお願いしております。 美術館費では、美術館ネットワークへの負担金の追加をお願いしております。 文化振興費では、志賀直哉旧居の空調の改修等のため、追加をお願いしております。 次に、災害復旧費でございますが、農林水産施設災害復旧費と公共土木施設災害復旧費のいずれも、去る7月12日から14日にかけて発生した災害に係る復旧経費の追加をお願いしております。 以上、一般会計補正予算歳出の総額は16億3,858万4,000円でございますが、これに要する財源は、特定財源として分担金及び負担金、国庫支出金、県支出金、寄附金、諸収入及び起債のほか、一般財源といたしまして地方交付税等を充てた後、財政調整基金繰入金を減額することで調整しております。 なお、財産収入は、尾道土地開発公社解散に伴う清算金でございます。 続きまして、29ページをお願いします。 議案第105号平成22年度尾道市港湾事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入の組み替えのみを行いますので、歳入歳出予算の総額に変更はございません。 34ページ、歳入をごらんください。 しまなみ海道通行料金の値下げに伴い、広島県が航路の維持支援のため係船料を半年間免除したため、使用料を減額し、県補助金を追加するものでございます。 続きまして、37ページをお開き願います。 議案第106号平成22年度尾道市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億1,068万9,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ169億9,036万6,000円とするものでございます。 43ページの歳出をごらんいただきたいと思います。 まず、総務費、総務管理費、一般管理費では、国保連と情報のオンライン化を行うため、国保管理システム改修委託料の追加をお願いしております。 連合会負担金は、オンライン化に伴う負担金の追加をお願いしております。 諸支出金、償還金及び還付加算金の国庫支出金返還金及び県支出金返還金の追加をそれぞれお願いしております。この財源といたしまして、財政調整交付金及び一般会計繰入金を充て、前年度繰越金で調整しております。 続きまして、45ページをお開き願います。 議案第107号平成22年度尾道市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳出のみの組み替えを行うことから、歳入歳出予算の総額に変更はございません。 48ページにございますように、管理費に修繕料を追加し、一般会計繰出金を減額し、予備費と組み替えを行うことで調整しております。 続きまして、49ページをお願いします。 議案第108号平成22年度尾道市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入のみの組み替えを行うことから、歳入歳出予算の総額に変更はございません。 第2条は、地方債の補正でございますが、52ページの第2表地方債補正のとおり、変更をお願いしております。 55ページの歳入をごらんください。 市債を追加して、一般会計繰入金を減額することで調整しております。 続きまして、59ページをお願いします。 議案第109号平成22年度尾道市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,012万9,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ2,933万3,000円とするものでございます。 65ページの歳出をごらんください。 諸支出金、償還金では、前年度事業が確定したことに伴いまして、国県支出金及び支払基金の返還金をお願いしております。財源といたしまして、一般会計繰入金を充てております。 続きまして、67ページをお願いします。 議案第110号平成22年度尾道市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、保険事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億7,647万1,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ141億7,303万1,000円とするものでございます。 74ページの歳出をごらんください。 総務費、総務管理費、一般管理費では、高額介護勧奨に伴うシステムの改修委託料の追加等や居宅介護事業所の職員の指導相談能力の向上を図るための支援事業の追加をお願いしております。 また、保険給付費、高額介護サービス等費では高額勧奨に伴い見込まれる給付費の追加をお願いしております。 諸支出金、償還金利子及び還付加算金では、前年度事業が確定したことに伴いまして、国庫支出金及び支払基金への返還金をお願いしております。財源といたしまして、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金を充て、前年度繰越金及び一般会計繰入金で調整しております。 続きまして、75ページをお願いします。 議案第111号平成22年度尾道市尾道大学事業特別会計補正予算(第2号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ7億円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ20億4,365万3,000円とするものでございます。 81ページの歳出をごらんください。 大学費、運営費、施設整備費では、E棟建設へ向けて、大学施設整備基金積立金の追加をお願いしております。財源といたしまして、一般会計繰入金を充てております。 続きまして、83ページをお願いします。 議案第112号平成22年度尾道市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ60万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ3,300万4,000円とするものでございます。 89ページの歳出をごらんください。 農業集落排水費、事業費、管理費では、ポンプ場スイング逆止弁取りかえのため、修繕料の追加をお願いしております。財源といたしまして、一般会計繰入金を充てております。 以上、議案第104号から議案第112号までの補正予算の概要を説明させていただきました。御審議の上、御承認を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(松谷成人) 黒田市民病院事務部長。 ◎市民病院事務部長(黒田英治) 続きまして、議案第113号平成22年度尾道市病院事業会計補正予算(第1号)につきまして概要を御説明申し上げます。 1ページをお願いいたします。 初めに、第2条におきまして、予算第3条に定めました収益的収入及び支出のうち、収入の補正をお願いしております。病院事業収益を6,292万6,000円追加し、総額を139億7,792万5,000円に改めるものでございます。これの内訳につきましては3ページに記載しております。 これは、平成22年度病院事業に係る普通交付税の額等が確定したことに伴い、一般会計からの繰入金の増額をお願いするものでございます。 次に、第3条では、予算第10条に定めました一般会計から繰り入れる額8億4,840万3,000円を9億1,132万9,000円に改めるものでございます。 以上の内容によりまして、4ページの資金計画を、5ページから8ページにかけまして予定貸借対照表をそれぞれ改めさせていただいております。 以上、概要を御説明いたしましたが、御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(松谷成人) 突沖総務部長。 ◎総務部長(突沖貢) 続きまして、議案第114号から議案第128号までの15議案につきまして提案説明を申し上げます。 まず、議案集2の11ページの議案第114号尾道市過疎地域自立促進計画の策定についてでございますが、本案は、過疎地域の自立促進に必要な事業を総合的かつ計画的に実施するため、平成22年度から平成27年度までを計画年次とする過疎地域自立促進計画を策定するものでございます。 次に、12ページの議案第115号新たに生じた土地の確認及び町の区域の変更(編入)についてでございますが、本案は、広島県が免許を受けた公有水面埋め立てに関する工事が竣工し、本市の区域内に新たに土地が生じたため、その土地を確認し、当該土地を因島三庄の区域に編入するものでございます。 なお、この議案にかかわります地図を議案説明書9ページにお示しをいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、13ページの議案第116号及び14ページの議案第117号の市道路線の認定についてでございます。議案第116号は、長江三丁目地内の宅地造成に伴い、寄附を受けた道路を市道認定するものでございまして、議案第117号も同じく、向島町市内の宅地造成に伴い、寄附を受けた道路を市道認定するものでございます。 これらの2議案にかかわります付近見取り図を議案説明書の10ページ及び11ページにお示しをいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、15ページの議案第118号公の施設の区域外設置に関する福山市との協議についてでございますが、本案は、雨水の効率的な排除を行うための排水施設を尾道市の区域外に設置することについて福山市と協議するものでございます。 この議案の位置図といたしまして、議案説明書の12ページにお示しをいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 次に、16ページの議案第119号の民事調停の申立てについてでございますが、本案は、尾道市立向島中央小学校の校舎建てかえ計画に伴う進入路建設工事に要する用地の売買にかかわり生じた問題の解決のため、調停を申し立てるものでございます。 次に、17ページの議案第120号及び18ページの議案第121号の財産の取得についてでございますが、2議案とも給食調理場新築工事に伴う調理設備等器具を整備するものでございます。議案第120号は、向東小学校で取得予定価格5,223万7,500円、議案第121号は、向東中学校で取得予定価格3,649万8,000円でそれぞれ調理設備等器具を取得しようとするものでございます。 続きまして、19ページの議案第122号尾道市火災予防条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、対象火気設備等の一つである燃料電池発電設備の定義に、固体酸化物型燃料電池による発電設備であって火を使用するものを加えるための条例改正でございます。 次に、20ページの議案第123号尾道市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、児童扶養手当法の一部改正により、新たに父子家庭が児童扶養手当の支給対象とされることとなったことに伴い、児童扶養手当と非常勤消防団員等に支給される損害賠償との調整を行うための条例改正でございます。 次に、21ページの議案第124号尾道市ゲートボール場設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、尾道市ゲートボール場の指定管理者による指定管理の期間を改めるための条例改正でございます。 次に、22ページの議案第125号芸予文化情報センター設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございますが、本案も、芸予文化情報センターの指定管理者による指定管理の期間を改めるための条例改正でございます。 次に、23ページの議案第126号しまなみ交流館設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、しまなみ交流館に市民ギャラリーを設けるとともに、その使用料を定めるための条例改正でございます。 次に、24ページの議案第127号尾道市瀬戸田サンセットビーチ設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、瀬戸田サンセットビーチ指定管理者による指定管理の期間を改めるための条例改正でございます。 次に、25ページの議案第128号向島洋らんセンター設置及び管理条例の一部を改正する条例案でございますが、本案は、向島洋らんセンターの設置目的及び指定管理者による指定管理の期間を改めるため、並びに同センターへの入場料を徴収しないこととするための条例改正でございます。 なお、議案第122号から議案第128号までにつきましては、議案説明書の13ページから20ページに新旧対照表をそれぞれお示しいたしておりますので、ごらんいただきたいと思います。 以上、15議案につきましての提案説明とさせていただきます。御審議をいただきまして、御決定賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(松谷成人) これより質疑に入ります。 質疑はありませんか。 33番、寺本議員。 ◆33番(寺本真一) 議案第104号平成22年度尾道市一般会計補正予算(第2号)について質問します。 今回の補正予算の特徴は、歳入では、地方交付税が確定したことに伴って7億700万円と臨時財政対策債として8億9,500万円、合わせて16億円余を増額をし、逆に財政調整基金から繰り入れるとしていた5億1,600万円を4億1,100万円減額したこと、この結果、補正増加の額は16億3,800万円余となっています。また、歳出で最も目を引くのが、何といいましても教育費の教育総務費7億円です。その中身は、さっき説明がありましたように、大学事業会計に繰り出して、それを受けた大学事業特別会計が7億円、これをそっくりそのまま施設整備基金に積み立てると、こういうことになっていることだと思います。 私は、今紹介をした費目にかかわって、大きくは二つの柱で質問をしてみたいと思います。 その第1は、今回の補正予算は、予算編成の規律を二つの点で逸脱をしておるんじゃないかということです。その一つは、先ほど言いましたように、大学施設整備基金の7億円というのは、これは来年度以降実施する事業のための積立金です。こういう積立金を補正予算で組むことが許されるのか、こういうことなんです。財政学や地方財政論を専門として、その道では現在日本の第一級の権威とされてる東京大学名誉教授の神野直彦さん、この方は補正予算についてこのように解説してるんです。補正予算とは、当初予算成立後に生じた自然災害などの予見しがたい事態に対応するために作成される予算だと。そして、補正予算を乱用することは財政民主主義からいえば望ましくないと言っておられます。それと、現実問題として、しかしながら現在の日本では、予見しがたい事態というよりも、経済情勢の変化に対応するために補正予算を編成することが常態化してしまってると、このようにも言っておられます。いずれにしましても、この解説からうかがえることは、補正予算というのはその年度内に実施をする事業のための予算という点では共通をしてるんです。今回のように来年度以降実施をする事業のための積立金を補正予算で組むということ、私はこの神野教授の解説の範疇にはないというふうに思うんですが、その点についてはどう思われますか。同教授の表現をかりれば、財政民主主義を犯す補正予算の乱発ではないかと、こう批判をされてもいたし方ないのではないかというふうに思うのですが、この点はどうですか。 予算編成の規律にかかわっての二つ目は、過去に比べて額が余りにも大きい臨時財政対策債に関してです。直近の、本年度も含めて5年間をさかのぼってみました、5年間。この臨時財政対策債が当初予算と補正予算決算でどうなってるかということをさかのぼってみました。そうしますと、細かい数字は避けますが、当初予算額は避けますが、例えば2006年度の場合は、平成18年度、年度途中の補正額は410万円の減額になってるんです。翌年度の2007年度、平成19年度は、これは360万円の増額補正なんです。翌年度は50万円の減額補正なんです。それから、昨年度決算、これはまだ決算書出されてませんから、財務担当課行って調べてもらいましたが、昨年度は130万円の減額補正なんです。それに対して今年度は、昨年度の当初予算額21億6,900万円に対して、当初予算で27億3,200万円と予算計上しておりました、当初予算で。それに対して、今回8億9,580万円の増額補正でしょう。言ってみれば、この臨時財政対策債が設けられてから、これほどの多額の増額補正というのはなかったんです。地方財政法では、その第3条2項で、見込める財源は正確に捕捉して見込んで予算計上せよということを、そういう趣旨のことを言ってるはずなんですが、まずこの点に関しては、地方財政法の3条の2項をもう一度正確に、あなた方に確認してもらう意味でも、読み上げてください。 それから、この3条2項に照らしてみると、なぜ今年度だけ異例とも思える9億円近くもの増額補正をしなければならなくなったのか。ちょっと考えられないです、これは。この8億9,000万円合わせて36億円になるわけですから。そうすると、4分の1以上でしょう。25%以上の増額と、全体で見れば。当初予算額だけから見れば、大方30%の増額補正ですよ。こんなことはあり得ないですよ、通常ならば。当初予算の信憑性が疑われるということになるので、なぜこれほどの増額補正をしなければならなくなったのか、一体あなた方が当初予算計上した際にはどういう算出方法をされたのか、そのどこに間違いがあってこういうことになったのか、これについても答えてください。 私のもう一つの質問の柱は、E棟建設そのものにかかわって、今回7億円の積立金を計上したということは、何が何でも20億円のE棟建設はやるんだという市長なりの決意のあらわれだと思いますが、6月議会で、私たちこの問題で繰り返し質問しました。それで、私たちの質問の趣旨は、これほどの事業については市民的な合意が得られてないと、だから市民的に議論をする場を設けるべきではないかという質問でした。これに対して理事者は、とにもかくにも最終的にはそれについて前向きに検討するというふうにあなた方答弁されたんですよ、6月議会で。その舌の根も乾かないうちに、この9月議会に、いやいや、何が何でも実行するんだと、7億円の積立金を計上すると。明らかに6月議会の答弁と矛盾すると思います。この点についてはどのように考えておられるんですか。 ○議長(松谷成人) 島田財務部長。 ◎財務部長(島田康教) まず最初に、地方財政法第3条2項を、ちょっと認識してもらうためにもというお話がありましたので、一応読み上げます。 地方公共団体は、あらゆる資料に基づいて正確にその財源を捕捉し、かつ経済の現実に即応して、その収入を判定し、それを予算に計上しなければならないと書いてあります。 お尋ねの1点目の補正予算の性格ですが、補正予算ですから、災害、景気対策といった緊急なものや当初で予定できなかったものが主には対象となるとは思っております。加えて今回は、交付税、臨時財政対策債、額が確定したということで、今回の補正をお願いしております。 そうした中で、歳出に充ててなお歳入に余りがある場合というのは、財政調整基金に積み立てるか、その他の目的基金に積み立てることも可能ではないかと思っております。 それと、今年度の臨時財政対策債の乖離ですが、今年度制度改正もあったわけなんですが、臨時財政対策債は普通交付税と連動して額が定まるものでございます。地方財政計画では55%程度の伸びが示されておりましたが、前年度の配分実績から勘案して、都道府県のほうへかなりの配分が行くのではないかということで、対前年度比26%の伸びを見込んで予算は立てたんですが、それでも乖離が生じてしまったというのは状況でございます。 ○議長(松谷成人) 川西尾道大学事務局長。 ◎尾道大学事務局長(川西浩氣) 教育環境改善に向けた校舎建設ですけれども、これは開学時からの課題でございます。ですから、私どもは、市民の皆様の御理解は得ていると思っております。市民の皆様の御意見をお聞きすることに関しましては、近々開催を予定しております市民向けの公開講座、また研究発表会の中でキャンパス整備について詳しく説明させていただきたいと思っております。その機会に市民の皆様の御意見もお聞きして、お聞きする中で、現在地での建てかえへの理解をさらに深めていただけるよう努めてまいりたいと思います。 ○議長(松谷成人) 33番、寺本議員。 ◆33番(寺本真一) 今、補正予算の関連して、別々には、もう個別には質問しませんが、まとめてやりますよ。要するに、この臨時財政対策債については、当初予算では国のほうから前年度比で55%増の伸びが地方財政計画で示されておったけれども、尾道市が勝手に判断をして26%増で組んだと。ところが、実際はそれ以上来て、要するに金が余ったと、あなた方から見れば。これ、実際は借金するんじゃから、現金が来るわけじゃないから、これをどう扱うかという問題はあるんですよ。臨時財政対策債の発行可能な額目いっぱいまで、これは目いっぱいまで借りなきゃいかんという性格のもんじゃないですから、そこまでは借りてもいいですよと、利用してもいいですよということですから、何もこれがあったからこれを全部借りなきゃいかんというもんでもないから、そこの問題はまだありますが。そういうふうな、言ってみればあなた方が見込み違いをしたと言われましたね。その結果、必要な事業にその新たに生じた、増額補正したお金を、予算振り分けたけれども、それでなおかつ余ったというふうにも言われました。 私はまず、見込み違いをしたという問題について、なぜ尾道だけこんだけ出てるんかと。先ほど言ったような説明を事前に受けておりましたので、改めてこの周辺の自治体聞いてみたんです。恐らく尾道市がそうであれば、ほかの自治体も同じようなことになってるだろうと。9月議会に同じように臨時財政対策債がかなりの額で補正予算提出されてるだろうと思って問い合わせてみました、福山、三原、東広島、余り時間がなかったから。どっこもやってないですよ、これ、どっこも。聞いたんですよ、今後臨時財政対策債を増額補正する予定ありますかと。どこもそれは現段階ではありませんと。ただ三原だけが、幾らかはあるかもわからんが、それはうちの場合には、毎年そういうものは3月補正で、最終補正で整理をしてる、だから今回出してないんだというふうに言っておられました。尾道だけ、私が聞いた限りでは、異常なんですよ、これは。 そうやって、これほどの見込み違いをやりながら、いや、お金が余ったからといって、当初予定もしていなかったような大学の施設設備に7億円をぼんと積み立てると、こんなばかなやり方があるもんですか、あなた。こんなことやられたんじゃ、当初予算審議する意味がなくなる。3分の1もの増額補正ですから。当初予算審議で出されたあなた方の数値に全く信頼性が置けなくなるじゃないですか。そう思われませんか。その点をもう一度聞かせてください。 それから、大学の施設については、7億円の積み立てについては、市民の理解が得られてこれは実施するというふうに言われたけれども、いいですか、6月議会の委員会での私の質疑は、E棟建設については、今後のあり方も含めてその是非を市民的な議論に付すべきだというふうに言ったわけです。それに対してあなた方は前向きに検討するという答弁をされた以上、この時期に7億円わざわざ計上するというのは、私は、私個人というよりも、議会答弁に対する挑戦だと、議会質問に対する挑戦だというふうに言われても仕方がないんじゃないですか。いや、さっき財務部長が言われたように、どうしても金が余って仕方がないんなら、いつでも何にでも使える財政調整基金に積み立てりゃいいんです。それをわざわざ、もう使途が特定されてる、E棟建設という特定の事業に使うことしか許されない、その積立金に積み立てると。しかも、さっき言ったような答弁をしておきながらですよ。議会への答弁をあなた方はどのような重みを持って受けとめて行政執行されてるんですか、もう一度聞かせてください、その点。 ○議長(松谷成人) 島田財務部長。 ◎財務部長(島田康教) 当初の段階で見込めるものは見込むというのは当然のことだろうと思っております。そのための努力はやらせていただいておるつもりではありますが、今回、先ほども申しましたが、臨時財政対策債については、今まで人口基礎方式という部分だけだったわけですが、それが財源不足額基礎方式という方式に変わりまして、それで全国の臨時財政対策債の総額というのがなかなかつかみにくいということで、県内的にも本年度乖離の出た市はあるというふうには聞いております。 今回補正でお願いしたということは、以前にも、ちょっと指摘もありましたように、額が確定したら速やかにということがありましたんで、そのようにさせていただいております。 ○議長(松谷成人) 川西尾道大学事務局長。 ◎尾道大学事務局長(川西浩氣) 昨年度も、E棟建設に向けて、E棟の建設予定地ですけれども、そこに水路がございます。水路とテニスコートの整備をさせていただいたと。今年度においては、御承知のように、設計委託料、地質調査、その辺の予算計上もさせていただいております。 私ども、先ほど申しましたように、E棟建設については本当に開学以来の課題を解決するものでありますので、市民の皆様の御理解を得られていると思っておりますので、今回そのようなことにさせていただいております。 ○議長(松谷成人) 33番、寺本議員。 ◆33番(寺本真一) 居直り答弁もええとこじゃな、あんたら。今回は確定したから速やかに上げさせてもらったと。問題にしてるのは、当初予算でなぜこれほどの見込み狂いが生じたのかと。理由はわかりましたよ、わかったが、よそのまちではそういうになってないんだよ、少なくとも私が調べた限りでは。なっとるんですか、なっとんだったら言うてくださいよ。私が聞いた限りでは、今言った福山、三原、東広島、ここについては、この9月補正にはこれは上げてないと、今後も上げる計画はないというふうに言ってるから、ほぼ正味の額が当初予算で計上されてるんじゃないですか。そういうふうに理解してますが。 それからもう一点、今川西さん言われたんだけども、しきりにそのことをあなた方言われるんだけども、だったら6月議会のあの答弁何だったんですか。その場をごまかしさえすればいいと、乗り切ればええということでああいう答弁をされたんですか。ああいう答弁をされたから、私はあの時点で質問終わったんじゃないですか。あなた方がまだやるんだ、やるんだと、市民的な議論は必要ないんだということで、今のような答弁をされておったら、あの6月議会の質問は終えてませんよ、私は。議会での答弁を何と心得てやっとられるんですか、あなた方は。議会としての対応が変わってきますよ、そういう答弁しかしないんであれば。もう実際にやる言うまで、やるかやらんかのどっちかの答弁はっきりさせるまでは質問をやめない、やめられないと。検討という言葉、一切もう信じられんじゃないですか、前向きという言葉は、これじゃ。もう一遍聞かせてください。 ○議長(松谷成人) 島田財務部長。 ◎財務部長(島田康教) 県内他市の状況なんですが、一応今年度、当初の段階と確定額で20%以上の乖離が発生している市は4市ございます。 ○議長(松谷成人) 川西尾道大学事務局長。 ◎尾道大学事務局長(川西浩氣) 先ほど申し上げましたように、市民の皆様の御意見もちょうだいする場を設けます。そういった中で、大学の校舎建設に対する理解を深めていただきたいと思っております。 ○議長(松谷成人) これをもって質疑を終わり、25案はそれぞれ所管委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 なお、先ほど設置されました決算特別委員会の正副委員長の互選のため、決算特別委員会を招集いたします。関係者は委員会室へ御参集をお願いいたします。                午後2時55分 散会  ────────────────── * ──────────────────   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     尾 道 市 議 会 議 長     尾 道 市 議 会 議 員     尾 道 市 議 会 議 員...