安中市議会 > 2020-02-25 >
02月25日-01号

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  1. 安中市議会 2020-02-25
    02月25日-01号


    取得元: 安中市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    令和 2年  3月 定例会(第1回)              令和2年第1回安中市議会定例会議 事 日 程(第1号)                            令和2年2月25日(火曜日)午前9時開議第 1 会期の決定第 2 会議録署名議員の指名第 3 諸般の報告    報告第 1号 監査(検査)結果報告について    報告第 2号 専決処分の報告について            損害賠償の決定について    報告第 3号 専決処分の報告について            損害賠償の決定及び和解について第 4 承認第 1号 専決処分の承認を求めることについて            令和元年度安中市一般会計補正予算(第7号)第 5 議案第 1号 教育委員会委員の任命について第 6 議案第 2号 公平委員会委員の選任について第 7 議案第 3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて第 8 議案第 4号 安中市中小企業振興基本条例の制定について第 9 議案第 5号 安中市勤労者住宅建設利子補給条例を廃止する等の条例の制定について第10 議案第 6号 安中市監査委員条例及び安中市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条           例について第11 議案第 7号 安中市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例について第12 議案第 8号 安中市義務教育施設整備基金条例の一部を改正する条例について第13 議案第 9号 安中市体育施設条例の一部を改正する条例について第14 議案第10号 安中市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条           例の一部を改正する条例について第15 議案第11号 安中市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を           改正する条例について第16 議案第12号 安中市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について第17 議案第13号 安中市における太陽光発電設備の設置に関する条例の一部を改正する条例について第18 議案第14号 安中市印鑑条例の一部を改正する条例について第19 議案第15号 安中市消防団員の定員、任免及び給与に関する条例の一部を改正する条例について第20 議案第16号 安中市小口資金融資促進条例の一部を改正する条例について第21 議案第17号 安中市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部を改           正する条例について第22 議案第18号 安中市市営住宅等管理条例の一部を改正する条例について第23 議案第19号 安中市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例について第24 議案第20号 安中市健康増進施設恵み湯事業特別会計条例の廃止について第25 議案第21号 安中市あんなか第二学童クラブ公の施設の指定管理者に指定する期間の変更につい           て第26 議案第22号 安中市あんなか第二学童クラブ公の施設の指定管理者の指定について第27 議案第23号 安中市あんなか第三学童クラブ公の施設の指定管理者の指定について第28 議案第24号 安中市たいとう学童クラブ公の施設の指定管理者の指定について第29 議案第25号 安中市九十九学童クラブ公の施設の指定管理者の指定について第30 議案第26号 新市建設計画の一部変更について第31 議案第27号 土地及び建物の取得について第32 議案第28号 市道路線の廃止について    議案第29号 市道路線の認定について第33 議案第30号 令和元年度安中市一般会計補正予算(第8号)第34 議案第31号 令和元年度安中市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第35 議案第32号 令和元年度安中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)第36 議案第33号 令和元年度安中市介護保険特別会計補正予算(第4号)第37 議案第34号 令和元年度安中市下水道事業特別会計補正予算(第2号)第38 議案第35号 令和元年度安中市健康増進施設恵み湯事業特別会計補正予算(第2号)第39 議案第36号 令和元年度安中市水道事業会計補正予算(第2号)第40 施政方針                                              本日の会議に付した事件 議事日程に同じ                                              出席議員(20名)     1番   金  井  久  男  議員     2番   櫻  井  ひ ろ 江  議員     3番   松  本  次  男  議員     4番   金  井  登 美 雄  議員     5番   長  嶋  陽  子  議員     6番   武  者  葉  子  議員     7番   小  林  克  行  議員     8番   佐  藤  貴  雄  議員     9番   小  林  訂  史  議員    10番   遠  間  大  和  議員    11番   罍     次  雄  議員    12番   巽     久  男  議員    13番   高  橋  由  信  議員    14番   柳  沢  吉  保  議員    15番   小  川     剛  議員    16番   柳  沢  浩  之  議員    17番   今  井  敏  博  議員    18番   吉  岡  完  司  議員    19番   奥  原  賢  一  議員    20番   田  中  伸  一  議員欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定に基づき出席した者の職氏名  市   長   茂  木  英  子      副 市 長   粟  野  好  映  総 務 部長   阿  部  哲  也      財 務 部長   町  田  博  幸  市 民 部長   富  田  千  尋      保 健 福祉   水  澤  祝  彦                          部   長               産 業 政策   堀  米     純      建 設 部長   白  石  久  男  部   長  上 下 水道   大  塚  清  隆      松 井 田   田  中  富  之  部   長                   支 所 長               公   立   藤  巻  正  勝      秘 書 課長   小  黒  勝  明  碓 氷 病院  事 務 部長  収 納 課長   内  田  満  二      市 民 課長   萩  原  由  子  子ども課長   大  谷  雄  一      地 域 創造   志  村  千  晶                          課   長  建 築 住宅   櫻  井  裕  一      上水道事務   中  山  典  昭  課   長                   課   長  監 査 委員   横  田  秀  之      農業委員会   上  原     充  事 務 局長                   事 務 局長  会計管理者   池  澤  智  野      教 育 長   竹  内     徹  (会計課長)  教育委員会   高  橋  信  秀      教育委員会   石  田  典  久  教 育 部長                   生 涯 学習                          課   長                                              本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   須  藤  和  俊      事務局次長   岡  田  好  央                          兼 議 事                          事 務 担当  庶務係長兼   中  島  香 代 子      庶務係主査   佐  藤  光  治  調 査 係長 △開会の宣告 ○議長(今井敏博議員) これより令和2年第1回安中市議会定例会を開会いたします。                                      (午前 9時14分) △開議の宣告 ○議長(今井敏博議員) ただいまの出席議員は20名であります。よって、会議は成立いたしました。  直ちに本日の会議を開きます。 △会期の決定 ○議長(今井敏博議員) 日程第1、会期の決定を議題とします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月17日までの22日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) ご異議なしと認めます。  よって、会期は22日間と決定いたしました。 △会議録署名議員の指名 ○議長(今井敏博議員) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第87条の規定により、議長において、13番、高橋由信議員、14番、柳沢吉保議員、15番、小川剛議員を指名いたします。 △諸般の報告 ○議長(今井敏博議員) 日程第3、諸般の報告を事務局長にさせます。  事務局長。 ◎事務局長(須藤和俊) 諸般の報告を申し上げます。  初めに、安中市監査委員から、監査について結果報告が提出されております。お手元に配付してございますので、御覧いただきたいと存じます。  次に、市長から、地方自治法第108条の規定に関わる損害賠償の決定及び和解に関する専決処分の報告について関係書類の提出がございました。お手元に配付してございますので、御覧いただきたいと存じます。  次に、提出議案等の報告でございます。市長から承認1件、議案44件の提出がされております。  次に、さきの第4回定例会におきまして採択されました請願・陳情は、執行部へ送致いたしましたが、当該請願・陳情の処理経過について報告がありました。お手元に配付いたしましたので、ご了承願います。  次に、議長会関係につきましてご報告申し上げます。群馬県市議会議長会関係でございますが、去る1月15日、群馬県市町村会館におきまして、群馬県市議会議長会臨時総会が開催されました。会議は、諸報告に続き会長提出議案、令和2年度予算が審議され、原案のとおり可決されました。  以上で諸般の報告を終わらさせていただきます。 ○議長(今井敏博議員) 以上で諸般の報告を終わります。 △承認第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(今井敏博議員) 日程第4、承認第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  令和元年度安中市一般会計補正予算(第7号)の説明を求めます。  財務部長。 ◎財務部長(町田博幸) 承認第1号 令和元年度安中市一般会計補正予算(第7号)の専決処分の承認を求めることにつきましてご説明申し上げます。  分冊2の2ページをお願いいたします。初めに、専決処分の理由でございますが、台風19号に伴い発生した災害に要する経費につきまして、国の災害査定の結果を踏まえ、去る1月16日付で地方自治法第179条第1項の規定に基づき、専決処分させていただいたものでございます。  それでは、3ページをお願いいたします。まず、第1条の予算規模でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ831万6,000円を追加いたしまして、予算の総額を248億3,108万4,000円とさせていただいたものでございます。第2項、補正予算の款項の区分、当該区分ごとの金額は、第1表、歳入歳出予算補正のとおりでございます。  次に、第2条の地方債の補正は、変更が1件でございます。  それでは、補正予算の内容につきまして、事項別明細書により歳出からご説明申し上げます。10ページをお願いいたします。11款2項1目農林水産施設災害復旧費でございますが、工事請負費といたしまして831万6,000円を追加するものでございます。  歳出につきましては以上でございます。  続きまして、歳入につきましてご説明申し上げます。9ページにお戻りください。15款国庫支出金及び下段の22款市債につきましては、歳出の特定財源で、所定の補助率や充当率等に基づき予算補正するものでございます。  中段の20款1項1目繰越金でございますが、歳入歳出の差引き調整により36万3,000円を追加するものでございます。  続いて、6ページをお願いいたします。第2表、地方債補正でございますが、今回の予算補正に係る起債の目的、限度額などについて、記載のとおり定めるものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明に代えさせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております承認第1号 専決処分の承認を求めることについては、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) ご異議なしと認めます。  よって、承認第1号は委員会付託を省略することに決しました。  これより承認第1号の討論を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。  これより承認第1号の採決を行います。  本件は報告のとおり承認することに賛成の諸君の挙手を求めます。               〔挙手全員〕 ○議長(今井敏博議員) 挙手全員であります。  よって、本件は報告のとおり承認することに決しました。 △議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(今井敏博議員) 日程第5、議案第1号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市長。 ◎市長(茂木英子) 議案第1号 教育委員会委員の任命につきましてご説明申し上げます。  分冊3の1ページを御覧いただきたいと存じます。現在、安中市教育委員会委員をなされております宮川直子さんは、令和2年5月19日をもって任期満了となりますが、退任の意向であります。つきましては、その後任といたしまして、松井田町新堀にお住まいの佐藤和子さんにお願いいたしたく、ご推薦申し上げる次第でございます。  分冊3の2ページを御覧いただきたいと存じます。佐藤さんは、履歴書にお示しのとおり、昭和51年4月に群馬県に入庁し、平成26年3月に退職されるまで、群馬県職員として保健福祉行政の分野で幅広くご活躍され、現在は本市の家庭児童相談員としてご尽力いただいております。人格は高潔で、教育に関しても識見が高く、誠に適任であると存じますので、ここに安中市教育委員会委員にご推薦申し上げる次第でございます。  よろしくご審議いただきまして、ご同意を賜りますようお願い申し上げ、説明に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第1号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第1号は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第1号の採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               〔挙手全員〕 ○議長(今井敏博議員) 挙手全員であります。  よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 △議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(今井敏博議員) 日程第6、議案第2号 公平委員会委員の選任についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市長。 ◎市長(茂木英子) 議案第2号 公平委員会委員の選任につきましてご説明申し上げます。  分冊3の3ページを御覧いただきたいと存じます。現在、安中市公平委員会委員をお願いしております髙橋宏明さんは、令和2年5月18日をもちまして任期満了となるわけでございますが、引き続き公平委員会委員としてご推薦申し上げる次第でございます。  分冊3の4ページを御覧いただきたいと存じます。髙橋さんは、平成23年2月にご就任されて以来、豊かな行政経験、高潔な人格と高い識見を遺憾なく発揮され、本市の人事行政に多大なご尽力を賜っております。公平委員会委員として誠に適任であると存じますので、引き続きご推薦申し上げる次第でございます。  よろしくご審議いただきまして、ご同意を賜りますようお願い申し上げ、説明に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第2号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第2号は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第2号の採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               〔挙手全員〕 ○議長(今井敏博議員) 挙手全員であります。  よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 △議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(今井敏博議員) 日程第7、議案第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市長。 ◎市長(茂木英子) 議案第3号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつきましてご説明申し上げます。  分冊3の5ページを御覧いただきたいと存じます。現在人権擁護委員をお願いしております堀越順子さんは、令和2年6月30日をもって任期満了となりますが、退任の意向であります。つきましては、その後任といたしまして、原市にお住まいの能登美津子さんにお願いいたしたく、ご推薦申し上げる次第でございます。  分冊3の6ページを御覧いただきたいと存じます。能登さんは、教職の経験をお持ちで、現在は居宅介護支援事業所に勤務されております。人格は高潔で、教育、福祉の分野に携わってこられた豊富な経験から、人権に関する高い見識をお持ちであり、人権擁護委員として誠に適任であると存じます。  よろしくご審議いただきまして、ご承認賜りますようお願い申し上げ、説明に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第3号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) ご異議なしと認めます。  よって、議案第3号は委員会付託を省略することに決しました。  これより討論を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第3号の採決を行います。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。               〔挙手全員〕 ○議長(今井敏博議員) 挙手全員であります。  よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 △議案第4号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第8、議案第4号 安中市中小企業振興基本条例の制定についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市長。 ◎市長(茂木英子) 議案第4号 安中市中小企業振興基本条例の制定についてご説明申し上げます。  分冊4の1ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、中小企業振興基本条例は、地域における中小企業の振興が地域経済に与える重要な役割を果たすことを踏まえ、中小企業の振興について、施策の基本事項を定めるとともに、市の責務、市内中小企業者経済団体等、関係機関の努めるべき役割等の明確化を図るため、条例を制定するものでございます。  それでは、内容についてご説明申し上げますので、2ページを御覧いただきたいと存じます。第1条を目的、第2条を定義、第3条には基本理念を定めました。  第4条では、基本理念に基づき、中小企業の振興に関する施策を総合的に実施する市の役割を規定するものでございます。  第5条は市の基本的施策、第6条では中小企業者の役割及び努力、第7条では経済団体の役割、第8条では市民の理解及び協力、第9条では大企業の役割、第10条では金融機関の役割と関係機関が努めるべき役割を規定しております。  第11条につきましては、本条例の目的を達成するため、必要に応じて関係者と協議の場を設ける規定です。  第12条につきましては委任規定であり、本条例のほか、必要な事項は市長が別に定めるとするものでございます。  次に、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。  金井久男議員。 ◆1番(金井久男議員) 1番、金井久男でございます。議案第4号につきまして、3点基本的なことを伺っておきたいと思うのですが、まず1点目は、この条例制定がなぜ今の時期なのかということと、県下の他市の状況はどうなのかということについて伺います。  2点目は、本条例の第4条、市の役割、あるいは第5条、基本的施策という中で、財政上の支援ということをうたってあるわけですけれども、具体的にはどのような支援が行われるのかについてお答えいただきたいと思います。  3点目は、具体的な施策の中で、今、中小零細企業の皆さんは非常に厳しい経営環境に置かれているわけでして、特に税制面で自家労賃を正当に認めてもらえないというようなことで大変なご努力をされているというふうに認識しているのですが、こういった面においても改善されていくという展望があるのかどうか、その点について基本的なことを教えていただきたいと思います。 ○議長(今井敏博議員) 産業政策部長。 ◎産業政策部長(堀米純) 金井議員のご質問に答弁申し上げます。  なぜ今なのかということでございますが、既に中小企業の振興や支援につきましては、条例等で補助や支援を行っておるものでございます。  また、県内の他市の状況でございますが、群馬県内では類似の中小企業振興基本条例を制定している市が8市ございます。未制定の市は、昨年9月時点で4市というところでございます。  また、2点目の具体的に何を支援していくかということでございますが、第4条、第5条は市の役割や基本施策を規定しているものでございます。中小企業の支援につきましては、これまでの条例でいきますと、ぐんま新技術・新製品開発推進補助金や小口資金融資制度、あるいは安中創業支援ネットワーク、あるいは店舗改装補助金などによって中小企業の支援等を行ってきているところでございます。  最後に、中小企業の税制面でのことについては少し不明のところがあるのでございますが、現在の中小企業振興や支援に基づいて、それをまた今後この条例を制定することで、拡充や、あるいは新しい施策を県等と連携しながら臨んでいきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(今井敏博議員) 金井久男議員。 ◆1番(金井久男議員) 基本的な説明をいただきましたが、細かなことは委員会でしていただければいいかと思うのですが、まず1点目のなぜ今頃かということで非常に疑念があるのですけれども、既に中小企業基本法というのが昭和38年にできているのです。それから、小規模企業振興基本法というのが平成26年にできておりまして、特に小規模企業振興基本法というのは、要するに勤労者というか経営主体が5人以下の本当に零細な企業の経営者を振興させようということでできているのですが、今頃になって中小企業振興法というのが何か遅きに失しているのかなというふうに考えるわけですが、それにしても制定するからには今の市内の中小零細企業の方たちの経営をしっかり支えられる、そういう対応をしていただきたいというふうに思うのですが、これは理念として条例を制定して、今後中小企業の皆さんの声をしっかり受け止めていくということで理解してよろしいのか、その辺確認だけさせていただきたいと思います。 ○議長(今井敏博議員) 産業政策部長。 ◎産業政策部長(堀米純) 金井議員の再質問に答弁申し上げます。  中小企業基本法につきましては、第6条で、「地方公共団体は、基本理念にのっとり、中小企業に関し、国との適切な役割分担を踏まえて、その地方公共団体の区域の自然的経済的社会的諸条件に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する」となっております。今回、市におきましては、中小企業に関する様々な施策の推進をこの条例によって図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜りたいと存じます。 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第4号については、経済建設常任委員会に付託いたします。 △議案第5号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第9、議案第5号 安中市勤労者住宅建設利子補給条例を廃止する等の条例の制定についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市長。 ◎市長(茂木英子) 議案第5号 安中市勤労者住宅建設利子補給条例を廃止する等の条例の制定についてご説明申し上げます。  分冊4の6ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、昭和43年から勤労者を対象として、金融機関から借入れをして住宅を建設した場合に、その借入金に対する支払い利子の一部を補助することで、勤労者の住宅難の解消対策として一定の役割を果たしてきました。今後は、自営業者等も含めた定住対策、市外や県外からの移住対策などの人口減少対策、また子育て世帯への支援を含めた総合的な移住定住施策に移行させるため、安中市勤労者住宅建設利子補給条例の廃止を行うものでございます。  それでは、内容についてご説明申し上げますので、7ページを御覧いただきたいと存じます。第1条は、安中市勤労者住宅建設利子補給条例を廃止する規定です。  第2条は、安中市勤労者住宅建設利子補給条例の暫定的効力を規定するものです。  なお、附則としまして、この条例は令和3年1月1日から施行するというものでございます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第5号については、経済建設常任委員会に付託いたします。 △議案第6号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第10、議案第6号 安中市監査委員条例及び安中市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  上下水道部長。 ◎上下水道部長(大塚清隆) 議案第6号 安中市監査委員条例及び安中市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  分冊4の8ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、地方自治法等の一部を改正する法律が平成29年に公布され、その一部が令和2年4月1日から施行されることから、安中市監査委員条例及び安中市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する必要が生じたため、地方自治法第96条第1項の規定により、議決をお願いするものでございます。  それでは、内容につきましてご説明申し上げますので、9ページを御覧いただきたいと存じます。あわせまして、説明資料の1ページ、2ページの新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。まず、第1条ですが、安中市監査委員条例の一部改正でございます。第6条につきましては文言の整理、第8条につきましては地方自治法の一部改正による条ずれでございます。  次に、第2条ですが、安中市水道事業の設置等に関する条例の一部改正でございます。第3条第1項につきましては、参照法令の明記と文言の整理、第5条につきましては、地方自治法の一部改正による条ずれでございます。  次に、附則でございますが、この条例は令和2年4月1日から施行するものとし、このうち第1条中、安中市監査委員条例第6条の改正規定及び第2条中、安中市水道事業の設置等に関する条例第3条第1項の改正規定は、公布の日から施行するものでございます。  以上、誠に簡単な説明ではございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第6号については、経済建設常任委員会に付託いたします。 △議案第7号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第11、議案第7号 安中市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(阿部哲也) 議案第7号 安中市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  分冊番号4の10ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、令和2年4月から任用が予定される会計年度任用職員につきましては、新地方公務員法上の服務に係る規定が適用され、かつ懲戒処分等の対象となります。地方公務員法第31条の規定に基づく服務の宣誓は、任命権者が別段の定めをすることができる旨を条例で定めることによって、任用形態や任用手続に応じた方法で行うことも可能となることから、ご提案させていただくものでございます。  それでは、改正の内容につきましてご説明申し上げます。議案の11ページ及び説明資料の3ページを御覧いただきたいと存じます。第2条に第2項として、会計年度任用職員の服務の宣誓について、任命権者が別段の定めをすることができる旨の規定を追加するものでございます。  次に、附則でございますが、施行期日につきましては、令和2年4月1日からとするものでございます。  以上、大変雑駁なご説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第7号については、総務文教常任委員会に付託いたします。 △議案第8号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第12、議案第8号 安中市義務教育施設整備基金条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  財務部長。 ◎財務部長(町田博幸) 議案第8号 安中市義務教育施設整備基金条例の一部を改正する条例につきまして提案理由をご説明申し上げます。  分冊4の12ページをお願いいたします。まず、改正理由でございますが、安中市義務教育施設整備基金条例に基づく基金に属する財産としての山林のうち、所在地、安中市西上秋間字臼沢国有林193林班い小班の山林について、群馬森林管理署との分収造林契約に基づき、令和元年12月11日付で分収木の売買契約が締結され、当該分収木が売却されたことに伴い分収造林契約が終了したことから、条例の一部改正をお願いするものでございます。  それでは、13ページをお願いいたします。また、説明資料の4ページに新旧対照表がございますので、併せて御覧いただきたいと存じます。改正内容につきましては、第2条第1項第1号の表、「安中市西上秋間字臼沢国有林193林班い小班」の項を削るものでございます。  次に、この条例の附則でございますが、公布の日から施行するというものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明に代えさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第8号については、総務文教常任委員会に付託いたします。 △議案第9号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第13、議案第9号 安中市体育施設条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  教育部長。 ◎教育委員会教育部長(高橋信秀) 議案第9号 安中市体育施設条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  分冊4の14ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、本条例に規定されている体育館、格技場及び卓球場の日曜日及び国民の祝日における利用時間は午前9時から午後5時までの8時間となっておりますが、使用料の時間区分が3時間ごととなっているため、団体がそれぞれ切れ目なく連続して使用する場合、最後に利用する団体は2時間の利用となります。つきましては、体育館利用者の利便性の向上を図るために、体育館、格技場及び卓球場の日曜日及び国民の祝日における利用時間を1時間延長して午後6時までとする改正を行いたいものでございます。また、その他法制執務的な観点から、規定整備を目的とした所要の改正を行うものです。  それでは、改正の内容についてご説明申し上げますので、15ページを御覧いただきたいと存じます。あわせて、説明資料の5ページの新旧対照表を御覧いただければと存じます。条例の改正の概要でございますが、別表第2、体育館の表、格技場の表及び卓球場の表中、「午後5時」を「午後6時」に改めます。  また、別表第3、備考、第5項中、「第2項から前項まで」を「前3項」に改めるものでございます。  次に、附則でございますが、施行日を公布の日からとするものです。  以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第9号については、総務文教常任委員会に付託いたします。 △議案第10号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第14、議案第10号 安中市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第10号 安中市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  分冊4の16ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、令和元年8月30日付の官報により、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令の正誤により、当該内閣府令の誤り箇所について、官報正誤による改正が行われました。これに伴い、当該内閣府令の規定内容に従って改正を行った本市の条例の規定内容について、内閣府令の正誤内容の反映に係る改正を行うため、条例の一部の改正をお願いするものでございます。  それでは、内容につきましてご説明申し上げますので、17ページを御覧いただきたいと存じます。あわせて説明資料の8ページから21ページに新旧対照表がございますので、御覧いただきたいと存じます。第2条につきましては、第1項中第27号を第28号とし、第22号から第26号までを1号ずつ繰下げ、第21号において、基準府令における括弧書きの付け替えを含め所要の改正を行い、同号を第22号とし、第20号を第21号とし、第9号から第19号までを1号ずつ繰下げ、第8号の次に第9号として用語の定義を加え、第29号として特定地域型保育事業の定義を加えるための改正でございます。  第3条につきましては、第3項中、地域子ども・子育て支援事業について、法に基づく定義を加えるための改正でございます。  第6条につきましては、第3項中において、第2条第9号に定義されている用語に改めるための改正でございます。  第7条については文言の整理、第8条につきましては用語の定義を加えるための改正でございます。  第9条につきましては、第1項中、「当該申請」を「教育・保育給付認定の申請」に改めるための改正でございます。  第12条につきましては、規定内容に合わせて見出しを改めるための改正でございます。  第13条につきましては、第6項における文言の整理のための改正でございます。  第14条につきましては、正誤による改正となり、特別利用保育、特別利用教育を提供する場合の基準の読替えは、全て第35条、第36条において定めることに伴う改正でございます。  第15条につきましては、第1項第1号の読替えに係る改正及び第2項の文言の整理に伴う改正でございます。  第19条につきましては、通知対象の明示及び見出しの文言の整理、第20条につきましては、規定に係る文言の整理、第22条につきましては、文言の整理に伴う見出しの改正でございます。  第30条、第32条、第34条につきましては、文言の整理に伴う改正でございます。  第35条につきましては、第2項において文言の整理、第3項においては正誤による特定利用保育を提供する場合の基準の読替えに係る改正でございます。  第36条につきましては、第2項において文言の整理、第3項において正誤による読替規定などの所要の改正でございます。  第40条につきましては、文言の整理に伴う改正でございます。  第42条につきましては、第8項中、「附則第5条」を「附則第4条」に改め、併せて文言の整理をするための改正でございます。  第43条につきましては文言の整理、第46条につきましては規定に係る文言の整理、第48条につきましては文言の整理に伴う見出しの改正、第49条につきましては文言の整理に伴う改正でございます。  第50条につきましては、正誤により、「特定教育・保育提供証明証」を「特定教育・保育提供証明書」に、「特定地域型保育・提供証明証」を「特定地域型保育・提供証明書」に改めるための改正及び読替規定の改正など所要の改正を行うものでございます。  第51条につきましては、正誤により読替規定の改正など所要の改正を行うものでございます。  第52条につきましては、正誤によるもの及び所要の改正となり、第43条第1項及び第2項で定められていた特定利用地域型保育を提供する場合の基準の読替えを本項で定めることとするとともに、読替えで規定しがたい規定の読替えについて、明文の読替規定を整備するための改正でございます。  附則第2条につきましては、第13条の改正による読替規定の整理及び文言の整理に伴う改正でございます。  また、附則におきまして、この条例は公布の日から施行といたしたいものでございます。  以上、雑駁な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第10号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第11号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第15、議案第11号 安中市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第11号 安中市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  分冊4の20ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律におきまして、児童福祉法の一部が改正され、令和2年4月1日から放課後児童健全育成事業に従事する者及びその員数については、厚生労働省で定める基準を参酌して条例で定めることとされています。現行の本市の放課後児童クラブにおける放課後児童支援員の資格の取得状況を見ますと、現時点において放課後児童支援員としての資格を有する者が充足している状態であるとは言えない状況から、放課後児童支援員の資格要件を暫定的に緩和するみなし支援員制度を1年間延長する必要があるため、本市の条例、附則第2条に規定する、みなし支援員の適用期限の改正をお願いするものでございます。  それでは、内容につきましてご説明申し上げますので、21ページを御覧いただきたいと存じます。あわせまして、説明資料の22ページに新旧対照表がございますので、御覧いただきたいと存じます。初めに、本条例の附則第2条中、「平成32年3月31日」を「令和3年3月31日」に改めるものでございます。  附則につきましては、令和2年4月1日から施行するものでございます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。  金井久男議員。 ◆1番(金井久男議員) 1番、金井でございます。第11号の議案に対しまして2点お尋ねしておきたいと思うのですが、この中身は、今ご説明はありましたが、学童保育所におけるみなし支援員という資格を持たない方たちの配置を1年間猶予するという、そういうことだろうと思うのですが、実際のみなし支援員と呼ばれている方が何人いるのか、何%なのか、その点明らかにしていただきたい。  2つ目は、1年間の期限を延長ということですけれども、本来の指導員的な資格を持った方に置き換わるというのはこの1年間で全て可能なのか、その点についてお聞きしておきたいと思います。 ○議長(今井敏博議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 金井議員のご質問に答弁申し上げます。  初めに、みなし支援員の現状ということでございますが、現在、市内19施設におきまして107名の支援員さんが従事しているわけでございますが、このうちご指摘のみなし支援員に該当する者につきましては41人、全体で言いますと38.3%となっておるところでございます。  次に、今後の資格要件の充足に向けた対応ということでございますが、みなし支援員につきましては、現在県の研修参加というところが不足している部分でございます。新年度におきましては、引き続き県の研修への参加を促し、各クラブでの支援が一層向上いたしますように努めてまいりたいと存じます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(今井敏博議員) 金井久男議員。 ◆1番(金井久男議員) 今、みなし支援員の実態をお聞きして、ちょっとびっくりしているのですけれども、38.3%、4割近くの方が資格を持たないで学童クラブで子供たちに接しているという実態は、私はやっぱり好ましいものではないと思います。子供たちの毎日の生活支援をしていく中で、何のということはないのでしょうけれども、資格を持たずに当たるということは、やっぱり子供たちを健全に見守るという点ではまずいのだろうと思うのですが、40%の方々を1年間のうちできちんと研修を受けていただくとか、もっときちんとした姿勢で、1年間で完了するという姿勢でやっていただかないと、だらだらいってしまったら本当にゆゆしき事態になってしまうのではないか。事故があってからでは遅いので、この点についてしっかり指導していただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(今井敏博議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 金井議員の2回目の質問に答弁申し上げます。  現在、みなし支援員の資格取得に向けた強化ということでございますが、みなし支援員を含めました107名の放課後児童支援員につきましては、安中市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例によりまして、その資格要件、まずは保育士もしくは社会福祉士、教員免許等の資格を有している者が基本になっておりまして、それに併せまして県の研修、支援に向けた研修という状況で業務についていただいているところでございます。基礎資格としての各資格要件については一定の条件の中で配置させていただいたわけでございます。ご指摘のとおり、それに併せて県の支援員としての研修が重要な内容でございますので、その研修につきましては新年度に向けてさらに参加できるように啓発推進をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第11号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第12号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第16、議案第12号 安中市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第12号 安中市放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  分冊4の22ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、多子世帯の子育てに係る負担を軽減するため、同一の世帯から同時に3人以上放課後児童クラブに入所している場合の3番目以降の児童に係る保育料を無料とするための改正を行うものでございます。加えて、安中市あんなか第二学童クラブの新設に伴い、位置を変更し、定員を拡大するための改正を行い、安中市あんなか第三学童クラブの新設に伴い、位置及び定員に係る規定を追加するための改正を行うものでございます。あわせて、その他規定整備を目的とした所要の改正を行うものでございます  それでは、内容につきましてご説明申し上げますので、22ページを御覧いただきたいと存じます。あわせて、説明資料の23ページから24ページに新旧対照表がございますので、御覧いただきたいと存じます。第4条につきましては文言の整理、第8条は第3号中の文言の整理に伴う改正でございます。  第12条は、第1項中の保育料の対象に、新たに同一の世帯から同時にクラブに入所している児童のうち3番目の年長者以降を区分に加え、一月当たりの金額を無料とすることを表にまとめ、併せて同条第2項中の文言の整理を行う改正でございます。  第15条は、文言の整理に伴う改正でございます。  別表(第2条関係)中の安中市あんなか第二学童クラブの項中、位置について、安中市安中2丁目15番37号を、新築場所でございます住居表示である安中市安中3丁目10番43―2号に、定員40人を45人に改め、新規に指定管理を予定しているために、同項の次に、名称、安中市あんなか第三学童クラブ、位置、安中市安中3丁目10番43―2号、定員45人を加える改正をするものでございます。  附則につきましては、令和2年4月1日から施行するものでございます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。  佐藤貴雄議員。 ◆8番(佐藤貴雄議員) ただいまの議案ですけれども、学童クラブ、安中小学校区の人数が増えているということで、第二を移すとともに、また第三を新しく加えるということですけれども、今まで暫定的に第三が小学校の余裕教室といいますか、そういったものをお借りしてやっていたわけでございます。それは定員が40ということで。今回、第二、第三を新しくしていくということで、これが45、45、5名ずつ増えるということになります。増やす理由について、まずはお伺いしたいと思います。 ○議長(今井敏博議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 佐藤議員のご質問にお答え申し上げます。  定員を増やす理由というところでございますが、まず学童保育の利用状況についてでございますが、全体的には児童数が減少する中で、学童保育の利用希望者につきましては増加傾向にあるという状況でございます。そのような中で、現状対応できる人数ということで45人とさせていただいたところでございます。今後の状況も見極めながら、さらに充実した内容とするためのまずは第1弾ということでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(今井敏博議員) 佐藤貴雄議員。 ◆8番(佐藤貴雄議員) ありがとうございます。増加傾向にあるというふうなご認識であるということでございました。第一が40、第二、第三が45、45ですので、合計すると130ということになると思いますけれども、大体条例におきまして多少の猶予はあるということで、何人かの増加は認められますけれども、これ以上増えるとかなり、危険な状態と言うと変ですけれども、やはり窮屈な状態になってしまうのは現状であります。実際に来年度、新1年生がかなりの数の希望者があるというふうにも伺っておりますけれども、このままの状態で例えば夏休みであったりとか、そういう長期休暇のときに、またそのときの利用者というものもございます。そういったときに、定員を明らかにオーバーしてしまうようなときというものが考えられるのですけれども、そういったときは設置者としてどのようにお考えになっておりますでしょうか、お考えをお聞かせください。 ○議長(今井敏博議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 佐藤議員の2回目のご質問に答弁申し上げます。  定員オーバーという対応ということでございますが、現在条例におきまして、まずは人数要件につきましてはおおむね1人当たりの面積要件に基づいて算出される中で、その範囲内で設定させていただいております。おおむねという中でどこまで対応できるのかというのは課題があるかと思いますが、ただいま議員のご指摘のとおり、時期的、季節的な増員等につきましてなかなか対応し切れない状況もございます。今後の大きな課題として認識しておるところでございますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(今井敏博議員) 佐藤貴雄議員。 ◆8番(佐藤貴雄議員) 今現在、あんなか学童クラブにおきまして待機者はいないのですけれども、今後増加していくことによって待機者が出る可能性があるやもしれないということもあります。また、実際に安中小学校、あるいは安中小学校だけではなくて、原市小学校区におきましても別の学童のほうにバスが来ていただいたりとか、タクシーで行ったりとか、そういった形で対応している部分もあります。そういった増加傾向にあるわけですから、やはり待機をつくっていかないというふうな方針をきちんと出していただきたいなというふうには思っていますけれども、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(今井敏博議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 佐藤議員の3回目のご質問に答弁申し上げます。  待機児童を生まないような長期的な方針ということでございますが、現状でまずは収まっている状況も各地ではあるかと思います。ただ、ご指摘のとおり、季節的なものも含めまして、今後どのような動向になるかというのは注視していかなければいけない問題でございます。また、前段で申し上げましたとおり、児童数は減少しながら希望者数は増加しているという社会的動向も含めました対応というのは重要な面もございまして、どのような対応ができるのかというのを総合的な検討も含めて進めてまいりたいと存じます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第12号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第13号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第17、議案第13号 安中市における太陽光発電設備の設置に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(白石久男) 議案第13号 安中市における太陽光発電設備の設置に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  分冊4の24ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、本条例では土砂災害特別警戒区域を抑制区域、土砂災害警戒区域を注視区域、それらに属さない区域をその他区域と区分して、それぞれの区分ごとに条例の適用となる太陽光発電設備の設置面積を定めております。技術の進歩が年々進み、本条例施行時よりも太陽光発電設備の発電効率が向上しており、今後設置される発電設備の面積の縮小が想定されることや県内他市で運用されている条例等の適用範囲に比べて本市の条例の適用範囲が狭いこと、また昨年の台風第19号の影響により発生した土砂災害の36%が土砂災害警戒区域以外で発生していたとの調査結果が国土交通省砂防部から示されたことなどを踏まえて、これまでその他区域で3,000平方メートル以上の施設が適用としていた規定を、抑制区域以外の区域では1,000平方メートル以上の太陽光発電施設が適用となるように改正させていただきたいものでございます。  それでは、改正内容につきましてご説明申し上げますので、25ページを御覧いただきたいと存じます。あわせまして説明資料の25ページの新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。第7条第1項第1号を削り、同項第2号を同項第1号とし、同項第3号中、前2号を前号に、3,000平方メートルを1,000平方メートルに改め、同号を同項第2号とするものでございます。  次に、附則でございますが、第1項は施行期日を令和2年10月1日からとするものでございます。第2項は、施行の際に、既に工事を開始している者、工事を開始していない者にあっては、記載の関連法令の許可、または許可を受ける見込みのある者に対しては改正前の条例を適用する経過措置を定めるものでございます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。  櫻井ひろ江議員。
    ◆2番(櫻井ひろ江議員) 当市のこの太陽光発電設備に関する条例は、土砂災害等への危険性ですか、それに特化したものというふうに理解しているところですが、注視区域とする土砂災害警戒区域は1,000平方メートル以上、抑制区域とするのは土砂災害特別警戒区域で全てということで、その他3,000平米というふうになっているわけですけれども、その他の3,000を1,000平米に引き下げるという案であります。最近では特に民家の隣などにつくる、そういった業者が増えているのかなというふうに思われるのですけれども、500平米ぐらいに下げたほうがいいのではないかなというふうに思うわけです。この点についてのお考えはどうなのかという点が1点と、また土砂災害警戒区域、これは注視区域ということですけれども、近隣に住んでいる方にとってみると、昨今のこういう被害状況などを見ると、特に台風などの影響なんかや、それから大雨などで不安を感じる、そういった場所でありますし、できるときにも大変住民にとってみると心配だという声がありました。土砂災害警戒区域が入る注視区域についても抑制すべきではないかというふうに思うのですが、これについてのお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(今井敏博議員) 建設部長。 ◎建設部長(白石久男) 櫻井議員のご質問にご答弁させていただきます。  まず、今回の改正で500平米以上にする考えがないかということでございますが、500平米以上としなかった理由を申し上げますと、この条例は開発行為に対して災害発生防止を主眼に制定されたものであります。特に土砂災害に対する対策を講じる必要がある面積として1,000平方メートル程度以上が妥当であるというふうに考えたことが1点でございます。また、小規模面積の場合には、発電事業者ではなく個人設置の場合も多く、再生可能エネルギーの普及を推奨する立場において個人設置に向けたハードルをあまり上げ過ぎないようにといったことを考慮したもので今回1,000平方メートルというふうに定めさせていただきました。  また、2点目のご質問でございます土砂災害警戒区域も抑制区域とするべきではないかというようなご質問でございますが、土砂災害警戒区域は家屋等の建築物を建設する場合にあっても特段制限がされていないということでありますから、土砂災害特別警戒区域と区分して考えております。  以上でございます。 ○議長(今井敏博議員) 櫻井ひろ江議員。 ◆2番(櫻井ひろ江議員) 土砂災害警戒区域では家屋においても特段そういう縛りはないということですけれども、やはり土砂災害警戒区域が入っていると、近所に住んでいる人にしてみると心配をするわけです。これも昨今の被害、災害等を見てみますと、どういうところで起こるか分からないというようなこともありますので、こういったことを十分念頭に置いて考えていただきたいと思います。  以上です。 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第13号については、経済建設常任委員会に付託いたします。 △議案第14号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○議長(今井敏博議員) 日程第18、議案第14号 安中市印鑑条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市民部長。 ◎市民部長(富田千尋) 議案第14号 安中市印鑑条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  分冊4の26ページをお開きください。初めに、提案理由でございますが、成年被後見人等の人権が尊重され、成年被後見人等であることを理由に不当に差別されることのないよう、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が施行されました。これに伴い、市町村が行う印鑑登録事務について準拠すべき事項を定めた国の印鑑登録証明事務処理要領が改正されたことなどから、安中市印鑑条例の一部改正を行うものでございます。  それでは、改正内容につきましてご説明申し上げますので、27ページをお開きください。あわせて、説明資料の26ページの新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。第2条では印鑑の登録資格について定めていますが、登録を受けることができない者のうち、成年被後見人を意思能力を有しない者(前号に掲げる者を除く)に改めるものでございます。  第5条の改正につきましては、規定整備を目的とした所要の改正として、見出しを改めるものでございます。  次に、附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(今井敏博議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第14号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。  ここで暫時休憩いたします。                                      (午前10時19分) ○副議長(佐藤貴雄議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                      (午前10時45分) △発言の訂正について ○副議長(佐藤貴雄議員) 執行部から発言を求められております。この際、これを許します。  財務部長。 ◎財務部長(町田博幸) 先ほどの議案第8号 安中市義務教育施設整備基金条例の提案理由の私の発言の中で、「基金条例」と申すべきところを「基本条例」と申し上げてしまいました。おわびして訂正いたします。 ○副議長(佐藤貴雄議員) お諮りいたします。  ただいま財務部長の発言のとおり訂正を許可することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま財務部長からの発言のとおり訂正を許可することに決しました。 △議案第15号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第19、議案第15号 安中市消防団員の定員、任免及び給与に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(阿部哲也) 議案第15号 安中市消防団員の定員、任免及び給与に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  分冊番号4の28ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、現在安中市消防団は、団長から団員まで10人の職とそれぞれの職ごとの報酬を定めていますが、このうち警鐘手につきましては職務が形骸化していることから、警鐘手の規定を削除するため、条例の一部改正を行うものでございます。  それでは、改正内容につきましてご説明申し上げますので、29ページを御覧いただきたいと存じます。あわせて、説明資料27ページの新旧対照表も御覧いただきたいと存じます。第2条から第4条までの改正は、語句の整理でございます。  次に、別表の改正でございますが、警鐘手の区分を削るものでございます。  次に、附則でございますが、この条例の施行期日につきましては、令和2年4月1日からとするものでございます。  以上、誠に雑駁な説明ではございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第15号については、総務文教常任委員会に付託いたします。 △議案第16号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第20、議案第16号 安中市小口資金融資促進条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  産業政策部長。 ◎産業政策部長(堀米純) 議案第16号 安中市小口資金融資促進条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。  分冊4の30ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、小口資金融資制度につきましては、一時的に経営の安定に支障を来している中小企業の毎月の返済額の軽減を図り、経営の安定を支援するため、平成15年から期限を限定した借換え制度が創設され、以来今年度まで毎年延長し、継続されているところでございます。群馬県では、令和2年度も借換え制度を継続することが決定していることから、本市におきましても県と協調して中小企業を支援していくため、借換えできる期間の延長について本条例の一部改正をお願いしたいものでございます。  それでは、改正の内容につきましてご説明申し上げますので、31ページと、併せまして説明資料の28ページを御覧いただきたいと存じます。改正内容でございますが、附則第2項中の借換えできる期限を平成32年3月31日から令和3年3月31日に改めるものでございます。また、安中市小口資金借換事務取扱要領を別に定めると改め、そのことに伴い文言を整理するものでございます。  なお、附則としまして、この条例は令和2年4月1日から施行するというものでございます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第16号については、経済建設常任委員会に付託いたします。 △議案第17号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第21、議案第17号 安中市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(白石久男) 議案第17号 安中市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  分冊4の32ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の一部を改正する法律が令和元年5月17日に公布され、その一部については令和元年11月16日に施行されました。これに伴いまして、複数の建築物の連携による省エネ向上計画の認定を受けた場合の容積率の規制緩和が拡充されました。今後、これに応じる認定申請手数料を徴収するため、安中市建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律関係手数料条例の一部を改正させていただくものでございます。  それでは、改正内容につきましてご説明申し上げますので、33ページを御覧いただきたいと存じます。あわせまして、説明資料の29ページから31ページの新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。第2条第3項を第4項とし、同条第2項を第3項に改め、新たに第2項として、法改正に伴う新たな認定に係る手数料の算定方法を定める項を追加し、同条各号で引用している文言の整合を図るため、所要の改正を行うものでございます。  次に、附則でございますが、公布の日から施行するものでございます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第17号については、経済建設常任委員会に付託いたします。 △議案第18号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第22、議案第18号 安中市市営住宅等管理条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(白石久男) 議案第18号 安中市市営住宅等管理条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  分冊4の34ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、民法の一部を改正する法律が令和2年4月1日から施行されることに伴いまして、本市の市営住宅等管理条例に所要の改正を行う必要が生じました。また、近年、市営住宅の入居率が低下傾向にある中で、入居率の低下抑制や人口減少対策の観点から、より多くの住宅困窮者に入居の機会を提供できるよう、入居資格等について見直しやこれまでの公営住宅の制度改正の内容を反映させるために、安中市市営住宅等管理条例の一部を改正させていただくものでございます。  それでは、改正内容につきましてご説明申し上げますので、35ページを御覧いただきたいと存じます。あわせまして、説明資料の32ページから36ページの新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。第4条第5号に公募の例外として、該当する事業に、密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律に基づく防災街区整備事業を加えるものでございます。  次に、第5条第1項第1号の市内に居住または勤務を有するとしていた入居条件を削除し、それに伴い、同条並びに第6条第2項中の関連する号ずれを改めるものでございます  次に、第11条第1項中の前条第1項第1号に規定するを削り、連帯保証人の資格を市内に居住しているとしていたものを県内に居住に拡大し、同条の次に第11条の2として、連帯保証人の保証債務に係る極度額を家賃の12倍とする1条を加えるものでございます。  次に、第18条第4項を第5項とし、第3項中、退去時に債務の不履行または損害金があるときは敷金からこれらに充当することができるとしていたものを、敷金からこれらを控除した額を還付するように改め、同項を第4項とし、第2項の次に新たに第3項として、入居者が家賃等を支払わないときには敷金をその債務の弁済に充てることができるとする項を加えさせていただくものでございます。  次に、第19条の修繕費用の負担について、民法の賃借人の原状回復義務が改正されたことに伴い、国土交通省の示す公営住宅管理標準条例案の規定が変わり、これに準じた改正を行うものでございます。  次に、第26条及び第28条につきましては、本改正に生じた関連する号ずれを改めるものでございます。  次に、第38条では、不正行為により入居した場合において、明渡し請求の際に請求することができる損害金の計算に用いる利率年5分の割合を民法第404条第2項に規定する法定利率に改めるものでございます。  次に、第50条及び第51条につきましては、公営住宅管理標準条例案が改正されたことに伴い整合させるための改正をさせていただくものでございます。  次に、附則でございますが、第1項施行日は、令和2年4月1日から施行するものでございます。  第2項では、連帯保証人につきまして、施行日以前に入居している者、あるいは入居の決定を受けた者に対して、また第3項では、施行日以前に到来した支払期に係る条例による利息については従前の例によるという経過措置を定めるものでございます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。  櫻井ひろ江議員。 ◆2番(櫻井ひろ江議員) この条例改正も結構数がいっぱいあるのですけれども、その中で1つだけお聞きしておきたいのですが、第18条の中に新設される第3項がありますが、滞納、債務がある場合、市長は敷金から充てることができるというようなことですが、例えば入居中においてどういったときに、どの時点で敷金から弁済に充てる、こういうふうにできるのか。どういうふうにお考えになっているのか、お願いいたします。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 建設部長。 ◎建設部長(白石久男) 櫻井議員のご質問にご答弁申し上げます。  第18条の改正につきましては、以前は敷金の返済につきましては退去時に精算するという形になっていたものが今回の改正によりまして入居中においても敷金から家賃等の未納があった場合におきましてそれを充てることができるということでございますが、そのタイミングということでございますが、滞納状況等を十分調査した上で適正な時期にというふうに考えております。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 櫻井ひろ江議員。 ◆2番(櫻井ひろ江議員) 滞納するという方は、多分敷金においてもそういった、本来ならば敷金は退去のときに精算するということになっておりますけれども、そういったものがないと退去もしづらくなるというようなことも考えられるのではないかなというふうに思いますので、タイミングという言葉もありましたけれども、それを充てたとしてもまだまだ残るということが多い例が結構あるのでないかなというふうに思いますので、この点についてはそればかりではなく、いろいろ早いうちの対応というのですか、それが必要ではないかなというふうに思いますので、こういった条例だけでなくて、いろいろ小まめに対応していただきたいというふうに思います。 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第18号については、経済建設常任委員会に付託いたします。 △議案第19号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第23、議案第19号 安中市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  公立碓氷病院事務部長。 ◎公立碓氷病院事務部長(藤巻正勝) 議案第19号 安中市病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。  分冊4の37ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、公立碓氷病院では現在、199床の病床のうち、2階病棟を中心に、一般病床50床を休床し、一般病床99床、療養病床50床、合計149床で運用を行っております。そこで、空き病床の有効活用を図るとともに、今後予想される人口減少に合わせて休床中の50床を返上し、名実ともに149床規模の病院とするため、及び診療科目名の一部修正と地方自治法改正に伴い、同法を引用している条文の条ずれ解消等のため、条例の一部改正をお願いするものでございます。  それでは、改正の内容につきましてご説明申し上げます。分冊4の38ページを御覧ください。あわせて説明資料の37ページ、新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。診療科目につきましては、第4条第1号において内科ほか23科目を掲げておりますが、第4条第1号、診療科目中の胃外科を胃腸外科に改めるものでございます。  次に、病床数の変更でございますが、第4条第2号中、一般病床149床を50床減らして99床に変更するものでございます。  次に、地方自治法の改正に伴い、第6条中に引用している同法第243条の2を第243条の2の2に改めるものでございます。さらに、第7条中の文字を条例に沿うよう改めるものでございます。  なお、附則といたしまして、この条例は令和2年4月1日から施行するものでございます。  以上、甚だ簡単ではございますが、説明に代えさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。  金井久男議員。 ◆1番(金井久男議員) 1番、金井です。議案第19号 病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてお尋ねしておきたいのですが、(2)の病床の削除という点です。これについては、昨年、厚労省が9月26日に全国に公的病院等の統廃合などを指摘してきたことから大きな問題になっているわけですけれども、50床を削減するという一つの根拠はどこでそういったことを決めたのか。  それから、現在でも安中市は人口に対する病床数は12市の中で一番少ないというふうに私は認識しております。そういった中でいきなり50床を減らすということで、後々困ることはないのかなという心配はあるわけでして、その点1点。  それから、もう1点は、厚労省がこの事業を進める中で、20年度に新たな施策を打ち出しているわけです。それはダウンサイジング支援、いわゆる病床を減らしたらそこへ支援金を出すよということだろうと思うのですけれども、これを見越しての措置なのか、その2点について伺いたいと思います。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 公立碓氷病院事務部長。 ◎公立碓氷病院事務部長(藤巻正勝) 金井議員のご質問に答弁申し上げます。  先ほどご説明いたしましたとおり、空き病床の有効活用とともに、今後予想される人口減少に合わせて休床中の50床を返上するというものでございますが、その根拠といたしましては、群馬県が平成28年11月に策定した地域医療構想でございます。この構想は、団塊の世代が75歳以上になる2025年に向けて必要な病床数を、高度急性期、急性期、回復期、慢性期の4つの医療機能ごとに推計した上で、2次医療圏ごとに効率的な医療提供体制を実現するための取組でございます。この中で、高崎、安中地域につきましては、急性期の過剰、回復期の不足ということがうたわれておりまして、総体として病床が過剰な地域ということになっております。  次に、ダウンサイジングに関する支援金が適用されるかというご質問でございますが、今回用意されました補助メニューにつきましては、病床数の削減がいわゆる稼働中の病床に限定されておりますので、今回当院が予定しております休床中の病床の削減には補助金は適用されないものと考えております。ただし、厚生労働省は地域医療構想の実現のために、病床数の削減、病床機能の転換、再編ネットワーク化を進める病院に対して今後も様々な補助メニューを用意するというふうに表明しておりますので、こちらの補助メニュー等を精査して活用してまいりたいと存じます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 金井久男議員。 ◆1番(金井久男議員) ダウンサイジング支援なのですけれども、厚労省が言っているのは、病床を10%以上削減した病院に対しては削減病床数が実際に稼働しているときと同じような仮定をして支援金を出すというふうな方向を出しているのですが、そうすると実際に休床ということは、それには全く該当しないということは、ただ単に減らしても何の見返りもいただけないと、こういうことで理解してよろしいのですか。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 公立碓氷病院事務部長。 ◎公立碓氷病院事務部長(藤巻正勝) いわゆる単なる削減だけではなくて、例えば削減した病床を様々な用途に新たに活用するためのいわゆる改修費だとかそういったものに関する補助制度はございますし、先ほど申し上げましたとおり、今後もまた新たな補助メニュー等も厚労省は示すというふうに言っておりますので、そちらのほうを精査させていただきたいと存じます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第19号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第20号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第24、議案第20号 安中市健康増進施設恵み湯事業特別会計条例の廃止についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第20号 安中市健康増進施設恵み湯事業特別会計条例の廃止についてご説明申し上げます。  分冊4の39ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、安中市健康増進施設恵みの湯につきましては、地方自治法第209条第2項の規定によりまして、特別会計を設置し、管理運営を行ってまいりましたが、令和2年4月1日から安中市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例並びに安中市健康増進施設恵みの湯条例の規定に基づきまして、指定管理者に管理を行わせることとなったため、本条例を廃止するものでございます。  内容につきまして説明申し上げますので、40ページを御覧いただきたいと存じます。安中市健康増進施設恵み湯事業特別会計条例(平成18年安中市条例第55号)は、廃止するという内容でございます。  附則といたしまして、施行期日は令和2年4月1日からとするものでございます。  また、経過措置といたしまして、この条例の廃止前の安中市健康増進施設恵み湯事業特別会計条例に係る令和元年度の収入及び支出並びに決算については、なお従前の例によるとし、出納閉鎖期間の適用を設けるものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第20号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第21号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第25、議案第21号 安中市あんなか第二学童クラブ公の施設の指定管理者に指定する期間の変更についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第21号 安中市あんなか第二学童クラブ公の施設の指定管理者に指定する期間の変更についてご説明申し上げます。  分冊4の41ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、安中市あんなか第二学童クラブにつきましては、公の施設の指定管理者の指定のため、平成30年第1回安中市議会定例会におきましてご議決いただき、運営がなされているところでございます。このたび安中市あんなか第二、第三学童クラブ新築に伴いまして、指定管理する施設が変更になることから、その指定する期間の変更についてお願いするものでございます。  内容につきましては、指定期間の変更といたしまして、「平成30年4月1日から平成33年3月31日まで」を「平成30年4月1日から令和2年3月31日まで」に変更するものでございます。  以上、誠に簡単な説明でございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第21号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第22号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第26、議案第22号 安中市あんなか第二学童クラブ公の施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第22号 安中市あんなか第二学童クラブ公の施設の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  分冊4の42ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、安中市あんなか第二学童クラブの指定管理者の指定につきましては、現在、あんなか学童つくしクラブ運営委員会を指定管理者として指定し、管理運営を行わせておりますが、指定の期間について議案第21号において提案させていただいたとおり、新築に伴い指定管理に係る期間の変更をお願いし、令和2年3月31日をもって満了といたすところでございます。そのため、これまでの管理運営状況について指定管理者審査評価に基づき検討をいたしました結果、当該施設の管理業務等に相当な知識、経験等を有している団体と認められることから、安中市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条により、あんなか学童つくしクラブ運営委員会を指定管理者の候補者として選定し、仮基本協定を締結いたしましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  それでは、内容についてご説明申し上げます。1の指定管理者に管理を行わせる施設といたしましては、安中市安中3丁目10番43―2号、安中市あんなか第二学童クラブでございます。  2の指定管理者に指定するものは、安中市安中3丁目10番43号、あんなか学童つくしクラブ運営委員会代表者、市川益也でございます。  3の指定する期間といたしましては、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3年間でございます。  以上、誠に簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第22号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第23号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第27、議案第23号 安中市あんなか第三学童クラブ公の施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第23号 安中市あんなか第三学童クラブ公の施設の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  分冊4の43ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、安中市あんなか第三学童クラブの新築に伴い、新たに同学童クラブの指定管理者を指定し、管理運営を行わせる必要が生じたものでございます。現在のあんなか第三学童クラブは、あんなか学童つくしクラブ運営委員会により委託事業として運営されておりますが、これまでの管理運営状況について指定管理者審査評価に基づき検討した結果、当該施設の管理業務等に相当な知識、経験等を有している団体と認められることから、安中市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条により、あんなか学童つくしクラブ運営委員会を指定管理者の候補者として選定し、仮基本協定を締結いたしましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  それでは、内容についてご説明申し上げます。1の指定管理者に管理を行わせる施設といたしましては、安中市安中3丁目10番43―2号、安中市あんなか第三学童クラブでございます。  2の指定管理者に指定するものは、安中市安中3丁目10番43号、あんなか学童つくしクラブ運営委員会代表者、市川益也でございます。  3の指定する期間といたしましては、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3年間でございます。  以上、誠に簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第23号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第24号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第28、議案第24号 安中市たいとう学童クラブ公の施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第24号 安中市たいとう学童クラブ公の施設の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  初めに、提案理由でございますが、安中市たいとう学童クラブの指定管理者の指定につきましては、現在、たいとう学童クラブの会を指定管理者として指定し、管理運営を行わせておりますが、指定の期間が令和2年3月31日をもって満了することになります。そのため、これまでの管理運営状況について指定管理者審査評価に基づき検討した結果、当該施設の管理業務等に相当な知識、経験を有している団体と認められることから、安中市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条により、引き続きたいとう学童クラブの会を指定管理者の候補者として選定し、仮基本協定を締結いたしましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  それでは、内容についてご説明申し上げます。1の指定管理者に管理を行わせる施設といたしましては、安中市岩井592番地1、安中市たいとう学童クラブでございます。  2の指定管理者に指定するものは、安中市岩井592番地1、たいとう学童クラブの会代表者、佐藤英男でございます。  3の指定する期間といたしましては、令和2年4月1日から令和5年3月31日までの3年間でございます。  以上、誠に簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第24号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第25号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第29、議案第25号 安中市九十九学童クラブ公の施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第25号 安中市九十九学童クラブ公の施設の指定管理者の指定についてご説明申し上げます。  分冊4の45ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、安中市九十九学童クラブの指定管理者の指定につきましては、現在、九十九学童クラブの会を指定管理者として指定し、管理運営を行わせておりますが、指定の期間が令和2年3月31日をもって満了することになります。そのため、これまでの管理運営状況について指定管理者審査評価に基づき検討した結果、当該施設の管理業務等に相当な知識、経験等を有している団体と認められることから、安中市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条により、引き続き九十九学童クラブの会を指定管理者の候補者として選定し、仮基本協定を締結いたしましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。  それでは、内容についてご説明申し上げます。1の指定管理者に管理を行わせる施設といたしましては、安中市松井田町国衙86番地2、安中市九十九学童クラブでございます。  2の指定管理者に指定するものは、安中市松井田町国衙86番地2、九十九学童クラブの会代表者、小林勇でございます。  3の指定する期間といたしましては、令和2年4月1日から令和3年3月31日までの1年間でございます。  以上、誠に簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第25号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第26号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第30、議案第26号 新市建設計画の一部変更についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(阿部哲也) 議案第26号 新市建設計画の一部変更についてご説明申し上げます。  分冊4の46ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、東日本大震災に伴う合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の施行により、合併特例債の発行期限が再度5年間延長されたことに伴い、今後も新市建設計画に基づく合併特例債の活用を可能にするため、計画期間の延長及び新市の主要事業の追加並びに統計データと財政計画の修正等の一部変更を行いたく、市町村の合併の特例に関する法律第5条第7項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、一部変更の内容につきましてご説明申し上げますので、46ページから55ページ、併せて説明資料の新市建設計画の変更に係る新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。まず、1の6ページと記載されているところでございますが、計画の期間を合併後15年度から20年度に変更するものでございます。  続きまして、2から47ページの7の部分は、主要指標の見通しとして、人口、世帯数、就業人口の統計データを最新のものに置き換えるほか、推計値を変更するものでございます。  続きまして、8の44ページのところでございますが、新市の主要事業の①、観光振興の中の記述に道の駅等を加えた文言に修正するものでございます。  続いて、9から50ページの13につきましては、財政計画の前提条件の説明記述の変更と財政計画表の修正でございます。  以上、誠に簡単ではございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第26号については、総務文教常任委員会に付託いたします。 △議案第27号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第31、議案第27号 土地及び建物の取得についてを議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  総務部長。 ◎総務部長(阿部哲也) 議案第27号 土地及び建物の取得についてご説明申し上げます。  分冊4の56ページを御覧いただきたいと存じます。本件につきましては、群馬県が安中市安中2丁目字町北2926番1ほか6筆に所有する1万9,912.06平方メートルの土地及び1万586平方メートルの建物を、土地開発基金を活用し、取得予定価格2億2,435万1,000円で庁舎建設等予定地として取得することについて、群馬県知事と本年2月18日に土地売買仮契約書を締結いたしましたので、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものでございます。  以上、誠に簡単な説明ではございますが、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。  櫻井ひろ江議員。 ◆2番(櫻井ひろ江議員) 1点だけお伺いします。  27号の土地及び建物の取得について、ここのところに庁舎建設等予定地というふうに書かれております。この間のいろいろ一般質問等を聞いておりますと、白紙というふうなことをおっしゃっていたというふうに思うのですが、庁舎建設等予定地ということは、白紙とどういうふうな関連があるのか、その点1点お願いします。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 総務部長。 ◎総務部長(阿部哲也) 櫻井議員のご質問に答弁申し上げます。  現状でも明確に決まったものはございません。ただ、庁舎建設等の候補地も含めた広く公共の用に供することで考えております。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 櫻井ひろ江議員。 ◆2番(櫻井ひろ江議員) そうしますと、一応確認なのですけれども、白紙ということは変わりないということでよろしいのでしょうか。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 総務部長。 ◎総務部長(阿部哲也) 以前にも申し上げたことがあると思いますが、庁舎建設等の有力候補地ということでは申し上げたことがございます。
    ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第27号については、総務文教常任委員会に付託いたします。 △議案第28号、議案第29号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第32、議案第28号 市道路線の廃止について、議案第29号 市道路線の認定について、以上2件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  建設部長。 ◎建設部長(白石久男) 議案第28号 市道路線の廃止についてと議案第29号 市道路線の認定については、関連がございますので、一括してご説明申し上げます。  分冊5を御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、民間の開発行為等により変更が生じた路線につきましては、道路法第10条第1項の規定による廃止及び第8条第1項の規定に基づく認定等の道路台帳の補正を行う必要があり、道路法第10条第3項及び第8条第2項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  それでは、内容につきましてご説明申し上げます。議案第28号 市道路線の廃止につきましては、2ページから5ページの調書のとおり、番号1、路線番号1843、路線名、市道安843号線ほか77路線でございます。  その廃止路線の廃止理由の内訳でございますが、民間開発に関連するものが2路線、民地を誤って認定していたところを廃止するものが3路線、路線の整理に関するものが2路線、松義中部地区圃場整備に関するものが71路線の合計78路線の廃止をお願いするものでございます。  なお、図面につきましては、位置図を6ページから12ページに添付してございますので、御覧いただきたいと存じます。  次に、議案第29号 市道路線の認定につきましてご説明申し上げます。内容につきましてでございますが、14ページから16ページの調書のとおり、番号1、路線番号1986、路線名、市道安986号線ほか58路線でございます。  その認定路線の認定理由の内訳でございますが、民間開発により寄附採納を受け新たに認定するものが6路線、路線の一部廃止や開発等による再認定のものが2路線、路線の整理に関する再認定のものが1路線、松義中部地区圃場整備に関するものが50路線の合計59路線の認定をお願いするものでございます。  なお、図面につきましては、位置図を17ページから25ページに添付してございますので、御覧いただきたいと存じます。  以上、誠に簡単でございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第28号及び議案第29号については、経済建設常任委員会に付託いたします。 △議案第30号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第33、議案第30号 令和元年度安中市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  財務部長。 ◎財務部長(町田博幸) 議案第30号 令和元年度安中市一般会計補正予算(第8号)につきましてご説明申し上げます。  分冊6の1ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、一般会計に属する事務事業の一部につきまして、事務量の変更等が生じたため、予算補正をお願いするものでございます。  まず、第1条の予算規模でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億5,897万8,000円を減額いたしまして、予算の総額を245億7,210万6,000円とするものでございます。補正予算の款項の区分、当該区分ごとの金額は、第1表、歳入歳出予算補正のとおりでございます。  次に、第2条の繰越明許費の設定は、7件でございます。  第3条の債務負担行為の補正は、変更が2件でございます。  第4条の地方債の補正は、追加が1件、変更が8件でございます。  それでは、補正予算の内容につきまして、事項別明細書により歳出からご説明申し上げます。16ページをお願いいたします。1款1項1目議会費及び2款1項1目一般管理費のうち職員人件費につきましては、給与、職員手当などの過不足調整でございます。以降、各款項目にわたり職員人件費の予算補正がありますが、同じ理由でございますので、説明は略させていただきます。なお、退職手当につきましては、勧奨退職者等6人分の追加でございます。  次に、同じく2款1項1目一般管理事業でございますが、退職手当基金条例の規定に基づく減額でございます。  次に、3目財政管理費でございますが、義務教育施設整備基金に属する学校分収林の立ち木売払収入を基金へ積み立てるための追加でございます。  次に、6目企画費でございますが、マイナンバーの情報連携に関するシステム改修経費といたしまして38万5,000円の追加を、個人番号カード関連事務委任交付金といたしまして216万3,000円を追加するものでございます。  次に、9目ふるさと創生事業費でございますが、見込みを上回るふるさと創生寄附金をいただいておりますことから、委託費といたしまして140万円を追加するものでございます。  なお、財源内訳のうち、特定財源のその他の寄附金の充当額が6,912万9,000円の減額となっておりますが、これはご寄附いただきましたふるさと創生寄附金を寄附者の意向に沿う事業科目へ充当し直すものでございます。以降、複数の款項目で寄附金の財源充当がございますが、充当のし直しが理由でございますので、説明は略させていただきます。  次に、10目諸費でございますが、配偶者暴力相談支援センター運営事業におきまして、過年度分の国庫支出金返還金といたしまして10万5,000円を追加するものでございます。  19ページをお願いいたします。3款1項1目社会福祉総務費でございますが、一般社会福祉事業におきまして、過年度分の国庫支出金返還金といたしまして120万7,000円を追加するものでございます。あわせて福祉基金積立金におきまして、社会福祉目的のご寄附1件分を令和2年度以降に活用するため、基金へ積み立てるものでございます。  また、プレミアム付商品券事業につきましては、実績見込みに伴う減額でございます。  20ページをお願いいたします。2目障害者福祉費でございますが、一般障害者福祉事業におきまして、過年度分の国県支出金返還金といたしまして1,445万1,000円を追加するものでございます。  また、障害児通所給付事業におきまして、サービス利用者の増加により663万2,000円を追加するものでございます。  次に、6目介護保険費、7目国民健康保険費、10目健康増進施設費及び11目後期高齢者医療費でございますが、いずれも特別会計の予算補正に伴う繰出金の追加または減額でございます。  次に、2項1目児童福祉総務費でございますが、子育て支援拠点事業におきまして、工事一時中止等に伴う工期延期により、工事請負費を1,958万2,000円追加し、備品購入費を1,648万9,000円減額するものでございます。  22ページをお願いいたします。3項2目扶助費でございますが、過年度分の国庫支出金返還金といたしまして3,835万8,000円を追加するものでございます。  23ページをお願いいたします。4款3項1目上水道費でございますが、水道事業会計の予算補正に伴う負担金の追加でございます。  24ページをお願いいたします。5款1項1目労働諸費でございますが、中小企業退職金共済制度加入促進補助金の対象件数の増加に伴い124万5,000円を追加するものでございます。  次に、6款1項5目農地費でございますが、多面的機能支払事業におきまして、事業費の確定に伴う過年度分の県支出金返還金といたしまして287万7,000円を追加するものでございます。  次に、2項2目林業振興費でございますが、事業費の確定に伴う減額でございます。  26ページをお願いいたします。7款1項2目商工業振興費でございますが、小口資金損失補償金2件分といたしまして92万9,000円を追加するものでございます。  27ページをお願いいたします。8款2項3目道路新設改良費でございますが、道路新設改良事業におきまして、国庫補助事業の事業費確定に伴う減額でございます。  28ページをお願いいたします。4目橋りょう維持費でございますが、国庫補助事業の事業費確定に伴う減額でございます。  次に、3項1目河川総務費でございますが、事業費の確定に伴う減額でございます。  次に、4項1目都市計画総務費でございますが、景観計画策定事業におきまして、事業費の確定に伴う減額でございます。  次に、3目公共下水道費でございますが、下水道事業特別会計の予算補正に伴う繰出金の追加でございます。  次に、4目街路事業費でございますが、街路事業におきまして、事業費の確定に伴う減額でございます。  31ページをお願いいたします。9款1項1目常備消防費でございますが、消防組合負担金の確定に伴う減額でございます。  次に、3目消防施設費でございますが、事業費の確定に伴う減額でございます。  次に、31ページから34ページまでの10款教育費につきましては、全て職員人件費補正及び財源内訳の変更でございます。  歳出につきましては以上でございます。  続きまして、歳入につきましてご説明申し上げます。11ページをお願いいたします。1款市税でございますが、市民税法人税割で増収が見込まれることに伴う追加でございます。  次に、10款地方特例交付金及び11款地方交付税のうち、普通交付税でございますが、いずれも交付額の確定に伴う追加でございます。  12ページをお願いいたします。15款国庫支出金及び16款県支出金につきましては、歳出のそれぞれの事業に対する特定財源で、所定の補助率等に基づき予算補正をするものでございます。  次に、17款2項1目不動産売払収入でございますが、義務教育施設整備基金に属する学校分収林の売却収入といたしまして325万5,000円を追加するものでございます。  14ページをお願いいたします。18款1項2目総務費寄附金でございますが、ふるさと創生寄附金の今年度の見込額による追加でございます。  3目民生費寄附金につきましては2件のご寄附が、また6目商工費寄附金につきましては1件のご寄附がございましたので、それぞれ追加するものでございます。  19款2項1目財政調整基金繰入金でございますが、歳入歳出の差引き調整による減額でございます。  20款1項1目繰越金でございますが、平成30年度の純繰越金のうち、これまでの補正予算で予算化した残余分を追加するものでございます。  次に、21款5項7目雑入でございますが、元年度分の退職手当に係る水道事業会計負担分の追加でございます。  次に、22款市債のうち7目臨時財政対策債につきましては、国から示された発行可能額に基づき減額するものでございます。それ以外の市債につきましては、歳出の事業費に合わせ所定の充当率等に基づきまして、予算補正をするものでございます。  歳入につきましては以上でございます。  次に、7ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費でございます。3款1項職員人件費につきましては、2項目めのプレミアム付商品券事業に関わるものでございます。プレミアム付商品券事業につきましては、商品券が今年度3月末まで使用可能ですが、精算が2年度となることから、繰り越すものでございます。  次に、3款2項子育て支援事業につきましては、工期延長に伴い繰り越すものでございます。  次に、6款1項土地改良施設改修事業及び小規模農村整備事業につきましては、事業の完了が2年度となる見込みであることから、繰り越すものでございます。  次に、8款2項道路新設改良事業及び3項河川改修事業につきましては、資材の調達等に不測の日数を要したため、繰越して事業を実施するものでございます。  次に、第3表、債務負担行為補正でございますが、農業近代化資金利子補給補助金につきまして、利子補給に該当する借り入れがなかったことから、期間及び限度額を変更するものでございます。  次に、景観計画策定事業につきましては、事業費の確定により限度額を変更するものでございます。  8ページをお願いいたします。第4表、地方債補正でございますが、追加の1件につきましては、起債の目的となる事業に応じて限度額、起債の方法、利率、償還の方法について定めるものでございます。  また、変更の8件につきましては、いずれも事業費、または発行可能額の確定により、記載のとおり限度額を変更するものでございます。  また、35ページ、36ページに今回の補正予算給与費明細書が添付してありますので、後ほど御覧いただきたいと存じます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明に代えさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。  田中伸一議員。 ◆20番(田中伸一議員) 20番、田中でございます。ページの21ページ、子育て支援拠点事業の中で、工事請負費1,958万2,000円の計上の件でございます。先ほど工事が中止したというふうなことのお話を伺ったわけでありますけれども、昨年5月に工事が開始されて、その直後、建設位置の地盤下に廃棄物が発生して、その後工事が中断し、以来その処理に追われたと。それで、本年1月末に埋設物の撤去及び埋め戻し工事が完了。2月より本体工事が開始されるというふうな報告は既に聞いておるところであります。しかしながら、いまだに本体工事が再開されておりません。そうした中、今回の補正で工事請負費1,958万2,000円、どのような理由から計上されたのでしょうか。明確なご答弁をいただきたいと思います。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 田中議員のご質問に答弁申し上げます。  本件につきましては、児童福祉事業の子育て支援拠点事業の工事請負費におきまして、1,958万2,000円を増額補正させていただきたいものでございます。これにつきましては、子育て支援拠点事業において発生いたしました地中埋設物の除去及び埋め戻し、搬出の工事期間やこのことに関連した対策期間に生じた建築工事、機械設備工事、外構工事などの工事一時中止等に伴う費用を増額補正いたすものでございます。各請負業者から提示された工事一時中止等に伴います費用が現在の契約額に対して増額になるために請負額の変更が生じるところでございます。増額補正をして予算を確保した上で、新年度に繰越し、変更契約を行う必要があるためのものでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 田中伸一議員。 ◆20番(田中伸一議員) 私は、工事の遅延によって、工事人から損失補償というふうなことで理解しているわけであります。この関係については、今までにも上毛天然瓦斯といろんな面で廃棄物に対しての補償なりもろもろの関係について協議が合意書、そういったものに基づいてされていたかと思うのです。そういったものに対して具体的にどのような結論に至ったのか。例えば、私からすれば、私は上毛天然瓦斯に相当な負担というのですか、責任があると思うのです。そういったものをないがしろにしたら、工事人のほうから、言うならば工事の遅延という中での補償というようなものについては私はちょっと納得がいかないのです。これはやはり応分な負担というのを上毛天然瓦斯に設けた上で、こういった工事、当然工事が遅れているわけでありますから、それに対する対応はすべきだというふうに思いますので、そういったお考えというのはないのでしょうか。それらについてもう一度ご答弁いただきたいというふうに思います。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 田中議員の2回目の質問にご答弁申し上げます。  ただいま対応となります会社等を含めまして応分の負担ということでございますが、地中埋設物検出当初からご説明させていただきましたとおり、会社との間に見解の隔たりがございました。その瑕疵等につきましても、いずれにいたしましても市としては当初からの考えをもとに今後も協議を行っていくという状況でございますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 田中伸一議員。 ◆20番(田中伸一議員) 今後協議を重ねていくというようなことなのですけれども、こういった補償というのですか、当然迷惑、要するに市側に相当の損害を与えられたわけでありますので、そういったものというのは、当然償いというのですか、そういったものは当然要求すべきだと思いますし、そういったものはどうなのでしょうか。どの程度想定ができるのでしょうか。そういうものがないと、ただ工事人から遅れたものを肩代わりして市が払えばいいのだと。税金ですから、そういう考えというのは当然持たなくてはならないと思うのです。そういう点に対してご答弁いただきたいというふうに思います。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 副市長。 ◎副市長(粟野好映) 田中伸一議員の3回目の質問に答弁させていただきます。  議員ご指摘のとおり、ごもっともでございまして、市といたしましては、当初から隠れた瑕疵がある場合の瑕疵担保責任というものを条項に入れた土地の売買契約を行ったわけでございまして、その条項に基づきまして、市といたしましては今回の隠れた瑕疵があったことに対する工事遅延等の費用に係る費用につきましては先方のほうに要求していくということで今協議をしているところでございますので、ご理解賜りますようお願いいたします。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 柳沢吉保議員。 ◆14番(柳沢吉保議員) 今田中議員がお話ししたことの関連で、また21ページの工事請負費、これ今副市長が言ったのではないけれども、それを、この場合、出てくる場合がある。安中市が全部払うのです。そんなこと聞いていない、今まで。それで、相手側とまだ交渉中なのかい。それを交渉中なのに、何でこれを予算つけたのですか。これはちょっと、これは重大問題なので、議運を開いてもらいたいのだけれども、どうでしょうか。議長。これは難しい問題です。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 建設部長。 ◎建設部長(白石久男) 柳沢議員のご質問にご答弁させていただきます。  今回の工事費の増額について市が予算計上したということでございますが、この契約につきましては市と請負業者との契約でございまして、市の指令で工事が今回一時中止になりました。その契約の中の契約約款、契約条項に基づきまして、市の指令によって工事が中止された場合につきましては、請求があった場合、市においてそれを負担するという条項がございますので、市と請負業者との契約という中で今回請負代金の工事費の増額という補正を計上させていただいたということでございます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 柳沢吉保議員。 ◆14番(柳沢吉保議員) 柳沢でございます。法的に契約したからこっちが払うといっても、これで払ってしまえば相手側が払わないというのをそのままのまなくてはならないのです。これは難しい問題です。本当です、これ。それも、普通はこういう難しい問題は全協か何か少し話が、何もないよ、これ。先ほど田中さんが言ったけれども、1,958万2,000円、市民の税金です。ここのところは前から難しいところなので、君たちはもう少し配慮したほうがいいのではないかな。これは難しい問題です。もう一回答弁。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 副市長。 ◎副市長(粟野好映) 柳沢吉保議員の2回目のご質問に答弁させていただきます。  今回の補正予算の計上に至ったことにつきましては、先ほどの建設部長の答弁のとおり、契約に基づくことでございますので、その点につきましてはご理解いただければと思います。柳沢議員のご指摘のいろいろ大事な事件について情報提供不足ということにつきましては、そういったことにつきましては今後肝に銘じてしっかり対応していきたいと思っております。  また、今回計上させていただいた費用につきましては、先ほどの田中伸一議員の3回目の質問に対する答弁と全く同様でございますけれども、先方にこの額については負担を求めていくということで協議中でございますので、よろしくご理解いただきますようお願いいたします。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 柳沢吉保議員。 ◆14番(柳沢吉保議員) 副市長は負担を求めていくと言ったけれども、相手方は払うか分からないものをやっていいものだ。これ重大問題なので、議長、暫時休憩して、議運で少し諮ってもらいたいのです。だめか。 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第30号については、総務文教常任委員会に付託いたします。               〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) 吉岡完司議員。 ◆18番(吉岡完司議員) 今いろいろ問題が議会の中で、この議場ではっきりされたのですけれども、そういった問題あるやつを単に総務文教常任委員会に付託することがどうなのかということだと思うのです。やはりそういった問題については、やはり皆さんで協議をして、そうでなければ合同審査するとか、そういった状況にしていただきたいというふうに思うのですけれども、取り計らいをよろしくお願いいたします。 ○副議長(佐藤貴雄議員) ここで暫時休憩いたします。                                      (午後 零時10分) ○副議長(佐藤貴雄議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                      (午後 2時30分) △議案第31号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第34、議案第31号 令和元年度安中市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市民部長。 ◎市民部長(富田千尋) 議案第31号 令和元年度安中市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。  分冊6の37ページを御覧いただきたいと存じます。第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,390万7,000円を追加させていただき、予算の総額をそれぞれ66億762万1,000円とするものでございます。  それでは、補正予算の内容につきまして事項別明細書によりまして歳出からご説明申し上げますので、44ページを御覧いただきたいと存じます。3款1項1目国民健康保険事業費納付金の一般被保険者医療給付費分、その下の5款1項1目特定健康診査等事業費及び45ページ、同款2項1目保健衛生普及費につきましては、歳入補正に伴う財源内訳の変更でございます。  8款1項3目保険給付費等交付金償還金につきましては、県支出金である平成30年度の保険給付費等交付金、普通交付金の超過交付に伴い償還金が生じたため、1,390万7,000円の追加をするものでございます。  続きまして、歳入につきましてご説明申し上げますので、戻っていただきまして42ページを御覧いただきたいと存じます。2款1項1目災害臨時特例補助金につきましては、補助金額の確定により15万7,000円を追加するものでございます。  3款1項1目保険給付費等交付金につきましては、保険者努力支援分などの交付金額の確定により特別交付金分を374万2,000円減額するものでございます。  5款1項1目一般会計繰入金につきましては、43ページと併せて御覧いただきたいと存じます。保険基盤安定繰入金の保険税軽減分と保険者支援分、財政安定化支援事業繰入金につきましては、繰入金の確定によるものでございます。また、その他一般会計繰入金につきましては、福祉医療費の減額調整繰入額の確定によるものでございます。その結果、一般会計繰入金といたしまして88万1,000円を減額するものでございます。  6款1項1目繰越金につきましては、歳入歳出の差引き調整により446万6,000円の追加をするものでございます。  7款2項6目国保連合会保険給付費等交付金普通交付金余剰金精算金につきましては、平成31年2月診療分、国保連合会支払い分の精算金が生じたことにより、1,390万7,000円の追加をするものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、ご説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第31号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第32号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第35、議案第32号 令和元年度安中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市民部長。 ◎市民部長(富田千尋) 議案第32号 令和元年度安中市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明申し上げますので、分冊6の47ページを御覧いただきたいと存じます。  第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,240万円を追加させていただき、予算の総額をそれぞれ8億815万7,000円とするものでございます。  それでは、補正予算の内容につきまして事項別明細書によりご説明申し上げます。補正の理由により、歳入からご説明したほうが分かりやすいと存じますので、52ページをお開きください。1款1項1目特別徴収保険料につきましては969万5,000円の追加を、2目普通徴収保険料につきましては1,270万5,000円の追加をするものでございます。いずれも当初予算成立後の制度改正や被保険者数の増加等により、保険料収入の増加が見込まれるためでございます。  2款1項3目その他一般会計繰入金につきましては、歳入歳出の状況を積算し381万7,000円の減額をするものでございます。  3款1項1目繰越金につきましては、前年度の繰越金の確定により381万7,000円の追加をするものでございます。  続きまして、歳出についてご説明いたしますので、53ページを御覧ください。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、2,240万円の追加をするものでございます。これは、歳入でご説明した保険料収入の増加により、広域連合への納付金も増える見込みとなったためでございます。  次に、4款1項1目予備費でございますが、歳入補正に伴う財源内訳の変更でございます。  以上、誠に簡単ではございますが、ご説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第32号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第33号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第36、議案第33号 令和元年度安中市介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第33号 令和元年度安中市介護保険特別会計補正予算(第4号)につきましてご説明申し上げます。  分冊6の55ページを御覧いただきたいと存じます。本補正予算につきましては、令和元年度施行の介護保険法の一部改正による介護報酬改定に伴うシステム改修及び介護サービス給付費の増加、第7期介護保険計画の施設整備計画費などにより予算補正の必要が生じましたので、ご提案申し上げるものでございます。  第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,273万8,000円を追加させていただきまして、歳入歳出それぞれ68億8,290万5,000円といたしたいわけでございます。  それでは、補正予算の内容につきまして事項別明細書により歳出からご説明申し上げたいと存じますので、分冊6の65ページをお開きいただきたいと存じます。1款総務費でございますが、1項1目一般管理費につきましては、小規模福祉施設整備事業費補助金といたしまして377万8,000円の追加をお願いするものでございます。  次に、2款保険給付費でございますが、4項1目高額介護サービス等費につきましては、給付実績等の増加に基づき1,000万円の追加をお願いするものでございます。  66ページをお開きいただきたいと存じます。5項1目高額医療合算介護サービス等費につきましても、給付実績等の増加に基づき500万円の追加を、5項2目高額医療合算介護予防サービス等費につきましても2万円の追加をお願いするものでございます。  3款地域支援事業費でございますが、保険者機能強化推進交付金を財源充当したことによる財源内訳の変更でございます。  67ページを御覧いただきたいと存じます。4款基金積立金でございますが、1項1目介護給付費準備基金積立金につきましては、30年度決算により剰余金が生じたため、3,394万円の追加をお願いするものでございます。  続きまして、歳入についてご説明申し上げますので、61ページを御覧いただきたいと存じます。3款国庫支出金でございますが、1項1目介護給付費負担金につきましては、介護サービス給付費に対する国の負担分として300万4,000円の追加をお願いするものでございます。  2項1目調整交付金につきましては、介護サービス給付費に対する国庫補助金として90万1,000円の追加をお願いするものでございます。  2項2目地域支援事業交付金(介護予防事業)につきましては、人件費の補正により1万1,000円の追加をお願いするものでございます。  2項3目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)につきましても、人件費の補正により285万7,000円の追加をお願いするものでございます。  2項4目地域介護福祉空間整備等施設整備交付金につきましては、小規模福祉施設整備事業費補助金により1,132万9,000円の追加をお願いするものでございます。  2項5目事務費交付金につきましては、システム改修に伴う国庫補助金として33万円の追加をお願いするものでございます。  次に、62ページを御覧いただきたいと存じます。2項6目保険者機能強化推進交付金につきましては、介護保険法の改正により創設された高齢者の自立支援、重度化防止等に関する取組を支援するための交付金で693万4,000円の追加をお願いするものでございます。  4款支払基金交付金でございますが、1項1目介護給付費交付金につきましては、介護サービス給付費に対する支払基金負担分として405万5,000円の追加をお願いするものでございます。  2目地域支援事業交付金につきましては、人件費の補正により1万1,000円の追加をお願いするものでございます。  5款県支出金でございますが、1項1目介護給付費負担金につきましては、介護サービス給付費に対する県の負担分として187万8,000円の追加をお願いするものでございます。  次に、63ページを御覧いただきたいと存じます。2項1目地域支援事業交付金(介護予防事業)につきましては、人件費の補正により5,000円の追加をお願いするものでございます。  2項2目地域支援事業交付金(包括的支援事業・任意事業)につきましては、人件費の補正により142万9,000円の追加をお願いするものでございます。  2項3目介護基盤等整備事業費補助金につきましては、介護施設等の施設開設準備経費等支援事業の工事未完了による翌年度への予算組替えにより755万1,000円の減額をお願いするものでございます。  7款繰入金でございますが、1項3目地域支援事業繰入金(包括的支援事業・任意事業)につきましては、保険者機能強化推進交付金693万4,000円を地域支援事業費へ財源充当したことに伴う減額をお願いするものでございます。  1項5目その他一般会計繰入金につきましては、システム改修に係る介護保険事業補助金33万円を財源充当したことに伴う減額をお願いするものでございます。  64ページを御覧いただきたいと存じます。8款繰越金でございますが、1項1目繰越金につきましては3,480万9,000円の追加をお願いするものでございます。  次に、繰越明許費についてご説明申し上げます。戻っていただきまして、58ページを御覧いただきたいと存じます。1款1項一般管理費の3,360万円でございますが、3月中に施工完了できないため、2年度に繰越しをお願いするものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第33号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第34号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第37、議案第34号 令和元年度安中市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  上下水道部長。 ◎上下水道部長(大塚清隆) 議案第34号 令和元年度安中市下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。  分冊6の69ページをお願いいたします。初めに、提案理由でございますが、事業費の確定見込み等により、また令和2年4月1日より下水道事業が公営企業会計に移行することに伴い、下水道事業特別会計を3月31日で打ち切ることから、予算補正の必要性が生じましたので、ご提案申し上げるものでございます。  まず、第1条の予算規模でございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,626万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9億5,243万円とするものでございます。また、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、70ページ及び71ページの第1表、歳入歳出予算補正によるものでございます。  次に、第2条の地方債の補正でございますが、起債対象事業費の確定に伴いまして72ページの第2表、地方債補正により限度額の変更をお願いするものでございます。  それでは、補正予算の内容につきまして事項別明細書により歳出からご説明申し上げますので、77ページを御覧いただきたいと存じます。1款1項1目一般管理費でございますが、職員の人事異動等に伴う過不足調整といたしまして、職員人件費を603万6,000円減額、平成30年度消費税及び地方消費税の修正申告により中間申告が発生したことにより、169万5,000円を追加するものでございます。  次に、2款1項1目維持管理費は、使用料収入減額による財源更正でございます。  次に、2款1項2目施設整備費でございますが、職員の人事異動等に伴う過不足調整といたしまして、職員人件費を7万7,000円追加、また次ページにまたがりますが、公共下水道の管渠布設工事の一部が天候不良と湧水により年度内の完成ができなくなりましたが、公営企業会計に移行する際に、繰越し工事は煩雑な事務処理を伴い、原則として行わないことから、1,200万円の減額をするものでございます。  続きまして、歳入につきましてご説明申し上げますので、戻っていただきまして、75ページを御覧いただきたいと存じます。1款1項1目下水道事業負担金につきましては、受益者負担金の納付件数が少なかったことにより167万2,000円の減額をするものでございます。  次に、2款1項1目下水道使用料につきましては、公営企業会計への移行に伴い特別会計が打切り決算となるため、4月以降の収入となる3月分の下水道使用料1,619万3,000円を減額するものでございます。  次に、5款1項1目一般会計繰入金でございますが、歳入歳出差引き調整により806万3,000円追加するものでございます。  次に、76ページを御覧いただきたいと存じます。6款1項1目の繰越金でございますが、平成30年度の繰越金のうち、これまでに予算化された残余分493万8,000円を追加するものでございます。  次に、8款1項1目の下水道事業債でございますが、事業費の減額により、公共下水道整備事業債を1,140万円減額するものでございます。  また、79ページ、80ページに補正予算給与費明細書を添付しておりますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明に代えさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第34号については、経済建設常任委員会に付託いたします。 △議案第35号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第38、議案第35号 令和元年度安中市健康増進施設恵み湯事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(水澤祝彦) 議案第35号 令和元年度安中市健康増進施設恵み湯事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  分冊6の81ページを御覧いただきたいと存じます。本補正予算につきましては、一般管理費における光熱水費の不足など予算補正の必要が生じましたので、ご提案申し上げるものでございます。  第1条の予算規模でございますが、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ117万9,000円を追加させていただき、予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,335万3,000円とさせていただきたいわけでございます。  それでは、補正予算の内容につきまして事項別明細書に基づき歳出からご説明申し上げますので、88ページを御覧いただきたいと存じます。1款1項1目一般管理費につきましては、一般管理事業のうち、電気料金不足に伴う光熱水費の補正、飲料用冷水機修繕などに伴い317万9,000円の追加をお願いするものでございます。  1款1項2目入浴施設管理運営費につきましては、入浴施設管理運営事業のうち、砂塩風呂の利用者数増加に伴い、委託料のうち、定額分以外の出来高分に不足が生じるため、目内で燃料費と委託料の組替えを行うものでございます。  1款1項3目食堂・売店運営費につきましては、食堂・売店運営事業全般におきまして、売上げの実績見込みにより、消耗品、賄い材料費を合わせ200万円の減額をお願いするものでございます。  続きまして、歳入につきましてご説明申し上げますので、86ページを御覧いただきたいと存じます。1款1項1目利用料につきましては、入館者数の実績見込みにより411万8,000円の減額をお願いするものでございます。  2款1項1目一般会計繰入金につきましては、歳出に対し歳入の不足分を補い471万7,000円の追加をお願いするものでございます。  3款1項1目繰越金につきましては、前年度繰越金といたしまして300万9,000円の追加をお願いするものでございます。  4款1項1目雑入につきましては、食堂、売店利用者数の実績見込みによりまして、242万9,000円の減額をお願いするものでございます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第35号については、福祉民生常任委員会に付託いたします。 △議案第36号の上程、説明、質疑、委員会付託 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第39、議案第36号 令和元年度安中市水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  上下水道部長。 ◎上下水道部長(大塚清隆) 議案第36号 令和元年度安中市水道事業会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。  分冊6の89ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、提案理由でございますが、本補正予算は事業量の確定見込みにより予算補正の必要が生じましたので、ご提案申し上げるものでございます。  まず初めに、第1条につきましては、総則でございますので、省略させていただきます。  第2条の業務の予定量でございますが、(2)、年間給水量につきましては、これまでの実績などから10万8,000立方メートルの減少を見込んでおります。それにより、(3)、一日平均給水量につきましても、296立方メートルの減少となるものでございます。  次に、(4)、主要な建設改良事業につきましては、本年度での実施の可能性や関連事業の進捗状況を踏まえまして事業を精査したところ、配水施設で1億9,080万円の減額、浄水施設で1,459万1,000円を減額し、補正後の拡張事業の総額を3億2,658万9,000円とするものでございます。  次に、第3条、収益的収入及び支出と次ページの第4条、資本的収入及び支出でございますが、補正予算実施計画によりご説明申し上げますので、92ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、収益的収入及び支出の収入でございますが、1款1項1目給水収益につきましては、給水人口の減少、節水機器の普及などによる水利用の減少により2,320万7,000円の減額、2目受託工事収益では、企業からの依頼による請負工事の増加から303万8,000円の増額、3目その他営業収益では、消火栓修理の増加により187万5,000円の増額としております。2項営業外収益の2目加入者工事分担金は、給水申込みの減少により333万円の減額、3目他会計補助金は、児童手当分で一般会計繰入金が10万5,000円の増額、3項特別利益の2目過年度損益修正益は、福島第一原子力発電所事故による東京電力損害賠償金の確定により49万6,000円の減額でございます。これにより、1款水道事業収益は2,201万5,000円の減額とするものでございます。  次ページの支出でございますが、1款1項1目原水及び浄水費につきましては、中木ダムしゅんせつ工事の見送りなどや浄水処理に係る経費を精査いたしまして1,651万円の減額、2目配水及び給水費につきましては、台風19号被害による松井田町大見山地内の排水管の修理費用として修繕費を300万円増加したほか、配給水設備の維持管理に係る経費を精査いたしまして733万7,000円の減額、3目受託工事費につきましては、企業からの依頼による工事請負費の増加により350万円の増額、4目総係費につきましては、事業活動全般に伴う経費を精査いたしまして272万2,000円の減額とし、1項営業費用は2,306万9,000円の減額とするものでございます。  次に、2項営業外費用、2目消費税及び地方消費税は、予算の増減に伴い2,230万7,000円を増額するものでございます。これにより、1款水道事業費用は76万2,000円の減額とするものでございます。  次に、94ページ、第4条の資本的収入及び支出でございます。初めに、収入でございますが、1款3項1目他会計負担金につきましては、消火栓の設置の減少により155万円の減額、5項1目工事負担金につきましては、道路改良等による排水管の布設替えなどが減少したことに伴い652万3,000円の減額とするものでございます。これにより、1款資本的収入は807万3,000円の減額とするものでございます。  次に、支出でございますが、1款1項2目拡張工事費につきましては、道路改良等による排水管の布設替え工事の減少のほか、事業費を精査し、1億8,539万5,000円の減額、3目営業設備費につきましては、坂本浄水場濁度計更新などを見送ったほか、事業費を精査し、2,028万6,000円の減額としております。これにより、1款資本的支出は2億568万1,000円の減額とするものでございます。  それでは、90ページに戻っていただきまして、補正後における第4条、括弧書きの補填財源の説明でございます。2行目後半からとなります。「資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額5億4,830万7,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,136万6,000円、当年度分損益勘定留保資金4億4,019万円及び建設改良積立金7,675万1,000円で補てんするものとする」に改めるものでございます。  次ページの第5条、他会計からの補助金でございますが、一般会計からの繰入額の児童手当分を10万5,000円増額するものでございます。  なお、96ページから101ページに予定キャッシュ・フロー計算書、予定貸借対照表、収益的収入及び支出と資本的収入及び支出の予算明細書が添付してございますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、誠に簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(佐藤貴雄議員) これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第36号については、経済建設常任委員会に付託いたします。 △施政方針 ○副議長(佐藤貴雄議員) 日程第40、施政方針。  ただいまより令和2年度施政方針について市長より承りたいと思います。  市長の登壇を願います。  市長。 ◎市長(茂木英子) 本日、令和2年第1回安中市議会定例会の開会に当たり、私の市政運営に対する所信を申し上げ、市民の皆様並びに議員各位の深いご理解とご賛同を賜りたいと存じます。  「平成」から「令和」と新たな時代を迎え、本年は、私自身にとりましても2期目の折り返しの年となります。今、決意を新たに身の引き締まる思いです。  昨年は、全国市長会の代表として内閣府主催の「子ども子育て会議」、市長会有志でつくる「子ども子育て検討会議」、「ひきこもり支援全国サミット」、「女性首長ビジョンネットワーク」など、全国の首長と意見交換をする機会を数多く持たせていただきました。  どの自治体でも喫緊の課題となっているのは、年々、相談件数が増加しているいじめ、児童虐待、不登校、そしてひきこもり者、自殺、孤独死、女性の抱える問題などどれも社会的支援が求められるものであり、本市においても同様であります。  このような中、私は「誰もひとりぼっちにしないまちづくり」に向け、「つなぐ」を政策キーワードに様々な課題解決に取り組んでまいりましたが、まだまだ不充分です。  今後も、人と人とのつながりの楽しさや大切さを共有し、みんながつながるまちづくりを進めてまいります。  そして、新たな時代の中でも輝き続ける安中市を創っていくため、総合計画に掲げたまちづくりの将来像である「みんな元気で いきいき暮らせる 市民総働のまち あんなか」の実現に向け、取組を進めてまいります。  「よりよい街づくり」を進めていくためにも市民の皆様、並びに議会の皆様、企業など、安中市に関わる全ての皆様の力を合わせ、ワンチームで前進してまいります。  令和2年度の財政見通しにつきましては、歳入では、地方交付税や地方消費税交付金をはじめとした各交付金の増加により一般財源の増加が見込まれます。一方、歳出におきましては、義務的経費をはじめとする経常的経費が高止まった状況にあるため、引き続き厳しい財政運営となることが予想され、経常的経費を削減することが財政健全化の上で最優先の課題となっております。  このため、令和2年度予算編成に当たりましては、限られた財源を最大限有効に活用するため、一般会計においては、実施計画登載事業などへの予算を確保しつつ、義務的経費を除く歳出予算に、引き続き「一般財源枠配分方式」を採用し、「既存事業の見直しと経常経費の徹底的な削減」を基本に対処いたしました。  平成30年度からスタートいたしました第2次安中市総合計画は、9か年の本市の目指すまちづくりの方向性を定め、必要な施策を総合的かつ計画的に推進していくために策定されたものです。新年度の市政運営に当たりましても、総合計画に掲げられた、「まちづくりの5つの重点目標」のもと、活力ある安中市づくりのため、力強く政策を進めてまいります。  まちづくりの5つの重点目標は  1.「市民の快適な暮らしや生命と財産を守るまちづくり」  2.「若い世代の移住・定住を進めるまちづくり」  3.「生涯にわたる健やかな暮らしを支え合うまちづくり」  4.「何度も訪れたくなる魅力を磨くまちづくり」  5.「地域の資源をつなぎ、活力を創造するまちづくり」 であります。  初めに、「市民の快適な暮らしや生命と財産を守るまちづくり」の推進について申し上げます。  昨年は、我が国に大きな被害をもたらす台風が襲来しました。本市においても、台風19号の大雨により、被害が発生しました。幸いにして大事には至りませんでしたが、改めて災害の怖さや日頃からの地域のつながりの大切さを身をもって経験しました。本市では、初の特別警報が発表され、一部地域の避難指示、全域での避難勧告の発令となりました。  今後も、防災体制の確立、強化と、関係機関との連携協力体制の一層の確保に努め、安全・安心な地域づくりを進めます。  地域防災対策につきましては、集中豪雨などによる災害に備えるため、新年度は、防災に関する情報や洪水浸水想定区域図などを掲載した「災害対応ガイドブック」を改訂し、市民の防災意識と災害対応力の向上を図ってまいります。  台風19号の接近に伴い、これまでにない規模の災害対応を行いましたが、この対応について、聞き取りを行った区長や民生委員など各分野の方々からの意見を参考にしながら検証し、避難情報の伝達手段や避難所運営のさらなる改善を目指します。  また、災害で長期的な大規模停電が発生した事例もあったことから、庁用車に電気自動車を導入し、災害時における機動的な電力供給体制の整備を進めてまいります。  災害に対する自治体間の相互支援につきましては、千葉県南房総市が台風15号により被災したことから、76日間、延べ166人の職員を派遣し支援を実施いたしました。この経験を本市の災害対策に生かしていきたいと考えております。  新年度は、群馬県総合防災訓練を本市において実施する予定であり、この訓練を通して、多くの防災関係機関・団体などと緊密な連携体制を構築するとともに、市民の「災害から命を守る」意識の醸成・向上を図ってまいります。  さらに、地域住民が団結し、組織的に活動する自主防災組織の結成・育成に積極的な支援を行います。また、福祉施設などと協定を締結し、高齢者、障害者、乳幼児などの要配慮者が滞在できる福祉避難所を現在の18か所からさらに増やしながら、今後は運営に関する避難所相互の情報交換や情報提供の場としての「福祉避難所連絡会議」を設置いたします。  引き続き、災害協定の締結推進、防災講演会の開催、避難所開設・運営訓練などを通じて、地域防災力のさらなる充実強化を図ってまいります。  河川整備につきましては、普通河川簗瀬沢において、国による国道18号横断部の改修に併せて、洪水調整池や流路工の整備を進めてまいります。  橋梁につきましては、橋梁長寿命化計画に基づき、計画的な維持管理に努め、新年度には2橋の補修工事を実施するとともに、碓氷川河川整備計画による、湯の入橋の架け替えを県と連携して進めてまいります。  建築物の耐震化対策につきましては、地震発生時に通行を確保すべき道路の沿道建築物の調査や、木造住宅の耐震診断及び耐震改修費用補助を実施し、耐震化を促進してまいります。  AEDの設置につきましては、これまでに、市有施設では、68か所に設置しておりますが、使用可能な時間帯が各施設の開館時間に限られております。そこで、新たに市内に所在するコンビニエンスストア22か所にAEDを設置し、曜日や時間帯に関係なくAEDを使用できる環境を整えます。あわせて、市民への周知や、消防署などと連携した使用方法の講習会も実施してまいります。  交通安全対策として、増加傾向にある高齢者の交通事故防止を重点とした交通安全意識の普及啓発に努めるとともに、近年全国で子供が関わる痛ましい事故が発生していることから、通学路の安全対策に最優先で取り組み、交通安全施設の設置や舗装の修繕など、児童生徒の安全を確保してまいります。  有害鳥獣による農作物や生活環境への被害対策につきましては、平成30年度はイノシシ、ニホンジカ、ハクビシンなど1,345頭、令和元年度は12月末時点で1,260頭を捕獲しています。特に令和元年度に初めて実施した狩猟期間中における捕獲では、イノシシ200頭を捕獲することができました。  新年度におきましても、「鳥獣被害防止対策協議会」と連携して、関係機関・団体との協力のもと狩猟期間中においても有害鳥獣捕獲を実施し、対策の強化を図ってまいります。また、新年度は捕獲後の埋設の支援、隊員の増員、市民向けの講演会の開催などを実施してまいります。さらに、有害鳥獣捕獲のためにおりを購入した個人に対して補助金を交付してまいります。今後も先進地での取組などを参考にしながら一層の施策の拡充に取り組んでまいります。  本市において長年の懸案事項であった公害防除特別土地改良事業につきましては、いよいよ新年度から岩井畑地区の事業に着手いたします。野殿地区につきましても、対策計画検討委員会などの専門部会での協議を重ね、早期の着工・完成に向けて取り組んでまいります。  消費者行政につきましては、多様化・複雑化する消費者トラブルに対応するため、今後も相談員のスキルアップや相談体制の充実に努めてまいります。  また、消費者被害を防止するため、広報、ホームページ、出前講座などを通じて、正しい知識と情報を発信するとともに、地域や関係機関との連携強化を図ってまいります。  配偶者暴力対策につきましては、配偶者暴力相談支援センターとして、電話相談、面接相談などを中心に、事案によっては警察や県、弁護士会などの関係機関につなぎ、被害者の自立に向けた支援を行っております。令和元年度では1月までで90件の対応をしており、増加傾向にあります。  DVは、重大な人権侵害であるにもかかわらず、周囲から発見されにくく、被害も深刻化しやすいことから、引き続き相談窓口の周知を積極的に行い、潜在的な被害者の救済に努める一方、予防の観点から若年層に向けた講習会を開催するなど、DV防止の啓発を進めてまいります。  都市基盤の骨格となる道路整備につきましては、国道18号下野尻交差点から城下交差点までの四車線化が動き出します。引き続き市役所入口交差点までの四車線化や交差点改良の早期実現に向けた働きかけを行うなど、交通渋滞の緩和に向け努力してまいります。  まちづくりの新基軸となる西毛広域幹線道路につきましては、令和9年度に全線開通との目標が県より示されております。さらなる事業推進のため、市内全工区の事業費の確保や工事着手について、積極的に国、県に要望するなど、早期の全線開通に向け、しっかりと取り組んでまいります。  自然豊かで良好な景観を将来にわたって守っていくため、景観まちづくり事業に取り組んでいます。令和元年度には、景観計画庁内検討委員会及び景観計画策定委員会、住民意見交換会などを行ってまいりました。  新年度におきましても、委員会のほか、住民説明会、セミナーなどで幅広く市民の意見を聞きながら取組を進めてまいります。  市民の憩いの場としての都市公園につきましては、その多くが建設から20年を経過しており、老朽化が進んでおります。  現在、都市公園長寿命化計画の策定を進めるとともに、本市を代表する米山公園については、市民から意見募集を行っております。それらに基づき維持管理や改修を計画的に行い、安全性の維持と快適性の向上に努め、親しみやすい公園づくりを進めてまいります。  公共交通につきましては、市民の足の確保が全国どの自治体においても課題となっております。本市では、令和元年度に県と連携して、地域住民が主体となる「新たな移動手段」の導入に向けた実証実験を実施いたしました。  新年度におきましては、実証実験の結果を踏まえ、運行を開始してまいります。  また、乗り合いタクシーのモニターツアーを引き続き行うなど、既存路線の利用促進に向け、周知活動を行うとともに、総合的な見直しを行ってまいります。  庁舎につきましては、低い耐震性と老朽化による課題も多いことから、市民の安全確保や災害対応の拠点整備など市民サービスの維持向上を図るために、早急な対応が必要であると考えております。今後設置する「庁舎に関わる市民懇談会」をはじめ市民の声を聞きながら、引き続き検討を進めてまいります。  次に「若い世代の移住・定住を進めるまちづくり」の推進について申し上げます。  東京など都市部への人口の一極集中と地方の人口減少が大きな問題となっています。若者や子育て世代の人たちにとって、「魅力ある安中市」をつくっていくことが求められています。  結婚から妊娠・出産・育児・教育まで、切れ目のない支援の充実を図るとともに、暮らしやすい住環境の整備、働く場の確保、雇用環境の充実を図るなど、地域の魅力向上に向け取組を進めます。  移住・定住施策につきましては、各種相談会、イベント、SNSなど様々な機会・ツールを通じて安中の魅力を発信しながら、併せて「お試し移住」事業や新年度よりスタートさせる「住まいりー奨励金」など、「あんなか暮らし」を積極的にPRしてまいります。  また、現在3名の隊員が活動中の地域おこし協力隊につきましては、本市の特色とも言える鉄道、養蚕、秋間梅林の各分野で意欲的に活動している隊員が、地域でさらに活躍できるよう、引き続きサポートしてまいります。  母子保健事業につきましては、妊娠期から子育て期にわたり一貫した支援を行うための総合的な窓口として、子育て世代包括支援センターを設置いたします。  また、産後鬱の予防や新生児への虐待予防などを図るために産後2週間の産婦に実施している健康診査費用の助成を、産後1か月目を含め2回に増やします。あわせて、産前産後のホームヘルプサービス事業、育児サポート事業を継続し、切れ目のない子育て支援の体制を整えてまいります。  小さな子供からお年寄りまで気軽に集い、豊かな人間関係の中で子育てができる、多世代交流による子育て支援拠点施設「あんなかスマイルパーク」は、新年度の完成に向け整備を進めてまいります。  「第2期安中市子ども・子育て支援事業計画」につきましては、「安中市次世代育成支援行動計画」と「安中市子どもの貧困対策推進計画」を合わせた形で、令和2年度から6年度を計画期間として策定いたしました。これらの計画をもとに、子供たちがより豊かに育つため、また、子どもの貧困の解消に向けて各施策に取り組んでまいります。  放課後児童クラブにつきましては、児童が安全に安心して過ごせる環境の整備を進め、量的な拡充や質の向上を図り、多子世帯の子育てに係る負担を軽減するため、同時に3人以上が入所している家庭の3人目以降の保育料の無料化を図ります。また、医療的ケア児の保育支援に取り組むとともに、病児保育についても体制を整備してまいります。  児童虐待を含む児童相談体制について申し上げます。  増え続ける児童虐待相談は全国で16万件を超えています。本市においても虐待相談を含む養育に関わる相談延べ件数は増加傾向にあり、年間で800件を超えています。養育の相談は、貧困、孤立、病気、就労など様々な問題が複雑に絡み合うケースが多く、福祉、教育分野にとどまらず、横断的な相談体制が不可欠です。  児童相談所をはじめ関係機関との連携を強化するとともに、相談体制の充実を図ってまいります。  子供の居場所づくりとして実施する子ども食堂につきましては、令和元年度1団体が加わり、合計4団体となりました。新年度も「安中市子ども食堂連絡協議会」を活用し、本市と各関係団体などが課題を共有するとともに、「共食」の推進や、子ども食堂の輪がさらに広がるように引き続き支援してまいります。また、フードバンク、フードドライブなどの取組についても検討を進めてまいります。  学校教育につきましては、新学習指導要領の小学校完全実施を踏まえ、外国語教育の充実のためにALTを令和元年度に9名から12名に増員いたしました。新学習指導要領で求められる「主体的・対話的で深い学び」の実現やプログラミング教育などの充実のため、引き続き教職員の研修を進めてまいります。  また、近年増加している特別な支援を要する児童生徒のため、生徒指導推進支援員及び特別支援学級助手の増員を図り、一人一人に応じたきめ細かな教育の充実に努めてまいります。さらに、本市スクール・ソーシャル・ワーカーや適応指導教室「せせらぎの家」相談員、令和元年度より新たに任用した言語聴覚士や臨床心理士の勤務時数増を図り、不登校傾向の子供たちや配慮を要する子供たちへの支援を充実させてまいります。  教職員の働き方につきましては、国の働き方改革の推進に伴い、学校における教職員の多忙化解消のため、「安中市立学校の教育職員の勤務時間の上限に関するガイドライン」を策定いたしました。このガイドラインにのっとり、教職員の心身の健康や良好なワーク・ライフ・バランスを実現し、子供たちと向き合う時間をより一層確保するよう努めてまいります。  学校教育施設につきましては、安全・安心を基本とし、快適な学習環境の確保に向けて取組を進めます。トイレの洋式化につきましては、平成30年度末時点で、小学校で72.4%、中学校で93.4%となっています。これをさらに引上げてまいります。また、小学校の老朽化した遊具につきましては、保守点検結果に基づき、修繕並びに交換を実施してまいります。  学校給食事業につきましては、市立中学校に在籍する全学年を対象とした学校給食費無料化を実現いたしました。たくさんの方から喜びの声をいただいておりますので、引き続き財政状況を見ながら進めてまいります。  また、給食費の未納対策につきましては、令和元年度の夏季徴収において、120万円を超える徴収ができており、新年度も引き続き滞納繰越額の削減を着実に進めてまいります。  社会教育につきましては、市民や社会の要望に応え、生涯にわたる学習の機会と支援の充実を図ります。  好評をいただいている「安中学」、「子どもの夢応援事業」につきましては、引き続き実施してまいります。  また、新年度におきましては、マレットゴルフ場の整備を検討するため、先進地視察などの調査研究を行ってまいります。  増え続ける空き家への対応につきましては、活用の促進と危険空き家対策の2本柱での取組を進めております。  空き家の活用につきましては、運用が好調な空き家バンクを中心に進めており、現在、登録空き家は累計で46件、そのうち23件がすでに成約となりました。  そのほか、空き家リフォーム費用補助金を利用して、空き家が地域交流活動の場として生まれ変わった郷原地区の『郷のカフェ』では、定期的にイベントが開催され、毎回大変なにぎわいを見せております。このような空き家を生かす取組が市内にさらに広がるよう推進してまいります。  また、危険空き家への取組につきましては、危険性・緊急性の高い空き家から順次対応を進めており、長年懸念されていた2件の危険空き家において、条例に基づく解体工事を実施して、危険を排除するとともに地域の安全を取り戻すことができました。  今後も、日常の相談業務に対しスピード感を持った対応を心がけ、空き家所有者などによる管理の徹底を促し、関係機関との連携強化を図りながら、より実効性の高い取組を進めてまいります。  住宅リフォーム補助事業につきましては、市民の住環境の改善と地域経済の活性化を図ることを目的として、平成28年度より実施してまいりました。  その結果、平成30年度までの3年間で延べ188件に対して補助金を交付し、補助対象となった事業費は約2億5,000万円に上るなど、大きな経済的効果をもたらし、また、多くの方々から好評をいただいております。  制度開始から3年が経過した令和元年度に補助制度の一部見直しを行った結果、事前申請者全員を補助対象とすることができました。新年度におきましても、引き続き本事業を実施するとともにさらに効果を上げるべく、よりよい制度の構築に努めてまいります。  「生涯にわたる健やかな暮らしを支え合うまちづくり」の推進について申し上げます。  誰もが住み慣れた地域で、生涯にわたって、健やかに暮らし続けられる社会づくりが求められています。「人生100年時代」と言われる今、健康寿命を延ばしていくために、地域医療、福祉、介護の充実・連携強化を図るとともに、市民みんなで支え合える地域づくりに取り組みます。  増加する認知症高齢者などに対する権利擁護施策としまして、新年度、成年後見制度の普及啓発・利用促進の体制整備を目的とした中核機関の立ち上げを進めます。また、加齢に伴う機能低下への適切な介入支援を目的としたフレイル予防推進リーダー養成研修を実施し、運動・栄養・社会参加の3つの柱から成るフレイル予防事業を進めてまいります。  あわせて、自立支援型地域ケア個別会議の実施による個別ケア計画へのアドバイス、タブレット端末を活用した認知症予防講座における認知症の早期発見・早期対応、GPS端末位置情報提供による認知症高齢者等見守り支援などの取組を継続し、さらなる介護保険サービスの充実に努めてまいります。  健康長寿のまちづくりは、市の活力にもつながる重要な施策です。疾病予防対策につきまして、現在実施している胃のエックス線検査に加え、50歳以上の市民を対象に胃内視鏡検査を実施し、さらなる受診率の向上やがんの早期発見に努めてまいります。  また、口腔ケアの推進は、充実した食生活やかむことによる脳の血流増加など認知症予防の第一歩と言われています。40歳から70歳の10歳刻みの市民を対象に、歯周病検診を開始いたします。歯の喪失原因である歯周病を早期に発見し、治療を促すことにより健康寿命の延伸を図ります。  全国的に刑法犯に占める再犯者の比率が高まっています。再犯防止推進計画を策定し、犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことのないよう円滑な社会復帰に向け、地域で支え合える環境づくりを進め、犯罪が起きにくい、誰もが安心して暮らせる共生社会の実現を目指します。  全国で100万人とも200万人とも言われるひきこもり者への支援が急務となっています。本市ではこれまで、課題を共有するため市民講座の開催や、支援に関わる関係者連絡会の設置、専門家と連携した就労準備支援事業、また、全国サミットへの参加などを行い、成果が出始めています。  新年度はさらに、ひきこもりの状態にある人の家族を対象としたひきこもり家族会議を開催し、状況の改善に向けて家族全体を支援する取組を進めてまいります。  本年、日本で開催されるオリンピック・パラリンピックでは、そのテーマの一つとして、誰もが多様性を認め合い、ともに支え合う社会づくりを掲げています。新年度におきましては、手話言語条例制定3周年記念と併せ、仮称「障害者フェスティバル」を開催し、より多くの市民に参加していただくことでノーマライゼーションの理念を周知してまいります。  また、福祉サービスの利用状況を検証し、障害福祉サービスの提供体制の確保と業務の円滑な実施のため「第6期障害福祉計画」及び「第2期障害児福祉計画」の策定を行います。  また、障害者が地域で安心して生活できる体制づくりとして、地域生活支援拠点及び基幹相談支援センターの整備を進めてまいります。  自殺予防対策につきましては、「いのち支える安中市自殺対策計画」に基づき、職員のゲートキーパー養成のさらなる推進やサロンなどの居場所づくり、相談体制の強化、地域における声かけ、見守りなどを進め、自殺予防対策を強化してまいります。  公立碓氷病院につきましては、大変厳しい経営状況が続いております。昨年9月には国から、「再編統合の必要性について特に議論が必要な公立・公的医療機関」として全国の424の病院名が公表され、その中に当院も含まれました。  新年度は、改革の方向性を見極める大切な年となります。当院が市内唯一の公立病院として地域医療を担っていくためにも、あり方検討委員会において協議された抜本的見直し策を踏まえ、より一層の経営改善に職員一丸となって取り組んでまいります。  また、地域に密着した愛される病院として、訪問診療、市民の健康づくりに役立つ出前講座や時宜を得たテーマの健康講座開催に積極的に取り組んでまいります。  市営墓地建設につきましては、多様化する市民ニーズの把握に努めながら、これまでに県内公営墓地先進事例の視察や「墓地管理講習会」の受講など、墓地の種類や形態、墓地行政や経営などについて研究・検討を進めてまいりました。  新年度は、可能な限り早期に適地を決定し、安心して利用できる墓地の整備を推進してまいります。  公共下水道につきましては、10年概成に基づいた都市計画決定や事業計画変更などの手続を進めるとともに、必要なサービスを将来にわたり安定的に提供していくため、新年度より地方公営企業法を適用し、公営企業会計へ移行いたします。  ごみの減量化・資源化の推進につきましては、平成30年度に市内の一般家庭及び事業者から排出されたごみの総量は2万428トン、対前年度比で389トン、1.9%の減、また、市民1人1日当たりのごみの総排出量は960グラム、対前年度比では6グラム、0.6%の減となっております。  自然豊かで良好な生活環境を将来の世代に引き継ぐため、資源の分別回収やリサイクルを推進しながら、さらなるごみの減量化に取り組んでまいります。  「何度も訪れたくなる魅力を磨くまちづくり」の推進について申し上げます。  本市を訪れていただき、交流人口を増やすためには、魅力ある観光資源の掘り起こしや整備、効果的な情報の発信、周辺都市との連携などを図ることが必要です。  市民とともに、地域資源の価値と魅力を再認識し、それぞれの地域の特性・特色を生かした「おもてなし」を充実させ、本市を知り、関心を持ち、「何度も訪れたい・住みたい」人が増えるよう取組を進めてまいります。  旧中山道の峠道、碓氷峠の鉄道施設とくつろぎの郷は、群馬の西の玄関口として重要な観光拠点地域であり歴史遺産でもあります。これら観光資源の魅力を磨き直し、活用をさらに進めてまいります。  令和2年4月から6月に国内最大規模の観光キャンペーンとして群馬デスティネーションキャンペーンが実施されることから、本市におきましては、令和元年度には横川駅から熊ノ平間までであったバス運行を、新年度は軽井沢駅まで延長し、SL運行や廃線ウォークなどのイベントと連携して観光客の利用増を図ります。さらに、軽井沢町や小諸市などへも広く周知を行い、長野県側からの誘客促進も図ってまいります。  観光おもてなし事業につきましては、市民参加で作成した丸太ベンチを中山道沿いの32か所に設置いたしました。引き続き街道歩きを楽しむ人が休憩できる場を提供してまいります。  横川駅周辺整備につきましては、「鉄道文化むら」の一層の集客を図るため、市民参加による企画や意見を積極的に取り入れ、さらなる魅力を発信してまいります。また、碓氷峠の森公園では、既存の峠の湯などの観光施設・文化財施設に加え、オートキャンプ場の設置を検討するなど、一体的なツーリズム環境の整備を図ってまいります。  旧信越本線の活用につきましては、横川・軽井沢間をレールバイク、レールカートなどでつなぐ研究を進め、併せてトンネルの一部の安全点検を大学などと連携し実施してまいります。  本年春、高崎駅東口に北関東最大規模のイベント施設「Gメッセ群馬」がオープンいたします。これを機に「コンベンション誘致促進事業」として、旅行会社などに働きかけを行い、会場に一番近い温泉地として磯部温泉への宿泊客の誘客促進を図ります。また、「恋人の聖地」、温泉記号発祥の地のPRを行い、さらに、来訪者の利便性の向上を図るため磯部公園のトイレの改修を実施してまいります。  本市の貴重な文化財につきましては、旧中山道碓氷峠を対象とした国庫補助事業である「歴史の道整備活用事業」の推進を図ります。新年度は、旧中山道碓氷峠の整備基本計画の策定を行い、堂峰番所・碓氷関所跡の国史跡指定を目指してまいります。  また、鉄道文化むらに保存されている「ED42形アプト式電気機関車」に関する車両図面などの整理を行い、資料の保存と活用に努めてまいります。  このほか、国の重要文化財に追加指定された「旧碓氷峠鉄道施設」、本市として初めての国指定史跡「簗瀬二子塚古墳」など、文化財の保存管理・整備活用を進めるとともに、市内外への一層の周知を行ってまいります。  ふるさと納税につきましては、制度が始まった平成20年度から27年度までの8年間の本市への寄附総額は、合計で300万円を下回っておりましたが、ふるさと納税ポータルサイトを活用するなど、取組の強化を進めた結果、28年度は約2,200万円、29年度は約6,600万円、30年度は約5,800万円の寄附をいただきました。令和元年度は、ふるさと納税ポータルサイトをさらに増やすとともに、市内の魅力的な地場産品の掘り起こしを進め、多様な返礼品の提供に努めてまいりました。その結果、1月末時点での寄附額は、30年度の同時期の約2.8倍で1億3,800万円、寄附件数は、約2.6倍という大幅な伸びにつながりました。新年度におきましても体験型の返礼品導入の検討を進めるなど、引き続き寄附を通じた本市の魅力発信と財源の確保に努めてまいります。  「地城の資源をつなぎ、活力を創造するまちづくり」の推進について申し上げます。  本市が持続的に発展していくための、これからのまちづくりは、行政主導だけではかなえることができません。様々な分野で市民が元気になることが安中のまちづくりにつながります。  市民・団体・専門家・企業などがそれぞれの得意分野を生かし、活躍できるよう、行政がコーディネート力を高める必要があります。より一層のつながり合う地域社会づくり、にぎわいのあるまちづくりを市民総働により進めてまいります。  また、豊富な経験や専門的知識、技能を持った人材を発掘し、その能力を提供していただく「まちづくり人材バンク」や「市民活動掲示板」の活用により市民活動の活性化を図ってまいります。  市民活動の支援につきましては、「子ども食堂フェスタin安中」、「松井田城趾保存事業」や「粉食文化の歴史をつなぐ「蘇る手動製麺機展」など、市民団体が新たに取り組む継続性・発展性のある事業を対象として、最大3年間の補助を行っています。地域の活性化や課題解決だけでなく、歴史や文化を含めた本市の情報発信にもつながっており、今後も引き続き実施してまいります。  また、市民活動表彰制度により、長年にわたり住みよい地域づくりや公共の福祉の増進などに貢献している団体・個人を表彰しその功績をたたえることで、市内における市民活動のモチベーションの向上と、より一層の活性化を図ってまいります。  男女共同参画の推進につきましては、第3次男女共同参画計画に基づき、性別に関わらず、誰もがそれぞれの個性と能力を十分に発揮し、責任を担い合う社会の実現に向けた取組を進めてまいります。  また、審議会などにおける女性委員の比率は、平成31年4月1日時点で29.2%まで上昇していますが、さらに女性の政策・方針決定過程への参画が進むよう同計画における目標値35%の達成に向け、積極的に女性委員の登用に努めてまいります。  商業振興につきましては、新規の起業、創業の支援、新たな産業や雇用の創出のため、「安中市創業者利子補給金及び創業奨励金交付事業」を継続してまいります。  「創業・起業相談会」につきましては、女性の相談者が増えるなど、市民の起業、創業に対する意識の変化がうかがえ、着実に成果が上がっております。これから創業を考えている方や創業後間もない方へのサポート、経営上の悩みなど、関係機関と連携して各種のフォローアップを実施してまいります。また、近年、小規模事業者を中心に問題となっている後継者不足による廃業や事業承継などの課題についても、県や商工会などの関係機関と連携して、相談に応えられるよう取り組んでまいります。  「店舗等改装等工事補助制度」につきましては、市内商業者の活性化と市内施工事業者支援のため、新年度においても、継続して実施してまいります。  また、地域経済において中小企業の果たす役割の重要性を鑑み、今定例会に安中市中小企業振興基本条例案を提案いたしました。本市も含め、中小企業を取り巻く関係機関の責務を明確にし、中小企業がより活性化し、また将来に向けて持続的に発展できるよう、時代に合った施策を推進してまいります。  企業誘致につきましては、企業誘致推進プロジェクトチームでの取組を基本に、令和元年度は県や庁内関係部署との協議、近隣自治体の先進地視察などを通じ、企業誘致に関する具体的な課題の解決策を模索してまいりました。西毛広域幹線道路の進捗などを見ながら、新たな工業団地の創設や誘致体制の強化・整備を進めてまいります。  また、令和元年度は、市内で活躍する企業を紹介するサイト「あんなか企業ガイド」を市のホームページ内に立ち上げ、順次、企業情報を掲載してまいりました。新年度におきましても、市内での雇用の促進や市内企業活動の活性化につなげるため、さらなる周知を行い、企業との連携を図りながら、引き続き取組を進めてまいります。  農業振興につきましては、新年度に人・農地プランの実質化に向け、アンケートの集約・座談会などを実施してまいります。遊休農地や、その所有者の意向を調査し、問題点を把握することで、新規就農者、意欲ある担い手の育成・確保に努め、地域の実情に即した集落ぐるみの生産体制の確立を推進してまいります。  生産と加工・販売の一体化を目指す6次産業化による農産物の高付加価値化や、学校給食を中心とした地産地消を推奨し、農業者の所得向上や経営規模の拡大に努めてまいります。  CSF―豚コレラ―対策につきましては、養豚業への影響が甚大となることから、感染防止対策を県、畜産農家と連携しながら実施してまいります。  伝統産業である養蚕業につきましては、引き続き養蚕農家への支援を行うとともに、国内で唯一通年稼働する碓氷製糸株式会社に対し、県と連携しながら支援を行ってまいります。  また、活力ある農業農村の実現に向けて、秋間梅林を中心とする梅と観光そして農業体験を組み合わせた農泊体験などを実施してまいります。  以上が主な施策の概要であります。  こうしたことを基本として、新年度予算を編成したところですが、一般会計につきましては、242億700万円、公営企業会計を除く特別会計につきましては、合計141億6,036万2,000円、公営企業会計につきましては、67億9,383万8,000円といたしました。5年連続でプライマリーバランスの黒字化を果たしつつ、多様化する行政需要に応えながら、本市にとって今、着手することが必要な施策を盛り込み、財政の健全化にも配慮した予算編成になっております。  今後においては、本市の財政見通しが厳しい中、最小の経費で最大の効果を上げるべく引き続き行政改革を進めてまいります。各事業の必要性や有効性を間断なく検証するため、行政評価を強力に推進するとともに、データ入力作業を自動化するRPA、AI―OCRの活用、行政手続のオンライン化など、先端の情報通信技術を積極的に取り入れ、業務の効率化とともに市民の利便性の向上を図ってまいります。  また、職員の資質の向上を図り、組織・機構を簡素で合理的なものにしていくほか、国や県の補助金・交付金などを積極的に活用し、併せて未収金対策を徹底するなど、歳入確保を強力に進めてまいります。  私は、市長就任以降今日まで、議員の皆様をはじめ、市民、団体、専門家、企業など、それぞれの得意分野でご協力をいただき、山積された課題の解決に向け、総働によるまちづくりを進めてまいりました。  市民活動の推進、子ども食堂などの交流の場の創設支援、人材バンクの設置、ちいき生活応援隊の取組など、「安中を今よりもよいまちにしたい、そのためにできることをしたい」という思いは、多くの活動として動き始めております。  社会では地域コミュニティーの希薄化が進む一方で、人々の価値観やライフスタイルも多様化し、行政が取り組むべき課題、行政に求められる役割も大きく変化しております。  私は、人と人との結びつきを再構築し、地域のコミュニティーをまちづくりの原動力として発展させていくことが、これからの行政に求められる重大な使命であると考えています。大規模災害のような「いざというとき」にも、日頃からの「つながり」が大切です。  小さな子供からお年寄りまで、様々な世代や地域を結びつけ、互いに助け合い、支え合えるような関係を育む施策を展開していくことが、安中の未来への大きな力になります。  新たな令和の時代に、みんなの笑顔と安中の未来をつくるため、市民の皆様、議会の皆様とともに力を合わせ、「オール安中」でまちづくりを推進してまいりますので、議員の皆様には、深いご理解と特段のご配慮を賜りますようお願い申し上げまして、私の施政方針といたします。ご清聴いただきまして、誠にありがとうございました。 ○副議長(佐藤貴雄議員) 以上で施政方針を終わります。 △散会の宣告 ○副議長(佐藤貴雄議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  なお、明26日午前9時、本会議を開きますから、ご参集願います。  本日はこれにて散会いたします。                                      (午後 3時52分)...