令和 元年 9月 定例会(第3回) 令和元年第3回
安中市議会定例会議 事 日 程(第4号) 令和元年9月24日(火曜日)午前9時開議第 1 請願・
陳情審査報告 第 2
委員長報告(
決算審査特別委員長) 議案第85号 平成30年度安中市
一般会計歳入歳出決算認定について 議案第86号 平成30年度安中市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第87号 平成30年度安中市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 議案第88号 平成30年度安中市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について 議案第89号 平成30年度安中市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第90号 平成30年度安中市
健康増進施設恵みの
湯事業特別会計歳入歳出決算認定について 議案第91号 平成30年度安中市
水道事業会計剰余金処分及び決算認定について 議案第92号 平成30年度安中市
病院事業会計決算認定について 議案第93号 平成30年度安中市
介護サービス事業会計決算認定について 第 3
委員長報告(
福祉民生常任委員長) 議案第78号 安中市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条 例の一部を改正する条例について 議案第79号 安中市子どものための教育・保育に関する
利用者負担額を定める条例及び安中市立
保育所条例の一部を改正する条例について 議案第80号 安中市印鑑条例の一部を改正する条例について 議案第95号 令和元年度安中市
介護保険特別会計補正予算(第2号) 第 4
委員長報告(
経済建設常任委員長) 議案第81号 安中市
建築基準法関係手数料条例の一部を改正する条例について 議案第82号 安中市都市の低炭素化の促進に関する
法律関係手数料条例の一部を改正する条例に ついて 第 5
委員長報告(
総務文教常任委員長) 議案第75号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部を改正する条例について 議案第76号 安中市市税条例の一部を改正する条例について 議案第77号 安中市学習の森条例の一部を改正する条例について 議案第83号 市の境界変更について 議案第84号 境界変更に伴う財産処分に関する協議について 議案第94号 令和元年度安中市
一般会計補正予算(第3号) 第 6 議会議案第3号 地方財政の充実・強化を求める意見書(案) 第 7
議会改革特別委員会の設置について 第 8 議員派遣について 第 9 特定
事件の閉会中継続審査の付託 本日の会議に付した
事件 議事日程に同じ 出席議員(20名) 1番 金 井 久 男 議員 2番 櫻 井 ひ ろ 江 議員 3番 松 本 次 男 議員 4番 金 井 登 美 雄 議員 5番 長 嶋 陽 子 議員 6番 武 者 葉 子 議員 7番 小 林 克 行 議員 8番 佐 藤 貴 雄 議員 9番 小 林 訂 史 議員 10番 遠 間 大 和 議員 11番 罍 次 雄 議員 12番 巽 久 男 議員 13番 高 橋 由 信 議員 14番 柳 沢 吉 保 議員 15番 小 川 剛 議員 16番 柳 沢 浩 之 議員 17番 今 井 敏 博 議員 18番 吉 岡 完 司 議員 19番 奥 原 賢 一 議員 20番 田 中 伸 一
議員欠席議員(なし) 地方自治法第121条の規定に基づき出席した者の職氏名 市 長 茂 木 英 子 副 市 長 粟 野 好 映 総 務 部長 阿 部 哲 也 財 務 部長 町 田 博 幸 市 民 部長 富 田 千 尋 保 健 福祉 水 澤 祝 彦 部 長 産 業 政策 堀 米 純 建 設 部長 白 石 久 男 部 長 上 下 水道 大 塚 清 隆 松 井 田 田 中 富 之 部 長 支 所 長 公 立 藤 巻 正 勝 秘 書 課長 小 黒 勝 明 碓 氷 病院 事 務 部長 財 政 課長 萩 原 正 視 国 保 年金 中 嶋 清 美 課 長 子 ど も 大 谷 雄 一 農 林 課長 上 原 好 行 課 長 建 築 住宅 櫻 井 裕 一 下 水 道 中 曽 根 久 人 課 長 課 長 監 査 委員 横 田 秀 之
農業委員会 上 原 充 事 務 局長 事 務 局長
会計管理者 池 澤 智 野 教 育 長 竹 内 徹 (会計課長)
教育委員会 高 橋 信 秀
教育委員会 石 田 典 久 教 育 部長 生 涯 学習 課 長 本会議に出席した事務局職員 事 務 局長 須 藤 和 俊 事務局次長 岡 田 好 央 兼 議 事 事 務 担当 庶務係長兼 中 島 香 代 子 庶務係主査 佐 藤 光 治 調 査 係長
△開議の宣告
○議長(
今井敏博議員) ただいまの出席議員は20名であります。よって、会議は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。 (午前 9時02分)
△請願・
陳情審査報告、質疑、討論、採決
○議長(
今井敏博議員) 日程第1、請願・
陳情審査報告を議題といたします。 付託請願・
陳情審査報告が
経済建設常任委員長から提出されておりますので、職員に朗読させます。 〔職員朗読〕 請願・
陳情審査報告書 本委員会に付託の請願・陳情審査の結果、次のとおり決定したので会議規則第142条第1項の規定により報告いたします。 令和元年9月13日
経済建設常任委員長 巽 久 男
安中市議会議長 今 井 敏 博 様 記┌───┬──────────────────────────┬────┬────┬─────┐│番
号│ 件 名
│審査結果│意 見│措 置│├───┼──────────────────────────┼────┼────┼─────┤│ │ │ │ │ ││3
号 │簗瀬地区内道路拡幅の件 │採
択│願意妥当│市長に
送付││ │ │ │ │ │└───┴──────────────────────────┴────┴────┴─────┘
○議長(
今井敏博議員) 朗読が終わりました。 これより
経済建設常任委員長の審査報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより採決を行います。 本件は
経済建設常任委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、
経済建設常任委員長報告のとおり決定いたしました。
△議案第85号~議案第93号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
今井敏博議員) 日程第2、
委員長報告。 議案第85号 平成30年度安中市
一般会計歳入歳出決算認定について、議案第86号 平成30年度安中市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第87号 平成30年度安中市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第88号 平成30年度安中市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第89号 平成30年度安中市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第90号 平成30年度安中市
健康増進施設恵みの
湯事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第91号 平成30年度安中市
水道事業会計剰余金処分及び決算認定について、議案第92号 平成30年度安中市
病院事業会計決算認定について、議案第93号 平成30年度安中市
介護サービス事業会計決算認定について、以上9件を一括議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。
決算審査特別委員長、
巽久男議員の登壇を願います。
巽久男議員。 〔
決算審査特別委員長 巽
久男議員登壇〕
◎
決算審査特別委員長(
巽久男議員) 皆さん、おはようございます。ご指名をいただきましたので、
決算審査特別委員会のご報告を申し上げます。 去る4日の本会議におきまして本委員会に付託されました議案第85号から議案第93号までの9議案について、審査の概要と結果についてご報告申し上げます。 本委員会は、第1日目は4日午後1時15分から、委員会室において委員全員の出席により開会し、まず委員長の選挙並びに副委員長の選挙を行いました。その結果、私が委員長に、副委員長に
小林訂史委員が当選し、当日は委員会の構成を終わり、延会いたしました。 第2日目、6日は午前9時から、委員会室において委員全員の出席により、執行部の出席を求め委員会を再開し、議案審査を行いました。 第3日目、9日は午前10時から、委員会室において委員全員の出席により、執行部の出席を求め委員会を再開し、議案審査を行いました。質疑の内容につきましては、議長及び監査委員を除く議員全員をもって構成する
特別委員会でありますので、省略させていただきたいと思います。 まず、議案第85号 平成30年度安中市
一般会計歳入歳出決算認定について討論に入り、反対、賛成の討論については本会議で行う旨の発言があり、採決の結果、賛成多数により原案を可と決しました。 次に、議案第86号 平成30年度安中市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について討論に入り、反対、賛成の討論については本会議で行う旨の発言があり、採決の結果、賛成多数により原案を可と決しました。 次に、議案第87号 平成30年度安中市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、討論なく、採決の結果、全員により原案を可と決しました。 次に、議案第88号 平成30年度安中市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について討論に入り、反対の討論については本会議で行う旨の発言があり、採決の結果、賛成多数により原案を可と決しました。 次に、議案第89号 平成30年度安中市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論なく、採決の結果、全員により原案を可と決しました。 次に、議案第90号 平成30年度安中市
健康増進施設恵みの
湯事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論なく、採決の結果、全員により原案を可と決しました。 次に、議案第91号 平成30年度安中市
水道事業会計剰余金処分及び決算認定について、討論なく、採決の結果、全員により原案を可と決しました。 次に、議案第92号 平成30年度安中市
病院事業会計決算認定について、討論なく、採決の結果、全員により原案を可と決しました。 次に、議案第93号 平成30年度安中市
介護サービス事業会計決算認定について、討論なく、採決の結果、全員により原案を可と決しました。 以上が本委員会に付託されました議案審査の概要と結果であります。 以上申し上げまして、私からの報告を終わります。
○議長(
今井敏博議員)
決算審査特別委員長の報告が終わりました。 まず、議案第85号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次これを許します。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 1番、
金井久男議員の登壇を願います。
金井久男議員。 〔1番
金井久男議員登壇〕
◆1番(
金井久男議員) 1番、
日本共産党安中市議団、金井久男でございます。私は、
日本共産党安中市議団を代表しまして、議案第85号 平成30年度安中市
一般会計歳入歳出決算認定に対しまして、暮らしと福祉、そして教育の充実を求める市民の目線に立って分析した結果、反対理由を述べて討論を行います。 安倍政権が6度目に編成した平成30年度国家予算の執行の特徴は、
社会保障費の自然増分さえも削減し、
生活保護基準を3年かけて最大5%引き下げる等、大企業減税と軍事拡大を進めている、富裕層など一部の国民しか恩恵に浴せない
アベノミクス政策に固執するなど、国民に格差と貧困の追い打ちをかけるものとなっています。地方創生1億総活躍社会などというかけ声とは裏腹に、地方自治体へは偏在是正という名目で
地方交付税制度を改変して、
地方法人税割を引き下げる制度変更を実施しました。これによって、安中市は市民税収のほぼ4割から5割を占めてきた
法人市民税収入に3割もの減収をもたらします。さらに、
国民健康保険制度の広域化、
生活保護制度の
扶助費基準の削減、
介護保険制度の改定でも保険料の引き上げと
介護福祉サービスの削減など、市民にとってどれも直接生活に影響する制度改悪が行われています。 まず第1、こうした中で、本市で執行された安中市
一般会計決算の概要は、合併後13年目、茂木市長2期目最初の年の予算執行となり、その中身は歳入244億2,006万8,593円、歳出235億6,859万9,463円で、前年度対比歳入でマイナス2.79%、7億円の減、歳出ではマイナス2.87%、6億9,695万円の減という減額決算となりました。決算規模が減少したのは、歳入で特に市民税が4億2,300万円ほど増加しただけで、あとの自主財源では軒並み減額となっていること、依存財源の大きなものでは、
地方消費税交付金5,700万円と県支出金8,625万円のみ増額となっただけとなっています。歳出では、災害復旧費を別とすれば、人件費2.91%の増や繰出金1.4%が増加したのみで、ほぼ全ての経費が減額となっていて、特に投資的経費が14.4%も落ち込んでいます。これは、目立った新規事業の実施がなく、市民要望に十分応えたものとは言いがたいものとなりました。実質収支額が前年とほぼ同額の7億9,711万円と黒字となり、歳入不足を補うための
財政調整基金繰入金は22億円を予算化しましたが、結果的には3億円となり、2年続けて大きく繰り戻しができたことは、
法人市民税の増収のためです。基金の残高も51億円余りとなり、
法人市民税の業績の動向を的確に見積もり、有効な事業の展開が求められます。執行率が収入済額に対して歳入で97.6%、前年度比1.39%増、歳出では94.2%、1.26%増加しています。しかし、不用額は前年度より減少したものの11億5,464万円となりました。平成28年度の
経常収支比率が104%となったことを意識し、結果的には96.4%となるなど、厳しい財政事情を考慮したことによる財政運営は理解できますが、市の将来に向けた
投資的事業、国県の有利な補助事業などの取り組みによる市民要望に応える財政需要の構築に努力すべきです。 2つ目に、歳入の特徴ですが、
個人市民税は
納税義務者の減少や一般市民の所得の伸びの鈍化があり、数年間伸びが見られませんでしたが、30年度は前年比プラス2.34%の比較的大きく増加しました。反面、企業の実績は大きく伸びて、
法人市民税は4億1,000万円余伸び、前年とほぼ同じプラス18.6%もの大幅な増収となりました。予定納税と企業の業績に的確な配慮を行って、当初予算から妥当な予算化を行うべきです。
地方交付税と財政力、市債についてです。3年間の交付税を見ると28年度が35億1,727万円、29年度が33億3,860万円、そして今年度は32億1,700万円、4年続いて減収となっております。これは、新たな国の
地方財政計画によるものが大ですが、新たな財政需要に応えていないことの一つのあらわれです。節約、緊縮の市政はわかりますが、市民にとって必要な
投資的事業などに
国庫補助事業などの活用も含め、多面的な角度から新規事業に取り組むことが求められています。市債の状況を見ると、30年度中の借り入れは21億2,700万円、前年度比マイナス16.08%、市債残高は前年よりはマイナス2.75%減少したものの、総額247億9,100万円となり、引き続き歳入総額を上回る多額となっています。公債費比率は7.6%と前年度より若干下降しましたが、今後とも慎重な運用が求められます。 第3に、歳出を款項別に見るとき、2款総務費では、まず平和のための市民活動に対する問題です。
原水爆禁止世界大会への助成が昨年度よりさらに半減されています。平和の使い、新島襄、非戦を貫いた
柏木義円牧師ゆかりのある当市としては甚だ遺憾であり、復活させるべきです。
社会保障税ナンバー制度は、政府があの手この手で普及を進めている中で、30年度7月時点で11.6%と普及は進んでいません。理由は、国民個人の情報を国が一元管理することに、情報漏えいやプライバシーなどの問題点が克服されていないこと、多くの国民がその必要性を感じていないこととともに、国の安全保障法などの行方に国民総背番号制度が悪用されるという危惧が払拭されていないためです。
交通対策事業では、
高齢化比率の急激な上昇と、山間地のコミュニティーの維持が危うくなっている現状は、一刻も早い対応が求められていますが、
総合的公共交通見直しが進む中でも、一向に改善策が見えていません。免許証を返上しても安心して住み続けられる地域構築のためにも、喫緊の対策が必要です。 3款民生費では、国の
社会保障費総額の抑制策と相まって、市民生活、特に高齢者、
年金生活者の暮らしが追い詰められています。低年金、無年金の高齢者の
生活保護世帯の実態は保護率0.68%から0.64%を前後している状況で、特に高齢者の比率が年々増加しており、市民の暮らしの窮状があらわれています。
学童保育事業では、当初予定した空き教室を保育施設とする計画が、新入学児童の急増のために中止を余儀なくされ、新設地の取得が迷走し、大幅な遅延に追い込まれ、保護者に不安を与えました。 4款衛生費では、
碓氷病院会計への繰出金が依然として7億6,000万円と多額になり、運営改革も進展がありません。市民1人当たりにすると1万3,500円ほどになります。市民の
碓氷病院離れに歯どめがかかりません。早急に抜本的な経営改善に向けて、さらなる努力を求めます。近年、小規模な
太陽光発電所が住宅密集地内の空き地に次々と計画され、トラブルが多発していますが、これらに対する何らの規制措置がとられず、業者任せになっています。我が党議員団が当初条例制定時指摘したように、規制の面積を縮小し、
住民トラブルを減らすべきときです 6款農業費では、高齢化、後継者不足、
有害鳥獣被害の拡大など要因はさまざまですが、
耕作放棄農地、荒廃農地の激増が目立ちます。国の
農政そのものが根本的に機能していないと感じます。TPPを初め
輸入拡大政策の陰で、日本の食料自給率が今や37%にまで落ち込み、後継者がいない農村になり、次の世代への持続可能な農業、農村のあり方の展望がない、農業政策が欠如しています。農家が安心して営農に取り組める
戸別所得補償制度のような制度の復活こそ求められています。
有害鳥獣対策では、急増しているイノシシが豚コレラの媒体となり全国に広まり、長野、埼玉では発症が確認され、当県でも養豚農家、業者に危機感が広がっています。緊急な対策が求められます。養蚕振興では、碓氷製糸が株式会社に移行して新たな活動を始めていますが、依然として飼育農家は減る一方で、繭代補助しか対策がありません。 7款商工費では、企業誘致もさることながら、地場産業の活性化に力を注ぐべきです。観光機構による事業には、碓氷峠を中心とした取り組みが意欲的に取り組まれ、県外からの交流人口をふやすことにつながっているようですが、全体の入り込み客は横ばいとなっています。広く市全体の観光振興が見えてきません。議論を尽くして、
外国人観光客が呼び込める対策も市民の認識も高める対策を図ることが大事です。 8款土木費では、建築指導費の
住宅リフォーム助成制度の取り組みは、市民の関心も高く、年々増加してきていますが、対象件数が伸びていません。住民の希望が大きなものであり、経済効果も成果があります。ぜひ予算枠の拡大を願うものです。 10款教育費では、学校給食の無償化で30年度は中学3年生及び第3子の児童のみにとどまりました。群馬県は、全国一無料化が進んでいる県です。小中ともに無料化したのは、渋川、みどり、上野村など8市町村で、人口減少対策としている部分もあるようですが、将来の日本を担う子供の貧困が、大きな国の問題としてあらわれてきた今こそ、国、県などに働きかけ、早期に全面実施されること、また公立以外の生徒への配慮も検討されるべきです。教職員の働き方改革も重要です。新たな超過勤務の診断方法が取り入れられましたが、対策は喫緊の課題です。教員が働き疲れた授業では、子供たちの健やかな育成にはつながりません。 以上、全般的に住民要望との関係で指摘をしましたが、今後適切な対応を求めるものです。 終わりに当たり、合併後13年、市は一段と過疎化が進行し、
高齢化比率は34%を超えました。市民の一番の不安は、10月からの消費税増税です。マスコミは、住民の受け入れ態度を諦めと宣伝していますが、実際は増税に対する怒りと不満が商店街などにはあふれています。増税しても、福祉予算、年金がふえるとは思えないという感情が先にあり、公共料金、物価だけは上がるといった政治への不信感が募る一方です。本来高齢化社会では、当然ふえるべき
社会保障費は、最優先の施策として確保されなければなりません。財源が足りなければ、無駄な経費、緊急性を要しない公共事業などを先送りしてでも、予算は確保されなければなりません。あらゆる面で負担がふえ、福祉が切り下げられることに、市民はやり切れない思いです。このような時期だからこそ、市行政が市民の生活と健康、暮らしをしっかり守る市政に当たることです。市民が主人公の行財政運営に執行部、職員一丸となって対応されることを強く求めるものです。 以上申し上げまして、反対討論とさせていただきます。
○議長(
今井敏博議員) 次に、賛成討論の発言を許します。 11番、罍次雄議員の登壇を願います。 罍次雄議員。 〔11番 罍 次雄議員登壇〕
◆11番(罍次雄議員) 11番、罍次雄でございます。私は、新政会を代表して、議案第85号 平成30年度安中市
一般会計歳入歳出決算認定について賛成の立場から討論を行い、議員各位の賛同を賜りたいと思います。 平成30年度の我が国の経済は、穏やかな回復が続き、雇用、所得環境の改善や消費の投資といった需要面が堅調であったところです。一方、地方財政においては、地方税収入や
地方交付税の原資となる国税収入の増加が見込まれたものの、社会保障関連費の自然増により、引き続き多額の財源不足が生じる大変厳しい状態でのスタートとなりました。 このような状況の下で編成、執行された平成30年度安中市一般会計予算でございますが、実質収支額を7億9,711万円余りとして決算を収束する運びとなりました。歳出において、投資的経費が大きく縮小されたことに伴い、歳入の国庫支出金や地方債などの特定財源も減収となりました。一方、市税は増収となったものの、
地方交付税や臨時財政対策債は減収となったところであります。こうしたことから、積み立てていた財政調整基金による調整機能を発揮し、効率的な財政運営に努められたことは、高い評価に値するものであります。 主要な事業の成果を見ますと、新規事業として、新生児聴覚検査や子どもの夢応援事業など、子供や子育て世代への施策のほか創業者支援事業など、働く世代にも配慮した施策としていますが、成果については今後に期待するところであります。また、観光や多世代間交流の施設として碓氷峠の森公園内のふれあい広場や子育て支援拠点整備が進められ、より一層のにぎわいの創出が期待されますが、利用者目線に立った工夫が必要です。また、西毛広域幹線道路事業は着々と進捗しているところであり、インフラ面においても利便性の向上が期待されますが、長期的な総合計画を策定し、ただの通過都市とならないよう対策が必要です。 これらの多くの施策は、市民の福祉の増進と利便性の向上につながるものとして、一定の評価といたしますが、今後は長期を見据え税収増となるような施策の柱をつくることに専念する必要があります。今後、増加する社会保障関係費に対して、
法人市民税の税率引き下げや普通交付税の合併算定がえの段階的縮減などによる歳入の減少が見込まれるなど、非常に厳しい財政運営になることを想定し、執行部においては事務事業の見直しを積極的に行い、さらなる行財政改革、歳出削減に取り組まれることを要望し、私の賛成討論といたします。
○議長(
今井敏博議員) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第85号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
今井敏博議員) 起立多数であります。 よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第86号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、順次これを許します。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。 2番、櫻井ひろ江議員の登壇を願います。 櫻井ひろ江議員。 〔2番 櫻井ひろ江議員登壇〕
◆2番(櫻井ひろ江議員) 2番、日本共産党市議団の櫻井ひろ江です。私は、議案第86号 平成30年度安中市国民健康保険特別会計決算につきまして、日本共産党市議団を代表しまして反対討論を行います。 平成30年度の安中市国民健康保険特別会計決算は、歳入総額66億1,160万7,825円、歳出総額64億8,756万824円で、差し引き1億2,404万7,001円の残となりました。このうち1億円は翌年度、令和元年度の基金に繰り入れ、2,404万円は翌年度歳入に繰り入れることとしています。 今年度の国民健康保険特別会計の特徴として、1つは加入世帯はマイナス138世帯、加入人口マイナス984人と被保険者数は前年に引き続き減少し、国民健康保険税前年比マイナス2.05%、保険給付費は前年度比マイナス1.8%でした。 もう一つは、平成30年度は国保の広域化の1年目であり、県が財政運営を担い、医療費については全額県が市町村に給付し、市は県の算定した納付金を全額県に納める制度に変わりました。県の算定した当市の1人当たりの30年度納付金額は、平成28年度をベースとした納付金額相当額との比較で111.5%で、県平均より高く、激変緩和措置がとられました。平成30年度、31年度では3,400億円の国費投入があり、県の激変緩和措置があることから、納付金は極端に高くならずに済んでいますが、激変緩和は6年間と言われており、県の資料によると県が示す1人当たりの納付金額は、当市は30年度12万5,195円、31年度13万667円で、年々上がっていくことが予想されるところです。激変緩和措置も段階的に縮小されていく方向であり、激変緩和措置がなければ納付金はもっと大きく引き上げられ、今後より厳しい税が予想されます。30年度は、今までにない赤字繰り入れをせずに1億円を超える黒字となりましたが、納付金の激変緩和措置1人当たり1万2,922円と、前期高齢者交付金の過年度精算金約6,200万円もあったことから、納付金が抑えられましたので、特別な年度であったと考えます。 一方で、法定減免の世帯は56.6%、被保険者数では55.2%と、率にすると前年度よりふえてきています。30年度の滞納世帯数では世帯数、被保険者数は前年度比で減っていますが、総所得金額200万円未満の人が69.4%、300万円未満の人が79.86%で、割合としますと低所得の人が前年度よりふえ、滞納世帯の多くを占めています。さらに、滞納している人の窓口負担として10割を負担しなくてはならない資格者証、10月1日時点で19人や、短期保険証、同じく10月1日時点470人の発行がありますが、滞納処分も進めており、厳しい税に引き下げを望む被保険者の切実な声があります。資格者証、短期保険証はやめるべきです。また、所得のない子供も均等割が課されていますが、改善が必要で、減額や免除をする市町村が徐々にふえてきています。全国知事会や地方議会などから、国に子供にかかわる均等割額を軽減する支援制度の創設を求める声もふえ、当市も進めていくべきです。さらに、固定資産税を支払うほかに国保税の資産割も納めなければならないという問題を解決すべきです。現在でも、被保険者の多くが税を納めることが困難な状況がある中、市民の健康、福祉を守る最後のとりでである国保を国費投入により早く払える税に改善していくことが求められております。 以上申し上げまして、反対討論といたします。
○議長(
今井敏博議員) 次に、賛成討論の発言を許します。 10番、遠間大和議員の登壇を願います。 遠間大和議員。 〔10番 遠間大和議員登壇〕
◆10番(遠間大和議員) 議席番号10番、新政会の遠間大和でございます。議案第86号 平成30年度安中市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につきまして、新政会を代表し、賛成の立場から討論を行い、議員各位のご賛同を賜りたいと存じます。
国民健康保険制度は、相互扶助の精神のもと、国民皆保険の中核として市民の健康の保持増進や地域医療の確保等に大きく貢献しております。しかしながら、中高年齢層や低所得者層の加入者が多く、医療費水準が高いといった国保の構造的な問題に加え、少子高齢化に伴う加入者減少により、保険税収入の減少等、その財政運営は大変厳しいものと拝察いたします。そのような中、昨年4月から国保広域化により、市が納付金を納めることで、保険給付に必要な費用が県から交付される等の新しい制度がスタートしました。 さて、平成30年度の国民健康保険特別会計の決算を見ますと、歳出では納付金が激変緩和措置等により低く抑えられました。歳入では、結核性疾病及び精神病に係る特別調整交付金や保険者努力支援制度による交付金等の財源確保もあり、長年の懸案事項であった一般会計からの赤字補填繰り入れが解消されております。その経営努力は評価に値すると言えます。また、国民健康保険税現年度分収納率は平成30年度決算において95.22%、前年度と比較して0.28ポイント上昇しており、収納率向上に努力されています。保険者としては、レセプト点検等医療費の適正化に加え、特定健診や人間ドックなどの保健事業にも精力的に取り組んでおり、その運営努力が認められます。 今後も引き続き、新たな財源の確保や保険税収納率の向上に努力していただくとともに、医療費の適正化や保健事業のさらなる取り組み強化を要望し、賛成の討論といたします。
○議長(
今井敏博議員) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第86号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手多数〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手多数であります。 よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第87号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第87号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第88号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 討論の通告がありますので、これを許します。 本案に対する反対討論の発言を許します。 2番、櫻井ひろ江議員の登壇を願います。 櫻井ひろ江議員。 〔2番 櫻井ひろ江議員登壇〕
◆2番(櫻井ひろ江議員) 2番、
日本共産党安中市議団の櫻井ひろ江です。私は、議案第88号 平成30年度安中市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定につきまして、日本共産党市議団を代表しまして反対の立場から討論を行います。 平成30年度は、第7期介護保険事業計画の初年度で、第1号被保険者の保険料の改定があり、基準額が月5,300円から月5,900円に約11.3%引き上げられました。現年度分の滞納者が5、7、8段階で前年よりふえています。
年金生活者が多い中、負担増を訴える方が多くいます。第4段階では、本人の年金が非課税でも同じ世帯に住民税が課税されている人がいれば、基準額の9割の金額で5,000円を超えています。少ない年金から5,000円の保険料負担は大変です。介護保険準備基金は29年度末3億1,600万円ありましたが、この活用もできたのではないでしょうか。30年度の基金繰入金は1,797万円、一方基金積み立てを2,727万円しています。3年間の初年度ということもありますが、基金を使って被保険者の大きな負担増は避けるべきです。 このほかにも、制度見直しの関係で現役並み世帯、所得340万円を超える方の利用料3割負担の導入や、軽度者の介護サービスから地域支援事業への移行2年目で、地域支援事業費は1.5倍になっています。30年度は、保険料や利用料3割負担などの負担増の上、軽度者のサービスは緩和されたサービスに向かっており、安心して受けられる介護を望む市民の期待には応えていないものと考えます。 以上申し上げて、反対討論といたします。
○議長(
今井敏博議員) ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第88号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手多数〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手多数であります。 よって、議案第88号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第89号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第89号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第89号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第90号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第90号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第90号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第91号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第91号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第91号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第92号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第92号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第92号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第93号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第93号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第93号は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。 (午前 9時47分)
○議長(
今井敏博議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 (午前10時08分)
△議案第78号~議案第80号、議案第95号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
今井敏博議員) 日程第3、
委員長報告。 議案第78号 安中市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、議案第79号 安中市子どものための教育・保育に関する
利用者負担額を定める条例及び安中市立
保育所条例の一部を改正する条例について、議案第80号 安中市印鑑条例の一部を改正する条例について、議案第95号 令和元年度安中市
介護保険特別会計補正予算(第2号)、以上4件を一括議題といたします。 本件に関し委員長の報告を求めます。
福祉民生常任委員長、遠間大和議員の登壇を願います。 遠間大和議員。 〔
福祉民生常任委員長 遠間大和議員登壇〕
◎
福祉民生常任委員長(遠間大和議員) ご指名を受けましたので、福祉民生常任委員会のご報告を申し上げます。 去る9月4日、本会議におきまして本委員会に付託されました議案第78号、議案第79号、議案第80号、議案第95号の審査の概要と結果をご報告申し上げます。 本委員会は、9月12日午前9時より、委員会室において委員全員が出席し、執行部の出席を求め開会し、直ちに議案審査に入りました。 まず、議案第78号 安中市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についての審査を行い、委員より、今まで公定価格に含めていた副食費を別にして実費徴収をするという理由は何なのかという質疑があり、副食費の実費徴収につきましては、食材料費はこれまでも施設による徴収、または保育料の一部として保護者の方にご負担いただいてきているところで、食材料費につきましては保護者の方にご負担いただくという考え方を維持しまして、1号認定子供及び2号認定子供については、主食費及び副食費について施設による徴収を基本とするという国の方針によるものとなっておりますとの答弁があり、また第13条、利用者負担等の受領で第3子の無料については、イについては18歳未満と考えてよいのかという質疑があり、イは2号認定子供の他子の算定基準になりますが、小学校就学前の子供のうちで3人目以降の子供のことを規定していることになりますとの答弁があり、さらに無償化に伴って施設側における徴収事務などの負担がふえるのではないかという質疑があり、これまでも通園送迎費や行事費など、施設による実費徴収をしている費用もあります。その費用の徴収は施設で対応しているところであります。認定こども園では、現行制度においても徴収事務は行っておりますので、主に保育園において園の徴収事務負担などがふえることになりますが、国の方針により副食費については施設による徴収を基本とすることとされておりますとの答弁があり、また無償化の財源ということでは制度としてどのようになっているのかと質疑があり、無償化の財源につきましては消費税引き上げに伴いまして、国と地方へ配分される増収分を活用することとされており、なお10月からの無償化に伴う費用負担につきましては、今年度に限り全額国負担となっておりますとの答弁がありました。 その後、討論に入り、委員より反対討論があり、採決の結果、委員多数により原案を可と決しました。 次に、議案第79号 安中市子どものための教育・保育に関する
利用者負担額を定める条例及び安中市立
保育所条例の一部を改正する条例についての審査を行い、質疑、討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 次に、議案第80号 安中市印鑑条例の一部を改正する条例についての審査を行い、質疑、討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 次に、議案第95号 令和元年度安中市
介護保険特別会計補正予算(第2号)の審査を行い、質疑、討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 以上が本委員会に付託になりました議案審査の概要と結果であります。 以上を申し上げまして、私からの報告を終わります。
○議長(
今井敏博議員)
福祉民生常任委員長の報告が終わりました。 これより議案第78号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第78号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手多数〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手多数であります。 よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第79号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第79号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第80号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第80号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第95号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第95号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第95号は原案のとおり可決されました。
△議案第81号、議案第82号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
今井敏博議員) 日程第4、
委員長報告。 議案第81号 安中市
建築基準法関係手数料条例の一部を改正する条例について、議案第82号 安中市都市の低炭素化の促進に関する
法律関係手数料条例の一部を改正する条例について、以上2件を一括議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。
経済建設常任委員長、
巽久男議員の登壇を願います。
巽久男議員。 〔
経済建設常任委員長 巽
久男議員登壇〕
◎
経済建設常任委員長(
巽久男議員) ご指名を受けましたので、経済建設常任委員会のご報告を申し上げます。 去る9月4日、本会議におきまして本委員会に付託されました議案第81号、議案第82号の審査の概要と結果をご報告申し上げます。 本委員会は、9月13日午前9時より、委員会室において、委員全員と執行部の出席を求め、直ちに議案審査に入りました。 議案第81号 安中市
建築基準法関係手数料条例の一部を改正する条例を議題とし、委員より、条例改正に関する建築基準法第87条の2第1項と、同じく法第87条の3第5項の内容についての質疑がありました。条例改正は、国の法改正により新たな事務が加わったもので、その手数料を徴収するものです。1つ目の建築基準法第87条の2第1項は、既存不適格建築物の一部を増改築を伴わずに用途を変更する場合、変更する用途によっては既存部分も現行規定に適合されることから、必要な場合があります。また、工事内容によっては、これらの工事を一度に行うことが困難な場合があります。そこで、法改正により改修によって全体計画の認定を受ければ、改修の工事を段階的にできるという規制緩和です。2つ目の建築基準法第87条の3第5項の内容は、既存建築物を一時的に店舗などに変更する場合、一定の条件を満たし許可を受ければ法の一部の規定が適用除外となる規制緩和ですとの答弁がありました。 次に、規制緩和の一環で国が行った建築基準法の改正目的について質疑があり、建築基準法の改正理由としては、全国で空き家の総数が増加しており、それを用途変更等により利活用することが極めて重要との考えがあり、一方その活用に当たっては、建築基準法に適合させるために大規模な工事が必要となる場合が課題であります。そこで、既存の建築ストックを有効活用するという観点から、法制度の見直しを求められ、今回の改正に至ったものと考えますとの答弁があり、その後、討論なく、採決の結果、全員により議案第81号は原案のとおり可と決しました。 次に、議案第82号 安中市都市の低炭素化の促進に関する
法律関係手数料条例の一部を改正する条例についてを議題とし、委員より、本条例が示す建築物認定基準についての質疑があり、低炭素化建築物の認定基準、概要については大きく3つあり、1つは外壁や屋根などの平均熱貫流率が一定の基準値以下であること、冷房機の平均日射熱取得率が基準以下であること、2つ目として、建築場所や規模から算定される基準一次エネルギー消費量により実際の断熱性能や設置する設備機器類や仕様などから算定される設計一次エネルギー消費量が10%以上削減されるもの、3つ目として、その他の措置として太陽光発電と連携した蓄電池を設置すること、また低炭素化に資する材料の利用として木造住宅であることなど、8項目のうち2項目以上適合させる必要があると答弁があり、さらに低炭素化に資する建築物は新築以外、増改築なども対象となるのかとの質疑があり、認定対象は新築以外、増改築、修繕なども認定対象の工事ですとの答弁がありました。 国際的な枠組みで地球環境を守っていく低炭素化の取り組みがある中、本市も低炭素化住宅等の推進を図っていく施策を行っていくのかとの質疑があり、国の温暖化防止に対するエネルギー政策の一環として低炭素化建築物認定制度を基本として、今後一層研究していきたいとの答弁がありました。 その後、討論なく、採決の結果、全員により議案第82号は原案のとおり可と決しました。 以上が本委員会に付託されました議案の概要と結果であります。 以上申し上げて、私からの報告を終わります。
○議長(
今井敏博議員)
経済建設常任委員長の報告が終わりました。 これより議案第81号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第81号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第82号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第82号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。
△議案第75号~議案第77号、議案第83号、議案第84号、議案第94号の
委員長報告、質疑、討論、採決
○議長(
今井敏博議員) 日程第5、
委員長報告。 議案第75号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部を改正する条例について、議案第76号 安中市市税条例の一部を改正する条例について、議案第77号 安中市学習の森条例の一部を改正する条例について、議案第83号 市の境界変更について、議案第84号 境界変更に伴う財産処分に関する協議について、議案第94号 令和元年度安中市
一般会計補正予算(第3号)、以上6件を一括議題といたします。 本件に関し、委員長の報告を求めます。
総務文教常任委員長、罍次雄議員の登壇を願います。 罍次雄議員。 〔
総務文教常任委員長 罍 次雄議員登壇〕
◎
総務文教常任委員長(罍次雄議員) 皆さん、おはようございます。ご指名を受けましたので、総務文教常任委員会のご報告を申し上げます。 去る9月4日、本会議におきまして本委員会に付託になりました議案第75号、議案第76号、議案第77号、議案第83号、議案第84号、議案第94号の6議案につきまして、審査の概要と結果をご報告申し上げます。 本委員会は、9月11日午前9時より、委員会室におきまして、委員全員と執行部の出席を求め開会し、直ちに議案審査に入りました。 最初に、議案第75号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例等の一部を改正する条例についての審査を行い、質疑、討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 次に、議案第76号 安中市市税条例の一部を改正する条例についての審査を行い、質疑、討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 次に、議案第77号 安中市学習の森条例の一部を改正する条例についての審査を行い、委員より、博物館相当から登録博物館に格上げになるのがどのように変わるのかと質疑があり、信用度が上がり企画展を開催するに当たりほかの博物館等から資料を借り受けやすくなり、特に高価なものを借りられるようになりますとの答弁があり、また年間の費用はふえないか、アクセスの悪さは検討しないのかと質疑があり、費用については博物館同士での資料の借り受けは金銭等は発生せず、費用等の増額はなくても大丈夫と考えています。魅力的なイベント等の開催や広報に力を入れることで、アクセスの問題を払拭していきたいとの答弁がありました。 また、別の委員より、学芸員の増員や施設の改修は考えていないのかとの質疑があり、学芸員は今の2名で十分足りています。施設も老朽化対策以外は考えておりませんとの答弁がありました。 その後、討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 次に、議案第83号 市の境界変更について、議案第84号 境界変更に伴う財産処分に関する協議についてを一括議題として審査を行い、委員より、富岡と安中の道路の面積に差があるが、
地方交付税算定の上で増減があるのかとの質疑があり、道路台帳を確認できていませんが、載っていれば多少影響すると思われます。特に富岡市とは交付税の話し合いは行っておらず、単純に土地改良の結果の財産変更と考えていただければとの答弁があり、また道路台帳との照らし合わせによって交付税対象の算定の変更になるのかとの質疑があり、全ての手続が終わった後に道路認定ができるものであれば認定して交付税に乗せていきますと答弁がありました。 その後、議案第83号は討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 また、議案第84号も討論なく、採決の結果、委員全員により原案を可と決しました。 次に、議案第94号 令和元年度安中市
一般会計補正予算(第3号)についての審査を行い、委員より、総務費寄附金はふるさと納税だと思うが、一番人気の返礼品は何かとの質疑があり、一番人気は「こうめちゃん」のゴルフボールですとの答弁があり、また商工費は代位弁済だと思うが、業種は何かとの質疑があり、小口の代位弁済の保証金は建設業が1件ですとの答弁があり、さらに教育費のコンピューター設置の設備費について、額が大きいので、当初予算にのせるべきではなかったかとの質疑があり、事業実施の内部確認が細部にわたってできなかったため、当初予算に計上することができず申しわけありませんでしたとの答弁がありました。 また、別の委員より、幼児教育無償化に伴い、新たに副食費を徴収するとのことについての質疑があり、今までは保育料に副食費を含んだ金額を徴収していましたが、10月から保育料が無料になり副食費だけを支払っていただくことになりますとの答弁があり、委託費と扶助費との内容を説明してもらいたいとの質疑があり、委託費は無償化に伴う電算処理関係費で、扶助費は認可外保育施設等に対する副食費の免除対象分の給付への対応ですとの答弁があり、さらに西毛運動公園野球場のアスベスト除去については、3月議会当時と比べ危険度が増したために工事を行うのかとの質疑があり、改修計画の検討の中で施設の経年劣化が激しいため、早目の除去工事が必要と考え計上しましたとの答弁がありました。 その後、討論に入り、委員より反対討論があり、採決の結果、委員多数により原案を可と決しました。 以上が本委員会に付託になりました議案審査の概要と結果であります。 以上を申し上げて、私からの報告とさせていただきます。
○議長(
今井敏博議員)
総務文教常任委員長の報告が終わりました。 これより議案第75号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第75号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第76号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第76号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第77号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第77号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第83号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第83号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第84号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第84号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第94号の
委員長報告に対する質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 これより討論を行います。
金井久男議員。
◆1番(
金井久男議員) 1番、金井久男でございます。私は、議案第94号 令和元年度安中市
一般会計補正予算案(第3号)に対しまして、
日本共産党安中市議団を代表して、反対理由3点を述べて討論を行います。 まず1番目に、この補正予算案は、幼児教育無償化制度のための国の施策が実施されることが中心になっております。10月1日からの消費税税率引き上げの一つの口実とされた制度の導入ですが、保育料が一部無料にはなるものの、とても本来の無償化とは呼べない制度であり、副食費を保護者負担にするかわりに、公定価格から月額1人600円も引き下げるという措置など、保育園などには混乱と負担増しか生まない問題のある制度だと言わざるを得ません。 補正予算では、歳入で地方特例交付金、子ども・子育て支援臨時交付金を1億1,034万2,000円見込み、既に当初予算に繰り入れていた財政調整基金を繰り戻し、あわせて県支出金を減額することで、保育園、認定こども園などの3歳から5歳までの保育料を無料にするかわり、4,500円の副食費を園の責任で徴収させるというものであります。現在、保育園では、保護者への周知の徹底や確認などに大変な思いで事務手続を行っております。 2番目に、市ではこれまで保育料の国基準との差額を単独で約1億2,400万円を負担してきましたが、この浮いた財源を副食費に回して保護者負担をなくし、渋川市のように本来の幼児教育無償化を図るべきですが、その検討さえないというのは理解できません。対策を求めます。 3番目は、体育施設費、西毛総合運動公園管理事業の工事請負費、野球場のアスベスト飛散防止工事費3,575万円ですが、本年第1回定例議会では、法令等に規定された含有規制値を超えている施設はありませんとの答弁があったばかり、わずか半年、突然の規制値を超えていることから工事が必要との予算化には、市民への報告もなく、問題が残ります。事は市民の健康被害に対する有害物質の除去にかかわることであり、調査結果が明らかになった時点で、議会にも報告があってしかるべきものと考えます。 以上の点で、この補正予算には賛成できないことを述べて、反対討論といたします。
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第94号の採決を行います。 本案に対する
委員長報告は可決であります。本案は
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手多数〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手多数であります。 よって、議案第94号は原案のとおり可決されました。
△議会議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
今井敏博議員) 日程第6、議会議案第3号 地方財政の充実・強化を求める意見書(案)を議題といたします。 お諮りいたします。本案については、会議規則第36条第3項の規定により、提案理由の説明を省略することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) ご異議なしと認めます。 よって、議会議案第3号については、提案理由の説明を省略することに決しました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議会議案第3号については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) ご異議なしと認めます。 よって、議会議案第3号は委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議会議案第3号の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕
○議長(
今井敏博議員) 挙手全員であります。 よって、議会議案第3号は原案のとおり可決されました。
△
議会改革特別委員会の設置について
○議長(
今井敏博議員) 日程第7、
議会改革特別委員会の設置についてを議題といたします。 お諮りいたします。開かれた議会の実現を目指し、市民からより信頼されるための議会改革の方策について調査研究するため、9人の委員をもって構成する
議会改革特別委員会を設置し、調査終了まで閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) ご異議なしと認めます。 よって、9人の委員をもって構成する
議会改革特別委員会を設置し、調査終了まで閉会中の継続審査とすることに決しました。
△
議会改革特別委員会委員の選任について
○議長(
今井敏博議員) ただいま設置されました
議会改革特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長の指名によることとなっております。委員氏名を事務局長に朗読させます。 事務局長。
◎事務局長(須藤和俊) 朗読いたします。 金 井 久 男 議員 武 者 葉 子 議員 小 林 克 行 議員 遠 間 大 和 議員 罍 次 雄 議員 高 橋 由 信 議員 柳 沢 浩 之 議員 吉 岡 完 司 議員 奥 原 賢 一 議員 以上でございます。
○議長(
今井敏博議員) ただいま朗読いたしましたとおり指名することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
今井敏博議員) ご異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしましたとおり、9人の議員を
議会改革特別委員会委員に選任することに決しました。 なお、
議会改革特別委員会の正副委員長の互選を行うため、暫時休憩いたします。 (午前10時45分)
○議長(
今井敏博議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 (午前10時53分)
△
議会改革特別委員会正副委員長の互選結果の報告
○議長(
今井敏博議員)
議会改革特別委員会の正副委員長の互選の結果をご報告申し上げます。 委員長に 吉 岡 完 司 議員、副委員長に 小 林 克 行 議員 以上でございます。
△議員派遣について
○議長(
今井敏博議員) 日程第8、議員派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。議会報発行等に関する調査のため、お手元に配付いたしましたとおり議員派遣をいたしたいと思います。これに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔挙手全員〕