○議長(
奥原賢一議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第52号の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔
挙手全員〕
○議長(
奥原賢一議員)
挙手全員であります。 よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
△議案第53号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
奥原賢一議員) 日程第5、議案第53号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、
提案者の説明を求めます。 市長。
◎市長(
岡田義弘) 議案第53号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることにつきましてご説明申し上げます。 分冊2の3ページをごらんいただきたいと存じます。現在
人権擁護委員をなされております
鈴木絢子さんは、平成23年12月31日をもちまして
任期満了となるわけでございますが、平成21年1月1日にご就任されて以来、卓抜した識見と豊かな経験を遺憾なく発揮され、
人権擁護並びに
人権思想の
意識高揚に多大なるご尽力を賜っております。よって、まことに適任であると存じ、ここに引き続き
人権擁護委員としてご推薦申し上げる次第でございます。 よろしくご審議をいただきまして、ご承認賜りますようお願い申し上げまして、説明にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
奥原賢一議員) これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第53号については、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
奥原賢一議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第53号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
奥原賢一議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第53号の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔
挙手全員〕
○議長(
奥原賢一議員)
挙手全員であります。 よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。
△議案第54号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
奥原賢一議員) 日程第6、議案第54号 安中市
体育施設条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、
提案者の説明を求めます。
教育部長。
◎
教育委員会教育部長(
佐俣信之) 議案第54号 安中市
体育施設条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。 分冊3の1ページをごらんいただきたいと存じます。初めに、
提案理由でございますが、
上後閑小学校の廃校に伴い、旧
上後閑小学校体育館を本市の
体育施設として利用するため、安中市
体育施設条例の一部を改正するものでございます。また、あわせて文言の追加など所要の訂正をさせていただくものでございます。 それでは、改正の内容につきましてご説明申し上げます。2ページをごらんいただきたいと存じます。なお、平成23年第3回
定例市議会説明資料1ページから2ページに
新旧対照表を添付しておりますので、あわせてごらんいただきますようお願いいたします。 第6条、第7条、第10条につきましては、文言の追加及び訂正でございます。初めに、第6条第1項ですが、「
教育委員会は、」の次に「
体育施設を利用しようとする者が」を加え、同条第2項中の「前項第3号」を「前項第4号」に改めるものでございます。 次に、第7条第1項中の「前条第1項」を「第5条」に改めるものでございます。 次に、第10条ですが、「直ちに」の次に「
当該施設を」を加えるものでございます。 次に、
体育施設の追加でございますが、別表第1の安中市
原市体育館の後に、名称といたしまして安中市
上後閑体育館、位置が安中市上後閑1542番地4を加えるものでございます。 続きまして、別表2でございますが、2は各施設の利用時間、休日を定めておりますが、
原市体育館の後に安中市
上後閑体育館を加え、利用時間は平日(午前9時から午後9時まで)、日曜日及び国民の祝日(午前9時から午後5時まで)とし、休日は毎週月曜日(国民の祝日は除く。)、年末年始(12月28日から翌年1月4日まで)とするものでございます。 別表3は、各施設の利用料を定めておりますが、
原市体育館の後に
上後閑体育館を加え、使用料は無料とするものでございます。 次に、附則でございますが、この条例は平成23年10月1日から施行するものでございます。 以上、まことに簡単でございますが、
提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
奥原賢一議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第54号は、
総務文教常任委員会に付託いたします。
△議案第55号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
奥原賢一議員) 日程第7、議案第55号 安中市
スポーツセンター条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、
提案者の説明を求めます。
教育部長。
◎
教育委員会教育部長(
佐俣信之) 議案第55号 安中市
スポーツセンター条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。 分冊3の4ページをごらんいただきたいと存じます。初めに、
提案理由でございますが、安中市
スポーツセンター多目的グラウンドへの
夜間照明設備設置に伴い、利用時間を延長するため、安中市
スポーツセンター条例の一部を改正するものでございます。また、あわせて文言の追加など所要の訂正をさせていただくものでございます。 それでは、改正の内容につきましてご説明申し上げますので、5ページをごらんいただきたいと存じます。また、平成23年第3回
定例市議会説明資料3ページに
新旧対照表を添付しておりますので、ごらんいただきますようお願いいたします。 初めに、第6条第2号でございますが、
多目的グラウンドの利用時間を午後9時までに改めるものでございます。 第7条、第9条、第12条につきましては、文言の追加など所要の訂正でございます。第7条第2項でございますが、「
教育委員会は、」の次に「第3条の施設を利用しようとする者が」を加えるものでございます。 次に、第9条第2号でございますが、「若しくはこれに類する」を「又は及ぼすおそれがある」に改めるものでございます。 次に、第12条につきましては、「
スポーツセンターの」の次に「施設の」を、「直ちに」の次に「
当該施設を」を加えるものでございます。 次に、附則でございますが、
夜間照明設備工事が10月31日までに完成する予定でございますので、この条例の施行は、平成23年11月1日とするものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、
提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
奥原賢一議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第55号は、
総務文教常任委員会に付託いたします。
△議案第56号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
奥原賢一議員) 日程第8、議案第56号 安中市低
開発地域工業開発地区指定に伴う市税(
固定資産税)の
課税免除の特例に関する条例の廃止についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、
提案者の説明を求めます。
財務部長。
◎
財務部長(
須藤俊夫) 議案第56号 安中市低
開発地域工業開発地区指定に伴う市税(
固定資産税)の
課税免除の特例に関する条例の廃止につきましてご説明申し上げます。 分冊3の6ページをごらんいただきたいと存じます。改正の理由につきましては、旧安中市、旧松井田町におきまして低
開発地域工業開発促進法の
地域指定となりました。その後本法律に基づき条例を制定して、該当する工場などの
固定資産税の
課税免除を3年間適用してまいりましたが、
租税特別措置法の一部改正によりまして
新規適用がなくなりましたので、本事業を廃止したいものでございます。 1枚おめくりいただきまして、7ページをごらんいただきたいと存じます。この条例につきましては、安中市低
開発地域工業開発地区指定に伴う市税(
固定資産税)の
課税免除の特例に関する条例(平成18年安中市条例第59号)は、廃止するとするものでございます。 次に、附則につきましては、この条例は公布の日から施行するというものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明とかえさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
奥原賢一議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第56号は、
総務文教常任委員会に付託いたします。
△議案第57号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
奥原賢一議員) 日程第9、議案第57号 土地の取得についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、
提案者の説明を求めます。
建設部長。
◎
建設部長(
佐藤徹也) 議案第57号 土地の取得につきまして
提案理由のご説明を申し上げます。 分冊3の8ページをお開きいただきたいと存じます。本案につきましては、
安中榛名駅
周辺整備事業の一部として位置づけられている
交流広場で
南側広場に続きまして
北側広場を整備する事業でございます。今回
交流広場の
整備用地として土地の取得を行うため、
地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会のご議決をお願いするものでございます。 それでは、今回取得をしたい土地の内容につきましてご説明を申し上げます。
交流広場の事業につきましては、
北陸新幹線安中榛名駅
周辺整備事業において
市民交流の場として位置づけてございます。今回取得をしたい土地につきましては、平成3年に
土地開発公社が
先行取得をした土地でございます。 所在につきましては、安中市東上秋間字大谷津2223番地1ほか25筆でございます。 面積は、1万290.89平米でございます。 取得価格は、3億2,606万2,980円でございます。 契約の相手方は、安中市安中1丁目23番13号、安中市
土地開発公社でございます。 なお、9ページに用地一覧表、10ページに位置図、11ページに地番図をそれぞれ添付しましたので、あわせてごらんいただきたいと存じます。 以上、簡単でございますが、説明にかえさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 金井久男議員。
◆1番(金井久男議員) 1番。議案第57号 土地の取得についてに関して2点ほどお伺いしたいと思うのですが、まず先ほどの説明ですと、平成3年に開発協会が
先行取得ということでございますが、そのときからの……開発公社ですね、失礼しました。もう20年もたっているわけですけれども、当初のこの利用、購入目的と今回のこの開発目的について一致しているのかどうか、その点について1つと。 それから、もう一つは、開発公社の以前の資料を見ますと、この購入価格の約3分の1が金利、利子に当たっているということでございます。こういった経過になった理由についてご説明いただきたいと思います。
○議長(
奥原賢一議員)
建設部長。
◎
建設部長(
佐藤徹也) 金井久男議員の質問にお答えいたします。 まず1点目でございますが、当初は新幹線の開業当初にパーク・アンド・ライド方式による利用者の第3番目の駐車場として位置づけておりました。しかしながら、平成9年の開業より14年が経過するところでございますが、駅の利用者が3番目の駐車場を使うまでには至っておらなかったと、こういう事情がありまして、今後は広場として整備を予定しているところでございます。 2点目でありますが、この利息ですが、確かに多額でありますが、この辺の利用活用等がなかなか進捗状況といいますか、進まなかったことで、このようになった経緯でございます。 以上です。
○議長(
奥原賢一議員) 金井久男議員。
◆1番(金井久男議員) 再度質問いたしますが、当初は駐車場用地ということで購入したけれども、その後の駅の利用が思ったように伸びなかったために、今日まで放置というか、ということになったのかと思われます。 そうしますと、図面を見ますと、2カ所に大きく分けて分かれているわけですけれども、今後の具体的な使用目的、方法、この点について形状からして平たんな部分と、あるいは山林のままというところが分かれているようですが、それぞれの使用目的についてご説明いただきたいと思います。
○議長(
奥原賢一議員)
建設部長。
◎
建設部長(
佐藤徹也) ただいまの質問に対してお答えいたします。 真ん中の中央部分、この面積の多い部分に関して説明いたします。ここの部分については、先ほど説明したように、
交流広場の位置づけで整備しようと考えております。また、この整備につきましては、地元の方々等の説明会等開きながらよく協議して、平成24年度に向けて整備をしていきたいと考えております。 なお、小さい、小さいというか面積の少ないほう、こちらについては、建設部の私ではちょっとお答えができませんので、よろしくお願いいたします。
○議長(
奥原賢一議員) 産業部長。
◎産業部長(駒井悟) 金井議員のご質問にお答え申し上げます。 図面の左側の部分の小さいほうの面積でございますけれども、こちらの区域につきましては、産業部におきましてカブトムシなどの昆虫が観察できる憩いの場、安らぎの場の整備を計画しておりますので、ご理解賜りたいと存じます。 以上でございます。
○議長(
奥原賢一議員)
川崎文雄議員。
◆11番(
川崎文雄議員) 関連してお伺いいたします。 先ほどの説明で3億6,000万、この内訳について詳しくお願いいたします。非常に現在安中市でなければ買わない、買うかなというふうな感じがいたします。ここには造成費とかあるいは金利とかそういうものも含まれておるのか、その辺の部分の内訳をお聞きいたします。 それから、現在
交流広場としては使われていないわけ、年に1度のお祭り等が行われて、今後
交流広場というようなことですけれども、地元の皆さんとお話をする中で、駅の南にグラウンドゴルフ場ですか、こういうものあるわけでして、先ほどのご説明だと昆虫どうのこうのということですけれども、やはりもっとこの違った意味で恒久的な誘致、何らかの誘致をやっていったらどうかと。駅のそばですからいろんな政府の今は分散型ですから、そういうものを誘致するという意向、そのような動きをやはりやっていくべきだと思うのですけれども、あそこの駅そのものを活性化というか利用を高めるためにも、国等に働きかけてそういうものを誘致していくということが可能であれば一番ベターではないかなと。市民の交流は南にありますから、そういう部分では、そのようなお考えが生まれてこなかったのかどうか、お伺いいたします。
○議長(
奥原賢一議員)
建設部長。
◎
建設部長(
佐藤徹也) 川崎議員の質問にお答えいたします。 1点目の売却の金額でございますが、用地費でございますが、1億8,344万9,087円、補償費でございますが、557万3,814円、測量試験費783万4,741円、諸経費132万2,816円、支払いの利息が1億1,718万5,624円、小計で3億1,536万6,082円、平成22年度末でございます。また、支払利息、平成23年4月1日から平成23年11月に設定しておりますので、119万9,918円、小計で3億1,656万6,000円、事務費につきましては949万6,980円、売却金額といたしまして3億2,606万2,980円でございます。 以上です。 2点目の件でございますが、これにつきましては、先ほど申したように、地元の方々と説明会等を開きながら平成24年度に向けて整備したいと考えております。
○議長(
奥原賢一議員)
川崎文雄議員。
◆11番(
川崎文雄議員) 今お聞きのとおり、非常に金利が、金利を買っているようなもので、土地を買っているといいますか金利を買っているということの中では、また今後まだまだ公社との約束の物件あると思いますけれども、安易に買うということでなくて、やはり公社で売却していくということも考えていただきたいことを要望しておきます。 それから、2点目の利用ですけれども、地元の人、地元の人ということで、やはりこれは国と群馬県、それからJR、そして安中市ということで4者あるいは3者でこの新幹線の駅が、新幹線できたわけですから、やはりもっと広く、そういう国の機関も誘致するというようなお考えで、南については地元の意見を聞いてああいう形になったわけですけれども、利用度どうなのかわかりませんけれども、北についてはそういうふうにやはり環境もいい、それから地震はどうか知りませんけれども、非常に安全な都市であるということで誘致するということを、ぜひそういうことを地元の人に、何でも地元の人、地元の人ということよりももっと安中市が、全体安中市の発展についてぜひここは必要だということのもう一度そのような建設部に丸投げするのではなくて、建設部ですか、建設部は先ほど部長に、産業部ですか、そういう意見を聞いていましたけれども、そうでなくて、もっと安中市の発展を考えた視野でいくべきだというふうに思うわけですけれども、そのような考えは先ほどないのかとお聞きしたところ、産業部の意見があったのですけれども、市長からひとつそういうことについてのお伺いいたします。
○議長(
奥原賢一議員) 市長。
◎市長(
岡田義弘) 川崎議員のご質問にご答弁させていただきたいと存じます。 お説のとおり、あらゆる視点、角度から要請をしてまいりました。しかし、それにこたえていただける具体的なものは一件も返ってきておりません。したがいまして、その取得した安中市の責任においてやってほしいと、こういう返答でございまして、大変当時の検討あるいは協議にいま一つ踏み込んだ協議が必要ではなかったのかなというふうにも感じられているところでございまして、このまんま放置しておきますと、地代よりも金利が上回ってしまう抜き差しならない内容でございまして、ここで決断しなければならないというふうに考えたところでございます。ご理解賜りたいと存じます。 以上であります。
○議長(
奥原賢一議員)
川崎文雄議員。
◆11番(
川崎文雄議員) 今大事なことで3点目お伺いいたします。 北もそうなのですけれども、南もまだほとんど手がついていない、雑草が生えているのですけれども、現状ではいろんな計画が市のほうに来ておるのかどうか。前南、特に南が非常に雑草が生えて、売却用地とかいろんなことで出ていますけれども、あそこの南は争奪戦で非常に欲しかった地権者もいたわけですけれども、何社かに集約されているわけですけれども、これの利用というのは民間ですけれども、そういうお話は入っていないのか。ますますあそこがあのまんまの状態であれば、安中市の発展にも寄与していかないということの中で、それから乗降客もふえない、とまる本数もなかなかふえないという中でイタチごっこな状況が続くわけですけれども、その辺についての情報は、南の進出についての情報は持ち合わせていないのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(
奥原賢一議員) 市長。
◎市長(
岡田義弘) 駅舎の南の民地でありますけれども、これについても要請をしておりますが、現段階においてはそれにこたえていただく内容のものは一件も来ておりません。そして、大きな団地ができたわけでありますけれども、いま少しで600戸に、もうすべてが完売になるという状況でございまして、その皆様からも何とか安心できる、買い物ができる状況にしてほしいと、こういう強いたっての要請が来ております。それにこたえるべく努力はいたしておりますけれども、経済状況がこういう中では余り拡大はできないというのが答えでありまして、今大変行き詰まっているというのが素直なところでございまして、今後も引き続き誘致すべく努力を続けてまいりたいと考えております。 以上であります。
○議長(
奥原賢一議員) これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第57号は、経済建設常任委員会に付託いたします。
△議案第58号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
奥原賢一議員) 日程第10、議案第58号 高崎市
等広域市町村圏振興整備組合の
規約変更に関する協議についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、
提案者の説明を求めます。 総務部長。
◎総務部長(鳥越一成) 議案第58号 高崎市
等広域市町村圏振興整備組合の
規約変更に関する協議につきましてご説明申し上げます。 分冊3の12ページをごらんいただきたいと存じます。理由といたしましては、共同処理する事務を変更する等のため、協議をしようとするものでございます。 13ページをごらんいただきたいと思います。高崎市
等広域市町村圏振興整備組合の
規約変更に関する協議書で、
地方自治法第286条第1項の規定により、組合関係市において協議の上、定めるものでございます。 協議書の記から下の部分が高崎市
等広域市町村圏振興整備組合規約の一部を改正する規約でございます。それでは、改正内容につきましてご説明申し上げます。 題名及び第1条では、組合名称を高崎市・安中市消防組合に改めるものでございます。 第3条は、共同処理する事務が消防等に関する事務のみとなること、ただし、高崎市吉井町区域に係る消防業務につきましては、引き続き多野藤岡広域市町村圏振興整備組合が実施すること、高崎市新町区域に係る多野藤岡広域市町村圏振興整備組合との事務の委託としてきましたが、今年度末をもちまして廃止となることから、所要の改正を行うものでございます。 第4条は、組合事務所の位置を変更するものであります。 第6条、第8条、第9条及び第10条では、主に理事制から管理者制に移行するため、関係条項の規定を変更するものでございます。 第10条の2は、組合から
教育委員会がなくなることから削除するものでございます。 それから、第11条第1項は規定の整理を行うもの、第2項は
教育委員会がなくなることにより削除するものでございます。 最後に、附則といたしまして、この規約は平成24年4月1日から施行するものでございます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明にかえさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
奥原賢一議員) これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第58号については、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
奥原賢一議員) ご異議なしと認めます。 よって、議案第58号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
奥原賢一議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第58号の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔
挙手全員〕
○議長(
奥原賢一議員)
挙手全員であります。 よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。
△議案第59号の上程、説明、質疑、討論、採決
○議長(
奥原賢一議員) 日程第11、議案第59号 高崎市
等広域市町村圏振興整備組合の共同処理する事務の変更に伴う
財産処分に関する協議についてを議題といたします。 議案の朗読を省略し、
提案者の説明を求めます。 総務部長。
◎総務部長(鳥越一成) 議案第59号 高崎市
等広域市町村圏振興整備組合の共同処理する事務の変更に伴う
財産処分に関する協議につきましてご説明申し上げます。 分冊3の15ページをごらんいただきたいと存じます。高崎市
等広域市町村圏振興整備組合の共同処理する事務の変更に伴いまして、当該事業に係る財産の処分に関する協議を構成市間で行うことにつきまして、
地方自治法第290条の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。 1枚おめくりいただきまして、16ページをごらんいただきたいと存じます。
財産処分に関する協議書でございますが、
地方自治法289条の規定により、関係
地方公共団体が協議の上、定めるものでございます。 協議内容でございますが、第1項は財産の区分とその帰属先を規定しており、第1号から第3号までに掲げる財産の区分に応じ当該各号に定めるところにより、平成24年4月1日に高崎市または安中市に帰属させるというものでございます。 それから、第1号は別表に掲げる土地、建物、構築物、基金及び組合債については、別表に定める帰属先に帰属させるというもの、第2号につきましては臨海学校の物品を高崎市に帰属させるというもの、第3号につきましては西毛総合運動公園の物品と電話加入権、国民宿舎裏妙義の電話加入権は安中市に帰属させるというものでございます。 第17ページから第20ページ、これにつきましては第1号でいう別表でございまして、17ページが土地でございます。それから、18ページが建物、19ページが構築物、それから20ページが基金と組合債でございます。 恐れ入りますが、16ページにお戻りいただきたいと思います。第2項は過不足調整について定めたものでありますが、第1項により帰属される財産、ただし、かみつけの里博物館に係る土地、老人休養ホームゆうすげに係る基金及び組合債、国民宿舎裏妙義に係る基金、組合債及び電話加入権、臨海学校に係る物品並びに西毛総合運動公園に係る物品及び電話加入権を除いた財産につきましては、第1号と第2号の間に過不足があるときは高崎市及び安中市の間で金銭をもって調整するものでございます。 第1号は当該財産のうち安中市に帰属されるものの別表に掲げる額を加除した額、第2号は当該財産の別表に掲げる額を平成23年度負担金分賦割合に応じて安中市に案分した額を加除した額でございます。高崎市にあってもそれぞれ同様でございます。 以上、まことに簡単ではございますが、説明にかえさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 金井久男議員。
◆1番(金井久男議員) 1番、金井です。議案59号ですが、国民宿舎裏妙義に関してのみお尋ねしていきたいと思うのですが、これ国民宿舎裏妙義はかつて松井田町が昭和四十六、七年ごろですか、設置したものです。当時のあのスーパー林道を開設するのに伴って、ここに国民宿舎を設置したいということでできたと思っております。 まず1点目は、この国民宿舎、既に40年近く運営をされてきたのですけれども、これまで松井田町民の特にお年寄り等の福祉に貢献してきたのではなかろうかと思いますが、これからのこれの運営方法についてどのような計画があるか、お尋ねしたいと。 それから、20ページの基金と組合債等が示されておりますが、これの先ほどいろいろ相殺をしてどの程度の持ち出しになるのか、恐らく起債の償還がまだ6,000万円ほどありますし、基金が4,800万円ということになりますと、単純に相殺すれば2,000万円近くの持ち出しが生じるのかなというふうに想像するのですけれども、その点どの程度の額になるのか、見通し等がありましたら教えていただきたいと思います。
○議長(
奥原賢一議員) 松井田支所長。
◎松井田支所長(荒川明) 金井久男議員の1点目の今後の運営方法でございますけれども、来年の4月1日に広域圏から安中市のほうに事務、施設が移管されるわけでございますけれども、この移管その後につきましては有識者等で構成する国民宿舎裏妙義の今後のあり方等の検討委員会を、これ仮称でございますけれども、立ち上げて広く検討して、運営方法を検討していきたいというふうに考えてございます。 それから、2点目の基金の残高につきましては、23年度末の予定では、20ページのお示しにあります4,385万206円、それから組合債につきましては6,098万9,938円というこの予定でございますけれども、これが一応安中市にそのまま帰属されると。その後どういう形にするかということでございますので、差し引くと2,000万というふうな話でございますけれども、一応安中のほうへとりあえず帰属されてからの検討でございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
奥原賢一議員) 金井久男議員。
◆1番(金井久男議員) 今後の運営については、有識者会議等設置して検討するということでした。 先ほども申し上げましたけれども、当初あそこのスーパー林道ですね、中木から軽井沢へ抜ける道路通り抜けできるようにという計画で進められたのですが、それが途中でどういうわけかストップしてしまったのですけれども、あれが本当に開通していれば入り込み客ももっとふえていたのではないかなというふうに思いますが、今後もそういったところも検討する中で、先が通り抜けができないとやはりなかなかこれまでと同じように厳しい経営にならざるを得ないかなというふうに思うのですが、その点も含めて、せっかくできているわけですからそのまんまにしないで、ぜひ運営を引き続いて検討していただきたいと思います。 それから、2つ目の差し引きの負担がどのくらいになるかということですけれども、以前担当していた職員にお聞きしたところでは、松井田町の時代から1年間1,300万円ほど広域に対して負担金をしてきたと。その中で、もちろんこの起債の償還も含めて、償還が約900万、それから将来のためにということで積立金という形で年間250万円ほど、厳しい中だけれども、積み立てて将来に向けてやってきたのだということも伺っております。そうしますと、その積み立ての努力の結果がこの4,385万ということになっているのだろうと思うのですけれども、これも長い間のその町の努力等含めて、かんがみて、しっかりと支えていただきたいと思うのですが、その点について再度お答えいただければと思います。
○議長(
奥原賢一議員) 松井田支所長。
◎松井田支所長(荒川明) 金井議員の再度の質問でございます。 まず、林道につきましては、確かに軽井沢のほうへ抜けるという、下仁田ですか、抜けるという計画でございますけれども、大変災害等が多くて、あるいは非常に修繕にお金がかかるということで、下仁田側も通行どめ、松井田側も国民宿舎上で通行どめという形で現在なっております。その辺につきましては、金井議員の要望という形で検討をしていきたいというふうに考えております。 それから、基金の積み立てにつきましてでございますけれども、これは平成5年から積み立てまして、平成22年度末に4,152万5,206円、今年度23年度で232万5,000円を積み立てる予定でございます。そういった形でそのトータルがこの20ページに記載されておる4,385万206円というふうな形でございます。非常に大切なお金でございますので、慎重に検討してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
奥原賢一議員) 金井久男議員。
◆1番(金井久男議員) 最後に、市長に見解をお聞きしておきたいのですけれども、たしかことしの委員会か何かで、国民宿舎がなぜその坂本地区方面のほうに設置がされなかったかというようなことを述べておられました。今さらその位置についてどうこうできるわけではありませんけれども、先ほど私が言ったように、あれが下仁田に通ずるあるいは軽井沢に通じる、そういったことが開発のめどがつけば、私は十分誘客はできると思うのですね。現在もこれまでも登山客等の利用が約1割ぐらいあったと思います。ですから、あれが確かに険しい山岳地帯を縫って道路を整備するというのは大変だと思うのですけれども、やってできないことはないのだろうと思います。下仁田、軽井沢へ通じて県全体のこの観光にも寄与できるというふうに思うのですが、関係機関に要請とかそういったこともやっていってほしいと思うのですが、最後にお尋ねしておきたいと思います。
○議長(
奥原賢一議員) 市長。
◎市長(
岡田義弘) 金井議員のスーパー林道の延伸についてのご質問でございますので、私からご答弁させていただきたいと存じます。 計画は伺っておるところでありますが、荒川松井田支所長がご答弁させていただきましたように、大変難工事になるということからして、とまったと、延伸できないで工事が中止になっていると、休止しているという状況であるというふうに伺っているところでございます。今後のことにつきましては、荒川支所長が申し上げましたように、各界各層の皆様のご意見を伺った上で十分協議をしていくべきではないかというふうに思っているところであります。 また、大変未曾有の国難にある中で、スーパー林道の延伸が果たして実現性があるのかどうなのか、こういう歴史元年とも言われているわけでございまして、そういった中で東北3県の復旧復興が優先されなければならないのではないかというふうにも考えておりますので、各般にわたっての協議が私は必要ではないかというふうに思っているところであります。 以上であります。
○議長(
奥原賢一議員) これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第59号については、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
奥原賢一議員) 異議なしと認めます。 よって、議案第59号は
委員会付託を省略することに決しました。 これより討論を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
奥原賢一議員) これをもって討論を終結いたします。 これより議案第59号の採決を行います。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。 〔
挙手全員〕
○議長(
奥原賢一議員)
挙手全員であります。 よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。 ここで暫時休憩いたします。 (午前10時11分)
○議長(
奥原賢一議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 (午前10時25分)
△議案第60号~議案第69号の上程、説明、質疑、
委員会付託
○議長(
奥原賢一議員) 日程第12、議案第60号 平成22年度安中市
一般会計歳入歳出決算認定について、議案第61号 平成22年度安中市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第62号 平成22年度安中市
老人保健特別会計歳入歳出決算認定について、議案第63号 平成22年度安中市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第64号 平成22年度安中市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第65号 平成22年度安中市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第66号 平成22年度安中市
健康増進施設恵みの
湯事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第67号 平成22年度安中市
水道事業会計決算認定について、議案第68号 平成22年度安中市
病院事業会計決算認定について、議案第69号 平成22年度安中市
介護サービス事業会計決算認定について、以上10件を一括議題といたします。 議案の朗読を省略し、
提案者の説明を求めます。 市長。
◎市長(
岡田義弘) それでは、議案第60号から69号まで、平成22年度安中市一般会計及び6つの特別会計並びに3つの公営企業会計の決算認定10議案につきまして、その内容を一括してご説明申し上げます。 平成22年度の各会計の予算執行に当たりましては、歳入面において依然として厳しい税収の状況であることを十分に認識し、その他の財源の確保に傾注いたしました。また、歳出面においては徹底した経常経費の節減に努め、所期の目的を達成すべく対処してきたところでございます。その結果、一般会計においては、実質収支14億8,605万円余りの黒字を、また6つの特別会計につきましては、合わせて1億1,298万円余りの黒字を計上することができました。公営企業会計につきましては、水道事業会計が当年度1億3,921万円余りの純利益を、病院事業会計が当年度1億8,929万円余りの純損失、介護サービス事業会計が当年度27万円余りの純利益となっております。特に病院事業会計につきましては、未処理欠損金が多額となっております。予定されている大規模改修で環境整備を図るとともに、さらなる経営の改善に向け努力してまいりたいと考えております。 このような各会計の決算状況の中で、計画した諸事業がおおむね遂行でき、所期の目的をほぼ達成することができましたことは、市議会の皆様を初め、関係各位のご理解とご協力のたまものと深く感謝申し上げる次第でございます。各会計の決算内容につきましては、それぞれの担当部長がご説明いたしますので、よろしくご審議をいただき、ご承認賜りますようお願い申し上げまして、説明にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員)
財務部長。
◎
財務部長(
須藤俊夫) 議案第60号 平成22年度安中市一般会計歳入歳出決算につきましてその概要を説明させていただきます。 歳入歳出における各款項の決算額及び調定額、事業の執行内容、決算額構成比、予算額に対する執行比、性質別経費の状況等につきましては、既にお手元に配付してございます決算書及び主要な施策の
事業調書等に記載してありますので、各款項ごとの説明は省略させていただきまして、歳入歳出決算総額の対応につきましてご説明申し上げます。 それでは、歳入決算額からご説明申し上げます。恐れ入りますが、分冊5の決算書54、55ページをお開きいただきまして、一番下の行、歳入合計をごらんいただきたいと存じます。まず、予算現額でございますが、当初予算が225億400万円となっております。その後9回の補正予算をお願いいたしまして、最終的に12億7,299万8,000円を追加し、平成21年度から繰り越しました原市保育所建てかえ事業など21事業の繰越額9億741万3,000円を加えました246億8,441万1,000円が最終予算現額となったわけでございます。 歳入の基本となる調定額につきましては266億1,718万6,995円、収入済額は244億6,145万3,557円で、調定額に対する収納率は91.90%、予算現額に対する収入済額の比率は99.10%、前年度の収入済額に対して3.14%の増加で、これは主に地方交付税及び市債の増加によるものでございます。 また、不納欠損額は7,250万2,549円で、すべて市税分でございます。前年度と比べて132万1,846円の増となっております。経済情勢が引き続き厳しい中、地方税法第15条の7あるいは18条の規定により処理させていただいたものでございます。 調定額から収入済額と不納欠損額を差し引いた残額20億8,323万889円が収入未済額でございます。このうちから、平成23年度への繰越事業における未収入特定財源である1億6,664万3,000円を控除し、市税中の還付未済金16万8,600円を加えた19億1,675万6,489円が実質的な収入未済額で、平成23年度へ滞納繰り越しされるわけでございます。この滞納繰り越し分につきましては、行政サービスの提供と公平負担の観点から、鋭意収納対策を講じ、その減少に努めてまいる所存でございます。 続きまして、歳出決算額につきまして、その大要をご説明申し上げます。恐れ入りますが、230ページ、231ページをお開きいただきまして、一番下の歳出合計の行をごらんいただきたいと存じます。予算現額は246億8,441万1,000円、支出済額は229億2,718万3,185円で、前年度の支出済額に対して1.22%の増加、執行率は92.88%となっております。 平成23年度への繰越額につきましては、繰越明許費といたしまして、地上デジタルテレビ難視聴対策事業など14事業で1億5,837万2,000円、事故繰り越しといたしまして横川駅周辺地域整備事業など2事業で5,648万5,000円とそれぞれなっております。予算現額から支出済額と翌年度繰越額を差し引いた残額15億4,237万815円が不用額でございまして、多額となりましたが、これは予算整理的な補正を行わなかったことによるものであり、そのほとんどは効率的な執行により、経費の節減、節約に努めたことによるものでございます。なお、詳細な事業実績につきましては、別冊6、主要な施策の事業調書に記載してありますので、ごらんいただきたいと存じます。 次に、歳入歳出差引額につきましてご説明申し上げます。恐れ入りますが、1ページへお戻りいただきたいと存じます。歳入総額から歳出総額を差し引いた歳入歳出差し引き残額15億3,427万372円が形式収支額となるわけでございますが、このうち4,821万4,000円につきましては、翌年度繰越額として平成23年度へ繰り越して使用する財源とさせていただきましたので、実質収支額はこれを差し引いた残額14億8,605万6,372円となるわけでございます。さらに、実質収支額からその2分の1を下らない金額として例年の繰越金額や補正金額等を勘案し、10億円を財政調整基金条例の規定に基づきまして当該基金に積み立てすることとなりますので、その残余4億8,605万6,372円が23年度の歳入に編入させていただく金額でございます。 以上が歳入歳出の概要となりますが、平成22年度の財政運営に当たりましては、可能な限り財源の捕捉、確保に努めるとともに、臨時、経常を問わず、経費全般にわたってその節減の徹底を図るなど、節度ある財政運営に努めた結果、幸いにいたしまして年度当初に計画いたしました諸事業は繰り越し措置させていただきました一部事業を除き年度内に完成し、所期の目的をほぼ達成するとともに、実質収支につきましても黒字となり、本決算を収束することができました。このことはひとえに議員の皆様を初め、関係各位のご支援ご協力のたまものと深く感謝申し上げる次第でございます。 以上、まことに簡単ではございますが、一般会計決算の説明にかえさせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員) 市民部長。
◎市民部長(松岡隆夫) 続きまして、議案第61号 平成22年度安中市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。 昭和36年に国民皆保険制度が整えられましたが、国民健康保険は、その制度の中核として地域医療の確保と住民の健康増進のため、極めて重要な役割を果たしてまいりました。しかしながら、構造的に年齢の高い被保険者を多く抱える国民健康保険は、保険給付の増大に加え、景気の落ち込みにより無職者等低所得者も多く、保険税収納も低迷しており、依然として厳しい財政状況が続いております。そこで、国民健康保険の健全かつ円滑な運営を行うため、引き続き自主財源の確保に努め、特定健診、特定保健指導の効率的な実施を行うなど、医療費適正化等を推進し、安定的運営を図るべく、積極的な努力をしているところでございます。 平成22年度の安中市国民健康保険特別会計歳入歳出決算につきましては、特徴的な事項といたしまして、保険給付費が48億8,205万2,094円で、前年度46億4,913万910円と比べますと、2億3,292万1,184円の増額となりました。その主な理由でございますが、10年ぶりのネットプラス改定によります診療報酬の引き上げと新型インフルエンザの流行に伴う医療費の上昇が要因であると考えられます。 それでは、内容につきましてご説明申し上げますので、分冊5の252ページと253ページの歳入合計欄をごらんいただきたいと存じます。予算現額は71億3,837万3,000円で、これは当初予算70億5,733万8,000円に補正額8,103万5,000円を増額した額でございます。調定額は78億1,492万92円でございますが、これに対しまして収入済額は69億2,037万9,102円で、収納率は88.55%でございます。また、予算現額に対する執行率は96.95%でございます。 収入済額全体に占める主な収入額とその割合は、国民健康保険税が14億6,194万3,584円で21.13%、国庫支出金が18億2,726万9,302円で26.40%、療養給付費等交付金が4億4,059万5,274円で6.37%、前期高齢者交付金が12億8,733万865円で18.60%でございます。また、繰入金は6億6,500万円で9.61%でございます。なお、収入未済額は8億5,405万6,378円でございます。引き続き税の収納率向上に努め、収入未済額の減少を図ってまいりたいと存じます。 次に、歳出でございますが、270ページと271ページの合計欄をごらんいただきたいと存じます。予算現額は71億3,837万3,000円で、歳入同様、当初予算に8,103万5,000円を増額補正した額でございます。支出済額は69億72万8,872円で、執行率は96.67%でございます。なお、不用額は2億3,764万4,128円で、主なものは保険給付費でございます。 戻っていただきまして、256ページと257ページをごらんいただきたいと存じます。支出済額全体に占める主な支出と構成比でございますが、保険給付費が48億8,205万2,094円で70.75%でございます。 次に、260ページと261ページをごらんいただきたいと存じます。後期高齢者医療に対する後期高齢者支援金等が7億5,380万3,554円で10.92%でございます。なお、事業内容につきましては、別冊6の主要な施策の事業調書に取りまとめてありますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。 233ページにお戻りいただきたいと存じます。歳入歳出差し引き残額は1,965万230円でございますが、全額を翌年度の歳入編入額といたしたい次第でございます。 実質収支に関する調書につきましては、272ページに記載のとおりでございますので、ごらんいただきたいと存じます。 以上、まことに簡単でございますが、国民健康保険特別会計決算の内容についてご説明させていただきました。どうぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 引き続きまして、議案第62号 平成22年度安中市
老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。 本会計につきましては、老人保健制度が平成20年4月より後期高齢者医療制度に移行したことに伴いまして、平成22年度をもって老人保健特別会計が廃止され、平成23年度以降は一般会計で処理することとなることから、平成22年度内の事務量を確保し、余剰金を一般会計へ繰り出すことにより収支をゼロにするものでございます。 それでは、内容につきましてご説明申し上げますので、分冊5の280ページと281ページの歳入合計欄をごらんいただきたいと存じます。予算現額は640万5,000円で、これは当初予算68万5,000円に572万円を増額補正したものでございます。また、収入済額は640万3,432円でございまして、収入済額の主なものでございますが、繰越金が613万2,655円でございます。 次に、歳出についてご説明申し上げますので、284ページと285ページの歳出合計欄をごらんいただきたいと存じます。予算現額は640万5,000円で、歳入同様、当初予算に572万円を増額補正したものでございます。支出済額は640万3,432円でございまして、全額が諸支出金でございます。 273ページにお戻りいただきたいと存じます。歳入歳出差し引き残額はゼロでございますが、先ほどご説明いたしましたとおり、本会計の廃止に伴いまして余剰金を一般会計に繰り出したためでございます。 実質収支に関する調書につきましては、286ページに記載のとおりでございますので、ごらんいただきたいと存じます。 以上、まことに簡単でございますが、老人保健特別会計決算の内容についてご説明させていただきました。どうぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第63号 平成22年度安中市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。 平成21年11月に設置されました厚生労働大臣の主宰によりまして高齢者医療制度改革会議におきまして、後期高齢者医療制度を廃止し、平成25年度より新しい制度に移行することが昨年12月に最終的に取りまとめとして公表されたところでございます。 それでは、内容につきましてご説明申し上げますので、分冊5の294ページと295ページの歳入合計欄をごらんいただきたいと存じます。予算現額は6億1,305万円、これは当初予算6億218万1,000円に補正額1,086万9,000円を増額した額でございます。収入済額は5億8,603万2,540円でございまして、予算現額に対する執行率は95.59%でございます。 戻っていただきまして、292ページと293ページをごらんいただきたいと存じます。収入済額の主なものでございますが、後期高齢者医療保険料が4億1,256万4,300円で70.40%、一般会計繰入金が1億6,700万円で28.50%の構成率となっております。なお、収入未済額は261万6,300円でございます。 次に、歳出についてご説明申し上げますので、298ページと299ページの歳出合計欄をごらんいただきたいと存じます。予算現額6億1,305万円、これは歳入同様、当初予算に1,086万9,000円を増額補正した額でございまして、支出済額は5億8,249万9,402円で、執行率は95.02%でございます。 戻っていただきまして、296ページと297ページをごらんいただきたいと存じます。支出済額の主なものでございますが、後期高齢者医療広域連合納付金が5億7,008万1,023円で、全体の97.87%を占めております。事業内容につきましては、別冊6の主要な施策の事業調書に取りまとめてありますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。 287ページにお戻りいただきたいと存じます。歳入歳出差し引き残額は353万3,138円でございますが、全額を翌年度の歳入編入額といたしたい次第でございます。 実質収支に関する調書につきましては、300ページに記載のとおりでございますので、ごらんいただきたいと存じます。 以上、まことに簡単でございますが、後期高齢者医療特別会計決算の内容についてご説明させていただきました。どうぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員) 保健福祉部長。
◎保健福祉部長(松本次男) 議案第64号 平成22年度安中市
介護保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。 介護保険制度につきましては、高齢化や核家族化の進展等により、介護を社会全体で支える仕組みとして定着してきましたが、介護や支援を必要とする人たちがふえ、サービスに係る費用も年々ふえ続けております。そうした中で必要な介護サービスの提供と制度の安定した運営に努めてきたところでございます。 それでは、歳入決算額からご説明を申し上げますので、分冊5の事項別明細書316ページと317ページの歳入合計の欄をごらんいただきたいと存じます。予算現額でございますが、当初予算額の44億4,136万8,000円に1億2,164万2,000円の増額補正を行い、平成21年度から繰り越しました介護基盤緊急整備等臨時特例基金補助金2,625万円を加え、45億8,926万円とさせていただいたところでございます。調定額につきましては46億1,541万4,474円で、これに対する収入済額は45億8,838万6,174円であり、収入率は99.41%でございます。 不納欠損額につきましては、介護保険法第200条の規定に基づき、861万7,600円を処分させていただいたところでございます。収入未済額につきましては1,841万700円でございます。 歳入全体に占める主な収入とその割合でございますが、恐れ入りますが、302、303ページに戻っていただきたいと存じます。介護保険料が7億6,131万2,900円で16.59%、国庫支出金が10億6,428万8,895円で23.20%、支払基金交付金が12億7,886万9,000円で27.87%、県支出金が6億9,894万8,416円で15.23%、繰入金が6億9,914万2,051円で15.24%という状況でございます。 次に、歳出決算額でございますが、330ページ、331ページの歳出合計の欄をごらんいただきたいと存じます。予算現額45億8,926万円につきましては、歳入同様、当初予算額に増額補正をさせていただいたものでございます。支出済額は45億824万3,451円で、執行率は98.23%でございます。予算現額から支出済額を差し引いた残額8,101万6,549円に平成23年度に繰り越しました20万円を差し引いた8,081万6,549円が不用額となります。また、平成23年度に国庫支出金と社会保険診療報酬支払基金に1,483万2,000円の返還金が生じる見込みとなっており、それにつきましては、平成22年度の事業費が確定をし、保険給付費並びに地域支援事業費が歳出見込額を下回ったことによるものでございます。 歳出全体に占める主な支出とその割合でございますが、304ページ、305ページに戻っていただきたいと存じます。総務費が1億3,297万1,095円で2.95%、保険給付費が42億1,098万4,012円で93.41%、地域支援事業費が8,062万5,239円で1.79%、基金積立金が5,947万8,451円で1.32%、諸支出金が2,418万4,654円で0.53%という状況でございます。なお、事業実績につきましては、分冊6の主要な施策の成果にお示しのとおりでございますので、後ほどごらんをいただきたいと存じます。 次に、戻っていただきまして、301ページをごらんいただきたいと存じます。歳入歳出差引額につきましては8,014万2,723円で、全額を翌年度の歳入編入額といたしたいものでございます。 なお、実質収支に関する調書につきましては、332ページに記載のとおりでございますので、ご高覧いただきたいと存じます。 以上、まことに簡単ではございますが、決算の内容説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員) 上下水道部長。
◎上下水道部長(富田恭) 議案第65号 平成22年度安中市
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につきましてご説明申し上げます。 ご存じのとおり、本市は、群馬県利根川上流流域下水道事業の県央処理区に属し、計画的な下水道管渠整備を着実に進めております。平成22年度末で415.57ヘクタールが供用開始となっております。 昨年度の工事の概要といたしましては、板鼻字小丸田、栃谷戸、上町、管沢、古城、本町、板鼻2丁目字館石、原市字南地尻、清水、原市1丁目字清水、原市2丁目字上町南、鍛冶村、東原、原市3丁目字芝原東、簗瀬字上久保、城山、東原、それぞれの地域におきまして整備を実施いたしまして、工事延長で申し上げますと、補助事業、単独事業合わせまして2,653.4メートルを整備いたしました。維持管理事業につきましては、積極的に普及、促進を図ったところ、住民の皆様にご理解をいただき、昨年度末の加入戸数は3,296戸で、接続率は81.6%となってございます。 なお、各種事業の成果につきましては、別冊の主要な施策の成果のとおりでございますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。 それでは、内容につきましてご説明申し上げますので、340ページと341ページの末尾行、歳入合計欄をごらんいただきたいと存じます。まず、予算現額につきましては、当初予算額の9億3,880万7,000円を補正によりまして342万2,000円増額し、これに継続費及び繰越事業費繰越財源充当額1,295万3,000円を加えますと、予算現額は9億5,518万2,000円となるわけでございます。調定額は9億3,093万3,461円で、これに対します収入済額は9億2,615万3,161円、調定額に対します収納率は99.49%でございます。収入済額の予算現額に対する比率は96.96%でございます。 不納欠損額につきましては、使用料の18名、14万4,040円を時効の成立により不納処理したものでございます。 また、調定額から収入済額と不納欠損額を差し引きました残額463万6,260円となっておりますが、その内訳といたしましては、受益者負担金67万3,500円、使用料396万2,760円でございます。未収金につきましても、積極的に収納事務に取り組みまして、その減少に努めておるところでございます。 次に、歳出でございますが、346ページと347ページの末尾行、歳出合計欄をごらんいただきたいと存じます。予算現額9億5,518万2,000円につきましては、歳入と同様の補正をいたしたわけでございます。支出済額は9億2,036万8,375円で、執行率は96.36%でございます。したがいまして、予算現額から支出済額を差し引きました残額3,481万3,625円が不用額となってございます。 戻っていただきまして、333ページをごらんいただきたいと存じます。歳入歳出差し引き残額は578万4,786円でございますが、全額を翌年度の歳入編入額といたしたい次第でございます。 なお、実質収支に関する調書は、348ページのとおりでございますので、ごらんいただきたいと存じます。 以上が決算の概要でございます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員) 保健福祉部長。
◎保健福祉部長(松本次男) 議案第66号 平成22年度安中市
健康増進施設恵みの
湯事業特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。 恵みの湯につきましては、平成13年7月の開館以来、これまで市民の皆様や地元関係者のご支援、ご協力はもとより、多くの方々にご利用いただく中で、本年開館10周年を迎えることができました。しかしながら、長引く景気の低迷などからここ数年入館者数は減少傾向にあるとともに、施設設備の老朽化が大きな課題となっております。そうした中で、この間の経営診断結果をもとに事業運営の改善に努めてきたところであります。そして、開館10周年を契機により一層のサービスの向上と効率的な運営に努力したいと考えているところでございます。 それでは、歳入決算額からご説明申し上げますので、分冊5の事項別明細書354ページから355ページの歳入合計の欄をごらんいただきたいと存じます。予算現額でございますが、当初予算額1億9,768万円につきましては434万5,000円を減額補正し、1億9,333万5,000円とさせていただいたところでございます。調定額につきましては1億8,387万4,035円で、同額の収入済額でございます。 歳入における主な収入とその割合でございますが、利用料が8,929万6,470円で48.56%、一般会計繰入金が3,800万円で20.67%、繰越金につきましては507万2,795円で2.76%、諸収入につきましては、2項雑入の食堂・売店・自動販売機等の売り上げ代金が主なもので、5,150万4,770円で28.01%でございます。なお、予算現額に対します収入済額の比率は95.11%でございます。 次に、歳出決算額でございますが、358ページ、359ページをごらんいただきたいと存じます。歳出合計の欄でございますが、支出済額は1億8,000万3,839円でございまして、執行率にして93.10%でございます。 款項区分の歳出につきましては、戻っていただきまして、356ページから357ページにお示しをします管理運営費が1億8,000万3,839円でございますが、予備費の執行がありませんでしたので、支出済額と同額でございます。1款1項管理運営費の内訳といたしましては、1目一般管理費が7,475万5,388円で41.53%、めくっていただきまして358ページから359ページにお示しします2目入浴施設管理運営費が5,520万3,688円で30.67%、3目食堂・売店運営費が5,004万4,763円で27.80%でございます。 なお、予算現額から支出済額を差し引きました不用額につきましては、1,333万1,161円となっております。以上の結果、349ページに記載のとおり、歳入歳出差引額は387万196円でございますが、全額を翌年度の歳入編入額といたしたいものでございます。 なお、実質収支に関する調書につきましては、360ページに記載のとおりでございますので、ご高覧いただきたいと存じます。 以上、まことに簡単ではございますが、決算の内容説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員) 上下水道部長。
◎上下水道部長(富田恭) 議案第67号 平成22年度安中市水道事業会計決算の認定につきましてご説明を申し上げます。 初めに、概要でございますが、業務量につきましては、給水戸数は2万5,456戸、給水人口は6万2,363人、総給水量は925万3,108立方メートルでございます。 次に、平成22年度に実施いたしました主な工事でございますが、一般拡張工事では、原市、簗瀬、中宿地区を中心に配水管布設工事を施工いたしました。改良工事では、横川、五料、新堀、人見、郷原、原市、簗瀬、板鼻地区で配水管布設工事を行った結果、石綿セメント管の更新距離を6,151メーター実施したわけでございます。 それでは、内容についてご説明申し上げます。361ページから364ページの決算報告書の数値は消費税を含む税込みの金額でございますが、365ページの損益計算書以降の数値は消費税抜きの金額となっております。あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします。 それでは、決算報告書についてご説明申し上げますので、361ページと362ページをごらんいただきたいと存じます。収益的収入につきましては、第1款水道事業収益欄をごらんいただきたいと存じます。当初予算額14億1,258万9,000円、補正予算におきまして620万6,000円を減額し、予算額合計を14億638万3,000円とさせていただきました。これに対する決算額は14億685万7,319円で、予算額に対する比率は100.03%でございます。予算額に比べ47万4,319円の増でございます。 対する収益的支出につきましては、第1款水道事業費用欄をごらんいただきたいと存じます。当初予算額13億909万9,000円、補正予算におきまして1,565万円を減額し、予算額合計を12億9,344万9,000円とさせていただきました。これに対する決算額は12億3,135万2,168円で、予算額に対する執行率は95.20%でございます。不用額は6,209万6,832円でございます。 次に、363ページと364ページをごらんいただきたいと存じます。資本的収入につきましては、第1款資本的収入欄をごらんいただきたいと存じます。当初予算額5億9,764万3,000円、補正予算におきまして2,950万円を減額し、地方公営企業法第26条の規定による繰越額に係る財源充当額683万3,800円を合わせまして、予算額合計を5億7,497万6,800円とさせていただきました。これに対する決算額は5億5,991万2,529円で、予算額に対する比率は97.38%でございます。予算額に比べ1,506万4,271円の減でございます。 対する資本的支出につきましては、第1款資本的支出欄をごらんいただきたいと存じます。当初予算額11億6,672万円、補正予算におきまして3,781万8,000円を減額し、地方公営企業法第26条の規定による繰越額5,937万7,900円と合わせまして、予算額合計を11億8,827万9,900円とさせていただきました。これに対する決算額は10億9,340万8,571円で、予算額に対する執行率では92.02%でございます。また、翌年度繰越額の地方公営企業法第26条の規定による繰越額は205万8,000円でございます。不用額は9,281万3,329円でございます。 資本的収支の不足額5億3,349万6,042円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,595万8,494円、当年度分損益勘定留保資金4億8,272万631円及び繰越利益剰余金1,481万6,917円のうちから補てんさせていただき、収支の均衡を図りました。 以上が決算報告書の概要ですが、引き続きまして平成22年度水道事業損益計算書につきましてご説明申し上げますので、365ページをごらんいただきたいと存じます。この損益計算書は、平成22年度中の水道事業の経営成績を明らかにするため、当年度中に得たすべての収益とそれに対するすべての費用を記載したものでございます。その結果、下から3行目の当年度純利益は1億3,921万91円を計上することができたわけでございます。詳細な事業実績につきましては、377ページから381ページの収益的費用明細書並びに資本的収入支出明細書に記載してありますので、ごらんいただきたいと存じます。 続きまして、368ページをお開きください。平成22年度剰余金の処分計算書につきましては、1の当年度未処分利益剰余金2億8,166万9,040円を、2の利益剰余金処分額として(1)、減債積立金1,000万円と(2)、建設改良積立金1,481万6,917円とさせていただき、3の翌年度繰越利益剰余金を2億5,685万2,123円とさせていただきたいわけでございます。 以上が平成22年度安中市水道事業会計の決算の概要でございます。今後ともより一層の経費節減と効率化を図り、引き続き健全経営に努めてまいりたいと考えております。どうぞよろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員) 公立碓氷病院事務部長。
◎公立碓氷病院事務部長(上原康次) 議案第68号 平成22年度安中市
病院事業会計決算認定につきましてご説明を申し上げます。 本年度は、全自動輸血検査システム、画像管理システムの整備、人工呼吸器の購入など、検査項目の充実と検査結果が出るまでの時間短縮を図りました。また、透析室の機能充実を図るため、透析用監視装置を昨年度に引き続き導入し、患者サービスの向上と市民から信頼される病院づくりに職員一丸となり努力をしているところでございます。 平成22年度の業務量でございますが、病床におきましては、入院患者延べ人数が4万6,097人、1日平均126.3人で、前年度に比べ5.7人、率にいたしまして4.8%の増となっております。また、病床利用率は63.5%でございます。なお、看護職員数から現在厚生局への一般病棟病床届け出数は99床となっており、診療報酬請求から見た病床利用率は84.8%となっております。 一方、外来患者延べ人数は6万890人、1日平均250.6人となっており、昨年度に比べ5.7人の減となっております。詳細につきましては、事業実績報告書をご高覧いただきたいと存じます。 それでは、内容につきましてご説明申し上げます。この決算書では、386ページから389ページまでの決算報告書数値は消費税込みの金額でございますが、390ページ、損益計算書以降の数値は消費税抜きの金額となっておりますので、あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします。 それでは、386ページと387ページをごらんいただきたいと存じます。収益的収入決算額22億1,734万3,015円に対しまして、収益的支出決算額24億447万1,909円で、収支差し引き1億8,712万8,894円の純損失の計上となりました。 次に、資本的収支でございますが、388、389ページをごらんいただきたいと存じます。収入決算額1億9,234万653円に対し、支出決算額2億8,216万1,863円で、資本的収支の収入不足額8,982万1,210円につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補てんをいたしました。 続きまして、390ページをお開きいただきたいと存じます。平成22年度病院事業損益計算書につきましてご説明を申し上げます。損益計算書は、経営成績を明らかにするため、事業期間中に得たすべての収支を記載し、最終的な純損益を計算表示した報告書でございます。当年度純損失は1億8,929万5,379円であります。これに前年度繰越欠損金7億6,215万9,417円を加えた額が、当年度未処理欠損金9億5,145万4,796円となりました。 資産の状況につきましては、394、395ページの病院事業貸借対照表をごらんいただきたいと存じます。 以上が安中市病院事業会計決算の概要でございますが、今後ともより一層の経営改善に努めてまいりますので、よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。 引き続きまして、議案第69号 平成22年度安中市介護サービス事業の決算認定につきましてご説明申し上げます。 病気や障害を持った人が在宅において可能な限り自立した在宅療養生活を維持できるように、介護支援専門員を配置し、居宅サービス計画の作成、住みなれた地域や家庭で快適な生活が送れるよう関係機関と連携を図りながら、訪問看護サービスを提供し、快適な生活が送れるよう支援をしてまいりました。 今年度業務量でございますが、422ページをごらんいただきたいと存じます。訪問看護事業では、延べ利用者数2,961人、1日平均12.2人となりました。前年度に比べ488人、1日平均2.1人の減となりました。 居宅介護支援事業におきましては、計画作成延べ件数913件、訪問調査件数80件となっております。前年度に比べ、計画作成件数169件、訪問調査件数33件の減となりました。 次に、411ページと412ページをごらんいただきたいと存じます。収益的収入決算額につきましては、消費税込み4,031万7,913円、支出決算額4,003万8,172円で、収支差し引き27万9,741円の純利益の計上となりました。これに前年度繰越欠損金684万6,748円を加えた額が当年度未処理欠損金656万7,007円となります。 次に、資本的収支でございますが、413ページ、414ページをごらんいただきたいと存じます。支出決算額67万円につきましては、過年度分損益勘定留保資金等で補てんいたしました。 また、資産の状況につきましては、419、420ページをごらんいただきたいと存じますが、流動資産合計額が5,259万5,248円、負債合計額が1,951万5,005円でございます。 以上、まことに簡単ではございますが、介護サービス事業の会計決算の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご認定賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
奥原賢一議員) 説明が終わりました。 次に、
監査委員から決算審査
意見書の報告を求めます。
監査委員の登壇を願います。 安藤忠善代表
監査委員。 〔
監査委員 安藤忠善登壇〕
◎
監査委員(安藤忠善)
監査委員の安藤でございます。早速ですが、平成22年度各会計の決算及び基金運用状況の審査結果についてご報告させていただきます。 審査は、予算の執行が議決の精神に合致し、また
地方自治法第2条第14項及び第15項並びに地方公営企業法第3条の規定に沿ってなされたか否かについて検討し、関係諸帳簿と照合を行った結果、計数は正確で、内容は適正であり、各事業につきましても適正に執行されていることが認められました。以上が総括です。 お手元に配付させていただきました
関係書類を要約して順次報告いたします。 まず、一般会計及び特別会計の総計は、歳入決算額376億7,268万2,001円で、前年度対比2.39%、8億8,042万3,432円の増でした。歳出決算額は360億2,543万556円で、前年度対比1.19%、4億2,291万794円の増でした。歳入歳出差し引き残高は16億4,725万1,445円で、前年度対比38.45%、4億5,751万2,638円の増でございます。 うち一般会計につきましては、歳入決算額244億6,145万3,557円で、前年度対比3.14%、7億4,547万2,190円の増で、歳出決算額は229億2,718万3,185円で、前年度対比1.22%、2億7,724万1,624円の増でございます。歳入歳出差し引き残高は15億3,427万372円で、前年度対比43.92%、4億6,823万566円の増でございます。 これを財源別に見ますと、自主財源が118億5,376万605円で、歳入決算額の48.46%を占めています。また、依存財源は126億769万2,952円で、歳入決算額の51.54%を占めています。なお、市税で12億4,066万6,738円、分担金及び負担金で3,630万8,470円、使用料及び手数料で1億576万5,273円、国庫支出金で1億3,060万3,000円、県支出金で584万円、財産収入で15万5,047円、諸収入で5億3,369万2,361円、市債で3,020万円の収入未済額が生じております。事業の繰り越しを除いた分については、健全な市政運営、的確な財源確保を図る上からも、引き続きその縮減に努めるよう要望いたします。また、市税等収入未済額の整理に当たり、公平性の維持からも、現状の徴収方法に加え、さまざまな徴収方法を検討していただきたいと思います。 次に、歳出ですが、前年度に比べ増加した主なものは、民生費、商工費等、減少した主なものは総務費、公債費、教育費等で、構成比率の高いものは民生費の33.51%、教育費の13.65%、総務費の12.61%の順でございます。 次に、国民健康保険特別会計では、歳入決算額69億2,037万9,102円で、前年度対比2.95%、1億9,832万6,657円の増でした。歳出決算額は69億72万8,872円で、前年度対比2.95%、1億9,796万3,533円の増でした。歳入歳出差し引き残高は1,965万230円で、前年度対比1.88%、36万3,124円の増でございます。なお、国民健康保険税で8億5,104万1,176円の収入未済額が生じております。前年度に比して歳入増の上、収入未済額の減と担当部課の努力がうかがえますが、国保財政の健全化を図る上からも、滞納整理の充実等、一層の努力をさらにお願いしたいと存じます。 次に、老人保健特別会計では、歳入決算額640万3,432円、前年度対比75.94%、2,020万6,708円の減でした。歳出決算額は640万3,432円で、前年度対比68.73%、1,407万4,053円の減で、歳入歳出差し引き残高はゼロ円、前年度対比613万2,655円の皆減でございます。これは、保険制度の改正によるものです。 次に、後期高齢者特別会計では、歳入決算額5億8,603万2,540円、前年度対比0.44%、259万4,015円の減でした。歳出決算額は5億8,249万9,402円で、前年度対比0.44%、256万42円の減でした。歳入歳出差し引き残高は353万3,138円で、前年度対比0.95%、3万3,973円の減でございます。 次に、介護保険特別会計では、歳入決算額45億8,838万6,174円、前年度対比7.06%、3億275万2,816円の増でした。歳出決算額は45億824万3,451円で、前年度対比7.28%、3億582万1,270円の増でした。歳入歳出差し引き残高は8,014万2,723円で、前年度対比3.69%、306万8,454円の減でございます。なお、介護保険料で1,821万700円の収入未済額が生じております。国保同様、前年度に比して歳入増の上、未済額の減と、担当部課の努力がうかがえるところですが、公正な負担の上からも、収入未済額の縮減により一層の努力をお願いしたいと存じます。 次に、下水道事業特別会計では、歳入決算額9億2,615万3,161円、前年度対比26.47%、3億3,338万1,444円の減でした。歳出決算額は9億2,036万8,375円で、前年度対比26.55%、3億3,273万8,073円の減でした。歳入歳出差し引き残高は578万4,786円で、前年度対比10.01%、64万3,371円の減でございます。なお、分担金及び負担金で67万3,500円、使用料及び手数料で396万2,760円の収入未済額が生じておりますが、公正かつ安定的な事業運営を図り、快適な住環境づくりを進める上からも、引き続き収入未済額の縮減に努めるようお願いしたいと存じます。 次に、
健康増進施設恵みの湯事業特別会計では、歳入決算額1億8,387万4,035円、前年度対比5.13%、994万6,064円の減、歳出決算額は1億8,000万3,839円で、前年度対比4.63%、874万3,465円の減。歳入歳出差し引き残高は387万196円で、前年度対比23.71%、120万2,599円の減でございます。今後もより多くの方々にご利用いただけるよう、施設の管理運営及び安全面に万全を期し、引き続きご努力をお願いしたいと存じます。 次に、実質収支に関する調書、財産に関する調書及び基金の運用状況について申し上げますが、関係諸帳簿と照合の結果、計数は正確であり、適正に管理されていることが認められました。 続きまして、水道事業会計決算について申し上げます。収益的収入及び支出につきましては、水道事業収益14億685万7,319円、水道事業費用12億3,135万2,168円でございます。資本的収入及び支出につきましては、資本的収入額5億5,991万2,529円、資本的支出額10億9,340万8,571円、資本的収入額が資本的支出額に不足する額5億3,349万6,042円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,595万8,494円、当年度分損益勘定留保資金4億8,272万631円及び繰越利益剰余金1,481万6,917円で補てんしております。なお、消費税調整後の総収益は13億4,238万2,819円、総費用は12億317万2,728円で、1億3,921万91円の純利益でございます。今後も安全で良質な水道水の安定供給に努めていただきたいと存じます。 続きまして、病院事業会計決算について申し上げます。収益的収入及び支出につきましては、病院事業収益22億1,734万3,015円、病院事業費用24億447万1,909円でございます。資本的収入及び支出につきましては、資本的収入額1億9,234万653円、資本的支出額2億8,216万1,863円、資本的収入が資本的支出額に対して不足する額8,982万1,210円は、当年度分消費税資本的収支調整額1,906万4,281円及び過年度分損益勘定留保資金7,075万6,929円で補てんしております。なお、消費税調整後の総収益は22億1,205万7,014円、総費用は24億135万2,393円で、1億8,929万5,379円の純損失を生じております。ちなみに21年度は、3億7,092万余の純損失でした。今後の事業運営においても、医師確保、医療制度改革など厳しい状況が続きますが、医療の安全維持、地域医療連携の推進等、市民の信頼と期待にこたえられるよう、全市職員が現在の厳しい状況を認識し、事業運営の健全性向上に向け全庁的な取り組みを行うよう要望いたします。 続きまして、介護サービス事業会計決算について申し上げます。収益的収入及び支出につきましては、総事業収益4,031万7,913円、総事業費用4,003万8,172円でございます。資本的収入及び支出につきましては、資本的収入額ゼロ円、資本的支出額67万円、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額67万円は、当年度分消費税資本的収支調整額3万2,000円及び過年度分損益勘定留保資金63万8,000円で補てんしております。なお、消費税調整後の総収益は4,031万7,913円、総費用は4,003万8,172円で、27万9,741円の純利益を生じております。ちなみに21年度は、336万余の純利益でした。地域の施設等との連携を図りながら、サービスの拡充により一層努めていただきたいと存じます。 続きまして、平成22年度安中市
健全化判断比率の審査結果についてご報告申し上げます。市長から審査に付されました比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が、関係法令に準拠して作成されているか確認し、関係諸帳簿と照合、審査した結果、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律及び関係法令の定めるところにより作成され、審査した比率はいずれも基準内であることが認められました。
健全化判断比率は、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4つから成っており、それぞれの比率の状況は次のとおりとなっております。実質赤字比率は算出に用いる一般会計等が赤字ではないため、実質赤字比率には該当していませんが、この早期健全化基準は本市においては12.80%となっております。本市の当該比率はこの基準を超えておりませんので、おおむね健全な財政運営がされていると判断されます。 連結実質赤字比率は、算出に用いる一般会計等が赤字ではなく、また公営企業会計においても資金不足ではないので、連結実質赤字比率には該当しませんが、この早期健全化基準は本市において17.80%となっており、本市の当該比率はこの基準を超えておりませんので、おおむね健全な財政運営がされていると判断されます。 実質公債費比率は11.3%で、早期健全化基準25.0%と比較し13.7ポイント下回っており、おおむね健全な財政運営がされていると判断されます。ちなみに同公債費比率は20年度が13.5%、21年度が12.4%、22年度末で11%と推移されております。 将来負担比率は57.9%で、早期健全化基準350.0%と比較し292.1ポイント下回っており、おおむね健全な財政運営がされていると判断されます。ちなみに21年度末は66.3%でした。 次に、公営企業会計ごとに作成する
資金不足比率ですが、経営健全化基準は20.0%となっております。水道事業会計、病院事業会計、介護サービス事業会計及び下水道事業特別会計の各会計におきましては、資金不足ではなく、当該比率には該当しないので、おおむね健全な財政運営がされていると判断されます。 以上、種々申し上げてきましたが、今後の市政運営に当たっては、歳入の根幹である市税の確保、受益者負担金の適正化等財源の確保に努めるとともに、近年の行政全般に関する市民の関心の高まりを視野に据え、行政経費の節減、合理化等を図り、限られた財源を重点的、効率的に配分し、引き続き健全財政を堅持しつつ、市政の発展と市民福祉の向上に最大限の努力をお願いしたいと存じます。詳細につきましては、お手元の決算審査
意見書をごらんいただければ幸いと存じます。 最後に、市当局を初め市議会関係各位のご努力に対し深く敬意をあらわしまして、報告を終わります。ご清聴ありがとうございました。
○議長(
奥原賢一議員) これをもって監査報告を終わります。 これより質疑を行います。 まず、議案第60号の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
奥原賢一議員) これをもって議案第60号の質疑を終結いたします。 次に、議案第61号の質疑を行います。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕