(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
岩崎喜久雄) ご
異議なしと認めます。
よって、
本案につきましては、
委員会への
付託を
省略することに決定いたしました。
◎ 討 論(
終局)
○
議長(
岩崎喜久雄) これより
討論に入ります。
討論ありませんか。
(「
なし」の声あり)
○
議長(
岩崎喜久雄) 別に
討論もないようですから、以上で
討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○
議長(
岩崎喜久雄) これより採決いたします。
本案を
原案のとおり可決することに
賛成の方は
起立願います。
(起 立 全 員)
○
議長(
岩崎喜久雄)
起立全員、よって
本案は
原案のとおり可決されました。
◎ 議 案 上 程
議案第68号
令和4年度
太田市
一般会計補正予算(第5号)について
議案第69号
令和4年度
太田市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
議案第70号
令和4年度
太田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について
議案第71号
令和4年度
太田市
八王子山
墓園特別会計補正予算(第1号)について
議案第72号
令和4年度
太田市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について
議案第73号
令和4年度
太田市
太陽光発電事業特別会計補正予算(第1号)について
議案第74号
令和4年度
太田市
下水道事業等会計補正予算(第1号)について
○
議長(
岩崎喜久雄) 次に、
日程第8、
議案第68号から第74号までの7
議案を
一括議題といたします。
◎ 質 疑
○
議長(
岩崎喜久雄) これより
質疑に入ります。
質疑の
通告がありますので、発言を許します。
18番
尾内謙一議員。
◆18番(
尾内謙一)
市民の会の
尾内謙一です。
通告に従いまして、
議案第68号
令和4年度
太田市
一般会計補正予算(第5号)について、
質疑をいたします。
市長、私は、今日はこんなポロシャツなのですけれども、同じウエアを持っております。今日は
質疑ということで、合わさせていただきました。
私が
質疑するのは、10
款教育費、2目
保健体育施設費の中の
公有財産購入費3億円の
増額補正についてであります。順次、何点かについてお聞きをいたします。
本市が
取得しようとするこの
施設は、当時、
本拠地が
本市にあった
ラグビートップリーグの
埼玉パナソニックワイルドナイツの旧
練習拠点施設でありましたけれども、これを
所有者である
三洋電機株式会社より
購入しようとするものであります。この件については、今日までいろいろと話題にもなりましたが、今回、市がこの
施設の
購入を表明した
経緯についてお
伺いをいたします。
次に、今回、補正計上された
購入費3億円について
伺います。私は、この
金額が高いか、安いか、あるいは
適正価格なのかよく分かりませんけれども、この
金額の算定に当たっての
積算根拠等がありましたらお聞かせください。
次に、この
施設の
取得後の
活用について
伺います。今回、この
施設の
取得を市として決断されたということは、併せて、この
施設の今後の
活用に向けての構想なり、ビジョンがある程度あってのことと思いますが、現時点の
構想等がありましたらお聞かせください。全て
スポーツ文化部長にお聞きをいたします。
○
議長(
岩崎喜久雄)
村岡文化スポーツ部長。
◎
文化スポーツ部長(
村岡芳美) 初めに、
用地取得に至った
経緯と今後についてでございますが、
令和3年8月に
ラグビーチームの
パナソニックワイルドナイツが
本拠地を
本市から
熊谷へ移転いたしました。
令和4年7月に
所有者である
三洋電機株式会社から、
本市へ
財産売却要望書が提出されました。
本市として検討した結果、
本市の
スポーツ振興の発展のために
用地取得を決めたものでございます。今後につきましては、本
定例会で9月
補正予算が可決されました後に
相手方と
交渉に入り、
用地取得契約締結後には、
財産取得として
議会へお諮りする予定でございます。
次に、
用地取得費の
積算根拠についてでございますが、
用地取得費は、
本市の
購入希望価格でございます。なお、今後、
相手方との
交渉があることから、詳細につきましては控えさせていただきたいと思います。
次に、
取得後の
活用についてでございますが、
スポーツ施設として有効
活用していきたいと考えております。主にサッカー、
ラグビー場としての
活用を考えております。また、
市民への利用も検討していきたいと考えております。
○
議長(
岩崎喜久雄)
尾内謙一議員。
◆18番(
尾内謙一) 次に、
市長にお
伺いをいたします。
この件についての今日までの経過と、
施設の
購入費について、
伺います。まず、私なりにこの間の流れを整理しますと、初めに、今、
部長から答弁があったように、当時の
パナソニックワイルドナイツが、突然、私どもは聞いたのですけれども、
チームの
本拠地を
本市から
熊谷市に移転することとなりました。その頃、市では、
ラグビートップリーグの
地元開催試合にふさわしい会場として、運動公園内の
陸上競技場の大改修に取り組んでおりました。その最中での移転でありましたけれども、そういう意味では、あの
施設をトップリーグの試合にふさわしいような、老朽化した
施設を
太田市としては精いっぱい改修したところでした。
その後、
市長は、この
施設に関する
議会答弁の中で、できれば、この
施設を市への無償譲渡でもしてもらえればありがたい、このような発言もされてきました。そして、本年5月の新聞報道では、
施設の
所有者側の希望価格が5億円というふうに載っていましたね。そして、市の希望価格というのとはかなりの差がある、隔たりがある、このような報道であったと思います。そして、これは最近の8月31日、1週間前ですけれども、上毛新聞の一面に大きくこの記事が出ておりました。
所有者である三洋電機から7月に市に
購入を求める要望書が提出され、市も本格的に検討を始めて、30日の日に土地と建物を本年度中に
取得する方針を決めたと、そして、市
議会で
補正予算が可決され次第、売買契約に入り、年度内に成立を目指すというものでした。振り返ると、この間にもいろいろと動きがあったと思いますが、
市長は、今日までのこの件の経過に対して、いろいろ感慨深いものもあると思いますけれども、どのように思われているのか、その評価等も含めてお聞かせください。
次に、今回、補正で計上されている
購入費について
伺います。私も、当初の
市長と同様に、無償譲渡というのができればこんないいことはないなというふうに期待もしておりました。それには幾つかの理由もありました。1つは、初めから市としては、どうもこの
施設をどうしても
取得をしなければならないというような考えはなかったのかなと、
購入には消極的で、受け身の姿勢が感じられました。また、
所有者の、私はパナソニックだと思っていたのですけれども、新聞を見たら三洋電機の所有なのですね。どちらにしても、両者はそうそうたる世界にも名が通った大企業であります。3億円から5億円で会社が揺らぐような規模ではありません。かえって、無償で市に譲渡することによって企業のイメージアップにつながり、売却
金額以上の効果が得られるのではないかとも私は思っていました。さらに、現在、一般的な不動産物件、この売買では、更地が最も評価が高いのですね。そして、その中に大きな建物等があると、それが有効に
活用できる
施設でないとすれば、多額の撤去費が発生をしてきます。その負担も考えると土地自体の価値が失われてしまう、そのような事態も考えられます。以上の点を考えると、私は、無償譲渡というのもあり得るのかなというような期待も持っていました。
ともあれ、その
施設がどういう状態かというのが分からなければ話にもなりません。先日、行って見てまいりました。今は鍵もかかって門が閉まっていますから、中に入ることもできませんし、周りから見たわけでありますけれども、
施設とすると、全体的にある程度整備はされていますね。管理はしてきたのだと思います。若干芝生が伸びて、草がところどころにちょっと見えましたけれども、あとは立ち木が少し伸びたかなという感じで、全体的には良好な
施設だったのです。クラブハウスもかなり丈夫な、中までは分かりませんけれども、20数年たっている割には丈夫な感じでした。私の印象は、思っていた以上に広いなというふうに感じたのです。
そうしたことから、最終的には、今後、市内のこの
施設の展開で、利用価値の高い
スポーツ施設となり得るなというふうな感じも持ちました。これだけ広い
施設でありますから、できれば、私が描いていたように、無償というのは、やはり企業もいろいろな立場がありますから、これはちょっと無理な話だったかなとも思いました。
部長からは、先ほど
購入費の算定根拠については、これから契約という問題も控えた中では、詳細については申し上げられないというような話もありましたけれども、今度の
購入費の3億円は、市として様々な角度から検討された
金額であるのだろうなと推測もいたします。
市長は、この
施設の価値として、この
金額をどのように思われているかお聞かせください。
そして、最後になりますけれども、この
施設取得後の
活用について、これも
市長にお
伺いをいたします。私は、先ほども言ったように、この
施設は可能性がある
施設だなと思いました。しかし、歳出費用は、全てこの3億円は、市としては一般財源でありますし、その後、改修や整備にまた数億円がかかるのではないかというような報道もされています。この額は、
本市にとっては決して小さい額ではありません。特に
本市は、今、歳出削減に向けて公共
施設の適正管理を進めている最中であります。うまく
施設が
活用できなければ、かえって市のお荷物となってしまう懸念もあります。しかし、半面、有効
活用が図れれば、今、建設中の市総合体育館と併せて
本市の
スポーツ施設環境を各段に向上させるなと思っています。そのことは、今後の
本市の
スポーツ振興に大きく役割を果たすことになりますし、
本市の魅力を高めることにもつながると思っています。
市長には、今後の
活用に向けていろいろとお考えもあるようでありますけれども、その辺の展望も含めてお聞きをしたいと思います。
また、ぜひ
市長のこれからの展望に加えてもらいたいのは、未来ある子どもたち、この子どもたちのスポーツの拠点
施設、そのようなものにまたなってもらえると、よりすばらしいものになるとも思いますけれども、併せて
市長のご所見をお
伺いいたします。
○
議長(
岩崎喜久雄) 清水
市長。
◎
市長(清水聖義) パナソニックの練習場の
取得に対する評価でありますけれども、当然、高い評価をしなければ買わないわけですが、価値として、何回も言っているように、
太田市はスポーツを中心にして、とにかくにぎわい、あるいは交流人口をやっていこうというようなつもりで、今、バスケットボールをスタートしたわけであります。この
施設につきましての価値は、今いろいろお話がありましたように、交流人口を増やすとか、あるいは
太田市というのはスポーツをやっている、スポーツをやっているというのは非常に曖昧ですけれども、とにかくスポーツにかなり力を入れているまちだということを印象づけるのに非常に価値のある
施設であるというような認識があったわけであります。
私はトリムコースを歩いているのですけれども、昨日、サッカー場は子どもたちで本当にいっぱいでした。たまたま昨日はサッカー場に寄ってみて、子どもたちのサッカーはどうですかという話をいろいろしてきたのですけれども、大人もみんなボランティア精神旺盛で、市役所の
職員もいまして、子どもたちの指導に当たっていた。本当に子どもたちがはち切れるような、サッカーが大好きな子どもたちがたくさんいたという感じがすごくしたわけです。その中で、やはりこの話題が出たのですけれども、とてもすばらしい出来事だと。ある意味でここを拠点にできれば、今、渡良瀬スポーツ広場が芝生の面があって、サッカー場があって、さらにパナソニックの練習場が市のものになれば、この周辺の子どもたちは
太田市へ全部寄ってくるというようなことを昨日は話をしていたわけなのですけれども、ぜひそういった面で、私は、このことに対する評価は、自分自身と同時に、サッカーファン、ラグビーファン、ラグビーファンには話は聞いていませんけれども、サッカーをする人たちにとって非常に高い評価を得たと思っています。
それから、価格の問題ですけれども、三洋電機が言ってきたのは、いわゆる残存価格を言ってきたわけです。あそこへ投資して、20数年間で価値がだんだん落ちてくるわけですけれども、やはり結構きれいな維持をしてきたので、その価値、いわゆる残存価額を主張してきたために、私は、さっき話があったように、大会社のやるべきことは無償譲渡だというふうに思っていましたから、あまりにも差があり過ぎました。ただ、やはりどこかで折り合いをつけなければいけない。それで、あのまま放置しておくわけにいきませんので、担当部署にいろいろアプローチをしたり、うちのほうもフィードバックしたりして協議を重ねてきて、ここぐらいまでがいいところではないかということで、多分、
部長のほうでも判断を下した、私もちょうどいいところかなと思いました。一旦、最初に言っていたものの半値ぐらいになって、またその価格の半分ぐらいに、半値とは言いませんけれども、近くなってきているわけで、この辺がお互いに折り合いをつける
金額で、いいかなと。
ただ、やはり照明が水銀灯のために消費電力が大きい、あれも変えなくてはいけないと思っていますし、外観はまあまあいいのですけれども、中はやはりラグビーの汗がいっぱいついているのです。そのラグビーの汗を消すのがいいのか、取っておくのがいいかは別なのですけれども、ロッカールームなどはみんな名前が書いていて、かっこいいのです。でも、これからの子どもたちにとって、あるいは使う人にとってやはり全部改修しなければいけないと思っているのです。だから、改修して、大勢のこの周辺の人、あるいは極端なことを言うと、私がちょっと思ったのは、東北地方は冬は雪が降りますけれども、どこか仲のいいところができれば、そこがあそこで合宿をしてくれる。泊まるわけにはいかないのですけれども、藪塚温泉か何かに泊まって合宿地として
太田市を選んでくれるのではないだろうか、そのことによって都市間交流ができるのではないかということも考えたりしていまして、ちょうどいいところで折り合いがついたなという感じがしております。
それから、利用方法ですけれども、おおたスポーツ学校は、今、体育館の中にありますけれども、狭いものですから、あれをあそこに移転させたい、そして、あそこの管理も併せてやってもらうということを今考えております。スポーツ学校も充実してきて、子どもたちも本当にすごくいい成績を収めるようになりました。この間の全国中学校体育大会などは典型的ですけれども、何種目か全国中学校体育大会に出ていました。その中で、成沢という藪塚中学校の女性ですけれども、彼女は本当にすごい幅跳びを跳ぶのです。それで全国で優勝した、そういう子どもたちも出てきておりますので、やはり子どもたちのスポーツに力を入れているスポーツ学校を中核にしてやりたい。下が芝でありますので、何でもできるわけです。ですから、スポーツ学校の全面移転を行って、あそこの管理も一緒にやってもらう、それでサッカーは使いたい。
それからもう一つ、この間も話したように、こういうところで話していいのか分かりませんけれども、今、鈴木武蔵というサッカーのプロ選手がガンバ大阪にいますけれども、彼が非常に興味を持ってくれまして、オフシーズンに子どもたちの指導をやりたいというようなことも言ってくれたのです。これから企画書が出てくると思うのですけれども、いいようであれば、鈴木武蔵を中心にして少しレベルの高い子どもたちを集めることもいいのではないか。バスケットボールの群馬クレインサンダーズのU−18がすごくはやっているのです。申込みがすごく多いのですけれども、武蔵もやはり同じようなことをやってくれるのではないかなという感じもしています。
もう一つは、ラグビーなのです。ラグビーはなくなりましたけれども、
陸上競技場は一応ラグビー向けにつくった予定なのです。少し観客席を前にして、臨場感、目の前で見られるような環境にしたのですけれども、やはりラグビーもないとちょっと残念だなと。これがうまくいくか、いかないかは全く別の問題です。今、日野自動車は本当に大変な状況になっているわけですけれども、いつか復活して、やはり日野自動車の名前は日本の中で消してはいけない、本当に優良企業にさせなければいけないと同時に、スポーツでもラグビーをやっていますので、日野レッドドルフィンズという
チームを持っていますので、これをぜひ
太田市で、工場の主力は
太田と古河ですから、ちょうど古河と
太田ですから、
太田市に
本拠地があっても決して不思議ではないということから、積極的なアプローチをしてみたい。これは全く私どもの片思いでありますので、相手がいるのでどうなるか分かりませんが、ラグビーと、サッカーも鈴木武蔵もやってくれる、子どもたちも集まってくる、それでスポーツ学校の拠点にしたいというようなことであの
施設は考えていきたいと思っております。
◎ 質 疑 終 局
○
議長(
岩崎喜久雄) 以上で
通告による
質疑は終わりました。
他にご
質疑ありませんか。
(「
なし」の声あり)
◎
質疑持ち越し
○
議長(
岩崎喜久雄) 他にご
質疑もないようですから、7
議案に対する
質疑は一応この程度にとどめ、9月22日の本
会議に持ち越したいと思います。
これにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
岩崎喜久雄) ご
異議なしと認めます。
よって、7
議案につきましては9月22日の本
会議に持ち越すことに決定いたしました。
◎ 散 会
○
議長(
岩崎喜久雄) 以上をもちまして本日の
日程は終了いたしました。
お諮りいたします。
議事の都合により9月7日から9月21日までの15日間は休会いたしたいと思います。
これにご
異議ありませんか。
(「
異議なし」の声あり)
○
議長(
岩崎喜久雄) ご
異議なしと認めます。
よって、9月7日から9月21日までの15日間は休会することに決定いたしました。
次の
会議は9月22日午前9時30分から開きますので、ご出席願います。
本日はこれをもって散会いたします。
午前10時6分散会...