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  1. 太田市議会 2022-03-15
    令和 4年 3月定例会−03月15日-06号


    取得元: 太田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-25
    令和 年 3月定例会−03月15日-06号令和 年 3月定例会            令和年3月太田市議会定例会会議録(第6日) 令和年3月15日(火曜日)  〇出席議員 30名         1番  神 谷 大 輔          2番  石井 ひろみつ         3番  前 田 純 也          番  松 川   翼         5番  長  ただすけ          6番  松 浦 武 志         7番  八 長 孝 之          8番  水 野 正 己         9番  高 橋 え み         10番  高 木 きよし        11番  板 橋   明         12番  今 井 俊 哉        13番  高 田   靖         1番  木 村 浩 明        15番  中 村 和 正         16番  渡 辺 謙一郎        17番  大 川 敬 道         18番  尾 内 謙 一        19番  星 野 一 広         20番  高 藤 幸 偉        21番  矢 部 伸 幸         22番  久保田   俊        23番  大 川 陽 一         2番  岩 崎 喜久雄        25番  斎 藤 光 男         26番  正 田 恭 子        27番  山 田 隆 史         28番  町 田 正 行
           29番  木 村 康 夫         30番  白 石 さと子  〇説明のため出席した者    市長       清 水 聖 義     副市長      木 村 正 一    教育長      恩 田 由 之     企画部長     栗 原 直 樹    総務部長     高 島 賢 二     市民生活部長   石 坂 之 敏    文化スポーツ部長 村 岡 芳 美     福祉こども部長  石 塚 順 一    健康医療部長   楢 原 明 憲     産業環境部長   飯 塚 史 彦    農政部長     田 村 武 磨     都市政策部長   齋 藤   貢    行政事業部長   鈴 木   聡     消防長      櫻 井 修 一    教育部長     春 山   裕     企画部副部長   高 橋   亮    総務部副部長   瀬 古 茂 雄     企画部参事(企画政策課長)                                  矢 羽 賢 一    総務部参事(総務課長)          総務部参事(財政課長)             松 本 和 明              前 原   郁  〇事務局職員出席者    事務局長     青 木 一 男     副局長(議会総務課長)                                  野 村   洋    議会総務課長補佐(総務係長)       議事係長     中 村 絹 子             大 橋 隆 雄    主事       高 橋 洋 平           議 事 日 程(第6号)                              令和年3月15日午前9時30分開議                              太田市議会議長    斎 藤 光 男 第 1  議会改革推進特別委員会の中間報告について 第 2  議案第 13号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更────────────────┐              に関する協議について                       │      議案第 1号 太田市事務分掌条例の一部改正につい                │              て                                │      議案第 15号 太田市職員の育児休業等に関する条例                │              の一部改正について               (総企委審査報告)│      議案第 16号 太田市個人情報保護条例の一部改正に                │              ついて                              │      議案第 17号 太田市特別会計条例の一部改正につい                │              て                                │      議案第 18号 太田市市税条例の一部改正について─────────────────┘ 第 3  議案第 19号 太田市生涯学習センター条例の一部改────────────────┐              正について                            │      議案第 20号 太田市教育振興基金条例の一部改正に                │              ついて                     (市文委審査報告)│      議案第 21号 太田市学校適正規模及び適正配置審議                │              会条例の制定について                       │      議案第 22号 太田市学校教育センター条例の制定に                │              ついて──────────────────────────────┘ 第   議案第 23号 太田市家庭的保育事業等の設備及び運────────────────┐              営に関する基準を定める条例の一部改                │              正について                            │      議案第 2号 太田市特定教育・保育施設及び特定地                │              域型保育事業の運営に関する基準を定       (健福委審査報告)│              める条例の一部改正について                    │      議案第 25号 太田市国民健康保険税条例の一部改正                │              について                             │      議案第 26号 太田市介護保険条例の一部改正につい                │              て────────────────────────────────┘ 第 5  議案第 27号 太田市市民農園条例の一部改正につい────────────────┐              て                       (都産委審査報告)│      議案第 28号 市道路線の廃止及び認定について──────────────────┘ 第 6  議案第  6号 令和年度太田市一般会計予算につい────────────────┐              て                                │      議案第  7号 令和年度太田市国民健康保険特別会                │              計予算について                          │      議案第  8号 令和年度太田市後期高齢者医療特別                │              会計予算について                         │      議案第  9号 令和年度太田市八王子山墓園特別会                │              計予算について                 (予特委審査報告)│      議案第 10号 令和年度太田市介護保険特別会計予                │              算について                            │      議案第 11号 令和年度太田市太陽光発電事業特別                │              会計予算について                         │      議案第 12号 令和年度太田市下水道事業等会計予                │              算について────────────────────────────┘ 第 7  議会議案第1号 ロシアによるウクライナ侵略を強く非              難する決議 第 8  特別委員会継続調査の件 第 9  特定事件の閉会中継続調査の付託           本日の会議に付した事件 議事日程に同じ      ◎ 開     議                                       午前9時30分開議 ○議長(斎藤光男) これより本日の会議を開きます。      ◎ 諸 般 報 告 ○議長(斎藤光男) 議事に入る前に、事務局長より諸般の報告をさせます。 ◎事務局長(青木一男) ご報告申し上げます。  最初に、監査委員からの報告でございますが、今定例会開会後、議長宛てに報告がございましたのは、市民生活部、文化スポーツ部及び、議会事務局の定期監査報告、並びに1月分の例月出納検査結果報告でございます。  以上のことにつきましては、その都度写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。  次に、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分でございますが、今定例会開会後、議長宛てに報告がございましたのは、損害賠償の額の決定及び和解について、1件の報告がございました。  以上のことにつきましては、写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。
     以上でございます。      ◎ 発 言 の 訂 正 ○議長(斎藤光男) 日程に入る前に、去る2月21日の水野正己議員の議案質疑の中で、お手元に配付いたしました発言訂正申出書のとおり、「720万円」を「1,801万,000円」に、「360万円」を「1,441万,000円」に、「2,880万8,000円」を「2,882万8,000円」に、「8,89万円」を「8,89万円」に、訂正したい旨の申し出が水野正己議員よりありましたので、これを許可いたします。  続いて、2月21日の水野正己議員の議案質疑に対する答弁の中で、お手元に配付いたしました発言訂正申出書のとおり、「臨財債」を「合併特例債等」に、訂正したい旨の申し出が清水市長よりありましたので、これを許可いたします。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付申し上げたとおりであります。  その順序により会議を進めたいと思いますので、ご了承願います。  日程に入ります。      ◎ 議会改革推進特別委員会の中間報告について ○議長(斎藤光男) 日程第1、議会改革推進特別委員会に付託中の継続調査の件について、会議規則第44条第2項の規定により、中間報告を行いたいとの申し出がありますので、この際、これを許します。  星野一広委員長。 ◎議会改革推進特別委員長(星野一広) ただいまより、議会改革推進特別委員会の中間報告を申し上げます。  令和3年3月定例会までの活動状況につきましては、既にご報告申し上げてありますので、その後の経過をご報告申し上げます。  本年度、11回の委員会を開催し、昨年度から引き続き「更なる議会の活性化と市民に分かりやすい開かれた議会の実現」を目標に掲げ、取り組んでまいりました。その中でも、今年度は「住民参加」と「シティズンシップ教育」を推進すべく、重点的に調査・研究を進め、高校生のボランティア団体であります、太田リーダークラブとの意見交換会を実施することができました。また、1年間を通じて、条例施行から6年が経過いたしました、太田市議会基本条例の評価・検証作業にも取り組み、現在までの本市議会の到達点を確認し、今後の目標を明確化するとともに、社会情勢の変化に即応すべく、太田市議会基本条例の今後の在り方についても議論を行ってまいりました。  それでは、本委員会の活動について順次ご報告申し上げます。  初めに、5月25日の委員会では、本委員会の調査研究事項等について確認を行い、開催日の設定については毎月の常任委員会の開催日に併せて本委員会を開催することとし、議会運営部分の調査研究については、本委員会と議会運営委員会の所管事項が重複する可能性があることから、今年度は議会運営に関する項目については議会運営委員会にて協議することとし、所管事項のすみ分けを明確にすることを確認いたしました。  また、協議の進め方といたしまして、今年度は議会改革の主要なテーマであります「情報共有」、「住民参加」、「議会機能強化」という3つのテーマに基づく自由討議を中心とし、その中で抽出された課題につきまして、調査・研究を進めていくこととなりました。また、前年度からの継続事項であります、太田市議会基本条例の評価・検証の実施につきまして、今年度は全26条を1条ずつ評価・検証することに決定いたしました。  続きまして、6月22日の委員会では、太田市議会基本条例の評価・検証について、具体的な実施方法を協議し、「太田市議会基本条例評価検証実施要領」及び「太田市議会基本条例評価・検証シート」に基づき、実施することを決定いたしました。  また、協議事項といたしまして、議会改革の主要なテーマの1つであります、「住民参加」を中心に協議を進めることとし、とりわけ若い世代を中心とした住民参加に向けての取組や、シティズンシップ教育について、調査・研究を進めていくこととなりました。  続きまして、7月16日の委員会では、各会派で記入した評価・検証シートの結果を基に、太田市議会基本条例の第1章及び第2章について、委員会としての評価・検証結果を協議いたしました。  住民参加については、各会派より住民参加の促進に向けた提案書が提出され、次回の委員会において、個々の提案内容について協議を行い、実施に向けた検討を進めていくこととなりました。  また、議員間の自由討議の充実を図るために、各種会議へのホワイトボードの導入が提案され、先進他市の状況を調査することとなりました。  続きまして、8月18日の委員会では、引き続き、太田市議会基本条例の評価・検証を実施し、第3章及び第章について委員会としての評価・検証結果を協議いたしました。  住民参加については、各会派より提出された提案書を基に協議を行った結果、高校生を対象とした意見交換会の開催に向けて、検討を進めていくこととなりました。  また、ホワイトボードの導入については、先進他市の運用方法を参考に、議会運営委員会常任委員会常任委員会協議会及び予決算を除く特別委員会において、必要に応じてホワイトボードを導入することについて、本委員会としての改革案を決定いたしました。  続きまして、9月10日の委員会では、高校生との意見交換会について、高校生のボランティア団体であります、太田リーダークラブとの意見交換会の開催に向けて検討を進めていくこととなり、開催日程、開催方法、会場、プログラム及び意見交換のテーマについて協議を行いました。  また、引き続き、太田市議会基本条例の評価・検証を実施し、第5章について委員会としての評価・検証結果を協議いたしました。  続きまして、10月1日の委員会では、高校生との意見交換会について、太田リーダークラブの所管課であります、青少年課への依頼状況を確認するとともに、開催に向けて、意見交換会のプログラム、テーマ、グループ分け、当日のスケジュール及び役割分担について協議し、決定いたしました。  また、引き続き、太田市議会基本条例の評価・検証を実施し、第6章について委員会としての評価・検証結果を協議いたしました。  続きまして、11月12日の委員会では、本特別委員会開催日の変更について、令和年2月の開催日の変更を決定いたしました。  高校生との意見交換会については、太田リーダークラブの参加人数を報告し、参加人数に合わせて、正副委員長及び各会派所属委員より1名の参加とすることを決定いたしました。  また、引き続き、太田市議会基本条例の評価・検証を実施し、第7章及び第8章について、委員会としての評価・検証結果を協議いたしました。  続きまして、11月20日には、太田リーダークラブとの意見交換会を開催いたしました。今回は、高校生を対象といたしましたので、市議会をより身近に感じてもらうために、意見交換に先立ち、議会の仕組みについての解説や議場の見学を実施いたしました。意見交換では、「学校の問題について」、「太田市の未来について」の2つのテーマについて話し合い、高校生ならではの視点から多くの意見が出され、活発な意見交換となりました。実施後のアンケートにおきましても、市議会が身近になったとの回答が多く見られ、シティズンシップ教育として、一定の成果が得られたと考えます。  続きまして、12月8日の委員会では、太田リーダークラブとの意見交換会実施報告書に基づき、開催結果について参加した委員より報告を行いました。  また、引き続き、太田市議会基本条例の評価・検証を実施し、第9章及び第10章について、委員会としての評価・検証結果を協議いたしました。  続きまして、1月18日の委員会では、太田リーダークラブとの意見交換会の開催結果を踏まえ、住民参加に向けた改革案の作成について、協議を行いました。委員からは、常任委員会特別委員会単位で意見交換を実施していくこと、テーマに沿った対象者を選定し、意見交換を実施すること、コロナ禍においてはオンライン開催も検討していくこと等の意見が出され、市民との意見交換の手法について、継続的に調査・研究を進めていくこととなりました。  議会基本条例の評価・検証については、前回までに全26条の評価・検証を実施いたしましたので、全体を振り返り、過去に委員会としての評価・検証結果の決定が持ち越しとなっている条文について、再度協議を行いました。  また、評価・検証結果の総括といたしまして、太田市議会基本条例評価・検証結果報告書の正副委員長案を提示し、各委員において内容を精査することとなりました。  続きまして、2月日の委員会では、住民参加について、前回までの協議結果を踏まえ、今後も本特別委員会を中心に、テーマや対象を特定した意見交換会を開催していくこととし、市民との意見交換の手法について、次年度以降も継続して調査・研究を進めていくこととなりました。  太田市議会基本条例の評価・検証結果報告書については、正副委員長案のとおり決定し、議長に提出するとともに、会派代表者会議議会運営委員会及び全員協議会に報告することとしました。  また、議会基本条例の改正について、先進他市の事例などを参考に、今後の議会基本条例の在り方についても協議を行いました。  最後に、3月3日の委員会では、議会基本条例の改正と今後の議会改革について協議を行いました。議会基本条例の改正については、次年度以降も議論を重ねる必要があるとの意見が出され、議会改革については、時代の変化に合わせ、今後も継続的に改革を進めていく必要があるという意見や、開かれた議会の実現を目指して、意見交換会をはじめ、市民を巻き込んだ取組を推進すべきという意見がありました。また、中間報告について内容の確認を行い、1年間の活動の総括を行いました。  以上、令和3年度における議会改革推進特別委員会の活動状況と検証結果についてご報告申し上げ、中間報告とさせていただきます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(斎藤光男) これより質疑に入ります。  ただいまの中間報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 別にご質疑もないようですから、以上で中間報告を終わります。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                        令和年3月2日 太田市議会議長   斎 藤 光 男  様                                総務企画委員長  今 井 俊 哉                       記 ┌───────┬────────────────────────────┬──────┐ │ 事件の番号 │     件              名       │ 議決の結果 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第13号 │群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第1号 │太田市事務分掌条例の一部改正について          │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第15号 │太田市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について  │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第16号 │太田市個人情報保護条例の一部改正について        │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第17号 │太田市特別会計条例の一部改正について          │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第18号 │太田市市税条例の一部改正について            │ 原案可決 │ └───────┴────────────────────────────┴──────┘ ○議長(斎藤光男) 次に、日程第2、議案第13号から第18号までの6議案を一括議題といたします。  6議案は、総務企画委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに今井俊哉委員長から報告を求めます。 ◎総務企画委員長(今井俊哉) ご指名によりまして、総務企画委員長報告を申し上げます。  去る2月21日に本委員会に付託されました議案第13号から第18号までの6議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、3月2日に委員全員及び執行者の出席の下に委員会を開催し、審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、2月16日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第13号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について、ご報告を申し上げます。  本案は、消防団員等の公務災害補償及び賞じゅつ金等の支給事務を共同処理するために加入している群馬県市町村総合事務組合において、組織団体の名称変更等に伴う規約の変更に関する協議を組織団体間で行うに当たり、議会の議決を求めるものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第1号 太田市事務分掌条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、市民生活部の分掌事務であります「防犯に関する事項」を総務部へ移管することに伴い、所要の改正を行うものであります。  委員からは、複数の課に関連する特殊詐欺に係る業務を危機管理室において一元的に取り扱う考え方についての質疑があり、このことについては、総合的な危機管理体制という観点からも、これらの業務をどこで所管するのが効率的で、真の防犯対策につながるのか研究していくとともに、新たな組織へも投げかけていきたいとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第15号 太田市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、国家公務員の育児休業等に関して妊娠・出産・育児等と仕事との両立を支援するための措置が講じられることを踏まえ、本市の非常勤職員の育児休業及び部分休業の取得要件を緩和するための改正等、所要の改正を行うものであります。  委員からは、会計年度任用職員が育児休業中に契約更新を迎える場合の対応についての質疑があり、このことについては、育児休業を取得できる職員は、契約の更新が見込まれる職員であり、本人と所属の双方の意思を確認した上で新たな任用をするとのことでありました。  また、育児休業を取得しやすい環境の整備についての質疑があり、このことについては、国において育児に関する休業制度等の充実について推進していることから、本市においても歩調を合わせて制度整備をしていきたいとのことでありました。  さらに、一般職員において育児休業の取得が可能となる時期のこと、会計年度任用職員の任期と社会保険加入のこと、会計年度任用職員の産前産後休暇の取得状況のことなどについての質疑がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第16号 太田市個人情報保護条例の一部改正についてご報告を申し上げます。
     本案は、「独立行政法人等」の定義を定める条例中の規定において引用する「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律」が廃止されることに伴い、引用する法律の規定を改めるものであります。  委員からは、本改正において引用する個人情報の保護に関する法律に対し、目的が妥当ではなく、経済的な活動に利用する場合の厳格な規制がないまま施行されていると考えることから、当該法律への反対の意を示すべく、本案については反対したいとの意見がありました。  挙手により採決を行った結果、賛成多数により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第17号 太田市特別会計条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、住宅新築資金等貸付金の元利償還が令和3年度をもって終了することに伴い、太田市住宅新築資金等貸付特別会計を廃止するため、所要の改正を行うものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第18号 太田市市税条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、個人及び法人の市民税、固定資産税及び特別土地保有税について、その減免を受けようとする者の利便性の向上を図るため、申請期限を「納期限前7日」から「納期限」に改めるものであります。  委員からは、減免申請が認められずに納期限を過ぎてしまった場合の取扱いについての質疑があり、このことについては、減免申請を受ける際に、申請が認められない場合は速やかに納めていただくよう説明をしている。納期限を過ぎた場合は延滞金の計算を行うことになるが、実際に延滞金がかかるのは、延滞金の額が1,000円になった段階からとのことでありました。  また、延滞金がかからないよう早期に減免申請してもらうことの周知についての質疑があり、このことについては、現状において申請期限は納期限前7日までとなっており、周知もされているものと考える。今回の改正において、期限が7日延びることで、申請が漏れていた方等については申請の期間が広がるものである。本改正の内容について周知をしていきたいとのことでありました。  さらに、延滞金の発生する時期のこと、減免申請から減免が決定されるまでの期間のことについての質疑がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました6議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(斎藤光男) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討     論 ○議長(斎藤光男) 議事の都合により、議案第13号から第18号までの6議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、2番石井ひろみつ議員。 ◆2番(石井ひろみつ) 日本共産党の石井ひろみつです。議案第16号 太田市個人情報保護条例の一部改正について、反対の立場から討論を行います。  本議案は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律、デジタル社会形成整備法により、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止されることに伴い、条例で引用する法律を個人情報保護法によるものとされます。この個人情報保護法第1条には目的が書かれています。この目的、本来であれば、個人の情報を保護するための法律であるため、目的は厳格に保護をうたっていなければならないところ、経済的な利用を優先させるかのような条文となっているため、反対するものであります。  欧州連合、EUでは、個人情報保護に関する厳格な規制が決められ、そしてAI人工知能を活用することに当たっても、202年度に法制化、施行できるように準備を進めているところです。申し上げたように、日本では個人情報を保護するという観点が抜け、企業優先、経済活動優先の法律となっている点、この上位法の法律を根拠とすることから賛成しかねるものであります。  以上で反対討論を終わります。 ○議長(斎藤光男) 次に、7番八長孝之議員。 ◆7番(八長孝之) 太田クラブの八長孝之でございます。総務企画委員会に付託されました議案第16号 太田市個人情報保護条例の一部改正について、本案を可決すべきものとした委員長報告に賛成の立場から討論させていただきます。  本案は、条例中の定義規定において引用する法律の廃止に伴い、所要の改正を行うものであります。  改正の内容につきましては、太田市個人情報保護条例第2条第号ウに規定する「独立行政法人等」の定義について、現行では、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律第2条第1項を引用して定めていますが、この法津が「デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律」により廃止されることから、引用する規定を個人情報の保護に関する法律第2条第9項に改めるものであります。  本案は、法律の廃止に伴い当然行う必要がある条例改正を行うものであること、また、実質的に同じ内容の規定を引用するため改正後も「独立行政法人等」の定義に変更は生じないことから、本案は適正なものであると考えます。  以上の理由から、本案を可決すべきものとした総務企画委員会の決定は妥当であることを申し上げまして、議案第16号についての委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(斎藤光男) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(斎藤光男) これより採決いたします。  最初に、議案第13号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第1号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第15号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第16号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(斎藤光男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第17号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第18号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                        令和年3月2日 太田市議会議長   斎 藤 光 男  様                                市民文教委員長  大 川 敬 道                       記 ┌───────┬────────────────────────────┬──────┐ │ 事件の番号 │     件              名       │ 議決の結果 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第19号 │太田市生涯学習センター条例の一部改正について      │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第20号 │太田市教育振興基金条例の一部改正について        │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第21号 │太田市学校適正規模及び適正配置審議会条例の制定について │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第22号 │太田市学校教育センター条例の制定について        │ 原案可決 │
    └───────┴────────────────────────────┴──────┘ ○議長(斎藤光男) 次に、日程第3、議案第19号から第22号までの議案を議題といたします。  議案は、市民文教委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに大川敬道委員長から報告を求めます。 ◎市民文教委員長(大川敬道) ご指名によりまして、市民文教委員長報告を申し上げます。  去る2月21日に本委員会に付託されました議案第19号から第22号までの議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、3月2日に開催し、委員全員及び執行者の出席の下、審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、2月16日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第19号 太田市生涯学習センター条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。  本案は、太田市世良田生涯学習センターの研修室3に設置していたパソコンの撤去に伴い、研修室の使用料を改めるものであります。  委員からは、当該研修室の利用状況についての質疑があり、このことについては、パソコン撤去以前は外部講師を招いた市主催のパソコン教室が開催されていたが、撤去後は現在まで利用されていない。今後における市主催のパソコン教室については、情報管理課の貸出用ノートパソコンで対応するとのことでありました。  また、当該研修室におけるパソコンの設置及び更新状況のことなどについての確認がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第20号 太田市教育振興基金条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。  本案は、旧太田東小学校の財産処分に当たり、国庫に納付することとなる補助金相当額を基金に積立てることを条件として、国からその承認を得たことに伴う基金への積立てを可能とするための改正等、所要の改正を行うものであります。  委員からは、基金へ積立てをする金額及び当該基金の使途についての質疑があり、このことについては、旧太田東小学校の財産処分に係る基金への積立ては約700万円であり、当該基金は学校施設整備に要する経費に充てることを目的として積み立てるものであることから、公立の小中学校及び義務教育学校における施設整備に使用するとのことでありました。  また、目的外使用となる旧太田東小学校の有償貸与期間や貸付金額等についての確認がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第21号 太田市学校適正規模及び適正配置審議会条例の制定について、ご報告を申し上げます。  本案は、本市における適正な学校規模と学校配置の在り方について調査審議を行う太田市学校適正規模及び適正配置審議会を太田市教育委員会の附属機関として設置するため、条例を制定するものであります。  委員からは、少子化に対応した学校の適正規模と適正配置の在り方を審議することは、学校の統廃合に直結するのではないかと懸念する質疑があり、このことについては、学校の適正規模については地域の実情に応じて定めることが可能であり、児童生徒によりよい教育環境を整備し、質の高い教育を維持継続していくために、本市としての適正な学校規模と学校配置の在り方の基準を設けることが本審議会の設置目的である。学校の小規模化による課題への対応手法は様々であり、地域コミュニティーの核となる学校について、統廃合ありきで考えるものではなく、本審議会により示される基準に基づき地域ごとに協議され、具体的な手法について検討していくものであるとのことでありました。  また、審議会の委員数と委員構成の妥当性についての質疑があり、このことについては、答申を導き出すための相応な人数について先進他都市の例も参考にして設定しており、適切なものと考えている。なお、委員の選任に当たっては、教育的観点に加え、広く地域や保護者の意見を集約できるものとなるよう十分に検討するとともに、事務局においても、本審議会が公平公正な判断ができるよう情報提供に努めていきたい。さらに、審議会の調査審議に加え、パブリックコメントにより広く市民の意見を聴取するほか、委員の求めに応じ、まちづくりに関する見識を備えた人物等を招聘し、多様な意見をいただく機会を設けることも想定しているとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成多数により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第22号 太田市学校教育センター条例の制定について、ご報告を申し上げます。  本案は、教育の充実及び振興を図ることを目的として太田市学校教育センターを設置するため、条例を制定するものであります。  委員からは、本市においても不登校児童生徒数が年々増加していることから、今後のふれあい教室の強化・拡充の必要性についての考え方を問う質疑があり、このことについては、教育のICT化に伴い全児童生徒に配付されているタブレット端末の活用や、本市独自の通信添削指導を行うおおたん通信教室、教育研究所の相談員による教育相談のさらなる充実等、様々な手立てによる不登校児童生徒への支援を考えている。ふれあい教室については、農作業や木工体験といった施設の設置環境を生かした活動による強化を図るほか、増設についても今後検討すべき課題であると感じているとのことでありました。  また、ふれあい教室のこれまでの配置場所について、バス管理センターの業務を教育センターの所管とすることの妥当性についての確認がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(斎藤光男) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討   論 ○議長(斎藤光男) 議事の都合により、議案第19号から第22号までの議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、8番水野正己議員。 ◆8番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。議案第21号に対する反対討論と議案第22号に対する賛成討論を一括して行います。  まず、議案第21号ですが、反対の理由を大きく3点指摘して討論を行います。  本案は、少子化に起因する児童生徒数の減少により学校の小規模化の進行が見込まれる中で、児童生徒によりよい教育環境を整備し、質の高い教育を維持継続するために本市における適正な学校規模や学校配置の在り方について審議を行う審議会を設置するための条例制定が目的とされることは、ただいまの委員長報告でも報告があったとおりです。  ただ、本案を審査した2日の市民文教委員会では、学校規模の適正化、適正配置のその手法は、小学校同士、あるいは中学校同士または小学校と中学校の統合、小中一貫の義務教育学校の設置、通学区の見直しによる学校の分割、存続などから選択、あるいは組み合わせる手法という答弁がされました。  反対の理由のまず第1は、本案の目的の冒頭で少子化に起因する児童生徒数の減少を掲げ、学校規模の適正化、適正配置の名の下に、その目的の中に学校の存続、分割という用語を、いわばアリバイのように用いながら、実態としては学校の統廃合を進めることが一目瞭然となっていることです。学校が地域コミュニティーの核であることは、2日の市民文教委員会の審査における答弁でも示されています。しかし、それを太田市教育委員会が認めるのであれば、地域コミュニティーの核である学校の統廃合は、学校規模の適正化、適正配置の選択肢、手法から除外されて当然と言えます。子どもが減っているからといって学校を統廃合、つまり、その地域から学校をなくしてしまえば、その地域のコミュニティーの核がなくなるわけですから、その地域はなおさら活気が失われ衰退し、なおさら子どもが減ってしまうという悪循環を招くことになります。  反対の理由の第2は、本案により設置される審議会がたった10人の委員で構成され、そのたった10人の委員が新年度の1年間にたった5回の審議で、学校の適正規模や適正配置の基準を答申するということです。2日の市民文教委員会では、学校規模の適正化、適正配置は、地域の実情を考慮して、その手法、基準が審議会で審議されることになると答弁されました。しかし、たった10人の委員が1年間にたったの5回、場合によっては5回以上の審議もあるとはされるものの、原則として1年間にたった5回の審議で、太田市全域の学校規模の適正化や適正配置の基準を、地域の実情を考慮して審議して答申でき得るはずがないことを強調するものであります。  反対の理由の第3は、学校統廃合のための適正規模適正配置審議会という名前のお墨つき機関をつくり、そこに時間と労力、費用をかけるより、やるべきことがあるということです。よりよい教育のために太田市の学校教育をどうするかを子どもたちと保護者、先生など職員、地域の声を丁寧に時間をかけて反映する仕組みをつくり、そこにこそ時間と労力をかけなければならないことを改めて強調するものです。  以上が議案第21号における反対の主な理由であります。  続いて議案第22号ですが、本案は、教育の充実、振興を図るために設置されている学校教育センターについて、その目的や管理運営などの条例上の根拠を明確にするためのもので、本案による条例制定は遅過ぎるくらいであり、反対する理由は全くないことを最初に申し上げておくものです。  本案の可決後、4月からは学校教育センターは、現在の下浜田町から新野町に移転とされ、担う役割も不登校児童生徒に対応する第二ふれあい教室や外国人児童生徒指導としてのプレスクール、スクールバス管理センターなどは現在の役割と体制を継続するとされております。ただし、気になるのは第二ふれあい教室の移転に伴い、遠くなる子どもたちが生まれることです。もちろん、近くなる子どもたちも生まれますが、ふれあい教室が宝南センターに置かれていることも考えれば、市内の中心部や東部地域の子どもたちにとっては、ふれあい教室が市の西側に偏在することになります。ふれあい教室を利用する不登校の児童や生徒、子どもたちを送迎する保護者の負担は、行き、帰り、送迎が朝夕の渋滞時間帯と重なることもあり、負担が増えることが懸念されます。不登校の子どもたちが今後も増加することが予想されるだけに、今後は地域的なバランスも考慮しながら、ふれあい教室を増設されるよう要望して、議案第22号に対する賛成討論を終わります。 ○議長(斎藤光男) 次に、10番高木きよし議員。 ◆10番(高木きよし) 創政クラブの高木きよしです。議案第21号 太田市学校適正規模及び適正配置審議会条例の制定について、本案を可決すべきものとした委員長報告に賛成の立場から討論させていただきます。  本案は、本市における適正な学校規模と学校配置の在り方について、調査審議を行うため、地方自治法の規定に基づき、太田市教育委員会の附属機関として、太田市学校適正規模及び適正配置審議会を設置しようとするものであります。  義務教育段階においては、児童生徒に多様な考えに触れさせ、互いに切磋琢磨することを通じて社会性を身につけさせることが重要であり、そのためには、一定の集団規模が必要であるとされております。  また、核家族化や都市化など社会情勢の変化によって人間関係が希薄になっている現代では、学校に対する子どもたちへの社会性育成の要請は一層高まっております。  一方で、少子化の影響を受けて、年々児童生徒数が減少し、多くの学校において規模の縮小が進行している状況であります。  本市においても、児童生徒数は5年前と比べ約1,000人減少しており、出生数から推計する令和9年度では、さらに2,000人程度の減少が見込まれております。  平成27年には、文部科学省より「公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引」が示され、全国の自治体で地域の実情に応じながら、学校規模と学校配置の適正化の検討が進められているところであります。  本市においても、児童生徒によりよい教育環境を整備し、質の高い教育を維持継続していくために、適正な学校規模や学校配置の在り方を検討することは避けて通れない道であります。  本市の適正基準を定める基本方針の策定に当たり、学校、地域、保護者らの意見を取り入れるというプロセスは必要不可欠であり、本条例の制定は妥当であると考えます。  以上の理由から、本案を可決すべきものとした市民文教委員会の決定は妥当であることを申し上げまして、議案第21号についての委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(斎藤光男) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(斎藤光男) これより採決いたします。  最初に、議案第19号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第20号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第21号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(斎藤光男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第22号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。
                                           令和年3月3日 太田市議会議長   斎 藤 光 男  様                                健康福祉委員長  渡 辺 謙一郎                       記 ┌───────┬────────────────────────────┬──────┐ │ 事件の番号 │     件              名       │ 議決の結果 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第23号 │太田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める│ 原案可決 │ │       │条例の一部改正について                 │      │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第2号 │太田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関│ 原案可決 │ │       │する基準を定める条例の一部改正について         │      │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第25号 │太田市国民健康保険税条例の一部改正について       │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第26号 │太田市介護保険条例の一部改正について          │ 原案可決 │ └───────┴────────────────────────────┴──────┘ ○議長(斎藤光男) 次に、日程第、議案第23号から第26号までの議案を一括議題といたします。  議案は、健康福祉委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに渡辺謙一郎委員長から報告を求めます。 ◎健康福祉委員長(渡辺謙一郎) ご指名によりまして、健康福祉委員長報告を申し上げます。  去る2月21日に本委員会に付託されました議案第23号から議案第26号までの議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、3月3日に委員全員及び執行者の出席の下に委員会を開催し、審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、2月16日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第23号 太田市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。  本案は、厚生労働省令で定める「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準」の一部改正に伴い、本条例に新たな基準を設けるものであります。  委員からは、国の基準にのっとった改正に伴い、家庭的保育事業等における電磁的記録を認めることにより、もたらされる効果についての質疑があり、このことについては、書面で行っていた保育日誌や指導計画などの諸記録を電子データとして保存可能となり、保育施設での業務負担軽減等が図られるとのことでありました。  また、電磁的記録の実施に付随して情報セキュリティー対策を危惧する質疑があり、このことについては、個人情報の漏えい防止及びデータの管理方法について、定期的に実施している監査時に適切な指導をしていきたいとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第2号 太田市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。  本案は、内閣府令で定める「特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準」の一部改正に伴い、条例に新たな基準を設けるための改正等、所要の改正を行うものであります。  委員からは、施設を利用する保護者の利便性向上のため、電磁的記録による対応を認めるものの例についての質疑があり、このことについては、具体的な例として、園の運用規程、利用者負担等記載の重要事項説明書などが考えられるとのことでありました。  また、本改正の背景についての質疑があり、このことについては、煩雑化する保育士の事務への負担軽減とともに、近年、国が推進するデジタル化の促進が目的であると考えるとのことでありました。  さらに、本市における特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業所の有無についての確認がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第25号 太田市国民健康保険税条例の一部改正について、ご報告を申し上げます。  本案は、未就学児に係る基礎課税額及び後期高齢者支援金等課税額の被保険者均等割額を減額するための改正、国民健康保険税の減免を受けようとする者の利便性の向上を図るための申請期限の改正等、所要の改正を行うものであります。  委員からは、未就学児の均等割額が減額となる対象世帯数と当該金額についての質疑があり、このことについては、令和3年12月末時点において、対象世帯は1,205世帯であり、均等割額に係る総額の半額、すなわち1,441万,000円が減額となるとのことでありました。  また、本改正により「納期限前7日」から「納期限」までに変更となる減免申請の受理の取扱いについての確認がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第26号 太田市介護保険条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、介護保険料について徴収猶予または減免を受けようとする者の利便性の向上を図るため、それらの申請期限を「納期限前7日」から「納期限」に改めるものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(斎藤光男) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(斎藤光男) 議事の都合により、議案第23号から第26号までの議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(斎藤光男) これより採決いたします。  最初に、議案第23号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第2号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第25号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第26号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                        令和年3月3日 太田市議会議長   斎 藤 光 男  様                                都市産業委員長  中 村 和 正                       記 ┌───────┬────────────────────────────┬──────┐ │ 事件の番号 │     件              名       │ 議決の結果 │
    ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第27号 │太田市市民農園条例の一部改正について          │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第28号 │市道路線の廃止及び認定について             │ 原案可決 │ └───────┴────────────────────────────┴──────┘ ○議長(斎藤光男) 次に、日程第5、議案第27号及び議案第28号の2議案を一括議題といたします。  2議案は、都市産業委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに中村和正委員長から報告を求めます。 ◎都市産業委員長(中村和正) ご指名によりまして、都市産業委員長報告を申し上げます。  去る2月21日に本委員会に付託されました議案第27号及び議案第28号の2議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、3月3日に開催し、委員全員及び執行者の出席の下、審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、2月16日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第27号 太田市市民農園条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、木崎第二市民農園を閉園すること及び木崎第一市民農園の一部の土地を返還することに伴い、所要の改正を行うものであります。  委員からは、木崎第二市民農園の閉園に伴い、現在の利用者から挙げられた要望への対応についての質疑があり、このことについては、該当する利用者1名に対し、閉園する旨の通知を出したところ、6名から継続利用に係る要望が上げられ、これに応えるためには新たな区画を整備する必要があったが、木崎第一市民農園に隣接する土地の地権者に対して市民農園としての活用を提案したところ、承諾を得ることができ、6区画相当分の新たな土地の確保に至った。要望のあった6名には、木崎第一市民農園の拡張部分の区画を割り振る形で対応したいとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第28号 市道路線の廃止及び認定についてご報告を申し上げます。  本案は、市道の11路線1,61メートルを廃止し、31路線2,252メートルを認定するものであります。  委員からは、新設された太田牛沢町139号線の市道路線として認定に至るまでの経緯についての確認がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました2議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(斎藤光男) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討   論 ○議長(斎藤光男) 議事の都合により、議案第27号及び議案第28号の2議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、2番石井ひろみつ議員。 ◆2番(石井ひろみつ) 日本共産党の石井ひろみつです。議案第28号 市道路線の廃止及び認定について、反対の立場より討論を行います。  本議案は、市街化調整区域を市街化区域へと編入を行い、結果的に耕作放棄地を含む農地をつぶして、民間開発が行われた結果の市道の廃止や認定を行おうとするものです。  まず最初に申し上げますが、今回の市道路線の廃止及び認定には、買物難民救済のためや、地域の道路として利用するための要望なども含まれます。こうした市道路線の廃止や認定に反対をする意思は全くないことを申し上げておきます。  本議案の市道路線の廃止及び認定は、民間事業のため、つまり経済活動が優先され、開発に伴って行われたと言ってもよい市道路線廃止及び認定が多数含まれています。地権者である農業の継続を希望する農業従事者の意見を聞き入れないまま、事業者の意向だけを聞き(後刻発言の訂正あり)、開発ありきで進められた市街化編入及び民間開発事業であったことを改めて申し上げます。  耕作放棄地を含む水田は、身近なダムとしての機能や水田に水を張ることによって打ち水効果を発揮して、周囲の気温上昇の抑制を担っています。こうした効果を失わせたことは、地球温暖化対策やヒートアイランド現象の抑制に逆行するものと言えます。  申し上げましたとおり、水田が失われ、都市化が進むことによって、アスファルト舗装や構造物などに熱が吸収されたことで、より一層ヒートアイランド現象による夜間における熱の放出によって影響を最も受け、命の危険を伴う熱帯夜や局地的豪雨に拍車をかけるものとなってしまう可能性は否定できません。  以前、答弁でありました30年に1度の降雨があっても、雨水を貯留もしくは地中への浸透により下流域への影響はないとされていますが、1,000平米未満の開発では、その対策を講じる必要がなく、本当に下流域への影響が出ないのか疑念が残ることに変わりがありません。ましてや、今回の道路の認定面積分は、側溝に流れ込み、地中へと浸透させる効果のないものと思われます。開発により、商業施設周辺での交通渋滞による周辺道路への影響も不安が残るところです。特に、これまでもラフィエット通り周辺では、朝夕のラッシュはひどく、さらに渋滞を招くことも否定できません。  以上、本議案の市道路線の廃止及び認定に関して、そもそも開発の妥当性への疑問や、地権者と地域住民全員が快く市街化編入を受け入れたわけではないことを改めて申し上げ、反対討論を終わります。 ○議長(斎藤光男) 次に、5番長ただすけ議員。 ◆5番(長ただすけ) 創政クラブの長ただすけでございます。議案第28号 市道路線の廃止及び認定について、本案を可決すべきものとした委員長報告に賛成の立場から討論させていただきます。  本案は、道路法第10条第3項及び同法第8条第2項の規定により、公共事業及び開発等に伴う市道路線の廃止及び認定をしようとするものであります。  市道路線の廃止につきましては、申請に基づき道路管理者が、対象路線が廃止になっても道路網として機能すると判断できるものに限り手続をするものであります。  さらに、開発等に伴う場合は、地域住民の代表である区長及び廃止路線に隣接する全ての地権者の同意書を添付することが必要となります。  議案第28号の廃止路線については、さきの要件を満たしており、道路法に基づく手続において、市道路線の廃止は妥当であると考えます。  また、市道路線の認定につきましては、政策的道路として整備する路線、開発事業等により築造された路線、地区計画として位置づけられた路線など様々でありますが、管理等の所在を明確にし、安全かつ円滑な交通を確保するために、道路法に基づき、市道として認定しようとするものであります。  以上の理由から、本案を可決すべきものとした都市産業委員会の決定は妥当であることを申し上げまして、議案第28号についての委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(斎藤光男) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(斎藤光男) これより採決いたします。  最初に、議案第27号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第28号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(斎藤光男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 休     憩                                      午前10時44分休憩 ○議長(斎藤光男) この際、暫時休憩いたします。      ◎ 再     開                                       午後2時10分再開 ○議長(斎藤光男) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ◎ 発 言 の 訂 正 ○議長(斎藤光男) 2月21日の石井ひろみつ議員の議案質疑の中で、お手元に配付いたしました発言訂正申出書のとおり、「反対するという声は」を「異論を呈する質問が」に訂正したい旨の申出が石井ひろみつ議員よりありましたので、これを許可いたします。  続いて、先ほどの石井ひろみつ議員の議案第28号に対する討論の中で、お手元に配付いたしました発言訂正申出書のとおり、「地権者である農業の継続を希望する農業従事者の意見を聞き入れないまま、事業者の意向だけを聞き、」を「廃止・認定がされる地域では、すでに市街化編入がされていますが、その過程では、市当局に明確に反対の意思を表明した地権者はいないとされています。しかし、私のところには、地権者から不安の声が寄せられていました。こうしたことからも、」に訂正したい旨の申出が石井ひろみつ議員よりありましたので、これを許可いたします。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                        令和年3月9日 太田市議会議長   斎 藤 光 男  様                                予算特別委員長  木 村 康 夫                       記 ┌───────┬────────────────────────────┬──────┐
    │ 事件の番号 │     件              名       │ 議決の結果 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第6号  │令和年度太田市一般会計予算について          │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第7号  │令和年度太田市国民健康保険特別会計予算について    │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第8号  │令和年度太田市後期高齢者医療特別会計予算について   │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第9号  │令和年度太田市八王子山墓園特別会計予算について    │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第10号 │令和年度太田市介護保険特別会計予算について      │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第11号 │令和年度太田市太陽光発電事業特別会計予算について   │ 原案可決 │ ├───────┼────────────────────────────┼──────┤ │議案第12号 │令和年度太田市下水道事業等会計予算について      │ 原案可決 │ └───────┴────────────────────────────┴──────┘ ○議長(斎藤光男) 次に、日程第6、議案第6号から第12号までの7議案を一括議題といたします。  7議案は、予算特別委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに木村康夫委員長から報告を求めます。 ◎予算特別委員長(木村康夫) ご指名によりまして、予算特別委員会の委員長報告を申し上げます。  去る2月25日、本会議において付託されました議案第6号から第12号までの7議案、すなわち令和年度太田市一般会計予算及び5つの特別会計予算並びに企業会計予算につきまして、3月7日から9日までの3日間にわたり、慎重に審査を行いましたので、審査における主な質疑、意見及び要望等、順次、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  初めに、一般会計の歳入につきましては、社会経済へのマイナス要因が続く中、税の収納率低下を懸念する質疑があり、このことについては、まずは早期の自主納付を促すことが重要であり、並行して口座振替やキャッシュレス決済の推進等を図り、税収確保に努めたいとのことでありました。  また、所有者不明土地による課税困難案件の発生を抑止する取組についての質疑があり、このことについては、今後、所有者不明土地の発生防止等に向けた一連の改正法の施行が予定されており、相続登記の義務化等、新制度への移行が円滑に進むよう周知に努めるなど、将来に向けた固定資産税収の安定的な確保に努めたいとのことでありました。  さらに、合併特例債の発行に関する考え方のこと、インボイス制度導入に伴う免税事業者との契約に係る考え方のこと、デジタル弱者に対するマイナンバーカード取得への支援策のこと、5リットルの指定ごみ袋の値上げに伴うごみ減量効果のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、教育費に係る歳入につきましては、子の年齢差によって生じる学校給食費補助制度における格差解消への考え方のこと、群馬クレインサンダーズと連携した、にぎわいの創出のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、歳出につきましてご報告申し上げます。  まず、2款総務費につきましては、本市のホームページのリニューアルについての質疑があり、このことについては、スポーツを通じたまちの魅力発信に特化したページの創設など、見やすさと親しみやすさのあるものとしたい。引き続き、災害発生時のアクセス集中による負荷軽減のため、切り替え用の災害情報に特化した軽量のホームページも準備したいとのことでありました。  また、コンビニ交付サービスへのインセンティブ付与としての発行手数料の割引についての質疑があり、このことについては、先進他市の状況を参考にしながら総合的に判断したいとのことでありました。  さらに、FMラジオの市政情報番組でのスポーツ情報の発信のこと、補助金等の財源確保のためのiJAMP(アイジャンプ)を活用した情報収集のこと、公共交通に対する市民アンケート調査結果の施策への反映のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、3款民生費につきましては、重層的支援体制整備事業導入後の地域包括支援センターの業務についての質疑があり、このことについては、原則としてこれまでと内容は変わらないが、各種支援機関と連携が強化されることから、単独での解決が難しい事例について支援が円滑に進むものと考えるとのことでありました。  さらに、新たに設置された子ども家庭総合支援拠点の役割と運営状況についての質疑があり、このことについては、児童相談所で対応していた中度虐待事案を市が受け持つことになった。専門相談員の配置のほか、要保護児童に関する対応研修等により相談体制の強化が図られた。今後は、関係機関との連携を密にし、要支援児童及び要保護児童の支援強化を図りたいとのことでありました。  さらに、新春敬老事業コンサートの次年度以降の取扱いのこと、ごみ出し困難高齢者支援事業の実績と周知のこと、要保護児童対策地域協議会における支援終結の判断と他市町村への転出時における情報共有の在り方のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、款衛生費につきましては、ごみの減量を市民に説得力を持って訴えるには、環境負荷軽減の確度からのアプローチが必要ではないかとの質疑があり、このことについては、ごみの排出が環境に与える影響について、市民一人一人が問題意識を持つことが肝要である。ごみの減量に向けた意識啓発の具体的な取組を検討したいとのことでありました。  また、蓄電池導入報奨金の目的についての質疑があり、このことについては、太陽光発電システムと同様にカーボンニュートラルの一環として実施するもので、災害時のバックアップ電力としての効果も期待できるとのことでありました。  さらに、清掃センター解体後の跡地利用のこと、新型コロナウイルス感染症対策室設置に伴う職員の業務負担軽減のこと、国が積極的勧奨を再開した子宮頸がんワクチン接種の周知のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、5款労働費につきましては、「なでしこ未来塾」における塾生同士の交流についての質疑があり、このことについては、「おおたなでしこマルシェ」の実施とともに、SNSによる情報交換や起業の助言、相談を行うといった良好な関係が築かれているとのことでありました。  さらに、就職氷河期世代への就労支援の概要及び実績のこと、制度融資の利用状況のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、6款農林水産業費につきましては、新規就農者に対する支援についての質疑があり、このことについては、令和年度から新制度となり、経営が軌道に乗るまでの生活資金への援助期間が2年短縮となるものの、初期投資として必要な機械設備等への経営支援が追加される手厚いものとなる。若い世代への就農の道が開けるものであるので、関係団体と連携し周知に努めたいとのことでありました。  また、天候不順や感染症による休業リスク等、農業者の避けられない収入減少を補填する収入保険制度についての質疑があり、このことについては、1件当たり5万円を上限とし、3年間で210件の加入を目標としている。農業共済組合と連携を図り、普及啓発に努めたいとのことでありました。  さらに、野菜の直売所マップ作成のこと、土地改良事業の進捗のこと、老朽化する上堀口及び石田川排水機場の改修計画のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、7款商工費につきましては、コロナ禍における事業者支援についての質疑があり、このことについては、キャッシュレス決済を用いた消費者へのポイント還元事業は、店舗から好評を得ており、市内経済活性化への効果を感じているとのことでありました。  また、イベント開催事業における備品購入費の使途についての質疑があり、このことについては、プロジェクションマッピングを行うための投影機の購入を予定している。来場者へ衝撃と感動を与えるものとなるよう、創意工夫をしていきたいとのことでありました。  さらに、太田市金券のデジタル化のこと、地域電子通貨導入のこと、コロナ禍でのイベント開催手法のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、8款土木費につきましては、本年4月1日から始まる市街化調整区域内の災害ハザードエリアの開発規制強化について、地域住民へ直接説明する機会が必要ではないかとの質疑があり、このことについては、ホームページ等での概要周知や問合せへの個別対応をしてきている。質疑応答を行いながら、丁寧な説明を行うべく計画した市民への説明機会が、コロナ禍により中止となってしまったため、該当地区には別の方法で周知を図りたいとのことでありました。  また、休止や計画変更がされている市街地再開発事業について、これまでの再開発事業の検証を行い、慎重に進める必要があるのではないかとの質疑があり、このことについては、来年度は太田駅南口第二地区の事業検証を実施する。再開発事業の主体は民間事業者であるが、事業の成功は、本市のさらなる発展を形づくるものである。今後の補助事業化に際しては、検証結果を生かすとともに慎重なアプローチを行いたい。また、事業実施に際しては、事業者との情報共有を図り確実なフォローを行いたいとのことでありました。  さらに、市道の補修及び巡回舗装のこと、通学路の安全対策のこと、橋梁の老朽化への対応のこと、太田西部幹線整備の進捗状況のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、9款消防費につきましては、消防団車庫詰所の整備についての質疑があり、このことについては、市内全域に31棟が配置されており、耐用年数をおおむね35年と考えて、今後も計画的な整備を行っていきたい。また、女性消防団員の増加等の環境変化にも対応しながら、消防団の活動拠点としてふさわしいものとしたいとのことでありました。  また、避難所における電源確保についての質疑があり、このことについては、第1避難所である各行政センターには非常用発電機が配備されている。災害発生時において、電源は極めて重要なライフラインであるので、全ての避難所に非常用発電機を配備したいとのことでありました。  さらに、太田市国土強靱化地域計画の概要と活用方法のこと、災害発生時における自助・共助意識の醸成のための取組のこと、女性防火クラブの今後の在り方のこと、重大な消防法令違反に対する是正指導のことなど多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、10款教育費につきましては、学校におけるいじめの認知及び発生防止に向けた取組についての質疑があり、このことについては、いじめ一報制等の導入により、教職員が危機意識を持ちながら組織的な実態把握に努め、いじめの早期発見、早期解決につながっている。学習面や生活面の多面的な項目でのアンケート調査や、教科化された道徳教育における議論等を通じ、児童生徒が主体的にいじめ防止活動に取り組むことができる環境づくりが重要であるとのことでありました。  また、図書館へのICT機器導入に向けた考え方についての質疑があり、このことについては、自動貸出機導入による個人情報保護やICゲート設置による本の盗難防止等のメリットが挙げられるが、多額の初期費用と維持管理経費が想定される。ICTの活用は図書館運営の効率化やサービス向上等に寄与するものと考えるが、導入後の運営方法等の調査研究を進めながら検討したいとのことでありました。  さらに、官民連携による不登校児童・生徒への支援体制強化のこと、役員のなり手不足が懸念されるPTAの運営状況と今後の在り方のこと、学校給食を活用した環境教育のことなど多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、給与費明細書等につきましては、本市における適正な市債残高の基準を設ける時期に来ているのではないかとの質疑があり、このことについては、「償還元金を超えない市債の発行」という基本方針を堅持し、市債残高の縮減に努めたことにより、近年では償還元金が減少してきている。安定的な財政運営には、一定程度の市債発行は必要であるので、早々に議論を始めたいとのことでありました。  次に、特別会計につきましてご報告申し上げます。  介護保険特別会計につきましては、増加が見込まれる成年後見制度の利用助成についての質疑があり、このことについては、セーフティーネットの観点から申請があれば応えるべきものと考える。必要に応じて予算の増額を検討したいとのことでありました。  次に、下水道事業等会計につきましては、下水道事業の課題に向けた取組についての質疑があり、このことについては、主な課題として、公共下水道整備における管渠延伸に費用と時間がかかることが挙げられる。今年度から下水道事業審議会を立ち上げ、下水道使用料の改定について諮問を行っている。あわせて未着手区域の合併処理浄化槽への切り替えなど、計画区域の見直し等の効率的な下水道事業の運営に努めたいとのことでありました。  次に、ただいま申し上げてまいりました多くの質疑、意見及び要望を踏まえての総括質疑についてご報告申し上げます。  初めに、太田駅周辺のまちづくりについての質疑があり、北口周辺については、区画整理事業区域の見直し等について協議を進めながら、代替の整備手法を検討していきたい。南口周辺については、南一番街の歩道を広く取ったスペースを緑化し、イベントを行うなど、きれいなまちにする仕掛けを検討したいとのことでありました。  また、太田市運動公園敷地内の整備計画についての質疑があり、このことについては、並木や中央広場を撤去し、全体をバリアフリー化するとともに障害者も使えるようなトイレの整備を考えている。さらに、運動公園内は禁煙とし、駐車場の拡大を検討したい。運動公園に入った瞬間に変化を感じてもらえるような整備をしたいとのことありました。  さらに、障害者手帳の交付には至らないが、聴力機能の低下によりコミュニケーションが取りにくくなった高齢者を対象とした補聴器購入補助制度の創設についての質疑があり、このことについては、高齢者の積極的な社会参加や対人交流に補聴器は必要なものであり、補助制度の導入を考えたいとのことでありました。  さらに、高齢者が健康増進のために行うグラウンドゴルフの活動への支援のこと、パナソニックラグビー練習場の跡地利用のこと、各地区のタウンマップ作成のこと、ウクライナ問題に対する本市の取組のこと、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の効果的な使い方のこと、水害対策としての側溝や調整池の整備のことなど、多くの質疑、要望がなされました。  次に、討論につきましてご報告申し上げます。  令和年度予算は、就学援助の対象を高校生世代まで拡大しながら、低所得の子育て世帯へのベーシックサービス給付事業の予算を計上するなど、賛同できる面があるものの、コロナ対策での医療機関や業者支援等が不十分であること、高齢者へのタクシー券の交付などの交通弱者への支援が不十分であること、後期高齢者医療保険料の均等割軽減の段階的縮小が進み負担増が継続していること、八王子山墓園の管理料及び下水道料金に10%の消費税の転嫁が継続されること、基金の残高が増加しているにもかかわらず、今年度の介護保険料の値上げが継続されることなどの問題点について指摘せざるを得ないことから、一般会計、後期高齢者医療特別会計、八王子山墓園特別会計、介護保険特別会計、下水道事業等会計の令和年度予算に反対するとの討論がありました。  これに対し、大型建設事業の財源や、臨時財政対策債の増を要因とする市債発行の増額が計画され、「償還元金を超えない市債の発行」という本市の基本方針が達成できない状況とはなっているものの、企業業績の回復による法人市民税の増収、地方交付税の増額を見込むほか、財政調整基金からの繰入れを前年度比9億円減の36億円とするなど、不測の事態に備えるため、財政調整基金残高の確保に向けた健全財政への努力について、評価をするものである。  歳出については、清掃センターの解体工事を伴う一般廃棄物選別施設整備事業などの公共施設の適正管理に資する事業の展開を予定するほか、新規事業では、重層的支援体制整備事業、おおたプログラミング学校運営事業、コンビニ交付サービス構築事業などが計上されるなど、政策課題に取り組むとともに、さらなる市政の発展と市民サービスの向上が期待される予算となっている。  新型コロナウイルスによる市民生活への影響が長引くことが予想され、一層の自主財源の確保と効率的な行財政運営を行いながら、市民満足度のさらなる向上のための施策展開を要望し、賛成するとの討論がありました。  挙手により採決を行った結果、初めに、議案第6号及び議案第8号から第10号までの一般会計、後期高齢者医療特別会計、八王子山墓園特別会計、介護保険特別会計及び議案第12号下水道事業等会計の令和年度予算については、それぞれ賛成多数により可決すべきものと決定されました。  次に、議案第7号国民健康保険特別会計、議案第11号太陽光発電事業特別会計の令和年度予算については、賛成全員により可決すべきものと決定されました。  なお、執行者に対しましては、本委員会において委員から多くの意見や要望、提案が出されましたが、審査内容を「第6次実施計画」の実行に積極的に生かしていただき、市長が施政方針で述べた「本市が10年後も、100年後も『人と自然にやさしいまち』であり続ける」との所信を貫き、市政運営を図っていただくよう強く要望するものであります。  以上、予算特別委員会の審査内容について申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(斎藤光男) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討     論 ○議長(斎藤光男) 議事の都合により、議案第6号から第12号までの7議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、2番石井ひろみつ議員。 ◆2番(石井ひろみつ) 日本共産党の石井ひろみつです。議案第6号、第8号、第9号、第10号、第12号、すなわち、2022年度一般会計、後期高齢者医療特別会計、八王子山墓園特別会計、介護保険特別会計、下水道事業等会計の各予算における主要な問題を指摘及び要望して反対討論を行います。  最初に申し上げなければならないのは、太田市の新年度予算に大きな影響をもたらす政府の新年度予算の問題です。政府の予算に今求められている最大の課題は、第1に、コロナパンデミックから国民の命と暮らしを守ることです。  医療提供体制の確保では、マンパワーが何よりも大事であり、公立・公的病院などの急性期病床の削減をやめて、誰もが必要な検査・治療を受けられる医療体制を確保しなければなりません。高齢者施設でのクラスターが広がっており、3回目のワクチン接種を急ぐとともに、職員の検査の頻度を上げる必要があります。事業復活支援金は、持続化給付金と家賃支援給付金並みに拡充し、困窮者への給付金や中小零細企業支援を拡充し、消費税は5%へ引き下げ、納税困難事業者に対する減免措置も必要になります。小学校休業等助成金は、対象者が全員利用できるよう、さらなる改善が求められます。  第2に、政府予算は、長距離ミサイル開発など実質的な敵基地攻撃能力の保有を進めるものとなっています。重大なのは、首相が集団的自衛権の行使での敵基地攻撃能力の検討を否定せず、その下で岸防衛大臣が相手国の領空に入って爆弾を落とすことを検討の選択肢から排除しないと明言したことです。沖縄県辺野古基地の建設の中止とともに、馬毛島基地建設を撤回し、憲法第9条に基づく平和外交を進めることが強く求められています。これらの点で、政府予算案が全く不十分なものとなっている下で、太田市として市民の命と健康、暮らしと中小業者の営業を守るための予算が切実に求められていることを申し上げるものです。  そこで、太田市の予算案ですが、一般会計では、拡大PCR検査や高校生世代の医療費無料化を継続し、さらに就学援助の対象を高校生世代まで拡大し、低所得の子育て世帯へのベーシックサービス給付、重層的支援体制の整備を新規事業として始め、大島市営住宅へのエレベーター設置と併せた単身・少数世帯向けの大規模改修工事と低家賃化対策を進め、稲作農家支援として反5,000円の作付補助を行い、学校給食用の米の1俵1万1,800円での買上げをすることは大いに歓迎し、賛同の意を表するものです。  さらに、予算特別委員会総括質疑の答弁で意向を示された高齢者対象の補聴器助成制度は、多くの高齢者が待ち望んでいたものであり、大いに歓迎すると同時に、新年度早期の実施へ向け迅速な準備を要望するものです。  多くの市民や業者が切実に求めてやまない新型コロナウイルス対策では、医療機関への支援でも、失業・減収で困っている市民や業者への支援・給付でも、3回目のワクチン接種体制まで含めた新型コロナウイルス対策を担う職員体制の整備増員という点でも、不十分なものと言わなければなりません。こうした太田市に求められる課題を考えれば、必然的にその財源をどう生み出すかを考えないわけにはいきません。  ところが、群馬クレインサンダーズの本拠地となった新体育館の建設費は、当初の5.5億円を昨年5月臨時議会で78.5億円に増額し、さらに今議会では、82.5億円まで膨張させてしまいました。国の補助金10億円に加えて、県の補助金1億円がつき、企業版ふるさと納税が当初の30億円から44億円に増額されるといっても、市負担、つまり、市民負担は当初の1.5億円から27.5億円と、当初計画から13億円も増えることになります。  加えて、民間再開発ビルへの補助金でも、南口の2地区は事業が休止、見直しとなり、事実上凍結の状態となりましたが、浜町の民間再開発ビルには、2019年度から2022年度まで年間で15億円の補助金を投入することになります。さらに、(仮称)太田西複合拠点公共施設の建設には、2022年度から2023年度までの2年間に22.6億円を投入する計画です。これらの無駄な、あるいは不要不急の開発、箱物建設をやめれば、市民や業者が切実に求めている新型コロナウイルス対策の財源になることは言うまでもありません。  また、2019年台風19号による内水氾濫被害を受けて、10年間にわたり樋門やフラップゲート、排水ポンプ等の改修工事及び設置を行う計画ですが、今述べた改修工事や設置によって、シミュレーションの結果では家屋への浸水被害を避けられるとされています。工事を行えば、家屋への浸水被害が避けられるのであれば、一日も早い工事の完了が待たれるところであります。計画を大幅に前倒しする必要があると言え、強く要望するものです。  公共交通では、ドア・ツー・ドアとなったおうかがい市バスは1台増車され、利用できる地域も拡大されますが、もともと9台で運行していたものを6台へ削減したことを考慮するならば、たとえ1台の増車を行ったとはいえ、減車の状態であることに変わりはなく、高齢者へのタクシー券の交付もなされないままであると同時に、福祉有償運送事業者が十分に需要に応えられるよう、ドライバー確保のための手だてを講じないことも、まだまだ交通弱者の日々の生活を支える足としては不十分であると言えます。  野良猫対策では、相変わらず県の仕事という姿勢を崩さず、避妊・去勢に踏み出すことはなく、現実に背を向け、根本的な解決を講じず、幸せになる保証のないまま出産を繰り返すことを黙認するものであり、根本的な解決策を行うべきことを指摘するものです。  国民健康保険特別会計では、2019年度からの1世帯平均8,000円、総額2.億円の国民健康保険税の値上げは継続されますが、新年度からは、国が決めたことではありますが、小学校入学前の子どもの均等割を2分の1軽減することを一歩前進と評価して反対しないことを表明するものです。  後期高齢者医療特別会計では、保険料が2013年度に値上げされたまま継続され、2018年度から始まった均等割軽減の段階的縮小が2020年度にさらに進んだまま、負担が継続されることを指摘するものです。  八王子山墓園特別会計では、新年度に約1,000基の墓所拡大に向けた造成が始まることは評価できますが、2019年10月の消費税10%増税を管理料に転嫁したままとなっていることから、社会情勢を鑑み、安倍政権時代の消費税転嫁分の引下げが必要であることを申し添え、反対を表明するものです。
     介護保険特別会計では、2015年度の総額約6億円、2018年度の約5億円の保険料値上げに続いて、今年度、2021年度にも総額2.5億円の保険料値上げがされたまま、新年度も継続されることを指摘するものです。あわせて、基金が2021年度末見込みで7.8億円と、201年度末の5.2億円より2.6億円増える見込みとなることを指摘するものです。介護保険の基金は保険料の値上げを抑えるために使うことが原則とされていることからも、2021年度からの保険料値上げの継続は認められないと言わなければなりません。  下水道事業等会計では、やはり2019年10月の消費税10%増税を下水道料金にそのまま転嫁したことであることから、八王子山墓園会計で申し上げましたとおり、消費税減税が必要と申し添えるものです。  以上、2022年度予算における一般会計、後期高齢者医療特別会計、八王子山墓園特別会計、介護保険特別会計、下水道事業等会計の各予算における主な問題点を指摘して、反対討論を終わります。 ○議長(斎藤光男) 次に、番松川翼議員。 ◆番(松川翼) 創政クラブの松川翼でございます。議案第6号から第12号までの7議案、すなわち、令和年度太田市各会計予算につきまして、委員長報告に賛成の立場から討論をさせていただきます。  我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、依然として厳しい状況が続き、政府はコロナ対策の補正予算と併せ、当初予算規模も過去最大を更新し続ける一方、その財源は、経済活動の持ち直しによる大幅な税収増を見込んでいる状況です。  こうした中で、市長から提案された令和年度予算は、一般会計が前年度比.8%増の882億円、その他の6会計と合計すると前年度比3.6%増の1,37億7,037万1,000円というものでありました。  それでは、一般会計を中心に、歳入歳出の内容を見てまいります。  まず歳入ですが、市税では、コロナ禍の落ち着きによる景気回復により企業業績が上向くことを勘案し、市民税・法人では、増収を見込むとともに固定資産税及び都市計画税においては、いわゆるコロナ減免がなくなることによる増収分を見込んだことなどにより、市税全体では、前年度比5.8%増の360億,000万円程度となりました。なお、地方特例交付金においては、コロナ減免の補填分の皆減により大幅な減額を見込んでいるとのことであります。  地方交付税では、令和3年度の税収減等の影響を勘案し、普通交付税11億2,000万円と特別交付税6億円を合わせ、前年度より2億1,000万円の増額が見込まれております。  財政調整基金からの繰入金については、市税収入や地方交付税等が増収となることから、前年度より9億円減となる36億円となっております。本市の貯金である財政調整基金でありますので、今後も年度間の財源調整として、また、災害時の復旧などに備えるため、引き続き一定規模の残高確保により有効活用していただくよう要望いたします。  次に、市債については、86億1,90万円が計上されており、前年度比23.0%の増となっております。市債の発行については、今まで「償還元金を超えない市債の発行」という本市の基本方針が堅持されてきましたが、当初予算においては達成が難しい状況となるようです。大型の建設事業の財源とすることや、臨時財政対策債の増を見込んだ結果ではありますが、将来世代への過度な負担にならないよう市債残高の管理に努めていただくよう強く要望するものであります。  このように財政状況は厳しい中にあっても、地方消費税交付金や、国・県の支出金の増額を見込むほか、企業版ふるさと納税をはじめとした寄附金の大幅な増など、財源の確保に努めたことは高く評価できると考えます。  一方、歳出では、「第6次実施計画事業の着実な推進を図る。」などの6つの基本的な予算編成方針に基づいて、様々な行政課題への積極的な取組を念頭に編成されているとのことであります。  まず、教育文化の向上では、引き続き外国人児童生徒への日本語指導助手や、不登校対策として教育相談員の配置によるきめ細かな指導を図るほか、貸与型奨学金の返還免除制度を導入するなど教育の機会と学習環境の充実が図られています。また、新市民体育館の建設工事の推進と併せ、運動公園全体の整備にも取り組み、市民のスポーツ振興が図られることに期待するところです。  福祉健康の増進では、新たに低所得の子育て世帯ベーシックサービス給付事業を開始し、第2子以降の給食費全額助成や高校生世代の医療費助成に引き続き取り組むなど、子育て世帯の負担軽減がより一層図られています。さらには、重層的支援体制整備事業、新型コロナウイルスワクチン接種事業など、福祉の充実と市民の健康維持のための予算が盛り込まれており、高く評価するものであります。  生活環境の整備では、脱炭素社会の実現に向け、新たに蓄電池導入報奨金を始めるほか、ごみの減量とリサイクル推進のため、一般廃棄物選別施設整備事業に着手するとともに、木造住宅耐震改修補助事業、空家等対策事業など安全安心なまちづくりに努めるとしています。さらには、老朽化した西部消防署の改築を進めるなど消防体制の充実を図るとしています。  産業経済の振興では、地域経済の活性化を図るため、商店リフォーム支援事業や空き店舗対策支援事業に引き続き取り組むとともに、金券に替わる地域デジタルポイントの導入に向けた検討を始めるほか、農業振興では、引き続き収入保険制度加入促進事業助成金に取り組むなど、経営の安定を支援していくとのことであります。  都市基盤の整備では、市民要望の多い道路や用排水路の整備、維持補修をより一層進めるほか、住宅リフォーム支援事業や狭あい道路整備事業を引き続き実施するとともに、大島市営住宅の大規模改修を実施し、老朽化した公営住宅の集約促進を図るとのことです。また、八王子山墓園では、墓所の造成のための測量・設計に着手し、墓所の不足の解消を図るとしています。  健全な行政運営の推進では、デジタル社会の構築のため、おおたプログラミング学校の開設や、マイナンバーカードを利用したコンビニ交付サービスを構築するほか、(仮称)太田西複合拠点公共施設が、いよいよ工事着手となる予定です。公共施設等総合管理計画及び個別計画に基づく本庁舎や韮川、鳥之郷及び休泊の各行政センターの保全改修事業と併せ、行政基盤の強化が図られるなど、今後もさらなる施設の長寿命化と総量縮減に取り組むよう強く要望いたします。  以上、歳入・歳出の内容を申し上げてまいりましたが、令和年度太田市各会計予算は、市民に寄り添いながら魅力的なまちづくりに取り組んでいく内容となっております。  終わりになりますが、今定例会において議員から多くの意見、要望、提案が出されました。執行者におかれましては、今後の予算執行の中で、これらを的確に反映していただくことを強く要望して、令和年度各会計予算に対する賛成討論とさせていただきます。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(斎藤光男) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(斎藤光男) これより採決いたします。  最初に、議案第6号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(斎藤光男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第7号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第8号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(斎藤光男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第9号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(斎藤光男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第10号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(斎藤光男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第11号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第12号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は、原案可決です。  本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(斎藤光男) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 議 案 上 程  議会議案第1号 ロシアによるウクライナ侵略を強く非難する決議 ○議長(斎藤光男) 次に、日程第7、議会議案第1号を議題といたします。  朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  30番白石さと子議員。 ◎30番(白石さと子) ご指名によりまして、議会議案第1号 ロシアによるウクライナ侵略を強く非難する決議について、提案理由の説明を申し上げます。  お手元の議案書の1ページをご覧いただきたいと思います。  本案の提出者は、私、白石さと子、賛成者は水野正己、今井俊哉、星野一広、高藤幸偉、久保田俊、岩崎喜久雄、木村康夫であります。  国際社会の懸命な外交努力にもかかわらず、ロシアは2月2日ウクライナへの軍事侵略を開始しました。その後の度重なる停戦交渉においてもロシア側が強硬姿勢を崩さないことから、協議は不調のままになっております。  このような軍事力による一方的な現状変更の試みは、明白な国際法及び国連憲章に違反する行為であり、世界の安全保障と国際秩序の根幹を揺るがす、断じて容認することができない暴挙であると言えます。  また、ロシアは、今回の軍事侵略において、核戦力の準備態勢の強化を決定しておりますが、唯一の被爆国として、また、本市ではすべての核兵器の廃絶と永遠の平和の達成を願う平和都市宣言を行っており、こうした姿勢は太田市民の平和への願いに大きく反する行為であり、断じて許されるものではなく、強い憤りを覚えるところであります。  本案は、ロシアによるこうした軍事的暴挙に対し、抗議と非難の意を強く表明するとともに、ウクライナへの侵略、軍事行動を直ちに中止し、軍の即時無条件での完全撤退を行うよう、強く求めるものであります。  以上、本決議案につきまして提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(斎藤光男) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(斎藤光男) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
         ◎ 討 論(終局) ○議長(斎藤光男) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(斎藤光男) これより採決いたします。  本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(斎藤光男) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。      ◎ 字句等の整理委任 ○議長(斎藤光男) お諮りいたします。  ただいま決議文が議決されましたが、字句・その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) ご異議なしと認めます。  よって、字句・その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。      ◎ 特別委員会継続調査の件               閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第110条の規定により申し出ます。                                       令和年3月1太田市議会議長   斎 藤 光 男  様                             議会改革推進特別委員長 星 野 一 広                       記 1 事  件 市政に市民の意見を反映させ、更なる議会の活性化を図り、市民に分かりやすい開かれた議会を実現するための手法について、調査研究を行うことについて 2 理  由 なお調査を要するため               閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したから、会議規則第110条の規定により申し出ます。                                       令和年3月1太田市議会議長   斎 藤 光 男  様                           ごみ減量対策調査特別委員長 高 藤 幸 偉                       記 1 事  件 持続可能な循環型社会の実現に向け、ごみ減量対策のあり方について、集中的に調査研究を行うことについて 2 理  由 なお調査を要するため ○議長(斎藤光男) 次に、日程第8、特別委員会継続調査の件を議題といたします。  議会改革推進特別委員長及びごみ減量対策調査特別委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。  両委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) ご異議なしと認めます。  よって、両委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。      ◎ 特定事件の閉会中継続調査の付託            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 一 覧 表 ┌─────────┬───────────────────────────────────┐ │ 委 員 会 名 │         件               名         │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │議会運営委員会  │1 議会の運営に関する事項について                  │ │         │2 議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について     │ │         │3 議長の諮問に関する事項について                  │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │総務企画委員会  │1 市行政の総合企画のことについて                  │ │         │2 行政改革の推進のことについて                   │ │         │3 行財政運営及び市有財産の管理のことについて            │ │         │ 防災対策のことについて                      │ │         │5 市税の賦課等のことについて                    │ │         │6 市税の徴収及び公金滞納整理のことについて             │ │         │7 消防・救急体制のことについて                   │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │市民文教委員会  │1 住民サービスの向上及び市民生活の支援・相談のことについて     │ │         │2 公共交通体系のことについて                    │ │         │3 地域コミュニティ及び行政センターのことについて          │ │         │ 文化振興、生涯学習及び社会教育のことについて           │ │         │5 スポーツ振興のことについて                    │ │         │6 学校における教育環境の整備等のことについて            │ │         │7 青少年の健全育成のことについて                  │ │         │8 文化財の保全及び活用のことについて                │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │健康福祉委員会  │1 社会福祉のことについて                      │ │         │2 保険事業、医療年金及び保健衛生のことについて           │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │都市産業委員会  │1 商業・観光施策及び工業・労政施策のことについて          │ │         │2 環境衛生及び清掃事業のことについて                │ │         │3 農業施策のことについて                      │ │         │ 都市計画の策定及び区画整理等の基盤整備のことについて       │ │         │5 道路、住宅の整備及び維持管理のことについて            │ │         │6 下水道事業等のことについて                    │ │         │7 公園、緑地の整備及び維持管理のことについて            │ │         │8 公有地の拡大及び取得のことについて                │ └─────────┴───────────────────────────────────┘
    ○議長(斎藤光男) 次に、日程第9、特定事件の閉会中継続調査の付託を議題といたします。  議会運営委員長及び各常任委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。  各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(斎藤光男) ご異議なしと認めます。  よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。      ◎ 議 長 挨 拶 ○議長(斎藤光男) 3月定例会閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  本定例会は2月15日から本日までの29日間にわたり開催されました。この間、皆様には、令和年度の予算をはじめ、多くの重要議案等について熱心にご審議いただき、それぞれに適切、妥当な結果を得て閉会の運びとなりました。ここに議長といたしまして、本会議及び委員会における議員各位の多大なるご支援と執行者各位のご協力に対し、深く感謝を申し上げる次第でございます。  新型コロナウイルス感染症との闘いは、3年目を迎えることとなりますが、収束に向けた先行きは不透明な状況が続いています。まずは、この第6波を乗り越えることが最優先ですが、新型コロナウイルスとの共存に舵を切る国も多くなっている中、国においても、この2年間で得た知見に基づき、出口戦略を議論して、中長期的にこのウイルスとどう付き合っていくのかを示す段階に来ているのではと感じております。いずれにいたしましても、来る令和年度は、停滞した社会経済が正常化に向かい、前に進める1年となることを切に願うところでございます。  さて、一方で本市の新年度予算に目を向けますと、太田西複合拠点公共施設や新市民体育館などの大型事業が本格化することなどにより、過去最大となる882億円という積極的な予算となりました。合併後も人口が増加し続ける元気な本市が、今後さらなる飛躍を遂げるための大きな大事な1年になるかと思います。  このような中、今定例会は、こうした予算案を中心に、市民の幸せの実現に向けて議員各位から示唆に富んだ多くの意見、提言がなされました。どうか執行者におかれましては、予算執行に当たり、これら一つ一つを十分に尊重して、よりよい効果的な財政運営に努め、市民福祉の向上に当たっていただきたいと思います。議会といたしましても、今後とも市政を取り巻く様々な課題と真摯に向き合い、市民に信頼される健全で開かれた議会となるよう、議員一丸となり、一層の努力をしてまいりたいと考えております。  結びに当たり、長年にわたり本市行政のためにご尽力いただき、この3月末をもって退職される執行者の皆様のこれまでのご労苦とその輝かしいご功績に対し、心から感謝を申し上げますとともに、議員及び執行者各位の今後ますますのご活躍とご健勝をご祈念申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。      ◎ 市 長 挨 拶 ○議長(斎藤光男) 続きまして、市長からご挨拶があります。  清水市長。 ◎市長(清水聖義) 3月定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  2月15日から長期間にわたりまして慎重な審議をいただきました。来年度予算をはじめ、全ての議案に可決をいただきまして、ありがとうございました。  一般会計予算は過去最大の規模となりました。感染症や物価上昇による市民への影響が懸念される中、財源を有効に配分することで、新たにベーシックサービス給付事業を行います。また、プログラミング学校の開校によりまして、スポーツ学校、芸術学校とともに、子どもたちにとってこれ以上ないという環境が整備をされていきます。来年度は「人にやさしいまち」として、切れ目のない福祉施策の実施に加え、健全な子育て環境を手厚く支援する体制が可能になると考えております。  一方、ハード面においては西の中核として、いよいよ複合拠点公共施設の建設が始まります。新体育館は、市民のための体育館として来春の完成に向けた仕上げの1年となります。そして、来月からはサッカープレミアリーグの試合が陸上競技場で開催されますが、関係人口、交流人口の増加が大いに期待されるところであります。本市がさらににぎわいのあるまちとなるよう、群馬クレインサンダーズとも連携を深め、スポーツを活用した持続可能なまちづくりに取り組む所存であります。  市内全体を見渡すと、インターチェンジ周辺など、まちの雰囲気が確実に変わってきました。合併以降、人口が増え続け、住みよさランキングで県内1位を獲得し続けていることも、元気で活力のあるまちの証左であると考えます。引き続き、財源の確保を図り、必要な投資を行いながら、最少の経費で最大限市民の満足度を高められるよう努めてまいります。  本議会でも多くのご意見、ご提案をいただきました。皆さんの声を十分考慮しながら、新年度も職員と力を合わせ、行政課題の解決に取り組んでまいります。ぜひ議員の皆さんも健康にご留意いただきまして、本市の発展のためにますますご活躍されますよう、心よりご祈念申し上げます。  閉会に当たってのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。      ◎ 閉     会 ○議長(斎藤光男) 以上をもちまして今定例会の議事全てを終了いたしましたので、これをもって閉会いたします。                                       午後3時23分閉会       地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。         太田市議会議長   斎   藤   光   男         太田市議会副議長  矢   部   伸   幸         太田市議会議員   神   谷   大   輔         太田市議会議員   石   井   ひ ろ み つ...